『此岸より愛を込めて』 GM:黒鉛筆

本作品は「矢野俊策」「F.E.A.R」「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
©️矢野俊策/F.E.A.R/KADOKAWA

本編ログ|雑談ログ

登場PC

PC1:”アーク”地譲握斗ちじょう・あくと【キャラシート】(PL:御影)
PC2:”アサルトポインター”明星日向あけぼし・ひなた【キャラシート】(PL:ヨシタロー)
PC3:”シュテルケ”茅嶋伊鈴かやしま・いすず【キャラシート】(PL:優水)
PC4:”吊られた天秤ジャッジ・ドレッド藤原公正ふじわら・こうせい【キャラシート】(PL:海野しぃる)

目次

プリプレイ

GM:『此岸より愛を込めて』始めていこうと思います。
GM:まずは自己紹介から!
GM:PC1、地譲くん!
【キャラシート】
地譲 握斗:はーい!
地譲 握斗:本名:地譲チジョウ 握斗アクト
地譲 握斗:コードネーム:"アーク"
地譲 握斗:年齢:17 性別:男性 身長:170cm 体重:68kg
地譲 握斗
地譲 握斗:何かと器用な高校生です。
地譲 握斗:友達は多いし、日々楽しく過ごしているけど、何か物足りない気分。
地譲 握斗:そんな気分も戦っていれば忘れられるので、覚醒してからは意欲的にUGNイリーガルとして活動しています。
地譲 握斗:自分ってサイコパスなんじゃないのかな……という気持ちもありつつ、まあそれはそれで楽しくやっていけるんならオッケーです
GM:思春期らしい悩み!
GM:俺にとっては戦いこそが……!
地譲 握斗:思春期!
地譲 握斗:戦闘時は、砂を空中にばらまいて、それに一体化することで空気を砂で纏ったみたいな不定形の武器にして戦います。
地譲 握斗:うりゃっと手足を振るったら爪の様に、せいやっと手を突き出したら槍の様に。
地譲 握斗:普通に砂として相手に飛ばして目潰しをしたりもする。
GM:汎用性が高い
地譲 握斗:データ的には、インフィニティウェポンで作った装備に器物使いで一体化して白兵戦闘。
地譲 握斗:その他にも砂の加護+砂塵霊で支援、目潰しの砂で妨害、ベーシックリサーチで情報収集と器用なキャラ性を目指しました。
地譲 握斗:そんな感じ!よろしくね!
GM:器用だなー
GM:では、地譲くんのハンドアウトはこちら!

PC1:地譲握斗(PL:御影さん) シナリオロイス:渡会此寧
あなたは臨都市に住む高校生だ。
オーヴァードとして非日常を生きながらにして、高校生としてごく普通の日常を送っていた。
退屈な授業。他愛ない休み時間の会話。名物教師。流行のゲーム。SNSでのやりとり。部活。放課後の寄り道。
クラスメイトで同じ図書委員の渡会此寧との交流も、そんな日常の何気ない一幕だった。
だが、今臨都市にはその日常を脅かす影が差していた。
表向きには連続失踪事件とされているそれは、連続してジャーム化している一般市民の存在をUGNが秘匿した結果だった。
市全体で発生しているその事件には、臨都市支部全体で臨む必要があり、あなたもこの日常を守る為に協力を決意した。

GM:街は不穏だけど、ヒロインと平和な日常が待ってるぜ。
地譲 握斗:やったー
地譲 握斗:吊り橋効果とかでいい感じの雰囲気になれっかなー
GM:なります
地譲 握斗:なるんだ
GM:なってください
地譲 握斗:なるぞー

GM:では、PC2、明星さん!
【キャラシート】
明星 日向:はーい!
明星 日向:名前は明星 日向!UGNエージェントの両親をもつUGNチルドレンの高校生!
明星 日向:生誕時より覚醒していたタイプなので幼少期からUGNの教育を受けています
明星 日向:訓練もしっかり受けてるし、実戦経験もたくさん。実力は十二分!
GM:叩き上げだ
明星 日向:ただ、昔あった出来事で慕っていた先輩を失ったことでちょっぴりトラウマを持っていたり。自分はそういう風にはなるまいと頑張っています
GM:トラウマ……! トラウマ持ちは美味しい
明星 日向:後輩は守る、自分も生き残る。両方やらなくちゃいけないのがエースの辛いところだぜ
明星 日向:性能は固定値型の射撃アタッカー!《マルチウェポン》で盾と銃を同時に扱って至近距離で戦うのが得意!
GM:白兵射撃両立型! 珍しい!
明星 日向:装甲も厚めで比較的頑丈なので、いざという時は体を張って仲間を守ります!
明星 日向:自己紹介はこんな感じで!
GM:よろしくお願いします! 頑張って!
GM:明星さんのハンドアウトはこちら!

PC2:明星日向(PL:ヨシタローさん) シナリオロイス:“サクリフィキウム”
あなたはUGN臨都市支部の元で活動する高校生だ。
この市のUGN人員のほぼ全てが連続ジャーム化事件の対応に駆り出されていた。無論、あなたも例外ではない。
ここ数週間、非オーヴァードである筈の市民が連続してジャーム化している。その被害者(と敢えて呼称されている)は三桁に届こうかという人数に及んでいた。
あなたはその日も出現したジャームへの対処任務に従事していた。少年院の受刑者が複数人、一斉にジャーム化したのだ。
その中でも一際強力なジャームが、現場にいたあなたを除くUGNの人員を重傷に追い込み、逃走した。
仲間の無念を晴らす為にも、街を守る為にも、“サクリフィキウム”と呼称されることとなったそのジャームを放置する訳にはいかない。

GM:仲間が倒れ……ジャームが逃げた!
明星 日向:み、みんなやられてる…っ
明星 日向:許さねえ、絶対とっ捕まえてやる……!
GM:頑張れ……!

GM:では、PC3、伊鈴さん!
【キャラシート】
茅嶋伊鈴:アイサー!
茅嶋伊鈴:この度ご招待いただきました、茅嶋伊鈴です。好きになってもいいんですよ?
GM:キャー! 伊鈴さーん!
茅嶋伊鈴:とまあ、「謎の美少年」を自称する少女です。顔がいい。
茅嶋伊鈴:2、3年ほど前に家族諸共殺されて、蘇った彼女は感覚のほぼ全てを失ったリビングデッドとなりました。
GM:死……
茅嶋伊鈴:当時からUGNエージェントだったのですが、その折に彼女の戦闘スタイルは大きく変わります。
茅嶋伊鈴:エグザイルの能力も、昔はもっとスタイリッシュな剣として現れていたとか。
茅嶋伊鈴:今は内臓と皮膚が混じったような腕で振り回して相手を蹂躙します。
GM:ひゃああ
茅嶋伊鈴:まあ、色々と自分のヘキを詰め込んでいるので刮目せよ、でございます
茅嶋伊鈴:性能ですが、 強靭骨格によって強化された骨の剣のガード値に屍人としてのタフさを合わせ、攻撃を捌いていきます。
GM:硬い……!
茅嶋伊鈴:今回は200点ということでリターナーズクロークを取得。なんと装甲12がただで!これで着ぐるみはいらないね!
茅嶋伊鈴:攻撃とガードに2Dもついちゃうだって?!すごいぜコアアイテム!
GM:強いんだよなあ
茅嶋伊鈴:攻撃性能はそこそこですが、
茅嶋伊鈴:まあ…きっといい感じに活躍してくれるでしょう
GM:よろしくお願いします!
茅嶋伊鈴:よろしくお願いします!
GM:では、伊鈴さんのハンドアウトはこちら!

PC3:茅嶋伊鈴(PL:優水さん) シナリオロイス:“ロイエ”
あなたはUGN臨都市支部のエージェントだ。
他のエージェントが連続して出現するジャームの対応に苦戦する中、あなたに下された任務は根本的な解決の為のアプローチだった。
多くの市民がジャーム化したが、ごく一部、ジャーム化せず覚醒した者もいた。彼らへの聞き取り調査によって、その多くが鍔広帽の長身痩躯の男を目撃していたことが判明した。
あなたは目撃証言などから足跡を辿り、その男を突き止めた。その男はFHエージェント“ロイエ”。要注意指定を受けている危険なエージェントだ。
“ロイエ”と相対し、交戦する中、彼はあなたの体の特異性を知り、攻撃の手を止め、こう言った。
「お前ならば、俺の目的を理解できるかもしれない。――生き返りたくはないか?」

GM:お前も鬼にならないか?
茅嶋伊鈴:ならない
茅嶋伊鈴:って答えるのがマナーと聞きました
茅嶋伊鈴:どうしようかな〜
GM:ふふふ……
茅嶋伊鈴:楽しみです
GM:お楽しみに!

GM:では、PC4、藤原支部長!
【キャラシート】
藤原公正:はい
藤原公正:臨都市支部長、藤原公正です。
藤原公正:16歳くらいの時にFHが起こしたバス転倒事故に巻き込まれ、オーヴァードとなりました。
GM:クランブル……!
藤原公正:それ以来、罪なき人々の日常を侵す邪悪を憎む熱血漢として、正義の刃を振りかざしていたのですが……
藤原公正:正義の味方っていうのは期間限定でね
藤原公正:30を過ぎたあたりから自分の人生が怒りと戦いばかりで満ちていた事に気づいて、取りこぼしたものを少しずつ拾い上げていくべきじゃないかと気づいたので
藤原公正:支部長として若者たちのバックアップに回るようになりました
GM:未来が大事
藤原公正:若い頃は暗殺特化のレネゲイド剣士としてブイブイ言わせましたが今はすっかり落ち着き、エフェクトを発動する瞬間を見るものも少なくなったとかなってないとか
藤原公正:UGN諜報部や独自の情報収集チームを使いながら、売れないへぼ探偵としてのカバーで街のあちこちに現れます
藤原公正:警官とかからは煙たがられるらしいですよ
藤原公正:そんなおじさんだけど、若者たちの青春を守る為に頑張るので……よろしくね!
GM:よろしくお願いします!
GM:支部長のハンドアウトはこちら!

PC4:藤原公正(PL:海野しぃるさん) シナリオロイス:『シシュフォスの過儀』
あなたはUGN臨都市支部の支部長だ。
あなたには、秘密がある。信頼すべき部下達にすら明かすことのできない秘密だ。
支部長として連続ジャーム化事件の対応に追われる中、この事態を引き起こしていると思しきFHエージェントの目的についての報告を受ける。
キーワードは生き返り。あなたには心当たりがあった。遺産――『シシュフォスの過儀』。
UGN上層部の決定でこの臨都市に隠された遺産の情報を敵がどこで手に入れたのかは分からない。死者の蘇生すら可能とする命の権能を持つその遺産の所在を知らされているのは臨都市支部でもあなただけだ。
そして――その権能がそんなものではない、、、、、、、、、こともまた、あなたしか知らない。その真実を、白日に晒してはならない。

GM:謎に包まれた遺産……その真実を知ってるのはあなただけ……
GM:Rハンドアウトを既にお渡ししています。
藤原公正:ふふふ
藤原公正:おじさんみたいな人間の手には余るものだなあ……
藤原公正:まいった まいった
GM:どう扱うかはお任せします
藤原公正:任されました
GM:では、トレーラーを貼って始めて行きたいと思います。

その毒は、知らず知らずの内に巡っていた。
臨都市は、未曾有のジャーム災害に見舞われていた。
連日ジャーム化する無辜の市民達。
崩壊する日常。
隠された遺産。
“ムカウ”セルの置き土産。
そして、境界線は踏み越えられる。

――此岸ここに、あなたはいない。

ダブルクロス the 3rd edition 『此岸より愛を込めて』
ダブルクロス───それは裏切りを意味する言葉。

オープニング1:図書室にて

GM:シーンプレイヤー:地譲握斗
GM:登場侵蝕をお願いします。
地譲 握斗:33+1D10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+6[6] → 39

地譲 握斗:まあまあ

GM:臨都大学付属高校 図書室
GM:進級から半年以上経ち、季節は秋が実感のないまま過ぎ、冬に差し掛かっていた。
GM:毎週金曜日の図書委員会の活動も、既に慣れた頃だろう。
GM:放課後、図書室を利用する生徒の大半は受験勉強をする三年生で、貸出返却業務とは関わりがない。
GM:その為、放課後の図書委員と仕事は、図書室だよりなどを作るタイミングでもない限りは暇になる。
GM:暇の潰し方は人それぞれだが、あなた達の場合は、自然と同じ図書委員と話す形に落ち着いていた。
GM:しかし……
渡会此寧:「……」
渡会此寧:今日は、同じクラスの図書委員の少女の様子が普段とは違っていた。
渡会此寧:どこか緊張したような面持ちで、心なしかそわそわとしながら、時折あなたの方に視線を向けては、逸らしている。
渡会此寧:そして、意を決したように。
渡会此寧:「あの……地譲くん」
地譲 握斗:「お、やっと話してくれた」
地譲 握斗:やっとか、という様ににやり・・・と笑う。
渡会此寧:「えっと、今後の図書委員の活動について、お話しておいた方がいいと思うんです」
渡会此寧:「殆ど仕事もないし……図書館だよりの時期は別ですけど、一人でも回せると思うんです」
地譲 握斗:「ほうほう、俺は1人だと此寧と話せないからヤだけどなー」 と言いつつ続きを促す。
渡会此寧:む、と意識的に眉尻を上げる。
渡会此寧:「それが、問題だと思うんです」
渡会此寧:「地譲くん、彼女さんがいるのにそういうことを言うのはよくないですよ」
渡会此寧:「一人で回せる分は、私がやりますから、彼女さんと一緒に帰ってあげたらどうですかっ」
地譲 握斗:「アハハ、此寧と話すのが問題ってなん……」
地譲 握斗:「えっ彼女!?」
地譲 握斗:なにそれ!?という表情
渡会此寧:「知ってるんですからね」
渡会此寧:「最近、一年生の女の子と周りの目を気にしながら話してること」
GM:一年生の女子……という言葉であなたは思い当たる。
GM:一年生にUGNチルドレンである明星日向がいる。オーヴァード関連の話を学校で隠れてする時も偶にあった。
GM:その様子を偶然目撃して、誤解されているようだ。
地譲 握斗:「ああ……あの子はそういうのじゃないよ」
地譲 握斗:「なんていうか、小動物的な……?」
地譲 握斗:「いや、これもアレか」
地譲 握斗:「ともかくそういうのじゃないから安心してよ」
渡会此寧:疑いの目。
渡会此寧:「本当ですか……?」
地譲 握斗:「本当本当、俺がそんなウソつくように見える!?」
渡会此寧:「見えるかどうかで言えば結構見えますけど……」見た目チャラいし……
地譲 握斗:「あ、そう、はは……」 傷ついたそぶり
渡会此寧:「でも、そうですね。そういう人ではないのは、知ってます」
地譲 握斗:「そう? あー良かった」 傷ついたそぶりなど無かったように笑う。
地譲 握斗:「大体、俺に彼女とかいたら委員会の仕事に来てないよ」
地譲 握斗:「むしろ此寧と話すために来てるからね、正直言って」
渡会此寧:「……私が誤解した理由って、随分親しげに話してるなあって思ったからなんですけど」
渡会此寧:「そうですよね。地譲くんは誰にでもそういう感じですもんね」
地譲 握斗:「あれー?」 ううむ。なかなかかわす・・・のが上手い
地譲 握斗:「まあ別に誰にでもってわけじゃないけどね」
渡会此寧:「まあ、流石に街中で会った人にも誰彼構わずとは言いませんけど」
地譲 握斗:「そりゃね」
地譲 握斗:「……此寧と話すために来てるのはホントだからね?」 と念を押す。
地譲 握斗:本に興味はないし、図書委員になったのは、たまたま男子の立候補者がなく、面倒な空気になったから立候補をした、というだけの理由だった。
渡会此寧:「仕事しに来てくださいよ、もう」笑いながら。
地譲 握斗:「それにしたって暇だしさ」
地譲 握斗:「さっきは一人でも回せる~なんて誰かさんが言ってたし?」
地譲 握斗:「じゃあお話してたっていいじゃない」
渡会此寧:「駄目とは言ってませんよ。割り振られた仕事はきちんとやった上で、って話です」
渡会此寧:「……まあ、でも私もよかったです」
渡会此寧:「一人だと、つまらないですからね」
地譲 握斗:「そうだねえ」
渡会此寧:「最近は、三年生の利用者も減ってきてますし」
渡会此寧:「物騒、ですから」
GM:ここ最近、臨都市では連続失踪事件が起きている。
GM:人が突如として姿を消す。そんな事件が尋常ではないペースで起きている。
地譲 握斗:(俺が誤解されたのも、それで日向と会ってたせいだしな……)
GM:この学校の生徒も……あなた達のクラスメイトも姿を消している。
GM:その真相は、連続で発生しているジャーム化事件をUGNが隠蔽した結果だ。
GM:中には、それ以外の理由、、、、、、、で姿を消した者もいるが……。
GM:そちらは、既に終わった話だ。
地譲 握斗:「まあ、3年生はもう図書館で云々って時期じゃないだろうし」
地譲 握斗:「物騒なのも今だけだよ」
地譲 握斗:(とはいえ、さすがにこの学校、呪われてるんじゃなかろうか……)
渡会此寧:「本当に、そうなってほしいですね」
渡会此寧:「放課後の部活とか委員会は中止するかも、って職員会議で話してるらしいですし」
地譲 握斗:「それは寂しいなあ」
地譲 握斗:「じゃあこうして2人でゆっくり話す機会も少なくなるかもしれないわけか……」
渡会此寧:「そう、ですね」
渡会此寧:「週に一日、帰るのがいつもより早くなっても」
渡会此寧:「勉強くらいしかすることないですし」
渡会此寧:「それはそれで、退屈ってことはないですけど」
渡会此寧:「今のサイクルに慣れてしまったので、すごく寂しく感じちゃうかも」
地譲 握斗:「勉強か……」
地譲 握斗:「あ、勉強教えてよ」
渡会此寧:「地譲くん、分からないところとかあるんですか?」
渡会此寧:「地譲くんが弱いの、暗記科目とか、単純に根気がいるところじゃないですか?」
地譲 握斗:「凄い的確な分析」
地譲 握斗:「いや、この時間が無くなるんだったらさあ」
地譲 握斗:「せっかくだし、その時間はどっかで勉強会する時間にするとか」
地譲 握斗:「どう?」
渡会此寧:「……どこでやるんですか?」
地譲 握斗:「そんな警戒しなくても家とか言わないよ」
地譲 握斗:「図書館とか、マックとか?」
渡会此寧:学校が委員会を中止するのなら、その理由は生徒を早く帰宅させる為だ。
渡会此寧:此寧は基本的に真面目な性格をしているのは、あなたも感じているだろう。
渡会此寧:口うるさいという程ではないが、彼女なら、そこを軽く咎めてこの話は終わりになるように思えた。
渡会此寧:しかし、
渡会此寧:「……いいですよ」
地譲 握斗:「……おお?」 意外そうに眼を丸くする。
地譲 握斗:「マジ?」
渡会此寧:「なんで地譲くんから言ってきたのに、驚いてるんですか……」
地譲 握斗:「いや、ちょっと意外だっただけ」
地譲 握斗:「でも、そっかー、そう言ってもらえるのは嬉しいな」
地譲 握斗:「実際には、委員会もどうなるかわからないけど……」
渡会此寧:「ずっと、続くといいですよね」
GM:そこで、最終下校時刻を告げるチャイムが鳴る。
渡会此寧:「……帰りましょうか」
GM:あなたはUGNから招集を受けている。帰り道は別々になるだろう。
地譲 握斗:「そうだね、鍵は俺が戻してくよ」
渡会此寧:「ありがとうございます。それじゃあ、また来週」
渡会此寧:小さく手を振る。
地譲 握斗:「また来週」 こちらも手を振って返す。
地譲 握斗:「……」 彼女が去っていくのを見て、小さく息を吐き頭を掻く。
地譲 握斗:常に考えている。
地譲 握斗:例えば、これまでの犠牲者の様に、彼女が突然ジャームになったりしたとして、
地譲 握斗:────自分が戦えるか。
地譲 握斗:答えは、きっと戦える。笑って戦える。
地譲 握斗:「……オレってサイコパスなのかなあ……」
地譲 握斗:そう言って、図書室を閉めて学校を出た。

渡会此寧:図書室を出て、暫く歩いて。
渡会此寧:「そっか……」
渡会此寧:「彼女じゃ、なかったんだ」
渡会此寧:「ふふ」
渡会此寧:その足取りは、普段よりも軽かった。

GM:シーンカット
GM:ロイス取得が可能です。
地譲 握斗渡会此寧 ○好意/厭気 で取得!

オープニング2:炎のジャーム

GM:シーンプレイヤー:明星日向
GM:登場侵蝕をお願いします。
明星 日向:明星 日向の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(44 → 51)
明星 日向:た、高いッ

GM:臨都市少年院
GM:夜も更け、本来ならば消灯時間も過ぎ、辺りは静まりかえっているはずだった。
GM:しかし、今日に限ってはそうはなっていない。
エージェント:「ったく、仮眠空けですぐ出動か……ここ最近忙し過ぎるぜ」
エージェント:「やりがい搾取だ……労働組合とかないのかな……」
チルドレン:「うぅ……大丈夫かなあ……」
チルドレン:「僕……先月まで訓練生だったのに……」
明星 日向:「はいはい、無駄口はほどほどにするする」パンパンと手を叩き
明星 日向:「気持ちで負けると圧し負けるよ、気合い入れて」普段の緩さはどこへやら、既に戦闘モードに入っている
明星 日向:「大丈夫、アンタならやれるよ」言葉少なに、笑ってみせる
チルドレン:「は、はいっ」
エージェント:「くそっ、俺が年長者なのにしっかり者のポジションを取られている!」
明星 日向:「年長者らしくしたいならもっと周り見てあげてくださーい。上がグラグラしてたら下だって不安になるんですよ」
エージェント:「くっ、全く反論できない……! ごめんなさい……!」
チルドレン:「明星さん、大人よりしっかりしてる……! すごい……!」
エージェント:「大人の威厳が……!」
明星 日向:「分かればよし。…そんなことないよ、フツーフツー」
明星 日向:「……ちょっと運が良かっただけだよ」
エージェント:「すぅーはぁー……任務を確認するぞ」息を整えて、できるだけ背筋を伸ばして威厳がある感じで
エージェント:「少年院で受刑者数名がジャーム化した」
エージェント:「確認されてからすぐ向かっているが、既に法務教官に被害が出ている」
エージェント:「この被害が、負傷者か死者になるかは俺達に懸かってるって訳だ」
明星 日向:役割を取らない様に大人しく聞いている。その間に武器の点検をざっと済ませてしまおう
エージェント:「速攻で突入して、鎮圧する」
チルドレン:「じゃあ、前衛は明星さんですか?」
明星 日向:「ま、そうだろうね。私もそのつもりだし」
エージェント:「頼んだぜ。大人より頼りになるところ見せてくれ」
明星 日向:「一番槍は貰っちゃうね~?」なんておどけてみせる
チルドレン:「気を付けてくださいね……!」
明星 日向:この子たちに不安を抱かせるのが一番いけない。出せるポテンシャルを最大まで引き出せるように
明星 日向:「私がめいっぱい注意を引く。ひきつけたところを各自お願いね」
チルドレン:「はいっ」
エージェント:「おう。――それじゃ、行くぞ!」
明星 日向:「──了解。」
エージェント:通用口の施錠を、指先を変化させて解錠し、素早く扉を開く。
明星 日向:「行くよ!エンゲージ!!!」大声を張り上げ、扉の隙間を縫うように中へ飛び込む。足は止めない、ひたすらに前進。
チルドレン:施設内の電気系統を掌握。「“アサルトポインター”、その通路を右に!」
明星 日向:「らーじゃ!」角で一旦足を止め、クリアリングしてから素早く前進。
明星 日向:「(…いない?)」目標の一人二人はすぐに見つかるかと思ったのだが
ジャーム:ナビゲートに従った先、《ワーディング》で意識を失った法務教官に遅いかかろうとしているジャームの姿が。
明星 日向:「──ビンゴ!」この距離で散弾は民間人に当たる。故に取った行動は盾の投擲
明星 日向:合わせてスライディングで距離を詰め、射線を上方へと向けながら掃射した。
ジャーム:「グッ……ガァッ!」
ジャーム:掃射を受けて、行動不能になる。
チルドレン:「やった……!」
明星 日向:「一人無力化、要救護者1!」牽制に使った盾を回収
エージェント:「こいつは捕縛しておく! “アサルトポインター”は次に行け!」背後から指示
チルドレン:「あっ、そうだ……次は――」
チルドレン:掌握した施設内のカメラから得た情報を伝えようとして、
GM:ボ  ォ
GM:側面の壁が溶解し、突き破って炎が通路を満たした。
チルドレン:「ぁ……熱っ、っぁあああああああ――!」
明星 日向:「ッ!?」盾で申し訳程度に熱を遮り、物陰へ身を隠す
チルドレン:チルドレンが直撃を受け、その場に倒れる。
“サクリフィキウム”:溶解した壁から、姿を現したのは、異形化し、全身に炎を纏うジャーム。
明星 日向:「(何、この熱量……!?)」姿を伺う。アレか
明星 日向:「被害状況!どうなってるの!?」
チルドレン:「っぁ……こんな奴……カメラに写って、なかったのに……」
エージェント:「ぐっ、俺は何とか無事だが……おい! 大丈夫か!」
明星 日向:「(カメラの死角を突かれたか…!)」
チルドレン:「っ、ぅ、ぐぁ……」立ち上がろうとしているようだが、それ以上動けない。
“サクリフィキウム”:「クソが……ウゼェ……」
明星 日向:「退避させて!アタシが注意を……!」
“サクリフィキウム”:「ウゼェ……ウッゼェなああああああああ!!」
“サクリフィキウム”:再度点火。
“サクリフィキウム”:膨大な熱量が噴き上がる。
エージェント:「馬鹿野郎……! んな暇あるか!」
エージェント:指先を伸ばし、ジャームを縛り付けるように拘束する。
エージェント:「ぐ、がァアアアアア……! クッソ熱い……!」
エージェント:当然、至近距離でその熱量を浴びることになる。
エージェント:「ちくしょう……! やっぱりブラックだこんな仕事……!」
明星 日向:「…ッ!無茶ですよ!」近づきたくてもこの熱では肉薄しきれない
エージェント:「俺だってそう思うけどさあ……!」
エージェント:「そういう仕事だから仕方ねえよ……!」
エージェント:「けど、大人としての威厳はあるかもな……俺が身動きを封じてるうちにやれ……“アサルトポインター”……!」
明星 日向:「──ッ、了解……!」
“サクリフィキウム”:「ウゼェ……死ね……! 死ねクソがッ!」
“サクリフィキウム”:更に熱量を上げる。
明星 日向:息を吸えば喉を焼かれる。一息にめいっぱい空気を取り込んで。
明星 日向:素早い足取りで肉薄する。物音は立てない、今注意を引いている彼の意味が無くなってしまうから。
明星 日向:「(3、2、1……!)」接触までのカウントダウン。
明星 日向:盾を向け、全身を使った体当たりで奴を弾き飛ばす。
“サクリフィキウム”:「ガッ、ァ……ァア!?」
明星 日向:「(全弾持ってけ……!)」間髪入れずに多重に銃声を唸らせた。この距離なら余すことなく叩き込める…!
“サクリフィキウム”:至近距離での銃撃が直撃する。
“サクリフィキウム”:全弾叩き込んだが、異常な熱量に銃身が歪んでいる。タイミングが一瞬でも遅れれば暴発していただろう。
“サクリフィキウム”:「ぐ、ガ、ぎぃ……!」
エージェント:銃撃の直後、力尽き、その場に倒れる。
“サクリフィキウム”:「ギ、グゥゥ……ウッゼェ……」
“サクリフィキウム”:被弾箇所を押さえながら後退。
“サクリフィキウム”:既にその顔は焼き潰されたかのように無貌に変異していたが、まるであなたを睨み付けているようだ。
明星 日向:「(まだやる……?)」銃口を向ける。…だが銃身を見るにもう使い物にならない。ブラフだ
“サクリフィキウム”:残火が、通路を揺らめいている。
“サクリフィキウム”:「クソが……」
“サクリフィキウム”:その揺らめきに呼応するように、ジャームの姿も陽炎のように揺らめき、消失した。
“サクリフィキウム”:《瞬間退場》
明星 日向:「……、……ッ」”奴”がいなくなった後も、銃口を下げることはなかった。それほどまでに神経を張り詰めていた
明星 日向:それから暫くしてようやく、銃を取り落とす形で銃口は降ろされた。
明星 日向:止め続けていた息を吐きだして、足元を見る。戦闘不能になったふたりが、そこにいた。
明星 日向:守り切れなかった。
明星 日向:あの時、私を庇ったあの人のように。あの人とは違って、そのままいなくなってしまわないように。そうしてきたはずだったのに。
明星 日向:無事に助けることすら。
明星 日向:「……もっと、強くならないと」そして、”アイツ”を叩き潰さないと。

GM:臨都市少年院で受刑者三名がジャーム化。二体を鎮圧、捕獲。
GM:法務教官七名が負傷。エージェント、チルドレン二名が重傷。
GM:逃亡したジャーム一体の危険度評価を上昇。以後、識別名“サクリフィキウム”と呼称する。

GM:シーンカット
GM:ロイス取得が可能です。
明星 日向サクリフィキウムに ★P:執着/N:恥辱 でロイスを取得します!

オープニング3:生き返りたくはないか

GM:シーンプレイヤー:茅嶋伊鈴
GM:登場侵蝕をお願いします。
茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(37 → 42)

GM:臨都市 路地裏
GM:現在臨都市を席巻している連続ジャーム化事件は、既に三桁に上る被害者を出している。
GM:しかし、その全てがジャーム化した訳ではない。
GM:現在UGNが把握している中で、三人だけジャーム化せずに覚醒した市民がいた。
GM:覚醒の際に半数以上がジャーム化するとされているが、だとしても異常な割合でジャーム化しているのは間違いない。
GM:ジャーム化が人為的な干渉によるものであることは確実だ。
GM:三人の覚醒者に対する聞き込みで、全員がここ数週間で同じ特徴の人間を目にしていることが分かった。
GM:鍔広帽の長身痩躯の男。
“ロイエ”:まさに、目の前にいるこの男と合致する特徴だ。
“ロイエ”:「UGNか……想定よりも鼻が利く……」
茅嶋伊鈴:「人の組織のことを犬か何かのように仰るのはご遠慮いただきたいですね」
GM:あなたが発した《ワーディング》を受け、路地裏にいるその男以外の人間は倒れ伏している。
茅嶋伊鈴:”シュテルケ”の《ワーディング》は一時的に意識レベルと知能を凍結させる。
茅嶋伊鈴:何も感じない世界だが、それが今は彼らを守る。
“ロイエ”:「武装の類はなし。RC使い……いや」
“ロイエ”:「重心を見るに、自らの肉体を変化させるタイプのオーヴァード……」
茅嶋伊鈴:「ご名答」
茅嶋伊鈴:「中々いい目をお持ちのようで。獣のようですね?」
茅嶋伊鈴:そう静かに宣うと、腕がぐちゃぐちゃと盛り上がっていく。
“ロイエ”:「単なる経験則だ……。そして、これも経験で知っている……」
“ロイエ”:「そういう手合いとは……相性がいい……」
茅嶋伊鈴:肌色の肉塊と成り果てた両腕を大きく振りかぶる。
“ロイエ”:動作一つなく、何かに食い破られるように腕の組織が端から弾け飛ぶ。
茅嶋伊鈴:「……!」
茅嶋伊鈴:だが、そのまま攻撃動作は止めない。腕からはじゅるじゅると神経繊維が飛び出し、相手と繋がろうとする。
“ロイエ”:「……!」今度はこちらが目を見開く。
“ロイエ”:迫る神経繊維が弾け飛ぶ。全てを捌ききることは叶わなかったのか、いくつかは回避する。
茅嶋伊鈴:「ああ」嘆息、に似た、動作。
“ロイエ”:それでも、一筋が侵入する。躊躇せず、侵入された箇所を肉ごと弾き消す。
茅嶋伊鈴:「そう逃げないでください。私の抱擁は、そうそう味わうことはできないのですから」
“ロイエ”:「痛みを……感じていないのか……?」
茅嶋伊鈴:「痛み!ふふ、それを貴方が与えてくださればよかったのに」
茅嶋伊鈴:「そうすれば、もっと熱烈に愛して差し上げたのですが」
“ロイエ”:「精神力で痛みを無視しているのではない……」
“ロイエ”:「神経を操作して反応を封じている……いや……」
“ロイエ”:「ふ……ふふ、ふ……」
“ロイエ”:「なるほど……屍人か……」
茅嶋伊鈴:「ええ、その通りです。流石は経験則を語るだけのことはありますね」
“ロイエ”:「先程、組織の犬と見られるのを厭ったな……」
“ロイエ”:「お前が屍人ならば……こちらに付く余地があるかもしれん……」
“ロイエ”:「痛みが欲しいのなら、くれてやれる……」
“ロイエ”:「生き返りたくはないか……?」
茅嶋伊鈴:「……おや」
“ロイエ”:「俺の目的が果たされた時、何人分か命が余るはずだ、、、、、、、、、、、……」
茅嶋伊鈴:「……異なことを。命が余る?」
“ロイエ”:「『シシュフォスの過儀』……この街に隠された遺産を手に入れれば、人一人蘇らせる程度は可能だと言っている……」
“ロイエ”:「俺の目的を果たした上でも、十分にな……」
茅嶋伊鈴:「はあ。それを私が看過するとでも?」
“ロイエ”:「UGNを裏切れば、生き返ることができる……そう言っている……」
茅嶋伊鈴:「あは」
茅嶋伊鈴:「あはっ、あははは!」
茅嶋伊鈴:「確かに私はUGN向きではないかもしれませんね。ええ、だって私はこの虚無を愉しんで・・・・いる!」
茅嶋伊鈴:「でも生き返ってしまったら……それまででしょう?」
茅嶋伊鈴:「生き返ってしまったら……私はまともになってしまうんですよ?」
茅嶋伊鈴:「FHにつく理由がなくなってしまうではありませんか。如何です?」
“ロイエ”:「そんなもの……生き返ってから考えればいいと思うがな……」
“ロイエ”:「まともになった後のことを考えるなど……それこそまともな発想だ……」
茅嶋伊鈴:「ならば尚更です。まともな私は絆を求めます。UGNには……それがある」
“ロイエ”:「交渉決裂か……」
茅嶋伊鈴:「そういうことですよ。残念でしたね?」
“ロイエ”:「ああ……」
“ロイエ”:「それは、お前もだがな……」
GM:その瞬間、あなた達二人以外にも、動く影があった。
ジャーム:「ガ、ガァ、アアア、ガアア」路地裏に倒れていた者が、ジャーム化している。
“ロイエ”:「不幸中の幸いだ……間に合った……」
“ロイエ”:「UGNに嗅ぎ付けられた以上……より慎重に潜伏する必要があるな……」
“ロイエ”:そう言いながら、後退してゆく。
茅嶋伊鈴:「……」ジャーム化したものへの対処。男の追跡。
茅嶋伊鈴:UGNとしての理性は、二次被害を防ぐことを選ぶ。
茅嶋伊鈴:「またお会いしましょう」
茅嶋伊鈴:「後始末はこちらでしておきますから」
“ロイエ”:「ありがたい話だが……お断りだ……」
“ロイエ”:男は路地の向こうへ消えた。
“ロイエ”:《瞬間退場》
茅嶋伊鈴:「……さて。忙しい夜です」
ジャーム:「グ、ガ、ガグアァ……」ジャームがあなたを取り囲んでいる。
ジャーム:今は覚醒直後の混乱故か、低く唸るだけだが、すぐにでも襲いかかってくるだろう。
茅嶋伊鈴:「さあ、どうぞおいでください、皆皆様方?」
茅嶋伊鈴:「謎の美少年が、お相手いたします」
茅嶋伊鈴:そう言って、陶然と笑んだ。

