本作品は「矢野俊策」「F.E.A.R」「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
©️矢野俊策/F.E.A.R/KADOKAWA
本編ログ|雑談ログ
PC1:”清虚”
PC2:”オーヴ”
PC3:”エンブリオ”
PC4:”ネヴァー”リギル・ソルテール:【キャラシート】(PL:優水)
GM:自動
GM:きみは背教者なのだと、彼は言った。
GM:そもそも神様がいないのに、背くもなにもない。
GM:彼もまたそう思っているのか、祈るではなく、こちらに求めてきた。
GM:渇いているのだと。願いを叶えたいのだと。
GM:だから応えた。求められるものには、応えるようにしていた。
???:Eロイス【愚者の契約】を使用します。
GM:黒い花が咲き乱れた。
GM:では、FHキャンペーンリプレイ:アセンドの五話です。
GM:成長報告をナンバーが若い順にお願いしていきます
GM:というわけで今回のPC1、望月くんからかな。
【キャラシート】
望月火輪:はーい
GM:どう育ったのかな~
望月火輪:あんまり意味はないかも知れないけど
望月火輪:多重生成を5まで上げました!
GM:コワイね
望月火輪:これで敵を範囲(選択)で殴るから6体で殴るかを選択でき。
望月火輪:バフも自分を含め6体まで与えられるようになりました
GM:凶悪ですわね
GM:ではそんなモッチのハンドアウトをはるよ
望月火輪:でも人の心も在るのでメモリーも取りました
望月火輪:わーい
GM:美少年には美少年をぶつけんだよですね
望月火輪:吸血鬼…!!
望月火輪:心臓を杭で貫かなきゃ!!
GM:ツインバースト杭
望月火輪:僕はブラッドクルセイドもやっていたので吸血鬼の扱いには慣れています!!
望月火輪:任せてください!!
GM:ほんとかな…
GM:任せました よろしくね!
望月火輪:よろしく!自動美少年楽しみ!
GM:ではPC2 ちひろちゃん!
【キャラシート】
天藤ちひろ:はーい
天藤ちひろ:白兵を少し上げて《デビルストリング》を取得しました。
GM:邪悪な力
天藤ちひろ:前回の経験から学んだ
GM:イサナ見てるか 頑張るかんねウチら
天藤ちひろ:頑張ります
GM:ちひろちゃんのハンドアウトは…これ!
天藤ちひろ:久々の真っ当な学生生活だ
GM:日常を大事にしていこう
天藤ちひろ:いきます、大事に
GM:えらい
GM:ではネクスト!リーダー!
【キャラシート】
日裏巡:はーい!
日裏巡:開眼立ち絵出しちゃった
GM:サービスシーン
日裏巡:《原初の黒:勝利の女神》をレベル3で取得して、お馴染みの趣味技能として〈知識:臨都市〉を取得しました。
GM:町のガイドもできる
GM:その街への馴染み 役立ててもらおうじゃないの
日裏巡:前回拠点がUGNにバレたので色々探さないといけないからね
GM:がんばれ!
GM:ではそんなジュンさんのハンドアウトはこれ
日裏巡:欲望が薄そう
GM:第一声
GM:これが日常よ
日裏巡:日常……?
GM:そうよ
GM:では最後っ
GM:リギー!
【キャラシート】
リギル・ソルテール:おれだぜ
GM:成長内容も多いはず。ご報告を!
リギル・ソルテール:アイサー
リギル・ソルテール:まずエフェクトから。
リギル・ソルテール:スパークウェッジをレベル5で取りました。
GM:渋い!
リギル・ソルテール:これは自分以外を対象にした攻撃をしたときにダメージを受ける奴ですね。
リギル・ソルテール:ダメージを受けないためにはリギー単体を狙わなきゃダメというわけ
GM:こしゃくなーー
リギル・ソルテール:また、アドバイスによりマグネットムーブを習得しました。これちゃんと使ったことないのでうまく使えるかわからないんですが
リギル・ソルテール:イニシアチブで引き寄せできるので、うまいことエンゲージ管理に使えるかなーと
GM:ほほう ワルそう
リギル・ソルテール:さらにさらに、技能を色々挙げました!射撃!調達!情報!
リギル・ソルテール:社会も上げたかな?
GM:着実な成長だ
GM:ではそんなワルなリギーのハンドアウトもはってしまおう
GM:セイヤッ
リギル・ソルテール:商売相手だ
GM:コネ手配師みたいな…そういう枠です
リギル・ソルテール:調査するぜ
GM:がんばろう!
GM:おし、ではハンドアウトはこんな感じかな。
GM:最後にトレーラーを張り、やっていくオーラをだしていこう。
GM:よろしくオネガイシマース!
リギル・ソルテール:よろしくおねがいします!
望月火輪:お願いしまーす!!
日裏巡:よろしくお願いします!
天藤ちひろ:よろしくおねがいします!
GM:望月くんのOP。登場侵蝕をエイヤして登場しよう
望月火輪:望月火輪の財産点を1D10(→ 9)増加(12 → 21)
望月火輪:間違えたw
GM:違法収入
望月火輪:侵蝕が37です
GM:了解!
GM:夜の繁華街を出歩いているところに、ワーディングの気配があり、路地裏を見てみると謎の美少年がいる!話す!別れる!というシーンです。
GM:ではやっていこう。
GM:臨都市、繁華街。
GM:市街の夜に猥雑に輝く電気の光、そして色濃くなる闇の気配。
GM:なんらかの理由、あるいは無意味に。あなたはそこにいた。
望月火輪:夜の街を悠然と歩く。
望月火輪:色素の薄いその少年の姿は
望月火輪:穢れた光を浴びて尚、清然と輝くように映る
望月火輪:「……」
望月火輪:口元を隠す。
望月火輪:姫に頼まれた仕事。ジャームの死体の調達。
望月火輪:その退屈さが、体の奥に染み付いて
望月火輪:不意に欠伸が出てしまった。
GM:では、そこに急に漂う、重く濃い気配。
GM:近辺の何者かの《ワーディング》によるものと、あなたは理解できるだろう。
GM:そして、血の生臭い匂いも。
望月火輪:「…ふーん」
望月火輪:殊の外、低い声が漏れる。
GM:それらは、裏側の世界を生きる者にだけ知覚できるほどの狭さで、斜向かいの路地裏から放たれる。
望月火輪:関わる理由はない。
望月火輪:だけど、それ以上に退屈な今に飽き飽きしていた。
望月火輪:セルの活動も、今は水面下での動きが多くなっている。
望月火輪:彼らにとってはそれは悪くはなく、必要なことでもあるのだろう
望月火輪:けれど、美しく完全な存在である俺の生き様は
望月火輪:燦然と輝き、そして波乱に満ちているべきなのだ
望月火輪:カツン
望月火輪:ゆるりと新たな『出会い』が待つだろう場所に歩みを進める。
望月火輪:血の匂い、夜の闇、欲望を照らす穢れた光。
望月火輪:或いは退屈さえも己の彩りとしよう。
GM:奥へと進むと、あたりに血の飛沫がこびりついている。建物の隙間から、薄い月光が差す。
GM:そして、その主は。
???:少年だった。
???:輝くような髪を肩のあたりで切り揃え、少女じみた繊細な顔立ち。
???:服装は上品で、名家の子息が迷い込んだふうにも見える。
???:しかし、ゆるりとあなたを見るその眼差しは、ぞっとするような冷たさを帯びている。
???:そして、何より。その唇は血に濡れ、細い指先は昏倒した男の襟首を掴み上げていた。
GM:酷薄そうな目を細め、少年は笑う。
???:「わあ、起きてる人がいる!」
望月火輪:その言葉から彼の事情の一端を察する。
望月火輪:「失礼、挨拶が遅れてしまったね。」
望月火輪:「『お邪魔するよ』」
???:きょとんとし、掴み上げた男の首に力を込める。震え、硬直。
望月火輪:「ここは君の『世界』だったようだね。」
???:「ああ…見られちゃった、恥ずかしいな」
???:「まって、まってね」口元を拭う。「いいよ!客人は歓迎さ」
望月火輪:さらりと左手で髪を撫でる。艶やかな白い髪が夜の風に揺られふわりと遊ぶ
???:「飲む?」死体をひょいと突きだす。
望月火輪:興味深そうに少年の瞳を見つめあと
望月火輪:乾いた視線を死体に向けて投げる
望月火輪:死体はどんな感じですかね?年齢とかもろもろ
GM:そうだな。社会人くらいの男にしておこうかな。あまりカタギという雰囲気ではない。
望月火輪:「ありがと。」
望月火輪:「君は面白そうな子だけど。」
望月火輪:くすり、と笑う。桃色の唇が妖しく歪む。
望月火輪:「食事の趣味は、合わないかな。」
???:「……よく言われるんだよね」
???:「きみはなんとなく…合ってもいい気がしたんだけど。きみ、名前なに?」
望月火輪:「ごめんね。俺は美しくないものを体に取り込みたいとは思わないからさ」
望月火輪:君の血なら、考えてもいいけれど。と冗談めいて呟き。
望月火輪:「望月火輪。君は?」
???:「あはは、選り好みできなくてね」もう一度噛みついた死体を、今度こそ放り出す。
暁斗:「暁斗だよ」
暁斗:「火輪。ぼくもきみだったら楽しく飲めたんだけどね」笑う。
暁斗:そして首を傾げ。「いや、飲んでもいいのか」と呟く。
望月火輪:「ふふ」
望月火輪:「ダメだよ。」
望月火輪:ゆるり、と左手を金髪の少年に向けて伸ばす
暁斗:えい、とあなたの顔に、長い爪の細い手首を伸ばし…止まる。
望月火輪:月明りが二人の少年を照らす。
望月火輪:白髪の少年の白い指先が
望月火輪:金髪の少年の紅く染まった唇を拭う
望月火輪:「他の男の血で穢れた口で俺を奪おうなんて。」
望月火輪:「それは、『俺』への冒涜だ。」
暁斗:切れ長の瞳が瞬く。「……」
暁斗:「じゃあ、もっと綺麗にしてからならいいの?」
望月火輪:「もっと綺麗にして。」
望月火輪:「俺だけを『喰らいたい』と願えるならね。」
暁斗:「ぼくは、すぐ渇くんだ。すぐ欲しくなる」
暁斗:爪先で見知らぬ血を踏みつける。
暁斗:「できるかな……」
望月火輪:「俺は君じゃないからね。」
望月火輪:「わからないよ」
望月火輪:誂うように或いは誘うように妖しく微笑む
暁斗:その笑みをじっと見つめ。
望月火輪:「けど」
暁斗:「けど?」
望月火輪:「本当に欲しい物ができたなら」
望月火輪:「何を犠牲にしてもそれを得るために向かい続ける。」
望月火輪:「俺は、そんな姿を見せてくれるモノを美しいと思うよ。」
暁斗:美しい、という言葉に、眉をひそめる。「……そう」
暁斗:「ぼくは美しいから、できると思う」
望月火輪:「それは楽しみだ。」
暁斗:「次、会ったときはよろしく。たぶん……、」
暁斗:ぶわりと、どこからともなく赤い風が吹く。
暁斗:「そう遠くなく、また会えると思うよ。火輪」
望月火輪:「そうかい。」
望月火輪:「なら、その時まで」
望月火輪:そっと少年の腕を掴む。
望月火輪:そして彼の手を優しく自分の首筋に誘う。
暁斗:「うん?」楽しそうに笑う。
望月火輪:その皮膚は夜の風に吹かれて冷たい
暁斗:目を細める。爪を立てようとする。
望月火輪:だが、青白い脈が望月の高揚に誘われるように強く脈打っている
望月火輪:「俺のここは、君の物ということにしといてあげる。」
望月火輪:「誰にも触れさせないから、楽しみにしてな。」
望月火輪:首筋に立てられた爪の痛みすら楽しむように
望月火輪:それすらも二人の誓いの彩りに過ぎないというように
望月火輪:暁斗に優しく笑いかける。
暁斗:「……あはは!ちょっと勿体なくなってきたな」
暁斗:「覚えておくよ。怪我のひとつもしないでね」
暁斗:そして、赤い何かが望月さんの首筋に触れて。
暁斗:それは血を凝らせた蝶だと、視認できる頃には。
暁斗:少年の姿はない。《瞬間退場》。
望月火輪:「ああ、約束するよ。」
望月火輪:「また会おう。吸血鬼くん。」
望月火輪:月の光と夜の闇に間に消えた少年の姿をしばらくの間追い続ける
望月火輪:夜の風が肌を撫でる。先程まで変わらないそれが、何故か奇妙に心地よかった。
望月火輪:「ありがとう、楽しい夜だったよ。」
望月火輪:「だから、これは」
望月火輪:パチンと指を鳴らす。
望月火輪:「サービスだ。」
望月火輪:同時に男の死体の周囲で爆発が起こり
望月火輪:男の痕跡がこの世界から消えた。
望月火輪:「プロなら、後処理も完璧にこなすものだよ。」
望月火輪:そう、呟き自身も帰路につく。
望月火輪:この路地裏の闇よりも
望月火輪:遥かに暗い場所で待つ仲間の元へ
GM:シーン終了!ロイス取得のみできます。
GM:シナリオロイスは 暁斗 推奨感情:興味/警戒 こうなっている。
望月火輪:夜の友人/暁斗/誠意○/警戒
GM:やったー
GM:ではこのシーンはおしまい!
GM:ちひろちゃんのOPですね。侵蝕をふって登場しよう!
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(34 → 35)
GM:日常だからね
GM:ここでは学校で穂波と話し、彼女から聞く噂話にヤバ!となってもらうシーンです。
GM:放課後とかにしようかな。軽く数行いれ、描写してもらいますねー。
GM:臨都大学附属高校。
GM:ひとりの生徒が亡くなってしばらく経った教室は、それでも日常の形をしている。
天藤ちひろ:憮然とした表情で、教室を行きかう生徒たちを見ている。
天藤ちひろ:彼らが何か悪いわけではないが、人ひとりがいなくなっても、日常は何も変わっていない事に思う所はあった
天藤ちひろ:そのために裏で自分の知るよしもないような取引と活動があったのだろう事も
天藤ちひろ:(私、何も知らないんだな……)
穂波由奈:「天藤ー」間延びした声がする。
天藤ちひろ:「ひゃっ。 は、はい」
天藤ちひろ:急に声をかけられて驚嘆の声が漏れる
穂波由奈:あなたの席の隣。スマホを弄っていた女子生徒。
穂波由奈:「天藤ってさー。放課後っていつもなにしてんの?」
穂波由奈:あなたの様子にけらけらと笑う。
天藤ちひろ:「私ですか? お店巡り……とか」最近は"体質"のせいでめっきりしなくなった趣味を上げて
穂波由奈:「店?本屋とか?」眼鏡だから本が好きなのだと思い、言っている。
天藤ちひろ:「どちらかというと、飲食店ですかね……本屋さんも嫌いじゃないですけど……」
天藤ちひろ:流石に美少年たちと裏社会に関わる非日常を行っているとは言えなかった。
穂波由奈:「ふーん。なんかあんま見ないなと思って」
穂波由奈:「じゃあ今度どっかいかない?」
天藤ちひろ:「えっ」
天藤ちひろ:「わ、私とですか……?」お世辞にも交友がある方ではないと思っていたし、楽しい人間だとも思っていない
天藤ちひろ:思わず自分を指さして、困惑に首を傾げる
穂波由奈:「そ。天藤って、ほら」
穂波由奈:「集団行動する系じゃないっしょ」
穂波由奈:「あたしみんなでが嫌なの」
天藤ちひろ:「まあ、たしかに、あんまり交友関係が広い方じゃないですけど」
天藤ちひろ:「みんなでが嫌なの……に、私に声をかけてくださったのですか?」
穂波由奈:「ひとりも嫌だし…」
穂波由奈:「つか、あたしも交遊関係は広くはない」
穂波由奈:「中学までガチガチ寮住みだったし…」
天藤ちひろ:「そうなのですか?」自分より交友関係が狭い人間はいないと思っていた
穂波由奈:「そだよ。白百合女学院わかる?」
天藤ちひろ:わかります?
GM:分かっていても大丈夫!庄野あるかが父親になぜか入学願書をもらわれていた学校です。
GM:それをあなたに話したかもしれない。
天藤ちひろ:なるほど
天藤ちひろ:「ああ、あの女子高……」
穂波由奈:「そうそう。すげえ厳しいの」
天藤ちひろ:あるかがどうとか、厳しい所だという噂なども聞いていたが、この場で言うような事ではないだろう。
穂波由奈:「ダルくて…」
天藤ちひろ:「そんなに……」
穂波由奈:「夜コンビニとかも行けないんだよ」
穂波由奈:「人生半分損じゃんね」
天藤ちひろ:「それは確かに困りますね……コンビニスイーツの魔力は計り知れないですし」
穂波由奈:「でしょでしょ。たぶん今も外出不可なんじゃないかな…吸血鬼いるし」
GM:吸血鬼。こちらの単語はあなたには耳に覚えがないだろう。
天藤ちひろ:「吸血鬼?」
天藤ちひろ:真っ先に思い浮かんだのは血くらい啜ってそうな同セルの少年の横顔
穂波由奈:「あ、そう。なんかさ、うちの学校らへんにいるんだって」
穂波由奈:「最近。噛み痕みたいなのがついて昏睡した子がいるとかってさ」
天藤ちひろ:「噛み痕に昏睡、気味が悪い話ですね」
穂波由奈:「オッサンだったらキモいよね~」
天藤ちひろ:「おじさんじゃなくても怖いですよ……」
穂波由奈:「それもそう」
穂波由奈:「だから、天藤も夜は気つけなね」
天藤ちひろ:(これってオーヴァードの噂……というものかな?)
天藤ちひろ:「はい、穂波さんも気を付けてくださいね」
穂波由奈:「ありがと~。あ、あと暇な日あったら今度教えてね」
穂波由奈:スマホを閉じ、席を立つ。
穂波由奈:「じゃ~ね~」
天藤ちひろ:「あっ、はい……是非また……」
天藤ちひろ:席を立った穂波に軽く手を振って
天藤ちひろ:「颯爽とした人、だったな」
天藤ちひろ:そういって少し笑い
天藤ちひろ:「今日はどうしましょう」セルの活動については聞いていないが、やはりセルに顔を出すべきだろうか
天藤ちひろ:そう考えて、今の自分の居場所は非日常なのだろうかと少し思ってしまう。
天藤ちひろ:あくまで今の日常にこだわった生き方を、いつまでできるのか……
天藤ちひろ:(わからないな)
天藤ちひろ:そう思いながら、帰り支度をして
天藤ちひろ:足早に、いつもの場所に向かうのだった。
GM:シーン終了!ロイス取得のみできます。
GM:シナリオロイス:穂波由奈 推奨感情:誠意/隔意 こうなっています
天藤ちひろ:穂波由奈:羨望/隔意 で
GM:わーいいな 嬉しい
GM:了解です!
GM:リーダーのOPですね。リーダーは侵蝕をふり、きてください!
日裏巡:日裏巡の財産点を1D10(→ 3)増加(5 → 8)
日裏巡:あれっ
日裏巡:侵蝕43!
GM:外を出かけてるところ、ひったくりにあってボヘーとしていた女と遭遇するシーンです。
GM:ひったくりにあったヤツは、取り返してももらわなくてもいいです。
GM:交流し別れて終わるイメージですね。
日裏巡:はーい
GM:描写も最初からお願いしちゃおうかな。
日裏巡:了解!
日裏巡:UGNに拠点を突き止められ、ムカウセルは活動方法の変更を余儀なくされた。
日裏巡:天文台は放棄を迫られ、現在は庄野昌広や“オレステイア”から接収した複数のセーフハウスを転々としている状態だ。
日裏巡:天文台で使っていた各種設備は分散して置かれている。リスクの分散という意味もあるが、純粋に規模が足りていない。稼働できていないものも存在する。
日裏巡:UGNの行動にも目を配る必要がある。天文台の運営はいつの間にかUGNが代行し、表向きは何もなかったことになっている。それだけの力があるのだ。
日裏巡:設備の再稼働、そしてUGNの目から逃れる為にも、より大きい拠点、あるいはより多くの拠点が必要だ。
日裏巡:その為に、足の付かない不動産を扱う『業者』を回っている。
日裏巡:しかし、一時的に身を隠す程度の用途には使える程度のものしか見付かっていない。このままでは、困窮した現状を維持するだけのことしかできない。
日裏巡:「少しお腹が空いてきたな」
日裏巡:それでも、まるで深刻さを感じさせない調子で呟いて、表通りに足を向けた。
GM:表通りは、そんな騒動を知らないのどかな光景に見える。
GM:店舗の賑わいと車の通り。
GM:…その中で、あなたの目の前で。
GM:人と人が不自然にぶつかった程度の。そして、ぶつかられた女の鞄が相手に奪い取られた程度の光景は。
GM:表通りには不自然であり、あなたにはそれほどの意味はなかったかもしれない。
女性:「あ」
女性:「……」妙にぼんやりした声を上げる。
日裏巡:特に感慨なくその光景を眺める。
女性:「……」去る人影を眺めている。
日裏巡:「あれは、いらないのかい?」ごく自然な調子で鞄を奪われた女性に声をかける。
女性:「……いえ」驚いて、気づいたような調子。
女性:「必要です」
日裏巡:「そうなんだ」
日裏巡:「取られちゃったけど、いいの?」
女性:「困りますね。……困ると言ったら、あなたは」
女性:「助けてくれる人なんですか」
女性:不思議そうに言う。
日裏巡:「助けてくれる人ではないね」
女性:「では、なぜ?」
日裏巡:「君が何もしないから、いらないのかな? と思って、でもいらない物を持って歩くなんて変だなあって思って」
日裏巡:「気になったから聞いたんだ」
女性:「ああ」薄く笑う。力ない笑み。
女性:「なんだか…だって」
女性:「あの人、欲しくて盗んだんでしょう?」
日裏巡:「多分、そうだろうね」
女性:「じゃあ、私より、優先されるべきだと思ったんです」
日裏巡:「確かにそうかもしれない」
日裏巡:「うん、じゃあ聞いてみようかな」
女性:首を傾げる。
日裏巡:「あの鞄が何で、どれくらい欲しいのか。君も来るかい?」
女性:瞬きする。「…はい」
日裏巡:そう言いながら、スマートフォンを操作して
日裏巡:「ふむ……あっちか。流石仕事が早いね」周囲に聞こえない声で呟く。
日裏巡:「こっちだ」ゆったりと歩く。ひったくりを追いかけているとは思えない程余裕のある足取り。
日裏巡:無関係と思える方向に歩く。
女性:「はあ」それについていく。その足取りにはさすがに驚いている。
女性:「なぜこちらに…」
女性:「そもそも、この速さで追いつけるんでしょうか…?」
日裏巡:「追いつく必要はないよ」それだけ答える
日裏巡:暫く歩き、路地を抜ける。すると、先程の引ったくりの前に先回りしている。
女性:「あれ」
日裏巡:「やあ。その鞄なんだけど」
日裏巡:「何で盗んだんだい?」
ひったくり:「な」普通の男。
ひったくり:「何って…!」怯えた様子で、逃げようとする。
日裏巡:「質問に答えてほしいな」即座に足払いをして、態勢を崩し、地面に押し付けるように取り押さえる。
ひったくり:「ぐっ」
ひったくり:「返す、返すから」
ひったくり:「金は返すよ!魔が差したんだ」
日裏巡:「お金が欲しくて盗んだってこと?」
ひったくり:「ああ?そうに決まってるだろう!」
日裏巡:「何でお金が必要なんだい? 何かやりたいことに必要だったの? それともお金自体が好きとか」
ひったくり:淡々とした穏やかな様子に、怯えた目のまま地に這っている。
日裏巡:「それに、盗むくらい必要ならなんですぐ返そうとするんだい?」
ひったくり:「……暮らすのに足りねえからだよ!生きるためだ!」
ひったくり:「返さねえと…あんたに殺されるからだ!」自棄になり、叫ぶ。
日裏巡:「なるほど」
日裏巡:「別にこんなことで殺さないよ。……そういう理由らしいけど、君はどうする?」女性に尋ねる。
女性:瞬きをし。「…では」
GM:散らばった鞄に近寄る。
GM:財布、スマートホン、生物の教科書、ハンカチ、鍵。
女性:財布から数万円を出す。
女性:「これを渡して、鞄が戻れば、良い気がします」
女性:「どうでしょうか」巡さんを見る。
日裏巡:「じゃあ、そうするといい」そう言って男から離れる。
ひったくり:お札を握らされた男は、必死で走り去っていく。
女性:「ありがとうございます」
女性:「今日の授業で使うので、鞄がないと困りました」
日裏巡:「うん。私は気になったからやっただけだけど、困らなくなったのならよかったね」
女性:「あなたは…」
女性:「ずいぶんと、変わった動機で動くんですね」
日裏巡:「君は普通の動機でも動かないんだね」
女性:笑う。「…そっか。そうですね」
女性:「……虫は光に向かって走るでしょう?」
日裏巡:「ふむ」
女性:「草だって水辺に生える。そういう風に」
女性:「いろいろ、思わないで、…欲しないで生きていくほうが、楽じゃないですか?」
日裏巡:「君はそう思うんだね」
女性:「あなたはそう思わない」
女性:「あなたは…どう思うんですか?」
日裏巡:「虫は生きる為に同種を食い殺したりするし」
日裏巡:「草は繁殖する為に毒を持つこともある」
女性:「そうですね」
日裏巡:「生きるという欲望の為に、何かを傷付けることのない生き物はいないよ」
日裏巡:「生きている以上、楽はできない」
日裏巡:「なら、好きにした方がいい」
女性:「……」わずかに目を見開く。
女性:「生きることが欲望か」「あなたは…」
女性:「そうでした。お名前は?」
日裏巡:「日裏巡」短くそれだけ言う。こちらから聞き返しはしない。
女性:「日裏さん。あなたは、私よりよほど…教師に向いているかもしれませんね」
日裏巡:「教師は私のやりたいことじゃないな。人に教えるより、教わる方がしたいな」
女性:「なにを学びたいんです?」
日裏巡:「色々。色んなことに興味があるんだ」
日裏巡:「人の欲望は本当に色々あるからね」
女性:「その言い方は。欲望を学びたいみたい」
女性:鞄を持ち直す。
女性:「土岐灯里といいます。勤務先が大学なら、あなたに紹介できたかもしれませんが…」
土岐灯里:「生憎、中高なのですよね。教えられなくて失礼しました」
土岐灯里:頭を下げる。
日裏巡:「大丈夫。実はもう、いい教師はいっぱいいるんだ」
日裏巡:「それに、紹介してもらわなくても、必要になったら自分で探すよ」
土岐灯里:その言葉に、笑みに近い表情を浮かべ、女は職場らしき方向へ向かっていく。
日裏巡:その後ろ姿をろくに見送りもせず、背を向けて歩き出す。
日裏巡:「お昼何にしようかな。一回戻ってみんなと食べようかなあ」
日裏巡:大した波風も立たなかった、普段と大して変わらない――あるいはいつも以上に平穏な日であるかのように、どこか退屈そうに呟きながら。
GM:ロイス取得のみできます!
GM:シナリオロイス:土岐灯里 推奨感情:誠意/無関心 となっております。取らなくてもおっけい
日裏巡:土岐灯里 不思議/無関心○
GM:ニッコリ
GM:ではこのシーンはここまで!
