本作品は「矢野俊策」「F.E.A.R」「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
©️矢野俊策/F.E.A.R/KADOKAWA
本編ログ|雑談ログ
PC:”黒の檻”入間誠時:【キャラシート】(PL:優水)
PC:”カゲワズライ”鼎 良臣:【キャラシート】(PL:さささ)
PC:”スクレテール”真広 芽依佳:【キャラシート】(PL:みつ)
GM:では、フリーランスわちゃわちゃ卓、始めて行きましょう
GM:自己紹介などは省略。
GM:サクッと導入だけ書いていきます。
GM:待ち合わせ場所───
GM:まずは誰からきたのか判定してもらおうかな
GM:意志で判定して高い順からというかんじで如何か!
鼎 良臣:はあい
真広 芽依佳:いし!
入間誠時:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 10[1,9,10]+4[4] → 14
鼎 良臣:4dx+3 思い出の一品(ブランケット)
DoubleCross : (4DX10+3) → 10[1,8,10,10]+10[3,10]+10[10]+10[10]+10[10]+9[9]+3 → 62
鼎 良臣:???
入間誠時:ha??????
真広 芽依佳:めっちゃ楽しみにしてる
鼎 良臣:C値まちがってないはず
真広 芽依佳:1dx
DoubleCross : (1DX10) → 5[5] → 5
GM:では、鼎くんは圧倒的意志力で誰よりも早く待ち合わせ場所に着きます。
鼎 良臣:大丈夫? 逆に時間間違えてない?
GM:わからん…
鼎 良臣:なんかのついでに早く出たんでしょう……
GM:では、よければそこから描写していきましょう
鼎 良臣:はあい
GM:駅前、待ち合わせ場所。
GM:君はやや早く来過ぎたと思いながら友人たちを待っている。
鼎 良臣:いつものスーツ姿で、ぼんやりとその辺に寄り掛かって立っている。
鼎 良臣:他の用事を済ませてから来ればちょうどいいかと思っていたのだが、どうも予定より早く終わってしまった。
鼎 良臣:とはいえ、時間を潰すのは得意だ。ちょっと視点をずらしてあちこちを見て、ぼーっとしていればいいのだから。
入間誠時:周囲を見ていると、見覚えのある姿が視界に映る。
入間誠時:「よ」そう、手を上げて挨拶する。
入間誠時:「良臣早えーじゃん。まだ…時間?けっこーあるけど」
鼎 良臣:「……おお」視界の中の自分が、同じく片手を上げる。
鼎 良臣:……そうして、『カメラ』を引き戻して瞬き。
鼎 良臣:「……どうやら、余裕持って来すぎたって思ってるみたい」
入間誠時:「あるある。俺も早く来すぎたかなーって思ってたんだけどな」
鼎 良臣:「まあ、真広さん来るまでは暇しないで良さそうだし」
鼎 良臣:「よかったよかった」
入間誠時:「そだな。アイツ、朝よわそーだし」無根拠。
鼎 良臣:「きちんと朝食べて来そう」
入間誠時:「そうそう」くっくっと笑って。
GM:そんな調子で待ち合わせ時間まで、ダラダラと話して過ごす。
GM:…待ち合わせ時間を少し過ぎた頃。
真広 芽依佳:カツカツと、硬い靴音が小走りで近づいてくる。
真広 芽依佳:「……すいません、お店が混んでいて遅れました」
真広 芽依佳:暗に朝ごはんをしっかり食べてきたことを示している。
鼎 良臣:「真広さんだ」手を振る。
入間誠時:「よっ真広くん」
入間誠時:「しっかり食べてきた?えらいえらい」
真広 芽依佳:「カレーを……」
鼎 良臣:「しっかり食べてる」
入間誠時:「いいね、カレー。今度うまい店教えてくれよ」
入間誠時:そう言いながら、時計を見て
入間誠時:「じゃあ、そろそろ行くか」
入間誠時:「けっこー並ぶらしーからな」
鼎 良臣:「鼎くんは並ぶのはわりと慣れてる。人がいれば話せるしね」
真広 芽依佳:「そうですね。楽しみです」
GM:N市某所のテーマパーク「タテノリランド」。
GM:時期のせいもあってか、人でごった返している。
入間誠時:「どうする?早速デカイの行ってみる?」
GM:主だった乗り物は───
GM:ROCできます。
鼎 良臣:ダイスに聞いてみたい気もしますね
真広 芽依佳:せっかくですからね
GM:いいですね。
GM:ではダイスロール。
GM:1d8
DoubleCross : (1D8) → 3
GM:バンジージャンプ!
鼎 良臣:初手バンジー
GM:ギリギリでないと生きられないのか
入間誠時:パンフレットを差し出す。適当に開いたページには、バンジージャンプが載っている。
真広 芽依佳:「バンジーですか」
入間誠時:「んっ?ああホントだ」
入間誠時:「やったことある?」
鼎 良臣:「パラシュートつけて落ちたことならある」
鼎 良臣:「無事着陸した」
入間誠時:「落ちるって意味では似てるのかね…?」
鼎 良臣:「ただ、酔った。やるなら今回はカメラに気をつけないと」
真広 芽依佳:「……ちょっと不安になってきましたね」
鼎 良臣:「平気でしょう。設備はしっかりしてるんだろうし」
入間誠時:「そーそー。こーゆーとこのが安心かもじゃん」
入間誠時:「ちょっとキョーミあるし。飛ぶの」
入間誠時:そう言いながらバンジージャンプの設備のある方に足を向ける。
鼎 良臣:「行こ行こ」
真広 芽依佳:「……まあ、やってみればわかりますか」
GM:───バンジージャンプ
スタッフ:「では、こちらの書類に書き込んでください」
GM:差し出された書類には、何かあったら自己責任、という旨のことが書かれている。
GM:つまり、同意書だ。
鼎 良臣:「自己責任だって。大変だね鼎くん、しっかりね」言いながらさらさらとサインをする。
真広 芽依佳:「なかなか物々しいですね」サインしている
入間誠時:「こーゆーの書くんだな…」こっちもサインしている。
スタッフ:「では、順番にご案内します。こちらのジャケットを…」
GM:ロープをつける機構のついたジャケットを着せられる。
GM:飛ぶ順番!
