『一夜二人転──入間誠時と真広芽依佳の場合』 GM:ハーゴンニンジャ

本編ログ|雑談ログ

登場PC

PC:入間誠時【キャラシート】(PL:優水)
PC:真広芽依佳【キャラシート】(PL:みつ)

目次

プリプレイ

GM:それでは相談も一通り固まったところで
GM:一夜二人転(別に何夜でも使う)、開始していきたいと思います!
入間誠時:いえーい!
真広芽依佳:いえーい!
入間誠時:X夜二人転!
GM:トンチキ系のシチュエーションの時は自己紹介やキャラシは省略しちゃうのですが
GM:今回はしっとりしっかり段階を踏んでいきましょう
GM:では…入間さんからお願いしましょうか!
入間誠時:はーい!

【キャラシート】
入間誠時:入間誠時。23歳何でも屋。
入間誠時:過去に色々あってトラウマ持ちで自己破壊的な傾向のある厭世的美青年です。
GM:マジで複雑かつ深刻な過去…!
入間誠時これまでのかつやく
入間誠時:大N市とそれ以前だと設定がちょっと違うので気をつけてね!
GM:追いやすさ!
入間誠時:めーかちゃんとはフリーランス卓で出会い
入間誠時:以前の二人転では同じくフリーランス卓で出会った鼎くんといちゃいちゃ(?)しました。
入間誠時:今回でトライアングルというわけ!(?)
入間誠時:性能は黒の鉄槌で殴る!時の棺もある!以上!
入間誠時:経験点が上がると火力が上がったり補助を覚えたりします
GM:うおー!今回の活躍にも期待だ!
GM:では真広さん、お願いします!
真広芽依佳:はいはーい

【キャラシート】
真広芽依佳:真広芽依佳。23歳の荒事屋です
真広芽依佳:こちらも過去にいろいろあったみたいで、復讐先も死んじゃってじゃっかん燃え尽き気味です。
GM:人生という物語は続いてゆく…!
真広芽依佳:実はフリーランス卓でしかPC出演してないけど、フリーランス卓は楽しかったです
真広芽依佳:めーかちゃんも楽しかったらしく、お友達になりました
真広芽依佳:性能はなんか……蹴ります
GM:ヒッ固定値20…!
真広芽依佳:加速して……蹴る……
真広芽依佳:あとたまに追撃できるよ
真広芽依佳:経験点が上がってもやることは変わりません
真広芽依佳:以上!
GM:130点キャラシ、そのキャラの一番コアな部分が凝縮されてるわびさびが好きです
GM:それでは、自己紹介をしていただいたところで…開始してまいります!
入間誠時:はーい!
真広芽依佳:はーい
GM:舞台は、N市のどこか。
GM:凄腕のフリーランス2名があっさり一仕事終えた、上がりの場面から始まります。

オープニング

GM:侵蝕値固定システムの試験運用のため、登場侵蝕の処理は不要です。
GM:その日、街の片隅に現れた怪生物は、黒い視線に捉えられ、鋼の脚で蹴られ、あっさりと捕獲されてUGNに引き渡された。
GM:ここまでスムースに仕事が終わるケースも珍しいかもしれない。一仕事終えた貴方達は、UGNとの連絡を終えて街角にいる。
入間誠時:「ラクな仕事だったな」
入間誠時:「割と最近はしんどくないコトが多くてありがたいぜ」
真広芽依佳:「そうですね。……二人分だと赤字になるんじゃないですかね、今回は」
入間誠時:「マジ?そっかー、じゃあ暫く貯金崩すかなー」
入間誠時:尚、金には全く困っていない。
真広芽依佳:「平和なことに越したことはないですけども」私が言うのもなんですが、と付け加えながら。
入間誠時:「俺はヘーワな稼ぎ先もあるからいいけどな、真広くんは大変だろ」
入間誠時:彼女の四肢は金属でできている。
入間誠時:それはつまり、まともな勤め先に就くのが難しい、ということだ。
真広芽依佳:「一応、貯金はありますから……それなりに」
入間誠時:「そか。まー、あんま心配はしてないけどさ」
入間誠時:「で、どーするよ?」
入間誠時:「キチョーな貯金崩してひとつ、打ち上げでも行くかい?」
真広芽依佳:「いいですね。この辺だと、ちょうどいい店を知っています」
真広芽依佳:「タンドリーチキンが一押しだとか」
入間誠時:「さっすが真広くん」
入間誠時:「いいね、タンドリーチキン。じゃあさっそく……」
入間誠時:腕を頭の上で組んで、伸ばす
入間誠時:「エスコートしていただきましょうか」
真広芽依佳:「……そんなに気取ったところでもないですけど、ね」ふふ、と柔らかに言って、スマホの地図アプリを開く
真広芽依佳:「この筋をまっすぐですね」
入間誠時:「オーケイ。あっちだな」
入間誠時:「君相手なら気取ってないトコの方が楽しいもんな」くっく、と笑って。
真広芽依佳:「入間さんは、今日はお酒は行けますか。この店、クラフトビールの生樽が置いてあるらしくて」
入間誠時:「へえ、いいじゃん。行ける行ける。どーせクルマとか持ってないしな」
真広芽依佳:「せっかく打ち上げですし、派手に行きましょう。ええ」
真広芽依佳:あまり表情は変わらないが、楽しみにしていることは見る人が見ればすぐにわかることだろう
入間誠時:「さっきのやつ、弱かったけどアレだったもんな。パーっとやりたいね」
入間誠時:こちらも、いつもより声が弾んでいる。とても楽しそうだ。
真広芽依佳:「まあ……そうですね、弱かったですけど」
GM:足取りも軽く、目的のバルへと向かう貴方達。
GM:しかし、店まであと少しのところで路上で苦しそうにうずくまっている若い女性を発見する!
若い女性:「う、うう…」
GM:貴方達は足を止めて彼女の様子に注意を払ってもいいし、無視してビールとタンドリーチキンに舌鼓を打ってもよい。
入間誠時:「……」少し逡巡するが
入間誠時:「おい、アンタ大丈夫か?人呼んだ方がいいか?」
入間誠時:とりあえず声だけかける。
若い女性:「あ、ああ…大変です、大変なんです」
若い女性:へたり込んだまま、憔悴した様子で声に反応する。不審なところのない一般人だ。
真広芽依佳:「大変?一体何が」スマホでいつでも通報できる用意をしている
入間誠時:面倒を全て見る気はないが、少しの手助けはしよう、という姿勢。
若い女性:「急に。急に胸の奥が苦しくなって…すごく独りで、誰かにそばにいて欲しいのに」
入間誠時:「はあ」
若い女性:「でも…でも、誰にも会いたくなくて…!! どうしたらいいかわからないまま、何も出来なくて…」
入間誠時:「新手のナンパかなんかじゃなけりゃ、すぐ医者にかかった方がいいぜ、どうしたらいいかっつったらな」
入間誠時:「近くのメンタル、予約入れてやろうか?」
若い女性:「ダ、ダメ…! お医者さんにはかかってるけど、とても顔を見せられない…!」
若い女性:「お願い、助けて…! でも私のことは放っておいて…!!」
真広芽依佳:「……割と重症では」
入間誠時:「やべーな、こりゃ。ひきずってでも誰かが医者連れてった方がいいやつじゃね?」
真広芽依佳:「……医者の知り合いなんて、一人しかいませんよ。それに多分専門外です」どうしようか、と悩みつつ
入間誠時:「森堂くんにワンコイン払うかな…」スマホを取り出しつつ
GM:ではここで<知覚>判定。まだオープニングなのでダイスボーナスはありません。
GM:目標値は5です。
入間誠時:2dx+1>=5
DoubleCross : (2R10+1[10]>=5) → 6[6,6]+1 → 7 → 成功

