GM:自己紹介から始めて行きましょう。
GM:まずは、興津さん!
【興津和沙】
興津和沙:はーい
興津和沙:興津和沙(おきつかずさ)です!
興津和沙:星辰館高校でお姫様やってます!
興津和沙:元々は不良じみた女の子だったけどあるきっかけでお姫様に憧れるようになって
興津和沙:高校デビューでオタサーの姫を目指したら幼馴染の黒川梓に完敗し夢が破れ
興津和沙:そのショックでジャーム化仕掛けて討伐されたりした縁で
興津和沙:UGNのイリーガルになったりしてます!
興津和沙:今はちゃんと改心して真っ当なお姫様目指して頑張ってるよ!大丈夫!怖くない!
興津和沙:そんな感じのお姫様に憧れるお姫様に向いてない女の子です
GM:姫は姫だよ!
興津和沙:何が向いてないって柄が一丈七尺(約5.1m)、穂先の刃は七十斤(約42kg)。さらに柄の太さは両手の指でも回り切らないほどの大槍を持っている辺りが向いてない
興津和沙:性能としてはその大槍で!思いっきりぶん殴る!!
興津和沙:今回は200点なのでバリアクラッカーもとって殺意が増した!かっこいい!!
興津和沙:あと情報技能にもちょっと振ってるので微妙に役に立てないことはない気がする
興津和沙:そんな感じの子です。宜しくおねがいします!
GM:よろしくお願いします!
GM:今回ハンドアウトは共通なので、最後にまとめて見てもらいます。
GM:では、ネクスト!阿嘉橋コウくん!
【阿嘉橋コウ】
阿嘉橋コウ:はい!
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウ(あかはし・こう)。星辰館高校一年生で、UGNチルドレンでもあります。
阿嘉橋コウ:第一生徒会『破風の会』の書記を務めているのんびりほやほやした男子です。食べるのが大好き!
阿嘉橋コウ:興津姫とはこれまで何度かご一緒しており、姫呼びをしたりして仲良くさせていただいております。
阿嘉橋コウ:チルドレン育ちの社会経験の少なさと、真面目でぼんやりしたところが合わさり、よく様々なことを真に受けます。
阿嘉橋コウ:あとはまあ、崩落戦で亡くなった昔の先生を慕っていたりとか、そういう話も出たり出なかったりするかも。
阿嘉橋コウ:性能はサラマンダー/キュマイラで肉体でRC判定をするタイプです。
阿嘉橋コウ:行動値を上げて範囲を殴る! 200点では100%到達時の火力がアップだ! それだけだ!!!!
阿嘉橋コウ:あと至近に限りマクスウェルプログラムで支援か妨害ができます。柔軟にやっていきたい!
阿嘉橋コウ:社会は高くはないですが、UGNに関してはそれなりに振れるかなーと思います。
阿嘉橋コウ:そんな感じでよろしくお願いします!
GM:よろしくおねがいします!
GM:では、次は津島秋ちゃん!
【津島秋】
津島秋:はいっ
津島秋:「はあい、星辰館学園高等部1-F、そして12支部所属(ほぼ専属)イリーガル。津島秋だよ~」
津島秋:のんびりほわほわしてるような、15歳の女の子。
津島秋:元FHの量産体だったり4年前以前の事を憶えて無かったりしますが、まあ大したことではありませぬ。
津島秋:今日も元気に友だちと遊んだり、12支部のご飯作ったりバイト巫女したりしています。
津島秋:今回初めての方多いのでアレですが、以前の感覚白兵から射撃型にシフト中。こっちのが負荷軽いんですよ!
津島秋:データ的には、行動値21からのコンビネーターをぶち込んで皆さまに殺してもらうだけ!
津島秋:その分負荷は軽いし、キリタニコネクションとか財産はある程度あるので、そこらへん上手くやっていきたいですね。
GM:被ダメアップこわいよお
津島秋:とまあこんな感じでしょうか!えっちゃん、遊びに行こう~!
GM:よろしくおねがいしまーす!無理しないでね!
GM:最後!end of worldちゃん!
【end of world】
end of world:はい
end of world:「ごきげんよう。誤ったウロボロス解釈、エンド・オブ・ワールドさ」
end of world:「ああ、確かに長いね。なのでえっちゃんとでもえの字とでも。シンプルで認識しやすい呼称を、ボクとしてはお勧めするよ」
end of world:ウロボロスシンドロームがまだ正確に把握されていなかった頃に生まれた、レジェンド型に類されるレネゲイドビーイング。見た目はようじょ。
end of world:正体不明のシンドロームに対する漠然とした不安に、当時の混沌とした情勢がスパイスされ、
end of world:素敵な終末論と「この未知のレネゲイドが旧世界を滅ぼし新たな世をもたらしてくれる!」的なリセット願望少々から生まれた
end of world:――のではないかと本人は推測しています。
end of world:残念ながらそんな終末は訪れなかったため、本人としては物騒な力を振るうことよりも、他のRBと同じ様に好奇と探求の徒として活動中。
end of world:シンドロームはウロボロス(ピュア)
end of world:ロイス関係は――
end of world:Dロイス №04【対抗種】
end of world:突然の覚醒【都築京香@■感心/□食傷」
end of world:旅【真堂啓介@■尊敬/□脅威】
end of world:――を所持しています。
end of world:性能としては、周回で便利なサイレンの魔女を、オリ:レジェで強引に当てていきます。
end of world:200点版なので時間凍結による先手取りと、時の棺による打ち消しを覚えてます。逆にこの環境だとちょっと火力不足かもしれませぬ。
end of world:こんな感じでしょうか。
end of world:初めて遊んでいただける方が多くやや緊張しておりますが、改めましてよろしくお願いいたします。
GM:高達成値からのサイレンと回避は十分すごい…!よろしくお願いします!
GM:では、共通ハンドアウト!
GM:平和な日常を送ってもらうぞ。
興津和沙:わーい!平和!興津、平和大好き!
GM:割と好きなところで好きなことをしてもらえるシナリオなので
GM:やりたいことがあったらどんどん提案して日常をエンジョイしてくれよな!
津島秋:わあい
阿嘉橋コウ:遊ぶぞー!
end of world:はい
GM:前に四人でジャームを討伐したし、そんなこんなでみんな知り合いです。
GM:どんなジャームだったかよく覚えてないけどまあそういうこともあるよね
興津和沙:ジャーム、多いからね
end of world:よくあることですね
阿嘉橋コウ:すぐ忘れちゃうよね
津島秋:こわっ
GM:まあそんなわけでシナリオロイスは[空白]です。これは、空欄ではなく、何もないロイスを取得していただきます。
GM:なのでロイス欄一つ使っていただくかんじですね。
興津和沙:こええ
阿嘉橋コウ:こわ
GM:適当に「」や空白、などの文字で埋めていただければ!
阿嘉橋コウ:これは感情もなしですか?
EOW:はい、了解しました。この時点で感情およびネガポジはどのようにすればよろしいでしょうか?
GM:感情についても空欄として扱います。
阿嘉橋コウ:了解です
興津和沙:???/「」/『』/()○
興津和沙:でロイスを取得します
GM:そんなかんじで!
EOW:はい。それでは同じ様に 【???@「」???/???】にてシナリオロイスを取得いたします。
津島秋:わたしも同様に!
阿嘉橋コウ:同じく!
GM:OK!
GM:では、トレーラーを貼って開始していきましょう。
GM:全員登場。登場侵蝕をお願いします。
津島秋:1d10+33
:DiceBot : (1D10+33) → 7[7]+33 → 40
興津和沙:1d10+35
:DoubleCross : (1D10+35) → 5[5]+35 → 40
阿嘉橋コウ:36+1d10
:DoubleCross : (36+1D10) → 36+7[7] → 43
EOW:1d10+44
:DiceBot : (1D10+44) → 1[1]+44 → 45
GM:君たちは今あるジャームと対峙している。
GM:相手は強力で、君たち全員と互角に渡り合っている。
津島秋:腕を伸ばす。胸より溢れる光に、リストバンドの砂を通して形を与える。ーー穿つ短剣状の羽根。
津島秋:「まずは、体勢崩してーーそこっ!」放たれた羽根が、続く誰かを導くように。
阿嘉橋コウ:その横を、導かれるように、彗星のような速度で駆け抜けていく。
阿嘉橋コウ:手を振りかざし、振り下ろす。上がった火柱は、天を焦がすほどに赤く、大きい。
阿嘉橋コウ:「……まだ、かな。次、お願い!」
???:「──────」
???:叫びが、上がる。
???:少しずつ着実に削られている。
end of world:「うん、なかなかに強力なジャームだね。津島秋、阿嘉橋コウの二人がかりでも押し込めないとなると」
end of world:一見ただ佇んでいるだけのように見えますが、その実ジャームに対し滅びの干渉を与え続けています。
end of world:後ろを振り返って──
end of world:「トドメをお願いできるかな、興津和沙?」
興津和沙:その声に弾かれるように足を前に踏み出す
興津和沙:ドンッ
興津和沙:と地面が揺れたかと錯覚する如く、強く踏み込む
興津和沙:「任……ッ!!」
興津和沙:直後、巨大な朱槍に勁を通し
興津和沙:豪快に、されど精密な一撃をその化け物に向かってぶっ放す!!
興津和沙:「せなァッッ!!」
???:「──────、──────」
???:何かを、叫んで
???:そのジャームは崩れ、活動を停止した。
GM:君たちは、勝利した。
GM:共に戦った記憶は、君たちの間の絆を強固なものとした。
GM:そして、君たちは日常へと帰っていく。
GM:合流シーン。全員登場です。
津島秋:40+1d10
:DiceBot : (40+1D10) → 40+8[8] → 48
阿嘉橋コウ:43+1d10
:DoubleCross : (43+1D10) → 43+6[6] → 49
阿嘉橋コウ:あがるー
興津和沙:1d10+40
:DoubleCross : (1D10+40) → 6[6]+40 → 46
EOW:1d10+45
:DoubleCross : (1D10+45) → 6[6]+45 → 51
GM:星辰館高校、屋上。
GM:昼休みや放課後になると、ここは学生たちで賑わう。
GM:いろいろなグループが思い思いに景色を楽しんだり、談笑したりしている。
阿嘉橋コウ:そんな中に、やや小柄な男子が一人。菓子パンをもぐもぐと食べている。
興津和沙:その小柄な男の子の横にちょっと大柄な女の子が立っている
興津和沙:「ん~~~~~~~~」
阿嘉橋コウ:「んーー?」
阿嘉橋コウ:もぐもぐ、ごくん。
興津和沙:半日の間机に座っていた固くなった体をほぐすように
興津和沙:ちょっと冷えた体に太陽の暖かな光を浴びせるように
興津和沙:ゆっくりとのびをしている
興津和沙:「そのパン美味しい?」
阿嘉橋コウ:「あはは、姫がお疲れ様だー」にこにこと笑う。
阿嘉橋コウ:「美味しいよ! 購買でも残り一個だったんだ」
興津和沙:「わあ、じゃあ今度私も狙ってみよっかな」
阿嘉橋コウ:「あのね、ダブルクリームパンで、ホイップクリームとカスタードクリームが、えっと」
阿嘉橋コウ:「すごく美味しいんだよー」
阿嘉橋コウ:クリームは口の横についている。
興津和沙:「甘いもの好きにはたまらないねそれ」
興津和沙:コウくんの説明を楽しそうにきいている
阿嘉橋コウ:「うんうん。姫は甘いの好き?」
興津和沙:「好きだよー」
阿嘉橋コウ:「僕もだから、一緒だねえ」
興津和沙:「けど、お姫様だからね…!あんまり食べすぎるのもダメなのさ!」
興津和沙:笑いながら、ハンカチを取り出し
興津和沙:「コウくん、ちょっとお顔上に向けてー」
阿嘉橋コウ:「あっ、そうか……食べ過ぎは毒……」
阿嘉橋コウ:「え?」ちょいと姫を見上げる。
興津和沙:切れ長の瞳に、小さなコウくんの姿が映って
興津和沙:そのコウくんのほっぺに優しくハンカチが触れる
興津和沙:「クリーム、ついてたよ。」
阿嘉橋コウ:瞳の中の自分と目が合った気がした瞬間、口元を拭かれていた。
興津和沙:「ふふ、夢中になっちゃうぐらい美味しかった?」
阿嘉橋コウ:「わ、わわ」
阿嘉橋コウ:「気がつかなかった……。えっと、ありがとう……」
阿嘉橋コウ:ほんの少し照れた顔をする。
阿嘉橋コウ:なんだか心臓が熱い気もするけど、多分気のせい、だと思う。
興津和沙:「どう致しまして。」
興津和沙:「ダメだぜー。生徒の範たるべき生徒会のいち員なんだから」
興津和沙:「もっとしっかりしないと会長さんに怒られちゃうよ」
興津和沙:けけけ、と楽しげに笑っている
阿嘉橋コウ:「そうなんだ……会長にもよく注意されちゃう……」
阿嘉橋コウ:「気を引き締めないといけないよね、うん!」
興津和沙:「あー」
興津和沙:あんまり引き締められすぎると、ちょっと寂しいかな、と言おうとして、やっぱりやめる。
阿嘉橋コウ:「あ、えっと。会長は注意をするだけで」
阿嘉橋コウ:「あの、拭いてくれたりとかはしないから」
阿嘉橋コウ:「姫は優しいと思う……」
阿嘉橋コウ:「でも、次はちゃんと自分で気がつくようにするね」
興津和沙:「ん、んん…!?」
興津和沙:ちょっと顔を赤らめて
興津和沙:「じゃあ、次は私とコウくん、どっちが早く気づくか競争だね」
興津和沙:と、すぐにいつもみたいな顔で笑う
興津和沙:「自分のことじゃ自分じゃ分かりづらいからなー、ハンデでかいぜ?」
阿嘉橋コウ:「うーん、鏡とか持ってるといいのかなあ……?」
阿嘉橋コウ:真面目に検討している。
阿嘉橋コウ:「僕よく寝癖つけちゃってるから、直せるかも」
興津和沙:「あ、鏡はマジでいいよ。身だしなみは大事」
興津和沙:コウくんの横に並んで、ちょっと身をかがめる
興津和沙:さらさらとした金色の髪が、ちょっとコウくんにかかったりする。
阿嘉橋コウ:ひゃ、と声を上げそうになって我慢する。
興津和沙:そして自分のコンパクトを取り出し、コウくんと自分をその鏡に写す
興津和沙:「ちっちゃくても、結構分かるでしょ?」
興津和沙:小さな鏡に、金髪の少女と優しげな小柄な男の子が並んでいる
阿嘉橋コウ:「ん、んんん」姫と並ぶとなんとなく、自分の顔が丸いのが気になる!
興津和沙:「ここらへん、まだちょっと跳ねてるとかさー」
阿嘉橋コウ:「あ、ほんとだ……」手でぺちぺち撫でつける。
興津和沙:コウくんのはねた髪の毛をいたずらっぽく触ったりする
阿嘉橋コウ:「うーん、勝負は負けっぱなしだなあー……」首を傾げる。
興津和沙:「ふふ、負けを認められるのはよいことです。」
興津和沙:「けど、コウくんだってスゲエかっこよかったよ。」
興津和沙:「あのときとか…」
阿嘉橋コウ:「あのとき……って、こないだのことかな?」
興津和沙:ここでOPのジャームのことを思い出そうとして、なんか記憶にモヤがかかってるような感じがするようなしないようなそんな気持ちになる
阿嘉橋コウ:「こないだは姫がすごく強かったんだよ。いつもみたいに」
阿嘉橋コウ:やっぱりなんとなく思い出せないまま、話を続けている。
興津和沙:「んー」
興津和沙:ちょっと不満げな顔
興津和沙:「強かっただけー?」
阿嘉橋コウ:「えへへ」
津島秋:と。そんな二人のところに、近づく足音ひとつ。
津島秋:「や、その先の件ぶり、か………な………?」コンパクトを二人で覗き込んだりしてる姿勢でいる二人を見て。
阿嘉橋コウ:「強くて、すごくかわいかった」
阿嘉橋コウ:「……」
津島秋:「……………あっお邪魔でしたね……ゴメンね…」
阿嘉橋コウ:「わ」
興津和沙:「……久しぶりっ」
興津和沙:弾かれたように距離を取る
津島秋:「う、うん。久し振りかな?興津さんに阿嘉橋君」
興津和沙:「ちょうどそん時の話をしてんだよ!秋ちゃんも来なよ!こっちこっち!」
阿嘉橋コウ:「あ、津島さんだー。えっとね。さっきえっと、勝負があって、顔を拭かなきゃいけなかったからね」
阿嘉橋コウ:説明をしようとして混迷を極めている。
津島秋:「勝負なのに顔を拭く……?よくわかんないけど、お邪魔するね」苦笑しつつ、興津さんの隣に。
興津和沙:「そうそう、ちょっとコウくんの髪に寝癖ついてたから、コンパクト見せてあげてたのっ」
阿嘉橋コウ:「そう、寝癖が……あっ、寝癖まだ直ってない……!」わたわた!
津島秋:「なるほど~。身だしなみだね!」くっつく必要はないんじゃない?というツッコミは心の底に沈める。
津島秋:「えーっと、あ。整髪料、わたし持ってるけど使う?」
阿嘉橋コウ:「わあ、すごい。おしゃれだ」
興津和沙:「あ、学校にそういうの持ってきちゃ……いいんだっけ?」
津島秋:「ま、よくないんだろうけど」苦笑して。「最近急に髪伸びたから、ないと中々直すのも大変でさ」
阿嘉橋コウ:「あんまり香りが強くなければ、そんなに言われないみたい」
興津和沙:「おお、融通が効く。」
興津和沙:「まあ、思いっきり髪染めてる私が言えたギリじゃねえけどさ」
興津和沙:あははは、とあっけらかんと笑う
津島秋:「はい、わたしの使いかけだけど、無臭だし洗えばすぐ落ちるやつだから」ポシェットから出してコウ君に渡します。
阿嘉橋コウ:「風紀委員とかに見つかったらダメって言われるかもだから、気を付けてね」
阿嘉橋コウ:しーっと指を立ててから受け取る。
阿嘉橋コウ:「ありがとうねえー」
興津和沙:「破風の会はいいのかよ。じゃねえ、いいんですのね。」
阿嘉橋コウ:「そっちも内緒ね」ちまちまと髪を直す。慣れてないけど。
津島秋:「やっぱりそれ染めてたんだ…!地毛だとちょっと思ってた。あはは、こっちこそ注意ありがとね」
津島秋:「んー、それだと変にべたついちゃうし、わたしやろっか?」コウ君に。
興津和沙:「金髪好きなんだよ。かっこいいでしょ?」
津島秋:「実際興津さんは似合ってるよねえー」クラスでもたまに聞くよー、と。
興津和沙:「へへ、でしょー」
興津和沙:といいながらコウくんに近づく。
阿嘉橋コウ:「あ、えーと、えーと」なんか女の子にやってもらうのは恥ずかしいな、と思っている。
興津和沙:「でも、私の方がコウくんのいつもの髪型知ってるからね。」
興津和沙:言いながら整髪料の着いたコウくんの髪を撫でる
津島秋:「あはは。じゃあ興津さんのがいいかな?」お邪魔虫はよくないよなー、とその様子を微笑みつつ見ています。
興津和沙:「秋ちゃんじゃ、いつもの感じにできないだろうから私がやるー」
阿嘉橋コウ:いいよいいよ、と言おうとする前に撫でられてしまった!
津島秋:「ごちそうさま、って言った方がいいのかなこれ」
阿嘉橋コウ:「? 津島さん、もうごはん食べたの?」
興津和沙:「私達だって食べたじゃん」
阿嘉橋コウ:「うん、ダブルクリームパン、美味しかったー」ほにゃほにゃ笑う。
津島秋:「無自覚かあ…!」
興津和沙:髪の毛をわしゃわしゃしている
興津和沙:「よし、かっこよくなったっ」
阿嘉橋コウ:「ほんと? やったー。姫アレンジだー」嬉しそうにする。
津島秋:「ま、作って来てたんだけど。忘れちゃったんだよねえ…取りに行くのもアレだし」おお、とその様子を見て。
津島秋:「仲良いなあ」
阿嘉橋コウ:「えっ、ごはん食べてないの大変だよ。お腹が空くよ」
阿嘉橋コウ:「大丈夫? あっ、後で食べる用のパンが一個あるけどいる?」
阿嘉橋コウ:「お腹が空くと、元気が出なくなっちゃう」真剣な顔で。
津島秋:「あはは、いいよいいよ。阿嘉橋君、必要でしょ?」
興津和沙:「昼飯は食べたほうがいいぜ。じゃねえ、いいですわよ。」
阿嘉橋コウ:「もっと必要な子がいたらあげるよう」
阿嘉橋コウ:「僕だって、ずーっと食べてばっかなわけじゃないんだよ」
津島秋:「ごめんごめん」苦笑。
end of world:「うん、そうだね。エネルギーは各人でしっかり摂取した方がよいと考えるよ、ボクも」
end of world:と、いつのまにやら屋上の柵に、足をぷらぷらとさせて座っている少女型レネゲイドビーイング。
興津和沙:「それは危ないっ!!」
阿嘉橋コウ:「ん。……あ、えっちゃんだ」
津島秋:「あれ、えっちゃん?どしたの」
興津和沙:「えっちゃん!下りなさいっ危ないっ」
EOW:ぴょんっと身軽に、屋上の内側へと。
EOW:「心配させてしまったかな、それなら謝罪をしないとね、興津和沙」
EOW:と、その手には秋ちゃんに見覚えのある可愛らしい包み。
興津和沙:「私に謝らなくてもいいけど、マジで気をつけて」
EOW:「うん、優しいね、興津和沙は。なら謝罪ではなく礼を述べさせてもらうよ」
津島秋:「あっ…もしかして。わたしのお弁当持ってきてくれたの?」
興津和沙:「え?一緒に暮らしてんの?」
興津和沙:「じゃねえ、暮らしてんですの?」
EOW:「そして津島秋はやはり少し粗忽なところがあるね。社務所に置き忘れていたようだよ?」
津島秋:「いやいや。バイト先の神社とかでよく会ったりするんだよ。そこから南さんか守柄さんに頼まれたのかな…ありがとね」
津島秋:「あはは…どうにも凝っちゃってね…?」
EOW:「うん、ボクは住所不定無職の身だからね、津島秋とは生活を共にしてはいないよ」
津島秋:「いつでもうちの神社とかアパートは空いてるからねー」
興津和沙:「大変そう…」
阿嘉橋コウ:「お家ないのって大変じゃない? 支部の方で斡旋とかしてもらえないのかなあ」
EOW:「うん、他人には勧めかねるね」>コウくんに
興津和沙:「あ、そういや」
興津和沙:えっちゃんの方を見ながら
津島秋:ひょい、と受け取ったお弁当を開いて。きのこも入った味ご飯や焼き魚、青菜とレパートリー豊かなそれを食べ始める。
EOW:「どうかしたかな、興津和沙?」<そういや
興津和沙:「この前は忙しくて聞けなかったんだけど」
興津和沙:「えっちゃんて名前なんつーんだっけ?」
EOW:「うん、正式な呼称はend of wold。“世界の終わり”と言う意味だね」
興津和沙:「……」
興津和沙:「遠藤(えんどう)悪人(わるど)…?」
阿嘉橋コウ:「姫、英語、英語」
津島秋:「どうして無理に日本名に直したの」
EOW:「なかなか斬新な解釈だね」
興津和沙:「日本人だと思ってたから…」
興津和沙:「日本語しゃべるし…」
津島秋:「日本語喋るから日本人とは限らないよ……?」
EOW:「日本語を喋れることが日本人の判断基準と言うのであれば」
EOW:「この市で多く就労している諸外国の人間もみな、日本人という事になるね」
興津和沙:「うん、そうだね、ごめんね。私が浅慮だったね」
興津和沙:「これからはもっと視野を広く持つよ…」
興津和沙:反省している
津島秋:「そ、そこまで凹まなくていいんだよ…?」
EOW:「いや、新鮮な直感はこちらの糧にもなるからね。固執さえしなければ、卑下することは無いよ、興津和沙」
興津和沙:「待って、本気で慰められるともっと惨めな気持ちになるから、やめて!?」
興津和沙:「優しさは嬉しいけど、うん、それはありがとう!でも私のことを思うなら笑ってスルーしてほしい!!」
興津和沙:「うん、でも慰めてくれるのはありがとう!!」
津島秋:「ご、ごめんね」苦笑しつつ。
阿嘉橋コウ:「その名前は自分でつけたの?」えっちゃんに。
EOW:「うん、自分で名付けた訳ではないね。生じた時に、ボクはこの呼称がボクを指す呼称だと認識したと言う形かな?」
阿嘉橋コウ:「そっかあ。じゃあやっぱりえっちゃんの名前なんだねえ」にこにこ。
阿嘉橋コウ:「いい名前だと思うな。かっこいい」
阿嘉橋コウ:姫の肩をぽむぽむしながら。
興津和沙:「うん、ありがとね、コウくん」
阿嘉橋コウ:「なんか……バンドとかそういう感じの……」
阿嘉橋コウ:音楽は詳しくないけど!
