本編ログ|雑談ログ
GM:では、始めて行きましょう! の、前に、GMから留意事項!
GM:今回のシナリオはシナリオの都合上、ミドルバトルが多めになっております。
GM:その分Eロイスなども増し増しになっておりますので、皆様におかれましては計画的なご利用をお願いします。
真澄トウコ:はーい
綿貫稲穂:ジャーム化しないようにがんばります
GM:では、自己紹介とハンドアウトの確認と洒落込みましょう
羽黒暮人:低燃費で良かった……がんばろう!
GM:では順番に!
GM:PC1:羽黒暮人 (PL:藤さん)(キャラシート)
GM:では、お願いします!
羽黒暮人:「〝ヘイディズテリオン(修羅豺狼)〟羽黒暮人(はぐろ・くらんど)だ」
羽黒暮人:あっ
羽黒暮人:磁気嵐です
藤(肉球):気を取り直しまして
羽黒暮人:「艦娘とか言ったやつは……殺していいか? こちとら強化兵(バーサーカー)なんでな」
羽黒暮人:新興のフローズヴィトニル・セルに属する戦闘員、白兵ノイ/サラです。
羽黒暮人:構成はとにかくシンプル! エフェクトがコンセの他に二つ、イージーが一つ!
羽黒暮人:ユニークアイテムにEXPを注ぎこみ、暴走することでダイスを火力を確保するスタイルです。
羽黒暮人:オーヴァードとしての能力は「肉体を完全に精神の支配下におく」ことなのですが、エンブレム:殺戮器官の効果により、通常より己の衝動に弱く、抗うことが出来ません。
GM:暴走しながら戦う…まさにバーサーカー
羽黒暮人:そして衝動が殺戮なので、いつもいつも殺しちゃいけないものを殺してはトラブルを起こしてきました。
羽黒暮人:ですので、彼は命令がない限り、極力余分な殺しはしません。
羽黒暮人:FHとしての欲望も「居場所」、遠大な目的とかなーんにもない。
羽黒暮人:ぶっちゃけ結婚して家庭を持つだけでも満たされそうですが、そういう相手は自分が殺しかねないので、セルが一番の居場所です。
GM:ささやかなれど得難い居場所…!
羽黒暮人:暴走しない限りはかなり控えめで邪悪ではない方のFHなので、UGNの皆さんとは仲良くやっていきたいです!
日向蔵人:ただセッション中、身バレしない限りはこちらの偽名(ひゅうが・くろうど)を使っていくことになると思います。ちょっとややこしいですが、よろしくおねがいします!
GM:成る程偽名!よろしくおねがいします!
GM:それではハンドアウトを確認しましょう。
羽黒暮人:父さん……なぜ今頃……明らかに怪しいのだ!
GM:あからさまに怪しいのだ!
GM:突然のワーディング!あからさまに怪しい父!一体何がどうなんだ!という訳でよろしくお願いします!
GM:では次!
GM:PC2:綿貫稲穂 (PL:陸猫さん)(キャラシート)
綿貫稲穂:綿貫稲穂(わたぬきいなほ)、女子高生です。
綿貫稲穂:普段から能面みたいな無表情かつぶっきらぼうな態度ですが、別に機嫌が悪い訳ではないです。そういう子なんです
綿貫稲穂:能力的には自分のエンゲージに来た攻撃は叩き落しつつ視界単体攻撃を仕掛けていくタイプの女子高生です
綿貫稲穂:今回はもう居ないはずの弟が出てくるようで、こりゃコトだぜ!
綿貫稲穂:よろしくお願いします。
GM:よろしくお願いします!
GM:というわけでハンドアウトの確認だ!
GM:要はなんか駅がダンジョンみたいになったよ!モーどーなっちゃうの!?というやつですね
真澄トウコ:ふん、ダンジョンなんか、うちらのパワーでちょちょいのちょいだし!
GM:たのもしいぜ
前園ゆい:ダンジョン……大丈夫かな……
真澄トウコ:大丈夫だって~!
羽黒暮人:仲良しだなあ(微笑ましい顔)
前園ゆい:……そうだね、きっと大丈夫だよね
GM:にこにこ
GM:そんなわけで自己紹介とハンドアウト確認終わり!
GM:なお、当セッションではリバースハンドアウトを採用しております(カメラ目線)
GM:効果的に使おう!
GM:では、トレーラーを貼って本編を始めて行きたいと思います!
トレーラー
SJ駅。人々の集まる迷宮のごとき駅。
ある日突然。その迷宮が真の『迷宮』となる。
『迷宮』に囚われたものは心を抉られ
抉られた心は形を持って迷宮の番人となる。
運悪くか、それとも必然か、
この迷宮に閉じ込められた君たちは脱出を試みる。
自らの心深くに刻まれた傷と戦いながら。
GM:では、オープニングに移りますが…
GM:今回は少し特殊な処理として、一つのシーンないで場面転換をしてPC達のオープニングを描写したいと思います。
GM:という訳でオープニングは全員登場だ!
羽黒暮人:なんと
真澄トウコ:楽しそう!
前園ゆい:いえいいえーい
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕率が8上昇。(侵蝕率:35->43)
綿貫稲穂:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+3[3] → 36
羽黒暮人:たっかーい
前園ゆい:34+1d10
DoubleCross : (34+1D10) → 34+9[9] → 43
真澄トウコ:1d10+31
DoubleCross : (1D10+31) → 1[1]+31 → 32
GM:OK!
GM:では、まずは羽黒くんにカメラをセットしましょう。
GM:-----
GM:——朝。SJ駅構内。
GM:君は任務を終え、帰路についているところだ。
羽黒暮人:基本は戦闘員ですが、人が少ないセルなんで、ちょっとしたお使いに出された感じですな。
GM:はじめてではないおつかい!
羽黒暮人:特に任務内容に指定がなければそんな感じで
GM:指定はありません、そんな感じで!
GM:しかし、構内は中々の混雑ぶりです。
羽黒暮人:朝の通勤通学ラッシュの中を、ワンレンボブの青年がてくてくと歩いてる。
羽黒暮人:「しまったなあ……これに当たる前に行きたかったんだが」舌打ち。
GM:タイミングis悪い。
羽黒暮人:あまり遅いと、また相棒にため息つかれたり、セルリーダーに叱られたりするかもしれない。急がなくては。
GM:焦る君の前を、同じように焦る人々の流れが行き交う。
羽黒暮人:「ちょっと……すいません……失礼しまーす。どいてどいて……」
羽黒暮人:などと言いながら、人混みをかき分けていきます。
GM:道を空けてくれる人もいれば、気付かずに肩をぶつけて行く人もいる。
羽黒暮人:「チッ……!」舌打ちと共に、火花のように苛立ちが胸に刺さる。
羽黒暮人:(……殺したほうが早いかな……)
羽黒暮人:「ええちくしょう!」頭を振って、胸の奥から聞こえる声を振り捨てる。
GM:君の苛立ちは限界だ。
GM:その時、異変は起こる——
GM:-----
GM:ここで場面が切り替わります。
GM:綿貫さんにカメラセット。
綿貫稲穂:オッス!
GM:綿貫さんの朝だ!
GM:君は高校に通学中です。
綿貫稲穂:普段どおりの時間に起きて、普段どおりにご飯食べてセットして家を出ます。
綿貫稲穂:1人暮らしなのだ
GM:全く平凡ないつも通りの朝だ。
GM:一人暮らし…
GM:通学にはSJ駅を使わなければならない。そして、駅は全くいつも通り、混雑している。
綿貫稲穂:混雑にもかかわらず正確な歩幅と姿勢で移動する。そう訓練されている
綿貫稲穂:おしくらまんじゅうのように不快な圧にも表情を崩す事は無い。
GM:そう。それが綿貫稲穂の日常だ。
GM:今日は任務も入っていない。本当の「日常」。
GM:そんな一日に、なる筈だった。
綿貫稲穂:「——」何思う事も無くつり革に掴まって立っています。
GM:-----
GM:トウコちゃんとゆいちゃんの場面になります。
GM:ルームメイトの二人は一緒に登校しているのだ
GM:二人はいつもどんな風に登校していますか?
真澄トウコ:そう、なかなか起きないところを起こされたりしたのだ。
前園ゆい:「トウコちゃん、急がないと」ぱたぱたとロングスカートで小走りしてる
真澄トウコ:「うにゃ、わかってる、わかってるんですよう。ふああ」あくび。
真澄トウコ:「ねむい…」
前園ゆい:「私だって眠いよー……でも頑張って登校してるんだよー、早くしないと電車乗り遅れちゃうよー」
真澄トウコ:「んー…ゆーい、ひっぱってー」
真澄トウコ:前を行くゆいちゃんに自分の手を差し出す。
前園ゆい:「…………しょーがないなーもー」その手をしっかり握って頑張って引っ張る
GM:では、そんな君たちが駅につくと中々の混雑ぶりだ。
真澄トウコ:「うあー、やっちゃいましたなあ」
前園ゆい:「トウコちゃんが早くしないからだよー……もうちょっと早くついてれば座れたかもしれないのにー」
GM:ホームには沢山の人が並んでおり、この様子では座れそうにない。
真澄トウコ:「いやー、まさかあそこでイベント戦突入するとは思わなくてさー…ついうっかり楽しくなっちゃって」ゲームの話だ。
前園ゆい:「ほどほどにしたほうがいいよって言ったのにー」
GM:そんな話で君たちは盛り上がっている。
GM:-----
GM:そんな、君たちの日常。あるいは、非日常。
GM:それは、一瞬で、切り裂かれる——
GM:
GM:《ワーディング》 そして、Eロイス:悪意の伝染。
GM:
GM:これ以降、このシーンには誰も登場出来ません。
羽黒暮人:ああ、トラウマ迷宮だけに!
GM:そして、SJ駅内は誰にも出入り出来ない孤立した空間になりました。
GM:そう、このEロイスは…ジャームの悪意、絶望等を投影するEロイス。そしてここでは…
GM:表出した心の傷(トラウマ)もまた、投影されることとなります。
GM:では、トラウマを摘出致しましょう。
GM:先ず、セットアップとして《惑いの庭》。判定ダイス-10。
GM:そして続けてオートでEロイス:衝動侵蝕。
GM:全員、衝動判定を行っていただくことになりますが… 難易度は大体9かなんかですが…
前園ゆい:ダイスが・・・振れない・・・!
GM:そう。
羽黒暮人:精神10は滅多にいませんからねえ……!
GM:そうなのだ。
GM:つまり、全員判定には自動失敗していただくことになります。
真澄トウコ:ひええ
羽黒暮人:ただ、失敗しても自分の衝動じゃないだけマシかな……?
GM:これにより、『自傷衝動』の暴走を受けていただきます。
GM:あと、衝動判定なので侵蝕率も上げておいて下さい。これに関しては申し訳ない。
綿貫稲穂:36+2d10
DoubleCross : (36+2D10) → 36+14[5,9] → 50
羽黒暮人:変異暴走ってことでしょうか?
真澄トウコ:32+2d10
DoubleCross : (32+2D10) → 32+15[7,8] → 47
前園ゆい:43+2d10
DoubleCross : (43+2D10) → 43+10[6,4] → 53
羽黒暮人:いや衝動が自傷なだけで暴走は暴走か
GM:いいえ、ただの暴走ですね。
羽黒暮人:すいません、了解です。
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕率が13上昇。(侵蝕率:43->56)
GM:では、またそれぞれのシーンに戻って行きましょう。
GM:羽黒くんのシーンから。
GM:-----
GM:突然の《ワーディング》。それと同時に、あれだけ構内を行き交っていた人々の姿は溶けるように消えた。
GM:そして、今君は未知の衝動と戦っている。
GM:自分の中の傷を、えぐり出したい。
GM:——なお、この暴走は今解除することも出来ます。
羽黒暮人:では解除する方向でロールをば。
羽黒暮人:ずぐり、と臓腑が歪むような疼き。喉を焼く吐き気のような衝動。
羽黒暮人:「……なんっ……だ、これ」苛立ち、怒り、それとも違うもっと悍ましい欲求が、自らを突き上げてくる。
:「ヨクモ、ヨクモ」「タタッテヤル」「ノロッテヤル」「ミンナ、ミンナ」
羽黒暮人:胸の奥の黒い塊から聞こえるのは、空耳だろうか。
羽黒暮人:それ、がそこに居るのは知っているが——今日はおかしい、殺したい相手が自分自身だというのは、初めてだ。
羽黒暮人:自分のものではない衝動が中から己を突き動かす嫌悪感に、体が震える。
羽黒暮人:がく、とその場に膝をつき、拳を構内のタイルに叩きつける。「黙れ——黙れ、黙れっ黙りやがれ!」
羽黒暮人:マイナーアクション:暴走解除
羽黒暮人:火を吹くような、苦しいため息が漏れた。
GM:——その時。一つの気配。
GM:それが、君の背後で動いた。
羽黒暮人:「——ッ」
羽黒暮人:「誰だ!」立ち上がって体勢を立て直し、ウェポンケースに手をかける。
GM:人影は、驚いたように手を上げる。
羽黒多聞:「——っと、と。待ってくれ、私だよ、私。…流石にもう忘れてしまったかな」
羽黒暮人:ごとり、手からずり落ちかけたウェポンケースの角が、地面に当たって音を立てた。
GM:羽黒多聞。 君の、父親だ。
羽黒暮人:そんなはずが、という思いと、間違いない、という確信が同時に交差する。だが時間と共に追いついた理解が、目の前の存在を肯定する。
羽黒暮人:「とう、——さん?」
羽黒多聞:表情は、状況への焦りが見られるが、それでもどこか穏やかだ。
羽黒多聞:「…ああ。良かった。またお前に会えるとは思わなかったよ」
羽黒暮人:「うそだ」
羽黒暮人:手を離しかけたウェポンケースをもう一度つかみ、後ずさって距離を取った。
羽黒多聞:「——暮人」困ったような笑みを浮かべる
羽黒暮人:「十年も前だぞ。今更。なんで」声が震え、言葉が途切れ途切れにちぎれていく。
羽黒暮人:胸の中の期待と不安が、同じようにちぎれていく。
羽黒暮人:ちぎれたものが目の端からこぼれる寸前、ぐいっと手の甲でそれを拭った。
羽黒多聞:「…なんで、だろうな。ただ、思っていた。またお前と暮らしたいと。ここで出会えるなどとは、思わなかった」
羽黒多聞:語りかける口調は、穏やかで、優しい。
羽黒暮人:首を振って更に後ずさる。そんなはずはない、そんなはずはないのに。
羽黒暮人:——けれども、どれだけその言葉を、自分は望んでいただろう?
羽黒暮人:「さん」口が言葉を続ける、やめろという意志に反して、勝手に。「母さんは、元気?」
羽黒多聞:「ああ。元気だとも。」「…すこしばかり、痩せたがな」
羽黒暮人:「そっか」まだ口は止まってくれない。「仕事のほう、大丈夫?」
羽黒多聞:「なんとかなってはいるよ。楽では、ないがね」目を細め、語る。その姿はどこか嬉しそうで。
羽黒暮人:(同じだ)
羽黒暮人:かつて家に居た頃、自分を眺めていた時と同じ、愛しい息子を見る、あの眼差しそのままに。
羽黒暮人:何一つ、変わってない。
羽黒暮人:あんな事があっても、結局血は水より濃いとでも言うのか。本当の所、父も自分の行動を後悔していて、息子を取り戻したかったのだろうか。
羽黒暮人:——すでに気持ちは、自分の都合の良い方へと、現実を解釈する段に入っていた。
GM:では、ここで羽黒くんのシーンは終わりになります。シナリオロイスの取得をお願いします。
羽黒暮人:シナリオ 羽黒多聞 ●憧憬/不信感 「かつて優しかった、そして自分を売り飛ばした父。……今更、なんで」
羽黒暮人:以上です。
GM:OK。では、再び綿貫さんのシーンです。
GM:-----
GM:異変は突然だった。まさに発車せんとしていた電車は沈黙し、君の周りの不快な圧は消え失せている。
GM:代わりに、今、君を蝕んでいるのは自傷の衝動。
綿貫稲穂:「——これは……!」
綿貫稲穂:流石に驚きを隠せない。が……
綿貫稲穂:「この、衝動は……」3年前に感じた物と全く同じ。全身を切り裂いて炉にくべたくなるような絶望。
綿貫稲穂:「は——あ、う……ッ」目を瞑り、精神をコントロールする。脳髄をスプーンで掻き回されているような不快感だ
綿貫稲穂:暴走を解除します。
綿貫稲穂:「はぁっ、は——ふ、う」呼吸を落ち着ける。目を開けた時にはいつもの綿貫稲穂である。
GM:…周りに広がる光景。人のいなくなった電車。ホーム。
綿貫稲穂:「……何者かの、攻撃……明らかにR案件。携帯は……」電波を確認します。
GM:電波はない。
GM:この空間は隔絶されている。
綿貫稲穂:「……通じない。当たり前といえば当たり前だけど」独りごちながらとりあえず電車を降りましょう
GM:電車を降りた君の耳に、小さな足音が届く。
綿貫稲穂:身を隠す柱かなにかありますか?
GM:そうですね、駅のホームの柱が沢山あります。
GM:自動販売機などもある。
綿貫稲穂:では素早く柱の影に隠れて足音の方へ意識を向けます。
GM:足音はホームの階段を駆け下りて行く。
綿貫稲穂:ちらっと覗き見ます。
GM:小さな、少年の姿だ。
綿貫稲穂:見覚えありますね?
GM:あります。3年前に亡くした弟によく似ています。
綿貫稲穂:「——」考えるより早く足が動く。「待っ——!」
綿貫稲穂:とりあえず追いかける!
綿貫稲穂:敵地であろうという現状も頭から吹っ飛ぶぞ
GM:ぱたぱたぱた。追いかけられながらも少年は走る。
綿貫稲穂:「(何?何をやってるの?)」疑問が浮かんでくるが、足は止まらない。
綿貫稲穂:「(偽者に決まってる。あの子はもう死んだのに)」
GM:少年は角を曲がる。
綿貫稲穂:「待って(絶対に罠)話を(止まれ)あなたは誰!?」
GM:答えはない。
GM:ただ、少年の笑い声。
綿貫稲穂:何とか追いつこうと走り続ける。
GM:それだけが微かに耳に響いた。
綿貫稲穂:「……耕太……!」
GM:…だが。
GM:追いつくかと思われた刹那。その姿は掻き消える。
GM:そして、そこには一枚の紙切れが落ちている
綿貫稲穂:「あっ——」襟首に手を伸ばし、掴もうとしてたたらを踏む。そこには誰も居ない。
綿貫稲穂:「……これ、は」拾ってみます。
GM:『遠くに います お姉ちゃん 会いたい』
GM:そう、書かれています。
綿貫稲穂:「————」
綿貫稲穂:周囲の電荷が上昇し、綿貫の髪が幾筋か重力に逆らって逆立つ。
綿貫稲穂:ぐしゃり、と紙を握り潰す。
綿貫稲穂:「……そんな訳無い。そんな訳無い。そんな訳無い……!」
綿貫稲穂:髪が金色がかって光る。レネゲイドが活性化し、キュマイラ因子が表面化しているのだ。
綿貫稲穂:「……許さない」獣のような瞳で一言漏らす。
綿貫稲穂:弟は既に故人、死人は蘇らない。
綿貫稲穂:であれば、これは弟を騙る何者かである。
綿貫稲穂:握り締めた紙が電気に引火し、燃え落ちた。
GM:綿貫さんのシーンはここまでになります。シナリオロイスの取得をお願いします。
綿貫稲穂:ロイス/正体不明/小さな人影/憧憬○/不安
GM:了解です。
GM:-----
GM:それでは、トウコちゃんとゆいちゃんのシーンになります。
GM:《ワーディング》とともに、君たちの日常は停止した。
GM:そして、自傷の衝動が君たちを襲っている。
真澄トウコ:「だって、聞いてくださいよー!超アツい展開が…——」
真澄トウコ:「——!」自らを襲う衝動に、びくりと体を震わせる。
前園ゆい:「これ……ワーディング……!?」まるで寒さを感じているかのように自分の腕を掴んで身を縮こませる
真澄トウコ:「……ぁ……、や……ッ」感情が制御できない。理由も分からず、ただ焦燥感に襲われる。
前園ゆい:「……トウコちゃん……大丈夫……?」そういう自分にも嫌な感情が湧きあがってくる。
真澄トウコ:絶望。苛立ち。この場にいてはならないのだと、そんな風に錯覚してしまうような。
真澄トウコ:「…ゆい…」胸元を押さえながら、すがるようにゆいを見上げる。
真澄トウコ:「……手、つないで…」
前園ゆい:「……トウコ、ちゃん……」
前園ゆい:「…………うん」手を握る
真澄トウコ:「…ん……」体温を確かめるように、手を握り返す。
真澄トウコ:暴走を解除します。
前園ゆい:「……落ち付け……落ち付け……落ち付け……私……」手を握り、体を縮こませたまま、小声で何度も呟く
前園ゆい:暴走を解除します
前園ゆい:「…………トウコちゃん、もう、大丈夫……?」
真澄トウコ:「うん、もうだいじょ……、」
真澄トウコ:「……っ、だいじょーぶ!です!」
真澄トウコ:「ゆいこそ大丈夫です?寒いですか?」
前園ゆい:「あ……ううん、私は、大丈夫、全然平気だよー……」自分の腕から手をぱっと離してひらひらする
真澄トウコ:「ん…。なら、いいですけど…。…しかし」
真澄トウコ:「こいつは一体、何が起こってるんですかねー?皆いなくなっちゃって…」辺りを見回す。
GM:構内はがらんとしている。
GM:《ワーディング》は未だ続いている。
前園ゆい:「……私達だけ……何かに引きこまれちゃったのかも……」
真澄トウコ:「むう、圏外ですし」携帯を見ながら眉を寄せる。
前園ゆい:「……もし、ジャームだったら……」トウコを見て、少し不安そうな顔をする
真澄トウコ:「大丈夫ですよー!ゆいはちょっと自信無さすぎなんです!」
前園ゆい:「う、うん……そうだよね……」
真澄トウコ:「記憶なくなる前のあたしは、ゆいのこと超信頼してたんですよ?さすがあたし!人を見る目がある!」
前園ゆい:「……うん、ありがとう」
真澄トウコ:「もちろん今のあたしも、ゆいのこと超信頼してるんです!」
真澄トウコ:「えへん!」
前園ゆい:「……えへへ、そうだね」まだ表情は晴れないが、少しだけ笑う
真澄トウコ:「…」ゆいの様子を見て目を細める。「…じゃ、少し調べてみましょーか!いつまでここにいる訳にもいかないですから」
前園ゆい:「そうだね……早く……どうにかしないとね……」
真澄トウコ:「ですよ! あたしたちで、いっちょ手柄をあげちゃいましょー!」
前園ゆい:「……うん、そうだね、頑張ろうトウコちゃん」
真澄トウコ:「おっす!」
GM:——こうして、二人の探索が始まった。
GM:シナリオロイスの取得をお願いします。
前園ゆい:異常事態の犯人/執着/恐怖○
真澄トウコ:ロイス/異常事態の犯人/警戒:○/恐怖/
GM:では、これにてオープニング終了!
GM:ミドルフェイズ!シーンプレイヤーは羽黒くん。他、登場自由になります。
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕率が13上昇。(侵蝕率:56->69)
羽黒暮人:間違えた!
綿貫稲穂:びっくりした
羽黒暮人:やり直します。
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕率が4上昇。(侵蝕率:56->60)
GM:OK!
綿貫稲穂:私も出ておこうかな
綿貫稲穂:50+1d10
DoubleCross : (50+1D10) → 50+7[7] → 57
藤(肉球):羽黒暮人のHPを+1した
羽黒暮人:HPじゃない! 侵蝕B!
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕Bを+1した
羽黒暮人:増えたHPも戻して完了だ。
羽黒暮人:どたばたしてて申し訳ないです。
GM:大丈夫です!
真澄トウコ:私たちは様子見しましょうか
前園ゆい:出れそうなら出よう!
前園ゆい:様子見して!
真澄トウコ:ういす!
GM:では、羽黒親子を綿貫さんが見つける感じで行きましょうか。
綿貫稲穂:オッスオッス
GM:OK!
GM:-----
綿貫稲穂:では冬眠明けのクマみたいに殺気立って歩いてます。
羽黒暮人:はい。
GM:すると、人の声が聞こえる。
綿貫稲穂:先ほどと同じように柱に身を隠しつつ様子をうかがいます。
羽黒暮人:「……父さん、何か身を守れるものは?」
羽黒多聞:「うむ。…拳に付けるものぐらいならあるが」ナックルダスターだ。
羽黒暮人:鉄拳派だあ
綿貫稲穂:「(……2人。両方男、青年と壮年。今度は幻覚じゃない、か……)」
羽黒暮人:「相変わらずワーディング、平気なんだな。レネゲイドに覚醒は?」
羽黒多聞:「していないよ。この適正には助かっているがね」
羽黒暮人:羽黒父はアンチワーディング体質の特殊な非オーヴァードなので、組でもオーヴァードに覚醒した若い衆の面倒を任されていた幹部なのだ。
GM:そうなのだ
綿貫稲穂:そうとは・・・
羽黒暮人:「そっか。とりあえず、近くにオーヴァードかジャームがいるから、気をつけて」
羽黒暮人:父が何のつもりで現れたにせよ、敵意のある存在が他にいることは間違いない。
羽黒多聞:「…そうだろうな。」頷く。
綿貫稲穂:「(1人は非オーヴァード、もう1人はオーヴァード……?ジャームでないという確証はないけれど)」
羽黒暮人:——その父が敵の側かどうか、などという考えは、意識の外に追いやっている。
羽黒暮人:「さて、と」ウェポンケースを開封!
