本作品は「矢野俊策」「F.E.A.R」「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
©️矢野俊策/F.E.A.R/KADOKAWA

<伍『神様は見ていない』INDEX悉『消えて、砕けて』>

本編ログ|雑談ログ

登場PC

PC1:”エンブリオ”日裏巡ひうら・じゅん【キャラシート】(PL:黒鉛筆)
PC2:”オーヴ”天藤千宙てんどう・ちひろ【キャラシート】(PL:切子圭)
PC3:”ペーパータウン”庄野あるかしょうの・あるか【キャラシート】(PL:自動)
PC4:”清虚”望月火輪もちづき・かりん【キャラシート】(PL:中村)
GM:優水
GM:カムリ

目次

プリプレイ

GM:アセンド6話!
GM:やっていきましょう。まずはキャラシの確認&成長報告!
GM:PC1、日裏巡リーダー!
日裏巡:はーい!
【キャラシート】
日裏巡:成長は《原初の黒:勝利の女神》3→7にレベルアップして、いつもの趣味技能として〈知識:酒〉を取得しました。
日裏巡:シンプル!
GM:勝利の女神のあがり幅がえぐいのよ
GM:素早くいきます
GM:ハンドアウト!

PC1:日裏巡 シナリオロイス:散織姫
”メッスド”散織姫。彼女がひとりで君を尋ねて来るのは珍しい。
彼女は欲望の話をする。君の欲望の話を。自分の欲望の話を。 
そして、それを叶えるための新たな拠点を作り出した、と彼女が語り出した時、

爆撃音が響いた。

GM:今回、リーダーだけ個別オープニングがあります
日裏巡:おおー
日裏巡:一体何が起きたのか……
GM:それはみんなのオープニングで!

GM:PC2、天藤ちひろちゃん!
天藤ちひろ:はーい
【キャラシート】
天藤ちひろ:まず成長はサプリメントでカスタマイズ重ね掛けが不可になったので肉体を2上げてゴリ押し。
天藤ちひろ:デビルストリングのレベルを3にしました
GM:力を得るには代償だぜ…
GM:デビスト!シンプルに辛いぜ
天藤ちひろ:地味にエピックもエラッタされて+2になったのでとてもつらい
天藤ちひろ:って感じですが頑張ります
GM:IAによるナーフ!メインギミックまでは無事だったようですが、それ以外で痛手が!
GM:ハンドアウト!
GM:明言しておきますが、
GM:今回PC2〜4のみんなのハンドアウトは、OPのものではありません。
GM:何が起こるんだろうね…?

PC2:天藤ちひろ シナリオロイス:OVV
インフィニティコードの演算が終了した。
それがまだ完成に至っていないことを君は知っている。
しかし、検証のためと言ってアクセス権をリギルから奪った織姫は
強引に『それ』を起動してしまう。

君はそこでうろを見た。

天藤ちひろ:よくわからんものを動かすからー!
天藤ちひろ:虚ってなんだろう、とにかく頑張ろう
GM:がんばって!

GM:では、PC3、あるかちゃんどうぞ!
庄野あるか:はーい!
【キャラシート】
庄野あるか:成長は前々回も含めてやりました。
庄野あるか:まずはメモリーに庄野昌広、固定ロイスにお父さんを追加。
庄野あるか:エフェクトでは《アクセル》LV3。ユニークアイテムとして、アイテムアーカイブで追加された『恐怖の心臓』を取得してます。
GM:「わたしを見てないとだめな人」、重くて好き
庄野あるか:お父さんの鼓動がよく聞こえますね
GM:わあー
庄野あるか:このように育ちました!いぇいいぇ
GM:じゃあハンドアウトも送りましょう

PC3:庄野あるか シナリオロイス:『お父さん』
インフィニティコードの演算が終了した。
君の『お父さん』が成し遂げたそれは、
外側からのアクセスがなければそこに置いてあるだけのものだ。
織姫の手によって展開、起動されたそれは
ばあっと世界を塗りつぶすように広がって…

君はそこで星を見た。

庄野あるか:お父さんってすごい!
GM:すごいね!!
庄野あるか:最強!
庄野あるか:星も見れて嬉しいです!
GM:うきうきだぜ
庄野あるか:お父さんと幸せに星を眺めてくらします!
GM:〜HAPPY END〜

GM:では、PC4、望月火輪くん!
望月火輪:はーい
【キャラシート】
望月火輪:成長はIAで追加されたキルリーダーを取得しました!
望月火輪:よくわかんないけどなんとなくキルスコア高そうだし。
GM:なんとなく?
望月火輪:あとは…えっと、以上です!ちょっと強くなりました!
GM:シンプルにつよくなった!
GM:では、ハンドアウト!

PC4:望月火輪 シナリオロイス:"もう一人の自分"
インフィニティコードの演算が終了した。
それが仮に万能だとしても、完璧ではない。
完璧ではないそれを動かすことにはリスクがあるはずだ。
珍しく逸る織姫を制そうとして……君の腕は引かれる。

君はそこで鏡を見た。

望月火輪:とほほ、鏡はもうコリゴリだよ~
GM:悪いな、もう少し付き合ってもらう
望月火輪:無理やり落とそうとしたのに通じない…!!
望月火輪:く、向き合ってやるぜ!
GM:その意気やよし!
GM:では、トレーラーを貼って早速始めていきましょう。

彼女は蒐める。
ありとあらゆる存在するものを。

彼女は蒐める。
ありとあらゆる存在しないものを。

「みんなの中には『ないこと』があって」
「みんなの欲しがってるものが、ここにあるの」

彼女は織り上げる。
どこにも存在しなかったはずのものを。

そして、君は向き合うことになる。
どこにも存在し得ないものと。

ダブルクロス the 3rd edition リプレイ:アセンド陸『星の王子さま』
ダブルクロス───それは裏切りを意味する言葉。

オープニング1:日裏巡:どこにもないもの

GM:リーダーのオープニング。登場侵蝕をお願いします。
日裏巡:日裏 巡の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(40 → 48)

GM:廃墟を改装した新しい拠点。
GM:他のメンバーたちは休憩所に集まっているところだろう。
日裏巡:カラカラと氷が液体の中で音を立てる。
日裏巡:どろりとした感触と、酸味混じりの引き締まった味わいが舌を刺激する。
日裏巡:血のように赤いカクテルが、体の中に取り込まれてゆく。
日裏巡:「……味は分かるようにはなってきたけど」
日裏巡:どこか憂いを湛えた声。
日裏巡:「酔う感覚はよく分からないな」
GM:そこに、場の空気を華やがせるような高い声が響く。
散織姫:「あら、じゅんちゃん。お酒飲んでるの?」
日裏巡:「やあ、織姫。うん、前に持って帰ったお酒は貴勝に不評だったし、勉強してみたんだ」
日裏巡:「経験としては悪くなかったけど、やっぱり私の欲望ではないみたいだ」
日裏巡:「織姫も飲んでみる?」
散織姫:「ああ、あのすっごいカクテル」笑う。
散織姫:「それじゃ、少し御相伴に預かろうかしら」
散織姫:椅子に腰をかけ、すらりとした脚を伸ばす。
散織姫:彼女がこうやって一人で君を訪ねてくるのは珍しいことだ。
散織姫:それも、腰を落ち着かせるなら尚更。
日裏巡:「最近はどんなのを作ってるの?」
日裏巡:今飲んでいたものとは違い、甘めのカクテルを作りながら尋ねる。
散織姫:「ふふ」
散織姫:「そうねえ。口で言っても伝わりづらいわ」
日裏巡:「じゃあ今度見せてもらおうかな」
日裏巡:「織姫のやりたいことは気になるし、いつでも力になるよ」
散織姫:「ええ、楽しみにしてて?」いたずらっぽくわらう。
散織姫:「……そうね、じゅんちゃんはきっと気になると思うわ」
散織姫:「……一番作りたいものの話」
日裏巡:「楽しみだ」できあがったカクテルを差し出す。
散織姫:上品な所作でカクテルグラスを手に取り、少しずつ喉に流し込む。
散織姫:「うん、おいしい」
散織姫:「やっぱり、うん」
散織姫:「じゅんちゃんは私と似てる」
日裏巡:「そうかな? どの辺りが?」
散織姫:「どこにもないものを欲しがってるの」へにゃり、と笑う。
散織姫:上気した頬に、幼い表情はより妖艶に映る。
散織姫:…普通の人間には。
日裏巡:「どこにもない……そうかな。そうかもしれないけど、まだ分からないよ」
日裏巡:笑みを浮かべているが、どこかむきになっているような、そんな声色で。
散織姫:「…うふふ。あのね」
散織姫:「どこにでもあるものをひとつひとつあつめるでしょう?今度はそれをひっくりかえしていくの」
散織姫:「私は、集めたもののまわりが欲しい」
散織姫:「それと、おなじ」
日裏巡:「……似てる、というのは確かにそうかもしれないね」
日裏巡:「でも、私は織姫が羨ましいよ。私は、集めたものの近くに欲しいものがあるかどうかも分からない」
日裏巡:「どこにもないということも、分かっていないから」
散織姫:みかづきに、口が笑う。
散織姫:「そうね。……そうね」
散織姫:「………あのねえ。だからね。いま、セルが大変じゃない?」
散織姫:「だからね、私。作ったの」
日裏巡:「今作っているものの話かい?」
日裏巡:言葉では説明できないもの。
日裏巡:ならば、それはこの目で見なければ理解できないということ。
散織姫:ころころと笑って、
散織姫:「新しい場所」
GM:その言葉がこぼれ落ちたと同時に、
GM:ドゴ ォオ ン !!
GM:爆撃音が、鳴った。
日裏巡:カクテルを置き、即座に意識を切り替える。
日裏巡:「織姫。みんなのところへ」
日裏巡:セルメンバーと合流し、状況を確認し、対策を立てる。
日裏巡:不測の事態への備えは全員ができている。すぐに対応できる。
散織姫:「はい。”メッスド”散織姫」
散織姫:「いつでも、戦えます」
日裏巡:敵にはいくらでも対処してきた。対応できる。
日裏巡:――敵、ならば。

GM:シナリオロイスの取得、お願いいたします。
日裏巡散織姫 ○連帯感/羨望
GM:OK!

オープニング2:子供たち:月の訪れ

GM:PC2〜4のみんなのオープニング!登場お願いします!
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1D10(→ 5)増加(32 → 37)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(34 → 40)
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(28 → 38)
庄野あるか:モッチ!
望月火輪:ぎゃん
GM:あがる〜

GM:天文台を失ってから、一ヶ月半は過ぎただろうか。
GM:"エルフィルム"の四分儀にもちょくちょくと世話になっていたが、あまり居着くとすぐ噂になる。
GM:ということで、廃墟を改装した新拠点に『ムカウ』あるいは『アセンド』メンバーは集まっていた。
庄野あるか:古びたものを仕立て直したソファに寝転がっている。二人は座れそうな広さだが、占領中。
リギル・ソルテール:機械式の車椅子でスペースを占有している。
リギル・ソルテール:手持ち無沙汰そうにキーボードを叩くが、特に情報にアクセスしているわけでもない。
天藤ちひろ:その横の椅子にちんまりと座っている
望月火輪:「みんな暇そうだねー」
望月火輪:読んでいた本をぱたり、と閉じて口を開く
庄野あるか:「ひまーー」
天藤ちひろ:「そうですね、あまり積極的に何かするという状況では……ないので」
庄野あるか:「お父さんも解析で忙しいって、あんまりおしゃべりしてくれないの」
リギル・ソルテール:「……いいニュースは入ってこねえし」
リギル・ソルテール:「作りに行くにもパワーが足りてねえな」
天藤ちひろ:「『待ち』の時間であるという事でもないでしょうか?」
望月火輪:「『停滞』か」
望月火輪:「俺達にとっては一番ふわさしくない言葉だね」
庄野あるか:「そーなの?」
庄野あるか:「時間の、あれだ、浪費?なの?」
望月火輪:「そう、貴重な資産を無駄に食い潰している。」
望月火輪:いつものような軽やかに皮肉を乗せた言葉。だが、その裏に微かな焦燥がある。
庄野あるか:あまりみんなの言葉がピンと来ていない。
リギル・ソルテール:「……UGNの奴らが結構な頻度でやってきてる」
リギル・ソルテール:「侵蝕を抑え気味にしねえといざって時にやべえだろが」
天藤ちひろ:「たしかに、それも気をつけないといけないのですよね……」
天藤ちひろ:「私は皆さんとこうしている時間は、嫌いじゃないですけど」
リギル・ソルテール:「ちひろはそれでいい」
天藤ちひろ:「そうですか? ありがとうございます」
天藤ちひろ:目を丸くして、コテンと首を傾げる
庄野あるか:「ていうか、ジュンさんはいないのー?」
天藤ちひろ:「巡さんはさっきお酒を持って部屋に入っていってらっしゃいましたね」
望月火輪:「今は、飲んだくれてるんじゃない?」
リギル・ソルテール:「ブレねえな、あいつ」
庄野あるか:「あっ。お酒!」
庄野あるか:「あのサングラスの人のとこで覚えちゃったのかな」
望月火輪:「あとは『打つ』『買う』と決まれば三拍子揃うね」
天藤ちひろ:「だ、ダメな方にはいかないで欲しいですけど……」
望月火輪:「あるかのお父さんはそうならないように、しっかり見張ってるんだよ」
望月火輪:冗談めかして言う
庄野あるか:「はーい」
庄野あるか:「ジュンさんはいまはダメじゃないの…?」
天藤ちひろ:「今はー……えっと、どうでしょうね?」
望月火輪:「今はダメかはともかく。」
望月火輪:「今『じゃ』ダメだとは思ってるだろうね。」
リギル・ソルテール:「そうさな……」そう、茶々を入れようとして
リギル・ソルテール:「伏せろ!」
リギル・ソルテール:とっさにちひろの腕を引き、回避行動を取る。
天藤ちひろ:「何ですか、きゃっ!?」
望月火輪:リギルの言葉に弾かれるように物陰に隠れる
庄野あるか:ぴょん、と起き上がり、『教えられて』身を伏せる。
GM:───爆撃音。
庄野あるか:「わーっ」
GM:部屋の壁が吹き飛ばされる。
GM:がらがらとコンクリートの崩れる音。奇跡的に、あるいは当然の帰結として、君たちは無傷だ。
望月火輪:「UGN?」
望月火輪:「にしては荒っぽいか。」
望月火輪:硝煙の中で小さくつぶやく
エージェント:「……なんだ」
エージェント:「誰も、だめになってないね」
エージェント:崩れた壁の向こうから少女が現れる。

エージェント:「だから言ったろ。こういう時は、先にモルフェウス能力で遮蔽を無効化すべきなんだ……」

庄野あるか:「うえっ」
散織姫:「みんな!無事!?」後方から織姫が走ってくる。
天藤ちひろ:「いったい、何が……」
庄野あるか:「あっ!ひめちゃんだー!」安堵して無事な手を振ります。
望月火輪:「自分の場所をわざわざアピールするなバカ」
エージェント:「『ムカウ』セル。あなたたちに暴れられると迷惑なの」
エージェント:「今、ここで制圧します」
天藤ちひろ:瓦礫の下でなんとか動きながら体を起こそうとする
リギル・ソルテール:「ほれ」機械のアームをちひろに伸ばす
天藤ちひろ:「あ、ありがとうございます……助かります、けど」
天藤ちひろ:「これ、襲撃ですよね……っ!?」
庄野あるか:「アピールしたから?」
庄野あるか:「誰これ…?」
エージェント:「……緊張感のない奴等だ。”グッドトリップ”は不運だったな」片手で弓を引くような動作をとる。
エージェント:「……こういう時に、一番厄介そうな手合いがいないのは助かるな。面倒は嫌いだ」
エージェント:「やることをやってさっさと帰ろう。行くぞ」
エージェント:「そういうの、フラグっていうと思うんだけど……」
エージェント:「いいよ。”ムーンドロップ”」
”ムーンドロップ”:「はあ!? ”L・L”さ……いつも静かなフリして刺してくるの止めろって――」
日裏巡:「――“グッドトリップ”。聞き覚えがあるね」
日裏巡:その声は、二人のエージェントのすぐ背後から。
”L・L”:「!」
”ムーンドロップ”:「オイオイ……」
日裏巡:接近する影はなかった。気配も一切感じなかった。
日裏巡:“空筈”。完全な隠密暗殺に特化した能力。
日裏巡:「UGN、でいいのかな」
”ムーンドロップ”:「ッの、パクリ野郎……!」
”L・L”:「脳食い……」
”ムーンドロップ”:「やられるぞ、”L・L”!」
日裏巡:(やはり、こちらの情報を握っている)
庄野あるか:「あっ、ジュンさんだーー!」また手をバタバタ振っている。
リギル・ソルテール:「アルカ!」
リギル・ソルテール:「……じゃねえ!”ペーパータウン”!」
庄野あるか:「はーい。戦闘っぽいね」
リギル・ソルテール:「目立つっつうの……”メッスド”、ここはお前に任せる。俺は外を見てくる」
散織姫:「はあい。久しぶりにお手伝いしなくちゃね」
”L・L”:距離を両者から取る。
”ムーンドロップ”:「逃がすか」ばきん。空間に罅のような光条が走る。それは”アセンド”の目であるリギル・ソルテールを狙おうとするが――
天藤ちひろ:「させ……ません」
天藤ちひろ:リギルとムーンドロップの間に割って入り、宇宙の虚を思わせる黒い円状の渦が右手を軸に展開する
天藤ちひろ:そしてその中に、光は"飲まれて"消えた。
”ムーンドロップ”:「そういう使い方もしてくるのかよ。面倒くさい……」
リギル・ソルテール:「やるな、”オーヴ”」
リギル・ソルテール:「任せたぜ」
天藤ちひろ:「は、はい! 任されました!」
”ムーンドロップ”:「よっぽどそいつが大事みたいだな。僕にもそう言う相手ほしいよ、くそっ」
”L・L”:「何言ってるの?頭ピンク色なの?思春期なの?」
”ムーンドロップ”:「正論はやめろ。返すのに果てしなく労力を喰うから……」ぼやきつつも、構えられた手はきみたちを狙い続けている。
日裏巡:「どうやら、UGNの情報収集能力も完璧ではないみたいだ」
日裏巡:「みんな仲良く。私達の鉄則だよ。――“オーヴ”、“清虚”、“ペーパータウン”、“メッスド”」
日裏巡:「仲良く、いつも通りに行こう」
望月火輪:「いつも通りは、難しいかな。」
庄野あるか:「そうなの?」
望月火輪:「殺すつもりでいかないと、足元を掬われそうだ。」
”L・L”:「出た。FHの仲良しごっこ。絆深いみたいなことやっちゃって」
”L・L”:「でもいいよ、悪者みたいにされても、こっちはこっちの日常があるんだから」
”L・L”:「UGN日本支部、L・Lルル
天藤ちひろ:(そう、だよね……この人たちにも……)
”ムーンドロップ”:「……同じく日本支部、”ムーンドロップ”」
”ムーンドロップ”:「一応交戦規定の確認だ。投降する気は?」
日裏巡:笑みを浮かべたまま、髪をかき上げる。星の瞳を返答の代わりとする。
”L・L”:「……ってことらしい」
”L・L”:「行こう」
”ムーンドロップ”:応えるように、空間に光の線が走る。
”ムーンドロップ”:星が瞬いた。幾千もの光の弓が現出する。

GM:では、オープニング戦闘を開始します。
GM:今回はNPCカードがあります。
庄野あるか:やったぜ
天藤ちひろ:うれしい

NPCカード
”メッスド”散織姫
対象の次に受ける攻撃のダメージを+7D
次に受ける攻撃に対してリアクション不可、ラウンド間あらゆるダイス-4
1ラウンドに1回使用可能。

庄野あるか:すご
望月火輪:たよれるバロール!
日裏巡:強い!
庄野あるか:頼りまくろう
”ムーンドロップ”:ホギャ~~~ッ
GM:エンゲージは…

   L・L(7)ムーンドロップ(14)
       |10m
巡(8)あるか(4)ちひろ(6)火輪(4)

庄野あるか:ムーンくんはえー
GM:では、やるぜ
GM:セットアップ
”ムーンドロップ”:《光の銃》を使用。攻撃力+12の射撃武器を作成し、装備する
日裏巡:ハウスオブデモンズ シーン内の任意のキャラクターの行動値+5
”L・L”:なし
日裏巡:ムカウセルの行動値全員+5!
日裏巡:日裏 巡のイニシアチブを5増加(8 → 13)
庄野あるか:庄野あるかのイニシアチブを5増加(4 → 9)
望月火輪:イニシアチブ9!
庄野あるか:《アクセル》。ラウンド間、対象の行動値+6。対象は…モッチにしとこうかな?
庄野あるか:モッチを爆速にします。ゆけ!
望月火輪:イニシアチブ15!最速!
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1増加(37 → 38)
GM:ヒーッ
望月火輪:タブレット+多重生成+活性の霧
サブGM:ほげええええ
望月火輪:ムカウセルのみんなの攻撃力を+21、ドッジダイス-2
望月火輪:拒否も可能です
天藤ちひろ:なし
庄野あるか:うけまーす
望月火輪:+8
日裏巡:受けます!
天藤ちひろ:受けます
サブGM:以上かな?
GM:では、セットアップ終了!
GM:処理を先にやってしまいましょう

GM:イニシアチブ、行動値15、火輪!
”ムーンドロップ”:げ……ゲェ~~ッ!!”清虚”ォ~~ッ!!
庄野あるか:フフン…
”L・L”:死ぬのでは?
望月火輪:いくぞー!
望月火輪:《エクスプロージョン》+《ツインバースト》
望月火輪:対象はUGNの二人!
GM:ほほう
望月火輪:あ、いや…
GM:UGN側からなにかありますか?
”ムーンドロップ”:判定前に
GM:お?
望月火輪:その前にマイナーで同エンしておきます。

L・L(7)ムーンドロップ(14)火輪(15)
       |10m
 巡(13)あるか(9)ちひろ(11)