真広芽依佳:2dx>=5
DoubleCross : (2R10[10]>=5) → 10[10,10]+8[8,8] → 18 → 成功

真広芽依佳:!?
GM:では、入間さんは女性に向けて、路地裏のほうからなにがしかの悪意に満ちたレネゲイドが向けられている事に気付きます。
GM:真広さんは路地の奥に、女性に向けて饐えきった悪意を向ける人影を認めます。 相貌もはっきり確認できるでしょう。
入間誠時:「……いや」スマホを操作する手を止めて
真広芽依佳:「……残業、ですかね」
入間誠時:「やだねえ、残業!その分豪華にやるからな、打ち上げ」
真広芽依佳:「ええ。こういうのを放っておくと」
真広芽依佳:「だんだん後でムカついてくるので」
入間誠時:「わかる。ま、さっきの手応えなかったし」
入間誠時:「その分、いい悲鳴あげてもらおうじゃねーの」
謎の人影:「…!!」
入間誠時:領域を展開。平面状の黒の目が無数に中空に開く。
真広芽依佳:「……入間さん、後ろ、お願いします」
真広芽依佳:鋼の手脚から小さくキャパシタの給電音が響く
入間誠時:人影を認めた。ならば、それは視界に入り、即ち
入間誠時:視線の針が通る、ということだ。
入間誠時:視線に重力が通り、謎の人影を縫い付ける。
入間誠時:「止まってな。これからメインディッシュが来るからさ」
入間誠時:「オードブルを楽しみなよ」
真広芽依佳:ガンッ、ガンッ
真広芽依佳:アスファルトを蹴飛ばし、人影へ急速接近
真広芽依佳:「……沈めっ」そのままの勢いで踵落としをお見舞いする
謎の人影:鉄の踵は人影の防御機動をかいくぐり、鋭い一撃が入る! 
謎の人影:しかしその瞬間。攻撃を受けると同時に、内側から破裂してしみ出したかのように濃厚なレネゲイドが溢れ
謎の人影:間近に居た真広芽依佳ではなく、入間誠時の視線を遡って逆流する!
入間誠時:「ッ!まずっ……」
真広芽依佳:「なっ……!」
入間誠時:これは、以前自分がやっていた反撃のやり方と同じだ。
入間誠時:視線を使われた。相手の視線の代わりに。
入間誠時:だから、わかる。かわせない。
真広芽依佳:「入間さんっ……!」
謎の人影:思考と認識の速度の攻撃。 …体には傷も付かず、痛みもない。
謎の人影:しかし次の瞬間…!!
入間誠時:「……ぁ」
入間誠時:身体から急激に力が抜けていく。否。
入間誠時:心から、抜けて行っている。
入間誠時:膝をつき、自らをかき抱く。
入間誠時:「あ、う」
入間誠時:そのまま、蹲ってしまう。
真広芽依佳:膝をつく様を見て、ほんの一瞬、隙を晒す。
謎の人影:「ヒヒ…ヒッ!」
謎の人影:喉を軋ませて短く笑うと、そのまま身を引いて凄まじい速度で逃げだす。
謎の人影:《瞬間退場》。シーンから退場します。
入間誠時:敵が逃げ出しても、全く反応しない。見えては…いるはずだ。
入間誠時:それでも、動かない。…動けない。
真広芽依佳:舌打ちを軽く一つして、そのまま足早に入間くんの元へ向かう
入間誠時:向かってきた真広さんの手がガシッと掴まれる。
真広芽依佳:「っ……どうしたんですか、入間さん」
入間誠時:「………真広くん」か細く、吐き出される声。
入間誠時:「ダメだ……ダメなんだよ、何か……ダメなんだ」
入間誠時:「すげー気持ちン中が風吹き抜けるみたいになって……ヒリヒリして……」
入間誠時:「誰かに傍にいてもらわねーと……」
入間誠時:「……手」
入間誠時:「握っててくんねー……?」
真広芽依佳:「……」その一言に、少しだけ迷う
真広芽依佳:「……楽になるまで、なら」
入間誠時:「……サンキュ」これが彼女でなかった、なら。
入間誠時:それこそ簡単に、身を重ねることを求めただろう。だけど。
入間誠時:彼女は、大切な友人の一人だ。自分で、穢すわけにはいかない。
真広芽依佳:鋼鉄の手でいいのなら、それが助けになるのなら。
真広芽依佳:ほんの少し迷った理由は、それだ。
真広芽依佳:「……随分、やられたみたいですね」
入間誠時:冷たい手を拠り所にして、よろよろと立ち上がる。
入間誠時:「………ああ。不覚……ってやつ」
入間誠時:「今すぐ『パーティー』にでも行きたい気分だ」
入間誠時:かつてされたのと同じように。大勢に踏み荒らされれば、少しはラクになるだろうか。
真広芽依佳:「……」
入間誠時:「君がいて良かったよ」
入間誠時:「おかげで、自棄にならずに済んでる」
真広芽依佳:「……それは、よかったです」
真広芽依佳:「こういう時、どう声をかければいいか、いまいちわからないので」
入間誠時:「知ってる」
真広芽依佳:「……さっさとあのジャームを潰しましょう、って言うだけなら、簡単でしょうけども」
真広芽依佳:実際そう簡単なものでもない、というのもわかってはいる。
入間誠時:「……真広くんは、鼎くんみたいに小細工弄すタイプじゃねーもんな」
入間誠時:「でも、冷たいヤツじゃないってのは、わかる」
真広芽依佳:「不器用ですからね、私は」
入間誠時:「俺もだよ」へら、と力なく笑う。
入間誠時:「知ってた?」
真広芽依佳:「……うっすらと」
真広芽依佳:「さて、どうしましょうかね」硬い手の先に握った手を確かめながら
GM:そのとき、あなたたちの携帯端末に同時にメッセージ通信が入る。
入間誠時:つないでいない方の手で、端末を見る。
GM:UGNからの「仕事」の依頼に使われている暗号だ。
GM:内容は、付近で確認されたジャームの討伐。ターゲット資料の写真には
謎の人影:…先程遭遇したばかりの人影が、カメラ越しに血走った視線を返してきていた。

