『In the box, no future』 GM:優水 シナリオ:まぼろし

本セッションは「まぼろし」様制作のシナリオを遊ばせていただいてます。ネタバレにご注意ください。
シナリオページへのリンクはログの末尾にございます。

本編ログ|雑談ログ

登場PC

PC1:伽河儀 怜かがぎ・れい【キャラシート】(PL:雷鳥)
PC2:ジュゼッペ・”ラトル”・ナドウェズ【キャラシート】(PL:ナケミン)

目次

プリプレイ

GM:インセイン、始めて行きましょう!
GM:まずは自己紹介を軽くしていただきましょう。
GM:PC1,伽河儀さん、どうぞ!
【キャラシート】
伽河儀 怜 :「さァて、今日も愉しむとしますか」
伽河儀 怜 :伽河儀 怜 (かがぎ れい)です。34。男。
伽河儀 怜 :日本からの移民で、青い髪の両脇を刈り上げ、垂らした髪をそのままにしています。ぎざぎざの歯がチャームポイントだよ
伽河儀 怜 :砂埃を被ったシャツとベストとネクタイをいつも来ている。腰回りにはルガーP08。
伽河儀 怜 :人を騙し、出し抜き、嘲りながら暮らしてきました。悪党なんでね!
GM:悪そう!
伽河儀 怜 :悪いぞ~~胡散臭そうな丸グラサンもしてる
伽河儀 怜 :特技は拷問・破壊・射撃・怒り・乗り物...といった感じでアビリティも暴力に振っています。
伽河儀 怜 :恐怖心は愛。両親はもう居ない。
伽河儀 怜 :相棒のラトルと頓智機騒ぎしたいぜ!
伽河儀 怜 :こんな感じです。よろしくお願いします!
GM:はーい!そんなカガギさんのハンドアウトはこちら!

PC1:『悪党』 君は悪党だ。
かつてはただの貧乏人だったが、ある日落ちていた銃を拾って、悪党になった。
今回は下手を打ったようだが、こんなところで死ぬつもりはない。
君の【使命】は生きのびることだ。

伽河儀 怜 :生き残ってやる―ッ
GM:生き残ってください!
GM:というわけで次はジュゼッペさん!
【キャラシート】
ジュゼッペ:はいすー
ジュゼッペ:「よぉ、ジュゼッペ・ナドウェズ……仲のいいやつは”ラトル”って呼ぶぜ
GM:愛称みたいなやつ!
ジュゼッペ:「”ガラガラ(rattle)”って何だろうなあ? 俺はクールで殺伐としたギャング目指してんだけどな」
ジュゼッペ:「とにかく俺の活躍を見てくれよな、損はさせないぜ、なんてったって……」
ジュゼッペ:というわけでジュゼッペ・”ラトル”・ナドウェズ。19歳、男性。
ジュゼッペ:口が回る軽薄な若者です。
GM:若い!
ジュゼッペ:ネイティブアメリカンの土地を継いだ、結構でかい牧場主の家系に生まれました。
ジュゼッペ:しかし本人の気質から安定した生活に満足できず、暴力と退廃に憧れてシティに出てきたのだ。
ジュゼッペ:祖先の血で肌は褐色。あといくつかネイティブなアクセサリーを身に着けてるよ。
ジュゼッペ:特技はそれなりに散らしてます。職業が好事家だからね。
ジュゼッペ:恐怖心は埋葬。大地に染みついた過去に畏敬の念を抱いています。
GM:シャーマン…
ジュゼッペ:それから逃れるためにアスファルトにふさがれた土地に来たのかも。
ジュゼッペ:暴力と退廃の化身であるカガギのアニキと一緒にワチャワチャするぜ
ジュゼッペ:よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!そんなラトルさんのハンドアウトはこちら

PC2:『相棒』 君は伽河儀怜の相棒だ。
平凡な生活に飽きていた君は、伽河儀怜のスリリングな生き方に憧れ相棒になった。
君が箱を開けたせいでピンチに陥ってしまったが、君にとっては望むところだ。
君の【使命】は箱の正体を突き止めることだ。

ジュゼッペ:ごめんアニキ、ついピンチになっちゃった! でも箱があれば開けるのが男だよな
伽河儀 怜 :開けてそうなったなら仕方ねえ!どうにかしてやらあよ!
GM:そこに箱があれば開けたい!
GM:というわけでピンチですが頑張って正体を突き止めてください!
ジュゼッペ:突き止めるぞ~~
GM:ではでは、今回はシナリオをまぼろし様からお借りしています、『In the box, no future』を回して行きたいと思います!
ジュゼッペ:よろしくお願いいたします!
GM:ログにも書くけどネタバレ注意ね!
伽河儀 怜 :よろしくお願いしますー!
GM:よろしくおねがいしまーす!

導入:はこはひらかれた

GM:まずは、二人がピーターソン邸で強盗を働く場面から描写して行きます。

GM:アメリカ、テキサス州の大都市・ダラス。
GM:交通の要衝であるこの街は、アメリカでも有数の大都市圏を形成している。
GM:そしてある日の深夜――ダラスの町で銃声が響く。
GM:高利貸しの金持ち、ジョセフ・ピーターソンの屋敷からだ。屋敷内は高価だがまるでバランスを考えていない成金趣味の調度品で構成されていた。
GM:君たちは屋敷の中で小太りの男、ジョセフ・ピーターソンを見下ろしている。ピーターソンは撃たれて血を流しながらも怒鳴りつけた。
ジョセフ・ピーターソン:「こ、この悪党どもめ! 許さんぞ、私の金を狙うなど……地獄の底まででも追い詰めて、必ず……」
ジョセフ・ピーターソン:耳障りな声で喚き立てる。
伽河儀 怜 :「必ず、なァんだって?え?」男の額に鉄の感覚。
伽河儀 怜 :装填済みの銃を突き付けている。無論トリガーに指をかけて。
ジョセフ・ピーターソン:「ッヒ!か、必ず思い……思い……」
ジョセフ・ピーターソン:ガタガタと震えている。
ジュゼッペ:「おうおうおう、アニキに脅しは通じないぜ」
ジュゼッペ:「脅しってか呪い?それもアニキ効かねえけど……そうっすよね?」
伽河儀 怜 :「そンなもん効かねえよ。考えるだけで笑えてくる」妙な訛りの英語。
ジュゼッペ:額縁を持ち上げている。絵画の価値はよくわからないので戻す。
ジュゼッペ:「ヒューッ! さっすが、十字架も踏んづけるもんなあ」
ジョセフ・ピーターソン:「そんなことなどあるものか!この……この……地獄に堕ちろ!」
伽河儀 怜 :「地獄になら片足突っ込んでンだよ」
ジュゼッペ:「死んだら堕ちるだろなあ、そんときは道案内頼んでもいいか?」笑っている。
ジュゼッペ:「でだ、アニキ。金目のモンはこれ以上無さそうだぜ。金庫も開けられそうだしな」
伽河儀 怜 :「じゃ、やっちまうか」
ジョセフ・ピーターソン:「死神だ!死神がお前らを……」
伽河儀 怜 :内部で火花が爆ぜ――
伽河儀 怜 :バ、カン!!
伽河儀 怜 :手首に幾らか返り血が付いた。シャツの袖が赤く染まる。
伽河儀 怜 :「死神ねェ...居るわきゃねえだろ、ンなもん」
ジュゼッペ:「俺たちを殺すとしたらポリスだろうな!」金庫の扉をこじ開けている。
GM:すると───
GM:その金庫の中には古びた箱がある。
GM:色は真っ黒だが、豪華な意匠が施されている。宝石箱だろうか。
伽河儀 怜 :「ん、そりゃあ.....アンティークか?」
ジュゼッペ:「んお、そうだなアニキ、見たことない装飾だ」
伽河儀 怜 :「中にもぎっしり宝石が......」
ジュゼッペ:「良い箱には良い中身がついてるもんだよな、っと」
ジュゼッペ:箱の上蓋を開けます。
GM:箱を開けた瞬間、君たちの体に悪寒が走る。
GM:そして、部屋の一角……豪華な暖炉の角から不浄な濁った色をした煙が立ち上り、鼻をつままなければ耐えられない異臭が部屋に漂う。
GM:煙の中から緑色の粘つく液体を垂れ流す獣の首が現れ、きみたちを見据える。
『猟犬』:「ぐぅるるるるる……」
ジュゼッペ:「げっほ、うえっ……!?」
伽河儀 怜 :「お、えっ...ラトル、下がれェ!」
ジュゼッペ:「なんだなんだなんだアレ……!?」
GM:君たちは直感する。今すぐに逃げなければならないと。
伽河儀 怜 :銃を構え、獣を狙い――
GM:すると、君は異変を感じる。
GM:ハンドアウトを公開します。

PC1の銃 PC1が愛用する銃。古びているが性能はいい。
ただ、今はなにか異常があるらしい。

GM:また、他二つのハンドアウトも公開されます。

NPC:『猟犬』 君はピーターソン邸にあった黒い箱を、PCが開けた時に現れた怪異だ。
犬のように四足で移動し、目標をどこまでも追い詰める。
君の【使命】は箱を開けた者を殺すことだ。

ピーターソン邸 PCたちが強盗に入った屋敷。
高利貸しのジョセフ・ピーターソンが住んでいたが、家主はPCたちが殺した。

このハンドアウトを調査する場合、シーン表を振らずにピーターソン邸が舞台となる。

GM:これらはマップテーブル上にも出てるので確認してね!
GM:そして、インセインではこれらのハンドアウト全部が『秘密』を持ってます。
GM:『居所』も調べられたりするけど、基本的に『秘密』を調査してくと思ってください。
ジュゼッペ:はーい!
伽河儀 怜 :はーい
GM:これはメインフェイズでやってくやつですね。なのでまだ調査はできない!
GM:そして───シーンに戻りましょう。
GM:カガギは銃に異変を感じ。
GM:目の前には得体の知れない猟犬が迫っている。
ジュゼッペ:「あっアニキ早く撃ってくれよ! そいつヤベえって!」転がるように部屋の扉に手をかけている。
伽河儀 怜 :まるで、生まれてはじめて引き金を引くときのように、重く、固く――手汗が滲んで。
伽河儀 怜 :「......はッ、はッ.....」額に汗が、一筋。
ジュゼッペ:「……アニキ!」
伽河儀 怜 :「ありゃあ....駄目だ、駄目なやつだ...!逃げるぞ!!」
ジュゼッペ:ドン、と棚を倒す。価値があるのかないのか、無数の品と埃が部屋に散乱する。
ジュゼッペ:「おお…!」振り返らずに逃げ出す。
GM:君たちは転がるように屋敷の外に飛び出す。
GM:外は暗く、今は夜であることがわかるだろう。
GM:だがきみたちは屋敷の外に多数の人の気配があることを感じる。
GM:外をうかがうと、銃を手にした警官隊が多数いることがわかる。普段よりもはるかに早く、警官隊がきみたちを包囲しているのだ。
GM:警察の黒い制服に隊長であることを示すバッジをつけた30代半ばの男を、きみたちは知っている。ベルナデット・トンプソンという男だ。
伽河儀 怜 :「ようベルナデット.....お仕事中かい」
ベルナデット:「今日こそ逃がさんぞ、カガギ、ナドウェズ。必ず捕まえて裁きを受けさせてやる!」
ベルナデット:「は!そうとも!お前達を捕まえる仕事だ!」
ジュゼッペ:「……不幸は続くなあ、おいおい!」
ベルナデット:「撃てーっ!」
ベルナデット:容赦なく発砲を命じる。問答無用だ。
伽河儀 怜 :「不味っ」
ジュゼッペ:「トリガーハッピーめ!」塀に乗り上げ、屋根に飛び移る。
ベルナデット:普段より警官の動きが早い。何より、ベルナデットはこんな問答無用で銃を撃つ人物ではなかったはずだが…
GM:さらに君たちは気づく。屋敷の方だ。
GM:屋敷の角から煙が立ち上り、異臭がする。
『猟犬』:「ごぉおおるるるるる!!!」
『猟犬』:屋根に飛び移ったきみたち目掛け、追いかけてくる!
ジュゼッペ:「はあ、マジかよ!」
伽河儀 怜 :「クソ、ッ!」ラトルの襟元を引っ掴み、後ろへ投げる。
ジュゼッペ:「うげっ」
伽河儀 怜 :懐の横流し品であるスモークのピンを抜き、投げた。破裂音。
ベルナデット:「ぐおっ!!」
『猟犬』:「ぐわお!!!」
伽河儀 怜 :「そォらもういっちょ!」お次はスタングレネード、催涙弾に...
ベルナデット:「げほっ、げほっ!!おのれ…!貴様…げっほ、ごほっ!!」
伽河儀 怜 :手持ちのありとあらゆる妨害用の武器を投げ切った。これでだめならもう諦めるしかない。
GM:その甲斐あって───
GM:君たちは警官の包囲網と『猟犬』を撒くことができた。
GM:ハンドアウト公開。