”ムーンドロップ”:【涙滴砕き】《フラッシュゲイズ》
”ムーンドロップ”:対象が判定を行う直前に使用。その判定のダイスを-6する。
望月火輪:くそ…!バレた…!!
望月火輪:ドッジ不可系はダイスマイナスに弱い!!
”ムーンドロップ”:フハハハハ!!!ソラリスの弱点の一つダイスペナルティ!!
庄野あるか:賢いな
”ムーンドロップ”:これで貴様は顔が良くて怪しくてでもFHなりの思いやりと信念があるただの美少年に早変わりよォ~~~ッ
GM:めっちゃ褒めてくるじゃん
望月火輪:くそ、その用意周到さ、敬意に値するぜ。
庄野あるか:褒めてる
日裏巡:さてはファン?
望月火輪”ムーンドロップ”/敬意/警戒◯/
GM:wwwwww
望月火輪:でロイスを取得し
”ムーンドロップ”:別に……女の子だらけのセルで羨ましいとか思ってないし……
望月火輪:即昇華
”ムーンドロップ”:あっ えっ ああっ!?
GM:まじか!
”ムーンドロップ”:コイツ……!
望月火輪:ダイス+10
天藤ちひろ:もっち!?
”ムーンドロップ”:こ…これ以上の対応はない!
望月火輪:織姫ちゃんもらっていいですか?
散織姫:どうぞ!どちらに打つ?
望月火輪:うーん、ダイスペナ持ちをこのRで落としたいから。”ムーンドロップ”で!
望月火輪:いいかな、みんな。
日裏巡:いいと思います
庄野あるか:ええで!
”ムーンドロップ”:クソッ いじめないでくれ
”L・L”:かわいそう
望月火輪:お前は強いからいじめていいんだよ!
望月火輪:美少女とコンビ組んでるくせに!
GM:対象の次に受ける攻撃のダメージを+7D 次に受ける攻撃に対してリアクション不可、ラウンド間あらゆるダイス-4
散織姫:これをムンドロちゃんにプレゼント!
日裏巡:女の子からのプレゼントだぞ
”ムーンドロップ”:死のプレゼントやめろ
望月火輪:仮にカバーされても。
望月火輪:他の人の攻撃でも有効だから打ち得!!
望月火輪:ってわけで判定
望月火輪:6dx+3
DoubleCross : (6DX10+3) → 9[2,2,2,7,9,9]+3 → 12

望月火輪:ドッジ不可!範囲!
GM:通常ダメージからどうぞ!
”ムーンドロップ”:よし!これなら避けられる!ドッジを……ドッジ……
”L・L”:ガード……
”ムーンドロップ”:リア不攻撃噛ませられててェ……全然対応できなくってェ……
GM:かわいそう
”ムーンドロップ”:ダメージ下さい。
望月火輪:2d10+2d10+8+15+21
DoubleCross : (2D10+2D10+8+15+21) → 11[8,3]+13[6,7]+8+15+21 → 68

”ムーンドロップ”:?
望月火輪:グッド
望月火輪:ムンドロくんには
望月火輪:7d10+68
DoubleCross : (7D10+68) → 42[7,1,8,1,10,5,10]+68 → 110

GM:wwwwww
望月火輪:こう!!
”L・L”:謎の装甲Aがあるので
”L・L”:まだ落ちてません。
望月火輪:侵食+6
”ムーンドロップ”:死にます。なすすべもない。
”ムーンドロップ”:《リザレクト》を使用します。
望月火輪:や、やろう…!!
”ムーンドロップ”:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

”ムーンドロップ”:よし 残りHP9で復活!
GM:OK!ではそのまま処理を続けます!
望月火輪:ベイルアウトしろ!!
”ムーンドロップ”:正義の味方は諦めが悪ィンだ

GM:というわけでムンドロくんの手番。
”ムーンドロップ”:うおおおおおお!!!!!
”ムーンドロップ”:マイナーで5m後退。
”ムーンドロップ”:いや、やっぱいいや
”ムーンドロップ”:マイナーはなし。
”ムーンドロップ”:メジャー。
”ムーンドロップ”:【狩月穿ち】《ワンショットツーキル》+《C:エンジェルハイロウ》《小さな塵》+《スピットファイア》+《天からの眼》
”ムーンドロップ”:対象2体の射撃攻撃。
”ムーンドロップ”:対象はちひろちゃんとあるかちゃん
”ムーンドロップ”:妨害なければ判定に行きます。
庄野あるか:女子に興味あるお年頃なの
”ムーンドロップ”:うるせえやい
天藤ちひろ:妨害はない
”ムーンドロップ”:うおおおお!!
”ムーンドロップ”:9dx7+2
DoubleCross : (9DX7+2) → 10[1,4,5,5,7,8,8,10,10]+10[1,2,2,3,8]+3[3]+2 → 25

”ムーンドロップ”:あんまり回んなかった。リアクションどうぞ。
天藤ちひろ:6dx+1
DoubleCross : (6DX10+1) → 8[1,1,3,4,8,8]+1 → 9

庄野あるか:あ、じゃあここで…ここでいいんだっけこれ
GM:あ、いいよ
GM:たぶんいいよ
庄野あるか:久々でちょっとぼんやりしている!が…リアクションの代わりならここのはずだ
庄野あるか:《束縛の領域》!
”ムーンドロップ”:なっばっ
日裏巡:束縛は80%だからまだ使えないんじゃないかな
庄野あるか:あ
庄野あるか:そうじゃん
GM:あっそっか
庄野あるか:かなしみ
GM:制限かこれ…
GM:久々すぎてこっちもぼんやりしていた
”ムーンドロップ”:あ あぶね~~~
”ムーンドロップ”:このまま妖精の手してくれてもいいんですよ
庄野あるか:www
庄野あるか:ではドッジ…と思ったけどドッジダイス₋2なのでガードでいいや
GM:カバーとかします?
”ムーンドロップ”:では…ダメージ!
天藤ちひろ:しましょう
天藤ちひろ:【Gフィラメント】《崩れずの群れ》
”ムーンドロップ”:ホギャ…
庄野あるか:やったー
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を2増加(40 → 42)
日裏巡:あ
日裏巡:カバーなしで雲散霧消でいいかもしれない
GM:あー
日裏巡:ダメージの跳ね具合によるけど
日裏巡:んー、でもちょっと厳しい気がしてきた。何でもないです!
GM:OK!
GM:じゃあダメージどうぞ!
”ムーンドロップ”:3d10+37
DoubleCross : (3D10+37) → 14[3,1,10]+37 → 51

”ムーンドロップ”:51ダメージ、装甲ガード有効。
天藤ちひろ:ガードで6軽減しても耐えきれない、リザレクト!
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(42 → 43)
GM:リザレクトが上手
”ムーンドロップ”:君本当復活上手
庄野あるか:じょうず
日裏巡:+1d10回復して!
GM:カンパニー!
天藤ちひろ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4

天藤ちひろ:ついでに九生足も使っておきます、10回復
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1増加(43 → 44)
”ムーンドロップ”:し しぶとすぎる……!

GM:では次は巡さん!
日裏巡:よし、モッチを守る為にもこっちもマイナーで前身してエンゲージ!
”ムーンドロップ”:ウワーッ
日裏巡:ちょっと迷ったが、いつも余らせるし出し惜しみなしでいくか

L・L(7)ムーンドロップ(14)火輪(15)巡(13)
           |10m
       あるか(9)ちひろ(11)

日裏巡:【未到達フォストナステーロン】 《万象の虹》 エフェクトコピー 侵蝕6
日裏巡:ムーンドロップくん、いいエフェクト持ってるね
日裏巡:《ワンショットツーキル》をコピー!
”ムーンドロップ”:ほげえええええええ
日裏巡:日裏 巡の侵蝕率を6増加(48 → 54)
”L・L”:アグロすぎる
日裏巡:【未形成アステリズモス】《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》《原初の赤:虚構のナイフ》 7(+db)dx7+技能値 攻撃力20(23) 対象:単体 射程:至近/10m 侵蝕10
”ムーンドロップ”:形成すな~~~!!
日裏巡:ここに《ワンショットツーキル》を追加!
日裏巡:対象はUGNの二人!
GM:ぐぬぬ……!
”ムーンドロップ”:ぼ……僕は確かにモテたかったけど
”ムーンドロップ”:こういうモテ方はしたくないんだよな
GM:妨害ありません どうぞ
日裏巡:7dx7+4
DoubleCross : (7DX7+4) → 10[3,7,7,7,8,8,10]+10[3,4,7,7,10,10]+10[3,6,8,10]+10[6,7]+10[8]+10[8]+1[1]+4 → 65

日裏巡:???
庄野あるか:やば
”ムーンドロップ”:ヒエ~~~~
庄野あるか:これがうちのリーダーだぜ
GM:あ、これは無理ですね
”L・L”:5dx>=65 ドッジ
DoubleCross : (5DX10>=65) → 10[2,4,5,10,10]+9[3,9] → 19 → 失敗

”ムーンドロップ”:ど、ドッジ…
望月火輪:結構回す!
”ムーンドロップ”:3dx+1>=65
DoubleCross : (3DX10+1>=65) → 8[2,7,8]+1 → 9 → 失敗

”ムーンドロップ”:無理無理かたつむり
日裏巡:ではダメージ!
日裏巡:7d10+20+21
DoubleCross : (7D10+20+21) → 48[1,10,9,8,3,10,7]+20+21 → 89

”L・L”:強すぎる 一旦戦闘不能に
”L・L”:そしてリザレクト
”L・L”:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10

”L・L”:ハァーッハァーッ
日裏巡:日裏 巡の侵蝕率を13増加(54 → 67)
”ムーンドロップ”:そのダメージは…ダメ!落ちます!復活も無し!
庄野あるか:や…やったーー!
日裏巡:よしよし

GM:じゃあそのまま
GM:ちひろちゃん!
”ムーンドロップ”:すまん、”L・L”……
天藤ちひろ:はい、本日のちひろです
天藤ちひろ:マイナーアクションで移動、接敵してから

L・L(7)火輪(15)巡(13)ちひろ(11)
        |10m
       あるか(9)

天藤ちひろ:【銀牙セイファート】《コンセントレイト:ウロボロス》+《シャドーテンタクルス》コスト3
天藤ちひろ:何もなければ判定行きます
GM:何も…ない!どうぞ!
天藤ちひろ:あ、OVVと一体化してダイスは増やしておきます
天藤ちひろ:9dx7+6
DoubleCross : (9DX7+6) → 10[2,2,2,4,7,7,8,9,9]+10[5,5,8,10,10]+5[1,4,5]+6 → 31

GM:ふむ!
”L・L”:いちかばちか
”L・L”:《砂の加護》《援護の風》《ウィンドブレス》
”ムーンドロップ”:う…うおおおおおお!!!!
”L・L”:14dx+9>=31
DoubleCross : (14DX10+9>=31) → 10[1,4,4,5,5,5,6,7,7,8,8,9,9,10]+10[10]+7[7]+9 → 36 → 成功

”ムーンドロップ”:る……ルル子!!!!
”L・L”:ドッジ成功!
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を3増加(44 → 47)
天藤ちひろ:成功しちゃったかー
望月火輪:うわあああ!ばちだああああ!!
庄野あるか:ニャーー
天藤ちひろ:以上で、私までロイス切るのはリスキーすぎる

GM:では、あるかちゃん!
庄野あるか:おす!
庄野あるか:マイナーで『あなたはいつも優しい』/《オリジン:サイバー》。
庄野あるか:【生来の狂気】適用状態なので社会を達成値+10、《交渉》なら+20する。
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を2増加(38 → 40)
庄野あるか:メジャーは《絶対の恐怖》だけでいいか。対象はるるちゃん
庄野あるか:5dx+23
DoubleCross : (5DX10+23) → 10[1,5,6,9,10]+8[8]+23 → 41

”L・L”:?
”L・L”:もうダイス増加はないので素で避けます
”ムーンドロップ”:出目は優しくない
”L・L”:5dx>=41
DoubleCross : (5DX10>=41) → 10[1,1,3,9,10]+3[3] → 13 → 失敗

”L・L”:避けられなかった
”ムーンドロップ”:る…ルル子~~~ッ!!
”L・L”:結構楽しかったよ、あんたとのバディ
庄野あるか:おし。えーと、モッチ支援含めてダメージ
庄野あるか:5D10+10+21
DoubleCross : (5D10+10+21) → 29[7,6,7,1,8]+10+21 → 60

望月火輪:グッド
庄野あるか:出目がいい
”L・L”:(  ˘ω˘ )スヤァ
”ムーンドロップ”:ぐわ~~~っ
庄野あるか:ハァ ハァ
GM:では、ロールの方回していきましょう!セットアップから!ログやメモご参照のこと!

”ムーンドロップ”:指を蠢かす。中空に並んだ光の弓門が、一様に引き絞られる。
”ムーンドロップ”:「広域作用の能力者を先に落とす。空間に直接作用する光だ。先に動くことはできない……」
望月火輪:パチン、と指先を鳴らす。
望月火輪:光を拡散させるように、うすい靄のようなものが仲間を包む。
望月火輪:それは『毒』だ。理性を壊し、限界を超えた力を引き出させるための。
望月火輪:自らも、その『毒』を取り込む。
望月火輪:同時に自らが作り出したそれに、奇妙な違和感を感じる。
望月火輪:自分が作り出したものではない。『ナニカ』が混ざっている。
望月火輪:その気になれば、あっさりと体外に排出することが出来る程度の微弱な毒。だが、そこに悪意はない。
望月火輪:(あるか、いや、お父さんかな)
望月火輪:珍しい。彼女たちが、他の人間に頼るなんて。
望月火輪:その『毒』を受け入れる。同時に、目の前の存在を改めて脅威であると認識する。
”ムーンドロップ”:対処は可能だった。”1人分”の加速までなら。
”L・L”:「”ムーンドロップ”。あっちが早い」
”L・L”:「対応して。このままだと、やられる」
”ムーンドロップ”:「群れるなよ。危険度が上がったら、殺さなきゃいけなくなる……!」
望月火輪:「そう。」
望月火輪:「俺は最初から君たちを殺す気だよ」
望月火輪:「悪いとは」「思わないけど」
”L・L”:「……むかつく」
”ムーンドロップ”:「面倒なんだよ、殺すのは!背負わなきゃいけなくなる……!」光を媒介に、空間が歪む。
”ムーンドロップ”:”清虚”の能力媒体である霧を、空間を捻じ曲げることで物理的に分散させようとしていた。
望月火輪:朝焼けに霧が霧散していくように
望月火輪:月の雫を中心として霧が晴れていく。
”ムーンドロップ”:「何だ?変なことやってるな、お前……」
望月火輪:色素の薄い少年は、それを見て、楽しそうに笑った
望月火輪:「”ムーンドロップ”、だっけ?」
望月火輪:「君は、随分と」
望月火輪:「傲慢だね。」
望月火輪:歪む。空間が歪む。霧が軌跡となりそれがはっきりと周囲に浮かぶ。
望月火輪:それは、ムーンドロップの能力の影響。だけではない。
望月火輪:既に、それを超えた事象が起こっている。
散織姫:にこにこと笑う女が控えている。
散織姫:「大丈夫」
散織姫:「力を抜いていいのよ」
散織姫:捻じ曲がる。
散織姫:道理だとか摂理だとか、そういうものはしっちゃかめっちゃかになる。
散織姫:当然だ。女は冒涜者なのだから。
散織姫:当然だ。冒涜者は女だけではないのだから。
望月火輪:霧を拒絶していたはずの空間の歪みは
望月火輪:歪んだ冒涜者に霧を”ムーンドロップ”の元へと送り込む換気扇へと成り果てた。
”ムーンドロップ”:「こいっ……つら!出鱈目を……!”L・L”、防御しろ!ヤバいのが来るッ」
望月火輪:そして、『ムカウ』の情報を調べた二人にはわかるだろう。
望月火輪:霧が満たされた先にあるのは
望月火輪:わかっていても避けるのことの出来ない。
望月火輪:無慈悲で、圧倒的な
望月火輪:"暴力"
望月火輪:ごう
望月火輪:という音とも爆風が降り注ぐ
”L・L”:「──────ッッ! っっっ───!───!」
”ムーンドロップ”:めちゃくちゃに吹き飛んでいる。二度、千切れた四肢が見えた。
望月火輪:その爆発は、肉を爆ぜ、骨を砕き
望月火輪:だが、心を折るには、至らなかった。
望月火輪:その様子を見て、楽しげに微笑む。
望月火輪:「言っておくけど」
望月火輪:「君なんかに、僕の死を背負わせる気はないよ。」
望月火輪:「その資格があるのは、たった一人と決めているんだ。」
”L・L”:「……起きて。あいつら」
”L・L”:「ぶちこんでやらないと、気が済まない」
”L・L”:だらんと腕を垂らしながらFHのものたちを睨め付ける。
”ムーンドロップ”:「”殺さずにやれる相手じゃない”とは言わないな、相変わらず……良いな。きみのそう言う所は、そこそこ好きだ」
”ムーンドロップ”:「傲慢じゃなきゃ」
”ムーンドロップ”:「こんな仕事がやれるか」
”L・L”:「はいはい。口説かれてはやらないけど」
”L・L”:「私もあんたのその傲慢なところは悪くないって思ってるよ」
”ムーンドロップ”:「僕だってごめんだ――」
”ムーンドロップ”:指を構える。同時、背後から光条が閃いていた。
”ムーンドロップ”:前面に投射された光の弓、そして会話。どちらもフェイクだ。
”ムーンドロップ”:本命は背後に展開させていた二艇の弓門。既に発射され、”ペーパータウン”と”オーヴ”を狙っていた。
散織姫:「あるかちゃん!ちひろちゃん!」
天藤ちひろ:「っ……! 危ない!」
庄野あるか:「ん」知覚はできても、その光速に身体が追いつかない。
天藤ちひろ:右手をOVVと一体化させ、あるかの前に半ば飛び込むように躍り出る。
天藤ちひろ:右手から発生した虚の渦は、速度を落としこそしたが光の速度を完全に殺すには至らず
天藤ちひろ:「ぐっ……っ……」ちひろの身体を二本の巨矢が貫く
”ムーンドロップ”:「月に手を伸ばすのが、愚かなことだと思うか? 僕は……そうは考えていない」二の矢を番えている。
庄野あるか:む、と眉を顰める。
天藤ちひろ:「月……?」
”ムーンドロップ”:「まだやり直せる。そのチャンスがあると言っている」
庄野あるか:「やり直す?」ほんとうに理解できない、という声で言う。
”L・L”:また始まった、そういう顔をして、でも口を挟まない。
天藤ちひろ:「……!」その言葉はある種衝撃的で、魅力的ではあった。
庄野あるか:「あの鯨の人みたいなこと言うんだねえ」
”ムーンドロップ”:「……僕をその辺の浮かれたイリーガルと一緒にするな」
庄野あるか:「すっごい不幸せみたいな顔なのに、わたしのことをもっと不幸せみたいに言うから、不思議…」
庄野あるか:「ちひろちゃんはわかる?わたしはあんまりわかんないや」
天藤ちひろ:「はい、わかりますよ……だけどそれは……」
天藤ちひろ:「月は、変わらずそこにあるから、手を伸ばす価値があると思います」
天藤ちひろ:「伸ばせば届くような都合が良い話は、そうないでしょう」
天藤ちひろ:「私は、簡単には受け入れられない」
天藤ちひろ:星が宿った瞳で、少年たちの方を見る
日裏巡:「私は、月に手を伸ばすことを愚かとは言わないけれど」光矢の軌道を示す残光を星空の瞳に映しながら。
日裏巡:「生憎、私達は月よりももっと遠い星に手を伸ばしている」
日裏巡:「火輪が君を傲慢だと言ったけれど、それは私も同じだ。ただ……」
日裏巡:残光が、消えずに残っている。
日裏巡:まるで、空間に灼き付いたかのように。
日裏巡:「私は、背負うからこそ殺すよ」
日裏巡:その残光は、射手への道を示している。
日裏巡:それは、射線を誘導する補助線だ。
日裏巡:“ムーンドロップ”
日裏巡:   ×
日裏巡:  “百射”
日裏巡:ただし、返ってくる矢は百倍の光を伴っていた。
”ムーンドロップ”:(超精度の射撃)
”ムーンドロップ”:(の)
”ムーンドロップ”:(並行処理――)
日裏巡:「ああ、それと」
日裏巡:先程、“空筈”の能力で接近した際、奇襲攻撃を行わなかったのには理由がある。
日裏巡:まず、五感による情報を遮断しても、攻撃に移れば一流のエージェントならば殺気を察知して、有効打とはなり得ない。
日裏巡:その為、隙を作ることに専念した。
日裏巡:だが、殺気の伴わない行動ならば。ただ、纏う服に因子を付着させるだけならば、気付かれずに行える。
日裏巡:“ワイヤレス”
日裏巡:因子が付着した物体を操る。服を空間に固定し、回避を封じた。
日裏巡:「避けることはできない」
”ムーンドロップ”:「お前」表情が変わる。「何人……喰ってる!? がばっ」
”ムーンドロップ”:貫かれる。自身の能力に。
”ムーンドロップ”:「は、は……何だ……僕の能力、結構強いじゃないか……」吐血し、よろめく。
日裏巡:「覚えているよ。教えて欲しいかい?」
”L・L”:「折原……!」
”ムーンドロップ”:「律華……コイツは、ダメだ。離脱を……」
”ムーンドロップ”:光の弓が消える。
望月火輪:「悪のアジトに乗り込んできて」
望月火輪:「素直に返してもらえると思ってるの?」
”L・L”:「……ばかじゃないの」
”L・L”:「なにが『離脱を……』だっての。そんなの」
”L・L”:「やる気なら来てないよ」
”L・L”:「……思ってないし」
望月火輪:「なら、遠慮はいらないね。」
望月火輪:「"オーヴ"」
天藤ちひろ:呼ばれた時には既に駆け出していた
天藤ちひろ:右手の虚から取り出した鉤を構え、L・Lと距離を詰める
天藤ちひろ:瞬間的に間隙に割り込めるような技巧はなく、そのような異能も持たない身である以上、これが最速だった
”L・L”:武器の形をしたものを構える。
”L・L”:それは見た目上は剣であるが、ただ砂が風でより集まっただけのもの
天藤ちひろ:(L・L……律華……)
天藤ちひろ:脳裏に過るのは、目の前の人物の名前
天藤ちひろ:それを知ったから何というわけではない、振り払い
”L・L”:「っ」
天藤ちひろ:全力で刃を振り下ろす。
天藤ちひろ:鉤と砂、刃と刃が衝突し、衝撃が周囲に伝播する。
天藤ちひろ:「こ……」刃の背に手を当てて、押し込もうとするが、押し込み切れない。
天藤ちひろ:明確に彼女を切り裂く武器のイメージができていない、OVVもそれに応えるわけもない。
”L・L”:「……あなたは、まだそんなに経ってないって聞いている」
”L・L”:「日常を守りたいなら、平穏な暮らしがしたいなら」
”L・L”:「UGNの方がずっといいと思うんだけど?」
天藤ちひろ:「それを望んでも、許してくれないものが……私の中にはあるんです」
天藤ちひろ:「それに、そんなに経っていなくても」
天藤ちひろ:「私だって致命的な事は、たくさん積み上げてきた……つもりですっ!」
天藤ちひろ:息を整え、目の前の鍔迫り合いに集中……
天藤ちひろ:するのではなく
天藤ちひろ:「"ペーパータウン"さん!」
天藤ちひろ:攻撃範囲から離れる必要は無い、射線を開く必要もない。
庄野あるか:微笑む。「うん!」
庄野あるか:「お父さんはこう言う」
庄野あるか:「ちゃんとコードで呼べて、えらい!」
”L・L”:「っ………」
庄野あるか:そして”L・L”なる少女の視界は、揺らいだ。そして映るものは。
庄野あるか:――庄野あるかの恐怖するもの、ではなく。
庄野あるか:少女が父と呼ぶものの新たな権能。それは創造、無限。つまりは外に開かれた力であり。
庄野あるか:敵対するもの。竹尾律華という人間の恐怖を具現化する。
”L・L”:「やだ」
”L・L”:目の前に広がる恐怖は、ぐちゃぐちゃに壊された食卓。
”L・L”:両親の頭が潰されて、弟は引き裂かれて、
庄野あるか:それを視認できる少女はふしぎそうに言う。「わあっ」
庄野あるか:「おうちだ…!」
”L・L”:それは、実際には無かった光景だ。
”L・L”:彼女の家族は今も家で団欒を広げている。
”L・L”:「ちがう、ぜったいにちがう、ぜったいにちがう、ぜったいにちがう」
”L・L”:「だって私が守る私が守るからそんなことあるはずないあるはずないんだ」
”L・L”:砂の武器型がざらざらと崩れて落ちる。
庄野あるか:「……これが、あなたのこわいことか」
庄野あるか:「わたしも今こわかったから、…ほら」食卓のナイフを手に取る。少女に放る。
庄野あるか:「おあいこにしないといけないんだよ」
”L・L”:放られたナイフは、足に当たって回転して、
”L・L”:緩慢にそれを取り上げると、
”L・L”:ざくり
”L・L”:自分の鎖骨の間にそれを捩じ込んだ。

