本作品は「矢野俊策」「F.E.A.R」「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
©️矢野俊策/F.E.A.R/KADOKAWA

<壱『かくて少女は力へと』INDEX参『もっと、遠くへ』>

本編ログ|雑談ログ

登場PC

PC1:”オーヴ”天藤千宙てんどう・ちひろ【キャラシート】(PL:切子圭)
PC2:”清虚”望月火輪もちづき・かりん【キャラシート】(PL:中村)
PC3:”ペーパータウン”庄野あるかしょうの・あるか【キャラシート】(PL:自動)
PC4:”エンブリオ”日裏巡ひうら・じゅん【キャラシート】(PL:黒鉛筆)
GM:優水…メインシナリオ作成、マスタリング
サブGM:カムリ…picrewメーカー選択、シナリオ・エネミーデータ相談&一部作成

目次

プリプレイ

GM:こんばんは!
GM:今回はPC順に成長報告とハンドアウトの確認だけして、トレーラーからの本編と行きたいと思います
庄野あるか:はーい
日裏巡:初成長!
GM:今回は160点!
天藤ちひろ:経験点がいっぱいだー
庄野あるか:さらにつよいぜ

GM:ではPC1,
GM:ちひろちゃんから
【キャラシート】
天藤ちひろ:はい
天藤ちひろ:天藤千宙、今回の成長は
天藤ちひろ:調達を上げてアイテム能力訓練:社会 と
天藤ちひろ:ユニークアイテムの九生足を取得しました、戦闘不能時ちょっとHP多めで復帰できる
天藤ちひろ:新規エフェクトは装甲無視ができるペネトレイト
GM:あると安心、装甲無視
天藤ちひろ:前回割と装甲に泣いてたので
天藤ちひろ:取得して、成長っ! って感じです
GM:やった!
GM:順当な成長ですね!では
天藤ちひろ:よろしくお願いします!
GM:はーい!
GM:ハンドアウトはこちら!

PC1:天藤ちひろ シナリオロイス: 茅葺永子
覚醒を経てからも君はできる限り、日常にいようと学校に通っていた。
君の変化を訝しむ者もいたが、概ね失恋でもしたんだろう、
と軽く受け止められていた。
そんな中、クラスメイトの茅葺永子は君によく話しかけるようになる。
彼女は誘う。
今度ビジュアル系バンド『ヨカナーン』のライブを共に見に行かないかと。

GM:第一話にも登場した永子ちゃん。


By.ちり子式 ふわ髪女の子メーカー

茅葺永子:彼女が今回も登場します。
天藤ちひろ:続投
天藤ちひろ:バンド好きなんだね
茅葺永子:音楽大好き!
茅葺永子:そんなわけでよろしくね!
天藤ちひろ:よろしくおねがいします。

GM:では、PC2!
【キャラシート】
GM:モッチ!
GM:こと、望月火輪くんです
GM:成長報告をどうぞー
望月火輪:はーい
望月火輪:今回の成長はRCをちょびっと上げて
望月火輪:あと特に意味は無いけどタブレットをレベル3まで取得しました!
GM:意味は…意味はないのだろうか……?
GM:ピュアだとリミットまで遠くて大変
望月火輪:現時点では前回とほぼ性能は変わりません。
GM:正直それでも脅威なんよ
望月火輪:次回から跳ねていきます。宜しくお願いします!
望月火輪:ミンナに置いていかれないよう頑張るぞ!
GM:スゴイコワイ!ではハンドアウトをお渡しします!

PC2:望月火輪 シナリオロイス:リギル・ソルテール
君たちは雑談としてジャームの必要性について話す。
ちひろの食事として必要であることは自明の理。

しかしその中でもリギルは目的を抱いていた。
そこから生まれるつよきもの。「超えた」ものにしかない可能性。
君には理解できないかも知れない。それでも彼の渇望は本物である。

GM:ジャーム欲しくない?そう?
GM:みたいな話をします。
望月火輪:楽しみ
望月火輪:仲良くしようね
GM:ね!
GM:ではネクスト!

GM:PC3、あるかちゃん!
【キャラシート】
庄野あるか:はーい!
庄野あるか:成長はコンセ・リフレ等を所持してないこともあり、《妖精の手》LV3を取得。
庄野あるか:安定性だけでなく、サポート力も高まりました。
庄野あるか:あとは技能に振って〈交渉〉を1→2、〈調達〉を0→1に。で1点残しです。
GM:堅実な成長!
庄野あるか:サポート系に育つのかな。そんなかんじです。いじょう!
GM:OK!ではハンドアウト!

PC3:庄野あるか シナリオロイス:散織姫
君たちはお茶会と称して織姫の作ったスイーツを二人で食べている。
織姫はこぼす、本当に完全なキメラを作るためにはまだまだパーツが足りないと。
希少種の再生・培養。そのジャーム化。
しかしそれでは手が足りない。
選別の為にも新たな”種”であるジャームが必要なのだ。
それには動植物や人間も含まれる。そして、そのジャーム自体…多岐に渡る。
もっと多くの異形が必要だ。
…それでも、と彼女は言う。
あるかちゃんのことはずっと愛してあげるね、と。

庄野あるか:愛されてる~!
庄野あるか:やったね~
散織姫:大好きだよ〜
庄野あるか:愛ってなんだろ~ たのしみです
GM:まあ本題としてはジャームが必要って話ですね
GM:どんなジャームでもいいので…
庄野あるか:がんばってさがします
庄野あるか:良いのがあるといいねえ

GM:そんなかんじ!では最後にリーダー!
【キャラシート】
日裏巡:はーい
日裏巡:まず前回、何か出目があんまりよろしくなかったので、〈射撃〉と、エフェクトコピーした時用に〈RC〉をそれぞれ4まで上げました。
日裏巡:そして、次は製麺を趣味にしたら? と言われたので、しました。〈芸術:製麺〉1です。
GM:製麺
日裏巡:あとは初挑戦のカンパニールール! 残りの経験点を使ってセルのみんなの情報能力を底上げしたりお小遣いを用意できるようになりました。
GM:すごいぞ!
GM:マップからも参照できるようにしたので活用してね〜
日裏巡:ありがとうございます!
GM:情報収集にめちゃ強くなってる
日裏巡:エフェクトは変化ないので戦闘面では派手な変化はありませんが、ミドルでみんなを支えるよ~。
日裏巡:そんな感じで、以上!
GM:OK!
GM:ハンドアウトはこちら!

PC4:日裏巡 シナリオロイス:螢貴勝
ちひろが喰らった”フィンチ”の残り血には衝動が含まれていなかった。
衝動ごと彼女が喰らったからだ。
螢は質の良い衝動を求めている。それにはジャームの確保が必須である。
衝動の確保先とちひろの食事は別に用意する必要があると、彼は言う。
即ち───大量のジャームの確保だ。

GM:結局ジャームが必要なんだよ、って話をします。
GM:こいつらどんだけジャームが欲しいんだ
日裏巡:ジャームが、欲しいんだね?
GM:そうだよ!
日裏巡:欲しいなら集めよう!
GM:あつめる!
GM:いろんなアイデアを出していきます!
GM:では、以上、よろしくお願いします!
GM:トレーラーを貼って開始していきます。

世界の敵、パブリックエネミーとはなんだろうか。
きっとそれは世界を壊すものだ。秩序に反し、欲望に従うことだ。
だからこそ、彼らはFHなのだ。そう。

「必要であれば何でもやる」

ジャームの大量確保。その為に誰が犠牲になったとしても。

ダブルクロス the 3rd edition リプレイ:アセンド弐『うめよ、ふやせよ』
ダブルクロス───それは裏切りを意味する言葉。

オープニング1:天藤ちひろ:日常に、ほんの少しの彩りを

GM:登場PCはちひろちゃん。登場侵蝕をお願いします。
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (31 → 37)

GM:臨都大学附属高校。
GM:君は、なんとかこれまでの日常を維持するため、学校に通っている。
天藤ちひろ:ふと、窓の外を見て、息を吐く
天藤ちひろ:日の光が生み出すコントラストと、その中を何気なく行き交う生徒たち。
天藤ちひろ:ほんの少し前の自分であれば、特に感じ入るところも無かったであろう風景に、今は何か別の感情を憶えていた。
天藤ちひろ:己が肉体の中に一体化したあの半球体……OVVの影響からか、常に込みあげてくる空腹感。
天藤ちひろ:自分は"まっとうなもの"ではないという実感。
天藤ちひろ:それは教室の席に座っていても、かつての天藤千宙が座っていた席に、同じ形の虚が居座っているような違和感。
天藤ちひろ:どうやら、真っ当な生徒や社会人であるところの知り合いや周囲は、自分の変化を"何か失恋でもしたのだろう"程度にしか思っていなかったのは、幸いだった。
天藤ちひろ:(それはともかく……)
天藤ちひろ:(___放課後は、お腹が空く)
天藤ちひろ:気持ちキツくなった気がするシャツの前を留め直し
天藤ちひろ:今日もとりあえず、セルに顔を出してレネゲイドの使い方を教わろうかと思って立ち上がる
GM:そこへ。
茅葺永子:「ち・ひ・ろ・ちゃ・ん!」
茅葺永子:後ろからがばーーっと。
茅葺永子:抱きつくように、彼女は現れた。
天藤ちひろ:「ひゃぁっ!?」反射的に悲鳴
茅葺永子:「おおっ、いい声」
天藤ちひろ:右手が持ち上がり、少女の顔面を掴もうとするのを
天藤ちひろ:左手で掴んで止める。
天藤ちひろ:が、そのせいで手を前で組んで恥ずかしがってるようになる。
天藤ちひろ:「い、いきなり何ですか……!?」
茅葺永子:「んんん〜〜そう照れるなよう〜〜こっちが照れちゃうって」
茅葺永子:「何って、まあ、いつものスキンシップ?なんだけど、」
茅葺永子:ここ最近、彼女はちひろによく構うようになった、と思う。
茅葺永子:「ちょ〜〜っとお誘いがあってさあ」
天藤ちひろ:「お、お誘い……」
天藤ちひろ:「……いかがわしいものじゃ、ないですよね?」いつもがいつもというか、さっきがさっきなので、困惑した様子で
茅葺永子:「イヤイヤ、流石にそれはナイナイ!うわっすっごい顔してる」
茅葺永子:やぶさかじゃあないけど、とちょっと聞こえたような…聞こえなかったような…
茅葺永子:「あのねえ、ライブ!チケット取れたんだけど」
茅葺永子:「ちひろちゃんと一緒に行きたいな〜って」
天藤ちひろ:(人間は食べても満たされないって言われてるのに、どうして反応するんだろ……)
天藤ちひろ:「またライブですか?」
天藤ちひろ:「お好きなんですね」
茅葺永子:「そうだよ〜〜あんまり好きじゃなかった?」
茅葺永子:「うん。好きだよ。一体感、みたいな」
茅葺永子:「空気に溶けるカンジ」
天藤ちひろ:「あ、いえ……私も嫌いではないです」
天藤ちひろ:「詳しくもないですけど」恥ずかしそうに
天藤ちひろ:何かにそこまで感傷を抱ける姿が少し羨ましかったのも、ある
天藤ちひろ:「わざわざ私を誘ってくださるなんて……思いもしませんでした」
茅葺永子:「へへへ〜そりゃあ、友達だから、ってのもあるけど」
茅葺永子:「…最近、ちょっと元気ないじゃん」
GM:君の変化は、周囲ではあまり深刻に受け止められていない。
GM:精々が、失恋でもしたんじゃない?だとか。そういう類のものだ。
天藤ちひろ:(友達……)照れくさそうに頬をかく
天藤ちひろ:「そ、そう見えましたか」
茅葺永子:「ん。みんな、まあ適当に流してるけどねえ」
茅葺永子:「この永子さまの目は誤魔化せません!」
天藤ちひろ:「え……えへへ、気にかけていただけるなら、嬉しいです」
茅葺永子:「それで〜、どうする〜?」
天藤ちひろ:「よろしければ、是非」
茅葺永子:「やった!!」
茅葺永子:「今回はすごいよ。あの今をときめくビジュアル系バンド、『ヨカナーン』!」
天藤ちひろ:「へぇ……」当然知らない
天藤ちひろ:ラーメン屋のラジオくらいでしか普段音楽を聴かないちひろであった。
天藤ちひろ:「どんなバンドさんなんですか……?」
茅葺永子:「おっ、いいねいいね!じゃあしっかりとこの永子ちゃんがレクチャーしてあげちゃおう!」
茅葺永子:そう言いながら鞄を持つ。
茅葺永子:「……帰りながら、ね!」
天藤ちひろ:「はい、よろしくお願いします」こちらも鞄を持って
天藤ちひろ:「そういえば……」
天藤ちひろ:先ほどの話を思い返して
天藤ちひろ:「……茅葺さんの目にはどう見えますかね、最近の私」
天藤ちひろ:彼女の横について、一緒に歩きながら問いを投げる。
茅葺永子:「うん?………んー」
茅葺永子:「ずうっと、誰かの帰りを待ってる」
茅葺永子:「そんな、寂しそうな感じ」
茅葺永子:その時だけ、彼女の目から柔らかさが消えたのは、気のせいだっただろうか。
天藤ちひろ:「……なるほど、参考になりました」
天藤ちひろ:(帰ってくるのかな、私の……)
天藤ちひろ:そう思いながらも、少しだけ鋭くなった彼女の視線を見逃さなかったのは
天藤ちひろ:単なる偶然か、あるいは共感にもなれない同類意識か
天藤ちひろ:(そういえば私、茅葺さんの事……何も知らない)

GM:ロイスの取得のみ可能です。
天藤ちひろ:友人:茅葺永子 〇信頼/無知 で
GM:OK!

オープニング2:望月火輪:その渇望

GM:登場PCは火輪くん。登場侵蝕をどうぞ。
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (28 → 33)

GM:『ムカウ』セル 電算室
リギル・ソルテール:少年が、キーボードをひっきりなしに叩いている。
リギル・ソルテール:「……見てて、楽しいかこれ。それともおれに用がある感じ?」
リギル・ソルテール:そう、客人に告げる。
望月火輪:「楽しくはあるよ?何であれ極限まで効率化された動作は美しいものだからね。」
リギル・ソルテール:「お褒めに預かり光栄だ」打鍵音。それがひとつの音を最後に止む。
リギル・ソルテール:「……ま、それはいい。あんたと話すのは嫌いじゃねえ」
望月火輪:「僕もだよ。」
リギル・ソルテール:「……いるだろ。天藤」
望月火輪:「お、異性の話?」
望月火輪:「いいね、年頃の少年らしくて」
望月火輪:冗談めかして笑う
リギル・ソルテール:「は。そんな色気のある話じゃねえ」
望月火輪:「じゃあ、食い気の話か。」
望月火輪:「確かにあれは問題だねえ」
リギル・ソルテール:「そーゆー事」
リギル・ソルテール:「……つってさあ」
リギル・ソルテール:「お前、ジャームを確保する必要性なんて、そんな変わんなくねえか。これまでも、今までも」
望月火輪:「うちの姫だってそうだからね。」
望月火輪:「必要とする理由は全く違うけれど」
リギル・ソルテール:「あいつもそうだろうけど」
リギル・ソルテール:「いい大義名分ができた、って思ってるよ。おれはね」
望月火輪:「……」
望月火輪:「ジャームか」
望月火輪:少しだけ真剣な表情になる
望月火輪:「アレは僕の価値観では『美しくない』という分類に入るけれど
望月火輪:「僕たちにある何かを失って、どこかを越えてしまった存在ではあるからね」
望月火輪:「確かに、君の『欲望』にとっても重要なパーツとなり得るか」
リギル・ソルテール:「美意識はな、おれにだってある」
リギル・ソルテール:「受け入れられねえものだって当然ある」
リギル・ソルテール:「それでも、『超える』ことの可能性は」
リギル・ソルテール:「確かに、あいつらの中にある」
リギル・ソルテール:「何を持って『得る』のか」
リギル・ソルテール:「それを、おれは問い続けているし、観察し続けている」
リギル・ソルテール:「まだ───絶対的な母数が足りてねえってことさ」
望月火輪:「なにか考えてるね」
望月火輪:「面白い《ろくでもない》ことを」
リギル・ソルテール:それを聞き、少年は───
リギル・ソルテール:口を、三日月型に歪めた。
望月火輪:「ふふ」
望月火輪:「ま、やりたいことが定まったら声をかけてよ。」
望月火輪:「君に貸しを作るのも悪くない。」
リギル・ソルテール:「そんなにゃあ待たせねえさ」
リギル・ソルテール:それだけ呟くと、再びキーを叩き始める。
リギル・ソルテール:話は終わりだ、と言わんばかりに。

GM:ロイスのみ可能です。
望月火輪:リギル・ソルテール/有為◯/隔意
望月火輪:以上です

オープニング3:庄野あるか:甘やかなるもの

GM:あるかちゃんが登場PC。侵蝕をお願いします。
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (32 → 33)
庄野あるか:cool
GM:good

GM:『ムカウ』セル”メッスド”散織姫研究室。
GM:君の目の前にはふわふわのスイーツがこれでもかと並べられている。
GM:周囲には無数の培養槽。中には様々な生物や、その部品が浮いている。
庄野あるか:ぶかぶかの上着の袖をまくり、おおー!と眺めている。
庄野あるか:「これってなんだっけ……マドレーヌ?そうなんだ」
散織姫:「こっちはマカロンでこっちはカヌレよ」
庄野あるか:「ふうーん」にこにこと見ている。華奢なフォークをつまむ。
散織姫:「お口にあうといいんだけど」
庄野あるか:「わたしはねえ、なんでも食べられるよ!」カヌレを少し切って口に運ぶ。
庄野あるか:「あまいね~。おいしいね」
庄野あるか:「脳を使うときは甘いものがいいんだってお父さんも言ってた。」
庄野あるか:「でも少しだけだよ」
散織姫:「うふふ!相変わらずあるかちゃんのお父さんは物知りねえ!」
庄野あるか:「でしょう」ふふんとして。
散織姫:「沢山頭使うからね。こういう時間は大事なの」
庄野あるか:「ひめちゃんは頭がいいからなあ」
散織姫:「ありがとう、でもね…」
散織姫:少し眉を下げる。
散織姫:「最近、あまりうまくいっていないの」
庄野あるか:「ええっ。そうなんだ」
庄野あるか:お父さんがうまく話せれば、ひめちゃんにも協力できたんだけどな…と唸る。
散織姫:「ふふ、ありがとうね」
散織姫:「……あのね。パーツが足りないの」
庄野あるか:「なんのー?どこの、かな」
散織姫:「いろんなところ。たとえば、手じゃないところ。足じゃないところ。頭じゃないところ。尻尾じゃないところ」
庄野あるか:「たくさんだ」
散織姫:「珍しい動物は捕らえてるし、ジャーム化も試みているけれど」
散織姫:「やっぱり、新しい『種』が必要なのよ」
庄野あるか:「しゅ?」
散織姫:「そう。たね、とかいて、しゅ。お父さん、ご存知なんじゃない?」
庄野あるか:「ふんふん、種」
庄野あるか:「これまで得ていない、新しい生き物のかたち!」
散織姫:「そう。そういうことなの」
散織姫:小さなブラウニーを刺したフォークを弄びながら遠くに視線をやる。
散織姫:「……多分、私は、もっと多くの異形が欲しいのね。完璧な生き物って、全ての可能性を集めたものだもの」
散織姫:「たくさんの生き物を、作り替えてしまいたい。そしてそれには」
散織姫:「…恣意があってはならないわ」
庄野あるか:「しい…恣意。ふむ」
散織姫:「あるがままに、成長したもの。そこから新たな可能性を、選び取りたい」
散織姫:「培養したものじゃ、限界なのよ」
庄野あるか:「えーっと、じゃあ、ひめちゃんが育てたんじゃないのを、持ってきたらいいんだ」
散織姫:「そうよ。あるかちゃん」
散織姫:ブラウニーをばくりと食べて、あるかの頭をふわふわと撫でる。
庄野あるか:「わ~」ふわふわされる。
散織姫:「私たちにできることは『水をやる』ことだけ……」
散織姫:じっと、あるかのことを見ている。
散織姫:「あるかちゃん」
庄野あるか:「はーい?」
散織姫:「わたし、あるかちゃんのこと大好きよ」
庄野あるか:不思議そうにしている。
散織姫:「だから、ずっと愛してあげる」
散織姫:目を細める。
庄野あるか:「……? ふしぎ」
庄野あるか:「ひめちゃんは、わたしの中にいないのに」
庄野あるか:「わたしを愛することができるんだね」
散織姫:「……そうね、ふしぎね」
散織姫:「きっと、それでも」
散織姫:「私は『愛する』わ」
庄野あるか:見知らぬ美しい音楽を聴くように、その言葉を聞いて、微笑む。
庄野あるか:「よくわからないけど、わたしはひめちゃんのためになることを、がんばれるよ」
庄野あるか:「恣意的でない種、も集めてあげるね」
庄野あるか:「きっと、愛するに近いことができそう!」
散織姫:「───ええ」
散織姫:「大丈夫」
散織姫:「大丈夫よ、あるかちゃん」
散織姫:その目はあるかの髪を、目を、口を、手を、足を、輪郭を、見ていて、
散織姫:そして、見ていなかった。
散織姫:『そうではないもの』をじっと、眺めていた。
庄野あるか:それを見返してにこにこと笑い、紅茶をひとくち。
庄野あるか:(『完璧な生き物は、全ての可能性を集めたもの』)
庄野あるか:ふと思う。
庄野あるか:(でも、完璧なものって、どこにもないものじゃないのかな?)
庄野あるか:(あれ?なんで、わたしはそう思ったんだっけ?)
庄野あるか:手を伸ばさない。触れたいものはそこになく、内にあるからだ。
庄野あるか:完璧なものを知っている。完璧な愛があるとしたら、そこにある。
庄野あるか:それは。

GM:ロイスのみ可能です。
庄野あるか:ひめちゃんにとろー
庄野あるか:ひめちゃん 〇憧憬/隔意!

