『輝ける星よ、深遠の青を照らせ』 GM:EXst

本作品は「井上純弌」「重信康」「F.E.A.R」「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ビーストバインドトリニティ』の二次創作物です。
©️井上純弌/重信康/F.E.A.R/KADOKAWA

本編ログ|雑談ログ

登場PC

PC1:”バリサン”成海信三なるみ・しんぞう【キャラシート】(PL:紅井寿甘)
PC2:”天ツ救イ”雨宮紫炎あまみや・しえん【キャラシート】(PL:空燐文)
PC3:伊達望だて・のぞむ【キャラシート】(PL:モッズ)
PC4:誠花貴紀せいか・たかのり【キャラシート】(PL:優水)

目次

<今回予告>
空の彼方より来る災い、という言い伝えは現代まで枚挙にいとまがない。
古から遠くに輝く星に思いを馳せてきた人々はそこに物語を、未知への夢を抱えてきた。
しかし空の向こうよりも未だ到達しえない場所──海もまた夢と狂気を孕んでいる。

夏が終わり冬の狭間で眠りから覚めようと身じろぐものがある。
祭囃子の太鼓に乗せて、踊る巫女に下る言葉。
深き青の向こうにある恐怖を知る者は、まだいない。

ビーストバインドトリニティ
「輝ける星よ、深遠の青を照らせ」
心焦がすは魔の渇望、心つなぐは人の絆

マスターシーン

GM:──1XXX.XX/XX

GM:己の眼に映ったあの世界が未だ、現か夢かの判断がつかない。
GM:最早記憶もあやふやだが、こうして書き記すことで内に残ったものを掬い上げ、確かめているほどだ。
GM:これに意味があるのかさえわからない。だが、留めておくこともできず書き散らすしかないのだ。
GM
GM:あの時に不意の大波に呑まれ、どれほど海の上を漂い続けたのか。
GM:生き汚く板一枚へしがみつきながら、自らの終わりを覚悟して。空の日が海へと沈みゆく様を見つめていた。
GM:体の力が抜け、水面の下へと落ちてゆこうとする時。遠くなりかけた耳へ叫びが届いた。
GM:気力も果てた己にそれが如何なる言葉か理解はできなかったが、紙一重で私は命を救われたのだ。
GM:随分と大きな船へ引きずり上げられ、しばしの間揺られる。乗っていたのは三人の男達だったが誰一人として言葉を発さなかった。
GM:それぞれが眼を合わせて幾度か頷きあっただけで、しかし彼らはお互い慣れた様子で船の上を移動する。
GM:奇妙ではあったが、その時の己に指摘できるほどの気力もなかった
GM:……太陽が落ちた頃。男の一人が己に示すよう船の進む方へ指を差す。
GM:篝火の光が見えた。集落の存在に思わず口元が緩み、男に問いかけた。
GM:あの島の名前は──

プリプレイ

GM:さて、マスターシーンの後となりましたが。PC1の成海君から順に自己紹介をお願いします
【キャラシート】
成海信三:はーい!
成海信三:「いーじゃんいーじゃん、こーいうの嫌いじゃないぜ!」
成海信三:成海・信三(なるみ・しんぞう)、月影高校に通う生徒。
成海信三:優秀な兄二人に対する憧れと諦めを抱えながら、それはそれとして高校生活を楽しんでいましたが、
成海信三:とある騒動の中で地球の守護者と出会い異能者として覚醒。
成海信三:以降、羽根を巡る騒動などに積極的に、面白半分ながらも確かな正義感でもって首を突っ込んで回っています。
成海信三:性能としては自分でぶん殴るタイプのサポーター。オメガエフェクト振り回す異能者です。サポートってなんだっけ。
GM:若いぜ
成海信三:今回もイカした冒険になることを願って。よろしくお願いします!!
GM:お気に召すかな? ハンドアウトこちら!

シナリオ絆:真島みなぎ 秋の気配が近づいてきた頃。友人の真島みなぎが軽いアルバイトの話を持ち掛けてきた。
連休中に故郷で行う祭事へ参加するための帰省に同行して、簡単な手伝いを終えれば後は自由という小旅行のようなものだ。
「何もないところだけど」とみなぎは苦笑するが、彼女の実家が離島という普段と異なるロケーションゆえか友人たちは乗り気で手を挙げた。
一年の思い出とするのも悪くない。キミもまた賛成し、いざ旅行と軽作業の段取りを考え始めた。

GM:秋の連休を使って旅行だ。若いねぇ行動力
成海信三:わっほい! 旅行だ旅行!! 何持ってく?
成海信三:バイトなのも忘れてません、頑張ります
真島みなぎ:ありがとね成海くん
GM:学生らしくエンジョイしようぜ!

【キャラシート】
GM:PC2、雨宮さん。お願いします
雨宮紫炎:はい、よろしくお願いします
雨宮紫炎:「人を救いたい……ただそれだけです。それだけなのです」
雨宮紫炎:雨宮紫炎、17歳。ブラックコート所属の天使です
雨宮紫炎:「人を救うには人とともに生きねばならない」をモットーに地上に降りてきた変わり者
GM:天界ドミニオンではなく人の組織にいるとはちょっと珍しい
雨宮紫炎:他者を救う聖職者見習いをしていて、気がついたらブラックコート所属になっていました
雨宮紫炎:揚羽切人を非常に恐れている節があります。コワイ!
雨宮紫炎:性能面はバフ、回復、補助、ついでに殴れればという感じです
GM:そつがない
雨宮紫炎:人に迷惑をかける魔は許せないタイプです。よろしくお願いします!
GM:天使らしい優等生だ。よろしくお願いします、そしてハンドアウト

シナリオ絆:“放蕩王子”シュバータル 魔界ドミニオンにとって地球は都合のいい場所だ。グランドツアーと呼ばれる魔王の後継者達が行う“留学”は、若い彼らにとって刺激に満ち溢れている。
多くは最後のモラトリアムを楽しみながら将来に繋がる経験を重ねてゆくが、自分勝手を煮詰めて形を取ったような後継者達の中でも“放蕩”とまで呼ばれる一人──シュバータルは遊びの一線を越えてなお、自らの振る舞いを止めず被害をばら撒いている。
キミに如何なる理由があるにせよ、これ以上の狼藉を見過ごすわけにはいかないだろう。

GM:天使の相手といったら悪魔。古事記もとい聖書にも記されている
雨宮紫炎:悪魔な上に人様に迷惑をかける輩は見過ごせないですね
GM:がんばれ悪魔祓い

【キャラシート】
GM:PC3、伊達くんお願いします
伊達望:「っし、オレの出番だな!」
伊達望:伊達望(だて・のぞむ)。月影高校の2年生にしてR.E.L.I.Cのエージェント。
GM:筋肉服は着ないタイプだ
伊達望:イレギュラーですからね。超能力者(嘘ではない!)と言うことになっています。
伊達望:実体としては守護者使いで、遺産の力で守護者使いとして覚醒。自身の守護者を認識・制御できるようになりました。
伊達望:性格的には普通に善良な方で、人当たりもいい(と思う)。基本的に他PCにも気さくかつ軽めに接します。
伊達望:データ的にはシンプルなアタッカーなんだけど
伊達望:守護者使い最大の特徴として1個ずつのコストが低い+地味に動きが多い+堅いがあるので
伊達望:アタッカーだけどちょっとだけしぶとく立ち回れます。
伊達望:最大火力出すには人間性0にする必要があるので
伊達望:なんとかそこまで削りたいですね
伊達望:以上 よろしくお願いします~
GM:守護者、意外と使ってみると小技が効く面白い枠。ハンドアウト!

シナリオ絆:ダーム・デュ・ラック 急な招集に謝罪を述べながら対面の女性はワインに口を付ける。キミに“湖の貴婦人”から声がかかったのは昨日のことだ。
R.E.L.I.C.の調査船が関東近海を航行中、レーダーが大質量の存在を検知した。ざわめく船員をよそに反応は数分の後消失。
調査船は予定を変更しての捜索に入ったが、隠れる場所が海底にもない位置にも関わらず痕跡ひとつ見つけられなかった。
魔物か遺産による可能性を考慮したR.E.L.I.C.は本格的な調査を行おうとキミに任務を言い渡す。
シグナル消失地点に最も近い離島──安満(あま)島へ向かえと。

GM:即日早退してでも来なさいの呼び出しではないのでご安心だ
GM:それはそれとして守護精霊級エージェントの仕事です
伊達望:仕事だ!オレ以外のエージェントも来てるみたいだしどうなるかなーッ
GM:いざ島へ向かおう!

【キャラシート】
GM:最後にPC4、誠花さんお願いします
誠花貴紀:はいよーっと
誠花貴紀:自称・平凡or常人のちょっぴりアンニュイなR.E.L.I.Cエージェント。
誠花貴紀:もともと本当にパッとしない普通のサラリーマンだったんですが夜の世界に巻き込まれてあれやこれやと夢蝕みに。
誠花貴紀:髪は白くなるわ伸びるわ美形になるわでもう大変 普通に昼に出社できなくなったので夜の世界の仕事をしてます。
GM:意外とせちがらい
誠花貴紀:基本的に倫理観とかは人間のものなんですが、人のそばにいないと落ち着かなくなったり、夢に触れるのが心地よかったりと、半魔としての本能にはなんだかんだやられています。
誠花貴紀:なわけでさみしがりやなんです!《バトルヒステリア》や《うたかたの愛》あたりにそれが出ています。
GM:小技が効くぞ
誠花貴紀:戦闘スタイルは独自のオカルト知識を取り入れた呪文での強化からに夢糸紡ぎの範囲暴力で敵をやっつけます。
誠花貴紀:そんなかんじ……かな!今回の任務は楽だといいなあ〜〜
GM:どうかな~。そんなベテランエージェントのハンドアウト

シナリオ絆:内藤純也 魔物の存在を知るフリージャーナリストの彼とは情報を買う、売るも含めてよい関係を作れている。
そんなわけで今日も彼は持ち込んできたネタの調査をキミに依頼してきた。なんでも関東方面の離島に伝わる話だという。
同時期に手放せない用事があるそうで彼は同行できないが、体験談でも回収してくればいいとのこと。
半魔の語る体験談など得てして物騒なものばかりになるが……まぁこれも縁というものだ。キミは伝えられた島へ向かうことになった。

GM:夜の側の馴染からお話を持ち掛けられました
誠花貴紀:なーんだ体験談持ってくればいいだけかあ
GM:それで済めばいいけどね……
誠花貴紀:ハハハ
誠花貴紀:よろしくお願いします!
GM:何やら行く先で同僚とばったりとか
GM:よろしくお願いします!
GM
GM:GMはEXstが務めさせていただきます。ブランクが長いですが、どうかお付き合いくださいませ

OP01:小さなバケーションへ

GM:シーンプレイヤー:成海信三
GM:人間性低下をお願いします
成海信三:成海信三の人間性を1D6(→ 1)減少(52 → 51)

GM:さて。学生である君にとって、10月は中間テストという山場を迎える時期である
GM:秋口にも関わらずやたらと暑い日が続き。最早冬の時期が見え始めるという地球の守護者にもどうにもならない事態を受けながら
GM:教室にチャイムが鳴り響く。最後のテストが終わり、用紙を集める音と悲喜こもごもな声が教室に響き渡った
男子生徒:「うっへぇ……やっと終わった。どうだったよ信三」早速友人のクラスメイトが声をかけてくる
成海信三:「ふっふっふ……」不敵に笑って、
成海信三:「補習はギリ回避かな……」遠い目をして窓の向こうの空を見上げる。
男子生徒:「ゲーセン通いしといてそれなら十分だろ……」
男子生徒:「まぁいいじゃねぇか。もう少しすりゃ連休だぜ」
GM:今年はテスト期間が終わり、10月後半には祝日と学校の記念日が運よく重なったことで月影高校は纏まった休みになる
GM:そのせいか教室内では休日の予定を話すグループもいくつか見られた
成海信三:「マジでマジでよ。これを心の支えにして生きてきたってモノ!」
成海信三:「何すっかなぁ。確か昴は別で用事あるとか言ってたし……他の知り合いに声かけてみっかなぁ」
真島みなぎ:「楽しそうだね。まぁ言ってるのは暇人宣言ってとこだけど」
GM:会話に割り込んでくる顔がひとつ。クラスメイトの真島みなぎだ
成海信三:「なになに。いきなり割り込んで来て言うじゃん真島ちゃん」
成海信三:「それとも俺ら暇人の救いの女神になってくれたりすんの?」冗談半分で茶化すように尋ねる。
真島みなぎ:「んっふふ。女神なんてまた」気安い態度で友人も多く、君を含めたグループでは相応に好感を持たれている
真島みなぎ:「でもヒマつぶしの種なら用意できるかな? 聞いてみる?」
成海信三:「それを世界じゃ女神って言うヤツだよ! もちもち! バリバリ興味あるね!」
男子生徒:「落ち着けハリキリボーイ。迂闊に行くと鉱山で労働させられたりするぞ」
真島みなぎ:「どこの開拓時代なのよ」
成海信三:「労働条件によってはそれもまた本望ってやつ、クラスの中に片手より多く居そうなんだけど」
真島みなぎ:「まぁ労働ではあるかな。ちょっとしたアルバイトなんだ」
真島みなぎ:「あたし、一人暮らししてるんだけど話してたっけ?」
GM:真島みなぎは高校のない離島出身で、都内のアパートで独り暮らしをしている。この話自体は有名なものだ
成海信三:「大変そうだけど楽しそうだよな、一人暮らし」ダチ呼んで泊まり込んで桃鉄とかできるし。
真島みなぎ:「男の子は憧れるよねそういうの」
真島みなぎ:「それでね。この時期ってあたしの実家の方で、ちょっとしたお祭りやってるんだ」
真島みなぎ:「あんまり有名じゃないけど、島の人達みんなでやるから盛り上がってね」
真島みなぎ:「いつも手伝いであたしも帰ってるんだけど。よかったら手伝いに来てくれない?」
真島みなぎ:「ちゃんとバイト代も出るし、作業終わったら後は遊んでていいから」
男子生徒:「確か真島の実家、伊豆大島のちょっと先くらいだっけ。……リゾートっちゃリゾートだな」
成海信三:「どう思うよ識者氏。いい労働条件に思えますが?」マイクを渡すポーズで男子に意見を仰ぐ。
男子生徒:「覚えてるか。今年は海に行こうとしたけど暑すぎて外に出ることすら不可能だったんだぜ」
男子生徒:「ちょっとした小遣いと都会から離れた島で一時。……いいじゃねぇか」にやり
真島みなぎ:「邪な顔してるー」
成海信三:(そもそも真島ちゃんと旅行に行くって奴がもし一人だけだったりしたら……メチャ許せねぇよなぁ?)男子にこそこそ。
男子生徒:(そうだよなぁ。意外と人気あるし、あいつら紛れて紅葉狩りしたんだ! とかやられたくねぇなぁ)
GM:なお他に数名、女子と男子には声がかけられている
成海信三:(つまり実質一択!!)
成海信三:「はいはい! 行きます行きます!! 詳しいことは後で連絡してくれよな」
真島みなぎ:「そんなはしゃがなくても……うちの島、なんもないから期待しすぎないでね?」
真島みなぎ:「はい、じゃあグループ作るから連絡先お願いね」スマホを差し出して
成海信三:「うぃ~」連絡先ゲット!
男子生徒:「いやぁいい思い出になりそうだなぁ!」
成海信三:「うはは、楽しまねぇとな!」
GM:かくして年末を見据え始めた頃。学生たちの思い出作りが始まろうとしていた
GM:窓の外は、夏めいた日差しに微かな秋の気配を含んだ風が吹く

GM:成海君には【SA:彼女の力になる】をどうぞ
成海信三:もち! なるぜ!!
GM:エゴロール申請もあればどうぞ
成海信三:流石に「抜け駆けする奴いねぇよなぁ!?」を「悪を見過ごせない」と言い張るのはアレなので
成海信三:今回はなし!
GM:悪(青春の)
GM:OK!

OP02:一触『発』

GM:シーンプレイヤー:雨宮紫炎
GM:人間性低下をどうぞ
雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を1D6(→ 4)減少(51 → 47)

GM:各地に存在する対魔組織の中でも、ブラックコートほど巨大で苛烈な組織もないだろう
GM:キリスト教を筆頭に各宗派をまとめ上げて作られた超教派的組織には、その巨大さゆえに“人間以外”のものも含んでいる
GM:時計の暦は日付が変わるのも近い。雨宮紫炎が向かう先は池袋西口から進んでしばらくの位置にある雑居ビルだ
GM:──魔界ドミニオンから地球を訪れた悪魔の一人が、ここにいる。ブラックコートを介して貴方にその情報が与えられ、討伐の任が下された
GM:ビルの前からでもわかる。三階、窓をフィルムで覆われた場所からむせ返るような力の流れを感じ取れるだろう
雨宮紫炎:すぅー、はぁー、と深呼吸を三度繰り返し、ビルを見上げ
雨宮紫炎:「ここに、放蕩の魔が……間違いないですね。この力、放っておくわけにはいきません。」
雨宮紫炎:「神の御心のままに、魔を討ち果たします。」
雨宮紫炎:すっと指で十字を切ってから、ビル内に突入します
GM:決意を込め、ビルへと踏み込もうとしたその時に。快音が響いてくる
GM:同時。見上げていた三階から、何かが窓を突き破り落ちてきた
雨宮紫炎:「ほへ。」 突然のことに、気の抜けた音を喉から発しながら見上げる
雨宮紫炎:そして咄嗟に受け止めます
GM:どすん! 落下速度を加味して、腕に響いてきたのは相応の重量物であった。半魔でなければ受け止めきれなかっただろう
雨宮紫炎:「おっも……!?な、何!?」 ずしん、と腰を沈めつつ
GM:──落ちてきたのは女性だった。齢は20代ほどか、派手な衣服に身を包み煌びやかなアクセサリーが街灯を受けて輝く
GM:最も。白目を剝いて脱力した上、破ったガラス片で傷ついた体は見るに耐えないかもしれない
雨宮紫炎:「うわ、これは酷い傷……!す、少し待ってくださいね!」
雨宮紫炎:ブラックコートの癒やしの祈りを捧げ、傷を治してみます
雨宮紫炎:メジャー - 《神の癒やし》(コスト:3):対象の【FP】を【加護】+1d6回復し、BSを一つ回復
雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を3減少(47 → 44)
GM:外傷はあくまで物理的なものだ。魔の治癒魔術を以てすれば、治すことは容易い
GM:傷口は消え、呼吸も整う。女性は眠るよう安らかな表情に変わってゆく
雨宮紫炎:「神の御心のままに。主よ、傷つきものを癒やし給え……」
雨宮紫炎:「……よかった。傷は治りましたね。でもこのビルから落ちてきたとなると……」 割れたビルの三階を睨む
????:「──あっれ。こんなことあるんだ、マジで」
GM:雨宮さんが見上げた先。一人の青年が窓から顔を覗かせていた。目が合う
GM:そのまま身を乗り出し──飛び降りた。三階の高さを感じさせず、軽やかな着地音が届く
シュバータル:「おいおいおい。酔いも一瞬で冷めちまうとは思わなかった」
シュバータル:「漂白剤だか消臭剤みたいな真っ白いクソッタレの匂い垂れ流してるとは。天使様は随分お優しいんだな」
GM:一目でわかる。目の前の男はその本質を隠そうともしていない
雨宮紫炎:その言葉にきっと、目を怒らせ
雨宮紫炎:「“放蕩王子”シュバータル。なぜ私がここにいるかわかりますね?」
雨宮紫炎:「元来、悪魔と天使というものは相容れぬ存在。それだけでも相対する理由ともなりますが」
雨宮紫炎:「それ以上に貴方の立ち振舞は、私が天の御使いでなくても許せたものではないです。」
雨宮紫炎:「あやうく今も、一人の命が消えそうでしたし」
雨宮紫炎:その不愉快な言葉に、真っ向から怒りの感情を返す
シュバータル:「楽しみたいって言うから遊んでやっただけだってのに。ま、人間にはちょっと刺激強かったか」
シュバータル:「しかしさっきの聖句、ブラックコートだろ。羊飼いを導いてたら自分が羊になってる変わり者を寄越すとは」
シュバータル:「出会いが違ったらその羽染めてやってもよかったかもな──」
シュバータル:楽しげに。同時に忌々しく、立てた指先を雨宮さんに向ける
雨宮紫炎:「生憎と、その誘いは決して交わらない平行線上にありますね」 否、と首を横に振る
雨宮紫炎:「私は天からでは見えぬ、隠れてしまう人を救うためこの地へ足をつけました。それを堕天、と呼ぶならそうなのかもしれません」
雨宮紫炎:「ですが、人を救うためという信念はどこにあろうと変わりませんよ。貴方の遊び、とは決して交わりません」
雨宮紫炎:力強く睨み返し、いつでも銃を撃てるように構えをとる
GM:BANG、と呟き。銃を撃つ仕草を取る。それだけだ、魔力の収束も攻撃の予兆もない
シュバータル:「いやよかった。俺もちょっと気が立ってたのか、話せて落ち着けたよ」
シュバータル:「勢いに任せてじゃなく、しっかり見て殺せる」
GM:……いまの仕草に攻撃の要素はなかった。だが
GM:空から。何か轟音を伴い、飛来する気配がある
GM:──一発のミサイルが池袋の空を切り裂き、雨宮さん目掛けて突っ込んでくる!
シュバータル:「花火をどうぞ、天使様!」
雨宮紫炎:「なぁ!?」 驚きながら避ける体勢を取り
雨宮紫炎:「……いや、避けたらまずいですよね!」 天使のみ扱える銃で、ミサイルを空中で撃ち落とそうとする
GM:天使銃の数発を受け、夜空に爆炎が咲く。周囲を轟音と光が照らし、周辺建物の窓ガラスが粉砕して舞い散る
GM:バックアップに入っていたブラックコートの構成員達により、周辺にアンノウンマンはいない。そこは救いだろう
GM:だが──炎と光に紛れるように。目の前にいた男は消えていた
雨宮紫炎:「あっぶなぁ……!流石にけが人を抱えた状態で避けるわけには行きませんでしたけど……!」
雨宮紫炎:「って、逃げ足はやっ!!もういないじゃないですか!」
雨宮紫炎:くそっ、と地面を蹴った後に自分の抱えている女性に目を落とし
雨宮紫炎:「……でも今は追跡は中止ですね。この方の安全が最優先です。……取り逃がした件のお怒りは覚悟しないとなぁ……」
雨宮紫炎:へにゃん、と力なく肩を落とした
GM:幸い、上司の揚羽切人からの𠮟責は抑えめであった。
GM:市街地での交戦は想定していたが、行われた攻撃の規模を考えれば最小限に抑えたとも言えるだろう
GM:とはいえ、貴方は継続して“放蕩王子”シュバータルを追跡し、討てと指令が下る
GM:……その行き先と思われる場所は、池袋より離れたある島だった

GM:【SA:シュバータルを止める】を配布します。同時に絆申請やエゴチェックあればどうぞ
雨宮紫炎:そうですね。一応エゴ:人間を救いたいで罪の申請をしておこうかな……?
GM:OK。アーツまで使ってますからね、罪1点どうぞ
雨宮紫炎:ありがとうございます!
雨宮紫炎:今のところは以上で。

OP03:消えた質量

GM:シーンプレイヤー:伊達望
GM:人間性低下をお願いします
伊達望:58-1d6
BeastBindTrinity : (58-1D6) → 58-5[5] → 53

伊達望:OK

GM:世界各地で活躍するR.E.L.I.C.エージェントは、あらゆる危険な遺産の封印・破壊のため急な呼び出しも珍しくはない
GM:今回のように前日声がかかったのはまだマシな方だろう。もっとも、場所は中々に物騒だ
GM:サンシャインシティプリンスホテル。池袋においてペルソナ・ネットワークの本拠地であるサンシャイン60に併設された高級ホテル内のレストランに君は足を踏み入れている
ダーム・デュ・ラック:「招集への対応、ありがとうございます。望」
ダーム・デュ・ラック:テーブルに着いて対面。ワイングラスを傾け、R.E.L.I.C.の長は君に言葉を向ける
伊達望:「さすが。サマになってますね」
伊達望:「それで、話ってのは?」
ダーム・デュ・ラック:「ふふ。やる気がある、と見てもよさそうですね」
GM:傍らに立つウエイター……に扮したエージェントへ目を配る。
GM:伊達君にメニューを差し出すが、そこに挟まれているのは報告書だ
ダーム・デュ・ラック:「およそ一週間ほど前の話ですが。関東沖合で海底調査を行っていた我々の船が、ひとつ奇妙なものを見つけました」
伊達望:「奇妙なモノ?」偽装された報告書をめくりながら、相槌を打つ。
伊達望:その指が、一カ所でぴたり、と止まる。
GM:見れば。沖合にて海中にレーダーに感あり、それは航行中の艦船ではなく
ダーム・デュ・ラック:「観測機器を信じるなら、およそ1km近い質量の反応が現れました」
ダーム・デュ・ラック:「調査船は主要任務を一時中断し、捜査を開始しましたが。周辺海域への影響は全く見られず」
ダーム・デュ・ラック:「それどころか、反応そのものが消失。現在に至るまで再度捉えることもできずにいます」
伊達望:「1キロ!?ていうと……」
エージェント:「無論、軍部などの秘密裏に行動する艦艇も調べましたが。当然のようにシロ」
ダーム・デュ・ラック:「それに、海中でそれだけの物体が転移したと仮定しても影響が全くないのは考えられない」
ダーム・デュ・ラック:「貴方を呼んだ理由があるということです。遺産、あるいはそれに準ずる何かがある」
伊達望:「なるほど。確かに、その大きさの物体が一瞬で消えるなんてのは普通じゃねえ」
伊達望:「いや。それ以前に原子力潜水艦のゆうは10倍もある代物が普通の船や生き物なわけがなし……」
伊達望:「了解。なにがあるにせよ、MMMやNCに抑えられたらコトだ」
ダーム・デュ・ラック:「はい。守護精霊級エージェント、伊達望。貴方に指令を下します」
ダーム・デュ・ラック:「この反応が消失したのはある島の近辺でした。ひとまずそこへ向かい、調査を行ってください」
ダーム・デュ・ラック:「もし危険な遺産であれば封印、もしくは破壊を。……魔に関わるものは確かでしょう」
伊達望:「アイ、アイ。島ってのは、無人島?」
エージェント:「いいえ、安満あま島という離島です。人口は約八千、観光業は最低限行っていますがそれほど有名ではありません」
ダーム・デュ・ラック:「今回はA級エージェントと……もう一人、守護精霊級の人員を送ります」
伊達望:「ふーん。……伊豆の近く、ね」
伊達望:「住民がいるってことは、いつも通り撮影隊クルーのテイで行くってことか?」
伊達望:「おお!そいつは心強い」
ダーム・デュ・ラック:「ええ。カヴァーを含めて、詳しくは後程改めてリストを渡します」
ダーム・デュ・ラック:「望。貴方の力は信じていますが、どうか気を付けて」
伊達望:「なに、大船に乗ったつもりでいてくれよ」
伊達望:「相手が何であれ、対応力って点じゃ間違いなくオレが適任だろう。とはいえ」
伊達望:「相手の正体もわからねえ以上は用心深く立ち回るさ」
GM:RE.L.I.C.の長は安心した笑顔を見せ、ナイフとフォークを手に取る
GM:戦いを控えての晩餐は、穏やかに。戦士を見送るために始まった