羽黒暮人:がしゃり、厚手の刃を持った斧を取り出す。ホームセンターで売ってるようなものとは一線を画す、明らかな武器。
羽黒暮人:「ここに突っ立ってても仕方ないし、行きますか」可能ならワーディング発生源の方向へ進みます。
羽黒多聞:「ああ。そうしようか」
綿貫稲穂:じゃあこの辺りで出て行こうかな
綿貫稲穂:柱の影から躍り出る。「2人とも止まりなさい」
羽黒暮人:「誰だ」父を後ろにかばえる位置を取る。
羽黒多聞:驚いたような顔をするが、いわれた通り足を止める。
綿貫稲穂:左腕に装着された機械弓のようなものが展開している。
綿貫稲穂:「初めに確認しておきますが、この状態で動けているという事は一般人ではありませんね」
羽黒暮人:「そういうお嬢ちゃんもご同輩か。こっちの人は、ワーディングが効かない特異体質なだけだけどな」
綿貫稲穂:弓はまっすぐ壮年の男性に狙いを付けている。今は青年の方にカバーされてはいるが……
羽黒暮人:「でも、こっちがオーヴァードって分かってんなら武器を収めろ。敵意を向けられたら、こっちも穏やかじゃいられなくなる」
羽黒暮人:「……オレは人を殺したくないんだ」ちらり、一瞬父のほうを見て、苦い気持ちで言った。
羽黒多聞:「………」
綿貫稲穂:「貴方がたも巻き込まれた、という事ですか」
綿貫稲穂:腕を下ろすが、未だ臨戦態勢だ。
羽黒多聞:「…そうなるね。突然のことで、まだ理解が追いついていない」
羽黒暮人:「まあね。駅で人混みに揉まれていたと思ったら、ワーディングが飛んできてこの有様だ」
綿貫稲穂:「私はUGN所属の綿貫稲穂です。コードネームは“ヴァジュランダ”」素直に名乗る。
綿貫稲穂:「貴方がたの素性をお聞かせ願えますか」
羽黒暮人:(UGN……!)舌打ちしたい気持ちを胸中に止め、父をちらりと見やる。
綿貫稲穂:冷水を浴びせかけるような声色。場合によっては戦闘も辞さないという構えだ
羽黒暮人:元々、組はFHとも付き合いがあり、自分をFHへとやったのも父だ。相手の名乗りが何を意味するか、分からないはずがない。
日向蔵人:「……日向。日向蔵人、フリーのオーヴァードだ。こっちはうちの父」
羽黒多聞:「……日向、多聞と申します」
綿貫稲穂:「……」
綿貫稲穂:じっ、と目を見つめる。些細な嘘も見逃さないというような視線。
綿貫稲穂:……二呼吸程おいて、弓を収めます。
日向蔵人:(やれやれ、とりあえずはいいか)安堵
綿貫稲穂:「失礼しました。何分情報が不足しているので、誰が敵なのかも解りませんので」
日向蔵人:「それはこっちも同じだな。多分、ジャームだと思うが」
日向蔵人:シンドロームの一つがオルクスってのは、こっちは分かってても大丈夫ですか?
綿貫稲穂:「この出力から考えて、私もその意見に賛同します。このワーディングもどこまで広がっているのか」
GM:ふむ、そうですね、解っても問題ないでしょう。
日向蔵人:ありがとうございますー
日向蔵人:「相手がオルクスだとしたら、ただでさえややこしいこの駅も、ダンジョンみたいにごっちゃごちゃになってるかもな。面倒だ」
綿貫稲穂:「携帯の電波も通じない。ここを探索し、大元を見つけて叩くしか無いでしょう。協力して頂けますか?」
日向蔵人:「オレは近接武器で殴るしか能がないんで、あまり探すとか調べるとかは、期待しないでくれよ」
日向蔵人:「だが、脱出のためにオレが出来ることは何でもするさ。仕事帰りだから、とっととウチに帰りたいんでね」
日向蔵人:ウチ、と言ってから、父の顔を見る。
羽黒多聞:静かに首肯く。
日向蔵人:それにはうなずき返さず、顔をそらす。まずは仕事の報告をしに、セルに帰らなくてはならない。だが、その後は?
日向蔵人:(ウチ、か)懐かしいあの家、もう思い出すまいとしていたのに、住まいの様子が脳裏に浮かぶ。
綿貫稲穂:「私も同じ気持ちです。何より、この状況を作り出している者には個人的に強い嫌悪を抱きます。一刻も早く脱出したい」
日向蔵人:「同感だ。取っちめてやろうぜ」
日向蔵人:今は後のことを考えてる場合ではない。思い出を振りきって、綿貫というUGNの少女に同意した。
綿貫稲穂:「では探索しつつお互いの情報を交換しましょう。さしあたり事件に巻き込まれた辺りからお話します」
綿貫稲穂:と言って、綿貫さんの今までの経緯をここで話しちゃっていいですか?
真澄トウコ:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 1[1]+47 → 48
前園ゆい:53+1d10
DoubleCross : (53+1D10) → 53+9[9] → 62
前園ゆい:もりもり増えていく・・・
GM:あわわ
日向蔵人:侵蝕ボーナス仲間だー
真澄トウコ:では、物陰から二人で出てきます。
日向蔵人:こちらは綿貫さんの話を聞いて、同じようにこれまでの経緯を話していたところ、という感じかな。
綿貫稲穂:ではそういう体で
真澄トウコ:コンコン、と、柱を叩きつつ。申し訳無さそうに笑う。
日向蔵人:音の下ほうを見ると、新たな女子高生が二人。綿貫さんを見て、「友達か?」
綿貫稲穂:顔は知ってたりしますかね?
真澄トウコ:知ってた方がスムーズですかね。
前園ゆい:UGN同士ですしね!
GM:知り合い!べんり!
綿貫稲穂:じゃあなんかの仕事を一緒にした事がある、みたいな感じで
真澄トウコ:それでお願いします!
前園ゆい:あ、出来ればでいいんですけど、私と一緒に戦った事はない、みたいな感じでも大丈夫ですか?
綿貫稲穂:大丈夫ですよ!
前園ゆい:じゃあそれでお願いします!
真澄トウコ:「えっと…。もしもーし、みたいな…あたしたちも混ぜて、みたいな…?」
綿貫稲穂:「——真澄さん、前園さん。以前同じ任務にあたった事があります」
日向蔵人:「じゃ、あっちもUGNか、イリーガルか」
日向蔵人:(こりゃますますFHってバレたらコトだな……)
綿貫稲穂:「貴方たちも巻き込まれたのですか?」
前園ゆい:「えと、UGNチルドレンの前園ゆいです、よろしくお願いします」
真澄トウコ:「同じくUGNチルドレンの真澄トウコです!!」
前園ゆい:「うん……気が付いたら、ここに……」
綿貫稲穂:「何か不審なものを見かけたりは?」
真澄トウコ:「何にも見てませんです。というか、誰もいなすぎてやばいといいますか」
日向蔵人:軽く自己紹介をして、二人の話を聞く。
日向蔵人:「オーヴァードか、ワーディングに耐性のある人間だけ、こっちの世界に引き込まれたのかもな」
綿貫稲穂:「……。(話を聞く限り、死んだ人間を目撃したのは私だけ、か)」
日向蔵人:多聞さんも普通に存命ですしね。
綿貫稲穂:「(しかし今日、このタイミングで現れたという多聞氏は極めて怪しい。しかしあからさまに指摘しては軋轢を生む、か……)」
綿貫稲穂:日向親子の様子を見やりつつ。
日向蔵人:ちなみにGM、現在位置は普段の駅構内で言うと、どんな場所でしょう?
日向蔵人:地下鉄とかなら、とりあえず地上を目指したいですね
GM:ああ、それなら地下に当たる部分ですね
日向蔵人:ふむふむ
前園ゆい:「……とりあえず、この駅から出られるなら、出た方がいいと思うんです……よくない予感がして……」
日向蔵人:「とりあえず手がかりもないし、上を目指してみるか」
日向蔵人:「地下だとどうも敵に追いつめられる気がして、嫌な感じだ」
真澄トウコ:「そーですね!救援が呼べるならそれに越したことないですし」
羽黒多聞:「同感だね。ここはどうも、良くなさそうだ」
綿貫稲穂:「……可能であれば原因を突き止めたい所ですが、5人だけというのは少々心許ない。救援を呼ぶのは合理的な判断でしょう」
真澄トウコ:「えへん!」
日向蔵人:(えらいしっかりした嬢ちゃんだなあ……)綿貫さんの言動にちょっと感心。
前園ゆい:「流石トウコちゃんだね、ふふ」
綿貫稲穂:「何よりも今、この状況が起こっているという事実をUGNに伝える事が先決と考えます」
日向蔵人:「だな」(UGNと連絡がついたら、本隊が来る前に逃げなくちゃな)
真澄トウコ:「にひひ、もっと言っていいんですよ……ん、ですね」綿貫さんに頷く。
日向蔵人:「こんなろくでもない事で、一日潰されちゃうかなわん。急ごうか。……な、父さん」
前園ゆい:「……」少しだけ後ろを気にするように振り向く
羽黒多聞:「ああ。…そうだな、暮人」
日向蔵人:ぎくり、と父の小脇を肘でつく。「蔵人」ぼそ、と偽名をささやいた。
綿貫稲穂:「(……私が敵の立場ならば、ここまでお膳立てをしておいて、そう簡単に脱出させたりはしないだろうけれど)」
日向蔵人:綿貫稲穂 感服/●警戒 「純粋培養、ガチガチのチルドレンって感じのUGNのお嬢ちゃん。正体がバレたらマズイな」
綿貫稲穂:思考に耽り、名前の呼び方には気付かない。
日向蔵人:でロイスを取得!
真澄トウコ:「それじゃ善は急げです!しゅっぱつしゅっぱつー!」気楽な調子で声を上げる。気楽な調子に見える。
日向蔵人:他のお二人には一旦保留しますー
GM:では、シーン終了。ロイスの取得、調達が可能です。
真澄トウコ:ロイスは保留にしましょう。
日向蔵人:調達……何にしようかな
綿貫稲穂:ロイス/同行者/日向蔵人/有為○/不信感
羽黒暮人:ミドルが多いと予告されたことだし、応急手当を買います。
羽黒暮人:(2+1)dx+2@10>=8 <調達>
DoubleCross : (3R10+2[10]>=8) → 10[1,9,10]+5[5]+2 → 17 → 成功
真澄トウコ:お、すげえ
羽黒暮人:無駄に回りよる。買えました!
綿貫稲穂:ぼであま!
羽黒暮人:お使いついでに持たされていたのかもしれない。
綿貫稲穂:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 7[7]+1 → 8
綿貫稲穂:うーん、ダメ
前園ゆい:私もボディアーマーを!
真澄トウコ:あたしは応急手当キットに挑戦しましょー!
前園ゆい:2dx=>12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 5[2,5] → 5 → 失敗
真澄トウコ:3dx>=8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 8[2,8,8] → 8 → 成功
前園ゆい:だめだめだー
真澄トウコ:やったー!
真澄トウコ:次があるよ!
前園ゆい:綿貫稲穂/連帯感○/不安/ロイス
羽黒暮人:初手ボデマ失敗はよくあること! どんまいどんまい
前園ゆい:で、ロイス取得します
前園ゆい:以上!
GM:では、シーン終了!
GM:ミドル続き!シーンプレイヤーは引き続き羽黒/日向くん。戦闘があるかもしれないしないかもしれない。
綿貫稲穂:出てみよう
真澄トウコ:出ようっ
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕率が4上昇。(侵蝕率:60->64)
綿貫稲穂:57+1d10
DoubleCross : (57+1D10) → 57+10[10] → 67
真澄トウコ:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 9[9]+48 → 57
前園ゆい:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 4[4]+62 → 66
羽黒暮人:時間帯はさっきの直後かな。
GM:そうですね、地上を目指して移動し始めたあたりでしょうか。
日向蔵人:では、辺りに油断なく目を配りながら、父と積もる話をしています。
日向蔵人:組員の山寺さんが拾った子犬が、立派な柴犬に成長したこと。妊娠中だった樋口姐さんが無事出産して、今二人目が幼稚園に通っていること。刑務所に入ってた楠田おじさんが出所したけど、最近またとんぼ返りしたこと等々。
日向蔵人:そういう感じでつらつらと
羽黒多聞:その話を聞いて目を細めながら頷いています。
日向蔵人:「あ……あと、さっき思い出したけどさ。父さん、今日結婚記念日だろ?」
日向蔵人:「何がなんでも、今日中には母さんの所に帰らないとな」
綿貫稲穂:黙って聞いている。人間関係は社会的座標を割り出す為の重要な情報だ
羽黒暮人:油断もすきもない!
羽黒多聞:「……ああ。そうだな。無事に帰らんと…」
前園ゆい:「……」きょろきょろと周りを気にしているように見える
真澄トウコ:「(刑務所…?)」口をはさみたいような、はさんじゃダメなような…という顔をしています。
綿貫稲穂:「では多門さんは、今日は奥方に会う為に?」
羽黒暮人:ムショ暮らし経験者が今も昔も身の回りに多いのであった(昔ヤクザ今FH)
羽黒多聞:「ああ。そうなんだよ。照れ臭くて言えなかったがね」
少女:「素敵なお話ね。もっと聞きたいわ」
GM:…気づくと、何の気配もなくナチュラルに、そこに少女がいる。
綿貫稲穂:「そうですか。無事に脱出出来ると良いのですが」仏頂面。
綿貫稲穂:「……どなたですか」
真澄トウコ:「いやいや、超素敵なお話じゃ…」
日向蔵人:「……誰だ」身構える。
真澄トウコ:「……!?」びく、と振り向く。
前園ゆい:「……!」
少女:「ああ——ごめんなさい、何の挨拶もなしに」
少女:とん、とん。ふわり、浮くようなスカート。
少女:軽やかに、ゆっくりとした歩調で少女は5人の前に立つ。
綿貫稲穂:「返答には注意してください」左腕を向ける。「場合によっては警告無しに対処します」
少女:「いらっしゃい、私の大切なお客様。」
日向蔵人:「客だと? この状況はお前の仕業か」
少女:「うんうん。その警戒はもっともだわ。」
少女:「そうよ。今のこの駅は私のお城」両手を広げてくるりと舞う。
前園ゆい:「……お城……?」少しずつ後退する、恐怖しているというより何かを気にしているように
綿貫稲穂:ちょっと捕まえてみたいな!
綿貫稲穂:ここまで言うからには関係者であろう
日向蔵人:「ざけんな」斧を構える。
GM:手を出したいものは手を出すがよい!
日向蔵人:じゃ、綿貫さんの後でアクションしようかな
真澄トウコ:「私たちを出口まで案内してくれたり…は、しないんでしょうね、やっぱり」
綿貫稲穂:無駄の無い動きで少女の手を掴んでその場に拘束しようとしましょう
少女:「もちろんよ。だって、あなたたちは私のお客様で」
少女:「私のコレクションなんだもの」
綿貫稲穂:その言葉が言い終わるかどうかというタイミングでアクションするよ!
GM:では、綿貫さんは白兵で判定してください。ただし、少女が判定直前にエフェクトを使用します。
綿貫稲穂:ムムッ
真澄トウコ:なに!
少女:《ジャミング》判定ダイス-5。
綿貫稲穂:ゲェーッ!
羽黒暮人:おお、さすがオルクス。やっかいだ。
綿貫稲穂:60%は超えてるから2個だな
綿貫稲穂:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 9[8,9]+1 → 10
少女:ではこちらは回避をとります。
少女:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,2,7,8,9,10,10]+7[5,7] → 17
少女:回避成功。
前園ゆい:ま、まわりやがった!
羽黒暮人:つよいね!?
綿貫稲穂:ヌゥーッ
GM:では、その無駄のない動きに見えない負荷がかかる!
少女:その隙にひらりと避け、多聞さんのそばに。
羽黒暮人:では、避けた所に第二陣として攻撃を仕掛けたい!
綿貫稲穂:「……ッ!」
羽黒暮人:あっ
羽黒多聞:「……」身構える
日向蔵人:「父さん!」
少女:「あら。あなた…」
日向蔵人:「離れろ、ガキ! 殺されてぇか!」
日向蔵人:一気に言葉が荒くなる。
綿貫稲穂:「離れて!」多門さんに叫ぶ。
少女:「ふふ。いいわ。やってみて?」
少女:日向くんに挑発するような視線を送る。
日向蔵人:「……へぇ。殺して良いのか、お前」
:ざわざわざわとせり上がる囁き。常日頃、自分の脳裏に流れ続け、意識の下に押し込めているバックミュージック。
羽黒多聞:「…………」構えをとったまま。縫い付けられたように動かない。
:〝殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ〟
日向蔵人:「……うるせえ」斧を構えながら、その囁きに抗う。父の前で、あんな醜態は、二度と。
日向蔵人:衝動を押さえ込みながら、斧を振りかぶって少女に襲いかかる!
少女:「あなたの秘密を知っているわ——」少女が呟き、その斧が少女に届こうとした刹那。
綿貫稲穂:「駄目、殺しては——!」
GM:斧が掴まれる。
GM:一分の隙もない動きで。
羽黒多聞:「…何をしている」
GM:止めたのは、多聞だった。
日向蔵人:「父……さん?」
日向蔵人:オーヴァードでもない父が、自分の一撃を止めるなど、ありえない。しかし、ならば目の前のこれはなんだ?
真澄トウコ:「は…!? 何ですかこれ…!?」
羽黒多聞:「勝手なことを…するんじゃない!!」一喝。とともに。
羽黒多聞:暮人の頬が張られる。
羽黒多聞:そして、腹にも一発。
前園ゆい:「……え、え……!?」
羽黒暮人:「……ッ」呆けた顔で頬に一発、呆然としたまま、無防備に腹に一発。
少女:「あーあ。そうよね。こうなるのよね」
羽黒暮人:なすすべなく、斧を取りこぼし、吹っ飛び、その場にうずくまる。
羽黒暮人:「……っは、……え?」
羽黒暮人:混乱している。父がオーヴァードになった自分に、手をあげられるはずがない、という事実と。目の前の現実と。
真澄トウコ:「な、何さっきから意味わかんないこと言ってるんですかアンタは!」少女に向かって叫ぶ。
綿貫稲穂:片膝を着いて機械弓を展開。しかしどちらに狙いを定めるべきなのか、判断が付かない。
羽黒多聞:「お前は、私たちの努力を台無しにした!!!」怒気を孕んだ声が投げつけられる。
羽黒暮人:それと無関係に、優しかった父が、唯一自分に手を上げた、あの日の出来事がフラッシュバックして、血の気が引く。
羽黒暮人:動けない。
羽黒暮人:「……ぁっ」
羽黒暮人:言葉が歪み、形を無くして、ただの呼気に変わる。息がつまる。
羽黒暮人:やめてくれ、と言いたかった。だが言葉も、思考が麻痺し、舌が苦くしびれて、眼がかすむ。頭がガンガン痛む。
羽黒暮人:「が、ちがう、違うんだ……とうさん……」
羽黒暮人:「いやだ…………」頭を抱え、耳を塞ぎ、その場に縮こまる。
羽黒多聞:「黙れ!!貴様に父と呼ばれる筋合いはない!」それは、いつか聞いた言葉。
綿貫稲穂:「日向さん、立って!やはりその人は……!」
羽黒暮人:その呼びかけが聞こえているか否か、もはや怪しい。
少女:「ふふ。痛いでしょう?…きもち、いいでしょう…?」
前園ゆい:「な、何が目的なの……あなた……!」
少女:陶然として少女は囁く。
少女:「何って。あなたたちの辛い思い出を見せてもらっているの。胸が痛むわ。とっても辛いわ…」
少女:「でも、それがとても素敵。ねえ。もっと見せて頂戴?」
羽黒暮人:それではー
羽黒暮人:リバースハンドアウト! 開示に入らせていただきたいと思います!
GM:どうぞ!
羽黒暮人:あまり通ってもいない高校の夏休み。その時、自分は数日前から続く高熱で寝込んでいた。
羽黒暮人:組はかねてから敵対していた他組との険悪な雰囲気が高まっており、今日明日にも抗争が始まるだろうという一触即発の状態だ。
羽黒暮人:(こんな時に、なっさけねえな……)歯がゆい気持ちだが、体は言うことをきかない。ただ寝ているしかなかった。
羽黒暮人:その時……ふと、声が聞こえてきた。
羽黒暮人:最初は耳鳴りかと思うような、意味のない音の羅列。それが段々と、何かの規則性を持っていることに気づいた。こう言っている。
:〝殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ〟
:〝殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ〟
:〝殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ〟
羽黒暮人:「ああ……」何かが自分にそう命じてる。いや? 自分がやりたいのだ。殺したいのだ。誰を? 何を?
羽黒暮人:「そうだ……俺が全部、あいつら片付けちまえば、いいんだ」
羽黒暮人:起き上がると、熱はもう下がっていた。代わりに、今までにないほど体に力が満ちている。
羽黒暮人:武器庫は鍵がかかっていて、開けるのに手間取るだろう。物置に行って、手近な武器を探すと、手斧があった。
羽黒暮人:「さーて……」ふらふらと家を出る。目的地はわかっていた、おしゃべりな田原さんが、いつか遊びに連れて行ってくれた時、「あそこだ」と大きな日本家屋を指差してくれたことがあった。
羽黒暮人:応対に出てきた強面の男の頭を割り、押し入った。
羽黒暮人:「ははっ、簡単だ、こんなの、簡単じゃないか」
羽黒暮人:草を刈るような、いや、それ以上にあっけなく人が死ぬ。自分がどれだけやり慣れたゲームだって、こうはいかない。
羽黒暮人:銃で撃たれる、傷が治る。人が恐怖に顔を歪めてこちらを見る。笑いがこみあげる。
羽黒暮人:殺そう殺そう殺そう殺そう殺そう殺そう殺そう殺そう殺そう殺そう殺そう殺そう殺そう殺そう殺そう殺そう殺そう殺そう殺そう殺そう殺そう
羽黒暮人:「ハハッ————皆殺しだあ!」
羽黒暮人:血が、骨が、髪が、指が、目玉が、耳が、人が、バラバラになって、散り散りになって、笑いが止まらない。
羽黒暮人:殺して殺して殺しまくって、気が付くと、顔なじみの組員たちに、取り押さえられていた。
羽黒暮人:目の前には、怒りの形相の父。見たことのない、表情で。
羽黒暮人:「……とう、さん?」
羽黒暮人:喜んでくれると思ったのに。憂いが片付いたと。よくやったと。ほめてくれると思ったのに。
羽黒多聞:「勝手なことを…するんじゃない!!」
羽黒暮人:返ってきたのは一喝と、頬へ一発、腹への一発。
羽黒暮人:研究所で実験体として暮らしていた時も、訓練を終えて戦闘に出されてからも、どんな痛みよりも、この時父に殴られた二つが、一番痛かった。
羽黒多聞:「お前は、私たちの努力を台無しにした!!!」怒気を孕んだ声が投げつけられる。
羽黒暮人:敵対していた組とは協議が進み、明日にも和解が成り立つところだった。それが、幹部の息子による大殺戮となれば、もう収まりがつかない。
羽黒暮人:FHに連絡を取るよう父が指示を出すのが聞こえる。優しかった「おじさん」「にいさん」たちが、手足を拘束し、どこかへ連れて行こうとする。
羽黒暮人:「父さん……やだよ、何するんだよ!」
羽黒多聞:「黙れ!!貴様に父と呼ばれる筋合いはない!」
羽黒暮人:その言葉を耳にした時、脳が現実を拒否したのだろう。ブレーカーを落としたように、目の前が真っ暗になった。
羽黒暮人:それから後のことは、あまり思い出したくはない。連れて行かれてすぐの二、三日は本当に酷い目に遭わされて、自身の立場を徹底的に叩きこまれた。
羽黒暮人:これから誰にも人間扱いされないのかと怯えていたが、その洗礼が済むと、なんのことはない。施設は刑務所と病院を合わせたような場所で、思ったより悪くなかった。
羽黒暮人:連れてこられて五日が過ぎた頃は、まだ父が迎えに来てくれるのではと考えていた。
羽黒暮人:一週間が過ぎた頃、もしかして母が会いに来てくれるのではと焦がれていた。
羽黒暮人:それ以上の時間感覚は、薬物と、記憶消去でなくなってしまっている。研究所には十年ほど居たが、主観的には三年か、四年。
羽黒暮人:どこかの時点で、自分は両親のことを諦めた。諦めた事自体を、忘れた。
羽黒暮人:ずっとずっと、二度と、思い出すこともないだろうと思っていたのに————
GM:では、回想終了。
GM:本来はシーンを切ってから回想シーンを入れるのですが、今回はタイミング的にありとしましょう。
羽黒暮人:あっ、失礼しました。
GM:いえいえ。そして、Rハンドアウトを貼ります。
GM:羽黒くんは、シナリオロイスの書き換えをお願いします。
羽黒暮人:はい、不安表で取得!
GM:了解です!
羽黒暮人:あ、裏も推奨そのまま懐旧です、と
GM:では、君たちの前には怒りをあらわにした羽黒多聞と、笑う少女がいる。
少女:「この『お父さん』はそこのボクの痛みよ。そして、私は願うの」
少女:「もっともっとあなたたちが傷つきますようにってね——!」
綿貫稲穂:「——ふざけるな」綿貫の髪が、瞳が金色に変色していく。
羽黒多聞:無言で拳を構える。人間的な空気は失われている。
真澄トウコ:「ひゅ…日向さん!日向さん!」日向さんに駆け寄る。
羽黒暮人:呆然とうずくまったまま反応しない。
綿貫稲穂:「お前だな?」犬歯をぎり、と噛む。「弟を騙ったのは。おまえだな?」
少女:「あら。私は騙ってなんかいないわ。それはきっと、あなたのココロそのものよ」
前園ゆい:「……辛い、思い出……痛み……」じりじりと、少女から距離を取る、トウコからも少しずつ
綿貫稲穂:断続的に空気が弾ける。励起されたレネゲイドが爆ぜる。
少女:「あなたもとっても痛いものを持ってるのね。楽しみだわ」
真澄トウコ:「ちょっ…よく分かんないけど、ショック受けてる場合じゃ…」
綿貫稲穂:「…………殺す」
綿貫稲穂:「肉の一片も残さず。骨の一欠片も余さず、綺麗に妬き尽くしてやる」
前園ゆい:「……う……でも……私は……」いつもややのんびりとした口調の彼女が焦燥している
GM:あ!戦闘に入りますが
GM:事情のある方は待機とかしましょう
羽黒暮人:がんばります
GM:そして説明!
