本作品は「矢野俊策」「F.E.A.R」「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
©️矢野俊策/F.E.A.R/KADOKAWA
<捌『夢はここにある』<INDEX>『──────』>
本編ログ|雑談ログ
PC1:”マスターオーヴ”
PC2:”ネヴァー”リギル・ソルテール:【キャラシート】(PL:優水)
PC3:”ペーパータウン”
PC4:”清虚”
GM:黒鉛筆
GM:リプレイ:アセンド玖話!
GM:まずは成長報告からやっていきましょう
GM:PC1、ちひろちゃんから!
【キャラシート】
天藤ちひろ:はい。天藤ちひろ、コードネームはマスターオーヴ
天藤ちひろ:異なる地に来ながらも、変わらずオーヴのマスターとして過ごしています
天藤ちひろ:いつかその内に秘める無限に至り、日常に帰る事はできるのでしょうか
天藤ちひろ:そんな感じで、巻き込まれ系少女も9回目、下手なキャラより修羅場をくぐっています
GM:頑張って……!
天藤ちひろ:データ的今回新規に取得したのは防具の購入が絶望的なのでサベッジブースターを事前装備
天藤ちひろ:そして一般エフェクトのウェポンマスタリーを取得しました
天藤ちひろ:これは事前指定する事でその武器の攻撃力を微増させる一般エフェクトです、対象は当然というかOVV
GM:ポルターガイストもあるから、地味ながら侮れない成長
天藤ちひろ:と、変わらず武器を取り回しつつ戦っていきたいと思います
GM:堅実な成長!
天藤ちひろ:という感じで、よろしくお願いします。
GM:よろしくお願いします!
GM:今回のちひろちゃんのハンドアウトはこちら!
GM:ついに現るマスターレイス
GM:1話にちらっと名前だけ出てきた本城くんの正体は……マスターレイス!
天藤ちひろ:学年の人気者がえらい出世しちゃって
GM:では、PC2、リギー!
【キャラシート】
リギル・ソルテール:はーい!
リギル・ソルテール:普段はNPC、前回では死にかけたりもしましたが
リギル・ソルテール:元気になりました。HPは相変わらず6だがな!
リギル・ソルテール:成長は能力を感覚+2、社会+1して、メモリー二つ取りました。
GM:リギーも手堅く強くなってるなあ
リギル・ソルテール:感覚が上がったことで行動値も上がっている!そして激しくなるであろう戦いに備えてメモリーも取得。
リギル・ソルテール:今まで謎に包まれていた両親の姿がそこに…
GM:ご両親の名前も本邦初公開!
リギル・ソルテール:今後絡むことはあるんでしょうか……謎
リギル・ソルテール:そんな感じでよろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!
GM:リギーのハンドアウトはこちら!
GM:ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。
GM:リーダーの突然の裏切り!
リギル・ソルテール:なんてことだよ
リギル・ソルテール:アンティキティラのブラックボックス……ちゃんと解析できてさえいれば
GM:その辺りも今回分かるかもね……
GM:では、PC3、あるかちゃん!
【キャラシート】
庄野あるか:はあーい
庄野あるか:いつも元気なお父さんの娘 あるかです
庄野あるか:成長は二点!
庄野あるか:臨都市へのメモリー取得と
庄野あるか:エフェクト《拡散する世界》の取得でございます。
GM:ぎえええええ
GM:実質シーン攻撃3連打みたいなことする人がいるのに
GM:更にシーン攻撃のお代わり!
庄野あるか:HPの条件があるのでどうなるかなーと思いつつ タイミングがあれば使っていけるといいねという感じ!
庄野あるか:侵蝕おもエフェクトなのでメモリーもとったぜ
庄野あるか:みんなをいい感じに回していきたいです!
GM:恐ろしいサポートアタッカーになってきたな……
GM:あるかちゃんのハンドアウトはこちら!
GM:お久しぶりのオレステイアです。
庄野あるか:久しぶりー!
庄野あるか:再会うれしすぎる
GM:地味にこれまでもお仕事してたみたいですよ
庄野あるか:えらいっ
GM:では、PC4、モッチ!
【キャラシート】
望月火輪:はい!
望月火輪:成長は無の香炉を拾いました。
望月火輪:これで1回だけリア不攻撃が出来ます。
GM:ドッジ不可だけじゃ飽き足りず……!
望月火輪:よくわかんねえけど、多分強いぜ…!!ガード不可は!!
GM:シンプルに強い成長!
GM:モッチのハンドアウトはこちら!
GM:ラストエリクサーの使い時!
GM:上手な使い方を見せてくれ
望月火輪:あの時なんとなく思わせぶっとこうと思ってやった約束がこんな形で!!
望月火輪:やってやるです!!
茅葺永子:「ライブだよ、本城くんの!講堂でやるんだって!」
GM:
リギル・ソルテール:「ひとつはEXレネゲイド。…といってもまあ、普通のやつじゃねえな。話では”ブラックベリ”に『渡ってきた』モノらしい」
GM:
血塗れの男:「たのむ………これは、きみに……しか……」
GM:
散織姫:「あるがままに、成長したもの。そこから新たな可能性を、選び取りたい」
GM:
“ラマルク”:「いくつものセルに手駒を送って、内側から支配して」
“ラマルク”:「“エピオルニス”を素体にした研究を進める」
“ラマルク”:「そうすれば、いつか届く筈なんだ」
GM:
“マスターストラトス”:「『
“マスターストラトス”:「それを求めるなら、コードウェル派を敵に回すことになるかもしれない」
GM:
リギル・ソルテール:「同属喰らい。そして、かつてはなかったもの」
リギル・ソルテール:「そいつは、復活させられたウロボロスそのものだ」
GM:
日裏巡:「総当たり。可能性の高低も、有意性の有無も関係なく、あらゆる情報を試行すれば、いずれ無限に届く」
GM:
天藤ちひろ:「OVVと……それに私」
天藤ちひろ:「完成させるのに必要な部品、なんですね」
GM:
“OVV”:『我が星はインフィニティコードの虚に旅立ち、星を失った虚は”OVV"となり、レネゲイドを喰らう。 ”OVV”に星が満ちる頃、インフィニティコードの星は力を失う。その循環が喰らいあう蛇となり、無限の始原となる』
“OVV”:『我々は対となって存在しているのだ』
“OVV”:『そして今、ようやく対の蛇に星が触れた』
GM:
散織姫:「世界を変える欲望を持つ、コードウェル博士のこどもたち」
散織姫:「ふふ。向こうも私たちのこと、注目してたみたいよ」
.
..
.:;
GM:シーンプレイヤー:天藤ちひろ
GM:登場侵蝕をお願いします。
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(34 → 43)
GM:高め!
GM:“OVV”の正式なマスターとなったあなただが、通常の食事ができないことに変わりはない。
GM:生きてゆく為には、依然としてジャームが必要だ。
GM:臨都市にいた頃ならば、『ヨカナーン』のライブ会場での仕込みによって『収穫』することもできた。
GM:だが、UGNによって追放されたこの梨郷市ではそうはいかない。
GM:あるいは、都合がいいという考え方もあるかもしれない。
GM:梨郷市内部では、UGNの目を気にする必要はない。隠れることなく、おおっぴらに力を振るい、奪えばいい。
GM:“ムカウ”の白羽の矢が立ったのは、“ポラリス”と呼ばれるセルだった。
GM:梨郷でも有数の巨大セル――梨郷市において、最も多くのジャーム兵を運用しているとされているセルだ。
GM:しかし、リギルが行ったハッキングによる調査では、ジャーム保管庫の所在は特定できなかった。
GM:“ポラリス”の心臓部とも呼べる施設だ、当然対策しているのだろう。
GM:如何に百戦錬磨の“ムカウ”であろうと、無策での正面対決は避けるべき相手だ。
GM:そこで、あなたに保管庫の特定の為の潜入任務が与えられた。
日裏巡:『本当なら私の方がこういうのには向いてると思うんだけど』
日裏巡:『『アンティキティラ』の調子がどうもね』
リギル・ソルテール:『今の”エンブリオ”には大人しくしてもらった方が得策だ』
リギル・ソルテール:『悪いな、ち……”マスターオーヴ”』
天藤ちひろ:『残りのメンバーだと私……になりますよね』
天藤ちひろ:『やるしかないみたいですね、わかりました"ネヴァー”、"エンブリオ"』
天藤ちひろ:『元はといえば、私の話ですしね』
天藤ちひろ:とは言ったものの、優れたステルス技術何某の訓練を受けたわけではない、
天藤ちひろ:生来の狂気で何をしでかすのかわからないのと、色々な意味で目を引きすぎるのよりはマシという話だ
リギル・ソルテール:『安心しろ、お前のことは絶対に無事送り届けてやる』
天藤ちひろ:『ありがとうございます。頼りにしてます』
日裏巡:『“OVV”もあるし、“ネヴァー”のサポートもあれば十分達成できると思うよ』
日裏巡:『ただ、もし見付かったら撤退した方がいいだろうね』
日裏巡:『流石に一人で相手にできる数じゃない』
GM:現在、“ポラリス”セルが所有しているジャーム兵は数百体と推測されている。
GM:これは、封鎖された梨郷市においては本来あり得ない数だ。
GM:多少の物資の出入りならば、UGNも見逃す。不要な反発を受けてこの投棄場が立ち行かなくなっては困るからだ。
GM:だが、彼らが人間を『調達』することを許すことは絶対にない。
GM:市内の人間を材料にするにしても、その規模の失踪は確認されていない。
GM:“ポラリス”セルは、UGNの目をかいくぐって外部から人間を取り寄せるルートを構築している可能性があった。
天藤ちひろ:『一体どうやってジャームを調達しているのか……その仕掛けがわかれば……』
天藤ちひろ:『目指す所としては、謎が多すぎますね』
日裏巡:『保管庫か、ルートの確認ができれば上々だ』
天藤ちひろ:殆ど無人の街を、家から家へと影の糸を伸ばして飛び移っていく
リギル・ソルテール:『おれの目にも映らなかったルートだ』
リギル・ソルテール:『……気をつけろよ』
リギル・ソルテール:そう口にしながら、ARに行き先を示していく。
天藤ちひろ:『はい、無茶はしません』
天藤ちひろ:『数百体のジャームだなんて、OVVがもっても私が耐えられませんし』
天藤ちひろ:任務前に手渡されたAR仕様の眼鏡の具合を確かめながら、慎重に施設へと近づいていく
GM:その施設自体はこうして近付く以前から目に入ってはいた。
GM:梨郷市は都市開発に失敗した末に、放棄された都市だが、その都市開発のランドマークとして建設されていた高層ビルがあった。
GM:建設途中で建設業者が倒産し、未完成のまま放棄されたが、それを“ポラリス”セルが要塞として再施工したのものが、彼らの拠点だ。
GM:その高層ビルの中腹から、黒煙が上がっていた。
天藤ちひろ:「……?」黒煙に気が付き
天藤ちひろ:『同業者の襲撃か、内部で何かあったのでしょうか……ネヴァーさん、そのあたりわかりますか?』
リギル・ソルテール:《タッピング&オンエア》
リギル・ソルテール:カメラをハックし、様子を伺う。
GM:先日のハッキングを受け、“ポラリス”セルも対策を強化していた為に、多少の抵抗はあったものの、普段より数秒の遅れでハッキングは完了する。
GM:しかし、その結果を確認するまでもなかった。
GM:その数秒のうちに、“ポラリス”セル内のカメラの大半は物理的に破壊され――連続する爆音と共に、高層ビルが倒壊し始めた。
天藤ちひろ:「えっ……!?」砂の城のように崩れていくビルを見て思わず困惑の声
リギル・ソルテール:『っおい、大丈夫か!!』
リギル・ソルテール:『すぐに離脱しろ、”マスターオー───』
天藤ちひろ:「私は大丈夫ですけどビルが……って、通信が……」
天藤ちひろ:「一体何がどうしたんだろう」
天藤ちひろ:一応ビルが見渡せる高さの建物の上に着地しながら、目の前の惨状に目をしばたかせる
GM:電波障害は一時的なものだろう。大規模な爆発によって撒き散らされた電磁波が干渉しているのだろう。
GM:通常の都市部ならば、この規模の爆発が起きれば、消防署が出動し、遠巻きに野次馬が集まってくるものだが
GM:梨郷市に行政はなく、鉄火場に好奇心で近寄るような命知らずの野次馬などいはしない。
GM:だが、あなたはそこに一つの人影を見付けた。
GM:“ポラリス”セルの方向から悠然と歩いてくるその人物は――あなたが在籍していた高校の制服を着ていた。
天藤ちひろ:「誰か、いる……?」この惨状を招いた襲撃者だろうか
天藤ちひろ:「あれって……!」忘れもしない特徴的な男子用制服
GM:注視すれば、あなたの視力ならば、その顔を確認できる。
GM:直接会話したことはないが、見覚えはあるかもしれない。
天藤ちひろ:「本城、さん……?」星が瞬く黄金の瞳が、通常の黒い瞳へと戻る。
本城終星:「うん、こっちは終わった……って、繋がらないじゃん。何か変な電波飛んでんのかな」
本城終星:スマートフォンを片手にぼやいているその姿は、垢抜けてはいるが、ごく普通の高校生のように見えた。
天藤ちひろ:慎重に、少年の姿を観察している
天藤ちひろ:自分の記憶か何かを拾った幻覚の可能性が一番大きい
天藤ちひろ:(だってそんな、偶然ってある?)
本城終星:「これ本体に影響とかないよな? だとしたらだるいなー」
天藤ちひろ:その所作、そして事あるごとに女子たちに黄色い声を上げられていたかんばせを注意深く
本城終星:「ネットから手続きもできないからショップ行かなきゃだしー、ショップだと待たされるしー」
本城終星:「ねえ、そっちはどうー? つーかこの街携帯ショップとかあんのかな、天藤さーん」
本城終星:ごく当然のように顔を上げて、あなたに話しかけてきた。
天藤ちひろ:「!」
天藤ちひろ:"ラコニアイナ"、影の糸を伸ばし
天藤ちひろ:周囲の建物を経由して、少年の前に着地。
天藤ちひろ:「私の事が、わかるんですか?」
天藤ちひろ:(私の思い出から生まれた何かしらの幻覚ではない……?)思わず、見惚れそうなその顔立ちを注視する
本城終星:「うん。急に学校来なくなったし、天藤さん結構話題の人だよ」
本城終星:「俺はその前から知ってたけど」
天藤ちひろ:「あなたは……本城さん、ですよね?」
天藤ちひろ:スクールカーストで言うなら、番外の自分と違う、頂点付近に存在する少年だ
本城終星:「うん。俺のこと知ってるよね。一回ライブ来てくれたし」
天藤ちひろ:「それはもちろん、知ってますけど……1回ライブへ行っただけの私の事なんて……」
天藤ちひろ:「よく、憶えてらっしゃいましたね」
本城終星:「茅葺さん」質問を断ち切るように
本城終星:「友達だったんだよね。残念だったね」
天藤ちひろ:「……!」
本城終星:「いや、そうでもないのかな? 結局彼女をああいう風にした奴らと一緒にいるみたいだし」
天藤ちひろ:思わず目を見開く
天藤ちひろ:「あなたは、何処まで知っているんですか」
本城終星:「どこまで? 何て答えればいいかな」
本城終星:「例えば、穂波さんも天藤さんの友達だってこととか」
本城終星:「今もご両親が住んでる君の前の住所とか」
天藤ちひろ:「どうしてそんな、私の事を……」思わず青ざめる
本城終星:「偶然だったんだ。君が選ばれたのはね」
本城終星:「偶然、俺と同じ素質を持って、空の器を持っていたから」
本城終星:「君は“OVV”に選ばれた」
本城終星:「天藤さん。質問するなら、どこまでじゃなくて、どこから、にするべきだったね」
本城終星:「君に“OVV”をあげたのは俺だよ」
天藤ちひろ:「えっ……」
天藤ちひろ:「本城さんが、私に……?」
天藤ちひろ:「いや、でもだって、あれは偶然で……偶然だから……」思わず過呼吸気味に、自分に言い聞かせる
本城終星:「“ブラックベリ”をあのタイミングで襲撃させて」
本城終星:「偶然に見えるよう、君の手元に届けさせた」
本城終星:「同じ素質を持つ俺には、君が“OVV”に選ばれることは分かっていたからね」
天藤ちひろ:「同じ素質……? じゃあ、本城さんも……いえ」
天藤ちひろ:「どうして、そんな事を」
本城終星:「“OVV”はただ素質があるだけじゃ使えない」
本城終星:「素質がある上、まだ他のレネゲイドに染まっていない器が必要だった」
本城終星:「“OVV”に選ばれ得る、未覚醒のオーヴァードと“OVV”の組み合わせ」
本城終星:「それが、インフィニティ・コードを手に入れる為の条件だった」
天藤ちひろ:「あなたも、インフィニティ・コードを?」
天藤ちひろ:思わず出た言葉と一緒に、状況を反芻しようとするが、上手く理解できていない。
本城終星:「ああ――まだ名乗ってなかったね」
本城終星:「“マスターレイス
天藤ちひろ:マスターレイス
天藤ちひろ:その存在について、簡単な説明は受けていた
天藤ちひろ:現日本FH主流派のコードウェル博士の使徒たる
天藤ちひろ:選ばれたマスターエージェント
天藤ちひろ:アンタッチャブルな、脅威の存在
天藤ちひろ:「……あはは」思わず笑みがこぼれる
天藤ちひろ:「なんですかそれ、学校の人気者が実はマスターレイスで」
天藤ちひろ:「それで私に目をつけて、こんな風になるようにしたって」
天藤ちひろ:「そんなの、出来すぎた話でしょう」
本城終星:「それは、まあ? そうなんじゃない?」
本城終星:「だって、そう仕組んだんだし」
天藤ちひろ:「ふざけないでください!」叫び慣れていない裏返った叫び声が、無人の街にこだまする。
天藤ちひろ:「インフィニティ・コードが欲しいからって、そんな事を……あなたは……!」
天藤ちひろ:手の中にOVVを
本城終星:少し苛立ったように、片手で前髪をかき上げる。
本城終星:「俺がふざけてるって?」
本城終星:「じゃあ、君は真剣なのかな」
本城終星:「色々と答えたんだ。今度は君が質問に答えてくれよ」
本城終星:「君は何がしたいんだ」
天藤ちひろ:「私が?」敵愾心を隠しもしない、最低でも目の前の男は友人2人分の遠縁の仇だ
本城終星:「最初は普通の日常に戻りたいとか言っておいて、今は何をしてる?」
本城終星:「君は仇みたいな目で俺を見るけど」
本城終星:「俺がやったのは君に“OVV”を渡しただけだ」
本城終星:「恨まれる道理はあるけど、それは君自身のことについてだけ」
本城終星:「茅葺さんを殺したのは、君と、君が今連んでる連中だろう」
天藤ちひろ:「だから……だからこそ」
天藤ちひろ:「私は、OVVのマスターとしての役目を全うします」
天藤ちひろ:「そうだ、あなたが押し付けたんだとしても」
天藤ちひろ:「矛盾していたって、存在していくしかないんです」
本城終星:「君の役目は」
本城終星:「“OVV”に欲望を喰わせる給餌係だ」
本城終星:「そして、その役目ももうすぐ終わる」
本城終星:「――『Vertex Variant Arms』」
本城終星:手の中に、球体が出現する。
本城終星:星の海を閉じ込めたような、深黒。
天藤ちひろ:「それは……OVV?」
本城終星:「『V₂アームズ』。インフィニティ・コードには届かないけど――」
本城終星:ズ ガンッ !
本城終星:変化は一瞬だった。
本城終星:腕を振るい、それに呼応して、球体が何らかの形に変化した――あまりの速度にその形状を目が捉えることはなかった――。
本城終星:直後、景色が一変していた。
天藤ちひろ:「これは……!?」思わず周囲を見回す
本城終星:ちひろはいつの間にか、空中に身を投げ出し、市街地の一区画が
本城終星:「――戦闘用に特化して調整された“OVV”だ」
天藤ちひろ:「___っ」失われる平衡感覚、何かをされたという事だけが辛うじてできる理解
天藤ちひろ:OVVと一体化し、手近なビルの剝き出しの鉄骨に糸を巻き付け、身体の感覚を取り戻す
天藤ちひろ:「OVVが、もう一つあっただなんて……」
天藤ちひろ:「それであなたは何を成すつもりなんですか! 私の役は終わりと言った、なら
天藤ちひろ:無限は、セルの味方にして最大の仇であるあの隻眼の少年が目指す、最大の目的だ
本城終星:「それは君達だって分かっているはずだろう」
本城終星:「“OVV”をインフィニティ・コードに届かせる為に必要なのは欲望だ」
本城終星:「もう少しなんだよ」
本城終星:「例えば、宿主自身が育ててきた欲望を喰わせれば完成させられるくらいにはね」
天藤ちひろ:「あなたは……!」
本城終星:「ウロボロスは自らの尾を食む蛇だ。ちょうどいいじゃないか」
本城終星:「最後の役目を果たせよ、“マスターオーヴ”」
本城終星:鋭く研ぎ澄まされた、酷薄な視線を向け――
GM:辺りに、流行のJ-POPのメロディが流れた。
天藤ちひろ:「それを決めるのは、あなたじゃ___!」氷のような視線に射貫かれながら、なんとか言葉を返す
天藤ちひろ:「……」
本城終星:眉間に皺を寄せ「あーごめん。電波戻ったみたい」
本城終星:「あーもしもしー? ……うん。いや、分かってるって」
本城終星:「大丈夫、大丈夫。君らの仕事奪ったりしないって」
本城終星:「任せるよ。どっちにしろ、君らにやられるようなら別の器に移した方がいいだろうしね」
本城終星:「怒った? はは――ま、精々俺の鼻を明かしてよ。期待せず待ってるね」
天藤ちひろ:「……」その言葉に、無言の冷ややかな視線
本城終星:通話を切る。
本城終星:「いやー、ごめんね。ちょっと怒られちゃったから、俺行くね」
本城終星:ふらふらと手を振って、あなたに背を向ける。
本城終星:「ちゃんと考えておきなよ」
本城終星:「自分の欲望について。本当に、そこが君の欲望に必要な場所なのか」
天藤ちひろ:武器は生成しない、追いかけはしないという意思を見せる
天藤ちひろ:ただ、少年が視線から消えるまで、星宿した金色の目がその背を追っていた
GM:シーンカット
GM:ロイス取得が可能です。
天藤ちひろ:もう一人の適合者:本城終星:共感/〇脅威
GM:シーンプレイヤー:リギル・ソルテール
GM:登場侵蝕をお願いします。
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(36 → 36)
リギル・ソルテール:ん?
リギル・ソルテール:40です
GM:侵蝕率に上限設定しちゃってるかも
リギル・ソルテール:ほんとだ!直しました
GM:オッケー!
GM:“ムカウ”セルアジト 電算室
GM:先日発生した、リギルの機械組織のジャーム化騒動によって、一時的にセルの電子的なセキュリティはダウンした。
GM:リギルが回復次第、その間に侵入していた他セルのハッキングプログラムやバックドアの除去は即座に行われた。
GM:その過程で、様々なセキュリティを一から見直すことになったが、大きな障害は見付からなかった。
GM:ただ一点、不可解なデータが発見された。
GM:日裏巡の『アンティキティラ』が、不明のデータを受信していたのだ。
日裏巡:「それで、何か分かったかな?」
日裏巡:点検の為に取り外していた『アンティキティラ』を眼窩に収めながら尋ねる。
リギル・ソルテール:「こおゆうことは全くもって不本意だし言いたかあねえんだが」
リギル・ソルテール:「なあんにもわからねえ。お手上げ、ってやつだ」おてあげのジェスチャー
リギル・ソルテール:「まあ、用心しとくに越したこたあねえとは思うぜ」
日裏巡:「リギルにも分からないとなると、本当に現状はどうしようもないね」
日裏巡:「リギルの時みたいに、むしろ織姫の領分だったりはしないかな?」
散織姫:「ううーん……」
散織姫:「ジャームの気配はないわねえ。私にどうにかできるとは思えない…」
GM:そもそも、『アンティキティラ』には謎が多い。日裏自身に、と言った方が適切かもしれない。
GM:『アンティキティラ』の内部には以前からリギルにも解析しきれない領域が存在した。
GM:そして、そのブラックボックスについては日裏自身もよく分かっていないと言う。
GM:『アンティキティラ』がどこでどのように作られたのかの記憶はなく、ただ使い方だけは理解している。
GM:いつどこで生まれたのかも分からないが、欲望を求めて生きている日裏自身と同じように。
日裏巡:「うーん、織姫にも分からないとなると」
日裏巡:「本当にお手上げだなあ。何なんだろうね、『アンティキティラ』って」
リギル・ソルテール:「おいおい……と言いてえとこだが」
リギル・ソルテール:「わかんねえもんはわかんねえよなあ。とりあえず出来る限りのプロテクトは仕込んどいたからよ」
リギル・ソルテール:「あとはお前の問題だな。巡」
日裏巡:「私の問題、か。それが一番苦手な問題なんだよね」
日裏巡:「私は自分のことだけはよく分かっていないからね」
日裏巡:「最初の記憶は、臨都の放棄された研究所だった」
散織姫:「………」
日裏巡:「何の研究をしてたかの記録とか、設備とか全部綺麗になくなってて」
日裏巡:「記憶にあるのも、オーヴァードとそれを取り巻く環境の基本的な知識と、『アンティキティラ』の使い方だけだった」
散織姫:「情報の制限……きっと意図的なものね」
日裏巡:「その記憶も、『アンティキティラ』が取り込んだ他人の記憶だということも分かった。誰の記憶かまでは分からなかったけどね」
日裏巡:「私は自分のことを知りたくなって、欲望を求めた」
日裏巡:「暫くは一人で何人かの脳を狩って、『アンティキティラ』に取り込んで」
日裏巡:「その過程でFHとのコネもできたから、“ムカウ”を立ち上げたんだ」
日裏巡:「後は二人も知っての通りさ」
日裏巡:「何かここまでの話でヒントとかありそうかな?」
日裏巡:どうやら、自分で考えてもよく分からないので相談していたらしい。
リギル・ソルテール:少し意外そうな顔をする。
リギル・ソルテール:「お前がそんなに悩んでたのは知らなかったぜ」
日裏巡:「楽しいことも多いから悩んでることもよく忘れるけど」
日裏巡:「この悩みはずっとあったよ」
散織姫:「ううん……私は巡ちゃんが、何か……」
散織姫:「……計算された存在に思える」
日裏巡:「確かにそうかもしれないね。起きた場所から考えても、何らかの実験で作り出された存在、ということは十分に納得できる」
日裏巡:こともなげに同意する。
リギル・ソルテール:「知性体は情報を求めるからな。情報のあり方をコントロールすりゃあ、それにそって動かすことも難しいこったねえ」
日裏巡:「だとすると、計算した誰かは、私を使って何をしたかったのかな?」
リギル・ソルテール:「それがわかんねえんだよな」
日裏巡:「『アンティキティラ』に意図しない情報を入力することで、何らかのブレイクスルーを起こそうとしたのか……」
日裏巡:「あるいは――」
GM:そこで、モニターの一つが反応を示す。
GM:それは、“ポラリス”セルへの潜入任務を担当していたちひろが、敵拠点に近付いていることを示していた。
リギル・ソルテール:「っと、考察は後回しにした方が良さそうだな」
日裏巡:「そうだね。今はちひろのバックアップの方が大事だ」
日裏巡:ちひろへの通信を繋げる。
日裏巡:「やあ、ちひろ。本当なら私の方がこういうのには向いてると思うんだけど」
日裏巡:「『アンティキティラ』の調子がどうもね」
GM:……
GM:…………
GM:そこから暫く話した後、“ポラリス”セルが原因不明の爆発を起こし、電磁波の乱れによって、通信が途絶する。
リギル・ソルテール:「ま……じかよ、こんだけアンテナ伸ばしても、か?」
日裏巡:「他との通信は問題ないね。多分、爆心地付近が一時的に通信が届かなくなってるだけだと思うけど」
散織姫:「リギルちゃん、ちょっと肩に力入りすぎよ」
リギル・ソルテール:「ああ、こっから他所への通信には問題ねえ……っせんだよ、オリヒメ」
日裏巡:「心配になるのは分かるよ。“ポラリス”程の大規模セルがああまでなる事態だ」
日裏巡:「明らかに想定外の何かが動いてる」
日裏巡:「まあ、ちひろなら大丈夫さ。一人で無茶する子じゃない」
リギル・ソルテール:「わかっちゃいる。わかっちゃあいるが……くそっ」
日裏巡:「それより、あるかと火輪に連絡を入れた方がいいね」
日裏巡:「何があるにせよ、バラバラでいるのは危ないかも――」
日裏巡:「……」
日裏巡:言葉が、突然途切れる。
リギル・ソルテール:「ああ、Roger……巡?」
日裏巡:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》《原初の赤:虚構のナイフ》
日裏巡:攻撃対象はリギルくん。
リギル・ソルテール:ウワーッ!
日裏巡:7dx+4
DoubleCross : (7DX10+4) → 10[1,6,8,9,9,10,10]+4[2,4]+4 → 18
リギル・ソルテール:▼見て、避ける:《リフレックス:ブラックドッグ》+《ゲットダウン》
リギル・ソルテール:あ、いや
リギル・ソルテール:《ゲットダウン》これだけで行きます
リギル・ソルテール:7dx+19>=18
DoubleCross : (7DX10+19>=18) → 9[2,6,7,7,7,8,9]+19 → 28 → 成功
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を2増加(40 → 42)
日裏巡:白刃が煌めいた。
日裏巡:意識の隙間に滑り込む、達人の剣技。
日裏巡:“ワンリーク”
リギル・ソルテール:視覚は思考より早くそれを捉え、機械駆動の車椅子を動かした。
リギル・ソルテール:「!?」
日裏巡:その挙動を、機械じみた視線で
散織姫:「リギルちゃ……!?」
日裏巡:片手で首を掴み、一瞬で気道を塞ぎ、意識を奪った。
散織姫:くたり、と崩れる。
日裏巡:「……」
リギル・ソルテール:「オリヒメ……っ……巡!!何やってんだ!!!」
日裏巡:「第四使徒“
日裏巡:リギルの呼びかけには、全く反応せず、機械的に平坦な言葉を発する。
日裏巡:「“インフィニティコード”回収任務を再開する」
リギル・ソルテール:「はっ………そうかよ」
リギル・ソルテール:「なんにもあんたに渡す気はねえよ。巡の大事なモンだからな」その短い言葉から察したのだろう。
リギル・ソルテール:その言葉はもはや『日裏巡』に向けられてはいない。
リギル・ソルテール:ヂャ キン!
リギル・ソルテール:銃が車椅子の後ろから伸び、何者かに照準を合わせる。
日裏巡:「目視による解析完了」
GM:空間が歪む。
GM:あなたはこの現象をよく知っている。
GM:アジトから外界へと移動する時のゲートが開こうとしている。
日裏巡:「“メッスド”」
日裏巡:アジトの管理権限を持っている織姫のゲート操作能力をコピーし、リギルを放逐しようとしている。
リギル・ソルテール:「っ……させっかよ」タン!タン!
リギル・ソルテール:容赦無く頭部を……左目を狙う。
日裏巡:命中する寸前、その姿がかき消える。
日裏巡:“空筈”
日裏巡:一瞬後に再出現。
GM:その時には、既にリギルはゲートに飲み込まれつつあった。
日裏巡:「標的拠点の制圧完了」
リギル・ソルテール:「誰だか知らねえがよ……!あんた」
リギル・ソルテール:「いい気になってられんのも今のうちだぜ」
リギル・ソルテール:「”ムカウ”の力は舐めたもんじゃあねえし、何より───」
リギル・ソルテール:「巡は結構なじゃじゃ馬だからな!!」
リギル・ソルテール:そのままゲートに飲まれる。
GM:ゲートの先は、梨郷市の端に位置する路地裏だった。
GM:アジトのゲートは、これまで行ったことのある場所にしか繋がらない。見知らぬ土地や、危険のただ中に放り出されることはない。
GM:しかし、再びアジトに繋がるゲートを開こうとしても開かない。向こう側から鍵となるパターンを変更されれば、織姫から渡されたキーでは繋げられない。
GM:“ムカウ”セルは、拠点と、セルリーダーを同時に失った。
リギル・ソルテール:「………上等」
リギル・ソルテール:通信を開く。あるか、火輪、そしてちひろ。
リギル・ソルテール:「こちら”ネヴァー”。第四使徒”
リギル・ソルテール:「アジトへの出入りは現状不可能。詳しいことは会った時に伝える。Over」
リギル・ソルテール:それが、戦いの狼煙だった。
GM:シーンカット
GM:ロイス取得が可能です。
リギル・ソルテール:リーダーへのロイスは既に取ってあるので、ここで
リギル・ソルテール:監視者とかいう奴へのロイスを取ります
リギル・ソルテール:乗っ取り野郎/
GM:シーンプレイヤー:庄野あるか
GM:登場侵蝕をお願いします。
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(32 → 41)
庄野あるか:危機的状況ゆえに
GM:“マスターレイス”の襲撃。日裏――リギル曰く“
GM:“ムカウ”セルは危機的状況に陥っていた。
GM:戦術的には、拠点を失ったことが痛かった。
GM:敵はアジトのゲートを握っている。以前メンバーが訪れた場所ならば自在に出入りできる。
GM:それに対して、常に警戒を迫られる。オーヴァード同士の戦闘において、何もせず相手に緊張状態を強いるというのは非常に大きなアドバンテージだ。
GM:梨郷市内のセーフハウスは使えない。全く新しい拠点が必要だった。
“オレステイア”:「それで僕の出番という訳なんだね」
“オレステイア”:“オレステイア”。“ムカウ”セルに雇用されているFHマーセナリー。
“オレステイア”:“ムカウ”の梨郷入りに伴って、彼も活動拠点を梨郷市に移していた。
庄野あるか:「そうなの」
庄野あるか:「ほら、“オレステイア”ってこっちに来て、あんまりこれまでわたしたちと会ってないじゃない?」
庄野あるか:「それがむしろいいんじゃないかなあ、ってお父さんが言うの」
“オレステイア”:「確かに直接のやりとりは、たまに外の物資を仕入れるくらいだからね」
GM:梨郷はUGNによって封鎖されているが、外との交流が完全に閉じられている訳ではない。
GM:物資の供給がなければ当然生活できない。UGNから支給される物品もあるが、それだけでこの街の住人が満足する筈もない。
GM:無用な締め付けによる暴発はUGNも望むところではない。故に、こうしてセルの中心メンバー以外が外との橋渡しをすることはよくあることだった。
庄野あるか:ゆるやかに歩む彼の隣をふらふらと歩いている。男を見上げる。
庄野あるか:「わたしたちの知らない道を知ってそう」
“オレステイア”:「君達は、この街の人達にはあまり歓迎されてないからね」苦笑する
庄野あるか:「そうなんだ。臨都でもべつに歓迎されてなかったけど…」
庄野あるか:「されてなかったはず」おそらく。
“オレステイア”:「うん。でも、それはUGNや他のFHに、だろう?」
“オレステイア”:「この街では、それ以外の一般市民も君達のことを知っているからね」
庄野あるか:目を丸くする。「そうだね」
庄野あるか:「それに、他の街の人より、ここの人たちのほうが」
庄野あるか:「かんたんには死なないし、いなくもならない」
庄野あるか:「みんな戦えますよーって感じ」
“オレステイア”:「それは、君達が知っているこの街の一面さ」
“オレステイア”:「確かにこの街に住んでいるのはほとんどがオーヴァードだけど」
“オレステイア”:「僕のように戦えない人も、実は結構いるんだ」
庄野あるか:そういえば、彼は戦う人形と一体となって生きてきたオーヴァードである。
庄野あるか:本人はその力を引き出すことしかできないのだという。
庄野あるか:「ふーん」
庄野あるか:「そういう人って、あなたもだけど」
庄野あるか:「ここでどうやって、無事でいられてるの?」
“オレステイア”:「一番多いのは、私のようにどこかのセルの庇護下に入ることだね」
“オレステイア”:「専属でなくとも、複数のセルに頼られるような特殊技能があれば、重宝もされる」
庄野あるか:「いまみたいに!」
庄野あるか:くるりと回る。実際は今、庇護を失っているのは自分たちもそうだ。そうらしい。
庄野あるか:どうもいまいち実感がなかった。
庄野あるか:彼がいないムカウセルなどというものがあるなんて思えない。今もセルがあるなら、彼がいる気がして不思議だった。
庄野あるか:「どこにもいけなかったらどうなるのー?」
庄野あるか:「庇護されなくて外にも出れないよって人」
“オレステイア”:「そういう人達で協力するんだ。実際は、そこまで綺麗に分かれている訳ではないけど」
“オレステイア”:「僕も、そういう人達のコミュニティとは関わってる」
“オレステイア”:「横の繋がりがあるから、一つのところにいるだけだと手に入らない情報とかも手に入りやすくなるんだ」
“オレステイア”:「特に“ムカウ”専属は僕一人だからね。あまり頻繁に出入りしてるとUGNもあまりいい顔をしない」
“オレステイア”:「そういう時、報酬を出して彼らに手伝ってもらうこともあるよ」
庄野あるか:「へええ~」
“オレステイア”:「最近だと、『ペット』を買ってきてもらったりね」
“オレステイア”:梨郷市の外から人間を調達することは難しい。その為、ジャーム化の材料として動物で手を打つことはままあった。
庄野あるか:「……あっ、あれか!」織姫が管理していたものを思い出して声をあげる。
庄野あるか:「すごいね~。がんばってるんだね、“オレステイア”は」
庄野あるか:そして笑う。
庄野あるか:「まだがんばって」
“オレステイア”:「ははは、そうだね。今が一番頑張りを期待されてる時だ」
庄野あるか:「場所がほしいの。わたしたちの誰も知らないお庭!」
“オレステイア”:「うん。それは今までの頑張りのお陰で何とかなりそうだ」
庄野あるか:ストラップシューズが、乾いた吐瀉物で汚れた地面を蹴る。
庄野あるか:えい、と彼に並ぶ。
“オレステイア”:「どのセルにも庇護されていない人達のコミュニティ」
“オレステイア”:「彼らが肩を寄せ合っている場所がある」
“オレステイア”:「わざわざ攻め込む価値も薄く、入り組んでいて彼らしか構造を把握していない場所だから、他のセルの手も殆ど届いていない」
GM:それ故に安全ということは、逆に言えば、“オレステイア”が“ムカウ”を連れて行けばその平穏が破られることにもなる。
GM:それは、これまで“オレステイア”が勝ち取ってきた彼らの信用を失うことにもなるだろう。
庄野あるか:そんな結果を露知らず。正確には、思考すればお父さんが教えてくれるその推測に、考えるほどの興味も持たず。
庄野あるか:「よかった~」
庄野あるか:「これで一個は安心だねえ。ありがとね、“オレステイア”」
庄野あるか:家へと帰る少女のように、含みなく笑う。
“オレステイア”:「僕にできることはこれくらいだからね」
“オレステイア”:「それに、ただでさえ惰性で生きているようなものなんだ」
“オレステイア”:「君達と話すこともなくなったら、本格的に生きる甲斐がなくなってしまう」
庄野あるか:「あは! じゃあ、たくさんお喋りしてあげましょう」
庄野あるか:「わたしもジュンさんがいなくって、みんな真面目な話ばっかりしてるから」
庄野あるか:「もうちょっと別の話がしたいところだったの!」
“オレステイア”:「それじゃあ、“地下街”に着くまで、君がしたい話をしようか」
“オレステイア”:「着いてしまったら、きっとみんなと真面目な話をするだろうからね」
GM:シーンカット
GM:ロイス取得が可能です。
庄野あるか:“オレステイア” 〇信用/無関心
庄野あるか:こうかな。取得しましたー!