GM:【SA:謎の反応を探し出し、対処する】をどうぞ。そして絆エゴ申請あれば
伊達望:まだ様子見でー!
GM:OK

OP04:渡りに船

GM:シーンプレイヤー:誠花貴紀
GM:人間性低下をお願いします
誠花貴紀:誠花貴紀の人間性を1D6(→ 1)減少(54 → 53)

GM:池袋の一角に居を構えるバー、ルーナン。
GM:魔物と人間が共に酒を交わし、穏やかな時間を過ごす……魔の争いが絶えない池袋で数少ない非武装地帯だ
GM:ここでの会話が他者に聞かれることはない。そのため、多くの者が取引や願いのためにここを使うことも多い
GM:貴方がここで丸テーブルを前に座っているのも、そういう理由だ
内藤純也:「ごめんごめん。お待たせ」
内藤純也:貴方を呼び出したフリージャーナリストの内藤純也が、謝罪を伝えながら対面に座る
内藤純也:「忙しいだろうに悪いね。来てくれてありがたいよ」
誠花貴紀:「忙しくなりたくないんだけどねー、俺は」
GM:彼が流れるようにカクテルを注文する。間を挟まずに、ジントニックのロンググラスがテーブルに置かれた。ウェイターもいないのだ
誠花貴紀:「たまの息抜きですよ、っと」
誠花貴紀:ちびりちびりとハイボールをやっている。庶民的!
内藤純也:「映画会社も大変だね。あちこち飛び回って」R.E.L.I.C.のカヴァーを示しながら
誠花貴紀:「ハハハ。そーそ。俺に向いてないのなんのって」
誠花貴紀:「早く後進に道を譲りたいですよ」
内藤純也:「ははは。そう言ってると大体辞められないもんだよ」
誠花貴紀:「まーじでー?そうゆージンクスあんの?」
誠花貴紀:「じゃー俺一生やめなーい!」机に突っ伏して駄々をこねるように言う。
誠花貴紀:26歳である。
内藤純也:苦笑しながらカクテルを飲み干す。夜は冷えるとはいえ、日中の日差しはまだ強い
内藤純也:「さて、それじゃ本題に入ろう。頼みって言うのは俺の仕事についてなんだけど」
内藤純也:「安満島、って知ってるかい? 伊豆諸島に近い大き目の離島」
誠花貴紀:「あー……聞いたことはあるっちゃあるかなあ」
誠花貴紀:「そんなに映えない事件がないってことで特にチェックはしてないけど」
誠花貴紀:「なんかあるの?」
GM:彼がカバンの口を開き、プリントされた紙束をテーブルに取り出す。
GM:安満島。人口は約九千人、島の規模は約70km。伊豆諸島の御蔵島と八丈島の中間ほどに位置する島だ
GM:本土から来た人向けの旅館などは整備されているが、観光地として有名な大島などに比べると距離があることも含めて旅行先としてはマイナーである
GM:とはいえ、彼の仕事は旅行ライターではない
内藤純也:「実はスケジュールがバッティングしちゃってさ。この島でひとつ記事を上げなきゃいけないんだけど、どうしても外せない話が来てるんだ」
誠花貴紀:「おいおーい、しっかり頼んますよおにーさん。スケジュール管理、大事よ?」
内藤純也:「だから君に行って欲しいんだよ。体験談というか、写真撮ったり見てきたこと教えてもらえればいいからさ」
内藤純也:「……ここ、ちょっと気になるっていうか」
誠花貴紀:「そこで俺ってわけー?俺専門でもなんでもないよー?」
誠花貴紀:「気になる?」
内藤純也:「ああ。安満島については、別件で調べものしてる時に知ったんだけど」
GM:取り出した手帳をめくりながら、彼は眉根を寄せて話し出す。
内藤純也:「その資料の通り、結構な規模の島なんだよ。だけど……古い文献を当たってる時」
内藤純也:「“記録”がないんだ。例えば、八丈島には1600年に宇喜多秀家が島流しにあったとかそういう話があるし」
内藤純也:「更に遡れば、平安時代に源為朝が訪れてるって記した資料もある」
誠花貴紀:「なのに、安満島にはその類のお話がない、と」
内藤純也:「そう。これだけの規模なのに、通りがかった人間が残した話が一つ二つあったりしてもいいだろう?」
内藤純也:「伊豆諸島に近いなら交流だってあったはずだ。でも、一切そういったものが見つからなかった」
内藤純也:「まるで突然現れたみたいなのに、俺達は安満島っていう存在を受け入れてるんだ」
誠花貴紀:「ふーんむ。そりゃ、妙な話だ」
誠花貴紀:「今までこの島についてウチがノータッチだったのも含めてね」
誠花貴紀:認識阻害かなあ、とか呟きながら。
内藤純也:「俺としても頼める相手は君くらいでさ。……どうかお願いできないかな」
内藤純也:「当然、関連した経費は全部こっち持ち。なんなら土産代とか出すから」
誠花貴紀:「おー、お土産ね」
誠花貴紀:「………俺ひとりで行かなきゃだめかな?」
内藤純也:「一人二人くらいならまぁ……ギリギリ……」そう唸りながらも返す。フリーというのも悩みどころなのだろう
GM:と。交渉の最中、誠花さんのスマートフォンが着信を告げる
誠花貴紀:「お。ちょっとごめん、こいつぁ……」
誠花貴紀:「出なきゃダメなやつだな。ごめん、ちょっと待ってて」
誠花貴紀:言いながら着信に出る。
エージェント:「お疲れ様です誠花さん」聞き馴染みのあるエージェントの一人の声が響いてくる
誠花貴紀:「おー、そっちもお疲れさん」
エージェント:「緊急の案件です。守護精霊級エージェントとして、招集がかかりました」
誠花貴紀:「その守護精霊級ってのいまだに信じらんないんだよな……じゃない、何何?」
エージェント:「エージェント伊達望と共に、関東の安満島へ向かい調査をお願いします。プランはAの撮影チームとしてカヴァーを用意します」
エージェント:「詳細は追ってそちらへお送りしますので確認を。それでは」
誠花貴紀:「安満島あ!?まじで?」
GM:矢継ぎ早に伝えられた後、通信が切れる。同時に転送される出発日時やスケジュールと島の資料
誠花貴紀:「あっ、ちょっ、ちょ……」
誠花貴紀:「話が………早い!!!!!」
内藤純也:「な、なんかあった?」
誠花貴紀:「んー」
誠花貴紀:「サツエイ・・・・のオシゴト。どうやら、純也の手を煩わせることはなさそーだよ」
誠花貴紀:「目的地は安満島。これでお前のかけるコストは爆安ってわけ」
内藤純也:「嬉しいやらなにやら……思ってたより、ヤバい話だったのか」
内藤純也:「今更俺が言うのもなんだけど。気を付けてな」
誠花貴紀:「あっはは。まあひとりじゃないならなんとかなりますよーと……」
誠花貴紀:「しょーじき、うん。けっこーすごく。おっかないけどね」
誠花貴紀:そう言ってウインクする姿は、人を蠱惑する夢蝕みそのものだった。

GM:【SA:島に伝わる噂を検証する】をどうぞ。絆エゴ申請あれば!
誠花貴紀:はーい!まず絆!
誠花貴紀:シナリオ絆で内藤純也/友情。 愛+1
誠花貴紀:そしてエゴロール!
誠花貴紀:「誰かのそばにいたい」ひとりはやだよー
GM:OK。罪1点どうぞ
誠花貴紀:誠花貴紀の愛を1増加(2 → 3)
誠花貴紀:誠花貴紀の罪を1増加(0 → 1)
誠花貴紀:いただきました!

MD01:同級生+おまけ、会す

GM:シーンプレイヤー:成海信三
GM:合流シーンです。登場PCは人間性の低下を
誠花貴紀:誠花貴紀の人間性を1D6(→ 3)減少(53 → 50)
雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を1D6(→ 1)減少(44 → 43)
GM:既に差が大きい
伊達望:53-1d6
BeastBindTrinity : (53-1D6) → 53-4[4] → 49

成海信三:成海信三の人間性を1D6(→ 6)減少(51 → 45)

GM:中間テストから待望の連休に入り、めでたく真島みなぎ案内の元で月影高校御一行は安満島に向かった
GM:格安チケット故の船旅だったが、そこは若さでカバーし(一部船酔い)。夜をまたいで昼に港に到着
GM:島に唯一の旅館へ向かうため、成海君とその友人たちはミニバンに揺られていた
男性:「いやぁしかし、みなぎちゃんも友達大勢作れててよかったなぁ。賑やかで帰ってくるとは思ってなかったよ」運転席の中年男性が後ろに座る君達に声をかける
男性:「バイトってことだけど、みんな大丈夫かい? 船とかあんまり乗らないし慣れないだろ」
成海信三:「そこは若さと根性で。ちょっと寝ればたぶん皆元気になるんで平気っす」
真島みなぎ:「みんな思ったよりはしゃいでたもんね……あたしは揺れるの慣れてたけど」
男子生徒:「うぇ~信三、ちょっと窓開けて窓」
真島みなぎ:「成海君はタフだねぇ」
成海信三:「席変わるか? ここで吐くなよ?」風を入れてやる。
成海信三:「ま、色々とね。遊んでるダケに見えて体力作ってたりとかすっから」へらりと笑う。当然、半魔なのは内緒だからだ。
真島みなぎ:「頼りにさせてもらうよ。作業は明日からだし、今日はのんびりしといて大丈夫だから」
GM:港からしばらく道なりに進み、商店街を通り抜ける。車が坂道を登っていくことしばらく
GM:ミニバンが大きな門構えの屋敷の前で止まった。運転手の男性曰く、過去に島のまとめ役が使っていた建物をリノベーションして旅館にしたものだそうだ
GM:ぐったりとした同行メンバーは先に部屋まで案内され、みなぎと成海君はロビーに当たる本館に進んでゆくと
GM:すれ違う人々が妙に多いことがわかる
成海信三:「……祭りって、準備の段階からそんな盛り上がんの?」
成海信三:「結構満員オンレーって感じだけど」
真島みなぎ:「いや……そんなこともないし、普段はガラガラに近いんだけど」
GM:戸惑ったように見回すみなぎ。その動きが、突然一点を見て固まった
成海信三:「どしたの真島ちゃ……ん?」視線の先を追う。
雨宮紫炎:ロビーの片隅で旅行鞄に腰掛けながら息切れしながら
雨宮紫炎:「…………ん?」 と視線を感じる
雨宮紫炎:「……あ、あれー。見間違いかな、そんなこんな島に知り合いがいるなんてことそんなまさか」 を目を擦る
成海信三:「なんでシスターさんが……? ってか、服で分かんなかったけど」
成海信三:「雨宮さん?」
真島みなぎ:「えっ。うん? ……あ、確かに雨宮さん」
真島みなぎ:シスターが古民家にいるという状況を飲み込めず、遅れて反応する
雨宮紫炎:「え、えっとぉ。成海さんと真島さん……ですよね。」 よたよたと近づきつつ
真島みなぎ:「こ、こんにちは。まさかここで会うとは思ってなかったな~」
真島みなぎ:「その恰好、どうしたの?」
雨宮紫炎:「え、あ、えーっとぉ……そのぉ……」 目を中空にしばし彷徨わせた後に
雨宮紫炎:「……あ、えっと、布教?です。格好通り。キリスト教って結構熱心なんですよ?」
真島みなぎ:「布教」思わず成海君の方を見る
成海信三:「ここより池袋で声かけた方がよくない……? いや、あっちだと真面目に取り合ってくれる人少ないんかな……?」
雨宮紫炎:「う゛」 思わず変な声を上げる
成海信三:「ともかく、ここまでおつかれおつかれ。なんかお祭りもあるっぽいし、布教? 上手くいくといいよな」
雨宮紫炎:「私としては、貴方達がいることが驚きなのですが……あ、もしかして逢引というやつですか?」 真顔で問う
成海信三:「そうだったらガッコで自慢できたんだけどね」
成海信三:「グループ旅行、そんでもってバイトって感じ。ダチは船酔いでダウンして先に部屋で休んでるよ」
真島みなぎ:「何言ってるのもー!」ばんばん。いきなりテンションが戻って雨宮さんの背中をはたく
雨宮紫炎:「ぐえっ」 到底女の子が出してはいけない声を出して唸る
真島みなぎ:「な、成海君。あたしは受付してくるから。雨宮さんも……何もないところだけど、ゆっくりしてね!」
GM:みなぎはぱたぱたとスリッパを鳴らして小走りに去ってゆく
雨宮紫炎:「偶然って怖いですね。」 ぼそっと
成海信三:「とんでもねぇ偶然というか……旅行の話とか聞いてたんなら、一緒にくればよかったじゃん? バイト代貰えるらしいし」
雨宮紫炎:「あ、いえ……一応聖職者たる者、そちらのほうが優先なので……というよりもこの島に来ることも聞いていませんでしたし」
雨宮紫炎:「私がここに来ることも、まぁ偶然というか、なんというか……」
成海信三:「高校生より聖職者としての立場が優先って……」
成海信三:「なんかカッケーな! やること定まってる~って感じで」
雨宮紫炎:「そ、そうですか?私は人助けが趣味……趣味?みたいなものなので定まっているかって言われると……」
成海信三:「なおさらカッケーくね? 心からやってるってヤツだし」
成海信三:「よくわかんないけど、泊ってる他の人とかに布教すんのかな。あっちの人らとかにも?」
成海信三:そう言って、自分達とは違う便でやってきたらしいグループに目を向ける。
誠花貴紀:機材らしきものを持っている男性二人。
伊達望:「ほーお、なかなかいいとこじゃないの」
伊達望:旅館の中を見回しながら。
伊達望:「海は綺麗だし活気もあるし、さすが隠れた名所ってとこか?……お」
誠花貴紀:「そうだねー、こういう落ち着ける場所があると俺も嬉しいし」
誠花貴紀:返事をする男は浮世離れした長い白髪にくすんだ色のコートを着ている。
伊達望:よく見知った二人に目を向けて。
伊達望:「成海!それに紫炎も!お前ら、なんだってここに?」
誠花貴紀:「あれ、伊達くん知り合い?」
伊達望:「同級生です」そう言ってから、やや声を潜めて「俺の知る限り、片方は“こっち側”」成海の方へ視線を寄せて。
雨宮紫炎:「えーっとぉ……伊達さんまでどうしてこの島に……?(なんで知り合いが増えるんですかぁ……)」 内心困惑し、顔にも出ている
雨宮紫炎:「それにお隣の方は……?」
誠花貴紀:ふんふんと伊達くんの言葉に頷いて
伊達望:「こっちは誠花さん。バイトの先輩てとこだ」
伊達望:「そういうわけで、こっちはバイトよ。バイト」
誠花貴紀:「誠花貴紀です。まあ、こんなナリだけどごくフツーのおにーさんなんで」
誠花貴紀:「気軽に誠花おにーさんって呼んでくれていいよ〜」
誠花貴紀:「なんちて……」
誠花貴紀:ちょっと慣れないことを言ったので視線を落として赤くなっている。
成海信三:「あ、マジなノリではない感じか。よろしく、誠花さん」
成海信三:「キレーな人だな~って思ったけど、なんかそういう仕事ではないんすね」
誠花貴紀:「あっはは……どーもどーも」外見を褒められるのにいまだに慣れていない
誠花貴紀:「映像撮影に来ててね。キレーな画が撮れるよーって。穴場らしいんだよね」
雨宮紫炎:「誠花さん、ですね。よろしくお願いします。」 ぺこっと頭を下げて
雨宮紫炎:「えーと、その、キリスト教に興味あったりは……しませんか……?」 一応立場上の仕事を果たす
誠花貴紀:「………あっ、コスプレではないんだ」
雨宮紫炎:「い、一応本業です。」
誠花貴紀:「いやー、なんてゆーか。俺はあんまりそぐわないと思うからさ」
誠花貴紀:「他の人に声かけて、ね?」
伊達望:「おいおい、まさか勧誘のためにここまで?フェリーくらいしかない島だってのに」
伊達望:「真面目と言うかアグレッシブと言うか……」
雨宮紫炎:「あ、はい……そうですよね……」 勧誘のビラをぐしゃっとカバンに戻し
雨宮紫炎:「その、こういう休みじゃないと遠出は出来ないので……」
成海信三:「俺もびっくりしたけど。すげーやる気だよな」
成海信三:「つーわけで、なんか話聞いてくれそうな人見かけたら教えたげてくれよな、望」
伊達望:「あいよ」
雨宮紫炎:「お、おねがいします……」 頭をぺこり
伊達望:「つってもこういう小さい島だ。その手のシステムは大抵、地元で完結してるんじゃあねーかなあ」
真島みなぎ:「お待たせ……って」
真島みなぎ:「増えてる! 伊達君まで!」
伊達望:「よっ」軽く手を挙げて。
真島みなぎ:「おじさんから映像撮影の会社が来てるって聞いてたけど……」
真島みなぎ:「そっちのお兄さんも一緒かな。はい、これルームキーです」
誠花貴紀:「はい、映像撮影会社のおにーさんですよー。キーありがとね」
真島みなぎ:「成海君と雨宮さんもこれ。他のみんなには配ってきたから」
成海信三:「さんきゅさんきゅ!」ちゃりんと受け取る。
雨宮紫炎:「ありがとうございます。」 ぺこっとして受け取る
真島みなぎ:「…………」集まった一同を見つめ、わずかに口元を引き締め
真島みなぎ:「みんな事情は違いますけど。改めて」
真島みなぎ:「ようこそ、安満島に」

GM:シーンエンド、絆エゴ申請あればどうぞ
成海信三:エゴ申請は無し、絆は…… 真島みなぎ/友情で! PCのみんなにはあとで取ろう
成海信三:成海信三の愛を1増加(2 → 3)
誠花貴紀:絆はどうしようかな。
雨宮紫炎:絆……はもう少し考えて置こうかな
誠花貴紀:もうちょい後で!
伊達望:取り損ねたシナリオ絆をダーム・デュ・ラックに「信頼」で
伊達望:他はちょっと様子見!
伊達望:エゴの申請も次辺りやろうかな?
誠花貴紀:で、以上です!
GM:OKです

MD02:船、電話、買い物

GM:シーンプレイヤー:伊達望
GM:情報収集シーンです。登場PCは人間性の低下を
成海信三:成海信三の人間性を1D6(→ 1)減少(45 → 44)
伊達望:49-1D6
BeastBindTrinity : (49-1D6) → 49-2[2] → 47

雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を1D6(→ 4)減少(43 → 39)
誠花貴紀:誠花貴紀の人間性を1D6(→ 6)減少(50 → 44)
GM:雨宮さんが第一変異入った
雨宮紫炎:はい。というわけで揚羽切人の邂逅絆をエゴ化します。エゴ:放蕩王子の企みを阻止したい、で。
GM:怖い上司の絆が

GM:情報項目は下記の四つになります

・R.E.L.I.C.の調査結果/【技術】or【感情】13
・安満島とその祭事について/【感情】or【社会】12
・“放蕩王子”シュバータル/【加護】or【社会】14
・真島みなぎ/【感情】or【社会】12

GM:各々、調べる項目の宣言と共に判定をお願いします
誠花貴紀:調査結果か祭事かなー
雨宮紫炎:“放蕩王子”シュバータルですかね、順当に
誠花貴紀:伊達くんはどっち行きます?
伊達望:あ、GM
伊達望:調査振る前に
GM:押忍
伊達望:セットアップ《魔獣化》+《守護者召喚》からの《守護者同調》で振っても良いですか?
GM:アーツの使用はOKです
伊達望:ヤッタ!
伊達望:いちおうレリックの調査結果で行こうかな~と思ってます
誠花貴紀:了解ですーじゃあ祭事行きます
誠花貴紀:判定直前 - 「情報コネクション」:情報収集判定達成値+2
誠花貴紀:2BB+8%44>=12 【感情】判定
BeastBindTrinity : (2BB+8@12#2>=12) → 8[4,4]+8 → 16 → 成功

成海信三:あ、表で宣言しないと 真島ちゃんについて振ります
雨宮紫炎:2BB+10%39 【加護】判定
BeastBindTrinity : (2BB+10@11#2) → 6[1,5]+10 → 16

成海信三:2BB+11%44>=12 【感情】判定
BeastBindTrinity : (2BB+11@12#2>=12) → 10[4,6]+11 → 21 → 成功

伊達望:こっちも守護者出しつつ振ります
伊達望:まず特技の人間性低下が合計4
伊達望:これで人間性43
伊達望:【感情】で振って
伊達望:2D6+10
BeastBindTrinity : (2D6+10) → 5[3,2]+10 → 15

伊達望:突破!
GM:全員しっかり成功
GM:情報を開示します

・R.E.L.I.C.の調査結果
調査船が確認した反応は安満島から約30km地点の海中。
すぐに消えたわけではなくおよそ半径5kmの範囲をぐるぐると周り、調査船が接近したタイミングで消失した。
報告書の通り船舶などの航行記録はないが、島の周辺を調査した結果。海底に奇妙な痕跡を発見。
クレーターのように岩盤が抉れた部分があり、調査チームはこれが数百年以上の時間が経っていると見ている。
さらに海底の表層部分を採取したところガラス化した岩石が回収されたが、活動中の海底火山の類はこの近海に存在しない。

・安満島とその祭事について
10月の下旬に行われる祭事。島民の大半が参加して行うものだが、観光業としてより島の住民に向けたものである。
露店などが立ち並び、夜には灯篭が流される。一番目立つのは巫女による奉納の舞だ。
舞台の上で踊り始めた巫女は島の通りを進み、島に建つ神社の本堂に一日籠もり島の守り神からの言葉を受けるのだという。
本堂への立ち入りは厳禁とされ、巫女が翌日に出てくるまで神社の周囲は決められた家の者達が警備を行う。
また別の不思議な噂も聞く。本土からやってきた観光客が記録に残そうとカメラを構えても、その殆どはピンボケや機器自体の不良に見舞われるという。
この島では映像や音声の記録が残しづらいようだ。

・“放蕩王子”シュバータル
魔界ドミニオンからグランドツアーで地球を訪れた魔王の後継者。であるのだが、既に実家から勘当の扱いを受けている。
見た目は大人しさも感じる青年だが人間を振り回し、魔物を振り回し、短期間で池袋中に敵を作っては暴れている。
彼はグランドツアーの直前に父親が保管していた“魔界潜水艦”の設計図を盗み出しており、今回の事態に合わせてそれが発覚。
激怒した彼の父は地球ドミニオンの組織へ情報を流し、ハンターズブラッドやブラックコートが彼を討つように仕向けている。
安満島へ向かったという情報も魔界ドミニオン経由でもたらされた。しかし港や旅館にその姿は見えないため、足で探ってゆくことになるだろう。

・真島みなぎについて
月影高校に通う女子生徒。安満島出身で、高校進学と共に島を出た。
安満島では幼少から“巫女”としての立場を持ち、祭りの際に舞踊を奉納する役割を背負っている。
島を出てはいるものの故郷に対しての思い入れは強く、昨年も一時帰郷して祭りに参加していた。
……ただ、昨年は航路に台風が直撃しており。普通の手段でこの島に辿り着くことはできなくなっていた。
そして君はそのことを、今日この時になるまで違和感を覚えずにいた。

A:伊達&誠花

GM:R.E.L.I.C.のカバー企業……ロッテンベリー映画のスタッフTシャツに身を包んだエージェント達が浜辺で機材を並べてゆく
GM:表向きは役者(そんなものはいない)を待つスタッフ達という体裁で、撮影機材やモニターが簡易テントの下に置かれ。守護精霊級エージェントである君達を待っていた
エージェント:「お疲れ様です、お二方」先に動いて場を作っていた一人が声をかけてくる
伊達望:「おう。現地で観測してくれてたっつう…」
誠花貴紀:「はーいお疲れさん。いや、畏まらなくていいからね?」
エージェント:「恐れ入ります」
誠花貴紀:「いやホントに」
エージェント:「概要は聞いていらっしゃると思いますが……結局、あれからも詳しい反応は確認できずにいます」
誠花貴紀:「そーなんだ。そっちの方、俺はこっち来てから聞いたばっかりだからなあ」
誠花貴紀:「伊達くん、もうちょいなんか知ってる?」
伊達望:「島から30kmのあたりに出たって話だったかな。おれの能力で詳しく調べることもできるが」
伊達望:「ちと遠いな。ボート出せるかい?」
エージェント:「それも考えていたのですが。どうも、島の船が周囲に散らばるよう出ているようです」
エージェント:「祭りの準備だと推測はできるのですが……人の目が多いので、大手を振っての調査は難しいかもしれません」
GM:チームの動きを止められたことはないが。好奇心だけではない、島の人々からの視線は感じる
伊達望:「なに、一種の透視ってやつ?」
伊達望:「ポイントの上……それが難しければ近くまで運んでくれりゃ、それでいい。見るだけなら十分、届くはずだ」
エージェント:「わかりました。では、少しお待ちを」

