『彼の愛するアールグレイ』 GM:優水

本編ログ|雑談ログ

目次

プリプレイ

GM:では、自己紹介からやってまいりましょう。
PC1:久喜春斗(PL:嗣子さん)
久喜春斗:ありがたく。
久喜春斗:「UGN、N市第一支部所属チルドレン。久喜春斗。--殴る蹴るしかできん粗忽者だが、どうかよろしく」
久喜春斗:久喜・春斗(くき・はると)。上記の通り、崩落戦前より第一支部に所属していたつもりのチルドレンです。
久喜春斗:そこらへんはGMの都合が悪ければ前後します!w
GM:大丈夫!前支部長時代から、ということですね。
久喜春斗:そんな感じ!でも今の支部長の方が好ましいですね!!
久喜春斗:口調も、最初の通り固っ苦しいし本当に今時の高校生かお前?と言う感じの男。
久喜春斗:経歴としては、両親がOVに殺害された後、帝国陸軍の技術者であった祖父に育てられました。
久喜春斗:まあ中々キツかったが佐倉井や支部長たちに比べればなんてこともないがな。
久喜春斗:そのおかげで零式てっきゅ…げふげふん。特殊金属の展開式装甲を内蔵しております。(アーマメントベルト)
久喜春斗:そして、祖父から放り出され第五で教導を受けた後、第一へ所属し今に至る。
久喜春斗:データ的には、装甲無視白兵と、一応のカバーにバディムーブ。
久喜春斗:これだけしかない!
久喜春斗:まあ単純な男なのだ。
GM:装甲無視は強いぞ。
久喜春斗:そんな当方であるが、どうか皆、よろしくお願いいたす。
GM:よろしくお願いします!
GM:ハンドアウトは自己紹介後にまとめて提示いたします。
久喜春斗:はい。では以上にて。

PC2:興津和紗(PL:中村さん)
興津和沙:はーい。
興津和沙:PC2の興津 和沙(おきつ かずさ)です。
興津和沙:星辰館高校でお姫様やってます。チヤホヤしろ!
興津和沙:お姫様らしい女の子に憧れて可愛い服を着たり、なんか可愛いムーブをしようとするけど根本的に向いてない!
興津和沙:なぜなら根っこの部分がヤンキーだから!
興津和沙:昔その向いてなさに絶望してジャームになりかけたりしたけど友達に止めてもらったりして今は楽しくやってます。ありがとう!
興津和沙:性能としては槍で!殴る!それだけ!
興津和沙:宜しくおねがいします!
GM:よろしくお願いします!

PC3:阿嘉橋コウ(PL:ささささん)
阿嘉橋コウ:はーい
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウ(あかはし・こう)です。星辰館高校第一生徒会所属、役職は書記。16歳の高一。
阿嘉橋コウ:わりと真面目でほやほやして、いつも何か食べてる感じの男子です。他の人と一緒に食べるのも好き!
阿嘉橋コウ:純粋培養のUGNチルドレンで、星辰館高校に来るまでは任務以外ではあんまり外界に触れていなかった感じです。
阿嘉橋コウ:よって、たまに他人の心の機微がわかっておらず勉強中。人間って難しいね。
阿嘉橋コウ:姫とは前回『破風の窓のアステリズム』などで同卓しておりまた一緒でうれしい。仲良くしようねー。
阿嘉橋コウ:初めましてのおふたりもよろしくねー。
阿嘉橋コウ:性能的には、サラマンダー/キュマイラで肉体でRC判定をし、HP消費しつつ急いで走って至近で燃やすキャラです。
阿嘉橋コウ:シンプル炎使いだけどよく腕焦がすんですよね。
阿嘉橋コウ:あと今回マクスウェルプログラムを導入してみたので、同エンゲージに限り支援と妨害ができる予定。
阿嘉橋コウ:武器に炎を纏わせたりしたい人はよろしく使ってやってください!
阿嘉橋コウ:そんな感じで、よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!

PC4:三芳孝一(PL:森田さん)
三芳孝一:あいさー!
三芳孝一:第一支部エージェントの三芳さんです!元々はNPC研究者!
三芳孝一:初出は13地区セッションで、地下にとらわれて旧日本軍のヤバい研究につきあわされたりしていましたが
三芳孝一:なんやかんやあって虹咲支部長に救出され、彼の部下として支部に復帰することに!
GM:おかえりなさい!
三芳孝一:忠誠心は厚いぞ!そして性能の面においても虹咲さんとのシナジーを意識したダイスデバフ構成!
三芳孝一:並べるとアホみたいな拘束力で敵を無力化出来る!これが第一地区のタクティカルソートだ!!
GM:敵が何もできなくなるに違いないぜ
三芳孝一:今回は虹咲さんはいないけど、支部の中堅として子供たちを見守っていきたいと思います
三芳孝一:以上!!
GM:イエス!よろしくお願いします!

GM:では、改めてハンドアウトを貼ってまいりましょう。

PC1&4:共通ハンドアウト
君たちはN市第一支部に勤めるエージェント/研究員だ。
いつものように支部にやってくると、支部長・虹咲奏の元気が明らかにない。
君たちがエンジェルハィロゥでなくとも見える程の落ち込みオーラを纏っている。
事情を聞いてみると、彼が足繁く通っていた紅茶店が、
『扱っている茶葉が届かない』為に店を閉めてしまったのだと言う。
支部長はすっかり諦めモードに入っているが、このまま放っておくこともできない。
何となくだが、FHが絡んでいるような感じもそこはかとなくする。
君たちは調査に乗り出す事を決意する。

GM:エージェント組がこちら!
GM:とにかく支部長が元気がない!
GM:なんとかしよう!
久喜春斗:なんとかせねばな。よろしくお願い申し上げる、三芳殿。
三芳孝一:ざっぱ!w
三芳孝一:でもなんとかしたいよね!
久喜春斗:うむ。支部長の紅茶は美味いからな…
三芳孝一:がんばりましょう
久喜春斗:よろしくお願いします!
GM:取り戻せ紅茶!
GM:ではネクスト!

PC2&3:共通ハンドアウト
君たちは星辰館高等部に通う高校生だ。
放課後、漫画研究部で漫画を読んだりお菓子を食べたりなんだりしていると、珍しい訪問者があった。
初等部の佐倉井ほたる。興津和紗の友人の1人でもある。
彼女は、支部長の為に力を貸してくれないか、と君たちに尋ねる。
君たちが事情を聞いていると、突如その話に割り込んで来るストレンジャー。
やたら目がキラキラした、姫オーラ(興津曰く)を纏った少女がそこに立っていた。

GM:高校生組ハンドアウト!
GM:ほたるちゃん(ゲスト)から支部長の件を聞きます。
興津和沙:虹咲支部長が困ってるなら助けるよー
阿嘉橋コウ:ほたるちゃーん(初対面)
佐倉井ほたる:よろしくお願い申し上げます、御二方。
阿嘉橋コウ:よろしくねー
興津和沙:よろしく!
GM:なんか謎の少女も現れるぞ。勝手にお菓子食べたりしているぞ。
阿嘉橋コウ:姫オーラ……一体何者なんだ
阿嘉橋コウ:お菓子はみんなで食べるよー
興津和沙:適度なわがまま…!姫の器…!!
興津和沙:つ、つぶさなきゃ!
GM:ライバル…
GM:では、最後にトレーラーを貼って始めて行きます。

N市UGNの第一支部。
ここを預かる虹咲奏の数少ない楽しみ。───即ち、茶。
ある日彼がお気に入りの紅茶店に向かうと……

商品棚は、全て……空、だった。

支部長の憩いのひとときを、取り戻すのだ。

ダブルクロス The 3rd Edition 『彼の愛するアールグレイ』
ダブルクロス───それは裏切りを意味する言葉。

GM:よろしくお願いします!
三芳孝一:いえあ!おねがいしまー!
興津和沙:しゃいす!!
久喜春斗:お願い申し上げます!
阿嘉橋コウ:よろしくお願いします!

マスターシーン:おはなしのはじまり

GM:まずはマスターシーンを軽く挟みます。

GM:N市第二地区商店街
GM:いつものごとく賑わう商店街を、落ち着いた物腰の男が歩いている。
GM:厳格そうな男だが、上機嫌であるように見える。
虹咲奏:「………」上機嫌で歩いている。
虹咲奏:(確か、今日は新作が出る日だ)
虹咲奏:(メールマガジンの広告によれば白い花が入っていて見た目でも楽しめそうだった)
虹咲奏:(香りや味も期待できそうだな……)
GM:そう、この男は虹咲奏。N市UGN第一支部を預かる者だ。
GM:彼が向かうのは第二地区にある紅茶店。
GM:商店街にはやや不釣り合いな高級志向の店だ。
GM:しかし、中心地である第一地区からも遠くないため、
GM:固定ファンの獲得に成功している。彼もそのファンの1人だ。
GM:定期的に自分で紅茶の香りを楽しみながら購入する……
GM:それが彼の数少ない趣味の一つ。
GM:───そして、いつものようにその店の前に立ち。
GM:扉をゆっくりと開く───
虹咲奏:「な……」
虹咲奏:「ど、どういうことだ、これは……!?」
GM:多くの修羅場を潜ってきた第一支部長の目が驚愕に見開かれる。
GM:本来、商品である紅茶が並べられているはずの店内。
GM:その、商品を置く場所全てが───
GM:空に、なっていた。

オープニング1:第一支部エージェントたち

GM:久喜くんと三芳さんのオープニングです。
GM:登場をどうぞ!
久喜春斗:久喜春斗の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:38->48)
三芳孝一:1d10+30
DoubleCross : (1D10+30) → 3[3]+30 → 33

久喜春斗:ぐ。

GM:N市UGN第一支部。
GM:図書館の書庫を改装した休憩書架。
GM:ここは第一支部に数ある休憩所の中でも広く、様々な設備も兼ね備えている。
三芳孝一:「……」
三芳孝一:席について、テーブルの上に複雑そうな視線を投げかけている。
三芳孝一:視線の先には、開かれた小包と、いくらかの梱包材。
三芳孝一:木製グリップの色あせた古めかしいリボルバーと
三芳孝一:持ち手にダイヤルのついたジッポライター、のようなもの。
三芳孝一:乱暴な字でメモ書きがひとつ。『あんたの忘れ物?』
三芳孝一:『辰巳』
久喜春斗:その休憩室に、ひとり。入室して来るものが。
久喜春斗:「…ふう、訓練とはいえ。重りを付けてのランニングは堪えるものがあるな…、ああ」
久喜春斗:「三芳殿。ここでお休みでありましたか」
久喜春斗:そう言って、彼の元に向かう。ちょうど喉が渇いていた。
三芳孝一:「ん?久喜か」
三芳孝一:顔を上げる
三芳孝一:「ハハ、その呼び方はなかなか馴れないな。」
久喜春斗:「はは。どうにも祖父からの教えが抜けませんで。……、そちらのリボルバーに、ジッポライター…は?」
久喜春斗:机の上の二つの物品を見やり。リボルバーはともかく、此方はなんであろう。
三芳孝一:「……ああ、これか」
三芳孝一:かちゃりとジッポを拾い上げて
三芳孝一:「俺の『武器』だよ」
久喜春斗:「…ふむ。浅学な身では、そちらがライターのようにしか見えませぬが…どのようなモノで?」
久喜春斗:第一支部のなかでも、戦闘任務しか請け負えないチルドレンであるからこそ、武器というものには貪欲な興味がある。
三芳孝一:「ひとつの研究成果といったところだ。擬似的なレネゲイドビーイングを封じ込めてある」
久喜春斗:「疑似的なレネゲイドビーイング、というと…”従者”や、端末とはまた違うのでしょうか」
三芳孝一:「従者はあくまでも自らのレネゲイドを媒介にした本体の一部だが」
三芳孝一:「『こいつら』は独立している。休眠状態なら、いつまでもここに在り続けるだろう。しかし活動自体には他者のレネゲイドが必要になる」
三芳孝一:「生きているわけでもないが、死んでいるわけでもない存在、ということだ」
久喜春斗:「なるほど…故に”武器”ですか」
三芳孝一:「……ああ、そのくらいの使いみちにしかならない」
三芳孝一:「昔は、これを完成させるのに躍起になって」
三芳孝一:「色々なものを見失って、図り間違えた。自分自身の命の危険でさえも」
三芳孝一:「俺にとっては苦い思い出の象徴でもある」
久喜春斗:「…いや、三芳殿はそう言われるが。様々な応用は出来そうではありませぬか」苦笑して、ほうじ茶を淹れていく。
久喜春斗:「…なにより、それでも貴方はそれを完成させ、今また生きてここにいる」
久喜春斗:「当方にとっては、尊敬に値しますよ。…どうです、ほうじ茶でもひとつ」素人ではありますが、と。
三芳孝一:「……そうだな、確かに」
三芳孝一:「ありがとう……あっつ!!」
三芳孝一:お茶をこぼしそうになる
久喜春斗:「あ、申し訳ない…!水を」
三芳孝一:「す、すまん……ふー、ふー」
三芳孝一:「……俺は実は猫舌なんだ」
三芳孝一:「支部長と茶を飲む手前、言い難いが」
三芳孝一:「……本当は氷がほしい……」
久喜春斗:「いえ、此方こそ気遣いも出来ず。……はは、憶えておきます」
久喜春斗:「……言えば、あの方なら用意してくださりますとも。さて冷やすものはどこにありましたかな…!」
久喜春斗:ちょっと自分がやらかした手前、きょろきょろと冷たいものを探す。
三芳孝一:「そうだろうが……どうにも、気後れしてしまう」
久喜春斗:「はは、当方もまあ、父君にお仕えした手前、分かる気がしますよ」
三芳孝一:「いや、仕える者としてだけでなく、俺はあの人の……」
三芳孝一:どんな些細な事であろうと、要求することに気後れがある。
三芳孝一:理由は分かっている。
久喜春斗:「……ですが」遮るように。
久喜春斗:「…我々が知っている、虹咲さんは。そういう気後れの方こそ、気に病む方でしょう」
久喜春斗:こちらも、ある程度は聞き及んでもいる。…そして、父に仕えた途上である程度、察するものもある。
三芳孝一:「!」
三芳孝一:記憶の中にあるのは、ベッドで横たわる何も知らない少年の姿。
三芳孝一:「……」
久喜春斗:「…当方は、確たることも根本も知りませぬが。貴方を、あのひとは助けて傍に置いている」
久喜春斗:「それが答え、ということでよいのではありませぬか。…我慢ならぬ者なら、そうはしますまい?」笑う。
久喜春斗:「はは、年少の者が偉ぶって言う事ではありませんでしたかな」
三芳孝一:「いつまでも加害者面でいるのも、また一つの傲慢か」
三芳孝一:「いや、ありがとう。おかげで答えが出そうだ」
久喜春斗:「それならば良かった」
三芳孝一:「俺も『こいつら』も、生き延びた。何か理由があってここにある」
三芳孝一:「余計なことは考えず、ただ」
三芳孝一:「使い手を、あの人が正しくあることを信じる。それでいい」
三芳孝一:懐にジッポとリボルバーを収める
久喜春斗:「…ま、あの方も間違えることや無理もするでしょうからな!その時は止めるのも此方の役目」
三芳孝一:「……まあ、とは言っても、だ」
三芳孝一:「俺の本職は研究者だ。そうそう前線に立つことはないだろうが」
三芳孝一:「ロートルが脚を引っ張っても、怒らないでくれ」
久喜春斗:「ははは。三芳殿がどちらも一流であったら、当方の仕事がなくなってしまいますな」
久喜春斗:「まあ、それは当方の仕事です。なんとかしますとも」
三芳孝一:「久喜は俺より余程しっかりしているな」
三芳孝一:「祖父御さんの育て方が良かったんだろうな」
久喜春斗:「いやいや、口うるさいし堅苦しいとよく言われますからな…。生意気で申し訳ない」
久喜春斗:「………まあ、感謝はしておりますよ」目を閉じる。
GM:……そうして、君たちが会話しているところで、
GM:休憩書架の入り口が開く。
GM:入室して来るのは今しがた話題に出ていた虹咲支部長その人だ。
GM:だが……
虹咲奏:「………ああ。三芳に久喜………」
虹咲奏:弱々しく微笑む。
三芳孝一:「奏さん……?どうした」
三芳孝一:「なんか、妙に……顔色が悪いが」
久喜春斗:「おお、虹咲支部長ではありませぬ、か………」普段からは思いもしない姿に動揺!
久喜春斗:「如何なさりました」
虹咲奏:「いや、私も休憩にな。……ああ、そうだ、今日は紅茶の補充はないんだ。すまない」
虹咲奏:そう……ものすごく重いオーラを纏っている……
虹咲奏:虹咲奏はそのエンジェルハィロゥの能力により人の感情をオーラとして読み取ることができるが……
虹咲奏:その能力がなくてもわかるほどの……重いオーラだ!
久喜春斗:「……なんと」あの紅茶好きの…虹咲さんが。
三芳孝一:「それは別にいいが……」ハッと気付く
三芳孝一:「例の店に何かあったのか?第二地区の」
三芳孝一:「休業とかか?」
久喜春斗:「ああ、あの品揃えも良い店でしたな。一度行ったときは非常に良い店でありました」
虹咲奏:「………」
虹咲奏:息を、長く吐く。
虹咲奏:「…………茶葉が、届かないのだそうだ」
久喜春斗:「茶葉が」
三芳孝一:「届かない?」
虹咲奏:「それでもここ数日は在庫でやりくりしていたようだが……ついにそれも切れた」
虹咲奏:「ああ。あの店は茶葉を直輸入で仕入れているのだが」
虹咲奏:「その仕入れの過程で何か妙な問題があったらしい」
虹咲奏:そう語るその目は虚ろだ。
久喜春斗:「それは……」なんといったらいいか。この人の数少ない趣味であり、癒しであるものなのだが。
三芳孝一:「そうか……それは、なんというか」
三芳孝一:「災難だったな……」
虹咲奏:「……今は休業状態だが、このままこれが続いたら閉店してしまうかもしれない」
虹咲奏:「…………」
虹咲奏:「……ああ」
虹咲奏:「いい店だったのだが………な………」
虹咲奏:そう呟くと、ふらふらと少し離れた席に座る。
虹咲奏:ずぅぅうううん………と音が聞こえてきそうな沈みぶりだ。
久喜春斗:な、何か言うべきなのであろうが何を言えばいいか分からぬ…!
三芳孝一:「……」
三芳孝一:少し遠巻きになって
三芳孝一:「ふふっ」
三芳孝一:その様子に、少し笑ってしまう。
三芳孝一:「久喜」
久喜春斗:「むむむむ…っ、は、はいなんですか三芳殿!」小声で
三芳孝一:「時間はあるか?少し散歩に出よう。こっちも喉が渇いてきたしな」
三芳孝一:喉が渇く、といっても飲み物はここにある。
三芳孝一:要するに、ここにないものを。
久喜春斗:「………」一度虹咲さんを見やってから。「…そうですな。こちらも少し歩きたかったところです」
三芳孝一:「どうやら、俺は本当に傲慢だったらしい」
三芳孝一:どこか穏やかな表情で、歩きながら言う
三芳孝一:「俺は彼の人生から何もかも奪い去ることに、加担してしまっていたように思っていたが」
三芳孝一:「怒りもすれば、泣きもする。あの人にはあの人の人生がある」
三芳孝一:「きっと……いい出会いがあったんだろう」
三芳孝一:「過去を取り消せるわけではないだろうが、せめて」
三芳孝一:「普通の人間と人間の関係として、彼の幸せを願うことにする」
三芳孝一:「ということで、手を貸してくれるか?」
久喜春斗:「勿論。当方で良ければ、喜んで」にっと笑いを浮かべて答える。

GM:ロイスの取得のみ可能です。
久喜春斗:虹咲支部長と三芳さんに取るしかねえだろ~
久喜春斗:虹咲支部長 〇信頼/たまには頼って欲しい 
久喜春斗:”年上の同僚” 三芳孝一 〇好意/心配 で。
三芳孝一:久喜さんにロイス!
三芳孝一:感服○/隔意で!
三芳孝一:虹咲さんは初期ロイスなので以上!
GM:OK!

