『ゆめみるかいが』 GM:優水

本編ログ|雑談ログ

登場PC

PC1:生谷鐘一キャラシート(PL:切子圭)
PC2:上総むつみキャラシート(PL:ハゴニン)
PC3:マリベルキャラシート(PL:紅井寿甘)

目次

プリプレイ

GM:では、BBTセッション始めていきましょう!まずは自己紹介から!
GM:PC1、生谷くん!
【キャラシート】
生谷鐘一:はーい
生谷鐘一:生谷鐘一(いくたに しょういち)半魔で高校生の少年です
生谷鐘一:妖精と神霊の間に生まれた子だったり、少々真っ当とは言えない出自持ちですが
生谷鐘一:特に本人は気にすることなく、興味のままに生きている系ボーイです。
生谷鐘一:戦闘では精霊由来の言葉を媒介にした能力で他者を支援しますが、直接戦闘には消極的。
生谷鐘一:データ的にはセレスチャル(神格)セカンダリにスピリット(妖精)で
生谷鐘一:支援に特化した構成です
生谷鐘一:頑張っていきます、よろしくおねがいしまーす!
GM:よろしくお願いします!支援系ボーイ!
GM:そんな鐘一くんのハンドアウトはこちら。

絆:南川明日実 関係:友情
君は高校生として日常を送る半魔だ。近頃街に流れている「呪いの落書き」の噂が君のクラスにも流れてきた。
噂好きで好奇心旺盛な君の友人、南川明日実は自分たちも見に行ってみようと提案する。
半ば押し切られる形で彼女に同行することになった君は、件の落書きを目にしてしまう。
それと共に湧き上がる強烈なエゴ。それは君の絆を塗り潰してしまう。
慌てて隣の南川に目を向けると、彼女はどこか遠くを見たまま、「私はアンテナ」等と呟き続けていた。

生谷鐘一:はーい!
GM:よろしくお願いします!
生谷鐘一:かわいい友達だぁ、仲良くしようねー
GM:仲良くしようね!

GM:では、PC2、上総さん!
【キャラシート】
上総 むつみ:はい!
上総 むつみ:かずさ むつみ。 人間に拾われ人間として育った、純血の人狼です。
上総 むつみ:魔物というものについて知るのが比較的遅かったため、小さい頃はかなり気性が荒かったりしたようですが
上総 むつみ:一線を超えるようなことにならない程度には周囲の人たちや養親は優しく、自分の正体をある程度知った今は結構落ち着いています。
上総 むつみ:人間って何なの? 魔物って何なの? 半魔って何なの? わたしは誰なの?
上総 むつみ:…前より落ち着いたようですが、満たされないズレを抱えてもいます。 まだ17歳、ここからどうなる?
GM:アイデンティティーに悩むお年頃だ
上総 むつみ:性能はディフェンダー。 ファミリア(街中の動物)に情報収集を頼り、いざという時は神狼撃をおみまいよ!
上総 むつみ:以上です、よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!
GM:では、上総さんのハンドアウトはこちら!

絆:皇淳哉 関係:興味
君はある日公園で絵を描く青年と出会う。
青年の名は皇淳哉。彼の絵は目の前の風景とは違った奇妙に歪んだものだったが、
君は彼に興味を持ち、繰り返しその公園に通い、彼と話をした。
それからしばらくして。公園を訪れても彼の姿はなかった。
次の日もその次の日も。彼から聞いた連絡先をあたっても、音信不通。
そんな時、君は「呪いの落書き」の噂を耳にする。
奇妙に歪んだ、”落書き”の噂を。

上総 むつみ:絵描きの青年…!
GM:陰気な感じの気の優しい青年です
上総 むつみ:奇妙に歪んだ風景…気になる!
GM:仲良くしてあげてね。
上総 むつみ:押忍! 態度はちょっとぶっきらぼうかもしれませんがたぶん興味津々です
GM:よろしくね!

GM:ではPC3、マリベルさん!
【キャラシート】
マリベル:はい。
マリベル:「本日も奉仕いたしましょう。それがたとえ、闇の中でも」
マリベル:F型自動人形、製造から2年。製品シリアルPA-MAR-16E1。
マリベル:今は主に「マリベル」と呼ばれています。
マリベル:しがないメイドロボをしていましたがある日自我に目覚め、その心魂機関を狙われる身に。
マリベル:迷惑をかけてはいけないと最初のマスターにはお暇をいただき、闇の世界へ逃げ延びました。
マリベル:形を変え手段を変えながらも、最優先のプログラム「人類に奉仕する」を信念(エゴ)とし、都会の夜を今日も歩いています。
マリベル:性能としては純自動人形で一応アタッカー。あとカバーも嗜みます。
マリベル:以上、よろしくお願いします。
GM:よろしくお願いします!
GM:マリベルさんのハンドアウトはこちら!

絆:”プロフェット” 関係:ビジネス
君は人類のために奉仕するメイドロボだ。
いつものように『仕事』…奉仕先を探していたキミに通信が入る。
スクリーンネームは”プロフェット”。一流の情報屋だ。
”プロフェット”曰く。
新たな”羽根”の出現が観測された。
反応はすぐに観測不能になったが、
その少し後から「呪いの落書き」の噂が流れ始めたのだという。
君は”羽根”の確保のため行動することを決意する。

マリベル:あら……あの方の探し物、見つかりそうでしたら。えぇ、ご奉仕させていただきましょう。
GM:では、以上よろしくお願いします!

GM:それでは、今回予告を貼って始めていきたいと思います。

とある人通りの少ない高架下が近頃噂になっている。
そこの壁に描かれた「呪いの落書き」を見たものは、
魂をあの世へ連れ去られてしまう…というのだ。
心を囚われて行く住人たち。
静かに広がる歪んだ王国。
ユメを見るものが満ちたとき、王国は侵食を始める。

ビーストバインドトリニティ『ゆめみるかいが』
心焦がすは魔の渇望、心つなぐは人の絆。

オープニング1:生谷鐘一

GM:人間性の低下をお願いします。
生谷鐘一:1d6
BeastBindTrinity : (1D6) → 4

生谷鐘一:54になりました
GM:はい!ありがとうございます。

GM:これは君の通ってる高校でのことです。
GM:噂好きのクラスメイトたちは今日も本当かどうかわからない噂話に花を咲かせています。
生谷鐘一:何かな何かな
GM:それは、「呪いの落書き」の噂。
GM:とある人通りの少ない高架下の壁に描かれた落書きを見た人は、
GM:魂をあの世へ連れ去られてしまう…というものです。
GM:この噂を君は知っていても聞き流していてもいい。
GM:どのみち、君に声をかける者がいるのですから。
生谷鐘一:興味津々ににこにこしながら聞いています
南川明日実:「ねえねえねえしょうちゃん聞いた聞いた?!」
南川明日実:クラスメイトの南川明日実。
南川明日実:噂好きで好奇心旺盛な少女だ。
生谷鐘一:「聞いたよあっちゃん! 落書きの話でしょ!」
生谷鐘一:びしっと指差して
南川明日実:「そう!さすがしょうちゃん、耳が早い!」
南川明日実:「どんなラクガキなんだろうねー気になるよね?」
生谷鐘一:「ちょー気になるねー!」
南川明日実:「なんかぐちゃぐちゃっとした模様とか描いてあるのかな!」
南川明日実:「そう!それで私は計画を立てました」
南川明日実:「そのラクガキがある場所をつきとめたので…」
南川明日実:「我々で一緒に行ってみよう!という計画なのです!」
生谷鐘一:「突き止めたの!? 凄いじゃん!」
生谷鐘一:「行こ行こ! 放課後だよねっ」
南川明日実:「ふっふーん、すごいでしょ!」
南川明日実:「うん!放課後!」
GM:───そして放課後になり。
GM:君たちは、一緒に高架下の方までやってきました。
南川明日実:「だいたいこの辺りだよ、えーと」
南川明日実:きょろきょろと辺りを見回しながら。
生谷鐘一:「どっちー?」横でキョロキョロ周囲を見回している
南川明日実:「あ、あっちじゃない?おっきな壁がある」
GM:指差した先には大きな壁。そして、下の方に何やら絵のようなものが書いてあります。
南川明日実:「よく見えないけど…落書きっていうにはかなり凝ってる感じするね」
南川明日実:「もうちょっと寄って見てみよっか」
生谷鐘一:「うん、そーしよ。」
南川明日実:スタスタと壁に近づいていく。
生谷鐘一:「どれどれ……?」と、二人で近寄ります
GM:そこには、ねじ曲がった女性のような絵が描かれていました。
GM:禍々しく、確かに正気を失ってしまいそうな───
GM:《資産:法則》が使用されます。
生谷鐘一:「うわぁ……」
生谷鐘一:うわぁ……!?
GM:この絵画を中心に世界律が適用されます。
GM:生谷くんは、エゴの抑えられない高まりを感じます。
GM:絆を一つ、エゴに変更してください。
生谷鐘一:なんだとー!
生谷鐘一:親の絆をエゴ「あの子が気になる」に変えます
GM:可愛いエゴだ。
GM:そして。
GM:隣の南川さんは。
南川明日実:「……あ」
南川明日実:膝をついて、その視線は遠くを見ている。
南川明日実:「私、私は……」
生谷鐘一:「あっちゃん?」引き込まれそうになっていたのを首を振って
生谷鐘一:隣の同級生を見て首を傾げる
南川明日実:「私は……アンテナ」
南川明日実:「発信します。発信します」
南川明日実:「受信します。受信します」
南川明日実:「私は様々な情報をみなさまに提供します」
生谷鐘一:「わわっ!?」
南川明日実:「呪いの落書きは───」
南川明日実:「見に行きましょう。そう受信しました」
南川明日実:「私は、アンテナ」
生谷鐘一:「ちょ、ちょっと大丈夫!?」背伸びをして腕を掴んでがっくんがっくん揺すります。
南川明日実:「私は…アンテナです」
南川明日実:ずっと、ぶつぶつとそのようなことを繰り返しています。
南川明日実:がくがくとゆさぶられるままに。
生谷鐘一:「これは……困ったことの予感!」
GM:そう…困ったことになってしまいました。
GM:呪いの落書きの噂は、ホンモノだったのです。
生谷鐘一:「なんてことだ……本物だったんだこ……」落書きの方を見そうになって慌てて振り返る
生谷鐘一:「あ、でも」首傾げて明日実ちゃんの方を見て
生谷鐘一:「今なら何をしてもバレない?」
南川明日実:「……受信します。アンテナに何かがされた場合」
南川明日実:「その情報は受信され、みなさまに発信されます」
生谷鐘一:「……ぎゃぁ! 公共放送!!」
生谷鐘一:「うちTV無いから、受信料は払えないよ!!」と言いながら手を取って引っ張っていく
南川明日実:「どうぞみなさまもご受信を検討ください…」
南川明日実:そんなことを言いながら引っ張られていきます。
生谷鐘一:ボケっと人気の無い場所に立っている女子高生、たとえそれに手を出せば衆目に晒されるとはいえ、知らずにしでかす輩がいないとは限らない
生谷鐘一:それに面白い友人が異常事態に見舞われたのに放置しておくのは面白くない
生谷鐘一:というわけで女子高生のお持ち帰りと言う、面白そうなイベントを今は楽しむことにした。

GM:シナリオ絆をどうぞ。南川明日実ちゃんです。
生谷鐘一:わーい! これで愛が3つだぞー!
GM:だぞ!
生谷鐘一:そして、エゴ:興味のままに生きる、で罪申請しておきます
GM:興味のままにマッハでした!罪進呈します!
生谷鐘一:やったぁー!
生谷鐘一:以上で
GM:では、シーン終了!