GM:シーン終了。ロイスの取得、そしてなんと購入もできます
庄野あるか:すごい!
日裏巡:やったー!
日裏巡:あ、カンパニー効果でみんなにお小遣い4点あります
天藤ちひろ:購入だー
庄野あるか天藤ちひろ 〇友情/痛み こうしよう
望月火輪:やったー!
日裏巡:ロイスは保留で
庄野あるか:手当ためそう
望月火輪:ロイスは保留
望月火輪:ボデマ
望月火輪:6dx>=12
DoubleCross : (6DX10>=12) → 8[2,5,5,6,7,8] → 8 → 失敗

望月火輪:ダメ!
日裏巡:手配師使ってアンマテチャレンジ
庄野あるか:いや、高性能治療キット これにするか
日裏巡:バッドフレンドもあるのでダイス+5、既にダイスボーナスあるので更に+1
庄野あるか:5DX+1+0@10>=9 調達
DoubleCross : (5DX10+1>=9) → 10[3,9,9,9,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

庄野あるか:ヤバいな
GM:すっご
日裏巡:10dx+5>=35
DoubleCross : (10DX10+5>=35) → 10[1,3,3,5,6,7,7,8,9,10]+2[2]+5 → 17 → 失敗

庄野あるか:庇ってくれたちひろちゃんにあげます
天藤ちひろ:もらいます
天藤ちひろ:3d10+1d10 回復
DoubleCross : (3D10+1D10) → 18[5,4,9]+8[8] → 26

天藤ちひろ:全回復
庄野あるか:やったあ
日裏巡:あ、あるかちゃん侵蝕余裕あるし、妖精とか投げられますか? 3以上出れば財産で買えるようになるんですよね
日裏巡:後々に取っておきたかったら別にいいです
庄野あるか:あ、いいよー!
庄野あるか:なげちゃうぜ
日裏巡:ありがとう!
庄野あるか:ダイス目を10に。あと2回!
日裏巡:1dx+25
DoubleCross : (1DX10+25) → 5[5]+25 → 30

GM:ワオ
日裏巡:よし! 財産5払って入手! 所持品にしておきます
日裏巡:残り財産2
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を4増加(40 → 44)
日裏巡:無形購入せずにすんだ
GM:ちひろちゃんは何買います?
天藤ちひろ:ちょっと迷ってます
天藤ちひろ:UGNボディアーマーチャレンジで
天藤ちひろ:目の前の人から剥ぐ
天藤ちひろ:1dx+4>=12
DoubleCross : (1DX10+4>=12) → 4[4]+4 → 8 → 失敗

庄野あるか:目の前の人から剥ぐwww
天藤ちひろ:そんな外道行為するわけがなかった
庄野あるか:そうだそうだ!
GM:鬼畜ちいちゃん解釈違いです!
庄野あるか:wwww
GM:では、シーンカット!

ミドル1:旅のはじまり

GM:全員登場です。
日裏巡:日裏 巡の侵蝕率を1D10(→ 6)増加(67 → 73)
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(44 → 54)
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(52 → 57)
庄野あるか:激動
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(47 → 51)

GM:新しい拠点はできて早々に壊滅した。
GM:これからのことを考えなければならない……しかし、これまでのように騙し騙し行くのは限界だと、君たちも悟っている。
散織姫:瓦礫の一つをテーブルがわりに、お茶を入れている。
散織姫:「みんなお疲れ様」
日裏巡:「ありがとう、“メッスド”」コードネームでの返答。まだ予断を許さない状況ということだ。
庄野あるか:「いきなり襲ってくるなんてひどいよ~」
天藤ちひろ:「驚きましたね……」
リギル・ソルテール:「バッカ。襲撃にいきなりもくそもあるかよ」
リギル・ソルテール:外から車椅子を走らせ戻ってくる。
日裏巡:「“ネヴァー”、周囲に他の敵はいないんだよね?」
リギル・ソルテール:「ああ。この辺りは虱潰した。ナノカメラもいくつか飛ばしたし」
リギル・ソルテール:「そうすぐにゃあ奴らも次を投入できねえさ」
天藤ちひろ:「お疲れ様です、えっと……これから、どうしましょう?」
望月火輪:「じゃあ、当面の問題は」
望月火輪:お茶を口元に運ぶ
望月火輪:「"アレ”をどう処理するか、かな?」
庄野あるか:「どれ?」
望月火輪:襲撃犯に視線を移す
日裏巡:「他のセーフハウスも押さえられていると考えた方がいい。できれば話を聞きたいところだけど」
日裏巡:「連れて歩くのは難しいかな」
庄野あるか:「ジュンさんやひめちゃんがもらうのかと思ってた」
望月火輪:「俺はそれもいいと思うけどね」
散織姫:「そうねえ、私は別にいらないけれど」
散織姫:「でも、勝さんは喜ぶかもしれないわね」
日裏巡:「やっぱり首から上だけ連れて行くのがいいかな。脳から情報を抜けるかもしれないし」
天藤ちひろ:「……やっぱり、そうなるんですね……」
散織姫:「情報を持ち帰らせるわけには行かないもの」
散織姫:「もう、あの子達は元には戻れない。そういう覚悟で来たのでしょうし」
散織姫:「それを考えてなかったのなら、少しばかりおめでたいわ」
望月火輪:「人質として使う」
望月火輪:「には少々重すぎるしね。」
日裏巡:「天文台があった頃なら、それも手としては取れたんだけどね」
散織姫:「そうねえ………」
リギル・ソルテール:ピピッ。
リギル・ソルテール:車椅子側部からアラーム音が鳴る。
リギル・ソルテール:「っと、悪い。ちょいとばかし……いや」
リギル・ソルテール:「大きく状況が動いちまった」
庄野あるか:「んー?」
庄野あるか:「なになにー?」
日裏巡:「敵襲かい?」
天藤ちひろ:「何かあったんですか?」
リギル・ソルテール:タン。キーボードを叩くと、側部から独特の形状をした端末が出てくる。
リギル・ソルテール:「インフィニティコードの演算が終了した。”ペーパータウン”、頭部に違和感は?」
庄野あるか:「えっ、そうなの?」
庄野あるか:「お父さん、さっきもいっぱい喋ってくれてたから気づかなかった」
日裏巡:「へえ……」
庄野あるか:「忙しかったんだねえ、ありがとうねー」
散織姫:「まあ」目を輝かせる。
天藤ちひろ:「インフィニティコードの……!?」
望月火輪:「それは、大事だね」
日裏巡:ナイフを抜く。現状の最重要事項。不測の事態に備える。
日裏巡:こちらの知覚をすり抜けた敵の斥候、捕虜二人の覚醒、インフィニティコードの暴走。想定できる危険はいくらでもあった。
散織姫:「それなら早速動かしてみましょう?」
庄野あるか:「動かす?」
散織姫:「そう。起動するの」
庄野あるか:「…えーっ、お父さん、どうなってるの?コードってどこに入れてるの?」
リギル・ソルテール:「別に『お父さん』の中にコードがあるわけじゃあねえよ」
庄野あるか:「そうなんだ!」
天藤ちひろ:「動かす、ん……ですか」
天藤ちひろ:OVVを体内から取り出している。
リギル・ソルテール:「そいつ自体はネットワーク上に横たわってる」
リギル・ソルテール:「とはいえ、だ」
リギル・ソルテール:「動かすのは少々早計じゃあねえのかい、オリヒメ」
散織姫:「あら、だってテストが必要だわ」
散織姫:「これが本当に、私たちの欲望を叶えることに導いてくれるのか」
望月火輪:「どんな価値のあるものだって、使わなければ単なる置物だからね」
日裏巡:「そういえば“メッスド”。話が途中になっていたけれど」
日裏巡:「新しい場所を作ったって言ってなかった? それが本当なら、テストはそこに移ってからでも遅くはないんじゃないかな」
庄野あるか:「おおー。そうなんだ。ひめちゃんすごい」
天藤ちひろ:「新しい場所?」
日裏巡:「話の途中で襲撃されたから、詳しくは聞けてないけれど……」
散織姫:それを聞くと悪戯っぽく笑う。
散織姫:「そう。作ったの。でも、テストは今すぐに。ね」
庄野あるか:きょとんとしている。
天藤ちひろ:「えっと」
天藤ちひろ:「いますぐしたい、理由があるんですよね」
天藤ちひろ:「多分」
日裏巡:「よく分からないけれど、“メッスド”がそう思うなら私は構わないよ」
日裏巡:「でも、理由は教えてほしいな」
散織姫:「『順序』があるの」
散織姫:「玄関から入って、靴を脱いで、手を洗って」
散織姫:「そのような順序が」
リギル・ソルテール:「……ダメだ。管理者として権限は渡せねえ」
庄野あるか:「…むむ」お父さんは何も言ってくれない。
リギル・ソルテール:「新たな拠点とやらに行って、時間をかけてさらに調査を───」
望月火輪:「俺個人としては“メッスド”に1票かな。」
望月火輪:「UGNも本腰を入れて俺たちを狙ってきた。今は止まっている時間じゃない。」
望月火輪:「だけど。」
望月火輪:「民主主義なんて、俺たちには似合わないからね。」
望月火輪:「使い所は、"持ち主"が決めればいい」
散織姫:「───だ、そうよ」
散織姫:「じゃあ私が持ち主に『なる』わね」
散織姫:《コンセントレイト:ソラリス》+《蝕む声》。
天藤ちひろ:「一体、何を……」
庄野あるか:「ええ、これお父さんが作ったやつなの、に、」
日裏巡:「……“メッスド”?」
日裏巡:多くの危険を想定していた。その想定が外れることすらも考慮に入れて、対応できるようにしていた。
日裏巡:こちらの知覚をすり抜けた敵の斥候、捕虜二人の覚醒、インフィニティコードの暴走――その中に、仲間の行動という可能性は入っていなかった。
散織姫:意志と対決し、勝った場合その人に提案を受け入れさせるエフェクトです。
散織姫:一応自分以外の全員を対象にします。
散織姫:反対の意志がない場合はリアクションを放棄してください。
散織姫:では交渉
散織姫:7dx7+4
DoubleCross : (7DX7+4) → 10[1,4,4,4,5,6,7]+10[7]+5[5]+4 → 29

庄野あるか:むっ、意志か
日裏巡:完全に想定外なのでリアクションを放棄します。
リギル・ソルテール:3dx>=29
DoubleCross : (3DX10>=29) → 8[7,8,8] → 8 → 失敗

庄野あるか:2DX+0+0@10>=29 意思
DoubleCross : (2DX10>=29) → 7[6,7] → 7 → 失敗

天藤ちひろ:3dx+1>=29
DoubleCross : (3DX10+1>=29) → 10[2,8,10]+5[5]+1 → 16 → 失敗

望月火輪:"持ち主"をどう決めるかまでに関知する気はないのでリアクション放棄
庄野あるか:ちひろちゃんがんばっとる
天藤ちひろ:がんばりました
リギル・ソルテール:「………あ、あ」
リギル・ソルテール:「……好きにしろよ」端末を渋々という顔で渡す。
散織姫:そこから『間』などというものはなかった。
散織姫:あるいは、そのやりとりすらねじ曲げられたのか。
日裏巡:仲間のことは信頼している。止める理由はない。
天藤ちひろ:干渉に対して反射的に抵抗しようとするが、それも蟷螂の斧にすぎなかった。
庄野あるか:そもそもがこの少女の複雑な決定権は、父親に委託している。……彼がそのようにせよとされたなら、彼女はなにもしない。
望月火輪:場に関知せず、ただ成り行きを見守っている。だが、それは場の流れが、自らも気づいてない欲望に適っているでもあった。
???Eロイス:悪意の伝染
GM:星空が、ひろがる。

GM:庄野あるか。
GM:君の周りに沢山の星がある。
GM:君の周りで沢山の声がする。
GM:それらを君は知っている。
GM:あれは、『お父さん』だ───
庄野あるか:「ああ…そうだっけ、そうだったんだっけ」
庄野あるか:「あなたは無限なんだって、昌広が言ってたんだっけね」
庄野あるか:「あなたを『見た』のは」
庄野あるか:「はじめてかもしれない!」

GM:望月火輪。
GM:君はまた、鏡の前にいる。
GM:鏡の中の少年は微笑んでいる。
GM:穏やかに。挑発的に。
GM:そうして、君に触れている。
鏡の中の少年:「やあ」
鏡の中の少年:「はじめようか」
望月火輪:「はは」
望月火輪:「随分と待たせてくれたじゃないか。」
望月火輪:「それとも、待たせたのは俺だったかな」

GM:リギル・ソルテール。
GM:君は突然どこかに投げ出される。
GM:視界が一気に広がる感覚。
GM:そこからはすべてが見える。
リギル・ソルテール:「ああ、やっぱ」
リギル・ソルテール:「いらねえんじゃん。なんも」
リギル・ソルテール:車椅子はなく、身一つで放り出されたまま
リギル・ソルテール:一人ごちる。

GM:日裏巡。
GM:君の目にとても多くのものが見えた。
GM:煌めくそれらはさまざまな欲望だ。
GM:すぐ近くの煌めきが手を伸ばし、言った。
散織姫:「みんなの欲望を見に行かない?」
日裏巡:「ああ――」
日裏巡:笑みを浮かべる。それは、欲望を前にした時、常に浮かべる笑み。
日裏巡:「もっと近くで見たい」
日裏巡:差し伸べられた手を迷いなく取った。

GM:天藤ちひろ。
GM:君の前には何もない。
GM:いや、『何もない』がある。
GM:君は直感する。
GM:これは『未完成のインフィニティ・コード』だ、と。
天藤ちひろ:「まだこれは不完全……」
天藤ちひろ:「……なんでこんな事わかるの、私」
天藤ちひろ:感覚のしない手を眼前のモノに伸ばしながら
天藤ちひろ:無の空間で一人呟く

GM:Announce…以降、次のシーンプレイヤーになるまでの間、日裏巡は登場扱いになる。侵蝕を振る必要はない。

GM:シーン終了。
GM:ロイス操作及び購入判定が可能です。以降に続く個別シーンでの購入判定はできないため
GM:今のうちに欲しいものをゲットしよう
庄野あるか:おおっ
望月火輪散織姫/同調◯/不安
日裏巡:ロイスは保留で
庄野あるか:ロイスはそのまま!
日裏巡:予備弾倉買っておくか
庄野あるか:購入はそうねえ
望月火輪:ボデマ!
日裏巡:5dx+5>=10
DoubleCross : (5DX10+5>=10) → 10[3,5,5,8,10]+6[6]+5 → 21 → 成功

望月火輪:6dx>=12
DoubleCross : (6DX10>=12) → 9[3,5,6,7,8,9] → 9 → 失敗

望月火輪:ゲット
日裏巡:買えた! これでアンマテ使い回せる
天藤ちひろ:ボディアーマー狙いで
天藤ちひろ:能力訓練と一体化
天藤ちひろ:4dx+4>=12
DoubleCross : (4DX10+4>=12) → 8[1,5,6,8]+4 → 12 → 成功

天藤ちひろ:成功したので装備!
庄野あるか:強化ビジネススーツ
庄野あるか:5DX+1+0@10>=19 調達
DoubleCross : (5DX10+1>=19) → 8[3,5,7,8,8]+1 → 9 → 失敗

庄野あるか:あらら
庄野あるか:まあいいです いじょ!

ミドル2:いつまでもどこまでも

GM:あるかちゃんのシーン。登場をどうぞ。前述したようにリーダーは登場してるものと扱います。
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1D10(→ 7)増加(54 → 61)

GM:『お父さん』の声がする。
庄野あるか:「わあ」
庄野あるか:わたしは、お父さんと会っている。
庄野あるか:これって、ほんとうに、すごいことだよ!と口にしようとして。
庄野あるか:(ああ、ううん…もう、そんなのもいらないんだ)
庄野あるか:言葉などというものは、しょせんは触れ合えないもの同士が伝えあうための規則であって。
庄野あるか:つまりは、庄野あるかが、見えないし触れないお父さんを認識するためのルールで。
庄野あるか:そんなものはもういらないのだ。
庄野あるか:だって、お父さんはここにいるんだから。
庄野あるか:「でも、うれしいから話しちゃお~」
庄野あるか:「すごいね」にこにこと笑む。光がまたたくような感覚が広がる。
庄野あるか:「あっ、お茶のもうよお父さん」
庄野あるか:「わたし淹れるの上手いの知ってるでしょう」
GM:ぱっ!と魔法のように、
GM:小さなテーブルと椅子。ポットと茶葉が用意されている。
庄野あるか:「ありがと~」
庄野あるか:ポットに湯を注いで、茶葉を蒸らす。
庄野あるか:「お父さんとお茶を飲むのは、はじめてだね」
庄野あるか:「でも、わたしはお父さんがダージリンが好きなことを知ってるの」
庄野あるか:ふたつのカップに注いだ色は、あたたかな琥珀色。
庄野あるか:「いろんな人が」
庄野あるか:「それはわたしがおかしいからだって言った」
庄野あるか:「お父さんはいなくて、わたしの頭をさわろうとしてきた」
GM:でもそれは違うのだと、もうきみは確信を持っている。
庄野あるか:「うん」はにかむ。
庄野あるか:「ねっ。みんな間違えてたね」
庄野あるか:ティーカップを、向かいの席に置く。
庄野あるか:「……もう怖いことないね」
庄野あるか:「もう、お父さんが奪われることはないし」
庄野あるか:「あなたがいなくなることはないんだもんね?」
GM:その通りだ。これからは、ずっと一緒にいられる。どこにいても。どこに行っても。
庄野あるか:手を伸ばす。感覚がある。そこに人肌はなく、それなのに『抱きしめられている』と思う。
庄野あるか:向かう席には、人影はなく、それなのに『ここにいてくれる』と理解できる。
庄野あるか:「わたしは……」
庄野あるか:「……あはは、オレステイアのこと言えないね」
庄野あるか:「いま、お父さんといて、やっとわかった」
庄野あるか:「これまでは、ちゃんと、信じ切れてなかったのかも」
庄野あるか:「ごめんね? あっ、叱らないでよー」
庄野あるか:「もう大丈夫だから。ちゃんと、もう…信じ切れて、怖くなくなったからね」
庄野あるか:「あなたはここにいる」
庄野あるか:「わたしのお父さん」
庄野あるか:「……それだけでいいの」
GM:きみには望むものがある。
GM:いつまでも望むものがある。
GM:そしてきっと
GM:終着とはこういうことをいうのだろう。

GM:ロイス操作のみ可能。
庄野あるかお父さん 〇信頼/恐怖 を変更しておこうかな
庄野あるかお父さん 〇盲信/偏愛 で。
GM:ヒュッ……
GM:了解です。シーン終了。

ミドル3:以上でも、以下でもない

GM:火輪くんのシーン。登場をお願いします。
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(57 → 65)

GM:鏡の中に”彼”はいる。いや、鏡の中に”彼”はいた。
???Eロイス:悪夢の鏡像
”望月火輪”:ごう、と
”望月火輪”:容赦のない衝撃が君を襲う。
望月火輪:その衝撃のことは誰よりも”知っている"
望月火輪:自らが創り出し、そして与え続けてきた"業"
望月火輪:「ああ」
望月火輪:「ずるいよな」
望月火輪:だが、その"業"が
望月火輪:体の奥を痺れさせる程に甘く
望月火輪:脳を蕩かすほどに蠱惑的なものだとは知らなかった。
望月火輪:「"俺達"だけが、この味を知らなかったなんて」
”望月火輪”:「ああ、そうだよ」
”望月火輪”:「もっと早くにくらっておけば良かったとか、思ってる?」
望月火輪:「いや」
望月火輪:「"間に合った"のなら、それでいい。」
望月火輪:口元を妖しく歪めながら
望月火輪:己が受けた"至福"を分け与えるように
”望月火輪”:「なら」
”望月火輪”:「わかってるだろ」
望月火輪:”望月火輪”へ、己の力を暴発させる
望月火輪:「ああ、わかってる。」
望月火輪:「始めよう。」
望月火輪:「"望月火輪"の終わりを」
GM:それが、始まりだった。
GM:───1回。
”望月火輪”:”望月火輪”が血を吐いて、ひしゃげる。
望月火輪:「しっかりついてこいよ。」
望月火輪:「じゃなきゃ、君だけを終わらせてしまう。」
”望月火輪”:「当たり前だ」
望月火輪:ぱちん、と指先が鳴る。
望月火輪:淡い火花が少年から少年に向けて奔り
望月火輪:その終点についた途端、"祝福"と見間違えるほどの豪奢な爆発が起こる
”望月火輪”:血肉もろとも消え失せた、かと思えば
”望月火輪”:君は爆轟に包まれ。その中からうつくしく微笑む少年を見る。
”望月火輪”:考えられない程の痛みは、きっとそれまでに与えられたもののすべてより甘美だっただろう。
望月火輪:「はは、いいね。」
望月火輪:「やっぱりは最高だ」
望月火輪:肉が焼かれ、骨が千切れる。
望月火輪:だが、その損傷もほんの一瞬にすら満たぬ時間で修復されてしまう。
望月火輪:それこそが、オーヴァードの醜さだ。
望月火輪:俺達は、傷を負っても、腕を折られても、脚をもがれても、進むことが出来てしまう。
望月火輪:常人ならば、ハンデを背負っても前に進むことは、ある種の悲壮な美しさと繋がるのだろう。
望月火輪:だが、それが出来ない俺達は、"止まる"ことこそが
望月火輪:"終わる"ことにこそ、真の強い意志が必要になる。
望月火輪:終わらぬことに馴れたまま
望月火輪:自分が変わっていくことに気づかぬまま
望月火輪:己が老いていくなんてことは
望月火輪:絶対に、受け入れたくない。
”望月火輪”:「お互い、これ以上はごめんだよな」
GM:───243回目。
望月火輪:「ああ。」
望月火輪:「俺はこれで"完遂"する。」
”望月火輪”:「『今』が常に最初で、常に最期なんだ」
望月火輪:「美しいままのを殺して」
”望月火輪”:「美しいまま永遠となる」
GM:……何度死に、何度殺したか。
GM:とても数え切れなかった。だが、ひとつ確かなことは
GM:この先に進むことはもうないだろう、ということ。
望月火輪:無数の祝福に包まれている
望月火輪:もはや痛みを感じる器官すら壊れ
望月火輪:思考さえも途切れつつある
望月火輪:その中で、確かな思いがある。
望月火輪:俺には、もう
望月火輪:"これ以上はなく"
望月火輪:”これ以下には、戻れない"
望月火輪:ならばきっと、それが俺が"完成"するということなのだろう。
望月火輪:少年の笑い声は、爆発の音に紛れて響かない。
望月火輪:ただ、眼の前の少年が笑っていることを
望月火輪:二人の少年だけは確かに気づいていた。