オープニング4:日裏巡:次に向かうもの

GM:登場PCは日裏さん。登場侵蝕をどうぞ。
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (37 → 39)
日裏巡:いい滑り出し

GM:プラネタリウム
日裏巡:星々の虚像が頭上で瞬く。
日裏巡:一般開放していない日もこうしてプラネタリウムを動かすのは習慣のようなものだ。
日裏巡:星は好きだ。未だ届かなくとも、見ることができる。
日裏巡:そこに見ることのできない欲望を仮託して、到達するための試みをするのが日課になっていた。
日裏巡:今日も、その為に新たな欲望を試していた。
日裏巡:「ふむ……ちぢれ麺、そういうのもあるのか……」
日裏巡:手にしているのは、グルメ系の雑誌。開いたページにはラーメンが紹介されている。
日裏巡:「こういうタイプも作ってみようかな」
日裏巡:最近は製麺に凝っている。ちひろの食の好みに合わせたのもそうだし、あるかに言われたのも理由の一つだ。
日裏巡:基本的に日裏巡という存在に、『欲望を探す』以外の主体性はないと言ってもいい。
日裏巡:その部分が大きすぎる為に能動的に見えるが、それ以外がないので、言われたことはとりあえずやってみよう、ということになる。
日裏巡:何せ、何の指針もない。手当たり次第やってみる以外に方法はないのだ。
日裏巡:だから、こうして一人でいるところに、指針を示してくれる部下がやって来るのは喜ばしいことだった。
GM:こつ、こつとその『指針』の音が聞こえてくる。
螢貴勝:「……”エンブリオ”」
日裏巡:「やあ、貴勝」
螢貴勝:こほん、と咳払いをして、2、3枚の書類を差し出す。
螢貴勝:「先のジャーム……”フィンチ”の遺された血液についてです」
日裏巡:「“フィンチ”……ああ、彼か」今思い出したように言って。
日裏巡:「血か……貴勝が気にするってことは衝動関連かな」
日裏巡:書類に目を通す。
螢貴勝:「お察しの通りです」
GM:そこには、『衝動なし』の文字と、様々な成分について記されていた。
日裏巡:「なし? 初めて見る結果だ。そうだよね?」
螢貴勝:「はい。これは、推察なのですが」
螢貴勝:「衝動が何らかの理由で抽出されてしまった……のではないかと」
日裏巡:「そういえば、“アンティキティラ”で脳の情報を吸い出した時も、ちょっと変だったな」
日裏巡:「パーソナル部分の情報がやけに少ない気がした。それにレネゲイドを私に馴染ませる行程が妙にスムーズだった」
日裏巡:「衝動がなかったからか……原因はOVVかな?」
螢貴勝:「私も同意見です」
日裏巡:「衝動を食べるEXレネゲイド……」
日裏巡:衝動=欲望、というのは乱暴な考えだ。レネゲイドが持つ指向性である衝動と、当人の欲望が食い違うケースはある。ちひろもそうだろう。
日裏巡:だが、レネゲイドが持つ欲望を衝動と定義するのなら。そして、レネゲイドに関する『何らかの実験』によって生まれた日裏にとっては、それは無視できるものではない。
日裏巡:「興味深いね」
螢貴勝:「………あまり、好ましい事態とは言い難いですが」
螢貴勝:「なにしろ、天藤ちひろはジャーム級のレネゲイドの摂取を必要としている」
螢貴勝:片手を広げて、
螢貴勝:「私もそうです。欲望のためには、質の高い衝動───ジャームの血液がいる」
螢貴勝:「ならば、必要となるジャームの検体はこれまでの倍となるでしょう」
日裏巡:「確かに大変だ。織姫の研究にもジャームは必要だしね」
螢貴勝:「その通り。また形こそ違えどリギルもまた、ジャームからヒントを得ることを期待している」
日裏巡:「うちはあんまり規模大きくないから、一般人を拉致してジャームを量産するやり方もちょっと手が足りないよねえ……」腕を組んで考えている。
螢貴勝:「………ふむ」
螢貴勝:「………いえ。恐らく『似た』手段は取れるものかと」
螢貴勝:「リギルも心当たりがあったようです。一度皆と話してみては如何でしょう」
日裏巡:「おお、リギルと貴勝が言うなら間違いなさそうだ」
日裏巡:セルリーダーだが、作戦立案はこの二人に頼っている部分が大きい。
日裏巡:「そうだね。ちひろの学校もそろそろ終わる頃か……よし」
日裏巡:「みんなを招集して……今から打てば全員集まるまでに間に合うかな」
日裏巡:「新しい麺を試してみたいんだ。貴勝も楽しみにしててよ」
螢貴勝:ふっ、と口角を薄く上げて
螢貴勝:「ええ、楽しみにしておりますとも。日裏くん」

GM:ロイスのみ可能!
日裏巡:螢貴勝 ○信頼/羨望
日裏巡:これで!
GM:わーい

ミドル1:はかりごとはか細く大胆に

GM:合流シーン!全員集合です。
庄野あるか:わーい
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (33 → 34)
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (33 → 36)
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (39 → 49)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (37 → 42)

GM:『ムカウ』プラネタリウム
GM:メンバーが集まり、それぞれの手には小さな丼が持たされていた。
庄野あるか:「麺がぐねぐねしてる」
日裏巡:「ちぢれ麺って言うんだって。濃いめのスープが合うらしいから豚骨醤油にしてみたよ」
庄野あるか:「へえ~!ありがと~!」
望月火輪:「随分と本格的だね。」
散織姫:「リーダー、こういうのすごいマメよねえ……」ちゅるちゅると食べている。
天藤ちひろ:(プラネタリウムと豚骨ラーメン……)困惑の夜空に竜骨座はあっても豚骨座はなさそうだった
天藤ちひろ:「はい、すごく器用なんですね……リーダーさん」
庄野あるか:つるつる~っと食べています。
日裏巡:「トランプタワーが趣味の暗殺者の記憶とかも取り込んでるからね」答えになってるかよく分からないことを言う。
天藤ちひろ:「記憶を? 取り込む……?」真面目に考えてはいけない気がした
リギル・ソルテール:「いろんな記憶取り込むとこういう変なやつになんだよ。覚えとけ」
天藤ちひろ:「はい、憶えておきます」そういうの抜きにしても目の前にいるのは変人の類に思えたが
庄野あるか:「たくさん覚えられていいことだよ~」
螢貴勝:黙々と食べている。
リギル・ソルテール:トッピングは半熟の茹で卵を要求した。
天藤ちひろ:(意外と食べる方なのね……)
天藤ちひろ:そんなリギルの姿を見て
日裏巡:リギルだけトッピングが多いのはずるいのでみんなにあげた。

リギル・ソルテール:「………さて、と」
リギル・ソルテール:「天藤の食糧調達の話だが」
庄野あるか:ラーメンのどんぶりを見つめる。
日裏巡:「レネゲイドパウダーも無限じゃないし、それだけじゃ足りないからね」
天藤ちひろ:「は、はい……」ラーメンは相変わらず物足りなかったが、ありがたくいただきながら話を聞く
リギル・ソルテール:「ああ。絶対にソイツOVVはいずれ餓える」
リギル・ソルテール:「更に、厄介なのは、だ」手をひらと上に向けて
螢貴勝:「ここムカウにはジャームを必要とするものが多い」
螢貴勝:「そして、それは『食べ残し』では務まらないのです」
散織姫:「つまり、それならジャームを作っちゃわない?って話になるのね」
望月火輪:「新鮮な方がデータも集めやすいもんね。」
天藤ちひろ:「えっ、え……」
庄野あるか:「恣意的な種!」
庄野あるか:覚えたての単語を口にする。
散織姫:「そう。でも、だからこそ」
散織姫:「いちから作るわけには行かない。培養されたレネゲイドビーイングでは意味がないの」
天藤ちひろ:「ジャームって、この前戦ったフィンチみたいな……?」
天藤ちひろ:「それを……作る?」
望月火輪:「あ、ちひろにも危うさがわかるんだ。」
庄野あるか:半熟卵をレンゲですくって食べている。
日裏巡:「ちひろの欲望を果たすにしても、今食べる物は必要だろう?」
天藤ちひろ:「あんなに近くで詰め寄られたら嫌でも分かります……」望月に
天藤ちひろ:「それは、そうですけど……」
リギル・ソルテール:「そうだなあ」不思議そうな顔をしている織姫の代わりに、息を大きく吐いて
リギル・ソルテール:「まあ、抵抗があんのは理解する」
リギル・ソルテール:「あー……でも、あんた、天藤さ」
リギル・ソルテール:「日常でもヤバくなって来てねえか」
天藤ちひろ:(……理解はしてくれるんだ)
庄野あるか:「あっ、学校!」
天藤ちひろ:「……否定は、できないです」今日教室で、茅葺にOVVが反応しかけていたのを思い出し
天藤ちひろ:息を吐いて、席に体重を預ける
リギル・ソルテール:「だから、リーダーの言う通りなんだよ」
天藤ちひろ:「それしか、無いのでしょうか……あんな怪物を自分で作るなんて」
望月火輪:「俺の意見を言っていい?」
庄野あるか:ふんふんと聞きながらメンマをかじる。
天藤ちひろ:「は、はい」望月の端正な顔を真正面から見て
望月火輪:「その計画の必要性は認める。技術的にも、リギルと織姫がいけると判断したなら問題はないと思う。」
望月火輪:「だけど、それでも…本来ならうちのセルの規模でやるものはないだろうね。」
望月火輪:「第一にUGNが放っておかない。第二にマンパワーが少ない分だけどこかで粗が出て機密が漏れる危険もある。」
天藤ちひろ:「……」呆然とした表情
天藤ちひろ:理路整然とした(理解不能な専門用語も交えた)説明もそうだったが
天藤ちひろ:(まさか、問題指摘とはいえ……)望月火輪という少年が反対意見を出したことが、少し意外だった。
日裏巡:「うん、そのことは私も思った」
庄野あるか:「管理しきれない可能性はそれなりにありそうだ」
庄野あるか:「ってお父さんは言う」
庄野あるか:「多頭飼育崩壊ってやつ?」
望月火輪:「あるかのお父さんは難しい言葉を知ってるね」
リギル・ソルテール:ふ、と笑って
リギル・ソルテール:「おれ達のセルは、そういう計算で動くとこじゃあねえだろ」
日裏巡:「でも、貴勝はその上で提案があるみたいだよ」
螢貴勝:「……何。大したことではありません」
螢貴勝:「自分たちで手に負えないのならば『巻き込めばいい』」
望月火輪:「火種を大きくするんだ」
望月火輪:「そうしたら火元の特定が難しくなる?」
天藤ちひろ:「え、ええ……?」
天藤ちひろ:眉を顰め首を傾げる
螢貴勝:「……前提として」
螢貴勝:「世界の8割はレネゲイドウイルスに感染しています」
螢貴勝:「そして、覚醒時、5割がジャーム化する。これもよく知られたことです」
天藤ちひろ:(そ、そうだったんだ……)
庄野あるか:「へえーっ。たくさんいるんだねえ」
螢貴勝:「そして、オーヴァード化を促進する薬も存在する。ここまではいいですね?」
望月火輪:「大丈夫だよ、先生」
望月火輪:誂うような口調
庄野あるか:「うんうん、お父さんもご存じのやつだ」
螢貴勝:「……これについて、更なる研究を進めているセルがある、という話です」
日裏巡:「オーヴァード、あるいはジャームの生成について研究するセルってこと?」
螢貴勝:「そうなりますか。今回は彼らに」
螢貴勝:「その後のことも考えるならば、他の研究セルに」
螢貴勝:「火を撒いてもらいます。勿論、無自覚に」
望月火輪:「なるほど。そういうの得意だもんね。貴勝は」
庄野あるか:「UGNとはどうせ喧嘩になるだろうしね。フィンチの件もあるし、お父さんとしてはそこは割り切って良い気がしているな」
リギル・ソルテール:「…ま。それでもUGNとの衝突はどっかで起こる」
リギル・ソルテール:あるかとほぼ同時に口にして咳払いをする。
庄野あるか:「リギーすごい!ねーお父さん!」けらけら笑っている。
リギル・ソルテール:「必要とされるのは戦力だ。小手先でもいい。使えるもんは何でも使う」
リギル・ソルテール:無限を掲げる少年の目は遠くを見ている。
天藤ちひろ:「UGNとの……戦い……」困惑の表情のまま、他の面子の反応を見ている
望月火輪:「オッケー、わかったよ。」リーダーと螢の言葉から、まだ『言えないこと』『言うべきでない』ことを含め、ある程度の目算が立っていると判断する。
望月火輪:「ちひろもわかった?」
天藤ちひろ:「えっと、とりあえずジャームを私たちで増やそう以外の路線に行ったことと」
天藤ちひろ:「他のFHの人や、UGNの人と戦う事になりそう、というあたりまでは」
望月火輪:「そう。危険なのはジャームだけじゃないってこと」
望月火輪:最初からセルの方針に異を唱えるつもりはなかった。それでも反対意見を口にしたのは
望月火輪:この計画のリスクを無自覚な危うさを持つ少女に自覚させるためだ。
日裏巡:「その上で確認しておこうか」
日裏巡:「どうやるか、色々と話し合ったね。それは重要だけど、それより重要なのは」
日裏巡:「やるかどうか、だ」
日裏巡:「どうする? ちひろ」
天藤ちひろ:「えっ」
天藤ちひろ:「その選択権って、私にあるん……ですか?」
庄野あるか:なぜか楽しそうにちひろちゃんを見ている。
日裏巡:「ここは欲望を叶える為のセルだよ。自分の欲望の為の決断をする権利は全員にある」
日裏巡:「ちひろがやらないと言っても、作戦を中止する訳じゃない。貴勝や織姫の研究の為にはどちらにせよ必要だしね」
日裏巡:「でも、ちひろがやりたくないなら、ちひろは参加しなくてもいい」
日裏巡:「仲間と協力することはできるけど、自分の欲望は、結局は自分で叶えなきゃいけないんだ」
天藤ちひろ:「自分の……」以前、この場で
天藤ちひろ:答えた言葉を思い返す
天藤ちひろ:「私は、自分の"普通"を滅茶苦茶にしたくない……だけど、この身体は今のままじゃそれを許してはくれない」
天藤ちひろ:「やります。」震えながら、その言葉に返す
天藤ちひろ:「たぶん……悪い事なのでしょうけど、折り合いを付けないと」
天藤ちひろ:「全てが壊れてしまうから」軋む音のような声を、絞り出して

GM:ロイス、購入が可能!
庄野あるか:ロイスは保留にしておこう!
庄野あるか:買い物はなにかほしいのあるー?
日裏巡:ロイス保留!
天藤ちひろ:アームドスーツチャレンジします
望月火輪:天藤ちひろ/好奇心◯/隔意
望月火輪:メイド服いってみよ
日裏巡:あ、そうだ!
天藤ちひろ:あ、訓練社会と一体化忘れずに
望月火輪:6dx>=20
DoubleCross : (6DX10>=20) → 10[2,3,4,7,8,10]+6[6] → 16 → 失敗

天藤ちひろ:4dx+3>=15
DoubleCross : (4DX10+3>=15) → 10[1,6,8,10]+8[8]+3 → 21 → 成功

日裏巡:カンパニー【ムカウセル】のチームを結成するのを宣言します!
天藤ちひろ:……うん?
望月火輪:なに!?
庄野あるか:セル!
日裏巡:これで全員の情報収集の達成値+4、財産点+4、HP回復量+1d10になります。
庄野あるか:すごすぎ。
望月火輪:やったぜ。その財産を使ってメイド服を買います
GM:金持ちだ
庄野あるか:強化ビジネススーツ
望月火輪:以上です
天藤ちひろ:なんか普通にゲットしちゃったので装備、行動値4になります
庄野あるか:5DX+1+0@10>=19 調達
DoubleCross : (5DX10+1>=19) → 9[1,2,2,6,9]+1 → 10 → 失敗

庄野あるか:まあまだあるのでいいか 次に回す
日裏巡:ボデマ買っておくか
日裏巡:4dx+3>=12
DoubleCross : (4DX10+3>=12) → 6[1,5,6,6]+3 → 9 → 失敗

日裏巡:財産は使わない! 失敗!
日裏巡:以上です

ミドル2:継承と交渉

GM:ここからは情報収集。プライズ型となります。
GM:シーンプレイヤーは火輪くん、他登場自由。
GM:先に項目を出しましょう。

・プライズ判定 難易度:9 最大達成値:40 情報:裏社会、FH
プライズ:0/9

GM:その上で登場する方は登場侵蝕をどうぞ!
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (49 → 56)
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (36 → 38)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (42 → 43)
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (34 → 37)

GM:では早速判定の方をどうぞ。最も高かった方のものをプライズとして採用します。
望月火輪:情報FHでいきます
望月火輪:6dx+2>=9
DoubleCross : (6DX10+2>=9) → 10[2,3,4,5,7,10]+10[10]+7[7]+2 → 29 → 成功

望月火輪:財産使ってもよろしくて?
庄野あるか:いきなりなに!?
日裏巡:お待ち!
天藤ちひろ:すごい
GM:こわ!いいよ!
日裏巡:情報判定の達成値は+4だよ!
GM:!
望月火輪:あ、じゃあ33だ!
望月火輪:財産使いません
庄野あるか:やばいよ
GM:他の方も一応振ってどうぞ〜
GM:もっとすごいの出るかもしれないし……
庄野あるか:情報FH-
庄野あるか:5DX+6+0@10 情報:FH
DoubleCross : (5DX10+6) → 8[1,1,5,7,8]+6 → 14

日裏巡:情報FHでコネ使用!
日裏巡:6dx+1+4
DoubleCross : (6DX10+5) → 9[1,1,6,8,9,9]+5 → 14

天藤ちひろ:情報FH初期値で
天藤ちひろ:1dx+1+4
DoubleCross : (1DX10+5) → 6[6]+5 → 11

天藤ちひろ:もちもちしよう
GM:もちもち
GM:ではプライズ 4/9!
GM:情報がひとつ開きます。

3.オーヴァード化促進薬について
オーヴァード化促進薬、識別名αトランス。
現在のままではそれは非オーヴァードを覚醒させるだけの力しか持たない。
ジャーム化のためにはセル、『プレミュール』が必要な技術を持っている。
(補足事項:彼らは一度、壊滅している。これは思想に共感したものが意志を次いだセルとなる)
彼らと接触する必要があるだろう。

散織姫:「αトランスっていうのよ」
散織姫:ことん、と置かれた小瓶。
散織姫:「基本的にはオーヴァード覚醒薬ね。まあそれでもジャーム化しちゃう人はいると思うけど」
望月火輪:「これが流通した街でオーヴァードの発生率が上がって…」
望月火輪:「っていうのは、珍しくもない話だよね」
庄野あるか:「ディアボロスだっけ?お父さんが言ってたなあ」
庄野あるか:「前もそれをばらまいてた人がいたよねー」
日裏巡:「でも確実ではない、というかむしろ作られた目的を考えるとジャーム化した場合は失敗なんじゃないかな」
天藤ちひろ:「薬でジャーム化を……以前見たフィンチの能力みたいですね」
リギル・ソルテール:「補足すると、”フィンチ”は部下のジャーム化は行ってねえよ」
リギル・ソルテール:「ま、自我を奪うって点では似てるかもだが」
リギル・ソルテール:ややっこしいんだがな、と言って頭をかく。
天藤ちひろ:「あ、ありがとうございます」説明に感謝を示しつつ、話を聞く姿勢
庄野あるか:「じゃあ、かんたんじゃないんだね」
庄野あるか:「人をジャームにしよう!ってして、ぱぱっとはできないのかあ」
散織姫:「そうねえ……研究系のセルで、ある程度設備があって」
散織姫:「理論があって、ぐらいね。制御も難しいし」
庄野あるか:「くわしいひとー!」挙手をもとめる。
散織姫:「私は門外漢だから……」手を挙げない。
望月火輪:手を挙げます
庄野あるか:「モッチくん!」促し!
天藤ちひろ:「おお……」
日裏巡:「流石火輪だ」
望月火輪:「その手の研究を進めてるのは『プレミュール』だね」
日裏巡:「『プレミュール』……どこかで聞いたことあるような……」
望月火輪:「ジャームっていうのは、良くも悪くも欲望が全面に出た存在だろ?」
庄野あるか:「だねえ」
望月火輪:「『プレミュール』は、それこそが人の在るべき姿だと考えている連中の集まりなんだ。」
望月火輪:「乱暴に言ってしまえばね。」
庄野あるか:「素直でまっすぐがいちばん!ってことかあ」
リギル・ソルテール:「……ああ、あいつらか」
日裏巡:「ああ、それで思い出した。……あれ?」
日裏巡:「でも壊滅したって聞いたような……」
日裏巡:「何だっけ、新しいセルに潰されたんじゃなかった?」
リギル・ソルテール:「こっちにもそのデータが残ってるが」
望月火輪:「組織が壊滅したとしても、『思想』とか『欲望』ってものは受け継がれるものだよ。」
望月火輪:「それが、どんな変質を遂げているかは別にしてね。」
リギル・ソルテール:「なるほど、『継承』ね」
庄野あるか:首を傾げ、自分の頭をこつこつ小突いて聞いている。
天藤ちひろ:「ジャームこそがあるべきって、かなり……尖った思想だと思うんですけど」
天藤ちひろ:「受け継がれたんですか? その思想が?」
望月火輪:「そう」>ちひろ
望月火輪:「うん。極端な分だけ、わかりやすい考えではあるからか。」
日裏巡:「受け継いでもらえるなんて、結構メジャーな欲望なんだなあ」
日裏巡:他人と共有できる欲望に少し羨ましさを覚える。
天藤ちひろ:(独特な感想だなぁ……)
望月火輪:「もしくは、その思想を受け継いだと喧伝することでなんらかのメリットがあるからなのかはわからないけど」
望月火輪:「少なくとも『プレミュール』の後継を自称するセルは存在する。」
庄野あるか:「あ!そこだと、じゃあみんなジャームになれって研究をしてるんだね」
望月火輪:「そういうこと。彼らの理想世界を作るにはそれが絶対必要だからね」
日裏巡:「なら何か役立ちそうな研究か情報を持ってそうだね」
望月火輪:「彼らの暴走を裏から煽りつつ」
望月火輪:「その方向性を制限するっていうのが、俺達の目的としては理想的かな」
庄野あるか:「むずかしそう~」
望月火輪:「けど、場合によっては直接交渉ってのもいいかもね。あるかとちひろには社会勉強が必要だろうし」
庄野あるか:「わたしも?」首をかしげている。
庄野あるか:情報:噂話を判定。エンブレム《生来の狂気》で自動失敗。
望月火輪:「たまには、あるかからお父さんに何か教えてあげるっていうのも悪くないだろ?」
庄野あるか:「……なるほど」
庄野あるか:「たしかに、そうできたらすごいかも」
庄野あるか:「社会のひとびと、知らないし~」
天藤ちひろ:「はい、私はあまりに……この界隈の事を知らなすぎますし」
望月火輪:「ふふ、ちひろはホントに素直だね」
日裏巡:「あるか、ちひろ。交渉のコツは相手のやりたいことを考えることだよ」
日裏巡:「相手の欲望を叶えてあげようとすれば、後は押していけばなんとかなる」
日裏巡:実際今までそんな感じでメンバーをスカウトしてきた。
庄野あるか:「ふんふん、叶えてあげる」
天藤ちひろ:「叶えてあげる……ですか」
庄野あるか:「見たいものを見せてあげる?」上を見てみる。
日裏巡:「要するに真心だね!」
庄野あるか:「ほー」
庄野あるか:「へーっ」
日裏巡:「真心を持って接すれば、多少ゴネても仕方ないなあって思ってくれたりするんだ」
散織姫:「じゅんちゃんは人たらしだものねえ」
望月火輪:「俺は恫喝交渉も好きだけどな」
天藤ちひろ:(恐ろしい事をさらっと言うんだから)
庄野あるか:「とにかく、聞いてもらう」
庄野あるか:「学ぶよ~」

GM:ロイス、購入が可能です
庄野あるか:ロイス……保留でいっか!
日裏巡:ロイス保留
庄野あるか:買い物はかわらず強化ビジネススーツ
庄野あるか:5DX+1+0@10
DoubleCross : (5DX10+1) → 10[4,5,6,8,10]+6[6]+1 → 17

望月火輪:庄野あるか/有為◯/食傷
庄野あるか:あっ財産2点はらえば
庄野あるか:かえるな
天藤ちひろ:強化素材で訓練社会一体化で、なんかコンボ名考えとこう
庄野あるか:ゆーい!
望月火輪:応急手当
天藤ちひろ:4dx+3>=15
DoubleCross : (4DX10+3>=15) → 8[3,4,6,8]+3 → 11 → 失敗

日裏巡:ぼでまー
望月火輪:6dx>=8
DoubleCross : (6DX10>=8) → 10[5,5,6,8,9,10]+7[7] → 17 → 成功

望月火輪:ゲット
日裏巡:4dx+3>=12
DoubleCross : (4DX10+3>=12) → 8[1,4,5,8]+3 → 11 → 失敗

日裏巡:うーん、財産はいいか
日裏巡:以上!
庄野あるか:庄野あるかの財産を2(→ 2)減少 (3 → 1)
庄野あるか:カンパニーのもあるしな まだまだ
庄野あるか:スーツきまーす
GM:以上で大丈夫かな
日裏巡:おっけー!
庄野あるか:はず
望月火輪:です
GM:ちーちゃんも大丈夫?
天藤ちひろ:ん? あれ
天藤ちひろ:まだ大丈夫です!
天藤ちひろ:おっけー!
GM:はーい!きります!