GM:海上撮影という理屈付けで最低限の人数を乗せたクルーザーが海の上を走ってゆく
GM:途中、漁船からの視線を受けながらも明確に声をかけられるということはなく。穏やかな波の中、目標地点に到達するのは容易かった
エージェント:「ここがほぼ中心地に近いです」
伊達望:「助かるよ。それじゃ、調べてみよう」そう応えると、意識を集中させるように目を閉じる。これは一種の演技でもある。
伊達望:その身体から、半透明の像力あるヴィジョンが海中へ潜り込むように抜け出し、潜航する。
誠花貴紀:「ん……?」眉を顰める。
誠花貴紀:同じ調査チームということで、情報共有のためもありついてきている。
伊達望:「けっこう深いな。世界最大規模のクルーズ船より2倍もする“なにか”が泳いでたんだから当然か。これは……」
伊達望:守護者の持つ感覚の目を通して、共有する視界にクレーターのように抉れた岩盤が見える。
伊達望:「面白いものをみつけた。あとで描いてみよう。それと……」意識を深く守護者の操作に集中する。
伊達望:自分の守護者はあまり長距離で出力を発揮できるタイプではない。念力のようにものを動かしたり、掴んだりはできても
伊達望:10mを越えた時点で、魔物はおろか人間さえ小突く程度のパワーを発揮させるのがやっとだ。
伊達望:「比較的浅い部分の海底で……これは……」
伊達望:ふ、と目を開け手を開く。そこには、これまで無かったはずのガラス化した石片が握り込まれている。
誠花貴紀:「わお」
エージェント:「これは……海底の?」
伊達望:「ああ。何かまではわからねえが、その一部らしい。詳しい調査は任せたぜ」
伊達望:告げながら、石を渡し、代わりにスケッチ帳と鉛筆を受け取る。
伊達望:開いた紙の上で、自動筆記めいて腕が勝手に動き出す。厳密には守護者が腕に同化して動かしているのだが、それを目にすることは困難だろう。
誠花貴紀:「すごいなあ」素朴な感想。
伊達望:「これが視えたものだ。月面にそっくりだが、空でも落ちて来たのかね?」
伊達望:「ま、超能力者イレギュラーですから?搦め手の利く能力じゃないが、念視にキネシスなんでもござれよ」
誠花貴紀:「クレーターじゃん。正体不明の存在と同時期にできたのかな」
誠花貴紀:「いいなー超能力。俺も変わるんならそのぐらいがよかったなあー」
エージェント:「目の当たりにすると、凄まじいものがありますね……」
エージェント:「実のところ島に近づくほど、機器の調子が悪くなっていまして。特にカメラなどの観測機が顕著なのです。こうして確認できたのは僥倖でしょう」
伊達望:「ほう!そりゃますます怪しいな」
エージェント:「そちらの端末はどうでしょう?」誠花さんに尋ねてくる
GM:通話などはなんとかこなせるが、カメラアプリなどは使うとなぜか妙にブレて映るだろう
誠花貴紀:「あー、そうそう。端末のことで思い出した」
誠花貴紀:「ちょっとね、別件の用事もあったからさ。まず情報収集にーってことで『糸電話』作ってたのよ」
誠花貴紀:「こう、『糸』をね。島の中にひゃーって張り巡らせてさ」人差し指でしゅるしゅると線を描く。
伊達望:「糸電話ァ?……あっ!?」
伊達望:人差し指から伸びた魔力の糸に驚愕の声をあげる。
誠花貴紀:「それを回収したのがコチラ」コイル型糸巻きに煌めく糸が巻かれている。
誠花貴紀:「詳しいことはコレ額にでも当てて目を閉じれば夢みたいにわかるけどさ、さっきのこと説明するなら」
誠花貴紀:「前からだよ。祭りの時に本土の人間がカメラとかで記録しようとするじゃん?」
誠花貴紀:「映んないの。ピンボケしちゃったり機器が不調になっちゃったりしてさ。映像も音声もそれでダメ」
伊達望:「……なるほど。それが事実なら、機械の異常は土地自体の持つ『力』ってことか」
伊達望:「権能と言い換えてもいいが……この島の祭事って、どういうやつなんだっけ?」
誠花貴紀:「大体はオーソドックスなもんだよ。ただ、巫女さんが奉納の舞やるんだけど」
誠花貴紀:「そこから神社の本堂に行ってね。籠ってお告げ受けるんだってさ」
誠花貴紀:「出てくるまでは立ち入り厳禁。……観光向けではないってカンジ」
誠花貴紀:「……まあ、俺としちゃーこのぐらい持って帰ればバイト分は仕事したかなって思ってるけど」
伊達望:「“夜”の匂いが濃い現象が起こる場に、神事の側面もある地元のお祭りか」
伊達望:「ここはまだ、神さまが生きてる土地なのかもな。それか、眠りの中でなお周囲に影響を及ぼすタイプか……」
伊達望:「掛け持ちスか?」
誠花貴紀:「どっちかはわかんないけど、これらの現象が繋がってるかバラバラかはまだわかんないんだよなあ。いやーなことにならなきゃいいんだけど」
誠花貴紀:「あーうん、掛け持ち、ていうかお手伝いっていうか。友達のね」
エージェント:「……こちらのクレーターも、スケッチの限りでは最近できたというより、随分経っているようですね」
エージェント:「一度、陸地へ戻りましょう。お二人のお陰で別の発見も生まれそうです」
伊達望:「なら、来た甲斐があったってモンだ」
伊達望:「なにがあるにせよ、あいつらも妙なことに巻き込まれてねえといいんだがな」今まさに帰投するように引き返す島へ視線を向けながら。

B:雨宮

GM:海に出て調査を続ける二人に対し、陸地の調査……雨宮紫炎の目的である悪魔の捜索は芳しくはなかった
GM:そもそも離島といっても相応の広さで、クルマも運転できない未成年が歩き回って調べるなど無理がある
GM:かくして“布教”を終え、旅館に戻った君を仲居さんが呼び止めた
仲居:「雨宮様、お電話が来ております。お相手は……揚羽様と名乗っていらっしゃいます」
雨宮紫炎:「……は、はー。揚羽様からお電話ですかぁ……揚羽様って言いました今!?ちょ、ちょっと今すぐ出ますので!」 疲れ目が一気に覚醒する
GM:電話の子機を差し出し、仲居さんはすぐに引っ込む
雨宮紫炎:「は、はいぃお電話変わりました忠実な聖職者の雨宮ですっ!」 何言われるんだろうとビクビク
揚羽切人:「随分と新しい挨拶を考えたものだが……」
揚羽切人:電話口の向こうはあまりの勢いに苦笑気味だ
揚羽切人:「まぁ君の勤勉さは理解している。その様子だと、しっかり動いているようだな」
雨宮紫炎:「い、いえ!何も成果がないとかそういうことは特にありませんので何も問題はありません!しっかり働いてます!」
雨宮紫炎:「そ、それで一体この私に何用で御座いましょうか……?」 おずおずと聞き出す
揚羽切人:「気にせずともいい。……情報のリークがあり、あまりめでたくはないことを伝えるが聞いてもらおう」
雨宮紫炎:「いえ、今まさに最も欲しいのは情報ですので、大変助かります!」 見えていない電話口に向かって頭を下げる
揚羽切人:「ああ。……池袋で君がシュバータルと遭遇した際、ミサイルを撃ち込まれただろう」
揚羽切人:「普通に考えてもおかしな話だが……協力者に“機械人形そういう連中”がいればまだおかしくはない」
揚羽切人:「だが、事態はもっと深刻だ。“魔界潜水艦”……知っているかね?」
雨宮紫炎:「魔界潜水艦……聞き覚えはあります。」
雨宮紫炎:「次元間を潜航する、魔海の支配者。神出鬼没とも、堂々たるやとも言われているとかなんとか」
揚羽切人:「ああ、君達の故郷たる天界ドミニオンに対抗する超兵器。魔界においても最高機密と言われるその設計図を、やつは盗み出していた」
揚羽切人:「なぜシュバータルが安満島へ向かったとすぐに判明したのか。……彼の御父上がそう教えてきたのだよ」
雨宮紫炎:「御父上が?……やり過ぎた息子への厳しい懲罰、と言ったところでしょうか。」
雨宮紫炎:「確かにいくら息子と言っても、最高機密を持ち出すのは目に余ったというやつでしょうか……」
揚羽切人:「“魔界潜水艦”をどれだけ保有しているかは現時点で殆ど把握できていない。知るのは、魔界の限られた連中だ」
揚羽切人:「厳罰どころか、本家は既に勘当もいいところだ。わざわざ我々ブラックコートにまで情報を流すのだからな」
揚羽切人:「送還どころか死体さえも残していたくないと見える」
雨宮紫炎:「…………相当お冠、というやつですね。」 はぁ、とため息をつき
雨宮紫炎:「そうなるとこの任務は失敗出来ませんね。ブラックコートの面子もそうですし……」 ふっと、さっき出会った同級生達の顔がよぎり
雨宮紫炎:「……そんなものを持ち出してまでこの島に来た理由、碌でもないことでしょう。この島の人を守らなければ。」
雨宮紫炎:「お任せください。私、雨宮紫炎は、そのためにここにいます。」 力強く上司に宣誓する
揚羽切人:「期待しているとも。……仮にシュバータルが“魔界潜水艦”を完成させ、運用でもすれば」
揚羽切人:「天界はこれを魔界からの侵略行為と判断し、最悪を考えれば再度の全面戦争に至る」
揚羽切人:「雨宮紫苑。神の敵を必ずや討滅せよ」
雨宮紫炎:「御意に。」 すっと、無意識に刻まれた十字を指で切る

C:成海

GM:安満島の商店街は人で賑わっている。祭りそのものの用意も、ある種イベントに含むというのはあるのかもしれない
GM:露店の材料の買い出しや、テント設営。一同がそれぞれの作業をする中、成海君は休憩時の飲み物や間食の買い出し係となっていた
真島みなぎ:「ええと。これで買い忘れはないよね?」メモを片手にビニール袋の中身を確認する
成海信三:「ばっちしばっちし! ……いや、改めて結構な量だな」大量の袋を提げて。
真島みなぎ:「ちゃんと揃ってよかった。ほら、都心にいると買いもので困ることってないから」
真島みなぎ:「ここにいる時は週刊雑誌が水曜に届くなんて普通だったからね~」
成海信三:「うっわ、それ結構キツいかも……いや、ふるさとをなんか悪く言ったみたいでよくないな」
真島みなぎ:「あはは。事実だから気にしてないって」
真島みなぎ:「まぁそんな不便なところだけど、あたしにとっては大事な故郷なんだ」
GM:ビニール袋を揺らして歩く。古びてはいるが、この島に住む人々の活気は池袋とは違う新鮮さもある
真島みなぎ:「だから成海君も、ちょっとでも楽しんでくれると嬉しいかな」
成海信三:「うへへ、既に結構楽しんでたり?」
成海信三:「みんなで遠出して、色々やって」
成海信三:「真島ちゃんと買い物来てんのもだったり?」冗談めかして言う。
真島みなぎ:「やだなぁ雨宮さんに言われたの気にしてる?」
真島みなぎ:少し照れ臭そうに、くすくすと笑う
成海信三:「結構な男子が狙ってんぜ~?」
成海信三:「にしても、そっか。大切なふるさとなんだし、そりゃ毎年帰ってくるよな~」
成海信三:(……ん?)
成海信三:ここに来るには、安さで選んだとはいえ……基本、船旅で来るしかないはずだが。
成海信三:去年って、なんかスゲー台風とかが来てて……この時期帰ってこれなかったんじゃないっけ?
真島みなぎ:「そうそう。大変な時もあったんだけど欠かすわけにはいかなくって」
真島みなぎ:「……成海君? どうかした?」
GM:苦労はしたけど何もなかった。そう伝えてくるように、顔を覗き込む
成海信三:「いやいや、なんでも。ちょっとボーっとしてた」
成海信三:前乗りとかして、上手く台風をかわしたとか……いや、でもなんかそういうことあったら言うよな?
成海信三:それに、なんか引っかかる。『今まで一度もそんなの気にしたことなかった』ってのが。
成海信三:リクツじゃない、魔の部分の直感のようなものが囁くが――
成海信三:(いやいや、そうホイホイこっちのヤツがいるわけもねーしな)
成海信三:おんなじ学年のダチだけで既に2人いるが。
真島みなぎ:「やっぱり慣れなくて疲れちゃってるのかもね。無理はしないでよ、大事な労働力なんだし」笑いながら
真島みなぎ:「それに当日、ちゃんと参加しなきゃ勿体ないし」
真島みなぎ:「あたしの舞とか見る機会逃したら一生後悔しちゃうからね~」
成海信三:「舞うの!? 主役じゃん!!」
真島みなぎ:「言ってなかったっけ? あたしの家、代々ここで舞を捧げる巫女さんなの」
真島みなぎ:「漫画みたいっしょ」
成海信三:「やっべ。属性盛り盛りじゃん」
成海信三:「じゃあ超楽しみにしてるわ! 仕事もバリバリ張り切ってやんねーと!」
真島みなぎ:「期待してるよ。あたしも張り切って踊るからね」
GM:たん、たん。袋を抱えたまま軽やかにステップを踏み、歩道を進む
GM:青い空と白いビニール袋、笑う彼女の足取りはどこか不思議な光景のように見えて
GM:【感情】で判定をどうぞ。難易度11で
成海信三:押忍
成海信三:2BB+11%44 【感情】
BeastBindTrinity : (2BB+11@12#2) → 6[2,4]+11 → 17

成海信三:成功。
GM:ファンブル以外で失敗しねぇ。純血は強い
GM:異能者としての感覚か。歩き続ける君は、何かの違和を得る
GM:何がおかしいのかわからず。しかし、その“気付き”が認識を書き換える
GM:商店街の看板が全て白に染まって見え、その奥から“何かに見られている”。
GM:突き刺すようなそれが、市街地からずっと君に向けられていた
真島みなぎ:「……さ、みんなのところ戻ろう。ジュース温くなっちゃいそう」
成海信三:「……そだな!」
成海信三:向けられる視線から逃げるように、共に歩む。
成海信三:……さて。問題は、この視線の主が……いいヤツなのか、ワルいヤツなのかだが……
成海信三:(後で望に相談した方が良いかもだな)
成海信三:濃くなる魔の気配を思い、
成海信三:お祭りってやつが無事に終わるといいな、と。それよりも強く思った。

GM:シーンエンド。エゴ申請などあれば
誠花貴紀:絆・エゴとくになし!
成海信三:絆エゴこっちも保留!
雨宮紫炎:ここでシナリオ絆:“放蕩王子”シュバータルに対して憤怒、で取っておきます
雨宮紫炎:エゴはなし!悪いやつやっつける!
GM:愛どうぞ
雨宮紫炎:雨宮紫炎の愛を1増加(2 → 3)
伊達望:エゴ申請「日常を守りたい」で
伊達望:クラスメートの心配したくだりでひとつ
GM:OK、罪どうぞ
伊達望:絆は様子見ー
伊達望:罪ゲット!

MD03:邂逅

GM:シーンプレイヤー:雨宮紫炎
GM:ミドル戦闘が発生します、登場推奨
GM:出るPCは人間性の低下を
誠花貴紀:誠花貴紀の人間性を1D6(→ 2)減少(44 → 42)
雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を1D6(→ 4)減少(39 → 35)
成海信三:出ますぜ!
成海信三:成海信三の人間性を1D6(→ 1)減少(44 → 43)
伊達望:43-1d6
BeastBindTrinity : (43-1D6) → 43-1[1] → 42

GM:時間は容易く過ぎてゆく。半魔達がそれぞれの役目を負い、道を探りながらも
GM:安満島は祭の当日を迎えていた。島民向けの儀式めいたものではあるが、同時に気晴らしの催しでもあり
GM:島の神社へと続く主要道路には露店が並び、人の壁が作られていた
GM:その中、雨宮さんは目標たるシュバータルを探し続けているものの。……いまだ成果は出ていない
雨宮紫炎:「いまふぇんね、勘当息子。」 たこ焼きを頬張りながら、人の壁を眺めながら移動する
雨宮紫炎:普段なら空から、ビルの上から、俯瞰の視点で探すのだがここではそうはいかない
雨宮紫炎:「……不便ですけど、目立つわけにはいきませんしね。仕方ありません」
雨宮紫炎:ガサゴソと、2つ目のたこ焼きに手を出した
雨宮紫炎:「あっつぅい!!」 ……至って、真面目である
真島みなぎ:「そんな焦って頬張るからだよー雨宮さん」
真島みなぎ:唐突に後ろから声がかけられる
雨宮紫炎:「はぅあっ!?その声は真島さん!い、いつの間に背後に……」 ぼろっとたこ焼きを落としそうになりつつ
雨宮紫炎:「あれ、お一人ですか?」 ときょとんと
真島みなぎ:纏っているのは私服ではなく、祭事用の装飾を身に着けた巫女服だ。手には鈴と舞のための木の枝を持っている
真島みなぎ:「これから本番だからね。ちょうど見かけたから声かけちゃった」
真島みなぎ:「でも、雨宮さんも来てくれたんだね。布教って言ってたから興味ないかなーとか」
雨宮紫炎:「へ?あ、はー。いえいえそんな、うまく行かなくてやけ食いとかそういうわけでは決してなく。」
雨宮紫炎:上手くいっていないのは勘当息子探しだが。
雨宮紫炎:「それよりも、真島さんもいい衣装を着ているじゃないですか。異文化バトルしますか?」 自分の頭巾をぱたぱたさせ
真島みなぎ:「ヒゲ生やしてダンスバトルとか?」ちょっと前話題になった映画を思い出した
真島みなぎ:「まぁそこは後で。あたしは行ってくるけど、とにかく楽しんでね!」
GM:手を振りながら人ごみの中へと向かう
雨宮紫炎:「あ、はい。また後ほど……?」 と結局服装の意味を問えずに見送りつつ
雨宮紫炎:「巫女服とは凄いですね。もしかして今日のお祭りの主役なのでしょうか……」
GM:雨宮さんが呟くと間を置かず、太鼓と笛の音が響いてくる
GM:人々の視線が一点に向けられた。その先には、鈴を鳴らしながら歩を進めるみなぎの姿がある
雨宮紫炎:「…………」
雨宮紫炎:「本当に主役だとは……」 呆気に取られ、ぽかんとする
雨宮紫炎:瞬間、本業を忘れるほどに。
雨宮紫炎:「これは楽しみですね。私も見てしまいましょう。」
GM:日本舞踊のようでいて、その動きは簡素だ。島に併せたものなのだろう
GM:太陽が傾き、オレンジ色の輝きを放つ中で息を切らさず。舞いながら向かうのは道路の先、森に囲まれた神社
GM:人々の視線と耳は巫女と楽器に向けられて。しかし、人ではない君にはそれ以外のものを感じ取る
GM:──突き刺すような魔の気配。アレナの展開と、知った魔の匂い。
GM:それはみなぎが向かう先の、神社の方角からであった
雨宮紫炎:「!」 それを感じ取った瞬間、ぴっと身が締まる
雨宮紫炎:全速で走れば、何事か起こる前に間に合うか。それともリスクを承知で飛ぶか
雨宮紫炎:「……混乱は招かざる。今は身の在り方のまま追います!」
雨宮紫炎:だっ、と、神社の方角へと走り出す。
雨宮紫炎:何も起こらぬ訳もないが、しかして何も起こるなと願いつつ

GM:雨宮さんが気配を頼りに向かい、神社へ辿り着く。
GM:周囲を見回せば砂利と石で整えられた地面に人々は倒れ伏し、意識を失っていた
GM:そしてむせ返るような魔力が満ち。その中心……本堂の前に、貴方の探し人が立っている
シュバータル:「んー……かるーくぶっこわしゃいいかって思ってたけど」
シュバータル:振り返り。何も知らなければ、好青年と言えるだろう笑みを浮かべて
シュバータル:「わざわざここまで来るとは。しっつこいなぁアンタも」
雨宮紫炎:ざっと周囲を確認し、その相手を見やり
雨宮紫炎:「見つけましたよ、“放蕩王子”シュバータル。しつこいのは性とも組織故とも言います。」
雨宮紫炎:「今度こそ、逃がすわけには行きません。このような島に何をしに来たのかは知りませんが、私が仕留めます」
シュバータル:「勤勉だぁ。四六時中、こんな連中の面倒見てる天使様は言うことが違う」
GM:倒れた人々を見下し、一人を足蹴にしながら
雨宮紫炎:「勤勉で結構です。貴方の言うこんな連中は、私にとっては大切な者ですから。」 ぐっと、その挑発に乗らぬように耐えながら
シュバータル:「意外と冷静だ。なるほど、神の愛とやらが強いわけだ」
シュバータル:「じゃ、こうしてみよう」
シュバータル:ポケットに手を突っ込み、細長く黒いそれを取り出す。
シュバータル:──手に握った黒い“羽根”を振るうと同時。砂利の上に円形の陣が描かれたと思えば
シュバータル:低級ながらも数を揃えた悪鬼、魔獣が陣の中へ召喚される
シュバータル:「一人で守ってみせな、そのお召し物汚してよぉ!」
GM:怒声と共に、悪鬼らが雨宮さんと倒れた人々へ襲い掛かる!
雨宮紫炎:「ぬぇあ!?そんなモノまで隠し持ってぇ!?」 振るわれた暴力装置に目を丸くしつつ
雨宮紫炎:「(まっず……!手がどうやっても足りないんですけど!)」 と、どうするか悩みつつ銃だけは構える
誠花貴紀:その悪鬼達が倒れた人に近づこうとしたところでばたばたと倒れる。
誠花貴紀:「いやーな感じがしたから来てみたケド」
誠花貴紀:「あのシスターの子じゃんか。それに『羽根』ね」
誠花貴紀:四本の指を握り、開き
誠花貴紀:そこから煌めく糸が紡がれる。「俺のお仕事とは関係なさそーだけど……そんなん関係ないよね、見ちゃったらね」
雨宮紫炎:引き金を引く前に倒れた魔軍に、ぐるんと首だけ振り返り
雨宮紫炎:「……あれ?伊達さんと一緒にいらっしゃった……あ、あれ?どうしてこの中に……?」
シュバータル:「あん? なんだ優男、いきなりヒーロー気取りか?」悪態をつき、すぐさま思考
シュバータル:「……ここで立ってられるって時点で、普通じゃあねぇだろうが」
シュバータル:「何者だ」
誠花貴紀:「知らないよ〜ヒーローとか何とかそういうの、思いたい奴が思ってりゃいいんじゃない?」
誠花貴紀:「ねえ、伊達くん」
誠花貴紀:シュバータルの問いには答えず
伊達望:「そこでオレに振るわけね……よっ、雨宮」
伊達望:「まさかお前も“こっち側”だったとはな。んで、状況から察するに」
伊達望:「そっちが敵ってトコか」
雨宮紫炎:「…………えぁ?伊達さんまで?……え、えぇーーー?」
雨宮紫炎:「え、あ。まぁそれで合ってるといえば合ってるんですけどぉ……まさか伊達さんもってことは、そのぉ」
雨宮紫炎:「成海さんもとか、そういうことは……ない、ですよね?」 状況に半ば混乱中
成海信三:その時。
成海信三:倒れた悪鬼たちとは別の群れクラードの魔獣に向けて、雲もない空から雷が落ちる。
成海信三:「も~、マジでサイアクサイアク! 真島ちゃんの舞撮ろうとしたらカメラが不調だし」
成海信三:遅れて、パァン、という拍手のような音と共にダッシュで滑り込む影。
成海信三:「しかも見るからにチョーゼツ"悪"です、って奴が黒い羽根広げてるとか」
成海信三:「ありえんありえん! 平和な旅行気分がどっか行ったぞ! 責任取れ……あっ雨宮さん!?」
雨宮紫炎:ぽくぽくぽくちーん、と脳内で音を立てる
雨宮紫炎:「…………はっ!成海さん!ナイスな登場です!こんばんわ!」
成海信三:「……なんかさぁ! 雨宮さんも"こっち"とかすっげ~~~ヤな予感してきたんだけど……」
成海信三:「あっゴメン、個人的な事情だから気にしないでね。とりあえず……」
成海信三:ジっと倒れ伏す人々を狙うヤツらを睨みつけ、
成海信三:「こいつら片付けて、お祭り取り戻してからハンセー会、ってことで、おけおけ?」
雨宮紫炎:「……オーケーだと思います!とりあえず、そこの不遜な輩をぶっ飛ばすことに相違なし、です!」
雨宮紫炎:眼の前の状況には混乱だが、仕事は果たす。それが組織の一員と刷り込まれているからだ
誠花貴紀:「偉いな〜、成海くん、リーダー気質だ。上手くまとめてくれたよ」
伊達望:「そっちの事情も色々聞きたいところだが……今はこの場をどうにかするのが先か!」
シュバータル:「だっりぃな……なんでこうも他所の連中まで集まってくる」
シュバータル:「“セタス”とやらはそこまで引き付けんのか?」苛立たしく吐き捨て、一同を睨みつける
シュバータル:「まぁいい。そこまで言うんなら、生き延びてから言ってもらう!」
GM:ミドル戦闘を開始します