EOW:「なるほどね、そうした受け取り方もあるのだね、阿嘉橋コウ」<かっこいい
阿嘉橋コウ:「こないだは、あんまりこういう話できなかったからねえ」
津島秋:「そうだねえ…なんか気付いたら終わってた、って感じだったし」
阿嘉橋コウ:「いろいろお話できて、嬉しいなあ」
EOW:「ボクこそキミに謝辞を、阿嘉橋コウ。やはり人との交流は、新たな思索の切欠をもたらしてくれるね、うん」
阿嘉橋コウ:「えへへ」えっちゃんに笑いかける。
津島秋:「んー、じゃあせっかくだから。皆で集まったりする?今日とか予定あったりするかな」皆に。
津島秋:「いちお、わたしは言い出しっぺだし勿論空いてるよー」
阿嘉橋コウ:「あっ、まだお話ができる! 大丈夫。今日は生徒会の方も何もないよ」
阿嘉橋コウ:「姫は? 姫は?」
興津和沙:「私も空いてるよー」
興津和沙:「やばい締切のやつは、この前なんとかぶっ倒したからねっ」
EOW:「ボクの用件は津島秋にソレを届けることで一段落したからね。キミたちの邪魔にならないのであればと言う前提で、同席させて貰えれば喜ばしいかな」
津島秋:「締切………あ、漫画研究部の。じゃ、皆空いてるんだね?それならいけるかな」
興津和沙:「じゃ、ガッコ終わったら校門の前に集まろうぜ。じゃねえ、集まりましょ?」
阿嘉橋コウ:「集まるー」
津島秋:「じゃあ、そうしよっか!よろしくね!」
阿嘉橋コウ:「すごいなあー。僕友達と遊びに行くの好き」
阿嘉橋コウ:高校に入るまでなかなか経験がなかったので、ひたすらに楽しみなのだ。
興津和沙:「すごいなー、の意味がわからない」
興津和沙:楽しげに笑う
阿嘉橋コウ:「だって、学校の外でも会いたい人がいるんだよ」
阿嘉橋コウ:「すごくないかなあ?」
津島秋:くすくす笑いながら、その会話を聞いている。
興津和沙:「ん、そう言われれば、確かにそうかもねえ」
GM:昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴る。
EOW:「なるほど、探究を喜ばしいと思えるのだね、阿嘉橋コウと興津和沙は」
興津和沙:「あはは」
興津和沙:「今からはあんまり楽しくない探求の時間だけどねっ」
興津和沙:「数学苦手なんだよっ、私っ」
GM:───ささやかな、日常。
GM:これが、君たちが守っているものだ。
GM:そして君たちもまた、その守った日常を享受する。
GM:シーンカット!購入およびロイスの処理が可能です。
興津和沙:うおー!応急手当!!
興津和沙:1dx+1
:DoubleCross : (1R10+1[10]) → 5[5]+1 → 6
興津和沙:のう!!
津島秋:わあい。まずはロイスを取ろう。 同級生/興津和紗/〇好意/たまに変な時あるよね
津島秋:同学年の男子/阿嘉橋コウ/〇好意/鈍め? あの。距離近い…近くないですか。
阿嘉橋コウ:ロイスはどうしようかな……。
興津和沙:友達/阿嘉橋コウ/友情○/不満
津島秋:友達/EOW/〇信頼/庇護 で。ちょっと危なっかしい気もするけど気にし過ぎかなあ…?
阿嘉橋コウ:えっちゃんに○興味/隔意、津島さんに○親切/不安 で取得
興津和沙:ちょっと秋ちゃんと楽しそうにしすぎじゃない?
津島秋:www
津島秋:購入はグレラン!
EOW:こちらもロイスから、知己【津島秋@○庇護/不安】にて
阿嘉橋コウ:そんな気持ちを……
津島秋:1dx+1=>13
EOW:まずは応急手当を
津島秋:1dx+1
阿嘉橋コウ:応急手当かな
GM:全角が混じってるかも!>嗣子さん
津島秋:1dx+1=>13
:DoubleCross : (1R10+1[10]>=13) → 9[9]+1 → 10 → 失敗
EOW:1dx=>8
:DoubleCross : (1R10[10]>=8) → 8[8] → 8 → 成功
阿嘉橋コウ:2dx+1=>8
:DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 10[9,10]+3[3]+1 → 14 → 成功
阿嘉橋コウ:まわる
阿嘉橋コウ:以上です!
EOW:応急手当を取得、ロイスの操作も終了しました。以上となります。
津島秋:ダイスbotが入り直しでアレだったので指定し直しました!財産3使って購入します!残り5!ウェポンケースに入れておきます
津島秋:以上!
GM:なるほど!オーケーです!
GM:まず、今回のルールを説明します。というか情報項目ですね。
興津和沙:うっす!!
GM:でプライズポイントを溜めていきます。
GM:これは情報収集というより、
GM:日常を送る中で溜まっていく日常ポイントのようなものとお考えください。
興津和沙:なんとなく噂が流れてくるような!
津島秋:なるほどなー
EOW:なるほど、となるとあまりあくせくしてエフェクトで数値を求めるのはちょっと違うみたいな感じでしょうか?
GM:そこは、求めてもいいですし求めなくてもいいです!ただ、たくさん日常したい場合は
GM:ゆっくりやってもいいんじゃないかな?という感じですね。
GM:そして、もうひとつ。こちらの情報項目が追加されます。
阿嘉橋コウ:侵蝕との兼ね合い……
EOW:了解しました。<たくさん日常の場合ゆっくりのんびり
興津和沙:なんじゃなんじゃ!!
阿嘉橋コウ:たか
津島秋:工作員かな??
GM:こちらは、《アンタッチャブル》によって難易度が大きく引き上げられています。
EOW:おお、高い難易度ですね。
興津和沙:いやん
GM:このまま挑戦することも可能ですが、プライズをため切ることで本来の難易度:6で挑戦可能となります。
興津和沙:ためなっっ
津島秋:なるほどーっ
阿嘉橋コウ:なるほどなー!
GM:そして、この情報を開けることで話が進行していきます。日常パート終了とも言う。
EOW:一気に30>6な感じでしょうか?
GM:そうなります!
EOW:了解しましたー
津島秋:了解ですよーっ
阿嘉橋コウ:わかりましたー
GM:以上でルール説明は終わり!
GM:シーンに移っていきましょう。興津さんがシーンプレイヤー。
GM:では、先に判定をさっくりしていきましょうか。
GM:高校の近くのオープンテラスカフェ。
GM:購入・ロイスが可能!
GM:登場は自由!
GM:N市のとある浜辺。
GM:ロイスとか…購入とか…できます……
GM:プライズ的にイベントが起きそうなので
GM:見慣れた風景。見慣れた場所。
GM:おそらくプライズ判定が終了して、情報が開けられるようになったりする!
GM:では、早速プライズ判定を。あと1なので
GM:日常が満たされることで、そこに空白が生まれました。
津島秋:コネUGN起動してキリタニコネクションしていきます!
津島秋:ろ、碌でもねえ手法を!!
GM:田所さんどっかで出すつもりだったけど出し忘れた
GM:翌日、星辰館高校屋上。
GM:ロイス調整を!購入もできる!
GM:全員登場です。
GM:中央通りから少し脇に逸れた路地にある、ひなびた古書店。
GM:和んだところで戦闘開始だ!
興津和沙:囲まれちゅう…!!
”ラックストーカー”:「さて、と」
津島秋:ゆっくりと腕を目元まで掲げて。
EOW:「さて──ちょっと無理をしようか」
GM:イニシアチブ!コウくんへ。
阿嘉橋コウ:右手を後ろに引かれながらも、彗星のような速度で走り出す。
GM:”ラックストーカー”の手番。
”ラックストーカー”:メジャー。《コンバットシステム》+《確定予測》+《見えざる死神》+《神機妙算》でPC3人がいるエンゲージを攻撃。
”ラックストーカー”:その姿が掻き消えると同時、弾丸が3人の少女を襲う。
GM:イニシアチブ。
興津和沙:怖い。
GM:えっちゃんの手番!
EOW:再び意識を集中させ、ラックストーカーとメデューサプラントの滅びが加速します。
GM:奏芽ちゃんの手番。
EOW:「大丈夫。大丈夫だよ、宗田奏芽」
GM:クリンナップ。
津島秋:そっと撫でる少女と、撫でられて抱き締める少女を見つめる。
GM:クライマックスは終了。バックトラックの時間です。
GM:以上、7つとなります。
GM:2週間前・星辰館高校屋上
GM:その写真には、5人の少年少女が写っている。
GM:N市第三地区、町外れ・花見山霊園
GM:……君の携帯端末が着信を告げている。
GM:シーンは放課後からかな?
GM:ほか、登場自由です。どうぞ!
興津和沙:うす!
阿嘉橋コウ:出ます
津島秋:では出ましょうかっ
興津和沙:1d10+46
:DoubleCross : (1D10+46) → 2[2]+46 → 48
興津和沙:いえい
津島秋:1d10+48
:DoubleCross : (1D10+48) → 8[8]+48 → 56
阿嘉橋コウ:49+1d10
:DoubleCross : (49+1D10) → 49+8[8] → 57
阿嘉橋コウ:あがるーー
津島秋:上え、高い
end of world:1d10+51 でます
興津和沙:要人への貸しを使って
興津和沙:3dx+5
:DoubleCross : (3R10+5[10]) → 9[4,7,9]+5 → 14
興津和沙:どんなもんじゃい!!
EOW:おお、いきなり2点。すばらしい
津島秋:では噂話。コネ噂話を起動してキリタニコネクションを載せます。
津島秋:3dx+4=>7
:DoubleCross : (3R10+4[10]>=7) → 10[3,6,10]+7[7]+4 → 21 → 成功
津島秋:めっちゃ回ったな?!
EOW:おお、さらに秋ちゃんが
阿嘉橋コウ:すごい
阿嘉橋コウ:一応、情報:UGNでコネ使用します。
EOW:UGNで振ります
EOW:1dx+1
:DoubleCross : (1R10+1[10]) → 10[10]+8[8]+1 → 19
阿嘉橋コウ:4dx+3=>7
:DoubleCross : (4R10+3[10]>=7) → 10[5,6,9,10]+9[9]+3 → 22 → 成功
EOW:回ったw
阿嘉橋コウ:!?
GM:みんなすごくない?!
GM:では、一気に3点!
プライズ:3/9
GM:とくにイベントや情報はありません。
GM:のんびり放課後タイムを楽しむと良いぞ!
GM:そこで君たちは集まって、今日の計画を話し合っていた。
興津和沙:ご飯に行くかもしれないのでとりあえずコーシーだけ頼んでいる
津島秋:「じゃ、どうしてこっか。カラオケとか買い食いとかが定番~って感じだけど」カフェラテSサイズを頼んだ。
阿嘉橋コウ:本当はサンドイッチが食べたかったけど、姫に言われてホットの紅茶を飲んでいる。
興津和沙:「私はカラオケ行きたいなー」
興津和沙:「あ、でも体動かしたいかも。ボーリングでもいいっ」
阿嘉橋コウ:「カラオケ、聴いてるだけでも良ければいいよー」
阿嘉橋コウ:流行りの歌はよく知らないのだ。
阿嘉橋コウ:あとタンバリンを鳴らすと徐々にずれていく。
津島秋:「お。興津さんが何歌うのか気になるな~~」
津島秋:「割引券とかもいくつかあったし…あ、みあびやのセールチケットもある」財布を開いて色々出す。
興津和沙:「ひひひ、それは店入ってからのお楽しみだぜ、お客さん」
興津和沙:人差し指を口元に持っていきながら言う
興津和沙:「でも、コウくんが歌わないなら他のやつのがいいかな」
阿嘉橋コウ:「聴いてるの好きだよ。後から調べられたりするし」
津島秋:「気になるな~~!ま、そだね。ひとりが出来ない、っていうのは不公平だもん」
津島秋:「まあ、カラオケデビューしてみる、っていうのもアリかもだけどね!」
end of world:ホットココアのマグを両手で包んで少しずつ楽しみながら、不意に──
end of world:「そういえば──」
end of world:何かを思い出したように
end of world:「こうした時は、やはり祝辞を述べるものだと聞いているからね、うん」
興津和沙:「お、どうしたの?」
津島秋:「ん?えっちゃんも希望あるなら言って……んん?」
阿嘉橋コウ:「祝辞? おめでたいことがあったの?」
end of world:秋ちゃんの方へと向き直ります。
end of world:「もっと早くに伝えておくべきだったね、うん」
end of world:「婚約おめでとう、津島秋。良き伴侶を得られたようで、喜ばしいよ」
end of world:両手でホットココアのマグを包みながら、しれっとそんなことをぶっちゃけます。
興津和沙:「……?」
阿嘉橋コウ:「こん」
津島秋:「………な」そうやってカップを持つ人差し指には、白いプラチナの指輪が嵌っている。
阿嘉橋コウ:「?」
津島秋:「な、なななな」
興津和沙:「困厄…苦しむこと。困難。難儀の類義語?」
興津和沙:いきなりぶっこまれて理解が追いついていない
阿嘉橋コウ:「こんにゃくではなくて?」?という顔。
end of world:「婚約。婚姻を結ぶ約定を交わすことだね、うん」
津島秋:「興津さんそれは造語じゃないかな!」ツッコミで逸らしに行く。
津島秋:「うわあああ~っ!」カフェの中なので小声で悲鳴を上げる。
end of world:「? どうかしたかな、津島秋?」きょとん、と
阿嘉橋コウ:「はー……」ゆっくり、噛み締めるように理解が追いつく。
興津和沙:「いや、あるある。ちゃんとある言葉だって」スマホをみせる
興津和沙:https://dictionary.goo.ne.jp/word/困厄/
津島秋:「えっほんと?凄いな……」現実逃避中。
EOW:「うん、人によっては『墓場』と称することもあるようだけれどもね、津島秋の場合には当たらないのではないかな?」<困厄
阿嘉橋コウ:「えーと、えーと」
阿嘉橋コウ:「おめでとうー!」ぱちぱちぱち、と小さく拍手を始める。
津島秋:「ちょ、や、やめて」顔に急速に血が上って赤くなっていく。
津島秋:「ここ人前!人前だから……!」
興津和沙:「待ってコウくんまだ早い!」
興津和沙:「私は歴史に詳しいから知っている」
阿嘉橋コウ:「えっ、早かった?」
興津和沙:「戦国、いや、平安の昔からこの国では若い女性は政略結婚として」
興津和沙:「まるで道具のように本人の意志とは関係なく家の力を保つために輿入れさせられることがままあった。」
興津和沙:「有名所で言えば千姫とか、そのへんだよね」
津島秋:「い、いや言っておくけどわたしはそういう家とか無いからそういうのではないけども」
EOW:「政略結婚というものだね、うん。今でも近いことが行われているケースも存在するね」
興津和沙:「え?じゃあ普通に恋愛で?」
興津和沙:「幸せになる感じ?」
阿嘉橋コウ:「じゃあ、やっぱりおめでとうだ」今度は音を立てずに、手だけ動かす。
阿嘉橋コウ:「すごいねえー」
津島秋:「うっっっっ………」そのあとに、すごく小声で。「………………………はぃ……」
興津和沙:「あ、じゃあおめでとうだ。おめでとう。」
興津和沙:同じ手だけ動かす
阿嘉橋コウ:「だって、すごいよ。学校の外で会いたいだけでもすごいのに」
阿嘉橋コウ:「その後家に帰っても会いたい人がいるんだよね」
津島秋:「で、でもえっちゃんには言ってないのにいつの間に…!」そこで二人の祝福を聞いて更に顔が赤く。
津島秋:「う、うううーーっ」
阿嘉橋コウ:いつになく上機嫌になっている!
津島秋:「は、恥ずかしい……!死んじゃいそう……!」頭を机に伏せる。
興津和沙:「え、これ相手とか聴いていいの?」
阿嘉橋コウ:「あっ、ダメだよ。ちゃんと生きてて! 息して!」わたわた。
EOW:「うん、ボクの情報収集能力によるもの──ではなくてだね、残念ながら」<なぜ
EOW:「キミの幸せを自身の幸せと感じ、それを伝えようとする存在は、キミが考えているより多いと言うことではないかな?」
津島秋:「だ、大丈夫……、って言っても二人は知らない気もするけど…」
津島秋:「そうかもだけどさあ……!どうしてまだ高1で時間あるのにそう……こう……!」すごい手をぐるぐるさせている。
興津和沙:「私らは高1でも結婚できるからねえ」
興津和沙:「あ、誕生日まだだっけ?」
津島秋:「法改正で女子も18じゃないとダメじゃなかった?あ、一応11月だから今16だね」
興津和沙:「おお、さすが、よく調べてる…!」
津島秋:「そ、そういうことに興味がある人みたいに思われてる…!」
阿嘉橋コウ:「? でもそうしようって思って婚約したんでしょ?」
阿嘉橋コウ:「そしたら、ちゃんと計画的に調べてるのはえらいよ」
津島秋:「い、いやそうだけど。そうなんだけどぉ……!」コウ君の言葉に詰まる。
EOW:「それでも十二分に愛を交わし、子を成すことはできるね、うん」
興津和沙:「えっちゃんステイ」
興津和沙:「子供とか、早い。私ら、子供。」
津島秋:「そ、そうだよ。まだまだ自分の事も面倒見切れないし……ね?」
EOW:「歴史に詳しいのであれば、それほどおかしいことではないのではないかな、興津和沙?」
EOW:「むろん、津島秋の言う通り、自己を養える前提があってのことにはなるだろうけどもね、うん」
津島秋:「現代社会だと晩婚化の風潮だよえっちゃあん!」
興津和沙:「みんなみんな松姫になれるわけじゃないんだよえっちゃん」
EOW:「確かにね。誰もが信松尼となれるのであれば大変だ」>姫
阿嘉橋コウ:「うーんと」
阿嘉橋コウ:「津島さんは、政略結婚じゃなくて、恋愛なんだよね」
津島秋:「ぅ………うん」指をくにくにしつつ。
阿嘉橋コウ:「嫌とかじゃなくて、えーと、でもなんとなく……あ」
阿嘉橋コウ:「そっか。いろいろ言われて照れてる……のか!」
阿嘉橋コウ:ようやく気がつく!
津島秋:「そ、其処に気が付きましたか……!」
阿嘉橋コウ:「ごめんね! おめでとうで頭がいっぱいで気がつかなかった!」
津島秋:「い、いやいいよ…!祝福してくれたのは嬉しかったから…」
EOW:「ああ、なるほど」
EOW:「恥じらっていたんだね、津島秋は」
津島秋:「いや恥じらうよ??花の乙女ですからね秋くんは」
阿嘉橋コウ:「ね。僕あんまりそういうのわかんなくて……」
EOW:「祝辞を述べることを優先しすぎたね、辱めを与えてしまったことは、謝罪させてもらうよ」
EOW:ぺこり、と頭を下げます。
興津和沙:「………すげえな」
興津和沙:「これがチルドレンとレネビ…」
津島秋:「いやコウ君はいいよ…!きちんと祝福して気付いてくれただけでもう嬉しい…」
興津和沙:「私は?」
津島秋:「興津さん、わたしのこと弄ってて楽しくなかった?」にっこりと笑いつつ。
興津和沙:「友達が婚約するの初めてで、距離感がつかめなくて…」
興津和沙:「ごめん…」
津島秋:「……あとえっちゃんも祝いたい、っていう気持ちがあったのは伝わったから。ありがとね。でも今度は気を付けてね…」
津島秋:「……それもそうだよね……こっちこそごめん……。わたしたち高1だもんね…」
津島秋:「っていうか自分で言っててなんだけど高1でこんなんなるのびっくりだよ」
津島秋:ゆっくりと左手に付けた、プラチナのシンプルなーーそうであっても美しい造型の指輪をなぞる。
EOW:「そうだね、今後は慎重に扱わせてもらうよ、この情報は」
津島秋:「わたしの精神的にもそうしてくれると助かる」
阿嘉橋コウ:指輪を見て、にこりと笑う。
阿嘉橋コウ:「でも、えっと、いいびっくりと悪いびっくりがあったら」
阿嘉橋コウ:「いい方のびっくりだと思うなあ」
津島秋:「それはそうなんだけどね…!わたしは寧ろこういう事って秘めることだと思ってたんだよ…!」
EOW:「……うん、ただね」
EOW:「……普段であれば、そうした配慮もできるはずなのだけれどもね、ボクは」
EOW:「なぜか『伝えたくなって』しまってね。うん」こくん、と首をかしげてから、再びマグに口をつける。
津島秋:「あーもう…いいよ、許すよ、えっちゃん…」と、そこでゆっくりとカフェラテを飲み込んで。
興津和沙:「でも、ホントすごいな。」
興津和沙:「私と同じ年なのに」
興津和沙:「一生をともに過ごしたいって思える人に出会えて」
興津和沙:「その覚悟も決めたんだ。」
阿嘉橋コウ:「ねー」
興津和沙:「すごいよねー」
興津和沙:コウくんと目を合わせながら言う
阿嘉橋コウ:まだ何も知らない自分が、そんな覚悟を持てるだろうか?と
阿嘉橋コウ:姫の目を見ながら思う。
津島秋:「そうだねえ……」少し遠い目になって。「わたし自身は、別に結ばれなくてもそれでもいいかなーって思ってた」
津島秋:「わたしはかれが好きだって知っていたし…それでよかった」そこで、指輪に視線を落とし。
興津和沙:「好かれなくても」
興津和沙:「よかったの?」
津島秋:「それでもよかったよ、わたしは」静かに微笑んで。
津島秋:「かれが、幸せになってくれれば。それでいい、って本気で思ってる」
興津和沙:「じゃあ、今は」
興津和沙:「その彼の幸せに」
興津和沙:「自分が必要だって、思えてるんだ。」
津島秋:ふわりと微笑んで。
「だって。その当人に、わたしが必要だって言われちゃったからねえ」
津島秋:「なら、わたしはそれに応えるし、応えたいって思ったの。それだけ」
阿嘉橋コウ:「ちゃんとお話したんだねえ」
津島秋:「あはは、言葉にして伝えないと。こういうのってキッチリ伝わらないもの」
阿嘉橋コウ:「はあー」勉強になる!
EOW:「対話は大事だね。理解を深めるためには、他人の意見と自分の意見を交歓する必要があるからね」
津島秋:「ぶっちゃけわたし、かれがわたしを好いてるって思ってなかったしね伝えられるまで」
興津和沙:「大変だねえ。自分の幸せと、その彼の幸せと、二人分の幸せ背負っちゃったんだ」
津島秋:「ま、いいんだよ。結局そのひとを幸せにできれば、自分も幸せだもの」
津島秋:「なら、一緒にいられるだけ。シンプルになったと思うんだ」
興津和沙:「あー」
興津和沙:「ごちそうさまです?」
阿嘉橋コウ:「じゃあ、それでめでたしめでたし、だ」
阿嘉橋コウ:少しだけぎこちなく、人の言葉を引用するような調子で。
津島秋:「……………………めっちゃ惚気てたねわたし!ゴメンね!!」
EOW:「形はそれぞれだけれどもね、少なくとも今津島秋は幸福を感じている」
EOW:「で、あれば。これは一つの解なのだと考えるよ、ボクは」
阿嘉橋コウ:「いいよいいよお。すごいなあー」うきうきしている。
阿嘉橋コウ:「すごいねえ、姫!」
興津和沙:「うん、すごい」
EOW:では仲睦まじく意見を交わす姫とコウくんに目を顔を向けて──
EOW:「ところで──」
興津和沙:「なに?」
EOW:「ボクはてっきり、キミたちもそうした関係に近いのではないかと判断していたのだけれども」
興津和沙:「あん?」
興津和沙:ちょっと不意をつかれて思考が止まる
阿嘉橋コウ:目をぱちくりさせている。
EOW:「うん、興津和沙と阿嘉橋コウがだよ」
津島秋:「実際、阿嘉橋くんと興津さん凄い仲いいよねえ」ふわふわ微笑んで見詰めている。
EOW:「婚約とはいかなくとも、それを前提とした関係なのではないのかと、ね」
阿嘉橋コウ:「え、え、え、えーと」頭が上手く回らない。
興津和沙:「そりゃ仲はいいよ。友達だからね。」
興津和沙:「あー」
興津和沙:「友達、だよね?」
興津和沙:ちょっと不安げに視線を送る
阿嘉橋コウ:学校の外で会いたいくらい好きな人。でもその後、家に帰ったら?
