本作品は「矢野俊策」「F.E.A.R」「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
©️矢野俊策/F.E.A.R/KADOKAWA

本編ログ|雑談ログ

GM&PC

GM:御影
PC1:”かむづみ”静波桃しずなみ・もも【キャラシート】(PL:嗣子)
PC2:”ロットハンド”神納雪子かのう・ゆきこ【キャラシート】(PL:優水)
PC3:”プロバティオ”美篶耀みすず・よう【キャラシート】(PL:月見鳥)

目次

プリプレイ

GM:では、早速自己紹介から始めていきたいと思います
GM:まずはPC1:静波桃さん!
【キャラシート】
静波桃:はいっ!
静波桃:「ええと、はじめましてかな?よろしくお願いしますね?」
静波桃:現在13歳中学生!そしてワークスも中学生!珍しいしplもこのワークス使ったの初めてだと思います。
静波桃:かつて、色々悪いことをしていた(多分今もしてる)暗殺一族な実家から何人かの姉的な皆と一緒に抜け出してきた女の子です。
静波桃:とはいえ他の皆みたいにきっちり仕事が出来たりするほど強くなく、身体も病弱。
静波桃:大体実家の邪悪な実験とかで無暗に能力強化とかされてたせいで、大体伝奇もののヒロインみたいな感じと思ってもらえればOKです。
GM:邪悪な実験、ゆるせないぜ
静波桃:ゆるせない
静波桃:性格とかは、逆にそう言う実験で寝たきりだったりそういうのだったおかげで穏やかで優しい性格。おっとりしてるくらい。
静波桃:押しも強くないしいつもふわふわ笑ってる感じの子。
静波桃:とはいえ、じゃあく実験の為能力だけは強力なため、遺産継承者に認定されていたりと結構厄ネタ持ちな感じ、というやつですね。
静波桃:データ的にはツインバーストしつつおまけのブラボムとかラスアクがあるくらい!ファンブルしたら泣きます。
GM:コワい!
静波桃:一応財産とかは結構有るのでミドルは乗り切れるんじゃないかなあと信じています。結構plとしても怖いとこ。
静波桃:長くなってしまいましたが、以上で。今回、御影さんや月見鳥さんとは初同卓ですが、こちらどうかよろしくお願い申し上げます。
GM:ぜひお願いします~
GM:では、そんなあなたのHOはこちら

HO1 失った友人の姿を持った敵と遭遇する少年、あるいは少女 ロイス:"ステラプル・フォニィ" 自由/悔悟、隔意等

あなたはUGNに所属するオーヴァードだ。
あなたが覚醒する前、今から2年ほど前、あなたは親しい友人を失った。
星咲朱莉というクラスメイトの少女だ。
交通事故で亡くなったと言われていた。
しかし今、あなたの目の前にはその少女が成長したような人物が立っていた。
少女は"ステラプル・フォニィ"を名乗り、あなたに襲い掛かってくる。

星崎朱莉:私が死んじゃったほう
静波桃:朱、朱莉ちゃん……
"ステラプル・フォニィ":こっちが襲ってくる方
静波桃:そ、そっくり
星崎朱莉:オープニングでは私と仲良くお話してもらうから、よろしくね~
星崎朱莉:活動的な少女ですが、それゆえかよく怪我をして保健室にいます
静波桃:はい!よろしくお願いします~~ いたそう
星崎朱莉:痛いよ~
静波桃:治療とかできればいいんだけど……

GM:では、次はPC2:神納雪子さん!
【キャラシート】
神納雪子:はーい!
神納雪子:神納雪子(かのう・ゆきこ)。幼い見た目ですが16歳です。
神納雪子:叔父から疎まれてUGNに押しつけられました。
神納雪子:UGNではその暗部を目にしちゃったこともあったとかなかったとか…
GM:ロクでもない家族、おおい
神納雪子:細胞・分子が『繋がる』相手から生命力を奪う手を持ちます。
神納雪子:なので、普段は手袋をしている。一度使ったらしばらく使えないぞ。
神納雪子:性能としては、普段は銃を使って射撃しつつ回復エフェクトでHPを確保して
神納雪子:一度だけ超血統滅びの遺伝子をぶちかますロマン構成です。
GM:ちゃんと素でも攻撃能力持ってるの偉い
神納雪子:ストライクチップなのでそこそこ攻撃もできるはず!
神納雪子:今回は私も御影さん、月見鳥さんとはじめてなので
神納雪子:どうぞよろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします~!
GM:では、そんなあなたのHOはこちら!

HO2 平和な日常にどこか違和感を覚えるオーヴァード ロイス:"ムネモシュネ"セル 好奇心/不安

あなたはUGNに所属するオーヴァードだ。
あなたは普通に任務をこなし、日常を守っていた。
しかし、特に問題がないはずの日々に、あなたは違和感を覚えていた。
そんな中、あなたは1人の情報屋がこのような事を漏らすのを聞いた。
"ムネモシュネ"セルが動いているのか、と。
情報屋はその場で死亡し、それ以上の情報は得られなかった。
しかし、どうやらあなたの抱いている違和感には"ムネモシュネ"セルとやらが関わっていそうだ。

GM:なんか、違和感を覚えていたので、情報屋さんの話も聞こうと思ったら
GM:死んだ
神納雪子:しんでる…
神納雪子:違和感、なんだか気になりますね
神納雪子:一体何がおかしいんだろう。どきどき
GM:でも死に際に"ムネモシュネ"セルという手掛かりはくれたので頑張ろうって感じです
神納雪子:よし、頑張ろう。
GM:おかしいところはないはずだけどなんかざわざわする、不安!って感じです
神納雪子:ひょえー
GM:他にもこんな風に感じてる人もいるみたい
神納雪子:話を聞いてみる必要がありそうですね
神納雪子:がんばります!

GM:では次はHO3:美篶耀さん!
【キャラシート】
美篶 耀:はーい
美篶 耀:UGNチルドレンの美篶耀(みすずよう)です、コードネームは”プロパディオ”。
美篶 耀:長めの黒髪を後ろで適当に束ねた、距離感近めの17歳。
美篶 耀:オーヴァードの写真を撮るのが趣味で、常にポラロイドカメラを持ち歩いてる(不審)。
GM:不審人物だ!
美篶 耀:撮る時は許可を貰ったり貰わなかったりします
美篶 耀:UGNの仕事がない時は古い写真館でバイトしたり、被写体を探して町をふらついたり。
美篶 耀:チルドレン時代の同期のほとんどが”いなく”なり、記録と記憶に執着してる感じであります。
GM:また悲しい過去!
美篶 耀:光を媒介に物体を凍結させる能力を持ち、広範囲に攻撃が可能。
美篶 耀:その分制御が難しいので、普段は手でカメラの形を作り、その枠内だけに攻撃範囲を限定してます。
美篶 耀:データ的には感覚型RCタイプですね、氷の塔による範囲攻撃が基本。
美篶 耀:プラズマカノン搭載の欲張り案もあったけど、行動値が欲しくてやめました
GM:堅実……!
美篶 耀:先制してモブ散らしが出来るよう頑張る所存
美篶 耀:優水さんと嗣子さんは同卓がお初ですので、どうぞよろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします~!
GM:では、そんなあなたのHOはこちら!

HO3 認識しがたい女性と、関係を結んだオーヴァード ロイス:"レテ" 自由/脅威

あなたはUGNに協力するオーヴァードだ。
あなたが町を散策していると、どこかぼんやりとした女性とぶつかる。
女性はどうも、存在感が薄く、注視していないと気が付かないような印象だった。
女性はあなたに謝り、あなたが自身を認識していることに驚いていた。
女性は"レテ"と名乗り、またお話して欲しいと言って去っていった。

"レテ":ぼんやりした女性です
美篶 耀:ふわふわ系女子…
"レテ":ふわふわしてるよお、わたがしだよー
"レテ":わたがしたべたい……
美篶 耀:わたがし、夏祭りでしか見ないね…
GM:そんな感じの、欲望に忠実な人です。
美篶 耀:かわいいね、帽子がgood
GM:急にたかり始めても適当に流してやってください
美篶 耀:財産点1の範囲なら…
GM:あっ財産点がしょぼい!
GM:という訳で自己紹介は以上!
GM:では、トレーラーを流して、OPから始めていきたいと思います

昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
このままの日々が、ずっと続くと思っていた。
だが──、世界は知らぬうちに変貌していた。

死んだ筈の友人の姿で襲いくる敵。
拭いえぬ日常への違和感。
───忘却される記憶。

忘れるな、関係性だけが、あなた達を正しき世界に繋ぎ止める。

ダブルクロス The 3rd Edition
『星の光で繋ぐもの』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

OP1:ほしざきあかり

GM:シーンPCは静波桃さん、他PC登場不可
GM:シーンインをお願いします。
静波桃:静波桃の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (35 → 37)

GM:今から2年前───あなたには1人の友人がいた。
GM:小学校の保健室。あなたとは別の理由で、よく保健室に訪れていた少女。
GM:「星崎さん、また怪我したの!?」「えへへ、転んじゃって」
GM:そのような保険医との会話がベッドでも良く聞こえていた。
GM:星崎朱莉は、明るい少女で非常に活動的だった。それ故か、生傷も多く、保健室によく来ていたが。
GM:次第に彼女は、怪我をせずとも、あなたに会いに保健室に訪れるようになっていた。
静波桃:その声が届く前に、寝台の中で身を捩る。赤子のように体を丸めて、抑え込むように。
静波桃:「……ごほ、けほ、」ひゅぅ、と笛から空気が抜けるような音。鉛筆でプリントに書き込みをして、その滓が入ったのかな、と思う。
静波桃:咳を大きくすると、咳事態より喉とその奥が酷く痛むから。ぎゅ、と収まるまで丸くなっているのが良くて、
静波桃:「……すー、は、」それに、あまり聞かれたくなかった。
静波桃:何とか落ち着いたときに、元気良い声がして。とんとんと胸を叩いて確かめる。…よし。
静波桃:からりと少し、カーテンを開けて覗きこむ。
星崎朱莉:「おはよっ、桃ちゃん!」
静波桃:「……ん。朱莉ちゃんも、おはよう。また転んだの?」
星崎朱莉:元気な声であいさつをする。上がった口角に、頬に貼った絆創膏が歪んでいる
静波桃:彼女の声と笑顔を見て、こちらも自然と口元がほころぶ。
星崎朱莉:「うん、そう、そんな感じ」 照れくさそうに頭を掻く
星崎朱莉:先ほどまでの、少女の苦しみを
星崎朱莉:分かっているのか、いないのか
星崎朱莉:少なくとも彼女はいつでも明るかった。
静波桃:「気を付けないとだめだよ。傷口にばいきんが入って、ひどくなることもあるんだから」
静波桃:声は彼女よりずっと小さいけれど、よく通る声だった。
星崎朱莉:「えへへ、心配してくれてありがと」
静波桃:ーー彼女が気付いているかどうかは分からないけれども、それでもこうして話していれば、忘れていられたから。
静波桃:「いっつもだもん。覚えちゃうよ」くすくすと笑いながら。
星崎朱莉:「一応、怪我したらすぐ消毒してるんだけどね」
星崎朱莉:「あれはあれで痛いんだあ」
星崎朱莉:言いつつ腕を擦っている。特に怪我の跡はない。
静波桃:「消毒液いつも持ち歩いてるの」目を丸くして。
静波桃:「ぜったいそれより気を付けた方がいいと思うんだけどなあ……」
星崎朱莉:「だ、だって転んじゃうんだもん」
静波桃:「いつか頭ぶつけて記憶喪失ー、とかなりそう」
静波桃:ちょっと前に借りた本がそう言う記憶喪失ものだった。
星崎朱莉:「そ、それは困るな……」
星崎朱莉:「ヘルメットとか被った方が良いかもしれない」
星崎朱莉:何かを被るジェスチャーをして笑いかける
静波桃:「防災って入ってるきいろい奴だ」
静波桃:「じゃあ、かぶるって決めたら忘れてないか見てあげる」くすりとこちらも笑いながら。
星崎朱莉:「あはは、それよりさ」
星崎朱莉:「勉強とか、大丈夫?」
静波桃:「ん。まあ、プリントとか宿題はたいへんだけど」さっきも寝台の上で解いていた。
星崎朱莉:「おお」 視線をプリントに移す
静波桃:「テストはそんなに悪くないんだよ~、わたし」
静波桃:「あ、途中だから見ちゃダメっ」
星崎朱莉:「なんだあ、ずっと気になってたけど」
星崎朱莉:「私が教えて差し上げる必要はなかったわけだ」
静波桃:大体70点くらいは取っていたりする。
静波桃:「ふふん。寧ろ朱莉ちゃんの方が大丈夫なの~?」
星崎朱莉:「ふっふっふ」
星崎朱莉:「バカっぽく見られがちだが私だって勉強は出来る方だよ」
静波桃:「いっつも転んでるから、テストでも書くところ間違えたりしない?」一回やりかけてひどく慌てたことがある。
星崎朱莉:「な、なぜそれを……」
星崎朱莉:そう言うドジは、よくやる
静波桃:一瞬なにっという顔になりかけてまたどやっとした顔に。
静波桃:「ふふん。注意が足りないということですよそれは」
星崎朱莉:「く、くそーっ」
静波桃:えらそうに胸を張っている。
静波桃:「わたしはないもん」やりかけたことはあるし先生に思いっきり心配もされたが。
星崎朱莉:「むむむ、じゃあ今度勝負しよう」
星崎朱莉:「宿題の早解き対決とか……」
静波桃:「む……同じの出てるかな」少し眉根を下げて。
星崎朱莉:「じゃあ先生に同じの用意してもらう!」
静波桃:「なるほど…それはかんがえてなかった」うなる。
静波桃:「よいでしょう!じゃあ今度競争ね!」
静波桃:そう言いながら口元は綻んで楽しそうに。
星崎朱莉:「実力勝負だったら負けないからねー……ってて」 腕を上に突き上げるが、怪我に悪かったらしい
静波桃:「さっそくこれは一点貰っちゃったかな~?」
静波桃:楽しげに、からかうように。
星崎朱莉:「な、なんの1点差!」
静波桃:「ふふ……」答えずに意味深そうに笑う。
静波桃:「自分のむねに聞くとよい……」
星崎朱莉:「わ、私の胸が薄いだとー!」 憤慨している
星崎朱莉:「……おっと」 どこからか携帯電話を取り出して見る。校則違反だ
静波桃:「うすいかどうかなんていってないけど~~?」こっちは結構量感がもうあったりする。「……ん」
星崎朱莉:「ごめん、私そろそろ行かなきゃ!」
静波桃:「あ、そっか。引き留めちゃってごめんね」
星崎朱莉:「ほんとはもうちょっと遊んでたかったんだけどね」
星崎朱莉:「それじゃ、桃ちゃんも無理しないでね!」 手を振って去っていく
静波桃:「ん。だいじょぶだよ。……朱莉ちゃんこそ、怪我しないようにねっ」
静波桃:こちらも小さく振り返しながら見送る。
星崎朱莉:「気を付ける!」
GM:「星崎さん!廊下は走らない!」 という声と共に足音が遠ざかっていく

GM:そんな日々を過ごしてしばらく、彼女は保健室に来なくなり
GM:そしてあなたは、星崎朱莉という少女が交通事故で亡くなったと知った。

GM:そして現在。
GM:それから色々なことがあり、あなたは多少はマシに、中学校に通うことができていた。
GM:そんな帰宅途中の事だ。
静波桃:とんとんと姿勢よく、両手で体の前にカバンを持ちながら歩いていく。
静波桃:こうやって自分一人で登下校をしてもよい、となったのは少し前のことだ。
静波桃:元々病弱なことに合わせての呼吸器系の病も、今は無理な能力発現などを控えることで安定しつつあったから。
静波桃:そうした身体のこともあったけれど、こうしてただ道を歩くだけでも、わくわくする。
静波桃:街路樹や花壇の花。道路標識や種々の看板。家のそれぞれの違い、通りゆく車の色合いーー
静波桃:それを見ながら、自分もその中で歩いていくことができる、というのが嬉しかった。
静波桃:そうやって。道も半ばというところで。
GM:そんなあなたにとっては、少し珍しい顔が映る。
GM:見慣れた顔ではあるけれど、もう見ることもないと思った顔。
"ステラプル・フォニィ":1人の少女が、きょろきょろと辺りを見渡していて
"ステラプル・フォニィ":あなたに気が付いて視線を留める
静波桃:こちらも、少し気を惹かれて、自然と視線がそちらへ向かって。
静波桃:「……え?」
"ステラプル・フォニィ":あなたの友人が成長したら、このような容姿だろうと、あなたはそう思うだろう。
静波桃:ぽかんと口を開いてーーはしたないけれど仕方ないーーそのまま彼女を見つめる。
静波桃:星崎朱莉。
静波桃:「……朱莉、ちゃん?」
"ステラプル・フォニィ":「違う」 づかづかと少女に歩み寄り、じろっと睨みつける
静波桃:「え、でも………」似すぎていて、というより。そうあってほしい姿がそのままでありすぎて。
"ステラプル・フォニィ":「私は"ステラプル・フォニィ"」
"ステラプル・フォニィ":「あなたは、静波桃?」
静波桃:近寄られるまま、問われるまま。
静波桃:「う、うん…そう、だけど」
静波桃:本当なら、知らない人だというならこんなことをしてはいけない、と口を酸っぱくして言われていたし、
静波桃:そうしていることがどんなに良くないか知って、体験もしていたのに。
"ステラプル・フォニィ":「……っ、そう、なら」
"ステラプル・フォニィ":「なら」 何か、葛藤するように
"ステラプル・フォニィ":憎悪か、それによく似た感情を。不穏さを、あなたは感じとる
静波桃:「……!」反射のようなものだった。
"ステラプル・フォニィ":「───死んで」
静波桃:それを感じた時に、地面に転がるように身を投げ出して間を開ける。
"ステラプル・フォニィ":ずしゃり、と何かが落ちたように、地面がへこむ
"ステラプル・フォニィ":丁度あなたがいる位置、あるいは少し離れていたかもしれない
静波桃:「……」そうした被害よりも、眉を下げた哀しそうな顔で少女を見ている。
静波桃:命を狙われることの心当たりは、沢山あった。
静波桃:本当にたくさん。
静波桃:「……どうして?」
静波桃:でも、口からこぼれたのは悲し気な問いかけ。
"ステラプル・フォニィ":「嫌なんだよ、惑わされるのが……!」
"ステラプル・フォニィ":「私は、私なんだ。だからこそ、その為に……」
静波桃:「……」その声と、それに乗ったものに僅か視線を落として。
"ステラプル・フォニィ":言葉に詰まりながらも、そう答え、ハッとしたように再び睨みつける。
静波桃:反撃だってできたし、そうするか逃げ出すことも出来たはずなのに、そのまま少女を見つめている。
静波桃:「……わたし、やだよ」
静波桃:「…あなたは、違うんだっていうけど。わたしには、朱莉ちゃんに見えて」
静波桃:朱莉ちゃんは、”こういうこと”を、忘れて一緒に居られたひとだったから。
静波桃:「だから……」
"ステラプル・フォニィ":「……」 何も言わず、睨みつけている
GM:先ほどの攻撃の跡に、周囲が騒めきはじめている。
"ステラプル・フォニィ":「……次は、殺す」
静波桃:「……わたしはなにも出来ないかもだけど、相談に乗ってくれたり、助けてくれる人たちは、知ってるから。相談とか、だめかな」
静波桃:「あ、」
"ステラプル・フォニィ":少女の言葉には応えず、そのままあなたに背を向けて、走り始める
静波桃:手を伸ばしかけて、途中で落ちる。
静波桃:彼女の髪が靡いて、その姿が消えるまで見続ける。
静波桃:「………朱莉ちゃんは、死んだはずで……違うって言ってるし、ただ似てるだけ……」
静波桃:「……だよね?」
静波桃:自分に言い聞かせようとする言葉が、自分でも信じられなかった。
静波桃:だから、騒ぎになってしまっている中を自分も離れながら、どこかすがるように電話を掛ける。
静波桃:「……これでいいんだよね?…わたし」
GM:UGNへの通報により、"ステラプル・フォニィ"についての調査も始まることとなった。
GM:あなたの中に生まれた迷いは、晴れる時が来るのか
GM:まだ、わからない

GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更のみ可能
GM:シナリオロイスは "ステラプル・フォニィ" 自由/悔悟、隔意等 これ
静波桃:シナリオロイス"ステラプル・フォニィ" 〇困惑/悔悟 と 星崎朱莉 親愛/哀惜〇 で。
星崎朱莉:あっ私にも取ってくれてる、ありがと~
星崎朱莉:地獄から応援してるね~

OP2:記憶の女神

GM:シーンPCは神納雪子さん、他PC登場不可
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (36 → 38)

GM:ここ最近はさして大きな事件もなく、平和と言ってよかった。
GM:FHの活動の痕跡も、オーヴァードの暴走や、ジャームの破壊活動の話なども聞かず、そう
GM:平和な、はずだ。
GM:しかしあなたはこの平和に何らかの違和感を覚えていた。
GM:なにも心配することなどない筈なのに、不思議と焦燥や不安のようなものを感じる
GM:あなたはこの違和感について、色々な人に話を聞いてみたが
GM:同じような感覚を覚えている人はいたものの、実際に調査に動く人間はそう多くなく
GM:現在あなたは、依頼をした1人の情報屋の男の話を聞きに訪れていた
神納雪子:(……去年の今ごろ)
神納雪子:(私はあのN市の大動乱の中にいた)
神納雪子:(でも。こんなに、今は平和で)
神納雪子:(……いいことなのに。とてもいいことなのに)
神納雪子:(私は、こんなにも落ち着かない)
神納雪子:(本当はもっと………もっと。違うんじゃないだろうか)
神納雪子:(何かを。何かを……見落としてるんじゃ?)
神納雪子:(……支部長でさえ。動いては、くれない)
神納雪子:(私が、調べるしかない)
GM:裏路地。あなたの前で、1人の男がたばこを吸っていた。
GM:ハヌマーン能力者の様で、副流煙とその臭いは器用に直上へ上っていた。
情報屋:「お、来たか、嬢ちゃん」
情報屋:片手を上げて少女を迎える。
神納雪子:煙草の臭いは苦手だ。服についたその臭いに、だが、失礼にならないよう、普通にしている。
神納雪子:「…はい。…調べて……いただけましたか」
情報屋:「ああ、調べたよ、嬢ちゃんみたいな可愛い子に必死に頼まれりゃあなあ」
情報屋:「ただ……」 煙草を壁に押し付けて火を消す
情報屋:「やっぱ、どこも動いてないみたいだな……」
神納雪子:「……違和感。あるっていう人はいたんです。それでも…」
神納雪子:「なんでだろう…認識阻害……?私が考えすぎなだけなんでしょうか…」
情報屋:「……いや、正直俺も感じてはいるんだ」
情報屋:「凄く、気持ち悪い感覚だぜ、探しても見つからないってのは」
情報屋:ペラペラと紙を捲りながら言う。
神納雪子:「……気のせいではないのに、何も見つからない………」
神納雪子:口元に手を置いて考え込むように。
情報屋:「単なる認識阻害ってんじゃ、少し詰めが甘い気もするがな……」
情報屋:「何か、思いつくものはあるか?」
情報屋:捲り続ける紙に視線を向けたまま言う。この町で活動している、あるいはいたFHセルについてのメモだ。
神納雪子:「情報の隠蔽……或いはジャームの現実改変……」
神納雪子:「広域に渡る程の能力者……」
神納雪子:考え考え言う。
情報屋:「だよなあ……マジで、この町全体に影響を及ぼせる隠蔽・改竄能力だと」
情報屋:「詰みかもしれん」
神納雪子:「詰み……っ…それは、嫌です」
神納雪子:「ここが、いつもと違うどこかなら…」
神納雪子:「私は、ここから出たい……!」
神納雪子:「何か、何か……ないんですか……!」
情報屋:「俺だって、何もせずにあきらめるつもりはないがね」
情報屋:「主観で詰んでたって、視線を変えれば……ん」 紙を捲る手を止める
神納雪子:「?何か……ありました?」
情報屋:「いや……そうか……なんで気が付かなかったんだ」 あなたの言葉に気が付かないように呆然と零す
情報屋:「"ムネモシュネ"セルか……!マズいぞ、このままだと……」
神納雪子:「”ムネモシュネ”…?」
情報屋:「このセルだ、このFHセルについて」 メモを引きちぎり、あなたに渡す。
情報屋:「がぼっ」 男の口から血が吐き出される
神納雪子:受け取り、礼を言おうとして
神納雪子:「えっ…!?」
情報屋:「た、頼ん……」 そのまま、血をだらだらと流しながら倒れこむ
神納雪子:「情報屋さん!情報屋さん……!今、医療班を……っ」
神納雪子:そう言ってから、気付く。
神納雪子:「脈が……」
情報屋:脈は、既に止まっている。
神納雪子:血の気が退くのがわかる。仮にもオーヴァードだ。それを、こうもやすやすと。
神納雪子:十分に注意しながらメモを見る。情報がトリガーとなっている可能性があるからだ。
神納雪子:自らの血を賦活しながら。
GM:その紙には、何も書かれていなかった
GM:少なくとも、あなたに読み取れるものはない。
神納雪子:「…………」
神納雪子:「”ムネモシュネ”セル」
神納雪子:支部に連絡を入れ、後処理を頼む。
神納雪子:(……情報屋で辿り着けなかった……『辿り着いたら』消される、なにか)
神納雪子:(どうやって、近付けばいいの?)
神納雪子:でも。自分の頬を両手でぺちん、と叩く。
神納雪子:「……帰るんだ」
神納雪子:このどこかではない、ここへ。
GM:あなたに残された手掛かりは、セルの名前一つ。
GM:男の様子からするに、それすらも忘れてしまうかもしれない。
GM:しかし、あなたは戦わなければならない。
GM:日常へと帰るために

GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更のみ可能です
GM:シナリオロイスは "ムネモシュネ"セル 好奇心/不安 これ
神納雪子:敵?/”ムネモシュネ”セル/好奇心/脅威:○/ロイス
神納雪子:以上です。

OP3:領域外少女

GM:シーンPCは美篶耀さん、他PC登場不可
GM:シーンインをお願いします。
美篶 耀:美篶 耀の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (30 → 37)
美篶 耀:高め

GM:時刻は昼過ぎ。
GM:空は雲一つない晴天であり、照り付ける陽射しは、低い外気と対照的な熱をあなたに与えていた。
GM:暇を持て余したあなたは、そんな散歩日和の街を歩いている。
美篶 耀:今日はUGNの仕事もなく、バイト先は爺様が病院で臨時休業。
美篶 耀:つまり、何の予定もなく暇な一日。
美篶 耀:こういう日はいつも、カメラ片手に町をふらつくのが定番だ。
美篶 耀:時折立ち止まっては、何気なくファインダーを覗き、肉眼との違いを楽しみながら被写体を探す。
美篶 耀:最近は平和なせいか、肌寒いのにも関わらず人通りは多かった。
美篶 耀:「うん…うん。今日も変わらず、平和な人で溢れてる」
美篶 耀:「…小さい姉弟、おもちゃ屋にくぎ付け。もう少しで親の登場かな…」
美篶 耀:なんて想像をしながら、行き交う人々を眺め、歩いていた。
GM:とす、とあなたの背中に何かがぶつかった感じがした。
美篶 耀:「おっと…」軽い衝撃を感じて立ち止まる。
"レテ":「……おお?」
"レテ":とす、とす、と何度か
"レテ":ぶつかったことに気づいていないのか、何度もぶつかることで進めると思っているのか
"レテ":何度もあなたにぶつかる
美篶 耀:カメラを下ろし周囲を見回す…必要もなく。
美篶 耀:「ごめ…おっ。おっ…?」ぶつかったであろう少女が目に入り謝ろうとするが。
"レテ":「んー?」 とす、とす、とす、とす
美篶 耀:謝り切る前に、再度ぶつかってきていて言葉が途切れる。
美篶 耀:「えーっと…うん。まずはどいたほうがいいかな」
美篶 耀:と、進行方向からズレるように体を移動させる。
"レテ":「おおっ、おっ?」 道が開けたことに感嘆の声を上げ
"レテ":そのままつんのめって前に倒れる
美篶 耀:「さて、これで…」
美篶 耀:「って…うそでしょ!」つんのめった少女を見て、咄嗟に手を掴んで支えようとする。
"レテ":「わっ」
"レテ":ギリギリのところで止まる
"レテ":「……わあ、ありがとうございます」 初めてあなたに気が付いたように、お礼を言う
美篶 耀:「…ふう、ビックリした。そのまま行ってたら大惨事だ」
美篶 耀:「いや、気にしないで。元はといえば急に動いた俺が悪いんだし
美篶 耀:「急に掴んじゃったけど、痛くなかった?怪我とかない?」上から下まですーっと視線を動かす。
"レテ":「なんと謙虚なお方でしょう」 つんのめった体制のまま驚いている
"レテ":「大丈夫、怪我とかは特にないです」
美篶 耀:「あ、まずは起きたほうがいいね」腕だけでなく、体を支えて元の姿勢に。
"レテ":「きゃっ」 頬を赤く染めて元の姿勢に戻る
"レテ":「男の人に触られたの、初めて」
美篶 耀:「ああ、ごめんね。不躾だったね」起こしたらパッと手を離す。
"レテ":「ううん、嬉しいです」
"レテ":「というか、気づいてくれたことが嬉しいです」
"レテ":「さては運命の出会い……?」
美篶 耀:「そうかい?ぶつかったら、相手を気遣うのは当然だとおもうけれど」
美篶 耀:「ああでも今の世の中、そうでもないのかな。悲しいね」
"レテ":「そもそもぶつかっても気づかないひともいるので」 頷いている
"レテ":「というか私も気が付いていませんでした」 頭を下げる
美篶 耀:「カメラを覗いていた俺が言うのもあれだけど」
美篶 耀:「お互い、気をつけたほうがいいかもね」ははは、と笑う。
"レテ":「そういうものですか」 感心したように言う
美篶 耀:「ちなみに、何処か行く予定でもあったの?」
"レテ":「いえ、お散歩です。天気が良かったので」
"レテ":「ふらふらと、そこであなたに出会えたのは望外の幸運でした」
"レテ":「まさかお友達ができるとは」
美篶 耀:「うん、わかるな。今日は天気もいいし、散歩日和ってやつだね」
美篶 耀:「袖すり合うも他生の縁…ってやつかな、友達にしてくれるかい?」
"レテ":「ぜひぜひ、忘れないでいただけると嬉しいです」 手を差し出す
美篶 耀:こんな短時間で、と少し不思議そうな顔をしながらも。
美篶 耀:「こちらこそ。自慢じゃないけど、友達とかそういうのは少ない方だから」
美篶 耀:「嬉しいよ…ってそういえば名前、言ってなかったよね」
"レテ":「似た者同士というやつでしょうか、出会ったのも道理でございましょう……おお、お名前」
美篶 耀:「俺は美篶耀、よろしく。趣味はこのカメラかな」
"レテ":「私は"レテ"といいます。趣味は読書です」
"レテ":「よろしくお願いします、耀さん」
美篶 耀:「レテ、ね。うん、良い響きって感じがする」
"レテ":「私にとっては忌まわしい響きですが、お友達にそう言ってもらえると嬉しいものですね」
美篶 耀:「あれ、自分の名前、嫌いなのかい?」と、悪かったかなという表情をする。
"レテ":「そうですね、自分の在り様を突き付けられているようで」
美篶 耀:「在り様…か。名は体を表す、と言うけれど」
美篶 耀:「自分の名前だ、いつか好きになれると気が来るといいね」
"レテ":「そうですね……」
"レテ":「おっと、私はそろそろ帰りましょうか」
"レテ":「それではまた、会える日を楽しみにしています」
"レテ":「”プロバティオ”」
"レテ":手を振って、去っていく
美篶 耀:「うん、また会えたら今度はお茶でも…」と、言いかけて。
美篶 耀:「……。」
美篶 耀:「そっちは名乗ってないはず…なんだけどな」と、少し神妙な顔つきになり。
"レテ":「あうっ」 肩幅のいい男にぶつかってしりもちをついているのがみえる
美篶 耀:「…ふっ。まあいいか」変わらないその姿を見て。
美篶 耀:何気なく。ファインダーを覗き、レテの後ろ姿を捉える。
GM:そこに"レテ"の姿は映っていない……ように見える
GM:しかし、しっかりと意識をしてみれば、たしかにそこには彼女がいる
美篶 耀:そのことに気が付いて。
美篶 耀:このままここで別れたら、スゥとかき消えてしまうような気がして。
美篶 耀:「……うん」
美篶 耀:そのままパシャリと。シャッターを切った。
GM:去っていく女性の姿は霞のように、現れたり消えたりを繰り返し、そうして本当に見えなくなった。
GM:また、会うときは来るだろう。敵か、味方かは別にして

GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更のみ可能
GM:シナリオロイス "レテ" 自由/脅威  これ
美篶 耀:面白い子/"レテ"/〇興味/脅威 でロイス取得します

ミドル1:チーム

GM:シーンPCは静波桃、他PCも全員登場です
GM:シーンインをお願いします。
静波桃:静波桃の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (37 → 39)
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (38 → 41)
美篶 耀:美篶 耀の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (37 → 46)
GM:み、美篶!

GM:放課後を迎えた空は既に暗くなりかけていて、更に寒さは強くなっていく。
GM:襲撃についての聴取を終え、暖房の効いた小さな作戦室に放り込まれた静波桃は
GM:この件についての調査(それから、自身の護衛)を担う2人の人物を待っていた。
静波桃:椅子にすこし緊張した様子で、ちょこんと姿勢よく座って待っている。
静波桃:あの後、連絡したところへ迎えが来て、そのまま支部で色々となすがままにこなして。そうやって初めて空いた時間。
静波桃:「……朱莉ちゃん」違う名前を名乗っていたけれど。どうしてもそうとしか思えなくて、名前を呟く。
静波桃:ぎゅ、と膝の上に乗せたてのひらを握る。(調査もする…ってことは。OVの人数も少ないし、朱莉ちゃんのことを聞いたり、)
静波桃:(……わたしが、動いても、だいじょうぶ…な、はず)どきどきと心臓の拍動のテンポが上がるのを感じながら待っている。
神納雪子:控えめなノックの音が鳴り、少ししてからおずおずと扉が開く。
神納雪子:「……あの……失礼、します」
静波桃:「あっ……どうぞ!」少し遅れて気付く。
神納雪子:「こんにちは」ペコリと頭を下げる。
静波桃:「こちらこそ、こんにちはです」ぺこりと椅子から立って一礼。
神納雪子:「”ロットハンド”神納雪子です。今回の調査で……ご一緒させていただきます」
静波桃:「はい!静波の桃…、”かむづみ”の、静波桃と申します。よろしくお願いいたしますね」
静波桃:淡い赤色の髪を揺らしながら、柔らかい表情で。
神納雪子:「静波さん。よろしくお願いします……」そう言って、もう一度頭を下げたあたりで。
美篶 耀:「あれ、此処でよかったかな」との声に続けて、再び軽快なノックの音が響く。
神納雪子:「あっ、どうぞ」
静波桃:「あ、はいっ」
神納雪子:あ、がハモって少し赤くなる。
静波桃:「えへへ。すみません」
美篶 耀:「お、良かった。失礼するよ」と、高校生ぐらいに見える少年が入ってくる。
静波桃:はにかむように笑ってから、少年へ向き直る。「今回の件でお世話になります」ぺこり。
神納雪子:「こんにちは。”ステラプル・フォニィ”の件……ですよね」
神納雪子:「よろしくお願いします。”ロットハンド”、神納雪子です」
神納雪子:下げられた両手には手袋がはめられている。
美篶 耀:「うん、そう。話が通ってるみたいで助かるよ」
静波桃:「あ、まだお名前を言ってませんでした。”かむづみ”の、静波桃と申します。よろしくお願いしますね」
美篶 耀:「ご丁寧にどうもありがとう。俺は”プロパディオ”美篶耀」
美篶 耀:「美篶でも耀でも、コードネームでも好きに呼んで」ニコッと笑う。
神納雪子:「美篶さん。…よろしくお願いします」
静波桃:「雪子さんに、耀さんですねっ。お世話になります」にこりと笑いながら。
静波桃:自然と下の名前で呼んでいたり、ひとなつっこそうな無邪気な笑み。背丈も年齢からすれば少し低めなのと合わせると、少し小動物のようなかわいらしさもあるかもしれない。
美篶 耀:「襲われたって聞いてたから、少し心配してたけど」
美篶 耀:「うん、元気そうでよかった」桃くんの様子を見て。
神納雪子:「……報告の方、読みました。何か……昔のご友人に似ている方だったそうで……」
神納雪子:「その……どうか、気を落とさないでくださいね」
静波桃:「……わたしからすると、朱莉ちゃん…にしか見えなかったですけど」
静波桃:「でも、こう。ご迷惑をおかけするばかりじゃいけませんから」
静波桃:「お気遣い、本当にありがとうございます。お二人とも」
神納雪子:「……いいんです。あまり気にせずに」
神納雪子:「楽に、構えていてください」
美篶 耀:「いえいえ、どういたしまして」
美篶 耀:「そうそう、これからチームで動くからね。余計な気遣いとかはお互いなしだと嬉しいな」
静波桃:「ありがとうございます、雪子さん。……いろいろありそうで、まずどういうことなのか知りたい、って言う方が大きいのもあって」少し苦笑気味に。
静波桃:「ええと、うまくやれるようにがんばりますっ」気楽に、という言葉にむんっと腕を構えて。
神納雪子:(……事件があって、少しほっとした、なんて。言えるわけないなあ……)
神納雪子:「…はい。何が起きているのか…それを、知るための調査ですから」
神納雪子:「一緒に頑張ろう…ね?」
美篶 耀:「その意気その意気」
"メモリア・ノワール":「そうそう、その意気だよ」 ドアの向こうから、聞きなれた声がする
静波桃:「わっ」
"メモリア・ノワール":「やっほー皆、やってるかい」 ドアをちょっぴり開いて覗き込んでいる女がいる
静波桃:「びっくりしました」てのひらで口元を隠して。
神納雪子:「メモリア……さん」
GM:この支部の情報班の1人、"メモリア・ノワール"だ。
美篶 耀:「おっと、覗き見ですか?」冗談めかして。
"メモリア・ノワール":「そうそう、なんせこの私メモリア・ノワール」
"メモリア・ノワール":「のぞき見盗み聞きが大好きなものでね。職業病かな」
美篶 耀:「悪い趣味…いや良い趣味をお持ちで」返された軽口を喜ぶように笑って。
静波桃:「ええと、部屋なら入ってだいじょうぶですよ」
"メモリア・ノワール":「優しいねえ桃ちゃん」 中には入らずに言う
神納雪子:「何か新しい情報でも…ありました?」
"メモリア・ノワール":「新しい情報はないけどね、ちょっとした伝言という訳だ」
"メモリア・ノワール":「なんせ"ステラプル・フォニィ"、手掛かりが少ないうえに、桃ちゃんを狙ってるわけだからほっといても進展はあるからね」
"メモリア・ノワール":「雪子ちゃんが気にしてるあれとか、それとか」
静波桃:なんだろうと興味深々な様子で聞いています。
"メモリア・ノワール":「気になることがあったら一緒に調べちゃってもいいからね」
"メモリア・ノワール":「勉強会みたいなやつだ」
"メモリア・ノワール":ペラペラと捲し立てるように喋る
美篶 耀:「あれやそれ、そういう言い方をされると気になっちゃうね」
神納雪子:「あ…メモリアさん。確認…なんですけど」
神納雪子:「今…ここの支部が抱えてる案件って……他に幾つぐらい……でしたっけ」
"メモリア・ノワール":「抱えてるって程の案件は他にないかな」
"メモリア・ノワール":「せいぜいがその場で鎮圧できる程度のもので」
"メモリア・ノワール":「我らが支部長もバカンスにお出かけになっておられる」
神納雪子:「………」
神納雪子:(やっぱり、普段よりずっと…少ない)
美篶 耀:「うん、俺にも最近仕事も回ってきてないし、至って平和だね」
静波桃:「そうなんですねえ」
神納雪子:「わかりました……ありがとうございます」
"メモリア・ノワール":「まあ、平和なのは良いことだろう?」
"メモリア・ノワール":「この事件も早期に解決することを祈ってるよ……チャオ」 投げキッスをして去っていく
神納雪子:「……」考え込むような様子を見せる。
美篶 耀:「お疲れ様です」とひらひら手を振って見送る。
静波桃:「あ、ありがとうございましたっ」ぺこっと礼をして見送る。
美篶 耀:「ちなみに雪子くん、何か気になることでもあるのかい?」今の質問に対して。
神納雪子:「あ……はい。今回の件と直接は関係ないんですけど……」
神納雪子:「……お二人とも。ここのところ……何か、違和感はありませんか」
静波桃:「違和感、ですか?」
神納雪子:「本来見えているはずのものが見えていないような……何かを忘れているような」
神納雪子:「平和が続いているのも、なにか」
神納雪子:「本来ではないような、不安を感じるんです」
静波桃:「うーん、うーん……ちょっとわたしは、色々内向きの検査とか転校とかいろいろで、わかんないです」お役に立てなくてごめんなさい、と。
美篶 耀:「違和感…そうだなあ…」考え込むように。
美篶 耀:「今日は一日外で散策してたけど、うん」
美篶 耀:「レンズ越しに見える町並みは、いつもと変わらないように見えたけどな」と、今日の感想を言う。
神納雪子:「そう……ですか」
神納雪子:「すみません、変なことを聞いて」
静波桃:「で、でも」
静波桃:「雪子さんは、変だって思うんですよね。そういう勘とかは気にかけておかないといけないって、聞いたこともありますから。調べるのに入れておきましょう!」
美篶 耀:「いや、いいんだよ。そういう違和感があるってことを共有しておけば」
美篶 耀:「後々、俺達が感じた時、理解しやすいからね」
神納雪子:「……ありがとうございます」
神納雪子:「何か、気づいたら。また言います」
美篶 耀:「うん、よろしくね」
静波桃:「はい。……上手く答えが見つかればいいですね」
神納雪子:「はい……今は、調べられることを調べていきましょう」
静波桃:「え、ええと」
美篶 耀:「あっじゃあ俺からもひとつ聞いていいかな?」手を上げる。
静波桃:「あ、はい!なんでしょうっ」
神納雪子:顔を向け、聞く姿勢。
美篶 耀:「二人の知り合い、または名前だけ知ってるとかでもいいんだけど」
美篶 耀:「”レテ”って名前の女の子、知ってたりする?」
静波桃:「……”レテ”、ですか?いない、とおもいます。ギリシャ神話の冥府の河ですよね…?そういうのはいなかった…とおもうです」
神納雪子:「いえ……私も、知りません。同様のコードネームの人は、報告で見たこともありますけど、男の人でしたし」
美篶 耀:「そっか、ありがとう。桃くんは博識だね」
静波桃:「えへへ。わたしのも冥府関係のものなので…」ふにゃっと笑う。
美篶 耀:「…ちなみにその河ってどんな河?名前に意味とかある?」レテの反応を思い出して。
静波桃:「意味、ですか?ええと」口元に指をあてて。
神納雪子:「…忘却。或いは、隠匿」
神納雪子:(……それって)
神納雪子:(まるで、今の違和感、そのもの)
静波桃:「三途の川とかと同じ、現世と冥府の境界の河なのと…あ、そうです。雪子さんが言う通りの、その水を飲むと忘れてしまうんですね」
静波桃:「ギリシャ神話だと、生まれ変わる前にその水を飲んで、前世のことを一切忘れちゃうんですよ」
美篶 耀:「忘却…ね。なるほど、だからあの反応だったのかな…」と呟いて。
美篶 耀:「良く分かった、雪子くんも良く知ってるね。二人ともありがとう」
神納雪子:「そんな子と…会ったんですか?」
美篶 耀:「会ったというか…ぶつかって、友達になった?」
神納雪子:「……友達に」少し表情を柔らかくして
静波桃:「わあ、素敵ですね」少し目を見開いて。
美篶 耀:出会いを思い返して、今更ながら変な会話だったと笑う。
神納雪子:「良かったら、紹介してください」
神納雪子:「私も…お友達に、なってみたいです」
神納雪子:(もしかしたら…)
神納雪子:(関係があるかもしれない)
静波桃:「おお、積極的なんですね、雪子さん……」手を口元に当ててびっくりしている。
美篶 耀:「うん、面白い出会いだったね」
美篶 耀:「ふわふわした子だから、次はどこで会えるか全然わからないけど」
美篶 耀:「きっと仲良くなれると思うよ」
静波桃:どんなひとなんだろうとぽわぽわ想像したりしている。
神納雪子:「……はい」
神納雪子:「それじゃあ。調べてみましょう」
神納雪子:「いろんなこと…気になることとか」
神納雪子:「きっと、何か解決に繋がるはずです」
静波桃:「…そうですね!協力とかして、やってきましょう!」
美篶 耀:「うん、がんばろうね」
GM:そうして、事件への調査が始まる。
"メモリア・ノワール":「おー、おー、気合入ってる。若いってのは良いですなあ」
GM:その様子を隙間から眺めて、1人の女が姿を消した

GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更、購入判定が可能
静波桃:ロイスは保留かな。購入は必要なものとかある方います?
神納雪子:ロイスはまあもう少しお話ししたらかな
美篶 耀:こちらもロイスはいったん保留で。必須なものはないかな
神納雪子:ボディアーマーが欲しいけど必須ではないです
静波桃:ウェポンケース一個あるので一緒に渡せます
神納雪子:応急手当てでも狙うかな
神納雪子:1dx>=8
DoubleCross : (1DX10>=8) → 2[2] → 2 → 失敗

静波桃:こちらはじゃあぼでまチャレンジ!
神納雪子:社会クソ雑魚!以上です。
静波桃:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 3[1,1,3] → 3 → 失敗

美篶 耀:社会弱者なので大人しく応急手当を狙う
静波桃:こっちもひどすぎ
美篶 耀:1dx>=8
DoubleCross : (1DX10>=8) → 4[4] → 4 → 失敗

美篶 耀:ダメ~
神納雪子:しゃ、社会〜っ!
静波桃:座、財産はあるから……
GM:み、皆ボロボロ
美篶 耀:社会からの風当たりが強い

ミドル2:星空

GM:シーンPCは神納雪子、他PC登場自由
GM:シーンインをお願いします。
静波桃:静波桃の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (39 → 43)
美篶 耀:美篶 耀の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (46 → 47)
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (41 → 47)
美篶 耀:よし…!
GM:あっ揃った

GM:情報収集のシーンです。まず情報項目を出しますので、調査を終えたらそれを踏まえた会話とイベントが発生します

星崎朱莉について 【精神】 難易度30
星崎朱莉について 情報:噂話 難易度6
"レテ"について 情報:UGN・FH 難易度7
"ムネモシュネ"セルについて 情報:UGN・FH 難易度12
"ステラプル・フォニィ"について 情報:UGN・FH 難易度6

GM:難易度高い方の星崎朱莉については、イベントで難易度が低くなる可能性があります
神納雪子:さんじゅう
GM:頑張って抜いてももちろんいいが……
静波桃:財産ぜんつっぱでもきびしい
美篶 耀:なかなか厳しい
神納雪子:”ステラプル・フォニィ”行こうかな。UGNは一応あるので…
静波桃:朱莉ちゃん安めのやつかフォニィさんのかどっちから行こうかなやむなー
神納雪子:コネはないが…
美篶 耀:流れ的にレテからかな
静波桃:アッ行ってもらえるなら朱莉ちゃんノーマル行こうと思います
神納雪子:じゃあそれで!
静波桃:では判定!星崎朱莉について:情報噂話難易度6に挑戦します。
神納雪子:1dx+1>=6 ステラプルフォニィ情報:UGN
DoubleCross : (1DX10+1>=6) → 3[3]+1 → 4 → 失敗

静波桃:3dx+1>=6
DoubleCross : (3DX10+1>=6) → 7[1,4,7]+1 → 8 → 成功

神納雪子:死
静波桃:財産入れても一たりない
美篶 耀:コネ:UGN幹部でダイス+2、3個で判定。
GM:コネすらない者の定め……!
美篶 耀:3dx+1>=7
DoubleCross : (3DX10+1>=7) → 10[5,6,10]+2[2]+1 → 13 → 成功

神納雪子:これ絶対コネ取った方がいいな
神納雪子:つよつよだ
静波桃:クリッてる 流石のトーク力
美篶 耀:回った…
GM:財産点1点残すよりはコネ取った方が良いかも
GM:よければ今財産点使ってコネ取って振り直しても良いですよ
GM:もちろん財産点はなくなりますが……
神納雪子:えっいいんですか
神納雪子:じゃあUGN幹部のコネとります…財産点1払って…
神納雪子:神納雪子の暴走を0減少 (0 → 0)
神納雪子:神納雪子の財産を1減少 (1 → 0)
神納雪子:それで振り直し!
神納雪子:3dx+1>=6
DoubleCross : (3DX10+1>=6) → 10[4,8,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

神納雪子:極端なのよ
GM:!!?
静波桃:つよい
GM:こ、これがコネの力
神納雪子:キャラシも今度直しておくので
神納雪子:キャラシがアップデートされてたらここで直したんだなーって思ってください
美篶 耀:すごい
GM:はーい、では情報を出していきましょう

星崎朱莉について
静波桃と同じ学校に通っていた少女。故人。
同年代の少女と比べても明るく活動的で、身体能力は高いがよく怪我をしていた。
学校の中で怪我するところを見た人はいないので、教師たちの間では虐待の噂をされていたりもしたようだ。
よく保健室に行くことで、静波桃とも交流を持ち、親しくなった。
趣味は日記を書くことらしい。
UGNの調査により、彼女の両親は朱莉の死亡と同時期に消息を絶っていることが判明した。
そもそも、星崎家の戸籍情報にはかなり手を加えられた痕跡があり、一般家庭でなかった可能性がある。

"レテ"について
調べても出てくる情報はない。ただ、"レテ"というのは古代ギリシア語で「忘却」「隠匿」を意味するらしい。
神納雪子の抱く違和感、情報隠匿に関係するであろうFHセル、"ムネモシュネ"セルとは無関係ではないだろう

"ステラプル・フォニィ"について
FHチルドレンのようだが、これまでの活動はいまいちよくわからない。
交戦履歴もあまり残っていないので、戦闘データが残されたのは今回が初めてだ。
星崎朱莉に酷似していることから、過去の彼女の写真等から検証したところ同一の人物であることが判明した。
"フォニィ"は英語で「偽物」「いんちき」などの意味がある。

