『一夜二人転・芝石花と新戸克由の場合』 GM:優水

本編ログ|雑談ログ

登場PC

PC:芝石花キャラシート(PL:自動)
PC:新戸克由キャラシート(PL:黄色の月)

目次

プリプレイ

GM:では、一夜二人転!やっていきましょう
芝石花:おねがいしまーす
新戸克由:よろしくお願いいたします! 
GM:今回のシチュエーションは年齢逆転!
GM:冒頭ジャームとの戦闘から、事態に巻き込まれていく感じにしようかと思います。
芝石花:はーい
新戸克由:はーい!

オープニング

GM:オーヴァードの多いこの町に於いても、レネゲイドの覚醒時、ジャーム化するものは決して少なくない。
GM:そんな発生したばかりのジャームの処理のため、君たちは出動していた。
芝石花:「お疲れ様、君がこういう任務をするのは珍しいんじゃないかい?」
新戸克由:「そうですね……」 
芝石花:あまり彼が外でバリバリ戦っているイメージがない。
新戸克由:「前回の任務が久しぶりに気を抜ける類だったのも大きいかもしれません」
芝石花:「へえ、そんな任務があるなら、ぜひ君たちに回してあげてほしいな」
新戸克由:「ま、自分でも外回りの任務へ出るようにはしてるんですけどね」
新戸克由:「前に保存庫に籠り倒してた時は、偉い目に遭いましたし……」
芝石花:「ま、たまには運動や外の光を浴びるのも大事さ」
GM:そのような話をしながら、
GM:君たちはジャームが潜伏している廃倉庫にたどり着く。
新戸克由:────かつん、かつん、かつ。
新戸克由:「さて、現場はこの辺りでしたか。」
芝石花:周りを静かに見渡す。
GM:その倉庫の一角に。
GM:不自然に暗い箇所がある。
芝石花:「ん?」
新戸克由:ぱくり、とシャボン玉ストローをくわえる。
芝石花:「新戸さん、」声を潜めて問う
新戸克由:「ええ。ターゲットが何時出てきてもおかしくはない」
新戸克由:「油断せずに行きましょう」 
芝石花:「荒事のほうは任せてくれよ。そういうチームなんだろうからね、これは」
新戸克由:ふう、とストローより息を吹き込む。
新戸克由:透明のアゲハ蝶スワローテイル達が飛び出し、暗がりへと羽ばたいていく。
GM:……暗がりが、大きくなっている。
芝石花:鉄の皮膚をさざめかせる。いつでも撃てるようにしながら、その蝶を視界の端に。
新戸克由:「──さて、これでどうなるか……」空いた手で、追加の千枚通しを構え。
GM:透明の揚羽蝶が暗がりに飲み込まれ
GM:君たちは気付く。足元にまで暗がりが広がって───
芝石花:新戸さんの肩を押そうとする。
芝石花:せめて逃がしたい。
新戸克由:「これは──ッ!?」
新戸克由:押されて足元の影からは外れるぜ!
GM:瞬間。
GM:倉庫の中が、反転するように眩い光で満たされた。
GM:君たちはそのまま、意識が遠くなり───

芝石花:「……」
芝石花:「ん」
新戸克由:「…………っく。」パチリと瞼が開き。
新戸克由:「──ッ芝さん!」がばりと起き上がる。
芝石花:「……?」
芝石花:浮世離れした、育ちのよさそうな少年。顔立ちは幼いが、手足は長く、それをまだ持て余しているような風情。

新戸克由:「……………………」
芝石花:「ええと」
芝石花:「ごめん、何もわからないんだけど、君ってクラスメイトだっけ……」
芝石花:「どうも人の顔を覚えるのが苦手で」
新戸克由:「……すまない」「ちょっと確認させてくれ。」
芝石花:「うん」
新戸克由:「この辺りで……俺の他に倒れてる大人を見かけたりはしなかったか?」
新戸克由:まさかなぁ、という思いがあった。
芝石花:「いや?」
芝石花:「というか、いたら見えるだろう」
新戸克由:「ああ、そりゃそうだな。」
新戸克由:「じゃあ……もう一個だけ確認なんだが。」
芝石花:「うん」相変わらずぼんやりしている。
新戸克由:しかし、類似した事例も近年嫌というほど報告書が舞い込んでいて。
新戸克由:だからまあ──俺が腹をくくる意図もあった気がするんだ。
この時にしてたアホみたいな問いかけは。

新戸克由:「君の名前は……『芝石花』だったりするか?」
芝石花:「え、うん、そうだけど」
芝石花:「ということは君は僕の知り合いなのか」
芝石花:平坦な声で言う。
芝石花:「覚えてないことを謝ったほうがいいのかな、これ?」
新戸克由:「あー…………今回は気にしなくていいと思う。」
新戸克由:「差し支え無さそうなら。改めて挨拶させてくれると嬉しいな」
芝石花:「ふうん」いまいち現実味のない調子で。
芝石花:「そうだな、僕は芝石花。石の花でセッカ」
芝石花:「まあ、なんでか君は知っているみたいだけどね」
新戸克由:「綺麗な名前だよな。改めてそう思うよ」
新戸克由:「俺は……新戸克由。変な発音だろ?」
芝石花:「そう?別にそうは思わないけど……かっこいい名前じゃないか」
芝石花:(さっきから僕を知っているように話す)
新戸克由:「そうかい、だったら嬉しい所だね。」
新戸克由:「なんだっけかー……克服するのコクと、理由のユウだ」
芝石花:「ならますます良い名前だ」
新戸克由:「まあ好きに呼んでくれ。俺はちょっと連絡する用事ができた」
新戸克由:「できれば」「……えーと、芝君でもいいか?」
芝石花:「ふむ。じゃあ、ここはどうやら君に任せたほうがいいんだろうな」
芝石花:「ああ、どうとでも」
芝石花:「じゃあ新戸くんかな。なんだか僕はいい気分だ」
芝石花:「君といると、少なくとも退屈な目には合わなくていいようだから」
新戸克由:「ああ。そりゃあ何よりだ」
新戸克由:「とりあえず……俺より頼りになりそうな所に連絡するから。一緒に待っててくれると嬉しいな」
新戸克由:そう言って、少年は通信機を探し始めた。
芝石花:(どうも家の周辺じゃないようだし)
芝石花:(この子もまったく思い出せない。うん、楽しみだな)
新戸克由:(やれやれ。真面目に参った状況だな、これは)
新戸克由:(小さくなったりする『程度』の奴で済めばいいんだが)
芝石花:(……いいな。きれいなものを見られるような、そういう気がする)

ミドルフェイズ・ラウンド1

GM:侵蝕率はここから60固定になります(エフェクトの使用時は上昇)
新戸克由:60固定了解!