GM:リギーのOP。登場侵蝕をふって登場しよう。
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(36 → 42)
GM:バッチシ
GM:エルフィルムという売人から、ヤバい薬が出回っててやばいよ~と話すので、調べるかァ~って感じになって貰えば大丈夫です。
GM:そういうシーンです
リギル・ソルテール:はぁーい
GM:繁華街からいくらか離れて、裏通りにはシャッターが閉じた店がいくつも存在する。
GM:たいていは潰れた店の空きテナントだが、そのカフェバーは回り込めば中に入ることができる。
GM:そこが取引先の店舗だった。
”エルフィルム”:「いやァ、わざわざ足を運ばせて悪いね」
リギル・ソルテール:「べつに。足、使ってねえしな」車椅子のタイヤを示して。
”エルフィルム”:「うちはバリアフリーじゃないからな」
”エルフィルム”:染めた金髪にサングラスをかけた、痩身の男。
”エルフィルム”:ムカウセルが何度か取引をしたことのある、いわゆる闇商人だ。
リギル・ソルテール:「必要ねえよ。バリアはクラックするためにあるもんだ」
”エルフィルム”:「そりゃ心強い。依頼する甲斐があるよ」
”エルフィルム”:カウンターに置かれたトランクをコツンと叩く。
”エルフィルム”:「アンタ、薬の類はやる方か?」
リギル・ソルテール:「……身体と部品を馴染ませる時に薬剤は使うが、そういう類のことじゃあねえよな」
”エルフィルム”:「アハ。まあそっちも売れるが…今回は」
”エルフィルム”:「俺も知らない薬なんだ」
”エルフィルム”:「知らない間に出回っていたヤツがあってね」
リギル・ソルテール:「例のαトランスでもなく?」
”エルフィルム”:「そうかもしれん。まだ詳しくはわかってない。ただ」
”エルフィルム”:「どこから流れてるかが謎なのさ」
GM:赤と黒がマーブル模様を描くカプセルを、男が取り出す。
”エルフィルム”:「『ケルナル』って呼ばれてる」
リギル・ソルテール:「『ケルナル』」すぐにサーチをかける。
リギル・ソルテール:表のネットワークは勿論、裏のネットワーク、セキュリティのあるサイト。
GM:では、それがオーヴァードたちにではなく、繁華街および歓楽街で流布していることがわかる。
”エルフィルム”:「これをキメてヤればトベるんだとか、まあそういうやつな」
リギル・ソルテール:「一般人……非オーヴァードが使ってるやつじゃねえか」
リギル・ソルテール:「おれ達が介入するようなことなのか?」
”エルフィルム”:「例のαトランスでもない、に否定しなかったのが、その理由だ」
”エルフィルム”:「そっちじゃブルーだのシルバーだの言ってる、ああいう…ジャーム化リスクを上げるようなのがあるだろ?」」
リギル・ソルテール:「ブルーゲイル、シルバーハンマー」
”エルフィルム”:「そうそれ」
”エルフィルム”:「あれもちょっとばかしトぶだろ?同じさ」
リギル・ソルテール:「『ヤク』っつうには弱えけどな」
リギル・ソルテール:「……つまり、あれか」
リギル・ソルテール:「一般人が服用するには強いっつう?」
”エルフィルム”:「ああ。それよりかは強い。だから、アンタらがばらまいてたαに近いヤツかもしれん」
”エルフィルム”:「それを、誰にも知られずに表に撒いてる業者の顔が拝みたいのさ」
リギル・ソルテール:「ふうん……なるほどな」
リギル・ソルテール:「おれ達が撒いたやつは、あくまで気づかねえ内にジャーム化リスクを上げてくやつだった」
”エルフィルム”:「ああ」にやにやと頷く。
リギル・ソルテール:「だが、今回のはハナっから『表』をターゲットに売られてるってえわけだ」
”エルフィルム”:「これは、たぶんムカウにも関わりがない話じゃないぜ」
リギル・ソルテール:「関わりがある?」
”エルフィルム”:「そうさ。そいつらは、ムカウと目的が似ちゃいないか?」
”エルフィルム”:立ち上がり、壁面の冷蔵庫から瓶を取り出す。コーラ瓶。
リギル・ソルテール:「ジャームを殖やすってとこか?人知れずっつうにはどうもやり口が堂々としてるけどよ」
リギル・ソルテール:コーラ瓶を目で追う。
”エルフィルム”:それを、ウイスキーを注ぐようなグラスに注ぐ。リギルさんに差し出す。
”エルフィルム”:「そのあたりも調べてもらえるとありがたいってとこだな」
”エルフィルム”:「目的が被ってるんじゃあ、場合によっちゃムカウのシマが荒らされてることになるだろう?」
リギル・ソルテール:ひったくるようにグラスを取ると、ぐい、と飲み干す。
リギル・ソルテール:ふぅー、と息を吐いて袖で口を拭う。
”エルフィルム”:「イイ飲みっぷり」と、自分は残りの瓶を飲む。
リギル・ソルテール:「ハ。シマ、ね。まあ失っちゃあ困るシノギさ」
リギル・ソルテール:「ただでさえ、デリケートな時期だ」
リギル・ソルテール:「ジャマされちゃあたまんねえわけよな」
リギル・ソルテール:「……あいっかわらず、人乗せんのうまいよ、あんた」
”エルフィルム”:「ハハ、必死のゴマすりだよ」
”エルフィルム”:「うちの部屋なら、しばらくそっちに貸すからさ。家賃も浮いてお得だぜ」
”エルフィルム”:「こっちもジャームと商売したかないからな。本気のお願いだよ」
リギル・ソルテール:「たりめえだ」
リギル・ソルテール:「おれも、ジャームになんざ、なりたくねえよ」
リギル・ソルテール:そう言いながら、日裏へと短い返信を打った。
GM:少しすれば、セルリーダーから反応が返ってくることだろう。
GM:あなたたちの欲望は、またひとつ動き出そうとしていた。
GM:はい、ではシーン終了!ロイスのみですね
GM:シナリオロイス:”エルフィルム” 推奨感情:有為/警戒 こう!
リギル・ソルテール:はいはーいちょっとまってね
リギル・ソルテール:仕事相手/”エルフィルム"/信頼:○/警戒/ロイス
リギル・ソルテール:いきなり内臓売れとか言い出さないよな……ほとんどないけど
GM:ジョークw
GM:信頼うれしい~
GM:では、オープニングフェイズはここまでです!
GM:シーンプレイヤーはリギルくん。以降、基本は全員登場を推奨します。
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(42 → 48)
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(43 → 48)
望月火輪:望月火輪の財産点を2D10(→ 8)増加(21 → 29)
天藤ちひろ:天藤ちひろのイニシアチブを1D10(→ 10)増加(6 → 16)
望月火輪:なおしたはずなのに!!!
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を2D10(→ 17)増加(37 → 54)
GM:あ、ちひろちゃんもイニシアチブになっている。逆に修正したからかもしれない
GM:ふり直しつつやっちゃって!
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(37 → 45)
望月火輪:よしよし
天藤ちひろ:あれっ
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(35 → 41)
GM:ありがとう!
GM:合流して吸血鬼事件、ケルナルのことなんかを話していき、調べるぞ!おー!となったら〆るようなシーンでございます。
GM:”エルフィルム”が所持するカフェバー『四分儀』。あなたたちはひとまず、ここを会合の場に定めた。
GM:一班はひとまず調査に出かけている。
庄野あるか:ふたりの面倒はわたしとお父さんが見てあげるね、とふたりに連れられて出ていった。
リギル・ソルテール:(こりゃ、タカマサが保護者やる羽目になるな……)
天藤ちひろ:(こ、こんなお店くるのはじめて……制服でよかったのかな……)
天藤ちひろ:メニューとにらめっこしながら周囲の気配に気を回す
日裏巡:「色んな種類があるんだねえ」壁に飾られた酒瓶を眺めている。
日裏巡:「貴勝くらいしかお酒飲まないから今まであまり気にしてなかったなあ」
リギル・ソルテール:「ちひろ。肩の力入ってんぞ」
リギル・ソルテール:「どうせ借りてんだ。家だと思ってくつろぎゃあいい」
リギル・ソルテール:ジンジャーエールぐびぐび
天藤ちひろ:「は、はい……それじゃあコークハイとポテトとスペシャルバーガーと……
望月火輪:「いっぱい食べるなあ」
望月火輪:「しかしちひろも悪くなったものだね。」
日裏巡:適当にいくつかお酒を混ぜている。
天藤ちひろ:「そうでしょうか……?」店の酒臭い雰囲気にふわりと漂う火輪の色香に頬を染めて
望月火輪:「学校帰りに制服でお酒を頼むなんてさ」
天藤ちひろ:「ひゃわっ!? どれかお酒でしたか!?」
リギル・ソルテール:「なんだ、知らずに頼んだのかよ」
日裏巡:「お酒興味あるよね」子供が悪戯をしたドリンクバーみたいな酒を持ちつつ
リギル・ソルテール:「おれは、ない」
天藤ちひろ:「私も無いですよぅ……」
リギル・ソルテール:「普通のコーラはこっち。コークハイは酒な」
日裏巡:「飲んでみればいいのに」
日裏巡:手元の酒を飲む。真顔になる。
望月火輪:クスクスと笑う
リギル・ソルテール:「カリン、お前もあんまからかうなよ」
天藤ちひろ:「なんか変わったコーラなのかと思ったら……そうだったんですね……」
日裏巡:「別の組み合わせを試した方がよさそうだ」
日裏巡:「これ誰か飲まない?」
リギル・ソルテール:「お前が飲まなかったら誰が飲むんだよ……」
望月火輪:「俺は自分から、完璧を崩す趣味はないなあ」
天藤ちひろ:「私は遠慮しておきます、ね」
リギル・ソルテール:「巡。一通り頼み終わったろ」
リギル・ソルテール:話を逸らすように
リギル・ソルテール:「情報整理と行こうぜ」
日裏巡:「貴勝へのお土産にしよう……。ああ、そうだね」
日裏巡:「拠点の方は大した収穫はなかったよ。リギルは何かあったかい?」
リギル・ソルテール:「『ケルナル』とかっていうよくわからねえ『薬』が表に出回り始めてる」
望月火輪:「ケルナル」
天藤ちひろ:「ケルナル?」
望月火輪:「名前にはなんらかの意味が込められているはずだけど」
望月火輪:「その響きからはなにも想像できないな」
日裏巡:「薬か。そういえば『業者』がそんな話してたような気もするけど、あれって『表』向きのやつじゃなかったっけ?」
リギル・ソルテール:「そう。『表』に向けて捌かれてる。ジャーム化リスクを上げるってもブルーゲイルよかちぃと高え程度だ」
リギル・ソルテール:「目的も、流通させてる業者も不明」
リギル・ソルテール:「だが放っておくと、こっちの仕事に障りが出かねねえってとこ」
日裏巡:「リギルがすぐに特定できていないってことは、成分が偶然そういう効果を持ったって訳じゃなさそうだね」
リギル・ソルテール:「まあ、要は取引さ。”エルフィルム”にここ好きに使っていいから調べてくれ、とよ」
天藤ちひろ:「取引……ですか」
リギル・ソルテール:「ちひろ、カリン。お前達の見解も聞いときてえ」
リギル・ソルテール:「あと、他にも気づいたことや変わったことがあったら共有しとけな」
望月火輪:「俺は”エルフィルム”と対して面識があるわけじゃないけど。」
望月火輪:「俺の受けてる印象からすると、ここの"家賃"より安い仕事を任せるやつじゃないだろうね。」
望月火輪:「それなりに面倒な仕事だと思っていいかな?」
リギル・ソルテール:「大体同意見だ」
リギル・ソルテール:「面倒だろうさ。肝心なことは言わねえ、でもこっちは乗るしかねえ」
望月火輪:「ふーん。」
望月火輪:愉しげな笑みを浮かべる。
天藤ちひろ:(二人がそう言うって事は相当に面倒なんだろうな……)
日裏巡:「大事なのは、その面倒さに見合った何かがあるか、だね」
日裏巡:「報酬だけなら見合わないとしても、その薬の出所に利用できる何かがあるかもしれない」
リギル・ソルテール:「そこが縁切りづれえトコなのよな」
天藤ちひろ:「薬……なんですよね……それもジャーム化リスクを上げる……」
リギル・ソルテール:「ああ」
天藤ちひろ:「……放置はしてはおけませんね」
リギル・ソルテール:「……………」
日裏巡:「決まりだね」にっこりと笑う。
望月火輪:「ま、”エルフィルム”の依頼に応えつつ」
望月火輪:「同時に彼を出し抜く仕事については」
望月火輪:「巡とリギルに任せるよ。得意だろ?そういうの。」
リギル・ソルテール:「ん?」
リギル・ソルテール:「お前はやらねえの?」
天藤ちひろ:「だ、出し抜く!?」声を抑える
天藤ちひろ:「そんな事するんですか」
リギル・ソルテール:「や、おれも出し抜くとまでは言わねえが……」ちひろちゃんに
日裏巡:「どうかな。その辺りはもっと詳しく調べてみないと分からないけど」
日裏巡:「火輪は他に何か気になることがあるの?」
望月火輪:「別に」
望月火輪:「今回はあるかのお守りが必要ない分。」
望月火輪:「二人が身軽に動けると思ったから任せようと思っただけだよ。」
望月火輪:「その上で俺の動く場所があるなら喜んで受け持つさ。」
リギル・ソルテール:「………ふうん」
日裏巡:「いつもあるかの世話を一番焼いてるのは火輪だと思うけどなあ」
望月火輪:そこまで言って
望月火輪:「ああ、一つ伝えたほうがいいことはあったか。」
望月火輪:左手で青白い脈が映える首筋を撫でる。
望月火輪:「その『ケルナル』の影響かはわからないけどね。」
望月火輪:「明らかに、自身の力と現状を把握できていないだろうオーヴァードに遭遇したよ。」
リギル・ソルテール:「ジャームなら、回収しとくとあいつらが喜ぶだろうが」
リギル・ソルテール:「そうじゃねえならUGNの案件だろ」
日裏巡:「『ケルナル』によるものなら手がかりにはなるかもね」
天藤ちひろ:「特徴とか、どんなオーヴァードの方だったんですか?」
望月火輪:「恐らくは吸血衝動。そしてブラムストーカーの症例を発しているだろうね。」
望月火輪:「見た目の特徴としては、金色の髪をした可憐な少年だったよ。」
天藤ちひろ:「吸血……ブラムストーカー……」
天藤ちひろ:「吸血鬼……?」
望月火輪:「そう言っても過言はないかもね。」
天藤ちひろ:「あっ、そんな噂が学校で出回ってまして、関係あるかは、わからないんですけど」
日裏巡:「噂?」
リギル・ソルテール:「お前が可憐と言うとか」
リギル・ソルテール:「よっぽどなんだな」
望月火輪:「ふふ、リギルもそう囁かれたい?」
リギル・ソルテール:顔を顰めて手で顔を隠す。「やめろ、そう言うの」
望月火輪:左手で口元を隠し、妖しげに微笑む
望月火輪:「ごめんごめん。ちひろ、続けて?」
リギル・ソルテール:ひゅ、と息を吐き出し、調える。ちひろに視線を移す。
天藤ちひろ:「リギルさんは可憐、というより端整、なような……あ、はい」
リギル・ソルテール:(端正ね……)
天藤ちひろ:「と言っても、吸血鬼が噂になっている、それだけなんですけど」
天藤ちひろ:「その方が無自覚に力を振ってるのなら、噂になっているのもおかしくないかなって」
望月火輪:「そうだね。実際俺が遭った時も。」
望月火輪:「彼はただ衝動のままに人間の血を欲しているようにしか見えなかった。」
日裏巡:「隠蔽を気にしていないのなら、それこそUGNが出張ってきてもおかしくないな」
日裏巡:「貴勝達にも伝えておいた方がいいかもね」
望月火輪:「死体の処理も、杜撰どころか気にする素振りもなさそうだったしね。」
天藤ちひろ:「え、じゃあ今その死体って……」
天藤ちひろ:青い顔をして火輪の方を見る
望月火輪:「その時の分は、俺が"処理"しておいたよ。」
天藤ちひろ:「な、なるほど」安堵のため息
望月火輪:「約束してしまったからね。彼と、もう一度逢うと。」
リギル・ソルテール:「また厄介ごと背負い込んだんじゃねえよな」
リギル・ソルテール:「大体お前、見境なく色んなやつ誘惑しすぎなんだよ」
望月火輪:「どうだろう?」
天藤ちひろ:「それはちょっと思いますが……UGNの人とか……びっくりしました……」
望月火輪:すっと左手の人差し指を口元に運ぶ。
望月火輪:淡い果実のように艷やかな唇に白い指先が触れ、わずかな水音が響く
リギル・ソルテール:片方しかない目を細める。
日裏巡:「火輪がやりたいなら好きにすればいいと思うよ。今回はむしろ、いい手がかりになるしね」
天藤ちひろ:その仕草のいちいちに頬を赤らめる
望月火輪:次の瞬間、人差し指の皮が弾かれ、肉が切れる
望月火輪:細く長い指が血に染まり。
望月火輪:そこから流される血を、水の入ったコップへと落とす。
望月火輪:透明の水の中に、流体力学の法則に則って鮮やかな紅い液体が渦を巻いて拡がっていく。
天藤ちひろ:「ひゃわっ!?」目を白黒させながらその姿を見ている
望月火輪:「彼が、これを欲しがっていたからね。」
望月火輪:「他の獲物で穢れていない時になら、くれてやってもいいとは言ったけど。」
リギル・ソルテール:「おいおい」
リギル・ソルテール:「そいつを理由に前線に出ねえみたいなこた、やめてくれよ」頭を片手で押さえる。
望月火輪:「心配するなよ。ちゃんと仕事はするさ。」
日裏巡:「それで素直に引き下がったのなら、ジャームではなさそうだね」
日裏巡:引き下がったとは言われていないが、襲われたのなら火輪ならば返り討ちにして、既にその少年はこの世にいない筈だ。
望月火輪:ほんの数滴の血を流しただけで、傷はいつの間にか塞がっている
望月火輪:そのことを確認するように、そっと指先に口吻をする。
リギル・ソルテール:「それならいいけどよ……ハラハラさせられんだよお前には」
天藤ちひろ:「私も今ハラハラしっぱなしです……」
日裏巡:「二人とも心配性だね」
望月火輪:「なら、しっかり守ってくれよ。」
望月火輪:「俺は完璧だけど、傷つくのは好きじゃないからね。」
リギル・ソルテール:「今更。お前ら守んのが前線出た時のおれの役割だろ」
望月火輪:「頼りにしてるよ」
天藤ちひろ:「よ、よろしくお願いします!」
望月火輪:「それで、これからの動きはどうするのかな。巡」
日裏巡:「ひとまずは『ケルナル』の流通を足で調査しつつ、火輪が会った少年も探すのがいいかな」
日裏巡:「ネットから辿るやり方で突き止められるなら、リギルが既に終わらせてる筈だからね」
望月火輪:「了解。」
リギル・ソルテール:「Roger」
日裏巡:「『表』も関わることだし、UGNには十分注意していこう」
望月火輪:「それと」
望月火輪:「ちひろには『吸血鬼の噂』がどの程度広まっているか調べてもらうのもいいんじゃないかな?」
望月火輪:「表の情報を表の視点から調べるなら、彼女が一番向いてるだろ?」
天藤ちひろ:「噂についてですね、わかりました!」
望月火輪:「巡なんて、そのへんの伝手は全くなさそうだしね。」
日裏巡:「うん。天文台の時のはもう使えないしね」
日裏巡:そう言ってから、何かが引っかかったような表情をする。
日裏巡:「まあいいか」
日裏巡:昼間の騒動とも言えない騒動を思い出しかけたが、伝手と呼べるものではないな、と思考の端に置き直した。
望月火輪:「なにその思わせぶりな素振り。」
リギル・ソルテール:「……天文台か。恋しいな」
リギル・ソルテール:設備があればあるほど能力が発揮できるリギルにとっては現状使えない設備があることはストレスでしかない。
天藤ちひろ:「そうですね……」
天藤ちひろ:なんだかんだ自分にとってすべての始まりはあそこだ
リギル・ソルテール:「巡」
リギル・ソルテール:「今思い出したやつ、どっかにメモっとけよ……ってあんたならそれも必要ねえか」
日裏巡:「んー、関係ないし、あまり役には立たないと思うけど、分かった。覚えておくようにするよ」
リギル・ソルテール:「どこに崖が口開けてるかもわかんねえように、何が入り口になるかわかんねえモンさ」
GM:シーンエンド!ロイス取得変更と購入ができる。
GM:また、何かを…何をだろう 結成したい場合は宣言してください
日裏巡:では……
日裏巡:カンパニー『ムカウセル』の結成を宣言します!
天藤ちひろ:わーい
リギル・ソルテール:やったぜ
日裏巡:みんなにお小遣いとして財産点4点あげるね。
GM:やりおる
日裏巡:あと情報の達成値が増えたり、回復量が増えたり、バックトラックのダイスが増えたりします。
GM:こうらしいです 天文台はもうないのに!
望月火輪:やったー
日裏巡:むしろスパの説得力は増えたかも。数ある拠点の中にスパがある
天藤ちひろ:能力訓練:社会と一体化してアームドスーツ狙います
GM:なるほどね
リギル・ソルテール:武器買おうかなーと思ってたけど
リギル・ソルテール:強化素材照準器のほうがいいかもなー
天藤ちひろ:4dx+4>=15
DoubleCross : (4DX10+4>=15) → 10[3,7,8,10]+2[2]+4 → 16 → 成功
日裏巡:コネ:手配師とバッドフレンドの効果使用しつつ、アンチマテリアルライフル狙います
天藤ちひろ:やった成功、装備します
リギル・ソルテール:強化素材買いまーす
日裏巡:9dx+5>=24
DoubleCross : (9DX10+5>=24) → 9[1,1,3,3,4,5,7,8,9]+5 → 14 → 失敗
日裏巡:失敗!
リギル・ソルテール:2dx+2>=15 今回はコネなし
DoubleCross : (2DX10+2>=15) → 6[5,6]+2 → 8 → 失敗
リギル・ソルテール:失敗ー
リギル・ソルテール:ロイスは……
リギル・ソルテール:取っとくか。
日裏巡:ロイスはとりあえず保留かなー
望月火輪:アンチマテリアルライフル
リギル・ソルテール:悪友?/望月火輪/信頼:○/不安/ロイス
GM:あらあら
天藤ちひろ:ロイスは保留で
望月火輪:6dx>=24
DoubleCross : (6DX10>=24) → 10[2,3,4,4,7,10]+8[8] → 18 → 失敗
望月火輪:うーん、とっておくか、
望月火輪:同胞/リギル・ソルテール/友情○/不明
望月火輪:以上です
GM:ほほう
GM:了解しました!
GM:情報収集と共有のシーンです。シーンプレイヤーは巡さん。調査がしたい者は登場せよです!
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(48 → 58)
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を1D10(→ 7)増加(48 → 55)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(41 → 51)
GM:皆ー!
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(45 → 46)
GM:クールな男が一人
望月火輪:やっと低めが!
GM:では、調査できるのはこの4つ!
GM:やりたいものを見つけ、ふってみよう。
望月火輪:暁斗についてについていきます!
リギル・ソルテール:ほーん
日裏巡:噂話だとコネが使えないので一気にダイスが4つ減るんだよなあ
望月火輪:情報FHで
天藤ちひろ:吸血鬼事件についていきます、情報FHで
望月火輪:6dx+2+2+2>=8
DoubleCross : (6DX10+6>=8) → 9[1,2,3,4,7,9]+6 → 15 → 成功
望月火輪:やったぜ
リギル・ソルテール:ケルナル、FHで行きます 要人への貸し使用
日裏巡:それでも4つ触れるしカンパニーの補正もあるし、土岐灯里行くか
GM:カンパニーの補正でかすぎる
日裏巡:素振りで行きます
リギル・ソルテール:5dx+3+2+2>=10
DoubleCross : (5DX10+7>=10) → 10[2,9,10,10,10]+9[1,3,9]+7 → 26 → 成功
日裏巡:4dx+4>=6
DoubleCross : (4DX10+4>=6) → 9[4,5,8,9]+4 → 13 → 成功
リギル・ソルテール:?
GM:ヤバ
天藤ちひろ:3dx+3>=7
DoubleCross : (3DX10+3>=7) → 9[1,7,9]+3 → 12 → 成功
GM:全員成功のようす!
GM:では開示していきましょう。
GM:ここはリギルくんの達成値がとくに高かったので補完情報も。
リギル・ソルテール:おお
GM:この『アルファ』がOPで言及していたαトランスと同性質である、と理解していて大丈夫です。
リギル・ソルテール:ははーん!
リギル・ソルテール:りょっか!
GM:共有はどういうシチュエーションがいいとかあるかな?
GM:こちらは 次シーンが穂波由奈から事件の噂を聞くイベントになるので、そういう感じにつなげてくれればいいかな!くらいでお任せします
天藤ちひろ:あ、次シーンなんですね
GM:ですです!
望月火輪:どうしようかなー
望月火輪:白百合女学院の空き教室にいきなり3人がいてちいちゃんをびっくりさせる?
リギル・ソルテール:こわい!
天藤ちひろ:こわっ、というか私も含めて不法侵入!
GM:このシーンで共有→穂波と会う→その後のシーン こうだね
GM:wwww
GM:巡産のキープ拠点があればそうでもいいし。
リギル・ソルテール:ミュージアムがあるし
リギル・ソルテール:ちょっとしたギャラリーの一室を貸し切ってもらって
GM:あ、いいですね
日裏巡:おおー
リギル・ソルテール:軽く絵を飾っておけば…
リギル・ソルテール:ダミー?として
GM:そう言う感じで描写しようかな、では
リギル・ソルテール:お願いします!
望月火輪:かっこいい!
