『他の誰でもないあなた自身』 GM:優水 2019/11/9-11/23

本編ログ|雑談ログ

目次

プリプレイ

GM:では、開始していきましょう。
GM:まずは自己紹介から!
【PC1:鷲尾瞳】
鷲尾瞳:はーい!
鷲尾瞳:どうもこんにちは。PC1に選ばれた鷲尾瞳です。
鷲尾瞳:今回は招待卓ということで腕がなるぜ!ぶいぶい
GM:過去編だぜ!
鷲尾瞳:キャラクター的にはとても真面目なUGNチルドレン。真面目であることにこだわりすぎて周りと衝突することもしばしば。
鷲尾瞳:時折仮面が剥がれて根っこの女子中学生部分が出てくることもあるけど許してね。
鷲尾瞳:性能はモルピュア実験体白兵!ピュア咎人の剣で攻撃するシンプルな性能だ。
鷲尾瞳:200点版なのでカバーもとってる。優秀なチルドレンなのだぞ!
鷲尾瞳:今回はようやく所属支部が決まり、そこで過去のお話ができるということで
鷲尾瞳:非常に楽しみです。虹咲さんとの会話も……謎の剣の持ち主との因縁もな!
GM:お話しできるの楽しみ!
鷲尾瞳:ノーヴェくんともいっぱいお話したいなー。ちょうど前回で記憶の話やったし……という感じで、よろしくおねがいします!
GM:よろしくお願いします!ハンドアウトはこちら!

PC1:鷲尾瞳
シナリオロイス:虹咲奏

君はこれまでの報告のため、久方ぶりに君が所属する第一支部を訪れていた。支部長の虹咲奏は温かなお茶と共に君を迎える。
『報告』が終わりに差し掛かった頃、デスクの電話が鳴る。
「調査班が『剣の雨』の襲撃を受けた」
同時、支部長室の壁から、無数の剣が君たちを襲う。
支部長により無傷でやり過ごしたものの、
そこに残された剣の刻印を見た君は何か引っかかるものを憶える。

GM:お茶をしてたら剣に襲われます。
鷲尾瞳:迷惑な天気だぜ
GM:天気予報にもなかったぞ!
GM:というわけで、ゆっくりお話ししたり冷静に対処したりしましょう。
鷲尾瞳:任せろ!よろしくおねがいします!
GM:よろしくお願いします!
GM:ネクスト!

【PC2:ノーヴェ】
クオンタム:はい、ノーヴェです。
ノーヴェ:諸事情あって現在非常にテンションが低いのですが、これとは真逆のテンションのチンピラ機械化兵です。所属支部は第七。
ノーヴェ:FHのやり方が気に入らねえので抜けてUGN入りしてエージェントになったという経緯があります
ノーヴェ:シンドロームはブラックドッグ/ハヌマーン。以前の性能がゴミのようなものだったので
ノーヴェ:今回は調整を行い、安定した単体アタッカーへ生まれ変わりました。
GM:リジェネレイト…!
ノーヴェ:具体的には、アイテムカスタマイズしたレイジングブレイドをエピックポルターして殴る、一本の剣で敵を粉砕するビルドです。
ノーヴェ:バリアクラッカーもあるので上手いこと活躍できればいいなと思います。よろしくお願いします
GM:バリアクラッカーは強い。そう実感していただけるかもしれない…
GM:では、ハンドアウトはこちら!

PC2:ノーヴェ
シナリオロイス:警告者

ある日、パトロール中の君の携帯に着信が入る。
電話の主は、”マクガフィン”……鷲尾瞳が狙われていること、
そして間もなく第一支部に対する攻撃が始まるであろうこと、
君にも派遣要請が下るであろうことを告げる。
果たして程なく君に招集がかかる。行き先は、第一支部。

GM:瞳ちゃんが狙われているそうです。
ノーヴェ:大変そうだな~
GM:あと第一支部が襲われるので行けと言う話になりました。
ノーヴェ:がんばりましょう。UGNだしね
ノーヴェ:成田に怒られるし
GM:成田支部長はかなり怒るからね……
GM:というわけで、UGNエージェントとして頑張りましょう!
GM:よろしくお願いします!
ノーヴェ:命を賭けて頑張ります
GM:命…!では、次!

【PC3:貴崎世怜】
貴崎世怜:はい!
貴崎世怜:貴崎世怜です 大N市だとメイン5話→風たえで今回で三度目
貴崎世怜:シンドロームはウロボロス/エグザイルのクロスですが、三度目にして性能ががらっとかわりました
GM:色々あったからね!
貴崎世怜:色々あって暴走しなくなったかわりに複数体に邪毒と重圧とダメージ増加を一回だけばらまく生き物に
貴崎世怜:Dロイスは変わらずなので一回だけ攻撃を止めたりもできる えらい
GM:判定見てから止められるのが輪廻の獣のえらいところ
貴崎世怜:あとフリーランス特権でエンブレム:相棒を持ってるので
貴崎世怜:情報収集がいい感じに……なったら……いいな……社会1だけど……
貴崎世怜:というわけでみんな頑張って殴ってください 後ろで応援してます よろしくおねがいします
GM:支援も大事な仕事!そしてハンドアウトはこちら!

PC3:貴崎世怜
シナリオロイス:襲撃者

君は現在、恋人の御綿笹霧と生活を共にしている。
その日、笹霧は第一支部調査班の護衛として出かけていた。
危険な任務ではない。その筈だった。
数時間後、君は地区内の病院にいた。
命に別状はない。面会も可能だ。
だが、彼は重傷を負ってベッドに横たわっていた。

GM:彼氏が重傷です。
貴崎世怜:許せねえ
GM:こいつは許せねえぜーって感じで
GM:関わりにいってもらえると助かります
貴崎世怜:許せないので関わりに行きます
GM:やったぜ。
GM:尚、一応彼氏との会話も可能です
貴崎世怜:いちゃつき……
GM:適度にいちゃつこうな…よろしくお願いします!
貴崎世怜:よろしくおねがいします!
GM:では、ラスト!

【PC4:士騎朝輝】
士騎朝輝:はい。通りすがりのオーヴァード 士騎朝輝です。
士騎朝輝:何の因縁もない流離いの旅人ですが、逆に言うと、通りすがった時点で事件に首を突っ込む因縁を獲得します。
GM:スーパー通りすがり!
士騎朝輝:強い力と人並みの良識と倫理観を兼ね備えたスーパー小市民です。
士騎朝輝:性能は暴走型の単体アタッカー。加速装置を使うとリミットのヴァジュラを使用でき、攻撃力上昇して暴走。暴走すると紅蓮の憎悪が起動、攻撃力が上がります。
GM:暴走で火力がめっちゃ出る。やばい。
士騎朝輝:更に制限エフェクトのクレイジードライブは暴走中のみ使用可能の高倍率エフェクト。そこそこ速く、そこそこ軽く、そこそこ強いです。
士騎朝輝:後は攻撃が避けられないのでアージエフェクトの復活エフェクト メカニカルハートでフォロー出来る感じですね。
GM:ロイスきらずに蘇生できるのはありがたいやつですね…
士騎朝輝:一般技能は調達が6あり、そこそこの買い物も可能です。ウェポンケースも2つ持ってる。
士騎朝輝:そうだ、大事な事 相棒の鬼切の古太刀 村雨丸でEロイスもたたっ斬れる! 以上でございます。
GM:そう!大事なポイントだぜ!
GM:今回も叩っ斬って欲しい!
GM:では、ハンドアウト。

PC4:士騎朝輝
シナリオロイス:”スキュアドレイン”

君はこの日、第一地区に足を運んでいた。
第一地区はN市の中心地のひとつで、景観も美しい。
だが、その景観に似合わぬ気配があった。
ここではない場所へと向けられた、殺気。
君は人気のない場所でその主……少女を見つける。
彼女はFHチルドレンの”スキュアドレイン”と名乗り、
君に告げる。「第一支部には近づくな」と。

GM:尋常ならざるFHの子と出会います。
GM:行くなよ!絶対に行くなよ!
士騎朝輝:ここらへんはばしばしロール決めてけそう。楽しみ!
GM:楽しみにしてもらえるとGMも喜ぶ!
GM:よろしくお願いします!
士騎朝輝:頑張りますよ。自由な立場だからこその立ち回りをしようと思います。
GM:では、トレーラーを貼って始めていきましょう。

己が使命を定義した。
使命のため、武具を鍛えた。
生き残るため、犠牲を払った。

過去は雨となって降り注ぐ。
君の上にも。

ダブルクロス The 3rd Edition 『他の誰でもないあなた自身』
ダブルクロス——それは裏切りを意味する言葉。

OP1…鷲尾瞳 ───過去

GM:登場をお願いします。
鷲尾瞳:いきます!
鷲尾瞳:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 4[4]+37 → 41

GM:今回は過去回想パートから。
GM:君がUGNに救出された頃の話になります。

GM:───3年前。
GM:曇天の中、UGNではある兵器開発セルの鎮圧作戦が行われた。
GM:……多くの子供達が、そこにはいた。
GM:セルの主要メンバーを沈黙させる一方で彼らの保護も優先された。
GM:君も、その保護された子供達の一人だった。
GM:多くの子供たちはそれぞれ各地の支部に引き取られて行った。
GM:そして、君が引き取られたのがここ───N市第一支部だった。

GM:暖かな人口の光。壁には風景画がかかっている。
GM:ここは、療養のために君に割り当てられた個室だ。
鷲尾瞳:「……」ベッドに横たわり呆然としている。未だに事態が飲み込めていない。
GM:控えめなノック。
GM:その後に、一人の男が入室する。
GM:支部長、虹咲奏だ。
鷲尾瞳:ビクッと体を震わせ、シーツを抱え込む。
虹咲奏:「失礼。驚かせてしまったな」
虹咲奏:「大丈夫だ。ここには君を傷つけるものはいない」
虹咲奏:そう言いながら、ベッドの脇の丸椅子に腰を下ろす。
鷲尾瞳:「……」そのまま、暫く警戒するような視線を向けていたが
鷲尾瞳:「……ここは……何処ですか?貴方は……一体?」
虹咲奏:「……ああ。自己紹介が遅れたな。ここはUGNの支部の一つだ」
虹咲奏:「UGN……人々の日常を守る組織だな。そして私はこの支部を預かる、虹咲奏だ」
鷲尾瞳:10歳前後の小さな少女だ。まともな食事を取っていなかったのか、発達は悪く、シーツから除く手はわずかに骨ばっている。
虹咲奏:痛ましそうな顔を、一瞬だけする。
鷲尾瞳:「……聞いたことがあります。施設の外には、FHと敵対する……UGNという組織があると」
鷲尾瞳:「それじゃあ、私は、その」
鷲尾瞳:「助かった……のですか?これは……何かの試験……ではなく?」
虹咲奏:試験。その言葉に、ちくりと胸が痛むのを無視して。
虹咲奏:「ああ。君は助かった。もう大丈夫だ。実験にかけられることももうない」
虹咲奏:「食事も、君が食べたいと思うものを食べていい」
鷲尾瞳:「助かった……」現実味のない、呆けた様子で呟く
鷲尾瞳:「助かったのは、私だけですか?他の子は……」
鷲尾瞳:「私達を連れてきた人たちは?」
虹咲奏:「他の子たちも無事だ。それぞれ、然るべきところに引き取られて行った」
鷲尾瞳:「……!」それを聞いて、何かをこらえるように口に手を当てる。
虹咲奏:「君たちを保護したエージェントは、日本支部の……」
鷲尾瞳:「……彼らはなにか。言っていませんでしたか。その……私のことについてなにか」
虹咲奏:「…………?」
虹咲奏:虹咲奏は、人の感情を読み取る。
虹咲奏:ここで初めて、彼はそれを見ようとした。
鷲尾瞳:怯えている。目の前の虹咲支部長ではなく、他の何かを。
鷲尾瞳:同時に感じているのは罪悪感だ。恐らく、実験で犠牲になった……助からなかった子どもたちへの。
虹咲奏:「……私は直接現場に居合わせることはできなかった」
虹咲奏:「だから、彼らと接することはできなかったが……少なくとも、私の耳には入っていない」
虹咲奏:「……それと」
虹咲奏:穏やかな目で君を見る。
虹咲奏:「君が生き残ったことへの罪悪感を感じることはない」
虹咲奏:「君にはどうしようもなかった……そういう、ことが、往々にしてある。レネゲイドに関わるものならば」
鷲尾瞳:「……っ」その言葉を聞いて、涙を流し始める
鷲尾瞳:「そんな事……そんな事ない……」
虹咲奏:「君は、何も悪くない……何があったとしても」
虹咲奏:「………」
鷲尾瞳:「皆が……もしも皆が今の私を見たら……そんなふうには……」
虹咲奏:君に近づき、そっとその背を撫でる。
虹咲奏:「そうか」
虹咲奏:「………言葉を改めよう。もし、君が」
虹咲奏:「何らかの罪を負っていると、そう感じていたとしても───仮に、それが事実でも」
虹咲奏:「それは君だけのせいではないし、君にだって、痛みはある」
虹咲奏:「その痛みを否定しなくていいんだ」
鷲尾瞳:「……っ、くっ……」徐々に泣き止む
鷲尾瞳:「……でも……もしも……もしも私が……」
鷲尾瞳:「……」何かを言いかけて「……いえ。ありがとう、ございます。初めて会う方なのに、こんな。優しい言葉をかけて頂いて」
虹咲奏:「……困ったことがあったら何でも言いなさい」
虹咲奏:「暫くはこの支部で療養することになるからね。私と会うことも多いだろう」
鷲尾瞳:「……ありがとうございます。でも、もう大丈夫です」
鷲尾瞳:「ただ、考えをまとめたいので。少し……一人にしてもらってもいいですか?」
虹咲奏:「……わかった」
虹咲奏:「では、またあとで」
虹咲奏:そう言って、立ち上がり、部屋の入り口へ。
鷲尾瞳:「……はい。さようなら、虹咲さん」
虹咲奏:「………」そっと、部屋を出る。
鷲尾瞳:入り口を見つめ、彼が確かに去ったのを確認してから、ベッドを出る
鷲尾瞳:壁にかけられた風景画の前へ。そして、虹咲さんが座っていた丸イスを持ち上げ
鷲尾瞳:その絵に向かって叩きつける。額縁が割れ、ガラス破片が周囲に散らばる
鷲尾瞳:「違う……」
鷲尾瞳:「違う……違う……違う……!」
鷲尾瞳:「私は……私は助けられるべきじゃなかった……あんな言葉をかけられるべきじゃない……」
鷲尾瞳:「嫌だ……なんで……なんで……」
鷲尾瞳:「なんで……私も一緒に助かったの……!なんで……助かったのが私だけじゃないの……?」
鷲尾瞳:ガラスの海の中に座り込む。
鷲尾瞳:「イヤだ……イヤだ……こんなのやだよ……怖い……怖いよ……辛いよ……」
鷲尾瞳:「こんな……こんなに痛いなら……私……」
鷲尾瞳:「助かりたくなんて……無かったのに……!」
鷲尾瞳:床に血が広がっていく。
鷲尾瞳:砕けたガラスの欠片で、自分の手首を深々と裂いている
鷲尾瞳:「これでいいんだ……これで……私も……皆に……」
GM:ドアが開く。
虹咲奏:「っ……」
虹咲奏:音を聞きつけて戻ってきた。
虹咲奏:「くそっ……!」考えが足りなかった自分への怒り。
虹咲奏:それでも、今は。
鷲尾瞳:虚ろな目でそちらを見る。ごめんなさい。唇だけがそう動いたのを最後に
鷲尾瞳:項垂れ、目を閉じる。
虹咲奏:服を破いて傷口を止血する。
虹咲奏:「生きろ……生きてくれ……!」
虹咲奏:医療班への連絡。そして自ら彼女を背負い、医務室へと向かう。
GM:───そして。
GM:UGN傘下の病院に運ばれた君は日本支部の判断のもと、記憶処理を受けることとなる。
GM:他の保護された子供たちもまた、同様の処置を受けたという。
GM:それは、彼ら自身の傷を癒すためでもあったが
GM:……おそらくは。君がこれから生きていくために、必要なことだった。

OP2…ノーヴェ

GM:ノーヴェくんのオープニングです。登場をどうぞ。
ノーヴェ:おっと
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:37->47)
GM:高い…!

GM:N市・第七地区。
GM:君は現在パトロールの任についている。
GM:悪さをするオーヴァードが近頃はどこにでもいる。事件を初期段階で食い止めるためでもある。
GM:……とは言え、ここの所の第七地区は平和なものだ。君も他支部へのヘルプで出向くことの方が多い。
ノーヴェ:そのあたりの疑わしい一般人に因縁をつけ、時には殴りつけながら回ってます。
ノーヴェ浮動工廠ナラシンハマスターアビスクライェル
ノーヴェ:どれもこれも、その時は一応の解決を見たが
ノーヴェ:UGNに対してナメた態度を取るやつらが無限に出ている事に心底ムカついている。
ノーヴェ:「おい」 《ワーディング》。
ノーヴェ:路地裏にいた怪しい数名を見つけ、小規模なワーディングを展開。心底イラついた様子で歩み寄ってくる。
無辜の怪しい人:「え…?」フラ…とその場に頽れる。
ノーヴェ:倒れてない奴はいますか?
無辜じゃない怪しい人:「なっ……」
ノーヴェ:「オーヴァードだな」
無辜じゃない怪しい人:「そ、そうだよ!それがどうかしたかよ!」
ノーヴェ:蹴りを叩き込みます。すぐ横のコンクリート壁を粉砕する。「どっちだ?」
ノーヴェ:「UGN大好き派か? UGNなんてブッ潰してやる派か?」
無辜じゃない怪しい人:「ヒィッッ!!」
ノーヴェ:「3秒以内に答えろ。さもなくば殺す」
ノーヴェ:「後者でも殺す。逃げようとしても殺す」
無辜じゃない怪しい人:「なななな、そんな、どっちでもねえよ!」
無辜じゃない怪しい人:「ヒィィィ……!」
無辜じゃない怪しい人:「UGNに喧嘩売ろうとか……別に思ってねぇよ…!俺は普通に…」
ノーヴェ:「じゃあ、今からUGN派になれ」
無辜じゃない怪しい人:「は、はいぃぃっ!」
無辜じゃない怪しい人:足をガクガクさせてビビり散らしている。
ノーヴェ:「約束だぞ。裏切ったらお前と家族とダチ全員殺すからな」
ノーヴェ:「約束は破ンじゃねーぞ」
無辜じゃない怪しい人:コクコクと激しく頷いている。
無辜じゃない怪しい人:「絶対に……絶対に守りますぅぅ……」
ノーヴェ:もう一回蹴りを叩き込み、逆サイドのコンクリート壁を粉砕して去っていきます。
ノーヴェ:「ナメやがって。どいつもこいつも」
ノーヴェ:「甘く出るからつけあがる。全員一回死なせてリザレクトさせて配下に置くくらいでいいんだ」
ノーヴェ:「どうせ死なねーんだからよ。オーヴァードは」
GM:そんな君のもとに、着信が入る。
GM:番号は非通知。
ノーヴェ:出ます。
ノーヴェ:非通知の連絡というのは珍しいものではない。敵でも味方でも。
ノーヴェ:「誰だ」
???:『……ノーヴェだな。私は警告者だ』
???:『時間がない。手短に話す。”マクガフィン”が狙われている』
ノーヴェ:「………………」
ノーヴェ:「よかったな。ノーヴェくんポイントが1ポイント溜まったぞ。鷲尾がなんだって?」
ノーヴェ:「狙われる事くらいいくらでもあるだろ。戦闘エージェントなんだからよ」
???:『……狙われている。素体としての彼女が』
ノーヴェ:「あ?」
???:『彼女を捕らえ、再びモルモットにしようとする者がいると言うことだ』
ノーヴェ:「なるほど」
ノーヴェ:「なるほどな。そういやあいつも、元々は実験体か」
ノーヴェ:「それで」
ノーヴェ:「なんでそれをわざわざ俺に教えた? "警告者"というナメた名前は何だ?」
???:『───君は彼女と親しいと聞いている。そして』
???:『間も無く第一支部が襲撃を受ける。恐らく君にも派遣要請が下るだろう』
???:『君に、”マクガフィン”を守って欲しい』
ノーヴェ:「成田がどう判断するかはわからん。あいつがよその支部に、律儀に増援を送るとも思えねえが」
ノーヴェ:「仮に、あのクソ成田がそう判断したとしてだ」
ノーヴェ:「ナメてんのか。おい」
ノーヴェ:「"警告者"だと? 素顔も本名も見せねえ依頼があるか?」
ノーヴェ:「テメーの目的を全部吐け」
???:『……不躾なのは重々承知だ』
???:『だが、こちらにも素性を明かせない理由がある』
???:『………”ヘファイストス”セルの壊滅』
???:『そして、”マクガフィン”の無事だ。それが目的だ』
ノーヴェ:「"ヘファイストス"?」
???:『かつて”マクガフィン”が囚われていたセルだ』
ノーヴェ:《蝙蝠の耳》。電話口から少しでも情報を取ろうとする。
ノーヴェ:性別や、背後で動いている機材の有無、種類、そういったものから少しでも情報は得られますか?
GM:そうですね。声はボイスチェンジャーを使っているようだが、女性であると推察できます。
GM:そして、背後では微かに機械音がします。工場のようで、それよりも規模が小さい。
ノーヴェ:「クソ雨堂もクソ松村もそうだったが」
ノーヴェ:「女ってのは救いがたいな。どいつもこいつも,てめえ勝手な感情を振り回しやがる」
???:『っ……』
???:『流石は……良い耳をしている』
ノーヴェ:「守ってほしいって言ってたな。答えは"てめえの望みなんざ知るか"だ」
ノーヴェ:「俺の好きなようにさせてもらう。守りたいと思ったら守る」
???:『………それで、構わない』
???:『……!もう少し情報を出したかったが……』
???:足音が微かに聞こえる。
???:『時間だ。……手間を取らせてすまなかった』
???:ブツッ
GM:通話が切れる。
ノーヴェ:「ノーヴェくんポイントを2追加だな」 スマホを懐にしまう。
ノーヴェ:「1……死ぬなら正体がわかりやすい場所で死ね」
ノーヴェ:「2」
ノーヴェ:「俺に頼み事をするなら、力づくで来い」
ノーヴェ:「構わない? てめーの望みはその程度か? マジで守りたいなら俺を半殺しにして力づくで使役しろ」
ノーヴェ:パイプや換気口を使って、あっという間にビルの壁面を駆け上がります。
ノーヴェ:「まあいい」
ノーヴェ:「UGNをナメる奴は……」
ノーヴェ:「殺す」
ノーヴェ:成田からの指示を待たず、第一支部の方角に向けて跳ぶ。

ノーヴェ:シナリオロイスを取ります。
GM:YES!
ノーヴェ:-クソ女/警告者/興味/侮蔑○/ロイス
GM:侮蔑…!OK!
GM:では、シーンをカットします。

OP3…士騎朝輝

GM:士騎くんのOPです。登場をどうぞ。
士騎朝輝:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 3[3]+37 → 40

GM:今、君は第一地区に来ている。
GM:市の中心地であるため賑わいもあるが、少し駅周辺から離れれば静かな場所もある。
GM:君は、そこで好きなように時間を過ごしている。
士騎朝輝:一つ縛りにして後ろに細く流した明るい茶の長髪。端正だが何処か挑発的な顔立ち。
士騎朝輝:スリムスラックスに気崩したシャツ、グリーンのネクタイを緩く締め、その上に校章のようなワッペンがついた灰色のブレザーを着ている。
士騎朝輝:端的に言うと学生服の少年。だが、無造作に掴まれている美しい拵の鞘入りの刀がただただ異質だった。
士騎朝輝:「此処が、第一地区か。さて、と」
士騎朝輝:スマフォに目を落としMAPアプリを起動させる。
士騎朝輝:「映画館の場所は何処だったか。駅前か、やっぱり?」
GM:駅前にミニシアターがありますね。
GM:少し離れたところには川や公園もある。
士騎朝輝:「少し歩くよなぁ。ま、だが今更だ」
士騎朝輝:士騎朝輝は、これ迄もずっと歩き続けて来たのだ。これから歩くことはなんら苦にならない。
士騎朝輝:「川の橋を渡り、公園を突っ切ろう。いいよなぁ、そういうの。あぁ、散歩って言うんだぜ、村雨丸」
士騎朝輝:「贅沢な時間じゃないか、好きな事をするために好きな道を選んで歩く。平和なもんだよなぁ」
GM:そうやって、この先のささやかな計画を考えていると
GM:……ここには相応しくない───平和ではない気配を感じる。
士騎朝輝:皮肉気に口の端を上げる。
士騎朝輝:「まったく、嫌になるよなぁ。この街で、まともに映画を見れた試しがないぜ」
GM:それは、殺気だ。君に向けられたものではないが、近い。
士騎朝輝:「平和そうに見えるのは、表面だけだよなぁ、この世界は」
士騎朝輝:「…まぁ、だが」意味ありげに冷笑する。
士騎朝輝:「通りすがったのも、何かの縁だ」
士騎朝輝:村雨丸 刀を手の中で回し殺気の先に歩いていく。
???:「──────」
GM:その先にいたのは、少女だ。
GM:目つきが鋭く、上に束ねた髪が目立つ。
???:じっと、君がこれから向かおうとしてた方角を睨んでいる。
???:まだ、君には気付いていない。
士騎朝輝:「良い晩だな。寒くもなく暑くもなく雨も降っていない」
???:「っ!?」驚いたように君の方に体を向ける。
士騎朝輝:「だから、足を運ぶ気になった訳だけどなぁ。こんばんは 驚かせる気はなかったが、驚いたのなら痛快だ」
???:「……UGN、か?」君の持つ刀に視線をやってから。
士騎朝輝:「まさか」
士騎朝輝:肩を竦める
???:「………そうか。だが、知ってはいるな」
士騎朝輝:「オーヴァードだからなぁ。……さて、ワーディングを張っていないって事は隠密作戦か何かか?」
???:「……そんな所だ」
???:「どうする?私を止めるか?こちらとしては無用な交戦は避けたい」
士騎朝輝:スマフォでぶしつけに写真を撮る。
???:「っ!?お、おいなんだ?!」
???:「写真か!?捨てろ!消せ!!」
士騎朝輝:「関わった奴を撮っておくのが趣味みたいなもんでなぁ。一期一会…少し違うか?旅の思い出だ」
士騎朝輝:「ただ、無警戒過ぎるよなぁ、あんた。向いてないと思うぜ」
???:「……ぐぬ……」
士騎朝輝:軽く言い捨て、表情が少し引き締まる。
士騎朝輝:「さっきの質問に答えようか。…止められることをしている自覚があるなら止める」
士騎朝輝:「そういうのは無用ではない交戦になるからなぁ」
???:「そうだな。お前にとってはそうだろう」
???:「……私はFHチルドレン。”スキュアドレイン”だ」
”スキュアドレイン”:「お前がUGNでないと言うのであれば、この地区から離れろ。特にUGNの第一支部からは」
”スキュアドレイン”:「止められるわけには行かない。……こちらも命懸けだからな」
士騎朝輝:「ご忠告どうも有難う、お嬢さん。あぁ、気付きが殺気交じりじゃなかったら、旅で出会った親切だ。素直に応じてたかもしれなかったけどなぁ」
士騎朝輝:「いや、まったく本当に残念だよなぁ、村雨丸」
”スキュアドレイン”:「く……、そっちはその気か……!」
士騎朝輝:「そっちにとっては、ふざけるな。と言いたいかもしれないけどなぁ」
士騎朝輝:「何処に行こうが、何をしようが、俺が俺自身で最良を選択する。それが自由ってやつだぜ」
”スキュアドレイン”:「……自由」
”スキュアドレイン”:目を少しだけ細めて
”スキュアドレイン”:「羨ましい限りだよ。……だが、私も」
”スキュアドレイン”:「ここで戦うわけにはいかない」
”スキュアドレイン”:そう言うと、何かを投げる。
”スキュアドレイン”:それは弾けると発煙して、視界と知覚を阻害する。
”スキュアドレイン”:《瞬間退場》
士騎朝輝:煙を手で払い収まるのを待つ。
士騎朝輝:「やれやれ。あいつ、結局、お前は何者だ?って聞いてはくれなかったよなぁ」
士騎朝輝:「余裕のない事で」
士騎朝輝:「ん?結局どうするのかって?」
士騎朝輝:「UGNが襲われると言うことは、仮初であれ平和が破壊されるという事だからなぁ。差し当たってやるべき事がないのなら手助けをするべきだよなぁ」
士騎朝輝:自分の愛刀に視線を落とさず告げる。
士騎朝輝:「それに、ほら、オーヴァードは助け合いだろ?」
士騎朝輝:相手の練度はそれほどでもない。逃げることを優先して、撮られたスマフォを破壊しようとすら試みなかった。
士騎朝輝:だからこそ、そんな人間を動員する作戦そのものも気に食わない。
士騎朝輝:「問題は、第一支部の場所だよなぁ」
GM:彼女が見ていたのは町の中心地だ。
士騎朝輝:「………あっちか。で、検討つけるだけなら、何時まで経っても見つからないよなぁ」
士騎朝輝:ため息交じりにスマフォを弄る。知り合いの支部長にメッセージを飛ばす。
士騎朝輝:『トラブルに巻き込まれた。第一支部の場所何処?』
士騎朝輝:「よし、と」
士騎朝輝:ほどなくして返ってきたメッセージを些か渋面で見ながら支部に歩いていく。
GM:行き先は、第一支部。
GM:図書館の地下だ。
士騎朝輝:「好きで首突っ込んでる事とはいえ、第一支部から映画代くらいは請求しても良いよなぁ」

GM:シナリオロイスの取得をどうぞ!
士騎朝輝:スキュアドレイン 懐旧/嫌悪〇 で。 任務を行うFHチルドレンにそこはかとない懐旧を何故か感じる士騎なのであった。
GM:懐旧……
GM:では、シーンカット!

OP4…貴崎世怜

GM:世怜ちゃんのオープニングです。登場をどうぞ!
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:36->46)
貴崎世怜:これはキレてる
GM:キレてる…

GM:その日も、普段と変わらない朝だった。
GM:普段───最近になって君が手に入れた『普段』だ。
GM:テーブルの上にはクロックムッシュが二切れ。
GM:そして、同居人が君を出迎える。
御綿笹霧:「おはよう、世怜」
御綿笹霧:御綿笹霧───以前、事件で知り合い、紆余曲折を経てUGNイリーガルとなった君の恋人だ。
貴崎世怜:「おはよう……あ、おいしそう」眠い目を擦りつつ挨拶を返す
貴崎世怜:「あれ、今日って笹霧さん、仕事?」
御綿笹霧:「良く味わって食べてくれたまえ!自信作だからね!」
御綿笹霧:「うん。第一支部の調査班の護衛を頼まれてね」
貴崎世怜:期待したようすでクロックムッシュを食べ始めつつ、聞く
貴崎世怜:「護衛かあ。本職だなあ。……あ、おいしい」
御綿笹霧:「今第一支部では櫻井天弦捜索や、アーティファクトの手がかりについて探っているだろう?」
御綿笹霧:「ただ、戦闘員が少ないからね。その為に護衛につくことになったのさ」
御綿笹霧:美味しい、と言う君の言葉には笑みを浮かべて「それはよかった!」と返す。
御綿笹霧:「当面はこの仕事がメインになるだろうね」
貴崎世怜:「なるほどなあ」淹れたてのコーヒーを飲みつつ、特段変わらない朝を過ごす。
貴崎世怜:「……ちゃんと帰ってくる仕事……だよね?」
貴崎世怜:「それか、何日か帰らないとか……」
御綿笹霧:「勿論!然程危険な任務じゃないし、今日中に帰ってくるとも!」
貴崎世怜:「よかったぁ」
御綿笹霧:「無理はしないよ」
御綿笹霧:「…だから、良い子で待ってなさい」
貴崎世怜:「そうだよ。絶対無理したらだめだから……ね」
御綿笹霧:「お前も」
御綿笹霧:「…それじゃあ、行ってくるよ」
貴崎世怜:「う、うん。……じゃあ」
貴崎世怜:「いってらっしゃい」
御綿笹霧:「行ってきます」
貴崎世怜:夕飯の献立を考えつつ、自分の仕事の用意もしなきゃなあと思いながら見送る。
貴崎世怜:普段通りの朝。
GM:そう、普段通りの朝だった。

GM:第一地区・総合病院
GM:UGNの管理下にあるオーヴァード用の棟に、君はいた。
GM:……病院から、緊急連絡先の君のもとに連絡があった。
GM:御綿笹霧が重傷を負い、運び込まれたと。
貴崎世怜:早足で病室への道を歩く。
貴崎世怜:落ち着かない様子で、病室の表札を見ながら、前へ前へ
GM:そして、君はその病室にたどり着く。
貴崎世怜:震える手でドアを開ける。
貴崎世怜:「……さ、笹霧さん?」
御綿笹霧:ベッドに横たわっている。包帯が頭や体に巻きつけてある。
御綿笹霧:いつも彼が使っている白い杖はベッドに立てかけられて。
御綿笹霧:君が声をかけると、ゆっくりと目を開ける。
御綿笹霧:「……ああ、世怜」
貴崎世怜:声が帰ってきたことに、ほんの少しだけ安心する。
御綿笹霧:「すまない、思いの外……手傷を負ってしまった」
貴崎世怜:「……一体、何が?」
御綿笹霧:「……調査隊全員目掛けて、多くの剣が降ってきたんだ。まるで雨のように」
御綿笹霧:「敵の姿は見えなかった……それもあって対応が後手に回っってしまってね…」
貴崎世怜:「剣……」
御綿笹霧:「彼らを守る事はできたけれど……ふふ」
御綿笹霧:けほ、けほ、と咳をする。
貴崎世怜:シーツをそっとかけ直す。
御綿笹霧:「……ん。ありがとう」
御綿笹霧:「私は……大丈夫だよ。リザレクトも効いていたし……」
御綿笹霧:「今日中に、帰れなくて……すまないね」
貴崎世怜:「……」歯を食いしばり、悔しさをにじませる。
貴崎世怜:わかっていたはずだ。護衛という仕事をするなら、こういう時もいつか来る。
貴崎世怜:わかっていたはずだ、やっとの思いで手に入れた”普段の日々”が、不意に崩れることが。
貴崎世怜:「笹霧さん」
御綿笹霧:「……なんだい?」
貴崎世怜:「前みたいな無茶苦茶はしないって、約束する。……でも」
貴崎世怜:「わたし、黙ってられないかも」
御綿笹霧:「……ふふ」
御綿笹霧:「ありがとう」
御綿笹霧:「お前の思うようにしなさい。獣の力だけは濫用しないように」
御綿笹霧:「……お前が戻るまでには私も元気になっているからね」
貴崎世怜:「……うん。笹霧さんをそんな目に遭わせたんだから、一発引っ叩いてやらなきゃ」
御綿笹霧:「ふふふ」
御綿笹霧:「そんな言葉を聞けただけで……お釣りが来るな……」
御綿笹霧:そう、言うと目蓋を閉じて、すうすうと寝息を立て始める。
貴崎世怜:頬を指でかく。
貴崎世怜:病室のドアに手をかける。
貴崎世怜:「……行ってきます」
貴崎世怜:小さく呟いて、出る。

GM:シナリオロイスの取得をどうぞ。
貴崎世怜:何者?/襲撃者/興味/憤懣○/ロイス
貴崎世怜:で!
GM:はーい!
GM:シーンカット!

OP5…鷲尾瞳 ───現在

GM:侵蝕率は据置のままで!
GM:ここからがハンドアウトのシーンとなります。
鷲尾瞳:おいす!

GM:N市第一支部・支部長室
GM:君は久しぶりに所属支部である第一支部を訪れていた。
GM:これまでのチルドレンとしての活動報告を行う為だ。
GM:支部長に呼ばれて支部長室を訪れるとテーブルには既に温かいお茶が二人分、並んでいた。
虹咲奏:「座ってくれ」
虹咲奏:ソファーを手で示す。
鷲尾瞳:「お久しぶりです、虹咲支部長。"マクガフィン”鷲尾瞳、只今帰還いたしました」一礼しながら部屋へ入ってきます
虹咲奏:「相変わらずだな、鷲尾は」
鷲尾瞳:「お気遣いありがとうございます。支部の方も変わりないようで、安心しました」
虹咲奏:「ああ。2、3事件はあったが、こっちは変わらないよ」
虹咲奏:「暫く、様々な支部に出向いて任務をこなしてもらっていたわけだが…」
虹咲奏:「……相当過酷な任務が続いたと聞く。ここにいる時ぐらいは羽を伸ばしてくれ」
鷲尾瞳:「……確かに少々大きな案件が続きました」
鷲尾瞳:「霧の王に、"マスターアビス”。そしてOA町では支部長の離反、"クライェル”セルの暗躍」
鷲尾瞳:「どれも一筋縄ではいかないない事件でした。しかしそういった難件を解決することこそ、UGNチルドレンの役目だと思っています。問題はありません」
虹咲奏:「………ふむ」
鷲尾瞳:「それに、その……。信頼できる人にも会えましたから」
虹咲奏:「……それは良い報告だな」
虹咲奏:「お前は色々と背負い込み過ぎる傾向にある。信頼できるものと共にあることはお前の負担を減らすことでもあり」
虹咲奏:「そして、絆を守り、人であり続けることにも繋がる」
虹咲奏:言葉こそ固いが、その声は柔らかい。
虹咲奏:「……安心したよ。いい出会いがあったようで」
鷲尾瞳:「今回の遠征でも、絆の大切さを何度も実感しました。その教えがなければ、再びここに戻って来ることはできなかったと思います」
鷲尾瞳:「改めて。この支部に私を招いていただいて、ありがとうございます」座ったまま、深々と礼をする
虹咲奏:「……いいんだ。元々私の我儘のようなものだったしな」
鷲尾瞳:「……ところで、出会いといえば」
虹咲奏:「うん?」
鷲尾瞳:「虹咲支部長も、旧知の方と再会したと、風のうわさで聞きました」
鷲尾瞳:「彼は、どうでしょう。支部の方に馴染めているでしょうか」
虹咲奏:「ああ。三芳か。……そうだな」
虹咲奏:「最初は……遠慮のようなものを感じたが。最近は大分肩の力も抜けてきているようだ」
鷲尾瞳:「そうですか。いえ、一応、この支部に来てから初めて出来る、後輩……ですから」
虹咲奏:「後輩」
虹咲奏:「……ふふ、そうか、後輩か。そうだな、確かに」
鷲尾瞳:「困っているならなにか手助けができればと思ったのですが。何よりです」
虹咲奏:「まあ、鷲尾も顔を合わせたら先輩として挨拶してやってくれ」
鷲尾瞳:「はい。第一支部所属のチルドレンとして、相応しい対応を心がけます」
虹咲奏:「きっとあいつも喜ぶ。……いや、驚くかな」
鷲尾瞳:「驚く……ですか?」
虹咲奏:「ああ、」
GM:その時。
GM:空気を裂くように、デスクの電話が鳴り響く。
虹咲奏:「……すまない、少し待ってくれ」
虹咲奏:「虹咲だ。どうした?」
電話:『調査班です!ただいま襲撃を受けました……!』
鷲尾瞳:「……」様子を見つつ、紅茶を啜っています。
虹咲奏:「……状況をわかる範囲で報告してくれ。敵の姿は見えたか?」
電話:『わ、わかりません……ただ、剣が雨のように降って来て』
GM:その瞬間。
GM:壁の中から無数の剣が飛び出し、君たち二人目掛け降り注いだ。
虹咲奏:「鷲尾!」
虹咲奏:瞬間的に身を翻し、獣化した翼で鷲尾を守る。
鷲尾瞳:「!?」
鷲尾瞳:あまりにも突然な攻撃。予想など出来るはずもなく、唖然とした様子で守られます。
鷲尾瞳:手に持っていたカップが床に落ちて割れる。
鷲尾瞳:「……あ、ありがとうございます。それと申し訳ありません。折角淹れて頂いたお茶が……」
虹咲奏:「いい。これは私の当然の責務だ。茶はまたあとで幾らでも淹れられる」
GM:剣の雨は暫くそのまま降り注ぎ、降り始めと同じように突然止んだ。
虹咲奏:「……攻撃は止んだようだな」
虹咲奏:「暫くは私の側にいるんだ。またいつ攻撃があるかもわからない」
鷲尾瞳:「しかし今の……壁をすり抜けて攻撃を……?」
虹咲奏:「……そのようだな。だが───」
GM:見ると、ソファーの背には剣が突き刺さっている。
GM:透過して来たのは壁だけのようだ。
虹咲奏:「何でもすり抜けられる、というわけではないらしい」
鷲尾瞳:「透過は選択的な物。遮蔽は無意味ではない、と。そして……」
鷲尾瞳:「敵は既に支部の中に居る……。それも我々の位置がわかるほど近くに」
虹咲奏:「恐らくは。あるいは、オルクスかなんらかの手段で位置を把握しているか、だ」
GM:その剣はどれも同じ形状をしている。
鷲尾瞳:「……?」ソファに突き刺さる剣を見つめる。
鷲尾瞳:見覚えがあったりしますか?
GM:剣自体は初めて見るものです。ただ、持ち手に刻まれたエンブレム。
GM:それに見覚えがある……ような気がします。
GM:正確には思い出せません。少なくともここ3年の記憶の中にはない。
鷲尾瞳:「あれは……あの印……何処かで……」
虹咲奏:「鷲尾?」言われて、確認する。
鷲尾瞳:こめかみに指を当て、どこかぼうっとした調子で呟く
鷲尾瞳:「見覚えが……。でも……どこで……第一支部ではない……街でも……。遠征の間も……記憶には……」
虹咲奏:「これは………」
虹咲奏:「……資料で、見た覚えがある」
虹咲奏:手を伸ばし、触れようとしたところで
GM:その剣は細かい結晶となり崩れ落ちる。
鷲尾瞳:「……!」剣が崩れ去るのを見て、はっと我に返る
虹咲奏:「……鷲尾。大丈夫か」
虹咲奏:「もし気分が悪いようだったら医務室まで付き添うが」
鷲尾瞳:「申し訳有りません。少し、変な感じがして……。もう大丈夫です。問題有りません」
鷲尾瞳:「それより。資料で見たということは、やはりこの支部で起きた事件に関係が?私が居ない間の事件でしょうか」
虹咲奏:「……あの刻印は、とあるセルが開発した兵器に常に刻まれていた」
虹咲奏:「名は”ヘファイストス”セル。『3年前』に崩壊したセルだ」
鷲尾瞳:「……三年前。もしかして、それは……」
虹咲奏:「ああ」
虹咲奏:「お前は、そこから救出された」

GM:シナリオロイスの取得をお願いします。
鷲尾瞳:支部長!
鷲尾瞳:支部長/虹咲奏/P:信頼○/N:食傷/ロイス
GM:食傷されている
鷲尾瞳:支部長として信頼を寄せているけど、偶に少し過保護だな~と思うこともあるので食傷という感じです
GM:過保護にもなる!!
GM:OK!シーンカットです!