GM:シーンプレイヤー:望月火輪
GM:登場侵蝕をお願いします。
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(28 → 37)
GM:みんな結構高めだなあ
GM:UGNの襲撃による拠点の喪失、不完全なインフィニティコードの起動、“カイパーベルト”の攻勢による臨都市からの脱出……これまで様々な危機が存在した。
GM:しかし、それらの危機においてすら頼ることのなかった切り札が存在する。
GM:そして、拠点と日裏を同時に失った今、その切り札を切る時だとあなたは決断した。
望月火輪:以前、伝えられた一度きりの連絡先。
望月火輪:それに向けて端末を発信する。
GM:待機時間は殆どなかった。ほぼ発信と同時に、応答があった。
“マスターストラトス”:『――よう、この端末は“ムカウ”の奴だな』
“マスターストラトス”:“マスターストラトス”。
“マスターストラトス”:半人半機として生まれ、全身を機械化、意識を電子化し、成層圏から地上全てを狙い撃つ、電子と天空の王。
望月火輪:「ああ、こちらは"清虚"」
望月火輪:「久しぶりだね。“マスターストラトス”」
“マスターストラトス”:『ああ、もっと早く泣き付いてくるんじゃないかと思ってたぜ』
“マスターストラトス”:『どうやら上手くやっていたみたいだな』
望月火輪:「ああ」
望月火輪:「今までは"ムカウ"のメンバーが揃っていたからね。」
望月火輪:「
“マスターストラトス”:『そいつは』
“マスターストラトス”:『ご愁傷様、と言っておいた方がいいか?』
望月火輪:「そうだね。今は俺たちは死んでるようなものだから」
望月火輪:「"ムカウ"を"ムカウ"たらしめていた男が奪われた」
望月火輪:「奪ったのは第四使徒
“マスターストラトス”:『……
“マスターストラトス”:『インフィニティ・コードの話をお前らにしたのは俺だが、あいつらが動く程迫ってるとはな』
望月火輪:「知ってるの?」
“マスターストラトス”:『使徒はコードウェル直属の奴らだ』
“マスターストラトス”:『第四となると……面倒な奴らだな』
望月火輪:「貴方の力でもどうにもならないほどに?」
“マスターストラトス”:『煽るじゃねえか。俺が言ってるのは、やり方が俺好みじゃねえって話だ』
“マスターストラトス”:『特殊な能力を持つ奴の調査、誘拐が第四使徒の役割だ』
“マスターストラトス”:『奴らは正面から戦うことはまずしねえ』
“マスターストラトス”:『安全地帯からターゲットを孤立させ、追い込んで、拘束する』
“マスターストラトス”:『奴らがやるのは戦闘じゃなくて、狩りだ』
望月火輪:「ふうん」思考を巡らせながら“マスターストラトス”の言葉を聞く
“マスターストラトス”:『で、話してる間にお前らの現状を調べられるだけ調べたんだが』
“マスターストラトス”:『やっぱり面倒なところにいるみてえだな』
望月火輪:「仕事が早くて助かるよ」
“マスターストラトス”:『梨郷つったら、UGNの領地だろ』
“マスターストラトス”:『直接上空から支援すんのはすぐには無理だぞ』
望月火輪:「わかってる。そこまでの荒事は望んでいないよ」
望月火輪:「俺たちの望みは第一に巡の奪還」
望月火輪:「第二に、その使徒とやらの殲滅」
望月火輪:「その為に」
望月火輪:「奴らへ辿り着くための道を作ってほしい。」
“マスターストラトス”:『ある意味、上空からの支援より面倒なこと頼みやがる』
“マスターストラトス”:『使徒はコードウェル直属だ。その分情報的にも強力に守られてる』
“マスターストラトス”:『“ラットフィンク”。それもトップの“ヘルタースケルター”が奴らのデータベースのセキュリティを敷いてると聞いたことがある』
“マスターストラトス”:『生身の癖にハッキングの腕は俺以上の化物だ』
望月火輪:「けど、無理を承知で頼みたい。」
“マスターストラトス”:『任せろ』
望月火輪:「”エンブリオ”は俺たちの核だ」
望月火輪:「あいつ一人がいなくても、俺もリギルもあるかも織姫も多分何も変わらない。」
望月火輪:「けど、それが長く続けば、いずれは
望月火輪:「だから、時間がない。最短の道で、決着をつける必要がある」
“マスターストラトス”:『俺はフェアだからな。一度交わした契約は果たすぜ』
“マスターストラトス”:『俺も、俺が俺である為に、仲間を失った時の借りは返させてもらうさ』
“マスターストラトス”:『今回は、やれるだけのことはやってやる』
“マスターストラトス”:『梨郷はUGNのコントロール外になった時の為に『天の火』が配備されてるが』
“マスターストラトス”:『必要になったら、必ず成層圏から撃ち込んでやる』
望月火輪:「そうならないように全力を尽くすよ」
望月火輪:「交渉の札としては使わせてもらうかもしれないけどね」
“マスターストラトス”:『はっ、そうだな』
“マスターストラトス”:『主役は俺じゃなくて、お前らだ』
望月火輪:小さく笑う
望月火輪:「なら、精々華麗に踊ってみせるさ」
望月火輪:「貴方を退屈させないようにね」
GM:シーンカット
GM:ロイス取得が可能です。
望月火輪:“マスターストラトス”/敬意〇/脅威
望月火輪:以上です
GM:シーンプレイヤー:望月火輪
GM:全員登場可能。登場侵蝕をお願いします。
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(42 → 51)
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(37 → 46)
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(41 → 43)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 7)増加(43 → 50)
GM:梨郷市内 貸倉庫跡地
GM:現在行動可能な“ムカウ”セルのメンバーは“オレステイア”の指定で集まっていた。
GM:梨郷市が放棄されて早い段階で営業が立ち行かなくなった貸倉庫は、現在は浮浪者の溜まり場となっていた。
GM:若い人間、というだけでこの街では脅威の対象だ。浮浪者達はあなた達を見るとすごすごと逃げ去って行く。
“オレステイア”:「ん、どうやら揃ったみたいだね」
リギル・ソルテール:「まるで引率の先生だな」
リギル・ソルテール:「いや、忘れろ」
リギル・ソルテール:苦々しい顔をしている。
庄野あるか:「へ~」先生という存在を知らない。
天藤ちひろ:「別に構いませんよ、たしかにそんな感じが……場所が少々荒れてますけど」苦い笑み
望月火輪:「あまり長居はしたくない場所だけど」
望月火輪:「まさかここを拠点にしろって言うんじゃないだろうね」
“オレステイア”:「近い、かな……流石にここじゃ身を守るには心許ないけど」
“オレステイア”:「彼らの場所を借りることには変わりないからね」
庄野あるか:「もっちイヤなのー?なんで?」
望月火輪:「汚い、臭い」
望月火輪:「防衛能力もない。」
庄野あるか:「たしかに~」
リギル・ソルテール:「衛生状態はおれにも無関係じゃねえな……メンテの道具もねえんだ、リスクは最小限に減らしてえよ」
天藤ちひろ:「状況が状況、ですものね……」とはいえ、全部の事情を聞けているわけではないのだが
“オレステイア”:「衛生状態がお気に召すかはちょっと自信がないけど」ちょっと困ったように
“オレステイア”:「防衛能力なら、十分なものがあると思うよ」
リギル・ソルテール:「まあ、ここでぼやいててもしょうがねえからな」
“オレステイア”:「“地下街”は、元々は梨郷がUGNに隔離される以前……大戦期の防空壕を改造したものだ」
望月火輪:「ふうん」
“オレステイア”:「この街がこういう風になってから、『地元住民』達が逃げ込む為に少しずつ地下に広げていった」
庄野あるか:瓦礫の頬杖をついて聞いている。
天藤ちひろ:何か考える事があるのか、少々上の空
“オレステイア”:「彼らはFH相手に戦う程の力はない。だから、身を守ることに特化した場所を作った」
“オレステイア”:「構造は複雑で、実際に生活しないと把握は難しいし、協定として地形図を書き残すことは禁止されている」
“オレステイア”:「口頭で説明しきれるものじゃないし、誰かが捕まっても全体に危険が及ばないようになっている」
“オレステイア”:「私も数ヶ月“地下街”で暮らして、居住スペースを持てるくらいの信用は得られた」
“オレステイア”:「最初は警戒されて大変だったけどね」
天藤ちひろ:「大変なんですね、ここで生活するのも……」
リギル・ソルテール:「そいじゃあおれたちが行ったらまた大騒ぎだよな」
“オレステイア”:「うん。まあ、君達に言われたら僕に拒否権はないからね」
“オレステイア”:言葉程は拒絶しているような雰囲気はない。
庄野あるか:にこにこしている。
リギル・ソルテール:「……ふん」
リギル・ソルテール:彼の『娘』にトドメを刺したのは自分だった。だからと言って負い目に感じることはない。
リギル・ソルテール:「御愁傷様」
“オレステイア”:「下働きの悲しいところだね」
庄野あるか:「がんばれ~」にこにこ。
天藤ちひろ:「お、お疲れ様です……」何と言葉をかけたものか、と言った様子
“オレステイア”:「まあ、恩恵にも預かってるからね」
“オレステイア”:「外からの物資調達のついでに手に入れた材料を使って、居住スペースには外敵用のトラップを用意してある」
庄野あるか:「すごい!」
“オレステイア”:「だから、まあ、攻め込まれても何もないよりはましだと思う」
リギル・ソルテール:「ま。そうだな……」
望月火輪:「わかった。その辺は信頼するよ」
“マスターストラトス”:『ちょっと待った』火輪の端末が勝手に起動する。
庄野あるか:「わっ」
リギル・ソルテール:「うお」
望月火輪:「待ったがかかってしまった。」
庄野あるか:「誰」
望月火輪:「“マスターストラトス”って覚えてる?」
リギル・ソルテール:「ラストエリクサーじゃねえか」
望月火輪:「使いどころでしょ?」
“マスターストラトス”:『おう、切り札の“マスターストラトス”様だぜ』
天藤ちひろ:「ああ、いつかの……って、ええっ!?」
庄野あるか:「……」「あの…あの人ね」返事をするように言う。『教えてもらった』。
“マスターストラトス”:『お前もマスターエージェントだろ。気後れするこたねえぜ“マスターオーヴ”』
庄野あるか:「おおー!そうだね!」
リギル・ソルテール:フ……と腕組みしている。
天藤ちひろ:「えっ、ああ……そういう事になる……んでしょうか?」
天藤ちひろ:「ともかく、えっと」
天藤ちひろ:「よろしくお願いします」と、丁寧に対応する
“マスターストラトス”:『おう。いずれあんたともやり合いたいが……それもまずはこの状況を切り抜けてからだ』
望月火輪:「道は見えた?」
“マスターストラトス”:『悪いが、大した仕事はできてねえ』
“マスターストラトス”:『第四使徒のデータベースを丸ごと引っこ抜いてきたが』
リギル・ソルテール:「えれえことしてんじゃねえか……」
庄野あるか:「おおー!」
天藤ちひろ:「丸ごと!?」
“マスターストラトス”:『暗号化処理がまだ解けてねえ。侵入の時に食らったクラックでちょいとピンチでもある』
リギル・ソルテール:「ふん。あとでおれにも見させろ」
望月火輪:「頼れる」
“マスターストラトス”:『いや、今渡しておく』
“マスターストラトス”:『その“地下街”つったか? 地下にあんだろ?』
“マスターストラトス”:『俺が敵なら、まず電波を遮断する』
“マスターストラトス”:『地下に繋げる用のアンテナを壊せば一発だしな。非正規の地下施設ならアンテナの数も高が知れてんだろ』
望月火輪:「時間が経てば経つほど通信手段もなくなるか」
“マスターストラトス”:『だから、得られた情報は今のうちに渡しておく』
“マスターストラトス”:『ついでに俺のデータ解析アルゴリズムを学習させたプログラムも添付しておいた。役立てろ』それぞれの端末に圧縮されたデータが送られる
リギル・ソルテール:すご
庄野あるか:10かい!?
望月火輪:10回
庄野あるか:マスターエージェントってすごい!
天藤ちひろ:すごーい!
リギル・ソルテール:「良いモンくれるじゃねえか。これならあるかでもデータ解析がおれ並みに出来るぜ」
庄野あるか:「へーーっ」
望月火輪:「あるかがリギル並」
庄野あるか:「想像できないね」
望月火輪:「出来ないね、全然」
天藤ちひろ:「それは……凄いですね」
庄野あるか:「みんな感動してるねえ」
“マスターストラトス”:『相手が相手だからな』
“マスターストラトス”:『“ヘルタースケルター”の暗号は、一つの暗号を解除するだけでも、現在の人類の技術力じゃあ天文学的時間がかかる』
“マスターストラトス”:『しかも階層化されててそれぞれ別の方式の暗号が使われてる』
“マスターストラトス”:『しかも、性格が悪い。そのデータにもまず間違いなくトラップが仕掛けられてる』
望月火輪:「性格の悪さなら負けてないやつは知ってるけど」
望月火輪:リギルの方を見る
庄野あるか:もっちの方を見ている。違った。
望月火輪:「どういう性格の悪さかはわからないからね」
天藤ちひろ:みんなが一斉に視線を動かすものだから困惑しておろおろしている
“マスターストラトス”:『はっ、まあ、俺の電子戦能力は生態由来のもんだからな』
“マスターストラトス”:『性格的にはむしろ向いてねえのかもな。その性格の悪さで有効活用してくれ』
リギル・ソルテール:視線に気づくが特に動じない。
リギル・ソルテール:「あんたが舌を巻くのを見られねえのが残念だよ」
リギル・ソルテール:「おれにとっても、他の奴らにとってもこんな事態はひとつの儀礼に過ぎねえ」
リギル・ソルテール:「超えていくためのものでしかねえんだ」
リギル・ソルテール:はっ、と笑う。
リギル・ソルテール:「楽しみにしてな、”マスターストラトス”」
庄野あるか:「はやくジュンさんにも帰ってきてもらわないとだしねえ」
望月火輪:「そうだ。」
望月火輪:「リギルからはまだその時の詳細は聞けてなかったけど」
望月火輪:「巡が消えた時、一体何があったの?」
望月火輪:「“マスターストラトス”の話では、第四使徒の専門は誘拐ってことだったけど」
天藤ちひろ:「はい、私も詳しい話をお聞きしたいです」
天藤ちひろ:ちひろとしてはもう一つのOVVとマスターレイスに接触し、八つ当たりを終えて電波障害も消えていたから連絡したら拠点が落ちていたという状態だ
“マスターストラトス”:『正確には調査と誘拐な』
望月火輪:「それ」
リギル・ソルテール:「あー。お前たちの中ではどういう認識になってる?」
望月火輪:「誘拐と言われてすぐにイメージするのは」
望月火輪:「素直に身柄を攫われることだけど」
望月火輪:「巡は達人ではあるけど無敵じゃない。やり様によっては攫うことも可能だと思ってるよ」
リギル・ソルテール:「あれじゃ流石に伝わらなかったか」
リギル・ソルテール:>「”エンブリオ”の人格及び”メッスド”の身柄を奪われた」
庄野あるか:「人格が奪われた」
庄野あるか:「って…うーんと、わたしで言うなら」
庄野あるか:「わたしが全部お父さんになっちゃったみたいな感じ?」
リギル・ソルテール:「あるかがこういう時の理解は早いな」
天藤ちひろ:「なるほど、わかりやすいですね」
庄野あるか:「ふふん」
望月火輪:「お父さんが攫われることをイメージしないのがあるからしいね」
庄野あるか:「もう絶対ないよー!」
リギル・ソルテール:「巡の肉体は今、”
リギル・ソルテール:「そいつが現れた時真っ先に行ったのがおれへの直接攻撃。そしてオリヒメを気絶させ、その能力を奪った」
庄野あるか:「それって…えーっと、オブサーバーって人はずっと、ジュンさんの中にいたのかなあ」
リギル・ソルテール:「十分にあり得る話だ」
天藤ちひろ:「今まで隠れ潜んでいたのが」
天藤ちひろ:「このタイミングになって表出した、ということですか」
庄野あるか:自分の目元を触りながら聞いている。彼の義眼を思い出しながら。
望月火輪:「とりあえず」
望月火輪:「2つほど懸念をいいかな」
庄野あるか:「なーにー」
天藤ちひろ:「はい」
望月火輪:「あるかの言う通り、やつがずっと巡の中に居たのなら」
望月火輪:「俺たちのやり口は把握されてるってことになる。追跡にせよ戦闘にせよかなりやり辛くなるだろうね」
望月火輪:「ただ、これはどうしようもない。覚悟と工夫で押し切るしかない。」
望月火輪:「問題はもう一つの方」
庄野あるか:「?」
リギル・ソルテール:「……」
望月火輪:「
望月火輪:「そいつが今、俺たちの中にいないと断ずる術はあるか?」
天藤ちひろ:「それは……」
庄野あるか:「わたしはいないんじゃない?」あっけらかんと言う。
庄野あるか:「モッチたちはわかんないねー」
望月火輪:「俺たちはあるかほど自分の脳に詳しくないからね。」
望月火輪:「多分、
望月火輪:「それが出来るなら、俺たちを全員操っていればもうこの話は終わっている。」
天藤ちひろ:「つまり、操れたのは巡さんだけ、という事ですね」
望月火輪:「問題は、複数に爆弾を仕込むことが出来るかだ。それが出来るなら、致命的な瞬間でやつは俺たちの自爆を狙える」
リギル・ソルテール:「……巡が何者なのか、って話をした」
天藤ちひろ:「巡さんが……?」
リギル・ソルテール:「多分、操るとか、そういうノリのやつじゃあねえ」
リギル・ソルテール:「巡は、最初から監視者として望まれた存在だ」
望月火輪:「………」
リギル・ソルテール:「………あいつが欲望を求めるのは、そう仕組まれたからだったら?」
リギル・ソルテール:「”アンティキティラ”には……ブラックボックスがあった」
リギル・ソルテール:「最近そいつに信号が送られ続けていた。目覚めろってサインだったのかもな」
リギル・ソルテール:「………インフィニティ・コードに近づいたから」
リギル・ソルテール:「おれが一番おそれてるのは」
リギル・ソルテール:「最悪の可能性は」
リギル・ソルテール:「『巡がもういない』ってことだ。そして、それは真っ先に否定した」
望月火輪:「そうなったら」
望月火輪:「ムカウは終わりだね」
望月火輪:小さく、だが重く言葉をつぶやく
天藤ちひろ:「……」
天藤ちひろ:胸に手を当てて、どうしようもない気持ちをおさえる
天藤ちひろ:(インフィニティコード近づいたから?)
天藤ちひろ:(だとしたら)
天藤ちひろ:(だとしたら、それは)
天藤ちひろ:(私が……いいえ、私たちが存在していたせい_____)
庄野あるか:「それもジュンさんに聞いてみなきゃだねえ」
庄野あるか:特に何も理解せずに言う。
庄野あるか:「リギーもなんとかなったもの」
望月火輪:「だね」
望月火輪:「会いに行かなきゃわからないか」
リギル・ソルテール:「……ああ」
リギル・ソルテール:「まずは、ストラトスから渡されたデータを落ち着いて見るトコからか」
天藤ちひろ:「……ええ。調べて、見つけましょう」
天藤ちひろ:「真実を」
“オレステイア”:「……じゃあ、案内するよ」
“オレステイア”:そう言って、貸倉庫跡へと踏み入っていく。
“オレステイア”:「ここに“地下街”への入口が隠されてる」
GM:“ムカウ”セルメンバーが“地下街”に入ってから13分後、地上との通信が遮断された。
GM:“ムカウ”セルは電子的に孤立した。
GM:シーンカット
GM:ロイス取得と購入が可能です。
庄野あるか:ジュンさんにとろう
庄野あるか:日裏巡 信頼/〇楽観
望月火輪:日裏巡/希望〇/諦念
天藤ちひろ:ロイス保留で
天藤ちひろ:購入は強化素材で、訓練と一体化
リギル・ソルテール:ロイス保留しよう
庄野あるか:でー そうねー 高性能治療キットとかとりあえず買っとこうかしら
天藤ちひろ:4dx+4>=15
DoubleCross : (4DX10+4>=15) → 10[1,4,5,10]+7[7]+4 → 21 → 成功
庄野あるか:すげー
天藤ちひろ:成功、OVV指定で!
庄野あるか:6DX+3+0@10>=9 調達
DoubleCross : (6DX10+3>=9) → 10[1,2,5,6,10,10]+7[5,7]+3 → 20 → 成功
庄野あるか:こっちもがんばってるな もちます
リギル・ソルテール:とりあえず照準器
リギル・ソルテール:3dx+2>=15
DoubleCross : (3DX10+2>=15) → 7[3,6,7]+2 → 9 → 失敗
リギル・ソルテール:ん、そのまま!
リギル・ソルテール:もっちは購入は?
望月火輪:おっと…!
望月火輪:照準器
望月火輪:6dx>=15
DoubleCross : (6DX10>=15) → 9[1,2,4,8,8,9] → 9 → 失敗
望月火輪:ダメ
GM:“ポラリス”セルには、複数のジャーム保管庫が存在する。
GM:メインとなる保管庫の所在は厳重に秘され、その情報はオンライン領域には記されていない。
GM:しかし、秘匿レベルが一段落ちるいくつかサブの保管庫が存在していた。
GM:メインの保管庫に入りきらないジャームが収容されているのではない。梨郷の様々な地点に対して即座に攻勢が取れるように分散して戦力を配置しているのだ。
GM:しかし、“ムカウ”セルの度重なる襲撃によって数体のジャームを奪取され、“ポラリス”セルは本拠地に戦力を集中させることを決定した。
GM:故に、食肉加工工場を改造したこの保管庫にジャームがまだ残っていたのは、スケジュールの都合から来る偶然でしかなかった。
“追跡者”:「……おい、分かってんだろうな」
“追跡者”:異様な風体の男が、スマートフォンに向けて苛立ちの声をぶつけていた。
“追跡者”:ガスマスクとも違う、複雑な構造の機械じみた無貌の仮面の上から、コートのフードをすっぽりと被り、首から上は全く窺えない。
“追跡者”:いや、首から上だけではない。
“追跡者”:首から下も長丈のコートによって殆ど隠されており、コートに覆われていない両肘から先も、機械の義手に置き換えられている。
“追跡者”:「一応、替えの利かなさでいやあんたの方が上だから、気を遣って事前の障害排除に関しちゃ一番でかいところを譲ったが」
“追跡者”:「あんたはふんぞり返って、俺らが運んでくる獲物を黙って受け取ってりゃいい。余計なことするんじゃねえぞ」
“追跡者”:「あぁ!? 何だその言い草は、なめてんのかクソガキ!」
“追跡者”:「勘違いしてるようだから言ってやるが、俺らはてめえじゃなくて博士直轄の――クソッ、切りやがった!」
“追跡者”:勢いよくスマートフォンを床に叩き付ける。
“追跡者”:「おい“
GM:男の叫びに応えるように、保管庫の奥から足音が近付いてくる。
“拘束者”:「……通話が終わるまで待っていただけだ。46秒前に終わっている」
“拘束者”:鬼の面を付けた少女だった。後ろで一本に結んだ髪こそ見えるが、それ以外は全く素肌を露出していない。
“拘束者”:それ以上に目を惹くのは、その手に携えた日本刀か。刃が反射する銀光を、赤黒い血が遮っている。
“追跡者”:「んなこたあ分かってんだよ。それでもあのガキより遅ぇだろうが」
“拘束者”:「自分に全部任せておいて、何で貴様が張り合っているんだ」
“追跡者”:「全部じゃねえよ。てめえが取り逃した分は俺がやるって言ったろうが」
“拘束者”:「だから、全部だろう」
GM:食肉加工工場を改造したこの保管庫には、まだジャームが残って
GM:それも、ほんの一分程前までの話だ。
GM:少女一人の手で、全てのジャームと、“ポラリス”の管理者は殺し尽くされていた。
GM:この施設内に存在する生物は、最早この二人だけとなった。
“拘束者”:「博士に与えられた任務を達成する。自分達の実力の示すのはそれで十分だ」
“拘束者”:「貴様個人の安い見栄に自分を巻き込むな。本当のプライドというのは、自らの仕事を確実に果たすことで保たれる」
“拘束者”:「他人と競いたいのならば第七の被検体にでもなるんだな。優秀なモルモットなら、あそこは優遇してくれる」
“追跡者”:「……死にてえのか、てめえ。それとも、死なねえと高ァ括ってんのか?」
“追跡者”:一段声が低くなり、右の義手が呼応するように軋んだ。
“隔離者”:「――まあまあ、“
“隔離者”:いつの間にか二人のすぐ傍に、やはり異様な姿の人物がいた。
“隔離者”:日本の都市には不似合いな、迷彩柄の戦闘服。そして、二人と同様に顔を隠している。
“隔離者”:蜘蛛の複眼じみたカメラが前面に取り付けられた、奇妙な覆面の男。嗄れた声色から、積み重ねた年月を感じさせる。
GM:先程まで、この施設に二人の他に生きている存在はいなかった。
GM:この覆面の老人は、間違いなく数秒前まではここにはいなかった。
“追跡者”:「……“
“追跡者”:「何で俺だけに言うんだよ。喧嘩売ってきたのは“拘束者”だぜ」
“隔離者”:「あなたもご存知でしょう。彼女の言葉に悪意はありません。礼節だとか遠慮というものを知らないだけでね。チルドレンにはままあることです」
“拘束者”:「我々の任務に礼節や遠慮は不要なものでしかない。チームの連携の為には率直な意見は必要だ」
“追跡者”:「円滑なコミュニケーションの為に相手への敬意も必要だと思うけどなあ!?」
“隔離者”:「まあまあ、ここは大人のあなたが広い心で受け止めてあげましょう」
“隔離者”:「私にとっては無礼なクソガキなのはあなたも同じですが、年長者として我慢しているんですから」
“追跡者”:「我慢しきれてねえぞクソジジイ」
“隔離者”:「まあまあ。まあまあまあ」
“隔離者”:「ともかく、こちらでも“
“隔離者”:「――残党狩りと参りましょう」
“拘束者”:「了解した。対象の動きは予定通りか?」
“追跡者”:「……ああ。馬鹿じゃねえみてえだな。最適解だが――
“追跡者”:「追い込んで、“OVV”と宿主を確保する」
GM:彼らは、第四使徒。
GM:コードウェル博士直属のエージェント
GM:彼らにとって、これから始まるのは戦いですらない。
GM:標的を追い込み、一方的に仕留める――
GM:シーンプレイヤー:庄野あるか
GM:全員登場可能。登場侵蝕をお願いします。
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(46 → 53)
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(51 → 55)
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1D10(→ 8)増加(43 → 51)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(50 → 59)
GM:“地下街”の住人達はあなた達を遠巻きに眺めるだけで近付いては来ない。
GM:あなた達に向かう視線は恐怖の念が込められていたが、“オレステイア”に向かう視線には怒りが込められているように思えた。
GM:“オレステイア”は居住スペースに到着すると、
“オレステイア”:「留守にしてた間の防犯システムのログを確認してくるよ」
“オレステイア”:「ここの住人も、FH程ではないけど、なかなか油断ならないからね」
GM:そう言って、自室に引っ込んだ。
GM:腰を落ち着けた今、“マスターストラトス”から受け取ったデータを解析するべきだろう。
GM:情報項目を出します。
GM:まずはこれだけ!
庄野あるか:うおおお
リギル・ソルテール:なるほどね!
GM:【精神】42は、工作員の効果で情報項目が隠されているということです。
GM:本来難易度は30だけど、ヘルタースケルターくらいなら12くらいの財産点で上乗せくらいはしてくるでしょう
望月火輪:ふざけんなばーか!
庄野あるか:なるほどね
GM:この判定にもマスターストラトスのサポートプログラムは使用できます
天藤ちひろ:えらいことなってる
リギル・ソルテール:よかった!
庄野あるか:ありがてえ
天藤ちひろ:アリガトストラス
望月火輪:じゃあとりあえず行こうかな。
庄野あるか:おねがーい
望月火輪:“ポラリス”セルについて〈情報:FH〉9
望月火輪:6dx+2>=9
DoubleCross : (6DX10+2>=9) → 6[1,1,3,4,5,6]+2 → 8 → 失敗
望月火輪:今日出目がやばい
望月火輪:財産1使って成功にします。
GM:モッチ……!
庄野あるか:お金ってすごい
庄野あるか:じゃあみんなでやるか
リギル・ソルテール:じゃあ情報項目開示いこう
GM:手番余ったら開示された情報項目にも挑戦できるよ
天藤ちひろ:おおー
リギル・ソルテール:サポプ使うぞ!残り9回
リギル・ソルテール:能力値は感覚
リギル・ソルテール:オーディンアイ:マイナーアクションで使用、シーン間選択した技能による判定のダイスに+4、使用時侵蝕+4(効果中再度使用で技能変更)
庄野あるか:ストラトスさん使いやつ!
リギル・ソルテール:感覚に+4してやります
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を4増加(55 → 59)
リギル・ソルテール:それと、要人への貸しと
GM:要人への貸しは
GM:〈情報:~~〉にしか使えないので、今回は使えません
リギル・ソルテール:あっそうか、そうだな
リギル・ソルテール:じゃあこのまま!
リギル・ソルテール:11dx
DoubleCross : (11DX10) → 10[1,3,3,4,5,6,7,7,8,9,10]+8[8] → 18
GM:なかなかいい出目!
リギル・ソルテール:1回は回った!
GM:残りは24!
庄野あるか:じゃあ私がいこう
庄野あるか:ストラトスさんのカードを使って、判定を【社会】に変更するよ。
庄野あるか:で、えーと エフェクト使っていいんですっけ?
GM:大丈夫です!
庄野あるか:では『あなたはいつも優しい』/《オリジン:サイバー》。
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を2増加(51 → 53)
庄野あるか:達成値を+10するぞ
庄野あるか:6DX+10+0@10 社会
DoubleCross : (6DX10+10) → 9[1,1,4,4,5,9]+10 → 19
GM:残り5!
庄野あるか:うーんもうひとこえか
庄野あるか:これちなみに財産はさすがに使えないですっけ
GM:使えます!
庄野あるか:!
庄野あるか:じゃあ…次の情報判定をちひろちゃんにしてもらうためにも
庄野あるか:払おうかな。
リギル・ソルテール:やったー!金持ち!
GM:やはり金……金の力……!
庄野あるか:庄野あるかの財産点を5減少(14 → 9)
GM:では、隠されていた情報項目が開示されます。
GM:めちゃくちゃ情報が多いですが
庄野あるか:ヤバ
GM:それぞれの項目のうち二つはダミー情報です。
庄野あるか:ヤバ
GM:ダミーを踏むと情報を得られない上に、《攻性防壁》でダメージを受けます。
天藤ちひろ:多い
GM:虱潰しに判定してもらっても構わないのですが
GM:こんな判定もあります
庄野あるか:すげえ
天藤ちひろ:まずこっちからって感じですかね、ダメージ痛いもんね
庄野あるか:累計だもんね
リギル・ソルテール:ittemiyou
リギル・ソルテール:ちーがんばれ
天藤ちひろ:では情報特定にストラトスさんの効果で白兵に変更し
庄野あるか:肉体になる?
庄野あるか:のかな
GM:肉体で、情報判定してもらいます
天藤ちひろ:はーい、OVVと一体化《コンセントレイト:ウロボロス》+《シャドーテンタクルス》
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を3増加(59 → 62)
GM:あ、この場合
GM:技能は任意の技能なので
GM:違う。任意の情報なので
GM:技能〈白兵〉のシャドーテンタクルスは使えません
GM:振るダイスを肉体で参照できるということ!
GM:技能までは変わらないです
天藤ちひろ:それは厳しいな……
庄野あるか:FHに参照して 4dで技能値を1でみたいな感じかな
庄野あるか:実際累積だし
望月火輪:なるほどね。
GM:そういうこと!
庄野あるか:有難いですよここでの判定
天藤ちひろ:4dx+1>=20
DoubleCross : (4DX10+1>=20) → 6[5,5,6,6]+1 → 7 → 失敗
天藤ちひろ:まあ無理
GM:残り13!
リギル・ソルテール:次のシーンでやれる!