GM:個人経営の小さな画廊。
GM:いくつかの油絵と彫刻が展示された細長い一室は、いまはあなたたちに貸し切られている。
GM:セルが確保しているキープハウス。
GM:それがこの画廊のもつ裏の顔だった。
リギル・ソルテール:「どうする?目玉商品からやってくか?」
天藤ちひろ:「そうですね、重要な情報からの方が良いんじゃ……ないでしょうか?」
望月火輪:「自信ありげだね。」
望月火輪:「君がそんな言い回しをする時は、価値の在る話を聞ける。」
日裏巡:「お願いするよ、リギル」
リギル・ソルテール:それぞれの端末と車椅子に内蔵されたモニターに情報を映して行く。
リギル・ソルテール:「『ケルナル』。ビンゴっつっていいのかね。『アルファ』って物質が含まれてた」
リギル・ソルテール:「要は、アレだ。αトランスと同じような作用をする」
リギル・ソルテール:「で、『ケルナル』はそいつの隠れ蓑っつうわけ」
リギル・ソルテール:「……似たようなことやってるよな?」
望月火輪:「だね。」
望月火輪:「けど、そうなると。」
望月火輪:「やっぱりその背後にいるやつらが問題だね。」
天藤ちひろ:「……」複雑な表情
日裏巡:「何の目的で流通させてるかで、対応も変わってくる」
日裏巡:「『プレミュール』みたいにとにかくジャームを増やしたいだけなら、むしろ協力できるけど」
日裏巡:「私達のように収穫が目的なら商売敵ってことになるね」
リギル・ソルテール:「そういうこった」
リギル・ソルテール:「カリン、例の吸血鬼クンと繋がりはありそうか?」
望月火輪:「ふむ」
望月火輪:左手で顎先にそっと触れる
望月火輪:「まず、リギルと違って口頭での説明になることを許してもらいたい。」
リギル・ソルテール:トン、とひとつキーを叩くと、奇妙なマスコットがぺこりとお辞儀をしているアニメーションが端末に表示される。
天藤ちひろ:「わ、かわいい」
望月火輪:「UGNの端末から盗み見た情報になるからね。」
望月火輪:「物理的に運び出すまでには至らなかった。」
日裏巡:「大胆なことしてるね、火輪」
望月火輪:「リギルの言った通り、『吸血鬼』は本来UGNの案件だからね。」
望月火輪:「なら、彼らの調査結果を見させてもらうのが一番確実で、てっとり早いだろ?」
望月火輪:「その上で、だ。」
望月火輪:「UGNの調査によれば、彼の被害者の中にオーヴァードは存在していない。」
望月火輪:「無力な一般人だけをターゲットにしている。」
日裏巡:「まあ、無差別に襲えば、確率的にそうなるだろうね」
望月火輪:「そして、時折被害者を死に至らしめることもあるが、殺害が目的ではなくあくまで吸血を優先しているとプロファイリングもしているようだね。」
望月火輪:「ここまでの情報なら巡の言う通り。」
望月火輪:「だけど。」
望月火輪:「生き残った被害者たちの全員から」
望月火輪:「強いレネゲイド反応が検出されたらしい」
リギル・ソルテール:「ははあ」
リギル・ソルテール:「『効いてる』やつだな」
望月火輪:「オーヴァードを狙っているわけではない。」
望月火輪:「けれど、強いレネゲイド反応には惹かれている。」
望月火輪:「ここまでそろうと、俺には偶然とは思えないね。」
天藤ちひろ:「たしかに……」
日裏巡:「『なりかけ』の血が美味しかったりするのかな」
望月火輪:「UGNもそれを偶然とは考えていない。」
望月火輪:「だけど、連中はまだ『ケルナル』のことを掴んでいない。」
望月火輪:「その点が今の俺達の優位だ。」
望月火輪:「それを活かせる内に、状況を進めていくべきだと思う。」
日裏巡:「うん。となると、『吸血鬼』事件の分布と『ケルナル』常用者の行動範囲はある程度相関関係にあると考えてもいいかもしれないね」
リギル・ソルテール:「『プレミュール』の活動は今は抑えられてるんだったか?」リーダーに確認
日裏巡:「彼らもUGNに目を付けられているからね。今は潜伏してる筈だよ」
リギル・ソルテール:頷く「じゃあ、分布は『ケルナル』に寄るものと仮定して入力しとく」
望月火輪:「ちひろからは」
望月火輪:「『吸血鬼』について何か補足はあるかな?」
リギル・ソルテール:「確か白百合女学院の方で被害が出てたんだったか?」
天藤ちひろ:「あ、はい」
天藤ちひろ:「まず、被害の多い場所は白百合女学院から繁華街のあたりみたいです」
日裏巡:「繁華街が多いのはまあ当然だろうね。ドラッグの流通には一番都合がいい」
天藤ちひろ:「被害者は昏倒させられた間に首筋に」と、自分の髪をかき上げて首筋を指して
天藤ちひろ:「小さな穴をあけられて血を吸われてる、みたいです」
天藤ちひろ:「……と、調べている途中に、犯人捜しをしているUGNの方らしき人に遭遇しました」
望月火輪:「俺の知る吸血鬼と同じだね。」
天藤ちひろ:「まだ犯人を絞り込む段階まではいけてなくとも、繁華街周辺に潜伏してるとあたりはつけているみたいです」
リギル・ソルテール:「どれも同根……か」
日裏巡:「吸血鬼の方は分からないけど、『ケルナル』に関してはむしろ白百合女学院の方が怪しいね」
日裏巡:「表向きパーティードラッグとされているなら、繁華街は自然な流通だけど、白百合の方は不自然だ」
天藤ちひろ:「お嬢様学校らしいですからね……雰囲気に合わない気はします」
リギル・ソルテール:「確かにな……どんな仮定ができる?」
望月火輪:「内部に売人がいる。」
望月火輪:「学校がどれほど品行方正を謳おうと」
望月火輪:「火遊びに興を見出す人間は少なからず現れるものだからね。」
日裏巡:「うん。白百合は寮制で規則が厳格な学校だ。部外者が警備をかいくぐって定期的に侵入するだけのメリットがあるとは考えにくい」
天藤ちひろ:(凄い、もうそこまで絞れるものなんだ……)
日裏巡:「あ、そうだ。そういえば火輪。私にも伝手があったよ」
日裏巡:「白百合の教師とこの前偶然知り合ったんだ」
リギル・ソルテール:「………だろ?」
リギル・ソルテール:「カメラからは遠かったが……」
リギル・ソルテール:「教師っつうのはあそこからでも見られたしな」
望月火輪:「へえ……」
望月火輪:「どうやって知り合ったの?」
天藤ちひろ:「白百合の先生と……」
日裏巡:「彼女が鞄を盗まれたのに、ぼーっと見てたから、何で取り返さないのかなあと思って声をかけたんだ」
望月火輪:「それは先生も可哀想に。」
望月火輪:奇妙であると同時に根源的な質問を繰り返す男に絡まれた見ず知らずの先生に同情する。
日裏巡:「その時中高の教師って言ってたのを思い出して、この辺りで中高一貫校は白百合くらいだから調べてみたら正解だったよ」
日裏巡:「土岐灯里。連絡先は知らないから、再度接触するには少し手順を踏む必要があるかもね」
リギル・ソルテール:「ま、そん時あ、おれも手伝うさ」
リギル・ソルテール:「顔と名前がわかってんだからな」
望月火輪:「別に俺が今から伝手を作ってもいいんだけど。」
望月火輪:「今の俺はリザーブを受けている立場だからね。二人に任せるよ。」
日裏巡:「任せてよ」
リギル・ソルテール:「へえへえ」
リギル・ソルテール:「おモテになって大変だよなあ、美少年は」
天藤ちひろ:「あ、伝手ってそういう……」
望月火輪:「それもちゃんと役立ててきただろ?みんなのためにさ」
望月火輪:棘を刺してくるようなリギルの言葉を楽しむようしながら言の葉を返す。
リギル・ソルテール:「まあな。文句つけようがねえ程に、だ」
リギル・ソルテール:「ああ、ちひろ」
リギル・ソルテール:「お前の方には伝手ねえの?」
天藤ちひろ:「はい? 何でしょうか?」
天藤ちひろ:「私の方に……」一瞬、噂を聞いた少女の顔が浮かび
天藤ちひろ:「……いえ、噂を言っていた子くらいです、あんまり大したことは」
天藤ちひろ:「明日学校に行ったときにでも、詳しく話を聞いてみます」
リギル・ソルテール:「オッケー。じゃあそっちは頼んだ」
天藤ちひろ:「はい、任されました」
望月火輪:「じゃあ、俺は繁華街の方を調べてみようかな。」
望月火輪:「UGNに同じ手を使い続けるのは危険だしね。」
リギル・ソルテール:「………」
リギル・ソルテール:火輪の方を見ている。
リギル・ソルテール:「あのさあ」
望月火輪:その視線に気づき軽く手をふる
望月火輪:「なにかな?」
リギル・ソルテール:「リザーブとか、なんだとか言ってるけどよ」
リギル・ソルテール:「お前はそれで死んだ時納得できんの?」
望月火輪:少年の顔から、常に纏っている笑みが消える。
望月火輪:「どうだろうね。」
望月火輪:「俺に相応しい『死』を与えてくれる。」
リギル・ソルテール:「それは『お前自身』だ」
リギル・ソルテール:「何度も、聞いてたぜ」
望月火輪:「よくわかってる。」
リギル・ソルテール:「………もし」
リギル・ソルテール:「妥協とかすんなら、追い出すからな」
望月火輪:その言葉に、目を細める
望月火輪:「俺はね。俺に相応しい『死』を与えてくれると確信出来る人間に会ったことはない。」
望月火輪:立ち上がる。リギルの側に向けてゆるりと歩を進める。
望月火輪:「だけどね。」
リギル・ソルテール:指はキーボードの上に。
望月火輪:トン、とリギルの車椅子に手を置く。
望月火輪:「俺に相応しい『死』を与えてくれる『かもしれない』と」
望月火輪:「『予感』させてくれる人間には何度かあったことがあるんだ。」
望月火輪:細く靭やかな体を、車椅子にあずげる。
リギル・ソルテール:目を細める。視界には標的を示す印。
望月火輪:色素の薄い髪がリギルの髪と絡み合う。
望月火輪:「だから、ね。」
望月火輪:「君が”それ"に値すると信じることが出来たのなら。」
望月火輪:「リギルが、『ここ』を穿ってくれてもいいんだよ?」
望月火輪:リギルの手を自らの胸元に当てながら
望月火輪:火輪の声がリギルの耳元を揺らした。
リギル・ソルテール:目を伏せる。BPMの表示。
リギル・ソルテール:規則正しく動く心臓。
リギル・ソルテール:「……そうか」
リギル・ソルテール:ふ、と口を歪める。
リギル・ソルテール:「悪くねえアイデアだ」
リギル・ソルテール:「それこそ、おれが届いた証明だからな」
望月火輪:「ふふ、待ってるよ。」
望月火輪:「だけど、早く手を伸ばしてくれないと。」
望月火輪:「俺はきっと、消えちゃうからね。」
リギル・ソルテール:「……お前が後悔するようなことにだけはさせねえって」
リギル・ソルテール:そう言って、絡んだ髪を解いた。
GM:シーン終了。ロイスの取得および変更/購入判定ができます。
日裏巡:アンチマテリアルライフル! 手配師とバッドフレンド使用!
日裏巡:9dx+5>=24
DoubleCross : (9DX10+5>=24) → 8[1,1,3,5,6,7,8,8,8]+5 → 13 → 失敗
日裏巡:駄目だー
日裏巡:ロイスはまだ保留かな
望月火輪:うーん
望月火輪:応急手当
望月火輪:6dx
DoubleCross : (6DX10) → 5[1,1,4,4,5,5] → 5
望月火輪:嘘…!!
天藤ちひろ:ロイス保留で、購入は強化素材で
望月火輪:ダメです。
リギル・ソルテール:うーん、ロイスはまだ保留か
天藤ちひろ:1dx+4>=15
DoubleCross : (1DX10+4>=15) → 5[5]+4 → 9 → 失敗
リギル・ソルテール:うーんと
リギル・ソルテール:照準器
リギル・ソルテール:2dx+2>=15
DoubleCross : (2DX10+2>=15) → 6[4,6]+2 → 8 → 失敗
リギル・ソルテール:まあいいだろう 以上
GM:了解!
望月火輪:ロイスは保留!
GM:穂波と会い、話を聞くシーン。シーンプレイヤーはちひろちゃん。
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(51 → 53)
リギル・ソルテール:《サードウォッチ》を宣言。
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を2増加(55 → 57)
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を1D10(→ 8)増加(57 → 65)
リギル・ソルテール:シーン内出来事を見聞きします。
リギル・ソルテール:ちひろちゃん頑張って!
GM:では、帰り道の描写だけしていきます。
GM:放課後、帰り道。
GM:制服の学生たちが家路に、あるいは街へ繰り出す時間。
GM:あなたもまた学校鞄を抱えて、穂波と歩いていた。
穂波由奈:「予定あってよかった」
穂波由奈:「天藤んちって夜遅いと厳しい系なん?」
天藤ちひろ:「いえ、特には……あまりに遅いと怒られてしまいますが」
天藤ちひろ:最近は遅いどころではない事ばかりだったのであまり気にしてはいなかったが
天藤ちひろ:(あんまり心配かけるのも良くないですよね……)
天藤ちひろ:「穂波さんのお家は厳しいのですか?」
穂波由奈:どこかで伸ばされているレネゲイドの知覚に気づくはずもなく、欠伸をする。
穂波由奈:「いんや、家はべつに。今はだから…だいじょぶ」
穂波由奈:「中学は寮があれだったくらいかなあ」
天藤ちひろ:「ああ、白百合学園……」
穂波由奈:「そういうのユルい先生に頼んで、たまに遊んでたけど」笑う。
天藤ちひろ:「そういう先生もいらっしゃるんですね」こちらも微笑を返す
穂波由奈:「そうそう。つってもレアだったけど…」
穂波由奈:「めっちゃやる気ない先生だったんだよね」
天藤ちひろ:「やる気の無い?」
穂波由奈:「んー。なんていうのかな」
穂波由奈:「なんか全然、気持ちが入ってないっていうか、どうでもよさそうなの」
天藤ちひろ:「ど、独特な先生ですね……」
穂波由奈:「うちらが雑にイジっても、逆にすごい生徒で揉めてても、はあ…みたいな?」
穂波由奈:「でも、なんか」
穂波由奈:「楽だったな、あたしは」
穂波由奈:「…放っといてくれる大人のが楽なことない?」
天藤ちひろ:「まあ確かに、そういう人がいた方が安心できることは……ありますね」
天藤ちひろ:「私も気持ちはちょっとわかります」
穂波由奈:「へー。きいといてなんだけど、意外かも」
天藤ちひろ:「そうですか?」
穂波由奈:「わりと、もっと優等生系かと思ってた」
天藤ちひろ:「私、そんなに優等生じゃないですよ」
天藤ちひろ:「勘違いされるような風体な自覚はありますが」
天藤ちひろ:「結構悪い事も、してるかもしれませんし」
穂波由奈:「…へー?」首を傾げる。
天藤ちひろ:「言えないような事もしてますよ、多分」
穂波由奈:「ミステリアスなやつだ」
穂波由奈:「ああでも、すげえヤバい彼氏とかいるの、意外と天藤みたいな子かも」
天藤ちひろ:「え、ええ?」
穂波由奈:「いたりせん~?」
天藤ちひろ:「今のところはそういった予定は無いですっ」思わず浮かんだ顔に頬を染めて
天藤ちひろ:かぶりを振って振り払って
穂波由奈:「あ、マジか」その様子にウケている。
天藤ちひろ:「マジですよ~」
穂波由奈:「好きな人とかもまだ予定なし?」揶揄い続ける。
天藤ちひろ:「はい……まぁ、私にはまだ早いかなって……」
穂波由奈:「そーなん?」まばたき。
天藤ちひろ:「色々たてこんでるので」
穂波由奈:「あー」
穂波由奈:「……」
穂波由奈:「あのさ」
天藤ちひろ:「……はい?」首を傾げる
穂波由奈:「なんか…学校で言うのもなと思ったんだけど」
穂波由奈:遠ざかる校舎にいちど、目を向けてから。
穂波由奈:「なんで私に、って言ってたじゃん。声かけたの。」
天藤ちひろ:「はい」頷く
穂波由奈:「茅葺と仲良かったでしょ?」
穂波由奈:もういなくなった少女を名字で呼ぶ。
天藤ちひろ:「……! そう、ですね」声が震えてないだろうか、不安になりながらも言葉を返す
穂波由奈:それを、友人が死んだ悲しみでしかないと認識する。続ける。
穂波由奈:「あたしは…友達っていうか、お互いフォローしてただけなんだけど」
穂波由奈:スマホの画面を見せる。SNS、フォロー中の表示。もう動かないアカウント。
天藤ちひろ:「これは……そうだったんですか」
穂波由奈:「ヨカナーンにけっこうハマってて。たまにその話してたんだよね」
穂波由奈:「でも学校ではちゃんと話したこと、なかったから」
天藤ちひろ:「だから、私に?」
穂波由奈:「ん」
穂波由奈:「なんか…その後も、ずっと…ちゃんと覚えてる人なんだなーと思って」
穂波由奈:「そーゆー感じ」
穂波由奈:とだけ言って、動かないアカウントの表示画面を閉じる。
天藤ちひろ:「憶えてる人がいてくれたのは私も嬉しいです」
天藤ちひろ:「クラスの皆さんも、気を遣ってかあまり触れられる事もなくなっていましたし」
天藤ちひろ:「ありがとうございます、穂波さん」ぺこりと頭を下げる
穂波由奈:「えー。なになに」笑う。
天藤ちひろ:「いや、凄く嬉しかったのでつい」笑みを返しながら
穂波由奈:「あたしも…なんか、ありがとね。聞いてくれて」
天藤ちひろ:「いえ、教えてくださって嬉しかったです」
穂波由奈:そして、ふと思い出した顔をする。
穂波由奈:「…そーいや」
穂波由奈:「天藤は、あのときのライブには、行ってないんだよね?」
天藤ちひろ:「えっと。 まあ……はい」表向きどうなってるかは詳しくは知らないが、たぶんそういう事になってるはずだ
穂波由奈:「よかった」
天藤ちひろ:「えっ?」
穂波由奈:「あたしもチケとれなくて、行けてなかったんだけど」
穂波由奈:「白百合でさ、行ってた子が何人かいるんだけど」
穂波由奈:「あのライブいった子って、吸血鬼に襲われやすいんだって」
天藤ちひろ:「あのライブに行った子が……吸血鬼に、ですか?」
穂波由奈:「ほんとかわかんないけどね。何人かは聞いたから…天藤、白百合じゃないけど」
穂波由奈:「行ってないなら、なんか、よかった」
天藤ちひろ:接続されるとは思っていなかった話題同士の繋がりに思わず問いを返す
天藤ちひろ:「そう、なんですか……」
天藤ちひろ:「……吸血鬼って、何なんでしょうね」思わず言葉がまろび出る
穂波由奈:「なんなんだろねえ。血を吸わないと生きられないなんて」
穂波由奈:「そんなのいるわけないのに、いるみたいで、なんか変だよね」
天藤ちひろ:「あっ、そうですよね。」
天藤ちひろ:「いるはずなんてないのに、いるみたいですね」危ない危ないと、息を吐く
天藤ちひろ:「でも、それらしい犯罪者がいるんだとしたら、怖い話ですよね……穂波さんも気を付けてくださいね」
穂波由奈:「おー。ありがとね」ゆるく返す。
天藤ちひろ:「えっとその、本気で心配してますからね」
天藤ちひろ:こちらは少し泣きそうな真面目な調子で言葉を紡ぐ
穂波由奈:その調子に、不思議そうにしてから。
穂波由奈:「うん」
穂波由奈:「わかった。…だから、うん。そんな顔すんなし」穏やかに返す。
穂波由奈:「行こ~」
天藤ちひろ:「あ、はいっ!」
天藤ちひろ:「すいません私ったら、つい」
天藤ちひろ:そう言いながら穂波について行く
GM:夕陽が沈みゆき、やがて夜が来る。その少しだけ前の時間のことだった。
GM:こんなところかな。ロイスと購入判定。ちひ・リギはどうぞ!
リギル・ソルテール:えっ購入していいのか!?
天藤ちひろ:穂波さんの感情を:友情/隔意 に変えておきます
GM:いいよ~
リギル・ソルテール:じゃあお言葉に甘えて
天藤ちひろ:購入は強化素材を、能力訓練と一体化して判定
リギル・ソルテール:照準器
天藤ちひろ:4dx+5>=15
DoubleCross : (4DX10+5>=15) → 8[2,2,6,8]+5 → 13 → 失敗
リギル・ソルテール:3dx+2>=15
DoubleCross : (3DX10+2>=15) → 10[3,6,10]+3[3]+2 → 15 → 成功
リギル・ソルテール:買えた!キーンナイフに取り付けます。達成値+1
天藤ちひろ:2点払って取得、OVVに付けます 攻撃力+1
天藤ちひろ:残り3点です
GM:はーい!
GM:ここは違法薬物の実態を調査するため、繁華街へ行くシーンとなります。
リギル・ソルテール:ふんふむ
GM:ミドル戦闘があり、終了後イベントが発生します。
GM:シーンプレイヤーは望月くんで、全員登場推奨。
望月火輪:まかせろー!
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(46 → 55)
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(65 → 75)
望月火輪:侵蝕が高いよう
望月火輪:リギーもやばいよう
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を1D10(→ 6)増加(58 → 64)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(53 → 62)
リギル・ソルテール:たかい高い
GM:ここまで説明しといていいか 常用者が襲撃するので戦闘になります。ボディを入手してもいいよ
望月火輪:来たな!ボディ!!
リギル・ソルテール:BODY
GM:では描写していくね!
GM:そしてふたたび、繁華街。
GM:”エルフィルム”が流通ルートの大元は探れないまでも、末端の売買者までは絞りこめたという。
GM:あなたたちは彼とともに、裏通りを歩いていた。
”エルフィルム”:アンチ・ワーディングマスクを嫌そうに手にしている。
”エルフィルム”:「OVの揉め事があったらいろいろ頼むわ」
リギル・ソルテール:「ま、何もなしにとんとん拍子、なんて期待しちゃあいねえよ」
望月火輪:「了解。その時は案内料と相殺だね。」
天藤ちひろ:「何もないのが一番ですけど……ね」周囲を警戒しながら
リギル・ソルテール:「そうだ……な」歯切れ悪くちひろに応える
天藤ちひろ:(何かあったのかな)妙な反応を返すリギルに首を傾げて
日裏巡:「さて、どうかな。何かあった方が事態は進むかもしれないよ」
リギル・ソルテール:「相変わらず人の機微とかわかんねえでやんの」リーダーに向けて
日裏巡:「そう? 『ケルナル』の流通元からすれば、遠からずUGNや私達のような他のセルが出張ることは予想して然るべきだし、何か手を打っていてもおかしくないと思うけどなあ」
”エルフィルム”:(なんか妙にコエーんだよなここのリーダー…)
リギル・ソルテール:「それはそれ、これはこれなんだよ。吸血鬼の被害者にはおれらもいっちょ噛んでんだ」
リギル・ソルテール:「ちひろが気にしねえわけねえだろが」
天藤ちひろ:「ふぇっ、私ですか」
天藤ちひろ:「えっと、ありがとうございます」
望月火輪:「ふふ、リギルは優しいね。」
日裏巡:「そうなんだ。ごめんね、ちひろ」
天藤ちひろ:「いえ……」
望月火輪:「さて」
望月火輪:「リーク通りならそろそろ営業を始めててもおかしくない時間なんだよね。」
天藤ちひろ:「あ、そうですね」火輪の言葉に身構える
GM:駐車場近く。周囲は雨風避けに囲まれていて、薄暗い。
”エルフィルム”:マスクを装着する。「ああ」
GM:数分の誤差を経て、人の気配がある。
GM:値段を問うかすかな声。人影。
リギル・ソルテール:《アンテナモジュール》《タッピング&オンエア》
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を1増加(75 → 76)
リギル・ソルテール:音を拾い、こちらで聴けるようにする。
GM:買いに来たとおぼしき、どこか裏の匂いのする人間を知覚できるだろう。
GM:『……相変わらず、妙に安いな』
GM:『つっても、俺らも上は知らねえんで、…』
リギル・ソルテール:リアルタイムで字幕に変換し、仲間に見えるようにする。
GM:しばらくは単純な会話と価格のやりとり。
GM:だが。
GM:不自然に、声が止まる。
GM:《かぐわしき鮮血》。
GM:『…あ?』
GM:『あー』
GM:『これ、居るんじゃない?』妙に幼い口調になり。
GM:バタン!と人々が倒れ込む音がする。
日裏巡:「あったね、何か」
リギル・ソルテール:「来るか」
GM:そして。あなたたちのいる方角に。
天藤ちひろ:「い、行きますか?」
望月火輪:「行こう」
GM:ザシュッ、と風を切る音、血の刃が飛来する!
リギル・ソルテール:「ついてこい!」
リギル・ソルテール:高速回避機動。
リギル・ソルテール:そして、それについて行けるよう皆を誘導する。
望月火輪:「ワーディングはなしでいいかな。UGNの探知が怖い。」
天藤ちひろ:頷いて、リギルの後ろに続く
日裏巡:「ああ。周囲に気付かれる前に片付けよう」
日裏巡:「手短に行こう――“清虚”、“ネヴァー”、“オーヴ”」
日裏巡:コードネームでの呼称は、作戦行動開始の合図だ。
GM:では、そこには。
GM:さきほどからいた、売人と取引をしていた人間たち。
GM:しかし彼らは不自然に起き上がっている。
GM:細い血の糸で吊られ、操り人形のように。
GM:そしてその目は虚ろに…あなたたちを捉えた。
GM:ミドル戦闘を開始します。
GM:エネミーはこの操られた…なにものかに従者化されたとおぼしき人間たち。
GM:数は三体、仮称は「血憑」と表記します。
GM:勝利条件はこのエネミー全ての戦闘不能。
GM:こうかな。
望月火輪:はっや!!
GM:はやいぞーククク
天藤ちひろ:速い
GM:では開始していこう!
GM:セットアップから。
GM:エネミーはないです
日裏巡:ハウスオブデモンズ シーン内の任意のキャラクターの行動値+5
日裏巡:日裏巡の行動値を5増加(8 → 13)
GM:こわいよー
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの行動値を17に変更(12 → 17)
天藤ちひろ:なし
リギル・ソルテール:セットアップはなし
望月火輪:行動値が9に
望月火輪:タブレット+多重生成+活性の霧
望月火輪:PC全員の攻撃力+21、ドッジダイス-2
リギル・ソルテール:いただきまーす
天藤ちひろ:もらいます
望月火輪:侵蝕が+8
日裏巡:いただきます!
望月火輪:以上で!
GM:うす!
GM:あ、演出はラウンドごとにやっていきます。
望月火輪:はーい!
GM:そっちと一緒が良いかな?リーダーとモッチがあればいましてもいいよ
望月火輪:まとめてで大丈夫です!
日裏巡:大丈夫です!
GM:りょ!
GM:ではイニシアチブ。
GM:最速は17のリギルくんだね。どうぞ!
リギル・ソルテール:あ、はい!
リギル・ソルテール:んーと、エンゲージ移動は…なしでいいかな。
リギル・ソルテール:このままメジャーに移ります。
GM:こいっ。
リギル・ソルテール:コンボは▼撃って、縛る:《アタックプログラム》+《スパークウェッジ》
リギル・ソルテール:命中時、自身以外含む攻撃で[LV*3]ダメージ
GM:邪悪!
リギル・ソルテール:レベルは5なので、15ダメージですね
リギル・ソルテール:というわけで撃ちます。対象はA
血憑A:ニャーン
血憑A:妨害などはないです。どうぞ!
リギル・ソルテール:6dx+34
DoubleCross : (6DX10+34) → 9[1,2,4,5,7,9]+34 → 43
リギル・ソルテール:安定安定
GM:固定値…
血憑A:まだチャンスはある ドッジ
血憑A:2DX
DoubleCross : (2DX10) → 8[2,8] → 8
血憑A:フン ダメージをどうぞ!
リギル・ソルテール:ではダメージ!
リギル・ソルテール:5d10+1d10+5 装甲値-5
DoubleCross : (5D10+1D10+5) → 29[4,2,7,8,8]+3[3]+5 → 37
リギル・ソルテール:あ、
リギル・ソルテール:活性の霧で+21
リギル・ソルテール:58ですね!
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を6増加(76 → 82)
GM:う、うげ!!
GM:そのダメージは…
血憑A:死ぬんじゃが!?
血憑A:死にました
リギル・ソルテール:やったー
リギル・ソルテール:スパークウェッジ念のため噛ませたけど倒せるサイズだった
血憑A:ヒーーーン 37なら…
GM:というわけで消えました さようなら
GM:だけどまだ二体いる!
GM:というわけでエネミーの手番です!一気に行くぞ
血憑B:ウス
血憑C:がんばります
望月火輪:樺地がおる
GM:Bから処理。
血憑B:マイナーなし。メジャーで《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《紅の刃》《ブラッドバーン》。
血憑B:対象は…天藤さんで。
血憑B:HPを5消費し、RC単体攻撃です。
血憑B:命中判定。
血憑B:8dx8
DoubleCross : (8DX8) → 10[3,5,6,7,10,10,10,10]+6[5,5,5,6] → 16
GM:よけたりまもったりしよう!
GM:血憑BのHPを5減少(0 → -5)
天藤ちひろ:ガードで!
GM:おす!いくぞダメージ
血憑B:2d10+21
DoubleCross : (2D10+21) → 8[4,4]+21 → 29
血憑B:装甲は有効!
GM:4てなに
血憑B:ウス…ダメージを喰らってください
天藤ちひろ:装甲で10点軽減、ガードは一体化宣言した武器で11点軽減
天藤ちひろ:8点喰らいます
天藤ちひろ:残り22点
GM:ヒー
GM:硬い…!
GM:ではC!
血憑C:マイナーなし。メジャーで《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《紅の刃》《ブラッドバーン》。
血憑C:こちらは望月さん対象。
血憑C:HPを5消費し、RC単体攻撃です。
GM:血憑CのHPを5減少(0 → -5)
GM:命中判定!
望月火輪:ぎゃん。
血憑C:8dx8
DoubleCross : (8DX8) → 10[1,2,6,7,8,9,9,10]+10[7,8,9,9]+5[2,3,5] → 25
GM:おし!
望月火輪:いじわる!!
望月火輪:ドッジ!