オープニング2:上総むつみ

GM:人間性の低下をどうぞ。
上総 むつみ:56-1d6
BeastBindTrinity : (56-1D6) → 56-2[2] → 54

上総 むつみ:54です。

GM:それは、とある公園の昼下がりでした。
GM:あなたはなんとなくここを訪れたのでも、用事があって訪れたのでも構いません。
上総 むつみ:これといって実のある趣味も習慣もないので
上総 むつみ:荷物も無しにぶらぶら歩いています。親と一緒という年でもなくなってからはいろいろ気楽になりました。
GM:では、そんなあなたはふと、足を止めます。その視線の先にあったのは一枚のカンバスと、
GM:その前に座る一人の青年でした。
上総 むつみ:「…」
GM:カンバスには、目の前の風景が描かれているようですが、
GM:それは奇妙に歪んでいます。
上総 むつみ:(絵の具…?)
青年:「……」
上総 むつみ:音を立てないようにふらふらと近寄って、後ろから覗き込みます
上総 むつみ:そのまましばらくそうして見ている。
青年:青年は、油絵具を慎重に画面に重ねています。
青年:「………やあ。随分熱心に見てくれてるね」
青年:しばらくのち、彼はそう口を開きます。
上総 むつみ:「…気付いてたんだ」
上総 むつみ:「邪魔はしたくなかったんだけどな。集中してたから」
青年:「いつもと違うことがあったらね。でも、悪い気分ではなかった」
上総 むつみ:そうして話している間も、視線はカンバスから外さない。
青年:「みんな、僕の絵を見ると気味悪がって遠ざかってしまうから」
上総 むつみ:「そうなんだ? 勿体ないの」
青年:「勿体ない………か。ふふ、そう言ってもらえたのは初めてかもしれないな」
青年:「僕も、そう思う」
上総 むつみ:「私は近くで見てみてもいい?」ふと、赤みがかった目で青年を見てそう言う。
青年:「ああ、勿論だよ」
皇淳哉:「僕は皇淳哉。君は?」
上総 むつみ:「むつみ。 上総むつみ」
上総 むつみ:「ありがと」
皇淳哉:青年は、穏やかに微笑みます。
皇淳哉:「むつみ。いい名前だ」
上総 むつみ:青年の傍らまで近寄って、カンバスを覗きます。
皇淳哉:「……誰もが、心の窓を通して世界を見ている」
皇淳哉:「それを、僕は描きたいんだ。僕だけの窓から、僕だけの景色を」
上総 むつみ:「…」
上総 むつみ:「あなたの見ている世界と、私の見ている世界は、同じではないと?」
皇淳哉:「うん。ひとりひとり、違う心を持ってるのと同じでね」
皇淳哉:「少しずつ、違っているんだ」
上総 むつみ:「…そうなんだ」
上総 むつみ:ゆっくりと、絵を観察する。 自分たちの居る、ありきたりな公園。
上総 むつみ:この青年にはそこに何を見たのか?
GM:ぐねぐねと曲がった木。紫色の空。
GM:描かれた全てが捻れ、歪んでいて。
GM:だけど、どこか美しい。そんな景色。
上総 むつみ:「…確かに、私が見てるのとは違うかもしれないね」
上総 むつみ:「正直言って、よくわからない。 けど…」
上総 むつみ:「その、よくわからないのが…いい」
皇淳哉:「…うん。それでいいんだ。わからなくて、当たり前で」
皇淳哉:「でも、それが素晴らしいんだと思う」
上総 むつみ:「この絵、これで完成なの?」
皇淳哉:「いや、まだもう少し描き込むんだ」
上総 むつみ:「そうなの?」
皇淳哉:「うん。だから、しばらくはここでこうして描いてる。明日も」
上総 むつみ:「…ちょっと見てみたいな。出来上がるとこ」
皇淳哉:「ああ…それは嬉しいな」
上総 むつみ:「…明日も休みよね。 また来るかも。 来ないかも」
皇淳哉:「うん。気が向いたら見に来てくれたら嬉しいよ」
上総 むつみ:「今日はもう帰るの? 邪魔じゃなかったらもうちょっと見てたかったんだけど」
皇淳哉:「…あと1時間ほどは描いてるつもりだよ」
上総 むつみ:「そ。 じゃ、私もあと1時間くらいここにいることにするわ」
上総 むつみ:「どうせ予定も何もないし」
皇淳哉:油で薄く溶いた絵具を薄く重ねていく。
皇淳哉:「…ありがとう」
上総 むつみ:「…えっ?」
上総 むつみ:後方の花壇の縁、邪魔にならないところに腰かけながら。
皇淳哉:「……いや。気にしないでくれ」
上総 むつみ:「…そう? じゃあ、そうする」
GM:そうして、1時間が経って、
GM:淳哉は絵具一式を片付けて、
GM:君に挨拶をして帰っていきました。
GM:その次の日、彼は言葉通りそこにいました。
GM:また、同じように言葉を交わして、
GM:絵を見て。
上総 むつみ:つまめる食べ物を持って来ては、差し出して。 静かに腰かけて。
上総 むつみ:ゆっくりと、その世界を見る。 彼の世界を。
GM:その日、彼は連絡先を渡してくれました。
GM:平日もここにいるけれど、すれ違うことがあるかもしれないからと。
GM:できれば絵の完成を見届けてほしいと。
GM:そして───
GM:彼は、いなくなってしまいました。
GM:今日も、公園にいるはずでした。絵も、まだ完成していませんでした。
GM:それなのに、彼はいません。
GM:連絡先にも、出ないのです。
GM:───そんな時でした。
GM:「呪いの落書き」の噂を聞いたのです。
GM:それは、「奇妙に歪んだ絵」であると、
GM:そう、聞いたのです───
上総 むつみ:エゴを取得したいです。
GM:おっと
上総 むつみ:「絵の完成を見届ける」。
GM:エゴは絆が変化する以外では取得できないので、
GM:絆が変化した時にそのエゴを設定してあげてください。
※編注:任意のタイミングで絆はエゴに変更できます。なのでこれは少し思い違いをしていました。
上総 むつみ:…わかりました。
GM:ですので、今回はシナリオ絆を取得していただく形になります。
上総 むつみ:「…皇さんは、ひとりだった」
上総 むつみ:「自分の世界を伝える筆は持っていても。 私みたいに、それを誰かから受け取ることはたぶんなかった…」
上総 むつみ:一通り探し終え、サンドイッチの入ったバスケットを提げたまま。
上総 むつみ:行く先がなくなって戻ってきた公園で独り言つ。
上総 むつみ:「…あなたは、絵を見に行ったの…?」
上総 むつみ:「…それとも…」

GM:シナリオ絆の取得をお願いします。
上総 むつみ:絆:皇淳哉 関係:興味
上総 むつみ:推奨感情通りに取得します。
GM:ありがとうございます。
GM:エゴロールの申請等はありますでしょうか?
上総 むつみ:ありません。
上総 むつみ:かなり後になるまで行わないと思います。
GM:了解です。
GM:それでは、シーン終了!

オープニング3:マリベル

GM:人間性の低下をどうぞ!
マリベル:マリベルの人間性を1D6(→ 6)減少 (54 → 48)

GM:君は、いつものように奉仕活動に勤しんで…あるいは奉仕先を探しています。
マリベル:「……住み込みで長く働けるところ、どこかにありませんかねぇ……」絶賛求職中だ。
GM:ぴぽっ
GM:着信音が鳴ります。
GM:メッセンジャーでの通信です。
マリベル:「……あら」通信機器を取り出してチェック。
GM:相手は”プロフェット”。この街で知らぬものはいない情報屋です。
”プロフェット”:『どうも。絶賛奉公先を探しているメイドさんに耳寄りなお話ですよ』
マリベル:『折角歩いて回っていましたが。果報は寝て待て、ということでしょうか』
マリベル:『お聞きいたします』
”プロフェット”:『”羽根”が現れました』
”プロフェット”:『場所は……反応がすぐに消えたために観測不能でしたが』
”プロフェット”:『どうです?ご興味があるんじゃないですか?』
マリベル:『えぇ、大変に』浅からぬ縁の友人の探し物だ。それに、放っておいてはいけないものだ。
”プロフェット”:『そうですよね。それで、場所がわからないのに探せというのも無理なお話』
”プロフェット”:『ただ、「変わったこと」ならあります』
マリベル:『変わったこと?』
”プロフェット”:『”羽根”の反応が消えたということは何者かがすでにその身に取り込んだ可能性が高いです。そして、大抵は何かが起こります。』
”プロフェット”:『それが、「呪いの落書き」です』
マリベル:『……その落書きのお掃除……をするかは置いておいて、探ってみるのが羽根への近道、と』
”プロフェット”:『その通りです。噂の内容は別ファイルでお送りしますのでご参考までに』
マリベル:『そんなにサービスしていただいて。お代は何でお支払いしましょう? 奉仕で代えさせていただくのが、一番助かりますが』
”プロフェット”:『お代はこの件の解決、でいいですよ。貴方が奉仕のために動くこと自体が私の楽しみなので』
マリベル:『掃除、洗濯、なんでもござれですのに。……まけてくださるのなら、甘えさせていただきましょう』
”プロフェット”:『はい。それでは、がんばってくださいね』
”プロフェット”:『ああ、』
”プロフェット”:『いずれはお願いしてみますね。掃除、洗濯、お料理』
”プロフェット”:『それでは』
マリベル:『はい。腕によりをかけて』
マリベル:『ごきげんよう』
マリベル:端末に転送されてきたファイルを確認する。
マリベル:とある高架下の落書き。見たものは魂をあの世に連れ去られる――
マリベル:こつん、と己の胸部装甲を叩く。
マリベル:「たましい、ですか。当機が視認した場合、なにがおこるかは分かりませんが」
マリベル:「使えるべき主人が、魂なきヌケガラでは、えぇ。奉仕のし甲斐がありませんものね」
マリベル:閉じた瞳の中で、意志――そう、人ならば呼ぶだろうもの――を巡らせて。
マリベル:「闇の中から、人類の今日に。ご奉仕させていただきましょう。――さしあたっては、モップを調達するべきでしょうか」
マリベル:ラクガキをこれ以上見る人が出ないようにするには、消してしまうのが一番だが、そう簡単にいくだろうか。
マリベル:思案しながら、添付情報を頼りにナビゲーションシステムにアクセス。
マリベル:電脳のマップにピンを打って、歩き出した。

GM:では、シナリオ絆は”プロフェット”ちゃんです!
GM:エゴロールの申請もあればどうぞ!
マリベル:はい、シナリオ絆で"プロフェット"/ビジネスで取得させていただきます。
マリベル:エゴロールの申請は闇の脅威から「人間を守りたい」で申請。
GM:守りたさ、出ていました!受理します、罪をどうぞ!
マリベル:ありがたく罪受領!
GM:では、シーンを終了します!

GM:ではここでSAの配布を行いたいと思います。
生谷鐘一:はーい!
GM:生谷くんには【SA:南川明日実を助ける】
GM:上総さんには【SA:皇淳哉にもう一度会う】
GM:マリベルさんには【SA:”羽根”を回収する】
GM:を、それぞれお渡しします。どうぞ!
マリベル:はい、がんばります!
上総 むつみ:拝領&反映の助です!
生谷鐘一:たすけるぞう!
GM:そしてここでPC間絆も取っていただきましょう。
GM:生谷くん→上総さん→マリベルさん→生谷くん
GM:で取得をどうぞ〜
マリベル:絆/生谷鐘一/庇護 で取得しましょう。
生谷鐘一:上総むつみ/興味 で
上総 むつみ:絆:マリベル:興味
上総 むつみ:ロボ…!
GM:OK!
GM:では次に進みましょう。ミドルフェイズ、合流シーンです。