GM:ポラリスの情報を開示します
庄野あるか:ヒーーーーーー
リギル・ソルテール:最悪な調達ルートだった
GM:“オレステイア”の居住スペースはそう広い場所ではなかったが、四人が入れないという程でもない。
GM:リギルの車椅子も含めると窮屈ではあるが、作業ができない訳でもない。
GM:“オレステイア”は自室に戻り、“マスターストラトス”との通信は途絶した。
GM:データ解析はあなた達四人で行うことになる。
リギル・ソルテール:「さあて。やるとするか」ぐっ、と伸びをして、データベースに向き合う。
庄野あるか:“オレステイア”の寝台をソファのように占拠している。
天藤ちひろ:「はい、やりましょう……通信は切れちゃいましたけど」
リギル・ソルテール:「おーおー。すんげえ暗号化だな。こりゃあストラトスのやつが手を焼くわけだ」
望月火輪:「なんとかなりそう?」
リギル・ソルテール:「そうだな……まず、おれとあるかでコイツの暗号化を剥がす」
リギル・ソルテール:「ストラトスのサポートプログラムを使えば馴染んだやり方でできるはずだ」
庄野あるか:「? はーい?」
リギル・ソルテール:「で、ちひろは待機。火輪はポラリスについて確認とってくれ」
望月火輪:「任せる」
天藤ちひろ:「は、はい」
GM:電子生命体でもある“マスターストラトス”は、人間とレネゲイドビーイングの中間のような存在だ。
GM:共生型レネゲイドビーイングの“お父さん”を通して、その感覚をあるかに伝えることは可能だろう。
庄野あるか:「解析とか分析だったら、お父さんがうまい…はず!」
庄野あるか:「お父さんにさっきの人…“ストラトス”の言葉をしゃべってもらおー」
庄野あるか:爪先をぱたぱたしている。
リギル・ソルテール:「助かる。インフィニティ・コード演算も成し遂げた力をどんどん使ってくれ」
リギル・ソルテール:あるかが剥がしていったプロテクトの隙間を埋めるようにデコードして行く。
望月火輪:「じゃあ、二人が仕事してる間、ちょっとした世間話でもしてようか。ちひろ」
天藤ちひろ:「は、はい? 世間話ですか?」
望月火輪:「そう。
天藤ちひろ:「あっ、なるほど……そういう」
望月火輪:「ちひろは、人間素体のジャームを効率的に増やすにはどうすればいいと思う?」
天藤ちひろ:「人間素体の……ジャームを……」
天藤ちひろ:「それはえっと、レネゲイドをばら撒くとかですかね……いつかしたみたいに……」
望月火輪:「そうだね。それも効率がいい。」
望月火輪:「その方法の優秀な所は何よりも費用が掛からないことだ。」
望月火輪:「レネゲイドをばら撒けば、あとは短期間での収穫作業をすればいい。」
天藤ちひろ:「はい、そうですよね……」静かに頷く
望月火輪:「けど、これの欠点はちひろも体感した通り、安定感がないことと管理が難しいことだ。」
望月火輪:「じゃあ、管理を容易にして成果を安定させるにはどうすればいいか。」
天藤ちひろ:「管理を容易に……まさか機械みたいにはいかないでしょうし……」
望月火輪:「そうだね。でも機械じゃなくても同じようなことをやってる業種はあるだろ?」
天藤ちひろ:「業種ですか?」
望月火輪:運び込んできた食糧を手にする。
望月火輪:「例えば、このカップ麺だって」
望月火輪:「小麦を安定して供給するために農家の方々が長い歴史をかけて工夫をこらしてきた。」
望月火輪:「中に入っている肉だって、畜産業の方々の知恵と努力が詰まっているわけだよね。」
天藤ちひろ:「はい、そういう事ですけど」
天藤ちひろ:「それをジャームで?」
望月火輪:「資金と設備さえあれば」
望月火輪:「その上で罪悪感や倫理観を無くすことが出来れば」
望月火輪:「そういった先人の知恵を悪用することはできる。」
望月火輪:「例えばキュマイラシンドロームを発症した者は特定の動物の能力を強く継承する傾向が強い」
天藤ちひろ:「因子というものでしょうか、前にリギルさんからお聞きしました」
望月火輪:「そう。」
望月火輪:「その因子。それが多産の性質を持つ動物のものだったら」
天藤ちひろ:「えっ」
望月火輪:「悪意を持ち倫理観を持たないやつらならいくらでも悪用が出来る」
天藤ちひろ:「そんな、まさか」冷や汗が頬を伝う
望月火輪:「それこそ、家畜のように扱うこともね」
天藤ちひろ:「そんな事が、でき……できるんですね」
天藤ちひろ:「いえ、やっているんですね」
望月火輪:「ああ、それが“ポラリス”だ」
望月火輪:「何年も前から、連中はそういうシステムを確立している」
望月火輪:「その結果生まれた者をチルドレンとして運用するか、ジャームとして運用するかはその資質によるだろうけど」
望月火輪:「その兵力は、正直、今まで相手にしてきた連中と比較しても群を抜いているだろうね」
天藤ちひろ:「それを、本城さん……いえ、マスターレイスは単独で壊滅させたんですね……」
リギル・ソルテール:二人の会話がひと段落したところで、
リギル・ソルテール:「火輪、ちひろ!」
望月火輪:「ん」
リギル・ソルテール:「暗号化を全部解き終わった。が、ストラトスの言った通りだ」
庄野あるか:むすーっとした少女が隣で、リギルのモニターを睨んでいる。
天藤ちひろ:「はい」
リギル・ソルテール:「ダミーと、それにアクセスした時に発動するトラップが仕掛けられてやがる」
リギル・ソルテール:「このままじゃあ”ヘルタースケルター”の仕掛けたギャンブルに乗ることになる。そいつあ癪だろ?」
天藤ちひろ:「それはたしかに、嫌ですね」
庄野あるか:「めんどくさいよ~」
望月火輪:「めんどくさいね。」
天藤ちひろ:「それで、突破手段はもう見つけられているんですよね?」
リギル・ソルテール:「ああ。その為にダミー情報を消すプログラムを作ってる。ただ、工数が多い」
リギル・ソルテール:「だから、お前たちも手伝ってくれ。何、やることは簡単なデータ入力さ」
望月火輪:「単純労働は嫌いなんだけどなあ」
望月火輪:いやいやと端末を広げる
リギル・ソルテール:「そう言うなよ。できる限りやりやすくしてやってんだから」
天藤ちひろ:「わかりました、お手伝いしますね」そう言って柔和な笑みを浮かべて端末を開く
GM:端末を操作する僅かな音と、時折誰かが発する他愛のない言葉だけが狭い部屋に響いていた。
GM:沈黙ではないが、それに近い静寂。
GM:それ故、その異音も聞き取ることができた。
GM:何か、重い物が床に落ちる音。
GM:“オレステイア”の自室からだった。
天藤ちひろ:「……? 今、何か……」
リギル・ソルテール:「”オレステイア”の部屋からだ」
リギル・ソルテール:「……嫌な予感がするな」
庄野あるか:「! “オレステイア”?」
庄野あるか:たたっとそちらに向かう。
GM:あるかの呼びかけに対する返答はない。
リギル・ソルテール:少しの逡巡ののち、あるかの背を追う。
天藤ちひろ:それに続く
庄野あるか:隣室へのドアノブをくるりと回す。
GM:まず、目に入ったのは、床に広がってゆく赤だった。
GM:その中心、そこには――
天藤ちひろ:「なっ……!?」
“オレステイア”:額に弾痕を残して倒れ伏す男がいた。
GM:シーンカット
GM:ロイス取得と購入が可能です。
天藤ちひろ:両者保留で
庄野あるか:ナーーン ロイス
庄野あるか:保留…で
リギル・ソルテール:ロイスはまだだよ
リギル・ソルテール:購入は照準器
リギル・ソルテール:3dx+2>=15
DoubleCross : (3DX10+2>=15) → 6[1,6,6]+2 → 8 → 失敗
リギル・ソルテール:んー
リギル・ソルテール:以上!
望月火輪:照準器
望月火輪:6dx>=15
DoubleCross : (6DX10>=15) → 10[1,3,5,8,9,10]+6[6] → 16 → 成功
望月火輪:買えた。リギーどうぞ。
リギル・ソルテール:つよ!
リギル・ソルテール:ありがとうもっち♡
庄野あるか:すごい
リギル・ソルテール:ちゃきっと装着
望月火輪:ロイ保、以上
庄野あるか:なんか防具とかかうか
庄野あるか:リアクティブアーマー
庄野あるか:6DX+3+0@10 調達
DoubleCross : (6DX10+3) → 9[4,4,6,6,8,9]+3 → 12
庄野あるか:さすがにむりか
庄野あるか:おわり
天藤ちひろ:私もリアクティブアーマーチャレンジしますか
天藤ちひろ:いつもの一体化
天藤ちひろ:4dx+4
DoubleCross : (4DX10+4) → 9[6,6,8,9]+4 → 13
天藤ちひろ:おしい、以上で
GM:シーンプレイヤー:リギル・ソルテール
GM:全員登場可能。登場侵蝕をお願いします。
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(59 → 61)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(59 → 65)
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(53 → 54)
リギル・ソルテール:ぼなぼな
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(53 → 61)
GM:“オレステイア”の私室は、一目で分かる程に荒らされていた。
GM:書類や電子機器の類は全て破壊されている。
GM:その中心で、部屋の主が頭から血を流して倒れている。
GM:奇妙なのは、この部屋が外と繋がるのは、あなた達が入ってきた扉のみだということだ。
GM:部屋の中には銃火器の類もない。そもそも、“オレステイア”自身が手にしていないのだから、自分で自分の頭を撃ったということはない。
庄野あるか:「……えっ?」
庄野あるか:呆然と立っている。
リギル・ソルテール:「こりゃあひでえな……」
リギル・ソルテール:側にいってかがみ込むということはできない。周りにあるものを観察する。
天藤ちひろ:「一体何が、ここで……」
庄野あるか:「……ねー、“オレステイア”!ねえー」
庄野あるか:ゆさゆさと血まみれの体を、オモチャみたいに揺すってみている。
GM:反応はない。
天藤ちひろ:「死んで、る?」
GM:オーヴァードである以上、《リザレクト》が起きて然るべきだが、何故かその兆候もない。
リギル・ソルテール:「そんなに侵蝕の進んだようには見えなかったが……」
GM:この短時間で、戦闘能力を持たない“オレステイア”が侵蝕限界に達する程の何かがあったのだろうか?
GM:全ての状況が不自然だった。
庄野あるか:「早く治しなよ、ねえーー」駄々を捏ねて揺さぶっている。
庄野あるか:途方にくれた顔。何をすればいいのかわからないといった風情で、同じことを繰り返している。
望月火輪:「あるか」
望月火輪:肩に手を触れその動きを制そうとする。
庄野あるか:その手にはっとして手を離す。「……」
庄野あるか:「これ死んじゃったの?」
天藤ちひろ:「そう、みたいです」
天藤ちひろ:「何で、誰が……」
天藤ちひろ:「それに、どうやって……」
望月火輪:「ちひろ。まだ断言するのは早いよ」
望月火輪:「君の言う通り、俺たちにはこれがどうやって起こされた現象なのか何もわかってないんだ。」
望月火輪:「例えば」
望月火輪:「この死体が精巧な偽物だということもある」
天藤ちひろ:「あっ……なるほど……」
望月火輪:「再生が始まる直前で再生も死も含めた肉体の変化を停止する能力を持っているという可能性もある」
望月火輪:「まずは調べることだ。レネゲイドの痕跡を見つけることが出来れば、それを糸口に出来る。」
庄野あるか:むすっとした不機嫌な顔で、汚れるのを厭わずに男の弾痕を触っている。
望月火輪:「ということを、リギルは既にやってくれているはずだけど。どうかな?」
天藤ちひろ:「あるかさん、あんまり触りすぎるのはちょっと……あ、どうでしょう、リギルさん」
リギル・ソルテール:「おれは医者でも監察官でもねえんだがな」
GM:レネゲイドの反応は検知できない。
GM:少なくとも、専門の設備がない現状では、そう判断するしかない。
リギル・ソルテール:「レネゲイドの反応なし。断言できるのはそれぐらいだ」
リギル・ソルテール:「あるか、他に何か気づいたことはねえか」
庄野あるか:血でべたべたになった自分の手を見ている。
庄野あるか:GM、他になにかありますかね?
GM:現状分かるのはこれくらいでしょう。
庄野あるか:「んーー…。わかんない」
庄野あるか:ついた血を床になすりつけている。
庄野あるか:「どうしよっか」
GM:“オレステイア”が本当に死んでいるかどうかはともかく、確かなことが一つある。
GM:“オレステイア”の案内が失われたということだ。
GM:“地下街”の敵を迎撃する為の複雑な構造が、そのままあなた達を囚える檻と化した。
GM:そして、もう一つ言えることがある。
GM:同じことが、また起きる可能性があるということだ。
望月火輪:「これが"敵"の仕業だとしたら」
望月火輪:「随分いい手を打ってくるね」
天藤ちひろ:「そう、ですね……ここに一番詳しい人が、いなくなってしまいました」
リギル・ソルテール:「『敵』以外誰だってんだよ」
GM:敵の攻撃であることは明白だ。
望月火輪:「"オレスティア”が個人的に恨みを買ってた連中?」
GM:そして、今回の敵はこれで手を休める程に手温くはなかった。
GM:ウーーーーーーーー! ウーーーーーーーー!
GM:突然、耳障りな警報音が鳴った。
望月火輪:「とりあえず、今後は一人にならない方が…なに?」
GM:“オレステイア”が仕掛けていたトラップに何かが掛かった警報だ。
庄野あるか:「……だれか来た?」
リギル・ソルテール:「そうみてえだ」
GM:そして、耳をすませば、外から悲鳴や何かを破壊するような音が聞こえてくる。
庄野あるか:「外」
望月火輪:「くそ」
望月火輪:「ここから逃げる道は?」
リギル・ソルテール:「ナノボットを飛ばしてる」
リギル・ソルテール:「感知される可能性もあるけどな」
天藤ちひろ:「知ってた人はそこで寝てらっしゃいますね……じゃなくて、お願いします!」
望月火輪:「ちひろ、“オレステイア”を運べる?」
望月火輪:「俺だったら、自分の能力を受けた肉体を敵に渡したくはない」
望月火輪:「そこから、情報を見出せられるかもしれないからだ」
天藤ちひろ:「なんとか、やって……んぬぬ……」肩を貸すように"オレステイア"を担いで運ぼうとする
リギル・ソルテール:「レネゲイドの痕跡はねえが」
リギル・ソルテール:「どっちにしろ証拠を敵に渡したくはねえだろうな」
望月火輪:逆に“オレステイア”が自分らを追跡する発信機となる危険もあるが、それはその危険が明らかになってから対処すればいい
望月火輪:「あるかはお父さんと現状の把握に努めてくれ」
庄野あるか:「はあい」ふらりと立ち上がる。
望月火輪:「二人分の視点を持つあるかが、一番客観的に場を見れるはずだ」
リギル・ソルテール:「エコーロケーション……近くの地形をマップに落とし込む……」
望月火輪:「俺は薬を練っておく。必要になったらいつでもぶちかますから。全員備えていてくれ」
リギル・ソルテール:「どう考えても”オレステイア”の案内には及ばねえ急拵えだが」
リギル・ソルテール:「これで進むしかねえ。これ以上の効率化は今の俺には無理だ。……協定?知るかよ」
望月火輪:「十分だ。進もう」
天藤ちひろ:「は、はい、行きましょう」一生懸命“オレステイア”を持ち上げつつ
リギル・ソルテール:先導する。
GM:退避する為に、外に通じる扉を開く。
GM:そこには、逃げ惑う住人や、倒れ伏す住人達の骸と――
“ポラリス”ジャーム兵:彼らを襲う、ここ最近標的としてきたセルのジャーム兵達がいた。
GM:判定に移ります。
庄野あるか:うおおお
GM:この続きと
GM:プライズ判定があります。
庄野あるか:フムムン
GM:この規定シーン数を過ぎると、バッドエンドということはありませんが
GM:非常に不利な状態でミドル戦闘を行うことになります。
庄野あるか:ミドル戦闘もあるんだ…!!!
天藤ちひろ:なんと
望月火輪:バカ!!
リギル・ソルテール:ラウンドじゃなくてシーンで、プライズ判定!
リギル・ソルテール:プライズってことは全員の中の最大値のみ参照かな
GM:また、通常プライズ判定は1シーンに一人しか進行値を進められませんが
GM:判定前に二手とか三手とかに分かれることを宣言することで、分かれたグループ毎の最大値を反映できます。
GM:ただし、分かれるとデメリットが発生する可能性もあるのでよく考えましょう。
庄野あるか:ムムムン
GM:また、毎シーン最後にジャームが襲撃してきます。
庄野あるか:?
GM:ランダムな1d4人をジャームが攻撃します。
GM:そんなに強くはないので、ドッジとかガードで何とかできるかもしれませんが
天藤ちひろ:ウワア
GM:こんな判定もあるので、使ったり使わなかったりしてください。
庄野あるか:判定がいっぱいあるな…
天藤ちひろ:これに加えて前シーンのも引継ぎですよね
GM:そうです
リギル・ソルテール:二手に分かれるやつは、
リギル・ソルテール:両方で判定できて両方の最大値を累積できるという認識で大丈夫でしょうか
GM:そうです!
リギル・ソルテール:OK!
GM:誰がどのグループに分かれるかも宣言してください。
庄野あるか:じゃあ現時点では別れず
庄野あるか:ひとまず私がプライズ判定に挑みたく候
望月火輪:いけー!
リギル・ソルテール:頼むぞー!
庄野あるか:使っていいならオリジンサイバーも使いますね
天藤ちひろ:お願いします
GM:どうぞ!
庄野あるか:社会を+10 情報:FH
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を2増加(54 → 56)
庄野あるか:6DX+2+10@10 情報:FH
DoubleCross : (6DX10+12) → 8[1,3,3,5,6,8]+12 → 20
庄野あるか:いっぱいの数だ
GM:いい出目!
GM:PPが3進みます。
GM:情報が開示されますが、一通り判定が終わってから開示しましょう。
リギル・ソルテール:情報特定やりましょう
リギル・ソルテール:NPCカードを使います。これで残り6回
リギル・ソルテール:情報はFHを選択。要人への貸しを使います。後情報収集チーム
リギル・ソルテール:あ、能力値は感覚で!
GM:IAで強くなったコネの使い方だ!
GM:どうぞ!
リギル・ソルテール:11dx+6
DoubleCross : (11DX10+6) → 10[1,1,3,4,4,5,5,7,9,10,10]+10[9,10]+10[10]+9[9]+6 → 45
リギル・ソルテール:?
GM:すげえ
庄野あるか:すげえ
望月火輪:草
GM:ここまですごいとボーナスを与えたくなるので
庄野あるか:これがうちの情報のプロですよ
GM:リギーはこのシーンもう一回判定していいですよ
天藤ちひろ:すごい!
庄野あるか:ウオオオ!
天藤ちひろ:わぁ
庄野あるか:すげーー!
リギル・ソルテール:マジで!やったあ
GM:というわけで情報特定完了!
GM:情報項目がすっきりしました
リギル・ソルテール:SUKKIRI
庄野あるか:すっきりね
天藤ちひろ:綺麗にお掃除
天藤ちひろ:リギーがルンバを使った
リギル・ソルテール:じゃあ、監視者行こうかな…ただアイテム景気よく使い過ぎたので
リギル・ソルテール:節約します。あんまり期待しないでね!
リギル・ソルテール:情報収集チームは使って素振り。
リギル・ソルテール:4dx+6>=13
DoubleCross : (4DX10+6>=13) → 9[1,5,9,9]+6 → 15 → 成功
リギル・ソルテール:アヤッタネ
GM:やっぱムカウの情報担当はリギーなんだよなあ
望月火輪:やったぜ
庄野あるか:さすがだ
天藤ちひろ:さすがです!
リギル・ソルテール:あとはもちちひ任せた
望月火輪:じゃあ・“追跡者トラッカー”について〈情報:FH〉12
望月火輪:6dx+2>=12
DoubleCross : (6DX10+2>=12) → 10[4,7,7,8,9,10]+6[6]+2 → 18 → 成功
望月火輪:よし
リギル・ソルテール:もっちもさすが
GM:流石!
天藤ちひろ:流石火輪さんです
天藤ちひろ:さて、私はどうしましょうか
リギル・ソルテール:ジャーム駆除しても良いかも?
天藤ちひろ:そうしましょうか、では今度こそ白兵で
天藤ちひろ:OVVと一体化
天藤ちひろ:【銀牙セイファート】《コンセントレイト:ウロボロス》+《シャドーテンタクルス》コスト3
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を3増加(65 → 68)
天藤ちひろ:9dx7+9>=15
DoubleCross : (9DX7+9>=15) → 10[1,4,5,5,7,7,7,7,8]+10[1,2,3,7,10]+5[2,5]+9 → 34 → 成功
庄野あるか:すげえ!
庄野あるか:うちのマスターエージェントだ!
GM:マスターエージェントの面目躍如
庄野あるか:フフン
リギル・ソルテール:ひゅーっ
GM:では情報を開示します。
GM:まずは情報項目から
GM:そしてPP情報
GM:今分かるのはこれだけ
庄野あるか:了解です!
天藤ちひろ:ふむふむ……
望月火輪:大変なことになっている
リギル・ソルテール:リーダー…
天藤ちひろ:巡さん……
“ポラリス”ジャーム兵:“ポラリス”のジャーム兵は生育過程での訓練によってある程度方向性を調整され、通常あり得ない程に規格化されている。
“ポラリス”ジャーム兵:個々の能力は高くないが、理性のないジャームでありながら、足並みを揃えた連携と、常識外れの数で襲い来る。
“ポラリス”ジャーム兵:並のオーヴァードなら、数体に囲まれただけでも難敵となるだろう。
“ポラリス”ジャーム兵:並のオーヴァードなら、だが。
天藤ちひろ:手の中にOVVを生成、それを再び体内に埋め込み一体化する
望月火輪:「任せるよちひろ」
望月火輪:「偽物のOVVの使い手でもやれたんだ。」
望月火輪:「本物に能わないはずがない」
天藤ちひろ:先程の話を聞いたら、少々のやり辛さが無いと言ったら噓になるが
天藤ちひろ:手加減できるほどちひろは器用ではない
天藤ちひろ:「はい」頷き、眼が金色に染まる
天藤ちひろ:ポラリスのジャーム軍団に手を向けると、黒色の糸がちひろを起点に広がり
天藤ちひろ:眼前のジャーム兵集団たちを絡めとっていく
リギル・ソルテール:その後方。
リギル・ソルテール:忙しなくキーを叩いていた手がふいに止まる。
天藤ちひろ:その
天藤ちひろ:本来は操作のための糸を、攻撃に転用し
天藤ちひろ:ジャームたちを滅茶苦茶に操り、自爆させていく
“ポラリス”ジャーム兵:ジャーム兵達は悲鳴を上げることもなく、お互いの攻撃で臓物や脳漿をばら撒いた。
天藤ちひろ:時計の秒針が一周する頃には、ちひろの目の前で動くのは繋がる先を失い漂う糸だけとなった。
天藤ちひろ:「……ふぅ」
天藤ちひろ:「これでなんとか、なりましたかね」
庄野あるか:「おおーー」
天藤ちひろ:「散らかしてしまいましたけれど」
庄野あるか:「ちひろちゃんのあの糸、こんなふうにもできるんだね」
天藤ちひろ:「意思が弱い相手限定ですけれどね……巡さんと二人で考えついた使い方、です……」
望月火輪:「十分。片付けする義務も義理もないからね」
望月火輪:「じゃ、あとで役に立ったって知らせてやればいい」
リギル・ソルテール:「………なあ」
庄野あるか:「ん?」
リギル・ソルテール:「巡は」
リギル・ソルテール:「巡が」
リギル・ソルテール:「………消えちまったってよ」
天藤ちひろ:「消え、た……?」
天藤ちひろ:目をしばたかせる
庄野あるか:「……それって、監視者とかいうのに乗っとられちゃったよ、って話じゃなくて?」
望月火輪:「それは」
望月火輪:「今、話した方がいい?」
望月火輪:努めて平静さを保つように声を出す。
リギル・ソルテール:「わかってらあ……景気のいい話じゃ、ねえからな」
庄野あるか:訝しげ。「なに」
望月火輪:「それに余裕自体もない。」
望月火輪:「けど、リギルが必要だと判断したなら。それを尊重するよ」
天藤ちひろ:「はい。詳しいお話を……聞きたいです」
リギル・ソルテール:「……今、話す」
リギル・ソルテール:「
リギル・ソルテール:「日裏巡はその上に作られた偽装人格だ。欲望を集め、インフィニティ・コードに近づくための」
天藤ちひろ:「そん、な」
リギル・ソルテール:「不要になったら、そいつはポイ、だ」その声は微かに震えている。
庄野あるか:「……」
庄野あるか:「えっと。じゃあ、ジュンさんが欲望を集めて、その結果わたしたちが会ったわけじゃなくって」
庄野あるか:「その…ジュンさんを作った人たちは逆のつもり?」
天藤ちひろ:「私たちを集めるための、巡さんだった……」
望月火輪:「ふうん」
望月火輪:不機嫌さを抑えるように小さく相槌を打つ
リギル・ソルテール:「今、戦いを降りる降りないの話はできねえが」
リギル・ソルテール:「それでも、期待は───」
望月火輪:「リギル」
望月火輪:「それを言ったら」
望月火輪:「俺が、君を見限る」
リギル・ソルテール:「───火輪」
望月火輪:「一番いらない言葉だろ。それは。俺たちに」
庄野あるか:ふたりの会話をよくわかっておらず、瞬きをしている。
天藤ちひろ:「それは……」
リギル・ソルテール:「わかってんだよ……わかってんだよ。でも、こんな……正面から、突きつけられて」
リギル・ソルテール:「見ないように目を閉じて、やっとだったのに、」
リギル・ソルテール:「僕に───」
望月火輪:「それに、大したことないだろ」
望月火輪:「無限を手に入れることに比べれば」
望月火輪:「人一人を取り戻すぐらい」
天藤ちひろ:「リギルさん」
天藤ちひろ:「"まだ、諦める時ではない"」
天藤ちひろ:「でしょう?」
天藤ちひろ:屈んで、車椅子の少年と視線を合わせて
リギル・ソルテール:様々な言葉が喉の下で沸騰して、弾けていった。
リギル・ソルテール:ちひろの視線を正面から受け止める。
望月火輪:「それとも、リギルにとっては巡一人の方が無限より大きかった?」
リギル・ソルテール:火輪の言葉に目を見開く。
庄野あるか:「一人の人格なんか、べつに」
庄野あるか:「作った人がどうこう言ってたって、勝手にできるよ」
庄野あるか:「わたしにできたんだから、ジュンさんだってできるでしょ」
庄野あるか:あっけらかんと言っている。
リギル・ソルテール:あるかの言葉に苦笑いをする。
リギル・ソルテール:「お前ら……」
リギル・ソルテール:なにか、脳裏に閃くものがあった。
リギル・ソルテール:「……そうだ」
リギル・ソルテール:「元から”監視者”がいたのなら、あの信号は───」
リギル・ソルテール:「───なるほどな」
リギル・ソルテール:「悪い、お前ら」
リギル・ソルテール:「急遽調べモンができた。安全確保とバックアップはよろしく頼む」
天藤ちひろ:「はい。わかりました___よかったです」そう言って少しだけ首を傾げて笑い、立ち上がる
庄野あるか:「なんか急に元気になっちゃった」
望月火輪:「わかった。それからこっちからもひとつ。」
望月火輪:「どうにも、追跡者から逃げる方法はなさそうだ。」
望月火輪:「それを調べるよりは、本体を直接狙う方が早いかもしれない。」
望月火輪:「詳細は端末に送っておくから各自確認して」
リギル・ソルテール:「Thx.相変わらずいい仕事する」
庄野あるか:「はーい」
天藤ちひろ:「ありがとうございます、確認しておきますね」
リギル・ソルテール:「マップは逐次送るからそれで進んでくれ」
GM:シーンカット
GM:ロイス取得と購入が可能です。
リギル・ソルテール:もっちにロイスとる!
庄野あるか:リギル・ソルテール 〇信頼/隔意
リギル・ソルテール:もちもち
リギル・ソルテール:友人/望月火輪/信頼:○/寂寥/ロイス
庄野あるか:何買うかなあ
庄野あるか:まあ防具チャレがいいか
天藤ちひろ:共犯者:リギル・ソルテール:〇信頼/隔意
庄野あるか:またもやリアクティブアーマーにいどむぞ
庄野あるか:6DX+3+0@10>=24 調達
DoubleCross : (6DX10+3>=24) → 10[2,6,6,7,9,10]+5[5]+3 → 18 → 失敗
庄野あるか:頑張ったけど今回はお金節約したいわね
庄野あるか:諦めましょう
望月火輪:リアクティブアーマー
天藤ちひろ:リアクティブアーマーチャレンジいきます
望月火輪:7dx>=24
DoubleCross : (7DX10>=24) → 10[2,5,5,7,8,10,10]+10[2,10]+10[10]+9[9] → 39 → 成功
天藤ちひろ:4dx+4>=24
DoubleCross : (4DX10+4>=24) → 5[1,3,4,5]+4 → 9 → 失敗
望月火輪:草
リギル・ソルテール:うわすっご!
天藤ちひろ:流石!
望月火輪:あるかちゃんにあげるね
リギル・ソルテール:ホローポイント弾でも買おう。多分2ラウンド以上行くだろうし
庄野あるか:やったーー
庄野あるか:着ます
リギル・ソルテール:4dx+2>=10
DoubleCross : (4DX10+2>=10) → 9[7,7,9,9]+2 → 11 → 成功
リギル・ソルテール:成功持っておきます
望月火輪:リギル・ソルテール/信頼〇/隔意
望月火輪:以上で
リギル・ソルテール:全員に同じ感情取られてる
リギル・ソルテール:草
GM:シーンプレイヤー:天藤ちひろ
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(68 → 70)
GM:全員登場可能。登場侵蝕をお願いします。
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(61 → 71)
リギル・ソルテール:はしゃぐなはしゃぐな
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(61 → 70)
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(56 → 58)
GM:判定の続きをやっていきます。
リギル・ソルテール:メインはあるかちゃんよろしく!
庄野あるか:はーい
庄野あるか:じゃあやります
庄野あるか:おなじみ《オリジン:サイバー》をつかうよ
庄野あるか:6DX+2+10@10 情報:FH
DoubleCross : (6DX10+12) → 9[2,5,5,7,9,9]+12 → 21
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を2増加(58 → 60)
GM:またPP3上昇! これでPP6!
庄野あるか:おしおし
GM:いいペースですね
リギル・ソルテール:当然不明のデータ解析やるぜ
リギル・ソルテール:ストラトスァ!力を借りるぜ!感覚だ!
“マスターストラトス”:がんばれ!
リギル・ソルテール:これに情報収集チームと……さらにオーディンアイ!
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を4増加(71 → 75)
リギル・ソルテール:選択技能は情報:ウェブ!
リギル・ソルテール:11dx+2>=15
DoubleCross : (11DX10+2>=15) → 9[3,4,4,5,6,6,6,6,7,7,9]+2 → 11 → 失敗
GM:りっリギー!
リギル・ソルテール:あるかちゃん
リギル・ソルテール:もしなんだけど
リギル・ソルテール:もしよかったらその妖精の手借りられないかな
庄野あるか:あ!
庄野あるか:いいよー!
庄野あるか:『あなたの指で触れて』/《妖精の手》。ダイス目を10に。
リギル・ソルテール:ありがとう!
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を4増加(60 → 64)
リギル・ソルテール:1dx+12>=15
DoubleCross : (1DX10+12>=15) → 1[1]+12 → 0 (ファンブル) → 失敗
リギル・ソルテール:13!
リギル・ソルテール:財産入れます
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの財産点を2減少(3 → 1)
GM:何とかクリア!
リギル・ソルテール:流石に難敵だった
GM:ちひろちゃんともっちはどうする?
望月火輪:・“隔離者アイソレーター”について〈情報:FH〉12
望月火輪:いきます。
望月火輪:7dx+2>=12
DoubleCross : (7DX10+2>=12) → 10[1,4,4,8,8,9,10]+8[8]+2 → 20 → 成功
望月火輪:天災
GM:流石すぎる
リギル・ソルテール:じーにあす
天藤ちひろ:素晴らしいです!
天藤ちひろ:私はどうしましょうかね
庄野あるか:拘束者か退治か
天藤ちひろ:次シーンが確定であるなら退治でしょうか、情報面は強い方に任せて
天藤ちひろ:私はダメージを減らす方に動きましょうか
天藤ちひろ:というわけで討伐……じゃない退治へ
天藤ちひろ:OVVと一体化
天藤ちひろ:9dx+9>=15
DoubleCross : (9DX10+9>=15) → 9[2,3,4,5,7,7,7,9,9]+9 → 18 → 成功
リギル・ソルテール:うおー!
GM:流石だぜ
リギル・ソルテール:ぱちぱちぱち
GM:では開示!