望月火輪:2dx>=25
DoubleCross : (2DX10>=25) → 9[4,9] → 9 → 失敗
望月火輪:だめだー!雲散霧消があれば生き残るかも!(チラッ
天藤ちひろ:カバーしましょうか
日裏巡:雲散霧消はダメージ出てから必要なら打つよ
望月火輪:確かにちいちゃんならまだ生き残れるかな。じゃあ、お願いしてもよろしいですか?カバーを
天藤ちひろ:はーい
天藤ちひろ:【Gフィラメント】《崩れずの群れ》
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を2増加(62 → 64)
天藤ちひろ:カバーします
血憑C:おーしではダメージだすぞ
血憑C:3d10+21
DoubleCross : (3D10+21) → 15[6,5,4]+21 → 36
GM:装甲は有効よー
天藤ちひろ:21点軽減
GM:へりまくる
天藤ちひろ:15点喰らいます
GM:ま、まさか
望月火輪:タ、タフガール!!
GM:まだ立つのか!?
天藤ちひろ:残り7点で立ってます
GM:ウオオ
GM:ではエネミーは…だれひとり殺せずここにいました!
GM:次の手番はリーダー!
日裏巡:はーい
日裏巡:マイナーはなし
日裏巡:【未形成アステリズモス】《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》《原初の赤:虚構のナイフ》 7(+db)dx7+技能値 攻撃力20(23) 対象:単体 射程:至近/10m 侵蝕10
日裏巡:8dx7+4
DoubleCross : (8DX7+4) → 10[1,2,2,4,4,4,7,10]+10[2,9]+4[4]+4 → 28
GM:ヌー!
日裏巡:あ、対象はB!
血憑B:ドッジ!
血憑B:2DX
DoubleCross : (2DX10) → 8[4,8] → 8
血憑B:フン
血憑B:ダメージをどうぞ…
日裏巡:3d10+20+21
DoubleCross : (3D10+20+21) → 9[5,3,1]+20+21 → 50
日裏巡:装甲-5です
GM:血憑BのHPを50減少(-5 → -55)
日裏巡:出目が……!
GM:そのダメージは、ギリ!生き残る!
リギル・ソルテール:わ、58で死んでたの
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を10増加(64 → 74)
血憑B:首の皮一枚すぎる
リギル・ソルテール:マジギリギリだった
GM:実はそうでした
GM:《生命増強》をしています
GM:次は行動値同値か
GM:ちひろ・モッチ
望月火輪:僕が行きます!
GM:くっ ゆくがいい
望月火輪:《エクスプロージョン》+《ツインバースト》
望月火輪:対象はBとC!
GM:おいでー
望月火輪:3dx+3
DoubleCross : (3DX10+3) → 8[3,5,8]+3 → 11
望月火輪:ドッジ不可!
GM:ふっ ドッジ…できない
GM:悲しい!両者ガードで。
望月火輪:2d10+8+15+21
DoubleCross : (2D10+8+15+21) → 18[8,10]+8+15+21 → 62
望月火輪:でやーーー!!!
GM:イヤーーッ
望月火輪:出目が、いい!!
血憑B:まず残りHP3。死にます。
血憑C:残りHP53。死にます。こんなにあったのに
天藤ちひろ:ドカーン
望月火輪:あぶなかった~
GM:では、勝利条件を達成!
GM:勝利し、イベントが発生します。
GM:あ、モッチは侵蝕もあげてね
望月火輪:侵蝕が69!
GM:血の糸で吊られた人影が押し寄せるより先、あなたたちは動き出す。
望月火輪:パチン、と指を鳴らす。
血憑の人々:音に反応し、警戒。一瞬の硬直。
望月火輪:脳内にて攻撃性を高め、全身の神経をより繊細に掌握する麻薬を精製する。
望月火輪:パチン
望月火輪:再度、乾いた音が響く
望月火輪:同様の脳内麻薬が周囲の味方たちにも精製される。
望月火輪:「昂ぶってきたね。はじめようか。」
リギル・ソルテール:いち早く、車椅子の少年が動いた。
リギル・ソルテール:椅子の後ろから生えてきた銃を吊られた人々の一部に向ける。
リギル・ソルテール:その狙いは精確に。高まった集中力がアイサイトを収縮させる。
リギル・ソルテール:「さて、様子見と行くか」
血憑の人々:そちらをぎこちなく向いたときにはもう、照準の先にいる。
リギル・ソルテール:パン、パン!乾いた音と、電撃の音。
リギル・ソルテール:音と共に、彼らが崩れ落ちる。
血憑の人々:ぷつん、と一部の血の糸が切れる。
リギル・ソルテール:「次……いや、来るぞ、ちひろ!」
リギル・ソルテール:その攻撃の向くであろう先に警告を発する。
血憑の人々:その通り、まだ糸の繋がった人間がのろのろと動き出す。
血憑の人々:「ああ…んだ、これ、は……勝手に…」
血憑の人々:その手が動かされるように、己の腕を掻きむしる。
天藤ちひろ:「は、はい!」戸惑いながらも迷いのない動きで、その動く先に立ちはだかる
天藤ちひろ:「こ、この人たち……」
血憑の人々:「『もうちょっと待ってね』…違う!」
血憑の人々:ひとりでに話しながら、流れた血が動く。
血憑の人々:流れる血が無数の刃となる。礫となる。槍となる。そして、あなたたちへ飛来する!
望月火輪:「面白い動きをしてるね。」
リギル・ソルテール:「吸血鬼、ね……」
望月火輪:「どっちかといえばゾンビに見えるけど。」
天藤ちひろ:「何かはわかりませんが、望まず力を使っているなら……止めます!」
GM:連なって細い槍と化した赤い血が、あなたを地に留めようと降り注ぐ。
日裏巡:「“オーヴ”なら耐えられるよ」『アンティキティラ』による分析は完了している。
リギル・ソルテール:「”エンブリオ”がそう言うなら」
天藤ちひろ:「……!」
天藤ちひろ:飛来する血の雨が突き刺さり……きる、直前
天藤ちひろ:「受けきれる、って……言っても!」散らばった星のような力場に阻まれ、その動きは遮られる
天藤ちひろ:「痛いものは、痛い……!!」血を流しながら、細い槍を黒く染まった右腕で掴み、引き抜く。
リギル・ソルテール:眉間に皺を寄せるが、黙っている。
天藤ちひろ:「……ですからね、もう」そのまま、今度は逆に血憑の槍を掴み続けて、動きを止める
天藤ちひろ:ウロボロスシンドロームによって強引にレネゲイドの繋がりを物質化させた拘束だ
血憑の人々:動きが固まり、しばし身動きが鈍る。
日裏巡:「ありがとう。後で食べたい物でも欲しい物でも言ってよ」視線は、操られた人々へ向けたまま。
天藤ちひろ:「わかりました、何か考えておくので……きめちゃってください!」
日裏巡:袖口から滑るように取り出したナイフで、自分の指先を浅く刺す。ぷつり、と血の球が浮かび上がる。
日裏巡:「血を媒介とした能力は、傷を作る必要があって面倒だよね」
日裏巡:ふっ、と軽く指を振る。ただそれだけの動作に見える。
日裏巡:だが、その勢いで投げ出された血の雫が、傀儡の傷口――露出した血管の入り口から、寸分違わず体内へ入り込んだ。
日裏巡:“正鵠”
日裏巡: ×
日裏巡:“フィンチ”
日裏巡:レネゲイドを蝕む毒血が、体内で混じる。操られている以上苦痛は関係ないとしても、レネゲイドで動く以上、一時的に機能の大半は破壊される。
血憑の人々:壊れたオルゴールのように、強張り、もつれた動作。
血憑の人々:『…あれ』
血憑の人々:『動かなくなっちゃった』
望月火輪:「おつかれ。リーダー」
望月火輪:「あとは」
望月火輪:「そこから動かないでね。」
望月火輪:パチンと指先を鳴らす。
望月火輪:その音に刺激されたように
望月火輪:日裏巡を中心にして眩い光が血憑たちを包み込む。
血憑の人々:声をあげる瞬間すら、なかった。
GM:血の糸が巻き込まれるように掻き消える。
望月火輪:「一応、形は残すように加減はしておいたよ。」
リギル・ソルテール:「相変わらずえげつねえ火力でやんの」
望月火輪:「そういう役割だからね。」
GM:……残されたのは、崩れた人影、血痕。
天藤ちひろ:「わっ……と……さ、流石……」バランスを崩してつんのめっている
日裏巡:「……」操っていた者のレネゲイドの『アンティキティラ』による分析を試みる。
GM:その血痕から、ひらひらと、なにかが舞い上がる。
GM:それは蝶の形。血を凝らせた、赤い蝶だ。
望月火輪:魅せられたようにその蝶に手を伸ばす
暁斗:くるりと旋回する。「…ふふ」
暁斗:《日常の代行者》で従者としてシーンに登場します。
暁斗:輝くような髪、白い肌の少年の姿が現れる。
リギル・ソルテール:「おい、カ……」呼び止めようとして、
リギル・ソルテール:現れた少年に眉を顰める。
暁斗:「うーん、やっぱりこういうお人形じゃだめだよね!プロっぽいもの」
天藤ちひろ:「あなたは……?」体勢を立て直しながら警戒
日裏巡:「ふむ。君は吸血鬼の方でいいのかな」
望月火輪:「また会ったね。暁斗」
暁斗:「昔はよくそう呼ばれてたな。今も物語じゃそうかも」
暁斗:「僕は暁斗。きみたちは…UGNじゃあなさそう」
リギル・ソルテール:「古代種……か?」
暁斗:「火輪。きみもいた!」笑顔のまま。
望月火輪:「もっと早く気づいて欲しかったなあ」
望月火輪:くすり、と愉しげに笑う
暁斗:「ふふ。ごめんね?けっこう吃驚してるんだ。きみたちは、」
暁斗:「この街のFH…ムカウセル、なんだろう?」
日裏巡:「珍しいな。火輪の見立てと少し違うみたいだ」
日裏巡:「自身の力と現状を把握できていないって感じにしては、随分事情通だね」
暁斗:「むっ。そんな風に言っていたの」
日裏巡:「自身の力と現状に折り合いを付ける気がない、というのが正しい見立てだったかな?」
暁斗:「…ぼくの現状は、こうだよ」赤い蝶を指に止まらせる。
暁斗:「きみたちが飼いならしている、ジャームの芽がぼくは欲しいんだ」
暁斗:「そのために…こういうことも、『お願い』したんだ」売人たちが提げていたトランクを蹴る。
天藤ちひろ:「この子、何を……」
望月火輪:「へえ。」
望月火輪:「ごめんね。見縊っていたよ。」
暁斗:「うん?」
望月火輪:「思ったよりも事情通なんだ。」
リギル・ソルテール:「なるほど。『ケルナル』はてめえの仕業か」
暁斗:「……ぼくのため、だからそうかな…?」首を傾げ。
リギル・ソルテール:「カワイイ顔してえげつねえことしやがる。それとも顔がいいやつってのはみんなこうなのか?」
天藤ちひろ:(それだとリギルさんも……いや、今言う事じゃないな)
暁斗:「わあ、褒めてくれた!うれしいな」
リギル・ソルテール:はあ、とため息をつく。
暁斗:「可愛いでしょう?」跳ねるようにする。
暁斗:「そのためにもがんばっているところなのさ」
天藤ちひろ:「これが、かわいい……?」
暁斗:そして望月くんを一瞥する。
暁斗:「ねえ。交渉がしたいといえば、聞いてくれるかい?」
望月火輪:「勿論」
望月火輪:「会話もまた彩りだからね。」
暁斗:「よかった。火輪と一対一でお話がしたいんだ」
リギル・ソルテール:「はあ?」
望月火輪:「へえ。」
暁斗:「だめ?だめなら無理やり連れてっちゃうけど」
望月火輪:パチン、と指を鳴らす。
望月火輪:指の上で小さな花火が煌めき、消える
望月火輪:「さっきの見た上で誘ってくれるんだ。」
望月火輪:「嬉しいね。」
天藤ちひろ:(ダメなら無理やりって、結局自分の言う事を通したいってだけじゃ……)
暁斗:「わー、きれい」にこにこする。
日裏巡:「じゃあ、そうだな。一つ条件を出そうか」
暁斗:ぱちりと瞬きして、巡さんを見る。「なあに?」
日裏巡:「火輪と話した後でいいから、君が何を欲しているのか、詳しく聞かせてほしい」
日裏巡:「ああ、でも」
日裏巡:「火輪がその価値がないと判断したなら、火輪の好きにしていいよ」
望月火輪:「了解。」
暁斗:「ないなんてことはないよ」と唇を尖らせつつ。
暁斗:「ぼくの望みね。ぼくのほうなら、答えるのは簡単さ。後で教えてあげる」
リギル・ソルテール:不機嫌そうに暁斗を見ている。
望月火輪:「ああ、そうだ。リギル。」
リギル・ソルテール:「ん」
望月火輪:「ひょっとしたら、
望月火輪:「
リギル・ソルテール:「ああ……それか」
リギル・ソルテール:キュィィ。車椅子のポケットからスマートフォンを取り出す。
リギル・ソルテール:「ほら、持っていきな」ぽん、と放る。コントロールは極めて正確だ。
望月火輪:「ありがと。」
望月火輪:慣れた手付きで受け取り、ポケットに仕舞う。
リギル・ソルテール:「あんま遅くなるなよ」
望月火輪:「それは、暁斗次第かな?」
リギル・ソルテール:「アキトとか言うやつ」
暁斗:首を傾げ、笑っている。
リギル・ソルテール:「カリンを……ケガシたら、ただじゃおかねえからな」サムズダウン。
リギル・ソルテール:「ま、カリンならそんな心配もいらねえだろうが」
天藤ちひろ:「け、汚すって」
望月火輪:「ふふ。」
望月火輪:「ごめんね。俺の家族が過保護でさ。」
望月火輪:どこか嬉しそうな響きの混じった声
暁斗:きょとんと、意味の分からないという顔をしてから。
暁斗:「…そう?じゃあ、行こうか!」
暁斗:《瞬間退場Ⅱ》。望月くんの手を引く。
望月火輪:その手を掴み
望月火輪:自らの身体を暁斗へ寄り添わす
GM:そして赤い蝶が群がり、ふたりの少年が掻き消えた。
GM:シーン終了!ロイス購入、あと回復するやつとかしていいよ~
望月火輪:応急手当
望月火輪:7dx>=8
DoubleCross : (7DX10>=8) → 8[1,2,4,4,7,8,8] → 8 → 成功
望月火輪:ちいちゃんどうぞ
GM:『メンバーの個室』:所属するキャラクターがHPを回復する際に、回復するHPに+1Dする。
リギル・ソルテール:ロイスまだあと2枠あるな
リギル・ソルテール:取るか
GM:カンパニーのこの効果もあるよ!
日裏巡:ファイナル手配師とバッドフレンド使用してアンマテ狙うぞ! これで取れなかったら無形に頼ることになる
日裏巡:10dx+5>=24
DoubleCross : (10DX10+5>=24) → 7[1,2,2,2,3,4,5,6,7,7]+5 → 12 → 失敗
日裏巡:くっ
天藤ちひろ:いただきます
GM:テハイフレンド!
天藤ちひろ:7+3d10
DoubleCross : (7+3D10) → 7+18[4,10,4] → 25
リギル・ソルテール:敵/暁斗/敵愾心:○/嫉妬/ロイス
暁斗:あらあら
望月火輪:あらあら
日裏巡:暁斗 ○興味/警戒
天藤ちひろ:応急手当キット、訓練と一体化
天藤ちひろ:5dx+5>=8
DoubleCross : (5DX10+5>=8) → 9[1,2,2,8,9]+5 → 14 → 成功
天藤ちひろ:即使用
リギル・ソルテール:侵蝕80超えてるな
天藤ちひろ:3d10
DoubleCross : (3D10) → 14[6,2,6] → 14
リギル・ソルテール:アンマテ挑戦してみます。手配師使用!
天藤ちひろ:30に全回復
リギル・ソルテール:8dx+2>=24
DoubleCross : (8DX10+2>=24) → 10[2,2,3,4,5,7,7,10]+5[5]+2 → 17 → 失敗
リギル・ソルテール:惜しい 財産点入れても届かない
望月火輪:回った!
リギル・ソルテール:以上!
GM:了解!
GM:望月くんと暁斗のその後のシーンです。
望月火輪:ドキドキ
GM:このシーンは登場侵蝕がなく、購入もできません。
リギル・ソルテール:《サードウォッチ》使って見に行っていいですか
GM:いいですよ!登場侵蝕は不要です!
リギル・ソルテール:やった!でもエフェクト使用分は払うね
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を2増加(82 → 84)
望月火輪:1d0+69
DoubleCross : (1D0+69) → 0[0]+69 → 69
GM:無が増えたね!
望月火輪:無!
GM:小さなビルの屋上。給水塔そば。
GM:満月が照らす夜を裂くように、赤い蝶がぶわりと群がる。
暁斗:「ついた!」
望月火輪:「っと」
暁斗:ふわりと着地する。
望月火輪:トン、と床に足をつける。
望月火輪:少しバランスを崩しそうになるが
望月火輪:繋いだ暁斗の手を支えにして姿勢を保つ
暁斗:「ふふ」
望月火輪:体が傾き視線が上を向く。煌々と輝く月が視界に入る
望月火輪:「綺麗な月だ。」
望月火輪:「逢瀬には、いい夜だね。」
暁斗:「逢瀬」きょとんとして、笑う。「いい表現」
暁斗:「ねえ、ねえ、ぼく、最近はねえ、少し我慢をしていたよ」
暁斗:「すごく渇くけど…そろそろ飲みたいな」
暁斗:「だめ?」火輪くんを覗き込むようにする。
望月火輪:暁斗の紅い瞳を見つめ返す。
暁斗:細く白い首を撫でるようにして、冷たい瞳を細める。
望月火輪:「どうしようかな。」
望月火輪:細い指を少年の金色の指にかける。
望月火輪:「俺としてはご褒美を上げてもいいのだけど。」
望月火輪:「もう少し…」
望月火輪:つう、と白い指先で頬を撫で
望月火輪:親指で少年の口元を優しく押す
望月火輪:「餓えた目で俺を見つめる君を」
望月火輪:「眺めていたい気もする」
暁斗:目を伏せる。「いじわるだ」
望月火輪:「わかってたことだろ?」
暁斗:「むー」つま先でコンクリートの床を、じれったそうに蹴る。
暁斗:「じゃあ、お話でもする?」
暁斗:「そういえばそのために呼んだんだっけ…?」
望月火輪:「ふふ、そうだった。」
望月火輪:「俺と、交渉をしたいんだよね。」
暁斗:「……うん」そして、ふらりと視線を彷徨わせる。
暁斗:「ひとつ聞きたいんだけど」
望月火輪:俺にも得のある話だといいのだけど、と独り言ちで
望月火輪:「なにかな?」
暁斗:「きみがFHなら、きみにも欲望があるんでしょう?」
暁斗:「きみはなにを望んでるの」
暁斗:「何を願って、あそこにいたの?」
望月火輪:「……」
望月火輪:少し思考を巡らせる
望月火輪:「美しく死ぬため。」
暁斗:「……死ぬため?」
暁斗:「きみは、終わりがほしいの?」
望月火輪:肯定するように小さく微笑む。
望月火輪:その微笑には微かな幽玄の面影がある
望月火輪:「そう。」
望月火輪:「それも、美しく完璧な終わりがね。」
暁斗:「どうして?」
望月火輪:視線を空に向ける。
望月火輪:その先には夜空に煌々に浮かぶ望月がある
望月火輪:「あの月は、明日には欠けてしまう。」
望月火輪:「新たに夜を迎える度に、月は欠け続けて」
望月火輪:「そして、最後には消えていく。」
暁斗:「欠けることが嫌なんだね」
望月火輪:「ああ。」
望月火輪:「俺は、なんら欠けることなく、満ち溢れたままで死にたい。」
暁斗:「……そう」微笑んでいる。
望月火輪:「そして」
望月火輪:「その美を理解できる者に殺されたい。」
暁斗:「……?」首を傾げる。
暁斗:「……ああ。ぼくに我慢をさせたのと同じ?」
暁斗:「誰にでもじゃあ、嫌なの」
暁斗:「…ちょっとまってね」
望月火輪:くすり、と笑う
暁斗:ふと、合点がいったように。「じゃあ、ぼくだけが聞けるようにしてあげる」
暁斗:「…いまは、ふたりきりじゃないものね?」
暁斗:そこにない視線と目を合わせるように。それから望月くんを隠すように、身を乗り出す。
望月火輪:「…鋭いね。」
暁斗:「逢瀬なんて」ここで。
暁斗:Eロイス【悪意の伝染】を使用します。
望月火輪:な……!!
暁斗:以降、このシーンにはこちらの指定した人物以外は登場できない。
暁斗:そして望月くんのみを指定し、リギルさんをここでシーンから退場させます。
リギル・ソルテール:退場させられます
GM:すまねえ…
望月火輪:降参したようにリギルから渡された端末を取り出す
望月火輪:しかし、その評定に後悔や敗北の色はない。
望月火輪:むしろ、目の前の少年が自身の予想を超えたことを悦ぶような趣がある
暁斗:その電波は途切れている。微笑んで見返す。
暁斗:「うそつきだなあ」
望月火輪:「ふふ」
望月火輪:「だって悪の組織の一員だもの。」
望月火輪:「嘘の一つや二つは嗜みというものさ。」
望月火輪:「それで。」
暁斗:「うん?」
望月火輪:「君は嘘つきには罰を与えるべきだと思う?」
暁斗:「ぼくは、実のところ、そうでもないんだよね」
望月火輪:「その心は?」
暁斗:「だって、みんな自分の心に嘘をついているからだ」
暁斗:「罰していたらきりがない」
望月火輪:「へえ。哲学的だね」
暁斗:少年の瞳は冷たい。あなたはそこに、衝動への嘘をつけなくなった、ジャームの欲望を見てとってもいい。
暁斗:「火輪。ぼくはきみに思うんだ」
望月火輪:「何かな」
暁斗:「欠けることが嫌なら」
暁斗:「きみは、そのまま永遠に美しくいればいい。」
暁斗:「誰をも踏みにじって、啜って、永遠に変わらずにいればいいだけだよ」
望月火輪:「暁斗のように、かい?」
暁斗:にこりと笑う。
暁斗:「そう。ぼくはね、きみにそれを提案しにきたんだ」
暁斗:あなたに、彼は手を差し伸べる。
暁斗:ここで。
暁斗:望月くんの同意が得られた場合、暁斗はEロイス【血の花嫁】を望月くんに使用します。
暁斗:すると一度人として死に、暁斗の従者になる代わりに、不変の肉体を手に入れられる。
暁斗:この決断はこのシーンで回答しなくても構いません。
暁斗:暁斗が生存している状態で宣言すれば、彼はいつでもこのEロイスを使用します。
望月火輪:「それは、魅力的だ。」
暁斗:「でしょう?」
暁斗:「まあ、だいぶ喉は渇くんだけどね」
望月火輪:「知ってる」
望月火輪:そう言って暁斗の髪を優しく撫で、君を見ているからね、とつぶやく
暁斗:浸るように、細い指を甘受し、あなたの言葉に耳を澄ませる。
暁斗:「それに、きみがいれば、きっとぼくも楽しいよ?」
望月火輪:「ああ、俺も」
望月火輪:体を一歩、暁斗へ近づけ
望月火輪:少年の細い体を、自らのもとに抱き寄せる。
望月火輪:「きっと、楽しいと思う。」
望月火輪:「だけど、一つ聞いていいかな?」
暁斗:抱き寄せられる。生温かい体の感触。「…うん?」
暁斗:「どうしたの」
望月火輪:>暁斗:「だって、みんな自分の心に嘘をついているからだ」
望月火輪:「今も。」
望月火輪:「君の心に嘘はあるのかな?」
暁斗:身じろぐ。
暁斗:「……だって」
暁斗:「……ぼくがきみを誘う理由に嘘はないよ」
暁斗:「……きみに、ぼくと同じになってほしい」
暁斗:「ぼくと永遠を生きてほしい。それに嘘はない」
望月火輪:こつん、
望月火輪:と小さな音がする。
望月火輪:白髪の少年と金髪の少年の額が合わさり、互いの髪がふわりと重なる。
暁斗:「火輪?」
望月火輪:「それなら。」
望月火輪:「君の好意は、受けられないな。」
暁斗:「……そう」
望月火輪:慈悲深い、だけどその裏に冷ややかなものを匂わせる声色
暁斗:「きみは、嘘つきには罰を与えるべきだと思う?」
望月火輪:「ああ。」
望月火輪:「俺は、美しく死ぬ。」
望月火輪:「その為に、美しく生きる。」
望月火輪:「そして俺が信じる美しさは、彩りだ。」
望月火輪:「真実も嘘も罪も罰も、俺の人生を飾るために必要な彩りなんだ。」
望月火輪:「嘘も罰もない、ただ一つの色しかない人生を」
望月火輪:「俺は美しいとは思わない。」
望月火輪:「だから」
望月火輪:少年の額に、静かに口吻をする。
暁斗:祝福を受けるように、それを受ける。
望月火輪:「俺を誘うなら。」
望月火輪:「『嘘』をつけるようになってから、またおいで」
望月火輪:「答えを出すのは、その時まで待っててあげる。」
暁斗:何かを言い返そうとし、口を閉じる。悔しげな子供の顔をして。
暁斗:「……そんないじわるをするなら!」
暁斗:「ぼくは、きみを殺してしまうからね!」
暁斗:言い捨てて、その腕から逃げ出す。
望月火輪:鳥を籠から放つように
望月火輪:少年の意思を受け入れる
暁斗:その姿が赤い蝶の群れとなり、掻き消える。
暁斗:《瞬間退場》。
望月火輪:「ああ、君が俺を『
望月火輪:「それもいいかもね。」
望月火輪:無数の蝶のたった一つに視線を向けて
望月火輪:そう呟いた
GM:シーン終了。ロイス取得変更のみ可能!
GM:リギーもできます(殺意でとられるかもしれん)
リギル・ソルテール:そうねえ
GM:GM 〇好きだよ/かわいいね で取ってもいいです
GM:反動でアホみたいなことを言ってしまう
望月火輪:暁斗/親愛◯/隔意
リギル・ソルテール:モッチの 悪友?/望月火輪/信頼:○/不安/ロイスを、友/望月火輪/憧憬:○/殺意/ロイス こうしとこ
リギル・ソルテール:GMかわいいね
GM:うわーー!
GM:ありがとう♡
GM:ではこのシーンは以上。
GM:その礼拝堂はもう使われなくなった場所で、だから私はそこが好きだった。
GM:そして、私がそこで死ぬというのも、なんだか無性に納得できる話だった。
暁斗:「あれ、死んじゃうの?」
GM:私に馬乗りになった少年は、不思議そうに言った。
GM:自分でやっておきながら、彼は心底驚いていた。
暁斗:「ああ、これだけ飲んじゃうと死ぬんだった。次はもうちょっと、我慢しないとな…」
暁斗:「殺しちゃうと、もう飲めないって、わかってるんだけど」
暁斗:「我慢はむずかしい」
暁斗:「きみたち、『淡い』し…」
GM:少年の話は、よく分からない。
GM:ぐったりと、自分の手足が弛緩しているのだけは見えた。
GM:自分の体の血が、少年の牙と喉に消えていく。
GM:ああ、授業に間に合わないな。
GM:礼拝堂の十字架が、私を見下ろす。
GM:磔にされた男の像。その目はなにも映さない。
GM:ただ化け物だけがいて、私は死んでいく。
GM:そうだ。だれが死のうが、犠牲であろうが。神様なんていない。
GM:だから、私は、この……見捨てられた礼拝堂が好きだった。
GM:信仰の不在を証明してくれる場所だから。そしていま、また証明されるから。
暁斗:「……あっ。ふふ!」少年が、綺麗なものを見たように笑う。
GM:その目には、黒い花が映っていた。これまでそこになかった、異様な花。
GM:それは、私が咲かせたものだった。
暁斗:「よかったね!きみ、死なないみたいだよ」
GM:黒い花弁が散る。傷が塞がっていく。失われた血が、戻っていく。
暁斗:「それはね、
暁斗:「うそつきのぼくたちに、ぴったりの名前でしょう?」
GM:シーン終了。
GM:情報収集2。シーンプレイヤーは巡さん。全員登場推奨です。
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(84 → 90)
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(74 → 77)
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(69 → 73)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 8)増加(64 → 72)
GM:では項目を提示します。追加項目とかはないよ。
GM:カンパニー効果も適用できます
GM:『ミュージアム』:情報収集に関する判定の達成値に+2する。財産点+4。
『コンピュータルーム』:所属しているキャラクターの行う情報収集判定の達成値に+2する。
GM:この二つだね
日裏巡:ですです
リギル・ソルテール:割とどれ行っても行ける気がするんだよな
リギル・ソルテール:成分解析結果行きましょうか
日裏巡:リーダー的には「暁斗の目的について」行きたい感じがあります
望月火輪:じゃあ暁斗2いきます
天藤ちひろ:あ、リーダー行きますか、じゃあ譲ります
リギル・ソルテール:7dx+3+4>=12 要人への貸し使用
DoubleCross : (7DX10+7>=12) → 9[1,2,3,5,6,7,9]+7 → 16 → 成功
日裏巡:〈情報:FH〉で、FH幹部とバッドフレンドの効果適用。カンパニー効果も乗せて……
リギル・ソルテール:あ、情報FHです
日裏巡:9dx+2+2+2>=9
DoubleCross : (9DX10+6>=9) → 10[1,1,3,3,5,6,6,7,10]+10[10]+8[8]+6 → 34 → 成功
リギル・ソルテール:???