GM:さて、それぞれの思いを胸に調査を開始して暫く
GM:あなた達は再度、先の作戦室に集まっていた。
GM:誰が置いたのか机にはお菓子や飲み物が置かれている。
美篶 耀:「んー…。やっぱこういう仕事は肩が凝るなあ」
美篶 耀:書類をトントンと整え、グィーッと伸びをする。
神納雪子:「……」UGNの偉い人と会話したので見るからに疲れている。
静波桃:「誰が用意してくれたのかな、あとでお礼しないと…」色々とメールをしたりして聞き込みをしたり、支部のデータベース等からさらってきた。
神納雪子:「N市の支部でもたくさんお菓子を出してくれてましたね…」
神納雪子:「元気かなあ…」
静波桃:「あ、耀さん、雪子さん。おつかれさまです」
神納雪子:「あ、お二人とも……お疲れ様です」
美篶 耀:「うん、お疲れ様。雪子くんもお疲れかな、甘いものは好き?疲労にいいよ」
美篶 耀:と、いくつかお菓子の入ったお盆を差し出す。
静波桃:「ですよう。あ、このお菓子美味しかったやつだ」
神納雪子:「ありがとうございます……いただきます」
神納雪子:小さなクッキーを齧る。
静波桃:こちらもひとつ取ってハムスターみたいにもくもく一枚たべている。
美篶 耀:「どうぞどうぞ、俺も遠慮なく」と、チョコを口に放り込む。
神納雪子:「それで……どうでしたか?」
神納雪子:二人を見て、水を向ける。
美篶 耀:「そうだね、情報の共有といこうか」うん、と頷き。
美篶 耀:「と言っても俺のほうはそんなに。一応ってことでレテのことを調べてみたけど」
美篶 耀:「不自然なくらい何にも出てこなかった。二人に教えてもらった名前の意味ぐらい」
神納雪子:「……何も出てこない」自分の感じている違和と似ている。
静波桃:「本当に耀さんくらいしか見つけられなかったんでしょうか……」
美篶 耀:「ぶつかっても相手が気付かないぐらい…って彼女も言ってたからねえ」
神納雪子:「それって……変では…?」
神納雪子:「ぶつかられたら、普通…気づくはずですよ」
美篶 耀:「俺は5回ぐらいぶつかられたから気が付いたのかも」笑いながら。
静波桃:「五回」
神納雪子:「…???」
静波桃:鸚鵡返しにしてしまう。
美篶 耀:「そう、ぶつかっても進もうとするから。面白いよね」
静波桃:「……うーん。でも、UGNにも記憶操作でしたっけ。そう言う技術があるっていうから、能力でそれが周囲に勝手に散布されちゃうとかならあるのかな…?」
神納雪子:「面白い……面白い…ですか」
神納雪子:「どちらにしてもただの一般人とは…考えにくいような……」
美篶 耀:「うん。だから雪子くんの違和感と関係があるかも…って思ったんだけど」
神納雪子:「そうですね。……何か、似たものを感じます」
神納雪子:「あの……違和感と関係あるかもしれないセルがあって」
神納雪子:軽くOPの出来事を共有します。
神納雪子:「…それで残った手がかりが”ムネモシュネ”セル」
静波桃:「ギリシャ神話の記憶の女神様の名前ですか…?」
神納雪子:「…はい。忘却と記憶」
神納雪子:「無関係とは……」
美篶 耀:「…”ムネモシュネ”セル、ね。そっちも調べている中に少しあったよ」
美篶 耀:「規模、構成人数、目的は今のところ不明。どうやら情報操作に関係してるらしい…ってぐらいかな」
静波桃:「むむむ。関係ありそうですね、これは」
静波桃:「次はそちらの方も調べてみるのもよさそうです」
神納雪子:「……何かに気づいた情報屋さんはその場で亡くなりました」
神納雪子:「お二人も、調べる際は充分気をつけて」
静波桃:「”わからない”ことばかり…って。気付いたときに……ですか」目を丸くしている。そんなこともあるのだと。
美篶 耀:「気が付いたら攻撃を受ける…とかそんなことあるんだね」
神納雪子:「……まあ。”レテ”と”ムネモシュネ”については……このぐらいにしておくとして」
神納雪子:「静波さん。ご友人のことは…」
神納雪子:「何か、わかりましたか」
静波桃:「あ、はい」
静波桃:「…ええと、ですね」
静波桃:「まず、朱莉ちゃんは、元気ですごいいい子だったんですけど。いっつも怪我をしてたんです。転んだとか色々言っていたんですが」
静波桃:「学校だと、そういう怪我をしたりすることが無くて、先生たちからは、おうちで色々……そういうことがあったんじゃないかって噂になってたり」
静波桃:「そういう怪我で保健室に来て、わたしとはそれで話して仲良くなったんですが…って、これは関係ないですね」
静波桃:「…それで、UGNさんの調査で、分かった事なんですが」一度言いづらそうに言葉を切って。
静波桃:「朱莉ちゃんがいなくなった後、すぐご両親も行方が分からなくなってて、それと」
神納雪子:「……それと…?」
静波桃:「おうちの…星崎さんの家の戸籍そのものが色々と変えたり弄ったりした形跡があったみたいなんです」
静波桃:「普通の家庭だったらまずない、って担当の人は言ってました」
美篶 耀:「その情報を聞く限りだと…あまり良い家庭環境じゃなさそうだ」
神納雪子:「それは……一般家庭では、考えられない……ですね」
神納雪子:「R案件でないとしても…訳ありであることに変わりはなさそうです」
静波桃:「……」眉尻を下げて二人の言葉にうなずく。
神納雪子:「いえ……R案件でない、と言うことの方が可能性が低いかもしれません。だって…」
美篶 耀:「…ちなみに、その朱莉くんはオーヴァードだったのかい?」
静波桃:「…わたしは全然しらないです。そう言う事、考えたことも無くて」
静波桃:「…雪子さんが調べてたのは、”ステラプル・フォニィ”さんのことですよね」
神納雪子:「……そうです。”ステラプル・フォニィ”」
神納雪子:「FHチルドレン。戦闘データの記録は今回の襲撃が初。そして」
神納雪子:「過去の写真等々。検証を行ったそうですが」
神納雪子:「……星崎朱莉さんと、同一人物だったそうです」
美篶 耀:「同一人物…か。それはまた…難しいところだね」眉が下がる。
静波桃:「……そう、ですか。ちがう、ってあの子は言ってたけれど」口元がむにゅむにゅと動く。
神納雪子:「……記憶喪失、ということは?」
神納雪子:思ったことを口に出してみる。
静波桃:「わたしに会ったとき、惑わされるのが嫌だ、って言っていましたけれど…どうなのかは」
静波桃:「そのあと、すぐいなくなっちゃいましたし……」眉が下がって哀しげな表情。
美篶 耀:「うーん、こういうのは本人に会って確かめるのが一番なんだけどね…」
神納雪子:「…すみません。つらいことを」
静波桃:「あ、雪子さんが悪いことなんてないですから!」
静波桃:「……ただ、ちょっと。何も朱莉ちゃんのこと、知らなかったんだな…って。沈みがちになっちゃって…、」
GM:そのように会話していると、ふと
GM:静波桃は、自身の手元に、一枚の紙が置かれていることに気が付く。
GM:置いた覚えはない、可愛らしい便せんだ。
静波桃:「……あれ。こんなの、あったかな」
GM:いつから置かれていたのか、記憶にはない。
美篶 耀:「なんだろうね、書類や菓子の中には入ってなかったはずだけど」
神納雪子:「……おかしいな。私もチェックしたはずで…」
静波桃:その便箋をそっとつまみ上げて。
GM:そこにはこれも可愛らしい文字で「話してあげてください」という言葉と携帯電話の番号と思しき数字の羅列
静波桃:「二人とも知らないんですか?……ええと」内容を二人にもみえるように広げる。
静波桃:「……電話番号?」
神納雪子:「……なんだか、気味が悪いです」
美篶 耀:「『話してあげてください』…電話をかけろってことかな?」
GM:同時に、ドアが"閉まる"音がする。最後に入室した人物が〆てから、開けた覚えはない。誰かが開けた様子も。
神納雪子:「誰に……っ」
神納雪子:「ドア……閉まってましたよね?」
静波桃:「……はい。資料とかそう言うの出すから、きちんと締めないとだめだって言われましたし…」
美篶 耀:「なんだか…ホラー映画みたいになってきたね」
神納雪子:ぞわり。肌が粟立つのを感じ、手袋越しに腕をさする。
神納雪子:「……どうします?電話………」
静波桃:「……わたしは…」
美篶 耀:「俺がかけてもいいけど、何が起きるかわからないし」
静波桃:掛けてみたいな、と思ったが。耀さんの言葉に口を噤む。実際、何がどうなるか分からないのは確かなのだ。
神納雪子:「……かける選択肢は、ありだと思います。虎穴に入らずんば、と言いますし」
神納雪子:「でも、先に……できる調査を済ませましょう」
静波桃:「……」すう、と息を吸って吐く。
静波桃:「はい。……準備やできることはしてから、ですね」
美篶 耀:「そうだね、今すぐ必要って訳でもない。少し様子を見ようか」
GM:そのように会話はまとまり、それぞれの調査を優先することとなった。
"レテ":「ちゃんと、お話してくれるかな」 1人の女性が、〆たドアの方を振り向いてから去っていく

GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更、購入判定が可能
静波桃:ふたりに取ると埋まってしまうんだよな……
神納雪子:どうしようかな
神納雪子:あと1シーン見て、それから取ろう
神納雪子:購入は応急手当
神納雪子:1dx>=8
DoubleCross : (1DX10>=8) → 2[2] → 2 → 失敗

静波桃:こちらも悩んでしまってるので保留!購入はボデマチャレンジ。
神納雪子:だめ!以上!
静波桃:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 6[1,4,6] → 6 → 失敗

美篶 耀:感情は決まったけどもう少し様子見!
静波桃:もうちょい高ければーっ! 失敗、以上!
美篶 耀:応急手当セットン雷!
美篶 耀:応急手当セット狙い!笑
美篶 耀:1dx>=8
DoubleCross : (1DX10>=8) → 1[1] → 0 (ファンブル) → 失敗

GM:み、美篶!
美篶 耀:oh...ファンブル

ミドル3:調査

GM:シーンPCは美篶耀、他PC登場自由
GM:シーンインをお願いします。
静波桃:静波桃の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (43 → 47)
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (47 → 48)
美篶 耀:美篶 耀の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (47 → 56)
神納雪子:美篶ーっ!
美篶 耀:上下が激しいー!
GM:大暴れじゃのう

GM:では、今回も情報収集!

☆星崎朱莉について 【精神】 難易度30
☆"ムネモシュネ"セルについて 情報:UGN・FH 難易度12
☆電話を掛ける 誰でも可能、判定無し。次シーン、NPCとの接触イベント発生

神納雪子:桃ちゃんにムネモシュネ行ってもらって
神納雪子:失敗したら後詰で、
神納雪子:その後電話かけましょうか 空いた人で
静波桃:了解ですようーっ
美篶 耀:おっけーです
静波桃:ではムネモシュネセルについて情報UGN で、コネUGN幹部起動して判定。
静波桃:5dx>=12
DoubleCross : (5DX10>=12) → 10[2,4,6,6,10]+7[7] → 17 → 成功

静波桃:財産が余る!w
神納雪子:桃ちゃんサイコー!
美篶 耀:優秀~!
GM:すっげえ
神納雪子:じゃあ電話 どうしようかな
神納雪子:美篶くんかけたい?
美篶 耀:雪子くん気になるなら譲ります
神納雪子:じゃあかけようかな 不思議な現象…私、気になります!
神納雪子:と言うわけで電話をかけます。
美篶 耀:どんとこい、超常現象
静波桃:どうなるのか
GM:はーい、では電話に出たNPCと接触の機会ができました
GM:美篶君はどうしますか、調整してみるかい、精神30……!
美篶 耀:精神ってことはRCとかで判定できないんですよねたしか
GM:そうですね、技能は乗らない
静波桃:能力値そのものだから技能つかえないですねえ
美篶 耀:素振りチャレンジ…!
美篶 耀:2dx>=30
DoubleCross : (2DX10>=30) → 7[7,7] → 7 → 失敗

美篶 耀:やっぱりダメ…!笑

☆"ムネモシュネ"セルについて
"ムネモシュネ"はギリシア神話に登場する、記憶を神格化した女神の名前だ。
FHの情報工作セルの1つで、セルメンバーやリーダーについては不明。
存在を知ったものは、その存在を忘れており、思い出したら死んでしまうようになっているようだ。
その関係上、調査を進めれば死者が増えてしまう可能性があり、また、自身もセルについて忘れてしまう可能性がある。
"ムネモシュネ"セルについてもっと情報を得るには、詳しい人物に直接聞くしかなさそうだ。

GM:今回はこれだけ!
神納雪子:こわすぎ
美篶 耀:やばすぎる
静波桃:こわい
GM:そんなことないよー^

GM:さても調査は進み、しかしその成果はあまり芳しくはなかった。
GM:手がかりが異様に少なく、星崎朱莉に関しての情報も、よほど巧妙に隠されているのかなかなか見つからない
GM:あなた達は再度集まり、なけなしの情報交換と、件の電話番号への接触を行うことにした。
静波桃:「う、う~ん………」かき集めた資料を前に複雑そうな顔をしている。
神納雪子:「何か……見つかりましたか」
静波桃:「見つかった…と言えば見つかったのですけれど……」
静波桃:もにゅもにゅと口元を動かしながら。
神納雪子:「…?」
美篶 耀:「すごいね…ってその様子だと訳アリかな?」
静波桃:「ええと、まず見つけられた事についてお伝えしますね」
神納雪子:「はい」
静波桃:「まず、”ムネモシュネ”セルについて。名前の由来は、さっきも言った通りの記憶の女神様です」
静波桃:「名前からか、情報工作を担当しているセル…なんですが」
静波桃:「セルリーダーやメンバーのことはまだ分からないままで、存在を知ったひとはそれを忘れていて、思い出したら死ぬようになってる…のだそうです」
神納雪子:「思い出したら、死ぬ」
美篶 耀:「なんだそれ…どんな呪い?」
神納雪子:「……私たちも、忘れてしまう可能性があって、その上で思い出したら死んでしまう……?」
神納雪子:「聞いたことのない能力です。いえ。ジャームなら…有り得るかもしれませんが…」
静波桃:「どうやってそうしてるのとかも良く分かっていないのですけど、そうした性質があるから調査も難しいみたいで」
静波桃:「それこそ、詳しい人に直接聞くようなチャンスでもないとこれ以上は難しそうです」
美篶 耀:「確かに、無闇に聞きまわったら被害者が増える可能性があるよね」
神納雪子:「……それだけじゃない」
神納雪子:「忘れたら、それで終わりです。これは」
神納雪子:「忘れた時点で、もう踏み込むことはできない……詰みです」
神納雪子:「『忘れない』ように、しないと」
神納雪子:メモ用紙に、今聞いた情報を書き込む。
静波桃:「記憶に関して、何かできればいいんですけど…」こういうのは千栄姉さんが得意だったのだけど。
美篶 耀:「忘れないように…ね。記録を可能な限り残して、こまめにお互い確認する」
美篶 耀:「それが堅実で手っ取り早い方法かな」
神納雪子:「どう言う原理かわからない以上…そのぐらいしか打てる手はありません」
神納雪子:「……忘れる、ということで気になってるのがもう一つ」
神納雪子:「電話です」
神納雪子:「いえ、正確にはあのお手紙ですが」
静波桃:「…いつの間にかあった便箋のですね」
美篶 耀:「うん、気になるよね」
神納雪子:「誰もが、それが現れたのを見ていない……『覚えて』いない」
神納雪子:「忘却と、関連がありそうです」
神納雪子:「なので……私が、かけてみようと思います」
神納雪子:「手がかりが、あるかもしれません」
静波桃:「…大丈夫ですか?」
神納雪子:顔色はあまり良くない。
神納雪子:「……こわい、ですけど」
神納雪子:「このまま忘れてしまう方が、こわいので」
静波桃:こちらもものすごく心配そうな顔。
静波桃:「………雪子さんは、つよいひとですね」
美篶 耀:「そうか、雪子くんが決めたなら任せるよ」
神納雪子:「…二人とも。ありがとうございます」
美篶 耀:「でも様子がおかしかったら、すぐに止めに入るからね」
静波桃:そこで、自分の頬をぱん!と叩く。
神納雪子:少しびっくりしたように桃を見る
静波桃:「…うん。やる、っていうならまわりのことは任せてください!」
静波桃:「耀さんもいらっしゃいますし、わたしもそうするので、だから」
静波桃:「だいじょぶです!……きっと!」
神納雪子:微笑んで「ありがとう」
神納雪子:「じゃあ」携帯電話を取り出す。
神納雪子:「かけるね」
神納雪子:番号を押す───発信。
GM:暫くの間、コール音が鳴り
"ステラプル・フォニィ":「……誰?」
"ステラプル・フォニィ":訝しそうな声が、電話の向こうから聞こえる
神納雪子:「もしもし。UGNの”ロットハンド”です。あなたは?」
神納雪子:R案件であると疑っていない。
"ステラプル・フォニィ":「んぐっ、げほっげほっ」 咳き込む
"ステラプル・フォニィ":「UGN!?」
"ステラプル・フォニィ":「どこから私の電話番号を……」
神納雪子:「…いつのまにか、机に置かれていました。あなたではないのですか?」
"ステラプル・フォニィ":「いつの間にか……ああ、なるほど……」
"ステラプル・フォニィ":「お節介だな、あの人も……」
神納雪子:「心当たりが…あるのでしょうか」
"ステラプル・フォニィ":どこか諦めたように呟く
"ステラプル・フォニィ":「いや、まあ、あるけど」
"ステラプル・フォニィ":「UGNには答えないよ、敵だし……」
神納雪子:「……あなたはFHエージェント…なのですね」
"ステラプル・フォニィ":「しまった」 額を叩くような音が聞こえる
"ステラプル・フォニィ":「まあいいか、それで、何の用で電話をかけてきたの」
神納雪子:「手がかりを……求めて、です」
神納雪子:「”ステラプル・フォニィ”。”レテ”。そして…”ムネモシュネ”」
"ステラプル・フォニィ":「手がかりを求めて、か……」
"ステラプル・フォニィ":「……私も、スッキリさせたい」
"ステラプル・フォニィ":「直接会って話そう、静波桃を連れて来て」
"ステラプル・フォニィ":一方的に言う
神納雪子:「…!静波さんを……」
神納雪子:静波さんの方を見る。
神納雪子:「直接会って、お話ししたいそうです」と囁く
静波桃:こくんとうなずく。
静波桃:「わたしは、だいじょうぶです」
神納雪子:「……わかりました。静波さんを連れて、会いに行きます。場所は…」
"ステラプル・フォニィ":「あんたたちの支部じゃなきゃ、どこでもいいよ」
"ステラプル・フォニィ":「戦闘になる可能性は考慮してもらいたいけどね」
"ステラプル・フォニィ":場所に関してはこだわりはなさそうだ
神納雪子:「…わかりました。では、XX公園に、XX時で…」
神納雪子:人通りの少ない公園。ワーディングで人避けをすることも考える。
"ステラプル・フォニィ":「わかった」
"ステラプル・フォニィ":「楽しみにしてる」 その言葉にはほんの少し、殺気が入り混じっている
神納雪子:「…それでは」
神納雪子:失礼します、と言って通話を切る。
神納雪子:「……静波さんを指定してきたと言うことは」
神納雪子:「”ステラプル・フォニィ”である可能性が高いです」
美篶 耀:「お疲れ様。聞いていた感じ、そのようだね」
神納雪子:「戦闘になる可能性があります。備えて行きましょう」
静波桃:「……うん。わかりました」
静波桃:「雪子さん、おつかれさまです。……今度は、わたしのばんです」

GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更、購入判定が可能
神納雪子:ロイス取ります
GM:戦闘に……備えな!
静波桃:ここは雪子さんに取ります
静波桃:神納雪子 〇信頼/劣等感 で。
神納雪子:保護対象/静波桃/庇護:○/心配/ロイス
神納雪子:仲間/美篶耀/感服:○/隔意/ロイス
美篶 耀:桃くんに取ろうかな 静波桃 〇庇護/不安 で。
静波桃:購入は、応急をそろそろ狙った方が良いかなコレ……
神納雪子:あ、でも
神納雪子:雪子ちゃんは自力回復ができるので
神納雪子:最悪なくても平気です
美篶 耀:そろそろなんか…買いたい!笑 応急手当セット!
静波桃:了解!じゃあぼでま!
神納雪子:私は応急ぐらいしか狙えないので狙うけどな!
静波桃:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 9[7,8,9] → 9 → 失敗

美篶 耀:1dx>=8
DoubleCross : (1DX10>=8) → 8[8] → 8 → 成功

神納雪子:1dx>=8
DoubleCross : (1DX10>=8) → 5[5] → 5 → 失敗

静波桃:財産3点使って購入するよー 14→11に。
神納雪子:ワオワオ
美篶 耀:ギリギリ買えた…!
静波桃:雪子さんにわたす!
神納雪子:いただきます!装備!
GM:買えてる!
美篶 耀:とりあえず取っておく!

ミドル4:私なりのやり方で

GM:シーンPCは静波桃、他PC登場自由です
静波桃:静波桃の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (47 → 53)
美篶 耀:美篶 耀の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (56 → 64)
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (48 → 57)

GM:街灯の光すら意に介さず、煌々と星たちがあなた達を照らす。
GM:時間にしては明るい空の下、あなた達は公園に集まっていた。
GM:もちろん、そこには1人の少女もいる。
"ステラプル・フォニィ":「……来たか……」 木に背を預け、空を見上げていたが、あなた達に気が付き寄ってくる
神納雪子:守るために、静波さんの後ろにつく。
美篶 耀:「彼女が…。本当に資料の写真そっくりだ」
静波桃:紅い髪を揺らして、深い湖のような色違いの眼で彼女を見る。
"ステラプル・フォニィ":「その言い方、やめてよ、似てるとか」
"ステラプル・フォニィ":嫌そうに手を振って言う
静波桃:「……朱莉ちゃん…ううん、”ステラプル・フォニィ”さん。来ましたよ」
"ステラプル・フォニィ":「良い度胸、次は殺すって言ったのに」
静波桃:「色々聞きたいこともあったから。……うん、一番目は、やっぱりそれ」
静波桃:「どうしてわたしを殺したいの?」落ち着いた口調のまま。
"ステラプル・フォニィ":「……あなたがいると」
"ステラプル・フォニィ":「私は優しくありすぎてしまうから」
"ステラプル・フォニィ":「私は目的の為に生み出されたものでいいのに」
"ステラプル・フォニィ":「それ以外の理由を求めてしまう、あなたに」
"ステラプル・フォニィ":「それが苦しいから……っ!」
"ステラプル・フォニィ":話すうちにだんだんと声が詰まる
静波桃:「なにをわたしにしてほしいの」
静波桃:「してみたら、意外と苦しくなくなるかもしれないよ」
"ステラプル・フォニィ":「それに納得できてしまうから!」
"ステラプル・フォニィ":「迷いが生じてしまうから、嫌だって言うのに!」
"ステラプル・フォニィ":冷や汗を掻きながら、怒鳴りつける
静波桃:「迷ったら、いけないの?…テストでも、道を歩くのでも。覚えてないからだけじゃなくて、本当は違う方に行こうとしてるのを止めてくれるときだってあるよ」
静波桃:「……わたしは、あなたみたいに。作られた理由とか、そういうのに納得は出来なかったから。全部が全部、分かるわけじゃないけれど」
静波桃:ずっと痛かった。苦しかった。どうしてこんなことをするのか、ずっと納得なんてできなかった。しょうがないなんて、思いたくなかったから。
"ステラプル・フォニィ":「っ」
"ステラプル・フォニィ":「私だって納得できなかった!」
"ステラプル・フォニィ":「私を作った人は私が生まれた時に死んでいて、やっと私の居場所が出来たと思ったのに!」
"ステラプル・フォニィ":「あなたがいると、また苦しむことになるんだ、あなたの為に!」
"ステラプル・フォニィ":手が震え、桃に向けられる
"ステラプル・フォニィ":頭に血が上っているのか今にも攻撃しそうな状態だ。
神納雪子:桃を庇うように前に出る。
静波桃:「……わたしは……」その震える声に、表情がここで初めて歪む。
神納雪子:「……きっと、わかると思う。あなたの苦しみも」
神納雪子:「…彼女も、私も。だから、攻撃してきたって構いません、でも」
神納雪子:「まずは質問させて。あなたは知ってそうだから」
美篶 耀:いつでも動ける体勢のまま、まだ成り行きを見守っている。
"ステラプル・フォニィ":「……」 小さく息を吐いて、指を下す
神納雪子:「”ムネモシュネ”セルとは…何か、知っていますか。何故、忘却されるのか。何故、思い出したものが死ぬのか」
神納雪子:「知っていることだけで構いませんし……知らなければそれでも構いません」
"ステラプル・フォニィ":「別に……計画を邪魔されるのが嫌だからだよ」
"ステラプル・フォニィ":「今回の件に関してはね」
"ステラプル・フォニィ":「1度忘れさせるのは、リーダーなりの優しさだよ」
神納雪子:「……では、この町を覆う違和感も、その『計画』が関係しているのでしょうか」
"ステラプル・フォニィ":「さあ……?違和感はわからないけど」
"ステラプル・フォニィ":「結構大きく動いてるから、記憶を消すのにも無理があるんじゃない?」
神納雪子:「…成程。不完全な記憶の消去が……違和感につながっている……」
"ステラプル・フォニィ":「計画の内容とかは言わないよ」
神納雪子:「はい。それに…彼らがどこにいるか……も、流石に答えてはもらえない…ですよね?」
"ステラプル・フォニィ":「……」
"ステラプル・フォニィ":「ふっ」
"ステラプル・フォニィ":手を口に当ててクスクス笑い出す
"ステラプル・フォニィ":「すぐ近くにいるよ」
神納雪子:「……なるほど」
神納雪子:「ありがとうございます。すごく、参考になりました」
神納雪子:「…美篶さんも」
神納雪子:聞きたいことがあれば、と目で促す。
美篶 耀:「うん、ありがとう」と軽く返し。
美篶 耀:「その口調からするとキミも”ムネモシュネ”セルの一員か関係者なんだろうけど」
美篶 耀:「”レテ”って子もキミたちと関係あるのかな?」何事もないかのように。
"ステラプル・フォニィ":「あるけど」
"ステラプル・フォニィ":「……どういう関係かは秘密」
"ステラプル・フォニィ":少し考えてから言う
美篶 耀:「そっか、ありがとう。ならキミに関わっていけばまた会えるかな」
美篶 耀:「また会う約束をしたのに、連絡先も交換していなかったからね」
"ステラプル・フォニィ":ちらりと視線を余所にやって
"ステラプル・フォニィ":「まあ、近いうちに会えるんじゃない……?」
"ステラプル・フォニィ":微妙な表情で返す
美篶 耀:「……ふうん、なら期待して待っていようかな」その視線の先を意識して。
"レテ":意識をしてみると、一瞬そこに人の姿が見える
"レテ":が、すぐに消える
"ステラプル・フォニィ":「さて、他になければ」
美篶 耀:「…ふふ。うん、もう十分だ」と嬉しそうに笑って。
"ステラプル・フォニィ":「そろそろ、やろうか」 ぐ、と体を少し前傾に、戦闘態勢
神納雪子:「……では。戦闘行動……開始、します」銃を取り出す。
静波桃:「……うん」自分は、本当に彼女のことも、目の前のこの子のことも知らない。
静波桃:「……いくよ」そのあと、呼びかける名前は、選べなかった。

GM:それでは、ミドル戦闘を開始したいと思います
GM:エンゲージはこう

"ステラプル・フォニィ"──10m──PC達

GM:"ステラプル・フォニィ"の行動値は11です
GM:質問などございますか?
神納雪子:ありません!
美篶 耀:ないです!
静波桃:だいじょぶです!
GM:では戦闘を開始します
GM:1R
GM:セットアップ
神納雪子:なし!
静波桃:ありません。
"ステラプル・フォニィ":セットアップ:爆裂重力10 R中攻撃力+200。ただし1点でもダメージを受けた場合即解除。
美篶 耀:《先陣の火》を使用。行動値+5。
神納雪子:こわー
美篶 耀:美篶 耀の行動値を5増加 (10 → 15)
美篶 耀:美篶 耀の侵蝕率を2増加 (64 → 66)
美篶 耀:やば~

"ステラプル・フォニィ":「落ちろ、落ちろ……!」
"ステラプル・フォニィ":目をぎゅっと握り、念じながら呟き続ける
"ステラプル・フォニィ":何か巨大な質量の物が落ちてくるように、あなた達は圧力を感じる
神納雪子:「バロールの極大能力行使の予兆…!美篶さん!」
美篶 耀:「おおっと。流石雪子くん、勘が鋭いね」
美篶 耀:「こういう時は先手必勝…かな!」レネゲイドを隆起、能力行使の準備に移る。

GM:イニシアチブ
GM:行動値15 美篶耀
GM:行動宣言をどうぞ
美篶 耀:マイナーで自エンゲージを離脱。5m右へ。
美篶 耀:メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》《光の手》《氷の塔》で攻撃。
美篶 耀:対象は"ステラプル・フォニィ"。
"ステラプル・フォニィ":なんだとーっ
美篶 耀:8dx7+2
DoubleCross : (8DX7+2) → 10[2,5,7,8,8,8,9,9]+10[1,5,7,8,9,10]+10[1,4,8,9]+10[6,9]+6[6]+2 → 48

"ステラプル・フォニィ":?
美篶 耀:めちゃ回すじゃん(他人事
神納雪子:すご…
"ステラプル・フォニィ":何ですか?その達成値…………
"ステラプル・フォニィ":や、やめてよね、せっかくの攻撃力200が……
"ステラプル・フォニィ":ドッジ!
"ステラプル・フォニィ":神の目 知覚でドッジ
"ステラプル・フォニィ":6dx+4
DoubleCross : (6DX10+4) → 7[1,2,5,5,5,7]+4 → 11

"ステラプル・フォニィ":ぎゃも~~~~っ
美篶 耀:ダメージはそうでもないから…!ダメージロール!
美篶 耀:5d10+15
DoubleCross : (5D10+15) → 41[8,10,7,9,7]+15 → 56

"ステラプル・フォニィ":?
神納雪子:ダメージダイスも高いんですがそれは
美篶 耀:おかしいな…
"ステラプル・フォニィ":何ですか?その出目は……
"ステラプル・フォニィ":か弱い女の子を虐めて……楽しいんですか!?
"ステラプル・フォニィ":めちゃくちゃ痛い!

