本作品は「矢野俊策」「F.E.A.R」「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
©️矢野俊策/F.E.A.R/KADOKAWA
<──────<INDEX>弐『うめよ、ふやせよ』>
本編ログ|雑談ログ
PC1:”オーヴ”
PC2:”ペーパータウン”
PC3:”清虚”
PC4:”エンブリオ”
GM:優水…メインシナリオ作成、NPC立ち絵作成、マスタリング
GM:というわけで自己紹介からざっくりやっていきましょう!
GM:まずはPC1の天藤さんから!
天藤ちひろ:はーい
天藤ちひろ:天藤千宙(てんどうちひろ) 16歳。眼鏡をかけたごく普通の現役女子高生
天藤ちひろ:平凡な家庭に生まれ、普通に生きてきた少女
天藤ちひろ:成績も良くもなく悪くもなく、クラスでも目立たないがいじめられるほどでもなく。
天藤ちひろ:よく言えば中庸、悪く言えば中途半端
GM:地味目な印象の見た目がかわいい
天藤ちひろ:わいわい
天藤ちひろ:そんな立ち位置を改めない程度の自己評価と、客観視できるくらいの自己反省はできる性格で
天藤ちひろ:クラスの中でも特定のグループとつるんでいるというより、仲良くしているグループはいるが特定の集団に入れ込んだりしていない
天藤ちひろ:仲良くしている人がみんな千宙の連絡先を知らないくらいの関係を築いている
天藤ちひろ:かといって冷めているというほど大人びているわけでもなく、普通に寂しいのは嫌だったり、中途半端。
GM:絶妙な位置だ
天藤ちひろ:それらを総合して、ごく普通の女子高生という評価に落ち着く女子です
天藤ちひろ:戦闘面……の心得は当然あるはずもなくなのですが
天藤ちひろ:ひょんなことから手にしたレネゲイドウェポン、OVVの力を借りて闘います
天藤ちひろ:データ的には滅びの刃とシャドーテンタクルスで殴る白兵型、カバーも持ってきているから防御もできますねってな具合です
GM:ポルターガイストこわい
天藤ちひろ:強すぎる力には代償がつきものですが、まあその辺は追々
GM:イエス!期待しています!
天藤ちひろ:そんな感じで、普通の女子高生をよろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!
GM:そんなちひろちゃんのハンドアウトはこちら!
GM:覚醒イベントです
GM:シナリオロイスに関しては、セッション中のどこか任意のタイミングで取得していただければ。
天藤ちひろ:はーい
天藤ちひろ:誰に取ろうかな
GM:交流とかしながら決めて行ってね!
GM:では、次へいきましょう!
庄野あるか:はあーい
庄野あるか:しょうの・あるか。育ちのよさそうな雰囲気に、男性物の大きな上着を纏った少女。
庄野あるか:思考プログラム、およびそれに生じた共生型RBを自分の脳に埋め込んでおり、それを「お父さん」と呼んでいる娘です。
庄野あるか:データ的には『奇妙な隣人』ですね。
庄野あるか:いろんなことを教えてくれる優しいお父さんが大好き!
GM:見えないお父さんだ!
庄野あるか:まあ目に見えるものはそんなに大事ではないよ
庄野あるか:願いはお父さんと自分が引き離されることなく、しあわせに暮らすことです。
庄野あるか:シンドロームはオルクス/ソラリス。自分たちを脅かすものに恐怖しているので、その感情を幻覚能力によって映像の形と強い痛みとして増幅させ、攻撃する感じ。
GM:やったぜ、恐怖の伝播だ
庄野あるか:性能としてはエンブレム『生来の狂気』とオリジン:サイバーによる固定値型交渉攻撃キャラです。《束縛の領域》もあるけど通るかはわからん。
庄野あるか:あとエンブレムの効果により情報:噂話は強制失敗します。
GM:一般人とは話が通じないということね
庄野あるか:箱入り娘ゆえにね
庄野あるか:こんなかんじかな?よろしくおねがいします!
GM:よろしくお願いします!
GM:あるかちゃんのハンドアウトは望月くんと共通なので
GM:先に望月くんに自己紹介してもらいましょう
望月火輪:はーい
望月火輪:"清虚"望月 火輪(もちづき かりん)です。
望月火輪:どこか浮世離れたした空気を纏う色素の薄い少年です。
望月火輪:社会性が高い(6もある!)ので、うまく一般生活に溶け込んで生活をしております。
GM:すごい社会性だ
望月火輪:誰とでも等しく仲良く慣れて誰とでも等しく壁を作って生きています。
望月火輪:自身を完全な存在であると自負しており、完全なまま人生を終わらせたいという願いを持ってます。
GM:いいこじれっぷりだ
望月火輪:性能としてはツインバスート・セレリティ・帰還の声でめちゃくちゃする!!
望月火輪:そんな感じです宜しくお願いします。
GM:怖い性能!よろしくお願いします!
GM:では、あるかちゃんとかりんくんのハンドアウトはこちら!
GM:自分の欲望と直接は関係ないかもしれませんが
GM:こういうのが回り回っていい風になっていくんだよ
庄野あるか:ひとのために頑張るのがえらいとお父さんも言っていました
庄野あるか:がんばろうモッチ!
望月火輪:だってさ。よろしくね、あるか
庄野あるか:わーい
GM:すでにいい雰囲気ができあがっている
GM:ではラスト、セルリーダー!
日裏巡:はーい!
日裏巡:“エンブリオ”日裏巡。ミステリアスな天文台の管理人さんです。
日裏巡:男と言われれば男に見えるし、女と言われれば女な気がしてくる。年齢もちょっとはっきりしない謎多き人物。
日裏巡:その正体はFHセル“ムカウ”のセルリーダー。
日裏巡:その出自は不明。何らかの実験によって生まれたようだけど何の実験かも分かりません。
日裏巡:求める欲望は「自分自身の欲望」。
日裏巡:自分が生み出された意味を知らず、自分の欲望を知らない為、多くの欲望が集まるムカウセルを立ち上げました。
日裏巡:基本的に人当たりがよく鷹揚とした性格ですが、好奇心が暴走気味に強く、欲望を求めるということに関して妥協しません。
日裏巡:義眼型のAIDA『アンティキティラ』による演算で他者のエフェクトを再現したり、死体の脳から情報を吸い上げて経験を読み取ったりします。
日裏巡:そんなんだからコードネームとは別に『脳狩り』なんて異名を付けられたりもしています。
日裏巡:シンドロームはピュアウロボロス! 二種のコピーエフェクトを備えた変幻自在なアタッカー。AIDAと無形の影でミドル判定もできます。
GM:色々と恐ろしいぜ
GM:あと顔がいいぜ
日裏巡:セルリーダー用エンブレム、ハウスオブデモンズでみんなの行動値も1シーンに1回上げられます。
日裏巡:セルリーダーとして、みんなが好きなことできるように頑張ります!
GM:いえーい!色々負担も大きいポジションですがよろしくお願いします!
GM:では、日裏さんのハンドアウトはこちら!
GM:というわけで、任務を出します!
望月火輪:おー!
日裏巡:みんなの欲望を叶える為なら、うちは何でもするよ
日裏巡:みんな頑張ろうね
庄野あるか:がんばるよ~
GM:じゃあトレーラーを貼って、始めていきましょう!
GM:PC達の日常を描く、短いシーンの集合です。
GM:登場侵蝕はかかりません。
庄野あるか:淡い色、星の模様のカーテンで仕切られた部屋。
庄野あるか:クローゼットを大きく開け放って、パジャマ姿の少女がつぎつぎとハンガーを引っ張り出す。
庄野あるか:「こないだ買ったワンピース、ちょっと丈が短かったかなあ」
庄野あるか:「でも、そんなの叱るのお父さんだけだよ」
庄野あるか:「まったくもう」
庄野あるか:プリーツスカート、薄手のブラウス、いくつか手に取る。
庄野あるか:「せっかくジュンさんに呼ばれたんだし、おめかしはしなさいって?」
庄野あるか:「うーん……」
庄野あるか:「お父さんは娘の可愛いところが見たいんだ」
庄野あるか:「そう、うん、わかっているけど」
庄野あるか:「……お父さんは我儘だ」
庄野あるか:ハンガーにかかった、黒いワンピースを選ぶ。
庄野あるか:「しょうがないなあ。わたしはお父さんの、聞き分けのいい娘だから」
庄野あるか:「おとなしく、かわいく、穏やかで、けなげでいてあげる」
庄野あるか:「……うん、よろしい」
庄野あるか:満足げにうなずく。クローゼットが、ばたんと閉じられる。
”ネヴァー”リギル・ソルテール:キィキィと車椅子の音が鳴る。
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「何だよ、こんなところにいたのか?」片目に包帯を巻いた、色素の薄い少年。
望月火輪:「そっちこそ。」
望月火輪:「相変わらず辛気臭い顔してるね。」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「はっ。そりゃ辛気臭くもなるさ」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「なんせこないだの”マンティコア”は期待ハズレだったからな。おれの求めるものとは程遠い」
望月火輪:「ははは」
望月火輪:「そもそも君が求めるようなモノが本当にあるのかも疑わしいけどね。」
望月火輪:「君だけじゃない。あの人だって、うちのお姫様だってそうさ。」
望月火輪:「どいつもこいつも、現し世では手の届きようのない。どうしようもないものばかり乞い願ってる。」
望月火輪:「そう、感じるときはない?」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「どうしようもねえから求めるんだろ。月並みに言えば。だが…」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「うつし世でだめだっつうんなら、世界そのものを変えちまってもいいんじゃないか、って思うよ」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「そこになら、あんたの求めるものもあるだろうさ」
望月火輪:くすり、と楽しげに笑う。
望月火輪:「気が合うね。」
望月火輪:「だからこそ、俺たちはここに居るのだろうけど。」
望月火輪:「いや、堕ちてきたのだろうけど…って言ったほうがいいのかな」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「………」動かない足の上で手をキーボードでも叩くように動かす。
”ネヴァー”リギル・ソルテール:宙を見上げ、小さく何かを呟いた。
”メッスド”散織姫:「あー!もう、また『手』が足りないわ!」
”メッスド”散織姫:リボンやレースで着飾った少女が声をあげる。
”メッスド”散織姫:「あの時のジャームは替えが効かないのに!また取りこぼしちゃうなんて…」
”メッスド”散織姫:「…ううん、そんなの絶対嫌よ」
”メッスド”散織姫:部屋には、沢山の血と肉片。沢山の培養槽。
”メッスド”散織姫:「失われた存在だろうと、何であろうと」
”メッスド”散織姫:「この織姫ちゃんに手に入れられないものがあっちゃ、いけないんだから」
”サングリア”螢貴勝:スーツの男がソファに座って試験管を揺らしている。
”サングリア”螢貴勝:「…今足りないのは……『嫌悪』ですか」
”サングリア”螢貴勝:試験管の中にあるのは赤い液体。
”サングリア”螢貴勝:「……次のビジネスに使うには、心許ないですね」
”サングリア”螢貴勝:「さて今度のクライアントは何に衝動を使うのやら」
”サングリア”螢貴勝:「私が興味を持つのはその結果…衝動の『発露』ですが」
”サングリア”螢貴勝:「…十三種類あるというレネゲイドの衝動」
”サングリア”螢貴勝:「その定義も曖昧で変動するものに過ぎない」
”サングリア”螢貴勝:「それを明らかにし……新たな衝動を作ることができたなら」
”サングリア”螢貴勝:「その時、私は初めて『唯一』になる」
日裏巡:閉館時間を過ぎた天文台。
日裏巡:そこに併設されたプラネタリウムに、一人の人物がいた。
日裏巡:左目を前髪で隠した肩まで伸びた銀髪、ホワイトシャツの上から薄手の灰色のジャケットを着ている。
日裏巡:年齢も、性別も判別としない。
日裏巡:暗闇に、人工の星空が浮かぶその下で、大量の段ボール箱を積み、その横で不可思議な色の飲み物を飲んでいた。
日裏巡:「うーん」
日裏巡:「あまり美味しくはない」
日裏巡:顔を顰めることもせず、冷静に呟く。
日裏巡:「この味を我慢してまで健康になりたいとまでは、私には思えないようだ」
日裏巡:うず高く積まれた段ボールには、ネット通販で大量に購入した健康ドリンクが詰められている。
日裏巡:「私の欲望は健康ではないらしい」
日裏巡:独りごちて、人工の星空を見上げ、手を伸ばす。
日裏巡:「『無限』、『生命の合成』、『衝動の究明』、『完全なままの終わり』、『父親』……どれも私の欲望ではなかった」
日裏巡:その先の、本物の星すら見通すような透き通った目で見上げる。
日裏巡:「欲しい」
日裏巡:「だから、私は向かい続ける」
日裏巡:「……次は、何か美味しい物でも注文しようかな」
GM:臨都大学附属高校───
茅葺永子:「ちひろちゃん、はやくはやく」
天藤ちひろ:「わわっ……待ってよ茅葺さん」
天藤ちひろ:放課後の廊下、なぜか手を引かれ連れられ困惑している
天藤ちひろ:「私に用事? なのだったら、詳しく内容を聞きたいのだけれど……」
茅葺永子:「えっ、なに、ちひろちゃん知らないの?」
茅葺永子:「ライブだよ、本城くんの!講堂でやるんだって!」
茅葺永子:本城くんとは、学年でも人気の男子だ。
天藤ちひろ:「本城くん……あ、えっと……うん」美味しいよね、本城くん。 とまで冗談を返す仲でもなく
天藤ちひろ:ああ、確かに自分と違って凄く目立つ男子がいたな、と記憶の底から掘り返して
天藤ちひろ:「それじゃあ見に行きましょうか、せっかくだし」イケメン見ておいて損は無し
茅葺永子:「でしょでしょ!」ふふーん、と得意げにし
天藤ちひろ:今日は気になっていたラーメン屋に寄って帰ろうと思っていたが
天藤ちひろ:まあそれは明日でも出来る事だし
茅葺永子:「やっぱり顔の良い男の子タダで見れる機会、外すわけにはいかないもんね!」
天藤ちひろ:(クラスの人は毎日見てるんじゃないかしら……)
天藤ちひろ:「ともかくそうね、見ておいて損は無し」
天藤ちひろ:「……あれ、もしかして」
天藤ちひろ:「茅葺さんは本城くんの事……そういう対象的な感じで見ていたり?」
茅葺永子:ちょっと一瞬固まったあと、
天藤ちひろ:(あ、踏み込みすぎたかも)
茅葺永子:「いやー、そんなことナイナイ!そんなの、ファンクラブのみんなにバレたらやばいでしょ!」と手をぶんぶんする。
天藤ちひろ:「あるんだ、ファンクラブ……」
天藤ちひろ:(あっ……)察した表情
天藤ちひろ:「まあ、もしそうだったら私を引っ張っていくなんて手間を取らせて申し訳ないなー、って思ったから」
天藤ちひろ:(というか、なんで私?)
天藤ちひろ:クラスでは目立たない方だし、男女ともに平等に接して極端に敵を作らないようにはしている、と思うが
天藤ちひろ:それはそれとして他人からの自己への評価は気になるのだ
茅葺永子:「手間なんてことナイナイ!ほら…あるじゃん」
茅葺永子:「きっかけが欲しい、みたいなこととか」
天藤ちひろ:(あっ……)すべてを察した16歳
天藤ちひろ:「はー、なるほど」
茅葺永子:「えっナニナニその全てわかりました顔は」
天藤ちひろ:「え、いや……」
天藤ちひろ:「青春だなと、思って……」
茅葺永子:「………」
茅葺永子:「だか〜ら〜!そーゆーんじゃないってばー!」
茅葺永子:顔を真っ赤にした彼女の声が廊下に響いたのであった。
天藤ちひろ:おかしそうに微笑んで
天藤ちひろ:(これも一つの役得かしら)
GM:あるかちゃん、かりんくん、巡さんのオープニング。
GM:登場をお願いします。
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (32 → 39)
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (37 → 41)
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (28 → 31)
GM:満点の星空の下、車椅子を走らせる音がする。
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「……リーダー」
日裏巡:「……よし。おや、リギル」
日裏巡:トランプタワーを三段目まで作って、顔を上げる。
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「面白い情報が入ったんだ。聞いてもらえるか」
日裏巡:「面白い情報。非常に興味深いね。君がそう言うということは、無限に繋がるものかな」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「ああ。ついでに、オリヒメやタカマサにも関係がある」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「……”ブラックベリ”セルが明日、輸送車を発進させる」
日裏巡:「“ブラックベリ”……というと、乗っているのは」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「ああ。例の、特殊EXレネゲイド。そして」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「ジャーム。どっちも実験成果ってわけだな」
日裏巡:「それが『欲しい』という訳だね?」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「その通りだ」
日裏巡:「よし、奪おう」
日裏巡:「織姫と貴勝には話は通ってるんだろう? あるかと火輪も招集だ」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:ふ、と笑みを浮かべ
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「助かるよ、リーダー」
日裏巡:「当然だよ。この“ムカウ”セルは、欲望を叶える、ただそれだけのセルだ」
日裏巡:「欲望を叶える為ならば、何をしてもいい」
日裏巡:「ルールは一つ。妥協はしない」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「欲望のためなら、何を踏み台にしてでも」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:そう言いながら、車椅子に埋め込まれた端末を操作する。
日裏巡:「ああ、あと一つ。みんな仲良く。みんなで全員の欲望を手に入れるんだ」
日裏巡:ゆっくりと慎重に、手を離す。
日裏巡:五段のトランプタワーが完成したところで、集まった面々に目を向ける。
日裏巡:「みんな揃ったね」
庄野あるか:「おおー」感動しているのは、男性物の上着を着た巻き毛の少女。
庄野あるか:「あ、はあい。《ペーパータウン》庄野あるか、来てますよ~」
”メッスド”散織姫:「はーい」きゃるん、と右手を挙げる。
望月火輪:「今度はどんな話なのかな」
”サングリア”螢貴勝:本をめくっている。
”ネヴァー”リギル・ソルテール:リーダーを見て頷く。
日裏巡:「“ブラックベリ”の輸送車を襲撃してその荷を強奪するよ」柔和な笑みを浮かべたまま、単刀直入に言う。
庄野あるか:「わっ。大きいものだと大変じゃない?」
庄野あるか:「お父さんはね、あるかは力仕事は向いてないって思うな」
日裏巡:「確かにそうだね。最低でも人一人……もしかしたら人じゃないかもしれないか、生き物一つはある」
日裏巡:「輸送車自体を奪った方が早いかもしれないね」
望月火輪:「面白そうじゃないか」
庄野あるか:「モッチ運転できるの?」
庄野あるか:「マサさんはできる?お父さん知らないみたい」
望月火輪:「俺は大体のことは出来るよ」
庄野あるか:「すごい」
”サングリア”螢貴勝:「……問題なく」本に目を落としたまま答える。
庄野あるか:「わあ、じゃあ中の人を倒しちゃえば爆走!ムカウセルだね」
望月火輪:「ははは、それも楽しそうでいいや。」
日裏巡:「そういうことだね。それで、肝心な荷だけど……」
日裏巡:「そういえば、詳しく聞いてなかったな。リギル、説明してくれるかい?」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「……”ブラックベリ”で研究されていたものが二つ、積まれている」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「その他の細々したものもあるが、今回の主な目的はその二つだろう」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「ひとつはEXレネゲイド。…といってもまあ、普通のやつじゃねえな。話では”ブラックベリ”に『渡ってきた』モノらしい」
庄野あるか:「……ふうん?」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「連中は『研究成果』と銘打っちゃいるが、なんのこたない、手に負えなくなったから手放してんのさ」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「ま、それだけ強力なモンってこった」
庄野あるか:「そんなものがうちに来たら危ないんじゃないの?」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「リスクが怖くて『無限』に…『欲望』に近づけるかよ」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「まあ…なんの策もないわけじゃあない」
望月火輪:「あるかのお父さんは過保護だからね。心配もするさ」
庄野あるか:「そうなんだよねえ、ふふー」
日裏巡:「リギル、策というのは?」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「十分な分析が出来るまでは一般人の被験体を使って実験をする」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「必要があればオーヴァードに覚醒させた上で、だ」
日裏巡:「まあ妥当なところだね」
庄野あるか:「なるほどー。ひめちゃんとかが使うやつの余りとかいそうだしね。エコだね」
”メッスド”散織姫:「そうねえ。脳が余ってるから」
”メッスド”散織姫:「適当な機械に接続して、動かしてみればいいんじゃないかしら?」
日裏巡:「えっ、脳が余ってるんだったら私に回してほしかったなあ。……壊れなかったら私に回してね」
”メッスド”散織姫:「勿論、いいわよリーダー!」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「お次はジャームの方だな。識別名”黒骨”」
庄野あるか:「骨!」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「その名の通り、黒い骨で構成された人型のジャームだ」
”サングリア”螢貴勝:「……骨。ならば、血液は?」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「あるさ、当然」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「俺たちの知っている人間の血とは違うだろうが、循環系は間違いなく存在する」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「『そこ』がこいつの売りだ。単なる物質系ジャームにはできない柔軟性を持つ」
”サングリア”螢貴勝:「…まあ、良いでしょう」
望月火輪:「へー、織姫なんかには興味深い対象なんじゃないの?」
”メッスド”散織姫:「そうね!是非材料にしたいわ!」手を合わせて笑顔で言う。
庄野あるか:「みんなが使えてうれしいものなんだね~」
望月火輪:「ということはあるかも嬉しい?」
庄野あるか:「うーん………わたしは別に………骨とか怖いし」
庄野あるか:「でも、みんなのうれしさのためにがんばると」
庄野あるか:「良い子だからお父さんもうれしくて、結果的にうれしいとされていたりするね」
望月火輪:「ははは。なら、あるかをいい子に育ててくれて有難うございますって、お父さんにお礼を言っておかないとね。」
庄野あるか:「うんうん、こんど会いにいってもらうね!」
庄野あるか:「お父さんもあるかの友だちはうれしいからねえ」
望月火輪:その言葉に冷たく微笑んでリーダーの言葉を待ちます。
庄野あるか:「だからセルの仲間のためならがんばるよー!」とリーダーを見る。
日裏巡:「ありがとう、火輪、あるか。みんなの欲望はみんなで叶える。その為の“ムカウ”だ」
日裏巡:「欲しいものは、全員で手に入れる」
日裏巡:「――さあ、全ては欲望の為に」
GM:シーン終了。かりんくんとあるかちゃんはシナリオロイスの取得をお願いします。
庄野あるか:はーい、えーと
望月火輪:日裏巡/有用◯/警戒
望月火輪:以上です
庄野あるか:ジュンさん ○連帯感/謎
庄野あるか:これでいこう~
GM:ありがとうございます!