オープニング2:星辰館、漫画研究部にて

GM:姫とコウくん!登場どうぞ!
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:36->41)
興津和沙:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 9[9]+35 → 44

興津和沙:のう…

GM:星辰館高等部、漫画研究部。
GM:放課後の今、君たちはここで過ごしている。
興津和沙:イベントに向けて刷り上がった同人誌を見つめている
阿嘉橋コウ:ちょこんと椅子に腰掛けて、無心に長編漫画を読んでいる。
阿嘉橋コウ:机の上には無糖の紅茶のペットボトルとポテトチップスの袋。
興津和沙:「いえー、出来た出来た!いやー、自分の絵が本になってるってのも不思議な感じだなー!じゃねえ、不思議な感じがしますわね!」
阿嘉橋コウ:「……」たまにお菓子をつまんで手を拭いて、また漫画に戻ろうとし……。
阿嘉橋コウ:「あっ」その声にハッと顔を上げる!
興津和沙:堂本さんのフーナラ、興津の劉邦軍団オールギャグ、その他ネットミーム三人衆の、なんか!
興津和沙:各人が好きなものを書いて集めた漫研の合同誌だ!
阿嘉橋コウ:「そっかー、本ができたねえ。すごいすごい」ぱちぱちと軽く手を叩く。
興津和沙:「いえーい、ありがとー」
寒骨白:『主は絵の才もあったのだな』
寒骨白:興津の持っている槍がいつものごとく喋っているが
寒骨白:別に相手をしなくてもいい。
興津和沙:芸術:絵
興津和沙:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[6,9] → 9

興津和沙:芸術:構成
興津和沙:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 8[7,8] → 8

興津和沙:知識:秦末漢初
興津和沙:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 5[5] → 5

興津和沙:それなりの絵とお話だがそっちにかまけすぎて史実の反映が甘くなってしまったようだ!
興津和沙:「今回は、頑張ったんだぜ!」
興津和沙:寒骨白とコウくん、両方に言う
阿嘉橋コウ:「本って自分で作れるんだねえ。すごいなあー」興味深げにじっと見ている。
興津和沙:「すごいでしょー」
興津和沙:「自分の好きな物語を、自分の好きなように解釈して、自分で描いて、自分たちで世の中に出すんだぜ」
阿嘉橋コウ:「うわあー」目を丸くする。
興津和沙:「初めてだったし、描いてる時はマジ辛かったけど」
興津和沙:「こうして本になってるの見ると」
興津和沙:えへへ、と嬉しくてたまらない、というように笑う
寒骨白:『むう。本来であれば絵描きなどにかまけずに将たるべく鍛錬を積むべし、と言いたいところだが』
寒骨白:『主の尽力を認めぬ家臣もないだろう』
寒骨白:『つまり、よくできている。史実についてはやや異なる面もあるが』
興津和沙:「おう、お前もだんだんわかってきたじゃねえか。じゃねえ、わかってきましたわね。」
阿嘉橋コウ:「……」なんだか複雑すぎて実感が湧かないけれど。
阿嘉橋コウ:「……よかったねえ」カバンをごそごそ探る。飴の袋を取り出す。
阿嘉橋コウ:こんなに嬉しそうなのだから、きっとすごく良いことなんだろう、と思う。
阿嘉橋コウ:「はい、お疲れ様のごほうび」飴を差し出す。
興津和沙:あーん、ってやりそうになって気づく、コウくんにこれはダメだった
興津和沙:「ありがと。」
興津和沙:右手を伸ばして飴を受け取る
阿嘉橋コウ:袋から出しかけたところで手を出されたので、そのまま手渡す!
興津和沙:袋を開けて、そのまま口に運ぶ
興津和沙:「んー、甘くて美味しい。」
興津和沙:やっぱり嬉しそうに笑う。
阿嘉橋コウ:「うんうん、お気に入りのやつだよー」こちらもにこにこ。
興津和沙:「じゃあ、お礼に私の本も……」
興津和沙:(あ、フーナラとかあるんだよな、しかも堂本の)
興津和沙:「…………」
阿嘉橋コウ:「?」どうしたのかな?
興津和沙:「お礼は、また今度で良い?」
阿嘉橋コウ:「え? うん。別にお疲れ様だからお礼はいいけど……」ちょっと考える。
興津和沙:「今度、私が一人で本作ったら、それをコウくんにあげたいなって」
阿嘉橋コウ:「ひとりで!」
阿嘉橋コウ:「えっ、みんなでやるのもすごいのに、ひとりで!」きょろきょろと本と姫を見る。
興津和沙:「ダメ?」
阿嘉橋コウ:「すごい……姫はすごいなあ……」
阿嘉橋コウ:「もちろん、待ってるよー!」ぱっと笑う。
阿嘉橋コウ:美術はからっきしなので、絵が描ける人は心底尊敬している。
興津和沙:「あはははは、そんな風に言われると、照れる…!」
興津和沙:「ありがと。できるだけ待たせないように、頑張るからね、じゃねえ、がんばりますわ」
興津和沙:(冬コミ…いや、文化祭でなんとか?)
阿嘉橋コウ:「うん。あ、えっと、はい。お待ちしております、姫ー」
興津和沙:「生徒会で忙しくなければ、コウくんとも一緒に本作りたいんだけどねー」
阿嘉橋コウ:「ええっ、僕絵はだめだよ! こないだ猫を描いたらブルドーザーって言われたんだよ!」
寒骨白:『ぶるどーざー』
興津和沙:「それはそれで気になるけど」
興津和沙:くすりと笑う
興津和沙:「別に、絵じゃなくても、なんか文章でもいいんだよ。なんか書きたいものがあればさー」
阿嘉橋コウ:「むむむ」少し考える。絵よりはマシかもしれないが。
興津和沙:「描いて描いてそれが楽しかったら、また描いてってやれば本になってるんだってさ。」
興津和沙:「堂本のヤツの受け売りだけど」
阿嘉橋コウ:「はあー」高校に入るまでは、まるで考えもしなかった世界だ。
阿嘉橋コウ:「うーんと、まずそれ以前の話なのかもしれないけど」ゆっくり考えながら。
阿嘉橋コウ:「何か書きたいもの、探すところから始めてみようと思う……」
興津和沙:「いいと思うよー。可愛いお姫様のお話とかなら」
興津和沙:「眼の前にモデルがいるしねっ」
興津和沙:自信満々な顔!
GM:では、そんな感じで和やかにお話をしていると
GM:こんこん、と部室のドアをノックする音がします。
GM:とても控えめな音だ。
阿嘉橋コウ:うんうん、とにこにこしていたところで音に気がつく。
阿嘉橋コウ:「あ、誰か来たのかな」正式な部員が出た方がいいかな?
興津和沙:こんなノックの仕方するやつ、部員にはいねえ
寒骨白:『来客のようだな』
興津和沙:「みたいだな」
佐倉井ほたる:「--失礼致します。何方かいらっしゃられますか?」静かな声。
興津和沙:ドアの方に行って
興津和沙:「あ、この声!」
興津和沙:ガラガラ!
興津和沙:「ほたるちゃんじゃん!久しぶりー!」
佐倉井ほたる:「わぁ」ちょっとびっくりしたような声。「お久しぶりです、和紗さん」にこり。
佐倉井ほたる:「いえ、ここだと和紗先輩の方がよろしいのでしょうか…?」
興津和沙:「和紗さんでいいよ。もちろん、姫でもいいけどね。じゃねえ、いいですわよ。」
阿嘉橋コウ:「あ、姫……興津さんの知り合いの人かあー」後ろでにこにこしている。
佐倉井ほたる:「ふふ。ありがとうございます。…少し、入らせて頂いても?」
興津和沙:「上がって上がって、今ね、友達も来てるの。」
佐倉井ほたる:「あら。ご歓談中に失礼を。佐倉井ほたると申します」ぺこり。
興津和沙:「こっちはね、コウくん」
興津和沙:「えーっと、名字なんだっけ?」
阿嘉橋コウ:「こんにちは。僕も本当は部外者だけど、お邪魔してます」ぺこり。
阿嘉橋コウ:「阿嘉橋コウです。初めまして」
興津和沙:「あ、そうだ。阿嘉橋だ。」
阿嘉橋コウ:「そうなんだよー」
阿嘉橋コウ:高校に入るまではあまり呼ばれていなかったので、自分でも実はそんなに慣れていない。
佐倉井ほたる:「阿嘉橋さまですね?よろしくお願い申し上げます」
阿嘉橋コウ:「あっご丁寧にどうも。よろしくお願いします。えーと、椅子どうぞー」
佐倉井ほたる:「では、少し失礼を」楚々とした動作。まだ小学生くらいだが、礼儀作法はきちんと押さえた動き。
興津和沙:「さまって、そんなかしこまらなくても」
興津和沙:ちょっとおかしそうに笑う
阿嘉橋コウ:「あとえーと、ポテチはあれかな……飴、お召し上がりになりまする?」つられて丁寧になっているが言葉遣いが微妙だ!
興津和沙:「チョコもあるよー。」
阿嘉橋コウ:「飴はなんと五種類味があるので、好きなのをどうぞどうぞ」ざらざら机の上に出したり、その辺を片付けたり。
佐倉井ほたる:「初対面ですから。…いえ、お気遣い頂かずとも大丈夫ですよ」くすくす。
興津和沙:「気遣いじゃないんだなー」
佐倉井ほたる:「?」ちょっと首かしげ。
興津和沙:「ほたるちゃんと、ゆっくりお菓子でも食べながらお話したいんだよね、私が。」
興津和沙:「この前は、そんな雰囲気じゃなかったじゃん?私もほたるちゃんもテンパってたしさ。」
佐倉井ほたる:「……ふふ。それはごめんなさい、察しが悪かったですね」
佐倉井ほたる:「あはは。我ながら色々と…。でも、和紗さんはカッコよかったですよ?」
興津和沙:「大丈夫、そういうのにはこの子で慣れてるから。」コウくんのほっぺを引っ張る
阿嘉橋コウ:「ふが」引っ張られる
阿嘉橋コウ:「えっ、何が? 僕またなんか間違えた?」ほっぺを押さえながら。
寒骨白:『緋緋色金を宿す巫女か』
寒骨白:『あの時は確かに歓談する時はなかったな』
佐倉井ほたる:「あら、ご挨拶が遅れて申し訳ございません。”寒骨白”さま」こちらも槍に一礼。
寒骨白:『……?』
佐倉井ほたる:「こちらこそお声を聴く耳を失っていて、申し訳のないことを」
興津和沙:「なー、だからこうしてきてくれて嬉しい、ん?」
寒骨白:『主!主!吾の声が届いているぞ!主!』
興津和沙:「わあ、みたいだな。」
寒骨白:『いや、謝罪を要することでは……むしろ吾、そういう扱いの方が普通だったし……』
佐倉井ほたる:「…ふふ。和紗さんは相変わらずだったのですねえ」
佐倉井ほたる:「はい、はい。モノの声を聴くのはわたしの専売特許なので」ふふん、とちょっと自慢げ。
佐倉井ほたる:「まあ。では、和紗さんがどうしようもないときはわたしでよければ、ご歓談させて頂ければ」
興津和沙:「あー、そういえば、そんなアレが。」
興津和沙:「こいつの相手、結構疲れるよ?」
佐倉井ほたる:「声を聴いて、届けるは我が役目ですので。お気になさらず」くすりと笑う。
寒骨白:『嬉しい……』
興津和沙:「わあ、いい子。」
興津和沙:「だけど。寒骨白が喋るのはしばらくなしな!コウくんが仲間外れみたいになっちゃうから!
興津和沙:「今でも、ちょっとポカンとしてるから!」
阿嘉橋コウ:ぽかんとしていた!
寒骨白:『うおーーーー』
寒骨白:『……承知した』
寒骨白:キリッ
興津和沙:「いつになく聞き分けが良い…」
佐倉井ほたる:「あら、確かに。阿嘉橋さまに失礼でしたね…」苦笑。「申し訳ございません」
阿嘉橋コウ:「あっいいのに……えっと、若干わかんなかったけど……」
阿嘉橋コウ:「あ、僕席外した方がいいとかある? えーと、水入らず的な……」
佐倉井ほたる:「ふふふ。可愛らしい方ですね」
興津和沙:「あげないからね?」別に興津のものではない
興津和沙:「あー、そんなことは、ないよね?」
阿嘉橋コウ:「えっ、人身売買の危機」
佐倉井ほたる:「勿論。そんなことはしませんよ」苦笑。
佐倉井ほたる:「破風の会に在籍されている、貴方にもできれば聞いて頂けるとありがたいことが有ります」
阿嘉橋コウ:「あ」ほたるちゃんの言葉を聞いて、すとんと椅子に座る。
阿嘉橋コウ:「お仕事だね。そしたらちゃんと聞かないとだ」
興津和沙:「で、どうしたの?」
興津和沙:「ただ、会いに来てくれただけってんなら、歓迎するけど。」
興津和沙:本を隠しながら。堂本のヤツはちょっと小学生にはみせられない。ほたるちゃんでも
佐倉井ほたる:「ごめんなさい、ちょっとお願いしたいことがあったんです」少し申し訳なさそうに。
佐倉井ほたる:その動きには気づいてない!
興津和沙:「あ、厄介事?」
佐倉井ほたる:「う、うーん…厄介と言えば、厄介なんですが」なんというか、複雑な顔。
佐倉井ほたる:「第一支部の支部長さまである、虹咲さんのことはご存知ですか?」阿嘉橋さんに言うように。
阿嘉橋コウ:「あ、はい。会ったことはないけど、話は少し」
佐倉井ほたる:「ちょっと、ここ最近すごく落ち込んでしまわれておりまして…」
阿嘉橋コウ:「わあ、大変だ……」
興津和沙:「え。どうしたんだよ。それ。」
興津和沙:あの人がヘコむ、というのが想像できない。どんな敵の構成にも真っ直ぐ立ち向かって、みんなを守ってくれた人だ
佐倉井ほたる:「それというのも、あの方のご趣味である紅茶が--」
佐倉井ほたる:「--ここ最近、入荷されず。遂に……品切れになってしまったのです」沈痛な表情。
阿嘉橋コウ:とても頼りがいのある人、というのが人づてに聞いたイメージなのだけれど。
阿嘉橋コウ:「紅茶」ちらりと机の上のペットボトルを見る。
興津和沙:ぶっ
興津和沙:吹き出しそうになる、っていうか、吹き出す。
佐倉井ほたる:「はい」本人はめちゃくちゃ真面目な顔だ!
阿嘉橋コウ:「えっと、ああいうのじゃないやつだよね……なんかもっとすごい……すごいやつ」
佐倉井ほたる:「…まあ、海外等から直接輸入されているお店だそうなので…」
興津和沙:「あははははは!紅茶て!あの虹咲奏が!紅茶が品切れになったぐらいで、凹むって!」
佐倉井ほたる:「……本当、そう思われるでしょう?」
阿嘉橋コウ:「ひ……興津さん」きりっと真面目な顔になる。
阿嘉橋コウ:「食べ物とか飲み物は、すごく大事だよ。僕だってお気に入りの飴が生産中止になっちゃったら困るよ」
阿嘉橋コウ:「みんなと食べられなくなっちゃうし、糖分補給しないと、えーと、頭が回らなくなるし、それから」
阿嘉橋コウ:「美味しくないと悲しい……」
佐倉井ほたる:「一回見に来てくださると、本当に洒落でもなんでもないとわかりますからね…」
興津和沙:真面目に話してるほたるちゃんとコウくんを尻目に爆笑している
興津和沙:「あー、ごめんごめん。」
興津和沙:「いや、なんか、ほっとしちゃってさ。」
興津和沙:「私だって、お気に入りの服がなくなっちゃったら凹むよ。」
興津和沙:「でも、そういう私とか、コウくんみたいな。普通なとこがさ。」
阿嘉橋コウ:「うんうん」
興津和沙:「あの人にもあったのがちょっと嬉しくて」
佐倉井ほたる:「……」二人の声と様子を見る。
赤いワンピースの少女:「うんうん。食べ物はとっても大事よ!良いこと言うじゃない!」
阿嘉橋コウ:「!?」突然の声にぱっと立ち上がる。
佐倉井ほたる:「…まあ、あの方がどこか浮世離れしたように見えるのはわかり…」
佐倉井ほたる:「…どなたです?」
興津和沙:「って、誰だてめえ!?」
赤いワンピースの少女:……いつの間にか勝手にポテトチップスを食べている少女がいる。
赤いワンピースの少女:大きなリボンに、赤いチェック柄のワンピース。
阿嘉橋コウ:「あっ」
阿嘉橋コウ:「あーっ、僕のポテチ!」
赤いワンピースの少女:「通りすがりの美食家よ!」
佐倉井ほたる:「挨拶もなしに部屋に上がられるのは失礼かと存じますが」こちらもするりと立ち上がり向き合う。
赤いワンピースの少女:「それもそうね!こんにちは!」もぐもぐ
興津和沙:「美食家?」
興津和沙:「その割にはなかなかイイセンスの服着てるじゃねえか!」
興津和沙:シンプルな赤いチェックのワンピース、ワンポイントの赤いリボン、正直、かなり可愛い!なかなかのお姫様!
佐倉井ほたる:「……いや、そう言う問題ではないのでは…」困惑。
阿嘉橋コウ:「欲しかったらあげるけど、ちゃんと一言言うのがえーと、礼儀? 礼儀だよ」抗議!
赤いワンピースの少女:「そう!美食家!この街の美味しいもののことならなんでも知ってるわ!」
赤いワンピースの少女:「んっふっふ……」
赤いワンピースの少女:「この世の美味しいモノはぜーんぶ!あたしのモノ!」
赤いワンピースの少女:「だからとーぜん、この美味しいポテチもあたしのモノってわけ!」
阿嘉橋コウ:「それは前提条件がおかしいと思う」真面目に反論。
佐倉井ほたる:「…いやきちんとお店で買いましょう?」
興津和沙:この純粋に美味しいものを求める天真爛漫さ!そして全ての美味しいものは自分ものだと信じて疑わない天上天下唯我独尊っぷり!思わずついていきたくなってしまう絶妙なラインのわがままさ!!あと、服のセンス!!姫、まごうことなき、姫の器!!
興津和沙:「こいつ、出来るぞ…!!」
阿嘉橋コウ:「だってそれ、コンビニで僕がさっき買ったやつだよ……ねえ姫……興津さん」ちらりと見上げる。
阿嘉橋コウ:「姫?」
佐倉井ほたる:なんというかこの、すごいグダグダになってきた気がする!
赤いワンピースの少女:「このあたしの前にはルールなんて無用!」
赤いワンピースの少女:「あら?あなた中々わかってるじゃない!」
興津和沙:「もしかして」
興津和沙:「紅茶を買い占めたのもお前か?」
阿嘉橋コウ:「!」
佐倉井ほたる:「一足飛び過ぎるのでは…?」
赤いワンピースの少女:「ふっ……」
赤いワンピースの少女:「んっふっふっふ〜!」
赤いワンピースの少女:「紅茶……紅茶ね〜〜!」」
阿嘉橋コウ:「紅茶だよ」ペットボトルは取られないように手元に持ってくる。
赤いワンピースの少女:「もちろん知ってるわ!この街が誇る美味しいモノのひとつだもの!」
赤いワンピースの少女:「でも、教えてあげない!」
興津和沙:「この世の美味しいモノはぜーんぶ、お前のものだから?」
赤いワンピースの少女:「もう、ぜ〜〜んぶ!あたしのモノだから!」
赤いワンピースの少女:「そう!」
赤いワンピースの少女:「あなた、デキるわね!」
佐倉井ほたる:「な、」凄い論理ともいえない論理展開に着いて行けてない!
興津和沙:「あはは、私もこの世の可愛いものはぜーんぶ私のモンだと思ってるからな!」
興津和沙:謎の対抗意識!
阿嘉橋コウ:「えっ」
佐倉井ほたる:「ええっ」
阿嘉橋コウ:「もしかして所有権って……主張したもの勝ちなの……?」
佐倉井ほたる:「阿嘉橋さま!落ち着いて!」
阿嘉橋コウ:「あ、うん。つい……押されて……」落ち着く!
赤いワンピースの少女:「なかなか良い心がけだわ!」
赤いワンピースの少女:「さて、と」
赤いワンピースの少女:「美味しいポテチだったわ。ごちそうさま!」
赤いワンピースの少女:「あ、紅茶はあげないからね!」
阿嘉橋コウ:「全部食べられてるー!!」落ち着いていられるか!
興津和沙:「逃がすかよ!」
興津和沙:槍で体を押さつけようとする!
赤いワンピースの少女:「じゃあね〜〜!」
赤いワンピースの少女:《瞬間退場》!
赤いワンピースの少女:窓からぴょーんと飛び降りる!
阿嘉橋コウ:「待って……!」手を伸ばしたところで去られる。
佐倉井ほたる:「ま、待ちなさい!」とこちらも声を掛けるが止まるはずもなく。
興津和沙:「あー……」
佐倉井ほたる:「…………」
阿嘉橋コウ:「ええええ、僕のポテチ……」未練を込めて窓から下を覗く。
興津和沙:「なるほど。こりゃ、厄介事だ。」
興津和沙:「あとで、買ってあげるから、元気だそ?」>コウくん
阿嘉橋コウ:「うん……」それを聞いてちょっと顔を上げる。
阿嘉橋コウ:「えっと、今の子が紅茶の件に絡んでるっぽい……のかな」
佐倉井ほたる:「…………」俯いている。
佐倉井ほたる:「…和紗さん、阿嘉橋さま」そのまま地の底から響くような声。
阿嘉橋コウ:「わ、は、はい」声に少しびびる。
興津和沙:「うん。」
佐倉井ほたる:「…あの不埒者を、取り押さえたいのですが」
佐倉井ほたる:「協力して、頂けますか……」
阿嘉橋コウ:「する」前に乗り出す。「協力するよー」
興津和沙:「ポテチみたいに全部食われちゃってるなら、あの子を捕まえても紅茶は戻ってこないけど。」
興津和沙:「それでも、いい?」
佐倉井ほたる:「……………ううう~」
佐倉井ほたる:「…おねがい、します~……」ちょっと泣きが入った声で。キミたちに縋るように。
興津和沙:「ああ、ごめん、いじわるいっちゃった!するよ!する、協力する!」
阿嘉橋コウ:「だって食べかけのポテチだけであんなに悲しいんだもん」
阿嘉橋コウ:「同じことがあったら、他の人がもっと悲しくなるかもしれないから」
GM:───そして、紅茶奪還を誓う者が集う───

GM:ロイス取得のみ可能!
興津和沙:赤いワンピースの少女/感服/敵愾心○
阿嘉橋コウ:赤いワンピースの少女に親近感/○反発で!
興津和沙:阿嘉橋コウ/友情○/不安(なんで急に姫って言ってくれなくなったの?)
GM:では!