第四支部
GM:君たちは第四支部に戻ると検査を受け、その結果───
白角来栖:「二人の間で、リンクができてるね。レネゲイドの」
白角来栖:「それで、新戸くんの、生命エネルギーが、芝さんに影響を与えてしまっている」
芝石花:「レネゲイド……」
新戸克由:「リンク──ですか。」
新戸克由:ちょこんと席に座り、白角さんの話を聞いている。
芝石花:同じくちょこんと座っている。
芝石花:「よくわかりませんが」
芝石花:「たぶん知ってても意味がないんでしょうね」
新戸克由:「芝さ……芝君が現状こうなってるのが、俺の影響ってのも凄いですね……」
白角来栖:「この影響を与える方向は、今は新戸くん、から芝さんに向いてるけど」
白角来栖:「これはいつ逆流してもおかしくないから、気をつけて、欲しい」
芝石花:「君って僕となにか近しいところでもあるのかな」
芝石花:「それがレネゲイドウイルスとやらの影響なんだかな……うん」
新戸克由:「ですよね……」肩をすくめる。
新戸克由:「このまま逆流したら赤ちゃんになったりしません?俺」
白角来栖:「それは……、わからない、けど」
白角来栖:「芝さんの分の、年齢が、まだ新戸くんに、届いてない、だけかも」
芝石花:「へえ」
芝石花:「君の知っている僕はそれなりの歳なんだ」
新戸克由:「あー…………そうだな、芝君。」
新戸克由:「聞きたかったりするかい?俺が知ってる芝君の歳」
芝石花:「……君のことはそこまで知らないけど、これはわかった」
芝石花:「僕を揶揄おうとしている」
新戸克由:「当たり。」
新戸克由:「まあ勿体ぶる必要もないな。」「35歳だよ」
芝石花:「すごいな、想像もつかない」
新戸克由:「俺は逆に──ちょっとびっくりしたぜ」
芝石花:「なにが?」
新戸克由:「今の芝君と全然雰囲気が変わってないんだよ、35歳の芝さんも。」
芝石花:「……それって成長してないってことかな……」
新戸克由:「まぁ……どうかな。」彼がこの支部に所属することになった経緯も、一応は聞いている。
新戸克由:「今から心構えをしっかり決めれば……元に戻った時にはもっと頼れる芝さんになってるかもしれないぜ?」
芝石花:「別にそれはどうでもいいかな……」
新戸克由:「やれやれ」「芝君らしいや。」
芝石花:「どちらかというと、今は君に頼りたい気分さ」
芝石花:「少なくとも、今の僕は君より何も知らないんだから」
芝石花:「世話くらい焼いてくれるんだろ?」
芝石花:「よろしく頼むよ。もしかすると、君が見てないと僕は死ぬかもしれないわけだ」楽しそうに笑う。
新戸克由:「まぁね。俺も不意を突かれた事への責任位はある。」
新戸克由:「いざって時に殴るだけで終わる位には俺も頑張らなきゃ、だ」
新戸克由:ニヒルに笑い、ゆっくりと席を立つ。

GM:では、FS判定に移ります。

使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
難易度:6
最大達成値:9点
目標進行値:4

GM:ハプニングチャートから行きましょう。
GM:choice[1,2,4,5,6]DoubleCross:(CHOICE[1,2,4,5,6]) > 1
GM:1:支部員など共通の知り合いに出くわす。GM・見学席等に知り合いのPCがいれば出演してもらうとよい
ラウンド中の使用技能を≪意志≫に変更する。

新戸克由:やぁ、意志なら得意分野ですね
GM:まず判定からやっちまいましょう
芝石花:(任せよ)
新戸克由:確か判定は二人で振るか、
芝石花:あ、支援もできるんですっけ
新戸克由:一人が支援してもう一人で挑戦するか、みたいな感じでしたっけ
GM:ですね
GM:>特殊ルールとして、片方が支援判定を行い、成功した場合、もう片方の達成値を+3し、最大達成値を10とする。使用技能は≪意志≫とする。
芝石花:どっちにしろ意思か
新戸克由:ダイス的には新戸君がFS挑戦で良さげかな?
芝石花:じゃあ僕支援しようかな
芝石花:ですね。意思はない。
新戸克由:はーい!では支援お願いしたく!
芝石花:1DX+1+0DoubleCross:(1DX10+1) > 2[2]+1 > 3
新戸克由:妖精使います……?
芝石花:ん、これか?
芝石花:(せっかくだし使いますか)
芝石花:(意思よわよわ……)
新戸克由:では〈妖精の手〉。
新戸克由:ダイス目10にして確定成功しな!
system:[新戸克由] 侵蝕率:60→64
芝石花:じゃあ11で成功ってわけね
芝石花:ふふん、頼ったぜ
新戸克由:では成功した支援補正と共に自分がFS判定!
新戸克由:4dx+4>=6DoubleCross:(4DX10+4>=6) > 8[5,6,7,8]+4 > 12 > 成功
GM:最大達成値10を超えたので
芝石花:ドヤーッ!
新戸克由:よしよし
GM:進行値は2!
GM:ではシーンの演出にいきましょう。ゲスト様もどうぞこちらへ。