GM:シーンカット
GM:ロイス取得が可能です。
茅嶋伊鈴敵対/”ロイエ”:興味:○/脅威/ロイス

オープニング4:天秤が動く時

GM:シーンプレイヤー:藤原公正
GM:登場侵蝕をお願いします。
藤原公正:藤原公正の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(41 → 42)
藤原公正:やるきはない
藤原公正:ていねんぴだ
藤原公正:おじさんはね、省エネで生きているのさ

GM:臨都市 藤原探偵事務所
GM:何事にも表があれば裏がある。
GM:人が裏に隠した秘密を暴き出すのが探偵の生業だが、その探偵にも裏の顔がある。
GM:探偵事務所は表の顔。その裏には、UGNの臨都市支部という顔が隠されている。
藤原公正:「…………」カリカリと手動のミルでコーヒー豆を挽いている。
藤原公正:一定のリズムで、ゆっくりと、物思いにふけっているような顔で。
葦原周:「連続ジャーム化事件、というのも工夫のない名前だと思わないかい、支部長?」
葦原周:“また会えたならシーユーネクスト”葦原周。臨都支部のエージェントだ。
藤原公正:「かもしれないですね。ただ、それでいいと思いますよ、私は」
藤原公正:“吊られた天秤ジャッジ・ドレッド”藤原公正。葦原の上司にあたるーー支部長だ。
藤原公正:着崩した灰色のスーツ姿とボサボサの髪からはおよそ覇気というものが感じられない。
葦原周:「UGNは何にでも洒落た名前を付けたがるけど、支部長は反対派かな?」
藤原公正:「ええ、そうです。悪に名前など要らないのですよ」
藤原公正:「人が傷つく現実に、物語性など要らない」
藤原公正:「そっと、面白みの無いお終いだけがあれば良いのです……」
藤原公正:非常に細かく挽いた粉をカップにそのまま入れてお湯を注ぐ。
葦原周:「ごもっともだ。それじゃあ、アイスブレイクもそこそこにしておいた方がよさそうだね」肩を竦める。
藤原公正:「そうですね、氷解するまでもない。熱々で召し上がれ」
葦原周:コーヒーを一口含んで。
藤原公正:粉だらけでまるで泥水のような珈琲と、血糖値を天井知らずの数値に至らせそうな甘い甘い糖蜜ヌガー
藤原公正:「問題は、どう食らうか、ですよ」
藤原公正:「今起こっている、連続ジャーム化事件をね」
藤原公正:「あいにくと我々は既に満腹気味なのですから……ね」
葦原周:「なら、少しはいい報告と言えるかもしれないね」
葦原周:「膠着していた状況が、動いたからね」
藤原公正:「素晴らしい、お聞かせいただけますか?」
藤原公正:そう言ってソファーに腰掛ける。半跏思惟のような座り姿で。
葦原周:「特筆すべきことは二つ」
葦原周:「一つは、悪い方の変化なのは残念だけどね」
葦原周:「少年院に向かったチーム。彼らは機能不全だ」
葦原周:「負傷した二人、医療班から正式にドクターストップが出たよ」
藤原公正:「……素晴らしい」
藤原公正:「死亡者もジャーム化もなかったのですからめでたいことですよ」
藤原公正:気の抜けた笑みを浮かべて見せる。こんな状況だというのに。
葦原周:「ボクとしては、日向くんの精神面が心配だな」
葦原周:「彼女は、遺された側だろう?」
葦原周:今回だけのことを言っている訳ではない。
藤原公正:「仲間思いなのですね……」
藤原公正:「僕はね、常々アサルトポインターはUGNの一員として適性が無いと思っています」
葦原周:「手厳しいね」
藤原公正:「だからもし彼女がそこでやっていけないというのなら、UGNと少し距離を置けば良いのです」
藤原公正:「だから強いて助けよう……とは思いませんよ」
藤原公正:とそこで珈琲をまた口にする。
藤原公正:――それで戦力不足になるUGNならば滅びれば良いのです。
藤原公正:とまでは言わない。
葦原周:「人は一人で立っている訳ではない」
葦原周:「誰にでも支えがいる。けれど、どう立つかくらいは本人に決めさせてあげるべきじゃないかな」
藤原公正:「ええ、それはそうです。彼女を支えるのは……君たちのような若者であるべきです」
藤原公正:「私にできるのはせいぜい予算と人事の決定くらいだ」
藤原公正:「己が誰かを守れたという自負を得ることで、彼女が前に進む一助になるように――」
藤原公正:「少しばかり、次の作戦の班分けは考えないといけませんね」
葦原周:「そうだね」
葦原周:「まあ、ボクは若者って歳でもないんだけどね……」苦笑する。こう見えて古代種に適合している。実年齢と外見年齢が合致するとは限らない。
藤原公正:「ふふ……言葉の綾ですよ」肩を竦める。
葦原周:「もう一つの変化だ。こっちは朗報と言っていいだろうね」
葦原周:「伊鈴くんが、元凶と思しき人物と接触した」
藤原公正:「ほう、それは良い。無事に帰ってますか?」
葦原周:「無事に、というのが彼女に当てはまる形容かどうかは疑問の余地があるけど」
葦原周:「いつも通りの“謎の美少年”だよ」
藤原公正:「さすが“シュテルケ”というべきでしょう」
藤原公正:「情報はどの程度持って帰れましたか?」
葦原周:「敵の外見情報と、詳細は不明だが能力の挙動」
葦原周:「それと、敵は『シシュフォスの過儀』という遺産を狙っている……と」
葦原周:「人を生き返らせる力がある、と語っていたそうだよ」
藤原公正:「――ほう、『シシュフォスの過儀』ですか」
藤原公正:薄く微笑む。
葦原周:「知っているのかい?」
藤原公正:「この支部を管理するものとして、多少ね」
藤原公正:「あんなものがほしいとはね……」
藤原公正:「知っているかい? ギリシャ神話のシーシュポス」
葦原周:「聞き覚えくらいはあるかな」
藤原公正:「至高なるゼウスによって冥府へ連れて行かれたが、言葉巧みに蘇った男さ」
藤原公正:「葬式をあげていないことを理由に、走れシーシュポスってね」
葦原周:「そのものなネーミングって訳だ。支部長の流儀とは合わなそうだね」
藤原公正:「僕は正義の味方だからね」
藤原公正:「……こほん、まあ死者が生き返ってしまったら、なんでもありですからね」
葦原周:「それはそうだ。――死人は、生き返らない」
藤原公正:「まあ、あれが奴らの期待するものとは思えないが、隠し場所を暴かれるのは美味しくない」
藤原公正:「それに上手いこと死人が生き返るようになったら、私もいよいよUGNに残っていられる自信がありません」
藤原公正:「我を堕落から救い、街を脅かす魔手を裁く為に、天使よ我を救い給えといったところでしょうか」
藤原公正:また珈琲を飲む。
葦原周:「天使ね。似合わないことを言うね」
葦原周:「天に祈るのは、流儀だったっけ?」
藤原公正:「いや……でもね」
藤原公正:「もう会えない奴らは、せめて天使に連れて行って貰ったと思いたいんですよ」
藤原公正:「護るほどの価値も無い“もの”をそれでも護る為に――随分と死にました」
葦原周:「確かに、死後の安息は祈る他にない」
葦原周:「護るのは辞めるかい?」
藤原公正:泥水のような珈琲をすすり、毒物のような糖蜜をかじる。
藤原公正:糖分とカフェインで錆びついた脳細胞をなんとか動かしながら、出来の悪い人形のように、ぎこちなく口を動かす。
藤原公正:「護る事それが人生さ」
藤原公正:「そんなものしかないんですよ、私にはね」
藤原公正:不似合いなウインクをしてみせた。
葦原周:「なら、ボク達はそれを支えてあげないとね」
葦原周:「根本的な解決のアプローチ、伊鈴くんだけに任せておく段階は過ぎただろう」
藤原公正:「ええ、その通り」
藤原公正:「反攻作戦の部隊を編成しましょう」
藤原公正:「“シュテルケ”、“アサルトポインター”、それに……」
藤原公正:「“アーク”」
葦原周:「“アーク”……イリーガルの子か」
葦原周:「優秀とは聞いているけど、意外だな」
藤原公正:「“アーク”はただのイリーガルのように思えるかも知れません、でもね」
藤原公正:「大事なんですよ、ああいう只の善意の人が」
藤原公正:「ココだけの話、私、結構彼を推してます」にんまりと笑う。それまでになく、機嫌よく。
葦原周:「となると、当然支部長も出るんだね?」
藤原公正:「マジですかぁ? 僕でなきゃあダメかい?」
藤原公正:キャラ作りがやや崩壊するレベルで逃げの姿勢だ。
葦原周:「おや、推しのイリーガルを矢面に立たせて、事務所でコーヒーを啜っていられる人だとは思わなかったのだけれど」
葦原周:「ボクの勘違いかな」
藤原公正:「えっへっへ、良いのかなあこんな大変な時に……最前列で……楽しんでしまって……」
藤原公正:「――いや、実働部隊として今から自由に動けるの私くらいですね」
藤原公正:冷静になった。
藤原公正:「わかりました。行きましょう。まあ偶に役得があるのもまた人生です」
藤原公正:「現時刻より、シシュフォスの過儀防衛作戦および、連続ジャーム化事件主犯制圧作戦を開始する」
藤原公正:「また会えたならシーユーネクスト
藤原公正:「作戦行動の補助ならびに、一部支部長業務をあなたに預けます」
藤原公正:「私がまた無事戻ってこられるよう、お力を貸してくださいますか?」
葦原周:「了解したよ。歳の功を発揮させてもらうとしようか」
葦原周:「また会う時を楽しみにしてるよ」

GM:シーンカット
GM:ロイス取得が可能です。
藤原公正:ロイス取得
また会えたならシーユーネクスト 信頼◯/罪悪感

藤原公正:この罪悪感ですが
藤原公正:「まだ支部の年末調整手続き全然終わってないのに丸投げしちゃったな」
藤原公正:というものです
葦原周:そんな……

ミドル1:調査の始まり

GM:シーンプレイヤー:地譲握斗
GM:全員登場可能。登場侵蝕をお願いします。
茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(42 → 52)
明星 日向:明星 日向の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(51 → 52)
地譲 握斗:39+1D10
DoubleCross : (39+1D10) → 39+9[9] → 48

地譲 握斗:オワッ
明星 日向:開幕両極端
茅嶋伊鈴:10と1で同じになってる
地譲 握斗:スゲー
藤原公正:藤原公正の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(42 → 43)
明星 日向:んふふふ
藤原公正:これが登場の匠
地譲 握斗:極端に高いか極端に低いかしかいねえ
明星 日向:1、10、9、1
GM:今後にどう影響するかな……?

GM:臨都支部 第六会議室
GM:そのように呼称されているが、その部屋は支部内には存在しない。
GM:臨都市の各所にあるレンタルスペースのうち数部屋は、その時々によって名義は異なるが、常に貸し出されている。
GM:提供側を含めて、UGNのカヴァーである。
GM:招集する人員や、進行している任務に合わせて、どのような状況でも用意できる前線基地として機能する。
GM:ここも、そのうちの一つだ。
茅嶋伊鈴:会議机を前にして、悠然と座っている。
藤原公正:水筒の中の不味い珈琲を飲みながら時計を眺めている。
地譲 握斗:ガチャリと躊躇なく扉が開かれ、ガサガサという袋が揺れる音が会議室に入り込む。
地譲 握斗:「すいません、第六ってどこだったか忘れちゃって遅れました!」
地譲 握斗:菓子パンを食べながら入ってくる。どう見てもコンビニに寄ってきている。
茅嶋伊鈴:「ああ、握斗。待っていましたよ」
藤原公正:「いえいえ、お忙しいところありがとうございます」
明星 日向:「お、いらっしゃい地譲ちゃーん!」ひらひら手振り
地譲 握斗:「おー、あ、これどうぞ~」 日向に手を振りながら、お菓子の入った袋を机の中心に滑らせる。
藤原公正:(今のところは気丈に振る舞えているか……)何気なく明星の様子を気にしてしまうが、バレないように珈琲にまた口をつける。
茅嶋伊鈴:「ふふ。お気持ちだけ受け取っておきます」食べ物は基本的に摂る必要がない。
明星 日向:「さっすが気が効いてる、カッコいいぞ!」
藤原公正:「ありがとうございます。スニッカーズを頂きましょう」
地譲 握斗:「大容量のばっか買ってきたんだよな……スニッカーズあったかな……」
藤原公正:「なんと、無いのですか“アーク”、スニッカーズは常備しておくといい」
藤原公正:「あれは突然支部が壊滅しかけて三日三晩逃げ惑う時とかに……便利でした」
藤原公正:嘘か本当か分からない洒落にならない事態を急にぶっこんでくるのだ、この中年は。
地譲 握斗:「ミミタコですよ。師匠・・」 からかうように言う
藤原公正:「ふふっ、ならば良いでしょう」
茅嶋伊鈴:「すみません握斗。公正がいつも」
茅嶋伊鈴:どんな相手にでもこの慇懃さである。
明星 日向:「(この人の話、嘘かホントか分かんないんだよなぁ)」たまーに参考にするけど。
藤原公正:「“アサルトポインター”はレーションかその代替になるものを持ってますか?」
藤原公正:「困った時は甘いものとカフェインだけあれば凌げます。覚えておいてくださいね……」
明星 日向:「んぇ?飴ちゃんくらいしか持ってませんけど。支部長舐めます~?」懐から取り出したるはパインアメである
藤原公正:などとへらへら笑ってから、本題に入って良さそうか周囲の雰囲気を探る。
地譲 握斗:「チョコとか良いって言いますよね、それで今日は?」 と、椅子に座る。
藤原公正:「おお、いただきます。少々カロリー不足ですが、飴は大好きだ」
明星 日向:「どぞどぞ、いつも常備してるんで!」実は、支部長の言う”非常用のモノ”であったり
藤原公正:飴をカラカラと舐めながら、ホワイトボードを持ってくる。
藤原公正:「連続ジャーム化事件の犯人と思しき存在が、“シュテルケ”に接触した」
茅嶋伊鈴:「ふふ」目を細めて微笑む
地譲 握斗:「おお、ついに」 伊鈴に視線を向ける。元気そうだ。
藤原公正:「これまで足取りを掴めなかった相手へと至る為の細い縁ですが……これを追わない手はありません」
藤原公正:「どのような相手であったか、この場で“シュテルケ”から聞き取り、我々四人でその相手を追い詰めたい。というのがこの集まりの目的です」
明星 日向:「ほうほう、茅嶋ちゃんに」笑みを引っ込めてちょっぴり真面目よりの顔に
藤原公正:「じゃないと皆さん疲弊していくばかりですからね」
茅嶋伊鈴:「おや、尋問ですか?この謎の美少年に」
藤原公正:「尋問というより報告会ですね。お願いしましたよ、我らが美少年」
明星 日向:「いよっ、美少年!」にぎやかし
地譲 握斗:「ヨッ」 軽く拍手
茅嶋伊鈴:くすくす、と笑う。「勿論わかっていますとも。我らが支部長」
茅嶋伊鈴:「では、ざっくりと報告させていただきます」
茅嶋伊鈴:「外見はわかりやすい。鍔広帽の長身痩躯の男」
茅嶋伊鈴:「これは覚醒者へのインタビューで得られた特徴と一致しています」
茅嶋伊鈴:「経験則による分析力で、変異前の私を肉体変化で戦うオーヴァードと見抜きました」
茅嶋伊鈴:「能力の詳細は不明ですが、動作なく私の腕を吹き飛ばして見せました。己の肉体に被害が及んでも躊躇しない」
地譲 握斗:「手強そうだ」 楽しそうに笑う。
明星 日向:「向こうも手練れかぁ…気を引き締めないとだね」先の一件があった手前、半分は自分へ言い聞かせている
茅嶋伊鈴:「戦闘力は中々のものですね。そして、交戦後に私に協力の交渉を」
藤原公正:「交渉ですか?」
茅嶋伊鈴:「はい。寝返れば、私を生き返らせると」
藤原公正:「ほう、寝返る……臨都市支部長の首をとってこいとか……ですかね?」
茅嶋伊鈴:「詳細は分かりません。向こうも情報をそうそう見せては来ませんでした」
茅嶋伊鈴:「ただ、『シシュフォスの過儀』を手に入れ、目的を果たしたなら」
茅嶋伊鈴:「命が余る。それを与える、と」
地譲 握斗:「シシュフォス……?」 首を傾げている。
藤原公正:「ほう……『シシュフォスの過儀』」
明星 日向:「……なーんか抽象的ですね、その話」
茅嶋伊鈴:「ギリシャ神話ですね」
藤原公正:「私は聞いたことがありますね」
藤原公正:「シシュフォス、ギリシャ神話の蘇りの逸話なのですよ」
藤原公正:「冥府に引っ立てられた男が、葬儀が終わってないことを理由に現世への帰還を懇願する」
藤原公正:「慈悲深くもそれは受け入れられたが、全ては男の用意したペテンでありーー最後は神に裁かれる」
明星 日向:「ありゃま」
地譲 握斗:「結局死んでる!」
地譲 握斗:「ていうかあれか、神話ってことは……遺産?」
藤原公正:「ご明察」
地譲 握斗:「よしゃ」 ガッツポーズ
藤原公正:「まあ遺産については皆様御存知の通り、代償というものがあります」
藤原公正:「なので、人を生き返らせるにはとても使えない代物だ」
茅嶋伊鈴:「まあ、そんなことだろうと思いました」
明星 日向:「そんな大それた名前が付けられてる、ってことはやっぱりそういうモノなんです?」支部長に視線を向ける
藤原公正:「まあろくでもない、とだけ」
藤原公正:「やれやれ……あんなつまらない遺産、くれてやっても構わないんですがね……」
明星 日向:「いやなんであれあげちゃダメですよ支部長!」
藤原公正:「ははは、まああげて助かる命があるならいいんですよ。なんだってね」
茅嶋伊鈴:「交渉が決裂すると、男は周囲の人物をジャーム化させ逃亡。会いたくなさそうでしたね、こちらには」
茅嶋伊鈴:「私からは以上です。質問はございますか?」
藤原公正:「質問は私はありません。交渉の余地が無さそうで残念だ」
地譲 握斗:「俺も特にないかな」
明星 日向:「んー……アタシからも特には?」
藤原公正:「ひとまず、報告を元に今後の調査の方針をまとめています。また会えたならシーユーネクストに大まかな方針を確認してもらっていますが……」
藤原公正:「他の二人は報告はありませんか?」
地譲 握斗:「報告も特にないっす、強いて言うならクラスメイトが不安がってたから早めに解決してあげたいかな」
地譲 握斗:どこまで本気かわからない軽さで言う。
藤原公正:「良いですね。友達想いだ」
明星 日向:「あーっと…一つ注意してほしいことが」ちょっぴり控えめに手上げ
藤原公正:「ほう、なんでしょう」
明星 日向:「支部長はすでにご存じだと思いますが、地譲ちゃんはまだ知らないかと思うので私から」
地譲 握斗:なんだろうと思いつつ聞いている。
明星 日向:「先日、少年院で発生したジャーム化事件なんですが。ジャームを一体取りこぼし、依然行方が知れていません」
明星 日向:「識別名は“サクリフィキウム”。強力な炎を際限なく振りまく危険な個体です」
明星 日向:「今も町の中に潜伏しているかと。相対した所感では、また散発的に行動を始める可能性が高いと思われます」
明星 日向:「……私が仕留められていればよかったのですが」
地譲 握斗:「え、日向が逃がしたんだ」 意外そうに言う。
明星 日向:「はは、そうなんだよねぇ。失敗しちゃった」困ったように笑みを浮かべる
藤原公正:「そういうことはありますよ、戦い続けるとはそういうことです」
地譲 握斗:「まあまあ、日向が無事なら良かったよ!」 他に負傷者がいるなど知る由もない
茅嶋伊鈴:「手強い相手に事欠かない街ですね、全く」
茅嶋伊鈴:「本当に。日向が無事でよかった」
明星 日向:「──うん、そうだね」曖昧に笑う。……私は、無事だった。だから次こそは。
明星 日向:「……って話でした!話の腰折っちゃってごめんね!」
藤原公正:「“アサルトポインター”の因縁の相手がうろついていることは、皆さんも意識の隅に留めておきましょう」
藤原公正:「こいつが作戦の不確定要素になるかもしれない」
茅嶋伊鈴:「炎の能力者は強い守りを融かすことがありますからね」
茅嶋伊鈴:「我々ガーディアンとしては十分に注意するに越したことはありません」
茅嶋伊鈴:「日向、一人で無理はしないようにしてくださいね」
藤原公正:――“シュテルケ”が良いことを言ってくれましたし、私は彼女の心については黙っていましょうか。
藤原公正:「いえ、非常に有用な情報でした」
藤原公正:「サクリフィキウムは我々で囲めば倒せる範囲の相手です。無理に戦わず、包囲による効率的な処理を意識しましょう」
地譲 握斗:「了解っす」 ゆるく敬礼する
明星 日向:「ありがとね茅嶋ちゃん。大丈夫だよ」アイツは、ちゃんと私の手で。
茅嶋伊鈴:「はい」
茅嶋伊鈴:日向の内心には気づかない。心の機微にも疎い。
藤原公正:「さて、それではそろそろ調査の話に移りましょうかね」釘は刺した。それでも動くならばそれ以上護るリソースはない。

GM:では、情報収集です。
GM:項目はこちら

・“サクリフィキウム”〈情報:噂話〉〈情報:裏社会〉7
・“ロイエ”〈情報:UGN〉8
・連続ジャーム化事件〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉7
・『シシュフォスの過儀』〈情報:UGN〉8
・“ロイエ”捜索〈情報:UGN〉100

GM:何かやたら難易度の高い項目がありますね?
藤原公正:マジ????????????
茅嶋伊鈴:ありますねえ
明星 日向:やっべえのがいる
GM:これは、他の項目の中に開けると難易度を下げることのできるものが混じっています。
藤原公正:こわー、100は怖い
明星 日向:なーるほどな!
GM:そして、新たな項目を開示できる項目もあります。
GM:さらに、情報収集とは別に毎シーンやってもらう判定があります。
茅嶋伊鈴:ほうほう
地譲 握斗:なにっ
明星 日向:噂に聞いていた特殊な…!
藤原公正:街の平和を……守れば良いんだな!

・ジャーム鎮圧
目標値は20から始め、シーン毎に15増えていく。
任意の技能で判定を行い、目標値から達成値を引いた数値をジャーム側の攻撃達成値として、10の位+1d10点、ペナルティ値が累積していく。この判定は攻撃として扱うことができる。
判定者がその時適用されるペナルティ値と同等のダメージを受けることで、ペナルティ値の増加を半減できる(小数点以下は切り捨て)。
クライマックスのエネミーはEロイス【さらなる絶望】を4つ所持しているが、使用できるのはペナルティ値の合計の10の位+1回までとなる。
また、シーンの最初に乱入判定を行う。1d10を振り、1、5、10が出た場合、“サクリフィキウム”が乱入し、そのシーンの目標値に+20する。ただし、“サクリフィキウム”が乱入した次のシーンでは乱入判定は行わない。

GM:街の平和を守ろう!
明星 日向:うおー!マジで乱入してくるアイツ!!!
地譲 握斗:えぐ~
藤原公正:おファック!
茅嶋伊鈴:大変だ……!
GM:ジャーム鎮圧は一人代表者に判定してもらいます。その人はそのシーンでは情報収集ができません。
明星 日向:ほうほう
地譲 握斗:このシーンは乱入判定は!
GM:やります!
茅嶋伊鈴:>ペナルティ値と同等のダメージを受けることで、ペナルティ値の増加を半減できる
これは、軽減とかはしちゃいけないのかな?

地譲 握斗:いきなり来る可能性も……ある!
GM:軽減は可能です! 装甲ガードも有効!
藤原公正:ではジャーム鎮圧は私がいきましょう……なぜなら
明星 日向:エフェクト使わないと装甲が…ない!
藤原公正:白兵Lv8で武芸の達人がLv5だからです
地譲 握斗:最強ー!
藤原公正:固定値で23あります
茅嶋伊鈴:た、頼りになる!
茅嶋伊鈴:パッシブで強いの、かなりいい
藤原公正:肉体ダイスは1dですが1dで1なんてそんなに出ないっていけるいける
明星 日向:っフラグ
藤原公正:じゃあ乱入判定終わって無事そうなら早速余が出撃しよう
茅嶋伊鈴:よろしくお願いします!
明星 日向:頼むぞ支部長…!
GM:ひとまず、乱入判定を振ります。
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

藤原公正:セーフ!!!!!!!!!
GM:乱入はありません
茅嶋伊鈴:よかった
明星 日向:セフセフ
藤原公正:焦った~じゃあ支部長が格好良く制圧してきます
藤原公正:おじさん、もういい年なんだけどなあ……白兵で判定します
藤原公正:1dx+15+8 白兵
DoubleCross : (1DX10+23) → 7[7]+23 → 30

藤原公正:無銘の業物で全員ぶった切ってきました
地譲 握斗:ヒューッ
GM:流石!
GM:このシーンのペナルティ値は0!

藤原公正:「この刀もだいぶ研ぎ減りしてしまいましたねぇ……」
藤原公正:「皆さんの調査は順調でしょうか……?」

藤原公正:ほわんほわん支部長~
茅嶋伊鈴:じゃあサクサクいきましょうかね
茅嶋伊鈴:”ロイエ”をコネ使ってUGNで。
茅嶋伊鈴:4dx+2>=8
DoubleCross : (4DX10+2>=8) → 8[4,4,5,8]+2 → 10 → 成功

茅嶋伊鈴:OKOK
地譲 握斗:・“サクリフィキウム”〈情報:噂話〉〈情報:裏社会〉7 行きまーす
地譲 握斗:噂好きの友人と……ベーシックリサーチも使っておくか。+5Dで情報:噂話判定
明星 日向:つよい
地譲 握斗:7dx+2>=7
DoubleCross : (7DX10+2>=7) → 10[1,5,5,7,7,9,10]+10[10]+10[10]+3[3]+2 → 35 → 成功

地譲 握斗:ワァ
GM:すごい
藤原公正:わぁ……
地譲 握斗:侵蝕48→50
茅嶋伊鈴:つよ
明星 日向:ワァ……!
明星 日向:連続ジャーム化事件〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉7 をUGNコネアリで行きます!
明星 日向:3dx+5>=7
DoubleCross : (3DX10+5>=7) → 9[3,4,9]+5 → 14 → 成功

明星 日向:よしよし
GM:成功!
GM:では開示していきます!

・“ロイエ”〈情報:UGN〉8……FHエージェント。
かつては中規模セルのセルリーダーだったが、ある時期を境にセルを抜け、個人で行動している。
同時期から、死者の蘇生に関するレネゲイドを追っているようだ。個人で活動しながらも、セルリーダー時代の人脈による情報網を持ち、個人としてもマスターエージェントと戦い生還するなど、高い戦闘能力を持つ。
シンドロームはハヌマーン/ソラリスと推測される。多種多様なバクテリアを生成し、空気感染させることができる。
ただし、レネゲイドに直接作用するような効果はこれまで確認されておらず、他者をジャーム化させるような能力は持っていない。
この項目を開示したことで、『“ロイエ”捜索』の難易度を10下げる。

→・“ロイエ”の動向〈情報:裏社会〉9が調査可能に。

・“サクリフィキウム”〈情報:噂話〉〈情報:裏社会〉7……少年院の記録から身元が判明した。松木灯夜。19歳。無職。
罪状は医薬品医療機器等法違反。違法薬物を使用し、流通に加担していた。
ジャーム化によって完全に理性を失い、本能と衝動で行動していると分析されている。
シンドロームはエンジェルハイロウ/サラマンダーと推測される。大火力の火炎放射能力と、姿を消す隠密能力が確認されている。
ジャーム化を伴って異形化しながらも即座に足取りを追えていないのは、隠密能力によるものと思われる。
現在は戦闘による傷を癒やしているものと推測できるが、完全に理性を失ったジャームである以上、いずれ自分から姿を現すだろう。

・連続ジャーム化事件〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉7……臨都市に住む非オーヴァードが次々とジャーム化している事件。
表向きは連続失踪事件ということになっている。
現在の被害者は100に届く程だが、その中でジャーム化せず覚醒し、UGNが保護した者は3名。
オーヴァードに覚醒する際、その半数以上がジャーム化すると言われているが、それを踏まえても異常な割合だ。
人為的にジャーム化させられているのは間違いないだろう。
ジャーム化した被害者が起こす事件への対応で、詳細な捜査はあまり進んでいないが、被害者の年齢層は若年層に偏っているようだ。

→・被害者の共通点〈情報:裏社会〉〈情報:UGN〉9が調査可能に。

GM:これで“ロイエ”捜索の難易度が90になりました。
地譲 握斗:うーむ、まだまだ高いぜ
明星 日向:ロイエを調べていけばどんどん下がっていきそうですねえ
藤原公正:くくく、次のシーンも時間稼ぎに回りましょう
GM:では、共有ロールをしていこうと思いますが
GM:支部長はジャームをぶった斬るロール入れますか? 斬ってきた体でいてもいいです。
藤原公正:じゃあ斬って戻ってきたことにします!
藤原公正:そしてーー
藤原公正:ぶった切ってきてないかのような面をします
GM:なるほどね
明星 日向:渋い
GM:ではロールに行きましょう

GM:臨都支部 第三会議室
GM:調査やジャームの鎮圧を終え、再びあなた達は集合した。
GM:複数箇所に分散した会議室は、秘匿性を保ったまま、迅速な情報共有を可能とするメリットもあった。
藤原公正:「みんな~差し入れだよ~」
藤原公正:スタバの袋を抱えて会議室に入ってくる。
藤原公正:「ペガサス安納芋マロンマロンフラペチーノだ」
茅嶋伊鈴:「やあ、お疲れ様です公正」
地譲 握斗:「おお、飲みたかった期間限定のやつ」
明星 日向:「わーい!……なんかすっごい重そうですね」てんこ盛りである
藤原公正:涼しい顔で、そこに血の匂いはない。
藤原公正:「グランデなサイズなのでぜひ飲んでください」
藤原公正:ノイマンのエフェクトによる高速思考で尋常ではない量のカロリーを使ったから、こんなものを買ってきているーーとは。
藤原公正:彼をよく知るものでなければ気づかないだろう。
藤原公正:「ホイップクリームマシマシですよ、“シュテルケ”。美少年に似合うと思いませんか?」
茅嶋伊鈴:「はあ。貴方の美少年観は時々よく分かりませんね」
茅嶋伊鈴:「味は感じないといつも言っているではないですか」
藤原公正:「雰囲気を飲むのさ。案外それで、茶とは化けるものだ」
地譲 握斗:「そうそう、雰囲気雰囲気」
地譲 握斗:「クラスメイトと『スタバの新作飲んだ!?』ってね」
明星 日向:「なんか風流っぽいですね支部長!」
藤原公正:「そういう心のゆとりも大事なのですよ、“アサルトポインター”」
明星 日向:「ですね、余裕は大事です。ってことでありがたく頂きま~す!」ずびーっ
茅嶋伊鈴:「よくわかりませんが。公正なりのコミュニケーションスキル、ということで良しとしましょう」
茅嶋伊鈴:ため息をひとつ、しかし口は微笑んでいる。
藤原公正:「そうです。皆さんの有意義な調査報告に期待して――ね」
明星 日向:「あー、その件なんですけど。こっちは進展ほぼ無しです……」
藤原公正:「連続ジャーム化事件でしたね。被害者のプロファイルもダメでしたか?」
明星 日向:「しいて言うなら、ジャーム化の被害者が若年層に偏ってるーってことくらいですかね」
茅嶋伊鈴:「ふむ。何か狙いでもあるのでしょうか」
藤原公正:「もう少し掘り下げるとなにか分かるかも知れないですね」
茅嶋伊鈴:「それには犯人像の分析も必要ですよね」
明星 日向:「もう少し深く探ってみないことにはなんとも。……でも今は休憩ってことで…♪」座って優雅なティータイムである
地譲 握斗:「無事だった人から"ロイエ"の情報が出るまで何の進展もなかったからね」
茅嶋伊鈴:「では、僭越ながら私が」
藤原公正:「ほう、どうぞ」
茅嶋伊鈴:タブレットを操作して、プロジェクターに映し出す。
茅嶋伊鈴:そこに映るのは外見情報から再現された”ロイエ”の姿だ。
茅嶋伊鈴:「かつてはセルリーダーだった男です。現在は個人で行動。その頃から死者の蘇生に関するレネゲイドを追う」
茅嶋伊鈴:「戦闘能力は折り紙付き。マスターエージェントと戦い生還した記録もあります。そして」
茅嶋伊鈴:「ここからが面白い───いえ、妙なところです」
茅嶋伊鈴:「シンドロームはハヌマーンとソラリス、バクテリアの生成と空気感染……ですが」
茅嶋伊鈴:「レネゲイドに直接作用するようなものは確認されていません。つまり」
茅嶋伊鈴:「彼は他者をジャーム化させる能力を持っていない」
茅嶋伊鈴:「不思議でしょう?」
藤原公正:「妙ですね」
藤原公正:「つまりジャーム化を担当する別のものが居る? 新たな能力に目覚めた? 実に……奇妙だ」
地譲 握斗:「あとは薬とか……FHならなんかありませんでしたっけ?」
明星 日向:「ふーむ…そっちも不思議な感じですね」
茅嶋伊鈴:「……薬の心当たりはありますが、確信がまだ持てません。それに、薬を使ったとして、ジャーム化を促進させるほどのものは……」
地譲 握斗:「ふーん……」 なるほどなあという様に頷いている
藤原公正:「アルファトランスを使うならもっと大規模な器具も必要だし、すぐに反応がでますからね……」
地譲 握斗:「じゃ、次、"サクリフィキウム"かな」
地譲 握斗:少しの沈黙の後、ちらりと周囲を見渡して、話し始める。
地譲 握斗:「まあ、日向の報告から解析した結果をもらってきただけだけど……」
地譲 握斗:「本名は松木灯夜。19歳無職。なんか……ヤクで捕まって少年院に入ってたみたいだね」
地譲 握斗:「まあパーソナリティは良いか」
地譲 握斗:「で、ええと……サラマンダーだけじゃなくて、エンジェルハィロゥの隠密能力もあると推測される」
地譲 握斗:「最初も不意打ちだったんだって?」 と日向に水を向ける。
明星 日向:「……そだね。厄介だなぁ」
地譲 握斗:「まあ、だからこっちから先手を打つのは難しいかな……」
地譲 握斗:「無理ってことはないだろうけど、今は"事件の大本ロイエ"でしょ」
地譲 握斗:「攻撃性も高そうだし、ジャームである以上向こうから姿を表すだろうから……」
地譲 握斗:「これまでのジャームへの対応と同じように、すぐに出れるようにするしかないかな?」
地譲 握斗:そう言って締める
茅嶋伊鈴:「警戒が必要ですね」
藤原公正:「ええ、こちらから追う価値はありません……無理はしないようにしましょう」
明星 日向:「アイツは確実に動くよ。ジャーム化してるのもあるし、元の性格も粗暴そうだったから」
明星 日向:「そこを抑えるしか、ないね」
地譲 握斗:「炎って被害広がるの早そうでこわいなー」
地譲 握斗:「まあジャームなんてたいていそんなもんだろうけど」
茅嶋伊鈴:「消防隊員にも注意を促した方が良いのではないでしょうか、公正?」
藤原公正:「良い提案です。そうしましょうか」
藤原公正:「消防署にはガス管の老朽化というカバーストーリーで異常があれば報告するように伝えておきます」
藤原公正:「とくに昨今はインフラへの投資がおろそかになりつつありますから、臨都のような地方都市なら、そういった不調が発生したところで不審ではない」
茅嶋伊鈴:「ありがとうございます。火災による被害は、これで多少は抑えられそうですね」
地譲 握斗:「ああ、そうか。誰がどんなジャームになるかわからない状況は注意もなにもないけど」
地譲 握斗:「少なくともこいつに関しては能力がわかってるから……」 納得したように
明星 日向:「……。」松木灯夜、それがアイツの名前……
地譲 握斗:「と、今はこんなところかな?」
地譲 握斗:「ジャームが出たって話も無かったし・・・・・・・・・・・・・・・・
地譲 握斗:「とりあえず無事に1回目の報告を終えられて良かった」 ドリンクを啜りながらのんびりという
藤原公正:「ですね、ジャームも発見自体が減っているようで、発生自体が収まってるのかも知れませんね」
藤原公正:「さ、それでは引き続き――調査を頑張りましょう!」
明星 日向:「そのまま収まってくれるのが一番いいんですけどねぇ……」
地譲 握斗:「おーっ」 軽いノリで手をあげている
茅嶋伊鈴:少し違和感を感じながらも。
茅嶋伊鈴:嘘を見抜くほどの鋭さはない。
茅嶋伊鈴:「いいですね。無事に終わったら打ち上げと行きましょう」