ミドル1:友達と、友達の友達として

GM:合流シーンです!全員登場!
久喜春斗:久喜春斗の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:48->58)
興津和沙:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 8[8]+44 → 52

久喜春斗:オマエーっ!!二連続で!!
興津和沙:ぎゃん
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:41->46)
三芳孝一:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 6[6]+33 → 39

GM:久喜くんーっ!

GM:第一地区、カフェ『スノウフレーク』
GM:第一地区を横切る笹雪川がよく見えるカフェ。
GM:そこに、虹咲支部長の紅茶を取り戻すための急造チームである君たちは集まっていた。
GM:奥の方の席は良い感じに他の席とも離れている。
GM:と、いうわけで自己紹介とかを軽くすませていただければ!
三芳孝一:「なんというか」
三芳孝一:「思わぬ大事になってしまったな」
三芳孝一:やや困り顔
久喜春斗:からり、アイスティーの氷を回し。「そうですな。……いやはや…」
興津和沙:「そうなの?紅茶取り戻すだけでしょ?」
三芳孝一:「我々が第一支部の者だ。とはいえ」
三芳孝一:「初見は君だけだな。阿嘉橋コウくんだったか」
三芳孝一:「俺は三芳、彼が久喜だ」
久喜春斗:「破風の会の書記、だったかな?星辰館では二年生になる。よろしく頼む」
阿嘉橋コウ:「あ、はい。よろしくお願いします」サンドイッチを遠慮なく頼んでいるが、まだ手は付けていない。
阿嘉橋コウ:「あ、先輩ですね」ほにゃっと笑う。
久喜春斗:「いや、偶々早目に生まれただけさ。日々学内の治安を守るきみたちには世話を掛ける」コウ君に。
阿嘉橋コウ:「えへへ」支部所属の人はすごいなあと思っているので面映ゆい。
興津和沙:「あ、私、久喜さんとははじめましてだね。」
興津和沙:「興津和沙。よろしくね。」
久喜春斗:「そうだな。アキツミカミの際にはお世話になった。ありがとう」頭を下げる。
興津和沙:「あー、お世話になったのはこっちも同じだから。頭下げなくても。」
三芳孝一:「本題に入ろう。確かに俺達は支部長の紅茶の替えを探してるんだが」
三芳孝一:「気がつけば話が広がっていてね。外部にまで聞こえることになるとは思わなかった」
久喜春斗:おっと申し訳ない、と三芳さんに言って体勢を戻す。
興津和沙:真面目な顔でおつかいの話をする三芳さんを不思議そうな目で見ている
三芳孝一:「……そう不思議そうな顔をしないでくれ」
三芳孝一:「俺もなんでこんな説明を君たちに一からしているのか、結構不思議なんだ」
興津和沙:「ごめんごめん、ちょっと嬉しくてさ。」
三芳孝一:「……ともかく」
三芳孝一:「君たちの前に現れた不審な人物というのは、どんな見かけだった?」
興津和沙:「可愛い女の子。」
三芳孝一:「女の子……」
阿嘉橋コウ:「えっと、赤いリボンとワンピースの」
阿嘉橋コウ:「チェック柄っていうんだっけ?」
興津和沙:「そう、それ。昔の魔法少女みたいな?」
三芳孝一:「あー、久喜」
久喜春斗:「随分とファンシーな服装だな……」苦笑しつつ。
久喜春斗:「なんですかな、三芳殿」
三芳孝一:「絵に起こしておいてくれ」
三芳孝一:「俺は絵が描けない」
久喜春斗:「…当方にですか?まあ、そう言われるならやりますが」
興津和沙:「あー、絵なら私が」
久喜春斗:「ああ、目撃者がして頂けるなら有り難い」
興津和沙:芸術:似顔絵
興津和沙:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[2,9] → 9

阿嘉橋コウ:「興津さんも上手いんですよ」なぜか得意げ。
阿嘉橋コウ:「人がちゃんと人に見えるんです」
興津和沙:「ホメてなくない!?それ!?」
阿嘉橋コウ:「えっ、でも僕が描いたらなんか……スルメみたいって言われて……」
久喜春斗:二人の会話に苦笑しつつ聴いている。
興津和沙:さらさらと書き上げる。それなりに特徴は掴めてる、かな?
三芳孝一:「へえ……上手だな」
久喜春斗:「上手いな。絵描きにもなれそうだ」
興津和沙:「一応漫研だからねー。じゃねえ、ですからね。」
三芳孝一:「漫研、漫画研究部か?」
三芳孝一:「驚いたな。いや、こう言っちゃ何だが、イメージとは違う」
久喜春斗:「三芳殿、流石に年頃の女子に失礼ですよ」苦笑しながら。
興津和沙:「そう、それ。」
興津和沙:「どこがさ。すっげえ可愛い女の子でしょうが!?」
興津和沙:「可憐で可愛いオタサーの姫でしょ、どうみてもっ」
阿嘉橋コウ:うんうん、と頷いている。
三芳孝一:「オタサーの、姫?」
久喜春斗:「おたさー?姫………」良く知らない…!
久喜春斗:「まあ、興津が可愛らしい女性であることは確かであるな」そう言いつつアイスティーを飲む。
阿嘉橋コウ:サンドイッチを食べながらにこにこしている。
興津和沙:「お、おう…ありがとうございます。」
興津和沙:真顔で言われたのでちょっと動揺する。
三芳孝一:「ニュアンスは分かるが、それは目指すようなものなのか……?ともかく話を戻そう」
三芳孝一:「この少女が、紅茶の行方を知っている、そう口にしていたんだな」
久喜春斗:「?おかしなことを言ったか…?ああ、はい」
阿嘉橋コウ:「そうそう、こんな感じの子でした」
興津和沙:「私たちがあったのはこの子。」
興津和沙:「で、この子は一応紅茶のことを知ってる素振りはみせたけど。」
興津和沙:「その真偽はわからない。」
三芳孝一:「そして君たちの前に突然現れ」
三芳孝一:「突然消えた」
興津和沙:「綾がいればなんかわかったかもしれないけどね。」(真偽感知持ってるから)
久喜春斗:「”おいしいものは、すべてわたしのもの”、だったか」そんなことを言っていた、という。
阿嘉橋コウ:「そうなんです。僕のポテチも食べられちゃった……」
久喜春斗:「それは大変だったな……」阿嘉橋君の声に同情。
三芳孝一:「……ここが重要だが」
三芳孝一:「何かエフェクトの気配は感じたか?」
興津和沙:「何も」
興津和沙:「逃げる時にちょっと本気出したかなって感じで。」
三芳孝一:「なるほど。明らかに不審だが、オーヴァードとも断言できない……か」
阿嘉橋コウ:「うん、《ワーディング》でもかければ良かったかもしれないですけど」
阿嘉橋コウ:「ちょっと判断ができかねました」
興津和沙:「あとはマジでポテチを食いに来ただけって感じだったよ、じゃねえ、でしたわ。」
阿嘉橋コウ:さすがにポテチで一般人を巻き込むのはちょっと。
久喜春斗:「……ふうむ。何とも扱いに困りますな。……まあ、学内で展開するのは色々と、な」
三芳孝一:「支部への報告は保留にしておこう」
興津和沙:「そっちは、どうなの?」
久喜春斗:「…まあ、R事例とはっきりしたわけでもないですからな…。ああ、虹咲支部長のことかな?」
興津和沙:「どういうルートで紅茶がなくなってたとか、なんかわかった?」
興津和沙:「ああ、虹咲支部長の様子も教えてほしいね。」
久喜春斗:「ふむ。虹咲支部長曰く、直輸入している際のどこかで問題がある、ということだったが…」
三芳孝一:首を振る
三芳孝一:「ひとまず替えを探す方向で探しては見たが」
三芳孝一:「大型量販店、高級デパート、通販その他諸々」
三芳孝一:「やはり同メーカーの紅茶は手に入りそうもない」
三芳孝一:「……なんでこんな事を私は外部の人間に話しているのだろう」
久喜春斗:「三芳殿、それは言わないでくれ」>外部に話している
興津和沙:「うわ、徹底してる…」
阿嘉橋コウ:「問題ってなんだろう、流通が止まっちゃってるのかなあ」
三芳孝一:「しかし奏さんの落ち込みようは尋常ではなくてね」
久喜春斗:「あー………。佐倉井も言っていただろうが」非常に言い辛そうに。
久喜春斗:「虹咲さんは、非常に沈んでおられる。なんというか、もう地の底にまで落ちそうなくらいなオーラを背負っている」
三芳孝一:「このまま状況が続けば、あるいは伝達系統に不具合が出る可能性もある……かもしれない」
三芳孝一:「いや、そうじゃないな」
三芳孝一:「単にまあ、上司が暗いと職場が暗くなる。特に」
三芳孝一:「その人を慕う部下にとっては、なおさらだ」
久喜春斗:「虹咲支部長は、な。…ああいう方だから、特に」こちらも続けるように。
興津和沙:ちょっと困ってる二人を見て、やっぱり少し嬉しさがこみ上げてきてしまう。
興津和沙:UGNのエージェントだからって、大義や平和のために動いてるわけじゃない。
三芳孝一:「俺たちがなんとかしたいだけさ」
興津和沙:「えへへ。」
興津和沙:「じゃあ、同じだな。」
興津和沙:「私も、あの人が悲しい顔してるってのは、いやだな。」
三芳孝一:「同じ?」
興津和沙:「エージェントだからってわけじゃなくて。」
興津和沙:「虹咲支部長の友達として動いてるんでしょ?」
興津和沙:「だから、同じ。私もあの人のこと、尊敬できる友達だって思ってるからさ。」
三芳孝一:「……友達」
三芳孝一:その言葉に、少し固まるが
三芳孝一:「……そうだな。尊敬できる男だよ。あの人は」
三芳孝一:ふ、と微笑む。
阿嘉橋コウ:「……」口元を紙ナプキンで拭く。
阿嘉橋コウ:「支部長、お会いしたことはないんですけど、すごい人なんでしょうね」
阿嘉橋コウ:「あの、僕最近少しわかったんですけど、会わなくてもその人のことがなんとなく……えっと」言葉を探す。
久喜春斗:阿嘉橋くんの言葉を待つ。
阿嘉橋コウ:「想像できるってあるんだなって。皆さんとか興津さんとか見てて、なんとなく支部長のことが少しだけわかって」
阿嘉橋コウ:「きっとすごい人なんだなあって思いました。僕、元気になった支部長と会ってみたいです」
興津和沙:興津さんって呼ばれたことにちょっとムーってしながら
久喜春斗:「……ありがとう、阿嘉橋。きっとあのひとも喜ぶだろう。…そうでしょう、三芳殿?」
三芳孝一:「君たちは……」
三芳孝一:「いいな。いい子たちだ。本当に」
三芳孝一:「そうだな。久喜」
三芳孝一:「俺はこの子たちを、また奏さんに会わせたくなった」
三芳孝一:「だから、あー、こんな申し出はなんだが」
興津和沙:「じゃ、美味しい茶葉を手土産にして会いに行こうか。」
三芳孝一:「……先を越されたな。ふふ」
興津和沙:「なに?」
三芳孝一:「いや、そういうことだ」
三芳孝一:「紅茶探しを手伝って欲しい。そう言いたかった」
興津和沙:「友達の、友達だから。」
興津和沙:「気が合うんだろうね。」
興津和沙:くすくすと笑う。
三芳孝一:「……ああ、きっと。」
三芳孝一:こちらも微笑む。
阿嘉橋コウ:「手伝います。お仕事だし……うん。友達の友達、ですから」
久喜春斗:「…ありがとう、二人とも」こちらも少し表情を緩める。

GM:ロイス・購入が可能です。
三芳孝一:ロイス!
久喜春斗:二人にとるしかねえじゃん。
三芳孝一:興津さんと阿嘉橋くんへ!
久喜春斗:”後輩” 興津和紗 〇好感/隔意 たまにわからんが非常に良い人物だ。
興津和沙:ボデマ
興津和沙:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 10[10]+9[9] → 19

阿嘉橋コウ:三芳さんに○誠意/劣等感
興津和沙:天才なんだな
久喜春斗:”後輩兼同僚” 阿嘉橋コウ 〇好意/劣等感 で。
阿嘉橋コウ:久喜くんにも○誠意/劣等感 かな!
三芳孝一:興津さん/誠意○/不安/ロイス、阿嘉橋くん/誠意○/心配で
GM:誠実な人たち…
三芳孝一:購入はぼでま!
興津和沙:あえての、保留!
三芳孝一:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[7,9] → 9

久喜春斗:ボデマはいらんが、二人に必要だろう。
久喜春斗:1dx+1=>12
DoubleCross : (1R10+1[10]>=12) → 2[2]+1 → 3 → 失敗

三芳孝一:むりみ!以上!
阿嘉橋コウ:応急手当キットを買っておこう
久喜春斗:まあしかたなし。以上。
阿嘉橋コウ:2dx+1=>8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 7[2,7]+1 → 8 → 成功

阿嘉橋コウ:やったね!
GM:では、シーンカット!

ミドル2:みんなで一緒に

GM:情報収集シーンです。
GM:シーンプレイヤーは三芳さん。登場自由!
久喜春斗:久喜春斗の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:58->61)
久喜春斗:ようやくマトモな出目だがDBだ。
興津和沙:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 10[10]+52 → 62

興津和沙:ぎゃん
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:46->55)
阿嘉橋コウ:おう
三芳孝一:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 9[9]+39 → 48

GM:では、先に情報収集をしていきましょう。

・茶葉の行き先 難易度:7 情報:噂話、警察
・赤いワンピースの少女 難易度:9 情報:噂話、UGN

GM:以上2項目!
興津和沙:噂話を4dx+4で振れるので
久喜春斗:UGNならコネ技能ありなのd、ワンピース少女行かせてほしい…
三芳孝一:コネUGNで少女狙ってみましょう
三芳孝一:あ、じゃあ久喜さんどうぞ!
久喜春斗:ありがとうございます!
興津和沙:ゴ!
阿嘉橋コウ:待機ー
久喜春斗:UGN幹部起動、ワンピースの少女を。
久喜春斗:4dx+1=>9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 10[7,8,10,10]+7[7,7]+1 → 18 → 成功

興津和沙:大天才
阿嘉橋コウ:たかい
三芳孝一:さっすがあ
久喜春斗:本気出しやがったこいつ
GM:天才…
久喜春斗:あ、皆さまにはバディムーブあるんで!
阿嘉橋コウ:いたれりつくせり
久喜春斗:欲しい人は言ってくれ!
興津和沙:みよっさんいきます?
三芳孝一:ワーオ
三芳孝一:噂話も警察もない!
三芳孝一:ので、確実なのは興津さんだと思う!
興津和沙:じゃあ僕が
三芳孝一:おなしゃ!
興津和沙:コネ:噂好きの友人を使って
興津和沙:4dx+4=>7
DoubleCross : (4R10+4[10]>=7) → 9[1,3,6,9]+4 → 13 → 成功

興津和沙:安定感!
久喜春斗:流石だぜ…
三芳孝一:いえすいえす
阿嘉橋コウ:わおわおー
GM:つよい!
GM:では開示!

・茶葉の行き先
交通状況を調べたところ、特に封鎖されている経路はないようだ。
茶葉を運送している者によると、積荷の中から茶葉のみが忽然と消え失せているのだとか。
バロールシンドロームのオーヴァードの関与が疑われる。

→”運送屋” 難易度:8 情報:裏社会

・赤いワンピースの少女
最近この街に出没するようになった”大喰らいベエマス”と言う名のオーヴァード。
何でも美味しいものに目がなく、「世界中の美味は全部私のもの」と豪語しているとか。
彼女が持ち込んでいる大きなフォークはFH製の兵装であることがわかった。

→”大喰らいベエマス” 難易度:10 情報:UGN

GM:以上!新しい項目も2つPOPだ
興津和沙:う、裏社会…!!こっちだったか!!
阿嘉橋コウ:今調べられます?
GM:調べられます!
三芳孝一:よっしゃ!
阿嘉橋コウ:UGNがコネと固定値2ありなのでそっちかなー
三芳孝一:あ、割りとコウくんと情報収集力がかぶってる!w
阿嘉橋コウ:ほんとだ!
三芳孝一:じゃあこっちにバディムーもらいながら
久喜春斗:了解。
三芳孝一:運送屋素振りしてみましょう
興津和沙:ゴッ!
三芳孝一:いくら増えます?
久喜春斗:達成値を見てから、+3できます
三芳孝一:優秀~
阿嘉橋コウ:すごーい
三芳孝一:では運送屋素振り!
三芳孝一:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[10,10]+9[8,9] → 19

阿嘉橋コウ:たか!!
興津和沙:www
三芳孝一:普通に通っちゃった!
興津和沙:つおい
久喜春斗:流石は三芳殿
阿嘉橋コウ:じゃあこっちが失敗したらください!
三芳孝一:後顧の憂いなし!
阿嘉橋コウ:”大喰らいベエマス”をコネ使用で。
久喜春斗:はいっ
GM:GOGO!
阿嘉橋コウ:4dx+2=>10
DoubleCross : (4R10+2[10]>=10) → 8[2,3,8,8]+2 → 10 → 成功

阿嘉橋コウ:わお
GM:難なく成功!
三芳孝一:パーフェクツ
興津和沙:安定感がある
久喜春斗:購入にとって置けたと思おう!
GM:二つとも開示!

・”運送屋”
この街には”運送屋”と呼ばれるオーヴァードがいるらしい。
フリーを謳ってはいるが、実態はFHやギルドなどに協力する犯罪者である。
バロール/モルフェウス/オルクスのトライブリードで、
《ディメンジョンゲート》で積荷台等に忍び込み、
《折り畳み》で荷物を運びやすくして盗み出し、
《不可視の領域》で隠された秘密の倉庫に運んでいる。
現在、とあるセルリーダーの依頼を受けているようだ。

・”大喰らいベエマス”
彼女1人からなるFHセル、”ベエマス”のセルリーダー。
その活動規模は小さく、脅威度は低いものの「美味しいもの」を端から奪い取っていく傍迷惑な存在。
兵装は某兵器開発セルにオーダーして作らせたもの。
今日の深夜に”運送屋”から「荷物」の受け取りをする模様。

三芳孝一:ひとりセルwww
GM:以上!情報項目はこれで全部!
久喜春斗:ひとりかよ!!w
三芳孝一:いよいよ来るとこまで来たなこの町のFH!!
GM:ひとりだよ〜
阿嘉橋コウ:リーダーひとり!
興津和沙:”ベエマス”!総勢一名見参!!
GM:では、開示順とかうまいことしつつ情報共有をお願いします!

