PC1:ピケ・アルファルド:キャラシート(PL:闇猫)
PC2:霧生らいか:キャラシート(PL:みつ)
PC3:真壁六郎:キャラシート(PL:カムリ)
PC4:楠彩香:キャラシート(PL:白夢)
GM:では、自己紹介を始めていきましょう。
PC1:ピケ・アルファルド PL:闇猫
ピケ・アルファルド:はーい
ピケ・アルファルド:ピケ・アルファルド、年齢不明、不老不死の怪物を自称するお嬢さんです
ピケ・アルファルド:オーヴァードとして覚醒してから死ぬことも老いることもなくなりました
ピケ・アルファルド:そのせいで自分の年齢を数えることも面倒になり何歳なのかがわからない状態ですね
GM:年齢不詳!
ピケ・アルファルド:そうなのよね
ピケ・アルファルド:UGNを嫌っているわけではないのですが、日常に存在するには自分が異質すぎる自覚があるためFHのマーセナリーをしています
ピケ・アルファルド:性能的にはブラムスオルクスのクロスブリードで内部破壊攻撃します
ピケ・アルファルド:攻撃力が低いかわりに邪毒ダメージでどうにかする感じになっております
GM:邪毒…!
ピケ・アルファルド:リザレクションで誰か1人なら蘇生もできるよ!
ピケ・アルファルド:そんな感じで
GM:珍しいエフェクトだ
GM:オーケイ!
ピケ・アルファルド:不惑の古代種として頑張ります!
GM:ではハンドアウト!
GM:こんな感じ!
GM:ヒロインを助けてあげてね!
ピケ・アルファルド:あらあら…あたしの方が怖い怪物かもしれないわ
ピケ・アルファルド:助けてあげましょう
GM:よろしくお願いします!
GM:ではネクスト!
PC2:霧生らいか PL:みつ
霧生らいか:はいー
霧生らいか:”ドクター・エルヴィー”霧生らいか、14歳の天才少女です
霧生らいか:元FHの研究系セルにて研究者をやっていましたが、まあ色々あって現在UGNの保護観察下に
GM:こちらは元FH
GM:おいしいですね
霧生らいか:らいか自身は所属に対して特に興味がないので、それなりの設備とかを条件にUGNの下でおとなしくしているとかなんとか
霧生らいか:性格は割と不遜です
GM:天才なだけのことはある
霧生らいか:性能は自作の補助ドローンを攻撃と支援に使うサブアタッカー型
霧生らいか:ぼくの好きな構成ですね
霧生らいか:ダンシングシミターとか秘密兵器アイテムとかでミドルからこちゃこちゃと小賢しく立ち回れるといいなと思っています
GM:秘密兵器強いなあ
霧生らいか:ブーメランアスピスが最強(強火)
霧生らいか:というわけで、どうやら真壁くんがOPで早速絡んでくれるとのことなので
霧生らいか:存分に不遜していきます
真壁 六郎:俺!?
GM:そうだよ
GM:なんかメッシュも対称になってるし
霧生らいか:ほんとだ
GM:生き別れの兄妹?
真壁 六郎:何それ知らん...怖...
GM:まあそんなこんなで
GM:ハンドアウトはこちら
霧生らいか:ふぅン、興味深いねぇ……
霧生らいか:というわけでよろしくおねがいします
GM:よろしくお願いします!
GM:では次!
PC3:真壁六郎 PL:カムリ
真壁 六郎:”深海城(ハイドラ)”真壁・六郎(まかべ・ろくろう)。21歳。
真壁 六郎:めっちゃ堅実な名前のわりにぼんやりとした生き方が好き。
真壁 六郎:そんなミズクラゲキュマイラの大学生ですが、意外にも志望は激務で知られるジャーナリスト。
真壁 六郎:あまり明かそうとしませんが、仲良くなったら理由が聞けるかも知れません。
GM:ほほう
真壁 六郎:幼少期に能力に覚醒して以降も、特に波風なくミズクラゲのように周りにフワフワ流される生き方は変わりませんでした。
真壁 六郎:そしてフワフワした感じでUGNイリーガルになる生粋のお人好し。アホ。趣味は料理と家事とアクアリウムを眺めること。
GM:ふわふわ
真壁 六郎:ですがある一人の”天才少女”と名乗る少女と出会って以降、彼の人生は一変...するかも。いや...どっちだろう...
GM:フラグを自ら建てていく
GM:いいぞその調子だ
真壁 六郎:オーヴァードとしての能力は、海月の特性を模倣・誇張した極度の細胞分裂と、それに伴うエントロピー収奪操作。つまり簡単に説明すると「海月が、増えて、冷える」。
真壁 六郎:防衛力と生存力に特化した能力ですが、本人は卑下しています。
真壁 六郎:データ的にはリフレックス氷壁で相手の攻撃を不発に終わらせるガード型。空いたメインプロセスでカバーもするぞ!
GM:こわい
真壁 六郎:海水や塩水を媒介にしか能力が使えないのがタマに傷ですが、何とかやっていきたいなあ。
真壁 六郎:以上!よろしくお願いします!
GM:はーい!
GM:では、ハンドアウト!
GM:らいかちゃんが君のヒロインです
真壁 六郎:「まあ、俺に出来ることならさ...やるけどね...」
GM:頑張ってやるといい
GM:では、ラスト!
PC4:楠彩香 PL:白夢
楠彩香:「はじめまして、UGNチルドレンの楠彩香です」
楠彩香:「UGNとしての責務を全うしていきたいと思っております。よろしくお願いします」
楠彩香:「ところで、ええと、今回の給料はおいくらほどでしょうか……」
楠彩香:生真面目で忠実なUGNチルドレンです
GM:模範的な…お金を気にするチルドレンだ…
楠彩香:ただしお金のことが絡むとなんか変になります
GM:変
楠彩香:その渇望の力のおかげか、物を作るのが非常に得意で大抵のものは作ることができます
GM:すごい!
楠彩香:黄金錬成で財産値の暴力とかしてます
楠彩香:攻撃は銃で撃つだけときわめてシンプルですが、その作成した弾丸は装甲とかそういうのを貫いたりします
楠彩香:実はエンジェルハイロゥのシンドロームも持っているのですが、そちらはあまり得意ではないのかエフェクトがひとつもありません
楠彩香:そんな感じですかね、生真面目で忠実、表情もあまり変化しないほうですが感情は豊かなのでよろしくおねがいします
GM:よろしくお願いします!
GM:では、楠さんのハンドアウトはこちら!
GM:任務です
楠彩香:やったぜ任務だ
楠彩香:ヨモギ化成・・・いったいなんなのだろう・・・
GM:なんなのだろう……
GM:頑張って欲しい
GM:では、トレーラーを貼ってオープニングに移りたいと思います!
GM:ピケさんのオープニングです。登場をお願いします。
ピケ・アルファルド:はーい
ピケ・アルファルド:ピケ・アルファルドの侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (32 → 36)
GM:では
GM:君は、歩いていた。場所はどこだろうか?街角かもしれないし、郊外かもしれない。
GM:散歩かもしれないし、目的地に向かう途中かもしれない。
ピケ・アルファルド:賑やかな街の中を目的もなく観察しながら歩いている
ピケ・アルファルド:ミルクティー色の神にピンクサファイアの瞳、少女の姿をしているが随分と退屈そうにも見える
ピケ・アルファルド:「ここらへんも随分変わったものね……」
GM:様々な人がいる。店のウィンドウを眺める者、会話しながら歩く者、ベンチに座って居眠りする者…
ピケ・アルファルド:「平和そうでなによりよね……、まあ、退屈なんだけど」
ピケ・アルファルド:「この方が争いが絶えないよりはいいわよね」
GM:だが、平和とは破られるものだ。
GM:《ワーディング》
GM:人々は意識せずして、その動きを止める。その場に立ち尽くす者たち。
GM:そんな中。こちらに向かって走ってくる人影を、君は認めた。
ピケ・アルファルド:「あら、随分と無粋なことする人がいるのね…」
???:「たっ、たすけて…たすけてくださ〜〜い!!」
???:辿々しい足取りで必死に走ってくる。
GM:その背後には、獸のようなヒトのようなカタチをした異形が迫っていた。
ピケ・アルファルド:「命が失われるのは嫌いなのよね…」
ピケ・アルファルド:異形の方へと慌てることなく歩いて行く
ジャーム:「ぎっ、ぎいいい……」
ピケ・アルファルド:「いい子だから、少しおとなしくしてもらえるかしら?」
ピケ・アルファルド:自身の指を少し傷つけ滲む血を異形に向ける
ピケ・アルファルド:「痛い思いはしたくないでしょう?」
ジャーム:「ぐ、ぐおああああ!」
ジャーム:だがジャームに理性はない。
ジャーム:そのまま、目の前の障害に───君に飛びかかる。
ピケ・アルファルド:「困ったわね…、肉弾戦は得意じゃないのよ」
ピケ・アルファルド:そのまま攻撃を受けてなお平然と立っている
ピケ・アルファルド:「ごめんなさいね…?少し痛むと思うわ」
ピケ・アルファルド:自分の血が目の前の異形に取り込まれたことを確認してレネゲイドを操作する
ジャーム:「ぎっ?」
ピケ・アルファルド:その肉体の内部、血管の中から杭のように凝固した血液が生えていく
ジャーム:「がっ、ぐっ、がががが」
ジャーム:「…………」
ピケ・アルファルド:体内を蹂躙するように血の杭が蝕む
GM:ジャームは動かなくなる。
ピケ・アルファルド:「…ごめんなさいね、あたしはあなたのようには死ねないの」
ピケ・アルファルド:傷ついた身体は傷一つなくなっている
???:「はっ……はわわ……やっつけちゃった……」
???:内気そうな少女は、それを見て驚きの声を上げる。
ピケ・アルファルド:「あなた…、無事かしら?怪我はない?」
???:「ええと、このジャームには何もされてないです」
???:「ありがとうございますっ!強い人に会えてよかったあ……」
ピケ・アルファルド:「あたしは強くないわよ?死ねないだけだもの」
???:「それでも、やっつけてくれました」
???:「……あの。よかったら、でいいんですけど」
ピケ・アルファルド:「なにかしら?」
???:「助けて、欲しいんです」
???:《ワーディング》は続いている。彼女が発しているもののようだ。
出水ふみ:「わたし、出水ふみって言います。…こわいところから逃げてきたの」
出水ふみ:「とてもとても、恐ろしいところです」
ピケ・アルファルド:「あたしは、いま倒したこの子よりもこわい怪物かもしれないわよ?」
出水ふみ:「……そんなの、大丈夫です」
出水ふみ:「オーヴァードは怪物しかいませんから」
出水ふみ:「本当にあなたがこわいひとなら。」
出水ふみ:「もうわたしはさっきのジャームみたいに血に貫かれているんじゃないでしょうか」
ピケ・アルファルド:「……そう、そうねフミ。あなたがこわくなって逃げても怒ったりはしないわ」
ピケ・アルファルド:「話を聞かせてもらおうかしら」
出水ふみ:「………はい」
GM:そうして、彼女は君に同行することになる。
GM:……だが。
GM:わかったのは彼女がFHの実験体ということだけ。
GM:それ以上は、黙して語らない。
ピケ・アルファルド:実験体、それ以外の情報が一切話されない
ピケ・アルファルド:信頼関係を構築するには踏み込まなくてはダメ……
ピケ・アルファルド:あまり深く関わりたくはないのだ、どうせみんなあたしを置いていくのだから
GM:シナリオロイスの取得をお願いします。
ピケ・アルファルド:出水ふみ 庇護/猜疑心○で取得します
ピケ・アルファルド:以上です
GM:ありがとうございます。ではシーンエンド!
GM:らいかちゃんと真壁くんのオープニングです。登場お願いします。
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (39 → 46)
真壁 六郎:28+1d10
DoubleCross : (28+1D10) → 28+8[8] → 36
GM:らいかちゃんがさっきみたいなジャームに襲われるシーンになります。
GM:───君は、ジャームに襲われている。
GM:ヒトのような獸のようなジャームだ。あまり見たことのないタイプと言えるだろう。
霧生らいか:少女の傍らには、3機のドローンと無数の子機が、守るように滞空し続ける。
ジャーム:じりじりと、間合いを測っている。膠着状態だ。
霧生らいか:「ふぅン。見たところ、自然発生したようには思えない個体だな。どこぞのラボがやらかしでもしたのかねぇ」
霧生らいか:「とはいえ、私に当たった事は君にとって幸運かもしれないよ」
霧生らいか:「見方によっては、だが」
霧生らいか:「なんせ私は」腕を組みながらジャームを見る。
霧生らいか:人差し指を立てる。
霧生らいか:「命は無駄にしない主義だ」
ジャーム:「ぐぅるるるる……」
ジャーム:それを、理解したかしてないかは解らないが、
ジャーム:ヒトのような脚に力を込めると跳躍!
ジャーム:君に飛びかかろうと───
真壁 六郎:「あぁ...面倒なことになってる!!」
真壁 六郎:突如、地上にアクアリウムが現出したかのようだった。
真壁 六郎:海月――正式名称、ミズクラゲ Aurelia auritaga
真壁 六郎:蜃気楼の如く立ち昇る。そして、凍結。
真壁 六郎:海月の群れが瞬く間に氷瀑のように壁となり、真昼の月は白い海へと変わる。
真壁 六郎:「きみ...危ないよ。もっと、自分を大切にしないと...」
真壁 六郎:真昼の月に照らされて、眉を八の字に下げた、やや頼りない風貌の青年が少女の方を向く。
霧生らいか:「ああ、助かるよキミ。これで安全に」
霧生らいか:瞬間、3機のドローンからコイルガンの要領で質量子機が射出される。
真壁 六郎:「え”」
霧生らいか:火花の散る音が立て続けに3発。
ジャーム:「ぎゃばあああああああ」
霧生らいか:「処理が可能になった。うん、大変スムーズでいいことだねぇ」
真壁 六郎:「......ひょっとして、最初からやろうと思えばやれてた?」凍結解除。びちびち跳ねまわる海月を体内に戻しながら、苦い顔をする。
霧生らいか:「そうだけど。……ああ、キミ。所属によってはこれから少しの間見て見ぬ振りをしてもらおうと思うのだが」
霧生らいか:「構わないね?」
霧生らいか:返事も聞かずに、ポケットから採取器具を取り出し、ジャームの方へすたすたと歩いていく。
真壁 六郎:「ええ......諸々マジで?」
真壁 六郎:「ちょ、ちょい!まだ動くかも知れないから危ないって!」
真壁 六郎:慌てて追いかける。
真壁 六郎:「何か......必要なんだろ、それ。良く解らないけど。だったら、俺がやるからさ」
霧生らいか:「いいよ。会ったばかりの素人に触られるのはあまり気乗りしないんだ」
霧生らいか:慣れた手付きでジャームの口内に棒を突っ込み、そのままカプセルに入れる。
真壁 六郎:「うげ...」顔色を変え、近くの植え込みに急いで駆け込む。見てはならない器官が見えた。
霧生らいか:そして、しゃがみこんだまま、顎に手を当てて観察を続ける。
真壁 六郎:...程なくして、顔色を青くさせながら戻って来る。
霧生らいか:「……内臓の一部でも持ち帰ろうかと思ったが、生憎ただの散歩中だったからね」独り言のように言う。
真壁 六郎:「別に...誰にも言わないけどさ。ジャームのサンプルなんか取って、何してるんだい? きみ」
真壁 六郎:「エージェントだったらすぐ凍結処理班呼ぶだろうし...」
霧生らいか:「ふむ、それはそうだろうね。本来の手順ならば正しい判断だろう」
霧生らいか:「その口ぶりからして、キミも特に正規のエージェントではないらしい」
真壁 六郎:「う”っ」頭の回りが早い物言いにたじろぐ。
真壁 六郎:「......UGNイリーガル、真壁六郎。ただのボンクラ大学生だよ」
霧生らいか:「やはりUGN側か。へぇ、なるほど」
真壁 六郎:「とりあえず、もう行きなよ。これは俺がやったことにしとくから」
霧生らいか:「キミが?どうやって」
真壁 六郎:「いや...普通に支部の人に連絡するけど...」
真壁 六郎:「俺だけが怒られれば済む話だし」
霧生らいか:「そうじゃないよ。キミが、『どうやってこのジャームを殺害した』と言うつもりなのか気になっているんだよ」
真壁 六郎:「え...何!?俺の能力何で知ってるの!?」ずざざざと後ずさりする。
霧生らいか:「……くくく。いや、まさか。キミと私は文字通りの初対面だ。詳細なんて知らないさ。ただね」
霧生らいか:「攻撃的な能力を持っているならば、あそこで私をかばった後にすぐさま迎撃に転じるだろう?少なくとも、危険を排除するためにねぇ」
霧生らいか:「だからつまり。カマをかけてみたんだよ」
真壁 六郎:「ええ...何? 俺、きみより頭の切れる奴と会ったこと全然ないんだけど」
真壁 六郎:「って言うか性格悪くない!?初対面の人にやることじゃないって...」
真壁 六郎:気を落ち着かせるように、ペットボトルの水をごくごくと飲む。年の割に細く華奢な生白い頸が、わずかにうごめいた。
真壁 六郎:「しょっぱ...」
霧生らいか:「くくっ、性格については諦めたまえよ! こういうものは変える気が起きない限りは変わらないものさ」
霧生らいか:「キミ、隙の多いやつだね」
真壁 六郎:「良く言われるよ。記者になりたいなら直せって、みんなから注意されるんだけどさ」
真壁 六郎:「でも...それこそ、変える気が起きない限り変わらないわけで」
真壁 六郎:「俺は、隙の多い俺を案外嫌いじゃないんだ。そのおかげで、まあ。こうして話せてるわけだし」弱く笑う。
霧生らいか:「ふぅン、なるほど」
真壁 六郎:「あ~...ごめんな。自分のことばっかり話して」
真壁 六郎:「きみの名前も、まだ知らないのに」
霧生らいか:「……くく、随分といいヤツらしいね、キミ」
真壁 六郎:「苦手なんだけどなあその評価」
真壁 六郎:「いっつも何か言わせてるみたいになるし...申し訳ないよなあ」
霧生らいか:「言わせておくがいいさ。もっとも、客観的な評価が気になるなら自分を変えることをおすすめするがね」
霧生らいか:「ところで、だ」
真壁 六郎:「ん...どうしたの? さっさと帰れって言うなら、帰るけど...」
霧生らいか:「あっはっは!まさか」
霧生らいか:「真壁クン、キミは記者志望だと言ったね」
真壁 六郎:「ああ、うん...一応地方紙のインターン中だけど、今」
霧生らいか:「記者に最も必要な事はなんだと思う?」
真壁 六郎:「偽らないこと?」
真壁 六郎:「って言うか、俺がそれしか出来ないだけなんだけど...」
霧生らいか:「くくっ、いや。それは正しいことだが、その奥にあるもの……」
霧生らいか:「好奇心だよ」
霧生らいか:ちらり、とジャームの死骸を見る。
真壁 六郎:「へえ......」赤いセルフレームの眼鏡の奥が、ぼんやりと光る。
霧生らいか:「このジャームは、人為的に作られたものだと私は見ている」
霧生らいか:「それはつまり、作った誰かがいるということであり」
霧生らいか:「目的がある、ということだ」
真壁 六郎:「......変だよな、確かに」
霧生らいか:「例えば命令通りに動く兵器として、例えば自分で思考する兵士として」
霧生らいか:「例えば、ただ何かを知りたいがために作られた実験体として」
真壁 六郎:「やっぱり、気になる。俺たちに何か、出来ることはないかな?」
霧生らいか:「知ることさ」
霧生らいか:「くくくっ、乗り気になってくれて嬉しいよ。手間が省けて助かる」
真壁 六郎:「それが」ポケットからペンを取り出し、くるくると手の内で回す。「一応、仕事だからね」
真壁 六郎:「面倒だし、しんどそうだけど...流された以上は、見過ごせないよ」
霧生らいか:「アッハッハ!いい心がけだよ真壁クン!」
真壁 六郎:「俺だけ名前呼ばれるってのも、なんだか座りが悪い気がするんだけど」
霧生らいか:「くくっ、そうだな。それもそうだ」
霧生らいか:「折角こうして協力関係になったのだからね、あるいは」
霧生らいか:「共犯関係になったと言うべきかな」
真壁 六郎:「......」苦々しい顔で、ジャームの死骸を見る。
霧生らいか:「”ドクター・エルヴィー”、霧生らいか」
霧生らいか:「よろしく、真壁助手」
真壁 六郎:「”ドクター”...”ドクター”かあ」ため息を吐く。
真壁 六郎:「じゃあ...」諦めたように、八の字に眉を下げて。それでもうすぼんやりと輝く海の月のように。
真壁 六郎:「よろしく、らいか博士」
GM:では、シナリオロイスの取得をお願いします!
真壁 六郎:固定ロイスで取っているので、その分を。霧生らいか 〇興味/辟易
霧生らいか:謎のジャーム 興味○/嫌悪……?
