「精々痛がってくれよ。善良な皆様の代わりにさ」

いるま・せいじ。
どこか厭世的な何でも屋。
頼まれれば庭仕事から汚れ仕事まで何でも請け負うが、
無辜の者を害する依頼は受けない。
10歳の誕生日にオーヴァード化した父親が母親を解体殺したのを目撃、
それを機に己の中の強い加虐衝動といつか大切な者を同じように殺す恐怖に苛まれることとなるが、
父親との再会と友人たちの協力により自らは決して大切な者を害さないと確信。
衝動とともに歩んでいくことを決意する。
学校は中卒時点で行くことをやめ、フラッシュバックと己への嫌悪から
自棄気味に裏の社会でギャンブル・薬に手を出し暴行も受けボロボロになっていた時、
オーヴァードとして覚醒する。

捻くれてはいるが、根は善良であり傷つけられる者を見過ごせない性質。
自らの目となる領域の『視線』に重力を持たせ、操る。