NPC:ベルナデット・トンプソン 君はPCたちを追う警官隊の隊長だ。
執念深いが、公正で正義感が強い。
君の【使命】はPCたちを捕らえることだ。

GM:夜の街を逃げる君たちに、声がかけられる。
GM:聞き覚えのある声だ。
トミー・ネイビー:「カガギ、ラトル、こっちだよ!」
GM:きみたちのファンを自称する少年、トミー・ネイビーだ。
ジュゼッペ:「トミー! 助かったぜ、ねぐらは無事か?」
伽河儀 怜 :「ネイビー!良い子にしてたか?」
トミー・ネイビー:「へっへー!俺はいつでも良い子だろーっと!」
トミー・ネイビー:「ねぐらの方は今はダメだ!あいつらの手が回っちまってるよ!」
伽河儀 怜 :「手が早すぎる、一体何だッて言うんだ」
ジュゼッペ:「マジ? なんでこんな時だけ仕事が早いんだ……!」
トミー・ネイビー:「こっちこっち」
トミー・ネイビー:そう言って、裏道を先導していく。
伽河儀 怜 :「ラトル、怪我ァないか?」
ジュゼッペ:「さっき話しながら走ってたら舌噛んだ」
伽河儀 怜 :「うはは、そりゃ重症だ」
トミー・ネイビー:「こっちに車があるんだ。鍵は手に入れておいたから。オクラホマまで行けばあいつら追ってこれないんだよね?」
GM:2人を追う警官隊は州警察の所属なので、隣の州に入ってしまえば追ってこられない。トミーが言っているのはそういうことだろう。
ジュゼッペ:「……ともあれ、サイコーだぜトミー。ありがとうな!」
トミー・ネイビー:「だろ、だろ!なあ、こうやって役に立ってるんだから、そろそろ俺も仲間に入れてくれよ。いいだろ?」
伽河儀 怜 :「後でとびきりのキャンディーをあげよう」婦人宅から頂いたルビーのことだ。
伽河儀 怜 :「それで免じてくれ、先ならともかく、今は....」
伽河儀 怜 :「こいつが効かない相手なんだ。判るだろ?」銃を指して。
トミー・ネイビー:「あっ、ああ、だよな!」
トミー・ネイビー:「まずは逃げねーと、だ。ここは俺がうまくやっとくからさ」
ジュゼッペ:「頼んだぜ~」車に乗り込み、キーを回す。
伽河儀 怜 :「また会おうな!」片手を振る。
GM:ブルルン、と小気味いい音を立ててエンジンがかかる。
ジュゼッペ:「戻ってくるのを待ってろ!」アクセルを踏む。
トミー・ネイビー:「いい子に待ってるぜ〜!」
ジュゼッペ:「……いい子は仲間にしたくねえなあ」呟く。
伽河儀 怜 :「...全くだ」
ジュゼッペ:「いい子ってのはトンプソンみたいなやつのことだ。まぬけで、何回でも俺たちの盗みを見逃してくれる」
ジュゼッペ:「仲間にしたら俺たちまで捕まっちまう」
伽河儀 怜 :「あのガキ、ちゃんとうめえもん食えてるといいなァ...」
ジュゼッペ:「しっかし、今日のトンプソンは妙だったよなあアニキ」
伽河儀 怜 :「あぁ、ありゃ一体なんだ?クビでも突き付けられたか?」
ジュゼッペ:「銃声がしてから10分と経ってなかったはずなんだが……」
伽河儀 怜 :「まるで俺たちがあそこに居ンのを解ってたような.....」
ジュゼッペ:「アレが馘になるならもっと前だろ」
ジュゼッペ:「いや、そうだ、あそこだよ」
伽河儀 怜 :「それもそう、か」懐に手を突っ込み、ぐしゃぐしゃになった煙草を咥える。
伽河儀 怜 :「あそこ?」
ジュゼッペ:「高利貸しのダンナ、ありゃあ何を飼ってたんだ?」
伽河儀 怜 :「犬じゃあねえよな、ありゃ」オイルが切れかけたジッポで火を。
ジュゼッペ:「地球のどこかには煙になって悪臭を放つ番犬がいるのかね」
伽河儀 怜 :「はーーッ....たく...冗談じゃねえよ」
伽河儀 怜 :「逃げちまおう。それが一番だ」頭を抱えて、シートに野垂れかかる。
ジュゼッペ:「もっと色々持ち出す予定だったんだけどなぁ」”戦利品”を放り込んだ麻袋を見やる。
ジュゼッペ:「……いや、この箱は、調べた方がいいと思う」
ジュゼッペ:麻袋の中から、片手で黒い箱を取り出す。
GM:すると、
GM:その黒い箱はカラン、と手の中から滑り落ち───
GM:どこかへ行ってしまう。車の外に投げ出されたのかも知れないし、
GM:そうでないかも知れない。ともかく、探しても見つけることはできない。
伽河儀 怜 :「おわあッ!クソッ...悪路だな」石に乗り上げたのか、車が激しく揺れた。
ジュゼッペ:「オワッ」手から箱を落とし、どこかに転がり落とす。
ジュゼッペ:「ともかくさあ。オクラホマに行くのはまだだぜ、アニキ」
伽河儀 怜 :「.....戻るかー...」
ジュゼッペ:「おう。ダラスじゃ俺たちの名を知らないやつはいない」
ジュゼッペ:「間抜けのトンプソンとマダガスカルの珍獣にビビってオクラホマに引っ込んだとなりゃ、笑われちまうよ」
伽河儀 怜 :「ははッ、笑うならいいが...笑われるのは御免だ」
ジュゼッペ:「あの珍獣……”猟犬”も捕まえたら金になるんじゃねえの?」
伽河儀 怜 :「...そいつはいい!儲けてやろうぜ」
ジュゼッペ:「ハハハ! そう来なくっちゃ!」
ジュゼッペ:サイドブレーキを入れる。車体が急激に曲がる。
GM:そしてきみたちは走り出す。
GM:まだ見えぬ謎の中。生存と富を求めて───

GM:ハンドアウトを公開します。

NPC:トミー・ネイビー 君はPCたちを慕うストリートキッズだ。
できる範囲で、PCたちへ様々な支援をしている。
今回は逃亡用の車を調達した。
君の【使命】はPCたちに感謝されることだ。

州境 テキサス州と隣の州の境目。
本当にラインがあるわけではなく、立札で示されている。

州境を超えて逃亡するためにはこのハンドアウトを調査して【秘密】を獲得しなければならない。
また、このハンドアウトを調査する場合、シーン表を振らずに州境へ向かう道路が舞台となる。

サイクル1-1:そこにはいた

GM:ここからはメインフェイズとなります。
GM:メインフェイズでは1PC1手番としてシーンを演出して行き、
GM:全員が行動済みになったのを1サイクルとして、
GM:今回のシナリオでは3サイクルまで行います。
GM:メインフェイズのシーンにはドラマシーンと戦闘シーンの二種類があり、どちらを行うか決定してからその処理を行います。
GM:特別な目的がない限りはドラマシーンが中心となるでしょう。
GM:また今回のシナリオでは戦闘シーンが多めになります。P.204の特殊な戦闘乱入を使用するといいかも知れません。
GM:ここら辺はやりながら…おいおい!
GM:というわけで、どちらから行きましょうか?
ジュゼッペ:良ければ先に行きますよい
伽河儀 怜 :頼みますわ
GM:OK!では、ドラマシーンでよろしいですね?
GM:シーンの場所はシーン表で決めることになります。
ジュゼッペ:あい! アニキにも登場してほしいぜ
GM:OK!
伽河儀 怜 :出るぜ
GM:シーン表はMTSTで振ることができますが、
GM:州境とピーターソン邸を調べる場合はそこが舞台になります。
GM:というわけで、その上でシーン表をどうぞ〜
ジュゼッペ:MTST 『猟犬』調べるよ~
Insane : 狂騒の二〇年代シーン表(6) → 強い風にのって、どこからか磯の香りが漂ってくる。海は遠いはずだが……。

GM:怖っ
ジュゼッペ:ダラスに海が……?
GM:では調査判定ですね〜
GM:判定の方法ですが
GM:調査には好きな特技を用いて判定を行うことができます。
ジュゼッペ:わーい
GM:で、ここでキャラシートを見てみましょう。
伽河儀 怜 :キャラシ!
GM:特技の欄のところになんかラジオボタンがありますね?それを左から2つめの「判定」に切り替えましょう。
ジュゼッペ:あったぜ!
伽河儀 怜 :ポチッ
GM:それで、判定したい特技をクリックすると…
GM:あら不思議!
ジュゼッペ:右の欄に目標値が表示されたわ!
伽河儀 怜 :ほほう!
GM:そういうこと!
GM:ここから一番成功率高そうなのを選んで判定していくわけです
ジュゼッペ:私のIQ2億の頭脳の計算によると、所持している特技に近いほど成功率が高いようですね
伽河儀 怜 :なんだって
GM:その通り…さすが…
GM:ちなみにその特技でどうやって調査するのかとか、説明しておくと楽しいと思います。
伽河儀 怜 :おもしろそう
ジュゼッペ:では《生物学》で判定しようかな。マダガスカルじゃなければ、遠い極東のニポンにはあんな珍獣がいるのかもしれない。知識を総動員するよ
ジュゼッペ:所持している特技なので目標値は5。ふるぞいぞい
ジュゼッペ:2d6>=5
Insane : (2D6>=5) → 7[2,5] → 7 → 成功

伽河儀 怜 :さすが!
ジュゼッペ:やった!
GM:では、きみには恐るべき猟犬の秘密が明かされる!
GM:秘話タブに行きますね〜
ジュゼッペ:はーい
伽河儀 怜 :まってるよ
GM:というわけで
GM:ショックと恐怖判定!
伽河儀 怜 :エッ!?
GM:が、ラトルくんを襲います。
伽河儀 怜 :ワーッ
GM:正気度が1点減少!
ジュゼッペ:グワーッ
ジュゼッペ:フルよ~
ジュゼッペ:2d6>=6
Insane : (2D6>=6) → 2[1,1] → 2 → ファンブル(判定失敗。山札から【狂気】を1枚獲得)

ジュゼッペ:こら!
伽河儀 怜 :アワーッ
ジュゼッペ:アニキお守り持ってない~!?
伽河儀 怜 :鎮痛剤と武器しかねえよ~!
GM:なんてこった
GM:恐怖判定失敗とファンブルで狂気カード2枚!
ジュゼッペ:チクショー! 恐怖判定に失敗したのも合わせて【狂気】2枚だ!
伽河儀 怜 :三枚までしか所持できないのか!
ジュゼッペ:特技近かったのに……
ジュゼッペ:4枚までならまだいける?
伽河儀 怜 :四枚以上になったらランダムで一枚公開なのね
ジュゼッペ:あっそうだ、メインフェイズ用のアビリティあるから使用しちゃうよ~
GM:おー
伽河儀 怜 :おっ
ジュゼッペ:《ダウジング》! 《地底》で判定するよ
GM:おっけい!
ジュゼッペ:2d6>=5
Insane : (2D6>=5) → 8[3,5] → 8 → 成功

ジュゼッペ:1d6
Insane : (1D6) → 4

伽河儀 怜 :お...お守り!
ジュゼッペ:成功し、4が出たのでお守りを一つ獲得だ
ジュゼッペ:とりあえず行動は以上かな……アニキの判定を盤石にできたと思おう……
GM:やったね!
ジュゼッペ:狂気カードは秘話で渡される感じです?
GM:狂気カードは…マップに山札がある!
GM:それを右クリックすると引けるのだ
GM:自分だけ公開、で引いてね
ジュゼッペ:なるほどね!
GM:ではシーンの演出をしましょうか。
GM:秘密はいい感じに…ぼかしたりして……