GM:では、シーンカット!
GM:楠さん、お待たせしました。登場侵蝕をどうぞ。
楠彩香:31+1d10
DoubleCross : (31+1D10) → 31+9[9] → 40
楠彩香:のびーる
GM:ヨモギ化成を調べてたらトップが襲われてるところに遭っちゃったぜ!ってシーン
GM:調べ物してるあたりとかも入れていきましょうか
GM:君には、ある任務が与えられている。
GM:『如月生研』あるいは『キサラギ』セル。生体実験を主とするFHセルの調査、及びそのカバー企業の特定だ。
GM:今、君は調査をしている。
楠彩香:「ふーむ……」
楠彩香:「企業の皮をかぶり生体実験……やはり捨て置くことはできません」
楠彩香:「問題は一体どのような企業か、ですが……」
楠彩香:ヨモギ化成って実際どんな会社なんですかね
GM:なんか消臭剤とかそういう系の
GM:化学薬品系の商品を展開してる会社ですね
楠彩香:なるほど・・・
GM:薬品を扱う、という点で君の興味をひいたのかもしれない。
楠彩香:「……これはビンゴですね」
楠彩香:「突然の商品の大幅な値下げ、かつ効果も強い」
楠彩香:「技術は優れているのにこの技術で稼ぐ気がない、ということです」
楠彩香:「……さらに」
楠彩香:「この薬品は、明らかにおかしい」〈成分分析〉、彼女の得意技だ
GM:微量のレネゲイドが含まれている。
GM:αトランスと似た類の薬品だ。
GM:ヨモギ化成に直接調査に赴く。それが無視できない選択肢となった。
楠彩香:「……これは新たな商品展開を謳った大規模な人体実験の可能性があります」
楠彩香:「……せっかく安い消臭剤を見つけたというのに……こういう時に限って悪い予感はあたる……!!」
楠彩香:「ああ、一度あの値段で買ってしまったらもう元の消臭剤には戻せない……しかし、このようなことは許されることではありません」
楠彩香:「うう……また……高いものを……買わないと……うっ……ぐ、うう……」
楠彩香:「……(すぅと息を吸い)……まずは会社に出向くことにしましょう、社長に直接出会えれば話は早いのですが……」
楠彩香:「そう上手くはいかないでしょうね」
GM:そう思いながら出発したのがつい先程。
GM:君は、ジャームに遭遇していた。
GM:そのジャームが襲っているのが───
GM:出水かほる。ヨモギ化成の社長である。
出水かほる:「………」ぐったりと意識を失っている。
楠彩香:「……ふむ……想定外とはこのことですね」
楠彩香:「黒幕とつながっていると思わしきヨモギ化成の社長が何故ジャームに襲われているのか……」
GM:とりあえず、ジャームを撃退するしかない。
GM:その後、彼女に話を聞く。
楠彩香:「もちろん今は考えるよりも先に……悲しきジャームに黄金の眠りを」
ジャーム:「ぐううう」
ジャーム:ヒトと獸の合いの子のようなジャームだ。
楠彩香:取り出した小さな箱……それは一瞬にして銃へと姿を変える
ジャーム:反応は、間に合わなかった。
楠彩香:「……申し訳ありません、どうか、安らかに」
楠彩香:放たれた銃弾はジャームの肉体をまるで黄金のように変質させ、その機能を停止させる
出水かほる:「う……うーん………」
楠彩香:「……目が覚めましたか、出水かほるさん」
出水かほる:「私……あなたは、一体」
出水かほる:「確か、化物に襲われて……」
楠彩香:「私はUGN。UGNチルドレンの楠彩香です」
出水かほる:「UGN………」
楠彩香:「申し訳ありませんが、気絶している間に拘束だけはさせていただきました」万能器具でつくられた手錠がかほるにはめられている
出水かほる:「何かしら。新しい会社の名前?」
出水かほる:「聞いたことのない企業だけれど」
楠彩香:「……UGNを、知らないと」
楠彩香:「では、FH、ファルスハーツは」
出水かほる:「それも聞いたことないわね。変わった名前」
出水かほる:「でも、あまり一般受けはしなさそうね」
出水かほる:……だが、拘束されていることへの狼狽はない。
楠彩香:「(嘘をついている様子でもない……?ううむ、もう少しエンジェルハイロゥの能力がコントロールできれば感情を読み取ることもできるのに……)」
楠彩香:「……怪物に襲われ、手錠をはめられたわりにはずいぶんと落ち着いていますね」
出水かほる:「……そうねえ。自分でもびっくりしてる。理解できないことが重なると落ち着いてくるものなのかしら」
楠彩香:「そういう、ものですか……」
出水かほる:「そういうものよ。お嬢ちゃん」
楠彩香:「……わかりました、僭越ながら、簡潔に説明させていただきます」
楠彩香:UGN、FH、オーヴァード、ジャームの事などを大まかに説明する
楠彩香:そしてこの会社の商品に含まれたレネゲイド反応によってFHとの繋がりを疑いここに来たことも
出水かほる:「…一種の裏社会ね。そんなものがあるなんて」
出水かほる:「会社の商品のこと、ちゃんと把握してなかったことを謝るわ」
出水かほる:「…きっと開発部門ね。そんなことをしたのは」
楠彩香:「開発部門、ですか。あなたは直接関与をしていないと?」
出水かほる:「関与してる、っていう人がいると思う?大人はずるいのよ」
楠彩香:むう、という表情をする
出水かほる:「そうね……」ゆっくりと立ち上がる
出水かほる:「私が関与してないのは本当。でもね」
出水かほる:じゅっ、と音がして手錠が焼き切れる。
楠彩香:「!」
出水かほる:「それ以外は全部うそ!ふふふ」
出水かほる:「調べることは薬品のことだけでいいのかしら?」
出水かほる:辺りに霧が立ち込める。
楠彩香:「……そういうわけには……っ!この霧は……!?」
出水かほる:「いいこと教えてあげる」
出水かほる:「今、ヨモギ化成を動かしてるのは私一人」
出水かほる:霧の中から声だけがする。
出水かほる:「他は空っぽ。だからね……」
出水かほる:「見つけてごらんなさい」
出水かほる:《瞬間退場》
楠彩香:「待ちなさい!待てっ!!」
楠彩香:「……く……迂闊でした……想定はしていたはずなのに……!」
GM:霧が晴れると、そこにかほるの姿はなかった。
楠彩香:「……やはり……あなどれない人間です。社長という存在は。札束風呂にも毎日入ってるに違いありません」
楠彩香:「札束風呂……いいなあ」
楠彩香:「……そうではなく」
楠彩香:「そういうのであれば、徹底的に調べさせていただきますよ、出水かほる」
GM:では、シナリオロイスを!
楠彩香:出水かほる/執着/猜疑心〇/ロイス
GM:ありがとうございます、ではシーンカット!
GM:合流シーンです。全員登場!
ピケ・アルファルド:ピケ・アルファルドの侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (36 → 41)
楠彩香:40+1d10
DoubleCross : (40+1D10) → 40+9[9] → 49
楠彩香:また9じゃん
GM:あわわ
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (46 → 50)
真壁 六郎:36+1d10
DoubleCross : (36+1D10) → 36+7[7] → 43
GM:再びふみちゃんがジャームに襲われます。
GM:そこにみんなが何やかやで駆けつけてもらいます。
GM:そんな感じで!
GM:ふみは、キョロキョロとあたりを見回している。
出水ふみ:びくびくと挙動不審だ。
ピケ・アルファルド:「ねえフミ?どうしてそんなに怯えてるの?」
出水ふみ:「……”あの人”は諦めてない。きっとまた襲われるんです」
出水ふみ:「あのジャームは沢山いる。一気に来られたら……」
ピケ・アルファルド:「“あの人”って誰かしら?教えてくれないとさすがに困るわ」
出水ふみ:「…………それは………」
出水ふみ:口をつぐみ、震え出す。
出水ふみ:「ま、まだ……言えません……」
ピケ・アルファルド:「そう…、そんなに怖いのね……」
GM:その時。
GM:背後から獸の爪が一閃する。
出水ふみ:「ピケさんっ!!」
ピケ・アルファルド:「大丈夫よ、死なないの」
ピケ・アルファルド:避けることもなく攻撃をくらう
出水ふみ:「……でも。……オーヴァードは……」
出水ふみ:「限界があるんです!だから、無理を……」
ピケ・アルファルド:「言ったでしょう?あたしはこわい怪物なのよ」
GM:ジャームが現れる。一体、二体、三体。
出水ふみ:「数が……多い…っ!」《ワーディング》を張る。
ピケ・アルファルド:「さすがに数が多いわね……どうしようかしら」
出水ふみ:「《ワーディング》を張りました、気づいたら誰か…UGNの人とか……来てくれるかも……」
ピケ・アルファルド:「UGNの話がわかる人だといいんだけれど……」
真壁 六郎:「――ちょっ、ちょっと!多くない!?」焦った声と共に。
真壁 六郎:空中に、海が投影される。それは海月の群れだ。宙を泳ぐ、真昼の月。
出水ふみ:「わ……!」
出水ふみ:美しさに息を飲む。
ピケ・アルファルド:「あら、綺麗ね」
真壁 六郎:海月を雪のように纏う青年が現れる。腕や肩がほどけ、海月の身体のように透き通る。
真壁 六郎:「......固まれ!」
真壁 六郎:次の瞬間。海が一息に氷海へと変ずる。ジャームの足元を、パイクリートのように貼り付ける。
真壁 六郎:「次、頼むよ!らいかさん!」
霧生らいか:3機のドローンがふわふわと近づき、バチバチと火花の音とともに質量子機が放たれる
人獸:「!!」回避。
人獸:先程のものより動きが早い。
霧生らいか:「これはこれは、骨が折れそうだねぇ」
ピケ・アルファルド:「学習能力があるのかしら…?長引くと厄介ね」
霧生らいか:人獸を見ながら悠々と歩いてくる。
真壁 六郎:「うわっ、氷も剥がされた...海月出し続けるのも限界あるよ、これ」
真壁 六郎:「せめてあともう一人、アタッカーが居れば良いんだけど...」
楠彩香:そこに、人獸に向かって銃弾が放たれる
霧生らいか:「気張りたまえよ真壁助手。私も戦闘は得意じゃないんだ……おや」
ピケ・アルファルド:「あら……、いいタイミングね」
人獸:銃弾がかすり、足が黄金化する。
人獸:「ぎ、ぎぎぐぐぐぐぐうううう」
楠彩香:「皆さん、ご無事ですか!UGNです!」素早く戦線に参加する
真壁 六郎:「すげえ!マジで来た、ありがとうね!助かった...その...ちんまいお嬢さん!」楠さんの方を指さして言う。
楠彩香:「ちんまい……」
出水ふみ:「よかった…お願いします!」
ピケ・アルファルド:「フミは隠れてなさいな、攫われたりしないでね?」
出水ふみ:「はい…見えるところに隠れてます!」
霧生らいか:「真壁クン、キミはレディの扱いを学ぶべきだね」ドローンを周囲に滞空させる。
GM:ミドル戦闘開始です。
GM:(人獸三体)--10m--(PC4人)
GM:これで、セットアップ!
真壁 六郎:はい!≪ワイルドグロース≫!
人獸:エネミーはなし!
真壁 六郎:セットアップに完全獣化使います。肉体ダイス+4。
ピケ・アルファルド:あります
霧生らいか:《オーバーウォッチ》 範囲内の対象のメジャーアクションダイスをラウンド中+3します。
楠彩香:セットアップにできることはないのじゃ
GM:セットアップ多めのパーティーだ
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を4増加 (50 → 54)
ピケ・アルファルド:コンボ 血牙は我が身に 《得意領域》でラウンド中のダイス+5
ピケ・アルファルド:ピケ・アルファルドの侵蝕率を3増加 (41 → 44)
GM:真壁くんは侵蝕52かな
真壁 六郎:ですです。現在侵蝕52!
GM:オッケー!
GM:では、楠さんの手番から!
楠彩香:セットアップがない分素早く動くぜ
楠彩香:オートでウェポンケースを使用しボルトアクションライフルを装備!
楠彩香:マイナーでボルトアクションライフルを使用、命中達成値+5!
楠彩香:メジャーで〈コンセントレイト:モルフェウス〉+〈カスタマイズ〉+〈レインフォース〉、対象はとりあえず1!
GM:OK!判定どうぞ!
楠彩香:11dx8+4+5
DoubleCross : (11DX8+9) → 10[1,1,3,5,5,6,6,7,7,9,10]+10[10,10]+6[5,6]+9 → 35
GM:なかなか!ドッジします
楠彩香:あっ
楠彩香:オーヴァーウォッチあったんだった
霧生らいか:アルヨー
GM:あ、ふりたしどうぞ!
楠彩香:14dx8+4+5
DoubleCross : (14DX8+9) → 10[1,2,3,3,4,5,5,5,6,7,7,8,9,9]+10[1,6,10]+6[6]+9 → 35
楠彩香:おんなじやん
GM:こういうこともある
人獸:10dx+3
DoubleCross : (10DX10+3) → 10[1,3,3,6,8,8,9,9,10,10]+7[5,7]+3 → 20
GM:ドッジたか!
GM:命中です
楠彩香:む、むやみに回りやがって!
楠彩香:ダメージ!
楠彩香:4d10+10+8
DoubleCross : (4D10+10+8) → 34[9,10,5,10]+10+8 → 52
楠彩香:もろもろ有効
楠彩香:49+6=55
GM:ヒエッ
人獸:弾け飛びます。
GM:演出どうぞ!
楠彩香:「申し訳ありません……どうか、黄金の夢に包まれて安らかにお眠りください」
楠彩香:再び箱が形を変え、銃となる……それは彼女専用の変幻自在の銃!
楠彩香:その弾丸の名はミダス・バレット。対象をまるで黄金のような物質に変えてしまう魔弾だ
人獸:ジャームは、全身が黄金になって活動を停止する。
楠彩香:「……本物の黄金でないのが惜しいですが……」あくまでそれは黄金の夢、モルフェウスとわずかなエンゼルハイロゥの力が色濃く出て生まれた化学反応
真壁 六郎:「えげつないな~......」遠目から見て、冷や汗。
ピケ・アルファルド:「あら、こっちも綺麗なものね」
楠彩香:人獸はわずかの後、塵となるだろう
霧生らいか:「へぇ、なかなか興味深い能力だねぇ」目を細めながら
楠彩香:「……皆さん、今のうちに各々が出来ることを!」
GM:では次はピケさん!
ピケ・アルファルド:はーい
ピケ・アルファルド:マイナーで10M移動して敵にエンゲージ
ピケ・アルファルド:メジャーでコンボ 穿つは血牙 《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》+《ブラッドスパイク》+《蝕む赤》
ピケ・アルファルド:11dx7+1
DoubleCross : (11DX7+1) → 10[1,1,2,2,3,4,6,6,9,10,10]+10[1,3,10]+1[1]+1 → 22
ピケ・アルファルド:回らない……
人獸:10dx+3
DoubleCross : (10DX10+3) → 8[2,2,2,4,5,5,7,7,8,8]+3 → 11
ピケ・アルファルド:対象は範囲です
霧生らいか:フォールンサラマンダー ダメージダイス+2
人獸:10dx+3
DoubleCross : (10DX10+3) → 9[1,1,2,2,2,3,4,7,8,9]+3 → 12
人獸:二体ともヒット!
ピケ・アルファルド:こわいよう
ピケ・アルファルド:命中したのでランク5の邪毒付与です
ピケ・アルファルド:ダメージ出します
ピケ・アルファルド:5d10+6
DoubleCross : (5D10+6) → 23[7,4,1,5,6]+6 → 29
ピケ・アルファルド:ピケ・アルファルドの侵蝕率を6増加 (44 → 50)
ピケ・アルファルド:メインプロセス終了後にHP3点消費、HP25→22へ
人獸:ギリギリ残ります!
人獸:邪毒…
GM:演出をどうぞ!
ピケ・アルファルド:「さてと……、遠いところからは無理なのよね」
ピケ・アルファルド:恐怖などないかのように人獸の前まで悠々と近付いていく
人獸:「ぐぐぐぐ……!?」
人獸:反射的に爪を振る。
ピケ・アルファルド:「いい子ね、手間が省けて助かるわ」
ピケ・アルファルド:腕にあえて傷を負い、自分の血を振りかける
人獸:「ア……?」
ピケ・アルファルド:「外からだとそんなに痛くないわ」
ピケ・アルファルド:付着した血液がそのまま棘のように食い込んでいく
人獸:「ぎいいいい!ぐががががあ!!」
GM:ではらいかちゃん!
霧生らいか:あい!
霧生らいか:オートでブーメランアスピスを装備、
霧生らいか:マイナーなし、メジャーで《コンセントレイト:オルクス》《ダンシングシミター》
霧生らいか:対象は人獸2
霧生らいか:判定前にブーメランアスピス起動で侵蝕+1して達成値+4
GM:ガンガンくるな…!
GM:かもん!
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を1増加 (54 → 55)
霧生らいか:6dx7+8
DoubleCross : (6DX7+8) → 10[1,2,4,5,6,9]+10[9]+10[8]+10[8]+6[6]+8 → 54
霧生らいか:?
GM:高くない?!
人獸:10dx+3 まあドッジするが
DoubleCross : (10DX10+3) → 9[1,2,3,3,4,5,6,7,8,9]+3 → 12
霧生らいか:もしかしてオルクス使うとダイスに妖精を仕込めるのかもしれない
GM:そうとは
GM:命中!
霧生らいか:6d10+9
DoubleCross : (6D10+9) → 32[6,8,3,7,5,3]+9 → 41
GM:吹っ飛びます。
GM:これで残り一体だよ
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を5増加 (55 → 60)
GM:演出どうぞ!
霧生らいか:「……折角だ、試してみるかな」
霧生らいか:先程採取したサンプルから解析したデータを、オルクス因子によって無線接続されたドローンへ送る
霧生らいか:「先程のジャームと同型、あるいは関係の深い者であれば」
霧生らいか:3機のドローンが編隊を組むように上昇する
霧生らいか:「効果覿面さ」急速充電から質量子機を射出、3発の弾が人獸へ向けて殺到する。
人獸:「ごああああああああ!!!」
人獸:粉々に弾け飛ぶ。
霧生らいか:「ふぅン、出力を上げすぎたかな?回収できるといいんだが」
霧生らいか:やれやれ、と肩をすくめる
真壁 六郎:「ええ...」
ピケ・アルファルド:「あら素敵、随分とお転婆ね」
楠彩香:「(全員強力な能力を持っていますね……しかし、純粋なUGN関係者はひとりもいない……協力的な方々であればよいのですが……)」
GM:では、次はエネミーのターン
人獸:マイナーで《破壊の爪》
GM:ピケちゃんがエンゲージしてるので
人獸:《獣の力》でピケちゃんを攻撃。
ピケ・アルファルド:ですよねー
人獸:10dx+3
DoubleCross : (10DX10+3) → 9[1,2,2,4,5,5,6,7,7,9]+3 → 12
人獸:コンセないとこんなもんよね
真壁 六郎:では、カバーします。『月世界旅行』≪崩れずの群れ≫+≪命のカーテン≫。
ピケ・アルファルド:ありがとうございます~!
GM:OK!
人獸:ではダメージ出します
人獸:2d10+14
DoubleCross : (2D10+14) → 10[2,8]+14 → 24
真壁 六郎:素受け!残り7点。
GM:では演出へ!
人獸:目の前のピケに対して、その爪を振り下ろす。
ピケ・アルファルド:「近いもの、仕方ないわよね」避けようともしない
真壁 六郎:「――崩れろ!」遠くで、声。攻撃の予兆を感じた瞬間、走り込んでいる。
真壁 六郎:だが、距離が遠い。間に合わない。そのように思われた。
真壁 六郎:まずは、その華奢で色白な身体が「透けた」。次いで、目。髪。青いメッシュが、最後に一筋溶け込む。
真壁 六郎:そして体は海月の群れに崩れ、空を切り裂いて泳ぐ。カーテンのように、彼我の差が一気に縮まる。
真壁 六郎:半実体化。上半身だけを形成し、半透明の腕で爪を「受けて」食い込ませる。
真壁 六郎:海月の群れがブチブチと引き裂かれるが、それでも爪はピケに到達することなく止まる。
人獸:「……!?」奇妙な感触に飛び退く。
ピケ・アルファルド:「あら、レディの扱いは下手くそなのかと思ってたのに…格好いいわね?」
真壁 六郎:「......くっそ、凍らせとけばよかった......」ため息をつく。
真壁 六郎:「莫迦言っちゃ、いけない。あんな戦い方、危険だよ」
ピケ・アルファルド:「ごめんなさいね、あたしは死ねないの」
ピケ・アルファルド:「戦い方は変えられないわ」
真壁 六郎:「......そっか。ごめん、事情も知らずに無茶言った」素早く人に戻る。
真壁 六郎:「じゃあ、その分俺が護るよ。それならいいだろ?」
ピケ・アルファルド:「無理してはダメよ?あなたは死んでしまうんだから」
GM:では、真壁くんのターンですが
GM:どうしますか!