GM:トラウマジャームとの戦闘では、そのトラウマを持った人に意志判定をしていただきます。
羽黒暮人:げげっ
綿貫稲穂:なるほど
GM:難易度は9。成功すると行動値+5。失敗すると-5となります。
前園ゆい:ひえー
羽黒暮人:きっついなあ
真澄トウコ:ほおお
GM:トラウマなので・・・ね!
羽黒暮人:-5されたら最遅になるなあ、仕方ない。
羽黒暮人:あ、少女のコマもある
GM:ボスですからね!いますよ!
GM:敵とのエンゲージは5m。
綿貫稲穂:近い!
GM:状況的に近いのだ!
GM:では、羽黒さん、意志判定をお願いします!
羽黒暮人:ウオオーッ
羽黒暮人:(5+1)dx+0@10>=9 <意志>
DoubleCross : (6R10+0[10]>=9) → 7[2,4,5,6,7,7] → 7 → 失敗
羽黒暮人:くっ、駄目だ!
羽黒暮人:あ、強化兵の-5補正忘れてました! ダメだったね!!!
GM:失敗!行動値-5!とらうまにとらわれてうごけない!
羽黒暮人:\えーんえーん/
GM:では、戦闘開始!セットアップ!
羽黒暮人:セットアップ|マガツヒの呼び声>「怨念の呪石」使用、暴走し、かつこの暴走中はダメージロール+2D。
真澄トウコ:なし!
:「オワレ、オワレ」「誰もかれも」「ユルサナイ」「ダレノセイデ」「ダレノセイデ」「自分だけナンデ」「俺だけなんで」
綿貫稲穂:なし
:「——オワレ」「スベテノモノニ」「タタリヲ」
前園ゆい:なし!
GM:エネミーは両者ともになし!
羽黒暮人:胸の中の黒い塊が、怨念の呪石が、おぞましい呼び声を立てている。痛みに囚われて動けない自分を、身震いするような殺意で満たしていく。
羽黒暮人:「クハッ……」
羽黒暮人:「いいじゃねえか……ぶっ殺してやる……ぎったぎたにして生まれてきたこと後悔させてやる……」
羽黒暮人:「ひゃはははははははは! そんなに痛いのが好きなら、よーっく教えてやんよお!」
少女:「いいわ。いいわ。教えて頂戴!うふふ!」
GM:ではイニシアチブ。まずはゆいちゃんから!
真澄トウコ:「う、うひゃ!」びくっとする。
真澄トウコ:「(や、やばい、なんだかわかんないけど、この人…やばい!)」
前園ゆい:「……っ……!」トウコを見る、腕組みをするような形で体を縮こませて動こうとしない
前園ゆい:待機!
GM:OK!次はパパの手番!
羽黒多聞:マイナーで戦闘移動します。
少女:その直前に《間隙の魔術師》。
少女:縮地効果とバックスタブ効果を与える!
羽黒暮人:ゲェッ、そういうタイプか!
羽黒多聞:そしてPCたちにエンゲージ!
真澄トウコ:ウワーッ
羽黒多聞:メジャー!《コンセントレイト:ノイマン》+《コントロールソート》+《コンバットシステム》で羽黒くんに攻撃!
前園ゆい:ひゃあ
羽黒暮人:暴走につきリア不だ!
綿貫稲穂:カバーできるよ!
羽黒多聞:13dx8+1
DoubleCross : (13R10+1[8]) → 10[1,1,2,3,4,5,5,7,9,9,9,9,10]+10[4,4,8,8,8]+5[3,3,5]+1 → 26
GM:カバリン等ございましたら!
綿貫稲穂:あー、でも26はキツいかな……リフレ2だからな……
羽黒暮人:26ならそんなにダメージダイスも……
羽黒暮人:あ、バックスタブ乗るんだな
羽黒暮人:でも無理はされないで大丈夫ですよ! 羽黒は暴走野郎だけど凄く低燃費なので。
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕率を+3した
羽黒暮人:そして呪石の侵蝕アップ忘れてました、失礼。
綿貫稲穂:今後を見越してここはスルーで!申し訳なし!
羽黒暮人:いえいえ! 了解!
GM:ではダメージを!
羽黒多聞:3d10+26 もろもろ有効
DoubleCross : (3D10+26) → 10[4,2,4]+26 → 36
羽黒暮人:装甲なぞない! 死!
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕率が9上昇。(侵蝕率:67->76)
羽黒暮人:HP9でリザレクト
羽黒多聞:「…さらばだ。」発せられる声はどこか機械的だ。
羽黒暮人:殺戮器官(マンイーター)に、避けるだの受け流すだのという動きはない。無防備にブラスナックルの一撃を受ける。
羽黒多聞:瞬時に暮人の懐に潜り込み、掌打を叩き込む。
羽黒多聞:その力は人のものではない。
羽黒暮人:潰れる臓物と折れる骨の合唱に、ああ、やはりこれは父ではないと確信する。
真澄トウコ:「日向さんっ…!」息を呑む。
羽黒暮人:血を吐きながら、ぐちゃぐちゃと体が再生していくのを感じる。その感触にひどく笑いが止まらない。
GM:では、next,トウコちゃん!
真澄トウコ:うす!
真澄トウコ:マイナーアクション。《氷の回廊》。飛行状態でエンゲージ離脱します。
真澄トウコ:後ろに10m下がろう。
GM:あ・・・氷の回廊では離脱できない!
真澄トウコ:あれ!?
羽黒暮人:あれ? お父さん飛行状態でしたっけ?
GM:あ、そうか!
前園ゆい:飛行状態の敵がいなければ大丈夫のはず・・・!
GM:飛行状態だからいけるのか。失礼しました!
羽黒暮人:良かった
真澄トウコ:いえいえ!よかったよかった。
真澄トウコ:ではメジャーアクション!多聞パパに攻撃します。
GM:きやれー!
羽黒暮人:ヤッチマエー!
真澄トウコ:《コンセントレイト:サラマンダー》《氷の塔》《破砕の顎》
真澄トウコ:8dx@8
DoubleCross : (8R10[8]) → 10[1,3,4,5,6,7,10,10]+10[4,10]+2[2] → 22
羽黒多聞:ドッジしてやる!
真澄トウコ:あっ低い!
真澄トウコ:この攻撃に対するドッジダイスは−2個されるらしいです!
羽黒多聞:なんと!
羽黒多聞:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 7[6,7] → 7
羽黒多聞:はい
羽黒暮人:コンソ使いは肉体ダイスが低い。やったね。
真澄トウコ:よっしゃー!ダメージ出します!
真澄トウコ:3d10+19
DoubleCross : (3D10+19) → 18[8,4,6]+19 → 37
羽黒多聞:なかなかのダメージ!ちょっと残る!
真澄トウコ:ぐぬぬ
真澄トウコ:侵蝕率は9上昇!
真澄トウコ:「ちょ…ちょっと待ってくださいよ、なんなんですか、これ…!」
真澄トウコ:「皆なんかどうしちゃったんですか、急に…」
真澄トウコ:言いながら後ろに下がる。狙いを定める。
真澄トウコ:「——ッ、ターゲット、指定!」
真澄トウコ:一瞬、冷気が辺りを包む。多聞さんの周囲に無数の氷の針を生み出し、攻撃します。
羽黒多聞:「……!ぐ、う…」かすかにノイズが走る。
GM:では羽黒くんは行動値下がってるので少女の手番ですね。
前園ゆい:「……トウコちゃん……」その戦いを見て、顔を伏せる
羽黒暮人:かなしいぜ
少女:「さぁて。どうしようかしら。そうね。」
少女:「私を殺すといったあなた。遊んでくださるのね?」
綿貫稲穂:「……」
少女:マイナーで戦闘移動、《縮地》を使用。3人にエンゲージ。
綿貫稲穂:大きく深呼吸する。「(落ち着け……そうだ、落ち着け)」
綿貫稲穂:「(冷静に、的確に、機械のように対処する。私にはそれができる)」
綿貫稲穂:カマン!
少女:綿貫さんに素手で攻撃!
少女:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[2,3,5,5,5,8,10]+3[3] → 13
少女:ぬう。
綿貫稲穂:フハハハ!他愛なし!
綿貫稲穂:《リフレックス:ブラックドッグ》《ゲットダウン》
綿貫稲穂:7dx8+1
DoubleCross : (7R10+1[8]) → 10[2,3,4,4,6,9,10]+10[2,8]+1[1]+1 → 22
少女:くっ
羽黒暮人:ヒャッハー! さすがだぜ!
綿貫稲穂:では一際大きな電流が爆ぜ、少女の攻撃を弾き飛ばします。
綿貫稲穂:侵蝕+4
少女:弾き飛ばされます。
少女:「あら…やるじゃない」
GM:では、綿貫さんの手番!
綿貫稲穂:「——貴方の手口は理解しました。人の心の傷跡を抉り、弱さを曝け出させ、無防備になった所を狙う」
綿貫稲穂:「実に、悪辣」マイナーはなし!
綿貫稲穂:メジャー《コンセントレイト:ブラックドッグ》《魔獣の本能》《魔獣の衝撃》《雷の槍》
綿貫稲穂:9dx8+1
DoubleCross : (9R10+1[8]) → 10[2,3,3,3,5,6,7,8,8]+3[1,3]+1 → 14
綿貫稲穂:むう
GM:対象は!
綿貫稲穂:女の子です!
GM:OK!
綿貫稲穂:侵蝕+8
少女:7dx ドッジ!
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,2,3,6,10,10,10]+7[2,4,7] → 17
真澄トウコ:あー!
少女:ドッジ合戦となった
羽黒暮人:激戦だ。
綿貫稲穂:機械弓が唸りを上げて振動する。この装置自体は増幅器に過ぎない。
綿貫稲穂:少女の立つ座標めがけ、頭上から雷が強襲!
少女:ひらり。スカートの軌跡が曲線を描く。
少女:かと思えば、最初からそこにいなかったかのように。雷は何もないところに落ちる。
綿貫稲穂:「……。少し、昂ぶり過ぎました。狙いを誤るとは」
少女:「いいじゃない。踊るのも、楽しいわ」
GM:では、最後に羽黒くんの手番です。
羽黒暮人:オウケィ!
羽黒暮人:メジャー/コンボ|オートアビューズ(自己濫用)>《コンセントレイト:ノイマン》+《コントロールソート》
羽黒暮人:(5+1+4)dx+3@8 対象パパン!
DoubleCross : (10R10+3[8]) → 10[1,2,3,3,6,6,7,8,9,9]+10[2,4,9]+10[10]+1[1]+3 → 34
羽黒暮人:死ぬがよい
羽黒多聞:ドッジします。
羽黒多聞:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[1,8,9,9] → 9
羽黒多聞:はい
真澄トウコ:ウオーッ
羽黒暮人:(2+2+2)+4D10+4 Dロイス、エンブレム、ユニークアイテム三点乗せのダメージを喰らえ!
DoubleCross : (6+4D10+4) → 6+25[9,5,3,8]+4 → 35
羽黒暮人:ん?
羽黒暮人:これダイス4つ分の計算になってる……? 表記間違えたかな
羽黒暮人:振りなおしていいですか!
GM:あ、ダイスじゃなくて固定値になってるのかな
GM:どうぞー
羽黒暮人:みたいですね
羽黒暮人:10D10+4
DoubleCross : (10D10+4) → 48[4,5,5,2,8,3,9,7,3,2]+4 → 52
羽黒暮人:斧のダメージダイス振り直し効果を使用します。
GM:どうぞ!
羽黒暮人:1D10+50 装甲とか諸々有効だよ!
DoubleCross : (1D10+50) → 9[9]+50 → 59
GM:オーバーキル!
前園ゆい:ひゅー!
羽黒暮人:初めて斧が役に立った!(今までは、振りなおしても下がるか変わらないかだったんや)
羽黒暮人:「目障りなんだよ、てめぇ」
羽黒暮人:「その声も! その顔も! オレのことを知った風にあれこれ思い出話までしやがって!」
羽黒暮人:「死ね! 地獄の底まで死に落ちろ!!!!!」
羽黒暮人:言葉は荒く昂ぶるが、その動きは高度な訓練をうかがわせる、洗練された殺人の匠だ。
羽黒暮人:分厚く重い刃が、一片の容赦も感傷もなく、「父親」の顔面に、何度も何度も叩きつけられる!
羽黒多聞:「……………」言葉は発さない。発せない。
羽黒暮人:「——ヒャハハハハハ!」高笑いしながら、目元から一筋、透明なものがこぼれ落ちた。
羽黒多聞:そして、ノイズめいてその形は四散していく。その粒子はそのまま、暮人の影に吸い込まれていった
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕率を+4した
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕Bを+1した
少女:「あら。あらあらあら。あららら。」
少女:「…ざーんねん。もう消えちゃったのね」
少女:「でも、まあいいわ。あなたのココロは血を流しっぱなしだし。…ほんと、痛くもかゆくもないんだから」
少女:「いえ、痛いのはいいの。ただ、こたえてないって言いたかったのよ」
羽黒暮人:「うるせえ。黙れ。口なしにしてやる……ッ」
少女:《見えざる道》
綿貫稲穂:「これで4体1。状況を理解している者の口ぶりとは思えませんが」
綿貫稲穂:あっこのやろう
羽黒暮人:おおエネミーエフェクトが
少女:「わかっているわ。だから、一旦お暇させてもらうの」
羽黒暮人:「待ちやがれ!」
羽黒暮人:斧を叩き込まんと少女に追いすがる、が——、
少女:「でもあなたたちは私のもの。じっくりたっぷり味わわせてもらうわ——」
少女:その言葉とともに、その姿は搔き消える。
前園ゆい:「……行っちゃった、ね……」
羽黒暮人:「……畜生!」何も無くなった空間、その足元に斧を叩きつけた。
真澄トウコ:「…ゆい!」ゆいちゃんに駆け寄る。
綿貫稲穂:「想像していた通り……いえ、想像以上に厄介な敵のようですね」
前園ゆい:「と、トウコちゃん……」
日向蔵人:「……はぁ」斧を手放し、へたりとその場に座り込む。はたと気づいて、眼の端を慌てて拭った。
真澄トウコ:「大丈夫ですか? …ゆいに怪我なくてよかったです」
真澄トウコ:「…ん」綿貫さんに頷く。
日向蔵人:昔の思い出がとりとめもなく、泡のように浮かんでは弾けて消える。
前園ゆい:「う、うん……私は……その……ごめんね、なんにも出来なくて……」顔を逸らす
日向蔵人:補助輪を外した自転車の練習、極道の息子と敬遠され、学校で友達が出来なかった日々、結婚10週年記念に、父と一緒に母に花束を渡した日。
日向蔵人:思い出の中の父は、いつも優しく、物静かに微笑んでいる。——その顔を、今、自分はこの手で。
日向蔵人:(……あれは偽物だ)震える手を固く握りしめた。
真澄トウコ:「大丈夫ですよ、ゆい。ゆいが戦うの嫌でも大丈夫——あたしが、ゆいのこと、守りますから!」
前園ゆい:「トウコちゃん……」表情は晴れない
前園ゆい:「……私は……」
GM:では、シーン修了。
GM:購入とロイスが可能です。
日向蔵人:応急手当を使いたい!
日向蔵人:応急手当も買いたい!
真澄トウコ:日向さんにロイス取得します。
GM:応急手当の使用OKです!
真澄トウコ:同行者/日向蔵人/誠意:○/不信感/ロイス
真澄トウコ:これで!
日向蔵人:2D10+9 手当だー
DoubleCross : (2D10+9) → 12[7,5]+9 → 21
日向蔵人:まあまあ
日向蔵人:誠意表……ありがたい
前園ゆい:もう一度ぼでーあーまーを狙ってみよう
綿貫稲穂:どうしようかな……ロイスは保留にしておこう
綿貫稲穂:私もぼであまだ
日向蔵人:ロイスはこちらも保留
前園ゆい:2dx=>12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 9[4,9] → 9 → 失敗
真澄トウコ:私もぼであま!
綿貫稲穂:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 7[2,2,7]+1 → 8
前園ゆい:だめだー
綿貫稲穂:ダメ!
真澄トウコ:4dx>=12
DoubleCross : (4R10[10]>=12) → 7[3,4,5,7] → 7 → 失敗
日向蔵人:(2+{侵蝕B})dx+2@10>=8 <調達>
真澄トウコ:ダメ!
羽黒暮人:(2+2)dx+2@10>=8 <調達> あーそうか、パレットのやつがタブの名前(コマの名前)に対応してないからあかんのやな
DoubleCross : (4R10+2[10]>=8) → 5[1,3,4,5]+2 → 7 → 失敗
羽黒暮人:げー
羽黒暮人:財産点はない! 失敗だ。
GM:では、以上で。
前園ゆい:ロイスは保留、以上!
綿貫稲穂:OKです
羽黒暮人:OKです!
真澄トウコ:です!
GM:シーンプレイヤーはトウコちゃん。ほか、登場自由です。
真澄トウコ:ういす!
真澄トウコ:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 5[5]+67 → 72
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕率が4上昇。(侵蝕率:80->84)
前園ゆい:66+1d10 出る!
DoubleCross : (66+1D10) → 66+4[4] → 70
綿貫稲穂:79+1d10
DoubleCross : (79+1D10) → 79+4[4] → 83
GM:-----
GM:戦闘から、しばらくたった。皆が落ち着きを取り戻してきた頃だ。
GM:君たちは、今後のことについて話し合ってもいいし、探索をしてみてもいい。
綿貫稲穂:「一つ、提案があります」
真澄トウコ:「はい?」
羽黒暮人:「なんだ?」
前園ゆい:「……?」
綿貫稲穂:「先程の少女の言葉から推測するに、敵はここに集まった我々のトラウマを刺激する事が目的の一つであると考えられます」
日向蔵人:「……」ばつの悪い顔で、ぷいとそっぽを向く。
真澄トウコ:「ふむう」唇をツンと尖らせる。
綿貫稲穂:「それでどうしたいのか、という所までは理解が及びませんが。そこで、です」
綿貫稲穂:「お互い話せる範囲で構いません。各々が持つトラウマについて打ち明けてみる、というのは如何でしょう」
綿貫稲穂:「互いのトラウマをある程度でも把握しておけば、何らかの解決策を導き出せるかもしれません」
日向蔵人:「じゃ、まあ……オレから」おずおずと挙手する。
綿貫稲穂:「それに、先のような状況に置かれても、対処がしやすくなる」
綿貫稲穂:「ええ、どうぞ」
前園ゆい:「……っ……」
日向蔵人:「また〝あれ〟が出てくるなんて、勘弁して欲しいんだけどな」頭をかきつつ
日向蔵人:「オレの家は鴻央会系のヤクザで、父はそこの幹部をしてた。で、10年前、組は敵対関係の組と、緊張状態だった」
日向蔵人:「で、ちょうどそのタイミングでオレは覚醒して……衝動のまま相手方の組の連中を……な」言葉の歯切れが悪い。
日向蔵人:「それで色々交渉していたことがおじゃんになって、オレはオーヴァードの実験体ってことで、研究所に売り飛ばされた。今はご覧のとおり、自由の身だけどな」
日向蔵人:「うちの父は、割りと、いやかなり、息子に甘い親だったと思うよ。それが一瞬でひっくり返った……だから、ずっと傷になっていたんだろうな」
日向蔵人:段々と声のトーンが重く、低くなりながら、語り終えた。
綿貫稲穂:「なるほど。水面下で組同士が進めていた和平交渉を貴方が台無しにしてしまった、という事ですね」ずけずけと言う。
日向蔵人:「そうだな」言葉少なに肯定。
真澄トウコ:「あー…」先ほどの戦闘での彼の姿を思い出し、なんとなく納得する。
綿貫稲穂:「理解しました。では次は私が」胸に手を当てる。
羽黒暮人:(考えてみりゃ、おかしかったんだ。あんなばったり出会って、都合よく、また一緒に暮らしたい、なんて……)
日向蔵人:「ああ。無理はすんなよ」
前園ゆい:「……」
綿貫稲穂:「ええ、ありがとうございます。……私には三つ下の弟が居ました」
綿貫稲穂:「三年前の事です。その弟と買い物に出かけて、帰宅する途中の事でした」
綿貫稲穂:「道路に停まったワゴンから数人の男が現れ、周囲に向って手当たり次第に爆発物を投げ出した」
綿貫稲穂:「それがFHの仕業という事は後から知った事ですが……ともかく、私と弟はそのテロに巻き込まれ、オーヴァードとして覚醒しました」
綿貫稲穂:「いえ、正確には私だけが。弟は衝動を抑えきれず、その場でジャーム化し、私がそれを処理しました」
綿貫稲穂:「以上が私のトラウマです」淡々と、表情を変える事なく言い終える。
日向蔵人:「自分の手で、か……」
羽黒暮人:(FHで他のセルに拾われてりゃ、今も弟と一緒にいたかもしれねえな……)
羽黒暮人:もちろん、そんな考えはおくびにも出さないが。
綿貫稲穂:「前園さん、真澄さん。貴方達は話せますか?」
真澄トウコ:「綿貫さん、そんな、簡単に……」
真澄トウコ:「…あ、あたし? ええと」
真澄トウコ:頬をかく。「あの。ごめんなさい。言えないです。…っていうのは、秘密にしたくて…とかじゃなくて」
真澄トウコ:「覚えてないんです、あたし。一年くらい前からの記憶を、失ってるんです」
日向蔵人:「記憶喪失か。まあそういうこともあるよな」
前園ゆい:「……本当です……この一年の間に、トウコちゃんに深くトラウマになるような出来事は、なかった、はず、です」
真澄トウコ:「そうなんですよ!分かってくださいますか!」
綿貫稲穂:「なるほど。その記憶を喪失した期間に何らかのトラウマを抱いているとなると、今ここで出来る事はありませんね」
日向蔵人:「あいつ、記憶にない部分からもそれを引っ張り出せるのかね? 無くしたものの手がかりになるかもしれないが、気持ちいいもんじゃねえよな」
真澄トウコ:「うーん…。まあ、記憶はもうしょうがないし、いいかーって思ってるんですけどねえ」
前園ゆい:「……」
綿貫稲穂:「前園さん、貴方はどうですか?話せる事は?」
真澄トウコ:「…あはは。あたしはそんな感じで…」
前園ゆい:「……私……私は……」トウコを見る
真澄トウコ:「あ、ゆいはか弱い女の子なんですから!いじめないでください!」
日向蔵人:「分かった分かった」荷物をごそごそして、飴の袋を取り出す。バラエティフルーツパックだ。
日向蔵人:「露店やってる時のオマケにつけるやつなんだが、甘いものはいいもんだ」と皆に二つ三つずつ適当に配ります。
真澄トウコ:「ゆい。何か、心当たりありますか? …話したくなかったら、話さなくても、いいんですよ」にこっと微笑む。
綿貫稲穂:「…………」
真澄トウコ:「うは!ありがとうございます!!」
日向蔵人:女子高生だから甘いものはハズレがないだろうという目論見
前園ゆい:「…………ごめんなさい……私は……私には……」飴を受け取りながら
日向蔵人:「……口にするどころか、思い出すだけで辛い。ってことも、あるよな」
日向蔵人:もういいんじゃないか、と綿貫さんに目配せします。
綿貫稲穂:「……強要は出来ませんね。私にも辛い記憶を掘り起こす苦痛には理解があるつもりです」
真澄トウコ:「…ゆい、大丈夫ですよ。大丈夫です」
前園ゆい:「……ごめんなさい……」飴を食べる
綿貫稲穂:「ではひとまず探索を続けましょう。また敵が出ないとも限りませんが、ここに留まっていても解決にはならない事は確かです」
日向蔵人:「そうだなー」オレンジとぶどうの飴を同時に頬張りながら。
真澄トウコ:「そーですね。もっと楽しい事とか考えて、元気出しましょう!」
前園ゆい:自分の腕を抑えながら後方を重点的に周囲を見ている
GM:周囲は静かだ。
日向蔵人:なんかの気配がしないか、辺りを見回したりしてます
GM:では、みなさん<知覚>で判定してみてください。難易度は6ぐらいにしましょう
前園ゆい:知覚!
羽黒暮人:(1+2)dx+1@10>=6 <知覚>
DoubleCross : (3R10+1[10]>=6) → 10[2,9,10]+5[5]+1 → 16 → 成功
真澄トウコ:苦手分野だ!
綿貫稲穂:脳筋には辛い
羽黒暮人:無駄に回った
前園ゆい:4dx=>6
DoubleCross : (4R10[10]>=6) → 10[2,7,7,10]+8[8] → 18 → 成功
真澄トウコ:2dx+1>=6
DoubleCross : (2R10+1[10]>=6) → 8[1,8]+1 → 9 → 成功
真澄トウコ:やった!
綿貫稲穂:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 8[3,8,8] → 8
綿貫稲穂:よし!
前園ゆい:めっちゃ回った
GM:では、全員、人の後ろ姿をかすかに目にします。
日向蔵人:武器を手にして、その姿を目で追ってみる。
GM:その姿はすぐに消えてしまう。
綿貫稲穂:今度は冷静に見定めてみよう
真澄トウコ:「今の…」三人に目配せする。
日向蔵人:「気のせいじゃない。今、誰かいたな?」皆に同意を求める。
綿貫稲穂:「ええ、微かですが確かに」
真澄トウコ:頷いて答える。
前園ゆい:「……追いかけた方が……いいのかなー……?」
日向蔵人:「あいつのやり口なら、オレみたいに、トラウマから引っ張りだした偽物の誰か、ってトコだな」
真澄トウコ:「うひ。罠ってやつですか、これ」
真澄トウコ:「返り討ちにしてやりましょうよ!」
綿貫稲穂:「誘いに乗るか否か。しかし指針の無い以上追いかけざるを得ない。計算ずくという事ですか」
日向蔵人:「んじゃ、決まりだな」
真澄トウコ:「でっすね!」
真澄トウコ:「ゆい。ってことで…本当に、大丈夫ですか?」首をかしげる。
前園ゆい:「……うん、私は……私は、大丈夫だよトウコちゃん」
真澄トウコ:「ん…。がんばりましょうね」
綿貫稲穂:「……」2人のやり取りを見てほんの少し眉をひそめる。
日向蔵人:(仲が良いなあ)一方それを微笑ましく見てて、何も気づいてない!