ミドル1:集合と襲撃

GM:合流シーンです。全員登場。
鷲尾瞳:出ますとも!
士騎朝輝:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 6[6]+40 → 46

鷲尾瞳:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 1[1]+41 → 42

貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:46->49)
鷲尾瞳:襲われたのに落ち着いている
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:47->54)

GM:第一支部・作戦会議室
GM:有事の際、普段は応接間を使用しているが今回は違う。
GM:何しろ支部への直接攻撃だ。より戦闘に向いた設備のこの部屋が拠点に選ばれた。
GM:今、この部屋には支部長の虹咲奏。チルドレンの鷲尾瞳がいる。
GM:入り口にはイリーガルを案内するためのエージェントが控えている。
虹咲奏:「各支部にも応援を要請したが……どうもタイミングが悪かったようだ」
鷲尾瞳:「そう、ですか。この街では常にどこかで事件が起こっています。仕方ありません」
虹咲奏:「ああ。ここ最近は異常とも思える数になっている」
虹咲奏:「作戦立案の段階からならばともかく、緊急の事態に対応できるほど人手は余っていない」
虹咲奏:「基本は現状の戦力で対応することになるだろうが……」
鷲尾瞳:「問題ありません。我々だけでも敵を撃退できるはずです。そのために訓練を積んできたのですから」
鷲尾瞳:「……」口ではそう言っているが、何処かいつもとは様子が違う。
鷲尾瞳:普段なら、支部に残っている戦力の確認や、情報の収集などを率先して行うはずだ。
虹咲奏:「……鷲尾」
虹咲奏:「今回の敵はお前とも因縁がある……かもしれない」
虹咲奏:「だから、限界を感じたら報告するんだ」
虹咲奏:「だが、お前が戦いたいと言うならば、それを全力でバックアップしよう」
鷲尾瞳:「虹咲支部長……」
鷲尾瞳:「……大丈夫です。私はUGNチルドレンです。私情で任務に支障を来すような事はありません」
虹咲奏:「………わかった。だが、無理はするな。何かあったら必ず周りに頼るんだ。お前ならば解っていると思うが」
虹咲奏:「いいな?」
鷲尾瞳:「ありがとうございます。でも、その。虹咲支部長は、少し心配しすぎだと思います」
鷲尾瞳:「私は子供でも、訓練を積んだチルドレンなんです。一人前の戦士として扱って下さい」
虹咲奏:「そ、そんなに……か?」
虹咲奏:「子供扱いしているつもりはないのだが……すまない」
鷲尾瞳:「はい。例えば久喜先輩には、ここまで言うことは無いと思います。嫌というわけでは……無いのですが」
鷲尾瞳:「調子が狂うといいますか……とにかく、チルドレンとして扱って下さい。お願いします」
貴崎世怜:と、そこにノックの音が響く
虹咲奏:「どうぞ入ってくれ」
貴崎世怜:「……失礼します」
虹咲奏:「貴崎」
鷲尾瞳:「貴方は……イリーガルの方ですね」
貴崎世怜:「まあ、だいたいそんなもんっすね。……えっと」初めて見る顔に少し戸惑う
鷲尾瞳:「はじめまして。第一支部所属、UGNチルドレンの"マクガフィン”、鷲尾瞳です」
虹咲奏:「暫く他の支部の任務についてもらっていたんだが、今回久しぶりに戻って来てな」
貴崎世怜:「ああ、わたしは貴崎世怜っす。ええと、まあ、探偵と……その他諸々をやったりしてます」
貴崎世怜:「ああ、どうりで見かけないなあって」
鷲尾瞳:「貴崎……!あの呪術家系の貴崎ですか。貴女が……」
貴崎世怜:「あ、まあ。そうっすけど……そんな大層なもんじゃあないっすよ、あ、あはは」
鷲尾瞳:「いえ、心強い味方です。特に今のような状況では」
虹咲奏:「そうだな。彼女の力には度々助けられている。だが、いいのか?」
虹咲奏:御綿笹霧が調査隊を守って重傷を負った報告は受けている。
貴崎世怜:「はい、大丈夫っすよ。わたしだって、ここの支部に助けられてきた訳だし」
貴崎世怜:「それに、まあ」
貴崎世怜:「やられっぱなしで、黙ってられなくなっちゃって……」
虹咲奏:「……そうか。ならばそれに甘えるとしよう」
貴崎世怜:「あ、虹咲さん。前みたいな無茶は、しないので」
貴崎世怜:「そこは心配には及ばないっすよ、なんて」
虹咲奏:頷く。
貴崎世怜:「それに、えーと、瞳ちゃんも、よろしく」
鷲尾瞳:「はい。よろしくおねがいします。しかし、気負いすぎないで下さい。貴女はあくまで協力者です」
鷲尾瞳:「危険だと判断したら、我々が守ります。いいですね」
貴崎世怜:「あっ、えと。はい……」ほたるちゃんみたいなタイプの子だなあと思いつつ、気圧される。
士騎朝輝:「本当に図書館なんだな。布留部の奴は嫌いそうだよなぁ、此処」澄んでいるが何処か気だるげな声。
士騎朝輝:この部屋に近づいてくる足音が1つ。音はコツコツコツと規則正しく、見ずとも軽捷さを想起させる。
士騎朝輝:部屋の前で足音が止まる。
士騎朝輝:「お行儀良くって釘を刺されたしなぁ。そこまで無礼か、俺は?」
士騎朝輝:他の人には聞こえない声で軽くぼやきながらコンコンとノックをする。
虹咲奏:「入ってくれ」
士騎朝輝:「攻撃を受けたにしては落ち着いてるよなぁ。あぁ、良いことだと思うぜ」扉を開けて入ってくる。
士騎朝輝:「初めましてだよなぁ。あんたが支部長?」
虹咲奏:「初めまして。第一支部を預かる虹咲奏だ」
鷲尾瞳:「士騎朝輝?貴方は第三支部付きのイリーガルでは……?」
虹咲奏:「鷲尾の知り合いか?」
士騎朝輝:部屋の中を軽く見やる。知り合いの姿を見つけて唇の端を上げる。
士騎朝輝:「これも旅の縁だよなぁ。嬉しくなってくる。鷲尾、説明任せて良いか?」
士騎朝輝:「身元不定の通りすがりの言葉なんて、これが中々信用されないしなぁ」
鷲尾瞳:「"マスターアビス”事件の協力者です。協力者でありながら、最後まで戦い抜く覚悟を持った一流の戦士です」
士騎朝輝:「まぁ、ただ」軽く手を開いて皮肉気に笑う。「イリーガル登録すらしてないけどな」
虹咲奏:「あの事件の……」
虹咲奏:「”マスターアビス”のことは第三支部長から報告を受けている」
虹咲奏:「鷲尾がそこまで言うのであれば、信頼できる相手だろう。登録の有無はさほど問題にはならないさ」
鷲尾瞳:「それから、藤原支部長と極めて親密な仲を築いているようです。信頼できる方だと思います」
鷲尾瞳:「登録はこの事件が終わったら、にしておきましょう。今は余裕がありませんから」
貴崎世怜:「はぁ、なるほど……」とりあえず聞いている
虹咲奏:「………」親密な仲、と言う言葉には小首をかしげて。
士騎朝輝:「そろそろ藤原が可哀そうになってきたよなぁ。俺の一方的な片思いだぜ、まだ、手だって繋いだこともない。小指同士は絡めたけどな」
士騎朝輝:小指を立てくるくると回しながら、やれやれ。なんてこぼして。
士騎朝輝:「何にせよ、そこらへん煩くないのは良いことだよなぁ…で、まぁ、情報を多分持ってきた」
虹咲奏:「まあ、その辺りの話は置いておくとして……情報?」
士騎朝輝:「この支部を狙うって言ってるFHチルドレンの前を通りすがってな、で、そっちの彼女は鷲尾の同僚か?」
貴崎世怜:「ああ、わたしはこの辺りのイリーガルっす」
士騎朝輝:「チーム組むなら紹介は欲しいよなぁ、対応人員はこれで全部か?」
鷲尾瞳:「今現場にいる正規人員は私と虹咲支部長、二人だけです。……戦力が増えたのは喜ばしいことですが」
鷲尾瞳:「作戦行動を取る上では不安が残りますね……せめてあと一人でもエージェントが残っていれば……」
ノーヴェ:「おい」 ノックもせずに入ってきます。
ノーヴェ:「なんだ? 襲われるって聞いてたのに随分呑気にしてるな」
士騎朝輝:視線をそちらに向ける。知った顔ではある。
ノーヴェ:「第七所属のノーヴェだ。鷲尾が狙われるらしいんで援軍に来た」
ノーヴェ:「お茶会でもしてんのか?」
GM:会議室にも勿論お茶は完備されている。
貴崎世怜:(こ、こわ……。この人もUGNの人なの)
士騎朝輝:「成田の奴、手を回すのが早いよなぁ。あぁ、そうか、支部はお茶が無料だったよなぁ」
ノーヴェ:「あっ」
ノーヴェ:「ホワイトミュートだ」
ノーヴェ:「ホワイトミュートじゃん! おい! 何やってんだ!」
鷲尾瞳:「……」ぽかんとした顔でノーヴェくんを見ています
ノーヴェ:「うおーすげー! ちょっとおい! あとで話そうぜホワイトミュート!」
士騎朝輝:「そんな大仰な名前は勘弁してくれ。通りすがりで十分だぜ」
士騎朝輝:「って言うかなぁ、お前、そんなんだったかぁ?散々、俺を怪しい刀に話しかける変な奴って言ってただだろ」楽しそうに笑う。
ノーヴェ:「成田と報酬の交渉のために病院に乗り込んで、真正面から殴り合ってあいつの腕へし折ったんだろ? すげーじゃん!」
貴崎世怜:「ええっ」士騎くんの方を見てまたビビる
士騎朝輝:「あぁ、それで、あいつ入院一日延びたってな、傑作だよなぁ。いやぁ、良いことをしたぜ」
ノーヴェ:「柔軟に価値観を刷新できるエージェントなんでな」
虹咲奏:「第七支部の……」
虹咲奏:「最も救援が望めないと思っていたが。そうか」
虹咲奏:「援軍感謝する。支部長の虹咲奏だ」ノーヴェに向かって一礼して、
虹咲奏:「……鷲尾が狙われる、と言ったな」
虹咲奏:「では、今回の襲撃のターゲットは……」そこでぽかんとしてる瞳ちゃんに気づく
虹咲奏:「………鷲尾?」
鷲尾瞳:はっ、と我を取り戻し「も、申し訳ありません。あの……情報が多すぎて、処理が……」
ノーヴェ:「鷲尾を狙った犯行予告でもあったから集まってるんじゃねえのか? 虹咲」
鷲尾瞳:「士騎朝輝が"ホワイトミュート”で成田支部長の腕を折った……?というのも初耳ですし」
貴崎世怜:「腕を」
鷲尾瞳:「そもそもノーヴェ、貴方が何故ここに?第七支部から増援の連絡は来ていなかったはずですが……」
鷲尾瞳:「私が狙われているというのも意味がわかりません。支部を目標にした攻撃ではないのですか?」
虹咲奏:「そう。我々としては、突如として支部が攻撃を受けた、と言う認識だ」
士騎朝輝:「賑やかになってきたよなぁ、村雨丸」
士騎朝輝:「おーい、虹咲ちょっといいか?」適当に座って自分で麦茶を入れる。そして手をあげる。
ノーヴェ:「あ? 攻撃?」
ノーヴェ:「全然わからん。おい、誰でもいい。状況を説明しろよ」 勝手に来たことは棚に上げて言う。
ノーヴェ:そして士騎くんの真似をして、自分で勝手に麦茶を入れる。
虹咲奏:「士騎。どうした」
士騎朝輝:「各人が知ってる情報もばらばらだしなぁ。自己紹介がてら、1人づつ情報開示してくのが良いんじゃないか」
虹咲奏:「……そうだな。ひとつひとつ順番に情報を整理していった方がいい」
鷲尾瞳:「全然わからないのは此方の台詞です!貴方はエージェントなんですから、真面目にやって下さいノーヴェ!」
士騎朝輝:「ノーヴェ…9番目か」なにかを懐かしむように唇の端をあげる。
士騎朝輝:「9番目ね」
ノーヴェ:「あ?」
士騎朝輝:「あぁ、いや、俺も昔居た場所では9番目って呼ばれてたんだよなぁ」
ノーヴェ:「なんだそりゃ。んじゃあ」
ノーヴェ:「お前も同じか。俺や鷲尾と同じような」
ノーヴェ:「元FHの実験体とか? まさかな」
虹咲奏:眉が僅かに動く。
士騎朝輝:「どうだろうなぁ。ただ、俺の場合は稼ぎが上から9番目って意味だったけどな」
士騎朝輝:「本当にただの思い出だ。それだけだ。まあ、お前に少し親近感みたいなものは湧いたけどなぁ」
士騎朝輝:指をくるくると回す。
ノーヴェ:「んだそりゃ。まあいい、あんたとは後で話せばいいし、サインも貰う……おい」
ノーヴェ:世怜ちゃんを見ます。
ノーヴェ:「女。お前」
ノーヴェ:「自己紹介と情報開示するなら、お前からがいい。お前だけよう知らん」
貴崎世怜:「は、はいっ」
ノーヴェ:「エージェントなのか?」 じろじろと見ている。
貴崎世怜:「いや、わ、わたしはエージェントとかじゃなくって」
貴崎世怜:「イリーガルの貴崎世怜って言う者っすけど」
貴崎世怜:「情報……情報って言うと、特に出せるようなものはないっすね」
貴崎世怜:「調査隊が攻撃を受けて、それがまあ切っ掛けで支部に来たくらいで……」
ノーヴェ:「ああ。攻撃受けたってのはお前経由の情報なのか」
貴崎世怜:「……ど、どうなんすか?」支部長に助け舟を求める!
貴崎世怜:実際、調査隊が攻撃を受けた事自体は直接連絡が行っている
虹咲奏:「確かに、調査隊は攻撃を受けた。これは支部の外で活動している者たちだ」
虹咲奏:「だが、この支部もまた……ほぼ同時だろう。攻撃を受けている」
虹咲奏:「そうだな、鷲尾」
鷲尾瞳:「はい。調査隊からの連絡を受けている最中に、我々も攻撃を受けたんです」
鷲尾瞳:「それも支部長室に直接。壁をすり抜けるように、剣の雨が降り注いできました」
ノーヴェ:「へー、おもしれえ能力。モルフェウスかな」
ノーヴェ:「エグザイルかな……どっちにせよ、内外両方で攻撃を受けたから」
ノーヴェ:「こうして会議をしてたってわけか」
ノーヴェ:「納得いった」 二杯目のお茶を勝手に入れて飲む。
鷲尾瞳:「剣は攻撃を終えたあと砂に帰りました。モルフェウスシンドロームにほぼ間違いありません」
鷲尾瞳:「それから、敵の所属も推測できています。三年前に壊滅した、”ヘファイストス”セル……その残党だと思われます」
士騎朝輝:「わざわざ剣を飛び道具として使うなんてのは、趣味が悪いよなぁ」
ノーヴェ:「剣を錬成するモルフェウスか。鷲尾の同輩だったりしてな」
ノーヴェ:「あーー。それ。それそれ」
ノーヴェ:「"ヘファイストス"」
鷲尾瞳:「……」同輩という言葉に僅かに顔を曇らせ
鷲尾瞳:「ノーヴェにも、心当たりが?」
ノーヴェ:「親切なお方から電話でメッセージがあってな」
士騎朝輝:「録音はしてあるか?」
ノーヴェ:「ある」
ノーヴェ:スピーカーモードにして先程の通話を再生します。非通知の通話はすべて勝手に録音するようスマホを設定している。
士騎朝輝:「~♪ 真面目にエージェントやってるみたいだぜ、鷲尾」
士騎朝輝:「お前が説教するまでもないじゃないか」
鷲尾瞳:「……そうですね。ノーヴェは態度意外は優秀なエージェントです」
士騎朝輝:「心強くて良いじゃないか、組むなら有能なのに越したことはないしなぁ」
ノーヴェ:「とにかくこんな感じだ。既に襲撃されてんのかと思ってウキウキしながら来たら」
ノーヴェ:「平和にお茶会しててなんだこりゃってわけだよ」
鷲尾瞳:「お茶会をしていたわけではありません。現状ここが支部で最も安全な場所だから集まっているだけです」
ノーヴェ:「ホワイトミュートもいるしな。……あ? いや」
ノーヴェ:「まだわからん事があった。なんでホワイトミュートがいんの?」
ノーヴェ:「第一支部に入ったのか?」
鷲尾瞳:「私もそれは気になっていました。何処からここが襲撃されているという情報を?」
士騎朝輝:「通りすがりだ。完全に善意の協力者なんだよなぁ」言いながらスマフォの画像を見せる。
士騎朝輝:「スキュアドレインって言うらしい。FHチルドレンって言ってたぜ」
貴崎世怜:「FHチルドレン……の写真を」
士騎朝輝:「わざわざご丁寧にUGNの人間じゃないなら、この支部に近寄るな。と、まで言ってくれてなぁ」
ノーヴェ:「ただの襲撃予告じゃねーか。よくその場で殺らなかったな」
士騎朝輝:「実は、それな」
士騎朝輝:「言われると思ったんだよなぁ」軽く笑う。
士騎朝輝:「平和を完全完璧に守り切るなら、問答無用でそうするべきだったかもなぁ。でも、俺は誰かを殺すのは、そういう理由でやるのは嫌なんでなぁ」
士騎朝輝:「俺の気が向いた時だけ、そして俺の信条に触れたら初めてそういうことやるのさ」
ノーヴェ:「いいね。さすがホワイトミュートだ」
ノーヴェ:「信条を持ってる奴はいい奴だ。どうせ敵ならそのうち殺すだろうしな」
鷲尾瞳:「相手もよく士騎朝輝を見逃しましたね。写真まで撮られているなら、情報の流出を恐れて口止めしてもおかしくありません」
士騎朝輝:「だろ?鷲尾良い所に気づいた。抜けてる。切羽詰まってる。練度が低い。対応力が素人同然だった」
士騎朝輝:「あ。貴崎、ちょっと引いてないか?怖くないんだよなぁ。そっちの黒いのはともかく、俺の方は」
貴崎世怜:「あ、ああ。だ、大丈夫っすよ!あはは」
貴崎世怜:明らかに引き気味だ
士騎朝輝:「わざわざ協力するって事はそれなりの理由があるんだよなぁ?聞いても良いか」
ノーヴェ:「話してるだけで怖がる要素がどこにあるんだよ。過保護すぎだろ」 言いながら世怜ちゃんの話を待つ。
貴崎世怜:「ああ、えっと……。まあ、調査隊の護衛をしてたのが、親しい知り合いだったもんで」
貴崎世怜:「それで、居ても立っても居られなくなっちゃって……です」
士騎朝輝:「正義感、敵討ち、どっちにしても真っ当な理由だよなぁ」
鷲尾瞳:「仇討ちという言葉は似合わ無さそうですが……」
ノーヴェ:「仲間が殺られたのか? それは確かに理由になるな」
貴崎世怜:「いや、死んではないんすけど……」ノーヴェ君が怖いので小声になる
ノーヴェ:「どっちでもいい。身内をナメたやつを殺すっていうのはいい心がけだ」
貴崎世怜:「は、はあ。どうも……」
ノーヴェ:「犯人っぽいのがいたら、トドメはなるべくお前に譲ってやるからな。えー」
ノーヴェ:「おい。コードネームは?」
ノーヴェ:明らかに弱そうな上にイリーガルなので、本名呼びを避けるつもりだ。
貴崎世怜:「こ、コードネームは”ヘックスヘイズ”……っすね」全然使ってないから慣れない
貴崎世怜:「と、ともかくその、よろしくおねがいします」
ノーヴェ:「了解した。トドメは"ヘイズ"に譲ってやる……なるべく」
士騎朝輝:「同じく、なるべくな。その敵が俺の怒りに触れてなければ」
士騎朝輝:「後、ノーヴェ ホワイトミュートじゃなくて士騎にしてくれ。その名前を聞くと笑うの我慢して大変なんだよなぁ」
士騎朝輝:「40代のイケてるおじさまになってから名乗ることにしたい」
ノーヴェ:「なんだそれ? わけわからんぞ」
ノーヴェ:「まあ、そう言うならいい。おたくなら本名出して敵に狙われても大丈夫だろうしな。士騎朝輝」
士騎朝輝:「わかるように話すと、長くなるからなぁ。知りたければ全部が片付いた後でな。 OK 話が分かる奴は好きだぜ」

◆Double Cross◆

虹咲奏:「さて」
虹咲奏:「これで一通り、自己紹介と状況確認は終わったな」
士騎朝輝:「まぁ、大体わかった」話してる最中の皆をスマフォに撮る。
貴崎世怜:「えっ、ちょ」不意に撮られて戸惑う
虹咲奏:「では、これからの方針だ。襲撃者を見つけ出すこと。”ヘファイストス”セルのことも改めて調べておく必要があるだろう……」
虹咲奏:「いきなりの撮影はあまり褒められたものではないな、士騎」
士騎朝輝:「当然の事だが相変わらず女性には不評だよなぁ。まぁ、俺の旅の思い出だ。悪く思わないでくれ…悪用もしないと約束するぜ」
貴崎世怜:「え、ま、まあそう言うなら……」悪用もしないとの言葉に
ノーヴェ:「だが拍子抜けだな。調査隊とやらが襲われた以外は、ヘタれた襲撃予告が一件あっただけか」
ノーヴェ:「帰ろうかな俺……別にどうとでもなるだろ。ホワイトミュートもいるんだし」
ノーヴェ:第七では敵対組織からの襲撃も日常茶飯事だ。思った以上に平和だったので、既に帰り支度をはじめている。
士騎朝輝:「と言うか。こうやって平和な話が出来るのも、今だけかもしれないぜノーヴェ」
士騎朝輝:「だって、なぁ。敵に居場所が割れてるんだからなぁ」
GM:では、
GM:<知覚>で判定してください。難易度8。
士騎朝輝:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 6[6]+1 → 7

貴崎世怜:2dx+1>=8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 5[2,5]+1 → 6 → 失敗

鷲尾瞳:知覚は高くないのだなあ、このパーティー
鷲尾瞳:4DX
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[4,6,8,9] → 9

貴崎世怜:所詮素人探偵
鷲尾瞳:ちゃんと気づいた!
貴崎世怜:瞳ちゃんは訓練されたチルドレンだからな
ノーヴェ:む
ノーヴェ:《蝙蝠の耳》で何かボーナスはつきますか? 具体的には外の音を探った聴音索敵。
GM:つきます!+2で!
ノーヴェ:やさしいGM、優水さん
ノーヴェ:2dx+2=>8
DoubleCross : (2R10+2[10]>=8) → 10[6,10]+2[2]+2 → 14 → 成功

GM:さすがだ
GM:では、まずノーヴェ君が。次に瞳ちゃんが気付きます。
貴崎世怜:つよい!
GM:砂のような、何かをかき分けるような音が向かってくる。
ノーヴェ:「あー。どうもそうらしい」
ノーヴェ:「何か来るな。おい鷲尾、お前もそろそろわかるだろ」
鷲尾瞳:「はい。皆さん固まって、支部長の側に!」
虹咲奏:「───!」変異し、翼を広げいつでも近くの者を護れる体制に入る。
士騎朝輝:「はは。何か来たか?帰ろうなんて言うからだよなぁ」
士騎朝輝:よっ、と。言いながら椅子から立ち上がって、虹咲支部長の側に。
貴崎世怜:「っ!」とにかく支部長の側に隠れる
GM:その直後。四方の壁から無数の剣が飛び出し、部屋に降り注ぐ!
ノーヴェ:「なるほど。これか」
士騎朝輝:「派手なノックだよなぁ。あぁ、本当に、マナーも過ぎれば毒になるよなぁ」
虹咲奏:「遮蔽物に隠れろ!私の翼も使え!」
貴崎世怜:「お、落ち着いてるなあ!」あわあわしながら的確に遮蔽物に隠れる 一応修羅場はいくつか潜っている
ノーヴェ:遠慮なくそのへんの家具や虹咲さんを盾にしてます。こういう時に遠慮する奴は逆に成田に怒られる。
ノーヴェ:ついでに、剣を一つか二つ粉砕しましょう。もしかしたら破壊することでダメージが入る系の能力者かもしれないからだ。
鷲尾瞳:剣を錬成し、支部長の死角をカバー。降り注ぐ剣の雨を叩き落とす。
士騎朝輝:「誰か、出処は分かるか?」飛び交う剣を見て呆れたように冷笑を浮かべる。「分かるなら斬って凍らせに行くんだがなぁ」
鷲尾瞳:「難しいですね。四方同時の攻撃です。この部屋ならあるいは、防げるかもしれないと思っていたのですが」
虹咲奏:「……恐らく、敵はこの出力を長時間維持することはできない」
虹咲奏:翼に剣を受けながら。剣は弾かれ、その辺りに転がる。
ノーヴェ:「これだけの範囲攻撃だからな」
ノーヴェ:「これはスプリントだろ。短距離を全力で走る……この規模を長時間維持できる力があるなら、もっと別の手段で殺しにくるはずだ」
GM:やがて、剣の雨は止む。
貴崎世怜:「前の襲撃から間も開いてるみたいっすからね……って」
士騎朝輝:「そして姿は見せない。侵蝕が落ち着いたら、また攻めてくるか」
士騎朝輝:「臆病だが理に適ってる。大したもんだ」
ノーヴェ:「だが殴られっぱなしってのはムカつく。どう殺しにいく?」
士騎朝輝:「殴られっぱなしっていうのも、俺たちがこのまま何もしなければだがなぁ。あぁ、動く口実がちゃんと出来たよなぁ」
鷲尾瞳:「この部屋は簡易的なシェルターになっています。この場所でも攻撃を防げないとなると、一箇所に留まっている意味は無さそうです」
虹咲奏:「幸い、偏差把握を扱えるエージェントがいる」
虹咲奏:「支部内は勿論、支部外の捜索にも役に立つはずだ」
貴崎世怜:「こういうのって、どうやってこっちを見てるかわかれば、結構手がかりになりそうなもんっすけど……」おっかなびっくり物陰から出る
鷲尾瞳:「その様子だと帰る気は無くなったようですね、ノーヴェ。……実際のところ」
鷲尾瞳:「支部に攻撃を仕掛けて来たということは、此方の戦力に対して勝算があると言うことです」
鷲尾瞳:「この支部以外の、外部からの戦力……それも第一とは対極の性質である第七からの増援が得られるのは非常にありがたいです」
ノーヴェ:「二重にムカついてくるな。UGNに対して堂々と喧嘩を売ってくるアホというわけだ」
士騎朝輝:顎に手を当ててふむと一人頷く。こういうことは部外者が口に出すべきだろう。
士騎朝輝:「内通者はいないだろうなぁ」
士騎朝輝:「俺にはそこまで関係のある話じゃないけどなぁ。一応な、確認だ」
貴崎世怜:「えっ、いや怖いこと言わないでほしいんすけど……」
鷲尾瞳:「こと第一支部に限って、そんな事はありません。十三支部体制の中で、最も規律整った支部ですから」
虹咲奏:「職員及び協力イリーガルの感情がどのようなものかは適宜観察している」
虹咲奏:「規律はさておき、な」
士騎朝輝:「いざって時に、いきなり後ろから刺されるよりは心構えができるよなぁ?」と軽口を貴崎さんに返す。「それに、そら、いないみたいだぜ」
士騎朝輝:「まあ、だが、そうすると敵は自前の戦力だけで本拠を探り当て、奇襲を仕掛けるだけの能力も自負もあるって事だよなぁ」
士騎朝輝:「逆に調べやすいんじゃないか?強いやつの方がどうしたって目立つもんだからなぁ」
ノーヴェ:「おい女。ヘックスヘイズ」
貴崎世怜:「……しかも、部屋単位で仕掛けてきてるんすよね。結構細かく……は、はいっ」
ノーヴェ:「どうやってこっちを見てるかわかれば——面白い着眼点だな。お前の能力にもそういうのがあるのか?」
貴崎世怜:「え、いやあ。能力ってわけじゃないんすけど……。その、本業のほうでそういうこと、結構考えるんで……あはは」
貴崎世怜:本業は探偵であるので、盗聴対策なんかもたまにやったりするのだ。
ノーヴェ:「"自分がやるから相手もやってくるだろう"って口ぶりだった。なるほどな」
ノーヴェ:「面白い奴だ。頼りにしよう」
貴崎世怜:「あ、あはは……どうもっす……」まだビビっている
虹咲奏:「そうだな。この襲撃も足掛かりにして」
虹咲奏:「相手がどのように支部の位置を割り出し攻撃してくるのか。そしてどこにいるのかを探ることにしよう」
ノーヴェ:「最終的はどうする。捕らえるか? 殺すか?」
ノーヴェ:「現場判断に委ねる、と言ってくれる事を期待してるんだが」
虹咲奏:「……まずは情報が必要だ。そして、相手がジャームでないならば」
虹咲奏:「…そして無力化できるならば、無用に命を奪うことは避けたい。最終的な判断は現場に任せるしかないが」
虹咲奏:「そのように覚えていてくれ」
ノーヴェ:「さすが鷲尾の上司様だ。模範的だな」
鷲尾瞳:「当然の判断です。FHの中には、やむを得ず協力しているオーヴァードもいます」
鷲尾瞳:「そういった人々を護るのもUGNの使命です。今回の敵も、腕が立つからと言って進んで協力しているとは限りません」
鷲尾瞳:「場合によっては保護や説得も視野に入れて動きましょう。もしもノーヴェがやりすぎるようなら、私が止めます」
士騎朝輝:「さすが鷲尾、模範的だよなぁ。成程、この支部のカラーがわかってきたぜ。なぁ、村雨丸」
貴崎世怜:「し、士騎くん。あの黒い人もUGNの人なんすよね……?」小声で聞く。今まで関わってきた人と全然タイプが違う。
士騎朝輝:「俺の目からすると、あいつもどっぷりUGNだぜ。だって、なぁ。UGNに逆らう奴は許さねぇ。って事だろ?」
士騎朝輝:「それはそれで分かりやすいよなぁ」唇の端を上げる。
貴崎世怜:「……いろいろあるんだなあ、UGNにも」腕組みして、とりあえず納得することにする。
虹咲奏:「救いようのない悪党でも本部更迭させるにとどめたくらいだからな」模範的、の言葉に。
虹咲奏:「ただ、だからと言って許すわけではない」
虹咲奏:「許すべき者、許されざる者によって対応を変える。それだけのことだ」
ノーヴェ:「なんでもいい。道徳の授業はやりたいやつだけで別の機会にやれ」
ノーヴェ:「クソ野郎を探すぞ」

GM:ロイス・購入が可能!
ノーヴェ:ロイスを取ります。相手は士騎くん。
ノーヴェ:-ホワイトミュート/士騎朝輝/○好感/敵愾心/ロイス
GM:優水卓ではPC間ロイスは特にないというか自然にできるだろうスタンスなので
GM:好きに取ってね!
士騎朝輝:ノーヴェ君に 親近感〇/隔意 でロイス取りましょう。
鷲尾瞳:うーん……まだで!
士騎朝輝:そしてアームドスーツを購入。 手配師使用します。
貴崎世怜:ノーヴェくんに 感服/恐怖○でとります こわい
ノーヴェ:購入はどうしようかなあ
士騎朝輝:4DX+6
DoubleCross : (4R10+6[10]) → 10[1,3,5,10]+4[4]+6 → 20

士騎朝輝:買えた。ウェポンケースに入れます。
士騎朝輝:以上で。
ノーヴェ:アームドスーツほしいけど、着ると戦闘移動で10m動けないんだよね
ノーヴェ:なので強化素材を狙います。ポルターすれば+2の効果だ。
ノーヴェ:2dx+1=>15
DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 5[5,5]+1 → 6 → 失敗

ノーヴェ:まあダメ。以上です。
鷲尾瞳:ボディアーマー狙おうかな
鷲尾瞳:2DX
DoubleCross : (2R10[10]) → 5[4,5] → 5

鷲尾瞳:ダメ!異常です
貴崎世怜:とりあえずぼでいあーま
貴崎世怜:1dx+3=>12
DoubleCross : (1R10+3[10]>=12) → 8[8]+3 → 11 → 失敗

貴崎世怜:財産払えれば買えるけど情報収集あるしまだいいか
貴崎世怜:以上で!
GM:OK!シーン終了!

ミドル2:調査と考察

GM:情報収集になります。シーンプレイヤーは瞳ちゃん。登場自由。
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:54->63)
士騎朝輝:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 10[10]+46 → 56

ノーヴェ:うーん
鷲尾瞳:出ますとも!
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:49->57)
鷲尾瞳:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 4[4]+42 → 46

ノーヴェ:こいつ毎回高いな
GM:ノーヴェ君心配だ
貴崎世怜:ノーヴェくん高い……

GM:では、まずは項目から。
GM:ちょっとまってね

・”ヘファイストス”セル 難易度:5 情報:裏社会、UGN
・襲撃者について 難易度:10
・警告者について 難易度:6 情報:裏社会、軍事、UGN

GM:まずみっつ!
士騎朝輝:くそぅ。セルなのに情報FHでわからないぞw
鷲尾瞳:ふんふん
鷲尾瞳:因縁的にはヘファイストスだけど
士騎朝輝:襲撃者についての使用情報はなんでしょう?
ノーヴェ:でも情報FHはそのうち出てきそうな気がしますね
貴崎世怜:ふーむ
GM:あ、そうか
GMFHも使えます!
士騎朝輝:一番金持ってるし、要人コネで振るので10行きますよ。 やったーFH使えるー
GM:全体的にFHが使えます
貴崎世怜:FH、べんり
GM:普段技能持ってる人いないからつい
士騎朝輝:UGNキャラとかだと持つことは少ないですしね。
貴崎世怜:世怜は因縁があるとしたら襲撃者ですけど、10か……
GM:ちなみに襲撃者は、支部の襲撃も含んでいます。
鷲尾瞳:ノーヴェ君はどうする?
ノーヴェ:こっちはマスター・ケイコクシャ=サンかな。OPで話したし
ノーヴェ:難易度6なら失敗することもないでしょう。コネを使ってUGNで振ります。
GM:どうぞ!決まったらばすばす振っていってください。
ノーヴェ:もうダイスボーナスがついてるので、コネよりさらに+1。
ノーヴェ:4dx+2=>6
DoubleCross : (4R10+2[10]>=6) → 9[3,8,9,9]+2 → 11 → 成功

GM:開示は全判定終わってからにしますね。奮ってどうぞ。
鷲尾瞳:じゃあヘファイストスに行きます。ファンブル以外で成功だなー。
鷲尾瞳:4DX+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 10[2,5,8,10]+3[3]+4 → 17

鷲尾瞳:メッチャ知ってる
貴崎世怜:記憶処理とは
GM:あ、襲撃者の技能貼り忘れてる!

襲撃者について 難易度:10 情報:裏社会、UGN、FH

GM:こうです。申し訳ない。
貴崎世怜:襲撃者いきます コネ:情報屋使って裏社会で エンブで固定値に+2
貴崎世怜:3dx+3>=10
DoubleCross : (3R10+3[10]>=10) → 10[7,8,10]+1[1]+3 → 14 → 成功

GM:全抜き!
貴崎世怜:やったぜ
GM:では、まずは情報の開示から。

・”ヘファイストス”セル
3年前、UGNの作戦によって壊滅したセル。
鷲尾瞳はここから救出された。
手足のように扱える『究極の武具』の作成を掲げ、
人間と融合し、特定の武器を作り出す特殊なEXレネゲイドを作り出した。
性質はこの街で多く観測されている『アーティファクト』に似るが、
旧日本軍の研究とは関係なく独自に辿り着いた成果のようだ。

・襲撃者について
《偏差把握》を使用して支部内を捜索したが、支部内に身元が確認できない存在はなかった。
つまり、支部外から剣を送り込んでいることになる。
剣の錬成の精度からピュアモルフェウスと思われるが、
それだけでは壁をすり抜ける現象やこちらの位置の把握についての説明がつかず、何らかの方法で補助をしていると考えられる。
襲撃者が複数いるか、あるいは道具を使っているか、だ。

→襲撃者の居場所 難易度:8 情報:UGN

・警告者について
所属先に隠して連絡を取っていたこと、
警告の内容から”ヘファイストス”セルの構成員であることは間違いない。
交渉は不得手。エージェントとしての経験が少ないことが窺える。

GM:以上です。

・襲撃者の居場所 難易度:8 情報:UGN

GM:これも今判定できます。
士騎朝輝:襲撃者の居場所 難易度:8 情報:UGN に挑戦します。コネ 要人への貸しを使用
士騎朝輝:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[4,7,8,8] → 8

GM:成功!
士騎朝輝:成功。
GM:では、開示。

・襲撃者の居場所
支部特定はバロール・ハヌマーン・オルクスの複合と推測できる。
能力の影響範囲から考えて距離は第一支部の半径1km内。
人気のない場所にいると考えられる。

<知覚>で12、知覚強化系イージーエフェクトを使用する場合は5の難易度で判定に成功することで襲撃者の居場所に行けるようになる。
この判定はメジャーアクションを消費せずに行うことができる。

GM:以上!今わかるのはこれだけです。
GM:居場所判定については今すぐやってもいいですし、ロールの中でやってもいいです。
貴崎世怜:「手伝ってもらって一通り調べたんすけど、支部内には怪しい人は居なかったっすね」
士騎朝輝:「そこまで分かったのは有難い。それじゃあ、支部の外の怪しい人が犯人と言うことになるよなぁ」
ノーヴェ:「そう言うと思って」
ノーヴェ:「俺の心当たりの中で一番怪しいやつをまず洗った。例の警告者だ」
ノーヴェ:「結論としては、ヘファイストスの人間で間違いない。それも練度の低いド素人みたいなやつだ」
ノーヴェ:「なんで身内のやることを警告しようとしてるのかは謎だがな」
士騎朝輝:「ボイスチェンジャーを使ってたんだよなぁ。なら、声を変えられる能力はないとみて良いよなぁ」
貴崎世怜:「分裂……とか、暴走とか……?うーん」
鷲尾瞳:「練度が低いのも仕方のないことでしょう。"ヘファイストス”の本隊は3年前、UGNの作戦によって壊滅しています」
士騎朝輝:「練度の低い素人みたいなオーヴァードで、妙に親切。あぁ、それは偶然と言うには珍しい符号だよなぁ」
士騎朝輝:「まぁ、まだ、そうと決まったわけじゃないけどなぁ」
士騎朝輝:半壊した作戦室の机に座って水を飲みながら、スマフォに目を落とす。
士騎朝輝:「で、”ヘファイストス”セルって何を目的にしてたんだ?」
鷲尾瞳:「『究極の武具』の作成……技術的にはこの街で確認されている"アーティファクト”に近い物を作成していたようです」
貴崎世怜:「『究極の武具』……そういえば、さっき降ってきた剣、かなりの精度のものだったみたいっすね」
貴崎世怜:「降らせるのと両立ってできるものなのかなあ」
ノーヴェ:「ははあ。それでヘファイストスか。そのまんまだな」
ノーヴェ:「熟達した能力者なら、できる。高度に錬成した剣を投射したりな」
士騎朝輝:「しかしな、剣って言うのは両の腕で振るってこそだよなぁ。飛び道具として最適の形状でもないっていうのにな」
ノーヴェ:「同感だ。ナンセンスな奴だぜ」
士騎朝輝:「そういう戦い方をするのも自由だし、こういう事を俺が言うのも噴飯物だけどなぁ。…気に食わない」
鷲尾瞳:「あるいは。錬金術師と射手は別人なのかもしれません」
鷲尾瞳:「それなら、態々剣を射出している理由も、透過と座標特定が可能な理由も説明できます」
ノーヴェ:「弾の供給役と、それを撃つ役か」
ノーヴェ:「ありえる話だな。射手のほうがバロールあたりなら、偏差把握しつつ剣の射出もできる……ゲートを使った転移射撃もな」
士騎朝輝:「単純な話。まどろっこしいが、侵蝕の負担軽減にもなるよなぁ」
鷲尾瞳:「……それと、警告者の動機に心当たりがあるかもしれません」
鷲尾瞳:彼女にしては珍しく、明らかに躊躇いを見せつつ。
鷲尾瞳:「"ヘファイストス”は、私が元々囚われていたセルです」
士騎朝輝:「鷲尾。話しづらいって言うなら、信頼できる人間だけにして外すぜ」
鷲尾瞳:「……いえ。気遣いは無用です。私はUGNチルドレンです。任務に必要な情報は共有するべきだと思っています」
士騎朝輝:「あぁ、良かった……元々、気を遣うのは性に合わないんだよなぁ」
鷲尾瞳:「もしかしたら、警告者は私と同じ実験体で、私の事を覚えているのかもしれません」
ノーヴェ:「むしろお前の方は覚えてないのかよ。一緒に助かった奴とか」
鷲尾瞳:「……私に、囚われていた頃の記憶は……いえ。UGNに助けられる以前の記憶は殆ど無いんです」
鷲尾瞳:「救出された当時の私は、その……心に深い傷を負っていて」
鷲尾瞳:「命を助けるには、記憶処理を施さざるを得なかった。そう聞いています」
貴崎世怜:「記憶処理……か」話には聞いたことがある。
ノーヴェ:「つまり、相手だけが覚えている可能性ってのも十分あるわけだ。そいつにポーカーの貸しがあったりな」
鷲尾瞳:「前者はありえます。後者はありえないとは言い切れませんが、過去の私が賭け事をしていたとは思えません」
士騎朝輝:「未来を迎えるために過去を葬ったわけだよなぁ。俺は俺自身の記憶を弄られるなんて言うのは我慢できないが」
士騎朝輝:「それも、今の自分が恵まれてるから言えることだよなぁ」
貴崎世怜:「背負うには重たすぎる記憶っていうのも、まあ、あるんだろうなあ……」ぼそり、と呟く。
士騎朝輝:「UGNの判断は妥当なんじゃないか。問題は、その記憶処理を施さざるを得なかった程の記憶を、鷲尾が思い出したとき受け止められるかどうかだな」
士騎朝輝:「相手がそういう人間ならトリガーになるのは十分考えられるよなぁ」
士騎朝輝:手を軽く開いて私見を述べる。
ノーヴェ:「まあ、警告者はいいだろ。動機的にも練度的にも驚異じゃねえ」
ノーヴェ:「襲撃者をブッ殺すことが肝要だ。おい、居場所は掴めないのか?」
士騎朝輝:「大体わかった。そっちは」
士騎朝輝:手の中で弄ってたスマフォを軽く揺らす。
ノーヴェ:「おお!」
ノーヴェ:「さすがだなホワイトミュート……! どこだって?」
士騎朝輝:「さっきの推理で考えるとノイマンは除外して構わないよなぁ、まあ、攻撃精度はかなり雑だったしな」
貴崎世怜:「場所にめがけて手当たり次第っすもんね、攻撃の感じ」
士騎朝輝:「そうするとバロール・ハヌマーン・オルクスの複合ってところだろうな。 レネゲイドの攻撃範囲で考えるとここから1km以内、当然、人気のいない場所」
貴崎世怜:「1km、だったら歩いてでも探せそうっすね」
士騎朝輝:「さぁ、それに該当するのを探してみようか、ってところだなぁ。ノーヴェの耳が良くて、助かったよなぁ」
士騎朝輝:「それとも、これは俺の普段の行いが良いのかな?なぁ、村雨丸」
ノーヴェ:「剣とお話するのだけは未だに慣れねえな……」
貴崎世怜:槍と話す知り合いがいるので特に何も思わない。
ノーヴェ:「しかし、ヘファイストス。究極の武具造りか」
ノーヴェ:「鷲尾を狙うのも道理と言えば道理だな。こいつの武器錬成能力は俺が見た中でもずば抜けている」
ノーヴェ:「おおかた、攫って鍛冶屋にでも就職させるつもりなんだろ」
士騎朝輝:「あぁ、確かに良い剣を作るよなぁ」
ノーヴェ:「馬鹿げた話だぜ。そんな風に無理矢理錬成させた武器が使い物になるわきゃねえってのに」
士騎朝輝:「それを馬鹿げたことだと認識出来てるやつは少ないからなぁ、特にFHは無理やりが好きだろ、何事もな」
士騎朝輝:「あぁ。仮に鷲尾の自由や尊厳を踏みにじるような真似をしたら、俺が本気で戦う理由にもなるよなぁ。それは俺の信条において明確な敵だ」
鷲尾瞳:「私自身はそれほど意識したことは無いのですが……それほどですか?」
ノーヴェ:「俺とホワイトミュートが言ってるんだぜ。間違いない。地球上でもっとも確実な証明だ」
士騎朝輝:「あぁ、それ程だ。単純な威力で言えば村雨丸より上だぜ、鷲尾の剣はなぁ」
鷲尾瞳:「そ、そうですか……。でも、確かに。ノーヴェが言うなら信用できるかもしれませんね」
貴崎世怜:「……無理矢理なにかさせるっていうのは、わたしも賛成できないっすね」
士騎朝輝:「ほほぅ、貴崎は優しくされるのがお好みって事か」
貴崎世怜:「えっ、なっ、なん……。いや、と、とにかく。居場所っすよ居場所」
貴崎世怜:照れ隠しに話題を変えようとする。
士騎朝輝:「ははっ。そこらへんは名探偵と耳が良い奴に期待するんだよなぁ」
士騎朝輝:「しかし………鷲尾が接触して果たして良いものかな。と思うけどなぁ。ま、俺は鷲尾の選択を尊重するぜ」
鷲尾瞳:「先程口にしていた懸念なら、問題有りません」
鷲尾瞳:「たとえ私の過去が悲惨なものでも、今の私はUGNチルドレンです。覚悟が揺らぐことは有りません」
鷲尾瞳:「それに……」ちらりとノーヴェくんを見て「3年前には無かった出会いも……経験していますから」
士騎朝輝:「そうか。じゃあ、そういう事で」一瞬だけ鷲尾とノーヴェの方をちらと見やり、珍しく一言付けたした。
士騎朝輝:「今度は、泣くなよ」
鷲尾瞳:「って、なっ……」
鷲尾瞳:「UGNチルドレンは泣いたりしません!ノーヴェの前で変な冗談を言うのはやめて下さい、士騎朝輝!」
士騎朝輝:口の端を上げてスマフォをゆらゆら揺らす。証拠はあるんだぜ。と言いたげだ。
士騎朝輝:口には出さないし、この件を弄るような事をするつもりはないが。
貴崎世怜:「いやあ、泣くこともあると思うけどなあ……」ちょっと的外れなフォローをする
鷲尾瞳:「泣きません!ノーヴェも勘違いしないで下さいね。別に、貴方が居ない場所で気弱になったりしていませんから。本当ですよ」
ノーヴェ:「いや別に泣いてもいいんじゃねえか。人間だし」
ノーヴェ:「でも鷲尾が泣くってのはないだろ。ホワイトミュート、別人と間違えてないか?」
ノーヴェ:瞳ちゃんが泣くイメージが全くないので、だいぶ疑いの目を向けています。
士騎朝輝:「……ははぁ」
士騎朝輝:「そうくるか…あぁ、これは苦労するよなぁ。鷲尾」
鷲尾瞳:「何故そんな感想が出てくるのか理解不能です。それより!敵の居場所です!」
鷲尾瞳:「候補地をピックアップした地図を送信しておきました。感知をお願いします。敵の存在が確認でき次第襲撃、それでいですね?」

GM:ロイス・購入が可能です。
ノーヴェ:ロイスはなしにしよう。というか瞳ちゃんには初期ロイスで取っているので、あまり急がなくてもいい
鷲尾瞳:ここは士騎くんに取るしかあるまい
士騎朝輝:鷲尾瞳 信頼/不安〇 で!
ノーヴェ:購入します。実は武器のガード値が8もあるので
貴崎世怜:8、えらい
ノーヴェ:装甲も合わせれば一発くらい耐えられる可能性がある。ボディアーマーを狙います。
鷲尾瞳:協力者/士騎朝輝/P:信頼/N:恥辱○/ロイス
ノーヴェ:3dx+1=>12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 9[5,9,9]+1 → 10 → 失敗