真壁 六郎:行動放棄します。
GM:OK!
GM:クリンナップ。
GM:邪毒で15ダメージがジャームに入ります。
GM:死にます。
ピケ・アルファルド:わーい
GM:戦闘終了!最後に演出だけ。
真壁 六郎:勝ちっ!
霧生らいか:いえーい!
人獸:……その血の杭が、蝕んでいた。
人獸:少しは動けていた。だが、それにも限界があり、
人獸:赤い液体を大量にヒトの顔から吐いて、動きを止めた。
ピケ・アルファルド:「回りきったかしら?外からはそんなに痛くないんだけれど…毒なのよ」
出水ふみ:近くの茂みから出てくる。
出水ふみ:「終わった…?」
ピケ・アルファルド:「ええ、終わったみたい」
真壁 六郎:「うわ...攻撃出来ないのマジで俺だけじゃん」服は再形成時に着込んでいる。明らかに、あのようなカバーリングに慣れている証拠だ。
真壁 六郎:「うん、終わったよ。ごめんね、強くなかった?」しゃがみこんで弱く笑う。
霧生らいか:「その分体を張りたまえよ、助手」
真壁 六郎:「厳しいなあ...え~っと...そこの人庇った時そこそこ頑張りましたよ俺!身体崩すのめちゃくちゃ疲れるんだから!」らいかに文句を言って。
出水ふみ:「ううん、みんな強かったよ」
出水ふみ:「ありがとう、助けてくれて。出水ふみって言います」
楠彩香:「攻撃を受ける、という能力も立派な能力ですよ」
真壁 六郎:「うわ...優しいな~。こないだちゃんとしたエージェントの人と戦った時散々役立たず扱されたから...優しさが染みる...」
ピケ・アルファルド:「あなたの部下なの?お借りしてしまったわ」らいかちゃんの方を見ていたずらっぽく笑う
霧生らいか:「ああ、私の助手だ。そう、立派な防御能力を買って働いてもらってるのさ」
真壁 六郎:「盾くらいに思われてる気がするんだけどな...っと、ふみちゃんね。俺は真壁六郎。よろしく」一方的に握手をする。
楠彩香:「……(この方はイリーガルのようですが……ふむ……)」
真壁 六郎:「で、そっちの性格が悪そうなお姉さんが」らいかの方を見る。
霧生らいか:すでにジャームの死骸の検分に行っている。
ピケ・アルファルド:「あたしはピケよ、FHのマーセナリーだけれどUGNに敵対の意思はないわ」
楠彩香:「FH……!」
真壁 六郎:「あっいない!って言うかFH!?」仰天する。
出水ふみ:「ピケさんは私を助けてくれたんです。だから、だから……」
楠彩香:「……」ふみの方を見て
楠彩香:「……どうやら皆さん、先程のジャームとは初めて会ったわけではないようですね」
楠彩香:「少し情報交換をしませんか?……私たちは協力するべきか、敵対するべきか、それも含めて」
ピケ・アルファルド:「いいのよ?別に嫌っても」UGNの二人へむけて
真壁 六郎:「まさか。FHで良い奴も一杯知ってるし、俺はそんなことしないよ」ピケに応える。
楠彩香:「……私も無益に戦うべきではないと、そう考えています」
ピケ・アルファルド:「あらあら、話が通じる子たちで助かるわ」
霧生らいか:「敵対とは剣呑な響きだねぇ」サンプルを採取して戻ってきた。
霧生らいか:「で、私の紹介は済ませておいてくれたんだろうね、真壁クン」
真壁 六郎:「そうだね。俺とらいかさんもあのジャームについて情報交換がしたい...って、俺!?」
真壁 六郎:「いや、ダメでしょ。こういうのは...自分でしないと...」
楠彩香:「そう、無益に戦ってはいけないのです……そんな……そんな……戦ってもお金が手に入らないなんて……」
真壁 六郎:「そっちの子もなんだか訳ありみたいだな...」渋い顔。
楠彩香:「……ん、んん(咳ばらいをして)」
霧生らいか:「全く……キミには助手の自覚があるのかねぇ?」
出水ふみ:「……どこか、セーフハウスとかに行けませんか?」
出水ふみ:「UGNの支部でも構いません。ピケさんのことはどうにか誤魔化しますから」
楠彩香:「……らいかさん、というのは霧生らいかさん、でよろしいですか?」
霧生らいか:「ああ、そうだよ。”ドクター・エルヴィー”」
真壁 六郎:「賛成賛成。どっか腰落ち着けて話したいし」
真壁 六郎:「って、知ってるの? ええと」楠さんの方に目を向ける。
ピケ・アルファルド:「そうね、フミが怯えてしまうから。自己紹介は後でゆっくりやりましょう」
楠彩香:「……UGNイリーガルを助手、ですか……」
楠彩香:「私も落ち着けるところで話すことは賛成です。霧生さんのこともそこで話しましょう」
楠彩香:「ちょうど今、私が拠点にしている格安の部屋がありますので、そこでいかがでしょうか」
出水ふみ:「ありがとうございます!そこでお願いします」
ピケ・アルファルド:「あたしはどこでも大丈夫よ」
真壁 六郎:「あ~...じゃあ、そこでも良い? 俺、飯くらいなら作るからさ...」
出水ふみ:「……」
霧生らいか:「ふぅン。ま、いいんじゃないかな。事が進むのはいいことだ。善は急げ、時は金なりとも言うし」
真壁 六郎:「何で上から目線なんだよ~。良いからホラ、行こうって」さりげなくらいかの裾を取る。
楠彩香:「ごはん……ええと、できれば予算は全員で2000円くらいで収まると私はありがたいのですが……」
真壁 六郎:「アホ!子供にそんなことさせられるか!お金は俺出すから、気にしなくて良いよ」
楠彩香:「えっ……おごり……!?」
真壁 六郎:「それに、2000円あればちゃっちゃっと作れるしね。まあ見ててよ」腕まくりをする。
ピケ・アルファルド:「あらあら、じゃああたしはしっかり支払うわね?」
ピケ・アルファルド:「間違いなく一番年上だもの」
楠彩香:「い、いえ、そんな、おごりなんて、いや、よくはないですが、いえ、しかし、おごり、えへへ、おごり……」葛藤があるらしい
真壁 六郎:「あ~...じゃあ、稼いでるピケさんはよろしく。子供三人組は、お兄さんに任せときなさい」どんと胸を叩く。
出水ふみ:「ごめんなさい、今、あの、持ってるものが何もなくて……」
出水ふみ:「じゅ…19です……」
ピケ・アルファルド:「フミの分はあたしが出すわ」
霧生らいか:「料理もできるのか真壁クン。いやあ、いろいろと都合がいいねぇ」
霧生らいか:「よろしく頼むよ」一切躊躇なし
真壁 六郎:「人のことをクックパッド扱いすんなって...って、十九?同い年?マジ?」
真壁 六郎:愕然とする。
出水ふみ:「はい…」
真壁 六郎:「......何か訳ありなんだろうし、ピケさんにそれじゃあ頼もうかな...」
真壁 六郎:「何か、俺が奢るのも今は絶対違う気がするし...」頭を抱える。
楠彩香:「……と、とにかくいきましょうか。またいつ先程のジャームが来るとも限りませんからね」
出水ふみ:「……はい!」
真壁 六郎:「ピケさん...やっぱ俺、レディの扱いなってないっぽいです」
GM:ロイスと購入が可能!
真壁 六郎:ロイス:ピケ・アルファルド 〇信頼/罪悪感
真壁 六郎:購入は応急で。
ピケ・アルファルド:まずは真壁くんに 有為○/苦労しそうね……でロイス取得
真壁 六郎:2dx>=8
DoubleCross : (2DX10>=8) → 7[6,7] → 7 → 失敗
真壁 六郎:財産1使って取得。その場で使用。
真壁 六郎:7+2d10
DoubleCross : (7+2D10) → 7+11[1,10] → 18
真壁 六郎:以上!
ピケ・アルファルド:購入は応急手当
ピケ・アルファルド:2dx>=8
DoubleCross : (2DX10>=8) → 2[2,2] → 2 → 失敗
ピケ・アルファルド:ひどい!
ピケ・アルファルド:以上です
楠彩香:ピケ・アルファルド/感服/警戒〇/ロイス
霧生らいか:真壁六郎/有為○/嫉妬/ロイス
霧生らいか:応急狙います
楠彩香:財産は情報収集にとっておくので素振りで応急手当
楠彩香:1dx>=8
DoubleCross : (1DX10>=8) → 5[5] → 5 → 失敗
楠彩香:まあこんなもんよ
霧生らいか:3dx+2>=8
DoubleCross : (3DX10+2>=8) → 9[1,2,9]+2 → 11 → 成功
霧生らいか:ダイスの調子がいい
真壁 六郎:流石らいかさんだね
霧生らいか:助手に応急をプレゼントしよう
霧生らいか:さあキビキビ働きたまえ
真壁 六郎:ありがとう!さっき結構無茶したから水で海月補給したくてさ~
真壁 六郎:18+2d10
DoubleCross : (18+2D10) → 18+16[6,10] → 34
真壁 六郎:全快!人使い荒くない!?
真壁 六郎:応急手当キット(ミネラルウォーター)で全快しました。以上。
GM:ではシーンカット!
GM:情報交換シーン。全員登場推奨。
ピケ・アルファルド:ピケ・アルファルドの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (50 → 51)
楠彩香:55+1d10
DoubleCross : (55+1D10) → 55+7[7] → 62
真壁 六郎:58+1d10
DoubleCross : (58+1D10) → 58+2[2] → 60
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (60 → 62)
楠彩香の拠点
GM:君たちは楠に連れられて彼女の拠点の家にやってきた。
楠彩香:割ときれいに片付いている、というかあんまり物が多くありません
ピケ・アルファルド:「随分とすっきりしてるのね」
真壁 六郎:「え~っと...フライパンがここで、まな板と包丁は...皿少ない!」キッチンの確認をしている。
霧生らいか:「うちの助手が文句ばかり言ってすまないねぇ」
出水ふみ:「あ、あの真壁さん」
出水ふみ:「私の分はいらないので…それを減らしてもらえたら」
真壁 六郎:「ん?なんで?体質とか病気みたいな感じ?」あっけらかんと言う。
出水ふみ:「そ……んな、かんじ……です」
楠彩香:「あ、お皿必要ですね」コップを皿に作り替える
真壁 六郎:「うわっすげえ便利!」
ピケ・アルファルド:「あら、フミ。食べないとダメよ?人は簡単に死んでしまうんだから」
出水ふみ:「お食事の時は、少し外させてください……におい、だめなので」
出水ふみ:「んん……わかってるんだけど今はちょっと…ね……」
ピケ・アルファルド:「攫われないでちょうだいね?あたしはそんなに強くないのよ?」
楠彩香:「では食事の時はすぐそこの別室で休んでくださいね」
出水ふみ:「ありがとうございます……」
霧生らいか:「へぇ……」ちらりとふみを見る
真壁 六郎:「OK。こっちこそ、気が利かなくてごめんね。後で簡単に、珈琲か何か持っていくから」
真壁 六郎:特段の事情があるのだろうと推測し、それ以上特に追及もしない
出水ふみ:「あ、ジュースとかだと嬉しいかもです」
出水ふみ:「柑橘系のがあるといいけど、贅沢は言いません」
楠彩香:「ジュース……ですか……」
楠彩香:「ジュースは……なかなか買う勇気が湧かなくて……」
真壁 六郎:「了解了解。ハンドブレンダー持ってるから、買って来たオレンジで簡単に作っちゃうよ」
霧生らいか:「いやに準備がいいな、キミ」
出水ふみ:「え、すごい。真壁さん器用なんですね」
ピケ・アルファルド:「ハンドブレンダーって持ち歩くものだったかしら……?」
真壁 六郎:「高いよね~。今日は遠慮なく食べちゃって良いよ、皆の分もあるから」そう言って手際よく鶏モモを捌き始める。
真壁 六郎:「もともとそこの霧生さんに作ろうと思ってて...料理、好きなんだよ」
楠彩香:「そうなんです……飲み物を買うだけでもう、それだけでお金が……電車に乗るほどの金額を……」ぶつぶつ
霧生らいか:「……さて、食事のことは助手に任せておいて」
真壁 六郎:「~♪」手のひら大に切った鶏モモに塩コショウ片栗粉を振り、油を張ったフライパンに入れる。じゅ~っという小気味いい音が、狭いキッチンから聞こえてくる。
霧生らいか:「とりあえず情報を交換しよう。手っ取り早くね。真壁クン、キミも料理をしながら聞き耳立てて参加したまえよ。いいね」キッチンに向けて
出水ふみ:「ええと、みなさんもあのジャームを見てるんですよね」
霧生らいか:「ああ、そうなる。私は襲われた身だね」
楠彩香:「少なくとも私はそうですね」
楠彩香:「皆様、あのジャームの姿かたちに驚いた様子はなかったので、おそらくそうではないかと思ったのですが」
出水ふみ:「あれは……私がいたセルから出て来たものです」
出水ふみ:「いた、というのは実験体として、ですね」
真壁 六郎:「えっあっ何!?セル!?」焦りながらも手元は狂わず、手際よくタレを作る。
ピケ・アルファルド:「ライカとサイカ……だったわよね?あなたたちはどこであの子たちに襲われたのかしら?」
ピケ・アルファルド:「あたしは街中で襲われてたフミを拾ったのだけど」
楠彩香:「セル、実験体……」
楠彩香:「それはもしかして……キサラギセル、ですか?」
出水ふみ:「……っ、そう、です」
出水ふみ:「……今、あの場所は……」
出水ふみ:「地獄、の、ような」
出水ふみ:「……ううーっ」
楠彩香:「……大丈夫です、無理はしないでください」
真壁 六郎:「キサラギセルって何さ?似たような名前でCM打ってる企業なら聞いたことあるけど...」キッチンから顔を出しつつ、ふみを見る
真壁 六郎:「...はい、レモン水。あんまり無理しないで良いからね」
出水ふみ:「あ、ありがとうございます……んく、んく」
ピケ・アルファルド:「あたしよりも他の子の方が詳しそうね?」
真壁 六郎:「楠さんが多分この中で一番の事情通だよな...らいかさんのことも、知ってるみたいだし...」
楠彩香:「……私は……その、生体実験を主とするFHのキサラギセル、そしてそれに連なるカバー企業を調査していました」
真壁 六郎:「それがあの如月工務店ってとこか」低温の油は落ち着いている。エプロンを外し、メモを取りに四人の所に来る。
楠彩香:「調査の結果、怪しいとにらんだヨモギ化成にて、私はそのジャームと出会いました」
ピケ・アルファルド:「生体実験……あたしを拾えなくて残念ね?」
ピケ・アルファルド:「死なない実験体なんて理想的でしょうに」
真壁 六郎:「ピケさんは...長生きだもんな。そりゃ、絶好の検体だろうけど」
出水ふみ:「…………」
霧生らいか:「……実験体にはかならず目的があるものだが、ふみクンは何か知っているかい?」
霧生らいか:悪びれることなく聞く
出水ふみ:「…いっ………あっ……いえ」
ピケ・アルファルド:「あまり怖がらせないであげてちょうだいね?」
楠彩香:「……話の途中ですみませんが、霧生さん」
霧生らいか:「何かな、楠クン」
楠彩香:「あなたは元FHで、今はUGNで保護観察中、ということで合っていますか?」
真壁 六郎:「え?マジで...?」
霧生らいか:「ああ、それで合っているよ。古巣とは今や縁が切れているけれどねぇ」
霧生らいか:「それが?」
楠彩香:「……いえ、単なる確認です」
霧生らいか:「ふぅン……、まあ不審がるのも無理はないが……」
真壁 六郎:「...楠さん。俺とらいかさんは、たまたまジャームに襲われてる所で会ったんだけど」
霧生らいか:助手に任せる
真壁 六郎:「本当にらいかさんが今もFHと繋がってるなら、俺が死んでない理由も攫われてない理由もないわけで」
真壁 六郎:「第一、見たろ。らいかさんの戦力。遊ばせとくとは考えにくい」
ピケ・アルファルド:「ライカとあたしは立ち位置としては近いのかしらね?」
真壁 六郎:「そうそう。だから...ちゃんとした立場の人として気を配ってくれてるのは凄くありがたいし、俺には出来ないことなんだけど」
真壁 六郎:「ひとまず、この二人は信用していいんじゃないかって気がする。一応、UGN側からの進言」
楠彩香:「…………」
霧生らいか:「ああ、そうだ。一つ言っておくが」
霧生らいか:「協力できないとなっても私は実験体を追うつもりだよ。無論、一人でもね」
ピケ・アルファルド:「あたしはライカほどお転婆じゃあないんだけれど…、フミを放っておくわけにはいかないわ」
楠彩香:「……わかりました、ひとまず今回の件に関してはピケさん、霧生さん共に被害者側であると想定します」
楠彩香:「では、それを踏まえて先程の続きなのですが……」
楠彩香:「……」ふみさんを見て
出水ふみ:俯いている。少し、震えているようだ。
真壁 六郎:「ふみさんから話を聞くのは、ちょっとしんどそうなんだよな...」頭を掻く。
ピケ・アルファルド:「実験体だった、ということしかわからないのよ」
真壁 六郎:「あ、そうだ楠さん。ヨモギ化成って確かワンマン社長が仕切ってなかったっけか?名前忘れちゃったけど」
楠彩香:「……」
真壁 六郎:「そっちに話を聞いたらどう?」
楠彩香:「ふみさん……おそらくは、あなたが隠していることのひとつだと思いますが……私が口にしても?」
出水ふみ:「………」弱々しく頷く。
楠彩香:「……ヨモギ化成の社長の名は出水かほる。少なくともオーヴァードであることは間違いありません」
真壁 六郎:「ん、出水って...」
ピケ・アルファルド:「イズミ…?」フミを見る
出水ふみ:「………はい」
霧生らいか:「血縁関係か」
出水ふみ:「そう、です」
ピケ・アルファルド:「お母様?」
出水ふみ:「………ひっ!」
出水ふみ:頭を押さえて震え出す。
真壁 六郎:「...虐待児童じゃんか」
出水ふみ:「ちがうちがうちがうおかあさんじゃないおかあさんなんかじゃないわたしはわたしたちはちがうちがうちがう」
GM:ちなみに出水かほるは27歳です。
楠彩香:「ふみさん、ゆっくり、深呼吸をしてください……!」
出水ふみ:「はーっ、はーっ、はーっ……」
真壁 六郎:「...もう一杯、水持ってくる。ごめん楠さん、ちょっと見てて」
楠彩香:「……はい」
真壁 六郎:「らいかさんも。質問はちょっと、控えといた方が良い」
真壁 六郎:そう言ってキッチンに消える。
霧生らいか:「……ああ、私もそう思ったところさ」深刻な声色で答える。
ピケ・アルファルド:「……あたしが一番怖がらせちゃってるわね」
真壁 六郎:「ただいま。...はい、お水。飲みたくなかったら飲まなくても大丈夫だよ」ふみの前に差し出す。
真壁 六郎:「...どっちみち、その...これではっきりした。楠さんが会った人を、もう一度探す必要があると思う」
ピケ・アルファルド:「(おかあさんなんかじゃない……、“わたし”は違う……ね。気を付けるにこしたことはないかしらね…)」
楠彩香:「……私は、最初彼女は、ジャームの前で意識を失っていました、そのため念のため拘束をしてからジャームを倒し救出したのですが……逃げられてしまいました」
楠彩香:「……すべての状況を上手く説明するのは難しいのですが……彼女はこう言いました」
出水ふみ:「はあー、はあー……」よろよろとコップに手を伸ばし、震える手で水を飲む。
真壁 六郎:「大丈夫。大丈夫だから」背中をさすりながら、楠さんの話に耳を傾ける。
楠彩香:「自分は関与していない。ヨモギ化成を動かしているのは自分ひとり、他は空っぽ」
楠彩香:「だから、見つけてごらんなさい、と」
ピケ・アルファルド:「関与していない…?……そう、随分と厄介ね」
楠彩香:「正直な話、私も彼女が何を言っているのかさっぱりわかりません」
真壁 六郎:「お手上げ。博士、何か考えは?」ちらりとらいかさんの方を見る。
霧生らいか:「行ってみるしかないんじゃないかい?ヨモギ化成」
出水ふみ:「……………」何か言いたげに口をはくはくさせているが、
出水ふみ:音は出てこない。
ピケ・アルファルド:なんとなく、見えてきたものはある
ピケ・アルファルド:あまり気持ちのいい話ではなさそうだ、とフミ以外には伝えておく方がいいかもしれない
真壁 六郎:「...ピケさん。そろそろ料理出来るから」
真壁 六郎:「味見してくれない?」
真壁 六郎:キッチンまで手招きする。
ピケ・アルファルド:「あら、あたしでいいのかしら?助手さん?」
真壁 六郎:「うん。長生きだったら、この中で一番グルメだろうし」
真壁 六郎:(それに...何となく当たりが付いてるんだったら、それを聞きたい)小声でささやく。
ピケ・アルファルド:「責任重大ね?いいわよ、引き受けましょう」顔には出さずにキッチンに向かう
楠彩香:「……ふみさん、」
楠彩香:「…ふみさん、隣の部屋へ案内します、少し休んでください」
出水ふみ:「あり……あと……ざいます……」
楠彩香:「いえ、何か必要なものがあったら言ってください、"作り"ますから」
真壁 六郎:「.......」歯ぎしりし、目を背ける
霧生らいか:「……」
霧生らいか:(母親、ねぇ……)
ピケ・アルファルド:「ロクロウ……、もしかしたら、程度の可能性よ?」
ピケ・アルファルド:小さな、絶対にフミには届かない声で
真壁 六郎:「うん...大丈夫。聞かせて」
ピケ・アルファルド:「あの人獸の子たち……、フミから産み落とされているかもしれないわ…」
GM:ロイス・購入が可能です。
楠彩香:出水ふみ/庇護〇/猜疑心/ロイス
真壁 六郎:出水ふみ 〇尽力/憐憫/ロイス
ピケ・アルファルド:楠彩香 誠意○/苦労してるのね? でロイス取得
霧生らいか:出水ふみ/興味○/憐憫/ロイス
真壁 六郎:購入はUGNボデマ
真壁 六郎:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 8[1,2,8] → 8 → 失敗
真壁 六郎:ダメ!以上!