GM:ヤバ
日裏巡:購入で出て
GM:wwww
GM:ほんとにね
リギル・ソルテール:もっともすぎる
望月火輪:いくぞー
望月火輪:7dx+2+2+2>=9
DoubleCross : (7DX10+6>=9) → 10[2,5,5,6,8,10,10]+7[1,7]+6 → 23 → 成功
望月火輪:でや!
GM:君たち…
リギル・ソルテール:おれ、情報部門やめようかな
GM:リギー!
天藤ちひろ:リギルさん!
天藤ちひろ:えっと、残ってるのは製造拠点か
天藤ちひろ:訓練社会と一体化
天藤ちひろ:5dx+1+2+2+1>=10
DoubleCross : (5DX10+6>=10) → 10[4,5,5,5,10]+3[3]+6 → 19 → 成功
GM:みんな高くない????
リギル・ソルテール:おれが一番低いんだけど?
GM:開示していきます
GM:あとモッチ・リーダーの値めっちゃ高かったのでボーナス情報に、暁斗の所持エフェクトを二個開示しようかな。
望月火輪:あったー
GM:《紅の王》《王者の血》。ブラムスエフェクトのHP消費量を-5/HP回復量を+15。これを常時エフェクトとして持っています。
リギル・ソルテール:えげつな!
GM:というわけで、これらの内容を共有し、拠点を襲撃しにいこうぜ!という感じで終わるようなシーンとなっております。
GM:共有メモにも掲載してあるよ。
望月火輪:やばば
日裏巡:わーい、ありがとうございます!
GM:場所は…エルフィルムの店にしておきます。そんな感じでやっていきましょう~。
GM:カフェバー『四分儀』。無事身を守り、離脱に合流した”エルフィルム”からは、変わらずここを提供されていた。
リギル・ソルテール:休みなくキーボードを叩いている。心なしか、いつも以上に疲労の色が濃い。
天藤ちひろ:「リギルさん、大丈夫ですか……?」
リギル・ソルテール:ごくりと砂糖をたっぷり入れたエスプレッソを飲み下す。
リギル・ソルテール:「……さてね」
日裏巡:「そう心配する必要はないよ。火輪なら上手く切り抜けるさ」
天藤ちひろ:「そうですよ、あまり根を詰められすぎないでくださいね」
リギル・ソルテール:「はん。心配なものかよ」
リギル・ソルテール:「勝手にすりゃあいい。それであいつの欲望がかなうもんならな」
天藤ちひろ:「……そんな簡単に、叶うものでしょうか」
日裏巡:「火輪は帰ってくるよ」
日裏巡:「多分、あの彼の欲望は火輪とは相容れない」
望月火輪:扉の開く音が響き
望月火輪:その数瞬のちに鈴の値のように軽やかな少年の声が聞こえてくる
望月火輪:「ただいま」
リギル・ソルテール:じっとりとした視線を向ける。
日裏巡:「やあ、おかえり」
リギル・ソルテール:「お帰りなさいませ。ご無事で何より」
リギル・ソルテール:「
天藤ちひろ:(いつになく当たり強いなぁ)
望月火輪:「そんなに怒らないでよ。」
望月火輪:少し困ったように笑いながら
望月火輪:リギルから預かった端末を投げ返す。
リギル・ソルテール:アイサイトで分析。寸分の狂いもなく端末は手に吸い込まれる。
天藤ちひろ:「と、とにかく……おかえりなさい、です」
日裏巡:「火輪一人ってことは、どっちかな? もう始末したのか、彼が条件を反故にしたのか」
望月火輪:「ただいま。」とちひろに返し、再びリギルに視線を投げる。
望月火輪:「楽しい会話が出来たよ。」
リギル・ソルテール:「そいつあ何よりで」
望月火輪:「よりによって、この俺に『死』を捨てろだってさ。」
リギル・ソルテール:「吸血鬼らしい発想だな」
望月火輪:「うん、実にね。」
望月火輪:「でも、おかげで一つわかったよ。」
望月火輪:「彼の欲望と俺の欲望は」
望月火輪:「似通っている。」
望月火輪:「だけど、欲望の根ざしている場所が大きく違う。」
望月火輪:時間の経過による劣化を恐れ、憎む。
望月火輪:それ故に『永遠』を求める。
望月火輪:ただし、その『永遠』に求めるモノが俺と彼とでは決定的に異なる。
望月火輪:それが、俺と暁斗との根源的な違いに繋がっているのだろう。
日裏巡:「ほら、言った通りだろう?」リギルに
望月火輪:「何?俺のこと心配してくれたの?」
リギル・ソルテール:「はあ………もういい、そういうことでもよ」
リギル・ソルテール:「お前がそんな安いやつだとも思ってねえし」
リギル・ソルテール:「気に入らねえんだよな。あいつ」
天藤ちひろ:「お二人とも……仲良いんですね」
リギル・ソルテール:「………そうかもな」
望月火輪:「長く付き合っているからね。」
望月火輪:「運命共同体として」
リギル・ソルテール:「ごほん。それはそれとして、だ」
リギル・ソルテール:皆の端末にデータが共有される。
リギル・ソルテール:そこには黒い花の写真に分析結果が記されている。
天藤ちひろ:(あ、いつもの調子が戻ってきた……感じがする)
リギル・ソルテール:「『アルファ』の素はこいつだったよ」
リギル・ソルテール:「この花の蜜が原料だ。そこに吸血鬼野郎の血が入ってる」
望月火輪:「へえ。」
リギル・ソルテール:「こいつで『ケルナル』を摂取したやつを操ってたってわけ」
望月火輪:「なるほど、彼らしい趣味だ。」
天藤ちひろ:「ち、血入りの麻薬……」
望月火輪:「これは、警察組織では縛れそうにないねえ」
リギル・ソルテール:「花の蜜はソラリスで生成されてる」
日裏巡:「ふむ、となると『ケルナル』自体は彼とは別の能力者によるものなのかな」
日裏巡:「軽く解析しただけだけど、レネゲイドのパターンからして彼はピュアか、かなりブラム=ストーカーに寄ってる感じだと思う」
天藤ちひろ:「他のレネゲイド所持者……についてなんですけど……」
望月火輪:「なにかな?」
天藤ちひろ:巡の方をチラチラと見た後
日裏巡:「?」
天藤ちひろ:(いや、もしかしなくても全然気にしない?)
天藤ちひろ:「土岐灯里、さんが……暁斗さんに協力してる姿を見たという情報がありまして」
日裏巡:目を丸くする。
天藤ちひろ:「それで、彼女が使っていた能力が……ソレなんです」
天藤ちひろ:と、花の写真を指差す
日裏巡:「へえ……」笑う。
天藤ちひろ:「生育……この場合生産拠点でしょうか……は、白百合学園の旧礼拝堂みたいです」
天藤ちひろ:「土岐さんが一般生徒を遠ざけているという噂があって、ほぼ間違いないです」
リギル・ソルテール:「……随分と主体性のない印象だったが、意外と自我あるんだな」監視カメラで見ていた範囲。
日裏巡:「自我、か。どうかな。逆かもしれない」
望月火輪:「どういうこと?」
日裏巡:「断る理由がないだけかもしれないだろう?」
天藤ちひろ:「……そういう人なんですね」
天藤ちひろ:「えっと、以上があるかさんや螢さんと一緒にまとめた情報になります」
日裏巡:「どちらにしても興味深いな」
天藤ちひろ:(よかった、いつもの巡さんだ……よかった?)
日裏巡:「欲望に妥協したり、履き違えてる人はいたけど」
日裏巡:「欲望が全くない人間には会ったことがない。案外、そこにヒントがあるかもしれない」
リギル・ソルテール:「欲望の裏返し、か……」
望月火輪:「なんにせよ」
天藤ちひろ:「接触してみない事にはわからなさそうですね」
望月火輪:こくりと頷く
望月火輪:「その薬も潰す必要があるしね。」
日裏巡:「ああ。少なくとも、暁斗の欲望はムカウとは相容れない」
日裏巡:「火輪と相容れないだけじゃなく、手段の面でもね」
日裏巡:「ジャームが必要ならちひろと食い合いになる」
天藤ちひろ:「私とは……そうなりますね……」
天藤ちひろ:「それ以外でも」
天藤ちひろ:「放置しておくわけにはいきませんが」
天藤ちひろ:そう言って思い浮かぶのは級友の顔
天藤ちひろ:(許されるとは思ってない、それでもできる範囲の事をするのは間違いじゃないはず……きっと)
リギル・ソルテール:ちひろに少し視線を向け、逸らす。
リギル・ソルテール:「目的地はハッキリした。すぐ行くか、巡?」
日裏巡:「もちろん」
望月火輪:「UGNに介入されたら興ざめだしね。」
日裏巡:「それに、時間が経てばそれだけ向こうが欲望に手を伸ばし、その分こっちの欲望が遠ざかる」
日裏巡:「邪魔者は迅速に排除しよう」
リギル・ソルテール:「Roger, Boss」
天藤ちひろ:頷く
天藤ちひろ:「できるだけ早く、終わらせましょう」
GM:購入とかロイスとかができる!
望月火輪:アンチマ!
望月火輪:7dx>=24
DoubleCross : (7DX10>=24) → 10[2,3,5,6,9,9,10]+1[1] → 11 → 失敗
望月火輪:うーん、ダメ
リギル・ソルテール:ダメ元で行くか……アンマテ
天藤ちひろ:リギル・ソルテール 〇信頼/心配
リギル・ソルテール:4dx+2>=24
DoubleCross : (4DX10+2>=24) → 9[6,7,7,9]+2 → 11 → 失敗
リギル・ソルテール:ウーン
リギル・ソルテール:心配されてる
日裏巡:土岐灯里 ○興味/無関心 に変更
日裏巡:アンマテは次に回してボデマ買おうかな
日裏巡:6dx+5>=12
DoubleCross : (6DX10+5>=12) → 10[1,5,8,8,9,10]+7[7]+5 → 22 → 成功
リギル・ソルテール:……
日裏巡:買えた……っていうかアンマテも財産払えば買えたじゃん!
リギル・ソルテール:リーダー……
天藤ちひろ:こんな日もあります……
GM:巡さん…!
日裏巡:とりあえずボデマ装備します
望月火輪:切ない
GM:えーっと、ちひろちゃん購入したっけ?それだけかな
天藤ちひろ:あ、私は2dxで欲しいものが特にないのでパスで
GM:了解!
GM:では、マスターシーンです。
GM:白百合女子学院、旧礼拝堂。
GM:暗がりの、今は使われない廃墟に、ドアが軋む音。
穂波由奈:「先生。久しぶり~。どしたの」
穂波由奈:「つか、まだこっちの抜け道、使えるんだね」
穂波由奈:少女の声。そこにいた人影に笑う。
穂波由奈:「えー?…だって、そろそろ暗いし、このへん出るんでしょ?」
穂波由奈:「先生が言うから、ひっさびさに来たけど」
穂波由奈:「あたし、ここ暗くて、あんま好きじゃないしね」
穂波由奈:「…あー。先生の話?まあ、学校の友達くらいには…って」
穂波由奈:「え?」
穂波由奈:「先生?」
穂波由奈:「……なに、この花?」
GM:そして、声がぶつりと途切れる。ドアが閉じられる。
GM:――――――――
GM:――――――
GM:――――
暁斗:「あれっ。それ、どうしたの?」
GM:足元に転がっているものに目を向けて言う。
GM:まだ息がある、ブレザー制服の少女。
土岐灯里:「校内の生徒には、暗示をかけていたんですけど」
土岐灯里:「彼女、いまはここの生徒ではないので」
土岐灯里:「……見落としていました。気づかれたかもしれないので、一応」
GM:せんせい、と少女の唇が動いた。
土岐灯里:「ごめんなさい、穂波さん」
土岐灯里:「……うーん…ごめんなさいなのかな…」
土岐灯里:「昔は…なにか思っていたのかな。……忘れちゃって、だめで」
土岐灯里:「こうなってから…なる前に思っていたことって、どんどん忘れていってしまう」
暁斗:「うーん…忘れたってことは、忘れていいことなんじゃない?」
暁斗:「大事なのは、今のきみの気持ちでしょう」
土岐灯里:「そう……」
土岐灯里:「…………なら」
土岐灯里:「私は、あなたに。願おうかな」
暁斗:「ふふ!」少年が笑う。暗闇に、輝くような髪。
暁斗:「あのときの逆だ」
暁斗:「いいよ。叶えてあげる!」
GM:シーン終了。
GM:最後のミドル。全員登場でお願いします~。
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(90 → 91)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 5)増加(72 → 77)
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(77 → 86)
リギル・ソルテール:よし!
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(73 → 81)
GM:では、このシーンは。
GM:白百合女学院にいざ入ったというところで、穂波という少女が倒れていることを発見し。
GM:GMから一個選択肢を提示しますので、それを決定して礼拝堂に突入するぞ!というようなシーンです。
GM:軽く描写します。
望月火輪:はーい
天藤ちひろ:はい
GM:白百合女学院、裏口。
GM:あまり人が立ち入らず、一部の生徒が抜け道に使う程度のルート。
GM:旧礼拝堂への突入のため、あなたたちはそこからの侵入を行っていた。
望月火輪:「それなりに悪事は働いてきたけど。」
望月火輪:「まさか女子校に潜入なんて下衆な悪事にまで手を染めることになるとは思わなかったよ」
天藤ちひろ:「言い方次第ですね何事も」
天藤ちひろ:「あるかさん……のお父様……が教えてくださったルートはこっちです」
望月火輪:「お父さんの方なら信頼できるね。」
日裏巡:「学校って来るの初めてかも」
日裏巡:「終わったらちょっと寄り道してもいいかな?」
リギル・ソルテール:「まあ、リーダーがそう言うならいいが」
リギル・ソルテール:「おれは終わったらすぐ抜けるぜ」
天藤ちひろ:「本当に女子校の不法侵入者になっちゃいますよ……?」
天藤ちひろ:「リギルさんはそう、ですよね……よかった」
望月火輪:「変な趣味に目覚めないようにね」
日裏巡:「大丈夫。痕跡は残さないよ」
GM:…では、この辺りで。
GM:あなたたちはわずかな呼吸、あるいは血肉。
GM:負傷した少女が倒れている姿を発見できるでしょう。
リギル・ソルテール:「おれはガッコが嫌いなだけ……って」
望月火輪:「リギル」
リギル・ソルテール:「わかってら」
天藤ちひろ:「……! 人が、怪我してます!」
天藤ちひろ:と、慌てた様子で駆けよる
リギル・ソルテール:「照合。穂波由奈」
リギル・ソルテール:「……ちひろのクラスメイト」
天藤ちひろ:「えっ……」
天藤ちひろ:「穂波、さん……?」
穂波由奈:オーヴァードの肉体で負傷させられた傷跡。意識は朦朧とし、ぼんやりと虚空を見ている。
穂波由奈:「…あ、れ」
穂波由奈:「人…」
天藤ちひろ:「穂波さん! しっかりしてください!」おそるおそる彼女の身体を抱える
天藤ちひろ:「どうしてこんな場所に、それに怪我を……」
日裏巡:「ふむ……」ナイフを取り出し後ろ手に隠す。
リギル・ソルテール:『”エルフィルム”。手を寄越してくれ』
リギル・ソルテール:『おれたちじゃ治療の伝手がねえ』
”エルフィルム”:『……構わないが』
”エルフィルム”:通信越しの声。『そいつはカタギだろ。それなりの代償がいる』
”エルフィルム”:『その後、見ちまったものの後は、俺には処理はできん』
GM:ということで。
GM:ここで、皆さんには選択できます。
GM:穂波をUGNの目につくように誘導させるか、彼女を放置するか。
GM:UGNを誘導した場合、穂波は確実に治療され記憶処理を施されます。
GM:ただし、クライマックス戦闘の3R目が開始した時点でUGNが戦闘に参加し、第三勢力のエネミーとなります。
リギル・ソルテール:なんと
日裏巡:はー
望月火輪:ひえ~
GM:その痕跡によって動きが露見するわけですね
GM:放置した場合は、バックトラック時にGMのダイス判定で彼女の安否を決定します。UGNはクライマックスに干渉しません。
天藤ちひろ:私は確実に助かる手を取りたいです
望月火輪:だよね。
日裏巡:ちひろちゃんの欲望に根ざす選択だと思うのでちひろちゃんの選択を支持します
リギル・ソルテール:私もちひろと同じく
GM:おっしゃ!
GM:では了解しました!
GM:UGNを誘導した場合で、進行していきましょう。
”エルフィルム”:『いま最も近くにいるUGNエージェントに発見させる手もあるぜ』
リギル・ソルテール:『UGNね……』
天藤ちひろ:「……!」
望月火輪:「記憶処理の技術については彼らに一日の長があるからね。」
日裏巡:「なるほど。なかなか上手い手だね」
”エルフィルム”:『これだと…正規人員か。《リック》。その後そっちがバレる可能性もある』
”エルフィルム”:『そんで当然、そうなりゃ俺も逃げるがな』
リギル・ソルテール:『……あいつか』
日裏巡:「こっちのこともよく調べているらしい」ちひろと、抱きかかえられた少女を見る。
天藤ちひろ:「UGNなら、綺麗に何もかも消し去れる……」
リギル・ソルテール:「話したことがある」
リギル・ソルテール:「UGNとしては信頼がおける奴だが……」
リギル・ソルテール:「ちひろ。お前はどうしたい」
日裏巡:「UGNとして信頼できるということは、私達にはそれだけ危険だということだね」
日裏巡:「彼女を助けてくれるような人間なら、私達を見逃さないだろう」
リギル・ソルテール:「そういうこった」両手を上げて、やれやれのポーズ
天藤ちひろ:「私は……」セルを危険に晒す可能性もある決断
天藤ちひろ:だが、逡巡は一瞬だった
天藤ちひろ:「助けたい……いえ、
天藤ちひろ:「……です」あくまで助けるのは自分ではない
天藤ちひろ:(私は、助けられる場所にはいないから)
日裏巡:目を細めて笑う。「いいね」
天藤ちひろ:「お願いします」ぺこりと頭を下げる
リギル・ソルテール:「Okay. 」
望月火輪:「俺としてはUGNに介入されるのは面白いことではないんだけど。」「昨夜は俺のわがままを通してもらったしね。」
日裏巡:「リギル。彼女のことをできるだけ早くUGNに知らせつつ、こちらへの介入を遅らせるのってできる?」
リギル・ソルテール:「可能だ。ただ、保って……」
リギル・ソルテール:「30分程度」
リギル・ソルテール:『共有した通りだ、”エルフィルム”。欲望のためにおれたちは動く』
”エルフィルム”:『あいよ。多少のブラフくらいは撒いといてやるさ』
”エルフィルム”:『ご健闘を』
リギル・ソルテール:『お互いにな』
”エルフィルム”:通信が切れる。
日裏巡:「30分――了解。火輪、出し惜しみはなしで行こう」
望月火輪:「最初からそのつもりだよ。」
望月火輪:「それから、ちひろ」
望月火輪:「これから、彼女の体がこちら側に侵蝕されない限りは」
望月火輪:「彼女は君の望み通りの明日を迎えることになるだろう。」
望月火輪:「だけど、その明日を迎える前の逢魔ヶ時に」
望月火輪:「彼女はきっとUGNから詰問を受ける。今日のことを調べるためにね。」
望月火輪:「俺としては増援よりもそのリスクの方が重いと考えている。」
望月火輪:「それを念頭に置いた上で。」
望月火輪:「彼女と話したいことがあるのなら、話した方がいいと思うよ。」
天藤ちひろ:「はい、わかりました」
望月火輪:「今いる彼女は、明日には”消えて”しまうんだから。」
天藤ちひろ:コクリ、と頷き
天藤ちひろ:「ありがとうございます、私の我が儘に」
天藤ちひろ:そう言った後、穂波の傷口を手で塞ぎながら
穂波由奈:ちひろさんを見上げる。「あー…天藤か」
天藤ちひろ:「……大丈夫ですよ」
天藤ちひろ:「この痛みも、ほの暗い世界の入り口も……明日になったら消えて無くなっているから」
天藤ちひろ:「だか、だから……」雫がひたりと、落ちる。
天藤ちひろ:手の中で、また消えて無くなってしまわないか、それが怖かった
天藤ちひろ:「だから、安心して」
天藤ちひろ:「この悪夢が、あなたの日常を侵食することは、絶対に無いから」
天藤ちひろ:呼びかけに答えることはなく、言葉をぶつける
穂波由奈:…なぜ彼女が泣いているのか、その根本を理解できないまま。
穂波由奈:緩慢と、しかし確かに、頷く。
穂波由奈:理解できてしまえないことこそが、おそらくはその言葉の証明だったのだろう。
天藤ちひろ:「____ゆっくり休んでいて、ください」
天藤ちひろ:涙をぬぐって、穂波の眼を閉じさせる。
天藤ちひろ:応急手当の心得が無かったのを今ほど悔やんだことはなかった。
リギル・ソルテール:「……ちひろ」
天藤ちひろ:そっと、穂波をわかりやすい位置に寝かせてから、顔を上げる。
天藤ちひろ:「……大丈夫です」
天藤ちひろ:ぱちりと、自らの頬を張る
天藤ちひろ:「今やるべき事が、私のやりたい事」
天藤ちひろ:「わかったので」
リギル・ソルテール:「……ああ」
リギル・ソルテール:(……何も、出てこねえな。励ましも、慰めもこいつには必要ねえ)
天藤ちひろ:静かに、旧礼拝堂の方に向き直る。
日裏巡:「“オーヴ”、頼りにしてるよ」
日裏巡:そう言って歩き出す。
リギル・ソルテール:「…一人で抱え込むなよ」
リギル・ソルテール:それだけをやっと告げ、巡の後ろへ続く。
望月火輪:「今は君の言葉
望月火輪:「けど、大丈夫。」
望月火輪:「UGNは俺たちよりずっとまともだからさ。」
望月火輪:ちひろの肩を叩き、歩みを進める。
天藤ちひろ:「ありがとうございます……そうですね」
天藤ちひろ:「UGNは、伊佐名さんのような人がいるところ……ですもんね」
天藤ちひろ:自分が今いる場所は、その対極だけれど……だからこそ信頼できる、事もある
望月火輪:「ああ、だけど。」
望月火輪:「伊佐名のいる場所からじゃ、届かないモノがある。」
望月火輪:「きっと、これからちひろはその片鱗を見られるよ。」
望月火輪:再会を約束した金髪の少年の姿を思い浮かべながら、言葉を並べる。
天藤ちひろ:「……」頷いて、巡に続く。
望月火輪:「それは、ちひろ。ここを選んだ君の特権だ」
GM:……あなたたちの隠れた誘導を受け、しばらくののち、少女は日常に守護される。
GM:そしてあなたたちは、日常を失った欲望の果てへと足を運ぶ。
天藤ちひろ:(私の、特権……ここにいるから見られるもの……)
GM:夜はまだ、明けることはない。
GM:シーンを終了します。
GM:ファイナル・ロイスとファイナル・購入!
リギル・ソルテール:どうしようかな ロイス保留
リギル・ソルテール:購入は強化素材
リギル・ソルテール:4dx+2>=15
DoubleCross : (4DX10+2>=15) → 8[1,3,7,8]+2 → 10 → 失敗
リギル・ソルテール:財産なんかあるな 5払って購入
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの財産点を5減少(6 → 1)
日裏巡:天藤ちひろ ○信頼/不安
望月火輪:UGNボディアーマー
リギル・ソルテール:で、キーンナイフにつけます
日裏巡:アンマテ!
望月火輪:8dx>=12
DoubleCross : (8DX10>=12) → 10[1,1,2,3,3,5,6,10]+6[6] → 16 → 成功
望月火輪:ゲット
日裏巡:【未観測アストロラーベ】 《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》 7(+db)dx7+技能値 侵蝕6
GM:リーダーがんばれ…
GM:「本気」や
日裏巡:9dx7+5
DoubleCross : (9DX7+5) → 10[3,3,3,4,5,6,6,8,10]+10[5,9]+10[8]+4[4]+5 → 39
GM:ウオオオ!
望月火輪:本気だ!
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を6増加(86 → 92)
GM:無形の影最高!
リギル・ソルテール:やった!
日裏巡:買えた!
天藤ちひろ:どうしようかな、何か欲しいモノとかあります?
望月火輪:天藤ちひろ/好奇心◯/後悔
リギル・ソルテール:こっちは大丈夫!
天藤ちひろ:リギルさん武器とかいらない?
望月火輪:こっちも大丈夫です
リギル・ソルテール:うーんなんかあるかなあ
GM:防具系はあるっけ
天藤ちひろ:ならば穂波由奈:羨望/〇後悔 に変更
GM:雲散霧消あるから あって損はなさげですが
リギル・ソルテール:防具はね、リギーにはあんまり意味ないので
リギル・ソルテール:あー、ちっひのほう
GM:ああ、ちひろちゃんはもってたか
リギル・ソルテール:リアクティブアーマーとか?
天藤ちひろ:私はアームドスーツを買って装備済みです
天藤ちひろ:じゃあリアクティブアーマー買っちゃいますか
天藤ちひろ:いや成功するとはわからないのですが、訓練と一体化
天藤ちひろ:5dx+5>=24
DoubleCross : (5DX10+5>=24) → 8[1,2,2,7,8]+5 → 13 → 失敗
天藤ちひろ:普通に失敗、以上!
GM:はーい!
GM:UGN臨都市支部エージェント”リック”は、少女を保護した。
”リック”:白百合女学院付近。
”リック”:明らかにオーヴァードによる、不自然な人間の力による傷を受けている。
”リック”:……不自然なことは、彼女を見つけた経緯もだったが。
”リック”:(誘導されていた。まるでこちらに彼女を見つけろと言わんばかりに)
”リック”:しかし、襲撃はなかった。それがまた奇妙だった。
”リック”:通信を接続する。UGNのオペレーターへと繋ぐ。
”リック”:「ええ、こちら”リック”」
”リック”:「至急医療班に…”イスキミア”?ああ、ちょうどいい。彼も働かせてください」
”リック”:「それから、私は周囲の索敵に回ります。犯人か関係者がいる可能性が高い」
”リック”:「場合によっては増援を頼みます」
”リック”:「では」
”リック”:通信を切る。そして振り返る。
”リック”:「ムカウセル。…あなたたちか『吸血鬼』だのの仕業か」
”リック”:白い手袋を外す。
”リック”:「あなたに訊いて答えてもらえる気はしませんね」
庄野あるか:ゆらゆらと幻覚の悪夢を纏い、大きな上着を羽織った少女が答える。
庄野あるか:「うーん、だってわたしも知らないから…」
庄野あるか:「言われたから来ただけだもん。ねー、お父さん?」
庄野あるか:リギーから陽動の要請があっただけだ。それ以外のことは知らない。興味もない。
庄野あるか:「まっ、でも、たまにはね~」
庄野あるか:「わたしもみんなの面倒をみてあげないとだからね」
GM:クライマックス!全員登場!