GM:ロイス操作のみ可能!
望月火輪もう一人の自分/偏愛◯/殺意
望月火輪:以上です

マスターシーン:手の中の無限

GMEロイス:衝動侵蝕:解放。
リギル・ソルテール:少年は、漂っていた。
リギル・ソルテール:どこをかって?そりゃあ───世界、なんだろうよ。
リギル・ソルテール:自分を支えるものはない。縛るものもない。
リギル・ソルテール:圧倒的な解放感。
リギル・ソルテール:そして、万能感。
リギル・ソルテール:(ああ、こんなに小さかったのか)
リギル・ソルテール:どこまででもいける。
リギル・ソルテール:今ならこの世界の全てを知ることができる。
リギル・ソルテール:なんでも、手に入るし、望めば、どんなものも───
リギル・ソルテール:(ちがう)
リギル・ソルテール:これは違う、とこころが叫ぶ。
リギル・ソルテール:(ちがう)
リギル・ソルテール:これは違う、とたましいが叫ぶ。
リギル・ソルテール:だってこれは無限じゃなくて───
リギル・ソルテール:「………」
リギル・ソルテール:手を見る。僅かに、動かしてみる。
リギル・ソルテール:(たとえば、この手ん中に世界があって)
リギル・ソルテール:(そっからどこにも行かねえんだったら、それは───無限か?)
リギル・ソルテール:すべてを手にいれることが、自分の望んだことだったか?
リギル・ソルテール:(いいや、これは)
リギル・ソルテール:「ただの、───停滞だ」

ミドル4:溢れる煌めき

GM:リーダーのシーン!登場侵蝕をお願いします。リーダーがサードウォッチできるのはここまで!
日裏巡:日裏 巡の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(73 → 80)

GM:星と星を渡り、君たちは羽を休めることにした。
散織姫:「ほら、ひとやすみしましょじゅんちゃん」
日裏巡:幼い子供のように目を輝かせて星を見ていた。
散織姫:にこにこと微笑んでいる。
日裏巡:「もう少し見ていたいな」
散織姫:「それは良かったわ」
散織姫:「……あの子たちを見て、じゅんちゃんはどう思ったかしら」
日裏巡:「羨ましいよ」
日裏巡:「あんなに明確に欲しいものが分かっている」
日裏巡:「だからたとえ不完全だとしても、耽溺できるし、だから不完全であると分かる」
日裏巡:「それは私にはないものだ」
日裏巡:「未だに、星を見ることはできても、私が住まう星は見付からない」
日裏巡:「星は、こんなに溢れる程にあるのに」
散織姫:眩しそうに目を細める
散織姫:「溢れるほどの星を見ることができるのは」
散織姫:「あなたがそう望んでいるからよ」
散織姫:「私には身近なあの子たちのものしか見えないわ」
日裏巡:「足りないよ」
日裏巡:「溢れる程の星。たったそれしか見えない」
日裏巡:たとえ、無限の欲望が叶うとしても。
日裏巡:それを受け止める器に穴が空いていたとしたら、満たされることはない。
日裏巡:「織姫の望みは、みんなの望みを見ることなのかい?」
日裏巡:だから、どこまでも欲望を欲する。
散織姫:「そうねえ……」
散織姫:「確認したかったの。みんなの中に何があるのか」
散織姫:「みんなの外に何があるのか」
散織姫:「………あのね。じゅんちゃん。ここはね」
散織姫:「『インフィニティコードの殻』なのよ」
日裏巡:「殻……」
散織姫:「そう。演算が済んだだけのICのテクスチャ。『フェイク・インフィニティコード』とでも呼ぶべきもの。」
散織姫:「ずっと、私たちは欲望し続ける日々を繰り返してきた」
散織姫:「本当はきっと、そっちの方がみんなの本質」
散織姫:「でも、あんな風に手を伸ばさずに『叶ってしまう』のは……」
散織姫:「未完成な欲望のまま、先に進めなくなってしまうのは」
散織姫:「円環の中が空っぽだからなの」
日裏巡:「それを埋めるものがどこかにあるんだね」
日裏巡:「それが、織姫の欲しいもの?」
散織姫:「いいえ。私はインフィニティコード自体に興味はないわ。ただ、みんなの『境界』が知りたかった」
散織姫:「みんなの『殻』が」
散織姫:「そのためにはここで観測する必要があったの」
日裏巡:「それを知って、織姫を何をしたいの?」
散織姫:「蒐集よ。知ることもそのひとつ」
散織姫:「これでひとつ、前に進んだ。これでアジトも完成する」
日裏巡:「そうか」
日裏巡:「織姫がみんなを『殻』に閉じ込めた目的はこれで達成されたんだね」
日裏巡:「じゃあ、そろそろ行こうか。星を眺めるのは楽しいけれど、そればかりもしていられない」
日裏巡:「私は、この先も見たい」
散織姫:くすくすと笑う。
散織姫:「焦らないで。大切なものは、目に見えないっていうでしょう?」
散織姫:「もうすぐよ」
散織姫:「『殻』が埋まるわ」
日裏巡:目に見えないもの。
日裏巡:まだ、見ていないもの。
日裏巡:「……そうだね。まだ、大事なものを見ていなかった」
日裏巡:「行くなら、全員でだ」

特殊アイテム『インフィニティコードの殻』
あなた(Fake・IC)はこのアイテムを所持することにより、任意のEロイスを3つまで持つことができる。
このアイテムでは衝動によるEロイスの所持はできないものとする。
また、このアイテムによってEロイスを所持・使用してもあなたはジャームにならない。

GM:シーンカット。ロイス操作のみ可能です。
日裏巡ムカウセル ○有為/劣等感→○連帯感/羨望
日裏巡:以上!

ミドル5:”マスター”■■■

GM:ちひろちゃん単独シーン。登場侵蝕をお願いします。
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 3)増加(51 → 54)

GM:きみの目の前には虚がある。……それは、この世界のどこかで織姫がFake・ICと呼んだものだ。
GM:君の持つ、OVVとその虚が共鳴を始める。
天藤ちひろ:「これは……」手の中で渦巻く半球体と、眼前の虚を見て
天藤ちひろ:「呼び合って、いるの?」
GM:君の脳裏に、言葉がひびく。ひとつは以前にも聞いたことがある声。
”Fake・IC":『ここは私たちの夢の終着点だ』
”OVV":『よくここに連れてきてくれた』
天藤ちひろ:聞き覚えがある、しかし記憶と結びつかない声に、周囲を見渡す
天藤ちひろ:「あなたは……」
”OVV":『お前の手の中にある。宇宙であり、蛇でもある』
天藤ちひろ:「OVV、あなたなの?」ぎゅっと半球を握りしめる
”OVV":『そうだ』
天藤ちひろ:尋ねたい事は山とあった、どうしてこの場で声を出したのか、今までの軌跡はどうしてあそこまでの力を発揮したのか
天藤ちひろ:でも、真っ先に聞きたかったのは
天藤ちひろ:「……どうして、私なの?」
”OVV":『お前の中に星があったからだ』
”OVV":謎めいた言葉を返す。
天藤ちひろ:「私の中に、星……?」
天藤ちひろ:自分はそんな凄いものを秘めた人間ではないと、そう思っている。
天藤ちひろ:思っていた
天藤ちひろ:だけど、目の前の声に偽りは感じ取れなかった
”OVV":『千宙、よく聞け』
天藤ちひろ:「は、はい」よく分からないがとりあえず聞く姿勢、正座はできそうにないけれど。
”OVV":『インフィニティコードの中身は私の中にある。本来であれば、ここに運ばれることは永劫、なかったであろうが』
”OVV":『星を目指すもののみが手にすることを許される宇宙。それが私であるが故にな』
天藤ちひろ:「インフィニティコードがあなたの中に……」
天藤ちひろ:はじめてOVVを手にした時、自分は何かを求めていただろうか
天藤ちひろ:『ああ、よりよい明日を欲して、手を伸ばし続ける。それが私達だ』
天藤ちひろ:はじめて会った時の巡のセリフがリフレインする。
”OVV":『我が星はインフィニティコードの虚に旅立ち、星を失った虚は”OVV"となり、レネゲイドを喰らう。 ”OVV”に星が満ちる頃、インフィニティコードの星は力を失う。その循環が喰らいあう蛇となり、無限の始原となる』
”OVV":『我々は対となって存在しているのだ』
”OVV":『そして今、ようやく対の蛇に星が触れた』
天藤ちひろ:「対の蛇……インフィニティコード」
天藤ちひろ:「互いに互いが喰らいあっている関係、という事ですか」
”OVV":『然り』
”OVV":『本来ならば、今ここでインフィニティコードは完成しただろう。だが、それには未だ星が足りない』
”OVV":『ただ』
天藤ちひろ:「ただ?」
”OVV":『私は対の蛇に触れたことで力を得た』
”OVV":『……天藤千宙、問おう』
”OVV":『お前は、お前の望むことを為す意志があるか?』
天藤ちひろ:「もちろん、です」緊張しながらも、言葉を返す
”OVV":『戦えば戦うほど願いから遠くなるとしても戦う意志があるか?』
天藤ちひろ:数秒の悩み、そして
天藤ちひろ:「はい。私は戦わないといけないんだと思います」
天藤ちひろ:「たとえ始まりが偶然だったとしても」
天藤ちひろ:「こんな大きな力が……螺旋が私の中にあって、私の大切なものを傷つけるかもしれない以上」
天藤ちひろ:「私は、私の大切な日常モノを傷つけないために、ここに立っていないといけない」
天藤ちひろ:「私の力によって誰かが傷つけられるよりは、ずっといいから」
天藤ちひろ:泣きそうな顔で、そう宣誓する。
”OVV":しゅるしゅると渦を巻き、君の目の前に星を湛えた君の影となって現れる。
”OVV":『ああ、知っていたとも』
”OVV":『私はまた、お前の欲望なかみを映し出す影』
”OVV":『お前が、主人マスターだ』
GM:───エンブレム:最強の一振りを経験点消費なしで取得。
天藤ちひろ:「……暗くても虚ろでも、遠く離れていても」
天藤ちひろ:「こうして触れられるほど近くても」
天藤ちひろ:「私にはあなたも、輝いて見えるから」
天藤ちひろ:そうして手を眼前に向け、同じ動きをする目の前の影と掌を重ねる
GM:星の煌めきが大きくなり───

GM:気がつくと、君と───仲間たちは横たわって、空を見つめていた。
GM:空に瞬く、本物の星を。

GM:ロイス操作のみ可能です
天藤ちひろOVV:〇信頼/恐怖 にロイスを変更しておきます。
GM:OK!シーンをカットします。

ミドル6:星の下

GM:合流シーン。全員登場です。
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1D10(→ 7)増加(61 → 68)
日裏巡:日裏 巡の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(80 → 89)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(56 → 62)
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(65 → 69)

GM:君たちは満天の星空の下、目を覚ます。柔らかい土が背中を押す。
GM:周りはぐるりとすり鉢状の座席に囲まれている。円形劇場とでも言えば良いのだろうか。
GM:座席のブロックの間には出入り口のようなものも見える。
GM:その場にいるのは、ちひろ、あるか、火輪、リギル、そして巡の5人だけだ。
天藤ちひろ:「んっ……あれ……?」
天藤ちひろ:ゆっくりと目を開けると、そこは見知らぬ場所だった
庄野あるか:「わ」
望月火輪:「………」
日裏巡:むくりと体を起こす。
リギル・ソルテール:「……っ……」車椅子に座ったまま勢いよく飛び起きる。
リギル・ソルテール:「はぁ、はぁ………な、んだよ、なにが………」
庄野あるか:「……あれっ」手にカップがない。
望月火輪:やや機嫌が悪そうに目が覚める
天藤ちひろ:「あ、えっと、皆さんご無事でしょうか?」
庄野あるか:きょろきょろする。「げんきだよ!」
日裏巡:立ち上がり、悠然と土を払う。
望月火輪:「無事じゃ、ないかな。」
庄野あるか:「お父さん、戻っちゃったね」
庄野あるか:「さっきいたのに…中に帰っちゃった」
リギル・ソルテール:「……最悪の目覚めってとこかな」
庄野あるか:「モッチとリギーはおいしくないものでも食べたの?」
望月火輪:「……いや、あと少しで一番美味しいものを食べられたはずだったんだけどね」
リギル・ソルテール:「食いすぎて吐きそうなんだよ」
庄野あるか:「ふんふん…?」
日裏巡:「うん。みんなのことは見ていたよ」
天藤ちひろ:「えっ、見えてたんですか、さっきの」
日裏巡:「それがインフィニティコードの殻が私に見出させたものだったからね」
庄野あるか:「あ、ジュンさんお父さんと会ったの!なんだ、来てくれればよかったのに」
日裏巡:「私も色々見るものがあって忙しくてね」
リギル・ソルテール:「殻ぁ?」
天藤ちひろ:「インフィニティコード……」
日裏巡:「あるかのお父さんが演算したのは未完成のインフィニティコード。その殻に過ぎなかったんだって」
庄野あるか:「えーーっ」
庄野あるか:「お父さんが作ったのに…!」
天藤ちひろ:「そうなんですよね、まだ不完全だって言ってました」
日裏巡:「織姫はもうすぐ中身が埋まると言っていたけれど」
リギル・ソルテール:「オリヒメがぁ……?」
天藤ちひろ:さっきまでより明らかに感じ取れる力が増したOVVを取り出して
庄野あるか:「あ、ちひろちゃんの…えーと、オーブだ」
望月火輪:「その『中身』が埋まれば」
望月火輪:「あの『先』に行けるのかな」
日裏巡:「この場所も多分、織姫が作ったんだと思うよ。アジトを作るって言ってたから」
天藤ちひろ:(あの先……?)
天藤ちひろ:「あ、そうです織姫さん。彼女はいまどこに?」
日裏巡:「先に進めないのは空っぽだからだとも言っていたね」
望月火輪:「そもそも…ここはどこなんだ?」
日裏巡:「どこかな。さっきまで一緒にいたから織姫も一緒にいるものだと思っていたんだけど」
日裏巡:「リギル。分かるかい?」
リギル・ソルテール:端末を起動して衛星とリンク。
リギル・ソルテール:「この場所………普通の空間じゃねえな」
リギル・ソルテール:「位置情報が出てこねえ。バロールの亜空間か?」
リギル・ソルテール:「オリヒメ………の、方は、と」
リギル・ソルテール:「……だめだな。付けといたGPSが働かねえ」
リギル・ソルテール:インフィニティコードにアクセスする端末のことだ。
日裏巡:「織姫もこの空間にいるのかもしれないね」
天藤ちひろ:「探してみましょうか、広さもわかりませんし」
望月火輪:「そうだね。そうしないと話が始まらない」
望月火輪:やや短絡的ともいえる言葉を短く吐き捨てる
庄野あるか:「知らないとこなんだ」空を見上げる。「ジュンさん、星の位置でわかったりしないかな?」
日裏巡:「よく分からないなあ。私の知ってる星の並びとは違う気がする」
リギル・ソルテール:「かっかすんなよ。らしくねえぜ」火輪に
望月火輪:一つ呼吸を入れて
望月火輪:「ああ、そうだね。」
望月火輪:と短くリギルに言葉を返す
庄野あるか:「せっかくだし散歩しようよ」
庄野あるか:「さっきまでいたとこだったら、欲しいもの全部出てきたんだけどな~」
天藤ちひろ:(私とは見ていたものが違ったみたい……?)
日裏巡:「よし、じゃあ手分けして織姫を探そう」
日裏巡:「ついでに、ここについてももう少し調べてみようか」
日裏巡:「織姫が作った場所だし、危険はないだろうけど、何か悪戯くらいは仕掛けてるかもしれないから、気を付けてね」
天藤ちひろ:「はい、注意しつつ探しますね」
望月火輪:「了解」

GM:ロイス、購入が可能!
庄野あるか:ロイ・保
庄野あるか:購入は…強化ビジネススーツ
日裏巡:ロイスは保留
望月火輪:ロイス保留
庄野あるか:6DX+1+0@10>=19 調達
DoubleCross : (6DX10+1>=19) → 7[2,5,6,6,7,7]+1 → 8 → 失敗

天藤ちひろ:ロイスは保留で
庄野あるか:ニャーン
望月火輪:強化ビジネススーツ
天藤ちひろ:訓練と一体化してビジネススーツ狙いに行きます
望月火輪:7dx>=19
DoubleCross : (7DX10>=19) → 9[2,6,6,7,8,9,9] → 9 → 失敗

望月火輪:ダメ
天藤ちひろ:5dx+1+4>=19
DoubleCross : (5DX10+5>=19) → 8[1,3,4,8,8]+5 → 13 → 失敗

日裏巡:買いたいものは買ったし、強化ビジネススーツ狙おう
庄野あるか:みんな…
日裏巡:6dx+5>=19
DoubleCross : (6DX10+5>=19) → 10[1,5,7,8,10,10]+5[1,5]+5 → 20 → 成功

日裏巡:買えた!
GM:すご
日裏巡:あげるー
庄野あるか:キャー!
天藤ちひろ:さすがリーダー
庄野あるか:着ます
庄野あるか:庄野あるかの装甲を3に変更(0 → 3)
GM:もう誰も君たちをとめることはできない

ミドル7:星たちの夢

GM:探索&交流なシーン!侵蝕は0でオッケー
GM:最初に簡単に地の文描写入れますね。

GM:空間は見た目より広く、おそらくバロールとオルクスの空間操作によって作られたものだろう。
GM:客席そばの扉は広い廊下につながっていて、それぞれ客室やキッチン、電算室。
GM:さらには、浴場まで備えられていた。
GM:ただ、出入り口と、織姫の姿だけはどこにも見当たらない。
GM:手分けして探索した君たちが得た情報はそのようなものだった。
GM:───以下は、探索中の会話である。

日裏巡:「よかったね、ちひろ。ちゃんと小麦粉もあるし、麺は作れそうだ」キッチンで戸棚の中を覗き込みながら
天藤ちひろ:「えっ、あっ……そうですね?」キッチンの設備が本格的だなとは思ってはいたが
天藤ちひろ:そこまでは心配していなかった
日裏巡:「でも、織姫がいないとレネゲイドパウダーが作れないね」
天藤ちひろ:「……言われてみれば、それは確かに困るところですね」
天藤ちひろ:「麺でも何でも作れそうなくらい色々揃ってますけど」
天藤ちひろ:「そういう設備はなさそうですし……って、もう使う前提で話しちゃってますね私たち」
日裏巡:「織姫は使ってもらう為に作ったと思うよ」
日裏巡:「でも、こんな風に隠れなくてもいいのにね。織姫に聞きたいことはまだあったんだけどな」
天藤ちひろ:「そうですね、あれだけ大がかりな事をして出力されたものが妙に生活感に溢れているのは、良い事?」
天藤ちひろ:「どこへ行ってしまわれたのでしょうか、そこまで隠れる理由は……心当たりはありますが、この場所に招待までしておいて姿が見れないのは」
天藤ちひろ:「少し、心配です」
日裏巡:「レネゲイドのパターンを見る限り、織姫がこの空間を作ったのは間違いないと思うけど」
日裏巡:「確かに、インフィニティコードが関わっているし、万が一ということもあり得なくはないね」
日裏巡:「『中身』についてまでは私は見ることはできなかったんだけど」
日裏巡:「多分、それはちひろが知ってるんだよね?」
天藤ちひろ:(インフィニティコードが関わってる台所)シンクを指でなぞりながら、何とも言えない表情
天藤ちひろ:「はい、巡さんも外殻はご覧になっていらしたんですよね、私が見たのはこの子と一緒だったので」
天藤ちひろ:そう言ってOVVを取り出す。
日裏巡:「やっぱり、これが『中身』だったんだね」
天藤ちひろ:「厳密に言うと喰らい合う、対であり片方がなければ片方は存在しえない関係のようなのですが」
天藤ちひろ:「本来であれはさっき、インフィニティコードは完成していたはずだった、らしいです。」
日裏巡:「じゃあまだ未完成なのには変わりないんだ」
日裏巡:「何が足りないのかな?」
天藤ちひろ:「そのあたりについては、私も厳密な所は分からないです、でもOVVが言うには"いまだ星が足りない"そうです」
日裏巡:「星……か」
日裏巡:「私はインフィニティコードの殻で、色んな星を見たよ」
日裏巡:「あるかの星も、火輪の星も、リギルの星も」
天藤ちひろ:「色んな……ああ、やっぱり皆さん見ていらしたものは違ったんですね」
日裏巡:「そこでは、欲望が叶っていた」
日裏巡:「未完成だから『叶ってしまっていた』と言う方が正しいのかな。織姫もそんな話をしていたし」
天藤ちひろ:「未完成だから叶ってしまった……たどり着いてしまって、終わりになってしまっていた?」
日裏巡:「うん。それが星が足りないというのなら」
日裏巡:「多分、自分で手を伸ばして掴む必要があるんじゃないかな」
日裏巡:ずっと、笑みを浮かべている。目が覚めて、他の誰もが少なからず当惑を抱いていた状況でも、変わらず笑みを浮かべ続けていた。
天藤ちひろ:「自分で今の欲望以上のモノを見つけ出して……掴み取る」
天藤ちひろ:「それ、私はさっきやったかもしれません。OVVと一緒に、ですけど」
日裏巡:「へえ、それは見たかったな。ちひろの星は見れなかったから残念だ」
天藤ちひろ:「あの光景を巡さんが見ていたらどう思われたのかは、私も少しだけ気になります」
天藤ちひろ:苦笑して、OVVを撫でる。
日裏巡:「まあでも、まだ終わりじゃないんだろう? だからちひろはここにいる」
日裏巡:「なら、もっといいものをこれから見せてもらうよ」
日裏巡:「あるかにも、火輪にも、リギルにも――織姫にもね」
天藤ちひろ:「そうですね、みんなこんな所で完結して終わる人たちではないと思うので」
天藤ちひろ:「巡さんも」
天藤ちひろ:「巡さんも、自分だけの終わらないものを見つけられたら……いいですね」
天藤ちひろ:「その時は、私に見せて欲しいです」
日裏巡:「ああ。それはいいね」
日裏巡:「みんなにも見てもらおう。ふふ、ずっと私が見る側だったけれど」
日裏巡:「それも、楽しみだ」
天藤ちひろ:そんな巡の様子に、振り返りながら笑みで返してすぐに探索へと戻る