マスターシーン:ある少女の思いについて

GM:それは、ごく普通のアパートのごく普通の一室。
GM:少女は、ベッドの上でぺらぺらと黒いチケットを弄んでいた。
GM:もう片方の手でスマートフォンを操作し、日程を確かめる。
茅葺永子:「……うん、大丈夫!」
茅葺永子:「えへへ。たーのーしーみ!」
茅葺永子:チケットを机の上に置くと、ベッドに仰向けに寝転がる。
茅葺永子:……別に、たいしたことじゃ、ないのだ。
茅葺永子:ただ、なんとなく。ほうっておけない。そんな気がしていただけだったのだ。
茅葺永子:本城くんのライブに誘った時だってそうだった。
茅葺永子:なんとなく、目立たないで、何処か中間にいようとして。
茅葺永子:すごく、そんな姿に見覚えがあったので。
茅葺永子:何回か遊んでみて、たのしいじゃん!って思って。
茅葺永子:そんなかんじでいい遊び友達になれたらな、なんて思っていたのだ。
茅葺永子:だけどだけど。
茅葺永子:最近もっと『ほうっておけなく』なってしまった。
茅葺永子:彼女の変化のせいなのだろうか?
茅葺永子:それとも自分が変わったのだろうか。
茅葺永子:「……ちひろちゃん、楽しんでくれるといいなあ」
茅葺永子:そしてこれからももっとずっと、いっしょに。

ミドル3:問われるもの

GM:情報収集の続き。シーンプレイヤーはあるかちゃん。
GM:他登場自由です。
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (38 → 41)
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (56 → 63)
庄野あるか:庄野でるか
日裏巡:ふふふ
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (37 → 45)
GM:リーダーッ
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (43 → 45)

GM:難易度、使用技能はそのままです。最後まで据え置き!
望月火輪:行くぞ-
望月火輪:6dx+2>=9
DoubleCross : (6DX10+2>=9) → 8[1,4,5,6,6,8]+2 → 10 → 成功

庄野あるか:情報FHで変わらずいきます
庄野あるか:リーダーのカンパニーやつで+4か
望月火輪:また+4忘れた・14です
GM:カンパニー!
庄野あるか:5DX+6+0@10 情報:FH
DoubleCross : (5DX10+6) → 10[3,5,7,9,10]+3[3]+6 → 19

庄野あるか:おお、やったぜ
望月火輪:わお
GM:二人ともプライズは2!
天藤ちひろ:1dx+1+4 情報FH
DoubleCross : (1DX10+5) → 3[3]+5 → 8

GM:ちーちゃんはしっぱい
天藤ちひろ:ざんねん
日裏巡:コネ使用して情報:FH
日裏巡:7dx+1+4
DoubleCross : (7DX10+5) → 10[2,6,7,9,10,10,10]+9[1,4,9]+5 → 24

GM:うわつよ
望月火輪:強さ!
庄野あるか:さすがよ!
日裏巡:無形コンセなんていらんかったんや!
GM:では、プライズは3!
GM:プライズ:7/9

6.『プレミュール』との接触
彼らとの接触により、君たちは必要な手段を手に入れる。
この強化されたαトランスは、「潜伏期間」を設ける代わりに最終的なジャーム化発症に至るまでの確率を強化しており、ジャーム化は段階的・漸次的なものになるが、最終的な発症確率は高くなる。

→トリガーシーンが発生。

GM:交渉にせよ、扇動にせよ、
GM:彼らと接触することになります。
GM:また、使用する強化αトランスについての情報も手に入ります。

GM:暫しの相談の結果、情報を開け切ってからのロールの方がスムーズに行きそうなので、
GM:再度登場侵蝕を振っていただいた上で判定していただく形にしたいと思います。
GM:登場は自由。
庄野あるか:ハーイ!でまーす
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (41 → 46)
日裏巡:待機します。
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (45 → 47)
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (45 → 53)
庄野あるか:場合によってはオリジン使うので最後にやろうかな
望月火輪:任せろー
望月火輪:6dx+4>=9
DoubleCross : (6DX10+4>=9) → 10[2,3,6,6,7,10]+4[4]+4 → 18 → 成功

GM:いけたじゃん
望月火輪:財産2使って20にします。
庄野あるか:モッチイズザゴッド
GM:あ、いや
GM:20にしなくても9になるよ!
望月火輪:あ、ホントだ。じゃあ、しません!!
GM:10の位+1なので、それで2!
庄野あるか:そのお金は…こんどメンマを買うのに使おう!
GM:あとはフレーバーで…振りたければ振ると良い!
GM:ともあれプライズはこれで9だ!
庄野あるか:5DX+6+0@10 情報:FH
DoubleCross : (5DX10+6) → 9[1,2,3,4,9]+6 → 15

庄野あるか:ふるだけふっとこうw
天藤ちひろ:1dx+1+4
DoubleCross : (1DX10+5) → 1[1]+5 → 0 (ファンブル)

庄野あるか:wwww
天藤ちひろ:はい
GM:ちーちゃん!
庄野あるか:オチがついた…!
GM:では

9.初期作戦開始地点
現時点でジャーム化に導くことができるのは人間のみだ。
そしてもっとも衝動、可能性をもつのも人間である。
よって、人が多く集まる場所を第一回のターゲットとする。
それは、ライブ会場。ちひろたちが向かう、『ヨカナーン』のライブだ。

GM:いじょ!
庄野あるか:ヤバ

GM:影蔦外れ、廃工場
GM:君たちは『プレミュール』構成員との接触・交渉のためにここに訪れていた。
『プレミュール』構成員:「…………」怪しげなローブのようなもので顔を隠している。
庄野あるか:「あやしげだー」小声でジュンさんの背に隠れています。
日裏巡:「急な呼び出しに応えてくれてありがとう」普段と変わらずにこやかに
日裏巡:「『ムカウ』の“エンブリオ”だ。よろしく」
天藤ちひろ:(う、胡散臭い……)どちらの印象でもない、両方だ
望月火輪:「開口一番に失言した子については許してあげてくれると嬉しいな、こういう子だから」
庄野あるか:きょとんとしている。
『プレミュール』構成員:「……これは礼儀正しく、どうも」
『プレミュール』構成員:彼らは名乗ることはしない。名乗るほどの名がないのか、警戒しているのか。
『プレミュール』構成員:「αトランス強化薬について、とのことだったが、具体的には?」
日裏巡:「君達の目的の力添えがしたいんだ。正しく協力する為に足並みを揃えておきたくてね」
『プレミュール』構成員:「……目的?ふむ」
『プレミュール』構成員:「それは我々のジャーム化の手助けをする、と言う理解で良いのかな」
望月火輪:「そういうこと」
望月火輪:「君達は、その為の技術があっても、それを実行するための力が欠けているだろう?」
日裏巡:「ジャームが増えることは私達にも都合がいいんだ」
日裏巡:「そして、私達の目的は欲望を叶えること。ジャームがその助けになる子がいる」
日裏巡:「お互い助け合えないかな?」
『プレミュール』構成員:「……………」腕を組んで、指でトントンと叩いている。
天藤ちひろ:(上手く相手をのせてる……)上手いとも怖いとも思った
『プレミュール』構成員:「まず、ひとつ」
『プレミュール』構成員:「我々の希いは、『我々自身』がジャームになること。これが究極的な目標だ」
天藤ちひろ:「……えっ?」
天藤ちひろ:思わず声が出る
望月火輪:(変わった自殺の方法だな)と思うけれど否定はしない
『プレミュール』構成員:「それを叶えた我々に手を出さないこと。これが第一条件となる」
日裏巡:「もちろん。それをしたら協力関係とは言えない」
『プレミュール』構成員:頷いて、
『プレミュール』構成員:「その上で、君たちに協力することは不可能ではない」
『プレミュール』構成員:「し、理念に反したものでもない」
庄野あるか:がんばって大人しくしている。(おお、いいかんじになってる!)
『プレミュール』構成員:「ジャームを増やす。なるほど、大いにやりたまえ。それは救済にもなる」
『プレミュール』構成員:「その上で、生き残れないものがあったとしても、それもまた宿命であろう」
望月火輪:「達観してるねえ」
天藤ちひろ:(この人もうジャームなんじゃないの……?)
日裏巡:欲望に正直な様子を見て笑みを深めている。向こうからすれば交渉が上手く進んで上機嫌なように見えるだろう。
日裏巡:「君達は強化αトランスの性能実験の母数も欲しいだろうしね」
日裏巡:「実験場は考えてあるのかな?」
『プレミュール』構成員:「そうだな……無論、我々にも『使う』つもりではあるが、それだけでは後進の者も安心できないだろう」
『プレミュール』構成員:「となれば、実験は必須だ。ただ……」
『プレミュール』構成員:「実験場については、絞り込めずにいる」
庄野あるか:「人がいっぱいいれば、いいんじゃないの~?」
庄野あるか:「じゃないですか?だ。 ですか?」
日裏巡:「うん。でも水道とかのインフラに流すのは性質上向かないかな」
日裏巡:「段階的にジャーム化するなら、広範囲に撒き過ぎると経過観察が難しい」
『プレミュール』構成員:「そこだ」
『プレミュール』構成員:「その点で、どうすべきか意見を伺いたい」
日裏巡:「大勢の人が一箇所に集まってる所が一番いいよね」
日裏巡:「学校……大企業……は観察はしやすいけど流石に足が付くか」
望月火輪:「難しいねえ。」
庄野あるか:「ふんふん」
庄野あるか:そこでちひろちゃんを見る。
天藤ちひろ:「ど、どうかしましたか……?」
庄野あるか:「学校といえば、ちひろちゃん学校に行ってるんだよね!」
庄野あるか:「だから、ちひろちゃんみたいな人がいるところがいいんじゃない?」
天藤ちひろ:「行ってます、行ってますけど」交渉の場でしかも自分みたいなと言い出すこの少女が、一番この場で外れている
天藤ちひろ:「うちの学校みたいな場所は勘弁してくださいよ……」
天藤ちひろ:(もしそうなったら私は……)
望月火輪:「そうだねえ。」
望月火輪:『プレミュール』構成員に顔を向ける
『プレミュール』構成員:「!…?」
望月火輪:「その薬なんだけど、例えば。」
望月火輪:「特定の状態の人間に投与するとより効果的だとか」
望月火輪:「もしくはそっちでこういう人間に投与した結果を知りたいとかの希望はあるの?」
望月火輪:「興奮状態の人間だとか、ストレスを抱えている人間のほうが都合がいいとか」
『プレミュール』構成員:「……あ、ああ」
『プレミュール』構成員:「そうだな、効果の程度を条件によって分析することはしておきたい」
『プレミュール』構成員:「効果的であるかどうかはもちろん、その逆もだ」
『プレミュール』構成員:「ただ今回は広範な実験になる。そこまで詳細な条件設定は…」
『プレミュール』構成員:そう言って口籠る。
望月火輪:「ある程度なら絞れるよ。」
望月火輪:「例えば、ライブ会場なんかは特定の年齢層の、興奮状態の人間が集まりやすいし。」
望月火輪:「ストレスを抱えてる人を狙うなら、ブラック企業とかを狙ってもいいかもね。」
『プレミュール』構成員:「!なるほど……」
『プレミュール』構成員:こういう発想は不得手なのだろう。言われて初めて気がついたと言う顔をしている。
『プレミュール』構成員:「ライブ……であれば、近日、この近辺で開催されるはずだ」
庄野あるか:「元気な人が多そうだねっ」
日裏巡:「おお、それなら大人数が集まるし、ある程度は被験者同士の繋がりも薄いし、足も付きにくいんじゃないかな」
天藤ちひろ:「この近く、ライブ……」茅葺永子の顔が浮かぶ
天藤ちひろ:みるみるうちに顔面が蒼白になる。
『プレミュール』構成員:その風貌に似合わぬ、スマートフォンを取り出して。
『プレミュール』構成員:「これだ」
『プレミュール』構成員:その画面一面に、ビジュアル系のバンドのイメージ写真。
『プレミュール』構成員:その上には『ヨカナーン』の文字が躍っていた。
天藤ちひろ:「ヨカナーン……」戯曲の人物の名を関したバンドの名を、恐る恐る呼ぶ
『プレミュール』構成員:「ふむ。そちらのお嬢さんはご存知か。ならば話は早い」
天藤ちひろ:(どうする、どうするの……)ワンナイトライブだから日が違えるなんて事もない
天藤ちひろ:「別の場所とか、ダメ、ですかね……」
天藤ちひろ:自分が最低の事を言っている自覚はあった。
天藤ちひろ:ローブ姿の男を見て、問いかける。
『プレミュール』構成員:「ううむ………そうなると、日取りは大分先に伸びてしまうが……むむ」
日裏巡:「ちひろには何か他にいい案があるのかな?」
『プレミュール』構成員:「良い心当たりがあるのであればご教示願いたい」
天藤ちひろ:「え、えっと……」良い心当たり
天藤ちひろ:それはつまり、他の人々を生贄に差し出せと言われているのと同じだ
天藤ちひろ:涙を浮かべながら、思考を巡らせる。
庄野あるか:首を傾げて、眺めている。「……?」
望月火輪:「別に、俺は日取りが変わってもいいとは思うけど」
望月火輪:「けど、結局のところ、覚悟がなければ日取りがいくら延ばしても意味は無いんじゃないかな」
天藤ちひろ:「覚悟が……」
望月火輪:「今、ちひろが躊躇している理由は聞かないけど」
望月火輪:「躊躇う理由も、行動を起こさない言い訳も、いくらでも用意は出来るからね」
望月火輪:「けど、そんなつまらない鎖を引きちぎって、自分の欲望のために進むのが俺達だ」
天藤ちひろ:「そう、なんですよね」
天藤ちひろ:「そんな存在に、なって」
天藤ちひろ:「そんな場所に身を置くと、私はそう決めたのに……」涙を浮かべながら手を握る
天藤ちひろ:(なのに今、この胸につっかえる想いは)ただのクラスメイトの約束で、自己の生存とは遠い場所の話のはずで
天藤ちひろ:「何、なんでしょうね。 ごめんなさい。」
天藤ちひろ:「私……」
『プレミュール』構成員:「………」ため息を一つついて
『プレミュール』構成員:「よろしい。ならばこちらで決めた方が肩の荷も軽くなるだろう」
『プレミュール』構成員:「責はこちらにある」
『プレミュール』構成員:「そのように思えば良い。事実、実行は主にこちらが行うのだ」
『プレミュール』構成員:「……泣こうと、喚こうと」
『プレミュール』構成員:「実験開始地点はこのライブ会場とする」
『プレミュール』構成員:「以上だ」
『プレミュール』構成員:ばさり、とローブを翻すと、
『プレミュール』構成員:そこにはただローブのみが残っていた。

GM:ロイス・購入が2回分可能です
庄野あるか:ちひろちゃんに えらい/〇心配。
GM:あ、リーダーは1回!
望月火輪:クリスタルシールド
日裏巡:一回お休みしたからね
望月火輪:6dx>=25
DoubleCross : (6DX10>=25) → 10[2,6,6,8,9,10]+7[7] → 17 → 失敗

望月火輪:6dx>=25
DoubleCross : (6DX10>=25) → 10[4,4,7,7,9,10]+4[4] → 14 → 失敗

望月火輪:ダメ!
庄野あるか:私もしてみよう
日裏巡:天藤ちひろ ○連帯感/不可解
望月火輪:ロイスは保留です
庄野あるか:クリシーチャレ
庄野あるか:5DX+1+0@10>=25 調達
DoubleCross : (5DX10+1>=25) → 9[3,4,7,8,9]+1 → 10 → 失敗

庄野あるか:5DX+1+0@10>=25 調達
DoubleCross : (5DX10+1>=25) → 9[2,3,5,7,9]+1 → 10 → 失敗

庄野あるか:だめーん
日裏巡:クリシやってみるか
天藤ちひろ:ちょっとズルみたいだけど一体化して2回振ります、1発目、強化素材
天藤ちひろ:4dx+3>=15
DoubleCross : (4DX10+3>=15) → 10[1,2,9,10]+5[5]+3 → 18 → 成功

日裏巡:5dx+3>=25
DoubleCross : (5DX10+3>=25) → 9[1,3,4,6,9]+3 → 12 → 失敗

日裏巡:だめー
天藤ちひろ:アヤッタネ OVVに使用
庄野あるか:すごいぜ
庄野あるか:オーブもよろこんでいる
天藤ちひろ:次どうしよう
庄野あるか:クリシーためしてみたらっ?
天藤ちひろ:私はクリシよりは防具かなー
天藤ちひろ:リアクティブアーマー
天藤ちひろ:4dx+3>=24
DoubleCross : (4DX10+3>=24) → 8[1,3,5,8]+3 → 11 → 失敗

天藤ちひろ:流石に失敗、終了!
日裏巡:こちらも以上!
GM:OK!

ミドル4:『謎の美少年』

望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (53 → 54)
GM:ミドル戦闘があります。全員登場推奨。
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (63 → 72)
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (46 → 48)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (47 → 57)
日裏巡:休んでもこれだよ!
庄野あるか:私は逆にひくすぎる
GM:リーダー!

GM:廃工場から足を踏み出した、その時だった。
GM:《ワーディング》が展開されたのは。
???:「…おや。あまり数は減っていないようですね」
GM:中性的な声が響く。

執事服の少年:そこにいたのは執事服の少女か少年か定かでない少年───と仮にする───だった。
執事服の少年:「何やら会合をされていたようですから。一人で突入するのは分が悪いかと踏んでいたのですが」
執事服の少年:「この分でしたら、十分だったかもしれませんね」
望月火輪:「随分自信家だなあ。」
望月火輪:応じながら、その言葉を信用していない。
望月火輪:一人であることを強調して、影に仲間を潜ませているというのは常套手段だ
庄野あるか:「おお。かっこいい子だねえ」
庄野あるか:「…突入?」
天藤ちひろ:涙を拭って少年の方を見る、味方ではないという事はわかった。
日裏巡:「“清虚”、“ペーパータウン”」コードネームを呼ぶ。戦闘状態の合図。
日裏巡:そして、二人を呼ぶのと敢えて区切り。
日裏巡:「“オーヴ”、やれる?」
日裏巡:ちひろを見て、問いかける。
天藤ちひろ:「え、OVVはえっと……あ、私か。」胸を押さえてわたわたとして
天藤ちひろ:「は、はい。 大丈夫です」自分が呼ばれていると気がついて
天藤ちひろ:頷く
執事服の少年:「『プレミュール』の方々でしょうか。お話をお聞かせいただけたら嬉しいのですが………」
執事服の少年:「そうも行かないようですね。では」
執事服の少年:腕を胸の前に出し、恭しくお辞儀をする。
執事服の少年:「”シュテルケ”と申します。謎の美少年、兼───」
執事服の少年:「UGN、エージェントです」

GM:ミドル戦闘!

   ”シュテルケ”
     |10m
ちひろ、あるか、望月、巡

巡[8]
ちひろ[4]
あるか[4]
”シュテルケ”[3]
望月[1]

GM:セットアップ!
日裏巡:エンブレム『ハウスオブデモンズ』 シーン内の任意のキャラクターの行動値を+5する。
日裏巡:対象はもちろん『ムカウ』セルメンバー!
庄野あるか:やったー
日裏巡:日裏巡のイニシアチブを5(→ 5)増加 (8 → 13)
”シュテルケ”:《先陣の火》行動値+10
天藤ちひろ:早い!
庄野あるか:庄野あるかのイニシアチブを5(→ 5)増加 (4 → 9)
庄野あるか:しゅてーっ
日裏巡:うわーっ
望月火輪:活性の霧を自分に、攻撃力+15

巡[13]
”シュテルケ”[13]
ちひろ[9]
あるか[9]
望月[6]

GM:セットアップは以上かな。
庄野あるか:はあい
日裏巡:以上!
天藤ちひろ:こちらは無しです
GM:火輪君も活性の霧やってるからOKとして
GM:じゃあイニシアチブ
GM:PC優先でリーダーから!
日裏巡:じゃあマイナーで“シュテルケ”にエンゲージ。

  ”シュテルケ”、巡
     |10m
ちひろ、あるか、望月

日裏巡:メジャー:【未形成アステリズモス】《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》《原初の赤:虚構のナイフ》 【精神】で判定。キーンナイフ使用。装甲-5 7(+db)dx7 攻撃力20 侵蝕10
日裏巡:対象は“シュテルケ”!
”シュテルケ”:判定どうぞ!
日裏巡:8dx7+4 使用技能は〈射撃〉で
DoubleCross : (8DX7+4) → 10[1,4,4,6,9,9,9,10]+6[1,3,4,6]+4 → 20

”シュテルケ”:ガードします。《強靭骨格》によりガードは6。
日裏巡:3d10+20 ダメージ。装甲-5
DoubleCross : (3D10+20) → 14[9,1,4]+20 → 34

”シュテルケ”:Dロイス屍人。
”シュテルケ”:34-2d10
DoubleCross : (34-2D10) → 34-11[7,4] → 23

”シュテルケ”:装甲の余った分を引いて…20ダメージ。立っています。
日裏巡:固い!
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を10(→ 10)増加 (72 → 82)
GM:演出どうぞ!