GM:シーンカット
GM:ロイス取得と、購入判定が可能です。
茅嶋伊鈴支部長/藤原公正/信頼:○/食傷/ロイス
藤原公正:よし、ロイスは……ふふふ、まだ待っておきましょう
茅嶋伊鈴:高性能治療キットでも買うか
地譲 握斗明星日向 ○好奇心/侮蔑 かな。調査の過程でOPの出来事を知り、気丈な態度に興味を示しているよ
明星 日向:私もロイスは温存だ
茅嶋伊鈴:2dx+1>=9
DoubleCross : (2DX10+1>=9) → 7[2,7]+1 → 8 → 失敗

藤原公正:UGNボディアーマーでも狙います
茅嶋伊鈴:失敗!
明星 日向:調達は…ファンブルが、怖い…!()
藤原公正:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 7[7,7]+1 → 8 → 失敗

藤原公正:まあ4点使うほどでもない
GM:モデルチルドレンのままならないところ
明星 日向:ので、今回は大人しくしてます(´・ω・`)
地譲 握斗:俺もボデマ!唸れ俺のダイス!
地譲 握斗:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 10[3,10]+2[2] → 12 → 成功

茅嶋伊鈴:モデルチルドレン、大変
地譲 握斗:うおっ
明星 日向:おぉー!
地譲 握斗:自分で装備します
茅嶋伊鈴:社会低いチームだけど結構頑張ってる

ミドル2:あの事件

GM:シーンプレイヤー:藤原公正
GM:全員登場可能。登場侵蝕をお願いします。
茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(52 → 59)
明星 日向:明星 日向の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(52 → 56)
藤原公正:藤原公正の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(43 → 50)
明星 日向:4足りない
地譲 握斗:50+1D10
DoubleCross : (50+1D10) → 50+10[10] → 60

地譲 握斗:ギャーッ!?
藤原公正:ぐおおおおおお侵食があ~~~~~

GM:では、シーン最初の乱入判定!
GM:1、5、10来い!
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4

茅嶋伊鈴:よかった
GM:チッ
明星 日向:セーフっ
地譲 握斗:ほっ
藤原公正:あぶないあぶない
GM:項目はこんな感じ

・『シシュフォスの過儀』〈情報:UGN〉8
・“ロイエ”の動向〈情報:裏社会〉9
・被害者の共通点〈情報:裏社会〉〈情報:UGN〉9
・“ロイエ”捜索〈情報:UGN〉90

GM:ジャーム鎮圧の難易度は35になっています。
茅嶋伊鈴:んー
藤原公正:ではジャームの鎮圧に向けて……動くとしようか
藤原公正:見せてさしあげますよ……リーダーズマーク!
藤原公正:白兵の達成値を+5!
藤原公正:これにより15+8+5の28で挑めます!
藤原公正:1dx+28 来い!
DoubleCross : (1DX10+28) → 7[7]+28 → 35

GM:ぴったり!
茅嶋伊鈴:ぴったりだ
藤原公正:っしゃあ!!!!!!!
GM:このシーンのペナルティ値も0!

藤原公正:「これで……終わりだ」
藤原公正:血振りをして、また路地裏へと歩き出す。
藤原公正:トレンチコートの裏に隠れた凶刃を誰も見ることはない。
藤原公正:オーヴァードすらも見ることはなかっただろう。そもそもエフェクトの行使がなかったのだから。

茅嶋伊鈴:『シシュフォスの過儀』
茅嶋伊鈴:UGNでコネ使用。行きます
茅嶋伊鈴:4dx+2>=8
DoubleCross : (4DX10+2>=8) → 10[1,5,8,10]+4[4]+2 → 16 → 成功

茅嶋伊鈴:いーいじゃん
明星 日向:つよい
GM:実は伊鈴さんが支部長だったんじゃないの~?
地譲 握斗:・“ロイエ”の動向〈情報:裏社会〉9 行きまーす
地譲 握斗:ベーシックリサーチ+コンセントレイト:ハヌマーンで 侵蝕+3
GM:本気だ
藤原公正:任せましたよ……シン支部長……
地譲 握斗:5dx7>=9
DoubleCross : (5DX7>=9) → 5[1,2,4,4,5] → 5 → 失敗

地譲 握斗:?
GM:これは……!
茅嶋伊鈴:えっ?!
明星 日向:なん、だと
地譲 握斗:侵蝕59(訂正)→62
地譲 握斗:さっきの判定で運を全部使ったらしいな
明星 日向:・被害者の共通点〈情報:裏社会〉〈情報:UGN〉9 UGNコネありで行きます!
明星 日向:3dx+5>=9
DoubleCross : (3DX10+5>=9) → 9[9,9,9]+5 → 14 → 成功

明星 日向:9ゾロ!?
藤原公正:5は財産点あってもな……
茅嶋伊鈴:ゾロ目だー
GM:登場侵蝕を振って失敗した判定に再挑戦してもかまいません、が
GM:次のシーンに回しても間に合うとは言っておきます
GM:ただし、次のシーン手番が余った人がいればジャーム鎮圧に複数人で挑むことも可能です。
地譲 握斗:なるほど
地譲 握斗:うおおーっこの俺が失敗なんて認められるか!振りなおします!
地譲 握斗:62+1D10 再登場!
DoubleCross : (62+1D10) → 62+7[7] → 69

GM:でかい
地譲 握斗:ぐわーっなかなか高い!
地譲 握斗:ベーシックリサーチ+コンセントレイト+砂の加護で再判定! 侵蝕+6
地譲 握斗:9dx7>=9
DoubleCross : (9DX7>=9) → 10[2,4,7,8,8,8,9,10,10]+10[1,2,2,5,7,7,7]+4[1,1,4] → 24 → 成功

地譲 握斗:ハァッハァッ
茅嶋伊鈴:雪辱を果たした!
GM:これが真の力か……
地譲 握斗:侵蝕69→75
藤原公正:推しーッ!
藤原公正:いっぱいちゅき
明星 日向:いいぞぉ!!!
GM:では開示していきます

・『シシュフォスの過儀』〈情報:UGN〉8……“ロイエ”が狙っていると思しき、臨都市のどこかに隠されている遺産。
聖遺物として第三帝国によって持ち込まれたものの、大戦期のどさくさによって一度喪失し、近年UGNが確保し発見したとされている。
命の創造という強大な権能を持ち、同時にその権能に見合うだけの代償が想定され、その危険性は想定不可能。
その為、UGN本部によって詳細な情報は秘匿されている。この項目を開示したことで、『“ロイエ”捜索』の難易度を10下げる。

・“ロイエ”の動向〈情報:裏社会〉9……接触以前は被害者の前に姿を現していたが、現在はその痕跡も確認できない。
UGNと交戦したことで本格的に潜伏しているのだろう。現在の動向を追うのは困難だ。
ただし、事件以前の足跡を追うことはできた。“ロイエ”は数ヶ月前から臨都市で潜伏していた。
最初の数ヶ月は情報収集に専念していたようだ。その際、ジャームこそが人の真の姿と主張する“プレミュール”セルと接触していることが判明した。
“プレミュール”セルは、過去に市内のライブ会場でテロを起こしている。この項目を開示したことで、『“ロイエ”捜索』の難易度を10下げる。

・被害者の共通点〈情報:裏社会〉〈情報:UGN〉9……調査を進めるうちに、被害者全てに共通する点は見付からなかったが、2グループに分類できることが分かった。
一つは、数ヶ月前に臨都市で開催されたビジュアル系バンド『ヨカナーン』のライブに参加していた者達。
もう一つは、『ケルナル』と呼ばれる違法ドラッグを使用していた者達。
『ケルナル』については、αトランスと共通する成分が含有されていることが分かり、既にUGNが回収している。

GM:そして、“ロイエ”の動向と被害者の共通点を開示したことで新たな項目が調査可能になります。

・連続ジャーム化事件の真相〈情報:UGN〉12

GM:そして、“ロイエ”捜索の難易度は70まで下がりました。
GM:では、共有ロール!

GM:状況は常に動いている。
GM:臨都市は平均と比較すればR案件の多い街だが、それに対応できるだけの人員を配されている。
GM:しかし、それでも今回のような常軌を逸した物量が相手では、平時と同様の対応では手が回らなくなる。
GM:市内各所の会議室に集合する手間すら惜しい場合もある。
GM:移動と情報共有を同時に行える自動車が持ち出されていた。
藤原公正:「――さて、皆さん。急がせて申し訳ない」
藤原公正:流麗なクーペボディに映える真紅。
藤原公正血塗れ判事ジャッジ・ド・レッドと仇名された頃から変わらぬ藤原公正の愛車。
藤原公正:――トヨタ86である。
藤原公正:少し狭いが四人乗りの車両には、最低限の作戦行動や治療行為を可能にする設備と300馬力の心臓が組み込まれている。
藤原公正:低く唸る水平対向エンジンが薄闇に沈む湾岸へと咆哮を上げるその姿が――まさか正義の砦とは誰も気づかない。
藤原公正:「少しきな臭い動きがありましてね。こうして無理なピックアップとなってしまった。降りたらジャームとの戦闘が想定されます。手短に報告を頼みました」
茅嶋伊鈴:「謝罪は構いませんよ、公正。むしろ助かりました」
地譲 握斗:「んでもちょっと匂うかも……」 そう言いながら、疲れた表情で乗り込む
藤原公正:「えっ、加齢臭……?」
茅嶋伊鈴:「何も感じないとこういう時話が合わずに困りますね」
明星 日向:「気にしない気にしない、大丈夫だよ~」そう笑いながら手元に抱えていたのはマガジン式のショットガンである
藤原公正:「だいじょうぶかな……」
茅嶋伊鈴:「調査については……私からがいいでしょう」
藤原公正:「ええ……お願いします」
茅嶋伊鈴:「『シシュフォスの過儀』についての確認です」
明星 日向:手慣れた様子で動作チェックしながら、耳も澄ます。
地譲 握斗:頷く。
茅嶋伊鈴:「元々は第三帝国によって持ち込まれたものらしいですね。近年UGNが確保したと」
茅嶋伊鈴:「権能は『命の創造』」
藤原公正:「…………」
茅嶋伊鈴:「代償は不明ですが、それに見合うだけのものでしょう。これ以上の情報は秘匿されています。UGN本部によって」
茅嶋伊鈴:「おそらくは、貴方ならご存知かもしれませんが……公正」
藤原公正:「明言は控えましょう。皆さんが知ることは皆さんの危険に繋がります」
藤原公正:「ええ、ええ、私は知っています」
茅嶋伊鈴:「ええ。それを知らずに済ませられることを祈っています」
藤原公正:ハンドルを肘で押さえながら、ココアシガレットを取り出す。
藤原公正:キツめのコーナーをわずかにタイヤをすべらせることで滑らかにくぐり抜けながらため息。
藤原公正:「ええ、それでいい」
地譲 握斗:「俺は気になるけど……まあ2人がそう言うならそれが正しいのかな」 少しつまらなさそうに言う
明星 日向:「……それが支部長の判断なら、私はそれで。」支部長はちょっと雰囲気が怪しいところあるけど、ちゃんとする人なのは分かっているから。
藤原公正:「人間の命は神聖にして不可侵。あれは……あまりにおぞましいのです」
茅嶋伊鈴:「私からはそれだけです」
地譲 握斗:「ん、じゃあ次は俺かな」
茅嶋伊鈴:「よろしくお願いします」
地譲 握斗:「ロイエの消息は掴めなかった。正直、めっちゃ疲れた……」
地譲 握斗:「ただ、これまでの動向はある程度分かった」
地譲 握斗:「アイツ、実は数か月前から潜んでたみたいだ」
藤原公正:「なんと……長期間この街に?」
地譲 握斗:「で、その間に接触しているセルがある」
地譲 握斗:「────"プレミュール"セル」
茅嶋伊鈴:「……!」
地譲 握斗:伊鈴の反応に頷く。自身の興味で、以前あるセルについて調べていた時、彼女も関わっていると知っていた。
藤原公正:「ほう……どのようなセルでしたかね?」
地譲 握斗:「ジャームこそが人の真の姿、とか言ってるセル」
地譲 握斗:「ちょっと前に、この街のライブ会場でも事件を起こしてる筈」
茅嶋伊鈴:「ええ。公正もご存知ですね」
藤原公正:「そうでしたそうでした……フフ、となると、彼らの狙いも自ずと明らかになってくる……と」
明星 日向:「ん、その話ホント?」おとなしく聞いていた日向が声を上げる
地譲 握斗:「そう。当時俺はオーヴァードじゃないから、後から知った話だけど……確かうちのクラスメイトも巻き込まれてる」
明星 日向:「それなら……ちょっと共通点分かってきたかも。地譲ちゃん、私の報告に移ってもへーき?」
地譲 握斗:「もちろん」
地譲 握斗:「纏めると、”ロイエ”の消息はわからない。ただ”プレミュール”セルと関わってたことはわかった。それが糸口になるかも」
地譲 握斗:「ってこと、どうぞ」
明星 日向:「ん、ありがとね。」小さな笑みを返して
明星 日向:「被害者について深く掘り下げた結果、全員に共通する点を見つけることは出来ませんでした」
明星 日向:「ただ被害者の周辺状況から、ふたつ。見えてきたものがあります」
明星 日向:「被害者はその二つのどちらかに必ず当てはまってます。」
明星 日向:「まず一つ目。数か月前に『ヨカナーン』って名前のバンドのライブに参加していた者」
明星 日向:「もう一つは──『ケルナル』と呼ばれる違法ドラッグの使用歴がある者です」
茅嶋伊鈴:「………やっぱり……」
地譲 握斗:「ビンゴ……だよね?」 伊鈴に視線を向ける
茅嶋伊鈴:「ええ」
藤原公正:「素晴らしい……共通点を抑えられましたね」
明星 日向:「やっぱり、そうですか」視線を向ける
茅嶋伊鈴:「件のライブでのテロは、私が鎮圧に向かいました。……事前に止めることができなかった」
藤原公正:「これまでの事件に繋がりがあった……」
明星 日向:「……。プレミュールセルが関わっている可能性は高いかと」
地譲 握斗:「次の方針は決まったかな」
地譲 握斗:日向の言葉に頷き、支部長に尋ねる
藤原公正:「ええ」
藤原公正:車が停まる。
藤原公正:そこはいつのまにか人気の少ない採石場。
藤原公正:だがそこかしこに殺意で目を赤く輝かせた手負いのジャームが息を殺して潜んでいる。
藤原公正:その殺意が、アルミの車体を貫いて、四人に突き刺さってくる。
藤原公正:「この地点に集結したジャームを突破し、プレミュールセルの動向について調査、一連の事件の真相を明らかにします」
藤原公正:「各員、状況を開始せよ」
茅嶋伊鈴:「かしこまりました。車体の損傷にはご用心を」
明星 日向:「──了解。”アサルトポインター”、行動開始します」ジャコンと音を立て、薬室へショットシェルを送り込む
地譲 握斗:「ようやく、わかりやすくなってきた気がするな」
地譲 握斗:「ひはっ」
地譲 握斗:呟き、凶暴な笑みを浮かべて外へ飛び出した。

GM:シーンカット
GM:ロイス取得と購入判定が可能です。
地譲 握斗:ロイス保留!
茅嶋伊鈴:ロイス保留の構え
藤原公正:ロイスは――そうここで
地譲 握斗:購入はボデマ手に入ったし、代理購入の構え
藤原公正“アサルトポインター” 尊敬◯/心配
いい仕事だったぜ、無理しないでね、という気持ちです

明星 日向:茅嶋ちゃんに ★P:親近感/N:悔悟 でロイス取得します!
藤原公正:再びボデマチャレンジします
茅嶋伊鈴:高性能治療キット!
藤原公正:2dx+1
DoubleCross : (2DX10+1) → 5[1,5]+1 → 6

藤原公正:あかん!
茅嶋伊鈴:2dx+1>=9
DoubleCross : (2DX10+1>=9) → 7[5,7]+1 → 8 → 失敗

茅嶋伊鈴:またかい
地譲 握斗:どうしよ
明星 日向:くそ、1さえ出なければ確実に取れるのに…!
明星 日向:1/10がとてつもなく、怖い!!!
地譲 握斗:日向さんは何欲しいの!
明星 日向:まずは照準器あたりを考えてます!
地譲 握斗:15か
明星 日向:あとは適宜みんなが欲しいもの買ってってあげたいなーって思っている
地譲 握斗:うーん、ボデマ狙ってみるかな
地譲 握斗:3Dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 7[2,6,7] → 7 → 失敗

地譲 握斗:あーん
明星 日向:調達は、保留!60%超えるまで我慢だぜ…

ミドル3:真相と追跡

GM:シーンプレイヤー:明星日向
GM:全員登場可能。登場侵蝕をお願いします。
茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(59 → 61)
明星 日向:明星 日向の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(56 → 64)
藤原公正:藤原公正の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(50 → 51)
地譲 握斗:75+1D10
DoubleCross : (75+1D10) → 75+9[9] → 84

藤原公正:登場の天才
明星 日向:良くないけどヨシ!
地譲 握斗:アッハハ

GM:ではまず乱入判定! 今度こそ来い!
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4

GM:全然来ねえ!!
茅嶋伊鈴:コナァイ
茅嶋伊鈴:結構高めの確率な気がするのに
藤原公正:あぶねえ~
地譲 握斗:ピッチャービビッテル
GM:3割を3回外してる
GM:残りの項目はこれ!
藤原公正:これは来てますね、運命が

・連続ジャーム化事件の真相〈情報:UGN〉12
・“ロイエ”捜索〈情報:UGN〉70

GM:そしてジャーム鎮圧の難易度は50に!
藤原公正:くっ……私一人でジャーム鎮圧は厳しそうだ……
藤原公正:私の1dx+23に協力してくれる人は……
茅嶋伊鈴:一緒にやります?
藤原公正:わぁい!
地譲 握斗:任せた……!
茅嶋伊鈴:この場合達成値は合算になるのかな?
GM:そうなります
藤原公正:三人がかりでジャーム鎮圧して一人が真相チェックすればいいですからね
藤原公正:じゃあ私からジャームシバキをします
GM:ロイエ捜索する人も必要ですよ
明星 日向:情報収集、残りましょう。12ならたぶんいける
藤原公正:あ~連続ジャーム化事件分かったらロイエの難易度もうちょい下がるか
茅嶋伊鈴:多分こっちは二人で行ける ロイエはまだ無理そう
藤原公正:そらそうですよね、よし、それを見てから動きます
藤原公正:ロイエ、60くらいまでいけばワンチャンある
茅嶋伊鈴:あるのか…?
地譲 握斗:財産点パワー!
明星 日向:支部長の懐にあふれる財産ポイント…!
藤原公正:そう、こういうときのために大量に用意してある財産点
茅嶋伊鈴:うわっなんだこの財産点
藤原公正:そしてUGNの情報Lv2
藤原公正:情報収集チームと合わせれば2dx+4+43でダイスロールできる、UGN諜報部で振り直しもできる
地譲 握斗:ともかく最初に日向ちゃんにジャーム化の真相やってもらって
地譲 握斗:その結果次第ね
茅嶋伊鈴:おけおけ
藤原公正:ですね
明星 日向:はーい!
明星 日向:では行ってまいります・連続ジャーム化事件の真相〈情報:UGN〉12 コネありで行きます!
明星 日向:4dx+5>=12
DoubleCross : (4DX10+5>=12) → 8[7,7,7,8]+5 → 13 → 成功

茅嶋伊鈴:おおおお
GM:成功!
明星 日向:せふせふ!
地譲 握斗:最強!
GM:今回は難易度の変化があるかもしれないので、先に開示します。

・連続ジャーム化事件の真相〈情報:UGN〉12……後日の調査で、“プレミュール”セルが大規模作戦を実行したライブ――『ヨカナーン』のライブと、違法ドラッグ『ケルナル』の両者に関連するFHセルが存在することが判明した。
“ムカウ”セル。ライブ会場で“プレミュール”と協働したセルであり、『ケルナル』が特に出回っていた白百合女学院に調査に向かったエージェントが、その道中で“ムカウ”セルのメンバーと遭遇している。
“ムカウ”がプレミュールと同様に多数のジャームを作り出すことを目的としていたのなら、ライブ会場でも『ケルナル』と同様にαトランスに類似する物質を散布していたと考えられ、その場合臨都市には大量の潜伏ジャームが存在していたことになる。
“ムカウ”セル自体はUGN本部特務部隊所属の狙撃封鎖師団”カイパーベルト”との交戦の末、臨都市から撤退しているが、その爪跡は大きい。
“ロイエ”はそれを利用し、αトランスの効能を活性化させるバクテリアを生成し、ジャーム化を加速させたと考えられる。
この項目を開示したことで、『“ロイエ”捜索』の難易度を20下げる。

地譲 握斗:20下がった!
GM:これで“ロイエ”捜索の難易度は50!
明星 日向:おぉ、届きそう…!
藤原公正:いけますね
GM:“ムカウ”セル関連の事件はリプレイ:アセンドをチェック!
GM:(宣伝)
藤原公正:許せねえムカウセル
藤原公正:インフィニティコードは貴様らには絶対渡さんぞ……
藤原公正:この私が……いつか貴様らを……ケケーッ!
藤原公正:じゃあロイエ捜索は支部長がいきます
茅嶋伊鈴:じゃあジャーム鎮圧やりますね
地譲 握斗:俺もジャーム鎮圧!
藤原公正:コネ:情報収集チーム起動!
藤原公正:情報:UGNでロイエを捜索します!
茅嶋伊鈴:んー、達成値だから素手でも良さそう
藤原公正:2dx+2+2>=50 UGN
DoubleCross : (2DX10+4>=50) → 5[5,5]+4 → 9 → 失敗

藤原公正:ふふふ、まだだ
藤原公正:コネ:UGN諜報部を使用!
藤原公正:振り直します
藤原公正:2dx+2+2>=50
DoubleCross : (2DX10+4>=50) → 7[1,7]+4 → 11 → 失敗

藤原公正:この瞬間を待っていた!
GM:残念でしたねえ……何!?
藤原公正:財産点39点を使用!
藤原公正:これで達成値50だーッ!
GM:ぐわああああああ――ッ!
藤原公正:財産点43→4
地譲 握斗:一気に減った!
GM:開示します……
明星 日向:コレがゴールデンパワーだ

・“ロイエ”捜索〈情報:UGN〉50……“ロイエ”は無秩序に人々をジャーム化し、それに対するUGNの対処から、人員や情報の流れを炙り出し、『シシュフォスの過儀』の隠し場所を特定しようとしていた。
“ロイエ”は臨都市北部蔵磐山の顕暁寺に向かっている。次のシーンに“ロイエ”とミドル戦闘を行うことができる。

地譲 握斗:……ミドル戦闘!
茅嶋伊鈴:新しい地名!
藤原公正:ケヒャーッ!おもしれえじゃねえかミドル戦闘!
藤原公正:待ってろよロイエ~~~~~
茅嶋伊鈴:じゃあ鎮圧やります!
茅嶋伊鈴:《コンセントレイト:エグザイル》+《伸縮腕》で判定!
茅嶋伊鈴:6dx7>=50
DoubleCross : (6DX7>=50) → 10[1,4,4,6,8,9]+10[1,9]+10[7]+10[8]+4[4] → 44 → 失敗

茅嶋伊鈴:!?
GM:惜しい……!
地譲 握斗:めっちゃ行った!
明星 日向:中々の数値
茅嶋伊鈴:あ、でも攻撃受けられるなら
茅嶋伊鈴:それで0にできそうだけど
茅嶋伊鈴:握斗くん来るかい?
藤原公正:あっ、そうか
藤原公正:別に受けても良いんだ
藤原公正:アーク……やすめ……!
藤原公正:素振りしてもええんやね、良く考えたら
GM:手番余ったら購入判定増やしていいよ
藤原公正:おっ
地譲 握斗:じゃあそれで!
地譲 握斗:休んでおきます!
GM:では達成値6……ペナルティ値を算出するぜ
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

GM:よく考えたら、これ受けても半減できるだけで0にはならないな
茅嶋伊鈴:ほんとだ
GM:地譲くん振ってもいいよ
地譲 握斗:あっそっか
GM:振らなくてもいい
地譲 握斗:じゃあ素殴り使用かな
茅嶋伊鈴:素振りでいけそう
明星 日向:残り6なら素振りでよさそう
地譲 握斗:白兵で素殴りします!
地譲 握斗:5dx+6>=6
DoubleCross : (5DX10+6>=6) → 7[2,2,3,5,7]+6 → 13 → 成功

明星 日向:ヨシ!!!
GM:ウワーッ
茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を4増加(61 → 65)
GM:ペナルティ値……0……合計0……
茅嶋伊鈴:これはエフェクト使用分
GM:完全に防ぎきられるとは……
藤原公正:お見事……
GM:三回目は多少通ると想定して作ったのだが……お見事!
GM:クライマックスエネミーのさらなる絶望は全部使えなくなりました
GM:Eロイスをただで4個ゲット!
明星 日向:やったぜ!
茅嶋伊鈴:やったーただでEロイス4個!
藤原公正:やったーっ!
地譲 握斗:ヤッターッ!
GM:これは鎮圧されちゃって呼び出すジャームがいなくなっちゃったってことですね
GM:ではロールに映ります!

ジャーム:ジャームの群れがあなた達を取り囲んでいる。
ジャーム:理性を失っているとはいえ、尋常な数ではない。
地譲 握斗:「悪いけど俺、ちょっと侵蝕厳しいから支援に回るね」
茅嶋伊鈴:「はい。頼もしいですよ、握斗」
地譲 握斗:その言葉に、にっと笑って駆けだす。
藤原公正:「支援の仕事も覚えておくと良い。いつか必要になりますからね」
藤原公正:そんな背中を満足気に見送る。
茅嶋伊鈴:じゅるじゅると音を立て、両腕が肉塊に変化する。
茅嶋伊鈴:「さて……行きますよ。お仲間がた」
茅嶋伊鈴:「化け物らしく、踊りましょう」そう言って手を、神経繊維を、ほうぼうに伸ばす。
地譲 握斗:「ひはっ、遠慮しないでくれよ」
地譲 握斗:「俺も踊りやすくしてやるから、さっ!」
地譲 握斗:そう言って、ジャームの周囲を駆けまわる。
地譲 握斗:小瓶に入った砂を撒き散らし、視界を妨害する。殴り、蹴り、その体勢を崩す。
茅嶋伊鈴:体勢を崩したジャームに神経が殺到する。
ジャーム:理性を失ったジャームに残っているのは、本能と衝動のみだ。
ジャーム:オーヴァードに常識は通用しない。元々は平和に生きる市民であったとしても、衝動に駆られ、一流の戦闘技能を超える動きを見せることもある。
ジャーム:事実、対処らしき行動をしたジャームも存在した。
ジャーム:しかし、それも無意味だった。
ジャーム:オーヴァードに常識は通用しない。それは、秩序の守護者たる彼らにも通じる理屈だ。
GM:僅か数手の手順で、全てのジャームが無力化された。
茅嶋伊鈴:「ふう。気持ちよく踊れました」
茅嶋伊鈴:「ありがとうございます、握斗」
地譲 握斗:「へっへー、いやいや」
地譲 握斗:「伊鈴さんもさすが!」 そう言いながら、地面の砂を集めようと苦心している。
茅嶋伊鈴:肉がしゅるしゅると引っ込み、覆われていた袖が再び姿を表す。
茅嶋伊鈴:「……手伝いますか?」
地譲 握斗:「いやあ、大丈夫大丈夫。支部に戻ればまだあるから」
地譲 握斗:そう言ってパッとやめる。
茅嶋伊鈴:「ならば、良かった」
茅嶋伊鈴:「私たちは戻って待機しましょう。後のことは公正と日向が片をつけてくれるはずです」
地譲 握斗:「そうだね、俺もちょっと休もうかな」
地譲 握斗:「もっと大変なのは、この後だろうし、ね」
藤原公正:「それではお客さん、どちらまで?」
藤原公正:真紅のトヨタ86が二人の前に停まる。
藤原公正:「こっちにはほとんど回ってこなかったね。楽させてもらったよ」
明星 日向:「お疲れ二人ともー!」ドアを開け放って二人を迎え入れる
茅嶋伊鈴:「”ロイエ”のところに行くのでしょう?」
茅嶋伊鈴:「便乗させていただきますよ。ああ、日向もお疲れ様です」
明星 日向:「あら、分かっちゃう?」
地譲 握斗:「ま、それしかないか」
藤原公正:「“アサルトポインター”、道中で事件の全容と目的地の説明を頼めますか?」
藤原公正:二人が乗り込んだら、車はゆっくりと動き出す。
明星 日向:「もちろん。休みながら聞いてね」
茅嶋伊鈴:涼しい顔で後部座席に座っている。疲労は感じさせない。
地譲 握斗:同じく座っているが、こっちはだいぶ疲れていそうだ。
藤原公正:車は採石場を離れ、郊外の自動車専用道路を気持ちよく走り出す。
藤原公正:空には月、落ちていく日がまだ地平線の彼方に少しだけ顔を覗かせている。
明星 日向:「『ライブテロ』と『ケルナル』、両方を繋ぐピースは…”ムカウ”セル。」
明星 日向:「テロの際にプレミュールセルと協働していたセルであり、『ケルナル』にも何らかの関わりがあると見て間違いない」
明星 日向:「セル同士が共同歩調を取ったという事は、目的が似通っているということ。”ムカウ”セルもジャームを増やしたかった」
明星 日向:「だから──『ケルナル』と同じようにあの会場にもαトランスの類似物質を散布していた。」
明星 日向:「”ロイエ”はそれを利用したんでしょう。αトランスを生成するには大規模な設備がいる」
明星 日向:「でも、すでに投薬されているαトランスの効果を促進させる・・・・・だけならそんなものは必要ありません」
茅嶋伊鈴:「なるほど。撒かれた種を育てる。それが”ロイエ”の取った戦略ですか」
明星 日向:「ですね。”ロイエ”が得意としている事とも合致します」
藤原公正:「道理でαトランスの薬剤反応がすぐに検知できなかった訳だよ」
藤原公正:「既に散布されたものを再度活性化させるなんてね」
地譲 握斗:「なるほどね……しかしよくそこまで調べたなあ……」
明星 日向:「そして、その対処に走り回る我々の動きから『シシュフォスの過儀』を探し出そうとした」
藤原公正:「まあ『シシュフォスの過儀』の存在を知っている私が指示を出しているわけですからね」
藤原公正:「相手に推理の材料を与えてしまったのは……事実です」
明星 日向:「大丈夫ですよ支部長。そのための私達ですから」
茅嶋伊鈴:「日向の言うとおりです。公正はどっしり構えて居てくれれば良いんですよ」
藤原公正:「ありがとうございます。二人とも」
藤原公正:「私は……良い部下に恵まれました」
藤原公正:――こんな、良い子たちに。
藤原公正:「…………」
地譲 握斗:「? どうしたんすか支部長」
藤原公正:車は静かに、滑らかに、大きくコーナーを曲がる。
藤原公正:「なに、私にはもったいないな、とね。感傷センチメントですよ」
地譲 握斗:「ふうん……?」
地譲 握斗:「まあなんにせよらしくないっすよ、元気出していきましょ!」
明星 日向:「そうですよ!支部長らしくないです!」
藤原公正:「ありがとう」
藤原公正:「今のところ“ロイエ”は臨都市北部蔵磐山の顕暁寺に向かっている」
藤原公正:「包囲体制を整えてはあるが、直接鎮圧できる戦力は今のところ我々だけだ」
藤原公正:「私は君たちを危ない目に遭わせます」
藤原公正:「申し訳ないが……助けてください」
茅嶋伊鈴:「ふ」
茅嶋伊鈴:「私を誰だと思っているんです?」
茅嶋伊鈴:「好きで戦いに身を投じる美少年ですよ?」
地譲 握斗:「上に同じ!」
地譲 握斗:「ま、俺は素人なんで、あんま期待しないでもらいたいスけどね」
地譲 握斗:にやりと、好戦的な笑みを浮かべる。
明星 日向:「何言ってるんですか、それが”私”UGNチルドレンの役割ですよ!」
明星 日向:「誰だって助けます、それが平穏につながるなら!」
藤原公正:「それでは……UGN臨都市支部、連続ジャーム化事件終結班……状況を開始します」
藤原公正:アクセルをもう少し。
藤原公正:つよく、つよく
藤原公正:踏み込んだ。