GM:シーンプレイヤーはちひろちゃん。他登場不可。登場侵蝕は必要ありません。
天藤ちひろ:シーンイン!
GM:OK!
GM:学校が終わり、君は帰路についている。
天藤ちひろ:今日も世は何もなし、夕焼けに染まる空を見上げつつ通りを一人で歩いている
天藤ちひろ:帰ったら何するかとか、特に考えていないけど
天藤ちひろ:そういうものだろう、普通。
GM:ブロロロロ……
GM:住宅街に差し掛かったあたりで、あまり見たことのない大型車が通り過ぎる。
天藤ちひろ:(変な車だ、噂に聞くグーグルのヤツかな……)
GM:……そうして、少し歩いたあたりで、
GM:君は急激に倦怠感を覚える。
GM:急に眩暈に襲われたような、白昼夢を見ているような、現実味のない感覚。
天藤ちひろ:「ん……? あれ……」ふらりと身体が傾ぎ、電柱にもたれ掛かる
天藤ちひろ:(なんだろ、風邪かな……)
GM:遠くで、何かが爆発するような…音を聞いた気がする。
天藤ちひろ:現実感のない音。 なんとなく、それを気にしてはいけない気がする
GM:ふわふわと、世界がまわっている。
GM:そんなとき。
天藤ちひろ:酔っ払いのような千鳥足で歩き出そうとしていた所で
血塗れの男:その男が、君の目の前に立った。
GM:突然現れた血塗れの男に、感覚がクリアになっていくのを覚える。
血塗れの男:「……く…そ」
天藤ちひろ:「____!?」血、血まみれ、傷
天藤ちひろ:目の前の現実に、もやがかった思考が追い付いてこない
天藤ちひろ:「え、あ……」
血塗れの男:「……ここ、まで、か…しかた、ない」
天藤ちひろ:「え、っと……大丈夫、ですか」大丈夫ではないことは見てわかる、それでもかけられる声が上手く考えつけられなかった
血塗れの男:「きみ……は……はは、そうか……」
血塗れの男:男は、トランクのようなものを抱えていた。
天藤ちひろ:「えっ」知り合いだっただろうか
天藤ちひろ:いや、こんなところで血まみれになるような知り合いは交友関係にいない、たぶん
血塗れの男:「……わたしを…認識できる……なら……」よろよろと、トランクの持ち手の部分を持って、君に差し出す。
血塗れの男:「これ…を、たのむ……」
GM:その後ろの曲がり角から、何か巨大な影が近づいてくる。
天藤ちひろ:「コレ、って……」トランクと男を交互に見て
天藤ちひろ:曲がり角の方を見て、目を見開く
血塗れの男:「たのむ………これは、きみに……しか……」
血塗れの男:震える手からトランクが落ち、開く。
天藤ちひろ:(何あれっ……!?)
天藤ちひろ:「そ、そんな……あっ」
天藤ちひろ:とっさに落ちたトランクを受け止めようとして、前のめりになる。
GM:トランクの中身が、君の足元に転がる。
GM:それは───
天藤ちひろ:天球上に浮かぶ星々のような小さな光たち、それを飲み込まんとする虚
天藤ちひろ:それらを閉じ込めた、半球体。
天藤ちひろ:「何これ……」玩具ではないと一目でわかる精巧さ、何か価値があるものであることは一目でわかった。
天藤ちひろ:おそるおそる、拾い上げる。
血塗れの男:「………」男は目を細めて、倒れる。
天藤ちひろ:拳大の半球体の中の光はたえず流動し、回転し、その内で一つの宇宙を形成しているかのようであった。
GM:巨大な影が姿を現す。黒い骨を無数に組み上げたような人型。
天藤ちひろ:「は……? え……」光に目を奪われていたのが、はっとして顔を見上げる
天藤ちひろ:目の前の光景が残念ながら作り物でないことは、骨細工の巨人から伝わってくる無言の圧力……おそらくこれが殺意なのだろう、で、理解できてしまった。
天藤ちひろ:「……」一瞬気絶しそうになり、手の中の光のおかげか意識を持ち直し
天藤ちひろ:「ごめんなさい!!」血まみれで倒れた男に向けて叫ぶと
天藤ちひろ:身を翻して駆け出す
天藤ちひろ:両手で、光る半球を抱えたまま。
GM:その、上を
GM:骨の長い腕が通り過ぎ、ちひろが駆け出した先をその大きな手が塞いだ。
天藤ちひろ:「あっ、えっ……何!?」手が自分の目の前をふさぐ
天藤ちひろ:などという現実感のない光景に思わず転びかける
天藤ちひろ:「来ないで、化け物っ……!!」背後の骨像と、正面の手、両者を交互に見ながら怯え声を上げる
天藤ちひろ:自分は小人で、巨人によって弄ばれる、悪い夢の中のようだった。
GM:その時。
???:なぜ にげる
GM:声が頭の中に響く。
天藤ちひろ:「は、えっ……」周囲を見渡す、自分以外に巻き込まれた人間はいないように見えたが
天藤ちひろ:(聞き間違え? それとも幻聴?)これが全部夢で、ベッドの上で腹を出しながら寝ているという第三の選択肢は、残念ながら無さそうだった。
???:なぜ にげるのだ
???:おまえは てにしている
???:あんなものは てきではない
天藤ちひろ:「手に? 手にって何を……」自分の手を見る、そこには先ほどから持ったままの不気味な美しさを放つ半球があった。
???:わたしは ■■■
天藤ちひろ:名前が聞き取れない、いや、理解できていないだけかもしれない。
???:おまえの
???:お前の───
GM:その声が、段々と明瞭な輪郭を帯びて行き───
■■■:お前の、影だ
GM:自分と同じ声になる。
GM:それと同時に、大きな何かが君の中に流れ込んでくる。
天藤ちひろ:「____!!」声にならない悲鳴
天藤ちひろ:視覚に___ここにあるもの___ないもの___ぜんぶが___流れ込んで
天藤ちひろ:手の中にあるドームが___一瞬、無限に広がって見えて。
天藤ちひろ:瞬く星々が、消えて、回って。
天藤ちひろ:そして、ちひろの手の中に溶けていった。
天藤ちひろ:「ん……ぁっ!!」体の奥に直接割れたガラスを突っ込まれたような……そうとしか形容しがたい未知の痛みが体の奥から沸き上がる。
天藤ちひろ:(痛い、痛い、痛い……!)胸から黒い痣のようなものが広がり、ちひろの身体を内側から"喰らっていく"
天藤ちひろ:(何、何が起きたの、私____)服以外の全身が真っ黒に染まり、電池の抜かれた玩具のようにその場に膝をつく
天藤ちひろ:ただ、ちひろが不幸であったのは
天藤ちひろ:ただ、ちひろが幸運であったのは
天藤ちひろ:(_____お腹、空いた)黒々と染まった右手を、自身の前を塞ぐ骸骨へと向ける。
黒骨:コーン、コォンと何かを打ちつけるような音。
黒骨:そして、それは君を握りつぶそうとして
黒骨:その、右手に
天藤ちひろ:触れた、瞬間
天藤ちひろ:ぐしゃりと、音が鳴る
天藤ちひろ:触れた右手から広がった、青い輪郭を持つ虚の輪が
天藤ちひろ:骨を喰らい、無へと咀嚼した。
黒骨:手を失い、怯えるように後ずさる。
天藤ちひろ:「あ……ぁ……っ」強制的に伝わってくる多幸感と満足感、思考に割り込んでくる理解不能な感情に、ビクリと体を震わせる
天藤ちひろ:「もっと、もっと……」ちひろの声だが、ちひろではない言葉を呟きながら
天藤ちひろ:立ち上がろうとしながらも上手くいかず、ズリズリと這いずるように
天藤ちひろ:歩を進め、手を翳し……
天藤ちひろ:「あ____」瞬間、その右腕から先ほどと同じ虚ろの輪が浮かび
天藤ちひろ:ちひろの身体を、喰らい始める
GM:シーンカット!シナリオロイスは未登場ですので
GM:次のシーンに移ります。いよいよミドルです。
GM:合流シーン&ミドル戦闘。全員登場です。
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (39 → 48)
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (41 → 44)
庄野あるか:ひっそりたかいんよな
日裏巡:もう抜かされちゃった
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (31 → 35)
天藤ちひろ:天藤千宙の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (31 → 39)
GM:正体不明の物体に喰われる天藤ちひろ。
GM:その下に、幾つかの影が向かう。
GM:それは、UGN───ではない。
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『その道を左───ああ、ちくしょう!』
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『先を越された!輸送車が炎上してやがる!』
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『周りにはUGNも───いや、待て…この反応は……』
庄野あるか:「なになに~?」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『今送った座標へ向かえ!まだ間に合うかも知れねえ!』
庄野あるか:「おお、ピンチなんだ。がんばろう!」
庄野あるか:「…なにがピンチなんだろ?」
望月火輪:「わかんなくてもいいんじゃない?その方が面白いさ」
日裏巡:「了解だ。ナビありがとうリギル」
”サングリア”螢貴勝:『私と散はUGNの動向を見張ります。』
日裏巡:「そちらは任せたよ、貴勝。さて――」
日裏巡:「――行くよ。“ペーパータウン”、“清虚”」
日裏巡:敢えてコードネームで呼ぶ。それは、外部との戦闘に備えろという合図だ。
庄野あるか:「はあい、リーダー」
庄野あるか:「行ってくるね、お父さん!」
望月火輪:「派手に行こうね、リーダー」
GM:指定された座標に向かうと、『それ』が見えてきた。
GM:ひとつは、巨大な黒骨のジャーム。
GM:もうひとつは───今まさに、何かに侵されつつある少女。
天藤ちひろ:「ぁ、ぁっ___」蒼色の輪郭を持った虚に、肉体を吸い上げられている。
庄野あるか:「ん~~~? あれなに?」
日裏巡:「おや、中身が暴れてる。もう片方は“ブラックベリ”……いや」
日裏巡:「レネゲイドの総量が多い割に、コントロールが稚拙だ。素人かな」
庄野あるか:「めんどくさそうだねえ」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:《サードウォッチ》
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『───その、女。確保してくれ』
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『”アレ”だ。恐らくな』
日裏巡:「ふむ。襲撃犯って感じでもないけど、“ネヴァー”が言うなら間違いないだろうね」
望月火輪:「わかった。」
庄野あるか:「確保って殺害よりむずかしくない? むー、がんばります」
日裏巡:「まずは殺害しても大丈夫な方から確保しよう」
日裏巡:「あっちは、必要なのはパーツだからね」
黒骨:コォオオ……ン
黒骨:何かを打ち鳴らすような音を立てながら身を震わせ、君たちに向かってくる。
庄野あるか:「短期目標ってやつだね!こないだ教えてもらったよ」
GM:ミドル戦闘を開始します。
GM:エンゲージは以下。
GM:セットアップ。
天藤ちひろ:無し!
黒骨:エネミーもなし!
庄野あるか:ないよー
日裏巡:エンブレム『ハウスオブデモンズ』 PC対象に、このラウンド中の行動値+5
望月火輪:なし
日裏巡:行動値13になります
望月火輪:嘘!活性の霧を自分に
望月火輪:攻撃力+15
日裏巡:みんな早くなれー
GM:全員の底上げ、こわいな…!
庄野あるか:やったー
黒骨:いちばんおそくなっちゃった
庄野あるか:リーダー最強!最高!
望月火輪:ありがとう!
GM:ではイニシアチブ、リーダーの手番から!
日裏巡:はーい
日裏巡:マイナーで戦闘移動、黒骨にエンゲージします
日裏巡:メジャー:【未形成アステリズモス】《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》《原初の赤:虚構のナイフ》 【精神】で判定。キーンナイフ使用。装甲値-5。7(+db)dx7 攻撃力20 侵蝕10
GM:妨害なし。来ませい!
日裏巡:7dx7
DoubleCross : (7DX7) → 10[3,3,4,5,6,7,10]+10[7,9]+6[4,6] → 26
黒骨:ドッジ。
黒骨:7dx>=26
DoubleCross : (7DX10>=26) → 7[2,3,4,6,6,6,7] → 7 → 失敗
黒骨:命中!ダメージを!
日裏巡:3d10+20 装甲-5
DoubleCross : (3D10+20) → 16[2,4,10]+20 → 36
黒骨:う…結構入った!
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を10増加 (44 → 54)
GM:演出をどうぞ!
日裏巡:「向こうもやる気みたいだ」
日裏巡:「あの二人が欲しがる物、先に見定めさせてもらおう」左目を隠していた前髪をかき上げる。
日裏巡:隠れていた左の瞳が露わになる。そこには、右と同じ透き通るような目――ではなく、夜空のような文様が浮かんでいた。
日裏巡:義眼型のAIDA『アンティキティラ』。レネゲイドを分析する高性能コンピュータ。
日裏巡:ゆったりとした袖から、コンバットナイフを取り出し掴み、肉薄する。
日裏巡:「――そこかな」
黒骨:その巨体は、あまりに鈍い。
日裏巡:“ワンリーク”。常人離れした集中力を用いて敵の弱点を見抜き攻撃する剣士。――かつてその死体から読み取り模倣した剣術。
日裏巡:巨体が、防御の意識を最も割いていない点を見極め、ナイフを突き刺す。
黒骨:骨が、バターのように切り裂かれ、切り離される。
黒骨:コー…ン…コーン……
黒骨:崩れる音が、鳴き声のように響く。
日裏巡:「追撃を……おや?」
日裏巡:仲間を振り返ろうとして、その前に動く影を『アンティキティラ』が捉えた。
GM:では、ちひろちゃんの手番!
天藤ちひろ:マイナーアクションで3人のいるエンゲージに移動
天藤ちひろ:メジャーアクション【■■■■■■■■■■】《コンセントレイト:ウロボロス》+《シャドーテンタクルス》
天藤ちひろ:判定へ
天藤ちひろ:7dx7
DoubleCross : (7DX7) → 10[1,2,3,8,10,10,10]+10[1,2,7,9]+10[5,7]+10[8]+6[6] → 46
庄野あるか:初手殺意
黒骨:ドッジを選択。
黒骨:7dx>=46
DoubleCross : (7DX10>=46) → 6[3,3,4,4,5,5,6] → 6 → 失敗
黒骨:ダメ!ダメージを!
天藤ちひろ:5d10+14
DoubleCross : (5D10+14) → 30[1,6,10,7,6]+14 → 44
天藤ちひろ:天藤千宙の侵蝕率を3増加 (39 → 42)
GM:え、あ
GM:……死にました
GM:死んだ……
GM:演出をお願いします!