ノーヴェ:うーんだめか。財産使えば買えるけど
鷲尾瞳:泣いたところを見られているのが思ったよりも恥ずかしかったので恥辱。そして実力の程はしっているので信頼!
士騎朝輝:強化素材 手配師使います。
士騎朝輝:4DX+6
DoubleCross : (4R10+6[10]) → 10[7,9,9,10]+10[10]+2[2]+6 → 28

鷲尾瞳:ダイス目いいな~
士騎朝輝:買えたぜ。即使用 村雨丸の攻撃力+1
鷲尾瞳:ボディアーマーを狙います。社会は2
鷲尾瞳:2DX
DoubleCross : (2R10[10]) → 6[2,6] → 6

鷲尾瞳:購入は苦手だよお
貴崎世怜:ロイスは保留!購入はぼでま!
ノーヴェ:財産使うか迷うな。このメンバー、社会もあまり強くないんだよな
貴崎世怜:手配師一個使お
ノーヴェ:やめとこう。情報もまだ出てくるだろうしな
ノーヴェ:購入は失敗。以上です。
貴崎世怜:手配師:1/2 
貴崎世怜:4dx+3
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 8[4,4,4,8]+3 → 11

貴崎世怜:買おう
貴崎世怜:財産3→2
貴崎世怜:これをノーヴェ君に渡そうかなと思います
ノーヴェ:えっいいの
貴崎世怜:いいよ!かたい人をさらにかたくする方が強いはず……!
ノーヴェ:ありがたや。じゃあありがたく装備します。
貴崎世怜:テッテレー
GM:以上かな!シーンを終了します。

ミドル3:剣と剣

GM:ミドル戦闘があるぞ!全員登場だ!
鷲尾瞳:出るよ~
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:63->67)
鷲尾瞳:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 2[2]+46 → 48

貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:57->58)
鷲尾瞳:今回のセッション、異常なほど侵蝕が低い
士騎朝輝:1d10+56
DoubleCross : (1D10+56) → 7[7]+56 → 63

GM:まずは<知覚>判定からやっていきましょう。
ノーヴェ:前シーンでやった、半径1km以内の捜索って感じですか?
GM:それです!
ノーヴェ:初回と同じく、蝙蝠の耳でボーナスがついたりしますか? 雑音が多すぎて難しそうだけど
GM:蝙蝠の耳を使えば難易度が5になります。
ノーヴェ:おお、すごい
貴崎世怜:ふとっぱら
ノーヴェ:じゃあ振ります。蝙蝠の耳を使って知覚判定。
GM:どうぞ!
ノーヴェ:3dx=>5
DoubleCross : (3R10[10]>=5) → 7[1,6,7] → 7 → 成功

GM:OK!
士騎朝輝:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 5[2,5]+1 → 6

鷲尾瞳:4DX
DoubleCross : (4R10[10]) → 6[2,3,3,6] → 6

貴崎世怜:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 5[1,5]+1 → 6

GM:な、なかよし
鷲尾瞳:皆ダメw

GM:では、いくつかの絞り込んだポイントから
GM:郊外の森に不審な反応があることがわかります。
GM:幾つかの器具がぶつかる音、そして
GM:覚えがある───武器を錬成する音。
士騎朝輝:「さぁて、邪魔なら黙るけどなぁ、調子はどうだノーヴェ?わかるか」
士騎朝輝:ノーヴェの先の手際、耳の良さ、経験と勘を当てにし、言葉を投げる。
ノーヴェ:「黙らなくてもいいぜ。もう……そうだな」
ノーヴェ:「お前風に言うと、だいたいわかった」
士騎朝輝:「大したもんだ。俺の言葉を借りるのもセンスが良いよなぁ」
貴崎世怜:「こ、ここからわかっちゃうんすか……?」
鷲尾瞳:「"ヘックスヘイズ”はそういったエフェクトを持っては居ないのですか?呪術師なら、敵意や殺意を感じ取ることもできそうな物ですが」
ノーヴェ:「わかる。南西の公園区画、森林部分だ。武器を作ってるな」
貴崎世怜:「呪術師ったってわたしは三流みたいなもんで……って、そこまでわかっちゃうんだ」
士騎朝輝:「なに、誰かが出来ないことを誰かが出来る、チームはそれで良いんだよ」
鷲尾瞳:「急ぎましょう。恐らく敵もこちらの移動に気付いているはずです」
貴崎世怜:「……あとは、剣がもう一度この部屋に降ってくるか、それとも」
貴崎世怜:「こっちに直接降ってくるのか、っすねえ」
貴崎世怜:ささっと帽子を被り直す。出る準備はできている。
ノーヴェ:「この期に及んでビビってるなら一発殴ろうかと思ってたが」
ノーヴェ:「いい感じだなヘックスヘイズ。やる気じゃねえか」
貴崎世怜:「えっ、いやあ。まあ、ここまで来て腹括らなかったら流石に嘘っていうか……ねえ」
貴崎世怜:ノーヴェ君へのロイス感情をネガ→ポジ表にします 慣れてきたのでこわいよりすごいが勝ってきた
士騎朝輝:「あぁ、仇討ちだもんなぁ」
貴崎世怜:「……そうっすね。逃げる気は、最初っからさらさらないし」
貴崎世怜:にひひ、と笑ってみせる。
士騎朝輝:その笑顔をスマフォで撮る。
貴崎世怜:「わっ、また撮った」
士騎朝輝:「あぁ、いいね。そういう顔を見せられると俺もやる気が出てくるんだよなぁ」
ノーヴェ:「おい。そのちょこちょこ写真撮るやつ、なんか意味あんのか?」
士騎朝輝:「大いになぁ」
士騎朝輝:「関わった人間の自然の表情を収める。俺の旅の思い出だ」
ノーヴェ:「ふうん。俺はいいけど、女はそういう風に撮られるの嫌がるって聞くぜ。大丈夫なのかよ」
士騎朝輝:「肖像権は3回ほど請求されそうになったなぁ」
士騎朝輝:唇の端を上げて肩を竦めるのみ。
貴崎世怜:「そうっすよ士騎くん、怒る子だっているんだし」
士騎朝輝:「女受けは甚だに悪い。モテたいんだったら止めといた方が良いよなぁ」
鷲尾瞳:「よくありません。支部の中では許可を取るようにと、前回も言ったのですが。全く聞く気配がありません」
士騎朝輝:「さぁて、そろそろ俺も通りすがりに行くか。ほら、支部に被害が行く前になぁ」
士騎朝輝:「急ごうぜ」
士騎朝輝:この話題は打ち切ろうと、さっさと歩きだしていく。
士騎朝輝:(ま、だが、こういう事をしていれば、いつか、俺も本当の自分を見つけられるんじゃないかと思ってるのさ)
ノーヴェ:「行くぜ。さっさと襲撃犯をブン殴って終わりだ」
ノーヴェ:「とどめはヘイズにやるが、あまりモタモタしてるようなら俺が食っちまうからな」
ノーヴェ:上着のポケットに手を突っ込んで歩いていきます。

GM:第一地区・公園区画
GM:そこには一人の少女が君たちを待っていた。
GM:士騎くんは見覚えがあるだろう。”スキュアドレイン”を名乗った少女だ。
GM:彼女の足元には暗い口の開いた鞄と、幾つかの道具が転がっている。
”スキュアドレイン”:「……来たか」
”スキュアドレイン”:士騎くんを一瞥した後、その視線を瞳ちゃんに向ける。
鷲尾瞳:「"スキュアドレイン”。写真で見た通りの外見ですね」
士騎朝輝:「それで、実際のとこポーカーの貸しを取り立てに来たのか?あんたは」
”スキュアドレイン”:「ポーカー?何の話だ」困惑が滲む。
貴崎世怜:(一人……)それとなく周囲を見ている。
ノーヴェ:「どんだけこいつに貸し借りがあるのか知らんが、今の鷲尾はUGNだ」
ノーヴェ:「連れてこうってんならそれなりの代償を支払ってもらうぜ。命とかな」
”スキュアドレイン”:「………知っている。今、”マクガフィン”がどのような生を送っているかは」
士騎朝輝:「あぁ。つまりさ、目的を識っておきたいんだよなぁ」
”スキュアドレイン”:「目的はそこのデカい奴の言う通り。”マクガフィン”の確保だ」
鷲尾瞳:「……過去の話です。貴方と私は、3年前に面識がある。そうですね?」
”スキュアドレイン”:「……………やはり、覚えていないか」
”スキュアドレイン”:その表情に、怒りと…そして、僅かな憂いが見える。
ノーヴェ:「なんだよ。やっぱいるんじゃねーか、ご同輩」
鷲尾瞳:「やはり貴女なのですか?ノーヴェを呼んだのは。何故私を助けるようなことを……?」
”スキュアドレイン”:「な、なんのことだ。私はそんなことは知らん」あからさまに慌てている。
”スキュアドレイン”:「そうではない……助ける、など……」
鷲尾瞳:「貴女にとって私は一体何者だったんですか?」
”スキュアドレイン”:「…………」
鷲尾瞳:「……?」
”スキュアドレイン”:「お前たちは、私を倒しに来たのだろう」
”スキュアドレイン”:「ならば、さっさとかかって来い……!」
”スキュアドレイン”:明らかに動揺している。
貴崎世怜:「妙に不自然っすね。言動が一貫してないような」
士騎朝輝:「そうだなぁ。放ってはおけないよなぁ。倒しに来たって言うのは、その通りだが」
士騎朝輝:「どんな立場の人間にも正義や言い分があって、それを識らずに自分の言葉をごり押しするのは趣味じゃないんだよなぁ。ちゃんと識った上で、行動を選択し、自分を貫くことにするのが大切だろ?でなければ、一方的な蹂躙やだまし討ちとそう変わらないからなぁ」
貴崎世怜:「……とにかく、まだ話を聞く必要がありそう、かも」ポケットに手を突っ込む。
ノーヴェ:「ナメてんのか。そんなふわふわしたどっちつかずの態度で」
ノーヴェ:「正規エージェント含む四人と戦うつもりか。わからせが必要だな」
ノーヴェ:「成田もいねえし、3/4殺しで勘弁してやる」 戦闘態勢に入る。
鷲尾瞳:「……わからないことだらけですが、一つだけはっきりしているのは」
鷲尾瞳:「"スキュアドレイン”をここで取り逃がせば、我々は再び攻撃を受けるだろうと言うことです」剣を錬成し、構える
”スキュアドレイン”:「……そうだ、来い!”マクガフィン”!」
”スキュアドレイン”:「私と……戦え!そして、見ろ!」
鷲尾瞳:「続きは取調室で聞かせていただきます。我々はUGNです。命まで取るつもりはありません。降伏は何時でも受け付けています」
”スキュアドレイン”:「───っ」
ノーヴェ:「……や、やりづれえ……」

ミドル戦闘

GM:戦闘開始です。
GM:エンゲージ。

”スキュアドレイン”[13]

10m

(PC4人)

[9]鷲尾瞳 :侵蝕48/昇華0
[8]貴崎世怜:侵蝕58/昇華0
[6]ノーヴェ:侵蝕67/昇華0
[4]士騎朝輝:侵蝕63/昇華0

GM:セットアップから!
”スキュアドレイン”:《サポートデバイス》
”スキュアドレイン”:精神のダイスを+14。
ノーヴェ:すごい
貴崎世怜:14
鷲尾瞳:こちらはなにもないです
貴崎世怜:《原初の黄:得意領域》 〈RC〉ダイス+3
ノーヴェ:何もなし。セットアップ自体がなくなってしまった。
貴崎世怜:ポケットから取り出したたばこに火を点ける。
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+3した(侵蝕率:58->61)
士騎朝輝:《加速装置》《ヴァジュラ》行動力+12 攻撃力+9 暴走 《紅蓮の憎悪》発動 攻撃力+9
士騎朝輝:63→68
GM:速いぜ

[16]士騎朝輝:侵蝕68/昇華0 [暴走]
[ 9]鷲尾瞳 :侵蝕48/昇華0
[ 8]貴崎世怜:侵蝕61/昇華0
[ 6]ノーヴェ:侵蝕67/昇華0

GM:では、イニシアチブ!
GM:士騎くんからどうぞ。
士騎朝輝:マイナー:接敵

”スキュアドレイン”、士騎

10m

鷲尾、貴崎、ノーヴェ

士騎朝輝:メジャー:《コンセントレイト:ブラックドック》《アームズリンク》
士騎朝輝:9dx7+10
DoubleCross : (9R10+10[7]) → 10[1,2,3,5,7,8,10,10,10]+10[4,7,9,10,10]+10[1,3,4,7]+4[4]+10 → 44

”スキュアドレイン”:うへえ。ドッジします。
”スキュアドレイン”:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[3,9] → 9

”スキュアドレイン”:雑魚!ダメージください!
士騎朝輝:オートでアームドスーツを装備 白兵ダメージに+3します。
士騎朝輝:5d10+32
DoubleCross : (5D10+32) → 38[9,9,8,4,8]+32 → 70

士騎朝輝:諸々有効。
士騎朝輝:68→72
ノーヴェ:これはいい出目だなあ
鷲尾瞳:8と9ばっかり!
貴崎世怜:出目すごい
”スキュアドレイン”:いったい!!
”スキュアドレイン”:まだ生きています。ごっそり持っていかれたけど…
”スキュアドレイン”:演出どうぞ!

士騎朝輝:「あんたの本当の欲望、本当の自分がどうであれなぁ」
士騎朝輝:藍色の柄に手をかける。
士騎朝輝:「それが鷲尾の自由を奪うのであれば俺はそれを阻止するぜ」
士騎朝輝:鞘から引き抜かれる邪妖滅殺の霊刀 遺産『村雨丸』。
士騎朝輝:二尺七寸の刀身は殺気高ぶれば水気を増し、斬らば勢いよく流れ刃の鮮血を洗いおとすと言う。
士騎朝輝:「黙らせろ」「————"村雨丸"」
士騎朝輝:その常に結露した刃が、士騎朝輝の紅蓮の憎悪と共にたちまち凍てつき、氷霜が妖艶に刃紋を揺らめかせる煌刃となる。
士騎朝輝:空気が凍り罅割れる。士騎の足元から霜が走り地面を花壇を建物を銀色に染め上げる。
士騎朝輝:肌が雪のように白化する、明るい茶の髪が蒼白へと変質する。ただ立つだけで周囲を極寒の冬へと変えてゆく暴走形態。
士騎朝輝:「フゥゥゥゥゥ」
士騎朝輝:凍結し粉砕されていく白い火花のような空気を散らしながら地を駆ける。尾を引く氷の流星を思わせる高速突進。
士騎朝輝:一瞬の質量移動。その速度と全自重を切っ先に乗せた霜刀が敵を貫き穿つ。
”スキュアドレイン”:「ぐ……う!!」両腕を顔の前で交差し受けようとするが、適わない。
士騎朝輝:「ここまでなら、ただの剣使い。俺は氷の剣使いなんでね、後、一芸凝らすぜ、そら」
士騎朝輝:深々と突き刺ささった刃が震え、瞬く間に身体の内から敵を白く染めあげていく。
”スキュアドレイン”:「げほっ……ぅぐ、」小さく痛い、と呟く。
”スキュアドレイン”:「くそ……こんな出力を持つ奴だったなんて……!」
”スキュアドレイン”:そう、言いながらも意識が鷲尾瞳に向かっている。
ノーヴェ:「バカめ。目の前の敵に集中しないからそうなる。……俺の出番、ないか? これ」
ノーヴェ:「いや絶対ねえなこれ。拍子抜けだぜ」
”スキュアドレイン”:「……だが!」
”スキュアドレイン”:「やられるばかりの私じゃ……ないぞ!」
鷲尾瞳:「油断しないで下さい、ノーヴェ!来ます、あの剣の雨が!」

GM:スキュアドレインの手番!
”スキュアドレイン”:マイナー《インフィニティウェポン》
”スキュアドレイン”:浮遊する剣を自らの周りに錬成する。それはあの降ってきた雨と同様のものだ。
”スキュアドレイン”:メジャー、《サンドシャード》+《コンセントレイト:モルフェウス》でPC3人のエンゲージを攻撃。
貴崎世怜:ひえーっ
”スキュアドレイン”:判定前に《パーフェクトコントロール》。HPを5消費して達成値+10。
鷲尾瞳:命を削っている
”スキュアドレイン”:19dx8+18
DoubleCross : (19R10+18[8]) → 10[1,2,3,3,3,6,6,7,7,7,7,8,8,8,8,8,9,9,10]+10[1,1,2,2,2,4,6,9]+10[9]+4[4]+18 → 52

”スキュアドレイン”:やる気はあります!!
”スキュアドレイン”:対応どうぞ!
貴崎世怜:やる気まみれじゃん
鷲尾瞳:ガードしましょう。差がすごいしノーヴェ君カバーしようかなあ
ノーヴェ:これはすごい
ノーヴェ:こちらはガード。というか本当だ
ノーヴェ:瞳ちゃん、まだ48なんだ。カバーしてくれるなら嬉しいなあ
鷲尾瞳:OKOK!《砂の結界》でカバー!侵蝕は2点上がって50になります。
貴崎世怜:ワンのチャンのドッジ!
貴崎世怜:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[1,6,6,8] → 8

貴崎世怜:チャン、なし
”スキュアドレイン”:ダメージ!
”スキュアドレイン”:6d10+14 諸々有効
DoubleCross : (6D10+14) → 22[6,4,1,4,4,3]+14 → 36

”スキュアドレイン”:…ふ、ふるわないなあ!
貴崎世怜:お死い
ノーヴェ:あっこれ
ノーヴェ:瞳ちゃん、同値でちょうど死んじゃうのか
鷲尾瞳:これならカバーしなくてもノーヴェ君耐えられたか……!まああの達成値にしては凄い低いからなあ
”スキュアドレイン”:平均4以下
ノーヴェ:でもおかげでクライマックスにワンチャン賭けられるようになったから、悪くはないはず
鷲尾瞳:やられちゃいます。リザレクト!
貴崎世怜:リザ!
鷲尾瞳:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 6[6]+50 → 56

貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:61->71)
貴崎世怜:ウワーッ
GM:世怜ちゃんーっ
鷲尾瞳:56になりました。ちょうど攻撃の時にダイスボーナスが付く。
貴崎世怜:リザレクト 貴崎世怜のHPは10
GM:では、演出!

”スキュアドレイン”:次々と、剣を錬成する。複数の剣をそのまま雨の如く離れた3人に降らせる!
”スキュアドレイン”:その命中精度は高い。だが、
”スキュアドレイン”:錬成レベルの高さの割には威力が低い。
貴崎世怜:「っ、っぐぅ!」避けようとするが、間に合わない。剣が数本切りつけていき、突き刺さる。
鷲尾瞳:「……!ノーヴェ!」剣に導かれるように、前へ躍り出る。急所への攻撃だけを撃ち落とし、残りの剣はレネゲイドの再生に任せ、その身で受け止める。
ノーヴェ:「ああ!?」 避けると世怜ちゃんの被弾が増えそうなので、普通に受けるつもりだった。
ノーヴェ:「おい! なに余計な事してんだ、俺の頑丈さは知ってんだろ!」
鷲尾瞳:「余計なことではありません。いくらなんでも無防備過ぎます。もう少しやる気を出して下さい、ノーヴェ」
”スキュアドレイン”:「……!」
”スキュアドレイン”:「どうして……あなたばっかり……!!」
”スキュアドレイン”:ぎり、と歯軋りをする。
”スキュアドレイン”:「私を見ろっっ!!”マクガフィン”鷲尾瞳!!」
士騎朝輝:「止めるなら、まだ間に合うと思うがなぁ」
士騎朝輝:視線を後方に一瞬移す。皆の再生がまだ効いてることを確認する。
貴崎世怜:「……な、仲いいっすね二人、あはは」よろよろと立ち上がる。傷口は影がまたたく間に塞いでいく
鷲尾瞳:「別に仲がいいわけではありません!……やりづらいのは私もです。しかし、彼女は敵で、我々はUGNなんです」
鷲尾瞳:「自分の感情よりも、責任を重んじて真剣に任務に取り組んで下さい。たとえ相手が戦い慣れていなくてもです。いいですね、ノーヴェ」
ノーヴェ:「こんなへにゃへにゃした女ひとりにどうやる気出せってんだよ。ただでさえ多勢に無勢で、なんかカッコわりいし……」
ノーヴェ:「まあやる。やるよ、やる。頑張るって」
ノーヴェ:明らかにやる気が落ちているが、戦闘態勢は解いていない。鷲尾や貴崎が討ち漏らしたら迷わず襲いかかるつもりだ。
鷲尾瞳:「なら見てて下さい。今からお手本を見せます」

GM:瞳ちゃんの手番!
鷲尾瞳:はい!マイナーで《インフィニティウェポン》《スーパーランナー》
鷲尾瞳:マイナーで武器作成しつつ、"スキュアドレイン”さんにエンゲージ
鷲尾瞳:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》。白兵攻撃します。
鷲尾瞳:ダイスはボーナス込みで7個。少ないな……判定します
鷲尾瞳:7DX7+9
DoubleCross : (7R10+9[7]) → 10[1,1,2,3,5,5,10]+5[5]+9 → 24

鷲尾瞳:ダイス七個ってこんな物!
”スキュアドレイン”:ワンチャンドッジ
”スキュアドレイン”:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[3,10]+3[3] → 13

”スキュアドレイン”:回ってもワンチャンない
鷲尾瞳:3D10+39
DoubleCross : (3D10+39) → 22[10,10,2]+39 → 61

鷲尾瞳:装甲とガードは有効です
”スキュアドレイン”:死!
鷲尾瞳:侵蝕はちょうど10上がって66になりました。いい感じに並んできたね
GM:ともかく、演出をどうぞ。その後、イベントが発生します。
鷲尾瞳:では演出。

鷲尾瞳:「なら見てて下さい。今から私がお手本を見せますから」
鷲尾瞳:言うやいなや、矮躯からは想像も付かない、常人離れした速度で飛び出す。その手には白く染め上げられた風景の中でなお浮かび上がる、純白の西洋剣。
”スキュアドレイン”:「……ヴォーパル、ソード……!」
鷲尾瞳:「はあああ!」
鷲尾瞳:気迫とともに一閃。残光を残しながら、"スキュアドレイン”の体を銀閃が切り裂く。
”スキュアドレイン”:「がっ、ううううっ!!」
”スキュアドレイン”:血の塊を吐き、膝をつく。
”スキュアドレイン”:「はぁ、はぁ………」
ノーヴェ:「完全に入った。決まりだな」
ノーヴェ:「鷲尾の剣を受けて立ち上がれるやつはそうはいねえ」
”スキュアドレイン”:「く……そ」必死に、体を起こす。
”スキュアドレイン”:そして、瞳ちゃんにすがりつくようにして、
鷲尾瞳:「言われなくとも、貴方を視界から外しはしません。……再生も効かないようですね。これ以上の戦いは無意味でしょう」
鷲尾瞳:言いつつ、剣を降ろす。膝をついたスキュアドレインを見つつも、引き剥がそうとはしない。
”スキュアドレイン”:「…ゆる、さ……ない」
”スキュアドレイン”:その手に。
”スキュアドレイン”:何かが握られている。
”スキュアドレイン”:それは、スタンプのような奇妙な道具だ。
”スキュアドレイン”:それを、瞳ちゃんの脚に押し当てる。
”スキュアドレイン”:「忘れたままなんて……ゆるさない、から……」
GM:ちくり、と。
GM:瞳ちゃんは脚に微かな痛みを感じます。
鷲尾瞳:「……っ、痛っ……」
”スキュアドレイン”:そのまま、うつ伏せに倒れる。
”スキュアドレイン”:力の抜けた手から転げ落ちた道具からは細い針が飛び出ている。
”スキュアドレイン”:一種の注射器のようだ。
貴崎世怜:「……何か、様子が」
士騎朝輝:「あぁ。鷲尾が来るのを待ってたなぁ。その執念で耐えたか」
ノーヴェ:スキュアドレインちゃんに横から飛び蹴りします。
ノーヴェ:瞳ちゃんから離すように蹴り飛ばす。
”スキュアドレイン”:無抵抗で転がる。
”スキュアドレイン”:既に意識はない。
ノーヴェ:「おいおいおい。なんだそりゃ」
ノーヴェ:「最後の一撃が注射? おい鷲尾。変なもん中に入れられてねえだろうな」
士騎朝輝:「鷲尾 異常があったら言えよなぁ」
士騎朝輝:「そして、こいつには仲間がいるハズと俺達は踏んだよなぁ。それは何処だ?」
鷲尾瞳:「……いえ、問題ありません。足を刺されただけで、問題は……」
貴崎世怜:「周りには特に人影は……」瞳ちゃんを気にしつつ周囲を見回す。
GM:瞳ちゃんは僅かな頭痛を感じます。チカチカと、目の奥に瞬くものを感じる。
GM:仲間らしきものは見当たりません。ただ、地面にいくつかの道具が転がっているだけだ。
貴崎世怜:「……この鞄とかが、それだったり?」近づいて調べてみる
ノーヴェ:「それを問題っつーんだよ。クスリってのはどんな強いパンチよりも厄介だ。知ってんだろ」 地面に転がる道具を見る。
GM:そこにある鞄の中はよく見ると小さな亜空間になっている。
鷲尾瞳:「それより、"スキュアドレイン”の確保を。彼女から、”ヘファイストス”の情報を……つっ……」
鷲尾瞳:と言いつつ、顔をしかめ、こめかみに手を当てる。
GM:少しずつ。脳の中の引き出しが動かされる。
GM:道具は、支部に持ち帰って詳しく調べることができるでしょう。”スキュアドレイン”もまた同様に確保可能です。
士騎朝輝:スキュアドレインの首根っこを掴んでおく。視線は敢えて鷲尾ではなく周囲に。気遣う人間がこの場では他にいるからだ。
貴崎世怜:「……瞳ちゃん?」
鷲尾瞳:「少し、頭痛が……。それと、これは……頭の奥から、何か……」
鷲尾瞳:「大丈夫、大丈夫です。経験上このくらいの不調なら、任務に支障は……」そのまま二歩、三歩とよろめき、尻餅をつく
GM:頭の痛みは段々増していく。
貴崎世怜:「ちょ、ちょっと!」瞳ちゃんを支える
ノーヴェ:「出てんじゃねーか大いに」
ノーヴェ:「あんま考えんな。頭痛がするってことは、奥の方にある何かを身体が拒否してるってことだ」
GM:ちかちかと、何かが見える。
鷲尾瞳:「はぁっ……はぁっ……はっ……」だんだんと息が荒く、目が虚ろに。焦点も合わなくなっていく
鷲尾瞳:「でも……何か……見え……」
ノーヴェ:「いいんだよ! そんなん脳内のゴミ箱に突っ込んどけ」
ノーヴェ:コートを風呂敷のようにして、広がってる道具を片っ端から包んでます。
GM:手術台のようなもの。縮こまっているこどもたち。
GM:決して広くはない部屋の床で子供たちが眠っている。
GM:その中に、君はいない。
士騎朝輝:「貴崎、支部長に連絡しておいてくれ。医療班の要請して。…帰るしかないだろうなぁ、これは」
貴崎世怜:「じゃあ連絡はこっちで。……瞳ちゃん」心配そうな目で瞳ちゃんを見つつ、スマホを取り出して連絡。
GM:やがて、頭痛は耐えることのできる限界を超える。
鷲尾瞳:「これは、私……?いや、違う……なら……私は……」
鷲尾瞳:「私は……一体……」何者なのだろう。"スキュアドレイン”へ投げかけた言葉を思い出したのを最後に、意識が途絶える。

GM:ロイス、購入が可能です。
士騎朝輝:対BCスーツを購入します。
ノーヴェ:現時点だと、まだスキュアドレイン=警告者は確定ではない感じですよね
GM:ほぼ確定ではありますが、彼女は認めていませんね。
士騎朝輝:手配師使わなくても大丈夫だな。
士騎朝輝:2dx+6
DoubleCross : (2R10+6[10]) → 6[4,6]+6 → 12

貴崎世怜:ロイス 士騎くんに取ります 感服○/脅威で 暴走主体の戦い方はやっぱ心配だなあ
ノーヴェ:じゃあロイスはこのままにしようかな。世怜ちゃんの能力が見れなかったので、世怜ちゃんへのロイスはお預けかなあ
貴崎世怜:まだ見せないぜ……へへ……
士騎朝輝:購入 ウェポンケース2に突っ込む。後、アームドスーツをウェポンケース1に入れる。
鷲尾瞳:これは"スキュアドレイン”さんに取らざるを得ないな
士騎朝輝:ロイスも以上です。
鷲尾瞳:敵……?/"スキュアドレイン”/P:同情○/N:猜疑心/ロイス
ノーヴェ:……?
貴崎世怜:……?
GM:……?
鷲尾瞳:戦わされてる感じがして可愛そうだから同情表。何なのかわからない得体のしれなさがあるので猜疑心
ノーヴェ:購入はどうしようかな。瞳ちゃんもHP全快でボディアーマーがあれば耐えられる感じかな
鷲尾瞳:あ、全快じゃない!
鷲尾瞳:HP6点ですね
鷲尾瞳:あ、違うか
ノーヴェ:応急手当2個くらいとボディアーマーを用意する感じか……ちょっと遠いか? うーん
鷲尾瞳:全快なら耐えれるかな?ってことか。一応ボデま込なら40点まで耐えれる!
ノーヴェ:そうそう。
貴崎世怜:とりあえず手当はあるに越したことはないかな?
鷲尾瞳:応急手当してくれよう
ノーヴェ:今回は瞳ちゃんの出番が多くなりそうなので
鷲尾瞳:ロール的にも手当は必要だろうしね
貴崎世怜:する~~
ノーヴェ:じゃあ、瞳ちゃん用のボディアーマーか応急手当を買おうかな。二人の出目によって決めます。
鷲尾瞳:応急手当を買ってみよう
鷲尾瞳:3DX
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[5,7,9] → 9

鷲尾瞳:買えました!多分支部を出る前に準備してたんでしょう
ノーヴェ:世怜ちゃん応急手当買う?
ノーヴェ:世怜ちゃんが瞳ちゃん用の応急を買わないなら、ノーヴェが行きます
貴崎世怜:どうしよう 手配師がもう一個あるのでボディアーマー挑戦するのはアリかなあと思います
ノーヴェ:ああ、なるほどなるほど。じゃあノーヴェが安い応急手当に行こうかな
貴崎世怜:とりあえずこちらから行ってみますぜ
鷲尾瞳:自分で買った分使っちゃおー
鷲尾瞳:2d10+6
DoubleCross : (2D10+6) → 8[6,2]+6 → 14

貴崎世怜:5dx+3=>12 手配師はこれで売り切れ
DoubleCross : (5R10+3[10]>=12) → 10[1,5,7,8,10]+7[7]+3 → 20 → 成功

貴崎世怜:つよつよ手配師だった
ノーヴェ:2dx+1 応急手当
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[5,10]+7[7]+1 → 18

ノーヴェ:強化素材買えてる……まあいいや。瞳ちゃんにパスします
ノーヴェ:使っておくれー
ノーヴェ:ロイスはなしでノーヴェは以上です。
貴崎世怜:そしてボディアーマーは瞳ちゃんにパスで以上!
鷲尾瞳:つかうー
鷲尾瞳:2d1お+14
鷲尾瞳:2d10+14
DoubleCross : (2D10+14) → 6[1,5]+14 → 20

鷲尾瞳:体調が悪い
貴崎世怜:しょうがないね
鷲尾瞳:以上です!ロイスも取ったよ。
GM:はーい!
GM:ではシーン終了!

ミドル4:最強と慕情

GM:瞳ちゃん以外登場可能。シーンプレイヤーはノーヴェくんです。
ノーヴェ:そうか、瞳ちゃん以外だとノーヴェが一番低いんだな
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:67->72)
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:71->76)
士騎朝輝:1d10+72
DoubleCross : (1D10+72) → 10[10]+72 → 82

貴崎世怜:ウワーッ
GM:このシーンは瞳ちゃんが寝ている間の3人の描写になります。
GM:また、持ち帰った道具のこともわかったりします。

GM:第一支部
GM:鷲尾瞳は医務室で。”スキュアドレイン”はそれより離れた部屋で監視されながら、それぞれ眠っている。
GM:持ち帰った道具は用途不明なものから、明らかに聴覚などの知覚を強化するものも見つかった。
GM:鞄は中が小さな亜空間になっていて、その中からも様々な道具が見つかっている。
ノーヴェ:その道具を使って室内の状況とかを伺ってた感じ?
GM:そうですね。
貴崎世怜:ふーむ
GM:そして、まだ詳しい分析が必要ですが、これらはモルフェウスシンドロームでないと扱えないこともわかりました。

ノーヴェ:「ネコ型ロボット知ってるか?」
ノーヴェ:「色々ポケットから出すやつだよ。あいつの持ってたカバン、そういう類だったらしいぜ」
貴崎世怜:「四次元ポケット……」
貴崎世怜:「ってことは、二人居たんじゃなくて」
ノーヴェ:「あいつはどう見てもモルフェウスなのにな。便利な道具屋が別にいるのかね?」
士騎朝輝:「そういうの好きそうな知り合いはいるけどなぁ」
士騎朝輝:「モルフェウスだからかもなぁ。そういう便利な道具を作った、他のシンドロームと誤認するほどの」
貴崎世怜:「最初から一人で、道具を使ってこっちを見てた……ってことかな。うーん」顎に手を当ててぶつぶつ考える。
士騎朝輝:「まぁ、だが、だとしたら、襲撃はこれでお終いって事になるよなぁ」
貴崎世怜:「そうっすね。しばらく天気を気にする必要はなさそう」
貴崎世怜:「にしても……」
ノーヴェ:「あん?」
士騎朝輝:「何か気になる事でも?」
貴崎世怜:「あ、いやあ。なんというか……あの子、”スキュアドレイン”ちゃんだっけ」
貴崎世怜:「なんというか、こう、引っかかるというか……」
士騎朝輝:「鷲尾が目覚めて、UGNがあのお嬢さんを尋問したら、それで解決。……自分で言ってて、どうも説得力はないよなぁ」
士騎朝輝:「確かに引っかかるよなぁ。警告してきたの、多分、あのお嬢さんだろ?」
ノーヴェ:「たぶんな。俺がやる気なかったのは、別に相手が女一人だったからじゃねえ」
ノーヴェ:「戦いたくないけど戦おう!みたいな、中途半端な気持ちが透けて見えたからだ」
ノーヴェ:「結局、なに考えてたんだあいつ?」
士騎朝輝:「女心は俺には難しい話だよなぁ」
貴崎世怜:「それなんすよね。なんというか、倒されたがってたようにすら見えた気も」まだ考えがまとまりきっていないが、とにかく口に出していく。
貴崎世怜:「それに、”ヘファイストス”セルの目的が瞳ちゃんを連れてくことなら、それともなんとなく噛み合ってないような……」
貴崎世怜:「あの子が警告してきたって言うなら、多分、脅威は他に居る……んじゃないかなあ」
士騎朝輝:顎に手を当ててコツコツと足音たてながら部屋を歩いている。
ノーヴェ:「それも含めて、起きたら半殺しにしてゲロらせるか」
ノーヴェ:「ここで考えても答えは出ねえだろ。鷲尾も寝てるし……建設的な話題をしようぜ」
貴崎世怜:「ちょ、流石にもうちょっと穏便にっすね……。ん、まあそうっすね。情報はいまので一通り……」
ノーヴェ:「情報とかどうでもいいんだよ! あるだろもっと重要な話!」
ノーヴェ:「鷲尾とホワイトミュート、剣士としてどっちが強いのかって話だよ!」
貴崎世怜:「……へっ?」
士騎朝輝:「はは。ああ、確かに重要ではあるか、俺もそういう話は好きだぜ」
士騎朝輝:「でもなぁ、ノーヴェ」
士騎朝輝:「今更だけどなぁ ホワイトミュートって呼ぶな。って言ったよなぁ。ま、そっちのが言い易いっていうなら俺が諦めるべきかもしれないけどなぁ」
ノーヴェ:「あー、悪い。素で忘れてた」
ノーヴェ:「なんだよ? いいコードネームなのに嫌いなのか?」
士騎朝輝:「だろうなぁ。俺もあまりに自然に言ってたから、流してた。…まず、俺が自分で付けた名前じゃないからな、それ」
士騎朝輝:「それに、そのコードネーム持ってるのが、UGNのピンチに颯爽と現れて格好良く事件を解決するイケてるおじさま!だと思ってる奴がいてなぁ」
ノーヴェ:「ふーん」 全然興味がなさそう!
貴崎世怜:「イケてるおじさま」
ノーヴェ:「コードネームだけでそこまで妄想するとか、どういうガキだよ。サンタとか信じてそうだな」
士騎朝輝:「20年後見てろよなぁ」
士騎朝輝:「中1くらいまでは信じてたかもな。今度聞いてみるぜ」
ノーヴェ:「まあ、事情はわかった。子供の夢を壊さないようにコードネームは伏せてるってことだな……優しい事だぜ」
士騎朝輝:「俺より年上っぽいけどなぁ、そいつ」楽しそうに笑う。
貴崎世怜:「サンタかあ、流石に小5までだったなあ……。というか、コードネームって変えたりできるんすかね」
ノーヴェ:「そういうお前のコードネームはどっからなんだよ。ヘックスヘイズ」
貴崎世怜:「へ、あ……いや、なんか。イリーガル登録するときに辞書とか引いて……」
ノーヴェ:「そもそもお前、自己主張が少ねえから未だに身の上がわからん。もう二、三回くらい自己紹介しろよ」
貴崎世怜:「あ、あー、ええと、探偵……は言ったっけ。それで、一応呪術師のはしくれで……そんで……えっと……」
貴崎世怜:「ほ、他になにかあったっけ……。歳は22で……えーと」
士騎朝輝:「そうそう。恋人の仇を討つなら、恋人の事とか、そういうのもなぁ。いや、誰の仇かそういや聞いていなかったなぁ」
士騎朝輝:「恋人?家族?」
貴崎世怜:「えっ、えっと」
貴崎世怜:「こ」
貴崎世怜:「……恋人っすけど」顔は真っ赤だ
ノーヴェ:「なにが恋人だ! 死ッッぬほどどうでもいいわ!」
ノーヴェ:「恋人がいるんならUGNなんかやってねーでさっさと辞めて北海道で農家でもやってろ!」
貴崎世怜:「ど、どうでもいいってなんすか!こっちにもいろいろ事情があるんすよ!」
ノーヴェ:「どうでもいいからどうでもいいつってんだよ! 色恋沙汰にかまけててUGNが出来るか。鷲尾や士騎を見習え!」
貴崎世怜:「うっ……」
士騎朝輝:「恋人がUGNの人間なら北海道で農家って訳にもいかないだろうけどなぁ」
士騎朝輝:「色恋沙汰大事だぜ。一番強い絆の力だろ。後、それ、多分、お前の口から鷲尾聞いたら、情緒が大変なことになると思うんだよなぁ」
ノーヴェ:「沖縄派ってことか? よくわからんが……」
ノーヴェ:「しかし、そうかもな。散々オドオドしてたヘックスヘイズが、俺に堂々と"どうでもいいってなんすか"って言い返してきたんだ」
ノーヴェ:「そいつのためなら死ねるってか? いい根性してるぜ」
士騎朝輝:「ま、色恋沙汰にかまけてくれてるお陰で貴崎は力を貸してくれてるしなぁ。そう、そういう事だよ」
貴崎世怜:「いや、むしろ絶対死ねないっすね。そこは大事っすよ、うんうん」
貴崎世怜:「……まあ。それだけ、大事だってことっす」
士騎朝輝:「そうだよなぁ。好きな奴から、帰って来いって言われたら、何が何でも帰ってくる気になるよなぁ」
士騎朝輝:くすくすと笑う。
士騎朝輝:「貴崎、お前も大概安い女と見たぜ。いや、これは超褒めてる」
ノーヴェ:「わかるようでわかんねえ話だ。俺は俺のためにしか死ぬ気ねえし……」
ノーヴェ:「安い女って褒め言葉なのか?」
貴崎世怜:「いや、普通褒め言葉にはなんないっすよそれ」
貴崎世怜:「ど、どういう意味で……?」首を傾げつつ
士騎朝輝:「簡単な言葉でその気になって、やる気と実力出せるんだから、効率が良いって事さ」
士騎朝輝:指をくるくる回して言う。
ノーヴェ:「ああ、燃費がいいってことか。必要な時に出せねえ実力はないのも同然だからな」
貴崎世怜:「……なんというか」
貴崎世怜:「士騎くんは言い回しがカッコつけって感じっすね」年頃だなあという顔をする。
士騎朝輝:「最近の悩みなんだよなぁ。なんか、軽い人間に思われている、チャラいとか軽薄とか、かっこつけとかなぁ」
士騎朝輝:「チャラいか?」
貴崎世怜:「え?……いや、チャラいというより明るい感じでいいんじゃないっすかね。わたしは好きだなあ」
ノーヴェ:「自分を殺して誰の印象にも残らねえよりはよっぽどマシだろ」
士騎朝輝:「素直に褒められておくぜ。いい気にもなるんだよなぁ。こういうのが、ほら、安い男ってやつさ」
士騎朝輝:「そうだなぁ。誰かの心に、俺が残るなら、旅をする意味もある」
貴崎世怜:「それ、チャラいっていうよりチョロいなんじゃ……」
士騎朝輝:「気難しいよりはいいだろう。俺は楽しいしな」
貴崎世怜:「あはは、まあ、それもそうかなあ。……ところで、瞳ちゃんとノーヴェさんって、なんか仲いいっすけど」
ノーヴェ:「なんかつまんねえ話になってきたな……俺は強さ議論がしたかったのに。あ?」
ノーヴェ:「待てよ。そもそも仲いいか?」
貴崎世怜:「任務とかでよく一緒になるとか……えっ?」
士騎朝輝:「少なくとも鷲尾はお前が絡むと早口になるよなぁ」
士騎朝輝:「視線も気が付くとお前を追ってる」
貴崎世怜:「いやあ、仲いいっていうか、瞳ちゃんの対応が違うなあって」
貴崎世怜:「そうそう」
ノーヴェ:「はっ。そりゃそうだろ」
ノーヴェ:「士騎……はともかく、恋愛脳のヘイズはわからんだろうから教えておいてやる」
ノーヴェ:「何度か、最前線で肩を並べて戦うとな。相手の動きってのを自然とチェックしだすもんなんだよ」
士騎朝輝:笑いを堪えている。
ノーヴェ:「咄嗟の判断で右と左どっちに動くか。回避と防御どちらを取るか。俺も鷲尾の動きはチェックしてるし、あいつもそうってことだろうが」
士騎朝輝:「くくっ、いや、そう言うなよ、村雨丸」
貴崎世怜:「は、はあ……。なるほど、……なるほど?」
ノーヴェ:「くっくっ。まあ、士騎が笑っちまうのも無理はねえ」
ノーヴェ:「こういうのはなぁ。やっぱ、戦闘のプロにしかわかんねー感覚だからなあ」
ノーヴェ:「いいんだぜ別に。ゆっくり理解していけばよ」 完全に上から目線で頷いてます。
士騎朝輝:「そうだよなぁ。鷲尾も大変だよなぁ。ノーヴェと肩を並べなきゃいけないんだからなぁ」
貴崎世怜:「な、……なるほど」そういうことにしておく時は、だいたいなるほどばかり言う。空気は読める。
士騎朝輝:「けど、お前も鷲尾の動きをチェックしてるって聞けたのは良かったよなぁ、あいつの事は任せたぜ」
士騎朝輝:「あいつも、それを望んでると思うんだよなぁ」
士騎朝輝:一息つくように水を飲む。
貴崎世怜:「ん、まあそうっすね。息もピッタリってことだろうし」
士騎朝輝:「よし、じゃあ、楽しい話するか」
ノーヴェ:「あいつはチルドレンだからな。いざって時に連携できねーと怒られる。それはごめんだ」
士騎朝輝:「はは。尻に敷かれるなよなぁ。それは、ともかく」
士騎朝輝:「さっきの話だが…俺と鷲尾がどっちが上かな」
貴崎世怜:「男の子って、好きっすねえそういうの……」
士騎朝輝:「俺と鷲尾が戦っての潰し合いなら速度の差で俺の方に分があるが、出力はあいつの方が高い…。通常戦闘ならあいつの方が使い出は良いだろうなぁ。ジャームだった場合は村雨丸が鬼札になるかもしれないけどなぁ」
士騎朝輝:「組織…UGNなら特殊任務でもない限りはあいつの方が評価は上になるんじゃないか?」
士騎朝輝:「ってとこだよなぁ。後は単純技量なら俺の方が上だな」
ノーヴェ:「おっ、いいね。強さ議論だな?」
ノーヴェ:「鷲尾が起きてくるまで……30分か? 1時間か? まあ大丈夫だ。どっちが強いかだけで俺は3時間は語れる」
士騎朝輝:「こういうの好きなんだろ?で、お前と成田はどうなんだよなぁ?」
ノーヴェ:「当然俺のほうが強い。いいか? 俺の作った大N市つよさランキングによればだな……」
ノーヴェ:「おいヘックスヘイズ、お前も強さ談義やれよ。マジな話だからな」
ノーヴェ:がさがさとランキング表を取り出して壁に貼り、誰が強いかの話を延々と垂れ流しはじめます。
貴崎世怜:「へっ、強さ談義って……いやあえっと……」強そうな知り合いを何人か思い浮かべている