三芳孝一:「”ベエマス”、そして”運送屋”か」
三芳孝一:「まさかオーヴァードどころかFHが関わっているとは……あっつい!!」
三芳孝一:店先でたこ焼きを取りこぼしている
久喜春斗:「あのフォークはツイーザーだかどこかで製造した兵装のようで。……お冷、どうぞ」
三芳孝一:「ああ、すまん……」
興津和沙:「猫舌なの?」
興津和沙:はふはふしながら食べている。
阿嘉橋コウ:「ちょっとずつかじると熱くないですよ。僕この間発見したんですけど」
三芳孝一:「実はそうなんだ、それで」
三芳孝一:「どうにかして治したいと思ってるんだが……はっはふ……」
三芳孝一:「はふい……」
三芳孝一:なんとか水で流し込みつつ
阿嘉橋コウ:「美味しいけど熱い……」じっと見る。
阿嘉橋コウ:「このたこ焼きも、あの子に狙われちゃうのかな。狙いは『美味しいもの』なんですもんね」
三芳孝一:「話を戻して。まさかFH絡みだとは、こちらも想定外だ」
久喜春斗:「…無理はしなくとも良いと思うのですがね…」やれやれ、と言いつつ此方も一つずつ。
久喜春斗:「美味いな。ソースといい、衣のさくりとしつつ、蛸の味の深みがある…」食レポしつつ聴いている。
興津和沙:「でもさ、たこ焼きとかはちゃんと出来るんだよな、じゃねえ、出来てるんですよね。」
三芳孝一:「……つまり、原料の問題か?」
三芳孝一:「ありふれた原料ならば、狙われることもない。」
興津和沙:「そ」
興津和沙:「小麦にタコに、ソースに、鰹節、青のり、その他たくさん、必要なのに、ここは困ってない。」
久喜春斗:「……ふむ。奪える手筋はさほど多くない…?」
三芳孝一:「なんとも……偏った欲求を持ったFHセルらしい」
三芳孝一:「そもそも構成員1人って、それはセルと言えるのか……?」
興津和沙:「私はFHのことは詳しくないからなんとも」
久喜春斗:「……まあ、エージェント等のように単独行動するものも多くおりますからな。臨時雇いで埋めておるのでしょう」
阿嘉橋コウ:「そのうち増えるかもしれないですよ。美味しいものが苦手な人はいませんから」真面目な顔。
興津和沙:「ただ、とりあえずほっとしたよ。この街が兵糧攻めに会うってことはなさそうだ。今の所ね」
三芳孝一:「ともかく相手が相手だ。場合によっては荒事になるかもしれない」
三芳孝一:「確認になるが、特にイリーガルの興津くん」
興津和沙:「ん、なに?」
興津和沙:「エージェントの三芳さん」
三芳孝一:「ここから先、UGNからの正規要請として」
三芳孝一:「この案件を受けてもらえるだろうか」
興津和沙:「あん?」
興津和沙:「どういうこと?」
興津和沙:怪訝そうな顔
三芳孝一:「つまり……」
三芳孝一:「友達だから、で巻き込むことは出来ない。我々にとっては」
三芳孝一:「君に危険が及ぶ可能性がある以上……出来ることなら」
三芳孝一:「解決を待って欲しい」
三芳孝一:「イリーガルとして君をこの場で雇う事も選択肢の一つだが」
三芳孝一:「正直に言えば、話の発端が発端だ。気が引けている所もあるさ」
興津和沙:少し考える。
興津和沙:この人がこの人なりに誠意を持って言葉を選んでくれているのはわかる。
興津和沙:だから、自分も言葉を選ぶ必要がある。
興津和沙:だけど、むかつくものはむかつく。
阿嘉橋コウ:自分は仕事に関して何も疑いは持たないが。何か考えている風な姫をちらりと見る。
興津和沙:「あーのーさー」
興津和沙:「あんたらの、そうやってイリーガルを仲間外れにしようとするとこ」
興津和沙:「ホントどうかと思うぜ!!」
三芳孝一:「……仲間外れ……?」
三芳孝一:思いもよらない言葉に面食らう
興津和沙:「仲間外れだよ!私だって虹咲支部長のために頑張りたいって思ってるのにさ!」
興津和沙:「一人だけエージェントじゃないからってだけで外そうとしてるじゃん!」
三芳孝一:「そういう問題じゃない。外部の人間に怪我をさせるのは組織として認められない」
三芳孝一:「俺はそう言ってるんだ」
興津和沙:「じゃ、イリーガルなんて制度作るな!」
三芳孝一:「……そんなことを俺に言うな!」
興津和沙:「だよね。」けろっとしている。
阿嘉橋コウ:きょろきょろと双方を見る。
久喜春斗:「はは、一本取られましたな、これは」苦笑して。
久喜春斗:「確かにそうだ。最初協力してくれ、と言ってから後からやはり着いてくるな、では納得もしきれまいでしょうよ」苦笑。
三芳孝一:「俺たちは組織人だ!組織のやりかたに付き合う責任がある!」
三芳孝一:「わかっている……君の気持ちもわかる」
三芳孝一:「組織に生かされている人間が、個人として他人と向き合うのは、難しいんだ」
阿嘉橋コウ:「あの」そっと手を挙げる。
久喜春斗:「む、何だ阿嘉橋」
興津和沙:コウくんの方を見る
阿嘉橋コウ:「えっと、僕はチルドレンなので、組織の側ではあるんですけど」
阿嘉橋コウ:「ひ……興津さんは、強い人です。大丈夫です。ちゃんと自分の責任を取れる人です」
阿嘉橋コウ:「それに、ええと、ダメって言っても多分頑張っちゃう人だし……」
三芳孝一:「……」
三芳孝一:コウくんの話を聞く
久喜春斗:「………それでもだ、阿嘉橋」
久喜春斗:「たとえばだ。彼女に協力してもらったとしよう」
阿嘉橋コウ:じっと話を聞く。
久喜春斗:「それで、彼女の四肢を失うような怪我をさせる、といったことはあり得る。………のだがなあ」
久喜春斗:「止まらんか、それでは」苦笑して。
三芳孝一:「久喜、脅しは趣味が悪いぞ」
久喜春斗:「そこまでさせたなら、彼女だけに責任を負わせるわけにはいくまいよ、と…、おっと。当方のいけないところだ」
阿嘉橋コウ:「……」
阿嘉橋コウ:「それは……でも」
阿嘉橋コウ:「その時は、僕も頑張ります」
久喜春斗:「………」
阿嘉橋コウ:「一緒に来たんですから、一緒に帰りたい、と思います」
久喜春斗:「……そうか」
久喜春斗:「……興津、きみはどうだ」
久喜春斗:「まだ、着いて来ようと思うかね」噛み締めるように、阿嘉橋君の言葉を聴いて。
興津和沙:「私は、みんなと一緒に行きたいよ。」
興津和沙:「だって、私と三芳さんも久喜さんも、コウくんも、今回は同じなはずじゃん。」
久喜春斗:「………やれやれ。仕方ない、後輩にばかり労苦を負わせるわけにも行くまい」
阿嘉橋コウ:つい口を出してしまった、と少し肩を落としていたところ。姫の言葉にホッとする。
興津和沙:「支部長の紅茶に飲んで、元気だしてほしいなんて、子供のおつかいみたないことにマジになってるんだぜ。」
興津和沙:「あんたらも同じだよ。だから、私だけ置いてかれたくないんだ。」
久喜春斗:「……眩しいくらいに真っ直ぐだなあ、君達は」
久喜春斗:「ははは。子供のお使いか、確かにな!……責任なら、オレが取りますよ」
三芳孝一:「……そうか」
興津和沙:三芳さんをみる
三芳孝一:「わかった。なら君の思うまま、勝手にするといい」
阿嘉橋コウ:ぱっと顔を明るくする。
三芳孝一:「俺も俺で勝手にさせてもらう。イリーガルとしての報酬は受け取ってもらうからな」
三芳孝一:「我を通すのなら、我を通される覚悟も必要だ。そうだろう?」
興津和沙:「じゃ、私はそれ手土産に変えるね。」いたずらっぽく笑う
三芳孝一:「……負けたよ」
三芳孝一:「大した子だ」
三芳孝一:肩をすくめて、支部と連絡を取る。
興津和沙:「ありがと、三芳さん。」
興津和沙:「寂しがりなだけだよ。」
久喜春斗:「…はっはっ、完敗だ。…ではその寂しがりに、賞賛のひとつでもするとしよう」やれ、と苦笑。
興津和沙:人に言われると、ちょっと恥ずかしくなる。顔が赤い
阿嘉橋コウ:「あの、久喜さん」そっと話し掛ける。
久喜春斗:「ん、なんだ阿嘉橋」
阿嘉橋コウ:「今僕、少し私情を交えました。チルドレンとしてあまり……ふさわしくなかったかなあと」
阿嘉橋コウ:「だからそれだけ、すみません」
久喜春斗:「いいさ」
久喜春斗:「謝るな、阿嘉橋コウ。きみは友人の意思を尊重しようとしたのだ」
久喜春斗:「それは、人間として尊ばれる行為だ。胸を張れ」
阿嘉橋コウ:「……そうできてたら嬉しいです。僕まだその辺、よくわからないので」
阿嘉橋コウ:「いろいろ、よろしくお願いしますね。先輩」にっこりと笑う。
久喜春斗:「なあに、時間が経てば自然と頭で分かるようになるさ」
久喜春斗:「…おう、、任せておけ後輩」すこしその笑みに目を丸くしてから。にっと笑う。

GM:購入とか!ロイスとか!
久喜春斗:ロイス…もうとってる!購入は応急でもチャレンジしよう
久喜春斗:2dx+1=>8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 9[7,9]+1 → 10 → 成功

阿嘉橋コウ:ロイスは保留! ボディーアーマーいってみます
久喜春斗:よし、一個準備。
三芳孝一:ロイス保留!ボデマ!
興津和沙:三芳孝一/敬意○/隔意
三芳孝一:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 4[2,4]+1 → 5

三芳孝一:ダメ!以上!
阿嘉橋コウ:2dx+1=>12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 6[5,6]+1 → 7 → 失敗

興津和沙:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[2,10]+4[4] → 14

阿嘉橋コウ:以上!
興津和沙:ボデマ
興津和沙:買えてしまうんだな。欲しい人!!
阿嘉橋コウ:欲しい!
久喜春斗:う0んバディムーブでも無理か
興津和沙:じゃあコウくんにあげるね!
久喜春斗:以上。
阿嘉橋コウ:いただきます!
阿嘉橋コウ:装備!以上!

ミドル3:先輩と後輩

GM:このシーンでは、”運送屋”の秘密の倉庫を突き止めるためのFS判定を行います。
GM:荷物の受け渡しもそこで行われるだろう、というのをこう…調べた上で、ですね
GM:シーンプレイヤーはコウくん。登場自由です。
三芳孝一:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 2[2]+48 → 50

阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:55->59)
久喜春斗:久喜春斗の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:61->70)
興津和沙:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 3[3]+62 → 65

興津和沙:よっし
久喜春斗:おかしいでしょ
阿嘉橋コウ:あっせめてもう1上がってほしかった!
GM:久喜くん……

GM:というわけで早速FS判定!ドン!

・「秘密の倉庫」を探せ

判定…<情報:なんでも> 難易度:8
支援判定…【精神】 難易度:7
最大達成値:30
進行値:0/14
ラウンド:1/4

興津和沙:コネは使えますか?
GM:情報に関しては使えます!
興津和沙:やったー!
GM:まず最初は足を使う前に情報収集して場所を絞り込もうというわけですね。
三芳孝一:やった!
久喜春斗:なるほどなるほど。
興津和沙:僕いかせてもらってもいいですか?
GM:あ、
GM:FS判定なので行動値順でお願いします!
阿嘉橋コウ:おお
興津和沙:あ、そんなんあった!!
GM:支援を受けてからやりたい場合は待機するのもあり!
興津和沙:どうぞ!
久喜春斗:だと私からか。…うーむ。コネあるし、そう悪くないんだよな。
久喜春斗:行っても大丈夫です?
三芳孝一:どぞ!
興津和沙:いっちゃえ!
GM:どうぞ!
久喜春斗:では情報UGNで。コネ起動。
久喜春斗:4dx+1=>8
DoubleCross : (4R10+1[10]>=8) → 8[1,2,8,8]+1 → 9 → 成功

GM:成功!
久喜春斗:最低値かあ…wまあとにかく成功です。
進行値:1/14
GM:次は三芳さん!
三芳孝一:いえす!
三芳孝一:情報:UGNでコネ使用!
三芳孝一:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[3,6,9,9]+1 → 10

三芳孝一:イエスいい感じ!
進行値:3/14
GM:とりあえず、イベント起こるまで判定して、イベント発生したらまとめてロールみたいな感じで…!
久喜春斗:了解です!
阿嘉橋コウ:はーい
GM:と、いうわけで高校生組!好きな方から動くが良い!
阿嘉橋コウ:じゃあやりたい!
興津和沙:じゃあ、僕行っていいですか?
興津和沙:どうぞ!!
阿嘉橋コウ:あっじゃあお先にいただきます!
阿嘉橋コウ:情報:UGNでコネ使用します。
阿嘉橋コウ:4dx+2=>8
DoubleCross : (4R10+2[10]>=8) → 5[3,3,4,5]+2 → 7 → 失敗

阿嘉橋コウ:財産点使えますか!
GM:使えます!
阿嘉橋コウ:では1支払って8に。残り2!
久喜春斗:まった!
GM:あ、
久喜春斗:バディムーブがあるぞ!
阿嘉橋コウ:おっとー!
久喜春斗:丁度10になる。
興津和沙:久喜の
興津和沙:兄者!!
GM:そうですね、財産点なしでもそれで!
阿嘉橋コウ:超頼りになる。そちらでお願いします!
久喜春斗:ではバディムーブ!10にして!
阿嘉橋コウ:財産点は3据え置きで。
GM:OK!
進行値:5/14
GM:進行値が5になりましたので、
GM:技能等が変わります。

進行値5:大体の場所が絞り込めた。ここからは足を使って手がかりを探そう。
以降の判定技能を【肉体】、支援判定技能を<情報:>に。

GM:ということで、
GM:ここまでのロールをどうぞ!

三芳孝一:「”運送屋”……例の略奪犯のアジトの場所だが、目星がついた」
久喜春斗:「ほう、流石三芳殿」
三芳孝一:「後は直接向かった方が早いだろう」
三芳孝一:「場合によっては久喜。お前が頼りかもしれない。頼んだぞ」
久喜春斗:「お任せを。制圧は慣れておりますよ」
興津和沙:「しつもーん」
三芳孝一:「なんだ?」
興津和沙:「荒事始まるとしたどこから?アジト?それまで道のり?」
三芳孝一:「向こうがこちらの存在を感知しているかによるが」
三芳孝一:「どちらにせよ道中も警戒してくれ」
阿嘉橋コウ:「了解しましたー」
久喜春斗:「ばったり鉢合わせ、というのも偶にあるからな」
三芳孝一:「そういう事だ。何よりも怖いのは偶然だからな」
興津和沙:「了解。じゃあ、向こうは手ぐすね引いて待ってるって考えながら動くね。」
阿嘉橋コウ:「気をつけようねー、興津さん」こくりと頷く。
興津和沙:ちょっとむすっとして
興津和沙:「背中は任せたよ、コウくん。」
興津和沙:と笑顔で返す
阿嘉橋コウ:「あ、あれ?」少しその表情が気になるけれども。
阿嘉橋コウ:「うん、頑張る」任されたのでしっかりやらないと!
興津和沙:「頼りにしてるぜ!」

興津和沙:って感じで肉体の判定に移ってよろしいでしょうか
GM:イエス!
三芳孝一:ゴーゴー
GM:肉体難易度8!どうぞ!
興津和沙:今まで一回もクリティカルが出てないので、そろそろ出るはず!!
興津和沙:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 8[1,2,6,7,8,8] → 8

興津和沙:出ない!!ギリギリ!
GM:うむ…!
三芳孝一:でもセーフセーフ
久喜春斗:成功してる!
進行値:6/14
GM:ガンガン行くぞ!
興津和沙:いくぜ!!
◆ラウンド:2/4
久喜春斗:では私の手番かな。
GM:エージェント組、どちらかからどうぞ!支援に回っても良いぞ!
三芳孝一:貧弱だからなあw
久喜春斗:おっと同値だ。
久喜春斗:どうします?
三芳孝一:じゃあ先に久喜くんへの支援に回りましょう
久喜春斗:ありがたく。
三芳孝一:精神で!よいしょ!
三芳孝一:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[7,9,9,10]+7[7] → 17

GM:あ、
興津和沙:ここでwww
久喜春斗:情報ですね
GM:支援技能は情報ですね…!
三芳孝一:情報でもコネUGNあるので
三芳孝一:ダイス4つで数は同じ!
GM:ダイス数は同じか
GM:ではどのみち成功!
久喜春斗:なるほど。ありがたく!
三芳孝一:受け取れ久喜くんーっ
GM:というわけで久喜くんの判定に+3!
久喜春斗:受け取ったぜ、三芳さん…!
GM:久喜くんの手番にどうぞ!
久喜春斗:5dx+3=>8
DoubleCross : (5R10+3[10]>=8) → 9[1,3,6,7,9]+3 → 12 → 成功

興津和沙:支援が効いてる!!
久喜春斗:ちょうど十台のったぜ!
GM:やったね!
久喜春斗:ありがとう三芳殿…!
進行値:8/14
GM:次、高校生組!
阿嘉橋コウ:じゃあ次は姫どうぞー
興津和沙:はーい
興津和沙:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[3,4,7,7,9,9] → 9

久喜春斗:バディムーブで載せます?
興津和沙:乗せてくれると嬉しいですね!
阿嘉橋コウ:どんと
久喜春斗:ではバディムーブ!12へ!
GM:どどん!
興津和沙:頼れる!!
進行値:10/14

進行値10:「秘密の倉庫」はこの近辺にあるはずだ。
以降の判定技能を<知覚>、難易度を7に、支援判定技能を【肉体】に。

阿嘉橋コウ:ぬっ、知覚弱いなあ
GM:という感じで、近辺までやってきました。
GM:支援は次の判定に乗せる感じなので支援に回るのもあり!
阿嘉橋コウ:なるほど!
三芳孝一:ぎゃー知覚
久喜春斗:なるほど。
GM:ひとまず簡単にロール等どうぞ!

興津和沙:「とりあえずここまで敵襲はなし。」
久喜春斗:「ふむ、元々数はいるわけでもないようだからな…不幸な偶然もないようで何より」
阿嘉橋コウ:「あとはもっと絞り込む感じだよね」
三芳孝一:「最後まで、気を抜かないでくれ」
興津和沙:「罠仕掛けるなら、このへんだしね。」
久喜春斗:「そうだな。後はもう少しだ。……とはいえ、興津は本当に素人なのか…?」
久喜春斗:警戒などの判断力が、非常に洗練されている。
興津和沙:「お姫様だからね。」
興津和沙:「春秋とか戦国策とかは基本教養なの。」
寒骨白:『将としての教養でもあるな』
阿嘉橋コウ:「なんでも知ってるんですよ−」なぜか嬉しそう。
久喜春斗:「ふむ、なるほど。華族やそうしたものか?今も武家ではそうした教育がある所もあると聞く」
三芳孝一:(……)
三芳孝一:(微妙なズレを感じるのは、俺がおっさんだからなのだろうか)
久喜春斗:「古典は疎かに出来ぬものだからな…」うんうん頷いている。
興津和沙:「あ、久喜さんわかってるね!」
興津和沙:「やっぱお姫様ならなら教養がないとダメだからね!」あんまり人にそこらへんの知識をホメられたことがないので嬉しそう!
久喜春斗:「当方自身は詳しいわけではないがな」苦笑しつつ。「祖父がうるさかったのさ。今に残るものには、残る理由があるとな」
久喜春斗:「はは、なに。興津は努力しているのだなあ」
阿嘉橋コウ:「僕も漫研でおすすめの漫画を聞きました」大河歴史物をがんばって読んでいる!
久喜春斗:「阿嘉橋も入門から学んでいくのはよいことだ。まずは概略から掴むのに、良い選択肢でもある」

GM:では、そんなところで
GM:コウくんの手番に移りましょう。
阿嘉橋コウ:はーい。支援判定を肉体で行います。
阿嘉橋コウ:5dx=>7
DoubleCross : (5R10[10]>=7) → 9[3,4,8,8,9] → 9 → 成功

GM:成功!次の判定に+3です。
GM:では、次のラウンドへ。
◆ラウンド:3/4
GM:エージェント組から!
GM:難易度も7に下がっているのでご留意の上判定をどうぞ。
久喜春斗:知覚は技能なしだが、感覚は3ある…
興津和沙:さらにDBで倍率ドン!!
三芳孝一:どっちもダメダメなので素直に行きます!
三芳孝一:先どうぞー
久喜春斗:了解。
久喜春斗:阿嘉橋くんの支援はわたし貰っても?
GM:どうぞどうぞ
三芳孝一:どぞどぞー
久喜春斗:ありがたく。では。
久喜春斗:4dx+3=>7
DoubleCross : (4R10+3[10]>=7) → 8[2,3,6,8]+3 → 11 → 成功

久喜春斗:やっぱ支援って最高だな…!
GM:支援が効く!
三芳孝一:ひゃっはー
阿嘉橋コウ:いい感じだった!
進行値:12/14
久喜春斗:ありがとう阿嘉橋くん!
阿嘉橋コウ:よかったです!
GM:三芳さんどうぞ〜
三芳孝一:すぶり!知覚!
三芳孝一:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 8[7,8] → 8

三芳孝一:おお
久喜春斗:バディムーブ!
三芳孝一:バディプリーズ!
興津和沙:兄貴!!!たのんます!
阿嘉橋コウ:いけー
久喜春斗:+3して11だ!
三芳孝一:11!
GM:OK!
進行値:14/14
GM:FS判定成功です。
GM:君たちは見事秘密の倉庫を見つけ出しました!
GM:隠されていた倉庫が姿を表す!
久喜春斗:やったぜ!
阿嘉橋コウ:ひゅー