GM:PP情報はこちら
GM:絶え間なく襲い来るジャーム兵を蹴散らしながらあなた達は進む。
GM:しかし、案内人なしでは複雑な構造の“地下街”を進むのは困難だ。
GM:徐々に、疲労が蓄積しつつあった。
庄野あるか:端末機器を開く。ここにきて“オレステイア”にもらったスマートフォンである。
庄野あるか:そこに彼の名前で来ていたデータの復元をインストールした。
庄野あるか:らしい。
庄野あるか:難しいことはどうでもいい、ととりあえずそれを開いてみる。
GM:画面に表示されたのは、少女のCGグラフィックだった。
“エレクトラ2.0”:『ご機嫌よう。おはようございます』
“エレクトラ2.0”:『お父様の娘、“エレクトラ2.0”です』
庄野あるか:「あれっ」
庄野あるか:「“エレクトラ”だ!」
庄野あるか:「みんなー、見て見て!」
“エレクトラ2.0”:『“エレクトラ2.0”です』
“エレクトラ2.0”:『“エレクトラ”は私のお姉様です』
リギル・ソルテール:熱心に何かを解析する手を止めてそちらを見る。
天藤ちひろ:「えっ……わ、わぁ」
“エレクトラ2.0”:『エレツーでもツーちゃんでもお好きに呼んでくださいな』
リギル・ソルテール:「これが”オレステイア”の置き土産か」
望月火輪:「結構な押しが強い」
庄野あるか:「妹か。昌広が造ってたのはもっと気持ち悪い子だったけど、こっちは優しそうだね」
“エレクトラ2.0”:『私はお父様が作った人工知能の会話用インターフェイスです』
天藤ちひろ:(……)なんとも言えない顔であるかの方を見ている
庄野あるか:「ふーん。じゃあ、えっと…お話ね」
庄野あるか:「あ!じゃああなたのお父さんの代わりに」
庄野あるか:「教えてよ。ここの歩き方」
“エレクトラ2.0”:『過去の会話を検索して状況を確認するのでちょっと待っててください』
望月火輪:「出来るんだ。」
“エレクトラ2.0”:『私を開発する為にお父様とたくさんお話しました』
“エレクトラ2.0”:『お父様から聞いた話から推測するに……あなた方は“ムカウ”セルの方達ですね』
天藤ちひろ:「は、はい。 そうです」
“エレクトラ2.0”:『お父様はあなた達の下で働いていると聞いています』
“エレクトラ2.0”:『私もお手伝いします。お父様は私を連れて歩いてくれたので、私も“地下街”の構造は把握しています』
庄野あるか:「やったー」
“エレクトラ2.0”:『ご案内は可能ですが、その前に質問があります』
庄野あるか:「なんだろう」
“エレクトラ2.0”:『お父様は寝ていらっしゃるのですか?』
庄野あるか:「……。わかんない」
庄野あるか:「でも」
庄野あるか:「わたしは寝てるんだと思っているから、いまは寝ているよ」
“エレクトラ2.0”:『そうですか』
“エレクトラ2.0”:『お父様は私を開発し、学習させながら、今まで起動することはありませんでした』
庄野あるか:「そうなのです。」
“エレクトラ2.0”:『お父様が寝ていることから考えて、私はあなた方のサポートの為に開発されたのでしょうか?』
GM:以前の“エレクトラ”は戦闘用の機械人形であり、会話能力は最低限のものだった。
GM:技術的に不可能だったのではなく、“オレステイア”は敢えてそうしていた。
GM:サポートというのなら、“エレクトラ”のような戦闘能力を持たせた方が有用だった筈だ。
GM:以前と比べ、何か心境の変化があったのかもしれない。
リギル・ソルテール:「さあな……寝てるやつのこたあわからねえよ」割って入る。
リギル・ソルテール:「それより、案内してくれるんだろう?そうしてもらえるとすげえ助かる」
庄野あるか:リギーに端末を手渡す。
リギル・ソルテール:「いや、あるか、お前が持ってろ」
リギル・ソルテール:返す。
庄野あるか:「? はあい」
リギル・ソルテール:「おれにはちいと野暮用があるんでね」
リギル・ソルテール:「そっちに集中してえのさ」
“エレクトラ2.0”:『分かりました』
“エレクトラ2.0”:『あるか様、よろしくお願いします』
“エレクトラ2.0”:『まずはこのまま後ろに真っ直ぐ……失礼しました。ディスプレイの裏側はあなた方には前でした』
望月火輪:「右と左も気を付けてね」
“エレクトラ2.0”:『学習しました。その後、音量スイッチ側に曲がってください』
庄野あるか:「はいはい」てくてく。
天藤ちひろ:「あはは……わかりやすいような、分かり辛いような」
リギル・ソルテール:もう作業に戻っている。
リギル・ソルテール:移動は自動追従モードに切り替えたようだ。
天藤ちひろ:(何か、見つかったんですね。 良かった)リギルの方をチラと見て
望月火輪:しばらくエレツーの言うとおりに移動して
望月火輪:「エレツー」
“エレクトラ2.0”:『はい。何でしょう』
望月火輪:「大丈夫?俺たちはちゃんと進めてる?」
“エレクトラ2.0”:『お父様から聞いた道順か、私の学習が間違っていなければ』
“エレクトラ2.0”:『既に外に出ているはずです。……あら?』
“エレクトラ2.0”:画面の中で可愛らしく首を傾げる。
望月火輪:「ごめん。もっと早く気付くべきだった。」
望月火輪:「敵に空間操作能力者がいる」
庄野あるか:「えっ」
望月火輪:「そいつが空間を捻じ曲げて俺たちを閉じ込めている可能性が高い」
天藤ちひろ:「空間操作……!?」
庄野あるか:「ええー!」
天藤ちひろ:「この状況でそれは……厄介ですね」
天藤ちひろ:「早く気づけてよかった、とにかく何か対策を考えないと」
望月火輪:「マジで性格が悪いよ使徒ども」
天藤ちひろ:「捕まえて疲労するのを待っていたんでしょうか、性格が悪いのは私も同感です」
望月火輪:「空間がねじ曲がってるポイントを利用できれば逆に向こうを詰められるかもしれないけど」
望月火輪:「それをするには追跡者が邪魔だ」
庄野あるか:「うーん」
庄野あるか:「まだまだしないといけないことがいっぱいある…」
天藤ちひろ:「そうですね、まだ中腹…いえ、もっと下かもしないです」
望月火輪:「そうだね。だから」
望月火輪:「しばらくは、このまま、ただ地下街の道に迷ってるフリをしてくれ」
望月火輪:「空間操作に気付いたことに悟られれば、向こうの別の手を打ってくる。」
庄野あるか:「はーい」
天藤ちひろ:「あえて相手の策に乗ったフリをして、相手が襲撃を仕掛けてくるタイミングを遅らせるという事ですね」
天藤ちひろ:「わかりました」
望月火輪:「そういうこと。リギルはそれでいい?」
リギル・ソルテール:「………」
リギル・ソルテール:暫く何も聞こえないかのように打鍵していたが、
リギル・ソルテール:突然
リギル・ソルテール:「っしゃあ!やってやったぞちきしょうめ!!見やがったか”ヘルタースケルター”の野郎、感謝するぜ!」
“エレクトラ2.0”:『大声を検知しました』
庄野あるか:「うわあ!」
庄野あるか:「急に元気になってる!」
望月火輪:「びっくりした。」
天藤ちひろ:「リギルさん、見つけたんですか?」
リギル・ソルテール:「ん?……ああ、ああ!」
リギル・ソルテール:「結論から言うぜ。”監視者”をぶっ潰せば巡は元に戻せる」
庄野あるか:「!」
天藤ちひろ:「”監視者”を……」
庄野あるか:「いいね、いいね」
庄野あるか:「やっとわかりやすい話してくれた!」
望月火輪:「屈辱だけど、あるかと同じ意見だ」
リギル・ソルテール:「”ロゼッタストーン”が残ってた。この局面さえ乗り越えりゃあ」
リギル・ソルテール:「”ムカウ”は完全復活だ!ははは!」
庄野あるか:にこにこしている。
天藤ちひろ:「ええ、よかったですねリギルさん」柔和な笑みを浮かべる
庄野あるか:「そのためにもー、えーと」
庄野あるか:「ここを出る!」
庄野あるか:「そして倒~す」
リギル・ソルテール:「シンプルだ」
天藤ちひろ:「わかりやすくていいですね」
望月火輪:「問題はその為の工程がシンプルでは済みそうもないって話なんだけど」
庄野あるか:「せっかくいい感じだったのにー」くちびるを尖らせる。
天藤ちひろ:「一個一個、片付けて行きましょう」
天藤ちひろ:「きっと、巡さんならそうしたと思いますから」
望月火輪:「しょうがないだろ。性格の悪い奴らに囲まれてるんだから」
リギル・ソルテール:「大丈夫だろ。性格の悪いのはこっちにも揃ってるんだから」
リギル・ソルテール:そう言って、悪戯っぽく笑った。
GM:シーンカット
GM:ロイス取得と購入が可能です。
天藤ちひろ:アーマーチャレンジ
庄野あるか:ロイス…うーん保留!
天藤ちひろ:ロイスは保留で
リギル・ソルテール:ロイスは保留
天藤ちひろ:一応訓練と一体化
天藤ちひろ:9dx+5>=24
DoubleCross : (9DX10+5>=24) → 10[1,1,2,5,7,7,8,9,10]+3[3]+5 → 18 → 失敗
天藤ちひろ:無理! 以上!
望月火輪:ボデマ
望月火輪:7dx>=12
DoubleCross : (7DX10>=12) → 7[3,5,6,6,6,7,7] → 7 → 失敗
望月火輪:ダメ
リギル・ソルテール:ボディアーマー買っとこう
リギル・ソルテール:4dx+3>=12
DoubleCross : (4DX10+3>=12) → 10[1,2,8,10]+3[3]+3 → 16 → 成功
リギル・ソルテール:もっちあげる
リギル・ソルテール:以上!
庄野あるか:あ、してなかった
庄野あるか:ちひアクティブアーマーチャレ
庄野あるか:6DX+3+0@10 調達
DoubleCross : (6DX10+3) → 9[1,2,3,8,9,9]+3 → 12
望月火輪:ありがと!
庄野あるか:むり!では!
GM:シーンプレイヤー:庄野あるか
GM:全員登場可能。登場侵蝕をお願いします。
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(64 → 65)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(70 → 79)
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(70 → 75)
庄野あるか:偉いぞ我が登場ダイス
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を1D10(→ 5)増加(75 → 80)
GM:では判定の続き!
リギル・ソルテール:ジャーム駆除今度は行きたいかな
庄野あるか:そろそろ別れてもいいかもねって感じもありますね とりあえずメインをやりますわ
庄野あるか:《オリジン:サイバー》してっと
望月火輪:いけー
庄野あるか:7DX+2+10@10 情報:FH
DoubleCross : (7DX10+12) → 8[1,1,5,5,6,8,8]+12 → 20
GM:PP3!
天藤ちひろ:ではお任せします
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を2増加(65 → 67)
リギル・ソルテール:次のシーンで突破できそうではあるけど
リギル・ソルテール:どうかな
望月火輪:ここで突破しちゃうのもありかもですね。
GM:このシーンで手分けすれば登場侵蝕を節約できるかもしれないけど、手分けした時のデメリットが発生する可能性もあります
庄野あるか:ふんふん
リギル・ソルテール:ウ〜ン
GM:これ言っておくか
GM:監視者以外の使徒の情報を開けるとどんなデメリットが発生するか分かります
リギル・ソルテール:なるほど?
望月火輪:あー
望月火輪:分断すると
望月火輪:隔離者とかのせいで合流めんどくさそう!
庄野あるか:あー
望月火輪:やめよう!
リギル・ソルテール:手堅く行きましょう
天藤ちひろ:次のシーンのあるかちゃんに任せよう!
庄野あるか:そうですね
リギル・ソルテール:怖い!
天藤ちひろ:明日のあるかちゃんに!
GM:先に情報を見てから決めてもいいですよ
天藤ちひろ:はーい
庄野あるか:はあい
リギル・ソルテール:拘束者の方、もっち行く?私が行ってもいいけど
望月火輪:じゃあいきます
望月火輪:・“拘束者レストレインター”について〈情報:FH〉10
望月火輪:7dx+2>=10
DoubleCross : (7DX10+2>=10) → 9[3,3,4,4,7,8,9]+2 → 11 → 成功
望月火輪:よし
GM:成功!
GM:じゃあ今回は先に開示しましょう
GM:そして、三人分開示されたので、手分けした時のデメリットを開示します。
GM:まず、手分けすると、人数が少ないグループにいる人から一人、隔離者が狙撃してきます。
庄野あるか:嫌すぎる!!!!!
GM:また、一人になった人がいた場合、1ラウンド隔離者の支援を受けた拘束者と戦闘してもらいます。
庄野あるか:最悪!!!!
天藤ちひろ:よかった、あるかさんを単独行動させなくて
庄野あるか:なすすべないよ
リギル・ソルテール:怖過ぎ
望月火輪:こんなところにいられるか!俺はみんなと一緒にいさせてもらうぞ!!
庄野あるか:wwwww
庄野あるか:そうだそうだ!
天藤ちひろ:身を寄せ合い生きていきましょうね
天藤ちひろ:ぎゅっ
リギル・ソルテール:ちひろちゃんと密着…?!
リギル・ソルテール:やめよう 今のなし
GM:では、手分けしないのなら、残りの判定はジャーム駆除か、PP最大値を狙うか!
リギル・ソルテール:んー、ジャーム駆除行くか
リギル・ソルテール:射撃で素撃ち
リギル・ソルテール:9dx+20>=15
DoubleCross : (9DX10+20>=15) → 6[1,2,3,3,3,3,5,5,6]+20 → 26 → 成功
望月火輪:やったぜ
GM:成功! ジャームはしめやかに爆散!
庄野あるか:さよなら~
GM:ちひろちゃん、PP最大値狙ってみますか?
天藤ちひろ:今だしても必要ターン数変わらないからなあ
天藤ちひろ:今回はあるかちゃんにお任せして待機してます
GM:ではPP情報開示!
GM:進行円滑化の為、このシーンで再登場すれば追加でプライズ判定できることにします。
GM:ただし、PPのシーン進行は進めるので、このタイミングで全員が挑戦して達成しなかった場合は未達成として扱われます。
GM:再登場する人は登場侵蝕をどうぞ!
庄野あるか:しまーす
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(67 → 77)
庄野あるか:ここでかい!
庄野あるか:まあよい 判定します オリジンサイバーもします
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を2増加(77 → 79)
庄野あるか:7DX+2+10@10 情報:FH
DoubleCross : (7DX10+12) → 8[1,2,4,4,6,7,8]+12 → 20
庄野あるか:おしおし!!
GM:ぴったり!
GM:これでプライズ判定もクリア!
リギル・ソルテール:よかった!
GM:ではPP情報を貼ります
天藤ちひろ:さすがです!
庄野あるか:うおおーー
GM:空間の封鎖によって、“地下街”に閉じ込められた“ムカウ”セルは、当て所なく彷徨っているように見えた。
GM:しかし、それは位置情報を把握する敵に対する欺瞞に過ぎない。
GM:無秩序な動きに見えるそれは、明確な目的地を持っていた。
リギル・ソルテール:襲いくるジャームを射撃で退けながら進む。
リギル・ソルテール:「まだ気づかれちゃいないよな」
庄野あるか:てくてくと、エレクトラ2.0に導かれている。
庄野あるか:「れてない、はずだよ~」
リギル・ソルテール:「となると、やっぱり奴らの方に会話までは通ってねえか」
望月火輪:「ならいいんだけどね」
天藤ちひろ:「会話まで聞かれていたら……こうは行けないでしょうしね」
“エレクトラ2.0”:『地上照明の操作室には、次の分かれ道を電源ボタン側に曲がってください』
庄野あるか:「はあい」
望月火輪:「図書室から秘密のキーを持って来たりしなくても大丈夫?」
庄野あるか:「?」
望月火輪:「そういう回りくどい手順を求めてくる世界もあるんだよ」
リギル・ソルテール:「地下街からの脱出、だな差し詰め」
庄野あるか:「でもわたしたちは全然まわりくどくないもん」
庄野あるか:「むしろ、一直線だ」
庄野あるか:「でしょ?」
“エレクトラ2.0”:『“地下室”の設備に関連するエリアに入る時は、お父様は手土産を持参していました』
“エレクトラ2.0”:『人の領分に入るには信頼を得る必要があり、信頼を得るには誠意が必要なのだと言っていました』
庄野あるか:「誠意?」
“エレクトラ2.0”:『誠意。私欲を離れて正直にまじめに物事に対する気持。まごころ』
望月火輪:「辞書を引っ張ってくれるんだ」
望月火輪:「けど、誠意と言われても今俺たちが出せるものなんて」
望月火輪:「なんかある?」
天藤ちひろ:「お金……は、そんなにありませんね」
リギル・ソルテール:「……おれとしちゃあ、そこにいる奴らがくたばっててくれると話が早くてたすかるね」
庄野あるか:「さっき死体あったもんねえ」
リギル・ソルテール:「どの道、おれたちゃあ奴らにとって死神だ。今更誠意もくそもねえよ」
庄野あるか:「むしろわたしたちが誠意、を見せるのは、えーっと」
庄野あるか:「モッチがさっき言ってた…あの人にしたほうがいいんじゃないの?」
庄野あるか:手を上に向ける。
望月火輪:「ストラトスか」
望月火輪:「そうだね。どうにも切り札を切ってもらう必要もありそうだし」
リギル・ソルテール:「ああ。そうして『出口』を作ってもらわにゃあならねえ」
天藤ちひろ:「お願いするしか、なさそうです」
望月火輪:「なら逃げた方がいいって触れて回るのが誠意かな」
リギル・ソルテール:「逃げらんねえけどな」
庄野あるか:「……おお!」
庄野あるか:ぴんときていない。ちひろちゃんの方を見る。
庄野あるか:こういうのにぴんとくるのは彼女のほうだろうからだ。
天藤ちひろ:「ええ、そうですね……」
天藤ちひろ:「巻き込まれる人は少ない方が、ええ、良いと思いますし」
天藤ちひろ:「欺瞞かもしれませんけど、"誠意"の一つではないでしょうか?」
天藤ちひろ:一般人の集団にレネゲイドを撒いたセルに所属しておいて何を今さらと言った感じではあるが
天藤ちひろ:(少し、でもこの辺りは大切にしていかないといけない……気がする)
リギル・ソルテール:「は!おれはごめんだね。せいぜい話する前におんだされるか、信じちゃもらえねえかだ」
リギル・ソルテール:「『異物』ってえのはそういう扱いを受けるって相場が決まってんだよ」
天藤ちひろ:「リギルさんがそう感じられるのも、正しいと思います……倫理観で言えば、ずっとそちらよりですし」
天藤ちひろ:「でも、だからこその"誠意"だとも思うのです、傲慢かもしれませんが」
天藤ちひろ:(リギルさんの過去は……うん)かつて目撃した景色を思い返し
天藤ちひろ:「『異物』の典型的な扱いを知っているからこそ、それ以外の方法も取れる」
天藤ちひろ:「でしょう、リギルさん」
リギル・ソルテール:「ちっ」
リギル・ソルテール:「やりたいなら好きにやれよ。ほとんど死んでるだろうが」
リギル・ソルテール:「そこまで思ってるなら止めやしねえ。巡だってお前の『欲望』を尊ぶだろうさ」
庄野あるか:「ふふ、そうだねー」
天藤ちひろ:「そうですね」少しだけ笑って
天藤ちひろ:「巡さんなら、きっとそうしてくれます」
天藤ちひろ:「……取り返しましょう、私たちで」
庄野あるか:「絶対喜んでくれそう! っとと」端末を手に急に止まる。
庄野あるか:「着いたー!」
“エレクトラ2.0”:『経路案内を終了します』
望月火輪:「お疲れ様」
“エレクトラ2.0”:『今のはお父様から教えてもらったカーナビのものまねです』
庄野あるか:「似てる!」
天藤ちひろ:「ありがとうございます」
リギル・ソルテール:「よし、見せろ」
リギル・ソルテール:「すぐに動かしてやる」
リギル・ソルテール:「多少の猶予は作ってやるよ」
リギル・ソルテール:「その間に避難指示でも何でもして来な」
リギル・ソルテール:「一緒に巻き込まれるようなことだけはやめてくれよ」
天藤ちひろ:「はい! ありがとうございます、リギルさん!」そう言って駆け出し、ローファーが床を蹴る音が空間に反響する
リギル・ソルテール:「……そういや、分かれるのも良くねえんだったか」
庄野あるか:「? わたし行こうかー?」
リギル・ソルテール:「ああ、頼む!」
庄野あるか:かろやかについていく。
天藤ちひろ:「すいません、おねがいします!」
天藤ちひろ:(リギルさんはそっちか……いや、当たり前だけど……)
望月火輪:「ストラトスには連絡を入れておくよ」
望月火輪:「いつでも天の火を発動できるように」
GM:避難勧告は聞き入れられたかは分からない。
GM:まず、多くの住人がジャーム兵に殺されていたことと、生き残った者もこちらから話しかけてもすぐに逃げ出したからだ。
GM:だが、去って行く背中にかけた言葉を受け止める者がいたのなら、犠牲はほんの少しでも減ったのかもしれない。
GM:その結果は、あなた達には分からない。
GM:梨郷市 上空
“マスターストラトス”:羽根を広げた鳥――あるいはストレリチアの花のような巨大な構造物が成層圏に浮かんでいた。
“マスターストラトス”:“マスターストラトス”の義体の一つ。地上の観測と攻撃用の空中要塞である。
“マスターストラトス”:しかし、その要塞は今更に上空からの攻撃を受けていた。
GM:UGNが所有するレーザー兵器搭載の人工衛星『天の火』。
GM:本来の用途は、地図から都市一つを消滅させる程のレーザー兵器を宇宙空間から放つことができる、という示威による『交渉用』の衛星だ。
GM:しかし、今はその実力が行使されていた。
GM:決して地上に届かない程度に出力を絞られたレーザーが、“マスターストラトス”の空中要塞を攻撃していた。
“マスターストラトス”:「攻撃が温いんだよ、UGN!」
“マスターストラトス”:強靱な装甲と、その巨大さに見合わぬ機動性によって、レーザー攻撃を掻い潜る。
“マスターストラトス”:UGNが本気で攻撃すれば、こうは行かないだろう。
“マスターストラトス”:しかし、『天の火』の最大出力では梨郷市まで焼き払ってしまう。
“マスターストラトス”:それで“マスターストラトス”に与えられる損害は義体一つ。
“マスターストラトス”:梨郷市が、UGNにとっても利用価値があるのなら、おいそれと本気は出せない。
“マスターストラトス”:「ああ、残念だぜ。やるなら全力でやり合いたかった」
“マスターストラトス”:そうする手段はある。自身の手で梨郷市を破壊し尽くすことだ。
“マスターストラトス”:だが、無関係の相手を戦いに巻き込むのは、絶対に避ける程ではないが、あまり好みのやり口ではないし、
“マスターストラトス”:「今回は約束もしてるんでな――悪いが、姑息な手を使わせてもらうぜ!」
“マスターストラトス”:電磁装甲が、レーザー攻撃を逸らす。
“マスターストラトス”:その光とは別に、地上の僅かな光をカメラが捉えた。
“マスターストラトス”:本当に僅かな光だ。普段なら気にも留めない。
“マスターストラトス”:しかし――
“マスターストラトス”:「このパターン……渋いことするじゃねえか」
“マスターストラトス”:地上の照明が、一定のパターンで点滅している。“ムカウ”セルからの救難信号だ。
“マスターストラトス”:要請に従い、砲を地上へと向ける。
“マスターストラトス”:上空からの攻撃は激しさを増すが、照準の為に回避はしない。
“マスターストラトス”:「
“マスターストラトス”:「照準完了――ぶち抜け」
GM:空気を引き裂く轟音の直後、更なる爆轟が梨郷市に響いた。
GM:粉塵が街を覆う。
GM:その中心には、地下深くまで大穴が穿たれていた。
“マスターストラトス”:「こちら“マスターストラトス”。ご注文の品はお届けしたぜ」通信を入れる。
望月火輪:「ああ。確認できたよ」
望月火輪:「正直、威力は想像以上だったけど」
“マスターストラトス”:「そういう兵器なんだ。器用に手加減なんてできるかよ」
リギル・ソルテール:「ああ、なんか空がひっさしぶりに見えたな。また閉じ込められる前に登ろうぜ」
リギル・ソルテール:「Thank you、マスター・ストラトス」
リギル・ソルテール:「God bless you, だ」
“マスターストラトス”:「ハッ、ジョークは微妙だな」
“マスターストラトス”:「俺らに神の加護なんかあるかよ」
“マスターストラトス”:「だから、お前らの手で掴み取れよ」
“マスターストラトス”:「負けたら、手伝った俺まで負けたことになっちまう」
望月火輪:「心配性だな」
望月火輪:「大丈夫だよ。言っただろ。」
望月火輪:「"ムカウ"が揃えば、俺たちは無敵なんだ」
GM:シーンカット
GM:ロイス取得と購入が可能です。
庄野あるか:はあーい
庄野あるか:天藤ちひろ 〇尊敬/隔意
リギル・ソルテール:協力者/“マスターストラトス”/憧憬/隔意:○/ロイス
庄野あるか:高性能治療キット
天藤ちひろ:ロイスは保留で
庄野あるか:7DX+3+0@10 調達
DoubleCross : (7DX10+3) → 9[2,2,2,4,7,8,9]+3 → 12
庄野あるか:かった
望月火輪:やったぜ
リギル・ソルテール:こっちも高性能治療キット
望月火輪:とりあえずロイ保!
リギル・ソルテール:5dx+2>=9
DoubleCross : (5DX10+2>=9) → 8[4,4,6,7,8]+2 → 10 → 成功
リギル・ソルテール:必要な人に後で渡します
望月火輪:ホローポイント弾
望月火輪:7dx>=10
DoubleCross : (7DX10>=10) → 7[1,2,6,6,6,7,7] → 7 → 失敗
望月火輪:だめだ
望月火輪:おしまい!
天藤ちひろ:あ、調達していいんだ
天藤ちひろ:よし、ではホローポイント弾で
天藤ちひろ:一体化からの振ります
リギル・ソルテール:ホローポイント持ってるよー
天藤ちひろ:あ、持ってましたか
望月火輪:使い捨てだからもう1個ぐらいあってもいいかと思って
リギル・ソルテール:まあ確かに 3ラウンド目までもつれ込む可能性もあるしな…
天藤ちひろ:よし、ではでは
天藤ちひろ:4dx+5>=10
DoubleCross : (4DX10+5>=10) → 7[1,2,7,7]+5 → 12 → 成功
天藤ちひろ:成功! リギルさんへ!
リギル・ソルテール:いただきます!
GM:シーンプレイヤー:望月火輪
GM:全員登場可能。登場侵蝕をお願いします。
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を1D10(→ 8)増加(80 → 88)
リギル・ソルテール:米
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1D10(→ 7)増加(79 → 86)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(79 → 85)
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(75 → 85)
GM:梨郷市の一画。かつて“ポラリス”セルのジャーム保管庫の一つだった廃工場。
“追跡者”:ガンッ! と壁を蹴り付ける。
“追跡者”:「ふざけやがって、あの蚊トンボ野郎!」
“追跡者”:「滅茶苦茶しやがって! 爆風で砂が吹っ飛んだぞクソが!」
“拘束者”:「対象の位置情報ロスト。……どう対応する」
“隔離者”:「セオリーから考えれば一度退くべきですが……」
“隔離者”:「あの砲撃の後です。レネゲイドが臨戦態勢になってしまっている」
“隔離者”:「退避用のゲートを開くには時間がかかります」
“追跡者”:「ビビってんのかジジイ」
“隔離者”:「お恥ずかしい話ですが」
“隔離者”:「少し昂ぶっています。これ程手応えのある相手は久々ですので」
“拘束者”:「標的の中には電子戦能力者がいる」
“拘束者”:「こちらの索敵が機能しない以上、あちらの捕捉の方が早いだろう」
“追跡者”:「何だ? 俺が能なしとでも言いてえのか」
“拘束者”:「そう聞こえたのなら、お前がそう思っているんだろう」
“追跡者”:「奴らを始末したら次はてめえだぞクソガキ……」
“拘束者”:「ともかく、逃げるのは意味がない」
“隔離者”:「ええ。となれば」
“追跡者”:「チッ――迎え撃つぞ」
“追跡者”:「どうやら、タイミングもぴったりみてえだしな」
リギル・ソルテール:キュルルル、とブレーキ音が鳴り、止まる。
リギル・ソルテール:手招き。仲間たちにジェスチャーで伝える。
望月火輪:「追いついた」
庄野あるか:大きな上着を纏った少女がひらりと着いてくる。
庄野あるか:「なんとか者たち!」
天藤ちひろ:「先に、見つけられましたね」
天藤ちひろ:着地。黒いリボンでまとめられた濡れ羽色の髪がふわりと揺れる
“追跡者”:カン、カン、と機械の義手を手拍子するように打ち合わせる。
“追跡者”:「驚いたぜ。いや、褒めてやるよ」
“追跡者”:「『インフィニティ・コード』の為に用意された餌共としか思ってなかったからなあ」
“追跡者”:「思ったよりは上等な餌らしい」
リギル・ソルテール:「消化するまえに歯がやられちまうだろう?こんな餌じゃ」
リギル・ソルテール:ヂャキン。銃が車椅子の後方から伸び、使徒たちに向けられる。
望月火輪:「君たちに時間を割きたくないんだ」
望月火輪:「さっさと終わらせよう」
庄野あるか:「たおーす!」
天藤ちひろ:「ええ、逃がしません」
“拘束者”:「任務の理由も、標的の事情も興味はない」
“拘束者”:「イレギュラーな状況にも対処するのが、正しいプライドの示し方だ」
“拘束者”:「結果は変わらない」
“隔離者”:「では、参りましょうか――ふふ」
“隔離者”:「まさか、向き合ってこんな決闘じみた戦闘をすることになろうとは」
“隔離者”:「長生きもしてみるものです。しかし――」
“隔離者”:「あなた方は、長生きを楽しむことができない。それには、少し同情しますよ」
GM:ミドル戦闘を開始します。
望月火輪:こいや!!
天藤ちひろ:戦闘です!
庄野あるか:かつ!
GM:エンゲージはこちら
GM:セットアップ
“隔離者”:セットアップ:《イリュージョンシールド》 ラウンド間、自身を対象に含む判定ダイスを-10個する。ただし、味方が全て戦闘不能になっている場合はこのエフェクトの効果を解除する。
“追跡者”:セットアップ:《サポートデバイス》 ラウンド間【精神】ダイス+16。
“拘束者”:なし
リギル・ソルテール:▼見て、伝える:《オーバーウォッチ》ラウンド間メジャーアクションD+3
リギル・ソルテール:これを自分含む全味方に
庄野あるか:《アクセル》。ラウンド間、対象の行動値+10。対象は…
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を4増加(88 → 92)
庄野あるか:モッチにかけます!
望月火輪:ざっす!!
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1増加(86 → 87)
望月火輪:≪活性の霧≫≪タブレット≫≪多重生成≫
望月火輪:侵蝕+8 PC全員に攻撃力+21 ドッジダイス-2
庄野あるか:yatta
リギル・ソルテール:受けます!ドッジダイス−2されても避けるつもりだぞ
GM:やめろー!
GM:極悪エフェクト多重生成……!
天藤ちひろ:受けます!
庄野あるか:うけまーす
GM:ではセットアップは終わり
GM:イニシアチブ16、リギーの手番ですが
“隔離者”:《時の魔術師》 シーン間、単体の行動値を+12か-12する。自身はHPを5失う。
“隔離者”:対象は追跡者。行動値を+12します。
望月火輪:うお!?
リギル・ソルテール:まじか!
“隔離者”:HP5失う
“追跡者”:これで行動値21。先にこっちが動くぜ
庄野あるか:うおお!
“追跡者”:手番前に《オリジナルツール》ラウンド間〈RC〉達成値+16。
望月火輪:やめろー!!
“追跡者”:メジャー:《コンセントレイト:モルフェウス》《ドッペルゲンガー》《クリスタライズ》《パラライズ》《ペトリファイ》 20dx7+22 攻撃力23 範囲(選択) ガード不可。装甲無視。命中した場合、硬直を与え、行動値を-12する。
“追跡者”:対象はPC全員!
リギル・ソルテール:嫌過ぎ!!!
“追跡者”:さらにダメージを与えるとエンブレム『ハンティングアイ』の効果で、対象:“追跡者”の憎悪を与え、『コンビネーター』の効果で、このラウンド中受けるダメージが+2d10される。
“追跡者”:判定までは妨害はないはずなので判定まで行きます
“追跡者”:20dx7+22
DoubleCross : (20DX7+22) → 10[1,1,2,2,3,3,3,4,5,5,6,6,6,7,8,8,8,10,10,10]+10[1,3,7,8,8,8,9]+10[3,3,4,8,10]+4[2,4]+22 → 56
望月火輪:やめろー!!
庄野あるか:ヤバ
リギル・ソルテール:うううううん、高いよ〜
庄野あるか:うーん束縛でもきつそう
リギル・ソルテール:マイナー通ってないからね…
望月火輪:僕は硬直けても大丈夫
リギル・ソルテール:行動値-12はラウンド間かな?
GM:シーン間ですね。マイナーで解除可能
リギル・ソルテール:まあ、どのみちあっちがシーン中21なんだが
庄野あるか:自分も大丈夫 ちひろちゃんもシャドテンだっけ
リギル・ソルテール:うわっいやすぎ
天藤ちひろ:です、どの道カバーするので喰らう事にはなると思います
リギル・ソルテール:とりあえずドッジは試みます
リギル・ソルテール:▼見て、避ける:《リフレックス:ブラックドッグ》+《ゲットダウン》
リギル・ソルテール:7dx7+19>=56
DoubleCross : (7DX7+19>=56) → 10[2,4,5,6,8,9,10]+10[4,9,10]+2[1,2]+19 → 41 → 失敗
庄野あるか:ぎゃーー!
庄野あるか:がんばった!
天藤ちひろ:おしい
望月火輪:強い
リギル・ソルテール:だめだ。
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を4増加(92 → 96)
望月火輪:こちらは受けても大丈夫。リギーカバーがいいかな
庄野あるか:かもね!私行動値どのみち低いし
庄野あるか:だいじょうV
天藤ちひろ:ではその方向性で、一応OVVと一体化宣言してから
天藤ちひろ:【Gフィラメント】《崩れずの群れ》
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を2増加(85 → 87)
天藤ちひろ:対象リギルさんで
GM:みんなもドッジはいいかな
庄野あるか:そ、そうだった
天藤ちひろ:私はガードで
庄野あるか:3DX+1+0@10 回避
DoubleCross : (3DX10+1) → 10[5,9,10]+6[6]+1 → 17
庄野あるか:ウス
リギル・ソルテール:ガードは不可!
GM:不可だぜ
望月火輪:ドッジ
望月火輪:1dx
DoubleCross : (1DX10) → 6[6] → 6
望月火輪:無理
GM:6d10+23 ダメージ
DoubleCross : (6D10+23) → 23[5,1,2,6,8,1]+23 → 46
“追跡者”:GMで振っちゃった
庄野あるか:リアクティブアーマーの効果を使って-3D
リギル・ソルテール:リザレクトします
庄野あるか:46-3d10
DoubleCross : (46-3D10) → 46-22[9,4,9] → 24
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールのHPを1D10(→ 8)に変更(6 → 6)
GM:装甲無視ガード無視だぜ
天藤ちひろ:無理です蒸発します
GM:あるかちゃん惜しい!
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を6増加(96 → 102)
天藤ちひろ:リザレクト
庄野あるか:ウグググ!
庄野あるか:リザレクトします
望月火輪:りざ!
天藤ちひろ:ってあれ、カバーしたのにリギルさんがリザレクトしてる
庄野あるか:庄野あるかのHPを1D10(→ 4)に変更(24 → 4)
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を4増加(87 → 91)
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(93 → 98)
リギル・ソルテール:あっそうだった
GM:リギーはカバーされてるぜ
天藤ちひろ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9
GM:なので、ちひろちゃん、もっち、あるかちゃんは硬直と行動値-12と追跡者対象の憎悪と、コンビネーターを受けます
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を9増加(87 → 96)
天藤ちひろ:キャー
庄野あるか:ハヤヤヤ
GM:行動値はもっちが2、あるかちゃんとちひろちゃんは0になります
庄野あるか:ゼロ
GM:では、行動値16、リギー!
リギル・ソルテール:はーい
リギル・ソルテール:オーディンアイ:マイナーアクションで使用、シーン間選択した技能による判定のダイスに+4、使用時侵蝕+4(効果中再度使用で技能変更)
リギル・ソルテール:射撃ダイス+4します
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を4増加(96 → 100)
リギル・ソルテール:▼撃って、縛る:《アタックプログラム》+《スパークウェッジ》
リギル・ソルテール:対象は拘束者
“拘束者”:妨害はない
リギル・ソルテール:14dx+37
DoubleCross : (14DX10+37) → 10[2,2,3,4,5,5,6,6,6,7,7,7,8,10]+1[1]+37 → 48
“拘束者”:ガード。《レネゲイドイーター》 ガード値は3+5d10
リギル・ソルテール:命中時、自身以外含む攻撃で18ダメージ
リギル・ソルテール:めっちゃかたいな。ダメージ出します。キーンナイフなので装甲-5
リギル・ソルテール:5d10+1d10+5+21
DoubleCross : (5D10+1D10+5+21) → 24[7,4,2,1,10]+8[8]+5+21 → 58
庄野あるか:えらい・・・
“拘束者”:装甲が-5されて5になるので
“拘束者”:58-5d10-3-5
DoubleCross : (58-5D10-3-5) → 58-24[10,6,6,1,1]-3-5 → 26
“拘束者”:26ダメージ。
リギル・ソルテール:すごい、5d10が同じ値だ
リギル・ソルテール:固定値分通った!
リギル・ソルテール:スパークウェッジのデバフもどうぞ!
“拘束者”:受けます
庄野あるか:やったぜ
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を4増加(100 → 104)
GM:では行動値11、隔離者の手番
望月火輪:待った!!
GM:ムム!
望月火輪:リギーのロイスを切って不利な効果を全消しします。
GM:大胆な手を!
GM:では行動値がもどり、行動値14になったもっちの手番
望月火輪:≪エクスプロージョン≫≪ツインバースト≫
望月火輪:ここに明確にガードキャラがいるため
望月火輪:無の香炉も載せます。
GM:この場合、イリュージョンシールドを不利な効果に含めるかどうか微妙な気がしますが
GM:この手番のみ効果を無視できることにします
望月火輪:リア不!!!
望月火輪:うす!!
庄野あるか:ありがたいぜ
望月火輪:では判定
望月火輪:5dx+3
DoubleCross : (5DX10+3) → 9[1,4,6,8,9]+3 → 12
“隔離者”:《グラビティバインド》 達成値-12
庄野あるか:うわっ
望月火輪:ゲーーー!!
望月火輪:妖精とか…もらえる?
天藤ちひろ:流石にロイスにアイテム切って空振りは困るな
リギル・ソルテール:妖精しよう〜!
庄野あるか:あげるよ!
庄野あるか:『あなたの指で触れて』/《妖精の手》。ダイス目を10に。
望月火輪:さんきゅー!
望月火輪:1dx+0
DoubleCross : (1DX10) → 6[6] → 6
“隔離者”:くっ、命中……!
GM:ダメージをどうぞ
望月火輪:ちょっと待ってもらっていいですか!!
GM:待ちます!
天藤ちひろ:【マルカリアンの鎖】《デビルストリング》オートアクションを打ち消す
天藤ちひろ:グラビティバインドを打ち消します
庄野あるか:そして妖精をしまいます…!
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を4増加(96 → 100)
庄野あるか:いいでしょうか
GM:了解です!
望月火輪:では達成値12で
望月火輪:ダメージを出します。
望月火輪:2d10+2d10+8+15+21
DoubleCross : (2D10+2D10+8+15+21) → 8[4,4]+9[3,6]+8+15+21 → 61
望月火輪:でや!!!
望月火輪:対象は敵全員
“追跡者”:そのまま受けます! 結構痛いぜ
“隔離者”:こちらもそのまま受けます! 痛い!