阿嘉橋コウ:「う、うん。友達。仲良しの」
阿嘉橋コウ:ずっと紅茶を飲み干す。
興津和沙:「そ、仲良しの友達」
阿嘉橋コウ:「姫もそう言ってるし。そうだよ」
EOW:「うん、今のように会話の相性も非常に良いように思えたものだからね」<テンポの良い会話に頷いて
興津和沙:「それに私はみんなのお姫様だからねっ」
興津和沙:「そういう特定の関係は、作らないように」
興津和沙:紅茶事件の時の、コウくんに姫って呼んでほしかった気持ちを思い出す
興津和沙:「してるのさっ」
阿嘉橋コウ:「そうだよ。姫はお姫様なんだよ」にっこりと笑いながら。
阿嘉橋コウ:(あれ、どうしよう)
興津和沙:いつかの星空を。お姫様って呼びながら自分の手を取ってくれて
興津和沙:王子様みたいだと思いながらその手を受け入れたときのことを思い出す
阿嘉橋コウ:(姫と学校で会って、学校の外で会えて。そのまま一緒に家に帰れたら?)
阿嘉橋コウ:(それは、すごく嬉しいんじゃないかな……)と。思ってしまった。
興津和沙:「うん、だからね。」
興津和沙:「コウくんは友達。すっごく仲良しのねっ」
興津和沙:ちょっと顔が赤くなっている。ホットコーヒーを飲んだせいだけじゃない。
阿嘉橋コウ:だから。
阿嘉橋コウ:「……うん。そう。そういうの」笑ったままで。
EOW:「なるほどね、ボクの考え違いだったのかな?」
興津和沙:「コウくんもその方がいいよねえ?」
興津和沙:「家に帰っても私みたいのといたら疲れちゃうもん」
阿嘉橋コウ:「え、あ」
興津和沙:あははは、と笑いながら言う
EOW:「なら失礼だったかもしれないね。キミたちはそうした関係ではないと再認識することで、謝罪に変えさせてもらえるかな?」
EOW:悪意なく、あくまでも言葉通りに受け取って、コウくんと姫にぺこりと頭を下げます。
阿嘉橋コウ:そんなことないよ、僕は姫と一緒にいたいよ、と言いたくて。
阿嘉橋コウ:そのまま、なんとなく、流れてしまって。
阿嘉橋コウ:「……」
阿嘉橋コウ:ちょっとだけ口をぱくぱくさせながら、首を傾げている。
興津和沙:「大丈夫?お腹へっちゃった?」
阿嘉橋コウ:「ち、違うよう。大丈夫!」
興津和沙:「サンドイッチ我慢させちゃったから、心配になっちゃった。」
興津和沙:「よっし、じゃあ、アレだ!カラオケ行こうぜ!」
興津和沙:「秋ちゃんにウェディングソングとか歌いまくってもらおう!」
津島秋:「ちょっそこでわたし!?しかもなんでウェディングなのさ!」
興津和沙:「それを聴きながらコウくんはご飯を食べて、私は氣志團歌う!」
阿嘉橋コウ:「わー、楽しみ-」にこにこしている。
興津和沙:「え、だって婚約したんだし。歌で祝いたい気分」
津島秋:「いやわたしが歌うの?!」
興津和沙:「のろけてほしい。せっかくなので」
興津和沙:「尾崎豊のシェリーをその人の名前に変えて歌ってほしい」
津島秋:「いやさっき滅茶苦茶やってなかったかな…!あっ思い出してきてすごい恥ずかしい…!」
EOW:「そういえば、ボクは初めてになるね」<カラオケ
阿嘉橋コウ:「カラオケならたくさん拍手ができるねえー」
EOW:「そうなのかな? なにやら楽しげだね」>コウくん
阿嘉橋コウ:ロイスは保留。UGNボディアーマー狙います。
興津和沙:応急手当!
阿嘉橋コウ:2dx+1=>12
:DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 8[4,8]+1 → 9 → 失敗
興津和沙:1dx+1
:DoubleCross : (1R10+1[10]) → 5[5]+1 → 6
興津和沙:残念
阿嘉橋コウ:ぬうー、ギリギリ買えるけど……
EOW:1dx 応急手当2個め
:DoubleCross : (1R10[10]) → 4[4] → 4
EOW:失敗
阿嘉橋コウ:ここで買っちゃえ! 財産点3→0になります。
興津和沙:友達/津島秋/おめでとう○/実は元ヤンなのかな…?
興津和沙:ヤンキーは早婚しがちなので
津島秋:欲しいものとかはないのかな…
津島秋:ヤンキーではないですww
EOW:(笑)
EOW:興味深い【興津和沙@好奇心/脅威】と興味深い【阿嘉橋コウ@好奇心/不安」を取得
EOW:ロイス操作、購入判定終了です
津島秋:ではボデマあたりかな。買っておこう。
阿嘉橋コウ:こちらは以上!
津島秋:1dx+1=>12
:DoubleCross : (1R10+1[10]>=12) → 7[7]+1 → 8 → 失敗
津島秋:無理!以上!
GM:では、シーン終了!
ミドル3:結婚するのに必要な数値
阿嘉橋コウ:でまーす
阿嘉橋コウ:57+1d10
:DoubleCross : (57+1D10) → 57+10[10] → 67
阿嘉橋コウ:うっわ
GM:ひえっ
興津和沙:1d10+48
:DoubleCross : (1D10+48) → 9[9]+48 → 57
興津和沙:きゃいん
GM:では、まずはプライズ判定からやりましょうか。
GM:現在プライズは3!
興津和沙:うおーー!!
阿嘉橋コウ:UGNコネありで振ります!
興津和沙:要人への貸しを使って裏社会
興津和沙:3dx+5
:DoubleCross : (3R10+5[10]) → 5[1,2,5]+5 → 10
興津和沙:固定値バンザイ
阿嘉橋コウ:5dx+3=>7
:DoubleCross : (5R10+3[10]>=7) → 9[2,3,6,7,9]+3 → 12 → 成功
GM:ふんふむ
GM:では、プライズは5!
プライズ:5/9
GM:イベント等は特になし!日常ポイントが着々と溜まっているぜ!
興津和沙:平和だぜ!!
GM:では、日常パートをやっていきましょう。
GM:ロケーションは…浜辺がいいかな。
興津和沙:いえいいえい!
GM:カラオケにみんなで行ってから一晩開けて。
GM:君はここに足を運んでいた。
GM:今日は休日だ。
阿嘉橋コウ:浜辺にぽつんと、トレーニング用のジャージを着た少年が立っている。
阿嘉橋コウ:なんとなくぼんやり、寄せては返す波を見つめている。
<!--興津和沙:「うー、さみぃさみぃ」
-->
興津和沙:「やっほ」
興津和沙:ピンクのコートで身を包んだ金髪の少女が少年に声をかける
阿嘉橋コウ:「くしゅん」とくしゃみをひとつしてから声に気がつく。
阿嘉橋コウ:「あれっ」
阿嘉橋コウ:「わー、姫だ。姫ー」ぱっと嬉しそうな顔になって、とことこ近づいてくる。
興津和沙:「姫だよー」
興津和沙:とおしとやかに手を振りながらそれに応える
興津和沙:パレードでの皇后陛下の素振りから学んだ仕草!
阿嘉橋コウ:「昨日ぶりだねえ。あっ、私服だ。ピンクだねえー」
興津和沙:「えへへー、かわいいでしょ。」
阿嘉橋コウ:「僕、走ってたからジャージだけど……」少し鼻の頭を赤くしている。
阿嘉橋コウ:「うんうん、かわいいし似合ってるよー」
興津和沙:ちょっとだけ両手でコートを広げながらくるりと回る
興津和沙:「しかも可愛いだけじゃなくて温かいんだぜ」
阿嘉橋コウ:ここの浜辺は姫との思い出の場所だから、また同じ場所で姫と会えたのはなんだか嬉しい。
阿嘉橋コウ:「機能的だ!」
阿嘉橋コウ:「姫はどうしてたの? お散歩?」
興津和沙:「機能美と造形美を兼ね備えてのお姫様なのです」
興津和沙:と笑って
興津和沙:「うん、お散歩」
興津和沙:「ちょっと歩きたくなっちゃってねー」
阿嘉橋コウ:「そっかあー」
阿嘉橋コウ:「……」
興津和沙:「そんで考え事したら、いつの間にかここに来ちゃってた」
阿嘉橋コウ:「あ」
興津和沙:「どうしたの?」
阿嘉橋コウ:「僕も大体おんなじ。走ってたけど!」
興津和沙:「真面目だねえ」
興津和沙:楽しそうにくすくすと笑う
阿嘉橋コウ:「えへへ。でも姫と一緒だ」仲良しの友達、という言葉がなんとなく思い出されて。
興津和沙:「気が合っちゃったね」
阿嘉橋コウ:「あのね、姫。昨日ちょっと考えてたんだけど」
興津和沙:「今度カラオケ行ったら何歌うか決まった?」
阿嘉橋コウ:「う、それはまだよくわかんない……。クリスマスの歌ならわかるかも……」
阿嘉橋コウ:「そっちじゃなくて、えっと」
興津和沙:「年一ぐらいしかいけないね、それだとっ」
興津和沙:と突っ込んでから、コウくんの言葉を待つ
阿嘉橋コウ:「姫はどうして『みんなの』お姫様になりたいのか、聞いてもいい?」
興津和沙:風が吹く。
興津和沙:金色の髪が小麦畑のように鮮やかに揺れる
阿嘉橋コウ:「津島さんみたいに、誰かと一緒になるのは、違うのかなーって」
阿嘉橋コウ:その髪を少し目で追いながら。
阿嘉橋コウ:綺麗だな、って思う。
興津和沙:「なんで、かー」
興津和沙:「私が、我儘だからかな。」
阿嘉橋コウ:「わがまま?」
興津和沙:「うん、我儘なの、お姫様だからね。」
興津和沙:「私はさ」
興津和沙:「出来るだけ、『みんな』を好きになりたいんだ。」
興津和沙:「昔の私は、嫌いなやつが多くて。」
興津和沙:「私が嫌ってるやつは、当然私のことを嫌っていって。」
興津和沙:「だから、私もどんどんそいつらのことを嫌いになって、自分のこともどんどん好きじゃなくなってった。」
興津和沙:「それがさ、すごく寂しいことだって。」
阿嘉橋コウ:じっと、真面目な顔で話を聞いている。
興津和沙:「一年ぐらい前かな。梓に再会して、気付かされたんだ」
興津和沙:「でもさ。それはつまりさ」
興津和沙:「逆に、私が色んな人を好きになれば」
興津和沙:「色んな人が、私を好きになってくれて」
興津和沙:「そんな自分を私も好きになれて」
阿嘉橋コウ:(……あ、そうか)
阿嘉橋コウ:(だから姫はずっと、敵にも……先生とかにも話をしようとしてて)
興津和沙:「そしてきっと、それは私だけじゃなくて、色んな人が幸せな気持ちになってくれる」
阿嘉橋コウ:(そんな姫を、僕はずっと見てて……)
興津和沙:「そう信じてるから、私は『みんな』の、お姫様になりたいのかな」
興津和沙:じっとコウくんの目を見つめながら言葉を紡いで
興津和沙:「うわーーー!なんか、言葉にするとはっずいな!!」
興津和沙:「内緒、内緒だぜ、コウくん。私とコウくんだけのね」
阿嘉橋コウ:「……そっかあ。なんとなくわかった気がする」
阿嘉橋コウ:「ううん。津島さんも言葉にしなきゃーって言ってたでしょ」
阿嘉橋コウ:「内緒」指を立てる。
興津和沙:照れ隠しをするように笑いながら人差指を口元に立てる
阿嘉橋コウ:(僕は、姫のそんなとこがきっと好きなんだけど)
阿嘉橋コウ:(それがえっちゃんに言われたような意味なのかはよくわかんないんだけど)
阿嘉橋コウ:(でも、姫が笑ってるとこを見るのは、すごく、嬉しいな)
興津和沙:考え事をしているコウくんの首元に
興津和沙:潮風に晒されて冷たくなった手を当てる!ヒヤッとするぞ!
阿嘉橋コウ:「ひゃ!」
阿嘉橋コウ:飛び上がりそうなくらいにびっくりする!
興津和沙:「あははは」
阿嘉橋コウ:「姫、すごく手が冷たいよ! 大丈夫!」
阿嘉橋コウ:その手をぎゅっと取る。
阿嘉橋コウ:「僕体温高いから、あったまってね」
興津和沙:「ありがと。」
阿嘉橋コウ:「……あ、あのね、姫」手を握りながら。
興津和沙:「ちゃんと知ってるよ」
興津和沙:「コウくんは、たくさん私の手を握ってくれたもん」
阿嘉橋コウ:「……うん」
阿嘉橋コウ:何度も一緒にいて、何度も一緒に戦って。何度も……。
興津和沙:きゅっ、と自分の手をコウくんの手に密着させる
興津和沙:槍を振り回してるせいか、タコが出来ていて、手のひらは硬い
興津和沙:けれど、指先はかすかに柔らかくて、その細さに女の子らしいところも残ってる
阿嘉橋コウ:「あのね」
興津和沙:「うん」
阿嘉橋コウ:「疲れないよ」
阿嘉橋コウ:「家に帰って姫がいたら、すごく嬉しいよ」
阿嘉橋コウ:「疲れたり、しないよ」
阿嘉橋コウ:それだけ。指をきゅっと握りながら言う。
興津和沙:手が暖かくなってきているのが、コウくんにも伝わる
阿嘉橋コウ:「だから、姫、もっと自分のこと好きになってね」
興津和沙:「そしたら」
興津和沙:「コウくんも、私のこと」
興津和沙:「もっと好きになってくれる?」
阿嘉橋コウ:「うん」
興津和沙:「えへへ」
阿嘉橋コウ:この子が周りを幸せにしてくれる、そんな世界が。
阿嘉橋コウ:僕は、きっと、何より好きなんだ。
興津和沙:「じゃ、もっと好きになれるように頑張らないとなー!」
興津和沙:「まずは、打倒梓だ!あいつをぶっ倒して漫研の姫になってやる!」
阿嘉橋コウ:「あ、でもね。今僕姫のことだいぶ好きだから」考え出す。
阿嘉橋コウ:「すごく……すごい数値になってしまうかもしれない……」
興津和沙:「数値って何さ」
興津和沙:あはははと笑いながら言う
阿嘉橋コウ:「なんだろう……?」首を傾げる。
興津和沙:「ちなみに結婚するのに必要な数値はどのくらいだと思うの?」
阿嘉橋コウ:「えっ、えっ、えっ」
阿嘉橋コウ:「あの、あのね。一般的に結婚するにはえっと、またいろいろ課題があると言われていて……?」
阿嘉橋コウ:混乱している。
興津和沙:「好き数値に加えて課題も乗り越えて」
興津和沙:「そうなるとやっぱ秋ちゃんはすごいねー」
阿嘉橋コウ:「う、うん。すごい」少し矛先が逸れたのでほっとする。
阿嘉橋コウ:「幸せになってほしいねえ」
興津和沙:「なれるといいね。」
阿嘉橋コウ:「……大丈夫かも。姫が近くにいるもんねえ」にこりと笑う。
興津和沙:「ひひひ、わかってるね」
興津和沙:「そ、お姫様はみんなを幸せにするんだよっ」
阿嘉橋コウ:「僕もー」
阿嘉橋コウ:珍しく、ほんの少し甘えたような言い方をする。
興津和沙:「ふふ、そうだねー」
興津和沙:「王子様も、みんなを幸せにできるもんね」
興津和沙:潮風で揺れているコウくんの髪を
興津和沙:大切そうに撫でながら、言う
阿嘉橋コウ:「できるといいなあ」目を細める。
興津和沙:「出来る出来る」
阿嘉橋コウ:(……こう思っちゃうのは、やっぱりわがままなのかな)
阿嘉橋コウ:(世界を幸せにするお姫様を幸せにできれば、それでいいんだよ、って)
阿嘉橋コウ:「うん、がんばるねえ」
興津和沙:ここでコウくんと一緒に星空を見上げた時の私は
興津和沙:きっと世界で一番幸せなお姫様だったから
阿嘉橋コウ:姫へのロイス感情を ○幸福感/不安 に変更します。
興津和沙:応急手当!
興津和沙:1dx+1
:DoubleCross : (1R10+1[10]) → 7[7]+1 → 8
興津和沙:買えた!
興津和沙:以上で!
阿嘉橋コウ:えーとあとなんだろう、買い物……
阿嘉橋コウ:UGNボディアーマーいきます
阿嘉橋コウ:3dx+1=>12
:DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 5[1,5,5]+1 → 6 → 失敗
阿嘉橋コウ:ぜんぜんだめ!以上です!
GM:はーい!シーン終了!ミドル4:変わらないものはないんだ
GM:そういうことも考えたりするといいかもしれないシーン
嗣子:了解です!では出よう
EOW:はい、登場します。
嗣子:56+1d10
:DoubleCross : (56+1D10) → 56+3[3] → 59
嗣子:一足りないw
EOW:1d10+51
:DoubleCross : (1D10+51) → 1[1]+51 → 52
GM:では、プライズ判定をやっていきましょう
GM:現在5!
津島秋:はーい、噂話でコネ起動してキリタニコネクションのせてっと。
津島秋:3dx+4=>8
:DoubleCross : (3R10+4[10]>=8) → 10[7,10,10]+7[4,7]+4 → 21 → 成功
GM:うおお
津島秋:なんでこんな回すのお前
EOW:おお、これはすごい。
EOW:ならこちらも素でチェックを。
EOW:1dx+1
:DoubleCross : (1R10+1[10]) → 5[5]+1 → 6
GM:では、プライズは8!
プライズ:8/9
GM:で、
GM:プライズ6の時点で
GM:Eロイス:本質的虚構が使用されます。
GM:悪夢見たい人ー!
EOW:おお
津島秋:うげえ。
津島秋:えっちゃん、どうする?わたしは大丈夫だけど
EOW:よし、幸せ絶頂な秋ちゃんに謹んでお譲りしましょうw
津島秋:了解ですw
EOW:<悪夢の権利
GM:では、秋ちゃんにまず悪夢を見てもらって
GM:それから日常パートに行きましょう。
津島秋:了解ですっ
GM:親しい人々のいる、いつもの場所に君はいる。
津島秋:「やー、おはよー!」いつものように。明るく声を掛けて。
GM:……反応がない。
津島秋:「あれ?おはよ。……うーん」
津島秋:聴こえていないのだろうか。喉を叩く。
GM:会話が途切れたところを見計らって声をかけても、何もなかったかのように再開される会話。
津島秋:そうして、何度も声を掛けても。何も反応が返ってこない。
津島秋:まるで、自分が透明な何かになってしまったかのように。
GM:君の周りはいつも通り流れ、回っていくのに。
GM:そこに、君だけがいない。
津島秋:「…………参ったなあ」いつものように。声の調子だけは明るく保って。
津島秋:今までずっと、誰かに届かせるために創り上げてきた声を、初めて自分にだけ聞かせるために使った。
津島秋:「……ねー、聴こえてる?」
津島秋:反応はない。
津島秋:「………ね、料理だって作るよ」
津島秋:「…………なにか、役に立ちたいよ」
津島秋:いつか、いつかは。わたしは、いずれいなくなるのだと知っている。
津島秋:だから、こうした風景だって。
津島秋:いずれは、きっと来るものなのだと、知っているのに。
津島秋:「………………まいったなあ」
津島秋:神社の高台。いつもいつも、あの記憶も何もなくした日から、ずっといた場所で。
津島秋:「まさか、急になくなっちゃうなんて思ってもみなかったなあ…」声が冬空に、寒々しく響いて。
津島秋:指に通した、プラチナのリングを撫でる。
津島秋:「…………へへ。いやあ、実際そうなってもいいなんて言ってたけどさあ」
津島秋:「………つらいよ」
津島秋:「くるしいよ。わたしはここにいるよ」
津島秋:ぎゅ、と。自分の身体を抱き締める。
津島秋:「まだ、ここにいるんだよ……」
津島秋:涙は、零さないように抑え込んだ。
津島秋:流してしまったらーー今までの思い出さえも、零してしまう気がしたから。
GM:……そして、君は目覚める。
GM:見慣れた天井が君を迎える。
津島秋:「…………ぅ」
津島秋:ひどい、夢を見た。
EOW:「うなされていたようだね」ひょいっと、天井と秋ちゃんの間に見知った顔が覗き込むように
津島秋:「………ぁ、えっちゃん……?」どこか赤く腫れた目元。
EOW:「事後承諾になってしまうけど、入室させてもらったよ。訪ねてみたら穏やかでない声が聞こえたものだからね」
津島秋:「……ぁー…。うん。正直、今迄で最悪な夢だったから…ありがと」
津島秋:また、あの夢のようにーー自分が誰にも見えなくなってしまうのではないかと、一瞬でも考えてしまった。
EOW:「なるほど、悪夢と言うやつかな」
EOW:とてとてとてと台所に立ち、勝手知ったる様で冷たいお絞りを作って持ってくる。
津島秋:「うん。精々大怪我したりとか目の前で届かないとかそういう過去のリプレイくらいだったんだけどね…」
津島秋:「今回のは正直効いたな…」げっそりした顔。
EOW:「確か不安や不満が形となって現れるケースが多いと聞いているね」<悪夢
津島秋:「あはは、だったら確かに一番わたしに効く奴だったよ…」
EOW:「人に話すことで、楽になるケースもあるともね。おそらく適切な助言はできないと判断するけど、耳を貸すことなら可能だよ。どうかな?」
EOW:<悪夢
EOW:冷たいおしぼりを渡しながら
津島秋:「あー、うん。じゃあ話させて。ちょっと、正直」えっちゃんの手を取って。
津島秋:「……キッツい」
津島秋:彼女の手の感触。貰ったお絞り。それを手に感じながら、ゆっくりと話し出す。
津島秋:「……こうやって、普段と同じように目が覚めてさ」
津島秋:「そうして、皆に会ったり話しかけたり色々するんだけど…なんと」
津島秋:きゅ、と握る手の力が強くなる。
津島秋:「だあれも、わたしがそこにいないみたいに振る舞うんだよね。あれが噂の透明人間ってやつなのかな」あはは、と笑いを作りつつ。
津島秋:「……どんなに話しかけても、どんなに何かをしようとしてもさ……まるで幽霊みたいに」
EOW:握られた手に、そっと両手を添えるようにして、静かに耳を傾けます。
津島秋:言葉を進めるごとに、僅かに語尾が震える。
津島秋:「…あはは。ごめん、聞いてもらっちゃって」
EOW:では、話を静かに聞き終えて。
EOW:「なるほど。キミは『ソレ』に恐怖を感じるようになったのだね、津島秋」
EOW:手は優しく握ったまま、しゃがんでいる彼女に対し、こちらは立って視線を合わせている。
EOW:「先日の件だけれどもね」
EOW:そしてなんら、関係ない話題を切り出します。
津島秋:赤く腫れた、涙を流した顔で聞いている。
EOW:「なぜ津島秋の事情を鑑みず、祝辞を述べてしまったのか」
EOW:「自分なりに分析したところ、思い当たるところがあってね。今日はそれを伝えるために、訪れたんだよ」
津島秋:「……えっと、急に言われたから驚いたけど…嬉しかったよ?」
津島秋:「……うん。聞かせてくれる?」
EOW:「うん、そうだね。言葉にしなければ、伝わらないからね。聞いてもらえると、ボクも喜ばしい」
EOW:「どうやらボクは、キミが『不安定』となったことを、喜ばしく考えたようなんだよ」
EOW:「以前のキミは、何かに対しどこか諦観をしているような性質が見受けられた」
EOW:「表向きには、社交的に振る舞っては居たけれどもね。深奥においては、少なくともそうした性質を有しているように、ボクは判断していたんだよ」
EOW:「おそらく以前のキミであれば、そのような悪夢を見ても、此処までの心的ダメージは被らなかったのではないかな?」
津島秋:「………へへ。えっちゃん、よく見てくれてたんだね、わたしのこと」すこし笑って。
EOW:「うん、その上でボクはこう判断しているんだ」いつもと同じ微笑みをたたえて。
EOW:「今のキミは、とても不安定だ。安定とはかけ離れてしまったかもしれないけれど、それは裏を返せば変化の可能性を会得したとも言える」
EOW:「最たる理由は当然一条凛太であるのだろうけれども、それだけではないのだろうね」
EOW:「キミはこの街でキミ以外の存在と良き関係を結ぶことで、留まることをやめて、歩むことを選択した」
EOW:「その事をボクは喜ばしく判断してしまい、前後関係を鑑みず、ああしてしまったと言う訳さ」
EOW:微笑んだまま表情は変えず、肩をすくめる仕草。それはどこか不自然な──
津島秋:「……ふふ、そっか」
EOW:「ボクらのようなレジェンド種の本質は『変わらない』ことなんだよ、知っていたかな?」
EOW:「経験の蓄積がなされたとしても、決して本質は変わらない」
EOW:「『そうあれかし』として、生じた存在だからね」
津島秋:「情報ーーある種のひとつながりの”物語”こそが、伝説だものね」
EOW:「そうだね。ボクとしてはそれは非常に『つまらない』と考えてはいるのだけれどもね、そうであるのだから仕方がない」
EOW:「うん、それでもだ。だからこそ、津島秋らのように『変わることのできる』存在に、ボクたちは──いや」
EOW:「ボクは興味を惹かれるのだろうね」
津島秋:くすりと微笑んで。
津島秋:「ありがとね、えっちゃん」
EOW:そしてぽんぽんっと、安心させるように頭に軽く手をやって。
EOW:いつもと変わらぬ微笑みで──
EOW:「津島秋」
EOW:「キミは、自身が幸せになりたいと思える存在に、変わることができたのだね」
津島秋:「そうだね」淡く溶ける雪のように。
津島秋:「わたしは、”雪華”は。この四年前からの日々で…これからも、まだここに居たいと思うようになった」
津島秋:「いずれ消えるのだから、そう生まれたのだから、って。ずっとずうっと、思ってたのにね」
津島秋:「--うん。だからね、えっちゃん」
EOW:静かに耳を傾けます。
津島秋:「最初に、”かくある”ように生まれたのだとしても……」
津島秋:「変わらないように、何処かの誰かが定めたのだとしても」
津島秋:「それでもね、こうして誰かと過ごしていれば。変わっていくんだよ、わたし達は」
津島秋:「変わらないものはないんだ。だってそうでしょ?」
津島秋:「”物語”だって。”伝説”であったってーー”めでたしめでたし”の先は、誰も見たことがないんだから」
EOW:ではほんの少し、本当にほんの少しだけ言葉を紡ぐ前に間を空けてから──
EOW:「──ありがとう、津島秋」
EOW:「キミがそう思ってくれたことを、ボクは本当に、喜ばしく考えているよ」
津島秋:「どういたしまして、End of World。わたしの友達」
EOW:「こちらこそだね、津島秋」微笑みで応じて──
津島秋:ロイスはえっちゃんのを変更しよう。
津島秋:友達/EOW/〇信頼/共感 に。同じように貴方もきっと、という。
EOW:ロイス操作。秋ちゃんのロイスのポジを庇護から幸福感に変更します。秋ちゃんから色々もらっているのです。
津島秋:わあい!購入はぼでま!