リギル・ソルテール:「アルカ、何かテンションたけえけど、すっ転んだりすんなよ」
庄野あるか:「大丈夫だよ~」
庄野あるか:「なんかねえ、なんか…よかったなー」
庄野あるか:ふらふらと夢遊病じみた足取りはある意味いつも通り。
リギル・ソルテール:「いったいぜんたい何があったんだよ」
庄野あるか:「お父さんとお茶したのです」胸を張る。
リギル・ソルテール:「ははあん?」
望月火輪:「いつものことじゃない?」
庄野あるか:モッチの言葉に目を細める。
庄野あるか:「そうなんだよね」
庄野あるか:「…そうなんだよ。なのに、わたしは、『初めて』そうしたんだって思っちゃった」
望月火輪:「……」
望月火輪:「変なこと言うね」
望月火輪:「あるかが変なのは、いつものことだけど」
庄野あるか:「ねっ」
庄野あるか:「でも、そうだな、そのとき、わかった!って思って」
庄野あるか:「わたしがずうっとお父さんが誰かに取られるような、いなくなるような」
庄野あるか:「そういうことを怖がっているのは、お父さんがそこにいることを、信じ切れてなかったからかもって」
リギル・ソルテール:「なんだ、じゃあ夢でも見てたんだな、お前」
リギル・ソルテール:「変な理屈で悟ったみたいな気持ちになったりするだろ。そうゆうやつだよ、きっと」
庄野あるか:「夢かあ」首を傾げる。
望月火輪:「信じ切れてなかった…ね…」
リギル・ソルテール:「なんだ。信仰に揺らぎでも生じたか?」
望月火輪:「ああ、俺も夢を見たよ」
望月火輪:「"俺"自身と、殺しあう夢を」
庄野あるか:「へーっ」
庄野あるか:「よかったねえ」
リギル・ソルテール:「そりゃ、念願叶ったりじゃねえか」
望月火輪:「そうだね。そして俺はそのことを当たり前のことだと受け入れてた。」
望月火輪:「当たり前のように、いつか辿り着くべき場所に辿り着いたんだって」
庄野あるか:「あ、わかる!」
庄野あるか:「めずらしくモッチの言っていることがわかる…」
リギル・ソルテール:「当たり前、か」
望月火輪:「いつもわかりやすく説明してるつもりなんだけどなあ。」と苦笑し
望月火輪:「だから、今はその『当たり前』の事象を奪われて、少し気分が悪い」
庄野あるか:「だからフキゲンなんだねえ」
リギル・ソルテール:「ふうん」
望月火輪:「ごめんね。そろそろ落ち着くと思うからさ」とあるかに返して
望月火輪:「リギルは」
望月火輪:「どんな夢を見たの?」
リギル・ソルテール:「すべてに手が届く。なんでもできる。手に入らないものはない」
リギル・ソルテール:「なんでも知ることができる。圧倒的な自由」
リギル・ソルテール:淡々と羅列する。
庄野あるか:「すごい」
望月火輪:「強欲だね。」
望月火輪:「たった一人に会えればいい俺とあるかとは大違いだ」
リギル・ソルテール:「は」
リギル・ソルテール:「たった一個の小さな世界を手の中に入れて」
リギル・ソルテール:「欲しかったものなわけがあるかよ。おれは世界征服がしたいわけじゃねえんだ」
リギル・ソルテール:「………少なくともおれはハッキリした」
庄野あるか:「ふーん?」
庄野あるか:「なにがはっきりしたの?」
望月火輪:「気になるね」
リギル・ソルテール:「インフィニティコードの力なんざ、願い下げだ」
リギル・ソルテール:「他人の『無限』に相乗りして、それがなんだってんだ」
リギル・ソルテール:笑う。
望月火輪:「リギルが作ったものだろう?」
望月火輪:「それでも満足できないのかい?」
リギル・ソルテール:「おれはおれでなきゃ意味がねえ」
リギル・ソルテール:「そもそも、満足なんてもんがあるかよ。無限なのにさ」
望月火輪:「それは哲学的な問いかけだね。」
庄野あるか:「無限、は、辿り着かないもの…?」
庄野あるか:少し視線を上向ける。「それとおなじかはわかんないけど」
リギル・ソルテール:その視線を追う。
庄野あるか:「わたしさー、どうすればお父さんがいなくなるって怖いの、なくなるかな?って考えたんだけどねえ」
望月火輪:「うん」
庄野あるか:「さっき会ったお父さんも、やっぱり、いなくなる気がして、何度も訊いちゃったのね」
庄野あるか:「でも…だから…うーんと」
庄野あるか:「いなくならないお父さんは、きっと『いない』お父さんなんだよね」
庄野あるか:「『いない』なら、もう、そういうことはないでしょ」
リギル・ソルテール:「……ああ」
リギル・ソルテール:「その通りだな」
庄野あるか:「『いない』お父さんが『いない』ままいてくれたら、満足!ってできる気がする」
望月火輪:「あるかも」
望月火輪:「ずいぶん難しいことを言うようになったね」
庄野あるか:「そう?成長だねー」ふふんとする。
リギル・ソルテール:「年はアルカのが上じゃなかったか?」
リギル・ソルテール:首を傾げる。
庄野あるか:「そうなんだ」
望月火輪:「あるかが俺よりお姉さんだと思える?」
望月火輪:冗談めいた言葉を真顔で返す。
リギル・ソルテール:「思えねえわな」
庄野あるか:「そうなんだ」もう一度言う。
リギル・ソルテール:「………」
リギル・ソルテール:「おれは、逃げてんのかなあ」
リギル・ソルテール:ぽつりとそうこぼす。
庄野あるか:「ん??」首を傾げる。
リギル・ソルテール:「そこそこのトコで満足して叶えたことにしときゃいいのによお」
リギル・ソルテール:「……早死にしそうなことをいいことに欲張んのは」
リギル・ソルテール:「逃げじゃねえのかな」
望月火輪:「やめろよ」
望月火輪:「君にそんなことを言っていたら」
望月火輪:「俺が哀れになる。」
望月火輪:「無限に向かおうとしている君が自分を逃げてるなんて自嘲したら」
望月火輪:「0を求めている俺はどうなるんだよ。」
庄野あるか:「ふたりとも難しいこと言ってる」けらけら笑う。
リギル・ソルテール:二人の顔を見比べて、
リギル・ソルテール:「……ああ、悪ぃ」
リギル・ソルテール:「ただ、なんか」
リギル・ソルテール:「夢で満足できなかったことが悔しくて、お前らが羨ましくて」
リギル・ソルテール:「……弱気だな」
庄野あるか:「ジュンさんは」急に、別のほうで探索をしている人の名前を言う。
望月火輪:「………」
望月火輪:リギルの言葉から逃げるようにあるかの言葉に耳を傾ける
庄野あるか:「満足したら、だめだよーって言いそう」
庄野あるか:「だから、わたしはちょっと、ジュンさんにごめんねって思ったなあ」
庄野あるか:「あとで聞いてみよっかな」
リギル・ソルテール:「………」
リギル・ソルテール:「あんがとな」
望月火輪:「そうだね。全部見てたって言ってたし」
庄野あるか:「ジュンさんから用済みだよって言われたら、寂しいもんね~」
望月火輪:「けど」
望月火輪:と言ってリギルの頭を軽くはたく
リギル・ソルテール:「あて…っ」
望月火輪:「いいじゃないか、夢で満足できなかったなら」
望月火輪:「それは、リギルの欲望は現実で叶える手段があるってことかもしれない。」
望月火輪:「俺は、そっちの方が羨ましいよ。」
望月火輪:悍ましい。
望月火輪:夢の中で完璧な死を迎えたとしても
望月火輪:肉体がこちらに残り続けていたのなら
望月火輪:そう考えると、背筋が凍るような思いがする
リギル・ソルテール:「……ああ。悪かった」
リギル・ソルテール:「カリン」
リギル・ソルテール:「叶うさ」
望月火輪:「ふふ」
望月火輪:「バーカ」
望月火輪:しなやかな指先でリギルの包帯を撫でる
望月火輪:「叶えるんだよ」
リギル・ソルテール:くすぐったそうに眉をしかめて、
リギル・ソルテール:でも穏やかに、笑った。

GM:ロイスのみ可能!
庄野あるか:とるぞー
庄野あるか:望月火輪 〇友情/無理解
天藤ちひろ:3.日裏巡  〇信頼/脅威 で
日裏巡:天藤ちひろ ○期待/不安
庄野あるか:リギル・ソルテール 〇連帯感/食傷
リギル・ソルテール:食傷されてる
庄野あるか:また難しいこと言ってる の意味です
庄野あるか:無理解はやっぱり難しいこといってるの意味です
望月火輪:庄野あるか/好意〇/嫉妬
望月火輪:リギル・ソルテール/〇信頼/不安
庄野あるか:ワイワイ
GM:よしよし
GM:じゃあなんか、次行きましょう

ミドル8:話をしなきゃ

GM:情報収集みたいなシーンです 一応項目があります
GM:ちひろちゃんがシーンプレイヤー、他登場自由で
庄野あるか:でとこー
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(68 → 78)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 8)増加(62 → 70)
庄野あるか:出たとたんに
天藤ちひろ:出ます
日裏巡:今だッ 乱数調整!
日裏巡:日裏 巡の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(89 → 97)
日裏巡:ぐおおおおおおお
GM:リーダーは無理しなくていいからn…
GM:おそかった
GM:もっちはどうするー?
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(69 → 77)
望月火輪:出る!
GM:でた!

GM:じゃあ項目らしきものを

・この場所について 難易度:9 学問:地理 情報:ウェブ
・織姫の行方 難易度:7 <知覚> 情報:FH
・織姫の目的 難易度:10 情報:FH

庄野あるか:どれ行きたい~?
日裏巡:学問:地理とは一体
天藤ちひろ:精神かなたぶん?
天藤ちひろ:織姫の目的いきますかね私はー
庄野あるか:わたしはどれでもだいじょうぶい
日裏巡:知識:臨都市で代用できたりしますか?
GM:知識:地理でした
GM:代用……できちゃいましょうか
望月火輪:おなじくどれでも
庄野あるか:ヤッタゼ
天藤ちひろ:能力訓練と一体化
日裏巡:初めて趣味技能が役に立つ!
GM:学問が技能だと勘違いしてたよー
庄野あるか:んじゃ行方やっとこうかな そんでなんかでたらモッチ頼んでいい?
日裏巡:ので、この場所について行きます
天藤ちひろ:5dx+1>=10
DoubleCross : (5DX10+1>=10) → 10[1,6,6,10,10]+10[7,10]+9[9]+1 → 30 → 成功

天藤ちひろ:うん?
日裏巡:9dx+1>=9
DoubleCross : (9DX10+1>=9) → 9[1,1,1,3,6,6,8,8,9]+1 → 10 → 成功

庄野あるか:これがオーブくんと心を通わせたちっひ
庄野あるか:強すぎる
庄野あるか:織姫の行方 難易度:7 情報:FHでふります。
庄野あるか:6DX+2+0@10>=7 情報:FH
DoubleCross : (6DX10+2>=7) → 10[1,1,5,5,6,10]+2[2]+2 → 14 → 成功

庄野あるか:おしおし
GM:おっけー
GM:じゃあ貼っていきます

・この場所について
《時空の裂け目》によって作られた位相の異なる空間に、オルクス能力を応用して作られた建造物。
織姫のレネゲイドパターンをキーとしており、デジタルでの複製が可能である。

・織姫の行方
この空間のどこかにいるのは間違いないが、バロール及びオルクス能力によって居場所を欺瞞している。彼女が望んだときになれば姿を現すだろう。

・織姫の目的
セルメンバーの『ここにはない』欲望をインフィニティコードを通して見つけ、同時にみなの肉体と精神を得ることで『ここにはない』ものを手に入れようとしている。
取り留めのない理屈であるが、彼女にとっての『蒐集』はそういうものだ。

GM:平たくいうと、みんなを材料として欲しいよーってことです
庄野あるか:なるほどね
GM:情報はいじょうです
望月火輪:こわー
天藤ちひろ:恐ろしいことが判明してしまった

GM:それから、この場所をさらに調べたところ判明した事実を持ち寄り、君たちは劇場に集まっていた。
庄野あるか:「ひめちゃん、いなかったね~」
日裏巡:「他にはいろいろ見付かったんだけどね」籠を手に持っている。中には様々な菓子が入っている。
日裏巡:みんなにお菓子を配り始める。
天藤ちひろ:「そうですね、この場所にはいらっしゃらないのでしょうか……?」
庄野あるか:わーいとお菓子をもらっている。
望月火輪:「ここにいないとなると」
望月火輪:「俺たちだけが閉じ込められたってことになるけど」
望月火輪:「あまりいいイメージのいい言葉じゃないよね」
天藤ちひろ:「それは無いと信じたいですね、私たちだけ閉じ込められた。」
日裏巡:「空間のレネゲイドパターンは織姫のもので、織姫なら自由に出入りできそうなのは確かだね」
日裏巡:「織姫がいればパターンを複製して鍵も作れるだろうけれど」
日裏巡:「見付からないとなると大変だね」
日裏巡:そう言う声色に深刻そうな響きはない。
庄野あるか:「かくれんぼしてる感じだよねえ」
望月火輪:「俺たちが鬼で、織姫がどこかに隠れてる?」
庄野あるか:「うん、うん」
リギル・ソルテール:「あいつなら隠れるのは簡単だろうな」
リギル・ソルテール:「バロールにオルクス。空間操作にゃ事欠かねえ」
天藤ちひろ:「空間のどこか、私たちの触れられない場所に潜んでいらっしゃるという事ですね」
望月火輪:「そうなると、俺では探すのは難しいな」
望月火輪:「真っ当な調査じゃ見つけられないってことだろ」
天藤ちひろ:「真っ当じゃない手段なら可能でしょうが、あまりやりたくはないですね、せっかくの場所ですし」
日裏巡:「まあ、待ってれば織姫も出てくるんじゃないかな」マドレーヌを食べている
日裏巡:「多分」
庄野あるか:「なんでかくれんぼしてるのかなあ」
リギル・ソルテール:「準備が必要とか…」
天藤ちひろ:「そうですね……もしかしたら、織姫さんの欲望ネガイが関係しているのかもしれません」
天藤ちひろ:ものは試しとOVVで空間を透かしてみた時感じ取れた事を言葉にしてみる。
望月火輪:「織姫の願い」
庄野あるか:「ジャームとかいっぱい集めてたよね」
望月火輪:「蒐集、か」
天藤ちひろ:「はい」
天藤ちひろ:「私たちの"ここにはない"欲望を探している……私たちの肉体と精神に欲望を向けているのを感じ取れました」
日裏巡:「織姫はみんなの中に何があるかを確認したかったって言ってたよ」
日裏巡:「どこにもないものが欲しいから、みんなの中と、外に何があるか。集めた物の周りが欲しい」
日裏巡:「織姫はそう言っていた」
庄野あるか:「んー???」
庄野あるか:「よくわかんない。わたしたちがほしいよーってこと?」
リギル・ソルテール:「さっきアルカが言ってただろ」
リギル・ソルテール:「『いない』お父さんが『いない』ままいてくれたら、満足」
リギル・ソルテール:「おれたちであっておれたちじゃねえんだよ」
リギル・ソルテール:「うらかわっから見たらカタチがハッキリする」
庄野あるか:「あっ」まばたきする。「あー!」
望月火輪:「人の…」
望月火輪:「仲間の欲望を否定するのはルール違反かもしれないけれど」
望月火輪:「これは少し悪趣味なんじゃないか?」
望月火輪:巡に目配せをする
日裏巡:「うーん、説明は欲しいよね。このままだと協力するのも難しいし」
日裏巡:「織姫が具体的に何をしようとしているのか。それが分からないと私達は手出ししようがない」
天藤ちひろ:「下手をすると我々が"材料"にされそうなんですが……どうしましょう」
庄野あるか:「ひめちゃーん」虚空に呼び掛けている。
庄野あるか:「おいでよー。お菓子あるよー」
天藤ちひろ:クスリと笑い「斬新な呼びかけですね」
望月火輪:「お菓子なら自分で作れるんじゃない?織姫なら」
リギル・ソルテール:「ちひろの言う通りだな」
リギル・ソルテール:「オリヒメはおれ達を『材料』として欲しがってる」
リギル・ソルテール:「そのためなら強硬手段も問わないつもりなんだろう」
リギル・ソルテール:「ちひろは知らねえかもだが、えぐいぞ、あいつの作るジャーム」
天藤ちひろ:(何となく察せはする……)
望月火輪:「なら、俺も同じように行動させてもらうだけかな。」
日裏巡:「あげられるものなら、言ってくれれば手伝うのに」
望月火輪:「じゃあ、巡はあっちに付くの?」
日裏巡:「あっち? みんな仲間だろう?」
日裏巡:「とりあえずは織姫から話を聞かないと何とも言えないよ」
庄野あるか:「えーーーっ、それってお父さんも取られちゃうってこと?」
庄野あるか:「ひめちゃんでも、それはだめだよ!」
望月火輪:「俺も、俺の欲望を取られる気はないよ。」
天藤ちひろ:「巡さんは織姫さんと直接話さないと納得できないと……それもそうではあるんですよね」
天藤ちひろ:しかし、OVV経由で感じ取ったあの、精神と肉体に舐めるような視線を向けられる感覚は、どうも忘れられそうにない
庄野あるか:「ジュンさんは…ジュンさんの…」
庄野あるか:「ジュンさんの欲望、を取られちゃう?ってことでしょ?」
庄野あるか:言いながら不思議そうにしている。
日裏巡:「本当にそうなのかな」
日裏巡:「私は、織姫の口からそうとは言われていない」
日裏巡:「みんな仲良く。私が決めたルールだ」
日裏巡:「私は織姫を信じているよ」
望月火輪:呆れたようにため息をつく
望月火輪:「ホント、大物だね巡は」
日裏巡:「そうかな? 火輪は私にもよく分からないところを褒めるよね」
庄野あるか:もらったクッキーをじっと見ながら聞いている。
天藤ちひろ:「その……それも巡さんの欲望に通じているのかもしれない……ですね?」
庄野あるか:「ジュンさんの欲望」
庄野あるか:「そうだ、それが、わかんないのに、取られちゃうみたいな…のは、変だね?」
庄野あるか:「知りたいねえ」
庄野あるか:「ひめちゃんも、知りたいのかなー」
リギル・ソルテール:「どうなんだろうな」
日裏巡:「確かに、それは言われても教えられないことだ」
日裏巡:「もしそうなら、後で織姫に聞いてみないと」
リギル・ソルテール:「……ま、話す時間はいくらでもあるさ」
リギル・ソルテール:「たとえ戦闘になってもな」
望月火輪:「俺は、そのつもりで動かせてもらうけどね」
リギル・ソルテール:「同じく」
庄野あるか:「ひめちゃんと戦うって、…うーん…なんか…うーん…?」ムニャムニャとしている。
天藤ちひろ:「いざという時の備えは、しておいた方が良さそうですね」困惑しながらも呟く。
日裏巡:「確かに、いきなりこういう風に放置して隠れてるのはちょっと織姫も悪戯が過ぎてるところはあるね」
日裏巡:「あんまりやりすぎちゃ駄目だよ」
日裏巡:その言葉には、やはり深刻さはなく。
日裏巡:軽くのびをして地面に倒れて、星空を見上げた。

GM:最後の購入チャンスです。ロイス操作やジェネシフトもあったらどうぞ。
庄野あるか:ファイナル・ロイス
庄野あるか:日裏巡 〇安心/不安
庄野あるか:逆のこと言ってるけどかなりこうだよなとなる
日裏巡:うーむ、二枠空いてるけど、どうしようかな
望月火輪:いったん保留にしとこ
天藤ちひろ:同じく保留で
天藤ちひろ:欲しいものは……強化素材チャレンジ!
日裏巡:保留……!
天藤ちひろ:2dx+4>=15
DoubleCross : (2DX10+4>=15) → 6[5,6]+4 → 10 → 失敗

天藤ちひろ:まあそうだよね
庄野あるか:強化素材-
望月火輪:リーダー分の財産で買えない?
庄野あるか:おお
日裏巡:みんな4点のお小遣いがあるぜ
庄野あるか:すごい
GM:かんぱにー
天藤ちひろ:あ、そうですね
天藤ちひろ:使っちゃお、5点使ってゲット
庄野あるか:じゃあ私はジュンさんに強化素材を買うか
望月火輪:ブルーゲイル
庄野あるか:6DX+1+0@10>=15 調達
DoubleCross : (6DX10+1>=15) → 10[1,2,2,3,5,10]+3[3]+1 → 14 → 失敗

庄野あるか:いける
望月火輪:6dx>=20
DoubleCross : (6DX10>=20) → 10[5,8,8,8,10,10]+2[1,2] → 12 → 失敗

庄野あるか:庄野あるかの財産を1に変更(14 → 1)
望月火輪:財産8消費してゲット
望月火輪:ちいちゃんにブルゲあげます
庄野あるか:庄野あるかの財産を13に変更(1 → 13)
天藤ちひろ:まさかの私、もらっておきます
庄野あるか:ジュンさんにあげる キーンナイフにでもつけといてー
日裏巡:おおーじゃあキーンナイフに付けます!
日裏巡:ありがとう!
日裏巡:何か買う物あるかな
日裏巡:ワンチャンアームドスーツ狙ってみるか
日裏巡:6dx+5>=35
DoubleCross : (6DX10+5>=35) → 10[1,2,7,7,9,10]+4[4]+5 → 19 → 失敗

日裏巡:流石に無理だった
GM:謎の高騰…

クライマックス:私達の欲望

GM:クライマックス!全員登場です
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1D10(→ 8)増加(78 → 86)
日裏巡:日裏 巡の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(97 → 106)
庄野あるか:ジュンさん!
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 5)増加(70 → 75)
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 6)増加(77 → 83)