GM:シーン終了。ロイスの取得のみ可能です。
入間誠時:めーかちゃんに!
真広芽依佳:入間くんにとります
入間誠時:友人/真広芽依佳/親愛/罪悪感:○/ロイス
入間誠時:今、迷惑をかけてるので…
真広芽依佳:友人/入間誠時/友情/不安○/ロイス
真広芽依佳:心配……

ミドルフェイズ/ラウンド1

GM:ミドルシーン中、侵蝕が60に固定されます。登場侵蝕は不要です。
入間誠時:登場!
真広芽依佳:場!
GM:ハプニングチャートですが、二人転でGMのキャラクタに介入させるのをあまりやりたくないので
GM:1d6ではなく1d5+1でロールさせてください
GM:1d5+1
DoubleCross : (1D5+1) → 3[3]+1 → 4

GM
4:二人で協力して作業に当たる。
進行判定の前に二人とも難易度5の≪意志≫判定を行い、成功した場合ラウンド中の判定ダイスを+5個する。

真広芽依佳:ふむ
GM:判定そのものまではこのまま進めてしまいましょうか?
入間誠時:そうですね
真広芽依佳:それでいきましょう
GM:<意志>判定、最大達成値は9、難易度は6です。
入間誠時:あ、いや
GM:違う! 5!
入間誠時:意志判定は進行判定とは別では!
真広芽依佳:お
真広芽依佳:ああ、そうだった
GM:そして最大達成値は関係ない…1番と処理を混同してました
GM:あらためて
真広芽依佳:ハプニングのボーナスマスというわけね
入間誠時:4dx>=5 というわけで意志で!
DoubleCross : (4R10[10]>=5) → 10[2,7,8,10]+3[3] → 13 → 成功

GM:難易度5の意志判定をどうぞ! すみません!
真広芽依佳:2dx>=5
DoubleCross : (2R10[10]>=5) → 5[5,5] → 5 → 成功

入間誠時:ダイス+5!
真広芽依佳:ゾロ目だ
真広芽依佳:5!
GM:お二人とも成功。 FS判定のダイスが+5個されます。

【FS判定】
使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
難易度:6
最大達成値:9点
目標進行値:4

GM:運命のダイスロールだ!
入間誠時:情報:噂話!
入間誠時:9dx+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 10[1,2,4,5,5,8,9,10,10]+9[4,9]+1 → 20

真広芽依佳:情報:噂話で
真広芽依佳:6dx+4
DoubleCross : (6R10+4[10]) → 10[1,3,3,3,10,10]+6[4,6]+4 → 20

入間誠時:nakayoshi
真広芽依佳:osoroi
GM:ぴったり同値!?
GM:それではものすごくわかります。
GM:進行度2/4

【謎の人影について】
UGNイリーガルのチームが追跡していた処理対象。他者の抱える喪失体験や無力感を強く喚起させる能力を持つ。
物理的な攻撃手段を事実上いっさい持たないが、精神汚染により先に追撃に当たっていたチームを戦闘不能に追い込んでいる。
追撃を振り切ってほぼ間もなく、追われている状況であるにもかかわらず一般人への攻撃を開始していることから、無軌道な性質が伺える。
一度に大規模の被害を出す力は確認されていないが、このまま放置すれば街のあちこちで人を苦しめ続けるだろう。