新戸克由:────かつ、かつ、かつ。
新戸克由:それなりの厚さがある報告書ファイルを片手に、てくてく通路を歩いている。
芝石花:「話を聞く限り、今の僕の体では戦えないんだろ」
芝石花:「じゃあ特にすることはないんじゃないのかい」
芝石花:支部の様子が気になり、新戸さんに先行してうろうろと歩いている。
新戸克由:「そうだな。現状の芝君だと芝さんが使ってたような戦いは難しいと思う。」
新戸克由:「だからこそ……二人で確認しておく必要がある訳だ。」
新戸克由:「最悪の場合、どっちかが戦えないままで解決に向かう必要も出てくるかもしれんからな」
芝石花:「ふうん」
芝石花:「そのジャームってのは」
芝石花:「どういう形なんだい。人間に近いの?それとも化け物?器物?」」
新戸克由:「そうだな……俺が観た限りでは」
新戸克由:「なんか──薄暗がりだった」
芝石花:「なんだ、形がないのか」
芝石花:「せっかくなら、きれいな形ならよかったのに」奇妙に平坦な声で、独り言のように。
新戸克由:「マジでそんな感じだな。次は片っ端から照らしてもらいつつ殴り込んだ方がいいかもしれん」
新戸克由:「……綺麗な、っていうと。芝君もなんか拘りがあったりするのか?」
芝石花:「……拘り?」
芝石花:「きれいなものは、きれいなものでしかない」手を伸ばし。
芝石花:眼前の、同じ年くらいの少年の顔に掲げて。
芝石花:握り、「……それは」
氷見須晴:では、あなたたちが話をしながら進んでいるその通路の反対側
氷見須晴:正面から歩いてくる白い髪を三つ編みに結った白衣の男
氷見須晴:いたって普通にあなたたちの横を通っていこうとはしたのだが
氷見須晴:いつも支部内で見ている姿とは違う姿を認め、足を止める
新戸克由:「──あ、氷見さん。」
芝石花:「……僕も知り合いなのかな」
氷見須晴:「新戸殿か…そちらは?芝殿に似てはいるようだが」
新戸克由:「そうだな」「芝さん時代に知り合ってる人だ。」
芝石花:「じゃあ芝殿だ」笑う。
氷見須晴:「ああ、すまない、紹介が先だったな。俺は氷見須晴、この支部のエージェントだ」
新戸克由:「察して頂けて助かります、氷見さん」苦笑いを浮かべ。
新戸克由:「この前の任務より、ちょっと面倒な事態に巻き込まれましてね。」
新戸克由:「こちら……芝石花さんです。」もう一人の少年を手で示す。
氷見須晴:「面倒ごと、か。今の彼の状態を見る限りどうやらそのようだな」
氷見須晴:「……」
芝石花:「です」
氷見須晴:「まあ、ここではそう珍しいことでもあるまいか」少しだけ考え込むようにした後、そう言う
芝石花:「そういうところなの、ここ?」二人を見る。
新戸克由:「ここだと割といっぱいある方だな」肩をすくめる。
芝石花:「じゃあ、きっといつかの僕は、そう悪くない未来にいるみたいだな」
氷見須晴:「原因は割と多岐にわたるが、そう珍しい案件ではなさそうだ、頻繁に起こっているとしたらそれはそれでこまるのだろうがなあ」
新戸克由:「現状、その辺りの類似案件も集めて対応策を練っている感じですね。」
新戸克由:「今、それっぽい被害報告を集め終えたところですが」
氷見須晴:「聞こうか、何かしらの助けになれることもあるかもしれん」さて、原因はジャームか器物かその他色々か
芝石花:「おお。頼れる人が増えた」
新戸克由:「有難い限りです」
芝石花:「ふふ、ぜひ力を貸してほしいな。どうも新戸くんが疲れてしまいそうだ」
新戸克由:「……マジで全然変わってないんですよね、芝君。」
氷見須晴:「ずいぶんと動じないなあ芝殿は、記憶の方もおそらくは無いとみたが」新戸殿から資料を受け取りパラパラとめくる
氷見須晴:「ああ、原因はあそこのジャームか、足取りを追うようであれば資料の場所を置いていこう」そう言ってメモを取り出し書架の場所を書きつけ渡す
新戸克由:「助かります。」ニヒルに笑いつつ受け取るぜ!
芝石花:(なんだ、解決しちゃうのか)静かにみている。
芝石花:(いや、それがいいんだろうけど)
芝石花:(……まだ全然なにも、きれいなものは見られていないし。なんにも知らないままなのに)
氷見須晴:「逆流の可能性がある以上ついていきたいのはやまやまだが俺の方もまだ片付いてないことがあるからな」
氷見須晴:「終わり次第向かうが向かう頃にはもう解決しているやもしれぬな」と軽く笑ってから
氷見須晴:「…時に芝殿、浮かぬ顔だが、何か困りごとでも?」
新戸克由:「そうですね。ナントカ出来るよう色々するつもりですが……?」
芝石花:「……そう見える?」見上げるように薄く笑って。
芝石花:「ああ、そうだな」
芝石花:「解決してしまえば、これっきり、それか数十年後なんて」
芝石花:「残念だとか、いろいろ思っていたからかもしれない」
新戸克由:「…………」
氷見須晴:「ふむ…」どうやらこの状況を手放すことを少々残念がっているようだと思考、少しでも気持ちに添えないかとしばし考える
新戸克由:「そうだな……何というべきか。」
新戸克由:芝さんが、昏睡状態になっていたことを。俺は聞いている。
新戸克由:「そんなに……のんびり待つ必要はないかもしれない。」
新戸克由:「励ましになるかはわからないがな」
芝石花:「ふ。ふふ」零れるように笑いが漏れて。
芝石花:「ひとついい発見があった」
新戸克由:「?」
芝石花:「どうも君たちはすごく善い人たちだな」
芝石花:「うん、先が楽しみになってきた。これがわかっただけで」
芝石花:「なかなかいいんじゃないかって気がしてきたよ」

GM:ロイスの取得などが可能です。あとOPに可能だった購入判定もできる!
芝石花:じゃあふたりにとろっと
新戸克由:じゃあ俺も二人に!
芝石花:新戸克由 ○P信頼/N無関心
芝石花:氷見須晴 ○P誠意/N無関心
芝石花:こうかな(子供視点)
新戸克由:〈地続きな感じが凄いな〉芝石花:〇庇護/手が掛からなさそう
新戸克由:〈最悪助けてもらおう〉氷見須晴:〇連帯感/大変そう
新戸克由:購入は……ダイスが欲しい。
新戸克由:UGN戦闘服を買おう(基礎ルルブ1の防具)
GM:侵蝕60だから
GM:ダイスボーナスを忘れずにね!
新戸克由:4dx=>18
芝石花:そうだな、ボディマでもかっとくか
新戸克由:4Dx+>=18 これでいいはず
新戸克由:4Dx>=18DoubleCross:(4DX10>=18) > 7[1,3,7,7] > 7 > 失敗
芝石花:2DX+2+0DoubleCross:(2DX10+2>=12) > 8[2,8]+2 > 10 > 失敗
新戸克由:よしよし。失敗して終わり!
芝石花:maa
芝石花:まあこんなもんよ!
GM:では次へいきましょう

ミドルフェイズ・ラウンド2

GM:ハプニングチャートを振ります。
GM:choice[3]
GM:choice[3,3,3]DoubleCross:(CHOICE[3,3,3]) > 3
芝石花:さんさんさん
GM:3:状態変化がもう片方に反転、あるいは両者になる。既に両方が陥っているシチュエーションの場合は片方が解決、もう片方が深刻化する
ラウンド中達成値-2

新戸克由:3がいっぱいだぜ
芝石花:きたわね
新戸克由:どきどき
GM:まずは判定を先にやりましょう
GM:情報UGNか噂話で難易度6!
新戸克由:今回は情報:UGNと噂話でしたな
GM:達成値が-2されます。
芝石花:僕やってみていい?
新戸克由:どうぞどうぞ
GM:どうぞどうぞ
芝石花:コネ幹部つかいますね
GM:はーい
芝石花:4DX+3+0DoubleCross:(4DX10+3>=6) > 8[2,5,7,8]+3 > 11 > 成功
GM:文句なしの成功
芝石花:ありがとよ幹部!
新戸克由:ではこちらもUGNでFS判定へ。
新戸克由:幹部コネも使ってダイス+2!
新戸克由:6dx-1=>6
新戸克由:6dx-1>=6DoubleCross:(6DX10-1>=6) > 10[1,1,4,6,9,10]+6[6]-1 > 15 > 成功
新戸克由:やぁ、いい回りですね
GM:バッチリ成功!
GM:進行値4、FS判定成功です!
GM:ではシーンの演出に参りましょう