日向蔵人:で、トウコちゃんにロイスを取得します。
GM:どうぞー
日向蔵人:真澄トウコ ●親近感/不安 「記憶が無いってのは親近感を抱くが、その記憶が厄介なことにならなきゃいいが」
日向蔵人:以上!
綿貫稲穂:ロイス/同行者/前園ゆい/庇護/不信感○ で取ります
GM:はーい。では、シーンを切りましょう。購入などどうぞ。
日向蔵人:今回はボデマに挑戦しよう
羽黒暮人:(2+2)dx+2@10>=12 <調達>
DoubleCross : (4R10+2[10]>=12) → 9[2,6,6,9]+2 → 11 → 失敗
真澄トウコ:綿貫さんにロイス取得!
羽黒暮人:グワーッ妖怪!
綿貫稲穂:さらにぼでま
綿貫稲穂:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 6[5,5,6] → 6
綿貫稲穂:ダメ!
前園ゆい:ボディアーマーを懲りずに狙う!
真澄トウコ:同行者/綿貫稲穂/信頼:○/不安/ロイス
前園ゆい:2dx=>12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 5[5,5] → 5 → 失敗
前園ゆい:全然だめだな!
真澄トウコ:あたしもぼであま!
真澄トウコ:4dx>=12
DoubleCross : (4R10[10]>=12) → 9[2,4,7,9] → 9 → 失敗
真澄トウコ:あ、買おうと思えば買えるな…!?
真澄トウコ:財産点3点支払って買います!
GM:はーい
真澄トウコ:おわり!
GM:ではシーン終了!
GM:では引き続きミドルシーン!シーンプレイヤーは再びトウコちゃんです。
真澄トウコ:はーい
真澄トウコ:1d10+72
DoubleCross : (1D10+72) → 10[10]+72 → 82
真澄トウコ:うわあ
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕率が9上昇。(侵蝕率:84->93)
前園ゆい:70+1d10
DoubleCross : (70+1D10) → 70+3[3] → 73
羽黒暮人:ギエー
綿貫稲穂:83+1d10
DoubleCross : (83+1D10) → 83+5[5] → 88
GM:あわわ…
GM:-----
GM:みなさんは何者かの後ろ姿を見かけて、追うことにしました。
真澄トウコ:歩くたびにポニーテールが揺れる。
日向蔵人:人影は、年齢とか性別とか背格好とか一切不明で、ただ「誰かいる」と判別できた、ぐらいのものでしょうか?
真澄トウコ:「さてさて皆さん、あんまり暗い顔してちゃダメですよ!明るく行きましょう!」
日向蔵人:前回ログを確認すると「かすか」としかなかったので
GM:かすかに、なのであんまりわからなかったことにしましょうか。
日向蔵人:了解です。
前園ゆい:「そ、そうだよねー、明るく行かなきゃねー……」
日向蔵人:3つめの飴を口に放り込みながら、「そうだな」とトウコちゃんに返しつつ、歩調に油断はない。
綿貫稲穂:無言で走り続ける。
GM:しばらくいると、誰かが柱にもたれかかって休んでいるのが見えます。
真澄トウコ:「しかし一体誰なんでしょーね、さっきのやつ。何か手がかりがあれば、こちらも対策をとれるんですが」
真澄トウコ:「…およ」
日向蔵人:立ち止まって警戒態勢を取る。
前園ゆい:「……」
GM:女子高生だ。
日向蔵人:「友達か?」他の三人に向けて問いかける。
GM:制服姿で、君たちの姿を認めると顔を上げる。
GM:ゆいちゃんには見覚えがあります。
GM:トウコちゃんが記憶を失う前、よく遊んでいた友達の一人だ。
GM:現在、彼女は行方不明。
綿貫稲穂:「いいえ、私には見覚えはありません」女子2人に目を向ける。貴方達は?
真澄トウコ:「んんん?あたしはわかんないです」首を傾げます。
前園ゆい:「……あ……」
女子高生:「…トーコ?それに、前園?」
日向蔵人:なんか知ってそうだな、とゆいちゃんが答えるのを待つ姿勢。
女子高生:「よかったー、知ってる人に会えた!」皆の様子には構わず言う。
真澄トウコ:「あえ、うわ、やばいすね。あたしの知らないあたしの知り合いだ」小さく呟く。
日向蔵人:「なあ、えーと、前園ちゃんだっけか。あいつもUGNかなんかか?」
綿貫稲穂:「……」目を少し伏せて様子を窺う。いい予感はしない
日向蔵人:この状況で動けてるということは、オーヴァードであろう。しかし、そうでなければ。
GM:UGNではありませんね。一般人です。
日向蔵人:「違うなら……また、殺さなきゃいけないものが増えるのかね」
日向蔵人:やっぱりなー!>一般人
前園ゆい:「……どうして、こんなところに……?」UGNではなかったはず。オーヴァードでもなかったはず。そして、行方不明だったはずの彼女に少しだけ警戒はしている
女子高生:「ねー、聞いてよ!なんか変な奴に捕まっちゃってさ!」
真澄トウコ:「んん、そーですかそーですか。あたし達もですよ」
真澄トウコ:目の前の女子高生に適当に返事しつつ、警戒して距離をとる。
女子高生:「そーなの?大丈夫だった?」
綿貫稲穂:「前園さん、彼女は知り合いですか?」
前園ゆい:「……はい、その……昔の友達ですー……」
日向蔵人:「その反応は、穏やかなもんじゃねえよなあ」歯切れの悪いゆいちゃんの様子に、だいたいのことを推し量る。
綿貫稲穂:「……彼女は“どちら”ですか?」
日向蔵人:「なあ」斧で女子高生を指差す。「あれ、殺していいか?」
真澄トウコ:「まあ今のところは大丈夫です!この通り!」両手を広げる。「あなたは大丈夫なんです?」
真澄トウコ:「…ちょ、ちょっと待ってくださいよ日向さん!」
女子高生:「え!大丈夫じゃないよー、なんか脅されててさ!」
日向蔵人:指差すだと変だな、指す、だ(ケジメ
日向蔵人:「ん。分かった」待てと言われたので、斧は下ろす。
女子高生:「…ていうか雰囲気変わったね?」
真澄トウコ:「殺すだなんていきなり物騒な…、あれ、」頭に手を当てる。
真澄トウコ:頭痛がする。
日向蔵人:さっきは襲ってこられたので殺したが、ストップかけられてる分にはいきなり殺しにかからないぞ。
前園ゆい:「……と、トウコ……大丈夫……!?」
真澄トウコ:「…あ、ん? あー、まあ、…えーと、なんだっけ、そう、イメチェン?高校デビュー、みたいな?」
真澄トウコ:「だ、大丈夫ですよ…大丈夫」無理やり笑おうとしている。
女子高生:「なるほどー。そっかそっか。でもトーコ、気をつけたほうがいいよ。」
女子高生:「なんか、あんたを狙ってる奴がいるから」
真澄トウコ:「……」
真澄トウコ:「…は……なんですかそれ。あたし、じゃないですよ。狙われてるのは、あたし達、全員……」
真澄トウコ:「あれ、なんだろ…おかしいな、…、違うんですよ、そうでしょ、狙ってんのは、あの、女の子で…」
女子高生:「んんー、よくわかんない、けど…できればこの先、行かないほうがいいよ」
真澄トウコ:胸を押さえる。痛いほど強く。
真澄トウコ:「………」
女子高生:「女の子?いや、あたしが逃げてきたのは変な男だったけど…まあいいや」
日向蔵人:(変な男?)他にもまだ敵がいるのだろうか、と舌打ちしながら、黙って話を聞く。
女子高生:「…具合悪そうだし。ほんと、気をつけて」
GM:トウコちゃんは一つだけ、思い出します。目の前の女の子の名前。
GM:皆橋いちか。それが彼女の名前だったはずだ。
真澄トウコ:「……う、うぐ、なんでしょ、これ、何、これ…」——焦燥感が襲う。この場にいてはならないのだと、そんな風に錯覚してしまうような。
真澄トウコ:「……、っ、あ」
前園ゆい:「み、皆橋ちゃん……その……っ……トウコちゃん……!?」二人を交互に見る
日向蔵人:「おい、大丈夫か?」トウコちゃんの顔を覗き込む。
真澄トウコ:瞬きをする。まぶたの裏に、見たはずの無い光景が広がっているような気がする。
真澄トウコ:「そう。いちか」
皆橋いちか:「あー、やっと名前で呼んでくれた!」
皆橋いちか:笑顔。
真澄トウコ:「……皆橋いちか」
皆橋いちか:その笑顔はとても、懐かしい気がして、
前園ゆい:「トウコちゃん……記憶……!」
真澄トウコ:「——何で、あなたが、ここにいるの」
皆橋いちか:「、 」
GM: —— ぐしゃ 。
GM:その問いに、答えるより先に。
GM:皆橋いちかの体は両断され、
GM:べしゃり、と床に落ちた。
前園ゆい:「……!!」
真澄トウコ:「っ、ひ……!」
日向蔵人:飛びのいて斧を構え、敵の気配が辺りにないか探る。
綿貫稲穂:「——」
綿貫稲穂:「これも、何らかのトラウマの再現という事ですか」
日向蔵人:「死んだ人間、それが嬢ちゃんの失くした記憶の中にあったもの、か。あのガキ……」
???:「そぉゆうコト」
GM:耳慣れない声が響き渡る。
日向蔵人:多分トウコちゃんのトラウマなのだろう、と判断し、「大丈夫か……?」と声をかける。
日向蔵人:「!?」
前園ゆい:「……皆橋ちゃん……」両腕を押さえて後ずさる、行方不明であることから覚悟はしていた、だが
前園ゆい:「……!」
真澄トウコ:「あ、あ……」その声が聞こえた途端、びくりと反応する。怯えきっている。
???:「トウコおじょーちゃんのトラウマはここにいるぜ」男が立っている。
???:「ってもまだ。まだ『人質』は残ってるからさぁ。ぜひ安心しないでいただけるとうれしーね」
GM:へらへらとした雰囲気の男だ。青い作業服を着ている。
日向蔵人:「なんかあのガキと違うタイプで、ムカつくやつだな」
真澄トウコ:「ど、どうして、何であなたがここにいるの、違う、あ、あたし、こんな人知りませんよ…」
日向蔵人:トウコちゃん……混乱してるのね……
真澄トウコ:「違う、違うんです、騙されちゃダメ、これは全部嘘なんです。人質なんていないの」
綿貫稲穂:「敵——と認識して構いませんね」機械弓を展開、構えを取る。
???:「なんでって。言っただろ、おれがおじょーちゃんのトラウマだからだよ」
???:「おっと」構えられた機械弓に降参した、というように両手をあげる
日向蔵人:「敵。そうだな、殺していいんだよな、あれ」トウコちゃんの様子が心配ながら、斧を構えて前に出る。
真澄トウコ:「だって、そう」
前園ゆい:「トウコちゃん、聞いちゃだめ……!」
真澄トウコ:「私が、全員、見殺しにしたんだもの」
日向蔵人:「——ッ」
前園ゆい:「トウコちゃん……っ……!」
???:「いいや。人質はまだ残ってる」
???:「もう一度、見殺しにするかい?」
???:そう言って、エフェクトを使う。《神出鬼没》。
綿貫稲穂:「……」不快げに眉をひそめる。汗が一筋、頬を伝う。
???:「見殺しにしたくないんなら、追ってきな。」
???:そう言って姿を消す。
日向蔵人:「チッ……どこに消えやがった!」
真澄トウコ:「……う、うううう…!!」胸元を押さえる。——傷口を押さえるように。あるいは、傷口を広げるように。
真澄トウコ:という訳でRハンドアウトを公開します!
GM:OK!
GM:トウコちゃんはシナリオロイスの変更をお願いします。
真澄トウコ:うす!
真澄トウコ:ロイス/異常事態の犯人/警戒:○/恐怖 を、
真澄トウコ:ロイス/敵/"イクスクルシエイト"/執着/恐怖:○
真澄トウコ:で書き換えます。
GM:はい!
GM:では、この事実は皆に共有されることになります。
GM:先ほどの男——"イクスクルシエイト"を追えるのは次のシーンになりますので、
GM:演出などありましたらどうぞ。その後、シーンを切り、ハンドアウトシーンに入ります。
GM:では、シーンカット!
GM:ロイスと購入が可能です。
日向蔵人:今回は応急手当を買おう……
真澄トウコ:ボディーアーマー狙ってみよう
前園ゆい:ボディアーマーを狙う!
前園ゆい:2dx=>12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 9[4,9] → 9 → 失敗
前園ゆい:ぬーっ
羽黒暮人:(2+{侵蝕B})dx+2@10>=8 <調達>
羽黒暮人:(2+2)dx+2@10>=8 <調達>
DoubleCross : (4R10+2[10]>=8) → 9[2,2,8,9]+2 → 11 → 成功
羽黒暮人:よし
綿貫稲穂:ぼでま
真澄トウコ:5dx>=12
DoubleCross : (5R10[10]>=12) → 9[2,5,6,9,9] → 9 → 失敗
綿貫稲穂:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[8,9,10]+7[7]+1 → 18
真澄トウコ:ぬぬ
綿貫稲穂:YATTA!
綿貫稲穂:そこら辺に落ちてた防弾チョッキを着込もう
GM:では、調達フェイズ終了!
GM:トウコちゃんのハンドアウトシーンになります。トウコちゃんのみ登場可能。登場侵食率を上げる必要はありません。
真澄トウコ:はーい
GM:——真澄トウコは、捕えられていた。
GM:わかるのは囚われているのが中ぐらいの大きさの部屋であること。
GM:目の前には沢山のモニターがあり、別々の部屋を映している。
GM:足は繋がれているが、手だけは自由だった。
GM:モニターの中には、見知った顔。
GM:友達や家族の姿がそこにあった。
GM:映されているのは表情のみで、何が起こっているかの詳細はわからない。
真澄トウコ:長く伸ばし、下ろしたたままの黒髪を乱雑に耳にかける。
真澄トウコ:「………」
GM:部屋に、誰かが入ってくる。
GM:自分を捕らえたFHエージェント。"イクスクルシエイト"だ。
"イクスクルシエイト":「よーう、おじょーちゃん、ご機嫌いかが?」
真澄トウコ:「……」今にも泣き出しそうなほど追い詰められている事は、隠し通さなければならない。
真澄トウコ:気丈に目の前の男を睨み付ける。
"イクスクルシエイト":「おー、こわいこわい。流石は"グラスグレイス"。おれらのことをさんざ邪魔してくれただけのことはある。」
真澄トウコ:「——機嫌は最悪よ。あなたが何を企んでるか知らないけれど」
"イクスクルシエイト":「…でも、自分の置かれた状況は分かってんだろ?」
真澄トウコ:「……。何が目的なの」
"イクスクルシエイト":「何を!そりゃー簡単だ。お前に死んでもらう。"グラスグレイス"」
"イクスクルシエイト":「さもなきゃ、お前の大事なオトモダチやご家族は死んでいく」
真澄トウコ:「……!」
"イクスクルシエイト":「お前の目の前で!無残に!」楽しそうに男は言う。
"イクスクルシエイト":「で。だ。お前をただ殺すのも面白くない。…自分の手で、自分を殺せ」
真澄トウコ:冗談をと一笑に付すことはできない。周囲のモニターが、彼の言動が本気であることを物語っている。
真澄トウコ:「…は、悪趣味ね」それでも気丈に振舞う。
"イクスクルシエイト":「悪趣味大いに結構さぁ。相手をこーやって追い詰めるのはなんにも変えがたい!」
"イクスクルシエイト":「理性がなきゃできない人間の楽しみさ」
真澄トウコ:目の前の男を倒す隙をうかがう。この距離ならば——まだ勝機はある。
"イクスクルシエイト":「あー。そうかそうか。お前、まだ希望を捨ててないな?」そこで、男の体はぐねんと捩れ。
真澄トウコ:「——標的指定」イクスクルシエイトの周囲に、氷の刃を生み出そうとして——
"イクスクルシエイト":伸びて、トウコのすぐ傍に立つ。
"イクスクルシエイト":「お前の弱点はよーくわかってるんだよ、いい加減な」
真澄トウコ:生み出された氷の刃は、誰も貫くことはできなかった。
真澄トウコ:「っ……!」
"イクスクルシエイト":「ひらひら逃げ回って遠くから撃ってくるのはやっかいだけどなぁ、ま。今のお前は動けないし」
GM:足は、拘束されている。抜け出るのも難しいほどに。
"イクスクルシエイト":「助けは、くるかもしれないが、それよりは画面の向こうの皆さんがお亡くなりになるほうが早いだろうなあ」
真澄トウコ:「…は…」足の拘束を破ることは不可能だと悟る。絶望感に包まれる。
真澄トウコ:「やめて!——皆を傷つけることは、やめて…やめてください」
"イクスクルシエイト":「うんうん。そうだよなぁ。じゃ、死んでみてくれや」ニヤニヤと笑いながら
真澄トウコ:「……っ、………」唇を噛み締める。「わ、わかってるわよ——私が死ねば、あなたは満足するんでしょう」
真澄トウコ:「絶対に皆を傷つけないって、約束しなさい」
"イクスクルシエイト":「お前が死ねば何もしないさ。」
"イクスクルシエイト":——まだ。愉しそうに笑っている。
真澄トウコ:「……」ぶるぶると震える手で、床に転がる氷の刃をひとつ掴む。
真澄トウコ:荒い息を吐いて、少し躊躇の後——自分の胸に、思い切り刃を突き刺す。
真澄トウコ:「ふ、——は、あ」シャツが赤く染まる。
"イクスクルシエイト":「よーくやった。でも、ちゃーんと……死ねるかな?」
真澄トウコ:しかしそれでも、死ぬことはできない。オーヴァードである限り。
真澄トウコ:自らに宿った再生能力が、傷を癒す。
真澄トウコ:「うるさい…うるさいうるさいうるさい!こ、こうやって…は、あ、」何度も何度も、自らを突き刺す。
"イクスクルシエイト":「手間取ってるねえ。ま。ちょいと時間がかかりすぎたな」
GM:べちゃり。不快な音。モニターの一つが赤く染まる。
GM:あれは——そうだ、皆橋いちかがその向こうにいた。
真澄トウコ:「ま、待って…待って、今、死ぬ、死ぬから……あ、ああああ!」悲鳴がほとばしる。
真澄トウコ:「いちか、待って、やめて、やめてください、いちかを返して…!いちか、いちか!」
"イクスクルシエイト":「本当かぁ?再生してるぜ、"グラスグレイス"?ちゃーんと完全に死なないと」
"イクスクルシエイト":その様子を見て愉しそうに笑う。
真澄トウコ:「やめて、お願いします、やめてください、本当に、許して———」
真澄トウコ:焦燥感に包まれる。絶望。苛立ち。この場にいてはならないのだと。早く死ななければならないのだと。
GM:男が何かを言っている。だが、それもよくわからない。
GM:その試みは、繰り返される。
真澄トウコ:「なんでよ、なんで、死ねないのよ……は、あぐ、うぐ……うああああ!」
GM:また一つ、モニターが赤く染まった。
GM:仲が良かった男友達のモニター。
GM:また、一つ。また…ひとつ。
GM:親しかった友人たち。父親。母親。ひとつずつ、モニターが赤く染まり。命の灯が消えていく。
真澄トウコ:「………」うな垂れている。辺りは血に染まっている。
真澄トウコ:それでも、まだ生きていた。
"イクスクルシエイト":「あーあ。ずいぶん汚しちゃって。なかなか死ねないのも考えもんだよなー?」
真澄トウコ:「……もう、やめて…」
"イクスクルシエイト":「で、あと一人か。残念無念だなー、"グラスグレイス"?」
真澄トウコ:「…っ、ゆい…!」
"イクスクルシエイト":「はは。どのみちお前はもう助からないよ。お前を繋ぎ止めるものは残っちゃいない。これで…終わりさ」
真澄トウコ:「ゆいだけは、見逃してあげて、ねえ、お願いだから、ゆいだけはどうにか…」
"イクスクルシエイト":「残念。もう、」
GM:耳障りな機械音。
GM:そして、
GM:ぱしゃり。という、血の音。
真澄トウコ:「————」
"イクスクルシエイト":「手遅れだ」
真澄トウコ:自分がその後何をしたのか、覚えていない。
GM:気を失った真澄トウコは、その後、UGNの部隊に救出される。
真澄トウコ:自分がどうなったのかも、どうして助けられたのかすら覚えていない。…忘れてしまった。忘れるように、処理されてしまった。
GM:ロイスを失い、侵蝕率も限界だった。だから——リセットされた。
真澄トウコ:そうして、私は、私じゃなくて、あたしになった。
GM:では、通常シーンに戻ります。次のシーンはゆいちゃんがシーンプレイヤーになります。
前園ゆい:73+1d10
DoubleCross : (73+1D10) → 73+8[8] → 81
真澄トウコ:1d10+82
DoubleCross : (1D10+82) → 8[8]+82 → 90
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕率が3上昇。(侵蝕率:93->96)
綿貫稲穂:88+1d10
DoubleCross : (88+1D10) → 88+3[3] → 91
GM:-----
GM:"イクスクルシエイト"の姿は消えた。
GM:彼は言った。「追ってこい」と。
前園ゆい:「……トウコちゃん……」トウコを気にしつつも、自分も少し恐れているようだ
真澄トウコ:「……だ、大丈夫ですよ。大丈夫…取り乱してすみません」無理やり笑おうとしている。
日向蔵人:「随分、凄惨なもんだな……」
羽黒暮人:(しかしまたFHの仕業か。ここを出たら、すぐ嬢ちゃんたちから逃げねーとな……)
綿貫稲穂:「……今は現状の解決に注力すべきです。それのみに専念しましょう」
真澄トウコ:「そうですね…ゆい、心配してくれてありがとです」
日向蔵人:「元凶のガキをぶっ殺せたら一番早いんだがな。手がかりはさっきの野郎しかいないか」
前園ゆい:「……トウコちゃん……大丈夫だよ……」手を握る
真澄トウコ:「…『人質がいる』って言ってました。それがどういう意味かは分かんないですけど、無視できません」
真澄トウコ:「…うん、ありがとう、ゆい…」手を握り返す。
日向蔵人:しかし、我々にもRHOの内容が共有されているのですよね。
GM:そうですね。
日向蔵人:「なあ、ところでさ」ゆいちゃんとトウコちゃんを交互に指さし。
日向蔵人:「その『ゆいちゃん』は……何で生きてるんだ?」
前園ゆい:「……」
真澄トウコ:「………」
日向蔵人:「……」
綿貫稲穂:「その点は私も気になっています。差し支え無ければ事情を説明して頂きたい」
日向蔵人:「まあ説明しづらいなら、答えなくてもいいけどな。必要がないなら、殺したり手出ししたりはしねえよ」
前園ゆい:「私は……」目を少しだけ逸らしながら「……ぎりぎりのところで、助けられたんです……」
真澄トウコ:「…そっか。ゆいが無事で良かったです」握った手に込める力を、更に強くする。
前園ゆい:「……トウコ、ちゃん……」どこか申し訳なさそうにこちらも手を握り返す
日向蔵人:「ん。そうか」それ以上追求はしない。無理に聞き出してもしょうがないだろうと判断。
綿貫稲穂:「……そうですか」前を向く。「(いずれにせよ、あの少女は早々に仕留めなければ。さもなければ……)」
GM:その時、微かに、悲鳴のような声が聞こえる。
真澄トウコ:「!」
前園ゆい:「……!」
日向蔵人:「始まったか」そちらへ向けて走りだす。
真澄トウコ:「あいつ…!」悲鳴の聞こえた方向へ走り出します。
前園ゆい:「……トウコちゃん……!」追いかける
綿貫稲穂:追従する!
GM:君たちが悲鳴を追ってたどり着いたのは殺風景な部屋だ。血だまりと、部屋の隅で怯えている人たち。
GM:人を傷付けるのに特化したような機械が、彼らに近づいていく。
前園ゆい:「……っ……!」
GM:彼らの姿は、真澄トウコの昔の友人たちと同じものだ。失われたはずの面影たち。
真澄トウコ:それを見た途端、頭に血が上る。目の前の光景が幻影であることを忘れ、機械を壊そうと能力を発動する。
GM:その時。
真澄トウコ:「ターゲット、指定……ッ!」狙いを定めようとする。
GM:前園ゆいの腕が飛んだ。
前園ゆい:「……っ……っ……!!!……ああああ……ッ……!!」
GM:右腕の次は左腕。
GM:左腕の次は右足。そして、左足。
真澄トウコ:「ゆ、」言葉が続かない。
前園ゆい:「や……やめて……やめて……ッ……!!」
GM:最後に、その体が、引き裂かれる。
前園ゆい:引き裂かれると同時に、その体は全て真っ赤な液体へと変わる
GM:そして、血飛沫の中から、先ほどの男——"イクスクルシエイト"が現れた。
"イクスクルシエイト":「はははははは!というわけで、お疲れさん"グラスグレイス"。」
日向蔵人:「お、おい、嬢ちゃん!?」ツナギの男と、切り刻まれた少女を交互に見やる。
"イクスクルシエイト":「また、救えなかったなぁ!ははははは!」
真澄トウコ:「な…なんですか、これ、あ、ああ、…ゆい、ゆい!ゆい…っ!」
GM:男は哄笑する。と、同時に部屋の隅の「人質」たちも血飛沫へと変わる。
真澄トウコ:「あ…っ!」
"イクスクルシエイト":「ま。なんていうか本命はこのゆいちゃんだったわけだ。『トラウマ』から出来上がった夢はいずれ崩れる運命だったしな」
"イクスクルシエイト":そう言いながら、トウコの前に立つ。
真澄トウコ:「…な、何言ってるんですか。ゆ、ゆいは生きてるんですよ。さ、さっきまでずっとあたしと一緒にいて…」
真澄トウコ:「…!」
日向蔵人:「今その上から、新鮮な傷口をこさえた。ってことか……」
日向蔵人:「嬢ちゃん!」
日向蔵人:うーん、トウコちゃんとイクスルの間に割り込みたいが、ゆいちゃんの安否を確認しに行くべきか
"イクスクルシエイト":ナイフを取り出す。それを、トウコの喉元に突き付けようと——
綿貫稲穂:そのぐらいのタイミングで不意を打ちたいな!