GM:勝利条件は敵の全滅
GM:敵方は「下級悪魔(クラード)2グループ」「魔獣2体」でそれぞれ別エンゲージ。PCとは遠隔状態です
GM:PC側は同一エンゲージか離れるか、任意で配置可能です
誠花貴紀:このタイミングですが、雨宮さんに絆をとります。 絆/雨宮紫炎/好奇心
誠花貴紀:誠花貴紀の愛を1増加(3 → 4)
雨宮紫炎:わーいよろしくお願いします
誠花貴紀:配置は後方、雨宮さんと同一エンゲージに置きます。
成海信三:配置は前方、伊達くんと同一エンゲージに!
GM:前と後ろに分かれたね。OK!
GM:ラウンド進行へ移行します

GM:▽ラウンド1
GM:セットアップ、こちらは宣言なし! イニシアチブも宣言ありません
誠花貴紀:セットアップで《ストライクフォーム》により《魔獣化》(コスト:1)します
誠花貴紀:誠花貴紀の人間性を1減少(42 → 41)
雨宮紫炎:セットアップはなし!イニシアチブに動きます
成海信三:セットアップなし! 第一イニシアチブ来たら魔獣化すると言っておきます
伊達望:セットアップで《魔獣化》+《守護者召喚》+《まつろわぬ魂》
伊達望:人間性-6 第一変異に突入し、これまで【守護者使い】以外の半魔・魔物には朧げに見えるのみであった守護者の姿が明確に現れます。
GM:いきなり突入だ
伊達望:コージェット・サバージョの絆をエゴ:邪悪には容赦しないに変化。
GM:OK
GM:続けてイニシアチブ!
雨宮紫炎:イニシアチブ - 《クイックサポート》(コスト:5):即座にメインプロセスを行う。行動済みでも行動でき、行動済みにならない。ただし攻撃を行うことはできない。シーン一回 を宣言します
GM:飛ばすねぇ。対抗もないので行動をどうぞ
成海信三:こっちも宣言と使用だけ。
成海信三:《サポートフォーム》の効果で《魔獣化》。
成海信三:成海信三の人間性を1減少(43 → 42)
成海信三:以上!
雨宮紫炎:マイナーで魔獣化、メジャーで《祝福》を宣言。対象は前衛エンゲージ
雨宮紫炎:効果参照 - 《聖句詠唱》(コスト:2):種別:攻撃、支援、回復と同時に使用する。そのアーツの効果に+【加護B】。ラウンド一回 も宣言します
雨宮紫炎:しめてダメージ+12、アーマー値+2です
GM:つよい
雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を11減少(35 → 24)
誠花貴紀:つよよ
成海信三:人間性ゴリっと減るなぁ
成海信三:減らしてもらった分は応えよう
GM:演出はラウンド終了時にまとめて進行していきましょう
雨宮紫炎:それと御使いの翼で行動値が18になり、飛行状態です
GM:はっや
GM:では成海君も宣言は済んで。残った伊達君と誠花さんはイニシアチブ宣言大丈夫ですか
誠花貴紀:こっちは大丈夫!
伊達望:雨宮さんのメイン行動のあとで《守護者転移》するかもくらいで今は様子見!
GM:OK

GM:《クイックサポート》が終わり、改めて行動値18の雨宮さんのターンです
雨宮紫炎:移動なし、マイナーも放棄でメジャーで再び《祝福》!
雨宮紫炎:対象は遠隔エンゲージ二人。ダメージ+7、アーマー値+2です
雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を2減少(24 → 22)
雨宮紫炎:以上!
GM:一瞬にして全体バフが

GM:では行動値12、魔獣二体の行動
伊達望:待った!
GM:おっとぉ
伊達望:アーマー値が12になった ついに《守護者転移》が動き出す
GM:なんだとぉ
伊達望:《守護者転移》人間性-2/即座に守護者が通常移動を行います。
伊達望:速き者から狩る……次の標的は……魔獣!
伊達望:守護者が魔獣側のエンゲージに移動
GM:戦い慣れている! これが守護精霊級エージェント!
GM:ではメインに移行。離脱は可能だけど、行動権を使ってしまうからな
GM:2体が突っ込んできた守護者に殴りかかるぞ
伊達望:《まつろわぬ魂》の効果で俺はドッジ不能だ 命中ダイスを振るがいい!
GM:行くぞぉ! 1の行動、マイナーで《パワーチャージ》を使って攻撃だ
GM:2d6+7
BeastBindTrinity : (2D6+7) → 8[3,5]+7 → 15

伊達望:ガードを選択。
伊達望:ダメージそのままカモン!
GM:フォースフィールド使用だね
GM:2d6+13
BeastBindTrinity : (2D6+13) → 8[5,3]+13 → 21

GM:肉体属性で
伊達望:あ、です。防御はフォースフィールド
伊達望:なにっ フォースフィールドの追加効果が発生しない
GM:素で7あるのに…
伊達望:ガード7、アーマー値は現在《祝福》受けて10
伊達望:17点軽減で4点ダメージ 守護者召喚中は外付けHP+10点つくので
伊達望:残りHP47→43です
GM:想像以上に硬かった
伊達望:これでディフェンダーじゃないのに驚いてるのは俺なんだよね 硬くない?
GM:ドッジしないということなので2も同じように動くぞ。こちらも《パワーチャージ》して攻撃!
GM:2d6+7
BeastBindTrinity : (2D6+7) → 6[1,5]+7 → 13

伊達望:ガード! 続けてダメージどうぞ
GM:そのままダメージ!
GM:2d6+13
BeastBindTrinity : (2D6+13) → 8[4,4]+13 → 21

GM:同じ…
伊達望:同じダメ値!ならこのまま受けるぜ 引きつづき4点受けて
伊達望:残り39
GM:すげぇ
GM:行動終了!

GM:行動値10の成海君と誠花さんのターンです。相談して行動順決めてください
成海信三:相談の結果、俺から!
誠花貴紀:がんばれー!
GM:どうぞ!
成海信三:ムーブはなしで、マイナー。
成海信三:《特化存在:射撃》。メインプロセス中、指定した種類の攻撃のダメージロールに【感情B】。
成海信三:成海信三の人間性を2減少(42 → 40)
成海信三:メジャー。
成海信三:……の前に変異!
成海信三:静電気がパチパチしだし、絆/裕子ちゃんを「エゴ/真島ちゃんのコトをもっと知りたい」に変更!
成海信三:改めてメジャー!
成海信三:「ライトニングボルト」使用して《異能:オメガエフェクト》。
成海信三:射程:シーン、対象:範囲の【感情】属性射撃攻撃。
成海信三:下級悪魔エンゲージを、まとめてズドン!
GM:範囲だ。判定来なさい!
成海信三:出し惜しみすると面倒なので、全力!
成海信三:判定直前に《特異知覚》。判定の達成値に+2。
成海信三:成海信三のFPを4減少(40 → 36)
成海信三:成海信三の人間性を1減少(40 → 39)
成海信三:命中判定!
成海信三:2BB+9%39 命中
BeastBindTrinity : (2BB+9@11#2) → 7[3,4]+9 → 16

成海信三:期待値。確定!
GM:うーん、ここは両者ガード!
成海信三:オーケー、では!
成海信三:ダメージロール直前に《アタックアシスト》。
成海信三:ダメージロールに+10+1d6。
成海信三:成海信三の人間性を2減少(39 → 37)
成海信三:ダメージロールに、祝福が乗って……
成海信三:11+3+1d6+5d6+5+10+1d6+12 【感情】ダメージ
BeastBindTrinity : (11+3+1D6+5D6+5+10+1D6+12) → 11+3+3[3]+14[1,2,5,1,5]+5+10+4[4]+12 → 62

成海信三:62点、【感情】属性!
GM:罪とか使ってないのにこれかよ……
GM:ガード4でアーマー3、だろうが纏めて消し飛ぶ!
成海信三:イェス! 人間性減らしてっと
成海信三:成海信三の人間性を4減少(37 → 33)
成海信三:手番、以上!
GM:OK

GM:同値で誠花さんの手番!
誠花貴紀:はーい!まずムーブはなし!
誠花貴紀:全力で魔獣を叩きにいきます。
誠花貴紀:マイナー - 《呪文詠唱》(コスト:2):そのメインプロセスの間、判定達成値+2、種別:魔法アーツ効果に+【感情B】P.156
誠花貴紀:誠花貴紀の人間性を2減少(41 → 39)
誠花貴紀:第一変異。
誠花貴紀:芳香がしだす!内藤さんの絆をエゴ:この島の秘密を知りたい、に!
誠花貴紀:メジャー - 《夢糸紡ぎ》LV5(コスト:2):[【感情】+(LV)D6]ダメージの特殊攻撃。対象は【回避値】でドッジ。
誠花貴紀:これで魔獣達を叩きます。
誠花貴紀:んで判定直前に
誠花貴紀:《バトルヒステリア》(コスト:1):戦闘中、絆を持つキャラと同じエンゲージ時のみ。達成値+3
誠花貴紀:雨宮さんがいるので達成値が+3
誠花貴紀:さらに「指南書」:特殊攻撃命中判定達成値+1、初期人間性-2
GM:盛る盛る
誠花貴紀:というわけで感情で判定!
誠花貴紀:2BB+8+3+1%39 【感情】判定
BeastBindTrinity : (2BB+12@11#2) → 6[2,4]+12 → 18

誠花貴紀:誠花貴紀の人間性を1減少(39 → 38)
GM:ドッジしようと素で届かない領域
GM:二体、危険を感じてガード!
誠花貴紀:ではダメージへ!
誠花貴紀:《ストライクフォーム》:魔獣化中、攻撃ダメージ+最も高い【能力値B】
誠花貴紀:さっきのやつ達成値に呪文詠唱のってませんでした…ポンコツ
誠花貴紀:ダメージロール直前 - 《魔獣の殺意》(コスト:1):ダメージロールに+1D6。P.104
誠花貴紀:誠花貴紀の人間性を1減少(38 → 37)
誠花貴紀:常時 - 「魔術書」:特殊攻撃ダメージ+2
誠花貴紀:もろもろ修正入れてと
誠花貴紀:5d6+8+1D6+4+2+4+7
BeastBindTrinity : (5D6+8+1D6+4+2+4+7) → 14[2,2,1,4,5]+8+1[1]+4+2+4+7 → 40

誠花貴紀:誠花貴紀の人間性を2減少(37 → 35)
GM:ガード5、アーマー5で10点減らす
GM:即死は……しなかったけどボロボロだ!
誠花貴紀:いえーい
GM:見事な一撃

GM:最後の手番です、伊達君!
伊達望:おす!皆が繋げてくれた勝機、無駄にはしない!
伊達望:ムーヴで魔獣のエンゲージに接近。
伊達望:マイナーなし。
伊達望:メジャー 《守護者強化》。人間性-2
伊達望:判定前に《守護者同調》・人間性-1。判定の達成値+2
伊達望:対象は魔獣1。武器はフォースフィールドで、守護者から攻撃
伊達望:2D6+9
BeastBindTrinity : (2D6+9) → 3[1,2]+9 → 12

伊達望:危ない、達成値がファンブルすれすれ
GM:サポーターからの援護はないかな
成海信三:ワンモア欲しければ投げますよ~
伊達望:んー、ワンモア貰っていい?
成海信三:おけおけ!
成海信三:判定直後に《ワンモアチャンス》。判定を振り直させます。
成海信三:成海信三の人間性を2減少(33 → 31)
伊達望:2D6+7
BeastBindTrinity : (2D6+7) → 6[4,2]+7 → 13

伊達望:変わらん!
成海信三:+9じゃなかったっけ? 振り直ししたらなくなるっけ……
伊達望:守護者同調はラウンド1回効果なんだ だから……すまない
GM:判定の達成値を+2して、そこに振り直しだから+2は乗ると思ったけど
伊達望:おっ いいんですか 達成値が15になりますよ
GM:判定自体が変わってるわけじゃないので乗る裁定で行きます
伊達望:ありがとう!では達成値15だ
GM:魔獣1、ワンチャンにかけてドッジ
GM:2d6+3
BeastBindTrinity : (2D6+3) → 9[5,4]+3 → 12

伊達望:危ない!1回目なら同値回避されてた
誠花貴紀:こわっ
GM:命中だ!
成海信三:すばやいいぬ!
GM:これは赤の優秀な下級
GM:ダメージどうぞ
伊達望:ではダメージ
伊達望:前に《魔獣の殺意》人間性-1で30
伊達望:15+19+6D6
BeastBindTrinity : (15+19+6D6) → 15+19+17[2,1,3,4,1,6] → 51

伊達望:51点【感情】ダメージ
GM:ボグシャァ。削られたところで耐えられん! 吹き飛びます!

GM:全員行動終了でクリンナップ! こちら宣言なし
成海信三:うす! クリンナップ宣言なし!
雨宮紫炎:クリンナップは宣言なしです!
伊達望:クリンナップ発動はなし!
誠花貴紀:なしです!

GM:▽ラウンド2
GM:セットアップとイニシアチブ。こちらまとめてありません
誠花貴紀:なしでーす
GM:PC側も動きはないと思うのでそのまま雨宮さんのターンへ!
雨宮紫炎:はい
雨宮紫炎:ではそのまま天使銃で残り一体の魔獣に射撃攻撃を行います
GM:来なさい!
雨宮紫炎:2BB+7+1%22 【射撃】判定
雨宮紫炎:おっと
雨宮紫炎:2BB+7%22 【射撃】判定
BeastBindTrinity : (2BB+7@11#2) → 9[3,6]+7 → 16

GM:勝ち目が悪いと判断してガードだ
雨宮紫炎:特にダメージを増やすものも無いのでそのまま行きます
雨宮紫炎:5+3+7+2d6
BeastBindTrinity : (5+3+7+2D6) → 5+3+7+7[5,2] → 22

雨宮紫炎:アーマー値は0計算!なお人間性が2減ります
雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を0減少(22 → 22)
雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を2減少(22 → 20)
GM:ゴリゴリと。最速第二変異ですね
GM:被弾した魔獣はガード値あろうがこれは死ぬ!
雨宮紫炎:絆は……とりあえず初期絆をエゴ化しときますか……エゴ:皆を助けたい
GM:OK。そして戦闘終了!
GM:演出ターンに移ります

GM:主たる魔王の息子の声に、配下たる魔獣と悪鬼は四人を見据える。彼らの目には君達が貧弱な獲物であると見えているのか、ぎらついた眼の光が宿って
GM:しかし目の前に立つのは何も知らないヒトではない。魔と人の狭間に在る者達である
誠花貴紀:目が妖しく紫へと輝く。
誠花貴紀:体が燐光を放ち、相手を引き寄せるような輝きとなる。
伊達望:望の周囲でほんの一瞬、風が逆巻くように渦を巻く。
伊達望:「成海!片方はおれが引き付ける。制圧は任せたぜ」
成海信三:「お! おけおけ! バシっと任せろよ!」
成海信三:びりり、と右手に電光が一瞬迸り。
成海信三:「むこうさん、だいぶこっちをナメてるっぽいからな。いっちょバリっとかましますか!」
雨宮紫炎:三名の魔を見ながら、天に祈る
雨宮紫炎:「神よ、私に人の子らを守る力を与えたまえ……」
雨宮紫炎:目を閉じ、そして再び開く。その背中と頭には輝く光輪。
雨宮紫炎:それとともに宙へと舞う。
GM:神の使徒たる輝きに、シュバータルは露骨に口元を歪める
シュバータル:「天使様以外は突然変異の半端者と混ざりモンか……」
シュバータル:「──やれ!」
GM:号令と共に動き出そうとする魔界の異形。だが先手を得るのは彼らではない
雨宮紫炎:「先の手は取らせませんよ。主はいつでも先んじて手を打ちます」
雨宮紫炎:中空から、襲い来る魔と、それに相対する同級生、今は魔の者達を見下ろす。
雨宮紫炎:祈り。それは誰に対しても平等で、我が中の神もそれまた然り。
雨宮紫炎:再び目を瞑り、紡ぐ。
雨宮紫炎:「願わくは主が貴方を祝福し、貴方を守られるように」
雨宮紫炎:指を横に振る。その先からは、打ち払う願いの光
雨宮紫炎:「願わくは主が御顔を持って貴方を照らし、貴方を恵まれるように」
雨宮紫炎:十の字を切るように、縦へ。その先からは、波を弾き返す祈りの輝き
雨宮紫炎:「……天も人も、等しくあれ。正しき行いは、誰もが祝福せり。」
雨宮紫炎:祈りの力。雨宮紫炎の本質は、ここにあり。
雨宮紫炎:「成海さん、伊達さん、誠花さん。頑張ってくださいね。」
誠花貴紀:「わ、あったけぇ〜。すごいな天使様って」
成海信三:「なんかすっげ~バチバチ来てる! さんきゅさんきゅ!!」
GM:降り注ぐ加護に怯む魔界の住人。その隙を逃すほど気の抜けた半魔達はここにはいない
成海信三:(魔獣ワンコの方は望が止めててくれる。なら)
成海信三:経験のある自分にはもう見えている、先ほどまでは気配を感じるだけだった、彼の"守護者"をちらりと見やり、
成海信三:「邪魔されないように、向こうをズドンだ!」
成海信三:体表でパチパチと静電気が弾ける音がする。
成海信三:「ワルどもは、お祭り台無し罪で……電撃に処してやるッ!!」
成海信三:右手の親指と中指を合わせ、擦るように弾く。
成海信三:瞬間。
成海信三:その"音"をトリガーにして、電撃が発生。
成海信三:しかして、『光は音より速い』という法則が優越、因果が小さく、だが確かに逆転し……
成海信三:フィンガースナップの音が届くより先に、稲光が悪魔どもの中で生まれ、爆ぜ、暴れまわる!!
成海信三:「……うし、確かな手ごたえ!」ぐっとガッツポーズ。結果は……見るまでもない!
誠花貴紀:ヒュウ、と口笛を吹く。
GM:紫電が瞬くと同時に、運悪く──あるいはよかったか。纏まっていた悪鬼達は動く間もなく焼かれて
GM:肉体はチリとなり、風に吹かれて消える!
シュバータル:(一撃かよ。あくまで壁程度の下級だったが、あの出力は馬鹿にできねぇか)
シュバータル:「イヌども、さっさと動きな!」
GM:雷光に怯んだ魔獣が再び動き出そうとする──
伊達望:その疾駆が、空中で視えない壁に弾かれたように遮られる!
GM:不可視の力に抑え込まれ、知能の薄い獣面にも疑念の色が浮かぶ
GM:抜け出そうともがいても、その力を抜け出すには至らない
伊達望:「大したスピードとパワーだが」
伊達望:「力比べに関しちゃこっちの方が上と見た!」
誠花貴紀:「抑えててくれなー、伊達くんっ」
誠花貴紀:口の中で呪文が紡がれる。それとともに辺りにはえも言われぬ良い芳香が漂って。
誠花貴紀:「半端モンなら嬉しいね、俺できれば人間に戻って普通に暮らしてえし」
誠花貴紀:「でもそーうは奴さんが許さない、」魔獣達は気がつく。
誠花貴紀:目を凝らさねばわからないほどの淡い糸が網となって自分たちを捕らえていることに。
誠花貴紀:「って、ね!何なんだよ守護精霊級エージェントって!」振り抜く。
誠花貴紀:それは魔獣達の魂を切り刻み、大きなダメージを与える!
誠花貴紀:「……なー、そう思わない?伊達くんも」
伊達望:魔獣に向かって一息に駆ける。
伊達望:起き上がり、苦し紛れに飛び掛かる魔獣との距離は一瞬で縮む。射程4m。おれの間合い・・・・・・だ。
伊達望:飴細工のように鈍化した時間の中で、魔獣の身体に拳のあとがくっきりと浮かびあがる。
伊達望:空気が爆ぜる音がコンマ遅れで響き、重機関銃の斉射に似た連打を受けた魔獣が、シュバータルのそばを掠め飛ぶ。
シュバータル:魔獣のまき散らされた血が頬に触れ、手の甲で拭う
シュバータル:「舐めた真似しやがる。大したヴィジョンだってとこは認めてやるが……」
シュバータル:「拳だけで勝つ気かよ人間」
誠花貴紀:「あっおにーさんの華麗なる活躍も忘れんなよ〜!」
伊達望:「聖なる加護のお陰もあるんだろうが」
伊達望:「今日のおれは調子がいい。それに」
伊達望:「相手がなんであれ、負けるつもりで戦う奴ァいねえよ」
GM:残るは一体。既に魔力の糸で切り裂かれ、自らの力で戦うには足りぬと魔獣は本能で理解する
GM:逃げることは許されない、しかし立ち向かうには力が足りない。ならば足りるように──そう考えたのか
GM:捕食するためか、倒れたままの人々へ飛び掛かろうとする。そこを狙うものがいると判断できなかったのは、所詮獣だからか
雨宮紫炎:「その行いは許せません。」
雨宮紫炎:がちゃん、と撃鉄を起こし狙いを頭に。
雨宮紫炎:「拳で足りぬと言うならば、我が敵は文明と神聖という暴力で滅ぼしましょう。」
雨宮紫炎:最小限の動きで、手早く引き金を引く。
雨宮紫炎:青白い光とともに放たれた弾丸は、その一切の守りを無視し、対象の脳髄を粉砕する
雨宮紫炎:「……Amen」
GM:狙い違わず。神性の込められた銃弾を以て最後の一匹が刈り取られる
GM:残されたのは悪魔が一人
シュバータル:「……チ。いや、侮りすぎたか」
シュバータル:舌打ち。四人を前に余裕を消しはしないが、姿勢を改める
誠花貴紀:「何しようとしてたか知らんけどさあ」
誠花貴紀:「……やめといたほうが良いと思うぜ。この島、フツーじゃねえし」
シュバータル:「ご忠告どうも。だがな」
シュバータル:「普通なもん集めたって面白くもなんともない。おかしい、ヤバいから面白い」
シュバータル:「人間だってそうだろう? だから危険、わけのわからないものを好奇心のまま突っつくバカは後を絶たない」
誠花貴紀:「まあそうね。だから俺もここにいるんだし」肩を竦める。
誠花貴紀:「でも、ほっとけないから止めるよ。ここに集まってる若人たちもそうだと思うよ?」
成海信三:「色々あるみて~だけどさぁ。俺としては、お祭り台無しにしたのがマジムカつくわけ」
成海信三:「その上で他にもいろいろやらかそうってんなら、超許せんからな」
雨宮紫炎:「……まぁそうですね。ほっとけ無いどころか、貴方は葬られるべき立場にいるわけですし。」
雨宮紫炎:「危険なものを持ち出して『はいそうですか』と見逃す者はいません。それを行う者は、等しく罰を受けるのです」
シュバータル:「なんだフネのことも知ってたか。となると……オヤジが手ぇ回したからここまで来てるわけだ」
伊達望:「どうやら、お前をここで捕まえなきゃいけない理由がもう一個増えたみたいだな」
伊達望:守護者が臨戦態勢を取る。
シュバータル:「しゃあねぇ。あんまり使うと後が面倒なんだが……」
シュバータル:“羽根”を持ち直す。
誠花貴紀:糸を構える。
GM:両者がにらみ合い、張り詰めた空気の中。……音が耳に届く
GM:正確には大気の震え。一同の足の下から、わずかな震動が伝わってくるだろう
GM:それは徐々に激しさを増し、大きくなり。立っていることも困難な揺れが安満島を、一同を襲う!
成海信三:「うわわわ!? 地震!? これもお前の仕業なん!?」
誠花貴紀:「おいおいおいおい勘弁してくれよ〜!」
誠花貴紀:「本当やなんだって、こういうの本当さあ…!」
雨宮紫炎:「……まさか、魔界潜水艦ってそんなに大きい……?」 飛んだまま
伊達望:「くっ……!まずいぞ!」
シュバータル:「いや、こいつは……」成海君の言葉には応えず。愉快げに口元を曲げて
シュバータル:背中から翼を生やし、浮かび上がる
シュバータル:「ひとつだけ教えてやるよ半魔! これからもっと派手になる!」
シュバータル:「面白いことに、いや。俺が面白くしてやるよ! 人間も言ってたっけなぁ」
シュバータル:「面白くなきこの世を面白く、だったか?」
シュバータル:「もう少し待ってな!」
伊達望:飛び上がる悪魔に向けて守護者がアッパーを繰り出すが、飛翔の方が僅かに上回り、回避される!
誠花貴紀:「高杉晋作の名言いきなり引用すんなよ〜〜!!」
誠花貴紀:「何が何だかわかんねっての!!」
伊達望:「野郎……!」ギリッ、と歯噛みをして。
雨宮紫炎:「くっ、逃げるな!二度も三度もぉ!」 下の安全を確認しつつ発砲し、避けられる
GM:《資産:帰還門》を自分に使用し、シュバータルは退場します
伊達望:「悔しいが、今は逃げてる奴に構ってる場合じゃねえ!この辺の連中を避難させねーとマズい!」
伊達望:「貴紀さん!あんたの糸でまとめて動かすことはできるか?」
成海信三:「俺ってばそういうのどうにも向いてないんで、助けて助けて!!」
誠花貴紀:「え!?あ、わかったやってみる!!」
雨宮紫炎:「ひ、一人か二人なら私も抱えられます!多分!」
誠花貴紀:「あんま期待はしないでくれよ!」膝をつき、手を地面に押し当てる、蜘蛛の巣のように糸が広がる!
誠花貴紀:そしてハンモックのように人々が浮かび上がる。
誠花貴紀:「……っ……重っ………!」
雨宮紫炎:「と、とりあえず二人ぐらいなら……ふんぬーーぅあ!」 重そうなのを見て、二人ほど抱えてふらふら飛ぶ
GM:飛んでいる雨宮さんならばすぐ気付けるだろう。神社からそう離れてない場所に小高い広場が見える
GM:一旦安全を確保するには都合がいい
雨宮紫炎:「あー!誠花さん!あちらに、安全そうな、広場が、ありまぁす!先導しますので、ついてきてくださぁい!」
雨宮紫炎:ふわふわふらふらとその安全そうな方へ飛ぶ
誠花貴紀:「……わか、った!くっそ、保ってくれよ……」ゆらゆらと揺れる人々を必死に支え、傾かせ、動かしながら。
GM:揺れの中、必死に場を離れる君達の後ろで建物が倒壊する音が聞こえてくる。神社の本堂が崩れたのだろう
GM:祭の喧騒は既に聞こえない。ただ今は、自らを守ることが大事だ

GM:シーンエンド、絆エゴ申請あればどうぞ
誠花貴紀:絆:伊達望/連帯感
誠花貴紀:誠花貴紀の愛を1増加(4 → 5)
伊達望:絆:誠花貴紀/信頼
愛を1増加(4 → 5)

雨宮紫炎:正体バレ感想を含めて次シーンで絆を取ろうかな
誠花貴紀:エゴはなし!
成海信三:絆、雨宮紫炎/尊敬、誠花貴紀/感嘆、伊達望/友情で取得。
成海信三:成海信三の愛を3増加(3 → 6)
成海信三:そして「悪を見過ごせない」で罪申請。
GM:成海君に罪1点!
成海信三:成海信三の罪を1増加(0 → 1)
伊達望:エゴロールはなし!
誠花貴紀:伊達くん自分に絆とってない?
雨宮紫炎:エゴ側はエゴ:皆を助けたいで罪の申請をしていこうかな
GM:雨宮さんも罪1点
伊達望:誠花さんです ミスった
誠花貴紀:センキュー!
雨宮紫炎:雨宮紫炎の罪を1増加(1 → 2)
GM:スタンドに取ったような形になってたわね
伊達望:自分のことなんてなんぼ好きでも困りませんからね
GM:ほんとに
誠花貴紀:自己肯定感上げていこうな
誠花貴紀:以上!