日裏巡:髪をかき上げ、左眼を露出させる。夜空を、あるいは宇宙を封じ込めたような、異形の瞳。
日裏巡:そして、駆け出すと同時、ゆったりとした袖からナイフを滑らせるような自然な動きで掴んでいる。
日裏巡:ナイフが届く距離に滑り込む直前、地面を後ろではなく前へ蹴る。距離を詰める意図とは逆方向。
日裏巡:握ったナイフによる刺突あるいは斬撃を通す為の、砂煙による目潰し――と誤認させる。
”シュテルケ”:その目は見開かれたままだ。
”シュテルケ”:口がにい、と弧を描く。
日裏巡:――“一握”。砂鉄を暗器へと変化させる暗殺者。かつて死体から読み取った記憶。
日裏巡:飛翔する砂礫が、鏃へと変化し、少年の喉に突き刺さった。
”シュテルケ”:「───」
”シュテルケ”:その喉からの出血はない。
”シュテルケ”:「ああ、まったく」
”シュテルケ”:「これではお互い、物足りない───そうは、思いませんか?」
日裏巡:「生憎と、物足りたことがなくてね」
日裏巡:「でも、そういうものだろう? 今まで戦った人も、満ち足りて死んだ人はいなかったよ」
望月火輪:(あの人が攻撃をしくじるはずはないのだけど)
望月火輪:(一人で四人を相手取ろうというだけはあるか)
”シュテルケ”:「なら間違いない。私もその一人でしょうね」
GM:そう言って、少年は笑う。

GM:”シュテルケ”の手番!
”シュテルケ”:マイナー。《骨の剣》命中:-1 攻撃:16 ガード:12
”シュテルケ”:メジャー。《コンセントレイト:エグザイル》+《伸縮腕》
”シュテルケ”:あるかちゃんを攻撃します。
庄野あるか:わたしーっ
”シュテルケ”:5dx8 ダイスはめちゃくちゃしょぼい
DoubleCross : (5DX8) → 10[3,5,7,9,10]+4[1,4] → 14

”シュテルケ”:妖精が欲しい
庄野あるか:あげられないの…
”シュテルケ”:かなしみ…
庄野あるか:ドッジするか
庄野あるか:庄野するか
庄野あるか:1DX+1+0@10 回避
DoubleCross : (1DX10+1) → 4[4]+1 → 5

庄野あるか:だめでした
”シュテルケ”:ほっ…
”シュテルケ”:2d10+16 諸々有効
DoubleCross : (2D10+16) → 14[4,10]+16 → 30

”シュテルケ”:結構いい出目!
庄野あるか:装甲3でHPは24
庄野あるか:さすがにだめね!リザレクト
庄野あるか:庄野あるかのHPを1d10(→ 1)に変更 (24 → 1)
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1(→ 1)増加 (48 → 49)
GM:なんだかカンパニーの個室の効果「所属キャラがHPを回復する際、回復するHPに+1d」ってのが乗るんじゃない?
庄野あるか:すげえ!
GM:という噂を聞いたので、(見たところダメでもなさそうなので)やってみます。
日裏巡:経験点0を払った甲斐があったよ
庄野あるか:シュテルケさんの攻撃へのリザレクトでにうわのせします!
庄野あるか:庄野あるかのHPを1d10(→ 3)増加 (1 → 4)
庄野あるか:ちょっとふえた!センキュージュンさん。
庄野あるか:以上!

”シュテルケ”:「では」
”シュテルケ”:「こちらも、失礼します」ぢゅく。
”シュテルケ”:ぢゅく、ぢゅく、ぢゅく。そんな音が聞こえる。どこから?決まっている。
”シュテルケ”:少年の、左腕からだ。
”シュテルケ”:そのすらりとした腕はぼこぼこと膨れ上がり、ちゅるちゅるとした肉の繊維が蠢いている。
庄野あるか:「わ」
庄野あるか:足を止め、竦みながら魅入る。
”シュテルケ”:「こらこら。そう、うら若き少女が見入るものではありません───」
”シュテルケ”:「よ」振り抜く、と言うにはあまりに静かに、それは少女を捕らえた。
”シュテルケ”:打撃ではない。衝撃でもない。
”シュテルケ”:じゅるじゅるとした神経が繋がり、痛覚を刺激する。
”シュテルケ”:「……でないと、悪い大人に捕まってしまいます」
”シュテルケ”:「いえ、もう捕まったあとでしたか?」
庄野あるか:「……あ、」
庄野あるか:「いたい、いたいいたいっ、」
庄野あるか:「お父さん、おとうさん!だめ!」
庄野あるか:「そこにいるのにっ…!」頭を押さえる。痛覚が脳の奥を揺らす。
”シュテルケ”:ふ、と笑みが漏れる。
”シュテルケ”:UGNというには、似つかわしくない、笑みだったかもしれない。

庄野あるか:行動値9ゾーンで私さきでいいとのことなのでしまーす
庄野あるか:マイナーでコンボ『あなたはいつも優しい』/《オリジン:サイバー》。
庄野あるか:【生来の狂気】適用状態なので社会を達成値+10、《交渉》なら+20する。
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を2(→ 2)増加 (49 → 51)
庄野あるか:メジャーはコンボ『あなたは教えてくれた』/《絶対の恐怖》《神の御言葉》。
GM:どうぞ!
庄野あるか:交渉攻撃。強化ビジネススーツ、ボイスチェンジャーの効果も達成値に含めます。”シュテルケ”対象
庄野あるか:5dx+25
DoubleCross : (5DX10+25) → 10[1,2,3,6,10]+7[7]+25 → 42

庄野あるか:すごいぜ
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を7(→ 7)増加 (51 → 58)
GM:うおー
”シュテルケ”:ガードします
”シュテルケ”:ダメージをどうぞ
庄野あるか:5D10+20
DoubleCross : (5D10+20) → 27[4,6,10,4,3]+20 → 47

庄野あるか:装甲無視だよっ
”シュテルケ”:まず、ガードを引きます
”シュテルケ”:屍人をここで引く前に
”シュテルケ”:使うぜ《氷雪の守護》
庄野あるか:つよいやつ!
”シュテルケ”:ダメージ-2D
”シュテルケ”:屍人と合わせて振っちゃおう
”シュテルケ”:35-4d10
DoubleCross : (35-4D10) → 35-9[3,2,2,2] → 26

”シュテルケ”:出目がひどい!
”シュテルケ”:26ダメージです
GM:演出どうぞ!

庄野あるか:くせのある長い髪を乱暴に、頭を振って払う。
庄野あるか:「痛いよ……」
庄野あるか:「痛いのはきらい」
庄野あるか:ぼこぼこと地面が膨れ上がる。いや、地面は土でなく、肉の繊維だ。
庄野あるか:じゅくじゅくと膿んだ地面を踏みしめる。黄色い液があふれる。
庄野あるか:そういう想像と恐怖を領域に投影する。そして、シュテルケに繋げられた神経と痛覚を、自分の痛みごと送り返す。
庄野あるか:「きらいなことした人は、きらい」
”シュテルケ”:それは『物理的な痛覚ではない』、故にこの少年にも通じる。
”シュテルケ”:「あは」
”シュテルケ”:送り付けられた痛覚はそれでも大幅に遮断される。
”シュテルケ”:「……私は、好きですよ。ああ、なんて」
”シュテルケ”:「久しぶり、なんだろう」
庄野あるか:「……笑ってる。怖い。…やっつけなくちゃ」

GM:次は……行動値9、ちひろちゃん!
天藤ちひろ:はい
GM:どうぞどうぞ
天藤ちひろ:マイナーなし【■■■■■】《コンセントレイト:ウロボロス》+《シャドーテンタクルス》+《原初の赤:ペネトレイト》
天藤ちひろ:武器と一体化していざ判定へ
天藤ちひろ:6dx7+1
DoubleCross : (6DX7+1) → 10[3,5,5,7,8,9]+5[2,5,5]+1 → 16

”シュテルケ”:なるほどね!だがガード!
”シュテルケ”:16はどのみち回さないといけないからな!
”シュテルケ”:ダメージをどうぞ!
天藤ちひろ:2d10+10
DoubleCross : (2D10+10) → 11[10,1]+10 → 21

天藤ちひろ:装甲無視
”シュテルケ”:ガードで12減らします。
”シュテルケ”:9-2d10 屍人
DoubleCross : (9-2D10) → 9-13[6,7] → -4

”シュテルケ”:これは…防ぎましたね…
天藤ちひろ:無傷!
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を7(→ 7)増加 (57 → 64)
GM:どうぞ演出へ…!

天藤ちひろ:男の様子に、思わず慄く
天藤ちひろ:(敵……敵なんだ……この人も)
天藤ちひろ:いつの間にかちひろの手の中に握られるのは、宇宙を内包したかのような半球。
天藤ちひろ:全ての元凶であり己に力を与える存在、OVV
天藤ちひろ:(でも、ジャームじゃない……それでも、やらないと……)OVVが手の中に沈み、肉体と再び一体化する
天藤ちひろ:黒く染まった腕を弓に変形させ、黒い弦で闇を引き絞り、影の矢に星の鏃を番える。
天藤ちひろ:ちひろは弓など扱った経験は当然ないし、それは本来弓を持って戦う人間から見ればまっすぐ飛ばす事すらできない構え。
天藤ちひろ:しかし、放てばそれは飛ぶ。 弓と矢の性質を持つが故に
天藤ちひろ:「……!」引き絞った一矢を、放つ
”シュテルケ”:左の腕を真っ直ぐに上げ───ひどく重たそうなそれはすんなりと持ち上がった───
”シュテルケ”:矢を、受け止める。ずぶずぶと影の矢は肉の中に沈んで
”シュテルケ”:「……覚醒して、間もない方ですね」
”シュテルケ”:「あなたはそちら側・・・・だった」
天藤ちひろ:「え……」
”シュテルケ”:「私はこちら側UGNです。…偶々。偶々の話です」
”シュテルケ”:「だから、立ち位置をどうせよなんて説教くさいことは言いません」
”シュテルケ”:「気が向いたら───」右手の人差し指を口の前に。内緒ですよ、とばかりに首を傾げる。
”シュテルケ”:交換しましょう。そんな風に、見えた。
天藤ちひろ:「な……」
天藤ちひろ:「何を、言ってらっしゃるのか……理解できません」
天藤ちひろ:心底から困惑と恐怖の絡み合った視線を男に向ける

GM:火輪くん!
望月火輪:マイナーなし
望月火輪:メジャーで《エクスプロージョン》《ツインバースト》
望月火輪:ドッジ不可、対象はシュテルケ!
望月火輪:2dx+6
DoubleCross : (2DX10+6) → 10[9,10]+5[5]+6 → 21

望月火輪:天才じゃったか…
”シュテルケ”:ドッジ不可?そんなの関係ねえ!何故ならガードするからだあーっ!!
”シュテルケ”:出目いいな……
”シュテルケ”:ダメージどうぞ!
望月火輪:3d10+8+15+15
DoubleCross : (3D10+8+15+15) → 22[9,9,4]+8+15+15 → 60

”シュテルケ”:こわ
望月火輪:ナイス出目
”シュテルケ”:12引きます
”シュテルケ”:48
望月火輪:侵蝕が63に
”シュテルケ”:48-2d10
DoubleCross : (48-2D10) → 48-9[7,2] → 39

”シュテルケ”:流石に耐えきれない。沈みます。
庄野あるか:やったーーー
GM:演出どうぞ!

望月火輪:「躊躇ったね、オーヴ」
望月火輪:「もっと欲しがりなよ。そうすれば君の力はそれに応える。」
望月火輪:「例えば、こんな風にね」
望月火輪:瞬間、”シュテルケ”の周囲で爆発が起こる。
”シュテルケ”:「………!」
望月火輪:火薬の匂いもしない。炎の熱も感じなかった。
望月火輪:まるで"爆発するためだけに存在する粒子"が作られ、ばら撒かれたかのように
望月火輪:”シュテルケ”を理不尽な爆風と衝撃が襲った。
”シュテルケ”:「これは……流石に……」その声から苦痛は感じない。ただ、それでも肉は剥がれ落ちていく。
”シュテルケ”:「リザレクト上限を超えましたね。一時撤退と致しましょう」
望月火輪:「させないよ」
望月火輪:さらに爆発を起こし逃げ道を塞ごうとするが
”シュテルケ”:《神出鬼没》。シーンから退場します。
”シュテルケ”:それと共に《ワーディング》も解ける。
天藤ちひろ:「な、なんとかなった……?」
望月火輪:「……単身でこの人数に挑むあたり、過信家かと思ったんだけど」
望月火輪:「厄介だな。引き際はちゃんと心得てる」
日裏巡:「ふむふむ、なるほど」そう言いながら髪を下ろして左の『アンティキティラ』を隠す。
日裏巡:「やっぱり、点での攻撃はあまり効果がなかったからそうじゃないかと思ってたけど」
日裏巡:「『屍人』ってやつかな。純粋な肉体の損壊量が多い方が効くやつだね」
庄野あるか:不思議そうにしている。もう痛くないので平然と。
天藤ちひろ:「そんな性質の存在まで……」
望月火輪:「あるかも大丈夫?囮になってくれてありがとね。」
庄野あるか:「んー?大丈夫だよ!やりかえしたしね!」胸を張る。
望月火輪:「流石だね、あるかとお父さんは」
庄野あるか:「でしょう」自慢気なまま。
天藤ちひろ:(と、お父さん?)周囲を見回す
庄野あるか:「あ、でもお父さんたくさん働いたから、帰ってたくさん休みたいなあ」
日裏巡:「うん、そうだね。ちひろと火輪もお疲れ様」
日裏巡:「逃げられたのは残念だけど、目的自体は達成できた」
日裏巡:「それに、UGNはどうやら私達を『プレミュール』だと思っているようだし、目を逸らすという意味ではむしろ好都合かもしれない」
日裏巡:「今日は帰ろうか。みんなも待ってる」
天藤ちひろ:(……そうだ、早くなんとか……しないと)

GM:ロイス及び購入!
日裏巡:ロイス保留!
庄野あるか:モッチ 〇頼れる/隔意
ジュンさん 〇すごい/隔意

日裏巡:強化素材狙おうかな
庄野あるか:リアクティブアーマーねらいまーす
庄野あるか:まだオリジンサイバーのってるので
日裏巡:6dx+3>=15
DoubleCross : (6DX10+3>=15) → 10[3,3,4,4,10,10]+5[3,5]+3 → 18 → 成功

日裏巡:買えた! キーンナイフに使います!
天藤ちひろ:リアクティブアーマー狙います
庄野あるか:5DX+1+10@10>=24 調達
DoubleCross : (5DX10+11>=24) → 8[3,3,3,3,8]+11 → 19 → 失敗

天藤ちひろ:一体化社会
望月火輪:クリシ!
望月火輪:7dx>=25
DoubleCross : (7DX10>=25) → 9[1,2,3,5,7,8,9] → 9 → 失敗

望月火輪:ダメ
天藤ちひろ:5dx+4>=24
DoubleCross : (5DX10+4>=24) → 10[1,1,4,8,10]+1[1]+4 → 15 → 失敗

庄野あるか:あと5か カンパニーで4,手持ち1だから
望月火輪:ロイスは保留!
庄野あるか:全財産でいけるか
庄野あるか:買ってちひろちゃんにあげます
天藤ちひろ:えー!
天藤ちひろ:嬉しい! もらって装備!
望月火輪:イケメン~
庄野あるか:ふふん
庄野あるか:以上
日裏巡:こちらも以上!
GM:では!

マスターシーン:備えよ、秩序の盾なる者たち

GM:UGN・臨都支部。
GM:報告を上げているエージェントがひとり。
GM:”シュテルケ”、茅嶋伊鈴。
GM:彼女の報告内容は大まかに言えば次のようなものだった。
GM:───『プレミュール』セルが大規模作戦を画策している。場所は、X日のライブ会場。
GM:情報収集も不得手ではないとはいえ、特化型のエージェントには劣る。防御以外は器用貧乏。それが”シュテルケ”と言うエージェントだった。
GM:もちろんそれだけではなく。
”シュテルケ”茅嶋伊鈴:「……私一人では機動力に劣ります。…手が足りるのであれば、貸していただいても?」
GM:支部長が少し考え込む様子を見せる。そのとき。
???:「はっ」


By.やわらかめのネコヤギ

???:いつの間にか、部屋の隅にいた男が笑う。
???:その腕には猟銃。
”グッドトリップ”:コードネームを、”グッドトリップ”。射撃専門の派遣エージェントだ。
”グッドトリップ”:「そーいうときは、こう言うんだよ。『お願いします、素敵なオニーサン』ってさあ」
”グッドトリップ”:「手は俺が貸してやる。実行部隊のオマケ付きだ。頼りになるだろ?」
”シュテルケ”茅嶋伊鈴:「………」
”シュテルケ”茅嶋伊鈴:「そうですね。では、よろしくお願いいたします」
”シュテルケ”茅嶋伊鈴:彼が口にした『お願い』の文言は一才口にせず、支援を依頼した。
”シュテルケ”茅嶋伊鈴:(”グッドトリップ”。愚かな男ではない。ただ不愉快なだけだ)
”シュテルケ”茅嶋伊鈴:(派遣員。臨都の空気とは馴染まない───)
”シュテルケ”茅嶋伊鈴:(それでも、うまくやる。やれるはずだ。私なのだから)
GM:ただ、彼女らには、いくつかの幸運が足りていなかった。

ミドル5:混沌の球が疼いても、彼女は

GM:クライマックス前最後のシーンです。シーンプレイヤーはちひろちゃん。彼女がメインのシーンになります。
庄野あるか:いちおう購入もしたいので登場だけふります
GM:どうぞどうぞ
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (58 → 59)
庄野あるか:なにこいつ?
天藤ちひろ:登場したいです
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (64 → 68)
望月火輪:僕も購入だけ
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (63 → 69)
日裏巡:お休みします

GM:ライブの日が刻一刻と近づく中。
茅葺永子:「ちひろちゃーん、一緒に帰ろ!」
茅葺永子:手を振って君を呼ぶ。
天藤ちひろ:「茅葺さん……?」ゆらりと、振り返る
天藤ちひろ:その表情はやつれきっており、ふらふらと身体が揺れている
茅葺永子:「……だ、だいじょうぶ……?最近マジで調子悪そうだよ…?」
天藤ちひろ:「大丈夫です、ちょっと眠れてなくて……」
天藤ちひろ:目の前の茅葺の顔を見て
天藤ちひろ:(この人が、フィンチみたいに……)
茅葺永子:「それはダメダメ、まずいよ〜ライブは体力勝負!なんだから」
天藤ちひろ:「ライブ……」呆とした様子でつぶやく
茅葺永子:「ううう〜〜ん」
茅葺永子:「ちひろちゃんに元気出してもらいたかったから誘ったけど」
茅葺永子:「キツかったら無理しなくていいからね」
茅葺永子:そうは言うが、とても寂しそうに見える。
天藤ちひろ:「……」それを聞いて。 無言で、茅葺の手を取る。
茅葺永子:「へっ?ふえ?」
天藤ちひろ:「茅葺さん」
茅葺永子:「えっえっ、なになに、ちょっと、いきなりこんなところで…」
茅葺永子:「あっはい」
天藤ちひろ:「ライブの日、なんですけど、私と……」
天藤ちひろ:「私と……逃げてくれませんか」
茅葺永子:「………にげる?」きょとんと首を傾げる
茅葺永子:「ええ〜〜〜なになに、ちひろちゃん実は秘密組織の団員で〜〜〜」
茅葺永子:「当日テロが起きたりとか、そういうの知っちゃってたり?」
天藤ちひろ:「どこでもいいので、どこか遠くに」その言葉に返すことは無く
天藤ちひろ:「行ったり……しませんか?」
茅葺永子:「………んん」
茅葺永子:「わかんないな、それだと」
茅葺永子:「ちひろちゃんはライブに行くのが嫌なのか」
茅葺永子:「つまり、ライブそのものが嫌なのか」
茅葺永子:「ライブそのものじゃないなにかがいやなのか」
天藤ちひろ:「……ごめんなさい」
天藤ちひろ:「ライブ、行くのずっと楽しみだったんです」
天藤ちひろ:「だった、はずなんです……」
天藤ちひろ:砕けた欠片を拾い集めるように、言葉をつぐ
天藤ちひろ:「でも、色々あって、それで、私にはどうしようもなくて……」
天藤ちひろ:ぽろぽろと涙を流しながら
茅葺永子:「………」そっとちひろちゃんの頭を撫でてやる
茅葺永子:「言えないこと、たくさんあるんだね」
天藤ちひろ:「……茅葺さん……」
茅葺永子:「なんで秘密にするのかわかんないし」
茅葺永子:「できれば全部話してほしいし」
天藤ちひろ:「ごめんなさい……」知った彼女を、あの螺子の飛んだ集団がどうするかわからないから
茅葺永子:「ただ、私はと〜〜〜っても怒っています」
茅葺永子:「ちひろちゃんをこんなに泣かせているやつに」
天藤ちひろ:「茅葺さん……」
茅葺永子:「ちひろちゃん」
茅葺永子:「ごめんね、逃げるってのはできないや」
茅葺永子:「だって、悔しいじゃん」
茅葺永子:「すっごくすっごく悔しいじゃん」いつの間にか、彼女の目にも涙が滲んでいる。
天藤ちひろ:「悔しい……?」
茅葺永子:「きみが秘密にしなきゃいけないようにさせてる誰かとかさ」
茅葺永子:「そういうやつのせいで、ちひろちゃんを元気に、」
茅葺永子:「……楽しみに、してたことをさ」
茅葺永子:「諦めるってこと」
天藤ちひろ:「……そっか」
天藤ちひろ:「そう、ですよね」
天藤ちひろ:(何かのせいで、自分を諦めるなんて事……)
天藤ちひろ:(あっちゃいけないんだ)
茅葺永子:「……匿名で通報とか入れられるなら入れちゃってさ」少し悪戯っぽく笑う
茅葺永子:「それで、私たちは楽しんじゃおうよ。だいじょーぶ!この国、結構そういうのやるんだから」
茅葺永子:「守ってもらお?」
天藤ちひろ:「……」きゅっと、胸の前で手を握って
天藤ちひろ:「茅葺さん、ありがとうございます」
天藤ちひろ:(プレミュールに、UGN)
天藤ちひろ:(私は……)
天藤ちひろ:「私、頑張ってみますね」
天藤ちひろ:そう、茅葺の言葉に返して。
天藤ちひろ:精一杯の笑みで返す。
茅葺永子:うんうん、と頷く。
天藤ちひろ:身を翻して、走り出す。
天藤ちひろ:準備は多いけど、それでもやらなくてはいけない。
天藤ちひろ:(実行するのは、プレミュール)
天藤ちひろ:(それなら……)
天藤ちひろ:他のセルメンバーは情報源以上には頼りにできない、下手をしなくても背信行為だ。
天藤ちひろ:(____やるしかない)
天藤ちひろ:……それは、つまり
天藤ちひろ:意思に反応したかのように、走り出した視界が鳴動する感覚がして、胸の内から飢餓感がこみ上げてくる
天藤ちひろ:「っ……」この飢えを満たす手段が、一つ減る事を意味する。
天藤ちひろ:(それでも、それでも……)息を吐いて、呼吸と衝動を鎮めて
天藤ちひろ:(やるんだ)