GM:これは……行動値でいいかな
鼎 良臣:はあい
GM:誠時くん→鼎くん→めーかちゃん
真広 芽依佳:トリだ
GM:…バンジー台はひとつ。一人しか一度に飛べない。
GM:なので君たちは順番にその台を登っていくことになる。
入間誠時:先頭を登っている。風に髪が靡く。
入間誠時:「ぅわ結構こころもとねーなこれ」隙間がたくさん空いた階段を登りながら。
入間誠時:そう言いながらも楽しんでいる。普段の仕事に比べたらずっと安全だ。
入間誠時:…そうして、一番最初に頂上にたどり着く。
スタッフ:「前にまっすぐ倒れ込むように飛んでください」
入間誠時:「オーケイ、オーケイ」
入間誠時:手をひらひらとして。
入間誠時:「じゃ。飛ぶわ」
GM:肉体で判定!
GM:綺麗なフォームで飛べたかどうか 難易度は8。
入間誠時:1dx>=8
DoubleCross : (1DX10>=8) → 8[8] → 8 → 成功
入間誠時:飛べたじゃねえか…
鼎 良臣:すごい
真広 芽依佳:さすが
入間誠時:深呼吸して、足の力を抜く。体を守ろうとする反射を眠らせる。
入間誠時:自分を捨てる。その感覚を思い出す。
入間誠時:投げ出す。
入間誠時:───落下。
入間誠時:内臓が浮き上がる感覚。しばらくの時間。でもすぐに落下には終わりが来る。
入間誠時:「…お」
入間誠時:びよん。
入間誠時:「お?おおー…」
入間誠時:びよんびよん。
入間誠時:ゴムロープの反動でしばし上下し、地上へと降りる。
入間誠時:「……なるほど」
入間誠時:「一抜け、だな…さて、良臣と真広くんは」
入間誠時:そう呟き、塔を見上げた。
鼎 良臣:1dx>=8
DoubleCross : (1DX10>=8) → 8[8] → 8 → 成功
鼎 良臣:やったね
GM:やるじゃん
鼎 良臣:先に飛び降りた様を見て、なるほど、とお手本にする。
鼎 良臣:力を抜くのは得意だし、ただしカメラは手放さないように。
鼎 良臣:自分の視点を保ったまま、軽い気持ちで踏み切る。
鼎 良臣:風景が物凄い勢いで流れていくのを目で、落下の感覚を内臓で受けて。
鼎 良臣:(あー、落ちるってこういう感じ。そうそう)呑気なことを考えていた。
鼎 良臣:同じく、何度か跳ね上がって、落ちて、地上へ。
鼎 良臣:どうやら酔わずには済んだようだ。
入間誠時:「やるじゃん」
入間誠時:地上から見ていた。
鼎 良臣:「まあ、真ん中だからね。やりやすい……」
鼎 良臣:落ちてきた先を見上げる。
入間誠時:「…ま。真広くんならうまくやれるだろ」
真広 芽依佳:5dx=>8
DoubleCross : (5DX10>=8) → 7[2,4,7,7,7] → 7 → 失敗
GM:Oh
鼎 良臣:おしい
GM:フォームが崩れてしまうぞ。
真広 芽依佳:先に飛んだ二人を見て、同じようにやればいいと言い聞かせる。
真広 芽依佳:覚悟を決めて、ぴょん、と飛び出し……
真広 芽依佳:「……!」ゴムが伸び切るのが、思っていたタイミングとズレたせいで、変に力んでしまう。
真広 芽依佳:何度かゴムがバウンドし、首根っこを掴まれた猫のような姿勢でぶらんぶらんと吊られている。
真広 芽依佳:「……お、おおぅ」
入間誠時:「おー…」
鼎 良臣:「お疲れー、降りれる?」
真広 芽依佳:「……降りれます」
真広 芽依佳:「跳びましたね」
入間誠時:「跳んだなあ」
鼎 良臣:「跳んだ跳んだ」
入間誠時:「けっこー楽しいな、これ…」
真広 芽依佳:「……次回は負けません」謎の宣言
鼎 良臣:「久々に胃が浮く感じした」
鼎 良臣:「やる気だ」
入間誠時:「本気の真広くんに敵う気しねーな…」
GM:言い忘れてましたが、今のがミドル1みたいな感じです
GM:つまりどういうことかというと
GM:購入判定が…できる!
鼎 良臣:おお
GM:なんか適当なアイテムを相当品として買ってお土産とかにしよう!
真広 芽依佳:そういえば、登場侵蝕とかそういうものは……ない?