GM:シーンカット
GM:ロイス取得と購入判定が可能です。
地譲 握斗:ロイスどうしよかな……
茅嶋伊鈴協力者/地譲握斗/連帯感:○/競争心/ロイス
地譲 握斗:保留かな
藤原公正:ロイスなあ~~~~~~
藤原公正“シュテルケ” 信頼◯/罪悪感 君のような子は本当に好きだけど守れなかったUGNというものについて考えてしまうんだよ というニュアンスです
茅嶋伊鈴:すんごいこの支部長大変だなあ
明星 日向”ロイエ”にP:同情/★N:脅威 でロイス結びます!遺産に縋りたくなるのは分からなくもないけど、それを看過は出来ない…!
茅嶋伊鈴:今度こそ高性能治療キットを
藤原公正:あっ、購入!
藤原公正:ボディアーマーよ!
茅嶋伊鈴:3dx+1>=9
DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 10[1,2,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

藤原公正:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 2[1,2]+1 → 3 → 失敗

地譲 握斗:成功してる!
茅嶋伊鈴:いえーいめっちゃ買えた
地譲 握斗:ボデマ狙お
明星 日向:60越えた!行きます!
藤原公正:ギョヒーッ!
明星 日向:照準器ねらうぜ!
地譲 握斗:4dx>=12
DoubleCross : (4DX10>=12) → 10[3,9,10,10]+3[2,3] → 13 → 成功

地譲 握斗:おらよっ支部長!
明星 日向:2dx+11>=15 調達
DoubleCross : (2DX10+11>=15) → 8[1,8]+11 → 19 → 成功

地譲 握斗:すげっ
明星 日向:ヨシ!
地譲 握斗:俺のボデマは支部長にあげるよ~
茅嶋伊鈴:固定値ぱない
明星 日向:フルオートショットガンの射撃達成値+1だぜ
藤原公正:ありがと❤
藤原公正:推しの子、やはりUGNに来い
明星 日向:wwww

ミドル4:交戦

GM:シーンプレイヤー:茅嶋伊鈴
GM:全員登場可能。ミドル戦闘です。登場侵蝕をお願いします。
地譲 握斗:84+1D10
DoubleCross : (84+1D10) → 84+3[3] → 87

地譲 握斗:ほっ……
明星 日向:明星 日向の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(64 → 74)
明星 日向:グワーッ!!!
藤原公正:藤原公正の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(51 → 55)
茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(65 → 74)

GM:蔵磐山
GM:“ロイエ”の足跡を追い、足を踏み入れたあなた達の元に通信が入る。
包囲班エージェント:『こちら包囲班』
包囲班エージェント:『指令通り、顕暁寺の一般人の退避は完了しています』
藤原公正:「素晴らしい……そのまま監視を継続してください」
藤原公正:「危険を感じたらすぐ退避を、“ロイエ”はみなさんが命をかけたとしてもどうこうできる相手ではありません」
藤原公正:「命をかけるのは……終結班の仕事だ」
包囲班エージェント:『……それは』
包囲班エージェント:『既に実感しています・・・・・・・・・
藤原公正:薄く微笑む。
藤原公正:「なら良い」
包囲班エージェント:『我々は、指示通り、監視に徹していました』
包囲班エージェント:『既に半数が行動不能に陥りました』
包囲班エージェント:『奴は……既に監視されていることに気付いています』
包囲班エージェント:『奴の能力の前では、距離も防護服も意味がありません』
藤原公正:「分かりました。生存者を連れて下がり、ソラリス医療班と合流」
藤原公正:「まだ無事なものだけはダメージを負うまで包囲継続」
藤原公正:「突破されて構いません。見られているという感覚を与え続けて、彼が指定ポイントにとどまり続けるように誘導できれば良い」
藤原公正:「包囲の存在を感じさせておけば、奴もあのろくでなしの遺産が近くにあると思うことでしょう」
包囲班エージェント:『了解。お気を付けて』
包囲班エージェント:ともすれば捨て駒になれ、とも捉えられる命令を受けながら、態度に動揺一つ見せず了承した。
茅嶋伊鈴:「……」
茅嶋伊鈴:「私はあなたのそういうところ、好きですよ」
茅嶋伊鈴:支部長に向けて。そのまま足を進める。
地譲 握斗:「とっとと片をつけなきゃっすね」
地譲 握斗:緊張した様子もなく、ぐっ、ぐっと屈伸をしている。
明星 日向:「だね。これ以上負荷が掛からないように!」明るい雰囲気とは裏腹に、円状の盾、ショットガン、身にまとう防具とフル装備である

GM:顕暁寺
GM:木々に囲まれた山寺。夜の静寂と相まって、詫び寂びすら感じさせる情景であるが、現状は正反対の逼迫した状況だと、あなた達は知っている。
“ロイエ”:境内に腰掛けて、あなた達を出迎える。
“ロイエ”:「……出来るなら、直接戦闘は避けたかったのだがな……」
“ロイエ”:「だが……それもこの辺りが限度か……」
“ロイエ”:「この寺までは絞り込めても……それ以上の隠し場所は、吐いてもらう必要がある……」
“ロイエ”:「黙秘が叶うとは思わないことだ……」
藤原公正:「遺産は私が所有しています」
藤原公正:「欲しいなら、殺しなさい」
藤原公正:「できるものなら、ですがね」
藤原公正:スーツの中の無銘の業物に手をかける。
“ロイエ”:「その言葉の真偽はともかく……」
“ロイエ”:「面倒な手合いなのは間違いないな……目的の為に己の命を賭けに乗せられる……」
茅嶋伊鈴:「はあ。相変わらずの不器用さですね」
茅嶋伊鈴:「まあ、私が”ロイエ”、貴方の元に降る必要はないということです」
茅嶋伊鈴:「ですから、少しばかり、楽しませてください。ね?」
“ロイエ”:「お前とは本当に……合わない……」
“ロイエ”:「俺は既に憂鬱だ……。戦闘を楽しむ感性は理解できない……」
明星 日向:「あ、じゃあじゃあロイエさん?一応聞いておきたいんだけれど」
明星 日向:「──手引く気は、ないの?」
明星 日向:「私も、出来るなら戦いたくないから。平和裏に終われるならそれが一番なんだけど」
“ロイエ”:「平和……平和か……」
“ロイエ”:「ク、ククク……」
“ロイエ”:「そんなものに、何の価値がある……」
“ロイエ”:「俺は戦いは嫌いだが……平和を好む訳ではない」
“ロイエ”:「お前達の語る平和ならば、特にな……」
明星 日向:「…そっか、残念」
地譲 握斗:「ま、確かにそうだろうね」
地譲 握斗:「誰か生き返らせたい人がいるのかなって読んでるんだけど……」
地譲 握斗:「UGNの方針としてはそれは無理かあ」
地譲 握斗:「だからまあ、残念だけどさ」
地譲 握斗:「ここで終わってもらうから」
地譲 握斗:「覚悟はあるよね?」
“ロイエ”:「ああ……」
“ロイエ”:「俺の目的の障害を……一切の容赦なく排除する覚悟ならばな……」

GM:ミドル戦闘を開始します。
GM:エンゲージはこちら

           “ロイエ”[8]
             │10m
地譲握斗[7]、明星日向[8]、茅嶋伊鈴[3]、藤原公正[8]

GM:セットアップ
“ロイエ”:なし
藤原公正:常勝の天才
地譲 握斗:なし
茅嶋伊鈴:《先陣の火》
藤原公正:侵食+6して公正以外のみんなの攻撃ダメージを+16
茅嶋伊鈴:行動値を8に
地譲 握斗:ヒューッ
茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を2増加(74 → 76)
明星 日向:ある!
明星 日向:・セットアッププロセス
【アームドブラッド】《鮮血の奏者:LV1》+《赫き鎧:LV2》侵蝕率:+7
使用時に1以下の任意のHPを消費する。そのラウンドの間、対象が行なう攻撃の攻撃力を+[消費したHP*3]する。/使用時に2以下の任意のHPを消費する。そのシーンの間、あなたは「装甲値:[消費したHP*3]+6」の防具を作成し、装備する。
※「サングイン」により消費したHPに+5して効果を算出する。

明星 日向:HPを1点と2点消費して、自身の攻撃力+18と装甲値27の防具を装備します
明星 日向:明星 日向の侵蝕率を7増加(74 → 81)
明星 日向:明星 日向のHPを3減少(28 → 25)
明星 日向:明星 日向の装甲値を34に変更(7 → 34)

GM:ではイニシアチブ8
GM:PC優先なので3人好きな順番でどうぞ!
茅嶋伊鈴:誰から行きます?
茅嶋伊鈴:私は骨の剣を使えたら大丈夫です
藤原公正:俺もいついってもいいんだよなあ
明星 日向:じゃあ一番槍行こうかな…!
藤原公正:お願いします!
茅嶋伊鈴:どうぞどうぞ!
明星 日向:ポイントマンなので!
明星 日向:ではマイナーアクション、で戦闘移動してロイエにエンゲージ
明星 日向:メジャーアクション、エフェクトを使ってロイエに攻撃します!
明星 日向:・メジャーアクション 【アサルトコンバット】《マルチウェポン:LV1》侵蝕率:+3
装備した二つの武器の攻撃力と効果を合算して使用する。達成値-4。

明星 日向:判定前に武器の「ブーメランアスピス」の効果を使用して、達成値+4します
明星 日向:明星 日向の侵蝕率を1増加(81 → 82)
明星 日向:3dx+20 射撃
DoubleCross : (3DX10+20) → 9[2,4,9]+20 → 29

“ロイエ”:ドッジ
明星 日向:リアクションどうぞ!フルオートショットガンの効果でドッジダイス-1されます
“ロイエ”:3dx>=29
DoubleCross : (3DX10>=29) → 10[1,2,10]+6[6] → 16 → 失敗

“ロイエ”:頑張ったが……駄目……!
明星 日向:こえー!!!
茅嶋伊鈴:こわい!
地譲 握斗:コワ……
“ロイエ”:《恐れの毒》 ダメージロールの直前に使用。攻撃力を-10する。同じタイミングで複数回累積して使用可能。
“ロイエ”:1回使用します。
明星 日向:ウワーッ!
藤原公正:くくく、使わせたのさ……
明星 日向:3d10+6+10+18+16-10 ダメージ(減少込み)
DoubleCross : (3D10+6+10+18+16-10) → 21[9,9,3]+6+10+18+16-10 → 61

“ロイエ”:装甲で10軽減して51ダメージ。
明星 日向:20点軽減された…!
明星 日向:明星 日向の侵蝕率を3増加(82 → 85)
茅嶋伊鈴:装甲結構厚いなあ
藤原公正:大火力で押し通るのみよ!
茅嶋伊鈴:じゃあ次は私が行きましょうか?
“ロイエ”:まだ結構平気だぜ
藤原公正:おねがいします!
茅嶋伊鈴:はーい!
茅嶋伊鈴:ではマイナー ▼異界侵蝕:《骨の剣》素手データ変更
茅嶋伊鈴:攻撃17、命中-1、ガード12
茅嶋伊鈴:メジャー ▼痛覚愛撫:《コンセントレイト:エグザイル》+《伸縮腕》
茅嶋伊鈴:これでロイエを攻撃!
GM:どうぞ!
茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を3増加(76 → 79)
茅嶋伊鈴:これはマイナーぶん
茅嶋伊鈴:6dx7
DoubleCross : (6DX7) → 10[1,6,6,6,7,8]+10[1,10]+10[10]+1[1] → 31

茅嶋伊鈴:悪くはない
“ロイエ”:ドッジ
“ロイエ”:4dx>=31
DoubleCross : (4DX10>=31) → 9[1,3,3,9] → 9 → 失敗

“ロイエ”:くっ
“ロイエ”:《恐れの毒》 ダメージロールの直前に使用。攻撃力を-10する。同じタイミングで複数回累積して使用可能。
茅嶋伊鈴:良かった
“ロイエ”:1回使用。
茅嶋伊鈴:うーん 攻撃はそんなでもない
茅嶋伊鈴:リターナーズクロークでダメージは+2Dされている。いくぞ!
茅嶋伊鈴:4d10+2d10+17+16
DoubleCross : (4D10+2D10+17+16) → 14[3,1,1,9]+13[9,4]+17+16 → 60

茅嶋伊鈴:常勝の天才サイコー!
明星 日向:つよい!!!
“ロイエ”:10軽減と装甲10で40ダメージ
茅嶋伊鈴:うい!
茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を4増加(79 → 83)
“ロイエ”:まあ……まだ大丈夫
GM:では、支部長の手番!
藤原公正:よし
藤原公正:ではシンプルに徒歩で近づいて
藤原公正:《戦神の祝福》《リミットブレイク》
藤原公正:この際にコネ:戦神の軍師 も使用
藤原公正:オートアクションでウェポンケースから日本刀も勿論装備します
藤原公正:これで祝福の回数は減りません
藤原公正:ゴリラパワーをお見せしましょう
藤原公正:また、判定の際にリーダーズマークも使用します
藤原公正:メジャー→罪雪断ジャッジド・レッド
藤原公正:それでは判定いきます
GM:どうぞ!
藤原公正:2dx+8+19 白兵
DoubleCross : (2DX10+27) → 4[3,4]+27 → 31

藤原公正:まあ~~~~~~まあまあ当たりはするはず
“ロイエ”:ドッジ!
“ロイエ”:4dx>=31
DoubleCross : (4DX10>=31) → 10[3,5,7,10]+4[4] → 14 → 失敗

藤原公正:ではダメージ
“ロイエ”:ちょっと計算します
藤原公正:了解
“ロイエ”:うーん、ここはこのまま受けます
藤原公正:オーケー
藤原公正:5+9d10+4d10 装甲有効
DoubleCross : (5+9D10+4D10) → 5+69[9,8,9,3,10,6,5,9,10]+24[7,9,7,1] → 98

藤原公正:YEAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!!!!!!!!!!!
明星 日向:うおー!!!!!
茅嶋伊鈴:つよお
藤原公正:13dの期待値は71くらいなので上振れですね
“ロイエ”:うわっ、思ったより跳ねた!
藤原公正:ふふふ、今から使ってもいいですよ
“ロイエ”:戦闘不能!
“ロイエ”:《アクアウィターエ》 復活
藤原公正:??????????
藤原公正:こわ~
GM:《迸る生命》で回復量が増えています。
藤原公正:くっ、上手く凌がれたか
GM:戦闘不能直前くらいで耐えて次まで復活と軽減回数を温存するつもりだったのに……!
藤原公正:ククク……支部長は強いのだ
GM:だが、今度は“ロイエ”の手番!
“ロイエ”:マイナー:《ライトスピード》 C値を+1してメジャーアクションを二回行う。
藤原公正:ぐあーっ!
“ロイエ”:メジャー:《エクスプロージョン》《ツインバースト》《バランスブレイク》《増加の触媒》《流血の胞子》 7dx+6 攻撃力32 範囲(選択) ドッジ不可 命中時、重圧とランク3の邪毒を与える
地譲 握斗:ウゲーッ
“ロイエ”:まずは地譲くんと伊鈴さんのエンゲージに攻撃
茅嶋伊鈴:グエーっ
藤原公正:侵食は85となります
“ロイエ”:7dx+6
DoubleCross : (7DX10+6) → 9[3,3,5,5,6,7,9]+6 → 15

“ロイエ”:ドッジ不可です
藤原公正:少年少女ーッ!
地譲 握斗:素手ガード!
茅嶋伊鈴:骨の剣ガード。カバーはいりますか?
藤原公正:あっ、離れたエンゲージに向けての範囲だから伊鈴ちゃんはあんま関係ないかも
GM:いや、伊鈴さんと地譲くんのエンゲージに攻撃なので
GM:関係ありますね
明星 日向:茅嶋ちゃん、射程視界だから動いてないのだ…!
藤原公正:あっ、俺の見間違いだったごめん!
地譲 握斗:カバーあると……嬉しい!
茅嶋伊鈴:では!
茅嶋伊鈴:《崩れずの群れ》
茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を2増加(83 → 85)
“ロイエ”:くっ
“ロイエ”:だが、命中したので重圧と邪毒3を受けてもらうぞ……
“ロイエ”:これで軽減エフェクトを封じるという訳だ
茅嶋伊鈴:そういやオートだったなこれ
“ロイエ”:ダメージ!
“ロイエ”:2d10+32
DoubleCross : (2D10+32) → 13[10,3]+32 → 45

茅嶋伊鈴:まず装甲で12
茅嶋伊鈴:ガードで12
茅嶋伊鈴:C(45-24)
DoubleCross : c(45-24) → 21

藤原公正:凌いだ!?
茅嶋伊鈴:倍にして42、リターナーズクロークと屍人
茅嶋伊鈴:42-4d10
DoubleCross : (42-4D10) → 42-25[9,3,5,8] → 17

GM:リターナーズクロークはガード値に+2d10
茅嶋伊鈴:あっそうか!
GM:なので、先にリターナーズクロークですね
茅嶋伊鈴:じゃあ上の9,3をリターナーズクロークにして
茅嶋伊鈴:9の倍で18
茅嶋伊鈴:18-13で5ダメージ!
茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴のHPを5減少(31 → 26)
GM:硬すぎ……
地譲 握斗:すご……
茅嶋伊鈴:重圧と邪毒です
“ロイエ”:だが、まだ俺の攻撃は終わっていないぜ
藤原公正:こわ……
“ロイエ”:メジャー:《エクスプロージョン》《ツインバースト》《バランスブレイク》《増加の触媒》《流血の胞子》《神速の鼓動》 7dx+6 攻撃力32 シーン(選択) ドッジ不可 命中時、重圧とランク3の邪毒を与える
藤原公正:まさか!
“ロイエ”:今度はシーン攻撃だ!
明星 日向:第二波、来ます!
“ロイエ”:勿論対象はPC全員
茅嶋伊鈴:今度はカバーできない…!
地譲 握斗:ゲーッ
藤原公正:く……!なんてことだ……!
藤原公正:まあ私はライフで受けますが……
明星 日向:カバーは温存…!
明星 日向:そしてリアクションで宣言だ
明星 日向:・オートアクション 【カウンターバッシュ】《復讐の刃:LV1》侵蝕率:+6
対象から自分に対して攻撃が行われた際のリアクションの直前に使用する。リアクションを放棄する事で対象に白兵攻撃を行う。C値-1(下限値7)。この攻撃へのリアクションは行えない。

“ロイエ”:来るのは分かっていた……
“ロイエ”:同時に判定!
“ロイエ”:7dx11+6
DoubleCross : (7DX11+6) → 10[1,3,8,9,9,9,10]+6 → 16

明星 日向:ふふ、もうひと手間!
明星 日向:ブーメランアスピスの効果で達成値+4します!
明星 日向:明星 日向の侵蝕率を7増加(85 → 92)
“ロイエ”:《恐れの毒》 ダメージロールの直前に使用。攻撃力を-10する。同じタイミングで複数回累積して使用可能。
藤原公正:ガードするだけしておくぜ!
地譲 握斗:素手ガード!
茅嶋伊鈴:骨の剣ガード!
“ロイエ”:2回使用! 先に言っておくぜ
明星 日向:4dx+8@9
DoubleCross : (4DX9+8) → 10[1,5,7,10]+5[5]+8 → 23

“ロイエ”:では同時にダメージ!
“ロイエ”:2d10+32
DoubleCross : (2D10+32) → 6[5,1]+32 → 38

明星 日向:3d10+6+18+16
DoubleCross : (3D10+6+18+16) → 21[6,9,6]+6+18+16 → 61

地譲 握斗:えっぐ
茅嶋伊鈴:やっば
“ロイエ”:装甲と軽減で30減らして、31ダメージ!
茅嶋伊鈴:リターナーズクローク
茅嶋伊鈴:38-2d10
DoubleCross : (38-2D10) → 38-13[9,4] → 25

“ロイエ”:まだ生きてるぜ
茅嶋伊鈴:装甲、ガードで24
茅嶋伊鈴:1-2d10
DoubleCross : (1-2D10) → 1-6[3,3] → -5

地譲 握斗:うわっまだ生きてる!
茅嶋伊鈴:屍人でノーダメージ
明星 日向:c(38-34)
DoubleCross : c(38-34) → 4

地譲 握斗:凄すぎ
GM:伊鈴さんに全然攻撃通らない……
明星 日向:4点受けます
明星 日向:明星 日向のHPを4減少(25 → 21)
“ロイエ”:こっちも硬い……
藤原公正:ほげーっ!
地譲 握斗:装甲7で31ダメージ、無事死亡。
“ロイエ”:だが重圧と邪毒だ!
藤原公正:31-11=20でギリギリ生きてる
地譲 握斗:1D10 リザレクト
DoubleCross : (1D10) → 10

地譲 握斗:ハァ?
明星 日向:ウワーッ!!!
藤原公正:毒発動したら死ぬ……
GM:こっちの攻撃は38ですよ
GM:31はロイエが受けたダメージ
藤原公正:ぐおあーっ、勘違いしてた!
藤原公正:38-11=27なので1足りた
明星 日向:でも生きてる!!!
地譲 握斗:HP27→0→10 侵蝕87→97
藤原公正:いやらしい男……それがあたいよ
“ロイエ”:邪毒あるからって火力控えめにしすぎたか……
GM:では行動値7、地譲くん!
地譲 握斗:クゥン……
地譲 握斗:気さくなる歩み/マイナー:インフィニティウェポン2+影走り 侵蝕+4 離脱可能な戦闘移動。攻撃力+13、G値3、射程至近の白兵武器を作成
地譲 握斗:”ロイエ”にエンゲージします。
地譲 握斗:侵蝕97→101
地譲 握斗:オート:インフィニティウェポン装備し、器物使いツールマスターでインフィニティウェポンと一体化
地譲 握斗:変幻自在/メジャー:咎人の剣2+電光石火2+コンセントレイト:ハヌマーン3 侵蝕+9 13(能力3+DB3+電光石火4+器物使い3)dx7+6 攻撃力+47(インフィニティウェポン16+咎人の剣15+常勝の天才16)の白兵攻撃。HP1D失う
地譲 握斗:ダイス振りまァす
GM:どうぞ!
地譲 握斗:13dx7+6
DoubleCross : (13DX7+6) → 10[2,2,3,3,4,4,6,7,8,8,9,10,10]+10[3,4,6,9,10,10]+10[4,7,10]+10[5,8]+1[1]+6 → 47

“ロイエ”:ど、ドッジ……!
“ロイエ”:4dx>=47
DoubleCross : (4DX10>=47) → 7[2,6,6,7] → 7 → 失敗

地譲 握斗:ダメージ
“ロイエ”:恐れの毒はもう品切れ
地譲 握斗:5D10+47
DoubleCross : (5D10+47) → 26[3,8,7,1,7]+47 → 73

“ロイエ”:装甲で10軽減して……
“ロイエ”:倒れます!
“ロイエ”:復活もなし!
地譲 握斗:ほっ
地譲 握斗:1D10
DoubleCross : (1D10) → 5

藤原公正:よかった~
地譲 握斗:HP10→5 侵蝕101→110
明星 日向:おおー!!!
GM:あなた達の勝利だ……!

GM:演出!

藤原公正:「一歩」
藤原公正:短刀を上空に向けて投げる。
藤原公正:「二歩……ああ、いや、少し右」
藤原公正:短刀をもう一本、上空に向けて投げる。
藤原公正:「さて、みんな、引き締めていきますよ」
藤原公正:懐に隠した刃の鞘を投げ捨てて、“ロイエ”に向けてゆっくりと無防備に――歩き出した。
藤原公正:ゆっくりと、だが先頭だ。
“ロイエ”:「……俺の能力を知りながら、近付いてくるか」
茅嶋伊鈴:「ふふ。公正には注意した方がいいですよ」
茅嶋伊鈴:「いえ……注意しても、無駄かもしれませんね?」
茅嶋伊鈴:煽りながら、己の内にレネゲイドの火を灯す。
地譲 握斗:「ていうか、近づいてくるか。なんてよく言うよね」
地譲 握斗:「距離なんて関係ない能力だろ。アンタ」
地譲 握斗:そう言いながら自分は緩く構え、動くそぶりはない。
明星 日向:「どこいたって危ないんだから、得意な距離行かないとね」
明星 日向:左腕に装着した腕輪を捻る。ピピ、という機械音と共に腕輪の下から血液があふれ出した。
明星 日向:血は重力に逆らい、身に纏った防具へと吸い込まれ浸透する。
“ロイエ”:「確かに賢明かもしれんな……近ければ感染も早い……」
“ロイエ”:「苦しまずに済むからな……」
藤原公正:「そういうことです。“アサルトポインター”、“シュテルケ”、まずは任せます」
藤原公正:「スピードは――私が歩いて間合いに到着するまでの任意のタイミング」
藤原公正:抜き身の凶刃をぶら下げて、ゆっくりと進む。
明星 日向:「了解、先に行きます」ガシャポンのカプセルを取り出し、ロイエへ放り投げ──クレー射撃のように撃ち抜く。
明星 日向:中に詰められた血液が霧のように霧散して視界を遮り。その間に支部長の脇をすり抜け、直進する
明星 日向:「──!」走りながらまずは足に三発。回避はさせない
明星 日向:続けて銃口に形成した血の銃剣で、すり抜けるように斬りかかった
“ロイエ”:「ブラム=ストーカー……」
“ロイエ”:銃剣を、腕で受ける。
“ロイエ”:半ばまで食い込んだところで、血で形成された刃が分解した。
“ロイエ”:「……相性が悪かったな。感染の媒体だ」
明星 日向:「でしょうね。使ったのは全部捨てますから」
明星 日向:転がる形で背後に回り込み、さらに背中側へ散弾を四斉射叩き込む。私の強みは多彩な手数だ。
“ロイエ”:背中に銃撃を受け、しかし、致命傷の気配はない。
“ロイエ”:何か着込んでいる……それだけではない。
“ロイエ”:頬が痩け、手の甲には骨が浮く、病人のような痩身でありながら、異様な頑強さを秘めている。
“ロイエ”:“ロイエ”は空気感染によって相対せずとも敵を戦闘不能にできる能力者だ。
“ロイエ”:当然、敵は直接戦闘に持ち込もうとする。
“ロイエ”:当然対策している。自然界に存在しないバクテリアすら生成可能な“ロイエ”は、自らの肉体の機能も間接的に操作できる。
“ロイエ”:敵の攻撃をただ耐え、致命的なバクテリアに感染させてしまえば勝ちだ。
明星 日向:「ワンマガジン叩き込んでびくともしない、お強いですね」流れるような動作でマグチェンジ。隙を見せることはない
明星 日向:「でも──私一人で戦ってる訳じゃないので。」
茅嶋伊鈴:『それ』は、音もなく”ロイエ”の死角に回り込んでいた。
茅嶋伊鈴:ついさっき誕生したばかりの肉は、貪欲に相手を求める。
茅嶋伊鈴:即ち、神経同士を繋げ、痛みの概念を送り込む。
茅嶋伊鈴:無機物にすら『痛み』を与えるそれは、”ロイエ”にも例外なく痛みを与える。
“ロイエ”:「……っ」厭うような表情。
“ロイエ”:どれだけ肉体を強化しようと、痛みそのものは変わらない。
“ロイエ”:正確には、痛みを感じない体に造り替えることもできるが、していない。
“ロイエ”:危険を察知する信号である痛みを取り除けば、生存の為には逆効果だから。
“ロイエ”:生者、ならば。
茅嶋伊鈴:「先程貴方は戦闘を楽しむのは理解できない、と仰いましたが」
茅嶋伊鈴:「別に私は戦闘そのものが好きなわけではありません。その誤解は解いておかなくては」
茅嶋伊鈴:「私はただ……遠慮なくこの姿を晒し、遠慮なく誰かと触れ合えることを好ましく思っているだけですよ」
茅嶋伊鈴:「大事でしょう?コミュニケーション」
“ロイエ”:「なるほどな……UGNらしからぬ精神性とは思ったが……」
“ロイエ”:「屍ですらなくならない為の……分水嶺という訳か……」
茅嶋伊鈴:ウインクする。
茅嶋伊鈴:「助かりました、日向」
藤原公正:顕暁寺の千本松。
藤原公正:古くは武将、菅原為近が源平の戦の後に戦死者の供養の為に植えたとされる木々が元となった松林である。
藤原公正:時折枯死するものも出るものの、その見事な枝振りは臨都の郷土の誇りとしてしばしば地元小学生の写生大会でも題材となる。
藤原公正:そんな見事な枝振りの松の木に、短刀が突き刺さった。
藤原公正:たまさか落ちた大きな枝は、お誂え向きに“ロイエ”の退路を塞いでいた。
藤原公正:“アサルトポインター”の攻撃を受けたことにより、“ロイエ”で腕を負傷していた。
藤原公正:その負傷していた腕の方に、男は立っていた。
藤原公正:“シュテルケ”の攻撃により、“ロイエ”は痛覚を励起されていた。
藤原公正:通常攻撃でも十分なダメージが期待できた。
藤原公正:“ロイエ”の攻撃を受けたエージェントたちのデータを元に、殺人バクテリアに対する急増のワクチンが開発されていた。
藤原公正:ノイマンである藤原公正もまた、その研究に頭脳を貸していた。
藤原公正:「さて」
藤原公正:「話は終わりだよ、“ロイエ”」
藤原公正:白刃が揺らめく。
藤原公正:ただまっすぐに歩いてきただけの男が、まっすぐに刃を振り下ろす。
藤原公正:唐竹割り。逆袈裟。
藤原公正:そして手首を捻りながら、フェンシングの術理で正面から背中・・・・・・を切りつける。
藤原公正:「罪を雪げ、死を以て」
藤原公正:日本刀を勢いよく左手だけで引き戻しながら――右の拳で顔面を撃ち貫く。
藤原公正:顕暁寺の庭先に響き渡る。空気が破裂し、脳が揺れる、音。
“ロイエ”:風景が、間が抜けたコマ送りのように飛んだ、、、
“ロイエ”:自分の身に起きた現象を理解できていない。
藤原公正:「まだ――命があるだろう」
藤原公正:「立って反撃しろ。それで詰みだ」
“ロイエ”:(何だ……この男は……)
“ロイエ”:その技量、手管に対する困惑ではない。
“ロイエ”:“ロイエ”は対面した時点で、発症の早い病原バクテリアを周囲に散布していた。
“ロイエ”:ブラム=ストーカーの免疫や、屍人には効果が薄いのは分かる。
“ロイエ”:茅嶋伊鈴に使った殺傷能力の高いバクテリアは対策されている可能性があることは分かっていた。故に初手は多少効果は落ちても別種のバクテリアを選択した。
“ロイエ”:挙動で分かる。この男の肉体そのものには特異性はない。
“ロイエ”:ノイマン――ただの人間の延長戦上の力は、“ロイエ”にとって最も与しやすい相手のはずだ。
“ロイエ”:なのに、何故こうなっている?
“ロイエ”:「まだ……命が……ある、か……」
“ロイエ”:「そうだ……まだ……俺には、まだ命がある……」
藤原公正:「そうだ、それを使ってお前は立つ」
藤原公正:「そこに合わせてこれからうちのメンバーが全力攻撃を叩き込む」
藤原公正:「打ち合いに我々が勝ち、お前は死ぬ」
藤原公正:「座して死するか、戦うか、最後の自由だ――噛みしめろ」
藤原公正:「それが貴様への罰だ」
藤原公正:カチリ、と拾った鞘に刀を納めた。
“ロイエ”:「――何も、分かっていないな、UGN……」
“ロイエ”:「傲慢なお前達らしい……」
“ロイエ”:――身勝手な女だった。
“ロイエ”:およそ善人とは呼べない女だった。
“ロイエ”:出会わなければ、自分はもっと真っ当に生きていただろう。
“ロイエ”:もしかしたら、目の前の奴らと肩を並べて戦っていたかもしれない。
“ロイエ”:だが、そうでない生き方を知った。
“ロイエ”:人生は歪み果て……女が死んだ時点で意味すら失った。
“ロイエ”:「罰なら……もうたくさんだ……」
“ロイエ”:幽鬼のような呻き声と同時。
“ロイエ”:“ロイエ”を除く全員の肉が弾けた。
地譲 握斗:「がっ……ッ、ばッ!?!?」
藤原公正:「怯むな、“アーク”」
藤原公正:自らも臓腑という臓腑を引き裂かれながらそれでも。
藤原公正:「君は――イケるやつだろ?」
藤原公正:微笑む。今にも千切れそうな首で。
“ロイエ”:感染した瞬間、無秩序に増殖し、肉体を内側から物理的に食い破る殺人バクテリア。
茅嶋伊鈴:「やらせませんよ、握斗は」
茅嶋伊鈴:腕の肉を握斗の失った部分に埋める。
茅嶋伊鈴:多少無理矢理だが、オーヴァードならばそれで傷を塞ぐこともできただろう。…無論完璧に、とは行かないが……
地譲 握斗:「ありがと……伊鈴さん」
地譲 握斗:「これはきちぃー……」
茅嶋伊鈴:そして自分は。
茅嶋伊鈴:「手加減されました?」薄く笑う。
茅嶋伊鈴:「駄目ですよ、貴方には口説き落とされません」
茅嶋伊鈴:多少の肉は失うが、痛みも感じていない。
茅嶋伊鈴:実質的なノーダメージだ。
“ロイエ”:「――発熱。振戦。目眩。悪心。呼吸器への障害……」
“ロイエ”:「屍人には効果は薄いが……他にも症状が山となって襲う」
“ロイエ”:「お前を口説くつもりはない……。たった一人で立っていろ……」
明星 日向:「──ッ!」装備の一部が弾け飛ぶ。だが、下に見えた地肌のダメージは想像以上に軽い。
明星 日向:免疫を高め、感染した血液を体外へ排出し、防具に回していたのだ。
明星 日向:奴の話した情報から導き出されることは一つ。──症状が出て行動不能になる前に叩きのめす。
明星 日向:ダメージも厭わず前進し、表面に血のスパイクが幾重にも形成された盾でバッシュをかける。
明星 日向:……強みは手数。体格の関係で基本的に銃器を用いるが、訓練を受けていないわけじゃない。
明星 日向:突き放すように盾を振り払い、押しのける。右手を天に掲げ──上から落ちてきた刀をノールックで掴み取り。
藤原公正:ニィ、と微笑む。
明星 日向:支部長が作った傷目掛け、刺突を放つ!
“ロイエ”:「ぐ……が、ぶ……!」
“ロイエ”:声帯が、意図しない引き攣った音を出す。
“ロイエ”:「まるで躊躇なしとは……いい判断だが……」
“ロイエ”:突き刺された箇所を押さえながら、後ずさる。
“ロイエ”:致命傷には至らない。
“ロイエ”:「俺の勝利条件は……お前達の全滅……ではない……」
“ロイエ”:藤原に視線を向ける。「『シシュフォスの過儀』はどこだ」
“ロイエ”:「行動不能になったお前から、吐かせることくらいは、片手間でできる……」
“ロイエ”:「意思で抵抗はできない……そういうバクテリアを作ればいいだけだ……」
明星 日向:「…何、勝った気になってんのさ」症状が身体を襲う。先のような動きは既に難しくなっている。
藤原公正:「がっ……!」
藤原公正:口が、勝手に動き出す。
藤原公正:「シ、シシュフォスの……過儀……は……」
藤原公正:――不味い、このままでは。
藤原公正:まさかの事態だ。まさか――だが、予想はしている・・・・・・・
明星 日向:「もう忘れちゃった…?一人で戦ってる訳じゃない・・・・・・・・・・・・って…!」
明星 日向:「追い込め────”アーク”!!!」
地譲 握斗:「じゃ、とどめ」
地譲 握斗:「────行くかぁ」
地譲 握斗:とーん、と支部長の頭を蹴り、宙を飛ぶ。
地譲 握斗:一足飛びに、"ロイエ"の元へ。
藤原公正:「がっ!?」
藤原公正:痛みと衝撃に人体は抗えない。
藤原公正:故に――最後の言葉は言えない・・・・
藤原公正:――完璧です、“アーク”!
藤原公正:内心喝采を送り、その背を見送る。
地譲 握斗:ぐ、とその胸元に足を落とし、頭の後ろを片手で掴む。
“ロイエ”:「お前、何故動け――」
地譲 握斗:口元から血を流し、どこか気だるげに、しかしその表情は笑みであり、そして楽しくなさそうな無でもある。
地譲 握斗:もう片手で、"ロイエ"の首に刺さった刀を引き抜き、胸を蹴り再度跳ねる。
地譲 握斗:ぐさり、と
地譲 握斗:手に持った刀を胸に刺しなおす。
地譲 握斗:「……で、俺だってただぼーっとしてたわけじゃないわけで」
“ロイエ”:「ごっ……ぐぁ……」
地譲 握斗:自身に纏わせた砂が、刀傷を通じ広がっていき────切断。
地譲 握斗:「なぜ動けるかっていえば……割と無茶したってことで」
地譲 握斗:「じゃあね」 刀から手を放す。
“ロイエ”:上半身が二又に裂け、大量の血を吹き出しながら力なく倒れ伏した。
地譲 握斗:「……」 その姿を見下ろしながら、自身もその場にふらりと倒れこむ
茅嶋伊鈴:「握斗!」
藤原公正:「……状況終了と判断。救護班を呼びます。二人は“アーク”の……」
藤原公正:――って、言うまでもないか。
藤原公正:「二人は彼のそばに」
藤原公正:それから連絡を始める。
明星 日向:「……はー…。みんなお疲れ!」
明星 日向:「アタシもちょっと血足りないかも……」そうは言いながら、少しおぼつかない足取りで地譲ちゃんに歩み寄る
茅嶋伊鈴:「……みなさん、本当にお疲れ様です」
茅嶋伊鈴:「休みましょう。今は」
明星 日向:「いつもなら再回収するんだけどねえ……相手が相手だったからしょーがない」
明星 日向:「ほーら立って地譲ちゃん。帰るよ!」──日常に。
地譲 握斗:「……容赦ねえー」 ごろりと寝返りをうち、ぼやく
地譲 握斗:見上げた空は、曇っていた。