GM:ロイスと購入が可能です。
ノーヴェ:世怜ちゃんにはどっちにしようかな。んー
士騎朝輝:まずは強化素材を最後の手配師を使用
ノーヴェ:-ヘックスヘイズ/貴崎世怜/○有為/隔意/ロイス こうしよう。恋愛脳はさっぱり理解できねーけど見込みはあるなーって感じ。
士騎朝輝:5DX+6
DoubleCross : (5R10+6[10]) → 9[2,3,5,5,9]+6 → 15

貴崎世怜:見込み!
士騎朝輝:買えたのでノーヴェ君にパスだ
ノーヴェ:うわすごい。ちょうど買えている
ノーヴェ:レイジングブレイドに使います。武器攻撃力を25→26に。
貴崎世怜:ロイス枠があと一個しかないや 瞳ちゃん分に取っておいて
貴崎世怜:あ、御綿さんをSロイス指定したいです
貴崎世怜:口に出して大事な人だと再認識したぞという気持ち
士騎朝輝:ロイス 貴崎世怜/有為/隔意〇/ その実力をちゃんと見たら反転させたいぜ。 以上です。
貴崎世怜:実力~~
GM:Sロイス!!
GM:いいよ!!!!!
貴崎世怜:やったー!!
貴崎世怜:購入は一応手当キットを
貴崎世怜:2dx+3=>8
DoubleCross : (2R10+3[10]>=8) → 8[2,8]+3 → 11 → 成功

貴崎世怜:そのまま使います
ノーヴェ:自分の購入チャンスがあった。瞳ちゃんのHPは33だから、応急手当を買っておくか。余ったら世怜ちゃんにあげられるし
ノーヴェ:応急手当キット。
貴崎世怜:2d10
DoubleCross : (2D10) → 10[5,5] → 10

ノーヴェ:3dx+1=>8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 7[2,7,7]+1 → 8 → 成功

貴崎世怜:貴崎世怜のHPを+10した(HP:10->20)
ノーヴェ:よし。次に合流した時に忘れずに瞳ちゃんに渡します。
貴崎世怜:渡しちゃえ~
貴崎世怜:以上!
GM:では、シーンカットしましょう。

ミドル5:他の、誰でもない

GM:回想シーン。瞳ちゃんのみ登場可能です。
鷲尾瞳:出ます
鷲尾瞳:1d10+66
DoubleCross : (1D10+66) → 5[5]+66 → 71

GM:君は今、深い眠りの中にいる。
GM:見えるのは、今まで封じられていた記憶。
GM:君は、過去を見ている。
GM:……見えるのは、殺風景な食堂だ。
GM:君は沢山の子供たちと共にいる。
子供:「もう食べていいの?」
子供:遠慮がちに、子供の一人が君に聞く。
GM:テーブルの上にある料理は、それほど豪華なものではない。それでも、彼らの数少ない楽しみだった。
鷲尾瞳:「もう少し待ちましょうね。皆、揃ってますか?」そう言って周りの子供達を見回す
子供:「いるよー」
子供:「おなかすいたよー!」
No.49:「はーい」
No.52:ピシッと手をあげている。
GM:子供たちはバラバラに返事をする。
鷲尾瞳:「はい。皆揃っていますね。それでは、みんな一緒に挨拶してからいただきましょう」
鷲尾瞳:「せーの」
子供たち:「「「いただきます!」」」
鷲尾瞳:「はい、いただきます。急がずゆっくり食べてくださいね」
鷲尾瞳:がっつく子供たちをなだめながら、自分も食事を始める。
GM:ついついはやく食べる子供、言われた通りゆっくり食べる子供。様々な子供がいる。
No.52:その中で、進みが特に遅い子供がいる。
鷲尾瞳:「ん。どうかしましたか?やすみちゃん」
No.52:「う〜〜〜……」
No.52:「おねーちゃん、あたし、これいや……まずいんだもん……」
No.52:彼女は、子供達の中でも特に君に懐いている子だ。
鷲尾瞳:ここの施設の子供は、研究者から番号で呼ばれている。だが、子供たち同士は別だ。
鷲尾瞳:自分たちが道具ではなく、人であることを忘れないようにと。鷲尾瞳が提案したのだ。
鷲尾瞳:食事前の挨拶も。殺伐とした空気を変えて、少しでも彼らが気を休められるようにと、導入した。
鷲尾瞳:「ダメですよ、我儘を言ったら。まずくても、生きるために必要なんですから」
No.52:「んむ〜〜……」
鷲尾瞳:「ほら、お姉ちゃんと一緒に。お箸を持って、口を開けて」
No.52:「……ん」
No.52:君のタイミングに合わせて。お箸を持ち、口を開け、食べる。
No.52:目を閉じ、顔をしかめている。
鷲尾瞳:「はい、あーん」彼女の動きに合わせて、一緒に箸を動かしもぐもぐと食べます。
No.52:頑張ってもぐもぐしている。
No.52:ごくん。なんとか咀嚼を終え、飲み込む。
鷲尾瞳:「はい。よくできましたね。偉いですよ、やすみちゃん」
鷲尾瞳:よしよしと彼女の頭を撫でる
No.52:「へへ……おねーちゃんがいっしょに食べてくれたから」
No.52:くすぐったそうに目を閉じる。
鷲尾瞳:「ここでは大人たちが、私達の事を使って、色々な実験をしています。辛くて、大変なこともありますが」
鷲尾瞳:「そうやっていい子にしていれば。言いつけを守っていれば、きっと耐えられます。だからその調子で、頑張って最後まで食べましょうね」
No.52:「うん……うん。あのへんなキカイでいじられたりしてても」
No.52:「いつもおねーちゃんが見ててくれるからあたし……」
No.52:ほんの少しだけ目を伏せるが、また笑顔を作って
No.52:「だから、がんばる。最後まで食べるから、見ててね」
鷲尾瞳:「はい。やすみちゃんの頑張るところ、私に見せて下さい」
No.52:ゆっくりながらも、一生懸命に食べ始める。
GM:そんな、食事風景。
GM:色々な子供たちとこうやって交流しながら食事の時間は過ぎていく。
鷲尾瞳:「他の皆も、残さないようにしてくださいね。体をしっかり作って、優秀な素体に成れば」
鷲尾瞳:「その分大人達も優しくしてくれますから。これは皆のためでも有るんですよ」
子供:「はーい」
子供:「がんばる」
子供:「うう……」
鷲尾瞳:「では皆、残さず食べ切れましたね。ごちそうさまでした。さて、お食事の次はなんの時間か、わかってますね?」
No.52:「おくすりのじかん!」
No.52:我先にと返事をする。
鷲尾瞳:「はいやすみちゃん、正解です。皆、自分の分のお薬はありますか?」
子供:「あるよ!」
子供:「持ってきたー」
子供:「あれ、どこいったっけ?…あった」
GM:他の子も、次々返事をする。
No.49:「………」
No.49:その中で、浮かない顔をしている子供がいる。
鷲尾瞳:「他の子の分と間違えないように、気をつけてくださいね。それから、さとるくん?」49番に話しかける
No.49:「…ぅあっ……あの」
鷲尾瞳:「前回、お薬を飲まなかったでしょう。飲んだふりをしても無駄ですよ。全部見ていますからね」
鷲尾瞳:「どうして飲まなかったんですか?理由を説明してください」
No.49:「………だ、だって……」涙目になっている。
No.49:「いたくなるんだ……頭が……」
鷲尾瞳:「……」立ち上がり、彼の後ろに。
鷲尾瞳:「そうですか。それは何時頃から?」
No.49:「う……お薬飲んで、30分……ぐらい、だから」
No.49:指を折って数える。
No.49:「お昼の1時……ぐらい」
鷲尾瞳:「飲み始めてからずっとですか?それとも今日から?」
No.49:「最初はそんなでもなかったけど……2日ぐらい経ってから……」
No.49:「だから、もう飲みたく、ないよ…」
鷲尾瞳:「そうだったんですね。……うん。今までよく頑張りました」後ろから、優しく彼の体を抱く。
No.49:「……おねえちゃん……」
No.49:安心した顔になる。
鷲尾瞳:「でも、きちんと飲まないとダメです。今は辛いかもしれませんが」
鷲尾瞳:「それも最後は、さとるくんのためになるなんです」
No.49:「えっ……」
No.49:「や、やだ……やだよ……」
鷲尾瞳:「私の、お姉ちゃんの言うことが信じられませんか?」
No.49:「本当に痛いんだよ!もう目の奥にフォークが刺されるみたいな感じで!」
No.49:「ちがう、信じてないんじゃなくって……!」
No.52:「さとる、いたいのは確かにこわいけど」
No.52:見ていた『やすみ』が口を挟む。
No.52:「でも、おねーちゃんのいう通りにしておけば大丈夫だよ!あたしも、ごはん食べたもん」
No.49:「う……」
鷲尾瞳:「そうです。何も怖がることはないんです。それに、貴方が悪い子だって、大人たちにバレたら」
鷲尾瞳:「もっともっと痛いことをされます。それは嫌ですよね」
No.49:「……い、いや。それは……」
No.49:怯えた顔が真っ青になっている。
鷲尾瞳:「なら頑張って飲みましょう。大丈夫、お姉ちゃんが側にいてあげますから」
鷲尾瞳:「優秀なさとるくんならお薬くらいかんたんに飲める。そうですよね?」
No.49:「……………わ……かった………」
No.49:弱々しく頷く。
鷲尾瞳:満足気に頷いて、彼の頭を優しく撫でます
鷲尾瞳:「見ててあげます。貴方が頑張るところ」
No.49:彼の体は強張ったまま。
No.49:飲むフリをして捨てることは、今度はできない。
No.49:君の目の前で、彼は確かに薬を飲み込んだ。
鷲尾瞳:薬をしっかりと飲み込むまで、彼をじっと見つめています
鷲尾瞳:「よくできました」
鷲尾瞳:「これで大丈夫ですよ、さとるくん」
No.49:「……うん」
No.49:泣きそうなまま、それでも笑顔を君に見せた。

研究員:「───バイタル停止」
研究員:「適合しなかったか。彼には期待していたんだが」
GM:研究員たちが話し合っている。
GM:実験用の寝椅子の上には、物言わぬ49番が横たわっている。
研究員:「どうも負荷への耐性が低かったようですねェ」
鷲尾瞳:「……」
鷲尾瞳:その中に、鷲尾瞳もいた。イスのすぐ近くで、49番の横顔を無表情に眺めている。
研究員:「……”マテリア”」研究員の一人が君に呼びかける。
研究員:「彼の経過は見ていましたね?報告をお願いしますよ」
鷲尾瞳:「はい。観察経過をお伝えします」
鷲尾瞳:「異変が起こり始めたのは、投薬開始から約三日後。元々攻撃的な性格だった性格が、徐々に内向的なものに変化」
鷲尾瞳:「投薬からおよそ一週間後から、強い頭痛に苛まれる様になったようです」
鷲尾瞳:「二日前、指示を無視して薬を廃棄しているのを確認。それ以降はそのようなことが無いよう」
鷲尾瞳:「私が直接指導し、服薬を確認しています。今日の午後2時、食後の服薬で急変」
鷲尾瞳:「激しい痙攣と意識の混濁が始まったため、連絡しました。その後の経過はここで見たとおりです」
鷲尾瞳:「49号については以上です。なにか質問があれば、追加で説明します」
研究員:「ご苦労。なるほどねェ。いや、参考になりましたよ。ありがとうございます」
鷲尾瞳:「主任」
研究員:「ん?何ですか?」
鷲尾瞳:「実験体達の懐柔は順調です。研究者たちに反抗の意思を持つ子供も、私の指示には疑いも無く従うようになってきています」
鷲尾瞳:「……ですから、その」
鷲尾瞳:「今のまま。優秀な協力者で居れば」
鷲尾瞳:「もう……あのようなことは……私にしません……よね?私だけは……」
鷲尾瞳:「私だけは助けてくれる……。そう……ですよね……?」
鷲尾瞳:目線を床に落とし、手を震わせながら、恐る恐る尋ねる
研究員:「顔を上げてくださいねェ”マテリア”」君の頭の両側に手を当て、無理やり顔を上げさせる。
研究員:老いた研究者のギラギラとした目が、目の前にある。
鷲尾瞳:「ヒッ……っ!」
鷲尾瞳:息を呑む。目尻から一筋涙が溢れる。
研究員:「大丈夫ですよォ。実際、あなたは良くやってくれています」
研究員:「近頃の実験体たちは抵抗することも減ってきて、テストが非常にやりやすくなりました。これも全部あなたのおかげです」
研究員:「大丈夫、あなたは特別です。こうしていてくれれば」
研究員:「あなたには安全の確認できた施術しか施しません」
研究員:「ちゃんと、今のまま個室にふかふかのベッド付きの生活も続けられます」
研究員:「ですから……今後も、是非。よろしくお願いしますねェ?」
鷲尾瞳:「はい……はい……」
鷲尾瞳:「ありがとう……ありがとうございます……私も……」
鷲尾瞳:「優秀なチルドレンで居られて……とても……幸せです……」
研究員:ニコニコしながら頷いている。
鷲尾瞳:ぎくしゃくと、ぎこちない笑みを浮かべる。涙を流したまま。
研究員:「あなたは優秀なチルドレンです。先輩の作った剣も」
研究員:「あなたならきっと扱えます。今はそのために」
研究員:「日々を頑張りましょう」
GM:───そうして。実験の時間は終わる。
鷲尾瞳:与えられた個室へ向かう。
鷲尾瞳:たどり着くなり、床に向かって吐いた。
鷲尾瞳:「うぐ……ふ、う……う……!」
鷲尾瞳:最近はずっとそうだった。無理矢理に食事を押し込んでも、一人になると吐き戻してしまう。
鷲尾瞳:体重も減った。子供たちに気付かれてしまう前に、なんとかしなくてはならない。
鷲尾瞳:優秀な姉。優秀な素体。優秀なチルドレンでなければ生き残れないのだから。
鷲尾瞳:「うああ……あ……あああああ!」
鷲尾瞳:だがそれも無理そうだった。両手にはまだ、49号と呼ばれた少年の温もりが残っている。
鷲尾瞳:こんなことなら人になど生まれてこなければよかった。もしも次があるのなら
鷲尾瞳:刃のようになりたい。誰の温もりも感じられない。代わりに、誰かを傷つけても心を痛める事もない。
鷲尾瞳:一振りの剣になれたなら……きっと……

GM:第一支部・医務室
GM:───君は、記憶の夢から覚める。
鷲尾瞳:「…………っ!!」目を見開いて、跳ねるようにベッドから身を起こす
鷲尾瞳:「……、は、ぁっ……!」
鷲尾瞳:「思い出した……思い出した……全部……全部……」
鷲尾瞳:「私……私……は……」
鷲尾瞳:震える両手を見つめる。はるか過去の事だと言うのに。嫌な熱が、まだ残っているような気がして。
鷲尾瞳:それから、記憶の中にいた少女の顔を思い出す
鷲尾瞳:「……52号……皆澤やすみ……」
鷲尾瞳:「……"スキュアドレイン"」
鷲尾瞳:汗で張り付いた髪も整えず、ゆらりと立ち上がる
鷲尾瞳:「行かなきゃ……」
鷲尾瞳:「知っている……彼女は……私の事を……」
鷲尾瞳:「知られちゃダメだ……こんなの……誰にも……こんな過去……」
鷲尾瞳:「違う……違う……違う……!間違ってる……!こんな過去……!私、私は……!」
鷲尾瞳:病室を飛び出す。第一支部の構造はすべて頭の中に入っている。
鷲尾瞳:同じ病人でも、自分とスキュアドレインはできるだけ離れた場所に置かれるはずだ。
鷲尾瞳:推測はできる。行かなくては。他の誰よりも早く。

GM:ロイスが可能。購入もできます。
鷲尾瞳:敵……?/"スキュアドレイン”/P:同情○/N:猜疑心/ロイス このロイスの感情を
鷲尾瞳:敵/"スキュアドレイン”/P:庇護/N:殺意○/ロイス これに変えます。以上。

ミドル6:鷲尾瞳とノーヴェ

GM:シーンプレイヤーは瞳ちゃん。登場侵蝕はこのシーンでは1d4になります。
GM:登場は自由。先のシーンの続きになります。
士騎朝輝:82+1d4
DoubleCross : (82+1D4) → 82+3[3] → 85

ノーヴェ:出ておこうかな。1d4なら出目が悪くても全然いいし。
鷲尾瞳:出ます
鷲尾瞳:1d4
DoubleCross : (1D4) → 3

ノーヴェ:72+1d4
DoubleCross : (72+1D4) → 72+4[4] → 76

貴崎世怜:出まーす
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+4した(侵蝕率:72->76)
貴崎世怜:76+1d4
DoubleCross : (76+1D4) → 76+2[2] → 78

貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+2した(侵蝕率:76->78)

GM:談話室
GM:鷲尾瞳を医務室に連れて行ってから暫く経った頃。
GM:ノーヴェくんは慌しげな足音を二つ聞く。ひとつは少し離れたところ。ひとつはこちらに向かってくる。
ノーヴェ:ホワイトボードに貼り付けたランキング表をネタに熱く語っていたが、不意に黙る。
ノーヴェ:足音の正体はわかってもいいですか?
GM:瞳ちゃんの足音は聞き分けられていいでしょう。遠い足跡がそれです。
ノーヴェ:「ベリッシマの強さについてもうちょっと語りたかったんだが」
ノーヴェ:「時間だな。鷲尾が起きた」 自分の右耳をとんとんと叩く。
ノーヴェ:「行こうぜ二人とも。鷲尾と一緒にあのアホ襲撃者を尋問だ」
士騎朝輝:時計に目をやる。
士騎朝輝:「案外早かったな」
GM:と、部屋の扉が開く。
貴崎世怜:扉の方を見る。
燈戸ユイ:「あ、あのっ」
燈戸ユイ:第一支部のエージェントだ。ゲートでの移動や偏差把握での人探しの能力を持っている。
燈戸ユイ:広いところで生存者を探すのには長けているが、人を判別することは不得手だ。
燈戸ユイ:「すみません、鷲尾さんこっちに来てませんか!」
貴崎世怜:「えっ、瞳ちゃんに何かあったんすか」
燈戸ユイ:「い……いないんです!医務室からいなくなってしまって」
士騎朝輝:「見ての通りだぜ。ノーヴェ 足音で分かるよな、行けよ」
士騎朝輝:指でさっと指示を出す。
ノーヴェ:「なにやってんだか。監視カメラくらい付けておけ」
ノーヴェ:「俺ひとりだけ行くと仲間はずれみたいだろ!」
士騎朝輝:「多分あの、お嬢さんの所だとは思うけどなぁ。俺はこの支部の構造なんかさっぱりなんだよなぁ」
燈戸ユイ:「ううう……すみません、お願いします……!」
ノーヴェ:「お前らも来い。こっちだ」 さっさと部屋を出ていく。
士騎朝輝:「じゃ、先導任せた。はは。寂しがり屋の気があるよなぁ、お前」
貴崎世怜:「さっきの戦闘で盛られた薬とか……かなあ」苦い顔をしつつついていく

GM:”スキュアドレイン”が寝かされている部屋。
”スキュアドレイン”:じっと天井を見つめている。手足はベッドに拘束されている。
鷲尾瞳:ドアが開く。照明の落ちた部屋に、廊下から光が差し込んでくる
鷲尾瞳:逆光の中に立つのは、"スキュアドレイン"のよく知る少女だ。
”スキュアドレイン”:「………『お姉ちゃん』」
鷲尾瞳:「……」無言で、コツコツと足音を鳴らしながらベッドの横へ。
鷲尾瞳:「私のことは」
鷲尾瞳:「誰かに話したのですか?支部長、エージェント……」
鷲尾瞳:「それからノーヴェには。もう伝わっているのですか?」
”スキュアドレイン”:「……………」
”スキュアドレイン”:「ほんの数分前。目を覚ました」
”スキュアドレイン”:「まだここには誰も来ていない」
鷲尾瞳:「そうですか」
鷲尾瞳:「もう一つ聞きます」
鷲尾瞳:ベッドの上に上がる。馬乗りに成り、じっとスキュアドレインの目を覗き込む
鷲尾瞳:「何故……こんな事をしたんですか。そんなに、もう一度」
鷲尾瞳:「私と会いたかったんですか。やすみ」
”スキュアドレイン”:「………」君の目を、じっと見て。
”スキュアドレイン”:その目から、涙が流れる。
”スキュアドレイン”:「……だって」
”スキュアドレイン”:「許せるわけ……ないだろう」
”スキュアドレイン”:「ずっと……ずっと。あなただけが支えだったのに」
”スキュアドレイン”:「あなたは全部忘れて……っ……私だけ取り残されて」
”スキュアドレイン”:「………っく……う」
鷲尾瞳:「私は……」
鷲尾瞳:「私は……」
鷲尾瞳:「私はっ!」上から押さえつけるように、両手で"スキュアドレイン"の首を締め上げる
鷲尾瞳:「支えになんて成りたくなかった!」
”スキュアドレイン”:「かっ………」
鷲尾瞳:「本当は誰かに助けてほしかった!誰も傷つけたくなんて無かった!こんな記憶……!欠片も思い出したくなかった!」
鷲尾瞳:「こんな事……!皆に知られたら生きていけない……!私は、哀れな実験体なんかじゃない……!」
鷲尾瞳:「味方のフリをして皆を騙してた、最低の咎人だ……!それが、もしも……もしもUGNに知られたら……」
鷲尾瞳:「……ノーヴェに、知られたら……」
鷲尾瞳:両目から溢れた涙がこぼれ、皆澤やすみの顔を濡らす
鷲尾瞳:「どうやって生きていけばいいの……こんな私……誰も……」
鷲尾瞳:「好きになってくれるはずない……こんな……気持ちになるなら……」
鷲尾瞳:「全部忘れて助かりたくなんて無かった……なのに……なんで……」
鷲尾瞳:「なんで……」
鷲尾瞳:嗚咽混じりに、言葉にならない言葉を吐く。手にはもう、ほとんど力ははいっていない
貴崎世怜:《傍らの影法師》
貴崎世怜:音もなく、貴崎世怜の姿がそこに立っている。
貴崎世怜:ただ立って、二人をじっと見ている。
鷲尾瞳:「……?」項垂れたまま、そちらを見る
鷲尾瞳:「……世怜、さん……?なんで……ここに……」
”スキュアドレイン”:力のない目で、それでも鷲尾瞳を見ている。
鷲尾瞳:意識が、貴崎世怜に向けられた、その瞬間
ノーヴェ:影法師を突き破るように凄まじい速度で駆けてくる。
ノーヴェ:二人とも蹴り飛ばします。
ノーヴェ:初手。飛び蹴りで瞳ちゃんを壁に叩きつける。
鷲尾瞳:「……っ」完全に不意打ちだ。反応もできず、床に転がる
ノーヴェ:二手目。スキュアドレインにも後ろ回し蹴りを叩き込み、ベッドごと瞳ちゃんの反対方向に蹴り飛ばす。
”スキュアドレイン”:なすすべなく吹き飛ばされる。
ノーヴェ:三手目。着地する。 「おい」
ノーヴェ:「なにやってんだお前ら? 説明しろ」
鷲尾瞳:「……」壁に寄りかかり、項垂れたまま動かない。
士騎朝輝:「その前に、ハンカチだろ?ノーヴェ」
士騎朝輝:「まったくなぁ。だから、泣くなと言ったんだ」軽く溜息をついて蹴り飛ばされた二人の間に入る。
士騎朝輝:互いが接触するには士騎をどかさなければいけないだろう。
士騎朝輝:ハンカチを瞳ちゃんに向かって放る。
貴崎世怜:「はぁ、はぁ、ま、間に合っ……て、ちょっ」後ろからバタバタと部屋に入る。
貴崎世怜:貴崎世怜の影は元の平面に戻る。
ノーヴェ:「遅ェぞ。この程度で息を切らすな。明日から一日最低20km走れ」
ノーヴェ:「あと、お前でもいいからこのクソ状況を説明しろ」
貴崎世怜:「にっ、……じゃなくて!えーと、わたしにも何がなんだか……」
鷲尾瞳:「殺して下さい」微動だにせず、声だけを返す
士騎朝輝:「命を奪う。なんてのは、そいつの未来を根こそぎ奪うって事だからなぁ。目的をちゃんと識った上で判断したいね」
鷲尾瞳:「私は錯乱し、命令を無視し、自分のために重要参考人を殺害しようとした裏切り者です」
鷲尾瞳:「いや。ずっと前から裁かれるべきだったんです」
”スキュアドレイン”:「………」俯いて押し黙っている。
ノーヴェ:「オーヴァードが首絞め程度で死ぬかよ。そんなんなら成田はもう500回くらい裁かれてるぞ」
士騎朝輝:「死にたいなら止めはしないぜ。それは個人が選択できる最後の自由意思だからなぁ」
士騎朝輝:「でもなぁ」
士騎朝輝:「どうせ死ぬんなら、全部聞かせてくれよ」
士騎朝輝:「裁かれるべき理由とか、そういうのなぁ」
士騎朝輝:「俺たちに手を汚させるつもりなら、その義務が鷲尾にはあるんだぜ」
貴崎世怜:「……瞳ちゃんがそこまで言うようなことがあった以上、ちゃんと聞かなきゃ納得できないっすね」
ノーヴェ:「鷲尾。知ってるだろうが、俺は事情もわかんねーまま誰かの言いなりなるつもりはねーからな」
ノーヴェ:「裁くかどうかは俺が決める。さっさと全部話せ」
鷲尾瞳:「思い出したんです。全部。自分の過去を」
鷲尾瞳:「こんな……こんな過去……私は……」
鷲尾瞳:「私には耐えられない……無理です……こんな事……誰にも知られたくない……だから……」
ノーヴェ:「おい。またこのクソパターンかよ……いい加減飽きたぞ」
鷲尾瞳:「……」
鷲尾瞳:「え……?クソ……?」
ノーヴェ:「おい鷲尾」
ノーヴェ:もう一回蹴り飛ばします。
鷲尾瞳:「……っ」
鷲尾瞳:転がりながら、ノーヴェくんを見上げる
ノーヴェ:「てめーの頭には」
鷲尾瞳:「あの……いま……なんて……」
ノーヴェ:「脳みそのかわりに木綿豆腐が詰まってんのか? いいか、よく聞けクソ鷲尾チルドレンクソマクガフィン」
鷲尾瞳:「もめ……」
ノーヴェ:「てめーは! 八歳児! 以下か!」
鷲尾瞳:「くそわしお……」
鷲尾瞳:予想もしていなかった言葉に
鷲尾瞳:呆気にとられぽかんと口を開けて聞いている
ノーヴェ:「思い出しただの過去がどうこうだの。どんだけ今の自分に自信がねーんだ」
ノーヴェ:「くだらねえぞ! おい立て。立って剣を取れ」
ノーヴェ:「"どんな過去があろうと私は私、鷲尾瞳"って自信を持って言い切れるまでノーヴェ先生とスパーリングだ」
ノーヴェ:「さもなきゃ死ね」 戦闘態勢に入る。
鷲尾瞳:「自信がない……くだらない……」
鷲尾瞳:「クソパターン……木綿豆腐……八歳児以下……」
鷲尾瞳:「ノーヴェ……そ、それが……」
鷲尾瞳:「泣いている女の子にかける……言葉ですか……?」
鷲尾瞳:ふらふらと立ち上がる。粒子が手に集まり、純白の長剣が錬成される
”スキュアドレイン”:口をぽかんと開けてその様子を眺めている。
貴崎世怜:「ちょっ、と、止めなくていいんすかこれっ!」気迫に押されている
士騎朝輝:薄笑いを浮かべて肩を竦める。
士騎朝輝:「何度か、最前線で肩を並べて戦うと、相手の動きってのを自然とチェックしだすもんらしいからなぁ」
士騎朝輝:「咄嗟の判断で右と左どっちに動くか。回避と防御どちらを取るか。俺も鷲尾の動きはチェックしてるし、あいつもそうってことだろうが…だったか」
士騎朝輝:「なら、問題ないだろ。そういう二人ならなぁ。それに、やる気があるのは良いことだよなぁ、死ぬ気の反対だもんなぁ」
士騎朝輝:「そら、剣を取った。あー、これで強さランキングの更新も捗るよなぁ」
貴崎世怜:「え、ええー……。大丈夫なのかなあ……」そわそわしながらも見守っている
士騎朝輝:病室の空きベットに腰を掛けて足を組む。そしてスマフォでこの戦いを撮る。
鷲尾瞳:「望むところです……。貴方に言われなくても……立ち上がって……剣を取るくらいできます」
鷲尾瞳:「先生からの指導もいりません!訓練期間は絶対に私のほうが上です!」
ノーヴェ:「当たり前だよなあ? 剣を取るだけならそこのヘタレ女王ヘックスヘイズにだって出来る」
貴崎世怜:「へっ、ヘタレ女王……」
鷲尾瞳:「……っ!私が」
鷲尾瞳:「私がーー!!!」
鷲尾瞳:力任せに剣を振り上げ、ノーヴェに向かって叩きつける!
鷲尾瞳:「私が八歳児のヘタレ女王以下のクソ女だって!そう言いたいんですか!?」
貴崎世怜:「ヘタレ女王……そんなに……?」
士騎朝輝:「下にはもうクソ女しかいないみたいだぜ。大変だよなぁ」
鷲尾瞳:「それを言うなら貴方だって!憧れのスカし"ホワイトミュート"様に、少しは女性の扱い方を見習ったらどうですか?」
鷲尾瞳:「落ち込んでる女の子を、二発も!蹴って!どう考えてもありえません!あまつさえさもなくば死ねって……」
鷲尾瞳:「私が本当に死んだらどうするつもりだったんですか!?好きじゃないんですか、私が!」
ノーヴェ:「ありえねーのはテメーだアホ!」 回し受けで剣を流し、貫手で喉・胸・鳩尾を正確に狙う。
ノーヴェ:「クライェル事件で俺が言ったこと1ミリも覚えてねーのか!」
ノーヴェ:「"どんな過去があろうと俺は俺、自分は自分" だ! それも忘れて」
ノーヴェ:「殺してくれ~もうおしまいだ~私はナメクジ以下だ~みたいに言ってるような女はなァ~~!」
ノーヴェ:「好きになる要素なんて1ミクロンもねーーんだよッ!」
ノーヴェ:達成値で勝負をつけたいんですが
鷲尾瞳:付けましょう!
ノーヴェ:よしよし。じゃあ殴り合いだ。
GM:GOGO!
ノーヴェ:《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》。
鷲尾瞳:エフェクトはなし?
GM:あってOK!
鷲尾瞳:うおお!やる気だ!
GM:侵蝕はあげなくて大丈夫!
鷲尾瞳:マイナーで《インフィニティウェポン》。メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》
ノーヴェ:あっなしでいいんだ。ここは侵蝕を食ってでも本気で行こうと思っていた
鷲尾瞳:攻撃します!
GM:いいよ!気兼ねなくやってほしい!
ノーヴェ:8dx7+10
DoubleCross : (8R10+10[7]) → 10[1,2,3,3,5,6,7,7]+6[2,6]+10 → 26

鷲尾瞳:7DX7+9
DoubleCross : (7R10+9[7]) → 10[3,4,5,7,9,9,10]+6[2,3,4,6]+9 → 25

ノーヴェ:これはすごい
鷲尾瞳:うわーっ
GM:すげえ
GM:固定値の差だけだ!
ノーヴェ:完全に互角ですねこれは
鷲尾瞳:「覚えてます!全部!貴方の言ったことは全部!過去に拘るのは自信がないやつだけだという台詞も!私の事を……」
鷲尾瞳:「……誰にも、要らないだなんて言わせないって。私の事を必要だって言ってくれたことも」
鷲尾瞳:「全部覚えてるに決まってるじゃないですか!それなのに!好きになる要素が1ミクロンもないって……」
鷲尾瞳:「どーいうことですか!?絶っっ対、絶対許しません!」
士騎朝輝:「貴崎、同じ恋愛脳なんだ、鷲尾の事が理解できるんじゃないか?」
貴崎世怜:「あ、あー……。まあ、泣いてる女の子にかける言葉じゃないってのには、同意っすね……」
鷲尾瞳:貫手を教科書どおりの、柄とツバを利用した防御術でさばく。そのまま、ノーヴェの体制を崩し
鷲尾瞳:上段からの一撃で、叩き切ろうとする!が……
ノーヴェ:「なにが」 鷲尾瞳がどう動くかは完全に把握している。
ノーヴェ:連携のためだけではない。万が一鷲尾が裏切った時の戦闘シミュレートは毎日のようにやっているからだ。
ノーヴェ:「許しませんだ。テメーは見込みあると思ってたのに——」
ノーヴェ:「俺の信頼を裏切りやがって!」 機械化兵特有の身体能力。八割崩れたところから無理やり体勢を戻す。
ノーヴェ:「百ぺん死ね!」
ノーヴェ:相打ちのような形で瞳ちゃんにボディブローを叩き込みます。
士騎朝輝:「あ。わかってきたんだよなぁ。ノーヴェの信頼感って小学生のそれだ。全幅を寄せる奴、無茶苦茶重いぜ」
士騎朝輝:「今のボディーブローみたいになぁ」
貴崎世怜:「言われてみると、なんというか」規模はどうあれ、二人の戦闘が子供の喧嘩に見えて。「わかるような……」
鷲尾瞳:「っ……!」二歩、三歩、よろめきながら、再び剣を構えようとするが
鷲尾瞳:「ノーヴェ」
鷲尾瞳:「やっぱり強いですね、貴方は……」
鷲尾瞳:「でも私も、少しは……」
鷲尾瞳:そのまま前のめりに倒れる。
ノーヴェ:こちらも壁にもたれかかって気絶します。避ける事よりも真正面から殴ることを優先したからだ。
士騎朝輝:「終わったか」スマフォの録画を切る。「先に倒れたのは鷲尾だし、一応ノーヴェの勝ちだよなぁ」
士騎朝輝:「なに?野暮?まぁ、そう言うなよ村雨丸」
貴崎世怜:「……とりあえず」めちゃくちゃになった部屋を見回しつつ。
貴崎世怜:「救護班呼びます?」
士騎朝輝:「なに、ベッドならたくさんあるよなぁ。寝かせておけば良いさ」
貴崎世怜:「怪我人ひとり追加ー、って……。はぁ、もう……」心配と安堵の入り混じったため息をつく。
士騎朝輝:いつものような皮肉気な笑みを多少やわらげ首を上に向ける。
士騎朝輝:「虹咲。って事でなぁ。なんとかなりそうだぜ。多分だけどなぁ」監視カメラに目をやり、口を開く。「黙認してくれて礼を言うぜ」
士騎朝輝:手をひらひらと振った。

GM:ロイスのみ可能。何かあればどうぞ!
ノーヴェ:瞳ちゃんにはもう取ってるんだよな・・
鷲尾瞳:ノーヴェくんのロイス感情変えていいですか?
ノーヴェ:あ、こっちも瞳ちゃんへの感情を変えようかな
鷲尾瞳:同僚/ノーヴェ/好意:○/不安/ロイス(RE) これを 同僚/ノーヴェ/好意:○/憤懣/ロイス(RE) これに変えます。
鷲尾瞳:以上です。
GM:どうぞどうぞ
貴崎世怜:瞳ちゃんに庇護○/不安でロイスとります ちょっとお姉ちゃんは普通に心配だぞ
ノーヴェ:やさしいおねいちゃん
ノーヴェ
-YE/鷲尾瞳/○興味/驚異/ロイス

-YE/鷲尾瞳/信頼/○憤懣/ロイス

ノーヴェ:剣の腕とか、あそこで殴り返してくる芯の強さは間違いなく信頼に値するんだけど、それはそれとして何やってんだお前という憤懣です
貴崎世怜:あとノーヴェくんのロイスN感情を恐怖から恥辱に変えます へ、ヘタレ女王ちゃうもん……
GM:では、シーンカットだ!

ミドル7:道具と素材

GM:最初に少し話して、情報収集に入ります。
GM:シーンプレイヤーは瞳ちゃん。他、登場自由。
鷲尾瞳:1d10+74
DoubleCross : (1D10+74) → 1[1]+74 → 75

鷲尾瞳:侵蝕が上がらない……!
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:78->85)
士騎朝輝:1d10+85
DoubleCross : (1D10+85) → 7[7]+85 → 92

ノーヴェ:今の流れは出ておこうかな
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:76->78)

GM:先ほどの騒動から数刻……
GM:第一支部・休憩書架
GM:ここは、休憩室ではあるが書架を流用している関係上、
GM:自然と資料なども集まってきている場所だ。
GM:そこに君たちは集まっていた。
鷲尾瞳:「大変申し訳ありませんでした」地面に膝を付き、ノーヴェを含め全員に向けて土下座しています
ノーヴェ:「おいやめろ!」
ノーヴェ:「女の土下座とか見ててちっとも面白くねーんだよ! やめろって!」
ノーヴェ:瞳ちゃんの腕を掴んでグイグイ立たせようとしてます。
貴崎世怜:「か、顔上げて!ほら!」しゃがみこんで起こそうとする、
士騎朝輝:「そうだなぁ」瞳ちゃんを見下ろし、いつもと変わらぬ冷めた表情で見下ろす。
”スキュアドレイン”:”スキュアドレイン”…皆澤やすみもいる。先ほどの戦いからすっかり状況に取り残されている。
鷲尾瞳:「しかしこうでもしないと私の気が済みません。敵に不意を撃たれ戦線を離れた挙げ句、錯乱し捕虜と味方に手を上げ支部の施設を破壊するなど」
士騎朝輝:「あぁ、じゃあ、いいか?言っても?」
士騎朝輝:皆に確認を取る様に見回す。
ノーヴェ:「これ以上面倒なことにしたら顔面ブン殴るからな」 言いながらも頷く。
貴崎世怜:何か手があるのかと促すように士騎くんを見ている。
”スキュアドレイン”:流されて頷いている。
鷲尾瞳:「UGNチルドレンとしてありえない醜態です。……どうぞ。この償いになるなら、私は何でもするつもりです」
士騎朝輝:「そうしたら、俺の方が強さが上だって証明できてしまうと思うぜ」ノーヴェに返す言葉で軽く笑う。
士騎朝輝:「それじゃあ」鷲尾に視線を向ける。
士騎朝輝:「俺の分はノーヴェがやった内に入れて良い。これ以上やると鷲尾を追い詰めるだけだしなぁ」
士騎朝輝:「それに、俺は残念ながら鷲尾の過去の当事者じゃない。お前の悔悟も後ろ暗さも恥辱も懺悔も受け取るのは俺じゃない。あぁ、謝る相手はスキュアドレインにだろ?そこのケジメをつけなきゃ、それこそヘタレ以下のクソ女だよなぁ」
貴崎世怜:「へ……」後半は士騎くんに同意しているので黙って見守る。
鷲尾瞳:顔を上げて、スキュアドレインに目を向け。「……はい。士騎朝輝の言うとおりです」
”スキュアドレイン”:「ぁ……えっ……と」気まずそうな表情
鷲尾瞳:「私が貴女に対して行ったことは、断じて許されることではないと、今ならわかります」
鷲尾瞳:「……許されるとは思いませんが。貴女の希望を言って下さい。私は可能な限りそれを叶えます」
”スキュアドレイン”:「その………」
ノーヴェ:「"私といっしょに死んで"なんて言った日には蹴り殺すからな」 スキュアドレインににらみを効かせている。
貴崎世怜:「こら、怖がらせない」小声で注意する
”スキュアドレイン”:「……私こそ、ごめん。おねえちゃんが」
”スキュアドレイン”:「おねえちゃんがずっと、苦しんでたってこと、ちゃんとわかってなくって」
鷲尾瞳:「それを隠そうとしていたのは私です。貴女が気に病む必要はありません」
”スキュアドレイン”:「置いていかれた、って。そのあと”主任”に……聞いて」言葉を濁す
”スキュアドレイン”:「ずっと……憎かった。忘れたままなんて許せないって思った」
”スキュアドレイン”:「でも」
鷲尾瞳:「……はい」スキュアドレインから目を逸らさず、彼女の言葉を待つ
”スキュアドレイン”:「それでも、死んで欲しくなくって」
”スキュアドレイン”:「あなたがこの街に……ここにいるとわかって、必ずあいつはおねえちゃんを狙うだろうって思った。事実」
”スキュアドレイン”:「私は”マクガフィン”の確保命令を受けた」
”スキュアドレイン”:「……もう一度あなたに会うチャンスだって思った。でも、成功して、連れて行くわけにはいかない」
”スキュアドレイン”:「だから……周りくどいこともした」
”スキュアドレイン”:「ごめん。本当に」
”スキュアドレイン”:「だけど、生きて」
”スキュアドレイン”:「生きてて、ほしい」
士騎朝輝:「死にたがってた女に、可能な限り生きろ。か。FHらしい残酷さだよなぁ」
士騎朝輝:「鷲尾も大変だ」
士騎朝輝:普段と変わらぬ皮肉気な態度で、笑って言う。いつも通り、何も変わらず。茶化すように。
鷲尾瞳:「いえ。やすみさんは、これ以上無く優しい女性です」
鷲尾瞳:「……わかりました。私も、今はそうするべきだと……いえ。そうしたいと思っています」
鷲尾瞳:「他の誰でもなく、私自身の意思で。それから……」
鷲尾瞳:立ち上がり、スキュアドレインに近づき。恐る恐る手を伸ばし、その体を抱きしめる。
”スキュアドレイン”:「っ………」
鷲尾瞳:「……その。ありがとう、ございます。今まで生きていてくれて。私に会いに来てくれて」
鷲尾瞳:「……ずっと謝りたかった。貴女のお陰で、ようやくできました。ありがとう」
”スキュアドレイン”:目に涙が滲む。
”スキュアドレイン”:「おねえちゃん……」
”スキュアドレイン”:ぎゅっと抱き返す。
鷲尾瞳:「今まで、よく頑張ってくれましたね。もう大丈夫です。これからは、私達が貴女を守ります。今度こそ。絶対に」
”スキュアドレイン”:「ありがとう……」
ノーヴェ:「で」
ノーヴェ:「感動のご対面はいい。問題は、なんで鷲尾が狙われてんのかってところだ」
ノーヴェ:「元凶を潰さねえとお前ら二人とも元のところに戻って鍛冶屋やらされんぞ」
”スキュアドレイン”:「ぅ」
貴崎世怜:「……そこがまだ、解決したわけじゃなさそうっすもんね」
士騎朝輝:「さて、ケジメがついたところでなぁ。あいつって誰だよ?って話になる訳か」
”スキュアドレイン”:ばっ、と離れてごしごしと涙を拭う。少し頬が赤い。
”スキュアドレイン”:「……私で答えられることなら答える」
鷲尾瞳:「それだけは避けなくてはなりません。やすみの話が本当なら、"ヘファイストス"の中枢はまだ生きています」
鷲尾瞳:「"マテリア"と言う言葉が、その正体に近づくヒントになるはずです。記憶の中で、私は”主任"にそう呼ばれていました」
貴崎世怜:「事件はまだ終わってない……か」
貴崎世怜:「”素体”って意味っすよね、”マテリア”」
鷲尾瞳:「それから過去の情報を洗い直すことでも、得られるものはあるはず……。やすみの話も聞きながら、情報を整理していきましょう」
士騎朝輝:「色々と、ヒントが多いのは良い事だよなぁ。なぁ、ノーヴェ」
士騎朝輝:「で、多分、こういう事を言いたいと思うわけだ。俺たち全員が」
士騎朝輝:「あぁ。生きてるなら、それは、殺せる。って事だよなぁ。なら、今日が"ヘファイストス"の命日だ」

GM:情報収集!

・回収した道具について 難易度:8 知識:レネゲイド 情報:UGN、FH
・”ヘファイストス”セル・2 難易度:10 情報:UGN、FH
・”スキュアドレイン” 難易度:6 交渉、情報:FH(任意)

GM:とりあえずみっつです。
GM:まだなんか出るかもしれない。
ノーヴェ:目があるのはUGNかな
貴崎世怜:これ、知識判定の場合財産はつかえますか
GM:今回はありにしましょう
貴崎世怜:わあい
鷲尾瞳:技能的には"ヘファイストス"、因縁としてはスキュアドレインちゃんと交渉かなあ
鷲尾瞳:交渉苦手だけど……
ノーヴェ:世怜ちゃんが知識に行くなら、こちらはヘファイストスセルかな
貴崎世怜:知識に行こうかなと思っております
ノーヴェ:じゃあヘファイストスに行きます。情報UGN。
ノーヴェ:コネを使ってダイスを+2。
ノーヴェ:5dx+2=>10
DoubleCross : (5R10+2[10]>=10) → 10[1,4,6,9,10]+7[7]+2 → 19 → 成功

貴崎世怜:ブン回った
ノーヴェ:いい出目だ
鷲尾瞳:じゃあ私は交渉!
鷲尾瞳:ダイスは3個しかないんだよなー。がんばります。
鷲尾瞳:3DX
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[1,6,9] → 9

鷲尾瞳:成功だー!
貴崎世怜:やったー!
貴崎世怜:道具いきます
貴崎世怜:知識:レネゲイドは地味に1あるアルよ
GM:いぇいいぇい
貴崎世怜:6dx+1=>8
DoubleCross : (6R10+1[10]>=8) → 6[1,2,4,4,4,6]+1 → 7 → 失敗

貴崎世怜:財産ーっ!
貴崎世怜:1点払って成功させます
GM:財産があってよかった
GM:全員成功!
貴崎世怜:財産2→1
GM:では、開示!