前園ゆい:「……させない」
前園ゆい:後方から現れた前園ゆいは、そのナイフを蹴り落とす
"イクスクルシエイト":「——は?」
日向蔵人:「無事か!?」>ゆいちゃん
前園ゆい:「……ごめんね、私が……ずっと怖がってたから……トウコちゃんが……もっと、怖い思い、しちゃったよね」
前園ゆい:しかし、その姿は、今までの前園ゆいと大きくかけ離れていた。
前園ゆい:その腕は、骨のように無骨な機械に血管が張り巡らされた、鉤爪のような腕。
前園ゆい:その足は、刃で形作られ、これもまた血管が張り巡らされた、断頭台のような足。
前園ゆい:どちらも今まで見ていた"前園ゆい"の身体からはかけ離れた巨大で異形な四肢だ。
真澄トウコ:「…、………ゆい…?」
日向蔵人:「その姿……ッ」もしや似たものを我々は既に見ていたり?
前園ゆい:似てはいないかも・・・
GM:いえ、初めて現れたはずですね
綿貫稲穂:「前園さん……!」
日向蔵人:違ったか……早とちり失礼しました!
前園ゆい:「……ごめんね、トウコちゃん。私ね。体に合う義体が、こんなのしかなかったんだ」
前園ゆい:真っ赤な液体……先程まで前園ゆいだったものの中心にカメラが落ちている
真澄トウコ:「ゆい。……あなたは、やっぱり、あの時…」
前園ゆい:《日常の代行者》。それが、先程までのゆいの正体だ。
前園ゆい:「……ぎりぎりで助けられたっていうのは、本当なんだ……でもね……」
前園ゆい:Rハンドアウトを公開します!
GM:ゆいちゃんはシナリオロイスの書き換えをお願いします!
GM:次のシーンはハンドアウトシーンになります。
GM:だが、今は目の前の脅威がある!
GM:というわけで、各自反応などの後、戦闘に入りたいと思います。
前園ゆい:異常事態の犯人/執着/恐怖○→記憶を失う前の真澄トウコ/懐旧/悔悟○
GM:では、再開しましょう。まずはゆいちゃんのRハンドアウトへの反応などありましたら!
綿貫稲穂:ヘビー過ぎてうかつに触ると火傷しそうだ!
真澄トウコ:何か言おうとして、言葉が詰まる。呆然とゆいちゃんを見ています。
羽黒暮人:ですね。静観!
綿貫稲穂:同じく何か言いかけるも、適切な言葉は出てこない。出てこよう筈もない
前園ゆい:「……ごめんねトウコちゃん……今までね……過ごした時間も、握ってた手も、全部嘘なんだよ」泣きだしそうな笑顔で言う
真澄トウコ:「…ぁ……」
前園ゆい:「……これが、私の本当の姿……ひどいよね……あの機械で、私は体を失ったのに……新しい体、あの機械みたい」
"イクスクルシエイト":呆然としていたが、くつり、と肩を震わせて笑う。
"イクスクルシエイト":「あーあ。生きてたのか。なら、ま、しょうがねぇ。もっかい痛めつけてやるだけだな」
前園ゆい:「……」"イクスクルシエイト"をゆらりと見据える
真澄トウコ:ゆいの表情に、ハッと我に返る。
真澄トウコ:「…違う。…それは違いますよ、ゆい」
前園ゆい:「……」
真澄トウコ:「嘘なんかじゃないです。…ちょっと、二人でたっくさんおしゃべりしなくちゃならないですね」
真澄トウコ:「その前に。奴をどうにかしないと」
前園ゆい:「……そっか……そうだね……」"イクスクルシエイト"を見たまま
"イクスクルシエイト":身をかがめて床に落ちたナイフを拾う。
真澄トウコ:同じく"イクスクルシエイト"を睨み付ける。
前園ゆい:「……お前が本物か偽物かなんて関係ない」ぞっとするほど冷たい声で言う
前園ゆい:「生きて帰れると思うな」
"イクスクルシエイト":「さってと、最後のおしゃべりは終わったかい?」
"イクスクルシエイト":「オーケーオーケー。つまんねーけど、ま、やるか。やるしかねぇよな。俺のつまんねぇ衝動が闘えっつってるからさー」
"イクスクルシエイト":「やるだけやりますか。お前たちを痛めつけんのはそれからでも遅くねー」
GM:背後で、拷問機械が唸りを上げる!
綿貫稲穂:「つまらない衝動。言い得て妙ですね」
綿貫稲穂:「私もつまらない人間である事を幾ばくかは自覚していますが、貴方はそれ以下だ」
"イクスクルシエイト":へらへらと笑う。
綿貫稲穂:「——不愉快。今ここで消えなさい」
GM:戦闘だ!
綿貫稲穂:こい!
GM:戦闘前にトウコちゃんとゆいちゃんには意志判定していただきます。
GM:難易度は9だ!
真澄トウコ:なんと!
羽黒暮人:なるほどやはり二人分
真澄トウコ:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 8[2,5,8,8]+1 → 9 → 成功
真澄トウコ:あ、振るデータ間違えたw
前園ゆい:4dx=>9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 9[1,4,7,9] → 9 → 成功
前園ゆい:おお、成功した
真澄トウコ:間違えたけど、成功したしこのままでいいですか、GM!
GM:トウコちゃん精神5ですし、よしとしましょう!
羽黒暮人:本来なら5つ振れるはずですしねえ
GM:二人とも、第一ラウンドの行動値+5です!
羽黒暮人:すごいぜ
綿貫稲穂:怒りのパワ
前園ゆい:速さ!
GM:速攻で肩をつけちまいな!
GM:そして敵との距離は10m!
GM:ではセットアップから!
前園ゆい:なし!
羽黒暮人:セットアップ|マガツヒの呼び声>「怨念の呪石」使用、暴走し、かつこの暴走中はダメージロール+2D。
真澄トウコ:なし!
綿貫稲穂:なし!
GM:なし!
オオマガツヒ:「おぉぉおおお、おおおおおぉ……」不気味な耳鳴りが聞こえる。
羽黒暮人:「つまらない衝動、つったっけな。雑魚」
羽黒暮人:「その衝動に振り回されてるテメーはなんだ? 闘いたい、そんな衝動なら、人質とか取ってんじゃねえよ」
羽黒暮人:「血を好む人間なら、それらしく血をすすりやがれ!」
"イクスクルシエイト":「——ああ。闘いの衝動なんて、邪魔なだけでな」
"イクスクルシエイト":「ほんっと、つまんねー。俺がしたいことは違うってのにな」
羽黒暮人:「おう、同情するねえ」ニヤニヤ笑っている。
"イクスクルシエイト":「…ちっ」
GM:では、イニシアチブ!Eロイス:さらなる絶望!
羽黒暮人:増えた!?(暴走入れておいてよかった)
綿貫稲穂:出たな邪悪ロリ!
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕率を+3した
真澄トウコ:邪悪ロリw
"イクスクルシエイト":「あーあー、めんどくせえ。早く片付けてーし、ご主人様のお力を借りるか、っと」
前園ゆい:邪悪ロリ!
GM:そう彼が言うと、天井から例の、ジャームと思しき少女が現れる。
少女:「あら?イクスん、苦労してるの?結構面白いもの見せてもらったけど」
"イクスクルシエイト":「るっせ。俺は生まれた以上やりたいことやるんだよ」
GM:というわけで少女が現れます。
綿貫稲穂:「……」
GM:改めて、ゆいちゃんの手番!
前園ゆい:マイナーで10m移動してエンゲージだ
GM:OK!
前園ゆい:〈コンセントレイト:ブラックドッグ〉+〈アームズリンク〉+〈乾きの主〉+〈ブラッドバーン〉!狙いは当然"イクスクルシエイト"
GM:では、
少女:《ジャミング》!
少女:判定ダイス-5だ
真澄トウコ:なにい!
前園ゆい:ぬうぅt
前園ゆい:5個減るのは結構痛いな・・・ダイス数は必要最低限なんだ・・・
羽黒暮人:じゃ、邪魔ー!
前園ゆい:"イクスクルシエイト"に執着/嫌悪○で取得!即昇華してダイスを10個増やします!
羽黒暮人:おお、ダイペナ打ち消しではなく、増加で相殺!
GM:了解です!
前園ゆい:15dx8+4
DoubleCross : (15R10+4[8]) → 10[1,1,2,2,2,3,4,5,6,6,6,7,7,8,10]+7[3,7]+4 → 21
"イクスクルシエイト":ドッジだ
"イクスクルシエイト":8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 7[1,3,3,4,5,6,6,7] → 7
真澄トウコ:うおおー!
"イクスクルシエイト":ダメージどうぞ!
羽黒暮人:はいダメー!
真澄トウコ:いけー!ゆいー!
前園ゆい:まずブラッドバーンの効果でHP5消費
前園ゆい:3d10+4+4+12
DoubleCross : (3D10+4+4+12) → 13[3,7,3]+4+4+12 → 33
GM:そのダメージ!
GM:だめ!倒れる!
前園ゆい:装甲無視!1ダメージでも通ればHPは12回復だ!
GM:装甲無視とかほんと無理だから
真澄トウコ:嘘ーー!やったーー!
羽黒暮人:やったぜ
綿貫稲穂:殺った!
GM:演出等どうぞ!
前園ゆい:「"あなたがくれた"この体」一気に接敵
真澄トウコ:「………!」
前園ゆい:「存分に味わえ」巨大な重々しい爪を、まるでごく普通に殴りつけるかのように叩きつける
"イクスクルシエイト":「!」避けようとするが…
"イクスクルシエイト":その爪、あまりにも巨大!避けきれぬ!
"イクスクルシエイト":「ご…、はっ」
"イクスクルシエイト":夥しい血を吐く。口を開くが、その前に、その体は影となって霧散する。
前園ゆい:「……」爪に張り巡らされた血管が禍々しく脈動する。生命を吸収しているのだ。たとえそれが影であったとしてもその機能に変わりはない
GM:そばにあった拷問機械が戸惑うように唸りを上げる。
綿貫稲穂:「(一撃……なんて破壊力。でも、これは……)」
綿貫稲穂:ゆいちゃんの顔色をそれとなく窺う。
前園ゆい:「……ぐ……うう……ッ……!!」その音を嫌悪し、顔を歪める。顔は汗に濡れ、"血"を得たというのに顔は青い
GM:では、つぎはトウコちゃんの手番です。
真澄トウコ:"イクスクルシエイト"の姿が消えたのを確認し、きつく握り締めていた手の力が少し緩む。
真澄トウコ:鳴り響く音の元凶、そして傍らの少女に向けて、狙いを定める。
真澄トウコ:マイナーなし!
真澄トウコ:メジャーアクション、拷問機械と少女に範囲攻撃します!
GM:来い!
真澄トウコ:《コンセントレイト:サラマンダー》《氷の塔》《破砕の顎》
真澄トウコ:8dx@8
DoubleCross : (8R10[8]) → 10[2,2,3,3,3,5,8,9]+10[8,8]+10[2,10]+7[7] → 37
GM:結構高い!
真澄トウコ:この攻撃に対するドッジダイスは−2個される!
GM:ひええ
羽黒暮人:ヤッチマエー!
GM:両方ともドッジ!
少女:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[2,3,3,3,4,9,9] → 9
GM:5dxだった
拷問機械:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[5,5,6,8,10]+1[1] → 11
GM:両方命中!
真澄トウコ:おっしゃーー!ダメージ!
真澄トウコ:4d10+19 装甲値ガード値ともに有効です!
DoubleCross : (4D10+19) → 23[7,2,4,10]+19 → 42
綿貫稲穂:強い……
羽黒暮人:さすだのパワー!
GM:順番に処理します。
GM:まず、拷問機械は壊れます。
GM:んで、少女。
少女:Eロイス:死は甘きもの
少女:ダメージを与えた人は侵蝕率が直ちに3上昇。
真澄トウコ:なにそれ!
真澄トウコ:えー!
羽黒暮人:ひい
少女:そして、倒れますが…
少女:Eロイス:不滅の妄執
羽黒暮人:ああー
前園ゆい:こわい!
少女:死亡を回復し、シーンから退場します。
真澄トウコ:えー!なんだよう!
GM:このEロイスを解除する条件はまた後ほど!
真澄トウコ:死は甘きもの効果で侵食率上昇、現在103になりました。
GM:情報収集みたいなので!
GM:演出どうぞ!
真澄トウコ:「………———許さない」
真澄トウコ:「許さない。許さない。絶対に許さない」
少女:「……」花のように微笑んでいる。
真澄トウコ:言葉に重なるように、無数の氷の剣が空中から生み出される。
真澄トウコ:「標的指定」氷の剣の切っ先が、少女と拷問機械に狙いを定める。
真澄トウコ:氷の剣を一斉に放ち、二人に向かって降らせます。
拷問機械:ぎぃ、ぎぎ、と金属の嫌な音を響かせ、煙を吹き出して機能停止する。
少女:「あは、あは、あははは!いたい、いたい!すてきだわ、とっても素敵!」
少女:氷の剣に貫かれながらきらきらと笑う。
真澄トウコ:「なんで、笑ってるんですか…!超耳障りなんですけど……!」
少女:「ねえ。あなたもあじわってみて、この痛み」手をトウコちゃんに伸べる。と、
少女:貫く痛みがトウコちゃんを襲う。(死は甘きもの)
真澄トウコ:「え。………っ!?」突如、胸を押さえて膝をつく。
少女:「耳障り。そう、そうなのね、嬉しいわ。あなたに痛みを与えられたってことだもの」
少女:少女の姿が朧になる。
前園ゆい:「トウコちゃん……!」
真澄トウコ:「いっ……!……っ!!」自らによって、自らを何度も殺そうとした、忌まわしい記憶がフラッシュバックする。
羽黒暮人:「待ちやがれ!」追いすがり、斧を振りかぶるが、空を切った。
少女:「この私(ゆめ)はここでおしまい。でも、あなたたちの悪夢(ゆめ)はまだ続くわ」
少女:「また会いましょう」
少女:その姿は実体とともに消える。
GM:戦闘終了です。
綿貫稲穂:「夢はいつか醒めるものよ。望むと望まざるとに関わらず」
羽黒暮人:「この……っ」苛立ちながらも、頭痛を覚えて膝をつく(暴走解除)。
綿貫稲穂:「そんな儚いものにいつまでも振り回される訳にはいかない。そうでしょう、真澄さん」
真澄トウコ:「………」荒い息を吐く。
真澄トウコ:「綿貫さんの言う事は難しくて、あたしにはよくわかんないですよ…」無理やり笑う。
綿貫稲穂:「いいえ、簡単な話です。幻想など力尽くで打ち消してしまえば良い」
前園ゆい:「…………」
真澄トウコ:「あたし達なら、それができる…って、訳ですか?へへ」
羽黒暮人:(幻想か……)
綿貫稲穂:「少なくとも私は、そう信じていますよ」ふい、と顔を背けて前を向く。
真澄トウコ:立ち上がります。スカートについた埃を払う。
日向蔵人:「……順番から言えば、次は綿貫の嬢ちゃんだものな」声をかける。
綿貫稲穂:「……。覚悟は、しているつもりです」
日向蔵人:「気休めにもならねえけど、その。無理はすんなよ」
日向蔵人:自分を厳しく律してる様子が、なんだか見ていて酷く心配になるのだった。
綿貫稲穂:「……散々偉そうな事を言っておいて何を、と思われるかもしれませんが」
綿貫稲穂:「いざその時が来た時、取り乱さない自信はありません。ですが皆さんは冷静で居て下さい」
前園ゆい:「……冷静……」血だまりに落ちたカメラを爪で器用に拾い、鞄に仕舞い込む。トウコと目を合わせられず、先へ進む。
日向蔵人:頭を掻く。戦闘ともなれば、自分は衝動に飲まれるのだ。「善処するよ」
真澄トウコ:「取り乱さない事なんて無理です」首を振る。
真澄トウコ:「でも、あたし、頑張りますから。だから大丈夫です。きっと」
綿貫稲穂:「……」
綿貫稲穂:「ありがとう」前を向いたまま呟く。
真澄トウコ:「うひひ、お互い様ってやつですよ!」
日向蔵人:頬をかきかき。「少なくとも、オレたち一人一人じゃなかったから、なんとかなってんだろうよ」
日向蔵人:「オレも一人だったら、あのまま死んでいたかもな」軽く会釈。ありがとう、とは気恥ずかしくて言えなかった。
真澄トウコ:「…ゆい。待って」先を行こうとするゆいの手をつかむ。
前園ゆい:「……危ないよ……私の、手、こんなだよ……」振り向きもせずに言う
真澄トウコ:「でも、ずっと、繋いできました。いまさら止めるとかできません」
真澄トウコ:「…お願いだから、一人にならないで」
真澄トウコ:言葉が震える。
前園ゆい:「……でも、トウコちゃん……私……だって……嫌われたくないから……ずっと、ずっと、騙してて……」
真澄トウコ:「なんで!…なんで、あたしが…嫌うんですか。バッカじゃないですか。バカですよ、ゆいは」
真澄トウコ:「嫌う訳ないじゃないですか、そんなの、だって、本当は、ずっと、お礼を…言わなくっちゃいけなくって……」
綿貫稲穂:トウコちゃんが握ってる方と逆の手を取りたい
真澄トウコ:気づいたらぼろぼろと涙が溢れている。
日向蔵人:ちょっと後ろに下がって、三人を見ている。
前園ゆい:「……トウコちゃん……泣かないで……泣かないでよー……」だんだん普段通りのゆったりした口調になっていく
真澄トウコ:鼻をすすりながら綿貫さんの行動を見ています。
綿貫稲穂:「前園さん。貴方の経験した事、その心情。私にはとても推し量れません」
綿貫稲穂:「ですが、その姿は……貴方が折れなかった事の証だと思います。誇りこそすれ恥じ入る事など」
綿貫稲穂:顔は見ないぞ!恥ずかしいからな!
前園ゆい:「綿貫さん……」
前園ゆい:「……私……こんな体だから……ずっと、ずっと、隠れて、裏方で、ジャームの討伐とか、封殺とか……そんなことしか、してなくて……」
前園ゆい:「……トウコちゃん……そんな、私でも……大丈夫、なの……?」
真澄トウコ:「なんで、そんな心配するんですか、あたしこそ、ゆいにごめんねって言わなくちゃいけないのに…っ」
真澄トウコ:涙が溢れる目で、それでもゆいの目を覗き込む。
真澄トウコ:「だいじょうぶ、です!…ありがとう、ゆい、あのね」
前園ゆい:「……っ」ゆいの目は既に涙でいっぱいになっている
真澄トウコ:「あなたが、生きててくれて、本当に、良かった……っ、う、ううううーーー!」
真澄トウコ:とうとう耐え切れなくなって、ゆいちゃんと、綿貫さん、二人の間に飛びこんで、二人まとめて抱きしめます。
綿貫稲穂:抱きしめられる!
日向蔵人:「いい友だちだなあ」思わずにこにこと見守っている。
前園ゆい:「……トウコ、ちゃん……トウコちゃん……!」トウコの体に顔をうずめるようによりかかる。抱き返す事はしない。出来ない。
綿貫稲穂:黙って頭をなでなでしよう。ゆいちゃんは背中になる。
GM:では、シーンカット。調達やロイスがありましたらどうぞ。
日向蔵人:今度こそボデマをば
羽黒暮人:(2+2)dx+2@10>=12 <調達> オラー!
DoubleCross : (4R10+2[10]>=12) → 9[1,5,8,9]+2 → 11 → 失敗
羽黒暮人:……(がくり
前園ゆい:同じくUGNボディアーマー!
前園ゆい:3dx=>12
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 7[2,2,7] → 7 → 失敗
前園ゆい:だめだこりゃ
羽黒暮人:ロイス、ゆいちゃんに取りたいけど、昇華するぶんには少女に取っておくほうが気楽なんだよねえ
羽黒暮人:うーん……保留します!
真澄トウコ:初期ロイスの
真澄トウコ:忘却/失った記憶/執着/無関心:○/ロイス
綿貫稲穂:メイド服でもやってみよう
真澄トウコ:こいつを、タイタス化します!
綿貫稲穂:3dz+1
GM:了解です!
綿貫稲穂:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[2,6,10]+1[1]+1 → 12
綿貫稲穂:あー回ったのに・・・
綿貫稲穂:えー前園さんのロイスをポジティブにします
綿貫稲穂:ロイス/同行者/真澄トウコ/庇護○/不信感
綿貫稲穂:以上です
真澄トウコ:前園ゆいちゃんのロイスをSロイスにします。
羽黒暮人:おおーっ
GM:OKです!
真澄トウコ:以上!
前園ゆい:ならばこちらもトウコちゃんをSロイスにします!
GM:OK!両思い!
真澄トウコ:い、いいんですか!やったあ!
前園ゆい:以上!
GM:トウコちゃんは調達は大丈夫ですか!
真澄トウコ:とりあえず大丈夫です!
GM:了解です!
GM:では、次は前園ゆいちゃんのハンドアウトシーンになります。
GM:侵蝕率上昇なしでゆいちゃんの登場だ。
前園ゆい:いえす!
GM:このシーンではゆいちゃんが四肢を失った過程を描いていきます。
GM:トウコちゃんが捕えられたと知ったゆいちゃんはFHに乗り込み、逆に捕えられてしまいます。
GM:気がつくと、君は壁に磔のような格好になっていた。
GM:部屋は無機質な白い部屋。目の前には異様な機械がある。
前園ゆい:「……あ……う、うう……っ……」なんとか動こうとするが、動かない
GM:機械は、エンジン音を響かせるばかりで動かない。待機中のようだ。
GM:そして、時折、どこかから悲鳴が聞こえてくる。
前園ゆい:「……なに……?……何が起こってるのー……」
GM:返事はない。…答えもない。ただ、機械が唸りを上げただけ。
GM:とても、静かだ。
GM:それだけに、駆動音と悲鳴が鮮烈に響く。
前園ゆい:「……う、うう……っ……」
GM:そうして、時間は過ぎていく。…数分にも、数時間にも思える時間の後、変化は起きた。
GM:機械が、口を、あるいは、腕を、広げた。
GM:広がったアームの間にあるのは鋭利なワイヤー。
前園ゆい:「……ひ……っ……!」
GM:それは…徐々に、角度を調整しながらゆいの方に向かってきている。
前園ゆい:「や、だ……やだ……こないで……いや……!」
GM:もどかしくなるほどの速度。一瞬では終わらせない、という意志が介在するかのような。
GM:やがて、刃はゆいの腕に達する。
前園ゆい:「ぎ……ッ……!!」
GM:細く、注意深く。刃が、入り込んでいく。苦痛を与える速度。
GM:肉と肉の間を、進んでいく。
前園ゆい:「あ、ああ、あああああああああああッ!!」
GM:……ワイヤーは腕を通り過ぎ、戻っていく。
GM:そして、位置を変えた。次はもう一方の腕に狙いをつけて。
GM:再び、ゆっくりと、喰らいにくる。もう一度、…いや、何度?同様の苦痛を与えるために。
前園ゆい:「か、は……か、あああ……」ゆいはリザレクトをしようとし……それは本能的にか、理性的にか、とにかく、することが出来なかった。この苦しみが、同じ痛みが、再び起こる事は、避けたかった。
GM:それを知ってか知らずか。機械は、ただ淡々と儀式を進める。もう片方の腕。それが終われば、右脚。その次は、左脚。へと。
GM:ただ失われていくゆいから、奪っていく。
GM:その度に。
前園ゆい:「ーーーーーー……ッ……!!」声にならない叫びをあげる。耐える事しかできない。耐える事すらできない。
GM:何の説明もなく、何の光明もなく、ゆいの四肢は失われていく。そして、
GM:首か、あるいは頭か。あるいはまた別の末端からか。
GM:これ以上は、もう—— そう思われた時。機械が音を止めた。
前園ゆい:「…………」
GM:バタバタと慌ただしい足音。
GM:扉が開き、誰かが入ってくる。見知ったUGNエージェントだ。声が、遠い。
前園ゆい:「……あ……う……」
UGNエージェント:「…こいつは… ……く、手当を……もう、大丈夫だ…」
前園ゆい:「……と……」
前園ゆい:「……トウコ……ちゃん……」
UGNエージェント:「…………すみ、トウコは、……」
UGNエージェント:「…………何とかする」
前園ゆい:「……」
前園ゆい:そのまま意識を失う
UGNエージェント:「必ず救う。君も、真澄トウコも。…どんな手を、使っても」
GM:-----
GM:意識を取り戻した君は、UGNの病棟にいた。
前園ゆい:「……ん……あ……」
UGNエージェント:「…良かった、気がついたかい」
前園ゆい:「……私……」
UGNエージェント:「FHに捕えられて拷問…と言っていいのかな…を受けていた所を助けられたんだ。…ああ、まだゆっくりしていていいよ。馴染むには時間がかかるだろうからね」
前園ゆい:「……馴染む……?」
GM:両腕と両足に、違和感がある。
前園ゆい:腕が重い。足が重い。なんとか体を起こして、その腕を見る。それは
前園ゆい:機械で出来た、異形の爪
前園ゆい:「……ひ……あ……っ……!」
UGNエージェント:「……僕たちも、もっと普通の義肢に出来ないか、と言ったんだよ。でも、それだと君の体では動かせないんだ」
UGNエージェント:「この先も、このUGNで活動してもらわなきゃならない…そのことも考えると…これしか、なかったんだよ」
UGNエージェント:気遣うようではあるが、その言葉は冷徹だ。
前園ゆい:「……」ひとしきりそれを見て、真っ白になった頭を目覚めさせる。
前園ゆい:浮かんだのは
前園ゆい:「……トウコちゃん……トウコちゃんは……?」
UGNエージェント:「真澄トウコなら————」
GM:-----
GM:数日ぶりの、親友との対面。
GM:それは、カメラを通しての、顔だけを写すものだった。
GM:目の前の画面に、真澄トウコの顔が映る。
前園ゆい:「……トウコ、ちゃん……!」
真澄トウコ:「……んと」どこか戸惑ったような、気まずそうな表情をしている。
真澄トウコ:それまでのトウコとはまるで別人のような表情。
前園ゆい:「……トウコちゃん?どう、したの……?」
真澄トウコ:「ごめんなさい。…『わたし』は、あなたを何て呼んでいたのでしょう」
前園ゆい:「……あ……え……?」
真澄トウコ:「…何も思い出せないんです。今までの事を」
真澄トウコ:「…あなたとは仲の良い友人関係にあったと聞いています。…だから、『わたし』も、以前のようになれたらいいと、思っているのですが」
真澄トウコ:「………」
GM:——それが、「真澄トウコ」との出会いだった。
GM:なぜ記憶を失ったのか。その理由はゆいには明かされることはなかった。余程強い精神的負荷を受けたのだろうと、そのような推測が返ってくるばかりだった。
前園ゆい:「……」ゆいは思った。忘れたままでも構わない。でも、この腕と脚は見せられない。精神的な負荷を受けたのであればなおのことだ。
前園ゆい:「もちろん、だよ、トウコちゃんー。私はー……また、あなたと、友達になりたいなあー……」
前園ゆい:〈日常の代行者〉にカメラを仕掛け〈アンテナモジュール〉と〈タッピングオンエア〉で自分がどこにいても、分身さえ傍にいれば、トウコちゃんの様子が見られるように。
前園ゆい:でも、それでも。誰にも見せられないこの体でも、出来る限り近くに。本当に何かあったら、今度こそ、すぐに助けに行けるように。
前園ゆい:前園ゆいは、真澄トウコと友達でいるために、嘘をつく事を誓った。
GM:ハンドアウトシーンを終了します。
GM:次は…情報収集とかができるシーンになります。
GM:シーンプレイヤー、綿貫さん!