GM:幾人かの『プレミュール』構成員。
GM:彼らが倒れた君を見下ろしている。
GM:そして。
リギル・ソルテール:「悪いんだけどな、こっちもこっちで『やりたいこと』ってのがあんだよな」
リギル・ソルテール:「それに……あんたは自分が喰われても気にはしねーだろうが」
リギル・ソルテール:「おれたちはそれじゃ困る。空腹の猛獣を置き去りにされんだからな」
天藤ちひろ:「あ……っ……」起き上がろうとしても、身体に力が入らない
リギル・ソルテール:車椅子から迫り出したいくつもの銃火器。
リギル・ソルテール:「あんたのためとかは言わねえ。ただ、こっちはこっちでベストを尽くす」
リギル・ソルテール:「…せいぜい、天にでも祈っとくんだな」
リギル・ソルテール:そう言いながら車椅子の機構を運搬用に切り替える。
天藤ちひろ:「っ……そんなの……」
リギル・ソルテール:「勝算は五分五分。あんたに邪魔されなくってもだ」
リギル・ソルテール:笑って
リギル・ソルテール:「少しは安心したか?」アームを器用に使い、ちひろの身体を横たえ
リギル・ソルテール:「リーダー。負傷者を今から運ぶ。治療の用意をしといてくれ」通信を入れる。
天藤ちひろ:「そんなの、できるわけ」
天藤ちひろ:「ないじゃない、ですか」
天藤ちひろ:されるがままになりながら
天藤ちひろ:(OVVがあるのに……)
天藤ちひろ:(……あってもダメだったのは)
天藤ちひろ:数度使って理解できてきていた、自分という余計なパーツが間にあるせいだ
天藤ちひろ:悔しさとどうしようもなさを抱きながら
天藤ちひろ:まるで、苛められて抵抗も不可能になった子供のような眼で、リギルの方を見る。
天藤ちひろ:「……どうして。私はこんなに、無力なの」
リギル・ソルテール:「…………そこから」
リギル・ソルテール:「何を求めるか、なんて」
リギル・ソルテール:「わかんねえよな」
リギル・ソルテール:ひとりごつと、車椅子を走らせ始める。

GM:───そして、数日後、ライブ会場。
GM:君の隣には、君と手を繋いで上機嫌の茅葺永子がいて。
茅葺永子:『大丈夫』
茅葺永子:『たくさん楽しんじゃおうよ』
GM:そんな声が、頭に残っている。
GM:気がつくと君は、
GM:学校にいた。
天藤ちひろ:「____え?」

GM:シーンカット。最後の購入機会です。
望月火輪:応急手当
天藤ちひろ:社会一体化で応急手当
庄野あるか:やったあ
望月火輪:7dx>=8
DoubleCross : (7DX10>=8) → 10[3,4,4,5,5,6,10]+3[3] → 13 → 成功

庄野あるか:やったー
望月火輪:あるかちゃんどうぞ
庄野あるか:ありがと!
GM:応急手当は普通に全部使ってOK
庄野あるか:庄野あるかのHPを2d10(→ 3)増加 (4 → 7)
GM:それぞれに1D足していいよ〜
庄野あるか:あ、それもあった
庄野あるか:庄野あるかのHPを1d10(→ 3)増加 (7 → 10)
天藤ちひろ:5dx+3>=8
DoubleCross : (5DX10+3>=8) → 10[1,3,5,7,10]+3[3]+3 → 16 → 成功

庄野あるか:ひく
天藤ちひろ:二つ買える、とはいえゲット どうぞ
庄野あるか:やったあ
庄野あるか:庄野あるかのHPを3d10(→ 13)増加 (10 → 23)
庄野あるか:ほぼ全開だ
庄野あるか:私はクリシーチャレろう
庄野あるか:マイナーでコンボ『あなたはいつも優しい』/《オリジン:サイバー》。
庄野あるか:社会を達成値+10する。
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を2(→ 2)増加 (59 → 61)
庄野あるか:5DX+11+0@10 調達
DoubleCross : (5DX10+11) → 8[1,2,4,8,8]+11 → 19

庄野あるか:むーん
庄野あるか:あきらめです
GM:どんまい

クライマックス:想いはうまれ、そしてふえゆく

GM:全員登場です。最初はちひろちゃん視点から。
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (82 → 86)
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (61 → 67)
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (69 → 76)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (68 → 69)

GM:穏やかな日が差し込む学校。そこにいる君は、すぐに気づくだろう。
GM:あの飢えを、感じない。
天藤ちひろ:「どうなって……」ずっと自分を苦しめてきた感覚の消失に困惑しながら、ガラスに反射した自分の姿を見る。
GM:ごくごく普通の、自分の姿が映っている。
茅葺永子:「ちひろちゃん、どうしたの〜?」
茅葺永子:君の後ろから声がかかる。
天藤ちひろ:「……!? 茅葺、さん……?」
茅葺永子:「?変な顔してる?」
天藤ちひろ:「い、いえ」
天藤ちひろ:むしろこちらがしていた
天藤ちひろ:「えっと、私たちなんで突然学校に……」
茅葺永子:「突然?」首を傾げる。
茅葺永子:「どうしたのちひろちゃん。まだ寝ぼけてるのかな〜」
天藤ちひろ:「え、えっ?」首を傾げる
茅葺永子:その様子がおかしかったのか、少し笑って、
茅葺永子:「あ、そうそう。お昼休みだけど、今日は限定のやきそばパンが出てるみたいだよ」
茅葺永子:「買いに行かない?」
天藤ちひろ:「あ、はい……そうですね、行きましょう」
天藤ちひろ:困惑しながらも
天藤ちひろ:茅葺と並んで歩く
GM:他愛無い会話をして、購買で買ったやきそばパンは、普通に美味しくて、
天藤ちひろ:(さっきまでのが、悪い夢だった……みたい)
天藤ちひろ:(でも……)隣にいる少女を見て
茅葺永子:「今日はよく不思議そうな顔してる〜」
天藤ちひろ:「そ、そうでしょうか?」と、言いながらも笑みを返して
GM:そうだよ、と少女は笑った。
GM:それから。
GM:ごく普通の平穏な日常が続いた。
茅葺永子:「今日はどこに行く?」
茅葺永子:「新しいアイス屋さんオープンしたんだって!」
GM:隣には、いつも彼女がいて。
茅葺永子:「今度あの新しいラーメン屋さん行ってみようよ!」
天藤ちひろ:「は、はい! 是非……! 行ってみたいです!」
茅葺永子:「見た見た?あの人カッコよかったよね〜っ」
天藤ちひろ:「恋多き乙女ですね、茅葺さんは」
天藤ちひろ:「まあ、かっこよかったのは否定できないですけど……」
天藤ちひろ:年相応に、美形の男子に色めき立つ
GM:そんな、どこにでもいる女子高生たちの。
茅葺永子:「ちひろちゃんっ」「ちひろちゃん?」「ちひろちゃん!」
GM:夢のような 青■の
GM:■■の 日々が
茅葺永子:───Eロイス:虚実崩壊。
GM:それは、現実を侵蝕するユメ。
GM:小さな小さな世界の中に、大事にちひろを閉じ込めて。
■■■:「――それが、君が欲しかったものかい?」
■■■:優しげな声色。だが、その奥に隣に立つ少女のような温かな思いはない。
■■■:ただ、何の感情も交えずに問いかける。
■■■:「そんな風に、ただ夢を見て、届かないものを、偽物を眺めることが」
■■■:「本物の星空は手に入らないから」
■■■:「プラネタリウムを眺めて、それで終わることが」
■■■:「君の欲望だったのかい?」
天藤ちひろ:「……いいえ」
天藤ちひろ:「私が、望んだのは……」
天藤ちひろ:「守りたかったのは……現実のあの子で」
天藤ちひろ:「だから、まだ」
天藤ちひろ:「この力で、できる事をやらないと」
天藤ちひろ:_____飢えが、込み上げてくる。
天藤ちひろ:___満たされない、想いがあった。

GM:点滅する非常灯。
GM:そこかしこに見える破壊のあと。
GM:人気はない───UGNが『この事態』に対して手を回したのだろう───その中心に、
茅葺永子:「……っ……、…っ……」
茅葺永子:宙を掻く腕。先ほどまで、確かにそこにあったものを求めて。
茅葺永子:少女の身体は、獣化が始まっている。
茅葺永子:蜥蜴のような尾が跳ねると辺りに新しい破壊がもたらされた。
庄野あるか:「おはよう、ちひろちゃん」あなたが夢見たのとは違う少女の声。
庄野あるか:「ジュンさん、なにかすごいことしたの~?」
日裏巡:「私は何もしてないよ。ちひろがやりたいことをしただけさ」
日裏巡:「いや……それはこれから、かな?」
日裏巡:少女を腕に抱きかかえている。
庄野あるか:ふうん、と目を細める。
天藤ちひろ:「っ……ここは……」首を振り、顔をあげて
天藤ちひろ:身体を起こす
天藤ちひろ:「皆さん、なんでここに……?」
日裏巡:「成果は私達も欲しいからね、確認くらいはしに来るさ」
日裏巡:「ただ、少し話が違うね。即効性はないんじゃなかったっけ」
天藤ちひろ:「っ……!」慌てて、周囲を見渡し"その"姿を探す
日裏巡:腕から地面に下ろす。
天藤ちひろ:「そんな……」そして、眼前で異形化し暴れまわっている少女の姿を見つけ
茅葺永子:「ちひろちゃん……ちひろちゃん……!」
天藤ちひろ:「ごめんなさい……ごめんなさい……!」
天藤ちひろ:「私のせいだ、私が……!」眼前の存在に飢えを満たすものを感じている胸を押さえて
天藤ちひろ:右手を、伸ばす。
???:「───それで」
???:ダン、とその伸ばしたすぐ先に銃弾が撃ちこまれる。
???:「そのお嬢さんをどうする気だい?まさか、一緒に逃げようってんじゃあないよなあ?」
???:初めて見る、線の細そうな男。
望月火輪:「正解。流石いい洞察力してるね」
天藤ちひろ:「あなたは……」
”グッドトリップ”:「”グッドトリップ”。良い旅を、なんて今は皮肉だが」
”グッドトリップ”:「ジャームもFHも逃すわけにゃいきませんよ、と」
”シュテルケ”:「”グッドトリップ”!単独での先行は避けてください!」
日裏巡:「なるほど、UGNだね」後から現われた少年には見覚えがある。
日裏巡:「あまり連携は取れてないみたいだ」
”グッドトリップ”:「あんたみたいな温室育ちのお嬢ちゃんにゃわかんねえよ、伊鈴チャン」
”グッドトリップ”:「それに手がいるっつったのはあんただろうがよ」
”シュテルケ”:「…ッ!!そのために”アンブラ”と彼の端末を散開させてます!」
庄野あるか:「…よくわかんないけど、とりあえず全部がんばってやっつける!しかないのかな」
日裏巡:「こうしてる間に逃げられればその方がいいけどね。流石にそうはいかなそうだよ、“ペーパータウン”」
庄野あるか:「はあい。がんばります」
庄野あるか:(……せっかくジャームが手に入ったのに)
庄野あるか:(ちひろちゃん、嬉しくなさそう。……知っている子だから?)
日裏巡:「敵は他にもいそうだ。“清虚”、君に頼ることになりそうだよ」
望月火輪:「任せてよ。」
???:その言葉を裏付けるように、オーバーサイズのパーカーとヘッドホンを着用した陰鬱な雰囲気の少年が君たちの退路を塞ぐように立つ。


By.キミの世界メーカー

???:「……まだ、全員に手を回せたわけじゃないけど」
???:「一通りの避難は、おわった」
???:「……あとはジャームの排除?」
”グッドトリップ”:「おお〜サンキュな”アンブラ”。それにFHの始末も付け加えといてくれや」
”アンブラ”:「……わかった」「カバー体制に入る」
”アンブラ”:その姿はそのまま壁のように路を覆い、同じ姿をした少年がUGNエージェント二人の側に現れる。
”グッドトリップ”:「なんだ、あっちが端末か。じゃあ───」
茅葺永子:彼の横を尾が掠めていく。
茅葺永子:「じゃま、しない、で……!」
茅葺永子:立ち上がろうとして、蹌踉めき、膝をつく。二足歩行がうまくできない。
茅葺永子:「ちひろ、ちゃん」
茅葺永子:ちひろの方を見る。
茅葺永子:助けを、求めるように。
天藤ちひろ:「茅葺、さん……」
茅葺永子:「……永子って」
茅葺永子:「永子って、呼んで」
天藤ちひろ:「……!」その言葉に、意志の欠片を感じ取って、それでも
天藤ちひろ:(なんとか、しなきゃ、私が)
天藤ちひろ:「……永子、ちゃん」
茅葺永子:「……えへ」
天藤ちひろ:「____待ってて、終わらせるから」
茅葺永子:少し泣きそうな笑顔で
茅葺永子:「待ってる」
茅葺永子:そう答えた。
”シュテルケ”:「……”グッドトリップ”!”アンブラ”!お願いします!先ずは目の前のジャームの排除!」
”シュテルケ”:「FHの確保と───感染者への対処っ!」
”シュテルケ”:(そして、無事の帰還)
”シュテルケ”:(さて───どれほど成果を上げられることでしょうか)
日裏巡:「――“オーヴ”」変貌しつつある少女に呼ばれた名とは別の名を呼ぶ。
日裏巡:「君の欲望のままに」
GM:”エンブリオ”のその言葉を合図とするように。
茅葺永子:「あ あ あ あ、あ!!」
茅葺永子:大きく吼える。本能に刻まれた行動であるかのように。
茅葺永子:衝動判定とともに、Eロイス:堕落の誘い
茅葺永子:衝動判定失敗時、侵蝕が99%以下の場合即座に100%に。
茅葺永子:バックトラック&経験点では2つ分と計上。
GM:衝動判定の難易度は9です。
日裏巡:9dx+1>=9
DoubleCross : (9DX10+1>=9) → 10[1,4,5,7,7,7,8,9,10]+2[2]+1 → 13 → 成功

庄野あるか:3DX+0+0@10>=9 意思
DoubleCross : (3DX10>=9) → 3[1,2,3] → 3 → 失敗

庄野あるか:しっぱーい
GM:100%だ!
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を100(→ 100)に変更 (67 → 100)
望月火輪:3dx>=9
DoubleCross : (3DX10>=9) → 9[4,8,9] → 9 → 成功

天藤ちひろ:思い出の一品と一体化して判定
望月火輪:あるかちゃん!
天藤ちひろ:効果も使用
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を2d10(→ 12)増加 (76 → 88)
庄野あるか:暴走もしまーす
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を2d10(→ 12)増加 (86 → 98)
天藤ちひろ:7dx+2>=9
DoubleCross : (7DX10+2>=9) → 10[1,2,6,7,8,10,10]+9[2,9]+2 → 21 → 成功

日裏巡:あるかに追い抜かれてしまった
天藤ちひろ:69+2d10
DoubleCross : (69+2D10) → 69+14[4,10] → 83

庄野あるか:育ったぜ
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を14(→ 14)増加 (69 → 83)
GM:あ、2d10の侵蝕上昇もやることになってるそうなので
GM:あるかちゃんはわすれずにね
庄野あるか:あ、そうなんだ!
GM:そうなの
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を2d10(→ 12)増加 (100 → 112)
庄野あるか:けっこう増えてんじゃねえ!
GM:よし、じゃあクライマックス戦闘開始!

        茅葺永子
          |5m
    ちひろ、望月、あるか、巡
          |5m
”グッドトリップ”、”シュテルケ”、”アンブラ”*4

”グッドトリップ”[13]
”アンブラ”[9]
巡[8]
あるか[4]
”シュテルケ”[3]
茅葺永子[3]
ちひろ[2]
望月[1]

GM:セットアップから開始します。ちょっと複雑なので行動値順に処理するよ!
庄野あるか:はーい。
GM:行動値13。
”グッドトリップ”:なし
GM:行動値9。
”アンブラ”:全個体、なし。
GM:行動値8。リーダー。
日裏巡:エンブレム『ハウスオブデモンズ』 シーン内の任意のキャラクターの行動値を+5する。
日裏巡:対象はムカウセルメンバー!
日裏巡:日裏巡のイニシアチブを5(→ 5)増加 (8 → 13)
庄野あるか:ヤッター
GM:OK!セットアップの処理は元の行動値で処理しますね。
庄野あるか:庄野あるかのイニシアチブを5(→ 5)増加 (4 → 9)
望月火輪:はーい
望月火輪:イニシアチブが6に
GM:行動値4、あるかちゃん。
庄野あるか:ないでーす!
GM:行動値3、シュテルケ、永子ちゃん
”シュテルケ”:《先陣の火》行動値+15
”シュテルケ”:行動値18へ
天藤ちひろ:あ、私もハウデモ効果で行動値7になってます。
GM:ありがとうございます!
茅葺永子:なんかいっぱいあるので順番に
茅葺永子:Eロイス:破滅の足音 1D+1ラウンド後のクリンナップに戦闘不能に
茅葺永子:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10

庄野あるか:えらい
日裏巡:遠い
茅葺永子:11ラウンド後のクリンナップにみんな戦闘不能になります
茅葺永子:Eロイス:唯我独尊 これで、セットアップのエフェクトorEロイス使用権を得て、
茅葺永子:セットアップエフェクトコンボをします。
茅葺永子:組み合わせのルール的にできる…はず…
天藤ちひろ:今回はできる!
庄野あるか:そうだぜ!
天藤ちひろ:GMがそう言ってるから!
茅葺永子:《ワイルドグロース》+《活性の霧》+《アクセル》を自身に:《完全獣化》、ドッジダイス-2、攻撃力+21、行動値+8
茅葺永子:完全獣化で増える肉体ダイスは7!
茅葺永子:(ありがとうね…!)
茅葺永子:行動値は11に!
GM:行動値2 ちひろちゃん
天藤ちひろ:特にないです
GM:行動値1 火輪くん
望月火輪:《活性の霧》、攻撃力+15、侵蝕+3
望月火輪:以上
GM:行動値は…こうなった!

”シュテルケ”[18]
巡[13]
”グッドトリップ”[13]
茅葺永子[11]
”アンブラ”[9]
あるか[9]
ちひろ[7]
望月[6]

GM:それではやっていきます イニシアチブ
GM:行動値18、シュテルケさん
”シュテルケ”:マイナー《骨の剣》命中:-1 攻撃:17 ガード:12
”シュテルケ”:メジャー
”シュテルケ”:《コンセントレイト:エグザイル》+《伸縮腕》
”シュテルケ”:対象は永子ちゃん
天藤ちひろ:そっち行った!
”シュテルケ”:7dx7
DoubleCross : (7DX7) → 5[1,1,2,2,4,4,5] → 5

”シュテルケ”:うっわ
茅葺永子:ドッジをします。
茅葺永子:8dx>=5
DoubleCross : (8DX10>=5) → 10[2,6,8,8,9,10,10,10]+10[4,10,10]+7[1,7] → 27 → 成功

庄野あるか:がんばりすぎ
GM:なにやってんだろう………
天藤ちひろ:かわした!
望月火輪:バトルの才能がある
GM:すごいよくわかんないことになった またNPC劇場しますね

”シュテルケ”:「不本意ですが、そうも……」
”シュテルケ”:「言ってられません、ね!」両腕が変異を始める。
”グッドトリップ”:「しかしいっつ見てもグロいよなあそれ」半笑いで見ている。
”シュテルケ”:無視。「失礼、お嬢さん、少し痛みます、よ───!」
”シュテルケ”:そう言って振り上げた腕は、
茅葺永子:その中心に割り込んできた翼にいなされた。
茅葺永子:鳥の翼だ。刻々と、その身体は変貌している。
”シュテルケ”:「ああ、くそ」思わず普段の振る舞いから外れた言葉が口を吐く。
日裏巡:「“オーヴ”もそうだけど、最近の目覚めたてはすごいな」
”シュテルケ”:「やすやすとはやらせてもらえませんね───!」

GM:イニシアチブ13。リーダー!
日裏巡:はい!
日裏巡:マイナーで右に1m移動しよう

        茅葺永子
          |5m
    ちひろ、望月、あるか-1m-巡
          |5m
”グッドトリップ”、”シュテルケ”、”アンブラ”*4

日裏巡:【未到達フォストナステーロン】《万象の虹》 エフェクトコピー 侵蝕6
日裏巡:火輪くんがミドルで使った《エクスプロージョン》をコピーします。
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を6(→ 6)増加 (98 → 104)
GM:ミドル戦闘にはリーダーもいた!了解!
日裏巡:メジャー:【未完結ヘリオセレーネ】《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:虚構のナイフ》《エクスプロージョン》
日裏巡:範囲(選択)攻撃。対象はUGN達のエンゲージ!
GM:了解です!きやれ!
日裏巡:10dx7+4
DoubleCross : (10DX7+4) → 10[1,2,2,3,5,6,6,8,9,10]+10[2,3,8]+5[5]+4 → 29

日裏巡:お
日裏巡:サポートスタッフの効果使用! 達成値+2!
日裏巡:31です
GM:OK
GM:考え中…
”アンブラ”:アンブラ1が《砂の結界》でグッドトリップをカバー。
GM:シュテルケ以外はドッジを試みます。
”シュテルケ”:ガード。
”グッドトリップ”:4dx>=31
DoubleCross : (4DX10>=31) → 10[2,4,4,10]+4[4] → 14 → 失敗

”アンブラ”:6dx 1
DoubleCross : (6DX10) → 10[2,5,7,8,10,10]+9[4,9] → 19

”アンブラ”:6dx>=31 2
DoubleCross : (6DX10>=31) → 8[2,2,5,6,7,8] → 8 → 失敗

”アンブラ”:6dx>=31 3
DoubleCross : (6DX10>=31) → 8[1,3,5,6,7,8] → 8 → 失敗

”アンブラ”:6dx>=31 4
DoubleCross : (6DX10>=31) → 9[2,3,5,6,7,9] → 9 → 失敗

GM:全員失敗。
GM:ダメージをどうぞ!
日裏巡:4d10+18+8
DoubleCross : (4D10+18+8) → 28[5,7,9,7]+18+8 → 54

GM:めちゃめちゃいたい
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を10(→ 10)増加 (104 → 114)
”アンブラ”:装甲は8。
”アンブラ”:アンブラ1は落ちます。
GM:”アンブラ”2のHPを46(→ 46)減少 (0 → -46)
GM:”アンブラ”3のHPを46(→ 46)減少 (0 → -46)
GM:”アンブラ”4のHPを46(→ 46)減少 (0 → -46)
GM:あっ装甲-5だな?
日裏巡:いや、今回はRC攻撃でキーンナイフないので
GM:ああそっか
GM:じゃあそのままですね。
”シュテルケ”:で、こっちは
”シュテルケ”:ガードで34
”シュテルケ”:34-2d10
DoubleCross : (34-2D10) → 34-12[10,2] → 22

GM:”シュテルケ”のHPを22(→ 22)減少 (0 → -22)
GM:以上です!お待たせした!演出どうぞ!