GM:君たちは書架でジャームについて、資料を集めている。
芝石花:ぺらぺらと、両手に血の通った手でページをめくる。
芝石花:(おもしろいな。つまりいつかの僕も、彼らも病人で)
芝石花:(欲望に踏み越えればそちら側)
芝石花:(なら、少なくとも何十年後かまでは僕はこっち側なのか)
新戸克由:「んー……」氷見さんから聞いた本を書架から探している。
新戸克由:(対策の日別資料が────あった。)
芝石花:「大丈夫、届く?」
芝石花:現時点でも新戸くんよりいくらか背が高い。
新戸克由:目的のファイルは少し高い所にある。ちょっと挑戦してみてもいいかもしれない。
新戸克由:「そうだな……芝君。踏み台とか持ってきてくれると有難い所だ」
新戸克由:そう言いつつ、既に手を伸ばし始めている。
芝石花:「ああ、かしこまりました。無理しないで」
芝石花:「支えられないから」
芝石花:言いながら脚立を探そうと目を部屋に向ける。
新戸克由:「まあ……取れたら得するくらいさ。無理はしないよ」
新戸克由:書架に体重を掛けない程度に手を掛け、空いた手で慎重にファイルに手を伸ばし──
新戸克由:──驚くほどにあっさりと、ファイルへ手が届いた。
新戸克由:(お、上手く取れたな)
芝石花:「ん、んん?」
芝石花:まず、意識の奇妙な断絶に驚き。
新戸克由:「芝君、踏み台は大丈夫そうだ──」ひょっこりと書架から首を出して声をかけ。
芝石花:そして書庫の前。
芝石花:そこにいる男を見る。
芝石花:「……」
新戸克由:「あっ……芝さん!?」
芝石花:「うん、はい、芝です」
新戸克由:「良かった……元に戻れたんですね。」
芝石花:35歳に戻っている。それよりも。
芝石花:「いや、君、自分を見てくれ」
芝石花:「新戸さんだよな?」
新戸克由:そう言いながら歩み寄る少年/青年は──明らかに体躯が伸びていて。
新戸克由:「えっ」
芝石花:《万能器具》
芝石花:鏡を作成。
芝石花:鉄のそれを手渡す。
新戸克由:「あぁ、ありがとうございます」鏡を受け取り、覗く。
新戸克由:写っている姿は……困惑した面持ちの見覚えのない青年で。
新戸克由:何故か、服も体躯に合わせて様変わりしていて。
芝石花:「ああ、でも、ちょっとおもしろくなってきた」
芝石花:「君のそこまで焦った顔なんて、なかなか見ないからな」
新戸克由:「…………マジですか」
新戸克由:蒐集(:)者は、珍しく本気で狼狽していた。
芝石花:「12の君も格好良かったが、男前だぜ、新戸さん」
新戸克由:「あー……」
新戸克由:「ありがとうございます、芝さん」
新戸克由:肩をすくめる動作も自然にできて。
新戸克由:(まぁ、赤ん坊になるよりはマシか……)
新戸克由:知らぬ間に着ていたダウンジャケットの感触を確かめ、羽織り直した。

GM:ロイス購入可能プラン!
新戸克由:ロイスは保留でいいかな。購入!
芝石花:ロイス僕も保留だ
芝石花:何買おうかなあ
芝石花:さっきと同じでボディマでいっか
新戸克由:ぶっちゃけ触媒で開幕デバフパなせるから結構何とかなるんですよな、このコンビ
芝石花:そうなんだよね。
芝石花:ピースピース
新戸克由:イエーイ
新戸克由:よって引き続きダイスだ、(趣味で)ダイスを増やす。
新戸克由:UGN戦闘服に挑戦!
芝石花:じゃあ結果みて買えなかったら試そうかな
新戸克由:4dx>=18DoubleCross:(4DX10>=18) > 7[2,3,5,7] > 7 > 失敗
芝石花:2DX+2+0DoubleCross:(2DX10+2>=18) > 3[2,3]+2 > 5 > 失敗
GM:がんばった
新戸克由:むねん…… 
芝石花:フッ

クライマックス

GM:侵蝕は固定のまま!
GM:調査の結果、
GM:ジャームの潜伏場所と。ジャームはある種の光を嫌うことと。
GM:一度ジャームの影響を受けたものにそれ以上の変化は与えられないこと
GM:が明らかとなり。
GM:君たちはリベンジすべく、また先とは別の倉庫に訪れたのでした。
芝石花:「慣れないと思うけど、不便じゃないかい?」
新戸克由:「そうですね……」片手を開き、閉じ。
芝石花:「いや、でも、楽しいんだよな。新しい体って」
芝石花:「僕もこういう体になってけっこう楽しいし」
新戸克由:「まぁ……それもちょっと分かります」「何やかんや、さっきよりは状況も気楽ですしね」
芝石花:「だろ? 楽しい試運転くらいに捉えてくれればいいさ」
新戸克由:「ええ──それに。」ディメンジョンポッケに手を突っ込み。
新戸克由:取り出した『銘柄』は、本来の彼が扱うには8年ほど早い道具。
新戸克由:「デカくなった俺も、それなりにやりくりは出来てるようです」
芝石花:「ふ、いいね」
芝石花:「あっちもよかったが、これも君にはよく似合う」
新戸克由:「様変わりはしてますが。ある程度は同じ原理で動かせそうだ」
芝石花:「あとで酒でも奢るよ。実はね、少し楽しみだったんだ」
芝石花:「大人になった君と呑み交わせる日が、こんなにすぐ来るとはね」
新戸克由:空いた手には安物のライター。
新戸克由:ある程度慣れぬ手つきではあるものの。
新戸克由:青年はぱくりと『煙草』を咥えた。
芝石花:「うん、よくできました」
新戸克由:「いつ『逆流』するかわかりませんし、早いとこケリを付けないとですな」
芝石花:「グラスを用意する時間くらいは残してほしいな」
芝石花:「酒ばっかりは僕にも作れやしない」
芝石花:目を細めて、男を見やる。はてさて、こんな未来に、自分はどうしているのやら。
新戸克由:「ま、その辺りのクレームはこれから着けに行くとしましょう」
新戸克由:かち、かち、とライターを鳴らし。
芝石花:「喋りは君のほうがうまいだろ。世話を焼いてくれよ」
新戸克由:「そうですな。期間限定ですが、外見の箔もついてる」
芝石花:「まさか。君はずっと格好いいさ」
新戸克由:ぱちり、と小さな火が灯り。
新戸克由:「──やれるだけやってみましょうか」
新戸克由:咥えた煙草から、煙がくゆり始める。
GM:───薄暗がりが、広がっている。
GM:君たちを認めると、《ワーディング》を放ち、
GM:排除せんと膨れ上がる。
芝石花:光を起こせぬ雷撃能力者ブラックドッグは、ただわずかな磁力だけを生み出してそれを見る。
新戸克由:ふう、と緩やかに煙を吹く。
芝石花:「咳き込むくらいしてもいいのに」揶揄うように言う。
新戸克由:「正直、ドキドキしながら吸ってるんですよ」
新戸克由:「めっちゃ喉がイガイガしてる。まだシャボン玉が性に合ってるみたいだ」
新戸克由:吹き出された煙は──暗がりへ溶け込み。
新戸克由:何も映らぬ闇へ──輪郭を与えていく。
芝石花:「……ふふ、安心したよ」その小さな灯に照らされた鉄の肌が奇妙に光る。
芝石花:「時間があれば、上手い吸い方くらいいくらでも教えるさ」
芝石花:「だから、まあ。さっさと済ませたいね」
新戸克由:「フフ。こうして考えると、芝君の気持ちも少しわかる気がしますね」
新戸克由:「ちゃんと教えてもらった楽しみをを8年お預けっていうのは、大分堪えそうです」
芝石花:「……どうもなんか、変なことでも言った?」
芝石花:「そっちも後でちゃんと教えてくれよ」
新戸克由:「勿論ですとも」
GM:輪郭を与えられた闇は、人の形をとって。
GM:君たちに、襲い掛からんとする───!