綿貫稲穂:1d10+91
DoubleCross : (1D10+91) → 8[8]+91 → 99
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕率が1上昇。(侵蝕率:99->100)
羽黒暮人:わぁぴったり
前園ゆい:93+1d10
DoubleCross : (93+1D10) → 93+8[8] → 101
真澄トウコ:103+1d10
DoubleCross : (103+1D10) → 103+4[4] → 107
前園ゆい:ひゃあ
GM:ではですね、情報収集に移る前に調べたいこととかあったら教えてください!
羽黒暮人:うーん、あの少女について(大雑把)とか?
GM:ふむふむ
羽黒暮人:そういえば、駅構内って、普段と構造が違ってたりしますか?
GM:基本的な構造は同じですが、ところどころ、あるはずのない部屋とかがあったりしますね。
GM:先ほどの人質がいた部屋もそういう部屋の一つです。
羽黒暮人:そのあるはずのない部屋って調べられますでしょうか!
羽黒暮人:なるほろ
真澄トウコ:この空間がそもそも何なのか、脱出経路はあるのかなあ…とか…
GM:調べることはできますが、多分少女についてわかったりとかそういう場所になると思います!
GM:空間・脱出経路
羽黒暮人:ぬ、あの少女についての情報が偉っるなら、調べたい。
羽黒暮人:得られるなら!
GM:なので、少女について、とまとまるというか、単独の項目は出ない感じですね>あるはずのない部屋
前園ゆい:何を調べればいいだろうなー
GM:そうですね…では、こんな感じにしましょう
情報収集項目
・少女について 難易度9 情報:UGN、FH
・この空間と脱出経路について 難易度8 知識:レネゲイド、建築など 情報:学問、UGN
・少女の倒し方について 難易度10 知識:レネゲイド 情報:FH、UGN
GM:ざっとこんなものでしょうか
羽黒暮人:あ、知識がいけるなら少女の倒し方でいこうかな……
羽黒暮人:でもダイスボーナスならトウコちゃんのほうが多いな
前園ゆい:情報UGNくらいしか強みがない
羽黒暮人:迷う
真澄トウコ:おっす!でもコネとかないですよ!
羽黒暮人:そういえば、コネって使えるんでしょうか?(閉じ込められてる
GM:使えることにしましょう
真澄トウコ:あ、コネはあった。固定値がない!
綿貫稲穂:綿貫も社会性がないので情報収集は苦手ですね!
GM:そこまでガチガチなGMではないです!
羽黒暮人:やったぜ
羽黒暮人:社会性がないので少女を諦めて、脱出か倒し方で行きたいな……心情的には倒し方のほうだけど
羽黒暮人:社会がみんなして、1,1,1,3
前園ゆい:UGNなら6dx+1でいける!
羽黒暮人:あ、そうだダイスボーナス
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕Bを+1した
真澄トウコ:ダイス数が一番多い予感がしたので、倒し方を狙っていいすか!
GM:判定どんどんどうぞ!
羽黒暮人:どうぞ!
前園ゆい:がんがんいこう!
真澄トウコ:じゃあ少女の倒し方について。コネ:UGN幹部を使用します。
真澄トウコ:8dx>=10
DoubleCross : (8R10[10]>=10) → 7[1,1,2,2,4,5,6,7] → 7 → 失敗
真澄トウコ:うわあごめんなさい
綿貫稲穂:なんということだ
羽黒暮人:おうう……
真澄トウコ:ひどい…
前園ゆい:どんまい!
羽黒暮人:よし! じゃあ私も倒し方に挑戦します!
羽黒暮人:(2+3+2)dx+1@10>=10 <情報:FH> コネ使用だオラー!
DoubleCross : (7R10+1[10]>=10) → 7[1,2,3,4,5,5,7]+1 → 8 → 失敗
羽黒暮人:あー!
羽黒暮人:情報じゃねえ! 知識だろが!!
羽黒暮人:コネ使用って描いちゃったよ!
羽黒暮人:ごめんなさい(部屋の隅で膝をかかえる)
綿貫稲穂:俺が本当の倒し方を教えてやる(ヒュオオオ)
綿貫稲穂:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 5[1,1,5]+1 → 6
綿貫稲穂:すいませんでした
GM:あわわ
真澄トウコ:みんな!
羽黒暮人:ゆいちゃん、ファイト!
前園ゆい:私も倒し方いくしかない!
前園ゆい:6dx+1>9
DoubleCross : (6R10+1[10]>9) → 10[2,3,5,6,6,10]+10[10]+4[4]+1 → 25 → 成功
前園ゆい:あ!?
真澄トウコ:ゆ、ゆいーーー!!!
GM:やべえ
綿貫稲穂:!?
羽黒暮人:おおおお!?
羽黒暮人:すごいぜ!
真澄トウコ:なに!?特異点!?
前園ゆい:な、なんかすっごい成功した!なにこれ!
前園ゆい:そのダイス運をもうちょっとこう・・・分散というか・・・
真澄トウコ:いいんだよゆい!最高だよ!
羽黒暮人:ひゃっはー!
少女の倒し方
少女は、人のトラウマを力として活動している。その為、倒すにはその力の供給源、この迷宮にあるトラウマを断つしかない。
オーヴァードのトラウマは形を持ち、《ワーディング》により表の存在を失った一般人のトラウマは、少女の心臓として迷宮内に存在している。
前者の内残っているのは綿貫稲穂のトラウマのみ。後者は迷宮内のどこかにあると思われる。
羽黒暮人:となると、この迷宮内についてよく調べないといけないな。ふむふむ
GM:以上です。
真澄トウコ:心臓を見つけないとどうにもならないのかー
前園ゆい:なるほどー
目標の居場所 難易度10 知覚、情報:UGN、FH
GM:がポップしました。
GM:で、当卓特殊ルールの発動だ。
真澄トウコ:む!
GM:情報収集を、1d6侵蝕率を増やすことでまた行うコトができます。
GM:シーン圧縮諸々の為の措置だ!
真澄トウコ:増やそう!
前園ゆい:わおー
GM:今回はすごい長丁場なのでこういう感じにしました!
GM:また情報収集に挑戦したい方はどうぞ!
羽黒暮人:ウオーッ挑戦だ!
真澄トウコ:じゃあやります!
前園ゆい:1d6 出る!
DoubleCross : (1D6) → 1
真澄トウコ:1d6+107
DoubleCross : (1D6+107) → 4[4]+107 → 111
前園ゆい:やったー!
真澄トウコ:いいな…
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕率が4上昇。(侵蝕率:100->104)
羽黒暮人:今度は間違いなく知識で振るぞ……
羽黒暮人:この空間について、行ってしまってよろしいですか?
真澄トウコ:お願いします!
羽黒暮人:(5+3)dx+0@10>=8 <知識:> 素振り!
DoubleCross : (8R10+0[10]>=8) → 8[2,2,2,3,5,7,8,8] → 8 → 成功
羽黒暮人:あっぶな! やったよ!
真澄トウコ:おお、よかったよかった
前園ゆい:いえー!
真澄トウコ:じゃあ少女についてをいってみよう
羽黒暮人:後はまかせました!
真澄トウコ:少女について、〈情報:UGN〉、コネ使用します。
真澄トウコ:8dx>=9
DoubleCross : (8R10[10]>=9) → 10[2,5,6,6,8,8,9,10]+7[7] → 17 → 成功
羽黒暮人:ひゃー
真澄トウコ:うおおー!お前!それをさっきなー!お前ー!
前園ゆい:目標の居場所についてやってみよう!
前園ゆい:6dx+1 UGN!
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 9[1,4,5,5,8,9]+1 → 10
前園ゆい:やたー
真澄トウコ:ひゃほー!
GM:順番に開示していきますのでしばしお待ちを!
羽黒暮人:やったぜ
綿貫稲穂:素晴らしい
この空間と脱出経路について
この空間は、SJ駅をベースに、Eロイス:悪意の伝染によって少女と、空間内の人々の心が投影された空間である。
その為、脱出経路は存在しない。脱出するには、少女を倒すしかないだろう。
GM:次!
少女について
コードネーム、"トラウム"。ジャームである。元はFHのエージェントであり、衝動と快楽について研究し続けるうちにジャームと化す。その研究の過程で3年前にはテロを、1年前には真澄トウコの事件を引き起こしている。
なお、この街に存在していたセルは彼女によって壊滅している。
羽黒暮人:(頭を抱える)
前園ゆい:oh
真澄トウコ:ww
綿貫稲穂:ドンマイ!
羽黒暮人:絶対に正体を知られるわけにはいかない……!(ぐっ
羽黒暮人:というか、3年前のテロって……(綿貫さんを見る)
綿貫稲穂:ていうかこいつ弟の仇だ!ゆるさん!
GM:最後!
目標の居場所について
トラウマが具現化したジャームはトラウマの持ち主の元に現れようとする。綿貫稲穂のトラウマとは苦労せずとも会えるであろう。
少女の心臓は、駅の中心部にある広場に存在している。
GM:以上です。
羽黒暮人:やっぱりー>仇
GM:そういうこと!
GM:では、ロールなどをどうぞ。情報収集ロールをしてもいいし、反応ロールをしてもいいぞ
真澄トウコ:「…つまり、元凶はFHってことですか…。くそったれですね!」
日向蔵人:「まあ、欲望に忠実なのがFHだからなあ」話を合わせる!
前園ゆい:「……じゃあ、全部、あの子……あいつが……」
綿貫稲穂:「……3年前……」
綿貫稲穂:「あれは……あいつが……」
綿貫稲穂:「あいつが……!」
真澄トウコ:「………」綿貫さんに視線を向ける。
日向蔵人:「……なるほどね」綿貫さんを見る。
前園ゆい:「……」
羽黒暮人:(うーん、嬢ちゃんたちのトラウマも、今の事態も全部FHの仕業か……こりゃセル的に無関係だっつっても絶対殺されるな、うん)
羽黒暮人:つつーっと背中に冷や汗が湧いてくるのを感じながら、あくまでフリーのオーヴァード「日向蔵人」として平静を装っている。
真澄トウコ:「…あたし達も全部あいつの道楽の被害者って訳ですよ、全く、超ムカつきますね!」
綿貫稲穂:「……。ごめんなさい。そうと分かれば早く済ませましょう」
日向蔵人:「ま、どうせジャームなんだ。殺して片づけちまおう」少女自体は、個人的にも殺すことは確定である。
前園ゆい:「……そうですね、行きましょう」
綿貫稲穂:「ええ。他に方法もありません」瞳孔が獣のそれに変化している。
真澄トウコ:「うす!」日向さんに苦笑する。「……日向さんだけでも、FHと関わりなくて、良かったです」
日向蔵人:「……(ドキィ)」
真澄トウコ:「?」
日向蔵人:「あー、いや、昔はいたぞ、うん。昔だけだけど」>研究所
日向蔵人:「ん、そうか。ほら、オレが売り飛ばされた研究所ってのがさ……」頭かきかき。
真澄トウコ:「…ん、ああ、びっくりしました。誤解招くような言い方、ダメですよ」
日向蔵人:「悪い悪い。まあ好きで入ったわけじゃないからなあ」苦笑
日向蔵人:背中が冷や汗をかきまくるが、《代謝制御》でひっこめた。
GM:では、シーンを終了します。最後の調達フェイズ!
綿貫稲穂:メイド服!
綿貫稲穂:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[1,5,10]+6[6]+1 → 17
羽黒暮人:ぼでま!
羽黒暮人:(2+3)dx+2@10>=12 <調達>
DoubleCross : (5R10+2[10]>=12) → 8[1,2,3,6,8]+2 → 10 → 失敗
真澄トウコ:メイド服ー!
羽黒暮人:(ダンッ
綿貫稲穂:ウオーッ!財産点3点で購入!
GM:やったぜ
真澄トウコ:6dx>=20
DoubleCross : (6R10[10]>=20) → 9[1,4,4,5,5,9] → 9 → 失敗
前園ゆい:最後のボディアーマー狙いだー!
真澄トウコ:ぜんぜんだめだった
前園ゆい:4dx=>12
DoubleCross : (4R10[10]>=12) → 9[1,4,6,9] → 9 → 失敗
前園ゆい:だめだー
綿貫稲穂:ボデアマ余ったのであげます
前園ゆい:おお
真澄トウコ:ユウジョウ!
羽黒暮人:アリガトゴザイマス!
羽黒暮人:リア不の身に装甲はありがたい……ありがたい……
前園ゆい:まあ私は回復あるしどうにかなるぜ
GM:では、みなさんよろしいでしょうか
真澄トウコ:あたしとボディーアーマー半分こしよ!
真澄トウコ:オーケイです!
羽黒暮人:あっと、トウコちゃん使います?>ボデマ
真澄トウコ:あ、私はもうすでに持ってるので大丈夫!すいません!
羽黒暮人:あっしまったイニシア表見間違えました、すいません
GM:では、以上で!
GM:ミドルシーンも最終局面!
GM:シーンプレイヤーは引き続き綿貫さんです。
綿貫稲穂:わっほい
真澄トウコ:ちょっと様子見します!
綿貫稲穂:99+1d10
DoubleCross : (99+1D10) → 99+3[3] → 102
GM:はーい
羽黒暮人:私もちょっと静観……
前園ゆい:なら出ておこう
前園ゆい:102+1d10
DoubleCross : (102+1D10) → 102+7[7] → 109
前園ゆい:ぐえ
羽黒暮人:でもボデマもらったしな……行くか
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕率が4上昇。(侵蝕率:104->108)
羽黒暮人:よ、よし
GM:-----
GM:敵の正体と倒し方はわかった。
GM:あとは、それを実行するのみだ。
GM:トラウマのジャームはトラウマの持ち主の元に現れる…
GM:故に、その少年が綿貫稲穂の袖を引いたのは必然だった。
綿貫耕太:「おねえちゃん」
綿貫稲穂:「……ッ!」
綿貫耕太:3年前と変わりない少年の姿。
綿貫稲穂:唐突過ぎた。咄嗟に振り向く。
綿貫耕太:「やっと見つけた」にっこりと笑う。
綿貫稲穂:「耕……」弟の名を呼びかけて口を噤む。「……いや、違う。貴方は……お前は偽者だ」
綿貫耕太:「…おねえちゃん、顔、こわい」
綿貫耕太:「ねえ、笑って」
綿貫稲穂:「止めなさい。もう茶番は終わりです」
綿貫耕太:「笑ったお姉ちゃんが見たいな」
綿貫耕太:「……茶番?」
綿貫稲穂:「貴方の正体も、この迷宮の脱出法も、既に把握している」
綿貫稲穂:「だから……だからっ!」
綿貫稲穂:「そんな顔で私を——!」
綿貫耕太:「……べつにね、ぼくは、おねえちゃんをだまそうなんて、思ってないよ」
綿貫耕太:「…だいじょうぶ?おねえちゃん」心配そうに覗き込む。
綿貫稲穂:片手で顔を覆い、深呼吸を繰り返す。
綿貫耕太:「…ぼく 覚えてるよ」
綿貫耕太:「おねえちゃんの笑顔は素敵だった」
綿貫耕太:「どうして笑わなくなっちゃったの?」
綿貫稲穂:「——」
綿貫稲穂:「黙れ……黙れ!黙れッ!」
綿貫稲穂:「お前なんか!偽者の癖に!」
真澄トウコ:1d10+111
DoubleCross : (1D10+111) → 6[6]+111 → 117
真澄トウコ:「綿貫さん」その腕をつかむ。
綿貫稲穂:「お前なんかに負けない!お前なんかに——!」腕を掴まれ、言葉が切れる。
真澄トウコ:「……これは、夢です。大丈夫、夢なんです」
綿貫稲穂:「ハァッ……は、あ……」
綿貫耕太:「——うん。ぼくは夢。本当はおねえちゃんの弟じゃない」手を下ろす。
綿貫耕太:「おねえちゃんの弟を『見せている』だけ」
綿貫耕太:「おねえちゃんの見たくないものを——」
綿貫耕太:《ミッドナイトシネマ》
日向蔵人:おお
綿貫稲穂:「うるさい、うるさい、うるさい、止めろ、止めろ、止め、て……!」
綿貫耕太:少年の姿が、ぐちゃりと、崩れる。その背後には、
日向蔵人:「なら」斧をふりかぶる。「〝殺していい〟って言ってくれよ!」
日向蔵人:あっ
前園ゆい:「……っ!」
綿貫耕太:綿貫稲穂の姿が、あった。
GM:彼女は、笑っている。
綿貫稲穂:「——あ」
前園ゆい:「……綿貫さん……?」交互に見る
日向蔵人:斧を構えたまま、両者を見比べている。
綿貫稲穂:「いや……いや、いや、ちがう、あんなの私じゃ……」
GM:あの時の光景と重なる。
綿貫稲穂:「私じゃない、だって、あんな顔——!」
綿貫稲穂?:浮かぶのは、歪んだ笑顔。
綿貫耕太:「おねえちゃんは、わらってた。」
綿貫耕太:崩れた顔で、少年は言う。
綿貫稲穂:「ちがう、ちがうの耕太、私はそんなつもりは……!」
綿貫耕太:「とてもたのしそうに、わらってた。」
真澄トウコ:「綿貫さん———、」なんで嫌がるの、と、聞こうとして、気づく。
綿貫耕太:「……わらいながら ぼくを」
GM:稲穂の幻影が、少年を傷付ける。
綿貫稲穂:「う、あ」その場に尻餅をつく。
綿貫耕太:手を、本物の稲穂の方に、伸ばす。
綿貫耕太:「なんども」
綿貫耕太:「なんども」
綿貫耕太:「——あれから、わらわなくなっちゃったね」
綿貫稲穂:「ちが、ちがう、ちがう、私はただ、止めようと」壊れた人形のように繰り返す。
GM:耕太の姿は、徐々に崩れていく。そして。
GM:そこにあった実体は、稲穂の幻影と重なり、稲穂の姿となる。
綿貫稲穂?:「でも、愉しかった」
綿貫稲穂?:「止めようとした、なんて嘘。だって、あなたは——」
綿貫稲穂:「(やめて、それ以上は)」
前園ゆい:「綿貫さんを……惑わすな……ッ!!」綿貫と幻影の間に爪を振るう
綿貫稲穂:「(もう心が元に戻らなくなってしまう)」
綿貫稲穂?:姿が一瞬搔き消える。だが、別の場所に再び現れる。
日向蔵人:ゆいちゃんが動いたので(じゃあ殺していいか)と判断して、それに続きます。
綿貫稲穂:「まえぞの、さ…」
日向蔵人:「ちょこまかと!」
日向蔵人:舌打ちしながら幻影の綿貫さんを追う。
綿貫稲穂?:追われ、消え。また現れ。そして。
綿貫稲穂?:言葉を、口にする。
綿貫稲穂?:「——あなたは、自分の愉しみの為に耕太をオモチャにして、死なせたんですから」
綿貫稲穂:「あ、——」
GM:空間に、鏡のように映し出される。あの日の記憶。
GM:自分と、弟だったものの、姿。
綿貫稲穂:「ああ——」全身から力が抜けていく。
前園ゆい:「綿貫さん……綿貫さん、しっかり……っ……」
真澄トウコ:「……ッ、綿貫さん!」後ろから綿貫さんの肩を抱く。
綿貫稲穂:ぼろぼろと涙を流し始める。最早仲間の声も遠い。
日向蔵人:綿貫さんは女子に任せ、敵のほうを懸命に追う!
綿貫稲穂?:「戦いますか。いいでしょう」
綿貫稲穂?:「私は、実体を持った幻です。『私』を抉る為の」
綿貫稲穂?:「…もう、壊れた、みたいですが」
真澄トウコ:「そんな事させません!絶対に!」
前園ゆい:「……壊させません、絶対……!」
日向蔵人:「あの嬢ちゃんだって、そこまでヤワじゃねえよ」
真澄トウコ:「……、フザけた事ばっかぬかしてんじゃないですよ…!」
日向蔵人:「まずは、テメーが先に壊れることを心配しとけ!」
GM:あ、RHO開示は宣言お願いします!
綿貫稲穂:ではこのタイミングでお願いします!
GM:はい!では開示します!
PC2:綿貫稲穂用Rハンドアウト
シナリオロイス:自分の笑顔 推奨感情:任意/嫌悪
君は3年前、自らの手で弟を殺した。
FHのテロで散布された薬品により、暴走しほぼジャーム化していた所を鎮圧したのだ。
最初は弟を止めようという必死の抵抗だったが、やがてそれは自らの衝動に取って代わられる。
弟を傷つける君の心には愉悦が浮かび、彼を破壊し終えた時、君は気付いた。
窓ガラスの中の己が醜く笑っていたことに。
GM:綿貫さんはシナリオロイスの書き換えをお願いします!
綿貫稲穂:はい!
GM:そして、シーンを中断してハンドアウトシーンに入ります。今回はその方が流れがきれいという判断なのだ!
GM:綿貫さんのハンドアウトシーンです。
綿貫稲穂:3年前。私は弟の買い物袋をぶら下げながら家路を歩いていた。
綿貫稲穂:いつもと何も変わらない、平和で退屈な日常だった。その瞬間までは。
綿貫稲穂:路肩に停まっていた大きなバンから、防護服のようなものを着込んだ人間が出てきた。手には何か丸い物体が幾つか握られていた。
綿貫稲穂:なんだろう、と思うのとほとんど同時に、そいつが丸いものを放り投げた。爆風と衝撃。身体が宙に投げ出される。耕太。
綿貫稲穂:次に目が覚めた時には、辺りは瓦礫の山だった。何が何だか分からないまま、まず弟の姿を探した。
綿貫稲穂:軋む体に鞭打って立ち上がると、前方に獣が居た。
綿貫稲穂:二足で立つその獣は、何故か顔の半分だけが弟だった。それは泣きべそをかきながら目が合った私に突進してきた。
綿貫稲穂:瓦礫を跳ね飛ばして猛進する弟らしき怪物は、本来ならば目で追う事も難しい程俊敏だった。でも私には見えた。同じ怪物になっていたからだ。
綿貫稲穂:訳も分からず応戦する。振るわれた腕を弾き、噛み付こうとする顎を抑える。抑えたのは虎の様に太い、私のではない腕だった。
綿貫稲穂:私は直感した。私が倒れたら、きっと次は他の誰かの番だ。そうなれば弟は人殺しだ。いや、それ以前に姉を殺す事になる。
綿貫稲穂:そんなことは、いけないとおもった。
綿貫稲穂:……10分か、5分か、あるいはもっと短い時間だったか。目の前に赤黒い物体が散らばっている。
綿貫稲穂:「ハァッ、ハァ、は——あ」
綿貫稲穂:喘ぐように酸素を取り込む。足も腕も限界だった。内蔵は今にも溶解しそうだ。でも心の中は不思議と凪いでいた。台風のように。
綿貫稲穂:「はぁ、は……はぁっ、は」
綿貫稲穂:ふと顔を上げた。より効率的に酸素を取り込む為に。そして見た。
綿貫稲穂:クモの巣状に罅割れた窓に、見た事も無い程醜い怪物が映っていた。犬歯を剥き出して頬をつり上げた、吐き気がする程醜い笑顔。
綿貫稲穂:「——あ」
綿貫稲穂:それが私のものだと知った時。弟を愉しんで解体したと悟った時。私の心にヒビが入った。クモの巣のような、二度と修復できないヒビが。
GM:それでは、シーンを再開します。
GM:稲穂の幻影は愉しそうに笑っている!