MD04:目醒め

GM:シーンプレイヤー:誠花貴紀
GM:交流、並びにイベントシーンになります。全員登場
誠花貴紀:誠花貴紀の人間性を1D6(→ 4)減少(35 → 31)
成海信三:成海信三の人間性を1D6(→ 2)減少(31 → 29)
雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を1D6(→ 1)減少(20 → 19)
GM:雨宮さんここで抑えめ
伊達望:30-1d6
BeastBindTrinity : (30-1D6) → 30-1[1] → 29

伊達望:あれ、低め!

GM:避難した先の広場には遊具が設置されていた跡があった。過去は公園として使われ、劣化したそれらは撤去されたのだろう
GM:ともあれ揺れも収まり、連れてきた人々も君達の活躍で被害はほぼない。……地震の影響が市街地に出ているかという点は気になるが
GM:ひとまず、息をつくことはできるだろう
雨宮紫炎:「ひぃ……ふぅ……危なかった……」 へろへろになりながら着地
誠花貴紀:「しぬ………まじ、死ぬって………」ぜえはあ
伊達望:「ずいぶんと古びたところだが……避難所に使える場所があって一安心てとこか」
伊達望:「さて」
伊達望:「改めてお互い、事情を説明しておいた方が良さそうだな」
成海信三:「そだな。なんかみんな色々知ってそうだし……」
雨宮紫炎:「そ、そうですね……私も驚いていますし……」
誠花貴紀:「俺、みんなのことよく知らないし………」
成海信三:「じゃ、簡単に自己紹介と事情のセツメータイム!」
成海信三:「俺は成海信三。望と雨宮さんとはおんなじガッコ。この島にはダチに誘われて旅行に来たんだけど……」
成海信三:「なんか、この島って『魔』の意味で妙だな~、って思い始めてたトコ。あ、俺自身はなんかイレギュラー? のイノー者? とか呼ばれてるやつで」
成海信三:「バリバリ電気だせます! 改めて、よろしくよろしく!!」
誠花貴紀:「よろしく〜じゃあ皆月影かあ」
雨宮紫炎:「そうなりますね……成海さんと伊達さんは、元々そっち側だったって存じていたのかな。」
成海信三:「うへへ、以前ちょっとね」
伊達望:「ああ。おれも生まれつき……ってわけじゃねえが」
雨宮紫炎:「では私から自己紹介をしたほうが良いですね……雨宮紫炎です。ブラックコート所属の天使です。」
雨宮紫炎:「見た目通り、ちゃんと聖職者なんですよ?まぁその……布教は嘘なんですけど」
成海信三:「天使! 初めて見た!」
誠花貴紀:「へえ、天使がブラックコートに所属するコト、あるんだ」
雨宮紫炎:「人間を救うために暮らしていたら、一番通りが良いのがブラックコートだったもので……」
雨宮紫炎:「それで、この島にはさっきの男を追って来ました。放蕩と銘打たれるほど厄介かつ迷惑なやつです。」
雨宮紫炎:「よ、よろしく……でいいんですかね。」
誠花貴紀:「いいんじゃないかな?改めてだし。よろしくね」
成海信三:「よろしく~。そっか、あいつは雨宮さんのインネンだったんだなぁ」
雨宮紫炎:「そうですね。親から見放されるぐらいのワルです。」
誠花貴紀:「親か〜」少し難しい顔をして、
誠花貴紀:「伊達くんのことは雨宮さんはあんまり知らない感じ?」
雨宮紫炎:「え、ええ。そもそも成海さんと伊達さんがこっち側だって初めて知りましたし……」
雨宮紫炎:「改めて、伊達さんのことを聞かせてもらえませんか?」
伊達望:「改めてになるが」
伊達望:「ガクセーとR.E.L.I.C.のエージェントの二足の草鞋をやらせてもらってる」
伊達望:「R.E.L.I.C.つうのは、遺産……よその次元領域ドミニオンのやつが持ち込んだブツだったりを管理する組織な」
伊達望:「ついでに守護者使いだ。タネが割れちまった以上は言っといた方が速いだろ」
伊達望:傍らに、ハッキリと拳闘士めいた亜人型ヴィジョンが姿を現わす。
成海信三:「お、ここまでクッキリ出してもらったの久々~」おひさ~、と手を振る。
誠花貴紀:すごいよね〜とか言っている
雨宮紫炎:「お、おぉ~……一人二役、便利そうですねぇ。」 じーっと見ている
伊達望:「魔物同士で殴り合うなら4-5m圏内からが間合いだ」
伊達望:「異能者イレギュラーの中には搦め手やら特殊な現象を武器に使うタイプも相当いるが、おれはそういうのはニガテでな。その分、応用性と単純な戦闘能力に関しては自信アリってところだ」
雨宮紫炎:「おぉ~……さっきも凄いパンチでしたものね。」
雨宮紫炎:「それで、成海さんと伊達さんは存じているんですけど……えっとぉ、誠花さんは、どのような方なのですか?」
誠花貴紀:「はいはいはい、俺ね。俺は伊達くんの同僚。R.E.L.I.Cのエージェント」
誠花貴紀:「昔はフツーにサラリーマンやってたし、人間だったんだけどさあ。ちょーっと。巻き込まれちゃってね」
誠花貴紀:「”夢蝕み”って知ってる?それになっちゃったんだよね。男の夢蝕みはめずらしーらしいけど…」
誠花貴紀:「で、ちょいと日常生活に支障がでてきてさあ。今も、何か匂いがしてると思うんだけど。俺から」ベルガモットのような芳香。
成海信三:「香水ってか、アロマってか、そんな感じの……」
雨宮紫炎:「人を引き付ける、的な感覚はします……」
誠花貴紀:「髪だって黒かったし、顔だってフツーだったのにさー。しょうがないからフラフラと用心棒みたいなこととか夜の世界でやってて」
誠花貴紀:「そしたらスカウトされちゃったわけ」
誠花貴紀:「あと、こう見えてけっこー寂しがりやなんで、いっぱい構ってねー」笑顔。
雨宮紫炎:「あ、その……えっと。お、お話を聞いたりするのはそれなりに得意ですので、寂しかったら是非!」
成海信三:「おぉ……魔性のおにーさん」
誠花貴紀:「ありがとありがとー。夢は極力女の子からは摂らないようにしてるから安心してねー」
誠花貴紀:「……んで」
誠花貴紀:「自己紹介終わったけど、それぞれ何でここに来てるか……雨宮さんはあの王子追って、だよね」
誠花貴紀:「そういうことまで、話す余裕、あるかな」
誠花貴紀:揺れは今は収まっている。だが状況がいつ変化するとも限らない。
伊達望:「なら手短に済ませとくか。おれと誠花さんはこの島の異変を調べに来た」
伊達望:「ひとつはこの島の近くで観測された巨大な不明物体についてだったんだが……」
伊達望:「そっちはあの悪魔が持ち込んだみたいだな」
誠花貴紀:「俺はプラス、この島の文化とかの取材も兼ねてだね。お祭りのこととかもう少し知りたかったんだけどなあ」
成海信三:「さっき言った通り、俺は旅行! お祭りの手伝いのバイト! ……でも、なんかクラスの子とかこの島から魔の気配がしててなんかな~、ってとこ」
成海信三:「……ハナシ聞いてると、なんかあの放蕩悪魔さんだけのことで収まらない気がしてきたな、俺のイワカンって」
成海信三:「でもま、目の前の脅威はアレってことで、協力はするぜ!」
雨宮紫炎:「ありがとうございます。私はあの悪魔を追いつつ……そうですね、あれが『魔界潜水艦』の設計図を持ち出してこの島に来た、ぐらいしか実はよくわかってません。」
雨宮紫炎:「一体何が目的なのか……」
GM:裏側の顔を知り、情報を交換するも一点は不明のまま。考え込む一同
GM:そこへ遠くから呼ぶ声が聞こえてきた。R.E.L.I.C.の二人には覚えがある、調査チームの一人であるエージェントのものだ

エージェント:「お二人ともご無事でしたか。何よりです」駆け寄り、告げてから成海君と雨宮さんに視線を向ける
エージェント:「……協力者ということでしょうか」変異が現れているのを見てか。念を入れて確認する
誠花貴紀:「そうだね」
伊達望:「ああ。この2人については大丈夫。味方だ」
雨宮紫炎:「す、少なくとも敵ではない、です……」 組織が違うために確証は持てない
成海信三:「ダチだぜ!」認識がそれなのでズバっと言い切る。
エージェント:「わかりました。まず、こちらの状況を説明します」
エージェント:「先程の地震で怪我人は出ていますが、幸い死傷者はいません。各々指定の避難区域に移動して今は待機中です」
エージェント:「それと、通信機器を始め持ち込んだ機材は完全に使用不能となっています」
エージェント:「衛星通信も不可能で、外部と会話を行うのは無理でしょう」
誠花貴紀:「なるほどねえ……あー本当勘弁してくれって感じだ」
誠花貴紀:「孤島になっちゃったわけね」
成海信三:「……マジだ! スマホ圏外! なんだっけ、クローズドサークル? だっけ? サスペンス映画でよくあるやつ」
雨宮紫炎:「……閉じ込められたみたいなものですね(ほあぁ~~~また取り逃がしたなんて報告が届かなくてよかった~~~~)」 冷静そうに安堵する
伊達望:「なるほどな。今のこの状況。既に何者かの“領域ドミニオン”の中の可能性も高い」
伊達望:「これから先は何が起きても不思議じゃねえ。油断するなよ」
誠花貴紀:「さっきの王子様のドミニオンってセンは薄そうかなあ」
GM:いいですね伊達君。では全員、【感情】か【加護】で判定をどうぞ
誠花貴紀:はーい
GM:一番高い人が感づきます
誠花貴紀:2BB+8%31 【感情】判定
BeastBindTrinity : (2BB+8@11#2) → 6[2,4]+8 → 14

雨宮紫炎:2BB+10%19 【加護】判定
BeastBindTrinity : (2BB+10@10#2) → 7[1,6]+10 → 17

成海信三:2BB+11%29 感情
BeastBindTrinity : (2BB+11@11#2) → 5[2,3]+11 → 16

伊達望:感情判定
伊達望:2D6+8
BeastBindTrinity : (2D6+8) → 6[2,4]+8 → 14

GM:雨宮さんが強かった
誠花貴紀:さすが天使
GM:では。変異が進んでいる影響もあるのか、別の理由か。雨宮さんの意識が小さな違和感を捉える
GM:いまの広場はちょっとした丘のように盛り上がっており、視界には海が入っているのだが。直感する
GM:水面の下に何かがいる。──黒い影が青い海に現れ始めていた
GM:遠方からでもわかる、巨大なものが
雨宮紫炎:「…………ん。」
雨宮紫炎:疲れ眼で重大なけが人がいないか探っていた感覚が、遠くの、別の大きなものを捉え
雨宮紫炎:「あの、なんだか海の方……すごく、物凄く大きなモノが出てきていませんか?」
雨宮紫炎:すっと、それを感じた方へ指を指す
誠花貴紀:「それは………」
伊達望:「なんだって?」示す方へ目を向ける。
成海信三:「なになに? クジラかなんか?」
GM:一同の視線が集まる中、大きく海が揺らいだ
GM:舞い上がる飛沫と、それが作る影が島に注ぐ。
GM:現れたのは──巨大な異形。ウミヘビのように細長く、しかしその大きさは天を突くほどだった
GM:青白く輝く体躯はその身に宇宙を宿したようであり。輝く光の点が星の如く輝く
伊達望:「な……なんだ!?ありゃあ一体」
伊達望:「い……いや それ以前に」
GM:大きな口を開け、吼える! 衝撃波が島の表面を薙ぎ払うように走る!
成海信三:「クジラじゃねぇ!! 細長!! なにあれ竜……っべ!!」たまらず身構える。
雨宮紫炎:「な、何なんですかあれ……!大きな……蛇?って、うわぁぁぁあっ!?」 少し浮いていても飛ばされそうに
誠花貴紀:「あれが───”消えた”反応の持ち主……?」
誠花貴紀:「とかって、惚けてる場合じゃねえ!」
誠花貴紀:糸の網を広げ、衝撃波を弱めようと試みる。
伊達望:「なんてやつだ……ほんのちょっと叫んで見せただけでこのパワー!」
伊達望:「こんなのがこっちに向かって本格的に動き出してみろ。島自体がひとたまりもないぞ」
GM:誠花さんの努力の甲斐あり、なんとか周辺の被害を抑え込むことはできている
GM:しかし。島の上で動いている“人間のようで違うもの”に、やつもまた気付いた

GM:ここでひとつ選択ができます。
GM:いますぐ逃げ出せば、現れた怪獣(仮称)も興味を失い全員やりすごせます。ただし倒れてる人達は放置することになります
GM:意識を向けたヤツの行動に対して、運んできた人々を守ることもできます。ダメージを受ける可能性も十分ありますが
GM:各々どうしますか
誠花貴紀:めーっちゃ逃げたいけどそういうことしなさそうなんだよなあ
誠花貴紀:なんでにんげん守りますわ
雨宮紫炎:エゴ的にもここで逃げる選択肢は取らないですね。守ります
成海信三:ヤツが悪かどうかはわからないけど、ここで逃げたら俺は俺のこと一生ワルだって思っちまうからなぁ
成海信三:もちろん、守る!
伊達望:こっちは当然立ち向かう!
GM:流石だ半魔達
GM:判定内容は白兵、射撃で難易度15。失敗した場合は装甲無視で2D6+8点のダメージを受けます
誠花貴紀:なかなかのダメージだ
GM:イメージとしては、怪獣から飛んでくる攻撃を撃ち落としたりして凌ぐ形ですね
雨宮紫炎:武器の命中修正は乗りますか?
GM:迎撃する状況なので乗ります。セットアップやマイナーなどで達成値ブーストもOK
GM:1R進行と思ってください
伊達望:OK!
雨宮紫炎:了解です!
成海信三:だいたいわかった!
GM:各々準備が出来たら宣言して判定をどうぞ!
伊達望:《魔獣化》+《守護者召喚》+《守護者同調》。人間性-4して25
伊達望:射撃で判定。
伊達望:2D6+9>=15
BeastBindTrinity : (2D6+9>=15) → 4[1,3]+9 → 13 → 失敗

成海信三:伊達君、ワンモアいっとく?
伊達望:うーん、サイコロが死にがち。ワンモア欲しい
成海信三:OK!
成海信三:判定直後に《ワンモアチャンス》。判定を振り直させます。
成海信三:成海信三の人間性を2減少(29 → 27)
伊達望:2D6+9
BeastBindTrinity : (2D6+9) → 11[6,5]+9 → 20

誠花貴紀:おお
成海信三:グッド・出目!
GM:うお、跳ねた
伊達望:オ、クリティカル
雨宮紫炎:でかい!
誠花貴紀:クリティカル!
GM:変異が進んでるからクリティカルだ!
GM:幸先がいい
雨宮紫炎:特に何もなく普通に射撃値で判定します
雨宮紫炎:2BB+8%19 【射撃】判定
BeastBindTrinity : (2BB+8@10#2) → 6[2,4]+8 → 14

誠花貴紀:いち…!
雨宮紫炎:ワンモアが後一枚なんで食らっておこうかな。回復できるし
GM:そつがない。ダメージだ!
雨宮紫炎:2d6+8
BeastBindTrinity : (2D6+8) → 6[5,1]+8 → 14

雨宮紫炎:結構貰ったな…
誠花貴紀:マイナー - 《呪文詠唱》コスト2で達成値+2、射撃で判定。
誠花貴紀:誠花貴紀の人間性を2減少(31 → 29)
誠花貴紀:2BB+8%29 【射撃】判定
BeastBindTrinity : (2BB+8@11#2) → 7[3,4]+8 → 15

GM:当てていく
誠花貴紀:あっっっっぶな
誠花貴紀:こわやこわや。でも回避だ!
成海信三:じゃ、こっちも射撃判定で!
成海信三:判定直前に《特異知覚》。判定の達成値に+2。
成海信三:成海信三のFPを4減少(36 → 32)
成海信三:成海信三の人間性を1減少(27 → 26)
成海信三:2BB+9%26 射撃
BeastBindTrinity : (2BB+9@11#2) → 8[3,5]+9 → 17

成海信三:うっし、成功!
GM:捌いていく
雨宮紫炎:雨宮紫炎のFPを14減少(39 → 25)

GM:演出は次のシーンということでエンド、絆エゴ申請どうぞ!
雨宮紫炎:成海さん、伊達さん、誠花さんそれぞれに絆を取得しておきましょう
誠花貴紀:寂しがりやなので成海くんに絆とっちゃお
成海信三:絆はさっきのシーンでMAXまで取ったので、ナシ! 罪申請も今回はナシで!
誠花貴紀:成海信三/憧憬/
雨宮紫炎:成海さんと伊達さんには驚愕、誠花さんには畏敬、かな……?
誠花貴紀:誠花貴紀の愛を1増加(5 → 6)
誠花貴紀:で、えーと
伊達望:罪申請なし
誠花貴紀:>「お祭りのこととかもう少し知りたかったんだけどなあ」で、「この島の秘密を知りたい」行けるかな?(エゴロール)
雨宮紫炎:雨宮紫炎の愛を3増加(3 → 6)
GM:誠花さんに罪1点どうぞ
誠花貴紀:誠花貴紀の罪を1増加(1 → 2)
誠花貴紀:ありがとうございます!
伊達望:成海信三 友情で取得
GM:OK

MD05:壊撃

GM:シーンプレイヤー:伊達望
GM:全員登場となります。人間性の低下を
誠花貴紀:誠花貴紀の人間性を1D6(→ 3)減少(29 → 26)
成海信三:成海信三の人間性を1D6(→ 6)減少(26 → 20)
雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を1D6(→ 5)減少(19 → 14)
成海信三:第二変異! イオン臭があたりに漂います
伊達望:25-1d6
BeastBindTrinity : (25-1D6) → 25-3[3] → 22

誠花貴紀:俺のベルガモットと勝負だ
GM:ふしぎな空間になってきた

GM:魔の力を感じ取ってか。複数の眼が並んだ顔……と思われるものが一同のいる広場を見やる
GM:そして体表がボコボコと波うち、中空へと射出される──どこか甲殻類のような特徴を持った、異形の生命体
GM:イッカクのような鋭く伸びた角を君達に向け、無数の生物が降り注いでくる!
伊達望:「……!」
伊達望:「トループ持ちか!いや、いまそれ以上に」視線を感じ、汗が流れ出る。
伊達望:「あいつ、こっちを“見た”な……!その上でこの反応」
伊達望:「なんであれ、相応の知能はあるらしい。……成海!」
成海信三:「おう! 大事なのは今! 俺らが"攻撃"されてるっつー事実!」
成海信三:「んでもって……俺らの後ろにゃ、人がいるってこと!!」
伊達望:「おれが打ち上げたら、構うことはねえ、そいつを撃て!この島の人にゃちと悪いが」
伊達望:「今は命を最優先ってことで納得してもらうしかねえ」
伊達望:そういうと、避難所を抜け出て島内に横転した「それ」へ駆ける。
誠花貴紀:「……やっぱりあれだよね、犠牲になっちゃうよね、うん」とほほ、と少し潤んだ目でその先を見る。
誠花貴紀:「まあ、うちの組織はその辺りのケアも手厚いから……」
誠花貴紀:ぼやきながら、糸を密やかに紡ぐ、編む、紡ぐ、編む。
伊達望:「っらあ!」叫びと共に、守護者が横転した軽トラックを打ち上げ、飛来する怪魚群めがけ投げ飛ばす!
成海信三:「うへ~! ベンショーちゃんとしてやってな!!」そう言いながら、右足を上げ、右拳を引き、左手をかざす奇妙な構え。
成海信三:「ドンで、バンで、行くぜ!」
成海信三:言うが早いか、足踏みドン。その音を起点に、虚空から雷が『車のガソリンタンク内』に発生し……着火、爆発!!
成海信三:間髪を入れずに右拳で左掌を打つバン。電磁力が発生し、粉々になった軽トラの破片を天空へ撃ち出す!!
成海信三:即席の散弾迎撃射が、降り注ぐ怪獣の眷属を叩く!
GM:ガソリンの炎と軽トラのタイヤ、フロントガラスが迫るクラードを吹き飛ばしてゆく!
誠花貴紀:「まー本当、向こうみずなんだから」
GM:しかしクルマ一台の爆発ではすべてをカバーしきれない!
雨宮紫炎:「っ……まだ残ってるのは、私が!」
誠花貴紀:「雨宮さん!無理、すんな……って」
誠花貴紀:「ヤバっ」自分に降り注ぐそいつらへの対応。
誠花貴紀:糸で絡め取り、精神を破壊することはできた。だが、それで一手、遅れる。
雨宮紫炎:「っ!誠花さん!」
雨宮紫炎:仲間へ飛ぶイッカクモドキへ銃を向け、がきん、という音に一瞬、動きが止まる
雨宮紫炎:「(しまった……!さっきの戦闘の『一発』、再装填してなかった……!)」
雨宮紫炎:ならば迷っている暇はない。傷は治せる。痛みは我慢できる。
雨宮紫炎:高機動だけが取り柄の飛行能力で、前に踊り出る
雨宮紫炎:「んんんぐぅ……!いったぁ……!」
誠花貴紀:「ばっか!」
誠花貴紀:すぐに雨宮さんを突いた魔物を落とす。
雨宮紫炎:「っぅ……だ、大丈夫ですか、誠花さん。お怪我は?」
誠花貴紀:「自分の怪我の心配を先にしなさいっての!俺はピンピンしてるから!」
誠花貴紀:「ったく、もっと自分のこと大事にしてくれよ〜……」
雨宮紫炎:「も、問題ありません……傷を治すのは、得意ですし……」
雨宮紫炎:「それに、私は人を助けるためにここにいるのですから。死ななければ何も問題はないんです。」 血を吐きながらにこやかに
誠花貴紀:「………はあ〜ぁ。説教オヤジにゃなりたくねえからほどほどにするけどさ」
誠花貴紀:「自分から当たりに行くなんてこと、できればやめてくれよ、な?」
雨宮紫炎:「…………」 一瞬、目を逸した後
雨宮紫炎:「そ、そうですね。肝に命じておきます。」
誠花貴紀:「オッケイ。さて」
誠花貴紀:立ち上がり、見上げる。
GM:攻撃の第一陣が終わり、健在の一同を見て。怪獣の眼の色が赤く染まる
GM:その大口が開かれ、光が集まる。エネルギーの収束……第二撃が来る!
成海信三:「ヤバくね!? なんかさっきより直接的にこっちを潰す気じゃね!?」
雨宮紫炎:「に、二度目は少し厳しそうですかね……!」 再装填を急ぎ
誠花貴紀:「うへえ、こういう奴ニガテなんだよなあ……!アタッカーなの!俺は!」
伊達望:「装填が終わる前に叩き潰すしかねえ!」間に合うか。いや、間に合わせるほかなし!緊張が走る!
GM:冷汗が肌を伝う。最高潮に達した口腔の砲が放たれる、その瞬間に
GM:──四人の頭上を一筋の閃光が奔り、怪獣を撃つ!
GM:不意の一撃に砲撃は止まり、身じろいだそこへ。海底から突如伸びた光の鎖が巻き付いた
GM:荒れ狂い、生まれた波が港の船を粉砕しながらも。攻撃を封じられた怪獣が徐々に海へと引きずり込まれてゆく
伊達望:「!?」
伊達望:「封印術式か!?だが、いったい誰が!?」
誠花貴紀:「あっ港の船……」
成海信三:「何あれ!? だれだれ!?」
???:「……そこの半魔!」後ろから飛ぶ声がある
成海信三:「誰だ! ……いや、マジでだれだれ!?」
???:「こっちだ! 倒れてる者はこちらで助ける」
???:「何も知らずに死にたくなければ来い!」
誠花貴紀:「はは……なんかよくわかんねーけど」
誠花貴紀:「ここは乗っとくのが吉と見た!」
雨宮紫炎:「どなたかは存じえませんけど、信じるしかないですよね!」
誠花貴紀:「そうそ。疑心暗鬼ってな、いいことないんだぜ」
伊達望:「敵ではないらしいな。詳しい状況は読めんが……」
雨宮紫炎:「絶対にそこの人々も助けてくださいよ!」
成海信三:「助けてくれたもんな! おっけーおっけー! お世話になります!!」
GM:生体装甲に身を包んだ人型が声を飛ばす最中。君達のいる広場にも、異変が生まれる
GM:芝生が消失し、足元は土ではなく金属製の装甲めいた感触が返ってくる
GM:一部に光のラインが走り。長方形のエレベータのような構造物が、四人の前にせりあがってきた
???:「そこに入れ。……こうなった以上、全てを私が説明しよう。半魔」
成海信三:「……ジャンルがサスペンスからパニックホラーから、SFになってくなぁ」
成海信三:「うし! 一番乗り!」すいすい箱状物体に入っていく。
誠花貴紀:「大人は殿を務めましょうかね。はい、入って入って」
雨宮紫炎:「……ひ、秘密基地みたいでかっけー、ですね……」 頭が混乱してきた
雨宮紫炎:「私も失礼して……」 腹を押さえながらin
伊達望:「こいつは驚いたな。空間転移の類か?あんた、何者だ?」
???:「……島の守護者。“執行官”とも呼ばれている」
GM:正体不明の戦士らしきものが乗り込み、エレベーターが閉まる。
GM:ゆっくりと五人は、島の底へと降りてゆく

