ロジカルクールなマス目たち【SquareCells / Hexcells】
私はぼんやりとこんなことを思った。
「色んなゲームをオススメしてえな……」
というわけで、記事を書くことにした。
まずはパズルにしよう。私の大好きなパズルをSteamから紹介して行こう。
そうして、いくつかピックしたうちの二つについて書いていたら、もうエネルギー切れを起こしてしまった。そんなわけで、二つのパズルゲームを紹介しよう。
いずれもMatthew Brownという作者によるもので、アンビエントなBGM、心地よい効果音、そしてフラットなデザインが特徴だ。
まずはSquareCellsから行こう。
最初にこのゲームのルールを知った時、あなたはこう思うかもしれない。
「なんだ、ピクロスか」
だが、そうではない。まず、このゲームではパズルを解いても絵柄が現れるわけではない。
「なんだ、劣化版ピクロスか」
あなたはそう思うかもしれない。
だが少し待って欲しい。ほんの少し進めれば、それが間違いだと解ってもらえるはずだ。
ステージ5にして、ピクロスではあり得ない光景——盤上に数字が配置されている——
をあなたは目にすることになる。
この数字は自身を含む、ヒトカタマリの中に含まれるマスの数を示しているのだ。
……これは……「ぬりかべ※」だ!(※ペンシルパズル雑誌、ニコリの誇る一大メジャーパズル)いや、厳密にはぬりかべではないが、それでも互い違いの数字の間に穴を空けて隔てていくプレイフィールはぬりかべに近い……
そして……このゲームはついに、その真の姿を表す。
すなわち、こうである。
ピクロスでもない…ぬりかべでもない……
双方の手がかりを注意深く見ていかなければ解くこと能わず…それが、このゲームなのだ。
ちなみに、下の方では親切にも「あと何マス開くところがありますよー」と教えてくれている。
親切?いや違う!無駄などこの中には存在しない…全ては必然なのだ!
かなりサクサクと、それでいて適度に歯ごたえがあり、リラックスしてできるパズルなので、
こころがしんどい時などにかなりおすすめだ。
次に、Hexcellsなのだが、
まずはじめに断っておくと、私はこのゲームをiPadで購入し、クリアした。
その上で、アプリを削除した。容量削減のため、仕方がなかった。
そのため、今すぐにはスクリーンショットをここに載せることができない。どうかご容赦願いたい。
ついでに言うと、アプリ版もSteam版と比べて劇的に安いと言うわけでもないので、特にアプリ版をオススメはしない。各人のプレイスタイルに合わせよう。
さて、本題だ。
このゲームは言ってみれば、おしゃれなマインスイーパである。
数字の周りにどれだけ空けられるマスがあるか……そして、それが六角形になっている…
そんなパズルだ。
だが、SquareCellsと同様、こちらもそれだけには終わらない。
様々な仕組みがパズルを単調でないものにしてくれている。
解いていく効果音がまるで音楽を奏でているようになっているのも素敵だ。
私はヘッドフォンを欠かさずつけてプレイするようにしていた。
簡潔な紹介となってしまったが、こちらも間違いなく面白いことは保証する。
さて、今回は二つのパズルを紹介してみた。
ちなみに、SteamではLogic Puzzle Packというバンドルで双方含まれている。
Hexcellsの追加問題集とCrossCellsというパズル(こちらは未プレイのためコメントできないが、間違いなく面白いだろうと思っている。)も一緒だ。
この手のパズルが好きな方にはこちらをお勧めしたい。
後悔はさせない。と、思う。