GM:衝動判定!難易度は9!そして
GM:≪ワンナイトフィーバー≫
衝動判定時、通常の侵蝕増加でなく、侵蝕率を100%まで上昇してもよい。拒否可能。
この効果を受けた場合、戦闘終了時に侵蝕率が50%低下する。

芝石花:受けますぜー
新戸克由:頂くぜ!
新戸克由:そして判定!60代からのダイス補正でいいかな
新戸克由:5dx+1>=9DoubleCross:(5DX10+1>=9) > 8[4,7,7,7,8]+1 > 9 > 成功
GM:はい、衝動判定はそれでOK!
新戸克由:よしよし!
芝石花:1DX+1+0DoubleCross:(1DX10+1>=9) > 5[5]+1 > 6 > 失敗
新戸克由:侵食率+36
芝石花:ん、まて
芝石花:ダイスボーナス足してなかったな
GM:振り足しどうぞ!
芝石花:1DX+1+0DoubleCross:(1DX10+1) > 5[5]+1 > 6
GM:これは…失敗ですね…
芝石花:暴走するからよろしくね
新戸克由:侵蝕率+36
GM:最初に半角コロンですぜ
system:[芝石花] 侵蝕率:60→61
新戸克由:妖精もできますが、どうしやしょ
芝石花:手入力で100にしてしまった 
GM::侵蝕率+36
GM:これです
system:[新戸克由] 侵蝕率:64→100
新戸克由:よし!!!
GM:やったぜ
芝石花:ほいほい
GM:PCと敵エンゲージ間は10m!

GM:戦闘を開始します。セットアップ。
system:[新戸克由] 妖精の手:1→2
新戸克由:ないぜ!(侵蝕補正で妖精の手リキャスト!)
芝石花:触媒もうだしとく?
芝石花:あ、まだだ
薄暗がりのジャーム:≪アクセル≫+≪ミラーコート≫ 行動値+6 ドッジダイス+3
芝石花:はやいわ
新戸克由:オオオ
新戸克由:イイイ
新戸克由:一気に加速しますな……
GM:では、イニシアチブへ。
芝石花:ここでね。
新戸克由:ですな!
芝石花:薄暗がりさんがないなら《触媒》で新戸くんを動かしちゃう
GM:ないぜ!動いてどうぞだぜ!
芝石花:じゃあ動いて~
新戸克由:受けましょう。メインプロセスに突入します!
新戸克由:マイナー!やる事ないし手裏剣装備!
新戸克由:メジャー、コンセ3死神の瞳4悪魔の影。/コンボ:惨滅の予告
新戸克由:対象は薄暗がりのジャーム!
GM:判定どうぞ!
新戸克由:7dx7+4 これでいい筈……!DoubleCross:(7DX7+4) > 6[1,1,2,3,3,4,6]+4 > 10
新戸克由:〈妖精の手〉。
新戸克由:浸食104にして14から再回転!!!
新戸克由:1dx7+14 オラ―――ッ!!!DoubleCross:(1DX7+14) > 10[9]+4[4]+14 > 28
薄暗がりのジャーム:7dx ドッジ!DoubleCross:(7DX10) > 9[2,2,3,4,7,8,9] > 9
新戸克由:やれやれ、ナントカ面目は保てましたな。
薄暗がりのジャーム:命中!
system:[新戸克由] 侵蝕率:100→104
system:[新戸克由] 妖精の手:2→1
新戸克由:では対象へ、次の被攻撃時にリアクション不能状態と
新戸克由:被ダメージロール時にダイス+6個するデバフを付与いたします。
GM:付与されました!演出どうぞ。
新戸克由:浸食114へ!
system:[新戸克由] 侵蝕率:104→114

芝石花:ふと思い出す。
芝石花:少年のころ、彼は幸福で退屈だった。
芝石花:青年のころ、彼は長く、眠っていた。
芝石花:眠っていた青年のころ。正確には、彼にはずっと意識があった。
五感のすべてが閉ざされ、動くこともかなわないまま、ぼんやりと脳だけが動作していた。

芝石花:その退屈な暗がりを、このジャームは思い起こさせる。
芝石花:だから。
芝石花:神経を迸る、小さな小さな雷が、あなたの体を這い上がる。それが、あなたを満たす病を活性化させる。
芝石花:戦え。嬲れ。屠れ。
芝石花:「いっておいで」

芝石花:美しいものを、見せてくれ。

新戸克由:「期待に応えられれば──いいんですがね。」
新戸克由:道中で体内領域の把握を続けていて。違和感があった。
新戸克由:多かった。12の体躯で掴んでいたときよりも、ずっと。
新戸克由:新戸克由の『理想』を紡ぐ領域因子は、理想的な環境維持を目的として、『二か所』へつぎ込んでいる。
新戸克由:自身の体内因子の枯渇が……普段の状態と思える程に。長い間維持し続けていた。
新戸克由:(嗚呼、俺よ。背伸びをする必要もなくなった俺よ)
新戸克由:(少しぐらいは──『先生』に顔を向ける勇気が湧いたのかな。)
新戸克由:「ちょっとだけ……教えてくれよ。」煙草を指に戻し。
新戸克由:ふう、と口の間から慎重に吹き出す。
新戸克由:(蒐集:者/俺が歩ける『理想』の道を)
新戸克由:紫煙たちは──緩やかに中空へと広がって。
新戸克由:煙を構成する、一片一片から。仄かな光が零れ落ちて。
新戸克由:月明りのように、白く染まる魔眼が──
新戸克由:煙から『溶け出して』、暗がり全てを包み込んだ。
薄暗がりのジャーム:悲鳴を上げるように身をよじる。
薄暗がりのジャーム:水面のようにさざめくと
薄暗がりのジャーム:ぶわり、と体を広げた。