楠彩香:応急手当キットを狙っておく
ピケ・アルファルド:フミのロイスをN表のまま感情を憐憫に変更します、
楠彩香:2dx=>8
楠彩香:2dx=>8
GM:大なりを先にしないと反応しないのだ
霧生らいか:UGNボディアーマー これの前にアスピス起動して達成値+4 侵蝕+1
楠彩香:あーなるほど
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を1増加 (62 → 63)
霧生らいか:3dx+6>=12
DoubleCross : (3DX10+6>=12) → 7[1,4,7]+6 → 13 → 成功
ピケ・アルファルド:購入はボデマにするか
霧生らいか:助手、着たまえ
真壁 六郎:さっすが博士
真壁 六郎:えっ
真壁 六郎:良いんですか...
ピケ・アルファルド:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 5[3,5] → 5 → 失敗
ピケ・アルファルド:全然だめ!
真壁 六郎:ではありがたく貰って装備!後でいっぱい油淋鶏食べさせてあげる!
ピケ・アルファルド:《不死者の恩寵》でHPを回復しておきます
ピケ・アルファルド:3d10+1
DoubleCross : (3D10+1) → 9[4,2,3]+1 → 10
ピケ・アルファルド:全快!以上です
楠彩香:2dx>=8
DoubleCross : (2DX10>=8) → 4[3,4] → 4 → 失敗
楠彩香:はい
ピケ・アルファルド:ピケ・アルファルドの侵蝕率を5増加 (51 → 56)
GM:ではシーンカット!
GM:情報収集シーンです。シーンプレイヤーはピケさん。
GM:他登場自由です。
ピケ・アルファルド:ピケ・アルファルドの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (56 → 57)
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (63 → 69)
楠彩香:62+1d10
DoubleCross : (62+1D10) → 62+5[5] → 67
真壁 六郎:60+1d10
DoubleCross : (60+1D10) → 60+9[9] → 69
GM:一人だけなんか10ぐらい違う
GM:さて、今回の情報収集は
GM:項目をプレイヤー側で指定できます。
GM:調べたいことを言っていただければそれに合わせて項目を作ります。
楠彩香:すごいぜ
ピケ・アルファルド:すごいや
真壁 六郎:充実してる!
霧生らいか:オーダーメイドだ
真壁 六郎:どうしようかな~~
GM:すぐわからないことは難易度が高かったり浅いところまでしか調べられなかったりします
ピケ・アルファルド:まずフミのことは知りたいですね
楠彩香:彩香的にはかほる及びヨモギ化成のことですかね
霧生らいか:実験体のこと知りたいですねえ
真壁 六郎:じゃあ人型ジャームのことを調べたいかなこっちは
GM:らいかさんの実験体はキサラギセルのってことかな
GM:人型ジャームと一緒?
霧生らいか:そうですね、一緒だけどせっかくだから
霧生らいか:作られた目的とか知りたいかな
真壁 六郎:あっ...らいかさんごめん...ありがとう...
GM:じゃこじゃこがこーん
GM:こんな感じです
真壁 六郎:ウオー!ワオー!最高!
ピケ・アルファルド:GMすごーい!
霧生らいか:わーいわーい!
楠彩香:ひえーっ30
霧生らいか:30ひゃ~
真壁 六郎:あ、GM!ちょっと使いたいイージーがあるんですけど
ピケ・アルファルド:くせ者だ~!
GM:はい、なんでしょう!
真壁 六郎:真壁くんの≪氷の理≫でジャームの細胞を凍結保存してより研究に適する状態にすることで
真壁 六郎:人獸の情報を調べる時に何らかのボーナスを得ることは可能でしょうか?
GM:はいはい、可能としましょう
GM:達成値+2!
ピケ・アルファルド:わー!やったー!
真壁 六郎:サンキューGM!
ピケ・アルファルド:こちらはまずフミの情報を抜きにいきます
GM:そんなわけで各自挑戦していくといいでしょう
霧生らいか:ワイワイ
ピケ・アルファルド:コネ:FH幹部を使用してダイス+2 〈情報:FH〉で判定します
ピケ・アルファルド:4dx+1>=6
DoubleCross : (4DX10+1>=6) → 9[2,4,7,9]+1 → 10 → 成功
楠彩香:私はヨモギ化成いきますかね
ピケ・アルファルド:わーい
楠彩香:UGN幹部でダイス+2
真壁 六郎:いっちょ目的について抜いてみるか
霧生らいか:目的抜くならスプライトかけるよ
真壁 六郎:頼める?らいかさん
霧生らいか:いいよ
真壁 六郎:貰うわ!
霧生らいか:フォールンスプライトでダイス3つ
楠彩香:4dx+3>=10
DoubleCross : (4DX10+3>=10) → 10[4,6,8,10]+5[5]+3 → 18 → 成功
楠彩香:仕事はできるなお前
GM:高ー!
真壁 六郎:人獸が作られた目的について 知識UGNで判定。
ピケ・アルファルド:えらい!
真壁 六郎:≪氷の理≫起動。達成値+2!
真壁 六郎:6dx+2>=14
DoubleCross : (6DX10+2>=14) → 10[2,3,6,7,8,10]+4[4]+2 → 16 → 成功
ピケ・アルファルド:えらーい!
真壁 六郎:よっし、両方抜けた!
真壁 六郎:ありがとうらいかさん!
霧生らいか:人獸についてやります 情報:UGNで
霧生らいか:アスピスを起動して達成値+4
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を1増加 (69 → 70)
霧生らいか:3dx+5>=8
DoubleCross : (3DX10+5>=8) → 10[3,10,10]+5[5,5]+5 → 20 → 成功
GM:こわ
GM:全員成功!開示します。
霧生らいか:こわ……
ピケ・アルファルド:みんなすごい!
真壁 六郎:全部解るじゃん
GM:以上になります。
ピケ・アルファルド:フミの情報ラスト一文!!!
真壁 六郎:なんすかねこれ
真壁 六郎:最悪な情報しか出てこないじゃん...
楠彩香:ウワーッ
霧生らいか:あわわ
GM:これを踏まえてロールとかしよう
真壁 六郎:どんな空気ですりゃ良いんだよ!
GM:d(>v・)
GM:では、どうぞ〜
真壁 六郎:「......」とんとんとんとん。レモンの皮を細かく叩き切って、蜂蜜にくぐらせる。レモンピールをさっと作る。
真壁 六郎:表情は暗い。料理で気を紛らわそうとしているようだった。
真壁 六郎:「『あの人獸の子たち……、フミから産み落とされているかもしれないわ…』」
真壁 六郎:「...参ったな。こんなこと、誰に相談すりゃ良いんだ」ウィルキンソンのペットボトルを開け、輪切りのレモンを添えてレモンピールと蜂蜜を入れる。
霧生らいか:「浮かない顔だねぇ、キミ」
真壁 六郎:「うおっ」慌ててレモネードを落としかけるが、間一髪でキャッチ。
真壁 六郎:「ああ...らいかさんか。さっき、『エーアスト』くん貸して貰えて助かりました」
霧生らいか:「なに、あの子達は優秀だからね。協力するんだ、手数は増えるほうがいいだろう?」
霧生らいか:「……で、だ」
真壁 六郎:『エーアスト』...らいかが作ったドローンの名前なのだという。調べものの際には、これでインタビュー対象の位置を特定したり、カメラの映像を窃視したりと、世話になりっぱなしだった。
真壁 六郎:...そうして調べた結果が、何か。
真壁 六郎:「喋るよ。喋るけど...」言いよどんでいると――
ピケ・アルファルド:「随分と暗い顔になっちゃったわね……?あたしのせいかしら?」
真壁 六郎:「...ピケさん」
楠彩香:「……ピケさん、悪い冗談ですよ」
真壁 六郎:「楠さんも。戻ってたんだな」
ピケ・アルファルド:「悪い冗談なら良かったのに……、サイカとライカにも話すわ」
ピケ・アルファルド:裏が取れてしまったことを全員に共有します
楠彩香:「……」沈痛な面持ち
霧生らいか:「……重ねるようで申し訳ないが、私の調査結果は」
霧生らいか:人獸についての調査結果を共有。
霧生らいか:「……少なくとも、あれらは『何かから生まれて成長した姿』、だと私は見ている」
真壁 六郎:「...こんなことなら、凍らせて証拠集めなんてしない方が良かったかもなあ」資料はジャームが人間とレネゲイドの「合いの子」だという結果を示している。
ピケ・アルファルド:「フミが産み落とした、という証拠はないわ……。それでも、あの子が身籠っているのは本当」
真壁 六郎:「それで、あのジャームには生殖構造や細胞分化構造がある...だっけ。博士。兵器としての目的もあるだろうけど、ちゃんと「作れる」身体だ」
楠彩香:「……今なら、あの怯え方にも合点がいきますね」
楠彩香:「少なくとも、まともな状態で身籠った子ではないことは……確かでしょう……」
ピケ・アルファルド:「フミは堕胎しようとはしないのね……、人の子の愛って不思議だけれど愛おしいものね?」
真壁 六郎:「ヨモギ化成を、一刻も早く潰さないとならない...もう、ただのカバー企業じゃないことは確定してる。そうでしょ」
楠彩香:「出水かほるの言っていた通りです、ヨモギ化成は“空っぽ”でした」
真壁 六郎:「”空っぽ”?誰も居ないって言うのか」
楠彩香:「動いてはいるけれど、誰もいない」
真壁 六郎:「......潰しようがないってこと、かな」
楠彩香:「……ひとつ気になることはあります」
楠彩香:「ヨモギ化成を動かしているのは出水かほるただ一人、でも彼女は自分は関与していないという」
楠彩香:「彼女はそれだけは本当だと、そう言ったんです」
霧生らいか:「……ふぅン」
楠彩香:「では、今この事態を動かしているのは、一体なんなのでしょうか」
ピケ・アルファルド:「フミのお姉様ね?言葉遊びみたいなことを言うのね」
ピケ・アルファルド:「ねえサイカ?あなたそのとき人獸について尋ねたかしら?」
楠彩香:「……あ!そうか……!」
楠彩香:「私が尋ねたのは薬の製造のことだけ……ジャームのことに関してはなにも……!」
ピケ・アルファルド:「大人はずるいものよ?」
楠彩香:「……その台詞、出水かほるにも同じことを言われました……」
霧生らいか:「なるほどねぇ。まあFHセルがいくつも研究を並行させるなんて、よくあることだ」
ピケ・アルファルド:「随分と綺麗に煙に巻かれたのね?フミのお姉様は食わせ者みたい」
楠彩香:「すみません、視野が狭くなっていたようです……あの薬品、効果は確かだったので……稼ぐ気がないことにばかり頭がいってしまい……」
真壁 六郎:「......状況を整理しよう。出水かほるは、薬”には”関与していない」
真壁 六郎:「つまり、それ以外のことは...ジャームのことは?」
ピケ・アルファルド:「知っているでしょうね、調べられたくないから煙に巻くのよ?」
霧生らいか:「説得力があるね、女史の言葉は」
楠彩香:「むむむ……」
ピケ・アルファルド:「これで調べることが定まったのだからサイカの疑問のおかげで真相に近付いてるわ」
真壁 六郎:「...うん。実際、最悪の場合、彼女がジャームの母体であることも在りうる」
楠彩香:「……煙にまいていませんか?」
ピケ・アルファルド:「調べるべきはフミのお姉様、そうでしょう?」サイカに笑いかける
真壁 六郎:「巻いてないって。ありがたいと思ってるよ、楠さん」
霧生らいか:「フォーカスを絞っていくのは肝要なことだからねぇ」
霧生らいか:「つまり、我々がヨモギ化成の薬品周りを調べる必要はなくなったわけだ」
楠彩香:「……そう、ですか、そうですね、ではやはり、出水かほるを調べましょう」
ピケ・アルファルド:「そうね、フミが身籠っているのが人の子であることを祈りながら」
真壁 六郎:「......うん」弱く笑いながら、立ち上がる。
真壁 六郎:「ねえ、らいかさん」
霧生らいか:「なんだい、助手」
真壁 六郎:「あのジャームに、まだ興味はある?」
霧生らいか:「ふぅン……。正直言えば」
霧生らいか:「ジャームそのものへの好奇心は、今の調査である程度満たされたと言っていいだろう」
霧生らいか:「だがね」
真壁 六郎:「でも」
真壁 六郎:言葉が重なる。
真壁 六郎:「きみは、その先を見ている」
霧生らいか:「くく……。それは少々、買いかぶり過ぎというものだよ」
霧生らいか:出水ふみのいる部屋のドアをちらりと見る
霧生らいか:「私にも少し、思うところがあるのさ」
霧生らいか:そう言ったきり、口を噤んだ。
GM:ロイス・購入が可能です。
ピケ・アルファルド:ロイスは保留で、購入でボデマにいきましょうかねえ
真壁 六郎:ロイス保留。購入は...どうしようかな~
ピケ・アルファルド:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 8[6,8] → 8 → 失敗
楠彩香:ロイスは保留、購入は、そうだなあ、ダメ元でシューターズジャケットでも狙うか
ピケ・アルファルド:1点足りない、以上です
真壁 六郎:じゃあ僕もシューターズジャケット狙っちゃお
楠彩香:2dx>=13
DoubleCross : (2DX10>=13) → 4[2,4] → 4 → 失敗
楠彩香:応急手当も買えやしねえ
真壁 六郎:3dx>=13
DoubleCross : (3DX10>=13) → 8[6,8,8] → 8 → 失敗
真壁 六郎:ダメ!以上!
霧生らいか:シュのジャケかメイド服どっち行こうかな
霧生らいか:狙ってみるかアルティメイド服
霧生らいか:調子がいいので調子に乗るよ
真壁 六郎:がんばれ~
霧生らいか:アスピス使用で達成値+4
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を1増加 (70 → 71)
霧生らいか:3dx+6>=20
DoubleCross : (3DX10+6>=20) → 10[6,8,10]+5[5]+6 → 21 → 成功
霧生らいか:まじかよ
GM:すげえ
真壁 六郎:さっすがらいかさん
霧生らいか:やっぱぼくオルクスと相性いいわ
霧生らいか:というわけでアルティメイド服もといアルティメット白衣を着ます
GM:アルティメット白衣だ
楠彩香:すごいぜ
GM:おっけー、じゃあシーンカットよ!
GM:引き続き情報収集。ピケさんがシーンプレイヤー、他登場自由です。
GM:今回項目は3つ。侵蝕と相談して登場を決めると良いでしょう。
ピケ・アルファルド:ピケ・アルファルドの侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (57 → 67)
真壁 六郎:69+1d10
DoubleCross : (69+1D10) → 69+9[9] → 78
楠彩香:67+1d10
DoubleCross : (67+1D10) → 67+2[2] → 69
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (71 → 76)
真壁 六郎:フフフ...(焦り)
GM:今回の項目!
GM:今回は2つ追加され、かほる女史の難易度が下がります。
ピケ・アルファルド:さて……ヒトとジャームの子にいきましょうかね
真壁 六郎:後詰で待機
楠彩香:ここはかほるは調べようかな
ピケ・アルファルド:コネ:FH幹部を使用してダイス+2 〈情報:FH〉で判定
霧生らいか:実験を始めよう(始めるな)
楠彩香:コネでダイスは増える!
ピケ・アルファルド:5dx+1>=7
DoubleCross : (5DX10+1>=7) → 7[1,2,4,6,7]+1 → 8 → 成功
ピケ・アルファルド:ギリギリ成功
楠彩香:4dx+3>=10
DoubleCross : (4DX10+3>=10) → 6[1,2,3,6]+3 → 9 → 失敗
楠彩香:財産1で成功させる!
霧生らいか:情報収集チームとブーメランアスピス起動 それぞれ達成値+2と+4 情報:UGNで判定
ピケ・アルファルド:えらいわねサイカ
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を1増加 (76 → 77)
真壁 六郎:そんな...貴重なお金を...
楠彩香:こういう時に使うためにあるんです
霧生らいか:3dx+7>=12
DoubleCross : (3DX10+7>=12) → 6[2,3,6]+7 → 13 → 成功
GM:みんな成功!
GM:えらい!
霧生らいか:いえーい
ピケ・アルファルド:ライカもすごいわ
GM:では開示していきます〜
霧生らいか:「さて」白衣を着て、エーアスト内蔵のプロジェクターに資料を映させる。
霧生らいか:「単刀直入に行こうか。『実験』の内容というのは」
霧生らいか:小さくため息をつく。
霧生らいか:「ジャームとヒトとの交配だ」
楠彩香:「それは……」
真壁 六郎:眉を顰める。
霧生らいか:「FHの研究者なら一度は思いつくだろうさ。けど、実行に移すことはそうあるわけじゃない」
ピケ・アルファルド:「そう、…やっぱりあんまり気持ちのいい話じゃないわね?」
霧生らいか:「普通、やるとしても細胞を採取して人工子宮で掛け合わせるのが関の山だが」
霧生らいか:「どうにも彼らは倫理のデッドラインと頭のネジを数本飛ばしたらしい」
ピケ・アルファルド:「困った子たちもいたものね……」
霧生らいか:「……で、その実験体1号が」
楠彩香:「……出水かほる。そう、ですよね」
霧生らいか:「ああ、そうだ」余り気味の袖を彩香さんへ向ける
真壁 六郎:「ちょっと。袖、合ってないですよ」後ろから手を回して袖を折る
霧生らいか:「こら、キミ。いいんだよこれで、全くもう!」
真壁 六郎:「1号ってことは...最初の実験体なんだよね。長くに渡ってそんなことされてたら、とても正気じゃ居られなさそうだけど」
真壁 六郎:「駄目だよ。可愛いんだから、ちゃんとしないと...」母のように服を整える。「よし」
ピケ・アルファルド:「フミのお姉様は壊れている?ということかしら?」
霧生らいか:「勝手に人の袖に触るなんてだなあ……」小声で文句をいいつつ
楠彩香:「……なんというか……本当に、仲が良いんですね」
霧生らいか:「彼が勝手に世話を焼きたがるだけさ。それよりも楠クンの調査結果だ」
霧生らいか:真壁クンをしっしと追い払いつつ
楠彩香:「……そうですね」
楠彩香:「出水かほるは現在、キサラギセルを乗っ取っています」
ピケ・アルファルド:「乗っ取っている?そんなことができるのかしら…?」
楠彩香:「……彼女はもう、ジャームとなっているんです」
楠彩香:「ジャームとして、その強大な力でセルメンバー全員を無力化、監禁しているんです」
ピケ・アルファルド:「……そう、それは…残念ね」
楠彩香:「……そして行われている実験は……彼女がされた、それであると考えられます」
霧生らいか:「……まるで閉じた円環だ。実験としての意義は、とうに失われているだろうに」
ピケ・アルファルド:「ああ……、だからフミは出てきたのね」
真壁 六郎:無言で、ふみが居る部屋を眺める。
真壁 六郎:「...”おかあさん”、か。そりゃあ、嫌にもなるよな」
ピケ・アルファルド:「あたしも少しわかったことがあるわ、フミのお腹の子どもはまだおそらく人の子よ」
ピケ・アルファルド:「あの子たち、レネゲイドを蓄積出来るように操作されていたみたいなの」
霧生らいか:「ふぅン、確実に胎児をジャーム化させる仕組み、というわけか」
ピケ・アルファルド:「フミは“あの人はまだ諦めてない”と言ってたわ…」
楠彩香:「つまり、彼女を探している理由というのは……」
ピケ・アルファルド:「つまり…、フミの子どもはまだジャームじゃない可能性があるということね」
真壁 六郎:「...妹だろ。何だと思ってるんだよ...!」ぎり、と歯を食いしばる。
霧生らいか:「材料じゃないかい」顔をそむけつつ言う
ピケ・アルファルド:「どんな理由でも子を産み落とすのは尊いことだと思うけれど…、このままにはしておけないわね」
楠彩香:「ジャームとは、そういうものです。もはや人間の尺度でその心情をはかることはできない」
楠彩香:「だからこそ、ジャームを生み出す研究、なんてものは許すわけにはいかないんです」
霧生らいか:「……ああ、全くだね」
ピケ・アルファルド:「許されなくてもいいのでしょうけどね」
ピケ・アルファルド:「子どもに置いて逝かれる…、それは寂しいことだと思うわ」
霧生らいか:「女史は優しいねぇ」
ピケ・アルファルド:「あたしは置いていかれるばかりなの」ライカに笑いかける
霧生らいか:「その気持ちは、当分わからない気がするよ。女史には悪いがね」
真壁 六郎:「...わからない?」
真壁 六郎:「いや、そっか...そうだもんな。らいかさんみたいに、最初っから『わからない』って言っちゃうほうが誠実だよな」
ピケ・アルファルド:「あら、あたしは分からなくても当然だと思うわ」
真壁 六郎:頷く。
楠彩香:「……つまりは」
楠彩香:「出水かほるを止めなければ、この惨劇は終わらない、ということです」
ピケ・アルファルド:「ええ、サイカの言う通りね」
霧生らいか:「やるべきことがシンプルになったねぇ。ちょうど私も、出水かほると会いたいと思っていたところさ」
真壁 六郎:「......そうだね。どんな理由があったとしても、止めなければダメだ」
真壁 六郎:「流されるままにこんな企みに巻き込まれたわけだけど...だからこそ、ここまで足を踏み入れたからには止める責任がある」
GM:ロイス・購入が可能です。
真壁 六郎:楠彩香:〇信頼/悔悟でロイス取得
ピケ・アルファルド:らいかちゃんに 誠意○/疎外感でロイス取得します
楠彩香:んー
楠彩香:ロイスは保留して、シューターズジャケット
霧生らいか:ロイス保留太郎
ピケ・アルファルド:購入はどうするかな……ボディーアーマー狙うか……
真壁 六郎:購入は...他の人の後ろ詰めで待機
ピケ・アルファルド:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 7[2,4,7] → 7 → 失敗
ピケ・アルファルド:無理!以上です
楠彩香:2dx>=13
DoubleCross : (2DX10>=13) → 7[3,7] → 7 → 失敗
楠彩香:財産6使って購入!