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(92 → 96)
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(81 → 85)
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(91 → 95)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 5)増加(77 → 82)
GM:そして、あなたたちは旧礼拝堂へと辿り着く。
GM:崩れかけた十字架。差し込む月明かり。
GM:そして、黒い花が咲いている。否、咲き乱れている。
GM:床を埋め尽くす、花。夜闇のような黒い花畑。
GM:そこに、輝くような髪の少年と、茫洋とした眼の女が待っていた。
リギル・ソルテール:車輪が無音で無感動に花を踏み潰す。
リギル・ソルテール:「邪魔するぜ、お二人さん」
土岐灯里:それをぼんやりと見ている。
土岐灯里:「…あ」
暁斗:「やあ。あの夜はごめんね」
暁斗:「人にお話を聞かれるのは恥ずかしくて」笑う。
リギル・ソルテール:「そりゃ、こっちも野暮なことしたからな。謝る気はさらさらねえがよ」
リギル・ソルテール:「今後はこういうこともねえから安心しな」
リギル・ソルテール:「ここで終わりなんだからよ」
日裏巡:仄暗い礼拝堂の淡い月明かりに、闇夜の黒にも輝く色彩にも染まらない銀灰の髪が照らされる。
日裏巡:「その前に、教えてもらおうかな」
日裏巡:「
暁斗:「ふふ。ぼくはただ…このまま、永遠にこのままのぼくで生きていたいだけ!」
土岐灯里:遅れて反応する。目を見開く。
土岐灯里:「……あなたは、あの時の」
日裏巡:「何だ。知らないでここまで来たんだ」
暁斗:「えっ。気づいてなかったの…?」
土岐灯里:「……わざわざ知る意味もないかと思ったので…」
土岐灯里:「だって」
土岐灯里:「全部…いらないから。ほしくない」首を横に振る。
土岐灯里:「…最近、こうなって、やっとわかった。わかっていく」
土岐灯里:「いまなら答えられそう。私の、欲望…ここで、あなたにも教えますよ」
日裏巡:「是非聞きたいね」
土岐灯里:「ええ。ここで、きっと叶うから…」
日裏巡:「それまで命まで手放さないでいてくれると助かるんだけどね」
暁斗:「それはきみたちもね!」
日裏巡:「鞄のように、取り返せると思わない方がいい」
日裏巡:「今度は私が
土岐灯里:微笑む。それは心底という笑顔で。
天藤ちひろ:その姿を見て、泣き腫らした目で睨み付ける。
天藤ちひろ:「その笑みを浮かべながら、穂波さん……生徒の命を奪おうとしたんですね、あなたは」
土岐灯里:「…? はい」
天藤ちひろ:「絶対に、許せない」
土岐灯里:「……FHというのは、あまりこちらと変わらないものだと聞いていました」
土岐灯里:「でも、だから…不思議です」
暁斗:「そりゃあ、この子たちはきみと違って、まだ人間だからねえ」
暁斗:「まだ変われてしまうんだ」
暁斗:「彩られる余地が、あるんだよ」
天藤ちひろ:「ええ、変われない貴方達と違って、私たちはまだ変わる事ができる」
天藤ちひろ:「変わってしまって、今この場所にいる事を選んだ……その意味を自ら理解して」
天藤ちひろ:「この場において私ができる事は多くないでしょう」
天藤ちひろ:「
天藤ちひろ:「ただ、あなた達から簒奪する」
天藤ちひろ:「その永遠も、欲望も」
天藤ちひろ:そう言って、すぐ傍の白髪の少年をちらと見る。
望月火輪:「暁斗」
暁斗:「うん?」目を細める。
望月火輪:「ありがとう。」
暁斗:「…?なにが?」
望月火輪:「君のお陰で、俺の欲しているものがどういうものなのか。」
望月火輪:「改めて認識することが出来た。」
暁斗:「わあ」目を輝かせる。「どう?どう?」
暁斗:「ぼくの時間を生きてみるのもいいでしょう?」
望月火輪:「ああ、感謝しているよ。君の最も求める『永遠』を俺にも与えようとしてくれたこと。」
望月火輪:「だからこそ。」
望月火輪:「君にも、俺が最も希むものを与えてあげる。」
暁斗:大きく瞬きをする。
暁斗:「それって…」
望月火輪:「止めてあげるよ、暁斗。」
望月火輪:「君が、これ以上変化を恐れることがないように。」
望月火輪:「君の美が一切損なわれないままに。」
望月火輪:「『完璧な死』を与えてあげる。」
暁斗:見惚れるように、少年の冷たい瞳に激情が灯った。
暁斗:「……ああ」
望月火輪:「君の『完成』は俺が見届ける。」
暁斗:「ああ、ありがとう、火輪」
暁斗:「じゃあ、ぼくもきみを止めるよ」
暁斗:「ぼくの『永遠』を、きみにあげる!」
暁斗:黒い花畑を、赤が埋め尽くす。
暁斗:血の蝶が無数に広がり、無彩色の夜を染め上げていく!
GM:衝動判定。難易度は9です!
天藤ちひろ:能力訓練精神と一体化、思い出の一品込みで
日裏巡:6dx+1>=9
DoubleCross : (6DX10+1>=9) → 9[2,4,4,4,8,9]+1 → 10 → 成功
リギル・ソルテール:4dx+1>=9
DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 8[2,2,5,8]+1 → 9 → 成功
リギル・ソルテール:あっぶね
天藤ちひろ:7dx+1+1+1>=9
DoubleCross : (7DX10+3>=9) → 7[4,4,4,5,5,5,7]+3 → 10 → 成功
望月火輪:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 4[2,3,4,4] → 4 → 失敗
リギル・ソルテール:もちー!!
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を2D10(→ 13)増加(96 → 109)
望月火輪:当てられしまった!!
GM:昂っている
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を2D10(→ 18)増加(95 → 113)
暁斗:へへ
天藤ちひろ:82+2d10
DoubleCross : (82+2D10) → 82+12[10,2] → 94
リギル・ソルテール:おい!!
GM:リギー!
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を2D10(→ 17)増加(85 → 102)
望月火輪:うそー!?
GM:みんなーーー!
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を12増加(82 → 94)
暁斗:だが容赦はせん
土岐灯里:やるぞ
GM:というわけで、クライマックス戦闘を開始します。勝利条件はエネミー両方の戦闘不能。
GM:3R目に突入した場合、エネミーが増えますので、その前に倒せるようにがんばろう。
望月火輪:がんばるぞい!!
GM:エンゲージおよび行動値はこう。
GM:というわけで、はじめていくよ~。
望月火輪:うおー!負けないぞ!!
GM:では、1ラウンド目。
GM:セットアップ。ある人は宣言してね!
暁斗:なし!
リギル・ソルテール:▼見て、伝える:《オーバーウォッチ》
天藤ちひろ:なし
リギル・ソルテール:ラウンド間メジャーアクションD+3をPC全員に
日裏巡:ハウスオブデモンズ シーン内の任意のキャラクターの行動値+5
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を4増加(113 → 117)
日裏巡:PC全員の行動値を5上げるよ
日裏巡:日裏巡の行動値を5増加(8 → 13)
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの行動値を17に変更(12 → 17)
土岐灯里:《オーバーアクセル》。ラウンド間行動値+6し暴走。シーン1回です。
土岐灯里:行動値は13になります。
望月火輪:《活性の霧》《タブレット》《多重生成》侵蝕+8(110)
望月火輪:PC全員の攻撃力+24、ドッジ-2
リギル・ソルテール:いただきます
日裏巡:やったー!
天藤ちひろ:もらいます
GM:こう!
GM:なんかみんなはやくなったな
望月火輪:シュッシュッ!
GM:では、イニシアチブプロセス。イニシアチブで行動がある人入るかな?
土岐灯里:いるよ~
リギル・ソルテール:うわあ
土岐灯里:Dロイス【触媒】。暁斗にメインプロセスを行わせます。
暁斗:はい!がんばります。
GM:というわけで暁斗の手番となります。ゆけ
暁斗:いきます。あと【触媒】により本来の手番も別にあるよ。
暁斗:マイナーで移動し、PCのエンゲージへいきます。
リギル・ソルテール:うわこっちきた
日裏巡:ひー
暁斗:で、メジャー。
暁斗:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《紅の刃》《血の宴》《殺戮領域》《ブラッドバーン》《生命吸収》《ソウルスティール》。
暁斗:視界・範囲選択のRC攻撃です。
暁斗:ダメージを与えた場合、追加で24点HPを失わせ、HPを55点増加させます。
望月火輪:さ、最悪!!!
リギル・ソルテール:えっぐ
暁斗:これは吸血アージの《ソウルスティール》で最大HPが増加するためです(これはシナリオ一回)。
GM:とくになければ判定します。
望月火輪:こいや!
暁斗:せいやっ。
暁斗:10dx7+6
DoubleCross : (10DX7+6) → 10[1,1,1,3,6,9,9,10,10,10]+10[3,4,5,7,8]+10[2,8]+10[9]+10[7]+10[8]+10[8]+4[4]+6 → 80
GM:?
リギル・ソルテール:うわ
望月火輪:ひどいwwwww
リギル・ソルテール:いやこれは避けらんないわ
日裏巡:い、一応ドッジ
日裏巡:5dx>=80
DoubleCross : (5DX10>=80) → 8[2,2,3,5,8] → 8 → 失敗
天藤ちひろ:ガード
リギル・ソルテール:侵蝕温存!ガードです
暁斗:9d10+46
DoubleCross : (9D10+46) → 35[3,1,5,7,1,2,5,7,4]+46 → 81
暁斗:ガード装甲有効です
望月火輪:あ、リア不!
GM:あとそうだすまん、カバーとかあればいけます
天藤ちひろ:【Gフィラメント】《崩れずの群れ》
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を2増加(94 → 96)
天藤ちひろ:望月くんを庇います
望月火輪:ありがとちっひ!
GM:了解!
天藤ちひろ:それでえっと、1回倒れてリザレクト
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(96 → 97)
リギル・ソルテール:そうだ、一回倒れて……ロイス何にしようかな
日裏巡:こちらも倒れる! 暁斗のロイス切って置きます。
天藤ちひろ:これ生命吸収は立ち上がった後追加で倒れる裁定ですか?
日裏巡:回復時にカンパニー効果で1d10回復もできるよ、一応
リギル・ソルテール:エルフィルムのロイス切っちゃえ HP6で復活です
日裏巡:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7
日裏巡:12+7でHP19です
天藤ちひろ:1d10 もらえるものはもらっておこう
DoubleCross : (1D10) → 7
天藤ちひろ:HP8
暁斗:HP55点増加します~
GM:おし、ではリギーの手番にうつります
リギル・ソルテール:いえいいえい
リギル・ソルテール:マイナーなし。
リギル・ソルテール:▼撃って、縛る:《アタックプログラム》+《スパークウェッジ》土岐さんを狙います。
土岐灯里:くっ できることはない!きてください
リギル・ソルテール:8dx+34
DoubleCross : (8DX10+34) → 10[3,4,6,6,7,7,10,10]+10[8,10]+9[9]+34 → 63
リギル・ソルテール:?
GM:たっかい!
土岐灯里:暴走リア不です!
リギル・ソルテール:回すじゃん…
望月火輪:強いぞ!
リギル・ソルテール:そうだった!
リギル・ソルテール:エンゲージも孤立してるし よし
リギル・ソルテール:あ、命中時リギー以外を含む攻撃をすると18ダメージです
GM:はい!
リギル・ソルテール:そしてさっきの、達成値が2抜けてました エフェクトレベル変わるんだったわ
リギル・ソルテール:ダメージには差がないのでこのまま行きます
GM:了解です!
リギル・ソルテール:7d10+1d10+24+5+1
DoubleCross : (7D10+1D10+24+5+1) → 46[1,9,9,9,10,2,6]+4[4]+24+5+1 → 80
リギル・ソルテール:装甲-5です
GM:グオオオ
リギル・ソルテール:武器キーンナイフ!
土岐灯里:装甲は5あったのですがまるっと抜かれた。そのまま80受けます。
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を6増加(117 → 123)
土岐灯里:だ、だいぶ削れた…
リギル・ソルテール:よし
土岐灯里:生きています…!
リギル・ソルテール:さすが高経験帯ボスだぜ。以上!
GM:続いてはPC先なので巡さん!
日裏巡:はーい
リギル・ソルテール:あれ
リギル・ソルテール:暁斗の本来の手番は……
日裏巡:そうだった
GM:そうだw
GM:私がいちばんぼんやりしてるわ!
暁斗:ウス 行きます
暁斗:マイナーはなし!
暁斗:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《紅の刃》《血の宴》《殺戮領域》《ブラッドバーン》《生命吸収》!
望月火輪:ひええ
暁斗:視界・範囲選択!生命吸収はあと一回になってしまった
暁斗:10dx7+6
DoubleCross : (10DX7+6) → 10[1,1,1,3,3,7,9,9,10,10]+10[1,1,2,2,7]+10[9]+10[8]+2[2]+6 → 48
暁斗:ハァッ ハァッ!こうです
リギル・ソルテール:さっきほどではないけど高いな?
日裏巡:いい感じに回すな……
日裏巡:ドッジ!
リギル・ソルテール:ドッジチャレンジします
日裏巡:5dx>=48
DoubleCross : (5DX10>=48) → 8[3,3,4,7,8] → 8 → 失敗
リギル・ソルテール:▼見て、避ける:《リフレックス:ブラックドッグ》+《ゲットダウン》
天藤ちひろ:ガード
リギル・ソルテール:ドッジダイス-2なので
リギル・ソルテール:6dx7+18>=48
DoubleCross : (6DX7+18>=48) → 10[3,5,5,7,7,8]+10[1,3,7]+10[8]+5[5]+18 → 53 → 成功
リギル・ソルテール:っしゃ!!!!
GM:うおおお
望月火輪:リギー!!
GM:やりおる!
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を4増加(123 → 127)
天藤ちひろ:凄い
望月火輪:リア不です
GM:モッチは暴走してたな。じゃあダメージ出します!
リギル・ソルテール:これもう一度出すのは難しそうなので、代行はなしで
天藤ちひろ:あ、カバーします
天藤ちひろ:【Gフィラメント】《崩れずの群れ》
GM:しちゃおう!
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を2増加(97 → 99)
天藤ちひろ:望月さん対象で
天藤ちひろ:あらためてダメージどうぞ
GM:はあい!
天藤ちひろ:武器一体化で受けます
暁斗:5d10+46
DoubleCross : (5D10+46) → 31[2,1,8,10,10]+46 → 77
リギル・ソルテール:出目高くない?
天藤ちひろ:まあそんな小細工無駄だとはわかっていた、リザレクト
日裏巡:死ぬー!
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 5)増加(99 → 104)
天藤ちひろ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1
リギル・ソルテール:さっきと4しかダメージ違わないんですけど…
日裏巡:ちひろのロイス切って立とう
日裏巡:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7
日裏巡:HPはやっぱり19
GM:で、ここに追加で24点HPを足しています(ので77+24と考えましょう どうせみんなしぬ! )
暁斗:HPを39点回復します。
暁斗:あ、あと
暁斗:《夜魔の領域》行動値0になり未行動になります。
リギル・ソルテール:こいつ
日裏巡:何ぃ
暁斗:最後にもう一回遊べるドン
望月火輪:ユーアークレイジ……!!!
天藤ちひろ:このラウンドで生命吸収撃ち切る気か……
暁斗:UGNに邪魔させねえ!
GM:というわけで以上です。
GM:で、今度こそ巡さんの手番!
リギル・ソルテール:リーダーがんばって♡
日裏巡:はーい
日裏巡:【未形成アステリズモス】《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》《原初の赤:虚構のナイフ》 7(+db)dx7+技能値 攻撃力20(23) 対象:単体 射程:至近/10m 侵蝕10
日裏巡:使用武器はアンチマテリアルライフルにするので、攻撃力は+38
GM:ウオオ
日裏巡:対象は灯里! アンマテは同エンゲージには使えない!
土岐灯里:名前で呼ばれちゃった…了解です!
土岐灯里:来るがいいです!
日裏巡:10dx7+4
DoubleCross : (10DX7+4) → 10[1,1,2,2,3,4,5,6,7,10]+10[3,7]+2[2]+4 → 26
日裏巡:まずまず
土岐灯里:暴走リア不です!
GM:ダメージどうぞ!
日裏巡:3d10+38
DoubleCross : (3D10+38) → 19[7,9,3]+38 → 57
日裏巡:あ
GM:活性分かな?
日裏巡:活性の霧分が……レベル上がって24かな?
GM:ですです!
日裏巡:81!
土岐灯里:ヒーーン
土岐灯里:そのダメージは…死にます!
土岐灯里:ここでは復活もなし!戦闘不能となります。
GM:というわけでそのままちひろちゃん・望月くんの手番です!
リギル・ソルテール:の、イニシアチブに
リギル・ソルテール:▼呼び、引く:《マグネットムーブ》
リギル・ソルテール:これを戦闘不能の土岐さんに使用します。
土岐灯里:な、なんだって!ズザザザザ
GM:では戦闘不能になっている土岐が移動します
GM:全員同エンになったぞ!
GM:リギーはマグネットムーブの侵蝕だけあげてね!
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を3増加(127 → 130)
GM:なぜ動けない女が移動させられたかはわからないが…
望月火輪:お待たせしました!いきます!
GM:モッチ!どうぞ!
望月火輪:メジャー 《セレリティ》 侵蝕+5(115) メジャーアクション2回追加
GM:来たな…!
望月火輪:あ、マイナーで暴走解除!
望月火輪:メジャー 《エクスプロージョン》《ツインバースト》侵蝕+6(121)
望月火輪:5dx+3
DoubleCross : (5DX10+3) → 9[1,4,5,8,9]+3 → 12
望月火輪:対象は暁斗くんと土岐さん!
暁斗:ふっそんなのは避け…避け…られない
土岐灯里:も、もう戦闘不能なのにー!
望月火輪:ドッジ不可!
暁斗:ガードでいきます。
望月火輪:土岐さんにトドメを刺します
土岐灯里:(なにもできません)
望月火輪:ではダメージ!
望月火輪:2d10+8+18+24
DoubleCross : (2D10+8+18+24) → 12[9,3]+8+18+24 → 62
望月火輪:グッド、では次の行動!!
土岐灯里:では死にます…!死んでいます
暁斗:えっと、こちらはダメージ受ける前に
望月火輪:あ、失礼早まった
暁斗:オートアクションでエフェクト使います。
望月火輪:ぴえ?
暁斗:《赤河の支配者》。ダメージを-[1d10+16]点する。
暁斗:とくに妨害がなければ使用します。
望月火輪:強いよ~~~!
天藤ちひろ:流石にさせない
リギル・ソルテール:ちひ!
天藤ちひろ:【マルカリアンの鎖】《デビルストリング》
GM:名前きれい!
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を4増加(104 → 108)
GM:では、そのまま受けます。
GM:ちょっと計算するね~
GM:痛いが…まだ生きている!
GM:そして土岐はそのまま死亡として処理されました。
GM:生きていれば「隠された世界」とか「奇跡の雫」もつかえたのに!
GM:二回目の判定どうぞ!
望月火輪:いきます!
望月火輪:メジャー 《エクスプロージョン》《ツインバースト》侵蝕+6(127)
望月火輪:対象は暁斗くん!そして、ちっひー!
GM:!?
GM:頭がおかしくなったのか!?
天藤ちひろ:きゃぁ
望月火輪:これにより時間凍結フラグを立てます。(RTA)
リギル・ソルテール:狂ったようだな。
リギル・ソルテール:RTAww
望月火輪:5dx+3
DoubleCross : (5DX10+3) → 10[5,5,6,9,10]+1[1]+3 → 14
暁斗:しくしく ガード
望月火輪:ちっひーもガードかな?
天藤ちひろ:回避してリアクション不可になっておきます
望月火輪:ではダメージ!
望月火輪:2d10+8+18+24
DoubleCross : (2D10+8+18+24) → 13[10,3]+8+18+24 → 63
天藤ちひろ:望月火輪 〇尊敬/隔意 でロイスを取得して即タイタスにしてHP14で復帰、九生足も使って24に
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1増加(108 → 109)
GM:ヒーン このままではいけない
望月火輪:以上です!
暁斗:ふたたび《赤河の支配者》。ダメージを-[1d10+16]点。
日裏巡:1d10回復もあるぞ!
望月火輪:やばい~~!!
暁斗:1d10+16
DoubleCross : (1D10+16) → 8[8]+16 → 24
GM:おし!ようやった!
天藤ちひろ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10
暁斗:C(63-24)
DoubleCross : c(63-24) → 39
日裏巡:あ、今更ですがさっきの攻撃で侵蝕上げてなかったので上げます
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を10増加(109 → 119)
GM:けっこう削れてきたさすがに…!
望月火輪:これで削れなかったら泣いちゃう
望月火輪:そしてイニアチブへ…だぜ!
GM:です!
GM:なにかあるかな~?
天藤ちひろ:はい!
天藤ちひろ:【辰宿ホロロギウム】《原初の白:時間凍結》HP-20で行動
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を7増加(109 → 116)
天藤ちひろ:行動前に行動いきます!
暁斗:こいっ
天藤ちひろ:マイナー【
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を7増加(116 → 123)
天藤ちひろ:メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》+《シャドーテンタクルス》
天藤ちひろ:対象暁斗くん、判定行きます!
GM:うおお どうぞ!
天藤ちひろ:13dx7+6
DoubleCross : (13DX7+6) → 10[2,3,4,4,4,4,4,6,6,7,8,8,9]+10[5,6,7,7]+10[3,10]+3[3]+6 → 39
日裏巡:【未周回ドリフォロス】《勝利の女神》 達成値+12 侵蝕6
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を6増加(119 → 125)
日裏巡:おかわりだ!
GM:うおおつええ
天藤ちひろ:51になります!
暁斗:《死者の肉体》で意思でドッジします。ワンチャンある。
暁斗:10dx+4
DoubleCross : (10DX10+4) → 10[1,2,4,4,4,5,5,7,9,10]+3[3]+4 → 17
GM:ちっ!
GM:ダメージどうぞ!
天藤ちひろ:6d10+20+4+1+20+4+1+3+24
DoubleCross : (6D10+20+4+1+20+4+1+3+24) → 19[1,5,2,2,1,8]+20+4+1+20+4+1+3+24 → 96
GM:ヒーーン
暁斗:《赤河の支配者》!ダメージを-[1d10+16]点!毎回使う
天藤ちひろ:【マルカリアンの鎖】《デビルストリング》
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を4増加(123 → 127)
暁斗:クーーーッ
暁斗:そのままくらいます!
暁斗:ハァ…ハァ…まだ生きています ごっそりやられたが
暁斗:絶対死なない!永遠に生きる!
GM:侵蝕をあげてねっ
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を3増加(127 → 130)
GM:ではふたたびイニシアチブです。
天藤ちひろ:何もなければ続けて本来の行動いきます!
GM:本来のちひろちゃんの手番!どうぞ。
天藤ちひろ:はーい
天藤ちひろ:メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》+《シャドーテンタクルス》対象暁斗くん
暁斗:こいっ
天藤ちひろ:判定行きます
天藤ちひろ:13dx7+6
DoubleCross : (13DX7+6) → 10[1,1,3,5,6,6,7,8,8,9,9,10,10]+10[1,2,3,9,9,10,10]+10[4,4,7,9]+10[7,10]+10[2,8]+10[10]+10[8]+6[6]+6 → 82
GM:グーーッ
暁斗:《死者の肉体》!ドッジ!
暁斗:10dx+4
DoubleCross : (10DX10+4) → 10[1,2,3,6,8,9,9,10,10,10]+9[5,6,9]+4 → 23
GM:がんばった
GM:ダメージどうぞ!
天藤ちひろ:9d10+20+4+1+20+4+1+3+24
DoubleCross : (9D10+20+4+1+20+4+1+3+24) → 55[10,8,3,8,10,9,3,1,3]+20+4+1+20+4+1+3+24 → 132
GM:ヤバイ
暁斗:かなりやばい 《赤河の支配者》Lでいちおうダメージを-[1d10+16]点しておこう
暁斗:1d10+16
DoubleCross : (1D10+16) → 2[2]+16 → 18
天藤ちひろ:今回はデビスト無しで
暁斗:C(132-18)
DoubleCross : c(132-18) → 114
GM:焼け石に水だよ
暁斗:さすがに死ぬ!
暁斗:ので!
暁斗:切り札をきるしかねえ
暁斗:《無限の血肉》。戦闘不能を回復し、HPを[4D10+15]点まで回復!シナリオ1回!
暁斗:4D10
DoubleCross : (4D10) → 24[9,5,9,1] → 24
望月火輪:いっぱい回復された!!
暁斗:C(24+15)
DoubleCross : c(24+15) → 39
GM:おしおし。
GM:そして最後は夜魔による暁斗の手番ですね。
望月火輪:やだー!
暁斗:マイナーなし。
暁斗:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《紅の刃》《血の宴》《殺戮領域》《ブラッドバーン》《生命吸収》。
暁斗:ダメージを与えた場合、追加で24点HPを失わせ、HPを39点回復する。この効果を持つ《生命吸収》はこれがラスト!
暁斗:対象は全員!
暁斗:10dx7+6
DoubleCross : (10DX7+6) → 10[2,3,3,4,5,8,8,9,9,10]+10[3,3,5,9,10]+6[5,6]+6 → 32
リギル・ソルテール:おし
望月火輪:チャンス!!
暁斗:生き残る みんなHPをぼくにくれ
日裏巡:いちおうドッジ!
天藤ちひろ:ガード宣言
リギル・ソルテール:▼見て、避ける:《リフレックス:ブラックドッグ》+《ゲットダウン》
日裏巡:せっかくだしダイス増やすか
日裏巡:【未到達フォストナステーロン】《原初の白:異世界の因子》 エフェクトコピー 侵蝕7
リギル・ソルテール:7dx7+18>=32
DoubleCross : (7DX7+18>=32) → 10[2,3,5,6,7,9,9]+10[8,8,9]+4[1,1,4]+18 → 42 → 成功
日裏巡:ちひろの《原初の黒:ポルターガイストをコピー》
リギル・ソルテール:よゆう!
リギル・ソルテール:代行ほしいひと!
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を7増加(125 → 132)
日裏巡:ドッジ!
日裏巡:6dx>=32
DoubleCross : (6DX10>=32) → 8[1,2,2,4,5,8] → 8 → 失敗
日裏巡:駄目だった
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を4増加(130 → 134)
日裏巡:ロイス二つ削れてるからそろそろ守ってほしさ
リギル・ソルテール:OK
リギル・ソルテール:▼回避を、助ける:《鏡の中の人形》
リギル・ソルテール:リーダーの代理ドッジします
リギル・ソルテール:▼見て、避ける:《リフレックス:ブラックドッグ》+《ゲットダウン》
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を3増加(134 → 137)
リギル・ソルテール:7dx7+18>=32
DoubleCross : (7DX7+18>=32) → 10[2,2,6,7,7,10,10]+10[1,4,7,8]+10[9,10]+10[3,8]+3[3]+18 → 61 → 成功
リギル・ソルテール:すごい数字出るな
天藤ちひろ:流石だ
望月火輪:つよすぎ
GM:ヤバ
日裏巡:やったー! ありがとう!
リギル・ソルテール:リギル・ソルテールの侵蝕率を4増加(137 → 141)
天藤ちひろ:あ、【Gフィラメント】《崩れずの群れ》で望月さんをカバーしておきます
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を2増加(130 → 132)
望月火輪:ありがと!