美篶 耀:雪子さんの掛け声のおかげで、スムーズに攻撃態勢に移行。
美篶 耀:手でカメラの形を作り、被写体を枠内に捕える。
"ステラプル・フォニィ":「……!」 マズい、と感じ
"ステラプル・フォニィ":呟きをやめ、そこから咄嗟に逃れようとする
美篶 耀:「その辛そうな顔を撮るのは忍びないんだけどね」
美篶 耀:「Say cheese…?」
美篶 耀:その声と共に、一瞬、強烈な光が瞬く。
"ステラプル・フォニィ":「言う訳ないでしょ……!」 その言葉と同時に光に焼かれる
美篶 耀:光が収まった直後。
美篶 耀:"ステラプル・フォニィ"の全身、いや。その枠内の全てが薄氷に覆われ、凍結している。
美篶 耀:さながら、その一区画だけ冬景色に変わったかの様相だ。
神納雪子:「すごい出力…!これなら…」
静波桃:眼を見開いてその様相に見入る。
"ステラプル・フォニィ":「……っ!」
"ステラプル・フォニィ":ばきん、と外側から白氷が割られ、中から割れた氷で傷を負った少女が出てくる
"ステラプル・フォニィ":切り傷が回復していく様子を見るに、まだリザレクト圏内のようだ。

GM:イニシアチブ
GM:行動値12 神納雪子
神納雪子:動きます。
神納雪子:マイナーでストライクチップを起動。
神納雪子:メジャー。コンボ▼赤で撃つ
神納雪子:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》+《滅びの一矢》で”ステラプル・フォニィ”を攻撃。
"ステラプル・フォニィ":ウオオ!来い!
神納雪子:11dx7+2
DoubleCross : (11DX7+2) → 10[1,1,5,6,6,7,7,7,9,10,10]+10[2,3,6,8,9,9]+10[3,4,7]+6[6]+2 → 38

神納雪子:いい出目だ
"ステラプル・フォニィ":なんなの、君たち
"ステラプル・フォニィ":神の目でドッジ!
"ステラプル・フォニィ":6dx+4>=38
DoubleCross : (6DX10+4>=38) → 7[2,3,3,4,5,7]+4 → 11 → 失敗

"ステラプル・フォニィ":おびゃ~~~
神納雪子:ダメージ!
神納雪子:4d10+7
DoubleCross : (4D10+7) → 18[4,8,3,3]+7 → 25

神納雪子:ダメージはそんなでもない
神納雪子:神納雪子のHPを2減少 (26 → 24)
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を4増加 (57 → 61)
"ステラプル・フォニィ":よ、よかった……!
"ステラプル・フォニィ":まだ生きてる……!
神納雪子:ナニッ
美篶 耀:やるな…
神納雪子:結構体力あるな…!
"ステラプル・フォニィ":ふふふ、先見の明……
"ステラプル・フォニィ":まあ4なんですが……

神納雪子:「攻撃行動、行きます。3、2」
神納雪子:手首に仕込んだ針から血を装填する。
神納雪子:「…1!」
神納雪子:銃を撃つ。手袋は外さない。外したらそれ即ち能力の起動だからだ。
神納雪子:ダァン!
"ステラプル・フォニィ":「くっ……!」
"ステラプル・フォニィ":知覚能力はそれなりに高い方だ、引き金を引く直前に動ける
"ステラプル・フォニィ":しかし、優れた狙撃手はその動きすら読んで銃弾を放てるものだ
"ステラプル・フォニィ":「う”っ!」
"ステラプル・フォニィ":走り出しを撃たれて、その場をごろごろと転がる
神納雪子:「……無力化、できてない……!次は、来ます!」

"ステラプル・フォニィ":マイナー: ダークマター3 メインプロセスのバロールを組み合わせた判定+3d
"ステラプル・フォニィ":FHエンブレム:甘ったれの効果でRC判定+1d
"ステラプル・フォニィ":メジャー:黒の鉄槌5+光の手1+絶対の孤独2+コンセントレイト:バロール3+因果歪曲3
"ステラプル・フォニィ":同一エンゲージ攻撃不可、視界、範囲(選択)、攻撃力+12、命中時対象のあらゆるダイスをR中-3する。
"ステラプル・フォニィ":10dx7+4
DoubleCross : (10DX7+4) → 10[1,1,2,2,4,5,5,6,7,9]+10[8,10]+10[7,7]+10[7,8]+2[1,2]+4 → 46

"ステラプル・フォニィ":?
"ステラプル・フォニィ":なんなんだ、今日
"ステラプル・フォニィ":リアクションどうぞ
GM:あ、対象は神納さんと静波さん!
静波桃:うぎゃあ ダイスマイナスがきつい~~ ドッジするしかねえ
神納雪子:3dx+1 ドッジします〜
DoubleCross : (3DX10+1) → 9[3,8,9]+1 → 10

神納雪子:がんばった
静波桃:1dx>=46
DoubleCross : (1DX10>=46) → 8[8] → 8 → 失敗

静波桃:まあせやな。
"ステラプル・フォニィ":ではダメージ
"ステラプル・フォニィ":5d10+12
DoubleCross : (5D10+12) → 23[1,7,2,5,8]+12 → 35

静波桃:普通に死ぬー。リザレクト。
静波桃:静波桃の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (53 → 58)
静波桃:せやな。
"ステラプル・フォニィ":お、惜しい
神納雪子:えーと装甲で8減らして…
神納雪子:27か。死ぬ!
神納雪子:リザレクト
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (61 → 67)
神納雪子:神納雪子のHPを6に変更 (24 → 6)
"ステラプル・フォニィ":よ、よかった、殺せた(?)

"ステラプル・フォニィ":「落ちろ、堕ちろ、墜ちろ!」
"ステラプル・フォニィ":血だらけになりながら振り下ろした手が、地面を叩く。
"ステラプル・フォニィ":とてつもない重力が、あなた達に降り注ぎ
"ステラプル・フォニィ":その行動を制限する
"ステラプル・フォニィ":「星を引いて、墜として」
"ステラプル・フォニィ":「静波桃、あなただけでも……!」
"ステラプル・フォニィ":特に、その重力は1人の少女に重点的に向けられている
神納雪子:「痛……あ、あ!」その膨大な重力にともに潰される。
神納雪子:血を吐き、皮膚が裂け。しかしその血は逆流して、体を再生させる。
静波桃:「う、ぐ……っ」
静波桃:がくんと膝が折れて、地面にそのまま叩き付けられるように。
静波桃:げほ、と口から血泡を吐き、地に伏せる。
美篶 耀:「…っ!二人とも大丈夫!?」こちらは辛うじて範囲外だったが、衝撃はここまで届いている。
神納雪子:「私は大丈夫です!それより静波さんが!」
静波桃:攻撃が終わるまで、当然のように地面に叩き伏せられたままだ。
"ステラプル・フォニィ":「はは、は、ざまあみろ……」 そう言いながら、涙を流している
"ステラプル・フォニィ":「桃ちゃん……」
"ステラプル・フォニィ":「……違う!私は!私は……!」

GM:イニシアチブ
GM:行動値10 静波桃
静波桃:はい。
静波桃:うーん……ここは一応じぇねシフトしてみましょう。1個で。
静波桃:静波桃の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (58 → 61)
GM:しますか……1/10チャレンジ……
静波桃:ギリギリ判定は出来るか。
GM:あっダイスを回すのが上手い
神納雪子:頑張って!
美篶 耀:大丈夫、できるよ
静波桃:やってみますか。
静波桃:メジャー。”ゆつつま”:≪エクスプロージョン≫≪ツインバースト≫≪飢えし影≫にてステラプル・フォニィへ攻撃。
静波桃:1dx+2 
DoubleCross : (1DX10+2) → 10[10]+2[2]+2 → 14

神納雪子:まわしてるじゃん
静波桃:一個で回るとは思わんかったわ。ドッジ不可です。
美篶 耀:やる~
GM:す、すげえ
"ステラプル・フォニィ":ドッジ出来ない!ガード!
静波桃:2d10+30 装甲等有効。
DoubleCross : (2D10+30) → 18[9,9]+30 → 48

静波桃:何だこのダメージロール!?48点装甲有効です
美篶 耀:つ、つよ
"ステラプル・フォニィ":殺意……
神納雪子:こわすぎ
"ステラプル・フォニィ":戦闘不能……!
静波桃:静波桃の侵蝕率を7(→ 7)増加 (61 → 68)
静波桃:これで残り2回になって。 演出だいじょうぶならいきます!
"ステラプル・フォニィ":即座に蘇生復活で立ち上がり、瞬間退場でシーンを退場します
GM:演出どうぞ!

静波桃:地に伏せて、縛り付けられた少女から。零す血のそれでない幽かな香りがする。
静波桃:誰もが嗅いだことがあるものだ。わずかでも、その甘い匂いは分かる。
静波桃:「…………--るべ、ゆら……」
静波桃:「ゆらゆら、と。ふるべ……」じり、と。
静波桃:地面に指を立てて。
静波桃:わずかずつゆっくりと身を起こす。
静波桃:げほ、と口元から水を零し、名前の通りのその香りを漂わせながら。
静波桃:「………”いざなぎのみこと、そのおんみづらにさせるゆつつまのくしをとりたまひて”、」ぼうとした表情。
静波桃:「”そのはをおりてなげすてたまひき”--」先程まであった哀しみも、気を遣いひとなつこそうな表情もすべてぬけおちたような。
静波桃:桃の香りがする。
静波桃:邪なるものを取り除き払い清めて打ち砕いた、その伝承を持つ。縄文の昔からこのくにに根付いたものの香り。
静波桃:……ぽたぽたと水が落ちる。
静波桃:傷口から、赤い血ではなくーーいや。”水に変わっている”。
静波桃:ぼろぼろとそこから入り込んで。傷つけこぼつもののその身体を蝕み始める。
"ステラプル・フォニィ":「はあ……はあ……」 ふらふらと立ち上がろうとして、そして
"ステラプル・フォニィ":「あ……」 傷ついた体から水がだらだらと零れ
"ステラプル・フォニィ":血の沁み込んだ皮膚がボロボロと剥がれていく
"ステラプル・フォニィ":「あっ……がっ……」 動揺したように肌を掻きむしり始める
"ステラプル・フォニィ":その奥に、血を求めるように
静波桃:それを何の思いも無く機械よりなお冷たい表情で見つめて、
静波桃:「……あ」
静波桃:さ、と表情が青ざめる。
静波桃:「ご、ごめ……と、止め、止まって…!」
静波桃:香りが霧散する。それと共に、その異様な現象が止まる。
静波桃:自分の口元からも、水でなく血が零れ落ちる。
神納雪子:「静波さん…?」
神納雪子:その表情を見て直感する。
神納雪子:彼女も、自分と同じ。他者を蝕み、滅ぼす力を。
神納雪子:体の中に流しているのだと。
神納雪子:駆け寄り、彼女の背をさする。
"ステラプル・フォニィ":ぺたりと、しりもちをつき、半笑いのような表情で静波を見つめている
美篶 耀:「勝負あり…かな。もう十分だ」
静波桃:「はあ、け、けほ、ごほっ……!」身体を折って咳き込む。
"ステラプル・フォニィ":「ふっ、はは、あはは」
"ステラプル・フォニィ":「……クソ!」
"ステラプル・フォニィ":ゆっくりと立ちあがり、少女はその場を去っていこうとする
神納雪子:「……!待ちなさい、まだ……」
静波桃:「ま、けふっ………ま、って……」
静波桃:咳き込みながら手を伸ばして。
神納雪子:「静波さん!…桃ちゃん!」
美篶 耀:「桃くん、無理はしないで」
神納雪子:「無理しないで…支部に戻ろう」
静波桃:「だい、じょぶ、です……すぐ、落ち着きます……」
静波桃:雷神の鎚の効果処理。hpを-3して、現在hp2です。
静波桃:「……雪子さ、ん、耀さん……すみませ、ん」
GM:あなた達が話していると公園の横に、キキーっと車が止められる
"メモリア・ノワール":「うひゃあ、凄いねえ、これ」
"メモリア・ノワール":中からノートを持った女性が駆け寄ってくる
"メモリア・ノワール":「大丈夫かい?皆」
美篶 耀:「メモリアさん…何故ここに」
"メモリア・ノワール":「何故って、君たちを回収しにだよ」
"メモリア・ノワール":「あんだけ大立ち回りをしてりゃあねえ」 きょろきょろと公園の様子を見ている
"メモリア・ノワール":「うんうん、そんなに大きな被害もなさそうだし、夜の内には妖精さんが直してくれるだろう」
神納雪子:「妖精さん…?」
"メモリア・ノワール":「支部員のことだよお、町の被害を治す」
美篶 耀:「あはは、確かに」
美篶 耀:「敢えて言うならブラウニーかな?」
静波桃:こふこふと咳き込んでからゆっくり立ち上がり、「また…ちょっと、不思議な言い方、ですね……」
神納雪子:「……」それでも訝しげな表情をしたまま。
"メモリア・ノワール":「はいはい、桃ちゃんは無理しないの」
"メモリア・ノワール":「車乗れる?」
神納雪子:「…ほら、桃ちゃん。肩貸すから」
静波桃:「だいじょぶ、です。ちょっと、反動が少し来ただけですし…途中で止めたから、そんなでも、ないので」
静波桃:少しふらつきつつ付いて歩く。
美篶 耀:「頼れるときは頼ったほうが良いよ、せっかくなんだし」
"メモリア・ノワール":「雪子ちゃんも怪我してるでしょ、無理しないのよ」
"メモリア・ノワール":「ほれ、耀君、男を見せてあげな」
"メモリア・ノワール":へいっへいっと囃し立てている
静波桃:「大丈夫なときは、他のひとに回してあげてほしい、ですし…」そう言いつつ、やりとりにちょっとくすりと。
神納雪子:「私は大丈夫です…再生能力、高いので…」
美篶 耀:「じゃあ雪子くんは任せますよ」と、桃くんをいわゆるお姫様抱っこで。
神納雪子:「あっ」
静波桃:「ひゃわっ」
神納雪子:はわ〜とちょっと顔を赤くしている。
静波桃:「わ、わわわ」
静波桃:「だ、大丈夫です!歩けますって…!」
"メモリア・ノワール":「やる~、じゃあ雪子ちゃんもお手を拝借……」
"メモリア・ノワール":手を取ろうとする
美篶 耀:「車までだから、辛抱してね」と、そのまま運んでいく。
神納雪子:「ん、むむ……」
神納雪子:躊躇いつつその手を取って。
神納雪子:手袋の中の手の重みを、思った。

GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更、購入判定が可能
静波桃:ここはまあ耀さんにとります
静波桃:美篶 耀 信用/恥辱〇 お姫様だっこははずかしいのです。女の子なので…
美篶 耀:ごめんね、恥ずかしげなくやる奴で…
静波桃:ここは応急かなあ。hpがこのままだと普通に打ってもしんでしまう。ブラボム起動だぜいぇーいっていうのはなくはないが。
静波桃:いいのよ!
美篶 耀:ロイスは…"ステラプル・フォニィ"かな
神納雪子:応急手当買っておきましょう
神納雪子:2dx>=8
DoubleCross : (2DX10>=8) → 5[2,5] → 5 → 失敗

神納雪子:まじかよ…
神納雪子:コンボ▼尽きぬいのち 使用します
静波桃:4dx>=8
DoubleCross : (4DX10>=8) → 9[3,6,8,9] → 9 → 成功

美篶 耀:"ステラプル・フォニィ" 尽力/脅威〇 どうにしかしてあげたい。あわよくば笑ってる写真が撮りたい。
神納雪子:《不死者の恩寵》で3D回復
GM:回復しな!
美篶 耀:応急手当セットを買う
美篶 耀:2dx>=8
DoubleCross : (2DX10>=8) → 2[1,2] → 2 → 失敗

神納雪子:神納雪子のHPを3d10(→ 16)増加 (6 → 22)
GM:み、美篶耀!
美篶 耀:誰か、俺の使わない?
静波桃:自分にまず買った分の応急使いますー。
神納雪子:ももちゃんにあげて!
美篶 耀:出目が極端すぎるんだよなあコイツ
静波桃:2+2d10
DoubleCross : (2+2D10) → 2+13[5,8] → 15

静波桃:あ、実はこれでほぼ回復している MAX18だから
神納雪子:ふむ こっちもほぼ全快ですが
神納雪子:余らせるのももったいないかな?
美篶 耀:たぶん今のがすと使わないとおもう
静波桃:そうですねえ
神納雪子:ももちゃんの方がいいかも
静波桃:あれば一応桃はブラボムで生存可能性は増す…けどそもそも先手取られそうかな?
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を5増加 (67 → 72)
静波桃:貰えるなら貰います!
神納雪子:あげる!
美篶 耀:1%でも可能性あれば使っちゃいましょう
美篶 耀:どうぞどうぞ
静波桃:ありがたく!ではつかって。
静波桃:2d10+15
DoubleCross : (2D10+15) → 8[3,5]+15 → 23

静波桃:全快!18です。
GM:っと、全員済んだね!
GM:では次のシーン

ミドル5:見て見ぬ振りして

GM:シーンPCは静波桃。他PC登場自由
GM:シーンインをお願いします。
静波桃:静波桃の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (68 → 71)
美篶 耀:美篶 耀の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (74 → 82)
美篶 耀:どうして…
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (72 → 73)
GM:なんか美篶くん、高い方で安定してるね……

GM:ではまず情報項目

星崎朱莉について 【精神】 難易度30
"ムネモシュネ"セルについて2 情報:UGN・FH 難易度7
"ステラプル・フォニィ"について2 情報:UGN 難易度6

GM:でしたが、1つ目の項目
GM:星崎朱莉について、の判定技能と難易度が変更されます。
GM:理由は"ステラプル・フォニィ"と話したため

星崎朱莉について 情報:UGN・FH 難易度6

GM:こうなります
美篶 耀:だいぶ下がった!
GM:あとは思い思いに……判定しな!
静波桃:了解…だぜ! 朱莉ちゃん言っていいかな
美篶 耀:いいよ!
神納雪子:いいよ〜!
静波桃:ありがとう!ではコネUGN幹部起動して判定行きます
静波桃:6dx>=6
DoubleCross : (6DX10>=6) → 10[1,4,5,6,8,10]+6[6] → 16 → 成功

静波桃:クリったww
GM:す、スゲエ
美篶 耀:流石~
神納雪子:”ムネモシュネ”2行きます
神納雪子:UGNでコネ起動!
神納雪子:4dx+1>=7
DoubleCross : (4DX10+1>=7) → 10[1,4,9,10]+6[6]+1 → 17 → 成功

神納雪子:すごいな
美篶 耀:"ステラプル・フォニィ"の2に行きます、情報:UGNでコネも使用。
GM:何なんだキミたち
静波桃:ひええ
美篶 耀:5dx+1>6
美篶 耀:5dx+1>=6
DoubleCross : (5DX10+1>=6) → 10[2,4,7,9,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

美篶 耀:みんな回った
静波桃:順番になってるww
GM:何なんだ今日……!?
神納雪子:すごい

星崎朱莉について
FHチルドレン。コードネームは"ステラプル"。故人。
"スターフォール"セルの計画の為に生み出された実験体。
しかし計画は実行された様子がなく、本人は潜入先にいたオーヴァード=静波桃の監視に終始していた模様。
同セルはUGNとの戦闘により既に壊滅状態にあり、星崎朱莉はその際に死亡した。
上記の情報は、特にデータ自体は隠蔽されていなかった。
しかし、調べても「この情報がある」となかなか認識できない状態となっていた。
恐らくこれは、FHセルの、それも"ムネモシュネ"セルリーダーによるものだろう

"ムネモシュネ"セルについて2
情報工作セルであり、そのメンバーはFHの中でも自分の居場所がないと感じているものが集まっている。
現在はセントラルドグマの意向を無視し、"星墜とし"という計画を進めているようだ。
この情報は、数日前に何者かから警告のように送られてきたものだ
この町に住むオーヴァードの感じる違和感はこの計画を隠す上で生じたもの。
そして恐らく、この隠蔽を続けるためにUGN内部にも裏切者がいるだろう

"星墜とし"について、"裏切者"について が追加

"ステラプル・フォニィ"について2
"ムネモシュネ"セルの一員であり、星崎朱莉の複製体。
星崎朱莉の死亡により遂行困難となった計画の為に生み出された。
しかしその後生み出した2人の研究員も消えたため、結局計画は遂行されることなかった。
その後もFHチルドレンとして活動していたが、ある時期から足取りを掴めなくなっていた。
本人の言動から"ムネモシュネ"セルに身を寄せていると考えられる
ある時期、の前の活動はUGNでは削除された痕跡がある
判明している能力は光による情報から星の質量を読み取り、相手にその重力を叩きつけるもの。
ただしコレは本来の"ステラプル"の能力とは異なり、彼女の生まれた理由、その計画の中枢を為す能力はまた別にあると推測される。