GM:風が強い。
GM:磯の香りがきみの鼻を擽る。
ジュゼッペ:うーん、なるほど これは厄介かもしれないぞ~
ジュゼッペ:「魚でも売ってるのか」
ジュゼッペ:きょろきょろとあたりを見渡す。
ジュゼッペ:ダラスの歓楽街に戻ってきていた。雑多な露店が並ぶ。
伽河儀 怜 :「魚ァ?船来品か?」
ジュゼッペ:「わかんね、気のせいかも
伽河儀 怜 :「...そうか。さてと...どっから調べるかね」
ジュゼッペ:「ともかくさあ、『猟犬』だろ、『猟犬』」
ジュゼッペ:「これでも生き物には詳しいんだぜ、俺。でも知らなかった」
伽河儀 怜 :「なにを」
ジュゼッペ:「ああいう生き物がいるってことだよ。犬って呼んでるけどさ」
伽河儀 怜 :「あぁ....ありゃ生きてんのかね」
ジュゼッペ:「人形にも見えなかったけどな。あの鳴き声は、道具で出してるもんじゃない」
ジュゼッペ:本屋に辿り着く。動物の図鑑のようなものを棚から引っ張り出す。
伽河儀 怜 :ポケットに両手を突っ込み、横から覗き込む。
ジュゼッペ:「うーん、載ってねえ。他に図鑑ないのか!?」店主に声をかける。
ジュゼッペ:その時、不可解なタイミングでぶちっと、髪飾りの紐が切れる。金属製のアクセサリーがころころと転がっていく。
ジュゼッペ:「ああ、畜生……!」
伽河儀 怜 :「おいおい、大丈夫かよ」革靴の先まで転がってきたそれを拾う。
ジュゼッペ:「わりぃ、アニキ……」身をかがめてアクセサリーを受け取ったとき、棚の下に押し込められていた一冊の本が目に留まる。
伽河儀 怜 :「ほらよ。....ん?なんかあったか?」
ジュゼッペ:それはオカルトのような、何が書かれているかも表紙からはわからないような本だったが、
ジュゼッペ:その表紙に描かれた”獣のような影”が、ぎろりとこちらを睨んだ。
伽河儀 怜 :「.....ラトル?」
ジュゼッペ:「う、おっ……」どたりと後ろに転がる。
伽河儀 怜 :「飲み過ぎか?あの酒場のスピリタスは質が悪かった」
ジュゼッペ:「なんでもねえ、なんでもねえよアニキ……」
伽河儀 怜 :「なら良いけどよ」手を伸ばす。
ジュゼッペ:「ありがとうよ。……やっぱ本には載ってない、出ようぜ」
ジュゼッペ:そうだ、なんでもない。飲みすぎに違いないのだ。
ジュゼッペ:再び目をやったときには、こちらを睨みつける極彩色の表紙など『何処にも無かった』のだから。
ジュゼッペ:拾い上げたアクセサリーだけを、縋るように強く握りしめていた。

マスターシーン:猟犬の襲撃

GM:PC1の行動…に見せかけてマスターシーンだ!
GM:場所は直前のシーンと同様、そして登場PCも続投!

GM:近くにある角から煙が立ち上る。
GM:店の近くだ…異様な臭いがする。
『猟犬』:「ぐるうるるるるおあああ!」
ジュゼッペ:「この声、『猟犬』だ!」
ジュゼッペ:「俺たちを追ってきたんだ!!」不安げに叫んでいます。
GM:『猟犬』の【秘密】を知らないPCは《追跡》で恐怖判定を行ってください。
GM:つまりカガギくん、君だ!
伽河儀 怜 :ヒ~~
伽河儀 怜 :2d6>=6
Insane : (2D6>=6) → 11[5,6] → 11 → 成功

GM:めっちゃいい出目
ジュゼッペ:流石アニキ!!
伽河儀 怜 :よしよし良い子だ
GM:では、戦闘を開始しましょう!
ジュゼッペ:ウオー
GM:ちなみに、現在のきみたちには『猟犬』に対する攻撃と回避の判定に-2の修正がかかります。
伽河儀 怜 :ヤバいぜ
GM:条件を満たすことでこの修正はなくなる気がする…
ジュゼッペ:なんだと~
GM:ではラウンド開始なので
GM:プロットを行います。
GM:非公開でダイスシンボルを追加してね。
GM:1〜6の好きな数字を選ぼう。それがそのまま「速度」になります。
GM:OK!では全員公開!
GM:ダイスを公開しました。出目は「5」です。
ジュゼッペ:ダイス目を変更しました。(秘匿)
伽河儀 怜 :ダイスを公開しました。出目は「3」です。
ジュゼッペ:ダイスを公開しました。出目は「3」です。
伽河儀 怜 :あッ
伽河儀 怜 :バッティングしちゃった
ジュゼッペ:ギョエーッ
GM:バッティング!
GM:ふたりとも1点のダメージ!
GM:こ、この時点で
GM:二人とも戦闘から脱落!
ジュゼッペ:『猟犬』……なんて強さだ
『猟犬』:(すこしさみしそう)
ジュゼッペ:戦闘開始直後に倒してくるとは……!!
伽河儀 怜 :ジュゼッペ・”ラトル”・ナドウェズの生命力を-1増加 (5 → 4)
伽河儀 怜 :ヒーン
ジュゼッペ:私の生命力が2回減ってない?
GM:ん?!
GM:そうだぜ
伽河儀 怜 :あっ
伽河儀 怜 :触るところ間違えてる!
伽河儀 怜 :伽河儀 怜 の生命力を-1増加 (6 → 5)
GM:それだぜ
伽河儀 怜 :こっちだ ごめんなさい~~
ジュゼッペ:いえいえ
GM:どんまい カウンターリモコンには慣れが必要だぜ
ジュゼッペ:これ負けたらなんかあるんでしたっけ
GM:敗者には何もないですね…
GM:勝者は敗者の中から一人を選び
GM:戦果から好きなものを得ることができるらしい
伽河儀 怜 :ヒエ~
ジュゼッペ:へー 猟犬くんなんかいる?
『猟犬』:どうしようかなあ
『猟犬』:じゃあぼくに感情を獲得してもらおう
伽河儀 怜 :なんだとう
伽河儀 怜 :FT
Insane : 感情表(3) → 愛情(プラス)/妬み(マイナス)

『猟犬』:不信!
『猟犬』:これは好きなやつを獲得させるので
ジュゼッペ:これは勝者が好きな感情を選べるやつですね
伽河儀 怜 :楔!
『猟犬』:感情表が要らないのである
『猟犬』:不信感を持つと良いのだ ふははは
GM:ではざっくりと、現れて這々の体で逃げたみたいな演出でもしましょうか

『猟犬』:「ぐろおんぐろおん」
ジュゼッペ:「クソッ! ふざけるな! お前なんかに捕まるかよ!」
ジュゼッペ:めったやたらに、道に落ちているゴミを投げつける、ほとんど半狂乱だ。
伽河儀 怜 :「...ラトル?おい、ラトル、しっかりしろ!」
ジュゼッペ:「そうだ、ただの獣、獣だ……ぶっ殺してやる……!」
伽河儀 怜 :「ただの犬っころだろ、クソッ...!」咄嗟にホルスターへ手を伸ばして、途中で止まる。
伽河儀 怜 :「...ああもう冗談じゃねえなァ!」前方を見る。露店の商品棚。
伽河儀 怜 :ラトルの首元の襟を引っ掴みながら走り、それと同時に商品棚を派手に倒す。舞い散る貴金属。
『猟犬』:「ぐう?……るるるる………」
ジュゼッペ:「ぎっ、うおお……!」
伽河儀 怜 :胸ぐらをつかみ、怒鳴る。
伽河儀 怜 :「手前、いい加減にしろ!!死ぬぞ!!!」
ジュゼッペ:「……すまねえ……すまねえアニキ」浅く息をしている。
ジュゼッペ:「よく見てわかった、確信した、アイツは……化け物だ」
伽河儀 怜 :「化け物だァ...?」
ジュゼッペ:「すぐ説明する、車に戻ろう……」ふらりと立ち上がる。
伽河儀 怜 :「.....あぁ、判ったよ」襟元から手を放す。
伽河儀 怜 :(ラトル、お前...)
伽河儀 怜 :(信じて、良いんだよな?)

サイクル1-2:あれはだれか

GM:ではカガギさんの手番です!
GM:シーン表と登場PCを決めてね
伽河儀 怜 :ラトルにも出てもらおうー
GM:最初に情報渡してもらっちゃって
GM:それでやっていくといいかなー
伽河儀 怜 :ピーターソンのお家訪問します
GM:OK!じゃあシーンはそこになります。
ジュゼッペ:じゃあ先にカガギさんに『猟犬』の秘密を受け渡ししますね
GM:OK!ではこのまま公開しますね
ジュゼッペ:ピーターソン邸に戻る車内で説明したのだ

『猟犬』秘密 ショック:全員
君はティンダロスの猟犬と呼ばれる怪異を模して作られた存在だ。
殺せば死ぬが、次の瞬間には別の1体が作られるため実質的に不死である。
獲物を殺すまで諦めることなく追ってくる。
この【秘密】を獲得した者は《追跡》で恐怖判定を行う。

伽河儀 怜 :おしえて~
GM:ちなみに、この恐怖判定は
GM:さっきやったのでもう必要ありません
GM:ショックだけ受けてね
伽河儀 怜 :ティンダロスじゃん!ショック!
ジュゼッペ:ティンダロスだよ~
伽河儀 怜 :伽河儀 怜 の正気度を-1増加 (6 → 5)
GM:OKOK そんなかんじで
GM:判定の方をどうぞー 調査判定ですね
伽河儀 怜 :どうしよっかな 調査らしい調査技能がない
GM:破壊とか?
伽河儀 怜 :胡散臭そうなところを片っ端から壊すという事で【破壊】はどうでしょうか
GM:同じ発想だった
ジュゼッペ:流石暴力だぜ!
GM:じゃあ破壊しましょう!
伽河儀 怜 :らァ~ッ
伽河儀 怜 :2d6>=5
Insane : (2D6>=5) → 7[1,6] → 7 → 成功

伽河儀 怜 :ヨシッ
GM:お見事!
GM:じゃあまずはカガギさんだけに伝えますね
ジュゼッペ:お見事
伽河儀 怜 :えぇ~~ッ
伽河儀 怜 :そうなの...そう...
ジュゼッペ:アニキどしたの
GM:ショックを受けているようです
ジュゼッペ:そうとは……
伽河儀 怜 :どうしよう これすぐ公開しちゃってもいいかも
ジュゼッペ:最悪鎮痛剤キメればいいか ヤバそうなら教えて!
GM:カガギさんは正気度減らすのよ
GM:教えるようなら貼ります
伽河儀 怜 :伽河儀 怜 の正気度を-1増加 (5 → 4)
伽河儀 怜 :教えますわ!

ピーターソン邸の秘密 ショック:調査したPC
誰かがこの【秘密】を獲得した時、シーンにピーターソンの霊が現れる。
また、ピーターソンの日記を発見する。開くと、『私は見えない壁に閉じ込められた』『誰かここから出してくれ』『あの箱のせいだ……』そんな言葉で埋め尽くされている。

GM:霊については
GM:直後にマスターシーンがあるので
GM:先に日記の方の演出やってしまいましょう
伽河儀 怜 :はーい
ジュゼッペ:調査したPCだから、私にはショックなしね 助かったぜ
GM:そういうこと!