散織姫:「じゅんちゃん、みんな、こんばんは」巡の顔を覗き込むようにして現れる。
散織姫:《ポケットディメンジョン》
天藤ちひろ:「わっ!?」
庄野あるか:「ひめちゃん!お菓子食べちゃったよ」
日裏巡:「やあ、織姫。探したよ」
散織姫:「ごめんね、色々手間取っちゃって。あ、お菓子はいいのよ。みんなのために用意したんだもの」
望月火輪:「それはどうも」
望月火輪:「じゃあ、この"この場所"は誰のために用意したのかも聞いていいかな?」
散織姫:「もちろんみんなのために決まってるじゃない」
散織姫:「どうしても一度『殻』を経由しないと」
散織姫:「……完成できなかったの」
天藤ちひろ:「そんな過程が必要だったんですね……」
リギル・ソルテール:「それはいいとしてもよお」
リギル・ソルテール:「なんでお前さんはそんな殻だとかなんだとか詳しいんだよ」
リギル・ソルテール:「おれでもバックファイアを受けた。ただの研究者のオリヒメに辿り着ける情報か?」
日裏巡:「確かに」
庄野あるか:「お父さんより詳しくない?」
散織姫:「おともだちが色々教えてくれたのよ」
散織姫:「ななちゃんとか」
庄野あるか:「なな?」
散織姫:「七里千明ちゃん」
庄野あるか:「だれ??」ジュンさんにきく。
日裏巡:「どこかで聞いたような……ちょっと待ってね」
日裏巡:「ああ……本名ではあまり呼ばれないから思い出すのに時間がかかった」
日裏巡:「――“マスターレイス06ヘキサ”」
日裏巡:「で、合ってるかな?」
散織姫:「そう、そうよ」
散織姫:「世界を変える欲望を持つ、コードウェル博士のこどもたち」
散織姫:「ふふ。向こうも私たちのこと、注目してたみたいよ」
望月火輪:「随分と立派なコネをお持ちなもんだ」
庄野あるか:「コードウェルは知ってる!えらいおじさん」ちひろちゃんに教えてあげている。
天藤ちひろ:「FHの幹部の方、という事ですか……」
日裏巡:「インフィニティコードが関わる以上、コードウェル派が近付いてくるのは不思議じゃないけど」
日裏巡:「織姫の友達だとは知らなかったな」
散織姫:「けっこう長いこと付き合いがあるのよ」
散織姫:「それで………うん」
散織姫:「私と、遊んでもらいたいの」
散織姫:つま先を下げてとんとん、と地面を叩く。
庄野あるか:「かくれんぼ以外も?」
天藤ちひろ:「遊ぶって……」
散織姫:「ほら。ここ。コロセウムのようでしょう?座席が周りにあるから壊す心配もないわ」
散織姫:「みんなを、私にちょうだい」
日裏巡:「――」
日裏巡:「火輪に言ってしまったからね。私の口から確かめよう」
日裏巡:「織姫は、私達に何をするつもりなんだい?」
散織姫:「うん?いつもと同じよ」
散織姫:「切ったり、裂いたり、解剖したり、繋ぎ合わせたり」
散織姫:「そうして、保管するの」
日裏巡:「それは……」
日裏巡:敵を前にした時、滑らかに出てくる言葉が出てこない。
散織姫:「ずっとどこにもないものが欲しかった」
散織姫:「でも。すべてを集め切ったら、まだ集めてないものが欲しくなるでしょう?」
日裏巡:「……織姫は、すべてを集めたの?」
散織姫:「すべてに近いわ。でも、まだ足りないものがある」
散織姫:「『ここにはない』」
散織姫:「『ここにはない』ということが、欲しいの」
散織姫:「みんなの中にはそれがある」
散織姫:「フェイク・インフィニティコードを通してみんなが欲しいものは見つけたわ。そしてそれは常に『ここにはない』」
日裏巡:「……それは、それを手に入れたとして」
日裏巡:違う。
散織姫:その瞳はきらきらと偶像アイドルのように輝いている。
日裏巡:「いや……それは私達じゃなければ」
日裏巡:違う。
日裏巡:それを手に入れたとして、それでも欲しい物はなくならないのではないか。
日裏巡:私達じゃなければならないのか。代わりの手段はないのか。
日裏巡:そんな言葉は、口にしてはならない。
日裏巡:それは、欲望の否定であり、妥協の肯定だ。
日裏巡:最も嫌悪してきたものだ。
日裏巡:「――織姫は」
日裏巡:笑みを浮かべる。
日裏巡:いつもと同じ微笑みを。
日裏巡いつもと同じ微笑みを・・・・・・・・・・
日裏巡:「それが、欲しいんだね」
散織姫:「そうよ」
日裏巡:「その欲望を肯定しよう」
散織姫:「ええ。みんな、仲良く」
散織姫:織姫の影が蠢く。
日裏巡:「――ちひろ、火輪、あるか、リギル」
日裏巡:コードネームを呼ぶことはしない。
日裏巡:「命令はしない。セルリーダーとして今言うことはない」
日裏巡:ナイフを取り出す。
日裏巡:「自分の欲望の為に、好きにしてほしい」
リギル・ソルテール:「なら、そう。おれはオリヒメのレネゲイドパターンでもコピっておくさ」
リギル・ソルテール:「必要だろうからな」
庄野あるか:「お父さんはね、誰にもあげられないの。わたしだけのお父さんがいいから」
庄野あるか:「戦うとかは、やだなー、って思って…なんていうの?憎しみ、みたいなね」
庄野あるか:「でも、遊びたいな」
庄野あるか:「それなら…きっと楽しい」
望月火輪:「もし俺達がもっと日常に寄った存在だったら」
望月火輪:「きっと織姫が彼岸に行ってしまったんじゃないかと哀しんでいたんだろうね。」
望月火輪:「けど、俺達は。」
望月火輪:「自分たちのネジが壊れてることを知っている。」
望月火輪:「ある"或るべき"と信じていることを知っている。」
望月火輪:「だから、織姫。遊んであげるよ。」
望月火輪:「いつも通り、"仲良く"ね」
天藤ちひろ:「……織姫さんの言ってらっしゃることは」
天藤ちひろ:「たぶん半分も理解できていないけれど」
天藤ちひろ:「私たちも、ここであなたに渡せないものがある」
天藤ちひろ:「それに私は、あなたが見せてくれた世界で誓ったんです」
天藤ちひろ:「望むことを成すと」
天藤ちひろ:「OVVを手にした者として、責任を果たす」
天藤ちひろ:「"マスター"であることを」
天藤ちひろ:「だから……渡せません、ごめんなさい」
天藤ちひろ:「それでも力づくで来るのならば、こちらも容赦は」OVVを取り出し
天藤ちひろ:「しません」一体化
天藤ちひろ:体内に一体化したOVVはちひろの肉体を侵食し、腕を夜空のごとく黒く、瞳を星のごとき黄金色に染め上げる。
散織姫:「ありがとう、みんな」背後の陰から、何かがあらわれる。
散織姫:「紹介するわ。ここまで出来たの。───メッス・イアMess・Iah
GM:それは、どこにでもあり、どこにもないもの。
”メッス・イア”:顔に大きな穴が二つあって、中身に目が詰まっている。
”メッス・イア”:ありふれたつるりとした人型。
散織姫:「そうして世界は裏返り全てはめちゃくちゃになる」
散織姫:「さあ、はじめて」
”メッス・イア”:強烈なレネゲイドを放つ。ワーディングではないそれは、君たちの衝動を揺るがし、焦がす。

GM:衝動判定。難易度は通常通り9です。
日裏巡:10dx+1>=9
DoubleCross : (10DX10+1>=9) → 10[2,2,3,3,4,7,7,7,10,10]+4[2,4]+1 → 15 → 成功

天藤ちひろ:訓練と一体化
望月火輪:4dx+1>=9
DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 10[6,7,8,10]+2[2]+1 → 13 → 成功

望月火輪:しゃあ
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を2D10(→ 12)増加(83 → 95)
望月火輪:しゃあ!
日裏巡:日裏 巡の侵蝕率を2D10(→ 12)増加(106 → 118)
天藤ちひろ:6dx+2>=9
DoubleCross : (6DX10+2>=9) → 10[1,4,4,6,8,10]+4[4]+2 → 16 → 成功

天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を2D10(→ 11)増加(75 → 86)
庄野あるか:4DX+0+0@10>=9 意思
DoubleCross : (4DX10>=9) → 10[1,1,8,10]+8[8] → 18 → 成功

庄野あるか:おっしゃ
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を2D10(→ 6)増加(86 → 92)
GM:みんなナチュラルに二桁だしてくるな
庄野あるか:さらにおっしゃ
GM:では、クライマックス戦闘開始───!
GM:駒用意するね

    織姫(4)メッス・イア(8)
         |10m
巡(8)あるか(4)ちひろ(6)火輪(4)

GM:では、セットアップから。行動値順に処理します。
GM:まずはリーダーから。
日裏巡:ハウスオブデモンズ シーン内の任意のキャラクターの行動値+5
日裏巡:対象は自身以外のPC!
庄野あるか:わーい!もらいまーす
庄野あるか:庄野あるかのイニシアチブを5増加(4 → 9)
望月火輪:行動値8
天藤ちひろ:はーい、行動値11です
庄野あるか:モッチ9じゃないん?なんか着てたっけ
GM:9な気がするけどどうだっけ?
望月火輪:あ、9です
望月火輪:ミス!
GM:おっけー
GM:では、つぎはメッス・イア
”メッス・イア”:《原初の黄:灰色の庭》火輪に使用。行動値-15
庄野あるか:こ、こいつ!
望月火輪:な、なにー!?
庄野あるか:そんなに怖いか!モッチが!
日裏巡:的確に……
GM:こわいよ!
庄野あるか:それはそうだね…
GM:行動値0になってください
GM:で、えーと。ちひろちゃんはセットアップあったっけ
天藤ちひろ:ないです
天藤ちひろ:あ、一体化をOVVに戻しておきます
GM:はーい
GM:そしてあるかちゃんともっち!
望月火輪:じゃあ、もっちはいつもの
望月火輪:《タブレット》+《多重生成》+《活性の霧》
望月火輪:攻撃力+24、ドッジ-2を全員に
日裏巡:受け取ります!
GM:攻撃力が高い〜
庄野あるか:たすかる
望月火輪:これで侵食が103
庄野あるか:《アクセル》。ラウンド間、対象の行動値+6。自分に使います
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1増加(92 → 93)
庄野あるか:庄野あるかのイニシアチブを6増加(9 → 15)
庄野あるか:爆速
散織姫:では、
散織姫:《アクセル》+《ヴァイタルアップ》自身に使用。行動値+10、HP+20 、侵蝕率+20
庄野あるか:おまえもかーっ!
庄野あるか:わたしのアクセルより速いッ
散織姫:行動値は14に!

   織姫(14)メッス・イア(8)
         |10m
巡(8)あるか(15)ちひろ(11)火輪(0)

GM:では、行きましょう!
GM:イニシアチブ15、あるかちゃんから!
庄野あるか:うおお!
庄野あるか:マイナーでコンボ『あなたはいつも優しい』/《オリジン:サイバー》。
庄野あるか:【生来の狂気】適用状態なので社会を達成値+10、《交渉》なら+20する。
庄野あるか:で、メジャー。コンボ『あなたは教えてくれた』/《絶対の恐怖》《神の御言葉》。
庄野あるか:単体交渉攻撃で、対象はメッス・イアにしておこうかな。
庄野あるか:7dx+25
DoubleCross : (7DX10+25) → 10[2,4,5,5,9,9,10]+5[5]+25 → 40

庄野あるか:おしおし
GM:ふんふん
庄野あるか:ムムッ
”メッス・イア”:とりあえずドッジしておきます
”メッス・イア”:7dx+5>=40
DoubleCross : (7DX10+5>=40) → 10[2,3,3,5,6,7,10]+2[2]+5 → 17 → 失敗

庄野あるか:おっしゃ!
庄野あるか:ダメージだします~
GM:douzo-
庄野あるか:5D10+35+24
DoubleCross : (5D10+35+24) → 15[3,6,2,1,3]+35+24 → 74

庄野あるか:いいぞ!
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を9増加(93 → 102)
散織姫:《斥力障壁》をメッス・イアに。
散織姫:1d10+15
DoubleCross : (1D10+15) → 10[10]+15 → 25

庄野あるか:うおっ
散織姫:c(74-25)
DoubleCross : c(74-25) → 49

庄野あるか:けっこう引かれた!
望月火輪:こいつ…!俺達のことを研究してる!!
”メッス・イア”:まだまだぴんぴんしています
庄野あるか:さすがセルメンバーだぜ
庄野あるか:以上です!

GM:おっけー!ではつぎはひめちゃん
散織姫:マイナーなし!
散織姫:《コンセントレイト:バロール》+《死神の瞳》+《悪魔の影》+《茨の輪》+《縛鎖の空間》/《紡ぎの魔眼》
散織姫:これを……そうだなあ……
散織姫:リーダーに撃つか。
庄野あるか:ヒーッ
日裏巡:ひー
庄野あるか:束縛いるかい~
GM:とりあえず出目見てからね
庄野あるか:そうだった 候補にどうぞ
散織姫:9dx7
DoubleCross : (9DX7) → 10[1,3,4,6,6,7,7,7,10]+10[2,3,9,10]+2[2,2] → 22

日裏巡:うーん
日裏巡:重圧ってマイナー解除でしたっけ
GM:ちょっとまってね
日裏巡:確認しました。マイナーかメジャー
天藤ちひろ:重圧はマイナー
GM:マイナーかメジャーですね
”メッス・イア”:《原初の紫:妖精の手》
”メッス・イア”:これで最後の2を10にします
日裏巡:ひぃー
散織姫:1dx7+30
DoubleCross : (1DX7+30) → 2[2]+30 → 32

散織姫:うーん
散織姫:しかたない
日裏巡:ここは束縛はなしで! 自力ドッジします!
日裏巡:5dx>=32
DoubleCross : (5DX10>=32) → 10[1,7,8,8,10]+9[9] → 19 → 失敗

日裏巡:割と頑張るな
庄野あるか:妖精いる?
日裏巡:大丈夫!
散織姫:次に受ける攻撃のダメージを+7D 次に受ける攻撃に対してリアクション不可、ラウンド間あらゆるダイス-4、重圧と放心を与える
望月火輪:リ、リーダー!!
散織姫:これがリーダーに付きます
日裏巡:勝利の女神をみんなに飛ばせなくなるけど……ここは他にリソースを切ってもらった方がいいはず
庄野あるか:えげつねえ!
散織姫:こちらの手番は以上〜

GM:イニシアチブ11!
GM:ちひろちゃん
天藤ちひろ:先に私の手番が来てしまった、とりあえず叩きますか
庄野あるか:いっけー
天藤ちひろ:メジャー【弓星セイファート】《コンセントレイト:ウロボロス》+《シャドーテンタクルス》
天藤ちひろ:対象メッス・イアで
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を3増加(86 → 89)
天藤ちひろ:11dx8+6
DoubleCross : (11DX8+6) → 10[1,2,2,3,3,3,4,4,6,7,8]+1[1]+6 → 17

GM:うーん……
日裏巡:コンセ2になってない?
望月火輪:なってる!!
GM:コンセ2だ
庄野あるか:あ、ほんとだ!まだいけるッ
GM:行ける行ける
庄野あるか:妖精ちゃんも必要なら出せるぜ
天藤ちひろ:あ、ミスったちひろはコンセ3だった
GM:振り足しでも振り直しでもどちらでもOKですよー
天藤ちひろ:11dx7+6   じゃあ振り直します
DoubleCross : (11DX7+6) → 10[1,1,2,6,6,7,7,7,8,9,10]+10[3,3,4,5,5,9]+4[4]+6 → 30

GM:いい数字だ
”メッス・イア”:普通にドッジします
”メッス・イア”:7dx+5>=30
DoubleCross : (7DX10+5>=30) → 9[4,5,5,9,9,9,9]+5 → 14 → 失敗

”メッス・イア”:命中。ダメージどうぞ。
天藤ちひろ:4d10+10+5+2
DoubleCross : (4D10+10+5+2) → 23[8,6,6,3]+10+5+2 → 40

”メッス・イア”:結構痛いな…
日裏巡:活性分も!
天藤ちひろ:おっと
天藤ちひろ:64です
GM:itai-
望月火輪:やったぜ

GM:では
GM:イニシアチブ8、リーダーが先!
日裏巡:マイナーで重圧解除
日裏巡:うーんここはまだコピーはいいか
日裏巡:【未形成アステリズモス】《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》《原初の赤:虚構のナイフ》 7(+db)dx7+技能値 攻撃力24 対象:単体 射程:至近/10m 侵蝕10
日裏巡:対象はメッス・イア!
日裏巡:ダイスは4個まで減ってるけど
日裏巡:4dx7+4
DoubleCross : (4DX7+4) → 10[2,3,9,9]+6[3,6]+4 → 20

日裏巡:ちょっと不安
日裏巡:妖精をお願いします!
庄野あるか:はーい!
庄野あるか:『あなたの指で触れて』/《妖精の手》。
庄野あるか:ダイス目を10に。あと3回!
日裏巡:1dx+24
DoubleCross : (1DX10+24) → 7[7]+24 → 31

日裏巡:まあこれなら当たるでしょう
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を4増加(102 → 106)
”メッス・イア”:ドッジ。
”メッス・イア”:7dx+5>=31
DoubleCross : (7DX10+5>=31) → 10[1,1,3,4,4,7,10]+3[3]+5 → 18 → 失敗

”メッス・イア”:なかなかだなあ
日裏巡:ダメージ行きます!
望月火輪:あぶねー
日裏巡:4d10+24+24
DoubleCross : (4D10+24+24) → 20[4,10,4,2]+24+24 → 68

”メッス・イア”:(;_;)
”メッス・イア”:いたいよー
庄野あるか:カワイイ顔すな!
日裏巡:日裏 巡の侵蝕率を10増加(118 → 128)
”メッス・イア”:だいぶ減りました

GM:では、イニシアチブ8。メッス・イアの手番になります。何もなければ
”メッス・イア”:大丈夫そうかな。じゃあ…
GM:あらためていきます
庄野あるか:なにをするー
”メッス・イア”:マイナーなし。
”メッス・イア”:《コンセントレイト:ウロボロス》+《原初の赤:魔獣の衝撃》+《原初の黒:プラズマカノン》+《混色の氾濫》
”メッス・イア”:で、PC達のエンゲージを攻撃。
庄野あるか:ヒーン
”メッス・イア”:18dx7+8
DoubleCross : (18DX7+8) → 10[2,2,2,3,3,5,7,7,7,7,7,8,9,9,9,9,9,10]+10[2,3,3,4,6,6,7,7,7,8,9,9]+10[2,2,5,7,7,8]+6[3,5,6]+8 → 44

望月火輪:うわーん!!
日裏巡:ひー
GM:対応をどうぞ。
天藤ちひろ:わあー
日裏巡:ドッジダイス-2と全てのダイスが-6されるのでドッジできません。ガードします。
GM:そもそもリーダーはリア不!
天藤ちひろ:ガード
庄野あるか:ドッジだけやるだけするか あるか
庄野あるか:3DX+1-2@10 回避
DoubleCross : (3DX10-1) → 7[1,6,7]-1 → 6

庄野あるか:うむ
日裏巡:そうだったリア不も喰らってた
望月火輪:ドッジ
望月火輪:2dx>=44
DoubleCross : (2DX10>=44) → 10[9,10]+4[4] → 14 → 失敗

望月火輪:ダメ!
天藤ちひろ:とりあえず
天藤ちひろ:【Gフィラメント】《崩れずの群れ》
”メッス・イア”:《否定のひと触れ》
”メッス・イア”:カバーエフェクトを無効にします。
庄野あるか:ナッ!
日裏巡:ひぃー
天藤ちひろ:それ射程至近じゃありませんでしたっけ
GM:あれっ
GM:ほんとだわ
庄野あるか:た、たすかった
GM:じゃあキャンセルします。どうしたもんかな・・・
GM:このまま行きます
GM:カバーリング対象聞いてなかった!リーダーかな?
望月火輪:やった!サンキューちいちゃん!
天藤ちひろ:リーダー行きます
日裏巡:ありがてえ……!
”メッス・イア”:5d10+30
DoubleCross : (5D10+30) → 23[1,5,9,1,7]+30 → 53

庄野あるか:死ぬわね
GM:もろもろ有効!
望月火輪:死んじゃう!
天藤ちひろ:ちひー!?
庄野あるかムカウセル 〇愛着/憐憫をタイタス化し昇華。
庄野あるか:で、モッチには
庄野あるか:『あなたは愛してくれた』/《奇跡の雫》。モッチをHP10で蘇生させます。
庄野あるか:いきかえりなさーい!
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を6増加(106 → 112)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を2増加(91 → 93)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(93 → 94)
望月火輪:ありがとあるか!!
日裏巡:回復量は1d10増えるよ!
庄野あるか:そうじゃん!すごいぜ
天藤ちひろ:HPが回復したとき九生足で10回復
天藤ちひろ:1d10+10
DoubleCross : (1D10+10) → 10[10]+10 → 20

庄野あるか:1d10+11
DoubleCross : (1D10+11) → 3[3]+11 → 14

天藤ちひろ:1d10 あとさっきの分
DoubleCross : (1D10) → 5

日裏巡:奇跡の雫分も増えるよ
天藤ちひろ:25まで回復
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1増加(94 → 95)
GM:ちいちゃん侵蝕ずっと低いな
庄野あるか:リザレクトの天才
天藤ちひろ:えへへ
天藤ちひろ:あ、私の処理は以上です
GM:了解!
”メッス・イア”:《原初の虚:夜魔の領域》メインプロセス直後に使用、行動値0 未行動に
庄野あるか:なにーー!?