津島秋:1dx+1=>12
EOW:購入はブルゲチャレンジ
津島秋:1dx+1=>12 再入力
:DoubleCross : (1R10+1[10]>=12) → 7[7]+1 → 8 → 失敗
津島秋:財産残しててもしょうがない。4点使用して購入します!あとで姫にあげよう。
津島秋:以上!
EOW:オリレジェ&無形のコンボ 侵食率を+6にして、精神似ボーナスを加算して判定します。
EOW:4dx+10 20で成功
:DoubleCross : (4R10+10[10]) → 10[2,6,7,10]+1[1]+10 → 21
津島秋:強い。
EOW:成功しました、ブルーゲイルを取得します。ロイス操作、購入判定終了です。お待たせいたしました。
GM:すごい
GM:では、シーン終了!
ミドル5:魔法をかけるということ
興津和沙:うおおおーー!
GM:プライズ判定も情報収集も同様に1アクションとするのでそれを考慮の上GO!
津島秋:おおーっ。では出ましょう
津島秋:1d10+59 ていっ
:DoubleCross : (1D10+59) → 6[6]+59 → 65
阿嘉橋コウ:出ましょうか
EOW:1d10+58 でまーす
:DoubleCross : (1D10+58) → 9[9]+58 → 67
阿嘉橋コウ:67+1d10
:DoubleCross : (67+1D10) → 67+4[4] → 71
阿嘉橋コウ:よしよし
興津和沙:1d10+57
:DoubleCross : (1D10+57) → 9[9]+57 → 66
興津和沙:きゃいん
GM:適当に!
興津和沙:じゃあ一番弱い私が
興津和沙:コネUGN
阿嘉橋コウ:お願いしたい!
興津和沙:4dx+4
:DoubleCross : (4R10+4[10]) → 8[1,1,4,8]+4 → 12
阿嘉橋コウ:やったー!
興津和沙:あぶねえ!
津島秋:つよい!
GM:成功!
GM:では、ですね
GM:こういうことになります。
この間までそこにいたはずの「誰か」がいない。
GM:そして、その気づきが先の情報の難易度を下げます。
阿嘉橋コウ:頼みます!
津島秋:4dx+4=>6
:DoubleCross : (4R10+4[10]>=6) → 7[2,3,7,7]+4 → 11 → 成功
津島秋:あぶねっ
GM:成功!
阿嘉橋コウ:わおー
GM:開示します!
EOW:おお、ばっちり。悪夢を見た経験が生きましたか
先日倒したジャームとは、高校生のUGNイリーガルだった少女、”メデューサプラント”宗田奏芽。
共にターゲットとなるジャームを追っていたが、ターゲットの手により絆を破壊されジャーム化。
君たちもまた、絆の破壊により彼女を正しく認識することができず、これを敵ジャームとして処理。
それと同時に彼女の記憶も失われることとなった。
彼女を忘れていたのは姿を隠したターゲットのEロイス:砕け散る絆+傲慢な理想によるものである。
またターゲットは自身のことも同様の手段で忘れさせていた。
→ターゲット 難易度:10 情報:UGN、裏社会
阿嘉橋コウ:じゃあUGNでコネ使用して振ります
阿嘉橋コウ:5dx+3=>10
:DoubleCross : (5R10+3[10]>=10) → 9[4,5,5,8,9]+3 → 12 → 成功
阿嘉橋コウ:よっしゃ
興津和沙:いえいいえい
GM:続けて開示だ!
EOW:さすがコウくん
”ラックストーカー”と呼ばれるジャームハンター。
そして「ジャームの破壊」を行動原理としたジャームである。
自らがジャームであるという事実も破壊し、「田所」という人物として日常に溶け込んでいる。
オーヴァードの精神に負荷をかけることでジャーム化へ導き、
それを狩ることで破壊衝動を満たしている。
この情報を抜いたことで、シナリオロイスを『宗田奏芽』あるいは『”ラックストーカー”』のいずれかとして再設定できる。
興津和沙:おのれ田所…!!
津島秋:赦せないぜ
EOW:マッチポンプ!
阿嘉橋コウ:おのれー
GM:つまり、空欄部分を変更できます
GM:最初に撮った奴ですね
EOW:なるほど!
津島秋:成程なあ……!
興津和沙:ちょっとロールしてから考えたいな…!
GM:オーケー!
阿嘉橋コウ:そうですね!
EOW:そうですね、姫が違和感に気づいて
EOW:秋ちゃんがそこからさらに思い出して
EOW:コウくんが〆るみたいな感じでしょうか
阿嘉橋コウ:連携!
津島秋:了解ですよーっ
GM:じゃあそんなかんじで
GM:やっていきましょう。
興津和沙:なんとなく、自分の左手の薬指をみながらボーっとしている
阿嘉橋コウ:「どうしたの、姫。ささくれ?」隣で首を傾げる。
阿嘉橋コウ:「ハンドクリームを塗るといいんだよー」クラスメイトに教わった!
興津和沙:「ありがとー、でもそういうんじゃないんだなー」
阿嘉橋コウ:「ちがった」
興津和沙:「どんなもんなのかなーって、思ってただけ」
津島秋:「何々?じゃあなんなのかな、そんなアンニュイな雰囲気を出して」ハンドクリームを出しかけつつ。
興津和沙:「おお、津島夫人」
津島秋:「夫人やめい。……もー、またからかう」
EOW:「確かに何か思索をしているような様子ではあったね」
阿嘉橋コウ:「そうだよ。まだ婚約期間なんだから、呼び方が違うし」
津島秋:「コウ君は真面目か」
阿嘉橋コウ:「あと、えーっと、どちらの籍に入るのかもよく聞いてないし」
興津和沙:「え?じゃあなんて読んだ方がいい?」
津島秋:「普通に秋でいいじゃん!もーっ」
興津和沙:「あははは、気付かれた。」
EOW:「興津和沙は、津島秋の呼称に関して思索していたのかな?」
興津和沙:「んー、いや、そうじゃなくて」
津島秋:「そういう事言うとかずちゃんのことも昔どっかで聞いたあだ名で呼んでやろうか…」と零しつつ聞く姿勢に。
興津和沙:「『愛』ってのを形に出来るのは、いいもんなのかなって思ってさ」
津島秋:「んー……」
興津和沙:「それは、そういうもんだろ?」
津島秋:「そーだねー。人それぞれだと思うけど、わたしの経験談で良ければ言うけど?」
興津和沙:「お、聞かせてほしいねえ。大先輩のお話し」
津島秋:「大先輩いうなし。……実際、カタチにして、すぐなんか急に変わる、とかそう言うものじゃないよ」
津島秋:「ただ、なんていうのかな…。でも、確かにそうする前とは違うんだ」
阿嘉橋コウ:なんとなくメモを取り出して書き留めている。
津島秋:「わたしは、その変化が嬉しかった。だって…自然と傍にいていい関係になった、って証だったからね」
興津和沙:「確かに服装とかでも気持ちは変わったりするけど」
興津和沙:「そんなレベルじゃなく?」
津島秋:「んー、服は自分を表現するものでしょ?」
興津和沙:「うん、そうだねえ」
興津和沙:自分のファッションだって、自分のお姫様っぷりを表現するためのものだ
津島秋:「こういうものは、ふたりの関係の表現で、誓いだ。だから、ある意味で願いだし、縛るものなんだけど」指輪をなぞる。
阿嘉橋コウ:『願い』『縛る』と書いて少し首を傾げる。
津島秋:「”そうある”ことを、ふたりで選ぶこと。選んだことは、区切りになるんだよ。今までとは違うんだって、そう関係に名前を付けるの」
興津和沙:津島さんの表情を見ている
津島秋:「それまでが、友達だとか、兄妹みたいなものだったのが。恋人とか、夫婦になる」
津島秋:どこか、静かで真剣な表情。普段の明るくはしゃぐ様子とは違うけれど、どこか自然な。
津島秋:「そりゃ、実質はそう変わらないけどね。でも、そう言う名前を付けて、恋人だって思って積み上げていくのは、それまでとは違うことだ、ってわたしは思ったかな」
興津和沙:「見えないものを形にして」
興津和沙:「そんで、形にすることで、見えないものをもっと大事に出来るようになって」
興津和沙:「………ああ」
阿嘉橋コウ:「名前をつける、かあー」少し何かを思い出すような顔になって。
阿嘉橋コウ:「それって、魔法だね」
津島秋:「うん、いちばん最初で、いちばん強い魔法だよ」微笑んで。
興津和沙:「おお、コウくんらしからぬ言葉を使うね」
阿嘉橋コウ:「うん。前にね、あのね、本物の魔法使いに会ったんだ」少しはしゃいだ顔になる。
津島秋:「へええ。陰陽師とかは会ったことあるけど、魔法使いはまだないなあ」
興津和沙:「えー、ずるい、魔法使いに助けられるのはお姫様の仕事なのに」
阿嘉橋コウ:「王子様だって助けてもらうよ?」
興津和沙:「むー、こいつー」
興津和沙:ほっぺたをむにーっとする
EOW:「それは興津和沙の疑問につながるのかな、阿嘉橋コウ?」
EOW:<それは魔法
阿嘉橋コウ:「むぐぐ」
阿嘉橋コウ:「うーんと、繋がるのかはわかんないけど」
阿嘉橋コウ:「でも、えーと、魔法が掛かれば全部変わるでしょ」
阿嘉橋コウ:「ガラスの靴があれば、シンデレラはお姫様になるでしょ」
阿嘉橋コウ:「そういうことかなって思ったんだ」
津島秋:「うん、コウ君のまとめ方のがさっぱりしてる」くすりと笑う。
興津和沙:全部変わる、って言葉が引っ掛かる
興津和沙:「それも素敵だけど」
興津和沙:「私は、指輪って、しっかりした愛の形があれば」
興津和沙:「もし、誰かを愛してることを忘れちゃったとしても」
興津和沙:「自分が誰かを愛してたってことがわかるのが」
興津和沙:「何故か、ひどく羨ましく思えたんだ」
EOW:「なるほどね、それがキミの疑問かな、興津和沙?」
津島秋:「--かずちゃん、ロマンチストだねえ」
阿嘉橋コウ:「? 姫、何かあった? 大丈夫?」
興津和沙:「なんか、この前からすっきりしなくてさ」
興津和沙:「いや、ちげえ。なんかすっきりしてねえってことに。今気づいたんだ。」
EOW:「無意識に導かれた問いは、深層心理に関わっていることが多いのだったかな、確か」
興津和沙:「ごめん、私心理学は詳しくねえんだ」
EOW:「ボクも専門と言うわけではないからね。ただ先の興津和沙の言葉をなぞってみると──」
EOW:「『愛』『存在』『認識』こうした要素が、強かったように思えるね、うん」
津島秋:「……ふうむ」考える。何か。何かが、あったのだろうか。
阿嘉橋コウ:「この前、っていつぐらいから?」
阿嘉橋コウ:何か、自分にわかることはあるだろうか。
興津和沙:「………」考えている
興津和沙:「この前の。あのジャームを倒した時から、かな」
阿嘉橋コウ:「ああ、こないだの……」
阿嘉橋コウ:「……」
阿嘉橋コウ:なんとなく、記憶に違和感がある、ような気もする。
興津和沙:「うん、だから」
興津和沙:「指輪みたいに、なんかちゃんとした形にしてれば」
興津和沙:「私が、何かを大切にしてて、それを忘れてることも」
興津和沙:「はっきりわかったのかな、って思ったんだ」
EOW:「なるほどね」
阿嘉橋コウ:姫の言葉の影響かもしれない。そうでないのかもしれない。
阿嘉橋コウ:「姫、それ、もうちょっと考えてみる?」
EOW:「少し整理してみようか」
興津和沙:「私の気のせいだって、言わないの?」
阿嘉橋コウ:「わかんない。気のせいだったらいいと思うけど……」
阿嘉橋コウ:「でも、どっちにしても、姫が何か引っ掛かってるんなら」
阿嘉橋コウ:「僕はちゃんと聞きたいな」
EOW:「それも否定できないね、うん」
EOW:「ただ、興津和沙の直感が何かを捉えているのであれば」
EOW:「話を聞くに値すると判断するよ、ボクも」
津島秋:「友だちが悩んでるなら、気になるよ。気のせいだったらそれはそれでよかった、ってことだしね」
興津和沙:「あはは」
興津和沙:「ありがと、みんな」
興津和沙:安心したようなほっとしたような、子供のような笑顔を皆に向ける
津島秋:「可愛いなあ~かずちゃんは~。じゃあ助けになれるよう頑張ろう」にこにこ微笑んで。
阿嘉橋コウ:「ね、ね、姫はかわいいよねえ」こちらもにこにこ。
興津和沙:「それで、いきなりであれなんだけど」
興津和沙:「皆は、あの時のジャームのコト、ちゃんと覚えてる?」
興津和沙:可愛いって言葉にちょっと照れながら言う
津島秋:「ん………んん?あれ、ちょっと待って」頭を捻る。
阿嘉橋コウ:「……!」先ほどの記憶の違和感が、急に形になった。
EOW:「記憶が定かでないね」即答
阿嘉橋コウ:「……覚えて、ない」ゆっくり呟く。
津島秋:「……どういう風に戦ったかは憶えてる。なのに、ジャームだけが歯抜けみたいに抜けてる」
阿嘉橋コウ:「うん、津島さんが動いて、僕が燃やして、えっちゃんがずっと対処してくれてて……姫がやっつけた」
EOW:「うん、しかも今興津和沙に指摘されるまで、それらを思考するにも至らなかったようだね」
興津和沙:「私は、そんな強い方じゃねえからさ。」
興津和沙:「いっつも必死になって槍振るって、戦いの最中のことは詳細に覚えてないことが多いんだけど」
興津和沙:「それでも、記憶が抜けすぎてる気がする」
阿嘉橋コウ:「……でも、誰……何を?」
阿嘉橋コウ:「僕、報告書になんて書いたかな……?」首を捻る。
EOW:「結果だけがあり、経過が失われているね、うん」
津島秋:「…そう、そもそもどうして戦ったんだ?この四人……で……」
津島秋:「……四人?」
EOW:「どうかしたかな、津島秋?」
興津和沙:「4人、だったよな。」
興津和沙:「コウくんと、秋ちゃんと、えっちゃんと、私」
阿嘉橋コウ:「え、でしょ。他にいないよ。ずっと隠密してたとかじゃないでしょ?」
津島秋:「……いや、うん。記憶はそうだ」
EOW:「記憶以外でも、なにか違和感があるのであれば。だね、津島秋」
興津和沙:「綾はなんか忙しそうにしてたし、会長も別件でさあ」
津島秋:「だから、同じイリーガルで集まって……」
津島秋:「……いや、かずちゃん達とわたしとえっちゃんの二組だったから、その間に…誰か…」
阿嘉橋コウ:「『誰か』が、いたの?」記憶にざらざらとノイズが入るような感覚。
津島秋:「…ちょっと待って」防水加工の端末を取り出し、直近の簡単な日記や記録を遡りつつ。
津島秋:「……第四で入れてもらってよかった、復元機能…!これで戻せば…」
津島秋:「………」表情を顰める。
津島秋:そこに、数日前。任務ということで集まった、”5人”の少年少女の姿を撮った写真がある。
EOW:「なにか判ったのかな、その表情は?」
津島秋:「…これ見て」写真を皆に見せる。復元したものだ。
阿嘉橋コウ:「……」
EOW:覗き込みます。
阿嘉橋コウ:写真を見た瞬間、ぱちん、と抜けていたピースが嵌まった、気がした。
宗田奏芽:……頭に大輪の花を咲かせた少女。
宗田奏芽:彼女が、そこに写っていた。
興津和沙:「待って」
興津和沙:顔が青ざめていくのがわかる
興津和沙:「やだ……」
EOW:「ああ──」
EOW:「宗田奏芽だね、うん」
EOW:表情も声音も変えず、事実を述べる。
津島秋:「…宗田さんだ。わたし達は、組としてはともかく…互いを知らなかったから」
津島秋:「互いに知ってる、ひとが入った。チーム構成としても、順当だ…」
興津和沙:手が震えている
阿嘉橋コウ:「……居た」ぽつりと呟く。
阿嘉橋コウ:「支部の記録を辿ればもうちょっとわかるかも……でも、確かに居たんだ」
興津和沙:自分の槍が、何を貫いたか。自分の手が、誰の血で汚れたのか
EOW:「うん、ただ。今復元されたボクの記憶が正しければ──」
EOW:興津和沙の方へと目を向けます。
津島秋:「…かずちゃん、あの時の彼女は……もう、戻れない状況だった」
阿嘉橋コウ:「姫っ!」ぐい、と肩を掴む。
津島秋:続きの、慰めにもならない言葉を引込める。
興津和沙:「やだっ!」
興津和沙:コウくんを振り払おうとしてしまい
興津和沙:血の気が引く
興津和沙:「……っ!」
興津和沙:「ごめん…」
阿嘉橋コウ:「……どうしていいのかわかんないのは、僕も同じ、だから」
阿嘉橋コウ:きゅっと口を結ぶ。
阿嘉橋コウ:自分は、まだ慣れている。そういう訓練をずっと受けてきたから。
興津和沙:「私…私……」
興津和沙:「友達を、殺しちゃった…」
阿嘉橋コウ:仕方がない、なんて言う言い方をしちゃいけないこともわかっている。
興津和沙:「奏ちゃんを」
興津和沙:「奏ちゃんと思わないまま」
興津和沙:「化け物だと思って、殺しちゃった……」
EOW:「それは『結果』だけだね、興津和沙」
EOW:感情的になる姫と対象的に、変わらぬ声音で
阿嘉橋コウ:「……そうだ」
阿嘉橋コウ:「ねえ、ちょっと待ってね。姫も。姫ももうちょっとだけ待って」
阿嘉橋コウ:「どうして僕たち、忘れてたの?」
EOW:「阿嘉橋コウの言うとおりだね。今は『原因』を考えるべきだと、ボクは判断するよ」
阿嘉橋コウ:「宗田さんの能力、ってわけじゃない気がするんだ」
津島秋:「…ん。五人で追ってたターゲットの性質のせいだね」
阿嘉橋コウ:「そう、それ」
阿嘉橋コウ:「僕たちに宗田さんを……『殺させた』ものがいる」
阿嘉橋コウ:わざと、そういう言い方をした。
津島秋:「もともと、そういう認識の破壊というか…そういう能力の持ち主だったんだ」続く復元した記録を見せつつ。
興津和沙:声は聞こえている。けれど、頭が働かない。
興津和沙:ただ、コウくんが、私を守ろうとしてくれていることだけは、わかる
阿嘉橋コウ:意味があるかはわからないけど、ぎゅっと姫の手を取る。
EOW:「……他になにか思い当たることはないかな、津島秋、阿嘉橋コウ?」
阿嘉橋コウ:「思い出した。”ラックストーカー”」
津島秋:「ん。わたしが付けてた記録でも、その名前がある…」
阿嘉橋コウ:「うん。そういう名前だった。もう覚えてる……!」
阿嘉橋コウ:名前をつけるということは。
阿嘉橋コウ:魔法をかけるということだ。
阿嘉橋コウ:形を与えるということだ。
EOW:「まだボクの記憶は鮮明ではないね。他になにか判るのであれば、もう少し詳しく教えてもらえるかな、阿嘉橋コウ?」
阿嘉橋コウ:「ぼんやりだけど、えっと、目的は『ジャームの破壊』」
阿嘉橋コウ:「……オーヴァードを、自分でジャームにして、それを狩ってた、はず」
阿嘉橋コウ:宗田さんは、そいつに。
興津和沙:「じゃあ、私たちは」
興津和沙:「そいつに負けたんだ。」
阿嘉橋コウ:「一度はそうかも。……でも、僕らは思い出したよ」
EOW:「うん、利用されたことは間違いが無いようだね」
津島秋:「うん。二度目はもう、させない」
興津和沙:「………」
興津和沙:「やだ……」
興津和沙:「やめようよ。」
興津和沙:「やだよ。私」
EOW:「なにをかな、興津和沙?」<やめる
興津和沙:「えっちゃんも、秋ちゃんも」
興津和沙:「コウくんも。私が、殺しちゃうかもしれないなんて」
興津和沙:「絶対やだ!」
阿嘉橋コウ:すっと立ち上がる。普段は自分の方が背が低いけど。
阿嘉橋コウ:こうすれば、目線は上になる。
興津和沙:「友達が死んだのに、そのことも忘れちゃうかもしれないんて」
興津和沙:「やだよ……」
興津和沙:普段の勝気な姿は考えられないような、弱弱しい姿をみせている
阿嘉橋コウ:「姫。姫は……強いけど」
阿嘉橋コウ:「すごく、すごく強いけど」
興津和沙:「コウくん…?」
阿嘉橋コウ:「だから、そういう風な心配をするんだと思うけど」
阿嘉橋コウ:「でも、大丈夫だよ」手を差し出す。これまで何度もしてきたように。
阿嘉橋コウ:「繋がってるんだよ。放したって、絶対」
阿嘉橋コウ:それはまだ、確かな形にもなっていないものだけれど。
興津和沙:しずしずとその手を手に取る
興津和沙:「コウくんは、私のコト、忘れない?」
阿嘉橋コウ:「忘れない!」
阿嘉橋コウ:本当はいろいろと考えた。でも、こう言いたかった。
阿嘉橋コウ:「ここで動かなかったら、もしかしたらもっと嫌なことが起きるかもしれない」
阿嘉橋コウ:「だから、一緒に行こう」
興津和沙:コウくんらしい、優しい言葉
興津和沙:ほわほわしてて、でもしっかりしてて、自分の足で立って自分の心でしっかり考えて、伝えてくれる言葉
興津和沙:そんなコウくんの言葉だから
興津和沙:勇気がもらえる。
興津和沙:そんなコウくんの手だから、掴んでいたいと思える
阿嘉橋コウ:ぎゅっと手を握る。本当は自分だって怖がっているけど。
阿嘉橋コウ:でも。
興津和沙:ぎゅっと手を握る。本当は自分だって怖がっているはずなのに
興津和沙:それなのに伸ばしてくれる手を、とても愛しく思う
阿嘉橋コウ:「姫と一緒に、ちゃんと解決したいんだ」
阿嘉橋コウ:「……あ、もちろん、津島さんとえっちゃんも一緒で……えっと」
興津和沙:「うん」
興津和沙:コウくんの手を支えにするようにして立ち上がる
EOW:「判断は覆ったかな、興津和沙?」
興津和沙:「ごめん、心配かけた」
興津和沙:「もう、大丈夫」
EOW:「やはりキミは強いね。そして優しい」
EOW:「そんなキミだからこそ、ボクたちの中で最初に『違和感』を感じ取れたのかもしれないね、うん」
興津和沙:「もしかして、えっちゃんも慰めようとしてくれてる?」
EOW:「ボクは事実しか述べられないよ」
興津和沙:「じゃあ、勝手に慰められたことにしとく」
興津和沙:「ありがと、えっちゃん」
EOW:「どういたしまして、かな。この場合は?」
津島秋:その二人の様子を見て、息を吐く。……きちんと、慰める言葉も出せなかったけれど。
興津和沙:「秋ちゃんも」
興津和沙:「ごめんね、迷惑かけちゃって」
津島秋:「…ん。いいんだよ、ショッキングなことだったし。ああなって当然」
津島秋:「うん、でもその様子なら大丈夫そうだね。……もし、きつかったりしたらいつでも相談とか乗るからね」
興津和沙:「いいの?そんなこと言って?」
興津和沙:「私今めっちゃ弱ってるから頼りまくっちゃうぜ?」
津島秋:「これでも、イリーガル歴4年な上、かずちゃん曰く大先輩、だからね」最後に笑って。
津島秋:「いつでも。友達のことを拒むような秋くんじゃあないんだぜ」
興津和沙:「あはは」
興津和沙:「頼りにさせてもらいます。秋ちゃん大先輩」
津島秋:「うむ、苦しゅうない」
興津和沙:そんな大先輩に
興津和沙:ちょっと困ったような、恥ずかしがってるような視線を送る
興津和沙:コウくんと、二人で話したいことがある
津島秋:ふわりと笑い返す。ぱちり、とウィンクを返して。
阿嘉橋コウ:元気が出た様子の姫を見て、穏やかに笑っている。
津島秋:「ん、じゃあえっちゃん。ちょっと先に準備してこっか」
EOW:「? 状況が判明したのだから、全員で作戦の立案にあたるなどした方が効率的だとボクは判断するよ?」
津島秋:「まま、いいからいいから」そのまま引っ張っていきます。
興津和沙:ありがと、秋ちゃんと小声で言う
EOW:「?」としたまま引きずられていきました。退場。
阿嘉橋コウ:「あれっ?」その様子を見ながらこちらも不思議顔。
津島秋:扉を開くときに、少しだけ手を上げて。そのまま屋上から出る。
興津和沙:「あ、コウくんは、待って」
阿嘉橋コウ:「あ、うん。えっと、待つね……?」
阿嘉橋コウ:津島さんにちょっと手を振りながら。
興津和沙:「コウくんは、私のこと、忘れないんだよね。」
阿嘉橋コウ:「……うん」
阿嘉橋コウ:本当は、保証などないと思っているけど。
阿嘉橋コウ:でも、願いがある。だから、そう答える。
興津和沙:「でも、私たちは一回あいつに負けて。実際に、友達のコト忘れさせられてる。」
阿嘉橋コウ:「……そうだね」
興津和沙:「だから、ね」
興津和沙:寒骨白の柄の部分を握る
興津和沙:「これは、もう二度とそいつに負けない為の、魔法」
興津和沙:自慢の、金色の髪に刃を当てる
阿嘉橋コウ:「姫?」
興津和沙:ほんの少しだけ金色の髪を切り落とす
興津和沙:「手、借りるね」
興津和沙:コウくんの左手を掴み
阿嘉橋コウ:「あ、え、う、うん……」
阿嘉橋コウ:目をぱちくりさせながら、されるがままになる。
興津和沙:その薬指に、金色の髪を結びつける
興津和沙:「指輪みたいに、立派なものじゃ、ないけどさ」
阿嘉橋コウ:「わ……」キラキラの、即席の魔法を見つめながら。
興津和沙:「私のことを忘れないように。忘れても、ちゃんと思い出せるようにってんなら」
興津和沙:「これでも十分でしょ?」
阿嘉橋コウ:「……姫は、すごいなあ……」
阿嘉橋コウ:自分の手をひらひらと動かして見ながら。
興津和沙:「魔法使いみたい?」
阿嘉橋コウ:「……僕も、怖かったんだ。でも、これで全部吹っ飛んじゃった」
興津和沙:「ふふ」
阿嘉橋コウ:「うーん、魔法使いは他にいるから……」
阿嘉橋コウ:「やっぱりお姫様」
阿嘉橋コウ:「僕のことも幸せにしてくれる、すごいお姫様だよ!」
興津和沙:「コウくんが、私の怖いの吹っ飛ばしてくれたからね」
興津和沙:「ちゃんとお姫様に戻れましたっ」
興津和沙:いつもみたいな自信に溢れた笑顔を、コウくんにみせる。
阿嘉橋コウ:「僕も何かあげられたらいいんだけどな……」髪はちょっと短い。
阿嘉橋コウ:その顔を見て、幸せな気持ちになって。
阿嘉橋コウ:「あ、そうだ。これ」鞄をごそごそし出す。
興津和沙:「なになに?」
阿嘉橋コウ:「あのね。前に本を作ろうねって話をしたでしょ」
興津和沙:「うん」
阿嘉橋コウ:「それに使えるかはわかんないけど、お話を初めて書いたんだ」
阿嘉橋コウ:「えーっと、なんかフォーマットがあった方がいいかなって思って、童話みたいな……最後までは書いてないんだけど」
興津和沙:「わ、ありがとう!」
阿嘉橋コウ:ノートを取り出す。
阿嘉橋コウ:「姫に読んで欲しかったから、これ、代わりに」
興津和沙:大事そうに両手でそのノートを受け取る
阿嘉橋コウ:「指輪じゃないけど、持っててほしいなあ」
阿嘉橋コウ:「……ちゃんと最後まで書くからね」
興津和沙:「うん。大事に持ってる」
興津和沙:「続きも、楽しみに待ってる」
興津和沙:両腕でノートを抱えながら言います
阿嘉橋コウ:すごく照れくさいけど。お姫様が出てくるお話だから、気に入ってもらえたらいい。
阿嘉橋コウ:「そのために、頑張ろうねえ」左手の薬指を見ながら。
興津和沙:「うん。」
興津和沙:「私も、コウくんのこと絶対忘れない。」
阿嘉橋コウ:「ね」
興津和沙:「だから、今度こそ勝とうね、あいつに」
阿嘉橋コウ:「うん。絶対。一緒にね」
阿嘉橋コウ:(……大丈夫。きっと)
興津和沙:自分より小さな、でもとても頼れる王子様に勇気をもらって
阿嘉橋コウ:(僕は王子様だから)
興津和沙:一歩を踏み出していきます
阿嘉橋コウ:(大好きなお姫様と一緒だから)
阿嘉橋コウ:一歩を。
阿嘉橋コウ:踏み出していく。
興津和沙:うおお!ボデマ!!