GM:きみたちは再びピーターソン邸にやって来ていた。
GM:ここに手がかりがあるかも知れない…そう踏んだからだ。
ジュゼッペ:深刻な表情だ。『猟犬』の正体をカガギに伝えたことで、自分たちの危機に実感を感じている。
伽河儀 怜 :「....化物か..実在したんだなァ...」
伽河儀 怜 :戸棚をひっくり返し、壁をハンマーで叩き割る。強盗か、解体業者のように。
ジュゼッペ:「ツイてねえ……いつも通りムカつくやつをぶっ殺しただけなのによぉ」
GM:すると、そこから秘されたように、日記が現れる。
伽河儀 怜 :「...おっ、曰く付き」
ジュゼッペ:「こんな目に合う謂れはねえよな……なんだ、日記? 『アイツ』のことも書いてあるかな」
伽河儀 怜 :「かもなァ...そら、読んでみようぜ」
伽河儀 怜 :「化物の正体を暴いてやる」日記を開く。
GM:『私は見えない壁に閉じ込められた』
GM:『誰かここから出してくれ』
GM:『あの箱のせいだ……』
GM:『出たい出たい出たい出たい』
GM:延々とそんな言葉が綴られている。
ジュゼッペ:「……げぇ~」
伽河儀 怜 :思わず手から滑り落とす。
ジュゼッペ:「箱のせい? 箱って……アレだよなあ」
ジュゼッペ:「アニキ、大丈夫か……?」
伽河儀 怜 :青い顔を隠す様に煙草を吸い始める。
伽河儀 怜 :「....あ?これくらい、何てことねえよ...」うまく、火が点かない。
伽河儀 怜 :手が震えている。
ジュゼッペ:「……高利貸しのヤロオ、なんでこんなもん持ってやがるんだ」
伽河儀 怜 :「全くだ。クソみてえなことに巻き込みやがって...」
ジュゼッペ:「……いや、これあのジジイか? 閉じ込められたって、アイツは普通に出てたよな?」
ジュゼッペ:眉間に皺を寄せる。
伽河儀 怜 :「....そういや、そうだな」
伽河儀 怜 :「じゃあ、俺が撃った」
伽河儀 怜 :「あいつは」
伽河儀 怜 :煙草が口から、落ちた。
GM:……背後に。
GM:気配を、感じた。
伽河儀 怜 :「....ひ、ひゅっ」
伽河儀 怜 :息がうまく吸えない。喉奥が締まる。
ジュゼッペ:「……!」
伽河儀 怜 :「......なぁ...ラトル......一緒だ」
伽河儀 怜 :「一緒に振り向くぞ」
ジュゼッペ:「ちっくしょお、アニキ、一緒に死んだら恨むぜ」
伽河儀 怜 :「1,2,.....3!」

マスターシーン:ピーターソンの亡霊

GM:そこにいたのは、死んだはずのジョセフ・ピーターソンの姿だった。
GM:ピーターソンは、必死に虚空を叩いている。
GM:こちらに来ようとしているようだが……
GM:まるで見えない壁があるかのように。進めずに足踏みをしている。
ジョセフ・ピーターソン:『………!……!』
ジョセフ・ピーターソン:何かを言っているが、聞き取ることはできない。
ジュゼッペ:「うひいっ……!」
ジュゼッペ:「………」
伽河儀 怜 :「っ、っ...!」
伽河儀 怜 :「...壁..?」手を伸ばす。
ジュゼッペ:「閉じ込められてる?」
ジュゼッペ:「高利貸しのジジイだな、なんで生きてるんだよ」
GM:手を伸ばしても、すかっ、すかっと通り抜けてしまう。
ジュゼッペ:恐ろしいが、流石に慣れてきている。
伽河儀 怜 :「う、おあっ」
伽河儀 怜 :「....どういう事だよ、一体」
ジュゼッペ:「わかんねー」
ジュゼッペ:「なんか言いたそうだな」
伽河儀 怜 :「日記の通りなら....出ようとしてる?」
ジュゼッペ:「箱のせいだって書いてあんなあ」ピーターソン氏?に日記を見せてみます。
ジョセフ・ピーターソン:怯えたように、より激しく壁?を叩く。
ジュゼッペ:「こっちが見えてはいるみたいだな……」
伽河儀 怜 :「......あいつは、こっちに手を出せない、んだよな」
ジュゼッペ:「そうだな。死んでも使えねーオヤジ」
伽河儀 怜 :「ンだよビビらせやがって.....」煙交じりの溜息を吐く。
ジュゼッペ:「いや生きてんのか……? 頭が痛くなってきた」
ジュゼッペ:「アニキ読唇術とか使えないの?」
伽河儀 怜 :「そうだな...」手近にある紙に、高級そうな万年筆で『YES』と『NO』と書こうとするも...
伽河儀 怜 :「あッ、くそ、これインク詰まってやがる...勿体ねえ使い方しやがッて」
ジュゼッペ:「なんだよお」
ジュゼッペ:「どうする、これ以上いたらまた『猟犬』が追っかけてくるかもしれないぜ」
ジュゼッペ:「家探し続けるか、アニキ?」
伽河儀 怜 :「いや、いい。此奴は置いていこう」
伽河儀 怜 :「その箱ン中なら、犬も食いに来ねえだろうしな」
ジュゼッペ:「結局、あの箱と犬は関係あるのかよ、わっかんねえなあ」
ジュゼッペ:足元に落ちている小物を蹴飛ばしていく。
GM:がらん、ごろんと小物は転がり
GM:その隙間から、黒いものが覗いていたのに、気づくことはなかった。

サイクル2-1:みえはじめる

GM:というわけでサイクル2!今回のシナリオでは二日目に当たります。
GM:行動したい方からいくといいのだぜ
ジュゼッペ:動きマッスル
ジュゼッペ:アニキと一緒に調査をするよ
伽河儀 怜 :いくぜ~
ジュゼッペ:トンプソン警官について調べようかな
ジュゼッペ:MTST
Insane : 狂騒の二〇年代シーン表(9) → 歴史ある新聞社。休むことなく発行し続けた、百年分におよぶ新聞が保管されている。

GM:新聞社!
ジュゼッペ:新聞社か
ジュゼッペ:ゴシップには詳しかろう
ジュゼッペ:警官隊の動きを探ってる記者はいないかな?《脅す》で判定してみましょう
ジュゼッペ:判定前にアニキにお守りを一つ渡しておきます ファンブルしたら助けてくれ……
伽河儀 怜 :よしよし任せてくれ
ジュゼッペ:頼れるぜ 目標値6!
ジュゼッペ:2d6>=6
Insane : (2D6>=6) → 9[4,5] → 9 → 成功

伽河儀 怜 :いえ~い!
ジュゼッペ:いえい
GM:では、こちらへどうぞ
ジュゼッペ:うおお~~~
伽河儀 怜 :何~?!
ジュゼッペ:ジュゼッペ・”ラトル”・ナドウェズの正気度を-1減少 (4 → 5)
伽河儀 怜 :アッ?!
GM:ショックでした
ジュゼッペ:ジュゼッペ・”ラトル”・ナドウェズの正気度を2減少 (5 → 3)
ジュゼッペ:こうか やべえ!
伽河儀 怜 :マジ?!
ジュゼッペ:これは共有はしなくてもいいかな……《ダウジング》するよっ
GM:どうぞ!
ジュゼッペ:2d6>=5
Insane : (2D6>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功

ジュゼッペ:あぶねー!
ジュゼッペ:1d6
Insane : (1D6) → 5

伽河儀 怜 :ヒエ~!
ジュゼッペ:お守りゲット! 鎮痛剤くれ~~~!
伽河儀 怜 :お...おれの鎮痛剤いる?!
ジュゼッペ:まだ大丈夫 自分の鎮痛剤があるので……
ジュゼッペ:顕在化こええ
ジュゼッペ:さて大体理解したが……ヤバいわよ
ジュゼッペ:演出だけさくっとしてみましょう

ジュゼッペ:「で?で?警官隊の動きは見てねえワケ?」
ジュゼッペ:犯罪記事を専門にしている新聞記者を捕まえている。彼は昨晩の大捕り物の記事を書こうとしていたのだ。
伽河儀 怜 :ラトルから一歩引いた位置で、威圧するように煙草を吸う。
ジュゼッペ:新聞社を出てすぐのところで捕まえた彼に肩を組んで親し気に話しかける。
ジュゼッペ:反対側の手にはナイフが握られ、しきりに振られている。
伽河儀 怜 :肩を拡げ、斜めに立ち、サングラスで目元は見えないようにして。
伽河儀 怜 :丁度、ホルスターのふくらみが記者から見える様に。
ジュゼッペ:突き付けて脅しているわけではない、ただ持っているだけだが……
ジュゼッペ:ダラスでカガギ・ラトルの悪名を知らない記者はいない。
ジュゼッペ:「なあ、黙ってねえで教えてくれよ。知ってるんだろ?」
ジュゼッペ:あくまで笑顔で話しかける。
GM:新聞記者は、怯えた顔をしていたが…
GM:急に、ぼそぼそと何事かを呟き始める。
ジュゼッペ:「なんだって?」口元に耳を寄せる。
GM:半分ぐらい、意味不明な言語の後に───
GM:『そのこと』を告げる。
ジュゼッペ:「……!」表情が強張る。
ジュゼッペ:どん、と記者を突き飛ばす。
GM:どさり、とその場に尻餅をつき、そのまま動かない。
ジュゼッペ:「なっ、なんだ、テメエ! それ……」
GM:そのまま、うごかない。
伽河儀 怜 :「....ラトル、やり過ぎじゃあねエのか?」
ジュゼッペ:「違う、アニキ。こいつも……!」
ジュゼッペ:首を振る。
伽河儀 怜 :「...まさ、か」
ジュゼッペ:「いや、こいつらは、手先に過ぎねえ……!」
ジュゼッペ:「すまねえアニキ、やっぱり手を引かねえとヤバい」
伽河儀 怜 :「...そうしたいならそうすりゃあいい」
伽河儀 怜 :「死ぬのは御免だ」
ジュゼッペ:「犬をぶっ殺せても終わりじゃねえんだ、こいつら!!」
ジュゼッペ:走り去るように、新聞社を後にする。
伽河儀 怜 :後に続く。一度だけ振り返ろうとして...辞めた。

マスターシーン:狂乱するベルナデット

GM:それは、きみの背後にいつの間にか存在した。
ベルナデット:「よお、ナドウェズ…」
ベルナデット:「気付きやがったな……お前、気付きやがったな…?」
ジュゼッペ:「トンプソン……!」
ベルナデット:「けど、渡さねえぜ……絶対に渡さねえ」
ジュゼッペ:「いや、テメエは……!」ナイフを抜く。
ベルナデット:「お前はこれを奪うつもりなんだろうけどなア……」
ベルナデット:『泥のように濁った黒い瞳』できみを見る。
伽河儀 怜 :「手前...何言ってんだ、気でも狂った、か.....」脳裏に過ぎったのは、黒い犬の目。
ジュゼッペ:「その『瞳』だ、あの記者も、『猟犬』も……! その瞳で見るんじゃねえ!!」
ベルナデット:「そんなことは、させねえなア…」
GM:ラトルくんは《暗黒》で恐怖判定です。
ジュゼッペ:うわあ~~
ジュゼッペ:目標値6です!
伽河儀 怜 :がんばって~~~~~
ジュゼッペ:2d6>=6
Insane : (2D6>=6) → 6[2,4] → 6 → 成功

伽河儀 怜 :ひ~!
ジュゼッペ:セーフ!
GM:セーフ!
GM:では、戦闘シーン。今回はベルナデットとラトルくんだけ!
伽河儀 怜 :ワ、ワ~~~ッ!
伽河儀 怜 :感情を結んでいるので...乱入はできないでしょうか!
ジュゼッペ:死にたくないよ~
ジュゼッペ:結んでたっけ?
GM:結んでない!
伽河儀 怜 :猟犬か!こいつには結んでねえ~~
GM:では…プロット!
GM:ダイス目を変更しました。(秘匿)
ジュゼッペ:できた!
GM:ダイス目を変更しました。(秘匿)
GM:まちがえたこうだ!
GM:では…公開!
GM:ダイスを公開しました。出目は「1」です。
ジュゼッペ:ダイス目を変更しました。(秘匿)
ジュゼッペ:ダイスを公開しました。出目は「1」です。
ジュゼッペ:ぶつかった!
伽河儀 怜 :わァ~~ッ!!
GM:まじか!
ジュゼッペ:タックルの達人か?
GM:お互いに1点受けて脱落!
ジュゼッペ:ジュゼッペ・”ラトル”・ナドウェズの生命力を1減少 (5 → 4)
ジュゼッペ:痛いよ~
GM:まさかの勝者なし。では演出して行きましょうか。

ジュゼッペ:「その瞳で見るんじゃねえーーっ!」
ベルナデット:「さあ!死ねえええナドウェズ!!!!」
ベルナデット:そう叫んで警棒を振り上げる!
ジュゼッペ:ナイフを構えて突っ込んでいく。トンプソンと正面からぶつかる。
ベルナデット:「ぐおおおおおっっ!!!!」
ベルナデット:その警棒はラトルを強かに打ち付けるが、
ベルナデット:自分も痛手を負って蹲る。
ジュゼッペ:ぶつかったまま揉みくちゃになり、激しく咳き込む。
ジュゼッペ:「はーっ、はーっ……!」ナイフを取り落として立ち上がる。
伽河儀 怜 :「ラ、ラトル!!しっかりしろ!」こちら側へ無理矢理引きずり、ベルナデットとの距離を取る。
ジュゼッペ:「アニキ……車を出してくれ!」
ベルナデット:「へへへ……逃さねえ……殺してやる……ぜったいに……」
伽河儀 怜 :近くに止めてある車へ走る。エンジンは掛けたまま。
ジュゼッペ:「オクラホマでもどこでもいい……こいつらから逃げねえと!!」
ジュゼッペ:「逃げられねえと……殺される」
伽河儀 怜 :ドアを閉める時間すら煩わしい。勢い良く開け放ち、運転席へ飛び乗る。
伽河儀 怜 :「前だろうが後ろだろうがいい!乗れ!!」ギアを入れる。エンジンが空回りする音。
ジュゼッペ:走ってきた車にかじりつくように乗り込む。
ベルナデット:のたのた、よたよたと、車を追ってくるのが見える。
ジュゼッペ:トンプソンの姿が街に溶けるまで、黒い瞳から目が離せないでいた。