興津和沙:(すげえなこの人。人を動かすのがうまい。いや、視点が高いのか。こっちの足りねえ部分を確実に補ってくる)
三芳孝一:「時間が惜しい。手っ取り早く行こう」
三芳孝一:カキン パチリ
三芳孝一:ジッポライターの蓋を、開いて、閉じる。
三芳孝一:炎は出ない。そもそもガス口が空いてない。
三芳孝一:「…………。」
三芳孝一:数秒して。
阿嘉橋コウ:「はー、少しはお手伝いできたかな」あちこち歩いて探していた。
久喜春斗:「十分助かったとも。…三芳殿、どうです?」
三芳孝一:「向こうだ。」
三芳孝一:指を指して、そちらに歩きだす。
興津和沙:「じゃ、行こうぜ。」
興津和沙:何を根拠に、とかは聞かない。信じると決めたからだ
阿嘉橋コウ:きゅっと顔を引き締め、三芳さんについていく。
久喜春斗:「了解。…ふたりとも、ついに本番だぞ」ごきり、と身体を一度解し。
久喜春斗:最後尾に。一番丈夫な自分が抑えて、そのまま歩む。
興津和沙:「おっけー。私達の力みせやろうな。相棒。」
興津和沙:槍を撫でながら言う
寒骨白:『任されよ』
久喜春斗:その槍に語り掛ける少女を見つつ、前を歩く後輩に話しかける。
久喜春斗:「……阿嘉橋、寸前ですまんが大丈夫か?」
阿嘉橋コウ:そんな姫を見て少し困った顔をする。先ほどの表情が気にかかっている。
阿嘉橋コウ:「ふえ、え、何がですか?」びっくり!
久喜春斗:「ああいや、本当に大したことじゃない」すまんな、と言いつつ。「いやなに。興津とのことだ」
久喜春斗:「きみと彼女は非常に良い関係にあるように思える。…が、なぜだか端々で詰まったような様子だからな」
阿嘉橋コウ:「あ……」ちらりと背中を見る。「別にケンカとかはしてないと思う、んですけど」
阿嘉橋コウ:「なんか僕、よく失敗しちゃって、違うでしょーって言われるんですよね」
久喜春斗:「うむ。そうなっているなら、もう少し興津ははっきり君に言っているだろうしな」
阿嘉橋コウ:「そうなんです。今回はそれ、言ってくれないからなんでかなあって」
阿嘉橋コウ:「間違えてたなら謝りたいな……」少ししょんぼりしている。
久喜春斗:「…ふうむ」
久喜春斗:「……ははあ、なるほど?いやはや、姫武者もかくやと思えば中々可愛らしい」くすりと笑う。
久喜春斗:「なあに、阿嘉橋。大したことではないよ」
阿嘉橋コウ:「え?」きょとんとする。
久喜春斗:「普段と、今日のきみ。彼女に対して、普段と違うようなことをしていないかね?」
久喜春斗:「そうだな、距離、仕草…」「呼び名、とかな」
阿嘉橋コウ:「普段と……」思い出す。それは、部室で佐倉井さんが入ってきた時で……。
阿嘉橋コウ:「あ、呼び方」
久喜春斗:「其れだな。後で、普段通りに呼んであげたまえ」
阿嘉橋コウ:「それで……そっか……」
阿嘉橋コウ:姫の背中を見る。
久喜春斗:「……なあに、間違えたなら直せばよい。さ、行って来い」
阿嘉橋コウ:「そっか。普段の呼び方、好きでいてくれたのかな」ほっと表情を緩める。
阿嘉橋コウ:「ありがとうございます、先輩。僕、ちゃんとやり直します!」
久喜春斗:「そう赦してくれるのは、親しみの有り様だとも。……ああ、しっかりな!」
久喜春斗:手を振って見送る。……いやはや、今やる事かと三芳殿には怒られそうだが。
久喜春斗:「なに、後輩の面倒を見るのは嫌いじゃない。どうにかするとも」
阿嘉橋コウ:「先輩は、やっぱり先輩ですね」くるりと振り返って、また姫の背中を追っていく。
久喜春斗:手を挙げて、苦笑しつつその背中を見送る。

興津和沙:「なあ、三芳さん。」
三芳孝一:「ん?」
三芳孝一:ライターを持って先頭を歩きつつ、肩越しに振り返る
興津和沙:「さっきは、ありがとな。じゃねえ、ありがとうございます。」
三芳孝一:「礼を言われるような事はない、と思うが」
三芳孝一:「俺も声を荒げてしまったしな」
興津和沙:「いや、嬉しかったよ。」
興津和沙:「私にわがまま言わせてくれたし。」
興津和沙:「あんたもそのわがままに怒ってくれた。それが嬉しかった。」
三芳孝一:「……」
三芳孝一:「正直に言って、俺は君が羨ましい」
興津和沙:「美少女だから?」
三芳孝一:「はは、それもあるかもしれないが」
三芳孝一:「歳を取るほど、理屈を抜きに生の感情で向き合える相手は少なくなっていく」
三芳孝一:「コミュニティの中の自分を保つことで精一杯だ」
三芳孝一:「……悪いことばかりではないことも分かっているが」
三芳孝一:「無性に寂しくなることもある」
興津和沙:「私は、大人じゃないから、まだ三芳さんの気持ちはわからないな。
三芳孝一:「ああ、分からなくていい。つまらない話だ」
三芳孝一:自嘲的に笑う
興津和沙:「でも、少ないだけなら、まだいるんだろ。思いっきりぶつかれる友達がさ。」
興津和沙:「少なくとも」
興津和沙:「私はさっきあんたとぶつかれた気がしたよ。」
三芳孝一:「……だとすれば。嬉しいな」
三芳孝一:「俺もまだまだ捨てたものじゃない」
興津和沙:「『組織に生かされている人間が、個人として他人と向き合うのは、難しい。』なんてさ」
興津和沙:「本当に、うまく仮面かぶれてるやつは言わないって。」いたずらっぽく笑う
三芳孝一:「……」
三芳孝一:暴力に屈してきた日々を思う。
三芳孝一:ある男の妄念に従ってきた時間。そして、不滅を求める狂気に従ってきた時間。
興津和沙:「私は、ホントそういう、大人の苦労がわからねえからさ。」
興津和沙:「そこらへん言ってくれるのが嬉しかったんだ。だってわかんなくても言ってくれればわかるようになれるかもしんないじゃん。じゃねえ、しれないないですか。」
三芳孝一:「君は、分かり合いたいと思うのか?」
三芳孝一:「そうして、擦り切れてしまった者たちとも」
三芳孝一:「これからもぶつかっていくつもりなのか?」
興津和沙:「当たり前じゃん。」
興津和沙:「だって私はお姫様だぜ。お姫様は、みんなを幸せにするんだからさ。」
興津和沙:「わかり合わななきゃ、誰が何を幸せと思うのかも、わからないじゃん。」
三芳孝一:「……タフだな」
三芳孝一:少し笑って
三芳孝一:「俺にも、そうなれればいいと思う相手なら。まだいる」
三芳孝一:「ぶつかり合って、分かり合いたいと思う相手が」
興津和沙:「けど、大人になるとなかなか動けないの?」
三芳孝一:「ああ、だけどやるべきだと感じた。今」
三芳孝一:「興津くん」
興津和沙:「なに?」
三芳孝一:「奏さんと出会ってくれてありがとう」
興津和沙:「あははは。」
興津和沙:「なんであんたがそんなことでお礼を言うんだよ。」
三芳孝一:「そうだな……君のように出来るかはわからないが」
三芳孝一:「やってみよう、と思えたからだ」
興津和沙:ひとしきり笑ってから。
興津和沙:あの時、虹咲さんにしたように
興津和沙:三芳さんの胸に拳をあてがいます。
興津和沙:「こっちこそ。」
興津和沙:「私の友達を、尊敬する人を」
興津和沙:「大事にしてくれてありがとう。」
三芳孝一:「……」
興津和沙:拳を離して、けけ、と笑う
三芳孝一:暴力に屈してきた日々を思う。痛みを恐れるだけの日々を。
三芳孝一:だけど、今いるこの場所は。この心が、違うと感じている。
三芳孝一:その笑顔を見て、こちらも微笑み
三芳孝一:また歩きだす。
興津和沙:「っていうか、お互いこんなこと言い合ってるなら私達も友達でいいんじゃねえの?じゃねえ、いいんじゃありません?どう?」
三芳孝一:「どうかな。俺は34だぞ」
三芳孝一:「あまり並んで歩きたくはないな」
興津和沙:「私のお父さんより若いもん。大丈夫。」
興津和沙:「無理すればお兄ちゃんぐらいには見えるかもよ?」
興津和沙:言いながら、先に歩いてる三芳さんの横に並ぶ
三芳孝一:「若作りだって大変なんだぞ。知らないか」
三芳孝一:冗談めかして笑いながら、進んでいく。
興津和沙:身長は同じなので、目線も並ぶ
興津和沙:「知らねー、だって若いもん。私」
興津和沙:同じく笑いながら、前に進む。
興津和沙:ああ、信頼できる人と出会えるっていうのは、すごく、嬉しいことだ。
興津和沙:色んな人と出会って、色んな人とわかり合って、いつか、みんなで幸せになりたい。
興津和沙:出来ることなら、この先で待っている、今は敵であるヤツらとも、いつかは。
興津和沙:喜びと、期待と、不安を一歩一歩踏みしめながら、倉庫に向かっていく

GM:最後の購入機会!
久喜春斗:ロイス満タン、購入は…ボデアマみんな持ってたっけ
興津和沙:僕とコウくんが持ってる!
三芳孝一:あと私がない!
三芳孝一:で、こっちで一応チャレンジ!
阿嘉橋コウ:ロイス、久喜先輩への感情を○尊敬/劣等感に変更します。
久喜春斗:ありがてえ…!
三芳孝一:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 8[1,8]+1 → 9

三芳孝一:.
久喜春斗:バディムーブ!バディムーブ!
三芳孝一:丁度3点財産使う!
興津和沙:最後までバディムーブがやってくれ……財産!!
三芳孝一:綺麗にゲッツ!
久喜春斗:まあ最後だし取っておきましょうかw
阿嘉橋コウ:よし、あと一枠、まだ見ぬ虹咲支部長に○憧憬/不安で取得します。
久喜春斗:じゃあ照準機か強化素材、ブルゲかな。
興津和沙:強化素材
久喜春斗:強化素材。
興津和沙:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[1,10]+6[6] → 16

興津和沙:天才!!
久喜春斗:2dx+1=>15
DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 5[3,5]+1 → 6 → 失敗

久喜春斗:まあ知ってた。
三芳孝一:あ、そう
三芳孝一:忘れちゃいけない水晶の剣!!
三芳孝一:手持ち武器あるひとー!
阿嘉橋コウ:あ、じゃあ強化素材試します
興津和沙:はいはーい!!
阿嘉橋コウ:2dx+1=>15
DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 2[1,2]+1 → 3 → 失敗

阿嘉橋コウ:はいだめー
久喜春斗:うーん、アーマメントベルトの素手変更ってどう処理されるんだ…?
GM:素手に強化素材を使う感じですかねえ
GM:ああでも、変更だから上書きか
久喜春斗:装備したら変更だから、上書きされちゃうのかな
久喜春斗:じゃあダメですね!以上で。
興津和沙:「寒骨白ー、怖くないからねー。おじさんにちょっと触ってもらうだけだからねー」
三芳孝一:「レネゲイドの流れを少し調整してみた。専門分野だからな」
三芳孝一:ということでとりあえず自分と興津さんに水晶使用!
三芳孝一:攻撃力+6!
寒骨白:『…少し切れ味が増した……気がする』
三芳孝一:で、一応ジェネシフトしとこうかな
GM:ジェネシフトOK!
興津和沙:強化素材込みで
興津和沙:攻撃力が+32に!最強!
久喜春斗:つっよ…
三芳孝一:58+3d10
DoubleCross : (58+3D10) → 58+18[10,3,5] → 76

三芳孝一:いい感じ
GM:怖…
阿嘉橋コウ:つよ
三芳孝一:以上!
興津和沙:以上!
GM:では、シーンカット!

クライマックス:いじっぱりのお姫さま

GM:全員登場です!
久喜春斗:久喜春斗の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:70->76)
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:59->61)
興津和沙:1d10+65
DoubleCross : (1D10+65) → 4[4]+65 → 69

三芳孝一:76+1d10
DoubleCross : (76+1D10) → 76+7[7] → 83

GM:君たちが「倉庫」に足を踏み入れると、そこには陰気な男が1人。
陰気な男:「……あん?誰だお前ら」
陰気な男:「クライアント……じゃあねえな」
三芳孝一:「お前が”運送屋”か?」
三芳孝一:「UGNだ。強盗犯としてお前を収容する」
”運送屋”:「如何にもそうだ。わざわざ『秘密の倉庫』まで見つけて依頼に来た……ってわけでもなさそうだな」
”運送屋”:「おいおい、穏やかじゃねえな」両手を上げながら。
久喜春斗:ざり、と地を踏み締めつつ周辺視で周囲警戒。乱入と逆包囲が一番今警戒すべきことだ。
興津和沙:くんくん、と匂いをかいでみる。茶葉のような匂いはするだろうか
GM:お茶の香りが辺りに漂っている。
阿嘉橋コウ:「やっぱり、ここだ……」すん、と鼻を動かして。
興津和沙:「私にもわかる程度には茶葉がたくさんあるみてえだな。」
???:「あーーーーーっ!!」
???:高い声が響く!
三芳孝一:「!?」
久喜春斗:ざ、とその声の方へ構える。
興津和沙:「この声は!?」
”大喰らいベエマス”:「ちょっと、なんでこんなにヒトがいるのよ?!」
”大喰らいベエマス”:どでかいフォークを持った、赤いワンピースの少女が上部の窓から現れる!
興津和沙:「やっぱてめえがベエマスか!」
阿嘉橋コウ:「っ!」身構える。聞き覚えのある声!
久喜春斗:「”ベエマス”だな。今投降するなら、手荒い扱いはしないで済むが?」
三芳孝一:「やはり現れたか……」
”大喰らいベエマス”:「あら!あなたあの時の可愛いもの好きの子よね」
”大喰らいベエマス”:「あたしのことをちゃんと知ってるなんて、感心感心!」
興津和沙:「そ、可愛いもの好きの、お姫様だ。」
興津和沙:「私もあんたに感心したいから教えてやるよ。」
興津和沙:「私の名前は興津和沙。」
興津和沙:「可愛いものが好きで、優しくて、でもいたずらっ子にはきっちりお仕置きをする。かわいいお姫様だ」
”大喰らいベエマス”:「和紗ちゃんね!覚えたわ!」
”大喰らいベエマス”:「でも、今はとっても大事な用があるの。ええと、多分そこの……」
”大喰らいベエマス”:”運送屋”の方を見る
”大喰らいベエマス”:「あんた!あんたがお茶を運んできてくれたのよね!?」
”運送屋”:「ああ、まあ……そうだな。じゃああんたがクライアントか。なんていうか随分……」
”運送屋”:「いや、いい。強盗扱いされてるんでちょっと助けちゃあくれねぇか」
”運送屋”:「あんたの荷物はここにちゃんとある。せっかくのモノを無駄にはしたくないだろう」
久喜春斗:(本当に自分の話しかするつもりがないな…)息を吐く。構えを双方どちらから撃ちかけられてもよいように。
”大喰らいベエマス”:「まあ、そうね。どのみちもう一度ここから運んでもらうつもりだったし」
”大喰らいベエマス”:「うん、というかこれはあたし1人じゃ運べないわ。今気づいたけど」
興津和沙:「あー、ちょっといい?」
”大喰らいベエマス”:「何かしら、サインならお断りよ?」
興津和沙:「これ、一人で全部飲むの?」
興津和沙:今更だけど、突っ込まずにはいられなかった
”大喰らいベエマス”:「飲むわよ!!」
三芳孝一:「飲むのか!?」
三芳孝一:驚かずにはいられなかった。
”大喰らいベエマス”:「1日5杯、365日、欠かさず飲むわよ!!!」
興津和沙:「何年がかりの事業だよ!?」
久喜春斗:「すごいな」素直に感心の声が出た。
阿嘉橋コウ:「独り占めするの?」
阿嘉橋コウ:「みんなと飲んだ方がきっと……美味しいよ」
三芳孝一:「……そうだな」
三芳孝一:「そもそも単純に犯罪なので俺たちは止めなくてはならないが」
三芳孝一:「その……君の食生活にも、問題はあると思う」
阿嘉橋コウ:「僕、紅茶は詳しくないけど、匂いからするときっとすごく美味しいと思うし」
阿嘉橋コウ:「それをいろんな人が飲んで、幸せになった方がきっといいと思うんだ」
阿嘉橋コウ:「あと、カフェインは摂り過ぎると良くない……」
”大喰らいベエマス”:「なっ」
三芳孝一:「うん」
久喜春斗:「うむ。カフェイン中毒の治療は辛いぞ」
”大喰らいベエマス”:「しっ、知ってるわよ!でもこう、私は人より、そう!」
”大喰らいベエマス”:「ブンカイコーソがたくさん出るのよ!そーいう能力なの!!」
”大喰らいベエマス”:《体型維持》だ。
興津和沙:イージーエフェクト!!お手軽!!
”大喰らいベエマス”:別に分解酵素がでるわけではない。
阿嘉橋コウ:「いいなあー」ぽつりと呟いて。「いや、よくない」首を振る。
久喜春斗:「お、おう。そうか…」
三芳孝一:「いや漫才をしていてもキリがない」
三芳孝一:「とにかくお前たちを確保する。そして茶葉を市場に戻してもらうぞ」
”大喰らいベエマス”:「やーだもん、ねーーーっだ!!」
久喜春斗:「子供か!」ついツッコミが出る。
興津和沙:「ホント、いい性格してるよ。お前。」
興津和沙:「けどな」
興津和沙:「さっきもいったとおり、世界中の可愛いもんは私のものだけど。」
興津和沙:「私のものは、みんなのものなんだ。そいつが、お姫様ってもんだからな。」
興津和沙:「だから、てめえの好きな美味しいものも、ぜーんぶてめえのものだけど、やっぱりそれはみんなのものなんだ。」
”大喰らいベエマス”:「うぅうぅ………」
”大喰らいベエマス”:「あたしは、ぜーったい!」
”大喰らいベエマス”:「わけてなんか!」だんっ!フォーク状の兵装を床に打ち付ける!
”大喰らいベエマス”:「あげないんだからーっ!!」
”大喰らいベエマス”:強烈な《ワーディング》を放つ!
”運送屋”:「あー……積荷に傷はつけないように頼むなホント」
GM:衝動判定です。難易度は9。
興津和沙:うおー!
三芳孝一:いえす
興津和沙:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 6[2,5,6]+1 → 7

久喜春斗:3dx+1=>9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 9[2,5,9]+1 → 10 → 成功

興津和沙:暴走!
久喜春斗:よし。
阿嘉橋コウ:2dx+3=>9 思い出の一品使用
DoubleCross : (2R10+3[10]>=9) → 5[5,5]+3 → 8 → 失敗

阿嘉橋コウ:おわー
三芳孝一:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 5[3,3,4,4,5,5]+1 → 6

興津和沙:2d10+69
DoubleCross : (2D10+69) → 8[6,2]+69 → 77

久喜春斗:久喜春斗の侵蝕率を+17(2d10->9,8)した(侵蝕率:76->93)
興津和沙:うおー、低い!!
久喜春斗:あのさあ!!
三芳孝一:2d10+83
DoubleCross : (2D10+83) → 2[1,1]+83 → 85

三芳孝一:www
久喜春斗:おかしいでしょ…
興津和沙:みよっさんwww
三芳孝一:ちょっとお!w
GM:久喜くんーっ!ww
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+12(2d10->10,2)した(侵蝕率:61->73)
GM:この差!
久喜春斗:三芳さん交換してくれよ!!w
三芳孝一:ぶれるなあw
三芳孝一:交換してあげたいよ!

GM:では、戦闘を開始します。

”大喰らいベエマス”(5),”運送屋”(10)

|10m
(PC4人)

[8]久喜春斗 :侵蝕93/昇華0
[8]三芳孝一 :侵蝕83/昇華0 [暴走]
[5]興津和沙 :侵蝕77/昇華0 [暴走]
[5]阿嘉橋コウ:侵蝕73/昇華0 [暴走]

GM:セットアップから!
GM:エネミーは双方ともになし。
阿嘉橋コウ:《先陣の火》
久喜春斗:アーマメントベルトの効果起動し、オートで装備!装甲+12、素手を+8に変更!
阿嘉橋コウ:ラウンド間行動値+15で20に。侵蝕2上昇。
興津和沙:なし!
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+2した(侵蝕率:73->75)
三芳孝一:ルーラー!
三芳孝一:エネミー全員のダイスを-6
GM:ぴー
興津和沙:わーい!!
久喜春斗:ありがてえ…
阿嘉橋コウ:あっすいません行動値修正! +10で15でした。
GM:はーい!

