『親愛の花束は紅く』 GM:優水

本編ログ|雑談ログ

登場PC

PC1:興津和沙キャラシート(PL:中村)
PC2:阿嘉橋コウキャラシート(PL:さささ)
PC3:貴崎世怜キャラシート(PL:みつ)
PC4:佐倉井ほたるキャラシート(PL:嗣子)

目次

プリプレイ

GM:姫ッション!開始していきましょう。
興津和沙:宜しくおねがいします!
GM:まずは簡単に自己紹介から!キャラシURLと一緒にどうぞ!

PC1:【興津和沙】(PL:中村さん)
興津和沙:ご紹介に預かりました興津和沙です。
興津和沙:星辰館高校でお姫様やってます!
GM:お姫様だぞ!
興津和沙:コードネームも夜叉姫から姫になったよ!ホントだよ!
興津和沙:元々は不良じみた女の子だったけどあるきっかけでお姫様に憧れるようになって
興津和沙:高校デビューでオタサーの姫を目指したら幼馴染の黒川梓に完敗し夢が破れ
興津和沙:そのショックでジャーム化仕掛けて討伐されたりした縁で
興津和沙:UGNのイリーガルになったりしてます!今はちゃんと改心して真っ当なお姫様目指して頑張ってるよ!大丈夫!怖くない!
興津和沙:そんな感じのお姫様に憧れるお姫様に向いてない女の子です。
GM:姫はすごいよー
興津和沙:コウくんとは学校にFHが入ってきたりなんかしたりした事件以来の仲良しで、その後はもっと仲良しです!
興津和沙:性能としては柄が一丈七尺(約5.1m)、穂先の刃は七十斤(約42kg)。さらに柄の太さは両手の指でも回り切らないほどの大槍で殴る!強い!
興津和沙:それだけ!
GM:強い!
興津和沙:あと情報に固定値振ったり芸術:漫画に固定値振ったりしてます。
興津和沙:そんな感じです!宜しくおねがいします!
GM:よろしくお願いします!ではハンドアウト!

PC1:興津和沙
シナリオロイス:ビーチェ 感情固定…P:友情/N:喪失への恐怖
君は色々な事件に巻き込まれながらも日々『姫』であろうと頑張る女子高生だ。
学校で友人に恋でもしてるんじゃないかなどと揶揄われたり。
そんな、平和なある日の帰り道。
君は公園の砂場で一人遊ぶ少女を見かける。
何か放って置けない物を感じた君は、彼女に声を掛ける。
彼女は少し言葉を交わしただけで君に好意を抱いたようで、
一緒についてこようとする。
帰る家がないと言うその少女は、『ビーチェ』と名乗った。

GM:女の子に出会います
GM:行く当てがないようなのでなんかうまくあれしてあげてください
興津和沙:お姫様だからね。女の子には優しくするぜ。
GM:わーい
GM:仲良くしてあげてね!
興津和沙:する!
GM:OK!
GM:では、次!

PC2:【阿嘉橋コウ】(PL:ささささん)
阿嘉橋コウ:はーい
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウ(あかはし・こう)。星辰館高校一年生で、UGNチルドレンです。
阿嘉橋コウ:第一生徒会『破風の会』の書記を務めているのんびりほやほやした男子です。食べるのが好き!
阿嘉橋コウ:生まれも育ちもUGNの施設で、ちゃんと学校に通うようになったのは高校に入ってから。
阿嘉橋コウ:その辺ゆえの社会経験の少なさと真面目でぼんやりしたところが合わさり、よく様々なことを真に受けます。
阿嘉橋コウ:とはいえ、いろいろと経験を積んでいるうちに姫とはなんかとても仲良くなりました……。えへへ。
GM:なかよし!
阿嘉橋コウ:うれしい!
阿嘉橋コウ:性能的にはサラマンダー/キュマイラで肉体でRC判定をするシンプル炎使いです。
阿嘉橋コウ:行動値を上げて走って範囲を殴る! 精鋭なので当たりやすい! 以上!
阿嘉橋コウ:あと200点では《プラズマカノン》と《クリメイト》が増えつよくなりました。
阿嘉橋コウ:マクスウェルプログラムもあるので至近ダイス支援も可能です。
阿嘉橋コウ:あんまりミドル向きではないですが、情報:UGNに関してはコネがあるのでなんとかしていきます。
GM:がんばれー
阿嘉橋コウ:そんな感じでやっていきたいです! よろしくお願いします。
GM:よろしくお願いします!コウくんのハンドアウトはこちら。

PC2:阿嘉橋コウ
シナリオロイス:ビーチェ 感情固定…P:友情/N:喪失への恐怖
君は星辰館高校『破風の会』に所属するUGNチルドレンだ。
ある日君は恋人の興津和沙に相談を受ける。
相談とは、彼女について来ていた少女、ビーチェについてだ。
とても自分に懐いているのだが、帰る場所もなく、何者なのかもはっきりしないと言う。
さてどうしたものかと君たちが思案に暮れていると、
突如《ワーディング》が発生し、君たちは襲撃を受ける。

GM:姫に女の子が懐いたようです。
阿嘉橋コウ:きゃっ<恋人
GM:恋人だもんね!
阿嘉橋コウ:迷子かなあ
GM:ふしぎ。
阿嘉橋コウ:ちゃんとお家に帰れるといいねえ
GM:ね!
阿嘉橋コウ:それどころではなさそうだが がんばります!
GM:仲良くしてあげてね!
GM:ではつぎ!

PC3:【貴崎世怜】(PL:みつさん)
貴崎世怜:はいな
貴崎世怜:貴崎世怜、22歳で探偵をやってます。
貴崎世怜:探偵業はわりかし頑張っているようです。社会1だけど
貴崎世怜:御綿さんと正式にお付き合いをはじめてからしばらく経って、前回出演の卓で性能ががらっと変わりました
貴崎世怜:もう暴走なんてしないぞ
GM:やったね
貴崎世怜:けものパワー任せの攻撃をやめ、本来ののろいテクニックを駆使し、敵にたくさんデバフをかけたり、力の法則したりしたいです。
貴崎世怜:コネとかエンブレムの相棒のおかげでそれなりに情報はいける……はず!
貴崎世怜:のでミドルもそれなりにがんばります
GM:探偵ファイト!
貴崎世怜:あと最年長なのでがんばってお姉さんしなきゃ
貴崎世怜:そんな感じでよろしくおねがいします
GM:よろしくおねがいします!お姉さん!
GM:ハンドアウトはほたるちゃんと共通なので
GM:まず次!

PC4:【佐倉井ほたる】(PL:嗣子さん)
佐倉井ほたる:はい、お久し振りでしょうか。佐倉井ほたるです。
佐倉井ほたる:第五支部所属チルドレンっぽいがエージェントな10歳です。
佐倉井ほたる:左程変わりもなく、第五支部に戻ってからも過ごしております。
佐倉井ほたる:とまあ現在こんな感じの元人身御供系巫女さん少女です。
佐倉井ほたる:データ的にまたかって感じですが変更しまして、
佐倉井ほたる:器物使いと相性がいいというエブリシングレディ型になりました。
佐倉井ほたる:これで装甲が有効なら装甲25点とガード値20点で防ぎます。その代わり異世界とかはないです…
佐倉井ほたる:ミドル力もそれなりじゃないかな。ビジネスとかAIスーツ引っ張ってこれるので。
佐倉井ほたる:とまあ、こんな感じでしょうか。わたしも頑張らねばなりませんね。
GM:堅い…
佐倉井ほたる:装甲無視されると風たえ版よりよわよわです
GM:さて、どうなることやら
GM:今回のボスは強いので
GM:頑張ってね!
佐倉井ほたる:怖い…
GM:と言うわけで、世怜ちゃんとほたるちゃんのハンドアウト!

PC3:貴崎世怜
PC4:佐倉井ほたる
シナリオロイス:”ロートヴァッサー” 推奨感情…P:執着/N:敵愾心
君たちは、度々事件で苦楽を共にした友人同士だ。
ある日、貴崎世怜の恋人、御綿笹霧に呼び出しを受ける。
”ロートヴァッサー”と呼ばれる市外のFHエージェントがこの近辺に侵入した。
彼は何か『非常に重要なもの』を狙っているらしく、
その『非常に重要なもの』を守れ、と言うのが今回の任務なのだと言う。
そこで、”ロートヴァッサー”の動向と目的の調査に協力してほしい、というのが彼の言だった。
話がまとまって間もなく。君たちは近辺での《ワーディング》の発生を感知する。

GM:御綿さんからの協力依頼です。
貴崎世怜:公私混同ではないです(先制)
佐倉井ほたる:はーい。…世怜さん……?
貴崎世怜:非常に大事なもの……一体何なんすかね……
GM:まあほたるちゃんには少ない信頼できる知己ということで
GM:声をかけた感じですね
佐倉井ほたる:嬉しいですね……照れます。
GM:どうも情報がぼんやりしているらしいですね
GM:一応UGNからの正式な依頼ではあるとかなんとか。その辺はまたOPで!
佐倉井ほたる:探偵パワーに頼らねば
佐倉井ほたる:よろしくお願いいたしますっ
GM:よろしくお願いします!
貴崎世怜:よろしくおねがいします!!
GM:では、トレーラーを貼って始めていきましょう。

手を繋いだ先のこと。
それは私たちにとって一番大事なこと。
手を繋ぎ続ければ、私たちは私たちでいられる。
だから、手を繋ぐの。

そうでしょう?
だから、お願い。
私を、助けて。

ダブルクロス the 3rd Edition『親愛の花束は紅く』
ダブルクロス───それは裏切りを意味する言葉。

オープニング1:興津和沙

GM:まずは興津さんのOPです。
GM:なお、姫にはコウくんOPでも出番がありますが
GM:その時の侵蝕上昇はないものとします。
GM:ということで登場をどうぞ!
興津和沙:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 7[7]+35 → 42

GM:星辰館高校・教室
GM:昼休み。
GM:君はクラスメイトの小柴愛に声をかけられる。
小柴 愛:「よっカズサー。調子どうー?イケてるー?」
小柴 愛:金髪の、ちょっと軽い感じの女子だ。
興津和沙:「そりゃ見ての通りバッチリよ」
興津和沙:「じゃねえ、バッチリですわ。」
興津和沙:同じく金色の髪を後ろで束ねた少女が応える
小柴 愛:「うん、最近なんてーか」
小柴 愛:「ますますイイ感じになったよねー!キラキラしてるっていうかー」
興津和沙:「あ、わかる?」
小柴 愛:「うん。キレーになったよね」
小柴 愛:「前からカズサはカワイー方だったケドさ」
興津和沙:「うん。今朝もね、お化粧のノリがよくてね。」
興津和沙:「この前見つけた化粧水が当たりだったかも、愛にも教えてあげようか?」
小柴 愛:「そいつぁーいいね!教えて教えて!」
小柴 愛:「しかし……ふふふ……そーかそーか」
小柴 愛:すすす…と君のそばに寄ってくる。
興津和沙:「ん…?なに?どうしたの?」
小柴 愛:「あのさ……ここだけのハナシ」
小柴 愛:君の耳元に囁くように。
小柴 愛:「好きなヒトでも、できた?」
興津和沙:「………!!」
興津和沙:「あはははは!何言ってんの愛、そんな当たり前じゃん!」
小柴 愛:「ほう?」
興津和沙:「私は皆のお姫様だもん!みんなのこと大好きだよ!あはは!」
興津和沙:と、顔を赤くしながらいいます。
小柴 愛:「ン〜?ンン〜〜〜??」
興津和沙:小柴さんの肩もバシバシ叩く
小柴 愛:「……まあいっか。そゆことにしといたげる!」
小柴 愛:「フフフ……いいねー青春……」
興津和沙:「…そういうことにしといてくれてないじゃん!!」
小柴 愛:「えー!してるよー!お姫様だもんね!」
GM:そんな風に、
GM:彼女にからかわれたりしながら、会話を楽しみました。
興津和沙:楽しい。携帯の待受とか絶対見せない

GM:時は経って……放課後。
小柴 愛:「じゃあねー、カズサ!化粧水のことありがとねー!」
興津和沙:「どーいたしましてー!感想聞かせてねー!」
GM:友人との別れの挨拶。大切な、日常のものだ。
GM:そうして、君は帰り道につく。
GM:……その、途中。
GM:『かないし公園』
GM:古ぼけた石のプレートにそう書かれた公園を君は通りかかる。
GM:普段は何事もなく通り過ぎるのだが
GM:ふと、君は公園の中を見る。
GM:……一人だけ。公園にいる少女。
GM:彼女は砂場で遊んでいる。
女の子:「………」砂のお城を少しずつ作っている。
興津和沙:「……んー?」
GM:君は、何か放っておけない気持ちになる。
興津和沙:公園を見渡す
興津和沙:一緒に遊んでる子もいなければ、彼女を見守っている親御さんもいるわけでもない。
GM:そう。たったひとりだ。
興津和沙:(物騒だなー。このご時世に)
興津和沙:なんとなく、本当になんとなく
興津和沙:公園に足を踏み入れる。
女の子:ふと、顔を上げる。
女の子:目が合う。
女の子:少女は、にこりと微笑んだ。

興津和沙:こちらも同じく微笑みで返事をする。
興津和沙:「こんにちわ。」
女の子:「こんにちは、お姉ちゃん」
女の子:「お姉ちゃんも、いっしょにつくる?」
興津和沙:「お、いいの?」
女の子:「うん!」
興津和沙:「一人で頑張ってたから邪魔しちゃ悪いのかと思っちゃった。」
女の子:「ぜんぜん!ひとりでひまだったの」
女の子:「それに、お姉ちゃん、お姫さまみたいにきれいだから」
女の子:「きっと素敵なお城になるよ」
女の子:きらきらした笑顔で言う。
興津和沙:「あははは。君は見る目があるねえ。」
女の子:「……もしかして、本当にお姫さま?」
女の子:目を丸くして。
興津和沙:「んー、本当だったらよかったんだけど。」
興津和沙:少女を視線を合わせるように
興津和沙:砂場に腰を落とす。
女の子:目が合う。星のような瞳の少女だ。
興津和沙:「けど、お姫様に憧れてる女の子だから。そう言ってもらえるのはとても嬉しいのです。」
女の子:「そうなんだ!じゃあ、私と同じ!」
女の子:「私もお姫さまって憧れだから……えへへ。うれしい!」
興津和沙:「あははは、気が合うね。」
興津和沙:「じゃあ、お互いお姫様に憧れる者同士、友達でライバルだ。」
女の子:「でもきっと……お姉ちゃんなら」
女の子:「本物のお姫さまにだってなれちゃいそう」
女の子:「うん!友達!でも私はねえ」
女の子:「お姫さまは見てるだけでいいの。それが好き」
興津和沙:「ほー」
興津和沙:「キレイなものを見てるほうが幸せなタイプ?」
女の子:「うん、きれいなもの大好き!」
女の子:「だから私はお姉ちゃんをおうえんするよ!」
興津和沙:「ふふ、ありがと。」
興津和沙:「じゃあ、せっかく応援してくれるファンが出来たんだから。」
興津和沙:「いや、違うな。応援してくれるなら。『お姉ちゃん』じゃなくて、私の名前を読んで応援してもらってもいいかな?そうしてほしいな?」
興津和沙:悪戯っぽい笑顔を浮かべながらそういう。
女の子:「…うん!じゃあ、お名前おしえて!」
興津和沙:「えへへ。ありがと。」
興津和沙:「私は興津和沙。よろしくね。」
ビーチェ:「和沙ちゃん!よろしく!私はね、ビーチェっていうの!」
ビーチェ:「ねえ、和沙ちゃん」
ビーチェ:君の目を覗き込んで。
興津和沙:「なに?ビーチェちゃん」
ビーチェ:「一緒に、帰ってもいい?」
興津和沙:「へ?」
ビーチェ:「あのね。私、帰るおうちがないの」
ビーチェ:「だから、一緒に帰りたい」
興津和沙:「別にいいけど。お母さんとか大丈夫?心配しな……あー…」
ビーチェ:夜闇に星を浮かべたような目はじっと見つめてくる。
興津和沙:「んー……」
GM:君は家の人に事情を説明して一緒に連れ帰ってもいいし、
GM:なんか信頼できる筋の人に相談して彼女を預けてもいいです。ただ、その場合も次の日になるとついてきたがります。
興津和沙:ビーチェちゃんの服とかどんな感じでしょうか
興津和沙:何日も家に帰ってないような汚れとか、わかったりします?
ビーチェ:そうですね。服自体は新しいけれど
ビーチェ:何日も洗ってないんだろうなあって感じの汚れ方をしています。
ビーチェ:泥汚れがとても多い。
興津和沙:(マジでしばらく帰ったりしてなさそうだし…なんか、あったんだろうなあ……)
興津和沙:「オッケー、わかった。」
ビーチェ:「!」
興津和沙:「じゃあ、今日は私のうち来なよ。」
ビーチェ:「いいの?やったー!和沙といっしょ!」
興津和沙:「その代わり、1個お願いがあるんだけど。いいかな?」
ビーチェ:「うん。なあに?」
興津和沙:「落ち着いたらでいいから。ビーチェちゃんのおうちの話とか聞かせてもらっていいかな?」
ビーチェ:「………うん……」少しだけ、表情が曇る。
興津和沙:「他所様の子を、いつまでも勝手に預かったりするわけにはいかないからね。」
ビーチェ:「落ち着いたら……ね」
興津和沙:「うん。お風呂入って、服も綺麗にして、ビーチェちゃんがもっと元気になったら。」
ビーチェ:「……じゃあ、和沙!」
ビーチェ:パッと顔を上げ
興津和沙:「なあに?」
ビーチェ:君の手に自分の小さな手を重ねる。
ビーチェ:「おうちまで。手繋いで行こう!」
興津和沙:その手を優しく握りしめる。
興津和沙:「ん、一緒に帰ろうか。」
興津和沙:「こっから結構歩くからねー。疲れたら遠慮なく言ってね。おぶってあげるから。」
ビーチェ:「もー、大丈夫だよー」
ビーチェ:「……これから、よろしくね、和沙!」

GM:シナリオロイスを取得してください。
対象はビーチェ。感情は固定で…P:友情/N:喪失への恐怖です。
どちらが表かのみ選べます。

興津和沙:固定…!!
興津和沙:友達/ビーチェ/友情○/喪失への恐怖
興津和沙:で
興津和沙:以上!
GM:OK!

オープニング2:貴崎世怜、佐倉井ほたる

GM:二人の合同OPです。
GM:登場をどうぞ!
佐倉井ほたる:佐倉井ほたるの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:36->44)
貴崎世怜:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 7[7]+36 → 43

GM:第一地区『スノウフレーク』
GM:君たちは、この笹雪川に面した喫茶店の奥の席にいる。
GM:共に座るのは、ボディガードの御綿笹霧。
GM:君たちと何度か事件を共にした監視処分下のUGNイリーガルだ。
御綿笹霧:「いや、悪いね第五から呼びつけてしまって」
御綿笹霧:「息災だったかな?ほたる」
佐倉井ほたる:「いいえ、構いませんよ。わたし自身が担当している事件なども丁度ありませんでしたから」
佐倉井ほたる:その言葉に微笑んで。「ええ、元気にやらせてもらっています」紅茶を一口。
御綿笹霧:「それは良かった。今日は……ほたると。世怜に相談がしたくてね」
貴崎世怜:「元気なのはなによりっすよね……うんうん」同じく紅茶を一口
貴崎世怜:「……ほたるちゃんを呼んだってことは、その」
佐倉井ほたる:「む」二人こそ変わりがないか聞こうとして、その言葉に一度聞く姿勢に。
御綿笹霧:「これを見てくれるかい」一枚の写真と少しの資料。

:そこには、不機嫌そうな白髪赤目の少年が写っている。
佐倉井ほたる:「拝見します。……通常のアルビノなら、此処までなる場合出歩くのも難しいですが、それもないとなると」
貴崎世怜:「オーヴァード……ってことっすよね」
御綿笹霧:「そう。彼は”ロートヴァッサー”。市外のFHエージェントだ」
御綿笹霧:「シンドロームはブラム=ストーカー。従者を扱うらしい」
御綿笹霧:「彼が、この近辺に侵入した」
佐倉井ほたる:「大人気ですね、ここは」嘆息。
御綿笹霧:「先日の大火があったろう」
御綿笹霧:「あれも、このN市が実験場として都合が良かったためだと聞いている」
貴崎世怜:「懲りないなあ、FHも……」
佐倉井ほたる:「……いつだって後手なのは知っていますが、こうまで好き勝手にされるとちょっと腹が立ちますねもう」
御綿笹霧:「ならば、先手を打ちたい。そう思うだろう?」
御綿笹霧:「……なんでも彼は、ある『非常に重要なもの』を狙ってこのN市に侵入した」
佐倉井ほたる:「…ふむ?」それが毎回出来れば苦労はないが。「物の詳細は、まだ不明という事でしょうか」
貴崎世怜:「重要な……」
御綿笹霧:「……ああ。何かはわからない。ただ、FHの手に渡ってはまずい、ということだけはハッキリしている」
御綿笹霧:「で。私は護るのが仕事だ」
御綿笹霧:「つまり、オーダーはこうだ。『FHが狙っている何か非常に重要なものを守れ』」
貴崎世怜:「それの調査も含めて……ってことっすね」
御綿笹霧:「……そう。それで、お前たちを呼んだ」
御綿笹霧:「調査ならば、お前たちの方が慣れているだろうからね」
佐倉井ほたる:「ふふ、ですって世怜さん。御期待されていらっしゃるようですよ?」すこしからかうように。
貴崎世怜:「ま、まあそりゃあわたしだって探偵が本職だし……慣れてるっすよ、もちろん」胸の前で片手をぐっとする
御綿笹霧:「うん。だから」
御綿笹霧:「二人に”ロートヴァッサー”の動向と目的の調査を頼みたい」
御綿笹霧:「お願いできるかい?」
御綿笹霧:ふっと風のように微笑んで。
佐倉井ほたる:「ふふ、微力を尽くさせて貰いますね」
貴崎世怜:「任せて、ばっちり調べ上げるっすからね」
御綿笹霧:「頼りにしているよ。ほたる。世怜もね」
御綿笹霧:「頑張ったら、ご褒美をあげよう」少し顔を近づけて、囁く。
貴崎世怜:「わっ、ちょっ」
貴崎世怜:「ほっ、ほたるちゃんも見てるんだから……!」小声で
御綿笹霧:「何、このぐらいだったら大人のお手本程度だろう?」人差し指を口にあてて。
佐倉井ほたる:「わたしにはお構いなく……」そーっと距離も開けつつ静かに。
貴崎世怜:「あ、あわ……」
御綿笹霧:「……と。このようにとても可愛いわけさ」ぱっと離れて
貴崎世怜:「とっ、とにかく!仕事!仕事なんすから!」顔を赤くしつつ
貴崎世怜:「そ、そういうのは後で……」
佐倉井ほたる:「後で」なるほど、と頷いて。
GM:では、その辺りで。
GM:君たちは《ワーディング》を感知します。ここではない。ので、ここに影響はないが。
GM:星辰館の方向です。
御綿笹霧:「……そうだね。後で」
御綿笹霧:「お楽しみに取っておこう」
佐倉井ほたる:「ーー早速、仕事のようですしね」
佐倉井ほたる:「はい、参りましょう。お二人の時間の為にも、ですね」
貴崎世怜:「い、いきなりだなあ、もう」傍らに置いておいた帽子をかぶり直し
貴崎世怜:「ほ、ほたるちゃんはもう!」

GM:ロイスの取得のみ可能!シナリオロイスは”ロートヴァッサー”くん!
佐倉井ほたる:ではシナリオロイスと世怜さんに。
佐倉井ほたる:調査対象 ”ロートヴァッサー” 〇執着/敵愾心 で。
佐倉井ほたる:貴崎世怜 〇友愛/執着 です。
貴崎世怜:同じくシナリオロイスとほたるちゃんに
貴崎世怜:調査対象 ”ロートヴァッサー” 〇関心/厭気
貴崎世怜:佐倉井ほたる ○友情/不安

オープニング3:阿嘉橋コウ

GM:コウくんは登場をお願いします。先ほど言った通り、姫も出番がありますが
GM:姫は侵蝕をあげる必要はありません。
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:36->37)
阿嘉橋コウ:ちまっ
興津和沙:1d0
GM:ちま〜
興津和沙:0!
GM:く、黒いダイス!

GM:では、オープニング1の翌日、星辰館高校にて。
GM:コウくんは姫に声をかけられます。
GM:場所は…好きなロケーションで!
GM:姫にはビーチェちゃんがついてきます。問答無用で。
阿嘉橋コウ:ついてくるんだ!
興津和沙:じゃあ、朝早い方がいいかなw
GM:では早朝の廊下!
阿嘉橋コウ:はーい

阿嘉橋コウ:まだ登校してくる生徒も少ない中、廊下をとことこと歩く人影。
阿嘉橋コウ:小柄で髪の短い少年が、自分の教室に向かって歩いている。
阿嘉橋コウ:朝早く起きて軽く走り込みもした後なので、少しだけ眠そうだ。
興津和沙:パシッ
興津和沙:と、眠たげな少年の肩を叩く音が響く
阿嘉橋コウ:「わ」軽く驚いて振り返る。
阿嘉橋コウ:「えっと、おはよう……?」
興津和沙:振り向いた先にいるのは、君がよく知る金髪の少女
興津和沙:「おはよ、コウくん。」
阿嘉橋コウ:「!」
ビーチェ:…と。
ビーチェ:その後ろに、星色の髪の少女が立っている。
阿嘉橋コウ:顔がぱっと輝いたところで、横にいる女の子に気付く。
阿嘉橋コウ:「おはよう、姫! ……と、えっと」
ビーチェ:「ビーチェです!」
ビーチェ:「和沙ちゃんのお友達!」
阿嘉橋コウ:「あ、おはよう……」少し不思議そうな顔をする。
ビーチェ:不思議と魅力的な雰囲気の少女だ。
阿嘉橋コウ:「小学校とかの子……?」姫に。
興津和沙:「うーん…ちょっとそんな感じじゃないみたいで。」
阿嘉橋コウ:「迷子なのかなあ。ここ、大きいもんねえ」
興津和沙:「あ」
興津和沙:と言ってビーチェちゃんの方を見る
ビーチェ:「?」首を傾げる。
興津和沙:「ビーチェちゃん。この人はね、阿嘉橋コウくん。」
ビーチェ:「コウくん!」
阿嘉橋コウ:「あ、はじめまして。阿嘉橋コウです」きちんと背筋を伸ばす。
ビーチェ:「わー、よろしく、コウくん!かわいい!」
ビーチェ:屈託のない笑顔でそう言う。
興津和沙:「すっごく頼りになる私の……」ちょっと悩んで「友達だよ。よろしくね。」
阿嘉橋コウ:「かわいいって言われちゃった……」少し考えて。
阿嘉橋コウ:友達、と言われたのは多分方便的なやつだということは理解している。
阿嘉橋コウ:「あのね、多分僕、かっこいいって言われた方が嬉しいような気がするんだ」
阿嘉橋コウ:「最近そういう気がしている」
ビーチェ:「んん……そうなんだ」
ビーチェ:「でも、和沙ちゃんが頼りになるって言ってるってことは」
ビーチェ:「きっとかっこいいところいっぱいあるんだね!」
阿嘉橋コウ:「うーんと、でも一般的にそういう感じではないことも理解しているので……」
阿嘉橋コウ:「…………」
興津和沙:「そう、コウくんはとっても頼りになってとってもかっこいいのです。」
興津和沙:自分のことのように嬉しそうに言います
阿嘉橋コウ:「この子いい子だねえ」にこにこしている。
ビーチェ:「えへへ」
興津和沙:「でしょ?」
阿嘉橋コウ:「あ、でも、迷子なんだっけ。大変だ」
ビーチェ:「コウくんともお友達になれたら嬉しいな」
ビーチェ:「んー………」
ビーチェ:「帰るお家がね、ないの」
ビーチェ:「それで、ちょっと和沙ちゃんに助けてもらってるの」
阿嘉橋コウ:「わあ」
阿嘉橋コウ:「思ったより深刻だった……役所とかに行った方がいいのかなあ」
興津和沙:「うん。だから昨日から私の家で預かってるんだけど。」
阿嘉橋コウ:「ああ、それで一緒に来てたんだね。わかった!」
ビーチェ:「えへへ。和沙ちゃんと一緒にいたかったから〜」
ビーチェ:「ついてきちゃった!」
興津和沙:「そうそう。」
阿嘉橋コウ:「仲良しなんだねえ」
阿嘉橋コウ:「でも、ええと、ちゃんと保護?してもらわないと、いろいろ大変なのでは……?」
ビーチェ:昨日から彼女はこんな調子で、非常に姫に懐いています。
ビーチェ:「んー………」
興津和沙:「そうなんだけど。」
興津和沙:ビーチェちゃんをみる
興津和沙:「やっぱり、まだおうちのこと話したくない?」
ビーチェ:「……おうち、誰もいないの」
ビーチェ:「いなくなっちゃった」
阿嘉橋コウ:「現代日本の福祉制度は、ちゃんと状況を説明すれば何かと力になってくれるというよ」ビーチェちゃんに言ってから。
ビーチェ:「だから、和沙ちゃんと一緒にいたい」
ビーチェ:きゅっ、と姫のスカートの裾を握る。
興津和沙:「ん、そう言ってくれるのは嬉しいけど。」
興津和沙:ポンポン、と優しく肩を叩く
阿嘉橋コウ:「……そっかあ……うーん、そういう時はどうすればいいんだろう……」
興津和沙:「お役所行っても、この感じじゃ多分向こうも困っちゃうでしょ?」
阿嘉橋コウ:「そうだねえ。姫のこと大好きみたいだし」
阿嘉橋コウ:「姫は優しくて頼りになるもんねえ。わかるよー」
ビーチェ:「……」何かを迷うように。口を開いては閉じ。
興津和沙:コウくんの言葉に照れたようにしつつ
興津和沙:「ああ、ごめんね。無理しないでいいよ。」
GM:その時。
GM:《ワーディング》が発生します。すぐ、近く。
阿嘉橋コウ:「!」
阿嘉橋コウ:独特の感覚に、ぱっと反応する。
興津和沙:「話せるようにな…ってなに!!」
ビーチェ:目を瞬かせている。
ビーチェ:意識は失っていない。
興津和沙:ビーチェちゃんをかばうように抱きしめる
阿嘉橋コウ:ビーチェちゃんの傍に寄ろうとして、その様子に気付く。
阿嘉橋コウ:(……オーヴァード?)
GM:そして、君たちの前に、
GM:赤色の獣が3体!飛び降りてくる!
興津和沙:「っと!!マジか!!」
興津和沙:「ビーチェちゃん、下がって!」
ビーチェ:「う、うん!」
ビーチェ:たっ、と後ろの方に下がる。
興津和沙:ビーチェちゃんと獣の間に立ちはだかり、槍を構える。
興津和沙:すっと腰を落とし、これより先には通さない決意を槍に込め、それを獣どもに突きつける
阿嘉橋コウ:その横に進み、いつでも動けるよう構える。

GM:コウくんは、シナリオロイスを取得してください。対象はビーチェ 。感情は変わらず固定。
P:友情/N:喪失への恐怖でお願いします。

阿嘉橋コウ:わあ
阿嘉橋コウ:では○友情/喪失への恐怖で!
GM:はーい!なかよくしてね!
阿嘉橋コウ:うす!