GM:ありません
真広 芽依佳:ド日常だし……やはり……
GM:今回はマジで何も起きないので…
真広 芽依佳:チュロス相当の応急とか、なんかのヘルメット相当のカチューシャとかそういうやつを買おう、そういうことやね
入間誠時:チュロス(応急手当)を買おう。
入間誠時:やっぱりチュロスは応急だよね
真広 芽依佳:そしてチュロス
入間誠時:3dx+1>=8
DoubleCross : (3DX10+1>=8) → 9[1,3,9]+1 → 10 → 成功
入間誠時:やったー チュロスを買えました
鼎 良臣:そしたらボデマ狙ってみよっかな。記念Tシャツとかで……
鼎 良臣:5dx+2>=12
DoubleCross : (5DX10+2>=12) → 10[1,3,6,6,10]+6[6]+2 → 18 → 成功
鼎 良臣:すごいな
GM:すごい
真広 芽依佳:すごい
GM:うっきうきだ
鼎 良臣:なんかキャラが描いてあるやつだよ
GM:四角い顔が三つ縦に並んだキャラクターです
GM:タテノリくん
鼎 良臣:なるほどだぜ
真広 芽依佳:なるほどね
真広 芽依佳:じゃあチュロス屋に並ぶか
真広 芽依佳:1dx+1>=8
DoubleCross : (1DX10+1>=8) → 4[4]+1 → 5 → 失敗
GM:めーかちゃん…
真広 芽依佳:混雑していた
鼎 良臣:侵蝕が上がらないとダイボがつかない……!
GM:チュロスを買うためにジェネシフトをしてもよい
GM:(?)
真広 芽依佳:本気を出しすぎている
真広 芽依佳:財産3払って買うか
真広 芽依佳:チュロスに??
GM:www
鼎 良臣:それもよし
GM:まあ乗り物の方はフリーパス買ったし…
真広 芽依佳:じゃあ買うか……多分なんか首からさげられるバケツに何本か刺さってたりする
鼎 良臣:かわいい
GM:かわいい
真広 芽依佳:某ランドがポップコーンでやってるやつのチュロス版をタテノリランドはやろうとしている
GM:縦長のものへの執着
真広 芽依佳:ということで財産4→1で購入します デラックスチュロス盛り合わせを
GM:やったぜ。
入間誠時:「ここのチュロス美味いって評判なんだよな」
入間誠時:2本入りぐらいの普通のチュロス。
鼎 良臣:「……部屋着が古くなってたし、シャツ買おうかな」キャラクターものの服を手に取る。
鼎 良臣:「うん、似合ってるよ鼎くん。いいと思う」自分で自分に話しかけている。
入間誠時:「スーツじゃない良臣、ちょっと想像つかねーな…」
鼎 良臣:「最近は意外とそうでもない」
真広 芽依佳:4種8本入りのデラックスチュロスバスケットを首から下げながら現れる。
真広 芽依佳:「いいじゃないですか、シャツ」
入間誠時:「うおっ」
鼎 良臣:「いいでしょう……」
鼎 良臣:「やる気だ」
入間誠時:「…すげーの買ったな…」
真広 芽依佳:「せっかくなので」
入間誠時:「確かに」
入間誠時:そう言いながらチュロスに齧り付く。
入間誠時:「……ん。…生地がいー感じにもちっとしてるな」
真広 芽依佳:「盛り合わせを出すくらいですからね」
真広 芽依佳:「かなり自信があるのでしょう」バスケットから一本取り出してかじる。キャラメル味。
入間誠時:「良臣も食う?」残った一本を示して。
鼎 良臣:「ん、くれるならもらうと言ってる」
入間誠時:「いいね。遠慮なくもらってけ」
鼎 良臣:「どーもどーも」ありがたくもらってかじる。
鼎 良臣:「甘いやつだ」
鼎 良臣:無表情だが、もぐもぐと噛み締めている。
真広 芽依佳:「なんだかんだプレーンがちゃんと美味しいですね」既にバスケットから3本減っている
入間誠時:「力入れてんだなあ」
入間誠時:相変わらず食べるのはえーな…と思っている
真広 芽依佳:「食べ物に力を入れているところはいいところです」
鼎 良臣:「そういうもんか」もぐもぐ。
入間誠時:「真広くんらしい」
真広 芽依佳:「レジャー施設で『まあこんなもんか』と思いながら食べるよりは」
真広 芽依佳:「せっかくなので美味しいほうがいいでしょう」
入間誠時:「そりゃ、そーだ」
鼎 良臣:「Tシャツも生地が悪くなかった」
鼎 良臣:「盛況なのかもね」
真広 芽依佳:「ちゃんとしてるんですね」
鼎 良臣:「おかげで彼の寝心地も良さそうだよ」
鼎 良臣:週に半分くらいはソファで寝ているが。
GM:では、そんなあたりで
GM:次のアトラクションを探すことになりました。
鼎 良臣:またダイスします?