GM:薄暗がりのジャームの手番。
薄暗がりのジャーム:マイナー≪主の恩恵≫
メインプロセス間判定ダイス+4個

薄暗がりのジャーム:メジャー≪コンセントレイト:ソラリス≫+≪エクスプロージョン≫+≪流血の胞子≫+≪幻惑の光≫でPC二人を攻撃
薄暗がりのジャーム:命中で邪毒6・放心付与
新戸克由:やぁ、これは行動放棄カバーも有りですかね。
芝石花:あ、そうだな
芝石花:新戸さんに委ねよう かばう演出がしたいかどうかで
薄暗がりのジャーム:11DX7DoubleCross:(11DX7) > 10[2,3,3,3,4,5,7,8,8,8,9]+10[2,3,7,8,9]+3[1,1,3] > 23
薄暗がりのジャーム:対応をどうぞ!
新戸克由:任せておいてください 『理想』的なカバーをしてみせますよ
芝石花:頼れる~
新戸克由:という訳で暴走してる芝さんを行動放棄カバーするぜ!
薄暗がりのジャーム:OK!
薄暗がりのジャーム:新戸くん自身はドッジします?
system:[新戸克由] ロイス:2→4
新戸克由:そうですね、自分はダメ元ドッジするぜ!
新戸克由:4dx+1>=23DoubleCross:(4DX10+1>=23) > 5[1,1,3,5]+1 > 6 > 失敗
薄暗がりのジャーム:ではダメージ!
新戸克由:流石にきつかった 
薄暗がりのジャーム:3d10+8DoubleCross:(3D10+8) > 17[9,1,7]+8 > 25
新戸克由:これ庇わなかったら両方生きてたな……!
芝石花:グググ
新戸克由:とは言え二倍ダメージで死!
新戸克由:薄暗がりのジャームへ 懐旧/〇脅威でロイス取得して
新戸克由:タイタスカッティン復活するぜ!
system:[新戸克由] HP:26→11
薄暗がりのジャーム:OK!では軽く演出を。

薄暗がりのジャーム:暗がりだったものは、切り離されて、霧のように君たちを覆う。それは燐光を放っていた。
薄暗がりのジャーム:触れれば侵される毒。レネゲイドを。エネルギーを、狂わすもの。
芝石花:わずか一瞬、見惚れそうになる。

新戸克由:「やれやれ」『理想』の因子は、既に展開し終えている。
芝石花:「、」すべてに気づいて唇を噛む。
新戸克由:「Rコントロールのコツは……」
新戸克由:「『できる』と信じる事だ」
新戸克由:今回は……さぁて。
新戸克由:『理想の吸着効率』と……もう一つ行けそうだな。
新戸克由:『理想の吸引力』。ちょっとアホらしい文言だが、まぁいいさ
新戸克由:紫煙くゆらせる煙草を咥え、
新戸克由:「すぅーっ…………」思いっきり吸う。むせるのも覚悟で。
芝石花:「新戸さん!!!」珍しく声を荒げる。
新戸克由:『理想』的な軌道に引き寄せられた副流煙が──『理想』的に再吸収を始めて、切り離された霧たちを呑み込み。
新戸克由:──全て、青年の体内に取り込まれて。
新戸克由:「──げっっっほ!?」
新戸克由:思いっきりむせ込んだ。
新戸克由:「うっへ……こいつは堪らんな」こほ、こほ、と咳き込みつつ。
芝石花:「煙は咽喉に通さないんだよ。教えるといっただろ」むすくれている。
新戸克由:「ええ……あとでお手本を見せてください。」
新戸克由:「カッコいい決め所を──芝さんにあげたかったもので」
新戸克由:……口腔から漏れた血を、黒のダウンジャケットに摺り込む。

GM:では、芝さんの手番!
芝石花:はーい
芝石花:マイナー。【ハンドレッドガンズ】。銃を作成します。
system:[芝石花] 侵蝕率:100→103
芝石花:コンボ:インスタレーション:立方塑像 【コンセ】【カスタマイズ】【レインフォース】【バリアクラッカー】
芝石花:あ、これがメジャーですね。
芝石花:11dx7+6DoubleCross:(11DX7+6) > 10[2,4,4,4,5,5,6,7,9,9,10]+10[2,2,6,9]+3[3]+6 > 29
芝石花:うーん。妖精まだあります?
新戸克由:後一発行けるぜ!
新戸克由:ラスト〈妖精の手〉。
system:[新戸克由] 侵蝕率:114→118
system:[新戸克由] 妖精の手:1→0
新戸克由:36から再回転になるはず!
芝石花:1dx7+36DoubleCross:(1DX7+36) > 10[9]+10[10]+10[7]+10[8]+2[2]+36 > 78
芝石花:こうだっけ?
新戸克由:やぁ、これはいい仕事をしましたかね
新戸克由:デバフリスト:次に受ける攻撃へリアクション不可、被ダメージダイスに+6D
GM:うわめっちゃ回転してる
薄暗がりのジャーム:7dx ドッジDoubleCross:(7DX10) > 5[1,1,2,2,3,4,5] > 5
薄暗がりのジャーム:ダメ!ダメージどうぞ
芝石花:8d10+10DoubleCross:(8D10+10) > 45[3,4,7,5,8,3,9,6]+10 > 55
薄暗がりのジャーム:まだ大丈夫…だが
薄暗がりのジャーム:≪鏡の盾≫
薄暗がりのジャーム:40点を反射します
新戸克由:なっばっ
芝石花:なんだってーっ
system:[芝石花] 侵蝕率:103→113
新戸克由:あっすみません、死神分の+6dが振られてないぜ
芝石花:お、やったぜ
薄暗がりのジャーム:じゃあ追加で!
新戸克由:55に追加する形になるはず!
新戸克由:6d10+55DoubleCross:(6D10+55) > 36[9,3,5,9,3,7]+55 > 91
GM:これは…落ちた!
新戸克由:やったぜ!
芝石花:絆の力~
GM:では演出どうぞ!鏡の盾も一緒にやります