GM:では、火輪くんのイニシアチブですが
天藤ちひろ:わぁ
天藤ちひろ:行動します
天藤ちひろ:【辰宿ホロロギウム】《原初の白:時間凍結》
望月火輪:いっけー!
天藤ちひろ:HPを-20して5に 行動します
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を7増加(95 → 102)
天藤ちひろ:マイナー【永久の星喰らえ、虚なる天Over vertex variant】《原初の黒:ポルターガイスト》
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を7増加(102 → 109)
天藤ちひろ:メジャー【弓星セイファート】《コンセントレイト:ウロボロス》+《シャドーテンタクルス》
天藤ちひろ:対象はメッス・イアで
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を3増加(109 → 112)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を2増加(112 → 114)
”メッス・イア”:来い!
天藤ちひろ:12dx7+4
DoubleCross : (12DX7+4) → 10[1,1,2,3,5,6,6,8,8,8,10,10]+10[1,2,7,8,10]+5[1,5,5]+4 → 29

”メッス・イア”:あ、あとのせはなしかな
天藤ちひろ:今回はなしかちゃんみたいです
庄野あるか:のせてもいいよー!
庄野あるか:いる?あと二回ある
日裏巡:勝利の女神もあるぞ
天藤ちひろ:女神の方いただけますか?
日裏巡:よしきた
日裏巡:【未周回ドリフォロス】《勝利の女神》 達成値+24 侵蝕6
日裏巡:日裏 巡の侵蝕率を6増加(128 → 134)
天藤ちひろ:よし、これで53!
天藤ちひろ:リアクションするなら来いー!
”メッス・イア”:ドッジします……
”メッス・イア”:5dx+7>=53
DoubleCross : (5DX10+7>=53) → 9[5,6,6,8,9]+7 → 16 → 失敗

天藤ちひろ:毎回ちょっと回すの怖いな、ダメージへ
天藤ちひろ:3d10+20+2+1+5+20+2+1+5+24
DoubleCross : (3D10+20+2+1+5+20+2+1+5+24) → 13[1,3,9]+20+2+1+5+20+2+1+5+24 → 93

”メッス・イア”:くっ、《雲散霧消》!
”メッス・イア”:45軽減!
天藤ちひろ:【マルカリアンの鎖】《デビルストリング》
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を4増加(114 → 118)
天藤ちひろ:打ち消します
”メッス・イア”:つら…
GM:なかなか死にそうになってきました

天藤ちひろ:まだ倒れないか、では望月くんの時間どうぞ
望月火輪:うっす!
望月火輪:マイナーなし
望月火輪:《セレリティ》 侵蝕+5 メジャーアクション2回追加
望月火輪:《エクスプロージョン》《ツインバースト》侵蝕+6
望月火輪:対象は織姫とメッス!
GM:オーケイオーケイ…
望月火輪:5dx+3
DoubleCross : (5DX10+3) → 10[1,5,6,6,10]+5[5]+3 → 18

望月火輪:でやー!
散織姫:うーーーーん
散織姫:いや、ここは通し
庄野あるか:ここは!?
散織姫:ダメージどうぞ
望月火輪:2d10+2d10+8+18+24
DoubleCross : (2D10+2D10+8+18+24) → 8[3,5]+11[2,9]+8+18+24 → 69

望月火輪:おりゃ!!
散織姫:《隆起する大地》《浮遊する大地》視界範囲 3d10+15 ダメージ軽減
散織姫:3d10+15
DoubleCross : (3D10+15) → 21[8,6,7]+15 → 36

散織姫:33ダメージ!
望月火輪:強い……!!
散織姫:織姫は23受け、メッスくんも無事
望月火輪:オート 《帰還の声》《タブレット》《多重生成》
望月火輪:PC全員のエフェクトの使用回数を1個分回復させます
望月火輪:僕はセレリティ!
日裏巡:万象の虹を回復!
庄野あるか:奇跡の雫
天藤ちひろ:《原初の白:時間凍結》!
望月火輪:ではメジャーでもっかいセレリティ
望月火輪:《エクスプロージョン》《ツインバースト》侵蝕+6
望月火輪:対象は、同じく!
望月火輪:5dx+3
DoubleCross : (5DX10+3) → 7[1,3,5,6,7]+3 → 10

望月火輪:よし
散織姫:《スモールワールド》達成値-15
庄野あるか:ウワッ!
日裏巡:げげっ勝利の女神は使ってしまった!
望月火輪:うわーー!!
望月火輪:け、研究されている…!!
望月火輪:ここは何も出来ない…!ラストアタックに賭けます
望月火輪:《エクスプロージョン》《ツインバースト》侵蝕+6
望月火輪:5dx+3
DoubleCross : (5DX10+3) → 7[3,3,5,5,7]+3 → 10

散織姫:ここは
散織姫ロイス:日裏巡/憧憬:○/同属
散織姫:Sロイスに指定。
日裏巡:うええっ
散織姫:昇華し、《スモールワールド》を復活させます。
望月火輪:な、なにー!?
庄野あるか:ウ、ウワーー!
望月火輪:ジャームじゃないから…!!
天藤ちひろ:わぁ!
散織姫:再度の……《スモールワールド》!
望月火輪:お、おのれー!!
望月火輪:妖精をかけてもらうべきだったのか…!
庄野あるか:ニャニャニャそうじゃん
望月火輪:では…!何も出来ない!!
GM:了解しました。

GM:メッス・イア再行動。
GM:……の、前に!
庄野あるか:なにっ
日裏巡:ムッ
散織姫:まず、《捧げる生命》
散織姫:メッスイアを50回復。自身は戦闘不能になります。復活はありません。
日裏巡:ええーっ
”メッス・イア”:そして
庄野あるか:ナーーーッ
”メッス・イア”:《原初の白:異世界の因子》
庄野あるか:おまえもか!
”メッス・イア”:これで、《原初の白:時間凍結》をコピー。
日裏巡:うーん、ではこちらもいいですか?
GM:いいですよ!
日裏巡:【未到達フォストナステーロン】《原初の白:異世界の因子》 エフェクトコピー 侵蝕7
日裏巡:《原初の白:時間凍結をコピー》
日裏巡:日裏 巡の侵蝕率を7増加(134 → 141)
庄野あるか:白すぎるだろ
GM:これは……!
日裏巡:そのまま使用します。行動値ではこちらが勝っている……!
GM:くっ!ではどうぞ!
日裏巡:日裏 巡の侵蝕率を7増加(141 → 148)
日裏巡:マイナーで装備変更。アンチマテリアルライフルに持ち替えます
日裏巡:【未形成アステリズモス】《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》《原初の赤:虚構のナイフ》 7(+db)dx7+技能値 攻撃力38 対象:単体 射程:至近/10m 侵蝕10
日裏巡:まだダイスは少ないが……! 侵蝕が嵩んでダイスが増えている!
日裏巡:5dx7+4
DoubleCross : (5DX7+4) → 10[4,5,8,9,10]+10[5,8,8]+3[2,3]+4 → 27

庄野あるか:『あなたの指で触れて』/《妖精の手》。ダイス目を10に。
日裏巡:うおおおおお!
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を4増加(112 → 116)
日裏巡:1dx+34
DoubleCross : (1DX10+34) → 1[1]+34 → 0 (ファンブル)

GM:35!
庄野あるか:もう一回遊べるドンする?
GM:輪あるじゃん
庄野あるか:あるのだ
日裏巡:せっかくだし……行くか!
日裏巡:お願いします!
庄野あるか:オッシャ
庄野あるか:『あなたの指で触れて』/《妖精の手》《妖精の輪》。
庄野あるか:ラスト妖精
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を8増加(116 → 124)
日裏巡:1dx+44
DoubleCross : (1DX10+44) → 4[4]+44 → 48

庄野あるか:死だ
”メッス・イア”:ドッジチャレンジ!
”メッス・イア”:5dx+7>=48
DoubleCross : (5DX10+7>=48) → 9[2,3,3,3,9]+7 → 16 → 失敗

”メッス・イア”:安定してたな……ダメージどうぞ
日裏巡:5dx+38+24
DoubleCross : (5DX10+62) → 10[2,2,8,9,10]+2[2]+62 → 74

日裏巡:まちがえた
日裏巡:5d10+38+24
DoubleCross : (5D10+38+24) → 36[8,8,9,1,10]+38+24 → 98

”メッス・イア”:……そのダメージは…・・・・!
”メッス・イア”:死にます。
日裏巡:日裏 巡の侵蝕率を10増加(148 → 158)
”メッス・イア”:復活はなし。
庄野あるか:おおお
日裏巡:やったー!
庄野あるか:おっしゃああ
望月火輪:っしゃあ!!
GM:戦闘終了!
天藤ちひろ:しゃぁ!
GM:では……演出!

”メッス・イア”:ごろごろと、空洞の中の目玉が転がる。
”メッス・イア”:それらはみな、望月火輪を眺めている。
”メッス・イア”:その視線は神経の伝達の速さを鈍くさせる。
望月火輪:「………ッ」
望月火輪:小さく舌打ちをする。
庄野あるか:「うわっ」それに気づいて怯える。
望月火輪:「光栄だね。君にここまで警戒してもらえるなんて。」
望月火輪:体の動きが鈍い。だが、『毒』を作り出す回路は狂ってはいない。
望月火輪:体内に創り出した『毒』を味わうことで、そのことを確信する。
天藤ちひろ:(望月さんの動きを鈍らせている……?)
望月火輪:「さて、皆」
望月火輪:「まずは、任せるよ。」
望月火輪:『毒』を周囲の仲間に吸わせ、その攻撃性を加速させる。
散織姫:「ふふ」
散織姫:「おいで。おねえさんが遊んであげるわ」
散織姫:レネゲイドと毒の匂いが濃くなる。
庄野あるか:「遊びたいけどさー、かくれんぼはいいよ?」
庄野あるか:「でもその、目玉はイヤ!怖いし」
庄野あるか:ぬるりと生暖かい風が吹く。
庄野あるか:恐怖による妄想で世界を塗り替える力。いま、庄野あるかは恐れている。
庄野あるか:巨大な目が仲間を見つけること。そして。
庄野あるか:仲間の『遊び』がどうも、己の譲れないものを賭けた戦いになりそうなこと。
庄野あるか:「怖いよー、やだよー、……そういうのは」
庄野あるか:「そういう、むずかしいことは…」
庄野あるか:「ぜんぶ、守ってあげるって」
庄野あるか:巨大な目が無数に空を埋め尽くす。
庄野あるか:それは少女が恐れた戦いを、仲間の『遊び』ではない傷を引き起こす。
庄野あるか:眼差しが零す涙が無数の刃となり、おぞましいメッス・イアに降り注ぐ!
庄野あるか:「お父さんは言ったもん!」
散織姫:「だいじょうぶ、だいじょうぶよ」
散織姫:ぶわり、と髪の束が持ち上げられる。
散織姫:反転した重力が壁となって、刃を弾いている。
庄野あるか:「ひめちゃん!そいつ気持ち悪いよ~!」
散織姫:「あなたは守られてる。そして、守られてもいない」
散織姫:「だから、全部大丈夫」
”メッス・イア”:威嚇するように四つ足で立っている。
散織姫:「ふふふ、あるかちゃんにはまだ刺激が強かったかしら?」
散織姫:「でもこれは、削ぎ落とされて、集まったもの」
散織姫:「とってもかわいいのよ、本当に」
庄野あるか:「まだってなに?」
散織姫:「あるかちゃんはまだ子供だもの」
散織姫:「いいえ、永遠に」
散織姫:「『お父さんの娘』」
庄野あるか:目を見開く。「…そうだね」
庄野あるか:「そうだよ.わたしは、ずうっとそう!」
散織姫:「そんなあなたが、とても愛らしいわ」
散織姫:「ねえ、あなたもそう思わない?じゅんちゃん」
日裏巡:「ああ」
日裏巡:「私はそんなあるかの欲望も肯定している」
日裏巡:「織姫、君の欲望と同じように」
散織姫:「ええ、あなたは肯定してくれる」
日裏巡:「だから、見届けよう」アンティキティラが内包する星空が見つめる。
日裏巡:「君の欲望を、もっと見せてくれ」
散織姫:その目に映る世界が歪曲する。
散織姫:織姫が、織姫を取り巻く風景が、歪んで軋んで、
”メッス・イア”:その世界を削られたもの達は肯定する。
散織姫:ゆえに、日裏巡の目に張り付けられたテクスチャは、そのまま現実となり、
散織姫:体内をめちゃくちゃに、だめにしてしまう。
日裏巡平衡感覚じゅうりょくがぐるぐると回り、体内時計じかんが滅茶苦茶になる。
日裏巡:立っていられなくなる。
日裏巡:それでも、歪んだ視界せかいから目は離さない。
日裏巡:「もっとだ」
散織姫:「………ふふ」
散織姫:「無垢な私の王子さま」
散織姫:「だからあなたはどこまでもまっすぐで残酷で、」
散織姫:「素敵よ。ずっとめちゃくちゃにしたかった」
散織姫:それは、執着だと思う。
散織姫:手に入れられていない唯一の内側なのではないかと。
日裏巡:「ふふ――なら」
日裏巡:「まだ、足りないな」
散織姫:「わかっているわ」
散織姫:手でサインを作る。横の救世主ばけものが二本足で立った、その時
散織姫:先んじて、彼女が動いた。
天藤ちひろ:一連の語らいの最中に駆け出し、右腕を弓に変じる
天藤ちひろ:「欲望を理解したいのはわかりましたけど……」影から矢を引き抜き、弓に番える
天藤ちひろ:「渡したく無いものや、譲れないものはあるんです!」
天藤ちひろ:"的場"たちの身体の操り方、弓の弾き方、狙い方を自らの肉体に転写し、狙いを定め
天藤ちひろ:影の弦で引き絞られた、宇宙ソラ色の矢が放たれる
天藤ちひろ:それは”メッス・イア”に突き刺さると
天藤ちひろ:内部よりその存在を喰らわんと、侵蝕を開始する。
散織姫:注意深く攻撃を見極める。
”メッス・イア”:同属喰いの蛇。同じ力が中で拮抗する。
天藤ちひろ:(なんだろう……OVVと話したから、かな……いつもより調子が良い気がする)
天藤ちひろ:OVVの宿った右腕が、鈍く明滅する。
散織姫:「あなたのことは、まだよくわからないのよ、ちひろちゃん」
散織姫:「何があるかもないかもわからない」
散織姫:「でも───」
日裏巡:「――だからこそ、欲しい。もっと見ていたい」
日裏巡:立ち上がっている。
日裏巡:感覚を無作為に乱され、体内器官の機能が正常に働かない中で。
日裏巡:気付けば、いつの間にか足下には茨を持つ黒い花が咲き乱れている。
日裏巡:土岐明里。
日裏巡:破壊の為の力が、無理矢理に体を起き上がらせた。
日裏巡:だが、まだ視界は歪んでいる。進むべき道が分からない。
日裏巡:「あるか、手伝ってくれるかい?」
庄野あるか:「!」
庄野あるか:「はあい」微笑む。
庄野あるか:「さあ、行こう!」見えない大きな手が、巡の背中を押す。
日裏巡:押されるがまま走り出す。この目で見るのは、現実でなくてもいい。
庄野あるか:この手も現実ではない。少女の幻想の、愛した誰かの手に過ぎない。
日裏巡:欲望だけを見据えたまま、ナイフを振るう。
日裏巡:瞬きの刹那。一振りと錯覚する速度で斬撃の軌道が四つメッス・イアの四肢を通り抜ける。
日裏巡:無数に蠢く眼球達にナイフを何度も突き立てる。反応する暇はない。達人の剣技。
日裏巡:“ワンリーク”。
日裏巡:「私はどうやら欲張りみたいだ」
日裏巡:「私以外が、私達の欲望を見る必要はないよ」
”メッス・イア”:眼玉からはどろどろと黒い影が溢れ、裂かれた四肢はだらだらと液体をこぼしながら、一本はついに折れ。
散織姫:「あら。あらあら」
散織姫:「素敵じゃないそんなの。愛されてるのね、私たち」
散織姫:「でも私も簡単に諦めるつもりはないから」
散織姫:「ほら、この子ももっと欲しいって鳴いてるでしょう?」
”メッス・イア”:「─────、ォ─── ───」
”メッス・イア”:黒い霧が君たちをつつんだ、かと思うと。
”メッス・イア”:爆轟。
”メッス・イア”:途轍もない熱量の黒い爆発が起こる。
庄野あるか:声を出すより速く、呑み込まれる。
日裏巡:体の機能は狂ったまま、無理矢理立っているに過ぎない。避けることも、防ぐこともできない。
日裏巡:無防備なまま、しかし見据える目に揺らぎ一つない。
天藤ちひろ:なぜだか、そうするのはわかっていた
天藤ちひろ:だから、あらかじめ巡の方に駆け出していて、攻撃の前に出る覚悟も決めていて
天藤ちひろ:___しかし、この一撃は想定外だった
天藤ちひろ:(望月さんの爆発……!?)
天藤ちひろ:腕を交差させ、全力で守りに入る……炸裂する爆発の全てから巡を守り切れる気は全くしなかったが
天藤ちひろ:「く、ぁ____!」体が焼かれる、腕が焼かれる。
望月火輪:「……!」
望月火輪:肉片が飛散し、骨が砕ける。
望月火輪:つい最近にも似たような感覚を味わった。
望月火輪:だが、あの時に感じた。ひりつくような恍惚は、訪れない。
庄野あるか:見えない大きな手が伸びていく。
庄野あるか:(……さっきの手)自分でもわからぬうちに動き出す手が動いている。
望月火輪:その『なにか』に手を伸ばす」
望月火輪:「あるか」
望月火輪:「俺を引き上げてくれ」
望月火輪:これは、俺に相応しい『死』ではない」
庄野あるか:理解できていく。あるいは、そう思い込むことができる。
庄野あるか:もっと狂っていける。
庄野あるか:「……あの夢を見て、わかった。ひめちゃんが見せてくれた」
庄野あるか:「これはお父さんの手だ」
庄野あるか:「この世のどこにもないから、わたしだけのあなたを作れる」
庄野あるか:「あなたは、わたしの助けたいものを助けてくれる」
庄野あるか:「そうでしょ?お父さん!」
庄野あるか:望月火輪に触れた手が、彼を引き上げ、触れた先から彼の傷を癒していく。
庄野あるか:「おーし。きれいに戻った」
庄野あるか:「モッチはきれいじゃないとね」
”メッス・イア”:三本足で、茫と立っている。
”メッス・イア”:……まだ動く。君たちは直感する。
天藤ちひろ:「あ、れ……」痛みに身体は焼かれ、制服もボロボロで
天藤ちひろ:だけどなぜか、守り切れないと思っていた巡を、守れていた
天藤ちひろ:(今度は守りきれた? これもOVVの力……?)
天藤ちひろ:"あなたのことは、まだよくわからないのよ"
天藤ちひろ:当たり前だろう、自分でもわからないのだから。
天藤ちひろ:小さく息を吐き
天藤ちひろ:「……巡さん」
天藤ちひろ:「その"眼"の力が必要です。少しだけ……お借りできますか」
日裏巡:微笑みを浮かべる。
日裏巡:「私の見ているものは、他の誰にも渡せない」
日裏巡:「でも、ちひろは仲間だ。――特別だよ」
天藤ちひろ:「ありがとうございます」
天藤ちひろ:そうだ、渡せない……だから、ここに立っている。
天藤ちひろ:明滅するOVVの光を撫でて
天藤ちひろ:「____遥かに巡る宇宙ソラの果て、煌めく欠片よ、今ここに」眼前の異形に、掌を向ける。
天藤ちひろ:「幼き我が身に刻まれた、誓いは塵へとなり果てた」宇宙のごとき漆黒の腕が、変形していく
天藤ちひろ:「遠く届かぬ陽の光、影無き世界は今はなく」眼前の存在を喰らうのに適したかたち
天藤ちひろ:「されど心を繋ぐのは、この手に握った無限の螺旋」何かを掴まんとする腕にも見える、咢の形へ
散織姫:目を大きく見開く。
”メッス・イア”:無数の虹彩が、きゅうっと窄まる。
天藤ちひろ:「光を喰らい、魔を喰らい、螺旋を描いて暴威を担う」周囲の空間のレネゲイドが吸い上げられ
天藤ちひろ:「終焉齎す始原、開闢与える終局、はじまりのおわり」広げた牙に収束していく
天藤ちひろ:「喰らい合い、相反し、相克す」その咢の内に作り出されたのは、疑似無限を内包した喰らい合いの螺旋。
天藤ちひろ:「永久の闇で輝く虚、満天彩るホシとなれ!」
天藤ちひろ:「新星バースト永久の星喰らえ、虚なる天Over vertex variant!」
天藤ちひろ:光の輪にも見えるそれが、無数の眼を持つ異形めがけて、射出された。
”メッス・イア”:その脅威度は見るまでもなく理解できた。
”メッス・イア”:ゆえに、レネゲイド喰いの霧を発する。
”メッス・イア”:しかし。
天藤ちひろ:__ヒュッ
天藤ちひろ:地面から無数の糸が展開し、その動きを逆に喰らう事で無効化する。
天藤ちひろ:”ラコニアイナ”
天藤ちひろ:善良で優しい……そう、とても優しいオーヴァードの技だ。
”メッス・イア”:そして、直撃した。
”メッス・イア”:光輪は容赦なく人真似の化物を灼いていく。
散織姫:「……なんて、力なの」
”メッス・イア”:それでもまだ立っている。三本足の化物は。
散織姫:くすくすと笑う。
散織姫:「まだ、私もこの子も諦めてないわ」
散織姫:「欲望のために妥協はしない。でしょう?」
天藤ちひろ:「ええ、そうですね……だから」
天藤ちひろ:「あとは、お任せします____」
天藤ちひろOVVをSロイス指定。
GM:受理します。
望月火輪:「ああ」
望月火輪:「わかったよ。」
望月火輪:そう言い終わると同時に。
望月火輪:白い霧が織姫達の周囲を満たす。
散織姫:「そうよね」
散織姫:「かりんちゃんの攻撃。しっかり覚えてる」
望月火輪:確信していた。
望月火輪:”メッス・イア”の視線に神経を射抜かれた瞬間から
望月火輪:自分たちは"策略"でもって織姫を出し抜くことは出来ないと。
望月火輪:悪意、敵意の有無は別とし、散織姫は、きっと俺達が織姫を観る以上に俺達を観察し続けていた。
望月火輪:その積み重ねによるアドバンテージは、この戦闘の間に乗り越えられるものではない。
望月火輪:だから、決めた。
望月火輪:「いや、君は観るのはきっと初めてだよ。」
望月火輪:「この俺が、ただの力押しに走るところなんて。」
散織姫:「まあ」
散織姫:「すごいわ。どきどきしちゃう」
望月火輪:織姫の"策略"は、"力"で押し切る。
望月火輪:─────轟ッッッッ
望月火輪:”メッス・イア”が見せた爆発。
望月火輪:それよりもさらに激しい音と光が戦場を覆い尽くす。
望月火輪:ともに一瞬の攻撃である。だが、その濃度が違う。
望月火輪:望月火輪の攻撃には、その一瞬に己の全てを焼き尽くそうとするような、悲痛な祈りが乗る
望月火輪:それが、敵に対し『死』以上の負担を与える。
散織姫:晴れた視界の先には。
散織姫:織姫と”メッス・イア”が多少のダメージを受けながらも、共に健在のまま立っていた。
散織姫:重力───だけではない。
散織姫:世界が歪んでいる。
散織姫:織姫たちを叩き伏せるはずだった世界が、ここから少しズレた世界に送られている。
散織姫:「……どきどきしちゃったわ」
散織姫:「でも、私、かりんちゃんより好きな子がいるから」
散織姫:「このぐらいの熱烈さでも、傾けないのよね」
望月火輪:「何を」
望月火輪:「終わったような口ぶりで語ってるんだ?」
望月火輪:「俺は、"力押し"で行くって言ったんだ。」
望月火輪:「そして、俺の"力"は俺のものだけじゃない。」
望月火輪:「"アセンド"も、俺の"力"だ」
散織姫:「ふふっ」
散織姫:「嬉しいわ。そう言ってくれること」
望月火輪:「ああ、そうだね。」
望月火輪:「きっと、巡もそういうだろうさ」
散織姫:「”メッス・イア”」
散織姫:「任せるわね」
散織姫:「私の願い星になってちょうだい」
散織姫:そう言うと、口から血まみれの、何か。臓器を、吐き出す。
散織姫:生命を分け与えるソラリスの力。
散織姫:そこに、自らの希いをのせて。
”メッス・イア”:頭部を近づけると、それを飲み込み、
”メッス・イア”:身体の穴が消え、より人間に近づいた白い人型の物体になる。
”メッス・イア”:顔に線が刻まれたかと思うと瞼になり、目をひらく。
”メッス・イア”:腕の先には手が形成され、す、とちひろを指差す。
”メッス・イア”:その手の中に、偽りの星の輝きを得て、今まさに、動かんと───
天藤ちひろ:指さされ、何をされたかを理解する
日裏巡:「ちひろ」
天藤ちひろ:「はい」
日裏巡:「今度は、私にちひろの欲望を預けてくれるかい?」
天藤ちひろ:「ええ。 巡さん……あとは、お願いします」
天藤ちひろ:OVVの光輪が、巡の背後に現れる
天藤ちひろ:「見せてあげてください、あの"人"に」
天藤ちひろ:「私と……巡さんの欲望ネガイを!」
日裏巡:「ああ。でも――――」
日裏巡:チク タク チク タク
日裏巡:時計の音が空間に響き渡る。
日裏巡:瞳の中で星が巡り、時が廻る。
日裏巡:現実の時間を置き去りにして、願うままの時間を歩む。
日裏巡:“オーヴ”
日裏巡:「見せるのは、私とちひろの欲望だけじゃないよ」
日裏巡:止まった時の中、時計の音だけが鳴り響く静寂を破るように。
日裏巡:空間自体を焼き尽くす程の爆轟が、人型を覆い灼く。
日裏巡:“清虚”
日裏巡:「私達の欲望を」
日裏巡:手が動く。現実ではない。それでも、そこになくとも、あるのだと信じている。
日裏巡:散織姫へと伸びた手が触れ、吐き出された内臓が生み出されるように傷が癒やされる。
日裏巡:“ペーパータウン”
日裏巡:「見せてあげよう」
日裏巡:焼き尽くされた人型が歪む。否。
日裏巡:その周囲の世界ごと、歪んでいく。少しズレた世界ごと、逃げ場など残さず。
日裏巡:“メッスド”
日裏巡:「――でも、ここまでだ」
日裏巡:「やっぱり、これは私だけが見ていたい。君には渡せない」
日裏巡ムカウセルをSロイスに指定。
日裏巡:歪み捻れ、眼球だけが残った人型と見つめ合ったまま、ナイフで突き刺した。
日裏巡:――再び、時が刻まれ始める。
散織姫:ゆっくりと目を開く。そして、
散織姫:自分の体の傷が癒えていることと
散織姫:そこに崩れた「人」だったものを認め、敗北を悟る。
散織姫:「あーあ」
散織姫:「終わっちゃったわ……織姫ちゃんの一大キャンペーン」
日裏巡:「ふふ……まだ終わりじゃないだろう?」
日裏巡:「これくらいで諦める織姫じゃない。今は駄目だったとしても、何度でもやればいいよ」
日裏巡:「妥協も、諦めも許さない」
日裏巡:「何度でも遊んであげるよ」
散織姫:「……ふふふ!」
散織姫:「そうね。じゅんちゃんの言うとおりだわ」
散織姫:「何度でも作り直すし何度だって」
散織姫:「みんなと遊ぶわ」
散織姫:「私も大好きだもの」
散織姫:「欲望で煌めく、この夜空が」
GM:偽物ではない本物の夜空。
GM:その下にアジトを建てたかった。
GM:女は微笑む。
GM:それだけは、間違いなく叶ったのだから。