三芳孝一:「……こうなった以上は仕方ない」
三芳孝一:「少し『重い』が、久々に使ってみるか」
三芳孝一:かちり、とライターのダイヤルを『Ⅱ』に合わせる。
三芳孝一:カチッ
三芳孝一:蓋を開く。そして聞き馴染みのない言語で囁く。
三芳孝一:「『洞穴に眠るもの、キシアトハシス。コヨーテの瞳を持ち潜むもの』」
三芳孝一:「『鳴け。』」
興津和沙:(ネイティブアメリカンの呪文か、あれは?)
三芳孝一:ず ずず ず
三芳孝一:肩にのって、子猫ほどのサンショウウオめいた生物が現れる。
三芳孝一:鹿のような角があり、目玉は3つ。
キシアトハシス:「グー」
キシアトハシス:眠たそうに唸り鳴いているだけだが
キシアトハシス:敵は何故か、異様な体の重さを感じるだろう。
”運送屋”:「……!」顔を顰める。
久喜春斗:(あれが、”武器”か…!)異様な感触。血の流れが騒めく。
”大喰らいベエマス”:「ぐぬぬぬ……」
三芳孝一:「動きを鈍らせている、今のうちに頼む」
久喜春斗:「了解。--展開せよ、”双極”」色違いの目。それが異様に散大し--
久喜春斗:体に浮き上がるは黒と白の線。双極紋を描くように広がり--
久喜春斗:次の一瞬には、黒の金属装甲を身に纏い、赤のマフラーがたなびく。
阿嘉橋コウ:その様子を尻目に、自分は目を閉じる。
阿嘉橋コウ:体内の蠍の尾が、血中に灼けるような毒を流す。
阿嘉橋コウ:一度だけ、反射速度を跳ね上げるための、たった一滴の毒だ。
阿嘉橋コウ:目を開ける。一瞬だけ感覚が鋭敏になるのを感じる。いつでも走り出せる。

GM:では、コウくんから!
阿嘉橋コウ:はい!
阿嘉橋コウ:マイナーでエネミー二体のエンゲージに移動します。
GM:接敵!
阿嘉橋コウ:メジャー、コンボ『千の自焼』。《コンセントレイト:サラマンダー》《魔獣の本能》《炎神の怒り》《災厄の炎》。
阿嘉橋コウ:対象は範囲(選択)なので二体とも。侵蝕11上昇。HP3消費して33に。
阿嘉橋コウ:判定!
GM:カモン!
阿嘉橋コウ:11dx8+9
DoubleCross : (11R10+9[8]) → 10[1,3,4,5,6,6,8,8,9,10,10]+10[1,6,7,8,8]+10[3,10]+4[4]+9 → 43

阿嘉橋コウ:うお回った
阿嘉橋コウ:C値8なのに
”運送屋”:ダイスが足りないのでドッジ不可。ガード。
”大喰らいベエマス”:こちらは《復讐の刃》。
阿嘉橋コウ:ぐえー
GM:先にダメージどうぞ!
阿嘉橋コウ:5d10+15
DoubleCross : (5D10+15) → 26[1,10,3,7,5]+15 → 41

阿嘉橋コウ:よしよし
GM:いたたた
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+11した(侵蝕率:75->86)
”運送屋”:こちらは立っているのがやっとですが、まだ残ります。
”大喰らいベエマス”:3dx7 そして復讐の刃!
DoubleCross : (3R10[7]) → 10[4,5,8]+10[10]+10[10]+10[7]+5[5] → 45

”大喰らいベエマス”:アホみたいに回るね?!
”大喰らいベエマス”:ダメージ、装甲有効
”大喰らいベエマス”:5d10+9
DoubleCross : (5D10+9) → 36[5,9,8,9,5]+9 → 45

”大喰らいベエマス”:装備しているバラキエルの効果により、
”大喰らいベエマス”:ダメージ時、HPを肉体分(5)回復します。
阿嘉橋コウ:リア不でしたよね。装甲引いても倒れます。リザレクト!
GM:YES!
阿嘉橋コウ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

阿嘉橋コウ:HP7で復活。
GM:演出どうぞ!
阿嘉橋コウ:阿嘉橋コウの侵蝕率を+7した(侵蝕率:86->93)

阿嘉橋コウ:戦端が開いた瞬間に飛び出す。走りながら、右腕には炎が纏わりつく。
阿嘉橋コウ:まずは、自分が切り開く。そのためには接近をして……。
阿嘉橋コウ:ふたりの懐に飛び込み、大きく腕を振る。
阿嘉橋コウ:一際高く火柱が上がり、己の皮膚と肉を焦がす。
阿嘉橋コウ:しかしそれは、敵も同じこと!
”運送屋”:「あっっつぁつぁちゃちゃちゃ!かーっ、荷物に燃え移ったらどーすんだよなあ」
阿嘉橋コウ:「返してもらうからね……お茶が焼けちゃわないうちに!」
興津和沙:「やっちゃえ!コウくん!」
”大喰らいベエマス”:「焼けたら焼けたで……」
”大喰らいベエマス”:「あたしなら、おいしくいただけるものっ!」
”大喰らいベエマス”:その、炎を避けずに受ける。受けたまま、そのフォークでコウくんを突き刺す!
”大喰らいベエマス”:「ちょっとだけ!いただくわよっ!」
阿嘉橋コウ:「!」隙を突かれた。避けられない!
阿嘉橋コウ:胴を突かれ、一度地面に転がり、また起き上がる。
”大喰らいベエマス”:「まだまだ!美味しいもののためなら……」
”大喰らいベエマス”:「まだまだいくわよっ!」
阿嘉橋コウ:「……独り占めはダメだよって言ってるのに……!」歯を食い縛る。

GM:ネクスト!”運送屋”の手番!
”運送屋”:《瞬速の刃》+《因果歪曲》で、PC3人がいるエンゲージに攻撃!
”運送屋”:更にフォールンピストルの効果発動。
”運送屋”:ドッジC値を+1する。
GM:妨害などありますか!
三芳孝一:なしで!
GM:OK!
”運送屋”:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 7[1,1,1,4,7] → 7

”運送屋”:………
”運送屋”:対応せよ!
興津和沙:うおおおおお!!!!
三芳孝一:暴走リア不!
久喜春斗:ドッジ。一応アレならカバーもあるからね!
興津和沙:暴走だった!!
興津和沙:全然余裕!
GM:ほんとだ!
久喜春斗:6dx11+1=>7
DoubleCross : (6R10+1[11]>=7) → 9[1,1,5,6,9,9]+1 → 10 → 成功

三芳孝一:ヤッター!
”運送屋”:キィーッ!
久喜春斗:ドッジ成功!侵食高い三芳さんカバーがいいかな?
三芳孝一:あ、いえ
三芳孝一:こっちもまだまだ余裕あるので普通に受けます!
久喜春斗:了解!じゃあ興津さんだ。
久喜春斗:≪マグネットフォース≫!
久喜春斗:久喜春斗の侵蝕率を+2した(侵蝕率:93->95)
興津和沙:あ、ありがとう!
久喜春斗:まだリザレクトあるしね!ダメージどうぞ!
”運送屋”:1d10+8
DoubleCross : (1D10+8) → 9[9]+8 → 17

久喜春斗:装甲12引いて、5点ダメージ。
”運送屋”:装甲有効です。
久喜春斗:久喜春斗に5のダメージ!(HP:30->25)
三芳孝一:9ダメージ!
三芳孝一:まだまだ生きてる!

”運送屋”:演出!
”運送屋”:「ったく、俺は荒事は向いてないってのに……」そういいながらピストルを取り出す。
興津和沙:「おいおい、あいつも戦えるのかよ!」
”運送屋”:引き金を引く。銃声は一発。だが、君たちの周囲の空間が歪み、その弾丸は無尽に駆け巡る……
”運送屋”:……の、だが。
GM:その弾丸の軌道はあまりに読みやすい。
興津和沙:寒骨白なら防ぐことは出来るはずの弾丸、しかし、レネゲイドの高ぶりのせいで正確な防御ができない!
久喜春斗:「オーヴァードだ。当然そうだろう…!」装甲がある。何よりまず、磁化した血液による移動で、興津さんの周りの弾を弾き飛ばす!
キシアトハシス:「グー」
キシアトハシス:いびきのような鳴き声を立てる。三芳に向かう弾丸の勢いがなくなる。
三芳孝一:「かすり傷だ。久喜、大丈夫か!」
久喜春斗:「…よし、傷はないな?」三芳さんの方は、聴覚のみで把握。
久喜春斗:「こちらは問題なし!リザレクトにも至らん!」
”運送屋”:「……やれやれ。ホント、向いてねえなあ」
興津和沙:「…ありがと。助かったよ。」
興津和沙:久喜春斗/敬意○/嫉妬
興津和沙:(情けないな。あんな大見得きって、結局守られるのか。)
久喜春斗:「お前たちを引き込んだのは当方たちで、それになにより」
久喜春斗:「オレは、お前の先輩だ。頼り甲斐くらい見せねばな!」
興津和沙:「はは、そんなもん、ここまでいやんなるぐらいみせてもらってますよ。」
久喜春斗:「ほう?当方も捨てたものではなかったようだな」にやりと笑って見せる。

GM:次!行動値8組!
久喜春斗:こっちから範囲ぶっぱ可能ですがどうします?
三芳孝一:それでおねがいしま!
久喜春斗:了解。では私のターン!
久喜春斗:マイナーで接敵!
GM:来たー
久喜春斗:メジャー、コンボ:開花。≪コンセントレイト≫≪アームズリンク≫≪渇きの主≫≪ライトニングリンク≫≪血の宴≫で二人に攻撃!
久喜春斗:9dx7+6
DoubleCross : (9R10+6[7]) → 10[1,4,6,6,6,7,7,9,10]+10[2,3,7,8]+5[2,5]+6 → 31

久喜春斗:アブねーっ
”運送屋”:ガード。
”大喰らいベエマス”:《復讐の刃》!
久喜春斗:阿嘉橋くん、頼む!
阿嘉橋コウ:《マクスウェルプログラム》。”大喰らいベエマス”の判定ダイス数を-3個します。
”大喰らいベエマス”:ぎゃー!では自動失敗!
久喜春斗:渇きの主とライトニングリンクのHP相殺で一点ダメージ!
久喜春斗:久喜春斗に1のダメージ!(HP:25->24)
久喜春斗:久喜春斗の侵蝕率を+13した(侵蝕率:95->108)
久喜春斗:ではダメージ!
久喜春斗:4d10+20 装甲無視
DoubleCross : (4D10+20) → 18[1,9,3,5]+20 → 38

”運送屋”:倒れます。
”運送屋”:《蘇生復活》《瞬間退場》(ロール後に処理します)
久喜春斗:しぶといが、まずは倒したな…!
”大喰らいベエマス”:こちらは健在!
久喜春斗:むう。では演出!

久喜春斗:「さあて。前線エージェントとして、阿嘉橋ばかりに負担は駆けられん…!」
久喜春斗:ジ。僅かな磁化の音。
久喜春斗:その次の瞬間には、既に運送屋とベエマスのところへと。
久喜春斗:「悪いが」「少々」
久喜春斗:その言葉が放たれる内にも、重い金属音が連続する。
久喜春斗:「当方は、手荒くてな…!」
久喜春斗:蹴り。掌打。拳撃。
久喜春斗:それが舞い散る花のように連続し、敵を散らす。
”運送屋”:「ゲホゲホッ!……こりゃたまらん……!」
”運送屋”:「悪いが俺ぁ一旦ずらかるぜ!あんたが無事こいつらを蹴散らしたら」
”運送屋”:「取引の続きと行こうや」
”運送屋”:そう言うと、地面にできた裂け目にとぷん、と沈む。
久喜春斗:「ち、しぶとい奴め…!」蹴りと合わせて退かれた。
久喜春斗:「すまない、ひとり逃がした!」
”大喰らいベエマス”:「あーーーっ!もーーっ!!」
”大喰らいベエマス”:「でも…まあいいわ。あたしなら蹴散らすってぐらい、わけないもの!」
”大喰らいベエマス”:「見てなさい、全員あたしがやっつけてやるんだから!」
興津和沙:「…久喜さん、あぶねえ!さっきのがくる!」
”大喰らいベエマス”:フォークを振りかぶり、
”大喰らいベエマス”:久喜さんをひと薙ぎしようとする!
久喜春斗:「ぬ、…!」間合いを取らせたつもりだったが…!
阿嘉橋コウ:その動きに合わせ、小さな火の玉を飛ばす!
阿嘉橋コウ:人を灼くには至らないが、攻撃を逸らすことはできるはず。
阿嘉橋コウ:一度見た動きだ。二度はさせない。
久喜春斗:「…助かる、阿嘉橋!」
久喜春斗:その間と共に退避。
阿嘉橋コウ:「気をつけて、先輩!」
”大喰らいベエマス”:大きく、空振り!
久喜春斗:「はは、いつまでも年上ぶっていられんな、これは!」
”大喰らいベエマス”:「もー、もーっ!」
”大喰らいベエマス”:ぷんぷん

GM:というわけで三芳さんだ
三芳孝一:はーい
三芳孝一:マイナーで接敵!メジャーでコンセントレイト:ノイマン+急所狙い+コントロールソート
三芳孝一:対象は大食らいちゃん!
”大喰らいベエマス”:きゃーっ
”大喰らいベエマス”:きなさい!
三芳孝一:6dx7+4
DoubleCross : (6R10+4[7]) → 10[1,5,6,7,7,7]+2[1,2,2]+4 → 16

”大喰らいベエマス”:ドッジするよ!
三芳孝一:ぬっ!
三芳孝一:となるとそこに目潰しの砂!
三芳孝一:ダイスを−3!
”大喰らいベエマス”:きゃー!
”大喰らいベエマス”:ドッジできない!
”大喰らいベエマス”:失敗!
三芳孝一:ダメージ!
三芳孝一:2d10+18
DoubleCross : (2D10+18) → 7[3,4]+18 → 25

三芳孝一:諸々有効
”大喰らいベエマス”:まだまだあ!
”大喰らいベエマス”:体力はあるぞ

三芳孝一:すたすたと歩きながら、銃を抜く。
三芳孝一:「『沼底を這うもの、ウィーウィルメク。風と契りを交わしにおいを知るもの』」
三芳孝一:「『辿れ。』」
三芳孝一:かちり、ジッポのダイヤルを回して『Ⅰ』に。
三芳孝一:引き金をひく。
三芳孝一:ドゥッ!ドゥッ!!
三芳孝一:銃弾は空中で曲がり、正確に敵の急所を貫く。
”大喰らいベエマス”:「いっ」「たぁ〜〜〜〜い!」
ウィーウィルメク:「うしゃあーーーー!」
ウィーウィルメク:羽のようなヒレのヤツメウナギめいた生き物が
ウィーウィルメク:銃身に絡みついている。
”大喰らいベエマス”:「なにそれ!おいしいの?」銃身に絡みつく生き物を見て。
ウィーウィルメク:「うしゃっ」
ウィーウィルメク:びく
三芳孝一:「……美味しくはないと思う」
”大喰らいベエマス”:フォークが狙っている…
”大喰らいベエマス”:「ふ〜ん……じゃあ、今は見逃したげる」

GM:ネクスト、姫!
興津和沙:マイナーで接敵!
興津和沙:メジャーで《コンセントレイト:ブラックドッグ》+《爪剣》+《アタックプログラム》
興津和沙:9dx7+12
DoubleCross : (9R10+12[7]) → 10[1,4,4,5,5,6,6,7,9]+10[8,8]+5[2,5]+12 → 37

興津和沙:どうだ!!
”大喰らいベエマス”:それでも《復讐の刃》!
阿嘉橋コウ:《マクスウェルプログラム》。”大喰らいベエマス”の判定ダイス数を-3個!
興津和沙:好きーーー!!
”大喰らいベエマス”:そしてそのまま素通し!
興津和沙:ダメージ!
興津和沙:4d10+42
DoubleCross : (4D10+42) → 25[3,9,10,3]+42 → 67

GM:いきなりDPSが跳ね上がった
興津和沙:あ、みよっさんの水晶の剣のレベルがあがってるから69です。
”大喰らいベエマス”:どっちにしても死ぬ!
”大喰らいベエマス”:《魔獣の証》!
”大喰らいベエマス”:控えめに復活!
興津和沙:野郎!!
興津和沙:演出!

興津和沙:距離を詰め、ベエマスと槍を打ち合う!
興津和沙:鉄がぶつかる音が響き、火花が舞う!
”大喰らいベエマス”:「な……かなか、やる、じゃないっ!」
興津和沙:槍を跳ね上げる!振り下ろす!薙ぎ払う!突きかかる!
興津和沙:「そっちこそ!な!」
興津和沙:しかし、全て防がれる!興津が押されている!
”大喰らいベエマス”:「おいしい……ものの……パワーは!」
”大喰らいベエマス”:「無敵なの……っよー!」
興津和沙:「……!!」
興津和沙
>阿嘉橋コウ:「あと、『姫』って呼ばれたいの? えーと、そうするとモチベーションが上がる?」
>阿嘉橋コウ:「呼んだ方が良かったら呼ぶよ」

>興津和沙:「呼んでもらえるのはもちろん嬉しいんだけど。」
>興津和沙:「けどさ、私にとっては、そっちよりも認めてもらう方が大事なんだ。」

興津和沙:いつかのコウくんとの会話が脳裏をよぎる
興津和沙:あの時は、ああ言った。今でもこの言葉に嘘はないと思う。でも、
興津和沙:「あのさ、コウくん。」
興津和沙:私の中で、なにか変わったのか。それとも気まぐれなのかわからないけど、
興津和沙:「前、あんなこと言ったのに、こんなこと言うのはカッコ悪いかもしれないけど」
興津和沙:私は、この人に
興津和沙:「『姫』って」
興津和沙:呼ばれたい。
興津和沙:「言って」
興津和沙:槍とフォークの打ち合いを重ねながら、一瞬、後ろを振り向く
興津和沙:その目は、いつもの興津よりも、どこか寂しげで
阿嘉橋コウ:「……」名を呼ばれ、そしてぎゅっと唇を噛みしめ。
阿嘉橋コウ:(『間違えたなら直せばよい』)先輩の言葉を思い出す。
阿嘉橋コウ:(そうだよ。僕は、ずっとそうしてきたんだ)
阿嘉橋コウ:(ずっと、そうやってこの子の背中を……)手を構える。
阿嘉橋コウ:ぱちり、と小さな火の玉が弾ける。それは肉を灼くほどの力はなく、だが。
阿嘉橋コウ:「……姫、今」
阿嘉橋コウ:「今、助けに推参しました……!」
阿嘉橋コウ:どこかで調べた時、きっと、強くて立派な騎士はそんなことを言っていた。
興津和沙:その言葉に、弾かれたように、押されたように、勇気づけられたように!
興津和沙:槍が伸びていく!
興津和沙:白刃が煌めき風を切る音が響く!!
寒骨白:『───ゆくぞ、主!』
興津和沙:「ああ、いくぜ寒骨白!」
興津和沙:「みてろよ、コウくん!」
阿嘉橋コウ:「うん」
阿嘉橋コウ:「見てるよ」
興津和沙:少年がヒーローを見る目のように真っすぐで、少女が憧れるお姫様のドレスのように白い軌跡が、ベエマスを貫く!
”大喰らいベエマス”:「あっ……」
”大喰らいベエマス”:「い……や……ったわねっ!!」
興津和沙:「ああ、やってやったさ。」
興津和沙:「なんたってこっちは二人分だぜ!」
”大喰らいベエマス”:赤いワンピースにシミが出来る。よろよろとしながらも…
”大喰らいベエマス”:「ま…だよ!まだ、あたしは……」
興津和沙:「一人ぼっちのてめえにゃ、負けねえよ!」
”大喰らいベエマス”:「〜〜〜〜っ!うるさあ〜〜〜いっ!!」
興津和沙:仕留めたはず、確実に、動けなくなったはず、それでもまだ、戦うベエマスに一瞬敬意を抱く!
興津和沙:「あはは、お前も負けられないってか、いいぜ付き合ってやる。こうなりゃ意地の勝負だ!」

GM:ベエマスの手番!
”大喰らいベエマス”:マイナー、《戦闘本能》!このメインプロセス間、ダイス減少効果を受けない!
三芳孝一:おお!
阿嘉橋コウ:おのれー
久喜春斗:なにっ
”大喰らいベエマス”:「やっ」「て」「や」「る」「わ」「!!」
”大喰らいベエマス”:かけられていた重圧を、気合いで弾き飛ばす!…多分気合いだ!
”大喰らいベエマス”:《コンセントレイト:ブラックドッグ》+《アームズリンク》+《雷光撃》で、姫に攻撃!
”大喰らいベエマス”:13dx7
DoubleCross : (13R10[7]) → 10[1,1,2,2,3,4,6,6,8,8,8,8,10]+10[3,3,9,10,10]+4[3,3,4] → 24

興津和沙:うぐう!暴走、リア不!
”大喰らいベエマス”:さっきの反動が…!
”大喰らいベエマス”:ダメージ!
”大喰らいベエマス”:3d10+9
DoubleCross : (3D10+9) → 13[1,4,8]+9 → 22

”大喰らいベエマス”:そういえばバラキエルは命中補正が3もあったけど
”大喰らいベエマス”:ダメージダイスは増えません
”大喰らいベエマス”:諸々有効です
興津和沙:うおお!!生きてる!!
”大喰らいベエマス”:くっ!だが5回復させてもらうぜ!
興津和沙:17点残って生存!!
”大喰らいベエマス”:あ、また間違えた!
”大喰らいベエマス”:すみません、雷光撃でダメージ+10です!
”大喰らいベエマス”:それでも削りきれないがな!
興津和沙:それでも、ギリギリいきてます!
”大喰らいベエマス”:改めて演出!