GM:お金持ち!
真壁 六郎:じゃあボデマ太郎脱いでピケさんに譲渡します
ピケ・アルファルド:貰います!ありがと~!
ピケ・アルファルド:ボディーアーマー装備します!以上!
真壁 六郎:医療トランク狙います
真壁 六郎:3dx>=20
DoubleCross : (3DX10>=20) → 10[5,9,10]+8[8] → 18 → 失敗
真壁 六郎:財産2使って成功に...
真壁 六郎:以上!
霧生らいか:とりあえず照準器狙おう
霧生らいか:楠ちゃんに使ってもらってもいいので
霧生らいか:アスピス起動で達成値+4
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を1増加 (77 → 78)
霧生らいか:3dx+6>=15
DoubleCross : (3DX10+6>=15) → 7[1,5,7]+6 → 13 → 失敗
霧生らいか:いじょう!
GM:ではシーン終了!
GM:これはクライマックス前に侵蝕気にせずお話ししたいよ!って人のために
GM:侵蝕1で登場して代わりにゲーム的処理ができないシーンです
GM:みんな出たそうだったのでみんな出てねー
霧生らいか:しんせつなシステム
ピケ・アルファルド:やったー!
ピケ・アルファルド:ピケ・アルファルドの侵蝕率を1増加 (67 → 68)
ピケ・アルファルド:ありがたいシステム
楠彩香:やったぜー
楠彩香:69→70
真壁 六郎:ありがとう 78→79
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を1増加 (78 → 79)
ピケ・アルファルド:セーフハウスのキッチンで手慣れた動作で紅茶を入れている
ピケ・アルファルド:「なかなか品揃えがいいのね……、UGNって」
楠彩香:「安売りの品で申し訳ないですけれど……」
ピケ・アルファルド:「あら、紅茶は淹れ方が大切なのよ?価格じゃないわ」
霧生らいか:「女史の言うことには含蓄があるねぇ」
ピケ・アルファルド:「あたしはこう見えてもとってもおばあちゃんだもの」
楠彩香:「……そういう事例があるとは知っていましたが、実際にお会いするのははじめてです」
霧生らいか:「エンシェントレネゲイド、所謂古代種というやつか」
ピケ・アルファルド:「そうね、そう分類されるのかしら」
楠彩香:「……あの、もし差し支えなければ……どうしてFHに属しているのか、聞いてもよろしいですか?」
ピケ・アルファルド:「あら、そういえば話してなかったかしら?」
ピケ・アルファルド:「そんなに大きな理由ではないわ、あたしは日常に存在するにはあまりにも異質でしょう?」
ピケ・アルファルド:「だから、FHの方が気楽なの」
ピケ・アルファルド:「それだけよ」
楠彩香:「……それは……UGNでは、だめだったのでしょうか」
霧生らいか:「私も少し気になるなぁ、それ。存外UGNは懐が広いからねぇ」
ピケ・アルファルド:「たとえUGNがあたしの存在を許しても、必ずどこかで齟齬が起きるでしょう?」
ピケ・アルファルド:「老いることも死ぬことも出来ない、というのはなかなか生きにくいの」
ピケ・アルファルド:「困るわよね?」少し寂しそうに微笑んで
楠彩香:「……」何も言えない、きっと自分には想像できない生き方をしてきたのだろう
ピケ・アルファルド:「あたしが生きていることで定期的に記憶を操作する必要が出てきたり、ね?」
ピケ・アルファルド:「あまり気持ちのいいものではないもの」
楠彩香:「……私、その」
楠彩香:「誤解、してたと、思います。ピケさんのことも、霧生さんのことも」
ピケ・アルファルド:「あら?そうなの?」
霧生らいか:「ほう、私のこともかい」
楠彩香:「FHはその、みんなジャームと変わらない思想をしているものなのではないかと、少なからず、思っていたんです」
楠彩香:「でも、ピケさんはあえて、その生き方を選んでいるんですね」
ピケ・アルファルド:「ええ、そうね。どこで生きていても問題が起こらないから」
ピケ・アルファルド:「置いていかれるのは仕方ないけれど…、意図的に忘れられたくはないわ」
楠彩香:「その生き方はきっと、私には想像もつかなくて……今も正直、理解できてるとは言い難いかもしれません」
ピケ・アルファルド:「理解できなくてもいいのよ?」
楠彩香:「……あえてFHに身を置く、なんて生き方があるなんて考えもしなかったですから……最初はだいぶ不躾な態度を取っていたと思います」
楠彩香:「申し訳ありませんでした」
ピケ・アルファルド:「…サイカは優しい子ね。いいのよ、気にしていないわ」
楠彩香:「らいかさんも、そうです。私は最初に真壁さんとの関係を聞いた時、なにか悪だくみに利用しようとしているのではないかと、考えていました」
楠彩香:「でもお二人は、なんというか、ただ、本当に仲がよさそうで……」
霧生らいか:「くく、悪巧み……アッハッハ!」
霧生らいか:「だが楠クン、キミが謝ることはないさ。実際、私は彼を利用するつもりしかなかったからね!」
楠彩香:「えっ」
ピケ・アルファルド:「あら、ライカったら……そうだったの?」
霧生らいか:「記者志望の大学生、害意のないオーヴァードで、能力も防御向き、そして底抜けのお人好しだ」
霧生らいか:「14歳の中学生という肩書ではできないことを、いくらでもさせられるだろう?」
ピケ・アルファルド:「ねえライカ?こんな風に利用しようとするのも、嫌ったり疑ったりするのも、人の絆の1つの形じゃないかしら?」
霧生らいか:「……ああ、女史。正直それは認めざるを得ないよ」
霧生らいか:「悪くないのさ、彼に世話を焼かれるのは」
霧生らいか:「子供扱いされるのは少々不服だがね」
楠彩香:「……本当に、私は、浅はかでしたね」
ピケ・アルファルド:「あら、まだまだ若いのだから分からないことがあるのは当然よ」
ピケ・アルファルド:「あたしたちのことを知ろうとしてくれたんでしょう?嬉しいわ」
ピケ・アルファルド:サイカに近付き頭を撫でる
霧生らいか:「そうとも。前提が崩れることなんてよくあることだからね。謝罪までしてくれるなんて、キミもよっぽど誠実だ」
楠彩香:「私、前に戦ったことがあるんです、オーヴァードになりたての人間を利用して、取り返しのつかないことをさせたFHの人間……ジャームと」
ピケ・アルファルド:「そう……、それでも向き合ってくれたのね。サイカは本当にいい子ね」
楠彩香:「はい……でもきっと彼には彼なりの考えがあったって、今ならそう思えるんです。決して許されることではありませんが……」
楠彩香:「おふたりと出会えたから、あの時に凝り固まってしまった考えがほぐれたような、そんな気がします」
楠彩香:「だから、その、この戦いが終わっても、よければまた、会えればいいな、と思っています」
楠彩香:「ピケさんにはもしかしたら、残酷な提案かもしれませんが……」
ピケ・アルファルド:「なにかしら?」
ピケ・アルファルド:「あら、忘れられるよりも残酷なことはないのよ」
楠彩香:「つまりその……友達に、なってくれませんか?」
ピケ・アルファルド:「あたしはFHだけれど、それでもいいのかしら?」
楠彩香:「問題ありません、きっと……たぶん……」
ピケ・アルファルド:「困ったら利用しても、嫌っても、疑ってもいいわ」
ピケ・アルファルド:「あなたがあたしを置いていく日まで、よろしくね?」
ピケ・アルファルド:撫でていた手を差し出して握手を
楠彩香:「ふふ、それじゃあ、おふたりを、いえ、真壁さんとふみさんも利用して、一攫千金を狙うくらいの心持ちで」
楠彩香:「よろしくお願いします、みなさん」にこりと微笑む
霧生らいか:「一攫千金とは大きく出たねぇ」
楠彩香:そして、差し出された手を握る
真壁 六郎:「みなさ~ん。フルーツサンドイッチ作ったんですが、食べます?」がちゃりとドアを開ける
ピケ・アルファルド:「あら、素敵ね?」手はサイカとつないだまま
楠彩香:「フルーツサンドイッチ!!」
楠彩香:「え、ええと、おいくらくらいお支払いすれば……?」
霧生らいか:「もらっておきなよ楠クン。真壁クンは好きでやっているんだから」
霧生らいか:「だよね?」
真壁 六郎:赤白の苺が挟まれた三角型のフルーツサンドと、四角くカットされたマスカットとマンゴーが生クリームに埋まった箱型のフルーツサンドだ。
真壁 六郎:「いや...そうだけど...らいかさんに言われると何か腑に落ちないんだよな...」
真壁 六郎:「でも、遠慮はいらないからさ。情報を集め回って、お腹空いたでしょ?」笑って、ピケさんに何切れかを取り分ける。
ピケ・アルファルド:「これならフミも食べられるかしら…、少し貰っていくわね?」
楠彩香:「……そうですね、私もご一緒します、ピケさん」
ピケ・アルファルド:お皿にいくつか取り分けてそのまま部屋をあとにする
真壁 六郎:「ありがとう。これなら、何とか食べられると思うからさ...」ピケさんを見送る。
真壁 六郎:「らいかさんは行かないの?」
霧生らいか:「ああ、いいよ。女史の方がふみクンの扱いが上手いだろうからねぇ」
楠彩香:「その、ありがとうございます真壁さん……ええと……」
真壁 六郎:「ん?どうかした?」笑って楠さんに声を掛ける。
楠彩香:「らいかさんと、今のまま良い関係をお築きくださいね!」
真壁 六郎:「ん...ああ、そうするよ。らいかさん、俺が居ないと危なっかしいし」
真壁 六郎:「楠さんも、友達が出来たみたいで良かった。大切にね」弱く微笑む。
楠彩香:「ふふ、はい!」
霧生らいか:「危なっかしいとはなんだい、まったく」
真壁 六郎:「だって...俺と会う前から、ずっとあんな生活続けてたんでしょ? らいかさん」
真壁 六郎:フルーツサンドを紙皿に取り分けて、霧生さんの前に差し出す。
真壁 六郎:「いくら強くて優秀だからって、一人だけジャームを研究対象にするなんて無茶してたらその内ひどい目に遭うよ。せめて、」
真壁 六郎:少し、躊躇ってから。
真壁 六郎:「...せめて、俺のいる所で」
霧生らいか:「言われてみればそうかも知れんねぇ。確かにキミがいるところなら」
霧生らいか:「多少無茶をしたところで死ぬことはないだろうし」
霧生らいか:「あとついでに作る食事も美味いときた」フルーツサンドにぱくつきながら
霧生らいか:「手放すのは惜しいと心底思うねぇ」
真壁 六郎:「う~ん」頭をぼりぼりと掻く。
真壁 六郎:「食事美味しいって言ってくれるのは、嬉しいんだけどさ。そこまでして、どうして研究したいの。らいかさんは」
真壁 六郎:「俺は正直…無茶して欲しくないんだよ。らいかさんはまだ、俺から見れば十四歳の子どもだ」
真壁 六郎:「数日前に遭ったばっかりだけど、大切なんだよ。解ってもらえるかどうかは、解らないけど」
霧生らいか:「ふぅン、なるほどね。庇護欲というやつかな? 真っ当な大人は子供に対してそう思う傾向にあるからね」
真壁 六郎:頷く。
霧生らいか:「……せっかくだ。『なぜ研究がしたいのか』に答えるとするなら」
霧生らいか:「『そのために生まれた』からさ」
真壁 六郎:「FH……『そのために』って、まさか」
霧生らいか:「そのまさかだよ。珍しい話でもあるまい?」
真壁 六郎:「そうやって陳腐化しちゃうことが、そもそもの間違いだと思う」
真壁 六郎:「......俺はジャーナリストだよ。『おかしい』ことは『おかしい』って言って、皆を助ける仕事なんだ」
霧生らいか:「くくっ、言うねぇ。自分は流されやすい、だなんて言っていたが」
霧生らいか:「随分と頑固な面もある」
霧生らいか:「悪くない」
真壁 六郎:「...”流される”って言うのは、凄く楽だよ。皆が”流される”社会になったら、それはきっと素敵なことだと俺は思う」
真壁 六郎:「だからこそ、水に流しちゃいけないことは、譲れないんだ。それはいずれ毒となる」
真壁 六郎:「ねえ...らいかさん。らいかさんが研究をする理由は、本当に『作られただけ』なのかな」
真壁 六郎:「らいかさんが研究の中でちょっとでも『楽しい』とか『嬉しい』って感じるなら、俺はそれを見付けたい」
霧生らいか:「……くくっ、アッハッハ!」
真壁 六郎:「見つけて、名前を付けてあげたいんだ...真剣な話だよ、もう」
真壁 六郎:笑わないでよ、とそっぽを向いて言う
霧生らいか:「安心したまえよ助手!確かに私は『そのように作られた』存在だが」
霧生らいか:「この知識欲、世界を解体したいという渇望、不明への憎しみ、そしてそれらを暴くことへの欲望は」
霧生らいか:「今なお私のものなんだよ!」
霧生らいか:「だがそうだな、真壁六郎クン」
霧生らいか:「キミが私に興味があるというのなら」
霧生らいか:「少しばかりおすそ分けしてやってもいい。私はそう思っているよ」
霧生らいか:袖の余った白衣で口元を隠して、笑う。
霧生らいか:「真剣な話さ、これでもね」
真壁 六郎:「......」少し驚いたように、目を見開く
真壁 六郎:「らいかさんは、凄いね。最高の取材対象だよ」手でカメラの形を作る。
真壁 六郎:「俺に分けて。らいかさんの色んな気持ちを、これからも」
真壁 六郎:「書き付けて、二人が覚えていられるくらいには...読める記事にするからさ」
真壁 六郎:そうして、天才と自称する美しい少女の顔を切り取る。
真壁 六郎:「パシャリ」
霧生らいか:「……楽しみにしているよ、助手」
霧生らいか:不敵に笑ってみせる。
真壁 六郎:「ふふ。普段はこんなにむきにならないんだけどなあ」
真壁 六郎:「...らいかさんのことは、流せない」
GM:出水ふみの休む部屋。
GM:…ピケ、楠、ふみの3人でフルーツサンドを食べていて、
GM:今、楠が少し席を外している。
出水ふみ:「……あー、美味しかった…普通のもの食べられないときには美味しいものって貴重ですね」
ピケ・アルファルド:「ええ、そうね……。ねえフミ?…あなたが話せなかったこと、みんなで調べてしまったわ」
出水ふみ:「……そう。良かった、話せないこと……気遣ってくれたんですね」
出水ふみ:「はい。…皆さんが調べた通りできっと……合ってます」
ピケ・アルファルド:「……あたしはずるい大人だから、わざと聞かなかったの」
出水ふみ:「…ピケさん、何かと悪っぽく振る舞いますよね。かわいいです」
出水ふみ:少し笑う。
ピケ・アルファルド:「踏み込んでしまうと置いていかれるのが寂しくなってしまうのよ」
出水ふみ:「………仲良くなると、寂しい」
出水ふみ:「…それでも、踏み込んでくれた」
出水ふみ:「ありがとうございます」
ピケ・アルファルド:「あなたが、闘っているとわかったものだから」
出水ふみ:「わたし……」
ピケ・アルファルド:「そのお腹の子、ずっと守ってきたのでしょう?」
出水ふみ:「………」
ピケ・アルファルド:「あんなに怯えても、渡したくなかったんでしょう?」
出水ふみ:「……わかり、ません」
出水ふみ:「母親になんて、なりたくない。…子を生むための道具になんてもっとなりたくない」
出水ふみ:「でも……」
出水ふみ:「叫ぶんです。なにかが」
出水ふみ:「生きたい、って」
ピケ・アルファルド:「…そう、頑張ってきたのね」
出水ふみ:「……この私の中にいるものは、化け物なのでしょうか」
ピケ・アルファルド:「わからないわ…、おそらくまだ人の子だとは思うけれど」
ピケ・アルファルド:「産み落とされるのが化け物であっても、殺したくは…ないのね?」
出水ふみ:「……そうです。殺せません」
出水ふみ:「とても恐ろしいことだけど。殺したくないんです」
出水ふみ:「でも、それが怖くて」
ピケ・アルファルド:「そう、わかったわ」
ピケ・アルファルド:「あなたの子が化け物だったら……あたしが殺してあげる」
出水ふみ:「───」
ピケ・アルファルド:「あたしはこわい化け物だもの」
出水ふみ:はら、と涙がひとしずく、伝う。
出水ふみ:「……やっぱり、優しい人ですね。ピケさん」
ピケ・アルファルド:「あなたは殺したあたしを恨んで、憎んでくれていいの」
出水ふみ:「……ありがとう」
出水ふみ:「ありがとう、ピケさん」
ピケ・アルファルド:「どういたしまして」少しだけ寂しそうに笑って
ピケ・アルファルド:「そろそろあなたのお姉様を止めに行くことになるわ」
ピケ・アルファルド:「殺すしかないの、ごめんなさいね?」
出水ふみ:「……わかっています」
出水ふみ:「あのひとは、くるってしまった」
出水ふみ:「こわれてしまって、もどらないんです」
出水ふみ:「だから、眠らせてあげてください…」
出水ふみ:「わたしには」
出水ふみ:「できなかったことだから」
ピケ・アルファルド:「届くかはわからないわ…、それでも伝えたいことはあるかしら?」
出水ふみ:「ありません。あの人はもう、おねえちゃんじゃないから」
出水ふみ:きっぱりと告げる。
ピケ・アルファルド:「…ええ、わかったわ。イズミカホルを眠らせてきましょう」
ピケ・アルファルド:「約束ね?」
出水ふみ:「……はい」
出水ふみ:少女は薄く笑った。
GM:ロイスの取得・変更が可能
楠彩香:ピケさんのロイスをピケ・アルファルド/誠意〇/隔意/ロイスに変更
霧生らいか/信頼〇/脅威/ロイスを取得
GM:クライマックス。全員登場です。
ピケ・アルファルド:ピケ・アルファルドの侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (68 → 71)
真壁 六郎:79+1d10
DoubleCross : (79+1D10) → 79+4[4] → 83
楠彩香:70+1d10
DoubleCross : (70+1D10) → 70+9[9] → 79
楠彩香:悪くない高まり
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (79 → 84)
ヨモギ第二工場
GM:君たちは調査の結果、ここの地下に研究所があること、そしてそれが現在稼働していることを突き止めた。
GM:キサラギセルの人々もここにとらわれていると見て良いだろう。
GM:君たちは用心しながら進む───
GM:人獸が数体襲いかかって来たのをいなしながら
GM:進んだその先で君たちは牢が沢山設えられた空間に出る。
GM:牢の中には人間が犇めきあっている。
楠彩香:「これは……想像以上に……」
GM:「うう……」「ああ……」
GM:時々、呻きのようなものが聴こえる。
ピケ・アルファルド:「あらあら…、趣味がいいとは言えないわね?」
霧生らいか:「ふぅン、彼らが例の実験の参加者……あるいは実験機材と言うべきかね」ため息をつきながら
真壁 六郎:「くそ、酷い」眉を顰める
GM:「いやだいやだいやだいやだいやだ」「かえりたい……かえりたいよお」
GM:「もうやめてくださいごめんなさいゆるしてください」
ピケ・アルファルド:「どうしようかしら…、今ここから出しても大混乱になりそうね?」
霧生らいか:「そういうのが得意な人員をよこしてからにすべきじゃないかい」
真壁 六郎:「らいかさんの言う通り、幻覚とか麻酔とか必要でしょ。一刻も早く、安心できるようにしないと」頷く。
楠彩香:「……終わらせましょう、こんなこと」
真壁 六郎:「...らいかさんが見たい”研究”の果ては、こんなので汚されて良いことじゃない」