・回収した道具について
すべての道具に生体反応が発見された。
また、これらの道具はそれぞれ一定のシンドロームの能力を備えている。
聴力補助装置はハヌマーン。座標特定装置はバロールとオルクスといった具合だ。

・”ヘファイストス”セル・2
現在の”ヘファイストス”は3年前の生き残った構成員が再建したもの。
その中心となったのが当時の”主任”と呼ばれる研究員である。
彼は前任者の遺した剣を超えるものを作るために執念を燃やしており、やがて『オーヴァードの器物化』に行き着いた。
人間を強制的にオーヴァードとして覚醒させ、それぞれのシンドロームに即した道具へと作り替える。
それが現在の”ヘファイストス”セルである。
”スキュアドレイン”の扱っていた剣は”主任”の最新研究成果、”アダマス ”の試作品。
あらゆるものに同化可能な剣だが、扱うためには高度なモルフェウス能力を要する。

→”マテリア”鷲尾瞳 情報:UGN…難易度:10 情報:FH…難易度:8

・”スキュアドレイン”
実験番号52。本名、皆澤やすみ。
幼少期から”ヘファイストス”の実験にさらされてきた。
過酷な実験には常に”マテリア”が付き添っており、
彼女に対して安心感と僅かな畏れを抱いていた。
セル崩壊後は”主任”に見出され、
強制的に資源回収兼、性能テスト役として働かされていた。
そんな中、彼女は”マクガフィン”鷲尾瞳の存在を知る。
且つて自分たちを支え、共に苦しみを分かち合いながら
今ではすべてを忘れてUGNチルドレンとして生きている彼女に、寂寞と憎悪の念を抱く。

・”マテリア”鷲尾瞳 情報:UGN…難易度:10 情報:FH…難易度:8

GM:こちらが追加情報になります。
GM:判定OK!
士騎朝輝:”マテリア”鷲尾瞳 コネ要人への貸し 情報FHで振ります
士騎朝輝:6dx+3
DoubleCross : (6R10+3[10]) → 10[2,3,4,7,7,10]+8[8]+3 → 21

GM:ひゃー
GM:開示!

・”マテリア”鷲尾瞳
”ヘファイストス”セルの実験体。
セルの研究成果である大半のEXレネゲイドに最も適合し、高い性能を発揮した。
故に彼らは鷲尾瞳を万能素材、”マテリア”と呼称した。
彼女に融合させたEXレネゲイドから彼女が作り出した剣は”ヴォーパルソード”と呼ばれ、
”ヘファイストス”が越えるべき一つの指標となった。
彼女が特別扱いされていたのは研究の協力者であったためというよりはその『性能』の故であったと考えられる。

現在の”ヘファイストス”の指導者、”主任”は自ら新たに作り上げた剣、
”アダマス”と完全に融合できるのは”マテリア”の他にないと考え、彼女を手に入れようとしている。

GM:情報は以上です。
GM:※オマケ情報:”スキュアドレイン”の剣は”アダマス”のテストケース。不完全な融合故に、生成する形になった。

鷲尾瞳:「"スキュアドレイン"……やすみさんの話を整理し直しました。彼女は戦力であると同時に、開発した兵器の試験役だったそうです」
ノーヴェ:「上からは信用されてたわけだ。はっ」
ノーヴェ:「離反がわかって今ごろ上の連中は大慌てだろうな。ざまあ」
鷲尾瞳:「既に理解して居るとは思いますが、FHに協力していたのは不可抗力です。改めて、彼女に罪はありません」
鷲尾瞳:「協力者、保護対象として扱うべきだと、支部長にも報告を行いました」
鷲尾瞳:「……」ちらりとノーヴェの方を見てから「皆さんも、それぞれ情報収集を行っていたようですが。成果はありましたか?」
貴崎世怜:「……あー、まあ、一個」少し苦々しい顔で手を挙げる。
貴崎世怜:「さっき回収した道具なんすけどね。……”生きてる”みたいで」
ノーヴェ:「あ?」
ノーヴェ:「まだ使えるってことか? 報告は明確にしろよ」
士騎朝輝:「あの四次元ポケットとスキュアドレンの使ってた分裂する剣か?」
貴崎世怜:「……。文字通りの意味っすよ。生体反応があった、って」
士騎朝輝:「レネゲイドビーイングか?いや、違うか、その表情を見るになぁ」
士騎朝輝:「もっと、胸糞悪い話か?」
貴崎世怜:「それぞれが、オーヴァードの能力を持ってる、生きてる道具……。嫌な予感だけで済めばいいんすけど」
ノーヴェ:「あァ。いや」
ノーヴェ:「予感じゃないな。それで裏付けが取れた」
ノーヴェ:「奴らの主な研究は『オーヴァードの器物化』だ」 テーブルの上にプリントアウトした資料を放り投げる。
ノーヴェ:「器物化って意味が広すぎてなんとも言えなかったが、なるほど。覚醒させた民間人を道具に加工してんだよ」
貴崎世怜:「……」資料に視線を落とす。恐れよりも、怒りが勝る。
士騎朝輝:部屋の気温が物理的に10度下がった。ぎりという音を立てて村雨丸の鞘が軋む。
ノーヴェ:「おい。そうだな?」 スキュアドレインを睨む。
皆澤やすみ:「………そうだ」
皆澤やすみ:「私もその片棒を担いだ。民間人の拉致……そして……思い出したくもない」
皆澤やすみ:「……仲間も、やられた」
皆澤やすみ:「私が最後だ。最後の生き残りだ」
鷲尾瞳:「……」
士騎朝輝:「人の自由と尊厳を踏みにじる。自分の都合で関係のない無辜の人間を巻きこむ…俺の信条に触れるものを二つ踏み抜いた」
士騎朝輝:「あぁ、明確に俺の敵だよなぁ。本気になったぜ」
ノーヴェ:「スキュアドレイン。お前の狙いは」
ノーヴェ:「ただ鷲尾に会うだけか? それともセルを潰したいのか?」
ノーヴェ:「後者なら可能な限り情報を吐け」
皆澤やすみ:「セルを、潰す」
皆澤やすみ:頷く。
皆澤やすみ:「……現在の”ヘファイストス”だが」
皆澤やすみ:「構成員は2人。私と、もう一人だけだ」
皆澤やすみ:「その一人が、全てを……」
皆澤やすみ:「……研究の対象にした」
皆澤やすみ:わずかに震えている。
貴崎世怜:拳を握りしめる。
士騎朝輝:「群れの失態は頭を潰して挿げ替えるのが一番だが、もう群れですらない訳だ」
ノーヴェ:「それで残った一人に裏切られてりゃ世話ねえな。実験用のねずみ以下の脳みそだ」
ノーヴェ:「話がシンプルなのはいい。そいつを殺せば終わるってことだ。そうだな?」
皆澤やすみ:「”主任”。あいつは、もうまともに考える頭なんてない」
皆澤やすみ:「……だから、私でもなんとかなった」
士騎朝輝:「は。これで…三っつ目だ。あぁ、全部踏み抜いたわけだ」
士騎朝輝:凍った空気よりもなお冷たい視線をスマートフォンに落とし、何事か操作をする。
士騎朝輝:ほどなくして返ってくる成果に目を通す。
皆澤やすみ:「そうだ。あいつを殺せ。だが」
皆澤やすみ:「あいつは常に研究室と共にある。……研究成果を、いつでも扱うことができる」
貴崎世怜:「研究成果……」器物にされたであろう人々の事を思う。
鷲尾瞳:「……つまりその戦力は、オーヴァード十数人分に相当すると」
皆澤やすみ:頷く。
ノーヴェ:「なにが十数人だ。あのな」
ノーヴェ:「剣にしても何にしても、道具ってのは最適な人材に振るわれてはじめて真価を発揮するんだよ」
士騎朝輝:「その通りだよなぁ」
士騎朝輝:「笑えることにな、その全ての実験成果は最適な人材の為に調整されていたわけだ、今もなぁ」
士騎朝輝:「振るえる人間がそこにいないのに、そんな馬鹿な事をしている。俺の言いたいことは分かるよなぁ?鷲尾」
鷲尾瞳:「……?"主任"自身に合わせて調整しているわけではない……ということですか?」
鷲尾瞳:「それなら一体、誰のために……」
貴崎世怜:士騎くんの方を見て、合点がいった目で瞳ちゃんの方に視線を移す
士騎朝輝:「マテリアなんてのはな。その特殊性でつけられた名称じゃないのさ。もっと、単純な話だ」
士騎朝輝:「単純にセルの中でヴォーパルソードが一番性能が良かった、それだけの事だ」
士騎朝輝:「一番腕が良いやつに一番良い剣を持たせる。そんな簡単なことに、多くの人間を犠牲にしている。アダマスと融合するのは」
士騎朝輝:指をくるくる回し、瞳ちゃんに向ける。
鷲尾瞳:「……私」
士騎朝輝:頷く。
ノーヴェ:「よかったな。少なくとも鍛冶屋じゃなくて剣士をやれるわけだ」
士騎朝輝:「自分の意思で剣を振れるかは分からないけどなぁ」
ノーヴェ:「まあ、振れるわきゃねえよなあ。それどころか、"いい剣を持ったいいオーヴァードを素材にすればもっといい剣が作れる!"とかやりかねない」
ノーヴェ:「そういうアホの欲望は際限がないからな」
皆澤やすみ:「同感だ」
貴崎世怜:「……」影がわずかにざわつく。
鷲尾瞳:「どちらもごめんです。犠牲になるのも、悪意に操られ意のままに誰かを傷つけるのも」
鷲尾瞳:「それがどれだけ救いのないことなのかを、私はもう知っていますから」
士騎朝輝:「つまり、それは任務とかじゃなく、自分の意思で、戦う。って事でいいんだよなぁ?」
鷲尾瞳:「……はい。もしも任務でなくとも。私は同じことをするはずです」
鷲尾瞳:「"主任"に振るわれている兵器たちは、きっと今も苦しんでいます。……昔の私と同じように」
鷲尾瞳:「手遅れかもしれません。それでも彼らを救いたい。そのために私は、人として剣を振るいます」
士騎朝輝:少しだけ嬉しそうに唇の端を上げる。そして携帯で今の表情を撮る。
鷲尾瞳:さっと手を上げ、顔を隠す
鷲尾瞳:「それに、何時までもやられっぱなしでは、私の気もすみません」
鷲尾瞳:「私を狙っているなら好都合です。態々追う手間が省けます」
鷲尾瞳:「……」……と、言ってから。もう一度ちらりとノーヴェ君を見ます。
ノーヴェ:「おい! なんだよさっきからチラチラと!」
ノーヴェ:「言っとくが、蹴り飛ばしたのは謝るつもりねーからな。俺はまったく悪くねえ」
鷲尾瞳:「べ、別に謝ってほしいわけではありません。その……」
鷲尾瞳:「い、今の話を聞いても、まだ1ミクロンも無いのかと……いえ!何でもありません!先程の負傷の影響がないか、心配になっただけです」
ノーヴェ:「1ミクロン? 何がだよ?」 ほぼ忘れかけている。
ノーヴェ:「俺は頑丈だから問題ねえ。心配されんならお前だろ」
ノーヴェ:「そんなひょろい身体じゃ回復もおせえ。早くメシ食って全快にしろよ」
ノーヴェ:「これでいつもみたいな剣の腕見せなかったら、元に戻るまで地獄のタイマンスパーリングするからな」
鷲尾瞳:「それはそれで……私は……その……」
鷲尾瞳:「だ、大丈夫です。余計な心配です。むしろ今のやりとりのお陰で、いつもより調子が出そうです」
鷲尾瞳:「ですから、その……ちゃんと見てて下さいね。ノーヴェ」
貴崎世怜:二人のやり取りを見ているうちに、張り詰めた雰囲気がほぐれる。
貴崎世怜:「……なんか、二人ともいい顔してるなあ。ねえ?」士騎くんに話しかける。
士騎朝輝:「まったくだよなぁ。見てるこっちがこそばゆいくらいにはなぁ」
士騎朝輝:「二人が生まれたのは違う場所だったが、こうやって出会って、あんな顔して話してる」
士騎朝輝:「それぞれの歩む道はいつか重なって、新しい絆へと変わっていくのさ。そういう事なんだろうなぁ」
士騎朝輝:「邪魔するのは野暮だ。俺達は、先に行ってるべきだよなぁ」
貴崎世怜:「ふふ。……そうっすね」
貴崎世怜:「士騎くんって、めっちゃ気遣い上手だなあ」小声で言いつつ、部屋を出る
士騎朝輝:「は。行きずりの人間のお節介は旅の醍醐味だぜ」耳聡く聞いていた。うんざりしたように返して出ていく。

GM:最後の購入チャンス。ロイス調整とかSロイス申告もどうぞ。
貴崎世怜:とりあえずロイス、瞳ちゃんへのP感情を庇護から感服に変えます みんなすごいなあ
鷲尾瞳:ノーヴェくんのロイスをSロイスに変えます
ノーヴェ:まず、 -クソ女/警告者(スキュアドレイン)/興味/侮蔑○/ロイス シナリオロイスのこれをスキュアドレインちゃんに変更します。
ノーヴェ:最後のひと枠は主任に取ろう。
ノーヴェ:-アホ技術者/"主任"/称賛/○殺意/ロイス
ノーヴェ:鷲尾を攫おうとするとはいい目のつけどころだぜ、という称賛と、それはそれとして殺すというおきもち
GM:いい殺意だ
鷲尾瞳:購入は応急手当を狙ってHPを回復したいです
鷲尾瞳:3DX てあて
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[3,4,10]+8[8] → 18

鷲尾瞳:買えました
ノーヴェ:瞳ちゃんには信頼/○憤懣なんだけど、まだ元通りの腕に戻ってるかわからないから
ノーヴェ:このあとの戦闘を見て信頼に変えたいな。これはこのままにしよう。
貴崎世怜:ノーヴェくんが買ってた応急って瞳ちゃんに渡しました?
ノーヴェ:PLはSロイスにしたいのにノーヴェがSロイスにしてくれない・・・
ノーヴェ:あっ渡してない。手当ロールとかすればよかったかな
貴崎世怜:Dilemmaは終わらない
鷲尾瞳:そういえばそうだった!
ノーヴェ:とりあえず瞳ちゃんに応急手当キットを渡します。余ったら世怜ちゃんに渡してあげてね
鷲尾瞳:OKOK!じゃあ一個使おう
鷲尾瞳:2d10+20
DoubleCross : (2D10+20) → 11[8,3]+20 → 31

ノーヴェ:で、購入はブルーゲイル。
鷲尾瞳:あと2点で全快だ。どうしようかなあ。
ノーヴェ:今のままではポルターガイストが使えない・・・
ノーヴェ:2dx+1=>20
DoubleCross : (2R10+1[10]>=20) → 6[2,6]+1 → 7 → 失敗

鷲尾瞳:使っておいたほうがいいかな。使おうか。
鷲尾瞳:2d10+31
DoubleCross : (2D10+31) → 15[7,8]+31 → 46

ノーヴェ:カバーもあるしね、瞳ちゃん
鷲尾瞳:まあ全快です
鷲尾瞳:そうそう
貴崎世怜:優秀~
士騎朝輝:ブルーゲイルにするぜ。
士騎朝輝:3dx+6
DoubleCross : (3R10+6[10]) → 8[5,6,8]+6 → 14

貴崎世怜:うーん、応急手当買う
士騎朝輝:惜しい。財産5なのでギリ買えない。
貴崎世怜:おしい
貴崎世怜:3dx+3=>8
DoubleCross : (3R10+3[10]>=8) → 9[3,3,9]+3 → 12 → 成功

貴崎世怜:購入即使用
貴崎世怜:20+2d10
DoubleCross : (20+2D10) → 20+10[5,5] → 30

貴崎世怜:貴崎世怜のHPを+10した(HP:20->30)
貴崎世怜:全快!
GM:では、シーンカット!

幕間1:強者の証明

GM:会話用特別シーンです。購入等ゲーム処理が一切行えない代わりに、侵蝕1で登場できます。
GM:シーンプレイヤーは士騎くん。どうぞ!
士騎朝輝:では、出ます。92→93
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+1した(侵蝕率:78->79)

ノーヴェ:淡々と戦闘準備を整えながら士騎くんに話しかける。「おい」
ノーヴェ:「やっぱおたく、元FHじゃねーのか」
士騎朝輝:こちらは、いつもと変わらない様子だ。村雨丸を握ってリラックスしている。
士騎朝輝:「あぁ、探りとかなくて直接って言うのは、お前らしいよなぁ」
ノーヴェ:「別にチクろうってわけでもねーからな。興味本位の質問だ」
ノーヴェ:「"元"じゃなくて"現"なら、それはそれでやりあう理由が増えて嬉しいし……で、どうなんだよ実際」
士騎朝輝:「俺も別に隠してるわけでもない。って事はないな。好んで嫌われたくも痛くない腹も探られたくはないからな。あぁ、隠してた」
士騎朝輝:「その通りだぜ。元だ。今は縁は完全に切れてる」
ノーヴェ:「ちょっと残念だな。"バレたか。死んでもらう"みたいな展開も少しだけ期待してたんだけどよ。へへ」
ノーヴェ:「まーわかるぜ。自分が気にしてようが気にしてまいが、過去を無闇やたらに探られるのはムカつくよな」
ノーヴェ:「前回やられたからわかる」 ウォーターサーバーから水を飲む。
士騎朝輝:「はは。闘いは楽しいからなぁ」
士騎朝輝:「まぁな。それより嫌なのは、悲しい顔される事だけどなぁ」
ノーヴェ:「"まあかわいそう。きっと辛い目に遭ってきたのね"って?」
ノーヴェ:「それとも"騙してたのか。信じていたのに"のほうか」
士騎朝輝:「そういう同情はまだいいんだよなぁ。それは出処はどうあれ優しさだ。そう、そっちの方」
士騎朝輝:「敵だったなんて。信じていたのに。みたいな、そんな事言われてもなぁ。まあ、言われた段階で、その程度なんだろうが」
ノーヴェ:「信頼されねえからなあ、元FHは」
ノーヴェ:「今回みてえなアホが多いせいで、俺やお前みたいに抜けたやつまで同じ目で見られる」
ノーヴェ:「まあいいけどな。そういう奴も大量の戦果で顔をブン殴ってやれば黙るんだから」
士騎朝輝:「セルごとに違うと言ってもな。FH全体で見るとタチの悪いテロリストだしなぁ」
士騎朝輝:「FHなんてのはな。欲望を肯定する場所、自由のままに心を解放する場所なんて謳ってるけどなぁ。実態はそれを餌に強者が弱者を食い物にするところだ」
士騎朝輝:「そんな場所に本当の自由なんてないのさ。ただ力が支配してるだけの不自由な場所だよなぁ。だから、俺は抜けた」
ノーヴェ:「はっ。改めて言われると意外だな」
ノーヴェ:「好戦的だろあんた。力こそ全てだ!みたいな主張は嫌いじゃないと思ってたんだが」
ノーヴェ:「力よりも重んずるものがあるのか」
ノーヴェ:「自由?」
士騎朝輝:「なぁ、ノーヴェ、闘いは楽しいよなぁ?」
ノーヴェ:「楽しいぜ。どっちが強いか明らかになるのはいい」
士騎朝輝:「存分に能力を振るい、暴力の成果を見て、強さを確認する。沸き上がる高揚感は他に例えようがない。
      技が決まれば愉悦し、凌がれれば心の底から歯噛みする」

士騎朝輝:「強者との衝突は魂の飢えと渇きが満たされるよなぁ。あぁ、俺達みたいなのにしてみれば特にそうだ。
      だが、それは本当に闘いと言えるか?そこまでいくと娯楽じゃないか、楽しい楽しいお遊戯だよなぁ」

士騎朝輝:「俺達にとっての闘いっていうのは、むしろ、なにも無い平凡な日常に馴染み、弛緩した空気を是とし、そこで何の問題もなく生活することだよなぁ。
      あぁ、それこそが真実の修羅の世界だ。そして、それに耐えられないのが本当の弱者だぜ」

士騎朝輝:「俺は…」
士騎朝輝:「弱者になりたくなかった」
ノーヴェ:「だとしたら安心しろよ」
ノーヴェ:「あんたは強者だ。間違いなくな」
士騎朝輝:顔からいつもの笑みが消えている。ノーヴェの言葉に安心するように頷いて
士騎朝輝:「はは。誰かにそう言って貰えると、嬉しいもんだよなぁ」
士騎朝輝:「ま、だが…当然だよなぁ。俺程、平和を愛してる奴はいないからなぁ」すぐにいつもの笑みが戻った。
ノーヴェ:「あんたが局地的に好戦的になる理由がよくわかったぜ。そういう理由なら、日常をブッ壊す奴は困るよな」
ノーヴェ:「強者の証明をする場所がなくなる。おおいにエゴだが、好きだぜそういうのは」
ノーヴェ:「準備完了だ。強者の証明に行こうぜ、"ホワイトミュート"」
士騎朝輝:「そういうことだ。元FHだからなぁ。俺は結局のところなぁ我儘なんだよ」
士騎朝輝:「この闘争(へいわ)の世界で手に入れた自由ってやつは最高だしなぁ。死守する価値がある」
士騎朝輝:「あぁ。行こうか。ノーヴェ そして、ここまで言われたからには我儘を通すぜ」
士騎朝輝:「俺達は、"士騎朝輝"と"村雨丸"だ。覚えておけ」

GM:ロイス調整があればどうぞ。
士騎朝輝:大丈夫。
ノーヴェ:士騎くんには○好感/敵愾心か。このままでいいな。
GM:OK!

幕間2:愛の力

GM:同じく、幕間シーン!侵蝕1でどうぞ。
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:85->90)
貴崎世怜:あっちがう
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+1した(侵蝕率:85->86)
鷲尾瞳:1d1+75
DoubleCross : (1D1+75) → 1[1]+75 → 76

鷲尾瞳:上着を脱ぎ、包帯を交換している。一応の配慮として、男性陣とは部屋を分けさせてもらった。
鷲尾瞳:「そういえば、世怜さん。貴女に聞きたいことがあるのですが。少しよろしいですか」
貴崎世怜:「え?いいっすけど」
鷲尾瞳:「貴女が今回の件に絡むきっかけになった、関係者についてです」
貴崎世怜:「ああ。笹霧さんは、調査隊の護衛だったんすよね。それで巻き込まれちゃったみたいで」
鷲尾瞳:「これは噂で聞いただけなのですが、彼と貴女が恋人同士というのは本当ですか?」
貴崎世怜:「……ん、まあ。本当っすよ」少し不意をつかれるが、今更隠すことでもない。
貴崎世怜:「というか、噂になってるのか……」小声で呟きが漏れる。
鷲尾瞳:「何度か任務を共にした、というのは。恋人同士というのは今回の件からの推測です」
貴崎世怜:「はあ、なるほど。……まあ、そうだなあ。いくつか一緒に事件を解決して」
貴崎世怜:「それで最近、……恋人同士になったって、とこかなあ」
鷲尾瞳:「それは、例の"オカリナ"事件の際に……ですか?」
貴崎世怜:「ん……まあ、そうだなあ」顎に手を当て、しみじみと思い出しながら。
貴崎世怜:「あの事件が、最後のきっかけだったのかなあ、やっぱり」
鷲尾瞳:「やはりそうですか。あの事件についての資料は読ませていただいたのですが……これでようやく納得ができました」
貴崎世怜:「納得?」
鷲尾瞳:「"オカリナ"はUGNが数年がかりで追っても補足できなかった、危険度の高いジャームです」
鷲尾瞳:「如何に名高い貴崎家のオーヴァードが居たとしても、あの戦力で撃退できるような敵ではありません」
鷲尾瞳:「しかし、御綿笹霧と貴女の間にあった強い絆が……愛が貴方達の力になったというのなら、それも不可能ではない」
貴崎世怜:「愛って……。いや、その通りかも」
貴崎世怜:「とにかく必死で、あの人に居なくなって欲しくなくて」
貴崎世怜:「その気持ちだけは絶対、譲る気がなかったから」
鷲尾瞳:「その辺りを、もっと詳しく聞かせてもらう事はできませんか?具体的に、どのように力が湧いてきたのか」
鷲尾瞳:「絆は時に、オーヴァードの力量を大きく超えた力を引き出す。UGNでも確認されている事象ですが……」
鷲尾瞳:「当事者から直接話を聞ける事は少ないのです。この機会に、認識を深めさせて下さい」
貴崎世怜:「具体的にっ!?え、えっと……」
鷲尾瞳:「我々がこれから戦うのは、器物化した複数のオーヴァードを使用するという、前例にない敵です」
鷲尾瞳:「もしかしたら、その愛の力が必要になるかもしれません。お願いします」
貴崎世怜:「お、おおう。……えっと、うーん」瞳ちゃんの真面目な様子に、腕を組んでこちらも真面目に考えている。
貴崎世怜:「でも、そうだなあ。一つ確かなのは」
貴崎世怜:「絶対に帰ってやるぞ、って場所ができる……とかかなあ」
貴崎世怜:「本当なら、危険な事件になんて巻き込まれてほしくないって、きっと笹霧さんも思ってるんだろうけど」
貴崎世怜:「でも、わたしがここまで首を突っ込んだ以上、引き返すつもりなんてさらさらないって事も、多分わかってくれると思うし」
鷲尾瞳:「それは、そうですね。例えば相手が戦うことを心の底から喜んでいる、などの事情がなければ。大切な人には戦ってほしくないと思うのが当然です。」
貴崎世怜:「……だから、絶対に帰って『ただいま』って言いたい気持ち。……多分、これがわたしの愛……なのかなあ」
貴崎世怜:「……なんだか、フワフワしちゃっててごめんね」
貴崎世怜:「答えになったかな、瞳ちゃん」
鷲尾瞳:「はい。参考になりました。つまり、窮地に立たされた時でも、その絆を意識することで自分の限界を超えた力が出せる……という事ですね」
鷲尾瞳:「ただ……私が期待していた答えでは無かったかもしれません」
貴崎世怜:「んまあ、そう、なるかな……。いや、改めて説明されると照れちゃうっすね、あはは」少し照れ気味に頬をかく。
貴崎世怜:「……そっか。いや、それでいいと思う」
鷲尾瞳:「もっと派手な……例えばいつもの二倍の速さで動けるようになる、出力が急に倍増するなど」
鷲尾瞳:「傍目から見てもわかりやすい物ならもしかしたら……ノーヴェにも興味を持ってもらえるかもと思ったのですが……」
貴崎世怜:「いやいや、そういうのは……あるのかなあ?」
貴崎世怜:「……」
貴崎世怜:「ふふふ」
鷲尾瞳:「な、なんですかその笑みは」
貴崎世怜:「いやあ、なんというか……青春っすねえ」
貴崎世怜:「瞳ちゃん」
貴崎世怜:「頑張って」ぐっ、と拳を握る。
鷲尾瞳:「な、何故今の会話からその感想が出るのか、理解ができません!私はチルドレンとして、至極真面目な戦闘力に関する考察をしているだけです」
貴崎世怜:「戦闘力については、あんま詳しくないっすけど、その……」
貴崎世怜:「まだまだ攻略が難しい相手かもって事は、わかっちゃうなあ」
鷲尾瞳:「もうその話は十分です!準備も完了しました。行きますよ、"ヘックスヘイズ"」
貴崎世怜:「……よし」
貴崎世怜:「そうっすね。こっちも準備はできたから……。絶対に帰ろう。ね?」
鷲尾瞳:「……はい。勿論です。絶対に帰ってきます。そして、貴女も、士騎朝輝も、ノーヴェも、必ず私と一緒に帰ってもらいます」
貴崎世怜:「うん。約束」
鷲尾瞳:「それがUGNチルドレンである……私の。鷲尾瞳の仕事ですから」

GM:ロイスは大丈夫かな?
鷲尾瞳:!
鷲尾瞳:世怜さんにロイス取ってなかったので……取ります!
貴崎世怜:ロロイのロイ
貴崎世怜:わあい!
GM:ロイ!
貴崎世怜:世怜からは既に取ってある……ククク
鷲尾瞳:先達/貴崎世怜/P:好奇心○/N:劣等感/ロイス
GM:なるほどなロイスだぜ
GM:では、次はクライマックスだ!

クライマックス:他の誰でもない私自身が

GM:全員登場!
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:86->93)
士騎朝輝:1d10+93
DoubleCross : (1D10+93) → 6[6]+93 → 99

鷲尾瞳:1d10+76
DoubleCross : (1D10+76) → 2[2]+76 → 78

ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:79->82)
ノーヴェ:全然上がらないなー

皆澤やすみ:「……この辺りがいいだろう。そろそろ帰還信号を見た奴が来る」
GM:君たちは”スキュアドレイン”……皆澤やすみに連れられて、川の上流の森に来ていた。
GM:辺りには建物はおろか、洞穴らしきものもない。
ノーヴェ:「こんなとこが合流ポイントか」 《蝙蝠の耳》で集音索敵中。
ノーヴェ:これ、時間帯としては夜ですか? まだヒル?
GM:夜にしましょう。
貴崎世怜:Night……
GM:違和感のある音は聞こえません。
鷲尾瞳:「何の目印もありませんね。合流場所に適しているとは思えません」
ノーヴェ:「人目につかないって意味では確かに正解だけどな。夜中にこんなとこまで来るアホはそうそういねえだろうし」
士騎朝輝:「木が多すぎてテントも張れないしなぁ。俺でもなかなか足を運ぶような場所じゃない」
貴崎世怜:「……もしかして士騎くん、いっつも野宿を?」周囲を見回しつつ軽口をたたく
士騎朝輝:「旅人だからなぁ」手を開き軽く笑う。
皆澤やすみ:「………」緊張した顔。
ノーヴェ:「おい鷲尾、離れるなよ。また注射でも打たれてお前が敵にでもなったら面倒だ」
ノーヴェ:「俺の半径5m以内から出るな。カルガモのヒナのように振る舞え」
士騎朝輝:「やれやれ。心配の仕方が犬の飼い主か何かだよなぁ」
貴崎世怜:「女の子へかける言葉じゃないっすよね……」
鷲尾瞳:「カルガモのヒナは心配しすぎです!あれは相手がやすみだったから、やられたんです。殺意や利用しようとする意識が感じ取れれば私だって避けられます」
鷲尾瞳:「別に心配されるのが嫌なわけでは有りませんが……それより、やすみ」
皆澤やすみ:「……何?」
鷲尾瞳:「……もしも恐怖を抱いているなら、無理はしなくて構いません」
鷲尾瞳:「危険を感じたら直ぐにでも逃げて下さい。貴女には戦う自由はあっても、義務はないんです」
皆澤やすみ:「ありがとう……でも、私も少しは」
皆澤やすみ:「殴ってやらないと、気が済まない」
皆澤やすみ:「今までは……こわかったけど。今は、平気」
鷲尾瞳:「……それなら私も、全力で協力します。気持ちは一緒です。……二人で。借りを返しましょう。皆の分も」
皆澤やすみ:ほんの少し、表情を緩めて。
GM:その時。
GM:空気感が変わる。柔らかい地面が、硬いコンクリートに変わって行く。
???:Eロイス:虚実崩壊
GM:ここは、森だったはずだ。だが、木々は無機質な柱に。
GM:コンピューター。薬品棚。そして用途のわからない機械。
GM:それらが奏でる音は、ノーヴェが”スキュアドレイン”からの電話で聞き取ったものと同じだ。
ノーヴェ:「わかるわかる」
ノーヴェ:「こういう事やってくる。どうしようもない性格だよな、FHの技術者とか研究者っていうのは」
ノーヴェ:「大砲女みたく、いきなり砲撃してくるような気骨を持ってほしいもんだ……おい。出てこいよ」
GM:カツ。カツ。
鷲尾瞳:「……!」足音を聞き、一歩動く。ノーヴェの後ろではなく、前へ
???:───その人物が現れる。しかし、鷲尾瞳の記憶にある”主任”とは明らかに違う姿だ。
???:それは老人ではなく、少年だ。華奢な体躯の。
???:肩にかけた白衣がマントのようにはためいている。
皆澤やすみ:「”主任”……っ」
貴崎世怜:「あれが……!」
”主任”:「……あァ。52番。帰りが遅いと思っていましたが」
”主任”:「”マテリア”のみならず。沢山の素材も連れてきてくれるとは!これは待遇も考え直したほうがいいかもしれませんねェ」
”主任”:両手を大仰に広げる。
鷲尾瞳:「……お久しぶりです、主任。私と別れてから、随分とお変わりになられたようですね」
”主任”:「いやいや本当久しぶりですねェ!お元気なようで何よりですよ!」
”主任”:「会いたかった……実に!会いたかった!あなたがいることで」
”主任”:「今度こそ”アダマス”は完成するのです!」
ノーヴェ:瞳ちゃんの後ろで腕組みして話を聞いてます。
鷲尾瞳:「私の方は、貴方の事も忘れていました。自分の醜さも、罪悪感も、全て忘れて」
鷲尾瞳:「私だけが助かって。自分は無垢で哀れな被害者だと思って、今まで生きてきました」
鷲尾瞳:「私は最低の咎人です。……でも、やすみに出会って、過去を思い出して」
鷲尾瞳:「今では過去を忘れて、むしろ良かったと思っています」
鷲尾瞳:虚空から白い剣が錬成される。切っ先を目の前の少年に向ける。
鷲尾瞳:「全てを思い出した筈なのに、貴方への恐怖だけは忘れたままだから」
”主任”:「フフ!フフフ!実に!実に成長したようですねェ”マテリア”!」
”主任”:「過去の研究室では到底引き出せなかった成果です!是非、今すぐデータを取りたい!」
鷲尾瞳:「……力を持たないが故に恐怖に縛られ、傷つき傷つけることしかできなかった、全ての過去達のために。私は貴方を切ります」
鷲尾瞳:「私はもう"マテリア"では有りません。UGNチルドレン、鷲尾瞳です」
鷲尾瞳:「データを取るなら、まずは名称を訂正する所から始めて下さい」
”主任”:「……なるほど。では、訂正しましょう。しかし」
”主任”:「私もまた、もはや”主任”ではない」
”主任”:「究極の武具をこの手で!作り出した私は!」
”ヘファイストス”:「私こそ!”ヘファイストス”を名乗るに相応しい!」
ノーヴェ:「なあ士騎。思うんだが」
ノーヴェ:「大仰な……神話系コードネームのやつって、たいてい二種類だよな」
ノーヴェ:「すげー強いかすげー弱いかだ。どっちだと思う?」
士騎朝輝:「強いだろうなぁ。じゃなきゃ、犠牲になった奴らが報われないよなぁ」
士騎朝輝:「だがなぁ、最低だ。反吐が出るよなぁ。生かす道理がなさすぎて、笑えてくる」
貴崎世怜:「勝手な理想に誰かを巻き込んで、何もかもを滅茶苦茶にするようなやつ」
貴崎世怜:「わたしは絶対に許せない」
鷲尾瞳:「それに、誰かを犠牲にして得る力よりも。ずっと強い力を私達は持っています」
鷲尾瞳:「そうですね、"ヘックスヘイズ"」
貴崎世怜:「……ふふ、そうだね、瞳ちゃん。ずっと、ずっと強い力だ」
貴崎世怜:ポケットから煙草を一本取り出し、言う。
貴崎世怜:「手放し続けたやつには、きっとわからない」
”ヘファイストス”:「……?何を言っているのでしょう」
”ヘファイストス”:「私は、ずっと!手に入れ続けているのですよォ!」
士騎朝輝:風が吹く。
士騎朝輝:柱と柱の間を縫うように風が吹きすさぶ。吹き抜ける風は一迅ごとに冷たさと鋭さを増し、見る間に白く色づいていく。
士騎朝輝:派手な音を立ててフラスコに入った薬品が凍って割れた。氷結し爆砕する硝子の音、轟轟と耳を騒がす風音。
士騎朝輝:その全てが、やがて止まる。
士騎朝輝:沈黙の世界で士騎は愛刀を握り”ヘファイストス”を見据え口を開く。
士騎朝輝:「誰であっても人生と言うのは輝かしいだけの道のりじゃない。
      目を背けたい過去、思い出したくもない記憶、大切な何かを喪失した痛手、どれ一つでも道を違えるには十分だ。
      だが、それでも何かに救われ、大切な誰かと出会い、未来を信じて今を歩いていく奴がいる。
      自分こそが誰かの救いになれるように、自分の人生を誇れるものにするためにな。
      そんな奴に過去が未練がましく追い付いて未来を食いつぶそうとするなら、俺はその悪夢(かこ)を凍結し斬り砕こう。
      あぁ、こいつが共に歩く奴は悪夢じゃない、もうすでに相手が決まっている!」

”ヘファイストス”:「………フ」
”ヘファイストス”:不適に笑う。あるいは、何も届いていないのか。
”ヘファイストス”:───彼の周りに、『道具』はまだ、見えない。

クライマックス戦闘

GM:戦闘を開始します。
GM:まず、エンゲージ。

”ヘファイストス”[8]

10m

(PC4人)

[9]鷲尾瞳 :侵蝕78/昇華0
[8]貴崎世怜:侵蝕93/昇華0
[6]ノーヴェ:侵蝕82/昇華0
[4]士騎朝輝:侵蝕99/昇華0

GM:衝動判定はまだありません。
GM:また、この戦闘では”スキュアドレイン” が協力します。

一回に限り、PCの行動順で使用可能。
『3d10+18』のダメージを与える。

GM:説明は以上。セットアップからいきましょう。
ノーヴェ:なし。
鷲尾瞳:無いです!
貴崎世怜:《原初の黄:得意領域》でRCダイスを+3します!
”ヘファイストス”:こちらも何もなし。
士騎朝輝:《加速装置》《ヴァジュラ》99→104 攻撃力+12 行動値+16 《紅蓮の憎悪》発動 攻撃力+9
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+3した(侵蝕率:93->96)

[20]士騎朝輝:侵蝕104/昇華0 [暴走]
[9]鷲尾瞳 :侵蝕78/昇華0
[8]貴崎世怜:侵蝕96/昇華0
[6]ノーヴェ:侵蝕82/昇華0
[4]士騎朝輝:侵蝕99/昇華0

GM:では、イニシアチブ。
”ヘファイストス”:《加速する刻》
貴崎世怜:うげえ
鷲尾瞳:くるかー
”ヘファイストス”:マイナー《インフィニティウェポン》+《スーパーランナー》。PC4人に接敵。
”ヘファイストス”:この《インフィニティウェポン》はEロイス:妄念の姿で獲得したものです。
”ヘファイストス”:見た目の若さもこのEロイスの仕業。
ノーヴェ:なるほどなるほど
”ヘファイストス”:また、Eロイス:超越活性×2により、レベルを+4しています。
貴崎世怜:Eロイスもりもりしている
”ヘファイストス”:メジャーアクション。
”ヘファイストス”:1d4
DoubleCross : (1D4) → 1

ノーヴェ:いい狙いだ
”ヘファイストス”:《コントロールソート》+《コンセントレイト:ノイマン》。瞳ちゃんに攻撃。
”ヘファイストス”:11dx7
DoubleCross : (11R10[7]) → 10[1,1,2,4,5,5,5,9,9,10,10]+10[3,5,7,8]+6[6,6] → 26

鷲尾瞳:私!
”ヘファイストス”:そう!
鷲尾瞳:ドッジしましょう
鷲尾瞳:7DX+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 10[2,3,5,6,8,8,10]+2[2]+1 → 13

鷲尾瞳:うーんだめ
”ヘファイストス”:では、ダメージ
”ヘファイストス”:3d10+18
DoubleCross : (3D10+18) → 7[1,1,5]+18 → 25

”ヘファイストス”:諸々有効。
”ヘファイストス”:やる気ねえなこいつ……
ノーヴェ:できるだけ無傷で捕まえたいんだろうなこのダイス……
鷲尾瞳:装甲で8点軽減、17点受けて生きてますね
鷲尾瞳:残りは16点
”ヘファイストス”:スーパーボールで捕獲したいのかな
”ヘファイストス”:では、演出を。

”ヘファイストス”:その手に白い剣が現れる。”スキュアドレイン”が使用していたものによく似た剣だ。
”ヘファイストス”:「これが”アダマス”のひとつです。”ヴォーパルソード”を超えるために生まれた……私が生み出した」
”ヘファイストス”:「なんとか自ら扱えないものかと、この身を”マテリア”……おっと失敬。鷲尾さんに近づけましたが」
”ヘファイストス”:トン、と地面を蹴り、鷲尾瞳の眼前に迫る。
”ヘファイストス”:そして、一閃。
”ヘファイストス”:……君の剣の一撃には遠く及ばない。
鷲尾瞳:「……!」こちらも距離を取るように跳躍。間合いから外れ致命傷を避ける
”ヘファイストス”:「……ご覧の通り。これでは完成に一歩足りないのですよ」
”ヘファイストス”:「やはり、貴女が最後のピースだ」
ノーヴェ:「期待はずれだな……一歩? 脳が腐ってんのか?」
ノーヴェ:「完成がどのレベルだか知らんが、鷲尾の剣には百億歩及ばねえ」
ノーヴェ:「おい鷲尾言ってやれよ! 私がセルに戻ってもこれじゃあ無理ですってよ!」
鷲尾瞳:「ノーヴェの言葉に同意します。私にも、とてもあと一歩で完成するようには見えません」
鷲尾瞳:「それに私はもう、"ヘファイストス”に戻ることは有りません。あと一歩というのが真実でも、永遠に踏み出すことができない一歩です」
”ヘファイストス”:へらへらと笑っている。
鷲尾瞳:「しかし何故この状況で笑っていられるのか……それがわかりません。本当に脳がダメになっているのか、それとも別の理由が……」

GM:士騎くんの手番へ。
士騎朝輝:《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》《クレイジードライヴ》
士騎朝輝:12dx7+10
DoubleCross : (12R10+10[7]) → 10[1,2,4,5,6,6,7,7,8,8,8,9]+10[3,3,4,8,9,10]+10[2,7,10]+6[4,6]+10 → 46

ノーヴェ:これは強いワン
”ヘファイストス”:ガードします。
士騎朝輝:ウェポンケースからオートでアームドスーツ装備
士騎朝輝:5d10+11+3+12+9+16
DoubleCross : (5D10+11+3+12+9+16) → 27[7,6,3,1,10]+11+3+12+9+16 → 78

”ヘファイストス”:Eロイス:マジカル☆リクエスト
”ヘファイストス”:リアクティブコートを指定。
”ヘファイストス”:頑張ればいける
”ヘファイストス”:78-3d10
DoubleCross : (78-3D10) → 78-12[7,1,4] → 66

”ヘファイストス”:えーと、装甲差し引いてもダメだな。
”ヘファイストス”:戦闘不能。
”ヘファイストス”:イベント発生予告!
”ヘファイストス”:ロールをどうぞ。