日裏巡:星空の瞳が、戦場を視る。
日裏巡:その手には既にナイフが握られている。初見の者なら、そのナイフによる接近戦、あるいは投擲を連想するだろう。
日裏巡:だが、“シュテルケ”は既に知っている。それをブラフにした、砂鉄を変化させる能力を。
”シュテルケ”:「”アンブラ”!ナイフはブラフです!防御体制を!」
日裏巡:「さて、まずは」視線を一瞬変貌しつつある少女に向ける。
日裏巡:その瞬間。
日裏巡:“シュテルケ”の目線に合わせ、足元へ注意を払ったUGN達の周囲の空間が爆発した。
日裏巡:『火薬の匂いもしない。炎の熱も感じなかった。』
日裏巡:『まるで"爆発するためだけに存在する粒子"が作られ、ばら撒かれたかのように。』
日裏巡:――“清虚”。言うまでもなく、望月火輪の能力。
”グッドトリップ”:「おいおーい、伊鈴チャン頼むよ〜〜」
”グッドトリップ”:その目の前で、蟲の群体が衝撃波を受けばらばらと散らばり落ちる。
”グッドトリップ”:「情報と違うじゃん?え?」
日裏巡:「うーん、やっぱり見様見真似だと精度は落ちるな」
日裏巡:「“清虚”はすごいな」
日裏巡:望月火輪 ○信頼/劣等感 でロイス取得
”シュテルケ”:歯噛みする。これは記憶にある。
”シュテルケ”:あの少年の能力だ。…で、あるならば。
日裏巡:(でも、これでタネは割れたかな?)
日裏巡:(だけど手加減してる余裕ないしなあ)
”シュテルケ”:「エグザイル。あるいはウロボロスですか」

GM:イニシアチブ!
GM:何もなければ”グッドトリップ”の手番へ!
”グッドトリップ”:初めに言っておくことがある
”グッドトリップ”:こいつの武器は必中の弓です
庄野あるか:そらグッドだわ
”グッドトリップ”:あと正直に言えば、サイドリールもとってるよ
庄野あるか:素直に言えてえらいね…
望月火輪:パワーボーイ!!
”グッドトリップ”:というわけで今んところマイナーなしです。
”グッドトリップ”:メジャー。
”グッドトリップ”:《カスタマイズ》+《ギガノトランス》+《居合》
”グッドトリップ”:これで、永子&ムカウメンバーを攻撃します。
”グッドトリップ”:12dx+27
DoubleCross : (12DX10+27) → 10[1,1,1,1,2,4,4,8,8,8,9,10]+4[4]+27 → 41

”グッドトリップ”:こわ
望月火輪:ぴえー
庄野あるか:エーン 暴走してるのでリアクションできません
望月火輪:ドッジ
望月火輪:3dx>=41
DoubleCross : (3DX10>=41) → 10[2,4,10]+5[5] → 15 → 失敗

望月火輪:ku
茅葺永子:8dx>=41
DoubleCross : (8DX10>=41) → 6[1,1,4,4,4,4,5,6] → 6 → 失敗

日裏巡:ドッジ
日裏巡:5dx>=41
DoubleCross : (5DX10>=41) → 9[1,3,4,5,9] → 9 → 失敗

天藤ちひろ:んんー
天藤ちひろ:ガード
GM:カバーリングはどうします?
天藤ちひろ:ちょっと待ってくださいね考える
天藤ちひろ:【[不確定]】《崩れずの群れ》
天藤ちひろ:あるかちゃんをカバーします
庄野あるか:すまねえ…ありがとう!
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を2(→ 2)増加 (83 → 85)
GM:了解!
”グッドトリップ”:5d10+1d10+11 諸々有効!
DoubleCross : (5D10+1D10+11) → 30[10,4,3,8,5]+10[10]+11 → 51

”グッドトリップ”:こわ………
日裏巡:自らの行いに恐怖するな! 無理! 戦闘不能!
望月火輪:死んじゃいますわ
天藤ちひろ:G値11の装甲10
望月火輪:リザレクト
GM:茅葺永子のHPを50(→ 50)減少 (0 → -50)
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (91 → 96)
天藤ちひろ:で、HPが30
日裏巡:ちひろのロイスをタイタスにして昇華復活。欲望に対して躊躇してた時とは変わったみたいだ。
天藤ちひろ:ここが使いどころですね、リアクティブアーマーの効果使用
天藤ちひろ:51-11-10-2d10
DoubleCross : (51-11-10-2D10) → 51-11-10-10[6,4] → 20

日裏巡:で、HP12と、カンパニー効果で+1d10
日裏巡:日裏巡のHPを12(→ 12)に変更 (28 → 12)
天藤ちひろ:HP10で耐えます
日裏巡:日裏巡のHPを1d10(→ 6)増加 (12 → 18)
庄野あるか:おお!
日裏巡:耐えた!
GM:あ、ちょっとまった
日裏巡:あ、2倍
GM:カバーリングでドッジできていないので
庄野あるか:あ 私をカバーしてるんだった…!
GM:倍になるのでは!
天藤ちひろ:そうであった
天藤ちひろ:リアクティブアーマー取り消し、倍喰らってリザレクトします
GM:なのでリアクティブアーマー差し戻しOK!
GM:はーい
日裏巡:復活した人は追加で1d10回復してねー
天藤ちひろ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1(→ 1)増加 (85 → 86)
天藤ちひろ:九生足の効果とカンパニーも乗って
天藤ちひろ:1+1d10+10
DoubleCross : (1+1D10+10) → 1+1[1]+10 → 12

天藤ちひろ:どうして
天藤ちひろ:とにかくHP12です
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1(→ 1)増加 (86 → 87)
GM:はーい!
GM:じゃあやります
GM:暴虐の限りを

”グッドトリップ”:「見てろよ、ほんとーに頼りになる仕事ってのはさあ」
”グッドトリップ”:「こ・う・や・る・ん・だ・よ!」
”グッドトリップ”:それは、単純な狙撃だった。
”グッドトリップ”:一発撃って、それを繰り返す。
”グッドトリップ”:そのスパンが驚異的に短く、精度がずば抜けて優れていたこと以外は、ごく平凡な攻撃だったといえるだろう。
”グッドトリップ”:「行ってらっしゃい、ってなあ!!」
天藤ちひろ:「あっ……!」
天藤ちひろ:その動きを察知できたのは、偶然じみた本能だった
天藤ちひろ:ゆらりと身体が動き
天藤ちひろ:虚空に語り掛けるあるかの肩を強引に掴み、抱きしめるようにしてその身体を一矢から庇う。
庄野あるか:「おわっ!?」
庄野あるか:狙撃をそれからやっと視認できた。
望月火輪:「とんでもないな。僕たち相手に単身で制圧射撃とは」
日裏巡:撃ち出される矢の一つ一つを正確に視界に捉える。星が流れる速度よりは遅い。宙の星よりも少ない。
日裏巡:ならば、天体の動きを観測する機械の名を冠するこの目が捉えられぬ筈もない。……が。
日裏巡:その精度を避けるだけの肉体ハードがなかった。
日裏巡:全身の貫かれた箇所から血が吹き出し、掴んでいたナイフを取り落とす。
茅葺永子:「あっつ……!」
茅葺永子:その狙撃は最優先目標である彼女をも正確に射抜いた。
庄野あるか:「……わたしのほうを守ってくれるんだねえ」
天藤ちひろ:「っ……手が……とどいた、から……」永子の悲鳴に顔をしかめながら、呟きを返す
茅葺永子:「あ……あはは」
茅葺永子:「どうしよう……あんまり、痛くない…」
”グッドトリップ”:「はっはー!そら見たか、お仕事ひとつ碌にできないお嬢ちゃん?」そうやって”シュテルケ”を煽る。
天藤ちひろ:絶命しうる傷に慣れてきつつある身体に恐怖を感じながら、顔を上げる。
天藤ちひろ:(永子ちゃん……)

GM:イニシアチブ。行動値11。
GM:茅葺永子の手番。
GM:んーどうしようか
茅葺永子:《破壊の爪》+《ハンティングスタイル》
茅葺永子:ちひろちゃんたち3人のエンゲージへ

   茅葺永子、ちひろ、望月、あるか-1m-巡
          |5m
”グッドトリップ”、”シュテルケ”、”アンブラ”*3

庄野あるか:UGNを倒して…
茅葺永子:破壊の爪はElv上昇合わせ、Lv12。攻撃力20。
茅葺永子:メジャー。
茅葺永子:《コンセントレイト:ソラリス》+《腐食の指先》+《ポイズンフォッグ》+《アウトブレイク》
茅葺永子:んーそうだなあ
茅葺永子:FHから2人。UGNから2人。
茅葺永子:ランダムに選んで攻撃します。
GM:choice[巡,あるか,火輪,ちひろ]
DoubleCross : (choice[巡,あるか,火輪,ちひろ]) → あるか

庄野あるか:ばかーー
庄野あるか:うわーーん
GM:choice[巡,火輪,ちひろ]
DoubleCross : (choice[巡,火輪,ちひろ]) → 巡

日裏巡:そんなー!
日裏巡:庇ってももらえない……
GM:choice[isuzu,good,umbra]
DoubleCross : (choice[ISUZU,GOOD,UMBRA]) → ISUZU

GM:choice[good,umbra]
DoubleCross : (choice[GOOD,UMBRA]) → GOOD

茅葺永子:攻撃対象はあるかちゃん、リーダー、シュテルケ、グッドトリップ!
茅葺永子:14dx7+6
DoubleCross : (14DX7+6) → 10[1,2,3,4,4,5,5,5,6,6,6,7,9,9]+10[1,3,9]+10[7]+1[1]+6 → 37

”グッドトリップ”:4dx ドッジ
DoubleCross : (4DX10) → 9[3,5,5,9] → 9

日裏巡:うおおおおー! ドッジ!
日裏巡:5dx>=37
DoubleCross : (5DX10>=37) → 9[6,6,7,8,9] → 9 → 失敗

庄野あるか:暴走リア不です
日裏巡:すん
天藤ちひろ:【[不確定]】《崩れずの群れ》
”シュテルケ”:ガード及び《崩れずの群れ》
”シュテルケ”:グッドトリップをカバーリング
天藤ちひろ:あるかちゃんをカバーします
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を2(→ 2)増加 (87 → 89)
庄野あるか:ありがとー♡
茅葺永子:ダメージ!
茅葺永子:4d10+41
DoubleCross : (4D10+41) → 20[2,10,2,6]+41 → 61

日裏巡:死
天藤ちひろ:リザレクト!
日裏巡:“シュテルケ” 感心/脅威○ で取得して即タイタス昇華復活します。
天藤ちひろ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6

”シュテルケ”:きっっっっっつ
天藤ちひろ:九生足とカンパニーの分も乗せて
天藤ちひろ:1d10+10
DoubleCross : (1D10+10) → 2[2]+10 → 12

日裏巡:Error!:コマンドによる変更に失敗しました。式を修正して下さい。
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を6(→ 6)増加 (89 → 95)
日裏巡:日裏巡のHPを1d10(→ 8)増加 (18 → 26)
茅葺永子:命中時装甲値シーン間-15!
日裏巡:む、HP20です
日裏巡:日裏巡のHPを20(→ 20)に変更 (26 → 20)
”シュテルケ”:装甲がつかえねえ
”シュテルケ”:ガードだけ引いて98。さて、
”シュテルケ”:《氷雪の守護》
”シュテルケ”:屍人と合わせて振ります。
”シュテルケ”:98-5d10
DoubleCross : (98-5D10) → 98-26[9,6,2,3,6] → 72

GM:”シュテルケ”のHPを72(→ 72)減少 (-22 → -94)
”シュテルケ”:まだ立っています
日裏巡:タフ~
GM:よし、じゃあ演出

茅葺永子:「ちひろちゃん」
茅葺永子:「ねえ、ちひろちゃん」
茅葺永子:その腕が、獅子のものになる。
天藤ちひろ:「なんで……こんなことに……」背後にあるかを庇いながらも、茅葺と正面から相対する。
茅葺永子:「……なんだか、だめなの」
茅葺永子:「気持ちが、バクハツしそうっていうかさ」
天藤ちひろ:「……わかります」その感覚は、かつて自分も味わったことのあるものだから
天藤ちひろ:「全部、ぶつけてきてください」
天藤ちひろ:震えながら両手を開いて、受け入れる。
茅葺永子:「は、あ」息を吐く。
茅葺永子:「だめだよ、そんなの……わたし、ダメになっちゃう」
茅葺永子:その足が、地を蹴ったと思った瞬間、
茅葺永子:破壊が『降り注いだ』。
茅葺永子:獅子の爪は蛇の牙。
茅葺永子:それが宙から叩きつけられたのだ。
茅葺永子:ただ、力の制御ができていないためか、それはアトランダムに行われた。
”シュテルケ”:「伏せてッッ!!」
”グッドトリップ”:「うおっ!?」”シュテルケ”の腕から突き出た骨で、叩きつけられるように伏せさせられる。
”シュテルケ”:「誰が、仕事ができない、ですって?」
”グッドトリップ”:自らを覆う肉の塊を恐ろしげに見ている。
”シュテルケ”:降り注ぐ牙は着々と自分の肉を削ぎ落としていく。(……そろそろ限界ですかね)
日裏巡:それこそ雨のような牙の嵐に、既に負傷した肉体が反応できる筈もなく。
日裏巡:ぼとぼとと、まるで塊が落ちるような音を立てて大量の血が地面を濡らした。
日裏巡:「うん……やっぱり手加減してる余裕……なかったな」
望月火輪:「流石"例外"ってところかな。目覚めたてでこれとは末恐ろしい」
庄野あるか:ちひろちゃんの背に庇われている。(……お父さん。わからないよ)
庄野あるか:(この子はなんで私を守ってくれて、なんであの子が大事なんだろう)
天藤ちひろ:「あっ、ぐっ……きゃっ……!?」叩き潰されながら、切り裂かれながら
天藤ちひろ:それでも、永子から目を背けない
庄野あるか:「ちひろちゃんは、わたしとかより、よっぽど」
庄野あるか:「強い欲望を持っているんだね」目を細めて、見ている。
天藤ちひろ:「っ……そんなの、わかりません!」
天藤ちひろ:「ただ……友達だから、大切に思えたから」
茅葺永子:すぐ、側に。
茅葺永子:あなたの───ちひろの隣に、彼女はいた。
茅葺永子:「きたよ。ちひろちゃん」
天藤ちひろ:「ありがとう。永子ちゃん」
天藤ちひろ:隣にいてくれることに、いつも感じていた感謝を言葉を返す。

GM:イニシアチブ!
望月火輪:ここでアルティメイド服を脱ぎます!!
望月火輪:行動値が9に!
GM:行動値9!
GM:あるかちゃんと火輪くんが同値!火輪くん先行きますか!
庄野あるか:おゆき!
望月火輪:脱いだ勢いで僕が!
GM:脱いだ勢いで!!!
GM:どうぞ!
望月火輪:マイナーなし
望月火輪:メジャーで《セレリティ》 侵蝕が101に
望月火輪:メジャーアクションを2回行います
茅葺永子:判定前に!
茅葺永子:あっ逸った
茅葺永子:今のは準備してた奴なので気にしないでね
望月火輪:うい!
望月火輪:オートで《帰還の声》で《セレリティ》の回数を復活させます
望月火輪:侵蝕が107に
望月火輪:メジャーアクション
望月火輪:《エクスプロージョン》《ツインバースト》
茅葺永子:判定前に!
望月火輪:対象はシュテルケたち!
茅葺永子:《夢王の庭》対象モッチ C値+1!
茅葺永子:あっでもこっち狙わないんじゃん?
茅葺永子:やめとこ
望月火輪:ふふ、ゆっくりしてらっしゃい
望月火輪:5dx+3
DoubleCross : (5DX10+3) → 10[1,2,2,6,10]+1[1]+3 → 14

望月火輪:ドッジ不可!
GM:やっぱりカバー役があぶれてしまった ちょっと待ってね
望月火輪:待ちますわ
GM:よし、決めました。
GM:アンブラ2がグッドトリップをカバー。
GM:アンブラ4がアンブラ3をカバー。
”シュテルケ”:ガード。
望月火輪:君はカバーしてくれないと削れないんだよー!
GM:他も当然ガード。
望月火輪:ではダメージ
GM:どうぞ!
望月火輪:2d10+8+18+18
DoubleCross : (2D10+8+18+18) → 14[5,9]+8+18+18 → 58

望月火輪:侵蝕が113に
GM:カバーしたアンブラ2、4は落ちる。
望月火輪:やたー
”シュテルケ”:装甲が減ってるから…ガードだけだな
”シュテルケ”:36-2d10
DoubleCross : (36-2D10) → 36-17[8,9] → 19

望月火輪:か…かた!?
GM:”シュテルケ”のHPを19(→ 19)減少 (-94 → -113)
GM:ダメです。ギリギリ落ちる。HPは111。
GM:演出上《蘇生復活》《瞬間退場》をします。
GM:演出はまとめてのほうがいいかな?
望月火輪:ですね…!
GM:では2回目の行動どうぞ!
望月火輪:《セレリティ》 さらにメジャーアクションを2回 侵蝕が118に
望月火輪:メジャーアクション 《エクスプロージョン》《ツインバースト》
望月火輪:5dx+3
DoubleCross : (5DX10+3) → 10[1,2,4,9,10]+1[1]+3 → 14

望月火輪:対象は先程と同じくUGN's!
望月火輪:ドッジ不可!
GM:アンブラ3がグッドトリップをカバー!
GM:対応は以上!
望月火輪:2d10+8+18+18
DoubleCross : (2D10+8+18+18) → 5[4,1]+8+18+18 → 49

望月火輪:腐った…!!
GM:カバーで2倍なのでどうやっても無理。アンブラ3、落ちます。
GM:再行動、どうぞ!
望月火輪:《エクスプロージョン》《ツインバースト》
望月火輪:グッドトリップ狙い!!
望月火輪:5dx+3
DoubleCross : (5DX10+3) → 10[1,2,5,6,10]+5[5]+3 → 18

望月火輪:く…メイド服を着ていれば…!
望月火輪:ドッジ不可です
”グッドトリップ”:弓にガードなんてないけどガード。
望月火輪:2d10+8+18+18
DoubleCross : (2D10+8+18+18) → 9[7,2]+8+18+18 → 53

GM:その………ダメージ!
GM:ピッタリで落ちます。HPは53。
望月火輪:マ、マジで…!?
GM:マジで。
望月火輪:出目が常に絶妙なところをついている…!
GM:彼らもまあ……退場するかな……?
GM:では演出していきましょう。
望月火輪:おす!

望月火輪:「さて、UGNの方々」
望月火輪:「どうやら、ここは彼女の舞台のようだ」
望月火輪:「なので、皆さんには退場していただくとしようかな」
”グッドトリップ”:「あんたさんがたのが退場したほうがいいんじゃねえの?」
”グッドトリップ”:「邪魔なんだよな、ジャーム狩りにはさあ」
”シュテルケ”:「………はあ。これまでのことを見ていてよくそれが言えますね……」
”シュテルケ”:「それでも、退けないのが、UGNというものですが」
望月火輪:「はは、僕らは彼女の"人生"を奪ってしまったからね。」
望月火輪:「せめて、生殺与奪の権利ぐらいは、望むべき人の手に置いてあげなきゃ」
望月火輪:「愛想を尽かされちゃうからね。」
望月火輪:軽い口調とともに口元を手で隠す
望月火輪:同時に、予兆なき爆発が"シュテルケ"たちを襲う
望月火輪:一度、その攻撃を受けた”シュテルケ”にはわかる。
望月火輪:その爆発の規模は以前交戦した時と大して変わりはない。
望月火輪:しかし、その攻撃を受ける君達の"脳"が変化している。
望月火輪:同じ痛みをより"鋭く"、同じく苦痛がより"長く"、
望月火輪:オーヴァードの肉体が死と断じるラインがより"浅く"
望月火輪:同じ規模の爆発であるにも関わらず、肉体の限界と再生のペースがより速いペースが訪れる
”シュテルケ”:「───アンブラ!”グッドトリップ”への優先的なカバーを!」
”シュテルケ”:「私は構いません!肉体が限界を迎えなければ耐えられます!」
”シュテルケ”:───彼女に痛覚はない。故に、見誤る。
”シュテルケ”:例え彼女が感知しない痛みでも、『肉体は反応する』。
望月火輪:「君は、本当に勇敢だね。」
望月火輪:「だけど、それも過ぎれば『毒』になるよ。」
”シュテルケ”:「……ははっ」
”シュテルケ”:「お褒めの言葉、恐悦至極に存じ……っ」
”シュテルケ”:元より感覚のない体が傾いたことを、視線の降下で知る。
”シュテルケ”:「………ふふ。ふふふ!」
”シュテルケ”:嗤っていた。
”シュテルケ”:「”グッドトリップ”!”アンブラ”!こちらは先に離脱します!」
”シュテルケ”:「……どうぞ。”幸運”を!!」それは、痛みを知るものたちへの、餞───であっただろうか?
”シュテルケ”:ぶくぶくとその身体は泡立つ肉のペースト状になり、どこかへと消え失せた。
望月火輪:「いい判断だ。だけど」
望月火輪:「君がいなくなることの影響の大きさを、正しく理解出来ていなかったのがおしいね。」
”グッドトリップ”:「っちー、マジかよ!!”アンブラ”!!しっかり守っとけよ!」
”アンブラ”:「───やって、る!」
”アンブラ”:”黒点”と呼ばれる群体の蟲型端末。
”アンブラ”:それを操り、己と”グッドトリップ”を守らせているが、
望月火輪:肉体を蝕む毒のような特性を持つ爆発が
望月火輪:より鋭い指向性を持って二人に襲いかかる
”アンブラ”:「……限界だ。悪い」
”アンブラ”:「……あんたが上司だと、テンション上がらないのが……わかった」
”アンブラ”:現れた時と同じように唐突に、少年の姿は消え失せた。
”グッドトリップ”:「はっ、はアッッ!?おい待て、待てって、ぐ、お」
”グッドトリップ”:カバーするものもいなくなり、直接その爆発の波に晒される。
望月火輪:「連携の優れたチームほど、その一角を崩されると脆いものだよ。」
望月火輪:「その点、僕たちは個人主義の側面が強いから、気楽でいいよね」
望月火輪:自嘲気味に笑う
”グッドトリップ”:「ふざけんな、ふざけン、な、アッ!」
”グッドトリップ”:「何が連携、何が、俺は、俺はいつだって」
”グッドトリップ”:猟銃に寄りかかり、
”グッドトリップ”:そのまま沈黙する。

茅葺永子、ちひろ、望月、あるか—1m—巡

GM:イニシアチブ!行動値9、あるかちゃん!
庄野あるか:はーい!
庄野あるか:マイナーでコンボ『あなたはいつも優しい』/《オリジン:サイバー》。
庄野あるか:【生来の狂気】適用状態なので《交渉》の達成値+22、【社会】が達成値+12。
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を2(→ 2)増加 (112 → 114)
庄野あるか:メジャーでコンボ『あなたは教えてくれた』/《絶対の恐怖》《神の御言葉》
庄野あるか:交渉攻撃を行います。強化ビジネススーツ、ボイスチェンジャーの分ものせ。
庄野あるか:あ、対象は永子ちゃん。
庄野あるか:8dx+27
DoubleCross : (8DX10+27) → 10[2,3,4,6,6,7,10,10]+7[6,7]+27 → 44

庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を7(→ 7)増加 (114 → 121)
茅葺永子:あ、ぼんやりしてた
茅葺永子:でもまあ、この値ならいいか
茅葺永子:ドッジチャレンジ
茅葺永子:8dx>=44
DoubleCross : (8DX10>=44) → 9[2,2,5,6,7,8,8,9] → 9 → 失敗

庄野あるか:ダメージだします!装甲無視。
庄野あるか:5D10+26
DoubleCross : (5D10+26) → 20[8,5,1,1,5]+26 → 46

GM:ガードしといたほうがよかったな…まるまる受けます。
GM:茅葺永子のHPを46(→ 46)減少 (-50 → -96)
GM:まだ健在。
GM:演出どうぞ!