ピケ・アルファルド:「ねえ、あなたたち?聞こえているかはわからないけれど、これからあたしたちが全部終わらせてくるわ」
ピケ・アルファルド:「それまで少し待っていてちょうだいね?」
GM:数人が顔を上げる。が、すぐに俯いてしまう。
GM:心の力を奪われているのだろう。
GM:───君たちは、さらに奥へと進む。
GM:そこには開けた空間。巨大な檻と、その中にいるジャーム。
GM:そして、出水かほるが、いた。
真壁 六郎:「...きみが」バックパックから、能力触媒――塩水入りのペットボトルを取り出す。
出水かほる:「ああ、来たのね。UGNのみなさんかしら?」
出水かほる:「この間の女の子がいるものね」
楠彩香:「……"見つけ出しました"よ、出水かほる」
出水かほる:「ええ、来てくれたのね、嬉しいわ!歓迎してあげる」
ピケ・アルファルド:「あら残念ね、あたしはFHよ?」
出水かほる:「あら、そうなの?でも関係ないわ。みんな一緒にここで暮らしてもらうから」
ピケ・アルファルド:「ごめんなさいね、あたしたちはここで暮らすわけにはいかないの」
霧生らいか:「キミがここの主任……でいいのかな?」
真壁 六郎:「投降する気は...ある? 一応今だったら、悪いようにはならない」眉を顰めながら、聞く。
出水かほる:「主任?いいえ?」
出水かほる:「私はただの実験体1号よ」
出水かほる:「これは私が勝手にやっているだけ」
霧生らいか:「つまり責任者は存在しない、ということだ」
出水かほる:「そう。それと、投降?ふふ、なあに、それ。ここから離れろってことでしょ。全部やめて」
出水かほる:「いやに決まってるじゃない」
出水かほる:「私はみんなのおかあさんなんだから」
真壁 六郎:「良かった。こういうのは大事だからね...正規のUGN職員もいることだし、一応義務として聞いただけだよ」
楠彩香:「……おかあさん、ですって?」
出水かほる:「そう!おかあさん。ここで、私、子供をもって……変わったの」
出水かほる:「この喜びをみんなとも分かち合いたい。そう思ったわ」
出水かほる:「みんな、彼との子供を持てば良い。そうすればしあわせになれる」愛おしそうに檻の中のジャームを撫でる。
ピケ・アルファルド:「そう…、あなたは子どもを愛しているのね?」
出水かほる:「?」
出水かほる:「なんで私が子供を愛さなきゃいけないの?」
霧生らいか:「……」
楠彩香:「……聞き返させてください、何故愛さなくてもいいと?」
出水かほる:「だって、子供は残りカスじゃない」
出水かほる:「命を宿すよろこび。その後に残る老廃物」
真壁 六郎:ぎっ、と歯を食い縛る
真壁 六郎:「……よくも」
ピケ・アルファルド:「そう…、とても残念だわ……。あなたは…だから子どもに置いていかれても平気なのね…」悲しげに
真壁 六郎:「違う......違うだろ。生きてる限り、皆愛される資格を持ってるはずなんだ」
真壁 六郎:「あんたがそれを与えてあげなきゃ、誰が...他に...!」
真壁 六郎:『私は研究のために生まれた』とこぼした、少女の前に立ちながら叫ぶ。
出水かほる:「あっはは!何それ?」
出水かほる:「愛される資格?随分幸せなセカイで生きて来たのね」
出水かほる:「そんなものがあったなら、私はここで実験体になんて選ばれてないのよ」
出水かほる:「感謝は、してるけどね?」
ピケ・アルファルド:「残酷な世界にいても…、闘っていた子はいるわ」
ピケ・アルファルド:「もう、あなたには関係がないのかもしれないけれど」
出水かほる:「………ああ。勝手に愛してた子ならいるわよ」
出水かほる:「妹がね。いるの」
楠彩香:「……妹」
出水かほる:「大切な妹。たった一人の妹。ずっと助け合って生きて来た」
ピケ・アルファルド:「…そうなのね」
出水かほる:「だから沢山沢山愛を注いであげたの」
出水かほる:「色んなやり方で、命を植えてあげたのよ」
出水かほる:「……なのに、出て行ってしまった」
出水かほる:「帰って来てくれると良いのだけど」
ピケ・アルファルド:「フミは…、やっぱり闘っていたのね。偉いわ…」
ピケ・アルファルド:「帰ったら頭を撫でてあげないと」
真壁 六郎:「ピケさん。このひと、やっぱり止めないと……だめだよ」
楠彩香:「……あなたの愛はよくわかりました、ひとつ聞かせてください」
出水かほる:「何かしら、お嬢ちゃん」
楠彩香:「その妹さんが、もし子供を産んだら、あなたはどうしますか?」
出水かほる:「また、新しく子をあの子の中に作るわ」
真壁 六郎:「――」
楠彩香:「新しく作って、産ませて、作って、産ませて、それを繰り返すと?」
出水かほる:「そうよ?」
ピケ・アルファルド:「フミが怯えるはずね…、これじゃあただ孕むだけの装置だもの」
楠彩香:「その先には、何があるのですか?」
出水かほる:「永遠の喜び」
出水かほる:「何度でも、何度でも。繰り返せばそれは永遠になるわ」
ピケ・アルファルド:「オーヴァードでもあたしみたいな存在じゃなければ老いるものよ?」
ピケ・アルファルド:「いつかは子を成せなくなるわ」
出水かほる:「そうね。でも老いても関係なく、ここでなら。子を成せる」
出水かほる:「男も女も、老いも若きも」
真壁 六郎:「苗床の間違いだろ、それは......!」
真壁 六郎:「あんたはおかあさんなんかじゃない。料理の美味しさも教えてあげないような人が、なれるものじゃない」
真壁 六郎:これ以上の話は無意味だというように、塩水を呑んで空のボトルを荒々しく放り捨てる
出水かほる:「見解の相違ね。仕方ないわ」
ピケ・アルファルド:「子に先立たれて悲しくない、なんて…あなたの言う通りに壊れてしまっているわ、フミ」
真壁 六郎:「......おれは普通の人だから、俺だけは怒らなくちゃ駄目なんだ」
真壁 六郎:「でなきゃ、悲しすぎる」祈るように、目を閉じる
霧生らいか:「……なるほど、ね」
霧生らいか:出水かほるの言葉を、ただ黙って聞いていた
霧生らいか:「なあ、出水かほる。私からもひとつ、聞いておきたい」
出水かほる:「ええ、なんでもどうぞ」
霧生らいか:「キミの産んだ子は、キミのことを愛していると思うかい?」
出水かほる:「そう、ねえ」
出水かほる:「愛してるんじゃないかしら?母親だもの」
出水かほる:「みんな言っているもの」
出水かほる:「『ありがとうおかあさん』『ありがとう』『ありがとう』」
霧生らいか:「……くくっ」
霧生らいか:「幸か不幸か、その見解は一致だねぇ」
霧生らいか:「私も母を愛していたから」
真壁 六郎:「……」顔を歪めて、霧生さんを見る
霧生らいか:「……さて、私からは以上だが」
霧生らいか:「君たちは他には?」
霧生らいか:ドローンを周囲に滞空させつつ
ピケ・アルファルド:「そうね、あたしからは一言だけ」
ピケ・アルファルド:「あなたを眠らせてあげるわね、“おかあさん”?」
楠彩香:「よくわかりました、出水かほるさん」
楠彩香:「大人はずるいとそう言いましたね」
楠彩香:「……違いますね、あなたは」
楠彩香:「生まれた命を老廃物と言い捨てながら、あなたはそれの声にすがっている」
楠彩香:「弱くて、もろくて、逃げているだけだ……あなたの周りが、そうさせた」
楠彩香:「だから、止めます」
真壁 六郎:「......」身体が透き通る。罪を洗い流すような海色に
真壁 六郎:「......あんたの事情は、分かるよ。しんどいことも、色々あったんだろうし」
真壁 六郎:「でも、俺は流されるだけの奴だから...せめて、今を見なきゃ」
真壁 六郎:「ふみさんだけじゃなくて、らいかさんもないがしろにした。そのツケは、払ってもらう」瞳が青く光る。
出水かほる:「ふふふ。仕方ないわねえ……」
出水かほる:「じゃあ、始めましょうか。『お父さん』」
GM:ガコン。大きな音を立てて檻が歪み、開く。
スタリオン:「……あ………い」
GM:四足獣の体から人の身体が生え、人の顔のような部分が覆われた組織に隠れて見える。
スタリオン:「………こ……ろ………」
スタリオン:強烈な《ワーディング》を放つ。
GM:呼び寄せられるように、人獸が集まってくる。
出水かほる:「殺さないでね?」
GM:衝動判定。難易度は9です。
真壁 六郎:思い出の一品使用
ピケ・アルファルド:3dx+1>=9
DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 9[6,7,9]+1 → 10 → 成功
楠彩香:2dx>=9
DoubleCross : (2DX10>=9) → 8[5,8] → 8 → 失敗
楠彩香:衝動判定にクソ弱いんですよね
楠彩香:79+2d10
DoubleCross : (79+2D10) → 79+12[3,9] → 91
ピケ・アルファルド:71+2d10
DoubleCross : (71+2D10) → 71+10[5,5] → 81
真壁 六郎:4dx+3
DoubleCross : (4DX10+3) → 5[4,4,5,5]+3 → 8
霧生らいか:5dx>=9
DoubleCross : (5DX10>=9) → 5[1,1,1,3,5] → 5 → 失敗
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を2d10(→ 10)増加 (84 → 94)
真壁 六郎:83+2d10
DoubleCross : (83+2D10) → 83+14[9,5] → 97
GM:ではセットアップ
楠彩香:ない!
ピケ・アルファルド:あります
ピケ・アルファルド:コンボ 血牙は我が身に 《得意領域》ラウンド中の〈RC〉の判定ダイス+5
ピケ・アルファルド:ピケ・アルファルドの侵蝕率を3増加 (81 → 84)
人獸:こちらはなし
スタリオン:なし
霧生らいか:あります~
霧生らいか:《オーバーウォッチ》 味方のメジャーダイス+3
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を4増加 (94 → 98)
出水かほる:《アクセル》行動値+10
真壁 六郎:セットアップ≪ワイルドグロース≫
真壁 六郎:≪完全獣化≫をセットアップに
真壁 六郎:97→107
GM:セットアップ演出する方いらっしゃればどうぞ!
GM:なさそうなのでイニシアチブ。
GM:楠さんの手番に行く前に
スタリオン:オートでEロイスを使います。憎しみの楔。
霧生らいか:ウワーッ
スタリオン:choice[ピケ,らいか,真壁,楠]
DoubleCross : (CHOICE[ピケ,らいか,真壁,楠]) → ピケ
ピケ・アルファルド:あらあら大変
スタリオン:ピケさんは取得しているロイス一つをタイタスにしてください。
スタリオン:それにより、タイタスにした存在が疎ましいものに感じられます。
ピケ・アルファルド:じゃあ固定ロイスの悠久の日々をタイタスにしましょうかね
GM:オッケー!演出をします。
スタリオン:「……に………い………」
スタリオン:腕を上げ、ピケを指差す。
スタリオン:同時に、ピケの胸に言いようのない感情が巻き起こる。
スタリオン:自分の中に存在する絆。それを疎ましく思う心。
ピケ・アルファルド:「ああ……、本当に…永く生きるってなんて嫌なのかしら」
ピケ・アルファルド:「困ったわね…なんだかとっても鬱屈とした気分になるわ」
GM:では、改めて楠さんの手番へ。
楠彩香:ふーむ、とりあえず取り巻き狙いかな
楠彩香:オートでボルトアクションライフルを装備、マイナーで使用して達成値を+5
楠彩香:〈コンセントレイト:モルフェウス〉+〈カスタマイズ〉+〈レインフォース〉で人獣1を狙おう
GM:OK!
GM:妨害ありません、どうぞ
楠彩香:13dx8+4+5
DoubleCross : (13DX8+9) → 10[1,1,2,3,3,4,4,5,6,7,9,9,10]+6[4,6,6]+9 → 25
楠彩香:んー、微妙にふるわず
人獸:ではどっじ
人獸:10dx+3>=25
DoubleCross : (10DX10+3>=25) → 9[2,5,7,7,8,8,8,9,9,9]+3 → 12 → 失敗
人獸:ダメージどうぞ
楠彩香:3d10+10+8
DoubleCross : (3D10+10+8) → 8[1,3,4]+10+8 → 26
楠彩香:もろもろ有効!
人獸:ちょい残ります
GM:侵蝕上げて演出どうぞ!
楠彩香:91+6=97
楠彩香:人獣に向かって素早く弾丸を放つ、研ぎ澄まされた感覚で一瞬のうちに武器の作成、発砲までやってのけるのだ
楠彩香:「……ふう……くっ……お金、お金、お金が欲しい……私には……まだまだ……お金が……ッ」彼女が金を求めるのは、すでに深層心理にまで根をはっているレネゲイドの影響もあるのだ
楠彩香:その心の乱れからか、わずかに人獣への急所を外してしまった
人獸:「ご……」
人獸:動きが鈍る。
楠彩香:「……くっ……うう……落ち着け……冷静に……っ」
GM:では、出水かほるのターン。
出水かほる:マイナーなし。《狂戦士》+《戦乙女の導き》をスタリオンに。
出水かほる:次のメジャーのC値-1 ダイス+9攻撃力+5
出水かほる:「じゃあ…がんばってね?」
出水かほる:スタリオンの背を撫でる。レネゲイドが伝播する。
GM:以上で、ピケさんのターン
ピケ・アルファルド:はーい
ピケ・アルファルド:マイナーで10m移動してスタリオンにエンゲージ
ピケ・アルファルド:メジャーでコンボ 穿つは血牙 《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《ブラッドスパイク》《蝕む赤》
霧生らいか:フォールンスプライトをピケさんに
霧生らいか:ダイス+3
ピケ・アルファルド:対象はスタリオン、かほるさん人獣1,2
GM:命中判定をどうぞ。
霧生らいか:オーバーウォッチの+3もアルヨ
ピケ・アルファルド:16dx7+1
DoubleCross : (16DX7+1) → 10[1,2,3,4,4,4,5,5,5,7,8,8,9,10,10,10]+10[3,3,3,4,7,9,9]+6[3,4,6]+1 → 27
スタリオン:8dx
DoubleCross : (8DX10) → 10[3,3,5,6,7,7,10,10]+3[2,3] → 13
人獸:10dx+3
DoubleCross : (10DX10+3) → 10[1,2,2,3,3,4,4,8,9,10]+9[9]+3 → 22
人獸:10dx+3
DoubleCross : (10DX10+3) → 10[3,3,4,6,6,6,7,7,9,10]+6[6]+3 → 19
霧生らいか:フォールンサラマンダーでダメージ+2D
出水かほる:《氷盾》でガード。さらに《炎陣》でスタリオンをカバー
ピケ・アルファルド:こわ……回さないで
GM:ダメージどうぞ!
ピケ・アルファルド:5d10+6
DoubleCross : (5D10+6) → 32[6,4,10,5,7]+6 → 38
出水かほる:Eロイス:マジカル☆リクエスト
ピケ・アルファルド:命中したのでランク5の邪毒も受け取って
出水かほる:蛇王の外套を指定、装備
出水かほる:で、オートで
出水かほる:《マクスウェルの悪魔》
出水かほる:ダメージ-3D
出水かほる:まず装甲とガードで21 倍にして42
出水かほる:42-3D
DoubleCross : (42-3D6) → 42-7[1,5,1] → 35
出水かほる:まだ健在
出水かほる:ちなみに外套で取得するのは《アスクレピオスの杖》
ピケ・アルファルド:わあ、最悪
GM:人獸は2体とも落ちます
出水かほる:邪毒5くらう
GM:では、侵蝕上げて演出をどうぞ
ピケ・アルファルド:ピケ・アルファルドの侵蝕率を6増加 (84 → 90)
ピケ・アルファルド:メインプロセス終了後にHP3点消費、HP25→22へ
ピケ・アルファルド:相変わらず、特に何かを気負うこともなくカホルたちの方へと歩いて行く
出水かほる:「あら、投降してくれるのかしら?」
出水かほる:「あなたはいい母親になれそうね」
ピケ・アルファルド:歩いていく最中に自ら腕を傷付け血を流す
ピケ・アルファルド:「あら……残念。あたしは子どもを作れないのよ」
出水かほる:「それは……試し甲斐があるわね」
出水かほる:「普通に子供を作れない人も、孕ませられる」
出水かほる:「その方法を沢山試しているの」
ピケ・アルファルド:「あたしは子どもを持ちたくないの…、置いていかれるのは寂しいでしょう?」
出水かほる:「大丈夫」
出水かほる:「幸せになれるわ」
ピケ・アルファルド:「この身体になって、唯一心から感謝したことなのよ」
ピケ・アルファルド:「だから……あなたの望むようにはさせないわ」
ピケ・アルファルド:地面へ滴り落ちる血が凝固し、そこから棘のように全員にむかっていく
出水かほる:「……あらあら」
出水かほる:両手を広げ、スタリオンの前に立つ。
出水かほる:そこに、ぶわりと熱の壁が立ち、棘を削っていく
ピケ・アルファルド:「あたしはあの子たちみたいに優しくはないの」
ピケ・アルファルド:「あまり強くはないけれど…ね」
出水かほる:「いいのよ。私は優しくしてあげる」
出水かほる:削りきれなかった棘を身に受けながら微笑む。
ピケ・アルファルド:「あら、優しくなくて結構よ?あたしは死なない怪物だもの」
出水かほる:「誰だって、母になれるわ」
出水かほる:「だから私は誰にでも優しくできる」
ピケ・アルファルド:「そう…、じゃあやっぱりあたしは母親にはなれないわね?」
出水かほる:「大丈夫……母にしてあげるから。ね?『お父さん』」
スタリオン:「お………にく………」
GM:スタリオンの手番。
スタリオン:マイナー 《骨の剣》
スタリオン:メジャー《コンセントレイト:エグザイル》+《伸縮腕》+《ジャイアントグロウス》+《妖の招き》で3人がいるエンゲージに攻撃
スタリオン:17dx6+1
DoubleCross : (17DX6+1) → 10[1,1,1,1,2,2,2,3,4,5,6,8,8,8,8,10,10]+10[1,1,6,6,7,8,10]+10[1,2,8,8,10]+10[4,5,10]+2[2]+1 → 43
真壁 六郎:ロイスを出水かほるに取得し、即昇華。自身の暴走を解除します。
真壁 六郎:リアクションのタイミングで宣言。
真壁 六郎:「氷のスフィンクス」:≪リフレックス:サラマンダー≫+≪氷壁≫+≪魔獣の本能≫
真壁 六郎:成功したらお前の範囲攻撃はパーになる!判定行きます!
真壁 六郎:13dx7+3
DoubleCross : (13DX7+3) → 10[1,1,2,3,3,5,5,6,8,8,9,9,9]+10[4,6,9,10,10]+10[1,4,8]+10[9]+4[4]+3 → 47
GM:うわっまじで?
真壁 六郎:よっしゃ
GM:攻撃は失敗!
真壁 六郎:107→116
スタリオン:メインプロセス直後に《歪んだ腕》を使用。
スタリオン:未行動になり、行動値が0になります。
真壁 六郎:え、ええ~...マジかお前...!