入間誠時:お化け屋敷行きたいですね
鼎 良臣:おおー
真広 芽依佳:いいですねお化け屋敷
鼎 良臣:いいですよー
入間誠時:よっしゃ
GM:お化け屋敷。
GM:みるからに禍々しい気配が伝わってくる建物だ。
GM:『戦慄の洋館───あなたはこの恐怖に耐えられるか───』
GM:といった文字が踊っている。
入間誠時:「本好きとして、こーいうシチュエーションてどうよ」
入間誠時:と、真広くんに。
真広 芽依佳:「洋館というと、ホラーよりもミステリの方が多いですね」
真広 芽依佳:「灰音の方が詳しそうな気はします。映画っぽいので」
入間誠時:「ミステリねえ。こーゆージャンル?みたいなの詳しくねーんだよな」
鼎 良臣:「和風じゃないのは珍しいような気もする」
鼎 良臣:「なんとなくのイメージ」
真広 芽依佳:「言われてみればそうかも」
入間誠時:「なんか、洋風だとゾンビとかのイメージあるな」
真広 芽依佳:「ゾンビかもしれませんね、それなら」
鼎 良臣:「レアだなーとちょっと気になってるらしい」
入間誠時:「行ってみるか」
鼎 良臣:「行ってみましょっか」
GM:君たちが足を踏み入れると、暗闇がまずそこにあった。
GM:次に、ぴちょん、ぴちょんという水滴の音。
GM:ギィ……バタン、という音が遠くで聞こえる。
GM:よく見ると、薄らとした明かりが壁を照らしている。それに従って進めということなのだろう。
入間誠時:「順路あっちか」
真広 芽依佳:「出てますね、雰囲気」
鼎 良臣:「そのうちワッ!てくるのかな」
GM:冷たい空気が首筋を撫でる。
入間誠時:「まあお化け屋敷つったら脅かしてくるのが定番だよな」
GM:廊下のようなところに出る。
GM:窓が、連なっている。その向こうはさらに暗い。
真広 芽依佳:「飛び出してきそうですね、窓とかから」
鼎 良臣:「叩いてくる方かも」
GM:カンカンカンカンカン……
GM:足音なのか、よくわからない音が響く。
GM:───影が、向こう側で動いた気がした。
入間誠時:「………」
入間誠時:「これ、構造的に向こう側すぐ外だったよな」
鼎 良臣:「の、はずだけど」
真広 芽依佳:「……ということは」
入間誠時:「なんか……向こう側に廊下があるよーに見えるんだよな」
入間誠時:窓の、と続ける。
鼎 良臣:「廊下?」
鼎 良臣:そういう『造り』なんじゃないの、と言いかけて止める。そういうものではないとはわかっているので。
鼎 良臣:「……じゃあ、そっちを何かが歩いてたりするのかな?」
GM:カンカンカンカンカン!!
GM:金属の床を走るような音が聞こえる。
鼎 良臣:「うわ」肩を竦める。
鼎 良臣:「歩いてないな。走ってる」
真広 芽依佳:「……っ」少し驚いて窓に近づく
GM:じっ と。
GM:目が見つめている。
GM:顔は見えない。反射には見えない。
鼎 良臣:「…………っ」
入間誠時:「…け……っこーやるじゃん」
GM:<知覚>で判定可能です。
鼎 良臣:知覚かー
鼎 良臣:1dx+1
DoubleCross : (1DX10+1) → 8[8]+1 → 9
入間誠時:2dx+1
DoubleCross : (2DX10+1) → 9[1,9]+1 → 10
真広 芽依佳:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 5[5,5] → 5
GM:では、鼎くんと誠時くんは気づきます。
GM:極々薄型の有機ディスプレイ。
GM:それが窓のすぐ外に貼られている。
囁き声:「いち、にい、さん」
囁き声:「しい」
囁き声:「ご」
囁き声:「…ご」
囁き声:「……ご」
GM:音声も、おそらくは立体音響の技術を使っているのだろう。
入間誠時:「オーケイ、オーケイ……」
真広 芽依佳:「……もしや、本当にその」
真広 芽依佳:「……本物?」一瞬戦闘態勢に入りかける
入間誠時:「………」
入間誠時:「いや、ストップストップ」
入間誠時:「……いや割とそっち案件かと思ったけど」
鼎 良臣:「…………」心拍数を測っている。
鼎 良臣:「まあ、無理もないというか。仕掛けがわかるかどうかと怖いかどうかって、別だな」
鼎 良臣:「鼎くんはだいぶドキドキだったそうです」
入間誠時:「……ガチだな、ここ」
入間誠時:昔のバッドトリップ体験がなかったら泣いてたかもしれない。
真広 芽依佳:「…………」
鼎 良臣:「大丈夫だよ、真広さん。アトラクションがすげーやる気だっただけみたい」
入間誠時:「割と、うん」
入間誠時:「こーゆーの、思ってたよりクるな」
真広 芽依佳:「……いや、その」
真広 芽依佳:「ちょっと本気で恥ずかしいですね」
入間誠時:「気にすんな気にすんな」
鼎 良臣:「そう? 本気で脅かしに来たんだから、本気で怖がるのは良いことでしょう」
鼎 良臣:「どこがスピーカーかな、とか、そういうのは野暮というもの」
入間誠時:「そゆこと。いやー…」
入間誠時:「グロいのは耐性あんだけどな…」
真広 芽依佳:「怖がるより真っ先に『蹴飛ばせばなんとかなるかな』、って考えるのも」
真広 芽依佳:「まあまあ野暮だな、と……」
鼎 良臣:「……はは、頼りになる」
入間誠時:「行くか。まだまだ怖がらせてくれそーだぜ」
GM:購入とかが可能。おばけグッズとか買うのも良いのではないかな。
入間誠時:十字架(アクセサリー)を購入。
入間誠時:3dx+1>=3
DoubleCross : (3DX10+1>=3) → 9[5,6,9]+1 → 10 → 成功
鼎 良臣:じゃあおばけ柄のクリアファイル(クリスタルシールド)とかを
GM:高級クリアファイルだ
鼎 良臣:5dx+2>=25
DoubleCross : (5DX10+2>=25) → 10[2,6,7,7,10]+7[7]+2 → 19 → 失敗
鼎 良臣:ん、買えるな
鼎 良臣:財産点6払って残り10
GM:買えてる!
真広 芽依佳:アクセサリー買おう 5でも買えるので
真広 芽依佳:1dx+1>=3
DoubleCross : (1DX10+1>=3) → 9[9]+1 → 10 → 成功
鼎 良臣:ばっちり!
真広 芽依佳:倍出た
GM:やったね
真広 芽依佳:洋館のキーホルダー
入間誠時:こっちは十字架のピンズ
GM:ではシーンカット!