ミドル1:襲撃

GM:合流&ミドル戦闘です。全員登場!
佐倉井ほたる:佐倉井ほたるの侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:44->45)
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:43->51)
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:37->45)
貴崎世怜:たかい
佐倉井ほたる:ひえっ
興津和沙:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 9[9]+42 → 51

興津和沙:きゃいん
阿嘉橋コウ:二分されてる
GM:ぴったり二分…

GM:君たちの前に立ちはだかる獣。そして
GM:すぐ、背後に。挟み撃ちにするように獣がもう一体───
興津和沙:「……!」
興津和沙:「ビーチェちゃん!!」
ビーチェ:「───!」
GM:獣は明らかに、ビーチェを狙い、そして……
阿嘉橋コウ:「……姫はビーチェちゃんをお願い」
興津和沙:ダンッ!
興津和沙:了解の合図の代わりに床を強く蹴り、
興津和沙:獣とビーチェの間に割り込もうとする
阿嘉橋コウ:とはいえ、数が多い。おまけに、場所も学校だ。
阿嘉橋コウ:相手の動きに合わせて駆け出すために、身をかがめる。
貴崎世怜:襲いかかろうとした獣の動きが、止まる。ほんの一瞬だが、その一瞬だけで充分だ。
貴崎世怜:なぜなら──
貴崎世怜:「ほたるちゃん!」
佐倉井ほたる:しゃん、と鈴の音。
佐倉井ほたる:じゃ、と鎖が伸び伸びて封鎖する。
佐倉井ほたる:「間に合いましたか、ね!」するりと着地。
阿嘉橋コウ:「!」
貴崎世怜:「無事!?大丈夫っすか!?」
興津和沙:「世怜さん!ほたるちゃん!」
GM:さらに、獣が一体。彼女らに牙を剥こうとするが───
御綿笹霧:それはすぐに風のような刺突に遮られる。
御綿笹霧:「すまない、遅くなった!」
興津和沙:「あと知らない人!!」
興津和沙:「ありがとう!助かる!!」
阿嘉橋コウ:「えと、佐倉井さんと……」
阿嘉橋コウ:知っているのは一名だが、姫が名前を呼んでいる。
阿嘉橋コウ:なら確かだ。救援だ。
御綿笹霧:「こっちは私が引き受ける!君たちはあちらを頼むよ」
阿嘉橋コウ:「お願いします!」
佐倉井ほたる:「あ、あはは…自己紹介はまた後といたしましょう」袂から刃を抜き放つ。
貴崎世怜:「とにかく、その赤いのを倒して安全確保、っすね」
興津和沙:「そうだね。」
興津和沙:「状況は敵性の化け物が4体。後ろにいる女の子は、敵じゃないから殴っちゃダメだよ。」
ビーチェ:「……おねがい、和沙」
ビーチェ:「たすけて!」
興津和沙:少女の声を聞いて、お姫様のように優しく微笑む
興津和沙:「うん、任せて。」
興津和沙:「すぐ終わらせちゃうから!」

GM:ミドル戦闘を開始します。

従者1(30)従者2(30)従者1(30)

    10m

貴崎(8)阿嘉橋(5)興津(5)佐倉井(5)

GM:セットアップ!エネミーはなし!
阿嘉橋コウ:《先陣の火》。行動値が10上昇して15。侵蝕2上昇。
佐倉井ほたる:エブリシングレディ起動。パワーアシストアーマーを入手、装備します。行動値−5され0へ。
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+2した(侵蝕率:45->47)
貴崎世怜:《原初の黄:得意領域》で〈RC〉ダイスを+3します
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+3した(侵蝕率:51->54)

GM:では、イニシアチブ。従者3体の行動。
GM:こいつらは全員同じ行動をとります。
興津和沙:かかってこいや!
GM:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》+《かりそめの狩人》+《忌まわしき砲弾》+《ブラッドバーン》
貴崎世怜:ぎえっ
GM:全員に範囲攻撃をします。
GM:従者1から。
GM:15dx7-1
DoubleCross : (15R10-1[7]) → 10[1,2,4,5,5,5,6,7,7,8,8,8,9,10,10]+10[1,3,6,7,7,7,9,10]+10[3,4,5,5,8]+1[1]-1 → 30

GM:2!
GM:15dx7-1
DoubleCross : (15R10-1[7]) → 10[1,2,2,2,3,5,5,5,5,6,6,7,7,8,9]+10[3,5,6,10]+10[9]+5[5]-1 → 34

興津和沙:えぐ。
GM:3!
GM:15dx7-1
DoubleCross : (15R10-1[7]) → 10[1,1,2,2,3,4,5,6,6,7,8,8,8,8,9]+10[2,3,4,5,6,7]+10[7]+3[3]-1 → 32

GM:それぞれ対応をお願いします。
佐倉井ほたる:回してくるなあ?!
貴崎世怜:ど、ドッジ……
興津和沙:初手はガード
阿嘉橋コウ:ドッジするしかないなあ
興津和沙:2回目以降はドッジ!
佐倉井ほたる:ガード。≪氷盾≫、オートでスネブレ装備、一体化して。
佐倉井ほたる:カバー欲しい人言ってね!
興津和沙:5dx #1
DoubleCross : (5R10[10]) → 7[2,5,5,7,7] → 7

興津和沙:5dx #2
DoubleCross : (5R10[10]) → 6[1,3,3,6,6] → 6

興津和沙:はい、ダメダメ!!
阿嘉橋コウ:5dx+1=>30 1回目
DoubleCross : (5R10+1[10]>=30) → 10[3,4,8,10,10]+5[3,5]+1 → 16 → 失敗

阿嘉橋コウ:まわった
阿嘉橋コウ:5dx+1 2回目
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 9[1,8,8,8,9]+1 → 10

興津和沙:一回はくれると嬉しいかもです!
阿嘉橋コウ:5dx+1=>32
DoubleCross : (5R10+1[10]>=32) → 10[3,5,5,5,10]+4[4]+1 → 15 → 失敗

阿嘉橋コウ:まわってるのにー
GM:カバーは最大3回それぞれ宣言してね〜
佐倉井ほたる:姫に一度、あと世怜さんも高いから一度、コウ君がどうかなって感じかな
貴崎世怜:3dx=>30 その1
DoubleCross : (3R10[10]>=30) → 9[2,8,9] → 9 → 失敗

阿嘉橋コウ:そうですね、ほたるちゃんの余裕次第かな
貴崎世怜:3sx=>34 その2
佐倉井ほたる:上手くいけば弾けるはず
貴崎世怜:3dx=>34
DoubleCross : (3R10[10]>=34) → 6[2,3,6] → 6 → 失敗

貴崎世怜:3dx=>32 その3
DoubleCross : (3R10[10]>=32) → 9[7,8,9] → 9 → 失敗

貴崎世怜:無理太郎
佐倉井ほたる:では≪崩れずの群れ≫。それぞれ皆を一回ずつカバーします。姫、世怜さん、コウ君の順で。
GM:OK。ではダメージ!
佐倉井ほたる:なので、氷盾とカバー格3回で、計12点上昇。
GM:4d10+19
DoubleCross : (4D10+19) → 28[10,7,2,9]+19 → 47

GM:4d10+19
DoubleCross : (4D10+19) → 15[8,1,1,5]+19 → 34

GM:4d10+19
DoubleCross : (4D10+19) → 29[8,6,7,8]+19 → 48

GM:高くない?!
佐倉井ほたる:佐倉井ほたるの侵蝕率を+12した(侵蝕率:51->63)
興津和沙:殺意たっか!!
貴崎世怜:殺意
阿嘉橋コウ:たか……
GM:で、3体ともHPを5消費。
佐倉井ほたる:うむ。ではまずPAAの装甲25点。ガード値が氷盾15点とスネブレで8点。
佐倉井ほたる:装甲は有効です…?
興津和沙:2回リザレクトしますね。
興津和沙:2d10+51
DoubleCross : (2D10+51) → 11[10,1]+51 → 62

阿嘉橋コウ:こちらもリザレクト2回
興津和沙:おっけい!!中央値キープ!!
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:47->54)
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:54->64)
阿嘉橋コウ:ぎえ
興津和沙:コウくん!!
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:54->56)
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:56->58)
GM:装甲は有効!
貴崎世怜:貴崎世怜のHPは2
阿嘉橋コウ:HP10です
佐倉井ほたる:やったあ。じゃあ装甲ガード合わせて48点なので。
佐倉井ほたる:全部ちょうどノーダメで収まったぞ。やったね。
GM:め、めたるちゃん…
興津和沙:めたるちゃん!!
阿嘉橋コウ:すっご
GM:じゃあ演出するので、
佐倉井ほたる:PAA君、ヤバい。
GM:ほたるちゃんはかっこよく捌くのだ!
佐倉井ほたる:了解!

GM:獣三体。今度は飛びかかるのをやめ。
GM:その場で、身を竦めると
GM:赫い体から一斉に血の弾丸を吐き出す!
GM:明らかに、従者の類であると君たちはわかるだろう!
佐倉井ほたる:「かけまくもかしこき あめのまひとつのかみのおほまへを おろがみまつりて——」
佐倉井ほたる:眼を閉じる。勾玉を握り、唱えるは己が内にある紅き金と、それを齎したはろけき神へ。
佐倉井ほたる:「ーーひとつは弾きます」
佐倉井ほたる:髪と左の瞳が燃える。皆へのものは一つずつ弾き、
佐倉井ほたる:自身へのものは燃え墜ちる。
貴崎世怜:「っく!」ダメージは入る。だが、弾かれた一発分が、敵を観察する余裕を齎す。
阿嘉橋コウ:「……ごほっ、ありがとう……!」全て喰らっていれば、この程度の負傷では済まなかっただろう。
阿嘉橋コウ:ぼたぼたと、獣の血と自分の血がこぼれ落ちるが、それでも立っている。
興津和沙:「………!!」
興津和沙:血の弾丸に体を貫かれる。
興津和沙:焼かれるような熱と、陸で溺れるような苦しさを覚えながら。それでも笑みは絶やさない。
興津和沙:「……!相変わらず頼れるな、ほたるちゃんは!」
興津和沙:「年上として、こっちも負けてられないね。コウくん!」
阿嘉橋コウ:「うん!」口を拭って頷く。

GM:では、コウくんの手番!
阿嘉橋コウ:はい!
阿嘉橋コウ:マイナーで戦闘移動して敵エンゲージへ。

従者1(30)従者2(30)従者1(30)阿嘉橋(15)

    10m

貴崎(8)興津(5)佐倉井(5)

阿嘉橋コウ:メジャー、コンボ《空焦がす火柱》。《コンセントレイト:サラマンダー》《魔獣の本能》《災厄の炎》。
阿嘉橋コウ:対象は従者全員。侵蝕8上昇。
GM:OK!きませい!
阿嘉橋コウ:いきます!
阿嘉橋コウ:9dx7+12
DoubleCross : (9R10+12[7]) → 10[1,2,4,4,5,6,7,10,10]+10[3,9,10]+10[8,9]+4[1,4]+12 → 46

阿嘉橋コウ:よっしゃああ
GM:ひゃー
興津和沙:いった!!
GM:とりあえずドッジを試みます
貴崎世怜:つよいぞー!
GM:10dx #1
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[3,5,5,8,8,8,10,10,10,10]+8[1,3,4,8] → 18

GM:10dx #2
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[1,2,5,6,6,6,8,8,10,10]+10[3,10]+4[4] → 24

GM:10dx #3
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[2,3,5,5,6,7,8,9,9,10]+3[3] → 13

阿嘉橋コウ:こわいな
GM:はいダメ!ダメージください!
阿嘉橋コウ:5d10+15 装甲有効
DoubleCross : (5D10+15) → 23[1,6,1,5,10]+15 → 38

GM:うわっ
阿嘉橋コウ:ぬう
GM:ギリギリ生きてます。マジでギリギリ
阿嘉橋コウ:ぬおー
阿嘉橋コウ:あとは頼んだ。演出します。
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+8した(侵蝕率:64->72)

阿嘉橋コウ:とん、と踏み切る。身体中に蠍の毒が満ちる。
阿嘉橋コウ:薄く広がる血煙の中、少年が獣に追いつく。
阿嘉橋コウ:「……学校の備品は大事にしなきゃ、だから」手を振りかざす。
阿嘉橋コウ:ゴウ!
阿嘉橋コウ:三体の獣が火柱に包まれる。周囲を巻き込まない程度の、しかし灼熱の業火が立ち上る!
GM:獣たちが蒸発していく。その体積は小さくなり、残るはほんのわずか。
阿嘉橋コウ:「……あ、天井……ちょっと焦げた……」
阿嘉橋コウ:「えっと、よろしくお願いします!」後方に向けて。
興津和沙:「あと一緒に会長に謝ろうね!」
阿嘉橋コウ:「うん、真剣に謝る……!」

GM:では次は世怜ちゃん!
貴崎世怜:ほい!
GM:パンチしてもいいよ!
貴崎世怜:ふっふっふ、邪毒があるのだ
GM:あっ…!
貴崎世怜:なので《コンセ:ウロボロス》《原初の赤:死神の瞳》《細胞侵蝕》《異形の祭典》で対象は従者3体!
GM:ぎゃー
GM:判定せよ!
貴崎世怜:7dx7+4 でやーっ!
DoubleCross : (7R10+4[7]) → 10[4,4,6,6,8,10,10]+10[5,8,10]+3[2,3]+4 → 27

GM:回避ワンチャン
GM:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[2,4,5,5,7,7,8,8,10,10]+7[5,7] → 17

GM:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[1,1,2,2,3,3,5,5,8,10]+4[4] → 14

GM:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[1,1,3,4,4,5,5,6,9,10]+7[7] → 17

貴崎世怜:こわい
GM:なかった
阿嘉橋コウ:こわ
貴崎世怜:次のダメージを+5Dと、重圧と邪毒ランク4を受けてもらいます
GM:ひーー
GM:演出どうぞ!

貴崎世怜:従者であることはわかる。であれば、その核が有形無形問わず存在するはずだ。
貴崎世怜:先の攻撃、その隙に観察し、当たりはつけていた。故に
貴崎世怜:「……学校内は禁煙っすからね、まあ、どのみち」
貴崎世怜:「捉えた」
貴崎世怜:幾筋もの触手めいた影が、獣達自身の影からその身体の中心に向かって入り込み、浸透していく。
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+12した(侵蝕率:58->70)
GM:外見上、変化はない…が……

GM:次、姫の手番!
興津和沙:何らかの予感がするので待機します!
GM:ほたるちゃん!
佐倉井ほたる:わたしもなんらかがあるので待機しましょう。
GM:そして、待機したので再度まわってくるわけですが
GM:お二人とも……何もしない予感がしますね?
佐倉井ほたる:ですね…放棄します。
興津和沙:放棄します
GM:OK。
GM:クリンナップ。
GM:従者3体は邪毒で12ダメージ。
GM:死亡します。
貴崎世怜:やったぜ
GM:残りHPは2でした。
阿嘉橋コウ:うおー
興津和沙:おしすぎる…!!
佐倉井ほたる:つ、つらい
GM:というわけで世怜ちゃんのフィニッシュロールどうぞ!

興津和沙:ぐっと腰を落とし
興津和沙:低く構えた槍とともに獣どもの元へ駆け出そうとする!
貴崎世怜:「……待った、和沙ちゃん」
興津和沙:「往、く…ぜ!!」 「って、なに?」
貴崎世怜:「あいつらもう死ぬから、大丈夫っすよ」真剣な眼差しで、従者達を見ながら言う。
貴崎世怜:呪術師としての言葉だ。
興津和沙:その言葉を聞いて動きをピトリ、と止める
興津和沙:そして構えを解く。
貴崎世怜:「あの男の子の攻撃が充分入ってたから、だからもう、持たない」
興津和沙:「そういうことも出来るんだね。世怜さん。」
貴崎世怜:「あー、そういうことしかできなくなったというか……まあ、詳しい話は後で」
GM:そして、その言葉の通りに
GM:従者たちは、ひとつ、大きく震えたかと思うと
GM:その場で弾け飛び、小さな血溜まりとなった。
GM:ミドル戦闘終了です。

御綿笹霧:「───終わったみたいだね」
御綿笹霧:背後の従者を片付け、君たちに声をかける。
興津和沙:「うん、おかげで助かったよ。ありがとう。」
ビーチェ:「……」もじもじと足を動かしている。
佐倉井ほたる:「御綿さんも、おつかれさまでした」ぱちりと刀を鞘に納めた音と共に、常の色に戻る。
阿嘉橋コウ:ふう、と息を吐き、頬の血を拭き取って皆の方へ。
御綿笹霧:「なに、このぐらいどうということはないさ!……それで、だね」
御綿笹霧:「今の従者が、『そう』だ」
貴崎世怜:「”ロートヴァッサー”、っすね」
興津和沙:「はいはーい。話が見えませーん」
阿嘉橋コウ:「お疲れ様です。姫のお知り合い、ですよね」とことこと。
御綿笹霧:「うん。それも含めて説明したいから、一度第一支部へ向かおうか」
御綿笹霧:「そこの子も、一緒にね」
ビーチェ:「………和沙」
興津和沙:「ん、大丈夫だよ。ビーチェちゃん」
興津和沙:「この人達は私の友達だから。」
ビーチェ:「………うん」
ビーチェ:「和沙が一緒なら、行く」
興津和沙:「ん、ありがと。」
興津和沙:言いながら、そっとビーチェちゃんの頭を撫でます。
ビーチェ:目を閉じて、気持ちよさそうに撫でられる。
興津和沙:「うん、いきなり変なのに襲われて怖かったろうに。」
興津和沙:「ちゃんと私達と一緒にいてくれて、ありがと。えらいえらい。」
ビーチェ:「それは、大丈夫」
ビーチェ:「大丈夫なの」
興津和沙:「…?」
興津和沙:その言い方に少し不穏な空気を懐きつつ
興津和沙:「そっか。強いね、ビーチェちゃんは。」
興津和沙:と言葉を続けます。
ビーチェ:「そうだよ〜。ビーチェは強い子なの」
ビーチェ:「へへへ」
ビーチェ:にこにこと笑って、姫の手を握る。

GM:ロイス・購入が可能です。
佐倉井ほたる:ロイスは…保留!購入は応急とかもしくは何か欲しいものあります?
GM:あ、ちなみに言い忘れていましたが
興津和沙:はい
GM:姫とコウくんのビーチェへのロイスは現段階ではタイタスにできませんのでご注意ください。
阿嘉橋コウ:おわあ 了解です
貴崎世怜:ひえ……
佐倉井ほたる:どういうことなの……
阿嘉橋コウ:ロイスは保留かな
興津和沙:了解だぜ
興津和沙:友人/佐倉井ほたる/信頼○/不安
興津和沙:応急手当!
阿嘉橋コウ:では応急手当キットを!
興津和沙:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 1[1,1] → 1 → ファンブル

興津和沙:wwwww
佐倉井ほたる:では能力訓練社会と一体化、応急狙います。
貴崎世怜:ない……
佐倉井ほたる:ひ、姫—っ
興津和沙:以上で
佐倉井ほたる:5dx+2=>8
DoubleCross : (5R10+2[10]>=8) → 9[3,4,6,7,9]+2 → 11 → 成功

佐倉井ほたる:成功!誰か使うかい
阿嘉橋コウ:3dx+1=>8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 9[2,9,9]+1 → 10 → 成功

貴崎世怜:手当!手配師一個つかいます
阿嘉橋コウ:よし、成功。自分用!
興津和沙:じゃ、じゃあもらっていいですか…w
佐倉井ほたる:どうぞどうぞ。
貴崎世怜:4dx+3=>8
DoubleCross : (4R10+3[10]>=8) → 10[1,1,5,10]+8[8]+3 → 21 → 成功

興津和沙:あざます
興津和沙:2d10+1
DoubleCross : (2D10+1) → 9[6,3]+1 → 10

興津和沙:よっし
阿嘉橋コウ:さっそく使います。
佐倉井ほたる:めっちゃ品質イイの出てる
阿嘉橋コウ:2d10+10
DoubleCross : (2D10+10) → 18[9,9]+10 → 28

貴崎世怜:自分でつかおう
阿嘉橋コウ:うおお
貴崎世怜:2d10+2
DoubleCross : (2D10+2) → 8[5,3]+2 → 10

GM:高級傷薬だ
貴崎世怜:思ったより効かないなあ。値段は当てになんないっすね
貴崎世怜:貴崎世怜のHPは10
貴崎世怜:ロイスは保留でいじょうです

ミドル2:ゆびきり

GM:ここからはプライズ判定のフェイズになります。
GM:今回のルールを説明します。
興津和沙:うっす!
GM:プライズ判定が終わるまでの間、登場侵蝕で1d5を振るか1d10を振るか選択することが可能です。
GM:今回のプライズは次のようになっています。

難易度7…情報:裏社会、UGN
目標プライズ6/最大達成値20

GM:最大達成値が若干低めなことだけご注意ください。
興津和沙:なるほどね。
GM:説明以上!情報共有しつつ、相談するシーンです。
貴崎世怜:ほほう
GM:シーンプレイヤーは姫。他登場自由です。
興津和沙:ちなみに1D5で登場するデメリットはありますか?
GM:ありません!
GM:これは、今回のプライズ判定の尺を取りたいことと
GM:後述しますが、あまり侵蝕負担がかからないシチュエーションを想定しているためです。
興津和沙:じゃあ遠慮なく1D5を使うぜ!!
興津和沙:1d5+62
DoubleCross : (1D5+62) → 5[5]+62 → 67

阿嘉橋コウ:では1d5で登場します
興津和沙:1d10だったら10だった…
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+1(1d5->1)した(侵蝕率:72->73)
阿嘉橋コウ:ほっ
佐倉井ほたる:佐倉井ほたるの侵蝕率を+3(1d5->3)した(侵蝕率:63->66)
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+1(1d5->1)した(侵蝕率:70->71)
貴崎世怜:やすい
興津和沙:いえいいえい

GM:まずは判定を先にやりましょう。

難易度7…情報:裏社会、UGN

GM:奮ってご参加ください
貴崎世怜:やんややんや
佐倉井ほたる:ではエブリシングレディで強化ビジネススーツを取得。能力訓練社会も使用し、一体化してUGNで判定行きます—
興津和沙:いくぞーコネUGN幹部
興津和沙:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 4[1,3,4,4]+4 → 8

興津和沙:しょ、しょぼい……!!
佐倉井ほたる:5dx+5=>7
DoubleCross : (5R10+5[10]>=7) → 10[2,4,5,10,10]+10[4,10]+6[6]+5 → 31 → 成功

興津和沙:めたるちゃん!!
阿嘉橋コウ:たっかい
GM:ひっ
佐倉井ほたる:どうしたのお前!?
貴崎世怜:コネ:情報屋で裏社会 相棒の効果も適用しまし
阿嘉橋コウ:一応振るだけ振ろう。情報:UGNでコネ使用します。
阿嘉橋コウ:5dx+3=>7
DoubleCross : (5R10+3[10]>=7) → 8[2,5,5,6,8]+3 → 11 → 成功