GM:実はここにもう一つマスターシーンがあるかも知れなかったのですが
GM:ちょっとした事情でGM判断により
GM:タイミングをずらさせていただきます
GM:というわけで

サイクル2-2:ほしがり

GM:カガギさんどうぞ!
伽河儀 怜 :め、めちゃくちゃヤバい最中に行動します
伽河儀 怜 :銃について調べます!
伽河儀 怜 :MTST
Insane : 狂騒の二〇年代シーン表(5) → 大学図書館。四十万冊を超える蔵書の中には、冒涜的な魔道書も含まれているという。

伽河儀 怜 :どうしよっかな、なんなら車の中とか道中にあるみたいな感じでひとつ
GM:はいさい
伽河儀 怜 :破壊したら怒られちゃうな...
伽河儀 怜 :銃に関してなので、射撃というのはどうでしょう 試し打ちしてみるとか、内部構造を調べるみたいな
GM:いいと思います!
伽河儀 怜 :では!
伽河儀 怜 :2d6>=5
Insane : (2D6>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功

伽河儀 怜 :よしよし
ジュゼッペ:さすがあ
GM:順調!
GM:では、お渡しします
伽河儀 怜 :そういう....そういう?!
ジュゼッペ:どういうだろ~
GM:カガギさんはラトルくんの【居所】を手に入れた!
伽河儀 怜 :これで戦闘に割り込めるぜ!
ジュゼッペ:……一手遅い!!
伽河儀 怜 :そうなんだよなあ...!!
伽河儀 怜 :じゃあ郊外にある図書館に着いたという感じでひとつ...
GM:はーい

伽河儀 怜 :車が止まる。遠くにはこの辺りでは珍しい立派な建物...
伽河儀 怜 :煉瓦造りの図書館。
伽河儀 怜 :ブレーキをいれ、エンジンをかけたまま止まった。
伽河儀 怜 :「......落ち着いたか、ラトル」
ジュゼッペ:「あ、ああ」
伽河儀 怜 :「なら、よかったよ」
ジュゼッペ:「さっきはビビっちまった……けどさ」
ジュゼッペ:「ヤバいのはマジだぜ。あいつらは追ってくる……何とかしねえと」
伽河儀 怜 :「追って来る、か」
伽河儀 怜 :「.......」引き出した灰皿には、吸殻が山の様に詰まっている。
伽河儀 怜 :「ラトル。おれとお前はうまくやってきた。大抵の悪事は成功させたし、ポリ公に捕まることすらなかった」
伽河儀 怜 :「.......おれは、お前に何があっても」
伽河儀 怜 :「疑うようなことはしねえ。だから――」
伽河儀 怜 :「疑ってくれるな。頼む」柄にもなく、頭を下げて。
ジュゼッペ:「ど、どうしたんだよアニキ」
ジュゼッペ:「疑っちゃいねえよ、当たり前だろ」
伽河儀 怜 :「信じてるぞ、その言葉」再び車は走り出し、図書館へと着いた。
伽河儀 怜 :雑多に詰まれた本の中から、ルガーP08について書かれたものを探す。
伽河儀 怜 :「クソっ、探し辛えな....どこだよ、全く」静かな図書館に構いなく声を荒げる。
GM:そんな中で、きみは気付く。
GM:何かが伝わってくる。
伽河儀 怜 :1つの本に手を伸ばそうとして、やめる。
伽河儀 怜 :使い込んだ銃に触れる。皮のホルスターを握りしめる。
伽河儀 怜 :「...ははッ、そうかよ」
伽河儀 怜 :「オマエは欲しがりだなァ.......全くよ」言葉が零れる。
伽河儀 怜 :銃を抜く、怯えながら他人行儀にしている人々を狙い撃とうと、引鉄を引こうとして―――
伽河儀 怜 :辞める。だらりと、腕を垂らして。
伽河儀 怜 :「だがな」
伽河儀 怜 :「オマエがおれに使われるんじゃねえ」
伽河儀 怜 :「おれがオマエを使うンだよ...分かんだろ」
伽河儀 怜 :積みあがった本を蹴り飛ばす。焦りを暴力で覆い隠す。
伽河儀 怜 :そのまま、銃を握りしめたまま。
伽河儀 怜 :図書館から外へ出る。

マスターシーン:ベルナデットの襲撃

GM:近くでベルナデットの声が聞こえてくる。
ベルナデット:「出てこい、カガギ、ナドウェズ! ここにいるのはわかっているぞ!」
ベルナデット:「出て来ねえなら……」銃声。銃声。銃声。
ベルナデット:めちゃくちゃに銃を撃っている。
ジュゼッペ:「どうする、アレ……」
伽河儀 怜 :「ラトル!最低のタイミングだな、無事か?」
ジュゼッペ:「アニキ! 九死に一生とはこのことだな」
ジュゼッペ:「おかげ様で元気いっぱいだよ、今のところ」
ジュゼッペ:「どうする、ここで倒せるか」
伽河儀 怜 :「...ずっとああして追っかけてくるなら...やるしかねえだろ」
ジュゼッペ:「見たところ警官隊は連れてない。ぶっ殺せば今後警察に追われることは無いかもな」
伽河儀 怜 :息を吸って、吐く。僅かに煙草の匂い。
伽河儀 怜 :「...いつも通りだ。いつも通りやるぞ、ラトル」
ジュゼッペ:「あいよ」無理矢理歯を見せて笑う。
伽河儀 怜 :ダイス目を変更しました。(秘匿)
ベルナデット:「出て来たな、カガギ、ナドウェズ!!さあ、ぶっ殺してやる!こいつと一緒にな!」
GM:ベルナデットが告げると、近くにあるどこかの鋭角から、煙が立ちのぼり、異臭が漂ってくる。
GM:『猟犬』だ。
伽河儀 怜 :「ラトル」
伽河儀 怜 :「"いつも通り"、だ。いけるな」
ジュゼッペ:「……! クソッ」
ジュゼッペ:「やってやるっての……!」
ジュゼッペ:「いつまでもビビってると思ってんじゃねえぞ、クソ犬!」
GM:ダイス目を変更しました。(秘匿)
GM:では…
GM:プロット、オープン!
伽河儀 怜 :ダイスを公開しました。出目は「6」です。
GM:ダイスを公開しました。出目は「3」です。
GM:ダイスを公開しました。出目は「5」です。
ジュゼッペ:ダイスを公開しました。出目は「1」です。
伽河儀 怜 :よしッッッ!!
GM:バッティング、0!
ジュゼッペ:勝ったッ!
GM:メインフェイズの戦闘ではダメージを1でも与えたら脱落します。
GM:というわけで、頑張ろうぜ!
ジュゼッペ:身に染みてるぜ
伽河儀 怜 :うおー
GM:では、カガギさんの手番から!
伽河儀 怜 :ではアビリティを使用するぜ
伽河儀 怜 :トリック! 目標一人を選んで、命中判定を行う。命中判定が成功し、目標が回避判定に失敗すると、目標に2点のダメージを与える。この時、目標は回避判定にマイナス2の修正を受ける。
伽河儀 怜 :です
GM:OK!目標は!
伽河儀 怜 :対象はベルナデット!
ジュゼッペ:ヤッチマエー
GM:ほう!では命中判定せよ!
伽河儀 怜 :2d6>=5
Insane : (2D6>=5) → 8[2,6] → 8 → 成功

GM:では回避判定!
ベルナデット:2d6>=9
Insane : (2D6>=9) → 11[5,6] → 11 → 成功

ベルナデット:???
伽河儀 怜 :嘘お?!
ジュゼッペ:マジか……目標値は-2あるから11ですよね
GM:回避判定の目標値は自分の速度+4ですね
GM:あっそうか
伽河儀 怜 :c(5+4-2)
Insane : c(5+4-2) → 7

ジュゼッペ:よし、ここはお守りを使おう。流石に二回連続で11は出ないはずだ
GM:回避判定に-2の修正!
GM:だから9になるわけだな
伽河儀 怜 :あ~
GM:OK、振り直します
ジュゼッペ:トンプソン警官のダイスを振り直させるよ!
ジュゼッペ:目標値11じゃないの?
ベルナデット:2d6-2>=9
Insane : (2D6-2>=9) → 6[2,4]-2 → 4 → 失敗

GM:目標値11ともいえるし、 こういう感じでマイナス修正がつくとも言える
ジュゼッペ:よしっ 稼いだお守りが活きたな
ジュゼッペ:なるほどね
伽河儀 怜 :ラトルありがとう~
伽河儀 怜 :そういうことね
GM:というわけで2ダメージ!さっきの1ダメージと合わせて撃破です。
GM:ちなみにイベントなどは特に起きません。演出ありましたらどうぞ!
伽河儀 怜 :じゃあ軽く!

伽河儀 怜 :「よう、ベルナデット...今日は何度も会ってるな」
伽河儀 怜 :「まさかお前がそこまで熱心なおれのファンだとは思わなかった」身体を動かす。僅かに右へ。
ベルナデット:「へへっ、へ……お前らを……殺すためだからなア……」
ベルナデット:ひくひくと笑っている。
伽河儀 怜 :「お前は殺すんじゃなくて」
伽河儀 怜 :「捕まえる、だろうがよォ!」奴の背後。
伽河儀 怜 :エンジンが掛かったままの車。サイドブレーキは”引いていない”。
伽河儀 怜 :仕込んだロープを引く。アクセルが踏まれ――—
ベルナデット:「ぐうおおおっっ!!??」
伽河儀 怜 :車体が、突っ込む。
ベルナデット:そのまま車に跳ね飛ばされる。
ジュゼッペ:「この間抜けさは、トンプソン本物にしか見えねえんだけどな……」
ベルナデット:そして、動かなくなる。
伽河儀 怜 :「だよなァ....さて」
伽河儀 怜 :「後は犬っころだ」

GM:猟犬の手番!
GM:尚、『猟犬』に対する攻撃と回避の判定に-2の修正がかかるのは継続です!
ジュゼッペ:やだ~
『猟犬』:カガギくん狙っちゃお
伽河儀 怜 :来い―ッ
『猟犬』:【基本攻撃】刺すで攻撃するよ
ジュゼッペ:失敗しろ!!
『猟犬』:2d6>=5
Insane : (2D6>=5) → 7[1,6] → 7 → 成功

伽河儀 怜 :チッ!避けてやらあ!
GM:回避判定に-2の修正だぞー
伽河儀 怜 :2d6-2>=10
Insane : (2D6-2>=10) → 6[1,5]-2 → 4 → 失敗

伽河儀 怜 :あれ~ッ?!
GM:うむ
ジュゼッペ:アニキィーッ
『猟犬』:では、ダメージ!
『猟犬』:1d6
Insane : (1D6) → 3

伽河儀 怜 :めちゃめちゃ低く出て
『猟犬』:3ダメージ!これでアニキも脱落じゃい!
ジュゼッペ:カバーして双方落ちるわけにもいかないよな~
伽河儀 怜 :でかいでかい!
伽河儀 怜 :伽河儀 怜 の生命力を-3増加 (5 → 2)
GM:そうね、ブロックはできるけど
GM:そしたら両方落ちるね
伽河儀 怜 :おれだけ落ちる!...悪い!
伽河儀 怜 :ヒ~~
GM:以上!演出!