GM:ひとまず情報は以上です。

入間誠時:端末をしまう。
入間誠時:「これまた……厄介な奴が出てきた……」
入間誠時:ふう、と息を吐く。
真広芽依佳:「……」黙ったまま、思案している。
入間誠時:「……真広くんに、攻撃が行かなくて良かったよ」
真広芽依佳:「気遣いはありがたいですが」
真広芽依佳:「……この状況、私はだいぶ腹を立てていますから」
真広芽依佳:「あなたの調子が万全なら、すぐに探し出してブチのめしてやりたいくらいです」
入間誠時:「悪いな、足引っ張っちまって……」
真広芽依佳:「別に、あなたが悪いわけではないでしょう」
入間誠時:「アタマじゃわかんだけどさ……なんか、感情がグチャグチャだと……」
入間誠時:「自分がなんもかんも悪いって気になって来ちまう」
入間誠時:「副次効果かね……」
真広芽依佳:「……」
真広芽依佳:「厄介な敵です、本当に」
入間誠時:「今も、真広くんがいてくれてるからやっと立ててるよーなモンだよ」
入間誠時:「……早く追わないと、だな」
入間誠時:「じゃあさ……悪いけど」
真広芽依佳:「……ですね。単独の時にであっていなくてよかった、と言うべきでしょう。お互いに」
真広芽依佳:「はい?」
入間誠時:「良かったら、肩かしてくんね?」
入間誠時:「なんていうか……あー……」
入間誠時:「接触が多い方が、ラクなんだよ」
真広芽依佳:「……」黙っている。不快だとかそういうわけではなく、聞く時には黙りがちなだけで
真広芽依佳:「……なるほど」
真広芽依佳:「いいでしょう、そういう事なら」
入間誠時:「サンキュ」
入間誠時:「……ほんと、助かる」
入間誠時:「こーいうの、ほら……あんま気安くない奴だと、色々気まずいからさ」
真広芽依佳:「構いませんよ、別に、私は」
真広芽依佳:「……さあ、行きましょう。早いところ終わらせて」
真広芽依佳:「打ち上げ、するんでしょう」
入間誠時:「ああ」肩を貸してもらう。
入間誠時:「……行くか」
真広芽依佳:「……ええ」
GM:そうしてあなたたちは、傾いた陽の差し込む路地を出る。 …街並みの様子は、至って静かなものだ。
GM:昨日と同じ、恐らく明日も変わらない景色。 そして、その中の目に見えないどこかに、あの人影も潜んでいる。
GM:本来のおのれを失ったまま、ただ永劫に弱いものを苛み続けるのだ。
GM:…当事者の戦いが、始まる。

GM:シーン終了。ロイスの取得と購入処理が可能です。
入間誠時:謎の人影に 追跡/怒り:○で。
入間誠時:購入、ブルーゲイルでも狙おう
入間誠時:4dx+1>=20
DoubleCross : (4R10+1[10]>=20) → 10[7,7,7,10]+5[5]+1 → 16 → 失敗

真広芽依佳:謎の人影 関心/憤怒○
入間誠時:ここに財産点が7あります
真広芽依佳:わあい
入間誠時:4支払って購入!
GM:ヒューッ!
真広芽依佳:強化素材狙おう
真広芽依佳:2dx+1>=15
DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 7[5,7]+1 → 8 → 失敗

真広芽依佳:買えず
真広芽依佳:以上!
GM:はいな!

ミドルフェイズ/ラウンド2

GM:【ハプニングチャート】 0d0+4
GM:ジャナイ!
GM:3:状態変化がもう片方に反転、あるいは両者になる。既に両方が陥っているシチュエーションの場合は片方が解決、もう片方が深刻化する
ラウンド中達成値-2

GM:精神汚染の効果が転移します。

使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
難易度:6
最大達成値:9点
目標進行値:2/4

GM:まずは判定からお願いします!
真広芽依佳:2dx+4-2=>6
DoubleCross : (2R10+4-2[10]>=6) → 10[10,10]+9[6,9]+2 → 21 → 成功

真広芽依佳:さっきからなんなの君は
入間誠時:コネをさっき忘れてたのでコネ使った上で噂話
入間誠時:6dx+1-2>=6
DoubleCross : (6R10+1-2[10]>=6) → 10[1,5,7,8,10,10]+7[4,7]-1 → 16 → 成功

入間誠時:こっちも強い
GM:えっと…達成値ペナルティが全く機能してないレベルで大成功ですね…
真広芽依佳:解決してやるぞという意志を感じる出目

【謎の人影について2】
やつれさらばえ変わり果てているが、市内の大学に在籍していた女性と細かな身体特徴が一致する。
UGNのオーヴァードリストに未登録だったため詳しい情報がないが、数か月前の失踪に先んじて知人友人に恋愛に関する悩みを打ち明けていたようだ。
裏の社会のことなどは全く関知しておらず、FHセル等との繋がりも確認できない、ただそこにある存在。
現在はかつて通っていた大学のキャンパスの一角、部室棟の裏に身を潜めていることがわかった。