貴崎世怜:4dx+3>=7
DoubleCross : (4R10+3[10]>=7) → 8[2,4,6,8]+3 → 11 → 成功

阿嘉橋コウ:おそろい!
GM:では最大達成値は20。
GM:プライズは3!
興津和沙:やったー
阿嘉橋コウ:わおー
GM:情報が開きます。

2:ビーチェはFHの実験体だ。最近まで研究所に囚われていたようだ。

GM:以上!
貴崎世怜:あわわ
佐倉井ほたる:なるほど
GM:このことも踏まえつつ、共有や自己紹介ややんややんやしていってください。
阿嘉橋コウ:はーい

GM:N市UGN・第一支部
GM:共有スペースの一角。
御綿笹霧:「では、例に倣って自己紹介からと行こうか」
御綿笹霧:「私は御綿笹霧。イリーガルのボディガードさ」
御綿笹霧:「色々あって、ほたると世怜とは何度か事件を共にしてね」
貴崎世怜:「色々あったんすよ……」しみじみと言う
御綿笹霧:「そして、今は世怜と交際している。以上!」
貴崎世怜:「……」
興津和沙:「ぶはっ」
興津和沙:思わず吹き出す
阿嘉橋コウ:「!」
阿嘉橋コウ:目を丸くしている。
佐倉井ほたる:「ええまあ…実際、これで何度目か。……あ、其処言うんですね」
興津和沙:「それ言う必要ある!?」
御綿笹霧:「何、言っておいた方が遠慮しなくて済むだろう?」
御綿笹霧:「こういうこととかね」言って、隣の世怜ちゃんの額にキスをする。
貴崎世怜:「ひゃっ」
佐倉井ほたる:「仲良きことは美しきかな。…ですけど、あまり人前だと世怜さんが困ってしまいますよ」
阿嘉橋コウ:姫の袖を引っ張って、どうしよう?という顔をしている。
阿嘉橋コウ:「わあ……」
興津和沙:「いや、そんなこと言われたらかえって緊張……あ、そっちがね!!そっちが遠慮しなくて済むってことね!!」
興津和沙:「しろ!!場所とタイミングをわきまえろ!!小さい子もいるんだぞ!!」
興津和沙:と、言いながらコウくんの方を見る。こっちもどうしよう、という顔をしています。
阿嘉橋コウ:どうしよう、こういうところでちゃんと報告するのは礼儀かなあ?というようなことを
阿嘉橋コウ:目で訴えている。
御綿笹霧:「ふふ、済まない済まない!」あまり済まなくなさそうな顔で
貴崎世怜:「うう……」
御綿笹霧:「癒しがね。あると嬉しいんだよ。今回は……」
御綿笹霧:ビーチェを見て。
ビーチェ:「?」
御綿笹霧:「少し、大変な任務になるかもしれないからね」
佐倉井ほたる:「……ふむ?」単純に追われてるというだけではないのかな、と思いつつ。
貴崎世怜:「ま、まあそうっすね!護衛任務!大変っすからね!うんうん!」照れ隠しに少し声が大きくなる
御綿笹霧:「さ。じゃあそちらの麗しいお嬢さんのお名前も聞かせてもらってしまおうかな」姫に向かって。
興津和沙:コウくんの様子を見て思わず(可愛いなコウくん…)と思ってしまうけど
興津和沙:御綿さんの言葉を聞いて気を引き締める。
興津和沙:「私は、興津和沙。コードネームは姫。」
興津和沙:「一応、御綿さん以外とは全員面識があるよ。」
興津和沙:「皆がちゃんと覚えてくれてるなら、だけどねっ」
御綿笹霧:「そうか、君が……」
御綿笹霧:「已崎の事件の時は世怜が世話になったと聞いているよ」
御綿笹霧:「ありがとう」
興津和沙:「どういたしまして。世話になったのはこっちもだけどね。」
興津和沙:と、言って。コウくんの手をぎゅっと掴みます。
阿嘉橋コウ:「わ」
佐倉井ほたる:「まさか。きっちり憶えております」眩しいくらいに真っ直ぐだった少女の姿を思い出しながら。
貴崎世怜:「ちゃんと覚えてるっすよ、ちゃんと」
佐倉井ほたる:「………ふむ」繋がった手を見つつ。
阿嘉橋コウ:軽く身じろぎしながら、手を握り返す。
興津和沙:「なら、よかった。うん、久しぶりだけどよろしくね。世怜さん、ほたるちゃん。」
佐倉井ほたる:「いえいえ。此方こそ、どうかよろしくお願いしますね」
興津和沙:「それと、此方が」
興津和沙:と言って手をつないだ少年の方を見る。
阿嘉橋コウ:「えっと、佐倉井さんと、姫と、ビーチェちゃん以外ははじめまして」
阿嘉橋コウ:「星辰館高校破風の会の"アル・ニヤト"阿嘉橋コウです。ええと」
阿嘉橋コウ:きゅっ、と姫の手を握り返す。
阿嘉橋コウ:「興津和沙さんとは、先日からお付き合いをさせていただいています」
阿嘉橋コウ:こういう感じだろうか、と少し不安に思いながら。
佐倉井ほたる:「あら」親しいとは聞いていたけれど。手を口に当てつつ。
御綿笹霧:「……素敵じゃないか」
貴崎世怜:「そっか……」見守るような優しい笑顔になる
阿嘉橋コウ:「ええっと、言っておいた方が遠慮しなくていいそうなので、言いました」
興津和沙:コウくんの手の暖かさを感じなら、恥ずかしさと、嬉しさが混じり合ったような感情に襲われ、思わず顔を伏せる
阿嘉橋コウ:「あと、あの……」
阿嘉橋コウ:先ほどの二人の様子を甘酸っぱく思い出しながら。
阿嘉橋コウ:「僕が言いたかったので、言いました」
興津和沙:「えっと、そういうことだから。あんまりコウくんと仲良くしすぎると妬いちゃうので、注意してね!」
阿嘉橋コウ:「姫、大丈夫だった? これでいい?」軽く見上げる。
興津和沙:「いや、ごめん。わかんない。こういう状況経験したことないからよくわかんない!!」
興津和沙:繋いだ手をブラブラさせながら、そう言います。
阿嘉橋コウ:「そっかあ、僕も初めてだから、わかんないね……!」
御綿笹霧:「良いと思うよ、とても」
貴崎世怜:「和沙ちゃん……」彼氏に翻弄される側だね……一緒だね……という目で見る
佐倉井ほたる:「ふふ、とっても素敵です」
御綿笹霧:「コウくん。よろしく」
興津和沙:「でも、ちょっと嬉しかったかも。ありがと…」と小声で言って
阿嘉橋コウ:「よかったあ。はい、よろしくお願いします」頭を大きく下げる。
阿嘉橋コウ:下げながら、きゅっとくすぐったいような笑顔になっている。
ビーチェ:目をパチパチさせている。
ビーチェ:「そうだったのね…」
ビーチェ:「気をつけないと。私、やかれちゃうかも」
阿嘉橋コウ:「大丈夫だよお、姫は優しいから」
ビーチェ:「そっか。そうだよね」
興津和沙:「う、うん。怖がらなくて大丈夫だからね…!軽い冗談みたいなもんだから!」
興津和沙:「皆はそんなことしないって知ってるからね!」
ビーチェ:「はーい!」
ビーチェ:にこにことしながら
ビーチェ:「私、ビーチェって言います!よろしくおねがいします!」
阿嘉橋コウ:にこにこしながらそのやりとりを見ている。
GM:そして、佐倉井ほたる、貴崎世怜の紹介も滞りなく終わり。
御綿笹霧:「さて、それで、事情の説明だったね」
御綿笹霧:そう言って、オープニングで話したことを姫とコウくんにも共有します。
御綿笹霧:「先ほど現れた獣は”ロートヴァッサー”の従者だ」
御綿笹霧:「そして、狙われていたのは…」
御綿笹霧:「ビーチェ。君だ」
ビーチェ:「………」
興津和沙:「ちょっとまってね。」
興津和沙:「なんでそういう結論になったか、教えてもらえます?」
興津和沙:「あ、いや、待って、それビーチェちゃんの前で話しても大丈夫な感じ?」
御綿笹霧:「彼ら従者が明確に彼女を狙っていたことがひとつ」
御綿笹霧:「……話しておいた方がいいと私は判断するな」
御綿笹霧:「そして、もうひとつは……ほたる。調査のことを」
佐倉井ほたる:「はい」袂から抜き出した書類を皆に見える様に。
佐倉井ほたる:「まだ詳しいことははっきりしていませんが…ビーチェさんがFHの実験体として、最近まで囚われていたことは確かなようです」
ビーチェ:「………おうち。なくなっちゃった」
興津和沙:「……」
ビーチェ:「ほんとのことよ」
ビーチェ:「………嫌いに、ならない?」
興津和沙:「ならないよ。」
ビーチェ:安心したような笑顔で笑う。
興津和沙:腰を落として、ビーチェちゃんと視線を合わせながら笑う
貴崎世怜:「……施設やセルそのものが壊れた、とかかな」口に出しながら推理する
ビーチェ:「ずっと……おうちのなかにいたから」
ビーチェ:「おうちからでちゃダメだったから」
興津和沙:「うん」
阿嘉橋コウ:そんな二人を見守るような顔で、会話を聞いている。
ビーチェ:「…だから、一緒にいたかったの。ともだち、欲しかったの」
ビーチェ:「いろんなところ…遊びに行きたい」
興津和沙:「じゃあ、もしかして私が初めての友達だった?」
ビーチェ:「うん」
ビーチェ:「和沙が初めてのおともだち」
興津和沙:「ふふ、そっかそっか。それは光栄だな。」
興津和沙:「じゃあ、友達ってのがいいもんだってビーチェちゃんにわかってもらうためにも」
興津和沙:「いっぱい仲良くしないとね。」
ビーチェ:「……うん!」
ビーチェ:「行きたいところ、たくさんあるの!遊園地でしょ、ショッピングセンターでしょ」
興津和沙:「水族館とかも、楽しいね。美術館とかも好きだし。」
阿嘉橋コウ:「あっ、僕も行きたい……」
阿嘉橋コウ:小声で口を挟む。
興津和沙:「うん、落ち着いたら皆で行きたいね。」
阿嘉橋コウ:「うん。まずはいろいろ解決してから、だね」
佐倉井ほたる:「ええ、そうですね。そうしたらきっと楽しいでしょうね…」眼を閉じながら囁くように。
貴崎世怜:「そうだね……、ちゃんと解決してからなら、思いっきり楽しめるはずだし」
ビーチェ:「んうー……」
ビーチェ:「……やだー」
ビーチェ:「遊びたい!」
ビーチェ:「今が、いいの!」
阿嘉橋コウ:「ええっ」目をぱちくり。
貴崎世怜:「えっ、今……」
佐倉井ほたる:「……む、むう。確かに閉じ込められてばかりで、それから出たっていうのに、というのは分かりますが…」
ビーチェ:「でないと…でないと……」
ビーチェ:しゅん、と勢いを失っていく。
御綿笹霧:「…さてさて。こちらの小さなお姫様は随分とおてんばみたいだ」
御綿笹霧:「…君はおそらく、その出自の故に狙われている」
御綿笹霧:「それは理解しているかな?」
ビーチェ:「わかってるよ!『だから』遊びたいの!」
興津和沙:「………」
貴崎世怜:「う、うーん……」
阿嘉橋コウ:「うーんと、不自由だから余計に外に出たくなるっていう心理かなあ?」
阿嘉橋コウ:考えている。
ビーチェ:「あしたどうなるかなんてわかんないもの…」
阿嘉橋コウ:「ああ、そうか。不安だから先に楽しいことをしたいやつだ」ぽん、と手を叩く。
阿嘉橋コウ:「ケーキのいちご、先に食べたいやつなんだねえ」
興津和沙:「私としては」
興津和沙:「無理に押し込めて、一人で遊びに行かれるよりは皆で一緒に護衛しつつ外に出たほうがまだマシだと思うんだけど……」
阿嘉橋コウ:「そっか、姫はすごい!」
ビーチェ:ぱっと顔を上げて姫を見る。
ビーチェ:「……うん!そう、みんなで一緒に行きたい!」
興津和沙:「うん、お姫様は凄いのです。」
阿嘉橋コウ:「人数がいるなら、また従者が来ても撃退できると思うし……」
佐倉井ほたる:「……はあ。まあ、気持ちは分からないでもないですし。わたしはちゃんと一緒にいてくれるなら、反対はしません」嘆息しつつ。
貴崎世怜:「ま、まあ和沙ちゃんにもだいぶなついてるみたいだし……」
御綿笹霧:「そうか……やれやれ」
御綿笹霧:「なら、仕方がないな。私も遊びたい子を無理に縛りつける趣味はないからね」
興津和沙:「ごめんね。みんな、私の我儘聞いてもらっちゃって。」
阿嘉橋コウ:「んー……」
阿嘉橋コウ:「僕も、そうできるならその方がいいと思うから」
阿嘉橋コウ:「姫だけのわがままじゃないよ」
阿嘉橋コウ:「ね」
興津和沙:「ん、ありがとう。コウくん。」
御綿笹霧:「何。私という最高のボディガードがついているんだ」
御綿笹霧:「心配せずにたくさん遊んできなさい」
御綿笹霧:「ただ、情報も一緒に集めよう。それでいいね?」
阿嘉橋コウ:「はい、わかりました。調査と護衛を並行して行います」御綿さんに。
興津和沙:「うん、それでお願いします。」
興津和沙:と言って、ビーチェちゃんの方に振り向きます
阿嘉橋コウ:えへへ、と顔を崩す。
ビーチェ:嬉しそうににこにこしています。
ビーチェ:「ありがとう、和沙、コウ!」
興津和沙:「でも、約束だからね。ちゃんと、皆で遊ぶこと。一人になっちゃダメだからね。」
ビーチェ:「うん!みんなと一緒にいる!」
ビーチェ:「その方が、たのしいもの。約束するわ!」
興津和沙:「よし。」
興津和沙:と笑いながらに頷いて
興津和沙:「じゃあ、聞き分けのいい子にはちゃんとご褒美を上げないとね。」
ビーチェ:「?」
興津和沙:「ビーチェちゃんの言う通り、友達ってのは一緒に遊びに出かけたりもするんだけどね。」
興津和沙:そっと、髪に結っているお気に入りの中華風のリボンに手をやる。
興津和沙:「けど、それだけじゃなくて、こんな風にさ。」
興津和沙:外したリボンを、優しくビーチェちゃんの髪に結ぶ。
ビーチェ:「わあ……」
興津和沙:「お気に入りの装飾品を、交換して遊んだりするのも友達同士で行う行事のひとつなのです。」
興津和沙:リボンを結び終えて、ポンポンと頭を叩く
ビーチェ:「そうなの!わっ、私今なんももってないや、どうしよう」
ビーチェ:「あのね、あのね」
興津和沙:「なあに?」
ビーチェ:「ちゃんと綺麗なの、見つけたら和沙に渡すね!」
ビーチェ:「だから、待ってて!」
興津和沙:「うん、待ってる。約束だよ。」
興津和沙:と言って少女の前に小指を立てた右手を差し出します
ビーチェ:真似をして、小指を立てた右手を差し出す。
ビーチェ:「約束!」
興津和沙:そっと小指を小指を絡めて
興津和沙:「うん、ゆーびきーりげーんまん」
ビーチェ:「うーそつーいたら」
興津和沙:「はーりせーんぼーんのーます」
ビーチェ:「ゆびきった!」

GM:ロイスと購入が可能です。
興津和沙:友人/貴崎世怜/親近感○/羞恥
興津和沙:応急手当!
興津和沙:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[2,9] → 9

興津和沙:買えた!
興津和沙:2d10+10
DoubleCross : (2D10+10) → 13[8,5]+10 → 23

興津和沙:よっし!
貴崎世怜:友人/興津和沙/慈愛○/羞恥
佐倉井ほたる:うーむまだ一応保留…か…な!姫かビーチェちゃんに取りたかったがまだありそうなので。
阿嘉橋コウ:うーん、ロイスは保留かな。交流したい!
佐倉井ほたる:購入は強化ビジネススーツと同化して…何か欲しいの有ります?
貴崎世怜:応急手当をかいます
阿嘉橋コウ:あ、いや、世怜さんに○羨望/隔意で取得します!
貴崎世怜:2dx+3>=8
DoubleCross : (2R10+3[10]>=8) → 9[9,9]+3 → 12 → 成功

貴崎世怜:yosi
阿嘉橋コウ:そして応急手当キット買っちゃおう
貴崎世怜:わあいロイス
阿嘉橋コウ:3dx+1=>8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 7[1,4,7]+1 → 8 → 成功

阿嘉橋コウ:よっし
貴崎世怜:2d10+10
DoubleCross : (2D10+10) → 10[7,3]+10 → 20

阿嘉橋コウ:2d10+28
DoubleCross : (2D10+28) → 15[5,10]+28 → 43

貴崎世怜:貴崎世怜のHPは20
阿嘉橋コウ:全快して31!
佐倉井ほたる:うーん応急は要らない感じ?
阿嘉橋コウ:で、ボディアーマーがあるとうれしいけど、最優先じゃなくてもいいです
佐倉井ほたる:あ、じゃあぼであま狙います。強化ビジネススーツと一体化。
佐倉井ほたる:5dx+3=>12
DoubleCross : (5R10+3[10]>=12) → 7[5,5,5,7,7]+3 → 10 → 失敗

佐倉井ほたる:財産が…ない!足りない…以上!
阿嘉橋コウ:ありがとう! 自分でも後でやります!
阿嘉橋コウ:以上!

マスターシーン:赤の少年の憂鬱

GM:ビルの隙間。人が通らないような闇の中に、
GM:輝くような白の髪を持った少年がうずくまっている。
”ロートヴァッサー”:「………ああ。クソ。やっぱりキツイな」
GM:”ロートヴァッサー”。従者を操るFHエージェント。
GM:従者の大量展開と、戦闘の侵蝕フィードバックは彼に多大な負荷をかけていた。
”ロートヴァッサー”:「あいつら……”■■■”を見つけたのか」
”ロートヴァッサー”:「……なら。あとはその時になるまで……」
GM:その呟きは、誰に聞かれることもなく、闇に落ちた。

ミドル3:美味しいひととき

GM:プライズ判定及びビーチェちゃんと遊ぶシーン。
GM:シーンプレイヤーは姫!他登場自由。
GM:侵蝕選択ルールも忘れずにね!
佐倉井ほたる:出ます—。1d5で。
佐倉井ほたる:佐倉井ほたるの侵蝕率を+2(1d5->2)した(侵蝕率:66->68)
阿嘉橋コウ:1d5で出ます
興津和沙:1d5+67
DoubleCross : (1D5+67) → 3[3]+67 → 70

貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+3(1d5->3)した(侵蝕率:71->74)
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+3(1d5->3)した(侵蝕率:73->76)

GM:プライズ判定をやっていくので
GM:その間にどこで遊びたいか考えておいてね!

難易度7…情報:裏社会、UGN
現在プライズ3

佐倉井ほたる:UGNで、エブリシングレディ起動し強化ビジネススーツ取得、装備。能力訓練社会を起動して判定します。
興津和沙:コネUGN
興津和沙:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 9[1,3,6,9]+4 → 13

佐倉井ほたる:6dx+5=>7
DoubleCross : (6R10+5[10]>=7) → 10[2,4,5,6,7,10]+1[1]+5 → 16 → 成功

阿嘉橋コウ:情報:UGNでコネ使用します
貴崎世怜:裏社会コネ使って判定
阿嘉橋コウ:5dx+3=>7
DoubleCross : (5R10+3[10]>=7) → 9[2,5,7,8,9]+3 → 12 → 成功

貴崎世怜:4dx+3=>7
DoubleCross : (4R10+3[10]>=7) → 9[4,7,8,9]+3 → 12 → 成功

GM:安定!
GM:プライズ2獲得!
GM:プライズ4の情報がオープンされます。
貴崎世怜:ちゃりんちゃりん

4:”ロートヴァッサー”はビーチェに関する重要な情報を隠している。

阿嘉橋コウ:隠してる……
貴崎世怜:隠し……
佐倉井ほたる:なんだろう
GM:情報は以上!
GM:遊びに行こう。

GM:百科(ももしな)デパートメントストア
GM:屋上・フードコート
ビーチェ:「わー」
ビーチェ:大きなパフェを前に目を輝かせている。
GM:ここでは、軽食からデザートまで一通り揃っているフードコートだ。
GM:デパートを見て回った君たちは、ここで一休みすることにした。
興津和沙:「いいの選んだねー。ビーチェちゃん。」
佐倉井ほたる:「中々大きいですね……」ちょっと目を見開きつつ。自分のクレープを持っている。
ビーチェ:「おもってたよりおっきい!」嬉しそうに
ビーチェ:「お店もすごかったし、パフェもすごい!魔法みたいね!」
阿嘉橋コウ:トレイにチキンナゲットとフライドポテトとアップルパイと飲み物をたくさん乗せて席にやって来る。
阿嘉橋コウ:「わー、甘いのも美味しそう……」にこにこしている。
阿嘉橋コウ:「たくさん頼んだから、みんなで食べようねえ」
佐倉井ほたる:「いっぱい」
貴崎世怜:「おお、こっちもいっぱい食べるっすねぇ」アイス片手ににこにこと見ている。
ビーチェ:「みんなで!分け合いっこするのね!」
阿嘉橋コウ:「人がいっぱいいると、その分たくさん食べられて、種類が楽しめるんだよ」
阿嘉橋コウ:教えてあげている。
阿嘉橋コウ:「それにね、一人で食べるよりなんとなく楽しいみたいなんだ」
ビーチェ:「そうなの…人がたくさんいると………」
ビーチェ:「……うん、そうね!そうだわ!」納得したように。
ビーチェ:「とってもたのしみ!」
GM:御綿笹霧は少し離れたところから、周囲を警戒している。
興津和沙:「ありがと、コウくん。」
阿嘉橋コウ:「うん、姫もたくさんどうぞー」
興津和沙:「じゃあ、遠慮なく」
興津和沙:とポテトをひとつまみ
佐倉井ほたる:「ううむ…分けやすいものの方がよかったかな」
貴崎世怜:「そうかも……」ほたるちゃんと顔を見合わせつつ
ビーチェ:「みんなもパフェ食べていいのよ!」スプーンを配る
阿嘉橋コウ:嬉しそうにその様子を見ている。
興津和沙:いっつもこういうとここではコウくんがオススメを見繕ってくれるので自分の分は頼んでなかった
佐倉井ほたる:「どうしましょうか…」一切れ分何とか千切ってみようとする。
阿嘉橋コウ:「あ、大変だったらいいよー。僕が買ってきちゃっただけだし」
阿嘉橋コウ:「僕がみんなで食べるのが好きなだけ」スプーンを受け取る。
興津和沙:「あーん、ってやったほうが速いんじゃない?」
興津和沙:とその様子を見て笑いながら言う
佐倉井ほたる:「いやそれは色々とよろしくないのでは…?」なんとか4切れ分切り取って渡して回す。
阿嘉橋コウ:「わあい。もらえるならすごく嬉しい」
ビーチェ:「ありがとー」
興津和沙:「衛生観念がしっかりしている。」
興津和沙:といいながら受け取る
興津和沙:「ん。生地が柔らかくておいしー」
貴崎世怜:「あ、あー……よかったらわたしのも……いいっすよ」まだ口を付けていないので
佐倉井ほたる:「いえ、お気になさらず。ではわたしも………甘いですね」
ビーチェ:「やわらかーい!あまーい!」
ビーチェ:「えへへ、たのしい」
阿嘉橋コウ:「クリームだ……」甘くて美味しいので語彙が消失している。
ビーチェ:「こんなにいろんなひとと、こんなにたくさん食べるの」
ビーチェ:「はじめて!ほんと、すごい!」
ビーチェ:興奮した様子で。
阿嘉橋コウ:「すごいねえ、わかるわかる」
興津和沙:「はしゃがないはしゃがない。クリームが落ちちゃうよ」
興津和沙:と優しげな声でいいます
佐倉井ほたる:「イチゴの酸味がクリームの甘味と噛み合って食べやすいな…」もくもくと一口ずつ味わって食べて。
佐倉井ほたる:「………そうですね、誰かと一緒に食べるのは楽しいです」4年の前に、第5支部に来てからを思い出す。
貴崎世怜:「ほたるちゃんの食レポが的確だ……」
ビーチェ:「あっ、くりーむ」
ビーチェ:ほんのかけらが腕に落ちる。
ビーチェ:ノースリーブの服なので服はノーダメージだ。
阿嘉橋コウ:でもきっと、実験体として捕まっていたらしいこの子とはまた違うのだろうな、とも思う。
佐倉井ほたる:「普段は和菓子とかばかりですしねわたし……あっ」紙ナプキンを取って。
興津和沙:「ほら、もったいない。」
興津和沙:と慣れた手付きで落ちたクリームを拭き取ろうとする
ビーチェ:口を近づけて食べようとしたところで拭き取られる。
ビーチェ:「ああ〜」
興津和沙:「もったいないけどねー。」
興津和沙:「お行儀が良くないことはお姫様として見過ごせないのです」
興津和沙:クレープをあーんしてわければ?と言った口で堂々と言います
ビーチェ:「そっか〜…流石和沙……」
佐倉井ほたる:すこし唇を綻ばせてみています。
阿嘉橋コウ:「姫はさすがだねえ」自分も口の周りにクリームをつけている。
ビーチェ:「建物の中にあんなにたくさんいろんなものがあって」
ビーチェ:「上に出たらこんなにたくさん美味しいものがあるなんて」
ビーチェ:「デパートってすごい」
ビーチェ:中では、沢山の本や雑貨店に目を輝かせていた」
興津和沙:「コウくんも人のフリして我がフリ直そうねー」
興津和沙:といって優しげな手口で紙ナプキン越しにコウくんの唇に触れる
阿嘉橋コウ:「え? あ、もしかすると教育上良くない感じになって……」
阿嘉橋コウ:「わ」
ビーチェ:「あっ」
佐倉井ほたる:「あらま」
貴崎世怜:「あら」
興津和沙:「え…?なに…?」
興津和沙:「なんか変なことしちゃった?」
興津和沙:あまりにいつもどおりのことをしただけなのでみんなの反応にびっくりしちゃう
ビーチェ:「なんだかどきどきしちゃった」
佐倉井ほたる:「いえ、親しいのだな、と」にこりと微笑みながら。
貴崎世怜:「いやあ……、仲がいいなあって」にこにこしながら。
阿嘉橋コウ:「……取れた?」
阿嘉橋コウ:心臓がドキドキしているのを、なんでもないような顔をして。
阿嘉橋コウ:もしかして、こうなっているのは自分だけなのかもしれないので、ちゃんとしていないといけない。
興津和沙:「ん、取れたよ。カッコよくなった。」
興津和沙:「クリームがついてるのも、子供っぽくて可愛かったけどね。」
ビーチェ:「………」コウくんをじっと見つめている。
阿嘉橋コウ:「かっこいいほうがいいなあ」
阿嘉橋コウ:「ん、あ、えっと」ビーチェちゃんの視線に。
ビーチェ:「……ふふ」
ビーチェ:「どきどきしててもかっこいい人はかっこいいと思うよ」
阿嘉橋コウ:「え、え?」
ビーチェ:「ふふー」
ビーチェ:にこにことしている。
阿嘉橋コウ:「なんか、えっと、すごく……見守られているみたいな視線を感じるんだけど」
阿嘉橋コウ:「なんだろう……」
阿嘉橋コウ:首を傾げている。
興津和沙:「なんだろうね?」といいながらコウくんのナゲットをつまみ
興津和沙:「うん、サクサクだ。」
阿嘉橋コウ:「高温で揚げてあるんだねえー」
ビーチェ:パフェも、いつの間にかほとんどなくなっている。
ビーチェ:「このあとはどうしようかな〜」
興津和沙:「とりあえずナゲット一個食べる?」
興津和沙:とビーチェちゃんの口元にナゲットを持っていきます
ビーチェ:「いただきます!」
ビーチェ:あむっ。さくさく。
ビーチェ:「んむ、おいしい……」
貴崎世怜:「デパート、居ようと思えば一日中居られちゃうからなあ」
興津和沙:「本屋さんとかあるとね。もう無敵だよね。」
ビーチェ:「あのね」
ビーチェ:「カラオケっていうの行ってみたいかも」
ビーチェ:「歌を、歌うの楽しそう!」
貴崎世怜:「カラオケ」
興津和沙:「いいね、カラオケ」
阿嘉橋コウ:「カラオケ、知ってる。タンバリンなら叩けるよ」
貴崎世怜:「わ、わたしもタンバリン担当なら……」
佐倉井ほたる:「和装店が入っていると参考になります………からおけ」
佐倉井ほたる:小学生なのであまり入ったことはない。
興津和沙:「ツインタンバリン構成…」
阿嘉橋コウ:「あ、じゃあ僕はマラカスにします」歌は詳しくない!
興津和沙:「歌わないことは確定なんだねっ」
阿嘉橋コウ:「人のを聴くのは好きだし、ちょっとだけ覚えたのもあるよ」
佐倉井ほたる:「最近の歌は知らないのですが…」
ビーチェ:「ちょっとだけでもいいからみんな歌おう!」
ビーチェ:「みんなの歌、聞きたい!」
興津和沙:「うん、私もコウくんとほたるちゃんの歌聴きたいなー」
興津和沙:「世怜さんが御綿さんと二人でカラオケ行くときどんな歌うたうのかも気になるしー」
貴崎世怜:「そうそう、聴きたいっすねえ」
ビーチェ:「世怜も歌うの!」
ビーチェ:「ね!」
貴崎世怜:「あ、いや、わたしは別にふ、普通っすよ……」
佐倉井ほたる:「困りましたね……」世怜さんと阿嘉橋さんに目をやりつつ。
阿嘉橋コウ:「ちょっとだけね……」少しだけ自信がなさそうに。
阿嘉橋コウ:でも、楽しみだなあという顔で。
貴崎世怜:「わ、わたしもちょっとだけ……」

GM:ロイスと購入が可能!
興津和沙:応急手当
興津和沙:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[2,9] → 9

興津和沙:買えた
興津和沙:2d10+23
DoubleCross : (2D10+23) → 12[6,6]+23 → 35

興津和沙:全快!!
佐倉井ほたる:購入はボデアマでいいかな?
興津和沙:ロイスはとりあえず保留かな
阿嘉橋コウ:まず自分でぼでま!
貴崎世怜:ぼでいあーまーでも買ってみよう
阿嘉橋コウ:3dx+1=>12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 10[5,7,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

阿嘉橋コウ:うわ
貴崎世怜:手配師二個目使います
佐倉井ほたる:お。
阿嘉橋コウ:買えちゃった。装備します。
貴崎世怜:5dx+3=>12
DoubleCross : (5R10+3[10]>=12) → 7[1,2,5,6,7]+3 → 10 → 失敗

佐倉井ほたる:うーん。強化素材とかのがいいかな。ビジネススーツと一体化。
貴崎世怜:うーん、財産入れて買うか
佐倉井ほたる:あ、あれならわたしチャレンジします?
阿嘉橋コウ:ロイスはほたるちゃんに○感謝/隔意で取得します。
佐倉井ほたる:その結果で入れるかどうか決める感じで…こう
佐倉井ほたる:わあいロイス
貴崎世怜:あいや、手配師使ったので財産入れちゃっていいや!というあれですので
阿嘉橋コウ:クレープくれた感謝
佐倉井ほたる:自分のロイスは保留。ボデアマ狙いますね。
貴崎世怜:いい子
貴崎世怜:ロイスは保留で
佐倉井ほたる:6dx+3=>12
DoubleCross : (6R10+3[10]>=12) → 9[3,3,5,7,7,9]+3 → 12 → 成功

佐倉井ほたる:あっ成功した。世怜さん持ってるなら姫に渡そうかな
貴崎世怜:かえた
興津和沙:わ、ありがとう…!
佐倉井ほたる:以上!
貴崎世怜:財産3→1
貴崎世怜:以上で!
阿嘉橋コウ:こちらも以上!