『猟犬』:「ぐるるろあああああ!!」
『猟犬』:『猟犬』はカガギに飛びかかる。
『猟犬』:ベルナデットが倒されたせいかどうかは定かではない。
伽河儀 怜 :「おいおいおい...!喰わせる腕なんてねえってえ...の!」
『猟犬』:その突進は、カガギの腹を強烈に抉った。
伽河儀 怜 :牙が腹に突き刺さり、シャツが赤黒く滲む。
伽河儀 怜 :「....ぐあっ...ぁあぁッ...!!」
伽河儀 怜 :「痛えなあ、何してくれんだテメエ...!!」二、三歩下がり、縺れ込むように座り込んだ。
『猟犬』:「ぐるるるるる……」今度は、残ったラトルを見据える…

GM:では最後、ラトルくんの手番!
ジュゼッペ:【基本攻撃】だ!もちろん対象は猟犬!
GM:命中-2をくらえ!
ジュゼッペ:指定特技は《緊縛》だぜ~ カウボーイパワーを見せてやる
ジュゼッペ:2d6-2>=5
Insane : (2D6-2>=5) → 4[1,3]-2 → 2 → 失敗

ジュゼッペ:ゴミカス
GM:では攻撃は…失敗!
ジュゼッペ:くそ~
ジュゼッペ:演出はカットでいいですわ
GM:OK!
GM:ではラウンド終了になります
GM:自発的な脱落はありますか?
ジュゼッペ:う~ん……ここで勝つメリットもそんなになんだよな……なにより勝てる気がしない
ジュゼッペ:まあもう1ラウンド殴り合おう! ギリ行けるかもしれないし
ジュゼッペ:自主脱落はしません
GM:OK!
GM:じゃあ再び猟犬の手番にいくよ〜
ジュゼッペ:失敗しろ!!
伽河儀 怜 :失敗!
『猟犬』:基本攻撃
『猟犬』:2d6>=5
Insane : (2D6>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功

ジュゼッペ:グワア
伽河儀 怜 :どうして....
ジュゼッペ:避けるぞ~
ジュゼッペ:2d6-2>=5
Insane : (2D6-2>=5) → 5[2,3]-2 → 3 → 失敗

ジュゼッペ:酷い
『猟犬』:1d6
Insane : (1D6) → 6

ジュゼッペ:対抗手段が無い……脱落ですね
伽河儀 怜 :ラトルーー!
ジュゼッペ:最大値じゃん!
『猟犬』:殺意が高すぎない?
伽河儀 怜 :あれっ これ0になっちゃわない?
ジュゼッペ:いぬってつよいんだなあ らとる
GM:脱落!次のシーンの元には復活します
ジュゼッペ:0になって脱落です! 腹を刺されてしまった
GM:じゃあ簡単に演出!

『猟犬』:「おおおおろろろろごるおおおお」
『猟犬』:咆哮を上げて、『猟犬』はきみに噛みつきかかる!
ジュゼッペ:「うおおっ!」投石をするが、石はあらぬ方向に飛ぶ。
『猟犬』:腕に噛みつき、食いちぎる。
ジュゼッペ:「うぐああっ!」
『猟犬』:そして、興味を失ったかのように、
『猟犬』:転がっているベルナデットの方に歩いていった。
ジュゼッペ:「痛ぇ……! う、ぐ……」
ジュゼッペ:(今のうちに車を……!)
ジュゼッペ:ハンカチで傷口を縛り付け、車に乗り込む。
ジュゼッペ:「アニキ……!」カガギに肩を貸して、這う這うの体で乗り込む。
GM:戦闘終了です。
GM:『猟犬』は戦果として、ベルナデットのプライズ『漆黒の箱』を選択。
GM:以降、このプライズは猟犬が獲得します。

マスターシーン:観察者の登場

GM:MTST
Insane : 狂騒の二〇年代シーン表(6) → 強い風にのって、どこからか磯の香りが漂ってくる。海は遠いはずだが……。

GM:君達は車で市場の方まで逃れてきた。
GM:その車の窓を、こんこん、とノックする音がする。
トミー・ネイビー:「ふたりとも…ふたりとも」
伽河儀 怜 :「トミー!どうしたどうした、元気してたか!」
トミー・ネイビー:その口には、
トミー・ネイビー:歪んだ笑みが張り付いている。
伽河儀 怜 :「笑ってねえでよ。おい」
トミー・ネイビー:「どうしていつまでもテキサスにいるのさ。早く逃げないと、追いつかれちゃうよ」
トミー・ネイビー:「楽しみにしてるんだよ。2人がどこまでやれるのか。もっと楽しませてよ」
ジュゼッペ:「トミー……?」
伽河儀 怜 :「.......お前」
トミー・ネイビー:君達は気づくだろう。
トミー・ネイビー:トミーが泥のように濁った黒い瞳で君達を観察していることに。
ジュゼッペ:「なんだそりゃ、おい。あんまり生意気言ってんじゃねえぞ……」
伽河儀 怜 :「アクセル踏め」
伽河儀 怜 :「...早く!!」
GM:ラトルくんは《暗黒》で恐怖判定です。
ジュゼッペ:「……あっ、あああ!!」
ジュゼッペ:振るざんす
ジュゼッペ:2d6>=6
Insane : (2D6>=6) → 8[2,6] → 8 → 成功

ジュゼッペ:セーフ
伽河儀 怜 :えらい!
トミー・ネイビー:トミーは尚もぶつぶつと言っている。
ジュゼッペ:恐怖に強張る身体を動かし、ガン、とアクセルを踏み込む。
トミー・ネイビー:その声は遠ざかる。
GM:望むなら、知覚分野からランダムな特技を選んで判定を行うことができます。成功すると『トミー・ネイビー』の【秘密】を獲得できますが、失敗すると『猟犬』の襲撃を受けます。
ジュゼッペ:知覚か……
GM:とりあえず知覚分野振ってみましょうか
GM:それ見てから挑戦するかどうか決めて構いません。
伽河儀 怜 :や...やってみる
GM:RTT3
Insane : 知覚分野ランダム特技表(4) → 《手触り/知覚4》

伽河儀 怜 :物音~
伽河儀 怜 :2d6>=5
Insane : (2D6>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功

GM:OK!
伽河儀 怜 :ヒーーー
GM:では、これはどちらかが成功すればOKなので
ジュゼッペ:おお~
GM:このまま貼ってしまいますね。
伽河儀 怜 :よしよしよし
ジュゼッペ:あれっこれカガギさんランダムな特技で振ってます?
GM:あれっ
ジュゼッペ:物音で判定してない?
伽河儀 怜 :いや、ちゃんとキャラシで物音選択して出たダイスのやつで振ってます
伽河儀 怜 :物音は...知覚!
GM:いや、
ジュゼッペ:その選択するのを知覚分野からランダムに選ぶってことじゃないですか?
GM:手触りなので
GM:手触りをクリックして
伽河儀 怜 :しまった...!
GM:それで物音で判定ですね
伽河儀 怜 :2d6>=8
Insane : (2D6>=8) → 9[4,5] → 9 → 成功

伽河儀 怜 :ワチャっとしちゃった すいません~~
GM:こ、これはどうしよう
ジュゼッペ:自分がお守り使って振り直してもらったことにしましょうか
GM:!じゃあそうしましょう
伽河儀 怜 :ですね、こっちの不手際ーー
ジュゼッペ:了解です。
GM:ありがとうございます〜
GM:では改めて。

NPC:トミー・ネイビーの秘密 ショック:全員
君は本当のトミー・ネイビーではない。
トミーを模して怪異が作った存在だ。怪異の目となりPCたちを観察している。
この秘密を知らないPCは、『猟犬』との戦闘で命中と回避の判定に-2の修正を受ける。
君の【本当の使命】はPCたちを『猟犬』に襲わせ、その様を観察することだ。

GM:猟犬のマイナス修正はこいつのせいでした
ジュゼッペ:そうとはね
伽河儀 怜 :トミー!おまえだったのか...
ジュゼッペ:許せねえぜトミー
伽河儀 怜 :伽河儀 怜 の正気度を-1増加 (4 → 3)
GM:そう、ショックなのだ
ジュゼッペ:そうじゃん
ジュゼッペ:ジュゼッペ・”ラトル”・ナドウェズの正気度を1減少 (3 → 2)
ジュゼッペ:ヤバいな 次狂気受けたらあふれるぞ
伽河儀 怜 :ひ~~
GM:顕在化した狂気なので
GM:錯乱状態になるには
GM:狂気が発動してなければ平気!
ジュゼッペ:ふむふむ
GM:では、軽くロールをどうぞ

ジュゼッペ:「トミー、アイツも黒い瞳だった」
ジュゼッペ:ハンドルにもたれかかっている。
伽河儀 怜 :座席に蹲りながら。唸る。
ジュゼッペ:「トンプソンも、記者のやつも……どういうことだ?」
伽河儀 怜 :「おれの目はどうなってる?」
ジュゼッペ:「アニキの目は元から黒いだろ……」
伽河儀 怜 :「ならいいや、ははは...」
ジュゼッペ:「でも濁っちゃいない。あいつらのタールみたいな目とは違うよ」
伽河儀 怜 :「そいつはいい。ラトルも変わんねえいつもの目だ」
ジュゼッペ:「そりゃな……目つきの悪さは爺さん譲りなんだ」
ジュゼッペ:「……あいつらは、俺たちを追っかけてるのはあいつらじゃない」
伽河儀 怜 :「.....じゃあ、何が」
ジュゼッペ:「人形みたいにトミーを作ったやつがいるんだ、そいつがクソ犬も作ったに違いねえ」
ジュゼッペ:「それが何かはわかんねえよ、わかんねえけど……」
ジュゼッペ:「そいつをぶっ殺すかどうかしなきゃ、死ぬのは……俺たちだ」
伽河儀 怜 :「ぶっ殺す....こんな目に遭わせやがっ....んぐっ....!」包帯に血が滲む。
伽河儀 怜 :「こいつさえ、撃てれば...いいん、だがな...」銃を握り締めた。

サイクル3-1:かなたからのこえ

GM:さあ泣いても笑っても最終サイクル!
GM:どちらから行きますか!
伽河儀 怜 :こっちから行かせて頂ければ...!
ジュゼッペ:どうぞー
伽河儀 怜 :ええと
伽河儀 怜 :PC1の銃についての秘密を公開します
ジュゼッペ:じゃあシーンに出ますね
GM:OK、公開しましょう

PC1の銃の秘密 ショック:PC2
銃から生贄……つまり、人の血を求める思念がかすかに伝わってくる。
この銃で人間を撃てば、なにかが起きるだろう。人間のキャラクターへ攻撃を成功させ、1点でもダメージを与えたときイベントが発生する。
秘密を調べたのがPC1なら、PC2の【居所】を手に入れる。
PC2なら《射撃》で恐怖判定を行う。

ジュゼッペ:なんだってー!
ジュゼッペ:ショックじゃん いてえ
伽河儀 怜 :誰か撃たなきゃ...
ジュゼッペ:ジュゼッペ・”ラトル”・ナドウェズの正気度を1減少 (2 → 1)
GM:ショックだけですね 恐怖判定はなし
ジュゼッペ:正気度って0になったらどうなるんだっけ……
GM:それが…さがしてるんですが…
ジュゼッペ:無いことありますw?
GM:どうなるとか、書いてないですね…!顕在化した狂気が正気度を超えると錯乱するってことはあるけど
ジュゼッペ:じゃあ……0になっても大丈夫ってコト!?
伽河儀 怜 :エッ!?
GM:そう…みたい?
ジュゼッペ:そうなんだ……!
ジュゼッペ:正気度ってコストみたいなものなんですね 減らしても大丈夫なやつなんだ
GM:P.177-178の記述を見る限りではそんな感じ
GM:なくなったら正気度を減らせなくなるってことみたいですね
伽河儀 怜 :おー
伽河儀 怜 :行動が制限される感じなのかな
ジュゼッペ:錯乱状態になりやすくなる程度なのかな デメリット
GM:ぽい?
ジュゼッペ:了解です。とりあえず安心はした
ジュゼッペ:で、カガギのアニキの居所を貰えば次のシーンには殴りに行けますね
GM:うむ…
伽河儀 怜 :計画行動で人間を銃で撃ちます。
GM:はい
伽河儀 怜 :MTST
Insane : 狂騒の二〇年代シーン表(4) → 遺跡の中。誰が建てたとも知れぬ、非ユークリッド幾何学的な建築は、中を歩く者の正気を、徐々に蝕んでいく。

伽河儀 怜 :い、遺跡...どうしよう
伽河儀 怜 :車の中とかでもいいかも
GM:射撃で判定するといいのではないかな
ジュゼッペ:車の中って大体非ユークリッドですからね
伽河儀 怜 :じゃあ
GM:車という遺跡
伽河儀 怜 :演出しようかな...車内で州境に向かってるところ

伽河儀 怜 :濁った夜風が頬を撫でる。夜空を見上げることは出来ない。
伽河儀 怜 :まるで濁った眼に、見下ろされているようで。
伽河儀 怜 :「...ラトル、こいつについては話した通りだ」
伽河儀 怜 :「誰かを、それも人間を」
伽河儀 怜 :「撃たなきゃ、いけない...」ホルスターに触れる。
ジュゼッペ:「にわかには信じられねーな…」
ジュゼッペ:「疑っちゃいねえ、いないが……」
ジュゼッペ:「何が起きるんだよ。猟犬の次は悪魔が地底人が出てくるのか?」
伽河儀 怜 :「さあな。判らねえよ」リロードし、マガジンを外す。8発の銃室は空。
伽河儀 怜 :何度となく繰り返してきた動作を。握りしめ、狙い撃ち、銃口を相手に向ける動作を。
伽河儀 怜 :目の前の、相手にする。
伽河儀 怜 :「...人間を撃たなきゃいけねえ」
ジュゼッペ:「はー……なんだって人のいねえ州境に出てきちまったんだか」
伽河儀 怜 :銃口が。ラトルの左胸に押し当てられる。
ジュゼッペ:戻るわけにもいかない。ダラスには”やつら”しかいない。
ジュゼッペ:「……上手くやれよ、アニキ」
ジュゼッペ:「俺はこんなところで死ぬつもりはねえ。そこんとこ、あんたの腕を信じてるんだ」
伽河儀 怜 :「お、まえ.....」
伽河儀 怜 :ガタガタと歯が鳴る。指先は震えを抑えきれない。
伽河儀 怜 :「...ふ、ははは...はは」
伽河儀 怜 :「.........」震えが止まる。
伽河儀 怜 :「...は、はッ」
伽河儀 怜 :銃を反転。自身の左腕に押し当て、引き金を引く。腕が爆ぜ掛ける。
GM:では、射撃で判定を行ってください。その後、1d6でダメージを。
伽河儀 怜 :2d6>=5
Insane : (2D6>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功