入間誠時:「出口にめっちゃ平和的なグッズショップがあるお化け屋敷、中々見ねー気がすんな」
入間誠時:首元に十字架のピンズをつけている。
真広 芽依佳:見るからにゴツくて付けづらそうな、洋館のミニチュアのキーホルダーを手にしている。
鼎 良臣:「期間限定って書いてあった」ゴシックな絵柄のクリアファイルを買った。
鼎 良臣:「なんとなく買ったけど、どうするんだろ、彼。領収書でも入れるのかな」
入間誠時:「フリーランスは領収書の管理命だろ」
真広 芽依佳:「大事ですからね」チュロスの入っていたバスケットにキーホルダーをつける
入間誠時:「カクテーシンコク、R絡む仕事してるとややっこしいよな、労厚省とか…」
鼎 良臣:「ちゃんとしろって言われてるよ」自分に言いながら、鞄にしまう。
真広 芽依佳:「イリーガルになるとその辺をUGNがなんとかしてくれるんですかね」
入間誠時:「それはまあまあ魅力的だな…」
鼎 良臣:「その代わり融通は利かなさそう」
入間誠時:「言えてる」
鼎 良臣:「計算が苦じゃなけりゃまあ、今のが気楽かもね」
入間誠時:「良臣は計算得意そう」
真広 芽依佳:「結局、気が楽な方が性に合ってそうですね」
鼎 良臣:「得意よ。割り勘もすぐ出せるよ」
入間誠時:「ヒュウ。流石」
真広 芽依佳:「助かりますね、それは」
鼎 良臣:「この後もなんかやるなら……と、まだ早いか」
鼎 良臣:「次は何するの?」
GM:では
GM:乗り物表・ver2.0!
鼎 良臣:おおー
真広 芽依佳:いつ見てもブランコが回転して飛ぶやつの字面すき
真広 芽依佳:ブランコが回転して飛ぶやつだもんな……あれ
鼎 良臣:ぶーん
GM:ぐるんぐるん
GM:ダイスします?
鼎 良臣:そうですねー、まようし
真広 芽依佳:転がしてきめちゃお
GM:1d8
DoubleCross : (1D8) → 4
GM:コーヒーカップ!
鼎 良臣:ぐるんぐるん
GM:目を回していくか
GM:コーヒーカップ
GM:現代アートのような、前衛的な形をしたコーヒーカップが並んでいる。
GM:マスコットキャラクター、タテノリくんをデザインに組み込んだ結果、
GM:三つ連なる箱があしらわれ、独特のデザインになってしまったようだ。
真広 芽依佳:「飲みにくそうなカップですね」
入間誠時:「コーヒー…コーヒーねえ」
鼎 良臣:「イソップ童話のあれ、鶴が飲む用のやつ」
鼎 良臣:細いツボみたいなやつ、と言いたいらしい。
入間誠時:「狐も平皿で出したりしなけりゃな」
鼎 良臣:「意地悪はするものじゃないというお話」
入間誠時:「耳が痛いハナシだ。……お」
GM:カップが回転を始める。
入間誠時:「始まったぜ。回せ回せ」
入間誠時:真ん中の回すやつを回す。
鼎 良臣:「高速派だ」
入間誠時:「トリップ感がたまんねーのよ」
真広 芽依佳:「……速くないですか?」
鼎 良臣:「酔わない程度にしよ」
鼎 良臣:言っているが止めてはいないので、スピードは上がる。
入間誠時:手を離す。
GM:ぎゅおーーーーん
GM:景色が高速で回転している。
鼎 良臣:「……やたら回ってるな」カメラが頭上から見ている。
真広 芽依佳:「…………」
入間誠時:「……回しすぎた」
入間誠時:「わり」
鼎 良臣:「酔わない程度にって言った……」
鼎 良臣:ぐるんぐるんなっている。
GM:感覚で判定しましょうか。
鼎 良臣:1dx
DoubleCross : (1DX10) → 10[10]+9[9] → 19
鼎 良臣:?
入間誠時:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 6[5,6] → 6
真広 芽依佳:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 9[3,9] → 9
入間誠時:「………」青い顔で背もたれに体を預けている。
鼎 良臣:「あーあ、頑張っちゃうから」けろりとしている。
鼎 良臣:あえて視点をずらしていたのが功を奏したらしい。
真広 芽依佳:「……回した人がダウンしてどうするんです」
入間誠時:「なつかしーカンカク……」
鼎 良臣:「言うて彼もカメラ戻したらフラフラになりそうだし、しばらく離しとく」
鼎 良臣:「……まあでも、面白かったよ。スピード」
入間誠時:「そりゃ、よかった」死にそうな顔でへらりと笑う。
鼎 良臣:「誠時くんが早く復活すればオールオッケー」
真広 芽依佳:「買ってきましょうか、水とか」
入間誠時:「あー……よろしく……あとで払うから……」
真広 芽依佳:「鼎さんもいります?」
鼎 良臣:「ん、んーと、そうだなあ。水より炭酸が欲しいって」
真広 芽依佳:「なるほど。じゃあ買ってきます」
鼎 良臣:「どうも。後でお駄賃あげる」
真広 芽依佳:「期待しておきましょう」と言いつつ自販機の方へ
鼎 良臣:「弱いのに無理しちゃだめだよ、誠時くん」
入間誠時:「…ちぇ。もーちょいヨユー…みせるつもりだったのにな」
鼎 良臣:「コーヒーカップで余裕見せるなら、回す方より悠々と見る方では……?」