GM:現場に残された痕跡を追ううち、あなたたちの行く先には大学の校舎が見えてきた。
GM:然る筋に人相を回した際に得られた情報…ジャーム化する前の彼女らしき人物が通っていた場所だ。
GM:夜間部は併設されておらず、閉じかけの正門傍の通用口からは残っていた学生がちらほら街へと繰り出している。
入間誠時:肩を預けたままそれを見る。
真広芽依佳:「……」大学の門を見て、少しだけ躊躇うが、そのまま進む
GM:正門を通り過ぎたその瞬間。
GM:肩を組んで歩く貴方達に向けて、一瞬…刺すような強い敵意がどこかから放たれた。
入間誠時:「………!」
入間誠時:顔を上げる。
真広芽依佳:「……っ」
GM:入間誠時を内側から蝕んでいた虚無が消えていくのと同時。
GM:肩と肩を合わせた、真広芽依佳は…
真広芽依佳:息が詰まる。目が泳ぐ。視線が下へと落ちていく。
入間誠時:「こいつは……!真広くん!」
真広芽依佳:「いえ……ごめんなさい」
真広芽依佳:いつもの様子からは考えられないくらい弱々しい力で、離れようとしている
入間誠時:力を入れて、引き止める。今度はこちらが肩を貸すように。
真広芽依佳:「……ごめんなさい」
入間誠時:「くそっ………移すこともできんのかよ」
入間誠時:「…真広くん。いいから、気にすんな」
入間誠時:「俺相手に気とか使うなよ、甘えとけ」
入間誠時:彼女は友人だ。だけど、彼女のことは、同じ時期に友人になった鼎良臣ほどはよく知らない。
入間誠時:彼女は自分のことをほとんど話さない。…それでも構わない。そんな距離感。
入間誠時:だから、今彼女の裡にある痛みは、想像もつかない。
真広芽依佳:「……」浅いながらに呼吸が安定してくる。ゆっくり、ほんの少しの安心が引き止める。
真広芽依佳:「入間さん」
真広芽依佳:「……その、ありがとう」
入間誠時:「いいって。お互い様だろ」
入間誠時:「……なんか、あったらさ」
入間誠時:「別に、頼っていいからさ」
入間誠時:「グチだって、聞くし」
入間誠時:「だから、気にすんなよ」
真広芽依佳:「……友達だから、ですか」
入間誠時:「ん」
入間誠時:「言ってたろ。俺、あんま仲良くならないようにしてるって」
入間誠時:「でも、さ。君たちは別だ」
入間誠時:「……俺には、めったにないタイプの友達なんだよ」
真広芽依佳:「……」
真広芽依佳:「……私も」
真広芽依佳:「本当は、怖いんです」
入間誠時:「……ん」
入間誠時:耳を傾ける。
真広芽依佳:「入間さんや、鼎さんと居るのは、とても居心地がいいんです」
真広芽依佳:「……だから、それを失うことを考えてしまうと」
入間誠時:「……なんか、いつもの俺みたいなこと言ってるな」
入間誠時:「鼎くんも言ってたけどさ」
入間誠時:「そうやすやすといなくならねーだろ、俺ら」
入間誠時:「……確かに、いなくなっちまいたい時ってのはあるけどさ。簡単にいなくなれるほど友達少ないわけでもないんでね」
真広芽依佳:「……」
真広芽依佳:「でも、私達にその気がなくとも」
真広芽依佳:「……たった一つの理不尽が、全てを奪っていくかもしれない」
入間誠時:「………」
入間誠時:「知ってる」
入間誠時:「……けど」
入間誠時:「それでもいなくならねーって言っとくのが大事だろ、こーゆーのは」
入間誠時:気休めしか、言うことはできない。
入間誠時:だけど、かつて奪われた時よりは。
入間誠時:きっと自分は強いはずだ。
入間誠時:きっと。
入間誠時:…きっと。
真広芽依佳:「……私がどこにも属さないのは」
真広芽依佳:「何かを背負ったり、守ったりするのが」
真広芽依佳:「……そうやって、取りこぼしていくのが、嫌だからです」
入間誠時:「………ん」
真広芽依佳:「自分一人で精一杯なんです、本当は」
入間誠時:「……わかるよ」
真広芽依佳:「誰かを助けるとか、そういうことは」
真広芽依佳:「……私にはできない」
入間誠時:「ん………」
入間誠時:「でも、さ」
入間誠時:「さっき俺はすげー助かったよ」
入間誠時:「あんま重く考えなくてもさ」
入間誠時:「助かる奴は、勝手に頼りにして勝手に助かるから、なんてーか」
入間誠時:「背負おーとしなくていいよ」
入間誠時:話しながら、歩く。
真広芽依佳:「……」
真広芽依佳:そういう友達だから、だろうか。
真広芽依佳:さっき、無性に独りになりたくなって、引き止められた時
真広芽依佳:素直にとどまることができたのは。
入間誠時:「……こういうのもなんだけどさ。話聞けて、けっこー嬉しい」
入間誠時:「少しでもラクんなんなら、いい」
入間誠時:「俺もさ、こーゆーの助けよーとかそこまで思ってねーし」
入間誠時:「ただ、なんか、やれることはさ。やっちまうんだよな」
入間誠時:ぽんぽん、と肩を叩く。
入間誠時:「……ホラ。もうじきだぜ」
入間誠時:「早く終わらせて、クラフトビール飲むんだろ」
真広芽依佳:「……そうですね」
真広芽依佳:「だんだん腹が立ってきました」
入間誠時:「その息だ」
真広芽依佳:「……こんな気分になるのは、たくさんですから」
入間誠時:「ああ」
入間誠時:「俺たちの平穏と晩餐のために。いざ行かん。てな」

GM:シーン終了。購入とロイスの取得が可能です。
入間誠時:強化素材チャレンジ
入間誠時:4dx+1>=15
DoubleCross : (4R10+1[10]>=15) → 9[3,4,9,9]+1 → 10 → 失敗

真広芽依佳:うむ……
入間誠時:足りない!
入間誠時:以上です。
真広芽依佳:強化素材
真広芽依佳:2dx+1>=15
DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 7[4,7]+1 → 8 → 失敗

真広芽依佳:あえなく散る
真広芽依佳:以上です

クライマックスフェイズ

GM:N市内 某大学 部室棟裏手
GM:ひび割れた煉瓦塀、電力分配システム、或いは焼却炉。
GM:そういったごみごみしたものの合間、サークル活動の行われる棟を見上げる場所。そこに謎の人影は待っていた。
謎の人影:「…」何をするでもない。貴方達の存在を認めても、ぼうっと部室棟を見上げるばかりだ。
入間誠時:「さて、ふざけた真似してくれたよな」
入間誠時:「痛い目見る準備はできてるか?」
真広芽依佳:「相手が悪かったですね、あなた」
真広芽依佳:「私達には、手加減も容赦もありませんので」
謎の人影:無言のまま視線を受け止め、ただぴりぴりとした殺気を放つばかりだ。
真広芽依佳:感情は未だに戻ってはいない。しかし、怒りがそれを、ほんの少しだけ上回る。
入間誠時:「悪いコトしたヤツはオシオキって決めてるんでね」
入間誠時:「情状酌量の余地なんかないからな」
入間誠時:《ワーディング》。黒い平面の眼が空間を侵食していく。
謎の人影:「ア…アア…」反応からするに、言葉を理解しているようではある。 …しかし、ヒトの知性が感じられない。
謎の人影:彼女の物語は、もうとっくに終わっている。 ここにあるのは、かつてあった想いの抜け殻だけだ。
真広芽依佳:キャパシタの給電音が静かに響く。
GM:クライマックス戦闘を開始します。
ジャーム・フォビア/フィリア:《ワンナイトフィーバー》。
ジャーム・フォビア/フィリア:侵蝕を100に上昇させる。さらに、難易度9の《意志》判定を行ってください。
入間誠時:100にしてから判定で大丈夫です?
入間誠時:ダイスボーナス的に
真広芽依佳:そうだボナ
GM:大丈夫です!
真広芽依佳:了解です
真広芽依佳:3dx=>9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 10[3,6,10]+7[7] → 17 → 成功