天藤ちひろ:「あっ、ぁっ……!?」眼前の戦いなど知るよしもなく、全身を蝕んでいた刺青のような黒が、虚に吸い上げられていく。
天藤ちひろ:「わたし、何を……」ドッと力が抜け、膝をつく。
天藤ちひろ:理解できない様子で、自分の手を見て……異変に気が付く。
天藤ちひろ:体表を蝕んでいた力は抜け落ちたものの、それらは右手を、瞳を、体内を染め上げ。
天藤ちひろ:千宙の身体を、二度と戻らない何かへと変貌させていた
望月火輪:「アレは、素人じゃないね。」「それ以下だ。目覚めたてだよ」
天藤ちひろ:「えっ……」突然のセリフに反応し、今度こそは幻聴ではないだろうと声のした方を見る
庄野あるか:「ふむふむ。お父さんは、喰らう形質……ウロボロス・シンドロームだって!」
望月火輪:「あるかのお父さんは博識だね」
日裏巡:「これは、“ネヴァー”の策を使う手間が省けたかもしれないね」
天藤ちひろ:儚そうだが、しかしどこか底知れなさを感じさせる端正な顔立ちをした少年と
天藤ちひろ:自分と同じくらいの少女、そしてその横にいる父親と呼びかけられている男……多分男を見て
天藤ちひろ:「あ、え……えっと……あ、危ないですから! 逃げた方が良いですよー!!」
庄野あるか:「おお!喋れてる!だいじょうぶだよ~。というか、自分の心配をしたほうがいいよ!」
日裏巡:「理性が残ってる。驚いたな」
天藤ちひろ:「えっ、自分の……」今感じたのが第二印象
天藤ちひろ:第一印象は……
天藤ちひろ:(なんで今私、この人たちを"美味しそう"だなんて……)
望月火輪:「君の方こそ、そのままじゃ死ぬよ。」
望月火輪:「その眼の前の化け物にやられるか。自分の中の化け物に喰われるか。」
望月火輪:「どんな死に様になるかは、わからないけどね。」
天藤ちひろ:「し、死ぬ!? あっ……でもさっきたしかに死ぬほど……」
日裏巡:『アンティキティラ』の解析では、相当な量のレネゲイドが無理矢理励起させられている。それでも理性を保つ目覚めたて。
日裏巡:「――面白いな」
日裏巡:「君、何がしたい? 今一番やりたいことは何だい?」
庄野あるか:「あ、ジュンさんがウキウキになっちゃった~」
天藤ちひろ:「えっ、やりたい事!? 今進路面談ですか……!?」
天藤ちひろ:ジュンさんと呼ばれた父親の方を見て
天藤ちひろ:「わ、わかりませんよ、こんな状況で……!!」
天藤ちひろ:とりあえず、今は生き残らないと、と思いながらも
天藤ちひろ:不思議と思考は冷静で
黒骨:コ……ォオン コォ…オォ…ン
黒骨:先程の脅威を感じなくなったのか、再びちひろに向かってその身体を伸ばしていく。
天藤ちひろ:「あっ、でも……今はここを切り抜けて生き伸びたい、です……!」視線は、目の前の骸骨に向けられる
天藤ちひろ:(両手が無い、じゃああの吸い込んだのは夢でも……づっ)視界が黄金色に脈動し、頭痛がする。
日裏巡:分からない、と言われた時点で冷めていた目に、光が戻る。
日裏巡:「なら、自分の力で掴むんだ。君にはその力がある」
日裏巡:「望んだままに動けばいい。その力は、君の欲望に応えてくれる」
天藤ちひろ:「そのための力? 掴むって言ったって……」反射的に右手を広げて
天藤ちひろ:握り込むと、先ほどと同じ虚が開き。
天藤ちひろ:ちひろの手の中には、不気味な光を宿した刃が握り込まれていた。
天藤ちひろ:「えっ、あっ……なにコレ……剣?」
天藤ちひろ:「うわっ……あっ……!!」右手が、クンッとひとりでに動き出し、体を引っ張る。
黒骨:君に向かって大きな拳が迫る。
天藤ちひろ:走り出した先に立つのは、骨像
天藤ちひろ:「ちょ、ちょっと、うわぁぁぁっ!?」反射的に左手で顔を隠しながら、追突
天藤ちひろ:大きな金属塊が追突したような鈍い音が住宅街に響き
天藤ちひろ:___骸骨の腕が、斬り割かれた場所から抉り喰らわれている。
天藤ちひろ:「あ、あれっ……」顔をあげて、至近で見た骸骨の顔に失禁しないようにしながら、何とか様子を見て
天藤ちひろ:(き……効いてる!?)
黒骨:コオオオオオオオオオオオオオオ
黒骨:大きな音が断末魔のように鳴り響いていく。
望月火輪:「凄いな。力に振り回されているようにしか見えないのに。」
天藤ちひろ:___この瞬間の判断だけは間違っていないだろうと、ちひろは決断した。
天藤ちひろ:右手で左手を握り
天藤ちひろ:力任せに、骸骨が抉り喰らわれ動けなくなるまで
天藤ちひろ:執拗に骸骨に刃を叩き下ろす
望月火輪:「その力が、嵐のように全てを蹂躙してる」
庄野あるか:「おお~、すごいすごい!」
黒骨:やがて、それはびくびくと痙攣し、動かなくなる。
黒骨:巨体が、天を仰ぐような姿勢で聳えていた。
庄野あるか:「やったあ、楽できたねえ」
日裏巡:「振り回されてる、か。でも、最後は彼女自身が、選んで掴み取った」
庄野あるか:「ジュンさんたちが好きなやつだね」
庄野あるか:「欲望ってやつ!」
天藤ちひろ:「くっ……はっ……!」最後の一振りを叩き込んだ刃が滑り、そのままへなへなと横を抜けて
黒骨:ぐらり。
天藤ちひろ:三人の方へと走り寄って来て、頽れる。
黒骨:その上に向かって
黒骨:巨体が崩れてくる。
庄野あるか:「わ~!?」
庄野あるか:「お父さん~!どうしよう!」
日裏巡:「うん。とても気に入った」倒れてくる巨体に目線もやらず
望月火輪:「合わせてね、あるか」
庄野あるか:「モッチ!おっけ!」
庄野あるか:「仲間を信じるのがいいって、お父さんも教えてくれたよ」
望月火輪:「彼女が身を伏せてくれたのは、ちょうど良かった」
望月火輪:パチンと、指を鳴らす。
望月火輪:同時に、巨大な骨の塊が天藤ちひろへと落ちていくの防ぐように小規模が爆発が起こり
庄野あるか:「そう。とっても幸運なこと」
庄野あるか:「しかも、わたしたちに見つけてもらったんだもん」
庄野あるか:《仕組まれた幸運》。その爆破の残骸が、偶然。ここにいる誰にも当たらないように落ちる。
庄野あるか:「めでたしめでたしだねっ」
日裏巡:顔面すれすれを飛び交う残骸を全く意に介さず立っている。
望月火輪:「めでたしめでたし。」「生きてる限り、そんなものはないと思うけど」
日裏巡:「ああ、よりよい明日を欲して、手を伸ばし続ける。それが私達だ」
庄野あるか:「夢をみるのは大事なことだよ~」
天藤ちひろ:「な、なにこれ……」
天藤ちひろ:目の前で繰り広げられる光景に、眼をしばたかせながら
天藤ちひろ:(今私……偶然が偶然じゃないって"わかった"……?)あの少女が仕込んだものだと、理解できてしまった
望月火輪:「夢を見るなら、現実も知らなきゃね」
望月火輪:「君、名前は?」
望月火輪:倒れた少女へと足を進め、地に伏せた彼女を見下ろしたまま声をかける
天藤ちひろ:「えっ、へっ……」近くで見ると美少年はより美少年だった
”サングリア”螢貴勝:『”エンブリオ”。UGNが動き始めました。”メッスド”の08と14をそちらに送ります。”黒骨”の素体を回収してください」
日裏巡:「“サングリア”、もう一つ回収だ。えーっと」
天藤ちひろ:「て、天藤ちひろ……」
日裏巡:「――天藤ちひろ。仲間が一人増えるよ」
天藤ちひろ:「仲間!? えっ、何を……」まさかここまで怪しい宗教か何かの仕込み? と疑いたくなるが、むしろそうであって欲しかった
望月火輪:「俺たちも」
望月火輪:「君と同じ、化け物ってことさ」
庄野あるか:「つまり、だれも化け物なんかじゃないのだ」おどけたように笑う。
天藤ちひろ:「化け物、私も……」その言葉に、視界がぐらぐらと揺れる
望月火輪:少女に手を差し伸べる
天藤ちひろ:あるかの言葉に、状況をより飲み込めなくなりながらも、何とか立ち上がろうとして
天藤ちひろ:「あっ……」
望月火輪:それは、君を掬い上げるものではなく。
望月火輪:底へ、底へと、どこまでも堕ちていく誘いであることを君は直感するかもしれない。
望月火輪:ただし、堕ちていくのは君だけではない。
望月火輪:君が堕ちていくのなら。彼らもともに、どこまで堕落していく。
望月火輪:それが一つの"セル”の宿命なのだから
天藤ちひろ:「____」背筋を、冷たいものが走る
望月火輪:「行こうよ、一緒に」
天藤ちひろ:その言葉に
天藤ちひろ:肯定を返せるほどの大きさの何かは……無かったはずなのに
天藤ちひろ:自然に、その手を取っていた
天藤ちひろ:異形の質感と化した右手で、少年の手を取り
望月火輪:異形のそれを、当たり前のように受け入れ
天藤ちひろ:軽く力を込めて、立ち上がり
天藤ちひろ:「私……あっ……」そのままカクリと力が抜け、前のめりに昏倒する。
庄野あるか:「あらら~」
望月火輪:少女の体を支え、くすりと微笑む
庄野あるか:「ひとりだったんだねえ。お疲れさまでした」
望月火輪:「流石、巡だ」
望月火輪:「この子は、たしかに俺たち向きだよ」
日裏巡:「あるか、火輪。早く回収してしまおう」
庄野あるか:「はーい。モッチ、その子抱えてて」
日裏巡:「帰ったらちひろの歓迎会だ。ネットで注文した『名店のラーメン』がたくさん余ってるんだ」
庄野あるか:「わーい!食べ比べ会だね!」
庄野あるか:「ここには食べきれないだけの欲望もある」
庄野あるか:「きっと満足なんてできないもの」
GM:ロイスと購入が可能です。
庄野あるか:モッチにとろ~
庄野あるか:モッチ 〇仲間/隔意(かくい?)
望月火輪:庄野あるか/有為◯/食傷
日裏巡:天藤ちひろ ○興味/警戒
望月火輪:アルティメイド服
望月火輪:6dx>=20
DoubleCross : (6DX10>=20) → 9[2,3,3,6,7,9] → 9 → 失敗
望月火輪:ダメ。終わり
庄野あるか:じゃあアームドスーツしてみよ
庄野あるか:5DX+1+0@10>=15 調達
DoubleCross : (5DX10+1>=15) → 10[3,5,6,9,10]+7[7]+1 → 18 → 成功
天藤ちひろ:アームドスーツ調達で
天藤ちひろ:1dx>=15
DoubleCross : (1DX10>=15) → 7[7] → 7 → 失敗
天藤ちひろ:ムリ
庄野あるか:じゃあちひろちゃんにあげるぜ!
天藤ちひろ:ヤッター
庄野あるか:入会祝いです
望月火輪:つえー
日裏巡:じゃあアルティメイド服狙ってみよう
天藤ちひろ:装備して行動値4に
日裏巡:4dx+3>=20
DoubleCross : (4DX10+3>=20) → 7[1,7,7,7]+3 → 10 → 失敗
庄野あるか:メイド服になってくれないってのかモッチ
日裏巡:駄目でした。いざとなったら無形コンセで買うね
庄野あるか:いじょ~
日裏巡:以上!
UGNエージェント:「伊土隊長!あ…いえ、”フィンチ”!こちらには逃亡ジャームの痕跡、ありません!」
UGNエージェント:「また、近辺でおそらく戦闘が……確認しますか?」
”フィンチ”:「ああ、ああ、いいんですよ。構いません。大丈夫です」
”フィンチ”:「『既に確認できています』…一手遅れたようですね」じゅる、とゼリーを啜って飲む。
”フィンチ”:「大丈夫ですよ…大丈夫ですとも。必ずやアレは手に入れます。それが任務ですからねえ」
UGNエージェントA:(なあ……今日の伊土隊長、変じゃないか?)
UGNエージェントB:(そうか?いつもあんなもんだろ。)
UGNエージェントA:(でも、いつもだったらこんな『一手遅れる』なんてことないぞ。あの人は獲物を逃がさないことで有名なんだから)
UGNエージェントB:(疲れてるんだろ。最近家にも帰ってないってハナシだぜ)
UGNエージェントA:(そりゃあ、休んでほしいね……まあ人手は足りないけどよ……こないだのここら辺での事件だって)
”フィンチ”:「お二人とも。どうかお静かに。…ね?」
”フィンチ”:柔和に微笑む。
UGNエージェントたち:「「はっ……し、失礼しましたっ!!」」
”フィンチ”:(……そう、必ず手に入れますとも)
”フィンチ”:(OVV。……そして、その適合者)
”フィンチ”:(ああ、早く、はやく……)
”フィンチ”:(こんなにも。渇望しているのです。だから、必ず手に入る)
”フィンチ”:(………そうでしょう?)
”フィンチ”:その舌で唇を舐める。
”フィンチ”:犬歯で噛み切った粘膜の、鉄の味が舌に心地よかった。
GM:自己紹介したりラーメン食べたりするシーンです。
GM:シーンプレイヤーは引き続きちひろちゃん。他登場自由です。
庄野あるか:オデ ラーメン タベル
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (48 → 51)
日裏巡:ラーメンふるまいマシーン
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (54 → 61)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (42 → 52)
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (38 → 46)
GM:情報項目があります。
GM:まずはこれひとつ。
庄野あるか:おお、ちひろちゃんにぜひ知ってほしいわね
望月火輪:わね
天藤ちひろ:情報よわよわだけど頑張る
庄野あるか:当然われわれFHにはバディムーブなんてものはないが がんばってっ
日裏巡:頑張れー
天藤ちひろ:1dx+1
DoubleCross : (1DX10+1) → 10[10]+8[8]+1 → 19
天藤ちひろ:?
GM:つよっ
庄野あるか:前からいた?
日裏巡:すげえ……大型新人だ
GM:めちゃくちゃわかります
庄野あるか:わたしより詳しいまであるぞこれ
天藤ちひろ:めっちゃある
GM:三つのTIPSはNPCのことを詳しく知ってもらうためのやつですね
庄野あるか:わたし女子会なんでひめちゃんやっていいですか?
GM:女子会〜!
望月火輪:いいよー
庄野あるか:”メッスド” 散 織姫 難易度:6 情報:FH これしらべるねっ
庄野あるか:5DX+2+0@10 情報:FH
DoubleCross : (5DX10+2) → 7[1,2,6,6,7]+2 → 9
GM:しってる!
庄野あるか:成功したよ~
望月火輪:なかよしじゃーん
GM:全員判定したら開示しますね〜
日裏巡:じゃあ貴勝についていこうかな
望月火輪:いけー
日裏巡:”サングリア” 螢 貴勝 難易度:6 情報:FH コネ:FH幹部使用
日裏巡:6dx+1>=6
DoubleCross : (6DX10+1>=6) → 8[4,4,6,6,6,8]+1 → 9 → 成功
望月火輪:”ネヴァー” リギル・ソルテール 難易度:6 情報:FH
望月火輪:6dx+1>=6
DoubleCross : (6DX10+1>=6) → 9[3,4,4,5,6,9]+1 → 10 → 成功
望月火輪:やったね
庄野あるか:おしえて~
GM:はーい
GM:以上!
庄野あるか:理解!
天藤ちひろ:理解!
日裏巡:解の理!
GM:あとは楽しくラーメンパーティーして行きましょう。
GM:”ムカウ”セル
GM:プラネタリウムに隠されたそこに戻った君たちは、天藤ちひろの治療と歓迎を始めることにした。
庄野あるか:「歓迎会って、ひめちゃんのとき以来かな?」
”メッスド”散織姫:「そうねえ、もうずっと昔にも思えるけどっ」
”メッスド”散織姫:「また女の子が来たっていうのは、嬉しいわ!」
庄野あるか:「たしかに。男ばっかりはお父さんも心配だな」
望月火輪:「信用されないんだな。寂しいなあ」
望月火輪:全く寂しくなさそうに言う
庄野あるか:「意固地だからねえ~しょうがないの」
天藤ちひろ:「んっ……あ……れ?」ゆっくりと目を覚まし
庄野あるか:「って、おお」
日裏巡:「ははは、そういえば、これで男女比率も半々になったかな……おっと、冷める心配はせずに済んだね」
日裏巡:その手には、湯気の立つ人数分の丼の載ったお盆。
天藤ちひろ:「何処、ここ」焦った様子で周囲を見渡す
望月火輪:「うーん、子供っぽい言い方をするなら」
望月火輪:「秘密基地?」
日裏巡:「いいね、火輪。わくわくする言い方だ」
日裏巡:「付け加えるなら、悪の秘密結社の秘密基地だ」
日裏巡:そう言いながらお盆に載ったラーメンを配膳してゆく。
庄野あるか:「おお、北海道お取り寄せ海老ラーメン!」
望月火輪:「あはは、子供っぽい上に実にチープだね。」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「まあ子供たちの遊び場っつってもいいかもな」
庄野あるか:「まあ、だいたい子どもばっかりだし、いいと思います」
天藤ちひろ:「秘密、基地って……」周囲の席、そして天蓋の輝きは、どうやらここがプラネタリウムだということをを示していた。
天藤ちひろ:そこにラーメンを抱えた怪しげな男に少女たち、絵面が意味不明だった
”ネヴァー”リギル・ソルテール:車椅子からミニテーブルが突き出し、丼を受け止めている。
”サングリア”螢貴勝:端の方の席で配膳された丼を眺めている。
日裏巡:「ちひろの分もあるよ。ラーメンは嫌い?」
望月火輪:「それよりも」
望月火輪:「質問はそれだけでいいの?」
望月火輪:「君の体に何が起こったのか、知りたくない?」
天藤ちひろ:「それだけって、それだけじゃないですけど……」
天藤ちひろ:「あっ、はい。 私の身体、一体何がどうして……」
天藤ちひろ:「ラーメンはえっと……いただきます」しばらく怪しんで、誘拐犯ならもっと手早い手に出るだろう、と考えて、頷く
日裏巡:「うん、麺が伸びてももったいないし、食べながら話そう」
庄野あるか:とくに難しい話をする気はないようで、ラーメンを食べている。妙に綺麗な箸使い。
”ネヴァー”リギル・ソルテール:スプーンとフォークが一体になった食器を使って食べている。
望月火輪:ちまちまとレンゲに麺とスープをよそいながらゆっくりと食べている。猫舌なのだ。
天藤ちひろ:「は、はい……えっと、割り箸をいただきますね……」
日裏巡:スープを一口啜って「簡単に言うと、君は人間じゃなくなった。……あ、これどうぞ」箸を渡す
天藤ちひろ:「どうも……え?」受け取って、目をしばたかせる
日裏巡:「レンゲもいるか……」
天藤ちひろ:「いただきます。じゃなくて」
天藤ちひろ:「人間じゃなくなったって、どういう事ですか?」あの異常事態が、真っ当なものではないのは理解できてしまっていた
天藤ちひろ:(普通にラーメンを食べたりする種類の人たちなんだ……)
天藤ちひろ:食事風景をちらと見て
日裏巡:「そうだなあ、どう説明するのがいいかな……私はそうじゃなかった時はないからなあ」
庄野あるか:「ジュンさん、それでよく勧誘するな…」
”メッスド”散織姫:「じゅんちゃん、ピンと来ちゃうとまっすぐいくからねえ」ちゅるちゅると麺を啜っている。
天藤ちひろ:(え、私勧誘されてるの?)