”大喰らいベエマス”:バチバチ!とフォークに電流が流れていく!
”大喰らいベエマス”:「喰らいなさい、あたしのこの……」
”大喰らいベエマス”:「『スペシャル・ディナー・フォーク』をーーーっ!!!」
”大喰らいベエマス”:必殺技名だ。
興津和沙:「来い!」
興津和沙:「受け止めてやる!」
”大喰らいベエマス”:ざん!と電撃が乗ったフォークが興津さんを貫く!
”大喰らいベエマス”:バチバチバチ!激しい電流!
興津和沙:体が動かない、槍で攻撃を受け流すことも出来ない。それでも目線はそらさない!
興津和沙:私はこいつを傷つけた、なら、こいつにも私を傷つける資格がある。そのことから、決して逃げない!
”大喰らいベエマス”:「あんたも……しぶといわね……!」
”大喰らいベエマス”:「あたしと、おなじ、くらい……!」
興津和沙:「あははは、そいつぁ、光栄だ。」
興津和沙:「どうだ。同じくらいしぶとくて、同じぐらい可愛いならさ。」
興津和沙:「同じテーブル囲んで、同じお茶飲んで、同じお菓子をつまむってのも」
興津和沙:「悪くないんじゃないか。」
興津和沙:「じゃねえ、悪くないと思いません?」
興津和沙:体のしびれ、視界の揺れを感じながら言葉を吐く。きっと、わかり会えると信じながら
”大喰らいベエマス”:「うーーーーっっ……」
”大喰らいベエマス”:「……そうね、悪くはないわ」
”大喰らいベエマス”:「でも、あたしは……」
”大喰らいベエマス”:「と〜〜〜っても!強情なの!!」
”大喰らいベエマス”:「まだよ!まだ諦めないわ!」
興津和沙:「そうかよ。じゃあ、私も、諦めてやらねえ!」
興津和沙:信じることも、わかり合うことも、絶対諦めてやるもんか!

GM:クリンナップ!
興津和沙:なし!
阿嘉橋コウ:行動値5に戻ります
久喜春斗:無し。
GM:ダイスデバフとか色々が一旦リセットです。
三芳孝一:なし!

GM:ラウンド2!

”大喰らいベエマス”(5)、(PC4人)

[8]久喜春斗 :侵蝕108/昇華0
[8]三芳孝一 :侵蝕100/昇華0 [暴走]
[5]興津和沙 :侵蝕84/昇華0 [暴走]
[5]阿嘉橋コウ:侵蝕93/昇華0 [暴走]

GM:セットアップ!
三芳孝一:ルーラー!敵ダイスをマイナス7!
久喜春斗:今度からはなし。
阿嘉橋コウ:もうなし!
興津和沙:なし!
”大喰らいベエマス”:こちらはなし!
GM:行動値8組、どちらかからどうぞ!
久喜春斗:さて、どうしましょうか
三芳孝一:じゃあ先に行きます!
久喜春斗:どうぞ。
興津和沙:いけーー!!
三芳孝一:マイナーで暴走解除
三芳孝一:メジャーでコンセントレイト+急所狙い+コントロールソート
三芳孝一:7dx7+4
DoubleCross : (7R10+4[7]) → 10[2,2,7,8,9,9,9]+10[4,5,8,9,10]+10[6,8,10]+10[6,7]+3[3]+4 → 47

”大喰らいベエマス”:ウワーッ
三芳孝一:まわった!
”大喰らいベエマス”:ガード!
興津和沙:うお!!
久喜春斗:強い!
阿嘉橋コウ:うおー
三芳孝一:5d10+22
DoubleCross : (5D10+22) → 27[1,8,5,8,5]+22 → 49

三芳孝一:諸々有効!
”大喰らいベエマス”:装甲ガード引いても落ちる!
”大喰らいベエマス”:《蘇生復活》《瞬間退場》でドロンします。
”大喰らいベエマス”:つまりこれで決まりだ!

三芳孝一:「無粋な真似かもしれないが」
三芳孝一:「……怪我は少ない方がいい。お互いに」
ウィーウィルメク:「うしゃー!」
キシアトハシス:「グー」
三芳孝一:2体の疑似レネゲイドビーイングが動きを鈍らせ、的確に脚部へと弾丸を打ち込む!
三芳孝一:ドウッドウッドウッドウッ
”大喰らいベエマス”:「あっっ……たっ……!」
”大喰らいベエマス”:膝をつく。
”大喰らいベエマス”:「ま、まだよ、まだ……」
???:「〜ったく、まだやってたのか」
???:ベエマスの足元から声がする。
興津和沙:「あ、てめ、まだいやがったのか!」
三芳孝一:「!」
三芳孝一:追撃よりも、興津さんをかばう方へ立つ。
久喜春斗:「……な、お前…!」撤退したと思っていたが…!此方は阿嘉橋君へのカバーへ。
阿嘉橋コウ:「!」灼けた手を構える。
”運送屋”:「結局今回の取引は無理そうだな。ま、その分と言っちゃ何だがサービスだ」
”大喰らいベエマス”:「な、なによサービスって……あっ!」
”大喰らいベエマス”:足元に開いたゲートに飲み込まれていく
興津和沙:「ちっ…!」
”運送屋”:頭だけ出して
”運送屋”:「悪いな、一応代金分は仕事したいんでね」
”運送屋”:「この『荷物』は置いてくよ。好きにしな」
”運送屋”:「そいじゃ、また」
興津和沙:「おら!」
興津和沙:消える直前に、運送屋に小銭を投げつける。
興津和沙:「伝言代だ。」
興津和沙:「あいつに、『またな』って伝えといとくれ。」
”運送屋”:ニヤリと笑って
”運送屋”:「届けとくよ」
”運送屋”:ゲートに消える。
久喜春斗:「……やれやれ。してやられた」
三芳孝一:「逃げたか。出来ればここで捕まえたかったが」
三芳孝一:「あれだけのダメージなら当分盗みも働けないだろう」
三芳孝一:「その間にまた追い詰めればいいさ」
三芳孝一:「それより、みんなの傷は大丈夫か?」
久喜春斗:「…状況終了。三芳殿、此方はさほどの傷もない。茶葉も無事かな」
興津和沙:戦いが終わって、レネゲイドの暴走が収まっていくのを感じる。
興津和沙:「傷は、大丈夫。二人のおかげだよ。ありがとう。」
阿嘉橋コウ:ふー、と息を吐く。
阿嘉橋コウ:「あ、えっと、大丈夫です」腕は火傷をしているが、自分で灼いたものだ。胴の傷も治りつつある。
久喜春斗:「…よし。皆無事でよかった」ふ、と笑みを浮かべて。
阿嘉橋コウ:「あっ、お茶! 僕間違えて燃やしちゃったりしてないかな!」慌てて探す。
三芳孝一:「はは」
久喜春斗:「……早めに回収班も呼ぶとしますか」苦笑。
興津和沙:「あははは、ベエマスは焼けた茶葉もいけるみたいだけど」
興津和沙:「虹咲支部長は、味にはこだわるほう?」
久喜春斗:「香りと味。双方きっちり拘るよ、あの人はね」
阿嘉橋コウ:「あわわ」焼けてたら大変だ!
興津和沙:「大丈夫だって、あんまりひどかったら私も一緒に謝るから。」
興津和沙:「それに、あの人は」ベエマスと違って
興津和沙:「自分が好きなお茶が他のみんなにも届くことを喜こんでくれる人だからさ」
興津和沙:「だから、多少焼けても大丈夫!」
興津和沙:根拠もないくせに自信アリげに笑う
阿嘉橋コウ:目を細めてその顔を見る。「うん」
阿嘉橋コウ:「……へへ」少し笑って。
阿嘉橋コウ:「そしたら、一緒に帰ろうねえ、姫」
興津和沙:『姫』
興津和沙:コウくんが言ってくれるその言葉を噛み締めながら。
興津和沙:「そうだね、みんなで、帰ろっか!」
興津和沙:子供のような笑みを浮かべ、そう言います

バックトラック

GM:Eロイスはなし!
三芳孝一:すぶり!
興津和沙:ジャームなんていない!!
久喜春斗:ロイス6本で一倍!
興津和沙:すぶり!
三芳孝一:112-4d10
DoubleCross : (112-4D10) → 112-32[10,7,8,7] → 80

阿嘉橋コウ:一倍!
興津和沙:いや、2倍ぶり!!
久喜春斗:108-6d10
DoubleCross : (108-6D10) → 108-42[9,8,10,2,4,9] → 66

久喜春斗:4点!
興津和沙:84-12d10
DoubleCross : (84-12D10) → 84-57[6,1,1,1,8,8,5,6,8,7,2,4] → 27

阿嘉橋コウ:93-6d10
DoubleCross : (93-6D10) → 93-25[5,1,5,5,1,8] → 68

興津和沙:3点!
三芳孝一:生還!5点!
久喜春斗:でもどうしてこの時だけ出目いいんだよ畜生!w
阿嘉橋コウ:4点ー
興津和沙:w
GM:全員帰還!経験点も配りましょう。
興津和沙:いえいえい!!
GM:今回、エネミーのDロイスが”装着者”と”秘密兵器”
GM:シナリオ5点にDロイス2点、いつもの5点に最終侵蝕点!
興津和沙:15点!!
久喜春斗:合計12点+侵蝕4点で、16点!
阿嘉橋コウ:16点!
三芳孝一:17!!
GM:GM22点!
GM:各自どうぞ!
久喜春斗:頂きます!ありがとうございます…!
阿嘉橋コウ:いただきます!
興津和沙:ごっつぁんです!
三芳孝一:ありがたく!

エンディング:おはなしのけつまつ

GM:第一支部・レクリエーションルーム
GM:今日、第一支部では支部を挙げてのお茶会が開かれている。
三芳孝一:「しかし、全く偶然だったな」
三芳孝一:「俺たちが足取りを追っていたオーヴァード窃盗犯の倉庫に、まさか例の店の品があるとは」
三芳孝一:順序が逆だった事は言わない。余計な気を使わせないために。
三芳孝一:「なあ久喜」
久喜春斗:「そうですな。全く持って嬉しい偶然もあったもので。日々の陰徳を積んだお陰ですかな」
久喜春斗:しらっとさも幸運だった、とでも言いたげな口調で言って見せる。
虹咲奏:「………」お茶を前に2人を見ている。
虹咲奏:目を細めて穏やかに笑い、
虹咲奏:「……ありがとう、2人とも」
久喜春斗:「ま、支部長の日々の頑張りを天も見ていて下さったのでありますよ。……はて、感謝される謂れはありませんが」
久喜春斗:「…ありがたく、受け取っておくとしますか、三芳殿」
三芳孝一:「……そうだな」
虹咲奏:「ふふ。何、なんとなくだ」
久喜春斗:ふ、と此方も笑みを浮かべる。
興津和沙:「えー、二人だけなのー?虹咲さん。」
興津和沙:ちょっとむっしたような表情を浮かべながら言う
阿嘉橋コウ:すんすんと紅茶の良い匂いを嗅いでいる。
虹咲奏:「ああいや、今のはだな」ちょっと慌てる。
虹咲奏:「何と言えば良いのか……支部員としての……ううむ」
三芳孝一:「……ふふ」
三芳孝一:笑いながら茶菓子を並べている
久喜春斗:くつくつと笑みを堪えながらこちらも配膳。
虹咲奏:「……もちろん、感謝しているさ。興津。それに、阿嘉橋」
興津和沙:「へへー、どういたしまして!」
阿嘉橋コウ:「あ、えっと……はい」顔を上げる。
阿嘉橋コウ:「この紅茶すごくいい香りですね。これを飲めたから、わりと満足です」
阿嘉橋コウ:にこにこしている。
阿嘉橋コウ:「だからえっと、良かったなって……」
阿嘉橋コウ:昔は美味しい食事なんてほとんどできなかったから、普段はなんでも美味しいと思って食べているけれど。
阿嘉橋コウ:なんだか特別に贅沢な感じがする味だ。
虹咲奏:「ああ。良い香りだろう」嬉しそうに
虹咲奏:「このアールグレイは私のお気に入りでね」
虹咲奏:「…思い出の紅茶でもある」
虹咲奏:「君たちにも、楽しんでもらえると嬉しいよ」
興津和沙:「ね、冷たいヤツの方が好きだったけど。」
興津和沙:「このお茶は、あったかくて、いい匂いもして、ほっとする。」
阿嘉橋コウ:「思い出……」
興津和沙:「思い出かー。」
阿嘉橋コウ:「今僕はみんなと一緒にお茶ができてとても嬉しいので」
阿嘉橋コウ:「多分、僕にとっても思い出の味になるかなって思います」ごくりと一口。
興津和沙:「うん」
興津和沙:「こうやって、誰かの思い出の品が、また誰かの思い出の品になって。」
興津和沙:「それがずっと繋がってくなら、きっと素敵なことだろうね。」
興津和沙:あの赤いワンピースの少女も、いつかそのつながりのなかに入ってくれたら、そう思いながらお茶を口に運ぶ
虹咲奏:「ああ」
虹咲奏:「……それがずっと続いていくように」
虹咲奏:ずっと続いていくように、戦っていく。
虹咲奏:…守っていく。
阿嘉橋コウ:「……」こっそり虹咲支部長を見る。話には聞いていたけれど、会うのは今回が初めてだ。
阿嘉橋コウ:でも、なんとなく、皆に慕われていた理由はわかるような気がした。
阿嘉橋コウ:「あの、支部長」
虹咲奏:「うん?何だ、阿嘉橋」
阿嘉橋コウ:「えーと」声をかけたはいいものの、何を言えばいいのか。
阿嘉橋コウ:「……紅茶、美味しいです」結局同じことを言ってしまう。
虹咲奏:「ふふふ」
阿嘉橋コウ:たとえば、お菓子食べないんですか、とか聞いていいのか少し躊躇われて。
阿嘉橋コウ:「えーと……あの。お会いできて、良かったです」それだけ、笑って言った。
虹咲奏:「ありがとう。…先日の星辰館での事件で活躍したと聞いた」
阿嘉橋コウ:「あ、わ、活躍とかは……姫とか他にもたくさんみんないたし……」
虹咲奏:「君たちが自らの意志でそこに立つ限り」
虹咲奏:「私はそれを尊重し、守りたいと思う」
阿嘉橋コウ:「……」
阿嘉橋コウ:(『謝るな、阿嘉橋コウ。きみは友人の意思を尊重しようとしたのだ』)先輩の言葉を思い出す。
阿嘉橋コウ:「ありがとうございます!」ぺこりと頭を下げ。
阿嘉橋コウ:「姫、姫! 虹咲支部長って、格好いいね……!」
興津和沙:「あはは、そうだろ!じゃねえ、そうでしょ!」
興津和沙:自分が笑顔になってることに気づく。それが虹咲支部長とコウくんが仲良くしてるからなのか、コウくんに姫って呼ばれるのが嬉しいからなのかはわからない
阿嘉橋コウ:「僕、ここの支部、好きです」支部長に。
虹咲奏:微笑む。
虹咲奏:「いつでも遊びに来てくれ。茶ぐらいのもてなししかできないが」
興津和沙:「コウくんも、高校卒業したらここに配属されるのもいいと思うぜー」
阿嘉橋コウ:「それもいいねえー」
興津和沙:「私も。」
虹咲奏:興津さんを見る。
興津和沙:「エージェントになるなら、ここに入りたいな。」
興津和沙:真剣な目で、虹咲さんの目を見つめる
虹咲奏:「……そうか」穏やかに笑ったまま
虹咲奏:「私はいつでも歓迎するよ。お前がそう望むのならば」
興津和沙:「なれるかな、私でも。」
虹咲奏:「ああ」
虹咲奏:「なれるとも」
興津和沙:「今回も三芳さんに迷惑かけちまったし、久喜さんにも守られて」
興津和沙:コウくんに励まされて、やっと力を出せる、情けない、お姫様だったけど
興津和沙:「へへへ。」
興津和沙:「でも、虹咲さんにそう思ってもらえるなら、自信がつくな。じゃねえ、つきますわ。」
虹咲奏:「お前は『こうありたい』と思うものに対して真摯だ」
虹咲奏:「そして、そのあり方が様々な者を助けていく」
虹咲奏:「……それは、とても大切なことだ」
興津和沙:「ふふふ。」
興津和沙:「もし、ほんとにそうなれたら。」
興津和沙:「自慢に思えってくれよ。虹咲支部長。」
虹咲奏:「勿論だ」
興津和沙:私が、お姫様みたいになりたいと思えるようになったのは、梓と再会したからだけど。
興津和沙:「エージェントになりたいって思えるようになったのは、あんたがいたからなんだ。」
興津和沙:「あんたが、私に『守る者』としての在り方を見せてくれた。教えてくれた。」
虹咲奏:少し、目を丸くして
虹咲奏:「……では、それに恥じないようにしなくてはな」
興津和沙:「へへ、お互いにね。」
興津和沙:照れ隠しをするように、お茶を口に運んで
虹咲奏:「ふふ。よろしくな、お姫様」

久喜春斗:では、その後。紅茶を楽しむ時間が過ぎて。
久喜春斗:「…阿嘉橋、興津。少し耳に挟んだが、第一を希望してくれるなら、ここを見学でもするか?」
久喜春斗:「第四のように最新機器があったり、第十二のように文化物があるわけではないが、中々面白いぞ」
興津和沙:「あ、いいの、するする!」
興津和沙:「ついでにちょっと本借りてっていい?最近個人的に室町が熱くてさ。」
阿嘉橋コウ:「わあ、見てみたいです」
阿嘉橋コウ:この間の部室での話から、ちょっと本に興味がある!
久喜春斗:「ほう、室町か?司書の方に聞いてみるとしようか」
興津和沙:「あ、いるんだ。司書。そうしてくれるとありがたいなー。」
興津和沙:「じゃあ、甘えちゃって悪いけど、案内お願いしていいかな?」
興津和沙:ついていく気マンマン!
久喜春斗:「はは、では案内しよう。図書を大目にな。……虹咲支部長、すみませんが二人をお借りしますよ。先輩ぶりたいもので」
虹咲奏:「ふふ、是非案内してやってくれ」
久喜春斗:「はい。…将来の職場に、と思って頂けるよう紹介しますよ。……では二人とも、付いて来てくれ」
久喜春斗:そう言って、二人を連れて退出する。
阿嘉橋コウ:「はあい、先輩の案内、楽しみです」とことこついていく。
興津和沙:二人の後を追うように出ていき、扉が閉まります
三芳孝一:その姿を見送り
三芳孝一:「いい子供たちだな。本当に」
虹咲奏:「ああ」
三芳孝一:「……彼らに背中を見られて恥ずかしくない大人でありたい」
三芳孝一:「そう思ったよ」
三芳孝一:菓子を口に運ぶが、何故かお茶には手をつけていない。
虹咲奏:「……茶は飲まないのか?」
三芳孝一:「ん?あ、あー、そうだな」
三芳孝一:言いよどんで、やがて意を決したように
三芳孝一:スッと、カップを支部長の方に出す
三芳孝一:「……氷が欲しいんだ」
三芳孝一:「俺は、実は猫舌で……」
虹咲奏:「………そうだったのか」
虹咲奏:「すまない、気がつかないで」
三芳孝一:「ああ、いや!いいんだ!いいんだ!」
三芳孝一:「茶に誘ってもらえるのは嬉しかったが、それだけ、言いにくくて」
三芳孝一:「何か……」
三芳孝一:「要求してしまってるような気がしてな。貴方に……」
虹咲奏:「……三芳」
三芳孝一:「だが、そういうのはもうやめようと思った」
三芳孝一:「俺は、貴方を傷つけた者でもなく、貴方に救われた者でもない」
三芳孝一:「ただの……友達になってみたいと、思う」
三芳孝一:「奏さんさえ、よければ」
虹咲奏:ふ、と笑う。
虹咲奏:「お前が、様々なことを気に病んでいるのは知っていた」
虹咲奏:「十三地区の件だけでなく……研究のことだけでなく……」
虹咲奏:「そう、恐らくは『あの頃』のことも、だ」
三芳孝一:「……俺の人生は、貴方への負い目ばかりだ。」
三芳孝一:俯いて言う
虹咲奏:「……私は『今、どうあるか』が大切だと思っている」
虹咲奏:「過去に起きたことは変えることはできないが」胸に軽く手を置いて。
虹咲奏:「その時から己が変わることはできる」
虹咲奏:「私は今のお前がこうして助けてくれることに感謝しているよ」
虹咲奏:「……だから。負い目など感じずに」
虹咲奏:「対等で在ろうとしてくれるならば、とても嬉しい」
三芳孝一:「……奏……さん」
三芳孝一:涙が滲む。
三芳孝一:「ああ、分かった。俺はこれからは仲間として」
三芳孝一:「貴方の力になる。彼らと、それに貴方の」
三芳孝一:「未来(あした)のために」
虹咲奏:「ありがとう、三芳」
虹咲奏:「ああそうだ。氷を取ってこよう」
虹咲奏:「お前にも、茶を楽しんで欲しいからな」
虹咲奏:そう言って立ち上がると、氷の入った器を持って戻ってくる。
三芳孝一:「……」
三芳孝一:氷の入ったグラスに移し替えられた紅茶を、
三芳孝一:どこか恐る恐る口に運んで、飲み込む。
三芳孝一:「!」
三芳孝一:少し笑って。
三芳孝一:「……美味いな」
虹咲奏:「……ああ。私の」
虹咲奏:「私の愛するアールグレイだ」