庄野あるか:ちひろちゃんの腕から、するりと抜ける。異形と化した少女をふしぎそうに見て。
庄野あるか:「わからないな」
庄野あるか:「あなたはきっと、求めている、夢みている」
庄野あるか:お茶会で自分をすり抜けるように見つめた少女を思い出す。どこにもいない、手に入らないものを望む瞳。
庄野あるか:それが理解できない。
庄野あるか:身体から零れる幻覚物質が、立ち昇る。巨大な瞳を作り出す。
庄野あるか:「……そんなになってまで、自分ではない誰かを望めるなんて」
庄野あるか:その目から涙が溢れる。異形の少女を溺れさせる、大量の水。…そういう幻。
庄野あるか:それを投影する。
庄野あるか:「なんだか、すごく、幸せそうで」
庄野あるか:「……いいな」
茅葺永子:「あ」
茅葺永子:溺れていく。溺れていく。それは、自分の哀しみのようで。
茅葺永子:「がぶっ……ひろちゃ……ちひろちゃん……げほっ………」
茅葺永子:浸透していく。涙が。
庄野あるか:その海はだれにも見えない。彼女にしか見えない、いちばん小さな海だ。
庄野あるか:「……それが愛?それとも欲望?」
庄野あるか:「お父さんも、それは教えてくれないの」
茅葺永子:気が付けば、涙を流している。
茅葺永子:気持ちが、次から次へと溢れて、脳内を満たしていくのがわかる。
茅葺永子:「ちひろちゃん」
茅葺永子:少女に呼びかけて、笑った。

GM:ちひろちゃんのターン!
天藤ちひろ:本当に今回ゲストPCであなたが来てくれたことに感謝しかない
天藤ちひろ:【渇望クインテッセンス】《異世界の因子》、シュテルケさんの《先陣の火》を取得だけしておく
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を5(→ 5)増加 (95 → 100)
天藤ちひろ:マイナー【永久の星喰らえ、虚なる天(Over vertex variant)】《原初の黒:ポルターガイスト》
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を7(→ 7)増加 (100 → 107)
天藤ちひろ:OVV指定で破壊からの破壊阻止して、攻撃力+25してメジャーへ
GM:うおお
天藤ちひろ:【飢牙コラプサイレンス】《コンセントレイト:ウロボロス》+《原初の赤:ペネトレイト》
天藤ちひろ:対象は永子ちゃんで
茅葺永子:きなさい
天藤ちひろ:OVVと一体化して判定ダイス+3個
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を6(→ 6)増加 (107 → 113)
天藤ちひろ:9dx7
DoubleCross : (9DX7) → 10[1,2,3,3,6,6,6,6,9]+6[6] → 16

庄野あるか:お
庄野あるか:『あなたの指で触れて』/《妖精の手》
庄野あるか:ダイス目を10に。あと3回!
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を4(→ 4)増加 (121 → 125)
天藤ちひろ:ありがと!
天藤ちひろ:1dx7+20
DoubleCross : (1DX7+20) → 3[3]+20 → 23

茅葺永子:では対応!
茅葺永子:ギリ…回れば…
茅葺永子:8dx>=23
DoubleCross : (8DX10>=23) → 10[1,1,2,5,6,7,8,10]+9[9] → 19 → 失敗

天藤ちひろ:あっぶない
天藤ちひろ:あるかちゃんありがとう
庄野あるか:いいってことよ
GM:ダメージどうぞ!
天藤ちひろ:3d10+50+3 装甲無視
DoubleCross : (3D10+50+3) → 28[9,10,9]+50+3 → 81

天藤ちひろ:装甲無視81点!
GM:びえー
GM:そんなもん落ちるんじゃよ!
GM:だが
茅葺永子:《魔獣の証》
茅葺永子:復活します。
天藤ちひろ:復活ー!
GM:以上!演出をどうぞ!

天藤ちひろ:「……永子ちゃん」涙を流す少女と、視線を交わす。
天藤ちひろ:体内に一体化したOVVは、喰らうべき存在を前にして本来の機能を果たさんとちひろの肉体を侵食し
天藤ちひろ:腕を夜空のごとく黒く、瞳を星のごとき黄金色に染め上げる。
茅葺永子:「きれい」
茅葺永子:「きれいだよ、ちひろちゃん」
天藤ちひろ:「_____」その言葉が、捕食者を前にした獲物の言葉でないと、少女の感性によるものだとわかっているから
天藤ちひろ:だからこそ、黒く染まった右手を翳す
天藤ちひろ:瑪瑙のような黒い瞬きを宿した腕が、星宿す半球を中心核として肥大化。
天藤ちひろ:ちひろの思い描く力の形を、具現化する
天藤ちひろ:それは傍から見れば、相対する怪物ショウジョと変わりない
天藤ちひろ:ちひろが思い描いたまま形を成したそれは……武装としては籠手や鉤爪に分類されるのであろうが
天藤ちひろ:____捕食器官、牙、咢。
天藤ちひろ:喰らうためにだけ特化形成された、歪な異形のかたち。
天藤ちひろ:その、用途のままに、振り翳し
天藤ちひろ:「喰らえッ!!」駆け、自らの肉体の命ずるままに大顎を開き
天藤ちひろ:永子の肉体の異形と化した部位に、喰らい付く。
茅葺永子:「あ、ア───── !!!」
茅葺永子:悲鳴はまだ成長しきっていない少女のもので。
茅葺永子:「ああ、ああ……あくしゅ、あくしゅしてる、の」
茅葺永子:目は、現実をそのまま写さない。
天藤ちひろ:「……っ!!」手を添えて無理やりに異形の腕を支えながら、喰らい付いた部位から、レネゲイドを、衝動を、飲み干し喰らってゆく。
茅葺永子:「ふっ、ふあ、ぁああ、ちひろちゃ、ちひろちゃんちひろちゃん」
天藤ちひろ:既に事切れた死体から喰らうのではない、直接喰らう少女の衝動は、甘美なほど真っ直ぐで歪だった。
天藤ちひろ:「永子ちゃん……!」喰らい付いた腕がより深く牙を立てる、抱きしめて離さないかのように
茅葺永子:ふ、と一瞬だけ目に理性が戻った『ように見えた』。
茅葺永子:「……ああ」
天藤ちひろ:「ごめんなさい……」そこに希望を見出したい気持ちと、衝動とがせめぎ合う。
茅葺永子:力を失い、くたりとなる。でも君にはわかる。まだ終わっていない。
茅葺永子:「すきだなあ」
天藤ちひろ:「私も、大好きですよ」
天藤ちひろ:それでも、だからこそ、喰らい付いた歪な星は放さない。
茅葺永子:身震いをひとつ。そしてまた身体に力が戻る。
茅葺永子:「大丈夫」
茅葺永子:「ずっと一緒だよ」
茅葺永子:喰らいついた腕を、愛おしそうに見つめながら。

GM:クリンナップ
GM:行動値が元に戻ります
日裏巡:日裏巡のイニシアチブを5(→ 5)減少 (13 → 8)
庄野あるか:モドリーン
庄野あるか:4にもどります
天藤ちひろ:クリンナップ前のイニシアチブで
天藤ちひろ:リアクティブアーマーを脱いで行動値4に
天藤ちひろ:他は無し

巡[8]
ちひろ[4]
望月[4]
あるか[4]
茅葺永子[3]

GM:ラウンド2
GM:セットアップ。
GM:巡さんから。
日裏巡:まずはオートで【未到達フォストナステーロン】《原初の白:異世界の因子》 エフェクトコピー 侵蝕7
日裏巡:先陣の火をコピーします
日裏巡:そして先陣の火をそのまま使用。
日裏巡:日裏巡のイニシアチブを10(→ 10)増加 (8 → 18)
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を9(→ 9)増加 (114 → 123)
GM:行動値4。火輪、あるか、ちひろ
天藤ちひろ:コピーしたLv2の《先陣の火》で行動値14
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を2(→ 2)増加 (113 → 115)
庄野あるか:なし!
望月火輪:《活性の霧》をちひろちゃんに、攻撃力+18。ドッジー2
望月火輪:侵蝕が133に
GM:行動値3、永子
茅葺永子:《活性の霧》+《アクセル》を自身に:ドッジダイス-2、攻撃力+21、行動値+8
茅葺永子:行動値は11へ

巡[18]
ちひろ[14]
茅葺永子[11]
望月[4]
あるか[4]

GM:では、イニシアチブ。
GM:リーダーの手番へ。
日裏巡:待機します。
GM:演出があればどうぞ。

日裏巡:UGNは退場した。
日裏巡:これで伏せていた手を使えるようになった。
日裏巡:“フィンチ”の死体から得た能力は強力だが、UGNの前で使えばエージェント殺しの下手人としてより敵視されることになる。
日裏巡:この状況、最も早く動けるのは自分だ。ただ障害を排除する、という意味ならばここで決めるべきなのだろう。布石の為の血液も既に十分な量流れている。
日裏巡:だが、それでは見たいものは見れない。
日裏巡:「見せてくれ、ちひろ。君の欲望を」
日裏巡:だから、何もせず、ただ星の眼差しを少女達へと向け続けた。

GM:ちひろちゃんの手番!
天藤ちひろ:マイナーなし
天藤ちひろ:メジャー【飢牙コラプサイレンス】《コンセントレイト:ウロボロス》+《原初の赤:ペネトレイト》
茅葺永子:《夢王の庭》!
茅葺永子:そのC値を+1。かわりにHPを5失う。
天藤ちひろ:甘んじて受けましょう
GM:茅葺永子のHPを0(→ 0)に変更 (-96 → 0)
GM:茅葺永子のHPを5(→ 5)減少 (0 → -5)
天藤ちひろ:9dx7
DoubleCross : (9DX7) → 10[3,4,4,5,5,5,7,7,7]+10[1,6,10]+4[4] → 24

庄野あるか:《妖精の手》。ダイス目を10に。あと2回!
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を4(→ 4)増加 (125 → 129)
天藤ちひろ:1dx7+30
DoubleCross : (1DX7+30) → 6[6]+30 → 36

茅葺永子:くっエフェクトレベルアップでコンセントレイトが3から4に上がっていたとは……
茅葺永子:僅かな可能性にかけてドッジします。
茅葺永子:8dx>=36
DoubleCross : (8DX10>=36) → 9[3,4,4,5,6,8,8,9] → 9 → 失敗

茅葺永子:(′・ω・`)
茅葺永子:ダメージどうぞ
天藤ちひろ:4d10+50+3
DoubleCross : (4D10+50+3) → 18[5,3,8,2]+50+3 → 71

GM:ア!
GM:魔獣の証のレベルは、7!
GM:残りHP70。
GM:倒れます。復活はありません。
天藤ちひろ:そんな高かったのか! ギリッギリ
天藤ちひろ:あ、霧がありました!
天藤ちひろ:+18で89! 撃破!
GM:じゃあすり潰せますね!
GM:演出を、どうぞ!

庄野あるか:「……」
庄野あるか:「ねえ、ちひろちゃん」
天藤ちひろ:「……?」魔獣と化した永子と組み合った体制からいったん抜け出し、後ろからかかった声に反応する
庄野あるか:「あなたは、きっと、その子のいのちを奪う」
庄野あるか:「それで、わたしはね、ふしぎなの」
庄野あるか:「あなたがその子を奪うのが、食べたい欲望なのか、えっと…リンリカン?なのか、愛、なのか」
庄野あるか:「わたしはどれもわからないから」
庄野あるか:こめかみに触れる。わたしの愛はここにあり、触れることはできない。
庄野あるか:けれどきっと、彼女たちは違うのだ。
天藤ちひろ:「それは……」激情に駆られた言葉を返しそうになるが、本気で理解する。この子は本気で分かっていない。
天藤ちひろ:「それは、友達……だから」
天藤ちひろ:「本能も愛も、含まれているでしょうけど。」
天藤ちひろ:「一番の、私が今こうしている理由は、それです」
天藤ちひろ:「それだけは、胸を張って言えます」
庄野あるか:「……そっか。やっぱり、まだ、わたしにはわからないけど」
天藤ちひろ:「分かるようになれますよ」
天藤ちひろ:「庄野さんも、友達ができたら」
庄野あるか:涙の海が、少しだけ嵩を増した。
庄野あるか:「…そっかあ」笑って、その岸辺へ送り出す。
天藤ちひろ:「少しだけですけど____私は、友達だと思っていますよ、庄野さんの事」
天藤ちひろ:そう言って、岸辺へと駆け出す
天藤ちひろ:右腕の咢を再び開き、大牙でもって起き上がった永子へと
天藤ちひろ:「____どれくらいが友達かなんて、私もわからないですけど」茅葺永子と天藤ちひろだって、特別意識し合った時間は長くはないから。
天藤ちひろ:喰らい、付く。
望月火輪:不意に、天藤ちひろの視界がクリアになる。
望月火輪:神経の伝達が強化さる。肉体がより精密に制御され、五感が研ぎ澄まされる
望月火輪:より深く、より鮮やかに。少女の手に友の命の感触が伝わってくる。
茅葺永子:目を見開く。
茅葺永子:いのちが、喰らわれる感覚。先ほどよりも、致命的なそれ。
茅葺永子:「あ──────」
茅葺永子:そして、へにゃ、と笑う。
茅葺永子:多分、言葉を伝えられるのはこれが最後だから。
天藤ちひろ:「……!」その笑みに、意志の輝きを感じて
天藤ちひろ:それでも離す事ができない理由が、本能があって
天藤ちひろ:だからこそ、永子から目を逸らさない。
天藤ちひろ:鮮明になった視界で、少女の最後を受け止める。
茅葺永子:「あのね、ちひろちゃん」
茅葺永子:「今日、一緒に来てくれてありがとう」
茅葺永子:「来られて、良かった」
茅葺永子:「───楽しかったよ」
天藤ちひろ:「そんな……そんなのって……」
天藤ちひろ:「お礼を言うのはこっちの方で、謝らないといけないのも、私なのに……」
天藤ちひろ:涙は、流したくなかった。
天藤ちひろ:それでも、湧き出る気持ちを、抑えることが出来ない。
天藤ちひろ:もっと自分が上手くやれていれば、彼女はきっと、よき友のままであれたはずで
天藤ちひろ:そんな未来は、夢見るだけのものに成り下がった
天藤ちひろ:そんな自分が、永子に返せる言葉があるとすれば……
天藤ちひろ:「____こちらこそ」涙を流したまま、異形の腕に力を籠める。
茅葺永子:「っ───、う───」
茅葺永子:すべてが奪われていく。この狂おしい衝動も。いのちも。
茅葺永子:でも───彼女になら、
茅葺永子:それもいいなって、
茅葺永子:思った。
天藤ちひろ:「ぐ___ぁ____」
天藤ちひろ:流れ込んでくる、永子の気持ちが、衝動が
天藤ちひろ:こころが
天藤ちひろ:自分と一体化したOVVを介して、全て
天藤ちひろ:最期に抱いた
天藤ちひろ:気持ちの、ひとかけらまで
GM:少女の、なきがらがひとつ。
GM:………あとには、それだけ。

天藤ちひろ:友人:茅葺永子 〇信頼/無知 をSロイス指定

バックトラック

Eロイス

・茅葺永子
 -虚実崩壊
 -破滅の足音
 -唯我独尊
 -堕落の誘い(2つと計上)

GM:以上!振りたいものは振るように!
庄野あるか:ふるぜ!!
庄野あるか:五個か
日裏巡:振ります!
日裏巡:123-5d10
DoubleCross : (123-5D10) → 123-31[7,8,4,6,6] → 92

庄野あるか:129-5d10
DoubleCross : (129-5D10) → 129-29[4,9,2,9,5] → 100

日裏巡:帰還確定。等倍で
望月火輪:133-5d10
DoubleCross : (133-5D10) → 133-31[7,6,4,10,4] → 102

望月火輪:102-5d10
DoubleCross : (102-5D10) → 102-28[9,4,7,6,2] → 74

庄野あるか:等倍でいこー
日裏巡:92-4d10
DoubleCross : (92-4D10) → 92-20[2,9,1,8] → 72

望月火輪:5点
日裏巡:5点!
庄野あるか:100-6d10
DoubleCross : (100-6D10) → 100-44[10,9,6,10,3,6] → 56

庄野あるか:ひくいぜ
日裏巡:めちゃくちゃ下がった
GM:出目が高い
庄野あるか:あ、四点
天藤ちひろ:迷うけどここでジャーム化したら馬鹿みたいなので振ります
天藤ちひろ:121-5d10
DoubleCross : (121-5D10) → 121-15[1,4,3,5,2] → 106

天藤ちひろ:あっぶな、4d10で帰還振ります
GM:こわ
天藤ちひろ:106-4d10
DoubleCross : (106-4D10) → 106-24[2,6,10,6] → 82

天藤ちひろ:よし5点、おっけー!
GM:では、経験点配布へ!
GM:今回のDロイスも提示します

Dロイス

・”グッドトリップ”
 -遺産継承者

・”シュテルケ”
 -屍人

GM:Eロイス5、Dロイス2でシナリオ点に7追加。
天藤ちひろ:やったー
GM:シナリオ点は9点!
望月火輪:ひゃー!
GM:そしていつもの5点。
GM:21点に最終侵蝕点を追加です。
庄野あるか:25!
日裏巡:26点!
望月火輪:26点!
天藤ちひろ:26点!
GM:C((25+26+26+26)/3+1)
DoubleCross : c((25+26+26+26)/3+1) → 35

GM:GM35点。バックトラック終了!