興津和沙:2dx+1
:DoubleCross : (2R10+1[10]) → 8[3,8]+1 → 9
興津和沙:無理!!
阿嘉橋コウ:姫へのロイスを ○大切/不安に変更します。
津島秋:ロイスは~、かずちゃんとコウ君の関係の名前を友だち、に変更。
津島秋:あ、そうだボデマを姫にプレゼントよ!
EOW:オリレジェ無形で防具買いましょうか? 平均15くらいのなら変えます>姫
津島秋:あと空白のロイスを変換しよう。
阿嘉橋コウ:あっあと空白を宗田奏芽ちゃんで連帯感/○悔悟に変更します!
興津和沙:ロイス ???/「」/『』/()○を
興津和沙:友達/宗田奏芽/友情/罪悪感○
興津和沙:に変更します
EOW:ロイスは【興津和沙@○敬意/不安】【阿嘉橋コウ@○信頼/不安】にそれぞれ変更を
津島秋:”後悔”/宗田奏芽/遺志〇/罪悪感 に。
阿嘉橋コウ:最後の一枠はまだ取っておこうか
津島秋:姫にボデマ渡したから、何買おうかな
興津和沙:あざます!
阿嘉橋コウ:あ、自分も何買おうかな
津島秋:ブルゲかアームドスーツか照準機とかかなあ。もしくはコウ君用のボデマ?
EOW:あ、姫ぼでま大丈夫ですかね。
津島秋:わたしが渡しました!
EOW:こちらも15程度ならなんとか買えそうです、なにかありましたらば
阿嘉橋コウ:ボデマ持ってます!
津島秋:ん、なら照準機チャレンジしてみよう。
津島秋:2dx+1=>15
:DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 9[2,9]+1 → 10 → 失敗
津島秋:知ってた!以上で。
阿嘉橋コウ:じゃあ照準器いきましょうか
阿嘉橋コウ:3dx+1=>15
:DoubleCross : (3R10+1[10]>=15) → 10[2,2,10]+7[7]+1 → 18 → 成功
EOW:追加のロイス操作、??? を 【敵@ラックストーカー@好奇心/○隔意】に変更します。
阿嘉橋コウ:わお
阿嘉橋コウ:津島さんにプレゼントします!
津島秋:わあいありがとう!ストライクチップに使用して達成値+1だ!
EOW:アルティメイド服を購入チャレンジ
EOW:レジェンド無形で73 判定します
EOW:5dx+10
:DoubleCross : (5R10+10[10]) → 10[1,4,7,8,10]+5[5]+10 → 25
EOW:成功、購入して装備します。
津島秋:メイド服えっちゃん!
EOW:秋ちゃんの秘蔵品ですね、おそらくw
津島秋:そんなの買ってたのか秋!?
GM:では、シーン終了!クライマックス:ちゃんと覚えとくよ
津島秋:65+1d10
:DiceBot : (65+1D10) → 65+1[1] → 66
阿嘉橋コウ:71+1d10
:DoubleCross : (71+1D10) → 71+1[1] → 72
EOW:1d10+73
:DiceBot : (1D10+73) → 7[7]+73 → 80
興津和沙:1d10+66
:DoubleCross : (1D10+66) → 5[5]+66 → 71
GM:「田所」は、ここを根城としている。……以前、君たちが手にしていた情報だ。
興津和沙:朧気な記憶がある。
興津和沙:確かに私達は前にもここに立ったことがある。
興津和沙:そしてその時は、もうひとりの友達がいた。
興津和沙:今はもういない
津島秋:「ここだね」
阿嘉橋コウ:「……うん」
EOW:「うん、不明瞭ではあるけれども、かすかに記憶があるね」
阿嘉橋コウ:一度だけ、後ろを振り返る。空白を見つめるように。
津島秋:「皆、準備はいいかな」振り返らない。少なくとも、自分にその資格はない。
津島秋:こうして思い出してさえ、変わらずいられる自分には。
阿嘉橋コウ:空白を作り出したのが、敵でも、自分でも。
阿嘉橋コウ:思い出したのだから、見つけてあげたかった。
阿嘉橋コウ:「僕は、大丈夫」前を向き直る。
興津和沙:震えを止めるように、唇を噛みしめる。
興津和沙:大切な人がくれた、大事なものを思い出し、足元に力を込める
興津和沙:「行こうぜ。」
興津和沙:「きっちり落とし前つけてやるっ」
EOW:「……大丈夫なようだよ、津島秋?」
EOW:皆の様子を確認してから、それだけを告げます。
阿嘉橋コウ:左手には指輪。右手には思い出がある。だから、大丈夫。
津島秋:「了解。じゃ、終わりにしよう」
津島秋:その言葉と共に、真っ直ぐに古書店の扉を開く。
GM:寒々しい空気。
GM:眼帯をつけた一人の男が、椅子に座って銃を磨いている。
興津和沙:他に客はいないかあたりを見回す
GM:客は、いないように見える。
”ラックストーカー”:「……お客さん、本と銃、どちらがお入り用だい?」
津島秋:「ここ、ガンショップ登録してたっけ」雑談に興じるようにしつつ、位置取りに動いている。
EOW:とことことこと、店内に入る。
”ラックストーカー”:「……なンだ、知らねエのか。銃ってのはモノを売ってるんじゃねえ」
”ラックストーカー”:「俺が撃つ銃のことだ」
興津和沙:「うるせえ、しらばっくれんじゃねえよ。」
興津和沙:朱槍を”ラックストーカー”に突きつける
”ラックストーカー”:「…………」
阿嘉橋コウ:「……なら」
阿嘉橋コウ:「銃が欲しいです。僕が、あなたを撃つための」
”ラックストーカー”:「おたくら、そーいうお客さん?」
”ラックストーカー”:「困るンだよね。営業妨害。今日は特に多い」
津島秋:「ははは、凄い店だな。そうだなあ。どっちかというと」
津島秋:「お役所からの、閉店勧告かな?」
GM:しゅる。……しゅる、と。
GM:店の中を這うような音がする。
EOW:「うん、ボクらのキミに対する認識は改変されている訳だけれども、ひょっとしたらキミのボクらに対する認識もそうなのかな?」
EOW:おっと警戒します。なんだろう<しゅるしゅる
阿嘉橋コウ:「……貰えないなら、自分でやります」音に警戒しながら。
”ラックストーカー”:「サテね。俺は仕留め終わった獲物も、獲物以外も特に覚える必要ないって思ってるからなァ」
”ラックストーカー”:「……だが、仕留め終わってない獲物は別」
”ラックストーカー”:ダン!
”ラックストーカー”:銃を、店の隅に向けて撃つ。すでに《ワーディング》を張りながら。
???:「………っ!」
GM:天井から、絡まった蔦のようなものが落ちてくる。
”メデューサプラント”宗田奏芽:…その蔦は、蛇で出来ていて。その中に倒したはずの少女。
”メデューサプラント”宗田奏芽:宗田奏芽がいた。
興津和沙:「……奏ちゃんっ!!」
津島秋:僅かに目を見開く。――それ以上の反応は見せない。
”メデューサプラント”宗田奏芽:刺し穿たれた傷からは多くの花が咲き乱れ。彼女がもう人ではないことを伺わせる。
興津和沙:駆け寄りたくなる衝動を必死で抑える。
阿嘉橋コウ:「……」息を呑むが、動揺はしない。
阿嘉橋コウ:見つけてあげたかった。見つけた。どんな形でも。
”メデューサプラント”宗田奏芽:「みん………な」
”メデューサプラント”宗田奏芽:弱々しく、君たちに向けて微笑む。
EOW:「しばらくぶりだね、宗田奏芽。ボクらのことは認識できるかな?」
”ラックストーカー”:「……」
”メデューサプラント”宗田奏芽:「もちろん……ずっと、ずっと」
”メデューサプラント”宗田奏芽:「寂しかった……よ……みんなに、あいたくて」
”メデューサプラント”宗田奏芽:「あいたくて………ずっとこのままだれにも……どこにもいないままだったらどうしようって」
興津和沙:「ごめんね。私達、奏ちゃんのこと、思い出せなくて」
GM:津島さんは気付くかもしれない。
GM:あの夢は、彼女の目線だ。
津島秋:「………なるほど。あの夢……宗田ちゃんのだったんだ」
”メデューサプラント”宗田奏芽:「……ごめんね……私、こんな、ふうにしかもう、気付いてもらえなくて」
”メデューサプラント”宗田奏芽:しゅるしゅると、身体中から蛇の蔦が伸びていく。
津島秋:「謝らないよ。謝ったって、わたしが楽になるだけだ。…どうしてほしい?」
EOW:「謝罪するのはボクらのほうだと判断するよ、宗田奏芽」
”メデューサプラント”宗田奏芽:「……一緒に、また遊びたかったの」
”メデューサプラント”宗田奏芽:「ずっとずっとずっとこれからもずっとずっと……もう離れ離れになりたくない……このままだと、離れ離れになっちゃうから」
”メデューサプラント”宗田奏芽:「だから………お願い、です」
興津和沙:「うん」
EOW:宗田さんと三人がしっかり会話できるよう、ラックストーカーの方を警戒しておきます。
”メデューサプラント”宗田奏芽:「私から、離れないで」蛇が君たちに巻きつこうと飛びかかる。
阿嘉橋コウ:だから、後は……きっと、対処をしないといけない。
”ラックストーカー”:ダン、ダン
”ラックストーカー”:巻きつこうとした蛇の一部が撃ち落とされる。
”ラックストーカー”:「なるほどなるほど。なーんとなくわかってきた」
EOW:「そうしたのを無粋と言うのではなかったかな? しばらく大人しくしていてもらえればと、ボクは判断するよ」>ラックストーカー
EOW:宗田さんに背を向け、ラックストーカーと対峙する。
”ラックストーカー”:「は。ジャーム潰すのに無粋も何もあるかよ」
阿嘉橋コウ:その背を守るように立つ。
阿嘉橋コウ:(大丈夫。落ち着いてる。訓練通り。これまでの実戦通り)
”ラックストーカー”:「お前さんたちだってジャーム予備軍なんだ。やるつもりなら容赦しねえ」
興津和沙:「うるせえ、黙ってろ」
津島秋:光を纏う。リストバンドから、幾枚もの羽根が連なる。
EOW:「見解の違いだね」
阿嘉橋コウ:(……でも)姫を見る。
興津和沙:「ありゃあ、確かにジャームだ。」
興津和沙:「けどな、それでも、それでもな。」
興津和沙:「奏ちゃんは、私達の友達だ。」
阿嘉橋コウ:(でも僕は、こんな時にそんなことを言える)
興津和沙:ぎゅっと槍を握る。守れなかったものと、守りたいもののことを想いながら
興津和沙:「だから、てめえにゃやらせねえ。ケリは、私達でつける。」
阿嘉橋コウ:(君みたいにも、なりたいんだ。ずっと、ずっと)
EOW:「ああ、そうだ。一つだけ訂正をさせてもらうよ、ラックストーカー」
EOW:「こちらは『つもり』で来たのではないよ、キミを消滅させに来たんだ」
EOW:淡々と告げます。
阿嘉橋コウ:「……うん。あなたは危険だ。倒します」
津島秋:「そうだね。終わりにしに来た。少なくとも、この事件くらいは」
”ラックストーカー”:「……そうかい」
”ラックストーカー”:「そンなら、ジャームになる前に狩らせてもらいますかね」
”ラックストーカー”:「……テメェらの衝動、見せてみな。撃ち抜いてやるからよ」
”ラックストーカー”:強烈なレネゲイドの出力。
”メデューサプラント”宗田奏芽:「……みんな」
”メデューサプラント”宗田奏芽:「一緒に、いよう……?」頭に咲く大輪の花は、黒く染まっている。
”メデューサプラント”宗田奏芽:感情によって色を変える、色彩豊かな花だった。
興津和沙:「ああ」
興津和沙:「奏ちゃんを壁の花になんかさせねえよ。」
興津和沙:「私は、お姫様だからな」
阿嘉橋コウ:手を握って開く。離れていても一緒にいられるということ。どう伝えればいいんだろう。
阿嘉橋コウ:「……うん。姫なら、きっと大丈夫」ただ、頷く。
興津和沙:「一緒に踊ろうぜ。満足するまでさ」
”メデューサプラント”宗田奏芽:死者の顔で微笑む。蔦の蛇が、伸びていく。
”ラックストーカー”:Eロイス・原初の恐怖を使用。
”ラックストーカー”:衝動判定・難易度9。加えて、
”ラックストーカー”:衝動判定の侵蝕上昇を2d10から1d10+覚醒に設定された数値に変更します。
興津和沙:きゃいん
津島秋:では判定か……!つらい。
興津和沙:衝動判定!!
津島秋:2dx=>9
:DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 7[7,7] → 7 → 失敗
興津和沙:2dx+1=>9
:DoubleCross : (2R10+1[10]>=9) → 10[1,10]+9[9]+1 → 20 → 成功
津島秋:知ってた。暴走。
阿嘉橋コウ:2dx+4=>9 思い出の一品
:DoubleCross : (2R10+4[10]>=9) → 8[2,8]+4 → 12 → 成功
興津和沙:やったぜ
阿嘉橋コウ:よっし
EOW:8dx+3
:DoubleCross : (8R10+3[10]) → 10[2,2,3,5,6,6,9,10]+6[6]+3 → 19
津島秋:66+14+1d10
:DoubleCross : (66+14+1D10) → 66+14+2[2] → 82
興津和沙:1d10+17+71
:DoubleCross : (1D10+17+71) → 7[7]+17+71 → 95
EOW:判定は成功です、暴走しません。
興津和沙:ぐむううう!!
EOW:1d10+14+80
:DoubleCross : (1D10+14+80) → 9[9]+14+80 → 103
阿嘉橋コウ:1d10+72+16
:DoubleCross : (1D10+72+16) → 7[7]+72+16 → 95
阿嘉橋コウ:うわ
興津和沙:あ、おそろい!
GM:仲良しだ
EOW:突然のほんわか要素w
阿嘉橋コウ:わーい
津島秋:イチャついてるwクライマックス戦闘
GM:エンゲージ!
GM:セットアップ!
興津和沙:なし!
津島秋:なし。
”ラックストーカー”:なし。
阿嘉橋コウ:《先陣の火》。ラウンド間行動値+10で15に。侵蝕2上昇。
EOW:こちらもありません。
阿嘉橋コウ:97に上がります。
”メデューサプラント”宗田奏芽:《ヒュドラの怒り》
”メデューサプラント”宗田奏芽:暴走し、ダイス、攻撃力上昇。
GM:では、イニシアチブプロセス。
”ラックストーカー”:《ブリッツクリーク》を使用します。
興津和沙:ほんとに来るやつがあるか!!
”ラックストーカー”:マイナーで《陽炎の衣》
EOW:あ、えーっと。ここで時間凍結してもそちらが先になりましたよね、行動値的に
”ラックストーカー”:《コンバットシステム》+《確定予測》+《見えざる死神》+《戦神の祝福》+《万軍撃破》で自分以外のキャラクター全員に攻撃します。
興津和沙:うおおおおお!?
GM:行動値的に、そうなる…はず!
EOW:もひとつなのですが
GM:はい!
EOW:処理的にここで宣言しても、HP消費などの代償行為も、ラックストーカーの攻撃終了後となりますよね?
EOW:<こちらの時間凍結
GM:そうですね、エフェクト宣言が同時でも発動順が違うはずなので
EOW:確認ありがとうございました。了解です、お手数おかけしました。
GM:妨害等ございますか!
EOW:少々お待ち下さい
EOW:お待たせしました、お通し致します。
GM:了解いたしました。
”ラックストーカー”:では判定!
”ラックストーカー”:18dx+10 リアクションC値+2
:DoubleCross : (18R10+10[10]) → 10[1,4,4,4,4,5,6,6,6,7,7,8,9,9,9,10,10,10]+6[1,6,6]+10 → 26
津島秋:無茶言いやがる…暴走リア不!
興津和沙:おもしれえ出目だな…!!
興津和沙:ガード!
”メデューサプラント”宗田奏芽:暴走!
阿嘉橋コウ:とりあえず自分はドッジします
EOW:こちらもドッジで
阿嘉橋コウ:では、えっちゃんに《マクスウェルプログラム》でダイス+3個!
阿嘉橋コウ:残り2回です。
EOW:ダイス+3 cr-2 で本来の 7dx7+15+3が 10dx9+18になります。 リフレックス、浄玻璃の鏡でドッジを。
EOW:10dx9+18
:DoubleCross : (10R10+18[9]) → 10[1,2,3,4,5,7,8,8,8,10]+5[5]+18 → 33
GM:回避!
阿嘉橋コウ:うおお!
阿嘉橋コウ:6dx12+1=>26
:DoubleCross : (6R10+1[12]>=26) → 10[4,5,6,8,8,10]+1 → 11 → 失敗
阿嘉橋コウ:じぶんはだめ
津島秋:スゲーっ
”ラックストーカー”:では、えっちゃん以外にダメージが行きます。ダメージロール。
”ラックストーカー”:3d10+9d10+35
:DoubleCross : (3D10+9D10+35) → 22[10,5,7]+38[7,2,10,6,3,2,2,3,3]+35 → 95
阿嘉橋コウ:ヒエッ 無理
興津和沙:でけえよ!!ちぬ!!
津島秋:なんだそのダメージダイス量……リザレクト!
EOW:(侵食率は106に
興津和沙:リザレクト!
阿嘉橋コウ:《リザレクト》します。
興津和沙:1d10+95
:DoubleCross : (1D10+95) → 8[8]+95 → 103
津島秋:82+1d10
:DoubleCross : (82+1D10) → 82+1[1] → 83
阿嘉橋コウ:97+1d10
:DoubleCross : (97+1D10) → 97+4[4] → 101
興津和沙:おら!!