“拘束者”:装甲で10軽減。さっきのダメージも含めてかなりきつくなってきた
GM:モッチは侵蝕上げてね
望月火輪:っす
望月火輪:侵蝕が104に
GM:では、今度こそ行動値11、隔離者の手番
“隔離者”:マイナー:《斥力の矢》《陽炎の衣》 武器作成し、隠密状態になる。
“隔離者”:メジャー:《コンセントレイト:エンジェルハイロウ》《ガラスの剣》 7dx7+5 攻撃力15+2d10(トラッパー効果で隠密中攻撃力+2d10になっています) リアクションダイス-8
“隔離者”:対象は
“隔離者”:choice[ちひ,りぎ,ある]
DoubleCross : (choice[ちひ,りぎ,ある]) → ある
“隔離者”:あるかちゃん
庄野あるか:わたしだ
“隔離者”:7dx7+5
DoubleCross : (7DX7+5) → 10[6,6,7,7,10,10,10]+10[2,2,3,4,10]+10[9]+10[8]+1[1]+5 → 46
庄野あるか:リアクションダイスは-10になるので振れない
リギル・ソルテール:すごいまわる
庄野あるか:えーと ガードか?
庄野あるか:リア不ですっけこれは
GM:ガードはできます
庄野あるか:まあ一緒なんだけど防具的に…いちおうガードで。
“隔離者”:ではダメージ。コンビネーターで更にダメージ+2d10
“隔離者”:5d10+15+2d10+2d10
DoubleCross : (5D10+15+2D10+2D10) → 25[5,5,9,4,2]+15+12[4,8]+19[9,10] → 71
庄野あるか:ヤバいぜ
庄野あるか:リザレクト!
庄野あるか:庄野あるかのHPを1D10(→ 8)に変更(4 → 8)
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を8増加(91 → 99)
GM:では行動値8、拘束者の手番
“拘束者”:マイナーで戦闘移動。PCのエンゲージに移動します。
庄野あるか:クルナーー
“拘束者”:メジャー:《コンセントレイト:ソラリス》《アドレナリン》《罪人の枷》《背教者殺し》 13dx7+6 攻撃力12+2d10(強化兵効果) エンブレム『スイーパー』により、バッドステータスを受けた相手には更に2d10。命中した場合、ラウンド間対象のあらゆる判定の達成値-4。ダメージを与えた場合、ラウンド間対象のあらゆる判定のダイス-3。
“拘束者”:これでまだ行動してない相手を狙いたいんだけど……
“拘束者”:スパークウェッジでリギー以外を狙うとダメージを受けるので、対象はリギー!
庄野あるか:フフフ!
リギル・ソルテール:なるほどね!
“拘束者”:13dx7+6
DoubleCross : (13DX7+6) → 10[2,2,2,3,3,4,6,6,7,7,9,10,10]+10[6,9,10,10,10]+6[1,3,6,6]+6 → 32
リギル・ソルテール:▼見て、避ける:《リフレックス:ブラックドッグ》+《ゲットダウン》
リギル・ソルテール:12dx7+19>=32
DoubleCross : (12DX7+19>=32) → 10[2,2,3,3,3,6,6,6,8,8,9,9]+10[1,5,8,8]+10[4,7]+4[4]+19 → 53 → 成功
庄野あるか:つよ!
“拘束者”:ギイイイ!
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を4増加(104 → 108)
“拘束者”:《原初の虚:夜魔の領域》 未行動になり、行動値0になる。
庄野あるか:こいつ・・・
GM:では行動値0のちひろちゃんとあるかちゃん!
庄野あるか:ハアーイ
庄野あるか:では先に。
庄野あるか:マイナーでコンボ『あなたはいつも優しい』/《オリジン:サイバー》。
庄野あるか:【生来の狂気】適用状態なので社会を達成値+10、《交渉》なら+20する。
庄野あるか:そしてコンボ『あなたは教えてくれた』/《絶対の恐怖》《神の御言葉》。対象は憎悪なので追跡者くん。
庄野あるか:11dx+23
DoubleCross : (11DX10+23) → 10[1,2,4,5,6,6,7,8,9,9,10]+4[4]+23 → 37
“追跡者”:《守りの砂》 〈RC〉でドッジ
“追跡者”:20dx+22
DoubleCross : (20DX10+22) → 10[1,1,2,2,2,3,4,5,5,5,5,6,6,7,7,7,9,10,10,10]+9[6,6,9]+22 → 41
庄野あるか:うげっ
“追跡者”:ドッジ成功!
庄野あるか:ここから妖精は遅いか
“追跡者”:そうですね
庄野あるか:ギャーン!
リギル・ソルテール:うーん
庄野あるか:ちひろ…信じているぞ
リギル・ソルテール:ロイス切るのは流石にという感じっぽい
“追跡者”:ロイスなら間に合うぜ……ふふふ
庄野あるか:んーーー ちひろちゃんいるしなあ
GM:ではちひろちゃんの手番!
庄野あるか:うちのマスターに任せますぜ
天藤ちひろ:はーい
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を9増加(99 → 108)
天藤ちひろ:とはいえ私も期待に応えられるかどうか……やってみましょうか
天藤ちひろ:【銀牙セイファート】《コンセントレイト:ウロボロス》+《シャドーテンタクルス》コスト3
天藤ちひろ:対象は追跡者
天藤ちひろ:15dx7+9
DoubleCross : (15DX7+9) → 10[1,1,1,3,4,5,5,5,5,6,7,8,8,9,9]+10[1,2,6,7,10]+10[2,10]+10[10]+10[7]+3[3]+9 → 62
庄野あるか:うおおお!すげえ
“追跡者”:ま、回しやがる……
リギル・ソルテール:いい出目!
庄野あるか:いやこれはいけるのでは!
“追跡者”:《守りの砂》 〈RC〉でドッジ
リギル・ソルテール:ワイト
“追跡者”:20dx+22>=62
DoubleCross : (20DX10+22>=62) → 10[1,1,2,3,3,3,3,4,4,4,5,5,6,7,8,8,8,9,10,10]+4[3,4]+22 → 36 → 失敗
“追跡者”:くっ……!
庄野あるか:フハハハハハ!
“追跡者”:命中!
庄野あるか:これがマスターオーヴよ!
リギル・ソルテール:うむ(後方腕組み)
GM:ダメージどうぞ!
天藤ちひろ:7d10+10+2+1+3+15
DoubleCross : (7D10+10+2+1+3+15) → 41[4,8,10,5,3,1,10]+10+2+1+3+15 → 72
リギル・ソルテール:活性の霧入ってます?
天藤ちひろ:あ、15で計算しちゃってた
天藤ちひろ:24なので
天藤ちひろ:81です
“追跡者”:残りHPは19でした! どっちにしろ倒れる!
“追跡者”:復活もなし!
リギル・ソルテール:やったー!
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を3増加(100 → 103)
望月火輪:よっしゃ!!
天藤ちひろ:よし
GM:では、夜魔の領域で行動値0になった拘束者の手番
望月火輪:やだー!!!
“拘束者”:このままリギーを殴り続けても避けられるだけなので、決死の覚悟で他の人を狙います
“拘束者”:追跡者を倒したちひろちゃんを狙う!
“拘束者”:《コンセントレイト:ソラリス》《アドレナリン》《罪人の枷》《背教者殺し》 13dx7+6 攻撃力12+2d10(強化兵効果) エンブレム『スイーパー』により、バッドステータスを受けた相手には更に2d10。命中した場合、ラウンド間対象のあらゆる判定の達成値-4。ダメージを与えた場合、ラウンド間対象のあらゆる判定のダイス-3。
“拘束者”:13dx7+6
DoubleCross : (13DX7+6) → 10[1,3,3,5,7,7,7,8,9,9,9,10,10]+10[1,2,3,6,6,7,7,9,10]+10[1,4,5,10]+4[4]+6 → 40
天藤ちひろ:回避はー無理そうだな
リギル・ソルテール:耐えられそうです?
天藤ちひろ:無理です
リギル・ソルテール:40、ワンチャンあるから、
天藤ちひろ:HP9なので……
リギル・ソルテール:ドッジしてもらって代行するのもありかなあと
天藤ちひろ:なるほど
天藤ちひろ:ではドッジします
天藤ちひろ:7dx+1>=40
DoubleCross : (7DX10+1>=40) → 9[2,2,2,2,2,5,9]+1 → 10 → 失敗
リギル・ソルテール:▼回避を、助ける:《鏡の中の人形》
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を3増加(108 → 111)
“拘束者”:《レネゲイドディゾルバー》 オートエフェクト打ち消し。
リギル・ソルテール:ドッジ代行します
リギル・ソルテール:うわっ
“拘束者”:本当はこれでリザレクトを打ち消したかったのだ
リギル・ソルテール:悪い、ちひろ……!
天藤ちひろ:いいのです……気持ちが嬉しかったから
“拘束者”:5d10+12+2d10+2d10+2d10
DoubleCross : (5D10+12+2D10+2D10+2D10) → 16[1,4,4,6,1]+12+6[1,5]+3[2,1]+11[4,7] → 48
“拘束者”:出目が酷いが死ねー!
天藤ちひろ:ダウン
庄野あるか:しかしそちらにもスパークウェッジが入るはず!
“拘束者”:そして自分もスパークウェッジの効果で18ダメージ受けてHP0
“拘束者”:《蘇生復活》
“拘束者”:《再生の王錫》 更にHPを5d10回復。
庄野あるか:なにーーー!
“拘束者”:5d10
DoubleCross : (5D10) → 25[1,8,7,8,1] → 25
天藤ちひろ:敵対者:拘束者:共感/〇敵愾心でロイス取得してタイタスにしてHP14で復帰
“拘束者”:HP26で復活
GM:クリンナップ
GM:もろもろの行動値とかが戻ります
庄野あるか:私防具が壊れたので4になるかな
望月火輪:行動値が4に
天藤ちひろ:同じく4に戻ります
GM:薄暗い工場の中、二組が対峙する。
GM:仮面を被った三人の敵の姿は明確に視認できた。
“隔離者”:その認識は束の間に撤回される――複眼の仮面の老人が、瞬きの間に姿を消した。
“隔離者”:エンジェルハイロウの光学迷彩と、バロールの小規模ゲートの複合。
“隔離者”:姿を晒した状態の狙撃手は弱い。逆に言えば、いつでも姿を消せることこそが、使徒の狙撃手に求められる特性となる。
庄野あるか:「あれっ」目を見開く。「ズルい!」
天藤ちひろ:「消えた……!?」
“追跡者”:「温いこと言うなよ――せっかく褒めてやったのに即撤回させる気かァ!?」
リギル・ソルテール:「落ち着けよ。すぐにあいつも引き摺り出せる」
望月火輪:リギルから情報共有を待つ。
リギル・ソルテール:情報分析、共有。
“追跡者”:「一人消えたこと気にしてる場合じゃねえだろ、てめえらは」
“追跡者”:「全員消えるんだからよォ――!」
“追跡者”:攻撃の動作はなかった。だが、その攻撃は完了している。
“追跡者”:気付けば、あなた達の手足から杭が生えている。
望月火輪:「………チッッ」
天藤ちひろ:「なに、これ……くっ……!?」もがくも外れない
“追跡者”:その杭は廃工場の床や壁に、あなた達を縫い付けている。
“追跡者”:この一瞬で、動きを封じた――ただし
リギル・ソルテール:分析は完了していた。攻撃が来ることも理解できていた。
リギル・ソルテール:それでも避けられなかった。ただ───
リギル・ソルテール:彼に杭は生えていない。
“追跡者”:「チッ……小細工野郎が一人いやがるな」
庄野あるか:「リギー!」顔を歪めつつ喜びの声をあげる。
リギル・ソルテール:「ちひろ。悪い」
リギル・ソルテール:それは偶然だったのか、計算だったのか。
リギル・ソルテール:どちらにせよ、彼に刺さるはずだった攻撃は天藤ちひろが引き受けていた。
天藤ちひろ:「いえ……リギルさんは」咄嗟だった
天藤ちひろ:それでも、手近にいたリギルの前に出たのは、偶然ではなかった
天藤ちひろ:「リギルさんには、リギルさんにしかできない事があるから……!」
リギル・ソルテール:「ああ。同じだな」にやりと笑う。
“追跡者”:「ハッ、女に庇われてご満悦か!?」
リギル・ソルテール:「好きに言ってろ。自分を狙わせたいんだろうが」
リギル・ソルテール:タンタン!タン!
リギル・ソルテール:その射撃は素早く、高精度だった。
リギル・ソルテール:過たず、”拘束者”に弾丸が埋め込まれていた。
“拘束者”:銃弾程度ならば、撃ち落とすのは容易い。
“拘束者”:しかし、それが積み重なれば、肝要なのは当てる技量と、防ぐ技量のせめぎ合い。
“拘束者”:今回は、リギルに軍配が上がった。
“拘束者”:「……情報通りの腕前だ」
“拘束者”:当てられることまでは、想定内だった。
“拘束者”:「達者ではある。だが斬れぬ道理はない」
“拘束者”:命までは届かない。
リギル・ソルテール:それでも、『毒』は仕込んだ。
リギル・ソルテール:リギル以外の生体電流に反応し、体内で小爆発を起こす電磁波。
リギル・ソルテール:自分を狙わせるための細工だ。
“追跡者”:「女に守られて、女を撃つか! 随分女が好きみてえだなオイ!」
“追跡者”:(俺を狙わせる為の挑発――だけじゃねえよ)
“追跡者”:(そこまで見抜いても、狙うのが“拘束者”なら、思惑通りだぜ)
“追跡者”:(こっちには狙撃がある。今なら全員対応できねえ――)
望月火輪: パ リ ン
望月火輪:レネゲイドのコントロールではこの杭は砕けないと判断した。
望月火輪:だから、オーヴァードに宿る、レネゲイドとは異なる回路に宿る力を使って
望月火輪:自らを縛る杭を砕いた。
望月火輪:(リギルにだけ負担をかけるわけにはいかないからね)
望月火輪:(巡がいない分の負担は、皆で背負う)
望月火輪: ド ッ ッ ッ ッ
望月火輪:同時に、追跡者らの足元から爆発が起こる。
望月火輪:それは完全なる知覚の外。防御も回避も許さない無慈悲の爆発。
“追跡者”:「ば――」(馬鹿な……! 動けるはずがねえ!)
望月火輪:「君たち、全員ムカつくから」
望月火輪:「全員まとめて」
望月火輪:「ぶっ殺すね」
“拘束者”:「――!」レネゲイド消去による軽減すら間に合わない。
リギル・ソルテール:「適材適所ってやつだな」
リギル・ソルテール:「Thank you, 火輪」
庄野あるか:「やっちゃえー!」
望月火輪:純粋な熱量が敵を圧し包み
望月火輪:「それでも、倒れはしないか」
“追跡者”:「馬鹿が……舐め過ぎだ」
“拘束者”:「追い詰められた標的が決死の手段を取ることは」
“拘束者”:「想定して然るべき事態だ」
“隔離者”:一切の反応を返さず、コンテナの影に隠れた老人がいた。
“隔離者”:狙撃手は、所在を知られてはならない。
“隔離者”:それ故に、爆発に巻き込まれても、それを外に悟らせなかった。
“隔離者”:(私の隠密は完璧だったはずですが)
“隔離者”:(何らかの手段で位置を特定して?)
“隔離者”:(あるいは、山勘でしょうか。オーヴァードのそれは時に馬鹿にできたものではありませんからね)
“隔離者”:(本当に、面白い)
“隔離者”:狙撃銃を構える。完全に遮蔽物に隠れている為、射線は通っていない。
“隔離者”:それでも、そのまま撃った。
“隔離者”:銃弾は、空間を超越して、意識の外から少女の頭を撃ち抜く。
庄野あるか:庄野あるかの『お父さん』は、娘が意識していない射線までは把握できた。
庄野あるか:極力安全な位置を指し示すまでは、その演算能力の範囲内だった。
庄野あるか:しかし。「?」
“隔離者”:その狙撃手を前にして、安全圏など存在しない。
庄野あるか:声を発するより先に、鮮血が舞う。
“隔離者”:(手痛い攻撃は受けましたが――仕事に支障はありません)
庄野あるか:肉体を蘇生させながら、遅れてくぐもった悲鳴を上げる。「ぐっ」
庄野あるか:「さっきの」
庄野あるか:「消えた人!」
庄野あるか:血で固まってもつれた髪を掻きあげる。「どこにいても撃てるんだ!」
“隔離者”:火輪の爆撃を受けて、“隔離者”が即座に反撃に移ったのは、攻撃が当たっていないと思わせる為だ。
“隔離者”:休めば、安心を与える。その念で体に鞭打って狙撃を敢行した。
“隔離者”:それが出来たのは、狙撃手自身の運動量が少ないからだ。
“拘束者”:故に――その狙撃とほぼ同時に踏み込んだ女の行動は驚愕に値するものだっただろう。
“拘束者”:「まずは」
“拘束者”:深く沈むような構えでリギルの眼前に踏み込み、斬り上げる。
“拘束者”:「司令塔を潰す」
リギル・ソルテール:「光栄の至り」だがその斬撃は空を切る。
リギル・ソルテール:「悪いな。あんた、遅すぎるぜ」
リギル・ソルテール:「それに」
リギル・ソルテール:笑って
リギル・ソルテール:「”ムカウ”の司令塔はおれじゃねえ」
リギル・ソルテール:「そうだろ?」
“拘束者”:「……次は斬る」
“拘束者”:無駄な会話には付き合わないとばかりに、再び刃を構える。
“追跡者”:「“監視者”は俺達の駒だ!」
“追跡者”:「その程度は理解してると思ったんだが、現実が見えてねえのか?」
“追跡者”:「ああ、そういえばてめえらは、夢見がちセルだったなあ!」
庄野あるか:吹き飛ばされた頭蓋を、復元させながら相手を見る。
庄野あるか:治ったはずの頭には、傷跡が残っていた。銃創よりもずっと昔に。
庄野あるか:脳に埋め込む手術でついた傷跡。それが復元されるのを、指先で感じる。
庄野あるか:(よし)
庄野あるか:「がち、じゃないよ」
庄野あるか:「醒める気なんかない」
庄野あるか:「わたしはずっと、そこにいるんだから」血に濡れた指を振る。
庄野あるか:少女の見る夢。悪夢。それが強烈な幻覚となり、男を襲う―――
庄野あるか:はずであった。
“追跡者”:「メルヘン気取った電波ちゃんがよォ――」
“追跡者”:視認すら不可能なモルフェウスの砂が、敵の位置情報を把握する。それが“追跡者”の能力だ。
“追跡者”:それだけ分かればいい。
“追跡者”:砂塵知覚以外の感覚を意識的にシャットダウンした。
“追跡者”:見ることも、聞くこともない。
“追跡者”:ただ、敵の位置だけを把握する。
“追跡者”:「誰も彼もてめえの妄想に付き合ってくれる優しい大人ばっかじゃねえんだよ!」
庄野あるか:「……閉じてる」むっとする。「もーー!こういう人嫌い!」
庄野あるか:「じゃあ、もっと強く」
庄野あるか:「見せてもらうもんね」
庄野あるか:「ちひろちゃん!」
天藤ちひろ:「____はい」閉じていた目を開く
天藤ちひろ:撃ち抜かれている手の中で半球状のOOVが形成され
天藤ちひろ:落下するにまかせる、かのように見えた一瞬で
天藤ちひろ:その形が一本の鏃へと変化する。
“追跡者”:(“マスターオーヴ”が来る)
“追跡者”:工場内に散布した『砂』で、全ての動きを把握している。
天藤ちひろ:把握されている。
“追跡者”:事前に把握した敵の動きに合わせて対抗手段を講じる。
“追跡者”:正面戦闘の際、“追跡者”が頼りにしているのは、実は防御不可の錬成ではなくこちらだ。
天藤ちひろ:それはまるで、見えない弓に引かれるように、追跡者めがけて撃ち出される
天藤ちひろ:あまりにも見えやすく、分かりやすく、避けやすい攻撃
“追跡者”:「素人かァ!? マスターエージェントの名が泣くぜ!」
天藤ちひろ:________しかし
“追跡者”:(な訳ねえ。何か、他に仕掛けが――、っ!?)
天藤ちひろ:知覚が一か所に集中させられている。
天藤ちひろ:より厳密に言うのであれば
天藤ちひろ:砂が全て、一か所に集められている
天藤ちひろ:ウロボロスの吸収の出力を絞った、レネゲイドの吸引
“追跡者”:「て、めえ――」
天藤ちひろ:それは全てに対して知覚していたつもりになっていた砂を、一か所に集め
天藤ちひろ:ただの目とかわらないほどにまで、貶める
天藤ちひろ:「ええ、世界は優しくありません……貴方たちのように」
天藤ちひろ:「だからこうするんです、無理やりにでも帳尻を合わせる」追跡者を捉えたちひろの瞳の中で、星が踊る
天藤ちひろ:「合わさせる」
“追跡者”:「クソ野郎が――!」
天藤ちひろ:アウタースペースブルーの鏃が追跡者に突き刺さり
天藤ちひろ:内部から、レネゲイドが
天藤ちひろ:炸裂
天藤ちひろ:し、その身体を蹂躙する。
“追跡者”:機械式の義手と、肉片がバラバラになって飛び散る。
“追跡者”:「えげつない手を使うじゃねえか……」
“追跡者”:吹き飛んだ首が、仮面越しに言葉を発する。
天藤ちひろ:「____ごめんなさい」口から出たのは、勝利の声ではなく、謝罪の言葉。
“追跡者”:「そのザマで日常に戻れるかよ! てめえは化物だぜ――」
“追跡者”:音を立てて、床に落ちる。それ以上言葉を発することはない。
天藤ちひろ:「……知ってます」
“拘束者”:薄明かりを反射する斬光が、幾度も走っていた。
リギル・ソルテール:「ちひろ!!」
“拘束者”:リギルに向けていた斬撃の群れが、行き先を変えた。
天藤ちひろ:「っ……!」拘束はまだ振りほどけていない
天藤ちひろ:斬撃の群れに正面から蹂躙される形になる。
“拘束者”:「想定外の状況だ」
“拘束者”:「標的の確保を優先する」
リギル・ソルテール:「ちひろ……くそっ」
リギル・ソルテール:「だが」
“拘束者”:仮面の下から、血を吐いている。
リギル・ソルテール:「あんたも長くはねえだろ」
“拘束者”:「関係があるか?」
“拘束者”:「結果を出せば問題はない」
天藤ちひろ:「なる、ほど……」血を吐きながら、顔を上げる
天藤ちひろ:「あなたもあるんですね」
天藤ちひろ:「命をかけるだけの
“拘束者”:「ない」
“拘束者”:「貴様らのように、語って聞かせる類のものはな」
GM:2ラウンド目
GM:セットアップ
“隔離者”:セットアップ:《イリュージョンシールド》 ラウンド間、自身を対象に含む判定ダイスを-10個する。ただし、味方が全て戦闘不能になっている場合はこのエフェクトの効果を解除する。
“拘束者”:なし
天藤ちひろ:なし!
望月火輪:≪活性の霧≫≪タブレット≫≪多重生成≫
望月火輪:侵蝕+8 PC全員に攻撃力+24 ドッジダイス-2
リギル・ソルテール:なしで
リギル・ソルテール:そういえばR1でオーバーウォッチ分のダイス忘れてたなさては
リギル・ソルテール:あ、活性は受けます
天藤ちひろ:いただきます
庄野あるか:もらう!
庄野あるか:あーそうだな
庄野あるか:いいか そのままで!
GM:いいのかな
庄野あるか:むっ
庄野あるか:!!
庄野あるか:お父さんは言っていた
庄野あるか:リギーに《アクセル》。ラウンド間、対象の行動値+12。 これを使えと
庄野あるか:使います
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1増加(108 → 109)
リギル・ソルテール:行動値28に!
“隔離者”:こうなると時の魔術師を使う意味がない……
GM:では、行動値28、リギーの手番
リギル・ソルテール:マイナーでホローポイント弾使用。
リギル・ソルテール:攻撃力+3
リギル・ソルテール:▼狙って、撃つ:《アタックプログラム》
リギル・ソルテール:拘束者をキーン拘束者をキーンナイフで攻撃…ナイフで攻撃…
リギル・ソルテール:すみませんちょっとバグりました
GM:すごいバグってる
リギル・ソルテール:まあいいか、いくぜ
リギル・ソルテール:14dx+37
DoubleCross : (14DX10+37) → 10[1,1,2,5,5,5,6,6,7,8,9,9,10,10]+5[3,5]+37 → 52
“拘束者”:ガード。《レネゲイドイーター》 ガード値は3+5d10
GM:ダメージどうぞ!
リギル・ソルテール:はい!
リギル・ソルテール:6d10+1d10+5+3+24 装甲値-5
DoubleCross : (6D10+1D10+5+3+24) → 37[6,5,7,7,4,8]+9[9]+5+3+24 → 78
“拘束者”:78-5d10-3-5
DoubleCross : (78-5D10-3-5) → 78-26[1,8,7,7,3]-3-5 → 44
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を4増加(111 → 115)
“拘束者”:くっ、頑張ったが、駄目!
“拘束者”:倒れます! 復活もなし!
GM:では行動値11、隔離者の手番
“隔離者”:マイナー:《陽炎の衣》 隠密状態になる。
“隔離者”:メジャー:《コンセントレイト:エンジェルハイロウ》《ガラスの剣》 7dx7+5 攻撃力15+2d10(トラッパー効果で隠密中攻撃力+2d10になっています) リアクションダイス-8
“隔離者”:対象はリギー
“隔離者”:7dx7+5
DoubleCross : (7DX7+5) → 10[1,2,2,8,9,10,10]+10[6,7,7,8]+10[5,7,10]+6[3,6]+5 → 41
リギル・ソルテール:これは……ダイスが足りない気がする
リギル・ソルテール:えーと、ドッジダイス全部で-10だから
リギル・ソルテール:ダイス4か……きついな
リギル・ソルテール:やってみます
“隔離者”:むしろそんなにあるの
リギル・ソルテール:▼見て、避ける:《リフレックス:ブラックドッグ》+《ゲットダウン》
リギル・ソルテール:4dx7+19>=41
DoubleCross : (4DX7+19>=41) → 10[1,2,9,10]+6[5,6]+19 → 35 → 失敗
庄野あるか:妖精いるー?
リギル・ソルテール:もらう!
リギル・ソルテール:ワンチャンなので
庄野あるか:あげる!
庄野あるか:『あなたの指で触れて』/《妖精の手》。ダイス目を10に。
リギル・ソルテール:ありがとう!
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を4増加(109 → 113)
リギル・ソルテール:1dx7+39>=41
DoubleCross : (1DX7+39>=41) → 10[7]+4[4]+39 → 53 → 成功
“隔離者”:《グラビティバインド》 達成値-12
リギル・ソルテール:回った!
庄野あるか:ヌアーーーー!
“隔離者”:これでも……同値回避……!
リギル・ソルテール:同値!
庄野あるか:!!!
庄野あるか:やってよかった!
天藤ちひろ:やったー!
GM:では、行動値4組!
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を4増加(115 → 119)
天藤ちひろ:では私から
天藤ちひろ:【銀牙セイファート】《コンセントレイト:ウロボロス》+《シャドーテンタクルス》コスト3
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を3増加(103 → 106)
天藤ちひろ:対象隔離者
天藤ちひろ:12dx7+7
DoubleCross : (12DX7+7) → 10[3,3,3,4,6,6,7,8,8,9,9,9]+10[3,5,5,7,8,8]+10[3,9,9]+10[3,10]+4[4]+7 → 51
“隔離者”:ど、ドッジ……!
“隔離者”:4dx>=51
DoubleCross : (4DX10>=51) → 9[2,5,8,9] → 9 → 失敗
天藤ちひろ:6d10+22+24+1+3+5
DoubleCross : (6D10+22+24+1+3+5) → 37[7,5,5,10,3,7]+22+24+1+3+5 → 92
“隔離者”:ぐああああああ
庄野あるか:えぐいぜ!
リギル・ソルテール:つよいー!
“隔離者”:HP満タンでも死ぬダメージ!
“隔離者”:残りHP19でした
“隔離者”:倒れて、復活もなし!
庄野あるか:やったーー!
リギル・ソルテール:やったやったあ!
GM:あなた達の勝利だ!
天藤ちひろ:勝ちました!
庄野あるか:やったーーー
リギル・ソルテール:「結果を出せばいい、そうだな。おれもそう思うぜ」
リギル・ソルテール:「だから」
リギル・ソルテール:「引導を渡してやるよ」
“拘束者”:無言で構える。
“拘束者”:既に肉薄している。多少の攻撃を受けるのは覚悟している。
“拘束者”:致命の攻撃を避け、標的を奪う。
“拘束者”:レネゲイド自体を沈静化する“拘束者”にとって、“マスターオーヴ”は恐ろしい相手ではない。
“拘束者”:天敵は、そもそも攻撃が当たらない相手。
リギル・ソルテール:その横にすでに回り込んでいる。
リギル・ソルテール:光の屈折で自分のいる場所を欺いた。
リギル・ソルテール:「Bye」
“拘束者”:反応している。しかし――
リギル・ソルテール:BLAM!BLAM!
“拘束者”:状況が動いてから反応したのでは、当てる技量に関して上回られている相手には、間に合わない。
“拘束者”:「まだ――」
“拘束者”:「まだ、だ」それだけ言って倒れる。
“隔離者”:(そう。まだです)
“隔離者”:(彼女のプライドは、任務達成にある)
“隔離者”:(自身の任務達成ではなく、チームでの達成に)
“隔離者”:(いい連携でしたよ、“拘束者”。おかげで一番当てにくい相手に当てられる)
“隔離者”:引き鉄を引く。
“隔離者”:急制動と、攻撃の直後の僅かな弛緩を狙い撃った。
庄野あるか:わずかその戦場を揺らすものがある。先ほど届かなかった、強烈な幻覚作用。
庄野あるか:それが全員の認識に、ほんの一秒にも満たぬわずかなズレを引き起こした。
リギル・ソルテール:そのズレが、リギルにとっては幸運であり、”隔離者”にとっては致命となった。
“隔離者”:(避けられるはずがない)
“隔離者”:(このタイミングでは間に合わないはず――いや)
“隔離者”:(私がタイミングを誤った?)
リギル・ソルテール:口角が上がり、意地悪い笑みが浮かぶ。
“隔離者”:「まさか」
“隔離者”:思わず、だった。思考が口に出ていた。
“隔離者”:(彼女は、私を見ていない。認識すらしていない相手に、幻覚を――)
リギル・ソルテール:BLAM.
リギル・ソルテール:銃弾は撃ち落とされていた。
庄野あるか:少女の認識ははじめから、誰にも向いていなかった。ずっとそうだ。そしてその眼は先ほど託した少女に向いたまま。
庄野あるか:(ぜんぜんわかんないけど――間に合ったのかな?)
リギル・ソルテール:「ちひろ」
リギル・ソルテール:「見せてやれ」
リギル・ソルテール:少女の視線の先へと、投げかける。
天藤ちひろ:「___はい」
“隔離者”:(退避――しなければ……!)
“隔離者”:(私一人でも……まだ狙撃戦ならば勝ち目は残っている……!)
天藤ちひろ:OVVをキャッチし、一体化する
天藤ちひろ:そして、見えない何かを掴み……
天藤ちひろ:投げる
天藤ちひろ:次の瞬間
天藤ちひろ:隔離者の心臓に"杭が生える"。
“隔離者”:「が……っ、ぶ――これは」
天藤ちひろ:「ええ……あなた達の力です」
天藤ちひろ:「やれそうだったので、使わせていただきました」
“隔離者”:「はは――全く」
“隔離者”:「羨ましいものですね……若者の向こう見ずというの、は……」
天藤ちひろ:「あなたも、恐るべき敵でしたよ。」
天藤ちひろ:「不可視の射手」
“隔離者”:「最後に……教えておきましょう」
“隔離者”:「私は、鍵だそうです」
天藤ちひろ:「鍵……?」
“隔離者”:「“マスターレイス”は……あなた達と戦わず勝つ為に私達に任せたのではない」
“隔離者”:「私達に勝つことが、挑む為の最低限の試金石だった」
“隔離者”:「お嬢さん、私の死体を喰らいなさい」
“隔離者”:「私のゲートなら……あなた方の行きたい場所に繋がるでしょう」
天藤ちひろ:「!」
天藤ちひろ:「……ありがとうございます」
天藤ちひろ:「最後に他に、言いたい事はありますか」
“隔離者”:「ふふ……“マスターレイス”の思惑など関係ないと思っていたのですがね」
“隔離者”:「あなた方の向こう見ずに、期待したくなってしまいました」
“隔離者”:「少し喋りすぎました。老兵はただ去るのみという言葉もあります」
“隔離者”:「これにて、失礼……」
望月火輪:「罠かもしれないよ」
庄野あるか:「別にその人の能力なら、食べても大丈夫なんじゃない~?」ごしごしと血を拭いながら返す。
庄野あるか:「毒とかじゃないよ」「ってお父さんも言ってるし。」
リギル・ソルテール:「今、他に進む道もねえしな」
リギル・ソルテール:「道の先がなんで、罠が敷いてあっても」
リギル・ソルテール:「踏み壊す」
望月火輪:「それしかないか」
望月火輪:「リギルとお父さんを信じるよ」
天藤ちひろ:「ええ、それしか無さそうですし、ね……」
天藤ちひろ:そう言って腕を咢へと変え、隔離者の肉体へと伸ばし
天藤ちひろ:喰らう
天藤ちひろ:「んっ……」僅かな充足感と、流れ込んでくる異能の力
天藤ちひろ:「……」それらを咀嚼し、解明する
天藤ちひろ:(いける? OVV……)
天藤ちひろ:「……たぶん、いけます」
天藤ちひろ:「準備ができ次第、突入で良いでしょうか?」
リギル・ソルテール:「ああ」
望月火輪:「行こう」
庄野あるか:「いいよ~!」
天藤ちひろ:そっと腕をかざし、不慣れなレネゲイドコントロールをなんとか制御し
天藤ちひろ:眼前に人が通れる程度の大きさのゲートを生成する
庄野あるか:「おお、行けるね」
庄野あるか:「行こう」
天藤ちひろ:「はい、行きましょう!」
リギル・ソルテール:「待ってろよ、巡」
GM:歪んだ空間へと踏み出した。
GM:“ムカウ”セルの、帰還の時だ。
GM:シーンカット
GM:ロイス取得と購入が可能です。
庄野あるか:9DX+3+0@10>=9 高性能治療キット
DoubleCross : (9DX10+3>=9) → 9[2,3,5,6,7,7,7,8,9]+3 → 12 → 成功
庄野あるか:これで三つか
庄野あるか:ロイスは保留!
天藤ちひろ:ロイス保留
庄野あるか:一個はちひろちゃんにパスしまーす
リギル・ソルテール:ロイホ!
天藤ちひろ:一体化して高性能治療キット
天藤ちひろ:わーい
庄野あるか:8+3d10
DoubleCross : (8+3D10) → 8+21[10,4,7] → 29
リギル・ソルテール:高性能治療キットあまるかもしれない?
庄野あるか:一個で最大値出たな
望月火輪:天藤ちひろ/信頼〇/不安
庄野あるか:余ったわ
庄野あるか:リギーいる?
望月火輪:じゃあ使いたーい
天藤ちひろ:a
リギル・ソルテール:リギーはHP満タンよ!
庄野あるか:そうじゃん
天藤ちひろ:9+3d10 まず使ってから
DoubleCross : (9+3D10) → 9+18[7,3,8] → 27
庄野あるか:モッチにひとまずあげます
望月火輪:ありがと
望月火輪:4+3d10
DoubleCross : (4+3D10) → 4+15[10,2,3] → 19
望月火輪:おっけい
天藤ちひろ:8dx+5>=9
DoubleCross : (8DX10+5>=9) → 9[2,3,6,6,6,6,7,9]+5 → 14 → 成功
天藤ちひろ:3d10+27
DoubleCross : (3D10+27) → 17[1,10,6]+27 → 44
天藤ちひろ:全回復
リギル・ソルテール:もっちあげる!
庄野あるか:庄野あるかのHPを増加(8 → 24)
リギル・ソルテール:高性能治療キット
リギル・ソルテール:あまったので
望月火輪:ありがと
望月火輪:19+3d10
DoubleCross : (19+3D10) → 19+19[8,7,4] → 38
望月火輪:全快
リギル・ソルテール:購入はホローポイントもう一個でいいか
リギル・ソルテール:コネ:手配師つかって
リギル・ソルテール:9dx+2>=10
DoubleCross : (9DX10+2>=10) → 9[2,2,3,3,3,6,6,7,9]+2 → 11 → 成功
リギル・ソルテール:ゲット!
望月火輪:強化素材
望月火輪:9dx>=15
DoubleCross : (9DX10>=15) → 10[1,1,1,4,6,6,7,7,10]+9[9] → 19 → 成功
望月火輪:ちぃちゃんにあげます。
天藤ちひろ:もらいます
GM:全員登場!