暁斗:4d10+46
DoubleCross : (4D10+46) → 22[7,5,6,4]+46 → 68
暁斗:ガード装甲有効
暁斗:HPを39点回復。
望月火輪:回復がえっぐい。
天藤ちひろ:おっかない
GM:とはいえここが最後です!
天藤ちひろ:暁斗 興味/〇殺意 でロイス取得、即タイタスに
GM:あらあら
望月火輪:ではここでオートアクション!
GM:ヒッ
望月火輪:《帰還の声》《タブレット》《多重生成》侵蝕+11(138)
望月火輪:PC全員の任意の一つエフェクトの使用回数を一回分回復させます
望月火輪:僕は《セレリティ》
天藤ちひろ:私は《時間凍結》で
天藤ちひろ:1d10+10 スパ分の回復+九生足
DoubleCross : (1D10+10) → 10[10]+10 → 20
GM:うわっ!
GM:最大出してきた!
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1増加(132 → 133)
日裏巡:《原初の黒:勝利の女神》の回数を回復します。
リギル・ソルテール:《オーバーウォッチ》
GM:了解!
GM:で、イニシアチブに戻りますが…さすがになかろう~
天藤ちひろ:【辰宿ホロロギウム】《原初の白:時間凍結》HP-20で行動 コスト7
GM:ヤバい。
天藤ちひろ:即いきましょうか
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を7増加(133 → 140)
GM:おいで!
天藤ちひろ:メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》+《シャドーテンタクルス》
天藤ちひろ:対象は暁斗くん! 判定行きます!
暁斗:妨害無し、どうぞ!
天藤ちひろ:13dx7+6
DoubleCross : (13DX7+6) → 10[1,2,3,3,4,5,6,7,7,7,8,9,9]+10[1,3,7,8,9,10]+10[2,5,9,10]+10[8,9]+4[4,4]+6 → 50
日裏巡:【未周回ドリフォロス】《原初の黒:勝利の女神》 達成値+12 侵蝕6
日裏巡:せっかくだ! ダメ押し!
天藤ちひろ:62になりました
暁斗:《死者の肉体》!
暁斗:10dx+4
DoubleCross : (10DX10+4) → 10[1,2,2,4,4,5,7,8,10,10]+7[5,7]+4 → 21
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を6増加(132 → 138)
GM:がんばってんだよな毎回
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を3増加(140 → 143)
GM:ダメージどうぞ。
天藤ちひろ:7d10+20+4+1+20+4+1+3+24
DoubleCross : (7D10+20+4+1+20+4+1+3+24) → 44[8,6,4,5,10,5,6]+20+4+1+20+4+1+3+24 → 121
暁斗:ヒーーー
暁斗:足掻く
暁斗:《赤河の支配者》ダメージを-[1d10+16]点
天藤ちひろ:【マルカリアンの鎖】《デビルストリング》
GM:クーッ
天藤ちひろ:最後の一発、ノーチャンにしておく
暁斗:ではそのまま受けます。
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を4増加(143 → 147)
暁斗:残りHPは78。
暁斗:戦闘不能。復活もありません。
リギル・ソルテール:うおおおおお
望月火輪:うわああああ!!
GM:あなたたちの勝利です。
日裏巡:勝った!
天藤ちひろ:やったー!
リギル・ソルテール:腕の蓋が開き、コードが伸びて車椅子の端子に接続。さらに、うなじに小さく空いたジャックにも接続する。
リギル・ソルテール:車椅子の背後から複数の銃が首をもたげた。
リギル・ソルテール:「チャフはこっちで撒いておく。いつも通りだ」
日裏巡:片目を覆う髪をかき上げ、星空の瞳が、朽ちた礼拝堂を映し出す。
日裏巡:「ここは暗いね。その分よく見える」
日裏巡:「“ネヴァー”、“オーヴ”、“清虚”。塗り潰してあげよう」
望月火輪:「了解。リーダー。」
リギル・ソルテール:「Roger, my leader」
天藤ちひろ:「はい、やりましょう」
天藤ちひろ:その手の中に出現した星空の込められた半球を握りしめる
望月火輪:パチン、と指先を鳴らす。
望月火輪:その音に反応するように"アセンド"のメンバーの体内に神経をより先鋭化ささせる麻薬が発生する。
望月火輪:それは、まるで彼らが一つの生き物となったかのような奇妙な感覚を生み出した。
土岐灯里:「……」
土岐灯里:「……いらないんです。なんの色も、光も」
土岐灯里:「邪魔なんです。ぜんぶ…」
土岐灯里:女の遠い目が、暗闇を見ている。
土岐灯里:「ずっと、ずっと、生きているだけで、」
土岐灯里:「騒がしくて、目まぐるしくて、生暖かくて、わずらわしくて…」
土岐灯里:「自分が疲れていたことに、こうなるまで気づかなかった」
土岐灯里:何を見ることにも、聞くことにも疲れたように、手を伸ばす。
土岐灯里:「だから、わたしの望みはこれだけ」
土岐灯里:「すべて、なくなって」
土岐灯里:「だれもかれも――いなくなってしまえばいい」
GM:女の足元から、黒い花が茨のように伸びる。黒い胞子を撒き散らす、この世ならざる花。
GM:解放された欲望から生まれたその花は、破壊のための、すべてを殺すための力を活性化させる。
暁斗:その茨と戯れるように、己の手を這わせる。赤い蝶が、黒い胞子を運び、吸収する。
暁斗:「ふうん。叶えてあげるよ、どうせそうすることになる」
暁斗:「すべていなくなっても、ぼくが残る。そしてぼくが選んだものも、永遠に。」
暁斗:「だから、呑ませて」
暁斗:桜色の爪で、青白い自身の手首を傷つける。傷口を晒せば、そこから無数に蝶が増殖。
暁斗:「きみたちのは、とても『濃く』て…おいしそうだ」
暁斗:無数の紅い蝶が、血の刃となってあなたたちの体を切り裂こうと飛び立った。
天藤ちひろ:「……!」ふわりふわりとした、しかし素早い蝶の動きにあわせて
天藤ちひろ:自らの体の内にOVVを取り込みながら、望月と蝶たちの間に割って入る。
望月火輪:暁斗を真っ直ぐに見据えている。
望月火輪:その蝶を、或いは運命を受け入れようとするように
望月火輪:ただ泰然自若とそこに立っている。
日裏巡:子供の気まぐれな工作のように、全身に切り込みが入れられる。血が失われる感覚。自分が持つ時間が奪われるという感覚。
日裏巡:それでも笑っている。
日裏巡:「いいね。素直な欲望だ」
土岐灯里:「……うるさいです…」子供じみて返す。
リギル・ソルテール:「ちっくしょう、難易度たけえんだよ、ばかやろうが」
リギル・ソルテール:瞬時に視界を切り替え、コンマ秒の速さで攻撃を分析。そのまま高速機動に入る。
リギル・ソルテール:全ての蝶が、リギルを捉えられず宙を切る。
暁斗:「あれっ」
リギル・ソルテール:「は。何だよその顔」
リギル・ソルテール:「自分のすることは何でも叶うと思ってそうな顔だ」
リギル・ソルテール:「だけどよ、悪いな」
リギル・ソルテール:速度を落とさないまま、弾丸を放つ。それは光を纏い、弾痕と共に土岐の身体に巻きついた。
リギル・ソルテール:「すべてに手を伸ばすのは、おれの方だ」
土岐灯里:目を見開く。一瞬の雷撃。
土岐灯里:「……不自由」
土岐灯里:自分よりよほど動きにくそうな、車椅子の少年を、茫洋とでなく見る。
リギル・ソルテール:「幾らでも自由なんざ手に入るさ」
リギル・ソルテール:「そうだろ、”エンブリオ”」
日裏巡:「欲し続ける限りはね」
日裏巡:「灯里、君は自由が欲しいのかい?」
土岐灯里:目を細める。「……自由というのが、だれもいない風景を指すなら」
土岐灯里:「そうなのかもしれません」
日裏巡:「君の欲望は、とても強い」
日裏巡:「その言葉を聞いてより確信した」
土岐灯里:「……はい?」
日裏巡:「生きているだけで疲れるのなら、一番簡単な方法がある」
日裏巡:「死んでしまえばいい」
日裏巡:「だが、君は自分ではなく世界を変えることを望んだ」
日裏巡:「誰もいない風景を、生きて見ることを望んだ」
日裏巡:「遍く他者の欲望を全て塗り潰して無に帰した先にしか君の欲望は叶わない」
日裏巡:「素晴らしい」
土岐灯里:「……ええ。なぜ、あなたがそういうのかは、わからないけど…」
土岐灯里:「わかることは、あなたも邪魔だということだけだから」
日裏巡:「ああ――だから、殺さなきゃいけないのは残念だ」
日裏巡:「約束しよう。君の脳は根こそぎ私のものにする」
日裏巡:「それが、素晴らしい欲望に妥協を強いる者として、せめてもの敬意だ」
日裏巡:携えたナイフを手放す。それが、宙に浮かぶ。
土岐灯里:黒い茨が伸び、動かない体を緩めようとする。だが、その茨すらもはや緩慢にしか動けない。
日裏巡:因子を仕込んだ物体を遠隔操作する能力。更に――
日裏巡:礼拝堂に降り注ぐ輝きを反射するナイフが、無数に増殖する。
日裏巡:それはさながら、夜空に浮かぶ満天の
日裏巡:“ワイヤレス”
日裏巡: ×
日裏巡: “百射”
日裏巡:「おやすみ、灯里」
日裏巡:百を超える刃が、一斉に降り注いだ。
土岐灯里:煩わしく視界を遮る光に、一瞬だけ、見惚れてしまった。
土岐灯里:それが敗北だった。
土岐灯里:「……ああ、どうして、私、いらないの」
土岐灯里:「死なんて、……与えられたくも…」
土岐灯里:言葉が途切れ、無数の刃に貫かれる。倒れる。その手がいまだ死にきれず彷徨い、動けない。
リギル・ソルテール:「………」
リギル・ソルテール:生命活動の低下を確認。しかし未だ途切れきってはいない。
リギル・ソルテール:火輪に目を向ける。
リギル・ソルテール:一瞬だった。だが、それで伝わる。サブリミナルのように。
リギル・ソルテール:繋がった神経は、伝えあう。
望月火輪:リギルの意図を理解する。
リギル・ソルテール:倒れた土岐の身体が見えない力に引き寄せられる。
土岐灯里:壊れた人形のように動いて、それはあなたの見えない手が届くまでになる。
暁斗:そちらを振り返る。「っ」
望月火輪:「ダメだよ暁斗」
望月火輪:「よそ見したら。」
望月火輪:轟音と共に全てを塗りつぶすような眩い光が生まれる
暁斗:その眩い光に。否、それを生み出す少年に目を奪われる。
望月火輪:その光は、土岐灯里から世界のすべてを奪うように広がり
望月火輪:やがて、土岐灯里を世界から消し去るように収束していく。
土岐灯里:(……ああ)一瞬だけ、見えた。望んでいたものが。
土岐灯里:(なぜ、もっと、ここに。この風景に居られないんだろう…)
暁斗:血が残っていれば、再生できた。それが少年の権能だった。…それが届かぬことを知る。
望月火輪:「安心しなよ、暁斗。」
望月火輪:「君からも奪ってあげる。君が恐れる『変化』を。」
暁斗:「……そのさきに、ぼくはいないんでしょう?それじゃあ、だめだよ」
暁斗:「ぼくは何一つ損なわないんだから」
望月火輪:「ふふ」
望月火輪:「嘘つき。」
暁斗:「…え?」
望月火輪:「本当に何も『損なわない』なら。」
望月火輪:「誰かを『求め』たりなんて、するもんか。」
望月火輪:二度目の爆発が少年の体を喰らうように襲いかかる。
暁斗:「っ」頬が紅潮する。
暁斗:血の蝶が、少年を守る赤いヴェールのように広がる。
望月火輪:「最初は、君は誰も求める必要なんかなかった。」
望月火輪:「なぜなら君は完璧だったから。」
望月火輪:「違うかな?」
望月火輪:断定するような口調で言葉を並べる。
望月火輪:何故なら、自分がそうだったからだ。
望月火輪:何故なら、自分と暁斗は近い場所にいるからだ。
暁斗:「……なのに、渇くんだよ。ぼくは完璧なのに、渇いて、求めて仕方ない!」
望月火輪:自身を完全無欠だと信じられている間は、絆なんてものに寄りかかる必要はなかった。
望月火輪:仲間との、敵との絆を深く感じるほどに。俺の美しさが欠けていくのがわかる。
望月火輪:「止めてあげるよ。その渇きを。その衰えを。」
望月火輪:「だから、君も全力で俺を終わらせてくれ。」
望月火輪:肉体の限界を超えるように
望月火輪:ここで全てを終わらせるように体内のレネゲイドを活性化させる。
望月火輪:暁斗も自身すらも破滅へ導く最後の輝き
望月火輪:その輝きが放たれる直前
望月火輪:一人の少女が奔る姿が見えた。
暁斗:蝶が爆ぜ、削れていく。少女を視認することはできなかった。
天藤ちひろ:放たれようとした輝きは、しかし望月の身体を焼くことは無い
天藤ちひろ:望月の背に、冷たい感触が触れている。
リギル・ソルテール:大きく息をつく。
天藤ちひろ:無数の星々を内包し、今も口を開けたままのOVVを宿した天藤ちひろの右腕だ
天藤ちひろ:「っ……ぐっ……!」さらに右手を、のばす。
天藤ちひろ:まき散らされるはずだった破壊の光を、漆黒の星虚が喰らい付くし……きれない
天藤ちひろ:"入り口"であるちひろが耐えきれず、肉体に光の罅が刻まれる。
天藤ちひろ:それでもまだ、止まるわけにはいかない。
暁斗:「……」気づく。ジャームたる自身にはもはや忘れ去った光。
暁斗:少女の姿をやっと視認する。損なわれ、喰らわれていくような姿。
暁斗:「その空は…ぼくと同じだな。渇いてる」
天藤ちひろ:右腕からほの黒い七色を纏った鉤を作り出し
天藤ちひろ:「だか……ら奪う。あなたから……その完全性を!!」見惚れている暁斗めがけて、振り下ろす。
天藤ちひろ:一閃が空中で分裂し、まるで獣の牙のように蝶の集団と暁斗の肉体を食い荒らし、OVVに転化していく。
天藤ちひろ:「私の戦いに慈悲を期待しないで……ください」変換された吸収したレネゲイドが、右腕に収束。
日裏巡:礼拝堂には、黒い花が咲き乱れている。
日裏巡:主を失った花はしかし、茨を伸ばし、破壊の為の力を少女に与える。
日裏巡:「欲望を一つ、手向けにしよう」
暁斗:それは自分が目覚めさせたものによく似ていた。あるいは、それを喰らったものだった。
天藤ちひろ:ちひろの右腕が千切れるような音を立てながら、異形の咢へと変形していく。
天藤ちひろ:その側面に穿たれた孔は、しかしそれこそが本体の虚は
天藤ちひろ:火輪の光と、茨の願いを収束させ
天藤ちひろ:叩き付けられる。
天藤ちひろ:そして暁斗を守る蝶の群れごと、その肉体を構成する不死性の源たるレネゲイドを喰らい行く。
暁斗:「っ。ぐ……」欠ける。損なわれる、喰らわれる。
暁斗:「……まだ、まだ!」
暁斗:抉られ、損なわれた手が伸びる。
暁斗:その先に、赤い花が咲く。
暁斗:赤、赤、赤。
暁斗:血の茨が伸びる。それが少年の体を塞ぐように再構成し。
暁斗:無数の蝶、無数の棘となって、あなたたちの血を奪わんと伸びてゆく。
リギル・ソルテール:反応して、出力を一気に上げる。
リギル・ソルテール:仲間の状態を分析。ここでは……
日裏巡:「“ネヴァー”」
日裏巡:「最初ので血をかなり失った。頼めるかな」
リギル・ソルテール:「ああ───”エンブリオ”。遅れるんじゃねえぞ」
リギル・ソルテール:光が屈折し、最適の回避ルートを示す。いくつかはリギルを追うように、いくつかは巡の身体に合わせるように。
リギル・ソルテール:蝶は、棘は、光を捉えられない。
リギル・ソルテール:「ハ、足りてねえぞ吸血野郎!そんなんじゃあ、星にゃあ届かねえ!!」
日裏巡:網膜からの簡易模倣で電光の反応速度を再現。ナビゲーションに沿って血の棘をすり抜けて行く。
望月火輪:諦めたように、目を瞑る。
望月火輪:「"オーヴ"」
望月火輪:"彼"の願いは、もう俺には届かない。
望月火輪:「任せた。」
天藤ちひろ:「……はいっ!」異形と化した右腕を広げて、望月に迫る茨を喰らって止める。
望月火輪:"奇跡"を声に乗せる。
望月火輪:己が願いが全て叶うかのような偽りの全能感がちひろたちの脳を支配し
望月火輪:その錯覚が真実の奇跡を呼び込む。
暁斗:戻ってきた蝶にくちづける。赤い液となり、その唇を濡らす。
暁斗:冷たく赤い瞳が爛々と、衝動だけを映し出す。その奇跡は、彼には見えなかった。
天藤ちひろ:チク タク チク タク
天藤ちひろ:奇跡で出来た黄金の時間の終わりを、永遠の終わりを刻むように、時計の音が空間に響き渡る。
天藤ちひろ:地は、星を軸として流れる先を定められていた。
天藤ちひろ:少女の黒い手の中で、星が巡り、時が廻る
天藤ちひろ:目の前の美しい
天藤ちひろ:瞬間、起きた
天藤ちひろ:誰も目撃しえない刹那のうち、暁斗と肉薄したちひろが右腕を振り被っている。
暁斗:「……嫌な音」避けられないとわかった。
暁斗:それでも体を動かした。
日裏巡:――最初ので血をかなり失った。先程、そう言った。
日裏巡:それでも、大量の血で薄められ、ここまで傷付けてもなお効果は薄いと『アンティキティラ』の解析は告げていた。
日裏巡:だが、この刹那、最後の動きを止める程度ならば、ようやく届く。
日裏巡:「――奪うのなら、根こそぎ奪うべきだったね」
日裏巡:“フィンチ”の毒血が、牙を剥いた。
暁斗:血を誰よりも行使していた怪物が、血に足を留められた。
暁斗:その手も足も動けない。最後に動けるのは、地に広がった血だまり。
暁斗:それが命を持つように、蝶となり、いくつも、いくつも、少年の盾と―――
天藤ちひろ:「____"終演"です」
天藤ちひろ:ぴたり、と、時間を止められたかのように蝶たちが空中で制止する。
天藤ちひろ:ちひろの左手から黒い糸が伸び広がり、蝶の群れ一匹一匹空中で拘束している。
天藤ちひろ:その精密さをもった妨害能力は、"ラコニアイナ"と呼ばれるUGNエージェントのそれだ。
天藤ちひろ:OVVは願えば叶える無限の壺にも成り得る……それが他人の技能であったとしても。
天藤ちひろ:一瞬の静寂が、空間を支配する
暁斗:「……ああ」夢が覚める、と思った。
暁斗:思ってしまった。
天藤ちひろ:「____」次の瞬間、黒々とした咢が暁斗の肉体を打ち抜き、致死量の
暁斗:声をあげるより速く。
暁斗:欠ける。損なわれる。喰らわれる。
暁斗:すべての蝶が、ただの血液に変わり落下する。
暁斗:「……嫌だ」
暁斗:……そして、その血はもはや意味を失う。
GM:暁斗が完全に戦闘不能になったため、常時発動、あるいはここまでに効果が継続していたエフェクトは解除されます。
GM:該当は《紅の王》《王者の血》。そして。
GM:イージーエフェクト《瀉血》、エネミーエフェクト《エイジング》。
暁斗:枯れる。萎れる。老いる。衰える。
暁斗:黄金に輝くような髪の、光が揺らいだ。
暁斗:蒼白い肌が、冷たい瞳が。…「だめ」
暁斗:「……ぼくは…!」
望月火輪:「……ああ」
望月火輪:枯れゆく少年の体を抱きとめる。
望月火輪:少年の命が失われていくのがわかる。
暁斗:「ぼくは、永遠に…」
望月火輪:それを自分が惜しいと感じているのか羨ましいと感じているのかはわからない。
望月火輪:ただ、奇妙な愛おしさがあるのは確かだった。
望月火輪:「『永遠』なんて」
望月火輪:「ないんだよ、暁斗。」
望月火輪:「君が消えるのが、その証だ。」
暁斗:「ああ」
暁斗:「でも」
暁斗:「今この瞬間は、ちょっと、…似てる」
望月火輪:「羨ましいな。」
望月火輪:「俺も、きっとそこに行きたいんだ。」
望月火輪:そう言って、唇を強く噛んだ。
望月火輪:淡い桃色の唇が鮮やかな赤に染まる。
望月火輪:その赤が、地に零れて、溶けてしまうよりも早く
望月火輪:少年の唇へと届かせる。
望月火輪:唇が触れ、鉄の味が少年の舌を支配する。
暁斗:噛みつく力はもう残ってはいなかった。ただ、目を細めて、背に腕を回す。
望月火輪:もはや『血』は少年にとって霊薬足り得ない。
望月火輪:彼の体は既に朽ち始めている。それを止めることは何者にもできない。
望月火輪:それでも
望月火輪:「約束だからね。」
望月火輪:唇を離す。
望月火輪:紅い糸が二人を繋ぎ
望月火輪:そして儚く千切れて消えた。
望月火輪:「美味しかったかい、俺の血は。」
暁斗:絶え絶えに笑う。
暁斗:「最後の晩餐には、とっておきだ」
望月火輪:少年の髪を撫でながら、優しく微笑みかける。
望月火輪:「それは、よかった。」
望月火輪:不意に暁斗の体から痛みが消える。
望月火輪:もはや『血』は少年にとって霊薬足り得ない。
望月火輪:だが、だが卓越したソラリスシンドロームの使い手であれば
望月火輪:霊薬にはならずとも、『毒』となすことは出来る。
望月火輪:朽ち始めた少年の体を、朽ち果てる前に壊すことが出来る。
暁斗:「ありがとう」最後に、それだけ言った。
望月火輪:まるで朝日を浴びた吸血鬼のように
望月火輪:望月に照らされた少年が灰となってゆく。
望月火輪:「ああ、ありがとう。」
望月火輪:「君の美しさは」
望月火輪:「ずっと覚えておく。」
望月火輪:「俺が、君のように滅びるまで。」
GM:クライマックス終了。
GM:色々ありますが先にバクトラだけしておきましょう!
GM:Eロイスは以下の5つ。
土岐灯里:《超越活性:アクアウィターエ》予定でした。
天藤ちひろ:なるほど、恐ろしい
土岐灯里:2R目で復活させてもらってから暁斗に使ってさらに生かすつもりだったのだ…!
リギル・ソルテール:あ、最後にとっきーにロイス取っておきます
リギル・ソルテール:こわ
天藤ちひろ:こわい
リギル・ソルテール:土岐灯里/羨望/嫌悪:○/ロイス
リギル・ソルテール:これでロイス5枚
天藤ちひろ:あ、Eロイス振ります
リギル・ソルテール:Eロイス振りまーす
天藤ちひろ:147-5d10
DoubleCross : (147-5D10) → 147-18[2,1,5,4,6] → 129
リギル・ソルテール:141-5d10
DoubleCross : (141-5D10) → 141-33[5,10,3,8,7] → 108
日裏巡:空き一つを火輪に○憧憬/劣等感でロイス取ります
リギル・ソルテール:お これなら等倍
GM:おおーー
リギル・ソルテール:108-5d10
DoubleCross : (108-5D10) → 108-30[5,9,3,3,10] → 78
望月火輪:いただきます。
天藤ちひろ:メモリーの効果使用します、-10
リギル・ソルテール:5点で帰還
望月火輪:138-5d10
DoubleCross : (138-5D10) → 138-24[4,8,2,7,3] → 114
日裏巡:Eロ振ります!
日裏巡:138-5d10
DoubleCross : (138-5D10) → 138-34[10,5,6,9,4] → 104
日裏巡:等倍!
望月火輪:1倍振り
望月火輪:114-6d10
DoubleCross : (114-6D10) → 114-22[3,6,1,7,3,2] → 92
日裏巡:104-4d10
DoubleCross : (104-4D10) → 104-21[2,8,10,1] → 83
望月火輪:あっぶね。生還!5点!
日裏巡:5点!
天藤ちひろ:119から、倍振ります
天藤ちひろ:119-8d10
DoubleCross : (119-8D10) → 119-45[6,5,10,4,5,4,5,6] → 74
天藤ちひろ:3点
GM:おし!みんなおかえり!!!!
リギル・ソルテール:いいバランスでした
GM:経験点も配りまーす。計算してきたけどいちおう確認しつつ見てね
GM:Eロイスは公開した5つ。
GM:Dロイスは以下
GM:加えていつもの5点+シナリオ4点(死だから)
GM:これで16点かな。
GM:最終侵蝕点を足して合計です。
GM:のはず。
リギル・ソルテール:死だから
日裏巡:21点!
リギル・ソルテール:21点、いただきます
天藤ちひろ:19点もらいまーす
GM:GMが27点のはずたしか…もらいまーす
望月火輪:21点!