鼎 良臣:「……楽しかったなあ。2人の顔」薄く笑う。
入間誠時:「楽しんで…いただけたなら」
入間誠時:「何よりです」ニヤリと笑う。
鼎 良臣:「何よりでした」頷く。
真広 芽依佳:「ドリンク入りましたよ」炭酸と水を両手に
真広 芽依佳:自分の分はバスケットに入っている。
入間誠時:「センキュ」受け取る。
鼎 良臣:「ありがと。誠時くんも飲みな」
入間誠時:「ん。飲む」
入間誠時:少しずつ飲んでいる。
鼎 良臣:こちらも炭酸をちびちびと。
鼎 良臣:「刺激的な味がするみたい」
入間誠時:「刺激的じゃない炭酸…抜けてね?」
真広 芽依佳:バナナミルクオレを飲んでいる
鼎 良臣:「いや、こう、出かけた先で飲むとなんとなく……」
鼎 良臣:「普段と違う味がするな、と。思ってるのかな」
入間誠時:「ああ、そういうね」
入間誠時:「場所とかそーゆーの、大事な」
入間誠時:「そーいや……バンメシの店、真広くんが予約しといてくれたんだっけ?」
入間誠時:やや持ち直す。
真広 芽依佳:「ええ。バッチリロケハン済みなので味は保証します」
鼎 良臣:「食べてる」
入間誠時:「グルメ情報に関しては真広くんに敵わねーなって思うよこーいう時」
鼎 良臣:「そうね。行動力もあるし」
真広 芽依佳:「……ちょっと照れますね」
入間誠時:「おー、照れろ照れろ」
入間誠時:「予約時間まであとどんぐらい?」
真広 芽依佳:「そろそろ出たらちょうどいいくらいですかね」腕時計を見て
入間誠時:「んじゃ、飲み終わったら行きますか」
鼎 良臣:「ん」ぐい、と残りを飲み干して。
鼎 良臣:「……うわ、口の中が弾ける」
鼎 良臣:顔をしかめて、ファンシーなゴミ箱にボトルを突っ込む。
入間誠時:それを見て、ちょっと笑って。
入間誠時:まだちょっとふらふらする体で立ち上がった。
GM:最後の購入判定!
GM:水を買うなりお土産を買うなりするが良い
真広 芽依佳:タテノリせんべいとか買って帰ろう
入間誠時:木刀(ペンライト)を買います。
入間誠時:3dx+1>=5
DoubleCross : (3DX10+1>=5) → 7[5,7,7]+1 → 8 → 成功
真広 芽依佳:1dx+1=>8
DoubleCross : (1DX10+1>=8) → 3[3]+1 → 4 → 失敗
真広 芽依佳:買えませんでした 売り切れ
鼎 良臣:じゃあめーかちゃんにお駄賃でタテノリせんべい(応急手当キット)あげましょうか
鼎 良臣:5dx+2>=8
DoubleCross : (5DX10+2>=8) → 9[3,7,8,9,9]+2 → 11 → 成功
鼎 良臣:あげるー
真広 芽依佳:うれしい~
鼎 良臣:こっちの売り場に混ざってた
入間誠時:ちゃんとお駄賃あげててえらいな…
真広 芽依佳:お駄賃~
鼎 良臣:おたべ
GM:ではシーンカット!
GM:クライマックスと言ったらクライマックスだ。
GM:めーかちゃんの予約したお店なので
GM:何のお店かはめーかちゃんに決めてもらおう
GM:個室とかあって長居できると嬉しいな(注文)
真広 芽依佳:オーダーバイキング形式のイタリアンバルとかにするか
真広 芽依佳:存在するかは知らない
GM:どんどん生やそう
鼎 良臣:ゴーゴー
GM:N市第一地区『シレンツィオ』
GM:最近オーダーバイキングも始めた、人気のイタリア料理店だ。
GM:雰囲気の良い個室に、広いテーブル。
GM:君たちは寛ぎながら、スマホからメニューを開く。
入間誠時:「チーズは行くよな」
真広 芽依佳:「サラダも当然のように美味しいんですよね」
鼎 良臣:「肉……」
入間誠時:「あー、サラダ。鶏肉系もシーザーもいいな」
入間誠時:「肉も色々ある」
鼎 良臣:「鶏、豚、牛、羊……」
真広 芽依佳:「どれも美味しいですよ」
鼎 良臣:「こいつ羊とか食べたことないんじゃないかな」自分に。
入間誠時:「じゃあ行ってみる?」
入間誠時:「俺はニョッキ」
鼎 良臣:「チャレンジだな」
入間誠時:「そうそ、チャレンジ」
入間誠時:「潤いのある人生」
鼎 良臣:「いいね」
入間誠時:軽口を叩きながらオーダーを入れていく。
真広 芽依佳:「鶏レバーのクロスティーニと……牛肉のカルパッチョに……」
真広 芽依佳:「プッタネスカと……」呟きながらぽちぽち
鼎 良臣:「肉のやつと、肉とキノコのやつと……」肉が好き。
入間誠時:「めっちゃ肉食うね」野菜を多めに頼んでいる。
入間誠時:あとパスタ。
鼎 良臣:「ちゃんと締めは炭水化物にするし」
鼎 良臣:「サラダはちょっとシェアさせて」
入間誠時:「シェアするシェアする」
入間誠時:「ワインはどーすっかな…」
鼎 良臣:「こいつまた酔うからなあ……」自分のこと。
入間誠時:「俺らいっつも引き際見誤ってない?」
入間誠時:こないだの事件でも飲んで潰れたことを思い出す。
鼎 良臣:「そうな……」
真広 芽依佳:「まあ、生きて帰ればなんとでもなるでしょう」
鼎 良臣:「それはそうだけども」
入間誠時:「オフで死にたくねーな」
入間誠時:「……今日はやめとこ。この後ゲームしてーし」