士騎朝輝:「脳が駄目になってる。あぁ、確かになぁ。剣士でもないのに、わざわざ間合いに入ってくれるんだから、相当だよなぁ」
士騎朝輝:士騎を中心に氷煙と氷霧が螺旋を描くように吹き上がり虚空を白へと染め上げていく。纏った風が吹雪へと姿を変え、氷煙が触れたモノは全ての動きを止め沈黙し、周囲を冷たく静かな死が支配する。
士騎朝輝:ジャームをも連想させる狂濃度の暴走出力。空気すら氷結していく埒外の異常凍結現象。それが、氷の剣鬼が刀を抜く先触れだった。
”ヘファイストス”:「これは、また」
”ヘファイストス”:「素晴らしく、美しい……」
士騎朝輝:「そら、行くぜ」
士騎朝輝:村雨丸の藍色の柄に手をかける。前傾し爪先で体を支え踵を上げ、息を吸い込み。自らを弾丸に見立てながら始動と同時に声を放つ。
士騎朝輝:「スゥゥゥゥゥゥ……バ」音を置き去りにして、氷の飛沫を散らす刀は敵の眼前で「ンッ!!」すでに振り抜かれていた。
士騎朝輝:振りぬいた軌道上の大気水分が瞬きの間に凍りつき氷滴となって砕け落ちる。
士騎朝輝:「究極の武具?」
士騎朝輝:見下した視線を相手に向け、指は村雨丸の刃紋をなぞった。
士騎朝輝:「概念の一つでも斬れるようになってから言うんだな。なぁ、村雨丸」
士騎朝輝:霜氷の凍刃は主の呟きに応えるように鈍く輝く。
士騎朝輝:Eロイス解除!
GM:何を解除しますか!
士騎朝輝:何がありますか!
GM:今の所でているものが解除できる全てです!
GM:あ、虚実崩壊は除きます。条件が設定されているので。
士騎朝輝:妄念の姿を!
GM:OK!
士騎朝輝:104→113
”ヘファイストス”:「ふ……ひ」
士騎朝輝:「震えるなよ。俺だって、この寒さを我慢してるんだぜ」
”ヘファイストス”:少年の姿はくずれ、器物で補助した、肉の塊のような異形へと変わる。
”ヘファイストス”:「はは!ははははは!」喉と思しき部分につけられた発声装置ががなりたてる。
”ヘファイストス”:「素晴らしい!素晴らしいですよォ!なるほど概念!」
”ヘファイストス”:「それを斬ることができてこそ究極!ああ、素晴らしい……」
”ヘファイストス”:「是非とも……手に入れたくなりました」
”ヘファイストス”:Eロイス:不滅の妄執
鷲尾瞳:妄執じゃん!
士騎朝輝:「あぁ、腐ってるのは魂の方だよなぁ」
”ヘファイストス”:白衣を着た肉は、この世界にしがみつくように立ち上がる。
貴崎世怜:「そんなに成り果ててまで……」怒りと憐れみの混じり合った視線を向ける
”ヘファイストス”:「何、私も」
”ヘファイストス”:「剣だけを作ってきたわけではない……まあ、それ以外は皆廃棄物ですが」
”ヘファイストス”:「それでもやはり手塩にかけて育てたものは愛おしいのですよ」
GM:───君たちの背後。
GM:皆澤やすみのすぐ後ろの床が、命を持つかのように蠢いた。
ノーヴェ:「信念があるのはいいことだな。少なくとも無いよりはいい」 既にヘファイストスから目を離している。
”ヘファイストス”:「ねえ?52番?」
”ヘファイストス”:Eロイス:囚人の鳥籠
皆澤やすみ:「───え」
鷲尾瞳:「やすみ!?」
GM:それは、あっという間だった。
GM:床から無機物と有機物の混合体が湧き出て、皆澤やすみを飲み込む。
ノーヴェ:「やり口がどうであれな。なんか弱いと思ったぜ……」
ノーヴェ:「てめえ一人で勝負するつもりなんか最初からなかったわけだ」
”ヘファイストス”:「ははは!私はただの研究者ですからねェ!!」
”ヘファイストス”:「勝負するなんて、そんな、まさかですよォ!!」
貴崎世怜:「やすみちゃん……!」悔しさを滲ませる
士騎朝輝:「弱いのは確かだけどな。俺と村雨丸が鋭すぎるのを、差し引いても、だ。さて、魂が腐ってるんだ、それくらいはやるよなぁ」
鷲尾瞳:「"ヘファイストス"!やすみをどうしたんですか!」
”ヘファイストス”:「なァに。彼女も私の大切な子供ですからねェ」
”ヘファイストス”:「裏切るなんて、そんな、まさか!最後までこうして」
”ヘファイストス”:「役に立ってくれると言うわけですよ……道具使いとして、ねェ!!」
GM:───その、異形はまるで巨人であった。
GM:獸のような左腕。
GM:黒い、蛇のような右腕。
GM:不気味に光る光点を備えた頭部。
GM:そして、植物のような根を備えた脚部。
GM:それぞれに、歪に何らかの機械が混じりあったものだ。
ノーヴェ:「慌てんなよ。オーヴァードはそう簡単に死なない」
ノーヴェ:「"スキュアドレイン"はまだ取り込まれただけだ。消化されずに生きてるだろ……1分か2分は」
ノーヴェ:「全部ブチ殺して中身を取り出すには十分すぎる時間だ。なあ?」
ノーヴェ:ゴキゴキと首を鳴らし、歯を見せて笑う。
士騎朝輝:「もう一つあったなぁ。センスも腐ってるようだぜ」巨人を無感動に見上げる。
士騎朝輝:「俺としては、鷲尾以外の奴のお手並み拝見だな」
貴崎世怜:「簡単に言うなあ……でも、やるしかないっすよね」
ノーヴェ:「そうだよ。おいヘックスヘイズ! てめーもいい加減本気出せ!」
ノーヴェ:「呪術師なんだろ。呪術パワーで呪い殺せ!瞬殺しろ!」
ノーヴェ:「さもなきゃ俺が全部殺るぞ!」
鷲尾瞳:「……申し訳有りません。いつもは私が止める側なのに、冷静さを失いかけていました」
貴崎世怜:「そういうんじゃないんすけど……でも、出す!本気!」
鷲尾瞳:「私からも頼みます、"ヘックスヘイズ"。"スキュアドレイン"を……皆澤やすみを助けるために、助力をお願いします」
貴崎世怜:「もちろんっすよ瞳ちゃん!……絶対に助ける。助けて、みんなで帰る」
貴崎世怜:「そうっすよね」みんなに呼びかける
士騎朝輝:「帰ることを考えないで命を懸けるやつは、世界に対して無責任なやつだからなぁ」
士騎朝輝:誰かに貰った言葉を自分の言葉にして軽く吐き出した。
GM:且つてはオーヴァード、いや人間であったであろう廃棄物よりできた巨人から、強烈なレネゲイドが流れ出す。
GM:衝動判定。難易度は9。
士騎朝輝:暴走はすでにしているぜ!
士騎朝輝:113+2dx
士騎朝輝:113+2d10
DoubleCross : (113+2D10) → 113+17[9,8] → 130

ノーヴェ:4dx=>9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 10[5,8,10,10]+4[1,4] → 14 → 成功

GM:士騎くんーっ!
ノーヴェ:あわわ士騎くん
鷲尾瞳:意思の高さを見せたい
ノーヴェ:はわわ士騎くん
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+18(2d10->8,10)した(侵蝕率:82->100)
鷲尾瞳:2DX+6
DoubleCross : (2R10+6[10]) → 3[3,3]+6 → 9

ノーヴェ:ヨシ!
貴崎世怜:6dx+1=>9
DoubleCross : (6R10+1[10]>=9) → 10[7,8,9,9,10,10]+4[2,4]+1 → 15 → 成功

ノーヴェ:ヨシでもないな
鷲尾瞳:78+2d10
DoubleCross : (78+2D10) → 78+11[10,1] → 89

貴崎世怜:士騎くーん!
GM:やべえよやべえよ
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+2(2d10->1,1)した(侵蝕率:96->98)
鷲尾瞳:うおお、士騎くんがやべえ
貴崎世怜:!?!?!?
鷲尾瞳:力の法則が!
GM:何だこのブレ
貴崎世怜:まあいいや、ノーヴェくんに載せるつもりだったし、手番の頃には100オーバーよ
GM:では、今回の戦闘のギミックを説明します。
GM:現在、やすみちゃんに多くの生体器物が融合している状態ですが、
GM:これを便宜上、エグザイルのエフェクトを使用しているものとします。《生体融合》と名付けておきます。
ノーヴェ:合体魔神だ
GM:そして、”にくのいぬ”以外はEロイス:ありえざる存在によってこれを複数取得しています。
貴崎世怜:複数
GM:このEロイスによって取得したエフェクトは鬼切りの小太刀によって解除可能です。
GM:解除された場合、その個体は一時的に行動不能になり、再度セットアップに《生態融合》を使用することで行動可能になります。
ノーヴェ:おにぎり!出番だぞ!
GM:そしてこのエフェクトを全て失った個体は戦闘不能になります。
GM:特殊ルールは以上!質問などありましたら適宜受け付けております。
鷲尾瞳:一番ヤバそうなのを止めてもらう感じかなあ
士騎朝輝:だね。
GM:もちろん通常のEロイスも解除可能だぞ。ただ行動不能になった場合は
GM:そちらの効果も解除されるものとします。
貴崎世怜:行動不能にしたほうがお得
士騎朝輝:個体は通常のダメージでも倒せるよね。
GM:もちろんです。
ノーヴェ:エンゲージはどんな感じでしょう
GM:はい、エンゲージを出しますね。

“にくのいぬ”[3]、”ひかりしぶき”[20]、”へびがめ”[12]、”ひらく”[4]
(”ヘファイストス”)

5m

PC

GM:”ヘファイストス”は存在しますが、
GM:ここにいる敵を全部倒さないと死なないので
GM:あと行動しません
GM:なので適当に転がしておいてね
GM:あとは…開始時の処理をどうするか、ですが
GM:先ほどの戦闘と同一ラウンド、行動権は回復なしですが
GM:エネミーのみセットアップを行います。
鷲尾瞳:やってなかった分のセットアップだ
GM:なのだ。
GM:では、戦闘再開!
GM:セットアップ
ノーヴェ:準備万端で潜んでたのだから当然ではありますね
GM:ありがとう…
士騎朝輝:ダヴァイ
貴崎世怜:再開ダー!
”ひかりしぶき”:《光の銃》+《苛烈なる火》
”ひかりしぶき”:銃を装備、HP-5、ラウンド間攻撃力+9
”へびがめ”:《虚無の城壁》ラウンド間ガード値+9
”ひらく”:こいつはなし。
“にくのいぬ”:こいつもない!

[20]士騎朝輝:侵蝕130/昇華0 [暴走]
[9]鷲尾瞳 :侵蝕89/昇華0
[8]貴崎世怜:侵蝕98/昇華0
[6]ノーヴェ:侵蝕100/昇華0

GM:では、イニシアチブ!
GM:行動値が20のが現れたのでしぶきちゃんからです
”ひかりしぶき”:マイナーはなし。
”ひかりしぶき”:《コンセントレイト:サラマンダー》+《炎の刃》+《アマテラス》+《赫き弾》+《血の宴》
”ひかりしぶき”:で、PC達のエンゲージを攻撃。
鷲尾瞳:範囲攻撃は辛いねえ
ノーヴェ:バステ……は特になしか。ダメージだけなのは有情だ
”ひかりしぶき”:HP2消費。
”ひかりしぶき”:12dx7
DoubleCross : (12R10[7]) → 10[1,2,2,2,2,6,8,9,9,10,10,10]+10[2,2,5,6,7,9]+10[4,8]+4[4] → 34

”ひかりしぶき”:そこそこだ!対応!
士騎朝輝:リア不
貴崎世怜:ドッジ!
ノーヴェ:本来ならガードだけど
貴崎世怜:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,1,2,9,10]+1[1] → 11

ノーヴェ:瞳ちゃんが庇ってくれるようなのでドッジします。
鷲尾瞳:ガードしましょう。
貴崎世怜:ぬんだめ
鷲尾瞳:どうせ庇うしね
ノーヴェ:7dx+1=>34
DoubleCross : (7R10+1[10]>=34) → 10[2,5,6,7,8,10,10]+5[1,5]+1 → 16 → 失敗

ノーヴェ:烏羽……烏羽なら避けられたのに……
”ひかりしぶき”:OK、ダメージ
鷲尾瞳:《砂の結界》でノーヴェくんをカバー!侵蝕は91に。
”ひかりしぶき”:OK!
”ひかりしぶき”:4d10+48
DoubleCross : (4D10+48) → 28[8,3,9,8]+48 → 76

”ひかりしぶき”:諸々有効です。
ノーヴェ:ガードしなくてよかった……絶対死ぬわこれ
ノーヴェ:ありがとう瞳ちゃん!
貴崎世怜:瞳ちゃん、えらい!
鷲尾瞳:私は私でリザレクト!
鷲尾瞳:1d10+91
DoubleCross : (1D10+91) → 1[1]+91 → 92

貴崎世怜:リザ!
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:98->105)
ノーヴェ:瞳ちゃん、これ
ノーヴェ:マイナーでちょうど100?
鷲尾瞳:まだ!
貴崎世怜:リザレクト 貴崎世怜のHPは7
鷲尾瞳:マイナーで4点しか上がらないから今だと96までしか上がらないですね
ノーヴェ:マイナーで上がるのは4か……2回もカバーしてもらってるのになんて低さだ
GM:あとは士騎くんかな。
士騎朝輝:リア不って書いたよー
GM:いや、復活の方!
士騎朝輝:あ。演出してからメカニカルハートしますね。先にそちらをどうぞ。
GM:了解です!

”ひかりしぶき”:メカニカルゴーグルの様な眼が光り、そこから熱線が放たれる。
”ひかりしぶき”:先ほどまでの戦いとは比べるべくもない威力だ。
”ヘファイストス”:「これは視線をそのまま射線にして、血液からエネルギーを引き出し熱線に変えているのですねェ」
”ヘファイストス”:「視力強化、高出力のエネルギー兵器…まあまあの素体でした」
”ヘファイストス”:横で勝手に解説している。
鷲尾瞳:攻撃に先んじて剣が動く。射線を遮り、ノーヴェが回避出来るだけの隙間を確保する。
ノーヴェ:「ありがたい解説だな。まあ俺一人じゃ回避にも限度があるんだが」
ノーヴェ:「おい鷲尾! なんだ? 俺のお母さんかお姉さん気取りかお前は!」 回避しながら怒鳴る。
ノーヴェ:「一人でなんとかなるってんだよ! 俺よりクソヘタレ呪術師ヘックスヘイズの面倒を見てやれ!」
貴崎世怜:「がっ、っぐ!」熱線に焼かれ、その場に倒れる。
鷲尾瞳:「消耗は可能な限り抑えるべきです!私と"ヘックスヘイズ”はまだ再生圏内。これが最善の行動の……はずです」
貴崎世怜:「だ、大丈夫っす!瞳ちゃんの言ったとおり……」痛みをこらえつつ立ち上がる
鷲尾瞳:「お母さんでもお姉さんでもありません。私はあくまでUGNチルドレンの同僚として行動しているだけです。それより……士騎朝輝は……」
士騎朝輝:攻撃は避けない。士騎を支配してる闘争の本能は相手を斬り凍らすもの。敵を打ち倒す為に熱線に晒されながら前に踏み出す。
士騎朝輝:士騎の生み出す氷煙が一瞬で蒸発し消えていく。水蒸気が爆発し威力が増幅され、身体が枯れ枝のように吹き飛ぶ。それでも進む。前に。
士騎朝輝:……。
士騎朝輝:足が鈍り霧と氷が消えていく。
士騎朝輝:やがて、息が死に頭から地面に伏せる。
士騎朝輝:「…………」
鷲尾瞳:「空間の凍結が……止まった……?彼と戦っていた時、こんな事は今まで……」
貴崎世怜:「……し、士騎くん?」
鷲尾瞳:「士騎朝輝!何をやっているのですか。貴方には待っている人が居るのでしょう!また彼女を泣かせるつもりですか……?立ってください、士騎朝輝!」
士騎朝輝:《メカニカルハート》130→138
ノーヴェ:「心配のしすぎだろ。成田を殴って骨をブチ折った男だぞ」
ノーヴェ:「まったく死ぬわけがない。この程度じゃあな」
士騎朝輝:能力相性は最悪だ。沈黙の空間の中で耳鳴りがうるさい。侵蝕もかなり進んでいる。
士騎朝輝:だが
士騎朝輝:その刀と彼は、一心同体だった。妖物を断つ水霧の刀と氷の剣使い。彼の運命を決定した刀の煌めきは、彼の命の煌めきそのものである。
士騎朝輝:その刀が邪を滅ぼす意思を持つならば、彼もまた立ち上がって邪を斬るために全霊で疾駆し、彼が戦うと決めた以上、刀もまた彼の手から離れる事はない。
士騎朝輝:つまりは、そういう事だ。刀は士騎朝輝の手から離れておらず、氷の刀身は冷たく煌めき続けている。
士騎朝輝:致命の赤をくすんだ白い煌めきが塗りつぶしていく。濃霧のような氷煙を撒き散らしながら、士騎朝輝は立ち上がる。
士騎朝輝:全霊で疾駆し、戦うためだ。
士騎朝輝:「鷲尾……藤原には内緒だぜ。倒れたことも、今から無茶することもな」
士騎朝輝:攻撃力+5 以上。
鷲尾瞳:「……黙っていてほしいなら、最後はきちんと帰ってきてください。犠牲者がでたら、報告をしないわけにはいかなくなります」
士騎朝輝:「道理だよなぁ。でもなぁ、別に前の時は俺が泣かせたわけじゃないんだよなぁ」

GM:”へびがめ”の手番!
”へびがめ”:《盾なる力場》+《オウガバトル》
”へびがめ”:ガード値:15の武器を装備。攻撃力+8
貴崎世怜:かたい
”へびがめ”:かたいぞ〜〜かめのこうらのようにかたいぞ
”へびがめ”:《コンセントレイト:ウロボロス》+《飢えし影》
”へびがめ”:対象は瞳ちゃん!
”へびがめ”:10dx7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[3,3,4,5,5,6,6,7,7,10]+6[2,2,6] → 16

ノーヴェ:伝説の力場バトル
ノーヴェ:ワンチャン!
”へびがめ”:がんば!
鷲尾瞳:なやむなー
鷲尾瞳:実はリザレクトしたほうが100%エフェクト撃てはするんだけど……
鷲尾瞳:ドッジしてみよう。万が一それで帰れなかったら嫌すぎるし……
鷲尾瞳:8DX+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 9[1,2,3,4,4,7,8,9]+1 → 10

ノーヴェ:そうそう。帰る方が大事
鷲尾瞳:どちらにしよだめ!ダメージください
”へびがめ”:2d10+8
DoubleCross : (2D10+8) → 12[2,10]+8 → 20

”へびがめ”:諸々有効!こいつは殴りは弱いのだ
ノーヴェ:あっ低い
鷲尾瞳:12点通されてリザレクトします。HP1しかないし。
鷲尾瞳:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 4[4]+62 → 66

貴崎世怜:かめかめ……
鷲尾瞳:間違えた!92なので96になります
鷲尾瞳:ちょうどマイナーで100だ
”へびがめ”:では簡単に演出。

”へびがめ”:右腕の蛇の表面に硬質な鱗が表れる。
”へびがめ”:五角形の鱗がビルのように生えていく。
”へびがめ”:そして蛇は鷲尾瞳を見定めると、黒い煙を彼女目掛けて吐き出した。
鷲尾瞳:「ん、ぐっ……!」とっさに飛び退いて回避しようとするが、避けきれない。一部を吸い込む。

GM:そのまま瞳ちゃんの手ばんへ。
鷲尾瞳:OK!
鷲尾瞳:マイナーで《インフィニティウェポン》《スーパーランナー》。メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》《クリスタライズ》
GM:対象は!
鷲尾瞳:武器を作成。戦闘移動でエンゲージしつつ、にくのいぬ君に攻撃します。
GM:OK!
鷲尾瞳:9DX7+9
DoubleCross : (9R10+9[7]) → 10[1,1,3,5,6,6,8,9,9]+10[4,7,9]+10[9,10]+10[8,8]+6[4,6]+9 → 55

鷲尾瞳:たか~い
ノーヴェ:これは強い
”にくのいぬ”:《復讐の牙》
鷲尾瞳:げええ!
貴崎世怜:うわあっ!
”にくのいぬ”:あっまだ素手だ…まあいいや
鷲尾瞳:ダメージを出すか……!
”にくのいぬ”:出しな!
鷲尾瞳:6d10+63
DoubleCross : (6D10+63) → 40[5,9,9,6,9,2]+63 → 103

”にくのいぬ”:ひええ
鷲尾瞳:103点、装甲無視!
”にくのいぬ”:10dx8
DoubleCross : (10R10[8]) → 10[1,1,1,5,6,7,7,7,9,10]+3[2,3] → 13

”にくのいぬ”:10dx8
DoubleCross : (10R10[8]) → 10[1,4,6,6,7,7,8,8,8,10]+10[5,9,9,10]+7[1,5,7] → 27

”にくのいぬ”:あっ出た。最初のを採用します。
”にくのいぬ”:2d10-5
DoubleCross : (2D10-5) → 12[5,7]-5 → 7

”にくのいぬ”:かなしい
鷲尾瞳:信じてるよ素手……!
鷲尾瞳:装甲で防ぎました!
”にくのいぬ”:こちらは大ダメージ!まだそこそこあるけどね!
”にくのいぬ”:おのれUGNボディアーマー!
鷲尾瞳:「……この程度で!」
鷲尾瞳:黒い霧の中から、白い閃光が走り出す。勢いのまま巨人を構成する肉塊に接近し、一閃。
”にくのいぬ”:その反撃は、まだ牙もなくまとわりつく肉のみ。
鷲尾瞳:反撃を意に介する事なく、深々と刃を突き立て、肉を抉ります。
鷲尾瞳:「私は止まりません。特に今は、ノーヴェとやすみのお陰で絶好調なんです」
鷲尾瞳:「"ヴォーパルソード”の伝承を覆すのに、失敗作の怪物では力不足です。すぐに退いてもらいます、全員!」

GM:世怜ちゃんの手番、のまえに
貴崎世怜:まえに
”へびがめ”:《ブリッツクリーク》します
貴崎世怜:なんだとう
”へびがめ”:そして、《原初の赤:癒しの水》。対象はいぬ
ノーヴェ:わん!
鷲尾瞳:わーお
”へびがめ”:さらに《再生の王錫》
”へびがめ”:2d10+4d10+10
DoubleCross : (2D10+4D10+10) → 13[3,10]+24[2,6,9,7]+10 → 47

”へびがめ”:いぬ、回復
貴崎世怜:もりもり回復していく
鷲尾瞳:やめろよ~
GM:※再生の王錫の発動条件を間違えていたのですが今回のみこのままとします※
GM:※とりあえず次からは別のエフェクトでやります

”へびがめ”:その攻撃を見た右腕が、左腕に影を吹き付ける。
”へびがめ”:それが肉を補い、再構成していく。
士騎朝輝:「珍しい手を使うな。傷の半分を消されたなぁ、全部じゃぁない」
ノーヴェ:「またこの類か。浮動工廠のときといい」
ノーヴェ:「最近の流行りなのか? ゴチャゴチャしたやつに無駄なタフネスをもたせるのが」
士騎朝輝:「じゃあ、対処の仕方は慣れてるよなぁ、ノーヴェ」
士騎朝輝:「期待してるぜ」
貴崎世怜:「あの蛇っぽいのを倒さないと、キリがなさそうっすね……。蛇かあ」少しだけ縁を感じる
鷲尾瞳:「単純です。再生されるならば更に、その倍を叩きつければいいだけのこと。私がカバーします。全力で行ってください、"ヘックスヘイズ”、ノーヴェ!」
士騎朝輝:「俺の相手は、視線の方だからなぁ。そっちは任せるぜ。ま、ぐずぐずやってたら、村雨丸が黙らせるけどな」

鷲尾瞳:じゃあ頼むぜ世怜さん!
貴崎世怜:呪うぜ~~
GM:頼んだぜ!
GM:世怜ちゃんのばん!
貴崎世怜:はーい!マイナーはなし
貴崎世怜:メジャー コンボ:新式呪典キズマシ 《コンセ:ウロボロス》《原初の赤:死神の瞳》《細胞侵蝕》《異形の祭典》 対象は4体!全員じゃい!
GM:きやがれーッ!!
貴崎世怜:11dx7+4
DoubleCross : (11R10+4[7]) → 10[1,2,3,4,4,4,4,5,8,8,8]+10[1,8,10]+6[5,6]+4 → 30

GM:全員ドッジじゃい!
”ひかりしぶき”:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[4,7,9,10]+9[9] → 19

貴崎世怜:こわい
”へびがめ”:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[7,8,9,10]+8[8] → 18

”ひらく”:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 7[1,4,7,7] → 7

”にくのいぬ”:13dx
DoubleCross : (13R10[10]) → 10[1,2,2,2,2,4,4,5,5,6,7,7,10]+8[8] → 18

GM:全命中!
貴崎世怜:おっしゃい!では君たちに
貴崎世怜:次に受けるダメージ+6dと重圧と邪毒ランク5をプレゼントだ!
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+12した(侵蝕率:105->117)
GM:重篤なバステ!演出をどうぞ!

貴崎世怜:「……よし、整った、かな」煙草を取り出し、火を点ける。紫煙が上へ伸びていく。
貴崎世怜:煙の影が巨人の影へと重なる。重なった影は蠢き出し、実体を持たぬまま影の煙を作り出す。
貴崎世怜:「期待ハズレかもだけど、これが、今のわたしのやり方っすよ」
貴崎世怜:影の煙は、巨人の中へ吸い込まれて消える。そして、──何も起きない。
貴崎世怜:今は、まだ。

GM:ではノーヴェくんの番だ!
ノーヴェ:「わかってるわかってる。呪術ってのはこれから凄くなるんだろ? 映画で観たから知ってる」
ノーヴェ:「それに引き換え」
ノーヴェ:オートでウェポンケースからレイジングブレイドを装備します。
ノーヴェ:「"最強の武器造り"だっけ? お前らの理念……確かそうだよな? 雨堂の人助け以上にくだらねえからうろ覚えだけど」
ノーヴェ:「一つ教えてやろう。ヘファイストス」
”ヘファイストス”:「……?」
ノーヴェ:「最強の武器なんてものはない」
ノーヴェ:「最強の達人が振った武器こそが最強だ」
ノーヴェ:《ポルターガイスト》。エピックで武器の破壊を防ぎつつ、シーン間の攻撃力を+25。
”ヘファイストス”:「ほう……興味深い知見だねェ」
士騎朝輝:「俺からも一つ言うか、武器を進化させるだけなら、企業人の知り合いの方が上手くやってのけるぜ」
ノーヴェ:《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》《ライトニングリンク》《バリアクラッカー》《一閃》。
ノーヴェ:いぬを殴ります。
”にくのいぬ”:くっ重圧で復讐できない!
”にくのいぬ”:来い!
ノーヴェ:11dx7+7
DoubleCross : (11R10+7[7]) → 10[1,2,3,3,3,4,6,6,6,6,8]+1[1]+7 → 18

ノーヴェ:うわっ低い
”にくのいぬ”:ワンワンドッジ
”にくのいぬ”:13dx
DoubleCross : (13R10[10]) → 9[2,3,3,5,6,6,6,6,8,9,9,9,9] → 9

”にくのいぬ”:よし…
”にくのいぬ”:ダメージください
貴崎世怜:ここに《原初の黒:力の法則》乗っけます
ノーヴェ:おっ
ノーヴェ:いくつ増えますか。500くらいかな?
貴崎世怜:4d……
GM:死神と合わせて10dふえるん
貴崎世怜:で、でも死神の瞳あわせて10!いっぱい!実質500!
ノーヴェ:シヌヌワン!
ノーヴェ:シーン1回のレイジングブレイド効果も使います。ダメージダイスを+2d10。
ノーヴェ:2d10+2d10+10d10+25+25+16 装甲ガードを無視
DoubleCross : (2D10+2D10+10D10+25+25+16) → 13[10,3]+8[4,4]+51[6,6,6,4,1,10,6,8,1,3]+25+25+16 → 138

”にくのいぬ”:Oh
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+4した(侵蝕率:100->104)
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+12した(侵蝕率:104->116)
”にくのいぬ”:シンダワン……
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+6した(侵蝕率:117->123)
ノーヴェ:シヌヌワン!(歓喜)
貴崎世怜:ワンワン!
”にくのいぬ”:何もできなかった……Eロイス:夜に咲く薔薇でHP+10してたけど焼け石に水だった
”にくのいぬ”:復活はねえ!好きにとどめをさしな!

ノーヴェ:自分のコートの背に手を突っ込み、いびつな剣を抜き、雑に振るう。
ノーヴェ:機械化兵の超パワー。ハヌマーンシンドロームの高速振動。
ノーヴェ:両方をあわせた衝撃波で、肉塊を十字に分断します。
士騎朝輝:「成田より強いかは、ともかく、見応えはありそうだよなぁ、村雨丸」
ノーヴェ:「いいか」
ノーヴェ:「もう一度教えてやろう……最強の達人が振った武器こそが」
ノーヴェ:剣を見せる。行きがけにそのあたりで拾ってきた、ただの鉄パイプ。
ノーヴェ:「最強の武器だ」
ノーヴェ:「根本からお前は勘違いしてんだよ。来世ではこれくらいできるようになってこい! アホッ!」
ノーヴェ:分断したパーツをぐしゃっと踏みつけ粉砕する。
”ヘファイストス”:「……非常に、これは」
”ヘファイストス”:「良いデータですねェ……」
ノーヴェ:「この期に及んでそれか! はははッ!」
ノーヴェ:「信念があるな。好きだぜ」
ノーヴェ:「頭が吹っ飛んでも同じことを言ってみろ!」

GM:”ひらく”の手番!
”ひらく”:マイナーで重圧を解除。
”ひらく”:《導きの華》+《狂戦士》を”ひかりしぶき”に使用。
”ひらく”:次のメジャーアクションのダイス+6、C値-1、達成値+10
”ひらく”:これだけ!
”ひらく”:パイプのようなものが頭部に向かって伸び、そこから何かを注入する。
GM:いぬはしにました。
貴崎世怜:いぬ……
GM:よってクリンナップ。
GM:エネミー達が邪毒でHP-15
ノーヴェ:毒、地味にうれしいなー
貴崎世怜:呪いぢからだぜ
GM:で、ラウンド間の支援効果がなくなる!
ノーヴェ:あっいけない。
ノーヴェ:忘れないうちに処理します。ライトニングリンクでメインプロセス終了時にHP-5です。
GM:了解です!
ノーヴェ:残りHPは25に。
GM:ラウンド1終了です。

GM:ラウンド2を開始します。
GM:セットアップから!
鷲尾瞳:ないです!
”ひかりしぶき”:Eロイス:戦闘血界 HP25点消費、達成値+10
ノーヴェ:ありません。マイナーでポルターもしてしまったので、あとはもうメジャーで殴り続けるしかない。
貴崎世怜:《原初の黄:得意領域》RCダイス+4!
ノーヴェ:あっ血界戦線だ
士騎朝輝:加速装置 138→140 行動値4→20
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+3した(侵蝕率:123->126)
”ひかりしぶき”:さらに、Eロイス:唯我独尊で《苛烈なる火》。
”ひかりしぶき”:HP5失い、ラウンド間攻撃力+9!
貴崎世怜:うおっ唯我独尊もある
”へびがめ”:こっちは変わらず《虚無の城壁》でラウンド間のガードを+9します。
ノーヴェ:世怜ちゃんを怒鳴りつけます。
ノーヴェ:「ヘックスヘイズぁァ!!」
貴崎世怜:「うぇっ、な、なんすか急に!」
ノーヴェ:「地味!」
ノーヴェ:「おめー、雨堂と同じタイプだな? "なんかわからんけど攻撃がめちゃくちゃクリティカルするようになる"ってタイプの術だろ」
ノーヴェ:「めちゃくちゃスゲー効果なのに見た目で分かりづらいんだよ! もっと呪術っぽいオーラとか出しとけ! もったいねーだろ!」
ノーヴェ:褒めながら理不尽にキレている。
貴崎世怜:「ま、まあ理屈的には近い……のかなあ。じ、地味って」
貴崎世怜:「でもそんな、血とかビャーッって出たら怖くないっすかそれ」言い返しながら二本目のタバコに火を点ける。
士騎朝輝:「ざっくりとしすぎな言われた方が頭抱える感想だよなぁ」
士騎朝輝:「褒めたいけど、褒めにくいから怒ってるんだよなぁ、ノーヴェは。汲んでやれよ最年長」
貴崎世怜:「なるほど、褒められてるんだ……」
士騎朝輝:タバコの火が極低温で消える。
ノーヴェ:「褒めてねーよ! もっと血とかビャーッって出せ。魔法陣も出せ!」
ノーヴェ:「あとで俺が呪術の参考になる映画とかゲームを見せてやるからな。終わったら支部残れよ!」
貴崎世怜:「え、ええー……?」困惑!
士騎朝輝:「まぁ、ヘタレ女よりは地味女の方が幾分か良いんじゃないか。っと、言ってる間もないか」
”ひらく”:あとEロイス:屍鬼の呪い
”ひらく”:意志対決を行います。
”ひらく”:こちらが勝利したら重圧を受けます。これは一度発動したら毎ターン発動します。
貴崎世怜:重圧なんてずるいぞー!
”ひらく”:対象はPC全員だ。
ノーヴェ:うわっ重圧
”ひらく”:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[2,6,7,7,10]+8[8] → 18

”ひらく”:うわっこう言う時に回るんじゃない
士騎朝輝:暴走中。かかります。
鷲尾瞳:うわわ
貴崎世怜:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 8[1,3,5,6,7,8,8]+1 → 9

鷲尾瞳:意思固定値は高いけどクリティカルしないとだなあ。挑戦しよう。
ノーヴェ:まったく意味がないけど判定します。
ノーヴェ:5dx=>18
DoubleCross : (5R10[10]>=18) → 8[1,2,6,7,8] → 8 → 失敗

鷲尾瞳:4DX+6 うおー
DoubleCross : (4R10+6[10]) → 10[7,8,8,10]+8[8]+6 → 24

ノーヴェ:すげえ
貴崎世怜:意志がつよすぎる
GM:強い……
鷲尾瞳:優秀~!これでカバーリングできる!
GM:今の瞳ちゃんを止めることはできない
”ひらく”:そんなやりとりの中、かしゃり、と花弁のような蓋がひらく。
鷲尾瞳:「"ヘックスヘイズ”!ノーヴェこの言葉に気を取られすぎないで。何か来ます!」
”ひらく”:そこから花粉のように、何らかのガスを吐き出し、空間内に撒き散らす。
”ひらく”:それは君たちの精神に作用する毒だ。僅かながら衝動を喚起し、厳密な思考を妨げる。
貴崎世怜:「……、ちょっとマズいかも」慌てて口を覆うが、間に合わずに吸い込む。
士騎朝輝:元より思考は攻撃に回すのみ、そのように調整され、そのように闘い、そのように生き抜いてきたオーヴァードだ。
ノーヴェ:「毒か。チョイスをミスってるな」
ノーヴェ:「この局面で前衛より後衛を狙うたあな。あの世でミスを後悔しやがれ……!」
ノーヴェ:近づいて・死ぬまで・殴る・しか考えていない。

”ひかりしぶき”[20]、”へびがめ”[12]、”ひらく”[4]
鷲尾、ノーヴェ

5m

士騎、貴崎

[20]士騎朝輝:侵蝕140/昇華0 [暴走][重圧]
[9]鷲尾瞳 :侵蝕110/昇華0
[8]貴崎世怜:侵蝕126/昇華0 [重圧]
[6]ノーヴェ:侵蝕116/昇華0 [重圧]

GM:士騎くんの手番!
士騎朝輝:イニシアチブ アームドスーツをパージして行動値を20に。
士騎朝輝:これで正式に俺の手番! 接敵 ひかりしぶき に攻撃
士騎朝輝:《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》《クレイジードライヴ》
士騎朝輝:13dx7+10
DoubleCross : (13R10+10[7]) → 10[1,2,2,3,4,4,6,6,6,7,7,7,8]+10[2,3,6,9]+10[7]+5[5]+10 → 45

”へびがめ”:《セットバック》
”へびがめ”:重圧中でも使用可能なバステ回復エフェクト!
”へびがめ”:重圧と邪毒を解除します。
”へびがめ”:……バステ受けた時が使用タイミングだったのですがPLのみなさんの温情により使ってたことになりました。
”へびがめ”:そして、《原初の紫:軍神の守り》
”ひかりしぶき”:一応ドッジはする。
”ひかりしぶき”:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[4,4,4,9] → 9

”ひかりしぶき”:血界の+10あってもだめ!
”ひかりしぶき”:ダメージをどうぞ

士騎朝輝:移動線上を凍結させ、ノーヴェに崩された腕を踏み台に巨人の肩に跳び乗る。
士騎朝輝:「よぉ。お前強いなぁ。俺が一撃で意識が飛ばされるなんて中々ないんだぜ。お前がちゃんと生きてる内に通りすがりたかったぜ」
士騎朝輝:明滅する視線に何処か親し気に語りかけた。
士騎朝輝:「………。あぁ、分かってる村雨丸。そう俺が思ったのなら、せめて、引導を渡して仇を取ってやるのが人の道だよなぁ」
”ひかりしぶき”:「………」器物の融合体の光が僅かに瞬いたように、見えたかもしれない。
士騎朝輝:視線が発光し熱を放つよりも一瞬、しかし遥かに速く村雨丸を振るう。風を斬りながら氷霧を纏い重さを増す、大気を砥石にその爪を研ぎ鋭さを増す。
士騎朝輝:重さと鋭さと速力、破壊と殺戮における全ての要素を備えた冷刃が首を刎ね飛ばすべく光を走らせる。
士騎朝輝:5d10+11+12+9+5+16+6d10
DoubleCross : (5D10+11+12+9+5+16+6D10) → 17[1,4,4,6,2]+11+12+9+5+16+33[9,3,8,2,4,7] → 103

”へびがめ”:その光刃を遮るものがある。
”へびがめ”:暗い影。そこから重い装甲を突き出させ、受け止めようとしている。
士騎朝輝:「あぁ、仲間想いだな。そっちも…だが」
士騎朝輝:「お前の核は氷葬した」
”へびがめ”:「───?」
士騎朝輝:1点でも通ったらEロイス解除。
”へびがめ”:Eロイス:ありえざる存在があります。
”へびがめ”:これの解除で、一時行動不能に。
士騎朝輝:ありえざる存在《生態融合》を解除!
”へびがめ”:では、解除される!同時に大ダメージも入っている。
士騎朝輝:肩から雪片を撒き散らし飛び降りる。
”へびがめ”:その巨きな腕が、結合を保てなくなって落ちる。
”へびがめ”:盾や鎧のようなものの集合体。
”へびがめ”:それが、”スキュアドレイン”の力を借りて力を奮っていた。
”へびがめ”:まだ、間の生体組織が動いているのが見える。
”ヘファイストス”:「結合が、解除されてしまうとは……」
”ヘファイストス”:「まだ、この盾は機能を……いや」
”ヘファイストス”:「……『また』ですか。概念…核……構成するものを」
”ヘファイストス”:「そのまま、斬る………いや、恐ろしい」
”ヘファイストス”:「こんな剣士を今まで見つけることができなかったとは。…一体」
”ヘファイストス”:「何者ですか、あなたは」
士騎朝輝:「お前は、人の自由と尊厳を踏みにじった。お前は、自分の都合の為だけに無関係の人間を犠牲にした。そして、お前は、ただ在るだけで世界を壊す。あぁ、"俺達"が通りすがったのは必然だ」氷よりも冷たい視線と切っ先をヘファイストスに向ける。
士騎朝輝:「俺は…」
士騎朝輝:「通りすがりのオーヴァードだ。覚えておけ!」
”ヘファイストス”:「………」
”ヘファイストス”:その切っ先に。言葉を失う。恐怖にではない。
”ヘファイストス”:ただ、凍らされた。その視線だけで。
士騎朝輝:140→149

GM:ひかりしぶきの手番。
”ひかりしぶき”:マイナーで重圧を解除。
”ひかりしぶき”:《コンセントレイト:サラマンダー》+《炎の刃》+《アマテラス》+《赫き弾》+《血の宴》 近接エンゲージの3人に攻撃。
”ひかりしぶき”:えーと、ひらくの支援があるから
”ひかりしぶき”:18dx6+20
DoubleCross : (18R10+20[6]) → 10[2,3,3,4,4,6,7,7,8,8,8,8,9,9,10,10,10,10]+10[2,2,2,3,3,4,5,6,8,8,9,9,10]+10[3,3,5,7,8,10]+10[3,3,8]+2[2]+20 → 62

ノーヴェ:うわつよ
貴崎世怜:やっばい
鷲尾瞳:たか~い
ノーヴェ:炎の刃にアマテラスかー
ノーヴェ:しかしドッジできる気もしないな。ダメ元でガードしてみます。
鷲尾瞳:ドッジしてみよ~
鷲尾瞳:9DX+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 10[1,2,4,4,5,6,6,9,10]+2[2]+1 → 13

貴崎世怜:ドッジワンチャン
貴崎世怜:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[3,3,6,7,10,10]+10[5,10]+10[10]+4[4] → 34

ノーヴェ:世怜ちゃんは対象じゃないはず!
貴崎世怜:あ、ほんとだ!
GM:そうだぜ!
鷲尾瞳:世怜ちゃん別エンゲージじゃない?
GM:回ったけど…
鷲尾瞳:なのだ
ノーヴェ:ネコチャン
貴崎世怜:エンゲージ分かれてた!
鷲尾瞳:凄いのがでてるが
GM:この謎の達成値で
士騎朝輝:リア不です。
GM:世怜ちゃんはちょっと攻撃の予兆に気づいたり
GM:まあなんかしてみてもいいんじゃないかな!
鷲尾瞳:《砂の結界》。今度は士騎くんをカバーしよう
”ひかりしぶき”:ではダメージを出します。
”ひかりしぶき”:7d10+48
DoubleCross : (7D10+48) → 30[6,4,2,5,2,4,7]+48 → 78

”ひかりしぶき”:HP2消費。
鷲尾瞳:わぎゃー
鷲尾瞳:流石に倒れる!HP4しか無いし……!虹咲支部長のロイスをタイタスに変えて復活。カバーで2点上がって侵蝕値は112になります
GM:OK!
ノーヴェ:41点までは耐えられたんだけど、まあ固定値だけで死ぬな……主任のロイスを昇華。
ノーヴェ:-アホ技術者/"主任"/称賛/○殺意/ロイス これを称賛に変えた上でタイタス昇華して復活します。
GM:OK!

”ひかりしぶき”:再び、レンズが明滅する。
貴崎世怜:「……っ、来る!」前の三人に呼びかける
”ひかりしぶき”:先ほどの熱線。だが、それは先ほどとは違い至近距離の3人を狙うものだ。
”ひかりしぶき”:光の束は中空で折れ曲がり、それぞれを狙撃する。
鷲尾瞳:「好き勝手には……させません!」士騎くんをカバー。光の中に自ら踏み出し、剣で受け止め強引に軌道を反らす。
士騎朝輝:攻撃を避けるという機能は排除している。そして、光速に近い斬撃は繰り出せたとしても、光速を避けられる訳でもない。耐えて氷と刀を返すだけだ。普段ならば。
士騎朝輝:「悪いな。だが、今回ばかりは気を遣った分だけ、そっちも気を遣ってもらうぜ。俺も帰宅はきっちり考えてるしなぁ」
ノーヴェ:鉄パイプとコートを放り投げ、さらに自分も後方へ下がる。ターゲットを増やして少しでも射撃精度を落とした。
ノーヴェ:「鷲尾もやりすぎるんじゃねーぞ。お前さっきから誰かのカバーに入ってばっかだろ」
ノーヴェ:「お前の真価は守りじゃなくて攻めだ。気にせずぶった斬れ!」
鷲尾瞳:「気を遣ったわけではありません、士騎朝輝。彼らにとって、どうやら貴方の剣は、天敵のようですから。帰る前にあと一仕事していただきます」
士騎朝輝:「やれやれ。この街の映画代は高すぎるよなぁ」

GM:では、次!
GM:へびがめくんは斬られてぴくぴくしているので
GM:瞳ちゃんのターン!
鷲尾瞳:「それと心配は無用です。今は何をしても上手く行くような気がするんです」
鷲尾瞳:「……貴方と一緒に戦っていますから。それを今から証明します」
鷲尾瞳:マイナーはなし。メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》《クリスタライズ》
鷲尾瞳:へびがめくんに攻撃します。
鷲尾瞳:9DX7+9 おりゃー
DoubleCross : (9R10+9[7]) → 10[1,3,3,3,3,5,6,10,10]+2[1,2]+9 → 21

”へびがめ”:行動不能なので
鷲尾瞳:おっとこれは低め。
”へびがめ”:当然ドッジとかガードとかできない
鷲尾瞳:ほっ
”へびがめ”:ダメージを出したまえ
鷲尾瞳:3D10+63 装甲無視
DoubleCross : (3D10+63) → 22[10,6,6]+63 → 85

ノーヴェ:死神の瞳も入るって!
”へびがめ”:いや、さっきのカバーで消費してますね
ノーヴェ:あれ? もう消えてるっけ?
貴崎世怜:さっき士騎くんがつかったはず!
”へびがめ”:それはそれとして
”へびがめ”:死にました
士騎朝輝:こいつはもう死神の分は受けた。俺の攻撃で。
ノーヴェ:きえてる・・・
鷲尾瞳:倒したぞー!
貴崎世怜:しんでる・・・
士騎朝輝:ひかりには残っている。
”へびがめ”:さっきの士騎くんで大幅に削られてたのでもうだめです
”へびがめ”:復活はなし!とどめをさしな!
鷲尾瞳:ひかりしぶきとひらくに死神の瞳が残ってるのかな
GM:そうだよー
鷲尾瞳:うおー!

鷲尾瞳:「……貴方が私のために作られたというのなら」
鷲尾瞳:「私の気持ちに答えて!"ヴォーパルソード”!」
鷲尾瞳:右腕に向かって跳躍。斬撃の瞬間、白刃が閃光を放つかのように延長。再生が始まっていた右腕を中の鎧ごと切り落とす。
”へびがめ”:「ヴォ……」
”へびがめ”:そのまま、バラバラに崩れ落ちる。
鷲尾瞳:「これで私達を遮るものは何も有りません。残りをお願いします、"ノーヴェ”!」

GM:手番は世怜ちゃんに。
貴崎世怜:マイナーで重圧解除、メジャーは放棄します。
貴崎世怜:なにもしない。構えてこそいるが、なにもする素振りはない。
貴崎世怜:なぜなら既に、貴崎の呪いは掛かっている。

GM:では、イニシアチブ。
GM:ひらくの手番に。
”ひらく”:やることは変わらず。《導きの華》+《狂戦士》をひかりしぶきに。
”ひらく”:こちらも、動きは変わらない。
”ひらく”:ただ、枝と花から、薬品を対象に与え続けている。

GM:お待たせしました、ノーヴェくん!
ノーヴェ:ひかり、エンサラブラムスか
GM:イエス
ノーヴェ:ここまでドッジしかしてないしバリクラはまず要らないと思うけど、万が一に備えて噛ませるかな……行動します。
GM:どうぞ!
ノーヴェ:マイナーで一応重圧を解除。メジャーでコンボ『壊神衝』。
ノーヴェ:《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》《ライトニングリンク》《バリアクラッカー》。
ノーヴェ:11dx7+7
DoubleCross : (11R10+7[7]) → 10[2,3,3,6,6,6,6,8,8,9,10]+10[3,5,6,8]+2[2]+7 → 29

ノーヴェ:あっ、対象はひかりです
”ひかりしぶき”:ひかりちゃん!
”ひかりしぶき”:ドッジするしかねえ!
”ひかりしぶき”:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[1,3,7,8] → 8

”ひかりしぶき”:はい
”ひかりしぶき”:ダメージをどうぞ
ノーヴェ:よかった、氷盾とか積んでるタイプのサラマンダーではなかった……
”ひかりしぶき”:また+10忘れてたけど
”ひかりしぶき”:まあ無理なので!
ノーヴェ:死神の瞳、いくつ増えるんでしたっけ。6?
”ひかりしぶき”:6!
ノーヴェ:じゃあこうだ。死神の瞳が乗って、
ノーヴェ:3d10+6d10+66 装甲ガードを無視。
DoubleCross : (3D10+6D10+66) → 8[3,4,1]+29[2,4,1,10,4,8]+66 → 103

ノーヴェ:うわ一個目のダメージダイスひどい
ノーヴェ:ノーヴェの侵蝕率を+12した(侵蝕率:116->128)
貴崎世怜:あっ法則
”ひかりしぶき”:それはしぬ!しぬので
”ひらく”:こいつが動きます。
貴崎世怜:あっしぬ
”ひらく”:《アクアウィターエ》
”ひらく”:これでひかりを蘇生。
”ひらく”:演出をどうぞ!