ミドル4:事実

GM:ほたるちゃんをシーンプレイヤーにして、登場自由。侵蝕選択性。
佐倉井ほたる:佐倉井ほたるの侵蝕率を+4(1d5->4)した(侵蝕率:68->72)
興津和沙:1d5+70
DoubleCross : (1D5+70) → 1[1]+70 → 71

阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+2(1d5->2)した(侵蝕率:76->78)
興津和沙:よっしよっし
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+4(1d5->4)した(侵蝕率:74->78)

難易度7…情報:裏社会、UGN

GM:どうぞ。
興津和沙:うおー
興津和沙:コネUGN
興津和沙:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 9[2,4,5,9]+4 → 13

興津和沙:クリティカルはしないが安定してきた…!
佐倉井ほたる:強化ビジネススーツ取得、装備。能力訓練社会使用、一体化。。
GM:クリア確定!
GM:振っても良い
貴崎世怜:裏社会コネ!
佐倉井ほたる:6dx+5=>7 UGNで.
DoubleCross : (6R10+5[10]>=7) → 10[1,1,3,5,9,10]+3[3]+5 → 18 → 成功

阿嘉橋コウ:コネUGN
阿嘉橋コウ:5dx+3=>7
DoubleCross : (5R10+3[10]>=7) → 8[1,5,5,7,8]+3 → 11 → 成功

貴崎世怜:4dx+3=>7
DoubleCross : (4R10+3[10]>=7) → 9[1,4,5,9]+3 → 12 → 成功

GM:うむ。
阿嘉橋コウ:やはりほたるちゃんがつよい
興津和沙:めたるちゃん、強ない?
GM:成功ですね。プライズ6。オールクリア。
佐倉井ほたる:二回はまわんないなあ
GM:情報を開示します。

6:ビーチェは、ジャームである。

GM:以上です。
GM:次回はトリガーとなっていきます。
興津和沙:ちょい……!!
貴崎世怜:げえ……
佐倉井ほたる:ぎゃー
阿嘉橋コウ:うおお
GM:このシーンでは
GM:遊びながら情報が明らかになる感じで
GM:カラオケしていきましょう
興津和沙:はーい

GM:第一地区・カラオケ:お前が絶対
GM:君たちはビーチェの提案を汲んでカラオケにやってきた。
ビーチェ:「歌を歌えるのは知ってたけど」
ビーチェ:「ここにもいっぱいデザートがあるなんて……」
興津和沙:「飲み物とアイスクリームも食べ放題のコースにしたからねー」
佐倉井ほたる:「から揚げとか食べ物も沢山あるんですね…」メニュー表を開いて見ている。
ビーチェ:「あったかいものと一緒に食べてお腹冷やさないようにしないと!」
興津和沙:「唐揚げは別料金だからねー」
阿嘉橋コウ:「あ、ここのリモコンで食べ物を注文できるシステム……!」
ビーチェ:リモコンを覗き込む
ビーチェ:「あっすごい」
貴崎世怜:「期間限定のやつとか……」リモコンを覗き込んでいる
興津和沙:「っていうか君たち音楽の方にも興味を示しなさいよ!」
貴崎世怜:「はい」
阿嘉橋コウ:「さっきチキンナゲットを頼んだから……次は別の……」考えている。
興津和沙:「食べざかりか!」
阿嘉橋コウ:「あ、はい!」
阿嘉橋コウ:「食べ盛りです!」
興津和沙:「いや、ごめん、食べざかりだったわ。」
佐倉井ほたる:「いやだって珍しいんですもの……」眼を逸らしつつ。
ビーチェ:「うん、初めて見るからつい……」
ビーチェ:「あっ、歌入れる!」
ビーチェ:そう言いながら手慣れた手つきで最新の曲を入れていく。
興津和沙:「気持ちはわかるけどね。」
興津和沙:「お、ビーチェちゃんトップバッターいっちゃう?」
ビーチェ:「うん!」
阿嘉橋コウ:「はい、タンバリンどうぞー」世怜さんに。
貴崎世怜:「あ、ありがとうコウくん」受け取ってシャンシャンと鳴らしてみる
阿嘉橋コウ:自分はマラカスをしゃかしゃかしている。
ビーチェ:音楽が間も無く流れ出す。
ビーチェ:最新のヒットナンバーだ。
ビーチェ:よく、伴奏を聞き
ビーチェ:ガイドメロディーに合わせて歌い始める。
佐倉井ほたる:「そっちの準備しにいくんですか」タンバリンを持つ二人を見てからビーチェちゃんの歌を聴いている。
ビーチェ:声量はないが、音程もあっている。なかなかの歌だ。
阿嘉橋コウ:正しいリズムから絶妙に遅れたテンポでマラカスを振っている。
阿嘉橋コウ:とても楽しそうだ。
興津和沙:適度に手拍子をしている
貴崎世怜:リズムに乗せて控えめにタンバリンを叩いている
ビーチェ:「……ふう」
ビーチェ:歌い終えて、満足げに。
ビーチェ:「はい、次はコウの番ね!」マイクを渡す
佐倉井ほたる:「おつかれさまでした。御上手でしたよ」
興津和沙:「イエーイ!」
ビーチェ:「よかったー!」
興津和沙:と言ってビーチェちゃんにハイタッチを求める
ビーチェ:「いえーい!」
ビーチェ:ハイタッチ!
阿嘉橋コウ:「わ、えーと、僕も歌うのかあ」
興津和沙:「うん、コウくんも歌ってー」
阿嘉橋コウ:「えーと」リモコンで知っている曲を探す。クラスで歌った合唱曲の元のポップス。
ビーチェ:「だいじょうぶ、メロディーに合わせて歌えば!」
阿嘉橋コウ:「これならわかるかなあ」
阿嘉橋コウ:音楽が流れ出す。前奏はないので、入るタイミングを盛大に間違える。
阿嘉橋コウ:合唱した時よりもテンポは速いが、どうにかついていく。
阿嘉橋コウ:たまに音程が下のパートになる。
阿嘉橋コウ:それでもどうにか歌い終えて、ひと息。
阿嘉橋コウ:「ぷはー」
ビーチェ:「よかったよ!」ぱちぱちぱち
佐倉井ほたる:「おつかれさまでした」
貴崎世怜:「いい歌いっぷりっすよ」
阿嘉橋コウ:「もうちょっと音程を安定させた方がいいなあ」
阿嘉橋コウ:「練習すれば少し良くなるかなあ……ありがとうございました」
阿嘉橋コウ:ぺこりとお礼をして、ほたるちゃんにマイクを。
佐倉井ほたる:「む。わたしですか」
興津和沙:「音程を安定させたほうがいいっていうか、ちゃんと原曲を聞くだけで違うと思うよ」
興津和沙:「合唱のバージョンになってたもん、ちょくちょく!」
阿嘉橋コウ:「あ、そうかあ。やっぱり原曲を大事にしないといけない……」
阿嘉橋コウ:あんまり音楽を聴く習慣はないが、少し新しいこともしてみようかと思った。
佐倉井ほたる:「わたしも合唱曲あたりから引いてこようかと思いましたが、それだと被ってしまいますね…むう」
興津和沙:「合唱のアレンジはアレンジで好きだけどね。」
ビーチェ:「なんでもいいよ!歌ってるの聞いてみたい!」
阿嘉橋コウ:「おそろいっていういい言葉があるんだよー」
貴崎世怜:「そうそう、気にせず入れちゃえ入れちゃえ」
佐倉井ほたる:「……あ。これなら聴いたことありますね」男性のシンガーのポップス。自分でなく同じ支部の人が聴いていたものだ。
佐倉井ほたる:「では、こちらで。よろしくお願いいたします」ぺこり。
佐倉井ほたる:それから、前奏が流れ出す。ゆっくりしたリズムのメロディ。
佐倉井ほたる:声変わり前の高音を、低く抑えた声。物悲しさがある音と歌詞。
ビーチェ:真剣に歌を聴き、歌詞を見ている
佐倉井ほたる:声自体は声量もリズムもあっているのだが、発音が祝詞や神楽のそれのせいで聞き取りずらい。
佐倉井ほたる:「ーーっ、はい。こんなものでしょうか」御清聴ありがとうございます、と頭を下げて。
ビーチェ:「すごいすごい!なんだか不思議な感じだった!」
佐倉井ほたる:「聴いた感じと大分違いますね……うーん」違和感に首を傾げ。
阿嘉橋コウ:「すごいねえ、情動に訴えかける感じで良かったねえ」拍手の代わりにマラカスを振っている。
GM:───と。
GM:佐倉井ほたるはそこで自分の端末にメッセージの着信があるのに気付く。
GM:ビーチェの追加調査について、返信が返ってきたようだ。
佐倉井ほたる:「……む」
興津和沙:「おっと、そろそろお仕事の時間かな?」
GM:内容は簡潔なものだった。
GM:即ち。
GM:ビーチェは、ジャームである。
佐倉井ほたる:「…………」きゅ、と瞳孔が窄まる。
ビーチェ:「………」
興津和沙:「ほたるちゃん?」
ビーチェ:「ほたる、心配事?」
佐倉井ほたる:共有の必要がある。だが、あまり。刺激もしたくはない。
佐倉井ほたる:「…ええ、すこしよくない連絡でした。ですが、あまり気にしないで大丈夫ですよ。対応はきちんと支部でもしますから」
佐倉井ほたる:「ごめんなさい、楽しい時間の時に」
ビーチェ:「……そう」
ビーチェ:「…ちょっと私、お手洗い行ってくるね」
ビーチェ:席を立つ。
興津和沙:「あ、ついてくよ。」
ビーチェ:「ん。ありがとう、和沙」
ビーチェ:きゅっと手を握って
興津和沙:「約束したもんね。一人にならないし、させないって」
ビーチェ:「……だいじょうぶ、ほたる」
ビーチェ:「心配しないで」
ビーチェ:「『伝えるべきこと』はわかってるから」
佐倉井ほたる:「………貴方」
ビーチェ:そう、ほたるちゃんにいうと
ビーチェ:姫の手を引いて出ていく。
貴崎世怜:「……」
興津和沙:「……?」
興津和沙:ほんの少しの疑問を懐きながら
興津和沙:「あ、何かあったらワーディングするからすぐ来てね。」
阿嘉橋コウ:「うん、気をつけて」
興津和沙:と皆に言ってビーチェちゃんに続いていきます
佐倉井ほたる:「……はい、お気を確りと」

ビーチェ:カラオケの廊下を、姫と手を繋いで歩く。
ビーチェ:「…あのね」
ビーチェ:「私、和沙に謝らなきゃいけないことがあるの」
興津和沙:「なに?」
興津和沙:「私の歌よりコウくんの歌を優先したこと?」
興津和沙:冗談めかして言います
ビーチェ:「ふふっ、それはごめんね」
ビーチェ:「でも」
ビーチェ:「……そうじゃなくって」
ビーチェ:「隠してたの」
ビーチェ:「私」
興津和沙:「うん」
ビーチェ:ためらうように、口を何度か開け閉めして。
ビーチェ:「……ジャームなの」
興津和沙:「………え?」
ビーチェ:「…和沙も、UGNの人だから。解るよね」
ビーチェ:「……本当は、ここにいちゃいけないの」
ビーチェ:「でも」
ビーチェ:「でも」
ビーチェ:「友達が欲しかった」
ビーチェ:「外で遊んでみたかった」
興津和沙:「………」
ビーチェ:「…………和沙」その目は、涙に潤んでいる。
興津和沙:「………そっか。」
興津和沙:そっと、ビーチェちゃんの肩に手を寄せ
興津和沙:彼女の小さな体を抱き寄せる。
ビーチェ:「……!」
興津和沙:絵物語の中のお姫様のように優しく
興津和沙:憧れのお姫様のように慈愛を込めて
興津和沙:「ありがとね。」
興津和沙:「そんな大事なお願いを叶える相手に、私を選んでくれて」
ビーチェ:「かず……さ………」
ビーチェ:「私……私………」
興津和沙:「うん」
ビーチェ:背に腕を回し、ぎゅっと力を込める。縋るように。
興津和沙:「でもね。ビーチェちゃん。」
興津和沙:「そのお願いは、ビーチェちゃんにとってとっても大切で、とっても大事なものだってことは、解るけど。」
興津和沙:「けど、それは本当は当たり前の気持ちで、普通の日常なんだよ。」
ビーチェ:「………普通の……」
興津和沙:「だからね。」
興津和沙:「そんな風に、自分が悪いお願いをしてるなんて、しちゃいけないことをしてるなんて、思わなくていいんだよ。」
ビーチェ:「うっ、うっ」
ビーチェ:「うえええん……!」
ビーチェ:「かずさ、かずさっ」
興津和沙:その涙ごと、少女の体を抱きとめる。
ビーチェ:「お願い……」
ビーチェ:「一緒に、いて」
興津和沙:「変なビーチェちゃん。」
興津和沙:「大丈夫、私はここにいるよ。」
興津和沙:混乱している。
ビーチェ:「うん……うん……」
興津和沙:それだけはわかる。
興津和沙:ジャームとは、何が欠落し、社会から、人間から隔絶された存在だ。
興津和沙:彼らに悪意はなくとも、その存在は何らか形で私達の日常に害を齎す
興津和沙:だから、私達は誰かの命を、人々の日常を守るために
興津和沙:一番厳しい場所で線引をしなければいけない。
興津和沙:それは知識としてわかっているはずのに。
興津和沙:どうしても、思うことが出来ない。
興津和沙:理解することが出来ない。
興津和沙:この少女が、線の外側にいることを。
興津和沙:「大丈夫。」
興津和沙:「きっと、一緒にいられる道はあるはずだから。」
興津和沙:「ほら、今だって、こうして友だちになれてるでしょ?」
興津和沙:少女に渡した、お気に入りのリボンをそっと撫でる
ビーチェ:「うん……」
ビーチェ:「いいの?本当にこれ、持ってて」
興津和沙:「勿論。」
興津和沙:「その代わり、ビーチェちゃんからのお返しも期待してるからね?」
ビーチェ:「……うん」
ビーチェ:「必ず」
ビーチェ:「するからね……」
ビーチェ:「お返し……」
ビーチェ:その夜の瞳の奥深く。
ビーチェ:さらに暗い闇が揺れたのに、君は気付けない。
ビーチェ:君にとって彼女はただ、
ビーチェ:弱々しい、少女の姿をしたものだ。
興津和沙:「大丈夫」
興津和沙:震える少女の体を抱きしめる
興津和沙:「お姫様が関わった物語は」
興津和沙:「ハッピーエンドになるって、相場が決まってるんだから」

GM:ロイスと購入が可能です。また、使用されていたEロイスを開示します。

孤独の叫び×2

GM:これが、興津和沙と阿嘉橋コウに使用されています。
興津和沙:わあ
阿嘉橋コウ:ひー
興津和沙:なるほどね…!!
貴崎世怜:やっぱりジャームなんだなあ……
GM:タイタスにするには、コウくんは次のシーンから。
GM:姫はもう更に進んだシーンから。
GM:判定に成功していただく必要があります。
阿嘉橋コウ:了解です
興津和沙:おっす…!
佐倉井ほたる:怖い……
興津和沙:強化素材
興津和沙:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 3[3,3] → 3

興津和沙:おしくもなんとも!!
興津和沙:ロイスは保留…!!
佐倉井ほたる:あ、ロイスはまずコウ君に。 〇親近感/心配 で。最後のは姫に取るために取っておきます。
阿嘉橋コウ:購入どうしようかなあ
佐倉井ほたる:強化素材狙おう。強化ビジネススーツ一体化。
貴崎世怜:ロイスラス1枠はまだいいかな……
佐倉井ほたる:6dx+3=>15
DoubleCross : (6R10+3[10]>=15) → 10[3,5,7,8,9,10]+4[4]+3 → 17 → 成功

阿嘉橋コウ:ロイスはまだ保留!
佐倉井ほたる:あっ通った。
佐倉井ほたる:うーんここは敢えて自分に使っておこうかな……
阿嘉橋コウ:じゃあ強化素材チャレンジ
佐倉井ほたる:スネークブレードに使用。攻撃力+1します。
阿嘉橋コウ:3dx+1=>15
DoubleCross : (3R10+1[10]>=15) → 8[3,7,8]+1 → 9 → 失敗

阿嘉橋コウ:だめでした。以上!
佐倉井ほたる:以上!
貴崎世怜:購入……
貴崎世怜:とりあえず応急
貴崎世怜:2dx+3=>8
DoubleCross : (2R10+3[10]>=8) → 5[4,5]+3 → 8 → 成功

貴崎世怜:かえた
貴崎世怜:使おう
貴崎世怜:20+2d10
DoubleCross : (20+2D10) → 20+11[9,2] → 31

貴崎世怜:最大値!
貴崎世怜:貴崎世怜のHPは30
貴崎世怜:以上
興津和沙:やったー

ミドル5:旅立ち

GM:ここからは通常侵蝕!
GM:シーンプレイヤーは姫!
興津和沙:うおー!!
興津和沙:1d10+71
DoubleCross : (1D10+71) → 3[3]+71 → 74

佐倉井ほたる:佐倉井ほたるの侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:72->76)
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:78->82)
興津和沙:よっし…!
阿嘉橋コウ:まあまあ
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:78->79)
GM:みんなまだ1d5振ってない???
GM:ふしぎだ…
阿嘉橋コウ:確認しちゃった。10ですねw
GM:はい。ちゃんと10です
貴崎世怜:おやすい

GM:第一支部・ブリーフィングルーム
御綿笹霧:「彼女を殺すべきだ」
御綿笹霧:開口一番、そう告げる。
ビーチェ:「……!」
ビーチェ:姫の後ろに隠れて、ぎゅっと手を握る。
佐倉井ほたる:「御綿さん……」言いたいことは理解するけど当人の前で言うのは…。
貴崎世怜:「……」何も言えない。否定はできない。
興津和沙:「待ってよ御綿さん。」
興津和沙:「確かにジャームがやべえやつだってのは私だって知ってるよ。」
阿嘉橋コウ:「…………」じっと、姫と、ビーチェと、それから自分の気持ちについて考えている。
興津和沙:「けど、この子はまだ何もしてねえんだぜ。」
興津和沙:「ただ、変な化け物に狙われただけだ。」
御綿笹霧:「気持ちは、わかる」
御綿笹霧:「……私の妹も、そうだった」
興津和沙:「……妹、さんが。」
佐倉井ほたる:「…………」一度口を噤んで。「…どうしてそうなったのか、は。まだ明らかになっていません」
佐倉井ほたる:「”ロートヴァッサー”が狙った理由も不明で。……そして言いたくはありませんが、彼女が本当になにもしていないのか、もです」
御綿笹霧:「………狙われたのは確かだ」
御綿笹霧:「もし彼女が尋常のオーヴァードならば、どんな力を有していようと護衛していたろうね」
貴崎世怜:「……でも、ジャームだった」
御綿笹霧:「そう」
御綿笹霧:「必ず、彼女は何者かに害をなす」
御綿笹霧:「無論、ほたるの言うように既になしている可能性もある」
ビーチェ:「………」唇を噛んで俯いている。
興津和沙:胸が苦しい。
興津和沙:皆が言ってることは、正論だ。
興津和沙:自分も確かにそう教わった。そういう連中も確かに見てきた。
興津和沙:でも、この子は
阿嘉橋コウ:「……姫、あのね」ゆっくり口を開く。
興津和沙:「……なに、コウくん?」
阿嘉橋コウ:「僕は、ビーチェちゃんのことを、友達だと思ってるよ。いなくなったら嫌だなあって」
興津和沙:コウくんに声をかけられて、自分の顔が険しくなっていたことに気づく
興津和沙:そして、彼のおかげでその表情が少し和らいでいくことにも同時に気づく
阿嘉橋コウ:「でもね」少し口ごもりながら。
興津和沙:「うん」
阿嘉橋コウ:「だから、おかしいんだ」
阿嘉橋コウ:「普段なら、きっと僕は、殺しちゃえとは思わなくても、きっとすごく警戒をしてる」
阿嘉橋コウ:「今は、そうは思えない。助かってくれればいいのにって思ってる」
興津和沙:「……」
阿嘉橋コウ:顔をくしゃりと歪めて。
阿嘉橋コウ:「だから、おかしいんだよ」
ビーチェ:「コウ……」
興津和沙:「おかしく……ないよ……」
阿嘉橋コウ:「おかしくなかったら、よかった」
阿嘉橋コウ:「僕にちゃんと姫の味方ができれば、よかった……」
阿嘉橋コウ:すん、と鼻を鳴らす。
興津和沙:「おかしくなんか、ないよ。コウくんは優しい人じゃん。」
興津和沙:「私がちょっと荒れてる時も、辛い時も、笑っていられる時も。」
興津和沙:「こうやって、手を差し伸べてくれる」
興津和沙:「優しくて、温かい…王子様じゃん」
阿嘉橋コウ:「……うん」
興津和沙:顔を伏せながら、コウくんの手を握る
興津和沙:「コウくんが、そういう人だから、私は何度も助けてもらったんだよ。」
興津和沙:そういう人だから、大好きになったんだよ。
興津和沙:「なのに、その気持ちがおかしいなんて…言わないでよ…」
阿嘉橋コウ:「…………うん」
阿嘉橋コウ:「僕は、まだちょっと混乱をしてるから。なんとも言えません」
阿嘉橋コウ:絞り出すように。
阿嘉橋コウ:「少し、様子を、見てあげて、もらえないでしょうか」
阿嘉橋コウ:せめて、それだけ。
御綿笹霧:「……」
阿嘉橋コウ:でも、姫。それでも。
阿嘉橋コウ:「僕は、姫が傷つくのは、できるだけ避けたい、です……」
佐倉井ほたる:「……御綿さん、世怜さん。情報や、色々な物を整理したり準備する必要があると思います」
佐倉井ほたる:「少し、時間が必要ではないでしょうか」佐倉井ほたるが言えるのは、ここまで。
佐倉井ほたる:ーーその程度なのが、おかしいと思えないことが、少し悲しくて。それだけなのが、余計に空しかった。
御綿笹霧:「………そうだね」
御綿笹霧:「和沙」
興津和沙:「……はい。」
御綿笹霧:「……彼女を護るなら」
御綿笹霧:「覚悟を、決めなさい」
御綿笹霧:「その中で」
御綿笹霧:「君は心を引き裂かれるような思いをするかもしれない」
御綿笹霧:「……いつでも、選択はできる」
興津和沙:「………」
御綿笹霧:「……しばらく私たちは準備をする」
御綿笹霧:「その間、彼女のことは君に任せるよ」
興津和沙:「ありがとう。御綿さん。」
興津和沙:「うん、そうだね。」
興津和沙:「私も、多分今は冷静じゃないんだと思う。」
興津和沙:「少し、落ち着くように頑張ってみる。」
御綿笹霧:「……君の思うままに」
御綿笹霧:「一番大切なのは、君自身の意志なのだから」
興津和沙:「うん……」
興津和沙:御綿さんの言う通り、心を引き裂かれるような、辛い目に合うのかも知れない。
興津和沙:けど、このまま彼女を見捨てたら、私の心にはずっと消えない黒いシミが残ってしまう。そんな気がする。
興津和沙:その選択肢を用意したUGNにも、その選択を選んだ自分に対しても。
興津和沙:ずっと、消えることのない。黒い憎悪が。
興津和沙:それなら。いっそのこと真っ白なままに、引き裂かれてしまったほうが。
阿嘉橋コウ:「……姫、ええと」
興津和沙:「うん。」
阿嘉橋コウ:「あのね。それでも、やっぱり僕は姫が一番大事で」
阿嘉橋コウ:「姫がおかしくないって言ってくれた気持ちも、もうちょっと見てたい」
阿嘉橋コウ:「落ち着いたら、会いに行くし。忙しかったら連絡するから……」
興津和沙:「………」
興津和沙:「……うん」
阿嘉橋コウ:「だから。待ってて」
興津和沙:「王子様のことを待ってるのも。」
興津和沙:「お姫様の仕事だもんね。」
興津和沙:いつもより、少し弱々しく笑う
ビーチェ:その横で、じっとしていたビーチェが口を開く。
ビーチェ:「……コウと和沙」
ビーチェ:「とっても、素敵だと思って見てたし、見てる」
ビーチェ:「…だから、うん」
ビーチェ:「少しだけ、私。和沙といるけど」
ビーチェ:「ちゃんと、コウと一緒にいられるようにするから」
ビーチェ:「………ごめんね」
阿嘉橋コウ:きゅっと口を閉じる。
阿嘉橋コウ:「……うん」その言葉を、先ほど無邪気に受け止められないのが苦しくて。
興津和沙:「ありがと。ビーチェちゃん。」
興津和沙:少女の髪を優しく撫でる
阿嘉橋コウ:和沙。
阿嘉橋コウ:君の選択がどうでも。君がどれだけ傷ついても。それでも。
阿嘉橋コウ:僕はいつでも、君を迎えに行くから。
阿嘉橋コウ:その様子を見守りながら、また混乱した感情を見つめ直している。
ビーチェ:「……和沙」その手を、引く。
ビーチェ:「改めて……お願い」
ビーチェ:「私を、助けて」
興津和沙:「うん」
ビーチェ:「あの人……きっと」
ビーチェ:「時間を作ってくれたの。ここから逃げられるように」
ビーチェ:「一緒に……来てくれる?」
興津和沙:普段の自分なら、頑張る、とか、微力を尽くす、と言うだろう。
興津和沙:自分にできることは、誰かが幸せになれるように全力を尽くすことだけで。
興津和沙:本当にハッピーエンドに辿り着くには、自分の力以外の、もっと大きな何かが必要だと思うから。
興津和沙:でも、今は
興津和沙:「うん。絶対助ける。」
興津和沙:「絶対、ビーチェちゃんを殺させたりなんて、しない。」
興津和沙:目の前の少女に、そう言ってあげたくなった。
ビーチェ:泣きそうな笑顔で頷いて
ビーチェ:「ありがとう、和沙」
ビーチェ:そして、また、その手を引いた。
ビーチェ:外へ、向けて。
興津和沙:「行ってくるね。コウくん。」
興津和沙:王子様に差し伸ばしかけた手を
興津和沙:途中で止め、その手を振りながら大好きな人に言葉を告げる
阿嘉橋コウ:「……うん」手を振り返す。自分はついていける立場ではない。
阿嘉橋コウ:でも、大好きな人が動かなくてはいられない時、見守ることくらいは。
阿嘉橋コウ:それくらいはできなければ、きっと王子様にはなれない。
GM:……その、少し離れたところ。
御綿笹霧:「世怜」
御綿笹霧:貴崎世怜の肩をぽんと叩く。
貴崎世怜:「……あ」考え事をしていると黙り込んでしまう。
御綿笹霧:「二人は行ったかい?」
貴崎世怜:「……うん」引き止めはしなかった。
御綿笹霧:「……忙しくなるな」
貴崎世怜:「和沙ちゃんは……、大丈夫かな」
御綿笹霧:「…大丈夫かどうかは、彼女の心次第さ」
御綿笹霧:「でも、納得できないまま終わってしまうより」
御綿笹霧:「痛みを伴ってでも、向き合った方がいい……きっとね」
貴崎世怜:かつて、自分と彼がそうしたように、苦しみながら、向き合って。
貴崎世怜:血を流して、そうやって納得する。
貴崎世怜:考えていたことは、2つだ。
貴崎世怜:一つは、和沙ちゃんのこと。彼女は強い。そして、優しい。
貴崎世怜:だから、どこまで傷を背負いこんでしまうのか、それが少し心配だった。
貴崎世怜:コウくんという分かち合う相手がいるなら、たとえ時間がかかっても、乗り越えられるかもしれない。
貴崎世怜:もう一つは、ビーチェちゃんのことだ。
貴崎世怜:あの子はジャームであることを自覚していた。
貴崎世怜:それはきっと、とても苦しいことのはずだ。
貴崎世怜:……そうであってほしいと願っている、自分がいる。
貴崎世怜:自分の見てきたジャームの、そのほとんどがそうであったように、
貴崎世怜:苦しんでいるあの子を終わらせることが、せめてもの救いであってほしいと。
貴崎世怜:これは、自分のための、自分勝手な祈りだ。
貴崎世怜:「……わたしたちも、やれることをやるしかない、よね」
御綿笹霧:「ああ」
御綿笹霧:そっと。
御綿笹霧:その帽子の上から、頭を撫でた。

GM:システム処理のお時間です
貴崎世怜:ピガッピガッ
GM:コウくんは、ビーチェちゃんへのロイスに疑問を持ったので
GM:このシーンから、登場してるシーンにつき一回
GM:意志:難易度10に成功することで
GM:ビーチェちゃんへのロイスをタイタスにできます。
阿嘉橋コウ:なるほど……!
興津和沙:意志……!!
GM:支援的なのも色々可能!
阿嘉橋コウ:ではさっそくチャレンジしてみたいです。
佐倉井ほたる:あ、少しお待ちを!エブリシングレディを起動して世界制服を取得してお渡しします。
阿嘉橋コウ:ありがとうございます! 装備して使用します。
GM:OK!
阿嘉橋コウ:3dx+7=<10 思い出の一品・世界制服使用
DoubleCross : (3R10+7[10]<=10) → 7[3,7,7]+7 → 14 → 失敗

阿嘉橋コウ:不等号間違えてた
興津和沙:逆逆!!
佐倉井ほたる:やったあ
阿嘉橋コウ:14で成功のはず!
GM:成功!
GM:では、コウくんはタイタスにできる!
GM:感情の縛りも無くなります。
阿嘉橋コウ:ありがとうございます。しゅわしゅわ
興津和沙:コ、コウくんは味方だと思ってたのに…!!
阿嘉橋コウ:では感情を親しみ/○疑念に変更してタイタス化します。
GM:OK!
GM:では、あとはロイスと購入のお時間です。
佐倉井ほたる:ロイスは姫に取るよ! 興津和沙 信頼/不安〇 で。
阿嘉橋コウ:ロイス1枠あるけど、まだ保留にしておこうかなあ
貴崎世怜:ロイスは保留にしようかどうしようか……
佐倉井ほたる:購入はどうしよう。何か欲しいのあります?
興津和沙:強化素材
興津和沙:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[9,9] → 9

興津和沙:なんかゾロ目が多いな
興津和沙:ロイスは保留で!
佐倉井ほたる:能力訓練社会と一体化。ブルゲ!
佐倉井ほたる:6dx+2=>20
DoubleCross : (6R10+2[10]>=20) → 10[1,5,8,9,9,10]+10[10]+5[5]+2 → 27 → 成功

貴崎世怜:ロイス保留、購入はどうしようかな……
佐倉井ほたる:マジかお前。
GM:つよすぎ
阿嘉橋コウ:わお
興津和沙:ほたるちゃん…なんなの…?
佐倉井ほたる:姫が必要っぽいのでプレゼント。
佐倉井ほたる:あれですね、多分さりげなく薬品類も置いておいたのでしょう
興津和沙:わーいありがとう
佐倉井ほたる:身体とか大事にしてね!以上
阿嘉橋コウ:じゃあアルティメイド服チャレンジします
阿嘉橋コウ:4dx+1=>20
DoubleCross : (4R10+1[10]>=20) → 8[4,4,5,8]+1 → 9 → 失敗

阿嘉橋コウ:だめ! 以上です。
貴崎世怜:こちらもメイド服
貴崎世怜:2dx+3=>20
DoubleCross : (2R10+3[10]>=20) → 3[2,3]+3 → 6 → 失敗

貴崎世怜:以上です!