阿嘉橋コウ:よっしゃー!!
津島秋:1!?
”メデューサプラント”宗田奏芽:かなりのダメージを受けています。
”ラックストーカー”:では演出だ。
”ラックストーカー”:予備動作はなかった。
”ラックストーカー”:自然に、姿勢を少し動かしただけ……そう、見えた。
”ラックストーカー”:だが既に致命の、破壊の弾は放たれていた。
”ラックストーカー”:その弾道は視認するばかりか予測することも難しかっただろう。
興津和沙:「……ッッ!!」
興津和沙:挙動が読めない。予備動作が見えない。殺気すら感じない
興津和沙:気づいたときには、既に胸が貫かれている。
津島秋:眉を顰める。元から防御も回避も下手だーーましてや、衝動喚起が起きている中では。
津島秋:「……こほ。皆、平気?」血を流し、リザレクトに任せる。
阿嘉橋コウ:肉が、切り裂かれる。その一瞬前に、小さな火の玉が手のひらから放たれる。
阿嘉橋コウ:狙ったものではない。だが、何かになれば、と……。
阿嘉橋コウ:それだけの、反射めいた動きだった。
EOW:阿嘉橋コウの火球で勢いを削がれた弾丸が、身体に届く前に消失する。
EOW:「キミに感謝を、阿嘉橋コウ。ボクは無事だよ、津島秋」
EOW:ラックストーカーと対峙したまま、声だけで応じます。
阿嘉橋コウ:「だ、大丈夫……。役に立てたなら、よかった」
興津和沙:「こんなとこで、倒れるわけには行かねえからなっ」
津島秋:「うん。--次、行こうか」
”ラックストーカー”:「……結構、やるね。普通避けらんねんだけどな」
GM:イニシアチブ。
GM:秋ちゃんの手番ですね。
津島秋:はい、ではオートでストライクチップを装備、マイナーで効果起動してダイス+2d。
津島秋:メジャーコンボ:散華六昴:≪コンセントレイト:モルフェウス≫≪カスタマイズ≫≪スプリットアタック≫≪ペネトレイト≫で、宗田ちゃんとラックストーカーを攻撃します。
津島秋:妨害はありますか!
”ラックストーカー”:妨害はなし!
津島秋:では判定!10+3+2-1で、14d。
津島秋:いやDBあったから16だ。
津島秋:16dx7+8
:DoubleCross : (16R10+8[7]) → 10[1,2,3,4,5,6,7,7,8,9,9,9,10,10,10,10]+10[2,2,5,5,6,6,6,6,7,9]+10[4,7]+10[10]+1[1]+8 → 49
津島秋:剣精の手!
津島秋:1dx7+48
:DoubleCross : (1R10+48[7]) → 3[3]+48 → 51
津島秋:まあいいや、繰り上がった。
GM:ん?+58では
津島秋:侵蝕を12と2増やして合計14.97.
津島秋:あれ、最後のダイス目が…あ、そっか。
津島秋:10にして、だから58だったので、61ですね。
GM:ですね!
”ラックストーカー”:で、一応ドッジを試みます
”ラックストーカー”:5dx-3
:DoubleCross : (5R10-3[10]) → 10[2,4,5,8,10]+1[1]-3 → 8
”メデューサプラント”宗田奏芽:暴走。
GM:ダメージどうぞ!
津島秋:ではダメージ。Rエンハンサーとサイドリールで+2d。
津島秋:7d10+2d10+7 装甲等有効。
:DoubleCross : (7D10+2D10+7) → 24[1,2,3,9,3,2,4]+17[10,7]+7 → 48
津島秋:なんだこの出目!?
GM:前半が…
”ラックストーカー”:まだまだ健在ですね
津島秋:7d10で24て。……まあともかく、一点でもダメージ通ればこのR中ダメージに+2d10です。
”メデューサプラント”宗田奏芽:こちらはそこそこ持っていかれた
GM:ぴえー
津島秋:コンビネーターはいいぞ…以下演出!
GM:両キャラともダメージは通るのでデバフを受けます。
GM:どうぞ!
津島秋:リストバンドの砂を通して、光に実体を与えていく。
津島秋:「律理の羽根、第11定格。--”散華六昴”」散るは雪のような光の羽根。
津島秋:それは、周囲を暖かい光で満たす。
津島秋:「--わたしは何も言う資格がないから、何もいう事はないよ」
津島秋:ジャームを殺害するために、己は相手の事情など無視してその刃を振るってきた。
津島秋:それより前は、己の所属する場所のためにその力を恣に振った。
津島秋:そんな己が、どんな厚顔があれば言えるだろう。
津島秋:指輪を、戦闘だからと首から下げた。その感触を、服越しになぞる。
津島秋:ーーぱちん。
津島秋:シャボン玉が弾けるように。光が爆ぜ割れる。
”ラックストーカー”:「ぐっ……!」
”メデューサプラント”宗田奏芽:「痛……!」
津島秋:「さ、続けて」その光は、残り続けて舞い散っている。
”ラックストーカー”:「なんつー出力だ。とんでもねえなこの街は」
”ラックストーカー”:「……早く狩らねえと」
興津和沙:自分の思い違いかもしれない。でも光の刃を振るう秋ちゃんの横顔がどこかさみしげに見えて
興津和沙:「ダメだよ、秋ちゃん」
興津和沙:「資格なんてなくてもいいから、何か言ってあげて。」
津島秋:「…………かずちゃん、意外に厳しいね…」
興津和沙:「ごめん、でも、そうしねえと。」
興津和沙:「きっと、奏ちゃんだって、ずっと寂しいままだ」
津島秋:ふ、と淡い笑みを浮かべて。
津島秋:「それもそっか。……宗田ちゃん、貴方の夢を見たよ」
”メデューサプラント”宗田奏芽:「………秋ちゃん……」
津島秋:「さみしい夢だった。この4年で、いちばん最悪だったよ」苦笑しつつ。
津島秋:「--ごめんね。傍にいて欲しいときに、いなくてさ」
”メデューサプラント”宗田奏芽:目から、青い花がぽろぽろとこぼれる。
”メデューサプラント”宗田奏芽:「………っ」こぼれ落ちる花を拭うようにして。ただしゃくりあげる。
津島秋:宗田ちゃんのロイスを反転します。罪悪感を表に。
GM:では、イニシアチブへ。
GM:割り込みはありますか?
EOW:はい、原初の白@時間凍結を宣言 イニシアチブに割り込みます
GM:OK!
EOW:まずHPが-20、侵食率が+7で 8の113に
EOW:マイナーアクション、オリジンレジェンド 侵食率さらに+2で115 シーン間精神由来判定+12
EOW:メジャー前に都筑さんと真堂支部長のロイスをタイタス昇華
EOW:ダイスを+10、CRを-1します。
GM:ひええ…
EOW:メジャー、サイレンの@魔女 で侵食率さらに+6、119に。
EOW:判定いきまーす
EOW:17dx9+30 あらよっと
:DoubleCross : (17R10+30[9]) → 10[1,1,2,2,2,2,2,3,3,4,6,7,7,9,9,9,10]+10[8,8,8,9]+10[9]+3[3]+30 → 63
GM:…???
EOW:えーっと、ドッジもガードもできます。
”ラックストーカー”:ドッジは一応します
”ラックストーカー”:5dx-3
:DoubleCross : (5R10-3[10]) → 10[1,1,1,10,10]+10[2,10]+5[5]-3 → 22
”ラックストーカー”:がんばった
”メデューサプラント”宗田奏芽:暴走〜
EOW:ではダメージ
EOW:7d10+2d10+2d10+24 装甲無視
:DoubleCross : (7D10+2D10+2D10+24) → 40[4,1,10,10,1,9,5]+6[3,3]+18[9,9]+24 → 88
GM:ひえっ…
EOW:対抗種の反動でhp-3でhp5に
”メデューサプラント”宗田奏芽:HPがゼロに。《魔獣の証》で復活。
”ラックストーカー”:こちらは健在。
EOW:ではちょいと演出を
GM:どうぞ!
EOW:告げると同時に、『時間が連続する』といった概念が『消滅』する。
EOW:涅槃寂静のその先──完全に静止した世界。
EOW:色のない──白と黒で構成されたその世界で、一人在る。
EOW:孤独なその世界で、反動で両手右足、顔の半分が塵となり、消滅し──
EOW:「あまり試したことはなかったけれど、流石になかなかの負担だね、うん」
EOW:表情は変わらず、微笑みを湛えながら。
EOW:「まあ、それでも──」
EOW:一瞬だけ、停止した宗田奏芽を見る。
EOW:記憶は虫食いだらけとなり、細部は今だ定かではない。
EOW:しかし間違いなく、確かに、自分はその少女と時間を共有し、
EOW:少女もまた、自分と時間を共有してくれた。
EOW:興津和沙と同じく、阿嘉橋コウと同じく、津島秋と同じく──
EOW:「ボクはそうなってしまったモノに対して行える干渉は、一つしか有していなくてね、うん」
EOW:「ならばせめて。だからせめて。まだ在る彼らが少しでも想いを遂げられるように。さ」
EOW:その対価が自身の半分程度なら、充分に釣り合いが取れるだろう。
EOW:そしてただ、意識する。否──
EOW:『そうしないように』と抑え込んでいた意識を、意図的抑え込む。それだけで──
EOW:世界が色と時間を取り戻す。同時に──
EOW:サァァァァァァァァ…………
EOW:静止空間で直接滅びの概念に曝されたラックストーカーとメデューサプラントの身体が塵と化し、消滅し始めます。
”ラックストーカー”:「……チィ!」腹に穴が開く。継戦に問題ない部位に、消失箇所を抑える。
”メデューサプラント”宗田奏芽:「あ……きえる、きえちゃう」
”メデューサプラント”宗田奏芽:「やだ、だってまだ……」
興津和沙:「奏ちゃん!!」
興津和沙:敵だとわかっていても、わかろうとしていても、思わず声が出てしまう。
”メデューサプラント”宗田奏芽:消えた端から、蔓蛇が生えていく。
”メデューサプラント”宗田奏芽:「まだ、一緒にいたい……!」
EOW:「……うん、興津和沙、阿嘉橋コウ。キミらはラックストーカーを」
EOW:「『彼女』はボクが」>姫
”メデューサプラント”宗田奏芽:「和沙ちゃん………」蛇が絡み合った腕状の物を伸ばす。
興津和沙:「ああ、お願い」
興津和沙:その腕をつかもうとしてしまう右手を、左手で抑えながら言う
阿嘉橋コウ:「……うん。わかった」右手に、火が灯る。
EOW:「『任された』よ」
津島秋:「無理はしないでよ?わたしもいるしね」
阿嘉橋コウ:はい!
阿嘉橋コウ:まずマイナーで戦闘移動。"ラックストーカー"に接敵します。
阿嘉橋コウ:メジャー、コンボ『蠍火に届くまで』。《コンセントレイト:サラマンダー》《魔獣の本能》《災厄の炎》《プラズマカノン》。
阿嘉橋コウ:対象は"ラックストーカー"。侵蝕12上昇して113。
GM:妨害は何もなし!
阿嘉橋コウ:判定いきます。
阿嘉橋コウ:11dx7+12
:DoubleCross : (11R10+12[7]) → 10[3,4,4,7,7,7,9,10,10,10,10]+10[1,3,4,5,7,8,9,10]+10[1,2,7,9]+10[4,7]+6[6]+12 → 58
阿嘉橋コウ:うお!?
GM:たっか!!
阿嘉橋コウ:妨害はなしで!
”ラックストーカー”:ドッジ。するしかない…
”ラックストーカー”:5dx-3
:DoubleCross : (5R10-3[10]) → 10[1,3,5,6,10]+3[3]-3 → 10
”ラックストーカー”:はい
”メデューサプラント”宗田奏芽:変わらず暴走
”メデューサプラント”宗田奏芽:こっち関係なかった
阿嘉橋コウ:ダメージいきます!
阿嘉橋コウ:6d10+38 装甲有効
:DoubleCross : (6D10+38) → 35[7,5,4,9,1,9]+38 → 73
阿嘉橋コウ:うし
”ラックストーカー”:ぎりぎり……耐える!
阿嘉橋コウ:すみません
”ラックストーカー”:あっ
阿嘉橋コウ:ダメージダイス+2dを忘れていました
”ラックストーカー”:そうか…
阿嘉橋コウ:2d10+73
:DoubleCross : (2D10+73) → 6[3,3]+73 → 79
阿嘉橋コウ:まあ上がった!
”ラックストーカー”:どうすっかな
”ラックストーカー”:ここで使おう
”ラックストーカー”:《刹那の勝機》ダメージを0に。
阿嘉橋コウ:お、おのれ
興津和沙:ぎゃー!!
EOW:ぐぅ
”ラックストーカー”:すまんな…!演出どうぞ!
阿嘉橋コウ:左手に嵌めた指輪に、温度を感じる。
阿嘉橋コウ:(前の僕だったら)
阿嘉橋コウ:(チルドレンとして訓練してなかったら、きっと、この指輪は焼けちゃってた)
阿嘉橋コウ:(でも、高校生としての僕がいなかったら、この指輪は貰えなかったんだ)
阿嘉橋コウ:だから、許せない。自分を作ってくれた一欠片、五人の時間を奪った相手が。
阿嘉橋コウ:敵の目の前で立ち止まる。手は振り上げない。代わりに、右手を銃の形に。
阿嘉橋コウ:最大精度まで研ぎ澄まされた炎が、零距離で炸裂する!
”ラックストーカー”:「……ッ!!やべ……」
”ラックストーカー”:とっさに懐から、粉のような物を撒く。
”ラックストーカー”:影の色をしたそれに、炎が吸い込まれていく。
”ラックストーカー”:「あーー……畜生。これ高かったのに」
”ラックストーカー”:「特別製の『お守り』。こんな子供相手に……いや」
”ラックストーカー”:「子供も大人もねえな。ジャーム候補はジャーム候補だ」
阿嘉橋コウ:「……大丈夫」まだ落ち着いている。これは、合図だから。
阿嘉橋コウ:後ろに残してきた相手に。
阿嘉橋コウ:先に行っても、離れていても、一緒だよ、と伝えるための。
興津和沙:「大丈夫」
興津和沙:きっと、伝わるよ
興津和沙:彗星のように輝く少年の姿をみて
興津和沙:思わず、呟いてしまう
阿嘉橋コウ:左手を握り締める。小さくて、儚くて、大事な、キラキラ光る指輪を。
”ラックストーカー”:「………」銃に装弾する。
”ラックストーカー”:んー、一応エンゲージ切るか。《陽炎の衣》+《光芒の疾走》、5m後退(誰もいない側へ)
津島秋:ぐえーっ
興津和沙:ファッキンノイマン!!
”ラックストーカー”:隠密からの攻撃なので実は《デスストーカー》が乗っています。
”ラックストーカー”:さっき言い忘れたので!
津島秋:ひええこいっ
興津和沙:おら、こいや!!
興津和沙:シュッシュッ!!
”ラックストーカー”:18dx+10 リアクションC値+2!
:DoubleCross : (18R10+10[10]) → 10[1,1,1,2,2,3,3,3,3,5,5,6,6,8,8,8,9,10]+6[6]+10 → 26
津島秋:暴走リア不!
興津和沙:ガード!
EOW:リフレ浄玻璃 侵食率+3で122
EOW:4dx9+30
:DoubleCross : (4R10+30[9]) → 8[4,8,8,8]+30 → 38
興津和沙:つよさ
”ラックストーカー”:当たらない…
”ラックストーカー”:ダメージ!
”ラックストーカー”:3d10+35
:DoubleCross : (3D10+35) → 14[6,4,4]+35 → 49
津島秋:1しかのこってないので死にます…リザ!
津島秋:97+1d10
:DoubleCross : (97+1D10) → 97+7[7] → 104
興津和沙:死ぬ!
興津和沙:敵/ラックスター/親近感/憎悪○でロイスをって即昇華!
EOW:弾丸が背中に届く前に、塵と化し消失する。ラックストーカーには一瞥もくれない。
”ラックストーカー”:「……また逃げられたか。どうも自信無くすね」
津島秋:「…ん、」覆う光が弾け、再度編み直される。
興津和沙:弾丸が興津の肺腑を貫く
興津和沙:胸骨が砕かれ、空いた穴から空気漏れる
”ラックストーカー”:「俺はさ、どこにもいちゃいけないわけよ」
”ラックストーカー”:「ジャーム”ラックストーカー”なんてのは存在しないの。いい?」
興津和沙:「ざっけんな。」
津島秋:「--どんなになんて取り繕ってもね」けほ、と血を吐き出して。
津島秋:「在ったものは、無かったことにはならない。在るものが、そのまま亡くなることはない」
津島秋:「どんなに変わり果てたとしても」
”ラックストーカー”:「……なら、壊すさ」
”ラックストーカー”:「『なかったことにならない』ってことまで壊してやる」
興津和沙:喉まで上がってきた血反吐を飲み込む。ボロボロになった体を気合だけで支えようとする。
EOW:「キミが存在しないというのならば」背は向けたまま、声だけをかける
EOW:「キミの戯言に、ボクらが耳を貸す必要もないとボクは判断するね、うん」
津島秋:ぼろぼろになっても、立ち上がろうとする彼女の手を取って、体を支える。
興津和沙:一瞬の躊躇の後、体を預ける
津島秋:「かずちゃん、どうする。あんなこと言ってるけどさ」
興津和沙:「決まってらあ」
興津和沙:「私らで、きっちりぶっ倒して」
興津和沙:「UGNの資料に、『クソジャーム”ラックストーカー”、お姫様とその仲間たちにぶっ倒される』って」
興津和沙:「刻み込んでやらあ!」
津島秋:「あはは。そりゃいいや。じゃ、いってきて!」
津島秋:ぱん、と気合を入れるように背を叩きーーそこから、彼女の身体を、己のように光で支える。
興津和沙:「おお。いってくらぁっ!」
興津和沙:押されるように前に出る
”ラックストーカー”:《分割思考》
”ラックストーカー”:未行動になり、行動値を-10。
”ラックストーカー”:行動値4で再行動します。
GM:そして、姫の手番!
興津和沙:うぇや!!
興津和沙:ではマイナーで10m移動!ラックストーカーに接敵!
興津和沙:メジャーで〈コンセ:ブラックドッグ>+〈爪剣〉+〈アタックプログラム〉+〈バリアクラッカー〉
GM:うおー!こい!
興津和沙:11dx7+21
:DoubleCross : (11R10+21[7]) → 10[1,2,3,3,3,4,5,7,8,8,10]+10[4,4,5,8]+10[10]+4[4]+21 → 55
”ラックストーカー”:みんな回すなあ!
興津和沙:ガー不装甲無視!
”ラックストーカー”:5dx-3 ドッジ!
:DoubleCross : (5R10-3[10]) → 10[6,7,8,8,10]+6[6]-3 → 13
”ラックストーカー”:ダメージを!
興津和沙:6d10+2d10+37
:DoubleCross : (6D10+2D10+37) → 32[8,1,1,9,4,9]+3[2,1]+37 → 72
”ラックストーカー”:ぎりぎり…立ってる!
GM:演出どうぞ!
興津和沙:オーヴァードになってからも、お姫様になりたいと思ってからも、荒れてた中学の頃も、こんなに怖いと思ったことはなかった。
興津和沙:こうして戦ってる間にも、私はだれかのことを忘れているのかもしれない。
興津和沙:目の前にいるこの男も、もしかしたら私にとって大切な誰かだったのかもしれない。
興津和沙:そう思うと槍がいつもよりも重く感じてしまう。足が泥に捕まったように動かなくなってしまう。
興津和沙:けど。
興津和沙:今は、みんなが居てくれる。
興津和沙:自分が足を止めてしまった時に、背中を押してくれる友達がいる。
興津和沙:クールな顔して、傷ついた心を癒そうとしてくれる子がいる。
興津和沙:何よりも
興津和沙:夜空に輝く蠍座の星のように
興津和沙:私の道を優しく照らしてくれる王子様がいる。
興津和沙:その輝きに負けないように
興津和沙:その星に届くように
興津和沙:朱槍を、まっすぐにラックストーカーへ叩き込む!!
興津和沙:「オ、ラァァァァァ!!」
”ラックストーカー”:「………ッぐ、はっっ!!!」
”ラックストーカー”:その衝撃に大きくよろめく。
興津和沙:「私は」
興津和沙:「もう二度と忘れねえ」
興津和沙:「友達に手をかけようとしたしたことも。挫けそうになったとき、支えてくれた人たちがいたことも」
興津和沙:「今から、てめえをぶっ倒すことも、全部忘れてやらねえ」
興津和沙:「だから、てめえの存在をなかったことにして、都合よくやりたい放題やってやがるてめえには」
興津和沙:「ぜってえ負けねえっ!!」
”ラックストーカー”:「チッ……」
興津和沙:「全部背負って、勝ってやる!!」
”ラックストーカー”:「ジャームは」
”ラックストーカー”:「存在しちゃなんねえんだよ」
”ラックストーカー”:「お前らも」
”ラックストーカー”:「全部、壊してなかったことにしてやる」
阿嘉橋コウ:目の前を駆け抜けていった、金色の輝きを目で追う。
阿嘉橋コウ:「……やっぱり、姫はすごいなあ……」ぽつりと、いつものように。
阿嘉橋コウ:(また僕も追いかけるから)
阿嘉橋コウ:(待ってて。僕のお姫様)手は銃の形に構えたまま。それでもゆっくり笑う。
EOW:はい。それではマイナーはありません。
EOW:メジャー、サイレンの魔女@原初の赤 侵食率+6にて128に
EOW:判定行きます!
GM:どうぞ!
EOW:7dx10+30
:DoubleCross : (7R10+30[10]) → 10[2,3,4,7,8,8,10]+5[5]+30 → 45
EOW:お、1回転。45です。
”ラックストーカー”:告白すると、今までドッジダイスを間違えていました。
”ラックストーカー”:1増えて、6個でした。
”ラックストーカー”:では、頑張ってドッジします。
”ラックストーカー”:6dx-3
:DoubleCross : (6R10-3[10]) → 10[4,6,7,7,9,10]+4[4]-3 → 11
”ラックストーカー”:がんばりました。
EOW:ではダメージ、対抗種でHPが2になります。ぎりぎり。
”メデューサプラント”宗田奏芽:あ、こちらも対象ですよね。暴走中。
EOW:あ、はい。すみません宣言もれです。メデューサプラントも対象です。
EOW:ダメージ行きます。
EOW:5d10+2d10+24 装甲無視
:DoubleCross : (5D10+2D10+24) → 23[9,8,2,1,3]+6[2,4]+24 → 53
”メデューサプラント”宗田奏芽:ぎりぎり……残る!
”ラックストーカー”:こちらは、死!ので
”ラックストーカー”:《ラストアクション》
EOW:ぐ、やっぱりきたー!
興津和沙:オバカ!!
”ラックストーカー”:《コンバットシステム》+《確定予測》+《見えざる死神》+《ワンショットツーキル》
阿嘉橋コウ:ぴー
EOW:時の棺!
津島秋:えっえっちゃん侵蝕大丈夫!?
”ラックストーカー”:あっすみませんちょっとまって
EOW:あ、陽炎します?
”ラックストーカー”:メインプロセスだからそうだ、陽炎します!でないと死神が意味ない!
EOW:了解しました。では対象を選択できませんので宣言取り下げで
”ラックストーカー”:了解です、お手間をおかけします!
”ラックストーカー”:では改めて隠密のまま二体に攻撃。対象は…
”ラックストーカー”:秋ちゃんとコウくん!
津島秋:ギエーッ
阿嘉橋コウ:ぐわー
EOW:いやらしいところを
”ラックストーカー”:18dx+10 リアクションC値+2 確定予測品切れ!
:DoubleCross : (18R10+10[10]) → 8[1,1,2,2,3,4,4,4,5,5,5,6,6,6,7,7,8,8]+10 → 18
阿嘉橋コウ:ドッジするしかないので
津島秋:暴走リア不だー。ダメージどぞ
阿嘉橋コウ:8dx12+1=>18
:DoubleCross : (8R10+1[12]>=18) → 10[1,1,3,4,6,6,7,10]+1 → 11 → 失敗
”ラックストーカー”:2d10+35
:DoubleCross : (2D10+35) → 16[10,6]+35 → 51
津島秋:死ぬ!ので、今回はさっきお話した姫のロイス昇華して復活する!
阿嘉橋コウ:だめ! ”ラックストーカー”に感服/○怒りでロイスを取って昇華します。
EOW:では軽めの演出。
”ラックストーカー”:そして、《蘇生復活》。HP1で復活します。
阿嘉橋コウ:HP15で復活
阿嘉橋コウ:あ、
阿嘉橋コウ: 《クリメイト》
EOW:おお<クリメイト
阿嘉橋コウ:侵蝕4上昇。”ラックストーカー”を攻撃します。
阿嘉橋コウ:ダメージ!