エンディング1:記録-彼女を欲望を観て

GM:『ムカウ』プラネタリウム
日裏巡:『表向き』の業務が終わり、閉館後もこのプラネタリウムは動いている。
日裏巡:「どうかな、貴勝。今回の成果は君の欲望に役立てたかな」
螢貴勝:「直接的には、ノーですが。間接的には、イエスでしょう」
螢貴勝:「茅葺永子の遺体に含まれた血は、やはり、衝動をもっていなかった」
螢貴勝:「……ですが」
螢貴勝:端末に映された情報。なんらかのヒートマップ。
日裏巡:「これは……ジャーム予備軍の分布、かな?」
螢貴勝:頷く。「侵蝕率が暫く経ってから急激に上昇している者たちです」
螢貴勝:「この密度ならば、一体ごと処理していくことも可能でしょう」
日裏巡:「直接管理しなくても、熟れた頃に収穫すればいいって訳だ」
日裏巡:「サンプルやちひろの食べ物の調達も楽になる」
日裏巡:「手に入る脳の幅も広がりそうだ」
日裏巡:「今回は、私の収穫もなかったからね」
日裏巡:茅葺永子の脳は回収しなかった。
日裏巡:あれはちひろが欲し、自ら手に入れたものだ。仲間の欲望に手を付けるようなさもしい真似をしようとは思わなかった。
日裏巡:「UGNには『ムカウ』のことは伝わってないかな」
螢貴勝:「セルとしては。『プレミュール』の戦闘員、程度の認識でしょうが……」
螢貴勝:「それでも、あなたや”清虚”の能力は伝わっている。……あとはどの程度、あちらに情報収集能力と……」
螢貴勝:「それを得ようとする意志があるか、ですね」
日裏巡:「その辺りはこれからもうちょっと気を遣っていかないといけないね」
日裏巡:「顔を変えたりする能力の脳を探しておいてもいいかもしれないな」
螢貴勝:「……顔は全員見られていますからね。コードネームも知られている。…加えて、あちらのエージェントは『撤退』した」
螢貴勝:「あちらから何か仕掛けてきてもおかしくない、とは」
日裏巡:「面倒が減ったと思ったら、別の面倒が増えてしまった。ままならないなあ」
日裏巡:「でもまあ、全体的に見ればプラスかな」
日裏巡:「私は嬉しかったよ貴勝。ちひろが方針に逆らって、強い意志で反抗したことが」
日裏巡:「ちひろはどこか欲望に素直になりきれないところがあったからね」
日裏巡:「まあでも、セルのみんなは仲間なんだから、今度からちゃんと相談するように叱っておかなくちゃ」
螢貴勝:「その辺りは、他のメンバーがうまくやってくれるでしょう」
螢貴勝:「勿論、きみがいっても構いませんが……」
日裏巡:「うーん、リギルと火輪に任せた方がよさそうな気がしてきた……」
日裏巡:「うん、任せよう。叱るのはあんまり得意じゃないし」
螢貴勝:「何、そこは庄野くんや……散も………」
螢貴勝:「………いえ、今のは聞かなかったことに」
日裏巡:「ははは、じゃあ貴勝はどう?」
螢貴勝:「言うまでもないでしょう。違いますか?日裏くん」
日裏巡:「叱ってる貴勝は確かに見たことないかもしれないな」
螢貴勝:少しだけ笑みを浮かべ、
螢貴勝:「……ああ。報告はもうひとつありましたね」
螢貴勝:「茅葺永子のジャーム化についてです」
螢貴勝:「…彼女が即時ジャーム化した理由は明確ではありませんが、ひとつ面白いことがわかりました」
日裏巡:「貴勝が言う面白いこと、ってことは……」
螢貴勝:「エグゾースト、についてですが。彼女は衝動を強烈に喚起する力を持っていた」
GM:Eロイス:堕落の誘いのことだ。
螢貴勝:「あれには、『非オーヴァードをオーヴァード化させる力』『無害なものをジャーム化させる力』があります」
日裏巡:「強化αトランスみたいだね。何か影響を受けたのかな」
螢貴勝:「その力をそのまま譲り受けた。あるいは、強烈に『合致した』」
螢貴勝:「それが彼女自身の性質によるものか、精神状態によるものか。衝動によるものかは不明ですが」
日裏巡:「このことは『プレミュール』には黙っておいた方がいいね」
日裏巡:「死体でも掘り起こすかもしれない。それは駄目だ」
日裏巡:「あれは、ちひろのものだからね」
螢貴勝:「………全く」
螢貴勝:「今は、哀しい結末かもしれませんが───」
螢貴勝:「その絆は、強烈に『欲望』へ向かう力となるでしょう」
螢貴勝:「……彼女の救いになるかどうかは。私には触れられないことですが」
日裏巡:「絆、か」
日裏巡:ふと、ちひろの言葉を思い出す。
日裏巡:――友達……だから
日裏巡:――本能も愛も、含まれているでしょうけど
日裏巡:――一番の、私が今こうしている理由は、それです
日裏巡:――それだけは、胸を張って言えます
日裏巡:力強く、そう言った彼女を見て、喜びと同時に羨望が湧いてきた。
日裏巡:「――友達それ、どうやったら手に入るんだろうなあ」小さく呟いた。

エンディング2:談笑-世界について

GM:庄野あるかの部屋
GM:あるいは、庄野家の部屋
庄野あるか:淡い色、星の模様のカーテンで仕切られたその部屋に、鍵がかかっていることはない。
庄野あるか:なので、招かれた人間はノックをせずとも入ることができる。
望月火輪:カチャリ、とドアの開く音がして
望月火輪:見知った白髪の少年が入ってくる
望月火輪:「やあ、今日はお招きいただいてありがとう」
庄野あるか:「モッチ~」大きな男性物の上着、その袖を振る。
庄野あるか:「お招きしたよ」
望月火輪:「お父さんは心配してなかった?」
庄野あるか:「してた、してた!だからねえ、ちょっと静かにしてもらってるの」
庄野あるか:「わたしもね、ちょっとお父さんに頼らないおはなしがしたいしね」
望月火輪:「そっか。それは申し訳ないな。」
望月火輪:「でも、お父さんが心配するようなことにはならないから。」
望月火輪:「安心してって伝えておいてもらえるかな」
庄野あるか:「うんうん?」不思議そうにしつつ頷く。
望月火輪:「はは、わからないならそのまま伝えてくれればいいよ」
庄野あるか:猫足の椅子がふたつあり、ひとつをモッチにすすめる。
庄野あるか:自分はベッドのへりにのびのび座る。
望月火輪:薦められるままにその椅子に腰掛けます
望月火輪:「ごめんね。今日は手ぶらできちゃった。」
庄野あるか:「えー?いいよっ、わたしが聞きたいことあって呼んだの。それがお土産かもね」
庄野あるか:少年の色の薄い瞳を眺めて。
庄野あるか:「モッチはさあ、だれかを好きに」
庄野あるか:「好き…?愛?うーん、まあ、なんでもいっか。だれかを強く望むことって、知ってる?」
望月火輪:「難しい質問だね。」
庄野あるか:「難しいよね!」
庄野あるか:「だからモッチにきいたの~」
望月火輪:「信頼が重い」
望月火輪:愉快そうに微笑む
庄野あるか:「いろいろ知ってるじゃない。他のセルとか、歴史とか、頭のいいこと」
望月火輪:「まあ、俺は大抵のことは出来るからね」
庄野あるか:「うんうん」
望月火輪:「けど、あるかの質問は難しいな」
望月火輪:「例えば『強く望む』と一言で言っても。」
望月火輪:「その想いがどれだけの強さなのかは、当人にすらわからないからね。」
望月火輪:「例えば、今この瞬間に誰かを愛してる人がいたとして。」
庄野あるか:「ふむむ」
望月火輪:「その人が、10年後には今思えばその愛は本物ではなかったと感じることもあるかもしれない。」
庄野あるか:「おお…そんなことも」
庄野あるか:「ややこしいなあ」
望月火輪:「その逆に、時間が経って初めて、自分が『強い望み』を持っていたことに気づくこともあるかもしれない」
望月火輪:「そう、ややこしいのさ。人の感情ってやつは」
庄野あるか:口を開けて、話を聞いていた。
庄野あるか:「おお」
望月火輪:「だけど、あるかがその疑問を持つに至った切掛が」
望月火輪:「ちひろとあのジャームだというのなら」
望月火輪:「俺も、ああいう風に誰かを求める気持ちは、わかるよ。」
庄野あるか:「えっ!」
庄野あるか:「知りたい、知りたい!」
庄野あるか:足をばたばた動かす。
望月火輪:「タダじゃ嫌だなあ」
望月火輪:意地悪っぽく口元を歪ませて
庄野あるか:「ええーー。なになら聞けるー?」
望月火輪:「お父さんの秘蔵の紅茶を、頂けるかな?」
庄野あるか:「ふふ、しかたないな~」
庄野あるか:立ち上がって、戸棚へ向かう。
庄野あるか:「お父さんも許してくれるはず。お父さんのためでもあるし!」
庄野あるか:茶葉の缶を取り出す。よくわからないので缶ごと持ってくる。
庄野あるか:「飲む~?」
望月火輪:「飲めるようにしてくれるなら」
望月火輪:楽しげに表情を綻ばせる
庄野あるか:「聞いてみる!」そう言って少し思案すると、電気ポットのお湯を、取り出したポットに淹れる。
庄野あるか:お湯を捨ててポットを温める。
庄野あるか:「だれかって、ふしぎだ」
庄野あるか:そこに再度お湯を注ぐ。「自分の区切りの、外側のひと」
望月火輪:じっとその言葉を聞いている。
庄野あるか:入れた茶葉の、温かく鮮やかな色を眺める。これはお父さんの好きなものだ。だからわたしも好きなものなのだろう。
望月火輪:彼女の言葉には意味不明なものが多く、実際に意味がないものも少なくないように思える
望月火輪:けれど、だからその言葉には余計な虚飾がなく。そこには洗練された詩とは異なる趣の美しさがあり
望月火輪:平たく言えば、あるかの声を聴くのが望月火輪は嫌いではなかった。
庄野あるか:「お父さんはねえ、わたしの内だから」
望月火輪:「うん」
庄野あるか:「外に手を伸ばすって、……」
庄野あるか:「そういう気持ちって、すごくふしぎなの」
庄野あるか:「ふしぎに思ってることも、最近わかったの」
庄野あるか:織姫の言葉。希求。千宙の語る、友情。
望月火輪:「そっか。」
望月火輪:「あるかにとっては」
望月火輪:「自分の内に在る世界も、自分の外に拡がる世界も」
望月火輪:「同じぐらいの価値があるんだね。」
庄野あるか:「‥‥…そう、かも。というか、違いがわからない」
庄野あるか:「だってわたしが見ているのなら、それはわたしの世界だよ」
望月火輪:「俺だったら」
望月火輪:「見ているだけじゃ、足りないな」
庄野あるか:淹れ終わった、ふたつのカップを見ている。
庄野あるか:自分が見返し、彼は見えない。
庄野あるか:けれど、彼のすがたを知っている。見えなくても思い描ける。視線をあげると彼がいて、同じかたち。
望月火輪:紅茶を口元に運ぶ。ほのか苦味、それを包み込むような円やかな甘さが舌を包み、茶葉の爽やかな香りをゆっくりと味わう
望月火輪:「俺は、自分の内側にあるモノに触れたい。」
望月火輪:「同時にそれに触れられたい。」
望月火輪:「その首元を掴みながら、同時に命を握られて」
望月火輪:「そうやって、自分の幕を引きたい。」
庄野あるか:瞳をきらきらとさせて、その言葉を聞いている。
庄野あるか:「……それって、それって!」
庄野あるか:「外側と内側が、重なって、混ざるみたい!」
望月火輪:「あはは、あるからしい表現だね」
望月火輪:「俺は…というよりも、大抵の人間は、内側よりも外側に価値を重く置くからさ」
望月火輪:「あるかみたいに、内側にお父さんがいてくれればいいとは思えないんだよ。」
望月火輪:「そう、そう思うにしても。」
望月火輪:ちひらがあの異形にジャームに喰らいつき、そしてその存在を貪り尽くすかのような姿を脳裏に浮かべる
望月火輪:「真の充足感を得るには、それなりのプロセスが必要だ」
庄野あるか:「……その道のりが、欲望なのかな」
望月火輪:「そうだね。だから俺は、あの二人がちょっとだけ羨ましいよ。俺のやりたいことを先にやられちゃったからね。」
庄野あるか:あはは、と笑う。「羨ましい、はねー、わかるかも!」
庄野あるか:「外側のだれかを、内側に取り込む」
庄野あるか:「そんな風に見えて」
庄野あるか:「なんだか、それがすごく……」
庄野あるか:自分を見て、見ていなかった織姫の目を思い出した。
望月火輪:「逆じゃないの?」
庄野あるか:「へっ?」
望月火輪:「自分の内側の誰かを、外に顕す」
望月火輪:「あるかは、それが出来たらと思わない?」
庄野あるか:目を細める。
庄野あるか:「……」
庄野あるか:「……考えたことも、なかった」
庄野あるか:「モッチは、それを欲して、望むの」
望月火輪:「必要だから、欲しているだけだよ。」
望月火輪:「俺の望みは、美しい終わりだからね。」
庄野あるか:「プロセスだ」微笑む。
庄野あるか:「……やっぱり、モッチに聞いてよかった」
望月火輪:「紅茶代ぐらいにはなったかな?」
庄野あるか:「とっても!」
庄野あるか:「足りないくらいだ」
望月火輪:「あはは、じゃあ、残りは貸しにしておくよ。」
庄野あるか:「うん。そうだ!」
庄野あるか:「わたしとお父さんで、見るよ。モッチの、美しい終わりを」
庄野あるか:「そうしたらね、モッチの世界と、わたしと、お父さんと」
庄野あるか:「きっと、美しいものがたくさん世界に増えるから!」
望月火輪:「ああ」
望月火輪:「それはきっと素敵だね。」
望月火輪:とりとめのない空想の話。
望月火輪:まるで空を舞うように自由で、頼りない、心の内側の話。
望月火輪:そんなくだらない話を、この幻想に住まうような少女といると無性に続けたくなってしまう。
望月火輪:ああ、けれど。それはよくない。俺の願いは、空想の中では叶わないのだから。
望月火輪:紅茶を口に運ぶ。その苦味を楔にして、心を肉体へと下ろす。
望月火輪:「そうだ。これは一つサービス。」
庄野あるか:「ん?」
望月火輪:「今の話を、ちひろともしても、楽しいと思うよ。」
望月火輪:「最初は、何を聞きたいのかもわからなかったのかもしれないけど」
望月火輪:「今なら、少しぐらいは足がかりが出来ただろ?」
庄野あるか:微笑んで、少年を見る。瞳に映る像を見つめて、認めて。
庄野あるか:認識した。生まれた。
庄野あるか:「……うん!」

エンディング3:未知-その喪失に青い星を

GM:死を悼む、ということは。
GM:人間の特徴的な振る舞いと言える。……人間のみに許された、とは最早言えないかもしれないが。
GM:そして、そのために、君は、天藤ちひろは花を買うことにした。
GM:その隣には、少しぶかぶかなコートを着た少女がいた。
天藤ちひろ:「あ……」その顔を見て、驚いた顔になる
庄野あるか:「やあ~」片手をひょいと挙げます。
庄野あるか:「なんかね、気になってちょっとついてきました」
庄野あるか:「お墓に行くんだよね?えっと、そこには行かない方がいいかもって言われたから」
庄野あるか:「途中までついてこうって。途中がここです」笑う。
天藤ちひろ:(気になって、って……気にかけてもらってるって素直な意味だけなのかな)
天藤ちひろ:「途中まで、ですか」
庄野あるか:「んー。だって、わたしは『悼む』のが、まだわからないから」
庄野あるか:「…というか、死ぬこともよくわからない」
庄野あるか:のんきに並んだ花々を眺めている。
庄野あるか:「だから、今ちひろちゃんが気になったのかも?」
天藤ちひろ:「……逆に、私にはそれが分かりません」
天藤ちひろ:「死ぬことがわからないなんて……」とまで言って
天藤ちひろ:「いえ、私も完全に分かっているわけじゃないですけど」
庄野あるか:「うん」
庄野あるか:「でも、ちひろちゃんは、死なれると悲しいんだ」
天藤ちひろ:「……庄野さんは、悲しくないのですか?」
天藤ちひろ:「大切な人が死ぬこと……いなくなったりすることが」
庄野あるか:「そうなったことが、まだないから、わからないの」自分のこめかみのあたりを指さす。
庄野あるか:「ずっといるから」
天藤ちひろ:それが何を指示しているかわからず、首を傾げながら
天藤ちひろ:「ずっと、いる……?」
庄野あるか:「えーっと、待ってね。お父さんに訊いてみよう」
庄野あるか:「うん。お父さんは、人からは思考補助プログラムといわれてる」
庄野あるか:「あるかの脳に埋め込まれてて、あるかを助けて、ずっとここにいる」
天藤ちひろ:「プログラム……??」頭上をクエスチョンマークが擦過するが
天藤ちひろ:「頭に埋め込まれてって、そんな事……あるんですか」
庄野あるか:「あるよ!ジュンさんの目もそんなかんじだし」
庄野あるか:「ちひろちゃんのオーブだって、似たようなものじゃない?」
天藤ちひろ:「これは、意識なんて持ってませんから」たぶん
天藤ちひろ:「いえ、えっと……つまり庄野さんの中に"お父さん"がいらっしゃるって事で……よろしいんでしょうか?」
天藤ちひろ:セルメンバーの誰でもなかったのだ、つまり彼女が虚空に語り掛けていたのはそういう事なのだろう
庄野あるか:「そう!そうなの」にこにこしている。
庄野あるか:「わたしもお父さんも、人に話すのはうまくないから。うれしいな」
庄野あるか:「そう、だからね、わたしには、いなくなられたことがない」
庄野あるか:「ずっとここにあるから。……だから」
庄野あるか:「ちひろちゃんは、食べちゃったんだから。ちひろちゃんの中にあるのに、なんで」
庄野あるか:「なんで…なくしたことになるのかが、知りたかったの」
天藤ちひろ:「もう、私の中に永子ちゃんはいませんよ」
天藤ちひろ:「いえ、いたとしてもこうやって感じる事もできないし」胸に手を当てて
天藤ちひろ:「耳を澄ましても、存在するのは断片だけで……それをあの子とは呼びたくないんです」
庄野あるか:ゆっくりとまばたきをして、見つめて。
庄野あるか:「……さみしいの?」
天藤ちひろ:「そうですね。いたはずの人が、いなくなるんですから」
庄野あるか:「……なんでかな。さみしさは、わたし、なんでかわかる」微笑む。
天藤ちひろ:困惑した面持ちであるかの方を見る
天藤ちひろ:「それは、失ったことがあるから……ですよね」
庄野あるか:「……あれっ。そうだ」
庄野あるか:「そうなのかもしれない……」首を傾げて。「ふふ、変なの」
天藤ちひろ:「変……でしょうか」
天藤ちひろ:それこそ、その感想が変に感じていた
庄野あるか:飾られたいくつもの花から、一輪をなんとなく抜き取って、振り返る。「ん?」
庄野あるか:「失うことって、当たり前なのかな?」
天藤ちひろ:「普通の生活を送っていれば、否が応でも……ありますよね」
天藤ちひろ:「こっちの世界でも、殺し合いをしているわけですから」
庄野あるか:「……じゃあ、わたしもいつかは、悼むのかもしれないな」手に取った花を、ちひろちゃんに差し出す。
庄野あるか:無数の花、無数の生の中に立つ、さみしそうな女の子に。
庄野あるか:オキシペタラム。あるいはブルースター。淡い青の、星型の花弁。
庄野あるか:「ねえ、ああいうのって花束なんだよね。これを、その中に入れてくれないかな?」
庄野あるか:「名前わかんないけど。わたし、いちばんそれをきれいだと思ったから」
天藤ちひろ:「ありがとう、ございます」受け取って、花束の中に1輪をさす。
庄野あるか:悼むことを真似た花が、悼んだそれの内側に溶けた。
庄野あるか:「じゃあ、わたし、帰るねえ」へらりとまた手を挙げる。
天藤ちひろ:「あっ……」
天藤ちひろ:「ご一緒されたり……なさいませんか?」
庄野あるか:少し考えて。「ううん。…もし、わたしがもっと、わかったら」
庄野あるか:「そのときはご一緒されたりしたいな」
庄野あるか:「だからお腹すいて死んじゃだめだよ、ちひろちゃん!」
庄野あるか:手をぶんぶんと振って。
天藤ちひろ:「……ええ」
天藤ちひろ:「まだ、死ねなくなってしまいましたから」
天藤ちひろ:「庄野さん」
天藤ちひろ:「最後に一つだけ、良いですか」
庄野あるか:「んー?」
天藤ちひろ:「庄野さんの欲望(ネガイ)は、何ですか?」
庄野あるか:目を細める。
庄野あるか:「お父さんの傍にいたい、離れたくない」
庄野あるか:「……だけじゃないな。あのね、最近わかったんだ」
庄野あるか:「お父さんを愛してみたいの」
天藤ちひろ:「愛、して……」彼女の愛は十分だと思っていたが
庄野あるか:「だからちひろちゃんについてきたんだね」だから、の前を言わずに。
天藤ちひろ:「ずいぶん買っていただいてる……と、考えて良いのでしょうか」
天藤ちひろ:「あるかさんの求める愛が、どんなものかはわかりませんが」
天藤ちひろ:「私は、あるかさんが学ぶ手助けになれたら良いなって、思います」
天藤ちひろ:「頭の中のお父さんでも、誰かとでも、仲良くなれるように」
天藤ちひろ:「あの時も言いましたけど……勝手に少しだけ、友達だと思っているので」
庄野あるか:ふにゃ、と笑う。「友達!わたし、はじめて言われたかもしれない」
庄野あるか:「じゃあ、わたしも手助けするからねっ。お父さんも連れてけば二倍の助けだよ」
天藤ちひろ:(はじめてって)いきなりとんでもない事を言われる
庄野あるか:どこか楽しそうに、どこから来たか分からない少女は、そのままふらりといなくなった。
庄野あるか:少し浮かれたような足取りで。
天藤ちひろ:その背に、小さく手を振って
天藤ちひろ:「……FHも、あのセルも、完全じゃない……のかも」
天藤ちひろ:自分は自分で、向かうべき場所へと向かう

エンディング4:決意-傷を刻む

GM:その遺体は、知られていないある場所にひっそりと埋葬されていた。
GM:君しか───というわけには行かなかった。自分一人ではどうにもならなかった。
GM:『ムカウ』のメンバーはそれに協力してくれた。
GM:……遺族などへのケアはきっと、UGNが行うのだろう。
天藤ちひろ:花を添え、線香を立て、手をあわせる。
天藤ちひろ:墓参りというものをここまで生真面目にこなしたのは、人生ではじめてかもしれなかった
天藤ちひろ:「……永子ちゃん」墓石に刻まれた名前を呟く
天藤ちひろ:誰も、応える者はいない
天藤ちひろ:庄野あるかのように頭の中にいるわけではない
天藤ちひろ:あくまで喰らったのはレネゲイド。
天藤ちひろ:そして意識を伴うと言っても、その残響を聞き取る術をちひろは持ちえない以上、彼女の声を聴くことは2度と出来ない
天藤ちひろ:だからここからは、一人ぼっちのつぶやきにすぎない
天藤ちひろ:「私ね、まだムカウセルにいる事にしたよ」彼女をジャーム化させる要因の一つになった、受け取り方にとっては仇にもなりうるあの場所に
天藤ちひろ:それでも立ち続けるのは、理由がある
天藤ちひろ:「私の中にある"コレ"の意味を、知らないといけないと思ったんだ」腕の中から取り出した半球を、ぎゅっと握りしめて
天藤ちひろ:今回の事は結局、停滞を夢見た自分が何もかも先送りした結果、セルの世話になって起きた惨事だ
天藤ちひろ:「なぜあの日あの場所で、私の前にコレが現れて」
天藤ちひろ:「元々はどうして、誰が、何で作ったのか……それを知らないと」
天藤ちひろ:「きっとまた、同じことが起きるから」涙の一滴が頬を伝う
天藤ちひろ:FHを探る、今回のような事件を起こすような輩に自分から接触していくという事を現す。
天藤ちひろ:平穏無事では済まないだろうし、相手次第では平穏無事で済ませない事もあるだろう
天藤ちひろ:「だから、ごめんなさい。 あなたという犠牲者を得てまだ私はまだ……この暴力と衝動の世界で生きていきます」
天藤ちひろ:「それでも、この友情だけは忘れずに、あなたとの日常だけは忘れず刻み込んで」
天藤ちひろ:墓石に額をあてて
天藤ちひろ:「行きます」
天藤ちひろ:「本当にOVVの使い手マスターになるために」
天藤ちひろ:「それがこの飢餓感や喪失感を埋めるための、私なりに考えた方法だから」
天藤ちひろ:そう言って、少女は涙を流しながら決意する。
天藤ちひろ:ただ受け取るだけのものではなく、自分自身の意志で、なすべきと思った事を成すために
天藤ちひろ:それがどんな犠牲と出会いを生むか、知りながらも
天藤ちひろ:夕暮れの宙に浮かぶ星は、何も言わずそれを見守っていた
天藤ちひろ:眼前の少女が齎す災厄を、知ってか、知らずか。

リプレイ:アセンド弐『うめよ、ふやせよ』 完

次回予告

____:「私は……あの子の、父親なんです」
GM:ある日、現れた男はそう語った。
GM:きみにとって、はじめてのであい。
GM:愛する?
GM:憎む?
GM:無関心?
GM:だって、きみの父親はここにいるのだから。

GM:リプレイ:アセンド■『たったひとりだけのわたしの』
GM:公開未定。

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