ミドル6:お返し

GM:姫とビーチェちゃんのシーン。
GM:シーンプレイヤーは姫。他登場不可です。
興津和沙:うおおお……!!
興津和沙:1d10+74
DoubleCross : (1D10+74) → 3[3]+74 → 77

興津和沙:ラッキーセブン!!
GM:いい上がり幅だ

GM:君たちは、二人で逃げる。
GM:当てがあるわけではない。
GM:ただそれでも一緒に。手を繋いで。
GM:そして、しばらくして、二人で休むことにした。
GM:川の側、橋の下で。
ビーチェ:ぺたんと座り込んで気遣わしげに君を見る。
ビーチェ:「ごめんね、和沙。疲れたよね」
興津和沙:「んーん、大丈夫だよ」
興津和沙:少女の前で不安を隠すように気丈に笑う。
興津和沙:「ビーチェちゃんこそ大丈夫?いっぱい歩いて疲れたでしょ」
ビーチェ:じっと君をみる。
ビーチェ:「……私は全然。大丈夫」
ビーチェ:「和沙が、いるもの」
ビーチェ:「……ねえ、和沙」
興津和沙:ポンポン、と気丈にふるまう少女の髪を撫でる
興津和沙:「なあに?」
ビーチェ:「こうやって、誰かと一緒にいるの」
ビーチェ:「ずっと憧れだったの」
ビーチェ:「オーヴァードって、みんな、絆を大事にするでしょう」
興津和沙:「うん、そうだね。」
興津和沙:「私にも大切な人は、いっぱいいるよ。」
ビーチェ:「一緒にいるのが大事なんだって」
ビーチェ:「……だから」
ビーチェ:「私も、そうしたい」
興津和沙:「うん。」
興津和沙:やっぱり
興津和沙:この子はジャームではないんじゃないかと
興津和沙:ちゃんと私たちと繋がれる存在なんじゃないかと
興津和沙:そう思ってしまう
興津和沙:そう願ってしまう
興津和沙:「すごいな、ビーチェちゃんは。」
ビーチェ:「……そう?」
興津和沙:「そうだよ。」
興津和沙:「私は、昔はそんな風に思えなかった。」
興津和沙:「絆なんて、人とのつながりなんてどうでもいいって思ってた。」
ビーチェ:「……意外」
興津和沙:「内緒だよ?」
興津和沙:「これは、ビーチェちゃんを大事な友達だと思うから言えるのです。」
ビーチェ:「大事な友達……」
ビーチェ:「……へへ。ありがとう、和沙」
ビーチェ:「ありがとう」
興津和沙:ビーチェちゃんの緩んだ頬を両手でむにーっとする
ビーチェ:「うみゃっ」
興津和沙:年の離れた姉妹のように
興津和沙:或いは長い時間を一緒に過ごした親友のように
GM:では
GM:知覚で判定してください。難易度は9。
興津和沙:おらー!
興津和沙:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[1,4,8]+1 → 9

GM:ほう。
GM:では、対決が発生します。
興津和沙:あぶにゃあ
興津和沙:なんだと
ビーチェ:《コントロールソート》
ビーチェ:17dx
DoubleCross : (17R10[10]) → 9[1,2,3,4,4,5,5,5,5,6,6,6,6,7,8,9,9] → 9

ビーチェ:低っ
GM:回避で対決!
興津和沙:おらー!!
興津和沙:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[1,1,4,4,7,7,9] → 9

興津和沙:よ、よし!同値!!
GM:ならば君は見事…
GM:ビーチェからの不意打ちを回避することができます。
ビーチェ:それは、あまりに自然な動作だった。
ビーチェ:友達とじゃれあうような気軽さで
ビーチェ:君の背をめがけ、刃が突き出される。
興津和沙:完全な死角
興津和沙:本来ならば刃がその皮膚裂き、肉を貫くまで
興津和沙:知覚することすら敵わないはずの刃
興津和沙:だが、興津和沙には己が双眸以外のもう一つの眼がある。
《寒骨白》:『───主!』
興津和沙:他人は分からずとも、常に興津和沙を、己が主を守らんとする朱槍
興津和沙:その声に弾かれるようにして、寒骨白を振り上げる!
ビーチェ:「───!」
興津和沙:カ、キン───ッ
ビーチェ:「けほっ……」槍に打たれ、咳き込みながらも
ビーチェ:距離をとって着地する。
興津和沙:「ご、ごめん…!大丈夫…!?」
ビーチェ:「うん…!大丈夫だよ」
ビーチェ:「ごめんね、急に」
興津和沙:「いや、それは全くそうだけれども…!」
興津和沙:それでも
興津和沙:彼女への感情は変わらない。
興津和沙:自分に朧気な殺意を向けられてもなお
興津和沙:興津和沙はビーチェに確かな友情と彼女を失うことへの恐怖を抱いている
GM:状況に混乱する君を
GM:更に揺さぶるように
小柴 愛:「───カズサ?」
GM:そこに現れたのは、君の級友、小柴愛。
小柴 愛:「どしたの、こんなとこで、その子一体、」
興津和沙:数瞬の沈黙の後
興津和沙:「あー。いきなり声かけてくるからビックリしちゃったよ」
興津和沙:「この子はね。ビーチェちゃん。」
興津和沙:「バイト先の先輩の子でさ。ちょっと遊んでくれてって頼まれてんの。」
興津和沙:「愛こそ、こんなとこで何やってんだよ」
ビーチェ:「…………」
ビーチェ:じっと小柴愛を見て。
ビーチェ:「初めまして」《ワーディング》
興津和沙:「……ビーチェちゃん!?」
ビーチェ:愛が、意識を失うとほぼ同時に動く。
ビーチェ:愛の、腹部を刺し
興津和沙:「………!!」
興津和沙:「待って!!ダメだ!!」
ビーチェ:そして、その
ビーチェ:綺麗な、金髪を刈り取った。
ビーチェ:「……和沙。遅くなっちゃったけど」
ビーチェ:「お返し。綺麗なもの、交換だよ」
ビーチェ:その金の毛束を蝶々むすびにして
ビーチェ:差し出す。
興津和沙:彼女を止めようとし
興津和沙:間に合わなかった手が
興津和沙:その、綺麗なものの前で止まる
興津和沙:息が、苦しい
興津和沙:何度呼吸をしても、酸素が取り込めない。
興津和沙:視界が歪み、目の前の少女と世界の境界線すらぼやけていく
ビーチェ:「ほら……和沙」
ビーチェ:「一緒に逃げるんでしょ?」
ビーチェ:「誰にも見つかっちゃだめじゃない」
興津和沙:「違う。」
興津和沙:「違うよ。ビーチェちゃん。」
ビーチェ:「何が違うの?」
ビーチェ:赤い血に服が汚れている。
興津和沙:「確かにビーチェちゃんは、今まで誰かに踏みにじられていたのかも知れない。」
興津和沙:「誰かの目的のために、犠牲になってたのかも知れない。」
興津和沙:「それでも。」
興津和沙:その赤さごと、少女の体を抱きしめる。
ビーチェ:「───!」
興津和沙:「そうだからこそ。」
興津和沙:「私達も、誰かを踏み台にしようなんてしちゃいけないんだよ。」
ビーチェ:「………嬉しい」
ビーチェ:「嬉しい、和沙」
ビーチェ:「こんなに………」
???:「莫迦、そいつから早く離れろ!」
GM:叫び声。
GM:とともに、白髪赤目の少年が君たちを引き剥がす。
興津和沙:「……!!」
”ロートヴァッサー”:「やっと見つけた」
”ロートヴァッサー”:「もう最終段階だな。……最後の仕事だ」
興津和沙:「待てよ。私はまだその子に言わないといけないことが…!」
”ロートヴァッサー”:「莫迦。そうやって対話させるのがこいつのやり方だ」
”ロートヴァッサー”:「そこのあんた。民間人を連れて早く逃げろ」
興津和沙:「何言ってやがる。」
”ロートヴァッサー”:「もう、実験は成功だ。これ以上犠牲を出したくない」
興津和沙:「実験って………」
興津和沙:「なんだ、そりゃ、ふざけんな!!」
”ロートヴァッサー”:「……任務なんだよ」
”ロートヴァッサー”:「僕だってこんなやり方には反対だった」
”ロートヴァッサー”:「でも、しょうがないだろ!」
ビーチェ:「………お兄ちゃん」
ビーチェ:「相変わらずなのね」
興津和沙:「お兄ちゃん!?」
”ロートヴァッサー”:「ああもう、くそ、ややっこしい…」
”ロートヴァッサー”:「僕はただ、こいつの面倒をずっと見てたってだけだ」
”ロートヴァッサー”:「本当は……」
小柴 愛:「……う」
興津和沙:「……愛!ああ、クソ!!」
興津和沙:「アンタの話は、聞きてえけど聞いてる暇はねえ!」
興津和沙:「愛!今病院連れてってやるからな、待ってろ!」
興津和沙:愛ちゃんの体を担ぐ
”ロートヴァッサー”:「急げ!」
”ロートヴァッサー”:「ここでやっても、死ぬだけだ!」
興津和沙:ビーチェちゃんがワーディングを使うなら、ヘタに救急車を呼ぶよりもこっちのほうが安全だ
興津和沙:「うるせえ!」
興津和沙:「ビーチェちゃんも、来い!」
興津和沙:愛ちゃんの体を担ぎながら、少女に手を伸ばす
興津和沙:「繋がりが、ほしいんだろ!!」
興津和沙:「だったら、悪いことしても…謝るように………」
ビーチェ:「お兄ちゃん……」
ビーチェ:「うるさいよ」
ビーチェ:言葉とともに、少年の首を切り裂いている。
興津和沙:「…………………あ、あ、ああ…!」
ビーチェ:「そうよ」
ビーチェ:「だから、もっとつながりを作るの」
ビーチェ:手を差し出して、
ビーチェ:伸べられた手を切り裂く。
興津和沙:悲鳴が響く。
興津和沙:手を切られた痛みよりも
興津和沙:心を切り裂かれたことを傷むような悲鳴が
ビーチェ:「和沙は先に行って」
ビーチェ:「あとでたくさん遊びましょ」
ビーチェ:「私、お兄ちゃんを黙らせておくから」
興津和沙:「………バカ……野郎……!!」
興津和沙:愛の呼吸がどんどん弱くなっているのを感じる。これ以上は本当に時間がない
興津和沙:「……私は、こいつを病院につれてくから。」
興津和沙:「だから、お願い。これ以上誰も殺さないで。」
興津和沙:「私は、離れたりしないから、だから。」
ビーチェ:「あはは」
ビーチェ:「変な和沙」
ビーチェ:「殺すのなんて、当たり前じゃない」
ビーチェ:花のように笑う。
興津和沙:「……それでも、その手を汚さないで。」
興津和沙:「私を友達だと思ってくれるなら、お願い。」
興津和沙:心の底から、絞り出すように声を上げ
興津和沙:友人の体を背負い、その場から駆け出していく
”ロートヴァッサー”:「…ごぼっ」
ビーチェ:「ああ、しぶといね。お兄ちゃん」
ビーチェ:「早く、死んでくれないかな」
ビーチェ:「私、早く」
ビーチェ:「早く和沙を、殺したいの」
”ロートヴァッサー”:「……最悪だ」
”ロートヴァッサー”:「ほんとに、最悪だ!お前も……げほっ、計画立てたやつも!」
”ロートヴァッサー”:従者を展開する。
ビーチェ:「無理しちゃって」
ビーチェ:「お兄ちゃんが」
ビーチェ:「私に勝てるわけ、ないじゃない」

GM:シーン終了。
GM:ロイスをタイタスにする判定が可能です。
GM:意志:10。
GM:購入は今回はなし。
興津和沙:いくぞー
興津和沙:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 5[3,5]+1 → 6

興津和沙:意思が弱い……!!
GM:つ、次のシーンとかなら支援も受けられるから…
GM:では、以上!
興津和沙:以上で、終わり!

ミドル7:怒り

GM:姫以外の3人のシーンです。最後の情報収集。
GM:シーンプレイヤーはほたるちゃん。他、姫以外登場自由。
佐倉井ほたる:佐倉井ほたるの侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:76->81)
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:82->87)
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:79->81)

GM:情報収集項目です。

ビーチェ 難易度12 情報:FH

佐倉井ほたる:では先にエブリシングレディ起動で強化ビジネススーツ取得。これを世怜さんに渡しますよー
貴崎世怜:もらいます
阿嘉橋コウ:さらに世怜さんにマクスウェルプログラムを使用、ダイスを3個増やします。
阿嘉橋コウ:残り2回!
貴崎世怜:じゃあ判定します支援とかエンブレム:相棒の効果諸々乗せるぞ
貴崎世怜:6dx+4=>12
DoubleCross : (6R10+4[10]>=12) → 10[1,3,6,6,9,10]+3[3]+4 → 17 → 成功

貴崎世怜:よし
GM:成功!
阿嘉橋コウ:やったー
佐倉井ほたる:つよい!
貴崎世怜:いえーい!
GM:開示します。

・ビーチェ
彼女はFHの殺戮兵器である。
人の心を掌握する力を有しており、
ターゲットの心に容易に入り込んだ上で殺す。
彼女の親愛の情は偽りではなく心からのものである。
コードネームは”ベイト”。N市で実運用の実験をするために、
ダミーの研究所に囚われていたように見せかけていた。
”ロートヴァッサー”の情報も、彼女の実験に使用するための餌であった。

GM:情報は以上です。

GM:第一支部
貴崎世怜:「……」急ぎでまとめた資料を机の上に置く
佐倉井ほたる:「どうでしたか?」
阿嘉橋コウ:「何かわかったみたいですね……」
貴崎世怜:「……まあ、なんというか」ほんの少し、煙草の香りが残っている。
貴崎世怜:「結論から言うと、ビーチェちゃんは、そもそも”そういう兵器”だった……ってことっすね」できるだけ冷静に。
佐倉井ほたる:「ふむ…」資料をぱらぱらと流し見ていく。
阿嘉橋コウ:「……ああ」微かな疑念は生じていた。
阿嘉橋コウ:「僕らは懐に入られちゃった、っていうことですね」
貴崎世怜:「”ロートヴァッサー”が追っていたのも、FHに渡しちゃいけないのも、両方、本当で」
貴崎世怜:「ただ、あの子……”ベイト”の性能をテストするために、ほんの少し情報に手を加えた」
佐倉井ほたる:「試し斬りの巻藁ですか」ざらりと冷えた声が。
佐倉井ほたる:「”FH構成員に追われているオーヴァードの少女”、としたわけですね。それをUGNが掴んだなら、どう動くかも把握した上で」
阿嘉橋コウ:「…………」
阿嘉橋コウ:「あの子の態度は、取り繕ってるようには見えませんでした」
阿嘉橋コウ:「今もそう思います。だからこそ引っ掛かった、っていうことなのかなあ」
佐倉井ほたる:「偽り、取り繕えばそこには無理が生まれます」
佐倉井ほたる:「本来の在り方とは違うモノを張り付けるわけですから。いや、まったくよく出来ていますね。感心さえします」言葉の内容とは裏腹に、冷え切った声だ。
貴崎世怜:「……大事だと思っていても、それでもやり方を決定的に間違ってしまうのが、ジャームって存在で」
貴崎世怜:「でも、『そうとわかればハイ殺しましょう』、なんて、みんながみんなできるわけないっすからね」
阿嘉橋コウ:「はい。心から、友達だよって思って、だから信用して、傍に置いてしまう」
貴崎世怜:「そこを突く兵器、ってことっすよ。”ベイト”は」
阿嘉橋コウ:「……僕はいいんです」
阿嘉橋コウ:「僕は、少し失敗しちゃったけど、それでも」
阿嘉橋コウ:「僕の異常が何かの手掛かりになるなら、それでいい。チルドレンってそういうものだし」
阿嘉橋コウ:「でも、姫を」
阿嘉橋コウ:「姫をそんな目に遭わせるなんてことが」訥々と呟く。
阿嘉橋コウ:「そんなことが許されるはずが、ない」
阿嘉橋コウ:「優しい子なのは、みんな知ってるでしょ?」顔は、あくまで困ったように笑っている。
佐倉井ほたる:「ええ。本当に真っ直ぐで、中々見ないくらいに」声に、わずかな熱が戻って。
貴崎世怜:「……うん、和沙ちゃんは、とても優しい子」
阿嘉橋コウ:「その優しさを利用して、踏みにじって、というのはきっと」
阿嘉橋コウ:「絶対にやっちゃいけないことだって、僕だってわかります。もちろん、姫以外の人にだって」
佐倉井ほたる:その言葉と姿に、何処か眩しいものを見る様に眼を細めて。
佐倉井ほたる:「……では、すぐにでも和沙さんとビーチェ…”ベイト”の元へ参りましょう」
佐倉井ほたる:「これまでのことも、これからのことも。もう放っておくようなことなんて、出来ませんから」
貴崎世怜:「終わらせないと、だめっすよ。これ以上は、もう……」眼鏡を直しながら、絞り出すように言う。

GM:ロイス、購入が可能!
佐倉井ほたる:ロイスは満タン!購入は欲しいものある人いるかな。
貴崎世怜:ロイスはコウくんに取ろう 慈愛○/不安で
阿嘉橋コウ:ロイス、計画者に興味/○憤懣で取得します。腹が立ったので。
阿嘉橋コウ:ビーチェへのタイタスの感情変更はできますか?
GM:してもいいですよ!
GM:特別に!
阿嘉橋コウ:ありがとうございます!
阿嘉橋コウ:ではビーチェへ親しみ/○憐憫に感情変更します。
佐倉井ほたる:欲しいものある人いない感じかな?なら姫用にボデマかアームドスーツかなあ。
GM:購入は特になければスキップしても大丈夫です!
貴崎世怜:欲しい物は、もう既に揃ったさ……
阿嘉橋コウ:そうですね、こちらは一応大丈夫そう
佐倉井ほたる:じゃあアームドスーツ狙って見ましょ。能力訓練社会と一体化。
佐倉井ほたる:6dx+1=>15
DoubleCross : (6R10+1[10]>=15) → 8[1,2,3,6,7,8]+1 → 9 → 失敗

佐倉井ほたる:敗。以上です。
阿嘉橋コウ:じゃあアルティメイド服をさくっと試し!
阿嘉橋コウ:4dx+1=>20
DoubleCross : (4R10+1[10]>=20) → 10[2,6,8,10]+2[2]+1 → 13 → 失敗

阿嘉橋コウ:以上!
貴崎世怜:ワンチャン狙ってみるか……
貴崎世怜:アルティメイド服
貴崎世怜:3dx+3=>20
DoubleCross : (3R10+3[10]>=20) → 10[7,10,10]+6[2,6]+3 → 19 → 失敗

貴崎世怜:ええ……
GM:財産…?
佐倉井ほたる:財産入れれば買える!
貴崎世怜:買える……
阿嘉橋コウ:情報もう終わりみたいですしね
貴崎世怜:買う……
貴崎世怜:財産1→0でかいます
貴崎世怜:コウくんに渡すか自分で着るか
阿嘉橋コウ:どっちでもいいですよ!
阿嘉橋コウ:自分は2ラウンド目に行動値5切っちゃうので
阿嘉橋コウ:世怜さんの方がベターかも
貴崎世怜:なんやかんや行動値5で揃うようになるのなら、攻撃順的にそんなに変わらないのね
貴崎世怜:じゃあいただきます
貴崎世怜:余ったボディアーマーは姫に渡せばいいかな?
佐倉井ほたる:ですね
興津和沙:嬉しい!
貴崎世怜:いじょうで!
GM:OK!

ミドル8:姫

GM:再合流シーン。
GM:シーンプレイヤーは姫。他登場自由。
興津和沙:うおー!
GM:通常のシーンはこれがクライマックス前最後になります。
興津和沙:1d10+77
DoubleCross : (1D10+77) → 4[4]+77 → 81

佐倉井ほたる:佐倉井ほたるの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:81->89)
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:87->96)
阿嘉橋コウ:うわ
佐倉井ほたる:辛い…
GM:あわわ
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:81->82)

GM:君たちは、御綿笹霧を伴って興津和沙のもとへと急いでいた。
GM:その、道の途中で。
GM:君たちは、再会した。
興津和沙:「………」
興津和沙:いつになく、焦燥した姿。
興津和沙:親友が消えた時も、興津和沙は彼女の無事を願って強く在ろうとした。
興津和沙:自分たちを護ろうとしてくれた先生に抗おうとした時も、真っ直ぐ向かっていった。
興津和沙:そんな少女が、今一人で摩耗している。
興津和沙:自分が信じた道が、護ろうとした少女が、自分の信念が
興津和沙:友人を傷つけた。それはもう取り戻しのつかないものだ。
興津和沙:「………」
阿嘉橋コウ:「……あ」道を早足で行く途中に。
阿嘉橋コウ:「ひ……」一瞬だけ、そのいつもと違う様子に躊躇をする。が。
阿嘉橋コウ:「姫っ!」それでも、強いて自分を、相手を元気づけるように声をかける。
興津和沙:「………」
興津和沙:「……コウ……くん……」
興津和沙:金髪の少女が、君の顔を見上げる。
興津和沙:少女の瞳には涙が溢れている。
興津和沙:君がいつか見た、喜びに溢れた涙ではない。
興津和沙:ただ、悲しみと後悔だけに彩られた瞳
阿嘉橋コウ:「うん。来たよ」この言い方がいいのかどうかは、何もわからない。
阿嘉橋コウ:でも、何も言わないでそのまま、泣かせたままにするなんてできるわけがなかった。
興津和沙:「愛が……!!」
興津和沙:「愛がさあ……!」
阿嘉橋コウ:「えっと……クラスの……?」名前くらいは聞いたことがあった。
御綿笹霧:「……場所を移そう」
御綿笹霧:「落ち着いて話ができる場所に」
御綿笹霧:「近くに個室のあるカフェがある」
阿嘉橋コウ:「……はい」こくりと頷いて。
興津和沙:「……」
阿嘉橋コウ:「姫、話、聞かせて。ちゃんと聞くよ」
興津和沙:御綿さんから、目を逸らしながら、こくりと頷く
興津和沙:今は、この人と目を合わせられる気がしない

GM:カフェ・夜の隙間に
GM:君たちは個室に入り、一旦腰を落ち着ける。
興津和沙:「……」
阿嘉橋コウ:「姫、大丈夫? 話せる?」
阿嘉橋コウ:横に座って、心配そうにしている。
興津和沙:優しい声に導かれるように
興津和沙:思わず自分を心配してくれる少年のもとに手が伸びそうになる
興津和沙:けれど
興津和沙:今の自分はその温かさに包まれる資格が、ない。
興津和沙:そう思って、自分の手を必死に止める。
興津和沙:「うん」
興津和沙:「大丈夫」
興津和沙:顔を上げ
興津和沙:まだ少しうつろな目でみんなの顔を見渡す
興津和沙:「ごめんなさい。」
興津和沙:「私が、勝手なことをしたせいで。」
興津和沙:「何の罪のない、一般の人を、傷つけてしまいました。」
興津和沙:震える声で、そう伝える。
興津和沙:今は、どれだけが精一杯だった。
貴崎世怜:「……結果としては、そうかもしんないっすね」
興津和沙:ぎゅっと拳を握りしめながら、その言葉を聞いている
貴崎世怜:和沙ちゃんの目から見た事実は、本人の言ったとおりなのだろう。けれど
貴崎世怜:「……でもね、和沙ちゃん。たとえあの子がジャームだったとして、『もしかしたら』……って思ったその気持ちは」
貴崎世怜:「否定しないでほしい。わたしは、否定したくない」
貴崎世怜:ひとつひとつ、言葉を探すように、言う。
興津和沙:「…………」
興津和沙:「…世怜さん…」
貴崎世怜:かつて自分がそう祈って、たまたまその祈りが通じた事があった。
貴崎世怜:でも、その祈りは、本当にたまたまでしかなかったことも、その後の出会いで知った。
貴崎世怜:「今、和沙ちゃんはその、とても傷ついてる」
貴崎世怜:「その傷を乗り越えるのは、なんというか、簡単じゃない」
興津和沙:「うん……」
興津和沙:「わかんないんだよ…」
興津和沙:「ちゃんと、皆の言うことを聞いてればよかった…って思ってるのに」
興津和沙:「そうすれば、愛が死んじゃうかもしれないような目に合わなくて済んだってわかってるのに。」
興津和沙:「それでも……それでも…まだあの子のことを……」
興津和沙:「敵だとか…ジャームだとか…そんなふうに思えないんだ…」
貴崎世怜:「……うん」
興津和沙:「まだ、友達だって信じちゃってるんだ…」
貴崎世怜:「信じることも、信じて行動したことも」
貴崎世怜:「その、さ。なかったことには、しないでほしいんだ……」
貴崎世怜:「難しいことだと思う。もしかしたら、今より傷つくかもしれない」
貴崎世怜:「でも、やったことが間違ってたと思っても、それでも」
貴崎世怜:「やろうとした気持ちまでは、どうか否定しないでほしいんだ」
興津和沙:「………」
興津和沙:「また、心を引き裂かれるような思いをしても。」
興津和沙:「それでも、そうしたほうがいいのかな。」
興津和沙:御綿さんも、そんな思いをして
興津和沙:この人は、そんなあの人の姿を見て、支えてたのかな。
興津和沙:「私に、さ」
興津和沙:「そんなこと、出来ると思う?」
興津和沙:自分が信じた正義と理想が人を傷つけて、それだけで足を止めてしまう弱い自分に
佐倉井ほたる:「わたしはですね、和沙さん」静かな声で。
佐倉井ほたる:「どうしても辛くて、苦しくて。なんでこんなことしてるんだろうって、そうなるなら…別に、止めたっていいと思いますよ」
興津和沙:「……」
佐倉井ほたる:「ごめんなさい、あまりいい答えじゃないんでしょうけれど。それでも、」
佐倉井ほたる:「わたしが会った時の貴方は、あのアキツミカミとの時は、」「貴方自身が、そうしたいと思ったからそうしていたように見えました」
佐倉井ほたる:「誰だって、何時もいつまでも走り続けることなんてできやしません。休んでも、止めても、誰も文句なんて言わせませんよ」
興津和沙:「……優しいね、ほたるちゃんは。」
興津和沙:突き放すような言い方でも
佐倉井ほたる:「そうですか?一番ひどいこと言ってる気がします。結局、何がいいなんて何も言ってないんですし」苦笑しながら。
興津和沙:「それでも、私のことを見てくれてた。」
佐倉井ほたる:「………ともだちですから。それくらいは、したいんです」
興津和沙:「………友達、か……」
興津和沙:その言葉が、さっきよりも優しく響いてくれたような気がした
御綿笹霧:「……和沙」
御綿笹霧:静かに口を開く。
御綿笹霧:「今、私に言えることは多くない」
御綿笹霧:「ただ………」
御綿笹霧:「頑張ったね」
興津和沙:「………ずりぃよ」
興津和沙:「自分の言うこと無視して痛い目あったバカに、他の人を痛い目合わせちゃったバカに」
興津和沙:「なんでそんなこと言ってくれるんだよ。」
興津和沙:優しさが胸に染み込んで、我慢してた涙がまた溢れそうに鳴る
御綿笹霧:「……バカだなんて思っていないからね」
御綿笹霧:「守りたいものを守ろうとするなんて」
御綿笹霧:「とても当たり前で、そして困難なことだ」
御綿笹霧:「……それを、知ってるだけさ」
興津和沙:「…やっぱ、ずるい…」
興津和沙:「でも、ありがとう」
阿嘉橋コウ:「……姫」隣から手を差し出す。
阿嘉橋コウ:先ほど、迷って引っ込められた手を、もう一度、というように。
興津和沙:「……」
阿嘉橋コウ:「あのね、姫。僕、今回わりと……怒ってるみたいなんだ。あ、姫にじゃないよ」
阿嘉橋コウ:手はそのままに、話し出す。
阿嘉橋コウ:「最初はね、僕が不甲斐ないからかなあって思ったけど、それだけじゃなくて」
阿嘉橋コウ:「多分、ビーチェちゃんにでも、ないんだ」
興津和沙:その手は、動かない。動かせない。
興津和沙:その温かさに、焦がれながらも恐れるように、じっとしている。
興津和沙:「…うん」
興津和沙:それでも、じっとコウくんの言葉を聞いている
阿嘉橋コウ:「この事態を引き起こした人たちっていうのがいて、陰で観察してる」
阿嘉橋コウ:「今すぐにどうにかできるわけではないかもしれないけど、姫が優しいこととか、人を見捨てられないこととか」
阿嘉橋コウ:「人が、絆を大事だなって思うこと自体を、利用しようとしてる人たちがいて、僕はそれに怒ってる」
阿嘉橋コウ:「姫は悪くないよ。悪いって思っててもいいけど、悪くないんだ」
興津和沙:「………」
阿嘉橋コウ:そう言って、手を伸ばす。
阿嘉橋コウ:髪の毛でできた頼りない指輪をはめた手で、しっかりと少女の手を握る。
興津和沙:「まだ」
興津和沙:「姫って呼んでくれる?」
興津和沙:ぎゅっ、と
興津和沙:いつも、くじけそうになった時に自分を引っ張ってくれる
興津和沙:大好きな王子様の手を握り返す
阿嘉橋コウ:「呼ぶよ」
阿嘉橋コウ:「だって、僕の中ではずっと姫は姫なんだ」
阿嘉橋コウ:「姫がそれを疑うようなことがあって、それが、他の誰か、ひどい奴のせいなら」
阿嘉橋コウ:「僕はいつでもそいつに怒りに行く!」
阿嘉橋コウ:ぎゅっと手を強く握って。
興津和沙:少年の手の上に
興津和沙:ぽたり、ぽたり、と。熱い雫が落ちていく
阿嘉橋コウ:「だから、繋いでなきゃダメだよ」
興津和沙:「うん……うん……!」
阿嘉橋コウ:「姫があの子を友達だと思った気持ちもきっと本当で」
阿嘉橋コウ:「僕が今姫とこうして、一緒にいたいって」
阿嘉橋コウ:「それだって同じくらい本当なんだよ……!」
興津和沙:「…私だって」
興津和沙:「全部本当だよ。」
興津和沙:「ビーチェちゃんを信じたことも、それを後悔したくないって思ったことも」
興津和沙:「お姫様に憧れて、お姫様になりたくて走り続けたことも。」
阿嘉橋コウ:「知ってる」
興津和沙:「コウくんのことが、大好きなことも。」
興津和沙:「全部本当で、全部本気だった。」
阿嘉橋コウ:「……知ってる」
阿嘉橋コウ:ゆっくりと頷きながら、その声を聞いている。
阿嘉橋コウ:熱い涙の滴が、少しずつ冷えていくのを待つように。
興津和沙:「……」
興津和沙:ぎゅう、と。王子様の手を握る力が強くなる
興津和沙:「……御綿さん」
御綿笹霧:「……和沙」
興津和沙:「もう一回」
興津和沙:「もう一回機会をください。」
興津和沙:「あの子と向き合う機会を。」
興津和沙:「今度は、絶対逃げない。」
御綿笹霧:「ああ」
御綿笹霧:「それがお前の答えなら」
興津和沙:「うん。」
興津和沙:「いや、違うな。」
興津和沙:「これから答えを見せに行くんだ。」
御綿笹霧:「……わかった」
興津和沙:私に理想を追う資格があると信じてくれた人のために
興津和沙:私が理想を追う姿を見ていてくれた人のために
興津和沙:私に試練と、それに立ち向かう勇気を与えてくれた人のために
興津和沙:私をお姫様と呼んでくれる王子様のために
興津和沙:私に、お姫様に憧れてると語ってくれた少女のために
興津和沙:「ハッピーエンドを、作りに行くんだ。」
興津和沙:「そいつが、お姫様の仕事だからさ」

GM:シーンエンド!姫はロイスをタイタスにする判定に挑戦できます
佐倉井ほたる:あ、エブリシングレディで世界制服渡したいんですができますか!
GM:可能にします!
阿嘉橋コウ:あとマクスウェルプログラムでダイス+3個増やします。残り1回。
佐倉井ほたる:ありがとうございます!ではエブリシングレディ起動。世界制服を取得、これを興津さんへ渡す!
興津和沙:ありがとー!!
興津和沙:この世界征服の効果で意志が+2でしたっけ?
佐倉井ほたる:+3です!
興津和沙:すげえ!
貴崎世怜:+3、えらい
興津和沙:うおーー!!
阿嘉橋コウ:すごい
興津和沙:6dx+1+3>=9
DoubleCross : (6R10+1+3[10]>=9) → 9[2,6,8,8,9,9]+4 → 13 → 成功

阿嘉橋コウ:やったーー
興津和沙:ありがとう……!!
貴崎世怜:やったー!
佐倉井ほたる:ほっ
GM:難易度は10だけど成功!
GM:タイタスにすることが可能です。
興津和沙:ビーチェちゃんへの感情を友情○/覚悟に変更し、タイタス化します。
GM:…!了解です。
GM:このシーンは以上!購入はなしになります。
興津和沙:恩人/御綿笹霧/敬意○/不安
興津和沙:以上で!