GM:登場侵蝕をお願いします。
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1D10(→ 7)増加(113 → 120)
庄野あるか:うおお
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(119 → 123)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(106 → 110)
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 6)増加(112 → 118)
GM:ゲートを抜けた先、満天の星空の下。
GM:あなた達が現れることを事前に分かっていたかのように――事実、分かっていたのだろう――待ち構える影があった。
GM:二つの人影と、一つの異形。
GM:“マスターレイス”と、日裏巡――否、“監視者”がいることは分かっていた。
“スピカ”:未知の異形は、辛うじて人型と言える形をしていたが、一目で尋常な生命でないことは分かった。
“スピカ”:胎動する膜を背負う女性的なシルエットのそれは、本能的な忌避感をあなた達に与える。
本城終星:「待ってたよ、“ムカウ”セル」
リギル・ソルテール:「あんたが”マスターレイス”か」
リギル・ソルテール:「うちのちひろが世話になったらしいな」
本城終星:「まあ、それなりにね」
本城終星:「それもこれで終わりな訳だけど」
天藤ちひろ:「本城さん……」
庄野あるか:「おー、ほんとにちひろちゃんと同じ上着だあ」
庄野あるか:「と……」
庄野あるか:「ジュンさん…じゃない!」
“監視者”:「……」
“監視者”:日裏巡と姿は全く変わらない。
“監視者”:しかし、あなた達を見る目は機械のそれだ。一切の感情を感じられない。
庄野あるか:目を丸くして笑う。「なんか、つまんなくなっちゃったねー」隣のモッチに話しかける。
望月火輪:「まあ、もとの巡が面白かったっていうと疑問が残るけど」
リギル・ソルテール:「はあ?巡は面白え奴だろが」
望月火輪:「今よりはマシだったことは確かだね。」
望月火輪:「少なくともそこの化け物には目を輝かせてたでしょ」
本城終星:「ああ」
本城終星:「一応、筋として聞いておいた方がいいかな。多分笑われそうな気がするけど」
本城終星:「一応、今“監視者”の管理権限は俺にある」
本城終星:「好きな疑似人格を再入力することもできる」
本城終星:「天藤さんと“OVV”を渡してくれるなら、もう一度、“エンブリオ”を返してもいい」
リギル・ソルテール:「生憎だな」
リギル・ソルテール:「もう必要なモンは揃ってんだよ。あんたをブチのめすのに変わりはねえし」
リギル・ソルテール:「そんなにおれたちと戦うのが怖えのか?”マスターレイス”さん」
本城終星:「いや、別に君達に恨みとかないからさ」
本城終星:「別に命捨てなくてもいいんじゃないかなって思ったんだけど」
本城終星:「余計なお節介だったね。“監視者”の観測データ見たから、そうなるだろうなあとは思ってたけど」
庄野あるか:「うんうん。わかるならよろしい~」
庄野あるか:「わたしたちはあなたも、ジュンさんじゃない人も、その…それも」
庄野あるか:「倒すもんね」
庄野あるか:「それなんだっけ?」きょとんとする。
本城終星:「ああ、ただの拾い物だよ」
本城終星:「“ポラリス”だっけ? ちょっかいかけてきそうだったから先に潰したセルからもらってきたジャーム」
本城終星:「できれば持って帰ってくれって言われててさ」
本城終星:「第七使徒知ってる? 研究してるとこなんだけど、興味あるんだって」
庄野あるか:「だれ??」
本城終星:「知らないなら別にいいよ。そこまで説明するのは流石にめんどいし」
リギル・ソルテール:「”アンティキティラ”作ったとこだろ」
リギル・ソルテール:「まあ、今のおれたちには関係ない」
リギル・ソルテール:「ジャームもいるならちょうどいい。まとめてちひろの為に死んでくれよな」
本城終星:「天藤さんの為、ね」
本城終星:「そうだよね。君達は天藤さんの為に何人も殺してきた」
本城終星:「そして、天藤さんはそれを受け入れてきた」
本城終星:「ずっと聞きたかったんだ。それでどうしてそんな自分はまともだ、みたいな顔ができるのか」
本城終星:「友達だって殺したのに」
天藤ちひろ:「っ……誰の……」吐き出しかけた言葉を飲み込んで。"ソレ"は責任転嫁だ
天藤ちひろ:「別に私は、自分がまともだなんて思っていません」視線を上げて、本城を見て
天藤ちひろ:「まともな人は、きっとあんな事をした人たちと一緒にはいられない……利用し利用される立場でも」
本城終星:「ああ、ごめん。質問を間違えてたな、これは」
本城終星:「どうして、こっち側に浸かりきって、まともになれると思ってるの?」
本城終星:「もう戻れないでしょ、君」
リギル・ソルテール:「まともに相手しなくていい」
本城終星:「また、仲間に守ってもらうかい?」
本城終星:「自分は今はまともじゃないけど、一番手を汚したのは自分じゃないから」
本城終星:「
本城終星:「
本城終星:「それとも、こうかな」
本城終星:「とっくに手遅れなのは分かっているけど」
本城終星:「『インフィニティ・コード』が、全部何とかしてくれるって」
本城終星:「断言するよ。『インフィニティ・コード』でも、君の普通の日常を取り戻す願いは叶わない」
本城終星:「何故なら、君自身が既に日常の存在じゃないからだ」
本城終星:「『インフィニティ・コード』が天藤ちひろの願いを叶え、再び日常の世界に戻ったとしても」
本城終星:「その天藤ちひろは既に君じゃない」
本城終星:「君が君のままなら、君自身が日常に居場所を見出せるはずがない」
天藤ちひろ:「……どうして」
天藤ちひろ:「どうしてそんな、
天藤ちひろ:「私が今のまま戻れないのは、わかっています」
天藤ちひろ:「もし、未練があるように、戻れるようにみえていたんだとしたら……」
天藤ちひろ:「それは」スっと腕を上げて
天藤ちひろ:本城を指差す
天藤ちひろ:「あなたが理由ですよ、本城終星さん」
天藤ちひろ:「マスターレイスで、OVVの近似値を宿しながら日常の中心にいる人」
天藤ちひろ:「それが、私に何処か懐古の念を抱かせていたのかもしれません」
天藤ちひろ:「あなたの存在を、私は許容できない」
天藤ちひろ:「何故ならそれは、あなたが原因であるとか、最初の事件を仕込んでいたからとかではなく」
天藤ちひろ:「あなたが"都合が良すぎる"から」
天藤ちひろ:「こうして私の前に立ち、インフィニティコードに縋る術まですべての可能性に組み込んで見えるように語って見せる」
天藤ちひろ:「そんなできすぎたアナタを、私は受け入れることができない」
天藤ちひろ:「そして、いつかの願いが無限に近い遠さでも」
天藤ちひろ:「私は進み続ける、それが私自身が今以上に私でなくなったとしても」
天藤ちひろ:「約束は、できなかったから……
本城終星:「……は」
本城終星:「はは、はははははは!」
本城終星:「自分が自分でなくなっても進み続ける? はははははは!」
本城終星:「あー……ごめん、これは完全に俺が間違ってたな」
本城終星:「天藤さん、俺は君のことが心底嫌いだったけど」
本城終星:「今、気に入ったよ。これなら、楽しく殺し合えそうだ」
天藤ちひろ:「そうですか」
天藤ちひろ:「私は嫌いです」
天藤ちひろ:「あなたも、殺し合いも」
本城終星:「いいよ。どうせどっちかは死ぬんだ。好かれても悲しいだけだ」
リギル・ソルテール:後方で、少し悲しそうな表情をしていた。それを振り切り、敵意を励起させる。
リギル・ソルテール:「ちひろ」
リギル・ソルテール:「終わらせよう」
リギル・ソルテール:忘れてはいない。彼女を元の日常に返す、という言葉。
リギル・ソルテール:それを自分たちも簒奪していたとしても。
天藤ちひろ:「はい、ここで終わらせます」
天藤ちひろ:「あの日の始まりを全て、終わらせる」
天藤ちひろ:そう言ってOVVを取り出し、構える
天藤ちひろ:「リギルさんがそんな顔しないでください……これは、私の事ですから」
天藤ちひろ:「だから、私が背負う屍がまた増えるだけです」
望月火輪:「じゃ」
望月火輪:「俺は出来るだけそれを減らす様に頑張るとするか」
望月火輪:「どうせ俺が殺しても背負うつもりはないし」
望月火輪:「勝手に背中に張り付いても俺はすぐに死ぬつもりだしね」
庄野あるか:「えー、もう、みんななんか暗い話してる!」
庄野あるか:「ジュンさんが帰ってくるんだから、そのあとみんなでご飯とか、そういうの考えてよ」
庄野あるか:「わたしはそうするもん」
本城終星:「“ムカウ”セル。君達の欲望を、俺が肯定しよう」
本城終星:「その上で、全て喰らう」
本城終星:“マスターレイス”には、それぞれに世界を変革する欲望を抱いているという。
本城終星:「“マスターレイス
本城終星:「停滞も後退もない、誰もが進み続ける世界の為に」
GM:世界を喰らい合う欲望のぶつかり合いが、あなた達のレネゲイドを刺激する。
GM:衝動判定です。難易度は9
庄野あるか:5DX+0+0@10>=9 意思
DoubleCross : (5DX10>=9) → 8[1,2,6,7,8] → 8 → 失敗
庄野あるか:おい!
天藤ちひろ:能力訓練と一体化、思い出の一品使用
リギル・ソルテール:5dx>=9
DoubleCross : (5DX10>=9) → 7[1,1,2,5,7] → 7 → 失敗
リギル・ソルテール:ぎゃー!
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を2D10(→ 16)増加(120 → 136)
庄野あるか:こっちもおい!
望月火輪:5dx>=9
DoubleCross : (5DX10>=9) → 9[1,2,7,8,9] → 9 → 成功
天藤ちひろ:9dx+1+2+2
DoubleCross : (9DX10+5) → 9[1,2,2,3,5,5,5,7,9]+5 → 14
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を2D10(→ 17)増加(118 → 135)
天藤ちひろ:2d10
DoubleCross : (2D10) → 6[4,2] → 6
望月火輪:おい!!
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を6増加(110 → 116)
リギル・ソルテール:あるかちゃん妖精あとなんかい…?
庄野あるか:二階あるよお
庄野あるか:二回
リギル・ソルテール:うーん、悩ましいが
リギル・ソルテール:できれば……ほしい!
庄野あるか:はーい
庄野あるか:『あなたの指で触れて』/《妖精の手》。ダイス目を10に。
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を4増加(136 → 140)
リギル・ソルテール:1dx+10
DoubleCross : (1DX10+10) → 9[9]+10 → 19
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を2D10(→ 10)増加(138 → 148)
リギル・ソルテール:mm
リギル・ソルテール:さっき振ったのが反映されてるな
リギル・ソルテール:15上がって138が正しいです
GM:はーい
GM:では、エンゲージはこちら
GM:セットアップは行動値順に処理していきます
庄野あるか:はあーい
GM:リギーからどうぞ
リギル・ソルテール:▼見て、伝える:《オーバーウォッチ》ラウンド間メジャーアクションD+3
リギル・ソルテール:味方全員に!
庄野あるか:ありがとう
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を4増加(138 → 142)
本城終星:『供犠の石仮面』シーン中、最大HPと現在HPを+20する。
“監視者”:『ハウスオブデモンズ』 シーン内の任意の対象の行動値+5。
“監視者”:本城と自身対象
庄野あるか:その力は…!
“監視者”:行動値13に
本城終星:行動値17に
GM:次は行動値4s!
望月火輪:はやい…!
望月火輪:≪活性の霧≫≪タブレット≫≪多重生成≫
望月火輪:侵蝕+8 PC全員に攻撃力+24 ドッジダイス-2
リギル・ソルテール:いただきます
庄野あるか:もらいます
庄野あるか:《アクセル》。ラウンド間、対象の行動値+12。対象はモッチでいきます。
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1増加(140 → 141)
望月火輪:リギーに並んだ!
GM:ちひろちゃんはセットアップないはずだから……
天藤ちひろ:あ、はい
“スピカ”:《戦力増員》同じエンゲージに“ポラリス”ジャーム兵を10体登場させる。
天藤ちひろ:無しです!
リギル・ソルテール:ウワーッ
“ポラリス”ジャーム兵:行動値は全員3
“ポラリス”ジャーム兵:セットアップはないです
リギル・ソルテール:1体につき1Eロイスぐらい持って来てから増えな!!
“ポラリス”ジャーム兵:ぼくたち雑魚だからEロイスないよ
望月火輪:死ね!
GM:では行動値17、本城の手番
本城終星:《生命の黄金率》《形状変化:剛》《形状変化:柔》《形状変化:速》《原初の黒:ポルターガイスト》 シーン間肉体判定ダイス増加、攻撃力増加、ガード値増加、行動値18増加、『ミリオンベイン』を破壊し、攻撃力増加。エピックで破壊を無効。
本城終星:《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:アタックプログラム》《伸縮腕》《ジャイアントグロウズ》 範囲(選択)攻撃 17dx7+20 攻撃力94+2d10
本城終星:対象はPC全員
庄野あるか:攻撃力やばいな…
リギル・ソルテール:ひっどい攻撃力
本城終星:17dx7+20
DoubleCross : (17DX7+20) → 10[1,1,1,1,3,4,5,5,6,6,6,6,7,8,10,10,10]+10[2,5,5,6,7]+3[3]+20 → 43
庄野あるか:暴走リア不だぜ
天藤ちひろ:一応回避
リギル・ソルテール:▼見て、避ける:《リフレックス:ブラックドッグ》+《ゲットダウン》
天藤ちひろ:7dx+1
DoubleCross : (7DX10+1) → 10[1,1,2,3,5,9,10]+3[3]+1 → 14
望月火輪:ドッジ
リギル・ソルテール:9dx7+19>=43
DoubleCross : (9DX7+19>=43) → 10[1,1,1,2,2,2,4,9,10]+10[4,7]+2[2]+19 → 41 → 失敗
望月火輪:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 6[3,4,6] → 6
望月火輪:リギャー!!!
リギル・ソルテール:バディムーブさえあれば…!
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を4増加(142 → 146)
GM:カバーリングはあるかな?
天藤ちひろ:ちょっとお待ちを
天藤ちひろ:【Gフィラメント】《崩れずの群れ》
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を2増加(116 → 118)
天藤ちひろ:対象火輪さんで
天藤ちひろ:ダメージどうぞ!
本城終星:ではダメージ
本城終星:5d10+94+2d10
DoubleCross : (5D10+94+2D10) → 24[8,6,3,3,4]+94+13[6,7] → 131
リギル・ソルテール:死にます
望月火輪:生き残ります
天藤ちひろ:倒れます
庄野あるか:死んで リギル・ソルテール 〇信頼/隔意 をタイタス化し復活し
庄野あるか:『あなたは愛してくれた』/《奇跡の雫》。リギーをHP10で蘇生させます。
リギル・ソルテール:HP6で復活!
天藤ちひろ:共犯者:リギル・ソルテール:〇信頼/隔意のロイスをタイタスにして復帰
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を6増加(141 → 147)
本城終星:ダメージを与えたので
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1増加(118 → 119)
天藤ちひろ:九生足を使ってHP24で復帰
本城終星:《円環螺旋》《背徳の理》 シーン間、装甲+12、ウロボロスエフェクトの判定ダイス+8
庄野あるか:性格が悪いッ
リギル・ソルテール:流石に強い!
GM:では、行動値16組!
リギル・ソルテール:んーと
GM:あ、その前に
“スピカ”:【更なる絶望】×7 同エンゲージに“ポラリス”ジャーム兵を7体登場させる。
庄野あるか:何やってんだお前ェっ!
リギル・ソルテール:おかわりだドン!
天藤ちひろ:めっちゃいるね君たち
GM:で、16の二人!
リギル・ソルテール:モッチ先行く?
リギル・ソルテール:めっちゃ敵多いし
望月火輪:それでもいいけど。
望月火輪:ちいちゃんが時間凍結とかした方が帰還の声は有効だけど
望月火輪:そこら辺はいい?
リギル・ソルテール:あー、どうしますちーちゃん
庄野あるか:ははあ
天藤ちひろ:あー
天藤ちひろ:よし、やりますか
庄野あるか:実際動き見れそうだしね
天藤ちひろ:【辰宿ホロロギウム】《原初の白:時間凍結》HP-20で行動 コスト7
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を7増加(119 → 126)
天藤ちひろ:行動します
GM:どうぞ!
天藤ちひろ:マイナー
天藤ちひろ:【
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を7増加(126 → 133)
天藤ちひろ:メジャー
天藤ちひろ:【弓星セイファート】《コンセントレイト:ウロボロス》+《シャドーテンタクルス》+《原初の赤:ペネトレイト》
天藤ちひろ:対象はマスターレイス、判定行きます
GM:どうぞ!
天藤ちひろ:14dx7+7
DoubleCross : (14DX7+7) → 10[2,3,3,4,6,7,8,9,9,9,9,10,10,10]+10[1,4,5,6,6,7,8,9,10]+10[2,5,9,10]+1[1,1]+7 → 38
本城終星:ドッジしてみよう
本城終星:17dx+4>=38
DoubleCross : (17DX10+4>=38) → 8[1,2,2,3,3,4,4,5,5,5,5,6,6,6,7,7,8]+4 → 12 → 失敗
“ポラリス”ジャーム兵:《崩れずの群れ》
庄野あるか:がんばるな
リギル・ソルテール:ウワー
天藤ちひろ:凄い高いとかだったら怖かったな、ダメージへ
天藤ちひろ:4d10+20+5+1+2+20+5+1+2
DoubleCross : (4D10+20+5+1+2+20+5+1+2) → 21[6,5,3,7]+20+5+1+2+20+5+1+2 → 77
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を2増加(133 → 135)
“ポラリス”ジャーム兵:戦闘不能! HPは全く盛っていない
GM:侵蝕増加2ではないのでは
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を7増加(135 → 142)
天藤ちひろ:OVV分だけ先に足してました失礼
望月火輪:じゃあ、いくぜ!!
リギル・ソルテール:たのむぜ
庄野あるか:いっけーーー
望月火輪:《セレリティ》 侵蝕+5 メジャーアクション2回追加
望月火輪:《エクスプロージョン》《ツインバースト》侵蝕+6
望月火輪:範囲攻撃、ドッジ不可狙いは敵全員!
望月火輪:6dx+3
DoubleCross : (6DX10+3) → 8[2,3,3,4,6,8]+3 → 11
GM:全員ガード!
“ポラリス”ジャーム兵:《崩れずの群れ》
“ポラリス”ジャーム兵:三体が本城、監視者、スピカをカバーし、6体が6体のジャーム兵をカバー
リギル・ソルテール:ちーちゃん!
望月火輪:多いんじゃ
“ポラリス”ジャーム兵:1体がカバーもせずされず突っ立ってます
天藤ちひろ:【マルカリアンの鎖】《デビルストリング》オートアクションを打ち消す
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を4増加(142 → 146)
GM:どのカバーを消すんだい? ジャーム兵をカバーしてるやつかな
天藤ちひろ:そうなんですよねー
GM:それともジャーム兵をカバーしてるやつかな
GM:ジャーム兵をカバーしてるやつという手もあるぞ
天藤ちひろ:全部一緒じゃないですか!
天藤ちひろ:スピカをカバーしてるヤツで
“ポラリス”ジャーム兵:打ち消されます……
GM:ダメージをどうぞ
望月火輪:2d10+2d10+8+18+24
DoubleCross : (2D10+2D10+8+18+24) → 9[1,8]+8[7,1]+8+18+24 → 67
望月火輪:でや!
GM:当たった奴らは全員死にます!
望月火輪:ぐっばいスピカ!!
GM:スピカと、ジャーム兵が10体死にました
リギル・ソルテール:スピカ意外と
リギル・ソルテール:柔らかかったな
望月火輪:《帰還の声》《タブレット》《多重生成》侵蝕+11
望月火輪:味方全員の使用回数制限のあるエフェクトの使用回数を1回復させます
望月火輪:僕はセレリティ
リギル・ソルテール:オーバーウォッチ
庄野あるか:奇跡の雫
天藤ちひろ:時間凍結
望月火輪:よっしゃ!
望月火輪:《セレリティ》 侵蝕+5
望月火輪:あと2回行動します
望月火輪:《エクスプロージョン》《ツインバースト》侵蝕+6
望月火輪:9dx+3
DoubleCross : (9DX10+3) → 10[1,1,2,5,5,6,7,7,10]+9[9]+3 → 22
望月火輪:範囲、ドッジ不可!
GM:全員ガード!
“ポラリス”ジャーム兵:《崩れずの群れ》
“ポラリス”ジャーム兵:あ
“ポラリス”ジャーム兵:これ、今気付いたんですが
“ポラリス”ジャーム兵:1メインプロセスに1回しか使えないじゃん!
“ポラリス”ジャーム兵:四体が行動放棄カバーして、本城と監視者と2体カバーします
リギル・ソルテール:これ全部1メインプロセスって扱いなのか
リギル・ソルテール:セレリティこわ…
GM:ダメージどうぞ!
望月火輪:3d10+2d10+8+18+24
DoubleCross : (3D10+2D10+8+18+24) → 16[3,7,6]+7[3,4]+8+18+24 → 73
望月火輪:うーん、振るわぬ。
GM:受けた奴は全滅!
“ポラリス”ジャーム兵:ジャーム兵は残り2体!
“ポラリス”ジャーム兵:ふたりっきりだね……
望月火輪:だがこれでもう行動放棄カバーもない!!
望月火輪:ラスト!!
望月火輪:《エクスプロージョン》《ツインバースト》侵蝕+6
望月火輪:9dx+3
DoubleCross : (9DX10+3) → 10[1,1,7,7,8,8,9,10,10]+6[3,6]+3 → 19
GM:全員ガード!
“ポラリス”ジャーム兵:実はこいつらは
望月火輪:2d10+2d10+8+18+24
DoubleCross : (2D10+2D10+8+18+24) → 5[4,1]+2[1,1]+8+18+24 → 57
“ポラリス”ジャーム兵:カバーしてもらった奴なので、行動放棄カバーが残っているのだ
“ポラリス”ジャーム兵:本城と監視者をカバー!
望月火輪:あ、そういうこと。
“ポラリス”ジャーム兵:そしてジャーム兵全滅!
リギル・ソルテール:でも雑魚は一掃した!
リギル・ソルテール:ありがとうモッチ!
望月火輪:もろもろで侵蝕が+44
リギル・ソルテール:+44
望月火輪:これで活性の霧の効果が+27です
GM:では、行動値16、リギー!
リギル・ソルテール:はーい!
リギル・ソルテール:マイナーでオーディンアイ使って射撃のダイス+4
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を4増加(146 → 150)
リギル・ソルテール:で
リギル・ソルテール:ロール的にこのタイミングだと思うので、日裏巡のロイスをSロイスに指定します。
GM:Sロイス!
GM:えへへ……
リギル・ソルテール:後ついでに本城くんにロイスを取ります。 嫉妬/憤懣:○
リギル・ソルテール:そしてメジャー!
リギル・ソルテール:▼撃って、縛る:《アタックプログラム》+《スパークウェッジ》
リギル・ソルテール:キーンナイフで監視者を攻撃!
GM:判定どうぞ!
リギル・ソルテール:15dx+37
DoubleCross : (15DX10+37) → 8[1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,8,8,8]+37 → 45
リギル・ソルテール:回らねえ!
リギル・ソルテール:あ!
リギル・ソルテール:オバウォ忘れてたので
リギル・ソルテール:振り足します
リギル・ソルテール:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 7[3,4,7] → 7
リギル・ソルテール:変化なし!
“監視者”:ドッジ
“監視者”:9dx>=45
DoubleCross : (9DX10>=45) → 10[1,3,3,5,6,7,8,10,10]+8[5,8] → 18 → 失敗
“監視者”:お
“監視者”:《万象の虹》
“監視者”:《妖精の手》をコピー
“監視者”:《妖精の手》
“監視者”:1dx+20>=45
DoubleCross : (1DX10+20>=45) → 1[1]+20 → 0 (ファンブル) → 失敗
“監視者”:21
“監視者”:《原初の黒:勝利の女神》 達成値+24
リギル・ソルテール:うわっ
“監視者”:これで45、同値回避!
リギル・ソルテール:んー
リギル・ソルテール:監視者のロイスを切って、達成値足します
リギル・ソルテール:45+1d10
DoubleCross : (45+1D10) → 45+3[3] → 48
“監視者”:くっ、それは流石にどうしようもない!
GM:ダメージどうぞ!
リギル・ソルテール:出目が相変わらず振るわないが……
リギル・ソルテール:行くぞ!
リギル・ソルテール:5d10+1d10+5+27 装甲-5
DoubleCross : (5D10+1D10+5+27) → 33[5,1,9,9,9]+10[10]+5+27 → 75
リギル・ソルテール:スパークウェッジもどうぞ!
本城終星:《デモンズウェブ》 ダメージ7d10軽減
本城終星:75-7d10
DoubleCross : (75-7D10) → 75-47[9,8,7,8,1,4,10] → 28
リギル・ソルテール:くっ
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を6増加(150 → 156)
“監視者”:28ダメージ受けて、スパークウェッジも受けます
GM:では、行動値13、監視者の手番
“監視者”:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》《原初の赤:虚構のナイフ》 12dx7+4 攻撃力23 装甲-5
“監視者”:対象は……あるかちゃん! スパークウェッジは甘んじて受ける!
庄野あるか:こいっ
“監視者”:12dx7+4
DoubleCross : (12DX7+4) → 10[1,1,1,3,4,4,6,6,7,7,9,10]+10[5,7,9,10]+10[5,8,9]+10[8,9]+10[8,10]+5[5,5]+4 → 59
“監視者”:リギーでも行けたかもな……
庄野あるか:暴走してたは ダメージこいっ
望月火輪:回すなバカ
“監視者”:6d10+23
DoubleCross : (6D10+23) → 34[8,2,4,9,6,5]+23 → 57
庄野あるか:ギャーーーン
“監視者”:スパークウェッジは今ダメージいかほどかな
リギル・ソルテール:えっと、まだELV+1だから
リギル・ソルテール:18ですね
“監視者”:受けます
庄野あるか:日裏巡 信頼/〇楽観 → 〇信頼/楽観 に反転させたうえで昇華させます。HP11で復活するぞ
“監視者”:うーん、ここで使うか
“監視者”:《原初の白:異世界の因子》
“監視者”:《原初の白:時間凍結》をコピー
“監視者”:そして使用して、HP20消費してもう一度行動します
望月火輪:貴様!!
“監視者”:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》《原初の赤:虚構のナイフ》 12dx7+4 攻撃力23 装甲-5
“監視者”:今度はもっちを狙おうかな
“監視者”:12dx7+4
DoubleCross : (12DX7+4) → 10[1,1,1,2,3,5,6,6,7,8,9,10]+10[4,7,8,8]+10[2,8,9]+10[4,9]+5[5]+4 → 49
望月火輪:こんにゃろ
望月火輪:4DX
DoubleCross : (4DX10) → 9[1,3,8,9] → 9
望月火輪:ダメ
天藤ちひろ:【Gフィラメント】《崩れずの群れ》
天藤ちひろ:カバーします
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を2増加(146 → 148)
“監視者”:ではダメージ!
“監視者”:5d10+23
DoubleCross : (5D10+23) → 21[9,1,4,5,2]+23 → 44
天藤ちひろ:【■■■■■■■■】《異形の捕食者》
天藤ちひろ:ダメージをLv+2d10防いでその分ダメージをシーン中上げます
天藤ちひろ:44-6d10
DoubleCross : (44-6D10) → 44-34[6,8,10,3,3,4] → 10
庄野あるか:つえええええ
リギル・ソルテール:ひええええ
リギル・ソルテール:さすがアージ
天藤ちひろ:34点無効にして火力アップ、G値14なのでノーダメージ
“監視者”:硬った
“監視者”:今度こそ行動終了です
GM:では、行動値4組!
天藤ちひろ:では私から
庄野あるか:おねがい!
天藤ちひろ:【弓星セイファート】《コンセントレイト:ウロボロス》+《シャドーテンタクルス》+《原初の赤:ペネトレイト》
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を9増加(148 → 157)
天藤ちひろ:対象マスターレイス、判定行きます
GM:どうぞ!
天藤ちひろ:15dx7+7
DoubleCross : (15DX7+7) → 10[2,2,3,4,4,5,5,5,6,6,7,9,9,9,10]+10[2,4,5,7,10]+10[7,10]+10[3,9]+6[6]+7 → 53
本城終星:ガード《スプリングシールド》 ガード値+10
GM:ダメージどうぞ
天藤ちひろ:6d10+20+5+1+2+20+5+1+2+24+34
DoubleCross : (6D10+20+5+1+2+20+5+1+2+24+34) → 38[10,9,3,6,3,7]+20+5+1+2+20+5+1+2+24+34 → 152
天藤ちひろ:装甲無視
本城終星:ガード値34
本城終星:《異形の捕食者》ダメージ6d10軽減、その分シーン間攻撃力上昇。
本城終星:152-34-6d10
DoubleCross : (152-34-6D10) → 152-34-40[8,6,8,5,4,9] → 78
本城終星:78ダメージ受けます
本城終星:攻撃力40増加
天藤ちひろ:結構削られたな、私は以上で
庄野あるか:では次は私だあ
庄野あるか:マイナーで『あなたはいつも優しい』/《オリジン:サイバー》。
庄野あるか:【生来の狂気】適用状態なので社会を達成値+12、《交渉》なら+22。
庄野あるか:メジャーではコンボ『あなたは教えてくれた』/《絶対の恐怖》《神の御言葉》。
庄野あるか:単体交渉攻撃で、対象は監視者さん。
庄野あるか:12dx+25
DoubleCross : (12DX10+25) → 10[2,2,3,3,5,5,5,6,6,9,10,10]+5[3,5]+25 → 40
“監視者”:ドッジ!
“監視者”:9dx>=40
DoubleCross : (9DX10>=40) → 9[2,2,4,4,5,5,6,9,9] → 9 → 失敗
GM:ダメージどうぞ!
庄野あるか:ふー
庄野あるか:5D10+41+27
DoubleCross : (5D10+41+27) → 29[4,8,10,3,4]+41+27 → 97
庄野あるか:装甲無視でございます
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を9増加(147 → 156)
“監視者”:うっ、これは雲散霧消で軽減してもギリギリ足りないな……
“監視者”:戦闘不能!
“監視者”:《原初の虚:魂の錬成》
“監視者”:復活します
望月火輪:あほ!!!
庄野あるか:切り札!
“監視者”:あ、すみません
“監視者”:一回目のメジャーの後使い忘れてたエフェクトがありました
“監視者”:《シャドースナッチ》 無形の影の使用回数を1ラウンド2回にする。
“監視者”:これで無形の影を2回使ってました
望月火輪:なるほどね
天藤ちひろ:【辰宿ホロロギウム】《原初の白:時間凍結》HP-20で行動 コスト7
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を7増加(166 → 173)
天藤ちひろ:もう一回行動
GM:どうぞ!
天藤ちひろ:【弓星セイファート】《コンセントレイト:ウロボロス》+《シャドーテンタクルス》+《原初の赤:ペネトレイト》
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を9増加(173 → 182)
天藤ちひろ:対象マスターレイス、判定へ
天藤ちひろ:15dx7+7
DoubleCross : (15DX7+7) → 10[1,2,2,3,3,4,4,5,5,5,5,8,8,9,10]+10[5,5,8,9]+6[1,6]+7 → 33
本城終星:ガード《スプリングシールド》 ガード値+10
本城終星:《自動触手》 攻撃してきた相手に18ダメージ
天藤ちひろ:げっ
天藤ちひろ:ダメージへ
天藤ちひろ:4d10+20+5+1+2+20+5+1+2+24+34
DoubleCross : (4D10+20+5+1+2+20+5+1+2+24+34) → 22[2,7,3,10]+20+5+1+2+20+5+1+2+24+34 → 136
GM:どうぞ!
“監視者”:《雲散霧消》 範囲ダメージ35軽減
本城終星:ガード値が34なので79減らして
本城終星:57ダメージ
本城終星:自動触手の18ダメージ受けてもらうよ
天藤ちひろ:ダウンします
庄野あるか:ヌッ
庄野あるか:『あなたは愛してくれた』/《奇跡の雫》。HP10で蘇生させます。
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(156 → 162)
天藤ちひろ:ありがとうございます! 復帰!
天藤ちひろ:以上で
本城終星:ちょっと考え中……
本城終星:ここで使うか……
本城終星:《原初の白:時間凍結》HP20消費して追加行動
庄野あるか:馬鹿野郎―――――!!!!
本城終星:攻撃はしないから安心して
本城終星:Eロイス【飢えの淵】
庄野あるか:ヒーーー
本城終星:これは本城がジャームということではなく
本城終星:持っているV₂アームズが持ってるEロイスです
望月火輪:おい!!!
本城終星:なのでちゃんとファイトクラブも持ってるよ
庄野あるか:よかった
リギル・ソルテール:よかったかなあ
本城終星:飢えの淵の効果で、ジャーム兵一体を取り込み、あらゆる判定ダイスを+2個します。
本城終星:更に、Eロイス【餓鬼の晩餐】の効果
本城終星:【飢えの淵】の効果にHPを50回復するを追加する
本城終星:HP50回復します
庄野あるか:バカーーーッ
天藤ちひろ:きゃあ
GM:これでクリンナップ。本城の形状変化:速以外の行動値変化が切れます
リギル・ソルテール:行動値はもっちが4に戻るね
庄野あるか:ですわね!
望月火輪:戻ります
GM:2ラウンド目
GM:セットアップ
本城終星:なし
リギル・ソルテール:▼見て、伝える:《オーバーウォッチ》ラウンド間メジャーアクションD+3
リギル・ソルテール:味方全員
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を4増加(156 → 160)
“監視者”:なし
天藤ちひろ:なし
庄野あるか:《アクセル》使います。ラウンド間、対象の行動値+12。えー 対象
庄野あるか:違った 14になっていました
庄野あるか:エフェクトレベルがさらに上がったようです
庄野あるか:で、対象は自身で
庄野あるか:これで行動値は18かな。
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1増加(162 → 163)
望月火輪:≪活性の霧≫≪タブレット≫≪多重生成≫
望月火輪:侵蝕+8 PC全員に攻撃力+27 ドッジダイス-2
リギル・ソルテール:ドッジダイスにビビって受けないような奴はいない
リギル・ソルテール:いただきます
庄野あるか:あざす
天藤ちひろ:いただきます
GM:では、行動値30、本城の手番
本城終星:《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:アタックプログラム》《伸縮腕》《ジャイアントグロウズ》 範囲(選択)攻撃 30dx7+20 攻撃力134+2d10
リギル・ソルテール:こわいよー
本城終星:さっきまで器物使いの効果使うの忘れてたので、今回から適用してダイスが3増えてます。飢えの淵とか背徳の理込みでこの数
本城終星:対象はPC
本城終星:30dx7+20
DoubleCross : (30DX7+20) → 10[1,1,1,1,1,1,2,2,3,3,3,3,3,3,4,4,4,4,5,5,5,5,6,7,8,9,9,9,9,10]+10[2,2,5,5,5,9,9]+5[4,5]+20 → 45
望月火輪:ぬおー!
本城終星:このダイス数と固定値でこれかー
庄野あるか:あーー 使おうかな
リギル・ソルテール:やっちゃえ
庄野あるか:『あなたを信じている』/《束縛の領域》。
望月火輪:いけー!
庄野あるか:攻撃の達成値難易度での交渉判定を行い、成功で攻撃失敗させる。
庄野あるか:11dx+27>=45
DoubleCross : (11DX10+27>=45) → 9[1,2,4,5,6,6,6,7,7,9,9]+27 → 36 → 失敗
庄野あるか:使うか
リギル・ソルテール:しようぜ!
庄野あるか:『あなたの指で触れて』/《妖精の手》。ダイス目を10に。
リギル・ソルテール:輪もある
GM:ちょっとお待ちを
庄野あるか:ぬっ!
“監視者”:ここは使い時かな……
“監視者”:『強制起動者』
望月火輪:おい!
“監視者”:《原初の白:異世界の因子》をもう一度使用します。
リギル・ソルテール:うわっ
“監視者”:《デビルストリング》をコピーして使用
“監視者”:妖精の手を打ち消します
庄野あるか:リーダーそんなの持ってなかったぞ!!!
庄野あるか:誰だ貴様!
望月火輪:まってまって
望月火輪:監視者、あるかちゃんと同エンゲージにいた?