GM:シーンカット
GM:ロイス取得と購入判定が可能です。
茅嶋伊鈴:高性能治療キットを握斗くんに渡します
藤原公正:じゃあですね
茅嶋伊鈴:ろいほ
茅嶋伊鈴:応急手当
藤原公正“アーク” 信頼◯/眩しい
茅嶋伊鈴:4dx+1>=8
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 10[2,2,3,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

明星 日向:同じくロイス取得保留!
明星 日向:!?
茅嶋伊鈴:すごくいいの買えた
藤原公正:推しの子だよ
茅嶋伊鈴:自分で使いまする〜
藤原公正:そして
明星 日向:みんな何か欲しいものあるー?
茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴のHPを2D10(→ 12)増加(26 → 31)
地譲 握斗"ロイエ" ○好奇心/侮蔑 で取って即座にタイタスにします。
藤原公正“アサルトポインター” 尊敬◯/心配→信頼◯/罪悪感 評価を改めます
茅嶋伊鈴:全快〜
藤原公正:こうです
明星 日向:おぉ、信頼に
藤原公正:支部長は治療キット狙ってみます
GM:即タイタスにしてる
藤原公正:4dx+2>=8
DoubleCross : (4DX10+2>=8) → 9[3,4,5,9]+2 → 11 → 成功

藤原公正:やった!
藤原公正:即使用します
藤原公正:1+2d10
DoubleCross : (1+2D10) → 1+15[9,6] → 16

藤原公正:かなり回復
地譲 握斗:高性能治療キットで回復します
地譲 握斗:3D10+5
DoubleCross : (3D10+5) → 15[10,1,4]+5 → 20

地譲 握斗:かなり!
茅嶋伊鈴:治療キットは3d10ですよ支部長!
明星 日向:私も高性能治療キット買おうかな
地譲 握斗:HP5→20
明星 日向:3dx+11>=9 高性能治療キット調達
DoubleCross : (3DX10+11>=9) → 8[2,3,8]+11 → 19 → 成功

明星 日向:よすよす、調達して使用します
明星 日向:3d10 回復
DoubleCross : (3D10) → 13[2,8,3] → 13

明星 日向:明星 日向のHPを13増加(21 → 28)
明星 日向:全快!
GM:支部長はもう1d回復!
地譲 握斗:購入はもう皆欲しいものないかな
藤原公正:やった!
藤原公正:1d
DoubleCross : (1D10) → 5

藤原公正:なんとHP21、なんとかなりそう
茅嶋伊鈴:特にはないなー2ラウンド目用にブルーゲイルが候補に上がるくらい
藤原公正:購入は強化素材あると嬉しいかなあ
茅嶋伊鈴:強化素材がよさそう
明星 日向:小型ロケランがちょっと欲しいくらいかな?
地譲 握斗:じゃあまず強化素材狙おかな
明星 日向:強化素材は次のシーンから私もちょこちょこ買っていこう
地譲 握斗:5dx<=15
地譲 握斗:アッ間違えた
地譲 握斗:5dx>=15
DoubleCross : (5DX10>=15) → 9[1,1,5,6,9] → 9 → 失敗

地譲 握斗:ううむ、おしまい!

ミドル5:事件未だ終息せず

GM:臨都市で発生した連続ジャーム化事件は、UGNの奔走もあり、沈静化へ向かいつつあった。
GM:しかし、それはあくまで向かいつつある、ということでしかない。
GM:“ロイエ”の取った手段の厄介な点は、“ロイエ”自身を倒しても既に撒かれた種は消えないという点だ。
GM:そして、更なる事実が判明した。
GM:ロイエは既に撒かれていたものとは別に、プレミュールから取引して手に入れた強化αトランスを臨都市の各地に仕込んでいた。
GM:足が付かないよう、ライブ会場での作戦ほどの量はないが、無差別に。
GM:自動販売機のペットボトル、ファミレスのドリンクバー、コンビニのコーヒーメーカー……。
GM:真相が判明する前にこのαトランスでの発症者が現れていれば、被害者の共通点に対する煙幕になっていただろう。
GM:その前に“ロイエ”を倒せたのは、僥倖だったかもしれない。
GM:“サクリフィキウム”の所在も、未だに判明していない。
GM:正確には、その後何度か現れこそしたが、散発的に被害を出してはすぐに姿を眩ましてしまう。
GM:UGNの奔走は、終わらない。

GM:臨都大学付属高校
GM:あなたは裏で事件への対処に奔走しながらも、高校生としての日常を過ごしてきた。
GM:忙しない日々はあっという間に過ぎ、再び金曜日がやってきた。
GM:しかし、ジャーム化事件が収束していない以上、世間的には行方不明事件は続いており、放課後の委員会の休止が決定していた。
GM:あなた自身も、放課後すぐにUGNから招集を受けている。今は一人でも人手が欲しいのだろう。
渡会此寧:「あの……地譲くん」
渡会此寧:終業のホームルームが終わってすぐ、あなたに話しかける。
渡会此寧:あまり男子と話す方ではない彼女が教室であなたに話しかけるのは稀なことだった。
地譲 握斗:「……」 面白くなさそうに、椅子に座ってくるくるとシャーペンを回していた。
地譲 握斗:荷物は既にカバンの中に詰められており、下校の準備はできていた。
地譲 握斗:が、くるくるとペンを弄び……
地譲 握斗:「おっ、此寧!」 パッと、笑みを浮かべて振り向く。
地譲 握斗:「どしたん。珍しいね、教室で話しかけてくるのは」
渡会此寧:「今日は、委員会がないので……」
渡会此寧:「ここじゃないと、お話する機会もないですから」
渡会此寧:周りの目線を気にしているのか、おどおどと話す。
地譲 握斗:「はは、ごめんごめん」
地譲 握斗:「最近俺も放課後忙しかったから……こっちから話しかけるべきだったな。うん」
渡会此寧:「いえ……それはそれでびっくりしてしまうので……」
渡会此寧:「地譲くんが気を遣ってくれたのは、分かってますし」
渡会此寧:「それで……その」
渡会此寧:「放課後忙しいって……今日も、でしょうか……?」
地譲 握斗:「……」 困ったように笑みを浮かべる。
地譲 握斗:「勉強会、したかったんだけどなあ」
地譲 握斗:……正直、支部長に話せば、彼女に付き合えと言われる気はする。
地譲 握斗:そも、普段であれば別に支部長にすら言わず、サボっていた可能性だってある。
地譲 握斗:自分でも不思議で意外だったが、非日常というだけでなく。この事件そのものに、執着していた。
地譲 握斗:「……」 頭を掻きながら、少し気まずそうに、此寧に笑みを向ける。
渡会此寧:「……い、いいんです! 忙しいなら仕方ないです」
渡会此寧:「それに、やれたらいいねって言ってただけで、しっかり約束した訳でもないですし……」
渡会此寧:誤魔化すような笑顔には、心なしか力がない。
地譲 握斗:「あ~……」
地譲 握斗:困った。
地譲 握斗:俺と言うものはもっとうまく立ち回れて、友達にこんな顔をさせはしなかったし
地譲 握斗:よしんばさせたとしても、それに対して申し訳なさを感じることも無い。その筈だ。
地譲 握斗:自認だけじゃなくて、実際に、そうだったはずなのだ。
地譲 握斗:だから俺は覚醒しても、イリーガルとして戦場に出ても、何も気にせず楽しくやっていけていたはずなのだ。
地譲 握斗:だが、今はそうではない。
地譲 握斗:「……ってことか……」 小さく呟き、此寧の手を取る。
渡会此寧:「ひゃっ」
渡会此寧:「ち、地譲くん……!?」
渡会此寧:顔が真っ赤に染まる。
地譲 握斗:「うん」 自分の名を呼んだ彼女に、頷く。
地譲 握斗:「俺、自分で思ってたよりも、君のことが好きみたいだ」
渡会此寧:「すっ、ぇ、ぁっ、え……!?」
渡会此寧:「ま、また地譲くんはそんなことばっかり……!」
地譲 握斗:「いや、俺さ」
地譲 握斗:「結構いろんな人と仲良くしてると思うんだけど」
地譲 握斗:「こないだも言ってたろ、誰にでもそんな感じだって」
地譲 握斗:「実際、誰にも興味がないから、そうなんだと俺も思ってた」
地譲 握斗:自分の心に整理をつけるように呟いている。
地譲 握斗:「でもさ、最近。ずっと俺、イライラしてて」
地譲 握斗:「でも、自分でもわかってなかったんだけど、此寧にさっき話しかけられて、思った」
地譲 握斗:「俺、自分で思ってるより皆のことが好きだ」
地譲 握斗:「そして、此寧のことはもっと好きで、もっと一緒にいたい」
地譲 握斗:まとまりのない言葉を、何とか選んで、子供の様に思いをぶつける。
渡会此寧:「ぁ……うぅ……」
渡会此寧:「地譲くん……その……私…………」
渡会此寧:「…………」
渡会此寧:「……って、こ、ここっこんなところで何言ってるんですか!」
GM:放課後とはいえ、ホームルームの教室だ。周りにはまだ帰宅していない生徒がそこそこいる。
地譲 握斗:「……あ、ごめん」
渡会此寧:「地譲くんの馬鹿っ!」顔を真っ赤にして叫ぶ。
渡会此寧:「わっ、私、帰りますっ」
渡会此寧:「あいたっ」机やら壁やらにぶつかりながらふらふらと教室の外へ走って行く。
地譲 握斗:「ちょ、送ってくって。それくらいなら時間あるから!」 そう言って追いかけようとする。
渡会此寧:「つっ、付いて来ないで! 付いて来たら怒るからっ」上擦った声
地譲 握斗:「えっええ~……」 しょんもりして止まる。
地譲 握斗:「俺、なんか間違ったかな……」
地譲 握斗:そうぼやきながら、自分の中の感情をしっかりと確かめる。
地譲 握斗渡会此寧 ○好意/厭気 → ○純愛/隔意
地譲 握斗:7個目のロイスを取得します。 臨都市 ○幸福感/不安
地譲 握斗:整理はついた。少女の去っていった方角を見つめる。
地譲 握斗:「とっととケリをつけてやる」
地譲 握斗:そして踵を返し、支部へと歩みを進めた。

GM:連日のジャームへの対処に奔走する中でも、休息のタイミングは存在する。
GM:人手が足りないからこそ、休息を疎かにしてはならない。オーヴァードならばなおさらだ。
GM:あなたは、その時間を利用して、UGN所有の病院へと来ていた。
明星 日向:「おーす、元気してますかー!」ノックの後、にぱーっとした笑みを見せながら病室の扉を開ける。病院故、若干ボリュームは小さめに。
エージェント:「何だ、また来たのかよ。仕事も忙しいらしいじゃん。よくやるよ」
チルドレン:「明星さん! 僕は来てくれて嬉しいですよ!」
明星 日向:「やー、退院したらま~た忙しくなると思うんで。今のうちに甘やかしておこうかなーって?」
明星 日向:「ってことでお土産ー。」手にはもちろんお土産が。コンビニスイーツ+飴ちゃんの詰め合わせである
チルドレン:「わあー、ありがとうございます!」
エージェント:「うっ、甘い物ばっかじゃん……あ、いや、ありがとう」
明星 日向:「病院食って味気ないでしょ。だからカロリーとってはよ元気になってくださいね?」
明星 日向:「いらないんなら今アタシが食べるんで」()
エージェント:「おじさん、甘い物胸焼けしちゃうのよ……酒とは言わないけどつまみとか欲しかったなあ……」
チルドレン:「僕は甘い物好きですよ。むしろ甘い物しか食べたくありません」
明星 日向:「ほーん…覚えときます」おつまみか、するめでも買ってこよ
明星 日向:「お前は歯ちゃんと磨けよ~???」普段と変わらぬ様子で明るく振舞う。まだ終息の兆しが見えないのを誤魔化すかのように
チルドレン:「はい! ちゃんと磨いてます!」
エージェント:「この前忘れて寝てただろ~」
チルドレン:「あっ、何で言うんですか!」
明星 日向:「……んふふ、元気そうでよかったよ、ホント」心底ほっとしたように言葉を零す。あの時は私も冷静を欠いていたから、気が気じゃなかった
エージェント:「元気なもんかよ、まだヒリヒリするぜ」
エージェント:「……ま、でも、俺は明星の方が心配だよ」
明星 日向:「アタシが?何言ってんですか超元気ですよ、ほら!健康体!」マッスルポーズ
チルドレン:「僕達があのジャームにやられたこと、明星さんが気にしてること、分かってます」
チルドレン:「明星さんの責任感が強いのは知ってますし……」
エージェント:「……」過去に先輩エージェントを目の前で失ったことは、この二人も知っている。
明星 日向:「……やっだなぁ!大袈裟だよ大袈裟!」ぶんぶんと手振り
明星 日向:「まぁ──もっと上手くやれたかもー、なんてのは思っちゃうけどさ」
明星 日向:「そんだけだよ。そんだけ」
明星 日向:……だが、事実執着はしている。”サクリフィキウム”を自分の手でどうにかして、挽回したいと思っている。
明星 日向:そんなことをして、何かが変わる訳でもないと分かってはいるのに。
エージェント:「……まあ、あんまり肩肘張るなよ」
エージェント:「UGNなんて基本的に損な役回りばっかりなんだから」
エージェント:「気楽にやらなきゃ保たねえぞ」
明星 日向:「そういうあなたはちょっと気楽すぎるんじゃないですー?先輩らしくびしっと締めないと!」そんな風に冗談めかして
エージェント:「うるせえ! 俺はバランス取ってんの!」
チルドレン:「この人はともかく……僕も明星さんに無理はしてほしくないです」
エージェント:「ともかくって何だよ」
チルドレン:「ちゃんと帰ってくること……UGNの教習で耳がタコになるほど聞かされました」
チルドレン:「明星さんも、ちゃんと帰ってきてくださいね……?」
明星 日向:「なーに当然なこと言ってんの!当たり前でしょ!」
明星 日向:「いーい?自分の身を犠牲にして何かを守ったって、誰も喜びやしないんだから」
明星 日向:「アタシは帰ってくるよ。必ず」そう、真面目な声ではっきりと告げて
明星 日向:「……、…なんか説教臭くなっちゃったなぁ?今の無しね!」恥ずかしそうに笑った

GM:“ロイエ”を倒してなお、事件は終わらない。
GM:原因は絶った。それは間違いない。
GM:だが、悪の根を絶っても正義の成すべきことは山のように残っている。
茅嶋伊鈴:「公正。たまにはちゃんと淹れたコーヒーを飲みませんか?」
藤原公正:「?? まるで私が不味い珈琲ばかり飲んでいるみたいな話をしてません?」
茅嶋伊鈴:「フィルタを通すだけでしょうに。粉っぽいのがそんなに好きなんですか?」
茅嶋伊鈴:「していますよ。生前の記憶でしかありませんが、コーヒーはあんなものではなかったはずです」
藤原公正:「そんな……」
藤原公正:「裏切られた気分ですよ、“シュテルケ”……あなたのことは信用していたのですが……」
藤原公正:「フィルターを通さないと現実はあまりにほろ苦い、そう言いたいのですか?」
茅嶋伊鈴:「おやおや。そこまで愛着があったとは。これは失敬いたしました」
藤原公正:「いえ、まあ、不味いかもしれませんがね……でもね」
藤原公正:コトン、とカップを置く。
藤原公正:「自分でも分からなくなってくる。苦いものばかり噛み締めているから」
藤原公正:「インセプションという映画をご存知ですか?」
茅嶋伊鈴:「私は観ていませんが……なんでも、夢に潜って捜査をする話だとか……違いました?」
藤原公正:「そうです。主人公は夢の中に潜り込む」
藤原公正:「でも自分がいる場所が夢か現実か、主人公たちはすぐに分からなくなってしまう」
茅嶋伊鈴:「ふむ……」
藤原公正:「だからコマをもっているんですよ、コマが回り続けるかどうかで現実か夢かを判断する」
藤原公正:「同じですよ、皆が衝動を抑える為の思い出の一品」
茅嶋伊鈴:「『碇』なわけですね」
藤原公正:「はい」
藤原公正:「まあこういう事を気にするのは、自分が明日も知れない身の上だから……なのでしょうがね」
茅嶋伊鈴:「……そうですね。私たちには、重要なことです」
藤原公正:デスクの上に散らばる無数の書類。
藤原公正:対処すべき事件、断つべき邪悪、照らすべき暗黒は――“ロイエ”だけではない。
藤原公正:「“シュテルケ”、一つ大事な話があります」
茅嶋伊鈴:「はい」
藤原公正:「もしも私の身になにかあれば……あなたかまた会う日までシーユーネクストが、支部長の業務を引き継いでください」
茅嶋伊鈴:「…………」目を薄く伏せる。周は断らないだろうな、と思う。
茅嶋伊鈴:「私はあまりにその業務に不適切では?」
藤原公正:「臨都支部は有り体に言えば激戦区です」
藤原公正:「そこで支部長に重視されるのは侵食耐性と継戦能力――要は死なないことです」
藤原公正:「そういう意味ではあなたたちは二人共適任だ」
茅嶋伊鈴:「……死を想わずにいられませんね、どうも」
茅嶋伊鈴:「本当に私たちは死なないのでしょうか」
茅嶋伊鈴:「私などはもう死んでいるというのに」
藤原公正:「死ぬよ、けどね、他のオーヴァードよりずっと死にづらい」
藤原公正:「たとえば僕の大好きな……“アーク”」
藤原公正:「彼はきっと今頃メガネの似合う少しだけ憂いを帯びた文系美少女といちゃこらしていることだろう」
茅嶋伊鈴:「ちょっと今の気持ち悪いですね」
藤原公正:「揺れる心を秘め、儚い絆を胸に抱き……抱け……青春を過ごしていることだろう」
藤原公正:なにか分かったような顔で腕を組み頷く。
藤原公正:「ですがUGNの正規メンバーとしては良くないのです。UGNは心揺れたものから死んでいくからです」
藤原公正:「長く生きて小さな死とでもいうべきものを数多く経験したまた会う日までシーユーネクストも、そしてあなたも、そういう揺らぎは比較的少ない」
藤原公正:「古代種だの屍人だのと識別名がありますが――その生命力の本質はレネゲイドで得た肉体以上に、特異な経験が生み出した精神力なのですよ」
茅嶋伊鈴:「……精神力、ですか」
茅嶋伊鈴:「支部長」
藤原公正:「なんでしょう?」
茅嶋伊鈴:「私は、私のことを……ええ。怪物だと、ジャームに近いと考えています。それ故に、UGNに属しています」
茅嶋伊鈴:「寧ろ、精神力は……正気度は0に近いのではないでしょうか?」困った様に微笑む。
藤原公正:「素晴らしいことです、それ以上減りません」
藤原公正:「支部長という存在に求められる機能を果たすことに純化できるとも言えます」
藤原公正:「臨都支部にはいくつかの機密があります」
藤原公正:「シシュフォスの過儀もまたその一つ」
藤原公正:「今はまだその全てを明かす訳にはいかないのですが……それらの守護者の役目を、あなたたちのどちらかに託します」
藤原公正:「頼めますね?」
茅嶋伊鈴:「もう心はお決まりの様ですね」
茅嶋伊鈴:「……私は正義でも守護者でもない。それでも良いと?」
藤原公正:「考え方ですよ。UGNとしての機能を果たすならばそこに立つ人間は何者でも良いのです」
藤原公正:「人を護るとは――そういうことです」
茅嶋伊鈴:「……本当に貴方のことはよくわかりません」
茅嶋伊鈴:「ただ。そう。私がUGNであることは、私のたったひとりの家族を護ること」
茅嶋伊鈴:「それが、私の碇だから」
茅嶋伊鈴:「まあ、できることなら……前線で沢山活躍したいのですが、ね?」
茅嶋伊鈴:演じること、振る舞うこと。それが、きっと支えになっている。
茅嶋伊鈴:「でも、貴方はそうそう死にません」
茅嶋伊鈴:「私たちがいるのですから、ね」
藤原公正:「そうかなあ? おじさんぼんくらですよ?」
茅嶋伊鈴:「何を言ってるんですか」
茅嶋伊鈴:「貴方が切れ者だと言うことは皆気づいてますよ」
藤原公正:「やれやれ……そう思われてる内は修行が足りませんね」
藤原公正:ため息をついて肩をすくめた。
茅嶋伊鈴:「ふふふ。さて」
茅嶋伊鈴:「次に回る所の調査でもしておきましょうか」
藤原公正:「ええ、珈琲が冷めない内に済ませてしまいましょう」

GM:その日、連続ジャーム化事件主犯制圧作戦に参加したメンバーに招集がかかった。
GM:“サクリフィキウム”が再び出現した。

GM:シーンカット
GM:ロイス取得と購入判定が可能です。
地譲 握斗:ロイス埋まった!
茅嶋伊鈴:ロイスどうしよどうしよ
茅嶋伊鈴:んーん
茅嶋伊鈴:クライマックスに回しましょう
茅嶋伊鈴:購入は…
明星 日向:ロイスはまだひと枠残しとこう
藤原公正:ロイスは埋まってるぜ!
茅嶋伊鈴:ブルーゲイルで行こう 2ターン目接敵する必要があるかも
藤原公正:強化素材狙うかあ~
茅嶋伊鈴:4dx+1>=20
DoubleCross : (4DX10+1>=20) → 9[1,4,7,9]+1 → 10 → 失敗

茅嶋伊鈴:とどかないー失敗です
藤原公正:4dx+1>=15
DoubleCross : (4DX10+1>=15) → 10[8,9,9,10]+2[2]+1 → 13 → 失敗

藤原公正:おっ
藤原公正:財産点4→2で成功
明星 日向:お、届く!
藤原公正:攻撃力+1だ
明星 日向:強化素材他に欲しい方いますー?
茅嶋伊鈴:私はノン!
地譲 握斗:いらないかな。インフィニティウェポンだし
地譲 握斗:前回のシーンで小型ロケットランチャー欲しいって言ってたし、狙うか
地譲 握斗:5dx>=13
DoubleCross : (5DX10>=13) → 6[1,2,4,4,6] → 6 → 失敗

明星 日向:お、ありがたや
地譲 握斗:スン……
明星 日向:よし、じゃあ自前で行きましょう
明星 日向:3dx+11>=13 小型ロケラン
DoubleCross : (3DX10+11>=13) → 10[7,7,10]+8[8]+11 → 29 → 成功

明星 日向:!?
藤原公正:!?
茅嶋伊鈴:すっご
藤原公正:すっげえ~
GM:すご
明星 日向:TO☆RE☆TA!!!
地譲 握斗:すっご
明星 日向:担いでおきましょう

マスターシーン:"サクリフィキウム”

“サクリフィキウム”:“サクリフィキウム”――松木灯夜は、俗に言う半グレの下っ端に過ぎなかった。
“サクリフィキウム”:母子家庭に生まれ、体を売って生計を立てていた母は子供よりも自分の為に金を使っていた。
“サクリフィキウム”:母からは省みられず、淫売の子だと学校では爪弾き者にされた。
“サクリフィキウム”:母の生業は年齢を重なれば立ち行かなくなり、貧困と病に倒れた。
“サクリフィキウム”:自業自得だと思った。中学卒業と同時に母を捨てて家を出て、“先輩”達を頼った。
“サクリフィキウム”:誰にでも簡単にできる、しかし危険の多い仕事だけをさせられた。
“サクリフィキウム”:喧嘩も然程強くなく、頭も悪い松木にはその状況から脱する手段などなかったし、そんな試みに思考が及ぶことすらなかった。
“サクリフィキウム”:何度もミスをした。警察に捕まったのも一度ではない。ヤキを入れられた回数はもっと多い。
“サクリフィキウム”:自分以外のミスを被せられることもあった。
“サクリフィキウム”:『ケルナル』とかいうクスリを売る役割は松木ではなかったのに、いつの間にか売人ということになっていた。松木は何度か自分で使っただけだった。
“サクリフィキウム”:松木の人生は虐げられ続ける人生だった。
“サクリフィキウム”:だから、今度は自分が虐げる番だ。
“サクリフィキウム”:誰でもいい。今の自分なら、誰が相手でも、虐げられる側には回らない。
“サクリフィキウム”:少年院で付けられた傷も癒えた。あの時は力に慣れておらず思わず逃げてしまったが、今度会ったら思い知らせてやる。
“サクリフィキウム”:もう隠れて、怯えるのはたくさんだ。とにかく誰でもいいから、この力を振るいたい。
“サクリフィキウム”:「ウッゼェ……」
“サクリフィキウム”:本当に、ただ偶然目に付いただけだった。今はどこの誰であろうと目障りだった。
“サクリフィキウム”:恐怖に歪む顔が見たい。痛みに叫ぶ声が聞きたい。肉が焼ける匂いが嗅ぎたい。
渡会此寧:その視線の先にいたのは、一人の少女だった。

クライマックス:此岸より愛を込めて

GM:全員登場
GM:登場侵蝕をお願いします
茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(86 → 94)
地譲 握斗:111+1D10
DoubleCross : (111+1D10) → 111+3[3] → 114

地譲 握斗:ほっ
明星 日向:明星 日向の侵蝕率を1D10(→ 6)増加(93 → 99)
明星 日向:きわどい
藤原公正:藤原公正の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(86 → 89)

GM:臨都市 国道
GM:夕刻でも人の多い通りだった。現着した時、周囲には火の手が上がり――多くの人が倒れていた。
GM:立っていたのはただ一人。
“サクリフィキウム”:「クソ……クソが……」
“サクリフィキウム”:“サクリフィキウム”――ではない。
“サクリフィキウム”:そのジャームもまた、倒れ伏していた。
渡会此寧:「……」その傍らで、少女だけが呆然と立ち尽くしていた。
藤原公正:「――あなたこそが、この街の平穏を乱すジャームだったということですか」
藤原公正:くたびれたスーツ姿の男が少女に声をかけた。
渡会此寧:「……?」不思議そうに首を傾げる。
渡会此寧:「どなたですか……?」
藤原公正:――正義の味方ですよ。
藤原公正:――いいや。
藤原公正:「正義の味方ひとごろしですよ」
藤原公正:「あなたと、そうかわらない」
渡会此寧:「あの……すみません、よく分からないのですが」
渡会此寧:「この人……人、でいいのかな」
渡会此寧:「とにかく、いきなり襲ってきたから、ちょっと大人しくしてもらっただけで、死んでないですよ」
藤原公正:「大人しく……ね、随分と落ち着いてらっしゃる」
渡会此寧:「周りの人が倒れてるのは……何ででしょう。突然倒れちゃって。火が出てるし、煙吸っちゃったのかな」
藤原公正:「だ、そうですが……皆さんどう思います?」
明星 日向:「……支部長、言い方が悪いですし人聞きも悪いです」肘でグイッとわき腹をつつく。
明星 日向:報を聞いたとき、”奴”だと思った。だがそうではなかった。
明星 日向:「……どっちでしょうね、アレは」あの顔には見覚えがある。地譲ちゃんと同じクラスにいた……
渡会此寧:「……あなた」
渡会此寧:「一年生の……地譲くんと、話してた……」
明星 日向:「あ、アタシの事知ってるんだ?」直接の面識はない、ただお互い見かけたことがあるだけ。
明星 日向:「…初めましてがこれは、ちょーっとやだねえ……」
茅嶋伊鈴:《ワーディング》。非オーヴァードの意識を凍結させる。
茅嶋伊鈴:「おやおや。ややこしいことになってらっしゃる」
茅嶋伊鈴:「”サクリフィキウム”……日向の因縁の相手かと思いましたが」
茅嶋伊鈴:「貴方、『なりたて』ですね?」
渡会此寧:「なりたて……ああ、この感じのことですか」
渡会此寧:「そっか……やっぱり、前からそうだった人がいたんだ……」
渡会此寧:「ふ……ふふっ」
渡会此寧:「ああ――そうか……だからなんだ」
渡会此寧:「これが、あなたの見てた世界だったんですね――地譲くん」
地譲 握斗:「なんで……なんでこんなことになってるんだよ……!」
地譲 握斗:よりによって、このタイミングで。
地譲 握斗:もう少し前であれば、こんな動揺などせずに済んだのに。
地譲 握斗:「……ッ!」 唇を噛みしめる。
渡会此寧:「地譲くん」
渡会此寧:屈託のない笑顔を浮かべる。
渡会此寧:「さっきは逃げちゃってごめんなさい」
渡会此寧:「私も――地譲くんが好きです」
渡会此寧:「だから、地譲くんのことがもっと知りたい」
渡会此寧:「もっと分かるようになりたい」
渡会此寧:「今まで私に隠してきたことも、全部、全部、教えてください」
渡会此寧:「今なら――きっと分かってあげられる」
渡会此寧:「私はもう、此岸こっちじゃなくて、彼岸そっちにいるんですから」
渡会此寧:「全部、見せて」
渡会此寧:「――愛してます」
GM:強烈なワーディングが放たれ、あなた達の衝動を底まで浚うように喚起する。

GM:衝動判定です。難易度は9
地譲 握斗:流されて生きてきた男に意志などない(精神1)
地譲 握斗:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 5[1,3,3,5] → 5 → 失敗

茅嶋伊鈴:3dx+3>=9 思い出の一品使用
DoubleCross : (3DX10+3>=9) → 6[1,3,6]+3 → 9 → 成功

地譲 握斗:暴走!
茅嶋伊鈴:ギリギリ!
明星 日向:6dx+3
DoubleCross : (6DX10+3) → 10[2,2,4,7,8,10]+5[5]+3 → 18

藤原公正:8dx+1+2 おっと心は硝子だぞ 思い出の一品ブランケット使用
DoubleCross : (8DX10+3) → 9[2,3,4,4,6,8,8,9]+3 → 12

明星 日向:意志が固い
地譲 握斗:114+2d10
DoubleCross : (114+2D10) → 114+6[4,2] → 120

明星 日向:明星 日向の侵蝕率を2D10(→ 8)増加(99 → 107)
茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を2D10(→ 13)増加(94 → 107)
茅嶋伊鈴:またお揃いだ
明星 日向:オソロイ!!!
藤原公正:89+2d
DoubleCross : (89+2D10) → 89+2[1,1] → 91