スタリオン:演出。
スタリオン:「ら………ら、あ………く」
スタリオン:鈍重な動きで腕を振り上げる。それは見る間に肥大化し、伸縮する。
真壁 六郎:「……!」
スタリオン:そして離れたらいか達をめがけ、薙ぎ払われようとする。
真壁 六郎:真壁の身体が分裂する。月虹の如くぼやけ、解け、それは光の海のように。
真壁 六郎:「それは、ダメだ」
真壁 六郎:海が凍る。三人まで襲い掛かろうとした触腕が、その直前で分子運動ごと停止している。
真壁 六郎:(……ピケさんは上手くかわしてる。らいかさんと、楠さんは無事か?)
楠彩香:「……は、はい、大丈夫です」
霧生らいか:「よく守ってくれた助手。助かる」
真壁 六郎:「良かった」弱く笑う。「これで……」スタリオンを見るが。
スタリオン:「う………」まだ、動いている。
スタリオン:びちびちと、腕が歪み、次の行動に最適化している。
ピケ・アルファルド:「あらあら…、ずいぶんと腕白ね?」
霧生らいか:「一筋縄では行かないらしいね。困ったものだよ」
スタリオン:「………ぱ……」
GM:では、らいかさんの手番!
霧生らいか:あい!
霧生らいか:マイナーで暴走解除
霧生らいか:メジャー 《コンセ:オルクス》《ダンシングシミター》
霧生らいか:そして判定前にアスピス起動して達成値+4
霧生らいか:対象はスタリオンで
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を1増加 (98 → 99)
霧生らいか:8dx7+11
DoubleCross : (8DX7+11) → 10[3,5,6,6,6,7,8,10]+10[1,5,8]+1[1]+11 → 32
スタリオン:ドッジ。
スタリオン:8dx
DoubleCross : (8DX10) → 7[1,3,4,6,6,6,7,7] → 7
GM:カバーは無し。ダメージどうぞ!
霧生らいか:あい!
霧生らいか:4d10+9
DoubleCross : (4D10+9) → 13[5,4,1,3]+9 → 22
霧生らいか:下振れ
GM:まだまだピンピンしてますね
霧生らいか:くう
GM:侵蝕上げて演出どうぞー
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を5増加 (99 → 104)
霧生らいか:回転翼が高い音を立てる
霧生らいか:3機のドローンは編隊を組み、スタリオンの周囲をひらひらと飛び回る。
霧生らいか:(そう、冷静になれ。狙うべきは誰か。思い出に浸っている場合じゃないんだ)
霧生らいか:視線を出水かほるから外し、スタリオンを見据える。
霧生らいか:「……さて、それでは」
霧生らいか:急速充電。キャパシタの給電音が機械の羽音の合間から響く。
霧生らいか:「耐久試験と行こうじゃないか」
霧生らいか:質量子機の一斉掃射。
スタリオン:「ぶ……ん?」
スタリオン:「…………か」
スタリオン:応えた様子はない。
霧生らいか:「ほう、なるほどね」
霧生らいか:「さて諸君、火力の方は私に期待しないでくれたまえ!」
霧生らいか:「楠クンと女史に任せることにするよ!」
GM:では、スタリオンの再行動!
スタリオン:《コンセントレイト:エグザイル》+《伸縮腕》+《ジャイアントグロウス》+《妖の招き》でふたたび3人のエンゲージを狙います。
スタリオン:8dx7+1
DoubleCross : (8DX7+1) → 10[3,4,4,4,6,7,7,7]+10[2,5,9]+2[2]+1 → 23
スタリオン:まあこんなもん
楠彩香:リア不マーン
真壁 六郎:Dロイス:守護者起動。
真壁 六郎:攻撃の対象を自身一人に設定させます。
スタリオン:それがあったな…!
スタリオン:了解。リアクションはどうします?
真壁 六郎:ごめんなさい!≪崩れずの群れ≫で霧生さんをカバー!
GM:守護者はキャンセルということで!
真壁 六郎:はい、申し訳ないです...!
GM:では真壁くんと楠さんに命中。
GM:あ、ドッジはします?
真壁 六郎:一応ワンチャンに掛けてドッジ。
真壁 六郎:8dx+1
DoubleCross : (8DX10+1) → 10[2,4,5,6,7,8,9,10]+6[6]+1 → 17
GM:惜しい。
真壁 六郎:頑張ったけどダメ!ダメージ下さい!
スタリオン:5d10+10
DoubleCross : (5D10+10) → 21[7,4,8,1,1]+10 → 31
スタリオン:諸々有効。
楠彩香:リア不やで
真壁 六郎:二倍して62!装甲もなし。落ちます!
楠彩香:普通に落ちるのでリザレクト!
楠彩香:97+1d10
DoubleCross : (97+1D10) → 97+9[9] → 106
楠彩香:ちょい高いがまあいいじゃろ
GM:ここで2とか出るのが一番悔しい
GM:では演出へ!
楠彩香:それな
GM:あ、そのまえに引き寄せ
GM:真壁くんと楠さんはスタリオンのエンゲージに引き寄せられます
真壁 六郎:うげー、マジか
霧生らいか:そういやそうだ
スタリオン:蠢いていた腕が、俊敏に再び動く。
スタリオン:3人を薙ぎ払い……自らのもとに引き寄せようとする動きだ。
楠彩香:「……真壁さん!私に、作戦があります!らいかさんだけ守れますか!?」
真壁 六郎:「......解った!終わらせると言ったきみを、信じる!」
真壁 六郎:分裂を解除。実体化させる。霧生らいかの元へ滑り込み、その身を投げ出す。
真壁 六郎:「グッ、ブ...がはっ!」
真壁 六郎:一度死んだ。引き寄せを目的としていてもなお、それほどの威力。
霧生らいか:「っ、真壁クン……!」
楠彩香:「ぐ……ッ!」引き寄せられつつも体が修復していく、それと共に、力が増していくのがわかる
真壁 六郎:「......大丈夫、らいかさん」
真壁 六郎:「あなたを愛してる人は、きっと居るから...!」弱く笑う。殺伐とした戦場には似合わない、呑気とも言えるセリフ
出水かほる:「子供ね」
出水かほる:「私、子供ってだいっきらい」
霧生らいか:「……」
出水かほる:「ユメばっかり見て。ばっかじゃないの?」
出水かほる:その目は、暗いユメのなかにいる。
霧生らいか:「何とでも、言えばいい。……”わかろう”としないヤツと、話してるほど暇じゃない」睨みつけながら言う
GM:では、クリンナップ前のイニシアチブ。
ピケ・アルファルド:コンボ 生かすは血潮 《リザレクション》で真壁くんを蘇生します
ピケ・アルファルド:90+2d10
DoubleCross : (90+2D10) → 90+13[7,6] → 103
ピケ・アルファルド:真壁くんはHP13でふっかつしてね
真壁 六郎:生きてるゥー!ありがとうおばあちゃん!
ピケ・アルファルド:いいのよ、どういたしまして
GM:演出どうぞ!
ピケ・アルファルド:「無理も無茶も無謀も、怖いもの知らずの子どもだからこそ、よね?」
ピケ・アルファルド:自分の血を数滴、傷付いたロクロウの身体へと落とす
ピケ・アルファルド:不老不死の自分の血はある意味では毒になる…、しかし毒と薬は紙一重なものだ
ピケ・アルファルド:身体に取り込ませた血が細胞を活性化させ肉体の内部から再生の手助けを
真壁 六郎:「あっ、がふっごほっ」大量の浸蝕に鈍麻していた身体機能が息を吹き返す。らいかさんに微笑んだときは、呼吸すらままならなかった
ピケ・アルファルド:「起きれるようになったかしら?」
真壁 六郎:「た、助かった...引き寄せられて、ピケさんの所来れて良かったです。マジで死ぬかと思った」
真壁 六郎:身体を再び透過させるが、薄赤い血や泥が混じっている
ピケ・アルファルド:「どういたしまして、あまり無理をしてはだめよ?」
楠彩香:「よかった……」
真壁 六郎:「どうだろう。子供だからなあ、おれも」
真壁 六郎:「...でも、だからこそ。絶対あいつの思い通りにはなってやれない。そうでしょう?」弱く笑う
ピケ・アルファルド:「そうね…。それでも、守りたい子がいるのでしょう?」
ピケ・アルファルド:「あまり悲しませるものではないわ」
GM:ではクリンナップ!
GM:邪毒のお時間
ピケ・アルファルド:15点よ
出水かほる:15くらいます。かなりギリギリになりました。
霧生らいか:18だったりしない?
霧生らいか:レベル上がったから……
出水かほる:あっそうか
ピケ・アルファルド:あ、そうじゃん
出水かほる:もっとギリギリになりました
ピケ・アルファルド:100超えたわ
霧生らいか:邪毒の強み
GM:ラウンド1終了!
GM:ラウンド2!セットアップ!
ピケ・アルファルド:ありまーす
ピケ・アルファルド:コンボ 血牙は我が身に 《得意領域》ラウンド中の〈RC〉の判定ダイス+6
ピケ・アルファルド:ピケ・アルファルドの侵蝕率を3増加 (103 → 106)
霧生らいか:一応打っとこう
霧生らいか:《オーバーウォッチ》 範囲内のキャラクターのメジャーダイス+3
出水かほる:《アクセル》行動値+10
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を4増加 (104 → 108)
GM:他はなさそうかな
GM:では、楠さんから!
楠彩香:よーし
楠彩香:オートアクションでウェポンケースを使用して装備をショットガンに変更!せっかくなのでマイナーで暴走解除!
GM:スイッチ!
楠彩香:メジャーは〈コンセントレイト:モルフェウス〉+〈カスタマイズ〉+〈レインフォース〉+〈クリスタライズ〉!くらいな!
GM:対象は!
楠彩香:スタリオン!
GM:OK!
楠彩香:15dx7+4-1
DoubleCross : (15DX7+3) → 10[2,3,3,4,6,7,7,8,8,9,10,10,10,10,10]+10[1,2,2,3,6,7,8,8,9,9]+10[3,5,6,6,9]+10[9]+1[1]+3 → 44
楠彩香:いえーい
GM:高いなー!
スタリオン:ドッジはする
スタリオン:8dx
DoubleCross : (8DX10) → 10[1,2,3,4,8,9,9,10]+5[5] → 15
GM:んー、カバーは無し!
GM:ダメージください!
楠彩香:いくぞい、ショットガンの効果で同エンゲージの相手には攻撃力+2!
楠彩香:5d10+24+5+2
DoubleCross : (5D10+24+5+2) → 26[5,8,4,6,3]+24+5+2 → 57
楠彩香:装甲無視!
GM:かなり痛い、だがまだ落ちないぞ…!
GM:侵蝕を上げて演出をどうぞ!
楠彩香:106+10=116
楠彩香:「ジャーム……いえ、"おとうさん"……あなたは……果たしてどんな人だったのでしょうか」
スタリオン:「…あ……る」
楠彩香:「こんな実験に付き合わされているのは、あなたも同じですよね」
楠彩香:「ここに、あなたの幸せ……願い……救い……少しでも、あるのでしょうか」
楠彩香:スタリオンの腕に引き寄せられたまま、銃の形を瞬時に切り替える。近接に適した形に
楠彩香:「The King with Donkey Ears The King with Donkey Ears The King with Donkey Ears……」つぶやきながら、その銃弾を放つ
スタリオン:「ろ………!……く」
楠彩香:放たれた銃弾によって穿たれた穴の周りから黄金になっていき……そして
楠彩香:ギンッ
楠彩香:風穴から、巨大な黄金の塊のような、鋭い結晶が突き出す!
楠彩香:王様の耳はロバの耳、そう叫んだ穴から生える喋る葦のようにその結晶はあふれ出る
スタリオン:「あ…あ、ああ………」
出水かほる:「……かわいそうに」
出水かほる:「すぐ、治してあげるわ」
楠彩香:「……"おとうさん"、そして"おかあさん"、あなたたちは、本当に自分の気持ちと向き合えていますか」
楠彩香:「この隠し事を詳らかにした時、本当に、ミダス王のようにその身を正すことができますか」
出水かほる:「…大丈夫よ」
出水かほる:「みんなも一緒に家族になればいいだけだもの」
楠彩香:「……そうですか」
楠彩香:「……ならば、私はまだ叫び続けます。The King with Donkey Ears と」
出水かほる:「いいのよ。告発したって。でも、逃さないけどね?」
GM:出水かほるの手番。
出水かほる:《狂戦士》+《戦乙女の導き》+《アスクレピオスの杖》をスタリオンに。
出水かほる:次のメジャーC値-1 ダイス+9 攻撃力+5およびHPを2D+15回復
出水かほる:2d10+15
DoubleCross : (2D10+15) → 6[5,1]+15 → 21
出水かほる:21回復です。
出水かほる:演出。
出水かほる:「…ほら。大丈夫」その黄金を撫でると、その塊は瘡蓋のようにポロリと落ちる。
出水かほる:変異した組織も全てではないが回復していく。
出水かほる:「大丈夫。あなたのことは最後まで守るから───」
出水かほる:「『あっくん』」
GM:ピケさんの手番。
ピケ・アルファルド:はーい
ピケ・アルファルド:マイナーはなし
ピケ・アルファルド:メジャーでコンボ 穿つは血牙 《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《ブラッドスパイク》《蝕む赤》 対象はかほるさんとスタリオン
GM:OK.
ピケ・アルファルド:12dx7+1
DoubleCross : (12DX7+1) → 10[1,1,2,3,4,5,6,7,7,7,8,8]+10[2,3,4,8,10]+10[1,7]+10[8]+1[1]+1 → 42
ピケ・アルファルド:リアクションどうぞ
出水かほる:《炎陣》カバー。
スタリオン:その前に一応ドッジ
スタリオン:8dx
DoubleCross : (8DX10) → 10[1,3,3,6,7,7,9,10]+5[5] → 15
出水かほる:自身はガード。エフェクトは使いません。
ピケ・アルファルド:邪毒くらわせられない…
ピケ・アルファルド:ダメージいきます!
GM:来い!
ピケ・アルファルド:5d10+9
DoubleCross : (5D10+9) → 39[9,6,5,9,10]+9 → 48
出水かほる:残りHPは3。倒れます。
ピケ・アルファルド:めちゃくちゃいいダメージ出た
出水かほる:めちゃ高いなこのダメージ…
GM:HP減少と侵蝕上昇ののち、演出をどうぞ。
ピケ・アルファルド:ピケ・アルファルドの侵蝕率を6増加 (106 → 112)
ピケ・アルファルド:メインプロセス終了後にHP3点消費、HP22→19へ
ピケ・アルファルド:「そうやって最後まで守り通すのはとても素敵だと思うわ」
ピケ・アルファルド:流れ落ちる赤い雫がまた棘のように2人にむかって伸びていく
ピケ・アルファルド:先ほどよりも大きく、鋭く、身体を穿つ
出水かほる:熱の壁が、その棘を全て自分へと向かわせる。
出水かほる:「彼は傷つけさせない」
出水かほる:「彼は殺させない」
出水かほる:そして、棘に貫かれる
出水かほる:「…………これ、で」
出水かほる:「……大丈夫 大丈夫よ」
出水かほる:「みんなあなたのこと、大好きなんだから」
出水かほる:「ねえ?あっくん………」
出水かほる:その手はジャームの足に伸ばされ
出水かほる:そのまま落ちた。
ピケ・アルファルド:「ねえ、カホル?今のあなたのその姿は……とっても“おかあさん”だったわ…」
ピケ・アルファルド:「約束通りね、おやすみなさい……」
スタリオン:「………あ……お………」
スタリオン:「あああああ!ああああああ!」
スタリオン:だんだんとその場で地団駄を踏むかのように足を打ち鳴らす。
GM:スタリオンの手番。
スタリオン:マイナー無し。メジャー。
スタリオン:《コンセントレイト:エグザイル》+《伸縮腕》+《ジャイアントグロウス》で至近3人に攻撃。
真壁 六郎:Dロイス:守護者起動。攻撃の対象を自身一人に。
スタリオン:17dx6+1
DoubleCross : (17DX6+1) → 10[1,1,1,1,1,2,2,2,5,6,7,7,9,9,10,10,10]+10[1,2,3,6,6,7,9,10]+10[1,3,4,10,10]+4[3,4]+1 → 35
スタリオン:ダイスがクソ!
真壁 六郎:さらにコンボ:『氷のスフィンクス』使用。
真壁 六郎:≪リフレックス:サラマンダー≫+≪氷壁≫+≪魔獣の本能≫。判定に成功時、攻撃を失敗させます。
GM:判定どうぞ!
真壁 六郎:13dx7
DoubleCross : (13DX7) → 10[3,3,3,3,6,6,7,7,8,8,9,10,10]+10[1,4,6,7,8,8,8]+10[2,7,8,10]+10[4,8,9]+10[1,7]+1[1] → 51
スタリオン:なんで?
真壁 六郎:116→125
スタリオン:ダイスもC値もこっちがいいのに…
スタリオン:攻撃は失敗!
スタリオン:ジャイアントグロウスはあと1回です。
GM:演出。
スタリオン:「……さん……あさん…かあさんおかあさん」
スタリオン:「おかあさんおかあさんおかあさんおかあさんおかあさん」
スタリオン:「あああああああああああああ!!!」
スタリオン:慟哭と共に長い尾を振り回す。
スタリオン:それは近くにいる3人に容赦なく襲いかかるはずだった。
真壁 六郎:「うっ、おおおオオッ!!!」慟哭に応えるような咆哮。髪さえも、波に砕ける月のように透き通ってゆく。
真壁 六郎:(...解ってきた。こいつは射程を伸ばす時に、尻尾を膨張させる。そうしないと威力もリーチも足りないからだ)
真壁 六郎:(だったら!)全身を糸のように解れさせる。クラゲの触腕を模した器官を大量に生成し、ピアノ線のごとく”スタリオン”を拘束。
真壁 六郎:「膨らむ前なら、止められる...!こっち、向けよッ!」
スタリオン:「ううああああ!うわあああああん!!うわあああああん!!」
スタリオン:少年のような声が、ひたすらに泣いている。
真壁 六郎:「きみにも!もう、誰も、傷つけさせない...!」分裂によって収奪されたエネルギーの低下を、そのまま触腕に回す。
真壁 六郎:「だから、頼む...止まれ!」凍結一葬。旋盤を擦るような音を立てながら、スタリオンの攻撃器官が重氷に包まれる。
スタリオン:「あああああああ!ああああああああ!!」
スタリオン:攻撃は止まり、ただ泣き声だけが響く。
真壁 六郎:「頼む、らいかさん」
真壁 六郎:「終わらせてやって、くれ...!」
ピケ・アルファルド:「そうね…、ええ、置いていかれるのは寂しいものね……」
ピケ・アルファルド:「ライカ……この子も眠らせてあげてちょうだいな」
楠彩香:「……お願いします」
霧生らいか:「やれやれ、期待はするなと言ったはずなんだが……。やれるだけやってみるさ」
GM:らいかさんの手番。
霧生らいか:マイナーで接敵します
霧生らいか:メジャー《コンセ:オルクス》《ダンシングシミター》
霧生らいか:出水かほるへロイスを取得 興味/悔悟○ 即昇華してダイスを+10
GM:来たかロイスアタック…
霧生らいか:アスピス起動で達成値+4
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を1増加 (108 → 109)
霧生らいか:対象スタリオンで攻撃します
GM:了解です。
霧生らいか:19dx7+11
DoubleCross : (19DX7+11) → 10[1,1,2,2,2,3,3,3,4,4,4,5,6,6,6,7,8,10,10]+10[1,4,4,8]+10[10]+10[10]+10[7]+2[2]+11 → 63
霧生らいか:おかしい回り方してるな
GM:ヒィン
スタリオン:8dx どっじ
DoubleCross : (8DX10) → 8[2,2,5,5,6,7,7,8] → 8
スタリオン:がんばった
霧生らいか:よくやった
霧生らいか:ダメージ前にフォールンサラマンダー
霧生らいか:ダメージに+2dします
GM:こわい
霧生らいか:そしてダメージ行くよ~
GM:来い
霧生らいか:7d10+2d10+12
DoubleCross : (7D10+2D10+12) → 44[7,9,8,3,6,7,4]+8[2,6]+12 → 64
霧生らいか:まるまる有効です
スタリオン:これは……落ちます。
スタリオン:のこりHPは61でした。
霧生らいか:ギリ
霧生らいか:霧生らいかの侵蝕率を5増加 (109 → 114)
GM:演出どうぞ!