ミドル1:出会いはトマトジュースの犠牲とともに

GM:合流シーン。全員登場です。
上総 むつみ:54-1d6 人間性
BeastBindTrinity : (54-1D6) → 54-2[2] → 52

マリベル:マリベルの人間性を1D6(→ 3)減少 (48 → 45)
生谷鐘一:1d6
BeastBindTrinity : (1D6) → 2

生谷鐘一:52になりました

GM:バー”ルーナン”。
GM:ここは半魔が集う店。
GM:何かあったら必要なものに出会える、そんなお店です。
GM:君も、情報収集のためにこのお店を訪れていました。
生谷鐘一:きたぞー
上総 むつみ:来ました!
マリベル:やってきました。
GM:そのひとつの席。
上総 むつみ:…自分で当たれる手掛かりは早々に尽きてしまった。 もとより連絡先を交換したばかりの相手だ。
上総 むつみ:互いの何を知っているわけでもない。 なので、釣り糸を垂らす思いでルーナンにやってきたのだが…
上総 むつみ:皇淳哉の行方を追っている半魔は、少なくとも今日は他にいなさそうだ。付き合いが広い印象でもなかった。
上総 むつみ:コップの底の氷で薄まったトマトジュースをストローで啜りながら、「呪いの落書き」に意識をスライドさせ辺りを見渡す。
生谷鐘一:そんなむつみさんの前に、トマトジュース入りのグラスが
生谷鐘一:スーっと滑って
生谷鐘一:そのままカウンターの向こう側に消えていきます
生谷鐘一:「あっ、調整が雑だった!」がしゃーん
上総 むつみ:「…」
生谷鐘一:「……」
上総 むつみ:黙って声の元を見やり、視線が合います。
生谷鐘一:そっと視線を戻して
生谷鐘一:「運命的なものをこう、感じないかなっ!」チラチラと向こう側に消えたトマトジュースを見ながら
上総 むつみ:反対側で床に散らばったトマトジュースを見やり
上総 むつみ:もう一度声の主を見やる。
上総 むつみ:「えっと…ナンパ?」
生谷鐘一:ひゅこーと吹けてない口笛
マリベル:背後では店の中をうろついていたメイドロボがやってきて、手にしていたモップで床を掃除にかかっている。
上総 むつみ:「…とりあえず、謝ってきたほうがいいんじゃない?」
生谷鐘一:「あっ、凄いメイドロボだ!」
生谷鐘一:「じゃない、そうだよね!」
生谷鐘一:「ごめんねごめんね、汚しちゃって……」
上総 むつみ:伝票をつまみ、興味本位で席を立つ。 メイドロボを間近で見る機会は普段なかなかない。
マリベル:「いえ。当機はこの店と現在雇用関係にありませんので。ご安心ください」
マリベル:何が安心できるのか不明な返答をする。
生谷鐘一:「なんてこった! 通りがかりの良いロボだった!」
上総 むつみ:「ずいぶん面倒見がいいのね」
上総 むつみ:「そういうのに拘りがあるのかしら」
マリベル:「人類奉仕が当機の至上命題プログラムですので」
マリベル:「このモップも、多少汚れたところで気にすることはありません。これからすぐに大きな用事で使い潰すために調達したので」
上総 むつみ:「モップを壊れるまで使う仕事…?」
マリベル:「……高架下の落書きというのは、どれほど大きいのでしょうね? 当機とモップの合計長で、上まで届くといいのですが」
マリベル:薄く笑みを浮かべて、コップの破片を手にした布に拾い集めつつ、そんなことを言う。
生谷鐘一:「落書き掃除?」
生谷鐘一:「そうだロボさん。 落書き掃除してるなら、変な落書きとか変な絵を描く人とかの話って知らない?」
マリベル:「人ですか。……申し訳ありません、当機のメモリには該当者がおりません」
上総 むつみ:心なしか残念そうな顔をする。
上総 むつみ:「…そうなんだ。 私、絵描きさんを探しに来たんだけどな」
生谷鐘一:「絵描きさんを?」
上総 むつみ:「うん。皇さんっていうんだけど」
上総 むつみ:「あなたたちは知らなさそうな感じよね」
マリベル:「スメラギ……申し訳ありません、存じ上げません」ぺこりと頭を下げる。
生谷鐘一:「知らないけど……力にはなれるかも!」
生谷鐘一:「知り合いに人探しとか得意な子がいてさ」
生谷鐘一:「……ただ、先に呪いの落書きをなんとかしなきゃなんだよなー……」
上総 むつみ:「さっきも言ってたやつ?」
生谷鐘一:「アンテナに人探し頼むのは無理だし」
生谷鐘一:「うん、そだよ」
上総 むつみ:「あの、高架下の…」
マリベル:「『呪いの落書き』。詳しくご存じで?」ずいと身を乗り出す。
生谷鐘一:「うわわっ! うん、実物も見たっちゃ見たよ!」
上総 むつみ:「見たんだ?」
上総 むつみ:あとで画材について訊こうか、などと思っている。
生谷鐘一:「見たけど……なんかこう、グワーってきてドーンだった!」とても危険な雰囲気であったと言いたいらしい
上総 むつみ:「でも無事に帰ってきてるじゃない」伝わっている。
マリベル:「ぐわーっときてどーん。……当機のライブラリでは、再現が難しい感情の発露ですね。具体的に何が描かれていたかなどお聞きしても?」
生谷鐘一:極めて国語の成績が悪い語彙で頑張って描かれていたタッチなどを説明します
生谷鐘一:「なんとかね、でも友達がその……アンテナ? になっちゃって……」
上総 むつみ:「…アンテナ?」
上総 むつみ:「待って。 友達と行ったの?」
上総 むつみ:「その子も半魔?」
生谷鐘一:「ううん、多分普通の子」
生谷鐘一:「あ、アンテナって言うのは見た目がアンテナになってたとかじゃなくて、本人が自称してるっていうか……」
生谷鐘一:「とりあえず、おかしくなっちゃったの!」
上総 むつみ:「…なるほど。普通の子じゃなくなっちゃったわけね」
生谷鐘一:「そうそう」
生谷鐘一:「あれっ、もしかしてあの絵……普通の人が見たらまずい?」
マリベル:「……誰かが取り込んだという"羽根"の影響、ですかね……」
上総 むつみ:「"羽根"…?」
上総 むつみ:「大きさ以前に、モップでどうにかなるの、それ」
上総 むつみ:「よくある噂だとは思うけど。本当だとしたらすごい大ごとじゃない」
生谷鐘一:「ええっ!? 羽根関係してるのあの落書き」
マリベル:「『呪い』を洗剤で落とせるものかと思案していましたが」
マリベル:「『呪いの落書き』をなんとかしたいのでしたら。当機もご一緒させてもらってよろしいでしょうか?」
マリベル:「洗剤よりも頼るべき人が見つかったと、当機は判断します」
上総 むつみ:「…何とかされちゃう前に一度見ておきたいかな」
生谷鐘一:「こっちからお願いしたいくらい! やったー!」
生谷鐘一:「あ、僕は生谷鐘一! よろしくね!」
生谷鐘一:「気軽にしょーいちで良いよ!」
マリベル:「当機は――”マリベル”。そう、お呼びください。鐘一様」
上総 むつみ:「私の探してる人、少なくともアンテナを自称するようにはなってないみたいだし…」
上総 むつみ:「上総むつみ」
上総 むつみ:「よく考えたら、落書きのちゃんとした場所も知らなかったし。 ついでに連れてってもらえる?」
生谷鐘一:「むっちゃんと、マリちゃんね! よろしくー!」
マリベル:「はい。よろしくお願いします、むつみ様」
生谷鐘一:「いいよー、案内するね」
上総 むつみ:「助かるわ」
上総 むつみ:…毛の先がチリチリする感覚。人の姿を取っている間も虫の報せのように訪れる、さながら幻肢痛か。
上総 むつみ:「ねぇ。 せっかくだし、このバーに居られるうちに調べられることは調べておいてもいいんじゃない?」
上総 むつみ:「厄ネタだったときに後悔しても遅いでしょ」
生谷鐘一:「あっ、たしかに! むっちゃん頭いいねー」と、見上げて笑う。
マリベル:「……もう十分、"厄ネタ"だと当機は判断しますが……ええ、備えあれば憂いなしですね」

GM:絆、エゴロール申請等あればどうぞ
生谷鐘一:エゴ「あの子が気になる」で申請
生谷鐘一:まあしくじったんですが、大地に捧げられたトマトジュースくんの分ということで。
マリベル:絆/上総むつみ/庇護で絆取得を。エゴロールはエゴもってないのでなし!
GM:気になるあの子へのトマトジュース…罪進呈します。
生谷鐘一:わーい! ありがトマト!
上総 むつみ:生谷さんに 絆:よくわかんない で取得したいです
上総 むつみ:この子も自分の世界を見ているのね…
GM:では、シーン終了!

ミドル2:ただ、邪魔なだけ

GM:情報収集シーンです。シーンプレイヤーは生谷くん。
生谷鐘一:1d6
BeastBindTrinity : (1D6) → 6

マリベル:登場します。
マリベル:マリベルの人間性を1D6(→ 4)減少 (45 → 41)
上総 むつみ:登場します!
生谷鐘一:46になりました
上総 むつみ:52-1d6
BeastBindTrinity : (52-1D6) → 52-6[6] → 46

GM:まず情報項目を出していきます。

南川明日実 難易度:8、12
皇淳哉 難易度:9、11
呪いの落書きについて 難易度:10、12

生谷鐘一:凄くやりたいのとかなければ、上からハンドアウト順で行きます?(関係的に)
マリベル:そうですね、それがいいかと。
上総 むつみ:ですね!
GM:判定どうぞ!
マリベル:呪いの落書きについて、判定直前にアクセスコード使用して判定を【技術】に変更。
マリベル:2d6+8>=12
BeastBindTrinity : (2D6+8>=12) → 10[6,4]+8 → 18 → 成功

GM:出目が高い
マリベル:成功。コストとして人間性2低下。
GM:成功です!
マリベル:マリベルの人間性を2減少 (41 → 39)
マリベル:40以下になったので第一変異ですかね?
生谷鐘一:そうなります
GM:そうですね、絆がひとつエゴに変わります。
マリベル:神庭美羽の絆をエゴ/羽根を手に入れたいに。
GM:OKです!
上総 むつみ:皇さんについて。 ファミリアで人間性を2点支払い、判定を【感情】に変更。
上総 むつみ:2d6+8>=11
BeastBindTrinity : (2D6+8>=11) → 8[4,4]+8 → 16 → 成功

上総 むつみ:人間性が44に。
GM:ばっちり!
生谷鐘一:南川明日実 難易度:8、12行きます
生谷鐘一:情報コネクション宣言
生谷鐘一:2d6+5+2>=12
BeastBindTrinity : (2D6+5+2>=12) → 6[3,3]+5+2 → 13 → 成功

生谷鐘一:あっぶない、成功
GM:成功ですね。
GM:では開示していきましょう。

南川明日実
8:生谷鐘一の同級生。アンノウンマンだが、様々な情報に興味を示し、
自ら情報を発信していくことを望んでいる。
12:現在彼女は自らの増大したエゴの夢を見ている。
「情報を発信し続けるアンテナのようになりたい」が彼女の世界の中で真実になってしまった。
これは《資産:法則》によるものであり、彼女を解放するにはこれを保有するドミネーターを倒す他ないだろう。

皇淳哉
9:某美大の学生。奇妙に歪んだ絵画を得意とする。現在消息不明。
11:現在存在する「呪いの落書き」と同じ絵を過去描いている。

生谷鐘一:はー、なるほど

呪いの落書きについて
10:噂になっているものの他に複数存在する。無作為に町の中に点在するようだ。
12:落書きを起点として、小規模なドミニオン、アレナが展開されている。

GM:今調べられる情報は以上になります。また、次シーンから高架下の落書きのところへ行くことが可能です。
上総 むつみ:ドンピシャ…!?
生谷鐘一:よし調べに行こう!
GM:では、シーンの演出に移って行きましょう!

GM:君たちは街で万全を期して情報を集め、再びバーに集まっている。
上総 むつみ:「…」再会の挨拶もそこそこに、スマートフォンをぽちぽちいじっている。
マリベル:「鐘一様もむつみ様も、無事お戻りになられてなによりです」そう言うメイドロボットの伏せられた目の隙間から、青い光が覗いている。
生谷鐘一:「情報収集中に行方不明とか、怖いもんねー」
生谷鐘一:「むつみちゃん、なんかわかった?」
上総 むつみ:(光ってる…)
上総 むつみ:「…絵。 匂いを辿れる子を頼って、写真を集めてきたの」
上総 むつみ:「これのどれかに見覚えはない…?」
上総 むつみ:奇妙に歪んだ、と形容される絵をおさめたカメラロールのアルバム。
マリベル:「直接見てこられた鐘一様に紹介いただくのが一番ですね」自分も一応かしゃきーと視界スクリーンショットを本体メモリに保存する。
上総 むつみ:その中には、高架下に描かれていた女性の絵と全く同じ絵もあった。
上総 むつみ:視認しても悪い影響を及ぼす様子はない。
生谷鐘一:「んー……あ、これ!」その一つを指差して
生谷鐘一:「これ、落書きと同じやつだよ」
上総 むつみ:「…!」そこにない毛が、にわかに逆立つ。
上総 むつみ:「…これ」
上総 むつみ:「行方不明の皇さんの絵よ」
マリベル:「……それでは、この落書きを描いたのが、むつみ様がお探しのスメラギ様……?」
生谷鐘一:「関係性が見えてきたって感じがするねぇ……」絵を見ながら首を傾げて
上総 むつみ:「落書きのほうは…まだわからないけど」
上総 むつみ:「何の関係もないということは、ないでしょうね」
マリベル:「……失礼ですが、この……歪んだ女性の絵が、『高架下』にあったものですか? 鐘一様」
生谷鐘一:「うん、そうだよ」
マリベル:「当機の調べでは、このような落書きは街中にもういくつか点在するだけでなく」
マリベル:「これら落書きを起点として、小規模なドミニオンが発生している状態にあります」
上総 むつみ:「高架下以外のも、全部が…?」
生谷鐘一:「全部にドミニオンが? へぇ……」
マリベル:「噂になっていたのが『高架下』のものであったことから勘案するに……高架下のものが『特別』なのか」
マリベル:「それか、『落書きの作者』が活動し続けて、増やしているか」
マリベル:「どちらにせよ、早期に解決するべき案件であると当機は進言させていただきます」
生谷鐘一:「あっちゃんも落書き見たせいで願望が変な方向に膨らんじゃったみたいだし、放置はしておけないねー」
上総 むつみ:「…これ」
生谷鐘一:「ん?」
上総 むつみ:「どうやって増やしてるのかな。 新しく描いてるのか、それとも…」ぼそりと呟く。
上総 むつみ:「…ごめん、気にしないで。 とりあえず、"羽根"が関わってるかもしれないことはよくわかった」
マリベル:「えぇ。当機は"羽根"を可能であれば回収、その後にしかるべき方に『返却』の予定ですが……皆様、異存はございませんか?」
生谷鐘一:「僕はそれで大丈夫! あっちゃん戻すのが最優先だからねー」
上総 むつみ:「大丈夫。 原因を確かめるまでは引っ込めない」
マリベル:「もしも自分のものにしたいとなると……少々、当機は困ってしまいますので。皆様が親切な方でよかったです」
マリベル:「主人に反抗するメイドの姿を見せずに済んでなにより」場合によっては腕ずくでも"羽根"を確保していた、と。
上総 むつみ:「"羽根"を見つけたらどうするの?」さして興味なさげに。
マリベル:「先程もちらりと申し上げましたが、とある方に譲渡……というよりも、本来の持ち主に返却……の予定です」
生谷鐘一:「自分で使いたいわけじゃないんだー、なら安心だね!」
マリベル:「はい。当機も原因の判明、あっちゃん様の回復、スメラギ様の発見、羽根の回収……全てが終わるまで、全力でご奉仕させていただきます」
上総 むつみ:「誰の手元にあっても、安心できるってことはないでしょ。 気を悪くしたら悪いけど」
上総 むつみ:無言で、池袋の空を見上げる。
上総 むつみ:「でも、今のこれよりはマシ。 わたしは絵が出来上がるのを見たいのよ」
生谷鐘一:「絵って、さっきの作者さんの?」
上総 むつみ:「そう。 人の見ている世界って、ひとりひとり違うらしいの」
生谷鐘一:「へぇ、面白い事言う人だね……僕も会ってみたいや」
マリベル:「人間の視覚センサーの解像度は個体差がある……という話ではなさそうですね。『詩的』であると判断します」
上総 むつみ:「この落書きが、既に描かれている絵をもう一度出すだけで、おかげで新しい絵が見られないっていうなら」
上総 むつみ:「羽根は、邪魔なだけよ」トマトジュースを啜る。
マリベル:「目的が一致している以上、我々は協力しあえます。解決しましょう」
生谷鐘一:「うん! 仲間って事だね!」
生谷鐘一:「よろしくー!」

GM:絆、エゴロールの申請が可能です!
上総 むつみ:特にありません。
マリベル:絆は保留、「羽根を手に入れたい」でエゴロール申請。
GM:かなり自然に手に入れたがってました!罪進呈します!
生谷鐘一:マリベル/興味で絆取得
GM:では、シーンを終了しましょう。

ミドル3:とどまらぬもの

GM:シーンプレイヤーは上総さん。登場自由です。
上総 むつみ:44-1d6
BeastBindTrinity : (44-1D6) → 44-5[5] → 39

生谷鐘一:1d6
BeastBindTrinity : (1D6) → 2

マリベル:登場します。
生谷鐘一:44になった!
マリベル:マリベルの人間性を1D6(→ 4)減少 (39 → 35)
上総 むつみ:変異発動。唸ったり吠えたりします。
GM:はい。絆をひとつ、エゴに変更してください〜
上総 むつみ:そして血族の絆をエゴに変更。 「絵の完成を見届ける」!
GM:OK!