“監視者”:エンゲージ離れてても問題ないです
“監視者”:至近なのはレネゲイドディゾルバー!
望月火輪:あ、デビストか。
庄野あるか:ち
庄野あるか:ちひーーーっ
庄野あるか:おねがいしていいかい
天藤ちひろ:お願いされます
天藤ちひろ:【マルカリアンの鎖】《デビルストリング》オートアクションを打ち消す
天藤ちひろ:打ち消します
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を4増加(182 → 186)
庄野あるか:ありがとう♡
庄野あるか:デビストデビストしてもらいました
“監視者”:これ以上は何もない……!
リギル・ソルテール:いけーまわせー!
庄野あるか:では再回転。
庄野あるか:1dx+37>=45
DoubleCross : (1DX10+37>=45) → 5[5]+37 → 42 → 失敗
庄野あるか:ちっ
GM:あ、ちひろちゃん、デビストの侵蝕は6です
庄野あるか:もう一回遊べるドン
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を2増加(186 → 188)
庄野あるか:《妖精の手》《妖精の輪》。
リギル・ソルテール:やったー!
庄野あるか:1dx+47
DoubleCross : (1DX10+47) → 2[2]+47 → 49
庄野あるか:これだっけ
GM:そうですね
GM:そして目標値は45なので……
本城終星:攻撃失敗!
庄野あるか:おし 出目はアレだが…なんとかなった
リギル・ソルテール:ぱちぱちぱちぱち
本城終星:《原初の灰:飢えたる瞬き》 メインプロセス直後に使用。未行動になる。ラウンド間判定ダイス-5
望月火輪:お前なんか大嫌いだ
天藤ちひろ:わ
庄野あるか:wwwww
本城終星:安心してください。攻撃はしませんよ
本城終星:【飢えの淵】
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を17増加(163 → 180)
本城終星:スピカを食べてダイス+2、HP50回復!
庄野あるか:こいつ放っておくとドカ食い大好き本城さんになるじゃん!!!
GM:という訳で行動値18、あるかちゃん
庄野あるか:マイナーで暴走解除。
庄野あるか:メジャーでコンボ『あなたは教えてくれた』/《絶対の恐怖》《神の御言葉》。
庄野あるか:単体交渉攻撃で、対象は監視者くん。
“監視者”:来い!
庄野あるか:14dx+27
DoubleCross : (14DX10+27) → 10[1,2,4,4,4,5,7,8,8,10,10,10,10,10]+7[1,5,5,5,7]+27 → 44
“監視者”:ドッジ!
“監視者”:9dx>=44
DoubleCross : (9DX10>=44) → 8[3,3,4,4,5,5,6,8,8] → 8 → 失敗
“監視者”:うーん
“監視者”:《妖精の手》
庄野あるか:邪悪な力
“監視者”:1dx+10>=44
DoubleCross : (1DX10+10>=44) → 9[9]+10 → 19 → 失敗
リギル・ソルテール:わわわ
“監視者”:勝利の女神やっても1足りない……!
庄野あるか:こえーーよ
リギル・ソルテール:ほっ
GM:ダメージどうぞ
庄野あるか:ダメージ。エフェクトレベルが+2になってて、活性もたしてっと
庄野あるか:5D10+47+27
DoubleCross : (5D10+47+27) → 21[4,4,3,6,4]+47+27 → 95
庄野あるか:いいんじゃない!
リギル・ソルテール:いいダメージ!
“監視者”:うわ、雲散霧消してもぴったり死ぬダメージ!
“監視者”:HP60でした
“監視者”:倒れます。復活もなし!
庄野あるか:おっしゃーーーーー
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を7増加(180 → 187)
望月火輪:これが侵蝕160超えの力だ
庄野あるか:後は任せましたわ!
GM:では行動値16、リギーの手番!
リギル・ソルテール:はーい!
リギル・ソルテール:マイナーホローポイント弾
リギル・ソルテール:▼撃って、縛る:《アタックプログラム》+《スパークウェッジ》
リギル・ソルテール:ピピ…ケイサンチュウ
リギル・ソルテール:18dx+39 これでいいはず!命中でスパークウェッジが入ります、対象は当然本城!お前だ!!
DoubleCross : (18DX10+39) → 10[1,1,2,2,3,3,3,5,5,5,6,6,6,7,10,10,10,10]+10[8,8,10,10]+8[4,8]+39 → 67
本城終星:ガード《スプリングシールド》 ガード値+10
本城終星:そしてやっぱり器物使いを適用忘れてたので適用してガード値+5!
本城終星:《自動触手》 攻撃してきた相手に18ダメージ
本城終星:これも使っておこう
リギル・ソルテール:確定で死ぬがままよ
本城終星:君に攻撃当てるのは大変だからな……
リギル・ソルテール:他の攻撃全部避けてやる
リギル・ソルテール:では、ダメージ。装甲は-5よ
リギル・ソルテール:7d10+1d10+5+27
DoubleCross : (7D10+1D10+5+27) → 36[7,3,10,10,1,4,1]+2[2]+5+27 → 70
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を6増加(160 → 166)
本城終星:ガード値39、装甲は5減って7
本城終星:46軽減して、24ダメージ
リギル・ソルテール:あ
リギル・ソルテール:ホローポイント弾の+3入れてなかった
リギル・ソルテール:73です
本城終星:じゃあ27ダメージ!
リギル・ソルテール:それで!
GM:では、行動値4の二人!
望月火輪:いくぞい
望月火輪:マイナーなし
望月火輪:《エクスプロージョン》《ツインバースト》侵蝕+6
望月火輪:9dx+3
DoubleCross : (9DX10+3) → 10[3,4,4,4,5,6,6,7,10]+8[8]+3 → 21
望月火輪:ドッジ不可
本城終星:ガード《スプリングシールド》 ガード値+10
本城終星:これでスプリングシールド売り切れ!
望月火輪:3d10+2d10+8+21+27
DoubleCross : (3D10+2D10+8+21+27) → 15[8,5,2]+18[9,9]+8+21+27 → 89
望月火輪:やっと上振れた
本城終星:ガード値39、装甲12で38ダメージ
GM:あ、リギーは自動触手受けた時の戦闘不能処理お願いします
望月火輪:かってえ~~
GM:では、ちひろちゃんの手番
天藤ちひろ:はーい
天藤ちひろ:【弓星セイファート】《コンセントレイト:ウロボロス》+《シャドーテンタクルス》+《原初の赤:ペネトレイト》
天藤ちひろ:対象マスターレイス
天藤ちひろ:判定行きます
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を7増加(188 → 195)
リギル・ソルテール:戦闘不能忘れてましたね……
リギル・ソルテール:本城くんのロイス切って復活
GM:判定どうぞ!
天藤ちひろ:16dx7+7
DoubleCross : (16DX7+7) → 10[1,2,2,2,2,3,4,4,4,6,6,6,7,8,8,9]+10[1,7,8,10]+10[4,5,9]+2[2]+7 → 39
本城終星:ガード
天藤ちひろ:ダメージ行きます
天藤ちひろ:4d10++20+5+1+2+20+5+1+2+27+34
DoubleCross : (4D10+20+5+1+2+20+5+1+2+27+34) → 24[2,6,8,8]+20+5+1+2+20+5+1+2+27+34 → 141
庄野あるか:おおっ
本城終星:ガード値29
本城終星:《デモンズウェブ》 ダメージ7d10軽減
本城終星:141-29-7d10
DoubleCross : (141-29-7D10) → 141-29-41[1,2,10,10,1,7,10] → 71
GM:ギリギリ……本当にギリギリ残った……!
GM:計算ミスとか、ダメージ乗せ忘れとかない?
天藤ちひろ:バフ含めて全部乗っているはず
GM:では生存……!
GM:クリンナップで行動値が戻ります
天藤ちひろ:ちょいまち
GM:ムムっ
天藤ちひろ:【渇望クインテッセンス】《異世界の因子》
天藤ちひろ:《飢えたる瞬き》をコピーして使います
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を5増加(195 → 200)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を5増加(200 → 205)
GM:通常アージエフェクトは、衝動が噛み合わないからコピーでは使えないが……
GM:ちひろちゃんと本城は同じ飢餓!
天藤ちひろ:というわけで行動します
GM:どうぞ……!
天藤ちひろ:【銀牙セイファート】《コンセントレイト:ウロボロス》+《シャドーテンタクルス》コスト3
天藤ちひろ:11dx7+7
DoubleCross : (11DX7+7) → 10[1,1,1,2,3,4,6,6,7,8,8]+3[2,3,3]+7 → 20
本城終星:これは、ガードしても絶対耐えられないので
本城終星:ドッジする……!
本城終星:この強力な肉体の力を信じる……!
リギル・ソルテール:信じるなバカ!
本城終星:飢えたる瞬きのデメリットと飢えの淵で増えたダイスを計算に入れて……
本城終星:11dx+4>=20
DoubleCross : (11DX10+4>=20) → 10[2,3,4,5,6,6,8,8,9,10,10]+8[6,8]+4 → 22 → 成功
本城終星:避けた……!
望月火輪:ドアホウ…!!
本城終星:ガード型なのに公式NPCみたいな技能値にしたお陰で生き残った……!
望月火輪:まだだ!!まだ終わってねえ!!
望月火輪:≪覚醒の秘薬≫
望月火輪:《タブレット》《多重生成》
望月火輪:PC全員を末行動にします。
望月火輪:侵蝕を
望月火輪:2d10+6+193
DoubleCross : (2D10+6+193) → 12[2,10]+6+193 → 211
リギル・ソルテール:待機!
庄野あるか:ちひろちゃんどうぞ
天藤ちひろ:相談の結果私から、上と同じコンボで攻撃します
天藤ちひろ:11dx7+7
DoubleCross : (11DX7+7) → 10[3,4,5,6,6,6,7,7,7,7,9]+10[6,6,7,8,9]+10[2,6,9]+2[2]+7 → 39
天藤ちひろ:さっきから39ばっか出るな
本城終星:ドッジ……! 唸れ、公式NPCみたいな能力値と技能値!
本城終星:11dx+4>=39
DoubleCross : (11DX10+4>=39) → 10[1,1,2,3,8,8,9,9,9,9,10]+5[5]+4 → 19 → 失敗
本城終星:ぐあああああああああ
庄野あるか:こわい
リギル・ソルテール:こっっわ
本城終星:ダメージどうぞ!
天藤ちひろ:4d10+20+5+1+2+20+5+1+2+27+34
DoubleCross : (4D10+20+5+1+2+20+5+1+2+27+34) → 19[1,6,9,3]+20+5+1+2+20+5+1+2+27+34 → 136
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を3増加(205 → 208)
本城終星:残りHP1、軽減エフェクトなし……戦闘不能……復活は……
本城終星:なし!
GM:あなた達の勝利だ!
庄野あるか:ウアアアア
庄野あるか:っやったあああ
リギル・ソルテール:やった!
望月火輪:はあ……はあ……!!
天藤ちひろ:倒した!
GM:満天の星空の下。二つの超越的なレネゲイドの波動が、空気すら震撼させる。
GM:『OVV』、そして『V₂アームズ』。
GM:レネゲイドを進化させるウロボロスの権化であるそれらは、ただそこにあるだけで世界を変革し得る。
本城終星:「“ポラリス”の生産用ジャームの用途は、あくまで人間の安定生産」
本城終星:「長期的には有用でも、前線で使うようなジャームじゃない」
本城終星:「――このままなら、だけど」
本城終星:本城の影が、形を変える。
“スピカ”:その影と、異形の影が交わると同時。
“スピカ”:異形が背負った膜が以上な膨張を始め――弾け、粘液を撒き散らしながら無数のジャームが
“ポラリス”ジャーム兵:本来ならば、ジャームから生まれども、尋常の命を持って生まれてくるはずだった彼らは
“ポラリス”ジャーム兵:強烈なレネゲイドを浴びて、生まれる前にジャーム化した。
リギル・ソルテール:「相性抜群ってか。色男ってのはこれだから」
庄野あるか:「…? あ、ポラリスセルの鼠って、これか!」
庄野あるか:なぜか手がお父さんによって動かされ、両耳をセルフで塞いでいる。
天藤ちひろ:「な、なんて数……」
望月火輪:「これは、無理だな」
リギル・ソルテール:「でもまあ、問題ねえよな?『いつも通り』やれば」皆に視界共有、知覚強化を行う。
望月火輪:精神を高揚させる薬をちひろたちに分け与える。
望月火輪:「それに一つ付け加えてくれ」
望月火輪:「あれだけ数が多いと、射線が通らない。」
望月火輪:「まずは一瞬でいい。あの壁に穴をあけてくれ」
望月火輪:「それをしてくれれば。」
望月火輪:「あの壁は俺がぶち壊す」
本城終星:暗黒の真球を掲げる。
本城終星:「多勢に無勢。ちょっとみっともない気もするけど」
本城終星:「君達相手なら、使える手は全部使いたい気分なんだ」
本城終星:球体が影となり、形を変える。
本城終星:『OVV』は、持ち主の
本城終星:剣、矢、顎、糸――これまで様々な形態を取ってきた。
本城終星:ならば、戦闘に特化させた『V₂アームズ』ならば――
本城終星:「まだ死なないでよ。これで死んだら興醒めだ」
本城終星:本城のシルエットが、肥大化する――肉体変化ではない。
本城終星:戦艦かと見紛うような――影で作られた大量の機関砲が、照準を向けていた。
本城終星:音が消えた。光が消えた。
本城終星:知覚できたことは、破壊だけだった。
本城終星:現象としては、影の銃弾を大量に放った――それだけで、“ムカウ”セルアジトの設備は半壊した。
リギル・ソルテール:吹き飛び、転がっている。
リギル・ソルテール:「がはっ……!ちくしょう、このザマ……げほっ!」
望月火輪:「あるか…!」
望月火輪:助けを求めるのではない。むしろをそれを止めるようにその名を叫んだ。
望月火輪:今ではない。あるかの力を使うべき時はまだ来る。
望月火輪:今はその時に備えて、やつの動きを観察するべきだ。
望月火輪:あるかの中に居るもう一つの思考回路が、その意を汲んでくれると信じ、叫んだ。
庄野あるか:「……わかった!、っぐ!」
庄野あるか:思考は及ばない。それは庄野あるかのすることではないし――
庄野あるか:応えたのはどちらの思考か。吹き飛ばされ肉体を損傷しながら、忠実に、少女はなにもしなかった。
天藤ちひろ:その思考に、身体は既に慣れていた
天藤ちひろ:火輪の前に出て、リングの刻まれた影の盾を形成
天藤ちひろ:「”ぶち壊す"なら……お願いします!」
望月火輪:「ああ、任せてくれ」
“スピカ”:全てを破壊する掃射の合間にも、ジャームの生産は止まらない。
“スピカ”:破れた膜が新たに生まれ、祝福されざる命が生誕し続けている。
庄野あるか:その生誕の最中に、少女は一人手を伸ばす。
庄野あるか:血塗れの手。「…リギーも」
庄野あるか:「まだ死んでる場合じゃないって」
庄野あるか:「わたしはわかるよ。そうでしょ?」
庄野あるか:その手が意味づける。リザレクトの限界を狂わせる。
リギル・ソルテール:焦点の合っていなかった目に力が戻る。
リギル・ソルテール:「悪い、あるか。そうだな」
リギル・ソルテール:「あいつらだけにゃ、任せておけねえ」
リギル・ソルテール:そう言いつつも、適材適所はわかっている。
リギル・ソルテール:あの爆撃の中でも無傷の車椅子を再起動して、状況の共有を続けた。
天藤ちひろ:リギルが立ち上がったのを確認して
天藤ちひろ:盾を斜めに傾ける
天藤ちひろ:すると、中心に穿たれた
天藤ちひろ:先程受け止めた弾丸が放たれ行く
天藤ちひろ:同型の武器だからこそできる奇策、射手めがけて弾丸の一陣が襲い掛かる
本城終星:「もったいない」冷めた目でそれを見ている。
本城終星:「特化させた『V₂アームズ』の方が現時点の戦闘能力は上だけど」
本城終星:「可能性を比べれば『OVV』の方が上なのに」
本城終星:「劣化品の劣化コピーじゃ、『OVV』が泣いてるよ」
“ポラリス”ジャーム兵:弾丸に蹂躙され、ジャーム兵の一団が倒れてゆく。
“スピカ”:それでも、それを補う生産は止まらない。
望月火輪:「いいんだよ、それで」
望月火輪:「『OVV』だぜ。」
望月火輪:「本気を見せるのは、終わらせるときだけで十分だ」
望月火輪:ゴッッッッッッッッッ
望月火輪:ちひろが拓いた隙間を縫うように
望月火輪:無尽の爆破が起こる。
望月火輪:それを躱そうとするものも防ごうとする者も、守ろうとする者も
望月火輪:全てが爆発に呑まれ
望月火輪:響き渡る音が消えた後に立っているのは
望月火輪:「自慢の防御は剥がした。」
望月火輪:「どうする?降参してもいいんだぜ?」
本城終星:「やってくれたなあ、もう……」
本城終星:「一応、持って帰ってくれって言われてる検体だったのに」
本城終星:「第七の人ら、絡みづらいから説教されるの面倒なんだよな」
本城終星:視界全てを覆う爆破のただ中にあって、無傷で立っている。
望月火輪:「まだ軽口を叩く余裕があるか」
望月火輪:「消してやってくれ、リギル。あの余裕を」
リギル・ソルテール:「はは」
リギル・ソルテール:「おれもそうしてえのは山々なんだが」
リギル・ソルテール:「解析結果、レネゲイドによる装甲……ウロボロスのエフェクトにより追加……ああ」
リギル・ソルテール:「効率を重視するぜ」そう言いながら銃口を”監視者”に向ける。
リギル・ソルテール:「MODE:マシンガン」
リギル・ソルテール:ダダダダダダダダ!!
“監視者”:その弾丸は、空を切った。
“監視者”:リギルが狙いを外したのではない。
“監視者”:外したのはタイミングだ。
“監視者”:実時間と、リギルが認識していた時間に、1秒のずれがあった。
“監視者”:時間の錯誤を誘発する程の幻覚作用。
“監視者”:“ペーパータウン”
“監視者”: ×
“監視者”: “ネヴァー”
“監視者”:その1秒の隙に、電気信号で強化した機動力で射線から外れていた。
リギル・ソルテール:「……なるほどね。能力だけは同じか」
リギル・ソルテール:「でもよお、”監視者”さん。あんた全然わかってねえ」
リギル・ソルテール:「巡なら当然わかってることなんだが」
リギル・ソルテール:「おれたちは、諦めがものすごく、悪いのさ」
リギル・ソルテール:射線からは外れていた、そのはずだった。
リギル・ソルテール:だが、その「ずれ」を利用できたのは”監視者”だけではない。
リギル・ソルテール:リギルもまた、タイミングを外して───
リギル・ソルテール:弾丸が、”監視者”の死角から突き刺さる。
リギル・ソルテール:───跳弾させた。
リギル・ソルテール:「巡」
リギル・ソルテール:「おれはあいつには抱え切れないくらい感謝してる」
リギル・ソルテール:「だから、あんたは邪魔なのさ」
“監視者”:“監視者”の戦闘の基軸は、左目に収めた『アンティキティラ』だ。
“監視者”:視認さえしていれば、あらゆる事象を解析する。
“監視者”:そのことは“ムカウ”セルならば当然に知っていることだ。
“監視者”:故に――
本城終星:「死角からの攻撃が弱点ってのは分かってたから」
本城終星:球体が、更に形を変えている。
本城終星:武器ではない。防具でもない。
本城終星:掌に収まる大きさの――カメラ。
本城終星:「『アンティキティラ』に映像を送ってたんだけど」
“監視者”:死角であるはずの攻撃を、確かに避けていた――しかし。
本城終星:「送信のタイムラグのせいかな」
“監視者”:回避した弾丸は、全てではない。
“監視者”:数発の弾丸を受けている。
リギル・ソルテール:「そりゃあ、いくら見たもの解析できるったってな。電子戦ならおれのが上手だよ」
リギル・ソルテール:「盲点って、あるだろ?」
リギル・ソルテール:「ハッキングして擬似的に作ってやった」
リギル・ソルテール:「戦いが終わったらおれんとこに持って来な、巡」
本城終星:眉を顰める
本城終星:「それができるなら――ああ!」
本城終星:「『アンティキティラ』の解析を
本城終星:目を輝かせる。
本城終星:「いいな――すごくいい」
リギル・ソルテール:「まだ、足りねえが」
リギル・ソルテール:「『無限』への足がかりにはちょうどいいだろ」
“監視者”:二人の会話とは無関係に動く影があった。
“監視者”:それどころか、自身の負傷すらまるで無関係だというように。
“監視者”:いや――無関係ではない。負傷すら利用する。
“監視者”:“フィンチ”
“監視者”: ×
“監視者”:“ワンリーク”
“監視者”:ナイフに自らの血を付着させ、達人の剣技であるかの心臓を突き刺した。
“監視者”:心臓を通して、レネゲイド殺しの血液が全身に流れてゆく。
庄野あるか:意識を払っていなかったわけではなかった。その上で、負傷状況を把握して適性に注意していたはずだった。
庄野あるか:それが及ばなかったのは――“監視者”がもはや、一個人としての尊厳などを捨て去って、この戦闘に挑んでいることに他ならない。
庄野あるか:動きを止めた心臓、硬直する身体をなんとか繋ぎ止める。
庄野あるか:(まだ動く)もう一つの意識はそう言う。それを伝達するすべがない。
“監視者”:行動を停止した少女から即座に、視線を切る。
“監視者”:“ネヴァー”の能力で強化した神経交信速度を利用して、自身に集まっていた注意を外す。
望月火輪:「ああいうところだけ変わらないの腹立つな…!」
天藤ちひろ:「……」その光景を、やや驚きながらもしっかりと見ている。
“監視者”:一度、見失ったが最後、再捕捉すらできない。
“監視者”:姿が、消えている。
“監視者”:“空筈”
“監視者”: ×
“監視者”:“百射”
“監視者”: ×
“監視者”:“正鵠”
“監視者”:次の瞬間には、火輪の全身の急所を、複製されたナイフが、正確すぎる程の精密さで貫こうとしていた。
望月火輪:「……!」
望月火輪:全身がおぞけ立つ
望月火輪:これはあの時の
望月火輪:思い出したくもないチームの連携。それを一人で
望月火輪:あまりも正確過ぎる攻撃が
望月火輪:実際に肉体に刺さる寸前に、やがて訪れる痛みを正確に再現した。
望月火輪:だが、それをなぞるように訪れるはずだった痛みを、火輪が感じることはなかった。
天藤ちひろ:先程と変わらないまま、火輪の前に立っていた。
天藤ちひろ:____できる。 と、感じた
天藤ちひろ:何故か、理由は星の数ほどあり、そして同時に、全く無かった。
天藤ちひろ:一体化を解いて、OVV本体を眼前に翳す
天藤ちひろ:レネゲイドを吸収する性質が、複製されたナイフたちの狙いを逸らし
天藤ちひろ:宙を模った半球へと突き刺さる
天藤ちひろ:「____遥かに巡る
天藤ちひろ:硝子のように透明なOVVの外殻に、罅が走る
天藤ちひろ:そこから噴き出すのは、多種多様な
天藤ちひろ:思わず口をついた言葉に、ハッとする
天藤ちひろ:自分は、今どこへ向かおうとしていた?
天藤ちひろ:少なくとも、戦いの途中で向かうべきでは無い所だ
本城終星:「――躊躇するなよ」
天藤ちひろ:腕に纏わり付くヴェールを振り翳して、レネゲイドの盾がナイフを弾き飛ばす
天藤ちひろ:「__ええ、コレが私の進む先だと言うのなら」
天藤ちひろ:ナイフの一本を掴み、OVVと一体化
天藤ちひろ:ナイフの構成レネゲイドを変化させ、鏃に変換
天藤ちひろ:マスターレイスめがけて、レネゲイドを喰らう矢が放たれる。
本城終星:「さっきよりはマシだけど――」
本城終星:より原始的な矢による攻撃に対して――初めて防御の姿勢を見せた。
本城終星:手を翳し、『V₂アームズ』と一体化。
本城終星:レネゲイドが凝縮してゆき、濃縮された影があらゆる光を閉じ込める、絶対の黒を作り出す。
本城終星:レネゲイドを喰らう矢ごとその手で飲み込んだ。
本城終星:「まだ足りないな」
本城終星:「志は気に入ったけど」
本城終星:「まだ早かったかな」
本城終星:「マスターの称号を与えるのは」
GM:超常たるオーヴァードの中でも、超越のぶつかり合いがあった。
GM:戦闘中だ。見蕩れることこそないが、そこに意識を全く向けないことは不可能だった。
“監視者”:――この使徒を除いては。
“監視者”:攻撃直後のちひろの隙を、その瞳で見逃さず、追撃に入っていた。
“監視者”:影の鏃。
“監視者”:“マスターオーヴ”
庄野あるか:庄野あるかの関心は幼稚だった。自分の世界と、それを害するもの。
庄野あるか:故に、“監視者”……自分の世界にいたはずの敵は、少女の意識を異物として占有していた。
庄野あるか:反応速度が人よりも速かったとすれば、そのためだろう。
庄野あるか:「あなたはー……」
庄野あるか:ゆるりとその視界に、見慣れたかたちの人影が映る。
庄野あるか:「やりにくいなあ。怖いものなんてないみたいな、目」
庄野あるか:機械的な、宇宙を秘めた色の目が瞬いている。虚無に満ちたそこに映るとするならば。
庄野あるか:庄野あるかのレネゲイドの基本的な行使。つまり、彼女自身の恐怖の具現。
庄野あるか:「教えてあげるよ」
庄野あるか:「わたしが、あなたがいなくなってからずっと恐れてるものを」
庄野あるか:“監視者”の五感が、閉ざされる。
庄野あるか:削られる。擦り減らされる。存在そのものが壊される。
庄野あるか:日裏巡がいなくなるという、圧倒的な恐怖が――同一である“監視者”の肉体に、感覚の喪失と離人症として訪れる。
“監視者”:“監視者”は、突き詰めれば情報を観測するだけの機械だ。
“監視者”:入力される情報を失った状態で、出力される行動はない。
“監視者”:意志と欲望を以て動くことはない。
“監視者”:完全に行動を停止した。
“監視者”:――次の瞬間、その足下に黒い花が咲き乱れる。
庄野あるか:「止まっ、」
庄野あるか:「!」
“監視者”:全ての情報が消えて、自らすらも消えて――無になったとして。
“監視者”:無を苗床に育つ花があった。
“監視者”:“土岐明里”
“監視者”:破壊的なレネゲイドの賦活が、“監視者”を再起動させた。
庄野あるか:「……って、ない…!」
望月火輪:「なんかずるしただろ。あいつ…!」
天藤ちひろ:「____遥かに巡る
天藤ちひろ:「幼き我が身に刻まれた、誓いは塵へとなり果てた」黒いヴェールを纏いながら、OVVとの結び付きをより高める
天藤ちひろ:「浮かぶあの日の色彩たちが、踏み出す足を止まらせる」
天藤ちひろ:「遠く届かぬ陽の光、影無き世界は今はなく」
天藤ちひろ:「されど心を繋ぐのは、この手に握った無限の螺旋」鉄が軋むような音と共に
天藤ちひろ:「光を喰らい、魔を喰らい、螺旋を描いて暴威を担う」OVVと一体化した右腕が、異形の咢へと変貌していく
天藤ちひろ:「終焉齎す始原、開闢与える終局、はじまりのおわり」
天藤ちひろ:「喰らい合い、相反し、相克す____」
天藤ちひろ:「永久の闇で煌めく虚、満天彩る
天藤ちひろ:「
本城終星:「始まりと終わりを担い、永遠の進化を体現する頂点を超えるモノ」
本城終星:「見せてくれ。頂点の、その先を」
本城終星:黒の珠玉を翳す。
本城終星:空間が軋み始める。世界が悲鳴をあげる。
本城終星:「頂点の――
本城終星:「可能性が君にあるのなら――!」
本城終星:世界が停まる。
本城終星:全ての熱量が消え去る。
本城終星:宇宙の熱的死。ビッグクランチ。
望月火輪:「…嘘だろ…!」
GM:全てを喰らう虚と、全ての停止。
GM:矛盾する破局の
GM:起こるはずだった破滅が
GM:ただし、否定し合い、相克した二人の破壊者にあるはずだった破滅が襲いかかる。
本城終星:黒い渦に飲み込まれたように、右肩から先が消滅する。
本城終星:「まだ足りないな――まだ、並んだだけだ」
天藤ちひろ:同様に、左腕が飲み込まれ消滅する。
天藤ちひろ:「そう___ですか」右腕内部から漏れ出す漆黒の波動を抑え込むように、異形の腕を握り締める
天藤ちひろ:「だったら次は、一歩」
天藤ちひろ:「一歩ずつ、追い抜いて見せますよ」
本城終星:「期待はしてるけど」
本城終星:「待ってはあげないよ」
天藤ちひろ:そう言いながら吐き出す血の色は、まるで宙のように蒼黒かった
本城終星:残った右手で空を指差す。
本城終星:確かに存在する、虚構ではない――外とは別位相ながら現実の星空。
本城終星:そこで一等輝く光があった。
GM:『それ』を知っているものもこの場にはいるだろう。
GM:ちひろやあるかはともかく――リギルならば聞いたことがあるはずだ。
GM:火輪は、先程自ら口に出してその名を呼んですらいた。
本城終星:「なかなか不遜だよね」
本城終星:「まあ、神の奇跡を名乗るくらいは必要かな――秩序の守護者を名乗るくらいなら」
本城終星:星が瞬いた。
本城終星:『OVV』が武器を影で形作るように、『V₂アームズ』は人類の最新鋭の兵器を模倣する。
本城終星:それは、不都合な存在を都市ごと消去するUGNの切り札。
本城終星:『天の火』を模した光が降り注いだ。
リギル・ソルテール:「『天の火』……!」
天藤ちひろ:「これが……"V₂アームズ"……!」
庄野あるか:それを見上げる。……その名前を、少女は知らない。その光を知らない。
庄野あるか:「教えて、お父さん」
庄野あるか:――レネゲイドウイルスを、世界を変える力だと評する者は多い。
庄野あるか:庄野あるかにとっては、そうではない。むしろ、世界が変わるからこそ、力が生まれた。
庄野あるか:完全に閉ざされた、父と娘だけの世界は保たれない。いつだって邪魔が入り、他者が現れる。
庄野あるか:変貌する世界に、自身の認識はいつだって食い違う、その軋み。
庄野あるか:それに対する恐怖こそが、庄野あるかの持つ
庄野あるか:「こんな怖い力があるってわかったら、こんなものを怖がって生きていかなきゃいけないもの」
庄野あるか:「…だから、教えて。そうしたら、わたし、ちゃんとそれを怖がって、ちゃんと」
庄野あるか:「……『天の火』!」
庄野あるか:唐突に叫ぶ。誰かから、たった今教わったかのように。
庄野あるか:「……ふふ!ちゃんといま…怖くなったよ!」
庄野あるか:その暴力に、誰も彼もが命を落とす、誰もいなくなってしまう未来を想像した。
庄野あるか:その恐怖がほんの一秒にも満たぬ時間、投影された。
庄野あるか:その誤差を。それですら安心できず、また恐れ、引き延ばす。
庄野あるか:予想される現実と、少女の世界との軋みが、訪れる破滅にほんの僅かな隙を生み出した。
本城終星:「……合わないなあ」
本城終星:「自分の内側に籠もってるタイプの子とは」
GM:物理的にはあり得ない光景だった。
GM:『天の火』はレーザー兵器だ。光の速度で進むそれが止まることはない。
GM:光の速度を止められるものはない。
GM:あるとすれば、自らの世界に合わせて、世界そのものを歪める認知だけだ。
GM:現実では、全てが焼き払われている。
GM:だが、少女の認識する妄想では、その輝きは地表に届く前に空中で停止している。
GM:そのどちらが世界に認識されるか――破滅の根源と、妄想の根源のどちらかが先に滅びるか。
GM:世界からすればほんの僅かな猶予が齎された。
本城終星:「もうちょっと、現実見た方がいいよ」
庄野あるか:思い切り嫌そうな顔をして、舌を出す。「やーだよ」
本城終星:「じゃあ、教えてあげないとな。――“監視者”、あの子からやれ」
“監視者”:返答の言葉すらなく、視線を少女へと向けた。
庄野あるか:そしてこちらは、先ほどと同じことをする。もう一度、入力される情報を閉ざす。
庄野あるか:だが、侵蝕が高まっている今ならば、先よりも深く。広く。“監視者”のことを理解できるはずだ。
庄野あるか:「わたしはね、ジュンさんがいなくなるのも、ちゃんと怖いよ」
庄野あるか:「お父さんも、昌弘も、“オレステイア”も……ムカウの誰も」
庄野あるか:笑って手を伸ばす。
庄野あるか:「いなくなるのは、たぶん、怖い」「だから」
庄野あるか:この戦場よりずっと前。
庄野あるか:日裏巡がいなくなったときから、生じていた絶対的な恐怖がある。
庄野あるか:日裏巡がいなくなるという、庄野あるかの恐怖。
庄野あるか:その幻覚を、“監視者”に幻覚として投影する。
庄野あるか:「怖いことは、許さないし」
庄野あるか:“監視者”。日裏巡。そして喰らってきた、すべての脳、情報。
庄野あるか:何もかもをひっくるめた、目の前にいるその人が、いなくなるという幻覚を映し出す。
庄野あるか:それは五感のすべて、身体のすべて。存在の否定に等しい。
庄野あるか:「怖いから、わたしが好きにできるんだよ」
庄野あるか:「いなくなって、帰ってきてよ。いなくなるなんて、許してあげないもんね!」
“監視者”:“監視者”には、自我と呼べるものはない。
“監視者”:シンドロームに関わらず、全てのエフェクトを行使するオーヴァードを生み出す実験によって生まれた実験体。
“監視者”:そのコンセプトは、宿主の欲望に合わせて姿を変えるレネゲイドに対して、空の器を用意することで、後から自由な方向性を与えるというものだった。
“監視者”:実験は成功であり、失敗だった。
“監視者”:生まれた実験体は、どのシンドロームにも親和性を持つレネゲイドを宿したが、
“監視者”:自らの意志ではエフェクトを行使することもできない失敗作だった。
“監視者”:コードウェル派が引き取り、『アンティキティラ』で思考自体を制御したことで、初めてエフェクトを行使できるようになった。
“監視者”:無を、“監視者”は恐れない。そもそも、恐怖という感情自体を理解しない。
“監視者”:既に、日裏巡はいない。少女の声が届くこともない。
“監視者”:――レネゲイドウイルスを、世界を変える力だと評する者は多い。
“監視者”:インフィニティ・コードはその極点だが、レネゲイドとは宿主の願望を実現する為のものだ。
“監視者”:無我故に全ての情報を奪われ、停止した“監視者”を動かしたのは、無を愛する黒い花だった。
“監視者”:日裏巡が消えたとしても、日裏巡が最も己に刻んだレネゲイドにその願望が残っていた。
“監視者”:深く、広く、理解したあるかの恐怖が、
“監視者”:全てを消して、自分だけが無を観測したい。
“監視者”:最後に残った己すら消えるという恐怖が、届いた。
“監視者”:「……………………」
“監視者”:動きを、止めた。
“監視者”:“監視者”が再び動くことは、ない。
庄野あるか:「‥‥聞いてくれたね!」
庄野あるか:なにもその原理を理解せずに、少女が笑う。
庄野あるか:自分の声が届いたのだと、無邪気に思い込んで。
本城終星:「……やっぱり現実見てないなあ」
本城終星:全ての原理を理解しているが故に、嘆息する。
リギル・ソルテール:これで、敵と言えるものは残り一人となる。
リギル・ソルテール:「夢みがちセルだからな」
リギル・ソルテール:そう言いながら、火輪に信号を送る。
リギル・ソルテール:「現実の先の先まで向かう意志がなきゃあ、あんたの前にはいねえよ」
望月火輪:信号を受け取り、その完遂までのイメージを共有する。
本城終星:「そこは否定してないよ」
本城終星:「それは現実を見た上で目指す派なんだよね」
望月火輪:「っていうか」
望月火輪:「現実を見てないのはそっちだろ。」
リギル・ソルテール:銃の砲撃とほぼ同時に火輪の爆撃が叩き込まれる。
望月火輪:ゴッッッッッ
リギル・ソルテール:BRATATATATATA!!!