真広芽依佳:なんかよくまわすね?
入間誠時:6dx>=9
DoubleCross : (6R10[10]>=9) → 8[3,4,5,6,8,8] → 8 → 失敗

入間誠時:マッジかよお前
入間誠時:暴走しました。
GM:うおっと! では入間さんのみ暴走!
真広芽依佳:バデ……バデ……(ない)
入間誠時:「ぐちゃぐちゃに」
入間誠時:「虐めて潰して甚ぶってやるよ」
入間誠時:レネゲイドが喚起される。加虐欲求が抑えられなくなる。

    真広 入間

      10m

ジャーム・フォビア/フィリア

GM:…セットアップから。
ジャーム・フォビア/フィリア:行動値4なので先に宣言してね!
真広芽依佳:《加速装置》行動値+12 侵蝕+2
真広芽依佳:行動値が5→17へ
入間誠時:うーん、4なら別にいいか
入間誠時:なし!
ジャーム・フォビア/フィリア:《先陣の火》《氷の茨》
真広芽依佳:茨じゃん
ジャーム・フォビア/フィリア:ラウンド中、行動値が+15され19に。さらに、自身のエンゲージから離脱する相手に7d10のHPダメージ。
GM:イニシアチブ進行に入ります。
ジャーム・フォビア/フィリア:Eロイス「闇の呼び声」「絶対拒絶」
入間誠時:いやらしい構成!
GM:両名ともジャーム・フォビア/フィリアのエンゲージに強制移動。
真広芽依佳:ぎええ
GM:エンゲージされたので絶対拒絶の効果で侵蝕が+1d10されます。
真広芽依佳:真広芽依佳の侵蝕を+10(1d10->10)した(侵蝕:100->110)
どどんとふ:カウンター値に「侵蝕率」は存在しません
真広芽依佳:ぎょええ
GM:おおっと
入間誠時:入間誠時の侵蝕を+6(1d10->6)した(侵蝕:100->106)
GM:オーケー。そのままジャーム・フォビア/フィリアのメインプロセス。
GM:演出はあとでまとめてやります。
ジャーム・フォビア/フィリア:《恐怖の一言》《ポイズンフォッグ》《コンセントレイト:ソラリス》
ジャーム・フォビア/フィリア:範囲(選択)の、交渉による射撃攻撃。命中してもダメージはありませんが、最大14mまで強制移動。
ジャーム・フォビア/フィリア:対象は入間誠時、真広芽依佳、ジャーム・フォビア/フィリアの3名。
ジャーム・フォビア/フィリア:9dx7+10
DoubleCross : (9R10+10[7]) → 10[3,4,4,5,9,9,10,10,10]+10[5,6,6,8,9]+10[5,7]+10[10]+10[9]+10[9]+3[3]+10 → 73

入間誠時:すんごい出目
GM:ワオ
真広芽依佳:うわあ
入間誠時:まあ無理だけどドッジ ※暴走していることを忘れています
真広芽依佳:ど、ドッジ……
入間誠時:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[4,5,8,10]+9[9]+1 → 20

入間誠時:回るな?
ジャーム・フォビア/フィリア:どうせダメージは発生しないのでガード。
真広芽依佳:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[1,1,2,2,7,9,10,10]+8[2,8] → 18

真広芽依佳:うーむ負けそうじゃ
GM:回すなぁ…でも全員命中ですね。ゴールデンルールで順番に裁定します。
ジャーム・フォビア/フィリア:まず入間さんを真っ直ぐ後方に10m移動。真広さんを同じ位置に移動。自身も続きます。
ジャーム・フォビア/フィリア:エンゲージが行われました。侵蝕を+1d10してください。
真広芽依佳:えげつねえコンボ
ジャーム・フォビア/フィリア:更に直後のイニシアチブでEロイス「離れ難き隣人」
入間誠時:入間誠時の侵蝕を+10(1d10->10)した(侵蝕:106->116)
真広芽依佳:真広芽依佳の侵蝕を+7(1d10->7)した(侵蝕:100->107)
ジャーム・フォビア/フィリア:意志対決、範囲選択。対決に敗北した対象はラウンド中、移動が行えなくなります。
入間誠時:何でそういうことするんですか?
ジャーム・フォビア/フィリア:ジャームの精神ダイスは7。[4-ミドルシーン数]個のブランケット指定アイテムを喪失しています。
真広芽依佳:19ですね
ジャーム・フォビア/フィリア:5dx 意志
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,1,2,8,10]+5[5] → 15

入間誠時:ひどい
真広芽依佳:かわいそう
GM:15を目標値に意志で判定してください。
入間誠時:6dx>=15
DoubleCross : (6R10[10]>=15) → 10[2,2,6,8,10,10]+3[1,3] → 13 → 失敗

入間誠時:イラっ
真広芽依佳:4dx=>15
DoubleCross : (4R10[10]>=15) → 8[3,4,5,8] → 8 → 失敗

GM:両名ともラウンド終了まで移動不可。
GM:これが「不利な効果」であると思う方は、タイタス昇華で解除が可能です。
入間誠時:移動直前に解除します。
GM:長くなりましたが演出に入ります。

ジャーム・フォビア/フィリア:レネゲイドの励起とともに、その内側に凝縮されたおぞましい衝動と欲望が外へと溢れ出す。
ジャーム・フォビア/フィリア:物理法則に則った距離や位置関係が、極彩色の風景に塗り潰される。喪失への恐怖と、獲得への恐怖が同時に去来する。
ジャーム・フォビア/フィリア:精神を冒す波動が、貴方たちのレネゲイドを滅茶苦茶にかき立てる…!
入間誠時:「は……」
入間誠時:「は、は、は!」かき乱される感情の中、嗤う。
入間誠時:「じょうとーじゃねーか」「……ブチのめしてやる」
真広芽依佳:「っ……!」
真広芽依佳:「……慣れないですね、こういう手合は」いつでも攻撃に入れる姿勢