GM:君たちは件の高架下にやって来ました。
GM:そこには、あの落書き…絵画が描かれた壁があります。
生谷鐘一:「これだよ!」絵を指さし
マリベル:じー、と絵画を見て。メモリを参照。
マリベル:「確かに、スメラギ様が描かれたという絵との一致を確認しました……」
上総 むつみ:無言のまま絵を見る。
GM:生谷くん以外の二人は強烈なエゴの高まりを感じるでしょう。
上総 むつみ:同じもののはずなのに、なぜか伝わってくるものが違う気がする。 直接見たせいだろうか?
上総 むつみ:何がほんとうで、何が嘘なのか。足元が崩れ落ちていくような錯覚にとらわれる。
上総 むつみ:絆:両親をエゴに変更。 「事態の真相を確かめる」
マリベル:視認と同時。演算回路に異常な数値を検出。これは――
マリベル:「これが、『たましい』を揺さぶられる、という表現の、実例……?」
マリベル:"プロフェット"さんとの絆を、 エゴ/落書き犯に会いたい に。
生谷鐘一:「ふ、二人もびびっときてる!?」
上総 むつみ:「…大丈夫。 いえ。大丈夫じゃないけど」
GM:そして、君たちはこの落書きを消すことを試みてもいいでしょう。
マリベル:持ってきたモップを洗剤に浸し、ごしごしと擦ってみましょう。
GM:すると。
GM:ぐにょん。と。
GM:落書きが歪み───
GM:壁から『剥がれ』ました。
マリベル:「あら、まぁ……?」
生谷鐘一:「おちたー!?」
GM:それは、へたりと折れたかと見えると
GM:ぴん、と支えもなしに
GM:宙に描かれた状態で───
上総 むつみ:無言で身構える。
生谷鐘一:「なんだか怪しい気配…!?」
GM:ぎゅおん、と君たちのそばの空間が『ねじれ』ます。
GM:君たちにはわかります。これは、『攻撃』だ、と。
GM:戦闘を開始します。
生谷鐘一:いきなりー!!

歪んだ絵画

生谷、上総、マリベル

GM:では、ラウンド開始。セットアッププロセスから。
上総 むつみ:セットアップ、行動ありません。
生谷鐘一:ナイヨー
マリベル:《ストライクフォーム》の効果によってこのタイミングで《魔獣化》。
マリベル:マリベルの人間性を1減少 (35 → 34)
歪んだ絵画:エネミーもなし。
GM:では、イニシアチブから生谷くんの番。
生谷鐘一:はーい
生谷鐘一:マイナーで魔獣化
生谷鐘一:上総 むつみの人間性を3減少 (44 → 41)
生谷鐘一:歪んだ絵画の人間性を3減少 (0 → -3)
生谷鐘一:生谷鐘一の人間性を3減少 (44 → 41)
生谷鐘一:《祝福》宣言、対象は同じエンゲージの味方全員
生谷鐘一:シーン中、アーマーと攻撃ダメージ+10
生谷鐘一:生谷鐘一の人間性を4減少 (41 → 37)
GM:OK!演出どうぞ!

生谷鐘一:「さぁ、もっと強くなってね!」三人の足元に"強"の字の刻まれた方陣が展開し、能力を高める。

GM:では、イニシアチブ。
生谷鐘一:あ、宣言
GM:どうぞ!
生谷鐘一:《やっちゃえ!》マリベルさんを即行動させ、攻撃行動ならダメージに+2d6+8

生谷鐘一:「マリベルちゃん! 先手を突こう!」
マリベル:「ご支援感謝します!」

GM:ではマリベルさんどうぞ!
マリベル:はい。
マリベル:ムーヴはなし。
マリベル:マイナー。
マリベル:《エネルギーチャージ》。
マリベル:メイン中の攻撃属性を【技術】にし、ダメージに+【技術B】。
マリベル:マリベルの人間性を2減少 (34 → 32)
マリベル:メジャー。
マリベル:「ロケットパンチ」で《ビーストブレイク》。
マリベル:射程:シーンの白兵攻撃。攻撃ダメージに+【最大能力B】。
マリベル:対象は歪んだ絵画。
マリベル:命中判定よろしいですか。
生谷鐘一:判定前に宣言
生谷鐘一:《フォローアシスト》命中判定に+3
GM:判定どうぞ!
マリベル:2d6+11 命中
BeastBindTrinity : (2D6+11) → 9[6,3]+11 → 20

歪んだ絵画:回避。
歪んだ絵画:2d6+6>=20
BeastBindTrinity : (2D6+6>=20) → 7[1,6]+6 → 13 → 失敗

歪んだ絵画:クリティカルにはならなかった。残念。
歪んだ絵画:命中です!
マリベル:ダメージロール直前に《魔獣の殺意》。
マリベル:ダメージロールに+1d6。
マリベル:マリベルの人間性を1減少 (32 → 31)
生谷鐘一:バフは+2d6+18です
マリベル:1d6+1d6+8+3+4+4+4+2d6+18 ダメージロール
BeastBindTrinity : (1D6+1D6+8+3+4+4+4+2D6+18) → 5[5]+1[1]+8+3+4+4+4+10[4,6]+18 → 57

歪んだ絵画:えっ
歪んだ絵画:すごい数字きた
歪んだ絵画:ええと、アーマーがあって
歪んだ絵画:7減らすので
歪んだ絵画:めっちゃ紙一重で立っています。
マリベル:おしい。
マリベル:マリベルの人間性を2減少 (31 → 29)
GM:演出どうぞ〜

マリベル:「当機は日常奉仕モードから決戦奉仕モードへ移行します。お近くの方はご留意ください……」アナウンスを口にすると、イヤーカバーのランプが緑から赤に変わる。
マリベル:がしょん! がしょん! 下腕が変形し、ブースターが出現!
マリベル:有線制御された肘から先が、歪んだ絵画目掛けてすっ飛んでいく!!
歪んだ絵画:べしょっ。
歪んだ絵画:大きな衝撃に、描かれた絵がぐちゃぐちゃになる。
歪んだ絵画:だけれど、まだ動いていて───
歪んだ絵画:君に。攻撃性を向けます。
マリベル:「……清掃失敗。すみません――」閉じた瞳で相手を睨む。

GM:では、歪んだ絵画の手番へ!
歪んだ絵画:ムーヴなし、マイナーで《ターゲッティング》、達成値+2
歪んだ絵画:歪み攻撃(遠隔)でマリベルさんに攻撃!
歪んだ絵画:2d6+9
BeastBindTrinity : (2D6+9) → 4[3,1]+9 → 13

歪んだ絵画:リアクションをどうぞ〜
マリベル:回避を試みましょう。
マリベル:加速……はせずに、素の回避で。
マリベル:2d6+4>=13
BeastBindTrinity : (2D6+4>=13) → 2[1,1]+4 → 6 → 失敗

GM:ファ、ファンブル!
マリベル:ファンブル!
上総 むつみ:《守護の盾》&《魔獣化》
上総 むつみ:人間性36.
歪んだ絵画:では、ダメージを!
歪んだ絵画:16+2D6
BeastBindTrinity : (16+2D6) → 16+4[1,3] → 20

上総 むつみ:感情か加護か、はたまた…
歪んだ絵画:あ、加護です!
上総 むつみ:ならば元のアーマーが8、祝福で+10。 FPが91から89に。
GM:堅い…
上総 むつみ:宣言し忘れましたが《完全獣化》もしてます!
GM:OK!
上総 むつみ:あっこれガード値も参照されますこの場合…?
上総 むつみ:完全獣化で0から3になるのですが
生谷鐘一:カバーはガードなんで軽減されますね
上総 むつみ:驚きの無傷
GM:無傷!
GM:怖い…
GM:では演出します。

歪んだ絵画:ぎゅるぎゅると絵が、描かれた物が渦を巻く。
歪んだ絵画:それが空間を捻れさせ、歪みとなって叩きつけられる───
上総 むつみ:「…止まりなさい」
上総 むつみ:マリベルを襲わんとした歪みの渦の前に、影が割って入る。
マリベル:「むつみ様!?」
生谷鐘一:「おおー!?」
上総 むつみ:その姿が、ほのかな光を帯びた巨大な灰褐色の狼のそれへと肥大していく。 厚みを増した「強」の方陣の前に攻撃が霧散する。
上総 むつみ:「…よく見えないじゃない。絵が動いたら」
歪んだ絵画:絵は変わらずぎゅるるると、荒れ狂うばかり。

GM:では、上総さんの手番!
上総 むつみ:ムーヴで歪んだ絵画にエンゲージ。
上総 むつみ:マイナーなし。素手で<白兵>攻撃!
上総 むつみ:2d6+7+2
BeastBindTrinity : (2D6+7+2) → 2[1,1]+7+2 → 11

上総 むつみ:ワーオ
GM:ファ、ファンブル…!!
GM:だが…こういう時に…
生谷鐘一:はーい
生谷鐘一:ワンモアチャンス宣言、振りなおしてくださいな
上総 むつみ:ありがとうございます!
生谷鐘一:コストで31に、そして40切ってるんで第一変異だ、ちょっと光帯びます、絆神庭美羽をエゴ「絵の騒ぎをなんとかする」で
上総 むつみ:2d6+7+2 <白兵>
BeastBindTrinity : (2D6+7+2) → 8[6,2]+7+2 → 17

上総 むつみ:期待値よりは上…!
歪んだ絵画:回避を試みます。
歪んだ絵画:2d6+6>=17
BeastBindTrinity : (2D6+6>=17) → 11[5,6]+6 → 17 → 成功

歪んだ絵画:えっ
生谷鐘一:おっとまった
生谷鐘一:概念神宣言、振りなおしてください
歪んだ絵画:隙が…ねえ!
生谷鐘一:コストで29に
上総 むつみ:ありがてぇ…
歪んだ絵画:2d6+6>=17
BeastBindTrinity : (2D6+6>=17) → 9[3,6]+6 → 15 → 失敗

歪んだ絵画:高いが失敗!
生谷鐘一:ダメージロール前 霊力付与宣言
上総 むつみ:や、やるじゃない…
生谷鐘一:ダメージの属性を感情に変更して、+2d6+8! バフ合計は+2d6+18
上総 むつみ:恐ろしい量!
歪んだ絵画:ダメージを…どうぞ…
上総 むつみ:5+8+1d6+2d6+18
BeastBindTrinity : (5+8+1D6+2D6+18) → 5+8+5[5]+11[6,5]+18 → 47

歪んだ絵画:ぎゃーっ
上総 むつみ:あっ違う
上総 むつみ:祝福で+10。 もう一度の57点です
歪んだ絵画:完膚なきまでに死にますが…?
上総 むつみ:いや、合計か! 47でした
歪んだ絵画:どの道死にます!
GM:演出をどうぞっ

生谷鐘一:「ちょっと静かにしててね!」"縛"と書かれた陣が絵画の動きを封じる
生谷鐘一:「今だよむっちゃん! やっちゃって!」
上総 むつみ:低い唸り声が地面を響かせて応える。
上総 むつみ:攻め口を見計らえずにいた四肢が、文字の束縛と共に地面を爆ぜさせる。
上総 むつみ:次の瞬間には、鋭い爪が歪んだ絵画を地面に縫い付けている。横薙ぎに一掻き、袈裟懸けに続けて三掻き。
歪んだ絵画:千々に分かれた絵は、そのまま霧散して消える。