GM:治療を終えたあなた達は、夜遅かったこともありそのまま一夜を過ごし
GM:仮眠などを取ったうえで、"ステラプル・フォニィ"から得た情報も踏まえた調査を再開した
GM:不思議な事に、これまで見逃していた情報などが目につくようになり、
GM:あなた達はそれぞれの情報を手に、会議を再開した。
神納雪子:「……数日前に届いてたんです」プリントアウトされた情報を机の上に置いて。
神納雪子:「どうしてか、気付けなかった。これも”ムネモシュネ”の隠蔽…のせいかもしれません」
静波桃:「こっちも、もう一度検索掛けてみたらあっさりみつかったりしまして…」
静波桃:「ええと。まず見つかった朱莉ちゃんの事について、です」
美篶 耀:「ムネモシュネセルの情報操作に綻びが出始めた…ってところなのかな」
静波桃:「そこは逆にわたしたちだけが見れるようになってる…のかもですね。話を聞いたから」
神納雪子:「認識することがキーになってるのかな…それで、星崎さんのこと。何がわかったの?」
静波桃:こほんと咳払いをしてから。「気を取り直して。…朱莉ちゃんはFHチルドレンで、コードネームが”ステラプル”。スターフォール、っていうセルで実験体として作られたりしたみたいで」
神納雪子:「”スターフォール”…」
静波桃:「でも、計画は実行されていないうちに、UGNにセルは壊滅させられちゃったみたいなんですね。…朱莉ちゃんも、その時に」
神納雪子:「そう……」
神納雪子:UGNも、人を殺す。FHであっても、人は人だ。
静波桃:「朱莉ちゃん自身は、わたしの監視をしてたくらいで…それで。このデータ、隠されてたりしてたわけじゃないんです」
美篶 耀:「元からそこにあった…ってことかな」
静波桃:「調べても、この情報が”ある”んだって分からないようになってたみたいです。この特徴から、”ムネモシュネ”セル、セルリーダーがそうしたんじゃないか、って思います」
美篶 耀:「FHのセルリーダーが、UGNのデータベースに直接…ね」
神納雪子:「……その計画。これかも知れない」資料を指差して。
神納雪子:「『星墜とし』。今、”ムネモシュネ”が進めている計画」
静波桃:「…セルの名前と同じですね?」
美篶 耀:「関係性はありそうだ」
神納雪子:「うん。……セントラルドグマの意向を無視してまで進めてるみたい」
静波桃:「ええと、FHのすごいえらいひとですよね。そんなに…」
神納雪子:「……あと、言いにくいんだけど」
神納雪子:「……UGNに内通者がいる」
美篶 耀:「まあ、桃くんの話を聞く限り、可能性は高いよね」
静波桃:「………」眉尻が下がった顔。何も言わないけれど、そういうこともあるよね、というような顔。
神納雪子:「……はい。だから、これまで以上に気をつけないと」
神納雪子:「ここにいる3人は…大丈夫、だと思いますが」
神納雪子:「多分」
神納雪子:「…あとは、資料の通りです。見ておいてください」
美篶 耀:「俺も信用して貰えてるのかな、嬉しいね」
静波桃:「…これはわたしもありがとうです?」
静波桃:ふにゃんとした表情で。「って、資料見なきゃ……」
神納雪子:「……少なくとも、今回の事件の初めからご一緒してますし……」
神納雪子:「”ムネモシュネ”について調べても、直接危害を加えて来なかったので…」
神納雪子:「大丈夫だと、踏んでます」
静波桃:「耀さんが、”レテ”さんのこと言わなかったら、わからないこといっぱいでしたし。わたしも、信じてますよう」
美篶 耀:「桃くんもか、これは頑張らないとね。俺も二人は信用してるよ、改めてよろしく」
美篶 耀:「さて、じゃあ俺からもいくつか情報を」と書類を配る。
静波桃:「…はいっ」ようやくちょっと口元がほころぶ。
美篶 耀:「この情報もUGNのデータベースから、改めて見つかったものだからおそらく桃くんのと状況は同じかな」
美篶 耀:「"ステラプル・フォニィ"、彼女は星崎朱莉くんの…複製体だ」
神納雪子:「…複製体」
静波桃:「”あってもわからない”やつですね。めがねが頭の上にあったり、消しゴムが机の上にあるのにきづけないみたいな……」そう言ってから。
静波桃:「………やっぱり、朱莉ちゃんじゃないんですね」
美篶 耀:「簡単に言えば、遺伝子情報を元に作られたクローンだね」
静波桃:「…そういうのあるのは、知ってます」
美篶 耀:「”スターフォール”セルの計画に星崎朱莉くんが必要だったらしく、急ごしらえで作られたようだ」
静波桃:作られた目的に、自分だって納得なんてしていないと叫ぶ彼女の声を思い出す。
美篶 耀:「だが結局セルの人員は桃くんの調べた通り壊滅、計画は頓挫したようだね」
美篶 耀:「その後の経歴は削除されていてわからないが、今は"ムネモシュネ"セルで活動中」
美篶 耀:「ひとつ気になるのは、"ステラプル・フォニィ"と星崎朱莉くんの能力が異なるらしいことだね」
神納雪子:「シンドロームは発症した個々人ごとに違いますから……それでも複製体の場合、能力の一部は引き継げるそうですけど」
静波桃:「…ええと、この資料の。光で読み取って…ええと…星の重さをぶつけるみたいな…」
神納雪子:「交戦時も……重力操作でした。あの重さは、そう言う…」
美篶 耀:「そうそこだ。一部を引き継いだとは言え、計画に必要なのが星崎朱莉くんだとすれば」
美篶 耀:「まだ何か、計画に必要なものがあるかもしれない」
神納雪子:「……もう少し、調査が必要ですね……」
神納雪子:「でも。近いところまで来ている……そういう実感があります」
静波桃:「”星墜とし”と、あと……はい。そうですね」そうなったら、あの子と向き合わないといけない。
静波桃:あのときみたいな、忘我のままにぶつけるようなのじゃなくて……しっかりと。
美篶 耀:「計画と止められる何かが、残っていると信じたいね」
神納雪子:「………桃ちゃん。桃ちゃん」ちょいちょいと。手で招く。
静波桃:「……あっ。はい、なんでしょう」てこてこと傍まで歩いていく。
神納雪子:「ちょっと……思ったんだけど。桃ちゃん、自分の能力使うの、不安だったり…する?」
静波桃:「……あ。見てましたもんね。うーん……」
静波桃:「使うのとかは、大丈夫です。ちゃんと絞れるようにいろいろ、訓練とかもしてもらったので。でも…」
静波桃:「さっきみたいに、凄い悩んで。そのまま暴発させちゃったり……あと、本当は、どうしてわたしなんだろうって。思ったりするのは、あります」
静波桃:「もっと、使いやすくて、他の事にも使えたらいいのにって。思うときは」
神納雪子:「うん……そっか」少し考えて。
神納雪子:「……私もねえ」困ったような笑顔で
静波桃:「雪子さんも、です?」
神納雪子:「人から命を奪うことしかできないから。……手袋もそのためで」
神納雪子:さっきの戦闘では一度も外さなかった。
静波桃:「………」彼女がずっと手袋をしていたのを見ている。手を取られるときに、どこか躊躇していたのも。
神納雪子:「どうしてこんな能力なんだろうって。能力、っていう風に捉えられたのも最近で…」
神納雪子:「呪われてるなあ……って」
静波桃:「呪い…」
神納雪子:「今でも……悩むんだけど……でも」
神納雪子:「多分、それでも……呪いのような何かでも……」
神納雪子:「私たちの気持ちで、悪いようにしないって願うなら」
神納雪子:「きっと、ね。いいことに使えるかなって…そうだといいなって……」
静波桃:「………そう、ですね」きっと、と。
静波桃:そう言えるまで、このひとはどれくらい苦しい思いをしたのかな、と思った。
静波桃:「そうできたら……ううん。そうして見せたら、凄い良いこと、ですよね」
神納雪子:「……うん。あの、ね。あの子も。”ステラプル・フォニィ”も」
神納雪子:「……呪いじゃなくなると、いいよね。……もちろん、桃ちゃんも」
静波桃:「……ありがとうございます、雪子さん」
静波桃:「あの子と、話してみたいんです」
静波桃:「…わたしの友達だった朱莉ちゃんによく似てるけど、違うあの子と。そうしたいから」
神納雪子:「……うん」
神納雪子:「きっと、できる……ね。信じよう」
静波桃:「……呪いだって、祝いに変えることは出来るんだって。にいさまも言ってました。だから」
静波桃:「やってみます、わたし」
静波桃:「……ありがとうございます、雪子さん」にこりと笑いかけて。
GM:そうして、調査は進んでいく。
GM:全てが終わるまで、あと

GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更、購入判定が可能
静波桃:ロイス満タン!購入したいと思います。何買おうかな…
美篶 耀:ロイス枠は残り一枚、とりあえず保留。
神納雪子:ロイスは1枠残しておきます。購入〜
美篶 耀:購入は…ボデマかな
静波桃:ボデマか照準器とかくらいですかねえ。
神納雪子:あっ照準器いいな 狙おう
静波桃:ボデマチャレンジ。
美篶 耀:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 7[1,3,7] → 7 → 失敗

神納雪子:2dx>=15
DoubleCross : (2DX10>=15) → 9[5,9] → 9 → 失敗

美篶 耀:残念
静波桃:4dx>=12
DoubleCross : (4DX10>=12) → 6[2,3,5,6] → 6 → 失敗

神納雪子:む〜り〜
神納雪子:以上です。
静波桃:財産がまだ調査あるから撮っておきます 以上!
GM:全失敗!社会弱者どもめ!

マスターシーン:見て見ぬふりをしてくれないなら

"メモリア・ノワール":「……ふう」
"メモリア・ノワール":喫煙室で、3本目の煙草を灰皿に押し付けてようやく落ち着く。
"メモリア・ノワール":今時喫煙者は肩身が狭いもので、喫煙室は換気のために窓を開け放してるうえ、暖房も十分に効いていない。
"メモリア・ノワール":「嫌になるね、このまま忘れてくれるといいんだけど」
"メモリア・ノワール":冷たくなった手を重ね、顎を乗せて目を瞑る。
"メモリア・ノワール":皆良い子たちだ、長くここにいて自分もだいぶ馴染んだのかもしれない。
"メモリア・ノワール":そう、あるいは……私もここに居場所が出来たと考えて、良いのかもしれない。
"メモリア・ノワール":多少の嬉しさと、それから罪悪感を抱きつつ。声を掛ける。
"メモリア・ノワール":「……煙たいですよ」
"レテ":「けふっけふっ、本当だ……」
"レテ":咳き込みながら、1人の少女が室内に入ってくる。
"レテ":喫煙室には他にも人はいるが、そちらに眼を向ける者はいない。
"レテ":「……ね、楠利(くすり)、無理しなくていいよ」
"レテ":少女が、"メモリア・ノワール"の隣に座る。
"メモリア・ノワール":「……さて、なんのことでしょう」
"レテ":「楠利、ここに居心地よさを感じてるんでしょ」
"レテ":「居場所を見つけたなら……」
"メモリア・ノワール":「優しいですね、"リーダー"は」
"メモリア・ノワール":「居心地は確かに良いけどね、私には遅すぎたし、それに」
"メモリア・ノワール":「私は、リーダーにも居場所を見つけて欲しいですから」
"レテ":「……ありがとう、楠利」
"レテ":小さく溜息を吐き、喫煙室の窓を開ける。
"レテ":「フォニィは、"かむづみ"と話せたかな」
"メモリア・ノワール":「…………本人が、あなたの元にあることを望んでるから」
"メモリア・ノワール":微妙な表情で、答えになってない言葉
"レテ":「違うよ、あの子は、楽でいたいだけだから」 あなたも、というように"メモリア・ノワール"を見る
"レテ":「あの子は名前も付けさせてくれない」
"メモリア・ノワール":「止めて欲しいんですか?」
"レテ":「仲直りしたうえで、協力して欲しいなって」
"レテ":「あと、どれくらいかな」 窓から空を見上げる
"メモリア・ノワール":「そう長くはかからないでしょう、UGNの調査員たちにも、仕込みは終えた」
"レテ":「あとはフォニィ次第、だね……」
GM:見上げた空には、昼の空でもわかるくらい、大きく
GM:星が、見えていた。

GM:シーン終了

ミドル6:プラン

GM:シーンPCは静波桃。他PC登場自由
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (73 → 79)
静波桃:静波桃の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (71 → 75)
美篶 耀:美篶 耀の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (82 → 85)

GM:まず前回出てきた新たな情報項目

"星墜とし"について 知識:レネゲイド 難易度7
"裏切者"について 情報:UGN 難易度7

GM:これについて判定する人は、しな!
静波桃:質問です!知識判定の項目にも財産点使えますか?
GM:あっそうですね
GM:可能としましょう。知恵者に金を握らせろ!
静波桃:ありがとうございます~!
神納雪子:じゃあ星墜としは桃ちゃんがいいのかな
静波桃:精神も3ある!
美篶 耀:ですね、得意だ
静波桃:では星墜とし行きますね
静波桃:4dx>=7
DoubleCross : (4DX10>=7) → 9[2,5,5,9] → 9 → 成功

静波桃:財産使わずに行けている ありがたい
神納雪子:裏切り者、コネ使ってUGNで行きます
神納雪子:4dx+1>=7
DoubleCross : (4DX10+1>=7) → 9[2,5,7,9]+1 → 10 → 成功

神納雪子:よしよし
GM:ふ、2人ともやりおる……

"星墜とし"について
"星墜とし"は文字通り、空に浮かぶ星を落とす。
つまりオルクスの空間支配能力を持って生み出した巨大な隕石をバロールの重力制御により地上に落とす計画である。
この計画はセントラルドグマの指示から生まれたものであり、"スターフォール"セル自体がこの計画の為に生まれたものだ。
目的としては、超巨大隕石というセンセーショナルな出来事を"オーヴァード"という超人の存在の噂の種にしつつ、隕石による物理的な被害をUGNに強いることを目的としていた。
しかしこの計画の中枢を為すのは1人の少女であり、FHに疑念を抱いていた彼女では計画遂行に十分な能力出力を得られることはなく、計画は頓挫した。
"ムネモシュネ"セルが進行している計画は、計画名を転用していることと、計画の中枢を為す少女───つまり星崎朱莉の複製体である"ステラプル・フォニィ"が"ムネモシュネ"セルの一員であることから、恐らく大まかにはこれと変わりはないだろう
一方で、セントラルドグマの意向を無視し行動している"ムネモシュネ"セルがセントラルドグマの指示から生まれた計画を運用していることには多少の違和感がある。

"裏切者"について
"メモリア・ノワール"は情報班に所属するあなた達の支部のUGNエージェントである。
しかし、いつからUGNにいたかあなた達の記憶は定かではない。
彼女に関するデータは確かに存在するが、彼女の協力がなければ解決できなかった事件すらあるはずだ。
しかし、不思議な事にその事件を思い出そうとすると霞がかったように思い出せない。
この町で、オーヴァードの記憶を操作している者
───"裏切者(ダブルクロス)"は彼女である。

GM:以上!

GM:開いた窓からは冷たい空気が流れ込み、室内の暖かい空気を取り込んで去っていく。
GM:窓を閉めて、テーブルの上に菓子が並べられていく
"メモリア・ノワール":「~♪」
"メモリア・ノワール":鼻歌を鳴らしながら作戦室を整え、扉を開ける
"メモリア・ノワール":「お、皆来たところか、お疲れ~」
静波桃:手を合わせて一礼。「おつかれさまです」
神納雪子:「……お疲れ様です」
美篶 耀:「はい、お疲れ様です」
"メモリア・ノワール":「桃ちゃんは礼儀正しいね」
"メモリア・ノワール":「手まで合わせることないのに」
"メモリア・ノワール":苦笑している
静波桃:「こうしなさいって習ったのが抜けなくて…」えへへと笑いながら。
神納雪子:「……メモリアさん、他に今仕事はありますか?」
"メモリア・ノワール":「ん?いやー……」
"メモリア・ノワール":少し考える
"メモリア・ノワール":「……いやいや、知っての通り、暇だしね、今」
神納雪子:「……それじゃあ、メモリアさんも一緒に、どうですか?」
神納雪子:「色々、わかったこともありますし……」
"メモリア・ノワール":「こうやって皆の使う部屋掃除するくらいしかすることがないのよ~」
"メモリア・ノワール":「ってあらま」
静波桃:UGNさんでもそういうことがあるんだなあとうんうん頷いている。
美篶 耀:「会議室のお菓子、準備してくれてたのメモリアさんだったんだ」ありがと、と菓子を一つ手に取る。
"メモリア・ノワール":「じゃ、ご一緒させていただきますか」
"メモリア・ノワール":皆が入ったのを見て、扉を閉める
神納雪子:「…それじゃあ。桃ちゃん。”星墜とし”についてわかったこと、教えてくれる?」
静波桃:「あ、はい!」
静波桃:「これも、調べてみたら出てきたのですけど、本当に文字通りで」
"メモリア・ノワール":せんべいを一枚口に入れつつ話に耳を傾けている
神納雪子:紅茶を飲んでいる。
静波桃:「おほしさまをおっことすんです」むんっと両腕をぎゅっとしつつ。
神納雪子:「本当にやるんだ……」
"メモリア・ノワール":「あはは、豪快だねえ」 けらけら笑っている
美篶 耀:「想像もつかないね、星が落ちてくる様は」
静波桃:「ええと、やるには植物とか地面とかを操るオルクスで隕石を作って、それをバロールので引っ張って、落とす。っていうやり方で」
静波桃:ちょっとはずかしくなって真面目な顔に戻る。…まだちょっと赤い。
静波桃:「こういうすごいことすれば、派手ですよね?それに、天体っていろんな国が監視してるのに、”あるはずのない”隕石が急に落ちたら…」
神納雪子:「……間違いなく、耳目を集めるね」
神納雪子:「それも、一般人の」
美篶 耀:「レネゲイドの秘匿は難しくなるだろうね、間違いなく」
"メモリア・ノワール":「ネットとか特に大騒ぎだろうねえ」
"メモリア・ノワール":「情報工作が大変そうだ」 紅茶を啜っている
神納雪子:「………」メモリアさんをちらと見て、桃ちゃんに視線を戻す。
"メモリア・ノワール":「?」 雪子に笑みを返して
静波桃:「これで、オーヴァードやレネゲイドの事と繋げて、世界中に広める一歩目にすることと。隕石そのものの被害をUGNに与える、っていう計画だそうです」
静波桃:「こんなに大きな計画ですから、セントラルドグマ肝いりで、この計画を管理して実行するために作られたのが、”スターフォール”セル」
美篶 耀:「ん、そうなんだ。セントラルドグマの意向を無視してるって聞いたから、てっきり無関係だと」
静波桃:「でも、今までので出てましたけど…これは、”ステラプル”ーー名前も星をひっぱる、でそのままですねーーひとりが中核を担ってて」
静波桃:「…それで、朱莉ちゃんはあまりやりたくなかったのか、そう思ってたから、出力とかも足りないまま、上手くいかなくて」
静波桃:「それで、”スターフォール”セルごと、なくなった…はずなんです」
静波桃:「”ムネモシュネ”セルがやろうとしてることも、名前も、”ステラプル・フォニィ”さんが出てきたりしてることからほぼ同一…だと思うんですけど」
"メモリア・ノワール":「全く別の計画だったら、同じ名前なんか持ってくるとややこしすぎるしね」
静波桃:「あのときの”ステラプル・フォニィ”さんの力の量も、凄かったし。ひっぱる、こと自体は出来なくないのかなあと思うんだけど…」
静波桃:「説明した通り、計画もセルも、セントラルドグマの意向そのものですから。そこと反目してる”ムネモシュネ”セルが、そのままやろうとするのか?というと」
静波桃:「なんか、へんですよね?」
美篶 耀:「整理してみると、たしかに違和感があるね」
"メモリア・ノワール":「変だねえ」 何を考えているのか、もしゃもしゃとクッキーを頬張っている。
神納雪子:「……単純に引き継いだ、ってわけではなさそう」
神納雪子:「…………私は内通者のことを調べてました」
静波桃:「あ、何かわかったんですか?」
神納雪子:「ひとりだけ。心当たりがあります」
美篶 耀:「流石雪子くんだね」
神納雪子:「データは存在するけど……いつからUGNにいたかわからない」
神納雪子:「協力がなければ解決できなかったはずの事件のことも、思い出せない」
神納雪子:「それらを辿っていくと……ひとりに線が、集中するんです」
"メモリア・ノワール":「ほうほう、どこに?」
"メモリア・ノワール":ごくりとクッキーを紅茶で飲み下して尋ねる
神納雪子:「………メモリアさん。どうして、私たちがこの件を調べることを黙って見て……いいえ」
神納雪子:「どうして、勧めたんですか?私の違和感を調べることを」
神納雪子:「そのまま、忘れさせることだって……できたのに」
神納雪子:その言葉は、まるで。
"メモリア・ノワール":「……私かあ」
"メモリア・ノワール":諦めたように息を吐く
神納雪子:「…わかって、いましたよね。辿り着く、って」
"メモリア・ノワール":「試してみたかった……まあ、なんというか、私が中途半端だっただけなんだけどさ」
"メモリア・ノワール":「隠蔽のために潜入しただけのつもりだったけど」
"メモリア・ノワール":「結構気に行っちゃった訳だ。君たちが」
"メモリア・ノワール":いじいじと飲み干した紅茶のカップを両手で弄んでいる
静波桃:「………えっと」眉根が下がり、口元がむにゅりと、複雑なものが乗ったように歪んでいる。
美篶 耀:「木乃伊取りが木乃伊になった、ってわけだ」落ち着いた様子で。
神納雪子:「それは……ありがとうございます」
神納雪子:「…私も、たくさんお世話になりましたし」
"メモリア・ノワール":「お礼を言われるこっちゃないけどね、君たちの味方になるつもりでやったわけじゃないし」 苦笑しつつ
"メモリア・ノワール":「だからつまり、なんだ。ある程度は正々堂々とやりたかったのかもしれない」
"メモリア・ノワール":「そこらへんはリーダーの影響もあるかもしれないけどね」
神納雪子:「……リーダーの」
"メモリア・ノワール":「そう、リーダーの。悪いけどそこまでは私から話すつもりはないよ」
神納雪子:「……私たちは、この計画を止める必要があります」
神納雪子:「UGNとして。この街に住む一人の人間として」
神納雪子:「……だから。あなたを確保します。”メモリア・ノワール”」
"メモリア・ノワール":「……情報屋の男の末路を忘れちゃった?」 両手を上げる
"メモリア・ノワール":「できるんだよ、今ここで」
神納雪子:「…ッ……」
"メモリア・ノワール":「試してみる?」 挑発するような笑みを浮かべ雪子を見る
神納雪子:「……オーヴァードの再生能力も効かない、即死の能力」
神納雪子:「そんなものが……」
"メモリア・ノワール":「頭の中にさ、因子を仕込んでるの、脳の動きに反応するように」 コツコツと頭を叩く
"メモリア・ノワール":「記憶を取り戻したら、ボカンといくようにね」
"メモリア・ノワール":「この距離だったら、自分の意志で発動できる」
神納雪子:「………他の二人には、手を出さないで」
神納雪子:そう言って、銃を構えようとする。
静波桃:「雪子さんっ」
美篶 耀:「おいおい、雪子くんそりゃないよ」
"メモリア・ノワール":「健気な子だ」
"メモリア・ノワール":「私をこのまま返してくれたらなにもしないよ」
"メモリア・ノワール":「次は戦場で会おうって奴だ」
神納雪子:「───戦場でも、今でも───!」
静波桃:雪子さんの腕に、そっと上から腕を載せる。
静波桃:「雪子さん。落ち着いて」
神納雪子:「……桃ちゃん」
静波桃:「戦わないといけないときがあるの、わたしでもわかります。でも」
静波桃:「今は、本当にそうしないとだめですか?」
神納雪子:「…………」
神納雪子:じっと、”メモリア・ノワール”を見る。
"メモリア・ノワール":「……」 不敵な笑みを張り付けている
神納雪子:「…わかりました。桃ちゃんに免じて、今は見逃します」
"メモリア・ノワール":ホッと息を吐く
神納雪子:「次は、ありません。命に代えても」
神納雪子:「あなたたちを、止める」
静波桃:「……ありがとうございます、雪子さん」そっと手を一緒に降ろす。
美篶 耀:「最後に一応。ここでUGNに投降して、こっちに残る選択もあると思うけど?」
"メモリア・ノワール":「それもいいけど」 笑う
"メモリア・ノワール":「まあ離れていた分リーダーの近くにいたいので」
"メモリア・ノワール":そう言って去ろうとする
美篶 耀:「……それがあなたの選択なら、尊重するよ」残念そうに。
静波桃:「待ってください」小さな、でも誰の耳にも通る声。
静波桃:「答えられないなら、答えなくてもいいです。…でも、聞きたい事があるの」
"メモリア・ノワール":「んお、何かな」
"メモリア・ノワール":「怖いお姉さんが睨んでるからほどほどにね」
神納雪子:むぅ、と唇を歪ませている。
静波桃:「どうして、こんなことをするんですか?……別に、一杯人を傷つけたり、嫌な目に合わせるのが好きそうでもなさそうなのに」
"メモリア・ノワール":「そうだね、傷つけるためにやっているわけじゃないよ」
静波桃:「なら、どうして?」
"メモリア・ノワール":「……もう皆、疲れちゃったから」
"メモリア・ノワール":あまり答えになっていない呟きを小さく漏らす
"メモリア・ノワール":「UGNであれば時間が解決する問題かもしれないけどね」
"メモリア・ノワール":「もう、待つのも嫌だし」
静波桃:「……答えてくれて、ありがとうございます。……あ」それに応えて、最後ちょっと今気づいた、というように。
"メモリア・ノワール":「ん?」
静波桃:「………”メモリア・ノワール”さんの、名前はなんですか?今のは、コードだから…」
"メモリア・ノワール":「……こっちにいたくなっちゃうから秘密」 唇に指を当てる
静波桃:「………むぅ」
"メモリア・ノワール":「捕まえて聞き出しな」
"メモリア・ノワール":「調べてわかるようにはしてないからね」
静波桃:「ちゃんと名前で呼ばないと、わからないのに」
静波桃:「…」ぱん、と頬を叩いて。「……いっぱい聞いちゃいましたけど、これで終わりです。ありがとうございましたっ」
"メモリア・ノワール":「おう、がんばってね」 味方のように
"メモリア・ノワール":いつものように手を振って出ていく
神納雪子:「……良かったのかな」
神納雪子:その姿が見えなくなってから呟く。
静波桃:ぺこりと手を前で合わせての一礼で見送って。
静波桃:「……………わかんないです。正直、わたしがしたことで、もっとわるくなるかも」
静波桃:「でも」
静波桃:「…きっちり、今度は…みんな生きて、めでたしめでたしに、したいって思います」
美篶 耀:「未来の結果は誰にもわからない、どんなに考えても」
美篶 耀:「でもここで会話したことは、きっと意味がある。少なくとも俺は話せて良かったと思う」
神納雪子:「………」
神納雪子:しばらくそうやって、ドアの方を睨んでいた。

GM:"メモリア・ノワール"が去って少し
GM:支部の諜報機能が正常に動き始めた。
GM:そうしてわかったことは、町の各地でオーヴァードが力を行使していること
GM:つまり、オルクス能力とバロール能力。
GM:星墜としの準備だ。
GM:支部は各地にエージェントを派遣しこれらの対処に当たり
GM:そしてあなた達の前には一つの情報が残された。

"レテ"について2 情報:UGN5

GM:というわけで、調べて大丈夫です
美篶 耀:残りは…俺か
神納雪子:やっちまいな!
静波桃:がんばって~~!
美篶 耀:コネ:UGN幹部を使って判定するよ
美篶 耀:5dx+1>=5
DoubleCross : (5DX10+1>=5) → 10[3,4,4,7,10]+10[10]+10[10]+1[1]+1 → 32 → 成功

美篶 耀:ちがう、そうじゃない
GM:www
神納雪子:wwwww
GM:何だその達成値w
神納雪子:わかりすぎている
静波桃:すごいぜ
"レテ":耀……嬉しい……
"レテ":えへへ……
美篶 耀:俺もびっくりだよ

"レテ"について2
"ムネモシュネ"セルのリーダー。
FHの実験体であり、その影響で常に肉体が通常の世界から一歩ズレた異界にある。
何か行動を起こしても、知覚されることがなく、その特性から隠密行動を主体に活動していた。
しかし何物にも知覚されないという特性から強い孤独を感じており、セルリーダーになってからは自身と同じように強い孤独を感じる者を集めている。
セルリーダーになるころにはある程度能力の制御が効く様になり、半身を現実世界に置けるように
つまり、見える人には見えるような状態になれるようになった。
しかし孤独感は消えることなく、"ステラプル・フォニィ"との出会いから"星墜とし"計画を開始した。
"ステラプル・フォニィ"の複製は完全でなく、この計画の要である宇宙空間の固体物質を集めて一つの隕石にする強大なオルクス能力を持っていない。
しかし、小さな隕石でもその被害は甚大だ。
その目的は"星墜とし"の衝撃により、この地域一帯を丸々異界へと引きずり込むことだ。
この計画の成功により、住んでいる人間(オーヴァード含む)も異界へと引きずり込まれ、ようやく彼女は他の人間と同じ世界にいることができる。

GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更、購入判定が可能
静波桃:ロイス枠が満タンだ 購入はどうしようか
神納雪子:ロイスは保留
美篶 耀:ロイスは…"メモリア・ノワール"に。
神納雪子:ぼでまでも買っとくか
神納雪子:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 10[1,10]+10[10]+6[6] → 26 → 成功

神納雪子:おい?!
美篶 耀:"メモリア・ノワール" 連帯感/脅威〇
静波桃:ブルゲ買えたやつ
美篶 耀:良い出目だ
神納雪子:えっと…美篶さんいる?
美篶 耀:もらえるなら!
神納雪子:どうぞ!
GM:出目凄いな、こんかい
美篶 耀:感謝!購入は…ブルーゲイル狙ってみよう
美篶 耀:3dx>=20
DoubleCross : (3DX10>=20) → 10[6,9,10]+10[10]+9[9] → 29 → 成功

静波桃:嘘でしょwww
神納雪子:?
美篶 耀:なに…この…なに?
GM:何なんだよキミは
GM:やる気にあふれているな
"レテ":私を止めるために……?(きゅん)
美篶 耀:そうかもしれない…?
美篶 耀:ブルーゲイル欲しい人いる?
静波桃:雪子さん持つ?
美篶 耀:俺は先陣の火あるから…
神納雪子:あ、じゃあ
神納雪子:いただきます
美篶 耀:どうぞ!
神納雪子:いえい
静波桃:やったね メイド服チャレンジします
静波桃:4dx>=20
DoubleCross : (4DX10>=20) → 10[4,6,8,10]+4[4] → 14 → 失敗

神納雪子:買えるじゃん
静波桃:財産6使用して、11→5 ウェポンケースに仕舞います。
静波桃:以上!
神納雪子:あっかしこい
神納雪子:いじょう!
GM:かしこい
美篶 耀:すごい!以上!