日裏巡:「あはは……レネゲイドウィルスから説明すればいいかな?」
天藤ちひろ:「よ、よろしくお願いします」頭を軽く下げて
日裏巡:「全人類の殆ど……八割だったかな? に感染してるウィルスで、通常時ならまあ特に何の作用もない、常在菌みたいなものなんだけど」
日裏巡:「発症すると、宿主の身体を人でないものに作り替える」
日裏巡:「私達はオーヴァードと呼んでる」
天藤ちひろ:「人で、無いものに……?」困惑の表情を浮かべていたが
天藤ちひろ:はっとして、さっきの自分の姿を思い出し
天藤ちひろ:右腕を慌てて確認、頬に走っていた激痛もない。
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「まあ、ざっくり言やあ超能力者だ」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「魔法みたいな力が使えるようになるのさ。…あるいはモンスターみたいな、な」
日裏巡:「そう、それ、いい表現をしてくれたね、リギル」
日裏巡:「君が使った力や、あの骨が動いていたのもその力だね」
天藤ちひろ:「私もその、オーヴァードになった……え」
天藤ちひろ:「治ったり、しないんですか?」
天藤ちひろ:(あの力も?)そもそもアレは力だったのだろうか、暴風の中に身を投げ出したような感覚しか記憶には残っていない
日裏巡:「オーヴァードが人間に戻るってこと? 聞いたことはないね」
望月火輪:「そうだねえ。」「ガン治療と同じだよ。」
望月火輪:「治療法を研究している連中はいる。実際にそれは存在するのかもしれない。けれど誰もたどり着いていない。」
庄野あるか:「へえー!ガンってたいへんなんだねえ」
望月火輪:「そうそう。大変なんだよ、ガンは。」
天藤ちひろ:「そ、そんな……」
日裏巡:「まあまあ、そんなに構えないで。食べながら聞いてよ。別に余命宣告とかする訳じゃないんだ」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「ああ、死ぬわけじゃあない。寧ろ『死』からは遠くなる」
庄野あるか:「わたしはね~。そんな難しいことじゃないと思ってるよ」
庄野あるか:「ひととちょっと違くなっちゃって、ひとから理解してもらいにくくなって、でも、できることもたくさん!」
天藤ちひろ:「え、ええ……」目を白黒させて
天藤ちひろ:あるかの楽天的な言葉に、思わず困惑の声がでる
庄野あるか:「ちひろちゃんすごかったじゃない!」
”メッスド”散織姫:「そうそう。聞いたわよ。でっかいのをやっつけちゃったんだって」
天藤ちひろ:「凄かっ……た? アレが?」
庄野あるか:「すごいよ~。あの骨、すごく強いやつなんだもん。ね?」
日裏巡:「少なくとも、覚醒してすぐ倒せるオーヴァードはそういないだろうね」
天藤ちひろ:思い出すだけで、自分の中で何かが蠢く感覚がする。
天藤ちひろ:それは日裏の荒唐無稽ともいえる話を、信じるしかなくなってしまう要因でもあった
天藤ちひろ:「ああ、えっと……ありがとうございます」どうするか困って、とりあえず感謝
天藤ちひろ:ラーメンに手を付けようとして、違和感に気が付く
天藤ちひろ:自分は、自分で言うのも何だが、食い意地が張っている方だと思っている。
天藤ちひろ:しかし、目の前のラーメンの匂い……そこそこ高級なやつだ、通販の欲しいものリストに万年入っているようなソレを嗅いでも
天藤ちひろ:全く食欲が沸かない
天藤ちひろ:(この人たちのせいかな)
日裏巡:「どうしたの? やっぱりラーメンは苦手だったかな……」
天藤ちひろ:「あ、いや」
天藤ちひろ:手を付けて、恐る恐る麺を啜るが
庄野あるか:「どうどう~?」
天藤ちひろ:「えっと…」麺をかっ込み
”メッスド”散織姫:「結構な名店のやつよ!ね?」
天藤ちひろ:「あれ……?」スープをあっという間に飲み干す
庄野あるか:「はやい」
天藤ちひろ:「味が……」感じていない、というわけではないのだ、美味しくないとも……ただ
天藤ちひろ:まったく、満足感を感じられない
天藤ちひろ:「いたっ……」丼にかじりついて、はっとして口を放す。
庄野あるか:「ど、どうしたの? そんなにお腹すいてた?」
天藤ちひろ:「何……これ……?」当たり前の感覚が、しない。
天藤ちひろ:「あ、えっ……あっ……」
天藤ちひろ:眼前に来たあるかを見て
天藤ちひろ:____喉が鳴った。
望月火輪:「ああ、大事なことを言い忘れてた。」
天藤ちひろ:「な、何を……」
望月火輪:「人間じゃなくなったっていうのはさ。」「ただ、変わった力が使えるようになったから、だけじゃない」
望月火輪:「この病気に罹ったやつは、抗いようのない、強い衝動に駆られるようになるのさ」
天藤ちひろ:目の前の男に掴みかかって、その白い肌に噛みついてやりたかった。
天藤ちひろ:(……私今、何を考えて)
日裏巡:「貴勝、やっぱりあれかな」
日裏巡:「『飢餓』」
”サングリア”螢貴勝:「……ええ。血を見るまでもありませんね」
庄野あるか:「ははー、なるほど」
望月火輪:挑発するように、ちひろさんに小さな顔を近づける。
天藤ちひろ:「……」ゴクリ、と音が鳴る
望月火輪:「『喰らいたい』と思った?」「俺や、あるかのこと」
庄野あるか:「ま~」にこにこしている。
天藤ちひろ:「……近寄らないで、危ないから」
望月火輪:「足りなかったかい?こんな『餌』だけじゃ」
天藤ちひろ:頬を赤らめながら、望月の華奢な肩に触れそうになって、慌てて手を引っ込める
望月火輪:くすくすと笑いながら、その様子を眺める。
日裏巡:「餌は酷くない? 美味しいと思って買ったのに……」
”メッスド”散織姫:「そうよ!かりんちゃんってば!」
望月火輪:「俺が悪いの?料理を味わうに食さなかったのはちひろだぜ?」
天藤ちひろ:「わ、私……こんなの嫌です……」
天藤ちひろ:「普通が、普通でいたいのに……」
日裏巡:しょんぼりしていた顔を笑顔に戻して。
日裏巡:「――ちひろは、普通が欲しいんだね?」
日裏巡:邪気のない……無垢すぎると言っていい程に、無邪気な笑みを浮かべる。
天藤ちひろ:「欲しい……?」それは暗に、もうその手に無いという事でもあり
天藤ちひろ:「私の普通は、当たり前は何処に行ってしまったんですか……」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「……まだ、あるんじゃねえの?」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「別に、あんたの帰るところがなくなったわけでもないだろ」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「それとも何だ、学校でいじめにでもあってるのか?」
庄野あるか:「あら。わたしは、そんなの最初からないんじゃない?って思ったのに」笑う。
庄野あるか:「普通なんて最初からなかったことが、いま分かっただけかもよ~?」
天藤ちひろ:「……」
天藤ちひろ:ひとつだけ、分かった事があった
天藤ちひろ:この集団は、異常だ。
日裏巡:「そういえば、大切なことを忘れていたね」
日裏巡:「私達の方は自己紹介をしていなかった」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「なんだ。わかってて黙ってるのかと思ってた」
天藤ちひろ:「そ、そこは常識的……」
庄野あるか:「あ、そうじゃん!」
庄野あるか:「それって不審者みたいだね。よくないです。しよう!」
天藤ちひろ:(不審者そのものだから大丈夫だと思うな)
日裏巡:「私は日裏巡。この天文台の管理人で、みんなのリーダーをしている」
日裏巡:「コードネームは“エンブリオ”。悪の秘密結社だからね、そういうのもあるんだ」
天藤ちひろ:「こ、コードネーム……」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「……リギル・ソルテール。”ネヴァー”とも呼ばれてる。この通り、体が弱いんでね。あまりこき使わないでもらえると助かる」
天藤ちひろ:(リギル・ソルテール……この人も、何かあったのかな……)さっきの学校についての言葉を思い出しながら
望月火輪:「望月火輪。中学生。コードネームは、おいおい、ね」
天藤ちひろ:「中学生!?」
庄野あるか:「あ、モッチおとなっぽいもんね」
望月火輪:「あるかが子供っぽすぎるだけ」
日裏巡:「私も火輪は大人っぽいと思うよ」
庄野あるか:「あ、わたしは庄野あるかだよ~」
庄野あるか:「コードはあるみたいなんだけど、あるかって呼んでほしいな」
天藤ちひろ:「は、はい……よろしくあるかちゃん」
天藤ちひろ:他のメンバーの倍程度に食欲を刺激してくる少女を見て
”メッスド”散織姫:「散織姫よ。ちる、でも織姫、でも好きに呼んでね!」
”サングリア”螢貴勝:「……………」丼を傾け、スープを啜り
”サングリア”螢貴勝:「”サングリア”。螢貴勝と申します…見ての通り、ビジネスマンをしております」
”サングリア”螢貴勝:ちひろに歩み寄り、名刺を渡す。
”サングリア”螢貴勝:「どうぞお見知り置きを」
天藤ちひろ:「は、はぁ……こちらこそどうも」あまりに集団の統一感が無い、名刺を受け取りながら困惑
天藤ちひろ:(というか副業可なの?)
望月火輪:「じゃあ、次は君のことを聞かせてもらっていいかな?ちひろ」
天藤ちひろ:「えっ、私の事です……かしら?」
望月火輪:「君にとって、"普通"というのはどれほどの価値があるのか、教えて欲しい」
天藤ちひろ:「価値って」
望月火輪:「それを脅かすものを、踏み潰してでも守りたいのか」
天藤ちひろ:「……」
望月火輪:「それを奪おうとするものを、薙ぎ倒してでも勝ち取りたいのか」
天藤ちひろ:いきなりの暴力的な単語に、困惑の表情
日裏巡:「私達は“ムカウ”。それぞれの欲望へ向かうから、“ムカウ”だ」
日裏巡:「私達は、自分達の欲望の為なら、どんなことでもする。例えば、火輪が言うようなこともね」
天藤ちひろ:「それって、えっと……」
天藤ちひろ:「人殺し、とかも?」
望月火輪:「例えばだ。」
望月火輪:「さっき、俺はこの病気をガンに喩えたけれども」
望月火輪:「真っ当なやり方では治療が出来ないそれでも」
望月火輪:「『全うでない』やり方なら、もしかしたら治療が出来るかもしれない。」
望月火輪:「今、君が言ったようなやり方とかね。」くすり、と楽しげに微笑む
日裏巡:「それでも欲しいと言うのなら、私達はあらゆる手を使って君の欲望の為に働こう」
天藤ちひろ:「わ……私は……」
日裏巡:「君が欲しいと思うのなら」
日裏巡:「ちひろ、君はこちらに来るべきだ」
日裏巡:「欲望を持つ者が……ちひろが、私は欲しい」
天藤ちひろ:「欲しいって……」どうやら第一印象は大正解だったらしい
天藤ちひろ:(この人、まともじゃない)
庄野あるか:「見た目だけだと、すっごく情熱的なナンパみたいだったね」けらけら笑う。
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「みたい、じゃなくてナンパだろ」ふう、と息を吐いて。
日裏巡:「そうかな? 案外それが私の欲望だったりするのかな」うーん、と首をひねる
天藤ちひろ:(見た目だけなら大喜びのナンパだけど、とっても歓迎したくない)
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「あんた…天藤。別に今すぐどーこーしなくたっていい」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「おれ達は日陰者だ。普通に憧れるあんたとは対極にいる」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「だからあんたが望むならここを出て、全部忘れて普段通りに過ごしゃあいい」
庄野あるか:「ちひろちゃん、もしもすごくお腹がすいて、耐えられなくなったときとか、すっごく何かほしくなったら」
庄野あるか:「このひとたちに頼るといいよ」
天藤ちひろ:「……ここにいる人たちは、そうしたって事なのよね」
庄野あるか:「そうそう!」
庄野あるか:「そういうとき、きっと助けてくれる。力になってくれるよ」
天藤ちひろ:「私は……望みなんて、いきなり言われても分からないのに」
天藤ちひろ:「分からないのに、"コレ"は勝手に欲しがる」右手の中から、星々のような小さな光を閉じ込めた半球が現れる。
天藤ちひろ:その輝きの底にある虚は、何もかもを飲み込まんと口を開けていた。
天藤ちひろ:「私のものじゃない欲望が、私のものにされて……」
天藤ちひろ:「もう、戻らないなんて」
望月火輪:「理不尽だよね」
望月火輪:「けど、そうなってしまった。」
望月火輪:「進んでしまった針は、もう戻せない。」
望月火輪:「だから、ゆっくり考えればいいさ」
日裏巡:「君自身が望まないのなら、欲望とは言わない」
日裏巡:「答えは、じっくり自分の欲望と向き合ってからでいい」
庄野あるか:「もし、気が向いたら」
庄野あるか:「プラネタリウムのチケット、『三階席』って頼んでみて!」
庄野あるか:ウインクをする。
天藤ちひろ:6人の方を見て
天藤ちひろ:(この人たちも、自分の欲望を持って……)
天藤ちひろ:(人を殺すとか、平然と言えるような欲望を持っている)
天藤ちひろ:(私も同じになれって? なれるの……?)
天藤ちひろ:力なく頷いて、一言だけ
天藤ちひろ:「ありがとう、ございます」
天藤ちひろ:お礼は忘れないでいたかった。
GM:ロイスと購入が可能です。
庄野あるか:ちひろちゃんにとろー
日裏巡:ロイスは保留~
庄野あるか:〇応援/隔意(かくい)
天藤ちひろ:庄野あるか 親愛/〇脅威
庄野あるか:やった~♡
望月火輪:天藤ちひろ/懐旧◯/隔意
天藤ちひろ:望月火輪 憧憬/○恐怖
天藤ちひろ:購入は強化素材チャレンジで
天藤ちひろ:1dx>=15
DoubleCross : (1DX10>=15) → 2[2] → 2 → 失敗
天藤ちひろ:ムリ
庄野あるか:強化ビジネススーツにするか
日裏巡:強化素材狙おう
庄野あるか:5DX+1+0@10x>=19 調達
日裏巡:5dx+3>=15
DoubleCross : (5DX10+3>=15) → 10[2,2,4,4,10]+2[2]+3 → 15 → 成功
庄野あるか:5DX+1+0@10>=19
DoubleCross : (5DX10+1>=19) → 4[2,3,3,4,4]+1 → 5 → 失敗
日裏巡:買えた! ちひろにあげよう。これでうちに来てくれませんかね……へへへ……
庄野あるか:ビジネスってむずかしいよお父さん
望月火輪:アルティメイド服
望月火輪:6dx>=20
DoubleCross : (6DX10>=20) → 10[1,4,7,9,10,10]+8[2,8] → 18 → 失敗
望月火輪:財産2消費して購入します
庄野あるか:社会6の貫禄
天藤ちひろ:あ、もらいます
天藤ちひろ:あ、以上で!
日裏巡:以上!
GM:シーンプレイヤーは引き続きちひろちゃん。彼女の下校シーンです。
GM:他の方は登場不可ではありませんが、その場合ちゃんとその場に居合わせられるようにしてください。
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (52 → 61)
GM:事件の翌日。
GM:君はあのあと自宅に戻り、1日明けて学校に行った。
GM:今は、その帰り道だ。
天藤ちひろ:今日も一日、何事もなく平和な日常
天藤ちひろ:……ではなかった
天藤ちひろ:(____目立った、ぜったい目立った)
天藤ちひろ:昼休み、案の定持ち込んだ弁当では全く満たされず、半ば憑かれるように購買に駆け込み
天藤ちひろ:棚の列単位で買い占めたパンを平らげる自分を見る学友たちの眼は、一生忘れられそうになかった
天藤ちひろ:(それに……)視界に入る人間……どころか、犬猫、果てには物にまで
天藤ちひろ:沸き上がる飢餓感は、時間が経つほど自分がまともでは無いことをありありと示していた。
天藤ちひろ:(体育の時間、やらかしかけたし……)
天藤ちひろ:気分転換に帰りがけ何かしようかとも考えたが、それも浮かばないほど憔悴していた。
天藤ちひろ:ついでに財布が薄くなっているので、そうできる事も思いつかなかった。
天藤ちひろ:(オーヴァード、それにムカウセル……)
天藤ちひろ:考えるのはそればかり、進路の事より遥かに逃げ難い話に思えた。
天藤ちひろ:「それもこれも……」右手……を伝って、今は心臓に在る事を感じるあの半球に思いをはせる
天藤ちひろ:これを使って戦った恐怖が遅れてきたせいで、昨日の夜は寝付く事もできなかった。
天藤ちひろ:「私、どうなっちゃうんだろう」ふう、と、つぶやく
GM:その時だった。
???:《ワーディング》そしてEロイス:悪意の伝染。
GM:このシーンへの入退場が制限されます。
天藤ちひろ:ぞわりとした感触
天藤ちひろ:忘れもしない、昨日あの骨像が襲ってきたときの気配だ
天藤ちひろ:(昨日の……!)あの時あった脱力感と無気力感が無い理由は分からなかった。
???:「やれやれ」
???:「やっとひとりになっていただけたようですね」
???:猫背の男が、道の向こうから歩いてくる。
天藤ちひろ:「あなた……は?」異様な気配の中を歩み寄ってくる男に、思わず警戒心を向ける
天藤ちひろ:男が日裏と似た気配を発していたから気が付くことが出来た、彼よりずっと……粘ついていたが
”フィンチ”:「私ですか。私は”フィンチ”……UGNの者です」
天藤ちひろ:「フィンチ……UGN?」
”フィンチ”:「おや。UGNについてはまだご存知ありませんでしたか」
”フィンチ”:「簡単に言えば…」
”フィンチ”:「正義の味方、ですかね?」
天藤ちひろ:「せ、正義の」
天藤ちひろ:(どうして胡散臭い美形とばっかり出会いがあるの?)
”フィンチ”:「我々は日常を護る者……」
”フィンチ”:「……あなたが、FHと接触したことは知っています」
天藤ちひろ:「FH……?」
”フィンチ”:「………そう、FH。ファルスハーツと呼ばれる、世界の敵」
天藤ちひろ:「世界の、敵って」
天藤ちひろ:欠けていたピースが嵌るとも言える、妙な納得感があった。
”フィンチ”:「…あなたは……奇妙な物体とも、昨日、接触しましたね?」
天藤ちひろ:「……!」
天藤ちひろ:「コレの事、何か知っているんですか」右手で胸に手を当てて
”フィンチ”:「ええ、ええ。もちろん知っていますとも。それはとても…」
”フィンチ”:その時。
”フィンチ”:君のすぐそばで、小さな爆発が起きる。何もないところから、血が弾けた。
”フィンチ”:「……危険なのです」
天藤ちひろ:「きゃっ……!?」
天藤ちひろ:反射的に身を屈めて、爆発の方を見る
天藤ちひろ:「一体何を言って……」
”フィンチ”:「抵抗しないでくださいよ?そうすれば、楽に眠らせてあげられます」
”フィンチ”:目がギラギラと輝いている。見開かれたそこからは、まともさを期待できない。
”フィンチ”:「あなたは、危険だ。だから」
”フィンチ”:また爆発が起こる。血が、君にかかる。熱い。
天藤ちひろ:「あ、あっ……」
天藤ちひろ:ぴちゃりと、顔にかかった血が
天藤ちひろ:生暖かい
天藤ちひろ:(この人も、まともじゃない……!)
”フィンチ”:君の、すぐ目の前に立つ。
”フィンチ”:「───手に入れに、来たのですよ」
”フィンチ”:「あなたを───OVVを」
天藤ちひろ:「ち、近寄らないで……化け物!」
天藤ちひろ:「OVV……?」
天藤ちひろ:その名前に、身体の中にある虚が震えた気がした。
天藤ちひろ:「あなたは……貴方は」
天藤ちひろ:(この人も、オーヴァード……!)
天藤ちひろ:「コレを手に入れて、どうするつもりなんですか」
天藤ちひろ:「あなたの、欲望は」日裏の真似をするように、男に問いかける
”フィンチ”:「フフ、ウフフフフフ」
”フィンチ”:「当然、封印します」
”フィンチ”:「それが、任務ですから」口を釣り上げて。
天藤ちひろ:「ふう、いん?」
”フィンチ”:「あなたを、フフフフ」
”フィンチ”:「閉じ込めて、少しずつ、少しずつ」
”フィンチ”:「どこにも行けないようにするのです」
天藤ちひろ:「どこにも行けないようにって……」
天藤ちひろ:「ら、拉致監禁……」
”フィンチ”:「お好きなように、何とでも!これは国からも認められたことなのですよ!」
天藤ちひろ:(国まで!?)
”フィンチ”:「あなたの逃げ場はどこにもない……ですが」
”フィンチ”:手を伸ばして、触れようとする。
”フィンチ”:「大人しくしてくだされば……」
”フィンチ”:「悪いようにはしません」
”フィンチ”:「娘のように、大切に大切に……」
”フィンチ”:「可愛がってあげましょう」
天藤ちひろ:「何を言って……」
天藤ちひろ:目の前の男の眼差しが、冗談を言っているわけではないことは、残念ながら分かってしまった
GM:ここで、器物使いを使用し、『OVV』の力を引き出すことで、
GM:Eロイス:悪意の伝染を無効化することができます。
GM:そうすることで、他のキャラクターのシーンインが可能となります。
天藤ちひろ:「……」できるかどうかは、分からなかった
天藤ちひろ:(だけどやらないと、本気で……やられる!)