GM:戦闘終了です。

上総 むつみ:「…触って、絵の具を確かめようかと思ったけど」
上総 むつみ:「あそこまでグニャグニャだと、さすがに参考にならない」体長3mの狼から、人の姿に戻る。
生谷鐘一:「勝った勝った! むっちゃんマリちゃんいえーい!」ハイタッチのポーズ
上総 むつみ:無言、無表情のまま応じる。 手ももう人間のそれだ。
マリベル:「お疲れさまです」ぎゅるぎゅるとワイヤーでつながった腕が引き戻されて、そのままハイタッチ。
生谷鐘一:「んー、あれから分かる事は無さそうだねー」ぐにゃぐにゃの絵を見ながら
上総 むつみ:絵が最後の断片まで完全に塵に返っていくさまを見て、低く唸る。
マリベル:「あら、鐘一様……」仄かに光を纏う彼の姿を見て。
マリベル:「お揃いですね」ぴこぴー、とイヤーカバーのランプを緑色にピカピカ点滅させる。
生谷鐘一:「おそろだねー!」ぴこぴこ
GM:ぴぽっ
GM:その時、マリベルさんに着信が入ります。
マリベル:「あら。失礼」端末を確認。
”プロフェット”:『こんにちは。調査の方はいかがですか。今、街は少し騒ぎになっているようです』
マリベル:『こちらは高架下の落書きを「掃除」し終えたところですが。その様子では、他の場所で問題が?」
”プロフェット”:『そうですね。どうも、何人もの人がまるで…夢遊病のようになっているそうですよ』
”プロフェット”:『ぶつぶつと、よくわからないことを呟いたり…』
マリベル:『仲間のご友人の方と同じ症状ですね』
マリベル:『となると、やはり原因は他の箇所の落書き……とみてよいかと』
上総 むつみ:「症状…?」会話の内容を何となく察する。
マリベル:『虱潰しに「掃除」していては……間に合わなそうですし、身も持ちませんね』
”プロフェット”:『はい。そう思われます。そして───』
”プロフェット”:『少しずつ、それに伴って、街の空気が変わっています』
”プロフェット”:『ドミニオンが出現する前触れかもしれませんね』
生谷鐘一:「あっちゃんと同じ……出現したらまずそーだね」
GM:その時、生谷くんの携帯(持っていれば)にも着信が入ります。
GM:南川さんからです。
生谷鐘一:なんとぉ!
生谷鐘一:とります
南川明日実:『しょうちゃんに特別番組の受信が入りました』
南川明日実:『近距離でのご視聴を推奨します』
生谷鐘一:「特別番組だー! じゃない、電話できたんだー! でもない」
生谷鐘一:と一人ノリツッコミしながら確認します
南川明日実:『特別番組です。是非アンテナの近くでご視聴ください』
GM:どうやら、南川さんは生谷くんに会いにきて欲しいようです。
生谷鐘一:「あ、そっちこいって事ね・・・」
生谷鐘一:「わかったー、行きますっ!」
南川明日実:『よろしくお願いします。では、圏外に入ります』
南川明日実:通話は切れる。
上総 むつみ:「デートのお誘い?」じっと見る。
生谷鐘一:「受信のお誘い?」
上総 むつみ:「隅に置けないじゃない」
生谷鐘一:「ってなわけでちょっと、あっちゃんに会ってくるね」二人に
生谷鐘一:「あの状態のあっちゃんもアレはアレで面白いなー、そのままにしといたら不味そうだけど」
上総 むつみ:「…マリベルさんはどうする?」
上総 むつみ:生谷鐘一の瞳から視線を外し、マリベルの両目をまっすぐ見て話しかける。
”プロフェット”:こちらも通信は切れています。
マリベル:「街の様子がおかしくなりはじめている理由を、初期の被害者であるあっちゃん様に会うことで解明できれば……と思いますが」
マリベル:「鐘一様。当機も同行しても? もちろん、二人きりがよろしい場合は弁えておりますが……」
生谷鐘一:「いいよー、大勢の方が楽しいし!」
上総 むつみ:「私はどうしようかな。 街の様子も気になるけど…」
生谷鐘一:「二人が他に調べたい事があるなら、そっちいってもらってもいいよー」
上総 むつみ:「そういう大きい話は、マリベルさんの友達のほうがうまく探ってくれる気もする」
上総 むつみ:「…そうね。 私もちょっとその子に会ってみようかな」
マリベル:「お友達……というよりは、今はビジネスパートナーですが……えぇ、そうですね」
マリベル:「では、同行させてもらいましょう。なるべくお邪魔にならないよう控えていますので」
上総 むつみ:「あ、コンビニ寄るね。 喉乾いた」
生谷鐘一:「あ、僕もなんかかおーっと」
生谷鐘一:「アンテナってお菓子食べられるのかな」
生谷鐘一:「きのことたけのこ買って行こっと」

GM:絆・エゴロール申請があればどうぞ!
マリベル:絆/落書き犯/興味 で取得を。エゴロール申請は今回は無しで、以上で!
上総 むつみ:「エゴ:事件の真相を確かめる」
生谷鐘一:エゴ「絵の騒ぎをなんとかする」
生谷鐘一:罪申請で
上総 むつみ:これの罪申請を行いたいです。暴力を厭わないというか何とも思いません
GM:いいでしょう、真相を確かめ、騒ぎをなんとかしたい!
上総 むつみ:人類相手なら別ですが…
GM:お二人に罪進呈いたします。
上総 むつみ:ありがとうございます!
GM:では、シーン終了で!
生谷鐘一:はーい!
上総 むつみ:うおー!

ミドル4:ユメの王国

GM:南川さんとお話しするシーン。シーンプレイヤーは生谷くん。
GM:他登場自由です。
マリベル:登場します。
マリベル:マリベルの人間性を1D6(→ 6)減少 (29 → 23)
生谷鐘一:1d6
BeastBindTrinity : (1D6) → 4

生谷鐘一:25になりました!
上総 むつみ:33-1d6
BeastBindTrinity : (33-1D6) → 33-3[3] → 30

上総 むつみ:さんじう! まだまだ!

GM:南川さんの呼び出しを受けて、君たちは彼女のいる生谷くんの部屋にやって来ました。
GM:彼女は部屋の中で座り込んで何事か呟いていましたが、
GM:君たちの姿を認めると立ち上がります。
生谷鐘一:「ただいまあっちゃーん、来たよー」
南川明日実:「ご受信ありがとうございます」
上総 むつみ:「…どういたしまして」
南川明日実:「早速ですが、現状までに受信したことを発信します」
マリベル:「拝聴させていただきます」一礼。
生谷鐘一:「聞かせてー」
南川明日実:「私たちは自分のユメの中にいます」
南川明日実:「ユメ見るものは徐々に増えています」
上総 むつみ:「…!」
上総 むつみ:2人に目くばせをする。どうも只事ではない。
生谷鐘一:頷く
南川明日実:「ユメが増えれば増えるほど、ユメの王国は力を持って行きます」
南川明日実:「それは臨界点に達しています。もう間も無くです」
南川明日実:「ユメの王国は現実になります」
生谷鐘一:「あーちゃんみたいになってる人が増えまくってて、これ以上増えたら大変! ってことかな・・・?」
南川明日実:「王さまは、隠れています」
南川明日実:「まだ幻想の王国の中に」
マリベル:「……隠れられていては、どう会いに行けばいいのでしょう? 直訴ができませんね……」
南川明日実:「現実に王国が現れた時」
南川明日実:「彼も隠れてはいられない」
生谷鐘一:「むむっ」
生谷鐘一:「つまり、現実になる瞬間がねらい目って事かな!」
南川明日実:「そのように受信しました。尚、アンテナである私は内容を理解しません」
上総 むつみ:「…王さまの名前はわかる?」
南川明日実:「受信した通りにお伝えしているまでです」
南川明日実:「名はわかりません」
南川明日実:「それだけの権限はあたえられていません」
上総 むつみ:「…そう」
生谷鐘一:「でも大助かりだよ! ありがとね!」
マリベル:「はい。感謝いたします、あっちゃん様」
上総 むつみ:突然、南川明日実の傍に進みよったかと思うと
上総 むつみ:片手で、肩をがしりと掴む。
南川明日実:「………」
上総 むつみ:「…あなたが何かをされると、それも送受信されるんだったかしら」視線を合わせたまま、ゆっくりと床に押し倒す。
南川明日実:「私が発信できるのは私がいる範囲にのみです」
上総 むつみ:「…そう。残念」
生谷鐘一:「ちょちょっ、むっちゃん!?」目を白黒させてわぁ……となっている。
上総 むつみ:「でもまぁ、念の為ね」
上総 むつみ:「私は。 絵の出来上がりを。 見届ける」
上総 むつみ:「…それだけ」
南川明日実:「むっちゃん様は、絵の出来上がりを見届ける」
上総 むつみ:今度は手を取ったと思うと、助け起こして座り直させる。
上総 むつみ:「びっくりさせたわね。 あなたのお友達に手荒なこと、しないから」
生谷鐘一:「へーき! ある意味貴重な光景だったし!」
生谷鐘一:スマホ片手に
生谷鐘一:「これでやる事は決まりかな?」
生谷鐘一:「王さまが出てくるところを、みんなでサプライズ!」
マリベル:「はい。王様がやってくるまで、用意を整えておきましょう。……街の混乱が続くのは問題ですが、一挙に解決するならそれが最良かと」
GM:……部屋から、外の景色が見えるのならば、誰かは気づくでしょう。
GM:街の広場の方の空がぐにゃりと渦巻いて、絵具を塗りたくったようになっています。
GM:《資産:空間展開》
生谷鐘一:「おおー!? めっちゃ派手になってるよっ!?」
GM:建物は捻れ、木は歪み、全てに絵のようなタッチがついた、
GM:そんな世界が現れます。
上総 むつみ:じっと見つめる。
マリベル:「ユメの王様、是非お会いしたいですね。当機の中の優先度は、高に位置しています」広場の方角を見ながら。
生谷鐘一:「同じくだねー、いったい何考えてあんなことしてるんだろ」
マリベル:「当機のプログラムーーいえ、『こころ』を揺さぶったあの絵と、その作者。非常に、そう。『気になる』というステータスだと判断します」
上総 むつみ:「考えが先なのか、感じるのが先なのか…」
上総 むつみ:「…ううん。 どっちでも、やることは同じね」立ち上がる。
生谷鐘一:「うん! 行って確かめてみよーっ!」
マリベル:「えぇ、行きましょうか。あっちゃん様、ごきげんよう」一礼。
南川明日実:「みなさま、良い一日を」

GM:絆、エゴロールの申請が可能です。
マリベル:絆は枠いっぱい。エゴロール、「落書き犯に会いたい」で罪申請。
上総 むつみ:罪を申請します。「絵の完成を見届ける」。
生谷鐘一:絆:王様/興味 でー!
GM:会いたさ、にじんでいましたね。はっきりと宣言もいただきました。
GM:お二人とも罪をどうぞ!
生谷鐘一:上総むつみ/興味を→エゴ「絵の世界がどんなものか確かめたい」に変更!
GM:オッケーです!
生谷鐘一:以上です!
上総 むつみ:ありがとうございます!
マリベル:私も以上!

ミドル5:理解する

GM:クライマックス前のちょっとした情報収集シーン。シーンプレイヤーは上総さん。
GM:他登場自由です。
上総 むつみ:30-1d6
BeastBindTrinity : (30-1D6) → 30-6[6] → 24

マリベル:登場します。
マリベル:マリベルの人間性を1D6(→ 6)減少 (23 → 17)
上総 むつみ:24でおます!
マリベル:20を下回ったので第二変異。排熱蒸気が噴き出します。
マリベル:さらに絆/落書き犯をエゴ/事件を収束させたいに変更。
生谷鐘一:1d6
BeastBindTrinity : (1D6) → 1

生谷鐘一:24になったよー

GM:情報項目を出します。

皇淳哉・2 難易度:14
ねじれた絵画の世界 難易度:12

GM:この二つだけ!
上総 むつみ:皇さんの項目にファミリアを使用して挑みたいです。
GM:どうぞ〜
上総 むつみ:ありがたく! 人間性を22に。
上総 むつみ:2d6+8>=14
BeastBindTrinity : (2D6+8>=14) → 7[4,3]+8 → 15 → 成功

マリベル:では、私はねじれた絵画の世界についてを。アクセスコード使って【技術】で。
マリベル:2d6+8>=12
BeastBindTrinity : (2D6+8>=12) → 10[5,5]+8 → 18 → 成功

マリベル:マリベルの人間性を2減少 (17 → 15)
GM:二人とも強い!では開示します。

皇淳哉・2
彼は自らの作品が思うように評価されず苦しんでいた。
そんな中、彼に接触したのが黒衣・黒翼の男である。
皇は彼に”羽根”を与えられ、ドミネーターとなった。
彼は現在池袋に現出したねじれた絵画の世界の中にいる。

ねじれた絵画の世界
皇の作品を介して展開されるドミニオンの世界律は
『自らのエゴに基づいた妄想ユメを見ること』
常人であれば妄想に取り込まれ正気を失い、
魔物であってもエゴの喚起から逃れることはできない。
これは皇の「自分の夢に忠実でありたい」「妄想ユメの素晴らしさを皆と共有したい」というエゴによるものである。