入間誠時:「勝負に差し支えると困る」
鼎 良臣:「ゲームか。いいね」
鼎 良臣:「じゃあこいつも素面にしとく」
GM:料理が運ばれてくる。サラダ、前菜から順番に。
入間誠時:「サラダはシェアな。これは真広くん、こっちは良臣…」
鼎 良臣:「どうもー」
鼎 良臣:「うわ、前菜肉ばっかだ」自分で頼んだので。
入間誠時:「筋トレしようぜ、筋トレ」
真広 芽依佳:「食べたい物食べていきましょう」
鼎 良臣:「これもみんなで適当に食ってどうぞ」
鼎 良臣:適当に取り分けていく。
入間誠時:野菜から食べていく。
入間誠時:「ドレッシングうっま…」
真広 芽依佳:「美味しいでしょう」
真広 芽依佳:言いながら自分の手元には既に4皿ほど取り分けてある
鼎 良臣:野菜を摘まみつつも、肉をもそもそ食べている。
入間誠時:「めっちゃ良い野菜使ってんなこれ…」
鼎 良臣:「普段の食事と格が違いすぎて、美味いことしかわからない」
入間誠時:「はは、まあいいんじゃねーの、美味いことがわかれば」
真広 芽依佳:「美味しい店は美味しければだいたい大丈夫です」
鼎 良臣:「じゃあ大丈夫」
GM:……そんな風にして、食事が終わり。
GM:デザートが運ばれてきたところで、
入間誠時:「さてと。じゃあやりますか」そう言ってカードを取り出す。
鼎 良臣:「おっ」
入間誠時:「簡単なチキンレースゲームだ」
入間誠時:3人に1枚ずつジョーカーを配る。
真広 芽依佳:「ふむ」
入間誠時:他に、数字のカードを3枚ずつ。
入間誠時:「好きなカードを場に出してって」
入間誠時:「ジョーカーが出てないと思ったらチャレンジを宣言」
入間誠時:「めくる枚数を言って、めくった中でジョーカーが出たらアウト。それ以外でめくり切れば得点」
鼎 良臣:「ふんふん」
入間誠時:「まあ、いかに相手にジョーカーを引かせて自分は引かないか」
入間誠時:「そーゆーやつ」
※編注:ボードゲームの『スカル』を参考に簡略化しました。
鼎 良臣:「実際やってみた方が早そうだなあ」
入間誠時:「細かいところはやりながらセツメーするから」
入間誠時:「やってみよーぜ」
GM:と、いうわけで
GM:今回は<交渉>で対決だ
鼎 良臣:おおっ
真広 芽依佳:交渉だとぉ……
入間誠時:我々は肉体1でもそれなりにやってきたんだぜ
入間誠時:めーかちゃんもやれるやれる
鼎 良臣:すごい服買えばよかったな
入間誠時:すごい服
鼎 良臣:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 10[1,2,4,10,10]+6[1,6] → 16
入間誠時:つよ
入間誠時:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 10[2,9,10]+4[4] → 14
鼎 良臣:こわ
入間誠時:おしい
真広 芽依佳:1dx うおおお
DoubleCross : (1DX10) → 8[8] → 8
真広 芽依佳:フッ
入間誠時:がんばった
鼎 良臣:いい出目
GM:じゃあ鼎くんはうまいこと得点を稼げます。
鼎 良臣:やったー
GM:めくったりするといいよ
鼎 良臣:「……じゃあ、二枚めくりで」
入間誠時:「堅実に来たな」
鼎 良臣:「……ジョーカーはなし。いただきます」
入間誠時:「やるね」
鼎 良臣:特にイカサマはしていないが、得意なタイプだったようで、着実に点数を稼いでいる。
鼎 良臣:「言うて結構ギリギリだよ」
真広 芽依佳:「む……」
入間誠時:「くくく。すぐ追い越してやる」
入間誠時:「ここらで行くかい、真広くん」
真広 芽依佳:「行きましょう、3枚で」
入間誠時:「よし、チャレンジだな」
入間誠時:少し、煽った。
真広 芽依佳:「チャレンジです」
鼎 良臣:「なるほど、どうぞ」
入間誠時:「どうぞ」
真広 芽依佳:めくると二枚目にジョーカー
真広 芽依佳:「……」
鼎 良臣:「残念」
入間誠時:「ドンマイ」
真広 芽依佳:「むう……」
入間誠時:ジョーカーを仕込んでいた。
入間誠時:「ここらで俺も追い越したいところですね」
鼎 良臣:「どうぞ?」
入間誠時:「オーケイ、4枚」
鼎 良臣:「攻めるね」
入間誠時:「どの道攻めねーと負けるしな」
入間誠時:1。2。3。
入間誠時:……4枚目。ジョーカー。
鼎 良臣:「はい」
入間誠時:「あー」
真広 芽依佳:「あら」
入間誠時:「負けた」
鼎 良臣:「追い越したいところっていうのはね、こっちも引き離したいところなんだよな」
入間誠時:「やっぱ良臣つえーなこーゆーの…」
入間誠時:「俺も自信あったんだけどな」
鼎 良臣:「いや、ギリギリだったって」
鼎 良臣:「最後は焦ってたと思う」
入間誠時:「……そーゆーの顔に出さねーもんな」
真広 芽依佳:「ポーカーフェイスですよね」
入間誠時:「焦った顔も拝んでみたいもんだよ」
鼎 良臣:「続けてればそのうち出るかも」
鼎 良臣:頬をちょっと引っ張って。
入間誠時:「ほー」
入間誠時:「じゃあ見せてもらいますか」
入間誠時:カードを集めて、再ディール。
入間誠時:「次は、勝つ」