霧生らいか:機械の羽音。給電音。後ろで控えている間に、準備は完了している。
霧生らいか:出力は最大値。ドローンの稼働限界ギリギリまで火力に回す。
霧生らいか:「……」倒れている出水かほるをちらりと見る。
霧生らいか:
霧生らいか:(ああ、私は)
霧生らいか:(少しだけ、キミに期待してしまったのかもしれないな)
霧生らいか:(私のかあさんなら、何を言うのか。……自らの子に対して、どう言うのか)
霧生らいか:
霧生らいか:……答えは、聞くものじゃない。だからこそ。
霧生らいか:「さて、この実験の」
霧生らいか:ドローン、一斉掃射。
霧生らいか:「──結果を出すとしようじゃないか」
霧生らいか:質量子機が、これまでの倍以上の弾幕を張る
霧生らいか:何発も、実験体の肉体を刺し貫く。
スタリオン:それが、残っていた耐久力を削り切り。
スタリオン:その巨体は横倒しに、大きな音を立てて沈んだ。
スタリオン:「……あ………おか………さ……」
スタリオン:その呟きを最後に、沈黙する。
ピケ・アルファルド:「“おとうさん”なんて呼ばれていたけれど、まるで親子みたいね……」
ピケ・アルファルド:「おやすみなさい、いい夢を見てちょうだいね?」
GM:以上4個!振りたい人は振りな!
霧生らいか:振らなくてもよさそうかもしれない
真壁 六郎:ここは...パスかな
楠彩香:降らなくてもいけそう
霧生らいか:真壁クンは振っときな
楠彩香:振らなくても
真壁 六郎:はい
真壁 六郎:振ります
真壁 六郎:125-4d10
DoubleCross : (125-4D10) → 125-21[9,1,10,1] → 104
ピケ・アルファルド:たぶん振らなくてもいけるかなあ
ピケ・アルファルド:1個タイタスになってるけどまあいけるでしょ
楠彩香:ロイスがなんと全部残ってる、めずらしい
楠彩香:116-6d10 1倍!
DoubleCross : (116-6D10) → 116-33[3,4,8,7,7,4] → 83
ピケ・アルファルド:真壁くんのおかげだねえ
GM:氷壁があったから…
楠彩香:問題なく聞かん
楠彩香:帰還
ピケ・アルファルド:等倍で
真壁 六郎:同じく等倍
霧生らいか:ガッチガチのロイスコントローラーでしたね
霧生らいか:等倍で~
真壁 六郎:104-4d10
DoubleCross : (104-4D10) → 104-30[10,6,5,9] → 74
真壁 六郎:帰還 四点!
霧生らいか:114-5d10
DoubleCross : (114-5D10) → 114-16[2,3,2,3,6] → 98
ピケ・アルファルド:112-5d10
DoubleCross : (112-5D10) → 112-24[3,6,3,8,4] → 88
GM:74は5点じゃなかったっけ
楠彩香:ギリやんけ
GM:うわらいかさんあぶな
真壁 六郎:5だわ
霧生らいか:問題なく帰還(震え声)
ピケ・アルファルド:らいかちゃんあぶな
真壁 六郎:よかった~~
GM:全員5点では
ピケ・アルファルド:帰還です~
GM:これは珍しい
GM:では、経験点の配布もやっちゃいましょう
GM:シナリオは5点+Eロイス4点。
GM:いつもの5点に、
GM:最終侵蝕の5点。
GM:19点ですね全員
ピケ・アルファルド:19点!
霧生らいか:わあい
真壁 六郎:経験点を食え!経験点を食え真壁!
GM:GMは26点ぽいので
GM:いただきます
霧生らいか:たんとおたべ
楠彩香:やったぜー
ピケ・アルファルド:わいわい!
GM:ではバックトラック終了!
N市UGN第一支部
GM:君───楠彩香は今回の任務の顛末を支部長に報告に来たところだ。
GM:テーブルの上には君の好むお茶が並んでいる。
楠彩香:「はわわ……紅茶……」
楠彩香:「お、おいくらですか……?」
虹咲奏:「何、値段のことは気にするな。趣味で集めているのでね」
虹咲奏:第一支部・支部長。虹咲奏。
虹咲奏:支部の『盾』たる人物だ。
楠彩香:「あ、は、はい、ええと、その、い、いただきます」
虹咲奏:「……今回はどうだった。大体の報告は書類で目を通したが」
虹咲奏:「任務に当たったお前の感じたことを聞きたい」
楠彩香:「……そうですね……少し込み入ったことを話しても?」
楠彩香:「端的に言えば、個人的な話、ですが」
虹咲奏:「ああ、勿論だ」
楠彩香:「……私の家は生まれた時から貧乏で、生きるのにも苦労するほどでした」
楠彩香:「それでも、幼心に両親からは愛されていた、と感じていました」
虹咲奏:「…………ああ」
虹咲奏:「大切な、ことだ」
楠彩香:「小学生の頃です、オーヴァードとして目覚めた私は、両親が止めるのも聞かずに実験体に志願しました」
楠彩香:「そうすることで、たくさんお金が手に入れば、両親が楽になると、そう思って」
虹咲奏:「……そうか」
楠彩香:「実験は過酷でしたが、問題なくこなせました。オーヴァードとしての性なのか、それとももともとそういう性質のレネゲイドなのか、私の金銭欲はどんどん膨れ上がってきましたが」
虹咲奏:「飢餓衝動の一種だろうな。満たされることのない空白。私にも理解できる」
楠彩香:「それはいいんです。でも久々に家に帰って両親の顔を見た時、なんというか」
楠彩香:「まっすぐ、見れなかったんです」
虹咲奏:「………」
虹咲奏:じっと、君の話を聞いている。
楠彩香:「私は結局、それからあまり両親に会わないようにUGN保護下の元、一人で暮らすことを選びました」
楠彩香:「ずっと、どうしてなのか、考えてきました。でも、なんだかよくわからなくて」
楠彩香:「でも、今回の出水かほると、ジャーム名称:スタリオンを見て、なんとなくわかった……ような気がするんです」
虹咲奏:「答えの姿が見えたのだな」
楠彩香:頷く
楠彩香:「あれらは歪でした、愛もなく、ただ生み出して、それを家族と呼び、永遠にそれを繰り返そうとしていた」
虹咲奏:ほんの少し、表情が歪む。
楠彩香:「でも、何故でしょうか。最後の最後に、彼らは、何故か、愛の片りんを見せた、ような気がするんです」
虹咲奏:その言葉をそのまま聞く。否定はしない。それは愛ではないと、いうことは容易いが。
楠彩香:「……もしかしたら、もしかしたらですけど」
虹咲奏:「ああ」
楠彩香:「本当は、愛したかったし、愛されたかったのかもしれない、と、そう、私は感じたんです」
楠彩香:「ジャームになって、決してできなくなったそれを、必死に補おうとしていたのかもしれないと……」
虹咲奏:「………そう、感じたのだな」
楠彩香:「……やはり、間違っているでしょうか」
虹咲奏:「間違っているかどうかなど、問題ではない」
虹咲奏:「お前がそれに触れ、感じ、得たもの」
虹咲奏:「重要なのはそれだ」
楠彩香:「……」
楠彩香:「……私は、とんでもない親不孝者で、ずっとそれをひけめに感じて、親からももう、愛されていないものと思い込んでいました」
楠彩香:「でも、私はただ単に、逃げていただけかもしれません」
楠彩香:「弱くて、もろくて、逃げていただけ」
楠彩香:「……その、だから、恥ずかしい話なんですけど」
楠彩香:「私、近いうちに両親に会って、言おうと思うんです」
楠彩香:「ありがとう、おかあさん、おとうさん、って」
楠彩香:「そこから、はじめてみようと、思うんです」
虹咲奏:「……ああ」
虹咲奏:「まずは触れなければわからない」
虹咲奏:「感情を見ることができる私でも」
虹咲奏:「こうやって顔を合わさねば見ることも敵わない」
虹咲奏:「その結果がどのようなものであれ」
虹咲奏:「…私たちはお前の味方だ」
楠彩香:「……ありがとうございます」
虹咲奏:「いつでも頼り、話しなさい」
楠彩香:「はい」
楠彩香:「……あ、その、なんというか、ジャームの所感を聞かれたのに、殆ど私の話をしてしまって、申し訳ありません」
虹咲奏:「構わないさ。それが一番聞いておきたいことだからな」
楠彩香:「……恐縮です」
楠彩香:「ええと、その、以上となりますが、その、最後に、なんですけど」
虹咲奏:「ああ」
楠彩香:「今回協力したFH、ピケ・アルファルド及び保護観察中の霧生らいかについて」
楠彩香:「私は、両者ともに危険のない存在だと、そう考えます」
楠彩香:「あくまで、一個人の感想のひとつとして、心にとどめていただければ」
虹咲奏:「……覚えておこう」
虹咲奏:「何。うちは元FHの者も多くいる」
虹咲奏:「そういった者たちの居場所となり、過ちを繰り返させない」
虹咲奏:「そうありたいと思っているよ」
楠彩香:「……はい」
楠彩香:「それでは、改めて報告は以上です」
虹咲奏:「ああ。……そうだ」
虹咲奏:「茶は美味しかったか」
楠彩香:「はい、とても」
虹咲奏:「……良かった。茶請けも出せずに済まないな」
楠彩香:「いえ……金額ではない、何か……思いやりみたいなものを、感じたと、思います」
虹咲奏:「……またいつでも。遊びにきなさい」
楠彩香:「はい、ありがとうございます!」
虹咲奏:そう言って、君を見送る。
楠彩香:部屋を出て、一息ついて
楠彩香:両親のあの時の顔を思い出す
楠彩香:あの悲しみを隠しきれていない固い笑顔の意味を、あの時は理解できず、ただ逃げ出した
楠彩香:向かい合おう。会って話をしよう。
楠彩香:多くの悲劇に見舞われても、まだ進み続けるはずの彼女に恥じないように
どこかの山
霧生らいか:事件の数日後、霧生らいかが突然真壁六郎を呼び出し。
霧生らいか:「山に登るぞ、準備をしたまえ」と言って、
霧生らいか:それなりに整備された登山道を登り、いくつかの植物を拝借し
霧生らいか:日も沈みかけた頃。
真壁 六郎:「あっ旨い超旨いこれ...俺天才」飯盒からほわりと香るコメの良い匂い。設営ついでに飯を炊いていた。
真壁 六郎:「...じゃ、ない! 何だって、その...山なんかに?」らいかさんの方を見て、呆れた顔で
霧生らいか:「メインの目的は終わったよ。あれらの採取さ」置かれたバックパックからはみ出る植物を指差す。
霧生らいか:「どうやら、この山は少しばかりレネゲイドの影響が大きいらしくてね」
真壁 六郎:「え~っ...俺、食えるやつと食えないやつの違いしか分からないや。凄いな」へにゃりと弱く笑う。
霧生らいか:「UGNが来る前に拝借させてもらったというわけだ。あれは食べるんじゃないぞ。その影響は帰ってから調べる」
霧生らいか:「それよりも、だ。私は腹ペコなんだが?」
真壁 六郎:「上手く行ったなら良かったよ。じゃあ、らいかさんの言う通り、俺も助手として頑張らなきゃね」冗談めかしたように
真壁 六郎:「山菜が使えない代わりに鮎とか色々釣って来たよ。竹の葉にくるんでから、もち米詰めて、今焼いてる」ぱちぱちと燃え盛る焔を見る
霧生らいか:「おお、さっきからしてたいい匂いの正体はそれかい。なるほど、キミはサバイバルの心得もあるらしい」
霧生らいか:「いやー、引っ張ってきてよかったよ。私一人なら日没まで粘ったりしなかったろう」
真壁 六郎:「で...卵の方は、八角・五香粉・塩・蜂蜜・砂糖と混ぜて中華風にとろみをつけたら」手早く皿の中で材料をかき混ぜ
真壁 六郎:「鮎の魚卵も一緒に入れて、さっき焼いた鮎の上に掛ける。これがまた美味いんだよね」だばっ。
霧生らいか:「ふぅン、なかなか美味しそうじゃないか」
真壁 六郎:「小っちゃい頃ボーイスカウトやっててさ……ほら、出来たよ。中華風あゆ飯」紙皿を差し出す。
真壁 六郎:「あと、中華スープ作って来たから。レトルトだけじゃなくて野菜も食べなね」マグに魔法瓶から琥珀色の液体を注ぎ、渡す。
霧生らいか:「ここ数日のうちで最も内容の充実した食事になるね、これは」
真壁 六郎:ワンタン、春キャベツ、ピリ辛の菜の花、新ニンジンにジャガイモ。具だくさんの塩味スープだ
真壁 六郎:「え~っ。これで一番充実って、やばいよらいかさん...いつも飯とかコンビニでしょどうせ。悪いとは言わないけどさ~」
真壁 六郎:らいかさんが座るキャンプ用品の椅子には、もちもちのクッションが敷かれている。これも持って来たものだ。
霧生らいか:「時間効率という意味で最もパフォーマンスが高いからねえ」マグをすすりながら
霧生らいか:「というか、キミは本当に準備のいいやつだな。将来は執事でもやったらどうだい」ぽふぽふとクッションを叩きつつ
真壁 六郎:「そりゃまあ……そうだけど。でも、誰かと一緒に『頂きます』『ご馳走様』を言うのって、やっぱり結構大事じゃない?」
真壁 六郎:「あ、まあ。似たようなことはしてる...って言うか、家事代行のバイトとかしてるし」
霧生らいか:「雇い主はキミのことを手放せなくなるだろうねぇ」
真壁 六郎:「フフフ。お褒めに預かり光栄です」おどけて執事のポーズ。
真壁 六郎:「まあ、でも今はしばらく休んでるかな。やらなきゃいけないことも出来たし」
霧生らいか:「ほう、やらなきゃいけないことか」
真壁 六郎:「うん」眼鏡を外し、爆ぜる火を見る。
真壁 六郎:「らいかさんの助手」
霧生らいか:「……」
真壁 六郎:「……で、良いんだよね!アレ!?何か変なこと言ってないよね!?」慌てて意見を求める
霧生らいか:「……」
真壁 六郎:「何か言ってくれ~...頼むから...」項垂れる
霧生らいか:「一応聞いておこう」
霧生らいか:「本気かい?」
霧生らいか:「これは私からの最後の確認だが」
真壁 六郎:「......そりゃ、流されてばっかしだし。頼りないかも知れないけどさ」
真壁 六郎:「一緒に居て、何となく思ったんだ。俺は......きみを助けるために生まれて来たんじゃないかって」
真壁 六郎:「もちろん、他の全部を捨てるってわけじゃない。けど、そうしろって言われたら、そうするよ。変かな?」
霧生らいか:「くくく」
霧生らいか:「変だとも」にっこりと笑いながら
霧生らいか:「いいかいキミ。私は人使いが荒いぞ?」
霧生らいか:「報酬だって、バイトのように払ってやることもそうそうできない」
霧生らいか:「キミに与えられるものは」
霧生らいか:「私と同じものを見る権利だけだが」
霧生らいか:マグの中をスプーンでつつきながら
真壁 六郎:「......十分だよ」ぐっと顔を近づける。
真壁 六郎:「流れる旅人は、その輝きを頼りに道を歩む。なんてね」
霧生らいか:「随分とロマンチストだな、キミ」
霧生らいか:「私と同じだ」
真壁 六郎:「ジャーナリストなんて、ロマンチストじゃなきゃやってられないんだよ。”真実”なんて、絶対に見つからないものをいつまでも求めるんだからさ」
真壁 六郎:「ね、らいかさん」ほっそりと、滑らかな手を取る。
真壁 六郎:「今日は山に来るって聞いて、良いもの持って来たんだ。父さんのおさがりだけどさ」
霧生らいか:「……キミは本当に準備のいいやつだ」
真壁 六郎:微笑んで、少し離れた、開けた丘まで彼女の手を引く。兄妹のように、親子のように
真壁 六郎:そこには望遠鏡がある。最初からそこにあったかのごとく、ひっそりと
真壁 六郎:望遠鏡には古びた単眼カメラが掛けてある。
真壁 六郎:「ロマンチックって言うからにはさ。天体観測とか、しないと噓でしょ?」弱く笑う。
霧生らいか:くくく、と笑い
霧生らいか:「そのセンスは、嫌いじゃない」
真壁 六郎:「そっか。気に入って貰って、良かった」古びたカメラを取る。
真壁 六郎:「ロマンチックでしょ? やっぱり、俺は貴女を助けるために生まれて来たんだなあ」
真壁 六郎:そのカメラには、小さく金文字で『RAIKA』と彫られている。
真壁 六郎:シャッターの音と共に、星が瞬いた。
数ヶ月後・某病院
GM:出水ふみの病室
GM:少女は、腕の中に赤子を抱いている。
GM:赤子は普通の子供に見える。
ピケ・アルファルド:「あたしは仕事をしなくても大丈夫そうでなによりだわ」
ピケ・アルファルド:「よく頑張ったわね、偉いわ」
出水ふみ:「ありがとうございます、ピケさん」
出水ふみ:「…そうですね。ここも、UGNの系列の病院なので」
出水ふみ:「ジャームが生まれたときのための人員も用意されてたみたいなんですけど」
出水ふみ:「断ったんです」
ピケ・アルファルド:「あら……、怒られなかった?」
出水ふみ:「怒られましたけど……代わりに立ち会ってもらう人がいる、と言ったので」
出水ふみ:「ピケさんと約束したので」
ピケ・アルファルド:「そうね、……信じてもらえて嬉しいわ」
出水ふみ:微笑む。
ピケ・アルファルド:「あなたとのもう一つの約束も、しっかり守れたわ」
出水ふみ:「…あの人のことですか」
ピケ・アルファルド:「ええ、“おとうさん”と呼ばれていたジャームと一緒に…眠ったわ」
出水ふみ:「そうですか」
出水ふみ:さほど興味なさそうに言う。
出水ふみ:腕の中の赤ん坊を優しく撫でながら。
ピケ・アルファルド:「あなたにはもう関係ないかしら…?」
出水ふみ:「ええ。もう関係のないことです」
出水ふみ:「ばあー」
ピケ・アルファルド:「……そう、そうね、あなたにはもうその子がいるものね」
出水ふみ:「ふふふ。はい」
出水ふみ:「かわいいものですね、こうしてみると」
ピケ・アルファルド:「ええ、そうね」ほんの少しの違和感を飲み込むように微笑んで
出水ふみ:「あれだけ疎ましかったのに」
出水ふみ:「わからないものです」
ピケ・アルファルド:「人なんて気まぐれなものだもの」
ピケ・アルファルド:「どうなるかなんてその時になるまでわからないものよ?」
出水ふみ:「ええ。本当に」
ピケ・アルファルド:「フミはこれからUGNの預かりになるのかしら?」
出水ふみ:「そうみたいですね」
ピケ・アルファルド:「その子と一緒に?」
出水ふみ:「はい、UGNはそう言っています」
ピケ・アルファルド:「じゃあ、あたしとはこれでお別れになってしまうわね」
ピケ・アルファルド:「あたしはFHですもの」
出水ふみ:「ふふ」
出水ふみ:「わたしもFHですよ」
出水ふみ:「いつかまた会えます。きっと」
ピケ・アルファルド:「あら、まるでUGNから逃げるみたいに聞こえるわ?」
出水ふみ:「さあ?」
出水ふみ:「…ふふ。内緒、です」
ピケ・アルファルド:「……そうね、じゃあ、いつかまた会えることを楽しみにしておくわ」
出水ふみ:「ええ!また会いましょうね!」
出水ふみ:花の咲くような笑顔で。
出水ふみ:別れを告げるようにそう言った。
ピケ・アルファルド:「ええ……、いつか、ね」本当に出会うことがあれば、の話だ
ピケ・アルファルド:「それじゃあ、あたしはもう行くわ」
ピケ・アルファルド:「さようなら、フミ」
出水ふみ:「はい」
出水ふみ:「またいつか、ピケさん」
ピケ・アルファルド:最後にフミを振り返り微笑んで病室を出て歩き出す
ピケ・アルファルド:またいつか…、確実に会えるような笑顔には違和感があるが…
ピケ・アルファルド:UGNの保護下から子どもを連れて逃げ出せるほど甘くはないはず
ピケ・アルファルド:そこまで考えて、あの子はもう一人きりではないのだから、と切り替える
ピケ・アルファルド:ねえ、カホル……
ピケ・アルファルド:あたしはあなたのことを壊れていると言ったけど、嫌いではなかったの
ピケ・アルファルド:どれだけ歪んでいてもあなたには愛があったのでしょう
ピケ・アルファルド:フミはあなたに置いていかれても、一人きりにはならなかった
ピケ・アルファルド:あたしには決してできないことをした
ピケ・アルファルド:そんなあなたに心からの敬意と感謝を込めて
ピケ・アルファルド:「ありがとう、“おかあさん”」
ピケ・アルファルド:あなたは、たしかに1つの命を紡いだわ
GM:───廊下に、血が散っている。
GM:倒れているのはUGN職員。
GM:戦闘員も、ちらほらと姿が見える。
GM:「どうして……」「ば、化物……」
出水ふみ:「ふふふ、うふふふふ」
出水ふみ:「さあみんな、行きましょう」
出水ふみ:《ポケットディメンション》
出水ふみ:その中に、無数のゆりかごがある。
出水ふみ:「わたしの子供達」
出水ふみ:Eロイス:暴食の胃袋
GM:母親は、全てを飲み込む。