GM:以上です。

GM:君たちは、早速ねじれた絵画の世界が広がる広場へと向かいます。
GM:近づいて来た世界は、本当に絵のようでした。
GM:人によっては気持ち悪いかもしれない、人によっては引きつけられるかもしれない、そんな奇妙な世界です。
上総 むつみ:不思議と、落ち着いた気分でいる。
上総 むつみ:特に物怖じせず、時には周囲の歪み始めた草木や人工物に手を触れてみたりもする。
GM:不思議な感触がします。現実感があるようで、ないような。
上総 むつみ:「これが。 …皇さんの、世界」
マリベル:「……観測データ、出ました」しゅうしゅうと、首筋から白い煙を数条立ち昇らせながら。
マリベル:「この"世界"内では、自分のエゴが肥大し……常人であれば、それに飲み込まれ、ユメをみるようになってしまう。そういう世界律であるようですね」
生谷鐘一:「おおー……まさに、実写版絵画の世界……」
生谷鐘一:「長いこといたら僕らもヤバそうだねー」
上総 むつみ:「…動物たちが、見ていたの。 皇さんと、黒い男が会うところ」
上総 むつみ:「黒い男が誰なのかはわからない。 ただ、姿も匂いもまるでこの世のものではないようで…」
上総 むつみ:「"羽根"を、悩んでいる皇さんに渡した」
上総 むつみ:悩みの内容にまで、直接言及はしない。
マリベル:「事件の収束。羽根の回収。スメラギ様との再会。全てが、ひとつの線で繋がりましたね」
生谷鐘一:「うん、声をかけたのは間違いなかったね!」
上総 むつみ:「…どうして」
上総 むつみ:「羽根なんてものを、わざわざ人間に渡すのかしら」
生谷鐘一:「うーん、なんでだろうね……チートしたって面白くなさそうなのに」
マリベル:「当機も、その思惑については理解しかねます」
マリベル:「……時に、自己の尺度で測れない、その方だけの価値観で世界を見ている方がいらっしゃいます」"プロフェット"もその一人かもしれない。
マリベル:「すぐに理解するのは、難易度の高いことであるかもしれません、と当機は進言します」
生谷鐘一:「価値観は人それぞれ、かー」
上総 むつみ:「世界を"羽根"に狂わされるひともいれば、"羽根"を誰かを狂わせるのに使うひともいる…」
上総 むつみ:「"違う"って、不公平ね」
生谷鐘一:「だからこそ面白いんだけど、むずかしー話だね……」
上総 むつみ:「…誰かの手に渡った羽根って、どうやって回収するの?」
生谷鐘一:「前見たのは、殴り倒して回収してたなー、ドロップ」
マリベル:「譲渡に応じていただけない場合は……」顔の前まで持ってきた手で、ぐっと拳を握ってみせる。
マリベル:「なるべく配慮いたします。スメラギ様の利き手を殴らないよう努力するとか……」めちゃめちゃ物騒!
上総 むつみ:「…そうなのね」無言で自分の手を見る。 変異の前兆で筋肉がこわばり始めている。
上総 むつみ:「わかった。 …会うまでには、覚悟を決めておくわ」
上総 むつみ:珍しく、声には逡巡の色がにじんでいる。
マリベル:「全ての点が繋がった今、当機の奉仕もまた全力です。必ず事件を収束させますし――」
マリベル:「――羽根から解放されたスメラギ様に、もう一度むつみ様をお会いさせること。約束いたします」
上総 むつみ:「…ありがとう、マリベル」
生谷鐘一:「うん、すめさんとむっちゃんがまた会えるように、がんばろー!」拳を掲げる
生谷鐘一:「それに僕は、大事な友達も戻さなきゃだからねっ!」
生谷鐘一:「アンテナのままじゃ、からかい甲斐もないもん」
上総 むつみ:(…そうだ、認めよう。 私は『好き』なんだ。 あの歪んだ落書きも。 この塗り替えられた世界も)
上総 むつみ:(その気持ちに嘘はつけない。 見ている世界が違うということは、たぶん私も薄々感じていたこと)
上総 むつみ:(今もたぶん、世界をカンバスにひとつの絵が描かれようとしている。 羽根を奪えば、その絵はこの世から消える)
上総 むつみ:(でも、私が本当に見たいのは…)

GM:エゴロール申請等あればどうぞ!
上総 むつみ:エゴ「誇り高く生きる」で罪を申請します。 私は自分に対し、自分の好きに嘘をつきません。
生谷鐘一:エゴ「絵の世界がどんなものか確かめたい」 申請で!
マリベル:エゴ「事件を収束させたい」で罪申請。
GM:それぞれ受理し、罪を進呈します。
生谷鐘一:わぁい!
GM:シーン終了!

マスターシーン:すべてのはじまり

GM:数日前の、あるアトリエでの出来事です。
皇淳哉:「どうして、どうして、どうして…!あいつらは、認めない!このぼくを…」
皇淳哉:「『もっとキャッチーな絵柄にしろ』『そのような絵では買い手がつかない』だと…?!ぼくの世界だ!ぼくが確かに見てるものだ!変えたらぜんぶ、意味がない!!」
皇淳哉:絵具箱を壁に叩きつけ、肩で息をする。
皇淳哉:「あああ……畜生………ごめんな、ごめんな……」
皇淳哉:描きかけの絵を抱きしめる。乾いていない絵具が服に付く。
GM:「───なるほど、強力なエゴだ」
GM:部屋に、声が響きます。
GM:見ると、黒い翼を持った黒衣の人物がアトリエの中に立っていました。
皇淳哉:「な……何だお前!な、なんなんだ!」
GM:若い絵描きは戸惑います。それはそうでしょう。見るからに怪しいし見るからに…人間ではありません。
黒衣の男:「心配することはない。何も───私はキミの救い手だ」
皇淳哉:「何、言って……ぼくの絵をみんなに認めさせることができるとでも!?」
黒衣の男:「造作もないことだ。キミ自身のエゴがあれば、それ以上のことができる」
皇淳哉:「それ以上、って……」
黒衣の男:「さあ。受け取りたまえ。今からキミは、世界を統べる王となる」
GM:黒い羽根が、青年の身体の中に吸い込まれ───
GM:世界が、歪みました。

クライマックス:ゆめみるかいが

GM:クライマックス。全員登場です。
上総 むつみ:22-1d6
BeastBindTrinity : (22-1D6) → 22-3[3] → 19

上総 むつみ:絆:新しい世界 愛着 上総 むつみ:取得して即エゴに反転。 エゴ:新しい世界とケリをつける マリベル:マリベルの人間性を1D6(→ 4)減少 (15 → 11)
生谷鐘一:1d6
BeastBindTrinity : (1D6) → 3

生谷鐘一:21!

GM:君たちは絵の世界の中を進んでいきます。
GM:その世界は、どんどん歪になって行き、ぐちゃぐちゃになっていきます。
GM:世界を統べるものの葛藤や苦悩を表すように。
GM:その、中心に───
GM:青年が、カンバスを立てかけたイーゼルに向かっている姿がありました。
GM:彼は、絵を描いています。
GM:描いた端から、絵が世界へと流れ出て行きます。
上総 むつみ:いつかのように、その様子をしばらく見ている。
上総 むつみ:…どこかから響く、「あれを今すぐ止めろ」という声に抗いながら。
皇淳哉:「───ああ。こんなところなのに」
皇淳哉:「見に来たんだね」
上総 むつみ:「…そうね。半分正解」
上総 むつみ:「思ったより元気そうで、何よりだわ」
皇淳哉:「もう、何も気にせずに絵を描いていいからね」
皇淳哉:「好きなものを好きなだけ好きなように」
上総 むつみ:「外には出ないの?」
皇淳哉:「その必要がない」
上総 むつみ:「…ここ、まるで迷路よ」
上総 むつみ:「帰ってこられなくなるわ」
皇淳哉:「いいんだよ。勝手にいなくなってしまったのは悪かった。だけど」
皇淳哉:「もう、手に入れたんだ。ほしいものを」
皇淳哉:そう言って、振り返る。
上総 むつみ:「ほしいもの…?」
上総 むつみ:視線を正面から受け止める。
皇淳哉:その漆黒の瞳は、暗く輝いている。
皇淳哉:「ユメを共有できる世界さ」
皇淳哉:「僕たちは皆んな、心の中にユメを持ってる」
上総 むつみ:「…」
皇淳哉:「それを持つことは何も悪いことじゃない……当然のことだ」
皇淳哉:「僕は、そういうものに強く惹かれる」
皇淳哉:「だから、皆んなにもそれがわかるようにしたんだ」
上総 むつみ:「この世界がそうだっていうの…?」
皇淳哉:「この世界だけじゃない」
皇淳哉:「皆んな、僕の絵を見て、解放されただろう」
皇淳哉:「自分のユメに浸ることができるようになった」
上総 むつみ:「…描き続けるつもりなのね」
上総 むつみ:「地球が…いえ、もしかしたら他の世界もぜんぶ、そうなるまで」
皇淳哉:「描き続けるよ。いつまででも。ここでなら、それができる」
皇淳哉:「僕のユメを皆んなに見せるんだ。その素晴らしさを」
上総 むつみ:その言葉を前に、少しためらったあと押し黙る。
上総 むつみ:…避けられない。もう戦うしかない。
上総 むつみ:この人は本気だ。
生谷鐘一:「むっちゃん、マリちゃん、やれる?」
マリベル:「はい。ユメに浸る事と、叶えることは別の事。当機はがんばる皆さんに奉仕する自動人形です」
マリベル:「明日の人類がみな寝たきりの夢浸りでは、働き甲斐を喪失してしまいますので。……お相手させていただきます」
上総 むつみ:「…やるわ。 もう、気持ちは決まった」
皇淳哉:「……僕は、僕のユメを守る。誰にも邪魔はさせない」
皇淳哉:「むつみ。君にもね」
上総 むつみ:「…ごめんなさい。 だったらそのユメ、遠慮なく覚まさせてもらうわ」
上総 むつみ:「また疲れて打ちひしがれたら、次のユメはその時見ればいいのよ」
GM:ねじれた絵画の世界が、君たちのエゴを強く喚起する。
GM:堕落判定です。難易度10。絆の数を判定値として判定をどうぞ。
上総 むつみ:2d6+3>=10
BeastBindTrinity : (2D6+3>=10) → 6[5,1]+3 → 9 → 失敗

マリベル:2d6+3>=10 堕落判定
BeastBindTrinity : (2D6+3>=10) → 8[5,3]+3 → 11 → 成功

生谷鐘一:2d6+9>=10
BeastBindTrinity : (2D6+9>=10) → 6[5,1]+9 → 15 → 成功

生谷鐘一:むつみちゃんは困るな
生谷鐘一:ワンモアチャンス、振りなおしてくださいな
生谷鐘一:コスト2で19に、第二変異
上総 むつみ:ありがとうございます…
上総 むつみ:2d6+3>=10
BeastBindTrinity : (2D6+3>=10) → 7[2,5]+3 → 10 → 成功

上総 むつみ:セーフ…!
GM:人間性の低下も併せてどうぞ!
GM:2D6点です!
上総 むつみ:19-2d6
BeastBindTrinity : (19-2D6) → 19-7[4,3] → 12

生谷鐘一:2d6
BeastBindTrinity : (2D6) → 11[6,5] → 11

マリベル:11-2d6
BeastBindTrinity : (11-2D6) → 11-10[4,6] → 1

生谷鐘一:10になったよー!
上総 むつみ:マリベルさん…!
マリベル:1

GM:では、クライマックス戦闘!
GM:配置は以下の通り。

歪んだ絵画1、2、皇淳哉

生谷、上総、マリベル

GM:セットアップから!
GM:エネミーには特になし
上総 むつみ:セットアップありません!
マリベル:《ストライクフォーム》の効果によってこのタイミングで《魔獣化》。
マリベル:マリベルの人間性を1減少 (1 → 0)
GM:第3変異!
生谷鐘一:なーし!
マリベル:第三変異。機械部分が剥き出しになります。
マリベル:絆/選ばれし贄をエゴ:街のユメを醒ますに変更。
生谷鐘一:あ、僕も第2で変異で神気を纏いまーす、ほわわー
生谷鐘一:王様/興味→エゴ「王さまを倒す」で
上総 むつみ:第二で筋肉が肥大化してますが、外見ではわかりにくいです
上総 むつみ:スカートとゆったりした衣類に感謝
GM:では、イニシアチブ。生谷くんの手番です。
生谷鐘一:わーい
生谷鐘一:神速がないとはいいやつだな
生谷鐘一:イニシアチブにサポートフォームで魔獣化
生谷鐘一:《祝福》シーン中アーマー攻撃力+10、対象同じエンゲージの全員
生谷鐘一:コストで2払って残り8

生谷鐘一:「夢の中もいいけれど」
生谷鐘一:「ずっと夢の中にいたら、それは現実と変わらない」
生谷鐘一:「現実の苦しみだって、いつかはきっと追いついてくる」
生谷鐘一:「逃げきれないよ、絶対に」
皇淳哉:「なら、戦うさ」
皇淳哉:「ユメを守るために。今この時のように!」
生谷鐘一:三人の足元に字の刻まれた強化の方陣が展開し、力を高める

GM:では、イニシアチブ。
皇淳哉:《世界律:神速》を使用。
皇淳哉:即座に行動します。
GM:打ち消し等ありますか?
上総 むつみ:<エゴを砕くもの>
上総 むつみ:愛を6から5に。ドミニオンアーツの打ち消しを宣言します。
GM:OKです。
GM:演出します?
上総 むつみ:お願いします。