天藤ちひろ:右手に力を込めて、自分の中にある半球……OVVに意識を集中する
天藤ちひろ:(っ____)
天藤ちひろ:一瞬、引き込まれる感覚と、視界いっぱいに星々が広がる風景が浮かんだ後
天藤ちひろ:____男の手を、黒い手が振り払っていた
”フィンチ”:「ウフフフフ……ハハハハハハ!」
GM:Eロイス:悪意の伝染解除。
天藤ちひろ:「……そこを、退いてください」男の使った何らかの力が、OVVによって吸い上げられていくのが分かった
天藤ちひろ:「これ、たぶん当たったら痛いです」
天藤ちひろ:とっさに思い浮かべた昨日と同じ武器を構えて、フィンチへと向ける
天藤ちひろ:切っ先は震えているが、不思議と狙いはハッキリしていた
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (61 → 67)
日裏巡:展開されていたワーディングに、別種のワーディングがぶつけられる気配。
日裏巡:「思っていたより、強引な手で来たね」
日裏巡:男の背後から、悠然と現われる。
”フィンチ”:「おやぁ、あなたは”脳狩り”ではありませんか!」
”フィンチ”:振り返りざまに手を払うと、小規模な爆発が起こる。
日裏巡:「私のことを知っているのか。話が早くていいね」
日裏巡:その爆発は、日裏に当たる前に『斬れている』。
天藤ちひろ:「日裏さ…えっ、脳狩りえっ……」
天藤ちひろ:困惑して両手持ちした武器をどっちともなく向けて逡巡している
日裏巡:「けれど、その性急さは彼女には向けないでほしいな」
日裏巡:「ほら、じっくり考えてくれと言った手前、それを邪魔されるのは格好が付かない」
”フィンチ”:「あなたのような者に拾われる危険があるから!こうして私が出向いたのです!」
日裏巡:「私は拾ったりはしないよ」
日裏巡:「彼女が自分で立ち上がり、向かう意志を示した時、共に歩むだけさ」
”フィンチ”:「ハッ!良き隣人にでもなったつもりですか!」
日裏巡:「私は君よりは気が長いつもりだけど」
日裏巡:「どうする? 君は、『話を早くしてくれる』かな?」ナイフを構える
”フィンチ”:「……」二人を見比べる。
天藤ちひろ:(この人たち、両方危ない……)
”フィンチ”:「……止しておきましょう!ここで増援でも呼ばれたら、準備のない私の方が危険だ」降参のポーズを作って。
”フィンチ”:「…ですが、その娘は必ず、我々UGNが……いえ」
”フィンチ”:「『私』が手に入れます」
天藤ちひろ:「………」
”フィンチ”:「どこまででも」
”フィンチ”:「……追いかけて、啄みに行きますよ」
日裏巡:「残念だな」
日裏巡:「君個人には好感を持てそうなのに。それを許す訳にはいかない」
天藤ちひろ:無言で手を開き、その上にOVVを浮かべる
天藤ちひろ:「そんなに、コレが欲しいんですか」
”フィンチ”:「フフ!フフフフフ!」
”フィンチ”:「私が『欲しい』のはそんなモノではない!」
”フィンチ”:「…それと適合し、喰らうモノとなったあなたを───」
”フィンチ”:「私が!『手に入れる』のです!!」
天藤ちひろ:「ッ____」最悪の告白だった
”フィンチ”:《瞬間退場》
”フィンチ”:その姿が、血煙に紛れて掻き消える。
日裏巡:「……彼、寧ろこっち向きなんじゃないの?」
日裏巡:「ちひろより先に会ってたら勧誘してたかも」
天藤ちひろ:「勘弁してください……」
天藤ちひろ:(情報量が、情報量が多すぎる)
天藤ちひろ:手の中にあるOVVを見て
天藤ちひろ:(……でも、今一つになってひとつ分かった事がある)
天藤ちひろ:(コレと私は今、一蓮托生だ……離されたら……)
天藤ちひろ:心臓を抉り出すイメージが浮かんできた、やったことは当然ないが
日裏巡:「確かに昨日の説明は大雑把だったかもね」
日裏巡:「いきなり全部話しても混乱すると思ったけど、こんなことならもう少し説明しておくべきだったかな」
天藤ちひろ:「いえ……実際混乱してるので……」
日裏巡:「しかし、参ったね。あれじゃあ、じっくり考えるどころじゃないぞ」
日裏巡:「彼全然諦めてるって感じじゃなかった。うーん、敵なのが惜しい」
日裏巡:「これはちょっとずるいかな、とも思うけど」
天藤ちひろ:「???」
日裏巡:「彼を何とかするか、結論が出るまで、とりあえず私達と協力するのはどうかな」
天藤ちひろ:「……はい。」
天藤ちひろ:「よろしくお願い、します」頭を下げる
日裏巡:「うん、ありがとう。君が自分の欲望を見付けられるよう祈っているよ」
天藤ちひろ:「あ、ありがとうございます……」
天藤ちひろ:「えっと、ありがとうついでなんですけど」
天藤ちひろ:「さっきの人の力とか、変な感じがしたんです」
天藤ちひろ:「その辺りの事、教えていただいて……良いでしょうか?」
日裏巡:「そのつもりだよ。みんなの所に行く道すがら話そう」
日裏巡:「大丈夫。知れば、今より落ち着いて考えられるさ」
天藤ちひろ:「はい、知りたいです___この世界の事」
天藤ちひろ:何かを求める心が増していることに、ちひろはまだ気が付いていない。
GM:ロイス・購入が可能です。
日裏巡:“フィンチ” ○好感/脅威
日裏巡:購入は自分の分の強化素材かな
日裏巡:5dx+3>=15
DoubleCross : (5DX10+3>=15) → 7[1,3,6,7,7]+3 → 10 → 失敗
日裏巡:駄目でした
日裏巡:以上!
天藤ちひろ:フィンチ 興味/○畏怖
天藤ちひろ:調達は・・・
天藤ちひろ:まず無理だけどリアクティブアーマー
天藤ちひろ:1dx>=24
DoubleCross : (1DX10>=24) → 7[7] → 7 → 失敗
天藤ちひろ:(ヾノ・∀・`)ムリムリ
天藤ちひろ:以上で
GM:情報収集シーン。シーンプレイヤーは望月くん。他登場自由です。
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (46 → 48)
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (67 → 69)
望月火輪:安定してる
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (51 → 59)
GM:ちひろちゃんは様子見かな?
天藤ちひろ:あ、登場します 情報よわよわだけど
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (61 → 67)
GM:OK!
GM:では情報項目!
GM:まずはこう!
庄野あるか:待機しときたいかも!
望月火輪:じゃあ、・UGNの動向 難易度:7 情報:UGN、FH いきます
日裏巡:私も備えておこう
望月火輪:6dx+1>=7
DoubleCross : (6DX10+1>=7) → 10[1,3,4,6,7,10]+5[5]+1 → 16 → 成功
望月火輪:天才じゃったか…
GM:ちょうわかるー
庄野あるか:実はUGN?
日裏巡:ダブルクロス……
庄野あるか:16は内部にいるでしょ
GM:じゃあ先にだそうかな
望月火輪:UGNイリーガル登録もしてたかもしれない
望月火輪:なるほどね…
GM:次振るもの!
日裏巡:”フィンチ” 難易度:10 情報:UGN、裏社会、FH 行こうかな
日裏巡:7dx+1>=10 コネ:FH幹部使用
DoubleCross : (7DX10+1>=10) → 6[4,4,5,5,5,6,6]+1 → 7 → 失敗
望月火輪:リーダー!!
日裏巡:何ッ!
GM:そんなことが!
庄野あるか:むむ!
日裏巡:お金、ラーメンと健康ドリンクに使い果たしちゃったよ
庄野あるか:健康にいいのか悪いのかわからん取り合わせ
庄野あるか:じゃあ私やろっか?
庄野あるか:でもしさらに情報派生だったらモッチ再登場でいい気がします
望月火輪:まかせれー
庄野あるか:”フィンチ” 難易度:10 情報:UGN、裏社会、FH 情報:FHで
庄野あるか:5DX+2+0@10>=10 情報:FH
DoubleCross : (5DX10+2>=10) → 9[2,3,5,5,9]+2 → 11 → 成功
天藤ちひろ:凄い
GM:おけおけ
日裏巡:流石あるかだね
庄野あるか:お父さんありがとう
GM:こっちの派生情報はなし!
GM:これが残っています
天藤ちひろ:ダメ元で振ってみますか! せっかく出たし!
天藤ちひろ:2dx>=6
DoubleCross : (2DX10>=6) → 8[7,8] → 8 → 成功
GM:成功!では
GM:再登場が可能!
望月火輪:では再登場します
庄野あるか:さすがよ
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (48 → 57)
望月火輪:よしよし
日裏巡:侵蝕が均等化してきた
望月火輪:OVV 難易度:8 情報:FH
庄野あるか:ね!
望月火輪:6dx+1>=8
DoubleCross : (6DX10+1>=8) → 10[1,4,5,6,7,10]+5[5]+1 → 16 → 成功
望月火輪:天才じゃったか…
庄野あるか:全てを知る男なの?
GM:やべえ
日裏巡:“ブラックベリ”のスパイ?
天藤ちひろ:倍もある
GM:情報は以上!
GM:天文台内部───『ムカウ』セル
日裏巡:「みんな、ただいま」
日裏巡:プラネタリウムの扉を開けて、待機していた面々に呼びかける。
天藤ちひろ:「えっと、失礼します」その背後から、困惑した様子で顔を出して
望月火輪:「おかえり、巡。それにちひろも」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『リーダーの睨んだ通りだったな』スピーカーが鳴る。《タッピング&オンエア》。
日裏巡:「UGNにあんなにこっち向きの人がいるとは思ってなかったけどね」
庄野あるか:「おかえり~、おお、やっぱり爆発っぽい痕だ」
庄野あるか:「お父さんがねえ、ソラリス・シンドロームのジャームじゃないかなって言ってたもんね」
庄野あるか:「ふふん」
日裏巡:「あるかのお父さんが調べてくれなかったら危なかったよ」
天藤ちひろ:「お父さん……あれ? え?」
天藤ちひろ:日裏の方を見て、首を傾げる
望月火輪:めんどくさいので自分から説明する気はない
日裏巡:口元で指を立てて、ちひろに目配せする。
日裏巡:「(後で説明するよ)」耳打ち
天藤ちひろ:「は、はぁ……」(距離が近いっ!)慌てて身を引いて
望月火輪:「ま、何にせよ。これでちひろも無事に日常の守護者様と対面することが出来たわけだ。」
庄野あるか:「そっか、説明してなかったものね」
日裏巡:「一応、帰り道で一通りは話したよ」
望月火輪:「なかなか面白い人だったでしょ?」
望月火輪:事の顛末を予想した上で軽口を叩く
天藤ちひろ:「日常の守護者? あれが、ですか?」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『アレはちょいと、まあ』
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『異常なヤツだからな』
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『そこらへんも説明してやってくれ。おれはOVVの解析を進める』
”ネヴァー”リギル・ソルテール:通信が切れる。
GM:織姫、螢はいない。各々が自分に割り当てられた部屋にこもっている。
日裏巡:「調査の途中で出ていってしまったから、あの後何が分かったか、私にも教えてほしいな」
望月火輪:「そうだね。ちひろも来てくれたことだし、順を追って話していったほうがいいかな。」
天藤ちひろ:「よろしくお願いします」さっき聞いた話を思い返す
天藤ちひろ:ジャーム化、それにUGNに、世界の構造……ワーディングと言う自分も使えるらしい異能
望月火輪:「昨夜の一件に対してUGNがどう迫ってきているのか俺たちも探っていてね。」
望月火輪:「迎え撃つにも、やり過ごすにもそれなりの準備がいる。」
望月火輪:「向こうも忙しい連中だからさ。どれだけの本気度で迫ってくるのか知る必要があるんだ。」
望月火輪:(元はFH同士の小競り合いだし、俺個人としてはマジで仕掛けてくるとは思っていなかっただけど)
望月火輪:「そしたら、かなりの規模で持って昨夜の件を調査していることが知れたってわけさ。」
天藤ちひろ:「つまり、かなり本気……?」
望月火輪:「本気だよ。ただし、組織としての動きというより、個人の執着、という感じでね。」「だよね、あるかのお父さん?」
庄野あるか:「そうだよ」
庄野あるか:頷く。「お父さんはね、さっきの男の人、えーっと、フィンチさんはおかしくなっちゃった人なんだって思う」
庄野あるか:「これ言ったっけ? わたしたち、こういう力を使いすぎると、頭がおかしくなって帰ってこられなくなるんだよね」
庄野あるか:「で、あの人はそうなっちゃったやつ。『ジャーム』っていうんだよ~」
天藤ちひろ:「ジャーム、力を使いすぎておかしくなった人」
日裏巡:「ジャームは強力な力を使えるようになる代わりに、衝動に歯止めが利かなくなってしまうんだ」
天藤ちひろ:(私も似たようなものなんじゃ……)という思考が頭を掠め、首を振って振り払う
庄野あるか:「そうそう!で、あの人はねえ、自分がしたいこと、欲しがることを押さえられないの」目を細める。
庄野あるか:「あの人の場合は、それでちひろちゃんが欲しいんじゃないかな?」
望月火輪:「で、心配性のうちのリーダーが君におせっかいかけにいったってわけ」
日裏巡:「UGNじゃ、ジャームは即冷凍刑の筈なんだけどね。気付かれてないみたいだ」
日裏巡:「本人の欲望と衝動がちゃんと噛み合ってれば、ジャームも別に悪くないと思うんだけどな」
望月火輪:「俺は嫌だな。あれは在り方として美しくないよ」
庄野あるか:「あ、でもでも、なんでちひろちゃんが欲しいかは、お父さんも知らないって言ってました」
庄野あるか:「ぎゃくにちひろちゃんは心当たりとかないの?」
天藤ちひろ:「私が、欲しいって」困惑諸々が入り混じった表情
天藤ちひろ:「分からないよ、知り合いというわけでもないし」
天藤ちひろ:「あ、でも……」
天藤ちひろ:OVVを取り出して
庄野あるか:「おおー、きれい!」
天藤ちひろ:「コレそのものじゃなくて、適合した私が欲しいって言ってたのは……何か、関係ありそう?」
日裏巡:「彼――“フィンチ”は『OVV』って言ってたね。ほら、例の“ブラックベリ”のEXレネゲイド」
日裏巡:「結局、どういうものなのかな?」
日裏巡:OVVをつんつんする。
天藤ちひろ:慌てて収納
日裏巡:「あ……」
望月火輪:「そうだねえ。」「例えば、それが酷く魅力的な力を持っていたとしても」
望月火輪:「自分では絶対に使いたくない強い『代償』があるとしたら」
望月火輪:「その『力』そのものでなく、適合したちひろがほしいという表現になるかもしれないね」
望月火輪:「だって、君を手に入れれば自分で『代償』を支払うことなく力を振るえるんだから」
日裏巡:「なるほど、それは頭がいい」
庄野あるか:「ふんふん。火がだめになるとか、声をなくしちゃうとか、よく聞く話だもんね」
天藤ちひろ:「代償……」
天藤ちひろ:自分の身体に起こっている異常を思い返して
望月火輪:「ま、詳しい話は」トントン、と通信機を叩きリギルくんを呼び出します。
望月火輪:「リギルに聞いた方が早いかな」
庄野あるか:「リギー!わかったー?」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『───さて、その『力』が欲しいかどうかはまだわからねえが』
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『そいつ───オーヴについては幾つか解ったことがある』
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『単純なEXレネゲイドじゃねえな。幾つものEXレネゲイドを組み合わせた可変兵装だ』
庄野あるか:「いっぱい混ざってつよい」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『オーヴァードから喰らったレネゲイドによって駆動し、使い手の命と一体化する事で機構を発動する。』
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『つまり、オーヴァード喰らい。そして、一体化したらもう切り離せない』
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『それは使い手の精神や肉体にも影響する』
庄野あるか:「……ってことは、ちひろちゃんとも混ざっちゃったってことか」
天藤ちひろ:「えっ」
天藤ちひろ:「切り離せ、ない……?」椅子にへたり込む
日裏巡:「ああ……そうか、通りで」
日裏巡:髪で隠れた左目で、ちひろを……OVVを見る。
日裏巡:「レネゲイドが『混ざってる』訳だ」
望月火輪:「なんともろくでない代物だね」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『ああ、ろくでもねえさ。FHではそいつの被害者がいくつも出ている』
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『オーヴァードを喰らうことを嫌った使い手が、腹をすかせたそいつに逆に喰らわれた……って事例が幾つもあった』
望月火輪:「なるほど。覚醒直後に大物を喰らったちひろはよほど運が良かったってことか」
日裏巡:「大丈夫、今は落ち着いてるみたいだよ」
天藤ちひろ:(じゃあ、あの時私は食べられかけてた……?)
庄野あるか:「あ、じゃあフィンチさんは、それでちひろちゃんが欲しいんだね」
庄野あるか:「混ざって、それで出来上がって安定したかたちで手に入ると、お得だものね」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『……UGNらしくはない発想だけどな』
庄野あるか:「まあジャームだしね~。あの人も支部にばれたらおわりっぽそう」
天藤ちひろ:「お得、って……」憔悴した様子で
望月火輪:「っと、今のはあるかの言葉の選び方が悪かったかな。ごめんね」
庄野あるか:「あらら!ごめんねえ」
庄野あるか:「なんていえばいいかなあ」
庄野あるか:「とにかく、そのオーヴとちひろちゃんは一心同体になったから」
庄野あるか:「どっちかじゃなくって、ちひろちゃんごとがいいよねー!かな?」
天藤ちひろ:「ま、まあそうね……」理解できたことがもう一つある、この子も普通じゃない
望月火輪:「とりあえずこれで一つ確定したね。」
日裏巡:「問題は色々とあるけれど」
日裏巡:「直近で言えば、まずは“フィンチ”をどうにかしないといけないね」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『それは間違いない』
望月火輪:「だね。」
庄野あるか:「だねだねっ」
日裏巡:「UGNの強みは組織力だけど、ジャーム化した“フィンチ”は独断が目立つ」
日裏巡:「それなら、私達が力を合わせれば怖い敵じゃない筈さ」
天藤ちひろ:「戦うん……ですね」
天藤ちひろ:緊張と困惑の入り混じった視線で
天藤ちひろ:FHの人々を見て
日裏巡:「ちひろ、これだけは言っておこう」
日裏巡:「私達の元に来るということは、こういうことだ」
日裏巡:「そこも含めてよく考えてね」
天藤ちひろ:「……はい」力なく頷く
天藤ちひろ:(私はどうしたら、これから……どうすれば……)
GM:ロイスと購入が可能。
GM:望月君は2回購入していいよ
GM:2回登場したからね
庄野あるか:ちひろちゃんを変えよう 〇応援/同情
日裏巡:ここらでセルメンバーの二人にもロイス取っておこう
望月火輪:やったぜ。
庄野あるか:強化ビジネススーツ!
天藤ちひろ:リアクティブアーマー!
庄野あるか:5DX+1+0@10 調達
DoubleCross : (5DX10+1) → 10[5,6,8,9,10]+7[7]+1 → 18
日裏巡:庄野あるか ○連帯感/不安
天藤ちひろ:2dx>=24
DoubleCross : (2DX10>=24) → 9[6,9] → 9 → 失敗
庄野あるか:19だったから1点払うか
天藤ちひろ:ムリムリ
庄野あるか:買って着ます
天藤ちひろ:ロイスは保留で、これにて以上!