クライマックス:親愛の花束

GM:クライマックス!全員登場です。
佐倉井ほたる:佐倉井ほたるの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:89->97)
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:96->98)
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:82->84)
興津和沙:1d10+81
DoubleCross : (1D10+81) → 3[3]+81 → 84

GM:橋の下
GM:先ほど、興津和沙が去った橋の下で、ビーチェ……”ベイト”は待っていた。
GM:足元には、血塗れの白髪の少年。
”ベイト”:「おかえりなさい、和沙」
”ベイト”:「待ちくたびれちゃった」
”ベイト”:きらきらと、笑う。
”ベイト”:「でも……褒めて?」
”ベイト”:「ちゃんと、我慢して待ってたんだよ」
”ベイト”:「みんなを殺しに行かずに、待ってたんだよ!」
”ベイト”:嬉しそうに。
興津和沙:「うん。」
興津和沙:「偉いね。ビーチェちゃん。」
興津和沙:悲しみを隠すように、笑顔を作る
興津和沙:「でもさ。」
興津和沙:「誰かを傷つけるとか、殺すとかさ」
興津和沙:「そういうのやめてくれたら、私はもっと嬉しいかな」
”ベイト”:「なんで?」
”ベイト”:「やめる意味、ないよ」
興津和沙:「あるよ。」
興津和沙:「ビーチェちゃんが誰かを傷つけるのを見るのは。」
興津和沙:「私が、悲しい。」
”ベイト”:「それは……」
”ベイト”:「とても………」
”ベイト”:「すてき」
”ベイト”:「ぞくぞくしちゃうな。和沙が私のために傷ついてくれるの」
”ベイト”:「でもね」
”ベイト”:「私、次に殺すのはもう決めてるの」
興津和沙:「……やめて」
興津和沙:一瞬、目をつむる。敵の前でそれをするのは愚かなことであるとわかっているけれど。
興津和沙:そうしなければ、また涙がこぼれてしまうのを抑えることができないと思った。
”ベイト”:「和沙、コウ」
”ベイト”:「そして、あなたたち」
”ベイト”:血塗れの刃物を君たちに向ける。それは、いくつも返しがついた、人を殺すのに効率的な武器だ。
興津和沙:「私は。」
興津和沙:「私達と一緒にカラオケで歌ったり、一緒にアイスを食べたりしてるビーチェちゃんを素敵だと思ったよ。」
”ベイト”:「それは、嬉しいな」
”ベイト”:「だってそうすればたくさん一緒にいられて」
”ベイト”:「とっても殺しやすくなる」
”ベイト”:「仲良くするの、大好き」
阿嘉橋コウ:「姫」背中を軽く叩く。自分はしっかりと目を開けている。
阿嘉橋コウ:「大丈夫。僕もそう思ってたから」
阿嘉橋コウ:でももう、そう思ってはいられないこともわかっている。
興津和沙:「うん。」
興津和沙:「ありがとう。でも、大丈夫だよ。」
興津和沙:「みんなに、背中を押してもらったから。」
阿嘉橋コウ:「うん」
興津和沙:「私は、あの子の友達のまま、あの子を止める。」
興津和沙:「みんな、ごめんね。」
興津和沙:「今回は、この我儘、貫かせてもらうからっ」
興津和沙:「貫いてみせるから!」
興津和沙:そう言って、コウくんと背中合わせに槍を構えます
阿嘉橋コウ:(そう。姫は、きっと、何度辛い思いをしても、きっと立ち上がれる子だから)
阿嘉橋コウ:(僕は、そんな姫の傍にいたいと思うから)
阿嘉橋コウ:こくりと頷く。
佐倉井ほたる:「何も謝る必要なんてありません。…ええ、そのように」ゆっくりと、袂から刃を抜く。
御綿笹霧:「……見せてもらうよ、お前の覚悟を」
御綿笹霧:「そして、それが貫けるよう───手助けをしよう」
御綿笹霧:杖を構える。
貴崎世怜:「……止めよう、あの子を。一人じゃなくて、みんなで」帽子をかぶり直す。
阿嘉橋コウ:(あの子は知らないんだ。終わりにしてしまったら、姫の素敵なところ、ずっと見ていられなくなっちゃう)
阿嘉橋コウ:「行こうね。みんなで」
”ベイト”:無邪気な笑い。
”ベイト”:そして、強烈なレネゲイドを放つ。《ワーディング》は、今は使っていない。
”ベイト”:「さあ……遊びましょ」
興津和沙:「ああ、遊ぼうぜ!!思いっきりさ!!」
阿嘉橋コウ:自分で《ワーディング》を使用します。
阿嘉橋コウ:無関係な人を巻き込めない!
佐倉井ほたる:「ーーFH実験体、”ベイト”。あなたを、ここで討伐します」

GM:衝動判定。難易度は9。
佐倉井ほたる:思い出の一品と一体化して判定します。
興津和沙:3dx+1>=9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 8[4,6,8]+1 → 9 → 成功

興津和沙:ギリギリ…!
佐倉井ほたる:5dx+4=>9
DoubleCross : (5R10+4[10]>=9) → 8[3,4,4,7,8]+4 → 12 → 成功

興津和沙:2d10+84
DoubleCross : (2D10+84) → 14[10,4]+84 → 98

佐倉井ほたる:佐倉井ほたるの侵蝕率を+13(2d10->9,4)した(侵蝕率:97->110)
興津和沙:うおおお、結構行った
貴崎世怜:6dx+1=>9
DoubleCross : (6R10+1[10]>=9) → 10[1,1,5,10,10,10]+9[6,8,9]+1 → 20 → 成功

GM:たかい
阿嘉橋コウ:3dx+4=>9 思い出の一品使用
DoubleCross : (3R10+4[10]>=9) → 8[1,1,8]+4 → 12 → 成功

阿嘉橋コウ:よし
GM:くっそ誰も暴走なしか!
貴崎世怜:絶対に暴走しないという意志
GM:ちなみにビーチェへのロイスがあった場合
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+14(2d10->8,6)した(侵蝕率:84->98)
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+13(2d10->8,5)した(侵蝕率:98->111)
阿嘉橋コウ:うっわ
GM:衝動判定の難易度は12になっていました
貴崎世怜:ひー
阿嘉橋コウ:ひええ
佐倉井ほたる:あぶね
興津和沙:そういうことね…!

”ベイト”(15)

    10m

貴崎(5)阿嘉橋(5)興津(5)佐倉井(5)

GM:セットアップからいきましょう。
佐倉井ほたる:エブリシングレディ起動。パワーアシストアーマーを取得、装備。行動値0へ。
”ベイト”:まずEロイス:殺戮衝動。さらに唯我独尊を使用して殺刃圏。
”ベイト”:クリンナッププロセス時点で戦闘不能のキャラクターは死亡
”ベイト”:クリンナッププロセス毎に自分以外の登場キャラクターは2D点ダメージ
阿嘉橋コウ:ギャー
”ベイト”:です。
阿嘉橋コウ:《先陣の火》。行動値が15上昇して20。侵蝕2上昇。
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+2した(侵蝕率:111->113)
貴崎世怜:《原初の黄:得意領域》で〈RC〉ダイス+3
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+3した(侵蝕率:98->101)
興津和沙:まずはブルゲなしで…!!
GM:OK.
GM:まず、イニシアチブ。
”ベイト”:《加速する刻》
貴崎世怜:ですよね!
阿嘉橋コウ:あった……
”ベイト”:マイナーで接敵
GM
”ベイト”(15)
貴崎(5)阿嘉橋(20)興津(5)佐倉井(5)

興津和沙:にゃー!!
”ベイト”:メジャー!《コンセントレイト:ノイマン》+《アナトミックラスト》+《コントロールソート:白兵》+《コンバットシステム》+《エクスマキナ》+《キリングアート》+《神機妙算》でPC全員に攻撃!
”ベイト”:ちなみに、武器は悲哀の楔。
佐倉井ほたる:げ、ゲエーっ
”ベイト”:暴走を受けている対象に命中時、プロセス終了時に対象の侵蝕率1D上昇という効果なのですが
”ベイト”:暴走PCがいないためただの高性能な武器!
興津和沙:よ、よかった…!!
佐倉井ほたる:あぶねえ…
阿嘉橋コウ:ひゃー
貴崎世怜:こわい……
佐倉井ほたる:では、≪守護者の巨壁≫!単体を私一人へ!
佐倉井ほたる:佐倉井ほたるの侵蝕率を+6した(侵蝕率:110->116)
”ベイト”:了解!
貴崎世怜:つよーい!
興津和沙:めたるちゃん!!
”ベイト”:25dx7+20
DoubleCross : (25R10+20[7]) → 10[1,1,1,1,2,3,3,4,4,5,6,6,7,7,7,7,8,8,8,9,9,9,10,10,10]+10[2,2,3,4,6,7,8,8,8,8,9,9,10]+10[1,2,2,4,6,8,10,10]+10[1,9,10]+10[6,7]+3[3]+20 → 73

阿嘉橋コウ:たっか
佐倉井ほたる:????
貴崎世怜:うわあ
興津和沙:こわ
”ベイト”:《フェイタルヒット》ダメージ+5D
阿嘉橋コウ:ダイス多いよ
佐倉井ほたる:≪氷盾≫と、スネークブレードを装備して一体化。ガードします。
”ベイト”:8d10+5d10+55
DoubleCross : (8D10+5D10+55) → 43[4,7,9,1,10,7,4,1]+31[9,7,4,2,9]+55 → 129

佐倉井ほたる:何それこわ…
阿嘉橋コウ:oh
”ベイト”:諸々有効です。
興津和沙:クレイジー…
佐倉井ほたる:装甲有効でも、装甲25+ガード値20+8で
佐倉井ほたる:53点か。76点通るので死ぬ。
佐倉井ほたる:ここは…ロートヴァッサーのロイスを斬って復活。
”ベイト”:OK。演出へ。
GM:あっ!ちょっとストップ!
GM:NPC効果
GM:の説明と提示を忘れてました。
興津和沙:わーい!
阿嘉橋コウ:わー
GM:まじで申し訳ねえ!次から使ってね!今出す!

NPCカード 御綿笹霧
・【ファッシオ】…21dx7+1、攻撃力71で単体攻撃。
・【レジェロ】…21dx7+7で回避。成功時、攻撃は失敗となる。
上記効果が1回ずつ使用可能。

佐倉井ほたる:滅茶苦茶強い
阿嘉橋コウ:やったー!
GM:では、改めて!
GM:演出行きます!

”ベイト”:とん、と軽い踏み出し。
”ベイト”:しかし、その少女の体は瞬時に君たちの前に立った。
”ベイト”:「さよなら」
”ベイト”:君たち全員に向けて、刃の雨を、降らせる。
興津和沙:まるで本当に遊びに来たかのような軽やかな足取り
興津和沙:けれど、その所作に思わず背筋が凍りつく
佐倉井ほたる:「チッ…!」舌打ち。其れを持って詠に替える。
佐倉井ほたる:がじゃりと。剣の大樹が刃を塞ぐ。
”ベイト”:「あは」
”ベイト”:その剣を。
”ベイト”:遊ぶように、軽やかに静かに素早く、解体していく。
佐倉井ほたる:「ぐ…」それは、佐倉井ほたるの肉体であり埋め込まれた緋緋色金でもある。
”ベイト”:「あなた、剣なのね。面白いわ」
”ベイト”:「剣を殺すのなんて、初めてだから」
佐倉井ほたる:「……それだけでは、有りませんがね…!」
”ベイト”:「ふふ」
”ベイト”:わらう。たのしそうに、嬉しそうに。
佐倉井ほたる:ただの痛みなら、こうまで苦悶に歪まぬ顔が、殺す為の業が与えるそれに歪む。

GM:イニシアチブ。
GM:ここでエフェクトを使っていいかどうか悩みましたが
GM:はっちゃけたいので使います。
”ベイト”:《ブリッツクリーク》
佐倉井ほたる:げええ
貴崎世怜:ウギャーッ
興津和沙:はっちゃけてきた!!
阿嘉橋コウ:ぐえー
”ベイト”:マイナーなし、メジャー先ほどと同じコンボだ!
”ベイト”:《コンセントレイト:ノイマン》+《アナトミックラスト》+《コントロールソート:白兵》+《コンバットシステム》+《エクスマキナ》+《キリングアート》+《神機妙算》で全員に攻撃!
”ベイト”:25dx7+20
DoubleCross : (25R10+20[7]) → 10[1,1,2,2,2,2,2,2,2,4,5,5,6,6,6,7,7,7,7,7,8,8,9,10,10]+10[1,3,5,6,7,8,8,9,9,10]+6[2,2,3,3,4,6]+20 → 46

阿嘉橋コウ:さっきよりはまし……
GM:NPCを使ってもいいし使わなくてもいい
興津和沙:ドッジ!
佐倉井ほたる:≪氷盾≫&スネークブレード一体化ガード。
興津和沙:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,3,5,6,6,9,10]+3[3] → 13

興津和沙:ダメ!
貴崎世怜:ドッジ!
阿嘉橋コウ:まずはドッジ
貴崎世怜:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[1,2,5,6,9,10]+1[1] → 11

阿嘉橋コウ:8dx+1=>46
DoubleCross : (8R10+1[10]>=46) → 9[1,1,6,7,8,9,9,9]+1 → 10 → 失敗

貴崎世怜:無理子
阿嘉橋コウ:ぐえ
佐倉井ほたる:コウ君に≪崩れずの群れ≫。カバー。
阿嘉橋コウ:ありがたやー!
佐倉井ほたる:そしてさっきの氷盾もコミで上げます。
”ベイト”:では、ダメージ!
佐倉井ほたる:佐倉井ほたるの侵蝕率を+6した(侵蝕率:116->122)
”ベイト”:5d10+55
DoubleCross : (5D10+55) → 26[2,2,7,10,5]+55 → 81

興津和沙:死ぬ!リザレクト!
興津和沙:1d10+98
DoubleCross : (1D10+98) → 7[7]+98 → 105

興津和沙:どんなもんじゃい!
貴崎世怜:死!ロートヴァッサーくんのロイス切って復活!
佐倉井ほたる:固定値高いな畜生…!装甲25、ガード28で53点引いて28点ダメージが二倍。死ぬのでコウ君のロイス切って立ちます!
”ベイト”:演出!

”ベイト”:再度───死の嵐が吹き荒れる。
”ベイト”:それは、効率的に斬撃や刺突、体術を組み合わせた殺人術だ。
”ベイト”:まるで踊りでも踊るような軽やかさで、君たちの肉を、骨を、切り裂いていく。
佐倉井ほたる:「ーーああもう!茂れ、神籬!」残っていた剣群で、侵蝕負荷が一番今大きい阿嘉橋さんを庇う。
阿嘉橋コウ:「……!」攻撃を覚悟していたが、防がれたことを知る。
興津和沙:肉を割かれ、骨を絶たれながら
興津和沙:ほたるちゃんが、コウくんを守ってくれている姿を認める
興津和沙:「ありがとう、ほたるちゃん!」
貴崎世怜:「っ、無茶はしないでね……!」
佐倉井ほたる:「いえ。正直こうまで防げないとは思ってませんでした…!」和服が裂かれ、血が幾重にも零れている。
阿嘉橋コウ:「……ありがとう!」姫の声を聞きながら、自分でも心からの礼を。
佐倉井ほたる:「構いません!これが、わたしたちの在り方です!」
”ベイト”:「ああ、楽しい!こういうの、なんて言うんだっけ───『骨がある』、だっけ!」
興津和沙:「楽しい、だけ?」
”ベイト”:「楽しいわ!それに嬉しい!」
”ベイト”:「とても、きらきらしてるもの、みんな」
興津和沙:「そっか。じゃあ、これからもっと眩しいもの見せてやるよ。」
興津和沙:「眩しくて、熱くて、かっこいい。私の自慢の王子様の姿をさ!」

GM:イニシアチブから、コウくんの手番へ!
阿嘉橋コウ:マイナーはありません。
阿嘉橋コウ:メジャー、コンボ『蠍火に届くまで』。《コンセントレイト:サラマンダー》《魔獣の本能》《災厄の炎》《プラズマカノン》。
阿嘉橋コウ:対象はベイト。侵蝕12上昇。
阿嘉橋コウ:判定します。
”ベイト”:妨害等なし。
阿嘉橋コウ:11dx7+12
DoubleCross : (11R10+12[7]) → 10[2,4,5,5,6,6,7,8,9,10,10]+6[2,4,4,5,6]+12 → 28

阿嘉橋コウ:うわ
”ベイト”:ガードします。
興津和沙:あってよかった固定値!
貴崎世怜:ダメージ前に《原初の黒:力の法則》
貴崎世怜:+4Dしてね!
阿嘉橋コウ:ありがとう!
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+12した(侵蝕率:113->125)
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+6した(侵蝕率:101->107)
阿嘉橋コウ:ダメージ出します。
阿嘉橋コウ:7d10+38
DoubleCross : (7D10+38) → 31[4,3,5,7,8,1,3]+38 → 69

”ベイト”:装甲とガードで減らして…まだまだ元気。
阿嘉橋コウ:ぐえー
GM:演出どうぞ!

阿嘉橋コウ:姫の声に応えるように。ゴウ、と両手に火が灯る。
阿嘉橋コウ:普段なら駆け出していくところ、その分の力も炎に変えて。
阿嘉橋コウ:すぐ傍の"ベイト"目がけ零距離で、高い火柱を打ち上げる。
”ベイト”:「っ………!!」
”ベイト”:「熱い……痛い痛い痛い!」
阿嘉橋コウ:「……僕だって、友達だと思ってた。本当だよ」
阿嘉橋コウ:「姫みたいに、友達として止められたら、とも思う。でもそれは無理で」
貴崎世怜:炎に照らされた影もまた炎の形をとり、”ベイト”の肌を焦がしている。
阿嘉橋コウ:「でも、君が本当の意味での敵だとも思えない。だから」
阿嘉橋コウ:「思い出として、君を止める」
阿嘉橋コウ:「僕は、殺したりとか、本当は楽しくはないから」
阿嘉橋コウ:「できるだけ早く、楽に」
”ベイト”:「……そう」
”ベイト”:「そっか、思い出、ね」
”ベイト”:「でもいいの。私に会った人はみんな思い出になるから」
”ベイト”:そう語る彼女の瞳の奥に、残っているものはない。

GM:行動値15、”ベイト”の本来の行動。
興津和沙:こい!!
”ベイト”:マイナーなし、3回目のフルコンボ!
”ベイト”:《コンセントレイト:ノイマン》+《アナトミックラスト》+《コントロールソート:白兵》+《コンバットシステム》+《エクスマキナ》+《キリングアート》+《神機妙算》
”ベイト”:25dx7+20
DoubleCross : (25R10+20[7]) → 10[1,1,3,3,3,4,4,4,4,5,6,6,6,6,6,6,7,8,8,8,9,9,10,10,10]+10[2,3,3,3,4,6,7,8,10]+3[1,1,3]+20 → 43

貴崎世怜:《輪廻の獣》 コウくんのロイスを切ってその判定を失敗させます
GM:では、判定は失敗!
GM:攻撃も失敗!
”ベイト”:演出!

”ベイト”:「さ……みんなも」
”ベイト”:「思い出になる時間よ」
”ベイト”:刃を手の中で回して。
貴崎世怜:「ならないよ」
貴崎世怜:一言、ただ一言だけを発する。
貴崎世怜:仕込みは済ませた。あとは合わせるだけ。
”ベイト”:切り裂く。肉の感触。それを、味わう。
”ベイト”:そのはずだった。
貴崎世怜:攻撃行動が、殺意が、ほんの一瞬だけかき消える。
”ベイト”:「───?」
”ベイト”:「なに、今の」
”ベイト”:不思議そうな顔に、やがて嫌悪と恐怖が混じる。
”ベイト”:「───っやだっ、やだやだやだっ!気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い!」
貴崎世怜:「おまじないっすよ、ちょっとした」眼鏡を直し、”ベイト”を見据える。
貴崎世怜:「悪い子には、刺激が強すぎたかもだけど」
”ベイト”:「ああああああ!!殺す!殺してあげるっ!!!」
”ベイト”:「私は!!殺すために!!」

GM:イニシアチブ
”ベイト”:《分割思考》行動値5で未行動に。
興津和沙:マジか……!!
阿嘉橋コウ:ぐええ
GM:世怜ちゃんの手番!
貴崎世怜:めっちゃくちゃ動く
興津和沙:先お願いします!
貴崎世怜:はい!
GM:そうだ同じ!
GM:どうぞ!
貴崎世怜:《コンセ:ウロボロス》《原初の赤:死神の瞳》《細胞侵蝕》で”ベイト”に
GM:判定どうぞ!
貴崎世怜:8dx7+7
DoubleCross : (8R10+7[7]) → 10[2,3,4,4,4,5,8,9]+3[2,3]+7 → 20

貴崎世怜:a,
貴崎世怜:侵蝕ボーナス入れてないな
貴崎世怜:ふりたします
GM:はい!
貴崎世怜:3dx7
DoubleCross : (3R10[7]) → 6[1,2,6] → 6

貴崎世怜:かわらずのいし
”ベイト”:ガードしても仕方ないので、ドッジ
”ベイト”:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[2,3,8,9,10]+6[6] → 16

貴崎世怜:こわい
”ベイト”:まわったのに…
貴崎世怜:命中!邪毒ランク5と重圧と次のダメージ+6dです
”ベイト”:重圧きつい
GM:演出どうぞ!

貴崎世怜:叫ぶ”ベイト”を見る。隙は作った。仕込みは済ませた。それでも、相手はまだ勢いの止まる気配を見せない。
貴崎世怜:(焦るな、よく見ろ)
貴崎世怜:先のコウくんの攻撃に乗じて、影でレネゲイドに直接干渉した。
貴崎世怜:《獣》の力も使って、攻撃を否定もした。
貴崎世怜:ならば次は
貴崎世怜:「笹霧さんっ!」
御綿笹霧:「───ああ」
御綿笹霧:「任せてくれ」
貴崎世怜:NPCカード【ファッシオ】使用します
GM:了解。
御綿笹霧:21dx7+1
DoubleCross : (21R10+1[7]) → 10[2,3,4,4,4,5,5,5,6,7,8,8,8,8,8,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,2,4,4,5,7,7,7,8,8,8]+10[1,6,6,7,9,10]+10[7,8,9]+10[7,9,10]+10[1,6,10]+10[8]+4[4]+1 → 75

興津和沙:愛の力や……!!
”ベイト”:ガード!
御綿笹霧:ダメージ。死神の瞳の効果が乗って+6D。
御綿笹霧:8d10+6d10+71
DoubleCross : (8D10+6D10+71) → 45[5,9,3,7,5,10,1,5]+36[9,7,1,4,7,8]+71 → 152

貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+9した(侵蝕率:107->116)
”ベイト”:死ぬほど削れました。死ぬほど痛い。
貴崎世怜:やったぜ

御綿笹霧:風が、吹く。
御綿笹霧:素早い少女よりなお速く。
御綿笹霧:吹き荒れる。
御綿笹霧:それでも嵐と言うにはあまりにも、涼やかな
御綿笹霧:───吹き止んだ後に、風の化身のように男は立つ。
”ベイト”:「かっ……!げ、ぐ……!」
”ベイト”:震えて、血の塊を吐き出す。
興津和沙:「……っ!!」
興津和沙:思わず駆け寄ってしまいそうなる足をかろうじて止める
”ベイト”:「ひどい。貴方はほんとに、ひどい人」
”ベイト”:「でも、そうね。殺すなら殺し返す。当たり前だわ」
”ベイト”:「だから、殺す」
”ベイト”:「殺してあげる」
”ベイト”:「みぃんな、ひとしく、きれいに、あとかたもなく!」

GM:姫のターン!
興津和沙:いくぞ!
興津和沙:マイナーなし!メジャーで〈コンセ:ブラックドッグ>+〈爪剣〉+〈アタックプログラム〉+<バリアクラッカー>
阿嘉橋コウ:《マクスウェルプログラム》。判定のダイス3個増加。
興津和沙:ありがとうコウくん!!
阿嘉橋コウ:いっちゃえー
興津和沙:14dx7+12+11-2
DoubleCross : (14R10+12+11-2[7]) → 10[1,2,2,3,3,4,4,4,4,5,6,9,10,10]+10[1,5,10]+6[6]+21 → 47

”ベイト”:うぐ…!ガード!
興津和沙:ガー不装甲無視!
”ベイト”:あっ
”ベイト”:ガードできない!
”ベイト”:ドッジ!
興津和沙:やで!
”ベイト”:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 7[3,3,3,6,7] → 7

”ベイト”:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[5,6,7,8,10]+4[4] → 14

”ベイト”:あっ出た 上のでお願いします
”ベイト”:命中!
興津和沙:よっし!
興津和沙:5d10+37
DoubleCross : (5D10+37) → 25[1,9,7,1,7]+37 → 62

”ベイト”:あーあーあー
”ベイト”:《刹那の勝機》
”ベイト”:ダメージを0に!
”ベイト”:危なかった!演出をどうぞ!
興津和沙:重圧は?
”ベイト”:このエフェクトは重圧でも使える!
興津和沙:そうか。ずるいぜ!!
”ベイト”:ずるいぞ!
興津和沙:演出!!

興津和沙:「だから、さあ!」
興津和沙:「殺すなら殺し返すのが、当たり前とか」
興津和沙:「そんな悲しいこと、私達一緒に遊んだときと同じ口調で言うんじゃねえよ!」
”ベイト”:「……なんで?」
”ベイト”:「なんで悲しいのかわからないし、悲しいことをなんで言ったらいけないのか、わからないわ」
”ベイト”:「だって、楽しいじゃない?遊ぶのも、殺すのも」
”ベイト”:「同じよ?」
興津和沙:「同じであって、たまるかよ。」
興津和沙:轟ッ!
興津和沙:”ベイト”と興津和沙の間に白刃の光が煌めく
興津和沙:朱い軌跡が糸のように走り”ベイト”の体を貫こうとする!
”ベイト”:「ああ」
”ベイト”:ふわり、とその身体が舞う。
”ベイト”:「なんで、そんなに怒ってるの?」
”ベイト”:その軌跡の、数ミリずれたところに
”ベイト”:とん、と着地する。
”ベイト”:「和沙はお姫様よ。私の友達じゃない」
興津和沙:「こんなもんが。」
興津和沙:「違う。友達だ!」
興津和沙:「私はそう信じてたし、今でもそう思ってる!」
”ベイト”:「そうよ」
”ベイト”:「私もそう思ってる」
興津和沙:「だから、だから!!」
興津和沙:「だったら!!」
興津和沙:なんで殺し合わないといけないんだ
興津和沙:そう言おうとして
興津和沙:彼女は
興津和沙:『だから殺し合いたい』と
興津和沙:そう願うのだ、と。
興津和沙:唐突に理解した。
”ベイト”:「和沙」優しい声が降る。
”ベイト”:「大丈夫。痛くしない」
”ベイト”:「貴方はとっても綺麗だから」
”ベイト”:「……特別よ。私の」
興津和沙:「ああ、わかったよ。」
興津和沙:「友達、だもんな。」
”ベイト”:「ええ」
興津和沙:「私の『特別』は、もう他の人がいるけど。」
興津和沙:「それでも私は、『お姫様』だ」
興津和沙:「とことん、友達は大事にするって決めてんだ。」
興津和沙:「とことん、付き合ってやるよ!」
”ベイト”:「ありがとう」
”ベイト”:「とことん………殺し尽くさせて、ちょうだい」

GM:”ベイト”の再行動。
”ベイト”:マイナーで重圧解除。
”ベイト”:《コンセントレイト:ノイマン》+《アナトミックラスト》+《コントロールソート:白兵》+《コンバットシステム》+《神機妙算》 メジャー
”ベイト”:25dx7+10
DoubleCross : (25R10+10[7]) → 10[1,1,2,2,2,2,2,2,3,4,4,5,5,6,7,8,8,8,8,8,8,9,9,9,10]+10[1,2,3,3,4,5,6,7,7,8,9]+10[1,3,3,7]+3[3]+10 → 43

”ベイト”:エクスマキナ抜いても変わらんな…
貴崎世怜:NPCカード【レジェロ】を使います
GM:了解です。
御綿笹霧:21dx7+7 回避
DoubleCross : (21R10+7[7]) → 10[1,2,3,4,4,5,6,7,7,8,8,8,8,9,9,9,9,10,10,10,10]+10[2,3,4,4,5,5,6,6,6,6,6,9,9,10]+10[6,6,9]+4[4]+7 → 41

御綿笹霧:あー
貴崎世怜:ウワーッ
興津和沙:おっしいい!!!
阿嘉橋コウ:ああーー
佐倉井ほたる:2点!!!!誰かバディムーブとかない!??
貴崎世怜:だれかバディムーブ持ってないか!!
阿嘉橋コウ:ねえーーー
興津和沙:わいはイリーガルや!!
GM:いない…
貴崎世怜:御綿さんにロイス切ってもろて……(NPCなので切れない)
GM:GMなのに悔しい。
佐倉井ほたる:ぐああ
GM:ごめんね今回はロイス管理してないからごめんね……
興津和沙:仕方ないね…!
貴崎世怜:してたらそれはそれでしんじゃうからね……
GM:では攻防演出!
佐倉井ほたる:じゃあリアクションっすね…。≪氷盾≫&スネブレガードします。
”ベイト”:そうだった
佐倉井ほたる:佐倉井ほたるの侵蝕率を+2した(侵蝕率:122->124)
”ベイト”:リアクションどうぞ!
貴崎世怜:いちおうドッジ……
阿嘉橋コウ:ドッジをするしかない
貴崎世怜:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 5[2,3,3,5,5,5] → 5

阿嘉橋コウ:8dx+1=>43
DoubleCross : (8R10+1[10]>=43) → 9[1,2,2,3,3,6,7,9]+1 → 10 → 失敗

貴崎世怜:しょぼしょお¥ぼ
阿嘉橋コウ:ぐぬ
佐倉井ほたる:世怜さんに≪崩れずの群れ≫。カバーします。
佐倉井ほたる:佐倉井ほたるの侵蝕率を+2した(侵蝕率:124->126)
”ベイト”:そうだダメージすら出してないじゃん
”ベイト”:出します
”ベイト”:5d10+41
DoubleCross : (5D10+41) → 32[9,4,6,10,3]+41 → 73

興津和沙:ドッジ!
興津和沙:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 9[1,2,4,4,5,5,7,9] → 9

興津和沙:ダメ!
興津和沙:死ぬので、ほたるちゃんのロイスを昇華して復活!!
佐倉井ほたる:ぐえ。53点引いて20点かけ2で死ぬ。姫のを斬って復活します。
阿嘉橋コウ:計画者へのロイスをタイタス昇華。復活します。
GM:よし、では今度こそ演出!