明星 日向:最 低 値
藤原公正:あれ……?
茅嶋伊鈴:すご
地譲 握斗:す、すげえ
藤原公正:流石に戦闘のために足りないが……?
GM:この戦闘にはちょっとした注意点があります。
GM:まず、渡会此寧はジャームではありません。
藤原公正:マジ!?
地譲 握斗:覚醒直後の暴走!
茅嶋伊鈴:おお
GM:ですが、ジャーム一歩手前の状態です。
GM:最初から暴走状態で戦闘に参加します。
藤原公正:ロイスをつなげ~~~~~~~!
地譲 握斗:うお~~!
明星 日向:うおー!!!!
GM:この戦闘終了時、戦闘不能でない場合、あるいは地譲くんが此寧のロイスをタイタスにした時点でジャーム化します。
地譲 握斗:守らねば
明星 日向:守護らねばならぬ
茅嶋伊鈴:戦闘不能にはしなきゃいけないのね
GM:そうです
GM:殴って落ち着かせろ!
GM:エンゲージはこちら

     渡会此寧[0]、“サクリフィキウム”[10]
             │10m
地譲握斗[7]、明星日向[8]、茅嶋伊鈴[3]、藤原公正[8]

茅嶋伊鈴:サクサクくんおるな
明星 日向:キミも居るのか
GM:セットアップ
“サクリフィキウム”:なし
地譲 握斗:なし
藤原公正:無論、《常勝の天才》だ
藤原公正:侵食91→97
茅嶋伊鈴:《先陣の火》行動値+10
茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴のイニシアチブを13に変更(3 → 13)
茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を2増加(107 → 109)
明星 日向:・セットアッププロセス 【アームドブラッド】《鮮血の奏者:LV2》+《赫き鎧:LV3》侵蝕率:+7
使用時に2以下の任意のHPを消費する。そのラウンドの間、対象が行なう攻撃の攻撃力を+[消費したHP*3]する。/使用時に3以下の任意のHPを消費する。そのシーンの間、あなたは「装甲値:[消費したHP*3]+6」の防具を作成し、装備する。
※「サングイン」により消費したHPに+5して効果を算出する。

渡会此寧:《解放の宴》《小さき魔眼》《螺旋の悪魔》 ラウンド間あらゆる判定ダイス+5、飛行状態になり、バロールエフェクトを使用した攻撃の攻撃力+12、ウロボロスエフェクトを使用した攻撃の攻撃力+18。
藤原公正:全員の攻撃力+16です
藤原公正:ただし公正の侵食が100以上になったら+20です
茅嶋伊鈴:バロールウロボロ!
明星 日向:計5点HP消費して攻撃力+21、装甲値30の防具を装備だ
GM:では、行動値13になった伊鈴さんのイニシアチブ……ですが
明星 日向:明星 日向の装甲値を37に変更(7 → 37)
“サクリフィキウム”:【さらなる絶望】×4
“サクリフィキウム”:は呼び出す奴がいないので不発
渡会此寧:《加速する刻》 追加行動
渡会此寧:動きます
渡会此寧:マイナー:《魔王の外套》 シーン間、受けるダメージを25軽減する。暴走する。
茅嶋伊鈴:硬い!
渡会此寧:メジャー:《コンセントレイト:バロール》《黒の鉄槌》《原初の白:クレイジードライブ》《黒の咆哮》 11dx7+10 攻撃力76 同エンゲージに攻撃不可。
渡会此寧:初撃はランダムでいくか
渡会此寧:choice[1,2,3,4]
DoubleCross : (choice[1,2,3,4]) → 3

渡会此寧:対象は伊鈴さん!
茅嶋伊鈴:はあい!
渡会此寧:11dx7+10
DoubleCross : (11DX7+10) → 10[1,3,3,4,5,6,7,7,9,9,10]+10[3,4,6,9,9]+3[2,3]+10 → 33

茅嶋伊鈴:うん、ガードしましょう。普通にガード値6+2Dあるしな
渡会此寧:ではダメージ
渡会此寧:4d10+76
DoubleCross : (4D10+76) → 17[1,4,2,10]+76 → 93

茅嶋伊鈴:まず、装甲とガードで軽減
茅嶋伊鈴:93-2d10-6-12
DoubleCross : (93-2D10-6-12) → 93-10[4,6]-6-12 → 65

茅嶋伊鈴:《氷雪の守護》
茅嶋伊鈴:65-4d10
DoubleCross : (65-4D10) → 65-32[5,10,9,8] → 33

茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を3増加(109 → 112)
茅嶋伊鈴:33-2d10 屍人
DoubleCross : (33-2D10) → 33-13[8,5] → 20

茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴のHPを20減少(31 → 11)
渡会此寧:耐えた……!?
茅嶋伊鈴:かなり痛いが、生存!
地譲 握斗:つよすぎ
渡会此寧:《巨人の影》 オーヴァードに1点でもダメージを与えた際、取得しているエフェクト一つのレベルを+2する。対象は《原初の灰:天上からの誘い》
地譲 握斗:この子ヤバい!
GM:では、行動値13、伊鈴さんの手番
茅嶋伊鈴:がんばります……
茅嶋伊鈴:▼異界侵蝕:《骨の剣》素手データ変更
茅嶋伊鈴:攻撃19、命中-1、ガード12
茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を3増加(112 → 115)
茅嶋伊鈴:狙うのは貴様だ、サッキー!
“サクリフィキウム”:来い!
茅嶋伊鈴:▼痛覚愛撫:《コンセントレイト:エグザイル》+《伸縮腕》
茅嶋伊鈴:9dx7
DoubleCross : (9DX7) → 10[1,2,3,4,8,9,10,10,10]+10[2,2,4,5,7]+10[8]+10[8]+3[3] → 43

茅嶋伊鈴:いいぞ!
“サクリフィキウム”:ひー
“サクリフィキウム”:ドッジ!
“サクリフィキウム”:5dx>=43
DoubleCross : (5DX10>=43) → 10[8,8,8,9,10]+4[4] → 14 → 失敗

“サクリフィキウム”:ダメージをどうぞ
茅嶋伊鈴:おけおけ
茅嶋伊鈴:5d10+2d10+19+16 諸々有効
DoubleCross : (5D10+2D10+19+16) → 26[1,9,8,4,4]+14[6,8]+19+16 → 75

茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を4増加(115 → 119)
地譲 握斗:すげーっ
“サクリフィキウム”:で、でかい……!
明星 日向:いい出目だ…!
“サクリフィキウム”:だが俺もこの街で最強のジャーム……まだ平気だぜ
GM:行動値10、“サクリフィキウム”のイニシアチブ
渡会此寧:《原初の灰:天上からの誘い》 ラウンド間、全ての判定の達成値を+30する。シーン1回。組み合わせ不可。
地譲 握斗:ひい
茅嶋伊鈴:こわいこわい
“サクリフィキウム”:そして俺の手番!
“サクリフィキウム”:マイナー:《陽炎の衣》《主の恩恵》《フレイムリング》 メインプロセス終了時まで隠密状態になり、メインプロセス中、エンジェルハイロウエフェクトを使用した判定ダイス+3。射撃武器作成。
“サクリフィキウム”:メジャー:《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《天からの眼》《見えざる死神》《エネルギーブレード》《ワンショットツーキル》 14dx7-2 攻撃力24+2d10 対象:2体
“サクリフィキウム”:choice2[1,2,3,4]
DoubleCross : (choice2[1,2,3,4]) → 1, 2

“サクリフィキウム”:対象は地譲くんと日向ちゃん!
明星 日向:来たわね!
“サクリフィキウム”:14dx7-2
DoubleCross : (14DX7-2) → 10[2,3,3,5,5,6,6,7,7,7,7,7,10,10]+10[3,4,4,5,6,6,10]+6[6]-2 → 24

地譲 握斗:暴走!
明星 日向:このダメージ量ならいけるか…?
藤原公正:じゃあアークをメジャー放棄カバー
明星 日向:ガードを宣言!
“サクリフィキウム”:《バーストブレイク》 ダメージロールの直前に使用。ダメージ+5d10。
“サクリフィキウム”:ダメージ!
“サクリフィキウム”:3d10+24+2d10+5d10
DoubleCross : (3D10+24+2D10+5D10) → 23[5,10,8]+24+6[2,4]+27[8,1,1,7,10] → 80

地譲 握斗:いやえぐっ
“サクリフィキウム”:【サディスティック10】 自身のダメージロールの直後使用。10の出目の数×10HPを回復する。
藤原公正:メジャー放棄カバーはガード扱いなのでそのまま受けます
明星 日向:いってぇー!!!
“サクリフィキウム”:10の出目は2つ! HP20回復!
藤原公正:やるねぇ
藤原公正:リザレクトだ
藤原公正:藤原公正の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(97 → 99)
藤原公正:???????
明星 日向:くっそ…w
GM:支部長……!
茅嶋伊鈴:wwwwww
藤原公正:そうはならんやろ……!
藤原公正:そうはならんやろがい!
GM:もう一回リザレクトできるドン!
藤原公正:20%引くなよここで!
明星 日向:c(80-45)
DoubleCross : c(80-45) → 35

明星 日向:そうだな、防具のリビングコートの効果使います!4d軽減!
明星 日向:4d10
DoubleCross : (4D10) → 22[1,9,5,7] → 22

明星 日向:c(35-22)
DoubleCross : c(35-22) → 13

GM:また耐えてる!
明星 日向:明星 日向のHPを13減少(23 → 10)
明星 日向:明星 日向の装甲値を30に変更(37 → 30)
“サクリフィキウム”:《レネゲイドアクセル》 未行動になり、行動値0になる。
地譲 握斗:こ、こいつ
藤原公正:よしよくやったぞ
藤原公正:今度こそ俺を殴れ
藤原公正:俺だけでいい
明星 日向:wwwww
GM:では行動値8、支部長は行動放棄したので日向ちゃんの手番!
明星 日向:うおー!マイナーアクションで前進して敵エンゲージに突入!
明星 日向:・メジャーアクション 【アサルトコンバット】《マルチウェポン:LV2》侵蝕率:+3
装備した二つの武器の攻撃力と効果を合算して使用する。達成値-3。

明星 日向:明星 日向の侵蝕率を3増加(114 → 117)
明星 日向:サクリフィキウムを攻撃!判定直前にブーメランアスピスの効果を使用して達成値+4!
明星 日向:明星 日向の侵蝕率を1増加(117 → 118)
“サクリフィキウム”:来い!
明星 日向:5dx+21
DoubleCross : (5DX10+21) → 10[2,5,5,10,10]+3[3,3]+21 → 34

“サクリフィキウム”:ドッジ
“サクリフィキウム”:5dx>=34
DoubleCross : (5DX10>=34) → 7[1,3,5,6,7] → 7 → 失敗

“サクリフィキウム”:ダメージどうぞ
明星 日向:4d10+10+6+21+16 ダメージ
DoubleCross : (4D10+10+6+21+16) → 20[9,4,4,3]+10+6+21+16 → 73

“サクリフィキウム”:ぐわーっ
明星 日向:よし…!
“サクリフィキウム”:まだ……まだ大丈夫だ……
地譲 握斗:まだ生きてるの!?
藤原公正:元気やねえ❤
GM:では、行動値7、地譲くん!
明星 日向:クソー頑丈だぜ
地譲 握斗:じゃあ、行くぞー
地譲 握斗:Junp'n to the sky/マイナー:インフィニティウェポン3+影走り3 侵蝕+4 攻撃力+16、G値3、射程至近の白兵武器を作成
地譲 握斗:10m前進してエネミーにエンゲージ、インフィニティウェポンと一体化
地譲 握斗:侵蝕120→124
地譲 握斗:で、本気で行くぞ
地譲 握斗:Arc/メジャー:咎人の剣3+電光石火3+コンセントレイト:ハヌマーン3 侵蝕+9
地譲 握斗:に、砂の加護と砂塵霊も乗せる
地譲 握斗:17(能力3+DB3+電光石火4+器物使い3+砂の加護4)dx7+6 攻撃力+59(インフィニティウェポン16+咎人の剣15+砂塵霊12+常勝の天才16)の白兵攻撃。HP1D失う
地譲 握斗:というワケで、判定!
GM:対象は!
地譲 握斗:対象は此寧ちゃん!
GM:ほう……
GM:天上からの誘いはこのラウンドで効果終了するけどそれでもいいのかな?
地譲 握斗:むっ惑わせてくる
明星 日向:そうだ、達成値+30でドッジしてくる
藤原公正:いくのよシンジ君!!!!!!!!!
地譲 握斗:行くか~
藤原公正:誰かオート支援ある????
茅嶋伊鈴:ないよ
藤原公正:支部長はない、だめな支部長なので
地譲 握斗:あっちなみに此寧ちゃんのドッジダイスって何個ですか
明星 日向:ドッジに目潰しを使って祈ろう
明星 日向:全部自分用です!
渡会此寧:解放の宴で5増えてるとは言っておくよ
藤原公正:ギョヒーッ
地譲 握斗:なんだとぉ……
明星 日向:うおーっだいぶ不利
藤原公正:あ、あかんかも
茅嶋伊鈴:こわいこわい
藤原公正:我々は冷静になるべきかもしれませんね
藤原公正:行くのよシンジ君とか言った奴も駄目だったしな!!!!!!!!!
明星 日向:wwwwwww
地譲 握斗:17dx7+6だから、何とかなる気がしなくもないが……
藤原公正:あっ、わりといけそう
GM:でも次のラウンドだと達成値+30ないよ
茅嶋伊鈴:事故る可能性もなくはない
明星 日向:天秤だ
明星 日向:ロマンを取るか、安定を取るか
地譲 握斗:戦闘終了時に此寧ちゃんが戦闘不能でない場合ジャーム化とのことだけど
藤原公正:36.5なんだよな、C7のd17は
藤原公正:これがね
地譲 握斗:戦闘終了条件って2人の戦闘不能?
GM:そうです
GM:あるいは、まあPCの全滅……
地譲 握斗:サクサク君倒した時点で終了じゃないなら、サクサク君に逃げても大丈夫か……
地譲 握斗:RP的にも……
藤原公正:アドヴァイスとか持ってるタイプの支部長なら行けただろうが……
明星 日向:支部長は暗殺型なのである
地譲 握斗:じゃあ、対象はサクサク君に変更しようかな……!
藤原公正:暗殺型だから畜生!
茅嶋伊鈴:ごめんね〜
茅嶋伊鈴:支援なくて…
GM:はいよ!
地譲 握斗:で~砂の加護と砂塵霊どうしようかな
地譲 握斗:サクサク君なら抜いちゃってもいい気はしないでもないが……
地譲 握斗:まあここは全力で殺しておくか!エフェクトはさっきのままで、ダイス振ります!
藤原公正:いや
藤原公正:うむ
藤原公正:ガンガン行こうぜ!
茅嶋伊鈴:殺せー!
明星 日向:Eロイスは4つ確定してるんだ!
明星 日向:イケル!
地譲 握斗:ウオーッ
地譲 握斗:17dx7+6
DoubleCross : (17DX7+6) → 10[1,1,2,3,3,4,5,6,6,6,6,6,7,7,7,8,9]+10[1,1,5,9,9]+10[4,9]+10[7]+3[3]+6 → 49

“サクリフィキウム”:ドッジ!
“サクリフィキウム”:4dx>=49
DoubleCross : (4DX10>=49) → 10[1,6,8,10]+6[6] → 16 → 失敗

“サクリフィキウム”:無理!
地譲 握斗:回してんじゃねえ!
地譲 握斗:5D10+59
DoubleCross : (5D10+59) → 28[8,5,9,4,2]+59 → 87

“サクリフィキウム”:そのダメージは……!
“サクリフィキウム”:戦闘不能!
“サクリフィキウム”:【苦痛のこだま】 戦闘不能時、対象と意志対決。敗北したキャラクターは1d10ダメージを受け、ダメージを受けたキャラクターの数×10のHPで復活する。
地譲 握斗:ゲッ!?
茅嶋伊鈴:ぐおーっ!
“サクリフィキウム”:対象はPCと此寧
明星 日向:うおーしぶとい!!!
藤原公正:くそっ
藤原公正:敗北してえ~~~~~~~
“サクリフィキウム”:意志判定するぞ!
藤原公正:来い!ぶっとばしてやる!
地譲 握斗:きな!
“サクリフィキウム”:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 10[4,5,9,10,10]+9[8,9] → 19

明星 日向:たっけぇー!!!!
地譲 握斗:回してんじゃねえ!!
“サクリフィキウム”:回った……!
地譲 握斗:4dx>=19
DoubleCross : (4DX10>=19) → 9[1,2,8,9] → 9 → 失敗

茅嶋伊鈴:4dx+3>=19 回してきやがる!
DoubleCross : (4DX10+3>=19) → 7[5,6,6,7]+3 → 10 → 失敗

地譲 握斗:ひーん
茅嶋伊鈴:うわーん
明星 日向:7dx+3
DoubleCross : (7DX10+3) → 10[1,2,2,6,8,8,10]+6[6]+3 → 19

渡会此寧:13dx+30>=19
DoubleCross : (13DX10+30>=19) → 10[1,1,2,2,2,3,5,5,6,8,9,9,10]+6[6]+30 → 46 → 成功

明星 日向:通ったぁ!!!
地譲 握斗:此寧ちゃんww
藤原公正:9dx+3
DoubleCross : (9DX10+3) → 10[1,2,2,2,5,7,8,8,10]+1[1]+3 → 14

藤原公正:畜生!!!!!!!!
地譲 握斗:ダメージはGMが?
明星 日向:逆に考えるんだ
GM:振ります!
“サクリフィキウム”:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

明星 日向:コレで戦闘不能になれるかもしれないって
茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴のHPを8減少(11 → 3)
地譲 握斗:私は自分のダメージ処理も合わせて
地譲 握斗:1D10
DoubleCross : (1D10) → 1

明星 日向:神
藤原公正:やったぜ
“サクリフィキウム”:これ支部長しか殺せてねえじゃん!
藤原公正:藤原公正の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(99 → 102)
“サクリフィキウム”:でもダメージは与えたのでHP30で復活!
地譲 握斗:HP20→11 侵蝕124→130→139
藤原公正:復☆活
藤原公正:くっ、なんて恐ろしい攻撃だ……100越えちまったぜ……
GM:行動値0、エネミーズのイニシアチブ
“サクリフィキウム”:俺から動くぜ
“サクリフィキウム”:マイナー:《主の恩恵》 メインプロセス中、エンジェルハイロウエフェクトを使用した判定ダイス+3。
“サクリフィキウム”:レネゲイドアクセルのせいでエフェクトレベルが上がってないせいで陽炎の衣は打ち止めだぜ
“サクリフィキウム”:今度は侵蝕率が低い二人を狙うかな
“サクリフィキウム”:メジャー:《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《天からの眼》《エネルギーブレード》《ワンショットツーキル》 13dx7-2 攻撃力24+2d10 対象:2体
“サクリフィキウム”:対象は日向ちゃんと支部長!
明星 日向:ニコ……
“サクリフィキウム”:13dx7-2
DoubleCross : (13DX7-2) → 10[1,2,3,3,3,4,5,5,6,7,8,9,10]+10[3,4,8,9]+10[7,8]+10[1,9]+10[9]+10[9]+1[1]-2 → 59

藤原公正:くがああああああ!!!!!!
地譲 握斗:だから高いって
藤原公正:とりまガードや
茅嶋伊鈴:高い高い
明星 日向:狙われたなら…やるしかねえよなぁ!!!
藤原公正:流石にドッジする意味も何も感じないので殴られとくでぇ
明星 日向:・オートアクション 【カウンターバッシュ】《復讐の刃:LV2》侵蝕率:+6
対象から自分に対して攻撃が行われた際のリアクションの直前に使用する。リアクションを放棄する事で対象に白兵攻撃を行う。C値-2(下限値7)。この攻撃へのリアクションは行えない。

“サクリフィキウム”:陽炎の衣の回数が尽きたから……オートの対象になってしまう……!
地譲 握斗:ヤッターッ
藤原公正:ヒャヒャヒャーッ!
明星 日向:ありがとうアクセル…!
藤原公正:これもしかして
藤原公正:常勝の天才乗っちまうなあ~~~~~~~!
明星 日向:そうだぜ!
“サクリフィキウム”:だが、俺はまだもう一つのサディスティック10を残している……
藤原公正:臨都支部の絆の力をくらいなあ~!
藤原公正:ゲゲェーッ!
“サクリフィキウム”:このダメージで受けるダメージ以上に回復すればいいだけのこと!
“サクリフィキウム”:《バーストブレイク》 ダメージロールの直前に使用。ダメージ+5d10。
藤原公正:ウギャーッ!
GM:復讐の刃の判定お願いします
明星 日向:はーい!
明星 日向:明星 日向の侵蝕率を6増加(118 → 124)
藤原公正:いくのよアサルトポインター!
藤原公正:攻撃力+20!(常勝の天才)
明星 日向:と、そうだ。武器の効果使って達成値+4!
明星 日向:明星 日向の侵蝕率を1増加(124 → 125)
明星 日向:5dx8+8
DoubleCross : (5DX8+8) → 6[1,1,2,4,6]+8 → 14

明星 日向:ひっくい!
藤原公正:ギョヒーッ
“サクリフィキウム”:では互いにダメージ!
“サクリフィキウム”:6d10+24+2d10+5d10
DoubleCross : (6D10+24+2D10+5D10) → 34[3,6,7,1,7,10]+24+14[5,9]+24[2,6,4,6,6] → 96

明星 日向:2d10+6+21+20 ダメージ
DoubleCross : (2D10+6+21+20) → 13[8,5]+6+21+20 → 60

“サクリフィキウム”:【サディスティック10】 自身のダメージロールの直後使用。10の出目の数×10HPを回復する。
“サクリフィキウム”:10……回復します……
茅嶋伊鈴:これは…!
“サクリフィキウム”:HPは40……ダメージは60……
明星 日向:獲ったぞ……!!!
“サクリフィキウム”:戦闘不能!
“サクリフィキウム”:復活もなし!
地譲 握斗:うおおお!!
茅嶋伊鈴:ヒューッ!!
明星 日向:ただし
明星 日向:私も倒れるぜ…
藤原公正:フーッ!
藤原公正:ついでに私も倒れるぜ……
明星 日向:明星 日向のHPを10減少(10 → 0)
明星 日向:サクリフィキウムのロイスをタイタス化して昇華復活!まだやることがある!!!
明星 日向:明星 日向のロイスを1減少(5 → 4)
藤原公正:じゃあ素晴らしい働きをした“アサルトポインター”へのロイスを力に変えて昇華復活です
藤原公正:残りロイス5!
渡会此寧:じゃあ私の手番ですね
明星 日向:明星 日向のHPを12増加(0 → 12)
渡会此寧:マイナーで戦闘移動。5m前進します。
渡会此寧:解放の宴で飛行状態なのでエンゲージを無視して移動できます。
渡会此寧:メジャー:《コンセントレイト:バロール》《黒の鉄槌》《原初の白:クレイジードライブ》《黒の咆哮》 11dx7+10(+30) 攻撃力76 同エンゲージに攻撃不可。
渡会此寧:さっき狙わなかった人からランダムで狙います
渡会此寧:choice[1,2,4]
DoubleCross : (choice[1,2,4]) → 2

渡会此寧:明星さん!
藤原公正:あぶねぇ~
明星 日向:私に来るかぁー!!!
明星 日向:いいよ、来な!
地譲 握斗:結構怖いぜ……!
藤原公正:いくのよアサルトポインター! 常勝復讐を見せてやりなさい!
渡会此寧:地譲くんと仲よさそうですよね……
明星 日向:アッソウイウ
渡会此寧:11dx7+40
DoubleCross : (11DX7+40) → 10[1,1,1,3,4,4,5,9,9,10,10]+10[5,6,6,10]+5[5]+40 → 65

藤原公正:やっぱそれか
明星 日向:無理!!! ガードします
明星 日向:うおお38点!
渡会此寧:7d10+76
DoubleCross : (7D10+76) → 43[7,6,6,9,3,4,8]+76 → 119

明星 日向:死
茅嶋伊鈴:やっべえ
地譲 握斗:無理すぎ
明星 日向:明星 日向のHPを12減少(12 → 0)
明星 日向:ロイエのロイスを切りましょう、復活!
明星 日向:明星 日向のロイスを1減少(4 → 3)
明星 日向:明星 日向のHPを12増加(0 → 12)
明星 日向:それと
明星 日向:ここで此寧ちゃんにロイス結びます!
明星 日向:感情は★P:尽力/N:脅威 で!
明星 日向:明星 日向のロイスを1増加(3 → 4)
GM:クリンナップ
GM:みんな特にないね
藤原公正:ないです❤
地譲 握斗:なし
明星 日向:ない!
茅嶋伊鈴:行動値が3に戻ります!
GM:2ラウンド目
茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴のイニシアチブを3に変更(13 → 3)
GM:セットアップ
渡会此寧:《解放の宴》《小さき魔眼》《螺旋の悪魔》 ラウンド間あらゆる判定ダイス+5、飛行状態になり、バロールエフェクトを使用した攻撃の攻撃力+12、ウロボロスエフェクトを使用した攻撃の攻撃力+18。
地譲 握斗:なし
藤原公正:とくになし!
明星 日向:・セットアッププロセス 【アームドブラッド】《鮮血の奏者:LV2》+侵蝕率:+4
使用時に2以下の任意のHPを消費する。そのラウンドの間、対象が行なう攻撃の攻撃力を+[消費したHP*3]する。
※「サングイン」により消費したHPに+5して効果を算出する。

茅嶋伊鈴:なし
明星 日向:2点使って攻撃力+21…!
明星 日向:明星 日向の侵蝕率を4増加(125 → 129)
明星 日向:明星 日向のHPを2減少(12 → 10)
GM:では行動値8の日向ちゃんと支部長のイニシアチブですが
渡会此寧:《時間凍結》 HP20消費して追加行動。
地譲 握斗:ゲエッ
茅嶋伊鈴:なんだとぉ
渡会此寧:マイナー:《原初の黒:ライトスピード》 C値を+1してメジャーアクションを二回行う。
地譲 握斗:ウワーッ!?
渡会此寧:メジャー:《コンセントレイト:バロール》《黒の鉄槌》《原初の白:クレイジードライブ》《黒の咆哮》 11dx7+10 攻撃力76 同エンゲージに攻撃不可。
渡会此寧:2回攻撃するからこれで綺麗に全員殴れるね
渡会此寧:一発目は支部長に攻撃
渡会此寧:11dx7+10
DoubleCross : (11DX7+10) → 10[1,2,2,4,5,5,7,8,8,9,10]+10[2,5,6,9,10]+10[7,8]+3[3,3]+10 → 43

藤原公正:マジ?
藤原公正:ガード
渡会此寧:5d10+76
DoubleCross : (5D10+76) → 36[6,10,4,8,8]+76 → 112

藤原公正:は??????
藤原公正:固定ロイスの春日を……昇華!
藤原公正:立ちます
渡会此寧:あなた……地譲くんを変な目で見てましたよね……
茅嶋伊鈴:wwwwww
地譲 握斗:wwww
明星 日向:wwwwwww
藤原公正:ニャア(はい……)
渡会此寧:では、二発目!
渡会此寧:対象は地譲くん♡
地譲 握斗:はい……
渡会此寧:11dx7+10
DoubleCross : (11DX7+10) → 10[1,2,3,6,7,7,7,7,9,9,10]+10[2,3,3,4,4,4,7]+1[1]+10 → 31

地譲 握斗:暴走してます……
渡会此寧:4d10+76
DoubleCross : (4D10+76) → 16[3,5,1,7]+76 → 92

明星 日向:カバー、いるかい…?
渡会此寧:あなた地譲くんの何なんですか……?
地譲 握斗:いや、ここは喰らっておく!
明星 日向:後輩で、先輩!
明星 日向:おっけー!
地譲 握斗:前のシーン、取ってすぐタイタスに変えたロイスあるし
藤原公正:後輩、つまりメインヒロインってことですよ此寧さん
地譲 握斗:一発殴られときたい
地譲 握斗:煽らないで!
明星 日向:よし、受け止めろ…!
地譲 握斗:ともかく問答無用で死!
地譲 握斗:"ロイエ"のタイタスを昇華して復活します
地譲 握斗:HP11→0→13
GM:では行動値8、日向ちゃんと支部長のイニシアチブ!
GM:どっちから動きますか?
明星 日向:どうします支部長?
藤原公正:うーん
藤原公正:じゃあいきますかね
藤原公正:俺が行きます
明星 日向:らじゃ!!!
藤原公正:まずはマイナーは徒歩で接敵
藤原公正:通常移動でここねちゃんに近づいて~
藤原公正:メジャー!
藤原公正:罪雪断《ジャッジド・レッド》→《戦神の祝福》《リミットブレイク》(リーダーズマーク使用)
藤原公正:対象は心寧ちゃんだ、勿論《戦神の軍師》も使うぜ
藤原公正:侵食はこれで処理後に126に上がるぜ
藤原公正:判定いいでしょうか
渡会此寧:どうぞ!
藤原公正:4dx+8+15+5-1 白兵
DoubleCross : (4DX10+27) → 6[1,3,6,6]+27 → 33

藤原公正:まあ当たるやろ~
渡会此寧:ふうむ……ワンチャン狙うか
渡会此寧:《グラビティバインド》 達成値-12
渡会此寧:これで達成値は21
渡会此寧:ドッジ
渡会此寧:9dx>=21
DoubleCross : (9DX10>=21) → 9[3,4,4,6,7,8,8,8,9] → 9 → 失敗

渡会此寧:だめか……
地譲 握斗:ほっ……
藤原公正:こわ~
明星 日向:セフセフ
藤原公正:じゃあダメージいきまーす
渡会此寧:どうぞ!
藤原公正:5+10d10+4d10 装甲ガード有効
DoubleCross : (5+10D10+4D10) → 5+41[6,2,2,4,1,1,9,8,4,4]+18[1,7,2,8] → 64

藤原公正:うーん、下振れ!
渡会此寧:魔王の外套で25軽減して、39ダメージ
渡会此寧:まだ元気です
藤原公正:これでリーダーズマークはあと一回!
藤原公正:あとは頼んだぜみんな!
藤原公正:覚醒したてのくせにHP激高かぁ?????
GM:ではもう一人の行動値8日向ちゃんの手番
GM:ですが
藤原公正:素質に溢れてて偉いね霧谷のように
渡会此寧:《原初の虚:ブリッツクリーク》 追加行動。
地譲 握斗:ゲーッ!?
明星 日向:まだ動くー!!!
茅嶋伊鈴:侵蝕こわいなーこれ!
藤原公正:コラーッ!
渡会此寧:移動は……支部長は狙わないしいいか
渡会此寧:メジャー:《コンセントレイト:バロール》《黒の鉄槌》《原初の白:クレイジードライブ》《黒の咆哮》 11dx7+10 攻撃力76 同エンゲージに攻撃不可。
藤原公正:助かった
渡会此寧:対象は、まだロイスの削れてない伊鈴さん!
茅嶋伊鈴:きゃー
渡会此寧:11dx7+10
DoubleCross : (11DX7+10) → 10[1,2,3,3,6,6,8,9,9,9,10]+10[2,7,8,9,10]+10[2,3,5,10]+10[9]+5[5]+10 → 55

茅嶋伊鈴:無理すぎ 骨の剣ガード
渡会此寧:6d10+76
DoubleCross : (6D10+76) → 38[9,4,6,9,1,9]+76 → 114

茅嶋伊鈴:ウワー
茅嶋伊鈴:一応諸々計算だけします
明星 日向:圧倒的暴力
茅嶋伊鈴:114-12-2d10-2d10-12
DoubleCross : (114-12-2D10-2D10-12) → 114-12-7[4,3]-3[1,2]-12 → 80

茅嶋伊鈴:これは……氷雪でも無理!
茅嶋伊鈴:大人しく倒れます。支部長のロイス切って復活。そして、
茅嶋伊鈴:此寧ちゃんにロイスを取ります。 民間人/渡会此寧/尽力:○/嫉妬心/ロイス
茅嶋伊鈴:これでロイスは残り5!
GM:では今度こそ日向ちゃんの手番!
明星 日向:よっしゃー!
明星 日向:無論マイナーアクションで前進してエンゲージ
明星 日向:・メジャーアクション 【アサルトコンバット】《マルチウェポン:LV2》侵蝕率:+3
装備した二つの武器の攻撃力と効果を合算して使用する。達成値-3。

明星 日向:此寧ちゃんに攻撃だぜ!武器効果で達成値+4!
明星 日向:明星 日向の侵蝕率を4増加(129 → 133)
明星 日向:判定行きます!
渡会此寧:どうぞ!
明星 日向:5dx+21
DoubleCross : (5DX10+21) → 7[2,2,3,5,7]+21 → 28

渡会此寧:ドッジ!
明星 日向:のびず!
渡会此寧:9dx>=28
DoubleCross : (9DX10>=28) → 10[1,1,5,5,6,7,9,10,10]+4[3,4] → 14 → 失敗

地譲 握斗:こわー
明星 日向:ヒィーッ
明星 日向:ではダメージ
明星 日向:3d10+10+6+21
DoubleCross : (3D10+10+6+21) → 10[2,3,5]+10+6+21 → 47

明星 日向:ウオー軽減がいたい
渡会此寧:魔王の外套で25軽減して、22ダメージ
渡会此寧:そこそこ痛くなってきました
GM:では、行動値7、地譲くんの手番ですが、恒例の
渡会此寧:《加速する刻》 追加行動
地譲 握斗:まだ動く!!!
渡会此寧:まず対象選択
渡会此寧:ロイスが5個残ってる人達からランダム
渡会此寧:choice[1,3,4]
DoubleCross : (choice[1,3,4]) → 4

渡会此寧:支部長が相手ならマイナーで戦闘移動。地譲くん側に1m移動します。
渡会此寧:メジャー:《コンセントレイト:バロール》《黒の鉄槌》《原初の白:クレイジードライブ》《黒の咆哮》 11dx7+10 攻撃力76 同エンゲージに攻撃不可。
渡会此寧:支部長に攻撃!
渡会此寧:11dx7+10
DoubleCross : (11DX7+10) → 10[3,4,4,5,6,6,6,7,8,9,10]+10[2,5,9,10]+10[5,10]+1[1]+10 → 41

藤原公正:俺か!
藤原公正:ガード!
藤原公正:当然止まらないので死にます!
渡会此寧:一応ダメージ
渡会此寧:5d10+76
DoubleCross : (5D10+76) → 22[5,6,7,1,3]+76 → 98