庄野あるか:お父さんのスーツの布なんでしょうね
庄野あるか:庄野あるかの財産を1に変更 (8 → 1)
日裏巡:望月火輪 ○連帯感/隔意
庄野あるか:庄野あるかの財産を7に変更 (1 → 7)
日裏巡:ちひろのロイスも変えよう
日裏巡:○興味/不安
日裏巡:購入は強化素材
望月火輪:あるかちゃんのお父さんがパチンコでおおまけしたと思ったら一気に取り返した
日裏巡:5dx+3>=15
DoubleCross : (5DX10+3>=15) → 10[6,7,8,8,10]+2[2]+3 → 15 → 成功
庄野あるか:www
日裏巡:買えた! キーンナイフに使います。以上!
望月火輪:リアクティブアーマー
望月火輪:6dx>=24
DoubleCross : (6DX10>=24) → 9[4,5,5,6,6,9] → 9 → 失敗
望月火輪:流石に無理、終わり
望月火輪:以上です
GM:もう一回挑戦していいよ望月君
GM:確かまだ一回め
望月火輪:そうだった
望月火輪:6dx>=24
DoubleCross : (6DX10>=24) → 10[3,4,8,9,10,10]+4[1,4] → 14 → 失敗
望月火輪:く、残念、終わり!
GM:財産が10あれば…!
GM:ではカット!
GM:シーンプレイヤーは望月君。他登場自由です。
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (59 → 66)
庄野あるか:でるんちゅ
GM:どうやって”フィンチ”を倒しに行こっかーみたいなお話をします。
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (57 → 60)
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (69 → 75)
GM:クライマックス前最後のシーンだよ〜
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (67 → 69)
”サングリア”螢貴勝:「それで」コーヒーをマドラーでかき混ぜる。
”サングリア”螢貴勝:「どのように”フィンチ”を処理されるおつもりですか?」
”サングリア”螢貴勝:研究室から出て来て、落ち着いている。
望月火輪:「どうしようか。」
望月火輪:「貴勝はこっちから攻めに行くのは反対でしょ?」
”サングリア”螢貴勝:「はい。UGN支部を直接襲撃するには、些か戦力に不安があるかと存じます」
天藤ちひろ:あまりに剣呑な話でついていけてない
庄野あるか:「んー。ちひろちゃん襲ったときは部下なしで一人だったんだっけ」
日裏巡:「そうだね、“フィンチ”さえどうにかできれば、UGNもそこまで強硬には攻めてこないだろうし」
日裏巡:「うん、単独行動だった。こっちの増援を警戒して撤退したしね」
”サングリア”螢貴勝:「ならば、次は増援を引き連れて来るでしょうな」
天藤ちひろ:(何か言うべきかしら、いや人殺しの相談に私が言える事って何?)
日裏巡:「とはいえ、あの場で私とちひろだけで勝ててたかは分からないな」
日裏巡:「やっぱり、こっちもみんなで戦わないと」
”サングリア”螢貴勝:「……ふむ」
庄野あるか:「フィンチさんだって、すごーく派手に無理を通したら、ジャームだってばれちゃわない?」
”サングリア”螢貴勝:「少なくとも、話を聞いた限りでは」
”サングリア”螢貴勝:「彼はブラム=ストーカーも発症しています。ソラリスと併せて、人を操る事には長けている」
”サングリア”螢貴勝:「一時的に支部のものを無力化し、自分用の部隊を作る。そのぐらいはやってのけるでしょう」
日裏巡:「長期戦になればボロも出るだろうけど、そこまでは待ってられない……か」
庄野あるか:「あっ、そうなんだ。むむむ」
天藤ちひろ:(人を操る)そんな単語がポンポン飛び交う状況に目を回しかけて
日裏巡:「でも、それは“フィンチ”個人の力だ。むしろ、“フィンチ”さえ潰せば、UGNはその後処理に割かれて私達に構う余裕はなくなるんじゃないかな」
”サングリア”螢貴勝:「その通り。ですから」
”サングリア”螢貴勝:「彼を誘き出して、潰す」ぷち、と人差し指で潰すジェスチャー
庄野あるか:「ふんふん。どうやって?」
”サングリア”螢貴勝:「さて。その辺りは……」
”サングリア”螢貴勝:「リギルの方が詳しいのでは?」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『いやお前……』
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『おれを便利に使おうとするな』
”ネヴァー”リギル・ソルテール:相変わらず通信機越しだ。
庄野あるか:「おー。おしえてよ~リギ~」
天藤ちひろ:困り切った表情で通信機の方を見る
庄野あるか:「みんな知りたいよね~?」
望月火輪:「便利に使える能力を持っている方が悪い」
望月火輪:悪戯っぽく微笑む
日裏巡:「リギルは優秀だからついつい頼ってしまうんだ」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『おだてても何も出ねえぞ』
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『まあ、作戦協力は関係なくするけどな……まず』
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『天藤は今、身を隠してるわけだが』
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『あんたが現れる情報を流す』
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『……実際に、天藤にはその場にいてもらう』
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『単純な囮作戦だが───情報の出し方で幾らでも相手は操れるし』
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『そもそもジャームだ。冷静な判断はできなくなってるだろ』
天藤ちひろ:「囮作戦……えっと」
天藤ちひろ:良い作戦ですと言うべきなのか迷ったが、言っていいものか
日裏巡:「こういう時、君を危険な目には遭わせないとか言った方がいいのかもしれないけど」
日裏巡:「ちひろ、多分君は危険な目に遭う。君自身に戦ってもらうことになるだろう」
日裏巡:「だから、この作戦にするかどうかは君が決めていい」
日裏巡:「いや……君が選ぶんだ」
天藤ちひろ:「わ、私が選んで良いんですか……?」
日裏巡:「君以外の誰が選ぶのさ」
庄野あるか:(ジュンさんは、いつもむずかしいことばを言うなあ)じっと見ている。
庄野あるか:(すくなくとも、わたしはしばらく、ひとりでなんて選べないよ。ねえ、お父さん?)
望月火輪:二人の様子を眺めている
日裏巡:「私は“ムカウ”のリーダーだけど、君は“ムカウ”じゃないだろう?」
天藤ちひろ:「皆さんは、私の決断次第で……死ぬかもしれない戦いに行くことになるんですよね」
天藤ちひろ:「それは良いん、ですか」
日裏巡:「そんなことはないさ。どちらにしても、死ぬかもしれないのは変わりない」
日裏巡:「この作戦が駄目なら、リギルがまた別の案を考えてくれるしね」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『おい』
天藤ちひろ:困惑
天藤ちひろ:(なんて気軽に、そんな)
天藤ちひろ:「私は、死にたくないです」
天藤ちひろ:「あの人……フィンチの手が向けられたときに感じました……あの人は、私を私でいさせてくれない」
望月火輪:「なら、戦うしかない。」「君はもう、そういうレールに乗ってしまった。」
庄野あるか:「普通って、すごく難しいものね」
庄野あるか:「そのために、なにもしないでも、ただやってきたりはしないんだって」
天藤ちひろ:(この子のちぐはぐさは何なんだろう……)
天藤ちひろ:「自分を守るため、戦うしかないなら」
天藤ちひろ:「私は、戦います」
日裏巡:「うん、分かった」穏やかに笑って
日裏巡:「じゃあ、リギルの作戦通り行こう」
日裏巡:「みんなも、それでいいね?」
庄野あるか:「はぁい」にっこり笑う。
”ネヴァー”リギル・ソルテール:『了解。作戦行動に入る』
”サングリア”螢貴勝:「皆さんに、お任せします」「血は忘れないでくださいね」
望月火輪:「努力はするよ」
GM:───『ムカウ』セル
GM:鴉狩り作戦、開始。
GM:ロイス、最後の購入機会!
日裏巡:ロイスは満タン!
庄野あるか:ロイス保留!
望月火輪:ロイス満タン
庄野あるか:欲しいものある人はおるかな
天藤ちひろ:保留
望月火輪:特にないのだなー
望月火輪:リアクティブアーマー
日裏巡:コンセ無形の構えをして後詰めに構えよう
望月火輪:いや
天藤ちひろ:リアクティブアーマーチャレンジだけしときます
天藤ちひろ:2dx>=24
DoubleCross : (2DX10>=24) → 10[7,10]+9[9] → 19 → 失敗
天藤ちひろ:おしい
GM:えっすご
望月火輪:ジェネシフトしていいですか?
GM:いいですよー
庄野あるか:あーたしかに
望月火輪:わーい
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を4d10(→ 18)増加 (60 → 78)
日裏巡:一躍トップ!
望月火輪:いい感じ。いい感じ?
望月火輪:リアクティブアーマー
望月火輪:7dx>=24
DoubleCross : (7DX10>=24) → 10[1,2,3,6,7,8,10]+5[5] → 15 → 失敗
望月火輪:財産9消費して購入します
望月火輪:欲しい人どうぞ
日裏巡:お金持ち!
天藤ちひろ:もらっちゃお
庄野あるか:イケメンに貢がせた服じゃん
天藤ちひろ:もらっちゃった
望月火輪:どうぞ
GM:後のお二人はどうします?
GM:ブルーゲイルでも買う?
庄野あるか:ああそういやしてなかった!やってみるか
日裏巡:アンチマテリアルライフル狙ってみようかな
日裏巡:【未観測アストロラーベ】《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》 【精神】で判定 7(+db)dx7+技能 侵蝕6
日裏巡:9dx7+3>=35
DoubleCross : (9DX7+3>=35) → 10[1,2,4,4,6,7,9,10,10]+10[4,6,7,8]+10[4,10]+10[7]+6[6]+3 → 49 → 成功
庄野あるか:オリサイはまあいっか
庄野あるか:6DX+1+0@10>=20 調達
DoubleCross : (6DX10+1>=20) → 10[3,5,5,5,7,10]+5[5]+1 → 16 → 失敗
庄野あるか:あ、かえるじゃん
望月火輪:やば
庄野あるか:4点はらってかいまーす
庄野あるか:庄野あるかの財産を3に変更 (7 → 3)
GM:やべえ
日裏巡:しまった、買えたけどウェポンケースないから装備変更できないじゃん
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を6増加 (75 → 81)
庄野あるか:誰かにもたせとくとか?
GM:ポルターガイストに使ってもらうとか
庄野あるか:出来るんだっけ…?あとモッチブルゲいる?
望月火輪:僕はセットアップ埋まりマンだから
日裏巡:エピック滅びの刃の方がつよいからな……ポルターコピーした時用に持ってます
庄野あるか:あーそっか 侵蝕あげたい人いたらあげるよ
天藤ちひろ:私はいいや、カバーありますし
庄野あるか:じゃあセルフでいきまーす
GM:おけおけ
庄野あるか:ドリンクバー
GM:じゃあシーン終了!
GM:クライマックス!全員登場!
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (81 → 82)
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (78 → 87)
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (66 → 74)
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (69 → 77)
GM:臨都、住宅街
GM:UGNの一部隊が集まっている。皆、私服だ。
”フィンチ”:「さて、いいですね皆さん。ここにターゲットの少女が現れます」
”フィンチ”:「そうしたら《ワーディング》を張り、速やかに攻撃を加えてください」
UGNエージェント:「…………」
UGNエージェント:「隊長!いくらなんでも、攻撃を加えることはないんじゃ……」
UGNエージェント:「そうですよ!いくら危険な兵装を持つとは言え、覚醒したてでしょう?事情を話して、我々で保護した方が……」
”フィンチ”:「ええ、ええ。そう言うと思いました……」
”フィンチ”:ふらりと、部隊の一人に歩み寄り
”フィンチ”:その首に噛み付く。
UGNエージェント:「ひっ?!」
UGNエージェント:「隊長…!?」「あんたまさか!」
UGNエージェント:攻撃体勢に入る。
”フィンチ”:「ああ…『大人しく』『私に従いなさい』」《蝕む声》
UGNエージェント:「あ……」「うぐっ……」
”フィンチ”:ちゅうちゅうと、大人しくなったエージェントの血と体液を啜り
”フィンチ”:「……さてと」
”フィンチ”:「皆さん。───迎え撃ちますよ」
UGNエージェント:「はい……」「はい、隊長……」
庄野あるか:「あらら、お人形みたいだ」
庄野あるか:のんきな少女の声。
庄野あるか:それは今回の抹殺対象ではない。赤茶の髪の少女。
庄野あるか:「人数こんなかー。思ったより少ない?どうかなみんな?」
日裏巡:「“清虚”がいなかったらちょっときつかったかもね」
日裏巡:コードネームによる呼称。敵対組織との交戦を意味する符丁。
日裏巡:「やあ、お互い総力戦ってところかな」
”フィンチ”:「ごきげんよう、”脳狩り”。あの少女は…?」
”フィンチ”:「ここにいないようであれば撤退させていただきますが」
天藤ちひろ:「貴方……なんてことを……」エフェクトがどうとか仕組みは分からないが
天藤ちひろ:男が能力を用いて、強引に兵士たちを従えたのは理解できた、できてしまった。
”フィンチ”:「おや……そこにいましたか」口から伝う血を拭って。
”フィンチ”:「彼らは私の従者です…私に従うのは当然だと思いませんか?」
天藤ちひろ:「従者? わけがわからない。人間でしょう」
天藤ちひろ:「あなたは……本当に、人の形をした怪物なの?」
”フィンチ”:「おや?おやあ?不思議なことを仰る」
”フィンチ”:「オーヴァードを怪物とするなら、イエスでしょう。そうでないならば、ノーです!」
”フィンチ”:「ウフフ。私はただ、任務のためにこうしているだけですからね」
望月火輪:「それはそれは、立派でなにより」
庄野あるか:「自分の欲望と向き合えないと、そうなるのかなあ」
庄野あるか:「任務のため、みんなのため、って言いながら、自分のためを隠しちゃう」
庄野あるか:「かわいそうね」
日裏巡:「真っ直ぐに、欲しいと言っていた君は素敵だったよ。取り繕う必要なんてないのに」
天藤ちひろ:こんな者たちばかりなのかオーヴァードは、と周囲を見渡す
UGNエージェント:「うぐ……」「あ……あう……」口から涎を垂らしている。さながら死人のようだ。
望月火輪:「知らないのか?"ペーパータウン"。そうやって仮面を被って本音をうまく隠せるやつらを俗世の連中は大人って呼ぶんだよ。」
望月火輪:「そんなの、俺はクソ喰らえだと思うけどね。」
”フィンチ”:「さて。さて。口上はそのくらいですか?」
”フィンチ”:「ならば参りましょう!フフフ……そうですとも、大義名分があった方が何かとやりやすい!」
天藤ちひろ:(なんてことを……)
”フィンチ”:「あなたたちには……私が育てる『苗』の肥料となっていただきましょう!」
”フィンチ”:両手を広げる。強力な《ワーディング》が放たれる。
GM:衝動判定!難易度は9!
庄野あるか:3DX+0+0@10>=9 意思
DoubleCross : (3DX10>=9) → 8[2,7,8] → 8 → 失敗
日裏巡:9dx+1>=9
DoubleCross : (9DX10+1>=9) → 10[1,1,1,4,5,6,8,9,10]+1[1]+1 → 12 → 成功
庄野あるか:暴走
天藤ちひろ:思い出の一品と一体化
天藤ちひろ:7dx>=9
DoubleCross : (7DX10>=9) → 9[1,1,6,6,8,9,9] → 9 → 成功
望月火輪:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 6[1,5,6,6] → 6 → 失敗
望月火輪:ぎゃ、暴走
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を2d10(→ 16)増加 (82 → 98)
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を2d10(→ 13)増加 (74 → 87)
望月火輪:望月火輪の侵蝕率を2d10(→ 16)増加 (87 → 103)
庄野あるか:みんなモリモリふえる
天藤ちひろ:77+2d10
DoubleCross : (77+2D10) → 77+12[2,10] → 89
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を12増加 (77 → 89)
GM:では、戦闘開始!エンゲージは以下!
GM:セットアップ!
日裏巡:エンブレム『ハウスオブデモンズ』 シーン内の任意のキャラクターの行動値を+5する。
日裏巡:PC全員の行動値+5!
庄野あるか:あ、そうだ。ブルーゲイルのんどこ
望月火輪:助かり助かり
”フィンチ”:《活性の霧》《タブレット》《多重生成》自身含む味方4体に攻撃力+15 ドッジダイス-2
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を5増加 (87 → 92)
日裏巡:やったー! つよいぞ!
望月火輪:活性の霧を自身に、攻撃力+18、ドッジダイス-2
防衛隊員:《原初の黄:先陣の火》行動値+10
日裏巡:あ、敵だった。モッチも強い
広域殲滅隊員:なし
庄野あるか:14に行動値があがった はず
日裏巡:追い抜かれた!
対獣型白兵隊員:《ターゲットロック》+《攻性変色》ちひろちゃんを選択 攻撃12+20 暴走
GM:行動値はこんな感じ
GM:セットアップ演出はありますか?
日裏巡:僕は大丈夫です
望月火輪:じゃあちょっとだけ。
GM:どうぞ!
”フィンチ”:片手を上げると血煙が自身と部隊を覆い尽くす。
望月火輪:「へえ、言うだけあるな。」
望月火輪:「部隊を一人の人間としてまとめ上げているんじゃない。思考を分割させるようにそれぞれの役割を果たそうとしてる」
望月火輪:「なら、こっちも全力で行こうか」
望月火輪:「"エンブリオ"、"ペーパータウン"。こっちはしばらく『練って』おくからさ」
望月火輪:「それまで、派手に暴れてくれよ?」
日裏巡:「うん、大勢と戦う時のいつものパターンだね」
日裏巡:「任せて」
庄野あるか:「まかされました~」
庄野あるか:ういっと手をあげる。
天藤ちひろ:(いつもの……いつもしてるんだ……やっぱり)
GM:では…イニシアチブ
GM:まずは防衛隊員から。
防衛隊員:マイナー。《原初の青:アーマークリエイト》装甲13のアーマーを装備
防衛隊員:メジャー 《原初の赤:アドヴァイス》+《混色の氾濫》 次のC値-1 ダイス+6 味方3体に
防衛隊員:ざっくり演出。
防衛隊員:部隊のうち一人が、体を鎧のようなもので覆っていく。
防衛隊員:それと同時に、ハンドサイン。影が伸び、その『言葉』を”フィンチ”たちに伝える。
GM:イニシアチブ。
広域殲滅隊員:《スピードフォース》
広域殲滅隊員:行動します。
庄野あるか:ウエーン
天藤ちひろ:ピュアか
広域殲滅隊員:マイナーなし。メジャー《サイレンの魔女》+《アースシェイカー》+《疾風迅雷》
望月火輪:ピエン
広域殲滅隊員:装甲無視/命中時シーン間対象のあらゆる判定ダイス-4 ドッジ不可
広域殲滅隊員:です。
望月火輪:きやがれ!!
広域殲滅隊員:5dx+5
DoubleCross : (5DX10+5) → 10[1,2,2,5,10]+1[1]+5 → 16
広域殲滅隊員:対応は!
日裏巡:ひい、ドッジ!
庄野あるか:あー これちょっとまって
日裏巡:お
GM:あるかちゃん、やる?
庄野あるか:私チャレンジしよかな
望月火輪:暴走リア不
望月火輪:きゃー!
庄野あるか:まずフィンチに 〇かわいそう/じゃま でロイス取って昇華して暴走解除
”フィンチ”:くすん
庄野あるか:オリサイはまだつかってないから生来の狂気だけか
天藤ちひろ:かわいそうが表な分有情
庄野あるか:オートでコンボ『あなたを信じている』/《束縛の領域》
庄野あるか:攻撃の達成値難易度での交渉判定を行い、成功で攻撃失敗させる。
庄野あるか:【生来の狂気】適用して+10
GM:イイデショウ
庄野あるか:7dx+13>=16
DoubleCross : (7DX10+13>=16) → 9[2,4,5,6,6,8,9]+13 → 22 → 成功
庄野あるか:おっしゃ
GM:3以上で成功じゃん!