日向蔵人:幻影と本人、二人の綿貫さんを交互に見つめる。
日向蔵人:「聞こえるか、綿貫の嬢ちゃん。これから酷いこと言うから、聞いてくれよ」
日向蔵人:幻影を指さし。「あれがあんたじゃないことも、あれがあんただってことも、どっちも本当だ。……でも、楽になろうなんて、決して思うな」
日向蔵人:「弟さんのこと——愉しかっただろ?」
綿貫稲穂:「あ……あ……」
日向蔵人:「オレだってそうだ」掌で顔を覆う。
日向蔵人:血の愉悦、死の恍惚。衝動に何もかも飲み込まれる快楽。
日向蔵人:「『父さん』を殺した時、ひでぇ顔してたろうな」ぎちり、自分の顔に爪を立てる。
日向蔵人:「だから」掌を剥がし。
日向蔵人:血が滲んだ顔を上げ。「——地獄の底まで苦しみやがれ、綿貫稲穂——」
綿貫稲穂:「う……うう、う、ぐっ、ふうっ」
綿貫稲穂:嗚咽しながら、神経を引き剥がすように地面に着いた手を離す。慎重に立ち上がる。
日向蔵人:拳を握る。「立って、戦って、傷ついて、苦しみ抜け」
日向蔵人:「あんたが弟を愛してたなら、あんたが弟を止めたかったなら、証明してくれるのはその苦しみだけだ!」
羽黒暮人:({精神}+{侵蝕B})dx+{意志}-5@10>=9 <意志> Dロイス「強化兵」の効果で、マイナス補正つき。
羽黒暮人:(5+3)dx-5@10>=9 <意志>
DoubleCross : (8R10-5[10]>=9) → 7[1,1,1,2,3,3,5,7]-5 → 2 → 失敗
羽黒暮人:2w
日向蔵人:「あんたは、オレみたいな殺戮器官(マンイーター)と違って、衝動を制御できるだろ!」
日向蔵人:口が滑ったことには気づかない。彼女たちがFHにある程度詳しければ、それがかの組織でのみ研究されている、特殊なオーヴァードだと気づくかもしれない。
前園ゆい:「日向……さん……」
綿貫稲穂:「はぁ、はっ、ぐ——う、はあっ」止まらない涙を腕で拭う。前を見る。
真澄トウコ:「…綿貫さん、いきましょう」彼女の姿勢を支えるのをやめる。
稲穂の幻影:「…すごい。立てるんですね。それなら、もう一度」
稲穂の幻影:「思い出させてあげます」
真澄トウコ:「……(しかしこの人、今……)」日向さんをちらりと見て眉をひそめる。
綿貫稲穂:「はぁっ、……日向、さん」
綿貫稲穂:「これ、終わったら、お礼……しなきゃ」胸を強く抑える。「でも、今は」
綿貫稲穂:ショートヘアが金髪に変化する。獣の瞳がもう一人の自分を睨み据える。
綿貫稲穂:「私を、殺します」
真澄トウコ:「………。うん」
稲穂の幻影:姿が揺らめく。その髪は色を変えることなく、静かに揺れていた。
GM:ミドル最後の戦闘になります!
日向蔵人:きやがれーっ
GM:綿貫さんはトラウマの意志判定をお願いします!
GM:難易度は9!成功で行動値+5、失敗で-5!
綿貫稲穂:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[5,7,10,10]+5[1,5] → 15
綿貫稲穂:回った!
羽黒暮人:スゴイ!
GM:高い!
GM:では、行動値+5!思うままにぶっとばせ!
GM:距離はPCたちのエンゲージから10mだ!
綿貫稲穂:えーとメイド服で行動値-3だから+2
綿貫稲穂:なので行動値は5か
綿貫稲穂:どうしようかな もう脱いじゃおうかな
真澄トウコ:きゃっ
羽黒暮人:今回はセットアップ暴走封印して、自分の手番は待機しようかな(やっぱ綿貫さんが一発殴らないとね)
GM:どきどき
羽黒暮人:おう
前園ゆい:きゃー
綿貫稲穂:どうせマイナー使わないしな!脱いじゃえ!
羽黒暮人:\おにーさんあっちむいてますからねー/
GM:ヘーイ!
GM:では行動値は8だ!
綿貫稲穂:ぶっ殺してやる!
綿貫稲穂:《コンセントレイト:ブラックドッグ》《魔獣の本能》《魔獣の衝撃》《雷の槍》
前園ゆい:当然手番は譲るぞ!やっちゃえ!
羽黒暮人:GoGoGO!
GM:おっと、その前にセットアップに行動したい人いますか!
羽黒暮人:自分はお休みします!
真澄トウコ:とくになしー!
前園ゆい:なにもない!
稲穂の幻影:こちらは《ミラーコート》+《ミラーイメージ》!
稲穂の幻影:ドッジダイス+6 C値-1 攻撃力-5だ
GM:あくまでもコピーではないと言い張っておく
GM:そしてあらためて綿貫さんのメジャーだ!こい!
綿貫稲穂:RCコントローラー使用!ダイス+5
綿貫稲穂:18dx8+1
DoubleCross : (18R10+1[8]) → 10[1,1,2,2,2,2,2,3,3,3,4,4,5,7,8,8,10,10]+10[2,6,7,9]+5[5]+1 → 26
GM:コンセレベル上がってるのでは!
羽黒暮人:あ、そうだ100%行ってますものね
綿貫稲穂:あ、C値マイナスはこっちにかかるのではないんですね
綿貫稲穂:失礼、では振りなおします
GM:はい!
綿貫稲穂:18dx7+1
DoubleCross : (18R10+1[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,4,5,5,6,7,7,8,8,8,8,9,10]+10[1,3,4,8,8,8,9,10]+10[2,3,3,4,8]+3[3]+1 → 34
真澄トウコ:上がった!
綿貫稲穂:順当に上がった
羽黒暮人:くらいやがれーっ
稲穂の幻影:《神の眼》でドッジします!
稲穂の幻影:12dx9 セットアップのコンボでC値マイナス!
DoubleCross : (12R10[9]) → 10[2,3,5,5,6,6,6,8,8,8,9,10]+7[1,7] → 17
稲穂の幻影:うむ
綿貫稲穂:リフレックスがあったら危なかった
綿貫稲穂:ではダメージ
GM:どうぞ!
綿貫稲穂:4d10+18
DoubleCross : (4D10+18) → 20[10,1,2,7]+18 → 38
GM:ぎゃあ
綿貫稲穂:平均!
真澄トウコ:つよい!
前園ゆい:さすが!
真澄トウコ:十分、十分!
稲穂の幻影:だめです、死ぬ!
羽黒暮人:イェイイェイ
綿貫稲穂:侵蝕率は8上がった
稲穂の幻影:くっ、私の堕ちる絶望が…
綿貫稲穂:お前が絶望するんだよ!
羽黒暮人:そんなの持ってやがったか!
羽黒暮人:www
稲穂の幻影:うわあああああ
真澄トウコ:ひどいなあw
前園ゆい:www
綿貫稲穂:機械弓から小型の浮遊モーターが射出される。電導の機雷!
綿貫稲穂:放たれた電撃が機雷を媒介に八方から敵を穿つのだ!
稲穂の幻影:幻影が揺らめく。幻惑して避けようと試みる、が
綿貫稲穂:「逃がしません。もう、目を逸らしたりはしないから」
稲穂の幻影:避けられない。逃げられない——!
稲穂の幻影:「そんな!あなたは、あなたには、倒せない、そのはずなのに、」
稲穂の幻影:「——」
綿貫稲穂:「そう。私だけなら倒せなかった。私だけなら——」
稲穂の幻影:幻影は、電撃に貫かれる。
稲穂の幻影:千々に千切れて、稲穂の影へと戻る。
綿貫稲穂:「さよなら、とは言えないのでしょうね」己の影を見つめる。「これからも、私は貴方と向き合い続ける」
綿貫稲穂:ゆっくり、確かめるように3人を見る。
真澄トウコ:「…綿貫さん」
日向蔵人:黙って、小さくうなずいた。
真澄トウコ:「…でも、向き合うんですね。自分と」
前園ゆい:「……綿貫さん」一歩前に出て、自分の怪物じみた手を見せる
真澄トウコ:(…あたしは、うやむやにしちゃったからな)そんな事を考える。
前園ゆい:「あなたは、こんな姿の私を、恐れずに手を取って、助けてくれました」
前園ゆい:「……それも、本当の綿貫さんなんです……なんて、えらそうなこと言っちゃってますけど……言いたい事は……つまり」
前園ゆい:「ありがとうございます。綿貫さん」
綿貫稲穂:「真澄さん、日向さん、前園さん……」
綿貫稲穂:「こちらこそ、ありがとうございます。皆さんが居なければ、私は今度こそ折れていた」
綿貫稲穂:「本当に……ッ」言葉に詰まり、頭を下げる。
真澄トウコ:そこに駆け寄り、そっと抱きしめます。
真澄トウコ:「うん、大丈夫です、大丈夫ですよ」
綿貫稲穂:「ごめん、なさい……っ、こんなつもりじゃ……」声が擦れている。
前園ゆい:「……」少しだけ近付き、自分の手を見てから、ただ二人を眺める
真澄トウコ:「……」そんなゆいを見て、寂しそうに目を細める。
真澄トウコ:「…皆で、早く、ここを出ましょーね」
日向蔵人:「そうだな……あのガキの動力源、根絶やしにしてやろうぜ」
綿貫稲穂:「……はい、行きましょう」涙を拭って顔を上げる。「皆で」
日向蔵人:「だな」ゆいちゃんに手を伸ばす。異形の左手を握る。「行こうぜ」
真澄トウコ:「うん!」ゆいちゃんの右手を握る。「あたし達4人なら、絶対大丈夫ですよ!」
前園ゆい:「あ……」
前園ゆい:「……うん……そうだね……行こう!」
GM:では、シーンを終了します。
GM:ロイスの変更などありましたらどうぞ。
日向蔵人:では、ここでゆいちゃんにロイスを取得します。最後の一枠!
日向蔵人:前園ゆい ●誠意/不安 「あの手足がある限り、この子も自分のトラウマと向き合い続けるんだな……」
日向蔵人:あと、綿貫さんへのロイスをP表に変更。
真澄トウコ:ふむ、特にありません。敵に会ったときにロイスを取得したい!
真澄トウコ:購入もなし!
日向蔵人:あ、こちらも購入なしです。
GM:あ、購入は前回が最後ですね!
GM:なので大丈夫!
羽黒暮人:そうだった!
真澄トウコ:あ、そうか!ごめんなさい。
GM:では、他になければ次のシーンに行きます。
GM:次のシーンはマスターシーンになります。
羽黒暮人:OKでーす
綿貫稲穂:OKです
真澄トウコ:うっす!
前園ゆい:日向蔵人/信頼○/脅威/ロイス
前園ゆい:で、以上!
GM:はーい!
羽黒暮人:信頼されたのはいいが、脅威!
GM:少女は、幼い頃にFHに拾われた。
GM:少女は、多くを自ら学び、すぐに一人前になった。
GM:少女は己の欲望を知る。即ち、快楽を追い求めること。
GM:様々な快楽が世界にはある。新しいものに触れた時。新しい景色が見えた時。
GM:だが、少女は限界を知る。世界には果てがあった。そしてそれを知った時、少女の成長も、止まった。
GM:…そして、少女は快楽を内に求めた。
GM:それは、痛みを感じた時に最も大きいことを知る。
GM:それがオーヴァードとしての衝動であることは、すぐに解った。
GM:ならば、オーヴァードは衝動を究めて行くことこそ快楽を究めて行くことなのではないか。即ち、幸福への道なのではないか。
GM:そして、彼女は様々な衝動を観察した。衝動に抗う者たちは興味深い観察対象だった。
GM:それでも…背を押してやれば。簡単に、堕ちるのに。
GM:だがそのような生き方を続けた彼女が衝動だけの生き物になるのに時間はかからなかった。
少女:「わかったわ。やはり痛みこそ至高、痛みこそ幸せ。」
少女:「そして、私は人が苦しんでいるのを見るのがとても辛いの。辛いから…嬉しいの」
GM:自分を苦しめるためだけに、そして、その痛みを人にも分け与えるために。
GM:彼女はそれだけのために生きることにした。仲間は殺した。それはとても辛いことだったから。
GM:そしてひとりになり、彼女は考えた。自分の城を作ろう。甘い甘い痛みを常に与えてくれる、そんな城を。
GM:その場所は、とても多くの痛みを持った者が集まっていた。
GM:
少女:「夢がまた一つ消えちゃったわ」
少女:「でも、いいの。追い詰められるのも、素敵」
少女:「私から痛みを奪って…私をもっと苦しめて。」
少女:「そうして、ずっと繰り返すの。沈んでいくの——」
GM:
GM:少女の夢が潰える時は、近い。
GM:クライマックスだ!
GM:全員登場すると良いでしょう
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕率が6上昇。(侵蝕率:108->114)
真澄トウコ:1d10+111
DoubleCross : (1D10+111) → 7[7]+111 → 118
前園ゆい:109+1d10
DoubleCross : (109+1D10) → 109+7[7] → 116
綿貫稲穂:110+1d10
DoubleCross : (110+1D10) → 110+3[3] → 113
GM:-----
GM:君たちはそれぞれのトラウマを打ち倒した。
GM:残るは少女の心臓と呼ばれるものだけだ!
日向蔵人:場所的にはどんな感じでしょう
GM:なんか広場ですね
前園ゆい:なんか広場!
GM:中心部にあって、いろんなとこへのハブになってるような
日向蔵人:ふむふむ(なんとなく大阪梅田をイメージ(いやここはSJ駅だけど
真澄トウコ:ふむー
綿貫稲穂:某泉の広場みたいな
GM:駅とかになんかある…あれ…
GM:それみたいなあれです!
真澄トウコ:わかるよ!わかる!
GM:言語能力の低下が著しい
前園ゆい:わかる!
日向蔵人:なんか待ち合わせに適するロケーションのあれ!
GM:ともあれそこに敵はいる!
GM:普段は人で賑わっているであろうその場所も今は静まり返っている。
日向蔵人:辺りを警戒しつつ、慎重に近づいていくぞ
GM:その中心部には、巨大な捩れたカタマリが鎮座している。
前園ゆい:「……あれは……」
真澄トウコ:「…何ですかね」眉をひそめる。
日向蔵人:「なんかのアートオブジェクト……じゃ、ねえよな?」
綿貫稲穂:「いい予感はしません。警戒を」
GM:その影のような表面はざわりと動いている。
前園ゆい:「なんにしても……普通のものじゃないねー……」
日向蔵人:攻撃してこないようなら、ざわつきを観察していようかな。
GM:カタマリは、静かに、ただ波たっているだけだ。
日向蔵人:RCで振って、カタマリにレネゲイド的ななんかがあるか調べたりしていいですか?
GM:いいですよー
日向蔵人:やったー
GM:目標値は7にしましょう
羽黒暮人:(5+3)dx+1@10>=7 <RC>
DoubleCross : (8R10+1[10]>=7) → 8[2,2,3,4,4,6,7,8]+1 → 9 → 成功
GM:では、レネゲイド的ななんかであることがわかります。
GM:その波長は、あの少女のものと極めて似ている。
日向蔵人:目を閉じて、少し精神を集中し
日向蔵人:「……やっぱこれだな。あのガキそっくりのレネゲイドがぷんぷんしやがる」目を開け、斧でカタマリを指す。
日向蔵人:皆を見渡して、「ぶっ壊しちまうか?」
真澄トウコ:「…ってことは。例の『心臓』って訳ですか? これが」
真澄トウコ:「うす! ギッタンギッタンにしちゃいましょ!」
日向蔵人:「おう、やろうやろう」
前園ゆい:「うん……でも十分気を付けてね……何してくるかわからないよ……」がちゃり、と爪が鳴る
GM:では、君たちがそれへの攻撃意志を示したとき、
GM:ざわりと影が膨らむように蠢めく。
日向蔵人:キヤガレー
綿貫稲穂:「……!」
GM:強力なレネゲイドが流れ出す!
GM:衝動判定です!難易度は9!
日向蔵人:自動失敗! デス!
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕率が5上昇。(侵蝕率:114->119)
羽黒暮人:ほっ
真澄トウコ:8dx+1>=9
DoubleCross : (8R10+1[10]>=9) → 10[1,4,4,4,4,9,10,10]+5[3,5]+1 → 16 → 成功
日向蔵人:ちょう回ってる!
前園ゆい:5dx=>9
DoubleCross : (5R10[10]>=9) → 6[1,2,3,6,6] → 6 → 失敗
前園ゆい:おーう
日向蔵人:ゆいちゃーん!
真澄トウコ:ゆいー!
真澄トウコ:2d10+118
DoubleCross : (2D10+118) → 11[2,9]+118 → 129
前園ゆい:116+2d10
DoubleCross : (116+2D10) → 116+16[7,9] → 132
真澄トウコ:ハッハッハ!
前園ゆい:おおーう
綿貫稲穂:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[1,1,5,8] → 8
綿貫稲穂:ヌゥー
真澄トウコ:綿貫さーん!
綿貫稲穂:113+2d10
DoubleCross : (113+2D10) → 113+4[1,3] → 117
GM:ではセットアップ!
真澄トウコ:特になしです!
前園ゆい:なんもないのじゃ!
少女の心臓:《螺旋の悪魔》暴走、攻撃力+15
綿貫稲穂:ナッスィン
羽黒暮人:あれ、これクライマックスとは別ですよね?
GM:クライマックスですよー
羽黒暮人:いやこれを倒せば少女もたおれ そうかクライマックス!
羽黒暮人:バタバタしてすいません、タイタス昇華で暴走を解除したのち、改めて怨念の呪石で暴走します!
GM:了解です!
羽黒暮人:タイタス対象は……まずはシナリオロイスから!
GM:了解しました!
羽黒暮人:ちらりと綿貫さんを見る。(さっきあんなこと言ったてまえ、あまり情けないところは見せられねえよなあ)
羽黒暮人:自分がやったことを受け入れて、その時の痛みも苦しみも快楽も、引きずって。自分の居場所に、立ち続ける。
羽黒暮人:昇華! 暴走解除!
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕率を+3した
羽黒暮人:セットアップ|マガツヒの呼び声>「怨念の呪石」使用、暴走し、かつこの暴走中はダメージロール+2D。
ヤソマガツヒ:”キャハハハハ——”
羽黒暮人:胸の奥から聞こえる声が、抗いがたい殺意で自分を蝕む。けれど、今は。
羽黒暮人:「ちょっとばかり……力を貸せ!」呑まれるのではなく、乗りこんでいく。
羽黒暮人:以上です!
GM:では、イニシアチブ!
少女の心臓:Eロイス:さらなる絶望
真澄トウコ:きた!
羽黒暮人:オラーっ
少女の心臓:ざわりざわりと蠢く。何かを呼ぶように。
GM:そのカタマリの正面に、少女が現れる。
"トラウム":「ああ、きちゃったのね。もう。仕方ないわ」
GM:というわけで少女が現れます。
真澄トウコ:「……! 来やがり、ましたね!」
羽黒暮人:「てめぇを殺せるなら、地獄の底まで追いかけてやらぁ!」吠える
GM:そしてすみません、言い忘れてましたが敵エンゲージとの距離は10mです!
羽黒暮人:はーい
"トラウム":「いいわ、いいの。追いかけてきてちょうだい?それってとっても、とっても辛そうだもの」
"トラウム":微笑みながらいう。
"トラウム":「でもね、この子を渡すわけにはいかないの。だって、これから、」
"トラウム":「世界のみんなの痛みも、私は手に入れるのだから」
GM:少女の心臓はEロイス:覚醒する世界 を持っています。
羽黒暮人:な、なんだってー
GM:エンディングフェイズまで生存していた場合、少女の心臓は人々のトラウマを解放していき、
GM:それと共にオーヴァードの存在も明らかになっていくでしょう。
真澄トウコ:な、なにい!
前園ゆい:なんたる
綿貫稲穂:世界の危機だった
羽黒暮人:<とにかく殺せばいいんだよォーッ
GM:そう!やればいいのだ!
GM:では、最初はゆいちゃんの手番!
前園ゆい:「……加減は、できませんよ……なんせ、こんな体ですからね……!」
前園ゆい:移動!心臓と少女にエンゲージ!
GM:こい!
前園ゆい:メジャーで〈コンセントレイト:ブラックドッグ〉+〈アームズリンク〉+〈乾きの主〉+〈ブラッドバーン〉
前園ゆい:HPを5消費
前園ゆい:対象は心臓!
前園ゆい:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[3,3,4,7,7,7,7,9,9,9,10,10]+10[1,2,2,4,6,7,9,10,10]+10[3,3,6,8]+5[5]+4 → 39
前園ゆい:むう、1足りない
羽黒暮人:だが回ってる! ツヨイ!
GM:んん…どうするか
GM:いいや!通ります!
GM:心臓は暴走状態だ!
羽黒暮人:あっ本当は暴走チェックついてる
羽黒暮人:本当だ
前園ゆい:ならばダメージだ!
前園ゆい:4d10+5+4+16
DoubleCross : (4D10+5+4+16) → 30[3,7,10,10]+5+4+16 → 55
GM:高!
真澄トウコ:すごい!
羽黒暮人:ウオーッ
綿貫稲穂:殺意!
少女の心臓:大ダメージ!
羽黒暮人:これがPCのヘイトを集めたむくいよ!
前園ゆい:「……私はもういい、この手も、足も、受け入れてくれる人がいるなら……例えこれが全てを傷つけるものでも……」駆ける、前転のように巨大な爪で地面をつかみ、跳躍
前園ゆい:「それで出来る事をやるだけ……!!」脚の刃を心臓に向けて一気に振り下ろす!!
少女の心臓:音もなく、影が裂ける。
少女の心臓:質量が、そこに留まっている。…まだ、動いている。
前園ゆい:言い忘れてたが装甲無視だ、そしてHPが16点回復!
GM:ゆいちゃん強い…
GM:少女の心臓の手番!
少女の心臓:マイナーで《極光螺旋》。5点侵蝕率を上昇させて攻撃力を+20
少女の心臓:メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》+《背教者殺し》+《餓えし影》+《貪る顎門》、羽黒くん、トウコちゃん、綿貫さんに攻撃!
羽黒暮人:はっはっは! 来い! こちとらリア不だ!
前園ゆい:攻撃をまぬがれたぜ
少女の心臓:9dx7+4
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[1,2,3,4,6,7,7,8,9]+10[3,4,6,10]+10[10]+10[8]+5[5]+4 → 49
少女の心臓:すごいまわった
真澄トウコ:うわーー
綿貫稲穂:ごっつい
真澄トウコ:回避してみるよ!
羽黒暮人:アイエエエ……
真澄トウコ:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,2,2,5,10]+10[10]+2[2] → 22
羽黒暮人:回った!
真澄トウコ:回った!!
真澄トウコ:無意味に!!
GM:回った…が!
綿貫稲穂:暴走故リア不
少女の心臓:ダメージ!
真澄トウコ:こい!
少女の心臓:5d10+40 諸々有効
DoubleCross : (5D10+40) → 18[6,7,1,3,1]+40 → 58
真澄トウコ:ごっつい
少女の心臓:ダメージを与えた場合ラウンド間対象の判定ダイスを-4です
羽黒暮人:ゆいちゃんのロイスを昇華して復活します。
真澄トウコ:くっそー!死ぬよ!
羽黒暮人:ゲェーッ
綿貫稲穂:ええ……困る
綿貫稲穂:やはりここは暴走解除しておくか
羽黒暮人:とりあえず昇華演出いきますー
綿貫稲穂:UGNのロイスを切って暴走解除します
羽黒暮人:殺戮の狂騒に頭がゆだる。敵の攻撃が身を切り裂いても、鼻歌したくなるほどに。
羽黒暮人:力が抜ける、血の暗闇が目の前に迫る。ふとひらめくように、先ほど聞いた少女の声を思い出した。
羽黒暮人:「オレも、もうちょっと……出来ること、やんなきゃあな」HP12で起き上がる!
真澄トウコ:"イクスクルシエイト"のロイスをタイタスに、昇華して復活します。
綿貫稲穂:《リフレックス:ブラックドッグ》《ゲットダウン》
綿貫稲穂:9dx7+1
DoubleCross : (9R10+1[7]) → 10[1,1,3,3,7,7,7,10,10]+10[3,5,6,8,9]+4[3,4]+1 → 25
綿貫稲穂:だめかー
GM:む、回避まで遡りますか、ロイスも切ったしいいでしょう!
綿貫稲穂:そして死!ロイス切って復活!
GM:前後しましたが攻撃演出!
少女の心臓:影から触腕のごとき黒がいくつも伸び出す。
少女の心臓:それらが3人をつかみ、巻きつき、圧し潰す。
少女の心臓:それは、物理的なものではない。精神への攻撃だ。
真澄トウコ:「いっ…ぎぃ…っ!」
前園ゆい:「トウコちゃん……みんな……!!」
羽黒暮人:「くそっ……また……っ!」
綿貫稲穂:「が、あ……!」対応しようとするが、叩き落す事が出来ない!
真澄トウコ:「…だ、いじょうぶ…、こんな所で、倒れちゃらんないですよ…!」何度も蘇る苦しみを振り払うように、頭を振る。
少女の心臓:そして忘れていましたがダメージを与えたことで《背徳の理》を発動します。
真澄トウコ:何!
少女の心臓:シーン中ウロボロスエフェクトを組み合わせた判定ダイス+6個!
羽黒暮人:うーむ浄玻璃とかあったら厄介だな……
前園ゆい:こわーい
GM:そして心臓の手番は以上!
真澄トウコ:影からの攻撃を食らう度に蘇る、過去の凄惨な記憶を振り払うように。
GM:次はトウコちゃんか羽黒くん!
真澄トウコ:「あたしだって……、前に進まなきゃ…!」
羽黒暮人:暴走してないから、トウコちゃんからお先にどうぞ
真澄トウコ:はーい
真澄トウコ:ではお言葉に甘えまして!