ミドル7:決戦の地へ

GM:シーンPCは美篶耀。他PC登場可
GM:シーンインをお願いします。
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (79 → 81)
美篶 耀:美篶 耀の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (85 → 93)
神納雪子:耀ーッ
静波桃:静波桃の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (75 → 79)
静波桃:あわわ
美篶 耀:出目が…高いよ…!
GM:君だけマッハじゃないか

GM:支部から与えられた情報をもとにあなた達は町を歩いていた。
GM:最大限の休息と戦闘の準備を行いあなた達が向かうのは町の中央
GM:この町のシンボルでもある、巨大な時計塔だ。
GM:つまり、計画の中枢を担う少女は、そこにいなくてはならない。もっとも制御が大変なのだから、その中央で、空に最も高い場所に。
GM:そしてそこには恐らく、"レテ"も
神納雪子:「……」黙りこくって歩いている。
静波桃:一番高いその建物を見上げながらこちらも姿勢よく付いていっている。
美篶 耀:「うん、いつ見てもいい時計塔だ」時折、足を止めて写真を撮っている。
静波桃:「よく、あそこに行ったりしてるのですか?」
美篶 耀:「目的は時計塔じゃないけどね、よく通ってるよ」
静波桃:「目的じゃないのに、です?」
静波桃:こてりと首を傾げつつ。
美篶 耀:「時計塔を見に来る人…を見に来ているからね」笑って。
静波桃:「見に来る人を」おうむ返しに。
神納雪子:「……人が……好きなんですか?」
美篶 耀:「この街に住む人、観光客、家族、カップル、老人、子供」
美篶 耀:「まあ色んな人を観察して、記録するのが趣味ってだけかな」
美篶 耀:「好き…とはまた違うかもね」と、自嘲気味に。
神納雪子:瞬きをしている。
静波桃:「ほええ……」口を開いて感心している。
神納雪子:「私は……人、多いのは苦手ですけど……」
神納雪子:「写真は……好きです」
美篶 耀:「記憶も記録も、曖昧なものだからね」今回の事件で再認識させられた。
美篶 耀:「記憶は忘れていくし、記録は書き手の主観が入る」
静波桃:「写真も、色々加工したり、撮る角度とかで変わりますものね」
静波桃:「……だとしたら、どうして写真を撮って?」
美篶 耀:「そうだね、上手く言えないけど、出来るだけその瞬間を残したい…からかな」
静波桃:「あ、記念写真とかみたいに、ですね。そう言うのならちょっとわかるかもですっ」
静波桃:ふんすっと口元と眉が上がる。
美篶 耀:「そうそう、その一瞬を、世界を切り取るように、残したい」
神納雪子:「…できるかぎり、ありのままで?」
美篶 耀:「ありのままで。正確に。」うん、と頷く。
美篶 耀:「証明を、残したいんだ」
神納雪子:「……証明」
美篶 耀:「人が生きていたという証明を」と、話題からはズレた答えを。自分に言い聞かせるように。
神納雪子:居場所がないもの。忘れ去られるもの。つくられたもの。
神納雪子:そういう、ひとたちと自分たちは戦いに行く。
神納雪子:だからこそ。
神納雪子:「……証明、しにいかないと……ですね」
神納雪子:「あなたたちはあなたたちとして、ここにいるんだ……って」
美篶 耀:「……そうだね。だから俺はここに呼ばれたのかもね」
静波桃:「………むむむ」少し考えこんで。
静波桃:「……写真も、昔のことも、後から思い出してこんなこともあったなあって。そう思いだすためのものだから」
静波桃:「それだけじゃ、さびしいです。だって、耀さん、言ってたじゃないですか」
静波桃:「”レテ”さんとは、友達になったんだって」
美篶 耀:「寂しい…?」目をぱちくりとさせて。
静波桃:「わたしの友達は、朱莉ちゃんはいなくなっちゃいましたけど」
静波桃:「”レテ”さんはまだいるし、逢えるんですから。もっと、いろんなことができるんですよ」ええと、と例を挙げようとして箱入り故に全然思いつかずわたわたする。
神納雪子:「……桃ちゃん」
静波桃:「……一緒に写真を撮りに行ったり、とか、こう、……これから!」
静波桃:「切り取ったそのときだけ、なんて。もっといっぱい、したいなって思っていいんですよ!そうじゃなきゃ、そうできないですもの!」
神納雪子:「……んん」
美篶 耀:「桃くん…」その言葉は拙くても、しっかりと。
神納雪子:「……大丈夫だよ」
静波桃:「……あっ」自分が言ってる”レテ”さんがFHのセルリーダーなことを今更思い出して。「も、もちろんなんか変なことして、とかそういうのじゃなくて…」
神納雪子:「私たちは後ろ向きな気持ちで、写真を撮りに行くんじゃない」
神納雪子:「ここにあるものを、確かにあるって、そう言ってあげるために撮りに行くの」
静波桃:雪子さんの言葉を聞く。
神納雪子:「………きっと、ね。なくしてしまうものだとか、そんなのじゃなくて」
神納雪子:「たくさんのこれからだって、詰まってるから」
神納雪子:「たくさんのこれからを作るための、『今』だから」
神納雪子:そう言って桃ちゃんの頭を撫でる。
静波桃:「……そうだったんですね。ええと」
静波桃:「……………はやとちり、しました。うう」顔を赤くして。「……ごめんなさい。は、はずかしい」
美篶 耀:「この瞬間のためじゃなくて、これからの瞬間のために、か。考えたこともなかったな」
美篶 耀:「俺が撮ってた理由は、失わないように、消えないようにってばかりだったから」
神納雪子:「………」こちらも少し赤くなる。
神納雪子:「…でも、消えないように、できます」
神納雪子:「……まだ、私たちには」
神納雪子:「残されてるんですから」
美篶 耀:「そうだね、俺は…この町も、”レテ”も消したくないな」改めて確認するように。
静波桃:「そ、そうです!隕石なんてぶつけたら、一杯写真スポットとかなくなっちゃいます。外が無くなったら、太陽も月も星も見えなくなっちゃう」
美篶 耀:「まだ撮りたいもの、残したいものはたくさんある」
美篶 耀:「同じ思いで出会った3人で記念写真も撮りたいし…ね」桃くんと雪子くんを見て。
神納雪子:「ひええ……緊張する……」顔を押さえて。
静波桃:「はいっ!…だから、がんばりましょう!」えいっと腕を上げて。
神納雪子:「ともかく。はい…がんばりましょう、ね」
美篶 耀:「うん、がんばろう」「……二人とも、ありがとう」と小さな声で。
GM:夜空から注ぐ光が、あなた達を見つめていた。
GM:見上げれば気が付くだろう。
GM:残された時間は、もう然程ないと。
GM:全てが終わるまで、あと───

GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更、それから最後の購入チャンス!
静波桃:ロイスは満タン!購入はどうしようかな バックラーとかでも持つ?
神納雪子:んー、”レテ”さんにとっちゃお
神納雪子:まだ見ぬ/”レテ”/尽力:○/脅威/ロイス
神納雪子:照準器!
神納雪子:3dx>=15
DoubleCross : (3DX10>=15) → 7[3,7,7] → 7 → 失敗

神納雪子:失敗!
静波桃:あ、それがありましたね 範囲用のフラグレとかグレネードよりそっちのがいいか
美篶 耀:ロイスは十分!
静波桃:照準器チャレンジ。
美篶 耀:照準器、狙ってみよう
美篶 耀:3dx>=15
DoubleCross : (3DX10>=15) → 4[1,2,4] → 4 → 失敗

静波桃:4dx>=15 
DoubleCross : (4DX10>=15) → 9[1,2,2,9] → 9 → 失敗

美篶 耀:くやしみ
静波桃:むぐ。1足りない。以上。
神納雪子:ありがとうね…!以上!
美篶 耀:以上!

クライマックス:星の光で繋ぐもの

GM:全員シーンインをお願いします。
静波桃:静波桃の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (79 → 89)
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (81 → 85)
美篶 耀:美篶 耀の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (93 → 103)
美篶 耀:どうして…
静波桃:本当高いまま……
GM:み、美篶ーっ

GM:見上げればそこには、普段より大きく見える星と、時計塔の屋根の上に立つ1人の少女
GM:残された時間はあと僅かで、あれが落ちてくる前に、"ムネモシュネ"セルを打倒しなくてはならない
GM:最低でも"ステラプル・フォニィ"だけでも、といったところか
"レテ":「……いらっしゃいませ?」
"レテ":と、声が聞こえた。
"レテ":どこから聞こえてくるかはわからない、その声も、少し時間を置けば気のせいだと思ってしまうかもしれないほど細い。
美篶 耀:「やあレテ、また会えたね」姿は見えないが、確かにそこにいるのだろう。
神納雪子:「この声が……」辺りを見回す。
"メモリア・ノワール":「よく来たね、と言っておこうか」
静波桃:「ちょっと疑問形…?」そこじゃないところを気にしつつ、星を見上げて。
"メモリア・ノワール":「ああ、この人はこんな子だから……」
"レテ":「こんな子って何……!?」
GM:緊迫感も無く話している
GM:或いは時間稼ぎが目的なのかもしれない。
美篶 耀:「ははは、やっぱりレテは素であの性格なんだね」出会った時を思い出して。
神納雪子:「どこに……いるんですか」
神納雪子:「私たちは、あなたたちを止めなきゃいけない」
"レテ":「でも、私たちは止められたくないから。秘密」
美篶 耀:「それは困ったな」
静波桃:「それはそうでしょうけれど…」ちょっと困った顔をしつつ、ここに見当たらないもう一人の影を探している。
"レテ":「困ってくれると、嬉しい」
"レテ":「止められるとしても、そうして私たちがいたと覚えてもらえるなら」
神納雪子:「……」
神納雪子:「本当にこんなことしなきゃ……いけなかったんですか」
"メモリア・ノワール":「しないでいられなかったのさ」
神納雪子:「きっと、そうなんだと思います、でも……!」
神納雪子:「多くの人を巻き込んで……そんなの……」
神納雪子:「……頼ってほしかった」
神納雪子:「こんなことなしに、普通に友達になってみたかった…!」
"レテ":「私も、普通の友達が欲しかった」
"レテ":「たくさんのお友達が」
"レテ":「頑張ってみてもらえるようにしたって」 一瞬、姿が見える
"レテ":「すぐ見えなくなっちゃうから」
"レテ":「頼って、この身体が治るとして、でもそれまでに私は私でいられる自信がなかったから」
美篶 耀:「…レテ。キミの友達に俺はまだ入っているかい?」レテの姿が見えた場所に。
"レテ":「ん、うん」
美篶 耀:「そうか、それなら良かった」
"レテ":「その……最初に会ったときは、あまり意識してなかったから……」
"レテ":「本当に、嬉しかった」
美篶 耀:「俺もレテのことを友達だと思っているし、これからもそれは変わらない」
"レテ":「私も、耀の事。友達だと思ってる」
"レテ":「それに、2人にも友達になってほしい」
神納雪子:「なりたいよ!私だって……!今からだって!今ここでだって!」
神納雪子:「自分の力で寂しい思いしてる人なんて、ほっとけないよ…」
"レテ":「ありがとう」
"メモリア・ノワール":「……これ以上は無粋というものじゃないかい?」 揶揄うように言ってくる
静波桃:「……むぅ」
美篶 耀:「ふたりがレテの友達だったら、きっと楽しいのだろうね」「だけど」と一区切り置いて。
美篶 耀:「メモリアさんの言う通り。今はお互いに目的がある」
美篶 耀:「キミたちは計画を進める、俺達は計画を止める」
神納雪子:「……わかってます」
静波桃:何かを言うべきなのだろうけれど、どうにも言葉が出てこなかった。突然の凄い事情は、自分の想像には収まらなくて。
静波桃:「……あの子は、どこですか?」
"メモリア・ノワール":空を見上げる
静波桃:つられるように、こちらも。
"メモリア・ノワール":「……こっちには来ないで、星墜としに集中するように言ってあるけど……」
"メモリア・ノワール":「あっ」
"ステラプル・フォニィ":ひらり、と屋根から飛び降りて
"ステラプル・フォニィ":ズガン、とあなた達の前に、衝撃と共に着地する
"ステラプル・フォニィ":「やっぱ、邪魔者を排除してからの方が良いでしょ」
静波桃:その衝撃に髪が靡き、紅と藍色の双瞳が見つめる。
"ステラプル・フォニィ":「集中、できないから……」 その表情は、苦し気に歪んでいる。
静波桃:「--聞きたい事があってきたよ」
"ステラプル・フォニィ":「……」
"ステラプル・フォニィ":「……何を」
"ステラプル・フォニィ":それだけ言って、少女の顔を見つめる
静波桃:「いろいろ、本当はある。朱莉ちゃんのことでどうしてそんなに、とか。どうしてこんなことするの、とか。でも、やっぱり、これがいちばん」
静波桃:「朱莉ちゃんの、”ステラプル”の偽物とかそういうのじゃなくて、あなたのことを聞かせて。あなたの言葉で。あなたの、名前で」
"ステラプル・フォニィ":「道具でいたかった。何も考えず、楽でいたかった」
"ステラプル・フォニィ":「でも、集中しろって言われたのに、こっち来ちゃったし」
"ステラプル・フォニィ":睨みつけるような表情に、少し笑みを浮かべる
静波桃:きゅっと引き結んだ唇と、持ち上がった眉と瞳で見つめている。
"ステラプル・フォニィ":「ムカつくから、全部終わってから、あなた達を叩き潰してから考える」
静波桃:「………身体動かしてからじゃないと考えが浮かばないの?」ちょっと呆れた、というか。少し怒ったような声。
"ステラプル・フォニィ":「うるさいな……性根なんだよ」
静波桃:「そういうの、困るよ。わたし……何にもわかんないのに、説明も何もしてくれないし」
静波桃:「急に怒って殴ったり叩き付けたりするし……!ちゃんと、言ってよ!わからないから、何もできないんだよ…!」
"ステラプル・フォニィ":「わ、わからなくていいんだよ!言いたくないんだから!」
静波桃:「嘘」
"ステラプル・フォニィ":「なのにあなたは……んなっ」
"ステラプル・フォニィ":ばっさり切り捨てられて固まる
静波桃:「わかんないまま、わたしをぐちゃぐちゃにしたら満足なの?ぐるぐる絡まって、どこから解いていいか分かんない顏してる」
静波桃:「鋏で切ってそれでおしまい、ってできないんだよ。ひとなんだから!だから、だから……!」
静波桃:「教えて。頼って。そう言う事もしないままなら、あなたは朱莉ちゃんと一緒だよ!」
"ステラプル・フォニィ":カッと顔が赤くなり、そのまま腕を動かそうとする
"ステラプル・フォニィ":「うるさい……うるさい!」
静波桃:「違うっていうなら…!ちがうことをしてよ!」
静波桃:叫ぶような声で、眦の零れそうなものを拭う。
神納雪子:「……戦闘準備」静かな声で言う。
神納雪子:「後は、もう『これ』で決めよう」
神納雪子:「そういう喧嘩でしょう」
美篶 耀:「言葉は交わした、思いも交わした」
美篶 耀:「あとは、意地のぶつかり合いだ」
"メモリア・ノワール":「オーヴァード同士の戦いなんていつもそんなものさ」
"メモリア・ノワール":「衝動が納得するまで、言葉だけで納得するなんてこと、そうそうないんだから」
"レテ":「押し通させてもらいます」
"レテ":「……よろしくね」
"ステラプル・フォニィ":「ぜんぶ、ぜんぶぶっ壊してやる!」
"ステラプル・フォニィ":「墜ちろ―――ッ!」
"ステラプル・フォニィ":叫びと同時に、あなた達にレネゲイドの衝撃と重圧が襲い掛かる
GM:衝動判定 難易度9
静波桃:5dx+1>=9  
DoubleCross : (5DX10+1>=9) → 10[1,4,5,10,10]+6[4,6]+1 → 17 → 成功

神納雪子:4dx+1>=9
DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 10[4,5,8,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

GM:つよっ
静波桃:メチャ回ってる
神納雪子:ええっ?!
美篶 耀:5dx>=9
DoubleCross : (5DX10>=9) → 10[2,2,4,6,10]+5[5] → 15 → 成功

神納雪子:何なのこの人ら
GM:な、なんなんだ君たち
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を2d10(→ 8)増加 (85 → 93)
美篶 耀:ほんとに出目は走る…
静波桃:静波桃の侵蝕率を2d10(→ 15)増加 (89 → 104)
GM:やる気すぎる……侵蝕もあげな!
静波桃:ぎゃーっ
美篶 耀:美篶 耀の侵蝕率を2d10(→ 6)増加 (103 → 109)
美篶 耀:お、抑えた…!抑えたぞ…!

GM:ではクライマックス戦闘に入ります
GM:前提情報
"レテ":"レテ"はオリジナルEロイスを所持しています

E:異界の住人 常時 
このEロイスを所持するキャラクターは常に【隠密状態】となる。通常の【隠密状態】と同じ条件で解除されるが、解除されても即座に【隠密状態】となる。このキャラクターを範囲・シーン対象意外で対象に取るためには判定直前に難易度8の<知覚>か<RC>の判定に成功する必要がある。ただし1度成功している場合は再度行う必要はない

神納雪子:Eロイス?!
静波桃:げえ
美篶 耀:ほぎゃ
静波桃:ファイトクラブもあるのかな……(震え
GM:難易度はそんな低くないし、1回成功した次からは要らないから安心してね
GM:戦闘距離はこう

"メモリア・ノワール"【4】"レテ"【18】───3m───"ステラプル・フォニィ"【9】──2m──PC達

神納雪子:近いぞ…!
GM:あと何か質問あるかい!
静波桃:だいじょうぶですー
美篶 耀:なし!
神納雪子:OK!

GM:1R:セットアップ
GM:ある人もない人も宣言お願いします
静波桃:なしです。
神納雪子:ブルーゲイルを使用します。
美篶 耀:《先陣の火》を使用。行動値+10
神納雪子:行動値は17へ。
美篶 耀:美篶 耀の行動値を10増加 (10 → 20)
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を5増加 (93 → 98)
"ステラプル・フォニィ":セットアップ:爆裂重力11 R中攻撃力+220。ただし1点でもダメージを受けた場合即解除。
美篶 耀:美篶 耀の侵蝕率を2増加 (109 → 111)
"レテ":なし
"メモリア・ノワール":なし

美篶 耀:放たれたレネゲイドの重圧を押し返すように、冷気が当たりに満ちる。
美篶 耀:普段は抑えている能力を全面的に開放、それは次の一瞬のために。

GM:1R:イニシアチブ
"ステラプル・フォニィ":イニシアチブ:加速する刻2 1R1回、イニシアチブでメインプロセスを行える
神納雪子:ぎゃー!
美篶 耀:やっぱりー!
静波桃:ひええ
"ステラプル・フォニィ":フハハ―220点を喰らえ!
"ステラプル・フォニィ":マイナー: ダークマター4 メインプロセスのバロールを組み合わせた判定+4d
"ステラプル・フォニィ":FHエンブレム:甘ったれの効果でRC判定+1d
"ステラプル・フォニィ":メジャー:黒の鉄槌6+光の手2+絶対の孤独3+コンセントレイト:バロール4+因果歪曲4(残り3)
"ステラプル・フォニィ":対象はPC全員
"ステラプル・フォニィ":同一エンゲージ攻撃不可、視界、範囲(選択)、攻撃力+14、命中時対象のあらゆるダイスをR中-4する。
"ステラプル・フォニィ":13dx7+4 攻撃力+14(+220)
DoubleCross : (13DX7+4) → 10[2,2,3,5,6,6,6,7,7,8,8,9,9]+10[6,6,6,8,8,9]+6[1,3,6]+4 → 30

神納雪子:ダイスデバフが嫌すぎる ドッジします
静波桃:ドッジチャレンジ。
美篶 耀:ワンチャンドッジ!
静波桃:4dx>=30
DoubleCross : (4DX10>=30) → 8[2,2,4,8] → 8 → 失敗

神納雪子:4dx+1>=30
DoubleCross : (4DX10+1>=30) → 10[2,4,5,10]+8[8]+1 → 19 → 失敗

美篶 耀:5dx+1=30
神納雪子:回ったが・・・!
美篶 耀:5dx+1>=30
DoubleCross : (5DX10+1>=30) → 10[1,6,7,7,10]+3[3]+1 → 14 → 失敗

美篶 耀:回ったけどダメ…!
"ステラプル・フォニィ":4d10+234
DoubleCross : (4D10+234) → 26[6,8,3,9]+234 → 260

静波桃:めちゃくちゃ 死ぬ
"ステラプル・フォニィ":ブチのギーレェですわ。全員260点ダメージ!
美篶 耀:どうあがいても死!
神納雪子:死ぬ。リザレクト!
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (98 → 99)
神納雪子:神納雪子のHPを1に変更 (22 → 1)
神納雪子:そんなことある…?
GM:リザレクトが上手
美篶 耀:完璧だ
神納雪子:でも100%で殴れないんだよな!
美篶 耀:"ステラプル・フォニィ"のロイスをタイタス昇華!HP12で復活!
静波桃:死ぬので、”ちがえし”:≪原初の黒:ラストアクション≫を宣言します。
"ステラプル・フォニィ":ひ、ひえーっ
静波桃:デビストとかありますか?
GM:ないない!
静波桃:了解!ではこちらの手番。
静波桃:静波桃の侵蝕率を7(→ 7)増加 (104 → 111)
静波桃:マイナーで解除したいができないのでなし。
静波桃:メジャー。”かむづみ”:≪エクスプロージョン≫≪ツインバースト≫≪飢えし影≫≪原初の赤:ブラッドボム≫で”ステラプル・フォニィ”へ攻撃。
静波桃:で、ダイスが4個減って、残り二個。
"レテ":ファンブルしてくれ~
静波桃:ここでオートでウェポンケースよりメイド服を装備。イニシアティブを10→7に。
静波桃:2dx+2+3
DoubleCross : (2DX10+5) → 8[7,8]+5 → 13

静波桃:危ない。ドッジ不可です。
"ステラプル・フォニィ":で、出来ない!ガード!
静波桃:ダメージロールに入るので、遺産:雷神の鎚の効果発動。ダメージロールに+2d10します。
静波桃:2d10+2d10+34 装甲等有効。
DoubleCross : (2D10+2D10+34) → 14[10,4]+14[10,4]+34 → 62