GM:攻撃失敗です
日裏巡:さっすがー!
GM:じゃあ演出するよ
庄野あるか:ビジネススーツとボイチェンぶんの3もあわせた13です
庄野あるか:(技能あるから実際は14だったな)
広域殲滅隊員:一人が、素早く動いた。
広域殲滅隊員:音の波が、空気を伝い始める。
広域殲滅隊員:それは君たちに浸透し、ボロボロに破壊する。
広域殲滅隊員:はずだった。
庄野あるか:巨大な口があった。
庄野あるか:そのうちには白い宇宙が広がり、黒い星々が輝いていた。
庄野あるか:巨大な銀歯がカチカチと鳴る。ごうごうと、音を吸い込む。
庄野あるか:「この夢はね、だれも言葉をきいてくれない、さびしい夢だったの」
庄野あるか:「お父さんと夜通しおしゃべりしないと、怖くて2度目は眠れなかった」
広域殲滅隊員:彼に正気がなかったのは幸運かもしれない。
広域殲滅隊員:もし意識を保っていたら、その正気は二度と戻れないくらい破壊されていただろうから。
庄野あるか:それはソラリス・シンドロームの幻覚から織り成され、領域形成によるレネゲイドの抑圧。
庄野あるか:いいえ、いいえ。彼女はこう言う。
庄野あるか:「これはわたしが見た、ただの悪い夢のおすそわけだよ」
GM:では、あるかちゃんの手番!
庄野あるか:はあい
庄野あるか:マイナーでコンボ『あなたはいつも優しい』/《オリジン:サイバー》。
庄野あるか:【生来の狂気】適用状態なので社会を達成値+10、《交渉》なら+20
庄野あるか:さっきの束縛ぶんとあわせて侵蝕+7だった
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を7増加 (92 → 99)
庄野あるか:メジャーはコンボ『あなたは教えてくれた』/《絶対の恐怖》《神の御言葉》
庄野あるか:対象は防衛隊員さん
庄野あるか:7dx+24
DoubleCross : (7DX10+24) → 10[3,4,4,5,5,7,10]+2[2]+24 → 36
庄野あるか:おしおし
防衛隊員:ガード値はないのよね
防衛隊員:ドッジします
防衛隊員:4dx>=36
DoubleCross : (4DX10>=36) → 10[8,8,9,10]+4[4] → 14 → 失敗
防衛隊員:うーん
庄野あるか:ちょっとがんばってる!
防衛隊員:だめーじどうぞ
庄野あるか:4D10+20
DoubleCross : (4D10+20) → 27[6,10,1,10]+20 → 47
庄野あるか:装甲無視!
庄野あるか:庄野あるかの侵蝕率を7増加 (99 → 106)
防衛隊員:まだ…倒れない!
庄野あるか:さすがに
GM:演出どうぞ!
庄野あるか:悪い夢はまだ尽きない。
庄野あるか:気がつけば、地面は黒い羽根にびっしりと覆われている。
庄野あるか:「それは巨大な鳥の体。その上にわたしたちはいて」
庄野あるか:「大きな目があなたを見ている。大きなくちばしがあなたを食べる」
庄野あるか:「あなたの肉がついばまれて、骨にかわっていくのを見たの」
庄野あるか:幼さの残る声が蝕んでいく。
庄野あるか:「すごく悲しかった!」
防衛隊員:「あ…ああ……」
防衛隊員:「ぐああああ!」
庄野あるか:「ねえ、こんな悲しいことは、もうやめにしよう!」
庄野あるか:空想の嘴が男を抉った。しかし、まだ足りない。
GM:リーダーの手番へ!
日裏巡:はーい
日裏巡:マイナーで装備変更。キーンナイフからアンチマテリアルライフルに持ち替えます。
日裏巡:【未到達フォストナステーロン】《万象の虹》 エフェクトコピー 侵蝕6
日裏巡:防衛隊員くんの《混色の氾濫》をもらっちゃおうかな
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を6増加 (98 → 104)
GM:ウワーッ貰われます
日裏巡:メジャー:【未形成アステリズモス】《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》《原初の赤:虚構のナイフ》《混色の氾濫》 【精神】で判定。アンチマテリアルライフル使用。ガード不可、範囲(選択)攻撃。 7(+db)dx7 攻撃力38 侵蝕12
日裏巡:10dx7
DoubleCross : (10DX7) → 10[3,4,4,5,6,7,8,8,9,10]+6[3,5,6,6,6] → 16
日裏巡:ん?
GM:出目…
日裏巡:さ、サポートスタッフ効果で達成値+2します……
日裏巡:18!
GM:18了解!
GM:とりあえずみんな、ドッジしておこう
防衛隊員:4dx>=18
DoubleCross : (4DX10>=18) → 10[3,6,8,10]+8[8] → 18 → 成功
防衛隊員:成功しちゃった
日裏巡:何だこいつ!
庄野あるか:防衛隊員!!!
望月火輪:防衛のプロ!!!
”フィンチ”:5dx>=18
DoubleCross : (5DX10>=18) → 9[4,5,6,9,9] → 9 → 失敗
天藤ちひろ:すごい
庄野あるか:えらいぞ
対獣型白兵隊員:8dx>=18
DoubleCross : (8DX10>=18) → 9[1,1,1,3,6,7,8,9] → 9 → 失敗
広域殲滅隊員:5dx>=18
DoubleCross : (5DX10>=18) → 10[6,7,8,9,10]+4[4] → 14 → 失敗
庄野あるか:ちょっとがんばるな
防衛隊員:ここは《原初の紫:崩れずの群れ》
防衛隊員:”フィンチ”をカバー
防衛隊員:いや待てよ
防衛隊員:カバーやめます
防衛隊員:HPで耐えな!
日裏巡:くっ
庄野あるか:血を吸われた恨み?
GM:ダメージください
日裏巡:2d10+38
DoubleCross : (2D10+38) → 13[5,8]+38 → 51
対獣型白兵隊員:うわっ
対獣型白兵隊員:ジャストで死んだ
庄野あるか:ヤッター!
日裏巡:やったー!
広域殲滅隊員:こいつはもともとHPそんなないので
広域殲滅隊員:死にました
日裏巡:2キル!
”フィンチ”:装甲値8で
”フィンチ”:43くらう
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を12増加 (104 → 116)
”フィンチ”:健在!
GM:演出どうぞ!
日裏巡:左目を隠していた髪を上げ、星々を湛えた瞳が露わになる。
日裏巡:影を通した能力の伝達。それを『観』ていた。
日裏巡:「うん、これなら“清虚”の負担を減らせるかな」
日裏巡:左眼窩に埋め込まれた『アンティキティラ』は、高性能の演算器だ。
日裏巡:一度の学習量には限りがあるが――一部の特異な例を除いて、あらゆるエフェクトの解析、模倣が可能だ。
日裏巡:足元から、影が敵陣の一人一人に伸びる。
日裏巡:「これは、一度見せたっけ」
日裏巡:さらさらと、袖から砂が落ちる。
日裏巡:「種明かしだ」
日裏巡:“一握”。少量の砂鉄から暗器を生成する暗殺者。――その死体から模倣した能力。
日裏巡:以前、“フィンチ”の攻撃を空中で切り裂いたのは、瞬間的にこの能力で暗器を生成、消滅させていたからだ。
日裏巡:そして、今形成するのは。
日裏巡:大量の砂そのものを押し固めた大質量の塊。
日裏巡:その重量が、影を通して直接衝撃となって軍勢へ襲いかかる。
防衛隊員:一人だけ、それを盾で防ぎ切る。
”フィンチ”:「ぐっ……!う……これは……効きますね……!!」
”フィンチ”:質量に押され、血を吐き出す。
GM:他の隊員は、砂に飲み込まれ、消えた。
GM:ネクスト!望月君かちひろちゃん!
天藤ちひろ:望月くんお先どうぞ
望月火輪:じゃあ、お先に
望月火輪:マイナーで暴走解除
望月火輪:メジャーで《セレリティ》
望月火輪:侵蝕が108に
望月火輪:オートで《帰還の声》で《セレリティ》の回数を復活させます
GM:マジかよ
望月火輪:侵蝕が114に
望月火輪:セレリティの効果でメジャーアクション、一回目
望月火輪:《エクスプロージョン》《ツインバースト》
望月火輪:”フィンチ”エンゲージにドッジ不可範囲攻撃
望月火輪:5dx+5
DoubleCross : (5DX10+5) → 10[1,3,4,5,10]+6[6]+5 → 21
GM:うげえ
GM:双方ともにガード
望月火輪:ダメージ
GM:あっカバーします
防衛隊員:《原初の紫:崩れずの群れ》
望月火輪:3d10+42
DoubleCross : (3D10+42) → 12[5,2,5]+42 → 54
GM:コワ〜〜
防衛隊員:死にます。耐えきれない…!
望月火輪:侵蝕が120に
望月火輪:二回目のメジャーアクション
望月火輪:《セレリティ》
望月火輪:さらに2回行動権を取得します。
望月火輪:侵蝕が125に
望月火輪:《エクスプロージョン》《ツインバースト》
望月火輪:5dx+5
DoubleCross : (5DX10+5) → 10[1,1,6,8,10]+6[6]+5 → 21
”フィンチ”:なんもできません
望月火輪:3d10+44
DoubleCross : (3D10+44) → 23[8,6,9]+44 → 67
望月火輪:生存ならさらに追撃!!
GM:待ってね
GM:”フィンチ”のHPを59減少 (-43 → -102)
GM:生存してます
望月火輪:く、なんらかのボディアーマー的なあれを来ている…!!
望月火輪:《エクスプロージョン》《ツインバースト》
望月火輪:5dx+5
DoubleCross : (5DX10+5) → 9[3,4,5,5,9]+5 → 14
望月火輪:ドッジ不可
”フィンチ”:リアクションなし!ダメージどうぞ!
望月火輪:2d10+44
DoubleCross : (2D10+44) → 10[9,1]+44 → 54
望月火輪:諸々込みで侵蝕が137に
”フィンチ”:耐えられない。一度落ちる。
望月火輪:そしてメインプロセスが終わったのHPが8減ります。
”フィンチ”:《アクアウィターエ》。
”フィンチ”:復活します。
GM:演出をどうぞ。
望月火輪:「よし」
望月火輪:透き通るような声で小さくつぶやいた。
望月火輪:すう、と左の腕を静かに宙に振るう。
望月火輪:ただ、それだけだ。
望月火輪:ただそれだけの仕草で、”フィンチ”たちの知覚の外に、『何か』を置いた
望月火輪:「ちひろ。俺が手を叩いたら、一瞬だけ耳をふさいでね」
天藤ちひろ:「う、うん」
天藤ちひろ:伺う様子で頷く
望月火輪:パンと手を叩く。
望月火輪:轟
望月火輪:轟轟轟轟轟轟轟轟轟轟轟轟轟轟轟轟轟轟
望月火輪:その小さな所作から発せられたのは、全てを飲み込むような圧倒的な暴力。
望月火輪:激しい爆音とともに煌々たる光がフィンチたちを押し潰していく
天藤ちひろ:「___!?」声が、出なかった
防衛隊員:「ぐっ!?おああ……」光に飲み込まれ消えていく。
”フィンチ”:「ぐぐ、ぐっ……!」一度光に完全に押し潰され、血の染みになる。
望月火輪:まるで幾層にも固まった火薬が一度に全て弾けて消えていくような。
望月火輪:ある種の美すらも感じられる破壊の光景がちひろたちの眼前に広がる
庄野あるか:「わ、やっぱりきれいだね!花火みたい」
天藤ちひろ:「これが、望月くんの力……?」
天藤ちひろ:目の前の光景を見て、眼を白黒させる
天藤ちひろ:平均以上の見た目から繰り出された一撃は、異常とも言える惨状を引き起こしていた
日裏巡:「やっぱり広域殲滅なら“清虚”がうちで一番だ」
望月火輪:「そのつもりだったんだけど」
望月火輪:「今ので、生き延びられちゃうと、自信なくすな」
庄野あるか:「うわっほんとだ」
”フィンチ”:血の染みから、ばしゃりと手が伸び、這い出す。
庄野あるか:「怖い…!」
天藤ちひろ:(よかった、アレを怖いと感じる感性は同じだった……)
日裏巡:「あの時退いてくれて助かったなあ。“清虚”なしじゃ絶対削りきれなかった」
”フィンチ”:それは完全な人の形となって、再び君たちの前に現れた。
天藤ちひろ:「まだ、生きてる……ん、ですよね」
天藤ちひろ:フィンチの姿を困惑しながら見つめて
天藤ちひろ:不思議と、目の前の惨状を見ても嘔吐感は込み上げてはこなかった
GM:次!ちひろちゃんの手番!
天藤ちひろ:マイナーなし
天藤ちひろ:メジャー【■■■■■】《コンセントレイト:ウロボロス》+《シャドーテンタクルス》
天藤ちひろ:判定行きます、倒れたら妨害が追加されたりは?
天藤ちひろ:あ、OVVと一体化宣言も忘れずに
GM:判定どうぞ!
天藤ちひろ:10dx7
DoubleCross : (10DX7) → 10[2,3,6,6,6,7,7,7,9,9]+10[4,5,5,8,10]+10[8,10]+10[7,9]+10[4,7]+5[5] → 55
庄野あるか:?
”フィンチ”:たかい…
庄野あるか:すごない?
”フィンチ”:3dx ドッジ
DoubleCross : (3DX10) → 2[1,2,2] → 2
天藤ちひろ:ダメージへ
天藤ちひろ:6d10+10+4+3+1
DoubleCross : (6D10+10+4+3+1) → 36[7,4,6,7,2,10]+10+4+3+1 → 54
”フィンチ”:それは、倒れます。そして
”フィンチ”:《不死不滅》
”フィンチ”:復活!
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を3増加 (89 → 92)
GM:演出をどうぞ。
天藤ちひろ:(あ、これ私の攻撃タイミング?)なぜだか体が、爆発にタイミングよく踏み込もうとする
天藤ちひろ:右手で鉤を握り、一歩踏み出そうとして
天藤ちひろ:「いやいやいや……」足元の瓦礫の山や積み上がる人間だったもののを見て逡巡
天藤ちひろ:器用に八艘飛びをやってのけるような俊敏さはなく
天藤ちひろ:(こうなったら……投げつける?)右手の鈎をチラと見ると
天藤ちひろ:心臓が、高鳴る感覚がし
天藤ちひろ:手の中の鉤が再び半球へと戻り、弧状に広がり。
天藤ちひろ:リムが展開、弦が張り、腕と一体化した短弓へと変形する。
天藤ちひろ:(___思った、だけで)遠くに攻撃したいという思考が、最も効率の良い過去用いられた形へとOVVを変形させた
天藤ちひろ:数百年前ならいざ知らず、現代のごく普通の女子高生であるちひろは弓など引いた事は無い。
天藤ちひろ:(___)しかし、生成された矢を番え、弓を引くことが出来てしまう。
天藤ちひろ:経験はないが、身体が知っている。
天藤ちひろ:「……ごめんなさい」その呟きに、どれほどの意味があるだろう
”フィンチ”:ふ、と口を孤に歪め
天藤ちひろ:弱弱しい、しかし明確な殺意を持って
天藤ちひろ:フィンチに狙いを定め
天藤ちひろ:放つ
天藤ちひろ:空気を裂いて飛ぶ矢……のように見せて変形した刃は
天藤ちひろ:ようやく形を取り戻した男の心臓を、貫き
天藤ちひろ:瞬間解け、虚の穴となって内部からそのレネゲイド構造を喰い荒らす
”フィンチ”:「フ、ウフフフフ」
”フィンチ”:しかし、尚もそれは動く。生命を求めて。血を求めて。
”フィンチ”:血は、また形を作り直す。
天藤ちひろ:「まだ、動くの……」焦燥感と恐怖が入り混じった表情で、男を睨む
天藤ちひろ:反射的に二矢目をつがえようとした事には気が付けていない
”フィンチ”:「アハハハハハ!!動きますとも、あたりまえじゃあないですか!!」
”フィンチ”:「まだ私は、あなたに何もしていない!」
”フィンチ”:「……フフフ、フフフフフ!」
GM:”フィンチ”の手番。
”フィンチ”:マイナーなし、メジャー
”フィンチ”:《エクスプロージョン》+《ツインバースト》+《蝕む赤》+《ブラッドボム》
”フィンチ”:《不死者の血》により、ブラムストーカー効果でHPが失われない
”フィンチ”:13dx9+4 ドッジ不可
DoubleCross : (13DX9+4) → 10[2,2,2,2,3,4,4,4,5,8,9,10,10]+10[3,8,9]+6[6]+4 → 30
望月火輪:ピエー
天藤ちひろ:ず、ずるい! 送料無料のクーポンで買い物するようなことを!
望月火輪:ガード
天藤ちひろ:ガード宣言
庄野あるか:ドッジしてみよ
望月火輪:不可やで
GM:できないよ!
日裏巡:ガード!
庄野あるか:そ、そうじゃん
庄野あるか:ガード!
天藤ちひろ:【[不確定]】《崩れずの群れ》
庄野あるか:失礼!
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を2増加 (92 → 94)
天藤ちひろ:そこの年下の方のイケメンを庇います
天藤ちひろ:望月くんです(はっきり言え)
望月火輪:ありがとうちっひ!!
”フィンチ”:では、まずは通常ダメージ!
日裏巡:まだ実年齢赤ちゃんだからな……
”フィンチ”:4d10+8+12+15
DoubleCross : (4D10+8+12+15) → 20[5,2,8,5]+8+12+15 → 55
”フィンチ”:対応せよ!その後にブラッドボムいきます
庄野あるか:ウオオン
日裏巡:消し飛ぶ!
”フィンチ”:あと望月くん以外には邪毒4
日裏巡:邪毒4、ちょうど死ぬ数値
庄野あるか:庄野昌広 感謝/〇無関心 このよくわからない人のロイスを切ります
日裏巡:フィンチのロイスを切って復活! HP12
GM:よくわからないひと
庄野あるか:HP11に!
天藤ちひろ:リザレクト
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (94 → 99)
天藤ちひろ:うん?
GM:99だ
”フィンチ”:ブラッドボム!
”フィンチ”:3d10
DoubleCross : (3D10) → 18[7,5,6] → 18
日裏巡:死ぬっす
”フィンチ”:出目が良いな…
天藤ちひろ:リザレクト
天藤ちひろ:天藤ちひろの侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (99 → 106)
日裏巡:火輪のロイスを切って復活!
望月火輪:ありがとうちっひ
庄野あるか:ちひろちゃんのロイスをタイタスにする…!キミは強い子だ!
庄野あるか:復活するよ!
GM:では演出へ!
”フィンチ”:「フフフ、ウフフフ……」顔を片手で覆い、笑っている。
”フィンチ”:手に口をやり、
”フィンチ”:ブチッ!
”フィンチ”:食いちぎる。
”フィンチ”:「……ああ。この血が、あなたを。欲していますよ、『適合者』」
”フィンチ”:滴る血は、流れ、流れて
”フィンチ”:君たちの元に向かい───
”フィンチ”:炸裂する。
”フィンチ”:それはレネゲイドを蝕む毒だ。
庄野あるか:(……お父さんが知っていた、ソラリスの爆発、でも)
庄野あるか:(これは…この毒は…!)