真澄トウコ:まずマイナーアクション。《氷の回廊》。
真澄トウコ:飛行状態でエンゲージ離脱、後方に5m移動します。
真澄トウコ:侵蝕率1上昇。
真澄トウコ:メジャーアクション。《コンセントレイト:サラマンダー》《氷の塔》《破砕の顎》《完全なる世界》。
羽黒暮人:キたぜ完全世界!
"トラウム":《ジャミング》!
真澄トウコ:きやがった!
"トラウム":ほっとけないぜ!ダイスー5!
前園ゆい:やりやがったぜ!
真澄トウコ:むかつくぜー!
羽黒暮人:なんということだ……
真澄トウコ:とはいえ少女の心臓・少女に範囲攻撃です。
GM:こい!
真澄トウコ:11dx@7
DoubleCross : (11R10[7]) → 10[3,3,5,5,6,6,7,9,10,10,10]+10[3,4,6,8,8]+10[8,9]+10[3,9]+3[3] → 43
真澄トウコ:ドッジの場合はダイス−2個だよ!
GM:ぐぬぬ!ダイス減ってこれか!
羽黒暮人:ホワーッ! 今日のトウコちゃんはダイスが回りまくっている!
"トラウム":5dx ドッジ!
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[1,2,6,7,9] → 9
真澄トウコ:やったー!
少女の心臓:リア不!
真澄トウコ:ダメージいきます!
GM:あわわわわ
真澄トウコ:5d10+38
DoubleCross : (5D10+38) → 18[2,8,3,4,1]+38 → 56
GM:なにそれ!
真澄トウコ:あんまり回らなかった
前園ゆい:かっこいい!
羽黒暮人:スゴイ固定値だ……
GM:えっと
GM:だめだ、これ沈む
真澄トウコ:やったーーー!!
GM:心臓が死んで不滅の妄執解除で、それと同時に少女も死ぬから両方死ぬ…?
羽黒暮人:おりょりょ
GM:はい!死にます!
綿貫稲穂:なんと
真澄トウコ:おお
真澄トウコ:演出していいですか?
GM:どうぞ!
真澄トウコ:うす!
真澄トウコ:じゃあまず少女トラウムにロイスを取得します。 執着/嫌悪:○。
真澄トウコ:空間に冷気が漂う。精神を集中させながら、狙いを定める。
真澄トウコ:「…忘れて、それで終わりじゃ、ダメなんですよね。あたしだって」
"トラウム":「…いいのよ?忘れたって、痛みは消えないもの」
真澄トウコ:「……は、痛いから思い出しちゃうんでしょーが」
真澄トウコ:「この痛みから目を逸らしちゃダメなんだって、…この痛みをアンタなんかに渡す訳にはいかないって」
"トラウム":「そう。残念。でも、嬉しいわ。痛みを、受け入れてくれて」
真澄トウコ:「…あたしの過去も、あたしの痛みも、あたしの喪失も。あたしのものなんです」
真澄トウコ:「黙って。消えなさい」
真澄トウコ:指先が、敵を捉える。氷の剣が、少女を取り囲む。
真澄トウコ:「——標的指定」
真澄トウコ:氷の剣を射出!トラウムと、そしてその心臓に向けて、氷の剣を降り注ぎます。
"トラウム":「きゃああああっ!!」
少女の心臓:降り注ぐ剣に、少しずつ削がれていく。
少女の心臓:影は、少しずつ、小さくなり、解けるように消えていった。
"トラウム":「あ…。」
"トラウム":「ああ…ああ、私の、私の痛みが」
"トラウム":「みんなの、私の、いたいのが、なくなっちゃう、なくなっちゃうよう…」
真澄トウコ:「………」
"トラウム":小さい体は床に縫い付けられている。
"トラウム":「ああ…でも、…ああ。なんて、苦しい…なんて、痛い…」
"トラウム":「…ふふ。後悔、ないわ。…最後まで…私…」
真澄トウコ:トラウムに向けて、最後の一振りを。少女の胸元に、静かに振り下ろす。
"トラウム":静かに、息を、いのちを止める。
GM:"トラウム”死亡。戦闘終了です。
真澄トウコ:「……欲望に忠実で。最高に最低なことです」
羽黒暮人:「……最後まで、救いようのねーやつだ」
羽黒暮人:(でも……少し感謝してえな。……父さんと、話せたから)胸の奥で、誰にも悟られないようにこぼした。
綿貫稲穂:「ええ。ある意味で彼女が最も救いようの無い存在だった」
GM:駅内の、よどんだ空気が晴れていく。
真澄トウコ:「……」ふー、と息を吐く。パッと表情を一転させる。
前園ゆい:「……いつも、そうだよ……ジャームは、そういうものだから……」同情に近い言葉を言いかけるがやめ、ただ腕を降ろす
日向蔵人:「終わったか」はー、と息をつく。
真澄トウコ:「でもっ!どーにかやっつけましたよー!」シャドーボクシング。
日向蔵人:なんか近くに自販機があったら、みんなに好きな飲物おごりたいですね。
綿貫稲穂:黙って上を向く。灰色のコンクリートしか見えないが、気分は晴れやかだ
真澄トウコ:「あたしファンター!」
GM:少しずつ、歪んでいた空間が戻りつつあるのを感じる。
GM:ワーディングも消え、やがて人々とともに、いつもの喧騒が戻るのだろう。
前園ゆい:「……!……人が来る……私、行かなきゃ」〈日常の代行者〉の用意をする
日向蔵人:「ほいほい。綿貫のじょうちゃんと、ゆいちゃんは何がいい?」とりあえずファンタとか買う
日向蔵人:武器はさっくりウェポンケースにしまいました。私は無害な一般人であり丸腰だぞ。
真澄トウコ:ファンタを受け取ろうとした手が止まる。
真澄トウコ:「ゆい!」
前園ゆい:「……私は、大丈夫だよー。のど乾いてないから……」その腕と足に血が脈動する
前園ゆい:「……トウコちゃん」
真澄トウコ:「…あとで、いっぱい話さなきゃならないことがあります。約束、ですよ。忘れちゃダメですよ」
前園ゆい:「……うん、わかってるよ……でもね、トウコちゃん。ひとつだけ、先に言わせてね」
真澄トウコ:「…だから……、ん?なんですか?」
前園ゆい:「例え、今までずっと一緒にいたのが〈日常の代行者(ニセモノ)〉でも……勝手かもしれないけど、トウコちゃんと一緒にいたいって、仲良くしていたいって気持ちは、ホンモノなんだ」
前園ゆい:「……だから……今までごめんね。そして……ありがとう、トウコちゃん。大好きだよ」
綿貫稲穂:「日向さん、私はコーヒーをブラックで。お砂糖はもう足りているようですから」
日向蔵人:「だな」しみじみした顔で缶コーヒーを渡す。
真澄トウコ:「あ、」息が詰まる。言葉が出てこない。「あたしだって……」
真澄トウコ:顔が真っ赤だ。
前園ゆい:そのまま、照れるように逃げて消える。そして日常の代行者だけが残る。
真澄トウコ:「も、も、もーーー!わ、笑ってんじゃないですよ二人とも!」
日向蔵人:ではトウコちゃんに、おしることココアを進呈しよう。「ブラムスでも血を使ったら喉乾きそうだしな。後でゆいちゃんに渡してやってくれ」
綿貫稲穂:「ふふふ、告白されちゃいましたね」初めて見せる、少し意地の悪い顔で。
前園ゆい:「……この状況で逃げるのって、卑怯だと思うんだよー……」〈日常の代行者〉であるゆいも顔を赤くしてうずくまっている
真澄トウコ:「~~~……っ、ば、ばか!ばかですよ!」
真澄トウコ:綿貫さんの表情に見入ってしまいながら、照れたようにおしることココアを受け取ります。
日向蔵人:「お後がよろしいようで」開封した日本茶缶をずずーっと。
日向蔵人:「じゃ、オレも職場に戻らないといけないから、これでお別れだな」綿貫さんを見て。
日向蔵人:「やっぱ、嬢ちゃんも笑うと可愛いんじゃん」にっこり。
日向蔵人:「じゃあな!」スタスタと歩き去る。
綿貫稲穂:「っ……、もう」
綿貫稲穂:「……さようなら、日向さん。またどこかで会いましょう」
日向蔵人:それには振り返らず、片手だけ上げて、軽く応えた。
羽黒暮人:(……ま、次に遭う時は、敵じゃねーことを祈りたいね……)
真澄トウコ:「…ずいぶんあっさりしたお別れになってしまいましたねえ」
綿貫稲穂:「彼には彼の事情があるのでしょう。無理に引き止めるのも悪い」
綿貫稲穂:「オーヴァード同士ですから、また何かのきっかけで会う事もあるでしょうしね」
真澄トウコ:そんな綿貫さんを見ながらニヤニヤしています。
綿貫稲穂:「……真澄さん、私の顔に何か?」
真澄トウコ:「むふふ。かわいーですよ!かわいー!」
前園ゆい:「そうだねー、綿貫さんかわいいよねー」
真澄トウコ:「ねー」
綿貫稲穂:「か、からかわないで下さい。こんな無愛想な顔が可愛い訳……」
真澄トウコ:「無愛想じゃないです!かわいいですよ!」
前園ゆい:「……こんな、駅で偶然すれちがっただけの私達だけど」トウコちゃんと綿貫さんの手を取って
前園ゆい:「とっても、得難いもの、だったよねー」
綿貫稲穂:「……ええ。本当に」その手を握り返そう
真澄トウコ:「うひひ。もちろんです!」同じく手を握り返す。
GM:増え始めた、行き交う人々が3人を見ては、歩き去っていく。
GM:そうして、少し遅い、皆の1日が始まる。
GM:では、クライマックス終了、バックトラックに入ります。
真澄トウコ:うす!
GM:今回のEロイスは…
GM:
・悪意の伝染
・衝動侵蝕
・さらなる絶望
・敗者死すべし
・死は甘きもの
・不滅の妄執
・さらなる絶望
・覚醒する世界
の八つ!
GM:よって8個ダイスが追加でふれるぞ
前園ゆい:やったぜー
綿貫稲穂:やったー豊作!
綿貫稲穂:ヤマザキ春のEロイス祭り
羽黒暮人:どっさりだー
GM:大盤振る舞いすぎるぜ
羽黒暮人:でも自分はロイスまだ四本あるし、122%しかないんでEロイスは辞退します!
GM:はーい
前園ゆい:私は振ろう!
真澄トウコ:私も!
前園ゆい:144-8d10
DoubleCross : (144-8D10) → 144-64[8,6,6,9,7,10,10,8] → 80
前園ゆい:ちょっ
真澄トウコ:144-8d10
DoubleCross : (144-8D10) → 144-32[4,1,3,2,3,8,1,10] → 112
前園ゆい:減りすぎ!!
真澄トウコ:ゆいちゃんw
前園ゆい:5以下がない!!
GM:すごい
綿貫稲穂:うーん微妙な線だなぁ
羽黒暮人:通常ロイスで倍振りGO
藤(肉球):羽黒暮人の侵蝕率が49上昇。(侵蝕率:122->73)
羽黒暮人:ああ、テキスト間違えたけどいいや。帰還!
前園ゆい:80-5d10 1倍!
DoubleCross : (80-5D10) → 80-29[4,2,3,10,10] → 51
真澄トウコ:112-4d10 1倍
DoubleCross : (112-4D10) → 112-9[2,1,4,2] → 103
綿貫稲穂:まあここは貪欲に高得点を狙おう!
真澄トウコ:あれ!?!
前園ゆい:あっぶね!あっぶね!もう少しで3点になるところだった!!
前園ゆい:と、トウコちゃーん!!
綿貫稲穂:一倍で振ります
綿貫稲穂:トウコちゃん!
前園ゆい:なんでこう極端なの!!
羽黒暮人:ひええええ
綿貫稲穂:121-5d10
DoubleCross : (121-5D10) → 121-30[7,8,5,3,7] → 91
真澄トウコ:追加振り!追加振りします!
綿貫稲穂:よしよし
GM:と、トウコちゃーん!
羽黒暮人:今日のトウコちゃん凄く回ってたけれど、ここでダイス運が尽きたのか……
前園ゆい:私の10点が1個でもトウコちゃんに出ていればなんの問題もなかったのに・・・
真澄トウコ:102-4d10
DoubleCross : (102-4D10) → 102-26[7,6,8,5] → 76
真澄トウコ:お、おおう
羽黒暮人:また極端な
真澄トウコ:お前これさっき出ろよ!
羽黒暮人:あるある
前園ゆい:よくある・・・
GM:では、全員帰還!
羽黒暮人:おかえりなさい にちじょうへ!
真澄トウコ:ただいまー
GM:おかえりー
GM:バックトラック、終了!
GM:夜。
GM:街は、まだ眠らない。夜の街特有の喧騒に満ちている。
GM:君は、その中を歩いている。
羽黒暮人:職場に戻って、報告して、あれこれ説教されたり心配されたりおさんどんしたりでクタクタである。
羽黒暮人:途中で少しボロを出したような気がするが、とりあえずUGN三人娘に、正体は悟られてはいない……はずだ。
羽黒暮人:次に出会った時は……〝次〟があるか定かではないが。任務の邪魔になるようなら、殺し合いになるだろう。
羽黒暮人:そうならないことを祈りながら、家路を急ぐ。頭はゆるやかに、冷蔵庫の残り物だとか、洗濯物だとか、日常のそれに切り替わっている。
羽黒暮人:もう今日はこれ以上働かない。そう決めて、帰宅しようとして。それに、気づいてしまった。
羽黒暮人:視界の片隅にひっかかったもの。無意識に追う自分を止められず、トラウムは死んだと言い聞かせながら。
羽黒暮人:(……とう、さん? 本物の?)
羽黒暮人:今朝殺したはずの男と、同じ姿の人間が、少し先の街路を歩いていた。
羽黒暮人:隣には女性。二人とも着飾っている。そう言えば、今日は夫婦の結婚記念日だ。きっとどこかで食事でも……
羽黒暮人:いや、違う。あれは、羽黒の母ではない。だのに二人は幸せそうな、親しい様子で。オーヴァードの知覚力の賜物か、その手に、揃いの結婚指輪を見つける。
羽黒暮人:(……そういうことか)自分がいなくなった後のあの家がどうなったのか、少し、分かって、納得もした。
ヤソマガツヒ:くす くす くすくす
ヤソマガツヒ:じゃあさ、じゃあさ ころそ、ころそ?
羽黒暮人:呪わしい声が聞こえてくる。レネゲイドの衝動につけ込む、禍々しい呼び声。
ヤソマガツヒ:「あそぼあそぼ」「もっともっと」「わたしといっしょに」「あなたもいっしょに」
羽黒暮人:「よせ……」立ち止まり、呻くようにこぼす。手が、ウェポンケースの口をいじっている。
ヤソマガツヒ:「キャハハハハハハ、キャハハハ」「こわーいこわーい」「あそぼあそぼ」
ヤソマガツヒ:「ころしてころして」「わたしと」「ぼくと」「いっしょになろう?」
羽黒暮人:「オレは……」
羽黒暮人:人を、殺したくなんか、なかった。
羽黒暮人:誰かを殺したいなんて、思ったこともなかった。
羽黒暮人:自分に人を、父を殺させたトラウムを、殺してやりたくてたまらなかった。
羽黒暮人:父の姿をしたものを殺して、愉しくて愉しくてたまらなかった。
羽黒暮人:だから。
羽黒暮人:外しかけたウェポンケースの鍵を締め直す。もう一度、父と、見知らぬ女を一瞥し。
羽黒暮人:踵を返して、違う帰り道を、探した。
GM:夕暮れの公園。
GM:何人かの子供達が思い思いに遊んでいる。
綿貫稲穂:学校帰り、子供達の声につられてなんとなく公園に立ち寄ってみた。
綿貫稲穂:ベンチに腰を下ろして無邪気に遊ぶ子供の姿を目で追っています。
GM:砂場で遊んでいる子供、遊具で遊んでいる子供。
GM:その中で、一人、少年側から外れて稲穂に近づいてくる。
少年:「おねえちゃん、なにしてるの?あそばないの?」
綿貫稲穂:「えっ、あ……いえ、私は」
綿貫稲穂:「その、少し休んでいるんです。今日は色々あったので……」
少年:「いろいろあったの?」首をかしげて聞く。
綿貫稲穂:「……ええ、本当に色々。大変だったけど、大切な事も思い出せました」
少年:「そっかー…たいへんだったんだ… じゃあ、しっかりおやすみしないと、だね」
綿貫稲穂:「ええ。……えっと」
綿貫稲穂:長らく子供に接していなかったのでどういう話題を振ればいいのか分からない。
少年:「あ、あのね。今、お城作ってるんだよ、みんなで。」
少年:砂場を指差す。
綿貫稲穂:「お城……」
少年:「だからね、できたらおねえちゃんにも見てほしいな」
綿貫稲穂:「……ええ、是非。ここで見ていてもいい?」
少年:「うん!」嬉しそうに笑って、頷く。
少年:「じゃあ、ぼく、続き作ってくるね!見ててね!」
少年:手を軽く振ると、ぱたぱたと砂場へと戻っていく。
綿貫稲穂:手を振り返す。上手く笑顔が作れていると良いが。
綿貫稲穂:ふと自分の手を見る。何の変哲も無い手だが、一つ間違えればこれが凶器になる事はよく解っている。
綿貫稲穂:あの少年の命を刈り取る事も、砂上の城を崩すが如く簡単な事だ。
綿貫稲穂:「(……こんな私でも、良いのかな。こんな風に笑っていても)」
GM:時折、少年が砂場から笑顔で手を振る。
綿貫稲穂:手を振り返す。今はそれで良い。そう信じる。
綿貫稲穂:「(耕太……貴方は許してくれる?)」
GM:夕日は、穏やかに、子供達の笑顔と、稲穂を照らしていた。
GM:UGN、SJ支部。
GM:真澄トウコと前園ゆいは今回の一件の報告を終えたところだ。
GM:小さな休憩室には、無料の自動販売機が置いてある。
真澄トウコ:コーラを片手に、備え付けのソファに座る。ポニーテールが揺れる。
真澄トウコ:「別に怒られる訳でもないけど、こーいうの緊張しちゃいますねー!」
前園ゆい:「うん、そうだよねー」今は、〈日常の代行者〉のゆいだ。何をするにもこちらの姿の方がスムーズであるから。
前園ゆい:とはいえ、遠隔のカメラで操作されたそれは一般的な〈日常の代行者〉より高い精密性を持っている
真澄トウコ:「…。ゆーい。“ゆい”は、いま何してんですか?」
前園ゆい:「……うん、そうだよね。やっぱり、ちゃんと話さないとだめだよね」
真澄トウコ:「ん」
前園ゆい:しばらくして、現れる。異形の腕と異形の足を持った、本物のゆいだ。
真澄トウコ:「……」目を細める。
真澄トウコ:「会いたかったですよ」
前園ゆい:「……うん」あたりに気を配りながら歩く。この体は動くだけで物を傷つけかねないのだ
前園ゆい:ようやく、休憩室の椅子に座り、トウコの顔を見る
真澄トウコ:なんとなく照れくさくて目を逸らす。
真澄トウコ:「…あのね。ゆいに、色々言いたいことはあるんですけど」
前園ゆい:「……うん」
真澄トウコ:「一言にまとめると、ゆいは超かわいい大親友だということです」
真澄トウコ:「……。どんな姿でも変わりません。ゆいは超かわいいんです」
前園ゆい:「……!」顔が赤くなる
前園ゆい:「……え、えと、その」予想していたいろんな言葉と違いうろたえている
真澄トウコ:「だ、だから、あんまり…自分のこと、嫌な風に考えちゃ、ダメですからね!」
真澄トウコ:こっちも照れている。
前園ゆい:「……う、うん……」
前園ゆい:「あ、あの、トウコちゃん……」
真澄トウコ:「はい!」
前園ゆい:「私、これからも、その、トウコちゃんとその、いろいろ、お話とか、そういうのする時は、こっちの体ですると思うけど」後ろにいる〈日常の代行者〉のゆいを差す
前園ゆい:「でも、それでも……心は、ずっと、一緒だから」
前園ゆい:「トウコちゃんが覚えてても、覚えてなくても、ずっと前からも、これからも、私達、大親友だから」
真澄トウコ:「…………」
真澄トウコ:「……覚えてなくても、いいんですか」
真澄トウコ:「あたし、記憶…思い出したけど、でも、それでも…やっぱり、元の人格は失っちゃったみたいなんです」
真澄トウコ:「あたしは…ゆいとずっと一緒にいた『あたし』じゃ、ないんですよ」
真澄トウコ:「それなのに、す、好きとか、…親友とか、言っていいの…」
前園ゆい:「……ちゃんと言ったじゃないですか」
前園ゆい:「心は、ずっと一緒です」
真澄トウコ:「………ゆい」
真澄トウコ:瞬きをすると、涙がこぼれる。
前園ゆい:「トウコちゃんがどうなっても、超かわいい大親友です」
真澄トウコ:「ふへ、ばか」
前園ゆい:「……えへへ」涙がこぼれる
真澄トウコ:「…ずっと、友達でいてね」
前園ゆい:「……ずっと、友達でいようね」
真澄トウコ:「うん」
真澄トウコ:そっと、隣の親友にもたれかかった。
前園ゆい:久々に、親友の本当の暖かさを感じた。
GM:-----
GM:心の底に積もった澱。
GM:見ることのなかった影。
GM:それと向き合ったことで、変わるもの。変わらないもの。
GM:その中で、人々は今日も、心とともに生きてゆく。
GM:では、これにてセッション終了となります!お疲れ様でした!
GM:アフタープレイ!経験点の配布をします!
羽黒暮人:お疲れ様でしたー!
真澄トウコ:いえー!
前園ゆい:おつかれさまでした!
GM:セッションに最後まで参加した!1点!
綿貫稲穂:お疲れ様でした!
GM:シナリオの目的を達成した!5点に、Eロイスの8点!
真澄トウコ:やったー!
GM:ここまでで14点!
GM:次、最終侵蝕率による経験点!
羽黒暮人:倍振り3点!
真澄トウコ:0点!
綿貫稲穂:5点!
前園ゆい:4点!
GM:OK!そして、Sロイスを取得、守り抜いた人たちは5点!
前園ゆい:5点だー!
真澄トウコ:ズッ友だぜ~!
羽黒暮人:Sロイスなし!
GM:次!良いロールプレイをした!自薦他薦をどうぞ!
綿貫稲穂:全員!
羽黒暮人:トウコちゃん、隙のない可愛さと、他の人の細いネタを拾ってくれた動き。
真澄トウコ:ゆいちゃんかわいー!
羽黒暮人:綿貫さん、みなが話しやすいよう暴露大会を提案してくれたり、笑顔がトラウマ→表情を見せる、などの変化が見事
前園ゆい:トウコちゃんかわいい!
前園ゆい:綿貫さんには手を取ってもらったし羽黒さんにも手を取ってもらえた!うれしさ!
羽黒暮人:ゆいちゃん、意外なエフェクトの使い方と、そこからの容赦無いトラウマ演出、トウコちゃんとの絡みがとても美味しい
真澄トウコ:日向さんはデータと設定の噛み合い方、そしてそれらの演出が非常に練りこまれてて素晴らしい!大人のお兄さん、そしてFHとしての他PLとの距離の取り方もよかったですね
真澄トウコ:綿貫さんはとにかくビシッと場を締めてくれるので非常に助かりました!私もそんなロールプレイがしてみたい!何よりトラウマ暴露シーンとEDが非常に良かった!
GM:みんな最高だったぜ!ありがとう!全員に1点だ!
真澄トウコ:いえー!
綿貫稲穂:ヒュー!
GM:次!他のプレイヤーを助けるような言動を行った!これも自薦他薦どうぞ!
羽黒暮人:めかぶさんは褒め上手だなあ(ありがとうございます!
綿貫稲穂:私以外全員!
綿貫稲穂:自分が助けになる言動が出来たかどうかは不明である故な
真澄トウコ:綿貫さんは皆を引っ張ってくれたからすごく助けられたよ!
羽黒暮人:上と被るけれど、綿貫さんは全員の絡みをやりやすいよう動いてくれて助かりました
前園ゆい:最初戦わなかった私をフォローしてくれた時点でもうみんなに助けられたと言えるのでは・・・
羽黒暮人:基本まとめ役ポジでしたね
羽黒暮人:あとトウコちゃんは、羽黒の秘密(FH)について、勘付いてそうな、疑ってそうなロールをちょこちょこ挟んでくれたのが嬉しかったです
羽黒暮人:無事逃げきれて良かった……!(ふふっ
綿貫稲穂:次は逃さん……
真澄トウコ:そうだそうだ
羽黒暮人:私は控えめであまり邪悪ではないFHだ
GM:次はPvPか…
綿貫稲穂:邪悪なやつはみんなそう言うんだ
羽黒暮人:くっ単体攻撃しか出来ない辛さ……
GM:では、この項目も全員1点!
真澄トウコ:やったー!いえー!
羽黒暮人:いぇーい!
GM:次!セッションの進行を助けた!PLのみなさんのおかげで無事最後までいけました!ありがとうございます!1点!
前園ゆい:いえー!
真澄トウコ:ひゅー!GMもありがとう!
GM:最後!スケジュール調整とか!みなさんお忙しい中調整してくださってありがとうございます!1点!
綿貫稲穂:こちらこそだぜ!
羽黒暮人:ありがたやありがたや……
前園ゆい:おつかれさまです!
GM:そして、経験点合計は…
真澄トウコ:23点~!
羽黒暮人:21点!
GM:
藤さん:21点
陸猫さん:23点
めかぶさん:23点
白夢さん:27点
前園ゆい:27点!
綿貫稲穂:やったぜ!
GM:GM:32点!
真澄トウコ:ひゅー!いただきまーす!
羽黒暮人:いただきます!
前園ゆい:いただきます!
綿貫稲穂:いただきます!
GM:では、これにて全行程終了となります!お疲れ様でした〜!ありがとうございました!
真澄トウコ:ありがとうございました~!楽しい卓をありがとう~!
羽黒暮人:ありがとうございましたー!
前園ゆい:ありがとうございました!!
綿貫稲穂:ありがとうございました!楽しかった!