伽河儀 怜 :対象は自身。
GM:お見事
伽河儀 怜 :1d6
Insane : (1D6) → 1

GM:すごい!
ジュゼッペ:射撃うますぎ
伽河儀 怜 :伽河儀 怜 の生命力を-1増加 (2 → 1)
GM:銃がぼんやりとした燐光を発します。そして、カガギくんはプライズ『愛用の銃』を獲得します。

プライズ『愛用の銃』 PC1愛用の銃
なにか力を取り戻したようだ。
持っているとなにかの意志が伝わってくるが、声が小さくて聞こえない。

正気度を1点消費して、声を聞き取ることで、持ち主はプライズの【秘密】を獲得できる。
この【秘密】に情報共有は発生しない。

伽河儀 怜 :ヒ~
伽河儀 怜 :消費します
ジュゼッペ:「うおッ!?」目を見開く。
GM:その前に、
『銃の精霊』:「そっちは楽しそうじゃねえか。俺も混ぜてくれよ」そう、カガギの頭の中で声がする。
GM:この声が、まだ調査していないハンドアウトを一つ、調査してくれます。
GM:判定不要です。
ジュゼッペ:あらべんり
伽河儀 怜 :たすかるー
伽河儀 怜 :では、州境をお願いします
GM:OK!

州境の秘密 ショック:全員
拡散情報。
州境には見えない壁がある。
探っても隙間はなく、いかなる手段を用いても通り抜けることはできない。

GM:ということがわかりました。
GM:その上で、愛用の銃の秘密も開きますね?
伽河儀 怜 :はい、聞きます
ジュゼッペ:ショックじゃん! 正気度0になっちゃった
伽河儀 怜 :伽河儀 怜 の正気度を-1増加 (3 → 2)
ジュゼッペ:ジュゼッペ・”ラトル”・ナドウェズの正気度を1減少 (1 → 0)
GM:じゃあ正気度両方分減らしてね 今タブに書くね。
伽河儀 怜 :銃の分
伽河儀 怜 :伽河儀 怜 の正気度を-1増加 (2 → 1)
伽河儀 怜 :情報の分
伽河儀 怜 :ラ、ラトルー!
GM:こういうことです!
伽河儀 怜 :ウワア!今入手した秘密を公開します!

プライズ『愛用の銃』の秘密 ショック:なし
なにかの声が聞こえる。遠くから聞こえるか細い声。
『お前らは箱の中にいる。箱はお前らの周りにある』『箱を壊せ! そうすれば出られる!』
こちらから呼びかけても、反応はない。
この声の正体を知らないPCがこの【秘密】を獲得した場合、《物音》で恐怖判定を行う。
正体を知っているなら『武器』を1つ獲得する。

ジュゼッペ:もう恐れるものないしな
ジュゼッペ:この声は……聞いたことあるぜ
GM:なのでカガギくんは武器をひとつどうぞ
伽河儀 怜 :やった~~
伽河儀 怜 :物音なら取っています 恐怖判定をするぞ~~
GM:いや、いやいやいや
GM:知ってるでしょ!
ジュゼッペ:正体知ってないアニキ
GM:正体!
伽河儀 怜 :銃の精霊の声じゃんこれ!
GM:そうだよ!
伽河儀 怜 :武器だけもらいます
GM:じゃあ、それらを踏まえて
GM:ロールの続きいってみましょうか

伽河儀 怜 :「...ぐ、うぁあっ....!!!」熱い。遅れて激痛。
伽河儀 怜 :貫通した銃弾が、足元に転がる。
ジュゼッペ:「そんなことするかよ、フツー……!」
伽河儀 怜 :「...んなこと言われて...撃てるかッてよぉ...っぐ...うぅう...っ!」脂汗が噴き出す。
『銃の精霊』:『…け!聞け!』
『銃の精霊』:『州境は……阻まれている……見えない壁で…!』
『銃の精霊』:『お前らは箱の中にいる。箱はお前らの周りにある』
『銃の精霊』:『箱を壊せ! そうすれば出られる!』
『銃の精霊』:そんな声が、きみの頭に響く。
伽河儀 怜 :「箱....の、中?」
伽河儀 怜 :「...ラトル、出方が判った...」無理矢理布で縛り、止血する。
ジュゼッペ:「は?マジかよアニキ!」
ジュゼッペ:「痛みでイカれちまったんじゃねーよな!? 教えてくれ!」
伽河儀 怜 :「そうじゃ...ねえ!いいか」
伽河儀 怜 :「州境には行かねえ。壁があるだけだ。なんの壁だと思う?」
ジュゼッペ:「いや、知らねーよ。ポリ公がバリケードでも貼ってんのか?」
伽河儀 怜 :「黒い箱の壁だよ」
ジュゼッペ:「……?」
伽河儀 怜 :「ジョセフと同じだ...クソッ」
伽河儀 怜 :「おれたちが閉じ込められてンだよ、あの黒い箱の中に!」
ジュゼッペ:「な……何言ってんだよ!」
ジュゼッペ:「さすがにそんなの……意味不明だ!」
伽河儀 怜 :「おれだってそう思う...ははは」
伽河儀 怜 :「だがな、これは本当だ」
伽河儀 怜 :「おれがおれを撃ってまで気が付けた、たった一つの命綱だ」
ジュゼッペ:「……クソッ、あんな奴らがいなきゃアンタを車から蹴り出してるところだ!」
ジュゼッペ:「つまり、あの黒い箱をぶっ壊せばいいんだな!」
伽河儀 怜 :「あぁ、そうだ.....云っただろ」
伽河儀 怜 :「疑って...くれるなって...」瞼が重い。血が抜けて、意識が遠のく。
ジュゼッペ:「頼むぜ、今はアニキの他に信じられるヤツなんていねえんだ」
ジュゼッペ:「箱は……あの時、『猟犬』がトンプソンに近づいたときか……!」
ジュゼッペ:こちらを無視して、倒れ伏したトンプソンに向かっていった『猟犬』の姿を思い起こす。
ジュゼッペ:「結局やり合うことになんのかよ! ツイてねえ!」
伽河儀 怜 :「ははは、ツイてねえなあ...」身体から力が抜け、そのまま眠りにつく。

サイクル3-2:ともにいるのは

GM:最後のラトルくんの手番ですね
ジュゼッペ:アニキと感情結ぼうかな~
ジュゼッペ:回復判定したほうがいい気もするが まあせっかくだしね
ジュゼッペ:MTST
Insane : 狂騒の二〇年代シーン表(7) → 多くの人でごったがえす街角。ここならば、何者が混じっていても、気付かれることはない。

ジュゼッペ:戻ってきたぜ街の中
ジュゼッペ:先に【ダウジング】を使用します
ジュゼッペ:2d6>=5
Insane : (2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功

ジュゼッペ:1d6
Insane : (1D6) → 1

ジュゼッペ:鎮痛剤! ヤッター!
伽河儀 怜 :やった~~!
ジュゼッペ:さて
ジュゼッペ:感情判定……《笑い》で振りますか 対象はアニキ
ジュゼッペ:2d6>=5
Insane : (2D6>=5) → 5[1,4] → 5 → 成功

ジュゼッペ:あぶなーい
ジュゼッペ:FT
Insane : 感情表(1) → 共感(プラス)/不信(マイナス)

ジュゼッペ:共感を取得!
GM:じゃあアニキも感情表をどうぞ
伽河儀 怜 :わーい
伽河儀 怜 :FT
Insane : 感情表(1) → 共感(プラス)/不信(マイナス)

GM:なかよしじゃん
伽河儀 怜 :なかよし
ジュゼッペ:程よくドライで良いっすねこの関係
ジュゼッペ:ノリが合うから一緒に悪いことしてるんだなーって感じでよい
GM:シーンの演出などどうぞ〜

ジュゼッペ:「……」ハンドルに体を預けている。
ジュゼッペ:「よう、アニキ。起きたか?」
伽河儀 怜 :「...っ、...あぁ、起きたよ。二日酔いより最低の気分だ」
ジュゼッペ:「そりゃよかった、死んじまったら二日酔いもできねえからな」
伽河儀 怜 :「酒が恋しくて堪らねえや... 」スキットルを傾ける。空。
ジュゼッペ:人が行き交う交差点を眺めている。
ジュゼッペ:「こっから本番なんだからよお、勝利の美酒にとっとこうぜ」
伽河儀 怜 :「あぁ、一番の上物を頼んでやらあ」
ジュゼッペ:「浴びるほどな……」
ジュゼッペ:「……”あいつら”が何者なのかわからねえけど」
ジュゼッペ:「ダラスの人間が丸ごと入れ替わっちまってることは無いはずだ……」
伽河儀 怜 :「.......さあな」
ジュゼッペ:「そうじゃなきゃ、俺の名はどこで語り継がれるんだよ?」
ジュゼッペ:「盗みもバカ騒ぎもやった、ギャングとぶつかったこともある」
ジュゼッペ:「それが全部”アイツら”の芝居だって? ごめんだね」
伽河儀 怜 :「全くだ。ぶち壊して天幕を落としてやろうぜ」
ジュゼッペ:「下らねえコメディに付き合わせやがって。笑えねえよなアニキ」
ジュゼッペ:「見てろよ。この劇場ハコは本日限りで閉業だ。ぶっ壊してやる」
ジュゼッペ:黒く淀んだ夜空を見上げ、頬を引きつらせて笑った。

クライマックス:In the box,

GM:───突然、空が暗くなった。
GM:周囲の風景が色褪せ始める。
GM:何か、決定的な終わりが近づいている。
GM:暗い空には、巨大な『泥のように濁った黒い瞳』が浮かんでいる。
GM:それは2人を興味深そうに観察している。
GM:そして、それこそが瞳の目的なのだと直観するだろう。
GM:…両者とも、《暗黒》で恐怖判定を行ってください。
ジュゼッペ:目標値6ぞい
ジュゼッペ:2d6>=6
Insane : (2D6>=6) → 9[4,5] → 9 → 成功

伽河儀 怜 :2d6>=8
Insane : (2D6>=8) → 5[2,3] → 5 → 失敗

GM:狂気一枚どうぞ〜
伽河儀 怜 :ぎゃー
GM:では、お二人にお聞きします。どうされますか?
GM:空の様子を見て、これからどうなさいますか?
ジュゼッペ:黒い箱を探します
GM:ふむ。具体的に目的地はありますか?
ジュゼッペ:よーし 州境に突撃します!
伽河儀 怜 :行くぞーー
GM:OK!
ジュゼッペ:壁なんざこのメルセデスベンツで一発よォ!