芝石花:一瞬でも呑まれれば致命的だとわかっているのに、今でもなお惹かれそうになる自分を厭う。
芝石花:抗えないほどの美しさに、抗えない自分を呪う。
美しいものだけを、この視界に蒐めたくなる自分を。

芝石花:鉄の皮膚が弾けて、形を変える。
芝石花:這う青虫のようないびつな形状に、機械的な引鉄と巨大な眼が無理やり癒着させられている。
その中央の銃口以外、銃らしき特徴を殆ど失った巨砲。
その無機の銃口が、薄暗がりを覗き込む。

芝石花:そして、薄暗がりより暗い光が。
新戸克由:散らばっていた、仄かに白く光る魔眼が。緩やかに影を照らし出す。
新戸克由:暗がりと日差しの境界を歩く『夜明けの光』が。
新戸克由:境界を緩やかに築き上げ──優しく、そして静かに。暗がりをひと所へと、『蒐める』
芝石花:それは、記憶ごと男を照らす。子どもに戻っていたころの意識は途切れ途切れだが。鮮明な箇所がある。
芝石花
:「きれいなものは、きれいなものでしかない」手を伸ばし。
: 眼前の、同じ年くらいの少年の顔に掲げて。
: 握り、「……それは」

芝石花:「きれいなものは、ここにあるさ」
芝石花:弾丸がまっすぐに、その霧のような肉体を穿つ。それがわかる。
芝石花:裂かれた暗がりは美しい。
芝石花:潰された煙草は美しい。割れたシャボン玉は美しい。翅をもいだ蝶は美しい。崩れ落ちた街は美しい。欲望に落ちる病は美しい。

芝石花:戦う他ないこの景色は、美しい。
薄暗がりのジャーム:その、裂かれた暗がりは。
薄暗がりのジャーム:君自身の姿をしていた。
新戸克由:「──芝さんッ!!!」
薄暗がりのジャーム:同時に、君の身を痛みが襲う。
芝石花:「………え」
新戸克由:周囲の白き魔眼が、暗がりの取った姿を基の形へ押し込めようとする。
芝石花:「ああ、そうか、これは《違う》」
芝石花:「……僕を苛みたいのなら」
芝石花:「元の姿でいたほうが、よほど」聞こえないほどの声で。
芝石花:吸い込まれるように鏡面へ呑み込まれる。
芝石花:裂かれる自分を、茫洋と見つめる。
芝石花:「……まったく、悪くない夢ばかり見せてくれて」
芝石花:「困るな……」潰れひしゃげる自分を、瞬きもせず。
芝石花:看取る。
新戸克由:「…………」
新戸克由:「これで、ひと段落みたいですね。」
芝石花:虚ろな視線が焦点を取り戻す。
新戸克由:縮みゆく煙草から、一欠けら。
新戸克由:灰色の塵が舞った。
芝石花:それを視線で追う。
芝石花:「そうだな。咽喉をこれ以上傷められちゃあ困る」薄く笑う。
新戸克由:「ええ──幸いというべきか。」
新戸克由:ポケット灰皿袋に短くなった煙草を突っ込み、ディメンジョンポッケへ放り込む。
新戸克由:「すぐに治る奴ではなさそうです」
新戸克由:そう言って、青年は悪そうに微笑んだ。

GM:バックトラックは自動帰還につき省略!
芝石花:イェイッ
GM:経験点は5点となります。どうぞお納めください!
新戸克由:やったね!
GM:では、エンディングへ!

エンディング

第11地区 月夜銀座
GM:バー『Shot the Moon』
GM:マスターが一人で切り盛りしている、静かで上品な雰囲気のバーだ。
芝石花:「こういうときに何を頼むか全然わからないんだよな」いつもの調子。
芝石花:よく行く店だが、たいがい一人で来る。
新戸克由:「ええー……」
芝石花:「僕と同じのでいいなら」
新戸克由:「当然ですけど、酒の機微とか俺も全然わかりませんよ?」
新戸克由:隣の席に少し緊張した面持ちで腰掛けている。
新戸克由:「ああ。おすすめって奴ですね」
芝石花:「じゃあ僕はいつもので」これはウイスキーのロック。
芝石花:「それでこの子には、」
新戸克由:「……フフ」(変な気分だけど、こういうのもなんだか良いな……)
芝石花:「オールド・ファッションでいいか」
新戸克由:「オールドファッション。」※ぜんぜんわかってない
芝石花:ウイスキーを元に、角砂糖を溶かしたカクテル。薄く切ったフルーツが入っていたりする。
新戸克由:「……味とかって、どんな感じなんです?」
芝石花:「ちょっとは飲みやすくなると思うけど……ふつうのウイスキーを甘くした感じか?」
新戸克由:「へー……」
芝石花:「人にお酒の話とかしないから、あんまりうまく言えないんだけど。こうなるならもう少し調べたんだけど」
芝石花:差し出された琥珀色のグラスを受け取る。
新戸克由:「まぁ潰れたら後が大変そうだし、慎重に飲んでみますか」
新戸克由:「まあこんな事態、想定できる方が怖いですからね……」
芝石花:「そうだね、それがいい」
芝石花:「せっかくなんだから僕ももう少し、格好つけたかったんだがな……」グラスを揺らして眺めている。水槽を覗き込む子供のように。
新戸克由:慣れない手つきでフルーツの浮いたグラスを受け取る。
芝石花:一口飲んだ後、頬杖をついて珍し気に見上げている。
新戸克由:「芝さんの場合、そういう姿の方が俺は落ち着きますからね。」
芝石花:「……それはそれでなんだかな……」
新戸克由:くるくると見よう見まねでグラスを揺らし、試しに一口。
新戸克由:「──うおぉ、凄いなこれ。」
新戸克由:(甘さと……何かぐわーっと来る感じ。)
新戸克由:(これが……酒か。)
芝石花:「あ、大丈夫?」おろおろしだす
新戸克由:「あー、多分大丈夫です」「一口にしといてよかったけど……」
新戸克由:ちょっと頬を赤く染め、あわあわしてる芝さんを宥める。
芝石花:「いや、忘れてたけど僕あまり酔わないから……本当に大丈夫…?」
新戸克由:「あー……そうだったんですね。」
新戸克由:「ま、これ一杯くらいならまだ大丈夫そうです。次は度数低めもお願いしたいですな」
芝石花:「……調べとく」
芝石花:「覚えている間に君が大人になってくれたらいいのに」冗談ぽく言う。
新戸克由:「しかしまぁ……」改めて、ゆるりと店内を見渡す。
新戸克由:入ったこともなかった店舗。
新戸克由:暗がり……とは言い切れない程度に照らされた照明。
新戸克由:読み方もイマイチ判らない、見慣れぬラベルが貼られた個性的な瓶達。
新戸克由:「……ええ」去来するのは、小さなころから始めた背伸び。
新戸克由:「早く大人になりたい──って」
新戸克由:「久しぶりに、そう思えてます」
芝石花:「よかった」目を細める。
新戸克由:今日、久方ぶりに考えた『それ』は──泣きはらした末に決めたことではなくて。
新戸克由:小さな体に八つ当たりすらしたくなるような、憤りでもなくて。
新戸克由:遠い、遠い所へ舞って行った……アゲハ蝶スワローテイルの。
新戸克由:安らかな眠りを恨めしく思いそうになる位、積み重ねた覚悟の軋みでもなくて。
新戸克由:隣にいる人との語らいを、俺はとても楽しく思えていた。
新戸克由:今日を終われば8年後までお預けになる時間へ、少しだけ逆恨みしたくなるくらいに。
芝石花:ジッポーで煙草に火をつける。
もともと、祖父が喫煙者だった。おそらくそれを真似ているだけの、年に一・二本ほどの喫煙。