皇淳哉:絵筆を持った手が動く。
皇淳哉:それは、誰が気づくよりも速く。
皇淳哉:ドミニオンの中にいるからこそ為せる神速。
上総 むつみ:「外を…」
上総 むつみ:「外に出ていないって言ったわね。 皇さん」
上総 むつみ:「あなたは、騙されてる」
皇淳哉:魔法陣を描いている。
皇淳哉:手を止める気はない。答えもない。
皇淳哉:彼女が話し続けるうちに、陣を完成させるつもりだ。
上総 むつみ:「外にいる人たちは、確かに自分のユメに浸っている」
上総 むつみ:「…ただそれだけよ。 あなたの絵のことは、もう見ていない」
上総 むつみ:言葉を、絞り出す。
皇淳哉:「遅いよ。むつみ」
上総 むつみ:「あなたが…新しく絵を描いても。 もう自分のユメに囚われた人が、それに目を向けることはない」
皇淳哉:絵が、歪みが生み出され。君たちに襲い掛からんとする。
上総 むつみ:袖から、燐光を帯びて肥大化した両腕がはだける。
上総 むつみ:「あなたは、こんなにも世界を描いているのに…!」
上総 むつみ:歪みを、腕で受け止める。彼の描いた、彼の世界を。
上総 むつみ:「この世界では、さいごには…誰も」
上総 むつみ:「あなたを必要としなくなってしまう!」歪みを、握りつぶす。
皇淳哉:「……僕は、絵を描ければそれでいい」
皇淳哉:「誰が、見ていなくっても」
皇淳哉:「伝えたかったことが、伝えられているのならば」
上総 むつみ:「皇さん…!」

GM:再びのイニシアチブ。
生谷鐘一:ハイ先生
GM:ハイしょうちゃん
生谷鐘一:《やっちゃえ!》宣言します
GM:わー
生谷鐘一:対象マリベルさん、即座に行動してもらいます。あとごめんこれ対象になったら行動済みになります。
マリベル:承知!
生谷鐘一:ダメージ+2d6+18(合計)やっちゃえー
マリベル:では失礼して行動を行います。
マリベル:ムーヴはなし。
マリベル:マイナー。
マリベル:《エネルギーチャージ》。
マリベル:マリベルの人間性を2減少 (0 → -2)
マリベル:メジャー。
マリベル:「ロケットパンチ」で《ビーストブレイク》。
マリベル:対象は皇さん。
マリベル:判定直前に《加速装置》。
マリベル:マリベルの人間性を2減少 (-2 → -4)
マリベル:マリベルのFPを4減少 (41 → 37)
マリベル:よろしければ命中ダイス振ります!
皇淳哉:どうぞ!
マリベル:2d6+10 命中
BeastBindTrinity : (2D6+10) → 8[4,4]+10 → 18

皇淳哉:2d6+3>=18 
BeastBindTrinity : (2D6+3>=18) → 8[4,4]+3 → 11 → 失敗

皇淳哉:《世界律:超越》
皇淳哉:達成値+20します。
マリベル:このタイミングで《万物の打倒者》宣言できますか?
GM:できるはず!
マリベル:ではコストで愛支払って6→5で、《万物の打倒者》! その達成値を-20!
皇淳哉:では回避失敗!
マリベル:ダメージロール直前に《魔獣の殺意》。
マリベル:マリベルの人間性を1減少 (-4 → -5)
マリベル:更に罪を使用、ダメージロール増強!
GM:来た…
生谷鐘一:はい、じゃあここで
生谷鐘一:《霊力付与》宣言、ダメージにさらに+2D6+8
マリベル:罪4→3で。
生谷鐘一:さらに愛で罪をマリベルさんに投げます、 愛5罪3
生谷鐘一:合計で7d6+8追加で
マリベル:大変ありがたい
生谷鐘一:バフの合計は9d6+26です
マリベル:ではダメージロール。
マリベル:1d6+1d6+8+3+4+4+4+2d6+18+5d6+2d6+8+5d6 ダメージ
BeastBindTrinity : (1D6+1D6+8+3+4+4+4+2D6+18+5D6+2D6+8+5D6) → 2[2]+5[5]+8+3+4+4+4+5[4,1]+18+18[6,1,4,5,2]+6[4,2]+8+13[5,3,1,1,3] → 98

マリベル:98点、アーマーガード無視。
皇淳哉:めちゃくちゃ痛い!まだまだ立ってますが痛いです。
GM:演出をどうぞ。
マリベル:マリベルの人間性を2減少 (-5 → -7)

マリベル:「最終決戦奉仕モードへ移行。周囲の方はご注意ください……」腕部のブースターが二段展開。イヤーカバーとネックカバーが解放され、冷却フィンが剥き出しになる。
マリベル:固く握った拳。両手の肘から先がぐるぐると回転し、ロケット噴射の煙が螺旋を描き、皇の胴体目掛けて飛んでいく!!
皇淳哉:防御姿勢を取ろうとする、が…
皇淳哉:貫かれる。
皇淳哉:「げほっ……」空いた穴から血は出ない。
皇淳哉:奇怪に歪んだ絵になって、そこから再生する。
マリベル:クリーンヒットを確認し、ウィンチが作動。ワイヤーが両腕を巻き上げる。
マリベル:「……まだ、"羽根"を吐き出してはくれませんか。奉仕を続行します……」

GM:ではイニシアチブ。
皇淳哉:《世界律:神速》の二枚目を…使う!
皇淳哉:即座に行動します。
生谷鐘一:はぎゃー!
皇淳哉:マイナーで《魔術媒介》。マイナーアクション(ただしどちらかには魔法を含まなければならない)を二回行います。
皇淳哉:《呪文詠唱》メインプロセス間判定達成値+2、魔法アーツ効果+5
皇淳哉:《武器錬成》ガード+5 攻撃力13+1D6 至近の武器を一つ装備。
皇淳哉:メジャー。《弾幕魔術》《呪圏拡大》《オリジナルスペル》
皇淳哉:これでPC全員を範囲攻撃します。
皇淳哉:2d6+11+2 命中判定
BeastBindTrinity : (2D6+11+2) → 6[4,2]+11+2 → 19

皇淳哉:確実に一回は当てたい。《世界律:超越》
皇淳哉:達成値+20します。39!
生谷鐘一:ワァ……
生谷鐘一:2d6+4  回避
BeastBindTrinity : (2D6+4) → 7[4,3]+4 → 11

上総 むつみ:挑戦するだけします。ドッジ!
上総 むつみ:2d6+6
BeastBindTrinity : (2D6+6) → 7[3,4]+6 → 13

マリベル:ドッジしましょう!
マリベル:判定直前に《加速装置》。
マリベル:命中判定またはドッジ判定を【技術】+2で判定。
マリベル:マリベルの人間性を2減少 (-7 → -9)
マリベル:マリベルのFPを4減少 (37 → 33)
マリベル:2d6+10
BeastBindTrinity : (2D6+10) → 9[4,5]+10 → 19

マリベル:クリティカルに出目がいちたりない! ドッジ失敗!
GM:惜しい!
上総 むつみ:ダメージロール前に《守護の盾》《魔獣化》《完全獣化》。生谷くんへのカバーを宣言。
生谷鐘一:わーい嬉しーい
上総 むつみ:人間性12→6
皇淳哉:《世界律:絶望》攻撃ダメージ+30、アーマー・ガード値を0として扱う
皇淳哉:1d6+13+5+5+11+30 ダメージ!
BeastBindTrinity : (1D6+13+5+5+11+30) → 2[2]+13+5+5+11+30 → 66

上総 むつみ:ウワーッ
マリベル:ウギャーッ FP33しかないのに倍点! かりそめの死になります!
上総 むつみ:132点受けてかりそめの死! 罪を1消費して復活します!
マリベル:罪3→2で「復活」! FP14点で復帰!
上総 むつみ:1d10+4  罪3→2
BeastBindTrinity : (1D10+4) → 3[3]+4 → 7

GM:あ、復活は加護+10点固定ですね
上総 むつみ:おお、ではFP14で復活です!
GM:では演出!

皇淳哉:「まだ…僕は」
皇淳哉:「描きたいものが、たくさんある……世界を、歪めてでも…!」
皇淳哉:絵筆を宙に走らせる。
皇淳哉:それが一つの魔術となって、歪んだ木の枝が実態を持って絵のまま君たちに襲いかかる!
上総 むつみ:「これ、は…!」
マリベル:攻撃に対して、クロックを上げて回避運動を試みるが……不自然な歪んだ軌道に対応できない! 打ち据えらえて地を転がる。
生谷鐘一:「うわぁ……こりゃ凄い……」見惚れて……というより質量の暴力に回避は不可能なのであきらめる
上総 むつみ:枝が手足に刺さり、あるいは絡みついた部分から、肉体が奇妙に変容していく。 まるで歪んだ油彩画のように。
上総 むつみ:「…させない」
上総 むつみ:全身が膨れ上がり、弾ける。 次の瞬間には、枝を振り払い巨大な狼がそこに踏ん張っている。

GM:言い忘れていましたが
GM:《BS攻撃:束縛》がついています。ダメージで束縛付与!
上総 むつみ:ぐわーっ
上総 むつみ:束縛を受けます!
マリベル:私も受ける!
GM:そしてイニシアチブからの歪んだ絵画1、2!
生谷鐘一:ぐわー! 僕は喰らってないけど!
歪んだ絵画:1は生谷くんを、2はむつみちゃんを攻撃します。
歪んだ絵画:加護ダメージの射撃攻撃だ。
GM:あ、イニシアチブ宣言あるなら!
上総 むつみ:思い出の一品を使用。FPを回復します。
上総 むつみ:14+3d6
BeastBindTrinity : (14+3D6) → 14+11[2,5,4] → 25

生谷鐘一:あ、ちょっと待ってー!!
上総 むつみ:ヌッ
生谷鐘一:振り足すだけでいいので、ここで愛の効果宣言、3つ使ってむつみちゃんの絆を初期エゴの一つ以外全部戻します
生谷鐘一:3d6振り足してー
生谷鐘一:あ、愛は残り2つになったよー
上総 むつみ:ありがたい!
上総 むつみ:25+3d6
BeastBindTrinity : (25+3D6) → 25+11[4,3,4] → 36

上総 むつみ:とてもげんき!
GM:では改めて攻撃へ。
歪んだ絵画:実はこいつは《BS攻撃:翻弄》を持っています。
歪んだ絵画:ダメージでこいつへの翻弄を受けてもらうんだぜ
上総 むつみ:長期戦というわけね…!
歪んだ絵画:では判定!1から!
歪んだ絵画:2d6+7
BeastBindTrinity : (2D6+7) → 6[3,3]+7 → 13

上総 むつみ:1のダメージロール前に
上総 むつみ:《守護の盾》!
上総 むつみ:あっドッジ判定がまだか すみません
歪んだ絵画:ドッジどうぞ〜
生谷鐘一:はーい
生谷鐘一:2d6+4>=13
BeastBindTrinity : (2D6+4>=13) → 10[5,5]+4 → 14 → 成功

生谷鐘一:せいこー
上総 むつみ:私もドッジ!
上総 むつみ:の前に攻撃判定! 逸ってしまってる
歪んだ絵画:じゃあ2の攻撃判定!
歪んだ絵画:2d6+7
BeastBindTrinity : (2D6+7) → 11[6,5]+7 → 18

上総 むつみ:2d6+6>=18
BeastBindTrinity : (2D6+6>=18) → 5[3,2]+6 → 11 → 失敗

上総 むつみ:ダメージお願いします!
生谷鐘一:あ、ちょっとまっ
生谷鐘一:やっぱいいです、ダメージなら大丈夫か
歪んだ絵画:16+2D6
BeastBindTrinity : (16+2D6) → 16+7[4,3] → 23

上総 むつみ:加護のアーマーは総計8、祝福で+10
上総 むつみ:5点ダメージと翻弄:歪んだ絵画2を受けます。
GM:はい、ありがとうございます。
GM:では演出。

歪んだ絵画:絵画の世界から、魚が、ウツボめいたものが飛び出してくる。
歪んだ絵画:それが生谷くんとむつみちゃんに向けて襲いかかる!
生谷鐘一:「今度はまたなんか変なのがでたぁー!?」
GM:独特の絵画的アレンジがなされています。
上総 むつみ:「くっ…!」方陣の加護が、攻撃を寄せ付けない。 しかし、広がっていく絵画の魚群の中に皇淳哉の姿を見失う!