バックトラック

Eロイス
・Fake・IC
 -悪意の伝染
 -衝動侵蝕
 -悪夢の鏡像

GM:以上三つ!
望月火輪:うおー!
庄野あるか:振るぜ
日裏巡:振ります!
日裏巡:158-3d10
DoubleCross : (158-3D10) → 158-18[6,7,5] → 140

庄野あるか:124-3d10
DoubleCross : (124-3D10) → 124-19[9,9,1] → 105

天藤ちひろ:振ります
望月火輪:いやだきます
日裏巡:そしてまだロイスに空欄があるので
望月火輪:142-3d10
DoubleCross : (142-3D10) → 142-6[1,2,3] → 136

天藤ちひろ:118-3d10
DoubleCross : (118-3D10) → 118-14[7,6,1] → 104

望月火輪:うわああ!?
庄野あるか:モッチーーー!
日裏巡:スパリゾートも忘れずに!
天藤ちひろ:1.2.3!?
庄野あるか:あ、そうじゃんスパ
庄野あるか:私は残りロイスが5にメモリー1、スパで7dか。等倍で。
庄野あるか:105-7d10
DoubleCross : (105-7D10) → 105-31[1,3,2,2,10,10,3] → 74

望月火輪:メモリーを使って侵食を下げます
望月火輪:126
日裏巡:望月火輪 ○憧憬/悔悟
天藤ちひろ:OVVをSロイス指定しておきます
天藤ちひろ:等倍振りで
日裏巡:庄野あるか ○憧憬/不安
GM:ヒュウ!
日裏巡:二つロイス取得します
天藤ちひろ:104-4d10
DoubleCross : (104-4D10) → 104-30[4,9,9,8] → 74

天藤ちひろ:5点
庄野あるか:おそろ
日裏巡:そして倍振り
日裏巡:140-13d10
DoubleCross : (140-13D10) → 140-73[3,1,5,7,9,4,6,10,1,5,5,10,7] → 67

望月火輪:倍ぶりで
望月火輪:126-10d10
DoubleCross : (126-10D10) → 126-55[3,5,2,10,4,1,8,8,4,10] → 71

望月火輪:ただいま
庄野あるか:よかった…
GM:よかった
GM:自分にしては珍しくEロイス少なめだったからドキドキしてた
天藤ちひろ:焦った

GM:経験点を配布します!
庄野あるか:わーーい
日裏巡:うおー
天藤ちひろ:わーい
天藤ちひろ:もどるちひ
望月火輪:っしゃあ!
GM:今回Eロイスは3つ。
GM:織姫ちゃんはDロイス特に設定してないです
GM:で、シナリオ点が8点。いつもの5点。Eロイス分で3点。
GM:16!
GM:これに最終侵蝕点とSロイス点を足して完成です
日裏巡:侵蝕で3、Sロイスで5なので合計24!
庄野あるか:侵蝕で5 21点、のはず
望月火輪:19点
天藤ちひろ:侵蝕で5Sロイスで5点なので26点
GM:GM31点だ!
天藤ちひろ:その間抜け顔をやめろー
GM:合計がちょうど90点だったようです
庄野あるか:おお!
天藤ちひろ:ぴったり!
庄野あるか:じゃすと
望月火輪:なんか嬉しい
日裏巡:明日いいことあるかも
庄野あるか:やったぜ
GM:わーい
GM:では、この後はエンディング!
望月火輪:うおー!

エンディング:無限の始源へと

GM:戦いが終わった空の下。
GM:君たちは遅い夕食を食べている。
GM:拠点はこうして得られたものの、今後のことを考えていかねばならない。
GM:インフィニティコードは、目覚めだしたのだから。
天藤ちひろ:「それで、ですけど……」
天藤ちひろ:「これからどうしましょう、色々と」
日裏巡:およそ日本では見慣れない、奇妙などこかの民族料理がテーブルに並んでいる。
日裏巡:まずい訳ではないが、クセの強い料理を食べながら耳を傾ける。
リギル・ソルテール:キーボードの蓋を閉めて、その上に皿を置いて食べている。
庄野あるか:緑色の豆のスープを飲んでいる。スパイスの風味。
日裏巡:「そうだね。捕虜から話を聞きたかったところだけど、ここに来たのは私達だけだったからね」
日裏巡:「色々してるうちに逃げられちゃったみたいだ」
庄野あるか:「あ、あの子たち」忘れていた。
天藤ちひろ:「逃げてたんですね……」ちょっぴり良かった、と思った。
天藤ちひろ:相変わらず味は薄っすらとしかわからないが、何となく目についたチリのようなものを口に運びながら
散織姫:パンのようなものをもぐもぐと食べている。
庄野あるか:「逃げられたらなんかバレちゃうの?」
リギル・ソルテール:「いや」
リギル・ソルテール:「あの時情報を持ち出せたとして、既にあちらさんが持ってる以上のものはなかっただろうさ」
日裏巡:「それでも、私達と戦ったという経験は、彼らなら十分に活かせる情報だよ」
日裏巡:「次戦う時は、今回のようには行かないとは思っておいた方がいいだろうね」
散織姫:「今度はそこまで簡単に場所割らせるつもりはないわよ、私」
望月火輪:「UGNの動きも気にかけるべきだと思うけど」
望月火輪:「俺としては、まずは自分たちの状況を把握したいな。」
庄野あるか:「そーいえば、この…ひめちゃんが作った拠点?なぞだよね!」
天藤ちひろ:「私も同意見です、今の状況の把握したいです……この拠点の事とか」
望月火輪:あるかとちひろの言葉に頷く
庄野あるか:「わーい、揃った」
散織姫:「みんなもう充分探索したと思ってたけど……」
散織姫:「知りたいことはなあに?」
日裏巡:「出入りには織姫のレネゲイドパターンが必要なのは分かったけど」
日裏巡:「実際、外のどこと繋がっているのかは知っておくべきだね」
日裏巡:「それが分からないと貴勝を迎えにも行けない」
散織姫:「ああ」
散織姫:「『決まった入口』があるわけじゃないのよ」
散織姫:「『出口』でもいいわね」
散織姫:「そもそも、それが分かってたらどんな空間に拠点を作っても意味ないじゃない?」
散織姫:「侵入者にとって」
散織姫:「だから、パターンキーでは《ゲート》が開けるようになってる」
天藤ちひろ:「パターンキー?」
散織姫:「私のレネゲイドパターンのコピーのこと」
散織姫:「作り方はさっきメールでリギルちゃんに送っておいたわ」
日裏巡:「ディメンションゲートと同じで、一度行った場所となら自由に行き来できるということだね」
散織姫:「そう、そう」
散織姫:「結構大変な技術なのよこれ」
望月火輪:「そうだろうね。俺はそんなことが可能だと思ってすらいなかった」
日裏巡:アジトとしては理想的だ。だが、キーを奪われたり、能力を解析された場合、敵の侵入を許す危険は存在する。
日裏巡:「出入りする時は周りに注意した方がいいね。あと、キーはなくさないように」
リギル・ソルテール:「今まで以上に慎重に、な。ここまで来て、UGNの対応だけに時間を使うなんてやってらんねえし」
庄野あるか:羊肉を噛みながら話を聞いていた。
庄野あるか:「…?ここは、他の人から見ると、どこにもない場所ってこと…なのかな?」
散織姫:頷く。
散織姫:「土地の座標自体はちゃんとあるのよ」
散織姫:「ただ、そこに極めてよく似た少しズレた空間をバロールで開けたの」
天藤ちひろ:「ズレた空間……そんな事もできるんですねバロールって」
日裏巡:「ポケットディメンションに近いね」
散織姫:「そう、そうなの」
散織姫:「大工事だったんだから!」
庄野あるか:「あのキモい目玉のと、どっちが大変だったんだろ」
庄野あるか:「あれもすごかったねえ」
散織姫:「ひどーい」
散織姫:「キモくないわよ!ちゃんと意味があるんだから」
望月火輪:「まあ、心に残る造形だったことは確かだね。」
リギル・ソルテール:「…………」
リギル・ソルテール:「パターンキーのデータはできた。あとでプリントしとく」
リギル・ソルテール:「おれはオリヒメの大工事とかはまあ、いいんだよ」
散織姫:ちょっとむっとした顔。
天藤ちひろ:困惑の表情
リギル・ソルテール:「つまりそれは『守り』の話だろ。『攻め』の話は?」
リギル・ソルテール:「おれ達は今までにないアイテムを手に入れた。そいつをどう扱うのか」
リギル・ソルテール:「それを決める必要があんだろ。……インフィニティ・コードの」
庄野あるか:「ちひろちゃんのオーブの…オーブじゃないやつだね!」
天藤ちひろ:「インフィニティコードをどう扱うか……扱えるのかすら未知ですからね」OVVを取り出し
日裏巡:「現状ではインフィニティコードは未完成だ。だから、星を集める必要がある」
日裏巡:「OVVが言うところの星が何なのかという話になるね」
GM:───それは、ちひろには感覚的にわかる。
GM:これまで喰らってきたもの。強力なレネゲイドの命。
天藤ちひろ:「……星は、たぶん欲望ネガイの事だと思います」
天藤ちひろ:「今まで戦って、OVVが喰らってきた、たくさんの人たちの輝き……」
天藤ちひろ:「それが、星なんだと思います」
リギル・ソルテール:「…………」
望月火輪:「織姫が蒐集家コレクターなら、OVVは美食家グルメってことかな」
日裏巡:「なるほど」
庄野あるか:「お父さんは、レネゲイド喰らいとしての欲望を叶えさせる、って言う」首を傾げる。
庄野あるか:「おいしいもの食べたいんだねえ」
リギル・ソルテール:「蛇なんだな。OVVも、インフィニティ・コードも」
リギル・ソルテール:「当然か。ウロボロスだもんな」
天藤ちひろ:「あ、はい。互いに喰らい合ってるそうなので……」
日裏巡:「確かにOVVにどれだけ優れた力があったとしても」
日裏巡:「これまで食べた程度では確かにインイフィニティコードと呼ぶには足りないのは分かるね」
庄野あるか:「ジャームをいっぱい育てて食べてもらってもダメかなー?」
庄野あるか:「育ててるじゃない。こないだ吸血鬼から守ってたやつ!」
散織姫:「……それもいいけれど」
散織姫:「いい”エサ”の候補もあるわよ」
天藤ちひろ:「吸血鬼から守っ……!?」
天藤ちひろ:「エサの候補?」
散織姫:「”マスターレイス”」とびきりの笑顔で告げる。
散織姫:「彼らがマスターレイスとして認められるには、その”欲望”が重要なんですって」
望月火輪:「エサって言うには、危険すぎるね。」
望月火輪:「"獲物"?」
散織姫:「うふふ、そうかもね」
天藤ちひろ:「マスターレイスって……お友達ではなかったでしたっけ……?」
散織姫:「私はななちゃんと個人的にお友達なだけだから」
散織姫:「それでも、そうね。多分お互いに欲望のためなら譲らないわ」
日裏巡:「ちょうどいいかもしれないね」
日裏巡:「インフィニティコードに至る存在がここにある以上、コードウェル派がこちらを狙ってくる可能性は十分にある」
日裏巡:「向こうから来てくれる」
庄野あるか:「マスターレイス、いっぱいいるんだよねえ、たしか」
散織姫:「ええ。向こうから来ると思う」
望月火輪:「まあ、一人二人ではないね。」
天藤ちひろ:「マスターレイスって凄く強いんですよね? それが向こうから?」
望月火輪:「そうだね。」「どれを取っても巡以上だと思ってくれていいと思うよ」
リギル・ソルテール:「そういうことだな」
リギル・ソルテール:「まあ。おれは全然かまわねえんだが」
リギル・ソルテール:「……方針の確認だ」
リギル・ソルテール:「ここにいる全員、『インフィニティ・コードを完成させる』ってことでいいんだな?」
庄野あるか:「わたしは別にいらないけど、みんながほしいものは手伝ってあげるよ」胸を張る。
庄野あるか:「んー、んー、それだけじゃないかも」
庄野あるか:「お父さんが作ったものだから、取られたくないなあ」
日裏巡:「うん。それが一番今私の欲望を見付けるのに有効そうな手段だからね」
日裏巡:「それに、マスターレイス。その欲望を見ること自体楽しみではあるよ」
望月火輪:「俺も同じく」
望月火輪:「それを使えば、"俺"に会えるかもしれないね。」
リギル・ソルテール:「……ちひろ、お前は?」
天藤ちひろ:「私は……」
天藤ちひろ:手の中のOVVを見つめていたのが、顔を上げて
天藤ちひろ:「インフィニティ・コードを最後まで見届けないと」
天藤ちひろ:「帰りたい場所に帰れないと思ってます」
天藤ちひろ:「だから……やります、この力の完成を見届けるまで戦います」
リギル・ソルテール:「………そうか」
リギル・ソルテール:「なら、言うこたあねえ。どんな結果になっても」
リギル・ソルテール:「見届ける。場合によっちゃあその先までも」
リギル・ソルテール:「……手を、伸ばす」
天藤ちひろ:「……ありがとうございます」
天藤ちひろ:「リギルさんになら、見届けて欲しいって……思えます」
リギル・ソルテール:「………ん」口の端をもごもごさせ、ちょっと俯く。
日裏巡:「ふふふ」にこにこと見守っている。
庄野あるか:ナツメグのお菓子をぱくぱく食べている。
庄野あるか:「あ、食べ過ぎちゃだめなんだ」
庄野あるか:置いてお茶を飲んでいる。
散織姫:「あら。お父さん?」
庄野あるか:「うん!よくないんだってー」
散織姫:「ふふ。本当にあるかちゃんのお父さんは優しいのね」
庄野あるか:「へへ」
日裏巡:全員を見回して。
日裏巡:「――大体の方針は決まったね。貴勝も拾ったら細かい部分も詰めていこう」
日裏巡:「UGNにマスターレイス。敵は増えたけど、やることは今までと変わらない」
日裏巡:「欲望の為に、妥協も諦めもなく。そして――」
日裏巡:「――みんな仲良くいこう」
散織姫:にこにこと。
散織姫:星の煌めきを見るように、
散織姫:「みんな、仲良く」
散織姫:繰り返した。
散織姫:流れ星に願うように。

エンディング───マスターシーン:血は酒の色

GM:UGN日本支部のビル。
GM:その一室で、会社員風の男が鞄を開けた。
螢貴勝:「───それで、そのエージェントの二人は」
????:「回収したよ。”ムカウ”に捕縛されて良く生きてたなって思ったけどさ」
????:「あいつら、よく解らないんだよね……”ラコニアイナ”とは協力してたっぽいし」
????:「あんたも、嫌気が差してるんじゃない?」
????:「”サングリア”」
????:カーテンの向こう。女の声だけが通る。
螢貴勝:「ふふ。あれほどわかりやすい集団もそうそうありませんよ」
螢貴勝:鞄の中にはいくつもの赤い液体が入った試験管。
螢貴勝:「嫌気、というほどではありません。ただ」
螢貴勝:「ビジネスパートナーとしての限界を私が感じ始めた」
螢貴勝:「…彼らは高い星になりすぎた」
螢貴勝:「ヘラクレスに踏み潰されるものにはあまりに遠い」
????:「ふーん。解りやすすぎるってのも、一苦労だな」
????:「まあ、”ムカウ”が大きくなり過ぎたって言うのは同意するよ。竹尾も折原も死に掛けてるわけだし」
????:「完全に潰し合うか、奇跡的な落としどころを見付けるか……後者はあんまり期待しない方が良いかな」
螢貴勝:「彼らが望むことはただひとつ。『欲望の成就』です」
螢貴勝:「それに逆らいさえしなければ如何様にも手綱は握れる」
螢貴勝:「それに、”インフィニティ・コード”」
螢貴勝:「他のFHセルに持たせず、泳がせておく手もございます」
????:「あれもあるんだよな。メンドクサイな……」
????:「泳がせるのは、短期的にはアリだ。短期的にはね」
????:「時間が経過すればするほど、”オーヴ”が黙ってない」
????:「どの道、長い時間をかけるつもりはないよ」
????:「あいつらを誘き出すのは、任せる。期待してるよ。あんたが優秀な毒酒であることをね」
????:「他の銘柄・・・・とは一味違うってところを見せてくれ」
螢貴勝:少し、片眉が上がる。微笑が消える。
螢貴勝:「………勿論です」が、すぐにいつもの微笑に戻る。
????:「賢明な判断だ。下がって良いよ」
????:「……にしても、解んないな。”ムカウ”ははっきり言って勝ち馬だ」
????:「なあ。最後に聞かせてほしいんだけど、あんた、自分を信じたこととかないわけ?」
????:「”ムカウ”と対等な商売相手になった自分のこととかさ……」
螢貴勝:「まさか。私はいつでも信じておりますよ」
螢貴勝:「私が無能であった事実をね」
螢貴勝:鞄を閉じ、音を立てずに立ち上がり、一礼。
螢貴勝:場を辞す。
????:「……なるほどね。それがあの男の衝動ってわけか」誰もいない部屋で独り言ちる。
????:「バカなヤツだな。酒なんて娯楽品で、みんな案外味なんてわかってないのにな」
????:「……仕事ぶりはこれから見せて貰うことにするとして」
????:「……」
????:「もう一杯飲むか。こっちの仕事も、それからだな」
????:カーテンの向こうで、グラスの音だけが響く。

エンディング・アペンド:星の王子さま

日裏巡:土の上に寝転がり、星空を見上げる。
日裏巡:プラネタリウムの虚像の星ではない、本物の星達が見下ろしている。
日裏巡:本物の星。本物の星座。夜気に晒されながら、地面に触れたまま、遠くの空を見つめる。
日裏巡:手を伸ばす。届かない。
日裏巡:プラネタリウムよりも距離は離れた。それこそ天文学的な距離が。
日裏巡:けれど、そこにあるのは紛れもなく本物だ。
日裏巡:顔には笑顔が浮かんでいる。
日裏巡:「あるかとちひろは、あまり気にしていないか私に同意してくれてるみたいだな」
日裏巡:考えるのは、仲間達のこと。
日裏巡:「火輪は、多分次同じことがあったら許さないだろうな」
日裏巡:「でも、織姫には諦めてほしくないし、リギルに同じことが起きないように頑張ってもらおうかな」
日裏巡:誰もが欲望を求めれば、対立することもある。それが仲間同士で起きることもある。
日裏巡:それでも、妥協は許さない。話し合って、妥協し合う絆などはいらない。
日裏巡:だが、互いにただ欲望をぶつければ、傷付け合うことになる。
日裏巡:誰にも妥協させず、かつ仲良くできるようにする。
日裏巡:それが自分自身の結論である欲望かは分からない。
日裏巡:けれど、そうしたいのだからそうするのだ。
日裏巡:「貴勝にも話しておかなくちゃな。貴勝にも手伝ってもらわなくちゃ」
日裏巡:星に手を伸ばす。
日裏巡:今はまだ届かないことは分かっている。
日裏巡:けれど、そうしたいから手を伸ばす。
日裏巡:「――ああ、そうか」
日裏巡:満たされない。そうしたいと思った筈なのに、そうではないと思う自分がいた。
日裏巡:ずっとそうだ。やりたいことはいくつもあるのに、そのどれもが自分の欲望ではない。
日裏巡:その理由が、少しだけ分かったかもしれない。
日裏巡:まだ、それが本当の答えなのかは分からないけれど、きっと。
日裏巡:「私は、私の欲望を見付けたい」
日裏巡:「――ムカウのみんなと」
日裏巡:空には本物の星が輝いている。
日裏巡:遠くに、遙か遠くに。
日裏巡:どこまでも広がる無限の宙で、無限の星が輝いている。

リプレイ:アセンド陸『星の王子さま』 完

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