阿嘉橋コウ:1d10+2
:DoubleCross : (1D10+2) → 10[10]+2 → 12
阿嘉橋コウ:うお
”ラックストーカー”:ひえっ
”ラックストーカー”:死にます。
津島秋:出目最大!
”ラックストーカー”:もう復活はない。”ラックストーカー”撃破です。
EOW:では演出をトスします。
興津和沙:や、やったーーー!!
EOW:そっとしゃがみこみ、宗田奏芽の側に。
”ラックストーカー”:「ぐ……クソ、が……!」
EOW:「謝罪するよ、宗田奏芽」
”メデューサプラント”宗田奏芽:「………えっちゃん」
EOW:「ボクらはキミがもっとも苦しんでいる時に居てあげることができなかったし」
EOW:「これから一緒に居てあげることも、できない」
”メデューサプラント”宗田奏芽:ぼろぼろと、再生しては崩れ、再生しては崩れる蔓。
EOW:「それでも──いや、だからこそ、せめて、かな」
EOW:「『今この時』だけは、共に在ろうと、ボクは判断するよ」
EOW:静かにそっと、その頬に再生した己の手をあてて──
”メデューサプラント”宗田奏芽:「………ああ」
”メデューサプラント”宗田奏芽:ぽろぽろと、流れた涙が端から花びらに変わって。
”メデューサプラント”宗田奏芽:「うれしい」
”ラックストーカー”:「…ざけ、やがる」
”ラックストーカー”:ぼろぼろと、崩れる体。それでも、戦意は消えず。
”ラックストーカー”:「どいつもこいつも……」
”ラックストーカー”:「ブチ壊してやる」
”ラックストーカー”:二発の銃声。
”ラックストーカー”:動作すら破壊し、破壊を津島秋、阿嘉橋コウへと飛ばす。
津島秋:羽根が舞う。--リザレクト限界を超えたからこその出力で、その破壊を生え続ける羽根が、柔らかく包みこむ。
興津和沙:弾丸が自分の脇をすり抜けていく
興津和沙:「……!コウくんっ!」
”ラックストーカー”:「へ……へへ」
阿嘉橋コウ:「……ぐっ!」右腕の付け根が、半ば抉られる。
阿嘉橋コウ:体勢を崩し、倒れかけるその瞬間。
阿嘉橋コウ:銃を形作ったままの右手は、灼熱の赤い熾火を生んだ。
阿嘉橋コウ:「……銃を、ください」小さく呟く。火の玉は真っ直ぐに”ラックストーカー”目がけて飛んでいく!
阿嘉橋コウ:「あなたを、僕の怒りで撃つための、銃を!」
”ラックストーカー”:「………!!」
”ラックストーカー”:「俺が」
”ラックストーカー”:「嘘だろ…」
”ラックストーカー”:「俺は、ジャームじゃ………」
”ラックストーカー”:「ね……」
”ラックストーカー”:その身体は崩壊とともに灼かれ
”ラックストーカー”:その跡には銃と、彼のつけていた眼帯だけが残った。
興津和沙:「ああ…そうだな。」
興津和沙:「ジャームってだけじゃねえ。」
興津和沙:「あんたが"ラックストーカー"だってことも、ちゃんと覚えとくよ。私は」
興津和沙:一瞥し、奏ちゃんの方に向き直る
”メデューサプラント”宗田奏芽:泣きながら、笑っている。
興津和沙:「これで」
興津和沙:「私達5人の戦いのケリはついた。」
興津和沙:「さ、今度は」
興津和沙:「私達四人と、あんたのケリをつけようぜ。」
興津和沙:「奏ちゃん」
”メデューサプラント”宗田奏芽:「…ん」
”メデューサプラント”宗田奏芽:「ありがとう……」
”メデューサプラント”宗田奏芽:マイナー。
”メデューサプラント”宗田奏芽:《完全獣化》+《破壊の爪》+《三頭の魔獣》
”メデューサプラント”宗田奏芽:肉体判定ダイスアップ、攻撃力アップ。
”メデューサプラント”宗田奏芽:ざわざわと。花が咲いていく。どこかくすんだ色の。
”メデューサプラント”宗田奏芽:たくさんの蛇が生えていく。
”メデューサプラント”宗田奏芽:「もう、私にもどうにも、できないから」
”メデューサプラント”宗田奏芽:───彼女の蛇は、彼女の意志と関わりなく敵を滅ぼす。
”メデューサプラント”宗田奏芽:「ずっと一緒にいたいって、思っちゃうから」
”メデューサプラント”宗田奏芽:「一緒に、どこにも、誰もいないところで、ずっといようって」
”メデューサプラント”宗田奏芽:「止まらないの」
”メデューサプラント”宗田奏芽:蛇が、どんどん溢れてくる。
”メデューサプラント”宗田奏芽:メジャー。
”メデューサプラント”宗田奏芽:《コンセントレイト:エグザイル》+《伸縮腕》+《ジャイアントグロウス》 秋ちゃんとえっちゃんのエンゲージに攻撃。
GM:妨害等ありますか?
EOW:ぐ、ちょいお待ちを。
津島秋:えっちゃん侵蝕大丈夫?秋はまだ行けるから無理せんでいいよ
EOW:うん、データ的にはあれなのですが
EOW:この子にみんなを傷つけさせたくないの
EOW:原初の黒@時の棺 を宣言。侵食率は140に
GM:了解です。
”メデューサプラント”宗田奏芽:判定は失敗。
EOW:ぽんぽんっと、あやすように頭に軽く手を乗せて、ただ微笑む。
”メデューサプラント”宗田奏芽:「えっちゃん………」
”メデューサプラント”宗田奏芽:「だめ、私……」
EOW:少女の意に沿わぬその蛇たちが、塵と化し風に吹かれ、その姿を消失させて──
”メデューサプラント”宗田奏芽:「───」
EOW:ああ、そうだ。たしかこう言えばよかったのだった──
EOW:「がんばったね──」軽くやさしく、その身体を抱きしめます。
”メデューサプラント”宗田奏芽:目を、閉じる。
”メデューサプラント”宗田奏芽:蛇ではなく、自分の腕で。
”メデューサプラント”宗田奏芽:そっと、抱き返す。
”メデューサプラント”宗田奏芽:もうない絆をなぞるだけでも。
”メデューサプラント”宗田奏芽:あるように思うことならできるから。
GM:行動値等が元に戻ります。
GM:そしてセットアップ。
津島秋:なしです。
”メデューサプラント”宗田奏芽:なし。使用しません。
EOW:ありません。
興津和沙:ばし!
興津和沙:なし!
阿嘉橋コウ:なしです
GM:では、秋ちゃんの手番です。
津島秋:はい。マイナーでストライクチップの効果起動。
津島秋:メジャーコンボ:飛天六華:≪コンセントレイト:モルフェウス≫≪カスタマイズ≫≪ペネトレイト≫で宗田ちゃんへ攻撃。
津島秋:では判定へ。
”メデューサプラント”宗田奏芽:どうぞ。
津島秋:18dx7+9
:DoubleCross : (18R10+9[7]) → 10[1,2,2,2,3,5,5,6,7,7,7,7,8,8,10,10,10,10]+10[1,1,3,3,4,5,5,6,8,8]+10[3,9]+6[6]+9 → 45
津島秋:最後に、剣精の手を使用。
津島秋:1dx7+49
:DoubleCross : (1R10+49[7]) → 10[10]+2[2]+49 → 61
津島秋:回ったね。
津島秋:侵蝕+7+2、113へ。
”メデューサプラント”宗田奏芽:暴走中。ダメージをどうぞ。
津島秋:7d10+2d10 装甲無視。
:DoubleCross : (7D10+2D10) → 39[4,4,3,8,6,5,9]+12[2,10] → 51
津島秋:まあ悪くない。
”メデューサプラント”宗田奏芽:落ちます。
”メデューサプラント”宗田奏芽:《魔獣の証》のレベルは6でした。
津島秋:はい。では、演出へ。
津島秋:ぱらぱらと、彼女たちに。ゆっくりと、光の雪が降り注ぐ。
津島秋:それは、天の階を求めた、今はもういない夢追い人の夢の残り香。
津島秋:それでもーー安らかに送る程度には、天にも近いであろうから。
津島秋:降りしきる。光が触れた花と蔦、蛇をゆるりと。己と同じ暖かい光へと転換する。
”メデューサプラント”宗田奏芽:「──────」
”メデューサプラント”宗田奏芽:「ああ」
”メデューサプラント”宗田奏芽:「秋ちゃんだ」
津島秋:光。光、光。それは、
津島秋:昏く暗い闇の中に居た彼女に、せめてでも照らせただろうか。
”メデューサプラント”宗田奏芽:「……あったかい」微睡むように目を閉じて。
”メデューサプラント”宗田奏芽:光の中に、とけていく。
”メデューサプラント”宗田奏芽:最後に垣間見えた表情はとても柔らかで……
”メデューサプラント”宗田奏芽:頭に咲く花は、綺麗な白をしていた。
津島秋:「……さよなら、奏芽ちゃん」囁くように、最後に一言。
津島秋:ああ、せめて。最後に見えた貴方の表情とその花色が、わたしの見た幻ではありませんよう。
津島秋:「ーー”かくあれかし”」バックトラック
津島秋:うおーっ
EOW:うぉーっ!
阿嘉橋コウ:うおお
GM:Eロイス!
・砕け散る絆
・砕け散る絆
・傲慢な理想
・傲慢な理想
・原初の恐怖
”メデューサプラント”宗田奏芽
・不滅の妄執
・本質的虚構
津島秋:どうせだから振っておこう……。
EOW:すべて振ります!
阿嘉橋コウ:念のため振ります!
津島秋:113-7d10
:DoubleCross : (113-7D10) → 113-33[3,2,3,8,9,5,3] → 80
阿嘉橋コウ:117-7d10
:DoubleCross : (117-7D10) → 117-42[7,2,3,7,9,10,4] → 75
興津和沙:受けっておこう…
EOW:140-7d10
:DoubleCross : (140-7D10) → 140-35[8,2,7,3,2,3,10] → 105
阿嘉橋コウ:全然平気
興津和沙:114-7d10
:DoubleCross : (114-7D10) → 114-43[8,3,2,10,8,7,5] → 71
阿嘉橋コウ:おお、えっちゃん下がった!
興津和沙:二倍ぶり
阿嘉橋コウ:1倍でー
興津和沙:71-10d10
:DoubleCross : (71-10D10) → 71-67[2,8,5,10,3,9,9,9,10,2] → 4
阿嘉橋コウ:75-5d10
:DoubleCross : (75-5D10) → 75-18[3,9,3,2,1] → 57
GM:4
阿嘉橋コウ:姫w
津島秋:うーむもう二倍でいいやこれ。
興津和沙:いっぱい戻った
EOW:さすがに1112以上はでると思うので、1倍で
津島秋:80-10d10
:DoubleCross : (80-10D10) → 80-60[6,8,2,8,7,10,5,5,5,4] → 20
EOW:105-4d10
:DoubleCross : (105-4D10) → 105-27[6,9,4,8] → 78
EOW:戻ってこれました(ほっ
津島秋:よかった!
阿嘉橋コウ:よかったーーー
GM:うむ、全員帰還ですね!
GM:経験点配布もやりましょう。
津島秋:わあい
GM:シナリオは、今回5点にEロイス7点、
GM:宗田奏芽のDロイス:戦闘用人格で1点
GM:合わせて13点に、いつもの5点+最終侵蝕率点です。
興津和沙:21点!
阿嘉橋コウ:22点!
津島秋:+3点して18+3、21です!
EOW:13+5+5にて23点となります。
GM:GMは30点。
GM:それぞれどうぞ!
津島秋:ありがとうございます!いただきまーす
EOW:ありがとうございます、受領させて頂きます。
阿嘉橋コウ:いただきます!
興津和沙:あざす!エンディング1:悲しむことを、悲しめることを
GM:君たちはUGNの任務のために集まっていた。チームとして。
宗田奏芽:「えっと、こっちの槍がすごい子が興津和沙ちゃんで、ぼーっとしたかんじの男の子が阿嘉橋コウくん!」
津島秋:「……け、結構遠慮なく言うね宗田ちゃん」微妙に表情が引き攣る。
阿嘉橋コウ:「よく言われるー」特に気にせず、ほにゃほにゃとしている。
興津和沙:「まるで槍がメインみたいな言い方してくるっ」
興津和沙:「違うからね、私が主!お姫様みたいな女の子の興津和沙ちゃんねっ」
宗田奏芽:「え、えっとえっと、ごめんね、けっしてその、わるい意味とかではなく……」
津島秋:「いやあでもその太さと大きさならしょうがない気もする」
阿嘉橋コウ:「あ、そうか。姫の槍、もう慣れちゃったから……」
津島秋:「げに恐ろしきは人の慣れよ……」
宗田奏芽:「ほら、紹介するときは第一印象が?だいじかな?って」
EOW:「うん、的確ではあると思うよ、ボクは」
興津和沙:「あ、クソ寒骨白め、久々にちゃんと槍扱いされて喜んでやがる」
津島秋:「意識あるんだ…」
EOW:「なかなか興味深いね、うん」<意識がある
阿嘉橋コウ:「でも姫もかわいいからね。大丈夫!」にこにこしている。
興津和沙:「ありがと、コウくん。私の味方はコウくんだけだよっ」
津島秋:なんか仲いいなあ…と微笑ましく見つめる。
阿嘉橋コウ:「え、でもチームなんだから、みんなで協力しないとだよ」
阿嘉橋コウ:「みんなも姫の味方になってあげてね」
津島秋:「うむ。わたしもそうなるとしよう」芝居がかった言い方で。
興津和沙:「みんないじわるなんだもんっ」よよよと泣き真似をする
阿嘉橋コウ:よしよし、と頭を撫でるジェスチャー。
宗田奏芽:「ご、ごめんね…!和沙ちゃんがすごい人だっていうのはわかってるから……」
宗田奏芽:「秋ちゃん、えっちゃんもかっこよくて素敵な人なんだよ」
宗田奏芽:頭の花がふわふわと揺れる。
津島秋:実際その大きさと重量のものを四六時中平然と持ち歩けるあたり只者じゃないよなあ、と思うがまあ言わない。
津島秋:「よろしくねー、津島の秋です!」
阿嘉橋コウ:「そうなんだあ。よろしくねー」
阿嘉橋コウ:「あっ、飴、よかったらみんなどうぞー」配り始める。
津島秋:「あらら、ありがとうね阿嘉橋くん」
宗田奏芽:「わ、わ、ありがとー」
EOW:「うん、あまりない評され方だね。宗田奏芽に謝辞を」
EOW:「ごきげんよう。ボクが誤ったウロボロス解釈、エンド・オブ・ワールドさ」
宗田奏芽:「えっちゃん、なんかすごいレネゲイドビーイングなんだよ」
阿嘉橋コウ:「エンドオブワールドさん……えーと」
阿嘉橋コウ:「僕もえっちゃんでいいかな?」
EOW:「そうだね阿嘉橋コウ。呼びやすく、認識のできる呼称であれば、ボクは構わないよ」
興津和沙:「遠藤(えんどう)悪人(わるど)…?」
興津和沙:「鎌倉の悪源太みたいな、そんな意味合い?」
津島秋:「いや無理に日本名にしなくても」
EOW:「なかなか斬新な解釈だね」
興津和沙:「いや、日本人かなって思ってて、日本語喋ってるし…」
EOW:「日本語を喋れることが日本人の判断基準と言うのであれば」
EOW:「この市で多く就労している諸外国の人間もみな、日本人という事になるね」
津島秋:「いやいや。えっちゃんの言い方はともかくとして、アレだよね?英語の方だよね?」
宗田奏芽:「あ、そう、そうだよ!end of world (流暢な発音)だよっ!」
津島秋:「すっごい良い発音きたこれ」
興津和沙:「アメリカ人!?」
宗田奏芽:「いやあ、日本生まれ日本育ちです……えへへ」
EOW:「うん、正確な発音だね」
EOW:「年齢と経歴から考えれば、誇るべき語学力だね、うん」
興津和沙:「発音がきれい…真面目に授業を受けている…」
阿嘉橋コウ:「英語得意なのいいなあー」
EOW:「ボクなどより、キミの方がはるかにすごいと判断するよ、うん」>宗田さん
宗田奏芽:「もーっ〜、そんなに褒めても何にも出ないよう……」花が真っ赤に染まっている。
宗田奏芽:「それに、文法とかはからきしだし……」
阿嘉橋コウ:「あ、お花が綺麗」
宗田奏芽:「あうあうあうあ」
興津和沙:「綺麗。」
興津和沙:「写真撮っていい?」
興津和沙:スマホを取り出している
宗田奏芽:「しゃ、しゃしん!?」
興津和沙:「お花がすっごく綺麗だから、お姫様ファッションの参考にしたくてっ」
宗田奏芽:「あ、そ、それならさ」
宗田奏芽:「みんなで撮ろう!みんなで!うん!」
阿嘉橋コウ:「みんなで!」
宗田奏芽:「チームなんだし、記念に……どう、かな?」
津島秋:「あ、いいね。折角の高校生プラスワンチームだし」
阿嘉橋コウ:「わあ、それすごくいいねえー」ぱっと顔を輝かせる。
EOW:「ボクは構わないよ、うん」
阿嘉橋コウ:「写真を複数人数で撮るのは、最近よく見るコミュニケーションの、ええと」
興津和沙:「じゃあ、仲良しチームの結成記念ってことで!」
阿嘉橋コウ:「まあいいや。楽しそう!」
宗田奏芽:「やったあ」
津島秋:「んじゃ、タイマーとか上手いことやってみんなのやつで撮ってこうか」
宗田奏芽:「うん!」
阿嘉橋コウ:「あっ、変顔というのをした方がいい? やり方よくわかんないけど……」
津島秋:「いやいやいいよいいよ」苦笑しつつ。
EOW:「変顔? そうした作法があるのかな、映るにあたって?」
興津和沙:「コウくんとえっちゃんは前に出てねー、背の順でっ」
EOW:とてとてとてと、言われるままに前に。
津島秋:「普通に笑顔とかでいいんじゃないかなあ!?」
阿嘉橋コウ:「いいのか……」クラスの男子はたまにそういうの撮ってるので。
阿嘉橋コウ:「笑顔、がんばる……!」
阿嘉橋コウ:来年はもうちょっと背が伸びるといいなあと思いながら、前へ。
興津和沙:「もっと自然な感じでいいよ」
興津和沙:と楽しげに笑いながらコウに話しかける
津島秋:「撮りたいなら撮るけどね。……ううん、タイマーにするには丁度良く置けるとこが無いし、ちょっと綺麗じゃないけど」
宗田奏芽:「あ、髪伸ばせばケータイ支えられるけど」
津島秋:「ありゃ。上手いこと隠しつつ行けるかな…」
阿嘉橋コウ:「自然、自然……」仲のいい子といる時みたいにすればいいのかな。例えば、姫とか。
興津和沙:「チームの結成記念だけど」
興津和沙:「最初の一枚ぐらいは普通な感じでいこうぜっ」
興津和沙:「普通の高校生が集まったみたいな感じでさ」
興津和沙:でっかい槍を持ちながら言う
宗田奏芽:「はあーい」
EOW:「なかなかそれは難度が高いね、うん」<れねび
EOW:それでも表情はいつもと同じ笑顔を湛えたまま
津島秋:「んじゃあ、用意はいいかな皆?」
興津和沙:「おっけー!」
阿嘉橋コウ:「大丈夫!」寝癖をちょっと直しながら。
宗田奏芽:「いいよー」
EOW:「問題はないよ、うん」
津島秋:「よし!じゃあ、まずは一枚ーー」
津島秋:背を伸ばして。腕を伸ばして。
津島秋:皆が、きちんと入るように。
津島秋:そうして、シャッターボタンを押した。
津島秋:腕を伸ばして、そうやって取ったせいだろうか。とても、写真屋とかの様に綺麗なものとは言えない。
津島秋:それでもーー皆、楽しそうだった。
EOW:「何を見ているのかな、津島秋?」
津島秋:「ああ………ん、これ」苦笑しながら、彼女にスマホを見せる。
EOW:「ああ──あの時に撮影したものだね」
EOW:特に表情は変えず、しゃがんだ肩越しに覗き込む。
津島秋:「そうだよね。……うん、奏芽ちゃんも楽しそうだなあってさ」苦笑いを浮かべたまま。
阿嘉橋コウ:「……あ、写真……」画面を見て呟く。
阿嘉橋コウ:「これ、あの時宗田さん、照れちゃってたから、花が真っ赤なんだねえ」
阿嘉橋コウ:今は、思い出せる。
阿嘉橋コウ:「もっといろんな色、してたのにね」
津島秋:「可愛らしいよねえ」
興津和沙:「そうそ、どんな気分か花の色で一発でわかっちゃって」
興津和沙:「それが可愛くてさ」
津島秋:「…………うん、そうだねえ」思い返せば、その色を。今はまだ、思い出せる。
EOW:「ああ、なるほど。そうだったのだね。それは気がつかなかったよ」<花の色
阿嘉橋コウ:「……僕、人の気持ちよくわかんないことあるから、宗田さんは話しやすかったな」
EOW:「人の心の機微に聡かったからね、宗田奏芽は」
EOW:<話しやすかった
津島秋:「ついついからかいたくなっちゃったんだよねえ……反応もいじらしくてさ」
興津和沙:「秋ちゃん、いじわるだからなあ。」
興津和沙:からからと笑いながら言う
津島秋:「そ、其処までではないと思うんだよなあ……いや、ウチの基準がおかしいかもだけど…」
興津和沙:だけど、その笑い声はいつもよりもどこか乾いていて
阿嘉橋コウ:「……」
阿嘉橋コウ:「……ありがとう、津島さん、えっちゃん」突然、ぺこりと頭を下げる。
EOW:「どうかしたかな、阿嘉橋コウ?」
津島秋:「……え、いや。あれ、なんかしたかな」眼を白黒させて。
阿嘉橋コウ:「……宗田さんの傍に、あの時いてくれて」
興津和沙:「そうだね、ありがと。」
津島秋:「…………居たのは、えっちゃんだよ」苦笑いを浮かべたまま。
阿嘉橋コウ:「ううん。二人とも、ちゃんと見ててくれてたもん」
EOW:「それには異議を唱えるよ、阿嘉橋コウ、津島秋」
EOW:「あの時あそこに在ったのは、ボクら『五人』だ」
EOW:「けっしてボクと彼女だけはなかった」
津島秋:「…………………ふふ」
津島秋:「これは、一本取られちゃったかな」
阿嘉橋コウ:「……五人」
興津和沙:「………」
阿嘉橋コウ:「……僕、僕は……」あの時、ずっと怒っていて、気を回せなかったと思っていたけど。
阿嘉橋コウ:「僕も一緒に居られてたなら、すごく嬉しいな」
興津和沙:目頭が、熱くなる
興津和沙:それを抑えようとしても、抑えられない
興津和沙:一番大柄な、金髪の少女が、人目を憚らず涙を流している
阿嘉橋コウ:「……姫?」顔を覗き込む。
興津和沙:「ごめん…」
興津和沙:コウくんから、顔をそらす
阿嘉橋コウ:「あ」見せたくない顔だったかもしれない。でも、見てしまった。
興津和沙:今までコウくんが一度も見たこともないような顔。自分もこんなふうに泣くなんて思ってなかった。
阿嘉橋コウ:彼女はとても強くて……ひどく、優しい女の子だから。
興津和沙:「友達が、いなくなっちゃうのって」
興津和沙:「寂しいね。」
興津和沙:初めて、友達が死んだ。
興津和沙:『お姫様が関わったお話はハッピーエンドになる』。そう言い続けてきた。
興津和沙:今までは、その通りだった。道中で傷つく人は居ても、最後にはみんな日常に戻ることが出来た。
興津和沙:けど、そんなのはたまたまうまく行っていただけで。
興津和沙:私は大切な友達も守れない、情けないやつで
興津和沙:「ああ」
興津和沙:嗚咽が漏れる。自分の無力を嘆くように、友達の死を悼むように
阿嘉橋コウ:「姫」
阿嘉橋コウ:顔はあまり見ないようにして、手を差し出す。
阿嘉橋コウ:その手にはハンカチがあって、薬指には髪の毛の指輪が巻かれている。
興津和沙:「……」