リギル・ソルテール:セーフハウスのひとつ。
リギル・ソルテール:そこで、機械類のメンテナンスを行っている。
リギル・ソルテール:行いながら、待っている。
リギル・ソルテール:メッセージは送った。間もなく来るはずだ。
望月火輪:リギルの予想した通りの時間に
望月火輪:扉が開く。
リギル・ソルテール:ふう、と息を吐き。
望月火輪:「や、お疲れ様」
望月火輪:いつもの通り穏やかな笑みを浮かべながら声をかける
リギル・ソルテール:「どうも。そっちもお疲れさん」こちらは仏頂面で刺々しい響きを返す。
リギル・ソルテール:「今回は随分とお楽しみだったみたいだけどな」
望月火輪:その毒舌を好ましいものと受け取るように微笑む
望月火輪:「珍しいからね。」
望月火輪:「あんな風に、俺と趣味の合う相手は」
リギル・ソルテール:「ち」
リギル・ソルテール:「……気が合わなくて悪かったな」
望月火輪:「はは。」
望月火輪:「リギルは、そこがいいんじゃないか。」
リギル・ソルテール:「〜〜〜〜〜〜っ」
望月火輪:とす、と床に腰を置き
望月火輪:車椅子に座る少年の膝を枕にする。
望月火輪:「違うものを見てるから、こうして横に並んでいられる。」
リギル・ソルテール:「おま、お前なあ……!」
望月火輪:「同じものを見てるやつとは、ああして殺し合うしかないからね。」
リギル・ソルテール:「だからってよ」
リギル・ソルテール:「こんな……ふうに」
望月火輪:「いいじゃない。」「どうせ重さも感じないでしょ?」つう、と人差し指でリギルの太ももを撫で
望月火輪:こてん、と顔を横に向け上目遣いにリギルを見つめる。
リギル・ソルテール:「お前は自分しか愛してねえと思ってたよ」
リギル・ソルテール:「ナルキッソスじゃなくてゼウスだったのか?」
リギル・ソルテール:太ももの感触はない。火輪の言う通り、重さも感じない。
望月火輪:「ふふ」
望月火輪:「嫌なこと言うなあ。」
リギル・ソルテール:「悪口だからな」
望月火輪:「けど。」
望月火輪:「その"悪口"の方が、正しいのかもね。」
リギル・ソルテール:「…………」
リギル・ソルテール:「その内お前、巡のやつに追い出されんじゃねえ?」
望月火輪:「それはやだなあ。」
望月火輪:俺はまだ諦めたくない。美しい死を完璧な死を
望月火輪:"俺"という存在の完成を
リギル・ソルテール:「……お前、だって、死のうとしただろ。あの吸血鬼野郎とさ」
リギル・ソルテール:「おれから見てだが」
リギル・ソルテール:「『アレ』は違う」
望月火輪:「どう違うの?」
リギル・ソルテール:「『完璧な死』っていうのは、もっと……」
リギル・ソルテール:「もっと、真円を描いた窓硝子のように」
リギル・ソルテール:「近くて遠い……ああ、くそ」
リギル・ソルテール:頭を掻きむしる。
望月火輪:「……はは」
望月火輪:「そう簡単にわかられてたまるか」
リギル・ソルテール:「……だろ」
リギル・ソルテール:「そういうことだよ」
リギル・ソルテール:「簡単すぎた」
望月火輪:「ちぇ」
望月火輪:唇を尖らせる。彼にしては珍しい、年頃の少年らしい表情を浮かべる。
望月火輪:「認めるよ。確かに」
望月火輪:「焦ってた。」
リギル・ソルテール:「ん」
リギル・ソルテール:「あいつのせいか?」
望月火輪:「きっとね。」
リギル・ソルテール:「……やっぱり、お熱だったんじゃねえの」
望月火輪:「ひたむきだった。自分の欲を叶えるために真っ直ぐ走っていた。」
望月火輪:「その『熱』にあてられ……ん……?」
望月火輪:「リギル」
リギル・ソルテール:「……なんだよ」
望月火輪:「俺の眼を見て?」
リギル・ソルテール:「………」少しの逡巡。それから、目を向ける。焦点がうまく定まらない。
望月火輪:リギルの膝に整った顔を乘せたまま、誘うようにつぶやく
望月火輪:「ここだよ?」
リギル・ソルテール:「見てる……って」
望月火輪:少し強引、リギルの手を顔に引き寄せる。
リギル・ソルテール:「わ」
望月火輪:「もしかして、さ」
望月火輪:「"この"こと、気にしてる?」
望月火輪:艶やかな水音が、静かに響く
リギル・ソルテール:「あ」
望月火輪:リギルの指先に、淡い唇が触れる。
望月火輪:その感触が彼の脳に伝わるということは知っている。
リギル・ソルテール:「う」
リギル・ソルテール:「……それは、なんつうか……」
リギル・ソルテール:「………そうだよ」
リギル・ソルテール:「癪だったよ。悪いか」
リギル・ソルテール:切れ長の片目が恥いるように伏せられる。
望月火輪:「全然?」
望月火輪:「だって"俺"だもん。そうなっちゃうのは当然だよ。」
望月火輪:誂うように微笑む。
リギル・ソルテール:「くそ。こう言うところでかまして来るあたり」
リギル・ソルテール:「自分の完璧さ、わかってるじゃねえか」
望月火輪:「ふふ、おかげさまでね。」
リギル・ソルテール:「でもよお」
リギル・ソルテール:「……おれがお前と…なんだ。ダチ?なのか?」
リギル・ソルテール:「…それなりに仲良くやってんのは」
リギル・ソルテール:「ただ、そう」
望月火輪:リギルの言葉を待つ
リギル・ソルテール:「…………お前みたいな奴が他にいねえからだよ」
リギル・ソルテール:「完璧とか、そういうのじゃなく」
リギル・ソルテール:「……ああ、完璧じゃない、なんて意味じゃねえからな?」
リギル・ソルテール:「ただ、同年代でさ」
リギル・ソルテール:「いねえんだよな。そういう奴」
望月火輪:「暗い青春を送ってきたからねえ。」
望月火輪:いつものような誂う響き
望月火輪:しかし、望月と付き合いの深い人間ならば、照れ隠しが混じっているのがわかるかもしれない。
リギル・ソルテール:「あ?まだ行けるだろ全然」
リギル・ソルテール:「ここがおれの青春だよ」
リギル・ソルテール:だから、笑いながら軽く返す。
望月火輪:「そうまっすぐ返されるとこっちが照れちゃうな」
リギル・ソルテール:「は、照れろ照れろ」
リギル・ソルテール:「いっつも誰かしら引っ掛けてんだからな。妥当だろ」
望月火輪:そんなつもりはないんだけどなあ、と呟き
望月火輪:「ねえ、リギル」
リギル・ソルテール:「うん」
望月火輪:「もし、俺が本当にこのセルを出ることになったら。」
望月火輪:「そして、その時君に手を伸ばしたら」
望月火輪:「君は、その手を掴んでくれる?」
望月火輪:君に向けて手を伸ばしながら、そうつぶやく。
リギル・ソルテール:「……おれは……」
リギル・ソルテール:「多分、その時、お前を殺す」
リギル・ソルテール:「諦めてるってことだからな。いいだろ?」
望月火輪:「はは」
望月火輪:「最高だ。」
望月火輪:「衰えた俺に、生きてる価値なんてないからね。」
リギル・ソルテール:「手を掴むのは、お前への冒涜だろ」
リギル・ソルテール:「それに」
リギル・ソルテール:「おれは、お前を殺す『お前』を」
リギル・ソルテール:「きっと見つけられると思ってる」
望月火輪:「『無限』の可能性の中には」
望月火輪:「そんな世界も必ずある。」
望月火輪:「ってことかな。」
リギル・ソルテール:「それを信じずにいて」
リギル・ソルテール:「『無限』を信じられるか?」
リギル・ソルテール:「こいつは信仰だ」
望月火輪:「ふふ」
望月火輪:「リギルのそういうところ、好きだよ。」
望月火輪:「お礼に、一ついいこと教えてあげようか?」
リギル・ソルテール:「……?」
リギル・ソルテール:「くれるっつうなら、もらうが……」
望月火輪:「暁斗はね。」
望月火輪:人差し指で唇に触れる
望月火輪:「血の味しか、わからなかったと思うよ。」
望月火輪:だから、自分の唇の味は誰も知らない。
リギル・ソルテール:「あ」
リギル・ソルテール:「………はあ〜〜〜〜〜〜」
望月火輪:くすくすと笑い
望月火輪:愉しげに
望月火輪:「それだけ」
望月火輪:と呟いた
リギル・ソルテール:火輪へのロイスを友/望月火輪/信頼:○/殺意/ロイスに変更し、Sロイスに指定します。
GM:許可します~!
日裏巡:大通りから一つ脇道に入っただけで、人通りは一気に減る。周囲の店の並びにも気を払えば、人々の営みから一歩だけ離れた位置に世界の裏の顔が潜むこともある。
日裏巡:数ヶ月前に廃業し、閉鎖した診療所。その廃墟の内実は、『ムカウセル』の臨時拠点の一つだ。
日裏巡:電気も通らず、持ち込んだ照明だけの薄暗い部屋。複雑な機械の前に座っている。
日裏巡:機械本体から二方向にコードが伸びている。その一つには、星色の瞳の義眼が、もう一つには電極を付けられた脳に繋がっている。
庄野あるか:「あー!」
庄野あるか:その静寂を裂くように、能天気な少女の声。
日裏巡:「おや、あるか」
庄野あるか:「はずれてる」義眼を見る。てくてくと入ってくる。
庄野あるか:「これなにしてるの~」
日裏巡:「脳から情報を吸い出してるんだ」
庄野あるか:ぱちりと瞬きをする。「そしたら、どうなるの?」
庄野あるか:ガラガラと残された患者用の椅子をもってきて、そこに座る。
日裏巡:「脳の持ち主について、色々知ることができるし、技能の一部を身に付けることもできる」
庄野あるか:「ほほうほう」
日裏巡:「エフェクトを含めてね。いつも私がやってるやつさ」
庄野あるか:「あー。あれかあ」
日裏巡:「でも、知ることができるのは客観的な情報だ」
日裏巡:「この脳の持ち主が、どんな欲望を持っていたのかは、死んだ後じゃ分からない」
庄野あるか:「ふうん」
庄野あるか:「死ぬ前に聞けたの?ジュンさん」
日裏巡:「ああ。とても素晴らしい欲望だったよ」
庄野あるか:ふしぎそうにしている。彼の評価基準が、よくわかっていないので。
日裏巡:「彼女の欲望を見届けたい気持ちもあったんだけどね」
日裏巡:「それ以外の欲望を全て捨てなければ彼女の欲望は叶わなかった」
庄野あるか:「へ~~」
日裏巡:「彼女の欲望が私の欲望なら、それでもよかったんだけど。どうやら違ったみたいだ」
庄野あるか:「ん? どれかが、ジュンさんのかもしれないの?」
日裏巡:「どこにあるのか、まだ分からないからね」
庄野あるか:「ふむふむ」
庄野あるか:「こうやって…脳の中身、いれたら、わかるのかな」
庄野あるか:「これはジュンさんのじゃないね~って」
庄野あるか:機械に触ろうとして、前にリギーの車椅子を勝手に触って叱られたことを思い出し、やめる。
日裏巡:「どうだろうね。私は私の欲望を知らないから、もしかしたらその判断も間違っているかもしれないけれど」
日裏巡:「でも、こうやって彼女のことを知って、彼女の欲望に思いを馳せるんだ」
日裏巡:「どうして、その欲望を抱くに至ったのか。何故、他の欲望ではなかったのか」
日裏巡:「もう彼女と話すことはできないから、正解は分からない」
日裏巡:「それでも、そうやっていれば、私の欲望への道標になるかもしれない」
庄野あるか:語る顔を見上げて。
庄野あるか:「なるかも!」笑う。自分の頭を指し示す。
庄野あるか:「わたしも、こうやって…ここにあるもの」
庄野あるか:「わたしの頭にいて、わたしに教えてくれる」
庄野あるか:「ジュンさんのそれもそうなのかな~」
日裏巡:「あるかのお父さんのように、お話はしてくれないけどね」
庄野あるか:「お父さんはすごいからね」
庄野あるか:「あっ。でも、お父さんの欲望は知らないや」
日裏巡:「それは……気になるな」
庄野あるか:「だよねえ」
日裏巡:「いつかあるかのお父さんが欲望を話してくれたら、私にも教えてくれるかい?」
庄野あるか:「いいよ!」
日裏巡:「ありがとう。楽しみだな」
庄野あるか:「わたしが死んじゃったら、ジュンさんにこうやって入れてもらえばいいと思ってたけど」
庄野あるか:「それじゃあ、わかんないんだなあ」
日裏巡:「うん。だからそれまで死んじゃ駄目だよ」
庄野あるか:「はあい。お父さんもいなくなっちゃだめだよ~」
庄野あるか:「うんうん」
庄野あるか:「あ、ジュンさんもだめだよ!」
日裏巡:「どうかな。もしかしたら私の欲望が死ぬことかもしれないし」
庄野あるか:「あ、そっかあ」首を傾げる。
庄野あるか:「そしたら死ぬまでわかんないね」
日裏巡:「ふふ、でも今は生きて色んな欲望を見たいから」
日裏巡:「死ぬことが私の欲望だとしたら、きっと見付けるのは時間がかかるだろうね」
庄野あるか:「よかったよ。ジュンさんいないとみんな困るもん」
日裏巡:「そうかな。そうかもしれないね」
庄野あるか:「そうだよー!リーダーできないし」
庄野あるか:「それに、たぶん」
庄野あるか:「ジュンさんがいなかったら、わたしたちは出会うこととかなかったんじゃないかな~って」
庄野あるか:「お父さんも言ってる」
庄野あるか:「目的のソウイだってさ」
日裏巡:「ああ、じゃなきゃ『ムカウ』を作った意味がないからね」
庄野あるか:「ソウイしてなきゃなんだ」
日裏巡:「本来混じり合わない欲望を、同じ場所で見ることのできる場所は、自分で作るしかない」
日裏巡:「同じ方向を向いた欲望では、たった一つのサンプルにしかならない」
庄野あるか:「たくさんあったら」
庄野あるか:「見えるのかな。見えたらいいね」
日裏巡:「きっと、見えるさ。でも、見えるだけじゃ駄目なんだ」
日裏巡:「私は、私の欲望を叶える」
日裏巡:「だから、みんなの欲望が叶うところも見なければならない」
庄野あるか:「ふふー、たいへんだ」
日裏巡:「でも、きっと楽しいよ」
庄野あるか:外された義眼が、虚空を見ている。それと目を合わせる。
庄野あるか:それからジュンさんのほうを向く。
庄野あるか:「うん。がんばれジュンさん」
庄野あるか:「お父さんとわたしもかな?がんばれみんなだ」
日裏巡:「――ああ。みんなには絶対に欲望を叶えてもらうよ」
日裏巡:たとえ、それが死や苦悩に繋がる破滅の道だとしても。
日裏巡:中身の見えない欲望という名の胚が、産声を上げるまで。
リギル・ソルテール:相も変わらずメンテナンスルームで作業をしている。
リギル・ソルテール:ネットワークには常時繋がっている。情報を見逃さないためだ。
天藤ちひろ:「……あ、リギルさん」
リギル・ソルテール:「うん?……ああ、ちひろか」
天藤ちひろ:「お疲れ様です……えっと」
天藤ちひろ:「今お話とかして、大丈夫ですか?」
リギル・ソルテール:「問題ねえよ。こっちもそろそろ一人に飽きてきた頃だ」
天藤ちひろ:「そうでしたか……よかった」ふぅ、と息を吐く、リギル相手だと妙に緊張してしまう。
天藤ちひろ:「その、今回も、お疲れ様でした」
リギル・ソルテール:片方のマニピュレータでもう一方のそれを精査している。
リギル・ソルテール:「ああ、お前もな。しんどかったろ」
天藤ちひろ:「いえ……苦しかったのはそうですけど、大丈夫です」
リギル・ソルテール:「はは。タフになって来たじゃん」
天藤ちひろ:「私より辛かったのは、穂波さんだっただろうから……」
リギル・ソルテール:「……助けられて、良かったな」
天藤ちひろ:「……ありがとうございます」
天藤ちひろ:「私がやりたいようにできたのは、リギルさんたちのおかげです」
リギル・ソルテール:「お前の欲望だ。カチあわねえ限り、支えるさ」
リギル・ソルテール:「ここにいる奴らはみんなそうだ」
天藤ちひろ:「ありがとうございます……リギルさんって」
リギル・ソルテール:「ん?」
天藤ちひろ:「優しいところも、沢山あるんですよね」
リギル・ソルテール:「ん゛っっ」咳き込む。
天藤ちひろ:「今回も、火輪さんをずっと……心配してらっしゃいましたし」
リギル・ソルテール:「げほ……ばか、恥ずかしいんだよ………」白い肌に血の色が透ける。
天藤ちひろ:「え、ええ……? えっと、ごめんなさい」
リギル・ソルテール:「いや、謝るこたねえんだけどよ……」
リギル・ソルテール:「心配っつうか……あいつとも長えからな……」
天藤ちひろ:「相棒関係、みたいなものでしょうか?」
リギル・ソルテール:「んー。そこまででは……あるか?」
リギル・ソルテール:「いや、今のはアルカのことじゃなくてな?シャレじゃねえからな?」
天藤ちひろ:「え? あるかさん? ……リギルさん、ユーモアもあるんですね」
天藤ちひろ:「それはともかく、あるんじゃないでしょうか?」
リギル・ソルテール:「何だと思われてんだよ……」
リギル・ソルテール:「……そうか」
リギル・ソルテール:「…ふ」わずかに笑う。
天藤ちひろ:「何でしょう……わからないので、こうして話しているのかもしれません」
天藤ちひろ:「あ……」その笑みを見て、安堵した様子で息を吐く
天藤ちひろ:「何だか、リギルさんの事は……ほっとけなく思えて」
天藤ちひろ:それはこの前、記憶を覗き込んだせいもあるかもしれなくて
リギル・ソルテール:「そうか……そういう奴って意外とおれ、いなかったからな。わからないから話す、なんて奴」
リギル・ソルテール:「おいおい、そりゃこっちのセリフだろ?」
天藤ちひろ:「そ、そうですか?」
リギル・ソルテール:「こっちだってちひろのこた、ほっとけねえよ」
天藤ちひろ:「あ、ありがとうございます……」たしかに、彼がほっとかなかったから今の自分がいるのだろう
天藤ちひろ:「リギルさんって、意外と世話焼きですね……また新しい事を知れました」
リギル・ソルテール:「そうかあ?初めて言われたぞ、そんなこと」
天藤ちひろ:「きっと皆さん思ってますよ、火輪さんとか」
リギル・ソルテール:脚の中のチップをアームに取り出させて点検している。
リギル・ソルテール:「……思われてんのかなあ」
天藤ちひろ:(あ、脚……痛くないのかな……)
天藤ちひろ:「たぶん、ですけど」
リギル・ソルテール:その視線に気づいて、
リギル・ソルテール:「ああ、脚はこれ、感覚ねえから。腕よか全然楽なもんさ。届かねえとこは面倒だけどな」
天藤ちひろ:「そう、なんですか……」
リギル・ソルテール:「おれが世話焼きかどうかはおいといて」
リギル・ソルテール:「ま、お前らがほっとけねえ奴らってのは確かだよ」
リギル・ソルテール:「巡も、あるかもそこら辺疎いからな」
天藤ちひろ:「ほっとけない……えっと……」
天藤ちひろ:「ありがとう、ございます?」
リギル・ソルテール:「どういたしまして。まあ、悩みとかあったら話ぐらいは聞くさ」
リギル・ソルテール:「片手間でもいいならな」自分の首の後ろに手をまわす。
リギル・ソルテール:後ろ髪でも結うように、コードを外す。
天藤ちひろ:コードを外した、その手を掴んで。
天藤ちひろ:「その……よろしく、お願いします」
リギル・ソルテール:「ん………」
天藤ちひろ:「だから、じゃないですけど」
リギル・ソルテール:「うん?」
天藤ちひろ:「リギルさんも、えっと」
天藤ちひろ:「悩みとかあったら、話を聞くので」
天藤ちひろ:僅かな少女らしい温もりを感じさせる手に、痛くない程度に力を籠める。
リギル・ソルテール:くすぐったそうに目を細める。
リギル・ソルテール:「ありがとうな、ちひろ」
リギル・ソルテール:「……そん時ぁお言葉に甘えさせてもらうかね」
天藤ちひろ:「……はい、是非!」
リギル・ソルテール:(不器用だな)
リギル・ソルテール:(こいつも、おれも)
リギル・ソルテール:「ちひろ」
天藤ちひろ:「何でしょう、リギルさん」
リギル・ソルテール:「……OVVのことは引き続き調べてく」
天藤ちひろ:「……はい、ありがとうございます」
リギル・ソルテール:「お前が、普通にものを食えるよう」
リギル・ソルテール:「お前の欲望が叶うように」
リギル・ソルテール:「……まあ、自分の欲望を妥協しねえ程度には、手伝うさ」
天藤ちひろ:「嬉しいです、そうして手伝ってくださることが……私の事も、気にしてくださることが」
天藤ちひろ:(それがこの人の優しさなのだろう)
天藤ちひろ:ぺこりと頭を下げて、スッと手を放し
天藤ちひろ:「それではまた、明日」そのまま部屋から出ていく
リギル・ソルテール:「ああ。また明日」
GM:あくる日、臨都大学附属高校。
GM:ひとりの生徒が短期入院をして帰ってきた教室は、やはり日常の形をしていた。
GM:世間一般には、犯人の公表されなかった事件――吸血鬼事件の最後の被害者として、穂波由奈は退院してきた。
穂波由奈:「病院めっちゃ暇だった」
穂波由奈:隣の席のあなたに言う。休み時間のざわめきの中。
天藤ちひろ:「そうなんですか、検査とか忙しいものかと」
天藤ちひろ:(よかった、何も変わってない)
穂波由奈:「あー、そういうのはあったけど…楽しいことないし、ごはん美味しくないし…」
穂波由奈:「あたし全然覚えてないから、聴取?もなんか、あんまなくて」
穂波由奈:UGNの記憶処理が施された結果、事件のショックによる一部の記憶喪失という扱いになっている。
天藤ちひろ:「暇なのより、それくらいが安心できるのかもしれませんね」
穂波由奈:「天藤も心配かけちゃってごめんね」
天藤ちひろ:「いえ、たしかに心配でしたけど……何事もないなら、大丈夫です」
天藤ちひろ:自分に言い聞かせるように、呟く
穂波由奈:「そ?」
穂波由奈:「なんか、あたしが最初教室来たとき」
穂波由奈:「すごい泣きそう感あったから」
天藤ちひろ:「えっ……そ、そうでしたか?」
穂波由奈:「あはは!してたしてた」
穂波由奈:「だからなんかあたしも、よかった~ってなったわ」
天藤ちひろ:「ちょっと、心配しすぎたのかもしれません」
穂波由奈:「うーん」
穂波由奈:「茅葺のこともあったから」
穂波由奈:その裏で起こっていたことではない。カヴァーストーリーの事故を、そう言う。
天藤ちひろ:「そう……ですね」
天藤ちひろ:「よかった、です」そう言って、少しだけ泣きそうな笑みを向ける。
穂波由奈:「うん」笑う。
穂波由奈:「快気祝いつきあってよ。入院してたとき、超カラオケいきたくて」
天藤ちひろ:「はい、お付き合いしますね」
天藤ちひろ:「放課後が楽しみです」
GM:放課後まで、あと数時間。
GM:裏表入り混じるあなたの日常は、まだ続く。
天藤ちひろ:何も変化がない、この日常が
天藤ちひろ:何も変わらずにいられた、この日常が
天藤ちひろ:今は、愛おしく思えて仕方なかった。
天藤ちひろ:穂波由奈:羨望/〇後悔を穂波由奈:安心/後悔にしてSロイス指定
GM:わー!嬉しいです
GM:許可します!
GM:……それを、あなたは日常だと思った。
GM:目を覚ますと、プラネタリウムの偽物の星が広がっていた。
暁斗:そしてあなたの隣の座席に、輝くような髪の少年がいた。目が合う。
暁斗:「ねえ、火輪」
望月火輪:見覚えのある少年の顔が視界に映る。
望月火輪:「どうしたの?暁斗」
望月火輪:思考より先に少年の名前が口から零れた。
望月火輪:そうだ。彼は暁斗。
望月火輪:一度、俺たちと敵対した縁から
望月火輪:こうして付き合いが続いている。
暁斗:「ぼく、けっこう生きているけど、オーロラはまだ見たことがなくてさ」
暁斗:「火輪は見たことある?」
望月火輪:「俺も、直接見たことはないな。」
望月火輪:「映像でならあるけれど。」
暁斗:「うん、このあいだテレビで見てね」
暁斗:「すごく綺麗だったんだ。たくさんの彩があって、揺れて…」
リギル・ソルテール:その時偽物の夜空に。
リギル・ソルテール:オーロラが舞った。
暁斗:「あっ!これ!」
望月火輪:「わあ。」
リギル・ソルテール:プラネタリウムの機能ではない。ハッキングして、プログラムを流したものだ。
暁斗:「こういうのだ。あるか…じゃないね、実体だ。リギル?」
望月火輪:届かぬことを知りながら、思わず手が伸びた。
リギル・ソルテール:「気に入っていただけたかい、お二人さん?」
リギル・ソルテール:音もなく車椅子を走らせる少年。
望月火輪:「ああ、とても。」
暁斗:「もちろんさ。火輪も…ふふ」その手に気づいて微笑む。
望月火輪:「これを売りにすれば、このプラネタリウムももっと客が増えるかもね」
リギル・ソルテール:「さて。そいつあリーダーにもお伺いを立てなきゃあな」
暁斗:「増えていいの?接客なんてできる人、ほとんどいないでしょう」
望月火輪:「はは、ほんとだ。」
望月火輪:暁斗の微笑みに気づき、照れくさそうに手を下ろす
暁斗:「巡、こんどは客寄せを趣味にしてみるかい?」
日裏巡:「それは確かに面白いかもしれないね」プラネタリウムから目線を外す。
日裏巡:「アンケートで欲望を聞いてみるのもいいかもしれない」
望月火輪:「どんなアンケートだよ。」
日裏巡:「あなたの欲望は何ですか、とか」アンケートの説明をし始める。
望月火輪:「もう少し包もうか。オブラートに。」
日裏巡:「オブラート……。そういうのは苦手かもしれない」
暁斗:「永遠の命って書いておくかな…文字を書くのも久しぶりかも…」
望月火輪:「暁斗も乗らない。ホントにやりかねないから。」
望月火輪:暁斗の頬を軽くつねる
暁斗:「むにゃ」
日裏巡:「普通の人達向けのは、ちひろが向いてるんじゃない?」
天藤ちひろ:「ええっ、私ですか?」
天藤ちひろ:「そういうのはちょっと……」
リギル・ソルテール:「ならおれも手伝うか……」
天藤ちひろ:「わっ……お二人は本当に仲がよろしいですね」
リギル・ソルテール:「ホントにだよ。妬けちまう」笑いながらお手上げのポーズ。
庄野あるか:「じゃあわたしとお父さんが一緒にしてあげる~」足をばたばたさせて座っている。
暁斗:「?」
望月火輪:「なんだよそれ」
望月火輪:くすくすと幸せそうに笑う。
日裏巡:「みんな仲良く、だからね。火輪と暁斗はいつも仲良しでいいねってことさ。だよね?」
天藤ちひろ:「は、はい……いつも仲良しなのは、いいなって」
暁斗:「だってさ、火輪」
暁斗:「もっと仲良しでしかできないことを、またしようね」
リギル・ソルテール:「はいはい。二人きりの時にやってくれよ?」
暁斗:あなたの手を握る。温かくみずみずしい肌。
望月火輪:その手を握り返す。
望月火輪:「バカだな。」
望月火輪:「そんなことを言われても、俺は暁斗の永遠には付き合えないのに」
暁斗:「どうして。ずっと、夢をみていようよ」
望月火輪:「ああ…」
望月火輪:「本当に君は、バカで…」
望月火輪:「残酷だ。」
望月火輪:「そんなことを言われたら」
望月火輪:「俺は……」
望月火輪:少年の手を引き寄せようとした瞬間
望月火輪:触れていた温かくみずみずしい肌が、冷たく枯れた肌へと変わり
望月火輪:次の瞬間には全てが消えていた。
望月火輪:「………!」
望月火輪:体を起こす。周囲を確認する。
望月火輪:自分の寝室だ。新しい拠点が決まるまでの、仮の住まい。
望月火輪:自分ですら耳障りに感じるほどに、呼吸が浅く乱れている。
望月火輪:どうやら、俺は夢を見ていたらしい。
望月火輪:夢の内容はよく覚えていない。
望月火輪:ただ、悪夢だった。それだけは確信している。
望月火輪:何故なら、俺は夢の中でこう口走ろうとしていた。
望月火輪:『そんなことを言われたら』『俺は
望月火輪:と
望月火輪:胃の腑から、何かが込み上げてくる。それは怒りであり、嫌悪であり、絶望だった。
望月火輪:満ちてしまう。俺が完全な死を迎える前に。
望月火輪:生きてしまう。欠けていくことを諦めたまま。
望月火輪:「ふざ…けるな…!」
望月火輪:そう吐き捨てる。
望月火輪:美しい人生には彩りは必要だ。だから、他者と交わるのはいい。
望月火輪:だが、それに寄り掛かるなど、それで満たされるなど。
望月火輪:"俺"が"俺"で在るためには、決して許されることではない。
望月火輪:立ち上がり、鏡に向き合う。
望月火輪:鏡の向こうにいる。自分の写し身に声をかける。
望月火輪:「お願いだ、"火輪"」
望月火輪:「早く、”俺"を殺してくれ」
望月火輪:「君のことは、俺が殺してあげるから。」
望月火輪:「だから、早く…」
望月火輪:俺が、満たされてしまうまえに。
望月火輪:俺が、欠けていってしまうまえに
望月火輪:「早く」
望月火輪:『殺してやるよ』
望月火輪:鏡の向こうの自分が
望月火輪:不意に唇を動かし、そう呟いた。
望月火輪:そんな気がした。
望月火輪:その言葉に心底安心したように
望月火輪:少年の体は床へと崩れ
望月火輪:そして、再び意識を失った。
望月火輪:"もう一人の自分"/"望月火輪"/P:殺意◯/N:殺意にロイスを変更し
望月火輪:Sロイスを取得します。
GM:許可します。
望月火輪:有難う御座います。以上です。
GM:夜は、一度明けてしまった。
GM:だから、ふたたびの星をみる時間までは、時計の針は進みつづける。
GM:これはその間の、永遠になれなかった時間の話。