静波桃:同じ数字とはね
神納雪子:14が同じ組み合わせでふたつ!
"ステラプル・フォニィ":装甲有効だっけ
静波桃:装甲有効ですね。
"ステラプル・フォニィ":良かった!ではもろもろ受けて……
"ステラプル・フォニィ":め、めちゃくちゃ痛いが生きてます
静波桃:ダメージ入ったのなら、ブラッドボムの効果が起動します。
"ステラプル・フォニィ":うわー!まだあった!
静波桃:3d10 hpを失います。
DoubleCross : (3D10) → 17[10,4,3] → 17

静波桃:17点hpロスです。で、これは本来こちらも受けるのですが、ラスアク中でhp0なのでこれ以上減りません。
"ステラプル・フォニィ":ば、バグ技め……生きてます
静波桃:そして最後に5:星崎朱莉 親愛/哀惜〇を昇華、復活します。
静波桃:静波桃の侵蝕率を9(→ 9)増加 (111 → 120)

"ステラプル・フォニィ":ちかりと星が瞬き、計測された重量がそっくりそのまま
"ステラプル・フォニィ":振り下ろされる腕と共に、あなた達は肉体が弾け飛ぶような衝撃を受ける
神納雪子:ばらばらにちぎれそうになりながら、その身体を血が繋ぎ止めている。
神納雪子:そして、引き寄せるように身体を再生させる。
神納雪子:「はぁ、はあ……!けほっ……」
"レテ":「ひゃあ」 舞う衝撃に、時計台が揺れ、びっくりしたような声を上げている
美篶 耀:防御面に能力を割いておらず、もろにその衝撃を受ける。
美篶 耀:全身をめちゃくちゃにされながらも、即座に傷を凍結させて固定。
美篶 耀:「…ゲホッ。」血を吐きながらもまだ立っている。
"メモリア・ノワール":「かなり血が上ってるね、私たちにまで巻き添えが来なくて良かった」
静波桃:単純な質量の差。それは、小さいものにとっては天災のそれにひとしい。
"ステラプル・フォニィ":「潰れろ、潰れっちまえ!」 叫び、更に圧力をかけようとし
静波桃:防ぐとかそういうものでない、ということだ。そうした類の異能や道具でもないかぎり。
静波桃:(いたい)最初、これしか考えられない。次の一秒、先に自分に撒いて置いた香が鼻を突く。
静波桃:さらなる一秒で、歯を食い縛り、
静波桃:もう一秒で。
静波桃:(にいさま。桃を見ていてください)
静波桃:「--”よみのさかをふさぎしは、””ちがえしのおおかみ”……」微かな声。それと同じくらいに微かな香り。
静波桃:「………痛いよ。本当に痛い。だけど」
静波桃:「こんなの、ほかのひとに、ぶつけられたりするほうが、もっと…!」
静波桃:--人間、いや生物は、外部との接点を無くすことはできない。
静波桃:陸生水生問わず、呼吸器や口などの消化器などで取り込み続けなければ、その自己の系を維持できない。
静波桃:その毒は、そこにほんのわずか滑り込み。その部位からごそりと削っていく。
"ステラプル・フォニィ":前回の戦いより重装甲だ、より皮膚を覆うように
"ステラプル・フォニィ":そしてその顔にフルフェイスのマスクが装着される。
"ステラプル・フォニィ":行動、集中の阻害を防ぐために後からつけるようにしている
"ステラプル・フォニィ":当然すべては防げないが
"ステラプル・フォニィ":「ごぼ、ぼっ……あなたを倒せれば、それで」
静波桃:「………逃がさないよ。殴ったって。覆ったって、」静波。その名前の一つの由来は。
静波桃:音も無く静かな波は、気付かぬ間に人の脚を取り、海へ引き摺り込むそのさまからだという。
静波桃:「わたしは、ぜったいあきらめてなんて、もうやらない…!」
静波桃:残留していた毒が再度結合して体内にてむすびつく。
静波桃:それは、ソラリス能力者であるならよくある定型のひとつ。生命力の賦活、付与。
静波桃:そして、体内の内臓や血管はひどくもろい。心臓が酷く早く脈打てば。筋肉が己が出しうるものより力を出せば。
静波桃:それだけで己を壊していく。
"メモリア・ノワール":「離れていて良かったね、それじゃあ私も一つ」
"メモリア・ノワール":「爆弾を発動させるとしようか」

GM:1R:イニシアチブ
"メモリア・ノワール":イニシアチブ:ポイゾナスフューム4 視界・範囲(選択)の対象に放心(あらゆる判定-2d、クリンナップに回復)と邪毒5(クリンナップに15ダメージ)を与える
"メモリア・ノワール":対象はもちろんPC全員

"メモリア・ノワール":握った手をあなた達に差し出し、指を1本、2本、3本
"メモリア・ノワール":ゆっくりと開いていく。
"メモリア・ノワール":一つは静波桃に、もう一つは神納雪子に、そしてもう一つは美篶耀に
"メモリア・ノワール":「さて、君たちは耐えられるかな」
"メモリア・ノワール":あなた達の頭に衝撃が走り、割れるように痛む!
神納雪子:「あっ……アアッ……!!」
神納雪子:身を退け反らせ、悶える。
静波桃:「ご、ほ……っ」血交じりの水を一塊。先の攻撃も、わずか自身への賦活と、ウロボロス類型のレネゲイド吸収で先送りしていただけだ。
静波桃:首をきつく自分の手で絞めて、首を折らず目を前に。
美篶 耀:「ぐ…中々…キツイね…」片手で頭を支え、よろめく。

GM:1R:イニシアチブ
GM:行動値20 美篶耀
美篶 耀:待ってました
美篶 耀:マイナーで戦闘移動5m、エンゲージから離脱して右に。
美篶 耀:メジャー:《コンセントレイト:サラマンダー》《光の手》《氷の塔》《マスヴィジョン》で攻撃。
"レテ":私を狙うときは難易度8の知覚かRCも忘れずね~
美篶 耀:わかってる!対象はレテとメモリアさん!知覚のほうで判定!
"レテ":私を見つけて~
美篶 耀:桃くんのロイスをタイタス昇華、不利な効果をすべて解除。
美篶 耀:7dx>=8
DoubleCross : (7DX10>=8) → 10[1,6,8,8,9,9,10]+4[4] → 14 → 成功

美篶 耀:OK!
"レテ":わ~い
"メモリア・ノワール":喜んでる場合じゃねえ~
GM:判定どうぞ
美篶 耀:10dx7+1
DoubleCross : (10DX7+1) → 10[3,3,5,6,6,7,7,8,9,10]+10[1,5,7,7,8]+10[1,4,7]+10[9]+10[9]+5[5]+1 → 56

美篶 耀:イイ感じだ
GM:?????
GM:なんなんだよキミの出目はいつもいつも……!
"メモリア・ノワール":ど、ドッジ!
"メモリア・ノワール":3dx>=56
DoubleCross : (3DX10>=56) → 9[1,7,9] → 9 → 失敗

"メモリア・ノワール":ミスった、4dだった
"メモリア・ノワール":1dx 振り足し
DoubleCross : (1DX10) → 4[4] → 4

"レテ":4dx+2>=56
DoubleCross : (4DX10+2>=56) → 8[1,2,4,8]+2 → 10 → 失敗

"レテ":にゃあ~
GM:ダメージどうぞ
美篶 耀:6d10+18+20
DoubleCross : (6D10+18+20) → 50[9,7,7,10,9,8]+18+20 → 88

美篶 耀:あの…
GM:??????
GM:細工してないか……?君のダイス……
美篶 耀:装甲有効…です…
美篶 耀:なんか細工してる気がしてきた
GM:88……88!?
"レテ":ぎ、ギリギリ生きてます
"メモリア・ノワール":なんとか耐えた……

美篶 耀:桃くんの方を視線を向け、その強い意志の籠った目を見て。
美篶 耀:"ステラプル・フォニィ"、彼女は桃くんに任せて大丈夫だと確信する。
美篶 耀:(俺が向き合わなきゃいけないのは、レテ。キミだ)
美篶 耀:全身の感覚器官と、レネゲイドの全てを使い、レテに意識を集中。
美篶 耀:———その存在の端を確かに掴む。
美篶 耀:「レテ」
"レテ":ふらふらと幽鬼のように動きながら
"レテ":しかし、見られていると。そう自覚して
"レテ":「耀」 嬉しそうに名前をこぼす
美篶 耀:「俺には…見えてる!キミが確かにそこにいると…!」
美篶 耀:その言葉と共に、拡散してた冷気が自身の体に収束し。
美篶 耀:閃光となって。
美篶 耀:朧げな”レテ”の存在を、くっきりと写し出した。
"レテ":一瞬だけ、その姿が全員の目に映る。
"レテ":まるで写真のように、そして
美篶 耀:レテと"メモリア・ノワール"。二人を氷が包み込み、静止させる。
GM:光が"レテ"を映し出したのは一瞬だけだ
GM:”レテ”のいた場所も氷で埋まっている。
GM:否、氷の中に、血色が混じっている
"レテ":「っ……痛いの、久しぶりだな……」
GM:ガガガガっと氷が砕ける音がする
"メモリア・ノワール":「……ぶはっ、もっと丁寧に割って!」
"メモリア・ノワール":氷の中から顔を出して叫ぶ。
美篶 耀:「流石、リーダーだけはあるね、レテ」
"レテ":「うん。ありがとう」
美篶 耀:「メモリアさんも…デスクワーク担当とは思えないよ」
"メモリア・ノワール":「マジで死ぬかと思ったんだけど……?」
"メモリア・ノワール":「殺しに来てないか。なんか」
美篶 耀:「芯まで凍らなければ死なないさ、きっとね」はは、と笑って。
"メモリア・ノワール":「サイコパスめ!」
"レテ":「じゃあ、次はおかえしね」
"レテ":「プレゼント交換だ。友達っぽい」

GM:1R:イニシアチブ
GM:行動値18 “レテ”
"レテ":マイナー:光の衣4 メインプロセス中、このキャラクターの行うメジャーアクションに対するリアクションのC値+1。シナリオ4回
"レテ":メジャー:見えざる死神4+デスストーカー6+フラッシュエンド5+コンセントレイト:エンジェルハィロゥ4
"レテ":対象は……雪子さんかな
神納雪子:ひゃー
"レテ":9dx7-1 攻撃力+46+2d10 リアクション不可・カバーリング不可
DoubleCross : (9DX7-1) → 10[2,2,2,3,6,6,7,10,10]+10[4,10,10]+3[1,3]-1 → 22

神納雪子:ドッジダイスが振れない。ガードします。
"レテ":3d10+46+2d10
DoubleCross : (3D10+46+2D10) → 17[9,1,7]+46+4[1,3] → 67

神納雪子:ていうかリアクション不可だ
神納雪子:吹き飛び。リザレクト。
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (99 → 106)
神納雪子:神納雪子のHPを7に変更 (1 → 7)

"レテ":「い、く、よ」 声と同時に
"レテ":”メモリア・ノワール”の氷を割っていた弾丸が地面を叩き、穴を開けていく
"レテ":その軌道は、眼で追える速度のものだ
"レテ":しかし、地面に空いた穴が一瞬途切れ
"レテ":次の瞬間にはその衝撃は神納雪子を襲っている
神納雪子:「ぁぐ……っ!!ぐ、くうっ!!」
神納雪子:穴の空いた体を血が再生させ……それが止まる。
神納雪子:(……『生命』が空になった)
神納雪子:(……やるしか、ない)
神納雪子:膝をついて立ち上がり、そこにいるはずの彼女を見る。
"レテ":居場所を悟られぬように常に移動を繰り返している。
"レテ":そういう事をする為の実験体だった。
"レテ":さてその瞳は正しく少女を捉えているのか

GM:1R:イニシアチブ
GM:行動値17 神納雪子
神納雪子:行きます
神納雪子:マイナー、ストライクチップ起動。
神納雪子:メジャーアクション前に”レテ”のロイスを昇華。デバフを全て打ち消します。
神納雪子:メジャー。コンボ▼赤で撃つ 《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》+《滅びの一矢》
神納雪子:対象は”レテ”!知覚で判定します。
神納雪子:8dx>=8
DoubleCross : (8DX10>=8) → 10[2,2,3,3,4,6,7,10]+4[4] → 14 → 成功

神納雪子:OK!
"レテ":凄い~
神納雪子:では、攻撃判定!
神納雪子:15dx7+2
DoubleCross : (15DX7+2) → 10[1,2,2,4,4,4,4,4,5,6,6,6,8,9,10]+10[6,10,10]+10[4,7]+10[9]+10[10]+4[4]+2 → 56

神納雪子:高いぞ!
GM:なんなんだ君たち~~~
"レテ":ドッジ!
"レテ":4dx+2
DoubleCross : (4DX10+2) → 10[5,8,9,10]+1[1]+2 → 13

GM:だ、ダメージどうぞ……
神納雪子:ダメージ!
神納雪子:6d10+7
DoubleCross : (6D10+7) → 35[9,6,10,2,7,1]+7 → 42

神納雪子:諸々有効!
"レテ":うわ~ん
"レテ":そのダメージは……倒れる!戦闘不能!
神納雪子:よし!
神納雪子:神納雪子のHPを2減少 (7 → 5)
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を4増加 (106 → 110)

神納雪子:感覚を集中させる。
神納雪子:神納雪子の知覚能力と射撃能力は訓練で身につけたものだ。
神納雪子:つまり、彼女に備わった異能ではない。
神納雪子:それでも。
神納雪子:「……見つけた」
神納雪子:そこにいる、と言う確信を持って探せば、
神納雪子:その存在は捉えることができた。
神納雪子:「”レテ”さん」
神納雪子:「あなたを止めるよ。だから」
神納雪子:「これが終わったら、お茶を飲みに行きましょう。……みんなで」
神納雪子:銃を構える。3。2。1。
"レテ":「楽しみにしてます」 くるりと、
"レテ":銃口があなたに向けられる。1、2の、3で
神納雪子:その腕を、撃ち抜く。
神納雪子:毒として込められた血が、撃ち抜かれた腕にまわり、
神納雪子:その戦闘能力を奪う。
"レテ":「っづぁ」 銃を持った手が弾かれ、暴発した弾丸は何もない空へと飛んで行った
神納雪子:「……大丈夫」
神納雪子:「友達、私も少ないけど。…紹介、するから」
"レテ":「優しい……ね」 意識を失う
"レテ":”レテ” 戦闘不能
"メモリア・ノワール":「ちなみに、我々は最後まで戦いますのでね」
"ステラプル・フォニィ":「勝手に私を含めるなっ」
"ステラプル・フォニィ":「戦うけど!」

GM:1R:イニシアチブ
GM:行動値9 “ステラプル・フォニィ”
"ステラプル・フォニィ":マイナー: ダークマター4 メインプロセスのバロールを組み合わせた判定+4d
"ステラプル・フォニィ":メジャー:黒の鉄槌6+光の手2+絶対の孤独3+コンセントレイト:バロール4+因果歪曲4(残り2)
"ステラプル・フォニィ":対象は……どうしようかな……
"ステラプル・フォニィ":んー……せっかくの範囲だし、2人の方を狙っちゃおう
"ステラプル・フォニィ":同一エンゲージ攻撃不可、視界、範囲(選択)、攻撃力+14、命中時対象のあらゆるダイスをR中-4する。
"ステラプル・フォニィ":13dx7+4 攻撃力+14
DoubleCross : (13DX7+4) → 10[1,4,4,4,4,5,5,5,6,6,7,8,10]+10[1,9,10]+10[5,10]+1[1]+4 → 35

神納雪子:ドッジ!
静波桃:ダイスが触れない 素手ガード。
神納雪子:5dx+1>=35
DoubleCross : (5DX10+1>=35) → 10[2,3,8,10,10]+10[1,10]+3[3]+1 → 24 → 失敗

神納雪子:すげえ回った!けどだめ!
"ステラプル・フォニィ":ま、回すな……
"ステラプル・フォニィ":4d10+14
DoubleCross : (4D10+14) → 15[2,3,1,9]+14 → 29

神納雪子:まず、ここで
神納雪子:コンボ▼Θάνατος 《滅びの遺伝子》を使用。
"ステラプル・フォニィ":うわーっ
神納雪子:80点の直接ダメージをくらいな!
神納雪子:で、ムネモシュネのロイスを昇華。復活。
静波桃:こちらは装甲10、hp11.死にますね。7:美篶 耀 信用/恥辱〇のロイス昇華、復活しておきます。
神納雪子:神納雪子のHPを12に変更 (5 → 12)
"ステラプル・フォニィ":せ、せめて受けたダメージ反射にしてくれーッ!
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を6増加 (110 → 116)
"ステラプル・フォニィ":ぐえーっ、ちょっと待ってね……
"ステラプル・フォニィ":うーん……そのダメージは倒れますね
"ステラプル・フォニィ":蘇生復活も使ってるし……
"ステラプル・フォニィ":だが!
"ステラプル・フォニィ":E:怨念の一打 オート HPダメージを受けた直後に使用。ダメージを与えたキャラクターに、自身が受けただけのダメージを与える。軽減不可。
"ステラプル・フォニィ":おかえし!
神納雪子:ゲェーッ!!
神納雪子:桃ちゃんのロイスを昇華して復活します!

"ステラプル・フォニィ":「やってやる……よっ!」
"ステラプル・フォニィ":腕を振るう、強い衝撃が、神納雪子と静波桃を襲う
"ステラプル・フォニィ":しかしその衝撃は最初ほどではない
神納雪子:「がぶっ……げほ、げほげほ」その手袋が
神納雪子:いつの間にか、外れている。
神納雪子:「触れ……ました」
"ステラプル・フォニィ":「はあ……!?」
神納雪子:攻撃を通じて、それを辿るように。
神納雪子:その手は、”ステラプル・フォニィ”の生命に触れている。
神納雪子:途端。
神納雪子:”ステラプル・フォニィ”の身体がぼろぼろと崩れる。オーヴァード故、再生は叶うが
神納雪子:その肉体からは『生命』が急激に失われていくのがわかるだろう。
"ステラプル・フォニィ":「がぅ、あっ」
"ステラプル・フォニィ":「くそ……毒といい、これといい」
"ステラプル・フォニィ":「今回の私はこんなのばっかりか……!」
神納雪子:「ごめんなさい」
神納雪子:「でも、こうでもしなきゃ……止まらないでしょう?」
神納雪子:「……あとでちゃんと。桃ちゃんと話すんですよ」
神納雪子:そう言って、手袋をつける。
"ステラプル・フォニィ":「気が向いたら……ね……」 崩れ行く肉体
"ステラプル・フォニィ":そして同時に、複製体──星崎朱莉のオルクス能力──の力がより、強大に発揮される
"ステラプル・フォニィ":生命を失いゆく肉体が、本来の力を取り戻したのか
"ステラプル・フォニィ":繋ぎ、固める因子が
"ステラプル・フォニィ":全く同じ原理で、与えられたダメージを神納雪子に返した。
神納雪子:「あ……!あう、あ、ああ」
神納雪子:崩れる体を、意志のみで繋ぎ止める。
神納雪子:それでもと、立って。残る一人を見据えた。
"メモリア・ノワール":「……」 指を動かし、”ステラプル・フォニィ”の脳内に仕込んだ因子を働かせようとする
"メモリア・ノワール":(……ダメか)
"ステラプル・フォニィ":“ステラプル・フォニィ” 戦闘不能

GM:1R:イニシアチブ
GM:行動値7 静波桃
静波桃:はい!
静波桃:マイナーなし。メジャー前に、6:神納雪子 〇信頼/劣等感のロイスを昇華して不利な効果を全解除します。
静波桃:メジャー。”ゆつつま”:≪エクスプロージョン≫≪ツインバースト≫≪飢えし影≫でメモリアさん対象に。対応ありますか?
"メモリア・ノワール":ないない
静波桃:はい~では判定へ。
静波桃:6dx+2+3
DoubleCross : (6DX10+5) → 10[2,2,4,8,9,10]+2[2]+5 → 17

静波桃:回った。ドッジ不可です。
"メモリア・ノワール":うびゃ~
"メモリア・ノワール":ガード!
静波桃:ではダメージ。
静波桃:2d10+34 
DoubleCross : (2D10+34) → 14[8,6]+34 → 48

"メモリア・ノワール":ぐえーっ
静波桃:出目が良いなあ。48点装甲有効です。
"メモリア・ノワール":そのダメージは……倒れる!
神納雪子:おおーっ
"メモリア・ノワール":蘇生エフェクトも無し!
静波桃:あっやった。侵蝕とhp処理します。
静波桃:静波桃の侵蝕率を7(→ 7)増加 (120 → 127)
静波桃:静波桃のHPを3(→ 3)減少 (11 → 8)
美篶 耀:やったね

静波桃:すう、と息を吸う。……あの子を最後止めたのが雪子さんだったことや、雪子さんに反撃があったことに、言いたい言葉を飲み込む。
静波桃:「……名前、聞きたかったら。聞き出せって、言ってましたもんね」
静波桃:「あの子の分も込みで、聞かせてもらいますっ」
静波桃:ふわりと桃の香が漂い出す。
静波桃:それが既に分かるときには、既に”それ”は届いている。--祓いとは、場の空間そのもの、相手そのものへ届くものだ。
静波桃:回避などさせない。そう言う風に組み上げられている。
静波桃:触れた香が、皮膚へ真皮へ血管へ、そしてその奥の血に触れて。
静波桃:--生命力を与える、賦活する、とは。よくある類型であるが、それは実際どのような現象なのだろう。
静波桃:この世界の物理法則に、生命なんてものは載っていない。せいぜい数億年前、惑星表面で生じた自己複製現象にすぎない。
静波桃:複雑系を保つために、それは常に修復し、動かし、エネルギーを生産している。
静波桃:その働き、その物質のやり取りに、そっと手を差し伸べる。
静波桃:それを助けてより加速させて。その上で、そんな外からの働きに防衛せんとする、同じレネゲイドに抗いながら取り込んで己の糧としさらに加速--
静波桃:これが、遺産と認定まで受けた、ひとつの毒。生命を冥府から遠ざけながら、なおより深くそこへ引き込むおぞましき営為の果ての、こたえのひとつ。
静波桃:加速された生命を構成する物理現象は、その己を打ち崩す。
"メモリア・ノワール":どろり、と
"メモリア・ノワール":垂れる液体を抑えるように手を動かし
"メモリア・ノワール":当てた手の平が、ぼろりと崩れる
"メモリア・ノワール":「」
"メモリア・ノワール":満足に口を動かすこともできない
静波桃:「降参してください」ぎゅっと引き結んだ唇が、わずか震えている。
"メモリア・ノワール":「……」 小さく口を動かし
"メモリア・ノワール":そして空を見上げて、諦めたように仰向けに倒れた
"メモリア・ノワール":侵蝕率120オーバー、ジャーム化はしていないつもりだが、リザレクトはもう効かない。
"メモリア・ノワール":あるいは、リザレクト出来た方が辛かったのか
静波桃:自分が起こしている現象の悍ましさに怯えながら、目を逸らさず。
静波桃:最後、そこで効果が終わる。…己のした事に、表情を蒼くしながら。
神納雪子:そっとその肩に手が置かれる。
神納雪子:「おつかれさま」
静波桃:「……わたしたちの勝ちです。だから…、」
静波桃:「……雪子さん」ふにゃりと固くしていた表情が崩れて。
神納雪子:「うん。…もう、いいんだよ」
神納雪子:「終わったから」その体も、ぼろぼろになっているが
神納雪子:ほんの僅かに微笑んで。
静波桃:「……」ぎゅーっと目を強くつぶって。
美篶 耀:「二人とも、よく頑張ったね」と歩いてくる。
静波桃:「…はい!…あとは、色々職員さんとか、お医者さん御呼びしないと…、ですね」
神納雪子:「そうだね。ちゃんと、治療しないと」
静波桃:「耀さんも、おつかれさまです」
神納雪子:「美篶さんも。お疲れ様です」
美篶 耀:「向こうの二人も、傷は酷いけど気を失ってるだけ」
神納雪子:「美篶さん、”レテ”さんのこと、見てあげていてください」
神納雪子:「他の人が見失っちゃわないように」
美篶 耀:「…いや…でも」と、二人の傷を心配するような表情をし。
静波桃:「いってあげて、ください」
静波桃:「初めに見つけてあげたのも、写せるのも。耀さんなんですから」
美篶 耀:「うん、わかった」「二人とも、無理はしないでね」と、頷いてレテの元へ。
神納雪子:美篶さんを見送って。
静波桃:いってらっしゃい、と手を肩の前あたりで小さく振って。
神納雪子:「じゃあ……UGNの人たちが来るまでのあいだ」
神納雪子:「ちょっと休もっか」
神納雪子:その場に座り込む。
静波桃:「……ですね。色々、聞く前に、ひとやすみです」倒した二人の服とかを少し整えてから、ハンカチを敷いてその上に。
神納雪子:そうして
神納雪子:空を、見上げる。
GM:見上げた空には、普段より幾分か近い星々
静波桃:今は、冬空だからか空気が澄んでいて。
静波桃:とてもよく、その光が見える。
静波桃:「……おほしさまが、まるで」
静波桃:「ひっぱられてきたみたい」

GM:シーン終了

バックトラック

GM:まずはEロイス
"ステラプル・フォニィ":E:怨念の一打 オート HPダメージを受けた直後に使用。ダメージを与えたキャラクターに、自身が受けただけのダメージを与える。軽減不可。
"レテ":E:異界の住人 常時 このEロイスを所持するキャラクターは常に【隠密状態】となる。通常の【隠密状態】と同じ条件で解除されるが、解除されても即座に【隠密状態】となる。このキャラクターを範囲・シーン対象意外で対象に取るためには判定直前に難易度8の<知覚>か<RC>の判定に成功する必要がある。ただし1度成功している場合は再度行う必要はない
"メモリア・ノワール":E:絶対の枷
GM:この3つ!
神納雪子:振りまーす
静波桃:振ります
神納雪子:116-3d10
DoubleCross : (116-3D10) → 116-14[7,6,1] → 102

美篶 耀:ふります
静波桃:127-3d10
DoubleCross : (127-3D10) → 127-14[4,1,9] → 113

神納雪子:いい感じ!1倍
神納雪子:102-3d10
DoubleCross : (102-3D10) → 102-11[9,1,1] → 91

美篶 耀:124-3d10
DoubleCross : (124-3D10) → 124-19[10,6,3] → 105

美篶 耀:通常振り!
静波桃:うーん 3個だから二倍にします。
美篶 耀:105-4d10
DoubleCross : (105-4D10) → 105-22[6,4,3,9] → 83

静波桃:113-6d10
DoubleCross : (113-6D10) → 113-41[4,9,4,10,7,7] → 72

静波桃:一倍でも行けたか。まあ怖かったしな… 3点です。
GM:おかえりなさーい!
GM:経験点も配布してしまおう
美篶 耀:ただいま!5点!
神納雪子:5点!
静波桃:3点です!
GM:いつもの5点に、シナリオで5点、それに侵蝕でそれぞれと
"ステラプル・フォニィ":D:複製体
"レテ":D:無疵なる石
"メモリア・ノワール":D:記憶探索者
GM:これら3つで基本13+α!
静波桃:Eロイス分も計算するんでしたっけ
神納雪子:あっEロイス分は
GM:あっ忘れていた
GM:16+αかな
神納雪子:21点!
美篶 耀:21点!
静波桃:此方19点です~
静波桃:合計61÷3+1で GMが21点!
GM:あっありがとうございます!
神納雪子:ですね!