阿嘉橋コウ:多分、自分と姫との間には断絶がある。
阿嘉橋コウ:自分は、ある程度慣れてしまっているから。
阿嘉橋コウ:でも、素直に泣ける彼女の涙は、とても、尊いものに見えた。
興津和沙:「ごめん。」
興津和沙:「コウくんは、強いね。」
興津和沙:「私も、もっと強くならないと」
興津和沙:ハンカチを受け取ろうと、手をのばす
興津和沙:「泣いてばっかりじゃ、ダメだよね。」
阿嘉橋コウ:「僕は強いんじゃなくて……んっと……」
阿嘉橋コウ:「一度にひとつのことしか考えられないだけ」
阿嘉橋コウ:「ダメじゃないよ。泣いていいよ。ハンカチ、ダメにしていいよ」
阿嘉橋コウ:「今は、姫が最後に元気になってくれたらそれでいいって、それだけで」
阿嘉橋コウ:「それが僕のハッピーエンドなんだ」
興津和沙:コウくんの言葉が、胸に染み込んでいく
興津和沙:染み込んだ分だけ、涙が溢れてしまう
津島秋:少しだけ、目を逸らすよう、零さないように空を見詰めていた視線を降ろす。
津島秋:「……悲しむことを、悲しめることを、悪いことみたいに言わないでいいんだよ」
興津和沙:「そう、なの?」
津島秋:「わたしたちは、5人だったんだから。もしハッピーエンドじゃなかったとしたら、わたしたち全員の弱さだったんだから」
津島秋:「そう。だって、そうでしょ?だれも悲しんでくれないなんて…さみしいじゃない」
EOW:「寂しさを率直に口にできる。それもまた強さだよ、興津和沙」
EOW:「キミは最初に違和感に気づき、キミは最初に誰よりも怒り、キミは最初に涙を流した」
EOW:「それは、キミの強さだと、ボクは判断するよ」
興津和沙:「わからなくて。」
興津和沙:「泣いていいのかも」
興津和沙:「何のために泣いているのかも、わからなくて。」
興津和沙:「でも、ただ悲しくて、涙が止められなくて」
興津和沙:心に溜まったものが、全部、溢れていく
津島秋:「それでいいんだよ、きっと」すこしさみし気に微笑む。
EOW:静かに頷きます。
津島秋:「なんのため、とか。誰かの為、とか。そういうのじゃなくて。ただ悲しい、ってだけで」
阿嘉橋コウ:「……ね。大丈夫だよ、姫」
興津和沙:悲しみも、後悔も、溢れて
興津和沙:それを溢れさせてくれたのは、そばにいてくれる人たちで
興津和沙:「コウくん。」
阿嘉橋コウ:「うん」
阿嘉橋コウ:静かに返事をする。
興津和沙:「寂しいよ。」
阿嘉橋コウ:「……うん」
興津和沙:膝を付き、コウくんの胸元に顔を寄せる
興津和沙:「辛いよ、悲しいよ」
阿嘉橋コウ:ゆっくりと、彼女の悲しみが染みこんでくるようで。
阿嘉橋コウ:そっと、頭に手を置いて、撫でる。
阿嘉橋コウ:「いいよ。大丈夫」
阿嘉橋コウ:目の前が、じわじわと滲んでくるけど、きっと今は気づかれない。
阿嘉橋コウ:大好きな子の悲しみを全部受け止める、王子様になりたい。
阿嘉橋コウ:本当に、心から、そう思いながら、そっと金色の髪を撫で続けていた。
興津和沙:えんえん、と泣き続けた
興津和沙:涙が枯れるまで、ずっと泣き続けた。
興津和沙:悲しみの気持ちはいつまでも消えなかったけど。
興津和沙:でも、少しずつ少しずつ、みんなの優しさが心に染み込んできて
興津和沙:それで、やっと涙を止めることが出来た。エンディング2:涙は結構遠いもの
津島秋:普段は、あまり訪れることもない方。とはいえ、霊園であるから、手馴れたものだ。
津島秋:線香や、供える花。それに、掃除用具にーー
EOW:手桶を両手で持って、後ろから着いて来ています。
津島秋:「ありがとね、えっちゃん」
EOW:「ボクにも関わりがある事だからね、うん」
津島秋:とことこと、ゆるりと目的地まで歩きつつ。
津島秋:「そう。でも、ありがとね」繰り返して。ゆっくりと石が並ぶ中を進む。
津島秋:そして、目的地で足を止める。
EOW:追随するようにその後ろで静止。
津島秋:「ここ、だね。まずは、いらないかもだけど。掃除からしていこう」
津島秋:水を入れたバケツを降ろし、まずは箒で掃き。その後に水で濡らした雑巾で拭いていく。
EOW:「どのような場所であれ、清潔を維持するのは良いことだろうからね、うん」
EOW:ちっちゃな手で雑巾を絞り、墓石を磨きあげる。
津島秋:「うん。それに、綺麗にすることで、墓の効果もあるからね」
EOW:「効果?」
津島秋:元々、作られてから時間も経っていない。そう時間もかからずに終わるだろう。
津島秋:「そう。墓って言うのはね、生きている人のためにあるんだ」
EOW:磨き上げながら、耳を傾けます。
津島秋:「死んだ人、いなくなった人。そうしたものと、向き合うためのもの。剥き出しの死というものを、わたしたちは直視できない」
津島秋:「だから、それを心の底から納得して、それでも残る何かの為にーーわたしたちは墓を作って、そこに訪れる」
津島秋:「だから、究極的には自己満足だ、なんてどこかの誰かが言ってた気がするよ」苦笑して。
EOW:「なるほど、錨の様なものだね」
EOW:「心の置所。──しかしそれを心中に備えては、その重さに耐えきれなくなってしまう」
EOW:「故にモニュメントとして、この様に形作るといったところなのかもしれないね」
津島秋:「ああ、そうだね。うん、きっとそう」
津島秋:「……よし、こんなものかな」
津島秋:ゆっくりと掃除道具も片付けていく。
津島秋:花を添える。
津島秋:色とりどりの、様々な種類を生ける。
EOW:「──うん、華やかだね」
津島秋:何れは枯れて、色も褪せるもので。ここの主には、到底及ばないものだけれど。
津島秋:「うん。奏芽ちゃん、見飽きてるかもだけどさ。こういう方が、いいかなって」
EOW:「花が好きなようだったからね。もし見れるのであれば、喜ぶのではないかと判断するよ」
津島秋:「そっか。……うん。それなら、いいな」
津島秋:「えっちゃんも、お線香上げる?多めに用意してきたから」
EOW:「そうさせてもらおうかな。やり方を教えてもらえるかい?」
津島秋:元々、妹たちやいなくなった支部のひとたちの為に、よく使うものだから準備はいっぱいある。
津島秋:「うん。これに、マッチとかライターで火を先端に点けてね……」
津島秋:ゆっくりと丁寧に説明し。彼女には簡単につけれるチャッカマン形式のライターを渡す。
津島秋:自分は、手馴れたマッチ箱から一本、マッチを取り出した。
EOW:たどたどしくも丁寧に、線香の火を鎮め、香炉に収め手を合わせる。
津島秋:そうやって、手早く付けて数本、線香を差す。
津島秋:此方も目を閉じて、手を合わせる。
津島秋:彼女の事は、然程多く知っているわけじゃない。
津島秋:長い付き合いで有った訳でも、深い因縁だとかがあった訳でも、ない。
津島秋:それでも。
津島秋:「……わたしは、友達だって思ってるよ」
津島秋:一緒にカフェで食べてみたり、調査で一緒に歩いてみたり。
津島秋:戦闘で、一緒に/向かい合って、戦ったことも。
津島秋:「……へへ。悪いけど、楽しかったなあって思ってる」
津島秋:そうして、わたしが殺したのだとしても。彼女が、恨んでいるのであろうとしても。
津島秋:「……もっと色々、できたらよかったね」
EOW:じーっと、墓石に語る秋ちゃんの言葉を聞いていた。
津島秋:そっと長い間瞑っていた目を開いて、苦笑。
津島秋:「ごめんね、どうしても独り言多くなっちゃってさ」
EOW:「……うん」と、改めて頷いて。
EOW:「津島秋」声をかけます。
津島秋:「なあに、えっちゃん」
EOW:「知っての通り、ボクはレネゲイドビーイングで、人の感情の機微には聡くない」
EOW:「だから、ボクの判断が間違っていたら、否定してくれて構わない」
EOW:と前置いて。
津島秋:「うん。でもわたしも似たようなものだし、頭から否定なんてしないよ」
EOW:「ありがとう、津島秋。そんなキミにだから、ボクはこの判断を伝えさせてもらうよ」
EOW:正面から、じっと瞳を合わせるようにして──
EOW:「『悲しむことを、悲しめることは悪いことではない』」
津島秋:こちらも、困った様に笑いながら視線を合わせて。
EOW:「そう言ったのは、他ならぬキミだったよね、津島秋?」
EOW:「ボクは今から目にすること、耳にすることを、誓って他言はしない。だから──」
津島秋:「-‐そうだね」
EOW:一呼吸だけ、おいて──
EOW:「津島秋、キミも泣いていいんだよ?」
津島秋:「…………えっちゃんさ。変わってないっていうの、やっぱりそんなことないよ」
EOW:じっと、無言で瞳を合わせたまま──
津島秋:困ったように笑って。
津島秋:「うん、自分で言ったことだもん。分かってる。分かってるよ」
EOW:合わせたまま──
津島秋:「資格がないとか、そういう事が引っかかってるんでも、あんまりないんだ。いや、無いわけじゃないんだけど」
EOW:ただ、無言で。紫の瞳が、少女を見つめ続ける。
津島秋:「……………あはは。本当に秘密だよ?」
津島秋:「わたしはね、昔なら。あの夏の日の前なら」
津島秋:「あの子が、一緒にいて欲しいと言ったときに、頷くことだってできた」
津島秋:「--あの時、わたしが最初なんて思って、答えようと一瞬思ったか、言うよ」
津島秋:「『それはできない。わたしには、もう。一緒にいるって選んだひとがいるの』」
津島秋:「我ながら、流石にコレはないよね」
津島秋:「わたしは、あの時奏芽ちゃんの命と人格と思いに、値段を勝手につけたんだ」
津島秋:「ねえ、えっちゃん」困ったような表情のまま。
EOW:「なにかな、津島秋?」そこで初めて声で応じます。
津島秋:「そんなこと思っておきながら、泣けるほど。わたしは自分勝手になれないよ」
津島秋:「それは、奏芽ちゃんにも、わたし自身にも嘘を吐くことだもの」
EOW:では近づき、しゃがんだ秋ちゃんの顔を覗き込むようにして。
EOW:「それは違うと判断するよ、津島秋」
EOW:「信念、損得、いずれにも関わらず、人は『判断』をする存在だ。だからこそ先へと進み、生存を続けてきた」
EOW:「あの時キミは、宗田奏芽のことを真摯に思考した」
EOW:「故に、判断が在った」
EOW:「結果に悔やむことがあったとしても、判断をした事自体を悔やむのは、逆に宗田奏芽に対しても礼を失するのでないかと、ボクは判断するよ。それに──」
EOW:いったん、言葉を区切ります。何を伝えるべきなのか、この存在にしては珍しく逡巡して──
EOW:「──それに、例えだ」
EOW:「例えその津島秋の判断が、誤っていたとしても」
EOW:「世界が、人類が、UGNが、一条凛汰が、あるいはキミ自身が誤っていたと判断して、『キミには泣く資格がない』と糾弾したとしても──」
EOW:「最初に伝えたとおり、ここにはボクとキミ、二人しか居ないのだからね。だから──」
津島秋:「ーーありがとうね、えっちゃん」綻ぶように微笑んで。
津島秋:「貴女の言葉は、本当に嬉しい」
津島秋:「でも、そうすぐに泣けないよ。わたし自身。涙は結構遠いものだしね」最後だけ冗談めかして。
津島秋:それから、目の前の。わたしの為に、言葉を尽くしてくれた少女を抱き締める。
津島秋:「ありがとう。……わたしは、今でも。どこか、自分の事なんて、ってずっと思ってるから」
津島秋:「それでも、わたしの為にしてくれたこと。絶対、津島秋は忘れないからね」
EOW:抱かれたまま無言で背伸びをして手をその頭の上に優しく乗せて──
EOW:よしよし、と。
津島秋:「……んもー。わたしの方がお姉さんだぞう」エンディング3:何よりも大事な時間
阿嘉橋コウ:「ん、わ」手にしていた端末が震えだしたのでびっくりしながら出る。
阿嘉橋コウ:しかも相手は……姫だ。
阿嘉橋コウ:「も、もしもし……」
興津和沙:『あ、もしもしコウくん?』
阿嘉橋コウ:「うん。僕。急に掛かってくるからびっくりしたー」
興津和沙:『今、おうち?』
阿嘉橋コウ:「そう。ちょうど何もしてなかったとこ!」
阿嘉橋コウ:UGNから支給された部屋は物が少なく、ただ食料と本だけがなんとなく多い。
阿嘉橋コウ:机の上には、ノートと筆記用具があって、少しだけ書き物をしていた。
興津和沙:『ん、よかったー。じゃあさ、ちょっとベランダ出れるかな?』
阿嘉橋コウ:「ベランダ? うん。いいよー」カーテンを開ける。
阿嘉橋コウ:「さむさむ。姫はお家?」
阿嘉橋コウ:吐く息が白い。
興津和沙:コウくんがカーテンを開けると、満天の空に星星が煌めいている
興津和沙:『うん、私も家』
興津和沙:『さっきテレビでやってたんだけど、今日なんとか流星群で流れ星がいっぱい見れるんだって』
阿嘉橋コウ:「わあ」
阿嘉橋コウ:星空を見上げる。オリオン座が見える。
興津和沙:そして星々の隙間から、流星が流れ落ちていく姿がある
阿嘉橋コウ:「あっ、今見えた!」
興津和沙:『私も見えた』
阿嘉橋コウ:「すごいねえ、綺麗だ。教えてくれてありがとう」
興津和沙:『こんなに流れ星が見えることなんか、滅多に無いから』
興津和沙:『誰かと一緒に、見たいなって思って』
阿嘉橋コウ:「うん」空を見上げたまま。
阿嘉橋コウ:「あのね。もし僕が流れ星のこと知ってて、誰かと一緒にって思ったら」
阿嘉橋コウ:「僕も姫に電話をすると思うよ」
阿嘉橋コウ:だから、姫が自分に教えてくれたのが嬉しい。そう伝えたかった。
興津和沙:『ホントかなあ?』
興津和沙:ちょっと悪戯っぽい、でもどこか嬉しそうな響き
阿嘉橋コウ:「えっ、今疑う要素があった……? そういう意図は全然ないよ!」
阿嘉橋コウ:「ほんとだよ。姫と一緒がいいよ」
興津和沙:『ふふ、わかってるよ。』
興津和沙:星空を見上げながら他愛のない話を続ける。
興津和沙:朝、お母さんにちょっと怒られたこと。学校の小テストでいい点数が取れたこと。学食が当たりだったこと。梓にまた負けたこと。
興津和沙:他愛のない話を、楽しげに続けている
阿嘉橋コウ:相槌を打ちながら、自分も話を時々挟む。
阿嘉橋コウ:最近国語の成績が上がったこと。前よりクラスメイトに変な顔をされなくなったこと。
興津和沙:『あはは、私が貸してあげた歴史マンガのおかげかなー』
阿嘉橋コウ:「そうかも。あれ、すごく面白いもん」
興津和沙:『お話が楽しいと、専門用語とか名前とかもするっと入ってくるもんねー』
阿嘉橋コウ:昔は触れなかった知識に、習慣に、たくさん触れるようになった。
阿嘉橋コウ:こうやって少しずつ、普通の高校生に近づいていけたら嬉しいし、
阿嘉橋コウ:それでも、どうしても、絶対になりきることができないことも知っている。
阿嘉橋コウ:「世界史のテストももうちょっとがんばれるかも!」
興津和沙:『ん、頑張って!私も数学頑張らないとなー!』
興津和沙:また一つ、星が流れていった
興津和沙:『ねえ、コウくん』
阿嘉橋コウ:「何?」流れた星を追いながら。
興津和沙:どこか緊張したような声
興津和沙:『私もね、すごく嬉しいよ』
興津和沙:『こうして、家に帰ってからも』
興津和沙:『コウくんの声聞きながら、同じ星空を見上げることが出来るのって』
興津和沙:『すごく、嬉しい』
阿嘉橋コウ:『家に帰っても会いたい人がいる』ということ。
阿嘉橋コウ:それは、特別な響きの言葉だ。
興津和沙:最後の言葉は電波のせいか、緊張のせいか、か細く聞き取りづらかった
阿嘉橋コウ:「聞こえたよ」ゆっくりと。
阿嘉橋コウ:「嬉しいね。……こんなに嬉しいことって、きっとないね」
興津和沙:『……コウくんは』
興津和沙:疲れてない?って聞こうとして、その言葉が掻き消える
阿嘉橋コウ:「……」ベランダの手すりに、少し寄り掛かりながら。
興津和沙:『よかった。』
阿嘉橋コウ:「僕が、星の話を一番最初に、一緒にしたいのは、姫だよ」
興津和沙:『うん』
阿嘉橋コウ:「夜じゃないとできないもんね」少し笑って。
興津和沙:頷きながら、電話越しに聞こえる大切な言葉を噛みしめる
阿嘉橋コウ:「だから、今すごく幸せなんだ」
阿嘉橋コウ:「見せてあげたいくらい!」
阿嘉橋コウ:左手を夜空に伸ばす。そこには星とおなじくらい綺麗な指輪がある。
興津和沙:『私は』
興津和沙:『ちょっと見られたくないかな…!!ってぐらい』
興津和沙:『………幸せ、かも』
阿嘉橋コウ:「……やだなあー」珍しく、からかうような言い方で。
阿嘉橋コウ:「姫が見たいなあー」
興津和沙:いつもの照れた時言うような言い方で言葉を伝える
興津和沙:多分、電話越しじゃなければ、こんなふうにも言えない
興津和沙:『ダーメ、お風呂上がりだもん。コウくんにも見せれないよ』
阿嘉橋コウ:「う、ま、前はそれで来てたのにっ」
阿嘉橋コウ:ふわりと香った良い匂いを思い出してしまう。
興津和沙:『あれは緊急時だから!忘れなさいっ!』
阿嘉橋コウ:「忘れたくない」
阿嘉橋コウ:「……忘れたくないよ」
阿嘉橋コウ:「そのために、もらったんだよ、指輪」
興津和沙:『……ごめん、そうだね』
阿嘉橋コウ:「ずっと大事にするから。だから、全部覚えてるんだ」
興津和沙:『うん。』
阿嘉橋コウ:少し冷えた手を息で温める。
興津和沙:『私も、忘れたくない思い出。』
興津和沙:『もっと、たくさんほしいな。』
興津和沙:流れていく星を見上げながら言う
阿嘉橋コウ:「……うん」
阿嘉橋コウ:なんだか、星が少しだけ揺れて、滲んで見える。
阿嘉橋コウ:どうやったら、ちゃんと伝えられるんだろう。自分の気持ち、全部。
興津和沙:『ああやって一瞬で消えていく、キレイなものも』
興津和沙:『奏ちゃんのことみたいに、ずっと残っていく、辛いことも』
興津和沙:『こうやって話してることも』
阿嘉橋コウ:「うん」
興津和沙:『全部、大事にしていきたいね』
阿嘉橋コウ:「……大事にする」目を少し拭って。
阿嘉橋コウ:「姫、あのね」
興津和沙:『なあに?』
阿嘉橋コウ:「お話を渡したでしょ」
興津和沙:『うん』
阿嘉橋コウ:それは、ノートに記した拙い童話で。
阿嘉橋コウ:井戸の中にいた小さな蠍がお姫様に助けられて、いろんな冒険をする物語だ。
阿嘉橋コウ:「姫は形があるもので覚えておいてほしかったんだと思うけど」
阿嘉橋コウ:「僕は、形のないもので覚えておいてほしかったんだ、僕のこと」
阿嘉橋コウ:「僕のこと忘れちゃっても、話を思い出せば、僕がいたってことになるでしょ?」
阿嘉橋コウ:「続き、書くね」
阿嘉橋コウ:「綺麗なものも、つらいことも、嬉しいことも、全部」
阿嘉橋コウ:「大事に書き残すね」
興津和沙:『うん』
興津和沙:『そしたら私がそのお話を形にする』
阿嘉橋コウ:「うん。一緒に。姫の絵があったらすごくいいと思うんだ」
興津和沙:『コウくんが形のないものに込めてくれた気持ちを』
興津和沙:『私がちゃんと受け取って』
興津和沙:『私の気持ちをコウくんにちゃんとした形で残してあげる』
阿嘉橋コウ:「……うん」
阿嘉橋コウ:「ありがとう、姫」
興津和沙:『ね。」
興津和沙:『来年の夏も、星を見ようね。』
興津和沙:『コウくんの星をさ』
阿嘉橋コウ:「うん。絶対。絶対見よう」
阿嘉橋コウ:蠍座は、冬の夜は隠れていて見えない。
阿嘉橋コウ:でも、昼間は空にあって、じっと見守っていてくれている。
興津和沙:『あはは、こんなこと言ったら鬼に笑われちゃうかなー』
阿嘉橋コウ:「もし笑ったら、僕が怒ってあげるね」
阿嘉橋コウ:「大事な計画だもん」
興津和沙:『ふふ、頼りにしてます』
興津和沙:空を見上げる。
興津和沙:冬の空は、澄んでいて、星がよくみえて
興津和沙:そして静かで
興津和沙:そんな静けさの中で、大切な王子様の声が届く時間は
興津和沙:きっと、何よりも大事な時間で
興津和沙:もし、王子様もそう思ってくれているなら、こんなに幸せなことはないと思う
阿嘉橋コウ:声が、前よりずっと元気になっていることに、今さらながらホッとする。
阿嘉橋コウ:たとえ何があっても、それでハッピーエンドなんだと、そう思う。
阿嘉橋コウ:何よりも大事な時間を過ごしながら、そんなことを思った。
興津和沙:『ありがと。』
興津和沙:『いっぱい助けてくれて。いっぱい慰めてくれて』
興津和沙:『今日も、こうして話してくれて、ありがとね。』
阿嘉橋コウ:「僕は……んっと、姫の王子様だから」ちょっと照れながら。
阿嘉橋コウ:「姫はみんなのお姫様だけど、僕は姫の王子様なんだよ」
阿嘉橋コウ:たどたどしく、伝えたい言葉を紡ぐ。
興津和沙:息を呑む音が、電話越しに伝わる
阿嘉橋コウ:「それだけ、覚えててね」
阿嘉橋コウ:独り占めしたいと思ってもいたけど、今は少し違って。
阿嘉橋コウ:彼女が、一番在りたい在り方でいればいいと、そう思った。
興津和沙:『うん。』
阿嘉橋コウ:その傍に居られたら、きっと、こんなに幸せなことはない。
興津和沙:『うん。』
興津和沙:また、コウくんの言葉が胸に染み込んで
阿嘉橋コウ:「それで、たまに星の話をしようね。今日みたいにね」
阿嘉橋コウ:ほっと息を吐く。やっと言えた。
興津和沙:そして別の気持ちが溢れてしまう。
興津和沙:『私はね、コウくん』
興津和沙:『お姫様だから、すっごく我儘なんだ』
阿嘉橋コウ:「? うん」
興津和沙:『だから、ね』
興津和沙:『今日だけ』
興津和沙:『1回だけ』
興津和沙:『和沙って、呼んで』
阿嘉橋コウ:「は」一瞬、固まる。
興津和沙:『おやすみ、コウくん』
興津和沙:電話越しから、か細い声が聞こえる
阿嘉橋コウ:「……お、おやすみ……」
阿嘉橋コウ:「……」
阿嘉橋コウ:「王子様も、わがままを言っても、いい?」
興津和沙:『……いいよ。』
阿嘉橋コウ:「一回だけじゃ多分、足りない、と、思う……」
阿嘉橋コウ:「時々、呼びたくなったら、呼ばせて……ほしい、かも」
興津和沙:『………』
興津和沙:『あんまり姫って呼んでくれないと、それはそれで拗ねるからね』
阿嘉橋コウ:「うん。知ってる」
阿嘉橋コウ:「あの、ちゃんとわかってるよ。あんまり人がいない時、とかでしょ」
興津和沙:『うーーーー』
阿嘉橋コウ:「知ってる……から……その……」
阿嘉橋コウ:「お、おやすみ」
阿嘉橋コウ:「……和沙」
阿嘉橋コウ:ゆっくりと、愛おしむように、名前を呟く。
興津和沙:胸にすっと落ちてくるその言葉を
興津和沙:大切にぎゅっと抱きしめる
興津和沙:『おやすみ、コウくん』
阿嘉橋コウ:いつもの呼び名が、すごく特別なような気がした。
阿嘉橋コウ:ありふれた日常の中の、輝く星のように。