GM:君達は州境に辿り着く。確かにそこには見えない壁があり、それ以上車で進むことはできない。
GM:そして、君達は気配を感じる。
『猟犬』:「るるろろろああ…」
GM:『猟犬』だ。
ジュゼッペ:「出やがったな……!」
伽河儀 怜 :「やってやる...もう追っかけられるのは御免だ」
GM:戦闘を開始します。
GM:ダイス目を変更しました。(秘匿)
ジュゼッペ:ダイス目を変更しました。(秘匿)
伽河儀 怜 :ダイス目を変更しました。(秘匿)
GM:ダイスオープン!
GM:ダイスを公開しました。出目は「6」です。
ジュゼッペ:ダイスを公開しました。出目は「2」です。
伽河儀 怜 :ダイスを公開しました。出目は「6」です。
伽河儀 怜 :あああ
ジュゼッペ:アニキ!!
GM:鎮痛剤使いますか?
伽河儀 怜 :使います!!
GM:OK,両者ともに1ダメージ。
ジュゼッペ:使わんと死ぬポヨ
伽河儀 怜 :死なねえ..
伽河儀 怜 :伽河儀 怜 の生命力を1増加 (1 → 2)
GM:差し引き1ですね
伽河儀 怜 :伽河儀 怜 の生命力を-1増加 (2 → 1)
GM:では同じ速度なので
GM:1d6対決です
GM:1d6
Insane : (1D6) → 3

伽河儀 怜 :1d6
Insane : (1D6) → 6

伽河儀 怜 :オラーーッッ!!
GM:アニキの先攻!
GM:さて、
GM:確認しますが、猟犬は秘密に書いてある通りの存在です。
GM:なので…なにを撃つか考えるんだなーっ
伽河儀 怜 :黒い箱を....狙うしかねえ!
GM:猟犬はプライズ『漆黒の箱』を持っています。
GM:これは攻撃可能です。
GM:もちろん…
GM:他に撃つものがあるならば
GM:それを撃ってもいい…
伽河儀 怜 :アビリティでトリックを使用!
伽河儀 怜 :目標一人を選んで、命中判定を行う。命中判定が成功し、目標が回避判定に失敗すると、目標に2点のダメージを与える。この時、目標は回避判定にマイナス2の修正を受ける。
伽河儀 怜 :です
GM:目標は!
伽河儀 怜 :漆黒の箱じゃない.....
伽河儀 怜 :州境の”壁”!!
GM:OK!
GM:ただ、
GM:壁は回避しません。
GM:それでもトリックでよろしいでしょうか!
伽河儀 怜 :すみません!取り下げさせていただけると嬉しいです!!
GM:いいですよ!
ジュゼッペ:ほうほう
伽河儀 怜 :では射撃!
GM:どうぞ!
伽河儀 怜 :2d6>=5
Insane : (2D6>=5) → 4[2,2] → 4 → 失敗

伽河儀 怜 :武器つかうね!!
ジュゼッペ:がんばれ~
伽河儀 怜 :武器 戦闘中に自分が行為判定のサイコロを振ったときに使用できる。その出目に関わらず、そのサイコロを振り直すことができる。
伽河儀 怜 :2d6>=5
Insane : (2D6>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功

GM:ダメージを!
伽河儀 怜 :1d6
Insane : (1D6) → 2

『猟犬』:ブロックを試みます。
伽河儀 怜 :あれ―ッ?!
ジュゼッペ:ふむふむ
『猟犬』:射撃で判定
『猟犬』:2D6>=6 (判定:刺す)
Insane : (2D6>=6) → 5[2,3] → 5 → 失敗

『猟犬』:ブロック失敗!
GM:プライズ『愛用の銃』をもったPCにより
GM:1点以上のダメージを壁に与えたため
GM:見えない壁の破壊に成功します!
GM:演出をどうぞ!

伽河儀 怜 :「...こいつは...この犬は、殺しても殺しても増えるんだろ...?」
伽河儀 怜 :「おれたちは...箱の中にいる、だよなあ」
伽河儀 怜 :「あの箱じゃあねエ.....あれは壊すべき劇場ハコじゃあねエ...!」
伽河儀 怜 :猟犬の持つ箱に狙いを付けていた銃を、外して――
伽河儀 怜 :州境。脱出への糸口。
伽河儀 怜 :火が爆ぜる。火薬と反動。
伽河儀 怜 :「おれはなあ...ラトルと、一緒に」
伽河儀 怜 :「生き延びるんだよォ!!」
伽河儀 怜 ルガーP08しゃくとり虫が蠢いた。真っ直ぐに銃弾が放たれ――
伽河儀 怜 :「ま、ずい...!あれじゃあ、当たらねェ…!」
GM:『猟犬』が動こうとした。射線を覆うように…だが、
ジュゼッペ:「見飽きてんだよ、テメエの」
ジュゼッペ:「噛み癖の悪さはな!」
ジュゼッペ:縄を投げる。輪になった先端が『猟犬』の身体にかかる。
ジュゼッペ:ぎし、と縄を引き、『猟犬』の動きを全身で止める。
『猟犬』:「ぐろうあ!!!」
GM:そして、銃弾は真っ直ぐに───
GM:ぱ きん
GM:壁を、穿った。
GM:そして、
GM:ぱきぱきぱきっ
GM:何かに吸い出されるような感覚。
GM:君達は、そのまま、意識を失う───

エピローグ:(no) future

GM:君達はピーターソン邸の床に転がっている自分たちに気づく。
GM:そばには撃ち抜かれて壊れた『箱』が落ちている。
GM:時間は『箱』を開けてからほとんど経過していない。
ジュゼッペ:「……はぁっ!」
伽河儀 怜 :「...っ、ぐ!」飛び起きて、辺りを見回す。
ジュゼッペ:「い、犬は……ジジイの家だ」
『銃の精霊』:『……危ないところだったな』
『銃の精霊』:意識を取り戻したカガギの頭に声が響く。
『銃の精霊』:『その『箱』はお前らの心を閉じ込めて、自分が自由に操れるコピーと入れ替えようとしてたんだ』
『銃の精霊』:『あのおっさんの中身も、もうとっくに偽物だったみたいだな』
伽河儀 怜 :「なァんだよ....ったく、騙しやがって...」
伽河儀 怜 :「とんでもねえ箱を開けちまったんだな、おれたちは」
ジュゼッペ:「おっそろしい経験だった……」
ジュゼッペ:「これ劇かなんかにしたら売れねえかな……」
伽河儀 怜 :「ははッ、身の毛もよだつ最高の劇になりそうだ」
伽河儀 怜 :「心を閉じ込めて、役者コピーと入れ替えるとか...まさしく劇だな」
ジュゼッペ:「中身がねえとな……上から見世物にされるなんてたまらねえ」
ジュゼッペ:「誰もが見上げるような、でけえ奴にならなきゃな」
ジュゼッペ:「そうだ、中身中身……なんだよ、金庫の中に金もねえじゃん!」
伽河儀 怜 :「何だと...!?素寒貧かよ!畜生!」
ジュゼッペ:「売れんのか~これ~?」額縁の裏を見返したりしている。絵の価値はわからない。
伽河儀 怜 :「地獄の方がまだ金目のもんある気が...」
ジュゼッペ:「地獄以下だなこの家! 高利貸しのくせによ~~」
伽河儀 怜 :「けッ!火でも放って炭にしてやろうか...?」
ジュゼッペ:「金をため込んで変なもんに変えやがって、閉じ込められてるのがお似合いだぜ!」
伽河儀 怜 :適当な瓶とエチルアルコールを持ってきて、即席で火炎瓶を作り始める。
GM:その時。
GM:高い警笛の音が鳴り響く。
GM:君たちにはわかるだろう。トンプソンだ。
伽河儀 怜 :ラトルの顔を見る。
ジュゼッペ:カガギと顔を見合わせる。
伽河儀 怜 :「....くくくっ...ぶふっ...」
ジュゼッペ:「この間抜けなフエの音!」
伽河儀 怜 :「あぁ、奴だ!やって来やがったぞ!」
ジュゼッペ:「儲けナシのせめてもの慰めだ、警官隊相手にまた伝説を築いてやろうぜえ!」
ジュゼッペ:盗品を詰めた袋を担ぎ、邸宅を飛び出していく。
伽河儀 怜 :火が点いた火炎瓶を、出る寸前に家へ投げ捨てる。
GM:ごうっと音を立て、火は燃え上がる。
GM:そして、去りゆく君たちの横顔を照らし───

マルチジャンルホラーRPG インセイン 『In the box, no future』
                                FIN

功績点配布

GM:では最後に功績点の配布をしましょう!
GM:・新たな世界の発見
GM:これは新たな怪異を見て恐怖判定に失敗してる ですね
GM:お二人とも恐怖判定では失敗しているので
GM:お二人に1点!
ジュゼッペ:ファンブルした!
伽河儀 怜 :失敗した!
GM:・セッションに最後まで参加した
GM:クライマックスに参加し、シーンから脱落しなかった
GM:これも二人ともですね。1点!
伽河儀 怜 :やった~
ジュゼッペ:たすかった!
GM:・ロールプレイ
GM:プレイヤーが感情や狂気をうまくロールしていた
GM:二人の感情結んだところ、良かったよね…
ジュゼッペ:がんばりました~
伽河儀 怜 :よかった~~
GM:二人に1点!
GM:・プライズの獲得
GM:セッション中にプライズを獲得した。
GM:これはカガギさんの方ですね。1点
伽河儀 怜 :ゲット!
GM:・琴線に触れた
GM:これはPLから琴線に触れたキャラクターに贈る功績点ですね
伽河儀 怜 :ラトルくん~~~
伽河儀 怜 :恐怖演出がめちゃ好きでした 本のところしかり、犬に恐怖判定するところしかり
ジュゼッペ:私はカガギさんに贈ります
ジュゼッペ:撃たれると思ってたから漢気見せてくれてだいぶかっこいいな~ってなりました
伽河儀 怜 :あそこね
ジュゼッペ:最後まで名前の漢字は覚えられないし変換するつもりもない
伽河儀 怜 :人間はうちら二人だけだったんだって
伽河儀 怜 :NPCを撃ってもティンダロス扱いだったみたいで....
GM:「すべて作りものだ。人間はいない」
GM:NPCに聞くとこう返ってきますね
伽河儀 怜 :う、うぉお
伽河儀 怜 :ラトルくんはすごい自然と導線を作ってくれたりアニキ~~ってしてくれてとてもかわいかったです。楽しかったー....
GM:では、お二人に1点ずつ!
ジュゼッペ:わーい
伽河儀 怜 :いただき!
GM:・使命の達成
GM:使命か本当の使命に成功している
GM:これは、カガギさんはマルですね
伽河儀 怜 :...ん?!
ジュゼッペ:生き延びたからね

PC1:秘密 ショック:全員
君が拾った銃には精霊が宿っていた。血を糧とする異教の精霊だ。
精霊は時折、君に助言をくれる。そのおかげで、今まで君はうまくやってきた。
ただ、ジュゼッペが『箱』を開けた後、銃から精霊の気配が消えてしまい、助言も聞こえなくなった。
君の【本当の使命】は銃の力を取り戻すことだ。

ジュゼッペ:秘密に本当の使命が!
GM:銃の力を取り戻したじゃないですか
伽河儀 怜 :ショックがね あってね...
伽河儀 怜 :ラトルくんは一体何だったんだい!

PC2:秘密 ショック:なし
好奇心から『箱』を開けたのは君だ。その時、君は『箱』の中に泥のように濁った黒い瞳を見た。
その瞳は次の瞬間には消えていたが……今も視線を感じることがある。
本当に逃れなければならない相手は『猟犬』でなくこの『視線』かもしれない……。
もしも君が誰かに『濁った黒い瞳』で見られた時、君はGMが指定した特技で恐怖判定を行わなければならない。

GM:ということで、使命は『箱の正体を突き止めること』
GM:これは、明確に設定された条件はあるんですが
ジュゼッペ:漆黒の箱を手に入れられなかったのが良くなかったかなあ
GM:おおむね真相を理解していればOKという感じ
伽河儀 怜 :あ~
GM:そうですね
GM:漆黒の箱を手に入れて
GM:秘密を見て
GM:それからあることをすると…というのがありました
ジュゼッペ:ほえ~
GM:あの箱は、箱の中の世界と現実を繋ぐ核のようなもので
伽河儀 怜 :なんだろう
伽河儀 怜 :ヒエッ
GM:中を覗き続けると現実の自分達が見えるんですね
ジュゼッペ:へえ~!
GM:だから、実は壊しちゃいけないやつだった!
伽河儀 怜 :う、撃たなくてよかった.....
ジュゼッペ:上から見てるのは俺たちだった……ってコト!?
伽河儀 怜 :エッ?!
ジュゼッペ:壊しちゃいけなかったんだ~
GM:いや、あれはまた別の観測者ですけどね!
GM:そこらへん、全ての真相は
GMこちらのシナリオページに載っていたりします
ジュゼッペ:わ~
伽河儀 怜 :うおお~
GM:というわけで、使命の達成はカガギさんに3点、ラトルくんは…残念ながらなし!ということで
GM:今回のセッションは終わりとなります!
GM:ありがとうございました〜!
伽河儀 怜 :ありがとうございました~!
ジュゼッペ:ありがとうございました!
GM:楽しんでいただけたら幸いです!是非シナリオの感想等、ふせったーで呟いたりしてください!
伽河儀 怜 :話しちゃおう~~
ジュゼッペ:緊張しました~ 楽しかったです!
ジュゼッペ:お疲れ様でした~!
GM:よかったです!それでは…また、どこかの狂気のそばでお会いしましょう!

このシナリオはまぼろし様の『In the box, no future』をお借りしたものです。
素敵なシナリオをありがとうございました!