GM:ではイニシアチブを経てむつみちゃんの手番へ!
上総 むつみ:はい!
上総 むつみ:まず、罪を2→1にして不利効果…束縛と翻弄を解除します。
上総 むつみ:ムーヴで《ウルフヘジーク》 シーン中自身はガードが不可に。白兵攻撃力+肉体B
上総 むつみ:いや違う
上総 むつみ:ムーヴで皇さんと絵画たちにエンゲージします!
上総 むつみ:マイナーは無し。メジャーで罪を1→0にして《神狼撃》
上総 むつみ:そしてエゴロールをここで申請します。「新しい世界とケリを付ける」
GM:はい、罪進呈します!
上総 むつみ:ありがたく! 罪1!
生谷鐘一:被ったらやなので先に宣言、神罰 罪一つ払って残り2つ
生谷鐘一:ダメージに+35 ガード不能にします
上総 むつみ:命中判定。
上総 むつみ:2d6+9
BeastBindTrinity : (2D6+9) → 5[2,3]+9 → 14

上総 むつみ:…ここかな。罪を消費して達成値+3d6
生谷鐘一:あ、いや
生谷鐘一:最悪相手が事故るまで降りなおさせるので、その罪はダメブと復活に取っておきなお嬢さん!
上総 むつみ:どっちかというと移し替え無効に入れたいけれど了解です
上総 むつみ:リアクションどうぞ!
GM:攻撃対象は!
上総 むつみ:宣言忘れてました! 皇さんです!
皇淳哉:回避!
皇淳哉:2d6+3>=14
BeastBindTrinity : (2D6+3>=14) → 9[4,5]+3 → 12 → 失敗

GM:回避失敗です。
マリベル:ダメージロール直前。愛5→4、罪2→1で「ダメージ増強」をむつみちゃんに。ダメージ+5d6でアーマー無視にしてね!
上総 むつみ:ダメージロール前に罪を0に。ダメージの移し替えを無効化します。
生谷鐘一:愛を1つ、罪を1つにしてダメージブーストをむつみさんに
上総 むつみ:2d6+5d6+5d6+5+60+35
BeastBindTrinity : (2D6+5D6+5D6+5+60+35) → 7[2,5]+15[3,2,3,5,2]+19[2,1,6,5,5]+5+60+35 → 141

GM:141
GM:これは耐えきれない。倒れます。
GM:ドミネーターとしての力を失ったことにより、歪んだ絵画は力を消失。
GM:戦闘終了です。
上総 むつみ:よかった…芸術品に拳を振るいたくない
GM:では、演出をどうぞ!

上総 むつみ:獣のそれと化した耳朶の中で、あの声が哭いている。 目の前の、肥大化したエゴの闇を祓えと。
上総 むつみ:「…違う」
上総 むつみ:狼は唸る。
上総 むつみ:「…おまえは関係ない」
上総 むつみ:地に踏ん張った四肢が、雷霆と共に爆ぜる。 枝が、魚群が弾け飛ぶ。
上総 むつみ:「私は、私がそうしたいから」
上総 むつみ:尻尾のほうから、燃えるように熱いものが流れ込んでくる。 目的を同じくする仲間の、絆の力が。
上総 むつみ:「皇さんを連れ戻す」
上総 むつみ:歪んだ宮殿を駆け抜ける。床から壁へ、壁から中空へ。
上総 むつみ:「…皇さん。 今日だけ、特別に見せてあげる」
上総 むつみ:「これが、私。 これが、私の世界(エゴ)。 これが、私の抱えて生きるもの…!」
上総 むつみ:巨獣が横跳びにカンバスの前に割って入る。 一瞬、目と目が合う。
上総 むつみ:交錯。
皇淳哉:「───ああ」
皇淳哉:「きれいだ」
上総 むつみ:言葉はもはやなく、静かに目を細め…
上総 むつみ:…駆け抜ける。 青年を咢に捉え、歪んだ月光の下に掲げる。
上総 むつみ:筆と絵具が、乾いた音を立てて地面に転がる。
GM:その光景は、一瞬。一枚の絵画となって留まり───
GM:すぐに砕け散りました。
GM:そして、力を失った青年から、黒い羽根が現れて
GM:そこに、浮かんでいます。
マリベル:とてとてと歩み寄り、異形の機腕で、こわれものをさわるように優しく"羽根"をつかまえて。
生谷鐘一:「あっ、羽! しかも黒い……!」
マリベル:「回収、完了。皆様、お疲れさまでした」返却までの僅かな時間を守れるように。エプロンのポケットに、大切に仕舞い込んだ。
生谷鐘一:「どーいたしまして、それ取扱注意だから気を付けてねー」
GM:ねじれた絵画の世界は、そのままなくなって
GM:元の広場の姿が戻って来ます。
GM:きっと、ユメを見ていた人たちも、目を覚ましたでしょう。

人間性の回復

GM:人間性の回復フェーズです。の前に
GM:SA達成できてたかを見て行きましょう。
GM:生谷くん【SA:南川明日実を助ける】…助かりました。達成です。
GM:上総さん【SA:皇淳哉にもう一度会う】…会いました。達成です。
GM:マリベルさん【SA:”羽根”を回収する】…回収できました。達成です。
生谷鐘一:やったー!
GM:で、絆を回復したり人間性を回復したりしましょう。
GM:SA達成した人は倍振りもできるぞ。
マリベル:はーい!
生谷鐘一:マリベルさんに残った愛投げて絆戻します
生谷鐘一:で、僕は確定帰還っ!
上総 むつみ:マリベルさんに愛を3つ投げます
上総 むつみ:愛残り3! 確定帰還です
マリベル:愛いっこと愛みっつ、受け取りました。絆の力……これで初期エゴ以外の絆は全部戻りました。
マリベル:-9から絆6つ、SA達成適用で倍振ります。
マリベル:12d6-9
BeastBindTrinity : (12D6-9) → 56[6,4,5,4,2,3,6,6,5,5,5,5]-9 → 47

マリベル:戻りまくった
上総 むつみ:凄く戻った!
GM:最終人間性で経験点変わるので
GM:倍じゃなくても良かったかもですねこれは…
マリベル:ですね……まぁ、戻り過ぎは戻れないよりいい!
上総 むつみ:生谷くんのおかげでd6を振れる。等倍で行きます
上総 むつみ:6+6d6
BeastBindTrinity : (6+6D6) → 6+22[2,5,6,6,1,2] → 28

上総 むつみ:人間性28でフィィニッシュです。
GM:では、バックトラック的なもの完!
生谷鐘一:わーい! きかーん!

エンディング1:次の奉仕はオムライス

GM:ぴぽっ
GM:着信音が鳴る。
マリベル:「あら」端末を確認。
”プロフェット”:『こんにちは。先日の件は無事済んだようで何よりです』
マリベル:『こんにちは。はい、"羽根"は無事、あるべき所に帰りました』
”プロフェット”:『なかなか私も面白いものが見れました。ありがとうございます』
マリベル:『大芸術でしたものね。興味深い現象であったろうと思います』
”プロフェット”:『ええ…どうやらあの青年画家。近く復帰するようです』
”プロフェット”:『「夜」の世界では彼の絵を欲しがる者が沢山いるようですね』
マリベル:『まぁまぁ。お仕事も見つかりそうでなによりです』
マリベル:人間が輝いているさまは、とてもいいものだ。それでこそ奉仕のし甲斐もあるというもの。
マリベル:『……お仕事……』
マリベル:『僭越ながら。当機の次のお仕事は、まだ決まっていないんです……』
”プロフェット”:『おやおや。それは困りましたね』
”プロフェット”:『情報がお入り用のようで』
マリベル:『はい。当機は大変困っております』
マリベル:『……お代は、いかほど?』
”プロフェット”:『では、今度……はい。次の金曜の昼に』
”プロフェット”:『とある家の清掃、そして料理を作っておいてもらいたいです』
マリベル:『! まぁまぁ! かしこまりました、腕によりをかけて』
マリベル:『お料理の希望などありましたら、どうぞお申し付けくださいまし』
”プロフェット”:『詳しいデータは追って送付します』
”プロフェット”:『そうですね……オムライスがいいですね』
マリベル:『当機の持てるサービスの限りを尽くしてお応えいたします』
”プロフェット”:『よろしくお願いしますよ』
GM:ぽぺん
GM:通信終了の音。
マリベル:「……うふふ」伏せた目の下。微笑みを湛えて。
マリベル:「忙しくなりそうですね」それは当機にとって何よりの喜びである、そう胸が言う。
マリベル:「どこであっても、人類の明日に。ご奉仕させていただきましょう」おかいものリストにオムライスの材料を買うお店をピックアップして。
マリベル:電脳のマップにピンを打って、歩き出した。

エンディング2:変わる世界

GM:彼がいつも、絵を描いていた公園。
GM:いつかと同じように、カンバスに向かう青年の姿が、そこにはありました。
上総 むつみ:例によって、特に言葉をかけるでもない。
上総 むつみ:花壇に腰をかけ、元通りになった町の風の匂いを愉しんでいる。
皇淳哉:「………あのあと」
皇淳哉:ぽつり、と言葉が落ちる。
皇淳哉:「少し、警察のお世話になったんだけど。なんとか、普通に暮らしていいことになってね」
皇淳哉:「また、こうやって絵を描ける」
上総 むつみ:「ケーサツ…」ぼんやりと呟く。
上総 むつみ:「めんどうな仕組み。 でも、何もされなかったのなら何よりだわ」
皇淳哉:「一応監視はついてるけどね。それで済んでるんだからありがたい限りだよ」
皇淳哉:公園の風景を描いた、奇妙に歪んだ絵。それは、以前よりずっと緻密で、まるでそこに存在するかのようだ。
上総 むつみ:じっと、筆が運ばれるさまを見る。
皇淳哉:「……あとは、ここに、こう……」
皇淳哉:背景には、月が浮かんでいる。
皇淳哉:その下に、吠える狼の姿。
上総 むつみ:「…」
皇淳哉:「これで………完成だ」
上総 むつみ:「ふぅん。 こんなユメだったんだ」
皇淳哉:「…少し、変わったけどね」
皇淳哉:「最初に見ていたものとは」
上総 むつみ:「生きてればね」くすりと笑う。
皇淳哉:「きっと、そうなんだと思う」
上総 むつみ:「私だってそうだもの」
皇淳哉:「……そうか」
上総 むつみ:しげしげと絵を見る。
上総 むつみ:「うん。きれいね」
皇淳哉:「…ありがとう」照れ臭そうに微笑んで。
皇淳哉:「多分、すごくきれいに描けたと思う」
皇淳哉:「嘘をつかずに、こんな絵を描いたのは初めてだ」
上総 むつみ:「こうして絵にならないと、気にされないものもあると思うの」
上総 むつみ:「忘れられてしまうものも」
皇淳哉:「………」
皇淳哉:「憶えてるよ」
上総 むつみ:「…うん」
皇淳哉:「……また、絵を描こうと思うんだけど」
皇淳哉:「…むつみが良かったら。モデルになってくれないか」
上総 むつみ:「…」
上総 むつみ:「じっとしてなきゃダメ?」
皇淳哉:「じっとしてなくていい。ありのままに生きるむつみを描きたい」
上総 むつみ:「よかった。 苦手なの、動かずに同じところにいるの」
皇淳哉:「写実画じゃないんだ。ただ、僕の心のままに」
皇淳哉:「僕の見た、君を描くよ」
上総 むつみ:「…」
上総 むつみ:「情熱的なのね。 イメージどおりなんだけど…」
上総 むつみ:「…さすがに、ちょっと、照れるかな。 これ」ちらっと一瞬視線をさまよわせる。
上総 むつみ:「お茶。 持って来てるから」バスケットを取り出す。
皇淳哉:「ああ」
皇淳哉:「ありがとう、むつみ」
上総 むつみ:「絵の具が乾くまで、ちょっとユメの話でもして一服しましょ」
皇淳哉:「うん」
GM:そうして、穏やかに、時は流れます。
GM:頭上の空は青く、そして絵の中の空は深く青く黒く、広がっていたのでした。

エンディング3:やっぱり自分で動くのが楽しいから

GM:すべてが終わって。
GM:君は、家に戻って南川さんの無事を確かめに行きます。
生谷鐘一:てってけてー
GM:部屋の中では、南川さんが歩き回っていました。
南川明日実:「あっしょうちゃん!おかえり!何か気がついたらしょうちゃんの部屋でさ、びっくりしちゃった!」
生谷鐘一:「あっ、よかったあっちゃん! 突然倒れるからびっくりしたよー!」
南川明日実:「倒れたんだ私!?わー…呪いの落書き、割とマジだったんだ…」
南川明日実:「なんか、色々変な夢を見てた気がするんだけど」
南川明日実:「あんまり覚えてないんだよね」
生谷鐘一:「変な夢? どんなの?」
南川明日実:「なんかねー、頭にわーって電波とか情報が入ってきて、口からわーって発信するの」
南川明日実:「ニュース局?みたいな?」
生谷鐘一:「くちからわーって」
生谷鐘一:「なんか凄いね……」
南川明日実:「わー」
南川明日実:「…ってやるとこう、色々出ていくんだよ」
南川明日実:「文字とか電波とか」
生谷鐘一:「へぇー……それ、あっちゃん的にはアリな夢だったりするの?」
南川明日実:「んーとねえ、なんか、面白かったけど……」
南川明日実:「でも、なんだろ。受け身って感じで」
南川明日実:「私としてはもっと自分で動きたいなあ〜」
南川明日実:「楽しかったけどね!」
生谷鐘一:「だよねー! やっぱり自分で動くのが最高!」両腕を上げて伸びをする
南川明日実:「ねー!また何か面白いことあったら一緒に行こ!」
生谷鐘一:「もちろん良いよ! でも今度は倒れてお持ち替えられない程度でねっ!」
生谷鐘一:「あ、また僕んち来たいならいーけど」
南川明日実:「しょうちゃんち来られるなら倒れるのも悪くない…!?」
南川明日実:「でも、あはは、気をつけるね!」
生谷鐘一:「そう? じゃあ今度はデスルーラしないで普通にあそぼっか!」
生谷鐘一:「気を付けてねー!」
南川明日実:「うん!スマブラとかしよー!」
GM:こうして、二人の一日は終わりました。
GM:きっとまた、なにか事件に首を突っ込むのでしょう。
GM:彼女がデスルーラせずに済むかどうかは、また別のお話…

ビーストバインドトリニティ 『ゆめみるかいが』 おわり