ノーヴェ:「今の俺は強いぞ。なんと言っても」
ノーヴェ:「俺がライバル認定している剣士様が二人も同じ戦場にいるんだからな……!」
ノーヴェ:跳躍。巨人の身体を足場に、頭部に打撃を加えていく。
ノーヴェ:「そしてこれが」
ノーヴェ:「ノーヴェ流剣術だ! 喰らってくたばれ!」 
ノーヴェ:鷲尾が両断したばかりの腕をぶち砕き、強固な骨部分を両手剣のように扱う。
ノーヴェ:重量と速度で頭部を完全粉砕します。
”ひかりしぶき”:光学機器やセンサー、それに熱発生装置や流体を流す管。
”ひかりしぶき”:それらがむき出しになり、一旦完全に停止する。
”ひらく”:それに反応する。
ノーヴェ:「わかったか? この腕さえありゃあ、そこらへんに落ちてるもんはなんでも"最強の武器"だ」
ノーヴェ:「今度は機械化兵に生まれ変わっ……あ?」
”ひらく”:急速に無数の管が頭部に伸び、何らかの液体を注入している。
”ひかりしぶき”:生体組織が反応し、粉砕されたままで活動を再開する。
士騎朝輝:「ふ。俺のライバルを名乗るには詰めが甘いよなぁ」
ノーヴェ:「威力なら勝ってたよ! これは頭部だけが特別ガンジョーってことだろ!」
ノーヴェ:「別にいいよ。もう一回殺るチャンスだ!」
”ヘファイストス”:「………」
”ヘファイストス”:先ほどから沈黙している。
”ヘファイストス”:表情こそないが、焦燥がある。
鷲尾瞳:「頭部だけなら今の一撃で破壊できたはずです。どうやらあの花弁が耐久力を増しているようですね。ですか問題有りません」
鷲尾瞳:「ノーヴェの言う通り、もう一度破壊すれば済む話です。やりましょう」
貴崎世怜:「あと一息……っぽいかな?」

GM:では、クリンナップに入ります。
GM:ひかりとひらくは邪毒で15ダメージ。
士騎朝輝:毒の15くらいかな。

GM:では、セットアップへ!
鷲尾瞳:私はなし!
士騎朝輝:加速装置 149→151 行動値4→20
ノーヴェ:なしです。もはやメジャーで殴るのみ。
ノーヴェ:あっすみません、あとHPが5ヘリます。残りHPは9。
”ひかりしぶき”:Eロイス:血の焦がれ
貴崎世怜:《原初の黄:得意領域》 RCダイス+4
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+3した(侵蝕率:126->129)
”ひかりしぶき”:全員に2d10のHP現象を受けてもらう!
ノーヴェ:あっ死んじゃう
鷲尾瞳:うおおっ
貴崎世怜:ウワーッ
士騎朝輝:2d10
DoubleCross : (2D10) → 13[4,9] → 13

ノーヴェ:9-2d10
DoubleCross : (9-2D10) → 9-6[2,4] → 3

ノーヴェ:しなない!
鷲尾瞳:ロイス復活してるから相当目が悪くなければ生き残れる……!
鷲尾瞳:16-2d10
DoubleCross : (16-2D10) → 16-10[5,5] → 6

貴崎世怜:7-2d10
DoubleCross : (7-2D10) → 7-15[8,7] → -8

鷲尾瞳:セーフ!
貴崎世怜:シヌヌワン……
士騎朝輝:貴崎ちゃんのロイス切って復活。
ノーヴェ:そしてライトニングリンクは消費じゃなくて失うだから、死亡覚悟なら撃てる。話のわかるやつだ。
”ひかりしぶき”:全員の失った分のHPを吸収、回復します。
貴崎世怜:襲撃者のロイス切って復活します
貴崎世怜:貴崎世怜のHPを+13した(HP:0->13)
”ひらく”:そしてお次は継続している屍鬼の呪いだ
”ひらく”:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,5,6,6,10]+8[8] → 18

”ひらく”:また!!!!
”ひらく”:意志対決です
貴崎世怜:ぐえーっ
士騎朝輝:暴走中
貴崎世怜:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 9[1,3,5,6,8,8,9]+1 → 10

貴崎世怜:ぐえぐえーっ
ノーヴェ:5dx=>18
DoubleCross : (5R10[10]>=18) → 10[5,5,6,7,10]+5[5] → 15 → 失敗

ノーヴェ:がんばったけど失敗。重圧だ。
鷲尾瞳:んんん
貴崎世怜:おのれ重圧
鷲尾瞳:4DX+6
DoubleCross : (4R10+6[10]) → 6[1,3,3,6]+6 → 12

鷲尾瞳:あ、これはもしかして前勝ったから私はないのか
”ひらく”:全員重圧…!エネミーからは以上です。
”ひらく”:いや、これは毎ラウンドやるやつですね
鷲尾瞳:なるほど!じゃあ重圧です
”ひらく”:めんどくさいEロイスなのだ

”ひかりしぶき”[20]、”ひらく”[4]
士騎、鷲尾、ノーヴェ

5m

貴崎

[20]士騎朝輝:侵蝕151/昇華1 [暴走][重圧]
[9]鷲尾瞳 :侵蝕122/昇華1 [重圧]
[8]貴崎世怜:侵蝕129/昇華1 [重圧]
[6]ノーヴェ:侵蝕128/昇華1 [重圧]

GM:では、イニシアチブ!
GM:士騎くんが最速だ。
士騎朝輝:《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》《クレイジードライヴ》ひかりに
士騎朝輝:13DX7+10
DoubleCross : (13R10+10[7]) → 10[1,2,3,3,3,4,4,6,6,7,8,8,8]+10[2,3,6,10]+3[3]+10 → 33

”ひかりしぶき”:ドッジ。
”ひかりしぶき”:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[3,4,6,10]+7[7] → 17

”ひかりしぶき”:がんばった。
”ひかりしぶき”:あ、
”ひかりしぶき”:+10!
”ひかりしぶき”:27
ノーヴェ:思い出した!
士騎朝輝:本当に頑張ったな!
貴崎世怜:すっごい
鷲尾瞳:危ない危ない
”ひかりしぶき”:ダメージをどうぞ!
貴崎世怜:士騎くんのロイスを切って重圧解除、同時に《原初の黒:力の法則》!
貴崎世怜:これで+4D!
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+6した(侵蝕率:129->135)
士騎朝輝:4d10+11+9+12+5+16+4d10
DoubleCross : (4D10+11+9+12+5+16+4D10) → 16[10,1,2,3]+11+9+12+5+16+19[9,6,2,2] → 88

”ひかりしぶき”:オーバーキル!!!
”ひかりしぶき”:死にました。復活もなし!
”ひかりしぶき”:アクアウィターエのレベルは3でした。

貴崎世怜:もう既に呪いは掛かっている。それは、埋められた地雷のように
貴崎世怜:起爆するのを待ち構えている。
貴崎世怜:呪いが現出する条件は、傷。
貴崎世怜:生の否定が、貴崎の最初の業。
貴崎世怜:「……多分、これでやれるはず」呪術師の、予言めいた呟き。
貴崎世怜:「次の、一撃で……!」
士騎朝輝:その言葉を聞き口の端が僅かに動く。
士騎朝輝:「いやはや、責任重大だよなぁ。さて」
士騎朝輝:「悪いけどなぁ、もう一回殺るチャンスはないんだよなぁ。成田にも言った事があるんだが、俺が先に斬る」
士騎朝輝:背筋が凍る剣風が遥か後方にまで届く強烈な振り抜き。その衝撃と斬撃は一瞬で脚部を三桁に届かんばかりの氷片へと変えて虚空に散らした。
士騎朝輝:これで頭部は眼前。振りぬいた刀を背中まで回し逆の腕にスィッチする。
士騎朝輝:同時に冷空を撓ませる程の鋭い踏み込み。斜め下からの体を浮かせ上がらせる刺突が敵を貫く。
士騎朝輝:衝撃が虚空にまで伝播する、その勢いが具現したかのように刃から槍のような逆さ氷柱が天へと昇び上がった。
士騎朝輝:「天国に逝ってくれ。それしか、言う事はない」
”ひかりしぶき”:「……ゥ……ア」
”ひかりしぶき”:それは、機械の軋みだっただろうか。
”ひかりしぶき”:瞬いていた光は、今度こそ全て消え去った。
士騎朝輝:その光が消えるまで見送る。 151→160
ノーヴェ:「わかるか"ヘファイストス"。女子が嫌がることを無理やりやろうとすると」
ノーヴェ:「こういうわかりやすい天罰を喰らうんだぜ。"暴力"とか"死"とか"今から土下座しても絶対許しません"って形でな」
”ヘファイストス”:「……?」

GM:瞳ちゃんの手番。
鷲尾瞳:攻撃します。対象は残っている“ひらく”。マイナーで重圧を解除。メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》《クリスタライズ》
鷲尾瞳:最後のクリスタライズ!判定行きます
GM:来い!
鷲尾瞳:9DX7+9
DoubleCross : (9R10+9[7]) → 10[1,2,2,2,4,4,5,5,9]+10[9]+10[9]+10[7]+5[5]+9 → 54

”ひらく”:うわたかい
鷲尾瞳:高ーい!
”ひらく”:ガード!ダメージをどうぞ。
鷲尾瞳:6d10+63 装甲無視!
DoubleCross : (6D10+63) → 39[10,10,5,1,3,10]+63 → 102

”ひらく”:ん、んんん
ノーヴェ:ダメージダイスもだいぶいいぞ
”ひらく”:少しだけ、少しだけ残る!
”ひらく”:そして、
”ひらく”:《復讐の領域》
鷲尾瞳:あっ待てよ
”ひらく”:んっ?
鷲尾瞳:ひらくくんはまだ死神の瞳の効果残ってましたっけ
”ひらく”:あっ
”ひらく”:残ってる!
貴崎世怜:そういえば
鷲尾瞳:足していいですか!
”ひらく”:いいですよ!
貴崎世怜:+6D……どうぞ
ノーヴェ:6dも増える!
鷲尾瞳:うおー!
鷲尾瞳:6d10+102
DoubleCross : (6D10+102) → 45[4,10,8,5,10,8]+102 → 147

鷲尾瞳:呪いパワー!
”ひらく”:死ぬん
ノーヴェ:こっちもめちゃくちゃ出目がいい
ノーヴェ:平均7出てる……
貴崎世怜:つっよ……
GM:えーと
GM:こういう反撃系のエフェクトって自分が死んだら使えないんですっけ 死ぬ前に使える?
貴崎世怜:死ぬ前に使えたような?
士騎朝輝:同時
鷲尾瞳:使えると思う!
”ひらく”:じゃあ使う!
”ひらく”:《復讐の領域》147ダメージお返しだ!
”ひらく”:そして死にます。
GM:これで全部が死!
貴崎世怜:死!
鷲尾瞳:最後まで倒れません。こちらは士騎くんのロイスをタイタスにして昇華、復活します
GM:やる!
鷲尾瞳:侵蝕は前回上がっていた分も含めて132になります。
GM:ともかく戦闘はこれで終了。あとは好きに”ヘファイストス”にとどめをさせます。
GM:演出を……どうぞ!

鷲尾瞳:「もうわかっているはずです、“ヘファイストス”」首をかしげる“ヘファイストス”に向かって。
鷲尾瞳:「貴方のやり方で『究極の武具』など作り出すことはできない。ここに居た彼らは確かに強かった。しかしそれは」
鷲尾瞳:「きっと、貴方の力ではない。力を引き出したつもりでも、元々彼らが持っていた、持つはずだった力に比べればずっとちっぽけな力しか扱えていない筈です」
鷲尾瞳:「なぜなら。貴方の手から離れた私が。こんなにも強くなったのだから」
”ヘファイストス”:「そん……そんなはずは」
”ヘファイストス”:「そんなはずはない、ちがう、そんなはずは……」
”ヘファイストス”:己の妄想と目の前の現象の差異を埋めきれない。
”ヘファイストス”:「私は……私は『究極の武具』を作ったのだ!確かに作ったのだ!この!私が!」
”ヘファイストス”:「全て!その素材の持てる全てを引き出すのに最適な構造に変えたんだぞ!」
鷲尾瞳:剣を振るう。最後に残った花弁がはらはらと宙を舞う。
鷲尾瞳:「究極の武器は、誰かが作れるようなものでは有りません」
”ヘファイストス”:「だが!あなたは作った!確かに、究極の一振りを!!」
鷲尾瞳:「人と人との出会いが紡ぎ上げる絆です。そしてそれは、私が特別だったから得られた物じゃない」
鷲尾瞳:「きっとこの場所に立つのが、私以外の誰かでも。貴方の妄念を断ち切ったでしょう。だからこそ」
鷲尾瞳:「この場所に立つことの出来た、他の誰でもない私自身が。彼らの代わりに突きつけます」
鷲尾瞳:「貴方は神などでは有りません。唯の女の子に負ける、唯の人です」
───:「ば……ばかな」
───:「では、私は」
───:「私の、意味とは……」
───:彼をつなぎとめる妄執が崩れていく。
鷲尾瞳:「それをずっと前に捨てたから。何も残っていないんです」
鷲尾瞳:「皆澤やすみは返してもらいます。彼女の居るべきはこんな箱の中じゃない」
───:「…………」
鷲尾瞳:「彼女は温かい日常の中に。それが私の、鷲尾瞳の願いです」
GM:がこん。
GM:瓦礫と化した巨人の一部が崩れる。
皆澤やすみ:「………」
鷲尾瞳:「……さようなら。そして」
鷲尾瞳:落ちてくる彼女を受け止め、強く抱きしめる
鷲尾瞳:「おかえりなさい。やすみ」
皆澤やすみ:「………」
皆澤やすみ:その口元が、微かに笑った。
士騎朝輝:「さぁて、じゃあ俺達もおかえりなさい。を言ってくれる相手の所にそろそろ帰るか」
士騎朝輝:二人を見て満足気な表情を浮かべ、携帯端末のシャッターを押した。
士騎朝輝:士騎の腕がぶれる。軋みを上げ歪んでいく空間に白い凍結線が走る。村雨丸が《虚実崩壊》を切り裂いた。
GM:ひとりの妄念が作り上げた空間が、消えていく。
GM:そして。
───:名も、人であることも捨て去った塊はその妄念の研究所とともに。
───:あとかたもなく、消え去った。
GM:君たちは帰ってくる。現実の世界に。
GM:昇り始めた朝の光が、木々の葉をきらきらと照らしていた。

バックトラック

GM:お待たせしました。バックトラックの時間です。
GM:今回のEロイス!
ノーヴェ:新連載 バックトラッカーKIZAKI

“にくのいぬ”
Eロイス:夜に咲く薔薇

”ひかりしぶき”
Eロイス:戦闘血界
Eロイス:血の焦がれ
Eロイス:唯我独尊
Eロイス:ありえざる存在
Eロイス:ありえざる存在

”へびがめ”
Eロイス:ありえざる存在
Eロイス:ありえざる存在

”ひらく”
Eロイス:屍鬼の呪い
Eロイス:ありえざる存在
Eロイス:ありえざる存在

”ヘファイストス”
Eロイス:囚人の鳥籠
Eロイス:マジカル☆リクエスト
Eロイス:虚実崩壊
Eロイス:妄念の姿
Eロイス:超越活性
Eロイス:超越活性
Eロイス:不滅の妄執

GM:18!!!
貴崎世怜:たくさん!
士騎朝輝:振るぜ。
士騎朝輝:16--18d10
DoubleCross : (16--18D10) → 16-84[3,10,2,9,3,1,4,9,10,2,2,4,4,2,3,8,5,3] → -68

士騎朝輝:160-84
鷲尾瞳:132-18d10 振る!
DoubleCross : (132-18D10) → 132-98[6,7,9,4,5,10,8,4,5,2,1,8,5,6,9,1,7,1] → 34

鷲尾瞳:2倍振る!
貴崎世怜:先にメモリー使おう
鷲尾瞳:34-8d10
DoubleCross : (34-8D10) → 34-48[8,10,10,2,3,5,7,3] → -14

士騎朝輝:76-5d10
DoubleCross : (76-5D10) → 76-24[2,7,7,7,1] → 52

貴崎世怜:135-10
貴崎世怜:125
鷲尾瞳:帰還しました。2倍振りなので3点!Sロイス分を加えて8点です
貴崎世怜:125-18d10
DoubleCross : (125-18D10) → 125-105[2,6,6,8,4,8,1,4,1,7,9,7,9,7,6,5,5,10] → 20

ノーヴェ:あっ、スクロールが止まってると思ったら下で動いてた
GM:あるある
ノーヴェ:うーん迷うな。でもふっとこう。
貴崎世怜:koreha
ノーヴェ:128-18d10
DoubleCross : (128-18D10) → 128-96[7,2,3,8,9,9,10,2,1,6,1,7,3,8,6,3,4,7] → 32

士騎朝輝:4点です。
ノーヴェ:二倍振り。
貴崎世怜:2倍振り
貴崎世怜:20-8d10
DoubleCross : (20-8D10) → 20-47[6,5,8,5,7,7,8,1] → -27

ノーヴェ:32-10d10
DoubleCross : (32-10D10) → 32-73[10,9,10,2,10,8,3,10,7,4] → -41

GM:では、経験点配布もさくっと行きましょう。
GM:シナリオ経験点!
GM:基本点がまず10点!
GM:それに、Dロイス!
GM:”スキュアドレイン”、”にくのいぬ”、”ひらく”、”ひかりしぶき”、”へびがめ”
GM:全員実験体!!
GM:これで+5点!
鷲尾瞳:そうだよなあ……
鷲尾瞳:皆実験体だったもんな……
GM:で、Eロイスは先ほど見た通り18なので+18点
ノーヴェ:最後のトドメが瞳ちゃんでよかったなあ
貴崎世怜:よかった……
GM:33点にいつもの5点で38点。
GM:これに、最終侵蝕率&Sロイスを加えた点が
GM:各自の点となります。
GM:何点になったかな?
士騎朝輝:42点
鷲尾瞳:46点!
ノーヴェ:瞳ちゃんにSロイスとりたい・・・ノーヴェがとってくれない・・・
GM:頑張れ…
ノーヴェ:38+3で41点です。
貴崎世怜:38+3+5で46!
GM:GMは…59点!
GM:みなさん、どうぞ!
貴崎世怜:もぐもぐ
GM:おかえりなさい、お疲れ様でした!
鷲尾瞳:おいしい~

エンディング1:明くる時

GM:”ヘファイストス”による一連の事件は、こうして幕を閉じた。
GM:第一支部・レクリエーションルーム
GM:広い部屋で、集まっているのは5人だけ。
GM:鷲尾瞳、ノーヴェ、士騎朝輝、貴崎世怜。そして支部長の虹咲奏だ。
GM:長テーブルの上にはいくつかの料理とケーキが並んでいる。
GM:そして、茶もそれぞれに注がれている。
ノーヴェ:どんな料理でしょう。量は多いですか?
GM:肉料理とか、いろいろバランスよくあります。量は結構多い。
ノーヴェ:なら肉を最優先で食べてます。あとお寿司があればマグロばかり食べている。
ノーヴェ:「で」
ノーヴェ:「結局どうなったんだよ。始末としては」
ノーヴェ:「まず"ヘファイストス"だよな。セル最後の一人……死んだよな? セルごと消滅ってことでいいのか」
虹咲奏:「そうだな」料理には手をつけず、紅茶を静かに飲んでいる。
虹咲奏:「そもそも、今回のセルは物理的な拠点を有していなかった」
虹咲奏:「お前たちが踏み入った、ジャームによって作られた異空間。そこが唯一の拠点だったようだ」
士騎朝輝:「あの超抜能力、自分で自由に拠点を作れるって事だよなぁ」
鷲尾瞳:「あの場所はどうなったのでしょう。"ヘファイストス”が死んだことによって、同時に研究所も消えた……のでしょうか」
虹咲奏:「……その研究所がジャームの能力ひとつに依存しているならば、残ってはいないだろう」
士騎朝輝:「今までUGNの網に引っ掛からない訳だ。派手に誘拐拉致もし放題だったと言う訳だよなぁ。で、あれは、あのジャーム固有の能力だったのは間違いないぜ」
士騎朝輝:「なにせ、村雨丸で切り裂けたんだからなぁ」
貴崎世怜:「文字通りの核だった……ってわけっすねえ」それなりに綺麗に盛りつけてちまちま食べている。
ノーヴェ:「拉致誘拐し放題か。俺はどうもその手の事件に縁があるな」
士騎朝輝:「嫌な縁だよなぁ、それ。世の中いい加減平和になって欲しいもんだ」
士騎朝輝:「まぁ、けど後継者を名乗る奴が出てこない限りは後腐れなくヘファイストスは壊滅か」アップルティーとアップルパイに口をつけている。
貴崎世怜:「……好き放題やって最後には消えちゃって、まったく」”ヘファイストス”への文句を言いつつ。
ノーヴェ:「そういう意味では、一応後継者になり得る奴が生き残ってたな」
ノーヴェ:「スキュアドレイン。おい、あいつの処分はどうすんだ」
虹咲奏:「”スキュアドレイン”皆澤やすみは」
鷲尾瞳:「その。虹咲支部長。報告した通り」
鷲尾瞳:「皆澤やすみがFHに協力していたのは、"ヘファイストス"に強要されていたからです。事情を鑑みて、その……」と言いかけていたところで
虹咲奏:「UGNチルドレンとして、第一支部で身柄を預かる」
鷲尾瞳:虹咲支部長の言葉を聞いて、ほっと息をつく。
ノーヴェ:「チィィイイイルドレンだあ~~?」
士騎朝輝:「うぉ!?どうした、急に。ゲームで3回くらい理不尽な死に方したみたいな声だよなぁ」
貴崎世怜:「いやあ、それは良かっ」ノーヴェくんの反応にビビる
虹咲奏:「余程気がかりだったようだな、鷲尾」
鷲尾瞳:「……支部へ直接攻撃を行ったのです。重い処分を受けることも考慮に入れていました」
ノーヴェ:「よその支部に口出すつもりはねーが、それにしてもちと甘くはねーか。正規エージェントと同格だぜ」
ノーヴェ:「せいぜい観察処分のイリーガル止まりだと思ってたんだがな。雨堂が聞いたら嫉妬で発狂しそうだ」
虹咲奏:「……身寄りがない以上、生活面でもこちらで見ていくことになる」
虹咲奏:「ならば、チルドレン扱いが妥当だろう。手元に置いた方が、異変にも気づきやすい」
士騎朝輝:「お。ノーヴェは元FHを色眼鏡で見るタイプか?」意地悪くにやにやと笑う。
士騎朝輝:「そういうのって、ムカツクって思う奴は多いみたいだぜ」
ノーヴェ:「元だからこそ言ってんだ。せめて今回以外にもう一個か二個、目立った戦績あげさせるべきだろ」
貴崎世怜:「……戦績っていうか、戦うばっかりがチルドレンなんすかね?」
鷲尾瞳:「寛大な処置に感謝します。ありがとうございます、虹咲支部長」
虹咲奏:「……この地区の住宅地一区画がまるごと、攻撃を受けた事件もあった」
虹咲奏:ちらり、と貴崎さんを見て
虹咲奏:「それを引き起こしたジャームこそ討伐したが」
虹咲奏:「協力者には酌量の余地があった。今更、大した差ではない」
虹咲奏:「保護観察といったところだ」
ノーヴェ:「お上品なことだぜ。やっぱ第七とは真逆だな」
ノーヴェ:それ以上は文句を言わず、山盛りのレタスに粉チーズを山のようにふりかけてイタリアンドレッシングをどばどばかけている。
虹咲奏:相変わらず、紅茶だけを飲んでいる。
貴崎世怜:第七、そんな怖いところなんだ……と思いつつポテトをフォークで食べる。
士騎朝輝:「はは。やっぱり、組織って言うのはしがらみだらけだよなぁ、村雨丸」
士騎朝輝:「でも、大事なのはスキュアドレインの意思じゃないか?それはどうなんだ」
士騎朝輝:「やっと、自由になれたんだろ、あいつ」
ノーヴェ:「それもそうだ」
ノーヴェ:「戦いはイヤだから北海道に行って農家をやりたいって言い出すかもな」
虹咲奏:「……まず、チルドレンだからと言って必ずしも戦うわけではない」
虹咲奏:「調査、情報処理、装備のメンテナンス……」
虹咲奏:「彼女の希望する分野を任せる。仕事量も負担のない程度だ」
虹咲奏:「その点においては既に了解をとっている。それに」
虹咲奏:瞳ちゃんの方を見て
虹咲奏:「出来る限り、鷲尾と交流する時間を持ちたいと」
虹咲奏:「そう、言っていた」
鷲尾瞳:「はい。それが彼女の希望なら、私も異存ありません」
ノーヴェ:「これでめでたくセルの後継者候補もいなくなった、ってことか。ふん」
ノーヴェ:「究極の武器づくりなあ」
ノーヴェ:ちらりと瞳ちゃんを見るが、すぐに視線は料理に戻す。フライドチキンをかじる。
鷲尾瞳:「"スキュアドレイン"は……皆澤やすみは長い間、日常から切り離されていました。UGNチルドレンの先輩として、彼女を指導しつつ」
鷲尾瞳:「私との交流を通して、より多くの関係性を学べるように尽力します」
虹咲奏:「ああ。よろしく頼む、鷲尾」
虹咲奏:「きっとお前はいい先輩になる」
虹咲奏:「……いや、もうすでにそうか」
士騎朝輝:「恋愛脳決定かもなぁ」小声で言って薄く笑う。
鷲尾瞳:「聞こえていますよ、士騎朝輝」
ノーヴェ:こちらも聞こえている。 「なんだ恋愛脳って。鷲尾が指導すんだから真逆じゃねえのか」
貴崎世怜:「全部、丸く収まってよかったなあ」にこにこしながら料理を食べている。
鷲尾瞳:「……その。虹咲支部長。褒められるのは大変光栄なのですが。一つ謝っておかなければ成らないことがあります」
虹咲奏:何かを思うように、視線を落としてお茶を飲んでいる。
虹咲奏:「ん?」
鷲尾瞳:「UGNチルドレンとして、日々指導を受けていたにもかかわらず。今回の件では見苦しいところをお見せして、大変申し訳有りませんでした」体を折り曲げ、深々と頭を下げる
虹咲奏:「……?」
虹咲奏:「……どのことについての謝罪なのか、少し図りかねるのだが」
ノーヴェ:瞳ちゃんがまた後ろ向きな事を言い出すのかと、ちょっと不愉快そうな顔でフライドチキンの骨をかじっている。
ノーヴェ:そうでもなさそうなのですぐ普通に戻り、トマトを丸かじりしてます。
鷲尾瞳:「支部の施設の破壊、捕虜への無断接触に、危害を加えようとしたこと。全て私の力不足でした。今後はこのようなことが無いよう、より一層の研鑽を積むつもりです」
鷲尾瞳:「それから」頭を上げて「ありがとうございます。」
虹咲奏:「ああ、そのことか」やっと得心がいったという顔で
虹咲奏:「いや……支部の施設は破壊されることがある程度前提だからな」
虹咲奏:「それ以上にあの時はお前の精神状態の方が気がかりだった」
虹咲奏:「……よく、乗り越えたな」
鷲尾瞳:「それも、問題を起こした直後にも関わらず、私が戦場に行くことを許してくれた、虹咲支部長の判断のお陰です」
虹咲奏:ふう、と息を吐き。
虹咲奏:「お前は真面目すぎる」
鷲尾瞳:「"ヘファイストス"を直接倒すことでしか、本当の意味で、私の心が晴れることはなかったと思います。ありがとうございました」
鷲尾瞳:もう一度深く礼をする
虹咲奏:「もし、あの時お前が”スキュアドレイン”を殺していたとしても」
虹咲奏:「私は同じ判断を下しただろう。…多少の人員をつけさせただろうが」
虹咲奏:「過去に犯した罪は、その時までのものだ」
虹咲奏:「この先にも渡って犯し続けるというのでなければ」
虹咲奏:「……それを、私に咎めることはできない」
鷲尾瞳:「今、改めて。第一支部に配属されてよかったと思っています」
鷲尾瞳:「あの時、死のうとしていた私に気付いてくれて。ありがとうございました」
虹咲奏:穏やかに微笑んで、頷く。
鷲尾瞳:「……私からは以上です。私も、皆さんと一緒に食事を楽しんで来ます。失礼します」
鷲尾瞳:最後に会釈。虹咲さんと離れて、料理にかぶりついているノーヴェの隣へ
鷲尾瞳:「すみません、ノーヴェ。その。もしも私の勘違いだったら、申し訳ないのですが」
鷲尾瞳:「先程、話の最中に、私の事を見ていませんでしたか?何か気に触ったり、気になることがあるのなら、遠慮なく言ってください」
ノーヴェ:「あ? いや」
ノーヴェ:「大した話じゃねーよ。究極の武器で思い出しただけだ」
ノーヴェ:フライドチキンの軟骨をコリコリとかじって飲み込む。
ノーヴェ:「お前、"究極の武器は誰かが作れるようなものじゃない"って言ってただろ。俺としても大いに同感だが……」
鷲尾瞳:「はい。"ヘファイストス"との戦いで、たしかにそう言いました」
ノーヴェ:「でもお前、能力で剣を作るじゃんか。それもかなりの業物の」
ノーヴェ:「いいのかよ。自分の可能性を自ら否定するような事言って」
ノーヴェ:「究極の剣を錬成する最強剣士マクガフィンになる未来だってあるかもしれないんだぜ」
鷲尾瞳:「それこそ、ノーヴェが言っていたではありませんか」
鷲尾瞳:「"最強の達人が振った武器こそ最強だ"、と。いくら私が優れた業物を作り出しても、使い手がへなちょこでは究極とは呼べません」
鷲尾瞳:「究極の武器は誰にも作れません。ですが、最強の私が作った剣を、最強になった私が振るえれば、最強UGNチルドレンマクガフィンになることは可能というわけです。私は決して自分を卑下したわけでは有りません」
ノーヴェ:「わかったわかった! 聞いた俺が悪かった!」
ノーヴェ:「すっかり元の調子に戻ったみてえで何よりだぜ。でもよ」
ノーヴェ:「もし最強の剣が作れたら俺に回してくれよな。俺思うんだよ!」
ノーヴェ:「お前が作った最強の剣を俺が振ったら最強じゃねえ?って。だよな?」
ノーヴェ:「スキュアドレインもモルフェウスだから、そういうノウハウ持ってたりするかもだろ。鷲尾印の最強の剣ができたら俺に回せよ! 約束だからな」
鷲尾瞳:「……それは……そうかもしれませんが……。残念ながら、未来永劫、絶対に、私が最強の剣をノーヴェに渡すことはないと思います」
鷲尾瞳:「その、私が最強のチルドレンになりたいのは、ずっと……ノーヴェが最強になっても、隣で一緒に戦うため……ですから」
鷲尾瞳:「私こそ今の言葉を聞いて安心しました。ノーヴェの期待を一度、裏切ってしまったようなので」
ノーヴェ:「わかってるよ! 最強の剣二振り目ができたらでいい」
ノーヴェ:「そんなん今回の活躍でチャラだろ。よくやったぜお前は」 瞳ちゃんの言葉の意味を大して考えずにスパゲッティをすすってます。
鷲尾瞳:「あれからずっと信頼を取り戻したいと思って頑張っていたんです。努力した甲斐が有りました」
士騎朝輝:そのやり取りを携帯で写した。
ノーヴェ:「いや、最後の太刀筋はマジでよかったからな。週末あたりにでもメシおごってやるよ……あ?」
鷲尾瞳:「……嬉しいです、その、ちゃんと私を見ていてくれて……っ!?」頬を赤くしてうつむいていたが、シャッター音を聞いて、顔をばっと上げる
ノーヴェ:「おい? なんで今撮った?」
士騎朝輝:「旅の思い出は自然な表情を撮らないと意味がないからなぁ。良い貌してたぜ、お前ら」
貴崎世怜:「いやあ、青春っすねえ……」微笑ましくしみじみ見ている
虹咲奏:その様子を穏やかな笑顔で眺めている。
鷲尾瞳:「し、士騎朝輝!また勝手に、撮って……。女性に好かれたいから辞めるのではなかったのですか!?」
士騎朝輝:「よく考えたらなぁ。趣味を許容してくれる奴に好かれた方が良いと思ってなぁ」
士騎朝輝:「しかしな、最強のチルドレンになるなら、まずノーヴェ倒さなきゃなぁ」自分のスマフォをプラプラ揺らすと録画再生「鷲尾の方が先にKOだぜ」
士騎朝輝:あの時の喧嘩の一部始終の映像だ。
鷲尾瞳:「あ、あの時の事も撮っていたんですか……。や、やめてください!再生していないで今すぐ消してください。あんな姿また見せたく有りません!」
鷲尾瞳:「あ、でも、ノーヴェも写って……。や、やっぱり私に送ってください。今後の戦闘訓練の参考にします。その後に消してください、いいですね!」



ノーヴェ:「おい貴崎」
ノーヴェ:士騎くんと瞳ちゃんがワイワイやってるのを横目に、世怜ちゃんの隣にやってくる。
貴崎世怜:「な、なんすか……?」
ノーヴェ:「わかってるだろうがいちおー言っとくぞ。FHはクソだ」
貴崎世怜:「……そうっすね。それは、まあ、わかってるっすよ、わたしも」
ノーヴェ:「今回の親玉だけじゃない。一般人が見たら胸糞悪くなるような研究やらなにやらをしてるセルは腐るほどあるし」
ノーヴェ:「UGNだってそうだ。記憶操作で何人もの人生を捻じ曲げてる。神城もギルドもみんなクソな部分がある」
ノーヴェ:「わかってんなら、辞めろ。こんなイリーガル稼業なんか」
貴崎世怜:「……」
ノーヴェ:「大事なやつと一緒にさいたまか群馬の奥地に引きこもって農業でもやってろ。それが一番いい」
貴崎世怜:「……それもいいかもしんないっすね」ふ、と笑ってみる。
貴崎世怜:「でも、まだ。そうするまでには、やることがいっぱいある」
貴崎世怜:「わたしも、笹霧さんも、一応いろんなこと見たり経験したりして」
貴崎世怜:「それでもこの世界に生きることを選んでる」
貴崎世怜:「……わたしだって、なんとなくで居るわけじゃあない」
貴崎世怜:「それに、農業よりこっちの方が向いてるんすよね、多分。あはは……」
ノーヴェ:「ああ……まーな。たしかにな」
ノーヴェ:「あの呪術はすごかった。クソ地味だけどよかったぜ」
ノーヴェ:「んじゃ辞めなくていい。次に会う時はもうちょい派手な術を身に着けてこいよな」
貴崎世怜:「ちょっと、検討しとこっかな。派手なの……」
貴崎世怜:「ありがとう、ノーヴェくん」
ノーヴェ:「なんもしてねェよ。バカ」
ノーヴェ:世怜ちゃんの答えにたしかな満足を得たので、嬉しそうに食事に戻ります。

エンディング2:合縁奇縁

GM:第一支部・支部長室
GM:事件の一通りの事後処理が終わっても、支部長の仕事は終わらない。
GM:アキツミカミ、无号計画、”マスターアビス”……対処しなければならない問題は山積みだ。
虹咲奏:デスクで書類を整理しながら、時々アールグレイで喉を潤している。
士騎朝輝:扉をノックし無遠慮に入る。
虹咲奏:「……士騎か」
士騎朝輝:「シャワーまで貸してもらって悪いなぁ」戦いの後の汚れを落とし、こざっぱりとした格好になっている。
虹咲奏:「今回は通りがかっただけにも拘らず随分と働かせてしまったからな」
士騎朝輝:「だよなぁ。自分で言うのもなんだが、用事を1つキャンセルして手伝ったよなぁ」
士騎朝輝:「鷲尾のケアにも気を遣ったよなぁ」
虹咲奏:「それは……悪いことをしたな。こちらで埋め合わせができることならば、させてもらうが」
虹咲奏:「…………」
士騎朝輝:「だからなぁ、これを持ってきた」
士騎朝輝:封筒をぴっと取り出して渡す。中には請求書 手伝い料1400円也と書いてある。
虹咲奏:「………」先ほどとは違う理由の沈黙。
虹咲奏:「…………いや」
虹咲奏:「低すぎるだろう」
虹咲奏:「どう考えても」
虹咲奏:「どちらにせよ報酬は渡すつもりだったが……それに上乗せすればいいのか?」
士騎朝輝:「じゃあ、頼みごとが二つ。虹咲が良心がある人間で良かったよなぁ」
虹咲奏:……言葉を待つ。
士騎朝輝:「一つ目。湯ノ浦のハグレ魔人と俺が逃げてるって情報を適当にばらまいて欲しい」
士騎朝輝:「やってくれるか?まぁ、駄目なら良いけどなぁ」
虹咲奏:「……例の魔街か」
虹咲奏:「日常を害する意図でないのであれば」彼を、視て。「いいだろう」
士騎朝輝:「旅の縁でね。ちょっとは手助けしないとってところだよ。あぁ、サンキュ」
士騎朝輝:「二つ目。この街、多分、支部長会議とかあるよなぁ?一つの区を十三に分けて統括してるんだしさ」
虹咲奏:「……ネットワークを介したホットラインならば存在する」
虹咲奏:「尤も、近頃では事件に手が追いついていないのだろう。事務的な報告ばかりになっているが」
虹咲奏:「何か、彼らに伝えたいことがあるのか?」
士騎朝輝:「就任したばっかで泥被った奴いるだろ。第三支部の。虹咲、味方してくれないか、なるべく」
虹咲奏:「ああ……藤原支部長」
士騎朝輝:「つるし上げとかさ、攻撃される口実になってるだろ、多分」
虹咲奏:「鷲尾も世話になったと聞いた。……もとより」
虹咲奏:「そのような不和が起きるようであれば手は打つつもりだが」
虹咲奏:「……”マスターアビス”の件か」
士騎朝輝:「そう。リベンジするまで、あいつも大変だと思うからなぁ」
士騎朝輝:「じゃあ、それが報酬って事で。契約完了だな」
虹咲奏:「何、この街の支部長は曲者揃いだが、今はそれなりに良識のあるものが多い」
虹咲奏:「第五辺りにも話を通すが、恐らくは問題ないだろう」
藤原奈央:「……その、おそらくはとかそれなりにっていうのが不安なんだけど……?」 いつの間にか戸口に立っている。
虹咲奏:「しかし、本当にそれだけでいいのか?協力者の報酬としてはもう少しあっても……」
士騎朝輝:「こんなもんだ…ろ!?」
虹咲奏:「……藤原。来ていたのか」
藤原奈央:「ノックしたけど返事がなかったから、入らせてもらったわよ。久しぶり」
虹咲奏:「すまん。話し込んでいたものでな」
藤原奈央:「だと思った。どうせまた変な報酬でも要求されてたんでしょ」
士騎朝輝:「ヤバイな。なんで、いるんだよ。って言うのも違うよなぁ。ここUGNの本拠だしなぁ。俺がいる方が変なんだよなぁ」
虹咲奏:「ああ。なんでもお前が攻撃されないよう守ってやってほしいとか」
虹咲奏:「そう言えば、藤原と士騎も面識があるのだったな」
藤原奈央:「うん。まさかこの事件に絡んでるとは思わなかったけど……」
藤原奈央:「…………っていうか何その報酬!? 守ってやってほしい!?」
士騎朝輝:「こういうのって当事者にバレるとかなりくるな」
士騎朝輝:頭の後ろをきまずそうに指でさすり眼を逸らし。
藤原奈央:「様子見に来てよかったわ。どういう契約してんのよあんた……」
藤原奈央:「素直にお金とか要求しなさいよ。命かけて身体張ったんだから」
虹咲奏:「同感だ。全く……」
士騎朝輝:「まぁ、気にすんなよなぁ。ほら、いつもの、お節介だよ」
士騎朝輝:「あ。今回は金銭を要求したぜ。なぁ?」藤咲支部長に同意を得るように。嘘は言ってない。
藤原奈央:「あ、そうなの? よかった」
藤原奈央:「あんたの事だから、かっこつけて"映画代だけでいいぜ"みたいな事言ったのかと思ったわ」
虹咲奏:「アルバイトの時給のような金額ではあったがな」
藤原奈央:「やっぱり! あんたね、取る時はちゃんとお金取りなさいよ!」
藤原奈央:「働きに見合った報酬を要求する! プロの基本でしょ!」
虹咲奏:うんうんと頷いている。
士騎朝輝:「いやぁ、でもさぁ」
士騎朝輝:「虹咲からはともかくな」
士騎朝輝:「藤原から報酬貰うのって、藤原に養われてるみたいで、気が進まないんだよなぁ。ヒモみたいに感じるんだよなぁ、なんかな」
虹咲奏:「……む。そんなに親しかったのか」
虹咲奏:「席を外した方がいいか?」
藤原奈央:「親しくない! 勘違いしないで!」
藤原奈央:「いや親しくないわけじゃないけど……そこまでじゃないし、席も外さなくていいから!」
虹咲奏:「そうか……ふふ」
藤原奈央:「なによその全部わかってるよフフフみたいな笑いは! ほんとにそんなんじゃないからね! ヒモとか!」
藤原奈央:「こいつはただの! ビジネスパートナー! よ!」
士騎朝輝:「ただのビジネスパートナー まぁ、そうだなぁ、俺は無料でビジネスをやってるしなぁ。まさに"ただの”ビジネスパートナーだ」
藤原奈央:一息に否定し、ぜえぜえ荒い息を吐いている。
士騎朝輝:「まぁ、落ち着けよ、藤原。ほら、お水」ペットボトルに入ったミネラルウォーターを差し出す。
藤原奈央:「他人事みたいに言ってんじゃねーわよ! あんたが紛らわしい事言ったのがそもそもの原因なんだからね!?」
藤原奈央:「他のメンバーにも変な事言ってたりしないでしょうね……」 ペットボトルを奪い取り、ぐいっと飲み干す。
士騎朝輝:「流石になぁ、鷲尾がいる前で迂闊なことは言えないよなぁ」
虹咲奏:「いや、すまん。ただ、微笑ましいと思ってな」
虹咲奏:「気心の知れたビジネスパートナー、というのは得難いものだ」
藤原奈央:「……まあね。特にこういう稼業をやってると、信用して背中を預けられる奴っていうのは限られてくるし」
虹咲奏:「私もできるサポートはする。だが立場上、手が回らないことも多い」
虹咲奏:「そういう時、フリーランスやイリーガルの者が力になってくれると心強いものだ」
士騎朝輝:「おい、藤原、こいつ、人の話を聞いてるようで、聞いてなくないか?」
藤原奈央:「昔からこうなのよ。なまじ人の感情が読めるぶん、コミュニケーションをブン投げてるきらいがあるの」
藤原奈央:「まあ、一回いっしょに仕事しただけだったから、その時の印象が強いだけかもしれないけどね」
士騎朝輝:「成程なぁ。一筋縄じゃあいかない訳だ。で、俺の事を信用して背中を預けれるくらいには思ってくれてる。で、いいのか?」
藤原奈央:「ただのビジネスパートナーって言ってんでしょ!」
虹咲奏:にこにこしている。
藤原奈央:「まあ、いいわ。事件も無事解決したみたいだし」
藤原奈央:「こっちも手一杯で救援送れなかったから、ちょっと気になってたのよ。鷲尾には以前世話になったしね」
虹咲奏:「ああ……それで様子を見に来たわけか」
藤原奈央:「……いちおー聞いておくけど、鷲尾は大丈夫よね? トラウマ刺激されて寝込んでたりしないわよね?」
士騎朝輝:「トラウマ刺激されて、大暴れはしたなぁ」
虹咲奏:「そうだな。だが」
虹咲奏:「とてもいい顔をするようになった」
虹咲奏:「藤原も時間があれば顔を見に行ってやってくれ。鷲尾も喜ぶだろう」
士騎朝輝:「大丈夫だろ。万事解決はしたぜ。元凶も自分の手で片づけたし、大切な奴も傍にいたし」
士騎朝輝:「ホワイトミュートがやってきて、手助けもしたしなぁ」
藤原奈央:「えっうそ!」
藤原奈央:「ホワイトミュートさま、来てたの!? うわ~」
虹咲奏:「……?」
藤原奈央:「い、いいな~……ねえ、どんな人だった? 写真撮った?」
虹咲奏:えっ?という顔になり、士騎くんの方を見る。
士騎朝輝:唇に指を当て横に引く。
虹咲奏:「……はあ」
士騎朝輝:「ははっはは。こういう時に限って忘れた。あぁ、その時に藤原がいればなぁ」
士騎朝輝:「俺も無傷で戦闘も楽勝だったのになぁ」
士騎朝輝:「藤原、居て欲しい時にいないよな!」
虹咲奏:《七色の直感》で二人を眺めて、軽くため息をつく。
虹咲奏:「なるほど」
虹咲奏:「こっちも曲者だったか」
虹咲奏:「………今さらだったな」そう、小さく呟く。
藤原奈央:「うう~……ま、まあ、いいわ。いいのよ」
藤原奈央:「虹咲」
藤原奈央:「今回の件でわかったと思うけど、士騎は頼れる奴よ」
虹咲奏:「ああ」
虹咲奏:「鷲尾との連携及びサポートも非常に優れたものだった」
藤原奈央:「素性とか不明だし、怪しいところは怪しいし、軽口は多いし、たまにイラッとさせてくるけど……」
藤原奈央:「困ってたら助けてやってね、っていうのをね」
藤原奈央:「士騎の名前を協力者リストで見たから。鷲尾の様子を見るついでに言おうと思って来たんだけど」
藤原奈央:「なにこれ! 完全に士騎の二番煎じするアホみたいになってるじゃない!」
士騎朝輝:「こういうのって当事者の前でバレると、かなり来るだろ?」
士騎朝輝:「でも、うん。有難うな藤原、その気持ちが嬉しい」
虹咲奏:「まあ、互いに気にかけているというのは悪いことではないし」
虹咲奏:「良いのではないか?」
士騎朝輝:「ほら。もう、藤原から取り立てる物なんかないだろ?報酬は貰ってるのさ」
藤原奈央:「なにが"良いのではないか?"よ! ああもう」
藤原奈央:「……まあいいや」 ため息をつく。
藤原奈央:「用件はそれだけよ。じゃあたし、鷲尾に挨拶して帰るから」
虹咲奏:「あ、ああ……」
藤原奈央:「士騎も暇なら第三来て仕事手伝いなさいよね」
藤原奈央:ぷりぷり立ち去ろうとして、立ち止まる。
藤原奈央:「……ビジネスパートナーだからね虹咲! ヒモとかそういうのじゃないから、勘違いしないでよね!」
虹咲奏:「?いや、そう聞いたが……」
藤原奈央:支部長室のドアを開けて、今度こそ歩いていきます。
虹咲奏:「………?」
士騎朝輝:「じゃあ、俺も、そろそろ行くかなぁ。気が向いたから、第三の方行くかな。その結果、誰かを送ることになっても偶然だよなぁ」
虹咲奏:「……ああ、士騎。それならこれを」
虹咲奏:戸棚のほうに行って、小さな紙袋を持ってくる。
虹咲奏:「最近仕入れた茶葉だ。湯を注ぐと花が開く」
虹咲奏:「贈呈用のもので、協力者に配っているんだ」
虹咲奏:「持って行ってくれ。勿論」
虹咲奏:「行き合った誰かと一緒に飲むのも、いい」
士騎朝輝:「はは。旅の縁だ。これだから、やめられないよなぁ、村雨丸」
虹咲奏:厚手の紙袋を手渡す。
虹咲奏:「ではな。また縁があれば」
士騎朝輝:「あんたも、俺に劣らずお節介だよなぁ」
士騎朝輝:「じゃあな。また、通りすがることがあれば」
虹咲奏:手を上げて、見送る。
士騎朝輝:何時ものような人を食ったような笑みを浮かべる。
士騎朝輝:「なにせ、俺は」
士騎朝輝:その言葉を大切な約束事のように呟く。
士騎朝輝:「通りすがりのオーヴァードなんだからな」