藤原公正:父のロイスを昇華!
藤原公正:残りロイス3!
GM:では、行動値7、地譲くんの手番
地譲 握斗:うおお今度こそ
地譲 握斗:マイナーで戦闘移動し、此寧ちゃんにエンゲージ
地譲 握斗:circumhorizon Arc/メジャー:咎人の剣3+電光石火3+コンセントレイト:ハヌマーン3 侵蝕+9
地譲 握斗:砂の加護と砂塵霊も使う!
地譲 握斗:17(能力3+DB3+電光石火4+器物使い3+砂の加護4)dx7+6 攻撃力+43(インフィニティウェポン16+咎人の剣15+砂塵霊12)の白兵攻撃。HP1D失う
地譲 握斗:というワケで、判定!
渡会此寧:どうぞ!
地譲 握斗:17dx7+6
DoubleCross : (17DX7+6) → 10[1,2,3,3,4,5,5,6,6,6,7,8,8,8,9,9,10]+10[2,3,5,5,7,10,10]+10[2,7,9]+10[10,10]+10[1,10]+10[10]+5[5]+6 → 71

地譲 握斗:ワハハ
渡会此寧:ドッジ!
明星 日向:うおー!!!
渡会此寧:9dx>=71
DoubleCross : (9DX10>=71) → 10[1,4,6,6,6,8,9,10,10]+5[1,5] → 15 → 失敗

地譲 握斗:こわい
地譲 握斗:8D10+43
DoubleCross : (8D10+43) → 34[10,2,9,1,2,3,4,3]+43 → 77

地譲 握斗:ダイス!!
渡会此寧:25軽減して52ダメージ
地譲 握斗:1D10
DoubleCross : (1D10) → 9

渡会此寧:まだ……大丈夫……!
渡会此寧:とはいえかなりきつくはなってきました
地譲 握斗:HP13→4 侵蝕139→145→154 こっちも流石に……キツイ!
GM:行動値3、伊鈴さんの手番ですが
渡会此寧:《加速する刻Ⅱ》 追加行動
渡会此寧:これが最後の追加行動だ!
茅嶋伊鈴:ふふっ
渡会此寧:メジャー:《コンセントレイト:バロール》《黒の鉄槌》《原初の白:クレイジードライブ》《黒の咆哮》 11dx7+10 攻撃力76 同エンゲージに攻撃不可。
渡会此寧:ロイスが多くて侵蝕が低い伊鈴さんを狙います
渡会此寧:11dx7+10
DoubleCross : (11DX7+10) → 10[1,1,2,3,4,5,5,6,8,9,10]+10[2,7,9]+2[1,2]+10 → 32

茅嶋伊鈴:おいでー
茅嶋伊鈴:ガード
渡会此寧:4d0+76
DoubleCross : (4D0+76) → 0[0,0,0,0]+76 → 76

渡会此寧:間違えた
茅嶋伊鈴:変なダイスだ
渡会此寧:4d10+76
DoubleCross : (4D10+76) → 30[10,8,5,7]+76 → 106

茅嶋伊鈴:高いよー
茅嶋伊鈴:106-12-12-2d10-2d10
DoubleCross : (106-12-12-2D10-2D10) → 106-12-12-9[1,8]-15[7,8] → 58

茅嶋伊鈴:40出ても無理…!惜しかった
茅嶋伊鈴:(?)
茅嶋伊鈴:ロイエのロイス切って復活します。
GM:では伊鈴さんの手番!
茅嶋伊鈴:はーい
茅嶋伊鈴:まずマイナーで戦闘移動して、支部長たちのエンゲージに入ります。あんま意味ないかもしれないが…
茅嶋伊鈴:やっぱり移動先は握斗くんのところへ。6mなので届く。
地譲 握斗:ありがとう……!
渡会此寧:私と地譲くんのエンゲージに……
茅嶋伊鈴:心配しなくても大丈夫ですよ。それとも好きになってしまいそうですか?
茅嶋伊鈴:▼痛覚愛撫:《コンセントレイト:エグザイル》+《伸縮腕》
茅嶋伊鈴:ま、殴るがな
茅嶋伊鈴:ここねちゃんに攻撃じゃい!
渡会此寧:判定どうぞ!
茅嶋伊鈴:8dx7
DoubleCross : (8DX7) → 10[4,5,6,6,6,6,10,10]+6[5,6] → 16

渡会此寧:ワンチャンある!
茅嶋伊鈴:そうそう これが8ダイスの世界
茅嶋伊鈴:あっ!
茅嶋伊鈴:頼む!
渡会此寧:ドッジ!
地譲 握斗:ドッジに目潰しします!
明星 日向:うおー瀬戸際!!!
地譲 握斗:レベル3目潰しの砂で、-4D! 侵蝕154→157
藤原公正:がんばれーッ!
藤原公正:なんとかなれーッ!
渡会此寧:5dx>=16
DoubleCross : (5DX10>=16) → 6[2,2,5,6,6] → 6 → 失敗

渡会此寧:グラビティバインドを温存しておけばーっ
明星 日向:ヨシ!!!!!
茅嶋伊鈴:ハァーッハァーッ
茅嶋伊鈴:ではダメージ!
藤原公正:やーっ!
茅嶋伊鈴:2d10+2d10+19
DoubleCross : (2D10+2D10+19) → 7[6,1]+7[5,2]+19 → 33

茅嶋伊鈴:通りはした
茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を4増加(119 → 123)
渡会此寧:25軽減して、8ダメージ
渡会此寧:まだ何とか……生きてます
地譲 握斗:クソーッ
渡会此寧:でも本当にきつくなってきた
藤原公正:いいぞーっ!いけーっ!
GM:では、行動値0、此寧の本来の手番
地譲 握斗:グワーッそうだった!
渡会此寧:戦闘移動。5m後退
渡会此寧:メジャー:《コンセントレイト:バロール》《黒の鉄槌》《原初の白:クレイジードライブ》《黒の咆哮》 11dx7+10 攻撃力76 同エンゲージに攻撃不可。
渡会此寧:対象は地譲くん
渡会此寧:11dx7+10
DoubleCross : (11DX7+10) → 10[1,3,4,5,5,6,6,7,7,8,9]+10[4,6,6,7]+10[9]+2[2]+10 → 42

地譲 握斗:悪いけど庇ってくれ……!
茅嶋伊鈴:《崩れずの群れ》
茅嶋伊鈴:茅嶋伊鈴の侵蝕率を2増加(123 → 125)
茅嶋伊鈴:握斗くんをカバー!
渡会此寧:ではダメージ!
渡会此寧:5d10+76
DoubleCross : (5D10+76) → 27[8,8,4,5,2]+76 → 103

茅嶋伊鈴:103-24-4d10
DoubleCross : (103-24-4D10) → 103-24-16[5,2,5,4] → 63

茅嶋伊鈴:駄目っ
茅嶋伊鈴:握斗くんのロイス昇華!
茅嶋伊鈴:立っておきます
GM:クリンナップ
GM:3ラウンド目
GM:セットアップ
渡会此寧:《解放の宴》《小さき魔眼》《螺旋の悪魔》 ラウンド間あらゆる判定ダイス+5、飛行状態になり、バロールエフェクトを使用した攻撃の攻撃力+12、ウロボロスエフェクトを使用した攻撃の攻撃力+18。
地譲 握斗:なし……!
藤原公正:なし!
明星 日向:・セットアッププロセス 【アームドブラッド】《鮮血の奏者:LV2》+侵蝕率:+4
使用時に2以下の任意のHPを消費する。そのラウンドの間、対象が行なう攻撃の攻撃力を+[消費したHP*3]する。
※「サングイン」により消費したHPに+5して効果を算出する。

茅嶋伊鈴:なしです
明星 日向:攻撃力は、必要…!2点払って自分に+21!
明星 日向:明星 日向のHPを2減少(10 → 8)
明星 日向:明星 日向の侵蝕率を4減少(133 → 129)
明星 日向:明星 日向の侵蝕率を4増加(129 → 133)
明星 日向:明星 日向の侵蝕率を4増加(133 → 137)
明星 日向:侵蝕減らしちゃアカン!
GM:では、行動値8、日向ちゃんか支部長!
GM:もう此寧の追加行動は品切れです
地譲 握斗:ほっ……
藤原公正:いくか……
藤原公正:若いものががんばってるもんな
藤原公正:では最後のリーダーズマークだ
藤原公正:戦闘移動で接敵します
明星 日向:支部長…!
藤原公正:メジャーで!
藤原公正:罪雪断《ジャッジド・レッド》→《戦神の祝福》《リミットブレイク》(リーダーズマーク使用)
藤原公正:対象は勿論此寧ちゃん
渡会此寧:どうぞ!
藤原公正:戦神の軍師も使います
藤原公正:さていくぜ
GM:あ、リミットブレイクはいらないのでは
藤原公正:あっ、そうです、リミットは既にブレイクされてるので不要です
藤原公正:5dx+27 白兵
DoubleCross : (5DX10+27) → 8[2,3,3,7,8]+27 → 35

渡会此寧:ドッジ……!
渡会此寧:9dx>=35
DoubleCross : (9DX10>=35) → 9[2,3,3,5,5,6,6,7,9] → 9 → 失敗

藤原公正:5+10d10+4d10 上振れろ~
DoubleCross : (5+10D10+4D10) → 5+49[7,1,3,3,7,2,2,5,9,10]+11[1,7,1,2] → 65

藤原公正:オギャッ
藤原公正:しょんぼり支部長です
渡会此寧:25軽減して40
渡会此寧:残りHP6! 倒れます!
渡会此寧:《蘇生復活》 HP1で復活。
渡会此寧:《再生の王錫》 HPを回復した時使用。HPを5d10回復。
渡会此寧:5d10
DoubleCross : (5D10) → 19[1,8,7,2,1] → 19

渡会此寧:HP20で復活……!
茅嶋伊鈴:うおおお
地譲 握斗:45点与えれば……!
明星 日向:うおーっ、最後の壁が高い…!
GM:では、日向ちゃんの手番!
明星 日向:露払い、させてもらおうか…!
藤原公正:侵食146です!
明星 日向:マイナーで前進してエンゲージ!
明星 日向:・メジャーアクション 【アサルトコンバット】《マルチウェポン:LV2》侵蝕率:+3
装備した二つの武器の攻撃力と効果を合算して使用する。達成値-3。

明星 日向:うおおお、やるぞやるぞ!もちろん達成値+4効果も使う!
明星 日向:明星 日向の侵蝕率を4増加(137 → 141)
明星 日向:6dx+21
DoubleCross : (6DX10+21) → 8[2,3,3,6,7,8]+21 → 29

渡会此寧:《グラビティバインド》 達成値-12
渡会此寧:ドッジ!
明星 日向:ヴッ
明星 日向:あっと
明星 日向:フルオートショットガンでドッジダイス-1です!
渡会此寧:なるほど
明星 日向:すっかり忘れていた
渡会此寧:8dx>=17
DoubleCross : (8DX10>=17) → 10[1,4,5,6,6,6,6,10]+7[7] → 17 → 成功

地譲 握斗:ゲーッ!?
渡会此寧:成功しちゃった
藤原公正:ヒン……
明星 日向:マージか…!
藤原公正:ひりついてきやがった❤
GM:一応、ロイス切って達成値伸ばせば当てられますよ
藤原公正:悪魔の囁き❤
地譲 握斗:日和らずに目潰ししていれば……!
明星 日向:ピッタリ回避だもんなぁ…
明星 日向:…倍振りすればそう問題はなし!切ります!
GM:その意気やよし!
明星 日向:確実に、地譲君に繋ぐ…!
明星 日向:此寧ちゃんのロイスをタイタス化して昇華!
明星 日向:明星 日向のロイスを1減少(4 → 3)
明星 日向:1d10 達成値+1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

地譲 握斗:うおおデカい!
渡会此寧:くっ避けきれない!
明星 日向:達成値26!!
明星 日向:ダメージいきます!!
藤原公正:いくのよ“アサルトポインター”!
明星 日向:3d10+10+6+21
DoubleCross : (3D10+10+6+21) → 21[4,10,7]+10+6+21 → 58

地譲 握斗:行った……!
茅嶋伊鈴:行った!
明星 日向:上振れ…!
渡会此寧:25軽減して、33……!
渡会此寧:倒れます!
渡会此寧:復活もなし!
地譲 握斗:ヨシ!
GM:あなた達の勝利だ!
藤原公正:やったぜ!!!!
明星 日向:ヤッター!!!
茅嶋伊鈴:オメデトー!
藤原公正:激闘だった……
地譲 握斗:大天才すぎる
藤原公正:日向ちゃんがロイスを結んでトドメを決めた
藤原公正:これは……百合では?
地譲 握斗:こらっ
明星 日向:wwwww
藤原公正:ひんっ
渡会此寧:明星さんって言うんですね……
藤原公正:キテル!!!!!!!!!!!
地譲 握斗:GMまで乗ってきちゃった
茅嶋伊鈴:エース乗るな!
明星 日向:よろしくね渡会ちゃん!

藤原公正:「さて、事態が少し複雑ですが、当初の想定通り行きましょうか」
藤原公正:「臨都市連続ジャーム化事件終結班、第二陣」
藤原公正:パチッと指を鳴らす。
藤原公正:「対サクリフィキウム打撃特戦隊」
藤原公正:「前へ」
藤原公正:“アサルトポインター”だけは即座に気づくだろう。
藤原公正:その指示と共に遠方から現れたオーヴァードたちは、あなたもよく知る面々だ。
藤原公正:サクリフィキウムの攻撃が届きづらい遠方、藤原公正率いる前線部隊を盾として、彼らは長射程攻撃の準備を終えていた。
藤原公正:「火力支援開始、二十秒間のエフェクト全力行使を許可します」
エージェント:「っんとに、人使い荒いよなあ……特別手当と振替の休暇頼みますよ」
チルドレン:「うう……緊張する……! が、頑張ります……僕ももう一人前ですから……!」
藤原公正:雷が、分裂した手足が、炎が、近代兵器による弾幕が。
明星 日向:「えっちょ、まだ病み上がりですよね、支部長!?」困惑気味に支部長を見上げる
藤原公正:「なので20秒です。そして“ロイエ”との戦闘時には隠してました」
藤原公正:「戦い慣れていないサクリフィキウムは目の前の我々の対処に手一杯でしょう」
藤原公正:「彼が対応できる前に引き上げさせ、その後は彼の脳内に常に遠距離からの火力支援のイメージを焼き付けます」
藤原公正:「存在しない火力支援で注意力を奪われるサクリフィキウムを屠るのは……難しくないでしょう?」
藤原公正:うっすらと微笑む。
明星 日向:「あぁん、もぉ……」言いたいことは理解できる。それが合理的だとも、私にはすぐに分かる。
明星 日向:それでも、びっくりするのはびっくりするんだ。
エージェント:「明星! もっと文句言ってやれ! もっと楽させろ!」
チルドレン:「明星さん! 僕達は大丈夫ですから……! 信じてください!」
藤原公正:「“アサルトポインター”、あなたは一人ではないのです」
藤原公正:小さな声で、そう呟いた。
明星 日向:「…仕方ないですね、撤退する前に終わらせます。病み上がりに鞭打つほどアタシは鬼じゃないんで!」
地譲 握斗:その横で、まだ落ち着かない様子で戦闘態勢を整えている。
地譲 握斗:といっても、構えなどないようなものだが。
明星 日向:「…”アーク”、大丈夫?」腕輪のスイッチを入れながら、動揺を見せる彼にそう声を掛ける。
明星 日向:「あの様子ならあの子はまだ、戻ってこれるかもしれない」
地譲 握斗:「……!」 その言葉に反応する。
明星 日向:「でもあのまま暴れさせてたら戻れなくなる。だから一旦乱暴にでも無力化させないと」
明星 日向:「好きって言われたんでしょ?」
地譲 握斗:「……はは」 笑う
地譲 握斗:「そうだな、悪い」 幾分緊張がほどけたようだ。
地譲 握斗:「それに、隠し事してたからね。俺がどんなやつ・・・・・なのか」
地譲 握斗:「わかってもらわないと」
明星 日向:「ふふ、絶対取り戻すよ」
明星 日向:「その為にも、まずは邪魔なアイツから…!」
茅嶋伊鈴:二人……三人を護る様に、す、と前に出る。
茅嶋伊鈴:「やる気があるのはいいことです。みんなでかっこいいところ、見せていきましょう」
茅嶋伊鈴:レネゲイドの火を灯す。循環が止まったままの血を温める。
茅嶋伊鈴:「お嬢さんも、待ちきれないようですからね」
渡会此寧:腕を真一文字に振るう。その軌道に置かれる形で、掌から虚空に『魔眼』が並ぶ。
渡会此寧:「教えてあげます。私に何ができるのか」
渡会此寧:魔眼が空へと上る。それに引き上げられるように、此寧自身も中空に立つ。
渡会此寧:ふわり、と。ゆったりとした動きは、日常とすら錯覚する自然さで。
渡会此寧:故に、それに続く攻撃の挙動は相対する者の意識を裏切った。
渡会此寧:音もなく。目にも留まらぬ速度で魔眼が射出された。
渡会此寧:「ああ――駄目ですよ」
渡会此寧:「地譲くんには私のことを分かってもらいたんです」
渡会此寧:「そこにいたら、よく見えないじゃないですか」
渡会此寧:地譲を庇うように立っていた伊鈴の体が、後方へと吹き飛ばされていた。
茅嶋伊鈴:予測は───していた。だが、それに鈍い肉は追いつかなかった。
茅嶋伊鈴:触腕を展開する前に、魔眼が撃たれていた。故に、持ち前の頑丈さ鈍感さで耐えるほかない。
茅嶋伊鈴:生きていたら血を吐いていたかも知れないな、と思う。
茅嶋伊鈴:少なくとも。支給品のベストと、咄嗟に展開された氷壁のお陰で、完全に倒れることはせずに済んだ。
茅嶋伊鈴:「……そうですね、恋ってそういうものなのでしょう」
茅嶋伊鈴:「羨ましいです」
茅嶋伊鈴:ぼこぼこと音を立て、腕を変化させる。
茅嶋伊鈴:「貴女と『お話』したいのはやまやまですが」
茅嶋伊鈴:「先ずは邪魔者の排除と行きましょうか」
茅嶋伊鈴:横の、炎のジャームに対して腕を伸ばす。ぽん、と肩に手を置く。挨拶でもするような気軽さで。
茅嶋伊鈴:そして、激痛が”サクリフィキウム”を襲った。
“サクリフィキウム”:「グ……ガ、ギ、ッグ、ガッ、クッソがァアアアアアア――!」
“サクリフィキウム”:苦悶の叫びを上げる。
“サクリフィキウム”:“サクリフィキウム”には本能と衝動、そしてちっぽけなプライドしかない。
“サクリフィキウム”:少年院で、傷を付けられた。
“サクリフィキウム”:直前の此寧との遭遇の折、歯牙にも掛けられず地面に叩き伏せられた。
“サクリフィキウム”:そしてまた、一方的に痛みを浴びせられている。
“サクリフィキウム”:「ウゼェ……ウゼェウゼェウゼェ……!」
茅嶋伊鈴:「……ああ。そんなに嫌がらなくても、大丈夫ですよ」
茅嶋伊鈴:「痛いのは、ほんのこれだけですから」
茅嶋伊鈴:そう言うと、手に生えた歯で肩を甘噛みして離れる。
“サクリフィキウム”:ジャーム化して理性を失ってなお、単純な状況判断程度なら可能な知性は残していたが、ここに来て怒りによってそれすら失った。
“サクリフィキウム”:炎の柱が上がる。同時に“サクリフィキウム”の姿が消えている。
“サクリフィキウム”:ただ、無差別にあちこちに業火が噴き上がる。
“サクリフィキウム”:狙いも何もない。だが、闇雲な攻撃でも、数を重ねれば当たることもある。
“サクリフィキウム”:日向の足下から、地譲の側面の壁から、バーナーのように火が噴いた。
地譲 握斗:「やべっ……」
藤原公正:とん、と“アーク”の肩を押すものがいる。
地譲 握斗:「とおっ!?」 体勢を崩し、難を逃れる。その代わりに────
藤原公正:「託しますよ、正義の味方」
藤原公正:業火が――男を灼き尽くす。
地譲 握斗:「重いなあ、もう」 呆れたように笑い、自身は前のめりになった勢いで駆け始める。
藤原公正:バイタルパートへの直撃は避けた。
藤原公正:最低限のリザレクトで肉体は維持。本命の攻撃に向けて気息を練り上げる。
藤原公正:そして――アークを見送った。
明星 日向:「ッ!起きろアウェイク!!!」符号と同時に纏っていた外套が膨張。緩衝材と断熱材として機能した。
“サクリフィキウム”:“サクリフィキウム”の姿は消えたまま、業火だけが噴き上がり続けている。
明星 日向:「…もう奥の手切らされちゃった」熱を防ぎきり、膨張した外套は空気が抜けるかのようにしぼんでいく。これでしばらくはタダのコートだ。
茅嶋伊鈴:「ちょっと、煽りすぎましたかね」
茅嶋伊鈴:「申し訳ありません、日向」
明星 日向:「大丈夫、まだ動けるよ。支部長は?」
茅嶋伊鈴:「あちらに。まだ余裕がありそうですね。まったく」
藤原公正:「楽勝ですよ」遠距離からなんとなく意図を察してチラと視線を返す。黒焦げのまま。
明星 日向:「”アーク”も無事、問題ないね」
明星 日向:「それじゃ、お返ししてあげなきゃねぇ…!」盾を明後日の方向になげ、ショットガンを構えながら走り出す。
明星 日向:勿論そんな方向に投げた意味はある。投げた先は電柱、反射角は計算済み。
明星 日向:支部長の采配による支援攻撃、自分のショットガンによる面制圧。そして、投擲した盾による三方向同時攻撃がサクリフィキウムに襲い掛かる!
“サクリフィキウム”:“サクリフィキウム”に高度な戦闘判断が可能な知性はない。
“サクリフィキウム”:まして、冷静さを失った現状では、姿を消したところで、三方向からの攻撃によって簡単に位置を誘導される。
“サクリフィキウム”:“サクリフィキウム”の姿は見えない。
“サクリフィキウム”:だが、今どこに立っているのかは、見えずとも理解できた。
地譲 握斗:たんったんったんっ、と地を蹴り、塀を駆け、そして空へ。
地譲 握斗:俯瞰して、"サクリフィキウム"の居場所を視る。
地譲 握斗:「サンキューっ、日向」 そう言って、懐から砂の入った小瓶を放り投げ
地譲 握斗:チッ、と足先を掠めさせて割る。
地譲 握斗:ちらりと此寧に視線を向けて
地譲 握斗:「これで、とどめっ!」
地譲 握斗:散った砂は空気と共に広がり、落下していく体に従う、広範囲を刺し潰す刃となる。
“サクリフィキウム”:「ギッ……ガッ」
“サクリフィキウム”:一つ一つが刃の砂の雨に串刺され、“サクリフィキウム”の迷彩が解ける。
“サクリフィキウム”:全身を穿たれている。致命傷なのは間違いない。……人間ならば。
“サクリフィキウム”:「死ィィィィねェェェェエエエエ――!」
“サクリフィキウム”:熱風が吹き荒れる。
藤原公正:「それは不味い――」最低限のリザレクトだったがゆえに、その熱風には耐えきれない。
地譲 握斗:「ちょっ……カッコつけさせてくれよ!」 言いながら吹き飛ばされる。
茅嶋伊鈴:「おっと。これは……」肉が焼け焦げる。顔を庇うようにして、踏みとどまる。
明星 日向:「──ッ!」咄嗟に地面に倒れ込み身体を庇う。熱風をもろに浴びない様にだ。
藤原公正:深手を負った。刀を杖代わりにして、なんとか立っているだけの状態だ。
“サクリフィキウム”:「ハァ――ハ、ギャハハハハハハハハハハハ――!」
“サクリフィキウム”:嗤う。
“サクリフィキウム”:その笑声に伴って、傷が癒えてゆく。他者の苦悶の声こそが、力となる。
“サクリフィキウム”:「死ね! 死ね! 死ね! ギャハハハハハハハハ!!」
明星 日向:第一波はかろうじて避けた。だがこのままでは皆に更なる被害が及ぶ。──やるなら今しかない。
明星 日向:「”サクリフィキウム”…いや、松木灯夜!」防御姿勢から素早く体勢を戻し、叫んで突っ込む。
明星 日向:「アンタには此処で、大人しくしてもらう!」
“サクリフィキウム”:「ウッッッッゼェ――――!」覆い被さるような姿勢で、頭上から業火を放つ。
明星 日向:「ぐ……ッ!」肉が焼ける、髪が焦げる、血液が沸騰して蒸発する。それでも進む。防御に使うはずの盾を後ろへ振りかぶる。
明星 日向:コイツに恨みはある。恥辱もある、悔しさもある。だけど、
明星 日向:素行に問題はあっても、”被害者”でもあったから。
明星 日向:「──アンタにこれ以上、罪を重ねさせないために!」盾を使った鋭いボディブローをカウンター気味に叩き込む。私はそのために、力を振るう!
“サクリフィキウム”:「ガッ……グ……ッ」
“サクリフィキウム”:膝から崩れ落ちる。
“サクリフィキウム”:「ァ……ガ……ッ、クソ……」
“サクリフィキウム”:“サクリフィキウム”に理性はない。ただ、本能と、衝動と、ほんの少し残った松木灯夜だったものの残滓があるだけだ。
“サクリフィキウム”:他者に虐げられることへの怒り、他者を虐げることの喜び。幼稚な加害性。動物的な本能。ただ、それだけだ。
“サクリフィキウム”:「……クソ……疲れ、た……」
“サクリフィキウム”:だから、焼けた顔が穏やかな表情に見えたのは、火の影が作った錯覚だろう。
渡会此寧:「――何となく、分かりました」
渡会此寧:その場の全員が、地面へと叩き伏せられた。
渡会此寧:「みなさんが何ができて、何ができないのか」
藤原公正:もはや立っているだけだったのが勢いよく地面に顔を埋める。
茅嶋伊鈴:「っ………」
地譲 握斗:「ん な っ ……!?」 があんっと頭を打つ
藤原公正:「なんて才覚……!」
明星 日向:「ギ……ッ!!!」
渡会此寧:「うーん……すみません。もう少し頑張ってもらってもいいですか?」
渡会此寧:「じゃないと、ちゃんと全部分かる前に終わっちゃいそうですから」
藤原公正:「でもね」掠れた声で
藤原公正:焼け焦げて
藤原公正:潰されて
藤原公正:泥に塗れた
藤原公正:鋼を抱く肉体が
藤原公正:「全てを知る必要は無いんじゃあないでしょうか」
藤原公正:刹那――躍動する。
藤原公正:腓腹筋、大腿筋、上腕二頭筋、右手首の腱と指の骨。
藤原公正:最低限のリザレクトだけを済ませた半死半生の肉体が見せる予備動作零の大跳躍。
藤原公正:同時に遠隔操作された愛車が此寧の背後から時速200kmで突撃を開始する。
藤原公正:一瞬で増えた情報量に彼女が気を取られたその刹那、手に入れた瞬き一つの時間を藤原公正は無駄にしない。
藤原公正:肉を裂く水音、骨を断つ硬質の音、重力で歪む刃の断末魔。
藤原公正:「あとは……任せましたよ」
渡会此寧:「わあ」
藤原公正:その一撃を知覚できたのはこの戦場でただ二人。
藤原公正:「信じられないことに……浅かった……!」
渡会此寧:自身の周囲に滞空させていた魔眼が作った力場で剣閃を逸らしてなお、肩を切り裂かれ、左腕がぶらりと垂れ下がっている。
渡会此寧:「びっくりしたあ……」
藤原公正:自動運転の愛車が明後日の方向に走っていくのを見送る公正と
藤原公正:腕を落とされかけてなお戦意を一切喪わぬ――渡会此寧天才
渡会此寧:「痛い……けど」
渡会此寧:「これが、地譲くんがいる場所なんですよね?」
渡会此寧:日常と変わらぬ笑みで笑いかける。
地譲 握斗:「はは……」 ひっくり返ったまま苦笑する。
地譲 握斗:「いやあ、ここまで修羅場なのは珍しいかな……」
地譲 握斗:「……多分」 自分も歴は浅い。
明星 日向:「そうだねぇ……キミらにここまでさせるのは、珍しいんじゃないかな…!」流れ出た血を左腕に集める。零れ落ちたすべてを、余すことなく。
明星 日向:彼女は撃てない・・・・。戦術的になら撃つべきだが、今は”彼”が見ている。そんなところは見せたくない。
明星 日向:「あなたもそろそろ、大人しくしてほしいなぁ…!」だから代わりに天へ盾を投げ放つ。ただし先ほどとは様相が違う。
明星 日向:──盾と腕が、血の糸で繋がっている。
明星 日向:さながら血のヨーヨー染みて盾を振り回し、勢いをつけて空にいる彼女へと叩きつける!
渡会此寧:「なる」盾による衝撃を魔眼をぶつけて軽減。
渡会此寧:「ほど」更に魔眼に自らを引かせて、衝撃の方向に体を逃がす。
渡会此寧:それでも通った衝撃によって、空中で体の上下が入れ替わる。
明星 日向:「あぁんもう、力の使い方が上手いなぁ…!」
渡会此寧:「何だか、新鮮ですね。私、どちらかというと大人しい方なので」
渡会此寧:「ふふっ、大人しくしてほしいなんて、初めて言われたかも」
渡会此寧:「でも、お断りしますね」
渡会此寧:刹那。少女の肉体が、空中から地上に向けて跳躍した、、、、
渡会此寧:腓腹筋、大腿筋、上腕二頭筋、右手首の腱と指の骨。魔眼による外力によって、精密に肉体を操作する。
渡会此寧:残骸の鉄パイプが此寧の腕と繋がっているかのように、、、、、、、、、、、引き寄せられ、掴む。
渡会此寧:此寧は覚醒直後に強力なジャームや、一線級のエージェントを含む複数のオーヴァードを相手取る、レネゲイドに愛された天才だ。
渡会此寧:その才能の本質は――レネゲイドの理解にこそある。
渡会此寧:自らのレネゲイドを理解しているからこそ、正確に操れる。
渡会此寧:他者のレネゲイドを理解し、学習し、自らの能力によって再現できる。
渡会此寧:鉄パイプが、藤原の左肩を、彼と全く同じ剣術で叩き砕いた。
藤原公正:「ぐっ……!」
藤原公正:抵抗することもできず、崩れ落ちる。
藤原公正:侵食的にリザレクトも限界だ。
藤原公正:そのままもう一度地面に叩きつけられ――沈黙した。
地譲 握斗:「ひええ、すごすぎるな此寧……」 よっ、と。支部長が倒れたとは思えない気軽さで起き上がる。
渡会此寧:「えへへ……地譲くんに褒められちゃいました」
地譲 握斗:「でもまあ、悪いけど俺も結構やるもんでさ……この世界も結構厳しいってことを」
地譲 握斗:「教えてあげないとな……!」
地譲 握斗:ぐぐぐ、と。力を込めて両手を合わせる。
地譲 握斗:一体化、変性。一体化、変性。一体化、変性────。
地譲 握斗:自身が一体化した砂と空気を通じて、周囲の砂ぼこりや流れた血を自身のソレへと変性させて一体化させる。
地譲 握斗:そうして出来上がるは、巨大な透明の槍。
地譲 握斗:「い、く、ぞ────!!!」
地譲 握斗:それを、目の前の少女に向けて、思い切り突き出す────!
渡会此寧:見えない槍は、見えない力場に阻まれる。
渡会此寧:「地譲くんは、あのおじさんよりも体を動かすのは得意じゃありませんよね」
渡会此寧:「地譲くんのできることは、それじゃない」
渡会此寧:「私に、もっと教えてください」
地譲 握斗:「……ああ!」 叫び、ぐいと体を前に進める。
地譲 握斗:見えない槍が、重力に歪み、それを無理やり形を自身の能力で元に戻す。
地譲 握斗:「俺は!」 歪んだ空間は、夕刻の日差しを乱反射し、不思議な色を見せる。
地譲 握斗:「君を抱きしめることができる・・・・・・・・・・・・・!!!」
渡会此寧:「えっ」頬に赤みが差す。
地譲 握斗:槍を殴りつけるように放し、彼女の纏う重力場を吹き飛ばす。
地譲 握斗:そのまま両手を開き、少女を抱きしめる。
渡会此寧:「あっ、地譲くん……!?」
地譲 握斗:「……で、でももう限界……」 ふらふらと倒れる。
渡会此寧:呆気に取られたように立ち尽くしている。
渡会此寧:「……嬉しい」
渡会此寧:「けど……抱き締められることなら、きっと今までの私でもできた」
渡会此寧:「地譲くんにしてもらうだけじゃ、満足できない」
渡会此寧:「地譲くんのして欲しいことも、全部してあげたい」
渡会此寧:「地譲くんのことが、全部知りたい」
渡会此寧:「待っててください、地譲くん」
渡会此寧:「地譲くんが私を抱き締めてくれるなら……他の人に構ってる場合じゃありませんよね」
茅嶋伊鈴:「握斗───」倒れた彼に駆け寄る。
茅嶋伊鈴:まだ彼女は戦意を失っていない。今無防備なところを晒すのは危険だ。
渡会此寧:「……」少し、申し訳なさそうに。「邪魔、です」
渡会此寧:魔眼の発する斥力を束ねて、高質量の魔眼を撃ち出す。
渡会此寧:先程伊鈴を吹き飛ばした魔眼と同様の原理だ。
茅嶋伊鈴:「、ぐっ……」痛みはない。痛みはない。だが身体はぼろぼろになっている。それでも。
茅嶋伊鈴:「此寧、と言いましたか……一途な所はハナマルですね」
茅嶋伊鈴:「でも、ね。貴女はもっと素敵に自分を魅せられます」
茅嶋伊鈴:「なので、少し眠っていただかなくては」
茅嶋伊鈴:握斗、すみません。そう呟いて、腕を伸ばす。
茅嶋伊鈴:握斗のものとは似ても似つかぬ、悍ましい抱擁。
茅嶋伊鈴:伸ばされた神経が侵入し、優しく眠りを誘う部分を撫でた。
渡会此寧:地譲によって霧散させられた力場の再展開よりも、接近する者の排除を優先した故の隙。
渡会此寧:「ぅ、あ……地、譲くん……」瞼が落ちる。
渡会此寧:痛みはこの力と共に得た多幸感で無視できる。しかし、この眠気は意志で耐えられるものではない。
渡会此寧:だから。
渡会此寧:「ぐっ、づ、ぅうう……!」
渡会此寧:負傷した左肩に魔眼を侵入させ、痛覚神経を直接刺激した、、、、、、、、、、、
渡会此寧:激痛で、眠気を飛ばす。
茅嶋伊鈴:「……!」
茅嶋伊鈴:「今度はちょっと、優しくしすぎましたかね」
渡会此寧:「好き……地譲くん……好きです……」涙を流しながら愛の言葉を囁く。
茅嶋伊鈴:(……日向に繋げるには……あと一手)
茅嶋伊鈴:(けど、それは)
藤原公正:「…………」
藤原公正:先ほどから聞いていて気付いたことがあった。
藤原公正:渡会此寧は優れた学習能力と莫大なレネゲイド操作能力を持ち、戦闘に即座に適応できる精神性を持つ。
藤原公正:怪物的天才だ。
藤原公正:だが――泥を舐めながら藤原公正は考えていた。
藤原公正:――だが、全てが後手だ。
藤原公正:――見なければ、まず知らなければ、学べない。
藤原公正:――俺との相性はおそらく最悪だ。
藤原公正:先程の刹那の交差、剣技の達人である彼は腕に入った袈裟斬りと別に、含み針を口から吹き出していた。
藤原公正:届いた場所は心臓。
藤原公正:その部位がレネゲイドを全身に送り届けるという役目を持つオーヴァードにとっての重要臓器であることをまだ渡会此寧は学習していない。
藤原公正:既に仕込まれていた含み針が――ここで爆ぜる。
藤原公正:渡会此寧には絶対に見えない――心臓で。
渡会此寧:「あ……れ?」
藤原公正:彼女は気づかない。それを誰がしたかということすら。
渡会此寧:周囲に漂っていた魔眼が消える。
藤原公正:為した敵手、吊られた天秤ジャッジ・ドレッドは既に落ちた。
藤原公正:その事態が意味することは――裁定は既に終わっているもう倒れたところで構わないということである。
渡会此寧:理解して、学習して、対応する。
渡会此寧:だが、対応する為の手段が、この一時失われた。
明星 日向:「(見えた…!)」その一瞬の隙に間合いに飛び込む。
明星 日向:盾ではピンポイントな打撃を加えるのは難しい。故に銃のグリップをトンファーのように握り、ストックを用いての突きを繰り出す。
明星 日向:狙うは顎、確実に意識を刈り取る…!
渡会此寧:レネゲイドを操る手段を失えば、此寧はただの大人しい図書委員の少女に過ぎない。
渡会此寧:歴戦の戦士の一撃に対応できるはずもない。
渡会此寧:故に、既に対応は終えていた、、、、、、、、、、
渡会此寧:レネゲイドの制御を失う寸前。
渡会此寧:瓦礫を自身と日向を隔てるように、引き寄せていた。彼女が駆け込んで来ていたのは見えていた。
渡会此寧:再び制御が戻る時を一瞬稼げば、再び戦場は此寧の支配下となる。
明星 日向:「(ウソ、これも止めるの…!?)」通せない方が難しいというほどの最高の一瞬だった。だがそれも止められる、一体どこまで伸びるんだ。
明星 日向:ここは逃せない。逃してはいけない。全部が無駄になる。
明星 日向:「──っ!ねえあなた!好きなんでしょ、地譲ちゃんのこと!」そう思った時には叫んでいた。
渡会此寧:「そうです……だから……邪魔、しないでください」
明星 日向:「だったら、いつまでジャーム側そっちにいるの!地譲ちゃんの方こっちにいるべきじゃないの!?」
明星 日向:「地譲ちゃんを置いて、いつまでそっちに立ってる気!?」
明星 日向:揺さぶる。この子はまだ吞まれてない。それなら、少しは届くはず。
渡会此寧:「わ……私は! ずっと日常こっちにいました……!」
渡会此寧:「やっと……地譲くんのいる非日常そっちに行けたんです……!」
渡会此寧:「最初からそっちにいたあなたには分からない……!」
渡会此寧:「私から地譲くんを取らないで……!」
明星 日向:「そうだね、知らないよ!生まれた時からずっと非日常そうだったから!だから…!」
明星 日向:「そう簡単に全部捨てないでよ!そういうのは、アタシたちの役目なんだから!」
明星 日向:「だから…一回頭、冷やして!!!」流れ出た血液が蠢き、銃のトリガーが引き絞られる。
明星 日向:この子は肉体の動きを簡単に模倣する。だから──最期の一押しは機械的に。
明星 日向:「地譲ちゃんところに、戻れ!!!」真後ろに発砲した反動を利用して、彼女の顎を鋭く揺さぶった。
渡会此寧:「ぁ……っ」
渡会此寧:意識を刈り取られる。どれだけ学習能力があろうと、その為の思考自体を断ち切られれば、為す術はない。
渡会此寧:ゆっくりと、地面に頽れる。その手は既に倒れ伏した少年へと伸ばされており、二人の手が重なった。