”ベイト”:刃をその手に。君たちの間をすり抜けながら。
”ベイト”:君たちの解体にかかる。
御綿笹霧:「───通さない、よ」
御綿笹霧:その刃を杖で、防ぎ、落とそうと───
”ベイト”:「邪魔」
”ベイト”:目の前の男の胸を突く。
興津和沙:「ああ、そうだよな。遊びってのは本気じゃねえと楽しくねえもんな!!
御綿笹霧:「ぐっ……」
御綿笹霧:ほんの少し。ほんの少しだけ、姿勢がぶれる。
御綿笹霧:それがなければ、きっと防ぎ切っていた。
御綿笹霧:「っああああ!!」杖を、振り抜き
”ベイト”:軌道を逸らされるも、すり抜けて君たちのもとへ。
”ベイト”:「お待たせ!殺してあげる!」
”ベイト”:的確に君たちの体を抉っていく。単純な。そしてそれ故に強力な。殺意の攻撃。
佐倉井ほたる:「まったく、何度動くのかっ…!」剣群はすでにない。「しぃっ」抜き打った刃で世怜さんへのコースを塞ぐ。
阿嘉橋コウ:攻撃をそのまま身に受け、切り裂かれる。
阿嘉橋コウ:(……今は。目の前のことに集中しないと……!)血を流しながらも、どうにか立ち上がる。
興津和沙:「バカ言ってんじゃねえ。」
興津和沙:「遊んでやるとは……言ったけどなあ……!」
興津和沙:一瞬でいくつも急所を貫かれる。本来ならば何度も死んでる。いや、限りなく死に近い衝撃が、何度も脳を駆け抜けていく
興津和沙:「殺されてやるとは言ってねえ……!」
興津和沙:それでも、吠える。
興津和沙:「死んじまったら、てめえを救えねえだろうが!」
”ベイト”:「救ってくれるの?」
”ベイト”:「なら、死んで!」
”ベイト”:「あははははは!!」
”ベイト”:執拗に、興津和沙を何度も切りつける。
貴崎世怜:「くっ……」仕掛けた呪いの一部は解かれた。もう一つが機能してくれるかどうか。
貴崎世怜:(前のようにはいかないな……)苦々しく歯を食いしばる。

GM:行動値0。ほたるちゃん。
佐倉井ほたる:はい。マイナーなし、メジャー≪コンセントレイト:エグザイル≫≪貪欲なる拳≫で攻撃。
GM:どうぞ!
佐倉井ほたる:13dx7+2
DoubleCross : (13R10+2[7]) → 10[1,2,2,3,5,7,7,9,9,10,10,10,10]+10[2,2,4,4,4,9,9,10]+10[4,5,7]+3[3]+2 → 35

佐倉井ほたる:あぶね
”ベイト”:ガード!
佐倉井ほたる:ではダメージ!PAAの効果が乗って白兵ダメージ+5もある
佐倉井ほたる:4d10+8+1+5
DoubleCross : (4D10+8+1+5) → 28[10,10,5,3]+8+1+5 → 42

佐倉井ほたる:良い出目出た
GM:うわたかっ?!
興津和沙:強い…!!
阿嘉橋コウ:やったー
佐倉井ほたる:佐倉井ほたるの侵蝕率を+5した(侵蝕率:126->131)
”ベイト”:かなり喰らった…!もうだいぶヘロヘロ!
佐倉井ほたる:くっ……。演出行きます
GM:どうぞ!

佐倉井ほたる:剣群を裂かれ、身体を抉られ。血と骨と金属が見えるからだを動かす。
佐倉井ほたる:「あなたは、まるでうろのようだ」言葉は、その様子に対して酷く静かなまま。
佐倉井ほたる:『南海の帝を儵と為し、北海の帝を忽と為し、中央の帝を渾沌と為す』ゆるりと詠い出す。
佐倉井ほたる:『儵と忽と渾沌の徳に報いんことを諜りて曰はく、』霞の構えにて刀を構え。
佐倉井ほたる:『人皆七竅有りて、以て視聴食息す。此れ独り有ること無し』剣の残骸が、火の粉となって溶け落ちて。
佐倉井ほたる:ごう、と。鉄と焔が舞い踊る。殺意しかもたない少女を覆うように。
佐倉井ほたる:「この話の結末は」
佐倉井ほたる:たん。
佐倉井ほたる:「礼の為に、人が持つものを与えようとして…そうして、与えられた渾沌はそこで死ぬ」
佐倉井ほたる:穴が七つ。
佐倉井ほたる:剣閃よりなお多くの、伝承に基づいた再現呪法。
”ベイト”:「ああっ……!!!ぐうう、うう……!」
”ベイト”:「痛い……痛い痛い!死んじゃう……死んじゃう!」
佐倉井ほたる:「あなたという虚に、言葉が届いていればいい」
佐倉井ほたる:「穴を、穿てていればいい。わたしは、勝手にそう祈る」
佐倉井ほたる:それは、必死にかつても今も、星にさえ手を届かせようとしている誰かを見ているから。
”ベイト”:「……私は」
”ベイト”:「私は、ビーチェ」
”ベイト”:「お友達に、なりましょう?」
”ベイト”:何かをもらった気がするけれど。
”ベイト”:それはもう、遠い宇宙の話だ。
佐倉井ほたる:「……そう。続けよう」

GM:クリンナップ!
GM:邪毒ダメージが入ります……
”ベイト”:まだ死んではいない…いないが
”ベイト”:マジでもう死にそう

GM:ラウンド2!
GM:セットアップ!
佐倉井ほたる:なしです。もうない。
阿嘉橋コウ:行動値5に戻ってなし!
興津和沙:ブルーゲイル使用!侵蝕が121に、行動値が10に!
”ベイト”:こちらはなし。
貴崎世怜:念の為《原初の黄:得意領域》
GM:あっまったまった
貴崎世怜:貴崎世怜の侵蝕率を+3した(侵蝕率:116->119)
GM:さっきのクリンナップ!
貴崎世怜:あった!
GM:殺刃圏忘れてました
興津和沙:しもうた!!
GM:みんな2D10ダメージ受けてね!
佐倉井ほたる:つらい
阿嘉橋コウ:うぐぐ
佐倉井ほたる:15-2d10 頼む
DoubleCross : (15-2D10) → 15-14[8,6] → 1

貴崎世怜:13-2d10
DoubleCross : (13-2D10) → 13-4[3,1] → 9

佐倉井ほたる:あ、あぶねえええ
阿嘉橋コウ:15-2d10
DoubleCross : (15-2D10) → 15-11[8,3] → 4

貴崎世怜:セーフ
阿嘉橋コウ:やった!
興津和沙:15-2d10
DoubleCross : (15-2D10) → 15-13[5,8] → 2

興津和沙:あっぶねええ!!
GM:み、みんな生きてる…!
貴崎世怜:貴崎世怜のHPは9
阿嘉橋コウ:みんなー!!
GM:くっ!
貴崎世怜:たすかった……

GM:で、セットアップも終わって、ビーチェちゃんのターン
”ベイト”:メジャーコンボ5回目。
”ベイト”:《コンセントレイト:ノイマン》+《アナトミックラスト》+《コントロールソート:白兵》+《コンバットシステム》+《神機妙算》
”ベイト”:25dx7+10
DoubleCross : (25R10+10[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,4,4,4,4,5,6,6,6,6,7,7,7,8,9,9,9,10,10,10]+10[3,3,4,6,8,8,9,9,9,10]+10[1,1,4,8,8,10]+10[3,9,10]+5[3,5]+10 → 55

興津和沙:まわすなー!
”ベイト”:なんかこいつ高いな…
貴崎世怜:さらに跳ねてる
佐倉井ほたる:ギエーッ
阿嘉橋コウ:こわい
興津和沙:ドッジ!!
興津和沙:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 8[1,2,3,3,4,7,8] → 8

興津和沙:おしくもなんとも!
阿嘉橋コウ:ドッジ
阿嘉橋コウ:8dx+1=>55
DoubleCross : (8R10+1[10]>=55) → 7[1,1,2,3,4,5,7,7]+1 → 8 → 失敗

阿嘉橋コウ:だめ!
佐倉井ほたる:ぐ…仕方ない。≪氷盾≫&スネブレ一体化ガード。
貴崎世怜:ドッジ
佐倉井ほたる:興津さんを≪崩れずの群れ≫。カバー。
貴崎世怜:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[4,4,5,7,9,10]+5[5] → 15

佐倉井ほたる:佐倉井ほたるの侵蝕率を+2した(侵蝕率:131->133)
佐倉井ほたる:佐倉井ほたるの侵蝕率を+2した(侵蝕率:133->135)
”ベイト”:ダメージ
”ベイト”:6d10+41
DoubleCross : (6D10+41) → 43[5,6,7,7,10,8]+41 → 84

”ベイト”:ダメージダイスも高い
興津和沙:あ、私は大丈夫だよ!他の人守って!
佐倉井ほたる:グエーッ
興津和沙:つええ!!
佐倉井ほたる:やっぱ固定値高い……
佐倉井ほたる:あ、興津さんいらないってことですがコウ君に変更しても大丈夫ですか>カバー
GM:大丈夫ですよ!
佐倉井ほたる:じゃあコウ君に変更してまた死ぬので世怜さんのロイス切って復活します…
佐倉井ほたる:残り2個って。
阿嘉橋コウ:ぴえん
GM:ほたるちゃん…!
貴崎世怜:かえろうね……
佐倉井ほたる:そ、そろそろ真面目にまずい
GM:他のみんなも復活処理どうぞ!
阿嘉橋コウ:カバーされたので無傷。ありがとう……!
貴崎世怜:ほたるちゃんのロイスで復活します……
興津和沙:御綿さんのロイスを切って復活!!
GM:OK!

”ベイト”:「私は、ビーチェ」
”ベイト”:「お友達になって」
”ベイト”:「そして、死んで」
”ベイト”:そう、うっとりと呟く少女の目に
”ベイト”:映るものはない。
”ベイト”:ただ、殺戮のみ。
”ベイト”:その手を伸べて
”ベイト”:死を、与える。
”ベイト”:食いついた者に。
”ベイト”:その刃で。
貴崎世怜:「がっ……!」まともに刃を食らう。
佐倉井ほたる:「おほかみたちのくしきみたまをもちて、まがものはすむやくさけり…っ!」攻撃した際の残り火を持って加速。阿嘉橋さんの前に立つ。
阿嘉橋コウ:「佐倉井さんっ!」
佐倉井ほたる:「ぜっ、………、大丈夫、です。わたしたちUGNは、傷ついても、苦しくても、」
佐倉井ほたる:「それでも、立たなきゃ。そう在ろうと、決めたんですから」
阿嘉橋コウ:その言葉に。しっかりと前を向く。
興津和沙:前を向いた先に、金髪の少女が立っている。

GM:行動値10。姫の手番。
興津和沙:「ほたるちゃん」
興津和沙:「御守、使わせてもらうぜ。」
興津和沙:ビーチェちゃんと共に一度飛び出した時に受け取った御守をぎゅっと握りしめる。
興津和沙:その御守から、前に向かう力をくれるのをたしかに感じる

興津和沙:マイナーなし!
興津和沙:メジャーで〈コンセ:ブラックドッグ>+〈爪剣〉+〈アタックプログラム〉+<バリアクラッカー>
”ベイト”:きなさい
興津和沙:11dx7+11+12-2
DoubleCross : (11R10+11+12-2[7]) → 10[1,2,2,3,5,5,5,7,7,8,10]+10[1,2,3,7]+10[9]+10[8]+1[1]+21 → 62

興津和沙:あ
興津和沙:おらー!!
阿嘉橋コウ:うおー!!
”ベイト”:ひえ
”ベイト”:ドッジ
”ベイト”:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[3,7,7,9,10]+5[5] → 15

佐倉井ほたる:やったあ
”ベイト”:ダメージください…
興津和沙:7d10+37
DoubleCross : (7D10+37) → 41[8,6,7,2,9,8,1]+37 → 78

興津和沙:出目もいいぞ!
”ベイト”:それは…ひとたまりもない!
”ベイト”:HP0に。そして
”ベイト”:《ラストアクション》
”ベイト”:メインプロセス終了後にHP0の処理が入ります。
”ベイト”:《コンセントレイト:ノイマン》+《アナトミックラスト》+《コントロールソート:白兵》+《コンバットシステム》+《神機妙算》
”ベイト”:25dx7+10
DoubleCross : (25R10+10[7]) → 10[2,2,2,3,3,3,4,4,4,5,5,5,5,6,6,6,7,7,7,8,9,9,9,9,9]+10[1,2,4,4,5,6,6,6,8]+10[8]+10[10]+10[7]+5[5]+10 → 65

佐倉井ほたる:流石にそろそろキツイのでスネブレ一体化ガードします。
興津和沙:ドッジ!
興津和沙:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[2,3,3,4,7,10,10,10]+8[3,4,8] → 18

阿嘉橋コウ:ドッジします
興津和沙:おしくもなんとも!!
阿嘉橋コウ:8dx+1=>65
DoubleCross : (8R10+1[10]>=65) → 9[2,4,4,5,5,5,8,9]+1 → 10 → 失敗

貴崎世怜:いちおうどっじ
貴崎世怜:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 8[2,3,5,6,7,8] → 8

貴崎世怜:で、行動放棄カバーをほたるちゃんに
佐倉井ほたる:ありがとう…
”ベイト”:OK、ではダメージ
興津和沙:頼れる!
”ベイト”:7d10+41
DoubleCross : (7D10+41) → 41[7,7,5,8,3,3,8]+41 → 82

貴崎世怜:目!!!!
”ベイト”:出目がすごい
佐倉井ほたる:こわ…
”ベイト”:そしてHP0になったのち《蘇生復活》
阿嘉橋コウ: 《クリメイト》
”ベイト”:死…
阿嘉橋コウ:1d+2
DoubleCross : (1D6+2) → 3[3]+2 → 5

阿嘉橋コウ:5ダメージ受けてもらいます。侵蝕4上昇。
”ベイト”:死にます。
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+4した(侵蝕率:125->129)
”ベイト”:これ以上の復活はありません。
GM:あ、先にロイス復活の処理挟んだ方が良かったな
GM:コウくんは復活しといてね!
阿嘉橋コウ:あ、はい! では
阿嘉橋コウ:ビーチェちゃんのタイタスを昇華して復活します。HP15
GM:他にも立ってたいものは復活せよ
興津和沙:そうだ。僕も最後にビーチェちゃんのタイタスを昇華して復活します
GM:!
GM:了解です。
貴崎世怜:寝ます
GM:OK、では演出を。姫の行動からどうぞ。

興津和沙:斬撃の嵐の中、真っ直ぐビーチェちゃんに向かって歩いていく
興津和沙:白き光が舞い、紅き血が奔り、金色の髪が太陽に光を反射し煌煌と輝いている
興津和沙:「私は、『姫』興津和沙」
興津和沙:「ビーチェちゃんの友達だよ。」
”ベイト”:「和沙。和沙!」
”ベイト”:「もちろん。覚えてる。私の友達!」
興津和沙:「だから、死んでなんか、あげない。」
興津和沙:そう、真っ直ぐに言葉を吐く少女の目は
興津和沙:少女の愛情も、殺意も、悲しみも、怒りも、凡てを映し出すようで
”ベイト”:「……そんなの、いや」
”ベイト”:「死んで、ずっと私のものになって」
興津和沙:「ごめんね。」
興津和沙:「お姫様は、王子様とずっと幸せに暮らすって決まってるからさ」
興津和沙:「私はこんなところじゃ死ねないんだ。」
”ベイト”:「大丈夫、二人とも」
”ベイト”:「一緒に殺してあげるから」
”ベイト”:「そうすれば、幸せよ?」
興津和沙:「うん。」
興津和沙:「だから、私達は」
興津和沙:「きっと、わかりあえないんだね。」
興津和沙:「なら、せめて」
興津和沙:ただ、友情を。
興津和沙:その手を伸べて
興津和沙:愛が、届くことを願う
興津和沙:境界の先に行ってしまった友人に
興津和沙:その刃で
”ベイト”:手を伸べて差し出すのは
”ベイト”:紅い赫い血の花束
”ベイト”:その刃で
興津和沙:「最後に」
興津和沙:「思いっきり遊ぼう。」
”ベイト”:「ええ」
”ベイト”:「最後に」
興津和沙:「ビーチェちゃんのやり方で」
”ベイト”:「たくさん遊んであげる」
興津和沙:轟ッ!!
興津和沙:嵐を巻き起こすような勢いで寒骨白を振るう!
興津和沙:一合!二合
興津和沙:三合!!
”ベイト”:「くっ……!」
”ベイト”:刃を振って
”ベイト”:斬撃を、槍に沿わせて、飛ばす!
興津和沙:互いの武器を、想いを、愛を!叩きつけあう!
興津和沙:「どうした。こんなもんかよ!!」
”ベイト”:「…まだ。まだまだ」
興津和沙:「こんならカラオケでも歌ってる方が楽しいんじゃねえか!!」
”ベイト”:「……!」
”ベイト”:「殺せたら、カラオケよりももっと楽しいもの!!」
”ベイト”:「だからぁ!!」
興津和沙:カ、キン!
興津和沙:槍で斬撃を跳ね上げる!
”ベイト”:「死ねええええええ!!!」
”ベイト”:ギャリッ!ザン!!
”ベイト”:更に、攻撃を重ねる!
興津和沙:剣と刃がぶつかりあう度に共に過ごしたことがよぎっていく
興津和沙:一緒に橋の下で過ごした。彼女を護ろうとして、支部から飛び出した。
興津和沙:「あああああああ!!!」
興津和沙:皆でカラオケにも行った。フードコートで、食べさせ合いっこもした。
興津和沙:そして、公園で彼女と出会って
興津和沙:もしも、もしも
興津和沙:それより早くこの子と会えていたら。
興津和沙:こんな風になる前に彼女と出会えていたら
興津和沙:手をつないで、一緒に過ごせる未来もあったのかな。
興津和沙:「オ、ラアアアア!!」
興津和沙:力任せに槍を薙ぎ払い、剣撃を払いのける!
興津和沙:ビーチェの体がのけぞり、一瞬の隙が出来る!!
興津和沙:「ありがとう。」
興津和沙:「楽しかったよ。」
”ベイト”:「………」
興津和沙:朱槍が少女の頭上から大きく振り下ろされて
興津和沙:少女に上げた、お気に入りの中華風のリボンが赤く染まって
興津和沙:ポトリ、と地面に落ちた
”ベイト”:「はあっ……はあっ………!」
”ベイト”:「まだ……終わって、ない」
”ベイト”:「ああああああっ!!」
”ベイト”:がむしゃらに、めちゃくちゃに振り回しながら
”ベイト”:それでも、その刃は、人を切り刻む最も効率的な軌道を描いて。
”ベイト”:興津和沙を。他の者たちを。血の嵐に巻き込む。
”ベイト”:だけど
阿嘉橋コウ:その刃が、骨に確かに食い込んだところで、止まる。
阿嘉橋コウ:血を流しながら、片方の手でしっかりと握られ、抜かれまいとしている。
”ベイト”:「はな……せ!」
阿嘉橋コウ:「……友達はね。僕も、最近やっとできたんだけど……」ボウ、と火の玉がもう片方の手に宿る。
阿嘉橋コウ:影の虚に空いた穴に。差し伸べられた愛を、せめて照らすように。
阿嘉橋コウ:「遊び終わった後はね、こう言うんだって」
阿嘉橋コウ:「『楽しかったよ』」
阿嘉橋コウ:「『また遊ぼうね』」
阿嘉橋コウ:「だから、もう」
阿嘉橋コウ:火の玉が、真っ直ぐに少女目がけて飛んでいく。
阿嘉橋コウ:それは、暖かな明かりには少し、強く、熱すぎた。
”ベイト”:「ァ……うぅぅうあぁぁ!!」
”ベイト”:「いやだ!いやだいやだいやだ、死にたくない、死にたくないよ、死にたく」
”ベイト”:「な」
”ベイト”:糸が切れるように
”ベイト”:その命は燃え尽きて
”ベイト”:そこに、崩れ落ちた。
興津和沙:「……」
阿嘉橋コウ:その声を、姿を。はっきりと目を開けて受け止めている。
阿嘉橋コウ:「……ごめんね」
阿嘉橋コウ:その言葉は、今まさに命尽きた相手に対してのようでも、
阿嘉橋コウ:すぐ横に立つ、大事な相手に対するもののようでもあった。
興津和沙:炎に包まれた少女の手を
興津和沙:ぎゅっと握りしめる。
興津和沙:「忘れ物だよ。」
興津和沙:その手に握られたのは、少女にあげたお気に入りのリボンで
興津和沙:「『お姫様』があげたもんなんだから」
興津和沙:「私達が、友達だった証なんだから」
興津和沙:「ちゃんと大事にしてくれなきゃ、ダメだぜ」
興津和沙:何も言えなくなった少女に向けて
興津和沙:かすれる声でそうつぶやいた

バックトラック

GM:バックトラックの時間!
GM:今回のEロイス!

”ベイト”
・孤独の叫び
・孤独の叫び
・歪んだ囁き
・歪んだ囁き
・殺戮衝動
・殺刃圏
・唯我独尊

GM:以上、7個です。
興津和沙:いえいいえい!
阿嘉橋コウ:うおーー
興津和沙:132-7d10
DoubleCross : (132-7D10) → 132-40[4,4,2,1,10,9,10] → 92

阿嘉橋コウ:振ります!
佐倉井ほたる:振ります
興津和沙:帰還!一倍ぶり!
佐倉井ほたる:135-7d10
DoubleCross : (135-7D10) → 135-51[10,10,7,9,1,9,5] → 84

阿嘉橋コウ:129-7d10
DoubleCross : (129-7D10) → 129-40[6,9,7,5,2,8,3] → 89

興津和沙:92-3d10
DoubleCross : (92-3D10) → 92-18[9,6,3] → 74

阿嘉橋コウ:さがるさがる
興津和沙:よし、五点!
佐倉井ほたる:こんな時にさあ君はさあ!!!!
阿嘉橋コウ:1倍振り!
佐倉井ほたる:1倍です
GM:すんごい出目
貴崎世怜:メモリー使ってEロイス振らないで-10
佐倉井ほたる:84-2d10
DoubleCross : (84-2D10) → 84-20[10,10] → 64

阿嘉橋コウ:89-4d10
DoubleCross : (89-4D10) → 89-21[3,7,1,10] → 68

佐倉井ほたる:この野郎!!!!!
貴崎世怜:1倍でふります
阿嘉橋コウ:あっおしい
阿嘉橋コウ:4点で帰還しました
GM:ほたるちゃん…
佐倉井ほたる:何この…なに!?
貴崎世怜:109-3D10
DoubleCross : (109-3D10) → 109-18[4,7,7] → 91

貴崎世怜:よし
阿嘉橋コウ:ほたるちゃんすっごい
佐倉井ほたる:4点です。
GM:では、経験点も配布しましょう。
貴崎世怜:5点で帰還!
興津和沙:わーい
GM:シナリオ9点。Eロイス7点。
GM:いつもの5点。
GM:21点に、最終侵蝕を足したものが経験点となります。
佐倉井ほたる:21+侵蝕点でわたしは25です
阿嘉橋コウ:こちらも25点!
貴崎世怜:26!
興津和沙:26!!
GM:C((25+25+26+26)/3+1)
DoubleCross : 計算結果 → 35

GM:GM35点!いただきます!
GM:みなさまもどうぞもらってください!
貴崎世怜:おいしい~
阿嘉橋コウ:どうぞどうぞ!
阿嘉橋コウ:いただきます!
佐倉井ほたる:ありがとうございます!頂きます—
興津和沙:ごっつぁんです!
GM:バックトラック終了!

エンディング1:日常へとかえる祈り

GM:”ベイト”との戦いの後、”ベイト”の亡骸は回収され、
GM:重傷だった”ロートヴァッサー”はUGNの病院に拘束付きで収容された。
GM:治療が終わり次第、情報の聞き取りが開始されるだろう。
御綿笹霧:”ロートヴァッサー”の病室から出て、一息つく。
御綿笹霧:あとはエージェントの仕事だ。彼らに任せるべきだ。
貴崎世怜:部屋から出てきた笹霧さんに気づき、ベンチから立ち上がる。
御綿笹霧:「ああ、世怜。ありがとう、待っててくれて」
貴崎世怜:「お疲れ様。……その、様子はどうだった?」缶コーヒーを渡しながら
御綿笹霧:「うん。まだ意識は戻らないようだったけど、命の方も、侵蝕の方も問題なかった」
貴崎世怜:「……そっか」よかった、と安心するように言う。
御綿笹霧:「敵ではあっても……戻れない存在でなければ対話の余地はあるからね」
御綿笹霧:「相手の命をこちらが握っているならば、尚更」
貴崎世怜:「そうだね。……それに、まあ」
貴崎世怜:「結局、あの子が誰かを殺すことは、なかったわけだし」
御綿笹霧:「……彼女の命と引き換えに、だけどね」
御綿笹霧:「間に合って良かった」
貴崎世怜:「……」小さくうなずく。
貴崎世怜:「……大丈夫かな、和沙ちゃんは」
御綿笹霧:「……私は彼女を知って日が浅いが」
御綿笹霧:「恐らくは、大丈夫じゃないかな。彼女には支えてくれる存在がいる」
貴崎世怜:「……そっか、そうだった」阿嘉橋コウくん。真っ直ぐな彼女を包み込むような、やさしくて強い男の子。
貴崎世怜:「一人じゃないなら、きっと、大丈夫だ」
御綿笹霧:「ああ」
御綿笹霧:「一人じゃなかったからこそ、今日の私たちがあるように」顔をそっと近づけて
御綿笹霧:軽く触れ合う。
貴崎世怜:少しはにかみながら、それを受け入れる。
御綿笹霧:「真っ直ぐな想いは、とても強く、とても脆い」
御綿笹霧:「私もそうだった」
御綿笹霧:「だから今回は不安もあった」
貴崎世怜:「……わたしも、ちょっと不安だった。けど」
貴崎世怜:「なんだか、大丈夫な気がしてきたな」
御綿笹霧:「……ああ」
御綿笹霧:「和沙自身の強さもある。だけどそれ以上に」
御綿笹霧:「あいつは、ひとりじゃない」
貴崎世怜:「誰かと一緒にいると、ひとりでいるよりずっと強くなれる」
貴崎世怜:「……ねえ、笹霧さん」
御綿笹霧:「うん」
貴崎世怜:その顔を見る。特に何も言うでもなく。
御綿笹霧:君を見つめる。その碧い瞳は静かに凪いでいる。
貴崎世怜:「ふふ、やっぱりなんでもない」少しだけ、いたずらっぽく笑う。
御綿笹霧:「おや」
御綿笹霧:「なんでもないのかい?」
御綿笹霧:「……本当に?」下から覗き込むように、少し笑みを浮かべて
貴崎世怜:「うん、なんでもないの」聞きたかったことは、その目を見ればわかったから。
貴崎世怜:「ほ、ほんとほんと」照れ隠しに、少しだけ目をそらして。
御綿笹霧:「…じゃあ、そうだな」
御綿笹霧:「今夜はお前の料理が食べたいな」
御綿笹霧:「久しぶりに、ね」
貴崎世怜:「う……」
貴崎世怜:「が、がんばってみる……」
貴崎世怜:「……よし、そうと決まれば」
御綿笹霧:「ふふ、楽しみだ」
貴崎世怜:「買い出し、付き合ってくれるよね」
御綿笹霧:「勿論。重いものは私に任せなさい」
貴崎世怜:他愛ない会話とともに、日常に戻っていく。
貴崎世怜:今回の事件も、資料だけを残して、わたし達以外の記憶からは消えていくのだろう。
貴崎世怜:記憶についた傷は、消えることはないけれど、でも。
貴崎世怜:隣にいる誰かと手を取り合っていられるなら、きっと。
貴崎世怜:(きっと、大丈夫だ)
貴崎世怜:そっと小さな祈りを込めて。