ED1:過去は暗く

GM:シーンPCは神納雪子

GM:事件が終わり
GM:落ちはしなかったものの、地球に引かれてその位置を変えた星空への対応や、
GM:”メモリア・ノワール”に工作された記憶の対処などに追われ、支部はてんてこ舞いであった。
GM:そんな中で、あなたは特にすることはない。
GM:というのも、いいようにやられた支部に対してあなた達は僅か3人で対抗し、勝利を収めたのだから、と
GM:休暇を貰っていたわけだ。
GM:そんなあなたの元に、留置所にいる”メモリア・ノワール”が話したがっている、という連絡が届いた。
GM:もちろん、実際に会うか否かはあなた次第だが……
神納雪子:…大きな事件だった。
神納雪子:この規模の事件に関わったことは初めてだ。まして、その根本解決など。
神納雪子:3人とも、強大な力を持ったオーヴァードだった。
神納雪子:このレベルのエージェントがひしめいているのだとしたら、FHはやはり、恐ろしい組織なのかもしれない。と同時に…
神納雪子:…居場所のない、世界から爪弾きにされたオーヴァード達が行き着くところ、でもあるのだと。
神納雪子:そう、自分も少し糸をかけ違えれば、FHにいたかもしれないのだと、
神納雪子:思い知らされたのだ。
GM:─────留置所
GM:あなたの目の前には”メモリア・ノワール”がいる。
GM:この間まで戦っていた相手とは、また、捕らえられているとは思えないくらいに明るい様子だ。
神納雪子:「……会いに……来ましたよ」
"メモリア・ノワール":「いやあ、来てくれてうれしいよ」
"メモリア・ノワール":「今の私じゃお菓子もお茶も用意できないけれど」
"メモリア・ノワール":ガラス越しに冗談めいて言う
神納雪子:「大丈夫です。支部では…自分で用意してますから」
"メモリア・ノワール":「あはは、それは良い。仕事は大丈夫かい?それとも暇してた?」
神納雪子:「今は、休暇なんです……あなたたちを止めたことが評価されて」
"メモリア・ノワール":「なるほどね、だから会いに来てくれたわけだ」
神納雪子:「……気になってましたし。どうしてるか」
"メモリア・ノワール":「嬉しいことを言ってくれるね」
"メモリア・ノワール":「元気だよ、見ての通り。むしろ清々しいくらい」
"メモリア・ノワール":くく、と笑いながら言う。
神納雪子:「清々しい……ですか」
"メモリア・ノワール":「心のどこかで止めて欲しかった、とは言えないけどね」
"メモリア・ノワール":「戦わなければ収まりが付かなかったから、戦って、負けて」
"メモリア・ノワール":「スッキリしたってわけ」
神納雪子:「……」
神納雪子:「スッキリしたなら、良かったかな…」
"メモリア・ノワール":「あら、お気に召さない?」
神納雪子:「いいえ、そんなことはないです。ただ、なんていうか……」
神納雪子:「とても……つらかったんじゃないか、と思って……」
"メモリア・ノワール":「優しいわね、ほんと……」 ちょっと呆れたように言う
"メモリア・ノワール":「勝手なことを言うなって、罵られるかと思ったんだけど」
神納雪子:「そんなに言われるようなこと、ないです、全然」
神納雪子:「放って置けない、とか、そういうのだって。私の勝手な気持ちですし」
"メモリア・ノワール":「勝てないわねえ……」
"メモリア・ノワール":「……実を言うとね、私、本当にあなた達の方につきたいと思ってるの」
"メモリア・ノワール":少し不安そうに切り出す。
"メモリア・ノワール":「あなたと話がしたいっていうのはつまりその……」
"メモリア・ノワール":口添えを頼みたい、ということだ。
神納雪子:「……UGNへの復帰の口添えをしてほしい、ということですか」
神納雪子:「………そうですね………」少し考える。
神納雪子:「名前」
神納雪子:「名前を、教えてくれたら、お力になります」
"メモリア・ノワール":「……そういえば、そうね」
"メモリア・ノワール":「桃ちゃんとの約束もまだ果たしていなかった」
神納雪子:「桃ちゃんにも伝えておきますよ」
"メモリア・ノワール":「湊 楠利(みなと くすり)
"メモリア・ノワール":「……桃ちゃんには、直接言うわ」
神納雪子:「……そうですか……」
神納雪子:「きっと、喜びます」
"メモリア・ノワール":「そうね、皆、優しいから」
神納雪子:「……少なくとも私は優しいとかじゃなくて」
神納雪子:「…知ってるだけです。自分の力も、人を殺せることを」
"メモリア・ノワール":「人を殺す力だと、わかっていて」
"メモリア・ノワール":「それでも、それをどう使うか、どう思うかは人によるもの」
"メモリア・ノワール":「あなたも優しいと、私は思うわよ」
神納雪子:「…………」
神納雪子:「……私は、いつだって、こわいと思ってます」
神納雪子:「自分のことを。……生命だって。奪いたくて仕方なくなる時がある」
"メモリア・ノワール":「そう、でもあなたはそうしない」
神納雪子:「そうするのは、こわいから」
神納雪子:「嫌われたくないんです……こわがられるのも嫌」
"メモリア・ノワール":「今まで、そうなったことがある?」
"メモリア・ノワール":「それとも、ただの想像?」
神納雪子:「………ちいさいころ」
神納雪子:「飼っていた小鳥に触れて、死なせてしまったことがあります」
神納雪子:「…叔父にはひどく罵られました」
神納雪子:「忌まわしい子だ、って」
"メモリア・ノワール":「小さい頃か、仕方ない、と言って済むものでもないわね」
"メモリア・ノワール":表情に少し同情が混じる
神納雪子:「…まだ、ちいさいころだったから。ひとを殺さずに済んでました」
神納雪子:「吸える量に限界があったから」
神納雪子:「……ごめんなさい、こんな話」
神納雪子:「でも」
神納雪子:「…わかってもらえる、気がして」
"メモリア・ノワール":「どうかな……きっと私よりも辛かったよ、あなたは」
"メモリア・ノワール":「だから、わかってあげられてるとは思えないけど」
神納雪子:「……居場所がない、って気持ち」
神納雪子:「私はわかる気がするから」
"メモリア・ノワール":「そう言ってもらえると嬉しい」
"メモリア・ノワール":「そっちならきっと、私もわかってあげられるかもしれないね」
神納雪子:「……はい。きっと」
"メモリア・ノワール":「……あなた達なら」
"メモリア・ノワール":「きっと、他のメンバーの中にも仲間になりたいって人がいるかも」
"メモリア・ノワール":「もっと早く出会えてたらな、と思わなくもないわね」
神納雪子:「…ふふ」
神納雪子:「UGNにも、沢山いますから。居場所を失った人。大切な人を殺してしまった人……」
神納雪子:N市の支部長のことを思う。
神納雪子:「だから、大丈夫です。……一緒に、歩けます」
"メモリア・ノワール":「……ありがとう」
"メモリア・ノワール":そう呟くと同時に、涙が零れ落ちる
神納雪子:「……色々、終わったら。いつでも戻ってきてください」
神納雪子:「湊さん」
"メモリア・ノワール":「う、うわっ、柄でもない……」 目元を拭きながら
"メモリア・ノワール":「うん、遠慮なくそうさせてもらうよ」
"メモリア・ノワール":「そして一緒に歩かせてほしい。雪子ちゃん」
神納雪子:「勿論ですよ」
神納雪子:(…この手袋の下に)
神納雪子:(ひとつの死がある)
神納雪子:(……だから)
神納雪子:(………忘れない)
神納雪子:(…………もう 何も)

GM:シーン終了

ED2:流れる川の、その一瞬を

GM:シーンPCは美篶耀

GM:あなたもまた、休暇を得ていた。
GM:そしてあなたにもまた、”レテ”から会いたいという旨の連絡が来ていた。
美篶 耀:あの事件から数日。
美篶 耀:支部の情報処理班が慌ただしく働いてるのを横目に、嬉しくもない休暇を貰った。
美篶 耀:いつもの休暇ならば、カメラ片手に写真を撮りに出かけたのだろうが。
美篶 耀:今は、自分でも驚くほどその気にならなかった。
美篶 耀:そんな有り余らせた時間の中。
美篶 耀:レテからの連絡。今は拘置所で取り調べを受けていると聞いていた。
美篶 耀:不安、安堵、その他諸々の複雑な感情を抱きつつ、面会に向かう。
GM:面会室には、監視員しかいないように見えた。
GM:しかし続けて聴こえる声が、彼女が確かにここにいると教える
"レテ":「来てくれたんだ……」
"レテ":嬉しそうな声音で、しかし困ったように言う
美篶 耀:「おいおい、呼んだのはキミの方じゃないか」
"レテ":「そうだし、来てくれるとも思ってたけど……」
美篶 耀:と、面会室のパイプ椅子に腰かけながら、何事もないかのように話し始める。
"レテ":「いざ来てもらえると、何を話したらいいかわからない……」
美篶 耀:「何を…か」
美篶 耀:「正直俺も特に考えてなかったなあ」と苦笑する。
"レテ":「ふふ……お揃いだね」
"レテ":呼びつけた側が考えておくものだろうに、他人事のように言う
"レテ":「でも、寂しかったから……会いたかったの」
美篶 耀:「会いたい、って言われて。俺も会いたい、って思ったから」
"レテ":「嬉しい……」
美篶 耀:「ほんと、考えてることが一緒だ」
美篶 耀:「だからあの時、俺にはレテが見えたのかな」
"レテ":「ああ……そうだったら嬉しい、それに」
"レテ":「納得も出来る」
美篶 耀:見えたというより衝撃を感じた、という方が正しいか、と考えてまた笑う。
美篶 耀:「納得?」
"レテ":「私がいる……異界っていうもの」
"レテ":「ええと……天国?それとも、地獄かな」
"レテ":「そういう場所と、こっちの世界が、重なって見えるの」
"レテ":「私に埋め込まれた賢者の石がね、死者の姿を見せるものなんだって」
"レテ":「だから、見たいと思ってくれたから、見えたのかも」
"レテ":もっとも、そう言って実際に見えたものはそうはいないが
美篶 耀:「俺にはその異界がどんなところか知らないけれど」
美篶 耀:「そうだな…」と少し考えて。
美篶 耀:「いなくなった人をもう一度…とは何度も考えたことはある」
美篶 耀:「俺が昔いた場所は、まあここよりFHとの抗争が酷い地域でね」
美篶 耀:「俺の同期は何度も戦いに駆り出されて、消えていったよ」
美篶 耀:「俺も含めてどいつもこいつも身寄りがなくてね、写真なんか一枚も残ってないんだ」
"レテ":「……それで、よく写真を撮ってるんだ」
美篶 耀:「残ってるのはデータベースの戦死者リストの名前ぐらい」
美篶 耀:「…何か、残したくてね」せめて写真だけでも、と。
美篶 耀:「それでレテに会えたんだ、少なくとも無駄じゃなかったね」誤魔化すように笑って。
"レテ":「私にとっては、もちろん無駄じゃなかった」
"レテ":「耀にとっても無駄じゃなかったなら、本当に嬉しい」
"レテ":カリ、と窓ガラスを爪で削るような音がする
"レテ":「本当は、もっと近くで話したいのに……」
美篶 耀:「……俺もだよ、こんなガラス越しじゃなくて」と、音がした所に手の平を合わせる。
美篶 耀:「あの町並みや、公園のベンチなんかで」
"レテ":「そうしたら、私のことも写真に写してくれた?」
美篶 耀:「必ず写すさ」
"レテ":「自信満々だね」
"レテ":「ここを出たら、きっと撮ってね」
美篶 耀:「ああ、待ってる。キミと一緒に写真を撮るのを」
美篶 耀:「それまでは。何度だって会いに来るよ」
美篶 耀:「ここじゃ写真は撮れないけど、趣味の話ならできる」
"レテ":「ふふ、友達、だもんね……」
"レテ":その言葉を噛みしめるように
"レテ":「楽しみにしてる」
美篶 耀:「桃くんも雪子くんも、喜んで会いに来るだろうね」
"レテ":「うん、来てくれたら、嬉しいな」
"レテ":「手紙も出す」
美篶 耀:「手紙、いいね。文通というのも面白そうだ」
"レテ":「文通……ふふ」 可笑しそうに笑う
"レテ":「手紙だけだったら、またすぐに会いたくなっちゃいそう」
美篶 耀:「そうなったら、いつでも呼んで」
"レテ":「待ってるから」
美篶 耀:「約束…だね」
"レテ":「うん……あ」
"レテ":「そろそろ、時間じゃない?」
"レテ":面会時間の事だ
美篶 耀:「あれ、もうそんな時間か」
美篶 耀:「名残惜しいけど、支部長にドヤされるのもあれだからね」
美篶 耀:と、パイプ椅子から立ち上がる。
"レテ":「耀」
"レテ":「ありがとう」
美篶 耀:「…どういたしまして」優しくほほ笑む。
美篶 耀:その表情は見えないが、笑っているように思えて。
美篶 耀:最後に軽く手を振って、面会室を後にする。
美篶 耀:しばらく無言で歩き、拘置所を出て晴天を見上げる。
美篶 耀:(またひとつ、『撮りたい』モノが増えたな…)
美篶 耀:「んんーっ」とひとつ伸びをして。
美篶 耀:「さて、また撮りに行こうか。まずは…雪子くんと桃くんかな」
美篶 耀:斯くして。また大切な『記録』の1枚が、自身に追加されたのだった。

GM:シーン終了

ED3:星が咲かせる灯

GM:シーンPCは静波桃

"ステラプル・フォニィ":「…………」
"ステラプル・フォニィ":あなたの前には、ガラス越しに1人の少女
"ステラプル・フォニィ":あなたをここに呼びつけたのは彼女だが、その癖不機嫌そうだ。
静波桃:「こんにちは」ぺこりと丁寧に手を合わせて一礼。
"ステラプル・フォニィ":「うん……まあ……こんにちは」
静波桃:「ええと、呼ばれたからお邪魔したけれど……何かあったのかな」
静波桃:そう言ってから、ちゃんと挨拶が返ってきたのに少し口元が綻ぶ。
"ステラプル・フォニィ":「……ん、遺品を……」 言葉少なに
GM:あなたの元に一人のエージェントがやってきて、ノートの束を隣に置く
"ステラプル・フォニィ":「星崎朱莉の、日記」
静波桃:「…朱莉ちゃんの?」
静波桃:「……読んでもいいの?」
"ステラプル・フォニィ":「……好きにすれば?」
"ステラプル・フォニィ":「私はもう、何回も読んだから……」
静波桃:「む。ここに居られる時間だって限られてるから、読んだらその分話せる時間少なくなるのに」少しむうっとした顔で言ってから。
静波桃:「……読むよ」一冊目と思しきその表紙を見つめて、それをゆっくりと開く。
"ステラプル・フォニィ":「あ、今読むんだ」
GM:ノートを開くと、そこにはきれいな文字が並んでいる
GM:少女の性格からは考えられないほど綺麗な字で、テストで点数も良いと言っていたことから、恐らく教育はしっかりしていたのだろう
GM:そこにはあなたの知らない彼女の日常が綴られていて、途中から、あなたが登場する。
GM:あなたが登場して以降、日記の内容は明らかに明るくなり
GM:そしてFHである事への苦悩が現れるようになっていった。
星崎朱莉:それでも、あの人たちは家族だから
GM:その言葉で日記は〆られている
静波桃:かつていて、いまはもういない少女の痕跡をたどるように。ゆっくりと指で文字をなぞりながら読み進めていった。
静波桃:最後の言葉だけ、そこで一度指が止まって。
静波桃:その後に続くはずだろう余白の部分をそっとなぞって。
静波桃:ぱらぱらと続く文字が無いか捲って、閉じる。
"ステラプル・フォニィ":「……それを渡せてスッキリした」
"ステラプル・フォニィ":小さく溜息を吐きながら言う
静波桃:「………ん。これは、」どうしてあなたに、と言いかけて一度口を噤む。
静波桃:閉じた日記のノートを、丁寧に揃えて机に置く。
"ステラプル・フォニィ":「詳しくは知らないよ、気が付いたら持ってたし」
静波桃:「そっか。………うちよりは良い環境だったのかな、朱莉ちゃんは」虚空を見上げて呟く。
"ステラプル・フォニィ":「知らないうちは、幸せだったみたいだね」
静波桃:「…ん。そういうものなのかなあ」
"ステラプル・フォニィ":「知らない方が、考えない方が楽なんだよ」
静波桃:うちも、覚醒するまでは普通の家だと思っていた。少なくとも、わたしは。
静波桃:「まあ、否定はしきれないかなあ。わたしも、結構そう思ってたとき、あるから」
"ステラプル・フォニィ":「だからこそ、オリジナルの記憶とその日記が邪魔だった。私には」
静波桃:--毎回ひどい痛みや燃えるような熱、逆に冷え切った無感覚。そうしたものをずっと味わって。
静波桃:そしてそれより辛かったのが、それを受け入れて、良いものだと思うのが当然だという、静波の家の在り方を受け入れなければならないことで。
静波桃:だから、わたしにはたまに行ける学校がとても楽しみだった。 そちらに関わっているときは、他の事を忘れてよかったから。
静波桃:「……分かるなんて言えないけど。想像は出来るかも」
静波桃:「………でも」
"ステラプル・フォニィ":「そう……」
"ステラプル・フォニィ":「でも、何?」
静波桃:「忘れて振舞っても、それは無くなったりしてくれないから…どこかで、決めないといけないって。そう言う風にも、思う」
静波桃:「わたしが、”静波”の桃であるみたいに。あなたが、朱莉ちゃんの……”ステラプル”から作られたものであることも。生まれと育ちが、そうであったことは、いつまでも付いてくるから」
"ステラプル・フォニィ":「……わかってるよ」 不貞腐れたように言う
静波桃:「……嫌なの、分かるよ」
静波桃:「わたしは、最後の最後まで出来なかったから」
静波桃:いつも穏やかな少女から、ひどく温度が低く成った声が零れた。
"ステラプル・フォニィ":「うっ……」 言葉に詰まった様子
"ステラプル・フォニィ":「じゃあ、あなたはどうしてるの」
静波桃:「わたし?」
"ステラプル・フォニィ":「最後まで、決められなかったなら」
"ステラプル・フォニィ":それだけ言って見つめる。
静波桃:「……わたしはね、決められなくて。だから、その分をにいさまが立て替えたの」
静波桃:「だから、もう今度はもう自分で決めなきゃいけない。…色々わたしは使い出があるから、攫ったり身体だけでも回収しに来るだろうし」
"ステラプル・フォニィ":後半の言葉に顔を顰める
"ステラプル・フォニィ":「能力目的でか……そういうのは、嫌いだ」
静波桃:--ただ茫然と、血の匂いと臓物の鼻を突く匂いを思い出して。
静波桃:「そうだね。わたしもきらいだ」
"ステラプル・フォニィ":「ふん……」 不機嫌そうに鼻を鳴らす
"ステラプル・フォニィ":「……いつまでいるつもり」 これも不機嫌そうに言う
静波桃:「ん…結構もういい時間なんだ。じゃあ…って、そうだ」
静波桃:「……ね。大分後回しになっちゃったけど、聞いていい?」先の空気を払うように。
"ステラプル・フォニィ":「何を」
静波桃:「あなたの、名前。……”ステラプル・フォニィ”は、朱莉ちゃんの複製としての、能力のコードでしょ?」
静波桃:「そういうのじゃない、あなた自身の名前を聞きたいの」
"ステラプル・フォニィ":「ないわよ、そんなの」
"ステラプル・フォニィ":「私はずっとただの”ステラプル・フォニィ”でいたかったから」
静波桃:「じゃあ、いつまでも朱莉ちゃんの複製、って名乗っていくの?」
"ステラプル・フォニィ":むっとした様子
"ステラプル・フォニィ":「その名前はもう使わない、計画、失敗したし」
静波桃:「じゃあ、あなただけの名前がいるじゃない」
"ステラプル・フォニィ":「いるけど……」
"ステラプル・フォニィ":「名前……?」
静波桃:わくわくした様子で目をきらきらさせて(目の光はあまりないが)いる。
"ステラプル・フォニィ":”レテ”や”メモリア・ノワール”が付けてくれようとしていたが、すべて断っていた。
"ステラプル・フォニィ":「……考えとく」 しっし、と手を払う。
"ステラプル・フォニィ":明らかにめんどくさがっている
静波桃:「……それ、絶対やらない人の言い方だよ。そう言って宿題出した人、ぜんぜんみたことない」
"ステラプル・フォニィ":「う、うるさいな……」
静波桃:「…………今度、”レテ”さんとかと会いに行くから。ちゃんと貰ったか確認するからねっ」
"ステラプル・フォニィ":「……わかったよ」 あきらめたように
静波桃:「よろしい」腰元に手を当てて。
静波桃:「…そろそろかな。じゃあ、」
静波桃:立ち上がって、胸元に日記を抱えて立ち上がる。
静波桃:「またね」
"ステラプル・フォニィ":「……」
"ステラプル・フォニィ":「……また」
"ステラプル・フォニィ":そう言ってそっぽを向く
静波桃:ふわりと花が香る様な微笑みを、その言葉に深くして。
静波桃:手を振って、何度か振り向きながら外へ出ていく。
静波桃:ゆっくりと通路を歩いていく。
静波桃:今日は、冬晴れだろうか。冷えた空気に、からりと晴れた日光が眩しくも暖かい。
静波桃:胸に抱えた日記を持ち直し、その日差しに目を細める。
静波桃:(………またね、って。言えたな)
静波桃:今までは、ずっと言えなかった。
静波桃:そもそも外に出れなくなるかもしれない、とずっと思っていたからか。もう会えなくなるかもしれない、とずっと心に暗幕が掛かったようだったからだろうか。
静波桃:(ね、朱莉ちゃん)
静波桃:急に交通事故で亡くなったと聞いたとき。
静波桃:悲しかったけれど、どうにも実感がわかなかった。
静波桃:また保健室に居たら、
静波桃:あの元気な声で絆創膏をまた貰いに来るんじゃないかな、なんて。
静波桃:いつからそう思う事も少なくなっていたけれど。
静波桃:(………もう、本当にいないんだよね。ほんとに、もう)
静波桃:(気を付けてっていつも言ったのに。心配だなあっていっつも思ってたのに)
静波桃:(………よく似てる子に会ったよ。見た時、本当に朱莉ちゃんかって思ったくらい)
静波桃:(でもね)
静波桃:(やっぱり、あの子と朱莉ちゃん、全然違った。…あんなに口悪くないし、どうにも叱りたくなったりしないもんね)いや、注意はしたくなってたけど、ここは関係ないね。
静波桃:脚を止めて、空を見上げる。
静波桃:(………頼ってって、言えたよ。あの子には)
静波桃:(わたしは、朱莉ちゃんにできなかったことを、今は出来るようになったよ)
静波桃:「………今度、お墓参りに行かなきゃね」

静波桃:ゆっくりと、日差しの中を歩いていく。
静波桃:星の光は太陽の光に隠れて、今は見えない。
静波桃:見えるくらいに引き寄せれば、見えてくるのだろうかと考えて。
静波桃:そんなこと、もしも言ったら。
静波桃:「……朱莉ちゃんとあの子、どういうこと言うかな。ふふ」
静波桃:きっと、違うことだ。
静波桃:だって、当然の事。
静波桃:ふたりは全く違う人で、全く違う風に生きていったし、これから生きていくのだから。

星崎朱莉:人は死んだとき、星になると言います。
星崎朱莉:それが本当かどうかは私たちにはわかりません。
星崎朱莉:それでも、その生命の輝きは、きっと誰かの中に残っています。
星崎朱莉:そう思えたのは、きっと私の為に死んでいった人たちがいるから
星崎朱莉:悩んだこともあったけど、それでもやっぱり家族だったから
星崎朱莉:……その輝きで繋ぐものこそ、人の生だと、今私は思います。
星崎朱莉:だから……ゴメンね、桃ちゃん。私はきっと、もうあなたには会えないけれど。
星崎朱莉:どうか、生きて欲しい
星崎朱莉:私の光で、人生を繋いでいってほしい
星崎朱莉:「……わがまま、だね」
星崎朱莉:「またね……桃ちゃん」

GM:ビルの屋上、太陽の下を歩く少女を見て
GM:1人の少女がふっと笑った。

GM:シーン終了

ダブルクロス The 3rd Edition
『星の光で繋ぐもの』