GM:シーンエンド。絆エゴ申請あれば
GM:成海君は第二変異に入ったので絆のエゴ化を
伊達望:絆エゴひとまずなしで以上!
雨宮紫炎:今回は特になし!
誠花貴紀:なにもなし!マックスです!
成海信三:うす、地球の守護者の絆をエゴ/みんなを傷つけさせないに変更しときます!
成海信三:で、これがシーン冒頭のことなんで……これを罪申請ってできましたっけ?
GM:うーん。まぁロール的にはしっくりくるのでOKで
成海信三:うす、ありがとうございます 今度からは困らせないようにしときます
成海信三:成海信三の罪を1増加(1 → 2)

MD06:しんそう

GM:シーンプレイヤー:成海信三
GM:クライマックス直前のシーンです。全員登場
成海信三:成海信三の人間性を1D6(→ 4)減少(20 → 16)
雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を1D6(→ 1)減少(14 → 13)
誠花貴紀:誠花貴紀の人間性を1D6(→ 2)減少(26 → 24)
伊達望:22-1d6
BeastBindTrinity : (22-1D6) → 22-6[6] → 16

GM:伊達君も第二変異
伊達望:第二変異突入。 異様な雰囲気を纏う。コージェットへの絆を「悪を見過ごせない」に
GM:OK

GM:どこまで降りていくのか。深度表示もないまま、ゆっくりと降りてゆくエレベーターの中に沈黙が満ちる
???:「……まずは我々の都合に巻き込んだことを謝罪する」
???:「R.E.L.I.C.の二人については、ある意味で答え合わせとなるだろうが」
GM:壁に寄りかかっていた“執行官”が近づき、喋り出す。
???:「事態を説明するにあたって、この安満島の正体を伝えよう」
伊達望:「正体?」
GM:ばすん。かけていたロックを解除し、ヘッドセットが外れる
真島みなぎ:「……はぁ。成海君、本当にごめん。謝って済むものじゃないけど」
真島みなぎ:「巻き込んじゃった雨宮さんも」
成海信三:「……」
成海信三:「……!?」
成海信三:「真島ちゃん!?!?」
真島みなぎ:「うわっ声デカ」
雨宮紫炎:「……ぺぁ?」 驚きの連続でフリーズ
成海信三:「いやビックリするなって言う方が無理じゃん!!」
誠花貴紀:「ん、んん?」
誠花貴紀:「宿にいた……巫女さん?」
真島みなぎ:「いや……あの喋りは自動変換っていうか、威圧感出さないとダメっていうか」
成海信三:「何!? 真島ちゃんがビーム撃って鎖出して……今の喋り方を……」
成海信三:「あっ、自動翻訳なんだ」
雨宮紫炎:「あ、あれー痛みで頭がおかしくなったんでしょうかー真島さんが現れましたーあはははは」
成海信三:「雨宮さんも気をしっかり持って!」
真島みなぎ:「なんかごめんね……」
雨宮紫炎:「……いや痛いなら現実ですねっ!?」 帰ってきた
誠花貴紀:「そうだ治療!傷治すの得意とか言っといて〜!も〜!」
雨宮紫炎:「……驚きの連続で忘れてました。」
雨宮紫炎:GM、神の癒やしを使って回復をしても良いですか?
GM:回復いいよ
雨宮紫炎:ありがとうございます
雨宮紫炎:メジャー - 《神の癒やし》(コスト:3):対象の【FP】を【加護】+1d6回復し、BSを一つ回復
雨宮紫炎:10+1d6
BeastBindTrinity : (10+1D6) → 10+1[1] → 11

雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を3減少(13 → 10)
GM:デフォで10点は強い
雨宮紫炎:雨宮紫炎のFPを11増加(25 → 36)
真島みなぎ:「ごほん」治療の様子を見ながら改まり
真島みなぎ:「改めて。あたしは真島みなぎ、安満島……」
真島みなぎ:「星間移民船“アマハト”の治安を守る“執行官”の一族です」
真島みなぎ:「ようは、宇宙人の末裔ってやつです」
誠花貴紀:「星間移民船」
成海信三:「マジ!?!?」
成海信三:「えっ、末裔って宇宙人何%!?」
伊達望:「…………なんてこった」
伊達望:「あの学校、アンノウンマンの方が少ないんじゃねーか……?」
雨宮紫炎:「そんな……同級生が三人も……」
誠花貴紀:「そして同級生でないのでちょっぴり寂しいおにーさんなのでした」
雨宮紫炎:「ああ!いえ、その、そういうつもりは毛頭なくてですね!?」 わたわた
誠花貴紀:「俺も今から月影高校に潜入しようかな〜」
誠花貴紀:無理がある。
真島みなぎ:「ど、どうかなー……もう何代も前だし血は流れてるけど……」
成海信三:「あ、計算めんどくさいくらいの数字なんだ。話の腰バキっとしちゃってごめんごめん! 続きお願い」
真島みなぎ:「あ、はい」
真島みなぎ:「ええと。あたし達のずっと……記録では800年くらい前かな」
成海信三:(1200年って日本何時代だったっけ?)口に出すとまた腰を折るので黙ってる。
真島みなぎ:「日本じゃ確か源氏と平家が争ってた頃。宇宙であの怪獣に襲われて、ご先祖様は地球に降りてきたの」
伊達望:「平安時代の末期ごろてとこか。銀河連邦の連中は?助けに来なかったのか?」
真島みなぎ:「アーカイブによれば、当時の戦いでこの艦は最低限の機能を維持するので精一杯だったそうなの」
真島みなぎ:「さっき出た海の怪物……コードを“セタス”と名付けられた宇宙生物とのね」
真島みなぎ:「あれは有機体じゃなくて珪素生命。すごく単純に言えば体が鉱石や無機物で出来てる」
真島みなぎ:「巨大な体を維持するために、宇宙船や衛星……星そのものを捕食しようとする化け物」
成海信三:「セタスだかレタスだか、どっかで聞いた気がするな……?」
雨宮紫炎:「……あの勘当息子が言っていたはずですね。これを知っていてここに来たってことですか。」
真島みなぎ:「みんなが戦ってた、あの悪魔か……厄介な相手が来てたんだね」止めてくれてありがとう、と伝え
成海信三:「って、そんなのが海に住んでたら地球ヤバくね!?」
伊達望:「ああ。地上での様子を見るに」
伊達望:「まず、海から陸地へ移動するだけで相当規模の災害が起こるだろう」
伊達望:「上陸なんてされてみろ。池袋は勿論」
伊達望:「どの都市だろうと国家だろうと蹂躙は思いのままってところだろうぜ」
真島みなぎ:「そう。当時の乗員も、地球の環境は自分達にとってもかけがえのないものだった」
真島みなぎ:「だからわずかに残った艦の機能を使って、“セタス”を周辺海域に捕縛。余剰次元に放り込んで……」話が専門的になりすぎるからか、考え込み
真島みなぎ:「ようは出られない空間の檻を作ってやつを封じることにした」
誠花貴紀:「……それを封印し続けるために」
誠花貴紀:「必要なことがあったんだよな」
成海信三:「……もしかして、真島ちゃんが毎年里帰りして、お祭りに参加してた理由って……」
成海信三:「巫女の家系って、つまりそーゆーことなんだよな?」
誠花貴紀:「そう。俺もそれを考えてた」
真島みなぎ:頷く
真島みなぎ:「海難事故で流れ着いた人達や、その遺体から地球の情報を読み取ったご先祖は、艦を偽装することにした」
真島みなぎ:「セタスを封じるための制御機構は他人に触れられないよう“神事を行う大事な場所”と。限られた者以外誰も入るなと決めた」
真島みなぎ:「一年に一回。メンテナンスや次元封鎖の状態を確認するために、“執行官”というリーダーの一族が巫女の役を担うことにしたのが始まり」
誠花貴紀:「お祭りはその為のカヴァーだったわけだ」
真島みなぎ:「開放型ドミニオン、宇宙船“安満島”はこうして始まったんです」
雨宮紫炎:「まさかこの島全体が宇宙船だったなんて……あ、だから通信機器とかそういうのが使えなかったりしたんですか。」
真島みなぎ:「うん。下手なものが映るとマズイから、ジャミングをかけていたし監視システムも全体に置いてある」
真島みなぎ:「ただカンが良すぎる人とかは、それに気づいて変な感じになっちゃうみたいで」
伊達望:「変な感じって……大丈夫なんだろうな?」
GM:島内の看板や信号機といった設置物にはセンサーとカメラが仕込んである。それを眼と勘違いする者もいるらしい
成海信三:「……あー! ナットクした!!」
成海信三:「見られてるな~って思ったけど、マジで見られてたんだな! うん、おっけーおっけー」
真島みなぎ:「……成海君達を呼んだのは。純粋に、お祭として楽しんで欲しかったからだったんだけど」
真島みなぎ:「ごめんね。もっと考えるべきだった。……想定ならセタスが外に出てくるはずはなかったし、あっても安全な状況で迎え撃つつもりだった」
誠花貴紀:「……んん。なら、その想定外が起こった原因は……」
雨宮紫炎:「出てきた原因は恐らく……“放蕩王子”シュバータル。あの男が原因ですか?」
真島みなぎ:「みんなの戦闘記録を見たけど、あれが噂の“羽根”? でいいのかな」
誠花貴紀:頷く
真島みなぎ:「……神社を狙ってきたのもそうだし、やっぱりあれはセタスを利用しようとしてる」
GM:エレベーターの動きが止まる。
GM:──扉が開いた。その先に広がっているのは、さながらロボットアニメに出てくる格納庫であった
GM:鎮座する流線形の巨大な物体、おそらく小型の宇宙船が一同を迎える
成海信三:「わっ! すっげ!!」大声が広い広い格納庫に吸い込まれていく。
雨宮紫炎:「大きな空間……これが宇宙の技術ですか……」 天とはまた違う技術を見上げ
誠花貴紀:「うわー……これはあれだな、ロマンだなあ」
GM:安満島に当たる表層甲板ですら約70kmである。本体であるアマハトの大きさは、地球のスケールで考えるには巨大すぎるくらいだ
真島みなぎ:「800年以上封じられたことで、セタスも自分を維持するのが精いっぱいになってます」
真島みなぎ:「だからいまがある意味でチャンス」
GM:一歩、エレベーターから出て。
真島みなぎ:「突然の話から、こんなお願いばかりを押し付けることになってしまうけれど」
真島みなぎ:「やつを止めるために。力を貸してくれませんか」
成海信三:「いいぜ!」二つ返事で。
真島みなぎ:「早いなぁ……」
成海信三:「どうせアイツをほっとくと地球がピンチなんだし、なにより」
成海信三:「真島ちゃんに頼まれてノーって言える奴はクラスにそうそういないって」へらりと笑って。
雨宮紫炎:「……勿論、私も手伝います。」
雨宮紫炎:「セタスのことも勿論ですが……こうなったのも、私があの男を取り逃さなければ起こり得なかったこと。」
雨宮紫炎:「……厄介な魔界潜水艦ごと、水底へ沈めてやります」
誠花貴紀:「ふんふん。話はよ〜くわかった」
誠花貴紀:「乗り掛かった船だし、俺は全然良いよ。こういうの、ほっとくと後味悪いし」
誠花貴紀:「あー、でもあれだ、あれ」
誠花貴紀:「伊達くん、調査結果のこと確かめとかなくて良いの?」
伊達望:「海底のクレーターと石ころのことか?」
誠花貴紀:「そうそう。一応、影そのものがセタスだったかどうかの確認も」
伊達望:「話を聞いた感じ、クレーターは大方セタスとやり合った跡ってところじゃねーかな」
伊達望:「あの石ころは、それ自体がセタスの肉片か何かだろう。……念のため聞いときたいんだが」
真島みなぎ:「はい」
伊達望:「切り離された細胞片が何年も経ってから勝手に動き出したりしたことはないよな?」
伊達望:「もしあったら、調査員の連中がやばい」
真島みなぎ:「それはありません。セタスは……いわば“生存”というエゴそのものに突き動かされる魔物だと思ってください」
真島みなぎ:「肉体から離れたものは影響下から外れて、人間の髪の毛や爪みたいなものです」
伊達望:「そいつを聞けて安心したよ」
真島みなぎ:ちょっと珍しい宝石になるかもしれませんけど。とだけ足す
伊達望:「影についちゃ二つに一つだな。封印が弱まっていたセタスか、あるいは」
伊達望:「俺たちと同じように探しに来てた魔界潜水艦が不定期に次元潜航から顔を出してたかだ」
誠花貴紀:「そのどっちかが、なんだよね〜……どっちにしても厄介なのには変わんないんだけどさ」
伊達望:「ここまで来たら、どっちだろうと関係ねえさ」
伊達望:「ぶちのめして終わりだ」
成海信三:「だなだな! どっちも相手する気だろ?」
成海信三:にーっと、好戦的にも見える笑みを浮かべて。
誠花貴紀:「はあ〜……若者の自信が眩しいよ……俺もそろそろ歳かなあ」
雨宮紫炎:「…………」 うーん、と考えながら
雨宮紫炎:「……でも、結局あの男は魔界潜水艦なんてものを持ち出してまで、セタスをどうするつもりなんでしょうか。」
雨宮紫炎:「本当に暴れさせて、それが楽しいってだけなんでしょうか……?」
誠花貴紀:「だよねえ。悪魔の考えることはわっかんないよなあ」
成海信三:「なんだっけ? セタスが……なんかを惹き付ける……とかなんとか言ってたような」
成海信三:「アイツがいることで、もっと面白い……俺らに取っちゃ、厄介なことがおこんのかな?」
雨宮紫炎:「……どちらにせよ、あの男の企みは挫かなければなりません。そこだけははっきりしているのが幸いです」
雨宮紫炎:「まさかこんな大事になるとは……でも、運命なのかもしれませんね、これは。」
雨宮紫炎:「やっつけましょう。あの男も、セタスも。」
GM:本土から離れた深い青の中。決戦の時は近づいていた
GM:遠い遠い星から続く因果が、ここに終わろうとしている

GM:シーンエンド、最後の絆エゴ申請です
成海信三:絆はマックス、罪は「真島ちゃんについてもっと知りたい」で申請! いっぱい知りました
GM:罪どうぞ
誠花貴紀:すごい
成海信三:成海信三の罪を1増加(2 → 3)
誠花貴紀:こっちは何もなしです
雨宮紫炎:エゴ:放蕩王子の企みを阻止したい、で罪の申請をば。
伊達望:「悪は見逃せない」エゴロール申請で
GM:伊達君と雨宮さんも罪1点
雨宮紫炎:雨宮紫炎の罪を1増加(2 → 3)

マスターシーン:深遠の夢

GM:幼い頃に退屈しのぎの話をせがんでいた自分に語られたのは、古代の地球に落ちた怪物の話。
GM:少し前と言いながら800年近く前のことを言い出すのは悪魔おれたちにはありがちな話だが。中身はほどほどに楽しめた。
GM:海の底に沈んだまま眠っている石の怪物……地球への留学が持ち上がり、池袋で“遊ぶ”のにも飽きた時。それを思い出した。
GM:いまは水の中。盗み出した玩具で進んだ先、光の鎖で縛られたそいつを見て。口元の笑いが止まらなくなっている。
GM:勿体ない。こんなデカい玩具を外に出さず押し込んでるだけなんざ、酷い話だ。
GM:──池袋で落ちてきた“羽根”。こいつがあれば、もっと面白いことが出来る。最高だ。
シュバータル:「出してやるよ。代わりに……使わせてもらうぜ」
GM:“羽根”を振るうと同時に、鎖が砕け散った。

クライマックス:魔界海上要塞■■■

GM:全員登場!
成海信三:成海信三の人間性を1D6(→ 4)減少(16 → 12)
雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を1D6(→ 3)減少(10 → 7)
誠花貴紀:誠花貴紀の人間性を1D6(→ 1)減少(24 → 23)
誠花貴紀:変異しない
GM:マイペース
伊達望:16-1d10
BeastBindTrinity : (16-1D10) → 16-10[10] → 6

伊達望:ごめーんダブルクロスしちゃった
伊達望:16-1d6
BeastBindTrinity : (16-1D6) → 16-6[6] → 10

伊達望:なにっ
GM:なんだぁ
伊達望:あわわどの道最大値

GM:宇宙怪獣……“セタス”を倒すため、一同はみなぎの操縦する宇宙船に乗り込み、目標の場所を目指していた
GM:暴れまわるセタスによって乱れた海流は普通の潜水艦などであれば、容赦なく破砕しているだろう。
GM:しかしそこは宇宙船というべきか。防御システムを張っている都合、遅くはあれど乗員への揺れは最小限に留まっている
真島みなぎ:「あ、船酔いとか大丈夫? そのへんの棚に用意してもらったんだけど」
成海信三:「全然! 来た時の船よりよっぽど揺れない!」
真島みなぎ:両手を広げて何も触れていないようだが、取り付けられた操縦桿は動いている辺り未知の技術といえる
成海信三:(……なるほどなぁ。こんな船で行き来してたんだったら、そりゃ台風とか気にならないって……)
誠花貴紀:「うおお……未来………」
誠花貴紀:圧倒されている。
伊達望:「こいつはいい!これなら“セタス”の元まで一息だぜ!」
雨宮紫炎:「だ、大丈夫です……大丈夫、大丈夫と祈れば神は許してくれる……」 ぶつぶつと呟きながら
誠花貴紀:「平気かよ雨宮さん……」
真島みなぎ:「改めて説明します。セタスは現在、捕縛状態で海底に抑え込んでいます」
真島みなぎ:「攻撃を行う都合、一度枷を取り払って海上まで引き上げる必要が……雨宮さん、大丈夫? 顔色」
雨宮紫炎:「……だ、大丈夫です。続けてください。普段とは違う揺れなので、なれるまで少しかかっている……だけです」
誠花貴紀:「手、握る?野郎の手で良ければだけど」
雨宮紫炎:「……落ち着くまで、お願いしますぅ」 素直に手を握る
誠花貴紀:はは、と笑って握られる。
真島みなぎ:「ん……もうすぐ到着する。みんな──」
GM:用意をして、と言葉を続けることはできなかった
GM:強烈なアラートと警告の赤い光が船の中に満ちる。そして、
GM:真下から突き上げられる衝撃! そのまま船は海上まで弾き飛ばされた!
真島みなぎ:「うわぁ────!?」
誠花貴紀:「うえええええ!?」
伊達望:「うあっ!?今の衝撃は……!?」
雨宮紫炎:「みぎゃっ!?頭打ったぁ!?」
真島みなぎ:「姿勢制御フルに! 艦内維持全力!」
成海信三:「舌嚙むとこだった! めっちゃぶっ飛ばされてんじゃん!」
真島みなぎ:「いたた……そんな、もう破壊されるなんて──」
GM:全員の前に巨大なモニターが現れ、海面を映し出す。舞い上がった飛沫で白く濁った青色……その下から影が生まれ
GM:姿を見せたのはセタス……のようであり、異なっていた。
GM:黒く長く、並べられた砲。隙間を埋めるように設置されたのは迎撃用の機関砲とミサイル発射機構。長大な体躯は青い……先ほど見た怪獣の表面めいて輝いて
GM:艦首に造られた“口”と目の造詣が、怪物であった姿を残している
シュバータル:「あーあー。聞こえてるか半魔ども」
シュバータル:「ヨーソロー。航海式にお越しいただきありがとうございますってな」
GM:その船……否。海上要塞と呼ぶにふさわしい物体から外部へと声が飛ぶ
雨宮紫炎:「なんてこと……設計図を持ち出したのは、このために……!?」 その姿に驚愕しながら
成海信三:「なんかアイツヤバくない? 合体しちゃった系? んなパワーアップありかよ!!」
誠花貴紀:「……あーあ。なんともまあ………」
シュバータル:「まぁ思い出したのは後からだ。寝物語で聞かされた、空から落ちてきた石の怪物」
シュバータル:「そいつを自由に……いや。ちょうどよく改造できる素材と技術と力が手元にあった」
GM:要塞の艦橋から通信を飛ばしながら、“羽根”を弄ぶ
シュバータル:「宇宙怪獣改め、魔界海上要塞“セタス”。これなら天界の連中とも結構楽しいことができる」
シュバータル:「望むならご招待するぜ? 最終戦争ハルマゲドンの最前線までな」
雨宮紫炎:「なんと恐ろしくも悍ましいものを……これで戦うことが、貴方の目的だって言うんですか。」
雨宮紫炎:「『放蕩』もここまでくれば、暴虐と変わりませんよ!こんなものを放ってはおけません!」
シュバータル:「相変わらず真っ白ペンキぶちまけるみたいな不快さだ」
シュバータル:「男子どもはどうだい? 男の子は嫌いじゃないだろ、こういう兵器って」
誠花貴紀:「ん〜〜おにーさん、まあ男のロマンってのはわかるつもりだけど」
誠花貴紀:「でもこりゃないでしょ。別にどうせ倒しちゃうつもりではあったけどさ。勝手に改造されちゃってさ」
誠花貴紀:「な〜んか俺は同情しちゃうね、セタスくんにさ」
シュバータル:「お優しいことで。夢蝕みの混ざりものらしい感情移入だ」
誠花貴紀:「何とでもお好きにどーぞ。俺は平凡でいたいんでね、そんぐらいがちょうどいいよ」
成海信三:「ま、かっけーと思わなくはないけどさ。自分たちの喉元に突き付けられてりゃ話は別、別!」
成海信三:「真島ちゃん家と地球のピンチに、ついでに天界のピンチまで欲張り大盛りだけど」
成海信三:「やることは変わんねーから、覚悟しとけ! ここで沈めて、俺らは帰る!」
成海信三:「来年こそ、ほんとに平和なタダのお祭りするんだよ!」
シュバータル:「人間のセーシュンか。青臭ぇ」
伊達望:「黴臭いモラトリアム送ってるヤツが言うかね?そういうこと」
伊達望:「悪いが、“羽根”もそいつセタスもお前にゃ過ぎた玩具だ。返してもらう」
GM:その言葉を切っ掛けに。砲身が、機関砲が一同の宇宙船に狙いをつける
シュバータル:「回答感謝する。答えが出たなら──」
シュバータル:「パーティーしようぜ! 祝砲食らいな!」
GM:一斉に鋼鉄の殺意が上空めがけて飛び掛かる。そして、“羽根”を含めた強力なエゴの発現が半魔達の精神を揺らす

GM:堕落判定、難易度10で
伊達望:2D6+4
BeastBindTrinity : (2D6+4) → 8[6,2]+4 → 12

誠花貴紀:2BB+5%23>=10 堕落判定
BeastBindTrinity : (2BB+5@11#2>=10) → 9[4,5]+5 → 14 → 成功

誠花貴紀:誠花貴紀の人間性を2D6(→ 6)減少(23 → 17)
成海信三:2BB+4%12>=10 堕落判定
BeastBindTrinity : (2BB+4@10#2>=10) → 10[5,5]+4+20 → クリティカル → 34 → 成功

誠花貴紀:うおっ
雨宮紫炎:2BB+4%7 堕落判定
BeastBindTrinity : (2BB+4@10#2) → 2[1,1]+4 → ファンブル → 0

成海信三:成海信三の人間性を2D6(→ 5)減少(12 → 7)
誠花貴紀:雨宮さん〜っ!!
誠花貴紀:そして第二変異
雨宮紫炎:わ、ワンモア切ります……
伊達望:10-2d6
BeastBindTrinity : (10-2D6) → 10-8[5,3] → 2

誠花貴紀:人間時代の絆を エゴ:仲間を守りたい に。
雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を2減少(7 → 5)
雨宮紫炎:2BB+4%5 堕落判定
BeastBindTrinity : (2BB+4@10#2) → 7[2,5]+4 → 11

雨宮紫炎:あぶない
GM:なんとか成功した
GM:人間性低下もね
雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を2D6(→ 6)減少(5 → -1)
GM:最速第三段階突入
雨宮紫炎:では“放蕩王子”シュバータルの絆をエゴ:世界を守りたい、に
GM:OK
GM:ラウンド進行へ移行します!
GM:配置は「PC四人」遠隔「魔界海上要塞セタス」となります

GM:▽ラウンド1
GM:セットアップ!
誠花貴紀:《ストライクフォーム》による《魔獣化》(コスト:1)
誠花貴紀:誠花貴紀の人間性を1減少(17 → 16)
雨宮紫炎:セットアップはなし!
成海信三:セットアップなし!
伊達望:《魔獣化》+《守護者召喚》+《まつろわぬ魂》
伊達望:人間性-6
伊達望:人間性-4 第三変異突入
伊達望:全身にオーラを纏い、守護者は今や明確に可視化されます。
伊達望:絆をシュバータルに取得し即座にエゴ/人間を守りたいを取得。
GM:OK。こちらも宣言
シュバータル:オリジナルアーツ、《主砲用意》
シュバータル:セットアップ宣言。全てのPCが行動終了後、感情属性で40+3D6点の攻撃力を持つ武器で攻撃を行う。
シュバータル:このアーツは1ラウンド中に80点のダメージを受けた場合、効果を失う
GM:続けてイニシアチブ
成海信三:イニシアチブある!
成海信三:《サポートフォーム》の効果で《魔獣化》。
成海信三:成海信三の人間性を1減少(7 → 6)
雨宮紫炎:イニシアチブはあります
雨宮紫炎:イニシアチブ - 《クイックサポート》(コスト:5):即座にメインプロセスを行う。行動済みでも行動でき、行動済みにならない。ただし攻撃を行うことはできない。シーン一回
雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を5減少(-1 → -6)
雨宮紫炎:マイナー/イニシアチブ - 《魔獣化》(コスト:2)
GM:OK。雨宮さんの行動
雨宮紫炎:メジャー - 《祝福》(コスト:2):そのシーンの間、同意を得た対象のダメージとアーマー値を+2
雨宮紫炎:効果参照 - 《聖句詠唱》(コスト:2):種別:攻撃、支援、回復と同時に使用する。そのアーツの効果に+【加護B】。ラウンド一回
雨宮紫炎:対象はエンゲージ内PC全員!
雨宮紫炎:ダメージ+12、アーマー値+2!
GM:ほんと強ぇ
雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を11減少(-6 → -17)
誠花貴紀:ありがてえー
成海信三:勿論もらうもらう!
伊達望:いただきます!
GM:ロールを挟まなければ、そのまま雨宮さんのメイン行動もどうぞ
雨宮紫炎:それじゃあ少しだけロールをしておきます!