バックトラック

GM:ではバックトラックの時間です
GM:Eロイスは
“サクリフィキウム”:【さらなる絶望】×4、【サディスティック10】×2、【苦痛のこだま】
GM:7個!
茅嶋伊鈴:7個もある〜!
地譲 握斗:めちゃある!
茅嶋伊鈴:振ります振ります
明星 日向:ありがてぇ!
地譲 握斗:振ります!
藤原公正:助かるわね
地譲 握斗:157-7D10
DoubleCross : (157-7D10) → 157-35[3,8,7,4,4,1,8] → 122

明星 日向:7d10 Eロイス分
DoubleCross : (7D10) → 39[6,9,5,3,3,3,10] → 39

茅嶋伊鈴:125-7d10
DoubleCross : (125-7D10) → 125-45[7,7,1,5,9,9,7] → 80

藤原公正:146-7d10
DoubleCross : (146-7D10) → 146-47[3,10,10,4,4,9,7] → 99

茅嶋伊鈴:あっ余裕
明星 日向:明星 日向の侵蝕率を39減少(141 → 102)
藤原公正:うそだろ支部長
茅嶋伊鈴:1倍ぶり!
地譲 握斗:うっちょっと怖い
藤原公正:いきぎたないやつだなあ!
明星 日向:勝ったな
地譲 握斗:倍振りします
茅嶋伊鈴:3d10
DoubleCross : (3D10) → 10[3,6,1] → 10

茅嶋伊鈴:6を1にして…5
明星 日向:等倍行きます!
地譲 握斗:122-10D10
DoubleCross : (122-10D10) → 122-56[9,6,2,8,3,9,1,8,9,1] → 66

藤原公正:とうばいいきます
茅嶋伊鈴:75で5点!
藤原公正:99-3d10
DoubleCross : (99-3D10) → 99-20[6,7,7] → 79

藤原公正:まあまあまあ
藤原公正:経験4点かな?
茅嶋伊鈴:いや等倍5て
明星 日向:102-3d10
DoubleCross : (102-3D10) → 102-19[4,10,5] → 83

明星 日向:ただいまだぜ
茅嶋伊鈴:5点ですよ>支部長
明星 日向:明星 日向の侵蝕率を19減少(102 → 83)
地譲 握斗:倍振りで3点
藤原公正:あっ、5点だったか、よかった~
明星 日向:私も多分5点!
茅嶋伊鈴:握斗くん無事でよかった
GM:Dロイスは
明星 日向:復讐の回数が多くなかったから安く済んだ
“ロイエ”:【工作員】
“ロイエ”:EロイスとDロイスで8点、シナリオ点10点、いつもの5点
“ロイエ”:23+侵蝕点が今回の経験点!
茅嶋伊鈴:28点!やったー!
明星 日向:28点!
藤原公正:やったぜ28!
地譲 握斗:26点!
GM:C((28+28+28+26)/3)
DoubleCross : c((28+28+28+26)/3) → 36

GM:GMは37点!
茅嶋伊鈴:ヒュー!
藤原公正:素晴らしい

エンディング1:共犯の誘い

GM:シーンプレイヤー:茅嶋伊鈴

GM:UGN臨都市支部 第一会議室
GM:数日の時をかけ、連続ジャーム化事件は完全に沈静化したと言っていい状態まで落ち着いた。
GM:あなたは、報告書提出の為に、現在支部長業務代行を請け負っている葦原の元へ足を運んでいた。
葦原周:「伊鈴くん、お疲れ様。……君には、楽しめたかを聞いた方がよかったかな?」
茅嶋伊鈴:「周も、お疲れ様です。まさかあなたが公正の業務代行とは。いやはや、公正はどうも本気のようですね」
茅嶋伊鈴:「楽しめたか、といえばまあまあ楽しめました。とは言え、今回はジャーム相手はほとんどありませんでしたからね」
茅嶋伊鈴:「加減に苦労しましたよ」
葦原周:「伊鈴くんは最初から原因解決に動いていたからね。ジャームとの交戦は必然的に少なくもなるか」
葦原周:「窮屈な思いをさせてしまったね。……といっても、初期の人員配置は支部長がやったんだけど」
葦原周:「未知の敵に挑むに当たって死なないことを重要視したんだろうね」
葦原周:「ボクも死なないことにかけては人後に落ちない自信はあるけど、戦闘はからきしだから」肩を竦める。
茅嶋伊鈴:「ふふ。周が気にすることはありませんよ。責任の大部分は公正にあります」
茅嶋伊鈴:「それもこれも彼が私たちに支部長を継いでほしい、などと願っているからでしょうが」
茅嶋伊鈴:「……死なないことが大事、と、言われましてもね……死んでいますし……」
茅嶋伊鈴:くすくす、と笑う。
葦原周:「さて……支部長にそういう気持ちがあったとして」
葦原周:「引き継ぎはあまり上手く行っていないようだけどね」
茅嶋伊鈴:「ふむ?」
葦原周:「前から何となく感じてはいたけど、業務代行して更に思ったよ」
葦原周:「彼には秘密が多すぎる」
茅嶋伊鈴:「……そうですね」笑みが消える。
茅嶋伊鈴:「私たちを守るため、と宣い、情報の制限を大きく行っています。……自分自身のことすら」
茅嶋伊鈴:「そもそも今回の事件が起きたのは”ロイエ”が遺産を求めたがゆえです。『ムカウ』セルの置き土産もありますが、それは利用されたものに過ぎません」
茅嶋伊鈴:「その、事件の本質を我々は知らない」
茅嶋伊鈴:「貴方もそうは思いませんか、周」
葦原周:「ああ、更に言うならその『ムカウ』セルのこともだ」
葦原周:「ボクは君と違って、彼らと直接対峙したことはない」
葦原周:「けれど、彼らと最後に戦った人を知っている」
葦原周:「敢えて詳しくは聞いていない。……けれど、あれは勝者のする顔ではなかった」
葦原周:「――『ムカウ』セルは本当に、この街から逃げたのかな」
茅嶋伊鈴:「………わかりません。私以上に、神出鬼没なセルでしたから」
茅嶋伊鈴:「いずれまた、姿を表してもおかしくはない」
葦原周:「……エージェントとして答えるなら、脅威に備えるという意味で同意するところだけれど」
葦原周:「そうあって欲しいという気持ちも個人的にはあるよ」
茅嶋伊鈴:「それは、なぜ?」
葦原周:「彼らは、わたしの大切な人を泣かせた」
茅嶋伊鈴:「……周」
葦原周:「――忘れてくれ。ボクの柄じゃないことを言った」
茅嶋伊鈴:「いいでしょう。謎の美少年らしく。忘れておきますよ」
茅嶋伊鈴:「私は───あまり支部長職などと言う柄ではありませんが」
茅嶋伊鈴:「それでも、もし私が継ぐことがあるのであれば」
茅嶋伊鈴:「貴方には、秘密を共有しましょう」
葦原周:「いいのかな。支部長がそんな特別扱いなんてして」
茅嶋伊鈴:「ふふ。私は悪人ですから。でもそれは公正も同じですし、」
茅嶋伊鈴:「共犯者、悪くない響きでしょう?」
葦原周:「ふふっ、ああ――それなら、ボクを選んだのは慧眼だ」
葦原周:「支部長以上に、ボクも秘密を抱えた悪人だからね」
茅嶋伊鈴:「ありがとうございます。それでは、私はこれで」
茅嶋伊鈴:「また今度、時間があればお話ししましょう」
茅嶋伊鈴:ひらと手を振り、部屋を辞す。
葦原周:「ああ、また会おう」
茅嶋伊鈴:───
茅嶋伊鈴:『ええ。それを知らずに済ませられることを祈っています』
茅嶋伊鈴:自分の言葉を思い返す。本心では───なかった。
茅嶋伊鈴:「だって」
茅嶋伊鈴:「気になる方の奥の奥まで知りたくなる。それがヒトってモノでしょう?」
茅嶋伊鈴:くすくす。
茅嶋伊鈴:そのまま、歩き出す。
茅嶋伊鈴:それはヒトの真似型か、それとも。

エンディング2:岩を運ばせる者

GM:シーンプレイヤー:藤原公正

GM:臨都市 藤原探偵事務所
GM:日はとうに沈み、開業時間も過ぎた探偵事務所の中で、一人椅子に腰掛ける男がいた。
GM:その男の他に事務所内に人影はない。男は、電話を耳に当てて何者かと通話をしている。
京堂勅子:「報告、確かに承りました」
京堂勅子:電話の向こうから聞こえてくるのは、上品な雰囲気を纏う女の声。
京堂勅子:UGN本部エージェント。“ヒドゥンレイン”京堂勅子。
藤原公正:「――ちゅう訳で、世はこともなしですよ」
藤原公正:「平和平和、臨都市は今日も昨日と同じ今日が回る」
京堂勅子:「それはよかったですね」
京堂勅子:「そうでなければ、あなたの適性を再審査する必要がありましたから」
藤原公正:「へっへっへ、あっしのようなロートルじゃあ再審査なんてとてもとても」
藤原公正:「今回も問題無しと言っていただけるなら何よりですよ」
藤原公正:――問題しか無いと、私は思いますが。
藤原公正:とは言わない。
京堂勅子:「今回も問題なし、とは言っておりません」
藤原公正:「おやおや」
京堂勅子:「今回『は』。でしょう?」
藤原公正:「……まあそうとも言いますね」
京堂勅子:「既に『合格者』が出てしまっていることを、お忘れなく」
藤原公正:「くくく……まあ本部の皆様方からすりゃあ問題は“そこ”でしょうね」
藤原公正:――本当は、誰も死なせたくなかった。
藤原公正:本当は――けど。
藤原公正:「ともかく、ですよ。“ロイエ”は実に良く踊ってくれました」
藤原公正:RHOを公開します

Rハンドアウト 臨都市支部には隠された役割がある。
臨都市に隣接する梨郷市という街がある。梨郷市はギルドやFHの支配圏であり、UGNの権力の及ばない空白地帯とされているが、その実態は、UGNが用意した『投棄場』だ。
対処が困難な強すぎる敵勢力と取引をし、彼らに梨郷市という活動場所を提供する代わりに、その外側の安全を確保している。
梨郷市が『投棄場』ならば、臨都市は危険な存在を誘き寄せ、梨郷に送るべきか判断する『審査場』だ。
『シシュフォスの過儀』も、その為の餌の一つだ。巧妙に偽装されたその情報を入手し、臨都市支部の戦力を乗り越えて辿り着くことのできる危険な存在を、梨郷送りにする為の。
そして、餌ならば実際に存在している必要はない。『シシュフォスの過儀』はその実在から全て、UGNによって捏造された存在しない虚構の遺産だ。
あなたは人員配置や、偽装情報、それらを駆使することで、『シシュフォスの過儀』が保管されている場所を偽装し、タイミングまで含めてそれを狙う敵を誘導できる。
このハンドアウトを公開することで、『“ロイエ”捜索〈情報:UGN〉50』を自動成功させることができる。
梨郷市の真実は、UGNの敗北の事実だ。『シシュフォスの過儀』の真実を明かすことになったとしても、その秘密だけは守らなければならない。このハンドアウトを公開する際、PLには全てを開示するが、PCに対してはどこまでどのように伝えるかはあなたが決めて構わない。

藤原公正:「臨都市の市民数十名の命と支部員十数名の負傷と引き換えに、また一人、危険なジャームを処分することができた」
藤原公正:「正義は為された――と思いますよ、私は」
藤原公正:「市民の犠牲が多すぎるなんて、叱ってほしいところじゃああるんですがね、俺は」
京堂勅子:「私は成果、、を出した人を叱るようなことはしませんよ」
藤原公正:「へっへっへ、そいつぁどうも光栄です」
藤原公正:泥水のような珈琲を少し飲んで。
藤原公正:「臨都市はなおも無傷・・です」
藤原公正:正義の味方を気取ったところで救えるものは限られている。
藤原公正:この両腕、この刃、この策謀、届くところまで。
藤原公正:「――次の標的をお待ちしておりますよ」
藤原公正:だから――救えるなら俺はどちらダブルクロスでも良い。
京堂勅子:「ええ、今後もよろしくお願いします」
京堂勅子:「私達査察部第四課は、あなたの正義を評価しています」
藤原公正:正義――それは今の藤原公正にとってあまりに空疎な言葉だった。
藤原公正:“吊られた天秤ジャッジ・ドレッド”に正義を量る資格などもうとっくに無いのだから。
藤原公正:煙草臭い探偵事務所に、薄く西日が差し込んでいた。

エンディング3:先生

GM:シーンプレイヤー:明星日向

GM:臨都市立病院
GM:先日の出動はやはり多少の無理があったらしく、あなたは入院が継続となった同僚の見舞いに来ていた。
GM:とはいえ、経過は良好。あと数日もあれば退院できるだろうとのことだった。
GM:その帰路に就こうと、病室のある階からロビーに下りてきた時だった。
渡会此寧:「あ……」
渡会此寧:その少女とばったりと顔を合わせることになった。
明星 日向:「あ。」きょとん、とした顔で数度瞬きをして
渡会此寧:「ど、どうも……先日は本当にご迷惑をおかけしまして……いや……ご迷惑どころじゃありませんよね……」
渡会此寧:「申し訳ありませんでした……!」深く頭を下げる。
明星 日向:「うんうん、やっはろ!渡会ちゃんだったよね、元気してるぅ?」お互いを傷つけあったことなどないかのように言葉をつづけた。
GM:先日の交戦は、彼女のレネゲイドの暴走が引き起こしたものだということは既に周知されている。
渡会此寧:「は、はい……! お陰様で……!」
渡会此寧:年齢的には先輩なのだが、ずっと畏まっている。
明星 日向:「いーよいーよ、謝んなくたって。ああいうのはそこそこあることなんだから!」にこやかに笑いながら励ますように肩をぺしぺし
明星 日向:覚醒時に暴走状態に陥るのはままあることだ。衝動に呑まれていれば、周りに被害を及ぼすことも少なくはない。
明星 日向:「そんな硬くなんなくていーよ。アタシ1年生なんだしさ?」
明星 日向:「後輩に畏まってる先輩なんて、らしくないでしょ!」
渡会此寧:「は、はい……そうですよね……」
渡会此寧:「あっ、これは、その……私、後輩にもいつも敬語で話してて……」
渡会此寧:あたふた。
明星 日向:「へー、やっぱり礼儀正しいんだ。地譲ちゃんとは違うねえ」
明星 日向:「と、自己紹介が遅れちゃったかな」
明星 日向:「アタシは明星 日向、UGNでエージェントやってます。」
明星 日向:「地譲ちゃんみたいにお付き合いしてくことになると思うから、よろしくね!」握手を求めて手を差し出す
渡会此寧:「よろしくお願いします」おずおずと差し出された手を両手で取る。
渡会此寧:「私は、渡会此寧です。イリーガル……ってことになったみたいです」
明星 日向:「ん、ありがと!」
明星 日向:「そうだねぇ、イリーガルって扱いが無難だろーねぇ。」
明星 日向:「そこらへんの説明とか、受けてる?大丈夫そ?」
渡会此寧:「はい……ただ」
渡会此寧:「イリーガルって扱いにするのは、私を守る為だと言われました」
渡会此寧:「そうすることで、私の力を狙う人も近付きにくくなるって……」
渡会此寧:「実際に任務に参加するかは自由にしていい、って……」
明星 日向:「ん、そうだよ。イリーガルって要は民間協力者だから、こっちから無理強いすることはない」
明星 日向:「だから要請が来ても、嫌なら突っぱねちゃっていいから。私が保証するからそこは安心していいよ」
渡会此寧:「……分からないんです」
渡会此寧:「またあの力を使うのは……怖いです」
渡会此寧:「また、自分で自分を抑えられなくなって、今度は取り返しの付かないことになるかもしれない」
渡会此寧:「……でも、あれも私なのは間違いないんです」
渡会此寧:「オーヴァードになったのは、誰かの仕込みだったのかもしれないけど、そこから先は誰かに何かされた訳じゃなくて」
渡会此寧:「このまま戦わなかったら、また地譲くんに置いてかれちゃう」
渡会此寧:「あんなことになったのに、私まだそんなことを考えてるんです」
明星 日向:「……そっか」
明星 日向:「地譲ちゃんの隣、いてあげたいんだ?」
渡会此寧:「……」改めて面と向かって言われて顔を赤くして。
渡会此寧:「…………はい」小さく答えた。
明星 日向:「んふふふ、んもー可愛いなぁ渡会ちゃんは!!!」
渡会此寧:「かっ、かわ……!?」
渡会此寧:「わ、私真剣に悩んでるんですけど……!」
明星 日向:「大丈夫だよ。そういう事ならアタシが手貸したげる」冗談めかした口調を引っ込めて、真面目に答える。
明星 日向:「あなたのやるべきことは、自分の”力”を知ること。」
明星 日向:「怖いと感じるのは、あなたが自分の”力”をちゃんとわかっていないから。」
明星 日向:「知れば恐怖も薄れるし、向き合い方も自ずと分かってくるよ。」
渡会此寧:此寧には、レネゲイドの理解に関して特異な才能がある。
渡会此寧:だが、それは『どうすれば上手く使えるか』という理解にすぎない。
渡会此寧:UGNで重要視されるのは、『どうすれば正しく付き合えるか』だ。
渡会此寧:「手を貸してくれるってことは……明星さんが教えてくれるってことですか……?」
明星 日向:「もちろん!そういうのも大事なことだからさ!」
明星 日向:「ここに居るのは生まれた時から”力”と向き合ってる大ベテランだから。大船に乗ったつもりで安心してほしいなぁ」
明星 日向:「アタシね、地譲ちゃんにもいろいろ世話焼いたりしたんだよ~?」
渡会此寧:「地譲くんにも……」
渡会此寧:「あ、あの……! 明星さんって、地譲くんと……仲いいですよね?」
明星 日向:「んぉ、そーお?人並みじゃない?」
明星 日向:「あ、もしかして……」
明星 日向:「──心配しちゃってたり、する???」
渡会此寧:「そっ」
渡会此寧:「そういうことじゃなくて……!」
渡会此寧:「その……明星さんは私の知らない地譲くんのことを知ってるから……」
渡会此寧:「教わるなら……それも……教わりたくて……」
明星 日向:「あ~~~~!!!」納得したように数度頷き
明星 日向:「なーるほどね?地譲ちゃんのことをもっと知りたいってことね!」
渡会此寧:こくこく、と頷く。
渡会此寧:顔は真っ赤だ。
明星 日向:「いいよぉ?じゃあ、”特訓”のご褒美として教えてしんぜよう…」
明星 日向:「ふふ、そういう方がやる気も出るでしょ?」
渡会此寧:「が、頑張ります……!」
明星 日向:「その意気やよし!あ、それじゃ連絡先交換しよ!」
明星 日向:「あの子の秘密……──早く知りたい、でしょ?」ニタァ……
渡会此寧:「ひ、秘密……!」
渡会此寧:「よろしくお願いします……! 明星さん……いや、先生!」
明星 日向:「あはははっ!よーし先生頑張っちゃうぞぉー!」
明星 日向:笑い声がこだまする。
明星 日向:私が救えなかったものは、たくさんある。
明星 日向:それでも。
明星 日向:”二人”の未来を明るいものにすることは出来たんだと、アタシは思いたい。

エンディング4:彼岸より愛を込めて

GM:シーンプレイヤー:地譲握斗

GM:臨都大学付属高校 図書室
GM:事件の終息から数週間。行方不明者が新たに出ることはなくなり、放課後の委員会活動も解禁された。
GM:毎週金曜日。以前の日常通りに、図書委員の当番日。
渡会此寧:「……」
渡会此寧:ここ数週間は、此寧の方がUGNでの検査や手続きに追われ、落ち着いて話す時間もなかった。
渡会此寧:その為か、他の理由があるのか、どこか余所余所しい……というより、緊張したような態度だ。
地譲 握斗:「……」 その様子を、気まずさを感じつ様子もなくニコニコと……いや、ニヤニヤと眺めている。
渡会此寧:「……うぅ」ぎゅっ、と膝に置いた手を握りしめて。
渡会此寧:軽く深呼吸。「地譲くん」
地譲 握斗:「うん」 じっと目を見たまま頷く。
渡会此寧:「まず……謝罪させてください」
渡会此寧:「私、自分の気持ちを優先して、地譲くんを傷付けてしまいました」
渡会此寧:「ごめんなさい」体を向き合わせて頭を下げる。
地譲 握斗:「気にしなくていいって!」
地譲 握斗:「それを言うなら直前に自分の気持ちを優先して此寧をパニクらせちゃったの、俺だし」
地譲 握斗:「俺は、謝罪より、改めてそっちの答えが聞きたいなあ」
渡会此寧:「……ください」
地譲 握斗:「聴こえない」 ぐっと顔を寄せる
渡会此寧:「あの時のことは、忘れてください」
渡会此寧:「私、冷静じゃなかったんです。全然……その、本当に冷静じゃなくて」
渡会此寧:「迷惑かけたこともそうですけど、言動も思い返すと本当に恥ずかしい……」
地譲 握斗:「冷静じゃなかったから、あの時の気持ちは嘘?」
渡会此寧:「……忘れてって言ったんだから、あの時のことは聞かないでください」
渡会此寧:「…………だから」
渡会此寧:「改めてじゃなくて、今、初めて答えます」
渡会此寧:「――私も、地譲くんのことが好きです」
渡会此寧:「地譲くんの隣にいると、ずっとどきどきして……でも、話してるとすごく楽しくて」
渡会此寧:「もっと地譲くんのことを知りたくなって、気付いたら地譲くんのことばかり考えてる自分がいて」
渡会此寧:「地譲くんは分かってなかったって言ってたけど」
渡会此寧:「私は、ずっと前から地譲くんのことが好きでした」
地譲 握斗:「……!」
地譲 握斗:「ありがとう、凄く……嬉しい」
地譲 握斗:少し顔を赤くして、放心したようにそう言う
地譲 握斗:「ええとじゃあ、ここからはカレシとカノジョってことで……」
渡会此寧:「は、はい……」
渡会此寧:「えへへ……」
地譲 握斗:その様子を愛おしそうに眺めながら
地譲 握斗:「それで、ええと……話は変わるけどさ」
地譲 握斗:「此寧もイリーガルになったんだよな?」
渡会此寧:「話……変えちゃうんですか?」
地譲 握斗:「お、何もうちょっと甘い話を楽しみたいか」 からかう様に言う
渡会此寧:「あっ、いえ、後でで大丈夫です……」つい口を突いて出てしまったらしい。
地譲 握斗:「帰り、一緒に帰ろうぜ。放課後デート」
渡会此寧:こくこくと忙しなく頷く。
地譲 握斗:「よし、そっちで思う存分イチャイチャしよう」 宣言する。
渡会此寧:「いっ」イチャイチャ……と小声で呟きながら顔を赤くする。
地譲 握斗:「ふはは」 優越感の笑い
地譲 握斗:「いや、実際周りに人がいないうちに聞いておきたくてさ」
地譲 握斗:「イリーガルになるってことは、戦うってことだし」
地譲 握斗:「まあ……心配というか……」 ぽりぽりと頭を掻く
渡会此寧:「そう……ですよね」
渡会此寧:「でも、明星さんに色々と訓練してもらうことになっているので」
渡会此寧:「またあんなことにはならないように頑張ります」
地譲 握斗:「あの積極的な此寧も好きだけどな……」
地譲 握斗:「おっと、忘れました、忘れました」 両手をあげる
渡会此寧:ぷくー
地譲 握斗:「まあでも、日向が訓練してくれるなら安心だな」
地譲 握斗:「防御を重点的に教えてくれそうな気がする」
渡会此寧:「私は攻撃の方を教えてほしいですけど……」
地譲 握斗:「そっちは俺担当ってことで!」
渡会此寧:「攻撃の制御を教わらないと、やりすぎないか心配で……」
地譲 握斗:「あ、そゆこと」
地譲 握斗:声には出さずに、凄かったもんなあ、アレと思っている。
地譲 握斗:「まあでも、イリーガル講習って俺も受けたけど」
地譲 握斗:「結構能力制御系の話が多かったから、大丈夫じゃないかな」
地譲 握斗:「UGN的に、能力を制御できないのって不味いだろうし」
渡会此寧:「そうですよね……明星さんも手伝ってくれますし」
地譲 握斗:「そうそう、アイツ、年齢的には後輩だけど俺より全然しっかりしてるしネ」
渡会此寧:「私、先生って呼んじゃいました」
地譲 握斗:「実際、これからは先生だろ」 笑う
渡会此寧:「明星さんは生まれた時から力と向き合ってるって言ってましたもんね」
地譲 握斗:「確かに、先輩でもあるわけだなあ」 頷いている
渡会此寧:「地譲くんは、割と最近覚醒したんですよね?」
地譲 握斗:「うん、まあ此寧の少し前にね」
渡会此寧:「地譲くんはどうしてイリーガルになって、戦うことを選んだんですか?」
地譲 握斗:「俺は、楽しかったからかなあ」
地譲 握斗:「俺はほら、結構色んなヤツと仲良いけど」
地譲 握斗:「それが特別楽しいってわけじゃなくて……習性っていうか……」
地譲 握斗:「ぶっちゃけ他の何事もそんなに楽しく感じてなかったから、戦いが楽しかったんだよ」
地譲 握斗:そう言って頭を掻きながら天井を見つめる。
地譲 握斗:「でも今は違くてさ」
地譲 握斗:「此寧にコクる前、俺、不機嫌だったろ?」 少し恥ずかしそうに言う
渡会此寧:「そう……でしたね」
地譲 握斗:「その少し前に戦ってたやつがいたんだよ」
地譲 握斗:「そいつは倒したんだけど、その後ずっとイライラしてさ」
地譲 握斗:「俺、多分そいつの求めているモノが」
地譲 握斗:「────欲望が、全部聞ききれなかったのが、心残りだったんだと思うんだ」
地譲 握斗:地譲握斗は、最近目覚めたオーヴァードだ。
地譲 握斗:戦闘には意欲的に参加していたが……戦ったのは、ただの任務で戦う敵や、言葉すら交わせないジャームなど、そういったものばかりだ。
地譲 握斗:始めて自分が接した、そして────
地譲 握斗:自分にはない、強い欲望のある敵に────彼は強く執着していた。
地譲 握斗:戦いの場、あの時、支部長の口が動かなければ。
地譲 握斗:どうしても今ここで殺さなければならないという状況でなければ。
地譲 握斗:果たして、誰を生き返らせたいのか、尋ねることはできただろうか。
地譲 握斗:「で、ああ俺ってそうだったんだなって」
地譲 握斗:「人と仲良くして」
地譲 握斗:「アレがしてーアレが嫌だーって話を聞くのが結構好きだなーって」
渡会此寧:「自分じゃ気付けないものなんですね、そういうの」
地譲 握斗:「そうそう、俺はあの時初めてそういったことについて考えて……」
地譲 握斗:「で、此寧のことが好きだって気がつきましたとさ!」
渡会此寧:「嬉しいです」
渡会此寧:「地譲くんが好きって言ってくれることもそうですけど」
渡会此寧:「地譲くんがそうやって自分のことを話してくれることが、すごく嬉しい」
地譲 握斗:「へへへ」
地譲 握斗:「ま、だからこれからはそういうものを守るために戦ってみたいなってね」
地譲 握斗:「めちゃくちゃ語っちゃった。此寧の話も聞きたいな」
渡会此寧:「続きは、後でするんじゃありませんでした?」
渡会此寧:「多分、今の私から出てくるのは地譲くんの話ばっかりになっちゃいますよ」
地譲 握斗:「じゃ、此寧の話は俺がしないとか」
GM:そこで、最終下校時刻を告げるチャイムが鳴った。
渡会此寧:「時間……来ちゃいましたね」
地譲 握斗:「あらら……少し名残惜しいけど」
地譲 握斗:「まあ、事件も終わったし図書委員も復活したし」
地譲 握斗:「おとなしく帰るか! どこ寄ってく?」 カバンを手に持ちながら言う
渡会此寧:「地譲くんがよく行くところがいいです」
地譲 握斗:「俺がよく行くところ~? 結構あるんだよな、人付き合いで色々行くから……」
渡会此寧:「全部行きましょう。地譲くんが今まで色んな人と行った場所全部、私と行ってください」
地譲 握斗:「はははっ」 笑う
地譲 握斗:「そうだな、で此寧と一緒に行った場所の方が多くしないとな」
地譲 握斗:そう言って、此寧の手を取る。
渡会此寧:しっかりと、握り返す。
地譲 握斗:そして、手を結んだまま、2人は笑顔で図書室を出ていく。
地譲 握斗:どこに行こう、あれをしようなどと語りながら……。

地譲 握斗:「……と、雨降ってたのか」
地譲 握斗:校門を出ると、濡れた地面が見える。通り雨なのか、既に降ってはいないようだ。
地譲 握斗:なんとはなしに、空を見上げ、結んでいない方の手を伸ばす。
地譲 握斗:暗闇の中で、星は輝くものだけれど────それでも、昼の空にだって星はある。
地譲 握斗:だからこそ、この世界には守る価値がある。

地譲 握斗:ようやく少年は、自分の欲望に気がついた。
地譲 握斗:だからこそ、少年にもう欲望を求める者達への興味はない。

地譲 握斗"ムカウ"セルへのロイスをタイタスにします。

地譲 握斗:これまで自分が価値を感じていなかったもの、それでも無意識に維持し続けていたもの。
地譲 握斗:日常の中では、輝いて見えぬもの。それでも確かに大切で、愛おしいもの。

地譲 握斗:「俺は、人の欲望を守りたい。その繋がり星座を守りたい」
地譲 握斗:「たとえ雨が降ったって、輝きがあるのなら、俺がそれを虹にしてやる」
地譲 握斗:「……ま、できる範囲でね」 傍らに立つ少女に笑いかけ
地譲 握斗彼岸非日常より愛を込めて、此崖日常にある星々に。
地譲 握斗:地譲握斗は、ぎゅっと手を握りしめた。

『此岸より愛を込めて』

GM:セッションコンプリート!
GM:ありがとうございました!
茅嶋伊鈴:ありがとうございました!
地譲 握斗:ありがとうございました!
明星 日向:ありがとうございました~!
藤原公正:ありがとうございました!