鼎 良臣:目を細めてその様子を見る。
鼎 良臣:もちろん、まだまだ焦り顔を拝ませるつもりはない。
真広 芽依佳:「今度は私がもらいます」
鼎 良臣:「怖い怖い」
鼎 良臣:「次も、勝つよ」
入間誠時:「言ってろ」笑う。
GM:そうして、夜は更けていく。
GM:君たちはひとしきり遊んで、帰路についている。
入間誠時:「っくしょ〜」
入間誠時:結局一度も勝てなかった。
鼎 良臣:「お疲れ様でした」
真広 芽依佳:「……強すぎません?」
入間誠時:「勘所の掴み方がすげーのよ」
鼎 良臣:「今日のやつは得意だったみたい」
入間誠時:「次こそは焦り顔にさせてやる」
入間誠時:「今度は何にすっかな……人狼系も得意そうだしな…」
鼎 良臣:「そう毎回ずっと勝てはしないでしょう」言いながら、特に負ける気はない。
真広 芽依佳:「パンチングマシーンとかなら私も勝てる……?」
入間誠時:「機械蹴り壊すなよ」
鼎 良臣:「そっち系はそりゃ真広さんの独壇場でしょう」
真広 芽依佳:「……カードゲームにしましょう」
鼎 良臣:「賢明だ」
入間誠時:「運も絡むからな、カードゲーム」
入間誠時:「俺は適度に運が絡む奴が好き」ギャンブルで一度破滅している。
鼎 良臣:「運ねー、多少はいいけど、ハマりすぎると怖いって」
真広 芽依佳:「私は多分、ハマると終わるタイプなのでほどほどにします」
鼎 良臣:「えらい」
入間誠時:「……えらい」
鼎 良臣:「鼎くんも放っておくとそっちに行く方だからね」
鼎 良臣:「手綱を引き締めておかないとな」
入間誠時:「良臣もか」
入間誠時:「……これ全員ハマるとやべーやつだな?」
鼎 良臣:「とまあ、上から見てると思う」
鼎 良臣:指で上空をくるくると示す。
鼎 良臣:「だから、カードゲームくらいがちょうどいいのさ」
入間誠時:「それは同感」
鼎 良臣:「勝っても嬉しいだけ、負けても悔しいだけ、恨みっこなし」
鼎 良臣:「それくらいがちょうどいいと思うね」
入間誠時:「……」じっとその顔を見て。
鼎 良臣:「何」
入間誠時:「じゃあ、今度はすげー嬉しい顔にさせてみるかと思って」
真広 芽依佳:「それ、見たいですね」
鼎 良臣:「ふうーん」
鼎 良臣:「それは、こっちが勝つのは前提として。すごい良い勝負を繰り広げて」
鼎 良臣:「みんなでへとへとになって……楽しかったねって」
鼎 良臣:「言い合って終わる。そういうやつだな」
鼎 良臣:「…………」
鼎 良臣:「今日もわりとだよ」
入間誠時:「………」
入間誠時:「勝つのは前提ね」
入間誠時:「まあ、そだな」
入間誠時:「……楽しかった」
入間誠時:ふ、と柔らかく笑う。
鼎 良臣:「結構負けず嫌いなんだよ、これで」
入間誠時:「俺とは逆」
鼎 良臣:「へえ」
入間誠時:「…負けグセってゆーかな」
入間誠時:「覚醒してからはけっこー勝ったけど」
入間誠時:「自分は負けてトーゼンみたいなトコあったし」
入間誠時:「……だからけっこー羨ましーな」
鼎 良臣:「さっき悔しがってたじゃん」
鼎 良臣:「おれはあれが、えー……嬉しかったとまでは言わないけどさ。良かったと思ってたよ」
入間誠時:「………うん」
入間誠時:「悔しがれるよーになった、な」
鼎 良臣:「本気で遊んでくれてるから、勝てて嬉しい。そうでしょう」
鼎 良臣:「真広さんだってそうだし」
鼎 良臣:「きっと次勝ったらもっと嬉しいよ、誠時くん」
鼎 良臣:「おれが勝つけどね」
真広 芽依佳:「……負けませんよ、次こそ」
鼎 良臣:「その意気」
入間誠時:「は。大した自信だ」
入間誠時:「まあ負けるつもりのヤツ相手よかずっといい」
鼎 良臣:「自信がなけりゃフリーランスはできません」
入間誠時:「…ま。仕事に関してはそうだな」
入間誠時:……そこで顔を上げて時刻表を見る。
入間誠時:「……あ。じゃあ俺、こっちの電車だから」
入間誠時:第九地区に向かう路線を示して。
鼎 良臣:「ん。お疲れ」
入間誠時:「……良臣。真広くん」
入間誠時:「今日はありがとな」
真広 芽依佳:「お疲れ様です。楽しかったです、とても」
鼎 良臣:「改まるなあ」
鼎 良臣:「楽しかったよ」
入間誠時:「うん」
入間誠時:「楽しかった」
鼎 良臣:「ま、また厄介な仕事で一緒するかもしれないけど、でも」
鼎 良臣:「今日みたいなのも良かったと思ってるかな」
入間誠時:「…こんなオフ、滅多にねーからな」
入間誠時:「でもま」
入間誠時:「一緒なら、やれるだろ」
鼎 良臣:「やってきましょうか」
真広 芽依佳:「ええ、何回でもやりましょう」
入間誠時:ふっと笑って、
入間誠時:「じゃあな。また」
入間誠時:手を上げて、去っていく。
鼎 良臣:「うん、またね」
真広 芽依佳:「はい、また」
鼎 良臣:行こうか、と小さく自分に呟いて。
鼎 良臣:自分の行くべき方、帰る場所に向けて、ゆっくり歩いていく。
真広 芽依佳:硬い足音が離れていく。少しだけ音を弾ませながら。
GM:………これは。
GM:3人の、友人たちの、大切な日常の記録だ。
GM:再会の祈りを交わして、それぞれに、歩いていく。