雨宮紫炎:巨大な改造生物。それを前に少し身震いをしつつ、一人空を舞い
雨宮紫炎:「……天使は祈る。この場の皆に祝福を。」
雨宮紫炎:十字の聖句ではなく、片手に握る銃を天に向け、
雨宮紫炎:「神のみ不成、我が祝福は天の物也。我が名は『天ツ救イ』。」
雨宮紫炎:「人を、世界を、宇宙を。この力で加護り給え。」
雨宮紫炎:ばんっ、と一発。祝福の空砲をぶっ放す。
雨宮紫炎:「さぁ、開幕の合図は鳴らしました。始めましょう、世界を守る戦いを。」

雨宮紫炎:エゴ:世界を守りたい、で罪申請を行いたいです
GM:罪1点どうぞ!
雨宮紫炎:雨宮紫炎の罪を1増加(3 → 4)
雨宮紫炎:続けてメインターンもらいます
雨宮紫炎:メジャー - 《神撃》(コスト:2)で、魔界海上要塞を攻撃します
雨宮紫炎:2BB+8%-17 【射撃】判定
BeastBindTrinity : (2BB+8@9#2) → 5[1,4]+8 → 13

GM:ちぃ、ここはガードを宣言
GM:ダメージまでどうぞ
雨宮紫炎:種別:魔界を対象が所持している場合+5点ですけど、持ってますか?
GM:そういうところもあったか……
GM:色々あるしフルオープンしよう。種別は魔界・来訪・巨大です
雨宮紫炎:やった、5点増えます
雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を2減少(-17 → -19)
GM:痛い!
雨宮紫炎:5+3+5+5+12+2d6 「天使銃」/〈加護〉属性:攻撃を行う度に人間性-2。対象のアーマー値を0として扱う
BeastBindTrinity : (5+3+5+5+12+2D6) → 5+3+5+5+12+9[3,6] → 39

雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を2減少(-19 → -21)
誠花貴紀:80の半分もう行った
GM:ええい使おう《妨害能力》
シュバータル:ダメージ軽減を行う
シュバータル:39-1d6-5
BeastBindTrinity : (39-1D6-5) → 39-6[6]-5 → 28

シュバータル:ガードは10、18点通った
GM:魔界海上要塞“セタス”のFPを18減少(0 → -18)

雨宮紫炎:空砲を鳴らした天使の銃を、その輝きのまま巨大兵器へと向ける
雨宮紫炎:「目標は眼前の大型兵器。そしてそれを操る艦長、“放蕩王子”シュバータル。」
雨宮紫炎:すぅっと、頭の上にある光輪が眼前へと降りてくる。
雨宮紫炎:円形の中に十字。在り方からその銃を使うためにあるそれで、目標の急所を狙い、定める
雨宮紫炎:「まずは、一発目。」
雨宮紫炎:ばぁん、と。セタスの『目』を狙い撃つ
GM:雨宮さんの攻撃に合わせ、周囲を魔力障壁が覆う。しかし振り下ろされた神罰は、それを容易く貫く!
GM:眼が一つ穿たれ、血が海を赤く染める。しかし一発はまだ軽い
雨宮紫炎:「……どうやら、貴方の『付け加えた』部分のおかげで」
雨宮紫炎:がちゃ、っと今度は再装填
雨宮紫炎:「私の攻撃の通りも良いようです。でも、私の本業は名前の通り支援役。」
雨宮紫炎:「……一発目は通しました。大きなの、行っちゃってください!」

GM:続けて行動値10のお二人
GM:どちらか行動する方が宣言どうぞ
成海信三:こっちから行くぜ!
成海信三:ムーブ宣言なしで、マイナー。
成海信三:《特化存在:射撃》。メインプロセス中、指定した種類の攻撃のダメージロールに【感情B】。
成海信三:成海信三の人間性を2減少(6 → 4)
成海信三:で、メジャー!
成海信三:「ライトニングボルト」使用して《異能:オメガエフェクト》。
成海信三:射程:シーン、対象:範囲の【感情】属性射撃攻撃。
成海信三:セタスを撃つよ!
GM:では判定直前に割り込み
成海信三:おっ
シュバータル:《誘惑者》:対象が行う判定直前に宣言し、その判定を【社会】で行わせる。ラウンド1回
成海信三:ぐぇーっ! 社会は疎い!
誠花貴紀:ひええ
成海信三:ラウンド1回ならここで切らせたとも考えつつ、それはそれとして頑張って当てるぞ!
成海信三:判定直前に《特異知覚》。判定の達成値に+2。
成海信三:成海信三のFPを4減少(32 → 28)
成海信三:成海信三の人間性を1減少(4 → 3)
雨宮紫炎:待った!フォローアシストで判定を+3します
雨宮紫炎:判定の直前 - 《フォローアシスト》(コスト:2):貴方以外の対象が行う判定に+3。ラウンド一回
成海信三:助かる!!
雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を3減少(-21 → -24)
成海信三:じゃ、判定行くぜ!
成海信三:2BB+8%3 命中
BeastBindTrinity : (2BB+8@10#2) → 7[3,4]+8 → 15

成海信三:期待値。確定!
GM:普通に当てられる達成値で来たな……
GM:誘惑者を使ったし相手の攻撃が痛いのは知っている! 回避!
シュバータル:2d6+5>=15
BeastBindTrinity : (2D6+5>=15) → 5[4,1]+5 → 10 → 失敗

誠花貴紀:ナイス!
成海信三:ほっ
誠花貴紀:ダメージロール直前 - 《うたかたの愛》(コスト:4):自分以外の対象のダメージロールに[【感情】+1D6]。対象がこのPCの絆を持っている場合効果に更に+2D6 1シナリオLV回
誠花貴紀:これを投げておきます
GM:痛い痛い
誠花貴紀:誠花貴紀の人間性を4減少(16 → 12)
誠花貴紀:感情は8なので
誠花貴紀:8+3D6足せるぜ
成海信三:うす、じゃあこっちもDR直前行動!
成海信三:ダメージロール直前に《アタックアシスト》。
成海信三:ダメージロールに+10+1d6。
成海信三:成海信三の人間性を2減少(3 → 1)
成海信三:更に罪切ってダメージ増強!!
成海信三:成海信三の罪を1減少(3 → 2)
GM:いたたたた。ダメージ来い!
成海信三:ダメージロール!!
成海信三:11+3+1d6+5+5d6+5+10+1d6+12+8+3d6+5d6 【感情】ダメージ
BeastBindTrinity : (11+3+1D6+5+5D6+5+10+1D6+12+8+3D6+5D6) → 11+3+3[3]+5+22[5,3,6,6,2]+5+10+2[2]+12+8+8[2,1,5]+14[1,3,2,4,4] → 103

成海信三:103点、諸々貫通!
誠花貴紀:やっるう!
GM:サポーターの出す数字じゃないだろ!
雨宮紫炎:でけぇ!
GM:おのれ~主砲も止められてしまったわ
GM:魔界海上要塞“セタス”のFPを103減少(-18 → -121)
成海信三:成海信三の人間性を4減少(1 → -3)
成海信三:第三変異、電光が体表を迸ります。絆/伊達望→エゴ/真島ちゃん家と世界を守るに変更で。
GM:OK
GM:援護含めて演出いきましょう

誠花貴紀:「成海くん、次行って」
誠花貴紀:「このまま叩き込もう」
伊達望:「遠慮するこたあねえ、デカいのかましちまえ!」
真島みなぎ:「ちょっと危ないけど、近付けるよ!」
GM:弾幕の中を縫うように船が飛び、狙いをつけられるよう隙間へ滑り込む
誠花貴紀:「そのまえに、ちょっと、おまじないさせて?」
誠花貴紀:へら、と笑って
誠花貴紀:「この島で会ったばっかりだけどさ、袖擦り合うも多少の縁、っつーか」
誠花貴紀:「結構そういうの俺、大事に思ってるんだよね」
成海信三:「一緒に冒険したら、もう仲間じゃん? 遠慮はナシナシ!」
誠花貴紀:「はは。うん、そーゆーコト。で、みんなと一緒にいたいから、俺はみんなを守りたい」
誠花貴紀:「だから、まあ」すっと手を取り、その甲に口付ける。
誠花貴紀:「強くなる祝福だ」
誠花貴紀:エゴロール:仲間を守りたい を申請。
GM:罪どうぞ!
誠花貴紀:誠花貴紀の罪を1増加(2 → 3)
成海信三:「めちゃめちゃ遠慮なしのパワー貰っちゃったな……美形のこういう仕草、すげー……」
成海信三:緊迫する状況の中、口元には笑みを湛えて。
誠花貴紀:「行ってらっしゃい、気楽にね」
成海信三:「ありがとありがと! さて、じゃあ……ダチと」伊達君を見て、
成海信三:「天使様と」雨宮さんを見て、
成海信三:「おにーさんと」誠花さんを見て、
成海信三:「なにより、我らがクラスの女神様のために……」最後に、真島さんを見て。
成海信三:「いっちょ、やっちゃりますか!!」口づけを受けた手を高く高く掲げ、
成海信三:「バリバリの……バチバチの!」体表面を電光が走る。ぱちりぱちりと小さく爆ぜていた音が、
成海信三:「ズドーンだッッッ!!!」振り下ろした手と受け止めた手の奏でる音に飲み込まれた、その瞬間。
成海信三:ご ろ ぴ し ゃ ぁ ぁ ぁ ぁ ん ! ! !
成海信三:大嵐の中もかくやと言わんばかりの轟雷が、海上要塞に向けて叩き込まれる!!
GM:閃光が要塞を奔り、各所で爆発が起こる!
GM:用意されていたと思われる主砲のエネルギーが拡散し、消失!
成海信三:「……なんか、"相性"が良いみてぇーだな? 俺とアンタ」
成海信三:「俺らの世界ホームは傷つけさせねぇ。帰れるウチがあるんなら、今からでもシッポ巻いて帰るんだな!!」
シュバータル:「ハッ。そこで帰るようなやつはな、悪魔になんざ産まれやしねぇさ」
シュバータル:「さっきより随分と出力上げやがる。……ああ、油断してたのは考え直すさ」
成海信三:ここでエゴ「真島ちゃん家と世界を守る」のクライマックス罪申請をば
GM:OK、罪1点!

GM:同値の行動値10、誠花さんのターン!
誠花貴紀:いきます!ムーブなし、マイナーから!
誠花貴紀:マイナー - 《呪文詠唱》(コスト:2):そのメインプロセスの間、判定達成値+2、種別:魔法アーツ効果に+【感情B】
誠花貴紀:誠花貴紀の人間性を2減少(12 → 10)
誠花貴紀:メジャー - 《夢糸紡ぎ》LV5(コスト:2):[【感情】+(LV)D6]ダメージの特殊攻撃。対象は【回避値】でドッジ。
誠花貴紀:これと同時に
誠花貴紀:《オリジナルスペル》(コスト:3):種別:魔法のアーツ/武器攻撃と同時使用。効果量を全て+【感情】1シナリオLV回。 を使用!
GM:ごっついのぅ
誠花貴紀:で、セタスくんを攻撃します
誠花貴紀:判定直前 - 《バトルヒステリア》(コスト:1):戦闘中、絆を持つキャラと同じエンゲージ時のみ。達成値+3、1シーンLV回
誠花貴紀:アイテムとかも乗っけて判定
誠花貴紀:2BB+8+2+3+1%10 【感情】判定
BeastBindTrinity : (2BB+14@10#2) → 4[1,3]+14 → 18

誠花貴紀:確定で
GM:ドッジを選択!
GM:2d6+5>=18
BeastBindTrinity : (2D6+5>=18) → 9[3,6]+5 → 14 → 失敗

誠花貴紀:こっわ
シュバータル:届かないか。《世界律:超越》で+20
誠花貴紀:おっと
GM:対抗は如何か!
誠花貴紀:《万物の打倒者》切ります!
誠花貴紀:誠花貴紀の愛を1減少(6 → 5)
GM:通す! プラマイ0で命中!
誠花貴紀:ではダメージロールへ!
誠花貴紀:ダメージロール直前 - 《魔獣の殺意》(コスト:1):ダメージロールに+1D6。
誠花貴紀:罪1使ってダメージ増強!アーマーガード0!+5D6!
GM:豪快!
誠花貴紀:誠花貴紀の罪を1減少(3 → 2)
誠花貴紀:8+5D6+1d6+5D6+4+4+8+12+2
BeastBindTrinity : (8+5D6+1D6+5D6+4+4+8+12+2) → 8+15[6,2,1,3,3]+2[2]+18[4,5,5,3,1]+4+4+8+12+2 → 73

誠花貴紀:悪くない…!
GM:痛ぁ……素通し73
GM:魔界海上要塞“セタス”のFPを73減少(-121 → -194)
誠花貴紀:誠花貴紀の人間性を7減少(10 → 3)
GM:流石にかなりのダメージ量だ!

誠花貴紀:豪雷に紛れて、ひゅるひゅると柔らかい糸が舞っていた。
誠花貴紀:それは灼かれることなく涼しげに踊り、要塞に絡んでいく。
誠花貴紀:「さて、と」
誠花貴紀:「足元……いや、ヒレかな?お留守だぜー……なんて」
誠花貴紀:「意外と熱くなりやすいタイプ?ほら、」
誠花貴紀:ギリギリ、
誠花貴紀:ば つ ん !
誠花貴紀:要塞の一部位を切断!
誠花貴紀:「気を取られてるとどんどん卸されちゃうぜ」
GM:要塞の装甲が真っ二つとなり、海面を大きく揺らす!
シュバータル:「魔力糸だけでよくやる……補助と再生、進めろ!」
真島みなぎ:「あれだけの質量差を切断……一体どういう手業で?」
誠花貴紀:「さてね。得意なのはあやとりぐらいの小学生だったなあ」

GM:さて、伊達君のターンですが。ここまで殴られて大人しくしているのも限界というもの
シュバータル:《世界律:神速》で割り込みをかける。行動だ
シュバータル:マイナーなし。メインで魔界水上要塞での攻撃を行い、《世界律:崩壊》で対象を拡大
シュバータル:全員を狙って攻撃する!
シュバータル:対抗はないから判定に移る
シュバータル:命中前に《後継者のワガママ》を使用して命中判定に+4
シュバータル:2d6+14
BeastBindTrinity : (2D6+14) → 3[1,2]+14 → 17

伊達望:◆このダイス目は……!?
GM:酷い有様だな……
シュバータル:《世界律:超越》を使用して+20
GM:対抗は如何か
伊達望:ドッジ不可なのでガードを選択します。対抗は切らない!
雨宮紫炎:ガードを選択します
成海信三:こちらもガード選択!
誠花貴紀:ガード!
シュバータル:ダメージ直前に《世界律:絶望》。攻撃力に+30してアーマーガード無視!
シュバータル:12+30+3d6
BeastBindTrinity : (12+30+3D6) → 12+30+7[4,1,2] → 49

シュバータル:全員に49点
誠花貴紀:絶望さえなければ………
雨宮紫炎:なんにもないので素通し!
伊達望:DR直後に
誠花貴紀:か死…
伊達望:《守護者の盾》自分のダメージ-2d6
伊達望:49-2D6
BeastBindTrinity : (49-2D6) → 49-11[6,5] → 38

GM:耐えおった
誠花貴紀:うおおお
成海信三:すげぇ
伊達望:やった、ほぼ最大値 38点なので普通なら死ぬが、守護者の外付けHPでギリ耐える
雨宮紫炎:良い出目だぁ
誠花貴紀:こっちは罪を切って復活しまーす
GM:グムー。世界律は軽減アーツまでは無視できねぇ!
成海信三:あ、こっちはかりそめの死を迎えるので、罪いっこ切ってFP16で復帰します
誠花貴紀:誠花貴紀の罪を1減少(2 → 1)
成海信三:成海信三の罪を1減少(3 → 2)
誠花貴紀:誠花貴紀のFPを15に変更(36 → 15)
雨宮紫炎:罪の復活を適用します
成海信三:成海信三のFPを16に変更(28 → 16)
雨宮紫炎:雨宮紫炎のFPを16減少(36 → 20)
雨宮紫炎:雨宮紫炎の罪を1減少(4 → 3)
GM:演出だ!

GM:半魔達の猛攻により、海上要塞と化したセタスの各部は破壊と損傷……崩れた装甲の奥、鉱物の肌らしく部位が削れ内側の結晶が輝いて見えた
シュバータル:「全く。……やられっぱなしも、少しは返上しねぇとな」
シュバータル:帽子をかぶり直す。
シュバータル:「用意できたな? まとめてぶっ放せ!」
GM:ミサイルと大砲が火を噴くと同時。誠花さんの一撃によって断たれた部位が波うち
GM:島にいた四人へと襲い掛かってきた、海洋生物の要素を持つ奇形の生物らが飛行する雨宮さんと、宇宙船へと撃ち込まれる!
GM:船に取りついてきたそれらが装甲を侵蝕。壁を食い破り、内部にいる半魔達へも食いつこうと牙を伸ばしてくる
誠花貴紀:「俺思うんだけどさあ!セタスやっぱなんも余計なモンついてない方が強いって!!」噛まれながら
伊達望:「装甲を食い破りやがったッ!ぐっ!」
成海信三:「ぎゃーっ! 火力がでっけぇ!! あっちいけしっしっ!」
雨宮紫炎:「っ……!弾幕が……あっ!」
真島みなぎ:「あいたた! 船の維持……!」慌ててアーマーを展開して防ぐも、バランスを崩して体をぶつける
真島みなぎ:「機能が……伊達くん、まだ動くうちにお願い!」

GM:お待たせしました。伊達君のターンです
伊達望:その前に最大火力に向けて動かさせてもらいますよ。イニシアチブに《守護者転移》。セタス側に守護者を移動させて人間性-2。
GM:人間性が…マイナスに!
伊達望:人間性はとっくにマイナス突入しとるんや その数……-7
伊達望:ムーヴで本体がセタス側に移動
伊達望:マイナーで《守護者絶技》!ダメージ+4D6,
伊達望:追加効果はダメージ+2D6
伊達望:メジャーで《守護者強化》。守護者と同一エンゲージでダメージ+2D6
伊達望:判定前に《守護者同調》判定値+2
伊達望:2D6+9
BeastBindTrinity : (2D6+9) → 12[6,6]+9 → 21

誠花貴紀:クリティカルだ!!
伊達望:クリティカル達成だ!GOーーーーーーーッ
雨宮紫炎:出目がでかい!
GM:マジか…
GM:41は対応しきれないなぁ
シュバータル:ガードだ!
伊達望:罪を1点使用 ダメージ+5D6/アーマー・ガードを無視
雨宮紫炎:私も愛の効果で罪のダメージ増強を使います
成海信三:こっちも愛罪切ってダメ増強!
成海信三:成海信三の愛を1減少(6 → 5)
成海信三:成海信三の罪を1減少(2 → 1)
雨宮紫炎:雨宮紫炎の愛を1減少(6 → 5)
雨宮紫炎:雨宮紫炎の罪を1減少(3 → 2)
GM:大丈夫かそんな使って
成海信三:最悪解放するので……
伊達望:感謝するよ皆 “罪ブースト”を貰って完全復活だ!
伊達望:とりあえずダメージ前に《魔獣の殺意》 これがアタッカーのダイス+1
伊達望:自前のダイスバフが2+6+2+1+5
伊達望:で16+10で26 ここに武器(フォースフィールド)のダイスで27
伊達望:12+15+27D6
BeastBindTrinity : (12+15+27D6) → 12+15+102[4,5,6,3,3,6,1,5,5,1,3,1,4,5,1,1,5,3,3,6,3,6,3,4,5,4,6] → 129

伊達望:ダメ押しの《真魔撃》!罪1点使ってダイスの出目をすべて6に変更
GM:怖
伊達望:27*6なので162+12+15で
伊達望:189点ガード・アーマー無視です
GM:余裕のオーバーキルだよ!
シュバータル:使うさ《世界律:不滅》!
GM:FP18で蘇生!
GM:演出だ!

伊達望:みなぎの言葉を受けて、セタスに向けて距離を詰める船内を駆ける。
伊達望:跳躍に守護者の像が重なり、宇宙船の亀裂から外部へと飛び立つ!
伊達望:「“イースト・コーカー”ッ!」
伊達望:望がその名を叫ぶと同時に、出現した守護者が両の拳による猛打ラッシュを異形の要塞へ撃ち込む!撃ち込む!撃ち込む!
伊達望:拳の形に抉れた外殻の傷が再生速度を上回り、一点集中の破壊エネルギーが中枢部めがけて巨躰を掘削!
GM逸脱イレギュラーたる超能の暴力! 装甲を穿ち内部を揺らし、覆せない質量が一人の半魔によって揺らされている!
伊達望:艦橋らしきエリアまでの直通路を強引にこじ開けると、シュバータルと対面する。
シュバータル:「こいつ……!」
シュバータル:明らかに異常な攻撃と行動力。流石の余裕も消えかけてか、闖入者を睨みつけるに留まる
伊達望:「ひとつ撤回しておく。悪いと言ったが、お前をこれからぶちのめすことに関しては、あんまりそうは思っちゃいねえ」
伊達望:「このまま再起不能にさせてもらうぜ」

GM:では最後の行動。セタスの攻撃ターン
シュバータル:ムーブ、マイナーなし。メジャーで「魔界海上要塞」による攻撃。
シュバータル:この武装による攻撃は「対象:3体」となる
GM:choice1[1,2,3,4]
BeastBindTrinity : (choice[1,2,3,4]) → 2

GM:おや、雨宮さんだけ外れた
雨宮紫炎:おお、外れた
GM:安置見つけたかな
GM:成海君、誠花さん、伊達君の男子三人を対象!
伊達望:しゃあっ ガード!
シュバータル:2d6+10
BeastBindTrinity : (2D6+10) → 10[4,6]+10 → 20

GM:達成値は20で確定!
誠花貴紀:高いなあ
誠花貴紀:武器もないしドッジ試してみます
誠花貴紀:2BB+4%3 【回避】判定
BeastBindTrinity : (2BB+4@10#2) → 6[1,5]+4 → 10

誠花貴紀:命中!
成海信三:こっちもドッジだ
成海信三:2BB+4%-3>=20
BeastBindTrinity : (2BB+4@9#2>=20) → 7[3,4]+4 → 11 → 失敗

成海信三:ダメだったわ
伊達望:達成値20!?
伊達望:煽るねえ だったら……《打倒》しちゃおうかなッ
GM:そこは他が振る前に言ってね。まぁ今回は良しとしよう
伊達望:ごめん 反応遅れた!
GM:使うなら改めて宣言どうぞ!
伊達望:《万物の打倒者》切ります 愛1個使って残り4
伊達望:達成値-20
GM:ピッタリ0!!
GM:この場合命中はガード宣言の伊達君だけですね
伊達望:あ、そうなるのか!
伊達望:《まつろわぬ魂》でドッジ不可ですね…… 受けて立つぜ!
シュバータル:最後の《世界律:絶望》で+30してダメージ!
シュバータル:後はアーツ《ロイヤルブラッド》を宣言
シュバータル:30+12+8+4d6
BeastBindTrinity : (30+12+8+4D6) → 30+12+8+15[1,4,4,6] → 65

GM:アーマーガード無視して65
伊達望:ううん 倒れるのはヤだけどちょっとキツいな
伊達望:あ、いや
伊達望:まだいける 愛1個切って「かりそめの死」から解放状態に移行。
GM:OK!