GM:イニシアチブ進行。入間さんのメインプロセスです。
入間誠時:いや、
入間誠時:加速装置でめーかちゃんが先!
真広芽依佳:ふふふ
真広芽依佳:いえす
GM:そうでした!
GM:失礼しました、真広さんのメインプロセスです!
真広芽依佳:マイナーなし、メジャーで《アタックプログラム》
真広芽依佳:対象はジャーム・フォビア/フィリア
GM:判定どうぞ!
真広芽依佳:9dx+22
DoubleCross : (9R10+22[10]) → 9[1,2,2,3,4,6,6,7,9]+22 → 31

ジャーム・フォビア/フィリア:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[3,5,6,7,8,8,10]+7[7] → 17

ジャーム・フォビア/フィリア:回ったけど命中!
真広芽依佳:4d10+10
DoubleCross : (4D10+10) → 21[5,10,1,5]+10 → 31

真広芽依佳:まあまあ
入間誠時:ナイスダメージ
真広芽依佳:装甲は有効です
ジャーム・フォビア/フィリア:かなりの痛打が入ります! 耐久面は正直…脆い!

真広芽依佳:引き寄せられ、至近距離に相手がいる。
真広芽依佳:助走距離はない。……だが。
真広芽依佳:加速を付け、勢いのままに蹴り飛ばすだけが真広芽依佳の戦い方ではない。
真広芽依佳:「ここで……」
真広芽依佳:片足を大きく後ろへ下げる。パチパチと足先からスパークする。
真広芽依佳:「散れッ!」
真広芽依佳:思い切り足を振り上げ、
真広芽依佳:ゴッ
真広芽依佳:顎へと一撃!
ジャーム・フォビア/フィリア:身をこわばらせ、手をかざして防ごうとする。それだけだ。全く勢いを殺されなかった一撃が入り
ジャーム・フォビア/フィリア:片側の顎関節ごと外れた下の歯が、ぶらりと垂れ下がる。 そのまま、活動を続けている。

GM:入間さんのメインプロセスです。
入間誠時:いただきます!
入間誠時:まず、謎の人影のロイスを昇華、不利な効果を解除します。
入間誠時:移動不可を解除。そしてマイナーで戦闘移動。
入間誠時:戦闘移動時に《縮地》を使用。20m
入間誠時:後退。
入間誠時:入間誠時の侵蝕を+2した(侵蝕:116->118)
真広芽依佳:真広芽依佳の侵蝕を+2した(侵蝕:119->121)

      入間

      20m
   
真広 ジャーム・フォビア/フィリア

入間誠時:メジャー。コンボ『視線維』《コンセントレイト:バロール》+《黒の鉄槌》/《紡ぎの魔眼》でジャーム・フォビア/フィリアを攻撃。
入間誠時:判定直前にRコントローラーを使用。ダイス+5
入間誠時:判定!
GM:どうぞ!
入間誠時:15dx7+4
DoubleCross : (15R10+4[7]) → 10[1,3,4,4,4,4,4,5,7,8,8,9,9,9,10]+10[3,5,6,8,8,8,10]+10[3,3,4,7]+6[6]+4 → 40

入間誠時:いい数字!
ジャーム・フォビア/フィリア:ド、ドッジ…!
ジャーム・フォビア/フィリア:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[3,3,4,8,9,9,9] → 9

真広芽依佳:いいぞー!
入間誠時:ダメージ!
GM:とくになにもなければダメージロールだが…?
入間誠時:な、なにかあるのか
ジャーム・フォビア/フィリア:こっちには何もないぜ!
入間誠時:なかった!
入間誠時:5d10+14
DoubleCross : (5D10+14) → 39[9,7,5,8,10]+14 → 53

真広芽依佳:あっ
入間誠時:すげえ出目
入間誠時:あっ
真広芽依佳:餓狼の爪
入間誠時:それがあった
真広芽依佳:あったよなにか……
GM:今から使用OKですよー!
GM:よくあるよくある
真広芽依佳:わあい
入間誠時:ありがとうございます
真広芽依佳:《餓狼の爪》でダメージに+10してくだっさい!
入間誠時:ダメージは63!装甲有効!
入間誠時:入間誠時の侵蝕を+4した(侵蝕:118->122)
ジャーム・フォビア/フィリア:装甲もガードもないので63点をモロに受け
真広芽依佳:真広芽依佳の侵蝕を+3した(侵蝕:121->124)
ジャーム・フォビア/フィリア:そして倒れます! 生命増強1回分くらいのオーバーキル、復活無し!
GM:戦闘終了です。
入間誠時:よっしゃ!
入間誠時:じゃあ演出を!
GM:どうぞ!

入間誠時:「潰す」「潰す」「潰す」ぶつぶつと、呟くごとに、空間に穴が開くように眼が開く。
入間誠時:既に、その身体はジャームから遠く離れたところにある。
入間誠時:25-7d10
DoubleCross : (25-7D10) → 25-32[10,5,2,2,2,3,8] → -7

入間誠時:氷の茨のダメージ。真広芽依佳のロイスを切って復活。
入間誠時:その身に受ける、レネゲイドの侵蝕も、気に留めることなく。
入間誠時:痛み。痛みは嫌いじゃない。自分を罰するのは、嫌いじゃない。
入間誠時:「……最期に飛び切り痛い目遭わせてやるよ」
入間誠時:「どんな恐怖も忘れられるような、素敵なやつをな」
入間誠時:眼が そいつを 見た。
入間誠時:その肉体の、痛むところを、じっと、見て、視線を、通す。
入間誠時:それは重力を伴い、肉を抉り、想像を絶する痛みをもたらす。
入間誠時:「じゃあな。まあ」
入間誠時:「……真広くんとイロイロ話ができたトコだけは、良かったかな」
入間誠時:くくっ、と笑う。
入間誠時:そして、眼は閉じていく。
入間誠時:ジャームの命と、ともに。
ジャーム・フォビア/フィリア:正中線上の痛点。全身の関節。臓腑。 それらすべてが、内側から捻れ…
ジャーム・フォビア/フィリア:体が爆ぜて紅い砂となり、風に散る直前。 顎の無い顔がそれでも安らかに笑ったように見えたのは、気のせいだっただろうか。