エンディング3:いつもの朝

GM:貴崎家の朝。
貴崎世怜:眠い目を擦りながら、朝の支度のために寝室を出る。階段を降りて、顔を洗って、居間への扉を開ける。
GM:君を出迎えるのは、焼き立てのマフィンの香り。
GM:テーブルの上にはエッグベネディクトにレタスサラダを添えたプレートが、二つ。
貴崎世怜:「わ、おいしそ……ん?」
御綿笹霧:「やあ!おはよう世怜!」
御綿笹霧:爽やかな朝の空気をこれでもかと主張するような男が立っていた。
貴崎世怜:「おは……?」
貴崎世怜:「えっ」
貴崎世怜:「あれ、笹霧さん」
御綿笹霧:「今ヨーグルトにフルーツを盛り付けるからね。少し待っていてくれたまえ」
御綿笹霧:「うん?なんだい?」
貴崎世怜:ずれたメガネを直してよく見てみる。
貴崎世怜:「び、病院は……?」
御綿笹霧:「退院したよ?」
貴崎世怜:「か、身体は……!?」
御綿笹霧:「とっくに治ってるとも」
御綿笹霧:「世怜の方こそいいのかい?結構ハードだったと聞いたけれど」
貴崎世怜:「いや、えっと、全然、そんな、えっと」いつものごとく、不意打ちには弱い。
御綿笹霧:「いやあ、はは、本当に大したことなかったんだけどね。中々退院させてもらえなくて」
貴崎世怜:「そりゃあれだけの大怪我……じゃなくて!」
貴崎世怜:「お、おかえりなさい」
貴崎世怜:「ちゃんと、言えてなかったし……」
御綿笹霧:「………」
御綿笹霧:「本当に、大した怪我ではなかったんだよ?」ふっ、と笑って。
御綿笹霧:君に体を、そして君の耳に口を近づけて。
御綿笹霧:「ただいま、世怜」
貴崎世怜:「……っ」
貴崎世怜:そのまま抱きつく。
貴崎世怜:「心配したんだから……」
御綿笹霧:「……うん」
御綿笹霧:「ごめん」
御綿笹霧:ぽん、ぽんと君の背を優しく叩く。
御綿笹霧:「ほら。せっかくの朝食がさめてしまうよ」
貴崎世怜:「……そうだ、朝ごはん」
御綿笹霧:「ゆっくり、食べよう」
御綿笹霧:「そして、今回のお前の活躍を聞かせてくれ」
貴崎世怜:「……うん」いつもどおりの朝が、戻ってきた。
貴崎世怜:「……おいしい」
御綿笹霧:「ふふ」
御綿笹霧:「……おいしいだろう。何せ」
御綿笹霧:「お前との日常の味だからね」

エンディング4:瞳にうつる空

GM:N市第三地区、町外れ
GM:花見山霊園
GM:この霊園では、R事案の犠牲者の埋葬が行われている。
鷲尾瞳:任務で殉職したUGN関係者を始め、身元のわからない被害者たちもここに埋葬される。
鷲尾瞳:"ヘファイストス”の所持していたEXレネゲイドは、道具として処分されるのではなく、人として、ここに埋葬された。
鷲尾瞳:鷲尾瞳の希望を、支部長である虹咲奏が受理した形だ。名前はわからなかったが、彼らは確かにここに眠っている。
鷲尾瞳:墓の前に一人の少女が立っている。線香を上げ、作法通りに祈りを捧げたあと語りかける。
鷲尾瞳:「お久しぶりです、皆さん。と言っても、皆は忘れているかもしれませんね。私も、ついこの間までそうでしたから」
鷲尾瞳:「もしも私を覚えていなくても、言わなければならないことがあるんです。私は、おねえちゃんは、鷲尾瞳は……味方のふりをして、ずっと皆を騙していたんです」
鷲尾瞳:「自分の身可愛さで、危険なことを皆に押し付けて、一人だけ安全を保証してもらっていたんです。卑怯で、卑劣な、許され難い事をしたと思っています。本当に申し訳有りませんでした」
鷲尾瞳:「……これを知ったら、罪を償うために、私に死ぬべきだと言う人も、いるかも知れませんね。でも、それはしません」
鷲尾瞳:「私を救ってくれた人がいます。私を大切に思ってくれている人達がいます。死ぬことは、彼らを裏切ることになってしまうから。それに」
鷲尾瞳:「今の私には、力があります。誰かを傷つける力ではなく、誰かを守れる力が。貴方達のような人をもう二度と出さないために。私のような、弱さに負けて、誰かを傷つける人を出さないために。その力を使うつもりです」
鷲尾瞳:「だから許して貰えるとも、貴方達を傷つけた埋め合わせになるとも思っていません。でも、見ていてほしいんです」
鷲尾瞳:「……たとえ道具として作られても、人として生きられれば、誰かを救うことが出来る。幸せになることだって出来る」
鷲尾瞳:「どんな過去を背負っていても、前を向いて生きて行くことが出来る。それを見ていてください」
鷲尾瞳:「……最後まで我儘なお姉ちゃんで、ごめんなさい。……もしも、次の人生があるなら」
鷲尾瞳:「今度こそ、私に皆を守らせてください。それでは……失礼します」
鷲尾瞳:「私と出会ってくれて、ありがとう」
鷲尾瞳:最後に一礼して、霊園を後にする。目に映るのは雲ひとつ無い青い空
鷲尾瞳:あの部屋にかけられていた風景画によく似ていた。
鷲尾瞳:もう涙は流さなかった。前へと踏み出す。他の誰でもない、私自身の意志で。

エンディング5:ガールズ・トーク

GM:第一地区・時計塔公園
GM:地区のシンボルであるこの公園は、いつも一定の賑わいを見せている。
GM:その公園の一角で、君たちは待ち合わせをしていた。
鷲尾瞳:一番早く待ち合わせ場所に着いています。いつもどおりの無表情な制服姿。
皆澤やすみ:しばらくすると、赤い髪を下ろした女の子がきょろきょろしながらやってくる。
皆澤やすみ:その髪色の派手さに反して、服装は地味なものになっている。
皆澤やすみ:「あ……あの、こんにちは」
皆澤やすみ:瞳ちゃんの前でぺこりと下げる
鷲尾瞳:「そんなに改まらなくてもいいんですよ、やすみ。今日はよろしくおねがいしますね」
皆澤やすみ:「……うん。こういうの、はじめてだから……」
皆澤やすみ:「よろしく、おねえちゃん」
鷲尾瞳:「緊張しないでください。今日は貴女も主役の一人なんですから」
鷲尾瞳:「これからやすみが日常に馴染むためにも、一般的な女性の装いを経験豊富な先達から教えてもらう、というのが今回の集まりの目的です」
鷲尾瞳:「わからないことがあったら遠慮なく言ってくださいね」
皆澤やすみ:「経験豊富なせんだつか……」緊張した顔をしている。
皆澤やすみ:こくり、と頷く。
貴崎世怜:「あ、居た居た」手を振りつつやってくる。秋らしい色のニットのセーターにロングスカート。
鷲尾瞳:「あ、こちらです、世怜さん。隣りにいる方は……」
佐倉井ほたる:「こうしてお話するのは初めてですね」ひょこりと、和服を着こんだ少女。
佐倉井ほたる:「第五支部所属、佐倉井ほたるです。本日は、どうかよろしく」ぺこり。
鷲尾瞳:「はじめまして。第一支部の鷲尾瞳です。お話はかねがね伺っています。こちらこそ」
皆澤やすみ:「え…っと。第一支部……になった、皆澤やすみだ。よろしく……おねがいします」
佐倉井ほたる:「此方こそ、鷲尾さんのことはお伺いしておりました。…あっと。今日はこういう事ではなくて、服のお話でしたね」
佐倉井ほたる:「はい、こんな服を着てきている私が言うのもなんですが、此方も学ばせて頂きますので。どうかよろしく」
鷲尾瞳:「私は正直、あまり……いえ全く……おしゃれには詳しくないので。佐倉井さんの手をお貸しください。よろしくおねがいします」
佐倉井ほたる:「あはは…わたしも洋装にはあまり詳しくないですが、努力します。…世怜さん、お願いしますね?」ちょっと世怜さんにだけちょっと焦った顔を覗かせる。
貴崎世怜:「まあまあ、そんな固くならずに。まだ慣れないかもっすけど、肩の力は抜いていきましょ。ねっ」
貴崎世怜:「今日はほたるちゃんの洋服もね、見ようかなって思ってるっすからね」
佐倉井ほたる:「わたしもですか?」目が丸く。
貴崎世怜:「ほたるちゃんも、和服が好きなんだろうけど……ほら、きっと似合う服とか、気にいるのとかあるかもだし……ね!」
鷲尾瞳:「私達にもご指導ご鞭撻、よろしくおねがいします、世怜さん。なにせ世怜さんは既に意中の男性を射止めている凄腕です」
佐倉井ほたる:「まあ、慣れていますので。…そうですね、わたしもいい機会かもですね。……ふふふ」瞳ちゃんの言葉にくすりと笑う。
佐倉井ほたる:「そうですね。実際もう同居されていらっしゃるのでしたか?」
貴崎世怜:「えっ、凄腕……ええっ……」
貴崎世怜:それを言うならほたるちゃんも、と言いかけるが、流石に大人げないと思い直す。
皆澤やすみ:目を丸くしている。
鷲尾瞳:「普段遣いできる無難なものから、男心を掴むための勝負衣装まで、完璧なものを選んでくれるはずです」
鷲尾瞳:「やすみも世怜さんから色々学ぶようにしてください」
佐倉井ほたる:世怜さんにはすこしごめんなさい、と手を合わせて。……期待値を上げ過ぎたかも知れない…。
貴崎世怜:「き、期待が重い……」
皆澤やすみ:「しょ、勝負……」
皆澤やすみ:「つまり、戦闘力が上がるということだな。楽しみにしている」
佐倉井ほたる:「……これはまた、中々大変そうですね世怜さん」
貴崎世怜:「うう、頑張る……。ほたるちゃん、わたし頑張る……」
佐倉井ほたる:「……応援はしますので」眼を逸らした。…力になれないこともある…。

GM:ショッピングモール。
GM:中心区画なだけあって、様々な店が並んでいる。
GM:若者向けの手の届きやすい服から、大人向けの上質なものまで。
佐倉井ほたる:「ふむ…やはり手触りや縫製がしっかりしているものはそれなりに値段もしますね…」落ち着いたシックな雰囲気の洋装店を覗いている。
鷲尾瞳:子供向けブランドの並んだお店に目を向けています。キャラTやフリルやレースの付いた物が店頭に並んでいる
皆澤やすみ:瞳ちゃんにくっついている。
貴崎世怜:鷲尾・皆澤組を気にしつつ、ほたるちゃんと同じ店で服を見ている。
貴崎世怜:「……これかわいいな」
佐倉井ほたる:「む。どうしましたか」ブラウスと上着を幾つか確かめていた。
鷲尾瞳:「どうでしょう、やすみ。私はやすみにはこちらのセーターが似合うのではないかと思うのですが」
鷲尾瞳:と言って、緑地に目を見開いた猫ちゃん模様が編み込まれたセーターをやすみの体に合わせたりしています
皆澤やすみ:「か……かわいすぎないかな……?」
鷲尾瞳:「やすみは少し顔つきが険しいので、逆にかわいらしい猫の入った服を着ることで」
鷲尾瞳:「印象を変えて接しやすい空気を作ることが出来るのでは無いでしょうか?世怜さんはどう思いますか?」
貴崎世怜:「ほらこれ、ほたるちゃんに似合うかなあ、って……。ん?なるほど、猫ちゃん模様」
貴崎世怜:「猫ちゃん……模様……」
鷲尾瞳:「癒やし効果も期待できます」
佐倉井ほたる:「む、わたしには可愛らし過ぎるのでは……。あれは、なぜ目から光線が出ているのでしょう」
皆澤やすみ:「たしかに、ビーム出てるのは好きだけどさ」
貴崎世怜:「うーんと、うーん……えっと……」あまりにも純粋な目!コメントに困っている!
貴崎世怜:「……なかなか、ユニーク……だなあ、あはは」
GM:何とも言えない空気!
佐倉井ほたる:「なるほど。ああいうものもアリなのですね」うんうん頷いている。
貴崎世怜:「えっ、ほたるちゃん、えっと……その……」
鷲尾瞳:「こちらのスカートも一緒にどうでしょう。光を反射する分、人目を引きやすくなるのではないでしょうか」
鷲尾瞳:今度はキラキラ輝く銀のラメやガラスのビーズが編み込まれた黒のスカートを持ってくる。
皆澤やすみ:「なるほど、ひっかかったやつを仕留めればいいんだね!さすがおねえちゃん!」
佐倉井ほたる:「ふむ……夜間での相互位置の把握の為でしょうか…なるほど…」
貴崎世怜:「ああ、そうだった……この子たちバリバリの戦闘職だった……!」
貴崎世怜:頭を抱える
???:じゃあ、すぐ横にあった試着室の中から声がします。
???:「んっふっふっ……あんた達」
???:「困っているみたいね。会話だけでわかるわ! 明らかに困ってるわよね」
鷲尾瞳:「こちらのキラキラカチューシャもいいかもしれませんね……。と」
鷲尾瞳:「この声は……聞き覚えがあるような……」
貴崎世怜:「た、助けが……?」
佐倉井ほたる:「むっ。一体何方ですか」知らない声だ。
???:「いや鷲尾は一発でわかりなさいよ!」
藤原奈央:試着室のカーテンが開いて、中から出てきます。
藤原奈央:「あたしよあたし! 支部長よ!」
藤原奈央:「UG……」 ボリュームを落とす。 「第三支部の美少女天才支部長、藤原よ」
皆澤やすみ:「あっあの……」UGN関連のことなら少しはわかる。
佐倉井ほたる:「むう。N市支部長にあの年頃のお方は…」ぽん、と声を聴いて手のひらを叩く。「ああ、新しく来られた方ですね!早速活躍されていらっしゃるとか」
鷲尾瞳:「藤原支部長!藤原支部長も服の買い出しに?士騎朝輝と一緒ではないのですか?」
皆澤やすみ:「えっ、どうしてあのカッコつけが出てくるんだ?」
貴崎世怜:「第三の方の……ははあ……」
貴崎世怜:「そんで士騎くんの知り合いの……ははあ……」
藤原奈央:「そうそう、先日引き継いで着任したばかりの……。えらいわねー。ちゃんと覚えてるなんて」
藤原奈央:「鷲尾以外のメンバーも全員資料で見て知ってるわ。よろしくね」
皆澤やすみ:「えと、新入りだ……です。よろしく」ぺこり。
佐倉井ほたる:「いえ、業務ですので。藤原支部長殿は、何かご理由があって此方に?」世怜さんや皆の反応に何かあったのかなあと思いつつ。
佐倉井ほたる:「そうでした、一応挨拶もしなくては。佐倉井ほたるです、どうかよろしくお願いいたします」ぺこり。
藤原奈央:「大N市では行きつけのお店なのよ、ここ。品揃えも多いし、かわいい服も多いし」
藤原奈央:「秋冬で使えるアウターが一着ほしいなーと思って来たんだけど……」
貴崎世怜:「ここの服、かわいいっすよね。あ、わたしは貴崎世怜っす」
佐倉井ほたる:「おお……」アウターってなんだ…?って顔をしつつ聴いている。なんだろう、”慣れ”を感じるぞ…!
藤原奈央:「……鷲尾、本気? このラインナップの中から本気でキラキラカチューシャだのねこちゃんセーターだのオススメしてるの……?」
藤原奈央:「チルドレン流の冗談よね? いくらなんでもそんなダサ……いや、人のセンスはそれぞれだけど……」
貴崎世怜:(言った……!)
鷲尾瞳:「……?どういう意味か理解できません。どれも女性らしい可愛らしいデザインだと思います」
藤原奈央:「可愛いの定義がおかしいでしょ! 確かにネコちゃんはかわいいしキラキラビーズも子供の頃よく集めてたけど!」
佐倉井ほたる:「えっあれには鷲尾さんなりの合理性があるのでは…?」
皆澤やすみ:「…………」
皆澤やすみ:「合理性にやや寄ってる感は……あったと、思った……」言いにくそうに言う!
鷲尾瞳:「確かにどちらも洗濯の手間はかかりそうですが……一着くらいデザイン重視の物を選んでもいいのでは……」
鷲尾瞳:「合理……性……?」
貴崎世怜:「えーと、で、デザイン重視というか……その……」
藤原奈央:「で、デザイン重視のつもりだったの? 正気……!?」
貴崎世怜:「……この通り、めちゃくちゃ本気っぽかったんで言うに言い出せなかったんすよ」小声で奈央ちゃんに
藤原奈央:「気持ちはわかるわ……鷲尾、ピュアすぎるから……」
皆澤やすみ:「だ、大丈夫。おねえちゃんが選んだのも、デザインだけ見れば結構可愛いよ」
皆澤やすみ:「似合わないかな、とは……思ったけど……」
佐倉井ほたる:「ふぉろーのようでトドメを刺してませんか」
鷲尾瞳:「理由はわかりませんが、とても胸が苦しい気がします。何故でしょうか」
藤原奈央:「よし。決めた。決めたわ」
藤原奈央:「このあたしが! 年頃女子の服選びのなんたるかをキチッと指南してあげる」
藤原奈央:「好きな男をバッチリ一発でクリティカルヒットで落とせるくらいのセンスを伝授してあげるわ!」
藤原奈央:「全員ついてきなさい! いいわね!」
貴崎世怜:「おお、すっごい自信だ……!頼りになるっすね……!」
皆澤やすみ:「……!」何らかの感銘を受けている
皆澤やすみ:「おねえちゃん!行こう!」瞳ちゃんの手を取り
鷲尾瞳:「はい。藤原支部長の教えなら安心です。なにせあの、女性の扱いに慣れている士騎朝輝を射止めた程の女性ですから」
藤原奈央:「射止! めて! ない!」
藤原奈央:「やっぱ士騎に変なこと吹き込まれてるわね……!? ちょっとその辺の誤解も解かせてもらうからね鷲尾!」
貴崎世怜:「あっ、そういう……そういう……!?士騎くんも隅に置けないな……」
佐倉井ほたる:「世怜さん世怜さん、誤解のようですが…?」
貴崎世怜:「ほたるちゃん、こういうのは意外とこう、発展途上だったりするんすよ……」小声で話す
佐倉井ほたる:「……一気呵成に決めるものだと思っていましたが…成程…」
鷲尾瞳:「ちなみに、その。付かぬことを伺いますが、好きな男性をバッチリ一発クリティカルヒットで落とせるというのは」
鷲尾瞳:「相手が戦闘……いえ、仕事に夢中でまだ恋愛に興味がない場合にも有効でしょうか?それから短時間で身につける事は可能でしょうか?」
藤原奈央:「…………」
藤原奈央:「えっ誰? それ誰なの?」 瞳ちゃんに詰め寄る。
藤原奈央:「大丈夫大丈夫。かわいくなりたいって気持ちがあれば短期間でも大丈夫だから。ねっ、それより」
藤原奈央:「だれだれ? 詳しく教えなさいよ。同じ支部の人? 歳上? 同い年? まさかの歳下?」
藤原奈央:「教えてくれるまで帰さないからね!」
鷲尾瞳:「か、勘違いはやめてください!わ、私は別に特定個人を意識しているわけでは有りません!」
鷲尾瞳:「別にその男性と数日後に二人で出かける用事があるというわけも無く……。そう、服装の工夫は任務などでも有効だからです」
鷲尾瞳:「周囲から好感を抱かれていたほうが効率的に情報収集を進めることが可能ですし、潜入も用意になります。私はチルドレンとしての技能を高めるために学びたいのであって……」
鷲尾瞳:「その、同僚ではなく女性として少しは意識してほしいだとか……そういった浮ついた気持ちは一切ありません。ですから詮索は無意味です。本当です」
皆澤やすみ:「おねえちゃん。顔。真っ赤」
藤原奈央:「はいはい、そうね。わかるわかる」
藤原奈央:「女性として意識してもらうために可愛い服選ばないとね~」
藤原奈央:瞳ちゃんをぐいぐい引っ張っていきます。
鷲尾瞳:「さ、寒さのせいです!だから……そういうのではありません!かわいい服は、選んで頂ければとは……」
貴崎世怜:「青春っすねえ」にこにこと見ている。
佐倉井ほたる:「ええ、とても良いことです」こちらもふわりと微笑んで。
鷲尾瞳:顔を赤くして弁明しながら、抵抗自体はせず大人しく着いていきます
皆澤やすみ:ちょっとだけ頬を膨らませながら。それでも、瞳ちゃんと一緒に歩いて行く。

エンディング6:ボーイズ・トーク

GM:ショッピングモールの一角にある、エスカレーター。
GM:脇には、自販機と休憩用のソファが設えられている。
GM:そこに、彼はいた。
士騎朝輝:「しかし、荷物持ちがいるとわかった途端に大量に買うよな。まぁ、その遠慮なさも良い所ではあるけどなぁ」
士騎朝輝:ソファに結構な量の買い物荷物を置いて、自動販売機で紙パックのパインジュースを購入。
士騎朝輝:「~♪~♪動き出した運命に~♪」機嫌よさそうに鼻歌うたいながら、ストローに口をつけ、外の景色を見ている。
???:ストローで飲み物を吸い、ちょうど飲み込む直前。
???:呼吸が僅かに乱れる瞬間に、背後からすごい勢いで蹴りが飛んできます。狙いは右腕。
士騎朝輝:直撃を食らう。衝撃に体をこわばらせ、パインジュースが握りつぶされる。
士騎朝輝:だが、吹き飛ぶことはなく、喰らった体勢のまま、左の膝が無礼な襲撃者に襲い掛かった。
士騎朝輝:「バックギアはない…って言ってなぁ」避ける。などと言う上等な機能は端からついてない。
???:ならこっちも喰らいます。
???:「ははははっ。なるほどなァ」
ノーヴェ:「常在戦場ってやつか? 普通、今の流れなら咄嗟に距離を取るなりなんなりするだろ」
ノーヴェ:「すげえ切れ味だ。流石だな」 パチパチと拍手する。
士騎朝輝:「お前ねぇ、白兵屋が自分から間合いを離しても意味ないだろ、この場合なぁ」
ノーヴェ:少し離れたベンチに自分の荷物を取りにいきます。ガネシュに頼まれ、第七では手に入らないカレーの材料をしこたま買い込んでいた。
ノーヴェ:「違いない。相手が誰であれ、俺たちは至近距離で殺し合うのが仕事だからな」
士騎朝輝:「でさぁ、いつ、襲い掛かるも自由だけどな。そこにはケチはつけないよ。でもなぁ、UGNが、平和に買い物してる旅人に襲い掛かるなよ」
士騎朝輝:「なぁ、村雨丸。野蛮すぎるよなぁ」そしてパインジュースでびしょびしょになった腕をハンカチで拭き、荷物を横目で見る。
ノーヴェ:「仕方ねーだろ。お前、いつこの町からいなくなっちまうかわかんねーし」 特に悪びれた様子もない。
ノーヴェ:「美味いものはなるべく早く食う性格なんだよ俺。冷めちまったり、他の誰かに食われたりしたらもったいねーじゃん」
ノーヴェ:ほい、とかわりに買ってきたパインジュースを放り投げる。
ノーヴェ:「実際、出ていっちまうのか? UGNでもない旅人なんだろ」
士騎朝輝:「セーフ!あぶないところだったぜ…ん?まあ、だが縁があればまた会えるだろ。しばらくは、居るぜ、この街に。あぁ、良い心がけだ」
ノーヴェ:「お! そうなのか」
士騎朝輝:「借りを返さなきゃいけないやつがいてなぁ。そいつにリベンジするまでは、な」
ノーヴェ:「例のマスターエージェントか? 今回といい、あんたも随分おかしなやつと縁があるよな」
士騎朝輝:「あぁ、お前もちょっと関わってたよなぁ。そう、そいつ。 良縁も悪縁もどっちにもな、飽きなくて良いさ」
士騎朝輝:「俺が背負ってるのは村雨丸くらいのもんだしなぁ。気楽なもんだよ。で、ノーヴェはなんか買い物か?」
ノーヴェ:「ガネシュに頼まれてな。うちのエージェントだよ」
ノーヴェ:「死ぬほど美味いカレーを作るやつだ。専門店でしか手に入らないからってスパイスを山程注文してきた」
ノーヴェ:「お前もそのクチか? 一人分の荷物じゃねーだろ、どう見ても」
士騎朝輝:「お前にもちゃんと仲間がいるって事だよなぁ、良いことだ。カレーを美味いとも感じてるし、その為に労を惜しまないで買い物をしてる」
士騎朝輝:「あぁ、こういうのが強いって事だよなぁ。強者の証明だ」
士騎朝輝:ふふっと楽しそうに笑う。
ノーヴェ:「怒らせたら死ぬほど怖いっていうのもあるんだけどな……まあ、パシリになってもいいくらいには美味いカレーだってことさ」
士騎朝輝:「荷物持ちだよ。便利に使われてるわけだ。割合自分の意思でな。超楽しんでる」
士騎朝輝:「無敵のノーヴェにも怖いなんて言う相手がいるんだな。傑作だ、良いこと聞いたよなぁ。今度第七を通りすがったら紹介してくれよ」
ノーヴェ:「いいぜ。おたくを見たら成田がキレそうだがな。ふん」 鼻を鳴らして、吹き抜けから下階に目をやる。
ノーヴェ:「なあ。この街をどう思う」
ノーヴェ:「正直、最初はクソみてーな街だと思ってたよ。俺の第一印象は"嫌い"だったね」
士騎朝輝:「俺が成田に元気を与えてるって訳だよなぁ、健康に良いって事だ」本人が聞いたら血管が切れそうなことを言う。
士騎朝輝:「ん?俺は好きだぜ。普通に暮らしてる人間がさ、オーヴァードの事なんて知らないで楽しそうだ」
士騎朝輝:「そういうのが、この世界が平和だって事なんだろうし、大勢のオーヴァードが戦って勝利してる。ってことだからなぁ」
ノーヴェ:「表はそうかもな。でも裏はそうでもねーだろ」
ノーヴェ:「有象無象のクソが多すぎる。それに引っ張られて下らない喧嘩を売ってくるカス共もだ」
ノーヴェ:「信念のかけらもないケンカのどこに楽しみがある? 例の"主任"は武器づくりにこだわってるぶん、まだいい方だったぜ」
士騎朝輝:「全員をぶちのめせる程、一人の腕は長くはないしな」
士騎朝輝:「でも、それは第一印象で、思ってたよ。なんだろ?」
ノーヴェ:「まーな」
士騎朝輝:「偉いよなぁ、ノーヴェは」
ノーヴェ:「なにせ出会いが多いからな。この街は」
ノーヴェ:「出会いの多さは人生の可能性の多さだ。鷲尾やあんたみたいないい腕の剣士もいれば、雨堂みたいなアホもいる」
ノーヴェ:「比較することで自分の力量や立ち位置がハッキリわかるのは、いいことだよな」
士騎朝輝:「あぁ。お前もちゃんと旅をしてるって事だ」
士騎朝輝:「俺もこの街で大切だって思える人間に出会ったしなぁ。良いよなぁ、生きてるってのは」
ノーヴェ:「大切? 毎回チャーシューサービスしてくれるラーメン屋でも見つけたか?」
ノーヴェ:「まあいいや。あんたが街から去らねえなら、また一緒に仕事することもあんだろ」
士騎朝輝:「はは。そういう店も見つけたいよなぁ。お勧めがあるなら教えろよ…でも、ま、真面目な話だよ」
士騎朝輝:「俺はさぁ、今まで大体1人でやってきたと思ってたけどなぁ、実はそうじゃなかったかもしれない」
士騎朝輝:「あんな風に気を掛けられたのは初めてだったよなぁ。あんなの反則だ。って話があったりな」
士騎朝輝:「まぁ、仕事とかは、また縁があればなぁ、強いやつと組むのは楽しいからなぁ」
士騎朝輝:一瞬だけ真面目な顔してすぐに元の皮肉気な表情に戻る。
士騎朝輝:「そういや、支部で週末に鷲尾とどっか行くとか言ってなかったか?あれ、どうなった?」
ノーヴェ:「ふん。大切な人だのなんだのって話はヘックスヘイズあたりとしろよ」
ノーヴェ:「ああ。今回あいつ、随分頑張ってたからな……最後の一太刀覚えてるだろ? ありゃ見事だった」
ノーヴェ:「だからメシでもおごってやろうと思ってよ」
士騎朝輝:「女の子の前でこういう話はしない主義なんだよなぁ。話が洩れなさそうだし、お前だと」
士騎朝輝:「ふんふん。で、鷲尾は、なんだって?」
士騎朝輝:(多分、妙に長い理屈をつけた二つ返事で頷いたと思うが)
ノーヴェ:「いや別に? 同行しますって言ってたよ。同僚からの誘いを断ると次回以降の任務にも影響が出そうとかナントカ言ってな」
ノーヴェ:「そうだ。せっかくだし、あんたにも一枚やるよ」
ノーヴェ:そう言ってポケットからなんかのチケットを取り出す。
士騎朝輝:ノーヴェ君の肩をがしっと掴む。
ノーヴェ:「あ? なんだよ」
士騎朝輝:もう片方の手でチケットを受け取る。
ノーヴェ:『ラーメンフルパワースポット』のトッピング無料券ですね。太麺大盛り、野菜とにんにく増量が無料のボリューム系ラーメン。
士騎朝輝:「俺はさぁ、こういう問題に口を出すほど野暮じゃあないし、こんなことにお節介を使いたくはない」
士騎朝輝:「だが、だが、なぁ、二つだけ、二つだけ言わせてくれ」
ノーヴェ:「なんだよ。言っとくが、この店はニンニクのかわりにショウガにすることもできるんだぞ」
ノーヴェ:「ミニサイズもある。女でも十分食える量だ」
士騎朝輝:「揚げニンニクにしてもらうし、女の子でも十分って情報は有難い…いいか」
士騎朝輝:「その鷲尾と出かける日な。あいつの知らない女の名前はあいつの前で絶対に出すな」
士騎朝輝:「特に雨堂の名前は出すな」
士騎朝輝:「これに関しては、わかった。って頷け。わかったな?」
ノーヴェ:「は?」
士騎朝輝:「は?じゃないんだよなぁ。YESなんだよなぁ」
ノーヴェ:「俺はノーヴェだぞ。よくわかんねー事をよくわかんねーままハイって言うわけねーだろ」
ノーヴェ:「でもまあ、イエスと言ってやろう。あんたのアドバイス? だからな」
士騎朝輝:「あぁ、俺も友情に基づいて言っている。ここで喧嘩にならなくて本当に良かったと村雨丸も言ってるぜ」
ノーヴェ:「雨堂の名前は出さない。あとえー、貴崎とかグワイヒアとか、あのなんだっけ」
ノーヴェ:「こないだ顔見せてた、第三の支部長の名前も出さねえ。それでいいんだな」
士騎朝輝:「そうだな。そこら辺はまだ安全圏だが、意識するに越したことはない」
士騎朝輝:ふぅと胸を撫で下ろし。
ノーヴェ:「鷲尾と雨堂、そんなに仲悪かったのか? 俺と成田みてえだな」
ノーヴェ:「んじゃ俺は帰るぜ。あんたの言う事はちゃんと守ってやるよ」
士騎朝輝:「知り合ってもないのに仲が悪いもないだろ。自分だけ知ってる人間の事を一方的に話されるのって微妙ってこと」
士騎朝輝:「あぁ、待て、後一つある」
ノーヴェ:「まだあるのかよ! なんだよ」
士騎朝輝:「鷲尾に何か約束を持ちかけられたら、慎重に対処しろよ」
士騎朝輝:「女の子が男の子とする約束は、破ったら100年間タダ働きにされても当然なくらい、重いらしいんだよなぁ」
ノーヴェ:「それはあれか? よくわからない書類を読まないままサインするなっていう話か?」
ノーヴェ:「なるほど。わかった」
ノーヴェ:「あいつが何か頼みを持ちかけてきたら、よく背景事情を確認してからにする……おい、言っとくが言いなりになるつもりはねえからな」
士騎朝輝:「それでいいさ。くれぐれも気をつけろよ」うんざりした口調だが、その約束とやらは妙に楽しい響きがある。
ノーヴェ:「俺の気が向いたらだ。忘れんなよ」
ノーヴェ:「なんなんだよもう……んじゃあな!」
士騎朝輝:「じゃあな。健闘を祈るぜ(鷲尾のなぁ)」
ノーヴェ:「そのうち第七に来てガネシュのカレー食えよ!」
ノーヴェ:重そうな荷物を軽々と持ち上げ、エスカレータを降りていく。
士騎朝輝:「あぁ、その時は、よろしくな。楽しかったぜ、ノーヴェ」
士騎朝輝:去っていく後ろ姿のノーヴェを携帯に写し、ソファに座る。
士騎朝輝:待ち人が来るまで。

エンディング7:これからの約束

GM:ラーメン店・『ラーメンフルパワースポット』
:ラーメンフルパワースポット。
:二郎系インスパイアの中でも新進気鋭のこの店の一番の売りは、なんといってもニンニクだ。
:ニンニク『ふつう』ですら他店のニンニクマシマシに相当し、ニンニクマシマシを頼めばもやしの上にニンニクの山が出来上がる。
:それを脂たっぷりの濃厚スープにくぐらせ、山盛りのキャベツやもやしと一緒に胃袋へぶちこむ。
:運動部の男子高校生も大満足のボリューム満点ラーメン。それがこの『ラーメンフルパワースポット』であった。
ノーヴェ:「おう、ついたついた。ここだぜ!」
ノーヴェ:「さすがにちと早すぎたな。まだ開いてねえや」
鷲尾瞳:「あの……ノーヴェ……ここは?」
鷲尾瞳:普段とは違う、青地のロングワンピース。皆のアドバイスを聞き、今日のために用意してきた私服だ。
ノーヴェ:「?」
ノーヴェ:「文字が読めねえのかお前は。どこからどう見てもラーメン屋だろ」
ノーヴェ:「いい店があるから俺がおごってやる、って言ったじゃねーか」
鷲尾瞳:「た、たしかにそれはそう言いましたが……」
鷲尾瞳:「それで連れてくるのがラーメン屋……ですか……?中学生とはいえ一応女性で……程々に仲がいい私を……?」
ノーヴェ:「……あーわかった。さてはお前、あれだな?」
ノーヴェ:「量のこと心配してんだろ。ほっそいからなお前」 細くくびれた瞳ちゃんの腰を見る。
ノーヴェ:「大丈夫だよ。ミニサイズにも出来るし、食いきれねえなら俺が食ってやるから」
鷲尾瞳:「そ、そういう事を言っているのではなく……!」
鷲尾瞳:「ノーヴェ……以前の任務で私が言っていたことを覚えてないんですか!?」
鷲尾瞳:「わ、私は……そのずっと一緒に戦いたい……とまで言ったのに……何か……感じるものは……なかったんですか……?」
ノーヴェ:「ああ、それか」
ノーヴェ:どれか分からなかったので、クライェル事件のことや今回の事件のことを思い出していた。
ノーヴェ:「あったよ。感じるものなら、たくさんある……特に」
鷲尾瞳:「……!」
鷲尾瞳:期待のこもった眼差しでノーヴェくんを見ます
ノーヴェ:「今回の件で、お前に対する気持ちがよく自覚できた」
鷲尾瞳:「へっ!?」
鷲尾瞳:「ま、待ってください。そ、それはちょっと急すぎると言いますか……い、いきなりは、流石に心の準備が……」
鷲尾瞳:「もしかしたら今日、そういう話をするのかもしれないと、考慮してなかったわけではありませんが、あの、その……」
鷲尾瞳:「お、お手柔らかにお願いします……」
鷲尾瞳:「実際にどう思っているのですか、その。ノーヴェは、私の事を……」
ノーヴェ:「ハッキリ言うとな」 お手柔らかにという言葉を完全に無視する。
ノーヴェ:「ムカつく」
ノーヴェ:「俺は戦闘特化の機械化兵だ。ベリッシマのような情報収集も、ガネシュのような料理も、士騎みたいな……なんだあれ? 軽口? も苦手だ」
鷲尾瞳:「……」
鷲尾瞳:「え……むか……」
ノーヴェ:愕然とした瞳ちゃんに構わず、まっすぐに目を見ながら続ける。
ノーヴェ:「だってのに、お前はその俺と対等の力量を持ってる」
ノーヴェ:「そんな小さいなりで、しかも女のくせにだ。お前がトチ狂ったあのとき、俺は本気で殴りかかったんだぞ」
ノーヴェ:「覚えてるだろ。結果は相打ちだ。あんなの、俺としては負けたようなもんだ」
ノーヴェ:「気になって仕方がない。お前の強さはどっからくるんだ?」
ノーヴェ:「お前に勝つために俺に不足してるもんはなんだ。それをずっと考えてたら」
ノーヴェ:「ムカついてきた」
鷲尾瞳:「覚えていると言うか、毎晩見ていると言いますか……。」
ノーヴェ:「毎晩!?」
ノーヴェ:「勝ちの瞬間を何度もリピートして味わってるってことかよ! クソ……!」
鷲尾瞳:「あ、違います!別に貴方を特別視しているわけでは有りません!ただ、そう……士騎朝輝によると、私のほうが早く倒れていたそうなので」
鷲尾瞳:「今後の訓練に活かす為に見ているだけです。負けだと思っているのは私だって同じですから」
鷲尾瞳:「それよりも、ノーヴェ」
ノーヴェ:「そういうとこもムカつくな……! お互い負けだと思ってるのかよ。すっきりしねえ」
ノーヴェ:「なんだよ?」
鷲尾瞳:「今の話は本当ですか?ずっと私のことを考えていたというのは」
鷲尾瞳:「あの時別れてから……ずっと?私のことを?」
ノーヴェ:「たりめーだろ。お前は間違いなく、俺が会った中で最強格のチルドレンだ」
鷲尾瞳:「……っ」
鷲尾瞳:「ノーヴェもずっと私の事を……そ、そうですか……なるほど……」真っ白い顔が、いつの間にか真っ赤に火照っている
ノーヴェ:「……いやそうだ。おい鷲尾! お前、週末いつも何してんだ?」
ノーヴェ:「暇か? いや暇なはずだな。暇です家にいるけど何もしていませんとか筋トレしてるだけですって言え」
鷲尾瞳:「……週末、ですか?普段は支部で訓練をした後、他支部の報告書に目を通しています。何故そんな事を?」
ノーヴェ:「訓練に報告書か。暇みたいなもんだな。よし、決まりだ」
ノーヴェ:「いいか鷲尾。毎週俺と勝負しろ」
ノーヴェ:「第一でも第七でも、第三の地下にあるでかい訓練所でもどこでもいい。毎週土曜の昼は俺との勝負に使え」
ノーヴェ:「俺がお前に圧勝するか、万が一お前が俺に圧勝するまで続ける。いいな?」
ノーヴェ:「嫌っつっても俺の方から喧嘩売りに行くからな」
鷲尾瞳:「それはつまり毎週、ノーヴェの方から私に会いに来てくれるということですか!?」
鷲尾瞳:「嫌では有りません。むしろ望むところです。土曜日だけと言わず日曜日もご一緒したいくらいです」
鷲尾瞳:「でも圧勝したらそこで終わり……ですか?その後はどうするんですか?」
ノーヴェ:「それも俺ばっか交通費出すんでムカつくな……週毎に場所変えようぜ。第一と第七、ちょうど中間にある第三の訓練所を使う。それでいいだろ」
鷲尾瞳:「そうですね。毎回同じ場所だと、ノーヴェも飽きてしまうかもしれませんし……私はノーヴェと一緒ならどこでも構わないのですが……」
ノーヴェ:「もし俺が圧勝しちまったら、今度はお前が俺のレベルになるまで徹底的に鍛え上げる」
ノーヴェ:「お前が圧勝したら……言うまでもないよな? 勝つまで続ける。当たり前だな」
ノーヴェ:「よし決まりだ。言っとくが、腑抜けたお前に勝ってもそれは俺の中で勝利といわねーからな!」
ノーヴェ:「コンディション万全にしてかかってこいよ!」
鷲尾瞳:「一つだけ確認させてください」
鷲尾瞳:「もしもノーヴェが圧勝したら、私も……勝つまで続けても構いませんか?」
鷲尾瞳:「いえ、別に勝負の内容に関わらず毎週会いたいというわけは有りません。ただ、負けっぱなしは私の気もすみませんから」
ノーヴェ:「くはッ」
ノーヴェ:「いいねいいね。そういうとこだよ」
ノーヴェ:「お前はいろンなとこが俺と正反対だが、そういう負けん気の強さは大好きだぜ。勿論だ」
ノーヴェ:「俺が圧勝したら、勝つまでかかってこい! 何度でも相手になってやるよ」
鷲尾瞳:「それを聞いて、ものすごくやる気が湧いてきました」
鷲尾瞳:「気が早すぎる気もしますが、次の週末が楽しみです……これから毎週ノーヴェと一緒に……」
鷲尾瞳:「ノーヴェと……」
鷲尾瞳:「……」
鷲尾瞳:「あの、すみません。ノーヴェ、今、あの、大好きだと……聞こえたのですが……」
ノーヴェ:「お」
ノーヴェ:「おい鷲尾、時間だ! そろそろ開くぞ!」
ノーヴェ:「中にメニューねえからな。さきに席取っといてやるから、外のメニュー見て決めたらすぐ来いよ!」
鷲尾瞳:「え!?あ、は、はい!ま、待ってください!その……」
ノーヴェ:「気にすんな! おごりだから好きなの頼め!」 他の客が既に並びかけているので、蹴散らすように店の中に駆けていきます。
鷲尾瞳:「私も……あの、ノーヴェのことは……大好き……です…‥から……あの……」
鷲尾瞳:「……っ、なんでもありません!すぐ行きます!」
鷲尾瞳:「私はノーヴェと一緒がいいんです。だから一人で行かないでください」
鷲尾瞳:「私とノーヴェはずっと一緒です。それで、いいですね」先に入っていったノーヴェくんを駆け足で追いかけ、隣に。
鷲尾瞳:「……約束ですからね」
鷲尾瞳:腰掛け、上目遣いにノーヴェくんを見つめながら
鷲尾瞳:彼女の顔には、今までの過去で一度も浮かべた記憶のないような顔が浮かんでいた。

ダブルクロス The 3rd Edition 『他の誰でもないあなた自身』・END