新戸克由:「──芝さん。」
新戸克由:「そういえば、言ってましたね」
芝石花:「ん?」軽く煙を吐く。
新戸克由:「吸い方のレクチャー。してくれるんでしょ?」
新戸克由:するりと伸ばした手には、いつの間にか火のついてない煙草が握られていて。
芝石花:「えー……」
芝石花:「咳き込んでるくらいが可愛げがあった気もするんだけどね」わざとらしく言いながら、仕舞ったジッポーを取り出す。
芝石花:「あんまり格好良すぎなくてもいいのに」ぶつぶつ言いながら火をつけてやる。
新戸克由:「フフ。ありがとうございます」さっきよりは慣れた手つきで、煙草を咥える。
芝石花:「煙は吸わなくていい、飴やガムみたいな感じで味わうだけさ」
新戸克由:「ほうほう……」すー。
芝石花:そういえば幼い自分にも、これは大人の象徴のように見えていたと思い出す。
芝石花:実際のところ、そんなものを得たところで、なにが変わるでもないのに。
新戸克由:……無理に吸わず、滞留する煙を口腔に留める。
新戸克由:「…………」ふぅ。
新戸克由:白い副流煙が、グラスに載せられたフルーツを覆った。
芝石花:「たぶん、君みたいな人は大人になったほうがよほど楽になれる」
芝石花:零れた言葉が宙を浮く。
芝石花:「……いや、なんかこう言うと説教臭いな……忘れてくれ」
新戸克由:「ま、良いんじゃないですかね。」
芝石花:「あ、またそうやって格好つけようとしてるな」
新戸克由:一旦灰皿に煙草を差し込み、グラスをもう一口。
新戸克由:「こんなんでも……カッコつけてるのは4年前からですし。」
新戸克由:「むしろ自然に格好つけられて肩の力が抜けるかも、だ」
新戸克由:舌へ残る苦味が、オールド・ファッションの味を変える。
芝石花:「まあね。たぶん、だから楽になれる」
芝石花:「そうであればいいと、僕が思っているだけだが」
新戸克由:「そうですね……」
芝石花:「でも、君の格好つけは本当に格好いいから、そこは自信を持ってくれよ?」
新戸克由:「やぁ。そう言ってくれると積み重ねてきた時間も報われるってものです」
新戸克由:軽く灰を落とし、煙草を咥え直す。
芝石花:吸うのはやめて、灰皿に吸殻をつぶして遊んでいる。
芝石花:「……ああ、だめだな。いろいろ言いたいことはあるんだけど」
芝石花:「こういうのって結局、勝手な願望の投影だからな」
新戸克由:「……?」
芝石花:「……先を生きる人間に、理想を押し付けたくなるのは」
芝石花:「僕としては、あまり好きではないんだけど。どうしたって」
芝石花:手を伸ばす。相変わらず癖の取れない重たい前髪を掠める。
芝石花:「いい未来であってほしくはなる」
芝石花:「君にとって、とびきり楽しくて美しい日々があるように」
芝石花:「そしてこんな言葉が、君にとって聞き飽きた戯言であるように」
新戸克由:緩やかに受けている。額付近は、既にアルコールの発汗が始まっていた。
芝石花:「……酔っぱらいの妄言だって笑い飛ばせるように、願ってる」
芝石花:言いたいことはあるが、刻みつけたくはない。
芝石花:作り出して、壊さずに残しておくものなどなくていい。
芝石花:そう思っているのに、たぶん、寂しいのだろうなと思う。
芝石花:(だから酔っぱらいの妄言なんだよな)
新戸克由:「ええ。」「──それじゃあ俺も、一つ悪酔いしてみましょうか」
新戸克由:「俺自身……無茶をしてる方の人間です。」
新戸克由:「だからまぁ、こんな所で言うのもなんですが。」
新戸克由:「お世話になった人がみんな──いい未来を迎えられたって思えるよう。」
新戸克由:「無理しない程度にやりたいことをしていければなぁ、とは。」
新戸克由:「考えつつ……日々こき使われてるわけですからね」
芝石花:「さっさと辞めちゃえばいいのにね」
新戸克由:「まぁ、そうですね。今日はある意味、いい日でもあります」
新戸克由:「やりたい事が見つかった自分が……きっと何処かにはいると知れましたから。」
新戸克由:「だからまあ。そういうどこかの俺が言った妄言です。」
新戸克由:「凍結保存庫管理人も、早く引き継げる人を探さないとですな」
新戸克由:そういう人たちがいたから。多分俺が格好つけられて、『この俺』に繋がった。
新戸克由:『いい未来』なんて、未だにピンと来はしないが──
新戸克由:きっとその中には、八年後にここのバーでオールド・ファッションに再挑戦している日もあるのだろうな……と。
新戸克由:そう思えるまで世話を見てくれた人たちを、有難いとも思えた。
新戸克由:黄昏を迎えて、夜は未だ永く。
新戸克由:それでも──闇の中で抱えた理想の欠片は、未だ胸の内に。
新戸克由:『蒐集室』を畳む日がいつか来る。という未来を受け止め、
新戸克由:少年/青年は……夜明けへの道を、歩むのだろう。
芝石花:そして一方。崩れる夜、壊れる朝をこそ心底で夢に見る男は。
芝石花:それが夜明けだとか、夕暮れだとか。
芝石花:そんな使い古された、小奇麗な言葉になる一瞬を期待しながら。
芝石花:見送る出来のいい大人の真似に、いつまでも失敗し続ける。
芝石花:その不出来な手を伸ばし、今度こそ青年の額に指を押し付ける。
芝石花:指鉄砲。子供のように笑って。
芝石花:「ばん」
芝石花:そして、青年の魔法は溶ける。
芝石花:これが《めでたしめでたし》かは、誰も知らないできごと。

一夜二人転・芝石花と新戸克由の場合  おしまい