エンディング2:親友

GM:”ベイト”に刺された小柴愛はUGN直系の病院に入院している。
GM:術後、経過は良好。
GM:見舞いにOKが出るぐらいまで回復していた。
小柴 愛:病室のベッドで、スマホをいじっている。
興津和沙:病室の前で深呼吸をして
興津和沙:コンコン、とノックをします
小柴 愛:「あ、はーい」
興津和沙:「お邪魔しまーす」
興津和沙:返事をもらえたので部屋に入っていくぞ
小柴 愛:「おっカズサじゃーん!こんちはー!」手をひらひら
興津和沙:「そんな大きい声出すなって!怪我に響くだろ!」
興津和沙:と慌てながら小声で叫ぶ
小柴 愛:「ヘーキヘーキ……ったたたたた」
小柴 愛:お腹を押さえる
興津和沙:「ほら、大丈夫かよ!」
小柴 愛:「うーん、でも本当にお医者さんの腕が良かったみたいでさ」
小柴 愛:「痛いって言ってもちょっと突っ張る感じがするくらいっていうか」
小柴 愛:「すごいね〜最新医療技術」
興津和沙:「そりゃよかったけど。」
興津和沙:「けど、ホント無理はしちゃダメだぜ」
興津和沙:と言ってお見舞いに持ってきたフラワーアレンジメントを棚に飾る
興津和沙:白と淡いピンクの花を基調とした華やかなデザインだ。これで少しは愛の気分も明るくなってくれるといい
小柴 愛:「ん。ありがと〜」
小柴 愛:「わ、キレー!」
小柴 愛:「カズサこーいうセンスほんといいよね!」
興津和沙:「ありがと。けどはお花屋さんが頑張ってくれただけだからね。」
小柴 愛:「そっかそっか。じゃあお花屋さんにもカンシャ!」
小柴 愛:拝むポーズ。
興津和沙:「そんな風に感謝されるお花屋さんも珍しい気がする。」
興津和沙:「なんか食べれるなら、メロンとかでもいいかなって思ったんだけどさ」
興津和沙:「刺された場所が場所だから、そういうの持ってきていいのかわからなくてね。」
小柴 愛:「あーうん。流石にまだしっかりしたものは食べられないみたい」
小柴 愛:「早くハンバーグとか食いて〜!!」
興津和沙:「じゃあ、退院祝いは美味しい洋食屋さんでも行こうか」
小柴 愛:「うん!行く行く!」
興津和沙:「最近、そういうお店も詳しくなってるからね、私」
小柴 愛:「マジ?すげ〜楽しみ〜!」
興津和沙:「私も楽しみ」
興津和沙:「だから、早く元気になってよね。」
小柴 愛:「うん」
小柴 愛:「………」
小柴 愛:「ねえ」
興津和沙:「なに?」
小柴 愛:「カズサが無事でさ、ほんとよかったよ」
興津和沙:「……………バカ」
小柴 愛:…ビーチェに刺されたことは、記憶処理で『通り魔に刺された』ことになっている。
小柴 愛:ただ、そこに興津和沙がいたことは記憶している。
小柴 愛:最低限の記憶処理を施すという支部長の意向によるものだ。
興津和沙:「私は、愛が刺された時に何も出来なかったんだよ。」
興津和沙:「そんな風にいってもらう資格、ないよ。」
小柴 愛:「そんなん!だって通り魔だよ!」
小柴 愛:「あたし、早く逃げろカズサ〜〜!ってそればっかり思ってたもん」
小柴 愛:「それに、カズサがツーホーしてくれたから」
小柴 愛:「あたしこーやって生きてるんだし」
興津和沙:「ははは、なんだよそれ。イケメンかよ。」
興津和沙:少し涙ぐみながら、かろうじてそういう
小柴 愛:「いやあイケメンに生まれてみたかったですなあ」
興津和沙:記憶をいじられてはいるけど
興津和沙:きっと、あの時も本当に思ってくれていたのだろう。
興津和沙:小柴愛は、そういうやつだ。
興津和沙:「お前がイケメンに生まれてなくてよかったよ。」
小柴 愛:「え〜〜?」
小柴 愛:「ダメ?」
興津和沙:「ダメだね。」
小柴 愛:「なんでさ〜」ぶーぶー
興津和沙:「だって、そうなってたら落とされちゃってたかもしれねえもん。」
小柴 愛:「へっ」
小柴 愛:「…………はは〜〜〜ん?」
小柴 愛:「さては……アレですかな?」
興津和沙:「なんだよ。」
小柴 愛:「スデに好きな人がいるのにときめいちゃったら困る〜〜!!みたいな」
小柴 愛:ニヤニヤしながら言う。
興津和沙:「……悪いかよ」
興津和沙:頬を赤く染めながら
小柴 愛:「うわっ否定しない!」
小柴 愛:「ひゃーー!!」
興津和沙:「私の好きなお姫様は一途なお姫様なのっ」
小柴 愛:「すごい!カズサ、おめでとう!」
小柴 愛:ぱちぱちぱちぱち
小柴 愛:「いいと思う!一途なお姫様、すごくいい!」
興津和沙:「なんで見舞いに来て私が祝われてんだ!おかしいだろっ!」
興津和沙:「って違う。だから声は静かにしろ!傷に障る!」
小柴 愛:「結婚式の時はブーケあたしに投げてね!」
小柴 愛:「あっ忘れてててててて」
興津和沙:「それは投げるけど!!じゃねえ、気が早い!」
興津和沙:「ほらー!」
小柴 愛:「へへへ……いやーでも嬉しいなあ」
小柴 愛:「そっかあ……そっかあ」
興津和沙:「私はお前が心配だよ」
小柴 愛:「あたしはヘーキだよ!こんなカワイイ乙女、男どもがほっとかねーっての!」
小柴 愛:ぐっ!と小さくガッツポーズをしながら
興津和沙:「そういう意味じゃないんだけど」
興津和沙:「けど、ありがと。」
興津和沙:「自分でもさ、私がそういうのガラじゃないって思ってたから」
興津和沙:「友達に喜んだり、祝ってもらえたりするのは嬉しいよ」
小柴 愛:「そりゃー嬉しいですとも」
小柴 愛:「カズサのいいとこ、いっぱい知ってんだから」
小柴 愛:「友達だぜ?だって」
興津和沙:「お前は、ホントにさー」
興津和沙:「ホントに」
興津和沙:いいやつで
興津和沙:いっつもこうやって友達のことを気遣って
興津和沙:だから、お前が私のせいで刺されたときは本当に辛かったけど
興津和沙:それなのに、自分が一番つらいはずなのにこうやって私を励ましてくれる
興津和沙:「イケメン過ぎるから、男が出来ねえんだろうな。」
小柴 愛:「がっ!」
小柴 愛:「が〜ん!」
小柴 愛:「そうだったとは……!どっどうしよう……」
小柴 愛:「でも褒められてる……よな……」
小柴 愛:「よし!ありがとう!」
興津和沙:「褒めてるよ。」
興津和沙:「言う前にお礼言われた!!」
興津和沙:「ポジティブが過ぎる!」
小柴 愛:「へへへ、いやぁそれほどでも」頭の後ろに手をやって
興津和沙:「そっちに関しては褒めてないからねっ」
小柴 愛:「そんな?!」
興津和沙:わいわいがやがや
興津和沙:と
興津和沙:こんな感じでとりとめのない会話が続き
興津和沙:気づけば病院の面会時間も終わりが近づく
興津和沙:「っと、もうこんな時間だ。」
興津和沙:「ごめんな、ゆっくり休みたかったろうに話し込んじゃって」
小柴 愛:「ホントだ。あっという間だったね〜」
小柴 愛:「いいのいいの!あたしも楽しかったからさ〜」
興津和沙:「愛の気が紛れたならよかったよ。」
興津和沙:「それに、元気な姿もみれてよかった。」
小柴 愛:「ん。帰り、気をつけてね」
小柴 愛:「あたしも、良かった」
小柴 愛:「カズサ、あたしのことでヘコんでないか心配だったしさ」
興津和沙:「流石親友わかってらっしゃる。」
興津和沙:「めちゃくちゃヘコんでたよ。」
小柴 愛:「やっぱりなあ」
興津和沙:「私のせいでお前が死んだらどうしようって」
興津和沙:「ずっと泣いてたし」
小柴 愛:「もー、カズサはそーやって背負い込んじゃうんだから」
小柴 愛:「カズサのおかげで、今生きてるんだよ」
小柴 愛:「もっと胸はんなよ」
興津和沙:「……うん」
興津和沙:その言葉を聞いて
興津和沙:ボロボロと涙が溢れてくる
小柴 愛:「わっ?!ちょっ、ほらティッシュ!」
興津和沙:「…ありがと。」
興津和沙:差し出されたティッシュで涙を拭う
興津和沙:「私は、本当に人に恵まれてるなって。」
小柴 愛:「ふふ」
小柴 愛:「そーだよ。カズサはさ、ほら」
小柴 愛:「お姫様なんだもん」
興津和沙:「こんなに、ボロボロ泣いてるのになー」
小柴 愛:「お姫様は、涙を流す繊細さを持ち合わせているものなのです」
小柴 愛:「だから気にすんな」
興津和沙:「チクショウ、私みたいなこといいやがって」
興津和沙:「ありがとう。」
興津和沙:「生きててくれて、よかった。」
小柴 愛:「ふふーん、よく理解してるだろう」
小柴 愛:「……ん」
小柴 愛:「あたしこそ」
小柴 愛:「ありがとう、ね」
興津和沙:「うん。どう致しまして。」
興津和沙:友人の眼を真っ直ぐ見返しながら、そう返す
興津和沙:「それじゃ、そろそろ帰るね。」
興津和沙:「ちゃんと休んで、早く退院しろよ。」
小柴 愛:「ん」
小柴 愛:「そーする。またね〜」
小柴 愛:そう言って起こしていた体を横にする。
興津和沙:「そん時には、私の王子様を紹介してやるからさ」
小柴 愛:「すげー。楽しみにしてる」
小柴 愛:横になりながら、そう返す
興津和沙:「カッコいいからって惚れちゃダメだぜ。」
興津和沙:いつものように軽口をたたきながら
興津和沙:いつものように軽口を叩けることに感謝しながら
興津和沙:いつもの日常を過ごせることを奇跡のように愛おしく思いながら
興津和沙:「またね」
興津和沙:と
興津和沙:いつもの日常が続いていくよう祈りの言葉を呟いて
興津和沙:病室から去っていきます
小柴 愛:もう一回またね、と呟いて
小柴 愛:いつもの日常が明日も続くと、希望を抱きながら
小柴 愛:眠りについた。

GM:小柴愛は、そのもうしばらく後に無事退院することになる。

エンディング3:誓いは金色の指輪と共に

GM:───先の見舞いの数日前。
GM:事件の事後処理が一通り終わり
GM:君たちはようやく、帰途につくことを許される。
GM:その、別れ際のこと。
GM:第一支部・エントランス
佐倉井ほたる:「お二人とも、御疲れ様でした」ぺこりと一礼。
興津和沙:「ほたるちゃんも、お疲れ様。」
阿嘉橋コウ:「こっちこそ、お疲れ様でした」同じく、深すぎるくらい深く一礼。
佐倉井ほたる:「こうして解決できたのも、お二人のお陰です。……ふふ、これでも正規人員ですので」微苦笑。
興津和沙:「ホント、すごく頼りになったよ。」
阿嘉橋コウ:「うん、やっぱりエージェントの人はすごいなあって思って」
佐倉井ほたる:「それならよかった。これでも、第五支部ではせんぱいですので」むんっと力瘤を作るような動作。
佐倉井ほたる:「エージェント、としてはまだまだ未熟ですけれどね…」
阿嘉橋コウ:「でも、いろいろと、えっと、フォローとかをしてもらったし」
佐倉井ほたる:「寧ろ、エージェントとしてなら。わたしが矢面に立って為すべきことでしたから」
興津和沙:「ほたるちゃんは、ちゃんと為すべきことを為してくれたよ。」
興津和沙:私と違って、という言葉を飲み込む
佐倉井ほたる:「………ありがとうございます」
阿嘉橋コウ:「……僕は、その、判断がいろいろ甘かったと思ってて」
阿嘉橋コウ:「だから、佐倉井さんや貴崎さんにすごく助けてもらったと思ってるんだ」
佐倉井ほたる:「ああ、そしてわたしがそうなら。和沙さんも、阿嘉橋さんも。出来ることを、出来る限りやってくれたと思いますよ」
佐倉井ほたる:「ふふ、ありがとうございますね。…色々と……考えることも有るかもしれませんけれど…。それでも、」
佐倉井ほたる:「それでも。貴方がたがしたことは、決して間違ってないし…抱え込まないで、いいと思っていますから」
阿嘉橋コウ:「……うん」
阿嘉橋コウ:「そうだと、嬉しいなあ」
阿嘉橋コウ:姫の手の甲に、ほんの少しだけ、自分の甲をかすらせる。
阿嘉橋コウ:大丈夫だよ、と伝えたかった。
興津和沙:「そうだね。」
興津和沙:「ほたるちゃんが、そう言ってくれるなら」
興津和沙:手の甲に感じた温かさを、ぎゅっと握りしめながら
興津和沙:「私も、すごく嬉しいな。」
阿嘉橋コウ:「僕も」にこりと笑う。
佐倉井ほたる:「うん。それならいいんです。だって、わたしも元はFHの出身で、その計画に使われてましたけど」
佐倉井ほたる:「それでも、助けに来てくれた人がいるから、こうしてここにいるから。だから、ああやっていてくれるのは、嬉しかったですよ」
興津和沙:「またそうやってサラっと重いこと言う。」
阿嘉橋コウ:なるほどなあ、と感心したような顔をしている。
佐倉井ほたる:「あはは。だって、あのときわたしのこと助けてくれたの、和沙さんだったじゃないですか」アキツミカミの時のことだ。
佐倉井ほたる:「だから、貴方の想いは。決して間違いなんかじゃないって、わたしが証明の一つです」
興津和沙:少し、ほっとしたように、照れくさそうに、笑顔を浮かべる
興津和沙:「そっか、そうだったね。」
興津和沙:「じゃあ」
興津和沙:「またほたるちゃんが危ない目にあっても助けられるように」
興津和沙:「私も、しっかりしないとね。」
佐倉井ほたる:「ふふ。今度はわたしの番かもしれませんよ?」
興津和沙:「私は、大丈夫だよ。」
興津和沙:「カッコいい王子様がついてくれてるの。」
興津和沙:「ほたるちゃんも見てくれたでしょ?」
佐倉井ほたる:「……ふふっ。ええ、しっかりと」
阿嘉橋コウ:「え、う、あ」
阿嘉橋コウ:あたふたしている。
阿嘉橋コウ:「あ、これはドンと構えないといけないやつかな……」
阿嘉橋コウ:「ついてますよ!」ドンと構えたつもりで姿勢を良くしている。
興津和沙:「可愛いって言ったほうが良かったかな?」
佐倉井ほたる:「ふふ、頼もしいですね、和沙さん」くすくすと笑いながら。
興津和沙:「ほたるちゃんに負けないぐらい、ね。」
阿嘉橋コウ:「かっこいいの方がいいなあ……」
阿嘉橋コウ:口をむにむにさせながら。
阿嘉橋コウ:「でも、姫がそう思うなら、可愛いでもいいよ」
佐倉井ほたる:「あらあら」
興津和沙:「カッコよくて、可愛いよ。」
阿嘉橋コウ:「佐倉井さんくらい頼もしくは……なるように、頑張る」
阿嘉橋コウ:「えへへ」ふにゃふにゃしている。
佐倉井ほたる:にこにこと笑いながら、二人を見詰めている。
興津和沙:ほたるちゃんの笑顔を見て、少し冷静になる
興津和沙:もしかして私、今結構恥ずかしいことを言ってしまったのでは
佐倉井ほたる:「……ふふ。あまりお二人のお時間をお邪魔するのも、悪いでしょうか」
興津和沙:「そんなことはないけど!」
興津和沙:「でも、うん、ほたるちゃんをいつまでも拘束してちゃ迷惑になっちゃうし!」
興津和沙:「そろそろ御暇するね!」
阿嘉橋コウ:「え、あ、うん。いろいろお仕事があるもんねえ」
佐倉井ほたる:くすりと笑って。「ええ、いってらっしゃいませ。わたしは、何時でも呼んでいただいて構いませんから」
佐倉井ほたる:「お二人に、幸多かれと祈ります」
阿嘉橋コウ:「お疲れ様でした。また今度、姫と前にあった話、聞かせてね」
阿嘉橋コウ:小さく手を振る。
興津和沙:「ほたるちゃんも、あんまり無理しちゃダメだからね。」
興津和沙:同じく手を振って
佐倉井ほたる:「ええ、何時でも。また、お会いしましょう」
佐倉井ほたる:その言葉には、最後に苦笑して。
佐倉井ほたる:君達二人を、手を振って見送ります。

GM:君たちは支部を出て、しばらく歩く。
GM:そうして、やがて、ある公園の前を通りかかる。
GM:『かないし公園』
興津和沙:とりとめのない話を続けていた唇が、一瞬止まる
阿嘉橋コウ:「……? 姫?」
阿嘉橋コウ:知り合いでもいたのかと見回すが、特にそれらしい人はいない。
興津和沙:「ねえ、コウくん。」
阿嘉橋コウ:「うん」
興津和沙:「ちょっと、ここに寄ってってもいいかな?」
阿嘉橋コウ:「いいよ。疲れちゃった? 大丈夫?」
興津和沙:「ふふ、大丈夫だよー」
興津和沙:「体の方は、こっから持久走だって出来ちゃうぐらい元気だもん」
興津和沙:「あ、違うな。疲れたから休みたいって言ったほうがお姫様っぽいかな?」
阿嘉橋コウ:「ならよかったあ」笑いながら。
阿嘉橋コウ:心の方が疲れているのかな、とは言わない方がいいのかな、などと考えている。
阿嘉橋コウ:「あ、えっとね。そういう時はね」
阿嘉橋コウ:「ベンチにハンカチを敷いてあげるんだよ。知ってる」
阿嘉橋コウ:「ハンカチあったかな……ティッシュじゃちょっと良くないよね……」ごそごそする。
興津和沙:「わあ。」
興津和沙:「どこで覚えたのそんなこと」
阿嘉橋コウ:「僕もいろいろな本を読んで、日々勉強をしてるんだよー」
阿嘉橋コウ:「あ、これは確か漫研にあった漫画だったかも……」
興津和沙:「ふふ」
阿嘉橋コウ:「うーん、ノートのページを破るしかないか……?」ぶつぶつ言っている。
興津和沙:「ノートはちゃんと勉強に使ってほしいな。」
興津和沙:と、言いながら公園に入っていく。
阿嘉橋コウ:「そうか、そうだよねえ」
阿嘉橋コウ:「…………」
阿嘉橋コウ:その後ろをついていく。
興津和沙:「この公園でね。」
阿嘉橋コウ:「うん」
興津和沙:「ビーチェちゃんに会ったんだ。」
阿嘉橋コウ:「…………」ああ。
阿嘉橋コウ:「そっか」
阿嘉橋コウ:学校の廊下で二人に会った、多分その前の日のことだ。
興津和沙:「あの砂場でさ」
興津和沙:「一人で、お城を作ってる姿が、なんとなく気になっちゃってさ」
阿嘉橋コウ:「……そう、だったんだ」
阿嘉橋コウ:多分、その時にあの子は、『入り込んだ』。
阿嘉橋コウ:そうなのだろう。きっと、あの時のデータからすると。
興津和沙:「………」
興津和沙:じっと、砂場の方を見つめる。
興津和沙:「……いい子だったんだ。」
阿嘉橋コウ:「……うん」それは、よく知っている。
阿嘉橋コウ:「姫は、優しいから」
阿嘉橋コウ:「きっと仲良くなるの、早かったんだろうね」
興津和沙:「うん。」
興津和沙:「こんな金髪でさ、目つきだって悪い女なのに」
興津和沙:「あの子は、綺麗だって言ってくれてさ。」
興津和沙:「一緒に、砂のお城を作ろうって誘ってくれてさ」
阿嘉橋コウ:「姫は、綺麗だよ」本当に思っていることを言う。
阿嘉橋コウ:「それで、一緒に遊んだんだ」
興津和沙:「うん。」
興津和沙:公園をゆっくりと歩きながら
興津和沙:いつの間にかベンチの前に立っている
阿嘉橋コウ:「ハンカチ……うーん」
阿嘉橋コウ:「今回はティッシュを三枚ほど使用するので、それでいいでしょうか……」
阿嘉橋コウ:「四枚の方がキリがいい?」
興津和沙:「な、悩ましい…」
阿嘉橋コウ:「ごめんね、次はちゃんと綺麗なの持ってくるからね」
阿嘉橋コウ:さくさくと並べて、風で飛ばないようにしながら。
阿嘉橋コウ:「姫がお話をしたいなら」
阿嘉橋コウ:「ちゃんと聞くよ」
興津和沙:少し苦笑しながら、コウくんの姿を見つめている。
興津和沙:「うん、ありがと。」
興津和沙:と、言ってコウくんが用意してくれた席に、嬉しそうに座ります。
阿嘉橋コウ:その横にこちらも座る。
興津和沙:「……」
阿嘉橋コウ:「…………」
興津和沙:「わかりあえるって、思ったんだ。」
阿嘉橋コウ:「……うん」
興津和沙:「一緒に遊んで、一緒に笑って」
阿嘉橋コウ:「楽しかったねえ」
興津和沙:「それが出来るなら、一緒にいることもできるって」
興津和沙:「だけど、さ」
阿嘉橋コウ:「…………うん」それは。
阿嘉橋コウ:自分は、途中から諦めてしまっていて。
阿嘉橋コウ:だけど、貫ききることもできなくて。
興津和沙:「あの子は、誰かを殺すことでしかその愛情を示すことが出来なくて。」
興津和沙:「私は、それを理解してあげることができなかった。」
阿嘉橋コウ:(それは、仕方のないことなんだよ)
阿嘉橋コウ:そう切り捨ててしまえれば楽だけど。
阿嘉橋コウ:どこまでも理解をしたいと思う姫の気持ちは、何よりも大事にしたいと思うことで。
興津和沙:「間違ってると思う。人が死ぬのは悲しいことだし。誰かを殺すのは絶対いけないことだと思う。」
阿嘉橋コウ:「うん。僕もそう思う」
阿嘉橋コウ:「それは、絶対にそう」
興津和沙:「うん。」
興津和沙:「だけど、私たちがそう思うの同じぐらい。あの子は誰かを殺すのが当たり前だと思ってて」
興津和沙:「私は」
興津和沙:「結局、それに応えることでしか、あの子と向き合うことが出来なかった。」
阿嘉橋コウ:「姫は、でも、ちゃんと向き合っていたよね」
阿嘉橋コウ:「あの子は、楽しそうだったよ。……それがいいのかどうかは、わかんないけど」
興津和沙:「うん。」
興津和沙:「頑張ったんだ。」
阿嘉橋コウ:「頑張ってた」
阿嘉橋コウ:「すごく、頑張ってた」
阿嘉橋コウ:「和沙は、えらいね」
興津和沙:「コウくんが、ほたるちゃんが、世怜さんが、御綿さんが、背中を押してくれたから」
興津和沙:「がんばれたんだ。」
阿嘉橋コウ:「僕は……」
阿嘉橋コウ:「僕は」
阿嘉橋コウ:「すごく、中途半端なことをしてたんじゃないかなって、少し思ってる」
興津和沙:「…そうなの?」
阿嘉橋コウ:「もっとUGNの一員らしく、冷静に動いていれば、もっと被害を抑えられたかなあとか」
阿嘉橋コウ:「反対に、もっと姫のことわかってあげて、一緒にいて、一緒に向き合えばよかったかなあ、とか」
阿嘉橋コウ:「最後も、もっと……」これは言いかけて、首を横に振る。
興津和沙:「………」
興津和沙:「やっぱり、私達。」
興津和沙:「二人共、まだまだだね。」
阿嘉橋コウ:「うーん、姫はそんなことないと思うけど……でも」
阿嘉橋コウ:「まだまだ、勉強することはたくさんあるのかなあ」
興津和沙:「私も、皆を幸せにするお姫様にはなれてないし。」
興津和沙:「コウくんも、そんな風にいっぱい悩んでるんだもんね。」
阿嘉橋コウ:「悩んでるけど……今姫に話して、少しだけ楽になったみたい」
阿嘉橋コウ:「姫は……」
阿嘉橋コウ:「和沙は、すごいね」
阿嘉橋コウ:にっこり笑う。まだどこか元気には遠いけれど。
興津和沙:「ありがと。」
興津和沙:「でもね、コウくん。」
阿嘉橋コウ:「うん」
興津和沙:少し強引に
興津和沙:コウくんの体を引っ張り上げる。
阿嘉橋コウ:「わ」
興津和沙:戦場では大槍を手足のように操っているのだ。これぐらいは軽くできる
興津和沙:強引にコウくんの体を自分の膝の上に乗せて
興津和沙:優しくコウくんの体を抱きしめる
阿嘉橋コウ:「……姫?」
興津和沙:「コウくんはチルドレンとしては、いまいちだって思ってるのかも知れないけど。」
阿嘉橋コウ:柔らかい感触と、暖かさとに包まれながら、その声を聞く。
興津和沙:「王子様としては、百点だよ。」
興津和沙:「だって、約束通り」
興津和沙:「ちゃんと迎えに来てくれたもん。」
阿嘉橋コウ:「…………」
興津和沙:「コウくんがいなかったら」
興津和沙:「あんな形でも、ビーチェちゃんと向き合うことはできなかったもん。」
阿嘉橋コウ:「……僕……」
阿嘉橋コウ:ぎゅっ、と背中に手を回して、抱き締め返す。
阿嘉橋コウ:「僕は」
阿嘉橋コウ:「いつでも、あなたの傍に、姫」どこかで読んだセリフを口ずさんで。
阿嘉橋コウ:皆を幸せにするのがお姫様の仕事なら。
阿嘉橋コウ:お姫様を幸せにするのが王子様の仕事だ。
阿嘉橋コウ:それが少しでもできていたのなら。きっと、大丈夫だとそう思えた。
興津和沙:「うん」
興津和沙:「一緒に」
興津和沙:「ずっと一緒にいようね。」
阿嘉橋コウ:君が、もし何かを取りこぼして悲しんでいるとしても。
阿嘉橋コウ:その時、きっと僕は傍にいるから。
阿嘉橋コウ:「ずっと、ね」
興津和沙:「ずっと、いつまでも」
阿嘉橋コウ:金色の髪を軽く撫でる。
阿嘉橋コウ:「いつまでも」
阿嘉橋コウ:二人は幸せに暮らしました、と。それが叶う世界なのかどうかは、わからないけれど。
阿嘉橋コウ:「大切にするよ」
阿嘉橋コウ:その手の薬指にも、同じ金色の指輪がある。
阿嘉橋コウ:「僕のお姫様!」
阿嘉橋コウ:ぱっと笑って、一瞬だけ、頬に触れて手を放した。
興津和沙:「私だって、コウくんのこと大切にするもん。」
興津和沙:そう言って笑って
興津和沙:愛しさを込めて、コウくんの体を抱きしめる
興津和沙:「でも、ありがと。コウくん。」
興津和沙:「私ね。」
阿嘉橋コウ:「うん」
興津和沙:「今回、本当に怖かったんだ。」
興津和沙:「ビーチェちゃんと分かり会えないことが怖くて」
興津和沙:「私がそれを否定しようとせいで、愛が傷ついたことが怖くて」
阿嘉橋コウ:「……うん」
興津和沙:「私の信じてきた夢が、間違ってたんじゃないかって、そう思うのが怖くて」
興津和沙:「私は、こっちの世界で戦おうとするのは、邪魔になるんじゃないかってそう思っちゃった。」
阿嘉橋コウ:「そんなことないよ」
阿嘉橋コウ:「そんなことない」
阿嘉橋コウ:「……最後は、あれは、姫じゃないとできなかったと思う」
興津和沙:「うん」
興津和沙:「コウくんたちのおかげで、そう思えた。」
阿嘉橋コウ:「よかった」
興津和沙:「悲しいことも、怖いこともいっぱいあるけどさ。」
興津和沙:「だから、誰かが頑張らなくちゃいけないんだよね。」
阿嘉橋コウ:「……うん」
興津和沙:「そんで、私がなりたいお姫様ってのは。その『誰か』になることなんだ。」
興津和沙:「だから、私もUGNに入りたい。」
興津和沙:「ほたるちゃんみたいな、世界の盾になって」
興津和沙:「悲しい目に合う人達を少しでも減らしたい。」
阿嘉橋コウ:それを聞いて顔を上げる。
阿嘉橋コウ:「……姫は」
興津和沙:「うん。」
阿嘉橋コウ:「ふふ、姫は本当にすごい。強いなあ……!」
阿嘉橋コウ:憧れの混じった目で見つめる。
興津和沙:「でも、そうなるためには」
阿嘉橋コウ:「エージェントになりたいの?」
興津和沙:こちん、と額をコウくんのおでこにぶつける
興津和沙:「なりたい。」
阿嘉橋コウ:「……僕も、いろいろやりたいことはあるけど。まずはエージェントになりたい」
阿嘉橋コウ:「おんなじだ」
興津和沙:「うん、おんなじ」
興津和沙:互いの息が聞こえるような距離で、子供のように笑う
興津和沙:「コウくんがずっと一緒にいてくれたら」
興津和沙:「私は絶対に、優しいお姫様で、頼れるエージェントな興津和沙になれるから」
興津和沙:「さっきの約束も」
興津和沙:「絶対守ってね?」
興津和沙:「私の王子様」
阿嘉橋コウ:「うん」
阿嘉橋コウ:「きっとね」
阿嘉橋コウ:手を取って、大事に握って。
阿嘉橋コウ:「えっと」
阿嘉橋コウ:「健やかなる時も、病める時も……?」
阿嘉橋コウ:少し首を傾げながら。
興津和沙:優しげに微笑みながら
興津和沙:「富める時も貧しき時も」
阿嘉橋コウ:「……ずっと、一緒にいて、幸せになることを」
阿嘉橋コウ:「誓います」
興津和沙:「私も、誓います。」
興津和沙:王子様の薬指にある、金色の指輪をそっと撫でながら
興津和沙:お姫様は、優しげな声でそう言いました

GM:お姫様の道の先には、幾多の苦難が待ち受けています。
GM:きっと、痛い思いや辛い思いを沢山することもあるでしょう。
GM:だけど、大丈夫。
GM:お姫様のそばには、王子様がついているのですから。