日裏巡:「これは……! 対オーヴァードに限れば“清虚”並じゃないか……!?」
天藤ちひろ:「____! 危ないっ!」危ないのは周囲一帯そうであるが
天藤ちひろ:反射的に、危険に体が反応していた
天藤ちひろ:半ば強引に望月の前に割って入り
望月火輪:「……?」
天藤ちひろ:覆いかぶさるようにその身体を守る
天藤ちひろ:「い”___っ!?」
望月火輪:少女の行動に少し呆然としながら、その身を任せる
天藤ちひろ:はじめての激痛、今までの人生の中で最高の激痛を引き延ばしたかのような蝕み
天藤ちひろ:背中に受けた毒液が、ブレザーと肌を抜けて内蔵まで達し、体内を蹂躙する
”フィンチ”:「さあ、苦しめ!叫べ!!血を流せ!!!」
”フィンチ”:君たちの体内に入った血は、毒は、更に爆発を起こす。
庄野あるか:声も出せず、ひゅうひゅうと喉が鳴るだけ。
庄野あるか:手足の先がわずかに痙攣。「お父さん、」
庄野あるか:「いかないで、いかないで」
日裏巡:「ご……っぶ」内臓ごと吐き出したと見紛う程の血を吐き出し「まったく……」
日裏巡:「強欲だな……」にぃ、と笑った
天藤ちひろ:「あっ、ぁっ……」望月を庇いながら痙攣、必死で息を吸うが呼吸ができない
望月火輪:「バカだな、ちひろ」
望月火輪:「オーヴァードはこれぐらいじゃ死なない。」
望月火輪:「それに、君を巻き込んだのは俺たちなのに」
天藤ちひろ:「で、でも……一緒にたたかってくれ、くれたから……」
天藤ちひろ:(____そう、さっきのと同じことが他の人にもできるなら、庇う必要なんてなかった)
天藤ちひろ:「それに、望月くん……見ていて、危なそう、だった、し……」同時に果実が熟れていくように感じていたのは、絶対に口にしない。
望月火輪:ちひろの言葉に、少し戸惑うように唇を尖らせ
望月火輪:”フィンチ”へと視線を戻す
”フィンチ”:「ハ、ハ、ハ!ちひろ……『ちひろ』!!」両手を広げ、上を向いて笑う。
”フィンチ”:「それは───それは、『私の娘の名だ』!!」
”フィンチ”:「だが、もう戻らない……戻らない!ジャームに喰われた、あいつは!!」
”フィンチ”:「だから!!私はあなたを喰らう!!レネゲイド喰らいとなった、あなたを!!!」
”フィンチ”:こびりついた人の感情を、衝動の言い訳にして、叫ぶ。
庄野あるか:「……なにを言っているんだろう、へんなの」戻りつつある意識で、へばりついた地面に囁く。
庄野あるか:「『あなた』の娘は、あるかだけよ、お父さん……」
天藤ちひろ:「わた、し……は……」
天藤ちひろ:毒が回り、その目に宿る光が薄れて
天藤ちひろ:「あなたの娘さんの、代わりには、なれ……ません」
天藤ちひろ:毒が完全に回り切り絶命、身体から力が抜けて倒れ伏す
日裏巡:「は……は……本当に強欲だな……」
日裏巡:「ちひろは」
日裏巡:「今でも、何も取りこぼさず、自分自身であることを欲している」
日裏巡:「余計に……欲しくなってしまった……」
GM:クリンナップ。
GM:邪毒ダメージと行動値のリセット!
GM:12ダメージ!
日裏巡:邪毒ランク4、12ダメージ受けてちょうど倒れます!
庄野あるか:死ぬんじゃ
日裏巡:あるかのロイスを切って復活しよう
庄野あるか:うーんモッチへのロイスを切って復活する…!
望月火輪:1攻撃で3つロイスを奪ってくるのやばすぎるんよ…!!
庄野あるか:残り二個しかないんじゃよ!
天藤ちひろ:庄野あるかへのロイスをタイタスにして復活します
天藤ちひろ:HP14
天藤ちひろ:ロイスは残り5個
GM:ラウンド2!
GM:セットアップ!
日裏巡:なし!
庄野あるか:ナイヨー
”フィンチ”:《活性の霧》Eロイス:唯我独尊《扇動の香り》対象を攻撃する場合命中判定ダイス+3
”フィンチ”:天藤ちひろを対象に選択
”フィンチ”:さっきやり忘れてた
望月火輪:《活性の霧》対象はちひろちゃん。攻撃力+18、ドッジ-2
天藤ちひろ:わあ、
天藤ちひろ:もらいます!
望月火輪:僕は以上!
天藤ちひろ:無し
GM:演出あったら!
望月火輪:では軽く!
望月火輪:毒に倒れた少女へと手を伸ばし
望月火輪:その首筋にそっと手のひらを寄せる
望月火輪:「人を庇った挙げ句に、そうやって倒れられたんじゃ」
望月火輪:「俺のせいでやられちゃったみたいじゃないか」
望月火輪:だから、これは別に礼とかじゃあない。
望月火輪:彼女が倒れたままだと俺の気分が悪いだけ。
望月火輪:借りたものを返さないのは、俺の矜持に反するだけだ。
望月火輪:「しっかり立って、君の”普通"を取り戻してみせろよ。天藤ちひろ」
望月火輪:少女の体に巡る毒を、中和する毒を流しながら、そうつぶやいた。
GM:日裏さんの手番へ。
日裏巡:マイナーで装備変更。アンチマテリアルライフルからキーンナイフへ
日裏巡:メジャー:【未形成アステリズモス】《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》《原初の赤:虚構のナイフ》 【精神】で判定。キーンナイフ使用。装甲-5 7(+db)dx7 攻撃力24 侵蝕10
日裏巡:対象は“フィンチ”!
”フィンチ”:きませい!
日裏巡:10dx7
DoubleCross : (10DX7) → 10[1,1,3,4,6,6,7,7,8,10]+10[2,3,3,9]+5[5] → 25
”フィンチ”:ドッジワンチャン
日裏巡:サポートスタッフで達成値+2! 27!
”フィンチ”:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 7[4,4,7] → 7
”フィンチ”:なかった
日裏巡:3d10+24 装甲-5
DoubleCross : (3D10+24) → 25[9,6,10]+24 → 49
GM:これは………
GM:倒れる!
GM:復活なし。
GM:とどめを刺すことができます。
GM:演出をどうぞ。
日裏巡:「どうやら……私は君を見誤っていたようだよ、“フィンチ”」
日裏巡:「……君は、欲望を履き違えているだけだった」
日裏巡:冷めた表情で、“フィンチ”を見る。
日裏巡:「本当に欲しいものが手に入らないから、代わりを求めるなんて……妥協だ」
日裏巡:そう言いながら、しかし身体は蝕まれ、限界だ。
”フィンチ”:「……そう」
”フィンチ”:「仇も、娘もどこにもいない」
”フィンチ”:「…でも、『それがどうしたというのです』!」
”フィンチ”:「ならば、代わりだろうと何だろうと!啜ればよろしい!」
”フィンチ”:「そのいのちを私のものにしてこそ───」
日裏巡:レネゲイドを乱され、影を伸ばすこともできない。動かせるのも片腕くらいだ。
日裏巡:「――君は、いらない」
日裏巡:虚空に、腕を振るう。
日裏巡:仕込んでいた、最後の一握りの砂鉄。
日裏巡:闇雲に暗器を生成して飛ばしても、“フィンチ”を倒すには至らないだろう。
日裏巡:だが、それが達人の技術で放たれたならば。
日裏巡:“ワンリーク”
日裏巡: ✕
日裏巡: “一握”
日裏巡:砂鉄の鏃を、確実に致命の点を切り裂く卓越の剣技にて放った。
”フィンチ”:「がっ……!……フフ、ウフフフフフ」
”フィンチ”:びちゃり、と身体から血が落ちる。
”フィンチ”:血が形を保てなくなっている。
”フィンチ”:「ウフフフフフフフ!」
”フィンチ”:膝を突き、そこから血になり、
”フィンチ”:半身が溶けた形になったところで崩壊が止まる。
”フィンチ”:「………私が、代わりに喰らってやろうと思ったのに」
”フィンチ”:「『レネゲイド喰らい』!ウフフフフフ!」
”フィンチ”:そう言いながら、天藤ちひろを見る。
天藤ちひろ:「____っ!?」明らかな致命傷から、完全に回復し立ち上がる
天藤ちひろ:初めての体験と、体内から毒が消えていることに困惑する間もなく、起き上がり
天藤ちひろ:感謝を伝えるように、望月の方をちらと見た後
天藤ちひろ:ゆっくりとフィンチに歩み寄る。
天藤ちひろ:「……」何と言葉を書ければよいのか分からなかった
天藤ちひろ:ただ、胸の内にあるOVVに無理やり刻まれた本能だけが、目の前の男……の中にあるものを、求めていた。
天藤ちひろ:異形と化した右腕で、半身が溶けた男に触れる。
”フィンチ”:「ア」
天藤ちひろ:グシャグシャと音を立てて、男の身体から
天藤ちひろ:その力の根源たる……衝動を宿したレネゲイドが、喰らわれていく
天藤ちひろ:徐々に溢れる充足感と、肉体に漲る活力に
天藤ちひろ:「なん、で……」涙が、止まらなかった。
───:レネゲイドを失った男は、ただの血溜まりになって消えた。
GM:今回のEロイス!
GM:2個!
GM:振りたいものは振ると良い
日裏巡:振る前に最後の侵蝕増加!
庄野あるか:振るしかない
日裏巡:日裏巡の侵蝕率を10増加 (116 → 126)
日裏巡:そして振ります!
日裏巡:126-2d10
DoubleCross : (126-2D10) → 126-10[1,9] → 116
庄野あるか:106-2d10
DoubleCross : (106-2D10) → 106-3[1,2] → 103
望月火輪:140-2d10
DoubleCross : (140-2D10) → 140-13[6,7] → 127
日裏巡:残り3つ……怖いから二倍振り!
望月火輪:2倍ぶり
日裏巡:116-6d10
DoubleCross : (116-6D10) → 116-23[7,2,6,5,1,2] → 93
庄野あるか:地味にカッスカスだな
GM:こわっ
庄野あるか:二倍ぶりします
天藤ちひろ:ん……振らずに5つで等倍で
日裏巡:2倍で振ってよかった……
天藤ちひろ:106-5d10
DoubleCross : (106-5D10) → 106-26[6,7,1,6,6] → 80
天藤ちひろ:こっちもしっぶ
庄野あるか:103-4d10
DoubleCross : (103-4D10) → 103-28[6,4,10,8] → 75
庄野あるか:ウス
望月火輪:127-12d10
DoubleCross : (127-12D10) → 127-57[7,3,2,8,8,2,3,5,7,4,7,1] → 70
望月火輪:3点!!
日裏巡:3点!
庄野あるか:さんてん
GM:経験点配布するよー
GM:シナリオ7点、Eロイス2点、いつもの5点
GM:14点+最終侵蝕!
庄野あるか:17!
日裏巡:17点!
望月火輪:17点!!
天藤ちひろ:19点
GM:C((17+17+17+19)/3+1)
DoubleCross : c((17+17+17+19)/3+1) → 24
GM:GM24点!
GM:バックトラック終了!
GM:『ムカウ』セルプラネタリウム
GM:君たちは戦いを終え、ここに戻ってきていた。
”メッスド”散織姫:「お疲れ様、みんな!プリン作ったわよ〜」フルーツがたくさん盛られたプリン
望月火輪:「気が利くね、織姫」
庄野あるか:「かわい~」
日裏巡:「おお……、ちょうど次は甘い物を試してみようと思ってたところだったんだ。ありがとう、織姫」
天藤ちひろ:「あ、ありがとうございます……」涙流しっぱなしのまま頭を下げる
”メッスド”散織姫:「ちーちゃんにはレネゲイドパウダーかけたの作ってみたから」
庄野あるか:「な、なにそれ」
庄野あるか:「ヤバい粉?」
望月火輪:「やばい粉ではあると思う」
日裏巡:「私も試してみようかな……」意を決した顔
”メッスド”散織姫:「培養してたジャームの生体組織をね、ちょっとね」
庄野あるか:いただきまーす、と細いスプーンを手に。
庄野あるか:「じゃあその粉で麺をうったら、ラーメンもたべられるね」
望月火輪:ほんとにちひろのやつだけだろうな、と呟きながらプリンに手を付ける
天藤ちひろ:「いただきます……」グリグリとハンカチで涙をぬぐうが、おさまる事はなく
庄野あるか:「ジュンさん、つぎは製麺を趣味にしよう」
庄野あるか:ぼろぼろ泣いたままのちひろちゃんを見ながら、少し困って、あかるめに言う。
日裏巡:「作る側か……考えてなかったな……」とりあえずまずは普通にプリンを食べながら
日裏巡:「挑戦してみよう」
天藤ちひろ:(ここだけ見たら……まるで、普通の学生サークルみたい)
天藤ちひろ:「いただきます」プリンに手を付ける
天藤ちひろ:「……多少、変な感じは……えっと、します」しかし、OVVの飢えを満たすほどでもなく
天藤ちひろ:「これがレネゲイド……えっと、ジャームを培養?」色々と困惑が言葉に混じる
”メッスド”散織姫:「あ、培養と言ってもね。いちからジャームを作れるわけじゃないの」
”メッスド”散織姫:「細胞ぐらいしか取れなかったジャームを、再生して部品に使えるようにするぐらいで」
”メッスド”散織姫:「だから、ちょっと色々、足りないのよね」
望月火輪:「うん、食欲が失せるね」
庄野あるか:「あっ、みてみて、このスイカ星のかたちだ」くりぬいて星形にした果物をちひろちゃんに見せる。
庄野あるか:「これで食欲もプラマイゼロだね」
庄野あるか:「ひめちゃんは手先が器用だからな~」
天藤ちひろ:「……本当ね、お星さまの形」
天藤ちひろ:あるかの言葉に微笑を返す
”ネヴァー”リギル・ソルテール:はあとため息をつき
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「アルカがいて助かるよな、まったく」
庄野あるか:「急にほめられた」
日裏巡:「うっ」顔が青い
日裏巡:「レネゲイドパウダー……これは、間違いなく私の欲望じゃない……」
庄野あるか:「あはは」
”サングリア”螢貴勝:「ふむ」
”サングリア”螢貴勝:プリンを少しずつ食べている。
天藤ちひろ:「いつもこうなんですか……?」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「まあ、何もねえ時はそうだな、こんなノリだ」
天藤ちひろ:「そうなんだ。少し印象が変わった気がする」
庄野あるか:「みんな好きなことしてるよね」
日裏巡:「ここは……その為の場所だからね」まだ顔がちょっと青い
庄野あるか:「モッチとかはいつもなにしてるか謎多い」
望月火輪:「俺からみたら君の方が謎だよ」
天藤ちひろ:(それは確かに……)
天藤ちひろ:結局誰が父親なのだろう
庄野あるか:「……?そう……?」首をかしげている。
望月火輪:「いつもお父さんと遊んでばかりで飽きないのか、とかね」
庄野あるか:「大切な人といることは、飽きるとか、そういう次元じゃないもの」
庄野あるか:「いるのが当たり前ってやつだね」胸を張る。
天藤ちひろ:「そ、そうかしら……」自分は父にそこまでべったりされたら気色悪いと言いそう、というか昔言った覚えがある
望月火輪:「……あるかに真っ当なことを言われると少し腹が立つな」
庄野あるか:「失礼なやつ~」笑う。
望月火輪:「ごめんごめん」やはり笑いながら言葉を返す
天藤ちひろ:「おかしな話ね……」その光景を見て、笑う
日裏巡:楽しげにその会話を見ている。
望月火輪:「ちひろはどうだった?」
望月火輪:「"いつも"と違うことをしてみてさ」
天藤ちひろ:「えっ」
天藤ちひろ:「私は……その……」
天藤ちひろ:「"コレ"が、慣れさせて、平気にしようとしてくるのはわかったけど」OVVを取り出して
望月火輪:「うん」
天藤ちひろ:「でも全然……アレはおかしな風景で、非日常で、私が……これまで生きてきた場所とは違って」
天藤ちひろ:「……つまるところ、まったく慣れられる気がしない」
天藤ちひろ:「望月くんが危ないと思ったら、身体が動いちゃったし」
望月火輪:少しバツが悪そうに左手で前髪を梳かす
庄野あるか:「モッチいいな~」野次。
望月火輪:「こういう時、イケメンは得だね」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「はいはい」
天藤ちひろ:「べ、別にイケメンだからってわけじゃなくて!」見惚れていたのは否定しないけど
天藤ちひろ:「何か……危なそうに見えたからですし」
日裏巡:「それが、ちひろなんだね」
日裏巡:「“ソレ”じゃなくて、ちひろ自身が決めたこと」
望月火輪:「実際、助かったよ」
望月火輪:「……ありがとう」
日裏巡:「ふふ、火輪が素直にお礼を言うなんて。ちひろ、気に入られたんじゃないかい?」
天藤ちひろ:「は? えっ……はい、嬉しいです」嬉しかった
望月火輪:「うるさいな。俺だって礼ぐらい言うよ」
望月火輪:ごまかすようにプリンを口に運ぶ
庄野あるか:話の興味を途中で失い、プリンをもう完食している。
日裏巡:「それで、どうする? 慣れられないなら、やめる?」
天藤ちひろ:「……」自分の右手を見て
天藤ちひろ:「あの後一日を過ごしてみて分かったんです、もう私は普通の場所では生きてはいられないって」
天藤ちひろ:「……いいえ、違いますね」
天藤ちひろ:「___生きてはいけるけど、確実に歪みを生み出す」リギルの方を見て
天藤ちひろ:「私は別に、虐められてるとか問題を抱えているとか、そういうワケではないんです」彼の前の質問に答えるように
天藤ちひろ:(もしかして、そう訊いてきた彼は……)その包帯の理由を、今は訊ねる気にはなれなかったが
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「………」隠れていない目を細めて、その言葉を聞く。
天藤ちひろ:「だからこそ、"私が"日常を壊したくない」
天藤ちひろ:「大好きって程じゃないけど気に入っていたあの場所を、今の自分で滅茶苦茶にしたくない」
天藤ちひろ:「なので……」OVVに触れる。すると内部から星々のような瞬きが散らばり
天藤ちひろ:「コレを、何とかしたい」
天藤ちひろ:欲望の輝きがプラネタリウムの天蓋を照らす
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「そいつが、どうにもならなかったら?」
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「そん時はあんた、どう生きるつもりなんだよ?」
天藤ちひろ:「……」
天藤ちひろ:「そうしないための欲望、です」
日裏巡:満面の笑みを浮かべる。
天藤ちひろ:「どう生きるなんて無いです、絶対……なんとかするから」
日裏巡:「君の欲望、確かに聞き届けた」
日裏巡:「ようこそ、“ムカウ”へ」手を差し出す。
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「……やれやれ」頭をかく。
”メッスド”散織姫:「まあまあ」
”サングリア”螢貴勝:「………」プリンをまだ黙々と食べている。
庄野あるか:「はっ」ぼんやり天蓋を見ていた視線を、ちひろちゃんに。
天藤ちひろ:「……よろしく、お願いします」
天藤ちひろ:そう笑って少女は、悪魔の手を取った。
”サングリア”螢貴勝:「……アレに衝動は含まれていませんでした」
GM:喰らわれたもの。
”ネヴァー”リギル・ソルテール:「そいつに餌を与え続けなきゃなんねえ。わかるよな」
GM:喰らうもの。
”メッスド”散織姫:「うーん。それなら、作っちゃえばいいんじゃない?」
GM:ジャーム。
GM:それは、彼らの欲望になくてはならないもの。
GM:それを殖やす、ということは。
執事服の少女:「───いいえ、させません」
GM:世界を敵に回す、ということ。
GM:リプレイ:アセンド弐『うめよ、ふやせよ』
GM:6月下旬以降、開幕。
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