GM:一人の半魔──既に実体を伴い並び立つ守護者とその使い手に、悪魔が気圧される。
GM:ぎり。歯が軋む。追い詰められた悔しさか、それを認められない愚かさか
シュバータル:「セタス!! こいつを“つまみ出せ”ェ!!」
GM:強制的に怪物へ指令を下す。同時、乗り込んだ伊達君もろとも艦橋へミサイルの雨が降り注ぐ!
GM:主は魔力の壁を構築。炎が辺りを包み込む!
伊達望:「なにっ 内部にまでミサイルを!」
シュバータル:「守護者は強くてもなぁ! テメェは“人間”のままだろうが!」
シュバータル:「肉片残さず吹っ飛びやがれ!」
伊達望:炎の海がちろちろと揺れる。その向こうから、
伊達望:守護者を傍らに控え、全身を赤に濡らしながらもシュバータルへ対峙する!
シュバータル:絶句。揺れる炎に向けていた笑いすらも途絶え、その姿を見る
シュバータル:「なんだよお前……死んでる方が普通だぜ……?」
伊達望:「これでも守護者級エージェントのはしくれだ。伊達に死線を潜って来ちゃいねえのさ」

GM:ラウンド終了、クリンナップは……ないと思うので2ラウンド!

GM:▽ラウンド2
GM:セットアップ、イニシアチブ共に敵側はありません
誠花貴紀:なしです
雨宮紫炎:両方ともなしです!
成海信三:なしなし!
GM:伊達君も接近済みだしね

GM:行動値18で雨宮さん!
雨宮紫炎:はい!
雨宮紫炎:ではムーヴでセタスと同エンゲージへ
雨宮紫炎:メジャー - 《神撃》(コスト:2):対象の白兵/射撃攻撃。その攻撃のダメージに+【加護B】。攻撃対象が「種別:魔界」を持っている場合ダメージに+5
雨宮紫炎:で、射程:シーンの天使銃でセタスを攻撃します
GM:来なさい!
雨宮紫炎:2BB+8%-24 【射撃】判定
BeastBindTrinity : (2BB+8@9#2) → 11[5,6]+8+20 → クリティカル → 39

GM:は、外さない…
GM:なけなしのドッジで抵抗
シュバータル:2d6+5
BeastBindTrinity : (2D6+5) → 11[6,5]+5 → 16

誠花貴紀:こ、これは
GM:最期の抵抗にしては頑張ったな…
雨宮紫炎:良い出目だ……
GM:PCだったら喜んでたところだよ
GM:ダメージ!
雨宮紫炎:ではダメージロール前に罪のダメージ増強を適用します!
雨宮紫炎:5+3+12+5+2d6+5d6 「天使銃」/〈加護〉属性:攻撃を行う度に人間性-2。対象のアーマー値を0として扱う
BeastBindTrinity : (5+3+12+5+2D6+5D6) → 5+3+12+5+4[3,1]+11[1,2,1,2,5] → 40

雨宮紫炎:雨宮紫炎の罪を1減少(2 → 1)
GM:《世界律:不滅》で戻ったのは18点。アーマーとガード無視で素受けして、FP0!
GM:魔界海上要塞、轟沈!
雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を4減少(-24 → -28)
GM:戦闘終了! フィニッシュの演出どうぞ

雨宮紫炎:満身創痍。敵のそれを見て取り、自身の飛ぶ速度を上げる
雨宮紫炎:「ミサイルを左に、砲撃を上、生物を上、下、下、右!」
雨宮紫炎:見てからそれらを避けきり、艦橋へと降り立つ。
シュバータル:「……二人目か」
シュバータル:現れた天使の気配に溜息をもらして
雨宮紫炎:「ようやく捕まえましたよ、“放蕩王子”シュバータル。」
雨宮紫炎:がしゃん、と撃鉄を起こした銃を頭部に向けて
雨宮紫炎:「…………もう貴方のお遊びは終わりです。どこにも逃げられませんよ」
シュバータル:「だろうな。そこの人間といい、お遊びで撒いた火で俺が焼かれるところか」
シュバータル:「笑えねぇ。親父に玩具を取り上げられたわけだ」
雨宮紫炎:「どこまでも貴方にとっては遊びなのですね。」
雨宮紫炎:「……この艦はもう沈むでしょう。そうでなくても私が沈めます。」
雨宮紫炎:ふぅ、とため息を吐く。
雨宮紫炎:人ならざるものでも、自身の名に架せられたそれを問わなければならないことに。
雨宮紫炎:「……“放蕩王子”シュバータル。これは、ブラックコートの私ではなく」
雨宮紫炎:「我が名にかけて問います。」
雨宮紫炎:「人を救い、魔も救いたい私は、問わなければならない。」
雨宮紫炎:「貴方は、今、助かりたいですか?」
雨宮紫炎:悪魔の最大の敵から、救いを向けるということをしなければならないことに、
雨宮紫炎:もう一度心底、ため息を吐く。
シュバータル:「そこまで嫌そうにしても聞かなきゃならないのは難儀としか言いようがねぇ」
シュバータル:吐息
シュバータル:「その忌々しい口上に乗ってやるよ。真面目にな」
シュバータル:「アンタが遍く子羊どもを救うように、俺もまた全てを遊び道具として見ている」
シュバータル:「俺はそういうモノだ。リスクと快楽を天秤に乗せて、指で揺らして零れるのを見ている」
シュバータル:「そしていま完全に傾いたのなら。その結果を覆すのは、遊ぶルールにも反する」
シュバータル:「知ってるだろう? 悪魔は法ではなく、己のルールにだけに従う」
雨宮紫炎:「ええ、よく存じています。そこは、嫌と言うほどに。」
シュバータル:「吐き気もする。いくら重ねても足りないくらいの恨み言もな」
シュバータル:「だけど“終わった”。そういうことだ」
雨宮紫炎:「……そうですね。これで、終わりです。」
シュバータル:「クソッタレが」
シュバータル:笑いながらそう吐き捨てた
雨宮紫炎:「では、最後の時です。」
雨宮紫炎:がしゃん、とマガジンを取り出し、残弾少ない銃を再装填
雨宮紫炎:即座に、手慣れた手付きで再装填
雨宮紫炎:「……この巨大な蛇は、沈めなければならない。」
雨宮紫炎:かつ、かつ、とシュバタールへと距離を詰め
雨宮紫炎:その天使の力を、人を救いたいという想いを、エゴを銃身へと集め
雨宮紫炎:「さようならです、セタス。貴方の長い眠りは終わりです。」
雨宮紫炎:ばんっ、ばんっ、ばんっ
雨宮紫炎:三発、シュバタールの背にあるセタスの胴へと弾丸を撃ち込む
雨宮紫炎:「…………無機なる蛇よ、安らかなる眠りを」
雨宮紫炎:ふっと、目を閉じ。
雨宮紫炎:祈りを、捧げる
GM:聖なる天使の弾丸は正しくその力を発揮した。
GM:要塞が揺れる。力の根源を失い、魔界潜水艦としての機能も限界であったか。
GM:外から見れば残った装甲や、砲らの火器が崩れてゆく。エゴによって成り立っていた存在は、柱を失って崩壊してゆく
真島みなぎ:「雨宮さん! 伊達君!」
真島みなぎ:艦橋に残る二人の元に船が近づく。ボロボロになり当初の様子は見る影もないが、なんとか飛び続けていた
真島みなぎ:「崩壊が始まってる。早くこっちに!」
誠花貴紀:中から夢の糸で船の維持を補助している。
伊達望:「う、うおおっ やばい!」
誠花貴紀:「うわっ、伊達くんそれ早く治療してもらわないとやばい奴じゃない!?」
成海信三:「はよ、こっちこれるか!? 迎え行った方が良い!?」
伊達望:「紫炎、行けるか!?めいっぱい走れ、いや飛べ!」
雨宮紫炎:「…………わぁあ!?思った以上に崩壊が早いですっ!?」 目を閉じて開けてから驚き
雨宮紫炎:「行けます!どうとでもしますよ!」 それから力強く頷く
伊達望:宇宙船目掛け再度の跳躍。加えて、空中で“イースト・コーカー”に自らを掴ませると
伊達望:弾くように宇宙船へ投げ飛ばす。
伊達望:「ぐっ!痛っっつァ~~~~~!せ、セーフ」着地の瞬間、強引に守護者を再展開し背中から滑りながら乗り込む。
真島みなぎ:「よし! 雨宮さんも行くよ!」
雨宮紫炎:「はい!……ここで巻き込まれたら元も子もないですからね!」 限界まで上げたパワーで飛ぶ姿勢を取り
真島みなぎ:宇宙船が再び高度を取ると共に、雨宮さんを誘導するよう光のガイドが空に描かれる
GM:──皆が安全圏に離脱するとほぼ同時。中心から真っ二つに折れた要塞が、海へと沈んでいく
GM:遅れて、大きく海面が膨らみ。風が吹く──海底で爆発が起きたのだろう
GM:……池袋から始まった悪魔の“遊び”と。800年以上の眠りを経た獣の物語は、ここで終わったのだ

GM:いいお時間ですが、人間性の回復だけ済ませましょうか
誠花貴紀:人間性は…プラス!
GM:各自愛による絆の復帰やSAの使用宣言などの上で判定をどうぞ
誠花貴紀:愛を雨宮さんに投げます。
誠花貴紀:3つかな
雨宮紫炎:初期、邂逅、シナリオで3つですね
伊達望:愛3つあるので
誠花貴紀:では全部回復しちゃってください〜
雨宮紫炎:それら3つを修復しつつ、SAの使用宣言をして二倍で振っておこうかな
成海信三:愛3つ使って初期絆2つと伊達くんの絆を修復。
成海信三:成海信三の愛を3減少(5 → 2)
伊達望:愛3つ使ってエゴ化した絆3つを回復
伊達望:SA達成で倍振りだーーーーッ
伊達望:18-12D6
BeastBindTrinity : (18-12D6) → 18-38[3,5,2,1,6,6,1,2,2,1,3,6] → -20

成海信三:SAは達成してるけど、等倍振りで確定帰還だな 振ります
雨宮紫炎:12d6
BeastBindTrinity : (12D6) → 41[2,4,1,1,3,6,4,5,3,6,5,1] → 41

成海信三:6d6-3
BeastBindTrinity : (6D6-3) → 25[4,2,5,4,5,5]-3 → 22

伊達望:プラスとマイナス間違えた +20で帰還です
GM:よかったよかった
成海信三:22で帰還!
誠花貴紀:等倍ぶりします
誠花貴紀:3+4d6
BeastBindTrinity : (3+4D6) → 3+11[3,1,3,4] → 14

雨宮紫炎:+13で帰還!
誠花貴紀:よしよし。14で帰還です
GM:全員無事!
雨宮紫炎:雨宮紫炎の人間性を41増加(-28 → 13)

ED01:煌めく神秘は小説より奇なり

GM:シーンプレイヤー:誠花貴紀

GM:慣れ親しんだ池袋の地、バー・ルーナンの一角で誠花さんはもう一度、内藤純也とテーブルを挟んで向き合う
GM:頼まれごとに関してはしっかりと仕事を果たせたと言えるだろう。安満島に関する噂と、その真実を持ち帰った貴方に
GM:内藤は少々眉間を揉んで、頼んでいたコーヒーを呷った
内藤純也:「……いやぁ。持ってきてくれたことには感謝してるけど」
内藤純也:「思ってたよりとんでもない話だったな……」
誠花貴紀:「トンデモはいつものことでしょー?」
内藤純也:「そりゃそうなんだけど。君がその宇宙怪獣もとい、魔界の超兵器だかなんだかと宇宙船に乗って派手に戦ったっていうのは」
内藤純也:「裏路地で都市伝説の怪人が実在してた、とかそういうのとはちょっと処理が追いつかない」
誠花貴紀:「だって宇宙人、いるし……」
内藤純也:「知ってるよ。顔なじみもいるから」
GM:目の前にいる青年がそこまで切ったはったの大立ち回りをする、ということをまだうまく呑み込めてなかったというところだ
誠花貴紀:小首を傾げている。
内藤純也:「ただ、いいものは書けそうだよ。関東の離島に伝わる風習……そしてその正体は、過去に宇宙から来た人々によるものだった」
内藤純也:「頼んだことは正解だった。ありがとう」
誠花貴紀:「はは、そんなら良かった」
誠花貴紀:「バケーションとは行かなかったけど」
誠花貴紀:「俺も面白かったしね、噂のコトとか調べるの」
内藤純也:「フィールドワークに向いてるな。R.E.L.I.C.にいるのが惜しいというか……」
内藤純也:「イリジウムで臨時調査員とかやらないか?」
誠花貴紀:「そうかなあ。俺、要領とかはよくないし……」
誠花貴紀:「裏方仕事ってとこでは同じなんだろうけど、うーん」
誠花貴紀:「まあ……上司が許してくれそうなら考えてみるよ」
内藤純也:「そりゃいい。できることって、多い方が楽しいものだよ」聞いた話をメモ書きに要約してゆく。話ながら手が動くのは職業病か
内藤純也:「取材こういうのって、いまじゃその辺歩いてるみんなが出来るじゃないか」
内藤純也:「スマホ持って写真を撮ったら、それに感想や意見つけたしてSNSに張り付ける」
内藤純也:「ほとんどの人にとっては、それで十分なんだ。こういう記事とかはどんどん減っていくから、やれる人は増えてくれると嬉しい」
誠花貴紀:「なるほどなあ」
誠花貴紀:「純也はそこいくと頑張ってるよな」
内藤純也:「俺だってこの仕事をしてるのは、自分の好奇心が第一だからな」
誠花貴紀:「好奇心か〜。俺はほら……そこまで危ない橋渡りたいとかじゃないし」
誠花貴紀:「平穏に、平凡に暮らせて、そこそこ誰かと知り合って……寂しくなけりゃそれでいいからさ」
内藤純也:「それが難しいのが夜のこっち側なんだから、苦労してるな」
誠花貴紀:「そ。見た目が派手だからあんまり昼っ側に出て行けんのよ」
内藤純也:「じゃあこの記事が少しくらいは暇潰しになるよう、しっかり仕上げとくよ」
誠花貴紀:「よろしく頼むよ、旅の思い出だからさ」
内藤純也:「発売したら一冊送るさ。……どんなものであれ、自分の関わったものがカタチになって出てくるのは」
内藤純也:「それはそれで楽しいもんだよ」
GM:またよかったら手伝いを頼む。そう伝えて、彼は二人分の代金をテーブルに置き席を立つ
誠花貴紀:「あら。別に払うのに」
内藤純也:「俺個人の礼だよ。ずっと面白くて派手なものを知らせてもらった」
誠花貴紀:「そっか」
誠花貴紀:「きらきらした夢みたいな話はさ、好きな夢蝕みも多いんだ」
誠花貴紀:「気をつけといてくれよな。お前、そういうのたくさん持ってるから」
内藤純也:片手を上げて応え。そのまま店を出てゆく
GM:離島で繰り広げられた、たった数日。しかし800年前から続いていたひとつの物語
GM:それをまた人が編み、カタチとなって貴方の元に届けられるのはすぐだ
GM:産まれてくるものはどのような色と、輝きを持った夢となるだろうか
誠花貴紀:「神のみぞ知る……いや、神さんも知らない、ってね」
誠花貴紀:ふ、と口元に笑みを浮かべて、残った酒を呷る。そして、
誠花貴紀:「腹減ったなあ」
誠花貴紀:そう、嬉しそうに呟いた。

ED02:終わりから始まりへ

GM:シーンプレイヤー:伊達望

GM:ロッテンベリー映画日本支部。一部で“アレ”な映画を作りに作ってるにも関わらず、潰れないのがある種の伝説とまで言われる映画製作会社
GM:その本体が魔に関わる組織であることを知る者のは少ない。……ホテルのレストランとは打って変わって、オフィスの一室で伊達君は報告に訪れていた
ダーム・デュ・ラック:「まずは無事の帰還を祝いましょう。お疲れ様です」
ダーム・デュ・ラック:「貴方とミスター・誠花のおかげでエージェントにも被害は最小限で済みました」
GM:負傷者はいたがあくまで軽傷だ。島を襲ったセタスの猛攻を考えればかなり良い結果と言えるだろう
伊達望:「それは何より」
伊達望:「しかし今度はたまげた・・・・ぜ。本土から離れてるとはいえ日本国内にあんな秘境があったとは」
ダーム・デュ・ラック:「各地の遺跡を思えば、市町村としか完全に紛れていたわけですからね」
ダーム・デュ・ラック:「彼らの偽装が上手であった……いいえ」
ダーム・デュ・ラック:「例え遠い場所から来たものであったとしても、この星で生きる者であったから」
ダーム・デュ・ラック:「我々のように探していては見つからなかったのでしょう」
GM:──打ち倒したセタスは、真島みなぎの説明通り。あれから何の反応も残していない
GM:無数のレアメタルとなって、今は海の底か。潮に乗って世界中へ流れているだろう
伊達望:「成程な。あのままセタスが目覚めてたらエラいことになってたし、いずれにしても一安心てとこか」
ダーム・デュ・ラック:「守護精霊級エージェントとして恥じない働きでした。……それと」
ダーム・デュ・ラック:「私以外にも、礼を貴方に贈る者がいたようです」
GM:傍らに立っていた秘書が足元に置いていたアタッシュケースをテーブルに置き、開く
GM:鍵の部分に魔術師の書いた護符が貼り付けられているのが見えたが。その理由はすぐにわかった
GM:収められていたのはひとつの巻物スクロール。見てわかるほどの魔力を込められた紙が、ケースからふわりと中空に浮かんだ
ダーム・デュ・ラック:「魔界ドミニオンの魔王から。あなた宛てに」
ダーム・デュ・ラック:「結果としてですが。自身の問題を解決したことへの感謝状だそうです」
伊達望:「イーッ」苦虫をかみつぶしたような顔
ダーム・デュ・ラック:「内容は典型的な一文ですが、この込められた魔力を考えれば。こちらで何か奇跡の類を起こすこともできるでしょう」
ダーム・デュ・ラック:「宝くじの特賞を当てたりなど」妙に世間的だが。言外に“派手なことは駄目”と言っていく
伊達望:「ドラ息子を殴ったお礼状代わりか?冗談じゃねえ」
伊達望:「せっかくだが遠慮しておくよ。てめえの監督不行き届きを煙に巻こうっつー感じが気に喰わねえし」
伊達望:「それに、おれ達がそんなモンに手を出すのは恰好がつかねえだろう」
ダーム・デュ・ラック:「そう言うとは思っていました。“対象者の回答”を聞かなければ何が起こるかわからなかったものですから」
GM:伊達君の答えに反応してか、巻物から力が消えてゆく。そして端からボロボロと劣化が始まり
GM:ただのチリとなってケースに積みあがった
ダーム・デュ・ラック:「……正しく、これで安満島の一件は完了ということですね」
GM:出されていた紅茶に口を付け。一息
ダーム・デュ・ラック:「では──新たな任務です」
伊達望:「早速か!今度はどこだ?」
ダーム・デュ・ラック:「今度は富士山です。かの霊峰に不老不死の妙薬がある話は……」
GM:──守護精霊級エージェントの仕事は絶えない。それだけこの世界には過去より続く危機と、いま始まる脅威が満ちている
GM:君の拳がそれらを打ち砕くことができるか。どこまで届くのか……まだわからないが
ダーム・デュ・ラック:「行って頂けますね?」
伊達望:「了解。ま、サクッと片付けてやりますよ。ガッコも顔出さねーとだし」
GM:日常と夜の狭間をキミはこれからも生きてゆくだろう

ED03:これからよろしく

GM:シーンプレイヤー:成海信三・雨宮紫炎

GM:アルバイトから始まった一大決戦は終わり、帰路に戻ればいつもの学生生活だ
GM:R.E.L.I.C.による隠ぺい工作もあってか、島での一件は地震と本土側にちょっとした高波が起きた程度という形でしか知られていない
GM:昼休みを迎えた月影高校の教室で、そんなニュースを話題として口に出す
男子生徒:「地震の後、しばらく建物から出られなかったんだけど」
男子生徒:「成海と真島さんの姿が見えなかったと思ったらいきなり帰ってくるし。しかもなんか雨宮さんもいたし」
男子生徒:「お前ほんと何やってたんだよええーッ」
男子生徒:じゃれあうように成海君の肩を掴んで問い詰めてくる学友
成海信三:「聞く? 聞いちゃう~? ……っても、マジ大変だったんだよこっちも!」
成海信三:「怪我しちゃった人を送ったりとか、避難誘導とかを手伝ってくれとか、たまたま外にいたから頼まれちゃってさぁ!」
真島みなぎ:「頑張ってくれてたんだよ~。そんな強く言わないであげてね」
真島みなぎ:「ねぇ雨宮さん? みんな忙しくって伝えられなかったから仕方ない仕方ない」
雨宮紫炎:「え、あ、は、はい?あ、はい。成海さんはそれはもう獅子奮迅の如き働きで。」 声をかけられ驚きつつ
男子生徒:「くっ。月夜ばかりと思うなよ成海」
成海信三:「理不尽!!」じゃれて笑って見せる。
GM:その後、購買のパンを買いに行く友人を見送り。全てを知る三人が机を囲む
真島みなぎ:「改めて二人には、お礼だけじゃ済まないくらい助けられた」
真島みなぎ:「ありがとう。あたし達の背負ってきたものを降ろしてくれて」
雨宮紫炎:「いえいえ、そんな。私は追いかけていた男が偶然、という形ですし……」
成海信三:「そうそう、グーゼンだったし、困ったときはお互いさまさま!」
雨宮紫炎:「あれで完全にセタスは消えた、となれば私も仕事をした気分にもなりますし」
GM:しっかりと役目を果たせたことで揚羽切人上司の機嫌も比較的よかった。なのでしばらくは安心だろう
真島みなぎ:「セタスもいなくなったから、これからあの祭は本当の意味でただの行事になる」
真島みなぎ:「みんな“これからどうしようか”って考えてたけど。前向きな形で進められてるのは、いいことかな」
成海信三:「これからかぁ。あ、来年からはじゃあピンボケせずにムービー残せる系?」
真島みなぎ:「うーん、そこはまだ考えてるんだって」
真島みなぎ:「島に移住して、カメラ越しの偽装がまだ上手くない人もいるらしくて……」
真島みなぎ:「でも前よりはハッキリ記録できるようになると思うよ」
真島みなぎ:「島全体で宇宙から来た人達を呼んだり、ええとSCGだっけ。池袋の宇宙人の相互団体」
真島みなぎ:「あっちと協力していこうって話も出てるから」
雨宮紫炎:「島全体も、もっと活気に溢れていきそうですね。」
雨宮紫炎:「あ、でも巫女としての役割はもう終わって……?」
真島みなぎ:「かな。“執行官”は変わらないけど」
真島みなぎ:窓の外を見る。
真島みなぎ:「……ちょっと思い出話になるけど。本当はあたし、進学で池袋に来る気はなくてね」
雨宮紫炎:「そうなのですか?」
真島みなぎ:「島でも勉強はできるし、役割もあったからさ。外に出なくてもいいって思ってて」
真島みなぎ:「でも、あたしの周りは本土の学校に行けって。例えこの島の役目があったとしても」
真島みなぎ:「生き方をここだけで決めるべきじゃないって送り出されたんだ」
真島みなぎ:「正しかったよ。こうして友達も大勢できたしね」
成海信三:「うへへ。楽しいならなによりなにより!」
雨宮紫炎:「…………」 しばし、物憂げに外を見やり
雨宮紫炎:「あの魔王の後継者とも、そうやって和解できる未来も、あったのでしょうか。」 ぽつんと、呟き
雨宮紫炎:「……いえ、既に手遅れといえば、そうでしょうね。」 首を横に振る
成海信三:「いいダチとか、ソンケーできる先輩に会えるかどうか……会えても、それで自分が変わってけるかどうかは、わっかんねぇからなぁ」
成海信三:「こう言うのもあれだけど……仕方ないもんは仕方ないし、せめて俺らが誰かにとってのいいダチ、いい先輩であるべき、的な?」
雨宮紫炎:「……それもそうですね。」
雨宮紫炎:「これからはもっと仲良く出来そうでもありますし。」 てへ、と笑う
真島みなぎ:「雨宮さんとは、偶然でもあったけど」
真島みなぎ:「……あの時にこうして知ることができたのは、よかったと思う」
真島みなぎ:「雨宮さん的には神様のお導きになるのかな?」
雨宮紫炎:「そうですね、神の御導きです。」
雨宮紫炎:「あるいは長い年月を経た、長いものの一瞬の導きでしょう。」
真島みなぎ:「……800年分かぁ」
GM:実感はない。しかし、その最先端に自分達がいることの価値はわかる
真島みなぎ:「それじゃ、これからもよろしくしてもらえる?」
真島みなぎ:「両方で頼るかもしれないけど」
成海信三:「モチのロンロン! よろしく、真島ちゃん、雨宮さん!」
成海信三:「どっちだって、喜んで駆けつけっから!」
雨宮紫炎:「はい、よろしくお願いします。」 ぺこん、と頭を下げ
成海信三:「……学年の女子にも男子にもボコられっかもしれねーけど、まぁ安い安い!」
成海信三:うへへ、と笑い、今回の冒険の思い出を胸にしまう。
GM:買ってきた菓子パンを片手に戻ってきた学友と、弁当箱を持って集まる女子達
GM:あのトラブルに満ちた旅も、これから振り返れば思い出に変わる
GM:過去の因縁は伝承となって。それぞれの体験は形を変えて残ってゆく
真島みなぎ:「“これから”よろしく!」
GM:その一歩を笑顔で進めようと。声を張った

ビーストバインドトリニティ
輝ける星よ、深遠の青を照らせ」
全行程終了

GM:長い期間、お疲れさまでした。ありがとうございました!
誠花貴紀:ありがとうございましたー!
雨宮紫炎:ありがとうございましたー!
成海信三:ありがとうございました~!
伊達望:ありがとうございましたー!