バックトラック

GM:バックトラック。Eロイスは絶対拒絶、闇の呼び声、離れ難き隣人の3つ
GM:確定帰還ですが、経験点は固定の5点にEロイス分を加えた8点とさせてください。
入間誠時:はーい!いただきます!
真広芽依佳:もぐもぐ

エンディング

GM:N市某所、バル「アミーカ」
GM:ジャームは退治され、攻撃の影響で心を蝕まれていた人々や初動対処に当たったチームも快復が確認された。
GM:酷い骨折りだったが、代わりにちょっとした額の臨時報酬は入った。 貴方達は最初の街角に戻り、予定通りの店に席を取ったのだった。
入間誠時:「じゃー、改めて」
入間誠時:「乾杯」ジョッキいっぱいのクラフトビール。
真広芽依佳:「乾杯」軽くジョッキを合わせる。
入間誠時:一気には飲まない。少しずつ、喉に通していく。
入間誠時:「はー……いや、今日は災難だったよな」
真広芽依佳:ぐいぐいと、半分ほど一気に飲んでしまう。
真広芽依佳:「まったくです、ええ」
入間誠時:「って、一気に行くなお前?」
真広芽依佳:「今日は飲みますよ、もう」
真広芽依佳:「食べるし、飲みます」
入間誠時:「まーそーだな。パーっとやろうか」
真広芽依佳:「2時間ありますからね、パーッといきましょう」
真広芽依佳:表情こそあまり変化がないが、どこかうきうきとしているのはわかるだろう。
入間誠時:肉が運ばれてくる。
入間誠時:「お、来た来た。料理と合わせて飲むのがまた……」
入間誠時:丁寧にナイフとフォークで切り分ける。
真広芽依佳:肉を一口分だけ切り、即食べる。
真広芽依佳:「……期待通りです」
入間誠時:「やーらけ〜」
真広芽依佳:そのままジョッキに口をつけ、飲み干す。
真広芽依佳:「これだけで、来た甲斐がありますね」
入間誠時:「香りもいいよな……ローズマリーとか……」
真広芽依佳:「スパイスの風味と刺激がまた……」
入間誠時:「ほんとほんと。かなり気分良く飲めるなここ」
真広芽依佳:「あっ、そうだ」スマホで料理と空いたジョッキを撮り
入間誠時:「お」
真広芽依佳:グループラインに画像が投稿される
入間誠時:「お〜」
入間誠時:『二人で打ち上げ中』と送信し、肉にかぶりつくスタンプを送る。
真広芽依佳:「今度、休みが合えば3人で来ましょうか」
入間誠時:「いいね。サイコーの休日だ」
真広芽依佳:店員から二杯目のジョッキを受け取る
真広芽依佳:ジョッキに書いてある銘柄が写るようにもう一枚撮り、画像を投稿する
真広芽依佳:『いいビールです』と送信
入間誠時:こちらは3分の1程度を飲んだ。
真広芽依佳:「入間さんも、どんどん食べて飲みましょう」
入間誠時:「食ってる食ってる。よく噛んでんだよ」
入間誠時:「……なんかテンション高いよな今晩」
真広芽依佳:「私も別に、流し込んでるわけではないですよ」
真広芽依佳:「……まあ、反動のようなものです、多分」
入間誠時:「すげー咀嚼速度」
入間誠時:「……ま、な」
入間誠時:手に持ったフォークをくるりと一回転させて。
入間誠時:「真広くんも」
入間誠時:「……なんか、奪われたコトあんの」
真広芽依佳:「……」
真広芽依佳:「……数えてみると、4つほど」
入間誠時:「そりゃ、しんどかったろ」
真広芽依佳:「まあ、そうですね」
真広芽依佳:「けれども」
真広芽依佳:「……似たように、何かを奪われて、それでもそれなりに生きてる人たちが」
真広芽依佳:「そう少なくはないので」
入間誠時:「んー」
入間誠時:「それでも、さ」
入間誠時:「受けた痛みは本当だ」
入間誠時:「そしてそれは、自分だけのモンだ」
真広芽依佳:「ふふ……そう。そうです」目を閉じる
真広芽依佳:「私が言いたいのはですね」
真広芽依佳:ビールをまた飲み干す。
真広芽依佳:「ふう……。その」
真広芽依佳:「そういう、自分なりの何かを抱えてたりする人が、近くにいるってことに」
真広芽依佳:「何ていうんでしょうね、勇気だとか、そういうものを貰えるんです」
入間誠時:目を瞬かせて
入間誠時:「……そんなら、良かった」
入間誠時:「また、そー言うんで意地張って無理してるとかじゃなくてさ」
真広芽依佳:「意地は……そうですね」
真広芽依佳:「今日は品切れです、多分」
入間誠時:「はは。そーいう日もあるといいよ」
入間誠時:「俺も、さ」
入間誠時:「真広くんや鼎くんといる時は張るもん大分減ってるから」
入間誠時:「だから、すげー楽」
真広芽依佳:「わかります、それ」
真広芽依佳:「変に格好つけなくても、別にいいと言うか」
真広芽依佳:「……あ、そうだ、入間さん」
入間誠時:「そうそう」
入間誠時:「ん?」
真広芽依佳:「今日、私が潰れたら送ってくださいね」
入間誠時:「……オーケイ。ロハにしといてやるよ」
真広芽依佳:ふふふ、と、息を漏らすように、少しだけ笑って見せる。
真広芽依佳:「今夜は無礼講、ですね」一度言ってみたかった、とつぶやきながら、そう言った
入間誠時:「…ああ。楽しい夜になる」

一夜二人転 入間誠時/真広芽依佳