久喜春斗:阿嘉橋君と、興津さんを連れて歩く。「さきほどまでのエリアが、研究・技術系のものだな。第四等に比べると劣るが」
久喜春斗:「三芳殿は本来あちらが本職となる。設備としてはそれなりにだから、君達も世話になる事もあろう」
阿嘉橋コウ:「わあー」にこにこしながらついて行っている。
久喜春斗:「……堅苦しい部分からですまんな、次からは普通のものだよ」苦笑。どうにも、こういう性分が抜けない。
久喜春斗:歩くときに音はしない。幾つかの閉架書庫や、転用した休憩室を抜けていく。
興津和沙:「いや、面白かったよ。正直、よくわからなかったけど。」
興津和沙:「あー、でもエージェントになるならああいうのも勉強しないとダメ?」
久喜春斗:「まあ、知識があるに越したことはない」「ないんだが、実を言うと、当方もそうなのだ」にやっと笑う。
興津和沙:「へー、意外。インテリっぽく見えるのに。」
興津和沙:いいながら、久喜さんの足取りをみている。何気なく歩いているようにように見えるのに、重心の変化がない。
久喜春斗:「はは、殴って蹴るくらいしか取り柄がないからな」
興津和沙:隙の生じない自然体のまま、動いているようなものだ。UGNで殴る蹴るしか能がないっていうのは、このレベルのことをいうのか。と感心している
久喜春斗:「実際、その為に研究職の方々がいるし、彼らが作ってくれたものを使うのは我々だ。…彼らの職分を分からずとも、どういうところなのかは」
久喜春斗:「知っておいた方が、敬意を持てる。……当方の勝手な考えだがね」
久喜春斗:興津さんの視線には苦笑して。(……本当に目敏いな、この子は)
阿嘉橋コウ:「はー……」感心した顔。
阿嘉橋コウ:「そうですよね、前線だけじゃなくても、いろんな人が働いてて……」うんうん、と頷く。
久喜春斗:「そうだ。我々は戦う人間だが、そのためには準備と、後始末を担う人間たちもいる」
久喜春斗:「--そして、そうして働く人々を支える人間も、な?」と言って。食堂のドアを開く。
久喜春斗:広々とした空間だ。地下の筈なのに、太陽光が差し込んでいるように見える。
興津和沙:「おー、食堂もあるんだ。」
阿嘉橋コウ:「わーあ」明るい!
阿嘉橋コウ:「食堂! わあ!」明らかにテンションが上がる!
久喜春斗:「そうとも。腹が減っては戦は出来ぬ。そして、いつまでも地下の薄暗いところでは気も落ち込む、というわけだ」
興津和沙:「あったかいメシってのは、気力に直結するからね。」
阿嘉橋コウ:「食べると嬉しくなりますもんねー。いいなあー」
久喜春斗:「何か食べていくかね?こだわりのあるエージェントがいるせいか、美味いぞ」
久喜春斗:支部長も茶葉に目が無いしな、と冗談を言いつつ。
興津和沙:「そうしたいけど、今日は食べてばっかりだからな。じゃねえ、ですからね。」お腹をさわりながら
阿嘉橋コウ:「食べたい……けど。さっきお茶をいただきましたし」がまん!
阿嘉橋コウ:「すごく美味しかったから、もうちょっと、えっと、余韻?に浸っていたいです」
久喜春斗:「はっは、すまんな。ま、帰り際に時間が有れば寄っていってくれたまえ。カフェもある」
興津和沙:「普段の食事と、万一の時の兵糧は別にしてる感じですか?」
久喜春斗:「そうだな。ここは普段の食事用だ」さら、と視線を滑らせ。「万が一の篭城用に、そうした食品や飲料水は備蓄がある」
久喜春斗:「ここは地下だからな。篭城にも向いている…ま、第三のようにそんなことがないのが一番なんだがね」
阿嘉橋コウ:「なるほど」きゅっと真面目な顔に。
久喜春斗:「おっと。どこにあるか、は聞かんでくれよ?当方も一部しか知らんのだ」
興津和沙:「それはまあ、弁えてますよ。」
久喜春斗:「まあ、今のところ虹咲支部長や他支部長の尽力もあってそういうことはない。君達が、そうした味気ない飯にありつくこともなかろう」
阿嘉橋コウ:「美味しいのが一番ですよね」
久喜春斗:「実際、出来ればいいところだと思ってほしいしな!処分が近い時期は本当に酷いものさ」
久喜春斗:どうにか支部内で処理しようとどうすれば美味くなるか試行錯誤したものだ。
興津和沙:「あははは」
興津和沙:「わかるわかる、うちもお母さんが買ってきた非常食料食べる時ちょっと大変だったもん」
阿嘉橋コウ:(そっか。支部長たちががんばって、僕らも頑張ると……みんながちゃんと平和に美味しいものが食べられるんだなあ)
阿嘉橋コウ:それはすごく良いことだ。とにこにこしている。
阿嘉橋コウ:昔食べてたのはそういうのばっかりだったなあ、とかは言わない。
久喜春斗:「おっと。こんなことを言っていたのは、支部長と三芳さんには内緒にしてくれよ。怒られてしまう」
興津和沙:「わかった。内緒だね。」
阿嘉橋コウ:「内緒です!」
興津和沙:しー、と人差し指を口元に持っていく
阿嘉橋コウ:姫の手を見て真似をする。
久喜春斗:「はは、ありがたい」にっと笑い此方も人差し指を口に当てる。
久喜春斗:「よし、では次に行こうか」
興津和沙:「はーい。」
久喜春斗:食堂を出て、通路を歩く。
久喜春斗:「次は、此処の支部でも人気のリラクゼーションルームだ。支部員はよく使いたがるところでな」
久喜春斗:次の施設を言いながら、二人の歩調に合わせて歩く。
興津和沙:「いいなー。そういうのうちの学校にもほしいな。」
興津和沙:「コウくん、生徒会の力でなんとかならない?」
阿嘉橋コウ:「仮眠室みたいなのですか?」
阿嘉橋コウ:「えっ、えー。どうだろ、予算降りるかなあ……!」
久喜春斗:「近いがね、大分高級だぞ。当方も驚いた」
久喜春斗:「はは、流石に生徒会ではなあ。先生方に言った方がいいかもしれん」
阿嘉橋コウ:「空き教室で机繋げて寝るのじゃダメ……?」
久喜春斗:「身体が凝るぞ、それは」
阿嘉橋コウ:「そうかも……!」
興津和沙:「さ、流石に優雅じゃなさすぎる!?」
興津和沙:「不良がやるやつじゃん!」中学の頃やってた
久喜春斗:苦笑しながら話す。……いや、本当に。こうした後輩たちがいるのは、自分たちの戦いが無為でなかったのだと思える。
久喜春斗:「はっは、生徒会長殿にとっ捕まって説教されてしまうな」
阿嘉橋コウ:「会長は厳しいので……!」
興津和沙:「あの人は、確かにね。」
興津和沙:「その分苦労性だけど」
興津和沙:くすくすと笑う
久喜春斗:「あれはあれで責任感が有って、真面目に皆の事を想ってくれているんだがね…」苦笑。苦労性のあの人を想う。
興津和沙:「そういえば久喜さんは、ここに来て長いの?」
久喜春斗:「……そうだな」
久喜春斗:「もう、4年にはなる」少し遠い目をする。過去を見詰める目。
興津和沙:「ふうん。」
久喜春斗:「こんな当方でも、もう長い方になってしまったな」苦笑。
興津和沙:「じゃあ、虹咲さんの親父さん、前の支部長のことも、知ってる?」
久喜春斗:「………聖さんか」
久喜春斗:「知っているよ。あのひとが、当方が着任したときの支部長だった」
久喜春斗:「あのひとがいなければ、当方は死んでいただろうな」
興津和沙:「…それって、重い話?」
久喜春斗:「ああいや、大したことじゃないよ。あのひとがまあ千切っては投げ、千切っては投げとしてくれてな」
久喜春斗:「当時新人だった当方は、あのひとについていくことで何とか生き残った、というだけだ」
興津和沙:「ああ、強かったもんな、あの人。」
阿嘉橋コウ:じっと話を聞いている。
久喜春斗:「…そうだな。力は誰より強かった」
興津和沙:「私、一回だけあの人に会ったことあるんだけど。」
久喜春斗:「…ああ、なるほど。あの時か」
久喜春斗:「…上司にはしたくないタイプだったろう?」
興津和沙:苦笑する
興津和沙:「命の恩人にそんなこと言って良いのかよ」
久喜春斗:「それは感謝するがね。実際、ついていくのも大変だったのさ」こちらも苦笑。
久喜春斗:「こっちがボロボロになって何とか帰ってきたと思ったら、『久喜。次はあそこだ。何をしている、早くしろ』とくるもんだ」
興津和沙:「だろうね。でも、そうか。」
興津和沙:「あの人も、誰かを守ってたんだな。」
興津和沙:少し悲しげに、寂しげに目を伏せる
久喜春斗:「……そうだな、UGNエージェントとしてはあのひとの功績を誰も否定できまい』
久喜春斗:「だが、それが他の罪を漱ぐわけではない」
久喜春斗:「悲しむな、興津。それはあのひと自身の罪だ。向き合わずにいたのは、あのひとの咎だ」
興津和沙:「ん、わかってる。けどさ。」
久喜春斗:「興津、きみは正しいことをした。…それでも気にかかることがあるなら」
興津和沙:「違うんだよ。久喜さん。」
久喜春斗:「…おっと。違うか」
興津和沙:「あの人にもきっと、理想があって、夢があって、大事にしたい、キレイなものがあって。」
興津和沙:「もし、それをおっかけてるうちに、それしか目に入らなくなって、他にあったはずの大事なものがみえなくなっちまったなら」
興津和沙:「それは、怖くて、悲しいことだなって。最近思うようになったんだ。」
興津和沙:自分が、夢ばかり追いかけてることは自覚している。だから、思う。今、自分は自分の理想以外のものを大切に出来ているか、不安に思う
久喜春斗:「………きみは優しいな、興津」
久喜春斗:「そうだな。いずれ、大事な物を見落としてしまうのかもしれない。してはならないことをしてしまうかもしれん」
久喜春斗:「だが、敢えて言おう」
興津和沙:久喜さんの目を見る
久喜春斗:「間違えたなら、その時に直せばよい」
興津和沙:目を閉じ、その言葉を噛みしめる。
久喜春斗:「そうなったとき、止めてもらえる相手を作れ。…間違いだと知った時、それでも直さないことこそが」
久喜春斗:「本当の、一番の間違いだ」
阿嘉橋コウ:先輩の言葉をじっと聞く。自分の背中を押してくれたのと、同じ言葉だ。
興津和沙:「うん。」
興津和沙:「やっぱ。それが一番だよな。」
久喜春斗:「そうだとも。そもそも、間違えない人間なんぞ居るものかよ。違うかね?」
興津和沙:「そのとおりだ。」
興津和沙:「いるんだ。私にも、いっつも暴走してるくせに、私が暴走したら真っ先に止めてくれるダチが。」
久喜春斗:「よい友だ」
久喜春斗:「そういう友を、離すなよ。それがきみにとって、一番大切なことだ」
興津和沙:「あはは。」
興津和沙:「先輩、ほんとに一個しか違わないのかよ。」
久喜春斗:「はっは、年寄りみたいだとよく言われる」
久喜春斗:「それに、もしもそうなったなら…阿嘉橋」阿嘉橋君に笑いかけて。
久喜春斗:「きみだって放っておくなんてするまい」
阿嘉橋コウ:「え」呼ばれて目を丸くする。
阿嘉橋コウ:「僕は……えっと、姫はいつもずっとすごいと思ってるけど」
阿嘉橋コウ:「でも、すごすぎて遠くに行ってしまって、僕がいいと思うところとずっと離れそうになったら」
阿嘉橋コウ:「そしたら、きっと呼び戻したくなると思います」ゆっくりと、言葉を選ぶ。
久喜春斗:「ほら、興津。ここにもきみを見てくれるひとがいるぞ」からかうように。
阿嘉橋コウ:「うん」にこにこする。「見てるよ」
興津和沙:「う……うう……」
興津和沙:真っ直ぐな言葉に、ちょっと、いや、だいぶ照れている!
久喜春斗:「はっはっは。一本取られたな?」
興津和沙:「う、うるさいなー!いいから次案内してよ!」
久喜春斗:「おっとすまんすまん。じゃあ次だ」

GM:第一支部・図書室
GM:第一支部には図書館の設備を改装した施設が数多くある。
GM:休憩書架もそのひとつだ。
GM:だが、この図書室は『図書館の設備を生かして別の施設にした』ものとは違い、
GM:『第二の図書館』とも言うべき場所だ。
GM:ずらりと並んだ背の高い棚には、ぎっしりと本が詰まっている。
GM:図書館から卸されたものも、そうでないものも様々だ。
GM:久喜はここまでの案内を終えると場を離れた。今、ここには2人だけだ。
阿嘉橋コウ:「うわあ……」棚を見上げて圧倒されている。
阿嘉橋コウ:学校の図書室とは、威圧感も蔵書の種類もまるで違う。
興津和沙:「うわ、すっげ。じゃねえ、すごい。」
興津和沙:「これ、うちの街の連中が一生かけても読みきれないんじゃねえの?」
阿嘉橋コウ:「ねえ、姫」
阿嘉橋コウ:「漫研が作った本も、こういうところに並ぶの?」
興津和沙:「な、並ばない」
興津和沙:「っていうか並べられないよ」
阿嘉橋コウ:「そうなのか……」
興津和沙:「いや、でもすごいなー、見てるだけで楽しいよ」
興津和沙:無数の本が棚に引き締まっている様はそれだけでも胸が躍る。古い紙の匂いもなぜだか嬉しくなる
阿嘉橋コウ:ちょっと考える。事件の発端の漫研の部室でのこと。突然現れた女の子のこと。佐倉井さんのこと。
阿嘉橋コウ:第一支部のことや、今回起こったことあれこれ。虹咲支部長のこと。
阿嘉橋コウ:「姫は本が好きなんだねえ」
興津和沙:「本が好きっていうか、好きなことが書いてある本が好きなのかな?」
興津和沙:棚から本を出したりしながら言う
阿嘉橋コウ:「なるほど」
興津和沙:「んー、でもこうやって本を探してるのも楽しいし、もしかしたら本自体が好きなのかも?難しいな」
阿嘉橋コウ:「僕も、昔先生に少し本を教えてもらって読んだよ。またいろいろ読みたいな」
興津和沙:「いいね。今度コウくんの好きな本も教えてよ」
阿嘉橋コウ:「うん」宮沢賢治が好きなのだ。
阿嘉橋コウ:「……」
興津和沙:「ん、どうしたの?」
阿嘉橋コウ:「あ、あのね、姫。ちょっと謝ったり、話したいことがあるんだけど……」
阿嘉橋コウ:「さっきからずっと考えてて、三回くらい転びそうになっちゃった」
興津和沙:「だ、大丈夫?」
阿嘉橋コウ:「転んでないよ! 大丈夫!」手をぶんぶん振る。
阿嘉橋コウ:「えーと、僕が姫のこと姫って呼ばなかった話」
興津和沙:ちょっとバツが悪そうな顔をする。
興津和沙:「う」
阿嘉橋コウ:「気にしてたかなって思って、んー、ごめんなさい」
阿嘉橋コウ:ぺこりと頭を下げる。
阿嘉橋コウ:「それをずっと考えてたんだけど、聞いてくれる?」
興津和沙:「え、なんでコウくんが謝るの。」
興津和沙:「こっちこそ、ごめん、無理やり、そんな風に呼ばせちゃってみたいで。その」
興津和沙:言いかけて
阿嘉橋コウ:「違うよ、無理やりなんかじゃないよ!」首を横に振る。
興津和沙:呼吸をする
興津和沙:「うん、聞かせて。」
阿嘉橋コウ:「最初、自分でもよくわかんなかったんだ。佐倉井さんが来て、なんとなく興津さんって呼んじゃって」
阿嘉橋コウ:ぽつぽつと話し出す。
阿嘉橋コウ:「で、さっき気がついたんだけど……あのね。僕、今回のあの子と同じだったんじゃないかなって」ベエマスのことだ。
阿嘉橋コウ:「独り占めしたかったんだ」
興津和沙:「ん、ん?」
興津和沙:ちょっと顔が赤くなる
阿嘉橋コウ:「姫はいろんなところに行って、いろんな人と友達で、えーと、それはすごくすごいなって思ってて」
阿嘉橋コウ:「でも、僕は僕でえーと……僕との思い出をね、自分だけのものにしたかったのかな、って」
阿嘉橋コウ:一生懸命話しているので、姫の顔には気づかない。
阿嘉橋コウ:「だって、佐倉井さんや支部長とは僕の知らない大事な思い出があるでしょ」
興津和沙:顔が、さらに赤くなっている
阿嘉橋コウ:「僕も、そういうのが……んっと……」
阿嘉橋コウ:「でも、姫の気持ちとか、そういうの考えてなかった。自分でもよくわかってなかったから……」
阿嘉橋コウ:「だから、ごめんなさい。やっぱり、独り占めは良くないよ」
興津和沙:「えっと、ごめん、ちょっと待ってね。」
阿嘉橋コウ:「はい」待つ!
興津和沙:息をすーはーしている。ちょっと顔が赤いし、ちょっと息も苦しい、落ち着かないと
阿嘉橋コウ:「大丈夫? 姫、具合悪い?」
興津和沙:(誰のせいだと思ってるんだよ!?)という言葉を飲み込む。
興津和沙:「大丈夫だよ、ありがとう。」
興津和沙:「えーっとね。コウくん。」
阿嘉橋コウ:「うん」
興津和沙:手を伸ばし、コウくんの手を握る。
阿嘉橋コウ:「え」手を取られる。
興津和沙:「確かに、ほたるちゃんとも、支部長ともたくさん思い出がある。」
興津和沙:「綾ともコウくんの知らない話があるし、梓とだって昔からたくさん遊んできた。」
興津和沙:「でもね。」
興津和沙:「私の手をね、こんな風に、優しく握ってくれたのは。」
興津和沙:「コウくんだけだよ。」
阿嘉橋コウ:火傷の治った手が軽く震える。
阿嘉橋コウ:「そう、なの?」
興津和沙:「うん。」
阿嘉橋コウ:「僕、臨海学校の時のこと、ずっと大事にしてた」
興津和沙:「私もだよ。」
阿嘉橋コウ:「姫もそうなの?」
興津和沙:「嬉しかった。コウくんが姫って呼んでくれて、手を握ってくれて、その手を引いてくれて」
興津和沙:「だから、大事にしてた。」
阿嘉橋コウ:「……そっか」ほっと息を吐く。
阿嘉橋コウ:「そっか……」
興津和沙:「大事だから、大事にしてることを、誰にも言わなかった。」
興津和沙:「これを言うのも、コウくんにだけだよ。」
阿嘉橋コウ:「内緒だ」もう片方の手の人差し指を立てる。
興津和沙:食堂のときのように、ひと差し指を口に持ってくる
興津和沙:でもその表情はあの時はどこか違って。少しだけ女の子らしくなっていて
阿嘉橋コウ:「……僕も。大事にする。誰にも言わない」
興津和沙:「うん、そうしよ。私とコウくんだけの秘密。」
興津和沙:「きっとね。」
阿嘉橋コウ:少し高いところにある顔を見上げる。
阿嘉橋コウ:「うん」
興津和沙:「みんなで分け合ったほうがいいものと」
興津和沙:「こうやって、内緒にして、大切にしたいものが、誰の中にもあって。」
興津和沙:「みんなでわけあうのは勿論だけど、内緒にしたいものも、内緒のままで大事にしてあげるのが。」
興津和沙:「わかり合うってことだと思うんだ。」
阿嘉橋コウ:「やっぱり、姫はすごいなあ……」眩しそうな顔をする。
興津和沙:「でしょ。だから、その姫が保証してあげる。」
興津和沙:「コウくんは、なんにも悪くないよ。」
興津和沙:「だって」
興津和沙:独り占めにしたかったんだって言われて、私は嬉しかったから。
興津和沙:「…………ん、なんでもない!」
阿嘉橋コウ:「え、なんだろ……」首を傾げる。
阿嘉橋コウ:「でも、そう言ってもらえてよかった」ちゃんと先輩に相談して、自分で考えて、姫に話せてよかった。
興津和沙:「そこは、コウくんが自分が考えてよう!」顔を赤くしながら、立ち上がる
阿嘉橋コウ:「考える! あ、えっと、宿題にするから……」
興津和沙:まだ手をつないでいることを思い出す。
興津和沙:「うん、宿題にして考えて」
興津和沙:「今日のことも、大事な思い出にして。」
阿嘉橋コウ:「そうする……そうする」名残惜しげにきゅっと手を握る。
興津和沙:「いつか、私がそのことを忘れそうになってたら。」
興津和沙:「その時は、コウくんから手をつないで。」
興津和沙:「私に今日のことを思い出させて。」
阿嘉橋コウ:「わかった。その時は」
阿嘉橋コウ:「絶対、僕がどこにいて、何をしてても」
阿嘉橋コウ:「きっと姫のところに行く」
興津和沙:「待ってるよ」
阿嘉橋コウ:「うん」
興津和沙:「約束だよ、王子様」
興津和沙:絡めた手を少し動かす
阿嘉橋コウ:僕が?と聞き返そうとして、一瞬遅れてようやく顔が赤くなる。
阿嘉橋コウ:「……はい」
興津和沙:コウくんの指の感触が伝わる
興津和沙:小さいけど、ずっと戦ってきたて、私が槍を握る前から、色んな人を守ってきた手
興津和沙:その小指と自分の小指を絡める
阿嘉橋コウ:「約束だよ、お姫様」

ダブルクロス The 3rd Edition 『彼の愛するアールグレイ』
おしまい