望月火輪:「お前が見ているのは」
望月火輪:「全てが自分の思い通りになるっていうガキの妄信だ」
本城終星:銃撃の嵐が皮膚を破り、肉を穿つ。
本城終星:爆轟が神経を焼き、骨を燃やす。
本城終星:「――心外だな」
本城終星:影が大地を覆った。
本城終星:燃えて灰になった骨が、焼け落ちた神経が、穿たれ血を吹き出した肉が、破れ引き裂かれた皮膚が。
本城終星:逆しまに復元されてゆく。
本城終星:「俺が望んでるのは、俺の想定すら超えるものだよ」
本城終星:「君達じゃ、まだ無理みたいだけど」
本城終星:広がった影が、ジャーム達の肉体を飲み込んでいる。
本城終星:死体から喰らったレネゲイドを、取り込んで肉体を再生した。
リギル・ソルテール:「レネゲイド喰らいか」
リギル・ソルテール:「想定を超えるものって点では共感するが」
リギル・ソルテール:「大喰らいを2人も養えるほどおれらは潤ってなくてな」
リギル・ソルテール:「要するに、」
リギル・ソルテール:「ちひろ、やっちまえ」
リギル・ソルテール:「───ってことだ」
天藤ちひろ:「___はい!」
天藤ちひろ:左腕の再生は間に合わない、右腕を振り翳し、空間を薙ぐと
天藤ちひろ:マスターレイスが再生した箇所から、肉体が崩壊していく
天藤ちひろ:否、物理法則が崩壊していっている。
天藤ちひろ:「まだ進めるから……私は!」
天藤ちひろ:叩き下ろし。マスターレイスを巻き込んで硝子が割れるように空間が砕けて散る
本城終星:二度目の再生は叶わない。その為に必要なジャームは先程の攻撃で全て喰らった。
本城終星:ジャームを取り込むのは、追い詰められた時の切り札だった。それを使わされた。
本城終星:――だが、この程度の逆境は想定していた範疇にある。
本城終星:『OVV』が進化の象徴だとすれば、『V₂アームズ』は限界の象徴だ。
本城終星:進化し続ける世界を望む本城にとっては屈辱の象徴だ。
本城終星:だから、これも屈辱に他ならない。
本城終星:既存の世界を破壊する『OVV』の力を、進化を阻む限界の力で押さえ込んだ。
本城終星:空間の破砕が、瞬間的に停止。本城が退避した直後に何もない空間が砕け散った。
本城終星:「まだ――まだだ! まだ足りないよ!」
本城終星:『V₂アームズ』の力を防御の為に一瞬に絞って使った。
本城終星:だが、『OVV』は攻撃の為に全霊を乗せた。
本城終星:次の攻撃は――こちらの方が先だ。
本城終星:「その先を見せてくれ――!」
望月火輪:「そうだな。見せてやれ」
望月火輪:今まで誰にも見せて来なかった切り札を使う。
望月火輪:大した力ではない。ただ、疲れを取るだけのものだ。
望月火輪:限界を超えた仲間たちにもう一度だけ動く余力を与える。それだけのものだ。
望月火輪:「けど、一人で行くなよ。」
望月火輪:「『先』に行くなら、俺たちも一緒だ」
望月火輪:リギルとちひろに視線を投げる。
リギル・ソルテール:頷く。
庄野あるか:「?」疲弊しながらひらひら手を振っている。
天藤ちひろ:「火輪さん……はい!」
天藤ちひろ:「巡さんも一緒に、みんなで!」
天藤ちひろ:今の隻腕の状態で放てる攻撃は、今見たように止められる
天藤ちひろ:ならばどうするか
天藤ちひろ:答えはシンプルだった
天藤ちひろ:ローファーが床を擦る子気味の良い音が鳴り
天藤ちひろ:ちひろは駆け出した
本城終星:「は――ははっ!」
本城終星:呼応するように、駆け出す。
天藤ちひろ:OVVに模倣させる武器も決まっている
天藤ちひろ:”エンブリオ”
天藤ちひろ: ×
天藤ちひろ:“監視者”
天藤ちひろ:模倣を模倣した"アンティキティラ"の演算能力でもって、眼前の
天藤ちひろ:咢を
天藤ちひろ:「本城、終星さん」
天藤ちひろ:突き
天藤ちひろ:「無限の……」
天藤ちひろ:「
天藤ちひろ:入れる
天藤ちひろ:瞬間、空間が弾けた。
本城終星:『V₂アームズ』を自らの体に取り込んだ上で突き出した拳が、食い千切られる。
本城終星:既存の兵器を模倣する『V₂アームズ』の最強形態こそが、自分自身の模倣だった。
本城終星:だが、それは本城自身を超えることはないという限界でもあった。
本城終星:「……は」
本城終星:「俺が見たかったのは、限界を超えた君の力だったんだけどな……」
本城終星:「まさか……他人と力を合わせるなんて……ありふれた力に負けるなんてね……」
天藤ちひろ:「これが、今の私の限界を超える力です」
天藤ちひろ:「ありふれているでしょう……けれどあなたにも私にも一人ではたどりつけない力です」
天藤ちひろ:「不満ですか?」
本城終星:「ああ……不満だね……」
本城終星:「負けて……満足なはずないだろ……」
本城終星:大の字になって倒れる。
本城終星:「一つ、負け惜しみしてもいいかな」
天藤ちひろ:「……どうぞ」
本城終星:「俺が負けることも……最初から想定していたし、それでもよかった」
本城終星:「どんな形であれ、インフィニティ・コードが完成すれば、父さんの欲望は果たされる」
本城終星:「その担い手は、俺でありたかったけどさ!」
本城終星:「ああ、くそっ、負け惜しみしても悔しいなあ!」
本城終星:「――天藤さん」
天藤ちひろ:「はい」
本城終星:「今度は俺も連れて行ってくれよ」
本城終星:全てを喰らう虚の星を見上げて、手を伸ばした。
本城終星:「俺を喰えば、『OVV』は満たされる」
本城終星:「消化にどれくらいかかるかは分からないけど、遅くとも数ヶ月もすれば、インフィニティ・コードは完成する」
天藤ちひろ:「……」目の前の少年は、全ての元凶だ
天藤ちひろ:憎みこそすれ、慈悲をかける理由はどこにもない
天藤ちひろ:けれど
天藤ちひろ:だけど
天藤ちひろ:脳裏によぎるのは、異形と化した友人に止めを刺した時の事
天藤ちひろ:理不尽に巻き込まれ、傷つき命の灯が消えかかった友人の顔
天藤ちひろ:それでも
天藤ちひろ:「ええ、次は」
天藤ちひろ:「ご一緒しましょう」
天藤ちひろ:「星の巡りが、良ければ」
天藤ちひろ:一体化を解き、ひび割れ黒い瘴気を吹き出しているOVVを手に持って
天藤ちひろ:それを本城終星の胸に押し付ける。
本城終星:「ああ――」
本城終星:見上げ続けた星が、すぐそこにある。
本城終星:どこまでも広がる無限の宙で、無限の星が輝いている。
本城終星:「自分の力で来たかったなあ――」
GM:少年の肉体は、影に飲まれ、この宇宙から消え去った。
GM:ではバックトラックの時間
GM:Eロイスは
“スピカ”:【さらなる絶望】×7
本城終星:【ファイトクラブ】【餓鬼の晩餐】【飢えの淵】×2
GM:合計11個!
リギル・ソルテール:自殺志願者ではないので、振ります
天藤ちひろ:振ります
天藤ちひろ:208-11d10
DoubleCross : (208-11D10) → 208-68[4,4,6,10,9,8,5,4,9,6,3] → 140
リギル・ソルテール:166-11d10
DoubleCross : (166-11D10) → 166-42[1,4,3,7,9,1,3,1,2,5,6] → 124
庄野あるか:187-11d10
DoubleCross : (187-11D10) → 187-73[9,8,4,3,9,9,4,4,7,9,7] → 114
リギル・ソルテール:メモリーで20減らして104
リギル・ソルテール:1倍ぶり
リギル・ソルテール:104-4d10
DoubleCross : (104-4D10) → 104-17[5,4,1,7] → 87
GM:更に勝利したことでリーダーが戻ってくるので、カンパニーのスパリゾート効果で更に1d10減らせます
リギル・ソルテール:87-1d10
DoubleCross : (87-1D10) → 87-10[10] → 77
庄野あるか:ジュンさん♡
リギル・ソルテール:ありがとう巡!
望月火輪:やったぜ
庄野あるか:メモリー 114-20か 94
望月火輪:メモリーで20減らして191
望月火輪:Eロイス使用
望月火輪:191-11d10
DoubleCross : (191-11D10) → 191-62[10,10,7,7,4,1,9,4,3,3,4] → 129
庄野あるか:94-4d10
DoubleCross : (94-4D10) → 94-29[10,4,8,7] → 65
望月火輪:2倍ぶり
望月火輪:スパリゾ
望月火輪:129-1d10
DoubleCross : (129-1D10) → 129-9[9] → 120
天藤ちひろ:メモリーで20減らして120
望月火輪:1倍ぶり……いけるか!?
庄野あるか:いや
庄野あるか:二倍にして
リギル・ソルテール:無理するな!
天藤ちひろ:流石に倍振ろう!!!!
望月火輪:します。
望月火輪:120-10d10
DoubleCross : (120-10D10) → 120-57[1,4,8,9,7,7,1,9,9,2] → 63
望月火輪:ただいま。
庄野あるか:ハワーーーー
リギル・ソルテール:よかった…
庄野あるか:ヨガッダ
天藤ちひろ:敵:監視者:〇奪還/嫌悪 と
天藤ちひろ:共犯者:日裏 巡:〇おかえりなさい/心配 で取得してロイスを埋めて
庄野あるか:うわーーいいな
天藤ちひろ:120-1d10 まずスパ分
DoubleCross : (120-1D10) → 120-8[8] → 112
天藤ちひろ:5つでいけるな、等倍
天藤ちひろ:112-5d10
DoubleCross : (112-5D10) → 112-29[3,8,7,1,10] → 83
天藤ちひろ:帰還ー!
リギル・ソルテール:おかえりー!!
GM:経験点はEロイス11点に
GM:Dロイスが
“追跡者”:【変異種】
“拘束者”:【強化兵】
“監視者”:【装着者】
本城終星:【コードウェルの子】【器物使い】
GM:5点
GM:シナリオ点は8+リーダーの救出で2点
GM:いつもの5点を足して
GM:31+侵蝕点!
リギル・ソルテール:36+5(Sロイス)で
リギル・ソルテール:41です!
望月火輪:34点
庄野あるか:35
天藤ちひろ:もう一人の適合者:本城終星:共感/〇脅威をマスターレイス:本城終星:共感/〇懐古でSロイス指定
天藤ちひろ:36+5で41点いただきます
GM:C((41+34+35+41)/3)
DoubleCross : c((41+34+35+41)/3) → 50
GM:GMは51点!
庄野あるか:オタベー
リギル・ソルテール:もっしゃもっしゃ
GM:第四使徒を下し、“マスターレイス”を打ち倒し、“ムカウ”セルを襲った脅威の殆どは取り除かれた。
GM:敵に囚われていた織姫も無事だった。このアジトが織姫の能力で成り立っている以上、たとえ“監視者”が能力を模倣したとしても、殺すのは危険だと判断したのかもしれない。
GM:残るは、もう一人の仲間を取り戻すだけだ。
“監視者”:あるかの能力を受けて、生命活動以外の全てを停止している。
“監視者”:このまま時間が経過すれば、いずれは“監視者”として目を覚ますだろう。
リギル・ソルテール:「さて、と」
リギル・ソルテール:解析データと、それを転送するための装置。
望月火輪:「俺たちはどうすればいい?」
望月火輪:「一応、万一に備えてとどめを刺せるぐらいの余裕はあるけど」
リギル・ソルテール:「待機しておきな」
リギル・ソルテール:「必ず成功するからよ」
天藤ちひろ:「はい、リギルさん」
天藤ちひろ:「信じてます」
庄野あるか:「大丈夫じゃない?」声が通じたと思い込んでいる。ニコニコ見守っている。
リギル・ソルテール:『アンティキティラ』にハッキングを開始。電脳世界に潜り込む。肉体はトランス状態となり、目の焦点が消える。
リギル・ソルテール:データベースからサルベージした『魂』が手の中にある。球体の中に収まっている。
リギル・ソルテール:「巡」
リギル・ソルテール:「眠り姫やんのは終わりだぜ」
リギル・ソルテール:「帰んな、あんたのウチに」
リギル・ソルテール:迷宮のような星の海の中で、そっと魂をハコに収める。
リギル・ソルテール:そして、反応を待つ。
日裏巡:ゆっくりと瞼を開ける。
日裏巡:「……あれ? みんなもう集まったの?」
庄野あるか:「わ」目を丸くする。「起きた!」
リギル・ソルテール:意識を戻す。
日裏巡:「まあいいや、“マスターレイス”が動いてるみたいなんだ」
望月火輪:「何周遅れの話をしてるんだよ。」
望月火輪:少し安堵したように巡に軽くけりを入れる
天藤ちひろ:「びっくりしました、色々な意味で」
リギル・ソルテール:「おはよう、ねぼすけ」
日裏巡:「ちひろ、彼に会って何か気付いたこと――あいた」
日裏巡:「火輪に蹴られた」
天藤ちひろ:「安心なさってるんですよ」
天藤ちひろ:「彼にあって気が付いた事ははい……色々、ありますけど」
日裏巡:「? うーん、いつの間にか色々あったみたいだね」
リギル・ソルテール:「あったさ、色々な」
リギル・ソルテール:「あとで何が起きたかしっかり教えてやるよ。お前の正体も含めてな」
日裏巡:「私の正体! それはすごく気になるな」
庄野あるか:「あんまりおもしろくなかったよ!」
望月火輪:「ほんとにおもしろくなかった。」
天藤ちひろ:「酷いネタバレを……」
日裏巡:「そうなんだ……」ちょっとがっかり
望月火輪:「星をつけるなら1個だと思う」
望月火輪:「けどまあ」
望月火輪:「巡になら星4ぐらいあげてもいいよ」
日裏巡:「……」
日裏巡:「……本当に色々あったんだなあ」
日裏巡:「火輪がそんなこと言うなんて」
庄野あるか:「ふっふっふ、大変だったんだから」
天藤ちひろ:「ええ、本当に……大変でした」
リギル・ソルテール:「巡」
リギル・ソルテール:「ちょっとこっち来い」
リギル・ソルテール:手招き。
日裏巡:「なにかな」
日裏巡:言われるまま近付く。
リギル・ソルテール:近づいた、その腕に触れて、
リギル・ソルテール:「うん」
リギル・ソルテール:「ちゃんと、いるな」
日裏巡:「うん、いるよ」
日裏巡:「私の正体がどんな面白くないものでも」
日裏巡:「私の周りには面白いものがいっぱいある」
日裏巡:「いなくなんてなってられないさ」
リギル・ソルテール:「………それなら、お前にも定期的なメンテナンスしてやんねえとな」
リギル・ソルテール:「『アンティキティラ』の解析ができるようになったんだ」
リギル・ソルテール:「これまで以上に役に立てるぜ」
日裏巡:「おお、流石リギル」
日裏巡:「これからもよろしく頼むよ」
リギル・ソルテール:「ああ」
リギル・ソルテール:「だから、また」
リギル・ソルテール:「面白い食いもんとか……なんでもいいや。作ってくれよ」
庄野あるか:「あれ作ってよー、えっと」
庄野あるか:「最近流行ってるやつ」
庄野あるか:「ひもかわうどんだっけ」
望月火輪:コネ:噂好きの友人
望月火輪:8dx
DoubleCross : (8DX10) → 10[3,6,7,7,7,9,10,10]+10[8,10]+6[6] → 26
リギル・ソルテール:流行に詳しすぎる
望月火輪:「多分だけどそれ全然流行ってないね」
天藤ちひろ:「む、無慈悲……」
庄野あるか:「そうなんだ……!?」情報:噂話に強制失敗しています。
天藤ちひろ:「私は好きですけどね、おうどん」
日裏巡:「じゃあ今日は流行ってないうどんにしようか」
日裏巡:「……と思ったけど」
日裏巡:台所があるはずの方を見る。
日裏巡:「いつの間にかアジトが半分なくなってる」
天藤ちひろ:「残念ですが、そのようですね……」
リギル・ソルテール:「オリヒメが1日ぐらいは復旧にかかるって言ってたな」
日裏巡:「じゃあ、外食にしようか。梨郷のお店はあんまり美味しくないけど」
望月火輪:「巡の奢りね」
庄野あるか:「どこも美味しくないし汚いよね」にこにこしている。
庄野あるか:「行こ~」
リギル・ソルテール:「ああ」
リギル・ソルテール:「行こう」
リギル・ソルテール:ちひろにも目配せをして。
天藤ちひろ:「はい、そうですね」
天藤ちひろ:「行きましょう」
天藤ちひろ:「みんなで、一緒に」
GM:シーンプレイヤー:庄野あるか
GM:“ムカウ”セルアジト 医務室
GM:“マスターレイス”との戦いから一日経ち、捕縛されていた織姫を含め、セルメンバーの負傷(侵蝕率はともかく)は既に癒えていた。
GM:未だに癒えない傷を負っているのは、セルメンバーではない人間だ。
庄野あるか:そのベッドにふらふらと近寄る少女。
庄野あるか:勝手知ったるという風情で、ただその手に水筒を持っている。
庄野あるか:「起きてる?」
“オレステイア”:「ああ、うん。随分寝ていたから逆に寝付けなくてね」
GM:“オレステイア”は、頭を銃で撃ち抜かれ、リザレクトすら発動できない状態に陥っていた。
GM:“拘束者”の能力でリザレクトを抑制され、“隔離者”に狙撃され、死と同様の状態となっていた。
庄野あるか:そのへんの椅子を勝手に持ってきて座っている。
GM:しかし、“拘束者”が撃破されたことで、レネゲイドの抑制が解かれ、リザレクトが再開したことで一命を取り留めた。
GM:その後も、死にかけの状態で、災難を呼び込んだ報復を“地下街”の住人から受けそうになっていたところを拾われ、医務室に放り込まれた。
“オレステイア”:「体が生きてた時のことをちょっと忘れちゃってるみたいで、慣れるまであまり動かせないみたいだから退屈してたんだ」
庄野あるか:「ふうん」瞬きする。「忘れるものなの…」
“オレステイア”:「僕もよく分からないけど、“ドクター”の診察だからね、そういうこともあるのかもしれない」
庄野あるか:「ふんふん」
庄野あるか:羽織っている大きな上着のポケットから、端末を取り出す。
庄野あるか:「あなたが寝ている間に、ちょっと喋ったよ」
庄野あるか:彼の娘がプログラムとして宿った端末。
“エレクトラ2.0”:「おはようございます、お父様」
庄野あるか:「わたしがいない間は、構ってもらいなね」
“オレステイア”:少し目を丸くする。
“オレステイア”:「ああ――おはよう」
“オレステイア”:「この子は……」少し考えて「いい子だったかな」
庄野あるか:「道案内してもらったんだよ」
庄野あるか:「うーん。いい子かなんて、基準…は、あんまわかんないけど」
庄野あるか:「でも」
庄野あるか:「あなたが作った娘なら、置いてったらだめでしょ」
庄野あるか:目を細めて、液晶をタップする。
“オレステイア”:「……そうだね」
庄野あるか:「そうだよ。わたしは、置いてくの、ちゃんと許さないできたもんねー」
“オレステイア”:「実は、この子を作るかどうか、ずっと迷っていたんだ」
“オレステイア”:「君達を近くで見ていて、僕にもまた欲望を持てるんじゃないかって」
“オレステイア”:「今度は代わりじゃなくて、愛することができるかもしれないって」
“オレステイア”:「そう思ったり、そう思えなかったりしてね」
庄野あるか:彼のほうを見る。
“オレステイア”:「おかしいよね。僕と君は違うのに」
庄野あるか:「違うね」それだけ言って。「んー…」
庄野あるか:「でも別に…違ってても、おかしくても、だから何、じゃない?」
庄野あるか:端末を閉じて。水筒の蓋を開ける。
庄野あるか:傾けて、コップ部分に注ぐ。温かく、明るい色の紅茶だった。
庄野あるか:「あなたが作ったエレクトラが、道を教えてくれて、よかった」
庄野あるか:そしてそのコップを、有無を言わさずに手渡す。ぐいぐい。
庄野あるか:「飲みたまえ」
“オレステイア”:「あ、熱い……」ぎこちない動きで受け取る。
“オレステイア”:体が上手く動かず、ぷるぷるしている。
“オレステイア”:たっぷり時間をかけて何とか啜るように飲む。
庄野あるか:心配せず、非常に満足そうに眺める。
庄野あるか:「お父さんは、紅茶が好きだからね」
庄野あるか:……庄野あるかの父親は、解析するのみである。
庄野あるか:庄野昌広は、飲食に拘る男ではなかった。
庄野あるか:紅茶を好きなのが誰なのか。
“オレステイア”:「僕はコーヒーの方がよく飲むけど」
“オレステイア”:「紅茶も、温かくていいね」
庄野あるか:「でしょう」ふふん、と笑う。
“オレステイア”:「ありがとう」
“オレステイア”:「“エレクトラ2.0”にもおすすめしておくよ」
庄野あるか:「おお!」
庄野あるか:「梨郷に来てから、あんまりおいしい紅茶飲めなくなっちゃったからねえ」
庄野あるか:「協力してもらおうっと」
“オレステイア”:「ああ、きっと頑張ってくれる」
“オレステイア”:「君達を道案内したみたいに」
“オレステイア”:「……うん、だからきっと、僕の自慢の娘だ」
庄野あるか:「だってー!!」真っ暗な画面をつついて、ちょっと笑う。
庄野あるか:父親だという男と、娘だという少女が。
庄野あるか:てんでばらばらの方を見て、同じような目をした。
GM:シーンプレイヤー:望月火輪
GM:一夜が明けてなお、その大穴は変わることのない現実として存在していた。
GM:公共事業など介入する余地のない梨郷市では、これから先塞がれる見通しも一切ない。
GM:“地下街”の住人達は移住を余儀なくされた。彼らからすれば、完全に巻き込まれた形になる。
GM:この街で生きていく上では当たり前のことだが、ここまでの規模ともなるとそうはない。
GM:だが、そのことを気にする者はこの街にはいない。
GM:――しかし、街の外からやって来た者はその例外になり得る。
GM:既に連絡の付かなくなった彼が、何かにつけて言っていた『フェア』という言葉を思い出せば、
GM:そこに彼を訪ねるという発想はあり得るだろう。
GM:梨郷市 “地下街”跡地
“マスターストラトス”:瓦礫に一人腰掛ける男がいた。
望月火輪:「よくもまあそんなに堂々といられるもんだね」
望月火輪:「街にこんな大穴開けておいて」
“マスターストラトス”:「ん? 何だ、お前か」
“マスターストラトス”:「穴空けたからこうしてるんだろうが」
“マスターストラトス”:「ここの奴らには随分迷惑かけたみたいだからな」
“マスターストラトス”:「報復くらいは受けてやろうと思ったんだが」
“マスターストラトス”:「誰も近寄って来やしねえ」
望月火輪:「そりゃあ」
望月火輪:「あんな大穴開けるやつに直接なんかしようなんて思うやつはいないよ」
望月火輪:「思うやつがいても、そんな短慮は起こさないね」
望月火輪:「UGNに乗り込んだ方がいいんじゃない?」
“マスターストラトス”:「あいつらとやるのは、楽しいだろうけどなあ」
“マスターストラトス”:「理由がねえと、気持ちよくやれねえ相手だからなあ」
“マスターストラトス”:「あいつら、弱者の味方だろ? 俺、弱い者いじめは嫌いなんだよ」
望月火輪:「じゃあ」
望月火輪:「今回のこれは、UGNも黙認してくれてるってこと?」
“マスターストラトス”:「黙認っつーか、あんまり騒ぎ立てられねえだろうな」
“マスターストラトス”:「まずこの街自体が、UGNの一派閥の機密だ」
“マスターストラトス”:「変に騒ぎ立てて、別派閥に嗅ぎ付けられたくはねえはずだ」
望月火輪:「そこら辺まで計算済みか…」
“マスターストラトス”:「ただ、そういう意味じゃ、俺の動きはかなり癇に触っただろうな」
“マスターストラトス”:「何かのタイミングで向こうから仕掛けてくれれば、俺としちゃラッキーではあるな」
望月火輪:「その時は巻き込まないでくれよ」
望月火輪:「って言いたいけど」
望月火輪:「結構借りを作っちゃったしな…」
“マスターストラトス”:「俺は借りを返しただけだぜ」
“マスターストラトス”:「元々、こういう契約だっただろ」
望月火輪:「そういうと思ったけどね」
望月火輪:「なんにせよ、助かったよ」
望月火輪:「ありがとう。巡が戻ってきたのはあんたのおかげだ」
“マスターストラトス”:「礼は受け取っておくが」
“マスターストラトス”:「一番言うべき相手は俺じゃねえよ」
“マスターストラトス”:「お前の“腐れ縁”にも言っておけよ」
“マスターストラトス”:「俺が動いたのも、そいつがいたからなんだからよ」
望月火輪:「無茶言うなよ」
望月火輪:「あいつに言葉を伝える術なんてもうないんだ。」
“マスターストラトス”:「伝わんなくたって、言ったっていいだろ」
“マスターストラトス”:「礼なんてのは、結局は自己満足なんだ」
“マスターストラトス”:「俺はもう行くぜ。ひとまずは地下を一周してみるつもりだ」
望月火輪:「特に何もないけど」
望月火輪:「まあ、初見だったら楽しめると思うよ」
望月火輪:「うん、1回見ればいいかなって感じだけど」
“マスターストラトス”:「はっ、じゃあそこそこに期待しておくぜ」
“マスターストラトス”:背中越しにひらひらと手を振る。
“マスターストラトス”:「お前らにも、期待してるぜ」
“マスターストラトス”:「今度は借りだとかは関係なくな」
望月火輪:「退屈はさせないよ」
望月火輪:「面白い奴が戻ってきたしね」
望月火輪:そう言って
望月火輪:足元に落ちていた石くれを拾う。
望月火輪:望月火輪は死者を弔うことが理解できない。
望月火輪:何故なら、死ねば人間は無に至ると彼は信じており。
望月火輪:そう信じているから、彼は死に強く憧れているからだ。
望月火輪:(礼を言えなんて、言われてもな)
望月火輪:心の中でそう呟いて
望月火輪:レネゲイドを纏わせたうえで、石くれを宙に向けて放り投げる。
望月火輪:いつも配合を変えたその爆薬は
望月火輪:まるで宙に花を咲かせるように弾けて、消えた
望月火輪:(お前は俺に礼なんか言われてもつまらないだろ)
望月火輪:(俺も、いつかこうやって綺麗に消えるから)
望月火輪:「その時」
望月火輪:零へと至る、ほんの一瞬に
望月火輪:既に零になったお前に
望月火輪:「会えるのかもしれないな」
望月火輪:呟いた言葉は花火よりも儚く空に溶けて
望月火輪:少年の姿も、やがて消えて行った。
GM:シーンプレイヤー:リギル・ソルテール
GM:“ムカウ”セル 電算室
GM:今回の事件を経て、リギルは『アンティキティラ』のブラックボックスを含めた解析が可能となった。
GM:それは、『アンティキティラ』の全てを掌握したということであり、転じて、日裏の人格データすら掌握したことを示す。
GM:日裏の人格を好きな形に改竄することすら可能だろう。
GM:今ならばそれ程までに、『アンティキティラ』を理解することができた。
日裏巡:それを理解した上で、メンテナンスの為に『アンティキティラ』をリギルに預けている。
日裏巡:「なるほど。それを見れなかったのは惜しいなあ」
日裏巡:今回の経緯の説明を受けて唸っている。
日裏巡:「“監視者”の時に見た記憶を復元しても、最後の決着までは見れないってことだよね……」
リギル・ソルテール:「まあ、決着の時はダウンしてたからな、”監視者”のやつは」
日裏巡:「あるかも、“マスターレイス”を倒した後に倒してくれればよかったのに」
リギル・ソルテール:「無茶言うなよ。あの時、”マスターレイス”をやれたのは似た性質を持つちひろだったし」
リギル・ソルテール:「”監視者”は絆を持たないが故に早く下す必要があったんだ」
リギル・ソルテール:「巡がジャームになって戻って来てもなんも嬉しくねえしな」
日裏巡:「じゃあ……どうにか意識だけは残して倒すとか……」
日裏巡:もごもご言っている。
リギル・ソルテール:ふ、と笑う。
リギル・ソルテール:「そういうトコ、巡らしいよな。こだわりの強さとか」
リギル・ソルテール:『アンティキティラ』のメンテナンスを終える。
リギル・ソルテール:「よし、これでいい。もう二度と”監視者”のやつは現れねえ」
日裏巡:「そっか。ありがとう、リギル」
日裏巡:「もうこんな風に見落としたくはないからね」
リギル・ソルテール:「だろ」
リギル・ソルテール:「おれたちも、二度と巡を失うのは御免だ」
リギル・ソルテール:「あんたは自分勝手っていうか……欲望のためには何ひとつ妥協しねえやつだが」
リギル・ソルテール:「だからこそ『ムカウ』は存在し続けられるし」
リギル・ソルテール:「おれも、命を拾った」
日裏巡:「私も、仲間を失うのは御免だよ」
日裏巡:「私がいなくなったら、私から“ムカウ”が失われる」
日裏巡:「そんなことは絶対に許さない」
日裏巡:「だから、安心していいよ、リギル」
日裏巡:「君の欲望が叶うまで、私は決していなくならない」
リギル・ソルテール:「ああ。………」
リギル・ソルテール:「覚えてるか。あんたがおれを拾った時のこと」
日裏巡:「うん。穴に落ちてた」
リギル・ソルテール:「あん時、あんたは機材を持ってくるぐらいしかしなかったが」
リギル・ソルテール:「それでも───あんたがそうしてくれて良かったと思ってる」
リギル・ソルテール:「おかげで、借りを返せた」
日裏巡:「借り……リギルはあれを借りだと思ってたんだ」
日裏巡:「おかしいな。私達は仲間なんだから、リギルの借りは私の借りだよ」
日裏巡:「うん、だったら、そうだな。よかった」
日裏巡:「リギルのおかげで私も借りを返せたことになる」
リギル・ソルテール:片目を瞬かせる。
リギル・ソルテール:「ああ……あんたがリーダーで、良かった」
リギル・ソルテール:「巡が一体何者であれ」
リギル・ソルテール:「あんたはあんたでしかないし、代替でもなんでもねえ」
リギル・ソルテール:「唯一無二だ」
日裏巡:「私の正体が本当に面白くなかった時はがっかりしたけど」
日裏巡:「今が楽しいし、これからも楽しいから、私は私でよかったよ」
リギル・ソルテール:「ああ。おれたちは」
リギル・ソルテール:「『ムカウ』なんだからな」
リギル・ソルテール:指向性そのものを冠したセル名。
リギル・ソルテール:「無限にずっと、手を伸ばし続ける」
リギル・ソルテール:「そして、必ず手に入れるんだ」
リギル・ソルテール:「ずっと、楽しいさ」
リギル・ソルテール:目を細めて笑う。
リギル・ソルテール:OVVは十分な星を喰らった。
リギル・ソルテール:完全なインフィニティ・コードの顕現は間近だ。
リギル・ソルテール:その時、自分たちはどうなるだろう。
リギル・ソルテール:自分は願望機には願いを託さない。
リギル・ソルテール:無限を無限に希求する。
リギル・ソルテール:……その時、巡がそばにいたならば。
リギル・ソルテール:きっと、それ以上のものはない、と思った。
GM:シーンプレイヤー:天藤ちひろ
GM:臨都大学附属高校
GM:三日間続いた文化祭も終わり、非日常の名残を惜しみながら日常に戻ろうとしていた。
GM:高校に上がって初めての文化祭は、中学の頃と比べると自由も増え、更に盛大なものだった。
GM:けれど、明日からはまたいつもの日常が戻ってくる。
GM:再び、平穏な日々に戻る為に、祭りの飾りは剥がされ、仕舞い込まれて行く。
クラスメート:「天藤さん、今空いてたらこれ倉庫まで持っていってもらっていい?」
クラスメート:そう言って、装飾の入った段ボールを示す。
天藤ちひろ:「あ、はい。 わかりました」祭り終わりの独特の空気を風と一緒に浴びていたのが、振り返り頷く
天藤ちひろ:段ボールを両手で抱え、少し躓きそうになりながらも倉庫へと向かう
天藤ちひろ:(お腹すいたなぁ)この後は打ち上げだろうから、それまで待つか
本城終星:倉庫の前には、名簿を持った男子生徒が立っている。
本城終星:「2-Bのやつは……あ、ここじゃないですね。体育倉庫の方です」
本城終星:「あはは、結構遠いですからねー。応援してますよ、先輩」
本城終星:上級生相手に緊張した様子もなく手を振っている。
天藤ちひろ:見覚えのある精悍な顔立ちの生徒だったが、誰だったか
天藤ちひろ:「あの、すいません」
本城終星:「ん、どこのクラス……」
本城終星:「かな?」
本城終星:一瞬、反応が止まったように思えたが、気のせいかもしれない。
天藤ちひろ:「Bです、ここに持って来れば良いって聞いてきたんですけど」
天藤ちひろ:自分は何かしてしまっていただろうか、心当たりを考えるも出てこない
天藤ちひろ:まあつまり多分気のせいだろう
本城終星:「はいはい、1-Bね。オッケーオッケー」
本城終星:「入ってすぐ右のところにお願いね。入れば1-Bって書いてあるから、見れば分かるよ」
天藤ちひろ:「ありがとうございます」
天藤ちひろ:「先輩、大変そうですね」重い荷物を担いでいっている上級生の方を見て
本城終星:「そうだねえ。でもさ、こういうのもいい思い出になるんじゃないかな」
本城終星:「なんて、悟ったっぽいこと言ったりして」
天藤ちひろ:「大人ですね」どうやら同級生らしい、言われてみると見覚えがある気がする
本城終星:「君は、楽しくない?」
本城終星:「こういう雑用もさ、普段ならめんどくせーってなるけど」
本城終星:「こういう場だとまあいっかってなるの不思議だなーって俺は思うんだけど」
天藤ちひろ:「私ですか?」自分についての質問をされるのはどうも意外だったが
天藤ちひろ:「たしかに、そうですね」
天藤ちひろ:倉庫に入り、B組のマークがしてある場所に荷物を置いて
天藤ちひろ:「こういう時でも無いとしない事ができたのは」
天藤ちひろ:「少し楽しいです、流石高校……中学とは違いますね」
本城終星:「やっぱ全然違うよね? 分かるなー」
本城終星:「やっぱり、いつも同じじゃつまんないもんなあ」
天藤ちひろ:「? まぁそうですね」適当とも言える返事だが、わからなくもないという意味では適当だった
天藤ちひろ:切れ長の目をした美男子と夕焼け、絵になる組み合わせであったが
天藤ちひろ:そのせいかどうにも自分が目の前の少年に注視されているように錯覚してしまう
天藤ちひろ:「今日が特別だったから、明日からの普通の日もきっと特別ですね」
本城終星:「……」「ははっ」
本城終星:「いいこと言うね、君」
天藤ちひろ:「そうでしょうか? 穏当な言い回しだと思いますけど」
本城終星:「俺はいいと思ったけどなー」
天藤ちひろ:「あ、ありがとうございます」
本城終星:「あ、でも、ちょっと喋りすぎたかも」
天藤ちひろ:「あっ、そうですね……そろそろ私も教室に戻らないと」打ち上げに一人置いて行かれることになる
本城終星:「じゃあねー」ふらふらと適当な感じで手を振る。
天藤ちひろ:「はい、失礼します」そう言って背を向けて、クラスへの帰路につく
天藤ちひろ:「あ」そして、2階の階段に差し掛かったあたりで
天藤ちひろ:「名前、聞いて無かったな」そんな事を思いながらも
天藤ちひろ:まあだからどうという事でもない、クラスも違うしヒエラルキーも全然違いそうな相手だ
天藤ちひろ:これっきり、関わり合いになる事も無いだろう
天藤ちひろ:せいぜい、美少年と談笑したという記憶を今週中くらいは憶えておく程度にしておこう
天藤ちひろ:__________________その少年が本城終星であったとわかったのは、彼の胸を貫いた
天藤ちひろ:それは、誰に語るものでもない、そして語られるものでもない
天藤ちひろ:日常という星のひとかけらだった。
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